JP2023547424A - 発熱体を有するエアロゾル発生装置のためのアクセサリ - Google Patents

Abstract

本発明は、エアロゾル発生装置のためのアクセサリに関する。アクセサリは、エアロゾル形成基体を含むエアロゾル発生物品を受容するための空洞を備える。アクセサリは発熱体をさらに備える。発熱体は、空洞を少なくとも部分的に包囲して配設されている。本発明は、エアロゾル発生装置にさらに関する。本発明は、エアロゾル発生装置とエアロゾル発生物品とを備えるエアロゾル発生システムにさらに関する。本発明は、エアロゾル発生装置とアクセサリとを備えるエアロゾル発生キットにさらに関する。【選択図】図１

Description

本発明はエアロゾル発生装置に関する。

吸入可能なベイパーを発生するためのエアロゾル発生装置を提供することが知られている。こうした装置は、エアロゾル形成基体を燃焼することなく、エアロゾル形成基体の一つ以上の構成要素が揮発する温度にエアロゾル形成基体を加熱してもよい。エアロゾル形成基体は、エアロゾル発生物品の一部として提供されてもよい。エアロゾル発生物品は、エアロゾル発生装置の空洞（加熱チャンバーなど）の中へのエアロゾル発生物品の挿入のためにロッド形状を有してもよい。発熱体は、エアロゾル発生物品がエアロゾル発生装置の加熱チャンバーの中に挿入された後に、エアロゾル形成基体を加熱するために、加熱チャンバーの中に、またはその周りに配設されてもよい。空洞を閉じるために、アクセサリまたは上部カバーが提供されてもよい。アクセサリは、空洞の開口部を覆って定置されてもよい。アクセサリは、空洞から突き出ているエアロゾル発生物品の一部分を覆ってもよい。ユーザーは、アクセサリを直接吸ってもよい。アクセサリ（ａｃｃｅｓｓｏｒ）は、ユーザーが吸うマウスピースを有してもよい。

ユーザー体験を改善するアクセサリを有することが望ましいことになる。アクセサリをエアロゾル発生装置とともに使用する時に、ユーザー体験を改善するアクセサリを有することが望ましいことになる。アクセサリとともに使用する時にユーザー体験を改善するエアロゾル発生装置を有することが望ましいことになる。ユーザー体験を改善するエアロゾル発生装置とアクセサリとを備えるエアロゾル発生システムを有することが望ましいことになる。異なる使用体験への適応性を改善するために、上記のうちのいずれかを有することが望ましいことになる。

本発明の一実施形態によると、エアロゾル発生装置のためのアクセサリが提供されている。アクセサリは、エアロゾル形成基体を含むエアロゾル発生物品を受容するための空洞を備えてもよい。アクセサリは、発熱体をさらに備えてもよい。発熱体は、空洞を少なくとも部分的に包囲して配設されてもよい。

本発明の一実施形態によると、エアロゾル発生装置のためのアクセサリが提供されている。アクセサリは、エアロゾル形成基体を含むエアロゾル発生物品を受容するための空洞を備える。アクセサリは発熱体をさらに備える。発熱体は、空洞を少なくとも部分的に包囲して配設されている。

アクセサリの発熱体は、エアロゾル発生物品のエアロゾル形成基体の加熱を可能にする。これは、異なるやり方で利用されてもよい。

第一の選択肢として、アクセサリはエアロゾル発生装置とともに使用されてもよく、エアロゾル発生装置は、エアロゾル発生物品のための加熱の選択肢を既に提供している。この第一の選択肢において、アクセサリは、エアロゾル発生物品のための加熱の二次的な選択肢を可能にする。この加熱の二次的な選択肢は、改善されたエアロゾル発生をユーザーが提供することを可能にする場合がある。エアロゾル発生装置の加熱特性は、エアロゾル発生装置も加熱するアクセサリを提供することによって修正されてもよい。エアロゾル発生装置によって加熱されるエアロゾル発生物品の部分と比較して、エアロゾル発生物品の異なる部分は、アクセサリによって加熱されてもよい。模範的に、エアロゾル発生物品のエアロゾル形成基体の近位部分は、アクセサリによって加熱されてもよく、その一方でエアロゾル発生物品のエアロゾル形成基体の遠位部分は、エアロゾル発生装置によって加熱されてもよい。追加的に、ユーザーは、単一のエアロゾル発生装置で異なるタイプのアクセサリを使用してもよい。異なるタイプのアクセサリは各々、異なる加熱特性を備えてもよい。結果として、異なるタイプのアクセサリを有する単一のエアロゾル発生装置を使用することによって、異なるエアロゾル発生レジームが可能である場合がある。

第二の選択肢として、アクセサリは、エアロゾル発生物品のエアロゾル形成基体を加熱するための唯一の加熱源であってもよい。この場合、エアロゾル発生装置は、エアロゾル発生物品のエアロゾル形成基体を加熱しなくてもよい。これは、エアロゾル発生物品のエアロゾル形成基体の近位部分を加熱するために望ましい場合がある。別の方法として、アクセサリは、エアロゾル発生物品のエアロゾル形成基体のすべてを加熱する。模範的に、エアロゾル発生装置は、以下により詳細に記載の通り、アクセサリの発熱体用の電源としてのみ使用されてもよい。

発熱体は、サセプタと誘導コイルとを備える誘導発熱体であってもよい。

サセプタは、少なくとも部分的にアクセサリの空洞の周りに配設されてもよい。サセプタは、完全にアクセサリの空洞の周りに配設されてもよい。サセプタは、アクセサリの空洞の側壁を少なくとも部分的に形成してもよい。サセプタは、アクセサリの空洞の側壁を完全に形成してもよい。エアロゾル発生物品のエアロゾル形成基体は、サセプタによって加熱されるアクセサリの空洞の中に定置されてもよい。

誘導コイルは、らせん状誘導コイルであってもよい。誘導コイルは、サセプタを少なくとも部分的に包囲して配設されてもよい。誘導コイルは、サセプタを完全に包囲して配設されてもよい。誘導コイルは、交番磁場を発生してもよい。交番磁場（ａｌｔｅｒｎａｔｉｎｇ ｍａｇｉｃ ｆｉｅｌｄ）は、サセプタの加熱につながる場合がある。誘導コイルは、加熱動作中に交番磁場を作り出す場合がある。

誘導発熱体として構成されている発熱体に対する代替として、発熱体は抵抗発熱体として構成されてもよい。この実施形態において、発熱体は、空洞を少なくとも部分的にまたは完全に包囲して、またはアクセサリの空洞の側壁を少なくとも部分的にまたは完全に形成して、同様に配設されてもよい。抵抗発熱体は加熱トラックを備えてもよい。加熱トラックは、ポリイミド基体などの基体上に配設されてもよい。加熱トラックは、基体上に印刷されてもよい。

サセプタは多孔性であってもよい。サセプタは完全に多孔性であってもよい。サセプタは部分的に多孔性であってもよい。多孔性のサセプタを提供することは、エアロゾル発生物品のエアロゾル形成基体の中への横方向の気流を可能にする場合がある。

アクセサリは、フラックスコンセントレータをさらに備えてもよい。フラックスコンセントレータは、誘導コイルを少なくとも部分的に包囲して配設されてもよい。

フラックスコンセントレータは、誘導コイルによって作り出された交番磁場を集中させる場合がある。交番磁場の集中は、加熱効率を増加するためにサセプタの領域内であってもよい。

アクセサリは、近位端および遠位端を備えてもよい。電気接点は、遠位端に提供されてもよい。電気接点は、発熱体と電気的に接続されてもよい。電気接点は、アクセサリとエアロゾル発生装置の間の電気的接続を可能にするために構成されてもよい。

エアロゾル発生装置に接触する電気接点を提供することによって、アクセサリは、電池などの別個の電源を必要としなくてもよい。アクセサリ、特にアクセサリの発熱体は、エアロゾル発生装置によって電力供給されてもよい。言い換えれば、エアロゾル発生装置の電源は、アクセサリの発熱体に電力を供給するために使用されてもよい。

空洞は、エアロゾル発生物品を受容するための開口部を備えてもよい。開口部は、アクセサリの近位端に提供されてもよい。

アクセサリの空洞は、アクセサリ内で終結してもよい。言い換えれば、アクセサリの空洞の近位端は、アクセサリ内にあってもよい。アクセサリの近位端は、マウスピースとして構成されてもよい。ユーザーは、アクセサリの近位端を吸ってもよい。アクセサリの空洞の近位端は、アクセサリの近位端と流体接続されてもよい。空気チャネルは、アクセサリの空洞の近位端とアクセサリの近位端との間に配設されてもよい。

アクセサリがエアロゾル発生装置に取り付けられている時に、エアロゾル発生物品は、アクセサリとエアロゾル発生装置の間に挟まれてもよい。この場合、エアロゾル発生物品は、アクセサリの空洞の中に部分的に受容されてもよい。エアロゾル発生物品のさらなる部分は、エアロゾル発生装置の中に受容されてもよい。エアロゾル発生装置の中に受容されたエアロゾル発生物品の一部は、エアロゾル発生装置の装置空洞の中に受容されてもよい。エアロゾル発生装置の中に受容されたエアロゾル発生物品の一部は、エアロゾル発生装置の遠位部であってもよい。アクセサリの空洞の中に受容されたエアロゾル発生物品の一部は、エアロゾル発生物品の近位部であってもよい。エアロゾル発生物品がアクセサリ内に、かつ随意にエアロゾル発生装置内に受容されていて、またアクセサリがエアロゾル発生装置に取り付けられている時に、エアロゾル発生物品は、アクセサリおよびエアロゾル発生装置によって完全に取り囲まれてもよい。エアロゾル発生物品は、アクセサリの空洞内に、かつ随意にエアロゾル発生装置内に密封的に受容されてもよい。

空洞は、アクセサリを通して長軸方向に延びてもよく、これによってエアロゾル発生物品は、アクセサリの空洞を通して押されてもよい。

この実施形態において、ユーザーはエアロゾル発生物品を直接吸ってもよい。アクセサリの近位端は、マウスピースとして構成されなくてもよい。エアロゾル発生物品の近位端は、アクセサリの開放近位端から突き出てもよい。それ故に空洞は、アクセサリを通して完全に延びてもよい。

アクセサリの発熱体は、アクセサリの遠位端に隣接して配設されてもよい。発熱体は、アクセサリの遠位端にある空洞の開口部に隣接して配設されてもよい。

アクセサリの近位部分は、冷却部分として構成されてもよい。発熱体は、エアロゾル発生物品のエアロゾル形成基体を加熱して吸入可能なエアロゾルを作り出すために、アクセサリの遠位部分に配設されていることが特に好ましい。次いでエアロゾルは、アクセサリの近位部分に向かって下流に進み、冷める。エアロゾルは、エアロゾル発生を改善するために、およびユーザーによる吸入のために最適な温度を有するために、冷める。アクセサリはマウスピースを備えてもよく、アクセサリの近位部分は冷却部分として構成されてもよい。

アクセサリは空気吸込み口を備えてもよい。空気吸込み口は、アクセサリの遠位端に配設されてもよい。空気吸込み口は、周囲空気がアクセサリの空洞の中に引き出されることを可能にする場合がある。別の方法として、空気吸込み口は、アクセサリの外周に配設されてもよい。さらなる代替として、複数の空気吸込み口が提供されてもよい。模範的に、一つ以上の空気吸込み口が、アクセサリの遠位端に提供されてもよく、また空気吸込み口のうちの一つ以上は、アクセサリの外周に提供されてもよい。

本発明は、エアロゾル発生装置にさらに関する。エアロゾル発生装置は、エアロゾル形成基体を含むエアロゾル発生物品を受容するための装置空洞を備えてもよい。エアロゾル発生装置は、装置発熱体をさらに備えてもよい。装置発熱体は、少なくとも部分的に空洞の周りに配設されてもよい。エアロゾル発生装置は、発熱体に電気エネルギーを供給するために構成された電源をさらに備えてもよい。エアロゾル発生装置は、電源から装置発熱体への電気エネルギーの供給を制御するために構成されたコントローラをさらに備えてもよい。エアロゾル発生装置は、装置電気接点をさらに備えてもよい。装置は、アクセサリとの取り付けのために構成された近位端を備えてもよい。アクセサリは、本明細書に記載の通りのアクセサリであることが好ましい。装置電気接点は、装置の近位端に配設されてもよく、また装置とアクセサリの間の電気的接続を可能にするために構成されてもよい。

本発明は、エアロゾル発生装置にさらに関する。エアロゾル発生装置は、エアロゾル形成基体を含むエアロゾル発生物品を受容するための装置空洞を備える。エアロゾル発生装置は、装置発熱体をさらに備える。装置発熱体は、少なくとも部分的に空洞の周りに配設されている。エアロゾル発生装置は、発熱体に電気エネルギーを供給するために構成された電源をさらに備える。エアロゾル発生装置は、電源から装置発熱体への電気エネルギーの供給を制御するために構成されたコントローラをさらに備える。エアロゾル発生装置は、装置電気接点をさらに備える。装置は、アクセサリとの取り付けのために構成された近位端を備える。アクセサリは、本明細書に記載の通りのアクセサリであることが好ましい。装置電気接点は装置の近位端に配設されていて、かつ装置とアクセサリの間の電気的接続を可能にするために構成されている。

エアロゾル発生物品は、装置空洞内に部分的に受容されてもよい。エアロゾル発生物品の遠位部分は、装置空洞の中に受容されてもよい。エアロゾル発生装置の近位部分は、装置空洞から突き出てもよい。エアロゾル発生物品の近位部分は、本明細書に記載の通りのアクセサリによって覆われてもよい。エアロゾル発生物品の近位部分は、アクセサリの空洞の中に受容されてもよい。

コントローラは、アクセサリに電力を供給するための電気接点を通したアクセサリへの電気エネルギーの供給を制御するように構成されてもよい。

コントローラは、アクセサリの発熱体に電気エネルギーを供給するように構成されてもよい。コントローラは、エアロゾル発生装置の発熱体に電気エネルギーを供給するようにさらに構成されてもよい。言い換えれば、コントローラは二重の機能を有してもよい。コントローラは、エアロゾル発生装置の発熱体とアクセサリの発熱体との両方に電気エネルギーを供給するように構成されてもよい。

エアロゾル発生装置は、エアロゾル発生装置に取り付けられたアクセサリのタイプを検出するために構成されたアクセサリ検出要素を備えてもよい。コントローラは、検出されたアクセサリのタイプに基づいて、アクセサリの発熱体への電気エネルギーの供給を制御するように構成されてもよい。各アクセサリは、望ましい加熱プロファイルに対応してもよい。各アクセサリは、相互に異なっていてもよい。各アクセサリの加熱プロファイルは異なっていてもよい。コントローラを介した電池からアクセサリの発熱体への電気エネルギーの供給は、望ましい加熱プロファイルに基づいて選ばれてもよい。加熱プロファイルは、望ましい加熱温度、加熱持続時間、温度の上昇、温度の低下、加熱の持続時間、エアロゾル発生に影響を与えるさらなるパラメータを含んでもよい。

エアロゾル発生装置とアクセサリのうちの一方または両方は、アクセサリをエアロゾル発生装置に取り付けるための取り付け手段を備えてもよい。

本発明は、本明細書に記載の通りのエアロゾル発生装置と、エアロゾル形成基体を含むエアロゾル発生物品とを備えるエアロゾル発生システムにさらに関する。

本発明は、本明細書に記載の通りのエアロゾル発生装置と、本明細書に記載の通りのアクセサリとを備えるエアロゾル発生キットにさらに関する。

キットは複数のアクセサリを備えてもよい。各アクセサリは、異なる加熱特性をもたらす異なる発熱体を有してもよい。異なる加熱特性は、異なる加熱プロファイルに対応してもよい。

アクセサリとエアロゾル発生装置のうちの一方または両方の空洞は、開放端を有してもよく、その中にエアロゾル発生物品が挿入される。開放端は近位端であってもよい。空洞は、開放端の反対側に閉鎖端を有してもよい。閉鎖端は空洞の基部であってもよい。閉鎖端は、基部内に配設された空気開口の提供を除き、閉鎖されていてもよい。空洞の基部は平坦であってもよい。空洞の基部は円形状であってもよい。空洞の基部は空洞の上流に配設されてもよい。開放端は空洞の下流に配設されてもよい。空洞は細長い延長を有してもよい。空洞は長軸方向中心軸を有してもよい。長軸方向は、長軸方向中心軸に沿って開放端と閉鎖端の間に延びる方向であってもよい。空洞の長軸方向中心軸は、エアロゾル発生装置の長軸方向軸に平行であってもよい。

アクセサリとエアロゾル発生装置のうちの一方または両方の空洞は、加熱チャンバーとして構成されてもよい。空洞は円筒形状を有してもよい。空洞は中空円筒形状を有してもよい。空洞は、空洞の中に受容されるエアロゾル発生物品の形状に対応する形状を有してもよい。空洞は円形断面を有してもよい。空洞は楕円形または長方形の断面を有してもよい。空洞は、エアロゾル発生物品の外径に対応する内径を有してもよい。

気流チャネルは、空洞を通って延びてもよい。周囲空気は、気流チャネルを通して、エアロゾル発生装置の中に、および空洞の中に、およびユーザーに向かって引き出されてもよい。空洞の下流で、マウスピースが配設されてもよく、またはユーザーがエアロゾル発生物品を直接吸ってもよい。気流チャネルはマウスピースを通って延びてもよい。

本明細書で使用される「エアロゾル発生装置」は、エアロゾル形成基体と相互作用してエアロゾルを発生する装置に関する。エアロゾル形成基体は、エアロゾル発生物品の一部、例えば喫煙物品の一部であってもよい。エアロゾル発生装置は、エアロゾル発生物品のエアロゾル形成基体と相互作用してユーザーの口を通してユーザーの肺の中に直接吸入可能なエアロゾルを発生する喫煙装置であってもよい。エアロゾル発生装置はホルダーであってもよい。この装置は電気加熱式の喫煙装置であってもよい。エアロゾル発生装置は、ハウジング、電気回路、電源、加熱チャンバー、発熱体を備えてもよい。

本明細書で使用される「エアロゾル発生物品」という用語は、エアロゾルを形成することができる揮発性化合物を放出する能力を有するエアロゾル形成基体を含む物品を指す。例えば、エアロゾル発生物品は、ユーザーの口を通ってユーザーの肺の中に直接吸入可能なエアロゾルを発生する喫煙物品であってもよい。エアロゾル発生物品は使い捨てであってもよい。

エアロゾル発生物品は実質的に円筒状の形状であってもよい。エアロゾル発生物品は実質的に細長くてもよい。エアロゾル発生物品は、長さと、その長さに対して実質的に直角を成す周囲とを有してもよい。エアロゾル発生物品は実質的にロッド形状であってもよい。エアロゾル形成基体は実質的に円筒状の形状であってもよい。エアロゾル形成基体は実質的に細長くてもよい。エアロゾル形成基体はまた、長さと、その長さに対して実質的に直角を成す周囲とを有してもよい。エアロゾル形成基体は実質的にロッド形状であってもよい。

本開示のすべての態様において、エアロゾル発生装置の発熱体とアクセサリの発熱体とのうちの一方または両方は、電気抵抗性材料を含んでもよい。適切な電気抵抗性材料としては、ドープされたセラミックなどの半導体、「導電性」のセラミック（例えば、二ケイ化モリブデンなど）、炭素、黒鉛、金属、合金、およびセラミック材料と金属材料とで作製された複合材料が挙げられるが、これらに限定されない。こうした複合材料は、ドープされたセラミックまたはドープされていないセラミックを含んでもよい。適切なドープされたセラミックの例としては、ドープ炭化ケイ素が挙げられる。適切な金属の例としては、チタン、ジルコニウム、タンタル白金、金、銀が挙げられる。適切な金属合金の例としては、ステンレス鋼、ニッケル含有、コバルト含有、クロム含有、アルミニウム含有、チタン含有、ジルコニウム含有、ハフニウム含有、ニオブ含有、モリブデン含有、タンタル含有、タングステン含有、スズ含有、ガリウム含有、マンガン含有、金含有、および鉄含有合金、ならびにニッケル、鉄、コバルト、ステンレス鋼系の超合金、Ｔｉｍｅｔａｌ（登録商標）、ならびに鉄－マンガン－アルミニウム系合金が挙げられる。複合材料において、電気抵抗性材料は、必要とされるエネルギー伝達の動態学および外部の物理化学的特性に応じて随意に、断熱材料中に包埋、断熱材料中に封入、もしくは断熱材料で被覆されてもよく、またはその逆も可能である。

電気抵抗性の発熱体の代替として、エアロゾル発生装置の発熱体とアクセサリの発熱体とのうちの一方または両方は、誘導発熱体として構成されてもよい。これは、好ましいタイプの発熱体である。誘導発熱体は、誘導コイルおよびサセプタを備えてもよい。概して、サセプタは、交番磁場によって貫通された時に熱を発生する能力を有する材料である。交番磁場に位置する時。サセプタが導電性である場合、典型的に渦電流が交番磁場によって誘発される。サセプタが磁性である場合、典型的に、加熱に寄与する別の効果は一般的に、ヒステリシス損失と呼ばれる。ヒステリシス損失は、主にサセプタ内の磁区ブロックの移動により生じる。これは、これらの磁気的な向きが、交番する磁気誘導場と整列するためである。ヒステリシス損失に寄与する別の効果は、磁区がサセプタ内で拡大または縮小する時である。一般的に、サセプタ内でナノスケール以下で起こるこれらのすべての変化は、サセプタ内で熱を生成するため、「ヒステリシス損失」と呼ばれる。よって、サセプタが磁性と導電性の両方である場合、ヒステリシス損失と渦電流の発生の両方はサセプタの加熱に寄与することになる。サセプタが磁性であるが導電性ではない場合、ヒステリシス損失は、交番磁場によって貫通された時にサセプタを加熱することになる唯一の手段になる。本発明によると、サセプタは導電性、または磁性、または導電性と磁性の両方であってもよい。一つまたは幾つかの誘導コイルによって発生された交番磁場は、サセプタを加熱し、これはその後、エアロゾルが形成されるように、熱をエアロゾル形成基体に伝達する。熱伝達は主に、熱の伝導によってもよい。こうした熱伝達は、サセプタがエアロゾル形成基体と密接に熱的に接触している場合に、最も良好である。アクセサリは、アクセサリ内に配設されたサセプタと、アクセサリ内に配設された誘導コイルとを備える誘導発熱体を備えてもよい。エアロゾル発生装置は、エアロゾル発生装置内に配設されたサセプタと、エアロゾル発生装置内に配設された誘導コイルとを備える別個の誘導発熱体を備えてもよい。

装置、物品、システム、基体、またはその他に関連して、本発明に関して本明細書で使用される「喫煙」という用語は、エアロゾル形成基体が完全にまたは少なくとも部分的に燃焼される従来の喫煙を指すものではない。本発明のエアロゾル発生装置は、エアロゾル形成基体の燃焼温度を下回る温度に、ただし吸入可能なエアロゾルを形成するためにエアロゾル形成基体の一つ以上の揮発性化合物が放出される温度以上にエアロゾル形成基体を加熱するように配設されている。

エアロゾル発生装置は電気回路を備えてもよい。電気回路はマイクロプロセッサを備えてもよく、これはプログラマブルマイクロプロセッサであってもよい。マイクロプロセッサはコントローラの一部であってもよい。電気回路はさらなる電子構成要素を備えてもよい。電気回路は、エアロゾル発生装置の発熱体とアクセサリの発熱体とのうちの一方または両方への電力の供給を調節するように構成されてもよい。電力はエアロゾル発生装置の起動に続いて発熱体に連続的に供給されてもよく、または断続的（例えば毎回の吸煙ごと）に供給されてもよい。電力は、電流パルスの形態で発熱体に供給されてもよい。電気回路は発熱体の電気抵抗をモニターするように構成されてもよく、また好ましくは発熱体の電気抵抗に応じて、発熱体への電力の供給を制御するように構成されてもよい。

エアロゾル発生装置は、エアロゾル発生装置の主本体内に電源（典型的には電池）を備えてもよい。一つの実施形態において、電源はリチウムイオン電池である。別の方法として、電源はニッケル水素電池、ニッケルカドミウム電池、またはリチウム系電池（例えば、リチウムコバルト電池、リン酸鉄リチウム電池、チタン酸リチウム電池、またはリチウムポリマー電池）であってもよい。代替として、電源は、コンデンサなどの別の形態の電荷蓄積装置であってもよい。電源は再充電を必要とする場合があり、また一回以上の使用体験のために十分なエネルギーの貯蔵を可能にする容量を有してもよい。例えば、電源は約６分間、または６分の倍数の時間にわたってエアロゾルを連続的に発生するのに十分な容量を有してもよい。別の実施例において、電源は所定の吸煙回数、または発熱体の不連続的な起動を提供するのに十分な容量を有してもよい。電源は、エアロゾル発生装置の発熱体と、アクセサリの発熱体とのために使用されることが好ましい。装置接点は、電源とコントローラの間に提供されてもよい。装置接点は、電源とエアロゾル発生装置の発熱体との間に提供されてもよい。アクセサリ接点は、電源とアクセサリの発熱体との間に提供されてもよい。アクセサリ接点は、エアロゾル発生装置の主本体内の電源からエアロゾル発生装置の近位端に及んでもよく、またアクセサリの遠位端からアクセサリの発熱体に続いてもよい。アクセサリがエアロゾル発生装置に取り付けられている時に、接触が確立されている。

本明細書で使用される「エアロゾル形成基体」という用語は、エアロゾルを形成することができる一つ以上の揮発性化合物を放出する能力を有する基体に関する。こうした揮発性化合物はエアロゾル形成基体を加熱することによって放出されてもよい。エアロゾル形成基体は好都合なことに、エアロゾル発生物品または喫煙物品の一部であってもよい。

エアロゾル形成基体は固体エアロゾル形成基体であってもよい。エアロゾル形成基体は固体成分と液体成分の両方を含んでもよい。エアロゾル形成基体は、加熱に伴い基体から放出される揮発性のたばこ風味化合物を含有するたばこ含有材料を含んでもよい。エアロゾル形成基体は非たばこ材料を含んでもよい。エアロゾル形成基体は、高密度の安定したエアロゾルの形成を容易にするエアロゾル形成体を含んでもよい。適切なエアロゾル形成体の例は、グリセリンおよびプロピレングリコールである。

本明細書で使用される場合、「上流」、「下流」、「近位」、「遠位」という用語は、エアロゾル発生装置の使用中にユーザーがエアロゾル発生装置を吸う方向に対する、エアロゾル発生装置の構成要素または構成要素の部分の相対的な位置を記述するために使用される。

以下に非限定的な実施例の非網羅的なリストを提供している。これらの実施例の特徴のうちのいずれか一つ以上は、本明細書に記載の別の実施例、実施形態、または態様のうちのいずれか一つ以上の特徴と組み合わされてもよい。

実施例Ａ：エアロゾル発生装置用のアクセサリであって、
エアロゾル形成基体を含むエアロゾル発生物品を受容するための空洞と、
空洞を少なくとも部分的に包囲して配設されている発熱体と、を備えるアクセサリ。
実施例Ｂ：発熱体が、サセプタと誘導コイルとを備える誘導発熱体である、実施例Ａに記載のアクセサリ。
実施例Ｃ：サセプタが、空洞を少なくとも部分的に包囲して配設されていて、かつ誘導コイルが、サセプタを少なくとも部分的に包囲して配設されている、実施例Ｂに記載のアクセサリ。
実施例Ｄ：サセプタが、空洞の側壁を少なくとも部分的に形成する、実施例Ａまたは実施例Ｂに記載のアクセサリ。
実施例Ｅ：アクセサリがフラックスコンセントレータをさらに備え、フラックスコンセントレータが、誘導コイルを少なくとも部分的に包囲して配設されている、実施例Ａ～Ｄのいずれか一つに記載のアクセサリ。
実施例Ｆ：アクセサリが近位端および遠位端を備え、電気接点が遠位端に提供されていて、電気接点が発熱体と電気的に接続されていて、かつ電気接点がアクセサリとエアロゾル発生装置の間の電気的接続を可能にするために構成されている、実施例Ａ～Ｅのいずれか一つに記載のアクセサリ。
実施例Ｇ：空洞が、エアロゾル発生物品を受容するための開口部を備え、開口部がアクセサリの近位端に提供されている、実施例Ａ～Ｆのいずれか一つに記載のアクセサリ。
実施例Ｈ：空洞が、アクセサリを通して長軸方向に延び、これによってエアロゾル発生物品をアクセサリの空洞を通して押すことができる、実施例Ｇに記載のアクセサリ。
実施例Ｉ：エアロゾル発生装置であって、
エアロゾル形成基体を含むエアロゾル発生物品を受容するための装置空洞と、
装置発熱体であって、少なくとも部分的に空洞の周りに配設されている装置発熱体と、
発熱体に電気エネルギーを供給するために構成された電源と、
電源から装置発熱体への電気エネルギーの供給を制御するために構成されたコントローラと、
装置電気接点と、を備え、
装置が、アクセサリとの取り付けのために構成された近位端を備え、装置電気接点が装置の近位端に配設されていて、かつ装置とアクセサリの間の電気的接続を可能にするために構成されている、装置。
実施例Ｊ：コントローラが、アクセサリに電力を供給するための電気接点を通したアクセサリへの電気エネルギーの供給を制御するように構成されている、実施例Ｉに記載のエアロゾル発生装置。
実施例Ｋ：装置が、装置の近位端に取り付けられたアクセサリのタイプを検出するように構成されたアクセサリ検出要素をさらに備える、実施例Ｉまたは実施例Ｊに記載のエアロゾル発生装置。
実施例Ｌ：コントローラが、アクセサリ検出要素によって検出されたアクセサリのタイプに基づいて、アクセサリに電力を供給するためのアクセサリへの電気エネルギーの供給を制御するように構成されている、実施例Ｋに記載のエアロゾル発生装置。
実施例Ｍ：実施例Ｉ～Ｌのいずれかに記載のエアロゾル発生装置と、エアロゾル形成基体を含むエアロゾル発生物品とを備える、エアロゾル発生システム。
実施例Ｎ：実施例のＩ～Ｌのいずれかに記載のエアロゾル発生装置と、実施例Ａ～Ｈのいずれかに記載のアクセサリとを備える、エアロゾル発生キット。
実施例Ｏ：キットが複数のアクセサリを備え、かつ各アクセサリが、異なる加熱特性をもたらす異なる発熱体を有する、実施例Ｎに記載のエアロゾル発生キット。

一つの実施形態に関して説明される特徴は、本発明の他の実施形態にも等しく適用されてもよい。

例証としてのみであるが、以下の添付図面を参照しながら本発明をさらに説明する。

図１は、エアロゾル発生装置とアクセサリとを備えるエアロゾル発生システムを示す。 図２は、アクセサリをより詳細に示す。

図１Ａは、エアロゾル発生システムを示す。エアロゾル発生システムは、エアロゾル発生装置１０およびアクセサリ１２を備える。アクセサリ１２は、エアロゾル発生装置１０に取り付け可能であるように構成されている。アクセサリ１２は、エアロゾル発生装置１０の上部カバーとして構成されている。図１Ｂは、エアロゾル発生装置１０から取り外されたアクセサリ１２を示す。

アクセサリ１２はアクセサリハウジング１４を備え、またエアロゾル発生装置１０は装置ハウジング１６を備える。アクセサリハウジング１４内に、アクセサリ空洞１８が提供されている。アクセサリ空洞１８は、エアロゾル形成基体を含むエアロゾル発生物品を受容するために構成されている。

アクセサリ空洞１８は、アクセサリ１２を通って延びる。アクセサリ空洞１８は、アクセサリ１２の遠位端２０からアクセサリ１２の近位端２２に延びる。アクセサリ１２は遠位端２０にある開口部と、近位端２２にある開口部とを備える。空洞は、アクセサリ１２の遠位端２０からアクセサリ１２の近位端２２に延びる。気流はアクセサリ１２を通して、空洞によって可能である。

エアロゾル発生装置１０は、エアロゾル発生装置１０を起動するためのボタン２４を備える。エアロゾル発生装置１０は、電池の形態の電源およびコントローラをさらに備えてもよい。ボタン２４を押すことは、コントローラが電源から装置発熱体に電気エネルギーを供給することにつながってもよい。加えて、ボタン２４を押すことは、コントローラが電源から、図２でより詳細に示す通りのアクセサリ発熱体２６に電気エネルギーを供給することにつながってもよい。

エアロゾル発生装置１０とアクセサリ１２の間の電気的接続を可能にするための電気接点が提供されている。装置接点はエアロゾル発生装置１０内に、電源からエアロゾル発生装置１０の近位端２２に至って提供されてもよい。アクセサリ接点３４、３６は、アクセサリ１２の遠位端２０とアクセサリ発熱体２６の間に提供されてもよい。アクセサリ１２がエアロゾル発生装置１０に取り付けられている時に、電気エネルギーはそれ故に、装置接点およびアクセサリ接点３４、３６を介して、エアロゾル発生装置１０の電源からアクセサリ発熱体２６に供給されることができる。装置接点は、アクセサリ１２がエアロゾル発生装置１０に取り付けられている時に、アクセサリ接点３４、３６に電気的に接触するように配設されている。

図２は、アクセサリ１２をより詳細に示す。特に、断面図は、アクセサリ発熱体２６をより詳細に示す。アクセサリ発熱体２６は、誘導発熱体として構成されている。アクセサリ発熱体２６は、サセプタ２８および誘導コイル３０を備える。サセプタ２８は、アクセサリ空洞１８の周りに配設されている、またはアクセサリ空洞１８の側壁を形成する。誘導コイル３０は、サセプタ２８を包囲して配設されている。エアロゾル発生装置１０のコントローラは、誘導コイル３０への交流電流の供給を制御するように構成されている。誘導コイル３０が交流電流に供されている時に、誘導コイル３０は交番磁場を作り出す。誘導コイル３０の交番磁場に供された時に、サセプタ２８は加熱される。

フラックスコンセントレータ３２は、誘導コイル３０の周りに配設されている。フラックスコンセントレータ３２は、フラックスコンセントレータ３２内の磁力線を集中させる。結果として、サセプタ２８の領域の磁力線の密度が増加し、それによって加熱効率が増加する。

エアロゾル発生物品は、アクセサリ空洞１８の中に少なくとも部分的に受容されることができる。アクセサリ空洞１８の中に受容されたエアロゾル発生物品の一部は、アクセサリ発熱体２６によって加熱されることができる。エアロゾル発生物品を加熱するすべての選択肢、すなわち装置発熱体を介したエアロゾル発生物品の加熱、アクセサリ発熱体２６を介したエアロゾル発生物品の加熱、または装置発熱体とアクセサリ発熱体２６の両方を介したエアロゾル発生物品の加熱が可能である。追加的に、異なるアクセサリを単一のエアロゾル発生装置１０とともに使用することができる。各アクセサリ１２は、異なる加熱プロファイルを有してもよい。加熱プロファイルは、例えば異なるアクセサリ発熱体２６を使用することによって選ばれてもよい。異なるアクセサリ発熱体２６は、サセプタ２８のタイプ、サセプタ２８の形状、サセプタ２８の材料、誘導コイル３０の形状、誘導コイル３０の材料、誘導コイル３０の厚さ、誘導コイル３０の巻線の数、加熱特性に影響を与える他のパラメータにおいて、相互に異なってもよい。また、アクセサリ１２において抵抗加熱が採用されてもよい。ユーザーが所望の加熱プロファイルのためにアクセサリ１２を使用することができるように、アクセサリ１２のキットはエアロゾル発生装置１０とともに提供されてもよい。

Claims (15)

1. エアロゾル発生装置用のアクセサリであって、
   エアロゾル形成基体を含むエアロゾル発生物品を受容するための空洞と、
   前記空洞を少なくとも部分的に包囲して配設されている発熱体と、を備えるアクセサリ。
2. 前記発熱体が、サセプタと誘導コイルとを備える誘導発熱体である、請求項１に記載のアクセサリ。
3. 前記サセプタが、前記空洞を少なくとも部分的に包囲して配設されていて、かつ前記誘導コイルが、前記サセプタを少なくとも部分的に包囲して配設されている、請求項２に記載のアクセサリ。
4. 前記サセプタが、前記空洞の側壁を少なくとも部分的に形成する、請求項１または請求項２に記載のアクセサリ。
5. 前記アクセサリがフラックスコンセントレータをさらに備え、前記フラックスコンセントレータが、前記誘導コイルを少なくとも部分的に包囲して配設されている、請求項１～４のいずれか一項に記載のアクセサリ。
6. 前記アクセサリが近位端および遠位端を備え、電気接点が前記遠位端に提供されていて、前記電気接点が前記発熱体と電気的に接続されていて、かつ前記電気接点が前記アクセサリとエアロゾル発生装置の間の電気的接続を可能にするために構成されている、請求項１～５のいずれか一項に記載のアクセサリ。
7. 前記空洞が、前記エアロゾル発生物品を受容するための開口部を備え、前記開口部が前記アクセサリの前記近位端に提供されている、請求項１～６のいずれか一項に記載のアクセサリ。
8. 前記空洞が、前記アクセサリを通して長軸方向に延び、これによって前記エアロゾル発生物品を前記アクセサリの前記空洞を通して押すことができる、請求項７に記載のアクセサリ。
9. エアロゾル発生装置であって、
   エアロゾル形成基体を含むエアロゾル発生物品を受容するための装置空洞と、
   装置発熱体であって、少なくとも部分的に前記空洞の周りに配設されている装置発熱体と、
   前記発熱体に電気エネルギーを供給するために構成された電源と、
   前記電源から前記装置発熱体への電気エネルギーの前記供給を制御するために構成されたコントローラと、
   装置電気接点と、を備え、
   前記装置が、アクセサリとの取り付けのために構成された近位端を備え、前記装置電気接点が前記装置の前記近位端に配設されていて、かつ前記装置と前記アクセサリの間の電気的接続を可能にするために構成されている、装置。
10. 前記コントローラが、前記アクセサリに電力を供給するための前記電気接点を通した前記アクセサリへの電気エネルギーの供給を制御するように構成されている、請求項９に記載のエアロゾル発生装置。
11. 前記装置が、前記装置の前記近位端に取り付けられたアクセサリのタイプを検出するように構成されたアクセサリ検出要素をさらに備える、請求項９または請求項１０に記載のエアロゾル発生装置。
12. 前記コントローラが、前記アクセサリ検出要素によって検出されたアクセサリの前記タイプに基づいて、前記アクセサリに電力を供給するための前記アクセサリへの電気エネルギーの前記供給を制御するように構成されている、請求項１１に記載のエアロゾル発生装置。
13. 請求項９～１２のいずれかに記載のエアロゾル発生装置と、エアロゾル形成基体を含むエアロゾル発生物品とを備える、エアロゾル発生システム。
14. 請求項９～１２のいずれかに記載のエアロゾル発生装置と、請求項１～８のいずれかに記載のアクセサリとを備える、エアロゾル発生キット。
15. 前記キットが複数のアクセサリを備え、かつ各アクセサリが、異なる加熱特性をもたらす異なる発熱体を有する、請求項１４に記載のエアロゾル発生キット。

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