JP2023548258A - サウンディング参照信号の伝送方法及び関連製品 - Google Patents

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Abstract

本出願の実施形態は、サウンディング参照信号の伝送方法及び関連製品を開示しており、当該方法は以下のことを含む。端末装置は、サウンディング参照信号ＳＲＳ帯域幅のＮ個のサブバンドのＳＲＳ領域上で、ネットワークデバイスに第一ＳＲＳを送信する；端末装置は第一ダウンリンク制御情報ＤＣＩを受信する；端末装置は第一ＤＣＩから、Ｎ個のサブバンドにおける目標サブバンドを指示するために用いられるサブバンド指示情報を取得する；端末装置は目標サブバンド上で、ネットワークデバイスに第二ＳＲＳを送信する。本出願において、端末装置は、第一ダウンリンク制御情報からサブバンド指示情報を取得することにより、サブバンド指示情報によって指示される目標サブバンド上で、ネットワークデバイスにＳＲＳを送信する。【選択図】図２

Description

本出願は、通信分野に関し、特に、サウンディング参照信号の伝送方法及び関連製品に関する。
第５世代（５ｔｈ ｇｅｎｅｒａｔｉｏｎ，５Ｇ）通信では、通信規格リリース１７（ｒｅｌｅａｓｅ１７，Ｒｅｌ－１７）に、サウンディング参照信号（ｓｏｕｎｄｉｎｇ ｒｅｆｅｒｅｎｃｅ ｓｉｇｎａｌ，ＳＲＳ）のカバレッジの問題を解決するために、部分的な周波数サウンディング（ｐａｒｔｉａｌ ｓｏｕｎｄｉｎｇ ａｃｒｏｓｓ ｆｒｅｑｕｅｎｃｙ）案を導入する予定である。
従来の１つの案では、ＳＲＳ帯域幅は少なくとも２つのサブバンドに分割される。当該方法は具体的に２つのステップに分けられる。第１ステップは、端末装置が各サブバンドのリソースブロック（ｒｅｓｏｕｒｃｅ ｂｌｏｃｋ，ＲＢ）上でネットワークデバイスにサウンディング参照信号を送信することである。第２ステップは、ネットワークデバイスが、受信した各サブバンドのＳＲＳを評価することにより、少なくとも２つのサブバンドから１つ以上の目標サブバンドを確定し、且つ端末装置に目標サブバンド上でＳＲＳを再送信するように指示し、それによりさらにチャネルサウンディングを行うことである。
しかし現在、端末装置がＳＲＳ帯域幅における目標サブバンドの位置を如何に取得し、且つ目標サブバンド上でＳＲＳを送信するかについては、まだ解決案がない。
本出願の実施形態はサウンディング参照信号の伝送方法及び関連製品を提供し、端末装置は、第一ダウンリンク制御情報からサブバンド指示情報を取得することにより、サブバンド指示情報によって指示される目標サブバンド上で、ネットワークデバイスにＳＲＳを送信する。
第一態様では、本出願の実施形態はサウンディング参照信号ＳＲＳの伝送方法を提供し、当該方法は、前記端末装置が、ＳＲＳ帯域幅のＮ個のサブバンドのＳＲＳ領域上で、ネットワークデバイスに第一ＳＲＳを送信することと、
前記端末装置が第一ダウンリンク制御情報（ｄｏｗｎｌｉｎｋ ｃｏｎｔｒｏｌ ｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ，ＤＣＩ）を受信することと、
前記端末装置が前記第一ＤＣＩから、前記Ｎ個のサブバンドにおける目標サブバンドを指示するために用いられるサブバンド指示情報を取得することと、
前記端末装置が前記目標サブバンド上で、前記ネットワークデバイスに第二ＳＲＳを送信することと、を含むことができ、
前記Ｎは１を超えており、
前記Ｎ個のサブバンドにおける各サブバンドは１つの前記ＳＲＳ領域を含み、前記ＳＲＳ領域のリソースブロックＲＢ数は、前記ＳＲＳ領域が属するサブバンドのＲＢ数以下である。
１つの選択可能な実現形態において、前記端末装置が、前記ＳＲＳ帯域幅の前記Ｎ個のサブバンドの前記ＳＲＳ領域上で、前記ネットワークデバイスに前記第一ＳＲＳを送信する前に、前記方法はさらに、
前記端末装置が、ＳＲＳ配置情報と、前記ＳＲＳ配置情報における１組のＳＲＳリソースをトリガするために用いられ、且つ前記端末装置が前記ＳＲＳリソースを使用して前記第一ＳＲＳを送信するように指示する第二ＤＣＩとを受信する、ことを含む。
１つの選択可能な実現形態において、前記端末装置が前記目標サブバンド上で、前記ネットワークデバイスに前記第二ＳＲＳを送信することは、
前記端末装置が、前記第二ＤＣＩにトリガされた前記ＳＲＳリソースを使用して、前記目標サブバンド上で前記ネットワークデバイスに前記第二ＳＲＳを送信する、ことを含む。
１つの選択可能な実現形態において、前記端末装置が前記第一ＤＣＩから前記サブバンド指示情報を取得した後、前記端末装置が前記目標サブバンド上で、前記ネットワークデバイスに前記第二ＳＲＳを送信する前に、前記方法はさらに、
前記端末装置が、前記サブバンド指示情報と前記ＳＲＳリソースに基づいて、前記ＳＲＳ帯域幅における前記目標サブバンドの位置コードを確定することを含み、
前記目標サブバンドの前記位置コードは前記Ｎ個のサブバンドにおける前記目標サブバンドを指示するために用いられる。
１つの選択可能な実現形態において、前記サブバンド指示情報は１つのサブバンド位置情報を含み、前記ＳＲＳリソースはサブバンドにおける前記ＳＲＳ領域の開始配置位置を含み、
前記端末装置が、前記サブバンド指示情報と前記ＳＲＳリソースに基づいて、前記ＳＲＳ帯域幅における前記目標サブバンドの前記位置コードを確定することは、
前記端末装置が、前記サブバンド位置情報に含まれる位置コードと前記開始配置位置との和、及び前記Ｎに対してモジュロ演算を行い、前記目標サブバンドの位置を取得する、ことを含む。
１つの選択可能な実現形態において、前記サブバンド指示情報は１つのサブバンド位置情報を含み、前記ＳＲＳリソースはサブバンドにおける前記ＳＲＳ領域の開始配置位置と、循環シフトの候補位置とを含み、前記ＳＲＳ帯域幅におけるサブバンドのＲＢ配置数はＭであり、
前記端末装置が、前記サブバンド指示情報と前記ＳＲＳリソースに基づいて、前記ＳＲＳ帯域幅における前記目標サブバンドの前記位置コードを確定することは、
前記端末装置が、前記候補位置、及び前記Ｎと前記Ｍとの差に対してモジュロ演算を行い、第一モジュロ結果を取得することと、
前記端末装置が、前記サブバンド位置情報に含まれる位置コードと、前記開始配置位置と前記第一モジュロ結果との和、及び前記Ｎに対してモジュロ演算を行い、前記目標サブバンドの前記位置コードを取得することと、を含む。
１つの選択可能な実現形態において、前記サブバンド指示情報は少なくとも２つのサブバンド位置情報を含み、
前記端末装置が前記第一ＤＣＩを受信する前に、前記方法はさらに、
前記端末装置が、前記少なくとも２つのサブバンド位置情報における目標サブバンド位置情報を指示するために用いられる位置指示情報を受信することを含み、
前記目標サブバンド位置情報に含まれる位置コードは、前記ＳＲＳ帯域幅における前記目標サブバンドの位置コードであり、
前記目標サブバンドの前記位置コードは、前記Ｎ個のサブバンドにおける前記目標サブバンドを指示するために用いられる。
１つの選択可能な実現形態において、前記ＳＲＳ帯域幅のサブバンドのＲＢ配置数はＭであり、前記ＳＲＳリソースはサブバンドにおける前記ＳＲＳ領域の開始配置位置を含み、
前記端末装置が、前記ＳＲＳ帯域幅の前記Ｎ個のサブバンドに含まれる前記ＳＲＳ領域上で、前記ネットワークデバイスに前記第一ＳＲＳを送信することは、
前記Ｎ個のサブバンドにおける第一サブバンドのＲＢ数が前記Ｍである場合、前記端末装置が、前記第一サブバンドのＳＲＳ領域の開始位置を前記開始配置位置として確定することであって、前記第一サブバンドが前記Ｎ個のサブバンドのいずれかのサブバンドであることと、
前記端末装置が、前記第一サブバンドの前記ＳＲＳ領域上で、前記ネットワークデバイスに前記第一ＳＲＳを送信することと、を含む。
１つの選択可能な実現形態において、前記ＳＲＳ帯域幅のサブバンドのＲＢ配置数はＭであり、
前記端末装置が、前記ＳＲＳ帯域幅の前記Ｎ個のサブバンドに含まれる前記ＳＲＳ領域上で、前記ネットワークデバイスに前記第一ＳＲＳを送信することは、
前記Ｎ個のサブバンドにおける第二サブバンドのＲＢ数が前記Ｍ未満である場合、
前記端末装置が、前記第二サブバンド上で前記第一ＳＲＳを送信しないと確定すること、又は、
前記端末装置が、前記第二サブバンドのＳＲＳ領域の開始位置を、前記第二サブバンドにおけるＳＲＳ送信のために使用可能な１番目のＲＢ位置として確定し、前記第二サブバンドの前記ＳＲＳ領域上で、前記ネットワークデバイスに前記第一ＳＲＳを送信することであって、前記第二サブバンドは、前記Ｎ個のサブバンドのいずれかのサブバンドであること、をさらに含む。
第二態様では、本出願の実施形態はサウンディング参照信号ＳＲＳの伝送方法を提供し、当該方法は、端末装置がＳＲＳ帯域幅のＮ個のサブバンドのＳＲＳ領域上で、ネットワークデバイスに第一ＳＲＳを送信することを含むことができ、
前記Ｎは１を超えており、
前記ＳＲＳ帯域幅のサブバンドのリソースブロックＲＢ配置数はＭであり、
前記Ｎ個のサブバンドは第一サブバンド及び／又は第二サブバンドであり、前記第一サブバンドのＲＢ数は前記Ｍであり、前記第二サブバンドのＲＢ数は前記Ｍ未満であり、
前記Ｎ個のサブバンドにおける各サブバンドは１つのＳＲＳ領域を含み、前記ＳＲＳ領域のＲＢ数は、前記ＳＲＳ領域が属するサブバンドのＲＢ数以下である。
１つの選択可能な実現形態において、サブバンドにおける前記ＳＲＳ領域の開始配置位置は前記ネットワークデバイスによって指示され、前記端末装置が前記ＳＲＳ帯域幅の前記Ｎ個のサブバンドの前記ＳＲＳ領域上で、前記ネットワークデバイスに前記第一ＳＲＳを送信することは、
前記Ｎ個のサブバンドが前記第一サブバンドを含む場合、
前記端末装置が、前記第一サブバンドのＳＲＳ領域の開始位置を前記開始配置位置として確定することと、
前記端末装置が、前記Ｎ個のサブバンドにおける前記第一サブバンドのＳＲＳ領域上で、前記ネットワークデバイスに前記第一ＳＲＳを送信することと、を含む。
１つの選択可能な実現形態において、前記端末装置が、前記ＳＲＳ帯域幅の前記Ｎ個のサブバンドに含まれる前記ＳＲＳ領域上で、前記ネットワークデバイスに前記第一ＳＲＳを送信することは、
前記Ｎ個のサブバンドが前記第二サブバンドを含む場合、
前記端末装置が、前記第二サブバンド上で前記第一ＳＲＳを送信しないと確定すること、又は、
前記端末装置が、前記第二サブバンドのＳＲＳ領域の開始位置を、前記第二サブバンドにおけるＳＲＳ送信のために使用可能な１番目のＲＢ位置として確定し、且つ前記Ｎ個のサブバンドにおける前記第二サブバンドの前記ＳＲＳ領域上で、前記ネットワークデバイスに前記第一ＳＲＳを送信すること、を含む。
第三態様では、本出願の実施形態はサウンディング参照信号ＳＲＳの伝送方法を提供し、当該方法は、ネットワークデバイスが、端末装置から送信された、前記端末装置によってＳＲＳ帯域幅のＮ個のサブバンドに含まれるＳＲＳ領域上で送信される第一ＳＲＳを受信することと、
前記ネットワークデバイスが、前記端末装置に、前記端末装置が第二ＳＲＳを送信するための目標サブバンドを指示するために用いられるサブバンド指示情報を含む第一ダウンリンク制御情報ＤＣＩを送信することと、
前記ネットワークデバイスが、前記端末装置が前記目標サブバンド上で送信した前記第二ＳＲＳを受信することと、を含むことができ、
前記Ｎは１を超えており、
前記Ｎ個のサブバンドにおける各サブバンドは１つのＳＲＳ領域を含み、前記ＳＲＳ領域のリソースブロックＲＢ数は、前記ＳＲＳ領域が属するサブバンドのＲＢ数以下である。
１つの選択可能な実現形態において、前記ネットワークデバイスが端末装置から送信された前記第一ＳＲＳを受信する前に、前記方法はさらに、
前記ネットワークデバイスが、前記端末装置に、ＳＲＳ配置情報と、前記ＳＲＳ配置情報における１組のＳＲＳリソースをトリガするために用いられ、且つ前記端末装置が前記ＳＲＳリソースを使用して前記第一ＳＲＳを送信するように指示する第二ＤＣＩとを送信する、ことを含む。
１つの選択可能な実現形態において、前記第一ＤＣＩはさらに、前記端末装置が前記第二ＤＣＩにトリガされた前記ＳＲＳリソースを使用して、前記ネットワークデバイスに前記第二ＳＲＳを送信するように指示するために用いられる。
１つの選択可能な実現形態において、前記サブバンド指示情報は１つのサブバンド位置情報を含み、前記ＳＲＳリソースはサブバンドにおける前記ＳＲＳ領域の開始配置位置を含み、
前記目標サブバンドの位置コードは、前記サブバンド位置情報に含まれる位置コードと前記開始配置位置との和、及び前記Ｎに対してモジュロ演算を行った結果であり、
前記目標サブバンドの前記位置コードは前記Ｎ個のサブバンドにおける前記目標サブバンドを指示するために用いられる。
１つの選択可能な実現形態において、前記サブバンド指示情報は１つのサブバンド位置情報を含み、前記ＳＲＳリソースはサブバンドにおける前記ＳＲＳ領域の開始配置位置と、循環シフトの候補位置とを含み、前記ＳＲＳ帯域幅におけるサブバンドのＲＢ配置数はＭであり、
前記目標サブバンドの位置コードは、前記サブバンド位置情報に含まれる位置コードと、前記開始配置位置と前記第一モジュロ結果との和、及び前記Ｎに対してモジュロ演算を行った結果であり、
前記第一モジュロ結果は、前記候補位置、及び前記Ｎと前記Ｍとの差に対してモジュロ演算を行うことによって取得される。
１つの選択可能な実現形態において、前記サブバンド指示情報は少なくとも２つのサブバンド位置情報を含み、
前記ネットワークデバイスが前記端末装置に前記第一ＤＣＩを送信する前に、前記方法はさらに、
前記ネットワークデバイスが、前記端末装置に、前記少なくとも２つのサブバンド位置情報から目標サブバンド位置情報を確定するために用いられる位置指示情報を送信することを含み、
前記目標サブバンド位置情報に含まれる位置コードは、前記Ｎ個のサブバンドにおける前記目標サブバンドを指示するために用いられる前記目標サブバンドの位置コードである。
１つの選択可能な実現形態において、前記ネットワークデバイスが端末装置から送信された第一ＳＲＳを受信する前、前記ネットワークデバイスが前記端末装置に前記第一ＤＣＩを送信した後に、前記方法はさらに、
前記ネットワークデバイスが、前記第一ＳＲＳの受信電力に基づいて、前記Ｎ個のサブバンドにおける前記目標サブバンドを確定する、ことを含む。
第四態様では、本出願の実施形態はサウンディング参照信号の伝送方法を提供し、当該方法は、ネットワークデバイスが、前記端末装置によってＳＲＳ帯域幅のＮ個のサブバンドに含まれるＳＲＳ領域上で送信される第一ＳＲＳを受信することを含むことができ、
前記Ｎは１を超えており、
前記Ｎ個のサブバンドは第一サブバンド及び／又は第二サブバンドであり、前記第一サブバンドのリソースブロックＲＢ数は前記Ｍであり、前記第二サブバンドのＲＢ数は前記Ｍ未満であり、
前記Ｎ個のサブバンドにおける各サブバンドは１つのＳＲＳ領域を含み、前記ＳＲＳ領域のＲＢ数は、前記ＳＲＳ領域が属するサブバンドのＲＢ数以下である。
第五態様では、本出願の実施形態は端末装置を提供し、当該端末装置は、送信ユニット、受信ユニット及び取得ユニットを備え、
前記送信ユニットは、サウンディング参照信号ＳＲＳ帯域幅のＮ個のサブバンドのＳＲＳ領域上で、ネットワークデバイスに第一ＳＲＳを送信するために用いられ、前記Ｎは１を超えており、前記Ｎ個のサブバンドにおける各サブバンドは１つのＳＲＳ領域を含み、前記ＳＲＳ領域のリソースブロックＲＢ数は、前記ＳＲＳ領域が属するサブバンドのＲＢ数以下であり、
前記受信ユニットは、第一ダウンリンク制御情報ＤＣＩを受信するために用いられ、
前記取得ユニットは、前記第一ＤＣＩから、前記Ｎ個のサブバンドにおける目標サブバンドを指示するために用いられるサブバンド指示情報を取得するために用いられ、
前記送信ユニットはさらに、前記目標サブバンド上で、前記ネットワークデバイスに第二ＳＲＳを送信するために用いられる。
第六態様では、本出願の実施形態は端末装置を提供し、当該端末装置は、送信ユニットを備え、
前記送信ユニットは、サウンディング参照信号ＳＲＳ帯域幅のＮ個のサブバンドのＳＲＳ領域上で、ネットワークデバイスに第一ＳＲＳを送信するために用いられ、
前記Ｎは１以上であり、
前記ＳＲＳ帯域幅のサブバンドのリソースブロックＲＢ配置数はＭであり、
前記Ｎ個のサブバンドは第一サブバンド及び／又は第二サブバンドであり、前記第一サブバンドのＲＢ数は前記Ｍであり、前記第二サブバンドのＲＢ数は前記Ｍ未満であり、
前記Ｎ個のサブバンドにおける各サブバンドは１つのＳＲＳ領域を含み、前記ＳＲＳ領域のリソースブロックＲＢ数は、前記ＳＲＳ領域が属するサブバンドのＲＢ数以下である。
第七態様では、本出願の実施形態はネットワークデバイスを提供し、当該ネットワークデバイスは、受信ユニット及び送信ユニットを備え、
前記受信ユニットは、端末装置から送信された、前記端末装置によってサウンディング参照信号ＳＲＳ帯域幅のＮ個のサブバンドに含まれるＳＲＳ領域上で送信される第一ＳＲＳを受信するために用いられ、前記Ｎは１を超えており、前記Ｎ個のサブバンドにおける各サブバンドは１つのＳＲＳ領域を含み、前記ＳＲＳ領域のリソースブロックＲＢ数は、前記ＳＲＳ領域が属するサブバンドのＲＢ数以下であり、
前記送信ユニットは、前記端末装置に、前記端末装置が前記目標サブバンド上で第二ＳＲＳを送信するように指示するために用いられるサブバンド指示情報を含む第一ダウンリンク制御情報ＤＣＩを送信するために用いられ、
前記受信ユニットはさらに、前記端末装置が送信した前記第二ＳＲＳを受信するために用いられる。
第八態様では、本出願の実施形態はネットワークデバイスを提供し、当該ネットワークデバイスは、受信ユニットを備え、
前記受信ユニットは、端末装置によってサウンディング参照信号ＳＲＳ帯域幅のＮ個のサブバンドに含まれるＳＲＳ領域上で送信される第一ＳＲＳを受信するために用いられ、
前記Ｎは１以上であり、
前記Ｎ個のサブバンドは第一サブバンド及び／又は第二サブバンドであり、前記第一サブバンドのリソースブロックＲＢ数はＭであり、前記第二サブバンドのＲＢ数は前記Ｍ未満であり、
前記Ｎ個のサブバンドにおける各サブバンドは１つのＳＲＳ領域を含み、前記ＳＲＳ領域のＲＢ数は、前記ＳＲＳ領域が属するサブバンドのＲＢ数以下である。
第九態様では、本出願の実施形態は端末装置を提供し、当該端末装置は、受信器及び送信器を備え、
１つ以上の命令を実行するために用いられるプロセッサと、
前記プロセッサによってロードされ、且つ前記第一態様又は前記第二態様のいずれか１項に記載の方法を実行するために用いられる１つ以上の命令が記憶されたコンピュータ記憶媒体と、をさらに備える。
第十態様では、本出願の実施形態はネットワークデバイスを提供し、当該ネットワークデバイスは、受信器及び送信器を備え、
１つ以上の命令を実行するために用いられるプロセッサと、
前記プロセッサによってロードされ、且つ前記第二態様又は前記第三態様のいずれか１項に記載の方法を実行するために用いられる１つ以上の命令が記憶されたコンピュータ記憶媒体と、をさらに備える。
第十一態様では、本出願の実施形態は、第一態様のいずれか１項に記載の方法を実行するために用いられることが可能な端末装置と、第三態様のいずれか１項に記載の方法を実行するために用いられることが可能なネットワークデバイスと、を含む通信システムを提供する。
第十二態様では、本出願の実施形態は、第二態様のいずれか１項に記載の方法を実行するために用いられることが可能な端末装置と、第四態様のいずれか１項に記載の方法を実行するために用いられることが可能なネットワークデバイスと、を含む通信システムを提供する。
第十三態様では、本出願の実施形態は、プロセッサによってロードされ、且つ第一態様から第四態様のいずれか１項に記載の方法を実行するために用いられる１つ以上の命令が記憶されたコンピュータ記憶媒体を提供する。
本出願の実施形態はサウンディング参照信号の伝送方法及び関連製品を提供し、端末装置は、第一ダウンリンク制御情報からサブバンド指示情報を取得することにより、サブバンド指示情報によって指示される目標サブバンド上で、ネットワークデバイスにＳＲＳを送信する。
本出願の実施形態又は背景技術における技術案をより明確に説明するために、以下にて本出願の実施形態又は背景技術に使用される図面について説明する。
図１は本出願の実施形態に係るネットワークアーキテクチャの模式図である。 図２は本出願の実施形態に係るサウンディング参照信号の伝送方法のフローチャートである。 図３は本出願の実施形態に係る第一ＳＲＳ及び第二ＳＲＳの模式図である。 図４は本出願の実施形態に係る第一ＳＲＳの模式図である。 図５は本出願の実施形態に係る他のサウンディング参照信号の伝送方法のフローチャートである。 図６は本出願の実施形態に係るさらに別のサウンディング参照信号の伝送方法のフローチャートである。 図７は本出願の実施形態に係るさらに別のサウンディング参照信号の伝送方法のフローチャートである。 図８は本出願の実施形態に係るさらに別のサウンディング参照信号の伝送方法のフローチャートである。 図９は本出願の実施形態に係る端末装置の構造の模式図である。 図１０は本出願の実施形態に係るネットワークデバイスの構造の模式図である。 図１１は本出願の実施形態に係る他の端末装置の構造の模式図である。 図１２は本出願の実施形態に係る他のネットワークデバイスの構造の模式図である。 図１３は本出願の実施形態に係るさらに別のネットワークデバイスの構造の模式図である。 図１４は本出願の実施形態に係るさらに別の端末装置の構造の模式図である。
以下は本出願の実施形態における図面を組み合わせて、本出願の実施形態に係る技術案について説明する。
当業者が本出願の実施形態をよりよく理解させるために、以下は本出願の実施形態における図面を組み合わせて、本出願の実施形態に係る技術案について明確に説明する。明らかに、説明された実施形態は本出願の一部の実施形態に過ぎず、すべての実施形態ではない。
本出願の明細書の実施形態及び特許請求の範囲並びに前記図面における「第一」、「第二」、及び「第三」等の用語は類似する対象を区別するために用いられ、特定の順番又は前後順序を説明するために用いられるものではない。また、用語「含む」及び「備える」並びにそれらのいずれかの変形は、非排他的な包含をカバーすることを意図する、例えば、一連のステップ又はモジュールを含む。方法、システム、製品又は装置は、明確に例示されたものに限定されず、明確に例示されていない又はこれらのプロセス、方法、製品又は装置に固有の他のステップ又はモジュールを含むことができる。「及び／又は」はそれが接続された２つの対象の間に１つ又は全部を選択することを示すために用いられる。
本出願の実施形態はサウンディング参照信号の伝送方法及び関連製品を提供し、端末装置は、第一ダウンリンク制御情報からサブバンド指示情報を取得することにより、サブバンド指示情報によって指示される目標サブバンド上で、ネットワークデバイスにＳＲＳを送信する。
本出願の実施形態における端末装置はユーザ機器、アクセス端末装置、ユーザユニット、ユーザステーション、移動ステーション、移動局、遠隔ステーション、遠隔端末装置、モバイル機器、ユーザ端末装置、端末装置、無線通信装置、ユーザエージェント又はユーザ装置を指すことができる。端末装置はさらに携帯電話、コードレス電話機、セッション設定プロトコル（ｓｅｓｓｉｏｎ ｉｎｉｔｉａｔｉｏｎ ｐｒｏｔｏｃｏｌ，ＳＩＰ）電話、無線・ローカル・ループ（ｗｉｒｅｌｅｓｓ ｌｏｃａｌ ｌｏｏｐ，ＷＬＬ）ステーション、パーソナルデジタルアシスタント（ｐｅｒｓｏｎａｌ ｄｉｇｉｔａｌ ａｓｓｉｓｔａｎｔ，ＰＤＡ）、無線接続能力を有するハンドヘルドデバイス、計算デバイス、又は無線モデムに接続されたその他の処理デバイス、車載装置、ウェアラブル装置、将来の５Ｇネットワークにおける端末装置又は将来の進化した公衆陸上移動ネットワーク（ｐｕｂｌｉｃ ｌａｎｄ ｍｏｂｉｌｅ ｎｅｔｗｏｒｋ，ＰＬＭＮ）における端末装置等であってもよいが、本出願の実施形態はそれに限定されない。
また、本出願の実施形態において、端末装置はさらにモノのインターネット（ｉｎｔｅｒｎｅｔ ｏｆ ｔｈｉｎｇｓ，ＩｏＴ）システムにおける端末装置であってもよい。ＩｏＴは将来の情報技術発展の重要な構成部分であり、その主な技術特徴は物品を通信技術を介してネットワークに接続することによって、マンマシン相互接続、物品相互接続のスマートネットワークを実現することである。
本出願の実施形態におけるネットワークデバイスは、端末装置と通信するための装置であることができる。当該ネットワークデバイスはグローバル移動通信（ｇｌｏｂａｌ ｓｙｓｔｅｍ ｏｆ ｍｏｂｉｌｅ ｃｏｍｍｕｎｉｃａｔｉｏｎ，ＧＳＭ）システム又は符号分割多元接続（ｃｏｄｅ ｄｉｖｉｓｉｏｎ ｍｕｌｔｉｐｌｅ Ａｃｃｅｓｓ，ＣＤＭＡ）における基地局（ｂａｓｅ ｔｒａｎｓｃｅｉｖｅｒ ｓｔａｔｉｏｎ，ＢＴＳ）であってもよく、広帯域符号分割多元接続（ｗｉｄｅｂａｎｄ ｃｏｄｅ ｄｉｖｉｓｉｏｎ ｍｕｌｔｉｐｌｅ Ａｃｃｅｓｓ，ＷＣＤＭＡ）システムにおける基地局（ｎｏｄｅ ｂ，ＮＢ）であってもよく、また、ＬＴＥシステムにおける進化型基地局（ｅｖｏｌｕｔｉｏｎａｌ ｎｏｄｅ ｂ，ｅＮＢ或ｅＮｏｄｅＢ）であってもよく、さらにクラウド無線アクセスネットワーク（ｃｌｏｕｄ ｒａｄｉｏ ａｃｃｅｓｓ ｎｅｔｗｏｒｋ，ＣＲＡＮ）シーンにおける無線コントローラであってもよい。又は、当該ネットワークデバイスは中継局、アクセスポイント、車載装置、ウェアラブル装置及び５Ｇネットワークにおけるネットワークデバイス又は将来の進化したＰＬＭＮネットワークにおけるネットワークデバイス等であってもよいが、本出願の実施形態はそれに限定されない。
図１は本出願の実施形態が適用される通信システムの模式的なアーキテクチャ図である。当該アーキテクチャ図は、ネットワークデバイス１０２は、アンテナ１０４、１０６、１０８、１１０、１１２及び１１４などの１つ以上のアンテナを含むことができる。また、ネットワークデバイス１０２は、送信チェーン及び受信チェーンを付加的に含むことができ、当業者に理解されるように、それらはいずれも信号の送信及び受信に関する複数の部品（例えばプロセッサ、変調器、マルチプレクサ、復調器、デマルチプレクサ又はアンテナなど）を含むことができる。
ネットワークデバイス１０２は、複数の端末装置（例えば、端末装置１１６及び端末装置１２２）と通信可能である。しかしながら、ネットワークデバイス１０２は、端末装置１１６や端末装置１２２に類似する、任意数の端末装置と通信可能であると理解してもよい。端末装置１１６、１２２は、例えば、携帯電話、スマートフォン、携帯型コンピュータ、ハンドヘルド通信デバイス、ハンドヘルド・コンピュータ・デバイス、衛星ラジオ、全地球測位システム、PDA、及び／又は、無線通信システム100に通信するために用いられる適切な他の任意のデバイスであることができる。
図１に示すように、端末装置１１６は、順方向リンク（ダウンリンクともいう）１１８を介して端末装置１１６に情報を送信するとともに、逆方向リンク（アップリンクともいう）１２０を介して端末装置１１６から情報を受信するアンテナ１１２、１１４と通信する。また、端末装置１２２は、順方向リンク１２４を介して端末装置１２２に情報を送信するとともに、逆方向リンク１２６を介して端末装置１２２から情報を受信するアンテナ１０４、１０６と通信する。
また、当該通信システム１００は５Ｇネットワーク又は他のネットワークであってもよい。図１は例示的な簡略化の模式図にすぎず、ネットワークにはさらに他のネットワークデバイスを含むことができ、本出願はそれに限定されず、図１には示されていない。
図２は本出願の実施形態に係るサウンディング参照信号の伝送方法のフローチャートである。図２に示すように、当該方法は、端末装置がサウンディング参照信号を伝送する方法である。当該方法は、以下を含むことができる。
２０１：端末装置は、ＳＲＳ帯域幅のＮ個のサブバンドのＳＲＳ領域上で、ネットワークデバイスに第一ＳＲＳを送信する。
ＳＲＳ帯域幅は、アップリンクシステム帯域幅又は端末装置（ｕｓｅ ｅｑｕｉｐｍｅｎｔ，ＵＥ）の部分帯域幅（ｂａｎｄｗｉｄｔｈ ｐａｒｔ，ＢＷＰ）、又は端末装置にネットワークデバイスに割り当てられた帯域幅である。ＳＲＳ帯域幅のＮ個のサブバンドにおいて、各サブバンドは１つのＳＲＳ領域を含み、ＳＲＳ領域のリソースブロックＲＢ数は、ＳＲＳ領域が属するサブバンドのＲＢ数以下である。
１つの帯域幅のサブバンドは、帯域幅を周波数領域で分割した帯域である。本出願の実施形態において、サブバンドは以下の特徴を有する。
サブバンドは、周波数領域において連続的な複数のＲＢを含む。１つの帯域幅において、各サブバンドの領域が重ならない。１つの帯域幅において、各サブバンドのサイズは一般的に同じであり、同じサイズのサブバンドは配置サブバンドであるが、帯域幅は配置サブバンドの倍数ではない可能性があるため、１つの帯域幅において、配置サブバンドではないサブバンドが存在し、例えば、１つの帯域幅における最初のサブバンド又は最後のサブバンドが挙げられる。
図３に示すように、第一ＳＲＳは、周波数ホッピングＳＲＳであってもよく、非周波数ホッピングＳＲＳであってもよい。図３は、周波数ホッピングの第一ＳＲＳと、非周波数ホッピングの第一ＳＲＳを示している。周波数ホッピングの第一ＳＲＳと非周波数ホッピングの第一ＳＲＳは、いずれもサブバンドのＳＲＳ領域を介して伝送される。図３に示すように、ＳＲＳ領域に含まれるＲＢデータは、サブバンドに含まれるＲＢデータより少ない。第一ＳＲＳの送信電力が変わらない場合、サブバンドのＳＲＳ領域上で第一ＳＲＳを伝送することにより、第一ＳＲＳのパワースペクトル密度（ｐｏｗｅｒ ｓｐｅｃｔｒａｌ ｄｅｎｓｉｔｙ，ＰＳＤ）を向上させることができる。
なお、本出願に係る実施形態において、ＲＢ（ｒｅｓｏｕｒｃｅ ｂｌｏｃｋ，リソースブロック）は物理リソースブロック（ｐｈｙｓｉｃａｌ ｒｅｓｏｕｒｃｅ ｂｌｏｃｋ，ＰＲＢ）、又は共通リソースブロック（ｃｏｍｍｏｎ ｒｅｓｏｕｒｃｅ ｂｌｏｃｋ，ＣＲＢ）、又は仮想リソースブロック（ｖｉｒｔｕａｌ ｒｅｓｏｕｒｃｅ ｂｌｏｃｋ，ＶＲＢ）であってもよい。
２０２：端末装置は第一ダウンリンク制御情報（ＤＣＩ）を受信する。
端末装置は、物理ダウンリンク制御チャネルを介して、第一ＤＣＩを受信し、第一ＤＣＩは、端末装置が第二ＳＲＳを送信するように指示し、及び端末装置が第二ＳＲＳを送信するためのＳＲＳリソースを指示するために用いられる。第一ＤＣＩは共通のダウンリンク制御情報（ｃｏｍｍｏｎ ＤＣＩ）であってもよく、端末装置の専属ＤＣＩであってもよい。
２０３：端末装置は前記第一ＤＣＩからサブバンド指示情報を取得する。サブバンド指示情報は、Ｎ個のサブバンドにおける目標サブバンドを指示するために用いられる。
いくつかの実施形態において、第一ＤＣＩが端末装置の専属ＤＣＩである場合、サブバンド指示情報はＳＲＳ帯域幅における目標サブバンドの位置コードを含む。目標サブバンドの位置コードは、端末装置がＮ個のサブバンドから目標サブバンドを確定するように指示するために用いられる。他のいくつかの実施形態において、第一ＤＣＩが共通のダウンリンク制御情報である場合、サブバンド指示情報は１つのサブバンド位置情報であってもよく、複数のサブバンド位置情報であってもよい。サブバンド位置情報は、端末装置に目標サブバンドの位置コードを指示するために用いられる。
２０４：端末装置は目標サブバンド上で、ネットワークデバイスに第二ＳＲＳを送信する。
端末装置は、第二ＳＲＳを介して目標サブバンドをさらにサウンディングするように、目標サブバンドのすべてのＲＢを使用して第二ＳＲＳを送信することができ、目標サブバンドの一部のＲＢを使用して第二ＳＲＳを送信することもできる。なお、目標サブバンドは、Ｎ個のサブバンドにおける１つのサブバンドであってもよいし、Ｎ個のサブバンドにおけるＭ個のサブバンドであってもよく、１＜Ｍ≦Ｎである。
図３に示すように、端末装置は、Ｎ個のサブバンドにおける１つのサブバンドを介して、ネットワークデバイスに第二ＳＲＳを送信する。第二ＳＲＳを送信するためのサブバンドは目標サブバンドである。図３において、目標サブバンドはサブバンド２であり、端末装置は、目標サブバンドのすべてのＲＢを使用して第二ＳＲＳを送信する。
図５は本出願の実施形態に係るサウンディング参照信号の伝送方法のフローチャートである。図５に示すように、当該方法は、ネットワークデバイスがサウンディング参照信号を伝送する方法である。当該方法は、以下を含むことができる。
５０１：ネットワークデバイスは、端末装置から送信された第一ＳＲＳを受信する。
第一ＳＲＳは、端末装置によってＳＲＳ帯域幅のＮ個のサブバンドに含まれるＳＲＳ領域上で送信され、Ｎは１を超えており、Ｎ個のサブバンドにおける各サブバンドは１つのＳＲＳ領域を含み、ＳＲＳ領域のリソースブロックＲＢ数は、ＳＲＳ領域が属するサブバンドのＲＢ数以下である。
５０２：ネットワークデバイスは、端末装置に第一ＤＣＩを送信する。
第一ＤＣＩは、端末装置が第二ＳＲＳを送信するための目標サブバンドを指示するために用いられるサブバンド指示情報を含む。ネットワークデバイスによって送信される第一ＤＣＩは共通のＤＣＩであってもよく、端末装置の専属ＤＣＩであってもよい。
いくつかの実施形態において、端末装置は、サウンディングの正確性を向上させるように、目標サブバンドのすべてのＲＢを使用して第二ＳＲＳを送信する。他のいくつかの実施形態において、端末装置は、第二ＳＲＳのパワースペクトル密度を向上させるように、目標サブバンドの一部のＲＢを使用して第二ＳＲＳを送信する。
選択的に、ネットワークデバイスは、端末装置に第一ＤＣＩを送信する前に、第一ＳＲＳの受信電力に基づいて、Ｎ個のサブバンドから目標サブバンドを確定する。ネットワークデバイスは、Ｎ個のサブバンドのそれぞれにおける第一ＳＲＳの受信電力に基づいて、Ｎ個のサブバンドから目標サブバンドを確定する。いくつかの実施形態において、目標サブバンドがＮ個のサブバンドにおける１つのサブバンドである場合、目標サブバンドにおけるネットワークデバイスの第一ＳＲＳの受信電力は、Ｎ個のサブバンドにおける第一ＳＲＳの最高受信電力である。他のいくつかの実施形態において、目標サブバンドがＮ個のサブバンドにおけるＭ個のサブバンドである場合、目標サブバンドにおけるネットワークデバイスの第一ＳＲＳの受信電力が電力閾値を超え、電力閾値は実際の状況に応じて調整することができ、具体的に限定されない。
５０３：ネットワークデバイスは、端末装置が目標サブバンド上で送信した第二ＳＲＳを受信する。
ネットワークデバイスは第二ＳＲＳを受信して、第二ＳＲＳに基づいて、さらに目標サブバンドをサウンディングし、これにより、サウンディングの正確性を向上させる。第二ＳＲＳは端末装置が目標サブバンド上で送信したＳＲＳである。
図６は本出願の実施形態に係るサウンディング参照信号の伝送方法のフローチャートである。図６に示すように、当該方法は、端末装置がサウンディング参照信号を伝送する方法である。端末装置は、ＳＲＳ帯域幅におけるＮ個の同じサイズの配置サブバンドのＳＲＳ領域上で、ネットワークデバイスにＳＲＳを送信するが、実際の応用では、ＳＲＳ帯域幅の大きさが配置サブバンドの倍数ではないため、サブバンドは配置サブバンドではない場合が存在し、当該サブバンドは非配置サブバンドであり、例えばＳＲＳ帯域幅の最初のサブバンド又は最後のサブバンドである、ということが見出された。
図６に示す方法のように、端末装置がＳＲＳ帯域幅に含まれる第一サブバンド及び／又は第二サブバンド上で第一ＳＲＳを送信する方法を提供して、ネットワークデバイスに第一ＳＲＳを送信し、第一サブバンドは配置サブバンドであり、第二サブバンドは非配置サブバンドであり、これにより、ＳＲＳ帯域幅に非配置サブバンドが存在する問題を解決する。当該方法は、以下を含むことができる。
６０１：端末装置は、ＳＲＳ帯域幅のＮ個のサブバンドのＳＲＳ領域上で、ネットワークデバイスに第一ＳＲＳを送信する。
なお、Ｎは１を超える整数である。Ｎ個のサブバンドは第一サブバンド及び／又は第二サブバンドである。サブバンドのＲＢ配置数はＭであり、Ｍは０を超えている。サブバンドにおけるＳＲＳ領域の開始配置位置はネットワークデバイスによって指示され、例えば、第二ＤＣＩにトリガされた１組のＳＲＳリソースによって指示される。サブバンドのＲＢ配置数はネットワークデバイスによって指示されてもよく、通信プロトコル規格に予め定義された数であってもよい。第一サブバンドのＲＢ数はＭであり、第二サブバンドのＲＢ数はＭ未満である。第一サブバンドはＳＲＳ帯域幅の配置サブバンドであり、第二サブバンドはＳＲＳ帯域幅の非配置サブバンドである。
Ｎ個のサブバンドにおける各サブバンドは１つのＳＲＳ領域を含む。ＳＲＳ領域は少なくとも１つのＲＢによって構成される。１つのＳＲＳ領域のＲＢ数は、当該ＳＲＳ領域が属するサブバンドのＲＢ数以下である。各ＳＲＳ領域は周波数領域で連続し、且つ予め設定された数のＲＢを含む。予め設定された数は、サブバンドに含まれるＲＢ数以下であり、実際の状況に応じて調整されることができ、具体的に限定されない。サブバンドにおいて第一ＳＲＳを送信するためのＲＢ数を減少することは、第一ＳＲＳのパワースペクトル密度を向上させることに有利である。
１つの選択可能な形態において、Ｎ個のサブバンドが第一サブバンドを含む場合、端末装置は、第一サブバンドのＳＲＳ領域の開始位置を開始配置位置として確定する。端末装置は、サブバンドにおけるＳＲＳ領域の開始位置を確定することにより、第一サブバンドのＳＲＳ領域を確定する。端末装置は第一サブバンドのＳＲＳ領域を確定した後、第一サブバンドのＳＲＳ領域上で、ネットワークデバイスに第一ＳＲＳを送信する。
１つの選択可能な形態において、Ｎ個のサブバンドが第二サブバンドを含む場合、いくつかの実施形態において、端末装置は、第二サブバンド上で第一ＳＲＳを送信しないと確定する。他のいくつかの実施形態において、端末装置は、第二サブバンドにおけるＳＲＳの送信のために使用可能な１番目のＲＢ位置を、第二サブバンドのＳＲＳ領域の開始位置とする。端末装置はサブバンドにおけるＳＲＳ領域の開始位置を確定することにより、サブバンドのＳＲＳ領域を確定する。
図４に示す第一ＳＲＳでは、サブバンドのＲＢの配置数は４つである。サブバンド２及びサブバンド３のＲＢ数は、ＲＢ配置数である。ＳＲＳ領域は２つのＲＢを含み、ＳＲＳ領域はサブバンドにおける開始配置位置が２である。端末装置は、サブバンド２とサブバンド３の２番目のＲＢと３番目のＲＢを使用して第一ＳＲＳを送信する。サブバンド１及びサブバンド４のＲＢ数はＲＢ配置数未満であり、端末装置はサブバンド１上で第一ＳＲＳを送信しない。サブバンド４のＳＲＳ領域の開始位置は、ＳＲＳ送信のために使用可能な１番目のＲＢ位置である。サブバンド４におけるＳＲＳ送信のために使用可能な１番目のＲＢ位置は１であるため、サブバンド４のＳＲＳ領域は１番目のＲＢと２番目のＲＢである。端末装置はサブバンド４の第一ＲＢと第二ＲＢにより第一ＳＲＳを送信する。
図７は本出願の実施形態に係るサウンディング参照信号の伝送方法のフローチャートである。図７に示すように、当該方法は、端末装置がサウンディング参照信号を伝送する方法である。当該方法は以下を含むことができる。
７０１：ネットワークデバイスは第一ＳＲＳを受信する。
第一ＳＲＳは、端末装置によってＳＲＳ帯域幅のＮ個のサブバンドに含まれるＳＲＳ領域上で送信され、Ｎは１を超えており、Ｎ個のサブバンドは第一サブバンド及び／又は第二サブバンドであり、第一サブバンドのＲＢ数はＭであり、第二サブバンドのＲＢ数はＭ未満である。Ｎ個のサブバンドにおける各サブバンドは１つのＳＲＳ領域を含み、ＳＲＳ領域のリソースブロックＲＢ数は、ＳＲＳ領域が属するサブバンドのＲＢ数以下である。
１つの選択可能な実施形態において、Ｎ個のサブバンドが第二サブバンドを含む場合、第一ＳＲＳは、端末装置によってＳＲＳ帯域幅のＮ個のサブバンドに含まれるＬ個のＳＲＳ領域上で送信される。ＬはＮ以下である。当該実施形態において、端末装置は、第二サブバンドによって第一ＳＲＳを送信しなく、又は、端末装置は、第二サブバンドのＳＲＳ領域の開始位置を、ＳＲＳ送信のために使用可能な１番目のＲＢ位置として確定することによって、第二サブバンドのＳＲＳ領域を確定し、且つ第二サブバンドのＳＲＳ領域上で第一ＳＲＳを送信する。端末装置がＮ個のサブバンドの第二サブバンドのＳＲＳ領域上で第一ＳＲＳを送信する場合、ＬはＮに等しい。端末装置がＮ個のサブバンドの第二サブバンド上で第二ＳＲＳを送信しない場合、ＬはＮ未満である。
図８は本出願の実施形態に係るサウンディング参照信号の伝送方法のフローチャートである。図８に示すように、当該方法はネットワークデバイスと端末装置とのインタラクティブプロセスを示している。図８は図２、図５、図６及び図７における方法に対するさらなる詳細化及び改善である。当該方法は以下を含むことができる。
８０１：ネットワークデバイスは端末装置に、ＳＲＳ配置情報と第二ＤＣＩとを送信する。
なお、ネットワークデバイスは端末装置にＳＲＳ配置情報を送信した後、さらにネットワークデバイスに、ＳＲＳ配置情報における１組のＳＲＳリソースをトリガするために用いられる第二ＤＣＩを送信する。第二ＤＣＩにトリガされた一組のＳＲＳリソースは端末装置が第一ＳＲＳを送信するために用いられる。
一組のＳＲＳリソースは、周波数領域位置（ｆｒｅｑＤｏｍａｉｎＰｏｓｉｔｉｏｎ）、及び／又は周波数領域シフト（ｆｒｅｑＤｏｍａｉｎＳｈｉｆｔ）を含む。選択的に、一組のＳＲＳリソースはさらに循環シフト、及び／又は伝送インターレイス（ｔｒａｎｓｍｉｔ ｉｎｔｅｒｌａｃｅ）の関連パラメータ、及び／又は直交周波数分割多重（ｏｒｔｈｏｇｏｎａｌ ｆｒｅｑｕｅｎｃｙ ｄｉｖｉｓｉｏｎ ｍｕｌｔｉｐｌｅｘｉｎｇ，ＯＦＤＭ）シンボルパラメータ、及び／又はＳＲＳシーケンスアイデンティティ（ｉｄｅｎｔｉｔｙ、ＩＤ）等のＳＲＳパラメータを含む。循環シフトパラメータは、ＲＢ内のＳＲＳの循環シフトの候補位置を含む。選択的には、本出願の実施形態において、当該ＳＲＳリソースはさらにサブバンドにおけるＳＲＳ領域の開始配置位置（ｌｏｃａｌ ｓｔａｒｔｉｎｇ ＰＲＢ ｉｎｄｅｘ）情報を含む。
８０２：端末装置は、ＳＲＳ帯域幅のＮ個のサブバンドのＳＲＳ領域上で、第二ＤＣＩにトリガされたＳＲＳリソースを使用して、ネットワークデバイスに第一ＳＲＳを送信する。
ＳＲＳ帯域幅は、アップリンクシステム帯域幅又は端末装置（ｕｓｅ ｅｑｕｉｐｍｅｎｔ，ＵＥ）の部分帯域幅（ｂａｎｄｗｉｄｔｈ ｐａｒｔ，ＢＷＰ）又は端末に割り当てられた帯域幅である。ＳＲＳ帯域幅のＮ個のサブバンドは、ＳＲＳ帯域を周波数領域で分割することによって取得したＮ個の帯域である。
なお、Ｎは１を超える整数である。Ｎ個のサブバンドにおける各サブバンドは１つのＳＲＳ領域を含む。ＳＲＳ領域は少なくとも１つのＲＢによって構成され、１つのＳＲＳ領域のＲＢ数は、当該ＳＲＳ領域が属するサブバンドのＲＢ数以下である。各ＳＲＳ領域は周波数領域で連続し、且つ予め設定された数のＲＢを含む。予め設定された数はサブバンドに含まれるＲＢ数以下であり、実際の状況に応じて調整されることができ、具体的に限定されない。サブバンドにおいて第一ＳＲＳを送信するためのＲＢ数を減少することは、第一ＳＲＳのパワースペクトル密度を向上させることに有利である。
１つの選択可能な形態において、ＳＲＳ帯域幅のサブバンドのＲＢ配置数はＭであり、Ｍは０を超えている。ＳＲＳ帯域のＮ個のサブバンドは、第一サブバンドと第二サブバンドとを含む。第一サブバンドのＲＢ数がＭである場合、端末装置は、第一サブバンドのＳＲＳ領域の開始位置を開始配置位置として確定する。第二サブバンドのＲＢ数がＭ未満である場合、いくつかの実施形態において、端末装置は、第二サブバンド上で第一ＳＲＳを送信しないと確定する。他のいくつかの実施形態において、端末装置は、第二サブバンドにおけるＳＲＳを送信のために使用可能な１番目のＲＢ位置を、第二サブバンドのＳＲＳ領域の開始位置とする。端末装置はサブバンドにおけるＳＲＳ領域の開始位置を確定することにより、サブバンドのＳＲＳ領域を確定する。現在のサウンディング参照信号を段階的に伝送する方法において、サブバンドのＲＢ数がサブバンドのＲＢ配置数より少ない場合、当該サブバンドは非配置サブバンドであり、例えばＳＲＳ帯域幅の最初のサブバンド又は最後のサブバンドである。端末装置が如何に非配置サブバンド上でＳＲＳを送信することは提案されず、当該実現形態において、２つの形態によって、端末装置が如何に非配置サブバンド上でＳＲＳを送信するという問題を解決する。
８０３：ネットワークデバイスは端末装置に第一ＤＣＩを送信する。
第一ＤＣＩは、端末装置が目標サブバンドにおいて第二ＳＲＳを送信することを指示するために用いられるサブバンド指示情報を含む。選択的に、第一ＤＣＩはさらに、端末装置が第二ＳＲＳを送信するためのＳＲＳリソースを指示するために用いられる。
１つの選択可能な実現形態において、端末装置が第二ＳＲＳを送信するためのＳＲＳリソースは、端末装置が第一ＳＲＳを送信するためのＳＲＳリソース情報であり、循環シフト、及び／又は伝送インターレイスの関連パラメータ、及び／又はＯＦＤＭシンボルパラメータ、及び／又はＳＲＳシーケンスＩＤ等のＳＲＳパラメータを含む。選択的に、さらに周波数領域位置（ｆｒｅｑＤｏｍａｉｎＰｏｓｉｔｉｏｎ）、及び／又は周波数領域シフト（ｆｒｅｑＤｏｍａｉｎＳｈｉｆｔ）を含む。端末は第一ＤＣＩを受信した後、第二ＤＣＩにトリガされたＳＲＳリソースを取得する。
選択的に、ネットワークデバイスは、第一ＤＣＩを送信する前に、第一ＳＲＳの受信電力に基づいて、Ｎ個のサブバンドから目標サブバンドを確定する。ネットワークデバイスは、Ｎ個のサブバンドのそれぞれにおける第一ＳＲＳの受信電力に基づいて、Ｎ個のサブバンドから目標サブバンドを確定する。いくつかの実施形態において、目標サブバンドがＮ個のサブバンドにおける１つのサブバンドである場合、ネットワークデバイスの目標サブバンドにおける第一ＳＲＳの受信電力は、Ｎ個のサブバンドにおける第一ＳＲＳの最高受信電力である。他のいくつかの実施形態において、目標サブバンドがＮ個のサブバンドにおけるＭ個のサブバンドである場合、ネットワークデバイスは目標サブバンドにおける第一ＳＲＳの受信電力が電力閾値を超え、電力閾値は実際の状況に応じて調整されることができ、具体的に限定されない。
８０４：端末装置は、第一ＤＣＩからサブバンド指示情報を取得する。
サブバンド指示情報は、Ｎ個のサブバンドにおける目標サブバンドを指示するために用いられる。第一ＤＣＩが端末装置の専属ＤＣＩである場合、サブバンド指示情報はＳＲＳ帯域幅における目標サブバンドの位置コードを含む。目標サブバンドの位置コードは、端末装置がＮ個のサブバンドから目標サブバンドを確定するように指示するために用いられる。
第一ＤＣＩが共通のダウンリンク制御情報である場合、サブバンド指示情報は１つのサブバンド位置情報であってもよく、複数のサブバンド位置情報であってもよい。各サブバンド位置情報は少なくとも１つの位置コードを含む。サブバンド指示情報が複数のサブバンド位置情報を含む場合、サブバンド指示情報のフォーマットは［位置／サブバンド位置情報０、位置／サブバンド位置情報１、…、位置／サブバンド位置情報Ｎ］であり、複数のサブバンド位置情報に含まれる１つの目標サブバンド位置情報は、端末装置のサブバンド位置情報であり、端末装置は、サブバンド指示情報における目標サブバンド位置情報の位置を指示するために用いられる位置指示情報に基づいて、複数のサブバンド位置情報から目標サブバンド情報を確定する。サブバンド指示情報が１つのサブバンド位置情報を含む場合、サブバンド指示情報のフォーマットは［位置／サブバンド位置情報］となる。サブバンド位置情報は、目標サブバンドの位置コードを指示するために用いられる。
第一ＤＣＩが共通のダウンリンク制御情報であり、且つサブバンド指示情報が１つのサブバンド位置情報を含む場合、当該サブバンド位置情報は、複数の端末装置の目標サブバンドの位置コードを指示するために用いられる。端末装置は、当該サブバンド位置情報と第二ＤＣＩにトリガされたＳＲＳリソースとに基づいて、当該端末装置の目標サブバンドの位置コードを確定する。いくつかの実施形態において、ＮがサブバンドのＲＢ配置数Ｍ以下である場合、目標サブバンドの位置コードは、サブバンド位置情報に含まれる位置コードと開始配置位置との和、及びＮに対してモジュロ演算を行って得られた結果である。他のいくつかの実施形態において、ＮがＭを超える場合、目標サブバンドの位置コードは、サブバンド位置情報に含まれる位置コードと、開始配置位置と第一モジュロ結果との和、及びＮに対してモジュロ演算を行って得られた結果である。第一モジュロ結果は、候補位置、及びＮとＭとの差に対してモジュロ演算を行うことによって取得される。
第一ＤＣＩが共通のダウンリンク制御情報であり、サブバンド指示情報が少なくとも２のサブバンド位置情報を含み、且つ、少なくとも２つのサブバンド位置情報が目標サブバンド位置情報を含む場合、端末装置は、位置指示情報に基づいて、サブバンド指示情報から目標サブバンド位置情報を取得し、目標サブバンド位置情報に含まれる位置コードを目標サブバンドの位置コードとする。位置指示情報はネットワークデバイスによって指示される。いくつかの実施形態において、位置指示情報はＳＲＳ配置情報に含まれる。他のいくつかの実施形態において、位置指示情報は他の配置情報に含まれ、ネットワークデバイスは、端末装置に第一ＤＣＩを送信する前に、位置指示情報を端末装置に送信する。
８０５：端末装置は目標サブバンド上で、ネットワークデバイスに第二ＳＲＳを送信する。
選択的に、端末装置は、第二ＤＣＩにトリガされたＳＲＳリソースに基づいて、目標サブバンド上でネットワークデバイスに第二ＳＲＳを送信する。具体的に、端末装置は当該ＳＲＳリソースにおける循環シフト、及び／又は伝送インターレイスの関連パラメータ、及び／又はＯＦＤＭシンボルパラメータ、及び／又はＳＲＳシーケンスＩＤ等のＳＲＳパラメータを取得する。選択的に、さらに周波数領域位置（ｆｒｅｑＤｏｍａｉｎＰｏｓｉｔｉｏｎ）、及び／又は周波数領域シフト（ｆｒｅｑＤｏｍａｉｎＳｈｉｆｔ）を含む。取得されたＳＲＳパラメータによって、ネットワークデバイスに第二ＳＲＳを送信する。端末装置は、第二ＳＲＳを介して目標サブバンドをさらにサウンディングするように、目標サブバンドのすべてのＲＢを使用して第二ＳＲＳを送信することができ、目標サブバンドの一部のＲＢを使用して第二ＳＲＳを送信することもできる。
本出願の実施形態において、端末装置は、第一ダウンリンク制御情報からサブバンド指示情報を取得することにより、サブバンド指示情報によって指示される目標サブバンド上で、ネットワークデバイスにＳＲＳを送信する。
図９は本出願の実施形態に係る端末装置を示す。図９に示すように、当該端末装置は、送信ユニット９０１、受信ユニット９０２及び取得ユニット９０３を備えることができ、
送信ユニット９０１は、サウンディング参照信号ＳＲＳ帯域幅のＮ個のサブバンドのＳＲＳ領域上で、ネットワークデバイスに第一ＳＲＳを送信するために用いられ、Ｎは１を超えており、Ｎ個のサブバンドにおける各サブバンドは１つのＳＲＳ領域を含み、ＳＲＳ領域のリソースブロックＲＢ数は、ＳＲＳ領域が属するサブバンドのＲＢ数以下であり、
受信ユニット９０２は、第一ダウンリンク制御情報ＤＣＩを受信するために用いられ、
取得ユニット９０３は、第一ＤＣＩから、Ｎ個のサブバンドにおける目標サブバンドを指示するために用いられるサブバンド指示情報を取得するために用いられ、
送信ユニット９０１はさらに、目標サブバンド上で、ネットワークデバイスに第二ＳＲＳを送信するために用いられる。
１つの選択可能な実現形態において、受信ユニット９０２はさらに、ＳＲＳ配置情報と、第二ＤＣＩとを受信するために用いられ、第二ＤＣＩは、ＳＲＳ配置情報における１組のＳＲＳリソースをトリガするために用いられ、且つ端末装置がＳＲＳリソースを使用して第一ＳＲＳを送信するように指示する。
１つの選択可能な実現形態において、送信ユニット９０１は具体的に、第二ＤＣＩにトリガされたＳＲＳリソースを使用して、目標サブバンド上で、ネットワークデバイスに第一ＳＲＳを送信するために用いられる。
１つの選択可能な実現形態において、当該端末装置は、確定ユニット９０４をさらに備える。確定ユニット９０４は、サブバンド指示情報及びＳＲＳリソースに基づいて、ＳＲＳ帯域幅における目標サブバンドの位置コードを確定するために用いられ、目標サブバンドの位置コードは、Ｎ個のサブバンドにおける目標サブバンドを指示するために用いられる。
１つの選択可能な実現形態において、サブバンド指示情報は１つのサブバンド位置情報を含み、ＳＲＳリソースはサブバンドにおけるＳＲＳ領域の開始配置位置を含み、確定ユニット９０４は、具体的に、サブバンド位置情報に含まれる位置コードと開始配置位置との和、及びＮに対してモジュロ演算を行って目標サブバンドの位置を取得するために用いられる。
１つの選択可能な実現形態において、サブバンド指示情報は１つのサブバンド位置情報を含み、ＳＲＳリソースは循環シフトの候補位置をさらに含み、ＳＲＳ帯域幅におけるサブバンドのＲＢ配置数はＭであり、確定ユニット９０４は、具体的に、候補位置、及びＮとＭとの差に対してモジュロ演算を行って、第一モジュロ結果を取得し、サブバンド位置情報に含まれる位置コードと、開始配置位置と第一モジュロ結果との和、及びＮに対してモジュロ演算を行って、目標サブバンドの位置コードを取得するために用いられる。
１つの選択可能な実現形態において、サブバンド指示情報は少なくとも２つのサブバンド位置情報を含み、受信ユニット９０２はさらに、少なくとも２つのサブバンド位置情報における目標サブバンド位置情報を指示するために用いられる位置指示情報を受信するために用いられ、目標サブバンド位置情報に含まれる位置コードは、ＳＲＳ帯域幅における目標サブバンドの位置コードであり、目標サブバンドの位置コードはＮ個のサブバンドにおける目標サブバンドを指示するために用いられる。
１つの選択可能な実現形態において、ＳＲＳ帯域幅のサブバンドのＲＢ配置数はＭであり、ＳＲＳリソースはサブバンドにおけるＳＲＳ領域の開始配置位置を含み、送信ユニット９０１は、具体的に、Ｎ個のサブバンドにおける第一サブバンドのＲＢ数がＭである場合、
第一サブバンドのＳＲＳ領域の開始位置を開始配置位置として確定することであって、第一サブバンドがＮ個のサブバンドのいずれかのサブバンドであることと、
第一サブバンドにおけるＳＲＳ領域において、ネットワークデバイスに第一ＳＲＳを送信することとのために用いられる。
１つの選択可能な実現形態において、ＳＲＳ帯域幅のサブバンドのＲＢ配置数はＭであり、送信ユニット９０１は、具体的に、Ｎ個のサブバンドにおける第二サブバンドのＲＢ数がＭ未満である場合、
第二サブバンド上で第一ＳＲＳを送信しないと確定すること、又は、
第二サブバンドのＳＲＳ領域の開始位置を、第二サブバンドにおけるＳＲＳ送信のために使用可能な１番目のＲＢ位置として確定し、第二サブバンドのＳＲＳ領域上で、ネットワークデバイスに第一ＳＲＳを送信するために用いられ、第二サブバンドは、Ｎ個のサブバンドのいずれかのサブバンドである。
図１０は本出願の実施形態に係るネットワークデバイスを示す。図１０に示すように、当該ネットワークデバイスは、受信ユニット１００１と送信ユニット１００２とを備えることができ、
受信ユニット１００１は端末装置から送信された、端末装置によってＳＲＳ帯域幅のＮ個のサブバンドに含まれるＳＲＳ領域上で送信される第一ＳＲＳを受信するために用いられ、Ｎは１を超えており、Ｎ個のサブバンドにおける各サブバンドは１つのＳＲＳ領域を含み、ＳＲＳ領域のリソースブロックＲＢ数は、ＳＲＳ領域が属するサブバンドのＲＢ数以下であり、
送信ユニット１００２は、端末装置に、端末装置が第二ＳＲＳを送信するための目標サブバンドを指示するために用いられるサブバンド指示情報を含む第一ダウンリンク制御情報ＤＣＩを送信するために用いられ、
受信ユニット１００１はさらに、端末装置が目標サブバンド上で送信した第二ＳＲＳを受信するために用いられる。
１つの選択可能な実現形態において、送信ユニット１００２はさらに、端末装置に、ＳＲＳ配置情報と、第二ＤＣＩとを送信するために用いられる。第二ＤＣＩは、ＳＲＳ配置情報における１組のＳＲＳリソースをトリガするために用いられ、且つ端末装置がＳＲＳリソースを使用して第一ＳＲＳを送信するように指示する
１つの選択可能な実現形態において、第一ＤＣＩはさらに、端末装置が第二ＤＣＩにトリガされたＳＲＳリソースを使用して、ネットワークデバイスに第二ＳＲＳを送信するように指示するために用いられる。
１つの選択可能な実現形態において、サブバンド指示情報は１つのサブバンド位置情報を含み、ＳＲＳリソースはサブバンドにおけるＳＲＳ領域の開始配置位置を含み、
目標サブバンドの位置コードは、サブバンド位置情報に含まれる位置コードと開始配置位置との和、及びＮに対してモジュロ演算を行った結果であり、
目標サブバンドの位置コードはＮ個のサブバンドにおける目標サブバンドを指示するために用いられる。
１つの選択可能な実現形態において、サブバンド指示情報は１つのサブバンド位置情報を含み、ＳＲＳリソースはサブバンドにおけるＳＲＳ領域の開始配置位置と、循環シフトの候補位置とを含み、ＳＲＳ帯域幅におけるサブバンドのＲＢ配置数はＭであり、
目標サブバンドの位置コードは、サブバンド位置情報に含まれる位置コードと、開始配置位置と第一モジュロ結果との和、及びＮに対してモジュロ演算を行った結果であり、
第一モジュロ結果は、候補位置、及びＮとＭとの差に対してモジュロ演算を行うことによって取得される。
１つの選択可能な実現形態において、サブバンド指示情報は少なくとも２つのサブバンド位置情報を含み、送信ユニット１００２はさらに、端末装置に、少なくとも２つのサブバンド位置情報から目標サブバンド位置情報を確定するために用いられる位置指示情報を送信するために用いられ、目標サブバンド位置情報に含まれる位置コードは、Ｎ個のサブバンドにおける目標サブバンドを指示するために用いられる目標サブバンドの位置コードである。
１つの選択可能な実現形態において、ネットワークデバイスは、第一ＳＲＳの受信電力に基づいて、Ｎ個のサブバンドにおける目標サブバンドを確定するために用いられる確定ユニット１００３をさらに備える。
図１１は本出願の実施形態に係る端末装置を示す。図１１に示すように、当該端末装置は送信ユニット１１０１を備えることができ、
送信ユニット１１０１は、ＳＲＳ帯域幅のＮ個のサブバンドのＳＲＳ領域上で、ネットワークデバイスに第一ＳＲＳを送信するために用いられ、
Ｎは１以上であり、
ＳＲＳ帯域幅のサブバンドのリソースブロックＲＢ配置数はＭであり、
Ｎ個のサブバンドは第一サブバンド及び／又は第二サブバンドであり、第一サブバンドのＲＢ数はＭであり、第二サブバンドのＲＢ数はＭ未満であり、
Ｎ個のサブバンドにおける各サブバンドは１つのＳＲＳ領域を含み、ＳＲＳ領域のリソースブロックＲＢ数は、ＳＲＳ領域が属するサブバンドのＲＢ数以下である。
１つの選択可能な実現形態において、送信ユニット１１０１は具体的に、Ｎ個のサブバンドが第一サブバンドを含む場合、第一サブバンドのＳＲＳ領域の開始位置を開始配置位置として確定し、Ｎ個のサブバンドにおける第一サブバンドのＳＲＳ領域上で、ネットワークデバイスに第一ＳＲＳを送信するために用いられる。
１つの選択可能な実現形態において、送信ユニット１１０１は、具体的に、Ｎ個のサブバンドが第二サブバンドを含む場合、
第二サブバンド上で第一ＳＲＳを送信しないと確定すること、又は、
第二サブバンドのＳＲＳ領域の開始位置を、第二サブバンドにおけるＳＲＳ送信のために使用可能な１番目のＲＢ位置として確定し、且つＮ個のサブバンドにおける第二サブバンドのＳＲＳ領域上で、ネットワークデバイスに第一ＳＲＳを送信するために用いられる。
図１２は本出願の実施形態に係るネットワークデバイスを示す。図１２に示すように、当該ネットワークデバイスは受信ユニット１２０１を備えることができ、
受信ユニット１２０１は、端末装置によってＳＲＳ帯域幅のＮ個のサブバンドに含まれるＳＲＳ領域上で送信される第一ＳＲＳを受信するために用いられ、
Ｎは１以上であり、
Ｎ個のサブバンドは第一サブバンド及び／又は第二サブバンドであり、第一サブバンドのＲＢ数はＭであり、第二サブバンドのＲＢ数はＭ未満であり、
Ｎ個のサブバンドにおける各サブバンドは１つのＳＲＳ領域を含み、ＳＲＳ領域のリソースブロックＲＢ数は、ＳＲＳ領域が属するサブバンドのＲＢ数以下である。
前記端末装置及びネットワークデバイスの各モジュールの分割は、ロジック機能の分割に過ぎず、実際に実現するときに全部又は一部が１つの物理的エンティティに集積されてもよく、物理的に分離されてもよいと理解すべきである。例えば、以上の各モジュールは、個別に設けられた処理エレメントであってもよいし、同じチップに集積されて実現されてもよいし、また、プログラムコードの形でコントローラのメモリエレメントに記憶され、プロセッサのいずれかの処理エレメントによって呼び出されて、前記各モジュールの機能を実行してもよい。また各モジュールは一体に集積されてもよく、独立に実現されてもよい。ここでの処理エレメントは信号処理能力を有する集積回路チップであることができる。実施過程において、上述した方法の各ステップ又は以上の各モジュールは、プロセッサエレメントにおけるハードウェア形態の集積論理回路又はソフトウェア形態の命令によって完成されることができる。当該処理エレメントは汎用プロセッサ、例えば中央処理装置（英語：ｃｅｎｔｒａｌ ｐｒｏｃｅｓｓｉｎｇ ｕｎｉｔ，略称：ＣＰＵ）であってもよく、また前記方法を実施するように配置された１つ以上の集積回路であってもよく、例えば、１つ以上の特定用途向け集積回路（英語：ａｐｐｌｉｃａｔｉｏｎ－ｓｐｅｃｉｆｉｃ ｉｎｔｅｇｒａｔｅｄ ｃｉｒｃｕｉｔ，略称：ＡＳＩＣ）、又は１つ以上のデジタルシグナルプロセッサ（英語：ｄｉｇｉｔａｌ ｓｉｇｎａｌ ｐｒｏｃｅｓｓｏｒ，略称：ＤＳＰ）又は１つ以上のフィールドプログラマブルゲートアレイ（英語：ｆｉｅｌｄ－ｐｒｏｇｒａｍｍａｂｌｅ ｇａｔｅ ａｒｒａｙ，略称：ＦＰＧＡ）等が挙げられる。
次に本出願の実施形態に係る他のネットワークデバイスを紹介する。図１３に示すように、ネットワークデバイス１３００は、受信器１３０１、送信器１３０２、プロセッサ１３０３及びメモリ１３０４を備える（ネットワークデバイス１３００におけるプロセッサ１３０３の数は１以上であってもよく、図１３では１つのプロセッサを例とする）。本出願のいくつかの実施形態において、受信器１３０１、送信器１３０２、プロセッサ１３０３及びメモリ１３０４は、バス又は他の方式を介して接続することができる。図１０にはバスで接続することを例とする。
メモリ１３０４は、読み取り専用メモリとランダムアクセスメモリを含むことができ、プロセッサ１３０３に命令及びデータを提供する。メモリ１３０４の一部はさらに、不揮発性ランダムアクセスメモリ（ｎｏｎ－ｖｏｌａｔｉｌｅ ｒａｎｄｏｍ ａｃｃｅｓｓ ｍｅｍｏｒｙ，ＮＶＲＡＭ）を含むことができる。メモリ１３０４には、オペレーティングシステムや各種のオペレーションコマンド、実行可能なモジュール又はデータ構造、又はそれらのサブセット、又はそれらの拡張セットが記憶されている。オペレーションコマンドは各種の動作を実行するための各種のオペレーションコマンドを含むことができる。オペレーティングシステムは様々なシステムプログラムを含むことができ、様々な基本サービスを実現し、及びハードウェアに基づくタスクを処理するために用いられる。
プロセッサ１３０３は、ネットワークデバイスの動作を制御し、中央処理装置（ｃｅｎｔｒａｌ ｐｒｏｃｅｓｓｉｎｇ ｕｎｉｔ，ＣＰＵ）とも呼ばれる。具体的な応用において、ネットワークデバイスの各構成要素はバスシステムによって結合され、バスシステムはデータバス以外に、電源バス、制御バス及び状態信号バス等をさらに含むことができる。ただし、説明を明確にするために、図面では各種バスをバスシステムと称する。
前記本出願の実施形態に係る方法はプロセッサ１３０３に適用できるか、又はプロセッサ１３０３によって実現されることができる。プロセッサ１３０３は、信号処理能力を有する集積回路チップであることができる。実施過程において、前記方法の各ステップはプロセッサ１３０３におけるハードウェア形態の集積論理回路又はソフトウェア形態の命令によって完成することができる。前記プロセッサ１３０３はさらに、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ（Ｄｉｇｉｔａｌ Ｓｉｇｎａｌ Ｐｒｏｃｅｓｓｏｒ，ＤＳＰ）、特定用途向け集積回路（ａｐｐｌｉｃａｔｉｏｎ ｓｐｅｃｉｆｉｃ ｉｎｔｅｇｒａｔｅｄ ｃｉｒｃｕｉｔ，ＡＳＩＣ）、フィールドプログラマブルゲートアレイ（Ｆｉｅｌｄ Ｐｒｏｇｒａｍｍａｂｌｅ Ｇａｔｅ Ａｒｒａｙ，ＦＰＧＡ）又は他のプログラマブルロジックデバイス、ディスクリートゲート又はトランジスタロジックデバイス、ディスクリートハードウェアコンポーネントであることができる。プロセッサ１３０３は、本出願の実施例で開示された各方法、ステップ及び論理ブロック図を実現又は実行することができる。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサ又は任意の従来のプロセッサなどであることができる。本出願の実施例で開示された方法のステップは、直接にハードウェア復号化プロセッサによって実行及び完成されることができるか、又は復号化プロセッサ内のハードウェア及びソフトウェアモジュールの組み合わせによって実行及び完成されることができる。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、読み取り専用メモリ、プログラム可能な読み取り専用メモリ、又は電気的に消去可能なプログラム可能なメモリ、レジスタなど本技術分野の成熟した記憶媒体内にあることができる。当該記憶媒体は、メモリ１３０４内にある。プロセッサ１３０３は、メモリ１３０４内の情報を読み取り、プロセッサのハードウェアとともに前記方法のステップを完成する。
受信器１３０１は、入力されたデジタル又は文字情報を受信し、ネットワークデバイスに関する設置及び機能制御に関する信号入力を生成するために用いられ、送信器１３０２は、表示画面等の表示装置を含むことができ、外接インタフェースを介してデジタル又は文字情報を出力するために用いられる。
本出願の実施形態において、プロセッサ１３０３は、前記ネットワークデバイス側に実行されるサウンディング参照信号の伝送方法を実行するために用いられる。
次に本出願の実施形態に係る他の端末装置を紹介する。図１４に示すように、端末装置１４００は、受信器１４０１、送信器１４０２、プロセッサ１４０３及びメモリ１４０４を備える（端末装置１４００におけるプロセッサ１４０３の数は１以上であってもよく、図１４では１つのプロセッサを例とする）。本出願のいくつかの実施形態において、受信器１４０１、送信器１４０２、プロセッサ１４０３及びメモリ１４０４は、バス又は他の方式を介して接続することができる。図１４にはバスで接続することを例とする。
メモリ１４０４は、読み取り専用メモリとランダムアクセスメモリを含むことができ、プロセッサ１４０３に命令及びデータを提供する。メモリ１４０４の一部はさらに、ＮＶＲＡＭを含むことができる。メモリ１４０４には、オペレーティングシステムや各種のオペレーションコマンド、実行可能なモジュールや又はデータ構造、あるいはそれらのサブセット、あるいはそれらの拡張セットが記憶されている。オペレーションコマンドは各種の動作を実行するための各種のオペレーションコマンドを含むことができる。オペレーティングシステムは様々なシステムプログラムを含むことができ、様々な基本サービスを実現し、及びハードウェアに基づくタスクを処理するために用いられる。
プロセッサ１４０３は、端末装置の動作を制御し、ＣＰＵとも呼ばれる。具体的な応用において、端末装置の各構成要素はバスシステムによって結合され、バスシステムはデータバス以外に、電源バス、制御バス及び状態信号バス等をさらに含むことができる。ただし、説明を明確にするために、図面では各種バスをバスシステムと称する。
前記本出願の実施形態に係る方法はプロセッサ１４０３に適用できるか、又はプロセッサ１４０３によって実現されることができる。プロセッサ１４０３は、信号処理能力を有する集積回路チップであることができる。実施過程において、前記方法の各ステップはプロセッサ１４０３におけるハードウェア形態の集積論理回路又はソフトウェア形態の命令によって完成することができる。前記プロセッサ１４０３はさらに、汎用プロセッサ、ＤＳＰ、ＡＳＩＣ、ＦＰＧＡ又は他のプログラマブルロジックデバイス、ディスクリートゲート又はトランジスタロジックデバイス、ディスクリートハードウェアコンポーネントであることができる。プロセッサ１４０３は、本出願の実施例で開示された各方法、ステップ及び論理ブロック図を実現又は実行することができる。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサ又は任意の従来のプロセッサなどであることができる。本出願の実施例で開示された方法のステップは、直接にハードウェア復号化プロセッサによって実行及び完成されることができるか、又は復号化プロセッサ内のハードウェア及びソフトウェアモジュールの組み合わせによって実行及び完成されることができる。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、読み取り専用メモリ、プログラム可能な読み取り専用メモリ、又は電気的に消去可能なプログラム可能なメモリ、レジスタなど本技術分野の成熟した記憶媒体内にあることができる。当該記憶媒体は、メモリ１４０４内にある。プロセッサ１４０３は、メモリ１４０４内の情報を読み取り、そのハードウェアとともに前記方法のステップを完成する。
本出願の実施形態において、プロセッサ１４０３は、前記端末装置側に実行されるサウンディング参照信号の伝送方法を実行するために用いられる。
本出願の実施形態では、１つ以上の命令が記憶されたコンピュータ可読記憶媒体を提供し、前記１つ以上の命令がプロセッサに実行される際に、本出願の実施形態のサウンディング信号の検出方法を実現する。
以上はただ本出願の具体的な実施形態であって、本出願の保護範囲を限定するためのものではない。当業者は、本出願に開示される技術的範囲内に、各種効果同等の修正や置換を容易に想到し得、これらの修正や置換は、いずれも本出願の保護範囲内に含まれるべきである。従って、本出願の保護範囲は特許請求の範囲に準じるべきである。

Claims (26)

  1. サウンディング参照信号ＳＲＳの伝送方法であって、
    端末装置は、ＳＲＳ帯域幅のＮ個のサブバンドのＳＲＳ領域上で、ネットワークデバイスに第一ＳＲＳを送信することと、
    前記端末装置は第一ダウンリンク制御情報ＤＣＩを受信することと、
    前記端末装置は前記第一ＤＣＩから、前記Ｎ個のサブバンドにおける目標サブバンドを指示するために用いられるサブバンド指示情報を取得することと、
    前記端末装置は前記目標サブバンド上で、前記ネットワークデバイスに第二ＳＲＳを送信することと、を含み、
    前記Ｎは１を超えており、
    前記Ｎ個のサブバンドにおける各サブバンドは１つの前記ＳＲＳ領域を含み、前記ＳＲＳ領域のリソースブロックＲＢ数は、前記ＳＲＳ領域が属するサブバンドのＲＢ数以下である、
    ことを特徴とするサウンディング参照信号の伝送方法。
  2. 前記端末装置が、前記ＳＲＳ帯域幅の前記Ｎ個のサブバンドの前記ＳＲＳ領域上で、前記ネットワークデバイスに前記第一ＳＲＳを送信する前に、前記方法はさらに、
    前記端末装置が、ＳＲＳ配置情報と、前記ＳＲＳ配置情報における１組のＳＲＳリソースをトリガするために用いられ、且つ前記端末装置が前記ＳＲＳリソースを使用して前記第一ＳＲＳを送信するように指示する第二ＤＣＩとを受信する、ことを含む、
    ことを特徴とする請求項１に記載の方法。
  3. 前記端末装置が前記目標サブバンド上で、前記ネットワークデバイスに前記第二ＳＲＳを送信することは、
    前記端末装置が、前記第二ＤＣＩにトリガされた前記ＳＲＳリソースを使用して、前記目標サブバンド上で前記ネットワークデバイスに前記第二ＳＲＳを送信する、ことを含む、
    ことを特徴とする請求項２に記載の方法。
  4. 前記端末装置が前記第一ＤＣＩから前記サブバンド指示情報を取得した後、前記端末装置が前記目標サブバンド上で、前記ネットワークデバイスに前記第二ＳＲＳを送信する前に、前記方法はさらに、
    前記端末装置が、前記サブバンド指示情報と前記ＳＲＳリソースに基づいて、前記ＳＲＳ帯域幅における前記目標サブバンドの位置コードを確定することを含み、
    前記目標サブバンドの前記位置コードは、前記Ｎ個のサブバンドにおける前記目標サブバンドを指示するために用いられる、
    ことを特徴とする請求項３に記載の方法。
  5. 前記サブバンド指示情報は１つのサブバンド位置情報を含み、前記ＳＲＳリソースはサブバンドにおける前記ＳＲＳ領域の開始配置位置を含み、
    前記端末装置が、前記サブバンド指示情報と前記ＳＲＳリソースに基づいて、前記ＳＲＳ帯域幅における前記目標サブバンドの前記位置コードを確定することは、
    前記端末装置が、前記サブバンド位置情報に含まれる位置コードと前記開始配置位置との和、及び前記Ｎに対してモジュロ演算を行い、前記目標サブバンドの位置を取得する、ことを含む、
    ことを特徴とする請求項４に記載の方法。
  6. 前記サブバンド指示情報は１つのサブバンド位置情報を含み、前記ＳＲＳリソースはサブバンドにおける前記ＳＲＳ領域の開始配置位置と、循環シフトの候補位置とを含み、前記ＳＲＳ帯域幅におけるサブバンドのＲＢ配置数はＭであり、
    前記端末装置が、前記サブバンド指示情報と前記ＳＲＳリソースに基づいて、前記ＳＲＳ帯域幅における前記目標サブバンドの前記位置コードを確定することは、
    前記端末装置が、前記候補位置、及び前記Ｎと前記Ｍとの差に対してモジュロ演算を行い、第一モジュロ結果を取得することと、
    前記端末装置が、前記サブバンド位置情報に含まれる位置コードと、前記開始配置位置と前記第一モジュロ結果との和、及び前記Ｎに対してモジュロ演算を行い、前記目標サブバンドの前記位置コードを取得することと、を含む、
    ことを特徴とする請求項４に記載の方法。
  7. 前記サブバンド指示情報は少なくとも２つのサブバンド位置情報を含み、
    前記端末装置が前記第一ＤＣＩを受信する前に、前記方法はさらに、
    前記端末装置が、前記少なくとも２つのサブバンド位置情報における目標サブバンド位置情報を指示するために用いられる位置指示情報を受信することを含み、
    前記目標サブバンド位置情報に含まれる位置コードは、前記ＳＲＳ帯域幅における前記目標サブバンドの位置コードであり、
    前記目標サブバンドの前記位置コードは、前記Ｎ個のサブバンドにおける前記目標サブバンドを指示するために用いられる、
    ことを特徴とする請求項１に記載の方法。
  8. 前記ＳＲＳ帯域幅のサブバンドのＲＢ配置数はＭであり、前記ＳＲＳリソースはサブバンドにおける前記ＳＲＳ領域の開始配置位置を含み、
    前記端末装置が、前記ＳＲＳ帯域幅の前記Ｎ個のサブバンドの前記ＳＲＳ領域上で、前記ネットワークデバイスに前記第一ＳＲＳを送信することは、
    前記Ｎ個のサブバンドにおける第一サブバンドのＲＢ数が前記Ｍである場合、前記端末装置が、前記第一サブバンドのＳＲＳ領域の開始位置を前記開始配置位置として確定することであって、前記第一サブバンドが前記Ｎ個のサブバンドのいずれかのサブバンドであることと、
    前記端末装置が、前記第一サブバンドの前記ＳＲＳ領域上で、前記ネットワークデバイスに前記第一ＳＲＳを送信することと、を含む、
    ことを特徴とする請求項２に記載の方法。
  9. 前記ＳＲＳ帯域幅のサブバンドのＲＢ配置数はＭであり、
    前記端末装置が、前記ＳＲＳ帯域幅の前記Ｎ個のサブバンドに含まれる前記ＳＲＳ領域上で、前記ネットワークデバイスに前記第一ＳＲＳを送信することは、
    前記Ｎ個のサブバンドにおける第二サブバンドのＲＢ数が前記Ｍ未満である場合、
    前記端末装置が、前記第二サブバンド上で前記第一ＳＲＳを送信しないと確定すること、又は、
    前記端末装置が、前記第二サブバンドのＳＲＳ領域の開始位置を、前記第二サブバンドにおけるＳＲＳ送信のために使用可能な１番目のＲＢ位置として確定し、前記第二サブバンドの前記ＳＲＳ領域上で、前記ネットワークデバイスに前記第一ＳＲＳを送信することであって、前記第二サブバンドが、前記Ｎ個のサブバンドのいずれかのサブバンドであること、を含む、
    ことを特徴とする請求項１～８のいずれか１項に記載の方法。
  10. サウンディング参照信号ＳＲＳの伝送方法であって、
    端末装置はＳＲＳ帯域幅のＮ個のサブバンドのＳＲＳ領域上で、ネットワークデバイスに第一ＳＲＳを送信することを含み、
    前記Ｎは１を超えており、
    前記ＳＲＳ帯域幅のサブバンドのリソースブロックＲＢ配置数はＭであり、
    前記Ｎ個のサブバンドは第一サブバンド及び／又は第二サブバンドであり、前記第一サブバンドのＲＢ数は前記Ｍであり、前記第二サブバンドのＲＢ数は前記Ｍ未満であり、
    前記Ｎ個のサブバンドにおける各サブバンドは１つのＳＲＳ領域を含み、前記ＳＲＳ領域のＲＢ数は、前記ＳＲＳ領域が属するサブバンドのＲＢ数以下である、
    ことを特徴とするサウンディング参照信号の伝送方法。
  11. サブバンドにおける前記ＳＲＳ領域の開始配置位置は前記ネットワークデバイスによって指示され、前記端末装置が前記ＳＲＳ帯域幅の前記Ｎ個のサブバンドの前記ＳＲＳ領域上で、前記ネットワークデバイスに前記第一ＳＲＳを送信することは、
    前記Ｎ個のサブバンドが前記第一サブバンドを含む場合、前記端末装置が、前記第一サブバンドのＳＲＳ領域の開始位置を前記開始配置位置として確定することと、
    前記端末装置が、前記Ｎ個のサブバンドにおける前記第一サブバンドのＳＲＳ領域上で、前記ネットワークデバイスに前記第一ＳＲＳを送信することと、を含む、
    ことを特徴とする請求項１０に記載の方法。
  12. 前記端末装置が、前記ＳＲＳ帯域幅の前記Ｎ個のサブバンドに含まれる前記ＳＲＳ領域上で、前記ネットワークデバイスに前記第一ＳＲＳを送信することは、
    前記Ｎ個のサブバンドが前記第二サブバンドを含む場合、
    前記端末装置が、前記第二サブバンド上で前記第一ＳＲＳを送信しないと確定すること、又は、
    前記端末装置が、前記第二サブバンドのＳＲＳ領域の開始位置を、前記第二サブバンドにおけるＳＲＳ送信のために使用可能な１番目のＲＢ位置として確定し、且つ前記Ｎ個のサブバンドにおける前記第二サブバンドの前記ＳＲＳ領域上で、前記ネットワークデバイスに前記第一ＳＲＳを送信すること、を含む、
    ことを特徴とする請求項１０に記載の方法。
  13. サウンディング参照信号ＳＲＳの伝送方法であって、
    ネットワークデバイスは、端末装置から送信された、前記端末装置によってＳＲＳ帯域幅のＮ個のサブバンドに含まれるＳＲＳ領域上で送信される第一ＳＲＳを受信することと、
    前記ネットワークデバイスは、前記端末装置に、前記端末装置が第二ＳＲＳを送信するための目標サブバンドを指示するために用いられるサブバンド指示情報を含む第一ダウンリンク制御情報ＤＣＩを送信することと、
    前記ネットワークデバイスは、前記端末装置が前記目標サブバンド上で送信した前記第二ＳＲＳを受信することと、を含み、
    前記Ｎは１を超えており、
    前記Ｎ個のサブバンドにおける各サブバンドは１つのＳＲＳ領域を含み、前記ＳＲＳ領域のリソースブロックＲＢ数は、前記ＳＲＳ領域が属するサブバンドのＲＢ数以下である、
    ことを特徴とするサウンディング参照信号の伝送方法。
  14. 前記ネットワークデバイスが端末装置から送信された前記第一ＳＲＳを受信する前に、前記方法はさらに、
    前記ネットワークデバイスが、前記端末装置に、ＳＲＳ配置情報と、前記ＳＲＳ配置情報における１組のＳＲＳリソースをトリガするために用いられ、且つ前記端末装置が前記ＳＲＳリソースを使用して前記第一ＳＲＳを送信するように指示する第二ＤＣＩとを送信する、ことを含む、
    ことを特徴とする請求項１３に記載の方法。
  15. 前記第一ＤＣＩはさらに、前記端末装置が前記第二ＤＣＩにトリガされた前記ＳＲＳリソースを使用し、前記ネットワークデバイスに前記第二ＳＲＳを送信するように指示するために用いられる、
    ことを特徴とする請求項１４に記載の方法。
  16. 前記サブバンド指示情報は１つのサブバンド位置情報を含み、前記ＳＲＳリソースはサブバンドにおける前記ＳＲＳ領域の開始配置位置を含み、
    前記目標サブバンドの位置コードは、前記サブバンド位置情報に含まれる位置コードと前記開始配置位置との和、及び前記Ｎに対してモジュロ演算を行った結果であり、
    前記目標サブバンドの前記位置コードは、前記Ｎ個のサブバンドにおける前記目標サブバンドを指示するために用いられる、
    ことを特徴とする請求項１４に記載の方法。
  17. 前記サブバンド指示情報は１つのサブバンド位置情報を含み、前記ＳＲＳリソースはサブバンドにおける前記ＳＲＳ領域の開始配置位置と、循環シフトの候補位置とを含み、前記ＳＲＳ帯域幅におけるサブバンドのＲＢ配置数はＭであり、
    前記目標サブバンドの位置コードは、前記サブバンド位置情報に含まれる位置コードと、前記開始配置位置と第一モジュロ結果との和、及び前記Ｎに対してモジュロ演算を行った結果であり、
    前記第一モジュロ結果は、前記候補位置、及び前記Ｎと前記Ｍとの差に対してモジュロ演算を行うことによって取得される、
    ことを特徴とする請求項１４に記載の方法。
  18. 前記サブバンド指示情報は少なくとも２つのサブバンド位置情報を含み、
    前記ネットワークデバイスが前記端末装置に前記第一ＤＣＩを送信する前に、前記方法はさらに、
    前記ネットワークデバイスは、前記端末装置に、前記少なくとも２つのサブバンド位置情報から目標サブバンド位置情報を確定するために用いられる位置指示情報を送信することを含み、
    前記目標サブバンド位置情報に含まれる位置コードは、前記Ｎ個のサブバンドにおける前記目標サブバンドを指示するために用いられる前記目標サブバンドの位置コードである、
    ことを特徴とする請求項１３に記載の方法。
  19. サウンディング参照信号の伝送方法であって、
    ネットワークデバイスは、前記端末装置によってＳＲＳ帯域幅のＮ個のサブバンドに含まれるＳＲＳ領域上で送信される第一ＳＲＳを受信することを含み、
    前記Ｎは１を超えており、
    前記Ｎ個のサブバンドは第一サブバンド及び／又は第二サブバンドであり、前記第一サブバンドのリソースブロックＲＢ数はＭであり、前記第二サブバンドのＲＢ数は前記Ｍ未満であり、
    前記Ｎ個のサブバンドにおける各サブバンドは１つのＳＲＳ領域を含み、前記ＳＲＳ領域のＲＢ数は、前記ＳＲＳ領域が属するサブバンドのＲＢ数以下である、
    ことを特徴とするサウンディング参照信号の伝送方法。
  20. 送信ユニット、受信ユニット及び取得ユニットを備える端末装置であって、
    前記送信ユニットは、サウンディング参照信号ＳＲＳ帯域幅のＮ個のサブバンドのＳＲＳ領域上で、ネットワークデバイスに第一ＳＲＳを送信するために用いられ、前記Ｎは１を超えており、前記Ｎ個のサブバンドにおける各サブバンドは１つのＳＲＳ領域を含み、前記ＳＲＳ領域のリソースブロックＲＢ数は、前記ＳＲＳ領域が属するサブバンドのＲＢ数以下であり、
    前記受信ユニットは、第一ダウンリンク制御情報ＤＣＩを受信するために用いられ、
    前記取得ユニットは、前記第一ＤＣＩから、前記Ｎ個のサブバンドにおける目標サブバンドを指示するために用いられるサブバンド指示情報を取得するために用いられ、
    前記送信ユニットはさらに、前記目標サブバンド上で、前記ネットワークデバイスに第二ＳＲＳを送信するために用いられる、
    ことを特徴とする端末装置。
  21. 送信ユニットを備える端末装置であって、
    前記送信ユニットは、サウンディング参照信号ＳＲＳ帯域幅のＮ個のサブバンドのＳＲＳ領域上で、ネットワークデバイスに第一ＳＲＳを送信するために用いられ、
    前記Ｎは１以上であり、
    前記ＳＲＳ帯域幅のサブバンドのリソースブロックＲＢ配置数はＭであり、
    前記Ｎ個のサブバンドは第一サブバンド及び／又は第二サブバンドであり、前記第一サブバンドのＲＢ数は前記Ｍであり、前記第二サブバンドのＲＢ数は前記Ｍ未満であり、
    前記Ｎ個のサブバンドにおける各サブバンドは１つのＳＲＳ領域を含み、前記ＳＲＳ領域のＲＢ数は、前記ＳＲＳ領域が属するサブバンドのＲＢ数以下である、
    ことを特徴とする端末装置。
  22. 受信ユニット及び送信ユニットを備えるネットワークデバイスであって、
    前記受信ユニットは、端末装置から送信された、前記端末装置によってサウンディング参照信号ＳＲＳ帯域幅のＮ個のサブバンドに含まれるＳＲＳ領域上で送信される第一ＳＲＳを受信するために用いられ、前記Ｎは１を超えており、前記Ｎ個のサブバンドにおける各サブバンドは１つのＳＲＳ領域を含み、前記ＳＲＳ領域のリソースブロックＲＢ数は、前記ＳＲＳ領域が属するサブバンドのＲＢ数以下であり、
    前記送信ユニットは、前記端末装置に、前記端末装置が第二ＳＲＳを送信するための目標サブバンドを指示するために用いられるサブバンド指示情報を含む第一ダウンリンク制御情報ＤＣＩを送信するために用いられ、
    前記受信ユニットはさらに、前記端末装置が送信した前記第二ＳＲＳを受信するために用いられる、
    ことを特徴とするネットワークデバイス。
  23. 受信ユニットを備えるネットワークデバイスであって、
    前記受信ユニットは、端末装置によってサウンディング参照信号ＳＲＳ帯域幅のＮ個のサブバンドに含まれるＳＲＳ領域上で送信される第一ＳＲＳを受信するために用いられ、
    前記Ｎは１以上であり、
    前記Ｎ個のサブバンドは第一サブバンド及び／又は第二サブバンドであり、前記第一サブバンドのリソースブロックＲＢ数はＭであり、前記第二サブバンドのＲＢ数は前記Ｍ未満であり、
    前記Ｎ個のサブバンドにおける各サブバンドは１つのＳＲＳ領域を含み、前記ＳＲＳ領域のＲＢ数は、前記ＳＲＳ領域が属するサブバンドのＲＢ数以下である、
    ことを特徴とするネットワークデバイス。
  24. 受信器及び送信器を備える端末装置であって、
    １つ以上の命令を実行するために用いられるプロセッサと、
    前記プロセッサによってロードされ、且つ請求項１～請求項１２のいずれか一項に記載のサウンディング参照信号の伝送方法を実行するために用いられる１つ以上の命令が記憶されたコンピュータ記憶媒体と、をさらに備える、
    ことを特徴とする端末装置。
  25. 受信器及び送信器を備えるネットワークデバイスであって、
    １つ以上の命令を実行するために用いられるプロセッサと、
    前記プロセッサによってロードされ、且つ請求項１３～請求項１９のいずれか一項に記載のサウンディング参照信号の伝送方法を実行するために用いられる１つ以上の命令が記憶されたコンピュータ記憶媒体と、をさらに備える、
    ことを特徴とするネットワークデバイス。
  26. プロセッサによってロードされ、且つ請求項１～請求項１９のいずれか一項に記載のサウンディング参照信号の伝送方法を実行するために用いられる１つ以上の命令が記憶された、
    ことを特徴とするコンピュータ記憶媒体。
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