JP2024013162A - 情報処理システム、情報処理端末、情報処理方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理システム、情報処理端末、情報処理方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】薬剤パックの個包装部を簡便に検出すること。【解決手段】情報処理システムは、薬剤がそれぞれ包装された複数の個包装部と、複数の個包装部の状態を検出する状態検出部と、状態検出部を識別するための固有情報が記憶されたICチップと、ICチップと接続された無線通信用アンテナとを有する薬剤パックから状態検出部の検出結果に基づく検出信号及び固有情報を取得する取得手段と、検出信号と固有情報とに基づいて、複数の個包装部の状態を判定する判定手段と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理システム、情報処理端末、情報処理方法、及びプログラムに関する。
特許文献1には、カメラやLEDを備えた装置を、薬剤を包装する薬剤パックに取り付けて、LEDの点灯によりユーザに薬剤の服用を促したり、カメラにより撮像した画像に基づいてユーザが薬剤を服用したか否かを判定したりする技術が開示されている。
特表2019-506940号公報
特許文献1では、薬剤パックにカメラやLEDを備えた装置を設ける必要があるため、簡易でない。また、このような装置を薬剤パック毎に準備するコストも嵩む。
そこで、本発明は、薬剤パックの個包装部を簡便に検出することを目的とする。
本発明のある態様によれば、薬剤がそれぞれ包装された複数の個包装部と、前記複数の個包装部の状態を検出する状態検出部と、前記状態検出部を識別するための固有情報が記憶されたICチップと、前記ICチップと接続された無線通信用アンテナと、を有する薬剤パックから前記状態検出部の検出結果に基づく検出信号及び前記固有情報を取得する取得手段と、前記検出信号と前記固有情報とに基づいて、前記複数の個包装部の状態を判定する判定手段と、を有する情報処理システムが提供される。
本態様によれば、薬剤パックの個包装部を簡便に検出することができる。
図1は、本発明の実施形態に係る情報処理システムを説明する模式図である。 図2は、本実施形態に係る薬剤パックの一例を説明する図である。 図3は、本実施形態に係る情報処理端末の一例を説明する構成図である。 図4は、本実施形態に係る情報処理装置の一例を説明する構成図である。 図5は、情報処理システムにおいて実行される処理を説明するためのフローチャートである。 図6は、補償処理を行う場合における情報処理端末の一例を説明する構成図である。 図7は、補償処理を行う場合における情報処理装置の一例を説明する構成図である。 図8は、情報処理システムにおいて実行される検出信号の補償処理を説明するためのフローチャートである。
[情報処理システム]
以下、本発明の実施形態に係る情報処理システム1について、図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の実施形態に係る情報処理システム1を説明する模式図である。
図1に示される情報処理システム1は、薬剤を包装する薬剤パック200と、薬剤パック200と非接触通信が可能な情報処理端末3と、情報処理端末3とネットワークNWを介して通信可能な情報処理装置4とを有し、薬剤パック200の開封又は未開封等の特定状態を検出するシステムである。
<薬剤パック>
図2は、本実施形態に係る薬剤パック200の一例を説明する図である。
薬剤パック200は、シート基材211を有し、シート基材211に、カプセルや錠剤等の薬剤が封入される個包装部211a,211b,211c,211d,211e,211f,211g,211h,211i,211j,211k,211lが形成された、いわゆるブリスタパックである。
個包装部211a,211b,211c,211d,211e,211f,211g,211h,211i,211j,211k,211lのそれぞれに隣接する位置には、状態検出部としての抵抗器241a,241b,241c,241d,241e,241f,241g,241h,241i,241j,241k,241lが配置されている。
また、上記抵抗器241a~241lの各々には、各センサとしての抵抗器241a~241lに隣接する個包装部を通過するようにして導線251a,251b,251c,251d,251e,251f,251g,251h,251i,251j,251k,251lが配設されている。
シート基材211の一部には、ループアンテナ221が形成されている。また、ループアンテナ221には、ICチップ231が接続されている。ICチップ231には、導線251a~251lの各々が接続されている。
ループアンテナ221及びICチップ231は、非接触通信によって情報を送受するRFID(Radio Frequency Identification)技術に対応したものである。
本実施形態においては、ループアンテナ221は、3MHzから30MHzのHF帯、特に、13.56MHzの特定周波数帯域を利用する通信距離10cm程度の近距離無線通信(Near Field Communication:NFC)に対応した無線通信用アンテナである。
ループアンテナ221は、銅やアルミニウム等の金属膜、導電性インキ、又は金属線により形成することができる。ループアンテナ221は、異方導電性ペースト又は導電性フィルムを用いた焼付け接合によりICチップ231に電気的及び物理的に接続されている。
ICチップ231は、ループアンテナ221と電気的に接続されるとともに、ループアンテナ221を介してシート基材211の表面に接合されている。
ICチップ231には、薬剤パック200を識別するための固有情報(以下、薬剤パックIDと記す)が記憶されている。
本実施形態に係る抵抗器241a~241lは、環境の変化、すなわち、本実施形態においては、個包装部211a~211lの変形を抵抗値の変化として検出可能なセンサである。
本実施形態に係る抵抗器241a~241lは、リーダ/ライタ(本実施形態では、情報処理端末3)が近づけられた際に、リーダ/ライタによる誘導起電力によってループアンテナ221に生じる電流を電流源とする。これにより、抵抗器241a~241lは、抵抗体の抵抗値の変化を電圧の変化として検出することができる。
薬剤パック200では、例えば、個包装部211a~211lのいずれかから薬剤が取り出されると、個包装部が押し潰されて、当該個包装部に配置された導線が変形或いは破断して通電状態が変化する。このため、全ての個包装部211a~211lに通電できた場合の抵抗値とは異なる抵抗値となる。これにより、開封された個包装部或いは未開封の個包装部を検出することができる。
また、薬剤パック200は、情報処理端末3との間で近距離無線通信により、薬剤パックID及び抵抗器241a~241lの検出信号を情報処理端末3に送信することができる。
<情報処理端末>
図3は、本実施形態に係る情報処理端末3の一例を説明する構成図である。
図3に示されるように、情報処理端末3は、ネットワークインタフェース31(以下、NWインタフェース31と記す)と、近距離無線通信インタフェース32(以下、NFCインタフェース32と記す)とを有する。
NWインタフェース31は、ネットワークNWを介して、情報処理端末3と情報処理装置4との間で情報の送受を行う。また、NFCインタフェース32は、近距離無線通信により薬剤パック200からの検出信号を読み取る取得部として機能する。
情報処理端末3は、タッチパネル付きディスプレイ33を有する。タッチパネル付きディスプレイ33は、例えば、液晶ディスプレイ(LCD)であって、LCDを起動するLCDドライブによって、薬剤パック200の状態に関する判定結果や、薬剤パック200から検出信号を取得するための操作手順の表示や、薬剤パック200の状態の判定結果等の表示を行う。或いは、表示した操作手順に基づく使用者からの操作入力を受け付ける。
情報処理端末3は、音声入出力部34を有する。音声入出力部34は、図示しないが、デジタルデータを音声に変換する回路、スピーカ、及びマイクを有する。
情報処理端末3は、処理部35を有する。処理部35は、CPU(Central Processing Unit)によって構成されている。
処理部35は、CPUの機能構成として、信号取得モジュール351と、判定手段或いは判定部としての状態判定モジュール352とを備える。
信号取得モジュール351は、取得手段或いは取得部としてのNFCインタフェース32による薬剤パック200からの抵抗器241a~241lによる検出信号及び薬剤パックIDの取得を実行する。
状態判定モジュール352は、抵抗器241a~241lにおいて検出された検出信号と薬剤パックIDとに基づいて、複数の個包装部211a~211lの状態を判定する。すなわち、開封された個包装部及びその数を判定することができる。換言すれば、開封された個包装部に基づいて未開封の個包装部及びその数を判定することができる。
また、状態判定モジュール352は、情報処理装置4から受信した薬剤パックIDに紐付けられた特定の使用頻度に関する情報に基づいて、使用者に通知するための通知情報を生成する。
本実施形態において、特定の使用頻度に関する情報とは、例えば、一日に一回一錠、或いは、一日三回、一回につき二錠のような服薬回数に関する情報である。
状態判定モジュール352は、個包装部211a~211lにおける第一の読み取り時の状態と、第二の読み取り時の状態とを比較し、特定の使用頻度に応じた状態と異なる場合には、使用者に通知するための通知情報を生成する。
例えば、一日に3錠服用するところ、朝の所定時間に読み取った時の状態と、夜の所定時間に読み取った時の状態とを比較して、2錠分しか開封されていないと判定された場合には、情報処理端末3は、使用者に「処方通りの服用ができていない」ことを通知する、というものである。
本実施形態において、これらモジュールは、CPUによって実現される機能構成であるが、各モジュールの機能を実行する物理的構成であってもよい。
また、処理部35は、記憶部36に保存された各種制御プログラムに従って、NWインタフェース31、NFCインタフェース32、タッチパネル付きディスプレイ33、音声入出力部34の各部を制御する。
情報処理端末3は、記憶手段としての記憶部36を有する。記憶部36は、各種制御プログラムを記憶するROM(Read Only Memory)や後述するCPUのワークエリアとしてのRAM(Random Access Memory)を含む。記憶部36としては、SSD(Solid State Drive)等を用いることができる。
また、記憶部36には、状態判定モジュール352によって判定された開封された個包装部の数(未開封の個包装部の数)が記憶される。
記憶部36には、処理部35がNWインタフェース31、NFCインタフェース32、タッチパネル付きディスプレイ33、音声入出力部34の各部を制御するための各種制御プログラムも保存されている。
NWインタフェース31、NFCインタフェース32、タッチパネル付きディスプレイ33、音声入出力部34、処理部35及び記憶部36は、内部バス37によって互いに接続されている。
以上の構成を有することにより、情報処理端末3は、薬剤パック200との間で近距離無線通信に準拠する非接触通信を行って、薬剤パック200から検出信号を取得することができる。
また、情報処理端末3は、NWインタフェース31を介して、情報処理装置4から取得した判定アルゴリズムに基づいて、薬剤パック200から抵抗器241a~241lの検出結果に基づく検出信号に基づいて、薬剤パック200において開封された個包装部の数(未開封の個包装部の数)を判定することができる。
<情報処理装置>
図4は、本実施形態に係る情報処理装置4を説明する構成図である。
図4に示されるように、情報処理装置4は、ネットワークNWに無線接続するためのネットワークインタフェース41(以下、NWインタフェース41と記す)を有する。これにより、情報処理装置4は、ネットワークNWを介して情報処理端末3との間で無線通信を行う、いわゆるサーバとして機能する。
情報処理装置4は、管理者からの入力を受け付ける入力部42と、表示部43と、処理部44とを有する。
処理部44は、薬剤パック200の薬剤パックIDと、抵抗器241a~241lの検出結果に基づく検出信号とを情報処理端末3から取得する。
また、処理部44は、薬剤パック200において個包装部の開封又は未開封を判定する判定アルゴリズムを情報処理端末3に送信する。
また、処理部44は、NWインタフェース41、入力部42、表示部43の各部を制御する。
情報処理装置4は、記憶手段としての記憶部45を有する。記憶部45は、各種制御プログラムを記憶するROMやCPUのワークエリアとしてのRAMを含む。記憶部45としては、HDD(Hard Disk Drive)或いはSSD等を用いることができる。
記憶部45には、薬剤パック200のサイズ、個包装のサイズ及び個数、製造会社等の薬剤パック情報が、薬剤パック200を識別する薬剤パックIDに紐付けて保存されている。
また、記憶部45には、薬剤パック200の薬剤パックIDと、抵抗器241a~241lによる検出信号が互いに関連付けされて保存されている。
また、記憶部45には、薬剤パック200の状態として、個包装部の開封又は未開封を判定するための判定アルゴリズムが薬剤パックIDと紐付けて保存されている。
また、記憶部45には、薬剤パック200の現状態が薬剤パックIDと紐付けて保存されている。ここで、現状態とは、薬剤パック200の使用頻度(服用頻度)に関する情報を含む。例えば、一日に一回一錠等のように、一回の服用数や一日に服用する回数等の情報が含まれる。
NWインタフェース41、入力部42、表示部43、処理部44及び記憶部45は、内部バス46によって互いに接続されている。
以上の構成を有することにより、情報処理装置4は、薬剤パック200において開封された個包装部の数(未開封の個包装部の数)を判定するための判定アルゴリズムを、ネットワークNWを介して情報処理端末3に送信することができる。また、情報処理端末3から受信した、薬剤パック200において開封された個包装部の数(未開封の個包装部の数)や、抵抗器241a~241lの検出結果に基づく検出信号を保存することができる。
[薬剤パックの状態判定処理]
図5は、情報処理システム1において実行される処理を説明するためのフローチャートである。
使用者は、情報処理端末3にインストールされている薬剤パック200を読み取るためのプログラムを立ち上げて、情報処理端末3を薬剤パック200にかざして、読み取りを開始する。
ステップS1において、情報処理端末3は、薬剤パック200に薬剤パックIDを要求する。
ステップS2において、薬剤パック200は、情報処理端末3に薬剤パックIDを通知する。
ステップS3において、情報処理端末3は、受信した薬剤パックIDを情報処理装置4に送信する。
ステップS4において、情報処理装置4は、薬剤パックIDを受信し、受信した薬剤パックIDと記憶部45に保存された薬剤パックIDとを照合できた場合には、情報処理端末3に照合できた旨の信号を通知する。
また、ステップS5において、情報処理装置4は、記憶部45に保存されている薬剤パックIDに紐づけられた判定アルゴリズムを情報処理端末3に送信する。
ステップS4において、照合できた旨の通知を受信した情報処理端末3は、ステップS6において、薬剤パック200に抵抗器241a~241lの検出結果に基づく検出信号を要求する。一例として、情報処理端末3は、信号取得モジュール351により、薬剤パック200からの検出信号の読み取りを所定回数実行する。
ステップS7において、薬剤パック200は、検出信号を情報処理端末3に送信する。
ステップS8において、情報処理端末は、薬剤パック200から取得した検出信号を記憶部36に保存する。
ステップS9において、情報処理端末3は、薬剤パック200において開封された個包装部の数(未開封の個包装部の数)を判定する。
ステップS10において、検出信号及び判定結果を情報処理装置4に送信する。
ステップS11において、情報処理装置4は、情報処理端末3から送られた検出信号及び判定結果に基づいて、使用頻度の判定を行う。記憶部45に記憶された前回の読み取り時の状態と、今回の読み取り時の状態とを比較し、特定の使用頻度に応じた状態と異なる場合には、使用者に通知するための通知情報を生成し、情報処理端末3に送信する。
ステップS12において、情報処理端末3は、通知情報に基づいて通知結果を表示する。
ステップS13において、情報処理装置4は、検出信号及び判定結果を記憶部45に保存する。
以上の処理によれば、情報処理システム1は、薬剤パック200から取得された検出信号に基づいて、情報処理端末3において、薬剤パック200における個包装部211a~211lの開封又は未開封等の状態を判定することができる。
<作用効果>
本実施形態に係る情報処理システム1は、情報処理端末3がネットワークNWを介して情報処理装置4から受け取った判定アルゴリズムに基づいて、薬剤パック200の抵抗器241a~241lによって検出された検出結果に基づく検出信号を用いて、情報処理端末3において、薬剤パック200において開封された個包装部及びその数と、未開封の個包装部及びその数とを判定することができる。
これによれば、薬剤パック200の個包装部211a~211lを簡便に検出することができる。
[情報処理システムにおける検出信号の補償処理]
薬剤パック200のような包装材は、使用後には廃棄される製品である。このため、利用形態や製造コストの制約により、このような製品には、高スペックの回路を構成することができない。これにより、薬剤パック200から取得した検出信号が、個包装部の開封及び未開封を判定するために必要な信頼性を十分に満たすことができない場合もある。
すなわち、検出信号の精度が低い場合には、薬剤パック200から検出された信号が、例えば、3か所の個包装部が開封されている状態から4つ目の個包装部が開封された状態になったことを検出した信号であるのか、3つの個包装部が開封されたときの検出信号に累積的な誤差が含まれた信号であるのか、区別が難しい場合がある。
そこで、本実施形態に係る情報処理システム1では、抵抗器241a~241lにより検出された検出信号を補償する処理を実行することができる。
図6は、補償処理を行う場合における情報処理端末3の一例を説明する構成図である。
検出信号の補償処理を行う場合には、情報処理端末3において、処理部35は、上記機能構成に加えて、CPUの機能構成として、CPUの機能構成として、無線通信媒体2から検出信号を取得する信号取得モジュール351と、検出信号の採用可否を判定する可否判定モジュール353と、検出信号をキャリブレーションするキャリブレーションモジュール354とを有する。
これらモジュールは、CPUによって実現される機能構成であるが、各モジュールの機能を実行する物理的構成であってもよい。
抵抗器241a~241lの検出結果に基づく検出信号の補償処理を行う場合には、信号取得モジュール351は、NFCインタフェース32において薬剤パック200から抵抗器241a~241lによる検出信号を取得する処理を行う。すなわち、NFCインタフェース32と信号取得モジュール351は、固有情報及び検出信号を取得する取得手段として機能する。
信号取得モジュール351は、取得部としてのNFCインタフェース32により、薬剤パック200からの検出信号の読み取りを実行する。
可否判定モジュール353は、得られた複数の検出信号の可否を判定する。可否判定モジュール353は、複数の検出信号のばらつきが特定の範囲を超えるか否か、或いは、予め定めた数の検出信号が取得できているか否かの判定を行う。
NFCインタフェース32によって発生された誘導起電力によるループアンテナ221への給電では、ICチップ231及び抵抗器241a~241lに安定した電圧が得られないことがある。また、検出される信号に、ループアンテナ221とICチップ231とを接続する配線部分、ICチップ231と抵抗器241a~241lとを接続する配線部分等に他の電波や静電気などによる外乱(ノイズ)が含まれたり、ADC(アナログデジタル変換回路)における入力換算ノイズ(遷移ノイズ)が含まれたりすることがある。
薬剤パック200は、いわゆる、CPU等の高度な回路構成を備えていないため、センサとしての抵抗器241a~241lによって検出された信号にフィルタリング処理を行ったり、ノイズ除去処理を行ったりすることができない。
このため、本実施形態においては、情報処理端末3におけるキャリブレーションモジュール354において、キャリブレーション処理或いは補正処理等を施し、処理済み信号(以下、代表値と記す)を設定する。
本実施形態においては、信号取得モジュール351において取得した複数の検出信号と薬剤パックIDに紐付けされた判定アルゴリズムとに基づいて検出信号を補正する補正手段としてのキャリブレーションモジュール354を備える。
キャリブレーションモジュール354は、キャリブレーションする方法を、複数の検出信号のばらつきに基づいて選択している。一例として、キャリブレーションモジュール354は、信号取得モジュール351によって取得された複数の検出信号のばらつき(標準偏差)が所定の範囲内のときは、取得された複数の検出信号の全数の平均値を代表値として設定する。
キャリブレーションモジュール354は、信号取得モジュール351によって取得された複数の検出信号のばらつきが所定の範囲以内であって、さらに特定の範囲に納まる場合には、複数の検出信号のうち中央値(メジアン)を代表値として設定する。
キャリブレーションモジュール354は、信号取得モジュール351によって取得された複数の検出信号のばらつきが所定の範囲を超えている場合には、複数の検出信号のうち上限近傍の複数の値と下限近傍の複数の値を切り捨て、残りの信号の平均値(トリム平均)を代表値として設定する。
キャリブレーションモジュール354がキャリブレーションを実行するためのキャリブレーションアルゴリズム(判定アルゴリズムと表す場合がある)は、記憶部36に保存されている。
処理部35は、状態の判定に使用された複数の検出信号と処理済み信号とを情報処理装置4に送信する。
処理部35は、記憶部36に保存された各種制御プログラムに従って、NWインタフェース31、NFCインタフェース32、タッチパネル付きディスプレイ33、音声入出力部34の各部を制御する。
情報処理端末3は、記憶部36を有する。記憶部36は、各種制御プログラムを記憶するROM(Read Only Memory)や後述するCPUのワークエリアとしてのRAM(Random Access Memory)を含む。記憶部36としては、SSD(Solid State Drive)等を用いることができる。
また、記憶部36には、薬剤パック200から検出信号を取得する処理を実行するためのプログラム、情報処理装置4へ検出信号を送信する処理を実行するためのプログラム等が保存されている。
記憶部36には、処理部35がNWインタフェース31、NFCインタフェース32、タッチパネル付きディスプレイ33、音声入出力部34の各部を制御するための各種制御プログラムも保存されている。
NWインタフェース31、NFCインタフェース32、タッチパネル付きディスプレイ33、音声入出力部34、処理部35及び記憶部36は、内部バス37によって互いに接続されている。
以上の構成を有することにより、情報処理端末3は、薬剤パック200との間で近距離無線通信に準拠する非接触通信を行って、薬剤パック200から検出信号を取得することができる。
また、情報処理端末3は、NWインタフェース31を介して、情報処理装置4から取得したキャリブレーションアルゴリズム(判定アルゴリズム)に基づいて、薬剤パック200から取得した検出信号を用いて、薬剤パック200の開封状態を判定することができる。また、情報処理端末3は、検出信号に基づいて、キャリブレーションアルゴリズム(判定アルゴリズム)そのものを補正することができる。したがって、無線通信媒体からの検出信号の信頼性を高めることができる。
図7は、補償処理を行う場合における情報処理装置4の一例を説明する構成図である。
検出信号の補償処理を行う場合には、情報処理装置4において、処理部44は、検出信号を解析する解析モジュール441を有する。
解析モジュール441は、情報処理端末3から送られた検出信号を解析する。すなわち、解析モジュール441は、情報処理端末3から送られた代表値の設定に用いられた複数の検出信号に基づいて、センサとしての抵抗器241a~241lによる検出信号の分散、ばらつきの傾向、時系列推移(劣化)、相関(他因子、環境・温度)等を解析する。
また、解析モジュール441は、情報処理端末3から送られた代表値に基づいて、分散、ばらつきの傾向、時系列推移(劣化)、相関(他因子、環境・温度)等を解析する。
解析モジュール441における検出信号の解析の一例は以下のとおりである。
所定の期間に亘って情報処理端末3から送られた検出信号を、一定期間毎に纏め、この一定期間に含まれる複数の検出信号に対して、分散又は標準偏差を算出する。そして、同じ一定期間に取得した温度、湿度、照度等の他の因子との相関を算出する。得られた相関関係から、検出信号のばらつきがセンサとしての抵抗器241a~241lに起因する変動であるか、測定時のノイズや通信ノイズ等の外乱に起因するものなのかを判定する。さらに、一定期間の前又は後についても、同様の判定を行って、検出信号のばらつきの傾向を、所定の期間に亘る時系列で分析する。
また、処理部44は、NWインタフェース41、入力部42、表示部43の各部を制御する。
情報処理装置4は、記憶部45を有する。記憶部45は、各種制御プログラムを記憶するROMやCPUのワークエリアとしてのRAMを含む。記憶部45としては、HDD(Hard Disk Drive)或いはSSD等を用いることができる。
また、記憶部45には、薬剤パックID、抵抗器241a~241lによる検出信号を補正するためのキャリブレーションに関するパラメータ、抵抗器241a~241lそれぞれに対する補正の際に必要となる情報(キャリブレーション情報)、抵抗器241a~241lの個別の特性情報等が保存されている。
また、記憶部45には、情報処理端末3から取得された検出信号が薬剤パックID毎に紐づけられて保存されている。記憶部45には、抵抗器24の種類毎の検出信号の代表値が保存されている。
続いて、情報処理システム1において実行される検出信号の補償処理について説明する。図8は、情報処理システム1において実行される検出信号の補償処理を説明するためのフローチャートである。
使用者は、情報処理端末3にインストールされている媒体読取のためのプログラムを立ち上げて、情報処理端末3を薬剤パック200にかざして、読み取りを開始する。
ステップS101において、情報処理端末3は、薬剤パック200に薬剤パックIDを要求する。
ステップS102において、薬剤パック200は、薬剤パックIDを通知する。
ステップS103において、情報処理端末3は、取得した薬剤パックIDを情報処理装置4に送信する。
ステップS104において、情報処理装置4は、薬剤パックIDを受信し、受信した薬剤パックIDと記憶部45に保存された薬剤パックIDとを照合できた場合には、情報処理端末3に照合できた旨の信号を通知する。
また、ステップS105において、情報処理装置4は、記憶部45に保存されている薬剤パックIDに紐付けられた判定アルゴリズムを情報処理端末3に送信する。また、情報処理装置4は、薬剤パックIDに紐付けされた判定アルゴリズムにおけるキャリブレーションに関するパラメータ、薬剤パックIDに対応する個別の特性情報等を情報処理端末3に送信する。
特性情報は、ばらつきの特定範囲を決定するために使用されるものであり、一例として、薬剤パック200の場合には、薬剤パック200における個包装部の数、薬剤パックに配置される抵抗体の抵抗値や、そのばらつき等の情報である。
ステップS104において、照合できた旨の通知を受信した情報処理端末3は、ステップS106において、薬剤パック200に検出信号を要求する。一例として、情報処理端末3は、信号取得モジュール351により、薬剤パック200からの検出信号の読み取りを所定回数実行する。
ステップS107において、薬剤パック200は、検出信号を情報処理端末3に送信する。
ステップS108において、情報処理端末は、薬剤パック200から取得した検出信号を記憶部36に保存する。
本実施形態においては、ステップS106からステップS108の工程が複数回繰り返されることにより、センサとしての抵抗器241a~241lから複数の検出信号が取得される。
ステップS109において、情報処理端末3における可否判定モジュール353は、得られた複数の検出信号の可否を判定する。可否判定モジュール353は、複数の検出信号のばらつきが特定の範囲を超える場合、或いは、予め定めた数の検出信号が取得できていない場合には、ステップS106からの工程を繰り返し行う。
可否判定モジュール353において、予め定めた数の検出信号を取得できたこと、また、複数の検出信号のばらつきが特定の範囲に収まったと判定されると、ステップS110に進む。
ステップS110において、キャリブレーションモジュール354は、可否判定後のばらつき範囲内にあると判定された検出信号にキャリブレーション処理或いは補正処理等を行って、処理済み信号(代表値)を生成する。
キャリブレーションモジュール354は、キャリブレーションアルゴリズムとして、信号取得モジュール351によって取得された複数の検出信号のばらつき(標準偏差)が所定の範囲内のときは、取得された複数の検出信号の全数の平均値を代表値として設定するアルゴリズムを選択する。
また、キャリブレーションモジュール354は、信号取得モジュール351によって取得された複数の検出信号のばらつきが所定の範囲以内であって、さらに特定の範囲に納まる場合には、複数の検出信号のうち中央値(メジアン)を代表値として設定するアルゴリズムを選択する。
また、キャリブレーションモジュール354は、信号取得モジュール351によって取得された複数の検出信号のばらつきが所定の範囲を超えている場合には、複数の検出信号のうち上限近傍の複数の値と下限近傍の複数の値を切り捨て、残りの信号の平均値(トリム平均)を代表値として設定するアルゴリズムを選択する。
ステップS111において、情報処理端末3は、代表値を情報処理装置4に送信する。また、情報処理端末3は、代表値の設定に用いられた複数の検出信号も情報処理装置4に送信する。
ステップS112において、情報処理装置4は、検出信号の代表値及び代表値の設定に用いられた複数の検出信号を受信し、記憶部45に保存する。
ステップS113において、情報処理装置4における解析モジュール441は、情報処理端末3から送られた代表値の設定に用いられた複数の検出信号に基づいて、抵抗器241a~241lによる検出信号の分散、ばらつきの傾向、時系列推移(劣化)、相関(他因子、環境・温度)等を解析する。
解析の一例としては、所定の期間に亘って情報処理端末3から送られた複数の検出信号を、一定期間毎に纏め、この一定期間に含まれる複数の検出信号に対して、分散又は標準偏差を算出する。そして、同じ一定期間に取得した温度、湿度、照度等の他の因子との相関を算出する。得られた相関関係から、検出信号のばらつきが抵抗器241a~241lに起因する変動であるか、測定時のノイズや通信ノイズ等の外乱に起因するものなのかを判定する。さらに、一定期間の前又は後についても、同様の判定を行って、検出信号のばらつきの傾向を、所定の期間に亘る時系列で解析する。
続いて、ステップS114において、情報処理装置4は、解析結果に基づいて、アルゴリズムを補正する。すなわち、キャリブレーションパラメータや、センサ個別の特性情報等を補正する。また、情報処理端末3は、必要に応じて、情報処理端末3に警告又は通知を行う。
以上の処理によれば、情報処理システム1は、薬剤パック200の抵抗器241a~241lから取得された検出信号を補償することができるため、検出信号に基づいて実行される薬剤パック200の状態判定を正確に行うことができるようになる。
<作用効果>
本実施形態に係る情報処理システム1では、薬剤パック200の抵抗器241a~241lによって検出された検出信号を、情報処理端末3において取得し、情報処理端末3において、キャリブレーション及び補正することができる。
これにより、薬剤パック200に高スペックの回路が構成できず、薬剤パック200において抵抗器241a~241lの検出信号の補正が行えない場合であっても、情報処理端末3において、検出信号を補償することができる。
したがって、薬剤パック200の抵抗器241a~241lからの検出信号の信頼性を高めることができる。
また、これにより、検出信号に基づいて実行される薬剤パック200の状態判定を正確に行うことができるようになる。
[その他の実施形態]
以上、本実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一つを示したものに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
本実施形態では、薬剤パック200が備えるアンテナは、ループアンテナ以外に、ダイポールアンテナであってもよい。また、UHF帯(300MHz~3GHz、特に860MHz~960MHz)に対応しアンテナであってもよい。
本実施形態においては、薬剤パック200に情報処理端末3が近づけられた際に、リーダ/ライタによる誘導起電力によって、ループアンテナ221に電流源となる電流が発生して、ICチップ231を起動する。このほか、電界の作用、又は電波等により、ICチップ231を起動するための電源を得る方式を適用することもできる。
本実施形態において、処理部35及び処理部44は、それぞれ複数のマイクロコンピュータによって構成されていてもよい。
記憶部36は、処理部35の動作プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であり、情報処理端末3に対して着脱可能に構成されていてもよい。記憶部45も同様に、情報処理装置4に対して着脱可能に構成されていてもよい。
図5に示された処理において、情報処理端末3及び情報処理装置4において実行されるステップは、全て、情報処理端末3において実行されてもよい。また、情報処理装置4が薬剤パック200のリーダ/ライタを備える場合には、情報処理端末3及び情報処理装置4において実行されるステップは、全て、情報処理装置4において実行されてもよい。また、図5に示されたステップのいくつかは、ネットワークNWに接続された図示しない別の端末或いは別の装置において実行されてもよい。図8においても同様である。
本実施形態において、情報処理システム1における各処理を実行するための各種プログラムは、例えばCD-ROM、半導体メモリ等の非一過性の記録媒体に記憶されたものを用いてもよい。
1 情報処理システム
3 情報処理端末
4 情報処理装置
31 ネットワークインタフェース(NWインタフェース)
32 近距離無線通信インタフェース(NFCインタフェース)
33 タッチパネル付きディスプレイ
34 音声入出力部
35 処理部
36 記憶部(記憶手段)
37 内部バス
41 ネットワークインタフェース(NWインタフェース)
42 入力部
43 表示部
44 処理部
45 記憶部(記憶手段)
46 内部バス
200 薬剤パック
211 シート基材
211a,211b,211c,211d,211e,211f,211g,211h,211i,211j,211k,211l 個包装部
221 ループアンテナ
231 ICチップ
241a,241b,241c,241d,241e,241f,241g,241h,241i,241j,241k,241l センサ
251a,251b,251c,251d,251e,251f,251g,251h,251i,251j,251k,251l 導線
351 信号取得モジュール(取得手段、取得部)
352 状態判定モジュール(判定手段、判定部)
353 可否判定モジュール
354 キャリブレーションモジュール(補正手段、補正部)
441 解析モジュール

Claims (11)

  1. 薬剤がそれぞれ包装された複数の個包装部と、前記複数の個包装部の状態を検出する状態検出部と、前記状態検出部を識別するための固有情報が記憶されたICチップと、前記ICチップと接続された無線通信用アンテナと、を有する薬剤パックから前記状態検出部の検出結果に基づく検出信号及び前記固有情報を取得する取得手段と、
    前記検出信号と前記固有情報とに基づいて、前記複数の個包装部の状態を判定する判定手段と、を有する、
    情報処理システム。
  2. 請求項1に記載の情報処理システムであって、
    前記固有情報は、特定の使用頻度に関する情報を含み、
    前記判定手段は、前記複数の個包装部における第一の読み取り時の状態と、第二の読み取り時の状態とを比較し、前記特定の使用頻度に応じた状態と異なる場合には、使用者に通知するための通知情報を生成する、
    情報処理システム。
  3. 請求項1または2に記載の情報処理システムであって、
    前記判定手段は、開封された個包装部の数と未開封の個包装部の数とを判定する、
    情報処理システム。
  4. 請求項1に記載の情報処理システムであって、
    前記判定手段における判定結果に基づいて前記複数の個包装部の状態を判定する判定アルゴリズムを補正する補正手段を有する、
    情報処理システム。
  5. 請求項4に記載の情報処理システムであって、
    前記取得手段は、前記検出信号の読み取りを複数回実行し、
    前記補正手段は、複数回の読み取りにより取得した複数の前記検出信号と前記判定アルゴリズムとに基づいて前記検出信号を補正する、
    情報処理システム。
  6. 請求項4に記載の情報処理システムであって、
    前記取得手段によって得られた複数の前記検出信号から一の検出信号を設定し、
    前記判定手段は、設定された前記検出信号を使用して前記判定アルゴリズムを用いて前記個包装部の状態を判定する、
    情報処理システム。
  7. 請求項4に記載の情報処理システムであって、
    前記検出信号と、前記固有情報と、前記判定アルゴリズムとを紐付けて記憶する記憶手段を備える、
    情報処理システム。
  8. 請求項7に記載の情報処理システムであって、
    前記記憶手段には、前記固有情報と前記検出信号の履歴とが紐付けて記憶される、
    情報処理システム。
  9. 薬剤がそれぞれ包装された複数の個包装部と、前記複数の個包装部の開封を検出する状態検出部と、前記状態検出部を識別するための固有情報が記憶されたICチップと、前記ICチップと接続された無線通信用アンテナと、を有する薬剤パックから前記状態検出部の検出結果に基づく検出信号及び前記固有情報を取得する取得部と、
    前記検出信号と前記固有情報とに基づいて、前記複数の個包装部の状態を判定する判定部と、
    を備えた、情報処理端末。
  10. 薬剤がそれぞれ包装された複数の個包装部と、前記複数の個包装部の開封を検出する状態検出部と、前記状態検出部を識別するための固有情報が記憶されたICチップと、前記ICチップと接続された無線通信用アンテナと、を有する薬剤パックと、
    前記薬剤パックから前記状態検出部の検出結果に基づく検出信号及び前記固有情報を取得するための取得部を有する情報処理端末と、
    前記固有情報及び前記検出信号を前記情報処理端末から受け取る情報処理装置と、
    を備えた、情報処理システムのコンピュータが実行する情報処理方法であって、
    前記検出信号と前記固有情報とに基づいて、前記複数の個包装部の状態を判定する、
    情報処理方法。
  11. 薬剤がそれぞれ包装された複数の個包装部と、前記複数の個包装部の開封を検出する状態検出部と、前記状態検出部を識別するための固有情報が記憶されたICチップと、前記ICチップと接続された無線通信用アンテナと、を有する薬剤パックと、
    前記薬剤パックから前記状態検出部の検出結果に基づく検出信号及び前記固有情報を取得するための取得部を有する情報処理端末と、
    前記固有情報及び前記検出信号を前記情報処理端末から受け取る情報処理装置と、
    を備えた、情報処理システムのコンピュータが実行可能なプログラムであって、
    前記検出信号と前記固有情報とに基づいて、前記複数の個包装部の状態を判定する手順を、
    前記コンピュータに実行させるプログラム。
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