JP2023546482A - サイドリンク・プロセスを処理するための方法及び装置 - Google Patents

サイドリンク・プロセスを処理するための方法及び装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2023546482A
JP2023546482A JP2023524641A JP2023524641A JP2023546482A JP 2023546482 A JP2023546482 A JP 2023546482A JP 2023524641 A JP2023524641 A JP 2023524641A JP 2023524641 A JP2023524641 A JP 2023524641A JP 2023546482 A JP2023546482 A JP 2023546482A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sidelink
terminal
association relationship
sidelink process
configuration mode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2023524641A
Other languages
English (en)
Inventor
リウ,ナンナン
チャーン,ジュインゥレン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Huawei Technologies Co Ltd
Original Assignee
Huawei Technologies Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Huawei Technologies Co Ltd filed Critical Huawei Technologies Co Ltd
Publication of JP2023546482A publication Critical patent/JP2023546482A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W76/00Connection management
    • H04W76/30Connection release
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/12Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using return channel
    • H04L1/16Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using return channel in which the return channel carries supervisory signals, e.g. repetition request signals
    • H04L1/18Automatic repetition systems, e.g. Van Duuren systems
    • H04L1/1822Automatic repetition systems, e.g. Van Duuren systems involving configuration of automatic repeat request [ARQ] with parallel processes
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/12Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using return channel
    • H04L1/16Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using return channel in which the return channel carries supervisory signals, e.g. repetition request signals
    • H04L1/18Automatic repetition systems, e.g. Van Duuren systems
    • H04L1/1829Arrangements specially adapted for the receiver end
    • H04L1/1854Scheduling and prioritising arrangements
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L2001/0092Error control systems characterised by the topology of the transmission link
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W92/00Interfaces specially adapted for wireless communication networks
    • H04W92/16Interfaces between hierarchically similar devices
    • H04W92/18Interfaces between hierarchically similar devices between terminal devices

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

この出願は、サイドリンク・プロセスを処理するための方法及び装置を提供し、通信技術の分野に関係する。この方法において、端末は、サイドリンクのRRC接続に対してMACリセットを行うと決定する。次いで、端末は、RRC接続に関連するサイドリンク・プロセス(第1のサイドリンク・プロセスとして示される)が非占有であると決定してもよく、その結果、これらのSLプロセスが、他のデータを受信するために使用されてもよい。これは、利用可能なSLプロセスの数の減少を回避し、データ受信速度を改善する。端末は、さらに、第1のサイドリンク・プロセスに関連する関連付け関係を解放して、端末が他のデータを誤ってクリアすることを防止するするか、又は第1のサイドリンク・プロセスに関連するデータの受信を確実にしてもよい。これは、データ受信の信頼性を改善することができる。

Description

この出願は、通信技術の分野に関係し、特に、サイドリンク(sidelink、SL)プロセスを処理するための方法及び装置に関係する。
ビークル・ツー・エブリシング(vehicle to everything、V2X)は、高度道路交通システムのキー技術であり、モノのインターネット・システムにおいて最も大きな産業的可能性と最も明確な市場要求を有する分野の1つと考えられる。ビークル・ツー・エブリシングは、通常、車両に設置されたセンサ、車載端末などを使用して車両情報を提供し、ビークル・ツー・ビークル(vehicle to vehicle、V2V)通信、ビークル・ツー・インフラストラクチャ(vehicle to infrastructure、V2I)通信、ビークル・ツー・ネットワーク(vehicle to network、V2N)通信、及びビークル・ツー・ペデストリアン(vehicle to pedestrian、V2P)通信を実装する通信ネットワークである。
「V2X」は、広い用途空間、大きな産業的可能性、強力な社会的便益を特徴とする。V2Xは、自動車及び情報通信産業の革新と発展を促進し、自動車及び交通サービスの新しいモデル及び新しい形態を構築し、自走、アシスト・ドライブ、インテリジェント・ドライブ、コネクテッド・ドライブ、インテリジェント・ネットワーク・ドライブ、自動運転、カー・シェアリングなどの技術の革新と応用を促進し、輸送の効率性と安全性を改善させることに大きな意義がある。
一般に、V2Xシナリオでは、端末と別の端末との間で直接通信を行うための通信リンクは、サイドリンク(sidelink、SL)、又はサイド・リンクと呼ばれてもよい。SL上のハイブリッド自動再送要求(hybrid automatic repeat request、HARQ)処理が、SLプロセスと呼ばれてもよい。現在、SLプロセスを処理するための有効な方法がない。
この出願の実施形態は、SLプロセスを処理するための方法及び装置を提供して、利用可能なSLプロセスの数の減少を回避する。
第1の態様によれば、サイドリンク・プロセスを処理するための方法が提供され、端末が、サイドリンクのRRC接続に対するMACリセットを行うと決定することと、端末が、第1のサイドリンク・プロセスが非占有であると決定すること、及び/又は端末が、第1のサイドリンク・プロセスに関連する関連付け関係を解放することと、を含み、第1のサイドリンク・プロセスは、RRC接続に関連するサイドリンク・プロセスである。第1の態様で提供される方法によれば、端末がSLのRRC接続でMACリセットを行うと決定するか、又は端末がSLのRRC接続でMACリセットを行うときに、端末は、第1のSLプロセスが非占有であると決定し、その結果、これらのSLプロセスが他のデータを受信するために使用されてもよい。これは、利用可能なSLプロセスの数の減少を回避し、データ受信速度を改善する。第1のSLプロセスに関連付けられた関連関係が解放されて、端末が他のデータを誤ってクリアするか、又は第1のSLプロセスに関連付けられたデータの受信を確実にする。これは、データ受信の信頼性を改善することができる。
可能な実装では、端末が、サイドリンク上のRRC接続に対してMACリセットを行うと決定することは、端末のMACレイヤの上位レイヤが、RRC接続に対してMACリセットを行うように要求することを含み、端末が、第1のサイドリンク・プロセスが非占有であると決定することは、端末のMACエンティティが、第1のサイドリンク・プロセスが非占有であると決定することを含み、端末が、第1のサイドリンク・プロセスに関連する関連付け関係を解放することは、端末のMACエンティティが、第1のサイドリンク・プロセスに関連する関連付け関係を解放することを含む。
可能な実装では、端末のMACレイヤの上位レイヤが、RRC接続に対してMACリセットを行うように要求する前に、本方法は、端末のRRCレイヤの上位レイヤが、RRC接続を解放するように要求することをさらに含む。
可能な実装では、第1のサイドリンク・プロセスに関連する関連付け関係は、第1のサイドリンク・プロセスとSCIとの間の関連付け関係、及び/又は第1のサイドリンク・プロセスと第1のソース識別子、第1の宛先識別子、サイドリンク・プロセス識別子、及び通信タイプのうちの1つ以上との間の関連付け関係を含む。
第2の態様によれば、サイドリンク・プロセスを処理するための方法が提供され、端末が、サイドリンクのRRC接続に対するMACリセットを行うと決定することと、端末が、第1のサイドリンク・プロセスが非占有であると決定すること、及び/又は端末が、第1のサイドリンク・プロセスのバッファをクリアすることと、を含み、第1のサイドリンク・プロセスは、RRC接続に関連するサイドリンク・プロセスである。第2の態様で提供される方法によれば、端末がSLのRRC接続でMACリセットを行うと決定するか、又は端末がSLのRRC接続でMACリセットを行うときに、端末は、第1のSLプロセスが非占有であると決定し、その結果、これらのSLプロセスが他のデータを送信するために使用されてもよい。これは、利用可能なSLプロセスの数の減少を回避し、データ受信速度を改善する。第1のSLプロセスのバッファはクリアされ、その結果、記憶スペースが解放されてもよい。
可能な実装では、端末が、サイドリンク上のRRC接続に対してMACリセットを行うと決定することは、端末のMACレイヤの上位レイヤが、RRC接続に対してMACリセットを行うように要求することを含み、端末が、第1のサイドリンク・プロセスが非占有であると決定することは、端末のMACエンティティが、第1のサイドリンク・プロセスが非占有であると決定することを含み、端末が、第1のサイドリンク・プロセスのバッファをクリアすることは、端末のMACエンティティが、第1のサイドリンク・プロセスのバッファをクリアすることを含む。
可能な実装では、端末のMACレイヤの上位レイヤが、RRC接続に対してMACリセットを行うように要求する前に、本方法は、端末のRRCレイヤの上位レイヤが、RRC接続を解放するように要求することをさらに含む。
可能な実装では、端末が、サイドリンクのRRC接続に対してMACリセットを行うと決定する前に、本方法は、端末が、SL RRC再設定メッセージを送信することか、又は端末が、SL RRC再設定メッセージを送信し、端末が、SL RRC再設定完了メッセージを受信することをさらに含み、SL RRC再設定メッセージは、完全な設定表示を含む。
第3の態様によれば、サイドリンク・プロセスを処理するための方法が提供され、端末が、サイドリンクのRRC接続を解放することと、端末が、以下のアクション、すなわち、端末が、第1のサイドリンク・プロセスが非占有であると決定すること、端末が、第1のサイドリンク・プロセスに関連する関連付け関係を解放すること、及び端末が、第1のサイドリンク・プロセスのバッファをクリアすることのうちの1つ以上を行うことと、を含み、第1のサイドリンク・プロセスは、RRC接続に関連するサイドリンク・プロセスである。第3の態様で提供される方法によれば、端末が、SLのRRC接続を解放するときに、端末が、第1のSLプロセスが非占有であると決定し、その結果、これらのSLプロセスが他のデータを送信するために使用されてもよい。これは、利用可能なSLプロセスの数の減少を回避し、データ受信速度を改善する。第1のSLプロセスのバッファはクリアされ、その結果、記憶スペースが解放されてもよい。第1のSLプロセスに関連する関連付け関係が解放されて、端末が他のデータを誤ってクリアすることを防止する。これは、データ受信の信頼性を改善することができる。
可能な実装では、端末が、サイドリンクのRRC接続を解放することは、端末のRRCレイヤが、RRC接続を解放すること、又は端末のRRCレイヤの上位レイヤが、RRC接続を解放するように要求することを含み、端末が、第1のサイドリンク・プロセスが非占有であると決定することは、端末のMACエンティティが、第1のサイドリンク・プロセスが非占有であると決定することを含み、端末が、第1のサイドリンク・プロセスに関連する関連付け関係を解放することは、端末のMACエンティティが、第1のサイドリンク・プロセスに関連する関連付け関係を解放することを含み、端末が、第1のサイドリンク・プロセスのバッファをクリアすることは、端末のMACエンティティが、第1のサイドリンク・プロセスのバッファをクリアすることを含む。
可能な実装では、端末のRRCレイヤが、RRC接続を解放する前に、本方法は、端末のRRCレイヤの上位レイヤが、RRC接続を解放するように要求することをさらに含む。
可能な実装では、第1のサイドリンク・プロセスに関連する関連付け関係は、第1のサイドリンク・プロセスとSCIとの間の関連付け関係、及び/又は第1のサイドリンク・プロセスと第1のソース識別子、第1の宛先識別子、サイドリンク・プロセス識別子、及び通信タイプのうちの1つ以上との間の関連付け関係を含む。
第4の態様によれば、サイドリンク・プロセスを処理するための方法が提供され、端末が、宛先アドレスに対するサイドリンク・データの送信又は受信をスキップすることと、端末が、以下のアクション、すなわち、端末が、第2のサイドリンク・プロセスが非占有であると決定すること、端末が、第2のサイドリンク・プロセスに関連する関連付け関係を解放すること、及び端末が、第2のサイドリンク・プロセスのバッファをクリアすることのうちの1つ以上を行うことと、を含み、第2のサイドリンク・プロセスは、宛先アドレスに関連するサイドリンク・プロセスである。第4の態様で提供される方法によれば、端末が、宛先アドレスに対するSLデータの送信又は受信をスキップするときに、端末が、第2のSLプロセスが非占有であると決定し、その結果、これらのSLプロセスが他のデータを送信するために使用され得る。これは、利用可能なSLプロセスの数の減少を回避し、データ受信速度を改善する。第2のSLプロセスのバッファはクリアされ、その結果、記憶スペースが解放されてもよい。第2のSLプロセスに関連する関連付け関係が解放されて、端末が他のデータを誤ってクリアすることを防止する。
可能な実装では、端末がサイドリンク・データの送信又は受信をスキップすることは、宛先アドレスに対応する伝送が停止されることか、又は端末が、宛先アドレスに対応するサイドリンク・データを送信又は受信する必要がないことを含む。
可能な実装では、第2のサイドリンク・プロセスに関連する関連付け関係は、第2のサイドリンク・プロセスとSCIとの間の関連付け関係、及び/又は第2のサイドリンク・プロセスと第1のソース識別子、第1の宛先識別子、サイドリンク・プロセス識別子、及び通信タイプのうちの1つ以上との間の関連付け関係を含む。
第4の態様によれば、サイドリンク・プロセスを処理するための方法が提供され、端末が、宛先アドレスに対するMACリセットを行うと決定することと、端末が、以下のアクション、すなわち、端末が、第2のサイドリンク・プロセスが非占有であると決定すること、端末が、第2のサイドリンク・プロセスに関連する関連付け関係を解放すること、及び端末が、第2のサイドリンク・プロセスのバッファをクリアすることのうちの1つ以上を行うことと、を含み、第2のサイドリンク・プロセスは、宛先アドレスに関連するサイドリンク・プロセスである。第5の態様で提供される方法によれば、端末が、宛先アドレスに対するMACリセットを行うときに、第2のSLプロセスが非占有であると決定し、その結果、これらのSLプロセスが他のデータを送信するために使用され得る。これは、利用可能なSLプロセスの数の減少を回避し、データ受信速度を改善する。第2のSLプロセスのバッファはクリアされ、その結果、記憶スペースが解放されてもよい。第2のSLプロセスに関連する関連付け関係が解放されて、受信端末が他のデータを誤ってクリアすることを防止する。これは、データ受信の信頼性を改善することができる。
可能な実装では、端末が、MACリセットを行うと決定する前に、本方法は、端末が、宛先アドレスに対するサイドリンク・データの送信又は受信をスキップすることをさらに含む。
可能な実装では、第2のサイドリンク・プロセスに関連する関連付け関係は、第2のサイドリンク・プロセスとSCIとの間の関連付け関係、及び/又は第2のサイドリンク・プロセスと第1のソース識別子、第1の宛先識別子、サイドリンク・プロセス識別子、及び通信タイプのうちの1つ以上との間の関連付け関係を含む。
第6の態様によれば、サイドリンク・プロセスを処理するための方法が提供される。端末が、リソース設定モードが第1のリソース設定モードであると決定することと、端末が、第3のサイドリンク・プロセスが非占有であると決定すること、及び/又は第3のサイドリンク・プロセスのバッファをクリアすることと、を含み、第3のサイドリンク・プロセスは、第2のリソース設定モードに関連するサイドリンク・プロセスである。第6の態様で提供される方法によれば、端末が、第2のリソース設定モードと第1のリソース設定モードが共存できないため、リソース設定モードが第1のリソース設定モードであると決定する場合、端末は、第2のリソース設定モードでリソースを使用しない。この場合、第3のSLプロセスが非占有であると決定され、その結果、これらのSLプロセスが他のデータを送信するために使用され得る。これは、利用可能なSLプロセスの数を回避し、データ受信速度を改善する。第3のSLプロセスのバッファはクリアされ、その結果、記憶スペースが解放されてもよい。
可能な実装において、第1のリソース設定モードに対応するリソースは、設定さサイドリンク・グラント・リソース及び/又は動的サイドリンク・グラント・リソースを含み、端末が、第3のサイドリンク・プロセスが非占有であると決定するとき、及び/又は端末が第3のサイドリンク・プロセスのバッファをクリアする前に、本方法は、端末が、設定サイドリンク・グラント・リソース又は動的サイドリンク・グラント・リソースを取得すること、及び/又は非占有であるサイドリンク・プロセスの数が第1の閾値以下であると決定することをさらに含む。
可能な実装では、第1のリソース設定モードに対応するリソースは、選択サイドリンク・リソースを含み、端末が、第3のサイドリンク・プロセスが非占有であると決定する前、及び/又は端末が、第3のサイドリンク・プロセスのバッファをクリアする前に、本方法は、端末が、選択サイドリンク・リソースを決定すること、及び/又は非占有であるサイドリンク・プロセスの数が第1の閾値以下であると決定することをさらに含む。
可能な実装では、端末が、第3のサイドリンク・プロセスが非占有であると決定する前、及び/又は第3のサイドリンク・プロセスのバッファをクリアする前に、本方法は、端末が、第2のリソース設定モードに対してMACリセットを行うと決定することをさらに含む。
可能な実装では、端末が、第3のサイドリンク・プロセスが非占有であると決定すること、及び/又は第3のサイドリンク・プロセスのバッファをクリアすることは、端末が、第3のサイドリンク・プロセスに関連するデータの優先度、第3のサイドリンク・プロセスに関連するデータの遅延要件、及び第3のサイドリンク・プロセスに関連するデータの信頼性要件のうちの1つ以上に基づいて、第3のサイドリンク・プロセスのうちの1つ以上が非占有であると決定すること、及び/又は第3のサイドリンク・プロセスの1つ以上のバッファをクリアすることを含む。端末においてモード切り替えが頻繁に発生する場合がある。モード切り替え直後にプロセスが解放される場合、深刻なパケット損失が生じる場合があり、優先度が高く、遅延要件が小さく、信頼性要件が高いサービスは、要件を満たさない場合がある。この可能な実装では、この状況は、回避されてもよい。
可能な実装では、本方法は、端末が、第2のリソース設定モードに対応するサイドリンク・リソース、及び/又は、第2のリソース設定モードに対応するサイドリンク・リソースに対応する設定を解放し、その結果、別の端末によってリソースがその後に使用され得るようにすることをさらに含む。したがって、リソース利用が改善される。
第7の態様によれば、サイドリンク・プロセスを処理するための方法が提供され、端末が、第2のリソース設定モードに対してMACリセットを行うと決定することと、端末が、第3のサイドリンク・プロセスが非占有であると決定すること、及び/又は第3のサイドリンク・プロセスのバッファをクリアすることと、を含み、第3のサイドリンク・プロセスは、第2のリソース設定モードに関連するサイドリンク・プロセスである。第7の態様で提供される方法によれば、端末が、第2のリソース設定モードに対してMACリセットを行う場合、端末が、第3のSLプロセスが非占有であると決定し、その結果、これらのSLプロセスが他のデータを送信するために使用され得る。これは、利用可能なSLプロセスの数の減少を回避し、データ受信速度を改善する。第3のSLプロセスのバッファはクリアされ、その結果、記憶スペースが解放されてもよい。
可能な実装では、端末が、第2のリソース設定モードに対してMACリセットを行うと決定する前に、本方法は、端末が、リソース設定モードが第1のリソース設定モードであると決定することをさらに含む。
可能な実装では、端末が、第3のサイドリンク・プロセスが非占有であると決定すること、及び/又は第3のサイドリンク・プロセスのバッファをクリアすることは、端末が、第3のサイドリンク・プロセスに関連するデータの優先度、第3のサイドリンク・プロセスに関連するデータの遅延要件、及び第3のサイドリンク・プロセスに関連するデータの信頼性要件のうちの1つ以上に基づいて、第3のサイドリンク・プロセスのうちの1つ以上が非占有であると決定すること、及び/又は第3のサイドリンク・プロセスの1つ以上のバッファをクリアすることを含む。
可能な実装では、本方法は、端末が、第2のリソース設定モードに対応するサイドリンク・リソース及び/又は第2のリソース設定モードに対応するサイドリンク・リソースに対応する設定を解放することをさらに含む。
第8の態様によれば、サイドリンク・リソースを解放するための方法が提供され、端末が、リソース設定モードが第1のリソース設定モードであると決定することと、端末が、第2のリソース設定モードに対応するサイドリンク・リソース及び/又は第2のリソース設定モードに対応するサイドリンク・リソースに対応する設定を解放することと、を含む。第8の態様によれば、第2のリソース設定モードに関連するSLリソース、及び/又は第2のリソース設定モードに関連するSLリソースに対応する設定が解放され、その結果、これらのリソースが別の端末によってその後に使用され得る。したがって、リソース利用が改善される。
第9の態様によれば、サイドリンク・プロセスを処理するための装置が提供され、サイドリンクのRRC接続に対してMACリセットを行うと決定することと、第1のサイドリンク・プロセスが非占有であると決定すること、及び/又は第1のサイドリンク・プロセスに関連する関連付け関係を解放することと、を行うように構成された処理ユニットを含み、サイドリンク・プロセスは、RRC接続に関連するサイドリンク・プロセスである。
可能な実装では、処理ユニットは、具体的には、MACレイヤの上位レイヤにおいて、RRC接続に対してMACリセットを行うように要求することと、MACエンティティにおいて、第1のサイドリンク・プロセスが非占有であると決定することと、及びMACエンティティにおいて、第1のサイドリンク・プロセスに関連する関連付け関係を解放することと、を行うように構成されている。
可能な実装では、処理ユニットは、RRCレイヤの上位レイヤにおいて、RRC接続を解放するように要求することを行うようにさらに構成されている。
可能な実装では、第1のサイドリンク・プロセスに関連する関連付け関係は、第1のサイドリンク・プロセスとSCIとの間の関連付け関係、及び/又は第1のサイドリンク・プロセスと第1のソース識別子、第1の宛先識別子、サイドリンク・プロセス識別子、及び通信タイプのうちの1つ以上との間の関連付け関係を含む。
第10の態様によれば、サイドリンク・プロセスを処理するための装置が提供され、サイドリンクのRRC接続に対してMACリセットを行うと決定することと、第1のサイドリンク・プロセスが非占有であると決定すること、及び/又は第1のサイドリンク・プロセスのバッファをクリアすることと、を行うように構成された処理ユニットを含み、第1のサイドリンク・プロセスは、RRC接続に関連するサイドリンク・プロセスである。
可能な実装では、処理ユニットは、具体的には、MACレイヤの上位レイヤにおいて、RRC接続に対してMACリセットを行うように要求することと、MACエンティティにおいて、第1のサイドリンク・プロセスが非占有であると決定すること、及びMACエンティティにおいて、第1のサイドリンク・プロセスのバッファをクリアすることと、を行うように構成されている。
可能な実装では、処理ユニットは、RRCレイヤの上位レイヤにおいて、RRC接続を解放するように要求することを行うようにさらに構成されている。
可能な実装では、装置は、通信ユニットをさらに含み、通信ユニットが、SL RRC再設定メッセージを送信するように構成されているか、通信ユニットが、SL RRC再設定メッセージを送信するように構成されており、かつ装置が、SL RRC再設定完了メッセージを受信し、SL RRC再設定メッセージは、完全な設定表示を含む。
第11の態様によれば、サイドリンク・プロセスを処理するための装置が提供され、サイドリンクのRRC接続を解放することと、以下のアクション、すなわち、第1のサイドリンク・プロセスが非占有であると決定すること、第1のサイドリンク・プロセスに関連する関連付け関係を解放すること、及び第1のサイドリンク・プロセスのバッファをクリアすることのうちの1つ以上を行うことと、を行うように構成された処理ユニットを含み、第1のサイドリンク・プロセスは、RRC接続に関連するサイドリンク・プロセスである。
可能な実装では、処理ユニットは、具体的には、RRCレイヤにおいてRRC接続を解放することか、又はRRCレイヤの上位レイヤにおいてRRC接続を解放するように要求することと、MACエンティティにおいて、第1のサイドリンク・プロセスが非占有であると決定することと、MACエンティティにおいて、第1のサイドリンク・プロセスに関連する関連付け関係を解放することと、MACエンティティにおいて、第1のサイドリンク・プロセスのバッファを解放することと、を行うように構成されている。
可能な実装では、処理ユニットは、RRCレイヤの上位レイヤにおいて、RRC接続を解放するように要求することを行うようにさらに構成されている。
可能な実装では、第1のサイドリンク・プロセスに関連する関連付け関係は、第1のサイドリンク・プロセスとSCIとの間の関連付け関係、及び/又は第1のサイドリンク・プロセスと第1のソース識別子、第1の宛先識別子、サイドリンク・プロセス識別子、及び通信タイプのうちの1つ以上との間の関連付け関係を含む。
第12の態様によれば、サイドリンク・プロセスを処理するための装置が提供され、宛先アドレスに対するサイドリンク・データの送信又は受信をスキップすることと、以下のアクション、すなわち、第2のサイドリンク・プロセスが非占有であると決定すること、第2のサイドリンク・プロセスに関連する関連付け関係を解放すること、及び第2のサイドリンク・プロセスのバッファをクリアすることのうちの1つ以上を行うことと、を行うように構成された処理ユニットを含み、第2のサイドリンク・プロセスは、宛先アドレスに関連するサイドリンク・プロセスである。
可能な実装では、サイドリンク・データの送信又は受信をスキップすることは、宛先アドレスに対応する伝送が停止されるか、又は宛先アドレスに対応するサイドリンク・データが送信又は受信される必要がないことを含む。
可能な実装では、第2のサイドリンク・プロセスに関連する関連付け関係は、第2のサイドリンク・プロセスとSCIとの間の関連付け関係、及び/又は第2のサイドリンク・プロセスと第1のソース識別子、第1の宛先識別子、サイドリンク・プロセス識別子、及び通信タイプのうちの1つ以上との間の関連付け関係を含む。
第13の態様によれば、サイドリンク・プロセスを処理するための装置が提供され、宛先アドレスに対して、MACリセットを行うと決定することと、以下のアクション、すなわち、第2のサイドリンク・プロセスが非占有であると決定すること、第2のサイドリンク・プロセスに関連する関連付け関係を解放すること、及び第2のサイドリンク・プロセスのバッファをクリアすることのうちの1つ以上を行うことと、行うように構成された処理ユニットを含み、第2のサイドリンク・プロセスは、宛先アドレスに関連するサイドリンク・プロセスである。
可能な実装では、処理ユニットは、宛先アドレスに対するサイドリンク・データの送信又は受信をスキップすることを行うようにさらに構成されている。
可能な実装では、第2のサイドリンク・プロセスに関連する関連付け関係は、第2のサイドリンク・プロセスとSCIとの間の関連付け関係、及び/又は第2のサイドリンク・プロセスと第1のソース識別子、第1の宛先識別子、サイドリンク・プロセス識別子、及び通信タイプのうちの1つ以上との間の関連付け関係を含む。
第14の態様によれば、サイドリンク・プロセスを処理するための装置が提供され、リソース設定モードが第1のリソース設定モードであると決定することと、第3のサイドリンク・プロセスが非占有であると決定すること、及び/又は第3のサイドリンク・プロセスのバッファをクリアすることと、を行うように構成された処理ユニットを含み、第3のサイドリンクは、第2のリソース設定モードに関連するサイドリンク・プロセスである。
可能な実装では、第1のリソース設定モードに対応するリソースは、設定サイドリンク・グラント・リソース及び/又は動的サイドリンク・グラント・リソースを含み、処理ユニットは、設定サイドリンク・グラント・リソース又は動的サイドリンク・グラント・リソースを取得すること、及び/又は非占有であるサイドリンク・プロセスの数が第1の閾値以下であると決定することを行うようにさらに構成されている。
可能な実装では、第1のリソース設定モードに対応するリソースは、選択サイドリンク・リソースを含み、処理ユニットは、選択サイドリンク・リソースを決定すること、及び/又は非占有であるサイドリンク・プロセスの数が第1の閾値以下であると決定することを行うようにさらに構成されている。
可能な実装では、処理ユニットは、第2のリソース設定モードに対して、MACリセットを行うと決定することを行うようにさらに構成されている。
可能な実装では、処理ユニットは、具体的には、端末が、第3のサイドリンク・プロセスに関連するデータの優先度、第3のサイドリンク・プロセスに関連するデータの遅延要件、及び第3のサイドリンク・プロセスに関連するデータの信頼性要件のうちの1つ以上に基づいて、第3のサイドリンク・プロセスのうちの1つ以上が非占有であると決定すること、及び/又は第3のサイドリンク・プロセスの1つ以上のバッファをクリアすることを行うように構成されている。
可能な実装では、処理ユニットは、第2のリソース設定モードに対応するサイドリンク・リソース、及び/又は第2のリソース設定モードに対応するサイドリンク・リソースに対応する設定を解放することを行うようにさらに構成されている。
第15の態様によれば、サイドリンク・プロセスを処理するための装置が提供され、第2のリソース設定モードに対して、MACリセットを行うように決定することと、第3のサイドリンク・プロセスが非占有であると決定すること、及び/又は第3のサイドリンク・プロセスのバッファをクリアすることと、行うように構成された処理ユニットを含み、第3のサイドリンク・プロセスは、第2のリソース設定モードに関連するサイドリンク・プロセスである。
可能な実装では、処理ユニットは、リソース設定モードが第1のリソース設定モードであると決定することを行うようにさらに構成されている。
可能な実装では、処理ユニットは、具体的には、端末が、第3のサイドリンク・プロセスに関連するデータの優先度、第3のサイドリンク・プロセスに関連するデータの遅延要件、及び第3のサイドリンク・プロセスに関連するデータの信頼性要件のうちの1つ以上に基づいて、第3のサイドリンク・プロセスのうちの1つ以上が非占有であると決定すること、及び/又は第3のサイドリンク・プロセスの1つ以上のバッファをクリアすることを行うように構成されている。
可能な実装では、処理ユニットは、第2のリソース設定モードに対応するサイドリンク・リソース、及び/又は第2のリソース設定モードに対応するサイドリンク・リソースに対応する設定を解放することを行うようにさらに構成されている。
第16の態様によれば、サイドリンク・リソースを解放するための装置が提供され、リソース設定モードが第1のリソース設定モードであると決定することと、第2のリソース設定モードに対応するサイドリンク・リソース及び/又は第2のリソース設定モードに対応するサイドリンク・リソースに対応する設定を解放することと、を行うように構成された処理ユニットを含む。
第17の態様によれば、プロセッサを含む、サイドリンク・プロセスを処理するための装置が提供される。プロセッサは、メモリに接続され、メモリは、コンピュータ実行可能な命令を記憶するように構成され、プロセッサは、メモリに記憶されたコンピュータ実行可能な命令を実行して、第1の態様~第7の態様のいずれか1つで提供される方法を実装する。例えば、メモリ及びプロセッサは、一緒に統合されてもよいし、独立したコンポーネントであってもよい。メモリ及びプロセッサが独立したコンポーネントである場合、メモリは、サイドリンク・プロセスを処理するために装置内に位置してもよいし、サイドリンク・プロセスを処理するために装置の外側に位置してもよい。
可能な実装では、プロセッサは、論理回路を含み、入力インターフェース及び/又は出力インターフェースをさらに含む。例えば、出力インターフェースは、対応する方法において送信アクションを行うように構成されており、入力インターフェースは、対応する方法において受信アクションを実行するように構成されている。
可能な実装では、サイドリンク・プロセスを処理するための装置は、通信インターフェース及び通信バスをさらに含み、プロセッサ、メモリ、及び通信インターフェースは、通信バスを介して接続される。通信インターフェースは、対応する方法において送信及び受信アクションを行うように設定されている。通信インターフェースは、トランシーバとも呼ばれてもよい。任意選択で、通信インターフェースは、送信機及び受信機のうちの少なくとも1つを含む。この場合、送信機は、対応する方法で送信アクションを行うように構成され、受信機は、対応する方法で受信アクションを行うように構成される。
可能な実装では、サイドリンク・プロセスを処理するための装置は、チップの製品形態で存在する。
第18の態様によれば、プロセッサを含む、サイドリンク・リソースを解放するための装置が提供される。プロセッサは、メモリに接続され、メモリは、コンピュータ実行可能な命令を記憶するように構成され、プロセッサは、メモリに記憶されたコンピュータ実行可能な命令を実行して、第8の態様で提供される方法を実装する。例えば、メモリ及びプロセッサは、一緒に統合されてもよいし、独立したコンポーネントであってもよい。メモリ及びプロセッサが独立したコンポーネントである場合、メモリは、サイドリンク・リソースを解放するために装置内に位置してもよいし、サイドリンク・リソースを解放するために装置の外側に位置してもよい。
可能な実装では、プロセッサは、論理回路を含み、入力インターフェース及び/又は出力インターフェースをさらに含む。例えば、出力インターフェースは、対応する方法において送信アクションを行うように構成されており、入力インターフェースは、対応する方法において受信アクションを実行するように構成されている。
可能な実装では、サイドリンク・リソースを解放するための装置は、通信インターフェース及び通信バスをさらに含み、プロセッサ、メモリ、及び通信インターフェースは、通信バスを介して接続される。通信インターフェースは、対応する方法において送信及び受信アクションを行うように設定されている。通信インターフェースは、トランシーバとも呼ばれてもよい。任意選択で、通信インターフェースは、送信機及び受信機のうちの少なくとも1つを含む。この場合、送信機は、対応する方法で送信アクションを行うように構成され、受信機は、対応する方法で受信アクションを行うように構成される。
可能な実装では、サイドリンク・リソースを解放するための装置は、チップの製品形態で存在する。
第19の態様によれば、プロセッサ及びインターフェースを含む、サイドリンク・プロセスを処理するための装置が提供される。プロセッサは、インターフェースを使用して、メモリに結合され、プロセッサが、メモリ内のコンピュータ・プログラム又は命令を実行するときに、第1の態様~第7の態様のいずれか1つで提供される任意の方法が行われる。
第20の態様によれば、プロセッサ及びインターフェースを含む、サイドリンク・リソースを解放するための装置が提供される。プロセッサは、インターフェースを使用して、メモリに結合され、プロセッサが、メモリ内のコンピュータ・プログラム又は命令を実行するときに、第8の態様で提供される方法が行われる。
第21の態様によれば、コンピュータ実行可能な命令を含む、コンピュータ可読記憶媒体が提供される。コンピュータ実行可能な命令がコンピュータ上で動作するときに、コンピュータは、第1の態様~第8の態様のいずれか1つで提供された任意の方法を行うことが可能となる。
第22の態様によれば、コンピュータ実行可能な命令を含む、コンピュータ・プログラム製品が提供される。コンピュータ実行可能な命令がコンピュータ上で動作するときに、コンピュータは、第1の態様~第8の態様のいずれか1つで提供された任意の方法を行うことが可能となる。
第9の態様~第22の態様のいずれかの実装によってもたらされる技術的効果については、第1の態様~第8の態様の対応する実装によってもたらされる技術的効果を参照のこと。詳細は、ここでは再度説明されない。
前述の態様の解決策は、それらの解決策が矛盾しないことを前提として組み合わされてもよいことに留意されたい。
この出願の一実施形態による、通信シナリオの概略図である。
この出願の一実施形態による、サイドリンク・グラントの概略図である。
この出願の一実施形態による、並行HARQプロセスの概略図である。
この出願の一実施形態による、SCIとSLプロセスとの間の関連付けの概略図である。
この出願の一実施形態による、SLプロセスを処理するための方法の概略図である。
この出願の一実施形態による、SLプロセスに関連する関連付け関係を解放する概略図である。
この出願の一実施形態による、SLプロセスを処理するためのさらに別の方法の概略図である。
この出願の一実施形態による、SLプロセスを処理するためのさらに別の方法の概略図である。
この出願の一実施形態による、SLプロセスを処理するためのさらに別の方法の概略図である。
この出願の一実施形態による、SLプロセスに関連する関連付け関係を解放するさらに別の概略図である。
この出願の一実施形態による、SLプロセスを処理するためのさらに別の方法の概略図である。
この出願の一実施形態による、SLプロセスを処理するためのさらに別の方法の概略図である。
この出願の一実施形態による、SLプロセスを処理するためのさらに別の方法の概略図である。
この出願の一実施形態による、SLリソースを解放するための方法の概略図である。
この出願の一実施形態による、端末の概略構成図である。
この出願の一実施形態による、端末のハードウェア構造の概略図である。
この出願の一実施形態による、さらに別の端末のハードウェア構造の概略図である。
この出願の説明では、別段の定めがない限り、「/」は「又は」を意味する。例えば、A/Bは、A又はBを表してもよい。本明細書における「及び/又は」の用語は、関連するオブジェクト間の関連付け関係のみを説明し、3つの関係があり得ることを示す。例えば、A及び/又はBは、Aのみが存在し、A及びBの両方が存在し、Bのみが存在するという3つのケースを表してもよい。追加的に、「少なくとも1つ」とは、1つ以上を意味し、「複数の」とは、2つ以上を意味する。「第1」、「第2」などの用語は、数及び実行系列を制限するものではなく、「第1」、「第2」などの用語は、明確な差異を指示するものではない。
この出願において、「例」、「例えば」などの言葉は、例、例示又は説明を与えることを表すために使用されることに留意されたい。この出願において、「例」又は「例えば」として説明される実施形態又は設計は、他の実施形態又は設計よりも好ましいものとして、又はより多くの利点を有するものとして説明されるべきではない。正確には、「例」又は「例えば」などの言葉の使用は、特定の方式において相対的概念を提示することを意図している。
この出願の実施形態で提供される方法は、以下の分野、すなわち、デバイス・ツー・デバイス(device to devic、D2D)、V2X、自走(unmanned driving)、自動運転(automated driving、ADS)、運転支援(driver assistance、ADAS)、インテリジェント・ドライブ(intelligent driving)、コネクテッド・ドライブ(connected driving)、インテリジェント・ネットワーク・ドライブ(intelligent network driving)、カー・シェアリング(car sharing)などに適用可能であるが、これらに限定されない。
この出願におけるネットワーク要素は、通信システムにおけるネットワーク・デバイス及び端末を含む。図1を参照する。この出願の実施形態で提供される方法は、主に端末間の通信に関係する。
この出願の実施形態における通信システムは、ロング・ターム・エボリューション(long term evolution、LTE)システム、第5世代(5th-generation、5G)システム、新しい無線(new radio、NR)システム、無線ローカル・エリア・ネットワーク(wireless local area network、WLAN)システム、及び将来進化したシステム、又は複数のコンバージド通信システムを含むが、これらに限定されない。5Gシステムは、非スタンドアロン(non-standalone、NSA)5Gシステム又はスタンドアロン(standalone、SA)5Gシステムであってもよい。
この出願の実施形態におけるネットワーク・デバイスは、信号を送信し、信号を受信し、又は信号を送信し、かつ信号を受信するように構成されたネットワーク側エンティティである。ネットワーク・デバイスは、無線アクセス・ネットワーク(radio access network、RAN)上に配備され、端末に対して無線通信機能を提供する装置であってもよく、例えば、伝送受信点(transmission reception point、TRP)、基地局、又は種々の形態の制御ノード(例えば、ネットワーク・コントローラ及び無線コントローラ(例えば、クラウド無線アクセス・ネットワーク(cloud radio access network、CRAN)シナリオにおける無線コントローラ))であってもよい。具体的には、ネットワーク・デバイスは、マクロ基地局、マイクロ基地局(スモール・セルとも呼ばれる)、中継局、アクセス・ポイント(access point,、AP)などの様々な形態のものであってもよいし、基地局のアンテナ・パネルであってもよい。制御ノードは、複数の基地局に接続されてもよく、複数の基地局のカバレッジ内の複数の端末に対してリソースを設定してもよい。異なる無線アクセス技術を使用するシステムにおいては、基地局の機能を有するデバイスの名称が異なる場合がある。例えば、基地局の機能を有するデバイスは、LTEシステムにおいて発展型ノードB(evolved NodeB、eNB又はeNodeB)と呼ばれてもよいし、5Gシステム又はNRシステムにおいて次世代ノード基地局(ext generation node base station、gNB)と呼ばれる。基地局の具体的な名前は、この出願において限定されない。代替的には、ネットワーク・デバイスは、将来発展する公衆陸上移動ネットワーク(public land mobile network、PLMNN)などにおけるネットワーク・デバイスであってもよい。
この出願の実施形態における端末は、信号を受信し、信号を送信し、又は信号を受信し、かつ信号を送信するように構成されたユーザ側エンティティである。端末は、音声サービス及びデータ接続サービスのうちの1つ以上をユーザに提供するように構成されている。端末は、ユーザ機器(user equipment,、UE)、端末デバイス、アクセス端末、加入者ユニット、加入者局、移動局、遠隔局、遠隔端末、移動デバイス、ユーザ端末、無線通信デバイス、ユーザ・エージェント、又はユーザ装置とも呼ばれてもよい。端末は、V2Xデバイス、例えば、スマート・カー(smart car又はintelligent car)、デジタル・カー(digital car)、無人車(unmanned car、driverless car、pilotless car、又はautomobile)、自走車(self-driving car又はautonomous car)、純電気自動車(pure EV又はbattery EV)、ハイブリッド電気自動車(hybrid electric vehicle、HEV)、レンジ・エクステンデット電気自動車range extended EV、REEV)、プラグイン・ハイブリッド電気自動車(plug-in HEV、PHEV)、新しいエネルギー自動車(new energy vehicle)、又は路側ユニット(road site unit、RSU)であってもよい。代替的に、端末は、D2Dデバイス、例えば、電気メータ又は水メータであってもよい。代替的に、端末は、移動局(mobile station、MS)、加入者ユニット(subscriber unit)、無人航空機、モノのインターネット(internet of things、IoT)デバイス、WLANにおける局(station、ST)、セルラー電話(cellular phone)、スマートフォン(smartphone)、コードレス電話機、無線データ・カード、タブレット・コンピュータ、セッション開始プロトコル(session initiation protocol,、SIP)電話、無線ローカル・ループ(wireless local loop、WLL)局、パーソナル・デジタル・アシスタント(personal digital assistant、PDA)デバイス、ラップトップ・コンピュータ(laptop computer)、マシン・タイプ通信(machine type communication、MTC)端末、無線通信機能を有するハンドヘルド・デバイス、コンピューティング・デバイス、無線モデムに接続された別の処理デバイス、車載デバイス、又はウェアラブル・デバイス(ウェアラブル・インテリジェント・デバイスとも呼ばれる)であってもよい。代替的には、端末は、次世代通信システムにおける端末、例えば、5Gシステムにおける端末、将来発展するPLMNにおける端末、又はNRシステムにおける端末であってもよい。
この出願の実施態様をより明確にするために、以下、この出願の実施態様に関係する概念及びいくつかのコンテンツについて簡単に説明する。
1.上りリンク(uplink、UL)、下りリンク(downlink、DL)、及びSL
ネットワーク・デバイスにデータ(上りリンクデータ)を送信するために端末によって使用される無線通信リンクは、ULと呼ばれてもよい。端末にデータ(すなわち、下りリンクデータ)を送信するためにネットワーク・デバイスによって使用される無線通信リンクは、DLと呼ばれてもよい。ULインターフェースとDLインターフェースは、まとめてUuインターフェースと呼ばれてもよい。したがって、ULインターフェースとDLインターフェースは、まとめてUuインターフェースリンクと呼ばれてもよい。
端末間の直接通信のための通信リンクは、SLと呼ばれてもよい。SLは、サイド・リンクとも呼ばれてもよい。端末間で伝送されるデータをSLデータと呼ばれてもよい。
例えば、この出願の実施形態におけるデータは、トランスポート・ブロック(transport block、TB)又は媒体アクセス制御(medium access control、MAC)プロトコル・データ・ユニット(protocol data unit、PDU)として理解されてもよい。データは、データ・パケット又はパケットとも呼ばれてもよい。
2. SLリソース設定モード
2つの端末のうちの送信端末によって使用されるSL伝送リソースは、以下の方式Aと方式Bのいずれか1つで決定されてもよい。
方式A:SL伝送リソースは、ネットワーク・デバイスによってスケジューリングされてもよい。
ネットワーク・デバイスがSL伝送リソースをスケジューリングするモードは、モード1(mode 1)リソース設定モード(NRにおける名前)、モード3(mode 3)リソース設定モード(LTEにおける名前)を含んでもよい。
ネットワーク・デバイスによってスケジューリングされるSL伝送リソースには、以下の2つのタイプがある。
タイプ1:SL設定グラント(configured grant、CG)リソース
この場合、ネットワーク・デバイスは、各データ伝送中に送信端末に対してリソースを別に割り当てる必要はない。ネットワーク・デバイスは、送信端末にリソースを1回割り当てた後、将来の期間において、割り当てられたリソースを送信端末が使用してもよい。前述の割り当ての特徴は、「リソースは1回割り当てられ、複数回使用され得る」ことである。例えば、ネットワーク・デバイスは、送信端末に対して、周期的に発生する時間ドメイン・リソースを設定してもよい。例えば、図2を参照のこと。周期的に発生する時間ドメイン・リソース内で最初に発生する時間ドメイン・リソースは、スロット1のシンボル4~シンボル9であり、時間ドメイン・リソースの周期は1スロットである。毎回表われる時間ドメイン・リソースは、1つのSLのグラント(SL grant、サイドリンク・グラントと呼ばれる)である。図2は、4つのサイドリンク・グラントを示し、1つのサイドリンク・グラントは、1つのサイドリンク・グラントIDに対応する。したがって、4つのサイドリンク・グラントに対応するサイドリンク・グラントIDは、サイドリンク・グラント0、サイドリンク・グラント1、サイドリンク・グラント2、及びサイドリンク・グラント3である。
SL CGリソースは、SLタイプ1(type 1)のCG(SL configured grant type 1)リソースと、SLタイプ2(type 2)のCG(SL configured grant type 2)リソースを含んでもよい。SLタイプ1のCGリソースは、無線リソース制御(radio resource control、RRC)信号を使用して、送信端末のためにネットワーク・デバイスによって直接設定されたSL伝送リソースであってもよく、送信端末は、追加のリソースをアクティブにすることなく、データを伝送するためにCGリソースを直接使用してもよい。SLタイプ1のCGリソースは、SLグラントフリー(SL grant free)リソースとも呼ばれる。SLタイプ2のCGリソースは、ネットワーク・デバイスがRRCシグナリングを使用して、SL伝送リソースを定義し、次いで、物理下りリンク制御チャネル(physical downlink control channel、PDCCH)又は下りリンク制御情報(ownlink control information、DCI)を使用して、SL伝送リソースをアクティブにする期間であり、送信端末は、データを伝送するためにSL伝送リソースを直接使用することができず、SL伝送リソースがアクティブにされた後にのみSL伝送リソースを使用することができる。SLタイプ2のCGリソースは、SLセミパーシステント・スケジューリング(SL Semi-Persistent Scheduling、SL SPS)リソースとも呼ばれてもよい。
SLに対して、1つのキャリアが1つ以上のCGリソースをサポートしてもよい。任意選択で、異なるSL CGリソースは、異なるインデックスに対応してもよい。例えば、インデックスが1、2及び3であるCGリソースは、それぞれ、SL CG1、SL CG2及びSL CG3として示されてもよい。
タイプ2:SL動的グラント(dynamic grant、DG)リソース
例えば、SL伝送リソースは、DCIを使用して、ネットワーク・デバイスによって送信端末に動的に割り当てられてもよい。DCIは、PDCCH上で搬送されてもよい。
方式B:SL伝送リソースは、送信端末によって自律的に決定されてもよい。
例えば、送信端末がSL伝送リソースを決定するモードは、モード2(mode 2)リソース設定モード(NRにおける名前)又はモード4(mode 4)リソース設定モード(LTEにおける名前)を含み得る。
方式Bでは、送信端末がネットワーク・デバイスの通信カバレッジ内に位置するときに、ネットワーク・デバイスが、システム・ブロードキャスト・メッセージ(system information block、SIB)又は専用RRCシグナリングを使用して、送信端末のためにSLリソース・プールを設定し、送信端末が、SLリソース・プールからSL伝送リソースを取得して、制御信号及び/又はデータ信号を受信端末に送信してもよい。送信端末がネットワーク・デバイスの通信カバレッジ外に位置するときに、送信端末は、送信端末によって事前設定されたSLリソース・プールからSL伝送リソースを取得して、制御信号及び/又はデータ信号を受信端末に送信してもよい。
SLリソース・プールからSL伝送リソースを取得するときに、送信端末は、SL伝送リソースを検知又は競合してもよい。具体的には、送信端末は、SLリソース・プール内の適切なSL伝送リソースを別の端末と競合して、制御信号及び/又はデータ信号を送信する。例えば、伝送対象のV2Xサービスや送信端末のデータの優先度が高いほど、競合によりSLリソース・プール内の適切なSL伝送リソースを取得する可能性が高くなることを示す。
簡単に説明するため、この出願において、モード1リソース設定モード、モード2リソース設定モード、モード3リソース設定モード、及びモード4リソース設定モードは、それぞれ、モード1、モード2、モード3、及びモード4と略称される。可能な場合では、LTE V2Xにおいて、モード3及びモード4が共存できない。可能な場合では、NR V2Xにおいて、モード1及びモード2が共存できない。
3.サイドリンク制御情報(sidelink control information、SCI)
Uuインターフェース・データをスケジューリングするためのDCIと同様に、SCIが、SLデータをスケジューリングするために使用される。例えば、第1レベルSCIは、SLデータの制御情報を搬送してもよい。SCIは、物理サイドリンク制御チャネル(physical sidelink control channel、PSCCH)で伝送されてもよい。
4.HARQ
HARQは、前方エラー訂正(forward error correction、FEC) (又は前方エラー訂正コード)と自動再送要求(automatic repeat request、ARQ)方法を組み合わせた技術である。
FECは、送信端によって送信されるデータが、転送エラー訂正コード又は冗長情報が含むことを意味する。受信端は、データを受信した後、チェック(周期的冗長性チェック(cyclic redundancy check、CRC)など)によりエラーを見つけ、前方エラー訂正コード又は冗長情報を使用してエラーを訂正することができる。このようにして、送信端での再伝送(すなわち、データを再伝送する)の数が減少する。
ARQは、受信端がチェック(例えば、CRCチェック)により受信データの正確性を決定することを意味する。受信したデータが正しい場合、受信端は肯定的な確認応答(acknowledgement、ACK)を送信して、送信端に受信したデータが正しいことを通知する。受信したデータが正しくない場合、受信端は否定的な確認応答(negative acknowledgement、ACK)を送信して、送信端に受信したデータが正しくないことを通知する。送信端は、NACKを受信したときに、受信端にデータを再伝送してもよい。ACKとNACKは、HARQフィードバックである。
LTE V2Xは、ブロードキャスト・サービスのみをサポートする。したがって、SL HARQフィードバックは、サポートされない。NR V2Xは、ユニキャスト、マルチキャスト、及びブロードキャスト・サービスをサポートし、SL HARQフィードバックをサポートする。
以下、具体的に、(a)~(c)の3つのパートを用いて、HARQ関係のコンテンツを説明する。
(a)HARQプロセス
HARQプロセスでは、データを送信するためにストップアンドウェイト(stop-and-wait protocol)が使用される。ストップアンドウェイト・プロトコルでは、トランスポート・ブロック(transport block、TB)を送信した後、送信端は、停止し、確認応答情報を待つ。受信端は、TBのACK又はNACKをフィードバックしてもよい。しかし、送信端は、各伝送後、停止し、確認応答を待つ。その結果、スループットは低い。したがって、送信端は、複数の並列HARQプロセスを使用してもよい。1つのHARQプロセスが確認応答を待っているときに、送信端は、別のHARQプロセスを使用してデータの送信を継続してもよい。例えば、図3を参照のこと。端末は、第1のHARQプロセスを使用してTB1を送信し、時点T1でTB1の送信を終了し、時点T2でTB1のHARQフィードバックを受信し、T1~T2の期間においてTB1の確認応答を待つ。TB1の確認応答を待つ期間中、端末は、第2のHARQプロセスを使用してTB2を送信し、時点T2でTB2の送信を終了し、時点T3でTB 2のHARQフィードバックを受信し、T2~T3の期間内でTB2の確認応答を待つ。TB2の確認応答を待つ期間中、端末は、第3のHARQプロセスを使用してTB3を送信してもよい。
1つのHARQプロセスは、1つのHARQプロセスIDによって識別される。サイドリンク・グラントは、HARQプロセスに関連付けられ、端末は、HARQプロセスに関連するサイドリンク・グラントのプロセスを使用して、HARQデータを伝送する。
(b)新たに伝送されるデータと再伝送されるデータに対する受信端の処理メカニズム
各HARQプロセスは、受信端において対応するバッファ(例えば、HARQバッファ又はソフト・バッファ)を有して、受信データに対してソフト結合及びデコードを行う。
1つのHARQプロセスを使用して、送信端によって送信された新たに伝送されたデータを受信した後、受信端は、受信した新たに伝送されたデータを、デコードのためのHARQプロセスに対応するバッファに配置してもよい。デコードに失敗した場合、新たに伝送されたデータの再伝送されたデータを受信したときに、受信端は、受信した再伝送されたデータを、以前にバッファに記憶された新たに伝送されたデータと結合し、結合したデータをバッファに配置し、再度デコードを行ってもよい。前述の方法は、ソフト結合及びデコードと呼ばれてもよい。別々のデコード(すなわち、各伝送中のデータは別々にデコードされ、デコードのために以前のデータと結合されない)と比較して、デコードの成功率は、ソフト結合及びデコード方式を使用することによって改善される。同様に、デコードが依然として失敗する場合、前述の手順がさらに繰り返される。新たに受信した再伝送されたデータは、バッファ内のデータと結合され、再度デコードが行われる。
送信端において再伝送されるデータと新たに伝送されるデータは、同じ冗長バージョン(redundancy version、RV)か、同じTBの異なるRVを有してもよい。
Uuインターフェース上のHARQプロセスは、HARQプロセスと呼ばれ、SL上のHARQプロセスは、SLプロセス(SL process)と呼ばれる。
(c) SLプロセスによるSLデータ伝送
1つの送信端末は、複数の受信端末と通信してもよく、すなわち、1つの送信端末は、複数の受信端末にSCI及びSLデータを送信してもよい。1つの受信端末も、複数の送信端末と通信してもよく、すなわち、1つの受信端末は、複数の送信端末からSCI及びSLデータを受信してもよい。SCIは、SLプロセスID、第1の宛先ID (destination ID)、第1の送信元ID (source ID)、及び通信タイプを含んでもよい。
SLプロセスIDは、SLプロセスを識別し、UuインターフェースのHARQプロセスIDと類似している。
第1の宛先IDは、SCIによってスケジューリングされるSLデータのターゲット(target)を識別してもよい。任意選択で、第1の宛先IDは、受信端末のPHYレイヤにおいてデータ・パケット・フィルタリングを行うために使用されてもよい。任意選択で、第1の宛先IDは、第2の宛先IDのいくつかのビットであってもよい。例えば、第2の宛先IDは、24ビット(bit)であり、第1の宛先IDは、第2の宛先IDの下位16ビットである。
第2の宛先IDは、データのターゲット(例えば、target)/受信端/受信端末を識別する。例えば、第2の宛先IDは、マルチキャスト・サービス又はブロードキャスト・サービスを識別する。例えば、第2の宛先IDは、ターゲット/受信端/受信端末の識別子であってよい。例えば、第2の宛先IDは、宛先レイヤ2 ID (Destination Layer-2 ID)であってもよい。任意選択で、第2の宛先IDは、受信端末のMACレイヤにおいてデータ・パケット・フィルタリングを行うために使用されてもよい。
第1の送信元IDは、SCIによってスケジューリングされるSLデータの送信元(source)を識別する。任意選択で、第1の送信元IDは、受信端末のPHYレイヤにおいてデータ・パケット・フィルタリングを行うために使用されてもよい。任意選択で、第1の送信元IDは、第2の送信元IDのいくつかのビットであってもよい。例えば、第2の送信元IDは24ビットであり、第1の送信元IDは第2の送信元IDの下位8ビットである。
第2の送信元ID (source ID)は、データの送信元(例えば、source)/送信端/送信端末を識別する。例えば、第2の送信元IDは、送信元/送信端/送信端末の識別子であってもよい。例えば、第2の送信元IDは、送信元レイヤ2 ID (source Layer-2 ID)であってもよい。任意選択で、第2の送信元IDは、受信端末のMACレイヤにおいてデータ・パケット・フィルタリングを行うために使用されてもよい。
通信タイプは、ユニキャスト、マルチキャスト、及びブロードキャストのいずれか1つ以上を含んでもよい。SCIにおける通信タイプは、現在の通信がユニキャストか、マルチキャストか、ブロードキャストかのいずれであるかを示すか、又はSCIによってスケジューリングされるSLデータがユニキャスト・データか、マルチキャスト・データか、ブロードキャスト・データかのいずれであるかを示す。
例えば、受信端末は、周囲のSCIを検出し、次いで、SCIにおける第1の宛先ID、第1の送信元ID、及び通信タイプに基づいて、受信端末がSCIに関心があるか、SCIによってスケジューリングされるSLデータに関心があるかを決定してもよい。受信端末がSCI又はSLデータに関心がある場合、受信端末は、SCIによってスケジューリングされるSLデータの受信を継続する。
送信側では、SL HARQエンティティが含まれ、SL HARQエンティティによって維持される全てのSLプロセス(例えば、16のSLプロセス)が全ての接続/通信タイプ(casttype)によって共有される。受信側では、SL HARQエンティティが含まれ、SL HARQエンティティによって維持される全てのSLプロセス(例えば、64のSLプロセス)が全ての接続/通信タイプによって共有される。
異なる送信端末は、同じ受信端末と通信するために同じSLプロセスIDを使用する場合がある。受信端末では、異なる送信端末からの同じSLプロセスIDに関連するデータを区別するために、受信端末は、1つのSCI及び/又はデータを受信する。受信端末が、データが新たに伝送されると決定した後、受信端末は、データに対して非占有であるSLプロセス(SLプロセス1として示される)を選択し、SCIにおける「SLプロセスID+第1の宛先ID+第1の送信元ID+通信タイプ」をSLプロセス1に関連付ける。受信端末は、同じ「SLプロセスID+第1の宛先ID+第1の送信元ID+通信タイプ」に対応する再伝送されたデータを再度受信するときに、再伝送されたデータをSLプロセス1のバッファに配置して、受信したデータに対してソフト結合及びデコードを行ってもよい。「第1の宛先ID+第1の送信元ID+通信タイプ」は、SL識別情報(sidelink identification information)と呼ばれてもよい。
5.MACリセット(MAC reset)
Uuインターフェースでは、端末は、MACリセットを行うと決定し(例えば、端末のMACレイヤの上位レイヤがMACリセットを要求する)、端末のMACエンティティは、ランニング・タイマを停止すること、トリガされたビーム失敗回復(beam failure recovery、BFR)をキャンセルすること、トリガされたスケジューリング要求(scheduling request、SR)をキャンセルすること、MAC関係カウンタ(例えば、LBT_COUNTER、BFI_COUNTERなど)をリセットすること、進行中のランダム・アクセス・プロセスを停止することなどのうちのいずれか1つ以上を行う。具体的なコンテンツについては、TS 38.321の5.12項を参照のこと。詳細は、ここでは再度説明されない。
現在、SLでは、端末は、MACリセットを行うと決定し(例えば、端末のMACレイヤの上位レイヤが、1つのSLのRRC接続に対してMACリセットを行うように要求する)、端末のMACエンティティは、SLのRRC接続のみに関連するトリガされたSRをキャンセルすること、SLのRRC接続のみに関連するトリガされたSL BSRをキャンセルすること、及びSLのRRC接続に関連するSLプロセスのソフト・バッファをクリアすることのうちのいずれか1つ以上を行う。具体的なコンテンツについては、TS 38.321の5.12項を参照のこと。詳細は、ここでは再度説明されない。
現在、SLのRRC接続では、SL無線リンク失敗(radio link failure、RLF)が発生するか、又は受信端末のMACレイヤがフル設定(fullconfig)を有するSL RRC再設定(RRCReconfigurationSidelink)メッセージを受信する。この場合、受信端末は、SLのRRC接続に対してMACリセットを行う。
フル設定を有するSL RRC再設定メッセージは、SL RRC再設定メッセージが、フル設定表示を含むとして理解されてもよい。フル設定表示は、SL RRC再設定メッセージが、フル設定を使用すべきであることを示す。例えば、フル設定表示は、「sl-ResetConfig」である。
例えば、フル設定(fullconfig)を有するSL RRC再設定メッセージは、SLのRRC接続では、全ての再設定が受信端末において行われることを示す。言い換えれば、全ての設定が、SLのRRC接続に対して更新される。ユニキャスト伝送では、送信端末は、SL RRC再設定メッセージを使用して、受信端末にSL設定を送信する。SL RRC再設定メッセージが、「sl-ResetConfig」パラメータを含む場合、全てのSLが設定されることを示す。
以上、この出願の実施形態に関連する概念及びいくつかのコンテキストについて簡単に説明した。
現在、一態様では、SLプロセスでは、受信端末は、以下の2つの場合にSLプロセスが非占有であるとみなす。
(1)受信端末が受信したデータのデコードに成功する場合、そのデータに対応するSLプロセスは非占有であるとみなされる。
(2)同じ「SLプロセスID+第1の宛先ID+第1の送信元ID+通信タイプ」に対応する、新たに伝送されるSLデータをスケジューリングするためのSCI又は新たに伝送されるSLデータを受信端末が再度受信する場合、その「SLプロセスID+第1の宛先ID+第1の送信元ID+通信タイプ」に対応するSLプロセスは、非占有であるとみなされる。具体的には、受信端末は、新たに伝送されるSLデータをスケジューリングするためのSCIにおける「SLプロセスID+第1の宛先ID+第1の送信元ID+通信タイプ」が、SLプロセス(SLプロセス2と示される)と関連付けられているかどうかを決定する。新たに伝送されるSLデータをスケジューリングするためのSCIにおける「SLプロセスID+第1の宛先ID+第1の送信元ID+通信タイプ」がSLプロセス2に関連付けられている場合、SLプロセス2は、非占有であるとみなされ、SLプロセス2のバッファはクリアされ、非占有であるSLプロセス(SLプロセス3と示される)が、新たに伝送されるSLデータ又は新たに伝送されるデータをスケジューリングするためのSCIに対して選択される。追加的に、SLプロセス3は、SCIにおける「SLプロセスID+第1の宛先ID+第1の送信元ID+通信タイプ」に関連付けられる。
別の態様では、SLのRRC接続では、受信端末は、SL MACリセットを行い、受信端末は、SLのRRC接続に関連する全てのSLプロセスのバッファをクリアする。
現在、SLプロセスの処理には、以下の問題がある。
受信側では、イベント1(受信端末が、SLのRRC接続に対してMACリセットを行うと決定するか、又は受信端末が、SLのRRC接続に対してMACリセットを行う)、イベント2(SL RRC接続を解放する)、及びイベント3(受信端末が、マルチキャスト及び/又はブロードキャスト・データの受信をスキップする)が受信端末で発生するときに、SCI (又は「SLプロセスID+第1の宛先ID+第1の送信元ID+通信タイプ」)とSLプロセスとの間の関連付け関係は、解放されず、SLプロセスは、非占有であるとはみなされない。結果として、以下の問題が発生する場合がある。
一方、SLプロセスが、非占有であるとは見なされない。結果的に、これらのSLプロセスは、他のデータを受信するために使用され得ない。これにより、利用可能なSLプロセスの数が減少する。
一方、SLプロセスのみが非占有であるとみなされ、SCIとSLプロセスとの間の関連付け関係が解放されない場合、受信端末は、SCIとSLプロセスとの間の関連付け関係が存在するため、SCI(前のSCIとして同じ「SLプロセスID+第1の宛先ID+第1の送信元ID+通信タイプ」を有するSCI)によってスケジューリングされた新たに伝送されたSLデータを再度受信し、受信端末は、SLプロセスのバッファ内の他のデータを誤ってクリアする場合がある。図4を参照する。例えば、受信端末は、新たに伝送されるデータ1をスケジューリングするために使用されるSCI1(「SLプロセスID1+第1の宛先ID1+第1の送信元ID1+ユニキャスト」を含む)を受信する。受信端末はSCI1を受信した後、受信端末は、「SLプロセスID1+第1の宛先ID1+第1の送信元ID1+ユニキャスト」をSLプロセス1に関連付ける。その後の手順において、SLのRRC接続に対するMACリセットを行うときに、受信端末は、SLのRRC接続に関連するSLプロセス1が非占有であると決定する。しかしながら、受信端末は「SLプロセスID1+第1の宛先ID1+第1の送信元ID1+ユニキャスト」とSLプロセス1の関連付け関係を解放しない。受信端末が、新たに伝送されるデータ2をスケジューリングするために使用されるSCI2(「SLプロセスID2+第1の宛先ID2+第1の送信元ID2+ユニキャスト」を含む)を受信する場合、この場合、受信端末は、「SLプロセスID2+第1の宛先ID2+第1の送信元ID2+ユニキャスト」に対して非占有であるSLプロセスを選択する必要がある。選択された非占有であるSLプロセスがSLプロセス1であり、データ2が受信に成功しない場合、SLプロセス1のバッファは、データ2を含む。この場合、受信端末が、新たに伝送されるデータ3をスケジューリングするために使用される(「SLプロセスID1+第1の宛先ID1+第1の送信元ID1+ユニキャスト」を含む)SCI3を受信する、すなわち、受信端末が、「SLプロセスID1+第1の宛先ID1+第1の送信元ID1+ユニキャスト」に対応する、新たに伝送さえるSLデータをスケジューリングするためのSCI又は新たに伝送されるSLデータを再度受信する場合、「SLプロセスID1+第1の宛先ID1+第1の送信元ID1+ユニキャスト」とSLプロセス1との間の関連付け関係が依然として存在するため、受信端末は、「SLプロセスID1+第1の宛先ID1+第1の送信元ID1+ユニキャスト」に関連するSLプロセス1のバッファをクリアし、SLプロセス1を非占有とみなす。この場合、SLプロセス1のバッファには処理されるデータ2が依然としてある。結果として、端末は、誤ってデータ2をクリアし、データ2の受信に影響を与える。代替的には、SLプロセス1が非占有であると誤って決定されるため、データ2の伝送が失敗するときに、SLプロセス1が、他のデータを受信するために使用されることがある。これは、データ2の受信に影響を与える。
送信端末で前述のイベント1、イベント2、及びイベント3が発生するときに、送信端末は、SLプロセスが非占有であるとみなさず、SLプロセスのバッファをクリアしない。この場合、以下の問題、すなわち、SLプロセスが非占有であるとみなされない場合、これらのSLプロセスは、他のデータを送信するために使用できず、利用可能なSLプロセスの数が減少すること、及びSLプロセスのバッファがクリアされない場合、これらのSLプロセスは、他のデータを送信するために使用できず、利用可能なSLプロセスの数が減少し、バッファがオーバーロードされるか、又は再伝送が誤ってトリガされことが発生する場合がある。
これらの問題を解決するために、この出願は、実施形態1~実施形態5を含むSLプロセスを処理するための方法を提供する。以下、実施形態1~実施形態5について別々に説明する。実施形態1
実施形態1は、以下の状況、すなわち、受信端末でイベント1が発生するときに、SCIとSLプロセスとの間の関連付け関係が解放されないこと、及び/又はSLプロセスが非占有であるとみなされないことによって生じる問題を解決するために使用されてもよい。図5を参照する。本方法は、以下のステップを含む。
501:端末が、SLのRRC接続に対してMACリセットを行うと決定する。
ステップ501は、端末が、SLのRRC接続に対してMACリセットを行うと説明されてもよい。端末は、受信端末であってもよい。
この出願の実施形態では、例えば、SLのRRC接続は、一対としての第2の送信元IDと対としての第2の宛先IDとの間の論理接続、又はアクセス(access-stratum、AS)レイヤにおける一対としての第2の送信元IDと第2の宛先IDとの間の論理接続であってもよい。SLのRRC接続は、PC5-RRC接続とも呼ばれてもよい。この出願の実施形態において、SLのRRC接続は、ユニキャスト、ユニキャスト接続、宛先アドレス、第2の送信元ID-第2の宛先ID対(pair)、及び第2の宛先IDのうちのいずれか1つ以上を含んで/と置き換えられて/と対応してもよい。この出願の実施形態では、例えば、SLのRRC接続は、SLのRRC接続、ユニキャスト、ユニキャスト接続、宛先アドレス、一対としての第2の送信元ID及び第2の宛先ID、第2の送信元ID-第2の宛先ID対、又は第2の宛先IDとして理解されて/と置き換えられてもよい。例えば、第1のSLのRRC接続は、第1のユニキャスト、第1のユニキャスト接続、第1の宛先アドレス、第2の送信元ID1-第2の宛先ID1対、又は第2の宛先ID1として理解されて/と置き換えられてもよい。
この出願の実施形態において、例えば、宛先(destination)アドレスは、ユニキャスト、マルチキャスト、又はブロードキャストを識別するために使用される。
この出願の実施形態において、例えば、第2の送信元ID-第2の宛先ID対は、ユニキャストを識別するために使用される。
この出願の実施形態において、SLのRRC接続に対してMACリセットを行うことは、SLのRRC接続に対するSL固有のMACリセット(MACエンティティのサイドリンク固有のリセット)を行うことを含んで/と置き換えられて/として理解されてもよい。
この出願の実施形態では、例えば、SLのRRC接続、ユニキャスト接続、宛先アドレス、第2の送信元ID-第2の宛先ID対、第2の宛先ID、第2の送信元ID、一対としての第2の送信元IDに対応する第1の送信元IDと第2の宛先IDに対応する第1の宛先ID、第2の宛先IDに対応する第1の宛先ID、第2の宛先IDに対応する第1の宛先ID、及び第2の送信元IDに対応する第1の送信元IDのうちのいずれか2つ以上が、互いに関連付けられて/対応してもよい。
ステップ501は、端末が、SLのRRC接続に対してMACリセットを行ったかどうかを制限しないことに留意されたい。例えば、ステップ501は、端末が、SLのRRC接続対してMACリセットを行う/行うように準備すると理解されてもよい。
502: 端末が、第1のSLプロセスが非占有であると決定する、及び/又は端末が、第1のSLプロセスに関連する関連付け関係を解放する。
第1のSLプロセスは、SLのRRC接続に関連するSLプロセスである/を含む。例えば、第1のSLプロセスは、SLのRRC接続に関連するSLプロセスの1つ以上、又は全てであって/を含んでもよい。
SLのRRC接続に関連するSLプロセスは、第2の送信元ID及び第2の宛先IDに関連し、かつSLのRRC接続に対応するSLプロセス、又は第1の送信元ID及び第1の宛先IDに関連し、かつSLのRRC接続に対応するSLプロセスとして理解されてもよい。例えば、SLのRRC接続に対応する第2の送信元ID及び第2の宛先IDは、第2の送信元ID1及び第2の宛先ID2であり、SLのRRC接続に関連するSLプロセスは、第2の送信元ID1及び第2の宛先ID2に関連するSLプロセスである。例えば、SLのRRC接続に対応する第2の送信元ID及び第2の宛先IDは、第2の送信元ID1及び第2の宛先ID2であり、第2の送信元ID1及び第2の宛先ID2に対応する第1の送信元ID及び第1の宛先IDは、第1の送信元ID1及び第1の宛先ID2であり、SLのRRC接続に関連するSLプロセスは、第1の送信元ID1及び第1の宛先ID2に関連するSLプロセスである。
この出願の実施形態において、SLのRRC接続に関連する第1のSLプロセス又はSLプロセスは、ユニキャスト接続に関連するSLプロセス、宛先アドレスに関連するSLプロセス、第2の宛先IDに関連するSLプロセス、第2の送信元ID-第2の宛先ID対に関連するSLプロセス、第1の宛先IDに関連するSLプロセス、及び第1の送信元ID-第1の宛先ID対に関連するSLプロセスのうちのいずれか1つ以上を含んで/と置き換えられてもよい。例えば、第1のSLプロセスに関連する関連付け関係は、第1のSLプロセスとSCIの間の関連付け関係、及び/又は第1のSLプロセスとSLプロセスID、第1の宛先ID、第1の送信元ID、及び通信タイプのうちの1つ以上との間の関連付け関係を含む。
この出願の実施形態において、SLプロセスを非占有であると決定することは、SLプロセスが非占有であるとみなすこと、SLプロセスを解放すること、及びSLプロセスを非アクティブにすることのうちのいずれか1つ以上を含んで/と置き換えられてもよい。例えば、第1のSLプロセスを非占有であると決定することは、第1のSLプロセスを解放することとして理解されてもよい。
この出願の実施形態において、SLプロセスに関連する関連付け関係を解放することは、SLプロセスに関連する関連付け関係を削除することを含んで/と置き換えられてもよい。例えば、第1のSLプロセスに関連する関連付け関係を解放することは、第1のSLプロセスに関連する関連付け関係を削除することを含んで/と置き換えられてもよい。
例えば、図6を参照のこと。端末に存在するか、又は端末に以前に存在し、かつSLプロセスに関連する関連付け関係については、図6の左側を参照のこと。端末が、SLのRRC接続に対応する第1の送信元ID及び第1の宛先IDがそれぞれ第1の送信元ID1及び第1の宛先ID1であり、SLのRRC接続に関連するSLプロセスがSLプロセス1及びSLプロセス2である場合に、SLのRRC接続に対してMACリセットを行うと決定する場合、端末は、SLプロセス1及びSLプロセス2を解放し、SLプロセス1及びSLプロセス2に関連する関連付け関係を解放する。この場合、端末に存在し、かつSLプロセスに関連する関連付け関係については、図6の右側を参照のこと。図6に示すSLプロセスに関連する関連付け関係は、一例にすぎず、実際の実装において、SLプロセスに関連する関連付け関係は、別のものであってもよいことに留意されたい。これは、この出願では限定されない。
任意選択で、ステップ501は、以下のアクション、すなわち、(1)端末のMACレイヤの上位レイヤが、SLのRRC接続に対してMACリセットを行うように要求すること、(2)端末/端末のMACレイヤが、SLのRRC接続に対してMACリセットを行うように要求されること、(3)端末のMACレイヤの上位レイヤが、端末のMACレイヤに、SLのRRC接続に対してMACリセットを行うように要求すること、(4)端末のMACレイヤが、SLのRRC接続に対してMACリセットを行うように決定すること、及び(5)端末のMACレイヤが、SLのRRC接続に対してMACリセットを行うことのうちの1つ以上を含む。
任意選択で、端末が、第1のSLプロセスが非占有であると決定することは、端末のMACレイヤが、第1のSLプロセスが非占有であると決定することを含む。
任意選択で、端末が、第1のSLプロセスに関連する関連付け関係を解放することは、端末のMACレイヤが、第1のSLプロセスに関連する関連付け関係を解放することを含む。
例えば、端末のMACレイヤは、具体的には、端末のMACエンティティであってもよい。
例えば、MACレイヤの上位レイヤは、RRCレイヤ、無線リンク制御(radio link control、RLC)レイヤ、パケット・データ・コンバージェンス・プロトコル(packet data convergence protocol、PDCP)レイヤなどである。
任意選択で、以下の条件3が満たされるときに、端末は、ステップ501又は(1)~(5)におけるいずれか1つ以上のアクションを行う。条件3は、端末のRRCレイヤの上位レイヤが、端末のRRCレイヤにSLのRRC接続を解放するよう要求すること、端末のRRCレイヤの上位レイヤが、SLのRRC接続を解放するように要求すること、端末のRRCレイヤの上位レイヤが、端末のRRCレイヤの上位レイヤのSLユニキャスト接続(PC5ユニキャスト・リンク)を解放するように示すこと、端末のRRCレイヤの上位レイヤが、端末のRRCレイヤの上位レイヤのSLユニキャスト接続を解放するように端末のRRCレイヤに示すこと、端末のRRCレイヤの上位レイヤのSLユニキャスト接続が解放されること、端末/端末のRRCレイヤが、SLのRRC接続を解放するように要求されること、端末/端末のRRCレイヤが、端末のRRCレイヤの上位レイヤのSLユニキャスト接続を解放するように示されること、及び端末/端末のRRCレイヤが、SLのRRC接続を解放することのうちのいずれか1つ以上を含む。
具体的には、条件1(SL RLFが発生するとき)及び条件2(端末がフル設定を有するSL RRC再設定メッセージを受信するとき)は、端末に、SLのRRC接続に対してMACリセットを行うと決定するか、又はSLのRRC接続に対するMACリセットを行うようにトリガする。追加的に、条件3は、端末が前述の動作を行うようにトリガしてもよい。
この出願の実施形態において、例えば、端末のRRCレイヤの上位レイヤは、V2Xレイヤ、非アクセス(non-access stratum、NAS)レイヤ、アプリケーション(application、APP)レイヤなどであってもよい。
この出願の実施形態において、要求は、設定及び表示のうちのいずれか1つ以上を含んで/と置き換えられて/として理解されてもよい。
実施形態1で提供される方法によれば、端末がSLのRRC接続でMACリセットを行うと決定するか、又は端末がSLのRRC接続でMACリセットを行うときに、端末は、第1のSLプロセスが非占有であると決定し、その結果、SLプロセスが他のデータを受信するために使用されてもよい。これは、利用可能なSLプロセスの数の減少を回避し、データ受信速度を改善する。実施形態1で提供される方法によれば、端末がSLのRRC接続に対してMACリセットを行うと決定するか、又は端末がSLのRRC接続に対してMACリセットを行うときに、端末は、第1のSLプロセスに関連する関連付け関係を解放して、端末が他のデータを誤ってクリアすることを防止するか、又は第1のSLプロセスに関連するデータの受信を確実に受信する。これは、データ受信の信頼性を改善することができる。実施形態2
実施形態2は、以下の状況、すなわち、送信端末でイベント1が発生するときに、SLプロセスが非占有であるとみなされない、及び/又はSLプロセスのバッファがクリアされないことによって生じる問題を解決するために使用されてもよい。図7を参照する。本方法は、以下のステップを含む。
701:端末が、SLのRRC接続に対してMACリセットを行うと決定する。
ステップ701は、端末が、SLのRRC接続に対してMACリセットを行うと説明されてもよい。端末は、送信端末であってもよい。ステップ701の関係説明については、ステップ501を参照のこと。詳細は、ここでは再度説明しない。
702: 端末が、第1のSLプロセスが非占有であると決定する、及び/又は端末が、第1のSLプロセスのバッファをクリアする。
実施形態2における「第1のSLプロセス」の関係説明については、実施形態1を参照のこと。詳細は、ここでは再度説明しない。
実施形態2における「SLプロセスが非占有であると決定する」の関係説明については、実施形態1を参照のこと。詳細は、ここでは再度説明しない。
この出願の実施形態において、SLプロセスのバッファをクリアすることは、SLプロセスのバッファを削除することを含んで/と置き換えられてもよい。例えば、第1のSLプロセスのバッファをクリアすることは、第1のSLプロセスのバッファを削除することを含んで/と置き換えられてもよい。例えば、端末が、SLのRRC接続に対応する第1の送信元ID及び第1の宛先IDがそれぞれ第1の送信元ID1及び第1の宛先ID1であり、SLのRRC接続に関連するSLプロセスが第1の送信元ID1及び第1の宛先ID1に関連するSLプロセス(例えば、SLプロセス1及びSLプロセス2)である場合に、SLのRRC接続に対するMACリセットを行うと決定する場合、端末は、SLプロセス1及びSLプロセス2を開放する、及び/又はSLプロセス1及びSLプロセス2のバッファをクリアする。
任意選択で、ステップ701は、以下のアクション、すなわち、(1)端末のMACレイヤの上位レイヤが、SLのRRC接続に対してMACリセットを行うように要求すること、(2)端末/端末のMACレイヤが、SLのRRC接続に対してMACリセットを行うように要求されること、(3)端末のMACレイヤの上位レイヤが、端末のMACレイヤに、SLのRRC接続に対してMACリセットを行うように要求すること、(4)端末のMACレイヤが、SLのRRC接続に対してMACリセットを行うように決定すること、及び(5)端末のMACレイヤが、SLのRRC接続に対してMACリセットを行うことのうちの1つ以上を含む。
任意選択で、端末が、第1のSLプロセスが非占有であると決定することは、端末のMACレイヤが、第1のSLプロセスが非占有であると決定することを含む。
任意選択で、端末が、第1のSLプロセスのバッファをクリアすることは、端末のMACレイヤが、第1のSLプロセスのバッファをクリアすることを含む。任意選択の方法の関係説明については、実施形態1を参照のこと。詳細は、ここでは再度説明しない。例えば、端末のMACレイヤは、具体的には、端末のMACエンティティであってもよい。
任意選択で、条件3が満たされるときに、端末は、ステップ701又は(1)~(5)におけるいずれか1つ以上のアクションを行う。条件3の関係説明については、実施形態1を参照のこと。詳細は、ここでは再度説明しない。
任意選択で、以下の条件4が満たされるときに、端末は、ステップ701又は(1)~(5)におけるいずれか1つ以上のアクションを行う。条件4は、端末が、SL RRC再設定メッセージを送信することか、又は端末が、SL RRC再設定メッセージを送信し、端末が、SL RRC再設定完了メッセージを受信することであってもよい。SL RRC再設定メッセージは、フル設定表示を含む。SL RRC再設定メッセージは、SLのRRC接続に関連する。SL RRC再設定完了メッセージは、SLのRRC接続に関連する。SL RRC再設定完了メッセージは、SL RRC再設定メッセージに対応する。
例えば、端末がSLのRRC接続に対してSL RRC再設定メッセージを送信する場合、又は端末がSLのRRC接続に対してSL RRC再設定メッセージを送信し、SL RRC再設定完了メッセージを受信する場合、SL RRC再設定メッセージは、フル設定表示を含む。SLのRRC接続に対応する第1の送信元ID及び第1の宛先IDは、それぞれ第1の送信元ID1及び第1の宛先ID1であり、SLのRRC接続に関連するSLプロセスは、第1の送信元ID1及び第1の宛先ID1に関連するSLプロセス(例えば、SLプロセス1及びSLプロセス2)である。端末は、SLプロセス1及びSLプロセス2が非占有であると決定する、及び/又はSLプロセス1及びSLプロセス2のバッファをクリアする。
具体的には、端末がSL RRC再設定メッセージを送信し、端末がSLのRRC接続に対してMACリセットを行うと決定する場合では、端末は、SL RRC再設定メッセージをセットするか、又は端末が、RRC再設定メッセージを送信するとき/する前/した後、端末は、SLのRRC接続に対してMACリセットを行うと決定する。これは、この出願では限定されない。SL RRC再設定メッセージをセットすることは、SL RRC再設定メッセージを生成又は決定することとして理解されてもよい。
SL RRC再設定メッセージの送信は、具体的には、端末のRRCレイヤによって実行されてもよい。
具体的には、条件1(SL RLFが発生するとき)及び条件2(端末がフル設定を有するSL RRC再設定メッセージを受信するとき)は、端末に、SLのRRC接続に対してMACリセットを行うと決定するか、又はSLのRRC接続に対するMACリセットを行うようにトリガする。追加的に、条件3及び/又は条件4は、端末が前述の動作を行うようにトリガしてもよい。
端末はまた、端末がSL RRC再設定メッセージを送信するとき、又は端末がSL RRC再設定メッセージを送信し、SL RRC再設定完了メッセージを受信するときに、ステップ702を直接実行してもよいことに留意されたい。
実施形態2で提供される方法によれば、端末がSLのRRC接続でMACリセットを行うと決定するか、又は端末がSLのRRC接続でMACリセットを行うときに、端末は、第1のSLプロセスが非占有であると決定し、その結果、これらのSLプロセスが他のデータを送信するために使用されてもよい。これは、利用可能なSLプロセスの数の減少を回避し、データ受信速度を改善する。実施例2で提供される方法によれば、端末がSLのRRC接続に対してMACリセットを行うと決定するか、又は端末がSLのRRC接続に対してMACリセットを行うときに、端末は、第1のSLプロセスのバッファをクリアし、その結果、記憶スペースが解放されてもよく、又はこれらのSLプロセスが他のデータを送信するために使用されてもよい。これは、利用可能なSLプロセスの数の減少を回避し、データ受信速度を改善する。実施形態3
実施形態3は、以下のアクション、すなわち、受信端末でイベント2が発生するときに、SCIとSLプロセスとの間の関連付け関係が解放されないこと、SLプロセスが非占有であるとみなされること、SLプロセスのバッファがクリアされることのうちの1つ以上によって生じる問題を解決するために使用されてもよい。さらに、実施形態3は、以下の状況、すなわち、送信端末でイベント2が発生するときに、SLプロセスが非占有であるとみなされない、及び/又はSLプロセスのバッファがクリアされないことによって生じる問題を解決するために使用されてもよい。図8を参照する。本方法は、以下のステップを含む。
801: 端末が、SLのRRC接続を解放する。言い換えれば、端末は、ユニキャスト・データの送信又は受信をスキップする。
端末は、送信端末又は受信端末であってもよい。SLのRRC接続の関係説明については、実施形態1を参照のこと。詳細は、ここでは再度説明しない。
802: 端末が、以下のアクション、すなわち、端末が、第1のSLプロセスが非占有であると決定すること、端末が、第1のSLプロセスに関連する関連付け関係を解放すること、及び端末が、第1のSLプロセスのバッファをクリアすることのうちの1つ以上を行う。
第1のSLプロセスは、SLのRRC接続に関連するSLプロセスである/を含む。例えば、第1のSLプロセスは、SLのRRC接続に関連するSLプロセスの1つ以上、又は全てであって/を含んでもよい。「第1のSLプロセス」又は「SLのRRC接続に関連するSLプロセス」の関連説明については、実施形態1を参照のこと。詳細は、ここでは再度説明しない。任意選択で、端末が受信端末であるときに、第1のSLプロセスに関連する関連付け関係は、第1のSLプロセスとSCIの間の関連付け関係、及び/又は第1のSLプロセスとSLプロセスID、第1の宛先ID、第1の送信元ID、及び通信タイプのうちの1つ以上との間の関連付け関係を含む。
実施形態3では、「SLプロセスが非占有であると決定する」及び「SLプロセスに関連する関連付け関係を解放する」の関連説明については、実施形態1を参照し、「SLプロセスのバッファをクリアする」の関連説明については、実施形態2を参照のこと。詳細は、ここでは再度説明しない。
例えば、端末が、SLのRRC接続に対応する第1の送信元ID及び第1の宛先IDが、それぞれ第1の送信元ID1及び第1の宛先ID1であり、SLのRRC接続に関連するSLプロセスが、第1の送信元ID1と第1の宛先ID1に関連するSLプロセス(例えば、SLプロセス1及びSLプロセス2)である場合に、SLのRRC接続を解放する場合、端末は、以下のアクション、すなわち、SLプロセス1及びSLプロセス2が非占有であると決定すること、SLプロセス1及びSLプロセス2のバッファをクリアすること、及びSLプロセス1及びSLプロセス2に関連する関連付け関係を解放することのうちの1つ以上を行う。
任意選択で、端末が、SLのRRC接続を解放することは、端末のRRCレイヤが、SLのRRC接続を解放すること、又は端末のRRCレイヤの上位レイヤが、RRC接続を解放するように要求することを含む。
任意選択で、端末が、第1のSLプロセスが非占有であると決定することは、端末のMACエンティティが、第1のSLプロセスが非占有であると決定することを含む。
任意選択で、端末が、第1のSLプロセスに関連する関連付け関係を解放することは、端末のMACエンティティが、第1のSLプロセスに関連する関連付け関係を解放することを含む。
任意選択で、端末が、第1のSLプロセスのバッファをクリアすることは、端末のMACエンティティが、第1のSLプロセスのバッファをクリアすることを含む。
任意選択で、条件3が満たされるときに、端末のRRCレイヤは、SLのRRC接続を解放する。
実施形態3で提供される方法によれば、端末が、SLのRRC接続を解放するときに、端末が、第1のSLプロセスが非占有であると決定し、その結果、これらのSLプロセスが他のデータを送信又は受信するために使用されてもよい。これは、利用可能なSLプロセスの数の減少を回避し、データ送信/受信速度を改善する。実施形態3で提供される方法によれば、端末が、SLのRRC接続を解放するときに、第1のSLプロセスのバッファがクリアされてもよく、その結果、記憶スペースが解放されてもよく、又はこれらのSLプロセスが他のデータを送信又は受信するために使用されてもよい。これは、利用可能なSLプロセスの数の減少を回避し、データ送信/受信速度を改善する。実施形態3で提供される方法によれば、端末が、SLのRRC接続を解放するときに、第1のSLプロセスに関連する関連付け関係が解放されてもよい。したがって、受信端末が、他のデータを誤ってクリアすることを防止し、データ受信の信頼性を改善する。代替的には、第1のSLプロセスに関連するデータの受信を保証して、データ受信の信頼性を改善する。実施形態4
実施形態4は、以下のアクション、すなわち、受信端末でイベント3が発生するときに、SCIとSLプロセスとの間の関連付け関係が解放されないこと、SLプロセスが非占有であるとみなされること、SLプロセスのバッファがクリアされることのうちの1つ以上によって生じる問題を解決するために使用されてもよい。さらに、実施形態4は、以下の状況、すなわち、送信端末でイベント3が発生するときに、SLプロセスが非占有であるとみなされない、及び/又はSLプロセスのバッファがクリアされないことによって生じる問題を解決するために使用されてもよい。図9を参照する。本方法は、以下のステップを含む。
901:端末が、宛先アドレスに対するサイドリンク・データの送信又は受信をスキップする。
宛先(destination)アドレスは、マルチキャスト、ブロードキャスト、ユニキャストを識別するために使用される。
この出願の実施形態において、宛先アドレスは、マルチキャスト、マルチキャスト・サービス、ブロードキャスト、ブロードキャスト・サービス、ユニキャスト、ユニキャスト接続、SLのRRC接続、第2の送信元ID-第2の宛先ID対(pair)、第2の宛先ID、第1の送信元ID-第1の宛先ID対(pair)、及び第1の宛先IDのうちのいずれか1つ以上を含んで/と置き換えられて/に対応してもよい。
この出願の実施形態において、宛先アドレスは、代替的には、宛先アドレス、マルチキャスト、マルチキャスト・サービス、ブロードキャスト・サービス、SLのRRC接続、ユニキャスト、ユニキャスト接続、宛先アドレス、一対としての第2の送信元ID及び第2の宛先ID、第2の送信元ID-第2の宛先ID対、第2の宛先ID、一対としての第1の送信元ID及び第1の宛先ID、第1の送信元ID-第1の宛先ID対、又は第1の宛先IDのうちのいずれか1つ以上を含んで/と置き換えられて/に対応してもよい。例えば、第1の宛先アドレスは、第1のマルチキャスト、第1のマルチキャスト・サービス、第1のブロードキャスト、第1のブロードキャスト・サービス、第1のSLのRRC接続、第1のユニキャスト、第1のユニキャスト接続、第1の宛先アドレス、第2の送信元ID1-第2の宛先ID1対、第2の宛先ID1、第1の送信元ID1-第1の宛先ID1対、又は第1の宛先ID1として理解されて/置き換えられてもよい。
送信又は受信のスキップは、送信又は受信が以前に行われており、現在、(再)送信又は受信は行われていないとして理解されてもよいと留意されたい。これは、将来の送信又は受信に限定されない。902: 端末が、以下のアクション、すなわち、端末が、第2のSLプロセスが非占有であると決定すること、端末が、第2のSLプロセスに関連する関連付け関係を解放すること、及び端末が、第2のSLプロセスのバッファをクリアすることのうちの1つ以上を行う。例えば、ステップ902におけるアクションは、端末のMACレイヤによって行われてもよい。
第2のSLプロセスは、宛先アドレスに関連するSLプロセスである/を含む。例えば、第2のSLプロセスは、宛先アドレスに関連するSLプロセスのうちの1つ以上又は全てであって/を含んでもよい。
宛先アドレス関連するSLプロセスは、宛先アドレスに対応する第2の宛先ID関連するSLプロセス、又は宛先アドレスに対応する第1の宛先IDに関連するSLプロセスとして理解されてもよい。例えば、宛先アドレスに対応する第2の宛先IDは、第2の宛先ID2であり、宛先アドレスに関連するSLプロセスは、第2の宛先ID2に関連するSLプロセスである。例えば、宛先アドレスに対応する第2の宛先IDは、第2の宛先ID2であり、第2の宛先ID2に対応する第1の宛先IDは、第1の宛先ID2であり、宛先アドレスに関連するSLプロセスは、第1の宛先ID2に関連するSLプロセスである。この出願の実施形態において、宛先アドレスに関連するSLプロセス又は第1のSLプロセスは、マルチキャスト/マルチキャスト・サービスに関連するSLプロセス、ブロードキャスト/ブロードキャスト・サービスに関連するSLプロセス、第2の宛先IDに関連するSLプロセス、及び第1の宛先IDに関連するSLプロセスのうちのいずれか1つ以上を含んで/と置き換えられてもよい。
例えば、端末が受信端末であるときに、第2のSLプロセスに関連する関連付け関係は、第2のSLプロセスとSCIの間の関連付け関係、及び/又は第2のSLプロセスとSLプロセスID、第1の宛先ID、第1の送信元ID、及び通信タイプのうちの1つ以上との間の関連付け関係を含む。
実施形態4では、「SLプロセスが非占有であると決定する」及び「SLプロセスに関連する関連付け関係を解放する」の関連説明については、実施形態1を参照し、「SLプロセスのバッファをクリアする」の関連説明については、実施形態2を参照のこと。詳細は、ここでは再度説明しない。
例えば、図10を参照のこと。マルチキャストが一例として使用される。端末に存在するか、又は端末に以前に存在し、かつSLプロセスに関連する関連付け関係については、図10の左側を参照のこと。端末が、宛先アドレスに対応する第1の送信元ID及び第1の宛先IDが、それぞれ第1の送信先ID2及び第1の宛先ID2であり、宛先アドレスに関するSLプロセスが、SLプロセス3及びSLプロセス4である場合に、宛先アドレスに対するSLデータの受信をスキップする場合、端末は、SLプロセス3及びSLプロセス4を解放する、及び/又はSLプロセス3及びSLプロセス4との関連付け関係を解放する。この場合、端末に存在し、かつSLプロセスに関連する関連付け関係については、図10の右側を参照のこと。図10に示すSLプロセスに関連する関連付け関係は、一例にすぎず、実際の実装において、SLプロセスに関連する関連付け関係は、別のものであってもよいことに留意されたい。これは、この出願では限定されない。
任意選択で、端末が、SLデータの送信又は受信をスキップすることは、宛先アドレスに対応する伝送が停止されること、又は端末が、宛先アドレスに対応するSLデータを送信又は受信する必要がなくなること(言い換えると、端末が、宛先アドレスに対応する伝送にもはや関心がなくなる)を含む。
宛先アドレスに対応する伝送は、宛先アドレスに対応するマルチキャスト伝送又はブロードキャスト伝送を含んでもよい。
宛先アドレスに対応する伝送が停止されることは、宛先アドレスに対応するマルチキャスト伝送又はブロードキャスト伝送を停止することとして理解されてもよい。言い換えると、宛先アドレスに対するマルチキャスト又はブロードキャストは、停止されるか、又はもはや送信されない。
端末は、宛先アドレスに対応するSLデータの送信又は受信を必要としないことは、端末が、宛先アドレスに対応するSLデータが送信又は受信される必要がなくなると決定することと、端末が、宛先アドレスに対応する伝送にもはや関心がなくなることとを含んでもよい。
端末が、伝送にもはや関心がなくなることは、端末が、以前関心があったが、現在関心がないことを意味する。これは、端末が、将来の伝送に関心があるかどうかに限定されない。
具体的には、端末のRRCレイヤの上位レイヤは、宛先アドレスに対応する伝送に関心がなくなるように要求(言い換えれば、表示又は設定)してもよい。端末のRRCレイヤの上位レイヤは、宛先アドレスに対する伝送を終了するように要求(又は、表示又は設定)してもよい。
実施形態4で提供される方法によれば、端末が、宛先アドレスに対するSLデータの送信又は受信をスキップするときに、端末が、第2のSLプロセスが非占有であると決定し、その結果、これらのSLプロセスが他のデータを送信又は受信するために使用され得る。これは、利用可能なSLプロセスの数の減少を回避し、データ送信/受信速度を改善する。実施形態4で提供される方法によれば、端末が、宛先アドレスに対するSLデータの送信又は受信をスキップするときに、第2のSLプロセスのバッファがクリアされてもよく、その結果、記憶スペースが解放されてもよく、又はSLプロセスが他のデータを送信又は受信するために使用されてもよい。これは、利用可能なSLプロセスの数の減少を回避し、データ送信/受信速度を改善する。実施形態4で提供される方法によれば、端末が、宛先アドレスに対するSLデータの送信又は受信をスキップするときに、第2のSLプロセスに関連する関連付け関係が解放されて、受信端末が他のデータを誤ってクリアすることを防止するか、又は第1のSLプロセスに関連するデータの受信を確実にしてもよい。これは、データ受信の信頼性を改善することができる。実施形態5
実施形態5は、以下のアクション、すなわち、受信端末でイベント3が発生するときに、SCIとSLプロセスとの間の関連付け関係が解放されないこと、SLプロセスが非占有であるとみなされること、SLプロセスのバッファがクリアされることのうちの1つ以上によって生じる問題を解決するために使用されてもよい。さらに、実施形態5は、以下の状況、すなわち、送信端末でイベント3が発生するときに、SLプロセスが非占有であるとみなされない、及び/又はSLプロセスのバッファがクリアされないことによって生じる問題を解決するために使用されてもよい。図11を参照する。本方法は、以下のステップを含む。
1101:端末が、宛先アドレスに対してMACリセットを行うと決定する。
この出願の実施形態において、宛先アドレスに対してMACリセットを行うことは、宛先アドレスに対してSL固有のMACリセット(MACエンティティのサイドリンク固有のリセット)を行うことを含んで/と置き換えられて/として理解されてもよい。宛先アドレスの関係説明については、実施形態4を参照のこと。詳細は、ここでは再度説明しない。
ステップ1101はまた、宛先アドレスに対して、端末がMACリセットを行うこととして説明されてもよい。
宛先(destination)アドレスは、マルチキャスト又はブロードキャストを識別するために使用される。
選択的に、ステップ1101の前に、この方法は、端末が、宛先アドレスに対するSLデータの送信又は受信をスキップすることをさらに含む。また、以下のアクション、すなわち、「端末が、宛先アドレスに対するSLデータの送信又は受信をスキップする」の関係説明については、実施形態4を参照のこと。詳細は、ここでは再度説明しない。
1102: 端末が、以下のアクション、すなわち、端末が、第2のSLプロセスが非占有であると決定すること、端末が、第2のSLプロセスに関連する関連付け関係を解放すること、及び端末が、第2のSLプロセスのバッファをクリアすることのうちの1つ以上を行い、第2のSLプロセスは、宛先アドレスに関連するSLプロセスである。
任意選択で、第2のSLプロセスに関連する関連付け関係は、第2のSLプロセスとSCIの間の関連付け関係、及び/又は第2のSLプロセスとSLプロセスID、第1の宛先ID、第1の送信元ID、及び通信タイプのうちの1つ以上との間の関連付け関係を含む。
ステップ1102の関係説明については、前述のステップ902を参照のこと。詳細は、ここでは再度説明しない。
実施形態5で提供される方法によれば、端末が、宛先アドレスに対するMACリセットを行うときに、第2のSLプロセスが非占有であると決定し、その結果、これらのSLプロセスが他のデータを送信又は受信するために使用されてもよい。これは、利用可能なSLプロセスの数の減少を回避し、データ送信/受信速度を改善する。実施形態5で提供される方法によれば、端末が、宛先アドレスに対するMACリセットを行うときに、第2のSLプロセスのバッファがクリアされてもよく、その結果、記憶スペースが解放されてもよく、又はSLプロセスが他のデータを送信又は受信するために使用されてもよい。これは、利用可能なSLプロセスの数の減少を回避し、データ送信/受信速度を改善する。実施形態5で提供される方法によれば、端末が、宛先アドレスに対するMACリセットを行うときに、第2のSLプロセスに関連する関連付け関係が解放されてもよい。したがって、受信端末が、他のデータを誤ってクリアすることを防止し、データ受信の信頼性を改善する。代替的には、第1のSLプロセスに関連するデータの受信を保証して、データ受信の信頼性を改善する。
追加的に、前述の実施形態1~実施形態5に追加して、以下の解決策1及び解決策2がさらに利用可能であってもよい。
解決策1:宛先アドレスに対するPC5-S伝送は、RRCレイヤの上位レイヤにおいて停止されるか、又はRRCレイヤの上位レイヤは、宛先アドレスに対するPC5-S伝送を終了するように要求(又は、表示若しくは設定)し、端末は、以下のアクション、すなわち、端末が、第4のSLプロセスが非占有であると決定すること、端末が、第4のSLプロセスに関連する関連付け関係を解放すること、及び端末が、第4のSLプロセスのバッファをクリアすることのうちの1つ以上を行う。第4のSLプロセスは、宛先アドレス又は宛先アドレスのPC5-Sに関連するSLプロセスを指す。
解決策2:宛先アドレスに対するPC5-S伝送は、RRCレイヤの上位レイヤにおいて停止されるか、又はRRCレイヤの上位レイヤは、宛先アドレスに対するPC5-S伝送を終了するように要求(又は、表示若しくは設定)し、端末は、宛先アドレス又は宛先アドレスのPC5-Sに対するMACリセットを行い、端末は、以下のアクション、すなわち、端末が、第4のSLプロセスが非占有であると決定すること、端末が、第4のSLプロセスに関連する関連付け関係を解放すること、及び端末が、第4のSLプロセスのバッファをクリアすることのうちの1つ以上を行う。現在、既存のNR V2Xプロトコルでは、モード1とモード2は共存できず、異なるリソース設定モード間で再伝送が行うことができない。具体的には、モード1のリソースを使用して新たに伝送されるデータは、モード2のリソースを使用して再伝送することができず、モード2のリソースを使用して新たに伝送されるデータは、モード1のリソースを使用して再伝送することができない。リソース設定モードが切り替え/変更(略して、モード切り替え)されるときに、送信端末側ではSLプロセスの処理メカニズムは特定されない。モード切り替え後、元のリソース設定モードで占有されたプロセスが依然として占有されている場合、送信端末が利用可能なプロセスの数は減少することがある。この問題を解決するために、この出願は、実施形態6及び実施形態7に示すSLプロセスを処理するための方法をさらに提供する。以下、方法について別々に説明する。実施形態6及び実施形態7における端末は、送信端末であってもよい。実施形態6
図12を参照する。実施形態6によるSLプロセスを処理するための方法は、以下のステップを含む。
1201:端末が、リソース設定モードが第1のリソース設定モードであると決定する。
ステップ1201はまた、以下のように説明されてもよい。すなわち、端末が、リソース設定モードが第2のリソース設定モードから第1のリソース設定モードに切り替えられる(すなわち、モード切り替え前の端末のリソース設定モードが第2のリソース設定モードである)と決定するか、又は端末が、リソース設定モードが第1のリソース設定モード及び第2のリソース設定モードから第1のリソース設定モードに切り替えられる(すなわち、モード切り替え前、端末のリソース設定モードが第1のリソース設定モード及び第2のリソース設定モードである)と決定する。
この出願では、切り替えを変更と置き換えられてもよい。
第1のリソース設定モードは、モード1であってもよいし、モード2であってもよい。端末が、リソース設定モードが第1のリソース設定モードであると決定することは、端末のMACレイヤが、リソース設定モードが第1のリソース設定モードであると決定すること、端末/端末のMACレイヤが、リソース設定モードとして第1のリソース設定モードで設定されること、端末のRRCレイヤが、リソース設定モードとして第1のリソース設定モードを設定すること、及び端末のRRCレイヤが、第1のリソース設定モードとして端末のMACレイヤにリソース設定モードを設定することのうちのいずれか1つを含んでもよい。例えば、具体的には、端末のMACエンティティが、SLリソースがモード1に関連付けられると設定するときに、端末は、リソース設定モードがモード1であると決定する。端末のRRCレイヤが、SLリソースがモード2に関連付けられると設定するときに、端末は、リソース設定モードがモード2であると決定する。
1202: 端末が、第3のSLプロセスが非占有であると決定する、及び/又は第3のSLプロセスのバッファをクリアする。
第3のSLプロセスは、第2のリソース設定モードに関連するSLプロセスである、すなわち、第3のSLプロセス又は第2のリソース設定モードに関連するSLプロセスは、第2のリソース設定モードに対応するリソースを使用してデータを送信するSLプロセス、及び/又は第2のリソース設定モードに対応するリソースに関連するSLプロセスとして理解されてもよい。
第1のリソース設定モードがモード1である場合、第2のリソース設定モードは、モード2である。第1のリソース設定モードがモード2である場合、第2のリソース設定モードは、モード1である。
実施形態6で提供される方法によれば、端末が、リソース設定モードが第1のリソース設定モードであると決定する場合、端末が、第3のSLプロセスが非占有であると決定し、その結果、これらのSLプロセスが他のデータを送信するために使用され得る。これは、利用可能なSLプロセスの数の減少を回避し、データ受信速度を改善する。第3のSLプロセスのバッファはクリアされ、その結果、記憶スペースが解放され得、SLプロセスはまた、他のデータを送信するために使用されてもよい。これは、利用可能なSLプロセスの数の減少を回避し、データ送信/受信速度を改善する。
任意選択で、第1のリソース設定モードに対応するリソースは、設定SLグラント・リソース(すなわち、SL CGリソース)又は動的SLグラント・リソース(すなわち、SL DGリソース)を含む(すなわち、第1のリソース設定モードが、モード1である)。ステップ1202の前に、本方法は、端末(例えば、端末のHARQエンティティであってもよい)が、設定SLグラント・リソース又は動的SLグラント・リソース(すなわち、モード1のリソースが取得され、リソースが、任意選択で新たに伝送されるリソース)を取得すること、及び/又は端末が、非占有であるSLプロセスの数が第1の閾値以下であると決定することをさらに含む。
任意選択で、端末が、設定SLグラント・リソース又は動的SLグラント・リソースを取得することは、端末が、設定SLグラント・リソース又は動的SLグラント・リソースを取得し、設定SLグラント・リソース又は動的SLグラント・リソースで伝送されたデータを取得する。
第1の閾値は、ネットワーク・デバイスによって端末に設定/表示/送信されてもよく、事前設定されてもよく、プロトコルで指定されてもよく、端末が工場から引き渡される前にデバイス製造業者によって端末に記憶されてもよく、又は端末がネットワークに接続されるときにネットワーク・デバイス/別のデバイスによって端末に事前設定されてもよい。例えば、第1の閾値は、0、2、3などであってもよい。
例えば、空きSLプロセスの数が第1の閾値以下であることは、全てのSLプロセスが占有されていること、又は非占有であるSLプロセスの数が、端末によって必要とされるSLプロセスの数以下であることとして理解されてもよい。
ステップ1201の後、端末は、ステップ1202を直接行ってもよいし、設定SLグラント・リソース又は動的SLグラント・リソースが取得されるとき、及び/又は非占有であるSLプロセスの数が第1の閾値以下であるときに、ステップ1202を行ってもよい。
第1のリソース設定モードがモード1であるときに、端末のSLリソースは、ネットワーク・デバイスによってスケジューリングされ、設定SLグラント・リソース又は動的SLグラント・リソースを取得した後にのみ、端末は、SLプロセスを選択する。したがって、端末は、設定SLグラント・リソース又は動的SLグラント・リソースを取得するとき/した後、ステップ1202を行ってもよい。
任意選択で、第1のリソース設定モードに対応するリソースは、選択SLリソース(selection sidelink resource)を含む(すなわち、第1のリソース設定モードが、モード2である)。ステップ1202の前に、本方法は、端末が、選択SLリソースを決定することをさらに含む。(つまり、端末はリソース選択を行うか、又はリソースを決定する必要がある)、及び/又は非占有であるSLプロセスの数が第1の閾値以下である。
ステップ1201の後、端末は、ステップ1202を直接実行してもよいし、選択SLリソースが決定されるとき、及び/又は非占有であるSLプロセスの数が第1の閾値以下であるときに、ステップ1202を行ってもよい。
第1のリソース設定モードがモード2であるときに、端末のSLリソースが端末によって選択され、端末が、SLプロセスを決定して、リソース選択を行うことに留意されたい。したがって、端末は、リソース選択を行うと決定するとき/後に、ステップ1202を行ってもよい。
任意選択で、ステップ1202の前に、本方法は、端末が、第2のリソース設定モードに対してMACリセットを行うと決定することをさらに含む。具体的には、モード切り替えは、第2のリソース設定モードのためのMACリセットをトリガし、MACリセットは、ステップ1202の実行をトリガする。
この出願の実施形態では、第2のリソース設定モードに対してMACリセットを行うことは、第2のリソース設定モードに対してSL固有のMACリセット(MACエンティティのサイドリンク固有のリセット)を行うことを含んで/と置き換えられて/として理解されてもよい。
任意選択で、ステップ1202の特定の実装中に、以下の情報の1つ以上に基づいて、1つ以上の第3のSLプロセスが非占有であると決定されてもよいこと、及び/又は第3のSLプロセスの1つ以上のバッファがクリアされる。
情報1:第3のSLプロセスに関連するデータの優先度
情報2:第3のSLプロセスに関連する遅延要件
情報3:第3のSLプロセスに関連する信頼性の要件
例えば、情報1では、端末が、最も低い優先度又は優先度閾値よりも低い優先度を有するデータに関連する1つ以上のSLプロセスが非占有であると決定してもよい、及び/又は端末が、1つ以上のSLプロセスに対応するバッファをクリアしてもよい。
例えば、情報2では、端末が、最も高い待ち時間要件又は待ち時間閾値よりも低い待ち時間要件を有するデータに関連する1つ以上のSLプロセスが非占有であると決定してもよい、及び/又は端末は、1つ以上のSLプロセスに対応するバッファをクリアしてもよい。
例えば、情報3では、端末が、最も低い信頼性要件又は信頼性閾値よりも低い信頼性要件を有するデータに関連する1つ以上のSLプロセスが非占有であると決定してもよい、及び/又は端末が、1つ以上のSLプロセスに対応するバッファをクリアしてもよい。
端末において、モード切り替えが頻繁に発生することがある。モード切り替え直後にプロセスが解放される場合、深刻なパケット損失が生じる場合がある。優先度が高く、待ち時間要件が低く、信頼性要件が高いサービスは、要件を満たさない可能性があり、この任意選択の方法は、この状況を回避するために使用されてもよい。追加的に、端末は、モード切り替え後の期間の後に、データに関連する1つ以上のSLプロセスが非占有であると決定してもよい、及び/又は端末は、1つ以上のSLプロセスに対応するバッファをクリアしてもよい。
実施形態6において、端末は、SLプロセスを一つずつ処理してもよい。例えば、1つのSLプロセスは、1つのSLプロセスを処理するために使用され、複数のSLプロセスは、複数のSLプロセスを処理するために使用され得、又は全てのSLプロセスは、一度に処理されてもよい。これは、この出願では限定されない。本明細書における「処理」は、SLプロセスが非占有であると決定すること、及び/又はSLプロセスに対応するバッファをクリアすることを含む。
任意選択で、本方法は、端末が、第2のリソース設定モードに対応するSLリソース、及び/又は、第2のリソース設定モードに対応するSLリソースに対応する設定を解放し、その結果、別の端末によってリソースがその後に使用され得るようにすることをさらに含む。したがって、リソース利用が改善される。実施形態7
図13を参照する。実施形態7によるSLプロセスを処理するための方法は、以下のステップを含む。
1301: 端末は、第2のリソース設定モードに対してMACリセットを行うと決定する。
ステップ1301の特定の実装中に、端末は、第2のリソース設定モードが別のリソース設定モードに切り替えられるときに、ステップ1301を行ってもよい。例えば、端末は、リソース設定モードが第2のリソース設定モードから第1のリソース設定モードに切り替えられるときに、ステップ1301を行ってもよい。代替的には、端末は、リソース設定モードが第1のリソース設定モード及び第2のリソース設定モードから第1のリソース設定モードに切り替えられるときに、ステップ1301を行ってもよい。代替的には、端末は、別のトリガ条件によってトリガされるときに、ステップ1301を行ってもよい。
第2のリソース設定モードは、モード1であってもよいし、モード2であってもよい。
任意選択で、ステップ1301の前に、本方法は、端末が、リソース設定モードが第1のリソース設定モードであると決定することをさらに含む。このステップの関係説明については、前述のステップ1201を参照のこと。詳細は、ここでは再度説明しない。
1302: 端末が、第3のSLプロセスが非占有であると決定する、及び/又は第3のSLプロセスのバッファをクリアする。
任意選択で、ステップ1302の特定の実装中に、以下の情報の1つ以上に基づいて、1つ以上の第3のSLプロセスが非占有であると決定されてもよいこと、及び/又は第3のSLプロセスの1つ以上のバッファがクリアされる。
情報1:第3のSLプロセスに関連するデータの優先度
情報2:第3のSLプロセスに関連する遅延要件
情報3:第3のSLプロセスに関連する信頼性の要件
任意選択の方法の関係説明については、前述の実施形態6を参照のこと。詳細は、ここでは再度説明しない。
任意選択で、本方法は、端末が、第2のリソース設定モードに対応するSLリソース、及び/又は、第2のリソース設定モードに対応するSLソースに対応する設定を解放し、その結果、別の端末によってリソースがその後に使用され得るようにすることをさらに含む。したがって、リソース利用が改善される。
実施形態7で提供される方法によれば、端末が、第2のリソース設定モードに対してMACリセットを行うと決定する場合、端末が、第3のSLプロセスが非占有であると決定し、その結果、これらのSLプロセスが他のデータを送信するために使用され得る。これは、利用可能なSLプロセスの数の減少を回避し、データ受信速度を改善する。第3のSLプロセスのバッファはクリアされ、その結果、記憶スペースが解放され得、SLプロセスはまた、他のデータを送信するために使用されてもよい。これは、利用可能なSLプロセスの数の減少を回避し、データ送信/受信速度を改善する。
追加的に、モード切り替えシナリオにおいて、この出願は、実施形態8をさらに提供して、リソース利用を改善する。実施形態8
図14を参照する。実施形態8によるSLリソースを解放するための方法は、以下のステップを含む。
1401:端末が、リソース設定モードが第1のリソース設定モードであると決定する。
1402:端末が、第2のリソース設定モードに対応するサイドリンク・リソース、及び/又は第2のリソース設定モードに対応するサイドリンク・リソースに対応する設定を解放する。
ステップ8の関係説明については、実施形態6における関係説明を参照のこと。詳細は、ここでは再度説明されない。実施形態8において、第2のリソース設定モードに関連するSLリソース、及び/又は第2のリソース設定モードに関連するSLリソースに対応する設定が解放され、その結果、リソースが別の端末によってその後に使用され得る。したがって、リソース利用が改善される。
実施形態6~実施形態8に示す方法は、LTEシステムにも適用可能である。方法がLTEシステムで使用されるときに、理解のためにモード1をモード3に置き換え、モード2をモード4に置き換える必要がある。
この出願の前述の実施形態では、どのパラメータ(例えば、宛先アドレス、第2のリソース設定モード、SLのRRC接続)のMACリセットが行われるかどうかにかかわらず、パラメータに対してMACリセットが行われたかどうかは、限定されない。例えば、端末は、パラメータに対してMACリセットを行う/行う準備することが理解され得る。
この出願の前述の実施形態では、送信端末のSLプロセスのバッファがHARQバッファと呼ばれてもよく、受信端末のSLプロセスのバッファがソフト・バッファと呼ばれてもよい。この出願では、SLプロセスが非占有であるとみなされることは、SLプロセスを解放することか、又はSLプロセスを非アクティブにすることとして説明されてもよく、非占有であるSLプロセスはまた、非アクティブにされたSLプロセスとして説明されてもよい。同様に、SLプロセスが占有されているとみなされることは、SLプロセスをアクティブにすることとして説明されてもよく、占有されているSLプロセスはまた、アクティブにされたSLプロセスととして説明されてもよい。
前述の実施形態で提供される方法は、解決策間に矛盾がないときに組み合わされてもよい。端末によって実行されることに加えて、前述の実施形態で提供される方法は、他のデバイスによって実行されてもよい。
前述のものは、主に、方法の観点から、この出願の実施形態の解決策を説明している。前述の機能を実装するために、端末は、各機能を実行するための対応するハードウェア構造又は対応するソフトウェア・モジュールのうちの少なくとも1つを含むことが理解されよう。当業者は、この明細書に開示された実施形態に説明された例のユニット及びアルゴリズム・ステップと組み合わせて、この出願がハードウェア又はハードウェアとコンピュータ・ソフトウェアとの組み合わせによって実装されてもよいことを容易に認識すべきである。機能がハードウェアによって行われるか、コンピュータ・ソフトウェアによって駆動されるハードウェアによって行われるかは、特定の用途と技術的解決策の設計上の制約に依存する。当業者であれば、特定の用途ごとに、記載された機能を実装するために異なる方法を使用してもよいが、その実装が本願の範囲を超えるものであると考えるべきではない。
この出願の実施形態において、端末の機能ユニットは、前述の方法の例に基づいて分割されてもよい。例えば、端末は、対応する機能に基づいて分割されてもよいし、2つ以上の機能が、1つの処理ユニットに統合されてもよい。統合されたユニットは、ハードウェアの形態で実装されてもよいし、ソフトウェア機能ユニットの形態で実装されてもよい。この出願の実施態様では、ユニットへの分割は一例であり、論理機能分割に過ぎないことに留意されたい。実際の実装の際、別の分割方式が使用されてもよい。
例えば、図15は、前述の実施形態で使用される装置(装置150として示される)の構造の可能な概略図である。装置150は、処理ユニット1501及び通信ユニット1502を含む。任意選択で、装置150は、記憶ユニット1503をさらに含む。装置150は、前述の実施形態における端末の構造を例示するように構成されてもよい。この場合、処理ユニット1501は、端末のアクションを制御及び管理するように構成されている。例えば、処理ユニット1501は、図5、図7、図8、図9、図11、図12、図13、及び図14のステップ、及び/又はこの出願の実施形態で説明される別のプロセスにおいて端末によって行われるアクションを行うように構成されている。プロセッサ1501は、通信ユニット1502を使用して、別のネットワーク・エンティティと通信する、例えば、SLデータ又はSCIを他の端末と伝送してもよい。記憶ユニット1503は、端末のプログラム・コード及びデータを記憶するように構成されている。
例えば、装置150はデバイスであってもよいし、チップ又はチップ・システムであってもよい。
装置150がデバイスであるときに、処理ユニット1501はプロセッサであってもよく、通信ユニット1502は通信インターフェース、トランシーバ、又は入力インターフェース及び/又は出力インターフェースであってもよい。任意選択で、トランシーバは、トランシーバ回路であってもよい。任意選択で、トランシーバは入力回路であってもよく、出力インターフェースは出力回路であってもよい。
装置150がチップ又はチップ・システムであるときに、通信ユニット1502は、チップ又はチップ・システム上の通信インターフェース、入力インターフェース及び/又は出力インターフェース、インターフェース回路、出力回路、入力回路、ピン、関係回路などであり得る。処理ユニット1501は、プロセッサ、処理回路、論理回路などであってもよい。
図15の統合されたユニットがソフトウェア機能モジュールの形態で実装され、独立した製品として販売又は使用されるときに、統合されたユニットは、コンピュータ可読記憶媒体に記憶されてもよい。このような理解に基づいて、この出願の実施形態における技術的解決策は、本質的に、従来技術に寄与する部分、又は技術的解決策の全部若しくは一部が、ソフトウェア製品の形態で実装されてもよい。コンピュータ・ソフトウェア製品は、記憶媒体に記憶され、コンピュータ・デバイス(パーソナル・コンピュータ、サーバ、ネットワーク・デバイスなどであってもよい)又はプロセッサ(processor)が、この出願の実施形態における方法の全部又は一部のステップを行うことを可能にするための複数の命令を含む。コンピュータ・ソフトウェア製品を記憶する記憶媒体は、USBフラッシュ・ドライブ、リムーバブル・ハード・ディスク、読み出し専用メモリ(read-only memory、ROM)、ランダム・アクセス・メモリ(random access memory、RAM)、磁気ディスク、光ディスクなど、プログラム・コードを記憶することができる任意の媒体を含む。
この出願の一実施形態は、装置のハードウェア構造の概略図をさらに提供する。図16又は図17を参照する。装置は、プロセッサ1601を含み、任意選択で、プロセッサ1601に接続されたメモリ1602をさらに含む。
プロセッサ1601は、汎用中央処理ユニット(central processing unit、CPU)、マイクロプロセッサ、特定用途向け集積回路(application-specific integrated circuit、ASIC)、又はこの出願の解決策におけるプログラム実行を制御するように構成されている1つ以上の集積回路であってもよい。代替的には、プロセッサ1601は、複数のCPUを含んでもよく、プロセッサ1601は、シングルコア(single-CPU)プロセッサであってもよいし、マルチコア(multi-CPU)プロセッサであってもよい。本明細書におけるプロセッサは、データ(例えば、コンピュータ・プログラム命令)を処理するように構成されている1つ以上のデバイス、回路、又は処理コアであってもよい。
メモリ1602は、ROM若しくは静的情報及び命令を記憶することができる別のタイプの静的記憶デバイス、RAM若しくは情報及び命令を記憶することができる別のタイプの動的記憶デバイスであってもよいし、電気的に消去可能なプログラマブル読み出し専用メモリ(electrically erasable programmable read-only memory、EEPROM)、コンパクト・ディスク読み出し専用メモリ(compact disc read-only memory、CD-ROM)、若しくは別の光ディスク・ストレージ、光ディスク・ストレージ(コンパクト・ディスク、レーザ・ディスク、光ディスク、デジタル多用途光ディスク、ブルーレイ・ディスクなどを含む)、磁気ディスク記憶媒体若しくは別の磁気記憶デバイス、又は命令若しくはデータ構造の形態で予期されるプログラム・コードを搬送若しくは記憶するように使用することができ、かつコンピュータによってアクセスされ得る任意の他の媒体であってもよい。これは、この出願のこの実施形態において限定されない。メモリ1602は、独立して存在してもよく(この場合、メモリ1602は、装置の外側に位置してもよいし、装置の内側に位置してもよい)、又はプロセッサ1601とも統合されてもよい。メモリ1602は、コンピュータ・プログラム・コードを含んでもよい。プロセッサ1601は、メモリ1602に記憶されたコンピュータ・プログラム・コードを実行して、この出願の実施形態で提供される方法を実装するように構成されている。
図16を参照する。第1の可能な実装では、装置は、トランシーバ1603をさらに含む。プロセッサ1601、メモリ1602、及びトランシーバ1603は、バスを介して接続される。トランシーバ1603は、別のデバイス又は通信ネットワークと通信するように構成されている。任意選択で、トランシーバ1603は、送信機及び受信機を含んでもよい。トランシーバ1603内にあり、受信機能を実装するように構成されたコンポーネントは、受信機と考えられてもよく、受信機は、この出願の実施形態において受信ステップを行うように構成されている。トランシーバ1603内にあり、送信機能を実装するように構成されたコンポーネントは、送信機と考えられてもよく、送信機は、この出願の実施形態において送信ステップを行うように構成されている。
第1の可能な実装に基づいて、図16に示す構造の概略図が使用されて、前述の実施形態における端末の構造を例示してもよい。この場合、プロセッサ1601は、端末の動作を制御及び管理するように構成されている。例えば、プロセッサ1601は、図5、図7、図8、図9、図11、図12、図13、及び図14のステップ、及び/又はこの出願の実施形態で説明される別のプロセスにおいて端末によって行われるアクションを行うように構成されている。プロセッサ1601は、トランシーバ1603を使用して、別のネットワーク・エンティティと通信する、例えば、SLデータ又はSCIを他の端末と伝送してもよい。メモリ1602は、端末のプログラム・コード及びデータを記憶するように構成されている。
第2の可能な実装では、プロセッサ1601は、論理回路と、入力インターフェース及び/又は出力インターフェースと、を含む。例えば、出力インターフェースは、対応する方法において送信アクションを行うように構成されており、入力インターフェースは、対応する方法において受信アクションを実行するように構成されている。図17を参照する。第2の可能な実装に基づいて、図17に示す構造の概略図が使用されて、前述の実施形態における端末を例示してもよい。この場合、プロセッサ1601は、端末の動作を制御及び管理するように構成されている。例えば、プロセッサ1601は、図5、図7、図8、図9、図11、図12、図13、及び図14のステップ、及び/又はこの出願の実施形態で説明される別のプロセスにおいて端末によって行われるアクションを行うように構成されている。プロセッサ1601は、入力インターフェース及び/又は出力インターフェースを使用して、他のネットワーク・エンティティと通信する、例えば、SLデータ又はSCIを他の端末と伝送してもよい。メモリ1602は、端末のプログラム・コード及びデータを記憶するように構成されている。
実装プロセスでは、実施形態で提供される方法におけるステップは、プロセッサ内のハードウェア集積論理回路又はソフトウェアの形態の命令を使用して完了されてもよい。この出願の実施形態を参照して開示された方法のステップは、ハードウェア・プロセッサによって直接的に実行されてもよいし、プロセッサ内のハードウェア及びソフトウェア・モジュールの組み合わせを使用して実行されてもよい。
この出願の一実施形態は、コンピュータ実行可能な命令を含むコンピュータ可読記憶媒体をさらに提供する。コンピュータ実行可能な命令がコンピュータ上で動作するときに、コンピュータは、前述の方法のいずれか1つを行うことが可能となる。
この出願の一実施形態は、コンピュータ実行可能な命令を含むコンピュータ・プログラム製品をさらに提供する。コンピュータ実行可能な命令がコンピュータ上で動作するときに、コンピュータは、前述の方法のいずれか1つを行うことが可能となる。
この出願の一実施形態は、前述の端末を含む通信システムをさらに提供する。
この出願の一実施形態は、プロセッサ及びインターフェースを含む装置をさらに提供する。プロセッサは、インターフェースを使用してメモリに結合される。プロセッサがメモリ内のコンピュータ・プログラム又はコンピュータ実行可能な命令を実行するときに、前述の実施形態で提供される任意の方法が行われる。
この出願の説明では、特に定めがない限り、「/」は「又は」を意味する。例えば、A/Bは、A又はBを表してもよい。この明細書において、「及び/又は」の用語は、関連するオブジェクト間の関連付け関係のみを説明し、3つの関係が存在し得ることを表す。例えば、A及び/又はBは、Aのみが存在し、A及びBの両方が存在し、Bのみが存在するという3つのケースを表してもよい。この出願の説明において、特に明記しない限り、「少なくとも1つ」は、1つ以上を意味し、「複数の」は、2つ以上を意味する。
追加的に、この出願の実施態様における技術的解決策を明確に説明するために、基本的に同じ機能又は目的を提供する同じ項目又は類似の項目を区別するために、「第1の」、「第2の」などの用語がこの出願の実施形態で使用される。「第1」、「第2」などの用語は、数又は実行順序を制限するものではなく、「第1」、「第2」等の用語は、明確な差異を指示するものではないと、当業者には理解されよう。
前述の実施形態の全部又は一部は、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、又はそれらの任意の組み合わせを使用して実装されてもよい。ソフトウェア・プログラムが実施形態を実装するために使用されるときに、実施形態は、完全に又は部分的に、コンピュータ・プログラム製品の形態で実装されてもよい。コンピュータ・プログラム製品は、1つ以上のコンピュータ命令を含む。コンピュータ・プログラム命令がロードされ、コンピュータ上で実行されるときに、この出願の実施形態による手順又は機能が、全部又は一部生成される。コンピュータは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、コンピュータ・ネットワーク、又は他のプログラム可能な装置であってもよい。コンピュータ命令は、コンピュータ可読記憶媒体に記憶されてもよいし、1つのコンピュータ可読記憶媒体から別のコンピュータ可読記憶媒体に伝送されてもよい。たとえば、コンピュータ命令は、ウェブサイト、コンピュータ、サーバ、又はデータ・センタから、有線(たとえば、同軸ケーブル、光ファイバ、又はデジタル加入者線(digital subscriber line、DSL))又は無線(たとえば、赤外線、ラジオ、又はマイクロ波)方式で、別のウェブサイト、コンピュータ、サーバ、又はデータ・センタに伝送されてもよい。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータによってアクセス可能な任意の使用可能な媒体、又は1つ以上の使用可能な媒体を一体化するサーバ若しくはデータ・センタなどのデータ記憶デバイスであってもよい。使用可能な媒体は、磁気媒体(例えば、フロッピー・ディスク、ハード・ディスク、又は磁気テープ)、光媒体(例えば、DVD)、又は半導体媒体(例えば、ソリッド・ステート・ドライブ(solid state drive、SSD))などであってもよい。
この出願は、実施形態を参照して説明されているが、保護を請求するこの出願を実装するプロセスにおいて、当業者は、添付の図面、開示された内容、及び添付の特許請求の範囲を参照することによって、開示された実施形態の別の変形を理解及び実装してもよい。特許請求の範囲では、「含む」(comprising)は、別のコンポーネント又は別のステップを除外せず、「a」又は「one」は、「複数の」の意味を除外しない。単一のプロセッサ又は他のユニットは、特許請求の範囲において列挙されるいくつかの機能を実装してもよい。いくつかの測定が、互いに異なる従属請求項に記録されるが、これは、これらの測定が組み合わされてより良い効果を生み出すことができないことを意味しない。
この出願は、特定の特徴及びその実施形態を参照して説明されているが、この出願の保護範囲から逸脱することなく、様々な修正及び組み合わせがそれらに対して行われてもよいことは明らかである。これに対応して、明細書及び添付の図面は、添付の特許請求の範囲によって画定されるこの出願の例示的な説明にすぎず、この出願の範囲をカバーする修正、変形、組み合わせ又は均等のいずれか又は全てと考えられる。当業者が、この出願の範囲から逸脱することなく、この出願に様々な修正及び変形を行うことができることが明らかである。この出願は、以下の特許請求の範囲及びそれらの均等の技術によって画定される保護の範囲内にあることを条件として、この出願のこれらの修正及び変形をカバーすることを意図している。

Claims (34)

  1. サイドリンク・プロセスを処理するための方法であって、
    端末によって、サイドリンクの無線リソース制御RRC接続に対して媒体アクセス制御MACリセットを行うと決定することと、
    前記端末によって、第1のサイドリンク・プロセスが非占有であると決定すること、及び/又は、前記端末によって、前記第1のサイドリンク・プロセスに関連する関連付け関係を解放することと、を含み、
    前記第1のサイドリンク・プロセスは、前記RRC接続に関連するサイドリンク・プロセスである、方法。
  2. 端末によって、サイドリンクのRRC接続に対してMACリセットを行うと決定することは、前記端末のMAC層の上位層によって、前記RRC接続に対してMACリセットを行うように要求することを含み、
    前記端末によって、第1のサイドリンク・プロセスが非占有であると決定することは、前記端末のMACエンティティによって、前記第1のサイドリンク・プロセスが非占有であると決定することを含み、
    前記端末によって、前記第1のサイドリンク・プロセスに関連する関連付け関係を解放することは、前記端末のMACエンティティによって、前記第1のサイドリンク・プロセスに関連する前記関連付け関係を解放することを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記端末のMACレイヤの上位レイヤによって、前記RRC接続に対してMACリセットを行うように要求する前に、
    前記端末のRRCレイヤの上位レイヤによって、前記RRC接続を解放するように要求することをさらに含む、請求項2に記載の方法。
  4. 前記第1のサイドリンク・プロセスに関連する前記関連付け関係は、前記第1のサイドリンク・プロセスとサイドリンク制御情報SCIとの間の関連付け関係、及び/又は前記第1のサイドリンク・プロセスと第1のソース識別子、第1の宛先識別子、サイドリンク・プロセス識別子、及び通信タイプのうちの1つ以上との間の関連付け関係を含む、請求項1~3のいずれか一項に記載の方法。
  5. サイドリンク・プロセスを処理するための方法であって、
    端末によって、宛先アドレスに対するサイドリンク・データの送信又は受信をスキップすることと、
    前記端末によって、第2のサイドリンク・プロセスが非占有であると決定すること、前記端末によって、前記第2のサイドリンク・プロセスに関連する関連付け関係を解放すること、及び前記端末によって、前記第2のサイドリンク・プロセスのバッファをクリアすることのうちの1つ以上のアクションを前記端末によって行うことと、を含み、
    前記第2のサイドリンク・プロセスは、前記宛先アドレスに関連するサイドリンク・プロセスである、方法。
  6. 前記端末によって、サイドリンク・データの送信又は受信をスキップすることは、
    前記宛先アドレスに対応する伝送を停止することか、又は前記端末によって、前記宛先アドレスに対応する前記サイドリンク・データの送信又は受信をスキップすることを含む、請求項5に記載の方法。
  7. 前記第2のサイドリンク・プロセスに関連する前記関連付け関係は、前記第2のサイドリンク・プロセスとサイドリンク制御情報SCIとの間の関連付け関係、及び/又は前記第2のサイドリンク・プロセスと第1のソース識別子、第1の宛先識別子、サイドリンク・プロセス識別子、及び通信タイプのうちの1つ以上との間の関連付け関係を含む、請求項5又は6に記載の方法。
  8. サイドリンク・プロセスを処理するための方法であって、
    端末によって、宛先アドレスに対して媒体アクセス制御MACリセットを行うと決定することと、
    前記端末によって、第2のサイドリンク・プロセスが非占有であるtp決定すること、前記端末によって、前記第2のサイドリンク・プロセスに関連する関連付け関係を解放すること、及び前記端末によって、前記第2のサイドリンク・プロセスのバッファをクリアすることのうちの1つ以上のアクションを前記端末によって行うことと、を含み、
    前記第2のサイドリンク・プロセスは、前記宛先アドレスに関連するサイドリンク・プロセスである、方法。
  9. 端末によって、MACリセットを行うと決定する前に、
    前記端末によって、前記宛先アドレスに対するサイドリンク・データの送信又は受信をスキップすることをさらに含む、請求項8に記載の方法。
  10. 前記第2のサイドリンク・プロセスに関連する前記関連付け関係は、前記第2のサイドリンク・プロセスとサイドリンク制御情報SCIとの間の関連付け関係、及び/又は前記第2のサイドリンク・プロセスと第1のソース識別子、第1の宛先識別子、サイドリンク・プロセス識別子、及び通信タイプのうちの1つ以上との間の関連付け関係を含む、請求項8又は9に記載の方法。
  11. サイドリンク・プロセスを処理するための方法であって、
    端末によって、リソース設定モードが第1のリソース設定モードであると決定することと、
    前記端末によって、第3のサイドリンク・プロセスが非占有であると決定すること、及び/又は前記第3のサイドリンク・プロセスのバッファをクリアすることと、を含み、
    第3のサイドリンク・プロセスは、第2のリソース設定モードに関連するサイドリンク・プロセスである、方法。
  12. 前記第1のリソース設定モードに対応するリソースが、設定サイドリンク・グラント・リソース及び/又は動的サイドリンク・グラント・リソースを含み、前記端末によって、第3のサイドリンク・プロセスが非占有であると決定すること、及び/又は前記第3のサイドリンク・プロセスのバッファをクリアすることの前に、
    前記端末によって、前記設定サイドリンク・グラント・リソース又は動的サイドリンク・グラント・リソースを取得すること、及び/又は非占有であるサイドリンク・プロセスの数が、第1の閾値以下であると決定することをさらに含む、請求項11に記載の方法。
  13. 前記第1のリソース設定モードに対応するリソースが、選択サイドリンク・リソースを含み、前記端末によって、第3のサイドリンク・プロセスが非占有であると決定すること、及び/又は前記第3のサイドリンク・プロセスのバッファをクリアすることの前に、
    前記端末によって、前記選択サイドリンク・リソースを決定すること、及び/又は非占有であるサイドリンク・プロセスの数が、第1の閾値以下であると決定することをさらに含む、請求項11に記載の方法。
  14. 前記端末によって、第3のサイドリンク・プロセスが非占有であると決定すること、及び/又は前記第3のサイドリンク・プロセスのバッファをクリアすることの前に、
    前記端末によって、前記第2のリソース設定モードに対して媒体アクセス制御MACリセットを行うかどうかを決定することをさらに含む、請求項11~13のいずれか一項に記載の方法。
  15. サイドリンク・プロセスを処理するための方法であって、
    端末によって、リソース設定モードが第1のリソース設定モードであると決定することと、
    前記端末によって、第2のリソース設定モードに対応するサイドリンク・リソース、及び/又は前記第2のリソース設定モードに対応する前記サイドリンク・リソースに対応する設定を解放することと、を含む、方法。
  16. 処理ユニットを含む、サイドリンク・プロセスを処理するための装置であって、前記処理ユニットは、
    サイドリンクの無線リソース制御RRC接続に対して媒体アクセス制御MACリセットを行うと決定することと、
    第1のサイドリンク・プロセスが非占有であると決定すること、及び/又は前記第1のサイドリンク・プロセスに関連する関連付け関係を解放することと、を行うように構成されており、
    前記第1のサイドリンク・プロセスは、前記RRC接続に関連するサイドリンク・プロセスである、装置。
  17. 前記処理ユニットは、具体的には、
    MACレイヤの上位レイヤにおいて、前記RRC接続に対するMACリセットを行うように要求することと、
    MACエンティティにおいて、前記第1のサイドリンク・プロセスが非占有であると決定することと、
    前記MACエンティティにおいて、前記第1のサイドリンク・プロセスに関連する前記関連付け関係を解放することと、を行うように構成されている、請求項16に記載の装置。
  18. 前記処理ユニットは、
    RRCレイヤの上位レイヤにおいて、前記RRC接続を解放するように要求することを行うようにさらに構成されている、請求項17に記載の装置。
  19. 前記第1のサイドリンク・プロセスに関連する前記関連付け関係は、前記第1のサイドリンク・プロセスとサイドリンク制御情報SCIとの間の関連付け関係、及び/又は前記第1のサイドリンク・プロセスと第1のソース識別子、第1の宛先識別子、サイドリンク・プロセス識別子、及び通信タイプのうちの1つ以上との間の関連付け関係を含む、請求項16~18のいずれか一項に記載の装置。
  20. 処理ユニットを含む、サイドリンク・プロセスを処理するための装置であって、前記処理ユニットは、
    宛先アドレスに対するサイドリンク・データの送信又は受信をスキップすることと、
    第2のサイドリンク・プロセスが非占有であると決定すること、前記第2のサイドリンク・プロセスに関連する関連付け関係を解放すること、及び前記第2のサイドリンク・プロセスのバッファをクリアすることのうちの1つ以上のアクションを行うことと、を行うように構成されており、
    前記第2のサイドリンク・プロセスは、前記宛先アドレスに関連するサイドリンク・プロセスである、装置。
  21. 前記サイドリンク・データの送信又は受信をスキップすることは、前記宛先アドレスに対応する伝送を停止することか、又は前記宛先アドレスに対応する前記サイドリンク・データの送信若しくは受信をスキップすることを含む、請求項20に記載の装置。
  22. 前記第2のサイドリンク・プロセスに関連する前記関連付け関係は、前記第2のサイドリンク・プロセスとサイドリンク制御情報SCIとの間の関連付け関係、及び/又は前記第2のサイドリンク・プロセスと第1のソース識別子、第1の宛先識別子、サイドリンク・プロセス識別子、及び通信タイプのうちの1つ以上との間の関連付け関係を含む、請求項20又は21に記載の装置。
  23. 処理ユニットを含む、サイドリンク・プロセスを処理するための装置であって、前記処理ユニットは、
    宛先アドレスに対して媒体アクセス制御MACリセットを行うと決定することと、
    第2のサイドリンク・プロセスが非占有であると決定すること、前記第2のサイドリンク・プロセスに関連する関連付け関係を解放すること、及び前記第2のサイドリンク・プロセスのバッファをクリアすることのうちの1つ以上を行うことと、を行うように構成されており、
    前記第2のサイドリンク・プロセスは、前記宛先アドレスに関連するサイドリンク・プロセスである、装置。
  24. 前記処理ユニットは、
    前記宛先アドレスに対するサイドリンク・データの送信又は受信をスキップすることをさらに行うように構成されている、請求項23に記載の装置。
  25. 前記第2のサイドリンク・プロセスに関連する前記関連付け関係は、前記第2のサイドリンク・プロセスとサイドリンク制御情報SCIとの間の関連付け関係、及び/又は前記第2のサイドリンク・プロセスと第1のソース識別子、第1の宛先識別子、サイドリンク・プロセス識別子、及び通信タイプのうちの1つ以上との間の関連付け関係を含む、請求項23又は24に記載の装置。
  26. 処理ユニットを含む、サイドリンク・プロセスを処理するための装置であって、前記処理ユニットは、
    リソース設定モードが第1のリソース設定モードであると決定することと、
    第3のサイドリンク・プロセスが非占有であると決定すること、及び/又は前記第3のサイドリンク・プロセスのバッファをクリアすることと、を行うように構成されており、
    前記第3のサイドリンク・プロセスは、第2のリソース設定モードに関連するサイドリンク・プロセスである、装置。
  27. 前記第1のリソース設定モードに対応するリソースは、設定サイドリンク・グラント・リソース及び/又は動的サイドリンク・グラント・リソースを含み、前記処理ユニットは、
    前記設定サイドリンク・グラント・リソース又は動的サイドリンク・グラント・リソースを取得すること、及び/又は非占有であるサイドリンク・プロセスの数が、第1の閾値以下であると決定することをさらに行うように構成されている、請求項26に記載の装置。
  28. 前記第1のリソース設定モードに対応するリソースは、選択サイドリンク・リソースを含み、前記処理ユニットは、
    前記選択サイドリンク・リソースを決定すること、及び/又は非占有であるサイドリンク・プロセスの数が、第1の閾値以下であると決定することを行うようにさらに構成されている、請求項26に記載の装置。
  29. 前記処理ユニットは、
    前記第2のリソース設定モードに対して媒体アクセス制御MACリセットを行うと決定することを行うようにさらに構成されている、請求項26~28のいずれか一項に記載の装置。
  30. 処理ユニットを含む、サイドリンク・プロセスを処理するための装置であって、前記処理ユニットは、
    リソース設定モードが第1のリソース設定モードであると決定することと、
    第2のリソース設定モードに対応するサイドリンク・リソース、及び/又は前記第2のリソース設定モードに対応する前記サイドリンク・リソースに対応する設定を解放することと、を行うように構成されている、装置。
  31. プロセッサを含む、サイドリンク・プロセスを処理するための装置であって、
    前記プロセッサは、メモリに接続され、前記メモリは、コンピュータ実行可能な命令を記憶するように構成され、前記プロセッサは、前記装置が、請求項1~4のいずれか一項に記載の方法、請求項5~7のいずれか一項に記載の方法、請求項8~10のいずれか一項に記載の方法、又は請求項11~14のいずれか一項に記載の方法を実装するように、前記メモリに記憶された前記コンピュータ実行可能な命令を実行する、装置。
  32. プロセッサを含む、サイドリンク・リソースを解放するための装置であって、
    前記プロセッサは、メモリに接続され、前記メモリは、コンピュータ実行可能な命令を記憶するように構成され、前記プロセッサは、前記装置が、請求項15に記載の方法を実装するように、前記メモリに記憶された前記コンピュータ実行可能な命令を実行する、装置。
  33. コンピュータ実行可能な命令を含むコンピュータ可読記憶媒体であって、前記コンピュータ実行可能な命令がコンピュータ上で実行されるときに、前記コンピュータは、請求項1~15のいずれか一項に記載の方法を実行することが可能となる、コンピュータ可読記憶媒体。
  34. コンピュータ実行可能な命令を含むコンピュータ・プログラム製品であって、前記コンピュータ実行可能な命令がコンピュータ上で動作されるときに、前記コンピュータは、請求項1~15のいずれか一項に記載の方法を実行することが可能となる、コンピュータ・プログラム製品。
JP2023524641A 2020-10-23 2020-10-23 サイドリンク・プロセスを処理するための方法及び装置 Pending JP2023546482A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/CN2020/123450 WO2022082800A1 (zh) 2020-10-23 2020-10-23 处理侧行链路进程的方法及装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2023546482A true JP2023546482A (ja) 2023-11-02

Family

ID=81291181

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2023524641A Pending JP2023546482A (ja) 2020-10-23 2020-10-23 サイドリンク・プロセスを処理するための方法及び装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20230262838A1 (ja)
EP (1) EP4224917A4 (ja)
JP (1) JP2023546482A (ja)
CN (1) CN115868200A (ja)
WO (1) WO2022082800A1 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11013008B2 (en) * 2018-06-29 2021-05-18 Asustek Computer Inc. Method and apparatus of handling device-to-device resource release in a wireless communication system
CN110831192B (zh) * 2018-08-10 2024-07-19 华为技术有限公司 侧行通信方法、终端设备和网络设备
US10652919B1 (en) * 2018-12-20 2020-05-12 National Chung-Shan Institute Of Science And Technology Method of side-link transmission for ultra-reliable and low latency communication
US11838936B2 (en) * 2019-01-11 2023-12-05 Asustek Computer Inc. Method and apparatus for sidelink resource allocation mode configuration in a wireless communication system
CN110121192B (zh) * 2019-03-22 2021-09-14 西安电子科技大学 Mac ce、harq进程模式切换方法、切换mac ce的发送和接收方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20230262838A1 (en) 2023-08-17
CN115868200A (zh) 2023-03-28
EP4224917A1 (en) 2023-08-09
WO2022082800A1 (zh) 2022-04-28
EP4224917A4 (en) 2023-12-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20220386247A1 (en) Communications method and apparatus
US20220217768A1 (en) Communication Method and Apparatus
US20240243852A1 (en) V2x harq process management
US20220216946A1 (en) Communication Method and Apparatus
WO2021031912A1 (zh) 一种处理侧行链路资源的方法、装置及系统
JP7241169B2 (ja) 端末、通信システム及び通信方法
WO2021032064A1 (zh) 一种确定侧行链路资源的方法、装置以及系统
JP7481440B2 (ja) ハイブリッド自動再送要求処理方法及び通信装置
JP7537020B2 (ja) 通信方法および装置
JP7352647B2 (ja) リソース割り当て方法ならびにデバイス、記憶媒体および端末
WO2021157043A1 (ja) 端末、基地局及び通信方法
US20230188267A1 (en) Indication information receiving method, and apparatus
JP7089592B2 (ja) 情報フィードバック方法及び装置、コンピュータ記憶媒体
CN113517960B (zh) 通信方法及装置
US20230262838A1 (en) Method and apparatus for processing sidelink process
WO2021142706A1 (zh) 资源冲突的解决方法、装置、终端和存储介质
WO2024164932A1 (zh) 通信方法、装置及系统
WO2023207365A1 (zh) 定时提前量报告发送方法及装置
WO2022104515A1 (zh) 重传方法和终端
US20230345495A1 (en) Uplink control information sending method and receiving method, apparatuses, device, and medium
CN116114299A (zh) 一种信道传输方法及其装置
CN118282584A (zh) 一种确定harq进程号的方法及相关装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230601

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230601

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20240509

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20240625