JP2024011021A - laser cutting machine - Google Patents
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Abstract
Description
本開示は、レーザ切断機に関する。 The present disclosure relates to laser cutting machines.
近年、プレスラインにおいて、プレス機によるブランキングに代えて、レーザ切断機によるブランキングを行うレーザブランキング装置が用いられている。 In recent years, in press lines, a laser blanking device that performs blanking using a laser cutting machine has been used instead of blanking using a press machine.
特許文献1に示すレーザ切断機では、レーザヘッドが固定され、ワークが平面上を移動することによって、ワークにレーザ加工が行われる。また、ワークの下側にCCDカメラが配置されており、CCDカメラの撮像画像からレーザ切断の良否の判断が行われる。
In the laser cutting machine disclosed in
上記特許文献1に示す構成では、レーザヘッドの位置が固定されているためレーザ切断箇所を撮像してレーザ切断の良否を判定しやすい。しかしながら、レーザヘッドが移動する構成のレーザ切断機の場合、レーザ切断箇所が移動するため撮像し難く、レーザ切断の良否判定が行い難かった。
In the configuration shown in
本開示は、レーザ切断箇所が移動する場合におけるレーザ切断の良否判定を容易に行うことが可能なレーザ切断機を提供することを目的とする。 An object of the present disclosure is to provide a laser cutting machine that can easily determine the quality of laser cutting when the laser cutting location moves.
第1の開示にかかるレーザ切断機は、レーザによってワークの切断が行われるレーザ切断機であって、レーザヘッドと、捕集部と、捕集ホッパと、吸引部と、光検出部と、制御部と、を備える。レーザヘッドは、ワークの搬送方向と平行な第1方向および第1方向と直交する第2方向に移動可能である。捕集部は、レーザヘッドの下方に配置され、レーザヘッドとともに第1方向に移動可能であり、ワークの切断によって発生するダストを捕集する。捕集ホッパは、捕集部からダストが移動する。吸引部は、捕集ホッパに接続され、捕集部から捕集ホッパに移動したダストを吸引する。光検出部は、捕集部に配置され、ワークの切断の際に生じる光を検出する。光検出部の検出に基づいて、切断が正常に行われているか否かを判断する。 A laser cutting machine according to a first disclosure is a laser cutting machine that cuts a workpiece with a laser, and includes a laser head, a collection section, a collection hopper, a suction section, a light detection section, and a control section. It is equipped with a section and a section. The laser head is movable in a first direction parallel to the workpiece transport direction and in a second direction perpendicular to the first direction. The collecting section is disposed below the laser head, is movable in the first direction together with the laser head, and collects dust generated by cutting the workpiece. Dust moves from the collection section to the collection hopper. The suction section is connected to the collection hopper and sucks the dust that has moved from the collection section to the collection hopper. The light detection section is disposed in the collection section and detects light generated when cutting the workpiece. Based on the detection by the photodetector, it is determined whether cutting is being performed normally.
本開示によれば、レーザヘッドが移動する場合におけるレーザ切断の良否判定を容易に行うことが可能なレーザ切断機を提供することができる。 According to the present disclosure, it is possible to provide a laser cutting machine that can easily determine the quality of laser cutting when the laser head moves.
以下、図面を参照して、本開示の一実施形態に係るレーザ切断機について説明する。 Hereinafter, a laser cutting machine according to an embodiment of the present disclosure will be described with reference to the drawings.
(レーザ切断機1の概要)
図1は、実施形態に係るレーザ切断機1の全体斜視図である。図1に示すレーザ切断機1は、レーザブランキングラインに用いることができ、例えば鋼板(ワーク)から所望の形状を切り出す。レーザブランキングラインには、アンコイラ、レベラ、レーザ切断機1、洗浄装置、およびパイラ等が設けられている。
(Overview of laser cutting machine 1)
FIG. 1 is an overall perspective view of a
鋼板はコイル状に巻き回されており、アンコイラからレベラに搬送されて巻き癖が矯正される。巻き癖が矯正された鋼板は、レーザ切断機に搬送され、所望の形状に切断される。次に、所望の形状に切断された鋼板は、洗浄装置等に搬送されて洗浄された後、パイラによって積み重ねられる。 The steel plate is wound into a coil, and is conveyed from an uncoiler to a leveler to correct the curl. The steel plate whose curl has been corrected is transported to a laser cutting machine and cut into a desired shape. Next, the steel plates cut into a desired shape are transported to a cleaning device or the like and cleaned, and then stacked by a piler.
なお、ワークWの搬送方向の上流方向および下流方向を含む第1方向がXとして示されており、第1方向Xに対して垂直且つ水平な幅方向である第2方向がYとして示されている。また、第1方向Xと第2方向Yに対して垂直な上下方向である第3方向がZとして示されている。第2方向Yのうち、第1方向Xにおける搬送方向下流側を向いて左方向がY1で示され、右方向がY2で示される。 Note that the first direction including the upstream and downstream directions of the transport direction of the workpiece W is indicated as X, and the second direction, which is the width direction perpendicular and horizontal to the first direction X, is indicated as Y. There is. Further, a third direction, which is an up-down direction perpendicular to the first direction X and the second direction Y, is indicated as Z. Of the second direction Y, the left direction facing the downstream side in the transport direction in the first direction X is indicated by Y1, and the right direction is indicated by Y2.
レーザ切断機1は、マシンルーム2と、レーザヘッド3(図2参照)と、捕集部4と、捕集ホッパ5と、吸引装置6(吸引部の一例)と、端材分離回収部7(図6参照)と、ファンパネル8と、風量調整部材9(図5参照)と、ヘッド周囲捕集部10と、光検出部11と、制御部12と、を備える。
The
マシンルーム2の内部でワークWの切断が行われる。なお、図1では、内部の構成を説明するためにマシンルーム2は二点鎖線で示す。レーザヘッド3は、レーザを出力し、ワークWを切断する。捕集部4は、レーザ切断によって発生する粉塵、ヒューム、または端材等のダストを捕集する。捕集されたダストは捕集部4内の気流によって捕集ホッパ5側の第2開口445にむけて押し流される。捕集ホッパ5には、捕集部4に捕集した粉塵、ヒューム、または端材が捕集部4から移動する。吸引装置6は、捕集部4に移動した粉塵、ヒューム、または端材を、捕集ホッパ5を介して吸引する。後述する図6に示す端材分離回収部7は、捕集ホッパ5に移動した粉塵またはヒュームから端材を分離回収する。ファンパネル8は、ワークWの上面で発生した粉塵またはヒュームを捕集ホッパ5に移動するための気流を発生する。風量調整部材9は、ファンパネル8から捕集ホッパ5に流れ込む風量を調整する。後述する図3に示すヘッド周囲捕集部10は、レーザヘッド3の周囲で発生した粉塵またはヒュームを捕集する。光検出部11(図1、図6参照)は、捕集部4に配置され、ワークWの切断の際に生じる光を検出する。制御部12は、光検出部11の検出に基づいて、ワークWの切断が正常であるか否かを判断する。
The workpiece W is cut inside the
(マシンルーム2)
マシンルーム2は、レーザが外部に漏れださないようにワークWの切断が行われる空間を外部空間に対して遮蔽する。
(Machine room 2)
The
マシンルーム2には、図示しない搬送機構によってレベラを通ったワークWが搬送されてくる。マシンルーム2の内部においてレーザ切断が行われる。マシンルーム2は、レーザヘッド3、捕集部4およびファンパネル8等を収納する。レーザによって所望の形状に切断されたワークがマシンルーム2から搬送される。
A workpiece W that has passed through a leveler is transported to the
マシンルーム2は、図1に示すように、後述する捕集ホッパ5が配置される第1側面21と、第1側面21と対向し、ファンパネル8が配置された第2側面22と、を有する。第1側面21と第2側面22の間をワークWが搬送される。
As shown in FIG. 1, the
(レーザヘッド3)
図2は、レーザヘッド3近傍の拡大斜視図である。図3は、レーザヘッド3近傍を左方向Y1に沿って視た図である。図2および図3では、レーザヘッド3を示すために、後述するフード101の側面104のうち右方向Y2側の部分を省略している。
(Laser head 3)
FIG. 2 is an enlarged perspective view of the vicinity of the
レーザヘッド3は、例えば高出力ファイバレーザ光をワークWに向けて射出する。レーザヘッド3は、ワークWの上方に位置し、第1方向Xおよび第2方向Yに移動可能である。また、ワークWの曲がりに合わせて切断高さ(ワークとノズルの間隔)を一定に保つためのZ軸方向の高さ倣い機構も配置されている。レーザヘッド3は、図3に示すように、下方に向いたレーザ射出部35を有し、レーザ射出部35から下方に向かってレーザを射出する。レーザヘッド3を第1方向Xおよび第2方向Yに移動する駆動機構30が図1に示すようにマシンルーム2内に配置されている。
The
駆動機構30は、図1および図2に示すように、第1キャリッジ31と、第2キャリッジ32と、一対のレール33と、を有している。第1キャリッジ31は、第2方向Yに沿って細長く形成されている。第2キャリッジ32は、第1キャリッジ31に第2方向Yに移動可能に支持されている。第2キャリッジ32は、レーザヘッド3を支持する。一対のレール33の各々は、第1キャリッジ31の上面に第2方向Yに沿って配置されている。第2キャリッジ32に設けられた複数のブロックが、一対のレール33と嵌合している。また、第1キャリッジ31に対して第2キャリッジ32を駆動するアクチュエータとしては、リニアモータ(図示せず)を用いることができる。例えば、レール33に沿って永久磁石を配置し、第2キャリッジ32にコイルを備え、コイルに電気を流すことによって第2キャリッジ32をレール33に沿って移動できる。
The
また、図1に示すように、第1キャリッジ31は、マシンルーム2に固定された左右一対のフレーム23に第1方向Xに沿って移動可能に支持されている。左右一対のフレーム23には、例えば第1方向Xに沿ってレール(図示せず)が配置されており、第1キャリッジ31に設けられたブロックがレールと嵌合している。また、第1キャリッジ31がフレームに対して移動するアクチュエータとしてリニアモータを用いることができる。
Further, as shown in FIG. 1, the
(捕集部4)
図4は、右方向Y2側から捕集部4および駆動機構30を視た斜視図である。図5は、左方向Y1側から捕集部4、駆動機構30および捕集ホッパ5を視た斜視図である。図6は、レーザ切断機1を模式的に示した、第1方向Xに対して垂直な断面図である。
(Collection part 4)
FIG. 4 is a perspective view of the
捕集部4は、レーザヘッド3の下方に、搬送されるワークWを挟んで配置されている。捕集部4は、図4に示すように、ボックス部41と、気流発生部42と、を有する。図5では、気流発生部42は省略されている。
The
ボックス部41は、レーザヘッド3の下方に配置されている。ボックス部41は、レーザ切断で発生した粉塵、ヒュームまたは端材を捕集する。ボックス部41は、Y方向に沿って細長く形成されている。ボックス部41は、図6に示すように支持部材45、46によって第1キャリッジ31と繋がっており、レーザヘッド3とともに第1方向Xに移動可能に構成されている。
The
(ボックス部41)
ボックス部41は、図4に示すように、第1ボックス43と、第2ボックス44と、を有する。第1ボックス43は、第2方向Yに沿って形成されている。第1ボックス43は、ワークWの搬送幅にわたって設けられている、第1ボックス43は、レーザヘッド3の第2方向Yにおける移動範囲以上の長さに形成されている。
(Box part 41)
The
第1ボックス43は、外形は略矩形状である。第1ボックス43は、側面431(図2参照)と、側面432(図2参照)と、側面433(図5参照)(第1側面または第2側面の一例)と、側面434(図4参照)(第1側面または第2側面の一例)と、底面435(図2参照)と、天井面436(図2参照)と、を有する。
The
側面431は、図2に示すように、第1方向Xの上流側に配置されている。側面432は、側面431に対向するように側面431の下流側に配置されている。側面431と側面432は、第1方向Xに対して垂直に配置されている。側面431と側面432は、下端から上端近傍まで同一間隔である。側面431と側面432は、上端近傍において、間隔が狭い部分を有している。側面431と側面432の上端近傍の外側に、ワークを搬送するローラ等を配置することができる。側面433は、図5に示すように、左方向Y1側に配置されており、側面431と側面432の左方向Y1側の端を繋いでいる。側面433は、第2方向Yに対して垂直に配置されている。側面434は、図4に示すように、右方向Y2側に配置されており、側面431と側面432の右方向Y2側の端を繋いでいる。側面434は、第2方向Yに対して垂直に配置されている。側面434の下端は、側面431の下端と側面432の下端より上方に位置する。第1ボックス43は、側面434の下側に連通口43a(図6参照)を有し、第2ボックス44の内部空間と連通する。
The
底面435は、図2および図5に示すように、側面431と側面432と側面433の下端を繋ぐ。底面435は、図6に示すように、右方向Y2に向かって下方に下がるように複数の段差を有する階段状に形成されている。天井面436は、図4および図5に示すように、側面431と側面432と側面433と側面434の上端を繋ぐ。
The
天井面436には、図2に示すように、スリット状の第1開口437が形成されている。第1開口437は、レーザヘッド3の第2方向Yにおける移動範囲以上に形成されている。レーザ切断によって発生する粉塵、ヒューム、または端材は、第1開口437を介して第1ボックス43内に落下して捕集される。
As shown in FIG. 2, a slit-shaped
第2ボックス44は、図4および図5に示すように、第2方向Yに沿って筒状に形成されている。第2ボックス44は、側面431の左側の端、側面432の左側の端、底面435の左側の端、および側面433の下端から捕集ホッパ5に向かって配置されている。
The
第2ボックス44は、図4に示すように、側面441と、側面442と、底面443と、天井面444とを有する。側面441は、第1方向Xの上流側に配置されている。側面442は、側面441に対向するように側面431の下流側に配置されている。側面441と側面442は、上下方向に沿って配置されている。なお、側面441と側面442は、右方向Y2に向かうに従って間隔が大きくなるように配置されているが、これに限らなくてもよい。例えば、側面441と側面442は、互いに平行に配置されていてもよいし、右方向Y2に向かうに従って間隔が狭くなるように配置されてもよい。
The
底面443は、側面441の下端と側面442の下端とを繋いでいる。底面443は、水平になるように配置されているが、これに限らず、右方向Y2に向かうに従って下方に向かうように傾斜していてもよい。
The
天井面444は、側面441の上端と側面442の上端と第1ボックス43の側面434の下端とを繋ぐ。天井面444は、主面が水平になるように配置されているが、これに限らず、右方向Y2に向かうに従って下方に向かって傾斜していてもよい。
The
第2ボックス44は、図4に示すように、捕集ホッパ5に向かって開口する第2開口445が形成された開口端446を有する。開口端446は、側面441の右方向Y2側の端と、側面442の右方向Y2側の端と、底面443の右方向Y2側の端と、天井面444の右方向Y2側の端とによって構成されている。第2開口445は、側面441の右方向Y2側の端と、側面442の右方向Y2側の端と、底面443の右方向Y2側の端と、天井面444の右方向Y2側の端とによって囲まれている。第2開口445は、第2方向Yに対して垂直に形成されている。
The
ボックス部41は、図6に示すように、支持部材45、46によって、第1キャリッジ31に支持されている。支持部材45、46は、第1キャリッジ31から下方に延びている。支持部材45は、第1ボックス43の側面433に固定されている。支持部材46は、第1ボックスの側面434に固定されている。ボックス部41は、第1キャリッジ31とともに、第1方向Xに移動可能である。なお、支持部材45、46は、図1、図4および図5では省略している。
The
(気流発生部42)
気流発生部42は、図6に示すように、ボックス部41内において第2開口445に向かう気流を発生する。気流発生部42は、複数のエアーブローノズル421を有する。複数のエアーブローノズル421は、第1ボックス43の底面435に配置されている。
(Airflow generating section 42)
The
底面435には、段差を形成する段差面438が複数設けられている。底面435は、捕集ホッパ5に向かって高さが順次低くなっている。段差面438は、第2方向Yに対して垂直であり、第1方向Xに対して平行に配置されている。エアーブローノズル421は、複数の段差面438の各々に配置されている。なお、図では、エアーブローノズル421および段差面438の一部に符号を付している。
The
エアーブローノズル421は、第1ボックス43の内部にエアーを噴出する。エアーブローノズル421は、第2開口445に向かうように第2方向Yに沿ってエアーを噴出する。これによって、第1ボックス43の底面435に第2開口445に向かう気流(矢印A参照)が発生し、この気流は、第2ボックス44に流れ込み、第2開口445から噴出される(矢印B参照)。この気流によって、第1ボックス43に捕集された粉塵、ヒューム、または端材が、第2ボックス44を通って第2開口445から捕集ホッパ5に向けて吹き出される。また、第1ボックス43の底面に気流が発生することによって、ベンチュリ―効果が誘発され、第1開口437に第1ボックス43内への吸い込み気流が発生する(矢印C参照)。このため、第1開口437からの粉塵またはヒュームの漏れ出しを防止できる。
The
(捕集ホッパ5、吸引装置6)
捕集ホッパ5は、第2開口445から吹き出された粉塵、ヒューム、または端材を捕集する。捕集ホッパ5は、図5に示すように、捕集口51を有している。捕集口51は、ボックス部41の第1方向Xにおける移動範囲以上に形成されている。詳細には、捕集口51は、図5に示すように、レーザヘッド3とともに移動するボックス部41が移動可能な範囲において、開口端446が捕集口51に挿入可能なように第1方向Xに沿って形成されている。捕集口51は、第1方向Xに長い矩形状に形成されている。
(
The
捕集口51は、図5に示すように、第1領域51aと、第2領域51bとを有する。第1領域51aは、開口端446が挿入可能な領域である。第1領域51aを通して捕集ホッパ5の内側に粉塵、ヒューム、または端材が、第2開口445から吹き込まれる。
As shown in FIG. 5, the
第2領域51bは、捕集口51のうち第1領域51aの上側の部分である。第2領域51bには、後述する風量調整部材9が配置されている。
The
捕集ホッパ5は、図1に示すように、捕集口51からマシンルーム2の外側に向かって突出して配置されている。捕集ホッパ5は、捕集口51から外側の端に向かうに従って第1方向Xにおける長さおよび第3方向における高さが小さくなるように形成されている。捕集ホッパ5の外側の端は、図1に示すように、吸引装置6のダクトホース61に接続されている。吸引装置6は、捕集ホッパ5に吹き出された粉塵またはヒュームを吸引して集める。
As shown in FIG. 1, the
(端材分離回収部7)
端材分離回収部7は、図6に示すように、分離板71と、回収台車72と、を有する。分離板71は、捕集口51のうち第1領域51aに対向するように配置されている。分離板71は、上端が下端よりも第1領域51aに近くなるように傾斜している。分離板71の下端と捕集口51の間の捕集ホッパ5の底面には孔(図示せず)が形成されている。この孔の下側に回収台車72が配置されている。
(Offcuts separation and recovery section 7)
As shown in FIG. 6, the scraps separation and recovery section 7 includes a
ボックス部41から捕集口51に向かって吹き出された粉塵、ヒューム、または端材のうち、粉塵およびヒュームは軽いため矢印Eに示すように、分離板71を超えて吸引装置6によって吸引されるが、端材(図中WEで示す)は分離板71にぶつかって下方の孔を通って回収台車72に落下する(矢印D参照)。作業者によって回収台車72を移動して端材を回収することができる。また、回収台車72は、マシンルーム2の外側に配置されているため、作業者がマシンルーム2の内側に入ることなく、端材を回収することができる。
Among the dust, fume, or scraps blown out from the
(ファンパネル8、風量調整部材9)
ファンパネル8は、図1に示すように、マシンルーム2の第2側面22に配置されている。ファンパネル8は、第1方向Xに沿って配置されている。ファンパネル8は、右方向Y2側に向かう気流を発生する。ファンパネル8は、図6に示すように、上述した捕集口51の第2領域51bに対向している。ファンパネル8は、第1方向Xにおいて、レーザヘッド3が移動可能な範囲以上に亘って配置されている。
(
The
風量調整部材9は、図5に示すように、捕集ホッパ5の捕集口51の第2領域51bを覆うように配置されている。捕集口51のうち風量調整部材9が配置されていない領域が、第1領域51aである。風量調整部材9は、複数の貫通孔が形成されており、風量を調整することができる。例えば、風量調整部材9として、メッシュ状の部材やパンチングメタル等を用いることができる。
The air
なお、切断開始時のピアス工程では、ワークWが未だレーザ光で貫通していないため、ワークWの表面からも粉塵およびヒュームが発生する。このワークWの表面で発生した粉塵やヒュームがファンパネル8で生じる気流によって風量調整部材9を経て捕集ホッパ5に移動する。なお、風量調整部材9を配置して抵抗を生じさせることによって、第1領域51aにおける吸引力を確保することができる。
Note that in the piercing process at the start of cutting, dust and fumes are also generated from the surface of the workpiece W because the workpiece W has not yet been penetrated by the laser beam. The dust and fumes generated on the surface of the workpiece W are moved to the
(ヘッド周囲捕集部10)
ヘッド周囲捕集部10は、レーザヘッド3の近傍でワークWの表面から生じた粉塵またはヒュームを捕集する。
(Head surrounding collection section 10)
The head surrounding collecting
ヘッド周囲捕集部10は、図3に示すように、フード101と、ダクト102と、を有する。フード101は、レーザヘッド3のレーザ射出部35の側方と上方を囲む。フード101としてはスパッタシートを用いることができる。フード101は、側面104と、天井面103と、を有する。側面104は、レーザ射出部35の水平方向における周囲を取り囲むように配置されている。天井面103には、レーザヘッド3が貫通して配置されている。天井面103は、レーザ射出部35の上方に配置されている。天井面103には貫通孔が形成されており、その貫通孔にダクト102の一端102aが接続されている。ダクト102の他端102bは、図5に示すように、第2ボックス44の天井面444に接続されている。ダクト102は、第2ボックス44の開口端446の近傍に接続されている。ダクト102は、第2ボックス44に上方から接続されている。
The head surrounding
第2ボックス44には、図6に示すように、気流発生部42によって発生した気流が生じている。この気流によってベンチュリ―効果が誘発され、ダクト102内にフード101から第2ボックス44に向かう気流が発生する(矢印F参照)。これによって、レーザ切断の際にレーザヘッド3の近傍で発生した粉塵およびヒュームを、ダクト102を介して第2ボックス44に搬送し、第2開口445を介して第2ボックス44から捕集ホッパ5に吹き出せることができる。
As shown in FIG. 6, an airflow generated by the
(光検出部11)
光検出部11は、捕集部4に配置されており、レーザ切断によって発生するワークW(鋼板)の裏面から排出される溶融金属の発光を検出する。光検出部11は、例えば、フォトダイオードを含む。光検出部11は、検出した発光量のデータを制御部12に送信する。
(Photodetector 11)
The
図6に示すように、光検出部11は、側面433に配置されている。側面433は、第1ボックス43において、第2開口445とは反対側に位置する面、すなわち、エアーブローノズル421による気流(矢印A)の上流側に位置する面である。光検出部11は、天井面436の近傍に配置されている。光検出部11は、右方向Y2に向いて配置されており、天井面436に沿って発光を検出する(図6の二点鎖線L参照)。
As shown in FIG. 6, the
図7は、図6の光検出部11の近傍を示す図である。側面433は、凹部433aを有している。凹部433aは、側面433の一部が、左方向Y1側に突出することによって形成されている。光検出部11は、凹部433aに配置されている。側面433のうち凹部433a以外の側面を433bで示すと、光検出部11は、側面部分433bよりも左方向Y1側に配置されている。これにより、レーザヘッド3が左方向Y1側の端に移動してレーザ切断をする場合においても、光検出部11に溶融した溶融金属が直接かかることを防止することができる。第2方向Yに対して交わる側面433に光検出部11が設けられ、第2方向Yに沿って光を検出しているため、第2方向Yに沿ってレーザヘッド3が移動してもレーザ切断による発光を検出することができる。
FIG. 7 is a diagram showing the vicinity of the
(制御部12)
制御部12は、光検出部11の検出値を受信する。図1に示すように、制御部12は光検出部11と有線または無線によって繋がっており、光検出部11からの信号を受信する。
(Control unit 12)
The
制御部12は、プロセッサと、メモリと、を含む。プロセッサは、例えばCPU(Central Processing Unit)である。或いは、プロセッサは、CPUと異なるプロセッサであってもよい。プロセッサは、メモリに記憶されているプログラムに従って、レーザ切断が正常に行われている否かの判断の処理を実行する。メモリは、ROM(Read Only Memory)のような不揮発性メモリおよびRAM(Random Access Memory)のような揮発性メモリを含む。メモリは、HDD(Hard Disk Drive)或いはSSD(Solid State Drive)などの補助記憶装置を含んでいてもよい。メモリは、非一時的な(non-transitory)コンピュータで読み取り可能な記録媒体の一例である。メモリには、予め設定された閾値が記憶されている。
制御部12は、光検出部11の発光量の検出値が閾値以上の場合に、レーザ切断が正常に行われていると判断する。一方、光検出部11の発光量の検出値が閾値未満の場合には、制御部12は、レーザ切断が異常であると判断する。この場合、制御部12は、画像や音を用いて、レーザ切断が不良であることを作業者に報知することができる。
The
なお、ワークWの種類や工程等によって閾値が変更されてもよい。例えば、板厚が薄いワークの場合には、ワークWの下側への発光が少ないため、発光量の閾値を小さくしてもよい。 Note that the threshold value may be changed depending on the type of workpiece W, the process, etc. For example, in the case of a workpiece having a thin plate thickness, the light emission amount toward the lower side of the workpiece W is small, so the threshold value of the light emission amount may be set small.
(制御方法)
次に、本実施形態のレーザ切断機1の制御方法について説明する。図8は、本実施形態のレーザ切断機1の制御方法を説明するためのフロー図である。
(Control method)
Next, a method of controlling the
はじめに、ステップS1において、制御部12は、光検出部11から検出値を取得する。
First, in step S1, the
次に、ステップS2において、制御部12は、記憶している閾値と光検出部11から取得した検出値を比較し、検出値が閾値以上であるか否かを判断する。
Next, in step S2, the
検出値が閾値以上の場合、ステップS3において、制御部12は、レーザ切断が正常に行われていると判断して制御が終了する。
If the detected value is greater than or equal to the threshold value, in step S3, the
一方、検出値が閾値未満の場合、ステップS4において、制御部12は、レーザ切断が異常であると判断する。
On the other hand, if the detected value is less than the threshold, in step S4, the
次に、ステップS5において、制御部12は、レーザ切断が異常であることを作業者に報知し、制御が終了する。なお、制御部12は、レーザ切断が異常であると判断した場合、レーザ切断を停止してもよい。
Next, in step S5, the
(特徴等)
(1)
本実施形態のレーザ切断機1は、レーザによってワークWの切断が行われるレーザ切断機であって、レーザヘッド3と、捕集部4と、捕集ホッパ5と、吸引装置6と、光検出部11と、制御部12と、を備える。レーザヘッド3は、ワークWの搬送方向と平行な第1方向Xおよび第1方向Xと直交する第2方向Yに移動可能である。捕集部4は、レーザヘッド3の下方に配置され、レーザヘッド3とともに第1方向Xに移動可能であり、ワークWの切断によって発生するダストを捕集する。捕集ホッパ5は、捕集部4からダストが移動する。吸引装置6は、捕集ホッパ5に接続され、捕集部4から捕集ホッパ5に移動したダストを吸引する。光検出部11は、捕集部4に配置され、ワークWの切断の際に生じる光を検出する。制御部12は、光検出部11の検出に基づいて、切断が正常に行われているか否かを判断する。
(Features, etc.)
(1)
The
このように、レーザ切断が正常に行われているかを検出するための光検出部11がレーザヘッド3とともに移動する捕集部4に配置されている。このため、レーザヘッド3が移動する構成のレーザ切断機1であっても、光検出部11がレーザヘッド3とともに第1方向Xに移動するため、レーザ切断による発光を検出し易く、容易にレーザ切断の良否を判定することができる。また、本実施形態では、ワークWの下方に光検出部11を配置しているため、レーザ切断によって発生する鋼板裏面から排出される溶融金属の発光を検出することができ、レーザ切断が正常に行われているか否かを確実に判断することができる。
In this way, the
(2)
本実施形態のレーザ切断機1では、捕集部4は、レーザヘッド3に対向し、第2方向Yに沿った第1開口437が形成された天井面436と、捕集ホッパ5に向かって開口する第2開口445を有する開口端446と、を含むボックス部41を有する。光検出部11は、ボックス部41の内側に配置されている。
(2)
In the
これにより、ワークWの下方に配置されたボックス部41の内側における発光を検出することができる。
Thereby, light emission inside the
(3)
本実施形態のレーザ切断機1では、ボックス部41は、第2方向Yと交わるように配置された側面433を有する。光検出部11は、側面433に配置されている。
(3)
In the
これにより、レーザヘッド3が第2方向Yに沿って移動しながらレーザ切断が行われた場合でも、レーザ切断による発光を検出することができる。
Thereby, even if laser cutting is performed while the
(4)
本実施形態のレーザ切断機1では、側面433はボックス部41の外側に向かって形成された凹部433aを有する。光検出部11は、凹部433aに配置されている。
(4)
In the
これにより、レーザ切断で生じる溶融した溶融金属が光検出部11にかかることを防止することができる。
Thereby, it is possible to prevent the molten metal generated by laser cutting from splashing onto the
(5)
本実施形態のレーザ切断機1では、捕集部4は、ボックス部41内において開口端446に向かう気流を発生する気流発生部42を更に有する。
(5)
In the
これにより、第1開口437からの吸い込み気流が、負圧ではなく気流によるベンチュリ―効果によって発生する。切断によって生じたダスト(粉塵、ヒューム、または端材)が第1開口437を介してボックス部41に捕集され、捕集されたダストは気流発生部42によってボックス部41から捕集ホッパ5に移動し吸引装置6によって吸引される。ここで、ダストは気流発生部42によって飛ばされてボックス部41から捕集ホッパ5に移動しており、捕集ホッパ5はボックス部41に直接接続されていない。このため、ボックス部41をレーザヘッド3とともに高速で動かしやすく、高速切断に対応することができる。また、ボックス部41から捕集ホッパ5に移動したダストは吸引装置6によって吸引されるため、装置を停止することなく、ダストを取り除くことができる。また、このように高速で動作するレーザヘッド3に対しても正常にレーザ切断が行われているか否かを判断することができる。
As a result, the suction airflow from the
(6)
本実施形態のレーザ切断機1では、光検出部11は、気流の上流側の前記ボックス部41の側面433に配置されている。
(6)
In the
このように、光検出部11を側面433、すなわち気流の上流側に配置することにより、粉塵、ヒューム、端材等の影響によって検出が不安定になることを防止できる。
In this manner, by arranging the
(7)
本実施形態のレーザ切断機1では、気流発生部42は、ボックス部41の底面435に配置されている。光検出部11は、ボックス部41の天井面436の近傍に配置されている。
(7)
In the
これにより、粉塵、ヒューム、端材等の影響によって検出が不安定になることを防止できる。 This can prevent detection from becoming unstable due to the influence of dust, fumes, scraps, etc.
(他の実施形態)
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(Other embodiments)
Although one embodiment of the present invention has been described above, the present invention is not limited to the above embodiment, and various changes can be made without departing from the gist of the invention.
(A)
上記実施形態のレーザ切断機1には、レーザヘッド3は1つだけ設けられているが、2つ以上設けられていてもよい。2つのレーザヘッド3が第1方向Xに沿って並んで配置されていてもよい。なお、複数のレーザヘッド3が設けられている場合、レーザヘッド3ごとに、第1キャリッジ31、第2キャリッジ32および一対のレール33が設けられていればよい。
(A)
Although the
(B)
上記実施形態では、光検出部11がフォトダイオードを含むと記載したが、フォトダイオードに限らなくてもよく、CCDカメラ等の撮像手段が設けられ、画像解析を行うことによって発光を検出してもよい。
(B)
In the above embodiment, it has been described that the
なお、本実施形態では、光検出部11は捕集部4とともに移動するため、振動を考慮すると、フォトダイオードを用いる方が好ましい。
Note that in this embodiment, since the
(C)
上記実施形態では、光検出部11が側面433に配置されているが、これに限らなくてもよい。図9は、光検出部11が側面434に配置された構成を示す図である。図9では、光検出部11は、天井面436の近傍に配置されている。この場合、上記実施形態と同様に、側面434に凹部434aが形成され、凹部434aに光検出部11が設けられていてもよい。なお、溶融した溶融金属が直接かからなければ、光検出部11は凹部433a、434aに設けなくてもよい。
(C)
In the embodiment described above, the
(D)
上記実施形態では、光検出部11が配置される側面433または側面434は、鉛直方向に沿って配置されているが、これに限らず、例えば傾斜面であってもよく、光検出部11が傾斜面に配置されていてもよい。また、第1ボックス43に側面434が設けられておらず、第1ボックス43の天井面436の右方向Y2側の端から開口端446まで天井面444が配置されていてもよく、この場合、光検出部11は天井面444に配置されていてもよい。
(D)
In the above embodiment, the
(E)
上記実施形態および(C)では、ボックス部41の第2方向Yと交わる側面433または側面434に光検出部11が配置されているが、ワークWのレーザ切断による発光を検出できさえすれば、側面433または側面434の位置に限られるものではない。
(E)
In the above embodiment and (C), the
(F)
上記実施形態では、図6に示すように開口端446が捕集口51の内側に入り込んでいるが、開口端446から吹き出された粉塵、ヒュームまたは端材が落下せずに到達するのであれば、開口端446が捕集口51に入り込まなくてもよい。すなわち、開口端446に形成されている第2開口445と捕集口51の間に隙間が設けられていてもよい。
(F)
In the above embodiment, the
(G)
上記実施形態のレーザ切断機1には、ファンパネル8および風量調整部材9が設けられ、ワークWの表面から発生した粉塵およびヒュームを捕集しているが、ファンパネル8および風量調整部材9が設けられていなくてもよい。この場合、マシンルームの側面に通気口を設け、吸引装置6の吸引力によって、通気口からマシンルーム2内に流れ込み、ワークWの表面を通る空気の流れを作ってもよい。なお、風量調整部材9が設けられていない場合、第2領域51bが閉じられていてもよい。
(G)
The
(H)
上記実施の形態では、エアーブローノズル421は、全ての段差面438に配置されているが、これに限られなくてもよく、例えば2つ毎に設けられていてもよいし、適宜変更することができる。
(H)
In the embodiment described above, the
(I)
上記実施の形態では、気流発生部42はエアーブローノズル421を有しているが、エアーブローノズルに限らなくてもよく、例えばファン等でもよく、気流を発生可能であればよい。
(I)
In the embodiment described above, the
(J)
上記実施の形態では、レーザヘッド3の駆動機構30にリニアモータを用いているが、これに限らなくてもよく、高速化が要求されない場合にはボールねじ等を用いてもよい。
(J)
In the embodiment described above, a linear motor is used for the
本開示のレーザ切断機によれば、レーザヘッドが移動する場合に対してレーザ切断の良否判定を容易に行うことが可能な効果を有し、レーザブランキングライン等に用いることができる。 According to the laser cutting machine of the present disclosure, there is an effect that it is possible to easily judge the quality of laser cutting when the laser head moves, and it can be used for laser blanking lines and the like.
1 :レーザ切断機
2 :マシンルーム
3 :レーザヘッド
4 :捕集部
5 :捕集ホッパ
6 :吸引装置
11 :光検出部
12 :制御部
1: Laser cutting machine 2: Machine room 3: Laser head 4: Collection section 5: Collection hopper 6: Suction device 11: Photo detection section 12: Control section
Claims (9)
前記ワークの搬送方向と平行な第1方向および前記第1方向と直交する第2方向に移動可能なレーザヘッドと、
前記レーザヘッドの下方に配置され、前記レーザヘッドとともに前記第1方向に移動可能であり、ワークの切断によって発生するダストを捕集する捕集部と、
前記捕集部から前記ダストが移動する捕集ホッパと、
前記捕集ホッパに接続され、前記捕集部から前記捕集ホッパに移動した前記ダストを吸引する吸引部と、
前記捕集部に配置され、ワークの切断の際に生じる光を検出する光検出部と、
前記光検出部の検出に基づいて、切断が正常に行われているか否かを判断する制御部と、を備えた、レーザ切断機。 A laser cutting machine that cuts a workpiece with a laser,
a laser head movable in a first direction parallel to the conveyance direction of the workpiece and a second direction perpendicular to the first direction;
a collection unit disposed below the laser head, movable in the first direction together with the laser head, and collecting dust generated by cutting the workpiece;
a collection hopper through which the dust moves from the collection section;
a suction unit that is connected to the collection hopper and sucks the dust that has moved from the collection unit to the collection hopper;
a light detection unit that is arranged in the collection unit and detects light generated when cutting the workpiece;
A laser cutting machine, comprising: a control section that determines whether cutting is being performed normally based on detection by the light detection section.
前記光検出部は、前記ボックス部の内側に配置されている、
請求項1に記載のレーザ切断機。 The collection section includes a ceiling surface facing the laser head and having a first opening along the second direction, and an opening end having a second opening opening toward the collection hopper. having a box part containing;
The light detection section is arranged inside the box section,
A laser cutting machine according to claim 1.
前記光検出部は、前記側面に配置されている、
請求項2に記載のレーザ切断機。 The box portion has a side surface arranged to intersect with the second direction,
The light detection unit is arranged on the side surface,
A laser cutting machine according to claim 2.
前記光検出部は、前記凹部に配置されている、
請求項3に記載のレーザ切断機。 The side surface has a recess formed toward the outside of the box portion,
the photodetector is arranged in the recess;
A laser cutting machine according to claim 3.
前記光検出部は、前記第1側面または前記第2側面に配置されている、
請求項2に記載のレーザ切断機。 The box portion has a first side surface and a second side surface that are arranged to face each other in the second direction,
The photodetector is arranged on the first side surface or the second side surface,
A laser cutting machine according to claim 2.
請求項2に記載のレーザ切断機。 The collection section further includes an airflow generation section that generates an airflow toward the open end within the box section.
A laser cutting machine according to claim 2.
請求項6に記載のレーザ切断機。 The light detection section is arranged on a surface of the box section on the upstream side of the airflow.
A laser cutting machine according to claim 6.
前記光検出部は、前記ボックス部の前記天井面の近傍に配置されている、
請求項6に記載のレーザ切断機。 The airflow generating section is arranged on the bottom surface of the box section,
The light detection section is arranged near the ceiling surface of the box section,
A laser cutting machine according to claim 6.
請求項1に記載のレーザ切断機。 The photodetector includes a photodiode.
A laser cutting machine according to claim 1.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022112683A JP2024011021A (en) | 2022-07-13 | 2022-07-13 | laser cutting machine |
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---|---|---|---|
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