JP2023546412A - 無線注入器 - Google Patents
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Abstract
手持ち式流体注入デバイスにおいて:内部区画およびその遠位端部にあるポートを含むハンドピースであって、ポートがシリンジを収容し係合させるように構成されているハンドピースと;内部区画の内部に移動可能に配置されたプランジャであって、プランジャの遠位端部が、シリンジのキャビティと摺動可能に係合するように構成されているプランジャと;プランジャに対し作動的に結合された駆動ユニットであって、入力デバイスと無線通信状態にある無線通信モジュールを含み、シリンジから流体を注入するために入力デバイスから受信した無線通信に基づいてプランジャの動作を制御する駆動ユニットと;を含む手持ち式流体注入デバイス。
Description
優先権主張
本出願は、全体が参照により本明細書にあたかも全面的かつ完全に記載されているかのように組込まれている、Paul R.Hallenを発明人とする2020年10月15日出願の「無線注入器」という題の米国仮特許出願第63/092,048号の優先権の利益を主張するものである。
本出願は、全体が参照により本明細書にあたかも全面的かつ完全に記載されているかのように組込まれている、Paul R.Hallenを発明人とする2020年10月15日出願の「無線注入器」という題の米国仮特許出願第63/092,048号の優先権の利益を主張するものである。
本開示の実施形態は概して眼科的手技用の方法およびデバイスに関し、より詳細には眼内流体送達用の方法およびデバイスに関する。
眼疾患および眼障害の治療の成功は、治療薬の有効性のみならず、その有効な投与によっても左右される。現在、眼に治療薬を送達する3つの一次的方法としては、全身的、局所的および眼内投与がある。全身的および局所的方法と比べて、眼内投与は、治療薬および他の流体を所望の濃度で標的眼内組織に直接送達するというメリットを提供する。したがって、眼内薬物送達は、なかでも加齢性黄斑変性症(AMD)、糖尿病性黄斑浮腫(DME)、増殖性糖尿病網膜症、および未熟児網膜症(ROP)を含めた多くの硝子体網膜疾患の治療において頻繁に使用される。
典型的に、眼内薬物送達には、眼に損傷をひき起こすことなく眼の内部の精確な場所に精確な体積の流体を送達する目的で精確な位置制御を維持しながらの制御された分注が求められる。精確な位置制御を維持しながらの薬物の制御された分注は同様に、標的外に送達され無駄になる治療薬の量を可能なかぎり少なくするように、網膜遺伝子療法などの高価な治療薬を送達する場合に重要である。しかしながら、従来の手動式の注入デバイスは、眼内組織に対する流体の送達の場合に、ユーザ(例えば医師)に対し数多くの課題を提示し、結果として精確でない薬物送達および/または眼組織に対する損傷がもたらされかねない。
注入デバイスは典型的にシリンジと針を含み、手動注入デバイスと自動注入デバイスという2つのカテゴリのうちの1つに入る。手動注入デバイスの場合、ユーザは、例えば注入の間プランジャを圧迫することにより、デバイスを通って眼内に流体を駆動するために機械的力を提供しなければならない。典型的にユーザは、同じ手を用いて注入デバイスの位置およびその中を通る流体の流率を制御する。その結果として、特に注入力がユーザにとって高過ぎる場合および/またはプランジャが遠くまで伸び過ぎている場合に、ユーザは注入の流率または量を精確に制御することができない可能性がある。注入力とプランジャの伸長の組合せは、ユーザの手の震えをひき起こす可能性があり、それ自体、精確でない薬物送達および/または眼組織に対する損傷を結果としてもたらし得る。
自動注入デバイスは、デバイスを通って流体を駆動するために自動化されたメカニズムを提供することによって、手動注入デバイスが提示する課題のいくつかを克服する。しかしながら、従来の自動注入デバイスには、自動化された流体駆動メカニズムを活動化するためにユーザによる手動トリガが求められ、これがデバイスの望ましくない急激な動きをひき起こし得る。眼内薬物送達中、流体駆動メカニズムを活動化するときのユーザの手からの不均等な力および振れは、眼内で拡大され、眼に損傷をひき起こし、さらには注入の制御を低下させる可能性がある。
したがって、当該技術分野において必要とされているのは、眼内流体送達のための改良された方法およびデバイスである。
本開示は、概して、眼内流体送達のための方法およびデバイスに関する。
一実施形態において、手持ち式流体注入デバイスは、内部区画およびシリンジを収容し係合させるように構成されている遠位ポートを有するハンドピースと、内部区画の内部に移動可能に配置され、シリンジのキャビティと摺動可能に係合するように構成されている遠位端部を有するプランジャと、プランジャに対し作動的に結合された駆動ユニットを含む。駆動ユニットはさらに、シリンジから流体を注入するために入力デバイスから受信した無線通信に基づいて駆動ユニットがプランジャの動作を制御入できるようにする入力デバイスと無線通信状態にある無線通信モジュールを含む。
本開示の以上で列挙した特徴を詳細に理解できるように、実施形態を参照することにより以上で手短かに要約された本開示をさらに詳細に説明することが可能であり、これらの実施形態のうちのいくつかが添付図面中に例示されている。しかしながら、添付図面は、単に例示的実施形態を示しているにすぎず、したがって、その範囲を限定するものとみなされるべきでなく、他の同等に有効な実施形態を認めるものであり得る、ということを指摘しておかなければならない。
理解を促すため、可能である場合には、図に共通である同一の要素を呼称するために同一の参照番号が使用されている。1つの実施形態の要素および特徴は、さらなる記述無く他の実施形態中にも有益に組込まれ得る、ということが企図されている。
本開示は概して、眼内流体送達用のデバイスに関する。単なる一例として、本明細書中に記載の器具は、眼疾患向けの遺伝子療法などの、治療薬の網膜下注入のために使用可能である。しかしながら、本明細書中に記載の器具は、当業者であれば認識するように、他の任意の眼内流体送達に関連して使用できるものである。
眼内薬物送達は、硝子体、網膜、および他の眼組織内への直接送達のメリットに起因して硝子体網膜疾患の治療のために使用可能である。しかしながら、手送達式眼内注入には、眼のサイズおよび構造のため、多大な技能および精確さが求められ、患者の眼に対する損傷という結果をもたらし得る外科医の手からの不均等な力または振れの適用に由来して問題が多いものとなり得る。同様に、外科医が手動式デバイスを通して注入されつつある流体の流率または量を精確に制御できず、こうして眼科的手技中にさらなる遅延および困難を創出することに由来する不利な事象も発生し得る。本明細書中に記載のデバイスおよび方法は、手持ち式注入デバイスを無線で制御するためにフットコントローラを利用することにより、眼内組織に対し治療薬を精確に送達するための改良されたメカニズムを提供する。注入を制御するために遠隔フットコントローラを使用することで、手でトリガされるデバイスによりひき起こされる力および手の振れの不均等な適用が削減または削除され、こうして、精確な位置および流率制御が可能となり組織損傷のリスクは低下する。
図1は、本開示のいくつかの実施形態に係る、例示的フットコントローラ100の斜視図を示している。フットコントローラ100は、手術室の床の上にフットコントローラ100を支持するベース104を伴う本体102を含む。本体102はさらに、手持ち式注入デバイス(例えば図3および4に図示されているもの)から流体を注入するステップなどの、外科的手技の1つ以上のアクションを行なうためにユーザにより起動させられるように構成されているフットペダル106を含む。例えば、外科医は自らの足の遠位部分を用いて、完全押圧解除位置から、例えばフットペダル106が概してヒールレスト108と同じ平面内にくる完全押圧位置まで移動するようにフットペダル106を押圧する。したがって、フットペダル106の比例的な押圧が、注入デバイスでの流体注入の比例制御のために利用され、ここでフットペダル106の位置(例えばフットペダル106が押圧される程度)は注入デバイスの所望される流率に対応する。
以下でさらに詳述するように、フットコントローラ100は、手術用コンソールおよび/または注入デバイスに対して物理的または無線で結合された場合に、統合型一次制御フットコントローラとして有用である。いくつかの実施形態において、フットコントローラ100は、注入デバイスと無線で直接通信状態にある。他のいくつかの実施形態において、フットコントローラ100は、注入デバイスと無線通信状態にある手術用コンソールに対して物理的にまたは無線で結合されている。
図2は、本開示のいくつかの実施形態に係る、フットコントローラ100を含めた任意の数のユーザインタフェースに対して物理的にまたは無線で作動的に結合されている、手術用コンソール201を含めた例示的手術用システム200の斜視図を示す。手術用コンソール201は、概して外科医または他の医療専門家であるユーザが、例えばグラフィカルユーザインタフェース(GUI)204を表示する電子表示スクリーン202を(例えばタッチスクリーンインタフェース、マウス、トラックボール、キーボードなど)を使用して、眼科的手技を選択しかつこのようなプロセッサのための動作パラメータおよびモードを設定することを可能にする。電子表示スクリーン202は、ユーザが、手術用コンソール201の機能および動作に関係するさまざまなメニュおよびスクリーンにアクセスすることを可能にする。例えば、外科医は、患者の眼内組織に対して流体を送達するために手持ち式注入デバイス(例えば図3および図4に図示されているもの)を使用する流体送達動作を選択することができる。以下でさらに詳述するように、いくつかの実施形態において、手術用システム200は、フットコントローラ100を通して外科医から受取る指令に基づいて注入デバイスの動作を無線制御するように構成されている。
流体送達動作またはモードが手術用コンソール201上で選択された後、外科医は、フットペダル106を押圧することによって注入デバイスでの注入を制御することができる。いくつかの実施形態において、フットペダル106の位置(例えば角度または変位)またはそれに加えられた圧力の量に対応する制御または指令信号が、フットコントローラ100から手術用コンソール201へと伝送され、その後、手術用コンソール201により注入デバイスに中継されて注入が行なわれる。外科医は、フットペダル106の位置に基づいて注入デバイスの注入流率を制御して、フットペダル106をさらに押圧すればすれるほど注入デバイス内の流体が速く分注されるようにする。いくつかの実施形態において、注入の間、注入デバイスは、手術用コンソール201と無線通信し、手術用コンソール201の電子表示スクリーン202などの外科医用の表示スクリーン上で表示するべくグラフィクスまたはテキストの形で注入情報(例えば流率、残留するかまたは分注された流体体積)を提供する。いくつかの実施形態において、注入情報は、高解像度視覚化システムの表示デバイスなどの、手術用コンソール201とは別個の表示デバイスに提供され表示される。例えば、注入情報は、立体顕微鏡ワークステーションの3次元(3D)有機発光ダイオード(OLED)表示スクリーン上に表示され、ユーザは受動的偏光3D眼鏡を通してそれを見ることができる。
いくつかの実施形態においては、注入を行なうために手持ち式注入デバイスに対してフットコントローラ100からの制御または指令信号が直接伝送される。換言すると、このような実施形態において、制御信号は手術用コンソール201を経由しない。
図3は、手持ち式注入デバイス300の断面側面図を示す。注入デバイス300は、本開示のいくつかの実施形態に係るフットコントローラ100および/または手術用システム200と無線通信しそこから指令を受信することができる。例えば、注入デバイス300は、フットコントローラ100および/または手術用システム200に対し無線結合されて、例えばフットコントローラ100の動作による遠隔注入制御を有効化し、こうして注入中のユーザの手からの不均等な力および振れが削減または削除されることになる。注入デバイス300は、他のあらゆるタイプのユーザインタフェースによって制御され得るという点に留意されたい。例えば、外科医は、グラフィカルユーザインタフェース204または他のユーザインタフェース(例えば音声指令、他のユーザインタフェースデバイスなど)を通して手術用コンソール201と通信することによって、他の類似の形で注入をトリガし、注入流率を選択し変更し、概して注入デバイス300を動作させることができる。
注入デバイス300は、ハンドピース302電気空気圧式駆動ユニット340およびハンドピース302に取付けられ駆動ユニット340に対して作動的に結合されたシリンジまたは類似のデバイス312を含む。注入デバイス300は、シリンジ312の内部に格納された注入流体322を分注するための力または動力を提供する駆動ユニット340を伴う自動注入デバイスである。注入流体322は、例えば溶液または懸濁液の形で患者の眼内組織に対し送達されるべき1つ以上の作用物質または材料(例えば治療薬または治療用物質)を含み得る。
ハンドピース302は、駆動ユニット340およびシリンジ312を収納し、内部に1つ以上の分割された内部区画を含み得る。ハンドピース302の遠位端部304が、シリンジ312を収容し係合させるためのポート306を含み、一方ハンドピース302の近位端部308は、取外し可能なキャップ310により包囲され、こうして、所望される場合に駆動ユニット340へのアクセスを可能にしている。本明細書中に記載の通り、構成要素の遠位端部または部分が、その使用中ユーザの身体により近いところにある端部または部分を意味する、という点に留意されたい。他方で、構成要素の近位端部または部分は、患者の身体からさらに離れたところにある端部または部分を意味している。ハンドピース302は、単一の一体型構成要素として形成されるか、または、恒久的にまたは取外し可能に合せて結合された多数の別個の構成要素から形成され得る。ハンドピース302は、任意の好適な材料で形成され、例えば射出成形または機械加工などの任意の方法によって形成される。いくつかの実施形態において、ハンドピース302は、熱可塑性物質または金属で形成され、ユーザによるその把持が改善されるようにテクスチャード加工または輪郭削りされていてよい。
シリンジ312は、注入流体322用の体積(例えばタンク)を少なくとも部分的に画定するキャビティ320を有するシリンジバレル314を含む。シリンジバレル314の近位端部324は、プランジャロッド332の遠位端部に結合されたストッパ334を摺動可能に収容するため開放している。いくつかの実施形態において、プランジャロッド332とストッパ334は合せてプランジャ333と称されることがある。いくつかの実施形態において、ストッパ334は、シリンジ312の一構成要素であり、ハンドピース302内へシリンジ312が挿入されて初めてプランジャロッド332と係合する。プランジャ333が直線的に起動されたときに眼組織に穴を開け注入流体322を送達するため、シリンジバレル314の遠位端部から針328が伸長する。いくつかの実施形態において、シリンジ312は、充填後にハンドピース302と係合させられる既定の体積の注入流体322を有する予備充填シリンジである。いくつかの他の実施形態において、シリンジ312は、ハンドピース302との係合後に充填される。例えば、シリンジ312は、ハンドピース302を通って配置されたポートまたはセプタムを通した注入によって、注入流体322が充填されてよい。シリンジ312は、任意の好適なメカニズムによりハンドピース302に対して取外し可能にまたは一体的に取付けられてよい。いくつかの実施形態において、シリンジ312の外側表面上には、ハンドピース302と係合しハンドピース302に対してシリンジ312をしっかり固定するためのフランジ、溝またはネジ山などの1つ以上の噛合用特徴部330が形成される。ハンドピース302と同様に、シリンジ312も、任意の好適な材料で形成され、例えば射出成形または機械加工などの任意の方法によって形成される。
プランジャロッド332は、ハンドピース302の中間区画336を通って延在し、その遠位端部においてストッパ334と係合する。中間区画336を通したプランジャロッド332の直線運動は、キャビティ320を通したストッパ334の直線起動をひき起こして、針328を通して注入流体322を導く。例えば、プランジャロッド332の順方向移動(例えば近位位置から遠位位置へ)が、ストッパ334を強制して、キャビティ320を通って遠位に移動させ、そこから注入流体322を押し出させる。いくつかの実施形態において、ストッパ334は、流体密封シールを形成しながらキャビティ320の内部表面とストッパ334の摺動可能な係合を可能にする好適なエラストマ材料で形成されている。他のいくつかの実施形態において、ストッパ334は、キャビティ320のための流体密封シールを確立するための1つ以上のシールを含む。
図3の場合のように駆動ユニット340が加圧ガスを利用する電気空気圧式駆動ユニットである実施形態において、プランジャ333は、プランジャ333と駆動ユニット340の間に界面を形成するプランジャロッド332の近位端部に配置されたフランジ338を含む。フランジ338は、ガス圧が力を加えてその起動をひき起こすことのできるシールまたはプラグとして作用する。したがって、フランジ338は、中間区画336の内部表面と摺動可能に係合させられ、その中に流体密封シールを形成する。したがって、フランジ338は、好適なエラストマ材料で形成されるか、またはその外周に1つ以上のシールを含む。
駆動ユニット340は概して、アクチュエータ342、無線通信モジュール344および、アクチュエータ342および無線通信モジュール344に対して電力を供給するためのバッテリ346を含む。図3中に描かれている電気空気圧式駆動ユニット340はさらに弁348および加圧流体を格納するガスキャニスタ350を含む。好適な加圧流体の例としては、二酸化炭素、窒素およびアルゴンが含まれるが、これらに限定されない。ガスキャニスタ350は、例えば整合するネジ山などの任意の好適な結合用メカニズムまたは特徴部によってキャップ310の下方でハンドピース302の近位端部に対し取外し可能に結合する。ガスキャニスタ350をハンドピース302にしっかり固定した時点で、ガスキャニスタ350内部の加圧流体が、弁348により封止されているセプタム352内に(例えばガスキャニスタ350のシールに穴を開けることによって)放出される。
弁348は、アクチュエータ342によって開閉されて、セプタム352を通りフランジ338の近位側上の加圧ポケット354内への加圧流体の流率を制御する。閉鎖状態で、弁348は加圧ポケット354内への流体の流入をことごとく防止する。弁348が開放された場合、加圧流体は、弁348の位置に応じて、制御された流率で加圧ポケット354内に流入できるようになる。上述の通り、加圧ポケット354内の加圧ガスの蓄積は、フランジ338の近位側に対し力を加え、これにより、プランジャ333の順方向(例えば遠位)移動をひき起こして、シリンジ312から注入流体322を分注する。弁348は、電気機械式、電磁式または電気空気圧式アクチュエータ342により動作させられる任意の好適なタイプの流量制御弁を含む。好適な弁としては、ソレノイドタイプの弁、比例弁、プラグ弁、ピストン弁、ナイフ弁などが含まれるが、これらに限定されるわけではない。
アクチュエータ342は、注入デバイス300へおよび注入デバイス300からの信号(例えば命令)を中継するための無線送信機および受信機回路を含む無線通信モジュール344に対して作動的に結合されている。詳細には、無線通信モジュール344は、フットコントローラ100と直接的にまたは間接的に無線通信状態にあって、フットコントローラ100での注入デバイス300の遠隔制御を有効化する。いくつかの実施形態において、無線通信モジュール344は、フットコントローラ100から無線通信モジュール344へと制御信号を中継し得る手術用コンソール201を介してフットコントローラ100と間接的に通信状態にある。他のいくつかの実施形態において、無線通信モジュール344は、フットコントローラ100と直接的に通信状態にあり、こうしてそこから直接制御信号を受信する。フットコントローラ100または手術用コンソール201から信号を受信した時点で、無線通信モジュール344は、信号をアクチュエータ342に伝送して、弁348の開閉を行なう。いくつかの実施形態において、無線通信モジュール344とアクチュエータ342との間に、1つ以上のインタフェースを使用することができる(例えばデジタル-アナログ変換器、ドライバ回路など)。
動作中、ユーザは、フットコントローラ100の動作によりアクチュエータ342を活動化させその起動を制御して、弁348の位置およびセプタム352を通した加圧ガスの流率を制御する。例えば、ユーザは、フットペダル106を押圧して弁348を開放し、加圧ポケット354内への加圧ガスの流率を増大させ、それによりフランジ338に加えられる力を増大させその順方向移動をひき起こすことができる。代替的には、フットペダル106の押圧を削減する(例えばユーザの足をもち上げるかまたはユーザのかかとでフットペダル106を押し下げる)ことにより、加圧ポケット354内への加圧ガスの流率を低減させ、これによりフランジ338の移動を減速させることができる。フットペダル106に全く圧力を加えないと、フットペダル106は完全な押圧解除状態へと移行させられ、これにより、セプタム352を通した加圧ガスの流れは全て完全に停止され、その結果プランジャ333の移動が停止させられる。いくつかの実施形態において、加圧ポケット354内への加圧ガスの流率は、フットペダル106の位置に線形的に対応し得る。したがって、注入デバイス300の注入流率は、フットペダル106の位置に線形的に対応し得る。例えば、フットペダル106の完全押圧状態は、最大注入流率に対応し、一方フットペダル106の完全押圧解除状態は、注入流量無しに対応する。
いくつかの実施形態においては、注入についての情報(例えば流率および分注されたまたは残留している流体体積)を、無線通信モジュール344から手術用コンソール201へと伝送し、ユーザが注入を行なっている間に電子表示スクリーン202上に表示することができる。いくつかの実施形態においては、注入についての情報を無線通信モジュール344および/または手術用コンソール201からデジタル2Dまたは3D手術用ビューイングシステムまたは表示パネルまたは3Dヘッドセットへと無線で伝送することができる。
図4は、電気機械式駆動ユニット440を含む代替的注入デバイス400の断面側面図を示す。注入デバイス300と同様に、注入デバイス400は、本開示のいくつかの実施形態に係るフットコントローラ100および/または手術用システム200と無線通信しそこから指令を受信するように構成され得る。例えば、注入デバイス400は、フットコントローラ100および/または手術用システム200に対し無線結合されて、例えばフットコントローラ100の動作による遠隔注入制御を有効化し、こうして注入中のユーザの手からの不均等な力および振れが削減または削除されることになる。注入デバイス400は、他のあらゆるタイプのユーザインタフェースによって制御され得るという点に留意されたい。例えば、外科医は、グラフィカルユーザインタフェース204または他のユーザインタフェース(例えば音声指令、他のユーザインタフェースデバイスなど)を通して手術用コンソール201と通信することによって、他の類似の形で注入をトリガし、注入流率を選択し変更し、概して注入デバイス400を動作させることができる。
駆動ユニット440は、アクチュエータ442、無線通信モジュール344および、アクチュエータ442および無線通信モジュール344に電力を供給するためのバッテリ346を含む。駆動ユニット440は、電気機械式駆動ユニットであり、したがって、フランジ438、プランジャロッド432およびストッパ434を有するプランジャ433上に機械的力を創出するために、アクチュエータ442に対する電気的入力を使用する。回転型アクチュエータなどのアクチュエータ442は、回転運動などのアクチュエータ442の運動をプランジャ433の直線運動へと変換する細長い駆動デバイス456と機械的に係合させられている。アクチュエータ442はさらに、無線通信モジュール344と通信状態にある。いくつかの実施形態においては、無線通信モジュール344とアクチュエータ442との間に、1つ以上のインタフェースを使用することができる(例えばデジタル-アナログ変換器、ドライバ回路など)。フットコントローラ100または手術用コンソール201からの信号を受信した時点で、無線通信モジュール344は、アクチュエータ442に対して信号を伝送して、細長い駆動デバイス456を起動させる。細長い駆動デバイス456は、駆動ねじ、ピニオンと係合したラックなどを非限定的に含む任意の好適なタイプの駆動デバイスであってよい。図4において、細長い駆動デバイス456は、アクチュエータ442およびフランジ438と噛合した駆動ねじとして描かれている。図示されているように、フランジ438はプランジャ433と駆動ユニット440の間の界面を形成する。
動作中、ユーザは、フットコントローラ100の動作によりアクチュエータ442を活動化させ制御し、こうして細長い駆動デバイス456の移動を制御することができる。例えば、ユーザはフットペダル106を押圧して、細長い駆動デバイス456を注入方向に回転させるかまたは直線的に起動させ、プランジャ433の順方向(例えば遠位)移動をひき起こし、これにより、注入流体322をシリンジ312から外へ強制することができる。代替的には、フットペダル106の押圧を削減することで、細長い駆動デバイス456の注入方向での移動を減速させ、これによりプランジャ433の移動を減速させることができる。フットペダル106に全く圧力を加えなければ、フットペダル106は、完全押圧解除状態へと移行させられ、これにより細長い駆動デバイス456の移動は完全に停止させられ、今度はプランジャ433の移動が停止させられる。いくつかの実施形態において、細長い駆動デバイス456の移動速度は、フットペダル106の位置に線形的に対応し得る。したがって、注入デバイス400の注入流率は、フットペダル106の位置に線形的に対応し得る。例えば、フットペダル106の完全押圧状態は最大注入流率に対応し、一方フットペダル106の完全押圧解除状態は、注入流量無しに対応する。
いくつかの実施形態において、ユーザは同様に、プランジャ433を逆方向(例えば近位方向)に移動させ、こうして注入デバイス400が流体をシリンジ312内に引き込んでシリンジを装填(例えば充填)することを可能にすることもできる。例えば、ユーザは、フットコントローラ100上のスイッチを押圧して注入デバイス400の反転モードを活動化させることができ、この場合、その後フットペダル106を押圧すると、注入方向とは反対の方向に細長い駆動デバイス456が起動される。反転モードは、上述のものと同じ機構を含むことができ、ここで、細長い駆動デバイス456の逆方向移動速度は、フットペダル106の位置に線形的に対応する。
図5は、注入デバイス500(例えば注入デバイス300、400)、手術用システム200およびフットコントローラ100のさまざまな構成要素がいかに通信し共に動作するかを示す例示的略図を示している。フットコントローラ100は、ユーザからの機械的入力を受取り制御信号を信号変換器512に提供するフットペダル106などの機械式入力デバイス510を格納している。制御信号は、機械式入力デバイス510の位置(例えば角度または変位に関するもの)の測定値を含むことができ、これは手術用システム200および/または注入デバイス500に中継するためにデジタル信号へと変換される。フットコントローラ100が無線デバイスである場合、デジタル信号は、手術用システム200に対して無線で中継され、かつ/または無線インタフェース514を介して注入デバイス500に対して直接中継される。フットコントローラ100が有線である場合、デジタル信号はインタコネクト516を介して手術用システム200に中継され、次に手術用コンソール201の無線インタフェース518を介して無線で注入デバイス500に中継される。
手術用コンソール201は、プロセッサまたは中央処理ユニット(CPU)501、メモリ502およびサポート回路を含む。CPU501は、メモリ502内に記憶されたプログラミング命令を検索し実行することができる。同様にして、CPU501は、メモリ502内に常駐するアプリケーションデータを検索し記憶することができる。CPU501は、単一のCPU、複数のCPU、複数の処理コアを有する単一のCPUなどを表わし得る。
メモリ502は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、フロッピーディスク、ハードディスク、ソリッドステート、フラッシュメモリ、磁気メモリまたは他のあらゆる形態のローカルまたはリモートのデジタル記憶装置などの容易に利用可能なメモリのうちの1つ以上であってよい。いくつかの実施形態において、メモリ502は、本明細書中の実施形態の中で説明されているように、CPU501によって実行された時点で流体送達を制御するための動作を行なう命令を含む。例えば、メモリ502は、ユーザが1つの注入モードを選択したことを決定する命令を含み、これにより、これらの命令は、実行された時点でフットコントローラ100を活動化するかまたはフットコントローラ100がユーザからの指令(例えば入力)を受信できるようにするようCPU501に命令することになる。メモリ502は同様に、CPU501によって実行された時点で手術用コンソール201に、フットコントローラ100から受信した入力(例えばフットペダル106の位置またはそれに加えられた圧力の量に対応する入力)に基づいて注入デバイス500の流率および他の動作を制御させる命令をも有する。
図5に描かれているように、無線インタフェース520(例えば無線通信モジュール344)を介して注入デバイス500とフットコントローラ100および/または手術用システム200との間に、無線通信経路が動作可能に確立される。具体的には、無線インタフェース520が、フットコントローラ100の無線インタフェース514および/または手術用コンソール201の無線インタフェース518に対して通信可能に結合する。各々の無線インタフェースは、例えば低出力無線送信-受信回路を用いて実装され得る。したがって、機械式入力デバイス510によって提供された制御信号は、デジタル信号へと変換され、究極的には無線経路を介して注入デバイス500に伝達され得る。無線インタフェース520によるデジタル信号の受信の時点で、デジタル信号は信号変換器522により制御信号へと変換され、アクチュエータ342または442などの機械式出力デバイス524へと中継されて、注入デバイス500による流率などの流体注入パラメータを制御する。
要約すると、本開示の実施形態は、改善された眼内流体送達のための構造およびメカニズム、そして詳細には、眼内組織に対して治療薬を送達するための改善された手持ち式注入デバイスを含む。以上で説明した注入デバイスは、外科医などのユーザが遠隔フットコントローラの動作を介して注入デバイスの動作を無線で制御することのできる実施形態を含んでいる。無線遠隔注入制御を利用することにより、手動トリガ式デバイスによってひき起こされる注入力の不均等な適用および手の振れが削減または削除され、こうして、精確な位置および流率制御が可能となり、組織損傷のリスクが削減される。したがって、上述の注入デバイスは、網膜下空間などの薄く繊細な眼組織の注入中に、極めて有益である。
以上は、本開示の実施形態に向けられているものの、本開示の基本的範囲から逸脱することなく、本開示の他のさらなる実施形態を考案することが可能であり、その範囲は以下のクレームによって決定される。
Claims (15)
- 手持ち式流体注入デバイスにおいて:
内部区画およびその遠位端部にあるポートを含むハンドピースであって、前記ポートがシリンジを収容し係合させるように構成されているハンドピースと;
前記内部区画の内部に移動可能に配置されたプランジャであって、前記プランジャの遠位端部が、前記シリンジのキャビティと摺動可能に係合するように構成されているプランジャと;
前記プランジャに対し作動的に結合された駆動ユニットであって、入力デバイスと無線通信状態にある無線通信モジュールを含み、前記シリンジから流体を注入するために前記入力デバイスから受信した無線通信に基づいて前記プランジャの動作を制御する駆動ユニットと;
を含む手持ち式流体注入デバイス。 - 前記ハンドピースと係合され、流体用タンクを部分的に画定するキャビティを含む前記シリンジ、
をさらに含む、請求項1に記載の手持ち式流体注入デバイス。 - 前記入力デバイスが:
フットペダルを有するフットコントローラと連通状態にある手術用コンソール;または
フットペダルを有するフットコントローラ、
のうちの1つを含んでいる、請求項1に記載の手持ち式流体注入デバイス。 - 前記駆動ユニットが前記フットコントローラの動作によって制御される、請求項3に記載の手持ち式流体注入デバイス。
- 前記フットペダルの押圧が、前記プランジャの起動をひき起こして前記シリンジから流体を注入する、
請求項3に記載の手持ち式流体注入デバイス。 - 前記手持ち式流体注入デバイスの注入流率が前記フットペダルの位置に線形的に対応している、請求項5に記載の手持ち式流体注入デバイス。
- 前記内部区画の内部の前記プランジャの移動速度が前記フットペダルの位置に線形的に対応している、請求項3に記載の手持ち式流体注入デバイス。
- 前記駆動ユニットが、電気空気圧駆動式である、請求項1に記載の手持ち式流体注入デバイス。
- 前記駆動ユニットが、加圧ガスキャニスタおよび電気駆動式アクチュエータによって制御される流量制御弁を含む、請求項8に記載の手持ち式流体注入デバイス。
- 前記流量制御弁の開放により、前記加圧ガスキャニスタからの加圧ガスが、前記内部区画内に流入し前記プランジャに力を加えることになる、請求項9に記載の手持ち式流体注入デバイス。
- 前記駆動ユニットが電気機械駆動式である、請求項1に記載の手持ち式流体注入デバイス。
- 前記駆動ユニットがさらに、前記プランジャと機械的に係合させられている細長い駆動デバイスに対し作動的に結合された電気駆動式アクチュエータを含む、請求項11に記載の手持ち式流体注入デバイス。
- 前記アクチュエータの回転運動が、前記プランジャの直線運動をひき起こす、請求項12に記載の手持ち式流体注入デバイス。
- 流体注入についての情報が、前記手術用コンソールの表示スクリーン上に表示される、請求項3に記載の手持ち式流体注入デバイス。
- 流体注入についての情報が、視覚化システムの表示スクリーン上に表示される、請求項2に記載の手持ち式流体注入デバイス。
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