JP2024001929A - 情報処理方法、情報処理装置及びプログラム - Google Patents

情報処理方法、情報処理装置及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 効率良く商品の提案を行うことができる情報処理方法、情報処理装置及びプログラムを提供する。
【解決手段】
一実施形態にかかる情報処理方法は、情報処理システムが実行する情報処理方法であって、被提案者が契約している金融商品における、当該金融商品から当該被提案者への支払いに関する金額を含めた情報である支払情報を取得するステップと、複数の提案商品を導入する際の費用を含む情報である導入情報を取得するステップと、前記支払情報及び前記導入情報を基に、前記提案商品のうち前記被提案者へ提案する商品を推定するステップと、推定した前記提案商品を提示するステップと、を含む。
【選択図】図4

Description

本発明は、情報処理方法、情報処理装置及びプログラムに関する。
引用文献1には、入院などのイベント発生時に、関連する世帯に的確な内容およびタイミングで保険商品を提案するシステムに関する技術が開示されている。この技術では、親族に発生した事故や病気などのイベント内容を把握し、リスクに敏感になっている親族世帯に的確な商品をタイムリーに提案する。
特開2010-092381号公報
しかしながら、上記先行技術文献に開示された技術の場合、商品を提案された被提案者において、そもそも当該商品を購入するための資金がなければ、契約に至る可能性が低い。つまり、提案を行った労力が無駄になる可能性があり、この点において改善の余地がある。
本発明は、上記の課題を鑑みてなされたものであり、効率良く商品の提案を行うことができる情報処理方法、情報処理装置及びプログラムを得ることを目的とする。
一実施形態にかかる情報処理方法は、情報処理システムが実行する情報処理方法であって、被提案者が契約している金融商品における、当該金融商品から当該被提案者への支払いに関する金額を含めた情報である支払情報を取得するステップと、複数の提案商品を導入する際の費用を含む情報である導入情報を取得するステップと、前記支払情報及び前記導入情報を基に、前記提案商品のうち前記被提案者へ提案する商品を推定するステップと、推定した前記提案商品を提示するステップと、を含む。
また、一実施形態にかかる情報処理装置は、被提案者が契約している金融商品における、当該金融商品から当該被提案者への支払いに関する金額を含めた情報である支払情報を取得する支払情報取得部と、数の提案商品を導入する際の費用を含む情報である導入情報を取得する導入情報取得部と、前記支払情報及び前記導入情報を基に、前記提案商品のうち前記被提案者へ提案する商品を推定する提案商品推定部と、推定した前記提案商品を提示する表示処理部と、を含む。
さらに、一実施形態にかかるプログラムは、被提案者が契約している金融商品における、当該金融商品から当該被提案者への支払いに関する金額を含めた情報である支払情報を取得するステップと、複数の提案商品を導入する際の費用を含む情報である導入情報を取得するステップと、前記支払情報及び前記導入情報を基に、前記提案商品のうち前記被提案者へ提案する商品を推定するステップと、推定した前記提案商品を提示するステップと、を含む。
一実施形態によれば、効率良く商品の提案を行うことができる。
本実施形態に係る情報処理システムの構成の一例を示す図である。 本実施形態に係るサーバ装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 本実施形態に係る被提案者端末のハードウェア構成の一例を示す図である。 本実施形態に係るサーバ装置の機能構成の一例を示す図である。 本実施形態に係る被提案者端末の機能構成の一例を示す図である。 本実施形態に係る情報処理システムにて被提案者端末が表示する提案結果の一表示例を示す模式図である。 本実施形態に係る情報処理システムが実行する処理の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の各実施形態について、添付の図面を参照しながら説明する。なお、各実施形態に係る明細書及び図面の記載に関して、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複した説明を省略する。
<システム概要>
まず、本実施形態に係る情報処理システムの概要について説明する。本実施形態に係る情報処理システムは、保険商品を含む金融商品を契約している被提案者(契約者)へ商品やサービスを提案するためのシステムである。このシステムでは、金融商品から被提案者への支払いに関する情報である支払情報と、被提案者の関する情報である被提案者情報を取得すると共に、複数の提案商品ごとの導入情報を取得し、支払情報から被提案者が持つ金額を推定しかつ被提案者情報等から被提案者に適していると推定される提案商品を被提案者へ提示するサービスを実行する。具体的には、一例として保険商品に加入している被提案者へ向けて、当該保険商品の引き受けを行う保険会社が運営するサービスであり、保険加入者である被提案者が保険商品により給付金の支払いが実行される際に当該保険会社から被提案者へ提案商品をレコメンドするものである。
取得する被提案者の情報は、一般的な金融商品の申し込みと同様に被提案者の自己申告により取得してもよいが、本実施形態のシステムでは、被提案者の個人番号(いわゆるマイナンバー)に紐付けられた情報を含む。この個人番号に紐付けられた情報とは、近年日本にて取り組みが推進されている個人番号を用いてシステムへログインし、行政機関等が保有する自己情報を確認等できるいわゆるマイナポータルのシステムから取得できる情報である。マイナポータルでは、行政機関が保有している被提案者(マイナポータルの利用者)の氏名、生年月日(年齢)、性別、身長、体重、BMIといったデモグラフィー情報と、年収、本人の所得や個人住民税といった環境情報と、医療機関への入院の有無、通院の有無、入院や通院している場合はその原因の病名、障害の有無、介護認定状況、といった医療情報が、マイナポータルの利用者の同意の基に取得可能とされている。マイナポータルの医療情報は、医療機関から医療情報へ提供された情報が基とされているため、被提案者による自己申告情報と比べて客観的かつ比較的正確な情報である。
ここで、本実施形態では、被提案者が契約している金融商品は保険商品としているが、これに限らず、投資信託や債券、株式等他の金融商品であってもよい。また、「契約」については、金融商品への加入契約のみならず、購入契約等その他各種契約であってもよく、口頭によるものや規約の同意によって契約書を取り交わさずに成立するものでもよい。
また、「支払い」とは、金融商品を契約していることに起因する被提案者への金銭の支払いであり、具体的には、保険商品における給付金、株式や投資信託における配当金、債券における利子等をいう。
<システム構成>
図1は、本実施形態に係る情報処理システムの構成の一例を示す図である。図1に示すように、本実施形態に係る情報処理システム10は、ネットワークNを介して相互に通信可能に接続された、情報処理装置(コンピュータ)としてのサーバ装置12と、被提案者が利用する端末としての被提案者端末14と、外部データベース16と、を備える。ネットワークNは、例えば、有線LAN(Local Area Network)、無線LAN、インターネット、公衆回線網、モバイルデータ通信網、又はこれらの組み合わせである。
サーバ装置12は、本サービスの提供会社等が管理運営する装置であり、契約中の保険商品に関する情報をオンライン上にて(所謂契約者のマイページに)提示する。また、当該保険商品を契約している被提案者の情報をマイナポータルからの情報を含めて取得すると共に、当該保険商による被提案者への給付金の支払情報と、複数の提案商品の導入条件を含む導入情報とを取得する。そして、被提案者情報と支払情報と導入情報とを基に、被提案者へ推奨される提案商品に関する情報を被提案者端末14へ送信する。
被提案者端末14は、例えばスマートフォン又はパーソナルコンピュータ等の汎用的な情報処理装置であってもよい。被提案者端末14は、本サービスへのログイン認証、被提案者情報のサーバ装置12への送信、サーバ装置12からの情報の受信等を行う。
外部データベース16は、被提案者の情報が予め格納されたデータベースであり、本実施形態では、マイナポータルにおける各情報が格納されたデータベースとされている。外部データベース16に格納された情報は、被提案者が自身の個人番号にてログインしたマイナポータルサービス上にて直接確認できる他、被提案者の利用同意に基づいて本サービスの提供会社がAPI(Application Programming Interface)を利用して取得可能とされている。
<ハードウェア構成>
次に、サーバ装置12のハードウェア構成について説明する。図2は、サーバ装置12のハードウェア構成の一例を示す図である。図2に示すように、サーバ装置12は、バスBを介して相互に接続された、プロセッサ18と、メモリ20と、ストレージ22と、通信I/F24と、を備える。
プロセッサ18は、ストレージ22に記憶されたプログラムをメモリ20に展開して実行することにより、サーバ装置12の各構成を制御し、サーバ装置12の機能を実現する。プロセッサ18が実行するプログラムは、OS(Operating System)及び提案プログラム26(図4参照)を含むが、これに限られない。プロセッサ18が提案プログラム26を実行することにより、本実施形態に係る情報処理方法が実現される。プロセッサ18は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、DSP(Digital Signal Processor)、又はこれらの組み合わせである。なお、上述した提案プログラム26が、請求項6に記載の「プログラム」に相当する。
メモリ20は、例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、又はこれらの組み合わせである。ROMは、例えば、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、又はこれらの組み合わせである。RAMは、例えば、DRAM(Dynamic RAM)、SRAM(Static RAM)、MRAM(Magnetoresistive RAM)、又はこれらの組み合わせである。
ストレージ22は、OS、提案プログラム26、及び各種のデータを記憶する。ストレージ22は、例えば、フラッシュメモリ、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、SCM(Storage Class Memories)、又はこれらの組み合わせである。
通信I/F24は、サーバ装置12を、ネットワークNを介して、被提案者端末14及び外部データベース16を含む外部装置に接続し、通信を制御するためのインタフェースである。通信I/F24 は、例えば、Bluetooth(登録商標)、Wi-Fi(登録商標)、ZigBee(登録商標)、Ethernet(登録商標)、又は光通信(例えば、Fibre Channel)に準拠したアダプタであるが、これに限られない。
次に、被提案者端末14のハードウェア構成について説明する。図3は、被提案者端末14のハードウェア構成の一例を示す図である。図3に示すように、被提案者端末14は、バスBを介して相互に接続された、プロセッサ18と、メモリ20と、ストレージ22と、通信I/F24と、入出力I/F28と、ユーザI/F30と、を備える。
入出力I/F28は、被提案者端末14にディスプレイ、マウス及びキーボード等のユーザI/F30等を接続するためのインタフェースであり、一例として所定の規格に適合した複数の入出力端子を含んで構成されている。入出力I/F28は、接続されているユーザI/F30を含む各種装置に対してそれぞれ情報の取得と出力とを行う。
ユーザI/F30は、被提案者端末14における各種情報の入力及び出力を行うためのインタフェースである。具体的には、入力を行う装置として例えば、マウス、キーボード、タッチパネル、マイク、スキャナ、カメラ、各種センサ、操作ボタン、又はこれらの組み合わせである。また、出力を行う装置として例えば、ディスプレイ、プロジェクタ、プリンタ、スピーカ、バイブレータ、又はこれらの組み合わせである。
<機能構成>
次に、サーバ装置12の機能構成について説明する。図4は、サーバ装置12の機能構成の一例を示す図である。図4に示すように、サーバ装置12は、通信部34と、記憶部36と、処理部38と、を備える。
通信部34は、通信I/F24により実現される。通信部34は、ネットワークNを介して、被提案者端末14及び外部データベース16との間で情報の送受信を行う。通信部34は、被提案者端末14から入力された情報及び外部データベース16から取得した情報を受信する。また、通信部34は、被提案者端末14に対して推定した提案商品に関する情報を送信し、被提案者端末14及び外部データベース16による各種リクエストを受信する。
記憶部36は、メモリ20及びストレージ22により実現される。記憶部36には、提案プログラム26と、被提案者DB40と、結果DB42と、提案商品DB44と、学習モデル46と、が格納される。
被提案者DB40は、被提案者に関する情報を記憶するためのデータベースである。本実施形態では、被提案者を特定するID情報と、当該ID情報に紐付けられた各種情報が記憶される。この各種情報は具体的に、被提案者のデモグラフィー情報を含めた被提案者情報、被提案者情報が加入している保険商品の情報、当該保険商品による給付金支払いが発生した際の金額及び給付日時を含めた支払情報、給付金が発生した原因(理由)に関する情報である原因情報、原因情報に対して推定される対策案に関する情報である対策案情報(詳細は後述する)等が該当する。
結果DB42は、各被提案者のID情報に紐付いた学習モデル46による推定結果と、以前提案商品を推定したことがある場合はその結果と、を記憶するためのデータベースである。
提案商品DB44は、提案商品に関する情報を複数記憶する。提案商品は、金融商品及び金融商品に限らず様々な商品やサービスとされており、本実施形態では、一例として生命保険、損害保険、引受基準緩和型保険等の保険商品や、健康食の宅配サービス、スポーツジムの加入権、介護施設の入居権、車椅子や杖等の福祉用具の販売・貸与及び住宅のバリアフリー化リフォームプラン等の金融商品以外の商品やサービスが提案商品とされている。これら提案商品に関する情報は、文字情報、動画及び画像の少なくとも一つを含んで構成されており、具体的には提案商品の概要の情報、費用を含めた導入条件に関する情報である導入情報等とされている。また、提案商品に関する情報は、本サービスの提供者が図示しない管理者用端末を利用して提案商品DB44へ格納される。なお、本実施形態では、管理者用端末を利用して提案商品に関する情報を提案商品DB44へ格納する構成とされているが、これに限らず、他のサービスや他の事業会社等が管理運営する装置等から情報を取得し格納したり、直接それらの情報を利用するものであってもよい。
学習モデル46は、被提案者情報、支払情報、対策案情報及び提案商品ごとの導入情報の入力に対して、被提案者に推奨される提案商品を出力するように予め機械学習された学習済みの学習モデルである。具体的には、学習モデル46は、給付金の金額を含めた支払情報から、被提案者が給付金相当額の資金を保有していると推定する。また、一例として、被提案者が糖尿病と診断されたことが原因で給付金の支払いが発生した場合、被提案者情報や支払情報等から糖尿病の診断結果を取得することで、糖尿病が原因である原因情報を取得する。そして、糖尿病に対する対策案として「食事療法」と「運動習慣」とを、対策案情報として後述する対策案推定部50が推定すると、学習モデル46は複数の提案商品DB44に格納されている提案商品のうち食事療法と運動習慣に貢献することができかつ給付金相当額以下にて導入することができる商品やサービスを推奨される提案商品として出力する。
学習モデル46の学習処理及び再学習処理は、例えば、サーバ装置12により行われるが、これに限られない。学習モデル46の学習処理及び再学習処理は、サーバ装置12以外の他の装置で行われ、サーバ装置12に提供されてもよい。学習モデル46は、例えば、DNN(Deep Neural Network)、RNN(Recurrent Neural Network)、CNN(Convolutional Neural Network)、LSTM(Long Short-Term Memory)等のニューラルネットワークであるが、これに限られない。学習モデル46は、決定木、SVM(Support Vector Machine)等の学習モデルであってもよい。また、学習モデル46の学習方法は、例えば、勾配降下法、確率的勾配降下法、又は誤差逆伝播法であるが、これに限られない。さらに、学習モデル46は、単体に限らず、複数の学習モデル46を組み合わせた構成としてもよい。
処理部38は、プロセッサ18がメモリ20からプログラムを読み出して実行し、他のハードウェア構成と協働することにより実現される。処理部38は、サーバ装置12の動作全体を制御する。処理部38は、支払情報取得部及び導入情報取得部としての被提案者情報取得部48と、対策案推定部50と、提案商品推定部52と、表示処理部54と、判定部56と、を備える。
被提案者情報取得部48は、利用者が本サービス利用時のログイン認証を行う際の情報及び被提案者情報を取得する。ログイン認証を行う際の情報については、一例として、予め登録された情報でありかつ、被提案者端末14のユーザI/F30から取得される利用者ID情報とログインパスワードとに相当するテキスト情報とされている。ログイン認証を行う際の情報については、上記情報に限らず、その他指紋認証や顔画像などの生体情報としてもよいし、それらの組み合わせとしてもよい。
また、被提案者情報取得部48が取得する被提案者情報は、外部データベース16から取得する情報とされている。すなわち、被提案者情報取得部48は、マイナポータルにおける被提案者の情報を被提案者の利用同意に基づいてAPIを利用して取得する。被提案者の情報は具体的に、被提案者の氏名、生年月日(年齢)、性別、身長、体重、BMIといったデモグラフィー情報と、職業、年収、無職か否か、勤務先名といった環境情報と、医療機関への入院の有無、通院の有無、入院や通院している場合はその原因の病名、障害の有無、介護認定状況、といった医療情報とされている。なお、被提案者情報取得部48が取得する被提案者情報は、外部データベース16のみならず、被提案者端末14等により入力された被提案者からの申告情報も被提案者情報として取得可能とされている。これにより、被提案者情報として取得することが望ましいが外部データベース16から取得することができない情報についても、被提案者の手入力等により取得することができる。
さらに、被提案者情報取得部48は、被提案者が加入している保険商品に関する情報を取得すると共に、当該保険商品により給付金支払いが発生した際の金額及び給付日時を含めた支払情報、給付金が発生した原因(理由)に関する情報である原因情報を取得する。これらの情報は、外部データベース16から取得してもよいし、保険会社が保有する保険商品を管理するシステム等から取得してもよいし、その他の方法により取得してもよい。
対策案推定部50は、原因情報から給付金が発生した原因に対する対策案を推定する。すなわち、取得された原因情報から当該原因に対応するための方法や手段を対策案として推定する。具体的には、一例として被提案者が糖尿病と診断されたことが原因で給付金の支払いが発生した場合、対策案推定部50は被提案者情報や支払情報等から糖尿病の診断結果を取得することで糖尿病が原因であると判定する。そして、糖尿病に対して容態が改善する対策案として「食事療法」と「運動習慣」とを対策案として推定し、この対策案に関する情報を出力する。なお、本実施形態では、一例として対策案推定部50はルールベースによって対策案を推定するが、これに限らず、学習済みの学習モデルを利用して対策案を推定する構成としてもよい。
提案商品推定部52は、被提案者情報、支払情報、対策案情報及び提案商品ごとの導入情報を取得することで、被提案者に提案する提案商品を推定する。具体的には、提案商品推定部52は、学習モデル46に被提案者情報、支払情報、対策案情報及び提案商品ごとの導入情報を入力して得られる被提案者に推奨される提案商品を提案商品として推定し、当該提案商品に関する情報を出力する。
表示処理部54は、支払情報の一部の情報と、提案商品推定部52が推定した提案商品に関する情報とを被提案者端末14へ送信することで、被提案者端末14に結果を表示させる処理(図6参照)を行う。また、表示処理部54は、提案商品に関する情報として提案商品への申し込みページへのリンクを含めて被提案者端末14へ情報を送信する。
判定部56は、被提案者端末14の商品選択判定部76(図5参照、詳細は後述する)より被提案者が提案商品の申し込み操作を実行したか否かの操作情報を受信すると共に、当該操作情報から提案商品の申し込み操作情報を取得した場合は、選択された当該提案商品への申し込み処理(契約審査等)を行うよう他のシステムや申し込みページ等と連携して当該連携先へ利用者情報等を送信する。
次に、被提案者端末14の機能構成について説明する。図5は、被提案者端末14の機能構成の一例を示す図である。図5に示すように、被提案者端末14は、通信部34と、記憶部60と、処理部62と、表示部64と、操作部66とを備える。
記憶部60は、メモリ20及びストレージ22により実現される。記憶部60には、提案プログラム26が格納される。
処理部62は、プロセッサ18がメモリ20からプログラムを読み出して実行し、他のハードウェア構成と協働することにより実現される。処理部62は、被提案者端末14の動作全体を制御する。処理部62は、ログイン認証部70と、情報取得認証部72と、結果提示処理部74と、商品選択判定部76と、を備える。
ログイン認証部70は、利用者が本サービス利用時のログイン認証を行う際の情報の入力を促すと共に、当該情報が入力された際に当該情報をサーバ装置12へ送信するよう処理する。
情報取得認証部72は、本サービスにおいて外部データベース16から被提案者(自身)に関する情報の取得を同意するか否かの情報を取得する。具体的には、情報取得認証部72は、マイナポータルより被提案者の情報の取得について同意するか否かを入力するように被提案者へ提示すると共に、入力結果(同意か否か)をサーバ装置12へ送信するように処理する。
結果提示処理部74は、支払情報の一部の情報と、推定された提案商品に関する情報をサーバ装置12から受信して、表示部64に表示する処理を行う。本実施形態では、結果提示処理部74は、一例として、図6に示されるように、給付金の金額と、商品の申し込みリンクボタン68を含めた提案商品に関する情報の一部を表示する。
商品選択判定部76は、被提案者が結果提示処理部74によって表示部64に表示された提案商品のうちどの商品を申し込みしたか否かの操作情報を取得してサーバ装置12へ送信する。
表示部64は、液晶ディスプレイ等を用いて構成されており、処理部62の処理に基づいて種々の画像及び文字等を表示する。操作部66は、ユーザの操作を受け付け、受け付けた操作を処理部62へ通知する。例えば操作部66は、機械式のボタン又は表示部64の表面に設けられたタッチパネル等の入力デバイスによりユーザの操作を受け付ける。また例えば操作部66は、マウス及びキーボード等の入力デバイスであってよく、これらの入力デバイスは被提案者端末14に対して取り外すことが可能な構成であってもよい。
以上のサーバ装置12及び被提案者端末14の各機能構成は、上記の通り、ソフトウェアにより実現されてもよいし、ICチップ、SoC(System on Chip)、LSI(Large Scale Integration)、マイクロコンピュータ等のハードウェアによって実現されてもよい。
<フローチャート>
次に、本実施形態にかかる情報処理システム10が実行する処理について説明する。図7は、情報処理システム10が実行する処理の一例を示すフローチャートである。プロセッサ18がメモリ20又はストレージ22から本実施形態に係る提案プログラム26を読み出し、メモリ20に展開して実行することにより、本実施形態に係る提案プログラム26に基づく処理が行われる。
プロセッサ18は、保険商品の契約者(被提案者)が本システムにログインした際に、当該被提案者に支払情報が発生しているかを確認する(ステップ100)。そして、プロセッサ18は、支払情報が所定の期間内にて発生しているか否かを判定する(ステップ102)。支払情報が所定の期間内にて発生していない場合(ステップ102:NO)、プロセッサ18は、提案プログラム26に基づく処理を終了する。一方、支払情報が所定の期間内にて発生している場合(ステップ102:YES)、プロセッサ18は、当該支払情報を取得する(ステップ104)。なお、ステップ102における「所定の期間」とは、本実施形態では、前回提案プログラム26に基づく処理が行われた日時以降から今回提案プログラム26に基づく処理が実行された時までとされているが、これに限らず、任意の期間を指定してもよい。
プロセッサ18は、給付金が発生した原因(理由)に関する情報である原因情報を取得する(ステップ106)と共に、原因情報から給付金が発生した原因に対する対策案を推定する(ステップ108)。
プロセッサ18は、提案商品ごとの導入情報を取得する(ステップ110)と共に、マイナポータルからの被提案者の情報の取得についての本人同意が得られているか否かを判定する(ステップ112)。本人同意が得られていない場合(ステップ112:NO)、プロセッサ18は、後述するステップ116へ処理を移行する。一方、本人同意が得られている場合(ステップ112:YES)、プロセッサ18は、外部データベース16(マイナポータル)から被提案者の情報を取得する(ステップ114)。
プロセッサ18は、被提案者情報、支払情報、対策案情報及び提案商品ごとの導入情報を基に被提案者に提案する提案商品を推定する(ステップ116)と共に、推定した提案商品を被提案者端末14にて表示可能となるよう被提案者端末14へデータを送信する(ステップ118)。
プロセッサ18は、被提案者が結果提示処理部74によって表示部64に表示された提案商品のうちいずれかの提案商品の申し込み操作をしたか否かを判定する(ステップ120)。提案商品の申し込み操作がされていない場合(ステップ120:NO)、プロセッサ18は、後述するステップ124へ処理を移行する。一方、提案商品の申し込み操作がされた場合(ステップ120:YES)、プロセッサ18は、選択された当該提案商品への加入申し込み処理(契約審査等)を行うよう連携先へ利用者情報等を送信する(ステップ122)。その後、プロセッサ18は、本システムの実行を終了するための操作が入力されたか否かを判定する(ステップ124)。終了するための操作が入力されていない場合(ステップ124:NO)、プロセッサ18は、ステップ118へ処理を移行する。一方、終了するための操作が入力された場合(ステップ124:YES)、プロセッサ18は、提案プログラム26に基づく処理を終了する。
<本実施形態の作用・効果>
次に、本実施形態の作用並びに効果を説明する。
本実施形態によれば、被提案者が契約している保険商品から当該被提案者への給付金の支払情報を含めて提案商品を推定し、当該提案商品を被提案者へ提示する。すなわち、被提案者が提案商品を購入するための資金を有する可能性が高い状態にて提案商品を提示することから、提案商品の購入に至る可能性が高くなる。これにより、効率良く商品の提案を行うことができる。
また、情報処理システム10は、被提案者情報を取得すると共に、当該被提案者情報を含めた情報を基に、提案商品を推定することから、被提案者のニーズに合った商品を提案することが可能となる。これにより、より効率良く商品の提案を行うことができる。
さらに、情報処理システム10は、給付金が発生した原因に関する情報である原因情報を取得し、当該原因に対する対策案を推定し、当該対策案を含めた情報を基に、提案商品を推定することから、被提案者にとってよりニーズの高い商品を提案することが可能となる。換言すると、実効性の高い再発防止策を提案することが可能となる。これにより、被提案者に合わせた商品の提案を行うことができ、提案商品の導入確率を上げることができる。
さらにまた、情報処理システム10は、マイナポータルから取得された情報、換言すると確実性の高い情報を取得することから、当該情報を基に提案商品の推定を行うことができる。これにより、被提案者の実情に即した商品の提案が可能となる。
なお、上述した実施形態では、金融商品は保険商品とされているが、これに限らず、投資信託や株式等その他の商品としてもよい。
また、本実施形態では、被提案者へ推定された提案商品を提示する構成とされているが、これに限らず、保険会社の営業員など金融商品の提案を行う提案者へ提案商品を提示するサービスであってもよい。
さらに、情報処理システム10は、給付金が発生した原因に対する対策案情報も含めて被提案者へ提案する提案商品を推定する構成とされているが、これに限らず、対策案情報を含めずに、利用者情報等から利用者の状態を推定して当該推定結果を含めて被提案者へ提案する提案商品を推定する構成としてもよい。また、利用者情報を含めずに、支払情報及び提案商品ごとの導入情報を基に被提案者に提案する提案商品を推定する構成としてもよいし、対策案情報、支払情報及び提案商品ごとの導入情報を基に被提案者に提案する提案商品を推定する構成としてもよい。
さらにまた、情報処理システム10は、予め機械学習された学習モデル46を用いて被提案者に推奨される提案商品を推定する構成とされているが、これに限らず、ルールベースや統計モデルを利用して提案商品を推定する構成としてもよい。
<付記>
本実施形態は、以下の開示を含む。
(付記1)
情報処理システムが実行する情報処理方法であって、
被提案者が契約している金融商品における、当該金融商品から当該被提案者への支払いに関する金額を含めた情報である支払情報を取得するステップと、
複数の提案商品を導入する際の費用を含む情報である導入情報を取得するステップと、
前記支払情報及び前記導入情報を基に、前記提案商品のうち前記被提案者へ提案する商品を推定するステップと、
推定した前記提案商品を提示するステップと、
を有する情報処理方法。
(付記2)
前記情報処理システムは、前記被提案者に関する情報である被提案者情報を取得すると共に、前記被提案者情報を含めた情報を基に、前記提案商品のうち前記被提案者へ提案する商品を推定する、
付記1に記載の情報処理方法。
(付記3)
前記情報処理システムは、前記金融商品が保険商品でありかつ、前記支払情報が当該保険商品の給付金に関連した情報の場合、
当該給付金が発生した原因に関する情報である原因情報を取得し、
前記原因に対する対策案を推定し、
当該対策案を含めた情報を基に、前記提案商品のうち前記被提案者へ提案する商品を推定する、
付記1又は付記2に記載の情報処理方法。
(付記4)
前記情報処理システムは、前記被提案者情報を当該被提案者の個人番号に紐付けられた情報から取得する、
付記2又は付記2を引用する付記3に記載の情報処理方法。
(付記5)
被提案者が契約している金融商品における、当該金融商品から当該被提案者への支払いに関する金額を含めた情報である支払情報を取得する支払情報取得部と、
複数の提案商品を導入する際の費用を含む情報である導入情報を取得する導入情報取得部と、
前記支払情報及び前記導入情報を基に、前記提案商品のうち前記被提案者へ提案する商品を推定する提案商品推定部と、
推定した前記提案商品を提示する表示処理部と、
を有する情報処理装置。
(付記6)
被提案者が契約している金融商品における、当該金融商品から当該被提案者への支払いに関する金額を含めた情報である支払情報を取得するステップと、
複数の提案商品を導入する際の費用を含む情報である導入情報を取得するステップと、
前記支払情報及び前記導入情報を基に、前記提案商品のうち前記被提案者へ提案する商品を推定するステップと、
推定した前記提案商品を提示するステップと、
をコンピュータに実行させるためのプログラム。
今回開示された実施形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。また、本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
10 情報処理システム
12 サーバ装置(情報処理装置)
26 提案プログラム(プログラム)
48 提案者情報取得部(支払情報取得部、導入情報取得部)
52 提案商品推定部
54 表示処理部

Claims (6)

  1. 情報処理システムが実行する情報処理方法であって、
    被提案者が契約している金融商品における、当該金融商品から当該被提案者への支払いに関する金額を含めた情報である支払情報を取得するステップと、
    複数の提案商品を導入する際の費用を含む情報である導入情報を取得するステップと、
    前記支払情報及び前記導入情報を基に、前記提案商品のうち前記被提案者へ提案する商品を推定するステップと、
    推定した前記提案商品を提示するステップと、
    を有する情報処理方法。
  2. 前記情報処理システムは、前記被提案者に関する情報である被提案者情報を取得すると共に、前記被提案者情報を含めた情報を基に、前記提案商品のうち前記被提案者へ提案する商品を推定する、
    請求項1に記載の情報処理方法。
  3. 前記情報処理システムは、前記金融商品が保険商品でありかつ、前記支払情報が当該保険商品の給付金に関連した情報の場合、
    当該給付金が発生した原因に関する情報である原因情報を取得し、
    前記原因に対する対策案を推定し、
    当該対策案を含めた情報を基に、前記提案商品のうち前記被提案者へ提案する商品を推定する、
    請求項1又は請求項2に記載の情報処理方法。
  4. 前記情報処理システムは、前記被提案者情報を当該被提案者の個人番号に紐付けられた情報から取得する、
    請求項2又は請求項2を引用する請求項3に記載の情報処理方法。
  5. 被提案者が契約している金融商品における、当該金融商品から当該被提案者への支払いに関する金額を含めた情報である支払情報を取得する支払情報取得部と、
    複数の提案商品を導入する際の費用を含む情報である導入情報を取得する導入情報取得部と、
    前記支払情報及び前記導入情報を基に、前記提案商品のうち前記被提案者へ提案する商品を推定する提案商品推定部と、
    推定した前記提案商品を提示する表示処理部と、
    を有する情報処理装置。
  6. 被提案者が契約している金融商品における、当該金融商品から当該被提案者への支払いに関する金額を含めた情報である支払情報を取得するステップと、
    複数の提案商品を導入する際の費用を含む情報である導入情報を取得するステップと、
    前記支払情報及び前記導入情報を基に、前記提案商品のうち前記被提案者へ提案する商品を推定するステップと、
    推定した前記提案商品を提示するステップと、
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。

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