JP2024010206A5 - - Google Patents

Claims (10)

1. ビデオ・エンコーダにおいて実行されるビデオ・エンコードの方法であって、当該方法は：
   参照データを利用して入力データを予測的に符号化する段階を含み、
   前記参照データは、前記入力データより以前のブロックを利用してローカル・デコーダ動作によって生成され、前記ローカル・デコーダ動作は、
   符号化されたデータから現在の符号化領域中の現在のブロックの予測情報を復号するステップであって、前記予測情報はフレーム内ブロックコピーモードを示し、現在のブロックが属する符号化ツリーユニット（ＣＴＵ）が１２８×１２８よりも少ない輝度サンプルを含む場合は、前記符号化領域のサイズは前記ＣＴＵのサイズと同じであり、それ以外の場合は、前記ＣＴＵは複数の符号化領域に分割されており、現在の符号化領域は前記複数の符号化領域のうち、現在のブロックが属する符号化領域である、ステップと、
   前記現在のブロックと同じピクチャにおける参照ブロックを指し示すブロックベクトルを決定するステップであって、前記参照ブロックは、参照サンプルメモリにおいてバッファリングされた再構築されたサンプルを有する符号化領域を含む探索領域内である、ステップと、
   前記参照サンプルメモリから取得した、前記参照ブロックの前記再構築されたサンプルに基づいて、前記現在のブロックの少なくとも1つのサンプルを再構築する、ステップと、を含み、
   前記探索領域は、符号化領域の単位で更新される、
   方法。
2. 各符号化領域は、正方形の形状を有する請求項１に記載の方法。
3. ビデオ・エンコーダにおいて実行されるビデオ・エンコードの方法であって、当該方法は：
   参照データを利用して入力データを予測的に符号化する段階を含み、
   前記参照データは、前記入力データより以前のブロックを利用してローカル・デコーダ動作によって生成され、前記ローカル・デコーダ動作は、
   符号化されたデータから現在の符号化領域中の現在のブロックの予測情報を復号するステップであって、前記予測情報はフレーム内ブロックコピーモードを示し、現在のブロックが属する符号化ツリーユニット（ＣＴＵ）が１２８×１２８よりも少ない輝度サンプルを含む場合は、前記符号化領域のサイズは前記ＣＴＵのサイズと同じであり、それ以外の場合は、前記ＣＴＵは複数の符号化領域に分割されており、現在の符号化領域は前記複数の符号化領域のうち、現在のブロックが属する符号化領域である、ステップと、
   前記現在のブロックと同じピクチャにおける参照ブロックを指し示すブロックベクトルを決定するステップであって、前記参照ブロックは、参照サンプルメモリにおいてバッファリングされた再構築されたサンプルを有する符号化領域を含む探索領域内である、ステップと、
   前記参照サンプルメモリから取得した、前記参照ブロックの前記再構築されたサンプルに基づいて、前記現在のブロックの少なくとも1つのサンプルを再構築する、ステップと、を含み、
   前記参照ブロックの複数の隅が同一の符号化領域の内にあるかどうかを少なくともチェックするステップをさらに含む、
   方法。
4. 前記参照ブロックが部分的に前記探索領域内にある場合に、前記参照ブロックを前記探索領域内に移動するステップをさらに含む請求項１に記載の方法。
5. 前記参照ブロックと現在のブロックの間の距離が減少する方向に参照ブロックを移動するステップをさらに含む請求項４に記載の方法。
6. 符号化領域における参照サンプルのパーセンテージが増加する方向に参照ブロックを移動するステップをさらに含む請求項４に記載の方法。
7. 前記参照ブロックが部分的に前記探索領域内にある場合に、前記探索領域内にある第１の参照サンプルの情報を、前記探索領域外にある第２の参照サンプルの情報として用いるステップをさらに含む請求項１に記載の方法。
8. 前記ＣＴＵの分割において、フレキシブルブロック分割が禁止される請求項１に記載の方法。
9. ビデオをエンコードする装置であって、
   処理回路を含み、
   前記処理回路は、請求項１ないし８のうちいずれか一項に記載の方法を実行するように構成されている、
   装置。
10. エンコーダのプロセッサに請求項１ないし８のうちいずれか一項に記載の方法を実行させるためのコンピュータプログラム。