JP2024014517A - 情報処理システム、情報処理方法及びコンピュータプログラム - Google Patents

情報処理システム、情報処理方法及びコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 撮影した画像を編集する際に、撮影時に入力された3次元仮想オブジェクトを適切なタイミングで表示する。【解決手段】 情報処理システムは、撮像装置により撮像される画像に合成される3次元仮想オブジェクトと、撮像した画像のタイムコードとを対応付けて記憶し、タイムコードに対応する3次元仮想オブジェクトを含む仮想視点画像を生成する。【選択図】 図1

Description

本開示は、仮想視点画像を生成する情報処理システム、情報処理方法及びコンピュータプログラム等に関するものである。
複数の撮像装置の撮像により得られた複数の画像を用いて、指定された仮想視点からの仮想視点画像を生成する技術が注目されている。特許文献1には、複数の撮像装置を異なる位置に配置して被写体を撮影し、撮影により得られた複数の撮像画像から推定される被写体の3次元形状を用いて、仮想視点画像を生成する方法について記載されている。
一方、背景用のCGや被写体の動きに合わせたエフェクト等の3次元仮想オブジェクトを撮像画像に合成して合成画像を生成することが行われている。このような合成画像を作成する場合、撮影の進捗や被写体の動きに合わせて3次元仮想オブジェクトを表示する必要があるため、3次元仮想オブジェクトの制御が手動の入力にならざるを得ない場合がある。そのため、撮影時刻と3次元仮想オブジェクトの表示時刻は対応付けて記録されていない。
特開2019-050593号公報
しかしながら、撮影終了後に仮想視点画像を生成する場合、再度3次元仮想オブジェクトの入力を行う必要があり、入力操作のタイミングが撮影時と合わず、撮影時の画像と異なるタイミングの画像で3次元仮想オブジェクトが表示される場合があった。
本開示は、仮想視点画像に3次元仮想オブジェクトを適切なタイミングで表示することを目的としている。
本開示の1つ実施態様の情報処理システムは、
撮像装置により撮像される画像に合成される3次元仮想オブジェクトと、前記画像の再生時間において、前記3次元仮想オブジェクトが合成された画像が表示される表示時刻と、が対応付けられた3次元仮想オブジェクト情報を保存する保存手段と、
仮想視点の位置および仮想視点からの視線方向を含む視点情報を取得する取得手段と、
前記3次元仮想オブジェクト情報と、前記視点情報とに基づいて、前記表示時刻に対応する時刻において前記3次元仮想オブジェクトを含む仮想視点画像を生成する生成手段と、
を有することを特徴とする。
本開示によれば、仮想視点画像に3次元仮想オブジェクトを適切なタイミングで表示することができる。
実施形態1に係る情報処理システムの装置構成の1例を示す図である。 実施形態1に係る情報処理システムのハードウェア構成を示す図である。 実施形態1の確認用画像生成装置で実行される処理フローを示す図である。 実施形態1の3次元仮想オブジェクトが記録されるテーブルを示す図である。 実施形態1の仮想視点画像生成装置で実行される処理フローを示す図である。 実施形態1の撮影の収録の様子を示す図である。 実施形態2の3次元仮想オブジェクト記憶部に記憶された3次元仮想オブジェクトを編集する様子を示す図である。
以下、図面を参照して本開示の実施形態を説明する。ただし、本開示は以下の実施形態に限定されるものではない。なお、各図において、同一の部材または要素については同一の参照番号を付し、重複する説明は省略または簡略化する。
<実施形態1>
図1は、本実施形態に係る仮想視点画像を生成する情報処理システムの装置構成の一例である。本システムは例えば撮像部101、同期部102、3次元形状推定部103、蓄積部104、3次元仮想オブジェクト記憶部105、確認用撮像部115、仮想視点画像生成装置116、確認用画像生成装置117を含んで構成される。仮想視点画像生成装置116は、視点指示部106、被写体画像生成部107、背景画像生成部108、画像合成部109、出力画像表示部110を含む装置等であって、例えば、タブレット端末やスマートフォン、ジョイスティックを有する画像生成装置である。確認用画像生成装置117は、3次元仮想オブジェクト操作部111,確認用背景画像生成部112、クロマキー合成部113,確認用表示部114を含む装置であって、例えば、タブレット端末やスマートフォン、ノートパソコン等である。
なお、本システムは、1つの電子機器によって構成されてもよいし、複数の電子機器によって構成されてもよい。
情報処理システムは、複数の撮像装置による撮像に基づく複数の画像と、指定された仮想視点とに基づいて、指定された仮想視点からの光景を表す仮想視点画像を生成するシステムである。本実施形態における仮想視点画像は、自由視点画像とも呼ばれるものであるが、ユーザが自由に(任意に)指定した視点に対応する画像に限定されず、例えば複数の候補からユーザが選択した視点に対応する画像なども仮想視点画像に含まれる。また、本実施形態では仮想視点の指定がユーザ操作により行われる場合を中心に説明するが、仮想視点の指定が画像解析の結果等に基づいて自動で行われてもよい。また、本実施形態では仮想視点画像が動画である場合を中心に説明するが、仮想視点画像は静止画であってもよい。
仮想視点画像の生成に用いられる視点情報は、仮想視点の位置及び向き(視線方向)を示す情報である。具体的には、視点情報は、仮想視点の3次元位置を表すパラメータと、パン、チルト、及びロール方向における仮想視点の向きを表すパラメータとを含む、パラメータセットである。なお、視点情報の内容は上記に限定されない。例えば、視点情報としてのパラメータセットには、仮想視点の視野の大きさ(画角)を表すパラメータが含まれてもよい。また、視点情報は複数のパラメータセットを有していてもよい。例えば、視点情報が、仮想視点画像の動画を構成する複数のフレームにそれぞれ対応する複数のパラメータセットを有し、連続する複数の時点それぞれにおける仮想視点の位置及び向きを示す情報であってもよい。
情報処理システムは、撮像領域を複数の方向から撮像する複数の撮像装置を有する。撮像領域は、例えばサッカーや空手などの競技が行われる競技場、もしくはコンサートや演劇が行われる舞台などである。複数の撮像装置は、このような撮像領域を取り囲むようにそれぞれ異なる位置に設置され、同期して撮像を行う。なお、複数の撮像装置は撮像領域の全周にわたって設置されていなくてもよく、設置場所の制限等によっては撮像領域の周囲の一部にのみ設置されていてもよい。また、本実施形態では、本システムを360度のグリーンバックで構成された仮想視点画像を撮影するスタジオで用いている前提として説明する。また、望遠カメラと広角カメラなど機能が異なる撮像装置が設置されていてもよい。
仮想視点画像は、例えば以下のような方法で生成される。まず、複数の撮像装置によりそれぞれ異なる方向から撮像することで複数の画像(複数視点画像)が取得される。次に、複数視点画像から、人物やボールなどの所定のオブジェクトに対応する前景領域を抽出した前景画像と、前景領域以外の背景領域を抽出した背景画像が取得される。また、所定のオブジェクトの3次元形状を表す前景モデルと前景モデルに色付けするためのテクスチャデータとが前景画像に基づいて生成され、競技場などの背景の3次元形状を表す背景モデルに色づけするためのテクスチャデータが背景画像に基づいて生成される。そして、前景モデルと背景モデルに対してテクスチャデータをマッピングし、視点情報が示す仮想視点に応じてレンダリングを行うことにより、仮想視点画像が生成される。ただし、仮想視点画像の生成方法はこれに限定されず、3次元モデルを用いずに撮像画像の射影変換により仮想視点画像を生成する方法など、種々の方法を用いることができる。
前景画像とは、撮像装置により撮像されて取得された撮像画像から、オブジェクトの領域(前景領域)を抽出した画像である。前景領域として抽出されるオブジェクトとは、時系列で同じ方向から撮像を行った場合において動きのある(その絶対位置や形が変化し得る)動的オブジェクト(動体)を指す。オブジェクトは、例えば、競技において、それが行われるフィールド内にいる選手や審判などの人物、例えば球技であればボールなど、またコンサートやエンタテイメントにおける歌手、演奏者、パフォーマー、司会者などである。
背景画像とは、少なくとも前景となるオブジェクトとは異なる領域(背景領域)の画像である。具体的には、背景画像は、撮像画像から前景となるオブジェクトを取り除いた状態の画像である。また、背景は、時系列で同じ方向から撮像を行った場合において静止している、又は静止に近い状態が継続している撮像対象物を指す。このような撮像対象物は、例えば、コンサート等のステージ、競技などのイベントを行うスタジアム、球技で使用するゴールなどの構造物、フィールド、などである。ただし、背景は少なくとも前景となるオブジェクトとは異なる領域であり、撮像対象としては、オブジェクトと背景の他に、別の物体等が含まれていてもよい。
仮想カメラとは、撮像領域の周囲に実際に設置された複数の撮像装置とは異なる仮想的なカメラであって、仮想視点画像の生成に係る仮想視点を便宜的に説明するための概念である。すなわち、仮想視点画像は、撮像領域に関連付けられる仮想空間内に設定された仮想視点から撮像した画像であるとみなすことができる。そして、仮想的な当該撮像における視点の位置及び向きは仮想カメラの位置及び向きとして表すことができる。言い換えれば、仮想視点画像は、空間内に設定された仮想視点の位置にカメラが存在するものと仮定した場合に、そのカメラにより得られる撮像画像を模擬した画像であると言える。また本実施形態では、経時的な仮想視点の変遷の内容を、仮想カメラパスと表記する。ただし、本実施形態の構成を実現するために仮想カメラの概念を用いることは必須ではない。すなわち、少なくとも空間内における特定の位置を表す情報と向きを表す情報とが設定され、設定された情報に応じて仮想視点画像が生成されればよい。
撮像部101は、それぞれが独立した筐体を有し単一の視点で撮像可能なカメラであるものとする。ただしこれに限らず、2以上の撮像装置が同一の筐体内に構成されていてもよい。例えば、複数のレンズ群と複数のセンサを備えており複数視点から撮像可能な単体のカメラが、複数の撮像装置として設置されていてもよい。また、撮像部101は、レンズを有さず、撮像素子を有する構成であってもよい。この場合、撮像部101に交換式レンズを用いて、被写体を撮像素子に撮像してもよい。
同期部102は、撮像部101と確認用撮像部115とがそれぞれの画像を撮像するタイミングを同期させる制御を行う。言い換えれば、撮像部101と確認用撮像部115の撮影時刻を同期させる制御を行う。
3次元形状推定部103は、撮像部101により撮像された複数の画像を用いて、被写体の3次元モデルデータを生成する。具体的には、3次元形状推定部103は、公知の表現方法で表される3次元モデルデータを生成する。3次元モデルデータは、点で構成される点群データや、ポリゴンで構成されるメッシュデータや、ボクセルで構成されるボクセルデータであってもよい。
蓄積部104は、仮想視点画像を生成するために用いられる素材として以下の素材データを蓄積する。本実施形態では、仮想視点画像を生成するためのデータであって、撮像装置によって撮像された撮像画像、および該撮像画像に基づいて生成されるデータのことを、素材データと表記する。撮像画像に基づいて生成される素材データは、例えば、撮像画像から抽出した前景画像のデータ、仮想空間におけるオブジェクトの形状を表す3次元モデルデータ、および3次元モデルに色付けするためのテクスチャデータ等である。本実施形態において、3次元モデルデータは、3次元形状推定部103にて生成された3次元モデルデータを想定しているが、予め作成された3次元モデルであってもよい。なお、素材データは仮想視点画像を生成するためのデータであれば、その種類は限定されない。例えば、撮像画像を取得する撮像装置の撮像条件を表すカメラパラメータが素材データに含まれていてもよい。また、上記では3次元モデルを生成することにより仮想視点画像を生成する手法を用いる場合の素材データの例について記載したが、これに限定されない。3次元モデルを用いないイメージベースドレンダリングの手法を用いて仮想視点画像を生成する場合、仮想視点画像の生成に必要なデータは上記の素材データの例と異なる場合がある。このように、仮想視点画像の生成手法に応じて素材データが異なっていてもよい。素材データは撮像部101にて生成される撮影時刻と対応付けられて蓄積される。
3次元仮想オブジェクト記憶部105は、予め作成された3次元仮想オブジェクトを記憶する。3次元仮想オブジェクトは、背景用のCG(背景モデル)やエフェクト等であって、仮想空間上に配置される位置および向きが予め指定されている。また、3次元仮想オブジェクトは時間経過により、形状や色彩が変化するオブジェクトも含む。具体的には、常に背景画像として表示される背景を示す3次元仮想オブジェクト(背景モデル)と、一時的に表示されるエフェクトを示す3次元仮想オブジェクト(エフェクト)が記憶されている。3次元仮想オブジェクトが一連の撮影において表示される時刻は、後述する図3の処理フローにて指定される。本実施形態では、図3の処理フローが実行される前は、3次元仮想オブジェクトが表示される時刻は指定されていないものとする。また、本実施形態では、ユーザが背景モデルおよびエフェクト等を含む3次元仮想オブジェクトを任意のタイミングで変化させる撮影を想定している。これにより、ユーザが3次元仮想オブジェクト操作部111を通して、3次元仮想オブジェクトを切り替える指示を入力し、撮影画像に反映することができる。また、これに限定されず、背景用のCGである3次元仮想オブジェクトを蓄積部104に蓄積しても構わない。その場合、背景はユーザの操作によって変化しない背景モデルである。
視点指示部106は、例えば、ジョイスティックやタッチパネルなどの物理的なユーザインターフェースである仮想視点を操作する視点操作部である。視点操作部の入力に基づき仮想視点情報を生成し、生成した仮想視点情報を被写体画像生成部107及び背景画像生成部108に出力する。本実施形態における仮想視点情報とは、仮想視点の位置および姿勢などのカメラの外部パラメータに相当する情報と、焦点距離や画角といったカメラの内部パラメータに相当する情報と、撮像部101で撮像された撮像画像の撮影時刻を指定する時刻情報からなる。撮像部101で撮像された撮像画像は、仮想視点画像を生成するための画像であって、撮影時刻はタイムコードに該当する。なお、タイムコードに限定されず、撮影時のフレーム数であってもよい。
被写体画像生成部107は、入力された仮想視点情報に含まれる時刻情報に基づき、蓄積部104から該当撮影時刻のデータを取得する。被写体画像生成部107は取得したデータのうち、被写体の3次元モデルを仮想空間上に配置し、入力された仮想視点における被写体を描画した被写体画像を生成し画像合成部109に出力する。なお、仮想視点の位置及び視線方向が撮像部101と一致している場合は、撮像部101が撮像した撮像画像から抽出された前景画像を画像合成部109に出力してもよい。このとき出力する被写体画像は被写体以外の部分を透過とした画像とする。
背景画像生成部108は、入力された仮想視点情報に含まれる時刻情報に基づき、3次元仮想オブジェクト記憶部105から当該撮影時刻のデータを取得する。取得したデータから、3次元仮想オブジェクトを仮想空間上に配置し、視点指示部106により指定された仮想視点から仮想空間を見た画像である背景画像を画像合成部109に出力する。
画像合成部109は、入力された被写体画像と背景画像を合成する。この時の合成には、被写体画像の背景部分が透過となっているのでこれを利用し合成し出力画像表示部9に出力する。また、被写体画像及び、背景画像に対して仮想視点からの距離情報を付与し、これを用いて仮想視点から近いほうを描画するという合成処理を行ってもよい。被写体画像および背景画像は、仮想視点から見た画像であるため、画像合成部109の合成画像は、2つの仮想視点画像を合成した合成画像である。
出力画像表示部110は、画像合成部109にて合成された合成画像を表示する。
3次元仮想オブジェクト操作部111は、例えば、タッチパネルやキーボード等を有する操作部である。操作部への入力を受け付けることで、確認用撮像部115から取得される画像に3次元仮想オブジェクト記憶部105に記憶されている3次元仮想オブジェクトを合成する指示を出力する。具体的には、3次元仮想オブジェクト記憶部105から特定の3次元仮想オブジェクトを指定し、確認用撮像部115から取得される画像に合成する指示を確認用背景画像生成部108に送信する。この時、複数の3次元仮想オブジェクトを同時に指定しても構わない。また、3次元仮想オブジェクトを合成する位置を指定してもよい。本実施形態では、3次元仮想オブジェクト記憶部に記憶される3次元仮想オブジェクトには、予め仮想空間上の位置情報が定められているものとするが、3次元仮想オブジェクトの位置を指定する操作に応じて、記憶されている位置情報が更新してもよい。
確認用背景画像生成部112は、3次元仮想オブジェクト操作部111からの入力を受け付け、3次元仮想オブジェクト記憶部105から該当する3次元仮想オブジェクトを受信する。なお、3次元仮想オブジェクト次に、受信した3次元仮想オブジェクトを仮想空間上に配置し、確認用撮像部115の位置および向きを、仮想空間上に変換した位置および向きから撮影した確認用背景画像を生成する。生成した確認用背景画像はクロマキー合成部113に送信される。
クロマキー合成部113は、確認用撮像部115から受け取った撮像画像と、確認用背景画像生成部112から受け取った確認用背景画像とでクロマキー合成を行う。生成した合成画像は確認用表示部114に出力する。
確認用表示部114は、クロマキー合成部113から受け取った合成画像を表示する。3次元仮想オブジェクト操作部からの入力が無い場合は、確認用撮像部115から受け取った撮像画像を表示する。なお、確認用撮像部115から撮像画像を直接受け取らず、クロマキー合成部113を経由しても構わない。
確認用撮像部115は、単一の視点で撮像可能なカメラであるものとする。本実施形態では、撮像部101と異なるカメラであるものとするが、これに限定されない。複数の撮像部101のうち、特定の1台を確認用撮像部115としてもよい。
仮想視点画像生成装置116は、例えばジョイスティックやジョグダイヤルなどの物理的なユーザインターフェースである仮想視点を操作する視点操作部を有する装置であり、視点操作部から出力される仮想視点情報をもとに仮想視点画像を生成および表示する。
確認用画像生成装置117は、ユーザにより指定された3次元仮想オブジェクトを確認用撮像部115から受け取った撮像画像に合成して表示する装置である。例えば、ノートパソコンやタブレット端末であって、撮影を監督するユーザが、確認用撮像部115で撮像されている撮像画像を見ながら、適切なタイミングで3次元仮想オブジェクトを合成する指示を行うための装置である。本実施形態では、確認用画像はユーザが3次元仮想オブジェクトを合成するための指示を行うための画像として扱うがこれに限定されない。確認用画像を配信用の画像として用いることもできる。
なお、仮想視点画像生成装置116および確認用画像生成装置117は上記構成に限定されない。例えば、仮想視点画像生成装置116は蓄積部104を有してもよいし、確認用画像生成装置117は3次元仮想オブジェクト操作部111を有さなくてもよい。仮想視点画像生成装置116は、視点指示部106を有さず、他装置から仮想視点情報を受信してもよい。また、仮想視点画像生成装置116および確認用画像生成装置117がそれぞれ3次元仮想オブジェクト記憶部105を有してもよい。
図2は、仮想視点画像生成装置116のハードウェア構成を示す図である。仮想視点画像生成装置116は、CPU211、ROM212、RAM213、補助記憶装置214、表示部215、操作部216、通信I/F217、及びバス218を有する。なお、確認用画像生成装置117も同様のハードウェア構成であるため、説明は省略する。
CPU211は、ROM212やRAM213に格納されているコンピュータプログラムやデータを用いて仮想視点画像生成装置116の全体を制御することで、図1に示す仮想視点画像生成装置116の各機能を実現する。なお、仮想視点画像生成装置116がCPU211とは異なる1又は複数の専用のハードウェアを有し、CPU211による処理の少なくとも一部を専用のハードウェアが実行してもよい。専用のハードウェアの例としては、ASIC(特定用途向け集積回路)、FPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)、およびDSP(デジタルシグナルプロセッサ)などがある。ROM212は、変更を必要としないプログラムなどを格納する。RAM213は、補助記憶装置214から供給されるプログラムやデータ、及び通信I/F217を介して外部から供給されるデータなどを一時記憶する。補助記憶装置214は、例えばハードディスクドライブ等で構成され、画像データや音声データなどの種々のデータを記憶する。
表示部215は、例えば液晶ディスプレイやLED等で構成され、ユーザが仮想視点画像生成装置116を操作するためのGUI(Graphical User Interface)などを表示する。操作部216は、例えばキーボードやマウス、ジョイスティック、タッチパネル等で構成され、ユーザによる操作を受けて各種の指示をCPU211に入力する。CPU211は、表示部215を制御する表示制御部、及び操作部216を制御する操作制御部として動作する。通信I/F217は、仮想視点画像生成装置116の外部の装置との通信に用いられる。例えば、仮想視点画像生成装置116が外部の装置と有線で接続される場合には、通信用のケーブルが通信I/F217に接続される。仮想視点画像生成装置116が外部の装置と無線通信する機能を有する場合には、通信I/F217はアンテナを備える。バス218は、仮想視点画像生成装置116の各部をつないで情報を伝達する。
本実施形態では表示部215と操作部216が仮想視点画像生成装置116の内部に存在するものとするが、表示部215と操作部216との少なくとも一方が仮想視点画像生成装置116の外部に別の装置として存在していてもよい。
図3は、確認用画像生成装置117で実行される処理フローを示す図である。本処理フローは撮影が終了するまで毎フレーム実行される。
ステップS301において、確認用画像生成装置117は、3次元仮想オブジェクト操作部111から入力情報を受け取ったか判定する。入力情報は、3次元仮想オブジェクト記憶部105に予め記憶されている複数の3次元仮想オブジェクトから、特定の3次元仮想オブジェクトを指定する入力と、その3次元仮想オブジェクトを撮像画像に表示する入力である。本実施形態では、特定の3次元仮想オブジェクトは時間経過により形状や色彩が変化するエフェクトで説明するが、これに限定されない。特定の3次元仮想オブジェクトが背景モデルの場合は、背景モデルが切り替わるタイミングを入力情報として受け取る。また、特定の3次元仮想オブジェクトがユーザ操作により形状や色彩が変化する背景モデルやエフェクトの場合は、その形状や色彩が変化するタイミングを入力情報として受け取る。なお、本実施形態では、ユーザにより3次元仮想オブジェクト操作部111が操作され、入力情報を受け取る。入力情報を受け取っていない場合は、ステップS302へ進む。入力情報を受け取った場合は、ステップS303に進む。
ステップS302において、確認用画像生成装置117は、確認用撮像部115から受け取った撮影画像を表示する。その後、ステップS308に進む。
ステップS303において、確認用画像生成装置117は、ステップS301で受け取った入力情報に基づいて、3次元仮想オブジェクト記憶部105から特定の3次元仮想オブジェクトの3次元モデルを受信し、仮想空間上に配置する。
ステップS304において、確認用画像生成装置117は、確認用撮像部115から確認用撮像部115の位置および姿勢の情報を受け取る。受け取った情報を基に、確認用撮像部115の位置および姿勢を、仮想空間上の位置および姿勢に変換し、確認用撮影部114の仮想空間上に対応する位置および姿勢から、3次元仮想オブジェクトを見た画像を生成する。
ステップS305において、確認用画像生成装置117は、S304で作成した画像をクロマキー合成部113に送信し、確認用撮像部115から取得される撮像画像と合成する。具体的には、本実施形態ではグリーンバックで構成されたスタジオで撮像される画像を合成することを想定しているため、確認用撮像部115から取得される撮像画像の緑色の部分を、S304で作成した画像と合成して合成画像を作成する。合成画像は確認表示部112に送信される。
ステップS306において、確認用画像生成装置117は、S305で合成した合成画像を表示する。
ステップS307において、確認用画像生成装置117は、S301において、指定された3次元仮想オブジェクトと、指定された時刻に対応する撮影時刻を対応付けて3次元仮想オブジェクト記憶部105に記憶する。なお、指定された3次元仮想オブジェクトと対応付けて3次元仮想オブジェクト記憶部105に記憶する情報は、これに限定されず、3次元仮想オブジェクト操作部111から入力情報を受け取った時刻でもよい。または、3次元仮想オブジェクト操作部111が操作情報を受信した時刻でもよいし、クロマキー合成部113により合成画像が作成された時刻でもよい。ユーザにより指示が行われた時刻でもよいし、合成画像が表示された表示時刻でもよい。確認用撮像部115によって撮像された撮像画像に対応付けられたタイムコードであってもよい。指定された3次元仮想オブジェクトと、上述の時刻またはタイムコードとの対応関係を示す3次元仮想オブジェクト情報を3次元仮想オブジェクト記憶部105に記憶する。その後、S308に進む。
ステップS308において、確認用画像生成装置117は、撮影を終了するか否かを判定する。撮影を終了する場合、上記処理を終了する。撮影を終了しない場合、S301に進む。このループ処理を撮影が終了するまで、全フレーム実行する。
本処理により、3次元仮想オブジェクトと撮影時刻とが対応付けられて、3次元仮想オブジェクト記憶部105に記憶される。また、確認用背景画像を表示する際に、確認用撮像部115でスタジオ内の被写体を撮影し、この撮影した画像と確認用背景画像をクロマキー合成部113でクロマキー合成を行い、確認用表示部114へ表示する。
図6は、上記処理を用いる撮影の収録の様子を示す図である。本実施形態では、スタジオ内に表示装置601を配置する。表示装置601に表示される画像は、確認用表示部114に表示される画像と同じ画像である。このようにすることにより、被写体(演者)自身が、自分が今現在どのような3次元仮想オブジェクトと合成されており、どのようなエフェクトが加えられているかなどをリアルタイムで確認することができる。
図4は、図3記載の処理により、3次元仮想オブジェクトと撮影時刻とが対応付けられて、3次元仮想オブジェクト記憶部105に記憶されるデータの一例を示す図である。本実施形態では、常に背景画像として表示される背景を示す3次元仮想オブジェクト(背景モデル)と、一時的に表示されるエフェクトを示す3次元仮想オブジェクトが記憶されている。背景モデルは、ユーザによる3次元仮想オブジェクト操作部111への操作により、撮影時刻と対応付けて記憶される。言い換えれば、ユーザによって他の背景モデルと切り替わる時刻が記憶される。エフェクトも、ユーザによる3次元仮想オブジェクト操作部111への操作により、撮影時刻と対応付けて記憶される。なお、複数のエフェクトが同じ撮影時刻に対応付けられてもよい。また、エフェクトはそれぞれ表示時間を有しており、ユーザの操作により対応付けられた撮影時刻から、表示時間の間、表示される。図4の例では12:11:00に背景モデル1から背景モデル2へ切り替えが行われ、11:30:00から0.5秒間エフェクト1が表示、13:20:03から3秒間エフェクト2が表示されるデータを示している。ここでのエフェクトは爆発表現や、そのほかにクイズの正解/不正解の画像表現なども含まれる。なお、エフェクトには仮想空間における位置および向きが予め定められているものとする(不図示)。
図5は、仮想視点画像生成装置116で実行される処理フローを示す図である。本処理フローは、図3記載の処理フローにより、3次元仮想オブジェクト記憶部105に、3次元仮想オブジェクトと撮像時刻とが対応付けて記憶された後に行う処理である。
ステップS501において、仮想視点画像生成装置116は、視点指示部106から受信した仮想視点情報に基づき、3次元仮想オブジェクト記憶部から、撮影時刻に対応する3次元仮想オブジェクトを検索する。
ステップS502において、仮想視点画像生成装置116は、撮影時刻に対応する3次元仮想オブジェクトを3次元仮想オブジェクト記憶部105から受信し、仮想空間上に配置する。次に、仮想空間において、視点指示部106から受信した仮想視点からの見えを表す仮想視点画像(背景画像)を生成する。生成した背景画像は、画像合成部109に送信される。
ステップS503において、仮想視点画像生成装置116は、蓄積部104から受信した素材データから、被写体を表す前景モデルを仮想空間上に配置し、視点指示部106から受信した仮想視点から見た仮想視点画像(被写体画像)を生成する。生成した被写体画像は、画像合成部109に送信される。
ステップS504において、仮想視点画像生成装置116は、被写体画像生成部107から受信した被写体画像と、背景画像生成部108から受信した背景画像とを合成し、仮想視点画像を生成する。生成した仮想視点画像は出力画像表示部110に送信される。
ステップS505において、仮想視点画像生成装置116は、画像合成部109から受信した仮想視点画像を表示する。
ステップS506において、仮想視点画像生成装置116は、仮想視点画像を生成する編集処理を終了するか判定する。仮想視点画像を生成する処理が終了する場合、本処理を終了する。終了しない場合、S501に戻る。S501からS505を編集処理が終了するまで繰り返し行う。
上記図5記載の処理により、図3記載の処理によって撮像時刻と対応付けられた3次元仮想オブジェクトを仮想視点画像に表示することができる。
以上のように、撮影時に入力された3次元仮想オブジェクトを、撮影時と同じタイミングで仮想視点画像に表示することができる。
<実施形態2>
本実施形態では、表示部を備える第2の3次元仮想オブジェクト操作部(不図示)を背景画像生成部108に接続する構成とし、第2の3次元仮想オブジェクト操作部700に3次元仮想オブジェクトに関する情報を表示する。第2の3次元仮想オブジェクト操作部は、3次元仮想オブジェクト記憶部に記憶されたデータを編集して仮想視点画像を生成するための操作部である。
図7に、3次元仮想オブジェクトを操作するためのグラフィカルユーザインターフェースを第二の背景操作部に表示する。具体的には、図7の下部に示すような時系列に伸びたタイムライン701があり、その中に、編集処理によって現在再生中の時刻(フレーム)を示すシークバー702がある。そしてこのタイムライン701は3次元仮想オブジェクトの分類ごとに列で区切られており、実際に3次元仮想オブジェクトと対応付けられた撮影時刻をキーフレーム703として、表示されるようにしてもよい。このとき3次元仮想オブジェクトの分類とは例えば、背景モデル、エフェクトのパターンなどで分類わけしたものを示す。
また、図7に示すように、タイムライン701の列ごとにチェックボックス704を設け、分類ごとに再生時に適用するか否かを選択できるようにしてもよい。また、キーフレーム703として表示されている撮影時刻をシークし、3次元仮想オブジェクト記憶部105に記憶された撮影時刻を後から編集してもよい。また、キーフレームごとに有効無効の切り替えや、削除などを行えるユーザインターフェースを備えてもよい。
本実施形態において、被写体画像生成部107は、被写体画像の背景部分を透過とすると説明したが必ずしもこれに限定するものではない。例えば、被写体画像の背景部分も単一の色例えばグリーンにしたうえで画像合成部109において、クロマキー合成処理を用いて合成する構成としてもよい。
本実施形態において、被写体画像を生成する被写体画像生成部107と、背景画像を生成する背景画像生成部108を異なる構成部として表現し、画像合成部109で合成する形態としたがこれに限定するものではない。被写体画像生成部107と背景画像生成部108が一つの画像生成部で実現してもよい。その場合、画像合成部109は不要となる。
本実施形態において、蓄積部104と3次元仮想オブジェクト記憶部105を異なる構成部として説明したが単一の蓄積部としてもよい。
本実施形態において、仮想視点画像の出力先を出力画像表示部110としたが必ずしも表示装置である必要はなく、例えば、画像記録装置や画像配信装置などに対して仮想視点画像を出力する構成としてもよい。
背景画像生成部108と確認用背景画像生成部112で用いる3次元仮想オブジェクトを3次元仮想オブジェクト記憶部105に記憶された同一の3次元仮想オブジェクトとするとしたが、必ずしもこれに限定するものではない。確認用はあくまでも確認用途であるため、オブジェクトの配置やエフェクトの表示などが確認できればよく、簡易な3次元仮想オブジェクト背景を用いてもよい。
本実施形態において、確認用撮影部114で撮影した画像と確認用背景画像をクロマキー合成部113で合成し、確認用表示部114で表示する構成として説明したが必ずしもこれに限定するものではない。例えば、確認用背景画像生成部112の確認用背景画像をそのまま確認用表示部114へと表示する構成としてもよい。
本実施形態において、3次元仮想オブジェクト操作部111を用いてユーザが3次元仮想オブジェクトの操作を行う構成として説明したが、必ずしもこれに限定するものではない。例えば3次元仮想オブジェクト操作部111の代わりに、外部信号入力を受け付ける3次元仮想オブジェクト操作情報入力部(不図示)としてもよい。この場合、例えば音響機材と接続し、音響機材でSE(サウンドエフェクト)の出力を行うとともに、3次元仮想オブジェクト操作入力部に何らか信号を入力することで、SEに合わせた背景の操作を実現する構成としてもよい。ここでは音響機材としたが、その他照明機材など接続する機材を本開示においては限定しない。
尚、本実施形態における制御の一部又は全部を上述した実施形態の機能を実現するコンピュータプログラムをネットワーク又は各種記憶媒体を介して情報処理システム等に供給するようにしてもよい。そしてその情報処理システム等におけるコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読みだして実行するようにしてもよい。その場合、そのプログラム、および該プログラムを記憶した記憶媒体は本開示を構成することとなる。
尚、本実施形態の開示は、以下の構成、方法およびプログラムを含む。
(構成1)撮像装置により撮像される画像に合成される3次元仮想オブジェクトと、前記画像に対応付けられたタイムコードと、の対応関係を示す3次元仮想オブジェクト情報を記憶する記憶手段と、
仮想視点画像を生成するための画像に対応付けられたタイムコードと、仮想視点の位置と、仮想視点からの視線方向とを示す視点情報を取得する取得手段と、
前記3次元仮想オブジェクト情報と前記視点情報とに基づいて、前記視点情報に示されるタイムコードに対応する3次元仮想オブジェクトを含む仮想視点画像を生成する生成手段とを有することを特徴とするシステム。
(構成2)更に、前記3次元仮想オブジェクトを前記撮像装置により撮像される画像に表示する入力を行う入力手段を有し、
前記3次元仮想オブジェクト情報は、ユーザにより入力装置に入力される操作情報に基づいて取得されることを特徴とする構成1に記載のシステム。
(構成3)前記3次元仮想オブジェクト情報は、表示時間を示す情報を有することを特徴とする構成1または2に記載のシステム。
(構成4)前記3次元仮想オブジェクト情報は、仮想空間上の位置を示す位置情報を有することを特徴とする構成1乃至3のいずれか1項に記載のシステム。
(構成5)更に、前記記憶手段により記憶された前記3次元仮想オブジェクト情報および前記3次元仮想オブジェクトの位置情報の少なくとも何れかを変更する変更手段を有することを特徴とする構成4に記載のシステム。
(構成6)更に、前記撮像装置により撮像される画像と前記3次元仮想オブジェクトとを表示する表示手段を有することを特徴とする構成1乃至5のいずれか1項に記載のシステム。
(構成7)前記表示手段は、前記記憶手段により記憶された3次元仮想オブジェクトを表示することを特徴とする構成6に記載のシステム。
(構成8)前記表示手段は、前記記憶手段により記憶された前記3次元仮想オブジェクトと対応関係にある前記画像に対応付けられたタイムコードを変更するためのシークバーを表示することを特徴とする構成6または7に記載のシステム。
(構成9)前記表示手段は、前記3次元仮想オブジェクトを前記仮想視点画像に表示するか否かを設定するためのユーザインターフェースを有することを特徴とする構成6乃至8のいずれか1項に記載のシステム。
(構成10)前記3次元仮想オブジェクトは、背景用のCGまたはエフェクトであること特徴とする構成1乃至9のいずれか1項に記載のシステム。
(構成11)前記3次元仮想オブジェクトは、ユーザにより入力装置に入力される操作情報に基づいて、形状および色彩の少なくとも何れかが変更されることを特徴とする構成1乃至10のいずれか1項に記載のシステム。
(構成12)前記仮想視点画像は、複数の撮像装置により経時的に撮像される複数の画像に基づいて生成されることを特徴とする構成1乃至11に記載のシステム。
(構成13)撮像装置により撮像される画像に合成される3次元仮想オブジェクトおよび前記3次元仮想オブジェクトを表示する入力を受け付けた撮影時刻が対応付けられた3次元仮想オブジェクト情報と、仮想視点画像を生成する時刻と、仮想視点の位置および仮想視点からの視線方向と、を含む視点情報を取得する取得手段と、
前記3次元仮想オブジェクト情報と前記視点情報とに基づいて、前記仮想視点画像を生成する時刻に該当する前記撮影時刻と対応付けられた前記3次元仮想オブジェクトを含む仮想視点画像を生成する生成手段とを有することを特徴とする装置。
(方法)撮像装置により撮像される画像に合成される3次元仮想オブジェクトと、前記画像に対応付けられたタイムコードと、の対応関係を示す3次元仮想オブジェクト情報を記憶する記憶工程と、
仮想視点画像を生成するための画像に対応付けられたタイムコードと、仮想視点の位置と、仮想視点からの視線方向とを示す視点情報を取得する取得工程と、
前記3次元仮想オブジェクト情報と前記視点情報とに基づいて、前記視点情報に示されるタイムコードに対応する3次元仮想オブジェクトを含む仮想視点画像を生成する生成工程とを有することを特徴とする方法。
(プログラム)コンピュータを、構成1乃至12の何れか1項に記載のシステムの各手段として機能させるためのプログラム。
101 撮像部
105 視点指示部
107 背景画像生成部
110 3次元仮想オブジェクト操作部
113 3次元仮想オブジェクト記憶部
114 確認用撮像部

Claims (15)

  1. 撮像装置により撮像される画像に合成される3次元仮想オブジェクトとタイムコードとの対応関係を示す3次元仮想オブジェクト情報を記憶する記憶手段と、
    仮想視点画像を生成するための画像に対応付けられたタイムコードと、仮想視点の位置と、仮想視点からの視線方向とを示す視点情報を取得する取得手段と、
    前記3次元仮想オブジェクト情報と前記視点情報とに基づいて、前記視点情報に示されるタイムコードに対応する3次元仮想オブジェクトを含む仮想視点画像を生成する生成手段と、
    を有することを特徴とする情報処理システム。
  2. 更に、前記3次元仮想オブジェクトを前記撮像装置により撮像される画像に表示する入力を行う入力手段を有し、
    前記3次元仮想オブジェクト情報は、ユーザにより入力装置に入力される操作情報に基づいて取得されることを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記3次元仮想オブジェクト情報は、表示時間を示す情報を有することを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  4. 前記3次元仮想オブジェクト情報は、仮想空間上の位置を示す位置情報を有することを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  5. 更に、前記記憶手段により記憶された前記3次元仮想オブジェクト情報および前記3次元仮想オブジェクトの位置情報の少なくとも何れかを変更する変更手段を有することを特徴とする請求項4に記載の情報処理システム。
  6. 更に、前記撮像装置により撮像される画像と前記3次元仮想オブジェクトとを表示する表示手段を有することを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  7. 前記表示手段は、前記記憶手段により記憶された3次元仮想オブジェクトを表示することを特徴とする請求項6に記載の情報処理システム。
  8. 前記表示手段は、前記記憶手段により記憶された前記3次元仮想オブジェクトと対応関係にある前記画像に対応付けられたタイムコードを変更するためのシークバーを表示することを特徴とする請求項6に記載の情報処理システム。
  9. 前記表示手段は、前記3次元仮想オブジェクトを前記仮想視点画像に表示するか否かを設定するためのユーザインターフェースを有することを特徴とする請求項6に記載の情報処理システム。
  10. 前記3次元仮想オブジェクトは、背景用のCGまたはエフェクトであること特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  11. 前記3次元仮想オブジェクトは、ユーザにより入力装置に入力される操作情報に基づいて、形状および色彩の少なくとも何れかが変更されることを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  12. 前記仮想視点画像は、複数の撮像装置により経時的に撮像される複数の画像に基づいて生成されることを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  13. 撮像装置により撮像される画像に合成される3次元仮想オブジェクトおよび前記3次元仮想オブジェクトを表示する入力を受け付けた撮影時刻が対応付けられた3次元仮想オブジェクト情報と、仮想視点画像を生成する時刻と、仮想視点の位置および仮想視点からの視線方向と、を含む視点情報を取得する取得手段と、
    前記3次元仮想オブジェクト情報と前記視点情報とに基づいて、前記仮想視点画像を生成する時刻に該当する前記撮影時刻と対応付けられた前記3次元仮想オブジェクトを含む仮想視点画像を生成する生成手段と
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  14. 撮像装置により撮像される画像に合成される3次元仮想オブジェクトと、前記画像に対応付けられたタイムコードと、の対応関係を示す3次元仮想オブジェクト情報を記憶する記憶工程と、
    仮想視点画像を生成するための画像に対応付けられたタイムコードと、仮想視点の位置と、仮想視点からの視線方向とを示す視点情報を取得する取得工程と、
    前記3次元仮想オブジェクト情報と前記視点情報とに基づいて、前記視点情報に示されるタイムコードに対応する3次元仮想オブジェクトを含む仮想視点画像を生成する生成工程と、
    を有することを特徴とする情報処理方法。
  15. コンピュータを、請求項1乃至13の何れか1項に記載の情報処理システムの各手段として機能させるためのプログラム。
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