JP2023542110A - 方法及び端末 - Google Patents

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Abstract

本開示の実施形態は、RSの通信のための方法、装置、及びコンピュータ可読媒体に関する。本開示の実施形態によれば、端末装置は、参照信号を送信するためのリソースセットを示す情報をネットワーク装置から受信する。端末装置が、参照信号トリガスロット内で参照信号の送信をトリガする指示を受信した場合、端末装置は、参照信号を送信するためのスロットを決定する。端末装置は、スロット設定に基づいて、スロットが有効か否かを決定する。こうして、UEとネットワークとの間のSRS送信タイミングの不明確又は不整合を回避することができる。【選択図】図3A

Description

本開示の実施形態は、全体として電気通信の分野に関し、特に、参照信号(RS)の通信方法、通信装置及び通信用コンピュータ記憶媒体に関する。
New Radio(NR)技術に関する最近の研究では、より柔軟なトリガ及びダウンリンク制御情報(DCI)オーバーヘッド又は使用量削減を促進するために、非周期的RSトリガの強化が極めて重要であることが合意されている。この場合、動的なRSトリガスロットオフセットの指示を許可することが既に提案されている。しかしながら、有効なスロットを見つける方法についての詳細な解決策はまだ示されていない。
全体として、本開示の実施形態は、RSの通信方法、通信装置及び通信用のコンピュータ記憶媒体を提供する。
第1の態様において、通信方法が提供される。この方法は、参照信号(RS)の送信をトリガする指示を前記参照信号のトリガスロット内で受信することと、示されたタイミングと有効スロットのうちの1つのスロットとに基づいたスロット上で前記参照信号を送信することであって、前記有効スロットは、リソースセット内のフレキシブル又はアップリンクである全てのシンボルを含むことと、を含む。
第2の態様において、通信方法が提供される。この方法は、ネットワーク装置において、参照信号(RS)の送信をトリガする指示を前記参照信号のトリガスロット内で端末装置に送信することと、示されたタイミングと有効スロットのうちの1つのスロットとに基づいたスロット上で前記参照信号を受信することであって、前記有効スロットは、リソースセット内のフレキシブル又はアップリンクである全てのシンボルを含むことと、を含む。
第3の態様において、端末装置が提供される。端末装置は、プロセッサと、プロセッサに結合されたメモリとを備える。メモリは、プロセッサにより実行された場合、端末装置に本開示の第1の態様に記載の方法を実行させる命令を記憶する。
第4の態様において、ネットワーク装置が提供される。ネットワーク装置は、プロセッサと、プロセッサに結合されたメモリとを含む。メモリは、プロセッサにより実行された場合、ネットワーク装置に本開示の第2態様に記載の方法を実行させる指令を記憶する。
第5の態様において、記憶された命令を有するコンピュータ可読媒体が提供される。命令は、少なくとも一つのプロセッサ上で実行された場合、当該少なくとも1つのプロセッサに、本開示の第1の態様に記載の方法を実行させる。
第6の態様において、記憶された命令を有するコンピュータ可読媒体が提供される。命令は、少なくとも1つのプロセッサ上で実行された場合、当該少なくとも1つのプロセッサに、本開示の第2の態様に記載の方法を実行させる。
本開示のその他の特徴は、以下の説明により容易に理解できるはずである。
図面において本開示のいくつかの実施形態をさらに詳細に説明することで、本開示の上述及びその他の目的、特徴及び利点を、さらに明らかにする。
本開示の実施形態を実施可能な通信環境の模式図である。
本開示の実施形態にかかるスロットフォーマットの模式図である。
本開示の実施形態にかかる、RSの通信のためのプロセスを示す模式図である。 本開示の実施形態にかかる、RSの通信のためのプロセスを示す模式図である。
本開示のいくつかの実施形態にかかる、端末装置において実現される例示的な通信方法を示す図である。
本開示のいくつかの実施形態にかかる、ネットワーク装置において実現される例示的な通信方法を示す図である。
本開示の実施形態を実装するのに適した装置の概略ブロック図である。
図中、同一又は類似の参照番号は、同一又は類似の要素を表す。
ここで、いくつかの実施形態を参照して、本開示の原理を説明する。これらの実施形態は、説明のためにのみ記載され、当業者が本開示を理解し、実施することを助けるものであり、本開示の範囲に関するいかなる制限も示唆しないことを理解すべきである。本文で説明される開示内容は、以下で説明される方法とは異なる様々な方法で実施することができる。
以下の説明及び特許請求の範囲において、別途定義されていない限り、本文で使用される全ての技術的及び科学的用語は、本開示の当業者が一般に理解するものと同一の意味を有する。
本文で使用されるように、用語「端末装置」は、無線又は有線の通信能力を有する任意の装置を意味する。端末装置の例としては、ユーザ装置(UE)、パーソナルコンピュータ、デスクトップコンピュータ、携帯電話、セルラーホン、スマートフォン、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、ポータブルコンピュータ、タブレット、ウェアラブル装置、モノのインターネット(IoT)装置、あらゆるモノのインターネット(IoE)装置、マシンタイプ通信(MTC)装置、V2X通信のための車載装置などを含むが、これらに限定されず、V2Xの「X」は歩行者、車両又はインフラ/ネットワーク、あるいはデジタルカメラなどの画像取得装置、ゲーム装置、音楽保存及び再生装置、あるいは無線又は有線のインターネットアクセス及び閲覧を可能とするインターネット家電などを表す。「端末装置」という用語は、UE、移動局、加入者局、移動端末、ユーザ端末、又は無線装置と互換的に使用することができる。また、「ネットワーク装置」という用語は、端末装置が通信可能なセル又はカバレッジを提供又はホストすることのできる装置を意味する。ネットワーク装置の例としては、ノードB(NodeB又はNB)、進化型ノードB(eNodeB又はeNB)、次世代ノードB(gNB)、送受信点(TRP)、リモートラジオユニット(RRU)、ラジオヘッド(RH)、リモートラジオヘッド(RRH)、フェムトノード、ピコノードなどの低電力ノードを含むが、これらに限定されない。
一実施形態において、端末装置は、第1のネットワーク装置及び第2のネットワーク装置に接続することができる。第1のネットワーク装置と第2のネットワーク装置の一方をマスターノードとして、他方をセカンダリ―ノードとしてもよい。第1のネットワーク装置と第2のネットワーク装置は、異なる無線アクセス技術(RAT)を使用してもよい。一実施形態において、第1のネットワーク装置は第1 RAT装置であってもよく、第2のネットワーク装置は第2 RAT装置であってもよい。一実施形態において、第1 RAT装置はeNBであり、第2 RAT装置はgNBである。異なるRATに関する情報は、第1のネットワーク装置及び第2のネットワーク装置の少なくとも一方から端末装置に送信することができる。一実施形態において、第1の情報は、第1のネットワーク装置から端末装置に送信されてもよく、そして第2の情報は、第2のネットワーク装置から直接又は第1のネットワーク装置を介して端末装置に送信されてもよい。一実施形態において、第2のネットワーク装置により設定された端末装置の設定に関する情報は、第2のネットワーク装置から第1のネットワーク装置を介して送信することができる。第2のネットワーク装置により設定された端末装置の再設定に関する情報は、第2のネットワーク装置から直接又は第1のネットワーク装置を介して端末装置に送信することができる。
本明細書で使用される単数形「1つ」、及び「前記」は、文脈に明示的に示されていない限り、複数形も含まれる。「含む」という用語及びその変型は、「含むが、これらに限定されるものではない」を意味するオープンエンド用語として理解されるべきである。「に基づく」という用語は、「に少なくとも部分的に基づく」と理解されるべきである。「一実施形態」及び「実施形態」という用語は、「少なくとも1つの実施形態」と理解されるべきである。「別の実施形態」という用語は、「少なくとも1つの別の実施形態」と理解されるべきである。「第1」、「第2」などの用語は、異なる又は同一の対象を指すことができる。その他の明示的及び暗黙的な定義は以下に含まれることがある。
いくつかの例において、値、プロシージャ、又は機器は、「最良」、「最低」、「最高」、「最小」、「最大」などと呼ばれる。このような説明は、多くの使用される機能的代替案の中から選択することができることを示すことを意図されており、そして、このような選択は、他の選択より良く、より小さく、より高い必要がなく、又はそのほかの点でより好ましい必要はないことは、理解されるべきである。
NRにおける現在のRS設計では、非周期的RSトリガのためのスロットオフセットは、上位層パラメータによって半静的に設定される。コードブック、非コードブック、又はアンテナ交換ベースの送信については、これらの送信のそれぞれについて1つのみの非周期的RSリソースセットがサポートされるため、これらの送信のそれぞれについて1つのみのスロットオフセットが許可される。スロットオフセットは、ダウンリンク制御情報(DCI)のトリガと参照信号の実際の送信との間のスロット数で表したオフセットを指すことができる。例えば、スロットオフセットは、例えば0、1、2、...、32のような任意の適切な整数であってもよい。説明の目的のためだけに、本開示の実施形態は、探測参照信号(SRS)を参照して説明される。本開示の実施形態は、他の適切なタイプの参照信号にも適用できることに留意されたい。
いくつかの在来の技術によれば、次のパラメータは、上位層のパラメータにより半静的に設定でき、すなわち、SRS-Resourceにより設定される周期的又は半永久的なタイプのSRSリソースについて、上位層パラメータperiodicityAndOffset-p又はperiodicityAndOffset-spによって定義されるスロットレベル周期性及びスロットレベルオフセットと、SRS-PosResource-r16により設定される周期的又は半永久的なタイプのSRSリソースについて、periodicityAndOffset-p-r16又はperiodicityAndOffset-sp-r16とである。UEは、同じSRSリソースセットSRS-ResourceSet又はSRS-PosResourceSet-r16 内で異なるスロットレベル周期性を有するSRSリソースで設定されることは望ましくない。上位層のパラメータresourceTypeが非周期的に設定されているSRS-ResourceSetの場合、スロットレベルオフセットは上位層のパラメータslotOffsetにより定義される。「非周期的」に設定された上位層パラメータresourceType-r16で設定されたSRS-PosResourceSet-r16の場合、スロットレベルオフセットは、各SRSリソースの上位層パラメータslotOffset-r16により定義される。
また、UEにtdd-UL-DL-ConfigurationCommonが与えられた場合、UEは、tdd-UL-DL-ConfigurationCommonにより示される複数のスロット上で、各スロットのスロットフォーマットを設定する。tdd-UL-DL-ConfigurationCommonは、referenceSubcarrierSpacing による参照SCS設定μrefとpattern1とのうちの少なくとも一つを提供する。pattern1は、dl-UL-TransmissionPeriodicityによるPミリ秒のスロット設定期間、nrofDownlinkSlotsによるダウンリンクシンボルのみを有するスロット数dslots、nrofDownlinkSymbolsによるダウンリンクシンボルの数dsym、nrofUplinkSlotsによるアップリンクシンボルのみを有するスロットの数uslots、及びnrofUplinkSymbolsによるアップリンクシンボルの数usymのうちの少なくとも1つを提供する。スロット設定期間Pは、SCS設定μrefを有する
Figure 2023542110000002
個のスロットを含むことができる。S個のスロットのうち、RSトリガスロットdslotsはダウンリンクシンボルのみを含むことができ、最後のスロットμslotsはアップリンクシンボルのみを含むことができる。RSトリガスロットdslotsの後のdsym個のシンボルはダウンリンクシンボルである。最後のスロットの前のμsymシンボルは、アップリンクシンボルである。残りの
Figure 2023542110000003
はフレキシブルシンボルである。各20/P期間の最初のシンボルは、偶数フレームの最初のシンボルである。
tdd-UL-DL-ConfigurationCommonがpattern1とpattern2との両方を提供する場合、UEは、pattern1に示すように第1の数のスロット上で各スロットのスロットフォーマットを設定し、pattern2に示すように第2の数のスロット上で各スロットのスロットフォーマットを設定する。pattern2は、dl-UL-TransmissionPeriodicityによるPミリ秒のスロット設定期間、nrofDownlinkSlotsによるダウンリンクシンボルのみを有するスロット数dslots,2、nrofDownlinkSymbolsによるダウンリンクシンボルの数dsym,2、nrofUplinkSlotsによるアップリンクシンボルのみを有するスロットの数uslots,2、及びnrofUplinkSymbolsによるアップリンクシンボルの数usym,2のうちの少なくとも1つを提供する。
P+Pミリ秒のスロット設定期間は、第1の
Figure 2023542110000004
個のスロットと第2の
Figure 2023542110000005
個のスロットとを含む。S個のスロットのうち、最初のdslots,2個のスロットはダウンリンクシンボルのみを含み、最後のuslots,2個のスロットはアップリンクシンボルのみを含む。第1のdslots,2個のスロットの後のdsym,2個のシンボルはダウンリンクシンボルである。最後のuslots,2個のスロットの前のusym,2個のシンボルはアップリンクシンボルである。残りの
Figure 2023542110000006
はフレキシブルシンボルである。UEは、P+Pが20ミリ秒を割り切ることを予想する。各20/(P+P)期間の最初のシンボルは、偶数フレームの最初のシンボルである。
UEにtdd-UL-DL-ConfigurationDedicatedが追加的に提供される場合、パラメータtdd-UL-DL-ConfigurationDedicatedは、tdd-UL-DL-ConfigurationCommonにより提供されるスロットの数上で、各スロットのフレキシブルシンボルのみをオーバーライドする。スロット設定期間と、スロット設定期間の各スロット内のダウンリンクシンボル、アップリンクシンボル及びフレキシブルシンボルの数とは、tdd-UL-DL-ConfigurationCommon及びtdd-UL-DL-ConfigurationDedicatedにより決定され、各設定された帯域幅パート(BWP)について共通である。
tdd-UL-DL-ConfigurationCommon及びtdd-UL-DL-ConfigurationDedicatedによりフレキシブルであるとして示されるスロットのシンボルセット(もしあれば)についてUEがDCIフォーマット2_0について物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を監視するように設定されていない場合、又は、tdd-UL-DL-ConfigurationCommon及びtdd-UL-DL-ConfigurationDedicatedがUEに提供されていない場合、UEがDCIフォーマットにより対応の指示を受信したら、UEは該スロットの該シンボルセット内で、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)又はチャネル状態情報参照信号(CSI-RS)を受信することができる。UEがDCIフォーマット又はランダムアクセス応答(RAR)アップリンク(UL)許可により対応の指示を受信した場合、UEは、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)、又はSRSを該スロットの該シンボルセット内で送信することができる。DCIフォーマット2_0は、スロットフォーマット、チャネル占有時間(COT)持続時間、利用可能なリソースブロック(RB)セット、及び探索空間グループ切り替えを通知するために使用されてもよい。
スロットのシンボルセットについて、UEは、該スロットの該シンボルセットをアップリンクとして示すSFI-indexフィールド値を有するDCIフォーマット2_0を検出することや、UEが該スロットの該シンボルセット内でPDSCH又はCSI-RSを受信することを示すDCIフォーマット1_0、DCIフォーマット1_1、又はDCIフォーマット0_1を検出することを予想しない。
スロットのシンボルセットについて、UEは、該スロット内の該シンボルセットをダウンリンクとして示すSFI-indexフィールド値を有するDCIフォーマット2_0を検出することや、UEが該スロットの該シンボルセット内でPUSCH、PUCCH、PRACH又はSRSを送信することを示すDCIフォーマット0_0、DCIフォーマット0_1、DCIフォーマット1_0、DCIフォーマット1_1、DCIフォーマット2_3、RAR UL許可、fallbackRAR UL許可、又はsuccessRARを検出することを予想しない。
tdd-UL-DL-ConfigurationCommon又はtdd-UL-DL-ConfigurationDedicatedによりダウンリンク/アップリンクとして示されるスロットのシンボルセットについて、UEは、該スロットの該シンボルセットをそれぞれアップリンク/ダウンリンクとして又はフレキシブルとして示すSFI-indexフィールド値を有するDCIフォーマット2_0を検出することを予想しない。
しかしながら、SRSを別の利用可能なスロットまで遅延させる(又はトリガオフセットを再定義する)ために、利用可能なスロットを見つける方法についての詳細はない。異なるタイミング上のスロット設定に基づいて、与えられたスロットについて有効/利用可能又はその反対は異なる可能性があり、これはUEとネットワークとの間のSRS送信タイミングの不明確又は不整合を引き起こす。有効/利用可能なスロット定義が最終のダウンリンク/アップリンク及び柔軟性シンボルに基づく場合、すなわち動的スケジューリング及び/又はDCIフォーマット2-0を考慮する場合、スケジューリング及び/若しくはDCIフォーマット2-0を見逃したり、又は正常に復号化しなかった場合、ネットワークとUEとの間のSRS送受信のためのタイミング/スロットに不整合が存在する可能性がある。
本開示において、用語「有効」、「利用可能」、「効果的」、「実際」、「実」、「実際」、「実行可能」、「実現可能」、及び「使用可能」は、互換的に使用することができる。
本開示の実施形態によれば、端末装置は、参照信号を送信するためのリソースセットを示す情報をネットワーク装置から受信する。例えば、端末装置が、RSトリガスロット内で参照信号の送信をトリガする指示を受信した場合、端末装置は、参照信号を送信するためのスロットを決定する。端末装置は、スロット設定に基づいて、スロットが有効か否かを決定する。別の例について、端末装置が、RSトリガスロット内で参照信号の送信をトリガする指示を受信した場合、端末装置は、参照信号を送信するための有効なスロットを決定する。こうして、UEとネットワークとの間のSRS送信タイミングの不明確又は不整合を回避することができる。
図1は本開示の実施形態を実施可能な通信システムの模式図である。通信ネットワークの一部である通信システム100は、まとめて「端末装置110」と称することができる端末装置110-1と、端末装置110-2と、…、端末装置110-Nとを備える。数Nは任意の適切な整数とすることができる。
通信システム100は、まとめて「ネットワーク装置120」と称することができるネットワーク装置120-1と、ネットワーク装置120-2と、…、ネットワーク装置120-Mとをさらに備える。いくつかの実施形態において、ネットワーク装置はgNBであってもよい。代替として、ネットワーク装置はIABであってもよい。数Mは任意の適切な整数とすることができる。通信システム100において、ネットワーク装置120と端末装置110とが互いにデータ及び制御情報を通信することが可能である。説明のためのみに、ネットワーク装置120-1は、ソースネットワーク装置と見なすことができ、ネットワーク装置120-2は、ターゲットネットワーク装置と見なすことができる。図1に示される端末装置及びネットワーク装置の数は、説明のためのみに示されており、いかなる制限も示唆していない。
通信システム100における通信は、第1世代(1G)、第2世代(2G)、第3世代(3G)、第4世代(4G)及び第5世代(5G)などのセルラー通信プロトコル、米国電気電子学会(IEEE:Institute for Electrical and Electronics Engineers)802.11などの無線ローカルエリアネットワーク通信プロトコル、及び/又は現在知られている、若しくは将来開発される任意の他のプロトコルを含むが、これらに限定されない任意の適切な通信プロトコルに従って実現することができる。さらに、通信は、符号分割多元接続(CDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、時分割多元接続(TDMA)、周波数分割デュプレクサ(FDD)、時分割デュプレクサ(TDD)、マルチ入力マルチ出力(MIMO)、直交周波数分割多元接続(OFDMA)、及び/又は現在知られている、若しくは将来開発される任意の他の技術を含むが、これらに限定されない任意の適切な無線通信技術を利用することができる。
本開示の実施形態は、任意の適切なシナリオに適用することが可能である。例えば、本開示の実施形態は、能力が低減されたNR装置上で実施することができる。代替として、本開示の実施形態は、NRマルチ入力マルチ出力(MIMO)、NRサイドリンク強化、52.6GHzより高い周波数のNRシステム、最大71GHzの拡張NRオペレーション、非地上系ネットワーク(NTN)上の狭帯域モノのインターネット(NB-IOT)/拡張マシンタイプ通信(eMTC)、NTN、UE省電力強化、NRカバレッジ強化、NB-IOT及びLTE-MTC、統合アクセス及びバックホール(IAB)、NRマルチキャスト及びブロードキャストサービス、又はマルチ無線デュアル接続の強化のうちの一つ内で実施できる。
図2は本開示の実施形態にかかるスロットフォーマットの模式図である。例として、図2に示すように、5つのスロット210、220、230、240及び250があってもよい。スロット210内のシンボルは、ダウンリンク送信のために使用されることができ、スロット250内のシンボルは、アップリンク送信のために使用されることができる。スロット220内のシンボルのサブセットは、ダウンリンク送信のために使用されることができ、残りのシンボルはフレキシブルであってもよく、フレキシブルとは、ダウンリンク又はアップリンクのためにスケジュールされることができることを意味する。スロット240内のシンボルのサブセットは、アップリンク送信のために使用されることができ、残りのシンボルはフレキシブルであってもよく、フレキシブルとは、ダウンリンク又はアップリンクのためにスケジュールされることができることを意味する。スロット230内のシンボルはフレキシブルであってもよく、フレキシブルとは、ダウンリンク又はアップリンクのためにスケジュールされることができることを意味する。フレキシブルシンボルがスケジューリングされる可能性があるので、利用可能なスロットを見つける必要がある。
以下に、本開示の実施形態について詳細に説明する。最初に、本開示のいくつかの例示的な実施形態にかかるネットワーク装置間のプロセス300を示すシグナリング図を示す図3Aと図3Bとを参照する。説明のためだけに、図1を参照してプロセス300を説明する。プロセス300には、図1の端末装置110-1及びネットワーク装置120が関与してもよい。
いくつかの実施形態において、ネットワーク装置120は、情報を端末装置110-1に送信(例えば、図3A及び図3Bでは3005として示されている)することができる。この情報は、参照信号を送信するためのリソースセットを示す。いくつかの実施形態において、RSはダウンリンクRSであってもよい。例えば、RSは、復調参照信号(DMRS)、セル参照信号(CRS)、マルチキャストブロードキャスト単一周波数ネットワーク(MBSFN)参照信号、測位参照信号(PRS)、微小時間/周波数トラッキング参照信号(TRS)、位相トラッキング参照信号(PTRS)、チャネル状態情報参照信号(CSI-RS)、トラッキングのためのCSI-RS及びモビリティのためのCSI-RSのうちのいずれか一つ又は複数とすることができる。いくつかの代替実施形態において、RSはアップリンクRSであってもよい。例えば、RSは、探測参照信号(SRS)、復調参照信号(DMRS)、測位参照信号(PRS)、微小時間/周波数トラッキング参照信号(TRS)、位相トラッキング参照信号(PTRS)のうちのいずれか一つ又は複数であってもよい。なお、RSは、技術において既存の、又は将来開発される任意のダウンリンク又はアップリンク参照信号であってもよい。
いくつかの実施形態において、この情報は、該リソースセットのスロットオフセット値を含むことができる。複数のリソースセットが設定されるいくつかの実施形態において、この情報は、該複数のリソースセットのためのスロットオフセット値のセット(以下、スロットオフセット値の第1のセットとも称する)を含むことができる。例えば、セット内のスロットオフセットの値は互いに異なる。いくつかの実施形態において、スロットオフセット値の第1のセットは、複数のリソースセットのそれぞれのためのスロットオフセット値を含むことができる。いくつかの実施形態において、スロットオフセット値の第1のセット内のスロットオフセット値の数は、複数のリソースのセットの数よりも少なくてもよい。いくつかの実施形態において、ネットワーク装置110は、無線リソース制御(RRC)メッセージ内で端末装置120に第1の情報を設定することができる。なお、第1の情報は、任意の他の適切な方法で、例えば、媒体アクセス制御(MAC)制御要素(CE)又はダウンリンク制御情報(DCI)などで、送信することが可能で、本開示はこれについて限定しない。
いくつかの実施形態において、ネットワーク装置及び端末装置は、3GPP仕様に定義されたタイムスロット(又は略してスロット)に基づいて相互通信することができる。例えば、サブキャリア間隔設定μの場合、スロットは、サブフレーム内では昇順に
Figure 2023542110000007
と、フレーム内で昇順に
Figure 2023542110000008
と番号付けされる。表1及び表2に示すように、
Figure 2023542110000009
が関連する3GPP仕様(TS 38.211)で与えられるサイクリックプレフィックスに依存するスロットには、
Figure 2023542110000010
個の連続する直交周波数分割多重(OFDM)シンボルが存在する。サブフレーム内のスロット
Figure 2023542110000011
の開始は、同じサブフレーム内のOFDMシンボル
Figure 2023542110000012
の開始と時間的に揃えられる。スロットの他の関連する定義及び情報は、既存又は将来の3GPP仕様から見出すことができる。より一般的に言えば、本明細書で使用されるスロットという用語は、任意の既存の定義された時間単位、又は任意の将来定義される時間単位を指すことができる。
Figure 2023542110000013
Figure 2023542110000014
いくつかの実施形態において、ネットワーク装置120は、RSトリガスロット内で指示を端末装置110-1に送信(例えば、図3A及び図3Bに3010として示される)することができる。この指示は、参照信号の送信をトリガする。いくつかの実施形態において、この指示は、スロットnにおいて送信又は受信されてもよい。いくつかの実施形態において、nは非負の整数である。例えば、「n」の値は0から150までであってもよい。例えば、この指示は、DCI及び/又はMAC CE内で送信されてもよい。いくつかの実施形態において、ネットワーク装置120は、端末装置110にスロットオフセットkを設定することができる。いくつかの実施形態において、kは非負の整数である。例えば、「k」の値は0から32までであってもよい。代替として、「k」の値は0から64までであってもよい。
いくつかの実施形態において、端末装置110-1は、非周期的SRS送信のための複数の候補スロットを決定(例えば、図3Bに3015として示される)することができる。例えば、スロットnにおいて指示が受信され、スロットオフセットがkである場合、該複数の候補スロットは、スロットn+k、スロットn+kの後の第1の有効スロット、スロットn+kの後の第2の有効スロット、スロットn+kの後のL番目の利用可能スロット、k番目の利用可能スロット、(k+1)番目の利用可能スロット、又は(k+i)番目の利用可能スロットのうちの一つ又は複数を含むことができ、ここで、パラメータ「i」は任意の適切な正の整数であってもよく、パラメータ「L」は任意の適切な正の整数であってもよい。いくつかの実施形態において、端末装置110-1は、非周期的SRS送信のためのスロットを決定することができる。例えば、スロットnにおいて指示が受信され、スロットオフセットがkとして設定される場合、非周期的SRS送信のためのスロットは、スロットn+k、スロットn+kの後の1番目の有効スロット、スロットn+kの後の2番目の有効スロット、スロットn+kの後のL番目の利用可能スロット、k番目の利用可能スロット、(k+1)番目の利用可能スロット、又は(k+i)番目の利用可能スロットのうちの一つ又は複数を含むことができ、ここで、パラメータ「i」は任意の適切な正の整数であってもよく、パラメータ「L」は任意の適切な正の整数であってもよい。いくつかの実施形態において、iは非負の整数である。例えば、「i」の値は0から10までであってもよい。代替として、「i」の値は0から32までであってもよい。いくつかの実施形態において、Lは非負の整数である。例えば、「L」の値は0から32までであってもよい。代替として、「L」の値は0から10までであってもよい。いくつかの実施形態において、Lの値は予め決定されてもよい。いくつかの実施形態において、Lの値は、RRCシグナリングと、MAC CEと、DCIとのうちの少なくとも一つを介してネットワーク装置120により設定されてもよい。いくつかの実施形態において、異なるkの値について、Lの値は異なってもよい。例えば、kの値k1について、Lの値はL1である。また、kの値k2について、Lの値はL2である。k1>k2であれば、L1はL2より小さくてはならない。候補スロットの数は任意の適切な数とすることができる。いくつかの実施形態において、候補スロットの数は予め決定されてもよい。代替として又は追加として、候補スロットの数は、RRCシグナリングと、MAC CEと、DCIとのうちの少なくとも一つを介してネットワーク装置120により設定されてもよい。例えば、候補スロットの数は、RRCシグナリングにより設定されてもよい。代替として、MAC CEを使用して、候補スロットの数を設定してもよい。別の実施形態において、DCIは、候補スロットの数を示してもよい。
いくつかの実施形態において、リソース内又はリソースセット内の全てのRSリソースについてのスロット内に、設定された時間領域位置について利用可能なアップリンクシンボル及び/又フレキシブルシンボルはがある場合、かつ/又はリソース若しくはスロットがトリガ指示とリソースセット内の全てのRSリソースとの間の最小タイミング要件を満たす場合、該リソース又は候補スロットが利用可能又は有効であるとみなしてもよい。例えば、あるスロットについて、SRSリソースセット内の全てのSRSリソースについてのシンボルのうちの何れか一つかがフレキシブル及び/又はアップリンクである場合、該スロットは、有効であるとみなされてもよいか、又はオフセットにカウントされてもよい。いくつかの実施形態において、あるスロットについて、SRSリソースセット内の全てのSRSリソースについてのシンボルのうちの少なくとも一つがダウンリンク及び/又はフレキシブルである場合、該スロットは、無効若しくは無効であるとみなされてもよいか、又はオフセットにカウントされなくてもよい。
いくつかの実施形態において、端末装置110-1は、示されたタイミングと有効スロットのうちの一つのスロットとに基づいて、参照信号を送信するためのスロットを決定(例えば、図3Bに3020として示される)する。有効スロットは、リソースセット内のフレキシブル又はアップリンクである全てのシンボルを含む。例えば、スロットオフセットがkであり、RSトリガスロットがスロットnである場合、端末装置110-1は、送信のためのスロットがスロットnの後のk番目のフレキシブル及び/又はアップリンクスロットであると決定することができる。いくつかの実施形態において、送信のためのスロットは、スロットn+k、スロットn+kの後の1番目の有効スロット、スロットn+kの後の2番目の有効スロット、スロットn+kの後のL番目の利用可能スロット、k番目の利用可能スロット、(k+1)番目の利用可能スロット、又は(k+i)番目の利用可能スロットのうちの少なくとも一つであってもよい。いくつかの実施形態において、RSトリガスロットと送信のためのスロットとの間のスロットの数は、所定の範囲内であってもよい。例えば、スロットnにおいて指示が受信される場合(すなわち、RSトリガスロットは、スロットnとして表されることができる)、送信のためのスロットは、スロットn+M以前であるようにしてもよく、Mは任意の正の整数である。代替として、送信のためのスロットは、スロットn+Mの前であってもよい。例えば、Mは1から64までの任意の数であってもよい。代替として、Mは1から32までの任意の数であってもよい。いくつかの実施形態において、Mの値は予め決定されてもよい。代替として又は追加として、Mの値は、RRCシグナリングと、MAC CEと、DCIとのうちの少なくとも一つを介してネットワーク装置120により設定されてもよい。例えば、Mの値は、RRCシグナリングにより設定されてもよい。代替として、MAC CEを使用して、Mの値を設定してもよい。別の実施形態において、DCIは、Mの値を示してもよい。いくつかの実施形態において、送信のためのスロットがスロットn+Mの後である場合、端末装置は、設定/トリガされたRSを送信しなくてもよい。
いくつかの実施形態において、端末装置110-1は、RSトリガスロットとスロットオフセットとに基づいて、スロット(以下、「第7のスロット」と称する)を決定することができる。いくつかの実施形態において、送信のためのスロットは、第7のスロットと第2の所定数のスロットとに基づいて決定されてもよい。送信のためのスロットと第7のスロットとの間のスロット数は、第2の所定数より低く又は小さくてもよく、又は第2の所定数以上であってもよい。第2の所定数は、任意の適切な整数であってもよい。例えば、スロットnにおいて指示が受信される場合(すなわち、RSトリガスロットは、スロットnとして表されることができる)、送信のためのスロットとスロットn+k(すなわち、7番目のスロット)との間の間隔は、Xスロットよりも小さくてもよく、Xスロット以下であってもよく、Xは、非負の整数であってもよい。例えば、Xは0から32までであってもよい。別の例について、Xは0から10までであってもよい。いくつかの実施形態において、送信のためのスロットとスロットn+k(すなわち、7番目のスロット)との間の間隔がXスロット以上である場合、端末装置は、設定/トリガされたRSを送信しなくてもよい。
他の実施形態において、RSトリガスロット、送信のためのスロットと第7のスロットとが同じスロット期間内であってもよい。例えば、該スロット期間はPであってもよい。別の例について、該スロット期間はP+Pであってもよい。別の例について、該スロット期間は1フレームであってもよい。別の例について、該スロット期間は20ミリ秒であってもよく、該20ミリ秒内の第1のシンボルは、偶数フレーム内の第1のシンボルである。いくつかの実施形態において、送信のためのスロットとスロットn+k(すなわち、第7のスロット)とが異なるスロット期間内にある場合、端末装置は、設定/トリガされたRSを送信しなくてもよい。例えば、こうして、SRS送信オフセットを大きく変化させなくてもよい。
いくつかの実施形態において、端末装置110-1は、第1のスロット数と第2のスロット数とを取得することができる。第1のスロット数と第2のスロット数とは、予め決定されてもよい。代替として、第1のスロット数及び第2のスロット数は、RRC、MAC CE及びDCIのうちの少なくとも一つを介してネットワーク装置120により設定されてもよい。端末装置110-1は、RSトリガスロットから始まる第2のスロット数に第1のスロット数を足した後のスロットを送信のためのスロットとして決定することができる。例えば、第1のスロット数と第2のスロット数との合計は、情報内に示されるスロットオフセットに一致することができる。いくつかの実施形態において、スロットnにおいて指示が受信される場合、送信のためのスロットは、スロットn+qから始まるp番目又は(p+1)番目の有効スロットであってもよい。pとqとの値は、任意の適切な非負の整数であってもよい。例えば、「p」の値は0からkまでであってもよい。代替として、「q」の値は0からkまでであってもよい。例えば、pとqとの合計は、スロットオフセットkであってもよい。別の例について、pとqとの合計はk+1であってもよい。別の例について、pとqとの合計はk-1であってもよい。いくつかの実施形態において、異なるスロットオフセットkの値に基づいて、pの値及び/又はqの値は異なってもよい。いくつかの実施形態において、pの値及び/又はqの値は予め決定されてもよい。いくつかの実施形態において、pの値及び/又はqの値は、RRCと、MAC CEと、DCIとのうちの少なくとも一つを介してネットワーク装置により設定されてもよい。いくつかの実施形態において、pはfloor(k/2)であってもよく、qは[k-floor(k/2)]であってもよい。例えば、こうして、SRS送信オフセットを大きく変化させなくてもよい。
他の実施形態において、端末装置110-1は、第3のスロット数と第4のスロット数とを取得することができる。第3のスロット数と第4のスロット数とは、予め決定されてもよい。代替として、第3のスロット数及び第4のスロット数は、RRC、MAC CE及びDCIのうちの少なくとも一つを介してネットワーク装置120により設定されてもよい。例えば、スロットnにおいて指示が受信され、スロットオフセットがkである場合、送信のためのスロットは、(Y+1+n mod Z)番目の利用可能スロット又は(Y+n mod Z)番目の利用可能スロットであってもよい。Yの値は、スロットオフセットkの値であってもよい。代替として、Yの値はpの値であってもよい。代替として、Yの値はqの値であってもよい。いくつかの実施形態において、Zの値は予め決定されてもよい。いくつかの実施形態において、Zの値は、RRCと、MAC CEと、DCIとのうちの少なくとも一つを介してネットワーク装置により設定されてもよい。いくつかの実施形態において、Zの値は任意の正の整数であってもよい。例えば、Zの値は2から10までであってもよい。例えば、こうして、SRS送信の輻輳を回避することができる。
いくつかの実施形態において、端末装置110-1は、複数の候補スロットの中から送信のためのスロットを選択(例えば、図3Bに3020として示される)することができる。例えば、送信のためのスロットは、複数の候補スロットの優先度に基づいて決定されてもよい。いくつかの実施形態において、上述したように、端末装置110-1は、非周期的SRS送信のための複数の候補スロットを決定(例えば、3015)することができる。例えば、スロットnにおいて指示が受信され、スロットオフセットがkである場合、該複数の候補スロットは、スロットn+k、スロットn+kの後の第1の有効スロット、スロットn+kの後の第2の有効スロット、スロットn+kの後のL番目の利用可能スロット、k番目の利用可能スロット、(k+1)番目の利用可能スロット、又は(k+i)番目の利用可能スロットのうちの一つ又は複数を含むことができ、ここで、パラメータ「i」は任意の適切な正の整数であってもよく、パラメータ「L」は任意の適切な正の整数であってもよい。いくつかの実施形態において、iは非負の整数である。例えば、「i」の値は0から10までであってもよい。代替として、「i」の値は0から32までであってもよい。いくつかの実施形態において、Lは非負の整数である。例えば、「L」の値は0から32までであってもよい。代替として、「L」の値は0から10までであってもよい。例としてのみ、スロットn+kの優先度は、k番目の利用可能スロットの優先度より高い。別の例について、k番目の利用可能スロットは、(k+1)番目の利用可能スロットより優先度が高い。例えば、スロットn+kが有効である場合、端末装置110-1は、スロットn+kを送信のためのスロットとして選択することができる。スロットn+kが有効ではない場合、端末装置110-1は、スロットn+kの後の1番目の有効スロット、又はスロットn+kの後の2番目の有効スロット、又はスロットn+kの後のL番目の利用可能スロット、又はk番目の利用可能スロット、又は(k+1)番目の利用可能スロット、又は(k+i)番目の利用可能スロットを、送信のためのスロットとして選択してもよい。
いくつかの実施形態において、端末装置110-1は、スロット設定に基づいて、送信のためのスロットが有効であるか否かを決定(例えば、図3Bに3025として示すように)する。いくつかの実施形態において、端末装置110-1は、RSトリガスロットに関連するスロット設定に基づいて、送信のためのスロットが有効であるか否かを決定することができる。言い換えれば、スロットnにおいて指示が受信された場合、送信のためのスロットが有効であるか否かは、スロットnに関連するスロット設定に基づいて決定されることができる。いくつかの実施形態において、端末装置110-1は、スロットn以前に設定、決定又は定義された最後のスロット設定に基づいて、スロット(例えば、スロットnから始まるスロット、又はスロットn以後のスロット、又はスロットn+kから始まるスロット、又はスロットn+k以後のスロット)が有効であるか否かを決定することができる。いくつかの実施形態において、端末装置110-1は、スロットn内で設定、決定又は定義されたスロット設定に基づいて、スロット(例えば、スロットnから始まるスロット、又はスロットn以後のスロット、又はスロットn+kから始まるスロット、又はスロットn+k以後のスロット)が有効であるか否かを決定することができる。いくつかの実施形態において、端末装置110-1は、スロットn以前に設定、決定又は定義された最後のスロット設定に基づいて、送信のための(有効)スロットを決定することができる。いくつかの実施形態において、端末装置110-1は、スロットn内で設定、決定又は定義されたスロット設定に基づいて、送信のための(有効)スロットを決定することができる。
いくつかの実施形態において、3015、3020、及び3025は、プロセス300において任意である。いくつかの実施形態において、プロセス300における3015、3020、及び3025の順番は変更されてもよい。いくつかの実施形態において、プロセス300における3015、3020、及び3025は同時に処理されてもよい。
代替として、端末装置110-1は、RSトリガスロットとスロットオフセットとに関連するスロット設定に基づいて、送信のためのスロットが有効であるか否かを決定することができる。例えば、スロットnにおいて指示が受信され、スロットオフセットがkである場合、送信のためのスロットは、スロットn+k内で定義されたスロット設定に基づいて有効であると決定されることができる。いくつかの実施形態において、端末装置110-1は、スロットn+k以前に設定、決定又は定義された最後のスロット設定に基づいて、スロット(例えば、スロットnから始まるスロット、又はスロットn以後のスロット、又はスロットn+kから始まるスロット、又はスロットn+k以後のスロット)が有効であるか否かを決定することができる。いくつかの実施形態において、端末装置110-1は、スロットn+k内で設定、決定又は定義されたスロット設定に基づいて、スロット(例えば、スロットnから始まるスロット、又はスロットn以後のスロット、又はスロットn+kから始まるスロット、又はスロットn+k以後のスロット)が有効であるか否かを決定することができる。いくつかの実施形態において、端末装置110-1は、スロットn+k以前に設定、決定又は定義された最後のスロット設定に基づいて、送信のための(有効)スロットを決定することができる。いくつかの実施形態において、端末装置110-1は、スロットn+k内で設定、決定又は定義されたスロット設定に基づいて、送信のための(有効)スロットを決定することができる。
いくつかの実施形態において、スロットnから始まりスロットn+kまでのスロット、又はスロットn以後でありスロットn+k以前のスロット、又はスロットn以後でありスロットn+kの前であるスロットについて、端末装置110-1は、スロットn以前に設定、決定又は定義された最後のスロット設定に基づいて、スロットが有効であるか否かを決定することができる。いくつかの実施形態において、スロットnから始まりスロットn+kまでのスロット、又はスロットn以後でありスロットn+k以前のスロット、又はスロットn以後でありスロットn+kの前であるスロットについて、端末装置110-1は、スロットn内で設定、決定又は定義された最後のスロット設定に基づいて、スロットが有効であるか否かを決定することができる。いくつかの実施形態において、スロットn+kから始まるスロット、又はスロットn以後であるスロット、又はスロットnの後のスロットについて、端末装置110-1は、スロットn+k以前に設定、決定又は定義された最後のスロット設定に基づいて、スロットが有効であるか否かを決定することができる。いくつかの実施形態において、スロットn+kから始まるスロット、又はスロットn以後であるスロット、又はスロットnの後のスロットについて、端末装置110-1は、スロットn+k内で設定、決定又は定義された最後のスロット設定に基づいて、スロットが有効であるか否かを決定することができる。
他の実施形態において、端末装置110-1は、第3のスロットに関連するスロット設定に基づいて、送信のためのスロットが有効であるか否かを決定することができる。第3のスロットは、指示を送信するための最後のシンボルと、リソースのセット内の、参照信号を送信するためのリソースの最初のシンボルとの間のタイミング要件を満たすことができる。例えば、第3のスロットは、トリガPDCCHとリソースセット内の全てのSRSリソースとの間の最小タイミング要件を満たすRSトリガスロットであってもよい。例えば、非周期的SRS送信をトリガするPDCCHの最後のシンボルとSRSリソースの最初のシンボルとの間の最小時間間隔は、Xシンボル(例えば、X=N2+14+Tswitch又はX=N2+Tswitch)であり、ここで、スロットが有効であるか否かは、スロットn+ceil(X/14)又はスロットmin(n+k, n+ceil(x/14))に関連するスロット設定に基づく。いくつかの実施形態において、端末装置110-1は、第3のスロット以前に設定、決定又は定義された最後のスロット設定に基づいて、スロット(例えば、スロットnから始まるスロット、又はスロットn以後のスロット、又はスロットn+kから始まるスロット、又はスロットn+k以後のスロット、又は第3のスロット以後のスロット、又は第3のスロットから始まるスロット、又は第3のスロットの後のスロット)が有効であるか否かを決定することができる。いくつかの実施形態において、端末装置110-1は、第3のスロット内で設定、決定又は定義されたスロット設定に基づいて、スロット(例えば、スロットnから始まるスロット、又はスロットn以後のスロット、又はスロットn+kから始まるスロット、又はスロットn+k以後のスロット、又は第3のスロット以後のスロット、又は第3のスロットから始まるスロット、又は第3のスロットの後のスロット)が有効であるか否かを決定することができる。いくつかの実施形態において、端末装置110-1は、第3のスロット以前に設定、決定又は定義された最後のスロット設定に基づいて、送信のための(有効)スロットを決定することができる。いくつかの実施形態において、端末装置110-1は、第3のスロット内で設定、決定又は定義されたスロット設定に基づいて、送信のための(有効)スロットを決定することができる。
いくつかの実施形態において、スロットnから始まり第3のスロットまでのスロット、又はスロットn以後であり第3のスロット以前のスロット、又はスロットn以後であり第3のスロットの前であるスロットについて、端末装置110-1は、スロットn以前に設定、決定又は定義された最後のスロット設定に基づいて、スロットが有効であるか否かを決定することができる。いくつかの実施形態において、スロットnから始まり第3のスロットまでのスロット、又はスロットn以後であり第3のスロット以前のスロット、又はスロットn以後であり第3のスロットの前であるスロットについて、端末装置110-1は、スロットn内で設定、決定又は定義された最後のスロット設定に基づいて、スロットが有効であるか否かを決定することができる。いくつかの実施形態において、第3のスロットから始まるスロット、又は第3のスロット以後であるスロット、又は第3のスロットの後のスロットについて、端末装置110-1は、第3のスロット以前に設定、決定又は定義された最後のスロット設定に基づいて、スロットが有効であるか否かを決定することができる。いくつかの実施形態において、第3のスロットから始まるスロット、又は第3のスロット以後であるスロット、又は第3のスロットの後のスロットについて、端末装置110-1は、第3のスロット内で設定、決定又は定義された最後のスロット設定に基づいて、スロットが有効であるか否かを決定することができる。
いくつかの実施形態において、ネットワーク装置120は、第4のスロットを示す更なる情報を送信することができる。該更なる情報は、RRCシグナリングを介して送信されることができる。代替として、該更なる情報は、MAC CE内で送信されてもよい。他の実施形態において、該更なる情報はDCI内で送信されてもよい。端末装置110-1は、第4のスロットに関連するスロット設定に基づいて、送信のためのスロットが有効であるか否かを決定することができる。いくつかの実施形態において、端末装置110-1は、第4のスロット以前に設定、決定又は定義された最後のスロット設定に基づいて、スロット(例えば、スロットnから始まるスロット、又はスロットn以後のスロット、又はスロットn+kから始まるスロット、又はスロットn+k以後のスロット、又は第4のスロット以後のスロット、又は第4のスロットから始まるスロット、又は第4のスロットの後のスロット)が有効であるか否かを決定することができる。いくつかの実施形態において、端末装置110-1は、第4のスロット内で設定、決定又は定義されたスロット設定に基づいて、スロット(例えば、スロットnから始まるスロット、又はスロットn以後のスロット、又はスロットn+kから始まるスロット、又はスロットn+k以後のスロット、又は第4のスロット以後のスロット、又は第4のスロットから始まるスロット、又は第4のスロットの後のスロット)が有効であるか否かを決定することができる。いくつかの実施形態において、端末装置110-1は、第4のスロット以前に設定、決定又は定義された最後のスロット設定に基づいて、送信のための(有効)スロットを決定することができる。いくつかの実施形態において、端末装置110-1は、第4のスロット内で設定、決定又は定義されたスロット設定に基づいて、送信のための(有効)スロットを決定することができる。
いくつかの実施形態において、スロットnから始まり第4のスロットまでのスロット、又はスロットn以後であり第4のスロット以前のスロット、又はスロットn以後であり第4のスロットの前であるスロットについて、端末装置110-1は、スロットn以前に設定、決定又は定義された最後のスロット設定に基づいて、スロットが有効であるか否かを決定することができる。いくつかの実施形態において、スロットnから始まり第4のスロットまでのスロット、又はスロットn以後であり第4のスロット以前のスロット、又はスロットn以後であり第4のスロットの前であるスロットについて、端末装置110-1は、スロットn内で設定、決定又は定義された最後のスロット設定に基づいて、スロットが有効であるか否かを決定することができる。いくつかの実施形態において、第4のスロットから始まるスロット、又は第4のスロット以後であるスロット、又は第4のスロットの後のスロットについて、端末装置110-1は、第4のスロット以前に設定、決定又は定義された最後のスロット設定に基づいて、スロットが有効であるか否かを決定することができる。いくつかの実施形態において、第4のスロットから始まるスロット、又は第4のスロット以後であるスロット、又は第4のスロットの後のスロットについて、端末装置110-1は、第4のスロット内で設定、決定又は定義された最後のスロット設定に基づいて、スロットが有効であるか否かを決定することができる。
さらに別の実施形態において、端末装置110-1は、RSトリガスロットの前のスロットである第5のスロットに関連するスロット設定に基づいて、送信のためのスロットが有効であるか否かを決定することができる。例えば、第5のスロットは、RSトリガスロット(すなわち、スロットn)の前又はそれ以前の、DCIフォーマット2-0が検出された最後のスロットであってもよい。いくつかの実施形態において、端末装置110-1は、第5のスロット以前に設定、決定又は定義された最後のスロット設定に基づいて、スロット(例えば、スロットnから始まるスロット、又はスロットn以後のスロット、又はスロットn+kから始まるスロット、又はスロットn+k以後のスロット、又は第5のスロット以後のスロット、又は第5のスロットから始まるスロット、又は第5のスロットの後のスロット)が有効であるか否かを決定することができる。いくつかの実施形態において、端末装置110-1は、第5のスロット内で設定、決定又は定義されたスロット設定に基づいて、スロット(例えば、スロットnから始まるスロット、又はスロットn以後のスロット、又はスロットn+kから始まるスロット、又はスロットn+k以後のスロット、又は第5のスロット以後のスロット、又は第5のスロットから始まるスロット、又は第5のスロットの後のスロット)が有効であるか否かを決定することができる。いくつかの実施形態において、端末装置110-1は、第5のスロット以前に設定、決定又は定義された最後のスロット設定に基づいて、送信のための(有効)スロットを決定することができる。いくつかの実施形態において、端末装置110-1は、第5のスロット内で設定、決定又は定義されたスロット設定に基づいて、送信のための(有効)スロットを決定することができる。
いくつかの実施形態において、スロットnから始まり第5のスロットまでのスロット、又はスロットn以後であり第5のスロット以前のスロット、又はスロットn以後であり第5のスロットの前であるスロットについて、端末装置110-1は、スロットn以前に設定、決定又は定義された最後のスロット設定に基づいて、スロットが有効であるか否かを決定することができる。いくつかの実施形態において、スロットnから始まり第5のスロットまでのスロット、又はスロットn以後であり第5のスロット以前のスロット、又はスロットn以後であり第5のスロットの前であるスロットについて、端末装置110-1は、スロットn内で設定、決定又は定義された最後のスロット設定に基づいて、スロットが有効であるか否かを決定することができる。いくつかの実施形態において、第5のスロットから始まるスロット、又は第5のスロット以後であるスロット、又は第5のスロットの後のスロットについて、端末装置110-1は、第5のスロット以前に設定、決定又は定義された最後のスロット設定に基づいて、スロットが有効であるか否かを決定することができる。いくつかの実施形態において、第5のスロットから始まるスロット、又は第5のスロット以後であるスロット、又は第5のスロットの後のスロットについて、端末装置110-1は、第5のスロット内で設定、決定又は定義された最後のスロット設定に基づいて、スロットが有効であるか否かを決定することができる。
他の実施形態において、端末装置110-1は、RSトリガスロットの前のスロット期間の開始スロットである第6のスロットに関連するスロット設定に基づいて、送信のためのスロットが有効であるか否かを決定することができる。例えば、第6のスロットは、RSトリガスロット(すなわち、スロットn)の前又は以前の最後のスロットフォーマット期間の開始スロットであってもよい。いくつかの実施形態において、端末装置110-1は、第6のスロット以前に設定、決定又は定義された最後のスロット設定に基づいて、スロット(例えば、スロットnから始まるスロット、又はスロットn以後のスロット、又はスロットn+kから始まるスロット、又はスロットn+k以後のスロット、又は第6のスロット以後のスロット、又は第6のスロットから始まるスロット、又は第6のスロットの後のスロット)が有効であるか否かを決定することができる。いくつかの実施形態において、端末装置110-1は、第6のスロット内で設定、決定又は定義されたスロット設定に基づいて、スロット(例えば、スロットnから始まるスロット、又はスロットn以後のスロット、又はスロットn+kから始まるスロット、又はスロットn+k以後のスロット、又は第6のスロット以後のスロット、又は第6のスロットから始まるスロット、又は第6のスロットの後のスロット)が有効であるか否かを決定することができる。いくつかの実施形態において、端末装置110-1は、第6のスロット以前に設定、決定又は定義された最後のスロット設定に基づいて、送信のための(有効)スロットを決定することができる。いくつかの実施形態において、端末装置110-1は、第6のスロット内で設定、決定又は定義されたスロット設定に基づいて、送信のための(有効)スロットを決定することができる。
いくつかの実施形態において、スロットnから始まり第6のスロットまでのスロット、又はスロットn以後であり第6のスロット以前のスロット、又はスロットn以後であり第6のスロットの前であるスロットについて、端末装置110-1は、スロットn以前に設定、決定又は定義された最後のスロット設定に基づいて、スロットが有効であるか否かを決定することができる。いくつかの実施形態において、スロットnから始まり第6のスロットまでのスロット、又はスロットn以後であり第6のスロット以前のスロット、又はスロットn以後であり第6のスロットの前であるスロットについて、端末装置110-1は、スロットn内で設定、決定又は定義された最後のスロット設定に基づいて、スロットが有効であるか否かを決定することができる。いくつかの実施形態において、第6のスロットから始まるスロット、又は第6のスロット以後であるスロット、又は第6のスロットの後のスロットについて、端末装置110-1は、第6のスロット以前に設定、決定又は定義された最後のスロット設定に基づいて、スロットが有効であるか否かを決定することができる。いくつかの実施形態において、第6のスロットから始まるスロット、又は第6のスロット以後であるスロット、又は第6のスロットの後のスロットについて、端末装置110-1は、第6のスロット内で設定、決定又は定義された最後のスロット設定に基づいて、スロットが有効であるか否かを決定することができる。
いくつかの実施形態において、端末装置110-1は、スロット設定のみに基づいて、送信のためのスロットが有効であるか否かを決定することができる。例えば、端末装置110-1は、RRC設定のスロット設定tdd-UL-DL-ConfigurationCommon及び/又はtdd-UL-DL-ConfigDedicatedに基づいて、送信のためのスロットが有効であるか否かを決定することができる。例えば、動的スケジューリング及び/又はDCIフォーマット2-0及び/又はDCIフォーマット1_0及び/又はDCIフォーマット1_1及び/又はDCIフォーマット0_1及び/又はDCIフォーマット0_0及び/又はDCIフォーマット0_1及び/又はDCIフォーマット2_3及び/又はRAR UL許可及び/又はfallbackRAR UL許可及び/又はsuccessRARにかかわらず。
いくつかの実施形態において、端末装置110-1は、RRC内でtdd-UL-DL-ConfigurationCommon及び/又はtdd-UL-DL-ConfigDedicatedで設定されたスロット設定に基づいて、スロット(例えば、スロットnから始まるスロット、又はスロットn以後のスロット、又はスロットnの後のスロット)が有効であるか否かを決定することができる。例えば、動的スケジューリング及び/又はDCIフォーマット2-0及び/又はDCIフォーマット1_0及び/又はDCIフォーマット1_1及び/又はDCIフォーマット0_1及び/又はDCIフォーマット0_0及び/又はDCIフォーマット0_1及び/又はDCIフォーマット2_3及び/又はRAR UL許可及び/又はfallbackRAR UL許可及び/又はsuccessRARにかかわらず。
いくつかの実施形態において、SRSリソースセット内の全てのSRSリソースのシンボルのうちの何れか一つがtdd-UL-DL-ConfigurationCommon及び/又はtdd-UL-DL-ConfigDedicatedによりフレキシブル及び/又はアップリンクであると定義された場合、送信のためのスロットは、有効であるとみなされてもよいか、又はオフセットにカウントされてもよい。いくつかの実施形態において、SRSリソースセット内の全てのSRSリソースのシンボルのうちの少なくとも一つがtdd-UL-DL-ConfigurationCommon及び/又はtdd-UL-DL-ConfigDedicatedによりダウンリンク及び/又はフレキシブルであると定義された場合、送信のためのスロットは、無効若しくは非有効であるとみなされてもよいか、又はオフセットにカウントされなくてもよい。
いくつかの実施形態において、あるスロット(例えば、スロットnから始まるスロット、又はスロットn以後のスロット、又はスロットnの後のスロット)について、SRSリソースセット内の全てのSRSリソースのシンボルのうちの何れか一つがフレキシブル及び/又はアップリンクである(例えば、tdd-UL-DL-ConfigurationCommon及び/又はtdd-UL-DL-ConfigDedicatedにより定義される)場合、該スロットは、有効であるとみなされてもよいか、又はオフセットにカウントされてもよい。いくつかの実施形態において、あるスロット(例えば、スロットnから始まるスロット、又はスロットn以後のスロット、又はスロットnの後のスロット)について、SRSリソースセット内の全てのSRSリソースのシンボルのうちの少なくとも一つがダウンリンク及び/又はフレキシブルである(例えば、tdd-UL-DL-ConfigurationCommon及び/又はtdd-UL-DL-ConfigDedicatedにより定義される)場合、該スロットは、無効若しくは非有効であるとみなされてもよいか、又はオフセットにカウントされなくてもよい。
いくつかの実施形態において、端末装置110-1は、非周期的SRS送信のためのスロットを決定することができる。例えば、スロットnにおいて指示が受信され、スロットオフセットがkとして設定される場合、非周期的SRS送信のためのスロットは、スロットn+k、スロットn+kの後の1番目の有効スロット、スロットn+kの後の2番目の有効スロット、スロットn+kの後のL番目の利用可能スロット、k番目の利用可能スロット、(k+1)番目の利用可能スロット、又は(k+i)番目の利用可能スロットのうちの一つ若しくは複数を含むことができ、ここで、パラメータ「i」は任意の適切な正の整数であってもよく、パラメータ「L」は任意の適切な正の整数であってもよい。いくつかの実施形態において、iは非負の整数である。例えば、「i」の値は0から10までであってもよい。代替として、「i」の値は0から32までであってもよい。いくつかの実施形態において、Lは非負の整数である。例えば、「L」の値は0から32までであってもよい。代替として、「L」の値は0から10までであってもよい。いくつかの実施形態において、Lの値は予め決定されてもよい。いくつかの実施形態において、Lの値は、RRCシグナリングと、MAC CEと、DCIとのうちの少なくとも一つを介してネットワーク装置120により設定されてもよい。いくつかの実施形態において、異なるkの値について、Lの値は異なってもよい。例えば、kの値k1について、Lの値はL1である。また、kの値k2について、Lの値はL2である。k1>k2であれば、L1はL2より小さくてはならない。候補スロットの数は任意の適切な数とすることができる。いくつかの実施形態において、スロットが有効であるか否かは、本開示のいくつかの実施形態に従って決定されてもよい。いくつかの実施形態において、スロットが有効であるか否かは、本開示のいくつかの実施形態に従って定義されたスロット設定に基づいてもよい。
いくつかの実施形態において、端末装置110-1は、使用のためのスロット上で参照信号をネットワーク装置120に送信(例えば、図3A及び図3Bに3030として示される)する。いくつかの実施形態において、端末装置110-1は、スロットnに関連する示されたタイミングに基づいたスロット上で参照信号を送信することができ、ここで、RSトリガスロットはスロットnとして表される。代替として、端末装置110-1は、スロット(n+k)に関連する示されたタイミングに基づいたスロット上で参照信号を送信することができ、ここで、RSトリガスロットはスロットnとして表され、スロットオフセットの値はkとして表される。他の実施形態において、端末装置110-1は、指示を送信するための最後のシンボルと、参照信号を送信するためのリソースの最初のシンボルとの間のタイミング要件を満たすRSトリガスロットである示されたタイミングに基づいたスロット上で参照信号を送信することができる。
他の実施形態において、参照信号は、RSトリガスロットの前のスロットに関連する示されたタイミングに基づいたスロット上で送信されてもよい。代替として、参照信号は、RSトリガスロットの前のスロット期間の開始スロットに関連する示されたタイミングに基づいたスロット上で送信されてもよい。
いくつかの実施形態において、参照信号を送信するためのスロットは、以下のうちの少なくとも一つとすることができる。このスロットは、RSトリガスロットから始まる(k+i)番目の有効スロットであり、ここで、iは非負の整数である。このスロットはスロット(n+k)から始まるL番目の有効スロットであり、ここで、RSトリガスロットはスロットnとして表され、スロットオフセットの値はkとして表され、Lは非負の整数である。スロットはスロット(n+q)から始まるp番目又は(p+1)番目の有効スロットであり、ここで、RSトリガスロットは、スロットnとして表され、パラメータ「p」は非負の整数であり、パラメータ「q」は非負の整数であり、pとqの合計がスロットオフセットkと一致する。又は、スロットは、(Y+1+n mod Z)番目又は(Y+n mod Z)番目の有効スロットであり、ここで、RSトリガスロットはスロットnとして表され、パラメータ「Y」は非負の整数であり、パラメータ「Z」は正の整数である。いくつかの実施形態において、「p」及び「q」の値は、スロットオフセット「k」の異なる値について異なるか、又は「q」或いは「p」の値はfloor(k/2)の値であり、「Y」の値はスロットオフセット「k」の値であるか、又は「Y」の値はfloor(k/2)の値である。
別の実施形態において、参照信号はスロット(n+k)上で送信されてもよく、スロット(n+k)は有効である。代替として、参照信号は有効スロット上で送信されてもよく、スロット(n+k)は非有効である。この場合、RSトリガスロットはスロットnとして表され、スロットオフセットの値はkとして表される。
図4は本開示の実施形態にかかる例示的な方法400のフローチャートである。説明のためのみに、方法400は、図1に示すような端末装置110-1において実現することができる。
いくつかの実施形態において、端末装置110-1は、ネットワーク装置120から情報を受信することができる。この情報は、参照信号を送信するためのリソースセットを示す。いくつかの実施形態において、RSはダウンリンクRSであってもよい。例えば、RSは、復調参照信号(DMRS)、セル参照信号(CRS)、マルチキャストブロードキャスト単一周波数ネットワーク(MBSFN)参照信号、測位参照信号(PRS)、微小時間/周波数トラッキング参照信号(TRS)、位相トラッキング参照信号(PTRS)、チャネル状態情報参照信号(CSI-RS)、トラッキングのためのCSI-RS及びモビリティのためのCSI-RSのうちのいずれか一つ又は複数とすることができる。いくつかの代替実施形態において、RSはアップリンクRSであってもよい。例えば、RSは、探測参照信号(SRS)、復調参照信号(DMRS)、測位参照信号(PRS)、微小時間/周波数トラッキング参照信号(TRS)、位相トラッキング参照信号(PTRS)のうちのいずれか一つ又は複数であってもよい。なお、RSは、技術において既存の、又は将来開発される任意のダウンリンク又はアップリンク参照信号であってもよい。
いくつかの実施形態において、この情報は、該リソースセットのスロットオフセット値を含むことができる。複数のリソースセットが設定されるいくつかの実施形態において、この情報は、該複数のリソースセットのためのスロットオフセット値のセット(以下、スロットオフセット値の第1のセットとも称する)を含むことができる。例えば、セット内のスロットオフセットの値は互いに異なる。いくつかの実施形態において、スロットオフセット値の第1のセットは、複数のリソースセットのそれぞれのためのスロットオフセット値を含むことができる。いくつかの実施形態において、スロットオフセット値の第1のセット内のスロットオフセット値の数は、複数のリソースのセットの数よりも少なくてもよい。いくつかの実施形態において、ネットワーク装置110は、無線リソース制御(RRC)メッセージ内で端末装置120に第1の情報を設定することができる。なお、第1の情報は、任意の他の適切な方法で、例えば、媒体アクセス制御(MAC)制御要素(CE)又はダウンリンク制御情報(DCI)などで、送信することが可能で、本開示はこれについて限定しない。
いくつかの実施形態において、ネットワーク装置及び端末装置は、3GPP仕様に定義されたタイムスロット(又は略してスロット)に基づいて相互通信することができる。例えば、サブキャリア間隔設定μの場合、スロットは、サブフレーム内では昇順に
Figure 2023542110000015
と、フレーム内で昇順に
Figure 2023542110000016
と番号付けされる。表1及び表2に示すように、
Figure 2023542110000017
が関連する3GPP仕様(TS 38.211)で与えられるサイクリックプレフィックスに依存するスロットには、
Figure 2023542110000018
個の連続する直交周波数分割多重(OFDM)シンボルが存在する。サブフレーム内のスロット
Figure 2023542110000019
の開始は、同じサブフレーム内のOFDMシンボル
Figure 2023542110000020
の開始と時間的に揃えられる。スロットの他の関連する定義及び情報は、既存又は将来の3GPP仕様から見出すことができる。より一般的に言えば、本明細書で使用されるスロットという用語は、任意の既存の定義された時間単位、又は任意の将来定義される時間単位を指すことができる。
ブロック410において、端末装置110-1は、RSトリガスロット内で、ネットワーク装置120から指示を受信する。この指示は、参照信号の送信をトリガする。いくつかの実施形態において、この指示は、スロットnにおいて送信又は受信されてもよい。いくつかの実施形態において、nは非負の整数である。例えば、「n」の値は0から150までであってもよい。例えば、この指示は、DCI及び/又はMAC CE内で送信されてもよい。いくつかの実施形態において、ネットワーク装置120は、端末装置110にスロットオフセットkを設定することができる。いくつかの実施形態において、kは非負の整数である。例えば、「k」の値は0から32までであってもよい。代替として、「k」の値は0から64までであってもよい。
いくつかの実施形態において、端末装置110-1は、示されたタイミングと有効スロットのうちの一つのスロットとに基づいて、参照信号を送信するためのスロットを決定することができる。有効スロットは、リソースセット内のフレキシブル又はアップリンクである全てのシンボルを含む。いくつかの実施形態において、端末装置110-1は、非周期的SRS送信のための複数の候補スロットを決定することができる。
例えば、スロットnにおいて指示が受信され、スロットオフセットがkである場合、該複数の候補スロットは、スロットn+k、スロットn+kの後の第1の有効スロット、スロットn+kの後の第2の有効スロット、スロットn+kの後のL番目の利用可能スロット、k番目の利用可能スロット、(k+1)番目の利用可能スロット、又は(k+i)番目の利用可能スロットのうちの一つ又は複数を含むことができ、ここで、パラメータ「i」は任意の適切な正の整数であってもよく、パラメータ「L」は任意の適切な正の整数であってもよい。いくつかの実施形態において、iは非負の整数である。例えば、「i」の値は0から10までであってもよい。代替として、「i」の値は0から32までであってもよい。いくつかの実施形態において、Lは非負の整数である。例えば、「L」の値は0から32までであってもよい。代替として、「L」の値は0から10までであってもよい。いくつかの実施形態において、Lの値は予め決定されてもよい。いくつかの実施形態において、Lの値は、RRCシグナリングと、MAC CEと、DCIとのうちの少なくとも一つを介してネットワーク装置120により設定されてもよい。いくつかの実施形態において、異なるkの値について、Lの値は異なってもよい。例えば、kの値k1について、Lの値はL1である。また、kの値k2について、Lの値はL2である。k1>k2であれば、L1はL2より小さくてはならない。候補スロットの数は任意の適切な数とすることができる。いくつかの実施形態において、候補スロットの数は予め決定されてもよい。代替として又は追加として、候補スロットの数は、RRCシグナリングと、MAC CEと、DCIとのうちの少なくとも一つを介してネットワーク装置120により設定されてもよい。例えば、候補スロットの数は、RRCシグナリングにより設定されてもよい。代替として、MAC CEを使用して、候補スロットの数を設定してもよい。別の実施形態において、DCIは、候補スロットの数を示してもよい。
いくつかの実施形態において、リソース内又はリソースセット内の全てのRSリソースについてのスロット内に、設定された時間領域位置について利用可能なアップリンクシンボル及び/若しくはフレキシブルシンボルがある場合、かつ/又はリソース若しくはスロットがトリガ指示とリソースセット内の全てのRSリソースとの間の最小タイミング要件を満たす場合、該リソース又は候補スロットが利用可能であるとみなしてもよい。
いくつかの実施形態において、端末装置110-1は参照信号を送信するためのスロットを決定する。いくつかの実施形態において、送信のためのスロットは、スロットn+k、スロットn+kの後の1番目の有効スロット、スロットn+kの後の2番目の有効スロット、スロットn+kの後のL番目の利用可能スロット、k番目の利用可能スロット、(k+1)番目の利用可能スロット、又は(k+i)番目の利用可能スロットのうちの少なくとも一つであってもよい。いくつかの実施形態において、RSトリガスロットと送信のためのスロットとの間のスロットの数は、所定の範囲内であってもよい。例えば、スロットnにおいて指示が受信される場合(すなわち、RSトリガスロットは、スロットnとして表されることができる)、送信のためのスロットは、スロットn+M以前であるようにしてもよく、Mは任意の正の整数である。代替として、送信のためのスロットは、スロットn+Mの前であってもよい。例えば、Mは1から64までの任意の数であってもよい。代替として、Mは1から32までの任意の数であってもよい。いくつかの実施形態において、Mの値は予め決定されてもよい。代替として又は追加として、Mの値は、RRCシグナリングと、MAC CEと、DCIとのうちの少なくとも一つを介してネットワーク装置120により設定されてもよい。例えば、Mの値は、RRCシグナリングにより設定されてもよい。代替として、MAC CEを使用して、Mの値を設定してもよい。別の実施形態において、DCIは、Mの値を示してもよい。いくつかの実施形態において、送信のためのスロットがスロットn+Mよりも後である場合、端末装置は、設定/トリガされたRSを送信しなくてもよい。
いくつかの実施形態において、端末装置110-1は、RSトリガスロットとスロットオフセットとに基づいて、スロット(以下、「第7のスロット」と称する)を決定することができる。いくつかの実施形態において、送信のためのスロットは、第7のスロットと第2の所定数のスロットとに基づいて決定されてもよい。送信のためのスロットと第7のスロットとの間のスロット数は、第2の所定数より低く又は小さくてもよく、又は第2の所定数以下であってもよい。第2の所定数は、任意の適切な整数であってもよい。例えば、スロットnにおいて指示が受信される場合(すなわち、RSトリガスロットは、スロットnとして表されることができる)、送信のためのスロットとスロットn+k(すなわち、7番目のスロット)との間の間隔は、Xスロットよりも小さくてもよく、Xスロット以下であってもよく、ここでXは、非負の整数であってもよい。例えば、Xは0から32までであってもよい。別の例について、Xは0から10までであってもよい。いくつかの実施形態において、送信のためのスロットとスロットn+k(すなわち、7番目のスロット)との間の間隔がXスロット以上である場合、端末装置は、設定/トリガされたRSを送信しなくてもよい。
他の実施形態において、RSトリガスロット、送信のためのスロットと第7のスロットとが同じスロット期間内であってもよい。例えば、該スロット期間はPであってもよい。別の例について、該スロット期間はP+Pであってもよい。別の例について、該スロット期間は1フレームであってもよい。別の例について、該スロット期間は20ミリ秒であってもよく、該20ミリ秒内の第1のシンボルは、偶数フレーム内の第1のシンボルである。いくつかの実施形態において、送信のためのスロットとスロットn+k(すなわち、第7のスロット)とが異なるスロット期間内にある場合、端末装置は、設定/トリガされたRSを送信しなくてもよい。例えば、こうして、SRS送信オフセットを大きく変化させなくてもよい。
いくつかの実施形態において、端末装置110-1は、第1のスロット数と第2のスロット数とを取得することができる。第1のスロット数と第2のスロット数とは、予め決定されてもよい。代替として、第1のスロット数及び第2のスロット数はネットワーク装置120により設定されてもよい。端末装置110-1は、RSトリガスロットから始まる第2のスロット数に第1のスロット数を足した後のスロットを送信のためのスロットとして決定することができる。第1のスロット数と第2のスロット数との合計は、情報内に示されるスロットオフセットに一致することができる。例えば、スロットnにおいて指示が受信される場合、送信のためのスロットは、スロットn+qから始まるp番目又は(p+1)番目の有効スロットであってもよい。pとqとの値は、任意の適切な非負の整数であってもよい。例えば、「p」の値は0からkまでであってもよい。代替として、「q」の値は0からkまでであってもよい。例えば、pとqとの合計は、スロットオフセットkであってもよい。別の例について、pとqとの合計はk+1であってもよい。別の例について、pとqとの合計はk-1であってもよい。いくつかの実施形態において、異なるスロットオフセットkの値に基づいて、pの値及び/又はqの値は異なってもよい。いくつかの実施形態において、pの値及び/又はqの値は予め決定されてもよい。いくつかの実施形態において、pの値及び/又はqの値は、RRCと、MAC CEと、DCIとのうちの少なくとも一つを介してネットワーク装置により設定されてもよい。いくつかの実施形態において、pはfloor(k/2)であってもよく、qは[k-floor(k/2)]であってもよい。例えば、こうして、SRS送信オフセットを大きく変化させなくてもよい。
他の実施形態において、端末装置110-1は、第3のスロット数と第4のスロット数とを取得することができる。第3のスロット数と第4のスロット数とは、予め決定されてもよい。代替として、第3のスロット数及び第4のスロット数はネットワーク装置120により設定されてもよい。例えば、スロットnにおいて指示が受信され、スロットオフセットがkである場合、送信のためのスロットは、(Y+1+n mod Z)番目の利用可能スロット又は(Y+n mod Z)番目の利用可能スロットであってもよい。Yの値は、スロットオフセットkの値であってもよい。代替として、Yの値はpの値であってもよい。代替として、Yの値はqの値であってもよい。いくつかの実施形態において、Zの値は予め決定されてもよい。いくつかの実施形態において、Zの値は、RRCと、MAC CEと、DCIとのうちの少なくとも一つを介してネットワーク装置により設定されてもよい。いくつかの実施形態において、Zの値は任意の正の整数であってもよい。例えば、Zの値は2から10までであってもよい。例えば、こうして、SRS送信の輻輳を回避することができる。
いくつかの実施形態において、端末装置110-1は、複数の候補スロットの中から送信のためのスロットを選択することができる。例えば、送信のためのスロットは、複数の候補スロットの優先度に基づいて決定されてもよい。いくつかの実施形態において、上述したように、端末装置110-1は、非周期的SRS送信のための複数の候補スロットを決定(例えば、3015)することができる。例えば、スロットnにおいて指示が受信され、スロットオフセットがkである場合、該複数の候補スロットは、スロットn+k、スロットn+kの後の第1の有効スロット、スロットn+kの後の第2の有効スロット、スロットn+kの後のL番目の利用可能スロット、k番目の利用可能スロット、(k+1)番目の利用可能スロット、又は(k+i)番目の利用可能スロットのうちの一つ又は複数を含むことができ、ここで、パラメータ「i」は任意の適切な正の整数であってもよく、パラメータ「L」は任意の適切な正の整数であってもよい。いくつかの実施形態において、iは非負の整数である。例えば、「i」の値は0から10までであってもよい。代替として、「i」の値は0から32までであってもよい。いくつかの実施形態において、Lは非負の整数である。例えば、「L」の値は0から32までであってもよい。代替として、「L」の値は0から10までであってもよい。あくまで例として、スロットn+kの優先度は、k番目の利用可能スロットの優先度より高い。別の例について、k番目の利用可能スロットは、(k+1)番目の利用可能スロットより優先度が高い。例えば、スロットn+kが有効である場合、端末装置110-1は、スロットn+kを送信のためのスロットとして選択することができる。スロットn+kが有効ではない場合、端末装置110-1は、スロットn+kの後の1番目の有効スロット、又はスロットn+kの後の2番目の有効スロット、又はスロットn+kの後のL番目の利用可能スロット、又はk番目の利用可能スロット、又は(k+1)番目の利用可能スロット、又は(k+i)番目の利用可能スロットを、送信のためのスロットとして選択してもよい。
ブロック420において、端末装置110-1は、示されたタイミングと有効スロットのうちの一つのスロットとに基づいて決定された送信のためのスロット上で、参照信号をネットワーク装置120に送信し、有効スロットは、リソースセット内のフレキシブル又はアップリンクである全てのシンボルを含む。いくつかの実施形態において、示されたタイミングは、RSトリガスロットであってもよい。代替として、示されるタイミングは、RSトリガスロットにスロットオフセットを足したものであってもよい。
いくつかの実施形態において、端末装置110-1は、スロット設定に基づいて、送信のためのスロットが有効であるか否かを決定する。いくつかの実施形態において、端末装置110-1は、RSトリガスロットに関連するスロット設定に基づいて、送信のためのスロットが有効であるか否かを決定することができる。言い換えれば、スロットnにおいて指示が受信された場合、送信のためのスロットが有効である否かは、スロットnに関連するスロット設定に基づいて決定されることができる。いくつかの実施形態において、端末装置110-1は、スロットn以前に設定、決定又は定義された最後のスロット設定に基づいて、スロット(例えば、スロットnから始まるスロット、又はスロットn以後のスロット、又はスロットn+kから始まるスロット、又はスロットn+k以後のスロット)が有効であるか否かを決定することができる。いくつかの実施形態において、端末装置110-1は、スロットn内で設定、決定又は定義されたスロット設定に基づいて、スロット(例えば、スロットnから始まるスロット、又はスロットn以後のスロット、又はスロットn+kから始まるスロット、又はスロットn+k以後のスロット)が有効であるか否かを決定することができる。いくつかの実施形態において、端末装置110-1は、スロットn以前に設定、決定又は定義された最後のスロット設定に基づいて、送信のための(有効)スロットを決定することができる。いくつかの実施形態において、端末装置110-1は、スロットn内で設定、決定又は定義されたスロット設定に基づいて、送信のための(有効)スロットを決定することができる。
代替として、端末装置110-1は、RSトリガスロットとスロットオフセットとに関連するスロット設定に基づいて、送信のためのスロットが有効であるか否かを決定することができる。例えば、スロットnにおいて指示が受信され、スロットオフセットがkである場合、送信のためのスロットは、スロットn+k内で定義されたスロット設定に基づいて有効であると決定されることができる。いくつかの実施形態において、端末装置110-1は、スロットn+k以前に設定、決定又は定義された最後のスロット設定に基づいて、スロット(例えば、スロットnから始まるスロット、又はスロットn以後のスロット、又はスロットn+kから始まるスロット、又はスロットn+k以後のスロット)が有効であるか否かを決定することができる。いくつかの実施形態において、端末装置110-1は、スロットn+k内で設定、決定又は定義されたスロット設定に基づいて、スロット(例えば、スロットnから始まるスロット、又はスロットn以後のスロット、又はスロットn+kから始まるスロット、又はスロットn+k以後のスロット)が有効であるか否かを決定することができる。いくつかの実施形態において、端末装置110-1は、スロットn+k以前に設定、決定又は定義された最後のスロット設定に基づいて、送信のための(有効)スロットを決定することができる。いくつかの実施形態において、端末装置110-1は、スロットn+k内で設定、決定又は定義されたスロット設定に基づいて、送信のための(有効)スロットを決定することができる。
いくつかの実施形態において、スロットnから始まりスロットn+kまでのスロット、又はスロットn以後でありスロットn+k以前のスロット、又はスロットn以後でありスロットn+kの前であるスロットについて、端末装置110-1は、スロットn以前に設定、決定又は定義された最後のスロット設定に基づいて、スロットが有効であるか否かを決定することができる。いくつかの実施形態において、スロットnから始まりスロットn+kまでのスロット、又はスロットn以後でありスロットn+k以前のスロット、又はスロットn以後でありスロットn+kの前であるスロットについて、端末装置110-1は、スロットn内で設定、決定又は定義された最後のスロット設定に基づいて、スロットが有効であるか否かを決定することができる。いくつかの実施形態において、スロットn+kから始まるスロット、又はスロットn以後であるスロット、又はスロットnの後のスロットについて、端末装置110-1は、スロットn+k以前に設定、決定又は定義された最後のスロット設定に基づいて、スロットが有効であるか否かを決定することができる。いくつかの実施形態において、スロットn+kから始まるスロット、又はスロットn以後であるスロット、又はスロットnの後のスロットについて、端末装置110-1は、スロットn+k内で設定、決定又は定義された最後のスロット設定に基づいて、スロットが有効であるか否かを決定することができる。
他の実施形態において、端末装置110-1は、第3のスロットに関連するスロット設定に基づいて、送信のためのスロットが有効であるか否かを決定することができる。第3のスロットは、指示を送信するための最後のシンボルと、リソースのセット内の、参照信号を送信するためのリソースの最初のシンボルとの間のタイミング要件を満たすことができる。例えば、第3のスロットは、トリガPDCCHとリソースセット内の全てのSRSリソースとの間の最小タイミング要件を満たすRSトリガスロットであってもよい。例えば、非周期的SRS送信をトリガするPDCCHの最後のシンボルとSRSリソースの最初のシンボルとの間の最小時間間隔は、Xシンボル(例えば、X=N2+14+Tswitch又はX=N2+Tswitch)であり、ここで、スロットが有効であるか否かは、スロットn+ceil(X/14)又はスロットmin(n+k, n+ceil(x/14))に関連するスロット設定に基づく。いくつかの実施形態において、端末装置110-1は、第3のスロット以前に設定、決定又は定義された最後のスロット設定に基づいて、スロット(例えば、スロットnから始まるスロット、又はスロットn以後のスロット、又はスロットn+kから始まるスロット、又はスロットn+k以後のスロット、又は第3のスロット以後のスロット、又は第3のスロットから始まるスロット、又は第3のスロットの後のスロット)が有効であるか否かを決定することができる。いくつかの実施形態において、端末装置110-1は、第3のスロット内で設定、決定又は定義されたスロット設定に基づいて、スロット(例えば、スロットnから始まるスロット、又はスロットn以後のスロット、又はスロットn+kから始まるスロット、又はスロットn+k以後のスロット、又は第3のスロット以後のスロット、又は第3のスロットから始まるスロット、又は第3のスロットの後のスロット)が有効であるか否かを決定することができる。いくつかの実施形態において、端末装置110-1は、第3のスロット以前に設定、決定又は定義された最後のスロット設定に基づいて、送信のための(有効)スロットを決定することができる。いくつかの実施形態において、端末装置110-1は、第3のスロット内で設定、決定又は定義されたスロット設定に基づいて、送信のための(有効)スロットを決定することができる。
いくつかの実施形態において、スロットnから始まり第3のスロットまでのスロット、又はスロットn以後であり第3のスロット以前のスロット、又はスロットn以後であり第3のスロットの前であるスロットについて、端末装置110-1は、スロットn以前に設定、決定又は定義された最後のスロット設定に基づいて、スロットが有効であるか否かを決定することができる。いくつかの実施形態において、スロットnから始まり第3のスロットまでのスロット、又はスロットn以後であり第3のスロット以前のスロット、又はスロットn以後であり第3のスロットの前であるスロットについて、端末装置110-1は、スロットn内で設定、決定又は定義された最後のスロット設定に基づいて、スロットが有効であるか否かを決定することができる。いくつかの実施形態において、第3のスロットから始まるスロット、又は第3のスロット以後であるスロット、又は第3のスロットの後のスロットについて、端末装置110-1は、第3のスロット以前に設定、決定又は定義された最後のスロット設定に基づいて、スロットが有効であるか否かを決定することができる。いくつかの実施形態において、第3のスロットから始まるスロット、又は第3のスロット以後であるスロット、又は第3のスロットの後のスロットについて、端末装置110-1は、第3のスロット内で設定、決定又は定義された最後のスロット設定に基づいて、スロットが有効であるか否かを決定することができる。
いくつかの実施形態において、ネットワーク装置120は、第4のスロットを示す更なる情報を送信することができる。該更なる情報は、RRCシグナリングを介して送信されることができる。代替として、該更なる情報は、MAC CE内で送信されてもよい。他の実施形態において、該更なる情報はDCI内で送信されてもよい。端末装置110-1は、第4のスロットに関連するスロット設定に基づいて、送信のためのスロットが有効であるか否かを決定することができる。いくつかの実施形態において、端末装置110-1は、第4のスロット以前に設定、決定又は定義された最後のスロット設定に基づいて、スロット(例えば、スロットnから始まるスロット、又はスロットn以後のスロット、又はスロットn+kから始まるスロット、又はスロットn+k以後のスロット、又は第4のスロット以後のスロット、又は第4のスロットから始まるスロット、又は第4のスロットの後のスロット)が有効であるか否かを決定することができる。いくつかの実施形態において、端末装置110-1は、第4のスロット内で設定、決定又は定義されたスロット設定に基づいて、スロット(例えば、スロットnから始まるスロット、又はスロットn以後のスロット、又はスロットn+kから始まるスロット、又はスロットn+k以後のスロット、又は第4のスロット以後のスロット、又は第4のスロットから始まるスロット、又は第4のスロットの後のスロット)が有効であるか否かを決定することができる。いくつかの実施形態において、端末装置110-1は、第4のスロット以前に設定、決定又は定義された最後のスロット設定に基づいて、送信のための(有効)スロットを決定することができる。いくつかの実施形態において、端末装置110-1は、第4のスロット内で設定、決定又は定義されたスロット設定に基づいて、送信のための(有効)スロットを決定することができる。
いくつかの実施形態において、スロットnから始まり第4のスロットまでのスロット、又はスロットn以後であり第4のスロット以前のスロット、又はスロットn以後であり第4のスロットの前であるスロットについて、端末装置110-1は、スロットn以前に設定、決定又は定義された最後のスロット設定に基づいて、スロットが有効であるか否かを決定することができる。いくつかの実施形態において、スロットnから始まり第4のスロットまでのスロット、又はスロットn以後であり第4のスロット以前のスロット、又はスロットn以後であり第4のスロットの前であるスロットについて、端末装置110-1は、スロットn内で設定、決定又は定義された最後のスロット設定に基づいて、スロットが有効であるか否かを決定することができる。いくつかの実施形態において、第4のスロットから始まるスロット、又は第4のスロット以後であるスロット、又は第4のスロットの後のスロットについて、端末装置110-1は、第4のスロット以前に設定、決定又は定義された最後のスロット設定に基づいて、スロットが有効であるか否かを決定することができる。いくつかの実施形態において、第4のスロットから始まるスロット、又は第4のスロット以後であるスロット、又は第4のスロットの後のスロットについて、端末装置110-1は、第4のスロット内で設定、決定又は定義された最後のスロット設定に基づいて、スロットが有効であるか否かを決定することができる。
さらに別の実施形態において、端末装置110-1は、RSトリガスロットの前のスロットである第5のスロットに関連するスロット設定に基づいて、送信のためのスロットが有効であるか否かを決定することができる。例えば、第5のスロットは、RSトリガスロット(すなわち、スロットn)の前又はそれ以前の、DCIフォーマット2-0が検出された最後のスロットであってもよい。いくつかの実施形態において、端末装置110-1は、第5のスロット以前に設定、決定又は定義された最後のスロット設定に基づいて、スロット(例えば、スロットnから始まるスロット、又はスロットn以後のスロット、又はスロットn+kから始まるスロット、又はスロットn+k以後のスロット、又は第5のスロット以後のスロット、又は第5のスロットから始まるスロット、又は第5のスロットの後のスロット)が有効であるか否かを決定することができる。いくつかの実施形態において、端末装置110-1は、第5のスロット内で設定、決定又は定義されたスロット設定に基づいて、スロット(例えば、スロットnから始まるスロット、又はスロットn以後のスロット、又はスロットn+kから始まるスロット、又はスロットn+k以後のスロット、又は第5のスロット以後のスロット、又は第5のスロットから始まるスロット、又は第5のスロットの後のスロット)が有効であるか否かを決定することができる。いくつかの実施形態において、端末装置110-1は、第5のスロット以前に設定、決定又は定義された最後のスロット設定に基づいて、送信のための(有効)スロットを決定することができる。いくつかの実施形態において、端末装置110-1は、第5のスロット内で設定、決定又は定義されたスロット設定に基づいて、送信のための(有効)スロットを決定することができる。
いくつかの実施形態において、スロットnから始まり第5のスロットまでのスロット、又はスロットn以後であり第5のスロット以前のスロット、又はスロットn以後であり第5のスロットの前であるスロットについて、端末装置110-1は、スロットn以前に設定、決定又は定義された最後のスロット設定に基づいて、スロットが有効であるか否かを決定することができる。いくつかの実施形態において、スロットnから始まり第5のスロットまでのスロット、又はスロットn以後であり第5のスロット以前のスロット、又はスロットn以後であり第5のスロットの前であるスロットについて、端末装置110-1は、スロットn内で設定、決定又は定義された最後のスロット設定に基づいて、スロットが有効であるか否かを決定することができる。いくつかの実施形態において、第5のスロットから始まるスロット、又は第5のスロット以後であるスロット、又は第5のスロットの後のスロットについて、端末装置110-1は、第5のスロット以前に設定、決定又は定義された最後のスロット設定に基づいて、スロットが有効であるか否かを決定することができる。いくつかの実施形態において、第5のスロットから始まるスロット、又は第5のスロット以後であるスロット、又は第5のスロットの後のスロットについて、端末装置110-1は、第5のスロット内で設定、決定又は定義された最後のスロット設定に基づいて、スロットが有効であるか否かを決定することができる。
他の実施形態において、端末装置110-1は、RSトリガスロットの前のスロット期間の開始スロットである第6のスロットに関連するスロット設定に基づいて、送信のためのスロットが有効であるか否かを決定することができる。例えば、第6のスロットは、RSトリガスロット(すなわち、スロットn)の前又は以前の最後のスロットフォーマット期間の開始スロットであってもよい。いくつかの実施形態において、端末装置110-1は、第6のスロット以前に設定、決定又は定義された最後のスロット設定に基づいて、スロット(例えば、スロットnから始まるスロット、又はスロットn以後のスロット、又はスロットn+kから始まるスロット、又はスロットn+k以後のスロット、又は第6のスロット以後のスロット、又は第6のスロットから始まるスロット、又は第6のスロットの後のスロット)が有効であるか否かを決定することができる。いくつかの実施形態において、端末装置110-1は、第6のスロット内で設定、決定又は定義されたスロット設定に基づいて、スロット(例えば、スロットnから始まるスロット、又はスロットn以後のスロット、又はスロットn+kから始まるスロット、又はスロットn+k以後のスロット、又は第6のスロット以後のスロット、又は第6のスロットから始まるスロット、又は第6のスロットの後のスロット)が有効であるか否かを決定することができる。いくつかの実施形態において、端末装置110-1は、第6のスロット以前に設定、決定又は定義された最後のスロット設定に基づいて、送信のための(有効)スロットを決定することができる。いくつかの実施形態において、端末装置110-1は、第6のスロット内で設定、決定又は定義されたスロット設定に基づいて、送信のための(有効)スロットを決定することができる。
いくつかの実施形態において、スロットnから始まり第6のスロットまでのスロット、又はスロットn以後であり第6のスロット以前のスロット、又はスロットn以後であり第6のスロットの前であるスロットについて、端末装置110-1は、スロットn以前に設定、決定又は定義された最後のスロット設定に基づいて、スロットが有効であるか否かを決定することができる。いくつかの実施形態において、スロットnから始まり第6のスロットまでのスロット、又はスロットn以後であり第6のスロット以前のスロット、又はスロットn以後であり第6のスロットの前であるスロットについて、端末装置110-1は、スロットn内で設定、決定又は定義された最後のスロット設定に基づいて、スロットが有効であるか否かを決定することができる。いくつかの実施形態において、第6のスロットから始まるスロット、又は第6のスロット以後であるスロット、又は第6のスロットの後のスロットについて、端末装置110-1は、第6のスロット以前に設定、決定又は定義された最後のスロット設定に基づいて、スロットが有効であるか否かを決定することができる。いくつかの実施形態において、第6のスロットから始まるスロット、又は第6のスロット以後であるスロット、又は第6のスロットの後のスロットについて、端末装置110-1は、第6のスロット内で設定、決定又は定義された最後のスロット設定に基づいて、スロットが有効であるか否かを決定することができる。
いくつかの実施形態において、端末装置110-1は、スロット設定のみに基づいて、送信のためのスロットが有効であるか否かを決定することができる。例えば、端末装置110-1は、RRC設定のスロット設定tdd-UL-DL-ConfigurationCommon及び/又はtdd-UL-DL-ConfigDedicatedに基づいて、送信のためのスロットが有効であるか否かを決定することができる。例えば、動的スケジューリング及び/又はDCIフォーマット2-0及び/又はDCIフォーマット1_0及び/又はDCIフォーマット1_1及び/又はDCIフォーマット0_1及び/又はDCIフォーマット0_0及び/又はDCIフォーマット0_1及び/又はDCIフォーマット2_3及び/又はRAR UL許可及び/又はfallbackRAR UL許可及び/又はsuccessRARにかかわらず。
いくつかの実施形態において、端末装置110-1は、RRC内でtdd-UL-DL-ConfigurationCommon及び/又はtdd-UL-DL-ConfigDedicatedで設定されたスロット設定に基づいて、スロット(例えば、スロットnから始まるスロット、又はスロットn以後のスロット、又はスロットnの後のスロット)が有効であるか否かを決定することができる。例えば、動的スケジューリング及び/又はDCIフォーマット2-0及び/又はDCIフォーマット1_0及び/又はDCIフォーマット1_1及び/又はDCIフォーマット0_1及び/又はDCIフォーマット0_0及び/又はDCIフォーマット0_1及び/又はDCIフォーマット2_3及び/又はRAR UL許可及び/又はfallbackRAR UL許可及び/又はsuccessRARにかかわらず。
いくつかの実施形態において、SRSリソースセット内の全てのSRSリソースのシンボルのうちの何れか一つがtdd-UL-DL-ConfigurationCommon及び/又はtdd-UL-DL-ConfigDedicatedによりフレキシブル及び/又はアップリンクであると定義された場合、送信のためのスロットは、有効であるとみなされてもよいか、又はオフセットにカウントされてもよい。いくつかの実施形態において、SRSリソースセット内の全てのSRSリソースのシンボルのうちの少なくとも一つがtdd-UL-DL-ConfigurationCommon及び/又はtdd-UL-DL-ConfigDedicatedによりダウンリンク及び/又はフレキシブルであると定義された場合、送信のためのスロットは、無効又は非有効であるとみなされてもよいか、又はオフセットにカウントされなくてもよい。
いくつかの実施形態において、SRSリソースセット内の全てのSRSリソースのシンボルのうちの何れか一つがtdd-UL-DL-ConfigurationCommon及び/又はtdd-UL-DL-ConfigDedicatedによりフレキシブル及び/又はアップリンクであると定義された場合、スロット(例えば、スロットnから始まるスロット、又はスロットn以後のスロット、又はスロットnの後のスロット)は、有効であるとみなされてもよいか、又はオフセットにカウントされてもよい。いくつかの実施形態において、SRSリソースセット内の全てのSRSリソースのシンボルのうちの少なくとも一つがtdd-UL-DL-ConfigurationCommon及び/又はtdd-UL-DL-ConfigDedicatedによりダウンリンク及び/又はフレキシブルであると定義された場合、送信のためのスロット(例えば、スロットnから始まるスロット、又はスロットn以後のスロット、又はスロットnの後のスロット)は、無効又は非有効であるとみなされてもよいか、又はオフセットにカウントされなくてもよい。
いくつかの実施形態において、端末装置110-1は、スロットnに関連する示されたタイミングに基づいたスロット上で参照信号を送信することができ、ここで、RSトリガスロットはスロットnとして表される。代替として、端末装置110-1は、スロット(n+k)に関連する示されたタイミングに基づいたスロット上で参照信号を送信することができ、ここで、RSトリガスロットはスロットnとして表され、スロットオフセットの値はkとして表される。他の実施形態において、端末装置110-1は、指示を送信するための最後のシンボルと、参照信号を送信するためのリソースの最初のシンボルとの間のタイミング要件を満たすRSトリガスロットである示されたタイミングに基づいたスロット上で参照信号を送信することができる。
他の実施形態において、参照信号は、RSトリガスロットの前のスロットに関連する示されたタイミングに基づいたスロット上で送信されてもよい。代替として、参照信号は、RSトリガスロットの前のスロット期間の開始スロットに関連する示されたタイミングに基づいたスロット上で送信されてもよい。
いくつかの実施形態において、参照信号を送信するためのスロットは、以下のうちの少なくとも一つとすることができる。このスロットは、RSトリガスロットから始まる(k+i)番目の有効スロットであり、ここで、iは非負の整数である。このスロットはスロット(n+k)から始まるL番目の有効スロットであり、ここで、RSトリガスロットはスロットnとして表され、スロットオフセットの値はkとして表され、Lは非負の整数である。スロットはスロット(n+q)から始まるp番目又は(p+1)番目の有効スロットであり、ここで、RSトリガスロットは、スロットnとして表され、パラメータ「p」は非負の整数であり、パラメータ「q」は非負の整数であり、pとqの合計がスロットオフセットkと一致する。又は、スロットは、(Y+1+n mod Z)番目又は(Y+n mod Z)番目の有効スロットであり、ここで、RSトリガスロットはスロットnとして表され、パラメータ「Y」は非負の整数であり、パラメータ「Z」は正の整数である。いくつかの実施形態において、「p」及び「q」の値は、スロットオフセット「k」の異なる値について異なるか、又は「q」或いは「p」の値はfloor(k/2)の値であり、「Y」の値はスロットオフセット「k」の値であるか、又は「Y」の値はfloor(k/2)の値である。
別の実施形態において、参照信号はスロット(n+k)上で送信されてもよく、スロット(n+k)は有効である。代替として、参照信号は有効スロット上で送信されてもよく、スロット(n+k)は非有効である。この場合、RSトリガスロットはスロットnとして表され、スロットオフセットの値はkとして表される。
図5は本開示の実施形態にかかる例示的な方法500のフローチャートである。説明のためのみに、方法500は、図1に示すようなネットワーク装置120-1において実現することができる。
いくつかの実施形態において、ネットワーク装置120は、情報を端末装置110-1に送信することができる。この情報は、参照信号を送信するためのリソースセットを示す。いくつかの実施形態において、RSはダウンリンクRSであってもよい。例えば、RSは、復調参照信号(DMRS)、セル参照信号(CRS)、マルチキャストブロードキャスト単一周波数ネットワーク(MBSFN)参照信号、測位参照信号(PRS)、微小時間/周波数トラッキング参照信号(TRS)、位相トラッキング参照信号(PTRS)、チャネル状態情報参照信号(CSI-RS)、トラッキングのためのCSI-RS及びモビリティのためのCSI-RSのうちのいずれか一つ又は複数とすることができる。いくつかの代替実施形態において、RSはアップリンクRSであってもよい。例えば、RSは、探測参照信号(SRS)、復調参照信号(DMRS)、測位参照信号(PRS)、微小時間/周波数トラッキング参照信号(TRS)、位相トラッキング参照信号(PTRS)のうちのいずれか一つ又は複数であってもよい。なお、RSは、技術において既存の、又は将来開発される任意のダウンリンク又はアップリンク参照信号であってもよい。
いくつかの実施形態において、この情報は、該リソースセットのスロットオフセット値を含むことができる。複数のリソースセットが設定されるいくつかの実施形態において、この情報は、該複数のリソースセットのためのスロットオフセット値のセット(以下、スロットオフセット値の第1のセットとも称する)を含むことができる。例えば、セット内のスロットオフセットの値は互いに異なる。いくつかの実施形態において、スロットオフセット値の第1のセットは、複数のリソースセットのそれぞれのためのスロットオフセット値を含むことができる。いくつかの実施形態において、スロットオフセット値の第1のセット内のスロットオフセット値の数は、複数のリソースのセットの数よりも少なくてもよい。いくつかの実施形態において、ネットワーク装置110は、無線リソース制御(RRC)メッセージ内で端末装置120に第1の情報を設定することができる。なお、第1の情報は、任意の他の適切な方法で、例えば、媒体アクセス制御(MAC)制御要素(CE)又はダウンリンク制御情報(DCI)などで、送信することが可能で、本開示はこれについて限定しない。
いくつかの実施形態において、ネットワーク装置及び端末装置は、3GPP仕様に定義されたタイムスロット(又は略してスロット)に基づいて相互通信することができる。例えば、サブキャリア間隔設定μの場合、スロットは、サブフレーム内では昇順に
Figure 2023542110000021
と、フレーム内で昇順に
Figure 2023542110000022
と番号付けされる。表1及び表2に示すように、
Figure 2023542110000023
が関連する3GPP仕様(TS 38.211)で与えられるサイクリックプレフィックスに依存するスロットには、
Figure 2023542110000024
個の連続する直交周波数分割多重(OFDM)シンボルが存在する。サブフレーム内のスロット
Figure 2023542110000025
の開始は、同じサブフレーム内のOFDMシンボル
Figure 2023542110000026
の開始と時間的に揃えられる。スロットの他の関連する定義及び情報は、既存又は将来の3GPP仕様から見出すことができる。より一般的に言えば、本明細書で使用されるスロットという用語は、任意の既存の定義された時間単位、又は将来定義される任意の時間単位を指すことができる。
ブロック510において、ネットワーク装置120は、参照信号(RS)トリガスロット内で、参照信号の送信をトリガする指示を送信する。この指示は、参照信号の送信をトリガする。いくつかの実施形態において、この指示は、スロットnにおいて送信又は受信されてもよい。いくつかの実施形態において、nは非負の整数である。例えば、「n」の値は0から150までであってもよい。例えば、この指示は、DCI及び/又はMAC CE内で送信されてもよい。いくつかの実施形態において、ネットワーク装置120は、端末装置110にスロットオフセットkを設定することができる。いくつかの実施形態において、kは非負の整数である。例えば、「k」の値は0から32までであってもよい。代替として、「k」の値は0から64までであってもよい。
いくつかの実施形態において、ネットワーク装置120は、第4のスロットを示す更なる情報を送信することができる。該更なる情報は、RRCシグナリングを介して送信されることができる。代替として、該更なる情報は、MAC CE内で送信されてもよい。他の実施形態において、該更なる情報はDCI内で送信されてもよい。端末装置110-1は、第4のスロットに関連するスロット設定に基づいて、送信のためのスロットが有効であるか否かを決定することができる。
ブロック520において、ネットワーク装置120は、示されたタイミング、及びRSトリガスロットと送信のためのスロットとの間のスロットオフセットに基づいて有効であると決定された送信のためのスロット内で、参照信号を第1の装置110-1から受信し、スロットオフセットは、RSトリガスロットと送信のためのスロットとの間のフレキシブルスロット及び/又はアップリンクスロットの数を示す。
いくつかの実施形態において、送信のためのスロットは、スロット(n+q)から始まるp番目又は(p+1)番目の利用可能スロットであってもよく、スロットnは、RSトリガ指示が受信されるスロットを表し、パラメータ「p」は非負の整数であり、パラメータ「q」は非負の整数であり、pとqの合計はスロットオフセットkと一致する。ネットワーク装置120は、「p」及び「q」の値、ならびにpとqとの合計を示す更なる情報を送信することができる。
他の実施形態において、送信のためのスロットは、(Y+1+n mod Z)番目又は(Y+n mod Z)番目の有効スロットであり、ここで、スロットnは、RSトリガ指示が受信されるスロットを表し、パラメータ「Y」は非負の整数であり、パラメータ「Z」は正の整数である。ネットワーク装置120は、「Y」及び「Z」の値を示す更なる情報を送信することができる。
いくつかの実施形態において、ネットワーク装置120は、スロットnに関連する示されたタイミングに基づいたスロット上で参照信号を受信することができ、ここで、RSトリガスロットはスロットnとして表される。代替として、ネットワーク装置120は、スロット(n+k)に関連する示されたタイミングに基づいたスロット上で参照信号を受信することができ、ここで、RSトリガスロットはスロットnとして表され、スロットオフセットの値はkとして表される。
他の実施形態において、参照信号は、指示を送信するための最後のシンボルと、参照信号を受信するためのリソースの最初のシンボルとの間のタイミング要件を満たすRSトリガスロットである示されたタイミングに基づいたスロット上で送信されてもよい。
いくつかの実施形態において、上述したように、ネットワーク装置120は、更なるスロットを示す更なる情報を送信し、該更なるスロットに関連する示されたタイミングに基づいたスロット上で参照信号を受信することができる。
さらに別の実施形態において、ネットワーク装置120は、RSトリガスロットの前のスロットに関連する示されたタイミングに基づいたスロット上で参照信号を受信することができる。代替として、ネットワーク装置120は、RSトリガスロットの前のスロット期間の開始スロットに関連する示されたタイミングに基づいたスロット上で参照信号を受信してもよい。
いくつかの実施形態において、送信のためのスロットは、以下のうちの一つ又は複数を含むことができる。このスロットは、RSトリガスロットから始まる(k+i)番目の有効スロットであり、ここで、iは非負の整数である。このスロットはスロット(n+k)から始まるL番目の有効スロットであり、ここで、RSトリガスロットはスロットnとして表され、スロットオフセットの値はkとして表され、Lは非負の整数である。スロットはスロット(n+q)から始まるp番目又は(p+1)番目の有効スロットであり、ここで、RSトリガスロットは、スロットnとして表され、パラメータ「p」は非負の整数であり、パラメータ「q」は非負の整数であり、pとqの合計がスロットオフセットkと一致する。又は、スロットは、(Y+1+n mod Z)番目又は(Y+n mod Z)番目の有効スロットであり、ここで、RSトリガスロットはスロットnとして表され、パラメータ「Y」は非負の整数であり、パラメータ「Z」は正の整数である。「p」及び「q」の値は、スロットオフセット「k」の異なる値について異なってもよいか、又は「q」又は「p」の値はfloor(k/2)の値であり、「Y」の値はスロットオフセット「k」の値であるか、又は「Y」の値はfloor(k/2)の値である。
いくつかの実施形態において、参照信号はスロット(n+k)上で受信されてもよく、スロット(n+k)は有効である。代替として、参照信号は有効スロット上で受信されてもよく、スロット(n+k)は非有効である。RSトリガスロットはスロットnとして表され、スロットオフセットの値はkとして表されてもよい。
図6は本開示の実施形態を実装するのに適した装置600の概略ブロック図である。装置600は、図1に示すネットワーク装置110又は端末装置120の更なる例示的な実施態様として考えられる。したがって、装置600は、ネットワーク装置110又は端末装置120において、或いはそれらの少なくとも一部として実現することができる。
図示されるように、装置600は、プロセッサ610と、プロセッサ610に結合されたメモリ620と、プロセッサ610に結合された適切な送信機(TX)及び受信機(RX)640と、TX/RX 640に結合された通信インターフェースとを備える。メモリ 610は、プログラム630の少なくとも一部を記憶する。TX/RX 640は双方向通信に用いられる。TX/RX 640は、通信を容易にするために少なくとも一つのアンテナを有するが、本明細書に言及されたアクセスノードは、実際には複数のアンテナを有することができる。通信インターフェースは、eNB間の双方向通信のためのX2インターフェース、モビリティ管理エンティティ(MME)/サービングゲートウェイ(S-GW)とeNBとの間の通信のためのS1インターフェース、eNBと中継ノード(RN)との間の通信のためのUnインターフェース、又はeNBと端末装置との間の通信のためのUuインターフェースなど、他のネットワーク要素との通信に必要な任意のインターフェースを表すことができる。
プログラム630は、図1から図5を参照して本文で説明したように、関連付けられるプロセッサ610により実行された場合、装置600が本開示の実施形態に従って動作することを可能にするプログラム命令を含むとみなされる。本文の実施形態は、装置600のプロセッサ610により実行可能なコンピュータソフトウェアにより、又はハードウェアにより、又はソフトウェアとハードウェアとの組合せにより実現できる。プロセッサ610は、本開示の様々な実施形態を実施するように設定することができる。さらに、プロセッサ610とメモリ620との組み合わせは、本開示の様々な実施形態を実現するのに適したプロセッシング手段850を形成することができる。
メモリ620は、ローカル技術ネットワークに適した任意のタイプであってもよく、また、非限定的な例として、非一時的なコンピュータ可読記憶媒体、半導体に基づくメモリ装置、磁気メモリ装置及びシステム、光学メモリ装置及びシステム、固定メモリ及びリムーバブルメモリなど、任意の適切なデータ記憶技術を使用して実現することができる。装置600内には1つのメモリ620のみが示されているが、装置600内にはいくつかの物理的に異なるメモリモジュールが存在してもよい。プロセッサ610は、ローカル技術ネットワークに適した任意のタイプであってもよく、非限定的な例として、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、及びマルチコアプロセッサアーキテクチャに基づくプロセッサのうちの一つ又は複数を含むことができる。装置600は、複数のプロセッサ、例えば、メインプロセッサを同期化するクロックに時間的に従属する特定用途向け集積回路チップを有することができる。
全体として、本開示の様々な実施形態は、ハードウェア又は専用回路、ソフトウェア、論理、又はそれらの任意の組み合わせで実現することができる。いくつかの態様は、ハードウェアで実現されてもよく、他の態様は、コントローラ、マイクロプロセッサ、又は他のコンピューティング装置により実行できるファームウェア又はソフトウェアで実現されてもよい。本開示の実施形態の様々な態様は、ブロック図、フローチャート又は他の何らかの絵画的表現を用いて図示及び説明されているが、本明細書に記載されたブロック、機器、システム、技術、又は方法は、非限定的な例として、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、専用回路又は論理、汎用ハードウェア又はコントローラ又は他のコンピューティング装置、又はそれらの何らかの組み合わせで実装できることを理解されたい。
本開示はまた、非一時的なコンピュータ可読記憶媒体上に有形的に記憶された少なくとも一つのコンピュータプログラム製品を提供する。コンピュータプログラム製品は、図3から図6を参照して上述したプロセス又は方法を実行するために、対象の実プロセッサ又は仮想プロセッサ上の装置内で実行される、プログラムモジュールに含まれる命令などのコンピュータ実行可能な命令を含む。一般に、プログラムモジュールには、特定のタスクを実行したり、特定の抽象データ型を実装したりするルーチン、プログラム、ライブラリ、オブジェクト、クラス、コンポーネント、データ構造などが含まれる。様々な実施形態において、プログラムモジュールの機能は、必要に応じて、プログラムモジュール間で結合又は分割することができる。プログラムモジュールのマシンが実行可能な命令は、ローカル又は分散型装置内で実行することができる。分散型装置において、プログラムモジュールは、ローカル記憶媒体及びリモート記憶媒体の両方の内部に配置されていてもよい。
本開示の方法を実行するためのプログラムコードは、一つ又は複数のプログラミング言語の任意の組み合わせで記述することができる。これらのプログラムコードは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、又は他のプログラマブルデータ処理装置のプロセッサ又はコントローラに提供され、プロセッサ又はコントローラにより実行された場合、プログラムコードで、フローチャート及び/又はブロック図に指定された機能/動作を実現させる。プログラムコードは、完全にマシン上で、部分的にマシン上で、独立したソフトウェアパッケージとして、部分的にマシン上でかつ部分的にリモートマシン上で、又は完全にリモートマシン又はサーバ上で実行することができる。
上述のプログラムコードは、マシン可読媒体上で実装することができ、マシン可読媒体は、命令実行システム、機器、若しくは装置により使用されるか、若しくはそれらに関連するプログラムを含むか又は記憶することができる任意の有形媒体であってもよい。マシン可読媒体は、マシン可読信号媒体又はマシン可読記憶媒体とすることができる。マシン可読媒体は、電子、磁気、光学、電磁気、赤外線若しくは半導体のシステム、機器若しくは装置、又は前述の媒体の任意の適切な組み合せを含むことができるが、これらに限定されない。マシンが読み取り可能な記憶媒体のより具体的な例は、一つ又は複数のワイヤを有する電気接続、ポータブルコンピュータディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、消去可能プログラマブルリードオンリーメモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバ、ポータブル光ディスクリードオンリーメモリ(CD-ROM)、光学的記憶装置、磁気記憶装置、又は上述の任意の適切な組合せを含むことができる。
なお、操作について特定の順序で説明を行ったが、所望の結果を得るために、こうした操作を、示された特定の順序で実行するか若しくは連続した順序で実行し、又は、説明された全ての操作を実行することが求められる、と理解されるべきではない。場合によっては、マルチタスクや並列処理が有利になることもある。同様に、いくつかの特定の実装の詳細が上記の議論に含まれているが、これらは、本開示の範囲に対する制限として解釈されるべきではなく、特定の実施形態に固有となり得る特徴の説明として解釈されるべきである。個々の実施形態の文脈で説明されたいくつかの特徴は、単一の実施形態において組み合わされて実現されてもよい。逆に、単一の実施形態の文脈で説明された様々な特徴は、複数の実施形態において別々に、又は任意の適切なサブ組合せで実装されてもよい。
本開示は、構造的特徴及び/又は方法論的動作に特有の言語で説明されてきたが、添付の特許請求の範囲において定義された本開示は、必ずしも上記の特定の特徴又は動作に限定されないことを理解すべきである。むしろ、上述した特定の特徴及び動作は、特許請求の範囲を実施する例示的な形態として開示されている。
いくつかの実施形態において、ネットワーク装置及び端末装置は、3GPP(登録商標)仕様に定義されたタイムスロット(又は略してスロット)に基づいて相互通信することができる。例えば、サブキャリア間隔設定μの場合、スロットは、サブフレーム内では昇順に
Figure 2023542110000034
と、フレーム内で昇順に
Figure 2023542110000035
と番号付けされる。表1及び表2に示すように、
Figure 2023542110000036
が関連する3GPP仕様(TS 38.211)で与えられるサイクリックプレフィックスに依存するスロットには、
Figure 2023542110000037
個の連続する直交周波数分割多重(OFDM)シンボルが存在する。サブフレーム内のスロット
Figure 2023542110000038
の開始は、同じサブフレーム内のOFDMシンボル
Figure 2023542110000039
の開始と時間的に揃えられる。スロットの他の関連する定義及び情報は、既存又は将来の3GPP仕様から見出すことができる。より一般的に言えば、本明細書で使用されるスロットという用語は、任意の既存の定義された時間単位、又は任意の将来定義される時間単位を指すことができる。
Figure 2023542110000040
Figure 2023542110000041


Claims (24)

  1. 参照信号(RS)の送信をトリガする指示を前記参照信号トリガスロット内で受信することと、
    示されたタイミングと有効スロットのうちの1つのスロットとに基づいたスロット上で前記参照信号を送信することであって、前記有効スロットは、リソースセット内のフレキシブル又はアップリンクである全てのシンボルを含むことと
    を含む通信方法。
  2. 前記参照信号を送信することは、
    スロットnに関連する前記示されたタイミングに基づいた前記スロット上で前記参照信号を送信することであって、前記RSトリガスロットは前記スロットnとして表されること
    を含む請求項1に記載の方法。
  3. 前記参照信号を送信することは、
    スロット(n+k)に関連する前記示されたタイミングに基づいた前記スロット上で前記参照信号を送信することであって、前記RSトリガスロットは前記スロットnとして表され、スロットオフセットの値はkとして表されること
    を含む請求項1に記載の方法。
  4. 前記参照信号を送信することは、
    前記指示を送信するための最後のシンボルと、前記参照信号を送信するためのリソースの最初のシンボルとの間のタイミング要件を満たす前記RSトリガスロットである前記示されたタイミングに基づいた前記スロット上で前記参照信号を送信すること
    を含む請求項1に記載の方法。
  5. 前記参照信号を送信することは、
    無線リソース制御シグナリング、媒体アクセス制御(MAC)制御要素(CE)、又はダウンリンク制御情報のうちの1つを介して、更なるスロットを示す更なる情報を前記ネットワーク装置から受信することと、
    前記更なるスロットに関連する前記示されたタイミングに基づいた前記スロット上で前記参照信号を送信することと
    を含む請求項1に記載の方法。
  6. 前記参照信号を送信することは、
    前記RSトリガスロットの前のスロットに関連する前記示されたタイミングに基づいた前記スロット上で前記参照信号を送信することと、
    前記RSトリガスロットの前のスロット期間の開始スロットに関連する前記示されたタイミングに基づいた前記スロット上で前記参照信号を送信することと
    のうちの少なくとも一つを含む請求項1に記載の方法。
  7. 前記スロットは、
    前記スロットが前記RSトリガスロットから始まる(k+i)番目の有効スロットであり、ここで、iは非負の整数であることと、
    前記スロットがスロット(n+k)から始まるL番目の有効スロットであり、ここで、前記RSトリガスロットは前記スロットnとして表され、スロットオフセットの値はkとして表され、Lは非負の整数であることと、
    前記スロットがスロット(n+q)から始まるp番目又は(p+1)番目の有効スロットであり、ここで、前記RSトリガスロットは、前記スロットnとして表され、パラメータ「p」は非負の整数であり、パラメータ「q」は非負の整数であり、pとqの合計がスロットオフセットkと一致することと、
    又は、前記スロットが(Y+1+n mod Z)番目又は(Y+n mod Z)番目の有効スロットであり、ここで、前記RSトリガスロットは前記スロットnとして表され、パラメータ「Y」は非負の整数であり、パラメータ「Z」は正の整数であることと
    のうちの少なくとも一つを含む請求項2から請求項6の何れか一項に記載の方法。
  8. 「p」及び「q」の値は、スロットオフセット「k」の異なる値について異なるか、又は「q」或いは「p」の値はfloor(k/2)の値であり、
    「Y」の値はスロットオフセット「k」の値であるか、又は「Y」の値はfloor(k/2)の値である
    請求項7に記載の方法。
  9. 前記参照信号を送信することは、
    前記スロット(n+k)上で前記参照信号を送信することであって、前記スロット(n+k)が有効であること、又は
    有効スロット上で前記参照信号を送信することであって、前記スロット(n+k)が非有効であること
    のうちの少なくとも一つを含み、
    前記RSトリガスロットは前記スロットnとして表され、スロットオフセットの前記値はkとして表される
    請求項1に記載の方法。
  10. 前記RSトリガスロットとRS送信のためのスロットとの間のスロットの数は、所定の第1の範囲内である
    請求項1に記載の方法。
  11. 参照信号(RS)の送信をトリガする指示を前記参照信号トリガスロット内で送信することと、
    示されたタイミングと有効スロットのうちの1つのスロットとに基づいたスロット上で前記参照信号を受信することであって、前記有効スロットは、リソースセット内のフレキシブル又はアップリンクである全てのシンボルを含むことと
    を含む通信方法。
  12. 前記参照信号を受信することは、
    スロットnに関連する前記示されたタイミングに基づいた前記スロット上で前記参照信号を受信することであって、前記RSトリガスロットは前記スロットnとして表されること
    を含む請求項11に記載の方法。
  13. 前記参照信号を受信することは、
    スロット(n+k)に関連する前記示されたタイミングに基づいた前記スロット上で前記参照信号を受信することであって、前記RSトリガスロットは前記スロットnとして表され、スロットオフセットの値はkとして表されること
    を含む請求項11に記載の方法。
  14. 前記参照信号を受信することは、
    前記指示を送信するための最後のシンボルと、前記参照信号を受信するためのリソースの最初のシンボルとの間のタイミング要件を満たす前記RSトリガスロットである前記示されたタイミングに基づいた前記スロット上で前記参照信号を受信すること
    を含む請求項11に記載の方法。
  15. 前記参照信号を受信することは、
    無線リソース制御シグナリング、媒体アクセス制御(MAC)制御要素(CE)、又はダウンリンク制御情報のうちの1つを介して、更なるスロットを示す更なる情報を前記ネットワーク装置から送信することと、
    前記更なるスロットに関連する前記示されたタイミングに基づいた前記スロット上で前記参照信号を受信することと
    を含む請求項11に記載の方法。
  16. 前記参照信号を受信することは、
    前記RSトリガスロットの前のスロットに関連する前記示されたタイミングに基づいた前記スロット上で前記参照信号を受信することと、又は
    前記RSトリガスロットの前のスロット期間の開始スロットに関連する前記示されたタイミングに基づいた前記スロット上で前記参照信号を受信することと
    のうちの少なくとも一つを含む請求項11に記載の方法。
  17. 前記スロットは、
    前記スロットが前記RSトリガスロットから始まる(k+i)番目の有効スロットであり、ここで、iは非負の整数であることと、
    前記スロットがスロット(n+k)から始まるL番目の有効スロットであり、ここで、前記RSトリガスロットは前記スロットnとして表され、スロットオフセットの値はkとして表され、Lは非負の整数であることと、
    前記スロットがスロット(n+q)から始まるp番目又は(p+1)番目の有効スロットであり、ここで、前記RSトリガスロットは、前記スロットnとして表され、パラメータ「p」は非負の整数であり、パラメータ「q」は非負の整数であり、pとqの合計がスロットオフセットkと一致することと、
    又は、前記スロットが(Y+1+n mod Z)番目又は(Y+n mod Z)番目の有効スロットであり、ここで、前記RSトリガスロットは前記スロットnとして表され、パラメータ「Y」は非負の整数であり、パラメータ「Z」は正の整数であることと
    のうちの少なくとも一つを含む請求項12から請求項16の何れか一項に記載の方法。
  18. 「p」及び「q」の値は、スロットオフセット「k」の異なる値について異なるか、又は「q」或いは「p」の値はfloor(k/2)の値であり、「Y」の値はスロットオフセット「k」の値であるか、又は「Y」の値はfloor(k/2)の値である
    請求項17に記載の方法。
  19. 前記参照信号を受信することは、
    前記スロット(n+k)上で前記参照信号を受信することであって、前記スロット(n+k)が有効であること、又は
    有効スロット上で前記参照信号を受信することであって、前記スロット(n+k)が非有効であること
    のうちの少なくとも一つを含み、
    前記RSトリガスロットは前記スロットnとして表され、スロットオフセットの前記値はkとして表される
    請求項11に記載の方法。
  20. 前記RSトリガスロットとRS受信のためのスロットとの間のスロットの数は、所定の第1の範囲内である
    請求項11に記載の方法。
  21. プロセッサと、
    前記プロセッサに結合され命令が記憶されているメモリと、を備える端末装置であって、
    前記命令が前記プロセッサにより実行された場合、請求項1から請求項10の何れか一項に記載の方法を実行する
    端末装置。
  22. プロセッサと、
    前記プロセッサに結合され命令が記憶されているメモリと、を備えるネットワーク装置であって、
    前記命令が前記プロセッサにより実行された場合、請求項11から請求項20の何れか一項に記載の方法を実行する
    ネットワーク装置。
  23. 少なくとも一つのプロセッサ上で実行された場合、前記少なくとも一つのプロセッサに、請求項1から請求項10の何れか一項に記載の方法を実行させる命令が記憶されている
    コンピュータ可読媒体。
  24. 少なくとも一つのプロセッサ上で実行された場合、前記少なくとも一つのプロセッサに、請求項11から請求項20の何れか一項に記載の方法を実行させる命令が記憶されている
    コンピュータ可読媒体。
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