JP2024014802A - 増幅ろ波ループバック(aflb)を有するマルチスパン光ファイバdasシステム - Google Patents
増幅ろ波ループバック(aflb)を有するマルチスパン光ファイバdasシステム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】DAS信号のレイリー散乱による損失を補償するセンシングシステムを提供する。【解決手段】分散型音響センシング(DAS)システム100は、DAS信号をアウトバウンドDAS信号として送信するためのDASステーション104と、複数のスパンに沿って配置される複数のDASループバックアセンブリ130N,140Nと、を含む。複数のDASループバックアセンブリは、アウトバウンドDAS信号を個別に処理し、レイリー後方散乱信号を含む戻りDAS信号としてアウトバウンドDAS信号をDASステーションに戻す。複数のDASループバックアセンブリのうちの所定のDASループバックアセンブリは、エルビウム添加光ファイバ増幅器(EDFA)と光ろ波機能を有するろ波機器とを含み、該増幅器は、DAS信号のレイリー散乱による損失を補償し、且つ、該ろ波機器は、DAS信号のセンシング波長のみを選択的に返送する。【選択図】図1
Description
(関連出願の相互参照)
本願は、2022年7月21日に出願された名称が「MULTISPAN OPTICAL FIBER SYSTEM FOR IMPROVED DISTRIBUTED ACOUSTIC SENSING」であって、米国仮出願番号が63/391038である発明の特許出願に対して、優先権の利益を主張するものであり、その全体を引用により本願に援用する。
本願は、2022年7月21日に出願された名称が「MULTISPAN OPTICAL FIBER SYSTEM FOR IMPROVED DISTRIBUTED ACOUSTIC SENSING」であって、米国仮出願番号が63/391038である発明の特許出願に対して、優先権の利益を主張するものであり、その全体を引用により本願に援用する。
本開示の実施例は、光通信システムの分野に関する。特に、本開示は、海底光ケーブルにおける分散型音響センシング(DAS)の感度を拡張して向上させる技術に関する。
分散型音響センシング(DAS)システムにおいて、光ケーブルは、光ケーブル付近の外乱又は異常の連続的なリアルタイム又はほぼリアルタイムな監視を提供するために使用可能である。言い換えれば、光ケーブル自体は、センシング素子として、自然のもの又は人為的なものにかかわらず、光ケーブル付近のローカルDAS環境(例えば、陸地環境、海洋)内又は外で発生する異なるタイプの破壊、干渉、不規則性、音響振動及び他の活動を検出又は監視するために使用可能である。そのため、DASシステム光ケーブルに結合された光電子デバイス/機器は、DAS環境における特定距離の範囲内の反射光信号(例えば、レイリー後方散乱信号)を検出して処理することができる。
通常、DASシステムは、戻った光後方散乱信号の位相変化を測定するコヒーレントレーザパルスを用いて、光ファイバ光ケーブルを探知するように、質問ユニット(IU)としてのステーションを含んでもよい。パルス間の光位相シフトは、光ファイバにおける歪みに比例することにより、このような外乱による位相への影響に対する測定のような、振動の検出又は類似する場合の能力をもたらすことができる。例えば、DASシステムはレイリー散乱(レイリー散乱に基づいたDASシステムとも呼ばれる)に基づくことができる。
従来の方法では、分散型センシングが<50km~150kmに制限され、且つ、1つのみの光ファイバスパンをセンシング可能である。使用されるセンシング光ファイバは、マルチモード光ファイバ(MMF)、シングルモード光ファイバ(SMF)又は他の正分散を有する光ファイバタイプであってもよく、通常、低損失を表現し、これにより、より高いセンシング感度をもたらす。しかしながら、長距離海底光ケーブルについて、光ファイバスパンは50km~100kmのオーダーにあり、マルチスパン光増幅海底光ケーブルシステムは合計数百又は数千キロメートルに延伸することができる。そのため、知られているDASシステムのDAS範囲及びセンシング能力は著しく制限される。
上記及び他の考慮に関し、本開示が提供される。
1つの実施例において、センシングシステムを提供する。センシングシステムは、DAS信号をアウトバウンドDAS信号として送信するように分散型音響センシング(DAS)ステーションを含んでもよい。該システムは、複数のスパンに沿って配置される複数のDASループバックアセンブリを含んでもよく、複数のDASループバックアセンブリは、アウトバウンドDAS信号を個別に処理し、アウトバウンドDASを戻りDAS信号として戻すように構成され、該戻りDAS信号はDASステーションへのレイリー後方散乱信号を含む。これにより、複数のDASループバックアセンブリのうちの所定のDASループバックアセンブリは、エルビウム添加光ファイバ増幅器(EDFA)とろ波機能を有するろ波機器とを含んでもよく、エルビウム添加光ファイバ増幅器は、DAS信号におけるレイリー散乱による損失を補償するように構成され、且つ、ろ波機器は、DAS信号のセンシング波長のみを選択的に返送するように構成される。
他の実施例において、光通信システムが提供される。光通信システムは、第1の経路に沿ってDAS信号をアウトバウンドDAS信号として送信し、第2の経路に沿ってアウトバウンドDAS信号から導出された戻りDAS信号を受信するための分散型音響センシング(DAS)ステーションを含んでもよい。光通信システムは、複数のループバックアセンブリをさらに含んでもよく、ループバックアセンブリは互いに離間して複数のスパンを限定し、複数のDASループバックアセンブリは、それぞれアウトバウンドDAS信号を処理し、それぞれ複数のレイリー後方散乱信号としてDASステーションに戻すように構成される。これにより、複数のDASループバックアセンブリのうちの所定のDASループバックアセンブリは、エルビウム添加光ファイバ増幅器(EDFA)と、ろ波機能を有するろ波機器とを含んでもよく、該増幅器は、DAS信号におけるレイリー散乱による損失を補償するように構成され、且つ、該ろ波機器は、DAS信号のセンシング波長のみを選択的に返送するように構成される。
他の実施例において、方法が提供される。該方法は、第1の経路でDASステーションからDAS信号をアウトバウンドDAS信号として送信することと、複数のループバックアセンブリのうちのDASループバックアセンブリでアウトバウンドDAS情報を処理することとを含んでもよい。該方法は、DASループバックアセンブリにより処理された後に、アウトバウンドDAS信号から導出された戻りDAS信号をDASステーションに戻し、戻りDAS信号はレイリー後方散乱信号を含むことをさらに含んでもよい。したがって、DASループバックアセンブリのアウトバウンドDAS信号の処理は、エルビウム添加光ファイバ増幅器(EDFA)を用いてDAS信号におけるレイリー散乱による損失を補償することと、光フィルタを用いてDAS信号のセンシング波長のみを選択的に返送することとを含んでもよい。
現在、以下で図面を参照しながら本実施例をより十分に説明し、例示的な実施例を示す。実施例の範囲は、本明細書で説明される実施例に制限されるものと解釈されるべきではない。逆に、これらの実施例は、本開示を徹底且つ完全にし、且つ実施例の範囲を当業者に完全に伝えるように提供される。図面において、類似する数字は常に類似する要素を指す。
図面に関する具体的な実施例を詳細に説明する前に、実施例に関する一般的な特徴を振り返る。DASセンシング能力、特に地上と地下光ケーブルを含む海底システムの複数のスパンにわたるDASセンシング能力を向上させるように、新しいDAS装置、システム、アーキテクチャ及び技術が提供される。様々な実施例によれば、以下で説明するように、DASセンシングの範囲が拡張され、同時にスパン特定の戻り信号検出部材を提供することにより位置決め能力を向上又は保持する。
いくつかの実施例において、海底光ケーブルにおける分散型音響センシング(DAS)の範囲を向上させるための技術が提供される。いくつかの実施例によれば、アウトバウンドDAS信号(例えば、光信号)は、DAS機器又はDASステーションによって、光ケーブルの第1の端から伝送可能である。レイリー後方散乱信号などのDAS戻り信号をセンシングするために、本実施例は新しいアーキテクチャを提供し、該アーキテクチャは、海底光通信システムと組み合わせるか、又は分離して実施可能である。以下のように、DASアウトバウンド信号の送信及びDAS戻り信号(例えば、レイリー後方散乱信号)の受信のためのDASステーションに加えて、本実施例によるアーキテクチャは、サーキュレータ、専用レイリー増幅器(RayEDFA)、DASフィルタ及び光スイッチをさらに含んでもよい。マルチスパンシステムでは、本開示のいくつかの実施例によれば、後者の3つの部材のそれぞれは、マルチスパンのシステムの各光中継器で実施可能である。
図1は本開示の実施例による第1のDASシステムの例示を示し、DASシステム100に示されるとおりである。DASシステム100は、DASステーション102と呼ばれる第1のDASユニットを含み、該ユニットは、分散型音響センシング信号(DAS信号)と呼ばれる光信号を、第1の経路110に沿ってDAS信号を伝送する光ファイバ(例えば、専用DAS光ファイバ)に送信する。いくつかの実施例において、DAS光ファイバは、海底通信システムの光ケーブルの一部に形成可能であり、該光ケーブルは、通常、第1の経路110に沿ってペイロード信号を運ぶ。本明細書で使用される「経路」という用語とは、第1のDASステーションと第2のDASステーションの間のリンク全体を含む、信号が1つの点と他の点の間で伝搬される任意のルート又はルートの一部を指すことができる。以下に詳細に説明するように、DAS信号は、DASシステム100の各部分(終端部分115W及び終端部分115E、中継器120A、中継器120Nを介して、スパン117A、117Bを介して、117N及び117N+1に至るとして示される)により伝送可能であり、ここで、Nは任意の適切な数を表すことができる。中継器120Aのような様々な中継器は、一連のDASループバック(DASループバック122Aとして示される)~DASループバック122Nにより定義可能であり、これらのループバックのそれぞれは、以下に詳述するDAS部材を含む。いくつかの非限定的な実施例によれば、所定のDASループバックは、終端部分及び海底光通信システムの中継器の位置に取り付けることができる。いくつかの実施例によれば、所定のDASスパンは数十又は数百キロメートルまで延伸可能であり、これは、隣接するDASループバック間の距離も数十キロメートルから数百キロメートルまでであることを意味する。
DASシステム100は、第1の経路110に沿った各位置でDAS光ファイバを収容する光ケーブル又は他の部材付近の環境に対して質問するように操作することができる。所定のスパンが100kmまで延伸可能ないくつかの実施例において、例えば、第1の経路は、十数個以上のスパンを含み、且つ数千キロメートルまで延伸することができる。いくつかの実施例において、DASステーション102は陸地に位置可能であり、DASループバックのうちのいくつかは終端部分に位置し、残りは海底に位置し、間隔は50km、100km、200km又は他の適切な間隔である。以下に詳述するように、異なるDASループバックによってDASステーション102にルーティングするいくつかの戻り信号を測定することにより、DASシステム100は、第1の経路110の環境における外乱の位置特定に関する情報を導出することができる。特に、DASシステム100は、外乱に関する情報、例えば、外乱の位置、外乱の持続時間、外乱の幅などを決定するように、時分割多重方式で1つ又は複数のDASループバックによって逆方向経路でルーティングされるレイリー後方散乱信号を測定することができる。
図1にさらに示すように、それぞれのDASステーションはループバックアセンブリを含む。例えば、DASステーション102はループバックアセンブリ130を含み、DASステーション104はループバックアセンブリ140を含む。また、スパン117A~117N+1の間のすべての他のループバックについて、所定のDASループバックは、信号方向を与える第1のDASループバックアセンブリを含む。これらのループバックは図1に示し、例えば、第1のDASループバックアセンブリ130A~130Nとして、異なるDASループバックに対応し、西から東方向へルーティングして東から西方向に戻すために用いられる。それぞれのDASアセンブリは、レイリー後方散乱信号を所定のDASループバックの所定逆方向経路に結合するように、それぞれのスパンの入力箇所でサーキュレータを含んでもよい。所定のDASループバックアセンブリ内には、レイリー散乱の損失(~33dB)を補償するようにエルビウム添加光ファイバ増幅器(図1にEDFAとして示される)(該EDFAはRayEDFAとして指定されてもよい)が提供される。増幅したレイリー信号をフルタリングすることで、センシング波長のみ伝送するようにフィルタ(図1に「λ1」と表記し)(DASfilter)が提供され、該センシング波長はDASステーション102で送信されるDAS信号の波長に対応する(λ1)。所定のDASループバックアセンブリには、光スイッチが閉じたときに増幅されてフィルタリングされたDAS信号を伝達するように光スイッチ(「スイッチ」と表記し)がさらに提供される。増幅されてフィルタリングされたDAS信号を第2の経路112に結合するようにカプラがさらに提供され、該経路は、DAS信号がDASステーション102にルーティングして測定する戻り経路として使用可能である。所定の波長(λ1)のDAS信号は、その後にDASステーション102で受信される。様々な実施例において、RayEDFAは、第1の経路110に沿って提供されるインラインEDFAとは異なる特性を有してもよい。インラインEDFAのゲインはスパン損失(例えば、50kmスパンは10dB又は100kmスパンは20dB)に依存し、RayEDFAのゲインは、第2の経路112に沿った経路平均DAS信号パワーと第1の経路110に沿ったDAS信号の経路平均パワーとは同じである(又は類似する)ことを確保するように設計されることを注意すべきである。
本開示の様々な実施例によれば、DASステーション102は、DASシステム100の異なるDASループバックの操作を個別に制御するようにコントローラを含んでもよい。特に、コントローラ(個別に示せず)は、それぞれのDASループバック(130A~130N)でのそれぞれの光スイッチを個別に制御することができる。したがって、DASシステム100は、関心のあるセンシングループバックを選択して関連するスパンで光スイッチをオンにするか、又は異なるスパンで順次に異なる光スイッチをオンとオフにすることで、一度に1つのスパンのレイリー後方散乱DAS信号をスキャンするように行動することができる。
図1にさらに示すように、DASシステム100は、DASステーション104として示され、DASシステム100のDASステーション102と対向する端部に位置する第2のDASステーションを含んでもよい。DASステーション104は、他の光ファイバ(例えば、専用DAS光ファイバ)に沿って他のDAS信号を送信することができ、該光ファイバは第2の経路112に沿ってDAS信号を伝送する。いくつかの実施例において、付加の光DAS光ファイバは、海底通信システムの同一の光ケーブルの一部に形成可能であり、該光ケーブルは、通常、第1の経路110に沿ってペイロード信号を運ぶ。DASステーション102により送信されるDAS信号と同様に、DASステーション104により生成された他のDAS信号は、DASシステム100の様々はスパンで伝送可能である。DASシステム100はDASステーション104を含む該実施例において、DASループバックのそれぞれ(中継器120N~120Aにおいて)は、第2のDASループバックアセンブリ(DASループバックアセンブリ140N~140Aと総称する)が配置されてもよく、その部材及び操作は、前記した第1のDASループバックアセンブリ130A~130Nの部材と同じでもよい。このような場合、DASステーション104はλ2として示される第2の波長でDAS信号を送信し、DASステーション104から送信されるDAS信号は、増幅されてフィルタリングされたレイリー後方散乱放射としてDASループバック140N~140Aのいずれか1つでルーティングして戻すことができ、該増幅されてフィルタリングされたレイリー逆方向放射は第1の経路110に沿ってDASステーション104に戻す。
図1に具体的に説明される実施例において、反対方向にDAS信号を送信するように2つのDASステーションが提供され、1つのみのDASステーションを有する類似するDASシステムに対して、スパンの長さが倍になり、同時に同じ性能を保持することができる。特に、DASシステム100の性能は、DASステーション102から送信されるDAS信号の所定のスパンの前半とDASステーション104から送信されるDAS信号の所定のスパンの後半をセンシングすることにより強化させることができる。スパン数を半分に減らす(スパンの長さを倍にすることにより)ことにより、DASシステムのシステムコスト(ここで、半分のEDFAが必要)を削減し、且つ非線形(非線形はシステム距離と実施されるスパン数により決定され)を著しく低下させることができる。
例えば、長さ100kmのリンクをセンシング/監視するために、100kmの光ファイバを有するシングルスパンリンクを構築したり、リンクを2つのスパン(それぞれのスパンの長さは50km)に分割したりして、2つのスパン間にEDFAを有することができる。本明細書で使用される「リンク」という用語とは、システム全体の長さ、例えば、通信システムの1つの終端と他の終端の間の長さを指し、「スパン」という用語とは、リンクに沿った隣接する中継器又は隣接する増幅器の間の距離を指すことができる。センシングスパンにおけるノイズフロアパワースペクトル密度(PSD)と呼ばれるパラメータは、ノイズレベルに対する測定値であり、特定位置での感度を決定するものである。PSDの単位はdB_rad2/Hz又はdB_rad/√Hzである。ノイズフロアPSDについて、該値は低いほどよい。図2Aでは、1又は2つの増幅スパンを用いて100kmスパンを監視する実験で測定したノイズフロアPSDを比較する。2-増幅スパン配置について(図1のシステムを参照し、スパンの数Nは2に設置し)、シングルスパン配置に対して、~80kmで15dBの感度を取得することができる。図2Bでは、2種のシーンの実験室で測定した歪み感度(pεを単位とし)を比較する。~95kmで、2-増幅スパン配置の歪み感度はシングルスパンよりも5倍よい。
図2Aのデータから、1kHzの電気帯域幅で約-30dB_rad2/Hz又は0dB_rad2のPSD耐えうる限界があると仮定すると、シングルスパンセンシング能力は約100kmの距離に制限可能であることが明らかである。図1に示すDASシステムのアーキテクチャを用いて、且つ適切な間隔(例えば、100km)でDASループバックを構築する能力を与えると、人々はDASステーションから数千kmの総距離で戻りDAS信号を測定することができる。図3Aでは、1-スパンを用いた47kmセンシング距離、シングルスパンを用いた98kmセンシング距離、及び13-増幅スパンを用いた681kmセンシング距離(13個のEDFAを含み、それぞれ13個のDASループバックのそれぞれに配置され)という3種の異なるシーンで実験により測定したノイズフロアPSDを比較する。~680km後のノイズレベルPSDは~-40dB_rad2/Hzであり、ほぼシングルな98kmスパンの67kmセンシング距離でのノイズレベルに相当する。図3Bでは、シングルスパンの47kmと680kmセンシング(13個の増幅スパンを有し)の歪み感度(pεを単位とし)を比較する。シングルスパンセンシングの0kmで及び13個の増幅スパンセンシングの634kmでの歪み感度はほぼ同じであり、センシングスパンの末端で(シングルスパンセンシングの47km及び13個の増幅スパンセンシングの680km)感度は確実に低下する(感度の数字が高くなり)ことを注意すべきである。このような低下は、インライン光増幅器からの累積増幅自発放射(ASE)ノイズによるものである。
いくつかの実施例において、それぞれのセンシングスパンについて、1つのみのセンシング波長が増幅されて後方にDAS受信機に送信する必要があるため、波長の選択的な増幅は、ループバックアセンブリ(130A~130N、140A~140N)内のEDFAとフィルタの組み合わせの代わりに使用可能である。特に、実施例において、波長の選択的な増幅は、既知のパラメータ増幅器(位相マッチングFWM過程)又は既知の位相制御の非線形光ループミラーにより実現可能である。
図1に関する上記実施例は、1つ又は2つのDASステーションを採用可能であるため、長距離(例えば、数千キロメートル)で外乱をセンシングする経済的方法が提供される。DAS質問パルス重複率により、次の質問パルスが発生する前にDAS受信機ですべての後方散乱信号を受信すれば、ループバックにおけるすべてのスイッチを閉じることにより、すべてのスパンを監視することができる。このような遅い質問率で、低周波数干渉(<10Hz)のみ監視する。しかしながら、DAS質問パルス重複率により、次の質問パルスがDAS受信機ですべての後方散乱信号を受信する前に発生すれば、ループバックにおける1つのみのスイッチを閉じることにより、1つのみのループバックを有効にする必要がある。1つのみのスイッチを閉じることにより、より速い質問率でスイッチに関連するスパンを監視することで、より高い周波数の干渉(>500Hz)を監視することができる。
図4Aは、本開示の実施例による他のDASシステムのアーキテクチャを示す。DASシステム400は、複数の部分を含み、再度終端部分115W及び115E、中継器120A~中継器120N及びスパン117A~117N+1として示される、図1のアーキテクチャとほぼ同じアーキテクチャを有してもよい。所定の中継器はDASループバック、例えば、DASループバック422A~422Nを含み、それぞれのループバックは、反対方向に信号をルーティングするための2つの異なるループバックアセンブリを含む。これらのループバックアセンブリは、信号を初期の西から東方向へルーティングして東から西に戻すためのループバックアセンブリ430A~430N及び信号を東から西方向へルーティングして西から東に戻すためのループバックアセンブリ440A~440Nとして示される。中継器120A~120Nについて、連続的な中継器及びそれで関連する連続的なループバックは、1つのスパンの距離だけ離れることを注意すべきである。該実施例において、所定のDASステーション、例えば、DASステーション402は、複数のDASユニット又は質問機(個別に図示せず)が配置される。それぞれのDASユニットは、レーザーなどの光源を含んでもよく、該光源は、決定される波長で発光するように構成され、異なるDASユニットに対応する異なる波は、λ1~λnとして示される。いくつかの実施例において、DASステーション402又はDASステーション404における異なるDASユニットの数は、スパン117A-1~17N+1の数Nに対応してもよい。このように、すべてのスパン117A~117N+1は、同時にDASステーション(例えば、DASステーション402)からそれぞれの所定の波長λ1~λnで同一の光ファイバに信号を送信することにより、同時に質問することができる。所定のDAS信号を正確に処理及び質問するために、それぞれの所定のループバック430A~430Nは、複数の波長λ1~λnにおける所定の波長を伝送するために配置される。特に、DASステーション402を参照し、それぞれのDASループバックに一連のDASループバックアセンブリ430A~430Nが提供される。図4Aに示すように、サーキュレータに加えて、所定のDASループバックアセンブリは、前述の増幅DAS信号(例えば、レイリー後方散乱信号)のEDFAをさらに含む。また、それぞれのDASループバックアセンブリには、前方DAS信号を破棄してレイリー後方散乱信号を所定のDASステーションのループバックに追加するように光アドドロップマルチプレクサ(OADM)が提供される。
図4Bは、図4Aのシステムの操作の1つのシーンを示す。該シーンは、DASステーション402から送信される信号のための信号経路450、452及びDASステーション404から送信される信号のための信号経路460、462を示す。この例示において、示される信号経路は、波長λ1及びλnに対応し、信号経路はそれに応じて終端ループバック403A及び405Aで対応する送信DASステーションにルーティングして戻す。異なるスパンに対応する異なるDASループバックを通過するようにルーティングするレイリー信号の波長はいずれも異なってもよく、そのため、異なる戻りDAS信号はコヒーレント干渉がない場合、一緒にDASステーション402に伝送してもよい。したがって、DASステーション402に適切な波長逆多重化部材(個別に示せず)を提供すれば、DASステーション402は同時にすべてのスパンからの戻りDAS信号をセンシングすることができる。特に、DASステーション102でのDASは送信機により生成されたλ1~λnのすべてのDAS信号は、DASステーション102でのDAS受信機に返送することができ、図5に示すように、波長分割マルチプレクサ(WDM)によって異なる波長で受信されるDAS信号を分離する必要がある。いくつかの実施例において、同じWDMは、DAS送信機から送信されるすべてのDAS信号を組み合わせるために使用可能である。
要約すると、図1の実施例とは異なり、図4Aの実施例の顕著な特徴は、それぞれのDASループバックアセンブリには、それぞれのRayEDFAにOADMが提供されることと、所定のDASステーションの送信機及び受信機でそれぞれ光波長分割マルチプレクサ/デマルチプレクサが提供されることである。OADMは、前方DAS信号を破棄して他の方向からの後方反射レイリー信号を追加する。該実施形態において、所定のOADMはろ波機能を実行するため、所定のDASループバックアセンブリに付加のDASfilterが必要ではない。
いくつかの実施例において、図5に示すWDMの代わりに、アレイ導波路回折格子(AWG)又はカプラは、異なる波長のDAS信号を組み合わせるか又は分離するために使用可能である。
図4Aにさらに描かれているように、図1に係るアーキテクチャと類似し、第2の群のDAS機器(波長中心はλ1~λn)はDASステーション404として示され、類似する方式でスパン117A~117N+1に沿ってDAS信号をセンシングするために使用可能である。前文に検討されたように、各方向から所定のスパンの前半をセンシングすることにより、スパンの長さは性能を損なうことなく倍になることができる。スパンの数を半分に減らすことにより、システムコストを削減し、且つ非線形を著しく低下させることができる。
上記の実施例において、DASシステム100又はDASシステム400などのDASセンシングは、例えば、第1の経路110及び第2の経路112を示す単一の光ファイバペアにより実行可能であることを注意すべきである。しかしながら、従来の海底光通信システムは、16個を超える光ファイバペア(FP)を支持可能であり、且つこの業界は、より大きい数の光ファイバペアを支持する技術を開発している。例えば、地上システムは、数千ペアの光ファイバを支持可能である。他の実施例において、DASシステムに複数の光ファイバペアを含む能力を利用することにより、異なる光ファイバペアを用いて複数のスパンを含むリンク全体をセンシングすることができる。例えば、第1の光ファイバペアFP1は、第1のスパン1をセンシングするために使用可能であり、FP2は、スパン2をセンシングするために使用可能であるなどがある。この場合、すべてのDAS機器は、同じ波長で操作することにより、光スイッチ又はOADMをDASループバックから省略することができ、これは、所定の戻りDAS信号を運ぶ所定の光ファイバはシングルスパンに対応するためである。
本開示の付加実施例において、いずれの適切な方式で複数の光ファイバペア、複数の光スイッチ及び複数のOADMを組み合わせて、より経済的な干渉を受けるセンシングネットワークを構築することができる。
本明細書は、DASセンシング能力を改良するための新規的で創造的なの装置、システム及び技術を提供し、複数のスパンで同時又はシリアル方式でセンシングし、2つの反対の方向に送信されるDAS信号によって、より効果的にセンシングすることにより、複数のスパンをカバーするより長い距離上でDASセンシング能力を拡張することを含み、スパン特定のDAS情報を提供することを含む。
本開示の範囲は、本明細書で説明された具体的な実施例により制限されるものではない。実際には、本明細書で説明された内容に加えて、本開示の他の様々な実施例及び本開示に対する修正は、当業者にとって、上記説明及び図面から明らかとなる。したがって、このような他の実施例及び修正は、本開示の範囲内に含まれることを意図している。また、本開示が特定の環境で特定の目的のために特定の実施形態の文脈で説明したが、当業者は、その有用性がこれらに限定されず、且つ本開示が任意の数の環境で任意の数の目的のために有利に実施可能であることを認識する。したがって、以下に記載される特許請求の範囲は、本明細書に記載された本開示のすべての幅及び精神に基づいて解釈されるべきである。
Claims (15)
- DAS信号をアウトバウンドDAS信号として送信するための分散型音響センシング(DAS)ステーションと、
複数のスパンに沿って配置される複数のDASループバックアセンブリであって、前記アウトバウンドDAS信号を個別に処理し、且つ、レイリー後方散乱信号を含む戻りDAS信号として前記アウトバウンドDAS信号を前記DASステーションに戻すように構成される複数のDASループバックアセンブリと、を含むセンシングシステムにおいて、
前記複数のDASループバックアセンブリのうちの所定のDASループバックアセンブリは、
前記DAS信号のレイリー散乱による損失を補償するように構成されるエルビウム添加光ファイバ増幅器(EDFA)と、
前記DAS信号のセンシング波長のみを選択的に返送するように構成される光ろ波機能を有するろ波機器とを含む、
センシングシステム。 - 前記ろ波機器は、DASfilter又は光アドドロップマルチプレクサ(OADM)を含む、
請求項1に記載のセンシングシステム。 - 前記DASステーションは、光通信システムの第1の端に位置し、前記DASステーションは、前記光通信システムの第1のリンクで前記アウトバウンドDAS信号を送信するように構成され、且つ、前記複数のDASループバックアセンブリは、前記光通信システムの第2のリンクで前記戻りDAS信号をルーティングするように設置される、
請求項1に記載のセンシングシステム。 - 前記DASステーションは第1のDASステーションであり、前記アウトバウンドDAS信号は第1のアウトバウンドDAS信号であり、且つ、前記戻りDAS信号は第1の戻りDAS信号であり、前記センシングシステムは、
前記光通信システムの第2の端に位置する第2のDASステーションであって、前記光通信システムの第2のリンクで第2のアウトバウンドDAS信号を送信するように構成され、且つ、
前記複数のDASループバックアセンブリは、前記光通信システムの第1のリンクで前記第2のアウトバウンドDAS信号から導出された第2の戻りDAS信号を前記第2のDASステーションにルーティングするように構成される第2のDASステーションをさらに含む、
請求項3に記載のセンシングシステム。 - 前記複数のDASループバックアセンブリのうちの隣接するDASループバックアセンブリ間の距離は、数十キロメートルから数百キロメートルまでである、
請求項1に記載のセンシングシステム。 - 前記所定のDASループバックアセンブリは、閉じたときに前記戻りDAS信号を前記DASステーションに伝達するための光スイッチをさらに含む、
請求項1に記載のセンシングシステム。 - 前記ろ波機器はOADMであり、
前記DASステーションは、複数の波長で前記アウトバウンドDAS信号を送信するように構成される複数の光源を含み、
前記所定のループバックアセンブリでの第1のOADMは、前記複数の波長のうちの第1の波長での前記レイリー後方散乱信号を第1のレイリー後方散乱信号として追加するように構成され、且つ、
前記複数のDASループバックアセンブリのうちの第2のループバックアセンブリは、第2のOADMを含み、前記第2のOADMは、前記複数の波長のうちの前記第1の波長とは異なる第2の波長での第2のレイリー後方散乱信号を追加するように構成される、
請求項2に記載のセンシングシステム。 - 前記DASステーションは、前記第1のレイリー後方散乱信号と前記第2のレイリー後方散乱信号とを分離するように構成される波長分割マルチプレクサ/デマルチプレクサをさらに含む、
請求項7に記載のセンシングシステム。 - 前記DAS信号は、複数のN個の光ファイバペアで送信され、前記複数のスパンは、N個のスパンを含み、且つ、前記DAS信号は、所定のDASループバックアセンブリによって前記複数のN個の光ファイバペアでの専用光ファイバペアでルーティングされる、
請求項1に記載のセンシングシステム。 - DASステーションから第1の経路でDAS信号をアウトバウンドDAS信号として送信することと、
複数のDASループバックアセンブリのうちのDASループバックアセンブリで前記アウトバウンドDAS信号を処理することと、
前記DASループバックアセンブリにより処理された後に、前記アウトバウンドDAS信号から導出された戻りDAS信号を前記DASステーションに戻し、前記戻りDAS信号はレイリー後方散乱信号を含むことと、を含む方法において、
前記DASループバックアセンブリの前記アウトバウンドDAS信号を処理することは、
エルビウム添加光ファイバ増幅器(EDFA)を用いて前記DAS信号のレイリー散乱による損失を補償することと、
光フィルタを用いて前記DAS信号のセンシング波長のみを選択的に返送することとを含む、
方法。 - 前記光フィルタは、DASfilter又は光アドドロップマルチプレクサ(OADM)を含む、
請求項10に記載の方法。 - 前記DASステーションは、光通信システムにおける第1のDASステーションであり、前記アウトバウンドDAS信号は第1のアウトバウンドDAS信号であり、且つ、前記戻りDAS信号は第1の戻りDAS信号であり、前記方法は、
前記光通信システムの第2の端に位置する第2のDASステーションから、前記光通信システムの第2の経路で第2のアウトバウンドDAS信号を送信し、且つ、
複数のDASループバックアセンブリを用いて、第2のアウトバウンドDAS信号から導出された第2の戻りDAS信号を光通信システムの第1の経路で前記第2のDASステーションにルーティングすることをさらに含む、
請求項10に記載の方法。 - 前記DASステーションは、複数の波長で前記アウトバウンドDAS信号を送信するように構成される複数の光源を含み、
前記DASループバックアセンブリでの第1の光アドドロップマルチプレクサ(OADM)は、前記複数の波長のうちの第1の波長での前記レイリー後方散乱信号を第1のレイリー後方散乱信号として追加するように構成され、且つ、
前記複数のDASループバックアセンブリのうちの第2のループバックアセンブリは、第2のOADMを含み、前記第2のOADMは、前記複数の波長のうちの前記第1の波長とは異なる第2の波長での第2のレイリー後方散乱信号を追加するように構成される、
請求項10に記載の方法。 - 前記複数のDASループバックアセンブリは、それぞれ複数の光スイッチを含み、前記方法は、
比較的低い周波数の干渉を監視するために、前記複数の光スイッチのうちのすべての光スイッチを閉位置にし、且つ十分に遅い第1の質問率で前記DAS信号を一連の質問パルスとして送信し、前記複数のDASループバックアセンブリのうちのすべてのループバックアセンブリで受信されたレイリー後方散乱信号セット内のすべての信号は、第1の質問パルスと前記第1の質問パルスの直後の次の質問パルスの間に前記DASステーションで受信されることをさらに含む、
請求項10に記載の方法。 - 比較的高い周波数の干渉を監視するために、前記複数のDASループバックアセンブリのうちの1つのみのループバックアセンブリで、1つのみの光スイッチを閉位置にするとともに、前記複数のDASループバックアセンブリのうちの他のループバックアセンブリをそれぞれ開位置に保持し、且つ前記第1の質問率より大きい第2の質問率で前記DAS信号を送信することを含む、
請求項14に記載の方法。
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