JP2024006593A - 耳介につける四肢障害の磁気治療具 - Google Patents

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【課題】耳介に装着するだけで、四肢障害のリハビリ効果を継続的に高めることで四肢障害に対して神経刺激を及ぼしリハビリにおいての耳介穴を利用し磁気治療具を提供する。【解決手段】耳介に装着する磁気治療具であって、該磁気治療具は、前記耳介の耳穴の入り口部の下縁に位置する対珠部の表側と裏側を覆う対珠覆い部を備え、この対珠覆い部は、磁力を有する金属部材と、所定部位に配置される磁石とを備えていることを特徴とする磁気治療具。【選択図】図2

Description

本発明は、顔面横に位置する耳介に取りつける磁気治療具に関するものである
耳介の形状が凹凸のある立体構造は、耳介の発生学的による耳ツボ理念に大きく関係していて、凹凸部位のツボの配列を読み取ることで前記立体構造の穴の構成が理解でき、耳ツボ位置からの関連性によって各種の治療法が出来あがっています。
解剖学的には頭蓋骨に囲まれた脳ではありますが、東洋医学では 奇恒の臓といって精が集まり脊髄ができ、脊髄が頭に集まり 脳が出来るとされ、脊髄神経は、鍼灸では 直接体表から捉えることができますが、しかし、西洋医学での外科的療法が中心となっており、硬い頭蓋骨によってガードされているため脳中枢は、メスを入れなければ直接捉えることが難しいが、東洋医学では、耳介のツボ概論では、中枢神経の各部分の名前がついた穴群が耳介にむき出しになっているため それらの穴群を容易に直接刺激することが可能になり耳介での穴群は、頭蓋骨というプロテクターもなく、全ての中枢穴がむき出しになっており耳ツボ理念から 間接的に中枢神経に刺激を送ることが可能になるといった考察から、耳介療法が出来ています。
現在の理学療法は、対象療法によって治療とするものが多く根本的な治療法になっていないものが多く、脳障害の程度と障害の発生の経過時間の程度によってではありますが 治療は かなりの時間を要することが多く、患者にとって精神的にも肉体的にも苦痛を伴うことが予測されます。
耳つぼ療法とは、対珠(い)、の中枢神経の各部位と障害の関連性を見出して、障害部位と障害中枢部位とを繋ぐことことで、治療体系が完成されます。図1参照。
障害の程度によりますが、脳出血の後遺症は、疾病の発症や経過時間によりますが、現在、殆どは完治することが難しいのが実状で、針治療も理学療法の一つでありますが、療法も進化しているとはいえ、脊髄神経や末梢神経の反射刺激や筋肉の増強を対象とする治療が中心で、今日でも後遺症としての四肢麻痺の治療は大変苦戦していているように思われます。
鍼灸治療でも、中枢神経の障害の程度もありますが、脊髄神経反射だけの治療は難しく全身の経穴治療も含めて行っていますが、臨床において、多く場合は 障害部位そのものに目が行きがちです。
近年、耳介の穴の研究が進み遠隔操作による耳介の中枢神経刺激が着眼されていて、耳介の下対輪脚にある坐骨神経穴18、は下肢麻痺の常用穴であり、該穴から膝関節、踵、趾、手の指に刺激を送るといった治療法がとられています。図5参照。
耳ツボ療法以外の鍼治療では、下肢麻痺患者の臀部の環跳穴や裏環跳穴の坐骨神経刺激しますが、初心者にとっては障害者の該環跳穴の刺激は難しいので、耳介にあるの腰部の坐骨神経穴18、を使うほうが容易と考えられます。図5参照。
耳介構成の成り立ちを考察すると最初、凸部の上対輪脚(に)、と凸部の下対輪脚(ほ)、は密着していて、三角か(へ)、は腰部臀部に内蔵された臓器であることから推測される。図1参照。
また、四肢麻痺の下肢と上肢の関連性も耳介のツボ位置から理解できるが、下肢の凸部からの耳輪(と)裏と上肢の耳舟部(は)、の凹部の耳輪裏は、位置的に当接しており、耳介治療では 上肢と下肢の関連が大きいと想定でき、中枢神経障害では 絶えず四肢障害が同時に起こり、上肢、下肢のみの単独障害は、多くは脊髄神経障害であると考えられます。
故に、耳介のツボを使う場合、対珠の中枢神経域と対輪体(ろ)、から下対輪脚(ほ)、上部の脊髄神経域と耳舟部(は)、と上対輪脚(に)、の末梢神経域を同時に用いらなければ四肢麻痺の治療効果が期待できないと考察する。
特表2003-524511 実用新案2021-001957 中国伝統医学耳穴診断法 陳志強著(株)たにぐち書店 経穴マップ/イラストで学ぶ十四経穴・奇穴・耳穴・頭鍼 王 暁明 他著書 医歯薬出版株
大脳及び中枢神経障害による四肢麻痺や小脳やその他の脳神経障害によって引き起こされる四肢障害は、耳介穴の中枢神経穴群の集まる対珠(い)、と対珠から対輪体(ろ)、下対輪脚(ほ)、及び上対輪脚(に)、の脊髄神経から末梢神経への神経伝達物質を活性化させ、四肢及び、運動神経機能を活性化させる補助磁気治療具が必要であると考察する。図1参照。
なぜなら四肢障害部のみを対象とする治療具では、治療効果が低く、短期的には完治が望めない実態にあるといえる。
脳溢血、くも膜下出血や脳梗塞などの後遺症としての四肢障害は、疾病の程度によるが、実状から今の理学療法を見ているとマンネリ化で気休めの療法とも見られることが多々感じられ、今後は老齢社会に向かって社会的な医療問題と化し、耳介穴を利用する治療方法併用し 中枢神経刺激ができないものかと考えていた。
耳ツボを見ていたら中枢神経の集中している部位を見つけ、耳穴の脊髄神経穴が、関連疾病に対して非常に有効であることより、一例として、脊髄神経刺激の腰痛にも効果を出していることから、中枢神経部の刺激も有効ではないかと考えているが、現代は 部位穴は存在するものも、前記中枢神経域のツボの研究は未だにあまり手をつけられていないようで、臨床例もあまり見あたらず その効果は明らかでない。
しかし、耳ツボの臨床では、継続性のある耳ツボの磁気治療は現実的に有効な効果を生むと考えられる。
また、パーキンソン病は病因は、はっきりとしたものでなく小脳疾患とされているが、耳穴の中に小脳穴も存在しているため小脳穴刺激が有効と考え、治療法の一つになりえるのではないかと考察されるが、また脳内の疾患によるものは現代も未解決な症例は、他にもあるとされる。
耳介の対珠全体は、中枢神経域であるため、対珠(い)、の中枢神経域と対輪体(ろ)、から下対輪脚(ほ)、上部の脊髄神経域と耳舟部(は)、と上対輪脚(に)、の末梢神経域を併せてセット化することで、多種原因にわたるの四肢障害の治療に応用させることが理論上可能であると考察できる。
対珠(い)、の部位を細分野化し、その関連穴と障害部位を磁気伝導することで、障害を継続的に刺激できる磁気治療具作りを課題とした。
耳介に装着する磁気治療具であって、該磁気治療具は、前記耳介の耳穴の入り口部の下縁に位置する対珠部の表側と裏側を覆う対珠覆い部を備え、この対珠覆い部は、磁力を有する金属部材と、所定部位に配置される磁石とを備えていることを特徴とする磁気治療具。
前記対珠覆い部から上方に向けて延びる延長部を備え、該延長部は、耳穴の入り口部の後縁に位置する対輪体に沿って設けられるとともに、磁力を有する第二金属部材と、前記延長部を前期対輪体に保持させるための保持とが設けられていることを特徴とする磁気治療具。
前記延長部は、その先端側が、前記耳穴の入り口部の上縁に位置する下対輪脚に沿って配置される第二延長部と前記下対輪脚から上側に向けて分岐した上対輪脚に沿って配置される第三延長部を備え、前記第二及び第三延長部には、それぞれ磁力を有する第二金属部材と第三金属部材が設けられており、さらに前記第二延長部と前記第三延長部には所定部位に磁石が設けられ、さらに少なくとも前記第二延長部と前記第三延長部は覆い部によって覆われていることを特徴とする磁気治具。
前記対珠覆い部から上方に向けて延びる前記延長部は、対輪体の対珠寄りの所定穴から分岐して、耳輪の内側に位置する耳舟部の凹部に向けて磁気化させた金属線を跨がせて 耳舟部から耳介上部に向けて延びて耳輪に至る第四延長部を備え、該第四延長部は、更に第四金属部材と、前記第四延長部を前記耳舟部に保持させるための保持部と、前記耳舟部の所定部分に配置した磁石と、前記第四延長部を覆う第二覆い部を備えることを特徴とする磁気治療具。
中枢神経による四肢障害の治療穴として、耳介のにある脳神経の中枢穴が耳介の対珠を中心に展開しているため、該対珠を重要ポイントし、該対珠から脊椎神経から末梢神経に延びる穴群を刺激することで、中枢神経によって引き起こされる四肢障害の臨床は 磁気化させた金属線を配した磁気治療具で磁気誘導刺激が有効であると考察する。
耳介の中枢神経穴は、対珠に集中して位置しているので、該対珠を細かく区分け分類し、実施例にて説明する。図2.3.4参照。対珠(い)、の区分け設定については、まず、輪珠切痕(ち)、と輪垂切痕(り)、を繋ぐ直線を引き、さらに対珠尖(ぬ)、及び輪珠切痕(ち)、を結ぶ直線の中間点(る)、と 対珠尖(ぬ)、から耳垂上線まで 別々に2本の垂直線を引くことで 三区に分けられるが、珠間切痕(を)、寄りから、対珠尖1区、対珠尖2区、対珠尖3区、対珠裏の4区の4つの区分とする。図1.2.4参照。
更に穴をもって説明すると、耳垂上線とは、珠間切痕(を)、と輪垂切痕(り)、を水平に結んだ線を引くことで、上記に4区の面の対珠を全てを覆うと山形の立体形状になり、1区から4区までの当接線は、脳幹穴1(ち) 、縁中穴2(る) 、対珠尖穴3(ぬ)、 珠間切痕穴7(を)、 を結ぶラインで結ばれ仕分けできる。図1.2.3参照。
更に 該対珠から該対珠の対輪体 ろ寄りの脳脳幹穴1(ち)、 から耳輪体の凸部の脊椎穴へと延びていき、更に該耳輪体(ろ)、から対輪部を経て末梢神経の下対輪脚(は)、と上対輪脚(に)、の穴群まで延びることにより神経伝導している。
対珠(い)、から、対輪体(ろ)、対輪部(ろ)、下対輪脚(ほ)、上対輪脚(に)、 へと繋げて磁気化させた金属線を配した磁気治療具である。
中枢神経によって引き起こされる四肢障害が、脳のどの部分の病因によるものであるかを判断し、前記の対珠の1区~4区のぞれの対象区の所定穴を選穴し、前記の磁気治療具に磁石を配します。
輪珠切痕部(ち)、 は脳幹穴1、になっており、該脳幹穴より、対輪体の凸部に磁気化させた金属線を内蔵せさ、中枢神経から脊髄神経穴群に移行して対輪体(ろ)、を上行し、対輪部で上対輪脚(に)、と下対輪脚(ほ)、に別れ耳輪(と)、の裏側に当接します。
対輪体と上対輪脚と下対輪脚に内臓させた該金属線には複数の該金属線に垂直に交わる短い金属線をムカデの足様に入れ、対輪体と上対輪脚と下対輪脚を挟み、挟み込む圧力で磁気治療具を耳介に固定されます。図5参照
該磁気治療具は、対珠(い)、の4区全体の覆い部と、該対輪体、対輪部、下対輪脚と上対輪脚へと繋げて磁気化させた金属線を、シリコン等で覆って形成する。
更に対輪体の脊髄穴や、上対輪脚と下対輪脚には、疾病関連の所定穴に、磁石を入れ、下肢障害に対応することができる。
上肢障害も対象とする場合、脳幹穴1、を経て対輪体の頸椎穴10、から耳舟部 の凹部に磁気化させた金属線を這わせ凹部を耳介上側に上行させて耳輪裏の手の指穴で、下肢の趾穴に当接させる、その際、手足の指穴は、関連が深く手足指の障害の単独治療法は難しい。図6参照
四肢障害の場合は凹部の耳舟部と凸部の対輪体を合わせてシリコン等でラッピングし、内部に磁石を配する。
耳介の対輪体(ろ)、は脊髄神経が位置して、凸部の最高位を結んだ線の耳の穴側(内側)は、内臓穴が位置しているが、前記対輪体の凸部の最高位を結んだ線の耳輪側は、耳舟部の上肢のツボが位置して、前記耳舟部(は)、にも耳舟部から垂直に交差させた金属線を配した覆い部で磁気治療器を耳介に固定させ、対珠(い)、の中枢神経と組み合わせて磁気治療することで手、足を含んだ四肢麻痺などの磁気治療具とする。図6参照。
中枢神経障害からくる四肢障害と脊椎神経障害からくる四肢障害は耳介にある対珠や耳ツボの該当穴や関連穴に 体幹に別に二次的刺激を与えることで、中枢神経から脊椎神経を刺激を影響を与え、症状別に耳介の中枢神経穴、脊椎神経穴、四肢の部位穴や関連穴を組み合わせることにより、耳介以外の全身に磁気誘導させ、各種障害の目的に別に有効な効果を与えることができる耳介に装着する磁気治療具を構成している。図5.6.7参照。
主に頭蓋骨内部の出血の後遺症としての何時でも簡単に同時使用でき、耳介穴の対珠(い)、から刺激を体幹部に送れ、理学療法のリハビリにおいて耳介の治療具と併用することを考えた耳介の磁気治療具です。
脳出血部位や原因を見極めることで、対珠の刺激穴を選択します。耳ツボは、今日でも研究開発されていますが、60年余り前、フランスのノジエ医師が、人体実験をされて耳ツボを古来からあるものを発展させたものであることは今日周知のことで、その発見は、世界的にさらに発展していますが、僅かに差異があり、この治療具の耳ツボの原案は、中国の耳ツボ概念による構成に基づいていますが、正確な対珠にある穴を取穴することが大切になります。図3参照。
基本的に対珠全体を被せるために磁気化させた立体金属線で対珠を型取り、該立体金属線をシリコンで覆った小さなカバー部材が、磁気治療具となります。図4参照。
該シリコンで覆った小さなカバー部材の中に刺激目的穴に磁石を配します。
例えば脳出血のほかにパーキンソン病などの場合には、後頭穴に磁石を配し、対珠から耳介の対輪体へ、磁気化させた金属線を延長させ、脊髄神経穴を刺激し、凸部の最高位、該対輪体の凸部の最高位を結んだ線の耳輪側は、耳舟部の上肢のツボが位置しているので上肢を刺激するために 対輪体の脊髄神経の頸椎穴であり、対輪体から耳舟部に金属線を分岐させ耳舟部の上腕穴から耳輪部裏側の手の指穴まで、該金属線を伸ばします。
一方対輪体に延長させた金属線は、上肢と下肢の四肢障害において、耳舟部と併せて下対輪脚と上対輪脚に該磁気化させた金属線を耳輪部裏側に繋いだ磁気治療具になります。。
対輪体は、立体構造で凸部になっているので、治療具を対輪体に固定させるために対輪体と垂直に交差させた磁気化させた金属線を複数個所配して対珠から続く金属線も併せて覆うためのシリコン等で加工を施す。障害の状況に応じて、対輪体の所定穴や耳舟部の所定穴に磁石を入れることもできる。
四肢障害が、中枢神経が、原因でない場合の上肢や下肢の障害、腰痛、膝痛、肩関節痛、肘関節痛、などの場合、対珠の磁気治療具は、必要でなく、上肢障害の場合は、対輪体の頸椎穴から耳舟部に磁気化させた金属線を延ばし、また下肢障害の場合は、は、対輪体の腰椎仙骨穴から下対輪脚と上対輪脚に該磁気化させた金属線を延ばすこともできる。
四肢障害以外の中枢神経障害、精神的な障害の統合失調症、認知症、健忘症、不眠症などについては、専門性が必要であり、病因、病理においても学説が諸説あり、専門家による、対珠の障害部位を確認する必要があり、今後の研究が必要であると考える。
一般的には大脳皮質や、大脳辺縁系或いは視床などの機能が様々な形で障害されていると考えられ、耳介のツボでは、大脳部分の穴として、大脳皮質穴8、
前頭穴4 、側頭穴5 、後頭穴6 、が当たり、視床は、耳介穴では、内分泌穴12 、縁中穴2 に当たります。図3参照。
精神障害は、三角かの穴群と関係し、鍼灸治療の常用穴として 特に神門穴13、 との併合は、有効とされている。図5参照。
いずれも専門性が、必要で、理論上有効性があり病因の見極めが大切で 今後は医師による実験臨床を期待したい。
また、対珠と、耳介内外の障害穴とを磁気化させた金属線で連結させたり、障害による関連部位に磁気誘導させることもできる。
対珠部の表側と裏側を覆う対珠覆い部を備え、この対珠覆い部は、磁力を有する金属部材と、所定部位に配置される磁石とを備えている磁気治療具で磁石を入れる所定部位について効果を説明していく。図1参照。
対珠(い)は、脳内の中枢神経が、集中している部位で、図2は、耳介全体から見た部位であり、図3は、対珠(い)のみを拡大した図である。
対珠(い)、の区分け設定については、まず、輪珠切痕(ち)、と輪垂切痕(り)、を繋ぐ直線を引き、さらに対珠尖(ぬ)、及び輪珠切痕(ち)、を結ぶ直線の中間点、(る)、と 対珠尖(ぬ)、から耳垂上線まで 別々に2本の垂直線を引くことで 三区に分けられるが、珠間切痕(れ)、寄りから、対珠尖1区、対珠尖2区、対珠尖3区、対珠裏の4区の4つの区分とする。図1.2.3.4参照。
更に対珠の穴をもって説明すると、耳垂上線とは、珠間切痕(を)、と輪垂切痕(り)、を水平に結んだ線を引くことで、上記に4区の面の対珠を全てを覆うと山形の立体形状になり、1区から4区までの当接線は、脳幹穴1(ち)、 縁中穴2(る)、 対珠尖穴3(ぬ)、 珠間切痕穴7(を)、 を結ぶラインで結ばれ仕分けできる。図1から3参照。
対珠(い)、の内部穴について説明していくと、第一穴の、皮質下穴8、は対珠の内側に位置して対珠4区であり、大脳皮質であり、知覚、記憶、言語、判断、認知などの高度の精神活動に関わり、脳出血の部位でもありますが、四肢障害の脳血管障害後遺症以外でも 広くもちいられます。胃腸障害による痛みや、嘔吐心痛、頭痛、不眠症、自律神経失調症、頸椎症候群、慢性関節リューマチ、更年期障害、等は、他穴と併用して用いられます。
第二穴の、前脳穴4、は対珠外側面の前部の対珠1区あり、大脳皮質の前頭葉
にも当たり、前頭部の頭痛、アレルギー性鼻炎、蓄膿症、歯痛、や、脳の精神患、
頭重感、記憶力減退、不眠、うつ病等皮質下穴と併せて用います。
第三穴の、側頭穴5、は対珠外側面の中部にあり、対珠2区にあり、大脳皮質の側頭葉にも当たり、偏頭痛、耳の疾患、難聴、老眼、健忘症、記憶力減退等、皮質下穴と併せて用います。
第四穴の、後頭穴6、は対珠外側面の後部にあり、対珠3区にあり、大脳皮質
の後頭葉にも当たり、各種の眩ぐん、後頭部痛、神経衰弱、脳炎、首筋硬直、顔
面痙攣、テンカン発作等皮質下穴と併せて用います。
第五穴は脳幹穴1、で対珠の表裏の分岐点にある頂き点の3穴を結ぶラインは対輪体に神経伝達させます。脳幹穴1、は対輪体に一番近く、脳疾患後遺症常用穴で四肢障害結び付けて用いられ、てんかん、ヒステリーなどに用いられます。
第六穴は、前記頂きの中央部の縁中穴2、で下垂体を調節しており、大脳疾
患の他に下垂体分泌機能失調症の糖尿病、尿崩症、等また、内分泌失調症、婦
人科疾患、肥満症、インポテンツ、生理不順、血尿、メニエルに効果があると
されている。
縁中穴2は、単独で用いるのではなく、内分泌穴、12 三焦穴、14 副腎穴、
15、等と併用して用いられることが多いとされている。図1参照。
第七穴は、前記頂きの耳穴よりの端の対珠尖穴3、で呼吸中枢を調節し、また
抗アレルギーがあるとされていますので、皮膚掻痒症、神経性皮膚炎、気管支
喘息に、肺穴、神門穴、13と併せて用いられます。
対珠内の穴の使用方法は、対珠のツボの一穴ないし数穴に磁石を入れ、対珠か
ら中枢神経を経て抹消神経まで活性化させることにより、全身治療となり、
対珠の内側と外側の両側の覆い部の磁気刺激は、対珠単独で脳の活性効果を図
るが、磁気刺激ばかりでなく押圧も有効である。
また、対珠(い)の近隣穴の三焦穴14、や、内分泌穴12、まで対珠覆い部
に入れることで更に内分泌系刺激が有効に前述した効果が加わります。
覆い部の役割は、磁力を有する金属部材と、所定部位に配置される磁石とを固
定留める役割がありますが、覆い部の素材をシリコンでもちいる場合、シリコ
ンは透磁性はあるものの非磁性体であるので、皮膚面に接する覆い部の内側に
ある金属部材や、磁石を深く覆わないようにする必要があります。
対珠覆い部の脳幹穴から続く対輪体の凸部の脊椎穴へと磁気化させた金属線の延長部を延ばして対輪体(ろ)、対輪部、下対輪脚(ほ)、に第一延長部と上対輪脚(に)、第二延長部 へと繋げ、中枢神経障害による下肢障害を対象とした磁気治療具であって、対輪体分岐の主軸は下対輪脚で 補軸が上対輪脚でそれぞれ耳輪(と)、裏側に当接し、対輪体と上対輪脚と下対輪脚に内臓させた第二金属線には保持部として 複数の前記第二金属線に垂直に交わる短い金属線をムカデの足様の保持部Mに配し、対輪体と上対輪脚と下対輪脚を挟み込んで磁気治療具を耳介に固定させる。図5参照して以後、磁化させた金属線をK、第二金属線をK2、延長部をE、第一延長部をE1、第二延長部をE2、ムカデ足様金属線の保持部をMという。図5参照。
該磁気治療具は、対珠の、4区全体の覆い部と、対輪部へ繋ぐ延長部、Eと下対輪脚へ繋げる第二延長部、E2と上対輪脚へ繋げる第三延長部、E3にそれぞれ磁気化させた第一金属部材を延長部に、第二金属部材、K2第二延長部、E2に、第三金属部材K3を第三延長部、E3に配し、第一金属部材K1と第二金属部材K2と第三金属部材、K3には、ムカデ足様の金属線の保持部Mを設けて耳介に磁気治療器具を固定させるが、特に、第二延長部と第三延長部には、シリコン等で覆い部Oを形成し、シリコン覆い部は、三角か(へ)、を中心にする。図5参照し、以後第三延長部をE3、第三金属線をK3、覆い部をO、という。更に対輪体の所定の脊髄穴や、上対輪脚(に)、と下対輪脚(ほ)、の所定穴に磁石をいれるが、主に、下肢麻痺等に対する磁気治療具であり、特に坐骨神経穴18、は重要である。図5参照。
耳介穴の望診、触診により、変形部を見つけられるが、耳つぼの全体図より、下肢と上肢は耳尖で手と足の指穴17、が当接しておることより、下肢障害は、上肢障害にも刺激を与えることができ、また、三角か(へ)、内を経由することより、下肢障害による骨盤腔の疾病や、副交感神経に影響して、血圧異常、精神障害の治療等にも有効となる。図5参照。
中枢神経障害による上肢障害を対象とした磁気治療具であって耳舟部の上肢のツボが位置しているので上肢を刺激するために 対輪体(ろ)、の脊髄神経の頸椎穴、10から 耳舟部(は)、を対象として、対珠から延長部にある脊椎穴10、より第四延長部を耳舟部にだし、前記第四延長部は、耳舟部の上腕穴15、から耳輪(と)、部裏側の手の指穴16、まで繋ぎ、前記第四延長部には磁気化させた第四金属線を配し 前記第四金属線に所定穴に磁石をいれ、また耳介に固定するための保持部Mとシリコンなどの第二覆い部O2を有した磁気治療具で、図6参照し、以後第四延長部をE4、第四金属線をK4、第二覆い部をO2という。
主に上肢障害は、脳幹穴1、 頸椎穴10、 の障害かやくることが多いので該、脳幹穴、該頸椎穴に磁石を入れることで、手指、肘関節、肩関節のしびれや痛み、リューマチによる関節炎、や頚椎症、手の片麻痺の他 アレルギー、ニキビ等の治療に用いることが可能になる磁気治療具。図6参照。
中枢神経障害による手足同時の四肢障害の場合は、対珠部(い)、と対輪体(ろ)、下対輪脚(ほ)、上対輪脚(に)、耳舟部(は)を全て同時に磁気刺激するための前述した、対珠、対輪体、下対輪脚、上対輪脚、耳舟、の全てに磁気金属線をはいした磁気治療具でその構造は図7を参照。脳出血、くも膜下出血などの一般的な後遺症として四肢障害の理学療法として一般的なリハビリに際して補助的磁気治療具で、実施例1.2.3を合わせた磁気治療具である。
四肢障害以外の中枢神経障害は、脳血管や、脳疾患からくるだけでなく、精神
障害、各種の内分泌障害、泌尿器疾患、消化器疾患、各種臓器疾患にも関わ
っています。
前述の四肢障害以外中枢神経障害は、実施例1の対珠(い)、を覆った磁気治
療具とあわせて対珠と当接しない耳介内外の主要関連穴や部位に磁石を配し
て、磁気化させた金属線で連結させる磁気治療具が必要とになります。図8等。
特に、神門穴13、と対珠の覆い部は、精神障害にとって有効で、耳介の全
ての穴は対珠(い)、の覆い部と何らか関連しているためまた、対珠と全く当
接しない耳介以外の穴や部位との併用治療することも有効である。図8.9参
照。
耳介の解剖部位名称 対珠の仕分け分布図 対珠の仕分け4区分と穴名 対珠に配させた磁気化された枠組みの治療具立体図一例 下肢障害の磁気治療具構図 上肢障害の磁気治療具構図 四肢障害の磁気治療具構図 対珠と三角か内の穴の連結 磁気治療具簡略記号 顔面における耳介の磁気治療具イメージ図
い 対珠
ろ 対輪体
は 耳舟
に 上対輪脚
ほ 下対輪脚
へ 三角か
と 耳輪
ち 耳輪切痕
り 耳垂切痕
ぬ 対珠尖
る 耳輪切痕と対珠尖を結ぶ中間ポイントは
を 珠間切痕
わ 耳輪切痕と耳垂切痕を結ぶ線
か 耳垂上線
よ 耳輪切痕と体珠尖を結ぶ中間ポイントと耳垂上線を垂直に結ぶ線
れ 対珠尖から耳垂上線を垂直に結ぶ線
1 対珠内の穴名 脳幹穴
2 縁中穴
3 対珠尖
4 前頭穴
5 側頭穴
6 後頭穴
8 対珠の裏面 皮質穴
10~ 対珠以外の穴
E・E1・E2・E3・E4 延長部
K・K1・K2・K3・K4 金属部材
O・O1・O2 覆い部
J 磁石
M 保持部

Claims (4)

  1. 耳介に装着する磁気治療具であって、該磁気治療具は、前記耳介の耳穴の入り口部の下縁に位置する対珠部の表側と裏側を覆う対珠覆い部を備え、この対珠覆い部は、磁力を有する金属部材と、所定部位に配置される磁石とを備えていることを特徴とする磁気治療具。
  2. 前記対珠覆い部から上方に向けて延びる延長部を備え、該延長部は、耳穴の入り口部の後縁に位置する対輪体に沿って設けられるとともに、磁力を有する第一金属部材と、前記延長部を前記対輪体に保持させるための保持部とが設けられていることを特徴とする請求項1記載の磁気治療具。
  3. 前記延長部は、その先端側が、前記耳穴の入り口部の上縁に位置する下対輪脚に沿って配置される第二延長部と前記下対輪脚から上側に向けて分岐した上対輪脚に沿って配置される第三延長部を備え、前記第二及び第三延長部には、それぞれ磁力を有する第二金属部材と第三金属部材が設けられており、さらに前記第二延長部と前記第三延長部には保持部と所定部位に磁石が設けられ、少なくとも前記第二延長部と前記第三延長部は第一覆い部によって覆われていることを特徴とする請求項2記載の磁気治療具。
  4. 前記対珠覆い部から上方に向けて延びる前記延長部は、対輪体の対珠寄りの所定穴から分岐して、耳輪の内側に位置する耳舟部の凹部に向けて磁気化させた金属線を跨がせて 耳舟部から耳介上部に向けて延びて耳輪に至る第四延長部を備え、該第四延長部は、更に第四金属部材の前記第四延長部を前記耳舟部に保持させるための保持部と、前記耳舟部の所定部分に配置した磁石と、前記第四延長部を覆う第二覆い部を備えることを特徴とする請求項3のいずれか1項に記載の磁気治療具。
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