JP2024002257A - オンライン評価方法及び評価用オンラインサーバ - Google Patents
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Abstract
Description
サーバが、評価対象データ記憶部に格納されており、識別子が付与されている複数の評価対象を評価すべき評価者を、今回の評価セッションの評価者として識別子が付与されている複数の評価者の中から割り当てるステップ1Aと、
サーバが、ステップ1Aの結果に従い、複数の評価対象に関するデータを評価対象データ記憶部から抽出すると共に、予め定められたテーマに関する設問データを設問データ記憶部から抽出し、少なくとも一つの評価軸に基づく選択式評価入力部を含む評価入力のための第一書式データを第一書式データ記憶部から抽出し、当該複数の評価対象に関するデータ、設問データ及び第一書式データを、対応する複数の評価者の端末にネットワークを介して送信するステップ1Bと、
サーバが、選択式評価入力部に各評価者によって入力された評価対象に対する評価を含む評価結果データを、各評価者の端末からネットワークを介して受信するステップ1Cと、
サーバが、受信した評価結果データのそれぞれに識別子を付与し、評価結果データを送信した各評価者の識別子及び評価対象の識別子と関連付けて、評価結果データを評価結果データ記憶部に格納するステップ1Dと、
サーバが、評価結果データ記憶部に格納されている評価結果データ中の、選択式評価入力部に各評価者によって入力された評価に基づき、各評価者の評価の甘辛度合いを評価軸毎に分析し、評価の辛い評価者による評価が相対的に上昇し、評価の甘い評価者による評価が相対的に低下するように評価を補正することで補正後の評価を算出し、各評価者の識別子及び評価対象の識別子と関連付けて補正後の評価を評価結果データ記憶部に格納するステップ1Eと、
サーバが、評価結果データ記憶部に格納されている補正後の評価及び評価対象の識別子に基づいて、各評価対象に対する評価を集計することにより各評価対象に対する評価軸毎の仮スコアを算出し、各評価対象の識別子と関連付けて仮スコアを評価対象スコアデータ記憶部に格納するステップ1Fと、
サーバが、評価結果データ記憶部に格納されている評価者の識別子と関連付けられた各評価対象に対する補正後の評価と、評価対象スコアデータ記憶部に格納されている各評価対象に対する仮スコアを評価軸毎に対比し、両者の近似性を評価者毎に集計することにより、各評価者の評価力スコアを算出し、当該評価力スコアを各評価者の識別子と関連付けて評価者スコアデータ記憶部に格納するステップ1Gと、
サーバが、評価力スコアが高い評価者による評価ほど、評価に大きな重み付けを付与することを条件に、評価結果データ記憶部に格納されている補正後の評価、評価者の識別子及び評価対象の識別子、並びに評価者スコアデータ記憶部に格納されている各評価者の評価力スコアに基づいて、各評価対象に対する評価を集計することにより各評価対象に対する評価軸毎の修正スコアを算出し、各評価対象の識別子と関連付けて修正スコアを評価対象スコアデータ記憶部に格納するステップ1Hと、
サーバが、以下の(1)及び(2)の一方又は両方のデータを抽出し、ネットワークを介して管理者の端末に送信するステップ1Iと、
(1)評価対象スコアデータ記憶部に格納されている、各評価対象に対する評価軸毎の修正スコア自体及び/又は当該修正スコアに基づいて算出される統計量を含む評価対象に関するデータ、
(2)評価者スコアデータ記憶部に格納されている、各評価者の評価力スコア自体及び/又は当該評価力スコアに基づいて算出される統計量を含む評価者に関するデータ、
を含むオンライン評価方法。
[2]
各評価対象に対する修正スコアを仮スコアとみなして、サーバがステップ1G及びステップ1Hを一度以上回繰り返す[1]に記載のオンライン評価方法。
[3]
サーバは、以下の(a)及び(b)の一方又は両方の条件が満たされると、それ以上ステップ1Gの繰り返しを行わない、[2]に記載のオンライン評価方法。
(a)ステップ1Gを繰り返す度に、最新の評価力スコアとそれよりも一つ前の評価力スコアの差分又は変化率を評価者毎にすべての評価軸について算出し、当該差分又は変化率が予め設定した条件を満たすかどうかを評価者毎に判定し、すべての評価者について前記条件を満たす。
(b)ステップ1Hを繰り返す度に、各評価対象に対する評価軸毎の最新の修正スコアとそれよりも一つ前の修正スコアの差分又は変化率をすべての評価軸について算出し、当該差分又は変化率が予め設定した条件を満たすかどうかを各評価対象について判定し、すべての評価対象について前記条件を満たす。
[4]
サーバが、評価対象データ記憶部に格納されており、識別子が付与されている複数の評価対象を評価すべき評価者を、今回の評価セッションの評価者として識別子が付与されている複数の評価者の中から割り当てるステップ1Aと、
サーバが、ステップ1Aの結果に従い、複数の評価対象に関するデータを評価対象データ記憶部から抽出すると共に、予め定められたテーマに関する設問データを設問データ記憶部から抽出し、少なくとも一つの評価軸に基づく選択式評価入力部を含む評価入力のための第一書式データを第一書式データ記憶部から抽出し、当該複数の評価対象に関するデータ、設問データ及び第一書式データを、対応する複数の評価者の端末にネットワークを介して送信するステップ1Bと、
サーバが、選択式評価入力部に各評価者によって入力された評価対象に対する評価を含む評価結果データを、各評価者の端末からネットワークを介して受信するステップ1Cと、
サーバが、受信した評価結果データのそれぞれに識別子を付与し、評価結果データを送信した各評価者の識別子及び評価対象の識別子と関連付けて、評価結果データを評価結果データ記憶部に格納するステップ1Dと、
サーバが、評価結果データ記憶部に格納されている評価結果データ中の、選択式評価入力部に各評価者によって入力された評価に基づき、各評価者の評価の甘辛度合いを評価軸毎に分析し、評価の辛い評価者による評価が相対的に上昇し、評価の甘い評価者による評価が相対的に低下するように評価を補正することで補正後の評価を算出し、各評価者の識別子及び評価対象の識別子と関連付けて補正後の評価を評価結果データ記憶部に格納するステップ1Eと、
評価者の人数をn(nは2以上の整数)とすると、サーバが、k人目(kは1~nまでの整数)の評価者による評価対象に対する評価を考慮せずに、評価結果データ記憶部に格納されているその他の評価者による補正後の評価及び評価対象の識別子に基づき、各評価対象に対する評価を集計し、各評価対象に対する仮スコアを評価軸毎に算出し、k人目の評価者の識別子及び各評価対象の識別子と関連付けて仮スコアを評価対象スコアデータ記憶部に格納するステップを一人目からn人目までの評価者に対してそれぞれ実施するステップ1Fと、
サーバが、評価結果データ記憶部に格納されているk人目(kは1~nまでの整数)の評価者の識別子と関連付けられた各評価対象に対する補正後の評価と、k人目の評価者の識別子及び各評価対象の識別子と関連付けられて評価対象スコアデータ記憶部に格納されている各評価対象に対する仮スコアを評価軸毎に対比し、両者の近似性を評価者毎に集計することにより、k人目の評価者の仮評価力スコアを算出し、当該仮評価力スコアをk人目の評価者の識別子と関連付けて評価者スコアデータ記憶部に格納するステップを一人目からn人目までの評価者に対して実施するステップ1G1と、
サーバが、k人目(kは1~nまでの整数)の評価者による評価対象に対する評価を考慮せずに、仮評価力スコアが高い評価者による評価ほど、評価に大きな重み付けを付与することを条件に、評価結果データ記憶部に格納されているその他の評価者による補正後の評価、評価者の識別子及び評価対象の識別子、並びに評価者スコアデータ記憶部に格納されているその他の評価者による評価者の仮評価力スコアに基づいて、各評価対象に対する評価を集計することにより各評価対象に対する評価軸毎の修正スコアを算出し、k人目の評価者の識別子及び各評価対象の識別子と関連付けて修正スコアを評価対象スコアデータ記憶部に格納するステップを一人目からn人目までの評価者に対してそれぞれ実施するステップ1H1と、
サーバが、評価結果データ記憶部に格納されているk人目(kは1~nまでの整数)の評価者の識別子と関連付けられた各評価対象に対する補正後の評価と、k人目の評価者の識別子及び各評価対象の識別子と関連付けられて評価対象スコアデータ記憶部に格納されている各評価対象に対する修正スコアを評価軸毎に対比し、両者の近似性を評価者毎に集計することにより、k人目の評価者の最終評価力スコアを算出し、当該最終評価力スコアをk人目の評価者の識別子と関連付けて評価者スコアデータ記憶部に格納するステップを一人目からn人目までの評価者に対して実施するステップ1G2と、
サーバが、最終評価力スコアが高い評価者による評価ほど、評価に大きな重み付けを付与することを条件に、評価結果データ記憶部に格納されている補正後の評価、評価者の識別子及び評価対象の識別子、並びに評価者スコアデータ記憶部に格納されている各評価者の最終評価力スコアに基づいて、各評価対象に対する評価を集計することにより各評価対象に対する評価軸毎の最終スコアを算出し、各評価対象の識別子と関連付けて最終スコアを評価対象スコアデータ記憶部に格納するステップ1H2と、
サーバが、以下の(1)及び(2)の一方又は両方のデータを抽出し、ネットワークを介して管理者の端末に送信するステップ1Iと、
(1)評価対象スコアデータ記憶部に格納されている、各評価対象に対する評価軸毎の最終スコア自体及び/又は当該最終スコアに基づいて算出される統計量を含む評価対象に関するデータ、
(2)評価者スコアデータ記憶部に格納されている、各評価者の最終評価力スコア自体及び/又は当該最終評価力スコアに基づいて算出される統計量を含む評価者に関するデータ、
を含むオンライン評価方法。
[5]
各評価対象に対する修正スコアを仮スコアとみなして、サーバがステップ1G1及びステップ1H1を一度以上回繰り返す[4]に記載のオンライン評価方法。
[6]
サーバは、以下の(a)及び(b)の一方又は両方の条件が満たされると、それ以上ステップ1G1の繰り返しを行わない、[5]に記載のオンライン評価方法。
(a)ステップ1G1を繰り返す度に、最新の仮評価力スコアとそれよりも一つ前の仮評価力スコアの差分又は変化率を評価者毎にすべての評価軸について算出し、当該差分又は変化率が予め設定した条件を満たすかどうかを評価者毎に判定し、すべての評価者について前記条件を満たす。
(b)ステップ1H1を繰り返す度に、各評価対象に対する評価軸毎の最新の修正スコアとそれよりも一つ前の修正スコアの差分又は変化率をすべての評価軸について算出し、当該差分又は変化率が予め設定した条件を満たすかどうかを各評価対象について判定し、すべての評価対象について前記条件を満たす。
[7]
評価対象データ記憶部には、今回の評価セッションに使用される複数の評価対象とは異なる複数の評価対象に関するデータも記憶されていてもよく、
サーバが、今回の評価セッションにおける複数の評価対象のそれぞれについて、今回の評価セッションに使用される他の複数の評価対象、及び/又は、前記異なる複数の評価対象との類似度を算出し、算出されたそれぞれの類似度を集計することにより、今回の評価セッションにおける各評価対象の希少性スコアを算出し、各評価対象の識別子と関連付けて希少性スコアを評価対象スコアデータ記憶部に格納するステップ1Jと、
サーバが、評価対象スコアデータ記憶部に格納されている、各評価対象の希少性スコア自体及び/又は当該希少性スコアに基づいて算出される統計量を含む評価対象に関するデータを、ネットワークを介して管理者の端末に送信するステップ1Kと、
を更に含む[1]~[6]の何れか一項に記載のオンライン評価方法。
[8]
サーバが、予め定められたテーマに関する設問データを設問データ記憶部から抽出すると共に、少なくとも一つの情報入力部を含む第二書式データを第二書式データ記憶部から抽出し、設問データ及び第二書式データをネットワークを介して収集セッションの回答者として識別子が付与されている複数の回答者の端末に送信するステップ2Aと、
サーバが、情報入力部に収集セッションの各回答者によって入力された前記テーマに関する情報を含む回答データを、収集セッションの各回答者の端末から受信するステップ2Bと、
サーバが、受信した前記テーマに関する情報を含む回答データにそれぞれ識別子を付与し、前記テーマに関する情報を含む回答データを送信した収集セッションの各回答者の識別子と関連付けて前記テーマに関する情報を含む回答データを評価対象データ記憶部に格納するステップ2Cと、
を更に含み、
前記テーマに関する情報を含む回答データを、前記評価対象に関するデータとして使用する[1]~[7]の何れか一項に記載のオンライン評価方法。
[9]
サーバが、評価対象スコアデータ記憶部に格納されている、各評価対象に対する評価軸毎の修正スコア若しくは最終スコア自体及び/又は当該修正スコア若しくは最終スコアに基づいて算出される統計量を含む評価対象に関するデータ、並びに、回答者の識別子に基づき、少なくとも一つの評価軸に基づく回答者のスコアを算出し、回答者スコアデータ記憶部に格納するステップ2Dと、
サーバが、回答者スコアデータ記憶部に格納されている、評価軸毎の各回答者のスコア自体及び/又は当該スコアに基づいて算出される統計量を含む回答者に関するデータを、ネットワークを介して管理者の端末に送信するステップ2Eと、
を更に含む[8]に記載のオンライン評価方法。
[10]
前記評価対象が所定のテーマに関するアイデアである[1]~[9]の何れか一項に記載のオンライン評価方法。
[11]
前記評価対象に関するデータがテキスト情報を含む[1]~[10]の何れか一項に記載のオンライン評価方法。
[12]
送受信部、制御部、及び記憶部を備え、
前記記憶部は、
複数の評価対象に関するデータを格納するための評価対象データ記憶部と、
少なくとも一つの評価軸に基づく選択式評価入力部を含む評価入力のための第一書式データを格納するための第一書式データ記憶部と、
各評価対象に対する評価及び補正後の評価を含む評価結果データを格納するための評価結果データ記憶部と、
各評価対象に対する評価軸毎の仮スコア及び修正スコアを格納するための評価対象スコアデータ記憶部と、
各評価者の評価力スコアを格納するための評価者スコアデータ記憶部とを有し、
前記制御部は、評価者割り当て部、評価入力用データ抽出部、データ登録部、評価分析部、及び評価分析データ抽出部を有し、
評価者割り当て部は、評価対象データ記憶部に格納されており、識別子が付与されている複数の評価対象を評価すべき評価者を、今回の評価セッションの評価者として識別子が付与されている複数の評価者の中から割り当てるステップ1Aを行うことができ、
評価入力用データ抽出部は、ステップ1Aの結果に従い、複数の評価対象に関するデータを評価対象データ記憶部から抽出すると共に、予め定められたテーマに関する設問データを設問データ記憶部から抽出し、第一書式データを第一書式データ記憶部から抽出し、当該複数の評価対象に関するデータ、設問データ及び第一書式データを、送受信部から対応する複数の評価者の端末にネットワークを介して送信するステップ1Bを行うことができ、
送受信部は、選択式評価入力部に各評価者によって入力された評価対象に対する評価を含む評価結果データを、各評価者の端末からネットワークを介して受信するステップ1Cを行うことができ、
データ登録部は、送受信部で受信した評価結果データのそれぞれに識別子を付与し、評価結果データを送信した各評価者の識別子及び評価対象の識別子と関連付けて、評価結果データを評価結果データ記憶部に格納するステップ1Dを行うことができ、
評価分析部は、
・評価結果データ記憶部に格納されている評価結果データ中の、選択式評価入力部に各評価者によって入力された評価に基づき、各評価者の評価の甘辛度合いを評価軸毎に分析し、評価の辛い評価者による評価が相対的に上昇し、評価の甘い評価者による評価が相対的に低下するように評価を補正することで補正後の評価を算出し、各評価者の識別子及び評価対象の識別子と関連付けて補正後の評価を評価結果データ記憶部に格納するステップ1Eを行うことができ、
・評価結果データ記憶部に格納されている補正後の評価及び評価対象の識別子に基づいて、各評価対象に対する評価を集計することにより各評価対象に対する評価軸毎の仮スコアを算出し、各評価対象の識別子と関連付けて仮スコアを評価対象スコアデータ記憶部に格納するステップ1Fを行うことができ、
評価結果データ記憶部に格納されている評価者の識別子と関連付けられた各評価対象に対する補正後の評価と、評価対象スコアデータ記憶部に格納されている各評価対象に対する仮スコアを評価軸毎に対比し、両者の近似性を評価者毎に集計することにより、各評価者の評価力スコアを算出し、当該評価力スコアを各評価者の識別子と関連付けて評価者スコアデータ記憶部に格納するステップ1Gを行うことができ、
評価力スコアが高い評価者による評価ほど、評価に大きな重み付けを付与することを条件に、評価結果データ記憶部に格納されている補正後の評価、評価者の識別子及び評価対象の識別子、並びに評価者スコアデータ記憶部に格納されている各評価者の評価力スコアに基づいて、各評価対象に対する評価を集計することにより各評価対象に対する評価軸毎の修正スコアを算出し、各評価対象の識別子と関連付けて修正スコアを評価対象スコアデータ記憶部に格納するステップ1Hを行うことができ、
評価分析データ抽出部は、以下の(1)及び(2)の一方又は両方のデータを抽出し、送受信部からネットワークを介して管理者の端末に送信するステップ1Iを行うことができる、
(1)評価対象スコアデータ記憶部に格納されている、各評価対象に対する評価軸毎の修正スコア自体及び/又は当該修正スコアに基づいて算出される統計量を含む評価対象に関するデータ、
(2)評価者スコアデータ記憶部に格納されている、各評価者の評価力スコア自体及び/又は当該評価力スコアに基づいて算出される統計量を含む評価者に関するデータ、
評価用オンラインサーバ。
[13]
評価分析部は、各評価対象に対する修正スコアを仮スコアとみなして、ステップ1G及びステップ1Hを一度以上回繰り返すことができる[12]に記載の評価用オンラインサーバ。
[14]
評価分析部は、以下の(a)及び(b)の一方又は両方の条件が満たされると、それ以上ステップ1Gの繰り返しを行わない、[13]に記載の評価用オンラインサーバ。
(a)ステップ1Gを繰り返す度に、最新の評価力スコアとそれよりも一つ前の評価力スコアの差分又は変化率を評価者毎にすべての評価軸について算出し、当該差分又は変化率が予め設定した条件を満たすかどうかを評価者毎に判定し、すべての評価者について前記条件を満たす。
(b)ステップ1Hを繰り返す度に、各評価対象に対する評価軸毎の最新の修正スコアとそれよりも一つ前の修正スコアの差分又は変化率をすべての評価軸について算出し、当該差分又は変化率が予め設定した条件を満たすかどうかを各評価対象について判定し、すべての評価対象について前記条件を満たす。
[15]
送受信部、制御部、及び記憶部を備え、
前記記憶部は、
複数の評価対象に関するデータを格納するための評価対象データ記憶部と、
少なくとも一つの評価軸に基づく選択式評価入力部を含む評価入力のための第一書式データを格納するための第一書式データ記憶部と、
各評価対象に対する評価及び補正後の評価を含む評価結果データを格納するための評価結果データ記憶部と、
各評価対象に対する評価軸毎の仮スコア、修正スコア及び最終スコアを格納するための評価対象スコアデータ記憶部と、
各評価者の仮評価力スコア及び最終評価力スコアを格納するための評価者スコアデータ記憶部とを有し、
前記制御部は、評価者割り当て部、評価入力用データ抽出部、データ登録部、評価分析部、及び評価分析データ抽出部を有し、
評価者割り当て部は、評価対象データ記憶部に格納されており、識別子が付与されている複数の評価対象を評価すべき評価者を、今回の評価セッションの評価者として識別子が付与されている複数の評価者の中から割り当てるステップ1Aを行うことができ、
評価入力用データ抽出部は、ステップ1Aの結果に従い、複数の評価対象に関するデータを評価対象データ記憶部から抽出すると共に、予め定められたテーマに関する設問データを設問データ記憶部から抽出し、第一書式データを第一書式データ記憶部から抽出し、当該複数の評価対象に関するデータ、設問データ及び第一書式データを、送受信部から対応する複数の評価者の端末にネットワークを介して送信するステップ1Bを行うことができ、
送受信部は、選択式評価入力部に各評価者によって入力された評価対象に対する評価を含む評価結果データを、各評価者の端末からネットワークを介して受信するステップ1Cを行うことができ、
データ登録部は、送受信部で受信した評価結果データのそれぞれに識別子を付与し、評価結果データを送信した各評価者の識別子及び評価対象の識別子と関連付けて、評価結果データを評価結果データ記憶部に格納するステップ1Dを行うことができ、
評価分析部は、
・評価結果データ記憶部に格納されている評価結果データ中の、選択式評価入力部に各評価者によって入力された評価に基づき、各評価者の評価の甘辛度合いを評価軸毎に分析し、評価の辛い評価者による評価が相対的に上昇し、評価の甘い評価者による評価が相対的に低下するように評価を補正することで補正後の評価を算出し、各評価者の識別子及び評価対象の識別子と関連付けて補正後の評価を評価結果データ記憶部に格納するステップ1Eを行うことができ、
・評価者の人数をn(nは2以上の整数)とすると、k人目(kは1~nまでの整数)の評価者による評価対象に対する評価を考慮せずに、評価結果データ記憶部に格納されているその他の評価者による補正後の評価及び評価対象の識別子に基づき、各評価対象に対する評価を集計し、各評価対象に対する仮スコアを評価軸毎に算出し、k人目の評価者の識別子及び各評価対象の識別子と関連付けて仮スコアを評価対象スコアデータ記憶部に格納するステップを一人目からn人目までの評価者に対してそれぞれ実施するステップ1Fを行うことができ、
・評価結果データ記憶部に格納されているk人目(kは1~nまでの整数)の評価者の識別子と関連付けられた各評価対象に対する補正後の評価と、k人目の評価者の識別子及び各評価対象の識別子と関連付けられて評価対象スコアデータ記憶部に格納されている各評価対象に対する仮スコアを評価軸毎に対比し、両者の近似性を評価者毎に集計することにより、k人目の評価者の仮評価力スコアを算出し、当該仮評価力スコアをk人目の評価者の識別子と関連付けて評価者スコアデータ記憶部に格納するステップを一人目からn人目までの評価者に対して実施するステップ1G1を行うことができ、
・k人目(kは1~nまでの整数)の評価者による評価対象に対する評価を考慮せずに、仮評価力スコアが高い評価者による評価ほど、評価に大きな重み付けを付与することを条件に、評価結果データ記憶部に格納されているその他の評価者による補正後の評価、評価者の識別子及び評価対象の識別子、並びに評価者スコアデータ記憶部に格納されているその他の評価者による評価者の仮評価力スコアに基づいて、各評価対象に対する評価を集計することにより各評価対象に対する評価軸毎の修正スコアを算出し、k人目の評価者の識別子及び各評価対象の識別子と関連付けて修正スコアを評価対象スコアデータ記憶部に格納するステップを一人目からn人目までの評価者に対してそれぞれ実施するステップ1H1を行うことができ、
・評価結果データ記憶部に格納されているk人目(kは1~nまでの整数)の評価者の識別子と関連付けられた各評価対象に対する補正後の評価と、k人目の評価者の識別子及び各評価対象の識別子と関連付けられて評価対象スコアデータ記憶部に格納されている各評価対象に対する修正スコアを評価軸毎に対比し、両者の近似性を評価者毎に集計することにより、k人目の評価者の最終評価力スコアを算出し、当該最終評価力スコアをk人目の評価者の識別子と関連付けて評価者スコアデータ記憶部に格納するステップを一人目からn人目までの評価者に対して実施するステップ1G2を行うことができ、
・最終評価力スコアが高い評価者による評価ほど、評価に大きな重み付けを付与することを条件に、評価結果データ記憶部に格納されている補正後の評価、評価者の識別子及び評価対象の識別子、並びに評価者スコアデータ記憶部に格納されている各評価者の最終評価力スコアに基づいて、各評価対象に対する評価を集計することにより各評価対象に対する評価軸毎の最終スコアを算出し、各評価対象の識別子と関連付けて最終スコアを評価対象スコアデータ記憶部に格納するステップ1H2を行うことができ、
評価分析データ抽出部は、以下の(1)及び(2)の一方又は両方のデータを抽出し、送受信部からネットワークを介して管理者の端末に送信するステップ1Iを行うことができる、
(1)評価対象スコアデータ記憶部に格納されている、各評価対象に対する評価軸毎の最終スコア自体及び/又は当該最終スコアに基づいて算出される統計量を含む評価対象に関するデータ、
(2)評価者スコアデータ記憶部に格納されている、各評価者の最終評価力スコア自体及び/又は当該最終評価力スコアに基づいて算出される統計量を含む評価者に関するデータ、
評価用オンラインサーバ。
[16]
評価分析部は、各評価対象に対する修正スコアを仮スコアとみなして、ステップ1G1及びステップ1H1を一度以上回繰り返す[15]に記載の評価用オンラインサーバ。
[17]
評価分析部は、以下の(a)及び(b)の一方又は両方の条件が満たされると、それ以上ステップ1G1の繰り返しを行わない、[16]に記載の評価用オンラインサーバ。
(a)ステップ1G1を繰り返す度に、最新の仮評価力スコアとそれよりも一つ前の仮評価力スコアの差分又は変化率を評価者毎にすべての評価軸について算出し、当該差分又は変化率が予め設定した条件を満たすかどうかを評価者毎に判定し、すべての評価者について前記条件を満たす。
(b)ステップ1H1を繰り返す度に、各評価対象に対する評価軸毎の最新の修正スコアとそれよりも一つ前の修正スコアの差分又は変化率をすべての評価軸について算出し、当該差分又は変化率が予め設定した条件を満たすかどうかを各評価対象について判定し、すべての評価対象について前記条件を満たす。
[18]
評価対象データ記憶部には、今回の評価セッションに使用される複数の評価対象とは異なる複数の評価対象に関するデータも格納されていてもよく、
評価分析部は、今回の評価セッションにおける複数の評価対象のそれぞれについて、今回の評価セッションに使用される他の複数の評価対象、及び/又は、前記異なる複数の評価対象との類似度を算出し、算出されたそれぞれの類似度を集計することにより、今回の評価セッションにおける各評価対象の希少性スコアを算出し、各評価対象の識別子と関連付けて希少性スコアを評価対象スコアデータ記憶部に格納するステップ1Jを行うことができ、
評価分析データ抽出部は、評価対象スコアデータ記憶部に格納されている、各評価対象の希少性スコア自体及び/又は当該希少性スコアに基づいて算出される統計量を含む評価対象に関するデータを抽出し、送受信部からネットワークを介して管理者の端末に送信するステップ1Kを行うことができる、
[12]~[17]の何れか一項に記載の評価用オンラインサーバ。
[19]
前記記憶部は、予め定められたテーマに関する設問データを格納するための設問データ記憶部と、少なくとも一つの情報入力部を含む第二書式データを格納するための第二書式データ記憶部を有しており、
前記制御部は、情報入力用データ抽出部を有しており、
情報入力用データ抽出部は、設問データを設問データ記憶部から抽出すると共に、第二書式データを第二書式データ記憶部から抽出し、設問データ及び第二書式データを送受信部からネットワークを介して収集セッションの回答者として識別子が付与されている複数の回答者の端末に送信するステップ2Aを行うことができ、
送受信部は、情報入力部に収集セッションの各回答者によって入力された前記テーマに関する情報を含む回答データを、収集セッションの各回答者の端末から受信するステップ2Bを行うことができ、
データ登録部は、受信した前記テーマに関する情報を含む回答データにそれぞれ識別子を付与し、前記テーマに関する情報を含む回答データを送信した収集セッションの各回答者の識別子と関連付けて前記テーマに関する情報を含む回答データを評価対象データ記憶部に格納するステップ2Cを行うことができる、
[12]~[18]の何れか一項に記載の評価用オンラインサーバ。
[20]
前記記憶部は、回答者に対する評価軸毎のスコアを格納するための回答者スコアデータ記憶部を有しており、
評価分析部は、評価対象スコアデータ記憶部に格納されている、各評価対象に対する評価軸毎の修正スコア若しくは最終スコア自体及び/又は当該修正スコア若しくは最終スコアに基づいて算出される統計量を含む評価対象に関するデータ、並びに、回答者の識別子に基づき、少なくとも一つの評価軸に基づく回答者のスコアを算出し、回答者スコアデータ記憶部に格納するステップ2Dを行うことができ、
評価分析データ抽出部は、回答者スコアデータ記憶部に格納されている、評価軸毎の各回答者のスコア自体及び/又は当該スコアに基づいて算出される統計量を含む回答者に関するデータを、送受信部からネットワークを介して管理者の端末に送信するステップ2Eを行うことができる、
[19]に記載の評価用オンラインサーバ。
[21]
前記評価対象が所定のテーマに関するアイデアである[12]~[20]の何れか一項に記載の評価用オンラインサーバ。
[22]
前記評価対象に関するデータがテキスト情報を含む[12]~[21]の何れか一項に記載の評価用オンラインサーバ。
[23]
[1]~[11]の何れか一項に記載の評価方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
[24]
[23]に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
図1に本実施形態に係るオンライン評価方法を行うためのシステムの全体構成を示す。本システムは、サーバ11と、1番目からn番目までの複数の参加者端末12と、プロジェクト管理者端末13と、サーバ管理者端末15とを備え、参加者端末12、プロジェクト管理者端末13、及びサーバ管理者端末15は、インターネット、専用回線又は公衆網といったコンピュータネットワーク14を通じてサーバ11と相互通信可能に接続されている。サーバ管理者端末15は必ずしもサーバ11と独立した端末として必要ではなく、サーバ管理者端末15の機能はサーバ11が担うこともできる。
コンピュータネットワーク14は限定的ではないが、例えば、LAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)など有線ネットワークとすることができ、MIMO(Multiple-Input Multiple-Output)を用いたWLAN(Wireless Local Area Network)などの無線ネットワークとすることができる。又は、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)などの通信プロトコルを用いたインターネット(Internet)、又は、いわゆる無線LANアクセスポイント(Wireless LAN Access Point)としての役割を果たす基地局(図示せず)などを介すものであってもよい。
記憶装置202は各種データ、オペレーティングシステム(OS)、ネットワークアプリケーション(例:サーバ11側のウェブサーバソフトウェア、参加者端末12、プロジェクト管理者端末13、及びサーバ管理者端末15のブラウザ)及び各種の演算処理を実行するためのプログラム等を記憶する装置、回路等のことを指し、例えば、主に半導体メモリが用いられる一次記憶装置、主にハードディスクドライブや半導体ディスクが用いられる二次記憶装置(補助記憶装置)、主にCD-ROMドライブ等のリムーバブルメディアドライブが用いられるオフラインストレージ、テープライブラリ等、公知の記憶装置等を用いることができる。より具体的には、ハードディスクドライブ、フロッピー(登録商標)ディスクドライブ、ZIPドライブ、テープストレージ等の磁気記録媒体を用いる磁気記憶装置の他に、レジスタ、キャッシュメモリ、ROM、RAM、フラッシュメモリ(例えばUSBメモリやソリッドステートドライブ)、半導体ディスク(例えばRAMディスク、仮想ディスク)などの半導体メモリを利用する記憶回路又は記憶装置や、CD、DVD等の光学記録媒体、MO等の光磁気ディスクを利用する光学記憶装置、その他紙テープやパンチカード等を利用する記憶装置、PRAM(Phase change RAM、相変化メモリ)と呼ばれる相変化記録技術を用いた記憶装置、ホログラフィックメモリ、3次元光メモリを用いた記憶装置、電荷の蓄積を分子レベルで行い情報を記憶する分子メモリを用いた記憶装置等を採用することができる。
出力装置203はデータ又は命令の出力を実現する装置、回路等のインターフェースであり、LCDや有機EL等のディスプレイの他、プリンター、スピーカ等を採用可能である。
入力装置204はデータ又は命令を演算装置201に与えるためのインターフェースであり、キーボード、テンキー、マウス等のポインティングデバイス、タッチパネル、リーダー(OCR)、入力画面、マイク等の音声入力インターフェース等を採用可能である。
通信装置205は装置外部とのデータの送受信を実現する装置、回路であり、例えばLANポート、モデム、無線LAN、ルーター等のネットワークに接続するためのインターフェースである。演算装置201の処理結果や記憶装置202に記憶する情報をコンピュータネットワーク14を介して送受信することが可能である。
乱数発生装置206は乱数を提供することができる装置である。
タイマー207は時間を計測及び通知することができる装置である。
サーバ11の機能ブロック図の一例を図3に示す。サーバ11は送受信部310と、制御部320と、記憶部340とを備える。
本実施形態において、サーバ11の記憶部340には、参加者アカウントファイル341、セッション参加者登録データファイル342、プロジェクトデータファイル343、評価軸データファイル344、設問データファイル345、回答欄データファイル(概要)346a、回答欄データファイル(詳細)346b、回答データファイル(概要)348a、回答データファイル(詳細)348b、評価結果データファイル349、評価者スコアデータファイル350、回答スコアデータファイル351、回答者スコアデータファイル352、プロジェクト管理者アカウントファイル353、サーバ管理者アカウントファイル354、評価進捗管理ファイル355、回答進捗管理ファイル356等を格納可能である。これらのファイルはデータの種類に応じて個別に用意してもよいし、複数種類のデータをまとめて一つのファイルに格納してもよい。また、同じファイル名に含まれるデータを複数のファイルに分けて格納してもよい。これら各種のファイルに格納されるデータは、データの種類に応じて一時的に又は非一時的にこれらのファイルに格納することができる。
参加者アカウントファイル341には、収集セッション及び/又は評価セッションに参加する可能性のある候補者のアカウント情報を検索可能な状態で格納することができる。参加者アカウントファイル341に含まれる一人の参加者のアカウント情報が記憶されたテーブルの例を図4に示す。当該テーブルには、参加者の識別子である参加者ID、参加者のメールアドレス、参加者の氏名、当該参加者が所属する団体の識別子である団体ID、社員番号等の当該団体内でのID、部署名、生年月日、郵便番号、住所、アカウント開設日時、ログインPW等を記憶させることができる。
セッション参加者登録データファイル342には、参加者アカウントファイル341に格納されている参加者が、収集セッション及び評価セッションのうちどのセッションに参加するのか又はしないのかについての情報を検索可能な状態で格納することができる。また、セッション参加者登録データファイル342には、参加者のセッション毎のステータスについての情報を検索可能な状態で格納することもできる。セッション参加者登録データファイル342に含まれる一人の参加者のセッション参加情報が記憶されたテーブルの例を図5に示す。当該テーブルには、当該参加者の参加者IDと関連付けられて、評価セッション参加フラグ及び収集セッション参加フラグのフィールドが設けられており、当該参加者が参加するセッションのフィールドにはフラグが立つようになっている。参加者が、収集セッション及び評価セッションのうちどのセッションに参加するのかしないのかについては、プロジェクト管理者が決定してもよいし、参加者の意思によって決定してもよい。その他の手段により決定してもよい。
プロジェクトデータファイル343には、所定のテーマに関して収集セッション及び/又は評価セッションを行うプロジェクトの実施条件に関する情報を検索可能な状態で格納することができる。プロジェクトデータファイル343に含まれるプロジェクトの実施条件に関する情報が記憶されたテーブルの例を図6に示す。当該テーブルには、プロジェクトの識別子であるプロジェクトID、設問ID、ステータス、プロジェクト名、最低回答数、最大回答数、プロジェクト開催案内メール送信日時、収集セッション開始日時、収集セッション終了日時、評価セッション開始日時、評価セッション終了日時、収集セッション開始リマインド日時、収集セッション終了リマインド日時、評価セッション開始リマインド日時、評価セッション終了リマインド日時、自動シャッフルフラグ、評価コメントフラグ、評価者数等の情報を記憶させることができる。一つの評価対象に対する評価者数は多い方が多くの評価者からの評価を集めることができるので客観性が高くなることから、複数であることが好ましく、5人以上であることがより好ましく、10人以上であることが更により好ましいが、評価時間や評価者数を考慮して現実的な人数(例えば5~20人の範囲)を設定すればよい。プロジェクトの実施条件に関する情報は一つのファイルにまとめて格納してもよいが、複数のファイルに分けて格納してもよい。
評価軸データファイル344には、評価対象に対する評価を行う際に使用する評価軸に関する情報を検索可能な状態で格納することができる。当該情報はプロジェクトの実施条件に関する情報の一種と捉えることができる。評価軸が複数存在する場合には、評価軸データファイル344には、複数の評価軸に関する情報が格納される。評価軸データファイル344に含まれる一つの評価軸に関する情報が記憶されたテーブルの例を図7に示す。当該テーブルには、評価軸の識別子である評価軸ID、回答欄ID、連番ID、評価軸名、最低評価値、最大評価値、最低評価値ラベル、中央評価値ラベル、最大評価値ラベル等の情報を記憶させることができる。本実施形態においては、評価対象は収集セッションで回答者から集めた情報である。但し、評価対象は収集セッションで集めた情報に限定されるものではない。
設問データファイル345には、収集セッションを行う際に回答者に提示する設問に関する情報と、評価セッションを行う際に評価者に提示する設問に関する情報を、検索可能な状態で格納することができる。上記情報はプロジェクトの実施条件に関する情報の一種と捉えることができる。本実施形態においては、収集セッションを行う際に回答者に提示する設問に関する情報と、評価セッションを行う際に評価者に提示する設問に関する情報をセットにして設問データファイル345に格納されているが、例えば収集セッションと評価セッションがそれぞれ独立に実施される場合等、これらの二種類の情報は複数のファイルに分けて格納してもよい。設問データファイル345に含まれる設問に関する情報が記憶されたテーブルの例を図8に示す。当該テーブルには、当該設問データの識別子である設問ID、並び順ID、導入設問フラグ、設問タイトル、収集セッション設問文、評価セッション設問文等の情報を記憶させることができる。
回答欄データファイル(概要)346aには、収集セッションを行う際に回答者に提示する回答欄に関する情報を、検索可能な状態で格納することができる。当該情報はプロジェクトの実施条件に関する情報の一種と捉えることができる。回答欄データファイル(概要)346aに含まれる一つの回答欄に関する情報が記憶されたテーブルの例を図9に示す。当該テーブルには、当該回答欄データの識別子である回答欄ID、設問ID、並び順ID、回答欄の種類、質問文(設問データの一種である。)、回答必須フラグ等の情報を記憶させることができる。回答欄の種類としては、特に制約はないが、短文テキスト、長文テキスト、ドロップダウン、チェックボックス、ラジオボタン、数値入力、ファイルアップロード、レイティング(例:N段階(N=3~11)の評価を行う回答欄の種別)、マトリクス、テキストマトリクス等が挙げられる。回答者の個性や思想が表れやすいことから、回答欄には少なくともテキスト情報が入力できることが好ましい。
回答欄データファイル(詳細)346bには、収集セッションを行う際に回答者に提示する回答欄の種類に応じた詳細条件に関する情報を、検索可能な状態で格納することができる。当該情報はプロジェクトの実施条件に関する情報の一種と捉えることができる。回答欄データファイル(詳細)346bに含まれる一つの回答欄についての詳細条件に関する情報が記憶されたテーブルの例を図10に示す。当該テーブルには、例えば回答欄の種類が“長文テキスト”であった場合、識別子となる回答欄詳細ID及び回答欄IDと共に、最大文字数、最小文字数等の情報を記憶させることができる。
回答データファイル(概要)348aには、収集セッションにおいて回答者が送信した、所定のテーマに関する情報(換言すれば設問に対する回答)を含む回答データの識別子等を検索可能な状態で格納することができる。回答データに含まれる当該情報は評価対象として利用可能である。回答データファイル(概要)348aに含まれる一つのテーブルの例を図12に示す。当該テーブルには、回答データの識別子である回答ID、当該回答データを送信した回答者の識別子である回答者ID、回答に使用した回答欄ID等を記憶させることができる。
回答データファイル(詳細)348bには、回答欄の種類に応じた回答データの具体的な内容に関する情報を、検索可能な状態で格納することができる。回答データファイル(詳細)348bに含まれる一つの回答データの具体的な内容に関する情報が記憶されたテーブルの例を図13に示す。当該テーブルには、例えば回答欄の種類が“長文テキスト”であった場合、識別子となる回答詳細ID及び回答IDと共に、長文テキストで作成された回答内容を記憶させることができる。
評価結果データファイル349には、本実施形態における評価対象である回答者からの情報に対する評価者による評価及び評価者の甘辛度合いを分析した後の補正後の評価を含む評価結果データを評価軸毎に検索可能な状態で格納することができる。評価結果データファイル349に含まれる一つのテーブルの例を図14に示す。当該テーブルには、当該評価結果データの識別子である評価ID、評価軸ID、評価対象となる情報が含まれる回答データの識別子である回答ID、評価者ID、評価者による評価値、甘辛度合いを分析した後の補正後の評価、評価者による記述式のコメント等を記憶させることができる。選択式評価の内容及び記述式評価の内容は評価軸毎に記憶させることができる。
評価者スコアデータファイル350は、評価者スコアデータ記憶部の一種である。ここには評価者の目利き力に相当する評価力スコアを評価軸毎に検索可能な状態で格納することができる。一人の評価者による評価対象に対する評価値と、評価対象に対する全評価者からの評価に基づき評価対象が獲得したスコア(本実施形態においては、「回答スコア」)を評価軸毎に対比し、両者の近似性が高いほど、当該評価者に対する評価力スコアは高くなる。評価者スコアデータファイル350に含まれる一つのテーブルの例を図15に示す。当該テーブルには、当該評価者スコアデータの識別子である評価者スコアID、評価者の識別子である評価者ID、評価軸ID、評価者の評価力スコア等を格納することができる。実施態様に応じて、「仮評価力スコア」及び「最終評価力スコア」を格納することもできる。仮評価力スコアは一時ファイルに格納してもよく、仮評価力スコアを一時的に格納する一時ファイルも評価者スコアデータ記憶部の一種である。更に評価者スコアデータファイル350には、プロジェクトID、評価者が評価を行った情報に関連付けられた回答欄ID、評価力スコアに関する評価者の順位、評価力スコアに関する評価者の偏差値等を格納してもよい。
回答スコアデータファイル351は、評価対象スコアデータ記憶部の一種である。ここには、評価対象である回答者からの情報が、全評価者からの評価に基づき獲得した回答スコアを評価軸毎に検索可能な状態で格納することができる。回答スコアとしては、仮スコア、修正スコア及び最終スコアが挙げられ、これらの一又は二以上を実施態様に応じて格納することができる。仮スコア及び修正スコアは一時ファイルに格納してもよく、仮スコア及び修正スコアを一時的に格納する一時ファイルも評価対象スコアデータ記憶部の一種である。回答スコアデータファイル351に含まれる一つのテーブルの例を図16に示す。当該テーブルには、当該回答スコアデータの識別子である回答スコアID、回答者の識別子である回答者ID、評価軸ID、当該情報に関連付けられた回答欄ID、当該情報に対する回答スコア等を格納することができる。更に回答スコアデータファイル351には、プロジェクトID、当該情報が獲得した回答スコアの順位、当該情報が獲得した回答スコアの偏差値、希少性スコア等を格納してもよい。
回答者スコアデータファイル352は、回答者スコアデータ記憶部の一種である。ここには、評価対象となる情報が獲得した回答スコアに基づいて算出される回答者に対するスコア(「回答者スコア」)を評価軸毎に検索可能な状態で格納することができる。一般に、高い回答スコアを獲得した情報(評価者からの評価の高い情報)を提供した回答者は、高い回答者スコアが付与される。回答者スコアデータファイル352に含まれる一つのテーブルの例を図17に示す。当該テーブルには、当該回答者スコアデータの識別子である回答者スコアID、回答者の識別子である回答者ID、評価軸ID及び回答者スコア等を格納することができる。更に回答者スコアデータファイル352には、プロジェクトID、回答者が回答した情報に関連付けられた回答欄ID、回答者スコアに関する回答者の順位、回答者スコアに関する回答者の偏差値等を格納してもよい。
プロジェクト管理者アカウントファイル353には、所定のテーマに関して収集セッション及び/又は評価セッションを行うプロジェクトの管理者、例えば回答者及び/又は評価者が所属する企業等の団体のアカウント情報を検索可能な状態で格納することができる。プロジェクト管理者アカウントファイル353中の管理者アカウント情報が記憶されたテーブルの例を図18に示す。管理者が企業等の団体の場合、当該テーブルには当該団体の識別子である団体ID、団体名、団体の代表管理者の氏名、代表管理者ID、団体の郵便番号及び住所、担当部署名、電話番号及びメールアドレス、アカウント開設日時、ログインPW、ステータスなどを記憶させることができる。ステータスとしては「閉鎖済みアカウント」などの管理者アカウントの存続に関する情報が挙げられる。
サーバ管理者アカウントファイル354にはサーバ管理者のアカウント情報を検索可能な状態で格納することができる。サーバ管理者アカウントファイル中の管理者アカウント情報が記憶されたテーブルの例を図19に示す。当該テーブルにはサーバ管理者の識別子であるサーバ管理者ID、ログインパスワード(PW)、アカウント作成日時、権限レベル等を記憶させることができる。
評価進捗管理ファイル355には、評価セッションの進捗に関する情報を格納することができる。評価進捗管理ファイル355に含まれる進捗状況が記憶されたテーブルの例を図20に示す。評価者の評価者ID、当該評価者が評価すべき回答ID等の評価対象の識別子、必要評価数、評価済み数等を記憶させることができる。評価進捗管理ファイル355は一時ファイルとしてもよい。
回答進捗管理ファイル356には、収集セッションの進捗に関する情報を格納することができる。回答進捗管理ファイル356に含まれる進捗状況が記憶されたテーブルの例を図21に示す。回答者の回答者ID、当該回答者が回答すべき設問の数(必要回答数)、回答済み数等を記憶させることができる。回答進捗管理ファイル356は一時ファイルとしてもよい。
第一書式データ記憶部の一種である第一書式データファイル361には、評価セッションを実施するのに利用する、少なくとも一つの評価軸に基づく選択式評価入力部を含む評価入力のための第一書式データを格納することができる。先述したように、選択式評価によって評価対象に対する評価データが統計学的に分析しやすくなる。第一書式データは、少なくとも一つの記述式コメント入力部を更に含んでいてもよい。記述式評価があることで記述の自由度が高まるので、読み手は評価者の考え方や評価の根拠を深く理解することができる。図22に、回答データファイル(詳細)348bに格納されている回答内容(評価対象)に関する情報と、評価軸データファイル344に格納されている評価軸毎の評価入力条件と、選択式評価入力部を含む評価入力のための第一書式データに基づいて評価者端末12に表示される画面の例を示す。第一書式データは、設問データファイル345に格納されている収集セッションの設問文及び評価セッションの設問文、並びに、回答欄データファイル(概要)346aに格納されている質問文等の他の情報を画面に表示する箇所を適宜有してもよい。
第二書式データ記憶部の一種である第二書式データファイル362には、収集セッションを実施するのに利用する、少なくとも一つの情報入力部(本実施形態では「回答欄」)を含む第二書式データを格納することができる。回答欄には、回答者の考えを反映する情報が入力することができる限り、入力方法には特段の制約はないが、テキスト情報の入力部が含まれることが好ましい。回答者は予め定められたテーマに関する設問に対する回答を回答欄に記入することができる。回答欄の書式は、回答欄データファイル(概要)346a及び回答欄データファイル(詳細)346bに定められた条件に従って決定され、当該条件に合致する第二書式データが回答者に送られる。図23に、回答欄データファイル(概要)346a及び回答欄データファイル(詳細)346bに格納されている回答欄の条件に従って抽出される第二書式データに基づいて回答者端末12に表示される画面の例を示す。設問データファイル345に格納されている収集セッションの設問文を合わせて画面に表示する箇所を適宜有してもよい。図23に示す画面上では、回答者が入力した回答が回答欄に表示されている。
サーバ11は送受信部310を通じて、参加者(評価者、回答者)端末12、プロジェクト管理者端末13及びサーバ管理者端末15とコンピュータネットワーク14を介して種々のデータのやり取りを行うことができる。
例えば、送受信部310は、
プロジェクト管理者端末13から、収集セッション及び評価セッションに関する種々の条件を受信することができ、
評価セッションにおいて、複数の評価対象(本実施形態では回答者が送信した所定のテーマに関する情報)に関するデータ、設問データ及び第一書式データを、対応する複数の評価者の端末に表示可能な態様で送信することができ、
評価セッションにおいて、選択式評価入力部に各評価者によって入力された評価対象に対する評価を含む評価データを、各評価者の端末から受信するステップ1Cを行うことができ、
評価対象に対する種々の評価分析データを表示可能な態様でプロジェクト管理者端末13に送信することができ、
評価者に対する評価力スコア等の評価者に関する種々のデータを表示可能な態様でプロジェクト管理者端末13に送信することができ、
収集セッションにおいて、設問データ及び第二書式データを表示可能な態様で複数の回答者の端末に送信することができ、
収集セッションにおいて、各回答者によって入力された所定のテーマに関する情報を含む回答データを、各回答者の端末から受信するステップ2Bを行うことができ、
回答者に対するスコア等の回答者に関する種々のデータを表示可能な態様でプロジェクト管理者端末13に送信することができる。
本実施形態において、サーバ11の制御部320は、認証処理部321、評価者割り当て部322、評価入力用データ抽出部323、情報入力用データ抽出部324、データ登録部325、評価分析部326、評価分析データ抽出部327、制限時間判断部328、評価数判断部329、回答数判断部330を有しており、各部はそれぞれプログラムに基づいて所期の演算を行うことができる。
認証処理部321は、参加者(評価者、回答者)端末12からのアクセス要求に基づいて、参加者ID及びパスワードを認証することができる。例えば、参加者端末12からのアクセス要求は、図11に示すような参加者端末12のトップページの画面上に表示されている所定の欄に参加者ID及びパスワードを入力し、画面上の「Log In」ボタンをクリックすることで実行することができる。参加者の参加者ID及びパスワードはサーバ管理者から予め付与されたものを使用することができる。認証処理は、認証処理部321が、参加者アカウントファイル341を参照して、入力された参加者ID及びパスワードが、参加者アカウントファイル341内に記憶されているデータと一致するか否かを判別することで行うことができる。入力された参加者ID及びパスワードが記憶されているデータと一致する場合には、参加者用ページの画面データ(例えば図24に示すメニュー画面)を送受信部310から当該評価者端末12に送信することができる。一致しない場合には、エラーメッセージを送信することができる。
データ登録部325は、参加者(評価者、回答者)の登録を行うことができる。例えば、前記手順によって参加者が所属する企業等のプロジェクト管理者がプロジェクト管理者端末13を利用してログインすると、プロジェクト管理者端末13には図25に示すようなプロジェクト管理者画面が表示される。プロジェクト管理者が、「評価者一括追加」又は「評価者個別追加」のボタンをクリックすると、図示しないが、プロジェクト管理者端末13には評価者のアカウント情報を入力する画面が表示され、当該画面上で、評価者の個人ID、評価者ID、当該評価者が所属する団体の団体ID、社員番号等の参加者アカウントファイル341に格納すべき所定の評価者アカウント情報を入力することができる。入力終了後、当該画面上で「保存」又は「確定」等の所定のボタンをクリックすることで、評価者アカウント情報をサーバ11に送信することができる。別法として、管理者が、「CSV upload一括」又は「CSV upload個別」のボタンをクリックすると、プロジェクト管理者端末13等に格納されているファイルを選択する画面が表示されるので、参加者アカウント情報が記憶されている所望のファイルを選択して「送信」等の所定のボタンをクリックすることで、参加者アカウント情報をサーバ11に送信することができる。このようにして、サーバ11に送信されてきた評価者のアカウント情報はサーバ11の送受信部310で受信され、データ登録部325は受信した情報を参加者アカウントファイル341に格納することができる。
情報入力用データ抽出部324は、設問データを設問データファイル345及び回答欄データファイル(概要)346aから抽出すると共に、回答欄データファイル346a、346bに格納されている条件に合致する第二書式データを第二書式データファイル362から抽出し、セッション参加者登録データファイル342内に収集セッションの回答者としてフラグが付与されている複数の回答者の回答者端末12に、送受信部310からコンピュータネットワーク14を介して表示可能な形態で一斉又は個別に送信するステップ2Aを行うことができる。当該抽出及び送信は、プロジェクト管理者端末13から送信される収集セッション開始の指示を送受信部310が受信することをトリガーとして行ってもよいし、回答者端末12から収集セッション開始の要求を送受信部310が個別に受信することをトリガーとして行ってもよい。更に、情報入力用データ抽出部324は、収集セッション開始の指示又は要求を受信した後、セッション参加者登録データファイル342等においてステータスを収集セッションが開始したことを示すステータスに変更して格納することができる。
制限時間判断部328は、例えば収集セッション(又は評価セッション)において、回答者端末12から送信された回答データ(又は評価者端末12から送信された評価結果データ)を送受信部310で受信した時点が、サーバ11に内蔵されたタイマー207を利用し、プロジェクトデータファイル343に記憶されているプロジェクトID、収集セッション(又は評価セッション)の開始日時、収集セッション(又は評価セッション)の終了日時、及び回答(又は評価)制限時間等の時間情報に基づいて、制限時間内にあるか否かを判断することができる。
セッション参加者登録データファイル342等におけるステータスが収集セッションの参加者全員で「収集セッション終了」になる、又は、制限時間判断部328から収集セッションが終了した旨を受信する等によって、収集セッションが終了したことが確認された後、評価者割り当て部322は、プロジェクト管理者端末13から送信される評価セッション開始の指示を送受信部310が受信すると、回答データファイル(詳細)348bに格納されている各回答データ中の情報(回答内容)を評価すべき評価者を、セッション参加者登録データファイル342内に、今回の評価セッションの評価者としてフラグが付与されている複数の評価者の中から割り当てるステップ1Aを行うことができる。別法として、セッション参加者登録データファイル342等におけるステータスが収集セッションの参加者全員で「収集セッション終了」になる、又は、制限時間判断部328から収集セッションが終了した旨を受信するなどによって、収集セッションが終了したことが確認されると、評価者割り当て部322はプロジェクト管理者端末13から送信される評価セッション開始の指示を待つことなく、自動的に回答データファイル(詳細)348bに格納されている各回答データ中の情報(回答内容)を評価すべき評価者を、セッション参加者登録データファイル342内に、今回の評価セッションの評価者としてフラグが付与されている複数の評価者の中から割り当てることができるようにしてもよい。これにより、評価時間を節約することが可能となる。
最大配分数=(評価対象の総数)×(一つの評価対象に対する評価者数)/(全評価者数)
一つの評価対象を評価すべき評価者の人数は、プロジェクトデータファイル343に記憶されている「一つの評価対象に対して割り当てる評価者の人数」に従うことができる。
評価入力用データ抽出部323は、評価者割り当て部322による、情報を評価すべき評価者の決定に従い、各評価者が評価すべき情報を含む回答データ等の評価対象に関するデータを、評価進捗管理ファイル355に記憶されている回答ID等の評価対象の識別子と評価者IDに基づいて、回答データファイル(詳細)348b等の評価対象データ記憶部から抽出すると共に、評価セッションにおける予め定められたテーマに関する設問文を含む設問データを設問データファイル345から抽出し、評価軸データファイル344に格納されている評価軸に関する条件に基づいて、少なくとも一つの評価軸に基づく選択式評価入力部を含む評価入力のための第一書式データを第一書式データファイル361から抽出し、回答データ等の評価対象に関するデータ、設問データ及び第一書式データを表示可能な形態で、送受信部310からコンピュータネットワーク14を介して対応する評価者端末12に送信するステップ1Bを行うことができる。回答データ等の評価対象に関するデータの送信は各評価者が評価すべき分すべてを一斉に送信してもよく、分割して送信してもよい。
サーバ11が、評価者端末12から送信される評価結果データを送受信部310で受信すると、サーバ11の評価数判断部329は、評価進捗管理ファイル355に、当該評価を送信した評価者の評価者IDと関連付けて評価済み数を一つ増やす。評価数判断部329は評価済み数と必要評価数を比較することで、当該評価者の評価セッションの進捗状況を把握可能である。
サーバ11が、回答者端末12から送信される回答データを送受信部310で受信すると、サーバ11の回答数判断部330は、回答進捗管理ファイル356に、当該回答データを送信した回答者の回答者IDと関連付けて回答済み数を一つ増やす。回答数判断部330は回答済み数と必要回答数を比較することで、当該回答者の収集セッションの進捗状況を把握可能である。
<第一実施形態>
(1)評価者の甘辛度合いの分析及び評価の補正(ステップ1E)
評価分析部326は、評価結果データファイル349中の、選択式評価入力部に各評価者によって入力された評価に基づき、各評価者の評価の甘辛度合いを評価軸毎に分析することができる。分析の結果、評価分析部326は、評価の辛い評価者による評価が相対的に上昇し、評価の甘い評価者による評価が相対的に低下するように評価を補正することで補正後の評価を算出する。
評価分析部326は、評価結果データファイル349に格納されている補正後の評価及び評価対象の識別子(例:回答ID)に基づいて、各評価対象に対する評価を集計することにより各評価対象に対する評価軸毎の仮スコアを算出することができる。そして、評価分析部326は、各評価対象の識別子(例:回答ID)と関連付けて仮スコアを評価対象スコアデータ記憶部(例:回答スコアデータファイル351)に格納することができる。
評価分析部326は、評価結果データファイル349に格納されている評価者IDと関連付けられた各評価対象に対する補正後の評価と、評価対象スコアデータ記憶部(例:回答スコアデータファイル351)に格納されている各評価対象に対する仮スコアを評価軸毎に対比し、両者の近似性を評価者毎に集計することにより、各評価者の評価力スコアを算出することができる。そして、評価分析部326は、当該評価力スコアを各評価者の評価者IDと関連付けて評価者スコアデータファイル350に格納することができる。
weight=1+sin{(1-2×(k-1)/(N-1))×pi/2}
このように重み付けることで、各評価軸について評価者毎に重み付け係数(weight)を付与することができ、当該重み付け係数を評価力として採用してもよい。この場合、当初、各評価者による評価は平等に一票分の投票価値を有していたが、最上位の評価者による評価は2票分の投票価値を有するように変化し、最下位の評価者による評価は0票分の投票価値を有するように変化する。
先述した仮スコアは、評価者の評価力が不明な状態であったため、すべての評価者が同一の評価力を有するという仮定の下で算出した。しかしながら、評価対象に対する適切な評価を付与する上では、目利き力の高い評価者の評価ほど評価に大きな重み付けを付与することが適切である。
上記手順で得られた修正スコア又は当該修正スコアに基づいて算出される統計量を、評価対象に対する最終スコアとしてもよい。別法として、評価分析部326は、各評価対象に対する修正スコアを仮スコアとみなして、ステップ1G及びステップ1Hを一度以上回繰り返してもよい。評価者に対する評価力スコアの算出(ステップ1G)と、評価者の評価力に基づき評価に重み付けを与えて評価対象に対するスコアの算出(ステップ1H)を1回以上、好ましくは10回以上、より好ましくは100回以上繰り返すことで、相互に算定に反映される関係にある、各評価者に対する評価力スコアと、各評価対象に対するスコアが、より高い整合性を持つ計算結果を得ることができる。
(a)ステップ1Gを繰り返す度に、最新の評価力スコアとそれよりも一つ前の評価力スコアの差分又は変化率を評価者毎にすべての評価軸について算出し、当該差分又は変化率が予め設定した条件を満たすかどうかを評価者毎に判定し、すべての評価者について前記条件、例えば予め定めた閾値よりも当該差分の絶対値が小さいという条件を満たす。
(b)ステップ1Hを繰り返す度に、各評価対象に対する評価軸毎の最新の修正スコアとそれよりも一つ前の修正スコアの差分又は変化率をすべての評価軸について算出し、当該差分又は変化率が予め設定した条件、例えば予め定めた閾値よりも当該差分の絶対値が小さいという条件を満たすかどうかを各評価対象について判定し、すべての評価対象について前記条件を満たす。
評価対象データ記憶部(例:回答スコアデータファイル351)には、今回の評価セッションに使用される複数の評価対象とは異なる複数の評価対象に関するデータも格納されていてもよい。今回の評価セッションに使用される複数の評価対象とは異なる複数の評価対象に関するデータとは、例えば、過去の収集セッションによって集めた回答データ、プロジェクト管理者が個別に用意した評価対象に関するデータ等が挙げられる。
一実施形態において、評価分析部326は、評価対象スコアデータ記憶部(例:回答スコアデータファイル351)に格納されている、各評価対象に対する評価軸毎の修正スコア自体及び/又は当該修正スコアに基づいて算出される統計量を含む評価対象に関するデータ、並びに、回答者の識別子に基づき、少なくとも一つの評価軸に基づく回答者のスコアを算出し、回答者スコアデータ記憶部(例:回答者スコアデータファイル352)に格納するステップ2Dを行うことができる。
第二実施形態においても、第一実施形態と同様に、評価者の甘辛度合いの分析及び評価の補正(ステップ1F)の後、評価対象に対するスコアの算出、評価力の算出を行うが、ステップ1F以降のデータ処理の方法が第一実施形態と異なる。第一実施形態においては、評価力を算出すべき評価者が評価対象に対して行った評価結果も加味して当該評価者の評価力を算出し、また、このようにして算出された各評価者の評価力を元に評価対象に対するスコアを算出していた。この手法はデータ処理を短時間で行えるという利点があるものの、評価力を算出すべき評価者による評価結果が加味されるため、ノイズとなる。すなわち、評価力を算出すべき評価者による評価結果を考慮すると、当該評価者の評価力が高く算出される。このため、評価力を算出すべき評価者を除く他の評価者からの評価結果に基づき当該評価者の評価力を算出することで、(最初に高い評価力を獲得した評価者が繰り返しを行うたびにより評価力が高くなることを防げるため、)より信頼性の高い結果を得ることができる。
第二実施形態におけるステップ1Eは、第一実施形態と同様であるため説明を省略する。
評価分析部326は、評価者の人数をn(nは2以上の整数)とすると、k人目(kは1~nまでの整数)の評価者による評価対象に対する評価を考慮せずに、評価結果データファイル349に格納されているその他の評価者による補正後の評価及び評価対象の識別子(例:回答ID)に基づき、各評価対象に対する評価を集計し、各評価対象に対する仮スコアを評価軸毎に算出することができる。そして、評価分析部326は、k人目の評価者の評価者ID及び各評価対象の識別子(例:回答ID)と関連付けて仮スコアを評価対象スコアデータ記憶部(例:回答スコアデータファイル351)に格納するステップを一人目からn人目までの評価者に対してそれぞれ実施することができる。
次いで評価者の仮評価力を算出する。“仮評価力”と称する理由は、ステップ1G1で算出される評価力は、最終的な評価力ではないからである。具体的には、評価分析部326は、評価結果データファイル349に格納されているk人目(kは1~nまでの整数)の評価者の評価者IDと関連付けられた各評価対象に対する補正後の評価と、k人目の評価者の評価者ID及び各評価対象の識別子(例:回答ID)と関連付けられて評価対象スコアデータ記憶部(例:回答スコアデータファイル351)に格納されている各評価対象に対する仮スコアを評価軸毎に対比し、両者の近似性を評価者毎に集計することにより、k人目の評価者の仮評価力スコアを算出することができる。そして、評価分析部326は、当該仮評価力スコアをk人目の評価者の評価者IDと関連付けて評価者スコアデータファイル350に格納するステップを一人目からn人目までの評価者に対して実施することができる。
先述した仮スコアは、評価者の評価力が不明な状態であったため、すべての評価者が同一の評価力を有するという仮定の下で算出した。しかしながら、評価対象に対する適切な評価を付与する上では、目利き力の高い評価者の評価ほど評価に大きな重み付けを付与することが適切である。但し、修正スコアは、次のステップで評価者の最終評価力の算出に使用されることから、最終評価力を算出すべき評価者を除く他の評価者からの評価結果に基づき、修正スコアが算出される。よって、第二実施形態においては、各評価対象に対する修正スコアが評価者毎に異なる点で第一実施形態と異なる。
次いで、評価分析部326は、修正スコアに基づき各評価者の最終評価力スコアを算出する。具体的には、評価分析部326は、評価結果データファイル349に格納されているk人目(kは1~nまでの整数)の評価者の評価者IDと関連付けられた各評価対象に対する補正後の評価と、k人目の評価者の評価者ID及び各評価対象の識別子(例:回答ID)と関連付けられて評価対象スコアデータ記憶部(例:回答スコアデータファイル351)に格納されている各評価対象に対する修正スコアを評価軸毎に対比し、両者の近似性を評価者毎に集計することにより、k人目の評価者の最終評価力スコアを算出し、当該最終評価力スコアをk人目の評価者の識別子と関連付けて評価者スコアデータ記憶部に格納するステップを一人目からn人目までの評価者に対して実施するステップ1G2を行うことができる。
次いで、評価分析部326は、各評価者の最終評価力スコアを利用して評価対象に対する最終スコアを算出する。修正スコアの算出の際は、各評価者の最終評価力スコアが確定していなかったため、各評価対象に対する修正スコアを評価者毎に算出した。一方、最終スコアの算出の際は、既に各評価者の最終評価力スコアが確定しているため、各評価者の最終評価力スコアに基づいて、各評価対象に対する評価を集計することにより、各評価対象に対する評価軸毎の最終スコアを一つ算出することができる。
上記手順で得られた最終スコアは、ステップ1G1及びステップ1H1を一度ずつ行った後に得られたものである。別法として、評価分析部326は、各評価対象に対する修正スコアを仮スコアとみなして、ステップ1G1及びステップ1H1を一度以上回繰り返してもよい。評価者に対する仮評価力スコアの算出(ステップ1G1)と、評価者の仮評価力に基づき評価に重み付けを与えて評価対象に対する修正スコアの算出(ステップ1H1)を1回以上、好ましくは10回以上、より好ましくは100回以上繰り返すことで、相互に算定に反映される関係にある、各評価者に対する評価力スコアと、各評価対象に対するスコアが、より高い整合性を持つ計算結果を得ることができる。
(a)ステップ1G1を繰り返す度に、最新の仮評価力スコアとそれよりも一つ前の仮評価力スコアの差分又は変化率を評価者毎にすべての評価軸について算出し、当該差分又は変化率が予め設定した条件、例えば予め定めた閾値よりも当該差分の絶対値が小さいという条件を満たす。
(b)ステップ1H1を繰り返す度に、各評価対象に対する評価軸毎の最新の修正スコアとそれよりも一つ前の修正スコアの差分又は変化率をすべての評価軸について算出し、当該差分又は変化率が予め設定した条件、例えば予め定めた閾値よりも当該差分の絶対値が小さいという条件を満たすかどうかを各評価対象について判定し、すべての評価対象について前記条件を満たす。
評価対象データ記憶部(例:回答スコアデータファイル351)には、今回の評価セッションに使用される複数の評価対象とは異なる複数の評価対象に関するデータも格納されていてもよい。今回の評価セッションに使用される複数の評価対象とは異なる複数の評価対象に関するデータとは、例えば、過去の収集セッションによって集めた回答データ、プロジェクト管理者が個別に用意した評価対象に関するデータ等が挙げられる。
一実施形態において、評価分析部326は、評価対象スコアデータ記憶部(例:回答スコアデータファイル351)に格納されている、各評価対象に対する評価軸毎の最終スコア自体及び/又は当該最終スコアに基づいて算出される統計量を含む評価対象に関するデータ、並びに、回答者の識別子に基づき、少なくとも一つの評価軸に基づく回答者のスコアを算出し、回答者スコアデータ記憶部(例:回答者スコアデータファイル352)に格納するステップ2Dを行うことができる。
評価分析データ抽出部327は、評価結果データファイル349、回答者スコアデータファイル352、評価者スコアデータファイル350、及び評価対象スコアデータ記憶部(例:回答スコアデータファイル351)に格納されている種々の評価分析データを抽出し、当該評価分析データを送受信部310からコンピュータネットワーク14を介して表示可能な形態でプロジェクト管理者端末13に送信することができる。例えば、評価分析データ抽出部327は、以下の(1)及び(2)の一方又は両方のデータを抽出し、送受信部310からコンピュータネットワーク14を介してプロジェクト管理者端末13に送信するステップ1Iを行うことができる。
(1)評価対象スコアデータ記憶部(例:回答スコアデータファイル351)に格納されている、各評価対象に対する評価軸毎の修正スコア自体及び/又は当該修正スコアに基づいて算出される統計量を含む評価対象に関するデータ
(2)評価者スコアデータファイル350に格納されている、各評価者の評価力スコア自体及び/又は当該評価力スコアに基づいて算出される統計量を含む評価者に関するデータ
参加者端末12も先述したコンピュータ200のハードウェア構成を有することができる。参加者端末12の記憶装置202には、ウェブブラウザ等のプログラムの他、ブラウザデータ、サーバ11と送受信するデータを一時的に又は非一時的に格納することができる。参加者端末12は入力装置204により、ログイン情報の入力、評価対象となる情報の入力、評価対象に対する評価の入力等を行うことができる。参加者端末12は出力装置203により、ログイン画面、評価対象となる情報の入力画面、評価入力用画面、評価分析結果(評価者スコアデータ、回答スコアデータ、回答者スコアデータ等)等を表示させることができる。参加者端末12は通信装置205により、コンピュータネットワーク14を介してサーバ11と通信を行うことができる。例えば、サーバ11からログイン画面、評価対象に関する情報、評価対象となる情報を入力のための書式データ、評価入力のための書式データ及び評価分析データ等を受信することが可能であり、サーバ11にログイン情報、評価対象となる情報を含む回答データ、評価結果データ等を送信することが可能である。
プロジェクト管理者端末13も先述したコンピュータ200のハードウェア構成を有することができる。プロジェクト管理者端末13の記憶装置202には、ウェブブラウザ等のプログラムの他、ブラウザデータ、サーバ11と送受信するデータを一時的に又は非一時的に格納することができる。プロジェクト管理者端末13は入力装置204により、参加者アカウント情報の入力、ログイン情報の入力、プロジェクト実施条件の入力、セッション開始の指示等を行うことができる。プロジェクト管理者端末13は出力装置203により、参加者アカウントデータ、ログイン画面、プロジェクト実施条件の入力画面、評価対象となる情報の入力画面、評価入力用画面、評価分析結果(評価者スコアデータ、回答スコアデータ、回答者スコアデータ等)等を表示させることができる。プロジェクト管理者端末13は通信装置205により、コンピュータネットワーク14を介してサーバ11と通信を行うことができる。プロジェクト管理者端末13は、例えば、サーバ11からログイン画面、参加者アカウントデータ、評価対象となる情報を含む回答データ、評価結果データ、評価分析データ、評価の進捗データ等を受信することが可能であり、サーバ11にプロジェクト実施条件データ(評価開始指示を含む)、参加者アカウントデータ及びログインデータ等を送信することが可能である。
サーバ管理者端末15も先述したコンピュータ200のハードウェア構成を有することができる。サーバ管理者端末15の記憶装置202には、ウェブブラウザ等のプログラムの他、ブラウザデータ、サーバ11と送受信するデータを一時的に又は非一時的に格納することができる。サーバ管理者端末15は入力装置204により、サーバ管理者アカウントデータの入力、プロジェクト管理者アカウントデータの入力、ログイン情報の入力等を行うことができる。サーバ管理者端末15は出力装置203により、サーバ管理者アカウントデータ、プロジェクト管理者アカウントデータ、ログイン画面、参加者アカウントデータ、ログイン画面、プロジェクト実施条件の入力画面、評価対象となる情報の入力画面、評価入力用画面、評価分析結果(評価者スコアデータ、回答スコアデータ、回答者スコアデータ等)等を表示させることができる。サーバ管理者端末15は通信装置205により、コンピュータネットワーク14を介してサーバ11と通信を行うことができる。例えば、サーバ11からログイン画面、サーバ管理者アカウントデータ、プロジェクト管理者アカウントデータ、参加者アカウントデータ、評価対象となる情報を含む回答データ、評価者が入力した評価結果データ、評価分析データ、評価の進捗データ等を受信することが可能であり、サーバ11にサーバ管理者アカウントデータ、プロジェクト管理者アカウントデータ、及びログインデータ等を送信することが可能である。
次に、上述のシステムによるオンライン評価方法の手順についてフローチャートを参照しながら例示的に説明する。
図34にはプロジェクト管理者がサーバへアクセスしてプロジェクトの実施条件入力及び参加者登録を行う手順がフローチャートで記載されている。プロジェクト管理者がプロジェクト管理者端末13から所定のURLを入力してサーバ11にアクセスすると、サーバ11はログイン画面をプロジェクト管理者端末13に送信する(S101)。次いで、プロジェクト管理者がプロジェクト管理者端末13に団体ID及びパスワードを入力し、ログインボタンを押すと(S102)、サーバ11の認証処理部321は、入力された団体ID及びパスワードが、プロジェクト管理者アカウントファイル353内に記憶されているデータと一致するか否かを判別し(S103)、一致する場合には、プロジェクト管理者用の管理画面をプロジェクト管理者端末13に送信し(S104)、一致しない場合には、エラーメッセージを送信する(S105)。
図35には収集セッションの開始から終了までの処理の流れがフローチャートで記載されている。予め設定された収集セッション開始日時になると、サーバ11は自動的に、セッション参加者登録データファイル342等においてステータスを収集セッションが開始したことを示すステータスに変更して格納する(S111)。収集セッション開始の指示は、プロジェクト管理者がプロジェクト管理者端末13の管理画面上で「収集セッション開始」のボタンをクリックすることでサーバ11に送信してもよい。
図36には評価セッションの開始から終了までの処理の流れがフローチャートで記載されている。予め設定された評価セッション開始日時になると、サーバ11は自動的に、セッション参加者登録データファイル342等においてステータスを評価セッションが開始したことを示すステータスに変更して格納する(S122)。評価セッション開始の指示は、プロジェクト管理者がプロジェクト管理者端末13の管理画面上で「評価セッション開始」のボタンをクリックすることでサーバ11に送信してもよい。
図37には評価セッションの終了後、サーバ11の評価分析部326によって評価対象となる情報(回答内容)、回答者及び評価者の評価分析が行われ、その結果を参加者端末12及びプロジェクト管理者端末13に送信するまでの処理の流れがフローチャートで記載されている。評価セッションが終了すると、サーバ11は自動的に、評価分析を開始する(S134)。評価分析開始の指示は、プロジェクト管理者がプロジェクト管理者端末13の管理画面上で「評価分析開始」のボタンをクリックすることでサーバ11に送信してもよい。
・評価者の甘辛度合い
・評価者の甘辛度合いを分析することによって補正された後の評価値
・評価対象に対する仮スコア、修正スコア、最終スコア
・評価者の評価力スコア
・評価対象のスコア(希少性スコアを含む)
・回答者のスコア
12 参加者(評価者、回答者)端末
13 プロジェクト管理者端末
14 コンピュータネットワーク
15 サーバ管理者端末
200 コンピュータ
201 演算装置
202 記憶装置
203 出力装置
204 入力装置
205 通信装置
206 乱数発生装置
207 タイマー
310 送受信部
320 制御部
321 認証処理部
322 評価者割り当て部
323 評価入力用データ抽出部
324 情報入力用データ抽出部
325 データ登録部
326 評価分析部
327 評価分析データ抽出部
328 制限時間判断部
329 評価数判断部
330 回答数判断部
340 記憶部
341 参加者アカウントファイル
342 セッション参加者登録データファイル
343 プロジェクトデータファイル
344 評価軸データファイル
345 設問データファイル
346a 回答欄データファイル(概要)
346b 回答欄データファイル(詳細)
348a 回答データファイル(概要)
348b 回答データファイル(詳細)
349 評価結果データファイル
350 評価者スコアデータファイル
351 回答スコアデータファイル
352 回答者スコアデータファイル
353 プロジェクト管理者アカウントファイル
354 サーバ管理者アカウントファイル
355 評価進捗管理ファイル
356 回答進捗管理ファイル
361 第一書式データファイル
362 第二書式データファイル
Claims (24)
- サーバが、評価対象データ記憶部に格納されており、識別子が付与されている複数の評価対象を評価すべき評価者を、今回の評価セッションの評価者として識別子が付与されている複数の評価者の中から割り当てるステップ1Aと、
サーバが、ステップ1Aの結果に従い、複数の評価対象に関するデータを評価対象データ記憶部から抽出すると共に、予め定められたテーマに関する設問データを設問データ記憶部から抽出し、少なくとも一つの評価軸に基づく選択式評価入力部を含む評価入力のための第一書式データを第一書式データ記憶部から抽出し、当該複数の評価対象に関するデータ、設問データ及び第一書式データを、対応する複数の評価者の端末にネットワークを介して送信するステップ1Bと、
サーバが、選択式評価入力部に各評価者によって入力された評価対象に対する評価を含む評価結果データを、各評価者の端末からネットワークを介して受信するステップ1Cと、
サーバが、受信した評価結果データのそれぞれに識別子を付与し、評価結果データを送信した各評価者の識別子及び評価対象の識別子と関連付けて、評価結果データを評価結果データ記憶部に格納するステップ1Dと、
サーバが、評価結果データ記憶部に格納されている評価結果データ中の、選択式評価入力部に各評価者によって入力された評価に基づき、各評価者の評価の甘辛度合いを評価軸毎に分析し、評価の辛い評価者による評価が相対的に上昇し、評価の甘い評価者による評価が相対的に低下するように評価を補正することで補正後の評価を算出し、各評価者の識別子及び評価対象の識別子と関連付けて補正後の評価を評価結果データ記憶部に格納するステップ1Eと、
サーバが、評価結果データ記憶部に格納されている補正後の評価及び評価対象の識別子に基づいて、各評価対象に対する評価を集計することにより各評価対象に対する評価軸毎の仮スコアを算出し、各評価対象の識別子と関連付けて仮スコアを評価対象スコアデータ記憶部に格納するステップ1Fと、
サーバが、評価結果データ記憶部に格納されている評価者の識別子と関連付けられた各評価対象に対する補正後の評価と、評価対象スコアデータ記憶部に格納されている各評価対象に対する仮スコアを評価軸毎に対比し、両者の近似性を評価者毎に集計することにより、各評価者の評価力スコアを算出し、当該評価力スコアを各評価者の識別子と関連付けて評価者スコアデータ記憶部に格納するステップ1Gと、
サーバが、評価力スコアが高い評価者による評価ほど、評価に大きな重み付けを付与することを条件に、評価結果データ記憶部に格納されている補正後の評価、評価者の識別子及び評価対象の識別子、並びに評価者スコアデータ記憶部に格納されている各評価者の評価力スコアに基づいて、各評価対象に対する評価を集計することにより各評価対象に対する評価軸毎の修正スコアを算出し、各評価対象の識別子と関連付けて修正スコアを評価対象スコアデータ記憶部に格納するステップ1Hと、
サーバが、以下の(1)及び(2)の一方又は両方のデータを抽出し、ネットワークを介して管理者の端末に送信するステップ1Iと、
(1)評価対象スコアデータ記憶部に格納されている、各評価対象に対する評価軸毎の修正スコア自体及び/又は当該修正スコアに基づいて算出される統計量を含む評価対象に関するデータ、
(2)評価者スコアデータ記憶部に格納されている、各評価者の評価力スコア自体及び/又は当該評価力スコアに基づいて算出される統計量を含む評価者に関するデータ、
を含むオンライン評価方法。 - 各評価対象に対する修正スコアを仮スコアとみなして、サーバがステップ1G及びステップ1Hを一度以上回繰り返す請求項1に記載のオンライン評価方法。
- サーバは、以下の(a)及び(b)の一方又は両方の条件が満たされると、それ以上ステップ1Gの繰り返しを行わない、請求項2に記載のオンライン評価方法。
(a)ステップ1Gを繰り返す度に、最新の評価力スコアとそれよりも一つ前の評価力スコアの差分又は変化率を評価者毎にすべての評価軸について算出し、当該差分又は変化率が予め設定した条件を満たすかどうかを評価者毎に判定し、すべての評価者について前記条件を満たす。
(b)ステップ1Hを繰り返す度に、各評価対象に対する評価軸毎の最新の修正スコアとそれよりも一つ前の修正スコアの差分又は変化率をすべての評価軸について算出し、当該差分又は変化率が予め設定した条件を満たすかどうかを各評価対象について判定し、すべての評価対象について前記条件を満たす。 - サーバが、評価対象データ記憶部に格納されており、識別子が付与されている複数の評価対象を評価すべき評価者を、今回の評価セッションの評価者として識別子が付与されている複数の評価者の中から割り当てるステップ1Aと、
サーバが、ステップ1Aの結果に従い、複数の評価対象に関するデータを評価対象データ記憶部から抽出すると共に、予め定められたテーマに関する設問データを設問データ記憶部から抽出し、少なくとも一つの評価軸に基づく選択式評価入力部を含む評価入力のための第一書式データを第一書式データ記憶部から抽出し、当該複数の評価対象に関するデータ、設問データ及び第一書式データを、対応する複数の評価者の端末にネットワークを介して送信するステップ1Bと、
サーバが、選択式評価入力部に各評価者によって入力された評価対象に対する評価を含む評価結果データを、各評価者の端末からネットワークを介して受信するステップ1Cと、
サーバが、受信した評価結果データのそれぞれに識別子を付与し、評価結果データを送信した各評価者の識別子及び評価対象の識別子と関連付けて、評価結果データを評価結果データ記憶部に格納するステップ1Dと、
サーバが、評価結果データ記憶部に格納されている評価結果データ中の、選択式評価入力部に各評価者によって入力された評価に基づき、各評価者の評価の甘辛度合いを評価軸毎に分析し、評価の辛い評価者による評価が相対的に上昇し、評価の甘い評価者による評価が相対的に低下するように評価を補正することで補正後の評価を算出し、各評価者の識別子及び評価対象の識別子と関連付けて補正後の評価を評価結果データ記憶部に格納するステップ1Eと、
評価者の人数をn(nは2以上の整数)とすると、サーバが、k人目(kは1~nまでの整数)の評価者による評価対象に対する評価を考慮せずに、評価結果データ記憶部に格納されているその他の評価者による補正後の評価及び評価対象の識別子に基づき、各評価対象に対する評価を集計し、各評価対象に対する仮スコアを評価軸毎に算出し、k人目の評価者の識別子及び各評価対象の識別子と関連付けて仮スコアを評価対象スコアデータ記憶部に格納するステップを一人目からn人目までの評価者に対してそれぞれ実施するステップ1Fと、
サーバが、評価結果データ記憶部に格納されているk人目(kは1~nまでの整数)の評価者の識別子と関連付けられた各評価対象に対する補正後の評価と、k人目の評価者の識別子及び各評価対象の識別子と関連付けられて評価対象スコアデータ記憶部に格納されている各評価対象に対する仮スコアを評価軸毎に対比し、両者の近似性を評価者毎に集計することにより、k人目の評価者の仮評価力スコアを算出し、当該仮評価力スコアをk人目の評価者の識別子と関連付けて評価者スコアデータ記憶部に格納するステップを一人目からn人目までの評価者に対して実施するステップ1G1と、
サーバが、k人目(kは1~nまでの整数)の評価者による評価対象に対する評価を考慮せずに、仮評価力スコアが高い評価者による評価ほど、評価に大きな重み付けを付与することを条件に、評価結果データ記憶部に格納されているその他の評価者による補正後の評価、評価者の識別子及び評価対象の識別子、並びに評価者スコアデータ記憶部に格納されているその他の評価者による評価者の仮評価力スコアに基づいて、各評価対象に対する評価を集計することにより各評価対象に対する評価軸毎の修正スコアを算出し、k人目の評価者の識別子及び各評価対象の識別子と関連付けて修正スコアを評価対象スコアデータ記憶部に格納するステップを一人目からn人目までの評価者に対してそれぞれ実施するステップ1H1と、
サーバが、評価結果データ記憶部に格納されているk人目(kは1~nまでの整数)の評価者の識別子と関連付けられた各評価対象に対する補正後の評価と、k人目の評価者の識別子及び各評価対象の識別子と関連付けられて評価対象スコアデータ記憶部に格納されている各評価対象に対する修正スコアを評価軸毎に対比し、両者の近似性を評価者毎に集計することにより、k人目の評価者の最終評価力スコアを算出し、当該最終評価力スコアをk人目の評価者の識別子と関連付けて評価者スコアデータ記憶部に格納するステップを一人目からn人目までの評価者に対して実施するステップ1G2と、
サーバが、最終評価力スコアが高い評価者による評価ほど、評価に大きな重み付けを付与することを条件に、評価結果データ記憶部に格納されている補正後の評価、評価者の識別子及び評価対象の識別子、並びに評価者スコアデータ記憶部に格納されている各評価者の最終評価力スコアに基づいて、各評価対象に対する評価を集計することにより各評価対象に対する評価軸毎の最終スコアを算出し、各評価対象の識別子と関連付けて最終スコアを評価対象スコアデータ記憶部に格納するステップ1H2と、
サーバが、以下の(1)及び(2)の一方又は両方のデータを抽出し、ネットワークを介して管理者の端末に送信するステップ1Iと、
(1)評価対象スコアデータ記憶部に格納されている、各評価対象に対する評価軸毎の最終スコア自体及び/又は当該最終スコアに基づいて算出される統計量を含む評価対象に関するデータ、
(2)評価者スコアデータ記憶部に格納されている、各評価者の最終評価力スコア自体及び/又は当該最終評価力スコアに基づいて算出される統計量を含む評価者に関するデータ、
を含むオンライン評価方法。 - 各評価対象に対する修正スコアを仮スコアとみなして、サーバがステップ1G1及びステップ1H1を一度以上回繰り返す請求項4に記載のオンライン評価方法。
- サーバは、以下の(a)及び(b)の一方又は両方の条件が満たされると、それ以上ステップ1G1の繰り返しを行わない、請求項5に記載のオンライン評価方法。
(a)ステップ1G1を繰り返す度に、最新の仮評価力スコアとそれよりも一つ前の仮評価力スコアの差分又は変化率を評価者毎にすべての評価軸について算出し、当該差分又は変化率が予め設定した条件を満たすかどうかを評価者毎に判定し、すべての評価者について前記条件を満たす。
(b)ステップ1H1を繰り返す度に、各評価対象に対する評価軸毎の最新の修正スコアとそれよりも一つ前の修正スコアの差分又は変化率をすべての評価軸について算出し、当該差分又は変化率が予め設定した条件を満たすかどうかを各評価対象について判定し、すべての評価対象について前記条件を満たす。 - 評価対象データ記憶部には、今回の評価セッションに使用される複数の評価対象とは異なる複数の評価対象に関するデータも記憶されていてもよく、
サーバが、今回の評価セッションにおける複数の評価対象のそれぞれについて、今回の評価セッションに使用される他の複数の評価対象、及び/又は、前記異なる複数の評価対象との類似度を算出し、算出されたそれぞれの類似度を集計することにより、今回の評価セッションにおける各評価対象の希少性スコアを算出し、各評価対象の識別子と関連付けて希少性スコアを評価対象スコアデータ記憶部に格納するステップ1Jと、
サーバが、評価対象スコアデータ記憶部に格納されている、各評価対象の希少性スコア自体及び/又は当該希少性スコアに基づいて算出される統計量を含む評価対象に関するデータを、ネットワークを介して管理者の端末に送信するステップ1Kと、
を更に含む請求項1又は4に記載のオンライン評価方法。 - サーバが、予め定められたテーマに関する設問データを設問データ記憶部から抽出すると共に、少なくとも一つの情報入力部を含む第二書式データを第二書式データ記憶部から抽出し、設問データ及び第二書式データをネットワークを介して収集セッションの回答者として識別子が付与されている複数の回答者の端末に送信するステップ2Aと、
サーバが、情報入力部に収集セッションの各回答者によって入力された前記テーマに関する情報を含む回答データを、収集セッションの各回答者の端末から受信するステップ2Bと、
サーバが、受信した前記テーマに関する情報を含む回答データにそれぞれ識別子を付与し、前記テーマに関する情報を含む回答データを送信した収集セッションの各回答者の識別子と関連付けて前記テーマに関する情報を含む回答データを評価対象データ記憶部に格納するステップ2Cと、
を更に含み、
前記テーマに関する情報を含む回答データを、前記評価対象に関するデータとして使用する請求項1又は4に記載のオンライン評価方法。 - サーバが、評価対象スコアデータ記憶部に格納されている、各評価対象に対する評価軸毎の修正スコア若しくは最終スコア自体及び/又は当該修正スコア若しくは最終スコアに基づいて算出される統計量を含む評価対象に関するデータ、並びに、回答者の識別子に基づき、少なくとも一つの評価軸に基づく回答者のスコアを算出し、回答者スコアデータ記憶部に格納するステップ2Dと、
サーバが、回答者スコアデータ記憶部に格納されている、評価軸毎の各回答者のスコア自体及び/又は当該スコアに基づいて算出される統計量を含む回答者に関するデータを、ネットワークを介して管理者の端末に送信するステップ2Eと、
を更に含む請求項8に記載のオンライン評価方法。 - 前記評価対象が所定のテーマに関するアイデアである請求項1又は4に記載のオンライン評価方法。
- 前記評価対象に関するデータがテキスト情報を含む請求項1又は4に記載のオンライン評価方法。
- 送受信部、制御部、及び記憶部を備え、
前記記憶部は、
複数の評価対象に関するデータを格納するための評価対象データ記憶部と、
少なくとも一つの評価軸に基づく選択式評価入力部を含む評価入力のための第一書式データを格納するための第一書式データ記憶部と、
各評価対象に対する評価及び補正後の評価を含む評価結果データを格納するための評価結果データ記憶部と、
各評価対象に対する評価軸毎の仮スコア及び修正スコアを格納するための評価対象スコアデータ記憶部と、
各評価者の評価力スコアを格納するための評価者スコアデータ記憶部とを有し、
前記制御部は、評価者割り当て部、評価入力用データ抽出部、データ登録部、評価分析部、及び評価分析データ抽出部を有し、
評価者割り当て部は、評価対象データ記憶部に格納されており、識別子が付与されている複数の評価対象を評価すべき評価者を、今回の評価セッションの評価者として識別子が付与されている複数の評価者の中から割り当てるステップ1Aを行うことができ、
評価入力用データ抽出部は、ステップ1Aの結果に従い、複数の評価対象に関するデータを評価対象データ記憶部から抽出すると共に、予め定められたテーマに関する設問データを設問データ記憶部から抽出し、第一書式データを第一書式データ記憶部から抽出し、当該複数の評価対象に関するデータ、設問データ及び第一書式データを、送受信部から対応する複数の評価者の端末にネットワークを介して送信するステップ1Bを行うことができ、
送受信部は、選択式評価入力部に各評価者によって入力された評価対象に対する評価を含む評価結果データを、各評価者の端末からネットワークを介して受信するステップ1Cを行うことができ、
データ登録部は、送受信部で受信した評価結果データのそれぞれに識別子を付与し、評価結果データを送信した各評価者の識別子及び評価対象の識別子と関連付けて、評価結果データを評価結果データ記憶部に格納するステップ1Dを行うことができ、
評価分析部は、
・評価結果データ記憶部に格納されている評価結果データ中の、選択式評価入力部に各評価者によって入力された評価に基づき、各評価者の評価の甘辛度合いを評価軸毎に分析し、評価の辛い評価者による評価が相対的に上昇し、評価の甘い評価者による評価が相対的に低下するように評価を補正することで補正後の評価を算出し、各評価者の識別子及び評価対象の識別子と関連付けて補正後の評価を評価結果データ記憶部に格納するステップ1Eを行うことができ、
・評価結果データ記憶部に格納されている補正後の評価及び評価対象の識別子に基づいて、各評価対象に対する評価を集計することにより各評価対象に対する評価軸毎の仮スコアを算出し、各評価対象の識別子と関連付けて仮スコアを評価対象スコアデータ記憶部に格納するステップ1Fを行うことができ、
評価結果データ記憶部に格納されている評価者の識別子と関連付けられた各評価対象に対する補正後の評価と、評価対象スコアデータ記憶部に格納されている各評価対象に対する仮スコアを評価軸毎に対比し、両者の近似性を評価者毎に集計することにより、各評価者の評価力スコアを算出し、当該評価力スコアを各評価者の識別子と関連付けて評価者スコアデータ記憶部に格納するステップ1Gを行うことができ、
評価力スコアが高い評価者による評価ほど、評価に大きな重み付けを付与することを条件に、評価結果データ記憶部に格納されている補正後の評価、評価者の識別子及び評価対象の識別子、並びに評価者スコアデータ記憶部に格納されている各評価者の評価力スコアに基づいて、各評価対象に対する評価を集計することにより各評価対象に対する評価軸毎の修正スコアを算出し、各評価対象の識別子と関連付けて修正スコアを評価対象スコアデータ記憶部に格納するステップ1Hを行うことができ、
評価分析データ抽出部は、以下の(1)及び(2)の一方又は両方のデータを抽出し、送受信部からネットワークを介して管理者の端末に送信するステップ1Iを行うことができる、
(1)評価対象スコアデータ記憶部に格納されている、各評価対象に対する評価軸毎の修正スコア自体及び/又は当該修正スコアに基づいて算出される統計量を含む評価対象に関するデータ、
(2)評価者スコアデータ記憶部に格納されている、各評価者の評価力スコア自体及び/又は当該評価力スコアに基づいて算出される統計量を含む評価者に関するデータ、
評価用オンラインサーバ。 - 評価分析部は、各評価対象に対する修正スコアを仮スコアとみなして、ステップ1G及びステップ1Hを一度以上回繰り返すことができる請求項12に記載の評価用オンラインサーバ。
- 評価分析部は、以下の(a)及び(b)の一方又は両方の条件が満たされると、それ以上ステップ1Gの繰り返しを行わない、請求項13に記載の評価用オンラインサーバ。
(a)ステップ1Gを繰り返す度に、最新の評価力スコアとそれよりも一つ前の評価力スコアの差分又は変化率を評価者毎にすべての評価軸について算出し、当該差分又は変化率が予め設定した条件を満たすかどうかを評価者毎に判定し、すべての評価者について前記条件を満たす。
(b)ステップ1Hを繰り返す度に、各評価対象に対する評価軸毎の最新の修正スコアとそれよりも一つ前の修正スコアの差分又は変化率をすべての評価軸について算出し、当該差分又は変化率が予め設定した条件を満たすかどうかを各評価対象について判定し、すべての評価対象について前記条件を満たす。 - 送受信部、制御部、及び記憶部を備え、
前記記憶部は、
複数の評価対象に関するデータを格納するための評価対象データ記憶部と、
少なくとも一つの評価軸に基づく選択式評価入力部を含む評価入力のための第一書式データを格納するための第一書式データ記憶部と、
各評価対象に対する評価及び補正後の評価を含む評価結果データを格納するための評価結果データ記憶部と、
各評価対象に対する評価軸毎の仮スコア、修正スコア及び最終スコアを格納するための評価対象スコアデータ記憶部と、
各評価者の仮評価力スコア及び最終評価力スコアを格納するための評価者スコアデータ記憶部とを有し、
前記制御部は、評価者割り当て部、評価入力用データ抽出部、データ登録部、評価分析部、及び評価分析データ抽出部を有し、
評価者割り当て部は、評価対象データ記憶部に格納されており、識別子が付与されている複数の評価対象を評価すべき評価者を、今回の評価セッションの評価者として識別子が付与されている複数の評価者の中から割り当てるステップ1Aを行うことができ、
評価入力用データ抽出部は、ステップ1Aの結果に従い、複数の評価対象に関するデータを評価対象データ記憶部から抽出すると共に、予め定められたテーマに関する設問データを設問データ記憶部から抽出し、第一書式データを第一書式データ記憶部から抽出し、当該複数の評価対象に関するデータ、設問データ及び第一書式データを、送受信部から対応する複数の評価者の端末にネットワークを介して送信するステップ1Bを行うことができ、
送受信部は、選択式評価入力部に各評価者によって入力された評価対象に対する評価を含む評価結果データを、各評価者の端末からネットワークを介して受信するステップ1Cを行うことができ、
データ登録部は、送受信部で受信した評価結果データのそれぞれに識別子を付与し、評価結果データを送信した各評価者の識別子及び評価対象の識別子と関連付けて、評価結果データを評価結果データ記憶部に格納するステップ1Dを行うことができ、
評価分析部は、
・評価結果データ記憶部に格納されている評価結果データ中の、選択式評価入力部に各評価者によって入力された評価に基づき、各評価者の評価の甘辛度合いを評価軸毎に分析し、評価の辛い評価者による評価が相対的に上昇し、評価の甘い評価者による評価が相対的に低下するように評価を補正することで補正後の評価を算出し、各評価者の識別子及び評価対象の識別子と関連付けて補正後の評価を評価結果データ記憶部に格納するステップ1Eを行うことができ、
・評価者の人数をn(nは2以上の整数)とすると、k人目(kは1~nまでの整数)の評価者による評価対象に対する評価を考慮せずに、評価結果データ記憶部に格納されているその他の評価者による補正後の評価及び評価対象の識別子に基づき、各評価対象に対する評価を集計し、各評価対象に対する仮スコアを評価軸毎に算出し、k人目の評価者の識別子及び各評価対象の識別子と関連付けて仮スコアを評価対象スコアデータ記憶部に格納するステップを一人目からn人目までの評価者に対してそれぞれ実施するステップ1Fを行うことができ、
・評価結果データ記憶部に格納されているk人目(kは1~nまでの整数)の評価者の識別子と関連付けられた各評価対象に対する補正後の評価と、k人目の評価者の識別子及び各評価対象の識別子と関連付けられて評価対象スコアデータ記憶部に格納されている各評価対象に対する仮スコアを評価軸毎に対比し、両者の近似性を評価者毎に集計することにより、k人目の評価者の仮評価力スコアを算出し、当該仮評価力スコアをk人目の評価者の識別子と関連付けて評価者スコアデータ記憶部に格納するステップを一人目からn人目までの評価者に対して実施するステップ1G1を行うことができ、
・k人目(kは1~nまでの整数)の評価者による評価対象に対する評価を考慮せずに、仮評価力スコアが高い評価者による評価ほど、評価に大きな重み付けを付与することを条件に、評価結果データ記憶部に格納されているその他の評価者による補正後の評価、評価者の識別子及び評価対象の識別子、並びに評価者スコアデータ記憶部に格納されているその他の評価者による評価者の仮評価力スコアに基づいて、各評価対象に対する評価を集計することにより各評価対象に対する評価軸毎の修正スコアを算出し、k人目の評価者の識別子及び各評価対象の識別子と関連付けて修正スコアを評価対象スコアデータ記憶部に格納するステップを一人目からn人目までの評価者に対してそれぞれ実施するステップ1H1を行うことができ、
・評価結果データ記憶部に格納されているk人目(kは1~nまでの整数)の評価者の識別子と関連付けられた各評価対象に対する補正後の評価と、k人目の評価者の識別子及び各評価対象の識別子と関連付けられて評価対象スコアデータ記憶部に格納されている各評価対象に対する修正スコアを評価軸毎に対比し、両者の近似性を評価者毎に集計することにより、k人目の評価者の最終評価力スコアを算出し、当該最終評価力スコアをk人目の評価者の識別子と関連付けて評価者スコアデータ記憶部に格納するステップを一人目からn人目までの評価者に対して実施するステップ1G2を行うことができ、
・最終評価力スコアが高い評価者による評価ほど、評価に大きな重み付けを付与することを条件に、評価結果データ記憶部に格納されている補正後の評価、評価者の識別子及び評価対象の識別子、並びに評価者スコアデータ記憶部に格納されている各評価者の最終評価力スコアに基づいて、各評価対象に対する評価を集計することにより各評価対象に対する評価軸毎の最終スコアを算出し、各評価対象の識別子と関連付けて最終スコアを評価対象スコアデータ記憶部に格納するステップ1H2を行うことができ、
評価分析データ抽出部は、以下の(1)及び(2)の一方又は両方のデータを抽出し、送受信部からネットワークを介して管理者の端末に送信するステップ1Iを行うことができる、
(1)評価対象スコアデータ記憶部に格納されている、各評価対象に対する評価軸毎の最終スコア自体及び/又は当該最終スコアに基づいて算出される統計量を含む評価対象に関するデータ、
(2)評価者スコアデータ記憶部に格納されている、各評価者の最終評価力スコア自体及び/又は当該最終評価力スコアに基づいて算出される統計量を含む評価者に関するデータ、
評価用オンラインサーバ。 - 評価分析部は、各評価対象に対する修正スコアを仮スコアとみなして、ステップ1G1及びステップ1H1を一度以上回繰り返す請求項15に記載の評価用オンラインサーバ。
- 評価分析部は、以下の(a)及び(b)の一方又は両方の条件が満たされると、それ以上ステップ1G1の繰り返しを行わない、請求項16に記載の評価用オンラインサーバ。
(a)ステップ1G1を繰り返す度に、最新の仮評価力スコアとそれよりも一つ前の仮評価力スコアの差分又は変化率を評価者毎にすべての評価軸について算出し、当該差分又は変化率が予め設定した条件を満たすかどうかを評価者毎に判定し、すべての評価者について前記条件を満たす。
(b)ステップ1H1を繰り返す度に、各評価対象に対する評価軸毎の最新の修正スコアとそれよりも一つ前の修正スコアの差分又は変化率をすべての評価軸について算出し、当該差分又は変化率が予め設定した条件を満たすかどうかを各評価対象について判定し、すべての評価対象について前記条件を満たす。 - 評価対象データ記憶部には、今回の評価セッションに使用される複数の評価対象とは異なる複数の評価対象に関するデータも格納されていてもよく、
評価分析部は、今回の評価セッションにおける複数の評価対象のそれぞれについて、今回の評価セッションに使用される他の複数の評価対象、及び/又は、前記異なる複数の評価対象との類似度を算出し、算出されたそれぞれの類似度を集計することにより、今回の評価セッションにおける各評価対象の希少性スコアを算出し、各評価対象の識別子と関連付けて希少性スコアを評価対象スコアデータ記憶部に格納するステップ1Jを行うことができ、
評価分析データ抽出部は、評価対象スコアデータ記憶部に格納されている、各評価対象の希少性スコア自体及び/又は当該希少性スコアに基づいて算出される統計量を含む評価対象に関するデータを抽出し、送受信部からネットワークを介して管理者の端末に送信するステップ1Kを行うことができる、
請求項12又は15に記載の評価用オンラインサーバ。 - 前記記憶部は、予め定められたテーマに関する設問データを格納するための設問データ記憶部と、少なくとも一つの情報入力部を含む第二書式データを格納するための第二書式データ記憶部を有しており、
前記制御部は、情報入力用データ抽出部を有しており、
情報入力用データ抽出部は、設問データを設問データ記憶部から抽出すると共に、第二書式データを第二書式データ記憶部から抽出し、設問データ及び第二書式データを送受信部からネットワークを介して収集セッションの回答者として識別子が付与されている複数の回答者の端末に送信するステップ2Aを行うことができ、
送受信部は、情報入力部に収集セッションの各回答者によって入力された前記テーマに関する情報を含む回答データを、収集セッションの各回答者の端末から受信するステップ2Bを行うことができ、
データ登録部は、受信した前記テーマに関する情報を含む回答データにそれぞれ識別子を付与し、前記テーマに関する情報を含む回答データを送信した収集セッションの各回答者の識別子と関連付けて前記テーマに関する情報を含む回答データを評価対象データ記憶部に格納するステップ2Cを行うことができる、
請求項12又は15に記載の評価用オンラインサーバ。 - 前記記憶部は、回答者に対する評価軸毎のスコアを格納するための回答者スコアデータ記憶部を有しており、
評価分析部は、評価対象スコアデータ記憶部に格納されている、各評価対象に対する評価軸毎の修正スコア若しくは最終スコア自体及び/又は当該修正スコア若しくは最終スコアに基づいて算出される統計量を含む評価対象に関するデータ、並びに、回答者の識別子に基づき、少なくとも一つの評価軸に基づく回答者のスコアを算出し、回答者スコアデータ記憶部に格納するステップ2Dを行うことができ、
評価分析データ抽出部は、回答者スコアデータ記憶部に格納されている、評価軸毎の各回答者のスコア自体及び/又は当該スコアに基づいて算出される統計量を含む回答者に関するデータを、送受信部からネットワークを介して管理者の端末に送信するステップ2Eを行うことができる、
請求項19に記載の評価用オンラインサーバ。 - 前記評価対象が所定のテーマに関するアイデアである請求項12又は15に記載の評価用オンラインサーバ。
- 前記評価対象に関するデータがテキスト情報を含む請求項12又は15に記載の評価用オンラインサーバ。
- 請求項1又は4に記載の評価方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
- 請求項23に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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