JP2023553366A - ヒンジ式蓋付き箱 - Google Patents

Abstract

本発明は、ヒンジ式蓋付き箱（４８）に関し、多角形の基部を有する底壁（２）と、下側折り線を介して底壁の側縁に接続されていて外側に傾斜している側壁（９，１０，１１，１２，１３，１４）と、２つそれぞれが三角形タブの形態で隣接する側壁の間のコーナー接合部であって、各三角形タブは、外側折り曲げ線を介して２つの隣接する側壁の一方の側縁部に対して接続され、中央折り線周りに折り曲げられて互いに当接し、２つの隣接する側壁の一方に当接し、その側壁に対して接着結合されているコーナー接合部（１５，１６，１７，１８、１９，２０）と、上向きに湾曲した上側折り線によって側壁の上向きに湾曲した上側縁部に接続されているダストフラップ（４１、４２、４５）と、上側縁部が自由縁部であり、上側縁部がダストフラップに接続されている２つの隣接する側壁の間に配置されている少なくとも１つの側壁と、を有する下方部分（４９）と、上側折り線を介して側壁に接続されている多角形の頂部壁と、側部折り線を介して頂部壁に接続されている少なくとも１つの挿入タブ（３４，３５）と、を備えたヒンジ式蓋（２８）とを備えている。【選択図】 図２

Description

本発明は、サラダ、野菜、キノコ、ジャガイモ、米、麺または他の添え料理を輸送するためのヒンジ式蓋付き箱に関する。

サラダ、野菜、キノコ、ジャガイモ、米、麺類または他の添え料理のための使い捨て容器は、配達サービス、レストランによる持ち帰り販売、およびファストフードシステム料理において必要とされる。使用後に残留廃棄物中に廃棄される必要のあるプラスチック材料（ＰＥ、ＰＰ、ＰＥＴ、ＰＳなど）で作られた外殻の使用が知られている。

また、サラダまたはデリカテッセン用のポリ乳酸（ＰＬＡ）から作製された堆肥化可能な使い捨て外殻またはカップも知られている。ＰＬＡ容器は比較的高価である。さらに、厚紙製のサラダ用外殻またはカップが知られており、これらは、周囲側壁、接着底壁およびビード縁を有するアイスクリームカップと同様に形成される。これらは製造するのに比較的高価である。さらに、いわゆるクラムシェル箱（「バーガー箱（ｂｕｒｇｅｒ ｂｏｘ）」とも呼ばれる）がサラダのために使用され、この箱は、折り線の周りで互いにヒンジ結合され、前縁で互いに係止可能な２つのシェル（外殻）部分を有する。クラムシェル箱はまた、製造するのに比較的高価である。加えて、小さいサイズの物品の箱への充填は、２つの半分部分に分割されるために制限される。

これに基づいて、本発明の目的は、充填および閉鎖が容易であり、少ない労力で大量に製造することができ、リサイクルがより容易である、サラダ、野菜、キノコ、ジャガイモ、米、麺または他の添え料理用の容器を創造することである。

この目的は、請求項１の特徴を有するヒンジ式蓋付き箱によって達成される。ヒンジ式蓋付き箱の有利な実施形態は、従属請求項において特定されている。

本発明によるヒンジ式蓋付き箱は、下方部分を備え、該下方部分は、
多角形の基部を有する底壁と、
下側折り線を介して底壁の側縁に接続されていて、外側に傾斜している側壁と、
隣接する側壁間における２つのそれぞれの三角形タブの形態のコーナー接合部であって、三角形タブは互いに接続されており、それぞれが外側折り線を介して２つの隣接する側壁の一方の側縁部に接続され、三角形タブおよび中央折り線は、互いに対してかつ２つの隣接する側壁の一方に対して折り曲げられ、２つの隣接する側壁の一方の側壁に接着結合される、コーナー接合部と、
上側に湾曲した上側折り線によって、側壁の上側に湾曲した上側縁部に接続されているダストフラップと、
上縁部が自由縁部であり、上側縁部がダストフラップに接続されている２つの隣接する側壁の間に配置されている少なくとも１つの側壁と、を有し、
ヒンジ式蓋付き箱はヒンジ式蓋を備え、該ヒンジ式蓋は、
上側折り線を介して側壁の上側縁部にその側縁が接続されている多角形の基部を有する頂部壁と、
側部折り線を介して頂部壁の側縁に接続されている少なくとも１つの挿入タブと、を備え、ダストフラップが側壁の上縁部間の開口部内に折り曲げられた際に、ヒンジ式蓋は、開口部の上にわたって折り曲げられ、自由縁部を有する側壁と２つの隣接する側壁のダストフラップとの間に少なくとも１つの挿入タブを挿入することができる。

折り込み式箱を閉じるために、ダストフラップは、まず側壁の上側縁部間の開口部内に折り曲げられる。側壁の湾曲した上側縁部は、開口部が閉じられたときにヒンジ式蓋を案内し、その結果、ヒンジ式蓋は、挿入タブを用いて、隣接する側壁の２つのダストフラップとその間に配置された側壁との間の間隙に、より良好に挿入されることができる。これにより、ヒンジ式蓋を有する箱を手で閉じることがより容易になり、したがって、顧客への配達のために製品を詰めることがより容易になる。折り込み式箱は、糊付けまたは他の安全性対策を必要とすることなく、挿入タブをダストフラップとその間に配置された側壁との間に挿入することによって確実に閉鎖されることができる。

加えて、ヒンジ式蓋が閉じられるまで、開口部内に折り曲げられたダストフラップによって製品の小片をしっかり保持することができる。これはまた、包装プロセスを単純化する。周知のクラムシェル折り込み式箱と比較して、この折り込み式箱は、上側縁部まで充填することができ、ヒンジ式蓋を充填された製品上に折り曲げることができるので、空間をより良好に利用することができる。別の利点としては、側壁の上側縁部が湾曲していることに起因して、ヒンジ式蓋が中央において上方に膨らんでおり、その結果、縁部領域よりも多くの製品をそこに収容することができ、これはまた、折り込み式箱の充填および閉鎖ならびに空間利用に有利である。上方に湾曲したヒンジ式蓋に加えて、閉じた折り込み式箱は、湾曲した折り線により、ダストフラップを有する側壁にわずかな内向きの曲がりを有し、その結果、互いに近接して積み重ねられた、または保管されるヒンジ式蓋箱からより結露が良好に流れ出ることができ、または空気を通すことによって取り去ることができる。使用前に、複数のヒンジ式蓋箱を互いに積み重ねて（入れ子にして）、輸送および保管のためのスペースを節約することができる。

底壁および頂部壁の基部の角部（コーナー）の数は、側壁の上側縁部の間の開口部を完全に覆うために同じであることが好ましい。側壁は外向きに傾斜しているので、頂部壁の基部は、開口部を完全に覆うために底壁の基部よりも大きいことが好ましい。

基部が４つの角部を有する場合、カートンは正方形であると言え、基部が６つの角部を有する場合、それは六角形などとして定義される。

本発明の実施形態によれば、上側縁部がヒンジ式蓋に接続される側壁の反対側の側壁は、自由縁部として構成された上側縁部を有し、頂部壁は、ヒンジ式蓋が閉じられると、この側壁の上側縁部に隣接する挿入タブを側縁部に有する。これにより、特に正方形の折り込み式箱を形成することができる。

他の実施形態によれば、ヒンジ式蓋がヒンジ結合される側壁の反対側の側壁は、上方に湾曲した上側折り線によってダストフラップに接続されている上方に湾曲した上側縁部を有し、この側壁に隣接する２つの側壁はそれぞれ、自由縁部として構成された上側縁部を有し、頂部壁は、側縁部において挿入タブに接続され、挿入タブは、ヒンジ式蓋が閉じられたときにこれら２つの側壁の上側縁部に隣接する。

別の実施形態によれば、ヒンジ式蓋に上側縁部で接続された側壁に隣接する２つの側壁は、上方に湾曲した折り線によってダストフラップに接続された上方に湾曲した上側縁部を有している。その結果として、ヒンジ式蓋をダストフラップにより閉止位置に係止することができる。２つの挿入タブが挿入される間隙は、ヒンジ式蓋がヒンジ結合される側壁の反対側の側壁に隣接する両側に配置される。このようにして、ヒンジ式蓋が特にきつく閉じることを達成することができる。このようにして、例えば六角形の折り込み式箱を形成することができる。

別の実施形態によれば、上側折り線によってダストフラップに接続されていない側壁の上側縁部は、真っ直ぐである。特に、ヒンジ式蓋が側壁に接続される上側折り線は直線状であり、これによりヒンジ式蓋の折り曲げが容易になる。さらに、挿入タブを固定することができる自由縁部として構成された側壁の縁部は真っ直ぐであり、これによりヒンジ式蓋を閉じることがより容易になる。

さらなる実施形態によれば、ヒンジ式蓋が閉じられたときに側壁の直線状の上側縁部に隣接する頂部壁の側縁部も直線状である。さらに、ヒンジ式蓋が閉じられたときに側壁の湾曲した上側縁部に隣接する頂部壁の側縁部は、ダストフラップが開口部内に折り曲げられた後に側壁と同様に凸状に屈曲する。

さらなる実施形態によると、折り曲げられた三角形タブはそれぞれ、側壁の外側に対して折り曲げられ、それに接着される。これは、滑らかな側壁を有する内部空間を提供し、製品の除去をより容易にする。さらに、側壁の外側への三角形タブの位置決めおよび接着は、折り込まれた箱の自動的な起立および接着に有利である。

さらなる実施形態によれば、一緒に折り曲げられた三角形タブの２つの配置は、同じ側壁に対して折り曲げられる。これはまた、折り込み式箱の自動起立および接着にも有利である。

別の実施形態によれば、一緒に折り曲げられた三角形タブの２つの配置は、それぞれ、湾曲した上側縁部における湾曲した折り線によってダストフラップに接続されていない側壁に対して折り曲げられる。側壁は、ダストフラップによってヒンジ結合された湾曲された縁部を有さないため、起立時に屈曲せず、平坦なままであり、三角形タブの適用および接着をより容易にする。

さらなる実施形態によれば、三角形タブは、上側折り線を介して上側縁部でヒンジ式蓋に接続されている側壁及び上側縁部が自由縁部として構成されている側壁に対して折り曲げられる。これらの側壁は、折り曲げられて固定的に接着された三角形タブによってさらに安定化される。これは、ヒンジ式蓋を閉位置に閉じて保持するのに有利である。
さらなる実施形態によれば、折り込み式箱は、折り曲げ可能な平坦な材料のワンピースブランクから形成される。これは、材料の使用をできるだけ少なくして製造するのに有利である。

本発明は、例示的な実施形態による添付の図面を参照して以下でより詳細に説明される。

平坦な折り込み式箱を製造するためのブランクを斜め上方及び側方から見た斜視図である。 ヒンジ式蓋が開いた状態のブランクから形成された折り込み式箱を斜め上方および側方から見た斜視図である。 ヒンジ式蓋の閉鎖開始時の折り込み式箱を側面から見た斜視図である。 ヒンジ式蓋が完全に閉じられる直前の折り込み式箱を反対側から見た斜視図である。 閉じた折り込み式箱の正面図である。 閉じた折り込み式箱を斜め上方及び側方から見た斜視図である。 閉じた折り込み式箱の背面図である。 閉じた折り込み式箱の平面図である。

用語「下」、「上」、ならびにそこから導出される用語「の下」および「の上」は、立設された折り込み式箱を指し、底壁は水平に整列され、側壁は底壁から上方に伸張する。

図１によれば、ブランク１は、六角形の基部領域を有する底壁２を有し、側壁９、１０、１１、１２、１３、１４は、真っ直ぐな下側折り線３、４、５、６、７、８を介して底壁２の各側縁に関節接合される。側壁９、１０、１１、１２、１３、１４はそれぞれ台形であり、それらの幅は底部から上方に向けわずかに増加している。

隣接する側壁９、１０、１１、１２、１３、１４の側縁は、コーナー接合部１５、１６、１７、１８、１９、２０を介して互いに接続される。各コーナー接合部１５～２０は、２つの三角形タブ１５．１、１５．２～２０．１、２０．２から成り、これらは、中央折り線２１．１～２６．１を介して互いに接続され、三角形タブの各々は、外側折り線２１．２、２１．３～２６．２，２６．３．を介して２つの隣接する側壁９～１４の１つの側縁に接続される。

側壁９は、真っ直ぐな上側折り線２７を介して、六角形の基部を有する頂部壁２９を有するヒンジ式蓋２８に接続される。頂部壁２９は、上側折り線２７を介して側壁９に接続される側縁部に加えて、２つの凹状側縁部３０、３１を有し、その各々は、基部領域の角部まで延在する。それに隣接して、頂部壁２９は、両側に２つの真っ直ぐな側縁部を有し、それらは次の角部まで延在する。挿入タブ３４、３５は、側部折り線３２、３３を介してこれらの側縁部のそれぞれにヒンジ接続される。各挿入タブ３４、３５の２つの外側角部は丸みを有する。

頂部壁２９が上側折り線２７を介して側壁９にヒンジ結合される側縁の反対側に、頂部壁２９は、挿入タブ３４、３５における２つの直線状の側縁の間に延在する凹状に湾曲した側縁３６を有する。

上側折り線２７を介してヒンジ式蓋に接続される側壁９の隣の両側において、２つの隣接する側壁１０、１４は、凸状に湾曲した上側縁部３７、３８を有し、上側縁部における凸状に湾曲した上側折り線３９、４０を介してダストフラップ４１、４２がヒンジ式に接続される。

上側折り線２７を介してヒンジ式蓋２８に接続される側壁９の反対側に配置された側壁１２は、また、上側縁部４３において、凸状に湾曲した上側折り線４４を介してダストフラップ４５に接続される。

各ダストフラップ４１、４２、４５の２つの外側角部も丸みを帯びている。湾曲した折り線３９、４０、４４を介してダストフラップ４１、４２、４５に接続される側壁１０、側壁１２及び側壁１４の間に配置される側壁１１、１３はそれぞれ、直線状の自由縁部４６、４７の形態の上縁部を有する。

図２によれば、折り込み式箱４８は、各コーナー接合部１５～２０の三角形タブ１５．１、１５．２～２０．１、２０．２を中央折り線２１．１～２６．１の周りに折り曲げて、それらを互いに対してかつ側壁９、１１、１３の外側に接着することによって立設され、その上縁は直線状である。これにより、カップ状またはシェル状の下方部分４９が形成される。側壁９～１４の上縁は、折り込み式箱４８の下方部分を充填および空にするための開口部５０を画定する。この状態において、多数の同様に設計された折り込み式箱４８を互いに入れ子にすることができる。

単一の折り込み式箱４８を充填のためにそのスタックから取り外すことができる。サラダ等の小さい物品を詰め込んだ後、３つのダストフラップ４１，４２，４５を側壁９～１４の上縁間の開口５０に略水平の向きに折り曲げる。その結果、充填された物品は、下方部分４９の上縁まで充填されたとしても、しっかり保持される。ダストフラップ４１、４２、４５が折り曲げられると、上側折り線３９、４０、４４を介してそれに連結されている側壁１０、１２、１４は、いくらか内側に屈曲される。

次いで、折り込み式箱４８は、ヒンジ式蓋２８を閉じることによって閉じられる。これにより、図３及び図４によれば、頂部壁２９は、ヒンジ式蓋２８がヒンジ結合される側壁９の両側に配置された側壁１０、１４の湾曲した上縁部３７、３８上で横方向に案内される。その結果、挿入タブ３４、３５は、ダストフラップ４１、４５、４２、４５とそれらの間に配置された側壁１１、１３との間の間隙に位置合わせされ、それらに容易に挿入することができる。

図５～図８によれば、閉じた折り込み式箱４８のヒンジ式蓋２８は、中央領域において上方にわずかに膨らんでおり、その結果、より多くの物品をそこに収容することができる。
頂部壁２９は、残りの縁部においてダストフラップ４１、４２、４５によって下方が覆われている。頂部壁２９の凹状に湾曲した側縁部３０、３１、３６は、隣接する側壁１０、１２、１４の湾曲した上縁部に適合される。このように、緊密にしっかりと閉止するヒンジ式蓋箱が達成される。

参照番号リスト
１ ブランク
２ 底壁
３、４、５、６、７、８ 下側折り線
９、１０、１１、１２、１３、１４ 側壁
１５、１６、１７、１８、１９、２０ コーナー接合部
１５．１、１５．２～２０．１、２０．２ 三角形タブ
２１．１～２６．１ 中央折り線
２１．２、２１．３～２６．２、２６．３ 外側折り線
２７ 上側折り線
２８ ヒンジ式蓋
２９ 頂部壁
３０、３１ 凹状側縁部
３２、３３ 側部折り線
３４、３５ 挿入タブ
３６ 凹状側縁部
３７、３８ 上側縁部
３９、４０ 凸状上側折り線
４１、４２ ダストフラップ
４３ 上側縁部
４４ 凸状上側折り線
４５ ダストフラップ
４６、４７ 自由縁部
４８ 折り込み式箱
４９ 下方部分
５０ 開口部

Claims (11)

1. 下方部分とヒンジ式蓋とを備えるヒンジ式蓋付き箱であって、
   前記下方部分は、多角形の基部を有する底壁と、
   下側折り線を介して前記底壁の側縁に接続されていて、外側に傾斜している側壁と、
   ２つそれぞれが三角形タブの形態で隣接する側壁の間のコーナー接合部であって、前記三角形タブはその中央折り線周りに互いに対してかつ前記隣接する側壁の一方に対して折り曲げられ、前記隣接する側壁の一方に対して接着結合されているコーナー接合部と、
   上向きに湾曲した上側折り線によって側壁の上向きに湾曲した上側縁部に接続されているダストフラップと、
   上側縁部が自由縁部であり、前記上側縁部が前記ダストフラップに接続されている２つの隣接する側壁の間に配置されている少なくとも１つの側壁と、を備え、
   前記ヒンジ式蓋は、側縁部において上側折り線を介して側壁の上側縁部に接続されている多角形の基部を有する頂部壁と、側部折り線を介して前記頂部壁の側縁に接続されている少なくとも１つの挿入タブと、を備え
   前記ダストフラップが前記側壁の前記上側縁部間の開口部内に折り曲げられると、前記ヒンジ式蓋は、前記開口部の上に折り曲げられることができ、前記自由縁部を有する前記側壁と前記２つの隣接する側壁の前記ダストフラップとの間に前記少なくとも１つの挿入タブが挿入され得る、ヒンジ式蓋付き箱。
2. 前記底壁及び前記頂部壁の前記基部の領域の角部の数は等しい、請求項１に記載の折り込み式箱。
3. 前記頂部壁の前記基部の領域は前記底壁の前記基部の領域よりも大きい、請求項１または２に記載の折り込み式箱。
4. 前記ヒンジ式蓋がヒンジ結合される側壁の反対側の側壁は、上方に湾曲した上側折り線を介して前記ダストフラップに接続されている上方に湾曲した上側縁部を有し、前記ヒンジ式蓋がヒンジ結合される側壁の反対側の前記側壁に隣接する２つの側壁はそれぞれ、自由縁部として構成された上側縁部を有し、前記ヒンジ式蓋が閉じられた際に、前記２つの側壁の上側縁部に隣接する側縁部において前記頂部壁は前記挿入タブに接続されている、請求項１～３のいずれか一項に記載の折り込み式箱。
5. 前記上側縁部で前記ヒンジ式蓋に接続されている前記側壁に隣接する前記２つの側壁は、上方に湾曲した折り線を介して前記ダストフラップに接続される上方に湾曲した上側縁部を有する、請求項１～４のいずれか一項に記載の折り込み式箱。
6. 前記上側折り線を介して前記ダストフラップに接続されていない前記側壁の上側縁部は、直線状である、請求項１～５のいずれか一項に記載の折り込み式箱。
7. 前記ヒンジ式蓋が閉じられたときに、前記側壁の直線状の前記上側縁部に隣接する前記頂部壁の側縁は、直線状である、請求項１～６のいずれか一項に記載の折り込み式箱。
8. 前記ダストフラップが開口部内に折り曲げられた後に、前記ヒンジ式蓋が閉じられたときに、前記側壁の湾曲した上側縁部に隣接する前記頂部壁の側縁部は、前記側壁と同様に凸状に屈曲する、請求項１～７のいずれか一項に記載の折り込み式箱。
9. 前記折り曲げられた三角形のタブはそれぞれ、前記側壁の外側に対して折り曲げられてそこに接着される、請求項１～８のいずれか一項に記載の折り込み式箱。
10. 一緒に折り曲げられた前記三角形タブが２つの配置でそれぞれ同じ側壁に対して折り曲げられている、請求項１～９のいずれか一項に記載の折り込み式箱。
11. 一緒に折り曲げられた前記三角形タブが２つの配置でそれぞれ、折り曲げ線を介して前記ヒンジ式蓋に接続された前記側壁に対して、かつ折り曲げ線を介して前記上側縁部において前記ダストフラップに接続されていない少なくとも１つの側壁に対して折り曲げられている、請求項１～１０のいずれか一項に記載の折り込み式箱。