JP2023546888A - サイドリンク送信のためのリソース配分技法およびサイドリンク通信の信頼性に基づくリソース配分技法の動的な選択 - Google Patents

サイドリンク送信のためのリソース配分技法およびサイドリンク通信の信頼性に基づくリソース配分技法の動的な選択 Download PDF

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Abstract

本開示の例は、サイドリンクリソースプールを介した送信のためのパケットを生成し、サイドリンクリソースプールのサイドリンクリソースのセット上でパケットを第2のUEに送信することに関する。セットは、複数のリソース選択手順のあるリソース選択手順に基づいて選択され得る。リソース選択手順は、サイドリンクリソースプールの1つまたは複数のリソースに対応する1つまたは複数の利用率パラメータに少なくとも一部基づいて選択され得る。他の例および特徴も、特許請求され説明される。

Description

優先権主張
本PCT出願は、2021年9月30日に米国特許商標庁に出願された米国非仮出願第17/491,038号の優先権の利益を主張し、その出願は、2020年10月23日に米国特許商標庁に出願された仮特許出願第63/105,195号の利益を主張する。上述の出願の内容全体が、以下に完全に記載されるかのようにかつすべての適用可能な目的のために、参照により本明細書に組み込まれる。
本開示は全般に、ワイヤレス通信に関し、より具体的には、サイドリンク通信に関する。
モバイルブロードバンドアクセスへの需要が高まり続けるにつれて、ユーザ機器(UE)は、基地局またはネットワークを介してデータを中継することなく、他のUEと通信することが可能であることがある。デバイス間(D2D)通信を容易にして改良するための研究および開発は、UE間のモバイルブロードバンド通信に対する増大する需要を満たすためだけではなく、モバイル通信のユーザ体験を進化および向上させるために、ワイヤレス通信技術を進化させ続けている。
以下では、本開示の1つまたは複数の態様の基本的理解を与えるために、そのような態様の簡略化された概要を提示する。この概要は、本開示のすべての企図される特徴の網羅的な概観ではなく、本開示のすべての態様の重要なまたは決定的な要素を特定することも、本開示のいずれかまたはすべての態様の範囲を描くことも意図されていない。その唯一の目的は、後で提示されるより詳細な説明の導入として、本開示の1つまたは複数の態様のいくつかの概念を簡略化された形で提示することである。
一例では、ユーザ機器におけるワイヤレス通信の方法が開示される。より具体的な例において、方法は、サイドリンクリソースプールを介した送信のためのパケットを生成するステップと、サイドリンクリソースプールのサイドリンクリソースのセット上でパケットを第2のUEに送信するステップとを含み、そのセットは、複数のリソース選択手順のあるリソース選択手順に基づいて選択され、リソース選択手順は、サイドリンクリソースプールの1つまたは複数のリソースに対応する1つまたは複数の利用率パラメータに少なくとも一部基づいて選択される。
別の例では、ワイヤレス通信のために構成される第1のユーザ機器(UE)が開示される。より具体的な例において、第1のUEは、プロセッサおよびプロセッサに結合されるメモリを含む。プロセッサおよびメモリは、サイドリンクリソースプールを介した送信のためのパケットを生成し、サイドリンクリソースプールのサイドリンクリソースのセット上でパケットを第2のUEに送信するように構成され、そのセットは、複数のリソース選択手順のあるリソース選択手順に基づいて選択され、リソース選択手順は、サイドリンクリソースプールの1つまたは複数のリソースに対応する1つまたは複数の利用率パラメータに少なくとも一部基づいて選択される。
別の例では、ワイヤレス通信のために構成される第1のユーザ機器(UE)が開示される。より具体的な例において、第1のUEは、サイドリンクリソースプールを介した送信のためのパケットを生成するための手段と、サイドリンクリソースプールのサイドリンクリソースのセット上でパケットを第2のUEに送信するための手段とを含み、そのセットは、複数のリソース選択手順のあるリソース選択手順に基づいて選択され、リソース選択手順は、サイドリンクリソースプールの1つまたは複数のリソースに対応する1つまたは複数の利用率パラメータに少なくとも一部基づいて選択される。
別の例では、第1のユーザ機器(UE)にコンピュータ実行可能コードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体が開示される。より具体的な例において、非一時的コンピュータ可読媒体は、コンピュータに、サイドリンクリソースプールを介した送信のためのパケットを生成させ、サイドリンクリソースプールのサイドリンクリソースのセット上でパケットを第2のUEへ送信させるためのコードを含み、そのセットは、複数のリソース選択手順のあるリソース選択手順に基づいて選択され、リソース選択手順は、サイドリンクリソースプールの1つまたは複数のリソースに対応する1つまたは複数の利用率パラメータに少なくとも一部基づいて選択される。
一例では、ユーザ機器におけるワイヤレス通信の方法が開示される。より具体的な例において、方法は、第1のユーザ機器(UE)によって、第2のUEへのサイドリンク送信の信頼性に関する1つまたは複数のパラメータを決定するステップと、1つまたは複数のパラメータに基づいて、複数のリソース選択技法からあるリソース選択技法を選択するステップと、サイドリンク(SL)スロットを使用して送信されることになるパケットを受信するステップと、サイドリンク(SL)スロットを使用して送信されることになるパケットを受信したことに応答して、選択されたリソース選択技法に基づいてリソース選択期間内の複数のリソースからリソースを選択するステップと、選択されたリソースを使用してパケットを送信するステップとを含む。
別の例では、ワイヤレス通信のために構成されるユーザ機器(UE)が開示される。より具体的な例において、UEは、プロセッサおよびプロセッサに結合されるメモリを含む。ここで、プロセッサおよびメモリは、第2のUEへのサイドリンク送信の信頼性に関する1つまたは複数のパラメータを決定し、1つまたは複数のパラメータに基づいて、複数のリソース選択技法からあるリソース選択技法を選択し、サイドリンク(SL)スロットを使用して送信されることになるパケットを受信し、サイドリンク(SL)スロットを使用して送信されることになるパケットを受信したことに応答して、選択されたリソース選択技法に基づいてリソース選択期間内の複数のリソースからリソースを選択し、選択されたリソースを使用してパケットを送信するように構成される。
別の例では、ワイヤレス通信のために構成されるUEが開示される。より具体的な例において、UEは、第2のUEへのサイドリンク送信の信頼性に関する1つまたは複数のパラメータを決定するための手段と、1つまたは複数のパラメータに基づいて、複数のリソース選択技法からあるリソース選択技法を選択するための手段と、サイドリンク(SL)スロットを使用して送信されることになるパケットを受信するための手段と、サイドリンク(SL)スロットを使用して送信されることになるパケットを受信したことに応答して、選択されたリソース選択技法に基づいてリソース選択期間内の複数のリソースからリソースを選択するための手段と、選択されたリソースを使用してパケットを送信するための手段とを含む。
別の例では、非一時的コンピュータ可読媒体が開示される。より具体的な例において、コンピュータ可読媒体は、UEに、第2のUEへのサイドリンク送信の信頼性に関する1つまたは複数のパラメータを決定させ、1つまたは複数のパラメータに基づいて、複数のリソース選択技法からあるリソース選択技法を選択させ、サイドリンク(SL)スロットを使用して送信されることになるパケットを受信させ、サイドリンク(SL)スロットを使用して送信されることになるパケットを受信したことに応答して、選択されたリソース選択技法に基づいてリソース選択期間内の複数のリソースからリソースを選択させ、選択されたリソースブロックを使用してパケットを送信させるための命令を有する、コンピュータ実行可能コードを記憶する。
別の例では、ユーザ機器におけるワイヤレス通信の方法が開示される。より具体的な例において、方法は、ユーザ機器(UE)によって、リソース選択期間において利用可能なリソースを示す報告を第2のUEに対して要求するステップと、検知期間の間に、第1のUEの近くに位置する1つまたは複数のデバイスから複数のサイドリンク制御情報(SCI)メッセージを受信するステップであって、複数のSCIメッセージの各々が、そのSCIを送信したデバイスがどの未来のリソースを予約しているかを示す、ステップと、検知期間の間に受信された複数のSCIメッセージに基づいて、リソース選択期間の中の複数のリソースのいずれが利用可能であるかを示す第1の報告を生成するステップと、第2のUEから、リソース選択期間の中の複数のリソースのいずれが利用可能であるかを示す第2の報告を受信するステップと、第1の報告と第2の報告の両方において利用可能であるものとして示されるリソース選択期間の中のリソースを選択するステップとを含む。
別の例では、ワイヤレス通信のために構成されるユーザ機器が開示される。より具体的な例において、UEは、プロセッサおよびプロセッサに結合されるメモリを含む。ここで、プロセッサおよびメモリは、リソース選択期間において利用可能なリソースを示す報告を第2のUEに対して要求し、検知期間の間に、第1のUEの近くに位置する1つまたは複数のデバイスから複数のSCIメッセージを受信し、複数のSCIメッセージの各々が、そのSCIを送信したデバイスがどの未来のリソースを予約しているかを示し、検知期間の間に受信された複数のSCIメッセージに基づいて、リソース選択期間の中の複数のリソースのいずれが利用可能であるかを示す第1の報告を生成し、第2のUEから、リソース選択期間の中の複数のリソースのいずれが利用可能であるかを示す第2の報告を受信し、第1の報告と第2の報告の両方において利用可能であるものとして示されるリソース選択期間の中のリソースを選択するように構成される。
別の例では、ワイヤレス通信のために構成されるUEが開示される。より具体的な例において、UEは、リソース選択期間において利用可能なリソースを示す報告を第2のUEに対して要求するための手段と、検知期間の間に、第1のUEの近くに位置する1つまたは複数のデバイスから複数のサイドリンク制御情報(SCI)メッセージを受信するための手段であって、複数のSCIメッセージの各々が、そのSCIを送信したデバイスがどの未来のリソースを予約しているかを示す、手段と、検知期間の間に受信された複数のSCIメッセージに基づいて、リソース選択期間の中の複数のリソースのいずれが利用可能であるかを示す第1の報告を生成するための手段と、第2のUEから、リソース選択期間の中の複数のリソースのいずれが利用可能であるかを示す第2の報告を受信するための手段と、第1の報告と第2の報告の両方において利用可能であるものとして示されるリソース選択期間の中のリソースを選択するための手段とを含む。
別の例では、非一時的コンピュータ可読媒体が開示される。より具体的な例において、コンピュータ可読媒体は、UEに、リソース選択期間において利用可能なリソースを示す報告を第2のUEに対して要求させ、検知期間の間に、第1のUEの近くに位置する1つまたは複数のデバイスから複数のSCIメッセージを受信させ、複数のSCIメッセージの各々が、そのSCIを送信したデバイスがどの未来のリソースを予約しているかを示し、検知期間の間に受信された複数のSCIメッセージに基づいて、リソース選択期間の中の複数のリソースのいずれが利用可能であるかを示す第1の報告を生成させ、第2のUEから、リソース選択期間の中の複数のリソースのいずれが利用可能であるかを示す第2の報告を受信させ、第1の報告と第2の報告の両方において利用可能であるものとして示されるリソース選択期間の中のリソースを選択させるための命令を有する、コンピュータ実行可能コードを記憶する。
本発明のこれらおよび他の態様は、以下の発明を実施するための形態を検討すれば、より十分に理解されよう。添付の図とともに、具体的で例示的な特徴の以下の説明を検討すれば、他の態様または特徴が当業者に明らかになろう。以下の説明は、いくつかの図面に関して様々な利点および特徴を論じることがあるが、すべての特徴が、本明細書において論じられる有利な特徴の1つまたは複数を含み得る。言い換えれば、この説明は、いくつかの有利な特徴を有するものとして1つまたは複数の特徴を論じることがあるが、そのような特徴のうちの1つまたは複数は、本明細書で論じられる様々な実施形態に従って使用されることもある。同様に、この説明は、デバイス、システム、または方法の特徴として例示的な特徴を論じることがあるが、そのような例示的な特徴は、様々なデバイス、システム、および方法において実装され得ることを理解されたい。
開示される主題のいくつかの態様による、ワイヤレス通信システムの無線アクセスネットワークの例の概念図である。 開示される主題のいくつかの態様による、ワイヤレス通信システムの概略図である。 いくつかの態様による、直交周波数分割多重化(OFDM)を利用するエアインターフェースにおけるワイヤレスリソースの編成の概略図である。 開示される主題のいくつかの態様による、スケジューリングされるエンティティのためのハードウェア実装形態の例を概念的に示すブロック図である。 開示される主題のいくつかの態様による、複数のUEからの情報を使用してワイヤレス通信システム内でデータをスケジューリングして送信するための、様々なユーザ機器(UE)間の例示的なサイドリンクシグナリングを示すコールフロー図である。 開示される主題のいくつかの態様による、ワイヤレス通信システム内の別のUEに対してリソース監視の支援を送信UEが要求した後で、異なるリソース選択技法を使用してリソースを監視するための様々なUE間の例示的なサイドリンクシグナリングを示すコールフロー図である。 開示される主題のいくつかの態様による、ワイヤレス通信システム内で送信信頼性パラメータに基づいてリソース監視技法を選択するための、様々なユーザ機器UE間の例示的なサイドリンクシグナリングを示すコールフロー図である。 開示される主題のいくつかの態様による、データを送信するために使用すべきリソースを選択するためにユーザ機器が使用できる、検知期間において検出される信号およびリソース選択期間において予約されるリソースの例の図である。 開示される主題のいくつかの態様による、来たるリソース選択期間のために送信UEおよび支援UEによって生成される報告、ならびにデータを送信するために使用すべきリソースを選択するために使用され得る組み合わせられた報告の例の図である。 開示される主題のいくつかの態様による、ワイヤレス通信システム内の来たるリソース選択期間において予約されるリソースを検知するための、様々なユーザ機器デバイス間の例示的なサイドリンクシグナリングを示すコールフロー図である。 開示される主題のいくつかの態様による、送信UEおよび/または支援UEによって利用不可能であるものとして報告されるリソースに基づいて、来たるリソース選択期間において送信ユーザ機器がリソースを選択するための、例示的なプロセスを示すフローチャートである。 開示される主題のいくつかの態様による、来たるリソース選択期間においてどのリソースが送信UEにより選択可能および/または選択不可能であるかを示す送信UEのための報告を支援ユーザ機器が生成するための、例示的なプロセスを示すフローチャートである。 開示される主題のいくつかの態様による、予約されているが送信UEと受信UEとの間のリンクとの干渉のレベルが比較的低いリソースを送信UEが検知するための、例示的なプロセスを示すフローチャートである。 開示される主題のいくつかの態様による、送信UE、受信UE、ならびに、送信UEと受信UEとの間のリンクに対する干渉を引き起こし得る、および/または、送信UEと受信UEとの間のリンクにより引き起こされる干渉の影響を受け得る他のUEの概略図である。 開示される主題のいくつかの態様による、送信UEと受信UEとの間のリンクとの干渉のレベルが比較的低いリソースを考慮する送信UEによって生成される報告、来たるリソース選択期間のための支援UEからの報告、およびデータを送信するために使用すべきリソースを選択するために使用され得る組み合わせられた報告の例の図である。 開示される主題のいくつかの態様による、予約されており送信UEと受信UEとの間のリンクからの干渉のレベルが比較的高いリソースを送信UEが検知するための、例示的なプロセスを示すフローチャートである。 開示される主題のいくつかの態様による、送信UEと受信UEとの間のリンクからの干渉のレベルが比較的高いリソースを考慮する送信UEによって生成される報告、来たるリソース選択期間のための支援UEからの報告、およびデータを送信するために使用すべきリソースを選択するために使用され得る組み合わせられた報告の例の図である。 本開示のいくつかの態様による、サイドリンクリソース配分のための例示的なプロセスを示すフローチャートである。 本開示のいくつかの態様による、サイドリンクリソース配分のためのさらなる例示的なプロセスを示すフローチャートである。 本開示のいくつかの態様による、選択されたリソース選択手順によるサイドリンク通信のための例示的なプロセスを示すフローチャートである。 本開示のいくつかの態様による、複数のリソース選択手順からのあるリソース選択手順に基づいて利用可能なリソースを選択するための、例示的なプロセスを示すフローチャートである。
本明細書において使用される場合、サイドリンク通信またはサイドリンク信号は一般に、ワイヤレス通信ネットワークにおける様々な形態のデバイスツーデバイス(D2D)通信のいずれをも指す。様々な態様において、本開示は、サイドリンク通信のためのリソースの自律的な選択を容易にできる機構を提供する。リソースは、ワイヤレス通信信号の周波数、コード、時間、レイヤ、または任意の他の関連するパラメータ、特性、もしくは自由度を含み得る。たとえば、モバイルデバイスがサイドリンクを介した送信のための情報を有するとき、この送信デバイスは、使用すべき利用可能なサイドリンクリソースを特定するために、サイドリンクリソースプールを監視または検知することができる。
しかしながら、いくつかの例では(たとえば、前述のこのリソース検知による電力消費を減らすために)、送信デバイスは、サイドリンクリソースプールを監視している別の電力消費にあまり敏感ではない可能性のあるデバイス(たとえば、スマートフォン、タブレット、車両など)に対して報告を要求してもよい。ここで、監視デバイスは、どのリソースが予約されているか、どれが利用可能であるかを示す、リソース利用可能性報告を生成することができる。監視デバイスは次いで、報告を送信デバイスに送信することができ、送信デバイスは、報告に基づいてサイドリンクリソースプールからサイドリンクリソースを選択することができる。
この手順は送信デバイスにおけるいくらかの電力の節約を実現できるが、監視デバイスからのリソース利用可能性報告は、送信デバイスにより見られるリソース利用可能性から変化することがある。すなわち、送信デバイスおよび監視デバイスの空間位置が異なることにより、それぞれのデバイスから見えるチャネル特性、およびそれぞれのデバイスが経験する干渉は異なることがある。したがって、監視デバイスによって報告されるリソース利用可能性には、送信デバイス自体により決定されるリソース利用可能性からの何らかの変化があり得る。一方、送信デバイスおよび監視デバイスの能力に応じて、監視デバイスは、送信デバイスにより生成されるリソース利用可能性情報と比較して改善された通信性能をもたらすリソース利用可能性情報を送信デバイスに提供し得る。
本開示のいくつかの態様によれば、送信デバイスは、送信デバイスが自身で生成するリソース利用可能性情報を、監視デバイスにより生成されるリソース利用可能性情報と組み合わせてもよい。このようにして、送信デバイスは、送信デバイスによって生成されるリソース利用可能性情報または監視デバイスによって生成されるリソース利用可能性情報のいずれかのみを使用することと比較して、改善されたサイドリンク通信の信頼性を得ることができる。たとえば、そのような組み合わせられたリソース利用可能性情報を使用することにより、送信デバイスは、サイドリンク通信に対して改善されたパケット復号の信頼性を達成することができる。ここで、パケットは、情報を送信するために使用されるデータの任意の適切な集合体またはブロックを指し得る。そのようなパケットは、制御情報(たとえば、サイドリンク制御情報(SCI)または任意の他の適切な制御情報)、データ情報(たとえば、サイドリンクユーザデータまたは任意の他の適切なデータ)、基準信号、および/または他の適切な情報を含み得る。さらなる態様または例では、本明細書において説明されるような組み合わせられたリソース利用可能性情報の使用は、より高いデータレート、ネットワーク容量の増大、および/またはスペクトル効率の向上をもたらし得る。
いくつかの態様によれば、以下の開示は、ワイヤレス通信デバイスが、自身の検知または検出されたサイドリンクリソース利用可能性情報を、検知または検出されたリソース利用可能性を示す異なるデバイス(たとえば、監視デバイス)から受信された報告と組み合わせるために利用できる、種々の手順を提供する。本開示のさらなる態様は、そのような組合せ手順から選択するためにワイヤレス通信デバイスが利用するための追加の手順を提供する。すなわち、下でさらに説明されるように、ネットワーク負荷、送信デバイスと監視デバイスとの間の空間的な距離、リソース利用可能性報告のレイテンシなどの異なるシナリオにおいて、異なる組合せ手順が他の手順より高い性能を示し得る。様々なサイドリンク信頼性または利用率パラメータ(たとえば、チャネルビジーレシオ(CBR)、パケット遅延バジェット(PDB)、キャストタイプなど)に基づいて、送信デバイスは、様々な利用可能な組合せ手順から性能が最高の組合せ手順を選択し得る。
添付の図面に関して以下に記載される詳細な説明は、様々な構成の説明として意図されており、本明細書で説明される概念が実践され得る唯一の構成を表すことは意図されていない。詳細な説明は、様々な概念の完全な理解を与える目的で、具体的な詳細を含む。しかしながら、これらの概念はこれらの具体的な詳細なしで実践され得ることを、当業者は容易に理解するだろう。いくつかの事例では、この説明は、そのような概念を不明瞭にするのを避けるために、よく知られている構造およびコンポーネントをブロック図の形式で与える。
この説明はいくつかの例の例示により態様および特徴を説明するが、多くの異なる構成およびシナリオにおいて追加の実装形態および使用事例が生じ得ることを当業者は理解するだろう。本明細書で説明される革新は、多くの異なるプラットフォームタイプ、デバイス、システム、形状、サイズ、パッケージング構成にわたって実装され得る。たとえば、特徴および/または用途は、集積チップの特徴および他の非モジュールコンポーネントベースのデバイス(たとえば、エンドユーザデバイス、車両、通信デバイス、コンピューティングデバイス、産業機器、小売/購買デバイス、医療デバイス、AI対応デバイスなど)を介して生じ得る。いくつかの例は、使用事例または用途を特に対象とすることもまたはしないこともあるが、説明される革新の幅広い種類の適用可能性が生じることがある。実装形態は、チップレベルまたはモジュール式のコンポーネントから非モジュール式で非チップレベルの実装形態まで、またさらには、説明される革新の1つまたは複数の態様を組み込む、集約された、分散された、またはOEMのデバイスもしくはシステムまで及ぶことがある。いくつかの実践的な設定では、説明される態様および特徴を組み込むデバイスはまた、特許請求および説明される特徴の実装および実践のために、追加のコンポーネントおよび特徴を必然的に含み得る。たとえば、ワイヤレス信号の送信および受信は、アナログおよびデジタル目的でいくつかのコンポーネント(たとえば、アンテナ、RFチェーン、電力増幅器、変調器、バッファ、プロセッサ、インターリーバ、加算器(adder)/加算器(summer)などを含むハードウェアコンポーネント)を必然的に含む。本明細書で説明される革新が、様々なサイズ、形状、および構造の、多種多様なデバイス、チップレベルコンポーネント、システム、分散型構成、エンドユーザデバイスなどにおいて実践され得ることが意図される。
以下の開示は、多種多様な電気通信システム、ネットワークアーキテクチャ、および通信規格にわたって実装され得る様々な概念を提示する。図1は、開示される主題のいくつかの態様による、ワイヤレス通信システムの無線アクセスネットワーク100の例の概念図であり、限定ではなく説明のための例として描写される。いくつかの態様では、RAN100は、ユーザ機器(UE)122、124、126、128、134、138、140、および/または142などの、1つまたは複数のUEに無線アクセスを提供するための任意の適切なワイヤレス通信技術または技術の組合せを実装することができる。たとえば、RAN100は、5G NRまたは単に5Gと呼ばれることがある、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP(登録商標))New Radio(NR)仕様に従って動作することができる。別の例として、RAN100は、5G NRと、しばしばLTEと呼ばれるEvolved Universal Terrestrial Radio Access Network (eUTRAN)規格とのハイブリッドで動作することができる。3GPP(登録商標)は、このハイブリッドRANを次世代RANまたはNG-RANと呼ぶ。当然、本開示の範囲から逸脱することなく、多くの他の例が本明細書において開示される主題に関連して利用され得る。
図1の例において示されるように、RAN100は、基地局110、112、および/または118などの様々な基地局を含み得る。大まかに、基地局は、UE(たとえば、UE122、124、126、128、134、138、140、および/または142)へのまたはそれからの1つまたは複数のセルにおける無線送信および受信を担う、無線アクセスネットワークの中のネットワーク要素である。異なる技術、規格、および/または文脈において、基地局として機能するネットワーク要素に言及するために様々な用語が使用されている。たとえば、基地局はまた、基地トランシーバ局(BTS)、無線基地局、無線トランシーバ、トランシーバ機能、基本サービスセット(BSS)、拡張サービスセット(ESS)、アクセスポイント(AP)、Node B(NB)、eNode B(eNB)、gNode B(gNB)、または何らかの他の好適な用語などの、コアネットワーク(たとえば、図2に関連して下で説明されるコアネットワーク202)の1つまたは複数の部分に1つまたは複数のUEを接続するネットワーク要素に言及するために、当業者により言及され得る。
いくつかの態様では、RAN100によってカバーされる地理的エリアは、1つのアクセスポイントまたは基地局からブロードキャストされた識別情報に基づいて、UEによって一意に識別され得るセルラー領域(セル)に分割され得る。図1は、マクロセル102および104、ならびにスモールセル108を示し、それらの各々は1つまたは複数のセクタ(図示せず)を含み得る。たとえば、セクタはセルのサブエリアとして定義され、1つのセル内のすべてのセクタは同じ基地局によってサービスされ得る。セクタ内の無線リンクは、そのセクタに属す単一の論理的識別情報によって識別され得る。セクタへと分割されたセルでは、セル内の複数のセクタが、セルの一部分の中のUEとの通信を担う各アンテナを伴うアンテナのグループによって形成され得る。
図1では、2つの基地局110および基地局112が、セル102および104において示されている。示されていないが、基地局はセルの中のリモートラジオヘッド(RRH)を制御することができるので、基地局およびアンテナは地理的に同じ位置にない。すなわち、基地局は、集積アンテナを有し、またはフィーダケーブルによってアンテナもしくはRRHに接続され得る。示される例では、セル102および104はマクロセルと呼ばれることがあり、それは基地局110および112が比較的大きいサイズを有するセルをサポートするからである。さらに、1つまたは複数のマクロセルと重複し得るスモールセル108(たとえば、マイクロセル、ピコセル、フェムトセル、ホーム基地局、ホームNode B、ホームeNode Bなどと呼ばれ得る)の中に基地局118が示されている。図1に示される例では、基地局118は比較的サイズの小さいセルをサポートするので、セル108はスモールセルと呼ばれ得る。いくつかの態様では、セルのサイズ決定は、システム設計ならびにコンポーネントの制約に従って行われ得る。
RAN100は、任意の数のワイヤレス基地局およびセルを含み得ることを理解されたい。さらに、中継ノードが、所与のセルのサイズまたはカバレッジエリアを拡大するために展開され得る。加えて、基地局110、112、および/または118は、ワイヤレスアクセスポイントを任意の数のモバイル装置のためのコアネットワークに提供することができる。いくつかの例では、基地局110、112、および/または118は、図2に関して下で説明され、図2において示される基地局の具体的な実装形態であり得る。
RAN100内で、セルは、各セルの1つまたは複数のセクタと通信していてもよいUEを含み得る。さらに、各基地局110、112、および/またはおよび118は、それぞれのセルの中のすべてのUEのためにコアネットワークへのアクセスポイント(たとえば、図2に関連して下で説明されるような)を提供するように構成され得る。たとえば、UE122および124は基地局110と通信していてもよく、UE126、128、130、および132は基地局112と通信していてもよく、UE134は基地局118と通信していてもよい。いくつかの例では、UE122、124、126、128、134、138、140、および/または142は、図2に関して下で説明され、図2において示されるUEの具体的な実装形態であり得る。
様々な例において、一部またはすべてのUEが、基地局からのスケジューリングまたは制御情報に必ずしも依存することなく、サイドリンク信号を介して通信し得る。たとえば、2つ以上のUE(たとえば、UE126、128、130、および132)は、基地局(たとえば、基地局112)を通じて通信を中継することなく、ピアツーピア(P2P)またはサイドリンク信号を使用して互いと通信することができる。別の例では、UE138は、UE140および142と通信するように示されている。そのような例では、UE138は、スケジューリングエンティティまたはプライマリサイドリンクデバイスとして機能することができ、UE140および142は、スケジュールリングされたエンティティまたはノンプライマリ(たとえば、セカンダリ)サイドリンクデバイスとして機能することができる。さらに別の例では、UEは、デバイス間(D2D)、ピアツーピア(P2P)、もしくは車両間(V2V)ネットワークにおいて、および/またはメッシュネットワークにおいて、スケジューリングエンティティとして機能することができる。メッシュネットワークの例では、UE140および142は任意選択で、スケジューリングエンティティ(たとえば、UE138)と通信することに加えて、互いに直接通信することができる。したがって、時間-周波数リソースへのスケジューリングされたアクセス権があり、セルラー構成、P2P構成、および/またはメッシュ構成を有するワイヤレス通信システムでは、スケジューリングエンティティ(たとえば、UE138)および1つまたは複数のスケジュールリングされたエンティティ(たとえば、UE140および142)は、スケジューリングされたリソースを利用して通信し得る。
いくつかの例では、UE126は、サイドリンクリソースを監視するためのサイドリンクリソースプールモニタと、監視の間に受信される信号の電力に基づいてパケットをUE128に送信するためにどのリソースをUE126が利用可能であるかを示すリソース報告を生成するためのリソース利用可能性報告生成器とを含み得る。たとえば、UE126は、選択期間の中のリソースを予約する他のUE(たとえば、UE132)からのメッセージ(たとえば、サイドリンク制御情報(SCI))について、所与の検知期間の間サイドリンクリソースプールを監視することができる。検知期間は、監視されているあらかじめ構成された時間および周波数リソースのあらかじめ構成された範囲をカバーするサイドリンクリソース(たとえば、1つまたは複数のサブキャリア、1つまたは複数のリソース要素など)のスライディング期間(たとえば、時間的な)を含むことができ、リソース選択期間は、あらかじめ構成された時間および周波数リソースのあらかじめ構成された範囲をカバーする来たるサイドリンクリソースのスライディング期間を含むことができる。検知期間およびリソース選択期間は、異なるサイズ(たとえば、時間および/または周波数において)であり得ることに留意されたい。
いくつかの例では、UE126は、UE128(たとえば、受信UEすなわちRX UE)に対して第2のリソース報告を要求することができ、UE128から第2のリソース報告を受信することができる。そのような例では、UE128は、サイドリンクリソースを監視し、監視の間に受信される信号の電力に基づいて、どのリソースがUE126によって利用可能かを示す第2のリソース報告を生成することができる。たとえば、UE128は、選択期間の中のリソースを予約する他のUE(たとえば、UE132)からのメッセージ(たとえば、サイドリンク制御情報(SCI))について検知期間を監視するための、サイドリンクリソースプールモニタを含み得る。
いくつかの例では、UE128は、選択期間におけるどのリソースをUE126が利用可能かを決定する際にUE126が使用するための、第2の報告を生成するためのリソース利用可能性報告生成器と、第2の報告をUE126に送信するための通信マネージャとを含み得る。
いくつかの例では、UE126は、UE126によって生成される報告とUE128からの第2の報告を組み合わせるための、リソース利用可能性リソース合成器を含み得る。たとえば、UE126は、報告および第2の報告においてどのリソースが利用可能であるものとして示されるかに基づいて、どのリソースが利用可能である(たとえば、UE128に送信される信号との大きすぎる干渉を引き起こす可能性が低い)かを特定することができる。
いくつかの例では、UE126は、許容可能なレベルの干渉とともにパケットをUE128に送信するために使用され得るリソースを選択するための、リソース選択器を含み得る。図2は、開示される主題のいくつかの態様による、ワイヤレス通信システム200の概略図であり、限定ではなく説明のための例として描写される。いくつかの態様では、ワイヤレス通信システム200は、3つの相互作用する領域、すなわち、コアネットワーク202、無線アクセスネットワーク(RAN)204、ならびに、ユーザ機器206aおよびユーザ機器206bなどの様々なユーザ機器(UE)を含み得る。いくつかの態様では、ワイヤレス通信システム200によって、UE206は、(限定はされないが)インターネットなどの外部データネットワーク210とのデータ通信を行うことが可能にされ得る。いくつかの例では、UE126は、パケットをUE128に送信するための通信マネージャを含み得る。
いくつかの態様では、RAN204は、UE206に無線アクセスを提供するための、任意の適切なワイヤレス通信技術または技術の組合せを実装することができる。たとえば、RAN104は、5G NRまたは単に5Gと呼ばれることがある、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP(登録商標))New Radio(NR)仕様に従って動作することができる。別の例として、RAN104は、5G NRと、しばしばLTEと呼ばれるEvolved Universal Terrestrial Radio Access Network (eUTRAN)規格とのハイブリッドで動作することができる。3GPP(登録商標)は、このハイブリッドRANを次世代RANまたはNG-RANと呼ぶ。当然、本開示の範囲から逸脱することなく、多くの他の例が本明細書において開示される主題に関連して利用され得る。
図2の例に示されるように、RAN204は様々な基地局208を含む。大まかに、基地局は、UE206aおよび/またはUE206bなどのUEへのまたはUEからの1つまたは複数のセルにおける無線送信および受信を担う、無線アクセスネットワークの中のネットワーク要素を実装するために使用され得る。異なる技術、規格、および/または文脈において、基地局として機能するネットワーク要素に言及するために様々な用語が使用されている。たとえば、基地局はまた、基地トランシーバ局(BTS)、無線基地局、無線トランシーバ、トランシーバ機能、基本サービスセット(BSS)、拡張サービスセット(ESS)、アクセスポイント(AP)、Node B(NB)、eNode B(eNB)、gNode B(gNB)、または何らかの他の好適な用語などの、コアネットワーク202の1つまたは複数の部分に1つまたは複数のUEを接続するネットワーク要素に言及するための様々な用語を使用して、当業者により言及され得る。
いくつかの態様では、図2に示されるように、RAN204は、複数のモバイル装置のためのワイヤレス通信をサポートすることができる。モバイル装置は、3GPP(登録商標)規格ではユーザ機器(UE)と呼ばれることがあるが、移動局(MS)、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末(AT)、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、端末、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、または何らかの他の適切な用語などの、1つまたは複数のネットワークサービスへのアクセスをユーザに与えるネットワーク要素に言及するための様々な用語を使用して、当業者により言及されることもある。一般に、UEは、ネットワークサービスへのアクセスをユーザに提供する装置(たとえば、モバイル装置)であり得る。
本文書内で、「モバイル」装置は、必ずしも移動するための能力を有する必要があるとは限らず、静止していてもよい。モバイル装置またはモバイルデバイスという用語は、多様な範囲のデバイスおよび技術を広く指す。UEは、通信を容易にするようにサイズ決定され、成形され、配置されたいくつかのハードウェア構造コンポーネントを含むことができ、そのようなコンポーネントは、互いに電気的に結合されたアンテナ、アンテナアレイ、RFチェーン、増幅器、1つまたは複数のプロセッサなどを含むことができる。たとえば、モバイル装置のいくつかの非限定的な例は、携帯電話、セルラー(セル)フォン、スマートフォン、セッション開始プロトコル(SIP)フォン、ラップトップ、パーソナルコンピュータ(PC)、ノートブック、ネットブック、スマートブック、タブレット、携帯情報端末(PDA)、および、たとえば「モノのインターネット」(IoT)に対応する広範な組込みシステムを含む。加えて、モバイル装置は、自動車または他の輸送車両、リモートセンサまたはアクチュエータ、ロボットまたはロボティクスデバイス、衛星ラジオ、全地球測位システム(GPS)デバイス、物体追跡デバイス、ドローン、マルチコプタ、クアッドコプタ、リモート制御デバイス、コンシューマおよび/またはウェアラブルデバイス、たとえば、アイウェア、ウェアラブルカメラ、仮想現実デバイス、スマートウォッチ、ヘルスおよび/またはフィットネストラッカー、デジタルオーディオプレーヤ(たとえば、MP3プレーヤ)、カメラ、ゲームコンソールなどであり得る。加えて、モバイル装置は、ホームオーディオデバイス、ホームビデオデバイス、および/またはホームマルチメディアデバイス、アプライアンス、自動販売機、インテリジェント照明、ホームセキュリティシステム、スマートメーターなどのデジタルホームデバイスまたはスマートホームデバイスであり得る。加えて、モバイル装置は、スマートエネルギーデバイス、セキュリティデバイス、ソーラーパネルおよび/またはソーラーアレイ、電力を制御する都市インフラストラクチャデバイス(たとえば、スマートグリッド)、照明を制御する都市インフラストラクチャデバイス、水道を制御する都市インフラストラクチャデバイスなど、産業用オートメーションおよび企業デバイス、物流コントローラ、農業機器、防衛機器、車両、航空機、船舶、兵器などであり得る。またさらに、モバイル装置は、コネクテッド医療または遠隔治療のサポート、たとえば遠隔のヘルスケアを提供し得る。遠隔医療デバイスは、遠隔医療監視デバイスおよび遠隔医療運営デバイスを含むことがあり、これらの通信は、(たとえば、重要なサービスデータの輸送のための優先的なアクセス、および/または重要なサービスデータの輸送のための関連するQoSに関して)他のタイプの情報よりも優先的な取扱いまたは優遇されたアクセス権を与えられ得る。
いくつかの態様では、RAN204とUE(たとえば、UE206a、UE206b)との間のワイヤレス通信は、エアインターフェースを利用するものとして説明され得る。基地局(たとえば、基地局208)から1つまたは複数のUE(たとえば、UE206a、UE206b)へのエアインターフェースを介した送信は、ダウンリンク(DL)送信と呼ばれ得る。いくつかの態様によれば、ダウンリンクという用語は、スケジューリングエンティティ(たとえば、基地局208)において発するポイントツーマルチポイント送信を指し得る。この方式を説明するための別の方法は、ブロードキャストチャネル多重化という用語を使用することであり得る。UE(たとえば、UE206a、UE206b)から基地局(たとえば、基地局208)への送信は、アップリンク(UL)送信と呼ばれ得る。いくつかの態様では、アップリンクという用語は、スケジューリングされたエンティティ(たとえば、UE206a、UE206b)において発するポイントツーポイント送信を指し得る。
いくつかの例では、エアインターフェースへのアクセスがスケジューリングされてもよく、スケジューリングエンティティ(たとえば、基地局208)は、そのサービスエリアまたはセル内のいくつかまたはすべてのデバイスおよび機器の間で通信のためのリソースを配分する。
いくつかの態様では、基地局208は、スケジューリングエンティティとして機能し得る唯一のエンティティではない。たとえば、UEは、1つまたは複数のスケジューリングされるエンティティ(たとえば、1つまたは複数の他のUE)のためのリソースをスケジューリングする、スケジューリングエンティティとして機能することができる。
図2に示されるように、基地局(たとえば、基地局208)は、ダウンリンクトラフィック212を1つまたは複数のスケジューリングされるエンティティ(たとえば、UE206a、UE206b)にブロードキャストすることができる。概して、スケジューリングエンティティ(たとえば、基地局208)は、ダウンリンクトラフィック212、およびいくつかの例では、1つまたは複数のスケジューリングされるエンティティ(たとえば、UE206a、UE206b)からスケジューリングエンティティ(たとえば、基地局208)へのアップリンクトラフィック216を含む、ワイヤレス通信ネットワークにおけるトラフィックをスケジューリングすることを担うノードまたはデバイスであり得る。加えて、スケジュールリングされるエンティティ(たとえば、UE206a、UE206b)は、限定はされないが、スケジューリング情報(たとえば、許可)、同期もしくはタイミング情報、またはスケジューリングエンティティ(たとえば、基地局208)などのワイヤレス通信ネットワークの中の別のエンティティからの他の制御情報を含む、ダウンリンク制御情報214を受信するノードまたはデバイスであり得る。UE206bは、スケジューリングエンティティ(たとえば、基地局208)と干渉することもまたはしないこともあることに留意されたい。
一般に、基地局208は、ワイヤレス通信システムのバックホール部分220との通信のためのバックホールインターフェースを含むことができる。バックホール220は、基地局208とコアネットワーク202との間のリンクを提供することができる。さらに、いくつかの例では、バックホールネットワークは、それぞれの基地局208の間の相互接続を提供することができる。任意の適切なトランスポートネットワークを使用して、直接物理接続、仮想ネットワークなどの、様々なタイプのバックホールインターフェースが利用され得る。
いくつかの態様では、コアネットワーク202は、ワイヤレス通信システム200の一部であってもよく、RAN204において使用される無線アクセス技術とは無関係であってもよい。たとえば、コアネットワーク202は、5G規格(たとえば、5GC)に従って構成され得る。他の例では、コアネットワーク202は、4G evolved packet core (EPC)、または任意の他の適切な規格もしくは構成に従って構成され得る。
いくつかの例では、第1のUE206aおよび第2のUE206bなどのスケジューリングされるエンティティは、直接のデバイス間(D2D)通信のためにサイドリンク信号を利用することができる。サイドリンク信号は、サイドリンクトラフィック222、サイドリンク制御224、および/またはサイドリンク報告226を含み得る。いくつかの態様では、サイドリンク制御情報222は、サイドリンク制御情報(SCI)メッセージ(たとえば、SCIフォーマット1の)を含むことができ、これは、たとえば送信を(たとえばSLリソース選択モード2で)スケジューリングするために1つまたは複数の他のUEによって使用され得るあらゆる適切な情報を含むことができる。たとえば、SCIはスケジューリングされている送信の優先度を含むことができ、これは通信のレイテンシ要件を反映することができる。より具体的な例において、SCIは、より高い優先度を表すより低い値をもつ3ビットのフィールドなどの、送信(たとえば、予約されたリソースを使用して送信されるべきパケット)の優先度レベルを指定するために使用され得る、優先度レベルフィールドを含み得る。別の例として、SCIは、SCIを送信したデバイス(たとえば、UE206a、UE206b)によって予約される1つまたは複数のリソースを識別する情報を含み得る。
サイドリンク制御情報222は、request-to-send (RTS)、ソース送信信号(STS)、および/または方向選択信号(DSS)などの要求信号を含み得る。そのような要求信号は、UE(たとえば、UE206a、UE206b)がサイドリンクチャネルをサイドリンク信号のために利用可能な状態に保つための時間長を要求することを可能にできる。いくつかの態様では、サイドリンク制御情報222は、clear-to-send (CTS)および/またはデスティネーション受信信号(DRS)などの応答信号を含み得る。応答信号は、UE(たとえば、UE206a、UE206b)が、たとえば、要求された時間長に対するサイドリンクチャネルの利用可能性を示すことを可能にし得る。要求信号および応答信号の交換(たとえば、ハンドシェイク)は、サイドリンクトラフィック情報224の通信の前にサイドリンクチャネルの利用可能性を折衝するために、異なるUEがサイドリンク通信を実行することを容易にすることができる。
サイドリンク報告情報226は、どのリソースが第1のUE(たとえば、RX UE、UE206a)により利用可能および/または利用不可能であるものとして検出されるかを示すために、第1のUEによって使用され得る情報(たとえば、報告)を含み得る。第1のUEは、たとえばサイドリンク報告リンク226を使用して、そのような報告を第2のUE(たとえば、TX UE、UE206b)に送信することができる。第1のUEは、予約されたリソース(たとえば、図5に関連して下で説明されるように、サイドリンク制御情報(SCI)を使用して予約された)を使用して報告情報226を送信し得る。追加または代替として、UEは、報告情報226を送信するためにあらかじめ構成されるリソース(たとえば、報告情報226の送信のために指定されるような規格において定義されるリソース)を使用して、報告情報226を送信することができる。
図3は、開示される主題のいくつかの態様による、直交周波数分割多重化(OFDM)を利用するエアインターフェースにおけるワイヤレスリソースの編成の概略図であり、限定ではなく説明のための例として描写される。
本開示の様々な態様は、本明細書において下で説明される方法と実質的に同じ方法でDFT-s-OFDMA波形に適用され得ることを、当業者は理解されたい。すなわち、開示される主題のいくつかの例は、明快にするためにOFDMリンクに注目することがあるが、同じ原理がDFT-s-OFDMA波形にも適用され得ることを理解されたい。DFT-s-OFDMは、OFDMとともに使用され得るシングルキャリア(SC)様の送信方式である。DFT-s-OFDMでは、データシンボルは複数の隣接するOFDM周波数リソース要素にわたって(たとえば、複数の隣接するOFDMキャリアを使用して)符号化されてもよく、データシンボルは時間領域において逐次送信されてもよい。OFDMでは、データシンボルは単一の周波数リソース要素上で(たとえば、単一のOFDMキャリアを使用して)符号化されてもよく、複数のデータシンボルが隣接するキャリア上で並列に送信されてもよい。OFDMおよびDFT-s-OFDMの送信チェーンにおける信号処理には多くの類似点があり、DFT-s-OFDMはデータシンボルを拡散するために追加の離散フーリエ変換(DFT)ブロックを利用し、それらのデータシンボルは次いで、信号を時間領域へと変換するために逆離散フーリエ変換(IDFT)ブロックへ入力され得る。その他はすべて同じであり、DFT-s-OFDMは全般に、OFDMより低いピーク対平均電力(PAPR)を有する。したがって、ULのためにDFT-s-OFDMを使用することで、所与の量のデータを送信するために使用される電力の量を減らすことができる。
いくつかの例では、フレームはワイヤレス送信のための10ミリ秒(ms)の時間長を指すことがあり、各フレームは各々10個の1msのサブフレームを含む。所与のキャリア上では、フレームのあるセットがULの中に、フレームの別のセットがDLの中にあり得る。次に図3を参照すると、OFDMリソースグリッド304を示す、例示的なDLサブフレーム302の拡大図が示されている。しかしながら、当業者が容易に理解するように、任意の特定の適用例のためのPHY送信構造は、任意の数の要因に応じて、ここで説明される例とは異なることがある。ここで、時間はOFDMシンボルの単位で水平方向にあり、周波数はサブキャリアまたはトーンの単位で垂直方向にある。
リソースグリッド304は、所与のアンテナポートのための時間周波数リソースを概略的に表すために使用され得る(たとえば、複数の利用可能なアンテナポートを伴うMIMO実装形態では、対応する複数の数のリソースグリッド304が通信のために利用可能であり得る)。リソースグリッド304は、複数のリソース要素(RE)306へと分割され得る。1サブキャリア×1シンボルであるREが、時間周波数グリッドの最小の個別部分であり、物理チャネルまたは信号からのデータを表す単一の複素数値を含む。特定の実装形態において利用される変調に応じて、各REは情報の1つまたは複数のビットを表すことができる。いくつかの例では、REのブロックは、物理リソースブロック(PRB)またはより簡単にリソースブロック(RB)308と呼ばれることがあり、これは、周波数領域において任意の適切な数の連続するサブキャリアを含む。一例では、RBは、使用されるヌメロロジーとは無関係の数である、12個のサブキャリアを含み得る。いくつかの例では、ヌメロロジーに応じて、RBは、時間領域において任意の適切な数の連続するOFDMシンボルを含み得る。本開示内では、別段述べられない限り、RB308などの単一のRBは通信の単一の方向(所与のデバイスのための送信または受信のいずれか)に完全に対応することが想定される。
UEは一般に、リソースグリッド304のサブセットのみを利用する。RBは、UEに配分され得るリソースの最小単位であり得る。したがって、より多くのRBが特定のUEのためにスケジューリングされるにつれて、エアインターフェースのために選ばれる変調方式は向上し、UEによって達成され得るデータレートも向上する。図3において、RB308は、サブフレーム302の全体の帯域幅未満を占有するものとして示されており、いくつかのサブキャリアは、RB308の上および下に示されている。所与の実装形態では、サブフレーム302は、1つまたは複数のRB308のうちの任意の数に対応する帯域幅を有し得る。さらに、図3において、RB308は、サブフレーム302の全体の時間長未満を占有するものとして示されているが、これは1つの可能な例にすぎない。
各サブフレーム302(たとえば、1msのサブフレーム)は、1つまたは複数の隣接するスロットを含み得る。図3の例では、1つのサブフレーム302は、説明のための例として、4つのスロット310を含む。いくつかの例では、スロットは、所与のサイクリックプレフィックス(CP)長を有する、指定された数のOFDMシンボルに従って定義され得る。たとえば、スロットは、ノミナルのCPを伴う7個または14個のOFDMシンボルを含み得る。追加の例は、より短い時間長(たとえば、1個、2個、4個、または7個のOFDMシンボル)を有するミニスロットを含み得る。そのようなミニスロットは、場合によっては、同じUEまたは異なるUEのための進行中のスロット送信のためにスケジューリングされたリソースを占有して送信され得る。
スロット310のうちの1つの拡大図は、制御領域312およびデータ領域314を含むスロットを示す。一般に、制御領域312は制御チャネル(たとえば、PDCCH、PSCCH)を搬送することができ、データ領域414はデータチャネル(たとえば、PDSCH、PUSCH、PSSCH)を搬送することができる。追加または代替として、スロットは、すべてのDL、すべてのUL、すべてのSL、少なくとも1つのDL部分および少なくとも1つのSL部分、または少なくとも1つのUL部分および少なくとも1つのSL部分などの、DL、UL、および/またはSLの様々な組合せを含み得る。図3に示される単純な構造は本質的に例示にすぎず、異なるスロット構造が利用されてもよく、制御領域およびデータ領域の各々の1つまたは複数を含んでもよい。
図3には示されていないが、RB308内の様々なRE306は、制御チャネル、共有チャネル、データチャネルなどを含む、1つまたは複数の物理チャネルを搬送するようにスケジューリングされ得る。RB308内の他のRE306は、パイロット信号および/または基準信号も搬送することができる。これらのパイロット信号および/または基準信号は、受信デバイスによる対応するチャネルのチャネル推定の実行を容易にでき、これは、RB308内での制御および/またはデータチャネルの一貫した復調/検出を可能にできる。
DL送信では、送信デバイス(たとえば、基地局208)は、物理ブロードキャストチャネル(PBCH)、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)などの、一般に上位レイヤから発する情報を搬送する1つまたは複数のDL制御チャネルを含むDL制御情報(たとえば、図2に関連して上で説明されたダウンリンク制御情報214)を、1つまたは複数のスケジューリングされるエンティティ(たとえば、特定のUE206)に搬送するために、(たとえば、制御領域312内の)1つまたは複数のRE306を配分することができる。加えて、DL REは、一般に上位レイヤから発する情報を搬送しないDL物理信号を搬送するために、配分され得る。これらのDL物理信号は、1次同期信号(PSS)、2次同期信号(SSS)、復調基準信号(DM-RS)、位相追跡基準信号(PT-RS)、チャネル状態情報基準信号(CSI-RS)などを含み得る。
PDCCHは、セルの中の1つまたは複数のUEのためのダウンリンク制御情報(DCI)を搬送することができる。これは、限定はされないが、電力制御コマンド、スケジューリング情報、許可、ならびに/またはDL送信およびUL送信のためのREの割当てを含み得る。
UL送信において、送信デバイス(たとえば、UE206a、UE206b)は、UL制御情報(UCI)(たとえば、図2に関連して上で説明されたアップリンク制御情報218)を搬送するために、1つまたは複数のRE306を利用することができる。UCIは、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)などの、スケジューリングエンティティ(たとえば、基地局208)への1つまたは複数のUL制御チャネルを介して、上位レイヤから発し得る。さらに、UL REは、復調基準信号(DMRS)、位相追跡基準信号(PT-RS)、サウンディング基準信号(SRS)などの、上位レイヤから発する情報を一般に搬送しない、UL物理信号を搬送し得る。いくつかの例では、制御情報(たとえば、アップリンク制御情報218)は、スケジューリング要求(SR)、すなわち、アップリンク送信(およびいくつかの例では、サイドリンクリソース配分モード1などにおける、サイドリンク送信)をスケジューリングするためのスケジューリングエンティティ(たとえば、基地局)208に対する要求を含み得る。ここで、(たとえば、アップリンク制御情報218がそれを介して送信される)制御チャネル上で送信されるSRに応答して、スケジューリングエンティティ(たとえば、基地局208)は、アップリンクパケット送信のためのリソースをスケジューリングすることができるダウンリンク制御情報(たとえば、ダウンリンク制御情報214)を送信することができる。
制御情報に加えて、(たとえば、データ領域314内の)1つまたは複数のRE306が、ユーザデータまたはトラフィックデータのために配分され得る。そのようなトラフィックは、DL送信、すなわち、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)、またはUL送信、すなわち、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)などのために、1つまたは複数のトラフィックチャネル上で搬送され得る。
SL送信において、送信デバイス(たとえば、UE206a、UE206b)は、SL制御情報(SCI)(たとえば、図2に関連して上で説明されたサイドリンク制御情報224)を搬送するために、1つまたは複数のRE306を利用することができる。SL REは、復調基準信号(RS)、位相追跡基準信号(PT-RS)、サウンディング基準信号(SRS)などの、一般に上位レイヤから発する情報を搬送しないSL物理信号を搬送し得る。
SL制御情報はまた、肯定応答(ACK)もしくは否定応答(NACK)、チャネル状態情報(CSI)、および/または任意の他の適切なSL制御情報などの、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)フィードバックを含み得る。制御情報に加えて、1つまたは複数のRE306(たとえば、データ領域314内の)は、ユーザデータおよび/またはトラフィックデータのために(たとえば、サイドリンクリソース配分モード1において)配分され、および/または(たとえば、サイドリンクリソース配分モード2において)予約され得る。そのようなトラフィックは、SL送信、すなわち物理サイドリンク共有チャネル(PSSCH)などのために、1つまたは複数のトラフィックチャネル上で搬送され得る。
上で説明され、図2および図3に示されたチャネルまたはキャリアは、必ずしも、スケジューリングエンティティ(たとえば、基地局208)とスケジューリングされるエンティティ(たとえば、UE206a、UE206b)との間で利用され得るすべてのチャネルまたはキャリアであるとは限らず、当業者は、図示されたものに加えて、他のトラフィックチャネル、制御チャネル、およびフィードバックチャネルなどの他のチャネルまたはキャリアが利用され得ることを認識するであろう。上で説明されたこれらの物理チャネルは一般に、媒体アクセス制御(MAC)レイヤにおける取扱いのために、多重化されてトランスポートチャネルにマッピングされる。トランスポートチャネルは、トランスポートブロック(TB)と呼ばれる情報のブロックを搬送する。情報のビット数に対応し得るトランスポートブロックサイズ(TBS)は、変調およびコーディング方式(MCS)ならびに所与の送信の中のRBの数に基づく、制御されたパラメータであり得る。
図4は、開示される主題のいくつかの態様による、ユーザ機器(UE)400のハードウェア実装形態の例を概念的に示すブロック図であり、限定ではなく説明のための例として描写される。
いくつかの態様では、スケジューリングエンティティ400は、1つまたは複数のプロセッサ404を含む、処理システム414とともに実装され得る。プロセッサ404の例には、中央処理装置(CPU)、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブルロジックデバイス(PLD)、グラフィクス処理装置(GPU)、状態機械、ゲート論理、ディスクリートハードウェア回路、および本開示全体にわたって説明される様々な機能を実行するように構成された他の適切なハードウェアがある。様々な例では、UE400は、本明細書で説明される機能のうちのいずれか1つまたは複数を実行するように構成され得る。すなわち、UE400において利用されるようなプロセッサ404は、図5~図7、図10~図13A、図15、図19、および/または図20に関連して下で説明されるプロセスおよび手順のうちのいずれか1つまたは複数を実装するために使用され得る。
この例では、処理システム414は、一般にバス402によって表されるバスアーキテクチャで実装され得る。バス402は、処理システム414の具体的な適用例および全体的な設計制約に応じて、任意の数の相互接続バスおよびブリッジを含み得る。バス402は、(プロセッサ404によって全般的に表される)1つまたは複数のプロセッサ、メモリ405、および(コンピュータ可読媒体406によって全般的に表される)コンピュータ可読媒体を含む、様々な回路を一緒に通信可能に結合することができる。バス402はまた、タイミングソース、周辺機器、電圧調整器、および電力管理回路などの、様々な他の回路をつなぐことができ、それらは当技術分野においてよく知られており、したがって、これ以上説明されない。バスインターフェース408は、バス402とトランシーバ410との間のインターフェースを提供することができる。トランシーバ410は、通信インターフェース、または伝送媒体を介して様々な他の装置と通信するための手段を提供することができる。いくつかの態様では、トランシーバ410は、アンテナのアレイ(たとえば、アンテナアレイ418)を使用して指向性送信および/または受信を支援するように構成され得る。装置の性質に応じて、ユーザインターフェース412(たとえば、キーパッド、ディスプレイ、タッチスクリーン、スピーカ、マイクロフォン、ジョイスティックなど)も設けられ得る。当然、そのようなユーザインターフェース412は、センサ(たとえば、IoTベースのセンサ)などのいくつかの例では省略され得る。
開示される主題のいくつかの態様では、トランシーバ410は様々な機能を支援するように構成され得る。たとえば、トランシーバ410は、アンテナを使用してあらゆる適切な信号(たとえば、データで符号化された信号、基準信号など)を送信し、かつ/またはアンテナを使用して別のデバイスから信号(たとえば、データで符号化された信号、基準信号など)を受信するように構成され得る。より具体的な例では、トランシーバ410は、信号を送信するための手段、および/または別のデバイスから信号を受信するための手段として構成され得る。
別の例として、トランシーバ410は、検知期間の間にアンテナを使用して、UE400の近くに位置する1つまたは複数のデバイスから複数のサイドリンク制御情報(SCI)メッセージを受信するように構成され得る。より具体的な例では、トランシーバ410は、検知期間の間に、UE400の近くに位置する1つまたは複数のデバイスから複数のSCIメッセージを受信するための手段として構成され得る。たとえば、トランシーバ410は、図11の1110および/または図20の2004に関連して下で説明される技法を使用して前述の機能を実行するように構成され得る。
別の例として、トランシーバ410は、第2のUEからアンテナを使用して、リソース選択期間の中の複数のリソースのいずれが利用可能であるかを示す第2の報告を受信するように構成され得る。より具体的な例では、トランシーバ410は、第2のUEから、リソース選択期間の中の複数のリソースのいずれが利用可能であるかを示す第2の報告を受信するための手段として構成され得る。たとえば、トランシーバ410は、図11の1118および/または図20の2008に関連して下で説明される技法を使用して前述の機能を実行するように構成され得る。
別の例として、トランシーバ410は、第2のUEからアンテナを使用して、第1のRSRPを示す第1の値および第2のRSRPを示す第2の値を受信するように構成され得る。より具体的な例では、トランシーバ410は、第2のUEから、第1のRSRPを示す第1の値および第2のRSRPを示す第2の値を受信するための手段として構成され得る。たとえば、トランシーバ410は、図13の1302、図15の1502、図20の2004、および/または図20の2008に関連して下で説明される技法を使用して前述の機能を実行するように構成され得る。
別の例として、トランシーバ410は、第2のUEからアンテナを使用して、第1のUEと第2のUEとの間の第1のリンクに関連するRSRP、および第3のUEと第2のUEとの間の第2のリンクに関連する第2のRSRPのSIRを示す第1の値を受信するように構成され得る。より具体的な例において、トランシーバ410は、第2のUEから、第1のUEと第2のUEとの間の第1のリンクに関連するRSRP、および第3のUEと第2のUEとの間の第2のリンクに関連する第2のRSRPのSIRを示す第1の値を受信するための手段として構成され得る。たとえば、トランシーバ410は、図13の1302、図15の1502、図20の2004、および/または図20の2008に関連して下で説明される技法を使用して前述の機能を実行するように構成され得る。
別の例として、トランシーバ410は、第3のUEからアンテナを使用して、第3のRSRPを示す第3の値および第4のRSRPを示す第4の値を受信するように構成され得る。より具体的な例では、トランシーバ410は、第3のRSRPを示す第3の値および第4のRSRPを示す第4の値を受信するための手段として構成され得る。たとえば、トランシーバ410は、図15の1502および/または図20の2008に関連して下で説明される技法を使用して前述の機能を実行するように構成され得る。
別の例として、トランシーバ410は、アンテナを介して、選択されたリソースを使用してパケットを第2のUEに送信するように構成され得る。より具体的な例では、トランシーバ410は、選択されたリソースを使用してパケットを第2のUEに送信するための手段として構成され得る。たとえば、トランシーバ410は、図13の1126および/または図19の1904に関連して下で説明される技法を使用して前述の機能を実行するように構成され得る。
開示される主題のいくつかの態様では、プロセッサ404は、様々な機能のために構成されるサイドリンク(SL)リソース選択回路440を含み得る。たとえば、SLリソース選択回路440および/またはSLリソース選択回路440に含まれるモジュールは、リソース選択期間において利用可能なリソースを示す報告を第2のUEに対して要求し、かつ/または、第2のUEからの報告が第1のリンクと1つまたは複数のデバイスの少なくとも1つのデバイスからのリンクとの間のSIRの比較に基づくことを要求するように構成され得る。より具体的な例において、SLリソース選択回路440および/またはSLリソース選択回路440に含まれるモジュールは、リソース選択期間において利用可能なリソースを示す報告を第2のUEに対して要求するための手段、および/または、第2のUEからの報告が第1のリンクと1つまたは複数のデバイスの少なくとも1つのデバイスからのリンクとの間のSIRの比較に基づくことを要求するための手段として構成され得る。たとえば、SLリソース選択回路440は、図11の1116および/または図20の2008に関連して下で説明される技法を使用して前述の機能を実行するように構成され得る。
別の例として、SLリソース選択回路440および/またはSLリソース選択回路440に含まれるモジュールは、検知期間の間に受信される複数のSCIメッセージに基づいて、リソース選択期間の中の複数のリソースのいずれが利用可能であるかを示す第1の報告を生成するように構成され得る。より具体的な例において、SLリソース選択回路440および/またはSLリソース選択回路440に含まれるモジュールは、検知期間の間に受信される複数のSCIメッセージに基づいて、リソース選択期間の中の複数のリソースのいずれが利用可能であるかを示す第1の報告を生成するための手段として構成され得る。たとえば、SLリソース選択回路440は、図11の1110、1112、および/または図20の2004に関連して下で説明される技法を使用して前述の機能を実行するように構成され得る。
別の例として、SLリソース選択回路440および/またはSLリソース選択回路440に含まれるモジュールは、第1の報告と第2の報告の両方において利用可能であるものとして示されるリソース選択期間の中のリソースを選択するように構成され得る。より具体的な例において、SLリソース選択回路440および/またはSLリソース選択回路440に含まれるモジュールは、第1の報告と第2の報告の両方において利用可能であるものとして示されるリソース選択期間の中のリソースを選択するための手段として構成され得る。たとえば、SLリソース選択回路440は、図11の1122に関連して下で説明される技法を使用して前述の機能を実行するように構成され得る。
別の例として、SLリソース選択回路440および/またはSLリソース選択回路440に含まれるモジュールは、複数のSCIメッセージの各々に対して、基準信号受信電力(RSRP)を決定するように構成され得る。より具体的な例において、SLリソース選択回路440および/またはSLリソース選択回路440に含まれるモジュールは、複数のSCIメッセージの各々に対して、RSRPを決定するための手段として構成され得る。たとえば、SLリソース選択回路440は、図11の1112および/または図20の2004に関連して下で説明される技法を使用して前述の機能を実行するように構成され得る。
別の例として、SLリソース選択回路440および/またはSLリソース選択回路440に含まれるモジュールは、閾値の電力を下回るRSRPに関連する複数のSCIメッセージのサブセットを特定し、かつ/または閾値の電力を超えるRSRPに関連する複数のSCIメッセージの第2のサブセットを特定するように構成され得る。より具体的な例において、SLリソース選択回路440および/またはSLリソース選択回路440に含まれるモジュールは、閾値の電力を下回るRSRPに関連する複数のSCIメッセージのサブセットを特定するための手段として、および/または閾値の電力を超えるRSRPに関連する複数のSCIメッセージの第2のサブセットを特定するための手段として構成され得る。たとえば、SLリソース選択回路440は、図11の1110および/または図20の2004に関連して下で説明される技法を使用して前述の機能を実行するように構成され得る。
別の例として、SLリソース選択回路440および/またはSLリソース選択回路440に含まれるモジュールは、複数のSCIメッセージのサブセットによって予約されるリソースが利用可能であると決定するように構成され得る。より具体的な例において、SLリソース選択回路440および/またはSLリソース選択回路440に含まれるモジュールは、複数のSCIメッセージのサブセットによって予約されるリソースが利用可能であると決定するための手段として構成され得る。たとえば、SLリソース選択回路440は、図11の1110および/または図20の2004に関連して下で説明される技法を使用して前述の機能を実行するように構成され得る。
別の例として、SLリソース選択回路440および/またはSLリソース選択回路440に含まれるモジュールは、いずれのSCIメッセージによっても予約されないリソースが利用可能であると決定し、かつ/または、複数のSCIメッセージの第2のサブセットによって予約されるリソースが利用不可能であると決定するように構成され得る。より具体的な例において、SLリソース選択回路440および/またはSLリソース選択回路440に含まれるモジュールは、いずれのSCIメッセージによっても予約されないリソースが利用可能であると決定するための手段、および/または、複数のSCIメッセージの第2のサブセットによって予約されるリソースが利用不可能であると決定するための手段として構成され得る。たとえば、SLリソース選択回路440は、図11の1124および/または図20の2020に関連して下で説明される技法を使用して前述の機能を実行するように構成され得る。
別の例として、SLリソース選択回路440および/またはSLリソース選択回路440に含まれるモジュールは、複数のSCIメッセージの第1のSCIメッセージに関連する少なくとも第1のデバイスに対して、第1のUEと第2のUEとの間の第1のリンクに関連する第1の基準信号受信電力(RSRP)、および第3のUEと第2のUEとの間の第2のリンクに関連する第2のRSRPの信号対干渉比(SIR)を決定するように構成され得る。より具体的な例において、SLリソース選択回路440および/またはSLリソース選択回路440に含まれるモジュールは、複数のSCIメッセージの第1のSCIメッセージに関連する少なくとも第1のデバイスに対して、第1のUEと第2のUEとの間の第1のリンクに関連する第1のRSRP、および第3のUEと第2のUEとの間の第2のリンクに関連する第2のRSRPのSIRを決定するための手段として構成され得る。たとえば、SLリソース選択回路440は、図13の1302および/または図20の2014に関連して下で説明される技法を使用して前述の機能を実行するように構成され得る。
別の例として、SLリソース選択回路440および/またはSLリソース選択回路440に含まれるモジュールは、SIRがSIR閾値を下回ることを決定し、かつ/または、SIRがSIR閾値を下回ることに基づいて第1のSCIメッセージによって予約されるリソースが利用可能であると決定するように構成され得る。より具体的な例において、SLリソース選択回路440および/またはSLリソース選択回路440に含まれるモジュールは、SIRがSIR閾値を下回ると決定するための手段、および/またはSIRがSIR閾値を下回ることに基づいて第1のSCIメッセージによって予約されるリソースが利用可能であると決定するための手段として構成され得る。たとえば、SLリソース選択回路440は、図13の1312および/または図20の2014に関連して下で説明される技法を使用して前述の機能を実行するように構成され得る。
別の例として、SLリソース選択回路440および/またはSLリソース選択回路440に含まれるモジュールは、少なくとも第2のデバイスに対して、第1のUEと第3のUEとの間の第3のリンクに関連する第3のRSRPと、第4のUEと第3のUEとの間の第4のリンクに関連する第4のRSRPとの間のクロスリンク干渉(CLI)を決定するように構成され得る。より具体的な例において、SLリソース選択回路440および/またはSLリソース選択回路440に含まれるモジュールは、少なくとも第2のデバイスに対して、第1のUEと第3のUEとの間の第3のリンクに関連する第3のRSRPと、第4のUEと第3のUEとの間の第4のリンクに関連する第4のRSRPとのクロスリンク干渉(CLI)を決定するための手段として構成され得る。たとえば、SLリソース選択回路440は、図15の1506および/または図20の2018に関連して下で説明される技法を使用して前述の機能を実行するように構成され得る。
別の例として、SLリソース選択回路440および/またはSLリソース選択回路440に含まれるモジュールは、CLIがCLI閾値を上回ることを決定し、かつ/または、CLIがCLI閾値を上回ることに基づいて第3のUEによって予約されるリソースが利用不可能であると決定するように構成され得る。より具体的な例において、SLリソース選択回路440および/またはSLリソース選択回路440に含まれるモジュールは、CLIがCLI閾値を上回ることを決定するための手段、および/またはCLIがCLI閾値を上回ることに基づいて第3のUEメッセージによって予約されるリソースが利用不可能であると決定するための手段として構成され得る。たとえば、SLリソース選択回路440は、図15の1512および/または図20の2018に関連して下で説明される技法を使用して前述の機能を実行するように構成され得る。
別の例として、SLリソース選択回路440および/またはSLリソース選択回路440に含まれるモジュールは、サイドリンク(SL)スロットを使用して送信されるべきパケットを受信するように構成され得る。より具体的な例において、SLリソース選択回路440および/またはSLリソース選択回路440に含まれるモジュールは、サイドリンク(SL)スロットを使用して送信されることになるパケットを受信するための手段として構成され得る。たとえば、SLリソース選択回路440は、図11の1122および/または図20の2020に関連して下で説明される技法を使用して前述の機能を実行するように構成され得る。
加えて、いくつかの態様では、プロセッサ404は、様々な機能のために構成されるSLリソース配分技法選択回路442を含み得る。たとえば、SLリソース配分技法選択回路442および/またはSLリソース配分技法選択回路442に含まれるモジュールは、第2のUEへのサイドリンク送信の信頼性に関する1つまたは複数のパラメータを決定するように構成され得る。より具体的な例において、SLリソース配分技法選択回路442および/またはSLリソース配分技法選択回路442に含まれるモジュールは、第2のUEへのサイドリンク送信の信頼性に関する1つまたは複数のパラメータを決定するための手段として構成され得る。たとえば、SLリソース配分技法選択回路442は、図11の1104および/または図19の1904に関連して下で説明される技法を使用して前述の機能を実行するように構成され得る。
たとえば、SLリソース配分技法選択回路442および/またはSLリソース配分技法選択回路442に含まれるモジュールは、1つまたは複数のパラメータに基づいて、複数のリソース選択技法からリソース選択技法を選択するように構成され得る。より具体的な例において、SLリソース配分技法選択回路442および/またはSLリソース配分技法選択回路442に含まれるモジュールは、1つまたは複数のパラメータに基づいて、複数のリソース選択技法からリソース選択技法を選択するための手段として構成され得る。たとえば、SLリソース配分技法選択回路442は、図11の1106および/または図19の1904に関連して下で説明される技法を使用して前述の機能を実行するように構成され得る。
たとえば、SLリソース配分技法選択回路442および/またはSLリソース配分技法選択回路442に含まれるモジュールは、複数のリソース要素において受信される電力を測定するように構成されてもよく、1つまたは複数のパラメータは、複数のリソース要素において受信される電力に基づいて計算されるチャネル利用率パラメータを備える。より具体的な例において、SLリソース配分技法選択回路442および/またはSLリソース配分技法選択回路442に含まれるモジュールは、複数のリソース要素において受信される電力を測定するための手段として構成されてもよく、1つまたは複数のパラメータは、複数のリソース要素において受信される電力に基づいて計算されるチャネル利用率パラメータを備える。たとえば、SLリソース配分技法選択回路442は、図11の1104および/または図19の1904に関連して下で説明される技法を使用して前述の機能を実行するように構成され得る。
たとえば、SLリソース配分技法選択回路442および/またはSLリソース配分技法選択回路442に含まれるモジュールは、第2のUEからの報告が第1のリンクと1つまたは複数のデバイスの少なくとも1つのデバイスからのリンクとの間のSIRの比較に基づくことを要求するように構成され得る。より具体的な例において、SLリソース配分技法選択回路442および/またはSLリソース配分技法選択回路442に含まれるモジュールは、第2のUEからの報告が第1のリンクと1つまたは複数のデバイスの少なくとも1つのデバイスからのリンクとの間のSIRの比較に基づくことを要求するための手段として構成され得る。たとえば、SLリソース配分技法選択回路442は、図11の1116および/または図20の2008に関連して下で説明される技法を使用して前述の機能を実行するように構成され得る。
加えて、いくつかの態様では、プロセッサ404は、様々な機能のために構成される通信マネージャ回路446を含み得る。たとえば、通信マネージャ回路446および/または通信マネージャ回路446に含まれるモジュールは、サイドリンクリソースプールのサイドリンクリソースのセット上でパケットを第2のUEに送信し、第2のUEからリソース報告を受信し、リソース報告が、サイドリンクリソースプールの1つまたは複数の第1の利用可能なサイドリンクリソースを備える第1のリソース利用可能性を示し、リソース報告に対する要求を第2のUEに送信し、第3のUEからサイドリンク制御情報(SCI)メッセージを受信し、かつ/または第3のUEからSCIメッセージを受信するように構成され得る。たとえば、通信マネージャ回路446は、図5~図7、図11~図13、図15、および/または図17~図20の、516、612、626、722、1126、1202、1210、1316、1502、1504、1706、1710、1804、1808、1812、1904、2004、2008、および/または2020に関連して下で説明される技法を使用して、前述の機能を実行するように構成され得る。
プロセッサ404は、バス402を管理することができ、コンピュータ可読媒体406に記憶されているソフトウェアの実行を含む一般的な処理を実行することができ、そのソフトウェアは、プロセッサ404によって実行されると、処理システム414に、任意の特定の装置のための下で説明される様々な機能(たとえば、図5~図7、図10~図13A、および図15に関連して)を実行させる。いくつかの態様では、コンピュータ可読媒体406およびメモリ405は、ソフトウェアを実行するときにプロセッサ404によって操作されるデータを記憶するためにも使用され得る。
処理システムの中の1つまたは複数のプロセッサ404は、ソフトウェアを実行することができる。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語、またはそれ以外として呼ばれるかどうかにかかわらず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行ファイル、実行スレッド、プロシージャ、関数などを意味するものと広く解釈されるものとする。ソフトウェアは、コンピュータ可読媒体406上に存在し得る。コンピュータ可読媒体7406は、非一時的コンピュータ可読媒体であり得る。非一時的コンピュータ可読媒体は、例として、磁気ストレージデバイス(たとえば、ハードディスク、フロッピーディスク、磁気ストリップ)、光ディスク(たとえば、コンパクトディスク(CD)またはデジタル多用途ディスク(DVD))、スマートカード、フラッシュメモリデバイス(たとえば、カード、スティック、またはキードライブ)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、プログラマブルROM(PROM)、消去可能PROM(EPROM)、電気的消去可能PROM(EEPROM)、レジスタ、リムーバブルディスク、ならびに、コンピュータによってアクセスされ読み取られ得るソフトウェアおよび/または命令を記憶するための任意の他の適切な媒体を含む。コンピュータ可読媒体406は、処理システム414の中、処理システム414の外部に存在し、または処理システム414を含む複数のエンティティにわたって分散し得る。コンピュータ可読媒体406は、コンピュータプログラム製品において具現化され得る。例として、コンピュータプログラム製品は、パッケージング材料の中にコンピュータ可読媒体を含み得る。具体的な適用例およびシステム全体に課される全体的な設計制約に応じて、本開示全体にわたって提示される説明された機能をどのように最善に実装するかを、当業者は認識するだろう。
1つまたは複数の例において、コンピュータ可読記憶媒体406は、たとえば、選択期間の中の利用可能であるリソースを特定するための複数のソース(たとえば、UE400および別の近くのUE)からのサイドリンクリソース利用可能性情報を組み合わせること、SIR閾値に基づく適応的な基準信号受信電力(RSRP)閾値および送信UE(たとえば、UE400、または別の近くのUE)からの信号のRSRPを決定すること、ならびに/またはクロスリンク干渉推定に基づいてリソースが利用可能ではないと決定することを含む、様々な機能のために構成されるSLリソース選択ソフトウェア452を含み得る。たとえば、SLリソース選択ソフトウェア452は、524、730、1032、1124、1302、および/または1506に関連して説明された機能などの、図5、図7、図10、図11、図13A、および図15に関連して下で説明される機能の1つまたは複数を実装するように構成され得る。加えて、いくつかの態様では、コンピュータ可読記憶媒体406は、たとえば、送信の信頼性を示す1つまたは複数のパラメータに基づいて適切であるリソース選択技法(たとえば、様々な活動を含む特定のリソース選択技法)を選択することを含む、様々な機能のために構成されるSLリソース配分技法選択ソフトウェア454を含み得る。たとえば、SLリソース配分技法選択ソフトウェア454は、714、716、1104、およびまたは1106に関連して説明された機能などの、図7および図11に関連して下で説明される機能の1つまたは複数を実装するように構成され得る。加えて、いくつかの態様では、コンピュータ可読記憶媒体406は、たとえば、サイドリンクリソースプールのサイドリンクリソースのセット上でパケットを第2のUEに送信すること、第2のUEからリソース報告を受信することであって、リソース報告が、サイドリンクリソースプールの1つまたは複数の第1の利用可能なサイドリンクリソースを備える第1のリソース利用可能性を示す、受信すること、リソース報告に対する要求を第2のUEに送信すること、第3のUEからサイドリンク制御情報(SCI)メッセージを受信することを含む、様々な機能のために構成される通信マネージャソフトウェア456を含むことができ、かつ/または、第3のUEからSCIメッセージを受信することができる。たとえば、通信マネージャ回路446は、図5~図7、図11~図13、図15、および/または図17~図20の、516、612、626、722、1126、1202、1210、1316、1502、1504、1706、1710、1804、1808、1812、1904、2004、2008、および/または2020に関連して下で説明される技法を使用して、前述の機能を実行するように構成され得る。
いくつかの態様では、UE400は、選択期間の中の利用可能であるリソースを特定するための複数のソース(たとえば、UE400および別の近くのUE)からのサイドリンクリソース利用可能性情報を組み合わせ、SIR閾値に基づく適応的な基準信号受信電力(RSRP)閾値および送信UE(たとえば、UE400または別の近くのUE)からの信号のRSRPを決定し、かつ/もしくはクロスリンク干渉推定に基づいてリソースが利用可能ではないと決定するための手段、ならびに/または、送信の信頼性を示す1つまたは複数のパラメータに基づいて適切なリソース選択技法(たとえば、様々な活動を含む特定のリソース選択技法)を選ぶための手段を含み得る。いくつかの態様では、上述の手段は、上述の手段によって列挙される機能を実行するように構成された、図4に示されるプロセッサ404であり得る。別の態様では、上述の手段は、上述の手段によって列挙される機能を実行するように構成される回路または任意の装置であり得る。
当然、上記の例では、プロセッサ404に含まれる回路は、例として提供されるにすぎず、説明される機能を実施するための他の手段は、限定はされないが、コンピュータ可読記憶媒体406に記憶された命令、または、図1および/もしくは図2のいずれか1つで説明され、たとえば、図5~図7、図10~図13A、図15、図19、および/もしくは図20に関して下で説明されるプロセスおよび/もしくはアルゴリズムを利用する、任意の他の適切な装置もしくは手段を含む、本開示の様々な態様に含まれ得る。
図5は、開示される主題のいくつかの態様による、ワイヤレス通信システム500内でデータをスケジューリングして送信するための、様々なUE(たとえば、UE A502、UE B504、UE C506、およびUE D508)間の例示的なサイドリンクシグナリングを示すコールフロー図である。いくつかの態様では、ワイヤレス通信システム500は、たとえば、図1に関連して上で説明され図1に示されるRAN100の部分、および/または、図2に関連して上で説明され図2に示されるワイヤレス通信システム200の部分に対応し得る。
いくつかの例では、基地局は、RAN100の中の1つまたは複数のUEのためのサイドリンクリソース配分(RA)を提供または支援することができる。そのような基地局により支援されるサイドリンクリソース配分は、5G NRの3GPP(登録商標)仕様のrelease-16において記述されるような、gNBにより支援されるサイドリンクRA(モード1)に相当し得る。モード1サイドリンクRAでは、基地局または他のスケジューリングエンティティが、UEのためのサイドリンクスロットをスケジューリングする。他の例では、UEは、自律的なサイドリンクリソース配分を利用してもよく、これは、5G NRの3GPP(登録商標)仕様のrelease-16においても記述されるような、自律的なサイドリンクRA(モード2)に相当し得る。モード2サイドリンクRAにおいて、UEは、基地局により支援されない1つまたは複数のサイドリンクスロットもしくはリソースを選択および/または予約することができる。図8に関連して下で説明されるように、送信すべきサイドリンクデータを有するUE(たとえば、UE126、UE132、UE B504、またはUE D508)は、現在の検知期間に対応する来たるリソース選択期間においてリソースの特定のセットを別のUEが予約していることを示すメッセージについて、スライディング検知期間内のサイドリンクリソースを監視することができる。たとえば、UEは、サイドリンク制御情報(SCI)メッセージのための物理サイドリンク制御チャネル(PSCCH)を監視し得る。これらのSCIメッセージは、1つまたは複数の来たるサイドリンク(SL)スロットに関連するリソースの予約を含み得る。そのような例では、UEは、受信されたSCIメッセージを復号し、予約されたリソースを特定することができる。別の例では、SCIは、SCIを送信したデバイスによって来たるリソースが予約されないことを示し得る。
UEが、サイドリンクリソース配分または予約情報を含み得るSCIを送信するとき、UEは、PSCCHのチャネル推定およびSCIの復号を支援するために、復調基準信号(DMRS)を含め得る。いくつかの例では、検知UEは追加で、SCIに含まれるDMRS、または任意の他の適切な基準信号に基づいて、基準信号受信電力(RSRP)を推定し得る。さらなる例において、検知UEは、サイドリンクデータチャネル(たとえば、物理サイドリンク共有チャネル、PSSCH)上で送信される信号のRSRPを推定し得る。ここで、RSRPは、メッセージに関連するDMRSに基づいて推定され得る。したがって、検知UEは、信号を送信したデバイスによって予約されるリソースを検知UEが使用可能であるかどうかを決定するために、SCIのRSRPおよび/またはPSSCH上で送信される信号のRSRPを使用することができる。たとえば、UEは、信号を送信したデバイスに関連するRSRPを決定することができ、RSRPを適切なRSRP閾値(たとえば、所定のRSRP閾値)と比較することができる。そのような例では、RSRPが閾値を下回る場合、UEは、デバイスによって予約されたあらゆるリソースを利用可能であるものとして特定することができる。RSRPが閾値を上回る場合、UEは、デバイスによって予約されたあらゆるリソースを利用不可能であるものとして特定することができる。UEは、閾値に等しいRSRPを、閾値を下回るものとして特定するように構成されてもよく、または閾値を上回るものとして特定するように構成されてもよいことに留意されたい。
いくつかの例では、検知UEは、デバイスによって送信される適切な数の(たとえば、所定の数の)信号、および/または適切な(たとえば、所定の)期間にわたりデバイスによって送信される信号に基づいて、特定のデバイスに関連する平均RSRPを決定することができる。たとえば、UEは、特定のUEからUEが検出する各信号(たとえば、PSSCHまたはPSCCHを使用して送信される信号)のRSRPを記録することができ、最後の3つのRSRPの平均を決定することができる。別の例として、UEは、特定のUEからUEが検出する各信号のRSRPを記録することができ、前の8スロット以内に受信された信号のRSRPの平均を決定することができる。さらに別の例として、UEは、特定のUEからUEが検出する各信号のRSRPを記録することができ、前の8スロット以内に受信された信号の3つまでのRSRPの平均を決定することができる。値は例にすぎず、本開示では、そのような平均への言及は、任意の適切な期間にわたる任意の適切な数のRSRP値の任意の適切な組合せまたは集約として理解されるべきであることに留意されたい。複数のRSRP値は、信号を受信したUEおよび/または信号を送信したデバイス(たとえば、UE)の移動性をUEが考慮するのを支援することができる。
いくつかの態様では、UEは、未来の送信のための利用可能なリソースの1つまたは複数を選択することができる。加えて、いくつかの態様では、UEは、選択されたリソースが予約されることを示すSCIメッセージをPSCCH上で送信することができる。
一部のUEは、比較的電力に敏感であることがあり(たとえば、ウェアラブルデバイスまたは電池で動作するセンサなどのUEは、電力バジェットが限られていることがある)、かつ/または、低レイテンシ通信を必要としないことがある(たとえば、ウェアラブルデバイスまたはinternet-of-thingsデバイスなどのUEは、比較的遅延に敏感ではないデータを送信することがある)。したがって、そのようなUEは、リソース監視より電力の節約を優先してもよい。たとえば、そのようなUEは、より少ないリソースを監視することによって、電力の節約を実現することができる。すなわち、監視リソースは、受信された信号を増幅するために、および/または受信された信号を復号することを試みるために、電力を必要とし得る。しかしながら、UEが1つまたは複数のSLスロットを使用したデータの送信を予期する場合、監視するリソースがより少ないと、UEは送信のために利用可能なリソースを特定することが困難になり得る。
したがって、本開示のさらなる態様により、1つまたは複数のSLスロット(TX UEと本明細書で呼ばれることがある)を使用したデータの送信を予期するUEが、監視できる検知期間の割合を高めるために、および/または、より細かい粒度で検知期間内のリソースを監視するために、近くのUE(たとえば、1つまたは複数のSLスロットを使用して送信されることになるデータの標的であるUE)のリソースを活用できるようになる。たとえば、TX UEは、検知期間においてリソースを監視すること、ならびに選択期間の中のどのリソースが利用可能および/または利用不可能であるかを報告することを、近くのUE(これは、TX UEからの送信の標的であるUEであってもまたはなくてもよく、本明細書ではRX UEと呼ばれることがある)に要求することができる。
いくつかの態様では、近くのUEおよび/またはRX UEは、(たとえば、より大きい電池により、他の機能に使われる電力がより少ないことにより)TX UEよりも監視のための電力バジェットが大きいことがあり、かつ/または、自身の目的のためにリソースを継続的に監視するように構成されることがある。たとえば、近くのUEは、TX UEによる送信の受信者であり得る(たとえば、ユニキャスト通信の標的として、または、マルチキャスト、グループキャスト、ブロードキャスト、もしくは、1つのデバイスから1つより多くのデバイスに送信するように構成されるタイプの通信のグループのメンバーとして)。以下の例は、リソースを監視して報告をTX UEに提供する近くのUEの具体的な例として、RX UEを使用して説明されることが多い。しかしながら、これは例にすぎず、いずれの近くのUEもリソースを監視して報告をTX UEに提供することができる。
いくつかの態様では、RX UE(たとえば、UE A502、UE C506)は、別のUE(たとえば、UE D508)が来たるリソース選択期間において特定のリソースを予約したことを示すメッセージについて、スライディング検知期間内のリソースを監視することができる。たとえば、RX UEは、1つまたは複数の来たるSLスロットに関連する1つまたは複数のリソースの予約を含み得るSCIメッセージについて、PSCCHを監視することができる。そのような例では、RX UEは、受信されたSCIメッセージを復号し、予約されているものとしてSCIが示すリソースを特定することができる。
UEがSCIを送信するとき、UEは、PSCCHのチャネル推定の実行を容易にしてSCIの復号を容易にするためのDMRSを送信に含め得る。さらに、UEがPSSCH上でメッセージを送信するとき、UEは同様の理由でDMRSを含め得る。いくつかの態様では、RX UEは、SCIに含まれるDMRS、PSSCHメッセージに含まれるDMRS、または任意の他の適切な基準信号に基づいて、基準信号受信電力(RSRP)を推定することができる。
本開示のさらなる態様によれば、RX UEは、追加または代替として、信号(たとえば、UE D508)を送信したデバイスによって予約されるリソースをTX UEが使用可能であるかどうかを決定するために、そのようなSCIのRSRPおよび/またはPSSCH上で送信される信号のRSRPを使用することができる。たとえば、RX UEは、デバイスに関連するRSRPを決定することができ、RSRPを適切なRSRP閾値(たとえば、所定の閾値)と比較することができる。そのような例では、RSRPが閾値を下回る場合、UEは、デバイスによって予約されたあらゆるリソースを利用可能であるものとして特定することができる。RSRPが閾値を上回る場合、UEは、デバイスによって予約されたあらゆるリソースを利用不可能であるものとして特定することができる。UEは、閾値に等しいRSRPを、閾値を下回るものとして特定するように構成されてもよく、または閾値を上回るものとして特定するように構成されてもよいことに留意されたい。
またさらなる態様では、RX UEは、デバイスによって送信される適切な数の(たとえば、所定の数の)信号、および/または適切な(たとえば、所定の)期間にわたりデバイスによって送信される信号に基づいて、特定のデバイスに関連するRSRPの平均、集約、または他の適切な計算結果を求めることができる。本開示では、平均RSRPへの言及は、算術平均を指すだけではなく、複数のRSRP推定に基づいてあらゆる平均、集約、または他の適切な計算結果を大まかに含むものとして理解されるべきである。たとえば、RX UEは、特定のUEからRX UEが検出する各信号(たとえば、PSSCHまたはPSCCHを使用して送信される信号)のRSRPを記録することができ、最後の3つのRSRPの平均を決定することができる。別の例として、RX UEは、特定のUEからRX UEが検出する各信号のRSRPを記録することができ、前の8スロット以内に受信された信号のRSRPの平均を決定することができる。さらに別の例として、RX UEは、特定のUEからRX UEが検出する各信号のRSRPを記録することができ、前の8スロット以内に受信された信号の3つまでのRSRPの平均を決定することができる。上で与えられた値は例にすぎず、RX UEは任意の適切な期間にわたって任意の適切な数のRSRP値を記録して平均できることに留意されたい。
いくつかの態様では、RX UEは、リソース選択期間の中のどのリソースが利用可能であるか、および/またはどのリソースが利用可能ではなかったかを示す報告を生成することができる。加えて、いくつかの態様では、RX UEは、そのような報告を1つまたは複数のTX UE(たとえば、UE B504および/またはUE D508)に送信することができる。
そのような報告を受信するTX UEは、TX UEが検出したサイドリンクリソース配分情報を補足するために報告を利用することができ、この情報は、複数の位置(たとえば、TX UEの位置および報告を提供したRX UEの位置)からのリソース利用可能性についての情報を提供することができる。
いくつかの態様では、たとえば図6および図13Aに関連して下で説明されるように、特定のリソースが利用可能であるかどうかを決定するために使用されるRSRP閾値は、TX UEからの観測される受信信号電力に基づいて適応的に決定され得る。代替として、RSRP閾値は、送信されているパケットの優先度、送信が向けられるデバイスの優先度、パケットに関連するレイテンシの要件、送信のキャストタイプ(たとえば、ユニキャスト、マルチキャスト、グループキャスト、またはブロードキャスト)、任意の他の適切なパラメータ、および/またはパラメータの任意の適切な組合せなどの、1つまたは複数のパラメータに基づく所定の値であり得る。いくつかの態様では、TX UE(たとえば、UE B504)および/または干渉する可能性のあるTX UE(たとえば、UD D508)からの信号の電力の差を考慮することは、リソースの効率的な使用を容易にできる。たとえば、RX UEにおいて観測されるTX UEからの送信の受信電力が、RX UEにおいて観測される干渉する可能性のあるTX UEからの送信の受信電力より少なくとも閾値の量(たとえば、10デシベル(dB))大きい場合、TX UEからRX UEへの送信は、比較的高い信頼性で受信され復号されることが予想され得る。干渉する可能性のあるTX UE(たとえば、UE D508)からの信号がTX UE(たとえば、UE B504)のみによって検知される場合、TX UE(たとえば、UE B504)における受信電力は、RX UEへの信頼性のある通信のためにリソースを使用できるとき、固定された閾値より大きい(かつTX UEにより利用不可能であるとマークされる)ことがある。
TX UE(たとえば、UE B504)はさらに、任意の適切な技法または技法の組合せを使用して、TX UE自体が生成する報告(たとえば、リソース選択期間におけるどのリソースが利用可能および/または利用不可能であるかを示す)を、RX UE(たとえば、UE A502)から受信された報告と組み合わせ得る。たとえば、RX UEからの報告は、各ビットが特定のリソース(たとえば、特定のRB、特定のスロットなど)を表す二値行列または文字列としてフォーマットされ得る。そのような例では、TX UEは、TX UEによって生成される報告とRX UEから受信される報告との間でビットごとの論理積演算を実行することができる。
いくつかの態様では、リソースは、TX UEによって生成される報告とRX UEから受信される報告の両方において利用可能であるものとして特定される場合、利用可能であるものとして特定され得る。たとえば、利用可能なリソースは二進数の1として指定され得るので、両方の報告が特定のリソースに対して1を含む場合、そのリソースは利用可能であるものとして指定され得る(たとえば、1 AND 1 =1、または1×1=1)。そのような例では、特定のリソースに対して、一方の報告が1を含み、他方の報告が0を含む場合、そのリソースは利用不可能であるものとして指定され得る(たとえば、1 AND 0 =0、または1×0=0)。これは例にすぎず、報告は任意の他の適切な演算を使用して組み合わせられ得ることに留意されたい。
いくつかの態様では、TX UE(たとえば、UE B504)によって生成される情報とRX UE(たとえば、UE A502)によって生成される情報を組み合わせるために、あらゆる適切な組合せ技法が使用され得る。たとえば、UE B504は、リソース選択期間の少なくとも一部分を表す第1の報告を生成することができ、UE A502は、リソース選択期間の少なくともその部分を表す第2の部分を生成することができる。いくつかの態様では、UE A502は、(たとえば、サイドリンク報告リンクを使用して、物理サイドリンク共有チャネル(PSSCH)を使用して、物理サイドリンク制御チャネル(PSCCH)を使用して、および/または任意の他の適切なリソースを使用して)第2の報告をUE B504に送信することができる。いくつかの態様では、UE B504は、第1の報告および第2の報告を組み合わせて、両方の報告からの情報の組合せを表す出力を生成することができる。いくつかの態様では、UE B504は、両方の報告からの情報の組合せを表す出力において利用可能であるものとして特定されるリソースからリソースをランダムに選択することができる。
いくつかの態様では、TX UE(たとえば、UE B504)は、選択期間からランダムに送信のためのリソースを選択することができる。たとえば、他のUEからのSCIを監視するのを制約されているTX UEは、送信のためのリソースをランダムに選択することができる。別の例として、混雑度が比較的低い(たとえば、比較的低いチャネルビジーレシオ(CBR)、比較的低いチャネル占有比(SL CR))場合、送信の優先度が比較的低い場合、送信の信頼性の要件が比較的低い場合などに、TX UEは、送信(たとえば、RX UEへのパケットの送信)のためのリソースをランダムに選択することができる。そのような例では、検知期間の中のリソースの監視は、TX UEによる電力消費を減らすことができる。いくつかの態様では、UE 504Bは、上位レイヤ(たとえば、アプリケーションレイヤ)においてCBR閾値を決定することができ、下位レイヤ(たとえば、物理レイヤ)にCBR閾値を提供することができる。さらなる態様において、TX UEは、他のUEによって測定されるCBR値を、報告または通常のデータ送信においてそれを受信することによって再使用することができる。次いで、TX UEは、提案されるリソース選択手順から選択を行うために、この遠隔で測定され報告されるCBRを使用し得る。
いくつかの態様では、UE B504は、UE A502などの1つまたは複数の他のUEに、サイドリンクチャネル(たとえば、物理サイドリンク共有チャネル(PSSCH))を介してデータを送信するように構成され得る。加えて、UE C506およびUE D508は、PSSCHを使用して通信している他のUEを表すことができ、UE B504によって(たとえば、UE A504に)送信される送信との干渉を、それらが同じリソースを使用して送信される場合に引き起こし得る。図5のシグナリング図において、UE A502、UE B504、UE C506、および/またはUE D508は、送信を自律的に(たとえば、サイドリンクリソース配分モード2を使用して)スケジューリングすることができる。
512において、UE B504が、リソース配分(RA)報告に対する要求を近くのUE(たとえば、UE A502)に送信することができる。いくつかの態様では、要求は、送信に関連する優先度(たとえば、サイドリンク制御情報(SCI)に含まれる優先度)、通信の標的(たとえば、UE A502および/または1つまたは複数の他のUE)に関連する優先度などの、任意の適切な情報を含み得る。追加または代替として、いくつかの態様では、RA報告に対する要求は、RA報告に対する要求を受信するUEに対して、特定のリソースが利用可能であるかまたは利用不可能であるかを決定するときに適応的な閾値を使用せよという要求を含み得る。
いくつかの態様では、UE B504は、要求を送信するために任意の適切な技法または技法の組合せを使用することができる。たとえば、UE B504は、(たとえば、RAN100またはRAN204などのRANを介して、1つまたは複数のSLスロットを使用して、など)任意の適切な通信ネットワークを使用して要求を送信することができる。いくつかの態様では、UE B504は、トランシーバ(たとえば、トランシーバ410)などの任意の適切な通信インターフェースを使用して要求を送信することができる。いくつかの態様では、UE B504は、サイドリンクリソース(たとえば、PSCCHおよび/またはPSSCH)を使用して要求を送信することができる。いくつかの態様では、要求に関する情報(たとえば、ソースID、SIR閾値など)は、PSSCHを使用して送信され得る。
いくつかの態様では、UE B504は、予約されたリソース(たとえば、サイドリンク制御情報(SCI)を使用して予約される)を使用して要求を送信することができる。追加または代替として、UE Bは、リソース配分報告に対する要求を送信するようにあらかじめ構成されるリソース(たとえば、リソース配分報告に対する要求の送信のために指定されるものとして規格において定められるリソース)を使用して、要求を送信することができる。そのようなあらかじめ構成されるリソースは、リソース配分報告に対する要求を送信するために指定されてもよく、リソース配分報告に対する要求を送信することのみに制約されてもまたはされなくてもよい。
514において、UE D508が、リソースの予約を含む第1のSCIメッセージを送信することができる。たとえば、上で説明されたように、SCIは、UE D508がリソース選択期間においてデータ(たとえば、1つまたは複数のパケット)を送信するために、1つまたは複数のリソースを予約することができる。いくつかの態様では、第1のSCIメッセージは、指定ID(たとえば、特定のUEに関連する情報を識別する、グループキャスト送信のためにグループに関連する情報を識別する、など)を含み得る。
いくつかの態様では、UE D508は、第1のSCIを送信するために任意の適切な技法または技法の組合せを使用することができる。たとえば、UE D508は、(たとえば、RAN100またはRAN204などのRANを介して、1つまたは複数のSLスロットを使用して、など)任意の適切な通信ネットワークを使用して要求を送信することができる。いくつかの態様では、UE D508は、トランシーバ(たとえば、トランシーバ410)などの任意の適切な通信インターフェースを使用してSCIを送信することができる。いくつかの態様では、UE D508はPSCCHを使用して要求を送信することができる。
516において、UE B504が、514においてUE D508によって送信された第1のSCIメッセージを受信することができる。加えて、いくつかの態様では、516において、UE B504が、任意の適切な技法または技法の組合せを使用して、第1のSCIの中の情報に基づいてリソース利用可能性を決定することができる。たとえば、UE B504は、図5に関連して上で説明された1つもしくは複数の技法、ならびに/または、図11、図13A、および/もしくは図15に関連して下で説明される1つもしくは複数の技法を使用することができる。示されていないが、UE B504は、UE B504の近くにある任意の適切な数のUEからSCIメッセージを(たとえば、第1のSCIメッセージに加えて)受信することができる。そのような例では、UE B504は、受信されたSCIメッセージのいずれかまたはすべてから導かれる情報を使用して、リソース利用可能性を決定することができる。
いくつかの態様では、UE B504は、第1のSCIメッセージを受信するために任意の適切な技法または技法の組合せを使用することができる。たとえば、UE B504は、SCIに含まれる情報を用いて符号化される受信されたワイヤレス信号をサンプリングおよびバッファリングし、エネルギー検出、復調、復号などの適切な処理をバッファリングされた信号に適用することができる。いくつかの態様では、UE B504は、トランシーバ(たとえば、トランシーバ410)などの任意の適切な通信インターフェースを使用して、第1のSCIメッセージを受信することができる。いくつかの態様では、UE B504は、PSCCHを使用して第1のSCIメッセージを受信することができる。
いくつかの態様では、UE B504は、514においてUE D508によって送信された第1のSCIメッセージを受信しないことがある。たとえば、UE B504は、UE Bが第1のSCIメッセージを確実に受信および/または復号できないほど十分離れている(たとえば、物理的な距離および/またはRF距離)ことがある。追加または代替として、いくつかの態様では、UE B504は、1つまたは複数のリソース(たとえば、第1のSCIメッセージを送信するために使用されるリソース)の監視を省略することができる。たとえば、UE B504は、(たとえば、不連続な受信間隔に基づいて)不連続に動作するように構成されてもよく、かつ/または、リソース検知期間の中のリソースのすべてではないリソース(たとえば、サブキャリアのサブセットのみ、1つまたは複数のサブキャリア内のリソース要素のサブセットのみ、など)を監視するように構成されてもよい。別の例として、UE B504は、リソース検知期間におけるあらゆる検知を省略するように構成され得る。そのような例では、UE B504は、1つもしくは複数の他のUEからのリソース利用可能性についての情報のみを使用して(たとえば、UE A502、および/または1つもしくは複数の他のUEからの報告を使用して)、またはリソース利用可能性についてのどのような情報も使用せずに(たとえば、リソースをランダムに選択して)、送信のためのリソースを選択することができる。
518において、UE A502が、任意の適切な技法または技法の組合せを使用して、UE B504によって送信されたRA報告および/または任意の他の適切な信号に対する要求を受信することができる。いくつかの態様では、UE A502は、RAに対する要求を受信するために任意の適切な技法または技法の組合せを使用することができる。たとえば、UE A502は、要求に含まれる情報を用いて符号化される受信されたワイヤレス信号をサンプリングしてバッファリングし、エネルギー検出、復調、復号などの適切な処理をバッファリングされた信号に適用することができる。いくつかの態様では、UE A502は、トランシーバ(たとえば、トランシーバ410)などの任意の適切な通信インターフェースを使用して、要求を受信することができる。いくつかの態様では、UE A502は、サイドリンクリソース(たとえば、PSSCHおよび/またはPSSCH)を使用して要求を受信することができる。たとえば、要求に関連する情報はPSSCHを使用して送信され得る。
いくつかの態様では、UE A502は、任意の適切な技法または技法の組合せを使用して、UE B504によって送信される信号の受信電力を決定することができる。たとえば、UE A502は、UE B504からの送信に含まれる復調基準信号(DMRS)に基づいて基準信号受信電力(RSRP)を推定することによって、受信電力を決定することができる。より具体的な例において、DMRSは、UE B504によって送信されるSCIメッセージ、および/またはPSCCHを使用して送信される任意の他の適切なメッセージに含まれ得る。別のより具体的な例において、DMRSは、PSSCHを使用してUE B504によって送信されるメッセージと関連付けられ得る。
いくつかの態様では、UE A502は、リソース利用可能性を決定するという明確な目的のために、UE Bによって送信された信号の受信電力を測定しないことがある。しかしながら、一般に、UE A502は、チャネル推定などの他の動作のために、UE Bによって送信された信号のRSRPを決定するように構成され得る。
520において、UE A502が、514においてUE D508によって送信された第1のSCIメッセージを受信することができる。加えて、いくつかの態様では、520において、UE A502が、任意の適切な技法または技法の組合せを使用して、第1のSCIの中の情報に基づいてリソース利用可能性を決定することができる。たとえば、UE A502は、図5に関連して上で説明された1つまたは複数の技法、図11、図13A、および/または図15に関連して下で説明される1つまたは複数の技法を使用することができる。示されていないが、UE A502は、UE A502の近くにある任意の適切な数のUEからのSCIメッセージを(たとえば、第1のSCIメッセージに加えて)受信することができる。そのような例では、UE A502は、受信されたSCIメッセージのいずれかまたはすべてから導かれる情報を使用して、リソース利用可能性を決定することができる。
いくつかの態様では、UE A502は、514においてUE D508によって送信された第1のSCIメッセージを受信しないことがある。たとえば、UE A502は、UE A502が第1のSCIメッセージを確実に受信および/または復号できないほど十分離れている(たとえば、物理的な距離および/またはRF距離)ことがある。追加または代替として、いくつかの態様では、UE A502は、1つまたは複数のリソース(たとえば、第1のSCIメッセージを送信するために使用されるリソース)の監視を省略することができる。たとえば、UE A502は、(たとえば、不連続な受信間隔に基づいて)不連続に動作するように構成されてもよく、および/または、リソース検知期間の中のリソースのすべてではないリソース(たとえば、サブキャリアのサブセットのみ、1つまたは複数のサブキャリア内のリソース要素のサブセットのみ、など)を監視するように構成されてもよい。
いくつかの態様では、UE A502は、第1のSCIメッセージを受信するために任意の適切な技法または技法の組合せを使用することができる。たとえば、UE A502は、SCIに含まれる情報を用いて符号化される受信されたワイヤレス信号をサンプリングしてバッファリングし、エネルギー検出、復調、復号などの適切な処理をバッファリングされた信号に適用することができる。いくつかの態様では、UE A502は、トランシーバ(たとえば、トランシーバ410)などの任意の適切な通信インターフェースを使用して、第1のSCIメッセージを受信することができる。いくつかの態様では、UE A502は、PSCCHを使用して第1のSCIメッセージを受信することができる。
いくつかの態様では、UE A502(および/またはUE B504)は、どのリソースが利用可能であるかを決定するために固定された閾値を使用することができる。たとえば、UE A502は、-102デシベルミリワット(dBm)というUE D508からの信号のRSRP(たとえば、RSRPD→A=-102 dBm)、および-92dBmという別のUE(たとえば、この例では便宜的にUE C504が使用される)からの信号のRSRP(たとえば、RSRPC→A=-92 dBm)を測定することがある。この例では、UE A502は、許容不可能なレベルの干渉をどの信号が引き起こす可能性が高いかを特定するために使用され得る、受信信号に対する固定された閾値を決定することができる。この例では、UE A502は、送信に関連する優先度(たとえば、UE B504からSCIにおいて報告されるPriorB)に基づいて、-107dBmに閾値を設定する。別の例として、UE A502は、(たとえば、512においてUE B504によって送信される要求などの、要求に関連して)UE B504から閾値として設定すべき値を受信することができる。さらに別の例として、UE A502は、QoS目標、PriorA、PriorB、および/または任意の他の適切な係数に基づいて、上位レイヤ(たとえば、アプリケーションレイヤ)における優先度を決定することができ、優先度を下位レイヤ(たとえば、物理レイヤ)に提供することができる。いくつかの態様では、UE B502は、送信に関連する優先度(たとえば、PriorB)および/またはUE A502に関連するデバイスの優先度(たとえば、UE Aへの接続を維持するアプリケーションにより割り当てられるPriorA)に基づいて、RSRP閾値を設定することができる。一般に、優先度は、たとえば、レイテンシの要件、および/または任意の他の適切な信頼性の要件を表し得る、値であり得る。そのような例では、UE A502は、UE C506またはUE D508によって予約されるリソースが利用不可能であると決定することができ、それは、UE C506およびUE D508からの信号のために測定されるRSRPが閾値を上回るからである。
いくつかの態様では、UE A502(および/またはUE B504)は、どのリソースが利用可能であるかを決定するために、送信UE(たとえば、UE B504)から受信された信号の電力に基づいて、適応的な閾値および/または信号対干渉(SIR)閾値を使用することができる。たとえば、UE A502は、先行する例と同じ、UE C506およびUE D508からのRSRP(たとえば、RSRPC→A=-92 dBm、およびRSRPD→A=-102 dBm)、ならびに-90dBmというUE Bからの信号のRSRP(たとえば、RSRPB→A=-90 dBm)を測定し得る。この例では、UE A502は、所望の信号(たとえば、UE B502からの信号)の信号電力と干渉する可能性のある信号(たとえば、UE C506および/またはUE D508からの信号)との差を表すSIR閾値を決定することができる。この例では、UE A502は、送信に関連する優先度、UE A502に関連するデバイス優先度、および/または、信号を送信するためにUE B504によって使用される変調およびコーディング方式(MCS)などの任意の他の適切な要因に基づいて、SIR閾値を10dBに設定する(たとえば、より低いコードレートおよび/またはより低い変調次数は干渉に対してより安定し得るが、より高いコードレートおよび/またはより高い変調次数は干渉に対してより敏感であり得る)。
特定の例において、UE A502は、TX UEと干渉する可能性のあるUEとの間のSIRを決定することができ(たとえば、SIR(B,C)=-92dBm-(-90dBm)=2dB、およびSIR(B,D)=-102dBm-(-90dBm)=12dB)、UE A502はこれをSIR閾値と比較することができる。そのような例では、UE A502は、SIR(B,C)がSIR閾値を下回るのでUE C506によって予約されるリソースが利用不可能であり、一方、SIR(B,D)がSIR閾値を満たすのでUE D508によって予約されるリソースが利用可能であると、決定することができる。対数領域における2つの値の減算は、線形領域における除算とそれに続く対数領域への変換に相当することに留意されたい。したがって、SIRは、対数領域(たとえば、dBm)で表される所望の信号のRSRPから、対数領域で表される干渉信号のRSRPを差し引くことによって計算され得る。
追加または代替として、別の特定の例において、UE A502は、SIR閾値および送信UEから受信される信号のRSRPに基づいて、適応的なRSRP閾値を決定することができる(たとえば、RSRPadpt-thr=RSRPB→A-SIRthr)。この例では、UE A502は、適応的な閾値(RSRPadpt-thr=-90 dB-10 dB=-100 dB)を計算することができる。そのような例では、UE A502は、RSRPC→Aが適応的なRSRP閾値を超える(たとえば、-92dBm>-100dBm)のでUE C506によって予約されるリソースが利用不可能であり、一方で、RSRPD→Aが適応的なRSRP閾値を満たす(たとえば、-102dBm<-100dBm)のでUE D508によって予約されるリソースが利用可能であると決定することができる。
上述の例は各UEの単一のRSRP値を使用して説明されるが、これは例にすぎず、閾値と比較されるべきRSRP値を特定するために、および/またはSIRを推定するために、任意の適切な数のRSRP値を平均することができることに留意されたい。加えて、UE A502に関連して説明されたが、UE B504が、固定されたRSRP閾値、SIR閾値、および/または適応的なRSRP閾値を使用するように構成され得る。たとえば、UE A502は、UE A502において測定される別のUE(たとえば、UE D508)に関連するRSRP値、UE B504に関連するRSRP値、1つもしくは複数のSIR値(たとえば、UE B504とUE A502との間のリンクと、UE D508、UE A502などの別のUE間のリンクとの比較に基づく)、および/または任意の他の適切な値を含み得る。
いくつかの態様では、UE A502は、1つまたは複数のパラメータに基づいてSIRthresholdを設定することができる。たとえば、UE A502がUE B504によって利用されるべき変調およびコーディング方式(MCS)インデックスを受信および/または別様に決定する場合、UE A502はMCSインデックスを使用してSIRthresholdを設定することができる。別の例として、UE A502は、UE B504および/またはUE A502のサービス品質(QoS)目標に基づいてSIRthresholdを設定することができる。
いくつかの態様では、SIRthresholdは、約0dBから約20dBの範囲に設定され得る。たとえば、非常に低いコードレートおよび低い変調次数(たとえば、QPSK)では、UE A502はSIR閾値を比較的低く設定することができる(たとえば、0dB、1dB、5dB)。別の例として、比較的チャネルコードレートの高い64-QAM変調では、UE A502はSIR閾値を比較的高く設定することができる(たとえば、約20dB)。しかしながら、これらは例にすぎず、SIRthresholdは様々な値(たとえば、約0dBから約20dBの範囲の中の任意の値)に設定され得る。代替として、いくつかの態様では、SIRthresholdは、(たとえば、7dB、8dB、9dB、10dB、11dB、12dBなどの特定の値に)固定され得る。いくつかの態様では、SIRthresholdは、(たとえば、報告に対する要求に関連して)UE B504によってUE A502に提供され得る。
522において、UE A502が、第1のSCIメッセージにおける受信電力に基づいて、および/またはUE Bの受信電力に基づいて、RA報告を送信することができる。いくつかの態様では、報告は、(たとえば、図5に関連して上で、および図8に関連した下で説明されるように)リソース選択期間の少なくとも一部分を表す二値リソース利用可能性マップ(たとえば、行列または文字列としてフォーマットされる)を含み得る。
いくつかの態様では、UE A502は、RA報告を送信するために任意の適切な技法または技法の組合せを使用することができる。たとえば、UE A502は、(たとえば、RAN100またはRAN204などのRANを介して、1つまたは複数のSLスロットを使用して、など)任意の適切な通信ネットワークを使用して要求を送信することができる。いくつかの態様では、UE A502は、トランシーバ(たとえば、トランシーバ410)などの任意の適切な通信インターフェースを使用してRA報告を送信することができる。いくつかの態様では、UE A502は、SL報告リンク(たとえば、図2に関連して上で説明されたサイドリンク報告リンク226)を使用してRA報告を送信することができる。
524において、UE B504が、報告を受信し、UE A502から受信された報告に基づいて、および/またはUE B504によって決定されたリソース利用可能性に基づいて(たとえば、516において受信された第1のSCIメッセージに関連する受信電力、および/または他のUEによって送信された1つまたは複数のSCIメッセージなどの任意の他の適切な信号の受信電力に基づいて)、利用可能なリソースを選択することができる。いくつかの態様では、UE B504によって決定されるリソース利用可能性は、二値リソース利用可能性マップとしてフォーマットされ得る。
図5に関連して上で説明されたように、かつ図9、図14、および図16に関連して下で説明されるように、いくつかの態様では、UE B504は、任意の適切な技法または技法の組合せを使用して、UE A502からの報告において受信されたリソース利用可能性情報を、UE B504によって導出されたリソース利用可能性情報と組み合わせることができる。いくつかの態様では、UE B504は、UE A502によって送信されるRA報告を受信するために任意の適切な技法または技法の組合せを使用することができる。たとえば、UE B504は、RA報告に含まれる情報を用いて符号化される受信されたワイヤレス信号をサンプリングしてバッファリングし、エネルギー検出、復調、復号などの適切な処理をバッファリングされた信号に適用することができる。いくつかの態様では、UE B504は、トランシーバ(たとえば、トランシーバ410)などの任意の適切な通信インターフェースを使用して、RA報告を受信することができる。いくつかの態様では、UE B504は、SL報告リンク(たとえば、図2に関連して上で説明されたサイドリンク報告リンク226)を使用してRA報告を受信することができる。
いくつかの態様では、UE B504は、報告において特定される利用可能なリソースおよび/またはUE B504によって導出されるリソース利用可能性情報から、利用可能なリソースをランダムに選択することができる。たとえば、図8に関連して下で説明されるように、リソース選択期間の一部分は、(たとえば、送信されるべきパケットをフォーマットすることに関連する処理時間により)選択に適していないことがある。
526において、UE D508が、第1のSCIによって予約されるリソースを使用して、少なくともUE Cに宛てられた1つまたは複数のパケットを送信することができる。いくつかの態様では、UE D508は、1つまたは複数のパケットを送信するために任意の適切な技法または技法の組合せを使用することができる。たとえば、UE D508は、(たとえば、RAN100またはRAN204などのRANを介して、1つまたは複数のSLスロットを使用して、など)任意の適切な通信ネットワークを使用して1つまたは複数のパケットを送信することができる。いくつかの態様では、UE D508は、トランシーバ(たとえば、トランシーバ410)などの任意の適切な通信インターフェースを使用して1つまたは複数のパケットを送信することができる。いくつかの態様では、UE D508はPSSCHを使用して1つまたは複数のパケットを送信することができる。
528において、526でUE D508によって送信された信号が、UE B504によってUE A502に送信される信号と干渉することもまたはしないこともある。たとえば、1つまたは複数のパケットをUE A502に送信するための選択されたリソースが、UE D508がメッセージをUE C506に送信するために使用したリソースと同じである場合、信号はUE A502において少なくともいくらかの干渉を引き起こすことがあり、これは、UE A502がUE B504によって送信された信号を確実に受信および/または復号できる可能性を下げることがある。図13Aに関連して下で説明されるように、UE A502および/またはUE B504は、(たとえば、520または516においてそれぞれ)UE A502においてUE D508により送信された信号により引き起こされる可能性のある干渉の量が確実に許容可能なレベルを下回って大きく減少する可能性が低い(たとえば、約1%未満の確率、約5%未満の確率、約10%未満の確率など)と決定することができる。
530において、UE B504が、524において選択されたリソースを使用して、少なくともUE Aに宛てられた1つまたは複数のパケットを送信することができる。上で説明されたように、リソースは、別の比較的近くのUE(たとえば、UE A502における受信と干渉する可能性の低い)によって使用されるリソース、またはいずれの近くのUEによっても使用されないリソースであり得る。いくつかの態様では、UE B504は、1つまたは複数のパケットを送信するために任意の適切な技法または技法の組合せを使用することができる。たとえば、UE B504は、(たとえば、RAN100またはRAN204などのRANを介して、1つまたは複数のSLスロットを使用して、など)任意の適切な通信ネットワークを使用して1つまたは複数のパケットを送信することができる。いくつかの態様では、UE B504は、トランシーバ(たとえば、トランシーバ410)などの任意の適切な通信インターフェースを使用して1つまたは複数のパケットを送信することができる。いくつかの態様では、UE B504はPSSCHを使用して1つまたは複数のパケットを送信することができる。
532において、UE A502が、選択されたリソースを使用して送信された、UE B504によって送信されたパケットを受信することができる。いくつかの態様では、UE A502は、UE B504によって送信されたパケットを受信するために、任意の適切な技法または技法の組合せを使用することができる。たとえば、UE A502はパケットに含まれる情報を用いて符号化される受信されたワイヤレス信号をサンプリングしてバッファリングし、エネルギー検出、復調、復号などの適切な処理をバッファリングされた信号に適用することができる。いくつかの態様では、UE A502は、トランシーバ(たとえば、トランシーバ410)などの任意の適切な通信インターフェースを使用して、パケットを受信することができる。いくつかの態様では、UE A502は、PSSCHを使用してパケットを受信することができる。示されていないが、いくつかの態様では、UE B504は、524において選択されたリソースを予約するSCIメッセージを送信できることに留意されたい。
図6は、開示される主題のいくつかの態様による、ワイヤレス通信システム600内の別のUEに対してリソース監視の支援を送信UEが要求した後で、異なるリソース選択技法を使用してリソースを監視するための様々なUE(たとえば、UE A502、UE B504、UE C506、およびUE D508)間の例示的なサイドリンクシグナリングを示すシグナリング図である。いくつかの態様では、ワイヤレス通信システム600は、たとえば、図1、図2、および/または図5に関連してそれぞれ上で説明された、RAN100、ワイヤレス通信システム200、および/または、ワイヤレス通信システム500の一部分に対応し得る。
いくつかの態様では、UE B604は、UE A602などの1つまたは複数の他のUEに、PSSCHを介してデータを送信するように構成され得る。加えて、UE C606およびUE D608は、PSSCHを使用して通信している他のUEを表すことができ、UE B604によって(たとえば、UE A604に)送信される送信との干渉を、それらが同じリソースを使用して送信される場合に引き起こし得る。図6のシグナリング図において、UE A602、UE B604、UE C606、および/またはUE D608は、図5に関連して上で説明されたように、送信を自律的に(たとえば、サイドリンクリソース配分モード2を使用して)スケジューリングすることができる。
610において、UE D608が、1つまたは複数のリソースの予約を含む第1のSCIメッセージを送信することができる。たとえば、図5に関連して上で説明されたように、SCIは、UE D608がリソース選択期間においてデータ(たとえば、1つまたは複数のパケット)を送信するために、1つまたは複数のリソースを予約することができる。いくつかの態様では、UE D608は、図5の514に関連して上で説明された技法などの、任意の適切な技法または技法の組合せを使用してSCIを送信することができる。
612において、UE B604が、610においてUE D608によって送信された第1のSCIメッセージを受信することができる。いくつかの態様では、UE B604は、図5の514に関連して上で説明された技法などの、第1のSCIメッセージを受信するための任意の適切な技法または技法の組合せを使用することができる。加えて、いくつかの態様では、612において、UE B604が、図5の516に関連して上で説明された技法などの、任意の適切な技法または技法の組合せを使用して、第1のSCIの中の情報に基づいてリソース利用可能性を決定することができる。
614において、UE A602が、610においてUE D608によって送信された第1のSCIメッセージを受信することができる。加えて、いくつかの態様では、614において、UE A602が、図5の520に関連して上で説明された技法などの、任意の適切な技法または技法の組合せを使用して、第1のSCIの中の情報に基づいてリソース利用可能性を決定することができる。たとえば、UE A602は、固定されたRSRP閾値を使用してリソース利用可能性を決定することができる(たとえば、SIRを決定するために使用され得るUE B604からの送信をUE A602が受信していないので、UE B604からの以前の送信が受信されてから閾値の長さの時間が経過したので、所定の期間内にUE B604から受信された送信の数が最小限の数より少ないので、など)。
いくつかの態様では、UE A602は、610においてUE D608によって送信された第1のSCIメッセージを受信しないことがある。たとえば、UE A602は、UE A602が第1のSCIメッセージを確実に受信および/または復号できないほど十分離れている(たとえば、物理的な距離および/またはRF距離)ことがある。追加または代替として、いくつかの態様では、UE A602は、1つまたは複数のリソース(たとえば、第1のSCIメッセージを送信するために使用されるリソース)の監視を省略することができる。たとえば、UE A602は、(たとえば、不連続な受信間隔に基づいて)不連続に動作するように構成されてもよく、かつ/または、リソース検知期間の中のリソースのすべてではないリソース(たとえば、サブキャリアのサブセットのみ、1つまたは複数のサブキャリア内のリソース要素のサブセットのみ、など)を監視するように構成されてもよい。
いくつかの態様では、UE A602は、検知期間の中のリソースを、UE A602がそのようなリソースを監視せよとの明確な要求を受信したかどうかにかかわらず監視することができる。代替として、いくつかの態様では、UE A602は、検知期間の中のリソースを、UE A602がそのようなリソースを監視せよとの明確な要求を受信した後にのみ監視することができる。たとえば、UE A602は、要求を受信したことに応答してそのようなリソースの監視を開始することができ、要求を受信してから所定の期間、要求UEからより新しい送信を受信してから所定の期間、および/または特定のUEのリソースの監視を停止せよとの明確な要求を受信するまで、監視を継続することができる。
いくつかの態様では、UE A602は、リソース選択期間の中のリソースを継続的に監視することができ、あらかじめ定められた期間RA報告を定期的に(たとえば、そのような報告を要求したあらゆるUEへのユニキャストとして、そのような報告を要求した複数の1つまたは複数のUEへのマルチキャストもしくはグループキャストとして、および/または、報告を受信して復調することが可能なあらゆる近くのUEへのブロードキャストとして)送信することができる。たとえば、UE A602は、Nスロットごとに(たとえば、8スロットごとに)報告を送信するように構成され得る。
特に、定期的な報告を伴うこの第2の事例において、TX-UEからの最後の受信は、SIRの計算に利用されるには古すぎることがあり、この場合、RX-UEは従来の固定されたRSRP閾値に戻ってもよい。古すぎることの定義は、適用例、および具体的にはUEの移動性に基づき得る。
616において、UE B604が、リソース配分(RA)報告に対する要求を近くのUE(たとえば、UE A602)に送信することができる。いくつかの態様では、この要求は、図5の512に関連して上で説明された情報などの、任意の適切な情報を含み得る。いくつかの態様では、要求は、図5の512に関連して上で説明された技法などの、任意の適切な技法または技法の組合せを使用して送信され得る。
618において、UE A602が、第1のSCIメッセージにおける受信電力および/またはリソース検知期間の中のリソースを予約する任意の他のSCIメッセージにおける受信電力に基づいて、RA報告を送信することができる。いくつかの態様では、報告は、(たとえば、図5に関連して上で、および図8に関連した下で説明されるように)リソース選択期間の少なくとも一部分を表す二値リソース利用可能性マップ(たとえば、行列または文字列としてフォーマットされる)を含み得る。いくつかの態様では、UE A602は、図5の522に関連して上で説明された技法などの、報告を出すための任意の適切な技法または技法の組合せを使用することができる。
620において、UE D608が、第1のSCIによって予約されるリソースを使用して、少なくともUE Cに宛てられた1つまたは複数のパケットを送信することができる。いくつかの態様では、UE D608は、図5の526に関連して上で説明された技法などの、任意の適切な技法または技法の組合せを使用して1つまたは複数のパケットを送信することができる。
622において、UE B604が、UE B604によって検出される情報および/または618において受信される報告に基づいて(たとえば、図5の524に関連して上で説明された任意の適切な技法または技法の組合せを使用して)、UE B604が利用可能であると決定するリソースのセットから選択されたリソースを使用して、少なくともUE A602に宛てられた1つまたは複数のパケットを送信することができる。
624において、UE D608が、リソース選択期間の中の1つまたは複数のリソースを予約する第2のSCIを送信することができる。いくつかの態様では、UE D608は、図5の514に関連して上で説明された技法などの、任意の適切な技法または技法の組合せを使用してSCIを送信することができる。
626において、UE B604が、624においてUE D608によって送信された第2のSCIメッセージを受信することができる。いくつかの態様では、UE B604は、図5の514に関連して上で説明された技法などの、第2のSCIメッセージを受信するための任意の適切な技法または技法の組合せを使用することができる。加えて、いくつかの態様では、626において、UE B604が、任意の適切な技法または技法の組合せを使用して、第2のSCIの中の情報に基づいてリソース利用可能性を決定することができる。たとえば、UE B604は、図5の516に関連して上で説明された1つまたは複数の技法を使用することができる。
いくつかの態様では、UE B604は、624においてUE D608によって送信された第2のSCIメッセージを受信しないことがある。たとえば、UE B604は、UE B604が第2のSCIメッセージをもはや確実に受信および/または復号できないほど十分遠くなった(たとえば、物理的な距離および/またはRF距離)可能性がある。追加または代替として、いくつかの態様では、UE B604は、1つまたは複数のリソース(たとえば、図5の516に関連して上で説明されたような)の監視を省略することができる。たとえば、UE B604は、RA報告に対する要求を送信した後、および/またはRA報告を受信した後、監視されるリソースを(たとえば、部分的にまたは完全に)減らすことができる。
628において、UE A602が、図5の518に関連して上で説明された技法などの、任意の適切な技法または技法の組合せを使用して、UE B604によって送信された信号の受信電力を決定することができる。
630において、UE A602が、624においてUE D608によって送信された第2のSCIメッセージを受信することができる。いくつかの態様では、UE B604は、図5の516に関連して上で説明された技法などの、第2のSCIメッセージを受信するための任意の適切な技法または技法の組合せを使用することができる。加えて、いくつかの態様では、630において、UE A602が、図5の516に関連して上で説明された技法などの、任意の適切な技法または技法の組合せを使用して、第1のSCIの中の情報に基づいてリソース利用可能性を決定することができる。
632において、UE A602が、第2のSCIメッセージおよび/もしくはあらゆる他の適切なSCIに基づいて、ならびに/またはUE Bの受信電力に基づいて、第2のRA報告を送信することができる。いくつかの態様では、UE B604は、図5の522に関連して上で説明された技法などの、第2のRA報告を送信するための任意の適切な技法または技法の組合せを使用することができる。
示されていないが、UE B604、UE D608、およびUE A602は、第2のRA報告に基づいてリソースを選択すること、選択されたリソースを使用してパケットを送信すること、および送信されたパケットを受信することなどの、図5の524から532に関連して上で説明された活動と同様の活動を実行することができる。
図7は、開示される主題のいくつかの態様による、ワイヤレス通信システム700内で送信信頼性パラメータに基づいてリソース監視技法を選択するための、様々なUE(たとえば、UE A702、UE B704、UE C706、およびUE D708)間の例示的なサイドリンクシグナリングを示すシグナリング図である。いくつかの態様では、ワイヤレス通信システム700は、たとえば、図1、図2、図5、および/または図6に関連してそれぞれ上で説明された、RAN100、ワイヤレス通信システム200、ワイヤレス通信システム500、および/または、ワイヤレス通信システム600の一部分に対応し得る。
いくつかの態様では、UE B704は、UE A702などの1つまたは複数の他のUEに、PSSCHを介してデータを送信するように構成され得る。加えて、UE C706およびUE D708は、PSSCHを使用して通信している他のUEを表すことができ、UE B704によって(たとえば、UE A704に)送信される送信との干渉を、それらが同じリソースを使用して送信される場合に引き起こし得る。図7のシグナリング図において、UE A702、UE B704、UE C706、および/またはUE D708は、図5に関連して上で説明されたように、送信を自律的に(たとえば、サイドリンクリソース配分モード2を使用して)スケジューリングすることができる。
712において、UE D708が、PSCCHを使用してSCIメッセージを送信し、かつ/またはPSSCHを使用して1つまたは複数のパケットを送信することができる。いくつかの態様では、UE D708は、図5の514および/または図5の526に関連して上で説明された技法などの、任意の適切な技法または技法の組合せを使用してSCIメッセージおよび/またはパケットを送信することができる。
714において、UE B704が、(たとえば、UE A702への)送信の信頼性目標に関するパラメータ、および/もしくは、(たとえば、UE A702への)送信の見込まれる信頼性を推定するために使用され得るパラメータを、決定ならびに/または取得することができる。いくつかの態様では、パラメータは、SCIおよび/または712において送信されたパケットを含むメッセージなどの、714の前に検出および/または受信された信号に基づき得る。たとえば、UE B704は、通信システム700の混雑を推定するために使用され得るパラメータとして、チャネルビジーレシオ(CBR)(たとえば、受信信号強度インジケータ(RSSI)が所定の期間にわたりあらかじめ構成された値を超えるサブフレームの割合に基づく)を決定することができる。
別の例として、UE B704は、送信されることになるパケットの優先度(たとえば、パケットに関連するパケット優先度パラメータ)を決定および/または取得することができる。そのような例において、UE B704は、(たとえば、レイテンシを減らすこと、パケットが脱落する可能性を下げることなどのために)より高い優先度に関連するパケットに対しては、より高い信頼性を目指すことができる。
さらに別の例として、UE B704は、信頼性目標に関するパラメータとして、送信されることになるパケットに関連する残存パケット遅延バジェット(PDB)を決定することができる。そのような例では、より短いPDBは、PDB以内に標的によるパケットの受信が成功する可能性を高めるために、UE B704がパケットに関連する送信についてより高い信頼性を目指すべきであることを示すことができる。
さらに別の例として、UE B704は、送信されることになるパケットに関連するキャストタイプを決定することができる。そのような例では、ユニキャストされることになるパケットは、グループキャストまたはブロードキャストされることになるパケットよりも、信頼性の低下に対して敏感ではないことがある(たとえば、グループキャストされるパケットはグループのすべてのメンバーにより復号可能でなければならず、信頼性が比較的低い場合、信頼性の低いパケットが少なくとも1つのグループメンバーに対して脱落する確率が高くなるので)。
さらなる例として、UE B704は、標的のゾーンIDおよび/または標的までの距離を示すパラメータ(たとえば、標的から受信される信号のRSRPなどの、RF距離を示すパラメータ)を決定することができる。より具体的な例において、UE B 704は、パケットがユニキャストされることになるUE(たとえば、UE A702)のRSRPを決定することができる。別の例として、UE B704は、パケットがグループキャストされることになるUEから受信されたSCIから導出される範囲パラメータを使用することができる。より具体的な例において、グループキャスト通信(たとえば、コネクションレスグループキャスト通信)は、近くのUEのアドホックグループを作成するために使用され得る範囲パラメータを定義することができる。そのような例では、範囲内にあるUEは、グループキャスト送信を復号することが予想され、N(ACK)を用いて応答することが予想され得る。そのような例では、グループキャストのためのより長い範囲は、信頼性に影響を及ぼすことが予想され得る(たとえば、より長い範囲にわたって送信される信号は、送信電力などの他のパラメータが変化しないままである場合、より低い電力で受信されると予想され得る)。一般に、UE B704は、パケットが送信されることになる1つまたは複数のUEの各々の位置を示すあらゆる適切なパラメータを使用して、パケットの信頼性目標を決定することができる(たとえば、より長い送信距離はより低い信頼性と関連付けられ得る)。
さらに別の例として、UE B704は、送信されることになるパケットに関連する明確な信頼性の要件を決定および/または取得することができる。より具体的な例において、そのような信頼性の要件は、少なくとも必要とされる信頼性を目指すように構成される特性(たとえば、送信電力、MCSなど)を用いてパケットが送信されるべきであることを示すことができる。より具体的な例において、パケットに関連する信頼性要件は、送信のために目指すべき信頼性のレベルを決定するために使用され得る(たとえば、0.99という信頼性要件は、送信される100個のパケットのうちの少なくとも99個が、送信の標的によって受信可能かつ復号可能でなければならないことを示すことができる)。
またさらなる別の例として、UE B704は、UE B704が受信信号を監視するように構成される際に用いる周期を示すパラメータを決定することができる。たとえば、UE B704が特定の不連続受信(DRX)間隔を使用するように構成される場合、UE B704は、リソース検知期間の中のリソースのすべてを監視することはできないので、リソース選択期間の一部分のみにおいて、利用可能なリソースを積極的に特定することができる。
またさらなる別の例として、UE B704は、UE B704がサイドリンクスロットを使用して送信するように構成される際に用いる電力を示すパラメータを決定および/または取得することができる。すべての他のパラメータが一定に保たれる場合、より低い電力で送信することは、送信の信頼性を下げることがある。
716において、UE B704が、714において決定および/または取得される1つまたは複数の送信信頼性パラメータに基づいて、リソース配分(RA)技法(たとえば、どのリソースがリソース選択期間において利用可能であるかを決定するために使用される特定の技法)を選択することができる。
いくつかの態様では、UE B704は、1つまたは複数のパラメータに基づいてRA技法を選択するために任意の適切な技法または技法の組合せを使用することができる。たとえば、UE B704は、1つまたは複数のパラメータに関連するルックアップテーブルを取得することができる。そのような例では、そのようなルックアップテーブルは、1つまたは複数のパラメータの値に基づいて、どのRA技法が選択されるべきかを示すことができる。
別の例として、UE B704は、パラメータの値を閾値と比較することができ、UE B704は、パラメータが閾値を下回る場合第1の技法を選択し、パラメータが閾値を上回る場合第2の技法を選択することができる。
さらに別の例として、UE B704は、パラメータの値を閾値と比較することができ、UE B704は、パラメータが閾値を下回る(または上回る)場合第1の技法を選択し、パラメータが閾値を上回る(または下回る)場合技法のグループ(たとえば、第1の技法を除く)を選択することができる。
ある特定の例では、UE B704が、UE B704の近くにおけるネットワーク負荷が比較的軽いと決定する場合(たとえば、約0.5未満のCBR、約0.8未満のCBR、または任意の他の適切なCBR閾値未満のCBR)、UE B704は、第1の技法(たとえば、UE B704による報告がUE A702からの報告と組み合わせられる技法)を選択することができる。そうではなく、UE B704が、UE B704の近くにおけるネットワーク負荷が比較的軽くないと決定する場合(たとえば、CBRが閾値を超える)、UE B704は、第1の技法(たとえば、UE B704による報告がUE A702からの報告と組み合わせられる技法)を選択することができる。
別の特定の例として、UE B704が受信された信号を非連続的に監視するように構成される場合、UE B704は、UE B704によって監視される情報のみを使用することに加えて、またはその代わりに、別のデバイス(たとえば、UE A702)からのRA報告を使用する技法を選択することができる。
718において、UE B704が、716において選択される技法が別のUE(たとえば、UE A702)からのリソース配分(RA)報告を組み込む場合、RA報告に対する要求を近くのUE(たとえば、UE A702)に送信することができる。いくつかの態様では、この要求は、図5の512に関連して上で説明された情報などの、任意の適切な情報を含み得る。いくつかの態様では、要求は、図5の512に関連して上で説明された技法などの、任意の適切な技法または技法の組合せを使用して送信され得る。いくつかの態様において、UE B704は、選択された技法が別のUEからのRA報告を組み込まない場合、RA報告の要求を省略することができる。
720において、UE D708が、リソース選択期間の中の1つまたは複数のリソースを予約する第1のSCIを送信することができる。いくつかの態様では、UE D708は、図5の514に関連して上で説明された技法などの、任意の適切な技法または技法の組合せを使用してSCIを送信することができる。
722において、UE B704が、720においてUE D708によって送信された第1のSCIメッセージを受信することができる。いくつかの態様では、UE B704は、図5の514に関連して上で説明された技法などの、第1のSCIメッセージを受信するための任意の適切な技法または技法の組合せを使用することができる。加えて、いくつかの態様では、722において、UE B704が、任意の適切な技法または技法の組合せを使用して、第1のSCIの中の情報に基づいてリソース利用可能性を決定することができる。たとえば、UE B704は、図5の516に関連して上で説明された1つまたは複数の技法を使用することができる。
いくつかの態様では、UE B704は、722においてUE D708によって送信された第1のSCIメッセージを受信しないことがある。たとえば、UE B704は、UE B704が第1のSCIメッセージをもはや確実に受信および/または復号できないほど十分遠くなった(たとえば、物理的な距離および/またはRF距離)可能性がある。追加または代替として、いくつかの態様では、UE B704は、1つまたは複数のリソース(たとえば、図5の516に関連して上で説明されたような)の監視を省略することができる。たとえば、UE B704は、RA報告に対する要求を送信した後、および/またはRA報告を受信した後、監視されるリソースを(たとえば、部分的にまたは完全に)減らすことができる。
724において、UE A702が、図5の518に関連して上で説明された技法などの、任意の適切な技法または技法の組合せを使用して、UE B704によって送信された信号の受信電力を決定することができる。
726において、UE A702が、720においてUE D708によって送信された第1のSCIメッセージを受信することができる。いくつかの態様では、UE B704は、図5の516に関連して上で説明された技法などの、第1のSCIメッセージを受信するための任意の適切な技法または技法の組合せを使用することができる。加えて、いくつかの態様では、726において、UE A702が、図5の516に関連して上で説明された技法などの、任意の適切な技法または技法の組合せを使用して、第1のSCIの中の情報に基づいてリソース利用可能性を決定することができる。
728において、UE A702が、第1のSCIメッセージおよび/もしくはあらゆる他の適切なSCIに基づいて、ならびに/またはUE Bの受信電力に基づいて、RA報告を送信することができる。いくつかの態様では、UE B704は、図5の522に関連して上で説明された技法などの、RA報告を送信するための任意の適切な技法または技法の組合せを使用することができる。
730において、UE B704が、報告を受信し、選択された技法に基づいて利用可能なリソースを選択することができる。たとえば、UE B704は、UE A702から受信された報告に基づいて、および/またはUE B704によって決定されたリソース利用可能性に基づいて(たとえば、720において受信された第1のSCIメッセージに関連する受信電力、および/または他のUEによって送信された1つまたは複数のSCIメッセージなどの任意の他の適切な信号の受信電力に基づいて)、利用可能なリソースを選択することができる。いくつかの態様では、UE B704によって決定されるリソース利用可能性は、二値リソース利用可能性マップとしてフォーマットされ得る。いくつかの態様では、UE B704は、利用可能なリソースを選択するための任意の適切な技法または技法の組合せを使用することができ、これは、UE B704によって生成されるRA報告およびUE A702から受信されるRA報告を組み合わせることを含んでもまたは含まなくてもよい。そのような技法の例は、図5に関連して上で説明され、図9、図14、および図16に関連して下で説明される。
示されていないが、UE B704、UE D708、およびUE A702は、選択されたリソースを使用してパケットを送信すること、および送信されたパケットを受信することなどの、図5の526から532に関連して上で説明された活動と同様の活動を実行することができる。
図8は、開示される主題のいくつかの態様による、データを送信するために使用すべきリソースを選択するためにユーザ機器が使用できる、検知期間において検出される信号およびリソース選択期間において予約されるリソースの例である。図8に示されるように、送信UE(たとえば、UE B)および/または受信UE(たとえば、UE A)はともに、送信(たとえば、SCIメッセージ)について検知期間を監視することができる。図8の例では、両方のUEが検知期間を監視している。しかしながら、上で説明されたように、本明細書において説明される機構は、リソース選択期間においてどのリソースが利用可能でありどのリソースが利用可能ではないかを決定するために、単一のデバイス(たとえば、UE AまたはUE B)によって生成される監視結果を使用することができる。
図8に概念的に示されるように、検知期間において受信される送信は、リソース選択期間における1つまたは複数のリソースの予約を含み得る。加えて、検知期間と、パケットの送信のためにUE Bが選択できる選択期間の中の最も早い時間との間に、(可変の)間隙が存在し得る。たとえば、処理時間Tproc,0は、リソース選択期間の中の特定のリソースが予約されているかどうかを決定するためにUE Bが受信信号を処理するのに費やす時間の長さを表すことができる。たとえば、リソース選択期間の中の特定のリソースが予約されているかどうかを決定するために、UE Bは、SCIを受信し、SCIを復号し、どのリソースがSCIによって予約されるかを決定することができる。
別の例として、処理時間Tproc,1は、リソース選択がトリガされた後で(たとえば、パケットが、たとえばUE Bのプロセッサから送信のために受信されるとき)、特定のリソースを選択するためにUE Bが費やす時間の長さを表すことができる。
さらに別の例として、検知期間およびリソース選択期間において表される全体の時間間隔は、少なくとも最小限の値(たとえば、Tproc,0+Tproc,1)であり残存パケット遅延バジェットより長くはない時間T2であり得る。
図8に示されるように、本明細書において説明される機構は、両方のUEからの情報を、UE Bによる送信のためのリソースを選択するプロセスへと組み込むことができる。
図9は、開示される主題のいくつかの態様による、来たるリソース選択期間のために送信UEおよび支援UEによって生成される報告、ならびにデータを送信するために使用すべきリソースを選択するために使用され得る組み合わせられた報告の例である。図9は、UE Bによって生成される第1のRA報告902、およびUE Aによって生成される第2のRA報告904を示す。図5に関連して上で説明されたように、いくつかの態様では、UE Bは、特定のリソースがUE Bにより利用可能であるかまたは利用不可能であるかを決定するために、報告902および報告904を組み合わせることができる。たとえば、UE Bは、報告902と報告904との間のビットごとの論理積演算906を実行することができ、リソースが報告902と報告904の両方において利用可能であるものとして特定される場合、そのリソースは利用可能であるものとして特定され得る。別の例として、UE Bは、報告902と報告904との間のビットごとの乗算を実行することができ、リソースが報告902と報告904の両方において利用可能であるものとして特定される場合(たとえば、1が利用可能なリソースを表し、0が利用不可能なリソースを表す場合)、リソースは利用可能であるものとして特定され得る。
図9は、技法選択プロセスの結果を表すことができる、スイッチ908および910の概念的な図示を含む。図9に示される例では、両方のスイッチ908および910は閉じられているものとして示されており、これは、UE Bによって選択され得る利用可能なリソースを特定するために使用され得る組み合わせられた報告912を生成するために、報告902および904の両方が使用される技法を表すことができる。図9の例はAND組合せと呼ばれ得る。
示されていないが、スイッチ908が開いておりスイッチ910が閉じている例は、報告902のみが使用される技法を表すことができる(そのような例では、AND 906および組み合わせられた報告912は省略され得る)。そのような例は、TXのみ技法と呼ばれ得る。
加えて、やはり示されていないが、スイッチ908が閉じておりスイッチ910が開いている例は、報告904のみがUE Bによって使用される技法を表すことができるUE(そのような例では、AND 906および組み合わせられた報告912は省略され得る)。そのような例は、RXのみ技法と呼ばれ得る。
図10は、開示される主題のいくつかの態様による、ワイヤレス通信システム1000内で来たるリソース選択期間において予約されるリソースを検知するための、様々なユーザ機器デバイス(たとえば、UE A1002、UE B1004、UE C1006、およびUE D1008)間の例示的なサイドリンクシグナリングを示すシグナリング図である。いくつかの態様では、ワイヤレス通信システム1000は、たとえば、図1、図2、図5、図6、および/または図7に関連してそれぞれ上で説明された、RAN100、ワイヤレス通信システム200、ワイヤレス通信システム500、ワイヤレス通信システム600、および/または、ワイヤレス通信システム700の一部分に対応し得る。
いくつかの態様では、UE B1004は、UE A1002などの1つまたは複数の他のUEに、PSSCHを介してデータを送信するように構成されてもよく、UE Dは、UE C1006などの1つまたは複数の他のUEに、PSSCHを介してデータを送信するように構成されてもよい。加えて、UE D1008とUE C1006との間の通信は、UE B1004によって(たとえば、UE A1004に)送信される送信との干渉を、それらが同じリソースを使用して送信される場合に引き起こし得る。同様に、UE B1004とUE A1002との間の通信は、UE D1008によって(たとえば、UE C1006に)送信される送信との干渉を、それらが同じリソースを使用して送信される場合に引き起こし得る。図10のシグナリング図において、UE A1002、UE B1004、UE C1006、および/またはUE D1008は、図5に関連して上で説明されたように、送信を自律的に(たとえば、サイドリンクリソース配分モード2を使用して)スケジューリングすることができる。
1012において、UE B1004が、信号(たとえば、PSCCHを使用して送信されるSCIメッセージおよび/またはPSSCHを使用して送信される1つまたは複数のパケット)を送信することができる。いくつかの態様では、UE B1004は、図5の514および/または図5の526に関連して上で説明された技法などの、任意の適切な技法または技法の組合せを使用してSCIメッセージおよび/またはパケットを送信することができる。
1014において、UE D1008が、PSCCHを使用してSCIメッセージを送信し、および/またはPSSCHを使用して1つまたは複数のパケットを送信することができる。いくつかの態様では、信号(たとえば、PSCCHを使用して送信されるSCIメッセージおよび/またはPSSCHを使用して送信される1つまたは複数のパケット)。いくつかの態様では、UE D1008は、図5の514および/または図5の526に関連して上で説明された技法などの、任意の適切な技法または技法の組合せを使用してSCIメッセージおよび/またはパケットを送信することができる。
1016において、UE C1006が、図5の518に関連して上で説明された技法などの、任意の適切な技法または技法の組合せを使用して、UE B1004によって送信された信号の受信電力を決定することができる。
1018において、UE A1002が、図5の518に関連して上で説明された技法などの、任意の適切な技法または技法の組合せを使用して、UE B1004によって送信された信号の受信電力を決定することができる。
1020において、UE C1006が、図5の518に関連して上で説明された技法などの、任意の適切な技法または技法の組合せを使用して、UE D1008によって送信された信号の受信電力を決定することができる。
1022において、UE B1006が、図5の518に関連して上で説明された技法などの、任意の適切な技法または技法の組合せを使用して、UE D1008によって送信された信号の受信電力を決定することができる。
1024において、UE A1002が、図5の518に関連して上で説明された技法などの、任意の適切な技法または技法の組合せを使用して、UE D1008によって送信された信号の受信電力を決定することができる。
1026において、UE A1002が、図5の516に関連して上で説明された技法などの、任意の適切な技法または技法の組合せを使用して、1014においてUE D1008によって送信された信号の中の情報に基づいてリソース利用可能性を決定することができる。加えて、1026において、UE A1002が、UE Dからの信号の受信電力とUE Bからの信号の受信電力との比較に基づいて、UE D1008によって予約されるリソースが利用可能であるかどうかを決定することができる。たとえば、UE A1002は、UE D1008によって予約されるリソースがUE A1002にパケットを送信するためにUE B1004によって使用され得るかどうかを決定するために、SIR閾値および/または適応的なRSRP閾値を使用することができる(たとえば、図5の520に関連して上で説明されたように)。いくつかの態様では、1026は省略され得る。たとえば、報告がUE B1004によって要求されないとき、UE A1002は、リソース利用可能性を決定することおよび/または報告を生成することを省略してもよい。しかしながら、図10に示される例では、1030に関連して下で説明されるように、UE A1002は、UE B1004からの信号の受信電力およびUE D1008からの信号の受信電力を報告することができる。
1028において、UE C1006が、UE C1006におけるUE B1004からの信号の受信電力、およびUE C1006におけるUE D1008からの信号の受信電力を示す報告を送信することができる。いくつかの態様では、UE C1006は、図5の522に関連して上で説明された技法などの、報告を送信するための任意の適切な技法または技法の組合せを使用することができる。いくつかの態様では、UE C1006によって送信される報告は、任意の適切なフォーマットであり得る。たとえば、UE C1006は、各信号のRSRP、および信号がそれから受信されるUEの識別情報を報告することができる。追加または代替として、別の例として、UE C1006は、2つの異なるUEから受信される信号のペアのSIR(たとえば、UE Cにおいて測定されるUE BからのRSRPおよびUE DからのRSRPを比較するSIR(B,D))を報告することができる。
1030において、UE A1002が、RA報告、ならびに/または、UE A1002におけるUE B1004からの信号の受信電力、およびUE A1002におけるUE D1008からの信号の受信電力を示す報告を送信することができる。いくつかの態様では、UE A1002は、図5の522に関連して上で説明された技法などの、報告を送信するための任意の適切な技法または技法の組合せを使用することができる。いくつかの態様では、UE A1002によって送信される報告は、図5の522に関連して上で説明されたフォーマットおよび/または1028に関連して上で説明されたフォーマットなどの、任意の適切なフォーマットであり得る。
1032において、UE B1004が、UE B1004がUE A1002を標的とするパケットを送信するときにUE B1004がUE C1006において引き起こし得る干渉(たとえば、クロスリンク干渉(CLI))に基づいて、リソース利用可能性を決定することができる。追加または代替として、UE B1004は、UE B1004がUE1002を標的とするパケットを送信するときにUE D1008からの送信がUE A1002において引き起こし得る干渉の量を表す信号対干渉比(SIR)(たとえば、UE Aにおいて測定されるSIR(B,D))に基づいて、リソース利用可能性を決定することができる。
いくつかの態様では、UE B1004は、UE CにおけるCLIの量が閾値より大きい場合、RSRPD→BであるかまたはRSRPD→Aであるかにかかわらず、UE C1006を標的とするUE D1008により予約されるリソースを利用不可能であるものとして特定することができる。たとえば、UE B1004において受信される信号が固定された閾値または適応的な閾値を下回るのでリソースが利用可能であると見なされ得る場合であっても、UE B1004は、その周波数を使用して送信するとUE D1008からUE C1006への送信と干渉する可能性が高い場合、リソースを利用不可能であるものとして特定することができる。クロスリンク干渉(CLI)を考慮する技法は、CLIベースの技法と呼ばれることがあり、他のタイプの技法(たとえば、AND組合せ、TXのみ、またはRXのみ)とともに使用され得る。
いくつかの態様では、UE B1004は、UE A1002におけるSIR(D,A)が閾値のSIRより大きい場合、および/または、RSRPD→AがRSRPB→AおよびSIR閾値に基づいて適応的なRSRP閾値を下回る場合、UE D1008(または別のUE)によって予約されるリソースを利用可能であるものとして特定することができる。TX UE(たとえば、UE B1004)がRX UE(たとえば、UE A1002)におけるSIRを考慮する技法は、SIRベースの技法と呼ばれることがあり、他のタイプの技法(たとえば、CLIベース、AND組合せ、TXのみ、またはRXのみ)とともに使用され得る。
図11は、開示される主題のいくつかの態様による、送信UEおよび/または支援UEによって利用不可能であるものとして報告されるリソースに基づいて来たるリソース選択期間において送信ユーザ機器がリソースを選択するための、例示的なプロセス1100を示すフローチャートである。1102において、UE(たとえば、UE126、UE206b、UE B504など)は、サイドリンク(SL)リソース配分モード2に入ることができる。図5に関連して上で説明されたように、モード2において、UEは、基地局により支援されない1つまたは複数のサイドリンクスロットを選択および/または予約することができる。
1104において、UEが、(たとえば、UE128、UE206a、UE A502などのRX UEへの)送信のための信頼性目標に関するパラメータ、および/もしくは、(たとえば、RX UEへの)送信の見込まれる信頼性を推定するために使用され得るパラメータを、決定および/または取得することができる。いくつかの態様では、UEは、図7の714に関連して上で説明された技法などの、そのようなパラメータを決定および/または取得するための任意の適切な技法または技法の組合せを使用することができる。
1106において、UEが、1104において決定および/または取得される1つまたは複数の送信信頼性パラメータに基づいて、リソース配分(RA)技法(たとえば、どのリソースがリソース選択期間において利用可能であるかを決定するために使用される特定の技法)を選択することができる。いくつかの態様では、UEは、図7の716に関連して上で説明された技法などの、そのようなパラメータを決定および/または取得するための任意の適切な技法または技法の組合せを使用することができる。
1108において、UEが、リソース利用可能性を検知するために選択されたRA技法がUE(たとえば、UE126、UE206b、UE B504などのTX UE)を使用するかどうかを決定することができる。たとえば、選択された技法がTXのみ技法またはAND組合せ技法である場合、UEは、技法がリソース利用可能性を検知するためにUEを使用すると決定することができる。別の例として、選択された技法がRXのみ技法である場合、UEは、技法がリソース利用可能性を検知するためにUEを使用しないと決定することができる。
選択された技法がリソース利用可能性を検知するためにUEを使用するとUEが決定する場合(1108における「Yes」)、プロセス1100は1110に移ることができる。そうではなく、選択された技法がリソース利用可能性を検知するためにUEを使用しないとUEが決定する場合(1108における「No」)、プロセス1100は1120に移ることができる。
1110において、UEが、サイドリンク制御情報(SCI)メッセージなどの信号について、リソース検知期間の中のリソースを監視することができる。いくつかの態様では、UEは、図5の516および/または520に関連して上で説明された技法などの、リソースを監視するための任意の適切な技法または技法の組合せを使用することができる。
1112において、UEが、リソース選択期間の中の、利用可能であるリソースおよび利用不可能であるリソースを特定することができる。いくつかの態様では、UEは、どのリソースが利用可能であるか、および/またはどのリソースが利用不可能であるかを決定するために、任意の適切な技法または技法の組合せを使用することができる。たとえば、UEは、図5の520および/もしくは524ならびに/または図10の1032に関連して、上で説明された技法を使用することができる。たとえば、選択された技法がTXのみ技法またはAND組合せである場合、UEは、どのリソースが利用可能であるか、および/またはどのリソースが利用不可能であるかを決定するために、固定されたRXRP閾値を使用することができる。別の例として、選択された技法がSIRベース技法である場合、UEは、どのリソースが利用可能であるか、および/またはどのリソースが利用不可能であるかを決定するために、適応的なRXRP閾値および/またはSIR閾値を使用することができる。そのような例では、UEは、別のUE(たとえば、UE128、UE206a、UE A502などのRX UE)から補足情報(たとえば、RSRP値、またはSIR値)を受信することができる。さらに別の例として、選択された技法がCLIベース技法である場合、UEは、UEがUEの標的ではないRX UEにおいて引き起こし得る干渉に基づいて、どのリソースが利用可能であるか、および/またはどのリソースが利用不可能であるかを決定するために、CLI閾値を使用することができる。そのような例では、UEは、他のUE(たとえば、UE128およびUE130、UE A502およびUE C504などのRX UE)から補足情報(たとえば、RSRP値、またはSIR値)を受信することができる。いくつかの態様では、プロセス1100は1112から1120に移ることができる。
1114において、UEが、リソース利用可能性を検知するために選択されたRA技法が別のUE(たとえば、UE128、UE206a、UE A502などのRX UE)からのRA報告を使用するかどうかを決定することができる。たとえば、選択された技法がRXのみ技法またはAND組合せ技法である場合、UEは、技法がリソース利用可能性を決定するために別のUEからのRA報告を使用すると決定することができる。別の例として、選択された技法がTXのみ技法である場合、UEは、技法がリソース利用可能性を決定するために別のUEからのRA報告を使用しないと決定することができる。
選択された技法がリソース利用可能性を決定するために別のUEからのRA報告を使用するとUEが決定する場合(1114における「Yes」)、プロセス1100は1116に移ることができる。そうではなく、選択された技法がリソース利用可能性を決定するために別のUEからのRA報告を使用しないとUEが決定する場合(1114における「No」)、プロセス1100は1120に移ることができる。
1116において、UEが、別のUE(たとえば、UE128、UE206a、UE A502などのRX UE)に対して報告を要求する。いくつかの態様では、UEは、図5の512に関連して上で説明された技法などの、別のUEに対して報告を要求するための任意の適切な技法または技法の組合せを使用することができる。
1118において、UEが、リソース選択期間の中の利用可能なリソースおよび/または利用不可能なリソースを特定するRA報告を別のUEから受信することができる。いくつかの態様では、UEは、図5の524に関連して上で説明された技法などの、別のUEから報告を受信するための任意の適切な技法または技法の組合せを使用することができる。
示されていないが、UEはまた、たとえば、様々なUE(たとえば、UE126およびUE132)からのRSRP、および/またはUEの様々なペア(たとえば、UE126とUE130、UE132とUE130)間のSIRを示す報告を、他のRX UEから受信することができる。そのような報告は、RA報告に関連することもまたはしないこともあることに留意されたい。たとえば、RX UEは、二値リソース利用可能性マップ(またはリソース利用可能性を示す他の情報)を報告に付加することなく、RSRP値を報告することができる。
1120において、UEが、UEによって検知期間の間に受信される信号に基づいて、および/または別のUEから受信されるRA報告に基づいて、利用可能なリソースおよび/または利用不可能なリソースを特定することができる。いくつかの態様では、UEは、利用可能なリソースおよび/または利用不可能なリソースを特定するために、任意の適切な技法または技法の組合せを使用することができる。たとえば、UEは、図1および図9に関連して上で説明された技法、ならびに/または、図14および図16に関連して下で説明される技法を使用することができる。
1122において、UEが、SLスロットを使用して1つまたは複数のRX UEを送信するために、1つまたは複数のパケットを受信することができる。いくつかの態様では、UEは、任意の適切なソースからパケットを受信することができる。たとえば、パケットは、別のUEに送信されることになる情報があるとUEが決定したことに応答して、UEによって生成され得る。別の例として、別のUE(たとえば、RX UE)に転送されることになるパケットが、別のデバイス(たとえば、別のUE、Bluetoothリンク、Wi-Fiリンクなどの通信リンクを介して接続されるデバイス)から受信され得る。
1124において、UEが、1120において特定された利用可能なリソースからリソース選択期間の中の1つまたは複数の利用可能なリソースを選択および/または予約することができる。いくつかの態様では、UEは、1つまたは複数の利用可能なリソースを選択するために、任意の適切な技法または技法の組合せを使用することができる。たとえば、UEは、すべての利用可能なリソースから利用可能なリソースをランダムに選択することができる。
いくつかの態様では、UEは、選択されたリソースを予約するために、任意の適切な技法または技法の組合せを使用することができる。たとえば、図5の514に関連して上で説明されたように、UEは、どのリソースをUEが予約したかを示す予約情報を含むサイドリンク制御情報(SCI)を送信することができる。
1126において、UEが、1126において選択および/または予約されたリソースを使用して、1122において受信された1つまたは複数のパケットを送信することができる。いくつかの態様では、UEは、図5の530に関連して上で説明された技法などの、1つまたは複数のパケットを送信するための任意の適切な技法または技法の組合せを使用することができる。
図12は、開示される主題のいくつかの態様による、来たるリソース選択期間においてどのリソースが送信UEにより選択可能および/または選択不可能であるかを示す送信UEのための報告を支援ユーザ機器が生成するための、例示的なプロセス1200を示すフローチャートである。
1202において、UE(たとえば、UE128、UE206a、UE A502などのRX UE)が、近くのUE(たとえば、UE126、UE206b、UE B504などのTX UE)からリソース配分報告(RA)に対する要求を受信することができる。いくつかの態様では、UEは、図5の518に関連して上で説明された技法などの、任意の適切な技法または技法の組合せを使用して要求を受信することができる。
1204において、UEが、リソース選択期間内のリソースの予約を含み得るサイドリンク制御情報(SCI)について、リソース検知期間内のリソースを監視することができる。いくつかの態様では、UEは、図5の516および/または520に関連して上で説明された技法などの、リソースを監視するための任意の適切な技法または技法の組合せを使用することができる。
1206において、UEが、SCIメッセージなどの、1204において受信された信号の予約および/または受信電力に基づいて、近くのUE(たとえば、RA報告に対する要求が1202においてそれから受信されたUE)に対するリソース利用可能性を決定することができる。いくつかの態様では、UEは、リソース利用可能性を決定するために、任意の適切な技法または技法の組合せを使用することができる。たとえば、UEは、図5の520および/もしくは524ならびに/または図10の1026に関連して、上で説明された技法を使用することができる。たとえば、UEは、どのリソースが利用可能であるか、および/またはどのリソースが利用不可能であるかを決定するために、固定されたRXRP閾値を使用することができる。別の例として、UEは、どのリソースが利用可能であるか、および/またはどのリソースが利用不可能であるかを決定するために、適応的なRXRP閾値および/またはSIR閾値を使用することができる。
1208において、UEが、リソース選択期間の中のどのリソースが利用可能であるか、および/または利用不可能であるかを示す報告を生成することができる。いくつかの態様では、UEは、図5の520に関連して上で説明された技法などの、1208においてRA報告を生成するための任意の適切な技法または技法の組合せを使用することができる。
1210において、UEが、1208において生成された報告を近くのUEに送信することができる。いくつかの態様では、UEは、図5の522に関連して上で説明された技法などの、近くのUEに報告を送信するための任意の適切な技法または技法の組合せを使用することができる。
図13Aは、開示される主題のいくつかの態様による、予約されているが送信UEと受信UEとの間のリンクとの干渉のレベルが比較的低いリソースを送信UEが検知するための例示的なプロセス1300を示すフローチャートであり、図13Bは、開示される主題のいくつかの態様による、送信UE、受信UE、ならびに、送信UEと受信UEとの間のリンクに対する干渉を引き起こし得る、かつ/または、送信UEと受信UEとの間のリンクにより引き起こされる干渉の影響を受け得る他のUEの概略図である。
1302において、UE(たとえば、UE126、UE128、UE130、UE132、UE206a、UE206b、UE A502、UE B504、UE A1352、UE B1354、UE C1356、UE D1358、UE E1360、UE F1362など)が、第1のTX UEおよびRX UEを接続する第1のリンクと第2のTX UEおよびRX UEを接続する第2のリンクとの間の信号対干渉比(SIR)を決定することができる。
たとえば、UEは、UE B1354およびUE A1352を接続する第1のリンクと、UE C1356およびUE A1352を接続する第2のリンクとの間の、SIRを決定することができる。
別の例として、UEは、UE B1354およびUE A1352を接続する第1のリンクと、UE D1358およびUE A1352を接続する第2のリンクとの間の、SIRを決定することができる。
さらに別の例として、UEは、UE C1356およびUE F1362を接続する第1のリンクと、UE B1354およびUE F1362を接続する第2のリンクとの間の、SIRを決定することができる。
いくつかの態様では、UEは、UEが測定した値に基づいてSIRを決定することができる。たとえば、プロセス1300を実行するUEがRX UE(たとえば、UE A1352)である場合、UEは、UEによって受信された信号に基づいてUEが生成した基準信号受信電力(RSRP)推定に基づいて、SIRを決定することができる。
代替として、いくつかの態様では、UEは、UEが別のデバイスから受信した値に基づいてSIRを決定することができる。たとえば、プロセス1300を実行するUEがTX UE(たとえば、UE B1354)である場合、UEは、別のUE(たとえば、UE A1352)からUEが受信したRSRP推定に基づいてSIRを決定することができる。
1302においてSIRを決定したことに加えて、またはその代わりに、いくつかの態様では、UEは、SIR閾値およびRX UEにおけるRSRPに基づいて、適応的なRSRP閾値を決定することができる(たとえば、図5に関連して上で説明されたように)。たとえば、UEが適応的なRSRP閾値を決定する場合、UEは、干渉する可能性のあるTXからの送信がRX UEへの送信と干渉する可能性が高いかどうかを決定するために、RX UEにおいて測定された干渉する可能性のあるTXからのRSRPをRSRP閾値と比較することができる。したがって、いくつかの態様では、1302は省略され得る。
1304において、UEが第2のUEによって予約されるリソースを特定することができる。いくつかの態様では、UEは、第2のUEによって予約されるリソースを特定するために、任意の適切な技法または技法の組合せを使用することができる。たとえば、図5の516および520に関連して上で説明されたように、UEは、リソースを予約するSCIを第2のUEから受信することができ、SCIを復号することによって予約されたリソースを特定することができる。
1306において、UEが、第2のUEによって予約される各リソースに対して、別のUEが同じリソースを予約したかどうかを決定することができる。たとえば、UEは、任意の数の近くのUE(たとえば、UEによって復号され得るSCIを送信するあらゆるTX UE)のために1302および/または1304を実行することができ、複数のUEによって予約されるリソースを特定することができる。
共通のリソースに対して複数の予約があるとUEが決定する場合(1308における「Yes」)、プロセス1300は1310に移ることができる。1310において、UEが、各々の干渉する可能性のあるリンクのRSRPに基づいて、総計SIR(または全RSRP)を決定することができる。たとえば、UEは、各々の干渉する可能性のあるリンクからのRSRPを総計することができる。たとえば、UEは、線形領域において各々の干渉する可能性のあるUEからのRSRPを合計することができる(たとえば、
であり、Nは干渉する可能性のあるUEの数である)。そのような例では、総計電力は、対数領域におけるRSRP閾値との比較を容易にするために対数領域値へと変換され得る。そのような例では、UEは、(たとえば、対数領域における所望のリンクのRSRPから対数領域における総計されたRSRPを差し引くことによって)総計SIRを決定することができる。代替として、UEは、(たとえば、図5に関連して上で説明されたように)総計RSRPを適応的なRSRP閾値と比較することができる。
それ以外の場合、複数の予約に関連しないリソースに対して(1308における「No」)、プロセス1300は1312に移ることができる。1312において、UEが、SIR閾値を上回るSIRに関連するリソースを、利用可能なリソースであるものとして特定することができる。いくつかの態様では、UEは、干渉する可能性のあるリンクのRSRPを適応的なRSRP閾値と比較することによって、SIR閾値を上回るSIRに関連するリソースを特定することができる(たとえば、干渉しているRSRPが適応的なRSRP閾値を下回る場合、干渉しているリンクの電力は所望の信号より十分低いので、利用可能であるものとしてリソースを特定することができる)。
1314において、UEが、SIR閾値を下回るSIRに関連するリソースを、利用不可能なリソースであるものとして特定することができる。いくつかの態様では、UEは、干渉する可能性のあるリンクのRSRPを適応的なRSRP閾値と比較することによって、SIR閾値を下回るSIRに関連するリソースを特定することができる(たとえば、干渉しているRSRPが適応的なRSRP閾値を上回る場合、干渉しているリンクの電力は所望の信号より十分低くなく、許容不可能なレベルの干渉を引き起こす可能性が高いので、利用不可能であるものとしてリソースを特定することができる)。
1316において、UEが、利用可能なリソースおよび/または利用不可能なリソースを特定する報告をTX UEに送信することができる。いくつかの態様では、UEは、任意の適切な技法または技法の組合せを使用して、報告を送信することができる。たとえば、UEは、図5の522に関連して上で説明された技法を使用して、報告を送信することができる。いくつかの態様では、プロセス1300を実行するUEがTX UEであるとき、1316は省略され得る。
図14は、開示される主題のいくつかの態様による、送信UEと受信UEとの間のリンクとの干渉のレベルが比較的低いリソースを考慮する送信UEによって生成される報告、来たるリソース選択期間のための支援UEからの報告、およびデータを送信するために使用すべきリソースを選択するために使用され得る組み合わせられた報告の例である。図14は、UE Bによって生成される第1のRA報告1402、およびUE Aによって生成される第2のRA報告1404を示す。図5に関連して上で説明されたように、いくつかの態様では、UE Bは、特定のリソースがUE Bにより利用可能であるかまたはないかを決定するために、報告1402および報告1404を組み合わせることができる。たとえば、UE Bは、報告1402と報告1404との間のビットごとの論理積演算1406を実行することができ、リソースが報告1402と報告1404の両方において利用可能であるものとして特定される場合、そのリソースは利用可能であるものとして特定され得る。
図14は、技法選択プロセスの結果を表すことができる、スイッチ1408および1410の概念的な図示を含む。図14に示される例では、両方のスイッチ1408および1410は閉じられているものとして示されており、これは、UE Bによって選択され得る利用可能なリソースを特定するために使用され得る組み合わせられた報告1412を生成するために、報告1402および1404の両方が使用される技法を表すことができる。
示されていないが、スイッチ1408が開いておりスイッチ1410が閉じている例は、報告1402のみが使用される技法を表すことができる(そのような例では、AND 1406および組み合わせられた報告1412は省略され得る)。
加えて、やはり示されていないが、スイッチ1408が閉じておりスイッチ1410が開いている例は、報告1404のみがUE Bによって使用される技法を表すことができるUE(そのような例では、AND 1406および組み合わせられた報告1412は省略され得る)。
加えて、図14は、UE BとUE Aとの間のリンク上の電力と、干渉する可能性のあるUE(たとえば、図13BのUE C1356およびUE D1358などのUE-CおよびUE-D)間のリンク上の電力との比較に基づいて、SIR値(図14では、平均のSIR値)を伝えるために使用され得る別の報告1414(たとえば、SIR報告)の概念的な図解を示す。図14の例では、報告1414における値は、予約されているがUE Aへの送信との許容不可能なレベルの干渉を引き起こさないリソースを特定するために、UE Bによって使用され得る。いくつかの態様では、RA報告1404およびSIR報告1414は、リソース利用可能性およびSIR報告1416に含まれ得る。たとえば、リソース利用可能性およびSIR報告1416は、報告1404とSIR報告1414の両方において情報を伝えるためにUE Bに送信され得る。代替として、いくつかの態様では、RA報告1404およびSIR報告1414は、UE Bに別々に伝えられ得る(たとえば、異なるリソースを使用して送信される別々の報告として)。
図15は、開示される主題のいくつかの態様による、予約されており送信UEと受信UEとの間のリンクからの干渉のレベルが比較的高いリソースを送信UEが検知するための、例示的なプロセス1500を示すフローチャートである。
1502において、UE(たとえば、UE126、UE132、UE206b、UE B504、UE B1354、UE C1356、UE D1358など)が、第1のTX UEから送信される信号についてRX UEにおいて測定される受信電力信号の標示(たとえば、RSRP値)を受信することができる。いくつかの態様では、UEは、任意の適切な技法または技法の組合せを使用して、標示を受信することができる。たとえば、UEは、図10の1026に関連して上で説明された技法を使用することができる。
1504において、UEが、第2のTX UEから送信される信号についてRX UEにおいて測定される受信電力信号の標示(たとえば、RSRP値)を受信することができる。いくつかの態様では、UEは、任意の適切な技法または技法の組合せを使用して、標示を受信することができる。たとえば、UEは、図10の1026に関連して上で説明された技法を使用することができる。
1506において、UEが、第2のUEによって予約される各リソースに対して、第1のTX UEと別のRX UEを接続するリンク間のクロスリンク干渉(CLI)が同じリソースを予約したかどうかを決定することができる。たとえば、UEは、任意の数の近くのUE(たとえば、UEによって復号され得るSCIを送信するあらゆるTX UE)のために1302および/または1304を実行することができ、複数のUEによって予約されるリソースを特定することができる。
共通のリソースに対して複数の予約があるとUEが決定する場合(1508における「Yes」)、プロセス1500は1510に移ることができる。1510において、UEが、ピアRX UEにおいて各TX UEによって引き起こされるCLIへの寄与を決定することができる。
たとえば、図13BのUE B1354は、(たとえば、1502において)UE B1354によって送信されUE E1360によって受信される信号のRSRPを示すRSRP値をUE E1360から受信することができ、(たとえば、1504において)UE D1358によって送信されUE E1360によって受信される信号のRSRPを示すRSRP値をUE E1360から受信することができる。別の例として、UE B1354は、UE D1358からUE E1360への所望のリンクと、UE B1354とUE E1360との間の干渉するリンクとの間のSIRを示すSIR値を、UE E1360から受信することができる。UE B1354は、UE E1360においてUE B1354によって引き起こされるCLIを決定するために、RSRPB→EおよびRSRPD→Eを使用することができる。しかしながら、UE C1356が(たとえば、パケットをUE F1362に送信するために)UE D1358と同じリソースを予約した場合、UE C1356からの信号も、UE E1360においてCLIを引き起こすと予想され得る。したがって、いくつかの態様では、UE B1354は、UE C1356によって引き起こされるUE E1360におけるCLIと、UE B1354が同じリソースを予約した場合に予想され得るUE E1360におけるCLIとを総計することができる。
それ以外の場合、複数の予約に関連しないリソースに対して(1508における「No」)、プロセス1500は1312に移ることができる。1312において、UEが、SIR閾値を上回るSIRに関連するリソースを、利用可能なリソースであるものとして特定することができる。いくつかの態様では、UEは、干渉する可能性のあるリンクのRSRPを適応的なRSRP閾値と比較することによって、SIR閾値を上回るSIRに関連するリソースを特定することができる(たとえば、干渉しているRSRPが適応的なRSRP閾値を下回る場合、干渉しているリンクの電力は所望の信号より十分低いので、利用可能であるものとしてリソースを特定することができる)。
1512において、UEが、(たとえば、UEがリソースを選択した場合に予想され得る許容不可能な干渉のレベルにより)CLIがCLI閾値を超えているリソースを利用不可能であるものとして特定することができる。1510に関連して上で説明された例に戻ると、総計されたCLIがCLI閾値(たとえば、固定されたCLI閾値またはRSRPD→Eに基づく適応的なCLI閾値)を上回る場合、UE B1354は、UE A1352における干渉が許容可能である場合でも、および/またはRSRPD→Bが固定された閾値を下回る場合でも、リソースを利用不可能であるものとして特定することができる。そうではなく、総計されたCLIがCLI閾値を下回る場合、リソースは利用可能なままであり得る。
いくつかの態様では、UEは、(たとえば、所望のリンクとUEからの干渉する可能性のあるリンクとの比較に基づく)SIRをSIR閾値と比較して、UEがリソースを選択する場合に許容不可能なレベルのCLIを経験し得るリソースを特定することができる。
図16は、開示される主題のいくつかの態様による、送信UEと受信UEとの間のリンクからの干渉のレベルが比較的高いリソースを考慮する送信UEによって生成される報告、来たるリソース選択期間のための支援UEからの報告、およびデータを送信するために使用すべきリソースを選択するために使用され得る組み合わせられた報告の例である。
図16は図14と似ており、他のUEとの強い干渉によりUE Bにより利用不可能であるものとして特定されるリソースをさらに含む。たとえば、図16は、第1のRA報告1602、第2のRA報告1604、報告1602および1604を組み合わせるために使用され得るビットごとの論理積演算1606、組み合わせられた報告1612、ならびに、利用可能なリソースを特定するためにどの報告が使用されるかを概念的に表すスイッチ1608および1610を示し、これらは図14の対応するコンポーネントと似ている。加えて、図16は、図14に関連して上で説明された報告1414と似ている別の報告1614を示す。いくつかの態様では、RA報告1604およびSIR報告1614は、リソース利用可能性およびSIR報告1616に含まれ得る。たとえば、リソース利用可能性およびSIR報告1616は、報告1604とSIR報告1614の両方において情報を伝えるためにUE Bに送信され得る。代替として、いくつかの態様では、RA報告1604およびSIR報告1614は、UE Bに別々に伝えられ得る(たとえば、異なるリソースを使用して送信される別々の報告として)。
図16は、TX UE(たとえば、図13BのUE C1356およびUE D1358)とRX UE(たとえば、それぞれUE E1360およびUE F1362)との間のリンク上の電力と、UE B(たとえば、図13BのUE B1354)と標的とされないRX UE(たとえば、それぞれUE E1360およびUE F1362)との間のリンク上の電力との比較に基づいて、SIR値(図16では平均SIR値)を伝えるために使用され得る、さらに別の報告1618の概念的な図解を示す。図16の例では、報告1618における値は、予約されており標的UE(たとえば、UE A)において弱い干渉を引き起こし得るが他のUE(たとえば、UE EまたはUE F)への送信との許容不可能なレベルの干渉を引き起こすリソースを特定するために、UE Bによって使用され得る。いくつかの態様では、RA報告1602およびSIR報告1618は、リソース選択期間においてどのリソースが利用可能であるかを決定するために使用され得るリソース利用可能性および/またはSIR情報を記録するために使用され得る、リソース利用可能性およびSIR報告1620に含まれ得る。代替として、いくつかの態様では、RA報告1604およびSIR報告1614は、別々に記録され得る(たとえば、異なるリソースを使用して送信される別々の報告として)。
図17は、本開示のいくつかの態様による、サイドリンクリソース配分のための例示的なプロセス1700を示すフローチャートである。下で説明されるように、いくつかまたはすべての図示される特徴は、本開示の範囲内の特定の実装形態では省略されることがあり、いくつかの図示される特徴は、すべての特徴の実装のために必要であるとは限らない。いくつかの例では、プロセス1700は、図1、図2、図4、図5、図6、図7、および/または図10のいずれかに示されるような、UEまたはスケジューリングされたエンティティによって実行され得る。いくつかの例では、プロセス1700は、下で説明される機能またはアルゴリズムを実行するための任意の適切な装置または手段によって実行され得る。
ブロック1702において、UEが、サイドリンクの信頼性に関する1つまたは複数のパラメータを決定し得る。たとえば、UE400は、上で説明されたように、信頼性目標に関するパラメータ、および/または送信の見込まれる信頼性を推定するために使用され得るパラメータを取り出し得る。
ブロック1704において、UEが、1つまたは複数のパラメータに基づいて、複数のリソース選択技法からリソース選択技法を選択し得る。たとえば、UE400は、上で説明されたように、適切なリソース選択技法を選択するためにサイドリンクリソース配分技法選択回路442を利用する。
ブロック1706において、UEが、サイドリンクスロットを使用して送信されることになるパケットを受信し得る。たとえば、データソース(たとえば、MACエンティティおよび/またはソフトウェアアプリケーションなどの上位レイヤエンティティ)は、サイドリンクチャネルを介した送信のためにメッセージ(たとえば、1つまたは複数のパケットを含む)を生成して物理レイヤエンティティ(たとえば、サイドリンクリソース選択回路440)に送信し得る。
ブロック1708において、UEが、サイドリンクスロットを使用して送信されることになるパケットを受信したことに応答して、選択されたリソース選択技法に基づいて、リソース選択期間内の複数のリソースからリソースを選択し得る。たとえば、UE400は、上で説明されたように、選択されたリソース選択技法のアルゴリズムを利用するためにサイドリンクリソース選択回路440を利用し得る。
ブロック1710において、UEが、選択されたリソースを使用してパケットを送信し得る。たとえば、UE400は、選択されたリソースを介してメッセージを送信するためにトランシーバ410を利用し得る。
図18は、本開示のいくつかの態様による、サイドリンクリソース配分のためのさらなる例示的なプロセス1800を示すフローチャートである。下で説明されるように、いくつかまたはすべての図示される特徴は、本開示の範囲内の特定の実装形態では省略されることがあり、いくつかの図示される特徴は、すべての特徴の実装のために必要であるとは限らない。いくつかの例では、プロセス1800は、図1、図2、図4、図5、図6、図7、および/または図10のいずれかに示されるような、UEまたはスケジューリングされたエンティティによって実行され得る。いくつかの例では、プロセス1800は、下で説明される機能またはアルゴリズムを実行するための任意の適切な装置または手段によって実行され得る。
ブロック1802において、UEが、リソース選択期間において利用可能なリソースを示す報告を要求し得る。たとえば、UE400は、たとえばサイドリンク制御情報(SCI)、または任意の他の適切な要求メッセージフォーマットを介して、サイドリンクチャネルまたはキャリア上で要求を送信するために、トランシーバ410を利用し得る。
ブロック1804において、UEが、検知期間の間に、UEの近くに位置する1つまたは複数のデバイスから複数のサイドリンク制御情報(SCI)メッセージを受信してもよく、複数のSCIメッセージの各々は、そのSCIを送信したデバイスがどの未来のリソースを予約しているかを示す。たとえば、UE400は、SCIメッセージを受信するためにトランシーバ410を利用し得る。
ブロック1806において、UEが、検知期間の間に受信される複数のSCIメッセージに基づいて、リソース選択期間の中の複数のリソースのいずれが利用可能であるかを示す第1の報告を生成し得る。たとえば、UE400は、利用可能なサイドリンクリソースを示す適切なフォーマットを有するテーブルを(たとえば、メモリ405において)生成するために、サイドリンクリソース選択回路440を利用し得る。
ブロック1808において、UEが、リソース選択期間の中の複数のリソースのいずれが利用可能であるかを示す第2の報告を受信し得る。たとえば、UE400は、サイドリンクリソース利用可能性情報を示すメッセージ(たとえば、サイドリンクチャネル上で搬送されるSCI、または任意の他の適切なメッセージもしくはフォーマット)を受信するためにトランシーバ410を利用し得る。
ブロック1810において、UEが、第1の報告と第2の報告の両方において利用可能であるものとして示される、リソース選択期間の中のリソースを選択し得る。たとえば、UE400は、上で説明された様々な方式のいずれかでそれぞれの報告を組み合わせるために、および組み合わせられたリソース配分報告に基づいて適切なリソースを選択するために、サイドリンクリソース選択回路440を利用し得る。
ブロック1812において、UEが、選択されたリソースを使用してパケットを送信し得る。たとえば、UE400は、サイドリンクキャリアまたはチャネルを介して1つまたは複数のパケットを送信するために、トランシーバ410を利用し得る。
以下のシミュレーション結果は、本明細書において説明される技法の特定のシミュレートされた実装形態を表し、限定的であること、または本明細書において説明される効果的な技法がどのように実践される可能性が高いかの予測を表すことは意図されない。
上で説明された様々なリソース配分技法がシミュレートされ、様々なシミュレーションの結果が下で説明される。シミュレーションにおいて、各TX UEは、単一の固有のRX UEと関連付けられ、そのRX UEは、RX UEによる監視を含む技法のためのRA報告を生成した。シミュレーションにおいて、TX UEと関連するRX UEとの間のリンクの信頼性を評価するために、RF距離が使用された。シミュレーションにおけるRF距離は、任意のTX-UEと関連するRX-UEとの間のリンクの経路損失とシャドーフェーディング値の合計である。シミュレーションにおいて、シミュレーションを過剰に複雑にするのを避けるために、RA報告はレイテンシなしでただちに利用可能であるものと想定された。RSRPはとして使用され得る。
下の表において、RL-X(たとえば、RL-99、RL-95)は、信頼性レベルXを表す。所与のRL-Xに対して、パケット復号の信頼性があらかじめ定められた値を下回るようになる平均RF距離が、技法の性能を表す。たとえば、RL-99では、100パケットのうちの1パケットがRX UEによって復号されなかった平均RF距離を決定するために、シミュレーションが使用された。したがって、より長いRF距離はより高い性能に対応する。代替として、RF距離が一定に保たれる場合、TX UEはより少ない電力を使用して信頼性目標を達成することができる。
サイト間距離(ISD)、NTX、Trep、およびNRBというパラメータが、シミュレーションにおいて使用された。ISDは、2つの隣接するサイト中心間の距離を表し、シミュレーションにおける所与のエリアの中のUEの密度を制御するために使用されてもよく、NTXは、サイト当たりのTX UEの平均の数を表す。したがって、ISDがNTXを一定に保ちながら減少する場合、UEの密度は一般に増大し、これはより高いネットワーク負荷をシミュレートすることができる。
Trepは各TX UEに対する平均パケット間生成時間を表し、NRBはPSSCH上で使用されるRBの数でパケット(またはトランスポートブロック、TB)サイズを表す。下で説明されるシミュレーションでは、NTXおよびTrepは、NTX=サイト当たり252個のUE、およびTrep=100msに固定された。
TABLE1(表1)は、ISD=250メートル、およびNRB=30RB/TBである、シミュレートされた軽負荷のネットワークに対するシミュレーション結果を含む。TABLE1(表1)に示されるように、RXのみ検知およびAND組合せは、0.90のパケット復号成功確率という信頼性レベル目標に対して、約2dBおよび3dB高かった。0.99より高い信頼性に対して、RXのみ検知およびAND組合せは、TXのみより約3~4dB高かった。各信頼性レベルにおける最高の性能の技法が、以下の表において下線を引かれている。
TABLE2(表2)およびTABLE3(表3)は、ISD=200メートル、およびNRB=50RB/TBである、シミュレートされた高負荷のネットワークに対するシミュレーション結果を含む。RXのみ検知は、RL-99に対してはTXのみ検知より約8dB性能が高く、RL-95に対しては9dB性能が高く、RL-90に対しては6dB性能が高かった。より高い信頼性の恩恵を受け得る適用例は、RXのみ技法からより多くを得る。これは、TXのみおよびAND組合せが、RX-UEにおけるRSRPが測定されるときに利用可能であるより多くのリソースを利用不可能であるものとして特定することに起因する可能性があり得る。このシミュレーションでは、RXのみ検知が信頼性レベル全体に対してより性能が高かった。
TABLE3(表3)において、RXのみ2は、RX UEによって監視される情報のみが使用され、適応的なRSRP閾値/SIR閾値も使用されたような技法である。同様に、CLI2は、TX UEが他の近くのRX UE(たとえば、標的とされないUE)においてCLIを評価し、適応的なRSRP閾値/SIR閾値もRX UEによって使用されたような技法である。括弧の中の値は、TX UEが許容不可能なレベルのCLIを引き起こすかどうかを決定するために使用されるCLI閾値である。
図19は、選択されたリソース選択手順による、サイドリンク通信のための例示的なプロセスを示すフローチャートである。下で説明されるように、いくつかまたはすべての図示される特徴は、本開示の範囲内の特定の実装形態では省略されることがあり、いくつかの図示される特徴は、すべての特徴の実装のために必要であるとは限らない。いくつかの例では、プロセス1900は、図1、図2、図4~図10、図13B、図14、および/または図16のいずれかに示されるような、UEまたはスケジューリングされたエンティティによって実行され得る。いくつかの例では、プロセス1900は、下で説明される機能またはアルゴリズムを実行するための任意の適切な装置または手段によって実行され得る。
ブロック1902において、第1のUE(たとえば、図5、図6、図7、および/または図10のTX UEもしくはUE B504、604、704、1004)が、サイドリンクリソースプールを介した送信のためにパケットを生成し得る。いくつかの例では、第1のUEは、上位レイヤエンティティ(たとえば、MACエンティティおよび/またはソフトウェアエンティティ)において送信されることになるパケットを生成し得る。他の例では、第1のUEは、別のデバイスから別のパケットを受信して復号し、別のパケットに基づいて送信されることになるパケットを生成し得る。いくつかの態様では、サイドリンクリソースプールは、リソース選択期間の中の複数のサイドリンクリソースを含み得る。サイドリンクリソースの例は、リソースブロック、サブキャリア、周波数スペクトル(チャネルまたはキャリア)、TDD/FDDコンポーネントキャリアのタイムスロットもしくはサブフレーム、拡散符号、プレコーダ、および/またはサイドリンク通信のために一般に使用される他のリソースを含み得る。
ブロック1904において、第1のUEが、第2のUE(たとえば、図5、図6、図7、および/または図10のRX UEまたはUE A502、602、702、1002)に、サイドリンクリソースプールのサイドリンクリソースのセット上で第2のUEへのパケットを送信し得る。サイドリンクリソースのセットは、たとえば、サイドリンクリソースプールの、サイドリンクリソースの任意の適切な集合体、またはサイドリンクリソースの部分を含み得る。いくつかのシナリオでは、第1のUEは、アンテナを含み、アンテナを介して第2のUEにパケットを送信し得る。いくつかの事例では、第1のUEは、複数のリソース選択手順のリソース選択手順に基づいて、サイドリンクリソースのセットを選択し得る。この手順はさらに、図20に関連して説明される。さらなる事例では、第1のUEは、サイドリンクリソースプールの1つまたは複数のリソースに対応する1つまたは複数の利用率パラメータに基づいて、リソース選択手順を選択し得る。
いくつかのシナリオでは、第1のUEは、図7の714における1つまたは複数のパラメータに対応する、サイドリンクリソースプールの1つまたは複数のリソースに対応する1つまたは複数の利用率パラメータを決定し得る。サイドリンクリソースプールの1つまたは複数のリソースに対応する1つまたは複数の利用率パラメータは、個別に、または組み合わせて、第2のUEへの送信の信頼性に影響する。いくつかの例では、信頼性は、所与の信頼性レベルX(RL-X)(たとえば、RL-99、RL-95)に対する信号強度または性能向上によって測定され得る。たとえば、RL-99では、第1のUEは、100パケットのうちの1パケットが第2のUEによって復号されなかった平均信号強度または性能向上を決定し得る。したがって、第1のUEは、1つまたは複数の利用率パラメータに基づいて複数のリソース選択手順の信頼性を測定し、測定された信頼性に基づいて複数のリソース選択手順の1つのリソース選択手順を選択し得る。たとえば、第1のUEは、所与のRL-Xのための複数のリソース選択手順から、信号強度または性能向上が最高のリソース選択手順を選択し得る。
本開示のいくつかの態様では、1つまたは複数の利用率パラメータは、送信対象のパケットに関連する送信のためのネットワーク負荷の測定結果を示すチャネル利用率パラメータを含み得る。いくつかの例では、チャネル利用率パラメータは、サイドリンクキャリアに対応する測定されたリソースのセットにおける受信電力を使用して計算されるチャネルビジーレシオ(CBR)値を含み得る。たとえば、第2のUEの近くにおけるネットワーク負荷が比較的軽い(たとえば、0.5、0.8、または任意の他の適切なCBR閾値未満のCBR)と第1のUEが決定するとき、第1のUEは、測定された信頼性に基づいてリソース選択手順(たとえば、クロスリンク干渉(CLI)ベース、またはAND組合せリソース選択手順)を選択し得る。第2のUEの近くにおけるネットワーク負荷が比較的高いとき、第1のUEは異なるリソース選択手順(たとえば、RXのみリソース選択手順)を選択し得る。
さらなる例では、第1のUEは、閾値を超えるCBR値に基づいて、第1のUEのための検知手順(たとえば、TXのみ、AND組合せ、SRIベース、またはCLIベースリソース選択手順)または非検知手順(たとえば、RXのみリソース選択手順)としてリソース選択手順を決定し得る。したがって、第1のUEは、UE間協調の利用可能性に基づいて、および/または測定されたネットワーク負荷(たとえば、CBR値)に基づいて、検知リソース選択手順(たとえば、TXのみ、ANDのみ、SRIベース、またはCLIベースリソース選択手順)と非検知リソース選択手順(たとえば、RXのみリソース選択手順)を切り替え得る。たとえば、第2のUEの近くにおけるネットワーク負荷が比較的軽いと第1のUEが決定する場合、第1のUEは、現在のリソース選択手順を検知リソース選択手順(たとえば、SRIベース、CLIベース、またはAND組合せリソース選択手順)に切り替え、または検知リソース選択手順を維持し得る。それ以外の場合、第1のUEは、現在のリソース選択手順を非検知リソース選択手順(たとえば、RXのみリソース選択手順)に切り替え、または非検知リソース選択手順を維持し得る。
他の態様では、第1のUEは、パケットに関連する送信の優先度を示すパケット優先度パラメータを決定し得る。たとえば、より優先度の高いパケットに対して、第1のUEは、より高い信頼性(たとえば、強い信号強度、低いレイテンシ、パケットが脱落する低い可能性など)をもたらすリソース選択手順を選択し得る。
さらなる態様では、第1のUEは、パケットに関連する送信のパケット遅延バジェット(PDB)を示す残存PDBパラメータを決定し得る。より短いまたは低いPDBに関連するパケットに対して、第1のUEは、より高い信頼性をもたらすリソース選択手順を選択し得る。
またさらなる態様では、第1のUEは、パケットに関連するキャストタイプを示すパラメータを決定し得る。たとえば、ユニキャストされることになるパケットは、グループキャストまたはブロードキャストされることになるパケットほど、低い信頼性に対して敏感ではないことがある。したがって、マルチキャスト通信またはグループキャスト通信に関連するパケットに対して、第1のUEは、ユニキャスト通信のための別のリソース選択手順より高い信頼性をもたらすリソース選択手順を選択し得る。
またさらなる態様では、第1のUEは、第1のUEと第2のUEとの間の距離を示すパラメータを決定し得る。いくつかの例では、この距離は、ユニキャスト通信のための第1のUEと第2のUEとの間のRF距離を含み得る。RF距離は、たとえば、第1のUEと第2のUEとの間のリンクのための経路損失およびシャトーフェーディング値を加算することによって計算され得る。他の例では、距離は、グループキャスト通信のためにUEから受信されたSCIから導出される範囲パラメータを含み得る。たとえば、グループキャストのためのより長い範囲は、信頼性に影響を及ぼすことが予想され得る(たとえば、より長い範囲にわたって送信される信号は、より低い電力で受信され得る)。
またさらなる態様では、第1のUEは、パケットに関連する送信の送信特性の所定のレベルを示すパケット信頼性要件パラメータを決定し得る。たとえば、パケット信頼性要件パラメータは、送信のためのパケットが送信特性(たとえば、送信電力、MCSなど)を満たすことを示し得る。他の例では、パケット信頼性要件パラメータは、選択されたリソース選択手順に対する信頼性閾値(たとえば、RL99では110dB未満ではないこと)を示し得る。
またさらなる態様では、第1のUEは、第1のUEが受信された信号を検知または監視するように構成される際に用いる周期を示すパラメータを決定し得る。たとえば、第1のUEが特定の非連続受信(DRX)間隔を使用するように構成されるとき、第1のUEは、より多くのRX-UEの関与があるリソース選択手順(たとえば、RXのみ、CLIベース、またはAND組合せリソース選択手順)を選択し得る。
またさらなる態様では、第1のUEは、第1のUEがリソースを使用して送信するように構成される際に用いる電力を示すパラメータを決定し得る。たとえば、より低い電力で送信することは、送信の信頼性を下げることがある。
したがって、上で説明された1つまたは複数の利用率パラメータに基づいて、第1のUEは、所与の信頼性レベル(RX-L)のもとで複数のリソース選択手順の信頼性(たとえば、信号強度または性能向上)を測定し得る。次いで、第1のUEは、測定された信頼性に基づいて適切なリソース選択手順を選択し得る。複数のリソース選択手順の選択されたリソース選択手順に基づいて、第1のUEはサイドリンクリソースのセットを選択し得る。この手順はさらに、下で図20に関連して説明される。
図20は、複数のリソース選択手順からのあるリソース選択手順に基づいて利用可能なリソースを選択するための、例示的なプロセスを示すフローチャートである。下で説明されるように、いくつかまたはすべての図示される特徴は、本開示の範囲内の特定の実装形態では省略されることがあり、いくつかの図示される特徴は、すべての特徴の実装のために必要であるとは限らない。いくつかの例では、プロセス2000は、図1、図2、図4~図10、図13B、図14、および/または図16のいずれかに示されるような、UEまたはスケジューリングされたエンティティによって実行され得る。いくつかの例では、プロセス2000は、下で説明される機能またはアルゴリズムを実行するための任意の適切な装置または手段によって実行され得る。
図19に関連して上で説明されたように、第1のUE(たとえば、図5、図6、図7、および/または図10のTX UEまたはUE B504、604、704、1004)は、サイドリンクキャリアの利用率に関連する1つまたは複数の利用率パラメータに基づいて、複数のリソース選択手順からリソース選択手順を選択し得る。いくつかの例では、複数のリソース選択手順は、たとえば、TXのみ、RXのみ、AND組合せ、SIRベース、CLIベース、およびランダムリソース選択手順を含み得る。次いで、第1のUEは、選択されたリソース選択手順に従ってパケットを送信するために、サイドリンクリソースプールのサイドリンクリソースのセット(たとえば、利用可能なリソース)を選択し得る。
ブロック2002において、第1のUEが、選択されたリソース選択手順がリソース利用可能性を検知するために第1のUEを使用するかどうかを決定し得る。第1のUEがリソース利用可能性を検知する場合(ブロック2002における「Yes」)、第1のUEは、リソース利用可能性を検知し、TXのみ、AND組合せ、SIRベース、またはCLIベースリソース選択手順を選択し得る。しかしながら、第1のUEがリソース利用可能性を検知しない場合(ブロック2002における「No」)、第1のUEは、リソース利用可能性を検知せず、RXのみリソース選択手順を選択する。
第1のUEがリソース利用可能性を検知する場合(ブロック2002における「Yes」)、ブロック2004において、第1のUEが、リソース検知期間の中のリソースを検知または監視し、第3のUEからサイドリンク制御情報(SCI)メッセージを受信し得る。SCIメッセージは、リソース選択期間の中のサイドリンクリソースプールの予約されたリソースのセットを示す情報を含み得る。たとえば、SCIメッセージは、第3のUEによってリソース選択期間において予約される、予約されたリソースのセットを示し得る。第1のUEは、リソース検知期間の間にSCIメッセージを受信し得る。いくつかの例では、SCIメッセージはさらに、送信されることになるパケットの優先度情報を含み得る。
ブロック2010において、第1のUEが、SCIメッセージに基づいて、リソース選択期間の中の利用可能なまたは利用不可能なリソースを特定し得る。たとえば、SCIメッセージは基準信号(たとえば、復調基準信号(DMRS))を含み得る。第1のUEは、SCIの中の基準信号に基づいて信号強度(たとえば、基準信号受信電力(RSRP)または基準信号受信品質(RSRQ))を推定し得る。いくつかの例では、第1のUEは、信号強度が所定の閾値未満ではないとき、基準信号に対応するリソースが利用可能であると決定し得る。信号強度が所定の閾値未満であるとき、第1のUEは、リソースが利用不可能であると決定し得る。したがって、第1のUEは、SCIメッセージに基づいて、1つまたは複数の利用可能なサイドリンクリソースを含むリソース利用可能性を決定し得る。いくつかの例では、第1のUEが、リソース選択期間の中のリソース利用可能性を検知するリソース報告を第2のUE(たとえば、図5、図6、図7、および/または図10のRX UEもしくはUE A502、602、702、1002)から受信しないとき、第1のUEは、リソース選択期間の中のリソース利用可能性を検知する唯一のUEであり得る。次いで、第1のUEは、1つまたは複数の利用可能なサイドリンクリソースからパケットを送信するためのサイドリンクリソースのセットを選択し得る。この選択されたリソース選択手順は、TXのみリソース選択手順と呼ばれ得る。
第1のUEがリソース利用可能性を検知して、または検知せずに、ブロック2006において、第1のUEが、選択されたリソース選択手順が第2のUEからのリソース利用可能性を検知するために第2のUEを使用する(たとえば、第1のUEがリソース検知結果についてのリソース報告を要求して受信する)かどうかを決定し得る。第2のUEがリソース利用可能性を検知する場合(ブロック2006における「Yes」)、選択されたリソース選択手順は、たとえば、RXのみ、AND組合せ、SIRベース、またはCLIベースリソース選択手順であり得る。しかしながら、第2のUEがリソース利用可能性を検知しない場合(ブロック2006における「No」)、選択されるリソース選択手順は、上で説明されたTXのみリソース選択手順であり得る。
第1のUEがリソース利用可能性を検知するために第2のUEを使用する場合(ブロック2006における「Yes」)、ブロック2008において、第1のUEは第2のUEからリソース報告を受信し得る。リソース報告は、たとえば、サイドリンクリソースプールの1つまたは複数の第1の利用可能なサイドリンクリソースを含む第1のリソース利用可能性を示し得る。いくつかの例では、第1のUEは、リソース報告に対する要求を第2のUEに明確に送信し得る。他の例では、第1のUEは、明確な要求なしでリソース報告を受信し得る。たとえば、第2のUEは、どのような明確な要求もなくリソース報告を定期的に送信し得る。また、第2のUEは、第1のUEの送信における複数の連続する競合を観測することによって、リソース報告の送信を引き起こされ得る。
ブロック2010において、第1のUEが、第2のUEからのリソース報告に基づいて、リソース選択期間の中の利用可能なまたは利用不可能なリソースを特定し得る。すなわち、第2のUEは、リソース選択期間における利用可能なまたは利用不可能なリソースを決定し得る。第2のUEは、リソース報告の中のサイドリンクリソースプールの1つまたは複数の第1の利用可能なサイドリンクリソース(たとえば、利用可能なリソース)を含む第1のリソース利用可能性を示し得る。いくつかの例では、第1のUEがリソース選択期間の中のリソース利用可能性を検知しないとき、第1のUEは、第2のUEからリソース報告を受信することによって、リソース選択期間の中のリソース利用可能性を検知する第2のUEのみを使用し得る。この選択されたリソース選択手順は、RXのみリソース選択手順と呼ばれ得る。したがって、RXのみリソース選択手順において、第1のUEは、第1のリソース利用可能性からパケットを送信するためのサイドリンクリソースのセットを選択し得る。
いくつかの例では、第1のUEは、ブロック2004においてリソース利用可能性を検知し、同時に、ブロック2008において第2のUEからリソース報告を受信し得る。たとえば、第1のUEは、第2のUEからリソース報告を受信し得る。リソース報告は、リソース選択期間の間のサイドリンクリソースプールの1つまたは複数の利用可能なサイドリンクリソースを含む第1のリソース利用可能性を示し得る。また、第1のUEは第3のUEからSCIメッセージを受信し得る。SCIメッセージは、リソース選択期間の間の予約されたリソースのセットを示す情報を含み得る。第1のUEは、SCIメッセージに基づいて、リソース選択期間の間の第2のリソース利用可能性を決定し得る。第2のリソース利用可能性は、サイドリンクリソースプールの1つまたは複数の第2の利用可能なサイドリンクリソースを含み得る。
ブロック2010において、第1のUEが、第1のUEが検知した第1のリソース利用可能性、および第2のUEが検知したリソース報告の第2のリソース利用可能性を組み合わせ得る。いくつかの例では、第1のUEは、第1のリソース利用可能性と第2のリソース利用可能性の両方において利用可能である、1つまたは複数の第3の利用可能なサイドリンクリソースを決定し得る。すなわち、第1のUEは、1つまたは複数の第1の利用可能なサイドリンクリソースと1つまたは複数の第2の利用可能なサイドリンクリソースの両方において利用可能である、1つまたは複数の第3の利用可能なサイドリンクリソースを決定し得る。たとえば、リソース報告は、リソース選択期間におけるサイドリンクリソースプールに対応する複数の要素を含む第1の二値行列を含み得る。いくつかの例では、第1の二値行列の1つまたは複数の第1の要素は、第2のUEによって第1のリソース利用可能性を示す1つまたは複数の第1の利用可能なサイドリンクリソースに対応し得る。複数の要素を含む第2の二値行列は、リソース選択期間におけるサイドリンクリソースプールに対応し得る。いくつかの例では、第2の二値行列の1つまたは複数の第2の要素は、第3のUEからのSCIメッセージに基づいて、第2のリソース利用可能性を示す1つまたは複数の第2の利用可能なサイドリンクリソースに対応し得る。第1のUEは、たとえば、第1の二値行列の1つまたは複数の第1の要素と第2の二値行列の1つまたは複数の第2の要素との間のビットごとの論理積演算を実行することによって、1つまたは複数の第3の利用可能なサイドリンクリソースを決定し得る。この選択されたリソース選択手順は、AND組合せリソース選択手順と呼ばれ得る。AND組合せリソース選択手順において、第1のUEは、1つまたは複数の第3の利用可能なサイドリンクリソースからサイドリンクリソースのセットを選択し得る。TXのみ、RXのみ、およびAND組合せリソース選択手順は、図11に関連して上でさらに説明される。
ブロック2012において、第1のUEが、選択されたリソース選択手順がSIRベースリソース選択手順であるかどうかを決定し得る。手順がSIRベースリソース選択手順である場合(ブロック2012における「Yes」)、第1のUEは、ブロック2014においてSIRベースリソース選択手順に従い得る。手順がSIRベースリソース選択手順ではない場合(ブロック2012における「No」)、第1のUEは、手順がCLIベース選択手順であるかどうかを決定し得る。
ブロック2014において、第1のUEが、図13Aおよび図13Bに関連して説明されたようにSIRベースリソース選択手順を実行し得る。いくつかの例では、第1のUEは、それぞれの予約されたリソースのSIRに基づいて、予約されたリソースを利用可能にし得る。たとえば、第3のUEからのSCIメッセージに基づいて、第1のUEは、リソース選択期間におけるサイドリンクリソースプールの予約されたリソースのセットを特定し得る。また、第2のUEからのリソース報告に基づいて、第1のUEは、リソース選択期間におけるサイドリンクリソースプールの予約されたリソースの別のセットを特定し得る。予約されたリソースの別のセットは、サイドリンクリソースプールの中の1つまたは複数の第1の利用可能なサイドリンクリソース以外の1つまたは複数のサイドリンクリソースを含み得る。第1のUEは、予約されたリソースのセットと予約されたリソースの別のセットの両方において予約される、予約されたリソースのサブセットを決定し得る。いくつかの例では、予約されたリソースのサブセットは、リソース報告に基づいて、SCIメッセージの予約されたリソースのセットと予約されたリソースの別のセットを組み合わせることによって決定され得る。たとえば、合成することは、リソース報告に基づく、SCIメッセージの予約されたリソースのセットと予約されたリソースの別のセットのビットごとの論理積演算である。いくつかの例では、予約されたサイドリンクリソースのサブセットは、第1のUEから見てSCIメッセージにおいて、および第2のUEから見てリソース報告に基づいての両方で示される、第3のUEによって予約される予約されたリソースを含み得る。
第1のUEは次いで、第1の信号強度と第2の信号強度との間の1つまたは複数の予約されるリソースのSIR(たとえば、SIR=第2のUEと第3のUEとの間の干渉する可能性のあるリンクの信号強度-第1のUEと第2のUEとの間の標的リンクの信号強度)が閾値(たとえば、SIR閾値)未満ではないとき、サブセットの1つまたは複数の予約されるリソースを含むようにサイドリンクリソースのセット(すなわち、利用可能なサイドリンクリソース)を更新し得る。ここで、第1の信号強度は第1のUEと第2のUEとの間の第1のリンクと関連付けられ得るが、第2の信号強度は第3のUEと第2のUEとの間の第2のリンクと関連付けられ得る。第1の信号強度は、第1のRSRP、第1の基準信号受信品質(RSRQ)、または第1の信号強度の任意の他の適切な測定結果を含み得る。第2の信号強度はまた、第2のRSRP、第2のRSRQ、または第2の信号強度の任意の他の適切な測定結果を含み得る。たとえば、第1のUEと第2のUEとの間の第1のリンクは、第1のUEから見て第3のUEによって予約されたリソース上で110dBの信号強度を有するが、第3のUEと第2のUEとの間の第2のリンクは、第2のUEから見て第3のUEによって予約されたリソース上で115dBの信号強度を有する。SIR閾値が10dBとして設定されるとき、第1のUEと第3のUEとの間の予約されるリソース上のSIRは、SIR閾値(10dB)以上である15dB(115dB-110dB)であり得る。次いで、第1のUEは、予約されたリソースを含むようにサイドリンクリソースプールのサイドリンクリソースのセット(利用可能なリソース)を更新し得る。上記の例示されたSIR閾値および信号強度は、任意の他の適切な値であってもよいことを理解されたい。
ブロック2016において、第1のUEが、選択されたリソース選択手順がCLIベースリソース選択手順であるかどうかを決定し得る。手順がCLIベースリソース選択手順である場合(ブロック2016における「Yes」)、第1のUEは、ブロック2018においてCLIベースリソース選択手順に従い得る。手順がCLIベースリソース選択手順ではない場合(ブロック2016における「No」)、第1のUEは、TXのみ、RXのみ、またはAND組合せリソース選択手順に基づいて、パケットの送信のための利用可能なリソース(たとえば、サイドリンクリソースのセット)を使用し得る。他の例では、CLIベースリソース選択手順は、ブロック2014の後はSIRベースのリソース選択に基づき得る。
ブロック2018において、第1のUEが、図15に関連して説明されたようにCLIベースリソース選択手順を実行し得る。いくつかの例では、第1のUEは、別のUEのリンクまたは別の他のリンク上で自身のCLIを制限するために、予約されたまたは利用可能なリソースに対して追加の確認を実行し得る。たとえば、CLIベースリソース選択手順は、ブロック2010のAND組合せリソース選択手順に基づき得る。たとえば、第1のUEは、サイドリンクリソースプールの1つまたは複数の第3の利用可能なサイドリンクリソース(たとえば、第1のリソース利用可能性と第2のリソース利用可能性の両方において利用可能なリソース)に対して確認を行い得る。1つまたは複数の第3の利用可能なサイドリンクリソースは、たとえば、リソース報告に基づく1つまたは複数の第1の利用可能なサイドリンクリソースと、SCIメッセージに基づく1つまたは複数の第2の利用可能なサイドリンクリソースとの組合せであり得る。いくつかの例では、第1のUEは、リソース選択期間の間の1つまたは複数の第3の利用可能なサイドリンクリソースの各サイドリンクリソースのCLIを決定し得る。それぞれのサイドリンクリソースのCLIは、第3の信号強度と第4の信号強度との間にあり得る。第3の信号強度は、第3のRSRPまたは第3のRSRQを含み得る。第4の信号強度は、第4のRSRPまたは第4のRSRQを含み得る。第3の信号強度は第1のUEと第4のUEとの間の第3のリンクと関連付けられ得るが、第4の信号強度は第5のUEと第4のUEとの間の第4のリンクと関連付けられ得る。それぞれのサイドリンクリソースのCLIがCLI閾値以上であるとき、第1のUEはそれぞれのサイドリンクリソースを利用不可能にし得る。したがって、第1のUEはさらに、CLI閾値以上のCLIを有するそれぞれのサイドリンクリソースを除外するように、サイドリンクリソースのセット(利用可能なリソース)を更新し得る。
他の例では、第1のUEは、CLIに基づいて、SIRベースリソース選択手順による1つまたは複数の利用可能な予約されたリソースを、利用不可能にし得る。たとえば、SIRベースリソース選択手順に基づいて、第1のUEは、予約されたリソースのサブセットの1つまたは複数の予約されたリソースを利用可能にすることがある。しかしながら、第1のUEは、1つまたは複数の予約されたリソース上のCLIに基づいて、サブセットの1つまたは複数の予約されたサイドリンクリソース(たとえば、利用可能なリソース)を利用不可能にすることがある。たとえば、第1のUEは、リソース選択期間の間の1つまたは複数の予約されたサイドリンクリソース(たとえば、SIRベースリソース選択手順によって利用可能なリソース)の各サイドリンクリソースのCLIを決定し得る。それぞれの予約されたサイドリンクリソースのCLIは、第3の信号強度と第4の信号強度との間にあり得る。第3の信号強度は、第3のRSRPまたは第3のRSRQを含み得る。第4の信号強度は、第4のRSRPまたは第4のRSRQを含み得る。第3の信号強度は第1のUEと第4のUEとの間の第3のリンクと関連付けられ得るが、第4の信号強度は第5のUEと第4のUEとの間の第4のリンクと関連付けられ得る。それぞれの予約されたサイドリンクリソースのCLIがCLI閾値以上であるとき、第1のUEはそれぞれのサイドリンクリソースを利用不可能にし得る。したがって、第1のUEはさらに、CLI閾値以上のCLIを有するそれぞれのサイドリンクリソースを除外するように、サイドリンクリソースのセットのサブセット(利用可能なリソース)を更新し得る。すなわち、第1のUEは、サイドリンクリソースのセットから、1つまたは複数の予約されたリソースの1つまたは複数の干渉を受けているサイドリンクリソースを、その1つまたは複数の干渉を受けているサイドリンクリソースのCLIがCLI閾値以上であることに応答して除外し得る。
さらなる例では、CLIベースリソース選択手順において、第2のUEはさらに、どのリソースが利用可能であるか、および/またはどれが利用不可能であるかを決定し、上で説明されたように適応的なRSRP閾値に基づいてリソース報告を送信するために、適応的なRSRP閾値を使用し得る。
またさらなる例では、第1のUEはランダムリソース選択手順を使用してもよいが、この手順は図20に示されていない。ランダムリソース選択手順では、第1のUEは、リソース利用可能性を検知または監視せず、リソース利用可能性を検知または監視する第2のUEからのリソース報告を要求または受信しない。第1のUEは、パケットの送信のためのサイドリンクリソースプールからサイドリンクリソースのセットをランダムに選択し得る。
ブロック2020において、第1のUEが、第2のUEに、サイドリンクリソースプールのサイドリンクリソースの選択されたセット上でパケットを送信し得る。たとえば、第1のUEは、たとえば、上で説明されたリソース選択手順(たとえば、TXのみ、RXのみ、AND組合せ、SIRベース、CLIベース、またはランダムリソース選択手順)に基づいて、サイドリンクリソースのセットを選択し得る。次いで、第1のUEは、第2のUEに、サイドリンクリソースプールのサイドリンクリソースの選択されたセット上でパケットを送信し得る。
種々の特徴を有するさらなる態様
例1: 第1のユーザ機器(UE)において動作可能なワイヤレス通信のための方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体であって、サイドリンクリソースプールを介した送信のためのパケットを生成することと、サイドリンクリソースプールのサイドリンクリソースのセット上でパケットを第2のUEへ送信することとを備え、そのセットが、複数のリソース選択手順のあるリソース選択手順に基づいて選択され、リソース選択手順が、サイドリンクリソースプールの1つまたは複数のリソースに対応する1つまたは複数の利用率パラメータに少なくとも一部基づいて選択される、方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体。
例2: 選択されたリソース選択手順が、第2のUEからリソース報告を受信することであって、リソース報告がサイドリンクリソースプールの1つまたは複数の第1の利用可能なサイドリンクリソースを備える第1のリソース利用可能性を示す、受信することと、第1のリソース利用可能性からサイドリンクリソースのセットを選択することとを備える、例1の方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体。
例3: 選択されたリソース選択手順がさらに、リソース報告に対する要求を第2のUEを送信することを備える、例1から2のいずれかの方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体。
例4: 選択されたリソース選択手順がさらに、第3のUEからSCIメッセージを受信することであって、SCIメッセージが予約されたリソースのセットを示す情報を備える、受信することと、SCIメッセージに基づいて第2のリソース利用可能性を決定することであって、第2のリソース利用可能性がサイドリンクリソースプールの1つまたは複数の第2の利用可能なサイドリンクリソースを備える、決定することとを備え、サイドリンクリソースのセットを選択することが、第1のリソース利用可能性および第2のリソース利用可能性において利用可能な1つまたは複数の第3の利用可能なサイドリンクリソースからサイドリンクリソースのセットを選択することを備える、例1から3のいずれかの方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体。
例5: リソース報告が、サイドリンクリソースプールの1つまたは複数の第1の利用可能なサイドリンクリソースに対応する1つまたは複数の第1の要素を含む第1の二値行列を備え、第2の二値行列が、サイドリンクリソースプールの1つまたは複数の第2の利用可能なサイドリンクリソースに対応する1つまたは複数の第2の要素を含み、選択されたリソース選択手順がさらに、第1の二値行列の1つまたは複数の第1の要素と第2の二値行列の1つまたは複数の第2の要素との間のビットごとの論理積演算を実行することによって、1つまたは複数の第3の利用可能なサイドリンクリソースを決定することを備える、例1から4のいずれかの方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体。
例6: 選択されたリソース選択手順がさらに、予約されたリソースのセットおよび予約されたリソースの別のセットにおいて予約される、予約されたリソースのサブセットを決定することであって、予約されたリソースの別のセットが、サイドリンクリソースプールの中の1つまたは複数の第1の利用可能なサイドリンクリソース以外の1つまたは複数のサイドリンクリソースを備える、決定することと、第1の信号強度と第2の信号強度との間の1つまたは複数の予約されたリソースの信号対干渉比(SIR)が閾値以上であるとき、サブセットの1つまたは複数の予約されたリソースを含むようにサイドリンクリソースのセットを更新することとを備え、第1の信号強度が第1のUEと第2のUEとの間の第1のリンクと関連付けられ、第2の信号強度が第3のUEと第2のUEとの間の第2のリンクと関連付けられる、例1から5のいずれかの方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体。
例7: 選択されたリソース選択手順がさらに、サブセットの1つまたは複数の予約されたリソースの各サイドリンクリソースのクロスリンク干渉(CLI)を決定することであって、それぞれのサイドリンクリソースのCLIが第3の信号強度と第4の信号強度との間にある、決定することと、1つまたは複数の干渉を受けているサイドリンクリソースのCLIがCLI閾値以上であることに応答して、1つまたは複数の予約されたリソースの1つまたは複数の干渉を受けているサイドリンクリソースを除外するようにサイドリンクリソースのセットを更新することとを備え、第3の信号強度が第1のUEと第4のUEとの間の第3のリンクと関連付けられ、第4の信号強度が第5のUEと第4のUEとの間の第4のリンクと関連付けられる、例1から6のいずれかの方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体。
例8: 選択されたリソース選択手順がさらに、1つまたは複数の第3の利用可能なサイドリンクリソースの各サイドリンクリソースのCLIを決定することであって、それぞれのサイドリンクリソースのCLIが第3の信号強度と第4の信号強度との間にある、決定することと、1つまたは複数の干渉を受けているサイドリンクリソースのCLIがCLI閾値以上であることに応答して、1つまたは複数の第3の利用可能なサイドリンクリソースの1つまたは複数の干渉を受けているサイドリンクリソースを除外するようにサイドリンクリソースのセットを更新することとを備え、第3の信号強度が第1のUEと第4のUEとの間の第3のリンクと関連付けられ、第4の信号強度が第5のUEと第4のUEとの間の第4のリンクと関連付けられる、例1から7のいずれかの方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体。
例9: 選択されたリソース選択手順が、第3のUEからSCIメッセージを受信することであって、SCIメッセージがリソース選択期間における予約されたリソースのセットを示す情報を備える、受信することと、1つまたは複数の第2の利用可能なサイドリンクリソースからサイドリンクリソースのセットを選択するSCIメッセージに基づいて、1つまたは複数の利用可能なサイドリンクリソースを備えるリソース利用可能性を決定することとを備える、例1から8のいずれかの方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体。
例10: 選択されたリソース選択手順が、サイドリンクリソースプールからセットをランダムに選択することを備える、例1から9のいずれかの方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体。
例11: 1つまたは複数の利用率パラメータが、パケットに関連する送信のためのネットワーク負荷の測定結果を示すチャネル利用率パラメータ、パケットに関連する送信の優先度を示すパケット優先度パラメータ、パケットに関連する送信のパケット遅延バジェット(PDB)を示す残存PDBパラメータ、パケットに関連するキャストタイプを示すパラメータ、第1のUEと第2のUEとの間の距離を示すパラメータ、パケットに関連する送信の送信特性の所定のレベルを示すパケット信頼性要件パラメータ、第1のUEが受信された信号を検知するように構成される際に用いる周期を示すパラメータ、または第1のUEがサイドリンクリソースを使用して送信するように構成される際に用いる電力を示すパラメータのうちの1つまたは複数を備える、例1から10のいずれかの方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体。
例12: チャネル利用率パラメータが、サイドリンクキャリアに対応する測定されたリソースのセットにおける受信電力を使用して計算されるチャネルビジーレシオ(CBR)値を備え、リソース選択手順が、CBR値が閾値を超えることに基づいて選択される、例1から11のいずれかの方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体。
例13: CBR値が閾値を超えることに基づいて、第1のUEのための検知手順または非検知手順としてリソース選択手順を決定することをさらに備える、例1から12のいずれかの方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体。
例13A: アンテナをさらに備え、パケットがアンテナを介して第2のUEに送信される、例1から13のいずれかの装置。
例14: サイドリンクリソースプールを介した送信のためのパケットを生成するための手段と、サイドリンクリソースプールのサイドリンクリソースのセット上でパケットを第2のユーザ機器(UE)に送信するための手段とを備え、そのセットが、複数のリソース選択手順のあるリソース選択手順に基づいて選択され、リソース選択手順が、サイドリンクリソースプールの1つまたは複数のリソースに対応する1つまたは複数の利用率パラメータに少なくとも一部基づいて選択される、ワイヤレス通信のための第1のUE。
例15: 選択されたリソース選択手順が、第2のUEからリソース報告を受信するための手段であって、リソース報告がサイドリンクリソースプールの1つまたは複数の第1の利用可能なサイドリンクリソースを備える第1のリソース利用可能性を示す、手段と、第1のリソース利用可能性からサイドリンクリソースのセットを選択するための手段とを備える、例14の第1のUE。
例16: 選択されたリソース選択手順がさらに、リソース報告に対する要求を第2のUEに送信するための手段を備える、例14から15のいずれかの第1のUE。
例17: 選択されたリソース選択手順がさらに、第3のUEからSCIメッセージを受信するための手段であって、SCIメッセージが予約されたリソースのセットを示す情報を備える、手段と、SCIメッセージに基づいて第2のリソース利用可能性を決定するための手段であって、第2のリソース利用可能性がサイドリンクリソースプールの1つまたは複数の第2の利用可能なサイドリンクリソースを備える、手段とを備え、サイドリンクリソースのセットを選択することが、第1のリソース利用可能性および第2のリソース利用可能性において利用可能な1つまたは複数の第3の利用可能なサイドリンクリソースからサイドリンクリソースのセットを選択することを備える、例14から16のいずれかの第1のUE。
例18: リソース報告が、サイドリンクリソースプールの1つまたは複数の第1の利用可能なサイドリンクリソースに対応する1つまたは複数の第1の要素を含む第1の二値行列を備え、第2の二値行列が、サイドリンクリソースプールの1つまたは複数の第2の利用可能なサイドリンクリソースに対応する1つまたは複数の第2の要素を含み、選択されたリソース選択手順がさらに、第1の二値行列の1つまたは複数の第1の要素と第2の二値行列の1つまたは複数の第2の要素との間のビットごとの論理積演算を実行することによって、1つまたは複数の第3の利用可能なサイドリンクリソースを決定するための手段を備える、例14から17のいずれかの第1のUE。
例19: 選択されたリソース選択手順がさらに、予約されたリソースのセットおよび予約されたリソースの別のセットにおいて予約される、予約されたリソースのサブセットを決定するための手段であって、予約されたリソースの別のセットが、サイドリンクリソースプールの中の1つまたは複数の第1の利用可能なサイドリンクリソース以外の1つまたは複数のサイドリンクリソースを備える、手段と、第1の信号強度と第2の信号強度との間の1つまたは複数の予約されたリソースの信号対干渉比(SIR)が閾値以上であるとき、サブセットの1つまたは複数の予約されたリソースを含むようにサイドリンクリソースのセットを更新するための手段とを備え、第1の信号強度が第1のUEと第2のUEとの間の第1のリンクと関連付けられ、第2の信号強度が第3のUEと第2のUEとの間の第2のリンクと関連付けられる、例14から18のいずれかの第1のUE。
例20: 選択されたリソース選択手順がさらに、サブセットの1つまたは複数の予約されたリソースの各サイドリンクリソースのクロスリンク干渉(CLI)を決定するための手段であって、それぞれのサイドリンクリソースのCLIが第3の信号強度と第4の信号強度との間にある、手段と、1つまたは複数の干渉を受けているサイドリンクリソースのCLIがCLI閾値以上であることに応答して、1つまたは複数の予約されたリソースの1つまたは複数の干渉を受けているサイドリンクリソースを除外するようにサイドリンクリソースのセットを更新するための手段とを備え、第3の信号強度が第1のUEと第4のUEとの間の第3のリンクと関連付けられ、第4の信号強度が第5のUEと第4のUEとの間の第4のリンクと関連付けられる、例14から19のいずれかの第1のUE。
例21: 選択されたリソース選択手順がさらに、1つまたは複数の第3の利用可能なサイドリンクリソースの各サイドリンクリソースのCLIを決定するための手段であって、それぞれのサイドリンクリソースのCLIが第3の信号強度と第4の信号強度との間にある、手段と、1つまたは複数の干渉を受けているサイドリンクリソースのCLIがCLI閾値以上であることに応答して、1つまたは複数の第3の利用可能なサイドリンクリソースの1つまたは複数の干渉を受けているサイドリンクリソースを除外するようにサイドリンクリソースのセットを更新するための手段とを備え、第3の信号強度が第1のUEと第4のUEとの間の第3のリンクと関連付けられ、第4の信号強度が第5のUEと第4のUEとの間の第4のリンクと関連付けられる、例14から20のいずれかの第1のUE。
例22: 選択されたリソース選択手順が、第3のUEからSCIメッセージを受信するための手段であって、SCIメッセージがリソース選択期間における予約されたリソースのセットを示す情報を備える、手段と、1つまたは複数の第2の利用可能なサイドリンクリソースからサイドリンクリソースのセットを選択するSCIメッセージに基づいて、1つまたは複数の利用可能なサイドリンクリソースを備えるリソース利用可能性を決定するための手段とを備える、例14から21のいずれかの第1のUE。
例23: 選択されたリソース選択手順が、サイドリンクリソースプールからセットをランダムに選択することを備える、例14から22のいずれかの第1のUE。
例24: 1つまたは複数の利用率パラメータが、パケットに関連する送信のためのネットワーク負荷の測定結果を示すチャネル利用率パラメータ、パケットに関連する送信の優先度を示すパケット優先度パラメータ、パケットに関連する送信のパケット遅延バジェット(PDB)を示す残存PDBパラメータ、パケットに関連するキャストタイプを示すパラメータ、第1のUEと第2のUEとの間の距離を示すパラメータ、パケットに関連する送信の送信特性の所定のレベルを示すパケット信頼性要件パラメータ、第1のUEが受信された信号を検知するように構成される際に用いる周期を示すパラメータ、または第1のUEがサイドリンクリソースを使用して送信するように構成される際に用いる電力を示すパラメータのうちの1つまたは複数を備える、例14から23のいずれかの第1のUE。
例25: チャネル利用率パラメータが、サイドリンクプールに対応する測定されたリソースのセットにおける受信電力を使用して計算されるチャネルビジーレシオ(CBR)値を備え、リソース選択手順が、CBR値が閾値を超えることに基づいて選択される、例14から24のいずれかの第1のUE。
例26: CBR値が閾値を超えることに基づいて、第1のUEのための検知手順または非検知手順としてリソース選択手順を決定するための手段をさらに備える、例14から25のいずれかの第1のUE。
例27: 第1のユーザ機器(UE)によって、第2のUEへのサイドリンク送信の信頼性に関する1つまたは複数のパラメータを決定するステップと、1つまたは複数のパラメータに基づいて、複数のリソース選択技法からあるリソース選択技法を選択するステップと、サイドリンク(SL)スロットを使用して送信されることになるパケットを受信するステップと、サイドリンク(SL)スロットを使用して送信されることになるパケットを受信したことに応答して、選択されたリソース選択技法に基づいてリソース選択期間内の複数のリソースからリソースを選択するステップと、選択されたリソースを使用してパケットを送信するステップとを備える、ワイヤレス通信の方法。
例28: 複数のリソース要素において受信される電力を測定するステップをさらに備え、1つまたは複数のパラメータが、複数のリソース要素において受信される電力に基づいて計算されるチャネル利用率パラメータを備える、例27のワイヤレス通信の方法。
例29: チャネル利用率パラメータが、複数のリソース要素において受信される電力を使用して計算されるチャネルビジーレシオ(CBR)値であり、複数のリソース選択技法からリソース選択技法を選択するステップが、CBR値が閾値を超えることに基づいて、複数のリソース選択技法の第1のリソース選択技法を選択するステップを備える、例28のワイヤレス通信の方法。
例30: 1つまたは複数のパラメータが、パケットに関連するパケット優先度パラメータ、パケットに関連する残存パケット遅延バジェットパラメータ、パケットに関連するキャストタイプを示すパラメータ、パケットが送信されることになる1つまたは複数のデバイスの各々の位置を示すパラメータ、パケット信頼性要件パラメータ、第1のUEが受信される信号を検知するように構成される際に用いる周期を示すパラメータ、または第1のUEがサイドリンクスロットを使用して送信するように構成される際に用いる電力を示すパラメータのうちの1つまたは複数を備える、例27から29のいずれか1つのワイヤレス通信の方法。
例31: キャストタイプを示すパラメータが、パケットがユニキャスト送信で送信されることになるかどうかを決定するために使用可能である、例30のワイヤレス通信の方法。
例32: パケットが送信されることになる1つまたは複数のデバイスの各々の位置を示すパラメータが、第1のUEと第2のUEとの間の距離を示すパラメータを備える、例30または31のいずれか1つのワイヤレス通信の方法。
例33: パケットが送信されることになる1つまたは複数のデバイスの各々の位置を示すパラメータが、パケットが送信されることになる第2のUEから受信されるサイドリンク制御情報(SCI)から導かれる範囲パラメータを備える、例30または31のいずれか1つのワイヤレス通信の方法。
例34: 第1のUEが受信された信号を検知するように構成される際に用いる周期を示すパラメータが、UEの現在の無線リソース制御(RRC)状態を示すパラメータ、第1のUEのアンテナの非連続電力状態を示すパラメータ、または第1のUEが部分検知状態で構成されていることを示すパラメータを備える、例30から33のいずれか1つのワイヤレス通信の方法。
例35: 複数のリソース選択技法が、検知期間の間に、第1のUEの近くに位置する1つまたは複数のデバイスから複数のサイドリンク制御情報(SCI)メッセージを受信するステップであって、複数のSCIメッセージの各々が、そのSCIを送信したデバイスがどの未来のリソースを予約しているかを示す、ステップと、検知期間の間に受信される複数のSCIメッセージに基づいて、リソース選択期間の中の複数のリソースのいずれが利用可能であるかを示す第1の報告を生成するステップと、第1の報告において利用可能であるものとして示されるリソース選択期間の中の複数のRBのリソースの第1のサブセットを特定するステップと、第1の報告において利用不可能であるものとして示されるリソース選択期間の中の複数のリソースのリソースの第2のサブセットを特定するステップと、リソースの第1のサブセットが利用可能であると決定するステップと、リソースの第2のサブセットが利用不可能であると決定するステップと、リソースの第1のサブセットから利用可能なリソースを選択するステップとを備える、第1のリソース選択技法を含む、例27から34のいずれか1つのワイヤレス通信の方法。
例36: 複数のリソース選択技法が、第1のUEによって、リソース選択期間において利用可能なリソースを示す報告を第2のUEに対して要求するステップと、検知期間の間に、第1のUEの近くに位置する1つまたは複数のデバイスから複数のSCIメッセージを受信するステップであって、複数のSCIメッセージの各々が、そのSCIを送信したデバイスがどの未来のリソースを予約しているかを示す、ステップと、検知期間の間に受信される複数のSCIメッセージに基づいて、リソース選択期間の中の複数のリソースのいずれが利用可能であるかを示す第2の報告を生成するステップと、第2のUEから、リソース選択期間の中の複数のリソースのいずれが利用可能であるかを示す第3の報告を受信するステップと、第2の報告と第3の報告の両方において利用可能であるものとして示されるリソース選択期間の中の複数のリソースのリソースの第3のサブセットを特定するステップと、第1の報告および第2の報告のうちの少なくとも1つにおいて利用不可能であるものとして示されるリソース選択期間の中の複数のリソースのリソースの第4のサブセットを特定するステップと、リソースの第3のサブセットが利用可能であると決定するステップと、リソースの第4のサブセットが利用不可能であると決定するステップと、リソースの第3のサブセットから利用可能なリソースを選択するステップとを備える、別のリソース選択技法を含む、例27から35のいずれか1つのワイヤレス通信の方法。
例37: 複数のリソース選択技法が、第1のUEによって、リソース選択期間において利用可能なリソースを示す報告を第2のUEに対して要求するステップと、検知期間の間に、第1のUEの近くに位置する1つまたは複数のデバイスから複数のSCIメッセージを受信するステップであって、複数のSCIメッセージの各々が、そのSCIを送信したデバイスがどの未来のリソースを予約しているかを示す、ステップと、複数のSCIメッセージの第1のSCIメッセージに関連する少なくとも第1のデバイスに対して、第1のUEと第2のUEとの間の第1のリンクに関連する第1の基準信号受信電力(RSRP)、および第3のUEと第2のUEとの間の第2のリンクに関連する第2のRSRPの信号対干渉比(SIR)を決定するステップと、SIRがSIR閾値を上回ると決定するステップと、SIRがSIR閾値を上回ることに基づいて、第1のSCIメッセージによって予約されるリソースが利用可能であると決定するステップと、検知期間の間に受信される複数のSCIメッセージに関連するRSRPに基づいて、リソース選択期間の中の複数のリソースのいずれが利用可能であるかを示す第4の報告を生成するステップと、第2のUEから、リソース選択期間の中の複数のリソースのいずれが利用可能であるかを示す第5の報告を受信するステップと、第2の報告と第3の報告の両方において利用可能であるものとして示されるリソース選択期間の中の複数のリソースのリソースの第5のサブセットを特定するステップと、第1の報告および第2の報告のうちの少なくとも1つにおいて利用不可能であるものとして示されるリソース選択期間の中の複数のリソースのリソースの第6のサブセットを特定するステップと、リソースの第5のサブセットが利用可能であると決定するステップと、リソースの第6のサブセットが利用不可能であると決定するステップと、リソースの第5のサブセットから利用可能なリソースを選択するステップとを備える、さらに別のリソース選択技法を含む、例27から36のいずれか1つのワイヤレス通信の方法。
例38: 複数のリソース選択技法が、第1のUEによって、リソース選択期間において利用可能なリソースを示す報告を第2のUEに対して要求するステップと、検知期間の間に、第1のUEの近くに位置する1つまたは複数のデバイスから複数のSCIメッセージを受信するステップであって、複数のSCIメッセージの各々が、そのSCIを送信したデバイスがどの未来のリソースを予約しているかを示す、ステップと、少なくとも第2のデバイスに対して、第1のUEと第3のUEとの間の第3のリンクに関連する第3のRSRPと、第4のUEと第3のUEとの間の第4のリンクに関連する第4のRSRPとの間のクロスリンク干渉(CLI)を決定するステップと、CLIがCLI閾値を上回ると決定するステップと、CLIがCLI閾値を上回ることに基づいて、第3のUEによって予約されるリソースが利用不可能であると決定するステップと、検知期間の間に受信される複数のSCIメッセージに関連するRSRPに基づいて、リソース選択期間の中の複数のリソースのいずれが利用可能であるかを示す第6の報告を生成するステップと、第2のUEから、リソース選択期間の中の複数のリソースのいずれが利用可能であるかを示す第7の報告を受信するステップと、第2の報告と第3の報告の両方において利用可能であるものとして示されるリソース選択期間の中の複数のリソースのリソースの第7のサブセットを特定するステップと、第1の報告および第2の報告のうちの少なくとも1つにおいて利用不可能であるものとして示されるリソース選択期間の中の複数のリソースのリソースの第8のサブセットを特定するステップと、リソースの第7のサブセットが利用可能であると決定するステップと、リソースの第8のサブセットが利用不可能であると決定するステップと、リソースの第7のサブセットから利用可能なリソースを選択するステップとを備える、さらに別のリソース選択技法を含む、例27から37のいずれか1つのワイヤレス通信の方法。
例39: 複数のリソース選択技法が、第1のUEによって、リソース選択期間において利用可能なリソースを示す報告を第2のUEに対して要求するステップと、第2のUEから、リソース選択期間の中の複数のリソースのいずれが利用可能であるかを示す第8の報告を受信するステップと、第8の報告において利用可能であるものとして示されるリソース選択期間の中の複数のリソースのリソースの第9のサブセットを特定するステップと、第8の報告において利用不可能であるものとして示されるリソース選択期間の中の複数のリソースのリソースの第10のサブセットを特定するステップと、リソースの第9のサブセットが利用可能であると決定するステップと、リソースの第10のサブセットが利用不可能であると決定するステップと、リソースの第9のサブセットから利用可能なリソースを選択するステップとを備える、別のリソース選択技法を含む、例27から37のいずれか1つのワイヤレス通信の方法。
例40: 第1のUEによって、報告を第2のUEに対して要求するステップが、第2のUEからの報告が、第1のリンクと、1つまたは複数のデバイスのうちの少なくとも1つのデバイスからのリンクとの間の、SIRの比較に基づくものとなることを要求するステップを備える、例27から39のいずれか1つのワイヤレス通信の方法。
例41: 第1のユーザ機器(UE)によって、リソース選択期間において利用可能なリソースを示す報告を第2のUEに対して要求するステップと、検知期間の間に、第1のUEの近くに位置する1つまたは複数のデバイスから複数のサイドリンク制御情報(SCI)メッセージを受信するステップであって、複数のSCIメッセージの各々が、そのSCIを送信したデバイスがどの未来のリソースを予約しているかを示す、ステップと、検知期間の間に受信された複数のSCIメッセージに基づいて、リソース選択期間の中の複数のリソースのいずれが利用可能であるかを示す第1の報告を生成するステップと、第2のUEから、リソース選択期間の中の複数のリソースのいずれが利用可能であるかを示す第2の報告を受信するステップと、第1の報告と第2の報告の両方において利用可能であるものとして示されるリソース選択期間の中のリソースを選択するステップとを備える、ワイヤレス通信の方法。
例42: リソース選択期間の中の複数のリソースのいずれが利用可能であるかを示す第1の報告を生成するステップが、複数のSCIメッセージの各々に対して、基準信号受信電力(RSRP)を決定するステップと、閾値の電力を下回るRSRPに関連する複数のSCIメッセージのサブセットを特定するステップと、複数のSCIメッセージのサブセットによって予約されるリソースが利用可能であると決定するステップと、いずれのSCIメッセージによっても予約されないリソースが利用可能であると決定するステップとを備える、例41のワイヤレス通信の方法。
例43: 閾値の電力を上回るRSRPに関連する複数のSCIメッセージの第2のサブセットを特定するステップと、複数のSCIメッセージの第2のサブセットによって予約されるリソースが利用不可能であると決定するステップとをさらに備える、例42のワイヤレス通信の方法。
例44: 第1のUEによって、報告を第2のUEに対して要求するステップが、第2のUEからの報告が、第1のリンクと、1つまたは複数のデバイスのうちの少なくとも1つのデバイスからのリンクとの間の、SIRの比較に基づくものとなることを要求するステップを備える、例43のワイヤレス通信の方法。
例45: リソース選択期間の中の複数のリソースのいずれが利用可能であるかを示す第1の報告を生成するステップが、複数のSCIメッセージのうちの第1のSCIメッセージに関連する少なくとも第1のデバイスに対して、第1のUEと第2のUEとの間の第1のリンクに関連する第1の基準信号受信電力(RSRP)、および第3のUEと第2のUEとの間の第2のリンクに関連する第2のRSRPの信号対干渉比(SIR)を決定するステップと、SIRがSIR閾値を下回ると決定するステップと、SIRがSIR閾値を下回ることに基づいて、第1のSCIメッセージによって予約されるリソースが利用可能であると決定するステップとを備える、例43または44のいずれか1つのワイヤレス通信の方法。
例46: 第2のUEから、第1のRSRPを示す第1の値および第2のRSRPを示す第2の値を受信するステップをさらに備える、例45のワイヤレス通信の方法。
例47: 第1のUEによって、報告を第2のUEに対して要求するステップが、第2のUEからの報告が、第1のリンクと、1つまたは複数のデバイスのうちの少なくとも1つのデバイスからのリンクとの間の、SIRの比較に基づくものとなることを要求するステップを備える、例45または46のいずれか1つのワイヤレス通信の方法。
例48: リソース選択期間の中の複数のリソースのいずれが利用可能であるかを示す第1の報告を生成するステップが、第2のUEから、第1のUEと第2のUEとの間の第1のリンクに関連するRSRP、および第3のUEと第2のUEとの間の第2のリンクに関連する第2のRSRPのSIRを示す第1の値を受信するステップと、SIRがSIR閾値を下回ると決定するステップと、SIRがSIR閾値を下回ることに基づいて、第3のUEから受信されるSCIメッセージによって予約されるリソースが利用可能であると決定するステップとを備える、例44から47のいずれか1つのワイヤレス通信の方法。
例49: 第1のUEによって、報告を第2のUEに対して要求するステップが、第2のUEからの報告が、第1のリンクと、1つまたは複数のデバイスのうちの少なくとも1つのデバイスからのリンクとの間の、SIRの比較に基づくものとなることを要求するステップを備える、例41のワイヤレス通信の方法。
例50: リソース選択期間の中の複数のリソースのいずれが利用可能であるかを示す第1の報告を生成するステップが、少なくとも第2のデバイスに対して、第1のUEと第3のUEとの間の第3のリンクに関連する第3のRSRPと、第4のUEと第3のUEとの間の第4のリンクに関連する第4のRSRPとの間のクロスリンク干渉(CLI)を決定するステップと、CLIがCLI閾値を上回ると決定するステップと、CLIがCLI閾値を上回ることに基づいて、第3のUEによって予約されるリソースが利用不可能であると決定するステップとを備える、例44から49のいずれか1つのワイヤレス通信の方法。
例51: 第3のUEから、第3のRSRPを示す第3の値および第4のRSRPを示す第4の値を受信するステップをさらに備える、例50のワイヤレス通信の方法。
例52: 第1のUEによって、報告を第2のUEに対して要求するステップが、第2のUEからの報告が、第1のリンクと、1つまたは複数のデバイスのうちの少なくとも1つのデバイスからのリンクとの間の、SIRの比較に基づくものとなることを要求するステップを備える、例41から51のワイヤレス通信の方法。
例53: 第2の報告がサイドリンク報告リンクを介して受信される、例41から52のワイヤレス通信の方法。
例54: 選択されたリソースを使用してパケットを第2のUEに送信するステップをさらに備える、例41から53のワイヤレス通信の方法。
例55: プロセッサと、少なくとも1つのプロセッサに通信可能に結合されたメモリとを備え、プロセッサおよびメモリが、例1から54のいずれかの方法を実行するように構成される、ワイヤレス通信のための装置。
例56: プロセッサに例1から54のいずれかの方法を実行させるように、コンピュータを動作させるためのコードを備える、コンピュータ実行可能コードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体。
例57: 例1から54のいずれかの方法を実行するための少なくとも1つの手段を備える、ワイヤレス通信のための装置。
ワイヤレス通信ネットワークのいくつかの例が、例示的な実装形態を参照して提示された。当業者が容易に理解するように、本開示の全体にわたって説明される様々な例は、他の電気通信システム、ネットワークアーキテクチャ、および通信規格に拡張され得る。
例として、様々な例は、Long-Term Evolution (LTE)、Evolved Packet System (EPS)、Universal Mobile Telecommunication System (UMTS)、および/またはGlobal System for Mobile (GSM)などの、3GPP(登録商標)によって定義された他のシステム内で実装されてもよい。様々な例はまた、CDMA2000および/またはEvolution-Data Optimized (EV-DO)などの、第3世代パートナーシッププロジェクト2(3GPP2)によって定義されたシステムに拡張されてもよい。他の例は、IEEE802.11(Wi-Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、ウルトラワイドバンド(UWB)、Bluetoothを利用するシステム、および/または他の適切なシステム内で実装され得る。利用される実際の電気通信規格、ネットワークアーキテクチャ、および/または通信規格は、具体的な用途およびシステムに課される全体的な設計制約に依存する。
本開示内では、「例示的」という語は、「例、事例、または例示としての役割を果たすこと」を意味するために使用される。「例示的」として本明細書で説明されたいかなる実装形態または例も、必ずしも本開示の他の例より好ましいまたは有利であると解釈されるべきでない。同様に、「例」という用語は、本開示のすべての例が、論じられる特徴、利点、または動作モードを含むことを必要としない。「結合される」という用語は、2つの物体間の直接的または間接的な結合を指すために本明細書において使用される。たとえば、物体Aが物体Bに物理的に接触し、物体Bが物体Cに接触する場合、物体Aおよび物体Cは、直接物理的に互いに接触しない場合であっても、やはり互いに結合されると見なされてもよい。たとえば、第1の物体が第2の物体と直接物理的にまったく接触していなくても、第1の物体は第2の物体に結合され得る。「回路(circuit)」および「回路(circuitry)」という用語は広く使用され、電子回路のタイプに関して限定はされないが、接続および構成されると、本開示で説明された機能の実行を可能にする電気デバイスのハードウェア実装と導体の両方、ならびにプロセッサによって実行されると、本開示で説明された機能の実行を可能にする情報および命令のソフトウェア実装を含むものとする。
図1~図16に示されたコンポーネント、ステップ、特徴、および/または機能のうちの1つまたは複数は、並べ替えられてもよく、かつ/または単一のコンポーネント、ステップ、特徴、もしくは機能へと組み合わせられてよく、または、いくつかのコンポーネント、ステップ、もしくは機能において具現化されてもよい。また、本明細書で開示された新規の特徴から逸脱することなく、追加の要素、コンポーネント、ステップ、および/または機能も追加され得る。図1~図16に示された装置、デバイス、および/またはコンポーネントは、本明細書で説明された方法、特徴、またはステップのうちの1つまたは複数を実行するように構成され得る。また、本明細書で説明された新規のアルゴリズムは、ソフトウェアにおいて効率的に実装され、かつ/またはハードウェアに組み込まれ得る。
開示された方法におけるステップの特定の順序または階層は、例示的なプロセスを示すものと理解されたい。設計上の選好に基づいて、方法におけるステップの特定の順序または階層が並べ替えられ得ることが理解される。添付の方法のクレームは、例示的な順序で様々なステップの要素を示し、本明細書に特に列挙されない限り、示された特定の順序または階層に限定されることは意図されていない。
上記の説明は、本明細書で説明された様々な例を任意の当業者が実践することを可能にするように提供される。これらの例への様々な変更は当業者には容易に明らかであり、本明細書で定義される一般原理は他の例に適用され得る。したがって、特許請求の範囲は本明細書で示される例に限定されるものではなく、特許請求の範囲の文言と一致する最大限の範囲を与えられるべきであり、単数形での要素への言及は、そのように明記されていない限り、「唯一無二の」ではなく、「1つまたは複数の」を意味することを意図している。別段に明記されていない限り、「いくつかの」という用語は「1つまたは複数の」を指す。項目の列挙「のうちの少なくとも1つ」を指す句は、単一のメンバーを含むそれらの項目の任意の組合せを指す。例として、「a、b、またはcのうちの少なくとも1つ」は、a、b、c、aおよびb、aおよびc、bおよびc、ならびにa、bおよびcを包含することを意図している。当業者に知られているか、または後に知られることになる、本開示を通じて説明された様々な例の要素に対するすべての構造的および機能的均等物は、参照により本明細書に明確に組み込まれ、特許請求の範囲によって包含されることが意図される。その上、本明細書に開示されるものはいずれも、そのような開示が特許請求の範囲において明示的に列挙されているかどうかにかかわらず、公に供されるものではないことが意図される。
100 RAN
102 マクロセル
104 マクロセル
108 スモールセル
110 基地局
112 基地局
118 基地局
122 UE
124 UE
126 UE B
128 UE A
130 UE C
132 UE D
134 UE
138 UE
140 UE
142 UE
202 コアネットワーク
204 RAN
206 UE
208 基地局
210 外部データネットワーク
212 ダウンリンクトラフィック
214 ダウンリンク制御
216 アップリンクトラフィック
218 アップリンク制御
220 バックホール
222 サイドリンクトラフィック
224 サイドリンク制御
226 サイドリンク報告
302 サブフレーム
304 OFDMリソースグリッド
306 リソース要素
308 リソースブロック
310 スロット
312 制御
314 データ
400 ユーザ機器
402 バス
404 プロセッサ
405 メモリ
406 コンピュータ可読媒体
408 バスインターフェース
410 トランシーバ
412 ユーザインターフェース
414 処理システム
440 SLリソース選択回路
442 SLリソース配分技法選択回路
446 通信マネージャ回路
452 SLリソース選択ソフトウェア
454 SLリソース配分技法選択ソフトウェア
456 通信マネージャソフトウェア
502 UE A
504 UE B
506 UE C
508 UE D
602 UE A
604 UE B
606 UE C
608 UE D
702 UE A
704 UE B
706 UE C
708 UE D
902 第1のRA報告
904 第2のRA報告
906 論理積演算
908 スイッチ
910 スイッチ
912 組み合わせられた報告
1002 UE A
1004 UE B
1006 UE C
1008 UE D
1352 UE A
1354 UE B
1356 UE C
1358 UE D
1360 UE E
1362 UE F
1402 第1のRA報告
1404 第2のRA報告
1406 論理積演算
1408 スイッチ
1410 スイッチ
1412 組み合わせられた報告
1414 SIR報告
1416 リソース利用可能性およびSIR報告
1602 第1のRA報告
1604 第2のRA報告
1606 論理積演算
1608 スイッチ
1610 スイッチ
1612 組み合わせられた報告
1614 SIR報告
1616 リソース利用可能性およびSIR報告
1618 SIR報告
1620 リソース利用可能性およびSIR報告

Claims (30)

  1. 第1のユーザ機器(UE)において動作可能なワイヤレス通信の方法であって、
    サイドリンクリソースプールを介した送信のためのパケットを生成するステップと、
    前記サイドリンクリソースプールのサイドリンクリソースのセット上で前記パケットを第2のUEに送信するステップとを備え、前記セットが、複数のリソース選択手順のあるリソース選択手順に基づいて選択され、前記リソース選択手順が、前記サイドリンクリソースプールの1つまたは複数のリソースに対応する1つまたは複数の利用率パラメータに少なくとも一部基づいて選択される、方法。
  2. 前記選択されたリソース選択手順が、
    前記第2のUEからリソース報告を受信するステップであって、前記リソース報告が、前記サイドリンクリソースプールの1つまたは複数の第1の利用可能なサイドリンクリソースを備える第1のリソース利用可能性を示す、ステップと、
    前記第1のリソース利用可能性からサイドリンクリソースの前記セットを選択するステップとを備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記選択されたリソース選択手順がさらに、
    前記リソース報告に対する要求を前記第2のUEに送信するステップを備える、請求項2に記載の方法。
  4. 前記選択されたリソース選択手順がさらに、
    第3のUEからサイドリンク制御情報(SCI)メッセージを受信するステップであって、前記SCIメッセージが、予約されたリソースのセットを示す情報を備える、ステップと、
    前記SCIメッセージに基づいて第2のリソース利用可能性を決定するステップであって、前記第2のリソース利用可能性が、前記サイドリンクリソースプールの1つまたは複数の第2の利用可能なサイドリンクリソースを備える、ステップとを備え、
    サイドリンクリソースの前記セットを選択する前記ステップが、前記第1のリソース利用可能性および前記第2のリソース利用可能性において利用可能な1つまたは複数の第3の利用可能なサイドリンクリソースからサイドリンクリソースの前記セットを選択するステップを備える、請求項2に記載の方法。
  5. 前記リソース報告が、前記サイドリンクリソースプールの前記1つまたは複数の第1の利用可能なサイドリンクリソースに対応する1つまたは複数の第1の要素を含む第1の二値行列を備え、
    第2の二値行列が、前記サイドリンクリソースプールの前記1つまたは複数の第2の利用可能なサイドリンクリソースに対応する1つまたは複数の第2の要素を含み、
    前記選択されたリソース選択手順がさらに、前記第1の二値行列の前記1つまたは複数の第1の要素と前記第2の二値行列の前記1つまたは複数の第2の要素との間のビットごとの論理積演算を実行することによって、前記1つまたは複数の第3の利用可能なサイドリンクリソースを決定するステップを備える、請求項4に記載の方法。
  6. 前記選択されたリソース選択手順がさらに、
    予約されたリソースの前記セットおよび予約されたリソースの別のセットにおいて予約される、予約されたリソースのサブセットを決定するステップであって、予約されたリソースの前記別のセットが、前記サイドリンクリソースプールの中の前記1つまたは複数の第1の利用可能なサイドリンクリソース以外の1つまたは複数のサイドリンクリソースを備える、ステップと、
    第1の信号強度と第2の信号強度との間の前記1つまたは複数の予約されたリソースの信号対干渉比(SIR)が閾値以上であるとき、前記サブセットの1つまたは複数の予約されたリソースを含むようにサイドリンクリソースの前記セットを更新するステップとを備え、
    前記第1の信号強度が、前記第1のUEと前記第2のUEとの間の第1のリンクと関連付けられ、
    前記第2の信号強度が、前記第3のUEと前記第2のUEとの間の第2のリンクと関連付けられる、請求項4に記載の方法。
  7. 前記選択されたリソース選択手順がさらに、
    前記サブセットの前記1つまたは複数の予約されたリソースの各サイドリンクリソースのクロスリンク干渉(CLI)を決定するステップであって、それぞれのサイドリンクリソースの前記CLIが第3の信号強度と第4の信号強度との間にある、ステップと、
    前記1つまたは複数の予約されたリソースの1つまたは複数の干渉を受けているサイドリンクリソースを、前記1つまたは複数の干渉を受けているサイドリンクリソースの前記CLIがCLI閾値以上であることに応答して除外するように、前記サイドリンクリソースの前記セットを更新するステップとを備え、
    前記第3の信号強度が、前記第1のUEと第4のUEとの間の第3のリンクと関連付けられ、
    前記第4の信号強度が、第5のUEと前記第4のUEとの間の第4のリンクと関連付けられる、請求項6に記載の方法。
  8. 前記選択されたリソース選択手順がさらに、
    前記1つまたは複数の第3の利用可能なサイドリンクリソースの各サイドリンクリソースのCLIを決定するステップであって、それぞれのサイドリンクリソースの前記CLIが第3の信号強度と第4の信号強度との間にある、ステップと、
    前記1つまたは複数の第3の利用可能なサイドリンクリソースの1つまたは複数の干渉を受けているサイドリンクリソースを、前記1つまたは複数の干渉を受けているサイドリンクリソースの前記CLIがCLI閾値以上であることに応答して除外するように、前記サイドリンクリソースの前記セットを更新するステップとを備え、
    前記第3の信号強度が、前記第1のUEと第4のUEとの間の第3のリンクと関連付けられ、
    前記第4の信号強度が、第5のUEと前記第4のUEとの間の第4のリンクと関連付けられる、請求項4に記載の方法。
  9. 前記選択されたリソース選択手順が、
    第3のUEからSCIメッセージを受信するステップであって、前記SCIメッセージが、リソース選択期間の中の予約されたリソースのセットを示す情報を備える、ステップと、
    前記SCIメッセージに基づいて、1つまたは複数の利用可能なサイドリンクリソースを備えるリソース利用可能性を決定するステップと、
    前記1つまたは複数の第2の利用可能なサイドリンクリソースからサイドリンクリソースの前記セットを選択するステップとを備える、請求項1に記載の方法。
  10. 前記選択されたリソース選択手順が、
    前記サイドリンクリソースプールから前記セットをランダムに選択するステップを備える、請求項1に記載の方法。
  11. 前記1つまたは複数の利用率パラメータが、
    前記パケットに関連する前記送信のためのネットワーク負荷の測定結果を示すチャネル利用率パラメータ、
    前記パケットに関連する前記送信の優先度を示すパケット優先度パラメータ、
    前記パケットに関連する前記送信のパケット遅延バジェット(PDB)を示す残存PDBパラメータ、
    前記パケットに関連するキャストタイプを示すパラメータ、
    前記第1のUEと前記第2のUEとの間の距離を示すパラメータ、
    前記パケットに関連する前記送信の送信特性の所定のレベルを示すパケット信頼性要件パラメータ、
    前記第1のUEが受信された信号を検知するように構成される際に用いる周期を示すパラメータ、または
    前記第1のUEが前記サイドリンクリソースを使用して送信するように構成される際に用いる電力を示すパラメータ
    のうちの1つまたは複数を備える、請求項1に記載の方法。
  12. 前記チャネル利用率パラメータが、前記サイドリンクリソースプールに対応する測定されたリソースのセットにおける受信電力を使用して計算されるチャネルビジーレシオ(CBR)値を備え、
    前記リソース選択手順が、前記CBR値が閾値を超えることに基づいて選択される、請求項11に記載の方法。
  13. 前記CBR値が前記閾値を超えることに基づいて、前記第1のUEのための検知手順または非検知手順として前記リソース選択手順を決定するステップをさらに備える、請求項12に記載の方法。
  14. ワイヤレス通信のための第1のユーザ機器(UE)であって、
    プロセッサと、
    前記プロセッサに結合されたメモリとを備え、
    前記プロセッサおよび前記メモリが、
    サイドリンクリソースプールを介した送信のためのパケットを生成し、
    前記サイドリンクリソースプールのサイドリンクリソースのセット上で前記パケットを第2のUEに送信するように構成され、前記セットが、複数のリソース選択手順のあるリソース選択手順に基づいて選択され、前記リソース選択手順が、前記サイドリンクリソースプールの1つまたは複数のリソースに対応する1つまたは複数の利用率パラメータに少なくとも一部基づいて選択される、第1のUE。
  15. アンテナをさらに備え、
    前記プロセッサおよび前記メモリがさらに、前記選択されたリソース選択手順を実行するように構成され、前記選択されたリソース選択手順が、
    前記アンテナを介して、前記第2のUEからリソース報告を受信することであって、前記リソース報告が、前記サイドリンクリソースプールの1つまたは複数の第1の利用可能なサイドリンクリソースを備える第1のリソース利用可能性を示す、受信することと、
    前記第1のリソース利用可能性からサイドリンクリソースの前記セットを選択することとを備える、請求項14に記載の第1のUE。
  16. 前記選択されたリソース選択手順を実行するように構成される、前記プロセッサおよび前記メモリがさらに、
    前記アンテナを介して、第3のUEからサイドリンク制御情報(SCI)メッセージを受信し、前記SCIメッセージが、予約されたリソースのセットを示す情報を備え、
    前記SCIメッセージに基づいて第2のリソース利用可能性を決定し、前記第2のリソース利用可能性が、前記サイドリンクリソースプールの1つまたは複数の第2の利用可能なサイドリンクリソースを備える、ように構成され、
    サイドリンクリソースの前記セットを選択するように構成される、前記プロセッサおよび前記メモリがさらに、前記第1のリソース利用可能性および前記第2のリソース利用可能性において利用可能な1つまたは複数の第3の利用可能なサイドリンクリソースからサイドリンクリソースの前記セットを選択するように構成される、請求項15に記載の第1のUE。
  17. 前記選択されたリソース選択手順を実行するように構成される、前記プロセッサおよび前記メモリがさらに、
    予約されたリソースの前記セットおよび予約されたリソースの別のセットにおいて予約される、予約されたリソースのサブセットを決定し、予約されたリソースの前記別のセットが、前記サイドリンクリソースプールの中の前記1つまたは複数の第1の利用可能なサイドリンクリソース以外の1つまたは複数のサイドリンクリソースを備え、
    第1の信号強度と第2の信号強度との間の前記1つまたは複数の予約されたリソースの信号対干渉比(SIR)が閾値以上であるとき、前記サブセットの1つまたは複数の予約されたリソースを含むようにサイドリンクリソースの前記セットを更新するように構成され、
    前記第1の信号強度が、前記第1のUEと前記第2のUEとの間の第1のリンクと関連付けられ、
    前記第2の信号強度が、前記第3のUEと前記第2のUEとの間の第2のリンクと関連付けられる、請求項16に記載の第1のUE。
  18. 前記選択されたリソース選択手順を実行するように構成される、前記プロセッサおよび前記メモリがさらに、
    前記1つまたは複数の第3の利用可能なサイドリンクリソースの各サイドリンクリソースのCLIを決定し、それぞれのサイドリンクリソースの前記CLIが第3の信号強度と第4の信号強度との間にあり、
    前記1つまたは複数の第3の利用可能なサイドリンクリソースの1つまたは複数の干渉を受けているサイドリンクリソースを、前記1つまたは複数の干渉を受けているサイドリンクリソースの前記CLIがCLI閾値以上であることに応答して除外するように、前記サイドリンクリソースの前記セットを更新するように構成され、
    前記第3の信号強度が、前記第1のUEと第4のUEとの間の第3のリンクと関連付けられ、
    前記第4の信号強度が、第5のUEと前記第4のUEとの間の第4のリンクと関連付けられる、請求項16に記載の第1のUE。
  19. 前記1つまたは複数の利用率パラメータが、
    前記パケットに関連する前記送信のためのネットワーク負荷の測定結果を示すチャネル利用率パラメータ、
    前記パケットに関連する前記送信の優先度を示すパケット優先度パラメータ、
    前記パケットに関連する前記送信のパケット遅延バジェット(PDB)を示す残存PDBパラメータ、
    前記パケットに関連するキャストタイプを示すパラメータ、
    前記第1のUEと前記第2のUEとの間の距離を示すパラメータ、
    前記パケットに関連する前記送信の送信特性の所定のレベルを示すパケット信頼性要件パラメータ、
    前記第1のUEが受信された信号を検知するように構成される際に用いる周期を示すパラメータ、または
    前記第1のUEが前記サイドリンクリソースを使用して送信するように構成される際に用いる電力を示すパラメータ
    のうちの1つまたは複数を備える、請求項14に記載の第1のUE。
  20. ワイヤレス通信のための第1のユーザ機器(UE)であって、
    サイドリンクリソースプールを介した送信のためのパケットを生成するための手段と、
    前記サイドリンクリソースプールのサイドリンクリソースのセット上で前記パケットを第2のUEに送信するための手段とを備え、前記セットが、複数のリソース選択手順のあるリソース選択手順に基づいて選択され、前記リソース選択手順が、前記サイドリンクリソースプールの1つまたは複数のリソースに対応する1つまたは複数の利用率パラメータに少なくとも一部基づいて選択される、第1のUE。
  21. 前記選択されたリソース選択手順が、
    前記第2のUEからリソース報告を受信するための手段であって、前記リソース報告が、前記サイドリンクリソースプールの1つまたは複数の第1の利用可能なサイドリンクリソースを備える第1のリソース利用可能性を示す、手段と、
    前記第1のリソース利用可能性からサイドリンクリソースの前記セットを選択するための手段とを備える、請求項20に記載の第1のUE。
  22. 前記選択されたリソース選択手順がさらに、
    第3のUEからサイドリンク制御情報(SCI)メッセージを受信するための手段であって、前記SCIメッセージが、予約されたリソースのセットを示す情報を備える、手段と、
    前記SCIメッセージに基づいて第2のリソース利用可能性を決定するための手段であって、前記第2のリソース利用可能性が、前記サイドリンクリソースプールの1つまたは複数の第2の利用可能なサイドリンクリソースを備える、手段とを備え、
    サイドリンクリソースの前記セットを前記選択することが、前記第1のリソース利用可能性および前記第2のリソース利用可能性において利用可能な1つまたは複数の第3の利用可能なサイドリンクリソースからサイドリンクリソースの前記セットを選択することを備える、請求項21に記載の第1のUE。
  23. 前記選択されたリソース選択手順がさらに、
    予約されたリソースの前記セットおよび予約されたリソースの別のセットにおいて予約される、予約されたリソースのサブセットを決定するための手段であって、予約されたリソースの前記別のセットが、前記サイドリンクリソースプールの中の前記1つまたは複数の第1の利用可能なサイドリンクリソース以外の1つまたは複数のサイドリンクリソースを備える、手段と、
    第1の信号強度と第2の信号強度との間の前記1つまたは複数の予約されたリソースの信号対干渉比(SIR)が閾値以上であるとき、前記サブセットの1つまたは複数の予約されたリソースを含むようにサイドリンクリソースの前記セットを更新するための手段とを備え、
    前記第1の信号強度が、前記第1のUEと前記第2のUEとの間の第1のリンクと関連付けられ、
    前記第2の信号強度が、前記第3のUEと前記第2のUEとの間の第2のリンクと関連付けられる、請求項22に記載の第1のUE。
  24. 前記選択されたリソース選択手順がさらに、
    前記1つまたは複数の第3の利用可能なサイドリンクリソースの各サイドリンクリソースのCLIを決定するための手段であって、それぞれのサイドリンクリソースの前記CLIが第3の信号強度と第4の信号強度との間にある、手段と、
    前記1つまたは複数の第3の利用可能なサイドリンクリソースの1つまたは複数の干渉を受けているサイドリンクリソースを、前記1つまたは複数の干渉を受けているサイドリンクリソースの前記CLIがCLI閾値以上であることに応答して除外するように、前記サイドリンクリソースの前記セットを更新するための手段とを備え、
    前記第3の信号強度が、前記第1のUEと第4のUEとの間の第3のリンクと関連付けられ、
    前記第4の信号強度が、第5のUEと前記第4のUEとの間の第4のリンクと関連付けられる、請求項22に記載の第1のUE。
  25. 前記1つまたは複数の利用率パラメータが、
    前記パケットに関連する前記送信のためのネットワーク負荷の測定結果を示すチャネル利用率パラメータ、
    前記パケットに関連する前記送信の優先度を示すパケット優先度パラメータ、
    前記パケットに関連する前記送信のパケット遅延バジェット(PDB)を示す残存PDBパラメータ、
    前記パケットに関連するキャストタイプを示すパラメータ、
    前記第1のUEと前記第2のUEとの間の距離を示すパラメータ、
    前記パケットに関連する前記送信の送信特性の所定のレベルを示すパケット信頼性要件パラメータ、
    前記第1のUEが受信された信号を検知するように構成される際に用いる周期を示すパラメータ、または
    前記第1のUEが前記サイドリンクリソースを使用して送信するように構成される際に用いる電力を示すパラメータ
    のうちの1つまたは複数を備える、請求項20に記載の第1のUE。
  26. 第1のユーザ機器(UE)にコンピュータ実行可能コードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記コンピュータ実行可能コードが、コンピュータに、
    サイドリンクリソースプールを介した送信のためのパケットを生成させ、
    前記サイドリンクリソースプールのサイドリンクリソースのセット上で前記パケットを第2のUEへ送信させるためのコードを備え、前記セットが、複数のリソース選択手順のあるリソース選択手順に基づいて選択され、前記リソース選択手順が、前記サイドリンクリソースプールの1つまたは複数のリソースに対応する1つまたは複数の利用率パラメータに少なくとも一部基づいて選択される、非一時的コンピュータ可読媒体。
  27. 前記コンピュータ実行可能コードがさらに、前記コンピュータに前記選択されたリソース選択手順を実行させるためのコードを備え、前記選択されたリソース選択手順が、
    前記第2のUEからリソース報告を受信することであって、前記リソース報告が、前記サイドリンクリソースプールの1つまたは複数の第1の利用可能なサイドリンクリソースを備える第1のリソース利用可能性を示す、受信することと、
    前記第1のリソース利用可能性からサイドリンクリソースの前記セットを選択することとを備える、請求項26に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  28. 前記コンピュータに前記選択されたリソース選択手順を実行させるための前記コードがさらに、前記コンピュータに、
    第3のUEからサイドリンク制御情報(SCI)メッセージを受信させ、前記SCIメッセージが、予約されたリソースのセットを示す情報を備え、
    前記SCIメッセージに基づいて第2のリソース利用可能性を決定させ、前記第2のリソース利用可能性が、前記サイドリンクリソースプールの1つまたは複数の第2の利用可能なサイドリンクリソースを備え、
    予約されたリソースの前記セットおよび予約されたリソースの別のセットにおいて予約される、予約されたリソースのサブセットを決定させ、予約されたリソースの前記別のセットが、前記サイドリンクリソースプールの中の前記1つまたは複数の第1の利用可能なサイドリンクリソース以外の1つまたは複数のサイドリンクリソースを備え、
    第1の信号強度と第2の信号強度との間の前記1つまたは複数の予約されたリソースの信号対干渉比(SIR)が閾値以上であるとき、前記サブセットの1つまたは複数の予約されたリソースを含むようにサイドリンクリソースの前記セットを更新させるためのコードを備え、
    前記第1の信号強度が、前記第1のUEと前記第2のUEとの間の第1のリンクと関連付けられ、
    前記第2の信号強度が、前記第3のUEと前記第2のUEとの間の第2のリンクと関連付けられる、請求項27に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  29. 前記コンピュータに前記選択されたリソース選択手順を実行させるための前記コードがさらに、前記コンピュータに、
    第3のUEからSCIメッセージを受信させ、前記SCIメッセージが、予約されたリソースのセットを示す情報を備え、
    前記SCIメッセージに基づいて、前記サイドリンクリソースプールの1つまたは複数の第2の利用可能なサイドリンクリソースを備える第2のリソース利用可能性を決定させ、
    前記1つまたは複数の第3の利用可能なサイドリンクリソースの各サイドリンクリソースのCLIを決定させ、それぞれのサイドリンクリソースの前記CLIが第3の信号強度と第4の信号強度との間にあり、
    前記1つまたは複数の第3の利用可能なサイドリンクリソースの1つまたは複数の干渉を受けているサイドリンクリソースを、前記1つまたは複数の干渉を受けているサイドリンクリソースの前記CLIがCLI閾値未満ではないときに除外するように、前記サイドリンクリソースの前記セットを更新させるためのコードを備え、
    前記第3の信号強度が、前記第1のUEと第4のUEとの間の第3のリンクと関連付けられ、
    前記第4の信号強度が、第5のUEと前記第4のUEとの間の第4のリンクと関連付けられる、請求項27に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  30. 前記1つまたは複数の利用率パラメータが、
    前記パケットに関連する前記送信のためのネットワーク負荷の測定結果を示すチャネル利用率パラメータ、
    前記パケットに関連する前記送信の優先度を示すパケット優先度パラメータ、
    前記パケットに関連する前記送信のパケット遅延バジェット(PDB)を示す残存PDBパラメータ、
    前記パケットに関連するキャストタイプを示すパラメータ、
    前記第1のUEと前記第2のUEとの間の距離を示すパラメータ、
    前記パケットに関連する前記送信の送信特性の所定のレベルを示すパケット信頼性要件パラメータ、
    前記第1のUEが受信された信号を検知するように構成される際に用いる周期を示すパラメータ、または
    前記第1のUEが前記サイドリンクリソースを使用して送信するように構成される際に用いる電力を示すパラメータ
    のうちの1つまたは複数を備える、請求項26に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
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