JP2023544879A - 2次ノード関係動作の報告 - Google Patents
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Abstract
モビリティ履歴情報における1次2次セル(PSCell)変更の報告のためのシステムおよび方法が本明細書で開示される。一実施形態では、無線デバイスによって実施される方法は、モビリティ履歴情報を備える報告を生成することであって、モビリティ履歴情報が、無線デバイスに設定されるかまたは設定された、ある1次セル(PCell)について、1つまたは複数の2次ノード(SN)関係動作に関係する情報を備える、モビリティ履歴情報を備える報告を生成することを含む。1つまたは複数のSN関係動作に関係する情報は、無線デバイスに、あるPCellが設定されている間にSNが設定されたか否かを指示する情報を備える。本方法は、報告をネットワークノードに送ることをさらに含む。マスタノード(MN)は、たとえば、この情報を使用して、SNのカバレッジを理解し、これに基づいて、より速いデュアルコネクティビティ(DC)セットアップを可能にすることができる。【選択図】図3
Description
関連出願
本出願は、その開示全体が参照により本明細書に組み込まれる、2020年10月13日に出願された仮特許出願第63/090,949号の利益を主張する。
本出願は、その開示全体が参照により本明細書に組み込まれる、2020年10月13日に出願された仮特許出願第63/090,949号の利益を主張する。
本開示は、セルラ通信ネットワークにおけるモビリティ履歴情報に関する。
モビリティ履歴情報(MHI)
第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)Long Term Evolution(LTE)では、ソースエボルブドまたは拡張ノードB(eNB)は、ユーザ機器(UE)がそのセルのうちの1つにとどまる限り、UE履歴情報を収集し、記憶する。得られた情報は、次いで、前に訪問されたセルおよび関連する(セルごとの)情報エレメントのリストをターゲットeNBに提供する、ハンドオーバ準備プロシージャによる後続のハンドオーバ準備において使用される。ハンドオーバ準備プロシージャはまた、ターゲットeNBを、UE履歴情報の収集および記憶を開始し、したがって、収集された情報を伝搬するようにトリガする。収集は、UE情報要求メッセージを使用してUEにモビリティ履歴情報を要求することによって行われる。
第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)Long Term Evolution(LTE)では、ソースエボルブドまたは拡張ノードB(eNB)は、ユーザ機器(UE)がそのセルのうちの1つにとどまる限り、UE履歴情報を収集し、記憶する。得られた情報は、次いで、前に訪問されたセルおよび関連する(セルごとの)情報エレメントのリストをターゲットeNBに提供する、ハンドオーバ準備プロシージャによる後続のハンドオーバ準備において使用される。ハンドオーバ準備プロシージャはまた、ターゲットeNBを、UE履歴情報の収集および記憶を開始し、したがって、収集された情報を伝搬するようにトリガする。収集は、UE情報要求メッセージを使用してUEにモビリティ履歴情報を要求することによって行われる。
LTEにおいてモビリティ履歴情報を収集するようにトリガされたUEは、セル(RRC_CONNECTEDまたはRRC_IDLEにおける、イントラまたはインター無線アクセス技術(RAT))の変更時に、前のセルのグローバルセル識別情報または物理セル識別情報およびキャリア周波数、ならびにセルにおいて費やされた時間をロギングする。モビリティ履歴情報を収集するようにトリガされたUEが、圏外になるかまたは別のRATを使用する場合、UEは、拡張ユニバーサル地上無線アクセス(E-UTRA)に再び入ると、E-UTRA外で費やされた時間をロギングする。この情報は、UEにモビリティ履歴情報を要求するeNBに送られる情報である。
本質的に、モビリティ履歴情報報告のための同じ機能が、同様に、リリース16における3GPP新無線(New Radio:NR)、および拡張されたRRC_INACTIVEモードにおいても指定された。特に、NRでは、RRC_CONNECTEDにおける1次セル(PCell)または(NRセルについて)RRC_INACTIVEにおけるもしくは(NRまたはE-UTRAセルについて)RRC_IDLEにおけるサービングセルからなる好適なセルの、別のNRまたはE-UTRAセルへの変更時に、あるいは、NRまたはLTEにおける「正常にキャンプされた(camped normally)」状態から「任意のセル選択(any cell selection)」状態に入るとき、UEは、そのセルのグローバルセル識別情報(利用可能な場合)を、VarMobilityHistoryReportのフィールドvisitedCellId中に含める。そうではなく、そのセルのグローバルセル識別情報が利用可能でない場合、UEは、そのセルの物理セル識別情報およびキャリア周波数を、VarMobilityHistoryReportのフィールドvisitedCellId中に含める。さらに、UEは、VarMobilityHistoryReportのVisitedCellInfoにおいて、前のPCell/サービングセルにおいて費やされた時間をセットする。
同様に、カバレッジ外からカバレッジ中への遷移に関係して、前にNRまたはLTEにおける「任意のセル選択」状態または「任意のセルにキャンプオンされた(camped on any cell)」状態にあった間に(RRC_IDLE、RRC_INACTIVEまたはRRC_CONNECTEDでは)NRまたは(RRC_IDLEまたはRRC_CONNECTEDでは)E-UTRAに入ると、UEが、VarMobilityHistoryReportのVisitedCellInfoにおいて、フィールドtimeSpentを、「任意のセル選択」状態および/または「任意のセルにキャンプオンされた」状態において費やされた時間にセットすることが指定される。
デュアルコネクティビティ
図1は、3GPPリリース15において利用可能な複数のアーキテクチャオプションを詳述する。現在、リリース15は、スタンドアロンシナリオと非スタンドアロンシナリオの両方を含む最高7つのアーキテクチャオプションをサポートする。本開示は、デュアルコネクティビティをサポートするアーキテクチャオプションと、それらのオプション、詳細には、オプション3:E-UTRA-NRデュアルコネクティビティ(EN-DC)、オプション4:NR-E-UTRAデュアルコネクティビティ(NE-DC)、およびオプション7:次世代デュアルコネクティビティ(NGEN-DC)におけるドライブテスト最小化(MDT)の潜在的サポートとに焦点を当てる。
図1は、3GPPリリース15において利用可能な複数のアーキテクチャオプションを詳述する。現在、リリース15は、スタンドアロンシナリオと非スタンドアロンシナリオの両方を含む最高7つのアーキテクチャオプションをサポートする。本開示は、デュアルコネクティビティをサポートするアーキテクチャオプションと、それらのオプション、詳細には、オプション3:E-UTRA-NRデュアルコネクティビティ(EN-DC)、オプション4:NR-E-UTRAデュアルコネクティビティ(NE-DC)、およびオプション7:次世代デュアルコネクティビティ(NGEN-DC)におけるドライブテスト最小化(MDT)の潜在的サポートとに焦点を当てる。
MR-DC設定の一部として、各UEに、2つの別個のスケジュールされたセルグループ、すなわち、マスタセルグループ(MCG)および2次セルグループ(SCG)が設定される。MCGはマスタノード(MN)に属し、SCGは2次ノード(SN)に属する。MR-DCタイプに基づいて、MNは、LTEセルまたはNRセルを制御するRANノードであり得、SNは、LTEセルまたはNRセルを制御するRANノードであり得る。
MR-DCにおけるベアラ終端オプション。MR-DCにおいて理解すべき重要な側面は、ベアラ終端である。図2は、終端点に基づいてベアラタイプを示す。MR-DCにおいて主に2つのタイプのベアラ終端、すなわち、MN終端ベアラおよびSN終端ベアラがある。MR-DCにおけるMN終端ベアラは、パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)がMN中にある無線ベアラである。MR-DCにおけるSN終端ベアラは、PDCPがSN中にある無線ベアラである。
モビリティ履歴情報拡張
3GPPにおいて説明された現在のモビリティ履歴報告のいくつかの可能な改善は、ネットワークがより良いやり方でUE移動およびモビリティパターンを理解するのを助けることができる他の情報を含むことである。これのために、慣性測定ユニット(IMU)センサー情報など、センサー情報が使用され得る。UE位置など、他の情報も、モビリティ履歴情報中に含めるのに興味深いものであり得る。
3GPPにおいて説明された現在のモビリティ履歴報告のいくつかの可能な改善は、ネットワークがより良いやり方でUE移動およびモビリティパターンを理解するのを助けることができる他の情報を含むことである。これのために、慣性測定ユニット(IMU)センサー情報など、センサー情報が使用され得る。UE位置など、他の情報も、モビリティ履歴情報中に含めるのに興味深いものであり得る。
モビリティ履歴情報における1次2次セル(PSCell)変更の報告のためのシステムおよび方法が本明細書で開示される。一実施形態では、無線デバイスによって実施される方法は、モビリティ履歴情報を備える報告を生成することであって、モビリティ履歴情報が、無線デバイスに設定されるかまたは設定された、ある1次セル(PCell)について、1つまたは複数の2次ノード(SN)関係動作に関係する情報を備える、モビリティ履歴情報を備える報告を生成することを含む。1つまたは複数のSN関係動作に関係する情報は、無線デバイスに、あるPCellが設定されている間にSNが設定されたか否かを指示する情報を備える。本方法は、報告をネットワークノードに送ることをさらに含む。この情報をネットワークに報告することは、マスタノード(MN)とSNの両方について有益であり得る。MNは、たとえば、この情報を使用して、SNのカバレッジを理解し、これに基づいて、より速いデュアルコネクティビティ(DC)セットアップを可能にすることができる。
一実施形態では、1つまたは複数のSN関係動作は、(a)SN修正、(b)SN変更、(c)無線デバイスのためのPSCell設定の削除、(d)無線デバイスのためのPSCell設定の追加、(e)無線デバイスにSNが設定されないこと、または(f)(a)~(e)のうちの任意の2つまたはそれ以上の組合せを備える。
一実施形態では、1つまたは複数のSN関係動作に関係する情報は、1つまたは複数のSN関係動作に関連する無線デバイスのモビリティ履歴を備える。
一実施形態では、1つまたは複数のSN関係動作に関係する情報は、1つまたは複数のエントリを備えるリストを備え、1つまたは複数のエントリの各々は、あるPCellが設定されている間に無線デバイスによって訪問されるPSCellを指示する情報、またはSN設定なしを指示する情報を備える。一実施形態では、リストは時間順のものである。一実施形態では、リストは、あるPCellが設定されている間に無線デバイスによって訪問される1つまたは複数のPSCellを指示する1つまたは複数のエントリと、SN設定なしを指示する1つまたは複数のエントリとをさらに備える。一実施形態では、1つまたは複数のSN関係動作に関係する情報は、リスト中の各エントリに関係する無線デバイスによって収集された情報をさらに備える。一実施形態では、リスト中の各エントリに関係する無線デバイスによって収集された情報は、(A)それぞれのPSCellにおいて費やされる時間の量またはSN設定なしで費やされる時間の量、(B)それぞれのPSCellへの無線デバイスを、SN設定なしのものにトリガする原因の指示、(C)それぞれのPSCellにおいて経験されるセル品質、(D)無線デバイスのモビリティ状態、(E)それぞれのPSCellが設定されるまたはSN設定なしでの最初の瞬間における無線デバイスのモビリティ状態、(F)それぞれのPSCellが設定されるまたはSN設定なしでの最後の瞬間における無線デバイスのモビリティ状態、あるいは(G)A~Fのうちの任意の2つまたはそれ以上の組合せを備える。
一実施形態では、1つまたは複数のSN関係動作に関係する情報は、時間順に、無線デバイスにPCellが設定されているかまたは設定されていた間に1つまたは複数のSN関係動作に関係する状態を備える。一実施形態では、1つまたは複数のSN関係動作に関係する状態は、無線デバイスにPSCellが設定される1つまたは複数の状態と、無線デバイスがSN設定なしを有する1つまたは複数の状態とを備える。一実施形態では、1つまたは複数のSN関係動作に関係する情報は、1つまたは複数のSN関係動作に関係する状態の各々について、(A)状態において費やされる時間の量、(B)無線デバイスを状態にトリガする原因の指示、(C)状態において経験されるセル品質、(D)状態における無線デバイスのモビリティ状態、(E)状態についてそれぞれのPSCellが設定される最初の瞬間における無線デバイスのモビリティ状態、(F)状態についてそれぞれのPSCellが設定される最後の瞬間における無線デバイスのモビリティ状態、または(G)A~Fのうちの任意の2つまたはそれ以上の組合せをさらに備える。
無線ネットワークのための無線デバイスの対応する実施形態も開示される。一実施形態では、無線ネットワークのための無線デバイスは、モビリティ履歴情報を備える報告を生成することであって、モビリティ履歴情報が、本無線デバイスに設定されるかまたは設定された、あるPCellについて、1つまたは複数のSN関係動作に関係する情報を備える、モビリティ履歴情報を備える報告を生成することを行うように適応される。1つまたは複数のSN関係動作に関係する情報は、本無線デバイスに、あるPCellが設定されている間にSNが設定されたか否かを指示する情報を備える。本無線デバイスは、報告をネットワークノードに送るようにさらに適応される。
一実施形態では、本無線デバイスは、無線フロントエンド回路と、無線フロントエンド回路に関連する処理回路とを備える。処理回路は、本無線デバイスに、報告を生成することと、報告をネットワークノードに送ることとを行わせるように設定される。
本明細書に組み込まれ、本明細書の一部をなす添付の図面は、本開示のいくつかの態様を示し、説明とともに本開示の原理について解説するように働く。
概して、本明細書で使用されるすべての用語は、異なる意味が、明確に与えられ、および/またはその用語が使用されるコンテキストから暗示されない限り、関連のある技術分野における、それらの用語の通常の意味に従って解釈されるべきである。1つの(a/an)/その(the)エレメント、装置、構成要素、手段、ステップなどへのすべての言及は、別段明示的に述べられていない限り、そのエレメント、装置、構成要素、手段、ステップなどの少なくとも1つの事例に言及しているものとしてオープンに解釈されるべきである。本明細書で開示されるいずれの方法のステップも、ステップが、別のステップに後続するかまたは先行するものとして明示的に説明されない限り、および/あるいはステップが別のステップに後続するかまたは先行しなければならないことが暗黙的である場合、開示される厳密な順序で実施される必要はない。本明細書で開示される実施形態のいずれかの任意の特徴は、適切であればいかなる場合も、任意の他の実施形態に適用され得る。同様に、実施形態のいずれかの任意の利点は、任意の他の実施形態に適用され得、その逆も同様である。同封の実施形態の他の目標、特徴、および利点は、以下の説明から明らかになる。
次に、添付の図面を参照しながら、本明細書で企図される実施形態のうちのいくつかがより十分に説明される。しかしながら、他の実施形態は、本明細書で開示される主題の範囲内に含まれており、開示される主題は、本明細書に記載される実施形態のみに限定されるものとして解釈されるべきではなく、むしろ、これらの実施形態は、当業者に主題の範囲を伝達するために、例として提供される。
現在、いくつかの課題が存在する。現在の3GPP仕様では、モビリティ履歴情報(MHI)報告は、2つの場合においてのみ埋められる。第1に、MHI報告は、RRC_CONNECTEDにおける1次セル(PCell)、あるいは(新無線(NR)セルについて)RRC_INACTIVEにおけるまたは(NRまたは拡張ユニバーサル地上無線アクセス(E-UTRA)セルについて)RRC_IDLEにおけるサービングセルの変更があるとき、埋められる。第2に、MHI報告は、ユーザ機器(UE)が、前に「任意のセル選択」状態または「任意のセルにキャンプオンされた」状態にあった間にネットワークカバレッジに入るとき、埋められる。1次セル(PCell)/サービングセルの場合、上記の方法は、RRC_CONNECTEDモードにあるユーザ機器(UE)が、あるPCellから別のPCellに、またはあるRRC_INACTIVEにまたはRRC_IDLEにあるときサービングセルから別のサービングセルにのみ移動するか、あるいは、ネットワークカバレッジを出ることができるので、うまくいく。
しかしながら、本開示の教示は、1次2次セル(PSCell)変更の場合、より多くのシナリオが想定され得ることを認識し、2次ノード(SN)変更は、たとえば、SN修正/変更に続いて、UEについてPSCell1からPSCell2にトリガされ、PSCell設定は、たとえば、SNノード解放に続いて、UEについて削除され、PSCellは、たとえば、SN追加プロシージャに続いて、UEについて設定される。
本開示のいくつかの態様およびそれらの実施形態は、これらまたは他の課題のソリューションを提供し得る。一実施形態によれば、方法は、UEにSNが設定されたか否かなど、SN動作に関連するモビリティ履歴を追跡することを含む。SNが設定される場合、方法は、UEが、訪問先PSCellのセットをリストし、各訪問先PSCellについて、そのようなPSCellが設定されるときにUEが収集し得る複数の情報をリストすることを含む。
本明細書で開示される問題点のうちの1つまたは複数に対処する様々な実施形態が、本明細書で提案される。一実施形態によれば、SN動作に関連するモビリティ履歴の追跡を可能にするための無線デバイス(たとえば、UE)によって実施される方法は、無線デバイスによって、報告に、無線デバイスにPCellが設定されたときに設定された1つまたは複数のPSCellの設定に関連するイベントを書き込むことを含む。別の実施形態によれば、SN動作に関連するモビリティ履歴の追跡を可能にするための無線デバイスによって実施される方法は、無線デバイスによって、報告に、無線デバイスにPCellが設定されたときのPSCell設定なしに関連するイベントを書き込むことを含む。
いくつかの実施形態は、以下の技術的利点のうちの1つまたは複数を提供し得る。本開示の教示は、現在のMHIフレームワークが、PCellの変更のみが報告されると見なすことを認識する。したがって、本開示は、PSCell関係変更を含むように現在のMHIフレームワークを拡張する。たとえば、いくつかの実施形態は、ネットワークが、SN動作に関連するモビリティ履歴を追跡し、場合によっては、あるPSCellの品質を考えつくことを可能にする。PSCell変更を含むことは、マスタノード(MN)とSNの両方について有益であり得る。MNは、たとえば、この情報を使用して、SNのカバレッジを理解し、これに基づいて、より速いデュアルコネクティビティ(DC)セットアップを可能にすることができる。たとえば、MNは、費やされた時間が高かった場合、あるセルが良好な性能を有すると考えつくことができる。一方、SNは、この情報を使用して、「SN始動変更」フレームワークにおけるより効率的なSN変更を可能にすることができる。たとえば、SNは、PCellに、良好な性能を提供すると考えられる別のPSCellを示唆することができる。PSCell情報をフェッチすることに関して、MNは、情報をフェッチし、SNにフォワーディングし得るか、または、PSCell関係情報の要求をトリガするのはSN自体であり得、したがって、SNは、この情報を、それが必要とされるときはいつでも取り出すことができる。
上述のように、本開示の教示は、現在のMHIフレームワークが、PCellの変更のみが報告されると見なすことを認識する。本開示は、PSCell関係変更を含むようにそのようなフレームワークを拡張する。
本開示では、UEがRRC_CONNECTEDモードにあり、UEにPCellが設定される場合が考慮される。本開示は、UEが、MobilityHistoryReportにおいて、UEにあるPCellが設定されたときに設定された1つまたは複数のPSCellの設定に関連するイベントと、UEにあるPCellが設定されたときのPSCell設定なしのイベントとを指示するための方法を含む。訪問先PCellのためのそのようなイベントは、MobilityHistoryReport内で時間順に報告される。たとえば、UEは、あるPCell1が設定されている間にSN動作に関係する以下の状態を時間順にリストし得る。
● SN設定なし
● PSCell1の設定、
● PSCell2の設定--PSCell1からPSCell2へのSNハンドオーバが実施されたことを暗示する
● SN設定なし(再び)。
● SN設定なし
● PSCell1の設定、
● PSCell2の設定--PSCell1からPSCell2へのSNハンドオーバが実施されたことを暗示する
● SN設定なし(再び)。
上記の状態の各々に関連して、UEは、以下のものなど、複数の情報をも含み得る。
● あるPSCellが設定されて、またはSN設定なしで、費やされた時間、
● 以下のものなど、UEをその状態においてトリガする原因を指示する指示、
○ PSCell1とPSCell2との間のハンドオーバの場合、異なる2次セルグループ(SCG)を含むRRCReconfigurationメッセージの受信を指示するフラグ、
○ 「SN設定なし」の場合、
・ 無線リンク障害(RLF)がPSCellにおいてまだトリガされることなしの複数無線デュアルコネクティビティ(MR-DC)解放の受信と、RLFがPSCellにおいてトリガされた後のMR-DC解放の受信とを指示するフラグ、
・ たとえば、PCellが設定されてからUEが「SN設定なし状態」にある場合、UEが、SNNo固有フラグ(たとえば、原因「initialState」)において経験されるRLFにより、「SN設定なし」状態にあることを指示するフラグ、
● それぞれの状態において経験されるセル品質、たとえば、設定されたPSCellのおよび/または1つまたは複数のネイバリングセルの平均参照信号受信電力(RSRP)/参照信号受信品質(RSRQ)/受信信号強度インジケータ(RSSI)、
● それぞれの状態におけるUEのモビリティ状態、
● 前記PSCellが設定される最初の瞬間におけるUEのモビリティ状態、
● 前記PSCellが設定される最後の瞬間におけるUEのモビリティ状態。
● あるPSCellが設定されて、またはSN設定なしで、費やされた時間、
● 以下のものなど、UEをその状態においてトリガする原因を指示する指示、
○ PSCell1とPSCell2との間のハンドオーバの場合、異なる2次セルグループ(SCG)を含むRRCReconfigurationメッセージの受信を指示するフラグ、
○ 「SN設定なし」の場合、
・ 無線リンク障害(RLF)がPSCellにおいてまだトリガされることなしの複数無線デュアルコネクティビティ(MR-DC)解放の受信と、RLFがPSCellにおいてトリガされた後のMR-DC解放の受信とを指示するフラグ、
・ たとえば、PCellが設定されてからUEが「SN設定なし状態」にある場合、UEが、SNNo固有フラグ(たとえば、原因「initialState」)において経験されるRLFにより、「SN設定なし」状態にあることを指示するフラグ、
● それぞれの状態において経験されるセル品質、たとえば、設定されたPSCellのおよび/または1つまたは複数のネイバリングセルの平均参照信号受信電力(RSRP)/参照信号受信品質(RSRQ)/受信信号強度インジケータ(RSSI)、
● それぞれの状態におけるUEのモビリティ状態、
● 前記PSCellが設定される最初の瞬間におけるUEのモビリティ状態、
● 前記PSCellが設定される最後の瞬間におけるUEのモビリティ状態。
この点について、図3は、本明細書で説明される実施形態の少なくともいくつかの態様による、無線デバイス(たとえば、UE)の動作を示すフローチャートである。示されているように、無線デバイスは、モビリティ履歴情報を備える報告を生成し、ここで、モビリティ履歴情報は、無線デバイスに設定されるかまたは設定された、あるPCellについて、1つまたは複数のSN関係動作に関係する情報を備える(ステップ300)。上記で説明されたように、この報告は、無線デバイスにあるPCellが設定されている間にSN動作に関係する無線デバイスによって収集される情報を書き込むかまたはロギングすることによって、無線デバイスによって生成され得る。上記で説明されたように、SN関係動作に関係する情報は、無線デバイスに、あるPCellが設定されている間にSNが設定されたか否かを指示する情報を含む。たとえば、本明細書で説明されるように、一実施形態では、情報は、PCellが設定されている間に無線デバイスによって訪問される各PSCellについてのエントリと、PCellが設定されている間にSN設定なしを有する無線デバイスの各インスタンスについてのエントリとを含むリストである。好ましくは、リストは時間順のものである。リスト中の各エントリについて、情報は、それぞれのPSCellにおいてまたはSN設定なしで費やされる時間、無線デバイスをそれぞれのPSCellにまたはSN設定なしを有するものにトリガする原因の指示、それぞれのPSCellにおいて経験されるセル品質、無線デバイスのモビリティ状態、それぞれのPSCellが設定されるまたはSN設定なしでの最初の瞬間における無線デバイスのモビリティ状態、それぞれのPSCellが設定されるまたはSN設定なしでの最後の瞬間における無線デバイスのモビリティ状態、あるいはそれらの任意の組合せをさらに含み得る。上記で説明されたように、別の実施形態では、情報は、あるPCellが設定されている間にいくつかの状態にある間に無線デバイスによって収集される情報を含む。無線デバイスは、報告をネットワークに(たとえば、ネットワークノードに)送る(ステップ302)。
上記の方法は、以下のシグナリングによって表され得、ここで、レガシーvisitedCellId-r16 IEは、(E-UTRA/NR)PCellを表すために使用され、UEに当該のPCellが設定されたときに訪問される(E-UTRA/NR)PSCellおよびSNにそのPCellが設定されたかどうかの指示のリストを時間順に含み得るvisitedCellInfoList-r17。
別個の方法では、SN動作に関係する上記の情報が、所与のPCellについてのMHI中に、たとえば、上記で説明されたvisitedCellInfoList-r17 IE中に、いつ含まれるべきであるかが開示される。
● 所与のPSCell1(および関係する複数の情報)は、UEがPSCell1からPSCell2にハンドオーバされたとき、所与のPCellについてのMHI中に含まれる。
● 所与のPSCell1(および関係する複数の情報)は、UEがPCell1からPCell2にハンドオーバされたとき、所与のPCell1についてのMHI中に含まれる。
● 所与のPSCell1(および関係する複数の情報)は、たとえば、UEがRRC_CONNECTEDモードからRRC_IDLE、またはRRC_INACTIVEに移動したことの結果として、あるいはRLFの結果として、PCell1とのUEの接続が解放されたかまたは失われたとき、所与のPCell1についてのMHI中に含まれる。
● 所与のPSCell1(および関係する複数の情報)は、PSCell1がUEについて解放された(たとえば、MR-DCが解放された)とき、所与のPCell1についてのMHI中に含まれる。
● 所与のPSCell1(および関係する複数の情報)は、UEがPSCell1からPSCell2にハンドオーバされたとき、所与のPCellについてのMHI中に含まれる。
● 所与のPSCell1(および関係する複数の情報)は、UEがPCell1からPCell2にハンドオーバされたとき、所与のPCell1についてのMHI中に含まれる。
● 所与のPSCell1(および関係する複数の情報)は、たとえば、UEがRRC_CONNECTEDモードからRRC_IDLE、またはRRC_INACTIVEに移動したことの結果として、あるいはRLFの結果として、PCell1とのUEの接続が解放されたかまたは失われたとき、所与のPCell1についてのMHI中に含まれる。
● 所与のPSCell1(および関係する複数の情報)は、PSCell1がUEについて解放された(たとえば、MR-DCが解放された)とき、所与のPCell1についてのMHI中に含まれる。
同様に、「SNなし」フラグは、以下が生じたとき、所与のPCellについてのMHI中に、たとえば、visitedCellInfoList-r17 IE中に含まれ得る。
● PSCellは、UEがあるPCellに接続されたとき、UEについて設定される。たとえば、SNが設定され、UEは、PSCell設定の瞬間において、設定されたSNを有しない。
● UEは、PCell1からPCell2へのハンドオーバを実施し、ハンドオーバの瞬間において、UEは、設定されたSNを有しない。
● たとえば、UEがRRC_CONNECTEDモードからRRC_IDLE、またはRRC_INACTIVEに移動したことの結果として、あるいはRLFの結果として、PCell1とのUEの接続が解放されたかまたは失われ、UEは、設定されたSNを有しない。
● PSCellは、UEがあるPCellに接続されたとき、UEについて設定される。たとえば、SNが設定され、UEは、PSCell設定の瞬間において、設定されたSNを有しない。
● UEは、PCell1からPCell2へのハンドオーバを実施し、ハンドオーバの瞬間において、UEは、設定されたSNを有しない。
● たとえば、UEがRRC_CONNECTEDモードからRRC_IDLE、またはRRC_INACTIVEに移動したことの結果として、あるいはRLFの結果として、PCell1とのUEの接続が解放されたかまたは失われ、UEは、設定されたSNを有しない。
上記のことは、UEが、上記で説明されたように、ある情報をMobilityHistoryReportにおいて初めに指示するコンテキストにおいて説明された。さらに、そのような情報は他の報告に書き込まれ得る。さらに、そのような情報はまた、最初に、あるいは、基礎をなす情報自体を書き直すことによってまたはUEによって前に書き込まれた報告を書き込むこと(記憶することを含む)によってUEによって書き込まれた報告に書き込まれた情報を書き込むことによってのいずれかで、さらなる使用のために、基地局によってまたはホストコンピュータによってなど、他のデバイスによって書き込まれ得る。
本明細書で説明される主題は、任意の好適な構成要素を使用する任意の適切なタイプのシステムにおいて実装され得るが、本明細書で開示される実施形態は、図4に示されている例示的な無線ネットワークなどの無線ネットワークに関して説明される。簡単のために、図4の無線ネットワークは、ネットワーク406、ネットワークノード460および460b、ならびにWD410、410b、および410cのみを図示する。実際には、無線ネットワークは、無線デバイス間の通信、あるいは無線デバイスと、固定電話、サービスプロバイダ、または任意の他のネットワークノードもしくはエンドデバイスなどの別の通信デバイスとの間の通信をサポートするのに好適な任意の追加のエレメントをさらに含み得る。示されている構成要素のうち、ネットワークノード460および無線デバイス(WD)410は、追加の詳細とともに図示される。無線ネットワークは、1つまたは複数の無線デバイスに通信および他のタイプのサービスを提供して、無線デバイスの、無線ネットワークへのアクセス、および/あるいは、無線ネットワークによってまたは無線ネットワークを介して提供されるサービスの使用を容易にし得る。
無線ネットワークは、任意のタイプの通信(communication)、通信(telecommunication)、データ、セルラ、および/または無線ネットワーク、あるいは他の同様のタイプのシステムを含み、および/またはそれらとインターフェースし得る。いくつかの実施形態では、無線ネットワークは、特定の規格あるいは他のタイプのあらかじめ規定されたルールまたはプロシージャに従って動作するように設定され得る。したがって、無線ネットワークの特定の実施形態は、汎欧州デジタル移動電話方式(GSM)、Universal Mobile Telecommunications System(UMTS)、Long Term Evolution(LTE)、ならびに/あるいは他の好適な2G、3G、4G、または5G規格などの通信規格、IEEE802.11規格などの無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)規格、ならびに/あるいは、マイクロ波アクセスのための世界的相互運用性(WiMax)、Bluetooth、Z-Waveおよび/またはZigBee規格など、任意の他の適切な無線通信規格を実装し得る。
ネットワーク406は、1つまたは複数のバックホールネットワーク、コアネットワーク、IPネットワーク、公衆交換電話網(PSTN)、パケットデータネットワーク、光ネットワーク、ワイドエリアネットワーク(WAN)、ローカルエリアネットワーク(LAN)、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)、有線ネットワーク、無線ネットワーク、メトロポリタンエリアネットワーク、およびデバイス間の通信を可能にするための他のネットワークを備え得る。
ネットワークノード460およびWD410は、以下でより詳細に説明される様々な構成要素を備える。これらの構成要素は、無線ネットワークにおいて無線接続を提供することなど、ネットワークノードおよび/または無線デバイス機能を提供するために協働する。異なる実施形態では、無線ネットワークは、任意の数の有線または無線ネットワーク、ネットワークノード、基地局、コントローラ、無線デバイス、リレー局、ならびに/あるいは有線接続を介してかまたは無線接続を介してかにかかわらず、データおよび/または信号の通信を容易にするかまたはその通信に参加し得る、任意の他の構成要素またはシステムを備え得る。
本明細書で使用されるネットワークノードは、無線デバイスと、ならびに/あるいは、無線デバイスへの無線アクセスを可能にし、および/または提供する、および/または、無線ネットワークにおいて他の機能(たとえば、アドミニストレーション)を実施するための、無線ネットワーク中の他のネットワークノードまたは機器と、直接または間接的に通信することが可能な、そうするように設定された、構成された、および/または動作可能な機器を指す。ネットワークノードの例は、限定はしないが、アクセスポイント(AP)(たとえば、無線アクセスポイント)、基地局(BS)(たとえば、無線基地局、ノードB、エボルブドノードB(eNB)およびNRノードB(gNB))を含む。基地局は、基地局が提供するカバレッジの量(または、言い方を変えれば、基地局の送信電力レベル)に基づいてカテゴリー分類され得、その場合、フェムト基地局、ピコ基地局、マイクロ基地局、またはマクロ基地局と呼ばれることもある。基地局は、リレーを制御する、リレーノードまたはリレードナーノードであり得る。ネットワークノードは、リモート無線ヘッド(RRH)と呼ばれることがある、集中型デジタルユニットおよび/またはリモートラジオユニット(RRU)など、分散無線基地局の1つまたは複数(またはすべて)の部分をも含み得る。そのようなリモートラジオユニットは、アンテナ統合無線機としてアンテナと統合されることも統合されないこともある。分散無線基地局の部分は、分散アンテナシステム(DAS)において、ノードと呼ばれることもある。ネットワークノードのまたさらなる例は、マルチスタンダード無線(MSR)BSなどのMSR機器、無線ネットワークコントローラ(RNC)または基地局コントローラ(BSC)などのネットワークコントローラ、基地トランシーバ局(BTS)、送信ポイント、送信ノード、マルチセル/マルチキャスト協調エンティティ(MCE)、コアネットワークノード(たとえば、MSC、MME)、O&Mノード、OSSノード、SONノード、測位ノード(たとえば、E-SMLC)、および/あるいはMDTを含む。別の例として、ネットワークノードは、以下でより詳細に説明されるように、仮想ネットワークノードであり得る。しかしながら、より一般的には、ネットワークノードは、無線ネットワークへのアクセスを可能にし、および/または無線デバイスに提供し、あるいは、無線ネットワークにアクセスした無線デバイスに何らかのサービスを提供することが可能な、そうするように設定された、構成された、および/または動作可能な任意の好適なデバイス(またはデバイスのグループ)を表し得る。
図4では、ネットワークノード460は、処理回路470と、デバイス可読媒体480と、インターフェース490と、補助機器484と、電源486と、電力回路487と、アンテナ462とを含む。図4の例示的な無線ネットワーク中に示されているネットワークノード460は、ハードウェア構成要素の示されている組合せを含むデバイスを表し得るが、他の実施形態は、構成要素の異なる組合せをもつネットワークノードを備え得る。ネットワークノードが、本明細書で開示されるタスク、特徴、機能、および方法を実施するために必要とされるハードウェアおよび/またはソフトウェアの任意の好適な組合せを備えることを理解されたい。その上、ネットワークノード460の構成要素が、より大きいボックス内に位置する単一のボックスとして、または複数のボックス内で入れ子にされている単一のボックスとして図示されているが、実際には、ネットワークノードは、単一の示されている構成要素を組成する複数の異なる物理構成要素を備え得る(たとえば、デバイス可読媒体480は、複数の別個のハードドライブならびに複数のRAMモジュールを備え得る)。
同様に、ネットワークノード460は、複数の物理的に別個の構成要素(たとえば、ノードB構成要素およびRNC構成要素、またはBTS構成要素およびBSC構成要素など)から組み立てられ得、これらは各々、それら自体のそれぞれの構成要素を有し得る。ネットワークノード460が複数の別個の構成要素(たとえば、BTS構成要素およびBSC構成要素)を備えるいくつかのシナリオでは、別個の構成要素のうちの1つまたは複数が、いくつかのネットワークノードの間で共有され得る。たとえば、単一のRNCが、複数のノードBを制御し得る。そのようなシナリオでは、各一意のノードBとRNCとのペアは、いくつかの事例では、単一の別個のネットワークノードと見なされ得る。いくつかの実施形態では、ネットワークノード460は、複数の無線アクセス技術(RAT)をサポートするように設定され得る。そのような実施形態では、いくつかの構成要素は複製され得(たとえば、異なるRATのための別個のデバイス可読媒体480)、いくつかの構成要素は再使用され得る(たとえば、同じアンテナ462がRATによって共有され得る)。ネットワークノード460は、ネットワークノード460に統合された、たとえば、GSM、WCDMA、LTE、NR、WiFi、またはBluetooth無線技術など、異なる無線技術のための様々な図示されている構成要素の複数のセットをも含み得る。これらの無線技術は、同じまたは異なるチップまたはチップのセット、およびネットワークノード460内の他の構成要素に統合され得る。
処理回路470は、ネットワークノードによって提供されるものとして本明細書で説明される、任意の決定動作、計算動作、または同様の動作(たとえば、いくつかの取得動作)を実施するように設定される。処理回路470によって実施されるこれらの動作は、処理回路470によって取得された情報を、たとえば、取得された情報を他の情報に変換することによって、処理すること、取得された情報または変換された情報をネットワークノードに記憶された情報と比較すること、ならびに/あるいは、取得された情報または変換された情報に基づいて、および前記処理が決定を行ったことの結果として、1つまたは複数の動作を実施することを含み得る。
処理回路470は、単体で、またはデバイス可読媒体480などの他のネットワークノード460構成要素と併せてのいずれかで、ネットワークノード460機能を提供するように動作可能な、マイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、中央処理ユニット、デジタル信号プロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、または任意の他の好適なコンピューティングデバイス、リソースのうちの1つまたは複数の組合せ、あるいはハードウェア、ソフトウェアおよび/または符号化された論理の組合せを備え得る。たとえば、処理回路470は、デバイス可読媒体480に記憶された命令、または処理回路470内のメモリに記憶された命令を実行し得る。そのような機能は、本明細書で説明される様々な無線特徴、機能、または利益のうちのいずれかを提供することを含み得る。いくつかの実施形態では、処理回路470は、システムオンチップ(SOC)を含み得る。
いくつかの実施形態では、処理回路470は、無線周波数(RF)トランシーバ回路472とベースバンド処理回路474とのうちの1つまたは複数を含み得る。いくつかの実施形態では、無線周波数(RF)トランシーバ回路472とベースバンド処理回路474とは、別個のチップ(またはチップのセット)、ボード、または無線ユニットおよびデジタルユニットなどのユニット上にあり得る。代替実施形態では、RFトランシーバ回路472とベースバンド処理回路474との一部または全部は、同じチップまたはチップのセット、ボード、あるいはユニット上にあり得る。
いくつかの実施形態では、ネットワークノード、基地局、eNBまたは他のそのようなネットワークデバイスによって提供されるものとして本明細書で説明される機能の一部または全部は、デバイス可読媒体480、または処理回路470内のメモリに記憶された、命令を実行する処理回路470によって実施され得る。代替実施形態では、機能の一部または全部は、ハードワイヤード様式などで、別個のまたは個別のデバイス可読媒体に記憶された命令を実行することなしに、処理回路470によって提供され得る。それらの実施形態のいずれでも、デバイス可読記憶媒体に記憶された命令を実行するか否かにかかわらず、処理回路470は、説明される機能を実施するように設定され得る。そのような機能によって提供される利益は、処理回路470単独に、またはネットワークノード460の他の構成要素に限定されないが、全体としてネットワークノード460によって、ならびに/または概してエンドユーザおよび無線ネットワークによって、享受される。
デバイス可読媒体480は、限定はしないが、永続記憶域、固体メモリ、リモートマウントメモリ、磁気媒体、光媒体、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、大容量記憶媒体(たとえば、ハードディスク)、リムーバブル記憶媒体(たとえば、フラッシュドライブ、コンパクトディスク(CD)またはデジタルビデオディスク(DVD))を含む、任意の形態の揮発性または不揮発性コンピュータ可読メモリ、ならびに/あるいは、処理回路470によって使用され得る情報、データ、および/または命令を記憶する、任意の他の揮発性または不揮発性、非一時的デバイス可読および/またはコンピュータ実行可能メモリデバイスを備え得る。デバイス可読媒体480は、コンピュータプログラム、ソフトウェア、論理、ルール、コード、テーブルなどのうちの1つまたは複数を含むアプリケーション、および/または処理回路470によって実行されることが可能であり、ネットワークノード460によって利用される、他の命令を含む、任意の好適な命令、データまたは情報を記憶し得る。デバイス可読媒体480は、処理回路470によって行われた計算および/またはインターフェース490を介して受信されたデータを記憶するために使用され得る。いくつかの実施形態では、処理回路470およびデバイス可読媒体480は、統合されていると見なされ得る。
インターフェース490は、ネットワークノード460、ネットワーク406、および/またはWD410の間のシグナリングおよび/またはデータの有線または無線通信において使用される。示されているように、インターフェース490は、たとえば有線接続上でネットワーク406との間でデータを送るおよび受信するための(1つまたは複数の)ポート/(1つまたは複数の)端末494を備える。インターフェース490は、アンテナ462に結合されるか、またはいくつかの実施形態では、アンテナ462の一部であり得る、無線フロントエンド回路492をも含む。無線フロントエンド回路492は、フィルタ498と増幅器496とを備える。無線フロントエンド回路492は、アンテナ462および処理回路470に接続され得る。無線フロントエンド回路は、アンテナ462と処理回路470との間で通信される信号を調整するように設定され得る。無線フロントエンド回路492は、無線接続を介して他のネットワークノードまたはWDに送出されるべきであるデジタルデータを受信し得る。無線フロントエンド回路492は、デジタルデータを、フィルタ498および/または増幅器496の組合せを使用して適切なチャネルおよび帯域幅パラメータを有する無線信号に変換し得る。無線信号は、次いで、アンテナ462を介して送信され得る。同様に、データを受信するとき、アンテナ462は無線信号を収集し得、次いで、無線信号は無線フロントエンド回路492によってデジタルデータに変換される。デジタルデータは、処理回路470に受け渡され得る。他の実施形態では、インターフェースは、異なる構成要素および/または構成要素の異なる組合せを備え得る。
いくつかの代替実施形態では、ネットワークノード460は別個の無線フロントエンド回路492を含まないことがあり、代わりに、処理回路470は、無線フロントエンド回路を備え得、別個の無線フロントエンド回路492なしでアンテナ462に接続され得る。同様に、いくつかの実施形態では、RFトランシーバ回路472の全部または一部が、インターフェース490の一部と見なされ得る。さらに他の実施形態では、インターフェース490は、無線ユニット(図示せず)の一部として、1つまたは複数のポートまたは端末494と、無線フロントエンド回路492と、RFトランシーバ回路472とを含み得、インターフェース490は、デジタルユニット(図示せず)の一部であるベースバンド処理回路474と通信し得る。
アンテナ462は、無線信号を送るおよび/または受信するように設定された、1つまたは複数のアンテナまたはアンテナアレイを含み得る。アンテナ462は、無線フロントエンド回路490に結合され得、データおよび/または信号を無線で送信および受信することが可能な任意のタイプのアンテナであり得る。いくつかの実施形態では、アンテナ462は、たとえば2GHzから66GHzの間の無線信号を送信/受信するように動作可能な1つまたは複数の全指向性、セクタまたはパネルアンテナを備え得る。全指向性アンテナは、任意の方向に無線信号を送信/受信するために使用され得、セクタアンテナは、特定のエリア内のデバイスから無線信号を送信/受信するために使用され得、パネルアンテナは、比較的直線ラインで無線信号を送信/受信するために使用される見通し線アンテナであり得る。いくつかの事例では、2つ以上のアンテナの使用は、MIMOと呼ばれることがある。いくつかの実施形態では、アンテナ462は、ネットワークノード460とは別個であり得、インターフェースまたはポートを通してネットワークノード460に接続可能であり得る。
アンテナ462、インターフェース490、および/または処理回路470は、ネットワークノードによって実施されるものとして本明細書で説明される任意の受信動作および/またはいくつかの取得動作を実施するように設定され得る。任意の情報、データおよび/または信号が、無線デバイス、別のネットワークノードおよび/または任意の他のネットワーク機器から受信され得る。同様に、アンテナ462、インターフェース490、および/または処理回路470は、ネットワークノードによって実施されるものとして本明細書で説明される任意の送信動作を実施するように設定され得る。任意の情報、データおよび/または信号が、無線デバイス、別のネットワークノードおよび/または任意の他のネットワーク機器に送信され得る。
電力回路487は、電力管理回路を備えるか、または電力管理回路に結合され得、本明細書で説明される機能を実施するための電力を、ネットワークノード460の構成要素に供給するように設定される。電力回路487は、電源486から電力を受信し得る。電源486および/または電力回路487は、それぞれの構成要素に好適な形態で(たとえば、各それぞれの構成要素のために必要とされる電圧および電流レベルにおいて)、ネットワークノード460の様々な構成要素に電力を提供するように設定され得る。電源486は、電力回路487および/またはネットワークノード460中に含まれるか、あるいは電力回路487および/またはネットワークノード460の外部にあるかのいずれかであり得る。たとえば、ネットワークノード460は、電気ケーブルなどの入力回路またはインターフェースを介して外部電源(たとえば、電気コンセント)に接続可能であり得、それにより、外部電源は電力回路487に電力を供給する。さらなる例として、電源486は、電力回路487に接続された、または電力回路487中で統合された、バッテリーまたはバッテリーパックの形態の電力源を備え得る。バッテリーは、外部電源が落ちた場合、バックアップ電力を提供し得る。光起電力デバイスなどの他のタイプの電源も使用され得る。
ネットワークノード460の代替実施形態は、本明細書で説明される機能、および/または本明細書で説明される主題をサポートするために必要な機能のうちのいずれかを含む、ネットワークノードの機能のいくつかの態様を提供することを担当し得る、図4に示されている構成要素以外の追加の構成要素を含み得る。たとえば、ネットワークノード460は、ネットワークノード460への情報の入力を可能にするための、およびネットワークノード460からの情報の出力を可能にするための、ユーザインターフェース機器を含み得る。これは、ユーザが、ネットワークノード460のための診断、メンテナンス、修復、および他のアドミニストレーティブ機能を実施することを可能にし得る。
本明細書で使用される無線デバイス(WD)は、ネットワークノードおよび/または他の無線デバイスと無線で通信することが可能な、そうするように設定された、構成された、および/または動作可能なデバイスを指す。別段に記載されていない限り、WDという用語は、本明細書ではユーザ機器(UE)と互換的に使用され得る。無線で通信することは、空中で情報を伝達するのに好適な、電磁波、電波、赤外波、および/または他のタイプの信号を使用して無線信号を送信および/または受信することを伴い得る。いくつかの実施形態では、WDは、直接人間対話なしに情報を送信および/または受信するように設定され得る。たとえば、WDは、内部または外部イベントによってトリガされたとき、あるいはネットワークからの要求に応答して、所定のスケジュールでネットワークに情報を送信するように設計され得る。WDの例は、限定はしないが、スマートフォン、モバイルフォン、セルフォン、ボイスオーバーIP(VoIP)フォン、無線ローカルループ電話、デスクトップコンピュータ、携帯情報端末(PDA)、無線カメラ、ゲーミングコンソールまたはデバイス、音楽記憶デバイス、再生器具、ウェアラブル端末デバイス、無線エンドポイント、移動局、タブレット、ラップトップコンピュータ、ラップトップ組込み機器(LEE)、ラップトップ搭載機器(LME)、スマートデバイス、無線顧客構内機器(CPE)、車載無線端末デバイスなどを含む。WDは、たとえばサイドリンク通信、V2V(Vehicle-to-Vehicle)、V2I(Vehicle-to-Infrastructure)、V2X(Vehicle-to-Everything)のための3GPP規格を実装することによって、D2D(device-to-device)通信をサポートし得、この場合、D2D通信デバイスと呼ばれることがある。また別の特定の例として、モノのインターネット(IoT)シナリオでは、WDは、監視および/または測定を実施し、そのような監視および/または測定の結果を別のWDおよび/またはネットワークノードに送信する、マシンまたは他のデバイスを表し得る。WDは、この場合、マシンツーマシン(M2M)デバイスであり得、M2Mデバイスは、3GPPコンテキストではMTCデバイスと呼ばれることがある。1つの特定の例として、WDは、3GPP狭帯域モノのインターネット(NB-IoT)規格を実装するUEであり得る。そのようなマシンまたはデバイスの特定の例は、センサー、電力計などの計量デバイス、産業用機械類、あるいは家庭用または個人用電気器具(たとえば、冷蔵庫、テレビジョンなど)、個人用ウェアラブル(たとえば、時計、フィットネストラッカーなど)である。他のシナリオでは、WDは車両または他の機器を表し得、車両または他の機器は、その動作ステータスを監視することおよび/またはその動作ステータスに関して報告すること、あるいはその動作に関連する他の機能が可能である。上記で説明されたWDは無線接続のエンドポイントを表し得、その場合、デバイスは無線端末と呼ばれることがある。さらに、上記で説明されたWDはモバイルであり得、その場合、デバイスはモバイルデバイスまたはモバイル端末と呼ばれることもある。
示されているように、無線デバイス410は、アンテナ411と、インターフェース414と、処理回路420と、デバイス可読媒体430と、ユーザインターフェース機器432と、補助機器434と、電源436と、電力回路437とを含む。WD410は、WD410によってサポートされる、たとえば、ほんの数個を挙げると、GSM、WCDMA、LTE、NR、WiFi、WiMAX、またはBluetooth無線技術など、異なる無線技術のための示されている構成要素のうちの1つまたは複数の複数のセットを含み得る。これらの無線技術は、WD410内の他の構成要素と同じまたは異なるチップまたはチップのセットに統合され得る。
アンテナ411は、無線信号を送るおよび/または受信するように設定された、1つまたは複数のアンテナまたはアンテナアレイを含み得、インターフェース414に接続される。いくつかの代替実施形態では、アンテナ411は、WD410とは別個であり、インターフェースまたはポートを通してWD410に接続可能であり得る。アンテナ411、インターフェース414、および/または処理回路420は、WDによって実施されるものとして本明細書で説明される任意の受信動作または送信動作を実施するように設定され得る。任意の情報、データおよび/または信号が、ネットワークノードおよび/または別のWDから受信され得る。いくつかの実施形態では、無線フロントエンド回路および/またはアンテナ411は、インターフェースと見なされ得る。
示されているように、インターフェース414は、無線フロントエンド回路412とアンテナ411とを備える。無線フロントエンド回路412は、1つまたは複数のフィルタ418と増幅器416とを備える。無線フロントエンド回路414は、アンテナ411および処理回路420に接続され、アンテナ411と処理回路420との間で通信される信号を調整するように設定される。無線フロントエンド回路412は、アンテナ411に結合されるか、またはアンテナ411の一部であり得る。いくつかの実施形態では、WD410は別個の無線フロントエンド回路412を含まないことがあり、むしろ、処理回路420は、無線フロントエンド回路を備え得、アンテナ411に接続され得る。同様に、いくつかの実施形態では、RFトランシーバ回路422の一部または全部が、インターフェース414の一部と見なされ得る。無線フロントエンド回路412は、無線接続を介して他のネットワークノードまたはWDに送出されるべきであるデジタルデータを受信し得る。無線フロントエンド回路412は、デジタルデータを、フィルタ418および/または増幅器416の組合せを使用して適切なチャネルおよび帯域幅パラメータを有する無線信号に変換し得る。無線信号は、次いで、アンテナ411を介して送信され得る。同様に、データを受信するとき、アンテナ411は無線信号を収集し得、次いで、無線信号は無線フロントエンド回路412によってデジタルデータに変換される。デジタルデータは、処理回路420に受け渡され得る。他の実施形態では、インターフェースは、異なる構成要素および/または構成要素の異なる組合せを備え得る。
処理回路420は、単体で、またはデバイス可読媒体430などの他のWD410構成要素と併せてのいずれかで、WD410機能を提供するように動作可能な、マイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、中央処理ユニット、デジタル信号プロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、または任意の他の好適なコンピューティングデバイス、リソースのうちの1つまたは複数の組合せ、あるいはハードウェア、ソフトウェアおよび/または符号化された論理の組合せを備え得る。そのような機能は、本明細書で説明される様々な無線特徴または利益のうちのいずれかを提供することを含み得る。たとえば、処理回路420は、本明細書で開示される機能を提供するために、デバイス可読媒体430に記憶された命令、または処理回路420内のメモリに記憶された命令を実行し得る。
示されているように、処理回路420は、RFトランシーバ回路422、ベースバンド処理回路424、およびアプリケーション処理回路426のうちの1つまたは複数を含む。他の実施形態では、処理回路は、異なる構成要素および/または構成要素の異なる組合せを備え得る。いくつかの実施形態では、WD410の処理回路420は、SOCを備え得る。いくつかの実施形態では、RFトランシーバ回路422、ベースバンド処理回路424、およびアプリケーション処理回路426は、別個のチップまたはチップのセット上にあり得る。代替実施形態では、ベースバンド処理回路424およびアプリケーション処理回路426の一部または全部は1つのチップまたはチップのセットになるように組み合わせられ得、RFトランシーバ回路422は別個のチップまたはチップのセット上にあり得る。さらに代替の実施形態では、RFトランシーバ回路422およびベースバンド処理回路424の一部または全部は同じチップまたはチップのセット上にあり得、アプリケーション処理回路426は別個のチップまたはチップのセット上にあり得る。また他の代替実施形態では、RFトランシーバ回路422、ベースバンド処理回路424、およびアプリケーション処理回路426の一部または全部は、同じチップまたはチップのセット中で組み合わせられ得る。いくつかの実施形態では、RFトランシーバ回路422は、インターフェース414の一部であり得る。RFトランシーバ回路422は、処理回路420のためのRF信号を調整し得る。
いくつかの実施形態では、WDによって実施されるものとして本明細書で説明される機能の一部または全部は、デバイス可読媒体430に記憶された命令を実行する処理回路420によって提供され得、デバイス可読媒体430は、いくつかの実施形態では、コンピュータ可読記憶媒体であり得る。代替実施形態では、機能の一部または全部は、ハードワイヤード様式などで、別個のまたは個別のデバイス可読記憶媒体に記憶された命令を実行することなしに、処理回路420によって提供され得る。それらの特定の実施形態のいずれでも、デバイス可読記憶媒体に記憶された命令を実行するか否かにかかわらず、処理回路420は、説明される機能を実施するように設定され得る。そのような機能によって提供される利益は、処理回路420単独に、またはWD410の他の構成要素に限定されないが、全体としてWD410によって、ならびに/または概してエンドユーザおよび無線ネットワークによって、享受される。
処理回路420は、WDによって実施されるものとして本明細書で説明される、任意の決定動作、計算動作、または同様の動作(たとえば、いくつかの取得動作)を実施するように設定され得る。処理回路420によって実施されるようなこれらの動作は、処理回路420によって取得された情報を、たとえば、取得された情報を他の情報に変換することによって、処理すること、取得された情報または変換された情報をWD410によって記憶された情報と比較すること、ならびに/あるいは、取得された情報または変換された情報に基づいて、および前記処理が決定を行ったことの結果として、1つまたは複数の動作を実施することを含み得る。
デバイス可読媒体430は、コンピュータプログラム、ソフトウェア、論理、ルール、コード、テーブルなどのうちの1つまたは複数を含むアプリケーション、および/または処理回路420によって実行されることが可能な他の命令を記憶するように動作可能であり得る。デバイス可読媒体430は、コンピュータメモリ(たとえば、ランダムアクセスメモリ(RAM)または読取り専用メモリ(ROM))、大容量記憶媒体(たとえば、ハードディスク)、リムーバブル記憶媒体(たとえば、コンパクトディスク(CD)またはデジタルビデオディスク(DVD))、ならびに/あるいは、処理回路420によって使用され得る情報、データ、および/または命令を記憶する、任意の他の揮発性または不揮発性、非一時的デバイス可読および/またはコンピュータ実行可能メモリデバイスを含み得る。いくつかの実施形態では、処理回路420およびデバイス可読媒体430は、統合されていると見なされ得る。
ユーザインターフェース機器432は、人間のユーザがWD410と対話することを可能にする構成要素を提供し得る。そのような対話は、視覚、聴覚、触覚など、多くの形態のものであり得る。ユーザインターフェース機器432は、ユーザへの出力を作り出すように、およびユーザがWD410への入力を提供することを可能にするように動作可能であり得る。対話のタイプは、WD410にインストールされるユーザインターフェース機器432のタイプに応じて変動し得る。たとえば、WD410がスマートフォンである場合、対話はタッチスクリーンを介したものであり得、WD410がスマートメーターである場合、対話は、使用量(たとえば、使用されたガロンの数)を提供するスクリーン、または(たとえば、煙が検出された場合)可聴警報を提供するスピーカーを通したものであり得る。ユーザインターフェース機器432は、入力インターフェース、デバイスおよび回路、ならびに、出力インターフェース、デバイスおよび回路を含み得る。ユーザインターフェース機器432は、WD410への情報の入力を可能にするように設定され、処理回路420が入力情報を処理することを可能にするために、処理回路420に接続される。ユーザインターフェース機器432は、たとえば、マイクロフォン、近接度または他のセンサー、キー/ボタン、タッチディスプレイ、1つまたは複数のカメラ、USBポート、あるいは他の入力回路を含み得る。ユーザインターフェース機器432はまた、WD410からの情報の出力を可能にするように、および処理回路420がWD410からの情報を出力することを可能にするように設定される。ユーザインターフェース機器432は、たとえば、スピーカー、ディスプレイ、振動回路、USBポート、ヘッドフォンインターフェース、または他の出力回路を含み得る。ユーザインターフェース機器432の1つまたは複数の入力および出力インターフェース、デバイス、および回路を使用して、WD410は、エンドユーザおよび/または無線ネットワークと通信し、エンドユーザおよび/または無線ネットワークが本明細書で説明される機能から利益を得ることを可能にし得る。
補助機器434は、概してWDによって実施されないことがある、より固有の機能を提供するように動作可能である。これは、様々な目的のために測定を行うための特殊化されたセンサー、有線通信などの追加のタイプの通信のためのインターフェースなどを備え得る。補助機器434の構成要素の包含、および補助機器434の構成要素のタイプは、実施形態および/またはシナリオに応じて変動し得る。
電源436は、いくつかの実施形態では、バッテリーまたはバッテリーパックの形態のものであり得る。外部電源(たとえば、電気コンセント)、光起電力デバイスまたは電池など、他のタイプの電源も使用され得る。WD410は、電源436から、本明細書で説明または指示される任意の機能を行うために電源436からの電力を必要とする、WD410の様々な部分に電力を配信するための、電力回路437をさらに備え得る。電力回路437は、いくつかの実施形態では、電力管理回路を備え得る。電力回路437は、追加または代替として、外部電源から電力を受信するように動作可能であり得、その場合、WD410は、電力ケーブルなどの入力回路またはインターフェースを介して(電気コンセントなどの)外部電源に接続可能であり得る。電力回路437はまた、いくつかの実施形態では、外部電源から電源436に電力を配信するように動作可能であり得る。これは、たとえば、電源436の充電のためのものであり得る。電力回路437は、電源436からの電力に対して、その電力を、電力が供給されるWD410のそれぞれの構成要素に好適であるようにするために、任意のフォーマッティング、変換、または他の修正を実施し得る。
図5は、本明細書で説明される様々な態様による、UEの一実施形態を示す。本明細書で使用されるユーザ機器またはUEは、必ずしも、関連のあるデバイスを所有し、および/または動作させる人間のユーザという意味におけるユーザを有するとは限らない。代わりに、UEは、人間のユーザへの販売、または人間のユーザによる動作を意図されるが、特定の人間のユーザに関連しないことがあるか、または特定の人間のユーザに初めに関連しないことがある、デバイス(たとえば、スマートスプリンクラーコントローラ)を表し得る。代替的に、UEは、エンドユーザへの販売、またはエンドユーザによる動作を意図されないが、ユーザに関連するか、またはユーザの利益のために動作され得る、デバイス(たとえば、スマート電力計)を表し得る。UE5200は、NB-IoT UE、マシン型通信(MTC)UE、および/または拡張MTC(eMTC)UEを含む、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)によって識別される任意のUEであり得る。図5に示されているUE500は、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)のGSM、UMTS、LTE、および/または5G規格など、3GPPによって公表された1つまたは複数の通信規格による通信のために設定されたWDの一例である。前述のように、WDおよびUEという用語は、互換的に使用され得る。したがって、図5はUEであるが、本明細書で説明される構成要素は、WDに等しく適用可能であり、その逆も同様である。
図5では、UE500は、入出力インターフェース505、無線周波数(RF)インターフェース509、ネットワーク接続インターフェース511、ランダムアクセスメモリ(RAM)517と読取り専用メモリ(ROM)519と記憶媒体521などとを含むメモリ515、通信サブシステム531、電源533、および/または他の構成要素、あるいはそれらの任意の組合せに動作可能に結合された、処理回路501を含む。記憶媒体521は、オペレーティングシステム523と、アプリケーションプログラム525と、データ527とを含む。他の実施形態では、記憶媒体521は、他の同様のタイプの情報を含み得る。いくつかのUEは、図5に示されている構成要素のすべてを利用するか、またはそれらの構成要素のサブセットのみを利用し得る。構成要素間の統合のレベルは、UEごとに変動し得る。さらに、いくつかのUEは、複数のプロセッサ、メモリ、トランシーバ、送信機、受信機など、構成要素の複数のインスタンスを含んでいることがある。
図5では、処理回路501は、コンピュータ命令およびデータを処理するように設定され得る。処理回路501は、(たとえば、ディスクリート論理、FPGA、ASICなどにおける)1つまたは複数のハードウェア実装状態マシンなど、マシン可読コンピュータプログラムとしてメモリに記憶されたマシン命令を実行するように動作可能な任意の逐次状態マシン、適切なファームウェアと一緒のプログラマブル論理、適切なソフトウェアと一緒のマイクロプロセッサまたはデジタル信号プロセッサ(DSP)など、1つまたは複数のプログラム内蔵、汎用プロセッサ、あるいは上記の任意の組合せを実装するように設定され得る。たとえば、処理回路501は、2つの中央処理ユニット(CPU)を含み得る。データは、コンピュータによる使用に好適な形態での情報であり得る。
図示された実施形態では、入出力インターフェース505は、入力デバイス、出力デバイス、または入出力デバイスに通信インターフェースを提供するように設定され得る。UE500は、入出力インターフェース505を介して出力デバイスを使用するように設定され得る。出力デバイスは、入力デバイスと同じタイプのインターフェースポートを使用し得る。たとえば、UE500への入力およびUE500からの出力を提供するために、USBポートが使用され得る。出力デバイスは、スピーカー、サウンドカード、ビデオカード、ディスプレイ、モニタ、プリンタ、アクチュエータ、エミッタ、スマートカード、別の出力デバイス、またはそれらの任意の組合せであり得る。UE500は、ユーザがUE500に情報をキャプチャすることを可能にするために、入出力インターフェース505を介して入力デバイスを使用するように設定され得る。入力デバイスは、タッチセンシティブまたはプレゼンスセンシティブディスプレイ、カメラ(たとえば、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、ウェブカメラなど)、マイクロフォン、センサー、マウス、トラックボール、方向性パッド、トラックパッド、スクロールホイール、スマートカードなどを含み得る。プレゼンスセンシティブディスプレイは、ユーザからの入力を検知するための容量性または抵抗性タッチセンサーを含み得る。センサーは、たとえば、加速度計、ジャイロスコープ、チルトセンサー、力センサー、磁力計、光センサー、近接度センサー、別の同様のセンサー、またはそれらの任意の組合せであり得る。たとえば、入力デバイスは、加速度計、磁力計、デジタルカメラ、マイクロフォン、および光センサーであり得る。
図5では、RFインターフェース509は、送信機、受信機、およびアンテナなど、RF構成要素に通信インターフェースを提供するように設定され得る。ネットワーク接続インターフェース511は、ネットワーク543aに通信インターフェースを提供するように設定され得る。ネットワーク543aは、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、コンピュータネットワーク、無線ネットワーク、通信ネットワーク、別の同様のネットワークまたはそれらの任意の組合せなど、有線および/または無線ネットワークを包含し得る。たとえば、ネットワーク543aは、Wi-Fiネットワークを備え得る。ネットワーク接続インターフェース511は、イーサネット、TCP/IP、SONET、ATMなど、1つまたは複数の通信プロトコルに従って通信ネットワーク上で1つまたは複数の他のデバイスと通信するために使用される、受信機および送信機インターフェースを含むように設定され得る。ネットワーク接続インターフェース511は、通信ネットワークリンク(たとえば、光学的、電気的など)に適した受信機および送信機機能を実装し得る。送信機および受信機機能は、回路構成要素、ソフトウェアまたはファームウェアを共有し得るか、あるいは、代替的に、別個に実装され得る。
RAM517は、オペレーティングシステム、アプリケーションプログラム、およびデバイスドライバなど、ソフトウェアプログラムの実行中に、データまたはコンピュータ命令の記憶またはキャッシングを提供するために、バス502を介して処理回路501にインターフェースするように設定され得る。ROM519は、処理回路501にコンピュータ命令またはデータを提供するように設定され得る。たとえば、ROM519は、不揮発性メモリに記憶される、基本入出力(I/O)、起動、またはキーボードからのキーストロークの受信など、基本システム機能のための、不変低レベルシステムコードまたはデータを記憶するように設定され得る。記憶媒体521は、RAM、ROM、プログラマブル読取り専用メモリ(PROM)、消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(EPROM)、電気的消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(EEPROM)、磁気ディスク、光ディスク、フロッピーディスク、ハードディスク、リムーバブルカートリッジ、またはフラッシュドライブなど、メモリを含むように設定され得る。一例では、記憶媒体521は、オペレーティングシステム523と、ウェブブラウザアプリケーション、ウィジェットまたはガジェットエンジン、あるいは別のアプリケーションなどのアプリケーションプログラム525と、データファイル527とを含むように設定され得る。記憶媒体521は、UE500による使用のために、多様な様々なオペレーティングシステムまたはオペレーティングシステムの組合せのうちのいずれかを記憶し得る。
記憶媒体521は、独立ディスクの冗長アレイ(RAID)、フロッピーディスクドライブ、フラッシュメモリ、USBフラッシュドライブ、外部ハードディスクドライブ、サムドライブ、ペンドライブ、キードライブ、高密度デジタル多用途ディスク(HD-DVD)光ディスクドライブ、内蔵ハードディスクドライブ、Blu-Ray光ディスクドライブ、ホログラフィックデジタルデータ記憶(HDDS)光ディスクドライブ、外部ミニデュアルインラインメモリモジュール(DIMM)、シンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ(SDRAM)、外部マイクロDIMM SDRAM、加入者識別モジュールまたはリムーバブルユーザ識別情報(SIM/RUIM)モジュールなどのスマートカードメモリ、他のメモリ、あるいはそれらの任意の組合せなど、いくつかの物理ドライブユニットを含むように設定され得る。記憶媒体521は、UE500が、一時的または非一時的メモリ媒体に記憶されたコンピュータ実行可能命令、アプリケーションプログラムなどにアクセスすること、データをオフロードすること、あるいはデータをアップロードすることを可能にし得る。通信システムを利用する製造品などの製造品は、記憶媒体521中に有形に具現され得、記憶媒体521はデバイス可読媒体を備え得る。
図5では、処理回路501は、通信サブシステム531を使用してネットワーク543bと通信するように設定され得る。ネットワーク543aとネットワーク543bとは、同じ1つまたは複数のネットワークまたは異なる1つまたは複数のネットワークであり得る。通信サブシステム531は、ネットワーク543bと通信するために使用される1つまたは複数のトランシーバを含むように設定され得る。たとえば、通信サブシステム531は、IEEE802.11、CDMA、WCDMA、GSM、LTE、UTRAN、WiMaxなど、1つまたは複数の通信プロトコルに従って、無線アクセスネットワーク(RAN)の別のWD、UE、または基地局など、無線通信が可能な別のデバイスの1つまたは複数のリモートトランシーバと通信するために使用される、1つまたは複数のトランシーバを含むように設定され得る。各トランシーバは、RANリンク(たとえば、周波数割り当てなど)に適した送信機機能または受信機機能をそれぞれ実装するための、送信機533および/または受信機535を含み得る。さらに、各トランシーバの送信機533および受信機535は、回路構成要素、ソフトウェアまたはファームウェアを共有し得るか、あるいは、代替的に、別個に実装され得る。
示されている実施形態では、通信サブシステム531の通信機能は、データ通信、ボイス通信、マルチメディア通信、Bluetoothなどの短距離通信、ニアフィールド通信、ロケーションを決定するための全地球測位システム(GPS)の使用などのロケーションベース通信、別の同様の通信機能、またはそれらの任意の組合せを含み得る。たとえば、通信サブシステム531は、セルラ通信と、Wi-Fi通信と、Bluetooth通信と、GPS通信とを含み得る。ネットワーク543bは、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、コンピュータネットワーク、無線ネットワーク、通信ネットワーク、別の同様のネットワークまたはそれらの任意の組合せなど、有線および/または無線ネットワークを包含し得る。たとえば、ネットワーク543bは、セルラネットワーク、Wi-Fiネットワーク、および/またはニアフィールドネットワークであり得る。電源513は、UE500の構成要素に交流(AC)または直流(DC)電力を提供するように設定され得る。
本明細書で説明される特徴、利益および/または機能は、UE500の構成要素のうちの1つにおいて実装されるか、またはUE500の複数の構成要素にわたって区分され得る。さらに、本明細書で説明される特徴、利益、および/または機能は、ハードウェア、ソフトウェアまたはファームウェアの任意の組合せで実装され得る。一例では、通信サブシステム531は、本明細書で説明される構成要素のうちのいずれかを含むように設定され得る。さらに、処理回路501は、バス502上でそのような構成要素のうちのいずれかと通信するように設定され得る。別の例では、そのような構成要素のうちのいずれかは、処理回路501によって実行されたとき、本明細書で説明される対応する機能を実施する、メモリに記憶されたプログラム命令によって表され得る。別の例では、そのような構成要素のうちのいずれかの機能は、処理回路501と通信サブシステム531との間で区分され得る。別の例では、そのような構成要素のうちのいずれかの非計算集約的機能が、ソフトウェアまたはファームウェアで実装され得、計算集約的機能がハードウェアで実装され得る。
図6は、いくつかの実施形態によって実装される機能が仮想化され得る、仮想化環境600を示す概略ブロック図である。本コンテキストでは、仮想化することは、ハードウェアプラットフォーム、記憶デバイスおよびネットワーキングリソースを仮想化することを含み得る、装置またはデバイスの仮想バージョンを作成することを意味する。本明細書で使用される仮想化は、ノード(たとえば、仮想化された基地局または仮想化された無線アクセスノード)に、あるいはデバイス(たとえば、UE、無線デバイスまたは任意の他のタイプの通信デバイス)またはそのデバイスの構成要素に適用され得、機能の少なくとも一部分が、(たとえば、1つまたは複数のネットワークにおいて1つまたは複数の物理処理ノード上で実行する、1つまたは複数のアプリケーション、構成要素、機能、仮想マシンまたはコンテナを介して)1つまたは複数の仮想構成要素として実装される、実装形態に関する。
いくつかの実施形態では、本明細書で説明される機能の一部または全部は、ハードウェアノード630のうちの1つまたは複数によってホストされる1つまたは複数の仮想環境600において実装される1つまたは複数の仮想マシンによって実行される、仮想構成要素として実装され得る。さらに、仮想ノードが、無線アクセスノードではないか、または無線コネクティビティ(たとえば、コアネットワークノード)を必要としない実施形態では、ネットワークノードは完全に仮想化され得る。
機能は、本明細書で開示される実施形態のうちのいくつかの特徴、機能、および/または利益のうちのいくつかを実装するように動作可能な、(代替的に、ソフトウェアインスタンス、仮想アプライアンス、ネットワーク機能、仮想ノード、仮想ネットワーク機能などと呼ばれることがある)1つまたは複数のアプリケーション620によって実装され得る。アプリケーション620は、処理回路660とメモリ690とを備えるハードウェア630を提供する、仮想化環境600において稼働される。メモリ690は、処理回路660によって実行可能な命令695を含んでおり、それにより、アプリケーション620は、本明細書で開示される特徴、利益、および/または機能のうちの1つまたは複数を提供するように動作可能である。
仮想化環境600は、1つまたは複数のプロセッサのセットまたは処理回路660を備える、汎用または専用のネットワークハードウェアデバイス630を備え、1つまたは複数のプロセッサのセットまたは処理回路660は、商用オフザシェルフ(COTS)プロセッサ、専用の特定用途向け集積回路(ASIC)、あるいは、デジタルもしくはアナログハードウェア構成要素または専用プロセッサを含む任意の他のタイプの処理回路であり得る。各ハードウェアデバイスはメモリ690-1を備え得、メモリ690-1は、処理回路660によって実行される命令695またはソフトウェアを一時的に記憶するための非永続的メモリであり得る。各ハードウェアデバイスは、ネットワークインターフェースカードとしても知られる、1つまたは複数のネットワークインターフェースコントローラ(NIC)670を備え得、ネットワークインターフェースコントローラ(NIC)670は物理ネットワークインターフェース680を含む。各ハードウェアデバイスは、処理回路660によって実行可能なソフトウェア695および/または命令を記憶した、非一時的、永続的、マシン可読記憶媒体690-2をも含み得る。ソフトウェア695は、1つまたは複数の(ハイパーバイザとも呼ばれる)仮想化レイヤ650をインスタンス化するためのソフトウェア、仮想マシン640を実行するためのソフトウェア、ならびに、それが、本明細書で説明されるいくつかの実施形態との関係において説明される機能、特徴および/または利益を実行することを可能にする、ソフトウェアを含む、任意のタイプのソフトウェアを含み得る。
仮想マシン640は、仮想処理、仮想メモリ、仮想ネットワーキングまたはインターフェース、および仮想記憶域を備え、対応する仮想化レイヤ650またはハイパーバイザによって稼働され得る。仮想アプライアンス620の事例の異なる実施形態が、仮想マシン640のうちの1つまたは複数上で実装され得、実装は異なるやり方で行われ得る。
動作中に、処理回路660は、ソフトウェア695を実行してハイパーバイザまたは仮想化レイヤ650をインスタンス化し、ハイパーバイザまたは仮想化レイヤ650は、時々、仮想マシンモニタ(VMM)と呼ばれることがある。仮想化レイヤ650は、仮想マシン640に、ネットワーキングハードウェアのように見える仮想動作プラットフォームを提示し得る。
図6に示されているように、ハードウェア630は、一般的なまたは特定の構成要素をもつスタンドアロンネットワークノードであり得る。ハードウェア630は、アンテナ6225を備え得、仮想化を介していくつかの機能を実装し得る。代替的に、ハードウェア630は、多くのハードウェアノードが協働し、特に、アプリケーション620のライフサイクル管理を監督する、管理およびオーケストレーション(MANO)6100を介して管理される、(たとえば、データセンタまたは顧客構内機器(CPE)の場合のような)ハードウェアのより大きいクラスタの一部であり得る。
ハードウェアの仮想化は、いくつかのコンテキストにおいて、ネットワーク機能仮想化(NFV)と呼ばれる。NFVは、多くのネットワーク機器タイプを、データセンタおよび顧客構内機器中に位置し得る、業界標準高ボリュームサーバハードウェア、物理スイッチ、および物理記憶域上にコンソリデートするために使用され得る。
NFVのコンテキストでは、仮想マシン640は、プログラムを、それらのプログラムが、物理的な仮想化されていないマシン上で実行しているかのように稼働する、物理マシンのソフトウェア実装形態であり得る。仮想マシン640の各々と、その仮想マシンに専用のハードウェアであろうと、および/またはその仮想マシンによって仮想マシン640のうちの他の仮想マシンと共有されるハードウェアであろうと、その仮想マシンを実行するハードウェア630のその一部とは、別個の仮想ネットワークエレメント(VNE)を形成する。
さらにNFVのコンテキストにおいて、仮想ネットワーク機能(VNF)は、ハードウェアネットワーキングインフラストラクチャ630の上の1つまたは複数の仮想マシン640において稼働する特定のネットワーク機能をハンドリングすることを担当し、図6中のアプリケーション620に対応する。
いくつかの実施形態では、各々、1つまたは複数の送信機6220と1つまたは複数の受信機6210とを含む、1つまたは複数の無線ユニット6200は、1つまたは複数のアンテナ6225に結合され得る。無線ユニット6200は、1つまたは複数の適切なネットワークインターフェースを介してハードウェアノード630と直接通信し得、無線アクセスノードまたは基地局など、無線能力をもつ仮想ノードを提供するために仮想構成要素と組み合わせて使用され得る。
いくつかの実施形態では、何らかのシグナリングが、ハードウェアノード630と無線ユニット6200との間の通信のために代替的に使用され得る制御システム6230を使用して、実現され得る。
図7を参照すると、一実施形態によれば、通信システムが、無線アクセスネットワークなどのアクセスネットワーク711とコアネットワーク714とを備える、3GPPタイプセルラネットワークなどの通信ネットワーク710を含む。アクセスネットワーク711は、NB、eNB、gNBまたは他のタイプの無線アクセスポイントなど、複数の基地局712a、712b、712cを備え、各々が、対応するカバレッジエリア713a、713b、713cを規定する。各基地局712a、712b、712cは、有線接続または無線接続715上でコアネットワーク714に接続可能である。カバレッジエリア713c中に位置する第1のUE791が、対応する基地局712cに無線で接続するか、または対応する基地局712cによってページングされるように設定される。カバレッジエリア713a中の第2のUE792が、対応する基地局712aに無線で接続可能である。この例では複数のUE791、792が示されているが、開示される実施形態は、唯一のUEがカバレッジエリア中にある状況、または唯一のUEが、対応する基地局712に接続している状況に等しく適用可能である。
通信ネットワーク710は、それ自体、ホストコンピュータ730に接続され、ホストコンピュータ730は、スタンドアロンサーバ、クラウド実装サーバ、分散サーバのハードウェアおよび/またはソフトウェアにおいて、あるいはサーバファーム中の処理リソースとして具現され得る。ホストコンピュータ730は、サービスプロバイダの所有または制御下にあり得、あるいはサービスプロバイダによってまたはサービスプロバイダに代わって動作され得る。通信ネットワーク710とホストコンピュータ730との間の接続721および722は、コアネットワーク714からホストコンピュータ730に直接延び得るか、または随意の中間ネットワーク720を介して進み得る。中間ネットワーク720は、パブリックネットワーク、プライベートネットワークまたはホストされたネットワークのうちの1つ、またはそれらのうちの2つ以上の組合せであり得、中間ネットワーク720は、もしあれば、バックボーンネットワークまたはインターネットであり得、特に、中間ネットワーク720は、2つまたはそれ以上のサブネットワーク(図示せず)を備え得る。
図7の通信システムは全体として、接続されたUE791、792とホストコンピュータ730との間のコネクティビティを可能にする。コネクティビティは、オーバーザトップ(OTT)接続750として説明され得る。ホストコンピュータ730および接続されたUE791、792は、アクセスネットワーク711、コアネットワーク714、任意の中間ネットワーク720、および考えられるさらなるインフラストラクチャ(図示せず)を媒介として使用して、OTT接続750を介して、データおよび/またはシグナリングを通信するように設定される。OTT接続750は、OTT接続750が通過する、参加する通信デバイスが、アップリンクおよびダウンリンク通信のルーティングに気づいていないという意味で、透過的であり得る。たとえば、基地局712は、接続されたUE791にフォワーディング(たとえば、ハンドオーバ)されるべき、ホストコンピュータ730から発生したデータを伴う着信ダウンリンク通信の過去のルーティングについて、通知されないことがあるかまたは通知される必要がない。同様に、基地局712は、UE791から発生してホストコンピュータ730に向かう発信アップリンク通信の将来のルーティングに気づいている必要がない。
次に、一実施形態による、前の段落において説明されたUE、基地局およびホストコンピュータの例示的な実装形態が、図8を参照しながら説明される。通信システム800では、ホストコンピュータ810が、通信システム800の異なる通信デバイスのインターフェースとの有線接続または無線接続をセットアップおよび維持するように設定された通信インターフェース816を含む、ハードウェア815を備える。ホストコンピュータ810は、記憶能力および/または処理能力を有し得る、処理回路818をさらに備える。特に、処理回路818は、命令を実行するように適応された、1つまたは複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、またはこれらの組合せ(図示せず)を備え得る。ホストコンピュータ810は、ホストコンピュータ810に記憶されるかまたはホストコンピュータ810によってアクセス可能であり、処理回路818によって実行可能である、ソフトウェア811をさらに備える。ソフトウェア811はホストアプリケーション812を含む。ホストアプリケーション812は、UE830およびホストコンピュータ810において終端するOTT接続850を介して接続するUE830など、リモートユーザにサービスを提供するように動作可能であり得る。リモートユーザにサービスを提供する際に、ホストアプリケーション812は、OTT接続850を使用して送信されるユーザデータを提供し得る。
通信システム800は、通信システム中に提供される基地局820をさらに含み、基地局820は、基地局820がホストコンピュータ810およびUE830と通信することを可能にするハードウェア825を備える。ハードウェア825は、通信システム800の異なる通信デバイスのインターフェースとの有線接続または無線接続をセットアップおよび維持するための通信インターフェース826、ならびに基地局820によってサーブされるカバレッジエリア(図8に図示せず)中に位置するUE830との少なくとも無線接続870をセットアップおよび維持するための無線インターフェース827を含み得る。通信インターフェース826は、ホストコンピュータ810への接続860を容易にするように設定され得る。接続860は直接であり得るか、あるいは、接続860は、通信システムのコアネットワーク(図8に図示せず)を、および/または通信システムの外部の1つまたは複数の中間ネットワークを通過し得る。図示の実施形態では、基地局820のハードウェア825は、処理回路828をさらに含み、処理回路828は、命令を実行するように適応された、1つまたは複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、またはこれらの組合せ(図示せず)を備え得る。基地局820は、内部的に記憶されるかまたは外部接続を介してアクセス可能なソフトウェア821をさらに有する。
通信システム800は、すでに言及されたUE830をさらに含む。UE830のハードウェア835は、UE830が現在位置するカバレッジエリアをサーブする基地局との無線接続870をセットアップおよび維持するように設定された、無線インターフェース837を含み得る。UE830のハードウェア835は、処理回路838をさらに含み、処理回路838は、命令を実行するように適応された、1つまたは複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、またはこれらの組合せ(図示せず)を備え得る。UE830は、UE830に記憶されるかまたはUE830によってアクセス可能であり、処理回路838によって実行可能である、ソフトウェア831をさらに備える。ソフトウェア831はクライアントアプリケーション832を含む。クライアントアプリケーション832は、ホストコンピュータ810のサポートのもとに、UE830を介して人間のまたは人間でないユーザにサービスを提供するように動作可能であり得る。ホストコンピュータ810では、実行しているホストアプリケーション812は、UE830およびホストコンピュータ810において終端するOTT接続850を介して、実行しているクライアントアプリケーション832と通信し得る。ユーザにサービスを提供する際に、クライアントアプリケーション832は、ホストアプリケーション812から要求データを受信し、要求データに応答してユーザデータを提供し得る。OTT接続850は、要求データとユーザデータの両方を転送し得る。クライアントアプリケーション832は、クライアントアプリケーション832が提供するユーザデータを生成するためにユーザと対話し得る。
図8に示されているホストコンピュータ810、基地局820およびUE830は、それぞれ、図7のホストコンピュータ730、基地局712a、712b、712cのうちの1つ、およびUE791、792のうちの1つと同様または同等であり得ることに留意されたい。つまり、これらのエンティティの内部の働きは、図8に示されているようなものであり得、別個に、周囲のネットワークトポロジーは、図7のものであり得る。
図8では、OTT接続850は、仲介デバイスとこれらのデバイスを介したメッセージの正確なルーティングとへの明示的言及なしに、基地局820を介したホストコンピュータ810とUE830との間の通信を示すために抽象的に描かれている。ネットワークインフラストラクチャが、ルーティングを決定し得、ネットワークインフラストラクチャは、UE830からまたはホストコンピュータ810を動作させるサービスプロバイダから、またはその両方からルーティングを隠すように設定され得る。OTT接続850がアクティブである間、ネットワークインフラストラクチャは、さらに、ネットワークインフラストラクチャが(たとえば、ネットワークの負荷分散考慮または再設定に基づいて)ルーティングを動的に変更する判断を行い得る。
UE830と基地局820との間の無線接続870は、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従う。様々な実施形態のうちの1つまたは複数は、無線接続870が最後のセグメントを形成するOTT接続850を使用して、UE830に提供されるOTTサービスの性能を改善する。より正確には、これらの実施形態の教示は、たとえば、データレート、レイテンシ、および電力消費を改善し、それにより、低減されたユーザ待ち時間、ファイルサイズに対する緩和された制限、より良い応答性、および延長されたバッテリー寿命などの利益を提供し得る。
1つまたは複数の実施形態が改善する、データレート、レイテンシ、および他のファクタを監視する目的での、測定プロシージャが提供され得る。測定結果の変動に応答して、ホストコンピュータ810とUE830との間のOTT接続850を再設定するための随意のネットワーク機能がさらにあり得る。測定プロシージャおよび/またはOTT接続850を再設定するためのネットワーク機能は、ホストコンピュータ810のソフトウェア811およびハードウェア815でまたはUE830のソフトウェア831およびハードウェア835で、またはその両方で実装され得る。実施形態では、OTT接続850が通過する通信デバイスにおいて、またはその通信デバイスに関連して、センサー(図示せず)が展開され得、センサーは、上記で例示された監視された量の値を供給すること、またはソフトウェア811、831が監視された量を算出または推定し得る他の物理量の値を供給することによって、測定プロシージャに参加し得る。OTT接続850の再設定は、メッセージフォーマット、再送信セッティング、好ましいルーティングなどを含み得、再設定は、基地局820に影響を及ぼす必要がなく、再設定は、基地局820に知られていないかまたは知覚不可能であり得る。そのようなプロシージャおよび機能は、当技術分野において知られ、実践され得る。いくつかの実施形態では、測定は、スループット、伝搬時間、レイテンシなどのホストコンピュータ810の測定を容易にするプロプライエタリUEシグナリングを伴い得る。測定は、ソフトウェア811および831が、ソフトウェア811および831が伝搬時間、エラーなどを監視する間にOTT接続850を使用して、メッセージ、特に空のまたは「ダミー」メッセージが送信されることを引き起こすことにおいて、実装され得る。
図9は、一実施形態による、通信システムにおいて実装される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図7および図8を参照しながら説明されたものであり得る、ホストコンピュータと基地局とUEとを含む。本開示の簡単のために、図9への図面参照のみがこのセクションに含まれる。ステップ910において、ホストコンピュータはユーザデータを提供する。ステップ910の(随意であり得る)サブステップ911において、ホストコンピュータは、ホストアプリケーションを実行することによって、ユーザデータを提供する。ステップ920において、ホストコンピュータは、UEにユーザデータを搬送する送信を始動する。(随意であり得る)ステップ930において、基地局は、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、ホストコンピュータが始動した送信において搬送されたユーザデータをUEに送信する。(また、随意であり得る)ステップ940において、UEは、ホストコンピュータによって実行されるホストアプリケーションに関連するクライアントアプリケーションを実行する。
図10は、一実施形態による、通信システムにおいて実装される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図7および図8を参照しながら説明されたものであり得る、ホストコンピュータと基地局とUEとを含む。本開示の簡単のために、図10への図面参照のみがこのセクションに含まれる。方法のステップ1010において、ホストコンピュータはユーザデータを提供する。随意のサブステップ(図示せず)において、ホストコンピュータは、ホストアプリケーションを実行することによって、ユーザデータを提供する。ステップ1020において、ホストコンピュータは、UEにユーザデータを搬送する送信を始動する。送信は、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、基地局を介して進み得る。(随意であり得る)ステップ1030において、UEは、送信において搬送されたユーザデータを受信する。
図11は、一実施形態による、通信システムにおいて実装される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図7および図8を参照しながら説明されたものであり得る、ホストコンピュータと基地局とUEとを含む。本開示の簡単のために、図11への図面参照のみがこのセクションに含まれる。(随意であり得る)ステップ1110において、UEは、ホストコンピュータによって提供された入力データを受信する。追加または代替として、ステップ1120において、UEはユーザデータを提供する。ステップ1120の(随意であり得る)サブステップ1121において、UEは、クライアントアプリケーションを実行することによって、ユーザデータを提供する。ステップ1110の(随意であり得る)サブステップ1111において、UEは、ホストコンピュータによって提供された受信された入力データに反応してユーザデータを提供する、クライアントアプリケーションを実行する。ユーザデータを提供する際に、実行されたクライアントアプリケーションは、ユーザから受信されたユーザ入力をさらに考慮し得る。ユーザデータが提供された特定の様式にかかわらず、UEは、(随意であり得る)サブステップ1130において、ホストコンピュータへのユーザデータの送信を始動する。方法のステップ1140において、ホストコンピュータは、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、UEから送信されたユーザデータを受信する。
図12は、一実施形態による、通信システムにおいて実装される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図7および図8を参照しながら説明されたものであり得る、ホストコンピュータと基地局とUEとを含む。本開示の簡単のために、図12への図面参照のみがこのセクションに含まれる。(随意であり得る)ステップ1210において、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、基地局は、UEからユーザデータを受信する。(随意であり得る)ステップ1220において、基地局は、ホストコンピュータへの、受信されたユーザデータの送信を始動する。(随意であり得る)ステップ1230において、ホストコンピュータは、基地局によって始動された送信において搬送されたユーザデータを受信する。
図13は、2次ノード動作に関連するモビリティ履歴の追跡を可能にするための無線デバイスによって実施される方法を伴う、特定の実施形態による方法を図示する。方法は、ステップ1302において、無線デバイスによって、無線デバイスが設定されたときの1つまたは複数のPSCellの設定(または設定の欠如)に関連する1つまたは複数のイベントを受信することから始まる。方法は、1304において、無線デバイスによって、無線デバイスのモビリティ履歴に関する報告を生成することを続ける。報告を書き込むことは、1306において、報告に、1つまたは複数のイベントに関連する1つまたは複数の状態を書き込み、報告に、1つまたは複数の状態の各々に関連するそれぞれの情報を書き込むことを含む。
様々な実施形態では、報告を書き込むことは、PSCellの設定、PSCell1の設定、PSCell2の設定、および「SN設定なし」のうちの少なくとも1つを含む1つまたは複数の状態を書き込むことを含む。さらに、報告を書き込むことは、様々な実施形態では、1つまたは複数のPSCellのうちのあるPSCellが設定されて(またはPSCell設定なしで)費やされた時間、無線デバイスを状態においてトリガした原因、状態において経験されるセル品質、状態における無線デバイスのモビリティ状態、1つまたは複数のPSCellのうちのあるPSCellが設定される最初の瞬間におけるモバイルデバイスのモビリティ状態、1つまたは複数のPSCellのうちのあるPSCellが設定される最後の瞬間におけるモバイルデバイスのモビリティ状態のうちの少なくとも1つである、1つまたは複数の状態の各々に関連するそれぞれの情報を含み得る。
ユニットという用語は、エレクトロニクス、電気デバイス、および/または電子デバイスの分野での通常の意味を有し得、たとえば、本明細書で説明されるものなど、それぞれのタスク、プロシージャ、算出、出力、および/または表示機能を行うための、電気および/または電子回路、デバイス、モジュール、プロセッサ、メモリ、論理固体および/または個別デバイス、コンピュータプログラムまたは命令などを含み得る。
本開示のいくつかの例示的な実施形態は以下の通りである。
グループAの実施形態
実施形態1: 2次ノード動作に関連するモビリティ履歴の追跡を可能にするための無線デバイスによって実施される方法であって、方法は、
● 無線デバイスによって、無線デバイスが設定されたときの1つまたは複数のPSCellの設定に関連する1つまたは複数のイベントを受信すること、
● 無線デバイスによって、無線デバイスのモビリティ履歴に関する報告を生成することであって、
○ 報告に、1つまたは複数のイベントに関連する1つまたは複数の状態を書き込むことと、
○ 報告に、1つまたは複数の状態の各々に関連するそれぞれの情報を書き込むことと
を含む、無線デバイスのモビリティ履歴に関する報告を生成すること
を含む、方法。
実施形態1: 2次ノード動作に関連するモビリティ履歴の追跡を可能にするための無線デバイスによって実施される方法であって、方法は、
● 無線デバイスによって、無線デバイスが設定されたときの1つまたは複数のPSCellの設定に関連する1つまたは複数のイベントを受信すること、
● 無線デバイスによって、無線デバイスのモビリティ履歴に関する報告を生成することであって、
○ 報告に、1つまたは複数のイベントに関連する1つまたは複数の状態を書き込むことと、
○ 報告に、1つまたは複数の状態の各々に関連するそれぞれの情報を書き込むことと
を含む、無線デバイスのモビリティ履歴に関する報告を生成すること
を含む、方法。
実施形態2: 1つまたは複数の状態が、1つまたは複数のPSCellのうちの、PSCell1の設定およびPSCell2の設定のうちの少なくとも1つである、実施形態1に記載の方法。
実施形態3: 1つまたは複数の状態の各々に関連するそれぞれの情報は、1つまたは複数のPSCellのうちのあるPSCellが設定されて費やされた時間、無線デバイスを状態においてトリガした原因の指示、状態において経験されるセル品質、状態における無線デバイスのモビリティ状態、1つまたは複数のPSCellのうちのあるPSCellが設定される最初の瞬間におけるモバイルデバイスのモビリティ状態、および1つまたは複数のPSCellのうちのあるPSCellが設定される最後の瞬間におけるモバイルデバイスのモビリティ状態のうちの少なくとも1つである、実施形態2に記載の方法。
実施形態4: PSCell1の設定は、無線デバイスがPSCell1からPSCell2にハンドオーバされるとき、報告中に含まれる、実施形態2に記載の方法。
実施形態5: PSCell1の設定は、無線デバイスがPCell1からPCell2にハンドオーバされるとき、報告中に含まれる、実施形態2に記載の方法。
実施形態6: PSCell1の設定は、PCellとの無線デバイスの接続が解放されるかまたは失われるとき、報告中に含まれる、実施形態2に記載の方法。
実施形態7: PSCell1は、PSCell1が無線デバイスについて解放されるとき、報告中に含まれる、実施形態2に記載の方法。
実施形態8: PSCell1は、MR-DCが解放されるとき、無線デバイスについて解放される、実施形態6に記載の方法。
実施形態9: 2次ノード動作に関連するモビリティ履歴の追跡を可能にするための無線デバイスによって実施される方法であって、方法は、
● 無線デバイスによって、無線デバイスが設定されたときのPSCellの設定の欠如に関連する1つまたは複数のイベントを受信すること、
● 無線デバイスによって、無線デバイスのモビリティ履歴に関する報告を生成することであって、
・ 報告に、1つまたは複数のイベントに関連する1つまたは複数の状態を書き込むことと、
・ 報告に、1つまたは複数の状態の各々に関連するそれぞれの情報を書き込むことと
を含む、無線デバイスのモビリティ履歴に関する報告を生成すること
を含む、方法。
● 無線デバイスによって、無線デバイスが設定されたときのPSCellの設定の欠如に関連する1つまたは複数のイベントを受信すること、
● 無線デバイスによって、無線デバイスのモビリティ履歴に関する報告を生成することであって、
・ 報告に、1つまたは複数のイベントに関連する1つまたは複数の状態を書き込むことと、
・ 報告に、1つまたは複数の状態の各々に関連するそれぞれの情報を書き込むことと
を含む、無線デバイスのモビリティ履歴に関する報告を生成すること
を含む、方法。
実施形態10: 1つまたは複数の状態がPSCell設定なしである、実施形態9に記載の方法。
実施形態11: 1つまたは複数の状態の各々に関連するそれぞれの情報が、PSCell設定なしで費やされた時間、無線デバイスを状態においてトリガした原因の指示、状態において経験されるセル品質、状態における無線デバイスのモビリティ状態のうちの少なくとも1つである、実施形態10に記載の方法。
実施形態12: PSCellは、無線デバイスがあるPCellに接続されるとき、無線デバイスについて設定される、実施形態10に記載の方法。
実施形態13: 無線デバイスがPCell1からPCell2へのハンドオーバを実施し、無線デバイスは、ハンドオーバが実施されるとき、設定される2次ノードを有しない、実施形態10に記載の方法。
実施形態14: PCell1との無線デバイスの接続が、解放されるかまたは失われ、無線デバイスが、設定される2次ノードを有しない、実施形態10に記載の方法。
実施形態15: 無線デバイスは、PSCellが設定されるとき、設定される2次ノードを有しない、実施形態12に記載の方法。
実施形態16: PCell1との無線デバイスの接続は、無線デバイスがRRC_CONNECTEDモードからRRC_IDLE、またはRRC_INACTIVEに移動したことの結果として、あるいはRLFの結果として、解放されるかまたは失われる、実施形態6または14に記載の方法。
実施形態17: 無線デバイスがRRC_CONNECTEDモードにある、実施形態1から16のいずれか1つに記載の方法。
実施形態18: イベントが、報告内で時間順に構成される、実施形態1から17のいずれか1つに記載の方法。
実施形態19: 報告に書き込むことが、MobilityHistoryReportを書き込むことを含む、実施形態1から18のいずれか1つに記載の方法。
実施形態20:
● ユーザデータを提供することと、
● 基地局への送信を介してホストコンピュータにユーザデータをフォワーディングすることと
をさらに含む、実施形態1から19のいずれか1つに記載の方法。
● ユーザデータを提供することと、
● 基地局への送信を介してホストコンピュータにユーザデータをフォワーディングすることと
をさらに含む、実施形態1から19のいずれか1つに記載の方法。
グループBの実施形態
実施形態21: 2次ノード動作に関連するモビリティ履歴の追跡を可能にするための基地局によって実施される方法であって、方法は、基地局によって、報告に、無線デバイスにPCellが設定されたときに設定された1つまたは複数のPSCellの設定に関連するイベントを書き込むことを含む、方法。
実施形態21: 2次ノード動作に関連するモビリティ履歴の追跡を可能にするための基地局によって実施される方法であって、方法は、基地局によって、報告に、無線デバイスにPCellが設定されたときに設定された1つまたは複数のPSCellの設定に関連するイベントを書き込むことを含む、方法。
実施形態22: 2次ノード動作に関連するモビリティ履歴の追跡を可能にするための無線デバイスによって実施される方法であって、方法は、基地局によって、報告に、無線デバイスにPCellが設定されたときのPSCell設定なしに関連するイベントを書き込むことを含む、方法。
実施形態23: イベントが、報告内で時間順に構成される、実施形態21または22に記載の方法。
実施形態24: 無線デバイスによって、報告に書き込むことが、無線デバイスによって、MobilityHistoryReportに書き込むことを含む、実施形態21から23のいずれか1つに記載の方法。
実施形態25:
● ユーザデータを提供することと、
● 基地局への送信を介してホストコンピュータにユーザデータをフォワーディングすることと
をさらに含む、実施形態21から24のいずれか1つに記載の方法。
● ユーザデータを提供することと、
● 基地局への送信を介してホストコンピュータにユーザデータをフォワーディングすることと
をさらに含む、実施形態21から24のいずれか1つに記載の方法。
グループCの実施形態
実施形態26: 2次ノード動作に関連するモビリティ履歴の追跡を可能にするための無線デバイスであって、無線デバイスが、
● グループAの実施形態のいずれか1つに記載のステップのいずれかを実施するように設定された処理回路と、
● 無線デバイスに電力を供給するように設定された電力供給回路と
を備える、無線デバイス。
実施形態26: 2次ノード動作に関連するモビリティ履歴の追跡を可能にするための無線デバイスであって、無線デバイスが、
● グループAの実施形態のいずれか1つに記載のステップのいずれかを実施するように設定された処理回路と、
● 無線デバイスに電力を供給するように設定された電力供給回路と
を備える、無線デバイス。
実施形態27: 2次ノード動作に関連するモビリティ履歴の追跡を可能にするための基地局であって、基地局が、
● グループBの実施形態のいずれか1つに記載のステップのいずれかを実施するように設定された処理回路と、
● 基地局に電力を供給するように設定された電力供給回路と
を備える、基地局。
● グループBの実施形態のいずれか1つに記載のステップのいずれかを実施するように設定された処理回路と、
● 基地局に電力を供給するように設定された電力供給回路と
を備える、基地局。
実施形態28: ホストコンピュータを含む通信システムであって、ホストコンピュータが、
● ユーザデータを提供するように設定された処理回路と、
● ユーザ機器(UE)への送信のためにユーザデータをセルラネットワークにフォワーディングするように設定された通信インターフェースと
を備え、
● セルラネットワークが、無線インターフェースと処理回路とを有する基地局を備え、基地局の処理回路が、グループBの実施形態のいずれか1つに記載のステップのいずれかを実施するように設定された、
通信システム。
● ユーザデータを提供するように設定された処理回路と、
● ユーザ機器(UE)への送信のためにユーザデータをセルラネットワークにフォワーディングするように設定された通信インターフェースと
を備え、
● セルラネットワークが、無線インターフェースと処理回路とを有する基地局を備え、基地局の処理回路が、グループBの実施形態のいずれか1つに記載のステップのいずれかを実施するように設定された、
通信システム。
実施形態29: 基地局をさらに含む、実施形態28に記載の通信システム。
実施形態30: UEをさらに含み、UEが基地局と通信するように設定された、実施形態28または29に記載の通信システム。
実施形態31:
● ホストコンピュータの処理回路が、ホストアプリケーションを実行し、それによりユーザデータを提供するように設定され、
● UEが、ホストアプリケーションに関連するクライアントアプリケーションを実行するように設定された処理回路を備える、
実施形態28から30のいずれか1つに記載の通信システム。
● ホストコンピュータの処理回路が、ホストアプリケーションを実行し、それによりユーザデータを提供するように設定され、
● UEが、ホストアプリケーションに関連するクライアントアプリケーションを実行するように設定された処理回路を備える、
実施形態28から30のいずれか1つに記載の通信システム。
実施形態32: ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器(UE)とを含む通信システムにおいて実装される方法であって、方法は、
● ホストコンピュータにおいて、ユーザデータを提供することと、
● ホストコンピュータにおいて、基地局を備えるセルラネットワークを介してUEにユーザデータを搬送する送信を始動することであって、基地局が、グループBの実施形態のいずれか1つに記載のステップのいずれかを実施する、送信を始動することと
を含む、方法。
● ホストコンピュータにおいて、ユーザデータを提供することと、
● ホストコンピュータにおいて、基地局を備えるセルラネットワークを介してUEにユーザデータを搬送する送信を始動することであって、基地局が、グループBの実施形態のいずれか1つに記載のステップのいずれかを実施する、送信を始動することと
を含む、方法。
実施形態33: 基地局においてユーザデータを送信することをさらに含む、実施形態32に記載の方法。
実施形態34: ユーザデータが、ホストコンピュータにおいて、ホストアプリケーションを実行することによって提供され、方法が、UEにおいて、ホストアプリケーションに関連するクライアントアプリケーションを実行することをさらに含む、実施形態32または33に記載の方法。
実施形態35: 基地局と通信するように設定されたユーザ機器(UE)であって、UEが、実施形態32から34のいずれか1つを実施するように設定された、無線インターフェースと処理回路とを備える、ユーザ機器(UE)。
実施形態36: ホストコンピュータを含む通信システムであって、ホストコンピュータが、
● ユーザデータを提供するように設定された処理回路と、
● ユーザ機器(UE)への送信のためにユーザデータをセルラネットワークにフォワーディングするように設定された通信インターフェースと
を備え、
● UEが、無線インターフェースと処理回路とを備え、UEの構成要素が、グループAの実施形態のいずれか1つに記載のステップのいずれかを実施するように設定された、通信システム。
● ユーザデータを提供するように設定された処理回路と、
● ユーザ機器(UE)への送信のためにユーザデータをセルラネットワークにフォワーディングするように設定された通信インターフェースと
を備え、
● UEが、無線インターフェースと処理回路とを備え、UEの構成要素が、グループAの実施形態のいずれか1つに記載のステップのいずれかを実施するように設定された、通信システム。
実施形態37: セルラネットワークが、UEと通信するように設定された基地局をさらに含む、実施形態36に記載の通信システム。
実施形態38:
● ホストコンピュータの処理回路が、ホストアプリケーションを実行し、それによりユーザデータを提供するように設定され、
● UEの処理回路が、ホストアプリケーションに関連するクライアントアプリケーションを実行するように設定された、
実施形態36または37に記載の通信システム。
● ホストコンピュータの処理回路が、ホストアプリケーションを実行し、それによりユーザデータを提供するように設定され、
● UEの処理回路が、ホストアプリケーションに関連するクライアントアプリケーションを実行するように設定された、
実施形態36または37に記載の通信システム。
実施形態39: ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器(UE)とを含む通信システムにおいて実装される方法であって、方法は、
● ホストコンピュータにおいて、ユーザデータを提供することと、
● ホストコンピュータにおいて、基地局を備えるセルラネットワークを介してUEにユーザデータを搬送する送信を始動することであって、UEが、グループAの実施形態のいずれか1つに記載のステップのいずれかを実施する、送信を始動することと
を含む、方法。
● ホストコンピュータにおいて、ユーザデータを提供することと、
● ホストコンピュータにおいて、基地局を備えるセルラネットワークを介してUEにユーザデータを搬送する送信を始動することであって、UEが、グループAの実施形態のいずれか1つに記載のステップのいずれかを実施する、送信を始動することと
を含む、方法。
実施形態40: UEにおいて、基地局からユーザデータを受信することをさらに含む、実施形態39に記載の方法。
実施形態41: ホストコンピュータを含む通信システムであって、ホストコンピュータが、
● ユーザ機器(UE)から基地局への送信から発生したユーザデータを受信するように設定された通信インターフェース
を備え、
● UEが、無線インターフェースと処理回路とを備え、UEの処理回路が、グループAの実施形態のいずれか1つに記載のステップのいずれかを実施するように設定された、通信システム。
● ユーザ機器(UE)から基地局への送信から発生したユーザデータを受信するように設定された通信インターフェース
を備え、
● UEが、無線インターフェースと処理回路とを備え、UEの処理回路が、グループAの実施形態のいずれか1つに記載のステップのいずれかを実施するように設定された、通信システム。
実施形態42: UEをさらに含む、実施形態41に記載の通信システム。
実施形態43: 基地局をさらに含み、基地局が、UEと通信するように設定された無線インターフェースと、UEから基地局への送信によって搬送されたユーザデータをホストコンピュータにフォワーディングするように設定された通信インターフェースとを備える、実施形態41または42に記載の通信システム。
実施形態44:
● ホストコンピュータの処理回路が、ホストアプリケーションを実行するように設定され、
● UEの処理回路が、ホストアプリケーションに関連するクライアントアプリケーションを実行し、それによりユーザデータを提供するように設定された、
実施形態41から43のいずれか1つに記載の通信システム。
● ホストコンピュータの処理回路が、ホストアプリケーションを実行するように設定され、
● UEの処理回路が、ホストアプリケーションに関連するクライアントアプリケーションを実行し、それによりユーザデータを提供するように設定された、
実施形態41から43のいずれか1つに記載の通信システム。
実施形態45:
● ホストコンピュータの処理回路が、ホストアプリケーションを実行し、それにより要求データを提供するように設定され、
● UEの処理回路が、ホストアプリケーションに関連するクライアントアプリケーションを実行し、それにより要求データに応答してユーザデータを提供するように設定された、
実施形態41から44のいずれか1つに記載の通信システム。
● ホストコンピュータの処理回路が、ホストアプリケーションを実行し、それにより要求データを提供するように設定され、
● UEの処理回路が、ホストアプリケーションに関連するクライアントアプリケーションを実行し、それにより要求データに応答してユーザデータを提供するように設定された、
実施形態41から44のいずれか1つに記載の通信システム。
実施形態46: ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器(UE)とを含む通信システムにおいて実装される方法であって、方法が、ホストコンピュータにおいて、UEから基地局に送信されたユーザデータを受信することを含み、UEが、グループAの実施形態のいずれか1つに記載のステップのいずれかを実施する、方法。
実施形態47: UEにおいて、基地局にユーザデータを提供することをさらに含む、実施形態46に記載の方法。
実施形態48:
● UEにおいて、クライアントアプリケーションを実行し、それにより、送信されるべきユーザデータを提供することと、
● ホストコンピュータにおいて、クライアントアプリケーションに関連するホストアプリケーションを実行することと
をさらに含む、実施形態46または47に記載の方法。
● UEにおいて、クライアントアプリケーションを実行し、それにより、送信されるべきユーザデータを提供することと、
● ホストコンピュータにおいて、クライアントアプリケーションに関連するホストアプリケーションを実行することと
をさらに含む、実施形態46または47に記載の方法。
実施形態49:
● UEにおいて、クライアントアプリケーションを実行することと、
● UEにおいて、クライアントアプリケーションへの入力データを受信することであって、入力データが、ホストコンピュータにおいて、クライアントアプリケーションに関連するホストアプリケーションを実行することによって提供される、入力データを受信することと
をさらに含み、
● 送信されるべきユーザデータが、入力データに応答してクライアントアプリケーションによって提供される、実施形態46から48のいずれか1つに記載の方法。
● UEにおいて、クライアントアプリケーションを実行することと、
● UEにおいて、クライアントアプリケーションへの入力データを受信することであって、入力データが、ホストコンピュータにおいて、クライアントアプリケーションに関連するホストアプリケーションを実行することによって提供される、入力データを受信することと
をさらに含み、
● 送信されるべきユーザデータが、入力データに応答してクライアントアプリケーションによって提供される、実施形態46から48のいずれか1つに記載の方法。
実施形態50: ホストコンピュータを含む通信システムであって、ホストコンピュータが、ユーザ機器(UE)から基地局への送信から発生したユーザデータを受信するように設定された通信インターフェースを備え、基地局が、無線インターフェースと処理回路とを備え、基地局の処理回路が、グループBの実施形態のいずれか1つに記載のステップのいずれかを実施するように設定された、通信システム。
実施形態51: 基地局をさらに含む、実施形態50に記載の通信システム。
実施形態52: UEをさらに含み、UEが基地局と通信するように設定された、実施形態50または51に記載の通信システム。
実施形態53:
● ホストコンピュータの処理回路が、ホストアプリケーションを実行するように設定され、
● UEが、ホストアプリケーションに関連するクライアントアプリケーションを実行し、それにより、ホストコンピュータによって受信されるべきユーザデータを提供するように設定された、
実施形態50から52のいずれか1つに記載の通信システム。
● ホストコンピュータの処理回路が、ホストアプリケーションを実行するように設定され、
● UEが、ホストアプリケーションに関連するクライアントアプリケーションを実行し、それにより、ホストコンピュータによって受信されるべきユーザデータを提供するように設定された、
実施形態50から52のいずれか1つに記載の通信システム。
実施形態54: ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器(UE)とを含む通信システムにおいて実装される方法であって、方法は、ホストコンピュータにおいて、基地局から、基地局がUEから受信した送信から発生したユーザデータを受信することを含み、UEが、グループAの実施形態のいずれか1つに記載のステップのいずれかを実施する、方法。
実施形態55: 基地局において、UEからユーザデータを受信することをさらに含む、実施形態54に記載の方法。
実施形態56: 基地局において、ホストコンピュータへの、受信されたユーザデータの送信を始動することをさらに含む、実施形態54または55に記載の方法。
Claims (20)
- 無線デバイスによって実施される方法であって、前記方法は、
モビリティ履歴情報を備える報告を生成すること(300)であって、前記モビリティ履歴情報が、前記無線デバイスに設定されるかまたは設定された、ある1次セル(PCell)について、1つまたは複数の2次ノード(SN)関係動作に関係する情報を備え、前記1つまたは複数のSN関係動作に関係する前記情報は、前記無線デバイスに、前記あるPCellが設定されている間にSNが設定されたか否かを指示する情報を備える、モビリティ履歴情報を備える報告を生成すること(300)と、
前記報告をネットワークノードに送ること(302)と
を含む、方法。 - 前記1つまたは複数のSN関係動作は、(a)SN修正、(b)SN変更、(c)前記無線デバイスのための1次2次セル(PSCell)設定の削除、(d)前記無線デバイスのためのPSCell設定の追加、(e)前記無線デバイスにSNが設定されないこと、または(f)(a)~(e)のうちの任意の2つまたはそれ以上の組合せを備える、請求項1に記載の方法。
- 前記1つまたは複数のSN関係動作に関係する前記情報が、前記1つまたは複数のSN関係動作に関連する前記無線デバイスのモビリティ履歴を備える、請求項1または2に記載の方法。
- 前記1つまたは複数のSN関係動作に関係する前記情報が、1つまたは複数のエントリを備えるリストを備え、前記1つまたは複数のエントリの各々は、前記あるPCellが設定されている間に前記無線デバイスによって訪問される1次2次セル(PSCell)を指示する情報、またはSN設定なしを指示する情報を備える、請求項1または2に記載の方法。
- 前記リストが時間順のものである、請求項4に記載の方法。
- 前記リストは、前記あるPCellが設定されている間に前記無線デバイスによって訪問される1つまたは複数のPSCellを指示する1つまたは複数のエントリと、SN設定なしを指示する1つまたは複数のエントリとをさらに備える、請求項4または5に記載の方法。
- 前記1つまたは複数のSN関係動作に関係する前記情報が、前記リスト中の各エントリに関係する前記無線デバイスによって収集された情報をさらに備える、請求項4から6のいずれか一項に記載の方法。
- 前記リスト中の各エントリに関係する前記無線デバイスによって収集された前記情報は、
A.それぞれのPSCellにおいて費やされる時間の量またはSN設定なしで費やされる時間の量、
B.それぞれのPSCellへの前記無線デバイスを、SN設定なしのものにトリガする原因の指示、
C.それぞれのPSCellにおいて経験されるセル品質、
D.前記無線デバイスのモビリティ状態、
E.それぞれのPSCellが設定されるまたはSN設定なしでの最初の瞬間における前記無線デバイスのモビリティ状態、
F.それぞれのPSCellが設定されるまたはSN設定なしでの最後の瞬間における前記無線デバイスのモビリティ状態、あるいは
G.A~Fのうちの任意の2つまたはそれ以上の組合せ
を備える、請求項7に記載の方法。 - 前記1つまたは複数のSN関係動作に関係する前記情報は、時間順に、前記無線デバイスに前記PCellが設定されているかまたは設定されていた間に前記1つまたは複数のSN関係動作に関係する状態を備える、請求項1または2に記載の方法。
- 前記1つまたは複数のSN関係動作に関係する前記状態は、前記無線デバイスにPSCellが設定される1つまたは複数の状態と、前記無線デバイスがSN設定なしを有する1つまたは複数の状態とを備える、請求項9に記載の方法。
- 前記1つまたは複数のSN関係動作に関係する前記情報は、前記1つまたは複数のSN関係動作に関係する前記状態の各々について、
A.前記状態において費やされる時間の量、
B.前記無線デバイスを前記状態にトリガする原因の指示、
C.前記状態において経験されるセル品質、
D.前記状態における前記無線デバイスのモビリティ状態、
E.前記状態についてそれぞれのPSCellが設定される最初の瞬間における前記無線デバイスのモビリティ状態、
F.前記状態についてそれぞれのPSCellが設定される最後の瞬間における前記無線デバイスのモビリティ状態、または
G.A~Fのうちの任意の2つまたはそれ以上の組合せ
をさらに備える、請求項9または10に記載の方法。 - 無線ネットワーク(406)のための無線デバイス(410)であって、前記無線デバイス(410)は、
モビリティ履歴情報を備える報告を生成すること(300)であって、前記モビリティ履歴情報が、前記無線デバイスに設定されるかまたは設定された、ある1次セル(PCell)について、1つまたは複数の2次ノード(SN)関係動作に関係する情報を備え、前記1つまたは複数のSN関係動作に関係する前記情報は、前記無線デバイスに、前記あるPCellが設定されている間にSNが設定されたか否かを指示する情報を備える、モビリティ履歴情報を備える報告を生成すること(300)と、
前記報告をネットワークノード(460)に送ること(302)と
を行うように適応された、無線デバイス(410)。 - 前記1つまたは複数のSN関係動作は、(a)SN修正、(b)SN変更、(c)前記無線デバイスのための1次2次セル(PSCell)設定の削除、(d)前記無線デバイスのためのPSCell設定の追加、(e)前記無線デバイスにSNが設定されないこと、または(f)(a)~(e)のうちの任意の2つまたはそれ以上の組合せを備える、請求項12に記載の無線デバイス(410)。
- 前記1つまたは複数のSN関係動作に関係する前記情報が、前記1つまたは複数のSN関係動作に関連する前記無線デバイスのモビリティ履歴を備える、請求項12または13に記載の無線デバイス(410)。
- 前記1つまたは複数のSN関係動作に関係する前記情報が、1つまたは複数のエントリを備えるリストを備え、前記1つまたは複数のエントリの各々は、前記あるPCellが設定されている間に前記無線デバイスによって訪問される1次2次セル(PSCell)を指示する情報、またはSN設定なしを指示する情報を備える、請求項12または13に記載の無線デバイス(410)。
- 前記リストが時間順のものである、請求項15に記載の無線デバイス(410)。
- 前記リストは、前記あるPCellが設定されている間に前記無線デバイスによって訪問される1つまたは複数のPSCellを指示する1つまたは複数のエントリと、SN設定なしを指示する1つまたは複数のエントリとをさらに備える、請求項15または16に記載の無線デバイス(410)。
- 前記1つまたは複数のSN関係動作に関係する前記情報が、前記リストオブ中の各エントリに関係する前記無線デバイスによって収集された情報をさらに備える、請求項15から17のいずれか一項に記載の無線デバイス(410)。
- 前記リスト中の各エントリに関係する前記無線デバイスによって収集された前記情報は、
A.それぞれのPSCellにおいて費やされる時間の量またはSN設定なしで費やされる時間の量、
B.それぞれのPSCellへの前記無線デバイスを、SN設定なしのものにトリガする原因の指示、
C.それぞれのPSCellにおいて経験されるセル品質、
D.前記無線デバイスのモビリティ状態、
E.それぞれのPSCellが設定されるまたはSN設定なしでの最初の瞬間における前記無線デバイスのモビリティ状態、
F.それぞれのPSCellが設定されるまたはSN設定なしでの最後の瞬間における前記無線デバイスのモビリティ状態、
G.A~Fのうちの任意の2つまたはそれ以上の組合せ
を備える、請求項18に記載の無線デバイス(410)。 - 前記無線デバイス(410)が、
無線フロントエンド回路(412)と、
前記無線フロントエンド回路(412)に関連する処理回路(420)と
を備え、前記処理回路(412)が、前記無線デバイス(412)に、前記報告を生成すること(300)と、前記報告を前記ネットワークノード(460)に送ること(302)とを行わせるように設定された、請求項12から19のいずれか一項に記載の無線デバイス(410)。
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