JP2023553704A - 化粧品パッケージングデバイスのためのカバー - Google Patents

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Abstract

パッケージングケーシング(12)に装着するのに適した、化粧品パッケージングデバイス(10)のためのカバー(22)は、第1のスナップ嵌合レリーフ(40)を備える中空の本体(24)と、パッケージングケーシング(12)から離れるように配向されることが意図され、装飾(48)を有する少なくとも1つの面(F28)および第2のスナップ嵌合レリーフ(56)を備える装飾部分(28)とを備える。装飾部分(28)は、第1のスナップ嵌合レリーフと第2のスナップ嵌合レリーフ(40;56)とのスナップ嵌合によって、中空の本体(24)の開口(26)を閉鎖するように、中空の本体(24)に対して固定される。第1のスナップ嵌合レリーフと第2のスナップ嵌合レリーフ(40;56)とのスナップ嵌合は、中空の本体(24)または装飾部分(28)を損傷することなく分解することができる。

Description

本開示は、化粧品パッケージングデバイス(cosmetic product packaging device)の分野に関する。
ユーザは、化粧品パッケージングデバイスの美感(aesthetics)に対してとりわけ敏感である。しかしながらユーザは、個人専用の提供品を探しており、とりわけパッケージングデバイスの個人化が可能な美感を探している。ユーザはまた、自分の化粧品の容器の個人化を、化粧品パッケージングデバイスの寿命にわたって、それぞれの要望に適合させることができることを望んでいる。ユーザはしたがって、新たな化粧品パッケージングデバイスを購入する必要なしに、1つの個人化要素を別のものと置き換えるために、それを取り外すことが可能であることを望んでいる。
米国特許出願公開第2010/0187196(A1)号明細書 米国特許出願公開第2012/0138563(A1)号明細書
したがって、本発明の1つの目的は、問題となっているカバーの美感を損なうことなく、化粧品デバイスのために容易に個人化が可能なこのカバーを提供することである。
飲料容器の分野において、この分野は化粧品の分野とは非常にかけ離れているが、特許文献1に記載されるように、ねじを利用してキャップ上に個人化(パーソナライズ)手段を装着することが知られている。
特許文献2は、これもまた飲料容器の分野内にあるが、2人の異なる所有者の容器間での混乱を回避するために、キャップに個人化要素を装着することを提案している。個人化要素は、キャップの頂部において対応するスロットに挿入されたプレートの形態を採ることができる。その文献に提供される別の実施形態によると、個人化要素は、キャップの上に広げられた、可撓性の被覆要素の形態を採る。
これらの解決策は、化粧品パッケージングデバイスの技術分野に適した美感の度合いを提供することはない。
本開示は、状況を改善する。
本開示は、少なくとも1つの化粧品のためのパッケージングデバイスのためのカバーを提案しており、このカバーは、化粧品のためのパッケージングケーシング上での装着に適しており、このカバーは、
-主に長手方向に延在する中空の本体であって、第1の開口を画定し、パッケージングデバイスのケーシングに向けて配向されることが意図された第1の長手方向端部と、開口を画定し、第1の長手方向端部の反対側にある第2の長手方向端部とを備え、少なくとも1つの第1のスナップ嵌合レリーフ(relief)を備える、中空の本体と、
-パッケージングケーシングと反対の方向に配向されることが意図され、装飾部分を有する少なくとも1つの面と、少なくとも1つの第2のスナップ嵌合レリーフとを備える装飾部分とを備え、
装飾部分は、少なくとも1つの第1のスナップ嵌合レリーフと少なくとも1つの第2のスナップ嵌合レリーフとのスナップ嵌合によって、中空の本体の第2の開口を閉鎖するように中空の本体に対して固定されており、
少なくとも1つの第1のスナップ嵌合レリーフと少なくとも1つの第2のスナップ嵌合レリーフとのスナップ嵌合は、中空の本体または装飾部分を損傷することなく分解する(disassemble)ことが可能である。
好ましい実施形態によると、このパッケージングデバイスのためのカバーは、以下の特徴のうちの1つ以上を、単独で、または組み合わせて有してよく、すなわち
-中空の本体は、内部空洞を画定するシュラウド(shroud)と、シュラウドの内側に固定されたインサートとを備える、
-インサートは、インサートの第1の長手方向端部と、インサートの第2の長手方向端部との間に長手方向に延在する略スリーブ形状を有し、インサートの第1の長手方向端部は、中空の本体の第1の長手方向端部に向けて配向されることが意図されている、または中空の本体の第1の長手方向端部を形成しており、インサートの第2の長手方向端部は、好ましくは、中実であり、ここでも好ましくは長手方向に少なくとも1つの貫通開口を備えている、
-シュラウドは、シュラウドの少なくとも1つの第3のスナップ嵌合レリーフとインサートの少なくとも1つの第4のスナップ嵌合レリーフとのスナップ嵌合によってインサートに対して固定され、少なくとも1つの第3のスナップ嵌合レリーフは、シュラウドの内側面上にあり、少なくとも1つの第4のスナップ嵌合レリーフは好ましくは、インサートの外側表面上にある、
-インサートは、パッケージングデバイスのケーシングに対してこのカバーを固定するための手段を有し、とりわけこのカバーをケーシング上に固定するための少なくとも1つのレリーフ、詳細には、少なくとも1つのスナップ嵌合レリーフ、ねじ切り、または調節された、もしくはさらには厳重な嵌合組立を可能にする直径を有する、
-少なくとも1つの第1のスナップ嵌合レリーフは、シュラウドによって形成される、
-少なくとも1つの第1のスナップ嵌合レリーフは、インサートによって形成される、
-少なくとも1つの第1のスナップ嵌合レリーフは、インサートの外側面上に形成される、-少なくとも1つの第1のスナップ嵌合レリーフは、少なくとも1つのビードによって形成され、少なくとも1つの第2のスナップ嵌合レリーフは、装飾を有する少なくとも1つの面の反対側にある、装飾部分の面から延在する少なくとも1つの弾性的に変形可能なタブによって形成され、
-装飾部分の、装飾を有する少なくとも1つの面は、実質的に平面である、
-装飾部分の、装飾を有する少なくとも1つの面は、中空の本体の第2の端部と同一平面である、
-装飾部分は、装飾プレートと、装飾プレートのための支持プレートとを備え、装飾プレートは、支持プレートに対して固定される、とりわけ接着剤で固定される、
-このカバーは、装飾部分と中空の本体の第2の端部との間に隙間を備え、隙間は好ましくは、1mmよりも小さい、またはこれと等しい、より好ましくは、0.5mmよりも小さい、またはこれと等しい、さらにより好ましくは0.2mmよりも小さい、またはこれと等しい、
-各第1のスナップ嵌合レリーフは、対応付けられた第2のスナップ嵌合レリーフの第2の表面と接触している第1の表面を備え、各第1の表面または第2の表面は、長手方向と特定の角度を形成する平面内に延在し、特定の角度は好ましくは、30°を超える、またはこれと等しい、より好ましくは40°を超える、もしくはこれと等しい、および/または60°よりも小さい、もしくはこれと等しい、より好ましくは50°よりも小さい、またはこれと等しい、
-少なくとも1つの第1のスナップ嵌合レリーフおよび少なくとも1つの第2のスナップ嵌合レリーフは、装飾部分および中空の本体のうちの一方を長手方向に押すことによって、中空の本体から装飾部分を分解することを可能にするように成形され、押す力は好ましくは、10Nから50Nの間である、
-装飾は、以下の、
--色、とりわけ、そうである場合、中空の本体の色またはシュラウドの色以外の色、
--パターン、
--特定の材料で作成された、または特定の材料の外観を模倣する少なくとも1つのディスク、
--商標、とりわけロゴ、および
--くぼんだ、または突き出したレリーフのうちの少なくとも1つを備える、
-このカバーはキャップである、
-中空の本体は、ロッドと一体化されており、アプリケータ部材が、中空の本体の反対側にある、ロッドの端部に配置されている、
-装飾部分は、装飾を有し、そうである場合、中空の本体内の相補的なハウジング内に、とりわけシュラウドまたはインサート内に受け入れられる、少なくとも1つの面の反対側の面上にガイドレリーフを備える。
別の態様によると、少なくとも1つの化粧品を受け入れるための容積を画定するケーシングと、ケーシング上に固定された、全てのその組合せにおいて上に記載されるようなカバーとを備える、少なくとも1つの化粧品のためのパッケージングデバイスが記載されている。
ケーシングは、とりわけ、好ましくはポンプが備わったネックを備えた瓶であってよく、このカバーは、瓶のネックに対して固定するのに適したキャップである。
あるいは、ケーシングは、リップスティック機構を受け入れるリップスティック本体であってもよい。
別の態様によると、全てのその組合せにおいて上に記載されるようなカバーから、このカバーの中空の本体から装飾部分を取り外すための器具が記載されており、器具は、装飾を有する少なくとも1つの面の反対側で装飾部分の面と接触するために、このカバーの中空の本体内に受け入れられるのに適しており、押す力を装飾部分に対して加えることを可能にするためのレリーフを備える。
好ましくは、器具は、以下の特徴のうちの1つ以上を、単独で、または組み合わせて有し、すなわち、
-器具は、このカバーを受け入れるためのハウジングをさらに備え、器具のレリーフは、ハウジングの底部から突出している、
-インサートの第2の長手方向端部は、長手方向に少なくとも1つの貫通開口を備えて中実であり、レリーフは、長手方向に延在し、器具のレリーフの長手方向端部は、インサート内の少なくとも1つの貫通開口を通って、装飾を有する少なくとも1つの面の反対側にある、装飾部分の面と接触するのに適しており、そうである場合、このカバーの中空の本体がハウジングの底部と接触していない間は、装飾を有する少なくとも1つの面の反対側にある、装飾部分の面に対して押す作用を及ぼすことを可能にするための位置および寸法を有する少なくとも1つのタブを提示している、
-長手方向に測定されたタブの高さは、タブが、第1のスナップ嵌合レリーフの高さと少なくとも等しい、器具に対する中空の本体の相対的な移動にわたって装飾部分を押すようなものである、
-器具のレリーフは、このカバーの中空の本体の全てまたは一部を横切るのに適した円筒形ロッドを有する、
-器具は、有限数の角度位置において器具上にこのカバーを位置決めすることを可能にするように成形される。
さらに別の態様によると、組立は、全てのその組合せにおいて上に記載されるように、化粧品パッケージングデバイスのためのカバーと、中空の本体からの装飾部分の取り外しを可能にするのに適した、全てのその組合せにおいて上に記載されるような器具との組立体が記載される。
最後に、全てのその組合せにおいて上に記載されるような器具を利用して、全てのその組合せにおいて上に記載されるようにカバーから装飾部分を取り外すための方法が記載されており、方法は、
器具上の所定の位置にこのカバーを配置するステップと、
長手方向に沿って器具の方向にこのカバーに対して相対的な押す力を及ぼすステップと、を含む。
他の特徴、詳細および利点は、以下の詳細な記載を読むことで、かつ添付の図面を分析することで、明らかになるであろう。
香水のためのパッケージングデバイスの一例を示す図である。 図1の香水のためのパッケージングデバイスの分解組立図である。 図1および図2のパッケージングデバイスのキャップの分解組立図である。 図3のキャップのインサートの長手方向断面図である。 図3のキャップの装飾部分の支持プレートの断面図である。 図5の支持プレートの下方面の斜視図である。 図1および図2のパッケージングデバイスの一部分の、第1の断面VII-VIIに沿った断面図である。 図1および図2のパッケージングデバイスの一部分の、第2の断面VIII-VIIIに沿った断面図である。 図8における詳細の拡大図である。 図3のキャップから装飾部分を取り外すのに使用することができる、器具の断面図である。 キャップから装飾部分を取り外すのに使用するのに適した、図3の装飾部分が備わったキャップと、図10の器具とで形成された組立体の斜視図である。 図10の器具で、図3のキャップから装飾部分を取り外す際の第1のステップを例示する断面図である。 図10の器具を使用して、図3のキャップから装飾部分を取り外す際のその後のステップを例示する、図12と同じ断面図である。
記載の残りの部分の中で、同一である、または同一の機能を有する要素は、同じ参照番号を持つ。この記載における簡潔さのために、複数の例の中で同一である要素は、詳細な記載の枠組みの中でこれらの例の各々に関して詳細に記載されない。対照的に、記載は、種々の例における差を以下で第一に、かつ真っ先に詳細に記載する。
図1は、化粧品パッケージングデバイス10の一例を例示する。ここで、パッケージングデバイス10は、瓶12aの形態でケーシング12を備える。瓶12aは、液体化粧品、例えば香水またはオードトワレを中に含む。
瓶12aは、主に長手方向に延在し、この場合、軸Aの方向に延在する。以下において、軸Aは、「瓶12aの軸A」と呼ばれる。瓶12aは、例えば、瓶12aの軸Aの周りで回転対称である、またはさらには瓶12aの軸Aの周りで完全に回転対称である。
瓶12aはここでは、ネック16を形成する瓶本体14を備える。ネック16の端部において、瓶12aは、ポンプデバイス19の本体18を瓶本体14上に、とりわけ瓶12aのネック16上に固定するためのフェルール17を備える。フェルール17は、例えば、瓶12aのネック16に対してねじ込まれる。ポンプデバイス19はまた、ポンプデバイス19を作動させるために、ポンプ本体18に対して並進して可動であるボタン20を備える。被覆スカート21が、フェルール17を覆う。被覆スカート21の機能は、基本的に美感に関連する。
パッケージングデバイス10はまた、カバー22を備える。ここでは、カバー22は、キャップ22aの形態を採る。
図面に見ることができるように、キャップ22aは、キャップ22aが瓶12a上に固定されたとき、瓶12aの軸Aと一致する、キャップ22aの軸A1を中心に回転対称の形状を有する。
図2および図3に見ることができるように、例えば、キャップ22aはここでは、中空の本体の上方端部において開放する内部空洞26を画定する中空の本体24と、内部空洞26を少なくとも部分的に閉鎖する装飾部分28とを備える。
例示の例において、中空の本体24は、内部空洞26を画定するシュラウド30と、内部空洞26の中でシュラウド30の内側に固定されるインサート32とを備える。
シュラウド30の機能は、基本的に被覆機能である。シュラウド30は、キャップ22aの軸A1の周りで回転対称である全体形状を有する。
シュラウド30の中の内部空洞26は、2つの部分に分割することができ、すなわち
-下方部分は、ポンプ本体18を瓶12aのネック16に固定するフェルール17を取り囲む被覆スカート21を基本的に受け入れるのに適している。この下方部分は、ほぼ円形の断面を有し、例えば円筒形である、
-上方部分は、ポンプデバイス19のボタン20の上方端部およびインサート32の上方端部を受け入れるのに適した、中空の本体24の上方端部において開放するハウジング26aを形成する。ここでは、ハウジング26aは、面取りした角を備える正方形の横断面を有する。各面取りした角に、キャップ22aの軸A1に対して平行に延在する溝29が形成される。
図8および図9により詳細に見ることができるように、シュラウド30は、内部空洞26内に突出しレリーフ34を有する。ここでは、突出しレリーフ34は、内部空洞26の下方部分と上方部分26aとの間の境界に実質的に配置される。突出しレリーフ34は、キャップ22aの軸A1の方向に実質的に直交して延在する。ここでは、突出しレリーフ34は、キャップ22aの軸A1に対して実質的に半径方向に延在する。
とりわけ図9に見ることができるように、キャップ22aの軸A1を備える断面において、各レリーフ34の上方表面S34は、キャップ22aの軸A1とほぼ直角a34を形成する。例えば、各レリーフ34の表面S34と、キャップ22aの軸A1との間の角度a34は、60°を超える、またはこれと等しい、好ましくは70°を超える、もしくはこれと等しい、および/または120°よりも小さい、もしくはこれと等しい、好ましくは110°よりも小さい、またはこれと等しい。ここでは角度a34は、75°に等しい。上記で指摘したように、角度a34は、鈍角であってよい。
さらに、とりわけ図3および図4に見ることができるように、インサート32は、略スリーブ形状を有する。換言するとインサート32は、実質的に円筒形かつ中空である全体形状を有し、インサート32がキャップ22a内に固定されたときに、キャップ22aの軸A1と一致する軸A2を有する。インサート32の第1の端部32aは、空である、または中空である。第1の端部32aの反対側の第2の端部32bは、ほとんど中実である。ここでは、第2の端部32bは、中実の面内に4つの貫通開口35を備える中実の面である。4つの貫通開口35はここでは、軸がインサート32の軸A2である同一リングの角度付きの断片の形態を有する。4つの貫通開口35はここでは、インサート32の軸A2の周りに規則的に分散される。
インサート32は、その第1の端部32aにフランジ36を有する。フランジ36はここでは、フェルール17のための被覆スカート21のフランジ36を覆うのに適したハウジング38を形成する。1つの実施形態において、フランジ36は、キャップ22aが瓶12aのネック16に固定されるのを保証するために磁化することができる。ここでは、しかしながらキャップ22aの瓶12a上での固定は、フェルール17のための被覆スカート21上でのインサート32の摩擦によって達成される。インサート32とフェルール17のための被覆スカート21との間の摩擦を調節するために、長手方向の平坦な領域46がインサート32の内面に設けられてもよい。
あるいは、キャップ22aは、ねじ込みまたはスナップ嵌合によって、とりわけスナップ嵌合によって、とりわけクリッピングによって、瓶12aに固定することができる。
さらに、インサート32は、インサート32の実質的に円筒形の表面上にスナップ嵌合レリーフ40を形成する。ここでは、スナップ嵌合レリーフ40は、インサート32の第2の端部32bに、またはその付近に長手方向に配置されたビードの形態を採る。インサート32は、例示されるように4つのそのようなスナップ嵌合レリーフ40を備える。しかしながらインサート32は、これよりも多くの、またはこれよりも少ないスナップ嵌合レリーフ40を備えてもよく、とりわけ少なくとも1つのスナップ嵌合レリーフ40、または少なくとも2つのスナップ嵌合レリーフ40、好ましくは少なくとも3つのスナップ嵌合レリーフ40を備えてもよい。スナップ嵌合レリーフ40は好ましくは、インサート32の軸A2の周りに角度を成して規則的に分散される。
図4にとりわけ見ることができるように、各スナップ嵌合レリーフ40はここでは、インサート32の第1の端部に向けて配向された下方表面S40を有し、この面は、平角でも直角でもない、角度a40をインサート32の軸A2と共に形成する。例えば、図4に例示されるインサート32の軸A2を備えるインサート32の断面では、ビード40の下方表面S40と軸A2との間の角度a40は、30°を超える、またはこれと等しい、好ましくは40°を超える、もしくはこれと等しい、および/または60°よりも小さい、もしくはこれと等しい、好ましくは50°よりも小さい、またはこれと等しい。ここでは、例えば、角度a40は、45°とほぼ等しい。上記で指摘したように、角度a40は、好ましくは鋭角である。
各表面S40はまた、インサート32の軸A2の方向に測定された高さh40を有する。
インサート32はまた、表面S40の上方端部をインサート32の第2の長手方向端部32bに接続する表面41を有し、これは、円形またはさらにはわずかに先細になる横断面を有する円筒形であることで、表面41の直径は、表面S40の上方端部からインサート32の第2の長手方向端部32bに向かって縮小する。インサート32の軸A2を有する長手方向の断面において、表面41と軸A2との間の角度はこれにより例えば、0°を超える、および/または10°よりも小さい、もしくはこれと等しい、好ましくは5°よりも小さい、またはこれと等しい。あるいは、表面41の軸はインサート32の軸A2である。表面41の上方端部は、断面図で見たとき、丸められてよい。
インサート32はまた、半径方向外側面上に出っ張り42を形成する。例示されるようなインサート32は、4つのそのような出っ張り42を備える。インサート32は、しかしながらこれよりも多くの、またはこれよりも少ない出っ張り42を備えてもよく、とりわけ少なくとも1つまたは2つの出っ張り42、好ましくは少なくとも3つの出っ張り42を備えてもよい。出っ張り42は好ましくは、キャップ22aの軸A1の周りに角度を成して規則的に分散される。
各出っ張り42は、インサート32の円筒形部分から半径方向外側に突出している。各出っ張り42は、インサート32の円筒形部分の上に円周方向に主に延在する形状を有する。
とりわけ図4に見ることができるように、各出っ張り42はここでは、三角形の横断面を有し、その下方表面S42は、インサート32の軸A2と共にほぼ直角を形成する。例えば、インサート32の軸A2を備えるインサート32の断面において、下方表面S42とインサート32の軸A2との間の角度a42は、60°を超える、またはこれと等しい、好ましくは70°を超える、もしくはこれと等しい、および/または120°よりも小さい、もしくはこれと等しい、好ましくは110°よりも小さい、またはこれと等しい。表面S42の角度a42は好ましくは、シュラウド30の各レリーフ34の上方表面S34の角度a34とほぼ等しい。ここでは、角度a42は75°に等しい。上記で指摘したように、角度a42は鈍角であってよい。
最後に、ここでは、インサート32は、インサート32の半径方向外側表面の一部分のみの上に長手方向に延在する、その円筒形の部分に長手方向リブ44を有する。より具体的には、インサート32は、そのような長手方向リブ44の対を有する。詳細には、例示の例では、インサート32は、長手方向リブ44の4つの対を有し、これらは、インサート32の円筒形部分の半径方向外側表面の上に規則的に分散される。
開口35およびビード40は、インサート32の軸A2の方向に沿って整列されることが、注目すべき点である。同様に、出っ張り42および長手方向リブ44の対もここでは、インサート32の軸A2の方向に沿って整列される。図面に示される特定の実施形態によると、開口35、ビード40、出っ張り42、および長手方向リブ44の対は、インサート32の軸A2の方向に沿って整列される。
とりわけ図8に見ることができるように、ここでは、シュラウド30は、インサート34の出っ張り42にスナップ嵌合しているシュラウド30の突出しレリーフ34によって、インサート32に固定される。これを達成するために、インサート32は、シュラウド30に挿入され、この挿入は、シュラウド30の中の相補的な溝47に受け入れられるインサート32の長手方向リブ44によってガイドされる。インサート32の位置はよって、シュラウド30に対して割出し(index)される。換言すると、インサート32は、有限であり、制限された数の相対的な角度位置でのみシュラウド30に挿入することができる。ここでは、このような相対的な角度位置は、数の上では4つである。インサート32は、その後、シュラウド30の突出しレリーフ34がインサート32の出っ張り42とスナップ嵌合するまで、シュラウド30の中に押し込まれる。
インサート32のシュラウド30の中への固定、およびキャップ22aの軸A1に対して平行である、インサート32のシュラウド30の中への挿入の方向を保証するために協働する、突出しレリーフ34の表面S34と、出っ張り42の表面S42との間がほぼ直角a34、a42であるために、インサート32のシュラウド30の中でのスナップ嵌合は永続的であることにここでは留意されたい。換言すると、2つの部品の一方、とりわけシュラウド30の突出しレリーフ34、および/またはインサート32の出っ張り42などを損傷することなく、インサート32をシュラウド30から取り外すことは極めて困難である、またはさらには不可能でもある。インサート32のシュラウド30からのこのような分解は、突出しレリーフ34および出っ張り42の形状によるものとしても、それらの相対的に高い剛性によってますます困難になる。
スナップ嵌合によるシュラウド30の中へのインサート32の固定は、追加の部品を必要とせずに、耐久性があり、とりわけ達成するのが容易であるように思われる。
当然のことながら、インサート32は、スナップ嵌合以外の手段によってシュラウド30の中に固定することができる。詳細には、インサート32は、シュラウド30の中に接着剤で固定することができる。追加で、または代替で、インサート32は、力づくでシュラウド30の中に挿入され、摩擦によってそこに保持することもできる。
以下において、装飾部分28がより詳細に記載される。
図2および図3に見ることができるように、装飾部分28は、装飾48が備わった、キャップ22aから外向きに面する面F28を備える。
装飾部分28の装飾48は、以下、
-色、とりわけ中空の本体24の色以外、特筆すべきはシュラウド30の色以外の色、
-パターン、とりわけ特定の材料を模倣するパターン、
-特定の材料でできた、または特定の材料の外観を模倣する少なくとも1つのディスク、
-商業的なブランド、とりわけロゴ、
-くぼんだ、または突出したレリーフの中からとりわけ選択することができる。
図3にとりわけ見ることができるように、例示の装飾部分28は、装飾プレート50、装飾48が備わった形成面F28および支持プレート52から成る。少なくとも2つの別個の部品としての装飾部分28の実装が好ましく、これは、装飾プレート50がより変化に富むことを可能にすることが理由であり、これらのプレートの機能は、単に美感的なものである。とりわけ、装飾プレートは、この場合、より多様な材料で作成することができる。支持プレート52はその後、以下でより詳細に記載されるように、装飾部分28をインサート32に固定する。
ここでは、装飾プレート50は平坦である。
装飾プレート50は支持プレート52に固定される。例えば、装飾プレート50は、支持プレートに接着剤で固定される。しかしながら装飾プレート50を支持プレート52に固定する他の手段も可能である。例えば、装飾プレート50は、支持プレート52によって形成されるフレーム内にきっちりと取り付けることもできる。
支持プレート52は、とりわけ図5および図6に例示される。
これらの図面に見ることができるように、支持プレート52は、装飾部分28がキャップ22a内に固定されるとき、キャップ22aの軸A1と一致することが意図された、支持プレート52の中心線である、軸A3に基本的に直交して延在する。
支持プレート52は、装飾プレート50が固定されることが意図されている実質的に平坦な面を有する。
支持プレート52はまた、その自由端がフック56の形状を有するタブ54を備える。例えば、支持プレート52に対して垂直な軸A3を備える支持プレート52の断面において、フック56の上方表面S56と支持プレート52に対して垂直な軸A3との間の角度a56は、30°を超える、またはこれと等しい、好ましくは40°を超える、もしくはこれと等しい、および/または60°よりも小さい、もしくはこれと等しい、好ましくは50°よりも小さい、またはこれと等しい。好ましくは、上方表面S56の角度a56は、インサート32のビード40の下方表面S40
と、インサート32の軸A2との間の角度a40に等しい。ここでは、例えば、角度a56は、45°にほぼ等しい。上記で指摘したように、角度a56は、好ましくは鋭角である。
支持プレート52はまた、舌状部57を備える。舌状部57はここでは、支持プレート52に対して特定の角度に延在する。舌状部57は、支持プレート52に対して垂直な軸A3に対して平行な延長の主方向に沿って延在する。ここでは、舌状部57は、実質的に平行六面体である。
支持プレート52は、貫通穴58をさらに備える。ここでは、4つの貫通穴58が存在する。各貫通穴58は、同一リングの角度付きの扇形の全体形状を有する。貫通穴58は、支持プレート52に対して垂直な軸A3の周りに角度を成して規則的に分散される。貫通穴58は、支持プレート52の中心から等距離である。貫通穴58はとりわけ、支持プレート52と装飾プレート50との間からの過剰な接着剤の放出を可能にする、および/または、支持プレート52の成型、とりわけ以下に記載されるタブ54の成型を促進することができる。支持プレート52と装飾プレート50との間の過剰な接着剤に関して、これらのプレート50、52のうちの少なくとも一方、とりわけ支持プレート52は、過剰な接着剤の少なくとも一部を受け入れることが可能なくぼみを備えることができる。
フランジが、装飾プレート50を受け入れることが意図されたその面と反対側のその面上で、貫通穴58の半径方向内側縁部から、支持プレート52から突き出し、各フランジはよって、隆起60を形成している。隆起60は、例えば、それらが突出する支持プレート52表面から、支持プレート52に対して垂直な軸A3の方向に測定された高さh60を有し、これは、インサート32における開口35の高さと実質的に等しい。よって、隆起60は、開口35を超えて延出することなく、それらを部分的に閉鎖するために、開口35内に受け入れられるのに適している。
図8および図9にとりわけ見ることができるように、装飾部分28は、支持プレート52のタブ54のフック56の、インサート32の、ビードの形態の第1のスナップ嵌合レリーフ34とのスナップ嵌合によって、インサート32に対して固定される。支持プレート52の舌状部57は、シュラウド30の相補的なハウジング26a内に受け入れられて、シュラウド30によって画定される内部空洞26の中の直線経路に沿った装飾部分28の挿入をガイドすることができる。
ひとたび装飾部分28がインサート32に対して固定されると、支持プレート52の隆起60は、インサート32の開口35の内側に延在する。しかしながら隆起60は、インサート32の第1の端部32aの方向にインサート32の開口35を超えて突き出すことはない。
さらに、とりわけ図8および図9に見ることができるように、ひとたび装飾部分28がインサート32に対して固定されると、前記部分は、シュラウド30の内部空洞26の中に完全に収容される。換言すると、装飾部分28の表面形成面F28は好ましくはシュラウド30の上方端部と同一平面である、またはさらには、上方端部に対してわずかにくぼんでいる。これは、よって、キャップ22aの軸A1の方向に、シュラウド30から突き出す装飾部分28の縁部の一部分を把持することによる装飾部分の取り外し、または取り外そうとする試みを阻止する。
また、インサート32に対して固定された装飾部分28は、削減された隙間jを有してシュラウド30の内部空洞26内に延在する。例えば、キャップ22aの上方端部における、装飾部分28とシュラウド30の内部空洞26を画定する壁との間の隙間jは、例えば、1mmよりも小さい、またはこれと等しい、好ましくは0.5mmよりも小さい、またはこれと等しい、より好ましくは0.2mmよりも小さい、またはこれと等しい。装飾部分28をキャップ22aから取り外すための試みにおいて、てこの作用を達成するために、剛性の要素を、装飾部分28とシュラウド30との間の間隙に挿入することはよって困難である、またはさらには不可能でもある。
しかしながら、キャップ22aの軸A1の方向に対して相対的にわずかに傾斜される、ビード40およびフック56の表面S40、S56によって形成される角度a40、a56のために、出っ張り42上での装飾部分28のスナップ嵌合を、キャップ22aの構成要素部品を損傷することなく、とりわけ装飾部分28、シュラウド30またはインサート32を損傷することなく分解することができる。この分解は、タブ54の相対的な可撓性によって促進される。よって、ビード40およびタブ54は、装飾部分28と中空の本体24の一方を他方に対して、キャップ22aの軸A1の方向に押すことによって、例えば、装飾部分28を中空の本体24から分解することを可能にするように成形される。このケースでは、キャップ22aの軸A1に対して平行に及ぼされる力が、タブ54の弾性変形を引き起こし、フック56の表面S56は、スナップ嵌合表面S40、S56がもはや互いに対して全く向き合わなくなるまで、ビード40の表面S40によって形成される傾斜路をたどる。この分解のために必要な押す力は、例えば、10Nを超える、またはこれと等しい、好ましくは15Nを超える、もしくはこれと等しい、および/または50Nよりも小さい、もしくはこれと等しい、好ましくは30Nよりも小さい、またはこれと等しい。これは、キャップ22aの構成要素部品を損傷する機会を減少させる。1つの特定の例による押す力は、20Nにほぼ等しい。
表面S40、S56がもはや全く互いに面していない位置から、装飾部分28を取り外す動きを継続することができ、フック56は、インサート32の頂部において先細になる表面41をたどるが、その理由は、タブ54は、インサート32の軸A2に対して実質的に平行な位置に戻る傾向があるためであることに留意されたい。
しかしながら、キャップ22aの構成のために、押す力などを及ぼすための装飾部分28への接近は、相対的に困難である。詳細には、指をキャップ22aの中に挿入することによって、そのような力を装飾部分28に及ぼすことは不可能である。このことは、装飾部分28の予測されない分解のリスクを減らす。
装飾部分28を中空の本体24から取り外すために、詳細には、ユーザが、装飾部分28を交換したいと思ったとき、図10および図11に例示される、器具100を使用することがここでは提案される。図11は、そのような器具100および対応付けられたキャップ22aによって形成された組立体200を例示する。
器具100は、例示されるように、装飾部分28と接触するように、キャップ22aの中空の本体24内に、詳細には、インサート32内に受け入れられるのに適したレリーフ102を備える。ここでは、レリーフ102は、キャップ22aが器具100上で受け入れられたときに、キャップ22aの軸A1に一致することが意図された軸A4の方向にベース106から突出する円筒形ロッド104の形態を採る。円筒形ロッド104は、成型による製造を促進するために、例えば中空である。円筒形ロッド104は、その自由端にタブ108を有し、これは、インサート32内の開口35の中に受け入れられるように、かつキャップ22aが器具100上で受け入れられたとき、装飾部分28の支持プレート52の隆起60と接触するように成形される。そのような受入れを可能にするために、器具100は、円筒形ロッド104の周りに、キャップ22aを受け入れるように成形されたハウジング110を形成する。ハウジング110は、壁112によって外側で境界が決められる。壁112は、とりわけ、器具100に対するキャップ22aの相対運動をガイドすることが可能であり得る。ここでは、対向する壁112のうちの2つは、その頂部に、以下に記載するように、装飾部分28が取り外されたときに、中空の本体24の取り外しを促進するくぼみ114を有する。あるいは、単一の壁112がそのようなくぼみ114を有する、または3つ以上の壁112がそのようなくぼみ114を有する場合もある。詳細には、各壁112が、そのようなくぼみ114を有してもよい。
器具100のベース106はまた、レリーフ102のふもとに、台座107を有する。台座107の断面は、インサート32の端部32aにおいてハウジング38に相補的である。しかしながら台座107は、器具の軸A4に沿って測定された高さh107を有し、軸A2の方向に沿って測定されたインサート32の端部32aにおけるハウジング38の高さを超える、またはこれと等しい。
器具100は、例えばプラスチック製である。器具は好ましくは、キャップ22aが作成される材料よりも低い硬さを有する材料、および/または器具100が使用されるときキャップ22aに対する損傷を回避するための柔軟な材料のものである。器具100の縁部は、丸められる、または面取りされるのも好ましい。
器具100を使用することは容易である。
最初に、図12に例示されるように、キャップ22aが、器具100上の所定の場所に設置されることで、器具100のタブ108は、支持プレート52の隆起60と接触することになる。器具100のタブ108は、その後、インサート32内の開口35を少なくとも部分的に通って延在することができる。
器具100上のキャップ22aの位置決めは、ハウジング110を画定する壁112によって促進させることができ、これらの壁112は、円筒形ロッド104上でキャップ22aをガイドすることが可能である。ハウジング110はここではよって、軸A1の周りで回転対称である、シュラウド30の上方部の横断面と相補的な横断面を有する。位置決めはまた、キャップ22aがその軸A1の周りで回転対称であり、そのため、4つの位置は、キャップ22aが器具100上で受け入れられる、詳細にはハウジング110内に受け入れられることを可能にし、全てが同じ構成につながるという事実によっても促進されることにここでは留意されたい。反対に、完全に回転対称であるキャップ28は、器具100上のキャップ22aの容易な位置決めに対してあまり好ましいようには見えない。器具100のタブ108が、支持プレート52の隆起60に直接面していないことも当然のことながら、起こる可能性があり、相対的な回転によってそのような位置決めを促進させるための視覚的手がかりが全くない状態での、器具100に対するキャップ22aの相対的な回転がこの場合は不可欠である。
後者の場合には特に、器具100内でキャップ22aの角度付きの割出しの手段が設けられもよく、この手段は、キャップ22aが器具100上に正確に配置されることを保証することを可能にすることで、器具100に向かってキャップ22aを押す力は当然のことながら、装飾部分28を取り外すことを可能にする。
次に、キャップ22aは、器具100のハウジング110の中にさらに挿入される。換言すると、キャップ28は、キャップ22aの軸A1の方向に、器具100の方向に押される。この押す作用は、ハウジング110の壁112によってガイドされる。この押す作用は、タブ108を支持プレート52の穴58の隆起60に当接して押す結果となる。レリーフ40、56の表面S40、S56の相対的に大きな傾斜がインサート32上への装飾部分28の装着を可能にするため、および/またはこれらのレリーフの弾性、詳細には、フック56を担持するタブ54の弾性のために、レリーフ56、40の「スナップ嵌合を解除し」、装飾部分28、シュラウド30またはインサート32を損傷することなく、装飾部分28をキャップ22aから取り外すことがこのとき可能である。
隆起60の高さh60に加えられたタブ108の高さh108は、そのような場合であるとき、ビード40の高さh40を少なくとも超える、またはそれと等しくなり得る。好ましくは、隆起60の高さh60に加えられたタブ108の高さh108は、そのような場合であるとき、表面S40の上方端部をインサート32の第2の長手方向端部32bに接続する表面41の高さh41に加えられるとき、好ましくはビード40の高さh40を超える、またはこれと等しい。換言すると、隆起60の高さh60に加えられたタブ108の高さh108は好ましくは、そのような場合であるとき、フック56の表面S56の下方(または自由)端部と、インサート32の第2の端部32bとの間で、インサートの軸A2の方向に測定された距離を超える、またはこれと等しい。
好ましくは、キャップ28に対する押す作用は、器具100の軸A4の方向に測定されたその長さが、ビード40の高さh40を少なくとも超える、またはこれと等しい経路cにわたって可能である。好ましくは、経路cは、ビード40の高さh40プラス表面S40の上方端部をインサート32の第2の長手方向端部32bに接続する表面41の高さS41を超える、またはこれと等しい長さを有する。換言すると、経路cは好ましくは、フック56の表面S56の下方(または自由)端部とインサート32の第2の端部32bとの間で、インサート32の軸A2の方向に沿って測定された距離を超える、またはこれと等しい。
経路cは、タブ108の高さh108よりもわずかに小さい、またはこれと等しいことで、インサート32の底部が、インサート32が台座107に対して当接する前に、円筒形ロッド104の上方端部に対して当接するのを阻止する。
装飾部分28は、取り外されると、とりわけ瓶12aのキャップ22a上で後に再度組み立てるために、または場合によっては別のケーシング12に適した別のカバー22上で後に再度組み立てるために、その後保管することができる。新たな装飾部分28がその後キャップ22a内に配置され、取り外された装飾部分28に置き換わることができる。この配置は、原則としていかなる器具の使用も必要としないスナップ嵌合によって実行される。
本開示は、単なる例として上に記載した実施形態に制限されるのではなく、求められる保護の枠内で当業者にとって予想可能な全ての変形形態を包含する。とりわけ、上に記載した種々の例は、その教示が矛盾するものでない限り、組み合わせることができる。
例えば、上に記載される例では、化粧品のためのパッケージングデバイスは、ポンプを内蔵した香水瓶である。しかしながら瓶はそのようなポンプを持たない場合もある。
正に記載したような装飾部分の装着はまた、唇のための化粧品の利用のため、とりわけリップスティックのためのパッケージングデバイスのキャップに対して実行することができる。キャップはこのとき、そのような装飾部分を提示する。キャップは、リップスティック機構を備えるリップスティック本体に固定することができる。
液体化粧品、とりわけマスカラまたはグロスをパッケージングし利用するためのデバイスにおいて上に記載されるようにキャップを実装することも可能である。このケースでは、キャップは、液体化粧品のためのアプリケータ部材と一体化されていてもよい。例えば、ロッドが、化粧品のためのアプリケータ部材にキャップを接続する。ロッドは、キャップ内のインサートに対して固定することができる、またはこのインサートと同じ材料で作成される場合もある。このケースでは、器具100の円筒形ロッドの自由端部は有利には、キャップが器具上に配置されたときロッドおよびアプリケータ部材の通行を可能にする穴を有する。
さらに、示される例では、器具100は、装飾部分のスナップ嵌合レリーフと協働せず、装飾部分を押す。当然のことながら、装飾部分のスナップ嵌合レリーフには、インサートの内側から接近することは不可能である。これらのスナップ嵌合レリーフはよって、ユーザは見ることはできず、これは、キャップ22aの美感に関する外観に貢献している。しかしながら、あるいは、装飾部分のスナップ嵌合レリーフは、インサートの内側から接近することができるように、インサートに対して固定される。例えば、装飾部分のスナップ嵌合レリーフは、インサート内の開口を横切るタブの形態を採る場合もあり、これらの開口のうちの1つの縁に対して各々固定することができる。このケースでは、器具100のタブは、これらのスナップ嵌合レリーフと直接協働することができる。このことは、スナップ嵌合タブを直接押し、スナップ嵌合タブは、相補的なスナップ嵌合レリーフをたどりながら、その後弾性的に変形することによって装飾部分を分解するために、それに対して加えられる力を低下させる。装飾部分の分解中に、キャップの部品のうちの1つを損傷するリスクがそれ故に、さらに低減される。
また、別の変形形態によると、装飾部分のスナップ嵌合レリーフは、キャップによって形成される相補的なスナップ嵌合と協働する。
10 パッケージングデバイス
12a 瓶
14 瓶本体
16 ネック
17 フェルール
18 本体
19 ポンプデバイス
20 ボタン
21 被覆スカート
22 カバー
22a キャップ
24 中空の本体
26 内部空洞
26a ハウジング
28 装飾部分
F28 面
29 溝
30 シュラウド
32 インサート
32a 第1の端部
32b 第2の端部
34 レリーフ
S34 表面
35 貫通開口
36 フランジ
38 ハウジング
40 スナップ嵌合レリーフ
S40 表面
h40 高さ
41 表面
42 出っ張り
S42 表面
44 リブ
46 平坦な領域
50 装飾プレート
52 支持プレート
54 タブ
56 フック
S56 表面
57 舌状部
58 貫通穴
60 隆起
h60 高さ
100 器具
102 レリーフ
104 円筒形ロッド
106 ベース
107 台座
h107 高さ
108 タブ
h108 高さ
110 ハウジング
112 壁
114 くぼみ
200 組立体
A1 キャップの軸
A2 インサートの軸
A3 支持プレートの中心線
A4 器具の軸
a34、a40、a42、a56 角度
c 経路
j 隙間

Claims (28)

  1. 化粧品のためのパッケージングケーシング(12)に装着するのに適した、少なくとも1つの化粧品のためのパッケージングデバイス(10)のためのカバー(22)であって、
    -主に長手方向(A1)に延在する中空の本体(24)であって、第1の開口を画定しかつ前記パッケージングデバイス(10)の前記パッケージングケーシング(12)に向けて配向されることが意図された第1の長手方向端部(32a)と、開口を画定しかつ前記第1の長手方向端部(32a)の反対側にある第2の長手方向端部と、を備え、少なくとも1つの第1のスナップ嵌合レリーフ(40)を備える、中空の本体(24)と、
    -前記パッケージングケーシング(12)と反対の方向に配向されることが意図され、装飾(48)を有する少なくとも1つの面(F28)および第2のスナップ嵌合レリーフ(56)を備える装飾部分(28)と、
    を備え、
    前記装飾部分(28)は、少なくとも1つの前記第1のスナップ嵌合レリーフと少なくとも1つの前記第2のスナップ嵌合レリーフ(40;56)とのスナップ嵌合によって、前記中空の本体(24)の第2の開口(26)を閉鎖するように、前記中空の本体(24)に対して固定されており、少なくとも1つの前記第1のスナップ嵌合レリーフと少なくとも1つの第2のスナップ嵌合レリーフ(40;56)との前記スナップ嵌合は、前記中空の本体(24)も前記装飾部分(28)も損傷することなく分解することが可能である、パッケージングデバイス(10)のためのカバー(22)。
  2. 前記中空の本体(24)は、内部空洞(26)を画定するシュラウド(30)と、前記シュラウド(30)の内側に固定されたインサート(32)とを備える、請求項1に記載のカバー。
  3. 前記インサート(32)は、前記インサートの前記第1の長手方向端部(32a)と前記インサートの前記第2の長手方向端部(32b)との間に前記長手方向(A1;A2)に延在する略スリーブ形状を有し、前記インサートの前記第1の長手方向端部(32a)は、前記中空の本体(24)の前記第1の長手方向端部に向けて配向されることが意図されているか、または前記中空の本体(24)の前記第1の長手方向端部を形成しており、前記インサートの前記第2の長手方向端部(32b)は好ましくは中実であり、ここでも好ましくは前記長手方向(A1;A2)に少なくとも1つの貫通開口(35)を備えている、請求項2に記載のカバー。
  4. 前記シュラウド(30)は、前記シュラウド(30)の少なくとも1つの第3のスナップ嵌合レリーフ(34)と前記インサート(32)の少なくとも1つの第4のスナップ嵌合レリーフ(42)とのスナップ嵌合によって前記インサート(32)に対して固定され、少なくとも1つの前記第3のスナップ嵌合レリーフ(34)は、前記シュラウド(30)の内側面上にあり、少なくとも1つの前記第4のスナップ嵌合レリーフ(32)は好ましくは、前記インサート(32)の外側表面上にある、請求項2または3に記載のカバー。
  5. 前記インサート(32)は、前記パッケージングデバイス(10)の前記パッケージングケーシング(12)に対して前記カバー(22)を固定するための手段を有し、とりわけ前記カバー(22)を前記パッケージングケーシング(12)上に固定するための少なくとも1つのレリーフ、詳細には、少なくとも1つのスナップ嵌合レリーフ、ねじ切り、または調節された、もしくはさらには厳重な嵌合組立を可能にする直径を有する、請求項2から4のいずれか一項に記載のカバー。
  6. 少なくとも1つの前記第1のスナップ嵌合レリーフは、前記シュラウド(30)によって形成される、請求項2から5のいずれか一項に記載のカバー。
  7. 少なくとも1つの前記第1のスナップ嵌合レリーフ(40)は、前記インサート(32)によって形成される、請求項2から5のいずれか一項に記載のカバー。
  8. 少なくとも1つの前記第1のスナップ嵌合レリーフ(40)は、前記インサート(32)の外側面上に形成される、請求項7に記載のカバー。
  9. 少なくとも1つの前記第1のスナップ嵌合レリーフは、少なくとも1つのビード(40)によって形成され、少なくとも1つの前記第2のスナップ嵌合レリーフ(56)は、装飾を有する少なくとも1つの前記面(F28)の反対側にある、前記装飾部分(28)の面から延在する少なくとも1つの弾性的に変形可能なタブ(54)によって形成される、請求項6から8のいずれか一項に記載のカバー。
  10. 前記装飾部分(28)の、前記装飾(48)を有する少なくとも1つの前記面(F28)は、実質的に平面である、請求項1から9のいずれか一項に記載のカバー。
  11. 前記装飾部分(28)の、前記装飾(48)を有する少なくとも1つの前記面(F28)は、前記中空の本体(24)の第2の端部と同一平面である、請求項1から10のいずれか一項に記載のカバー。
  12. 前記装飾部分(28)は、装飾プレート(50)と、前記装飾プレート(50)のための支持プレート(52)とを備え、前記装飾プレート(50)は、前記支持プレート(52)に対して固定される、とりわけ接着剤で固定される、請求項1から11のいずれか一項に記載のカバー。
  13. 前記装飾部分(28)と前記中空の本体(24)の第2の端部との間に隙間(j)を備え、前記隙間(j)は好ましくは、1mmよりも小さい、またはこれと等しい、より好ましくは、0.5mmよりも小さい、またはこれと等しい、さらにより好ましくは0.2mmよりも小さい、またはこれと等しい、請求項1から12のいずれか一項に記載のカバー。
  14. 各第1のスナップ嵌合レリーフ(40)は、対応付けられた第2のスナップ嵌合レリーフ(56)の第2の表面(S56)と接触している第1の表面(S40)を備え、各第1の表面または第2の表面(S40;S56)は、前記長手方向(A1)と特定の角度(a56;a40)を形成する平面内に延在し、前記特定の角度(a56;a40)は好ましくは、30°を超える、またはこれと等しい、より好ましくは40°を超える、もしくはこれと等しい、および/または60°よりも小さい、もしくはこれと等しい、より好ましくは50°よりも小さい、またはこれと等しい、請求項1から13のいずれか一項に記載のカバー。
  15. 少なくとも1つの前記第1のスナップ嵌合レリーフ(40)および少なくとも1つの前記第2のスナップ嵌合レリーフ(56)は、前記装飾部分(28)および前記中空の本体(24)のうちの一方を前記長手方向(A1)に押すことによって、前記中空の本体(24)から前記装飾部分(28)を分解することを可能にするように成形され、前記押す作用の力は好ましくは、10Nから50Nの間である、請求項1から14のいずれか一項に記載のカバー。
  16. 前記装飾(48)は、
    -色、とりわけ、そうである場合、中空の本体(24)の色またはシュラウド(30)の色以外の色、
    -パターン、
    -特定の材料で作成された、または特定の材料の外観を模倣する少なくとも1つのディスク、
    -商標、とりわけロゴ、および
    -くぼんだ、または突き出したレリーフのうちの少なくとも1つを備える、請求項1から15のいずれか一項に記載のカバー。
  17. 前記カバー(22)はキャップ(22a)である、請求項1から16のいずれか一項に記載のカバー。
  18. 前記中空の本体(24)は、ロッドと一体化されており、アプリケータ部材が、前記中空の本体(24)の反対側にある、前記ロッドの端部に配置されている、請求項17に記載のカバー。
  19. 少なくとも1つの化粧品を受け入れるための容積を画定するケーシング(12)と、前記パッケージングケーシング(12)上に固定された、請求項1から18のいずれか一項に記載のカバー(22)とを備える、少なくとも1つの化粧品のためのパッケージングデバイス(10)。
  20. 前記パッケージングケーシング(12)は、好ましくはポンプ(19)が備わったネック(16)を備えた瓶(12a)であり、前記カバー(22)は、前記瓶(12a)の前記ネック(16)に対して固定するのに適したキャップ(22a)である、請求項19に記載のパッケージングデバイス。
  21. 前記パッケージングケーシングは、リップスティック機構を受け入れるリップスティック本体である、請求項19に記載のパッケージングデバイス。
  22. 請求項1から18のいずれか一項に記載のカバー(22)の装飾部分(28)を、前記カバー(22)の前記中空の本体(24)から取り外すための器具(100)であって、装飾(48)を有する少なくとも1つの前記面(F28)の反対側で前記装飾部分(28)の面と接触するために、前記カバー(22)の前記中空の本体(24)内に受け入れられるのに適しており、押す力を前記装飾部分(48)に対して加えることを可能にするためのレリーフ(102)を備える、器具(100)。
  23. 前記カバー(22)を受け入れるためのハウジング(110)をさらに備え、前記器具(100)の前記レリーフ(102)は、前記ハウジング(110)の底部(106)から突出している、請求項22に記載の器具。
  24. 前記カバー(22)は請求項3によるものであり、インサートの前記第2の長手方向端部(32b)は、前記長手方向(A1;A2)に少なくとも1つの貫通開口(35)を備えて中実であり、前記レリーフ(102)は、前記長手方向(A1,A4)に延在し、前記器具(100)の前記レリーフ(102)の長手方向端部は、前記インサート(32)内の少なくとも1つの前記貫通開口(35)を通って、前記装飾(48)を有する少なくとも1つの前記面(F28)の反対側にある、前記装飾部分(28)の面と接触するのに適しており、そうである場合、前記カバー(22)の前記中空の本体(24)がハウジング(110)の底部(106、107)と接触していない間は、前記装飾(48)を有する少なくとも1つの前記面(F28)の反対側にある、前記装飾部分(28)の前記面に対して押す作用を及ぼすことを可能にするための位置および寸法を有する少なくとも1つのタブ(108)を提示している、請求項22または23に記載の器具。
  25. 前記長手方向(A,A1,A4)に測定された前記タブ(108)の高さ(h108)は、前記タブ(108)が、前記第1のスナップ嵌合レリーフ(40)の高さ(h40)と少なくとも等しい、前記器具(100)に対する前記中空の本体(24)の相対的な移動にわたって前記装飾部分(28)を押すようなものである、請求項24に記載の器具。
  26. 前記器具のレリーフ(102)は、前記カバー(22)の前記中空の本体(24)の全てまたは一部を横切るのに適した円筒形ロッド(104)を有する、請求項24または25に記載の器具。
  27. 前記器具(100)は、有限数の角度位置において前記器具(100)上に前記カバー(22)を位置決めすることを可能にするように成形される、請求項22から26のいずれか一項に記載の器具。
  28. 請求項22から27のいずれか一項に記載の器具を利用して、請求項1から18のいずれか一項に記載のカバー(22)から装飾部分(28)を取り外すための方法であって、
    前記器具(100)上の所定の位置に前記カバー(22)を配置するステップと、
    前記長手方向(A1,A4)に沿って前記器具(100)の方向に前記カバー(22)に対して相対的な押す力を及ぼすステップと、
    を含む、方法。
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