実施形態は、必要に応じて動作するように構成され得る。開示された機構は、例えば、無線デバイス、基地局、無線環境、ネットワーク、上記の組み合わせなどで、特定の基準が満たされるときに実行され得る。例示的な基準は、例えば、無線デバイス又はネットワークノード構成、トラフィック負荷、初期システム設定、パケットサイズ、トラフィック特性、上記の組み合わせなどに少なくとも部分的に基づき得る。1つ以上の基準が満たされると、様々な例示的実施形態が適用され得る。従って、開示されたプロトコルを選択的に実装する例示的実施形態を実装することが可能であり得る。
基地局は、無線デバイスの混合と通信し得る。無線デバイス及び/又は基地局は、複数の技術、及び/又は同じ技術の複数のリリースをサポートし得る。無線デバイスは、無線デバイスのカテゴリ及び/又は能力に応じて、いくつかの特定の能力を有し得る。本開示が複数の無線デバイスと通信する基地局に言及する場合、本開示は、カバレッジエリア内の全無線デバイスのサブセットに言及し得る。本開示は、例えば、所定の能力を含み、基地局の所定のセクタにある、所定のLTE又は5Gリリースの複数の無線デバイスに言及し得る。本開示における複数の無線デバイスは、選択された複数の無線デバイス、及び/又は開示された方法などに従って実行するカバレッジエリア内の全無線デバイスのサブセットに言及し得る。開示された方法に準拠し得ないカバレッジエリアに複数の基地局又は複数の無線デバイスが存在し得る。例えば、それらの無線デバイス又は基地局は、LTE又は5G技術の古いリリースに基づき実行される。
本明細書では、「a」及び「an」、並びに同様の句は「少なくとも1つ」及び「1つ以上」として解釈される。同様に、接尾辞「(s)」で終わる任意の用語は、「少なくとも1つ」及び「1つ以上」として解釈されるべきである。本明細書では、「may」という用語は「例えば、~であり得る」として解釈される。言い換えると、「may」という用語は、「may」という用語に続く句が複数の適切な可能性の1つの例であり、種々の実施形態の1つ以上によって用いられても用いられなくてもよいことを示す。本明細書で使用される場合、「含む(comprises)」及び「からなる(consists of)」という用語は、記載される要素の1つ以上の構成要素を列挙する。「含む(comprises)」という用語は、「含む(includes)」と互換性があり記載される要素に含まれる列挙されていない構成要素を除外しない。対照的に、「からなる(consists of)」は、記述される要素の1つ以上の構成要素の完全な列挙を提供する。本明細書で使用される場合、「に基づく」という用語は、例えば、「のみに基づく」というよりも、むしろ「少なくとも部分的に基づく」と解釈されるべきである。本明細書で使用される場合、「及び/又は」という用語は、列挙された要素の任意の可能な組み合わせを表す。例えば、「A、B、及び/又はC」は、A、B、C、A及びB、A及びC、B及びC、又はA、B、及びCを表し得る。
A及びBがセットであり、Aの全ての要素がBの要素でもある場合、AはBのサブセットと呼ばれる。本明細書では、非空集合及びサブセットのみが考慮される。例えば、B={セル1、セル2}の可能なサブセットは、{セル1}、{セル2}、及び{セル1、セル2}である。「に基づき」(又は同等に「に少なくとも基づき」)というフレーズは、「に基づき」という用語に続くフレーズが様々な実施形態の1つ以上に用いられる場合と用いられない場合とがある多数の好適な可能性の1つの例であることを示す。「に応答して」(又は同等に「に少なくとも応答して」)というフレーズは、フレーズ「に応答して」に続くフレーズが様々な実施形態の1つ以上に用いられる場合と用いられない場合とがある多数の好適な可能性の1つの例であることを示す。「に応じて」(又は同等に「に少なくとも応じて」)というフレーズは、フレーズ「に応じて」に続くフレーズが様々な実施形態の1つ以上に用いられる場合と用いられない場合とがある多数の好適な可能性の1つの例であることを示す。「採用/使用」(又は同等に「少なくとも採用/使用」)というフレーズは、フレーズ「採用/使用」に続くフレーズが様々な実施形態の1つ以上に使用される場合とされない場合とがある多数の適切な可能性の1つの例であることを示す。
構成されるという用語は、装置が動作状態にあるか非動作状態にあるかにかかわらず、装置の容量に関連し得る。構成されるとは、デバイスが動作状態にあるか非動作状態にあるかにかかわらず、デバイスの動作特性に影響するデバイスの特定の設定に言及し得る。換言すれば、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、レジスタ、メモリ値などは、デバイスが特定の特性を提供するために、デバイスが動作状態又は非動作状態にあるかどうかにかかわらず、デバイス内で「構成され」得る。「装置において発生する制御メッセージ」などの用語は、装置が動作状態か非動作状態かにかかわらず、制御メッセージが装置における特定の特性を構成するために使用され得る、又は装置における特定のアクションを実装するために使用され得るパラメータを有することを意味し得る。
本開示では、パラメータ(又は同等にフィールド、又は情報要素:IEと呼ばれる)は、1つ以上の情報オブジェクトを含み得、情報オブジェクトは、1つ以上の他のオブジェクトを含み得る。例えば、パラメータ(IE)Nがパラメータ(IE)Mを含み、パラメータ(IE)Mがパラメータ(IE)Kを含み、パラメータ(IE)Kがパラメータ(情報要素)Jを含む場合、例えば、NはKを含み、NはJを含む。例示的実施形態においては、1つ以上のメッセージが複数のパラメータを含むとき、それは、複数のパラメータのうちのパラメータが1つ以上のメッセージのうちの少なくとも1つに含まれるが、1つ以上のメッセージの各々に含まれる必要はないことを意味する。
更にまた、上記で提示された多くの特徴は、「may」の使用又は括弧の使用により任意選択的であるものとして説明される。簡潔さ及び読みやすさのために、本開示は、任意選択的な特徴のセットから選択することによって得られ得るありとあらゆる変更を明示的に記載していない。本開示は、そのような全ての変更を明示的に開示すると解釈されるべきである。例えば、3つの任意選択的な特徴を有するものとして説明されたシステムは、7つの方式、すなわち、3つの可能な特徴の1つのみ、3つの特徴のいずれか2つ、又は3つの特徴の3つによって具現化され得る。
開示された実施形態で説明される要素の多くは、モジュールとして実装され得る。ここで、モジュールは、定義された機能を実行し、他の要素への定義されたインターフェースを有する要素として定義される。本開示で説明されるモジュールは、ハードウェア、ハードウェアと組み合わせたソフトウェア、ファームウェア、ウェットウェア(例えば、生物学的要素を有するハードウェア)、又はそれらの組み合わせで実装され得、それらは、挙動的に等価であり得る。例えば、モジュールは、ハードウェアマシン(C、C++、Fortran、Java(登録商標)、Basic、Matlab(登録商標)など)若しくはSimulink、Stateflow、GNU Octave、又はLabVIEWMathScriptで実行されるように構成されるコンピュータ言語で記述されたソフトウェアルーチンで実装され得る。ディスクリート又はプログラム可能なアナログ、デジタル、及び/又は量子ハードウェアを組み込む物理ハードウェアを使用してモジュールを実装することも可能であり得る。プログラム可能なハードウェアの例は、コンピュータ、マイクロコントローラー、マイクロプロセッサ、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、コンプレックスプログラマーブルロジックデバイス(CPLD)を含む。コンピュータ、マイクロコントローラー、及びマイクロプロセッサは、アセンブリー、C、C++などの言語を使用してプログラムされる。FPGA、ASIC、CPLDは、多くの場合、プログラマーブルデバイスの機能が少ない内部ハードウェアモジュール間の接続を構成するVHSICハードウェア記述言語(VHDL)又はVerilogなどのハードウェア記述言語(HDL)を使用してプログラムされる。機能モジュールの結果を達成するために、上記の技術がしばしば組み合わせて使用される。
図1Aは、本開示の実施形態が実装され得る移動体通信ネットワーク100の一例を示す。移動体通信ネットワーク100は、例えば、ネットワークオペレータによって実行される公衆陸上移動体ネットワーク(PLMN)であり得る。図1Aに示すように、移動体通信ネットワーク100は、コアネットワーク(CN)102、無線アクセスネットワーク(RAN)104、及び無線デバイス106を含む。
CN102は、無線デバイス106に、パブリックDN(例えば、インターネット)、プライベートDN、及び/又はオペレータ内DNなどの1つ以上のデータネットワーク(DN)へのインターフェースを提供し得る。インターフェース機能の一部として、CN102は、無線デバイス106と1つ以上のDNとの間のエンドツーエンドの接続を設定し、無線デバイス106を認証し、充電機能を提供し得る。
RAN104は、エアーインターフェース上で無線通信を介して、CN102を無線デバイス106に接続し得る。無線通信の一部として、RAN104は、スケジューリング、無線リソース管理、及び再伝送プロトコルを提供し得る。エアーインターフェース上のRAN104から無線デバイス106への通信方向は、ダウンリンクとして知られ、エアーインターフェース上の無線デバイス106からRAN104への通信方向は、アップリンクとして知られる。ダウンリンク伝送は、周波数分割二重化(FDD)、時間分割二重化(TDD)、及び/又は2つの二重化技術のいくつかの組み合わせを使用して、アップリンク伝送から分離され得る。
無線デバイスという用語は、本開示全体を通して、無線通信が必要又は利用可能な任意のモバイルデバイス又は固定(非携帯)デバイスを指し、及び包含するために使用され得る。例えば、無線デバイスは、電話、スマートフォン、タブレット、コンピュータ、ラップトップ、センサー、メーター、ウェアラブルデバイス、モノのインターネット(IoT)装置、車両道路側ユニット(RSU)、中継ノード、自動車、及び/又はそれらの任意の組み合わせであり得る。無線デバイスという用語は、ユーザ機器(UE)、ユーザ端末(UT)、アクセス端末(AT)、モバイルステーション、受話器、無線送受信ユニット(WTRU)、及び/又は無線通信デバイスを含む、他の用語を包含する。
RAN104は、1つ以上の基地局(図示せず)を含み得る。基地局という用語は、ノードB(UMTS及び/又は3G標準と関連付けられる)、進化したノードB(eNB、E-UTRA及び/又は4G規格と関連)、遠隔無線ヘッド(RRH)、1つ以上のRRHに結合されたベースバンド処理ユニット、ドナーノードのカバレッジエリアを拡張するために使用されるリピータノード又は中継ノード、次世代進化ノードB(ng-eNB)、世代ノードB(gNB、NR及び/又は5G規格と関連)、アクセスポイント(AP、例えばWiFi又はその他の適切な無線通信規格に関連している)、及び/又はそれらの任意の組み合わせを指し、かつそれを包含するために、本開示全体を通して使用され得る。基地局は、少なくとも1つのgNB中央ユニット(gNB-CU)及び少なくとも1つのgNB分散ユニット(gNB-DU)を含み得る。
RAN104に含まれる基地局は、無線デバイス106とエアーインターフェース上で通信するための1つ以上のアンテナのセットを含み得る。例えば、1つ以上の基地局は、3つのセル(又はセクタ)をそれぞれ制御するための3つのアンテナセットを含み得る。セルのサイズは、レシーバー(例えば、基地局レシーバー)が、セルで動作するトランスミッター(例えば、無線デバイストランスミッター)から伝送を首尾よく受信することができる範囲によって決定され得る。一緒に、基地局のセルは、無線デバイス可動性をサポートするために、広い地理的エリアにわたって無線デバイス106に無線カバレッジを提供し得る。
3つのセクタサイトに加えて、基地局の他の実装も可能である。例えば、RAN104の1つ以上の基地局は、3つより多い又はそれ未満のセクタを有するセクタサイトとして実装され得る。RAN104の1つ以上の基地局は、アクセスポイントとして、複数の遠隔無線ヘッド(RRH)に結合されたベースバンド処理ユニットとして、及び/又はドナーノードのカバレッジエリアを拡張するために使用されるリピータ又は中継ノードとして実装され得る。RRHに結合されたベースバンド処理ユニットは、集中型又はクラウドRANアーキテクチャの一部であり得、ベースバンド処理ユニットは、ベースバンド処理ユニットのプール内に集中型であるか、又は仮想化され得る。リピータノードは、ドナーノードから受信した無線信号を増幅及び再ブロードキャストし得る。中継ノードは、リピータノードと同じ/類似の機能を実行し得るが、ドナーノードから受信した無線信号を復号して、無線信号を増幅及び再ブロードキャストする前にノイズを除去し得る。
RAN104は、類似のアンテナパターン及び類似の高レベル伝送電力を有するマクロセル基地局の均質なネットワークとして展開され得る。RAN104は、異種ネットワークとして展開され得る。異種ネットワークでは、小さなセル基地局を使用して、例えば、マクロセル基地局によって提供される比較的大きなカバレッジエリアと重複するカバレッジエリアなど、小さなカバレッジエリアを提供し得る。小さなカバレッジエリアは、データトラフィックの多いエリア(又はいわゆるホットスポット)、又はマクロセルカバレッジが弱いエリアに提供され得る。スモールセル基地局の例としては、カバレッジエリアが縮小する順に、マイクロセル基地局、ピコセル基地局、及びフェムトセル基地局又はホーム基地局が挙げられる。
第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP(登録商標))は、図1Aの移動体通信ネットワーク100と同様の移動体通信ネットワークの仕様のグローバル標準化を提供するために1998年に形成される。現在までに、3GPP(登録商標)は、ユニバーサルモバイル通信システム(UMTS)として知られる第3世代(3G)ネットワーク、ロング・ターム・エボリューション(LTE)として知られる第4世代(4G)ネットワーク、及び5Gシステム(5GS)として知られる第5世代(5G)ネットワークという、3世代のモバイルネットワークの仕様を生産している。本開示の実施形態は、次世代RAN(NG-RAN)と称される、3GPP(登録商標)5GネットワークのRANを参照して記載される。実施形態は、図1AのRAN104、以前の3G及び4GネットワークのRAN、及びまだ仕様化されていない将来のネットワーク(例えば、3GPP(登録商標)6Gネットワーク)などの他の移動体通信ネットワークのRANに適用可能であり得る。NG-RANは、新しい無線(NR)として知られる5G無線アクセス技術を実装し、4G無線アクセス技術又は非3GPP(登録商標)無線アクセス技術を含むその他の無線アクセス技術を実装するために供給され得る。
図1Bは、本開示の実施形態が実装され得る、別の例の移動体通信ネットワーク150を示す。移動体通信ネットワーク150は、例えば、ネットワークオペレータによって実行されるPLMNであり得る。図1Bに示すように、移動体通信ネットワーク150は、5Gコアネットワーク(5G-CN)152、NG-RAN154、及びUE156A及びUE156B(総称してUE156)を含む。これらの構成要素は、図1Aに関して説明された対応する構成要素と同じ又は同様の方法で実装され得、かつ動作し得る。
5G-CN152は、UE156に、パブリックDN(例えば、インターネット)、プライベートDN、及び/又はオペレータ内DNなどの1つ以上のDNへのインターフェースを提供する。インターフェース機能の一部として、5G-CN152は、UE156と1つ以上のDNとの間のエンドツーエンドの接続をセットアップし、UE156を認証し、充電機能を提供し得る。3GPP(登録商標)4GネットワークのCNと比較して、5G-CN152のベースは、サービスベースのアーキテクチャであり得る。これは、5G-CN152を構成するノードのアーキテクチャが、他のネットワーク機能へのインターフェースを介してサービスを提供するネットワーク機能として定義され得ることを意味する。5G-CN152のネットワーク機能は、専用若しくは共有ハードウェア上のネットワーク要素として、専用若しくは共有ハードウェア上で動作するソフトウェアインスタンスとして、又はプラットフォーム(例えば、クラウドベースのプラットフォーム)上でインスタンス化された仮想化機能として、いくつかの方法で実装され得る。
図1Bに示すように、5G-CN152は、説明を容易にするために、図1Bで1つの構成要素AMF/UPF158として示すように、アクセス及びモビリティ管理機能(AMF)158A及びユーザプレーン機能(UPF)158Bを含む。UPF158Bは、NG-RAN154と1つ以上のDNとの間のゲートウェイとして機能し得る。UPF158Bは、パケットルーティング及び転送、パケット検査及びユーザプレーンポリシールールの施行、トラフィック利用の報告、1つ以上のDNへのトラフィックフローのルーティングをサポートするアップリンク分類、ユーザプレーンに対するサービス品質(QoS)処理(例えば、パケットフィルタリング、ゲーティング、アップリンク/ダウンリンクレート実施、及びアップリンクトラフィック検証)、ダウンリンクパケットバッファリング、及びダウンリンクデータ通知トリガなどの機能を実行し得る。UPF158Bは、イントラ/インター無線アクセス技術(RAT)モビリティのアンカーポイント、1つ以上のDNに相互接続される外部プロトコル(又はパケット)データユニット(PDU)セッションポイント、及び/又は分岐ポイントとして機能して、マルチホームPDUセッションをサポートし得る。UE156は、UEとDNとの間の論理接続である、PDUセッションを介してサービスを受信するように構成され得る。
AMF158Aは、非アクセス層(NAS)シグナリングの終了、NASシグナリングセキュリティ、アクセス層(AS)セキュリティ制御、3GPP(登録商標)アクセスネットワーク間のモビリティのためのCN間ノードシグナリング、アイドルモードUE到達可能性(例えば、ページング再伝送の制御と実行)、登録エリア管理、システム内及びシステム間モビリティサポート、アクセス認証、ローミング権限のチェックを含むアクセス許可、モビリティ管理制御(サブスクリプションとポリシー)、ネットワークスライシングのサポート、及び/又はセッション管理機能(SMF)の選択などの機能を実行し得る。NASは、CNとUEの間で動作する機能を指し得、ASは、UEとRANの間で動作する機能を指し得る。
5G-CN152は、わかりやすくするために図1Bに示されていない1つ以上の追加のネットワーク機能を含み得る。例えば、5G-CN152は、セッション管理機能(SMF)、NRリポジトリ機能(NRF)、ポリシー制御機能(PCF)、ネットワーク露出機能(NEF)、統一データ管理(UDM)、アプリケーション機能(AF)、及び/又は認証サーバー機能(AUSF)のうちの1つ以上を含み得る。
NG-RAN154は、5G-CN152を、エアーインターフェース上で無線通信を介してUE156に接続し得る。NG-RAN154は、gNB160A及びgNB160Bとして図示された1つ以上のgNB(まとめてgNB160)及び/又はng-eNB162A及びng-eNB162Bとして図示された1つ以上のng-eNB(まとめてng-eNB162)を含み得る。gNB160及びng-eNB162は、より一般的に基地局と称され得る。gNB160及びng-eNB162は、エアーインターフェース上でUE156と通信するための1つ以上のアンテナのセットを含み得る。例えば、gNB160の1つ以上及び/又はng-eNB162の1つ以上は、3つのセル(又はセクタ)をそれぞれ制御するための3つのアンテナセットを含み得る。合わせて、gNB160及びng-eNB162のセルは、UEモビリティをサポートするために、広い地理的エリアにわたってUE156に無線カバレッジを提供し得る。
図1Bに示すように、gNB160及び/又はng-eNB162は、NGインターフェースによって5G-CN152に接続され得、Xnインターフェースによって他の基地局に接続され得る。NG及びXnインターフェースは、インターネットプロトコル(IP)トランスポートネットワークなどの基となるトランスポートネットワーク上に、直接的な物理的接続及び/又は間接的な接続を使用して確立され得る。gNB160及び/又はng-eNB162は、UuインターフェースによってUE156に接続され得る。例えば、図1Bに示すように、gNB160Aは、UuインターフェースによってUE156Aに接続され得る。NG、Xn、及びUuインターフェースは、プロトコルスタックと関連付けられている。インターフェースと関連付けられるプロトコルスタックは、データ及びシグナリングメッセージを交換するため図1Bのネットワーク要素によって使用され得、ユーザプレーン及び制御プレーンの2つのプレーンを含み得る。ユーザプレーンは、ユーザにとって関心対象のデータを処理し得る。制御プレーンは、ネットワーク要素に対する関心対象のシグナリングメッセージを処理し得る。
gNB160及び/又はng-eNB162は、1つ以上のNGインターフェースによって、AMF/UPF158など、5G-CN152の1つ以上のAMF/UPF機能に接続され得る。例えば、gNB160Aは、NG-ユーザプレーン(NG-U)インターフェースによって、AMF/UPF158のUPF158Bに接続され得る。NG-Uインターフェースは、gNB160AとUPF158B間のユーザプレーンPDUの供給を提供し得る(例えば、非保証送達)。gNB160Aは、NG制御プレーン(NG-C)インターフェースを使用してAMF158Aに接続され得る。NG-Cインターフェースは、例えば、NGインターフェース管理、UEコンテキスト管理、UEモビリティ管理、NASメッセージのトランスポート、ページング、PDUセッション管理及び構成転送及び/又は警告メッセージ伝送を提供し得る。
gNB160は、Uuインターフェース上のUE156に向かってNRユーザプレーン及び制御プレーンプロトコル終端を提供し得る。例えば、gNB160Aは、第1のプロトコルスタックと関連付けられるUuインターフェース上で、UE156Aに向かってNRユーザプレーン及び制御プレーンプロトコル終端を提供し得る。ng-eNB162は、Uuインターフェース上のUE156に向かって、Evolved UMTS地上無線アクセス(E-UTRA)ユーザプレーン及び制御プレーンプロトコル終端を提供し得、E-UTRAは3GPP(登録商標)4G無線アクセス技術を指す。例えば、ng-eNB162Bは、第2のプロトコルスタックと関連付けられるUuインターフェース上で、UE156Bに向かってE-UTRAユーザプレーン及び制御プレーンプロトコル終端を提供し得る。
5G-CN152は、NR及び4Gの無線アクセスを処理するように構成されると記述された。当業者であれば、NRが4Gコアネットワークに、「非スタンドアローン動作」として知られるモードで接続することが可能であり得ることを理解するであろう。非スタンドアローン動作では、4Gコアネットワークを使用して、制御プレーン機能(例えば、初期アクセス、モビリティ、及びページング)を提供する(又は少なくともサポートする)。1つのAMF/UPF158のみが図1Bに示されるが、1つのgNB又はng-eNBは、複数のAMF/UPFノードに接続されて、冗長性を提供し、及び/又は複数のAMF/UPFノードにわたって共有をロードし得る。
論じるように、図1Bにおいて、ネットワーク要素間のインターフェース(例えば、Uu、Xn、及びNGインターフェース)がデータ及びシグナリングメッセージを交換するためにネットワーク要素が使用するプロトコルスタックと関連付けられ得る。プロトコルスタックは、2つのプレーン、すなわち、ユーザプレーン及び制御プレーンを含み得る。ユーザプレーンは、ユーザにとって関心対象のデータを処理し得、制御プレーンは、ネットワーク要素に対する関心対象のシグナリングメッセージを処理し得る。
図2A及び図2Bはそれぞれ、UE210とgNB220の間にあるUuインターフェース用のNRユーザプレーン及びNR制御プレーンプロトコルスタックの例を示す。図2A及び図2Bに示されるプロトコルスタックは、例えば、図1Bに示されるUE156AとgNB160Aとの間のUuインターフェースに使用されるものと同じ又は類似であり得る。
図2Aは、UE210及びgNB220に実装された5つの層を含むNRユーザプレーンプロトコルスタックを示す。プロトコルスタックの底部で、物理層(PHYs)211及び221は、プロトコルスタックの上位層にトランスポートサービスを提供し得、オープンシステム相互接続(OSI)モデルの層1に対応し得る。PHY211及び221の上の次の4つのプロトコルは、メディアアクセス制御層(MAC)212及び222、無線リンク制御層(RLC)213及び223、パケットデータ収束プロトコル層(PDCP)214及び224、並びにサービスデータアプリケーションプロトコル層(SDAP)215及び225を含む。合わせて、これらの4つのプロトコルは、OSIモデルの層2又はデータリンク層を構成し得る。
図3は、NRユーザプレーンプロトコルスタックのプロトコル層間に提供されるサービスの例を示す。図2A及び図3の上からスタートして、SDAP215及び225は、QoSフロー処理を実行し得る。UE210は、UE210とDNとの間の論理接続であり得る、PDUセッションを介してサービスを受信し得る。PDUセッションは、1つ以上のQoSフローを有し得る。CNのUPF(例えば、UPF158B)は、QoS要件(例えば、遅延、データレート、及び/又はエラーレートに関して)に基づき、PDUセッションの1つ以上のQoSフローにIPパケットをマッピングし得る。SDAP215及び225は、1つ以上のQoSフローと1つ以上のデータ無線ベアラとの間のマッピング/マッピング解除を実行し得る。QoSフローとデータ無線ベアラとの間のマッピング/マッピング解除は、gNB220でSDAP225によって決定され得る。UE210でのSDAP215は、gNB220から受信した反射マッピング又は制御シグナリングを介して、QoSフローとデータ無線ベアラとの間のマッピングについて通知され得る。反射マッピングについては、gNB220でのSDAP225は、ダウンリンクパケットを、UE210のSDAP215によって観察されて、QoSフローとデータ無線ベアラとの間のマッピング/マッピング解除を決定し得る、QoSフローインジケータ(QFI)でマークし得る。
PDCP214及び224は、エアーインターフェース上で伝送する必要のあるデータ量を低減するためのヘッダ圧縮/解凍、エアーインターフェース上で伝送されるデータの不正な復号を防止するための暗号/暗号解除、及び完全性保護(制御メッセージが意図されたソースから発信されることを確実にするため)を実行し得る。PDCP214及び224は、例えば、未伝送のパケットの再伝送、パケットのシーケンス内送達及び再配列、並びにgNB内ハンドオーバーのために、重複して受信されたパケットの除去を実行し得る。PDCP214及び224は、受信されるパケットの可能性を改善し、レシーバーで、任意の重複パケットを除去するために、パケット重複を実行し得る。パケット重複は、高信頼性を必要とするサービスに有用であり得る。
図3には示されていないが、PDCP214及び224は、二重接続シナリオにおいて、分割無線ベアラとRLCチャネルとの間のマッピング/マッピング解除を実行し得る。二重接続は、UEが2つのセル、又はより一般的には、マスターセルグループ(MCG)及び二次セルグループ(SCG)の2つのセルグループに接続することを可能にする技術である。分割ベアラは、SDAP215及び225へのサービスとしてPDCP214及び224によって提供される無線ベアラの1つなどの単一の無線ベアラが、二重接続でセルグループによって処理されるときである。PDCP214及び224は、セルグループに属するRLCチャネル間で分割無線ベアラをマッピング/マッピング解除し得る。
RLC213及び223は、それぞれ、MAC212及び222から受信した複製データユニットのセグメンテーション、自動反復要求(ARQ)を通した再伝送、及び除去を実行し得る。RLC213及び223は、トランスペアレントモード(TM)、未確認応答モード(UM)、及び確認応答モード(AM)の3つの伝送モードをサポートし得る。RLCが動作している伝送モードに基づき、RLCは、指摘された機能のうちの1つ以上を実行し得る。このRLC構成は、ヌメロロジ及び/又は伝送時間間隔(TTI)持続時間に依存せずに論理チャネル毎であり得る。図3に示すように、RLC213及び223は、それぞれPDCP214及び224にサービスとしてRLCチャネルを提供し得る。
MAC212及び222は、論理チャネルの多重化/多重分離、及び/又は論理チャネルとトランスポートチャネルとの間のマッピングを実行し得る。多重化/多重分離は、PHY211及び221へ/から送達されるトランスポートブロック(TB)へ/からの1つ以上の論理チャネルに属するデータユニットの多重化/多重分離を含み得る。MAC222は、動的スケジューリングによって、UE間の、スケジューリング、スケジューリング情報報告、及び優先度処理を行うように構成され得る。スケジューリングは、ダウンリンク及びアップリンクのためにgNB220(MAC222にて)で実施され得る。MAC212及び222は、ハイブリッド自動反復要求(HARQ)(例えば、キャリアアグリゲーション(CA)の場合、キャリア毎に1つのHARQエンティティ)を通して、エラー訂正、論理チャネル優先度付けによるUE210の論理チャネル間の優先度処理、及び/又はパディングを行うように構成され得る。MAC212及び222は、1つ以上のヌメロロジ及び/又は伝送タイミングをサポートし得る。一例では、論理チャネル優先順位付けにおけるマッピング制限により、論理チャネルがどのヌメロロジ及び/又は伝送タイミングを使用し得るかを制御し得る。図3に示すように、MAC212及び222は、サービスとしてRLC213及び223に論理チャネルを提供し得る。
PHY211及び221は、エアーインターフェース上で情報を送信及び受信するために、物理チャネルへのトランスポートチャネルのマッピング及びデジタル及びアナログ信号処理機能を実行し得る。これらのデジタル及びアナログ信号処理機能は、例えば、符号化/復号及び変調/復調を含み得る。PHY211及び221は、マルチアンテナマッピングを実行し得る。図3に示すように、PHY211及び221は、サービスとして、MAC212及び222に1つ以上のトランスポートチャネルを提供し得る。
図4Aは、NRユーザプレーンプロトコルスタックを通るダウンリンクデータフローの例を示す。図4Aは、NRユーザプレーンプロトコルスタックを通した3つのIPパケット(n、n+1、及びm)のダウンリンクデータフローを示し、gNB220で2つのTBを生成する。NRユーザプレーンプロトコルスタックを通るアップリンクデータフローは、図4Aに示すダウンリンクデータフローと類似し得る。
図4Aのダウンリンクデータフローは、SDAP225が、1つ以上のQoSフローから3つのIPパケットを受信し、3つのパケットを無線ベアラにマッピングしたときに開始する。図4Aでは、SDAP225は、IPパケットn及びn+1を第1の無線ベアラ402にマッピングし、IPパケットmを第2の無線ベアラ404にマッピングする。SDAPヘッダ(図4Aで「H」とラベル付けされる)がIPパケットに追加される。より高いプロトコル層から/へのデータユニットは、より低いプロトコル層のサービスデータユニット(SDU)と称され、より低いプロトコル層へ/からのデータユニットは、より高いプロトコル層のプロトコルデータユニット(PDU)と称される。図4Aに示すように、SDAP225からのデータユニットは、より低いプロトコル層PDCP224のSDUであり、SDAP225のPDUである。
図4Aの残りのプロトコル層は、関連する機能(例えば、図3に関して)を実行し、対応するヘッダを追加し、それぞれの出力を次の下位層に転送し得る。例えば、PDCP224は、IPヘッダ圧縮及び暗号化を実行し、その出力をRLC223に転送し得る。RLC223は、任意選択的に(例えば、図4AのIPパケットmについて示されるように)セグメンテーションを実行し、その出力をMAC222に転送し得る。MAC222は、いくつかのRLC PDUを多重化し得、MACサブヘッダをRLC PDUに取り付けてトランスポートブロックを形成し得る。NRでは、図4Aに示すように、MACサブヘッダはMAC PDU全体に分散され得る。LTEでは、MACサブヘッダはMAC PDUの先頭に完全に配置され得る。NR MAC PDU構造は、MAC PDUサブヘッダが、完全なMAC PDUが組み立てられる前に計算され得るため、処理時間及び関連遅延を低減し得る。
図4Bは、MAC PDUにおけるMACサブヘッダのフォーマット例を示す。MACサブヘッダには、MACサブヘッダが対応しているMAC SDUの長さ(バイト単位など)を示すためのSDU長さフィールド、MAC SDUが多重分離プロセスを支援するために開始した論理チャネルを識別するための論理チャネル識別子(LCID)フィールド、SDU長さフィールドのサイズを示すためのフラグ(F)、及び将来使用するための予約ビット(R)フィールドが含まれる。
図4Bは更に、MAC223又はMAC222などのMACによってMAC PDUに挿入されるMAC制御要素(CE)を示す。例えば、図4Bは、MAC PDUに挿入された2つのMAC CEを示す。MAC CEは、ダウンリンク伝送(図4Bに示されるように)のためMAC PDUの開始に、及びアップリンク伝送のためMAC PDUの終わりに挿入され得る。MAC CEは、インバンド制御シグナリングに使用され得る。MAC CEの例としては、バッファステータス報告や電力ヘッドルーム報告などのスケジューリング関連MAC CE、PDCP重複検出の起動/停止、チャネル状態情報(CSI)報告、サウンディング基準信号(SRS)伝送、及び事前構成済みコンポーネント、のためのものなどの起動/停止MAC CE、不連続受信(DRX)関連MAC CE、タイミング進行MAC CE、及びランダムアクセス関連MAC CEが挙げられる。MAC CEは、MAC SDUに説明されるのと類似したフォーマットのMACサブヘッダによって先行され得、MAC CEに含まれる制御情報のタイプを示すLCIDフィールドに予約値で識別され得る。
NR制御プレーンプロトコルスタックを説明する前に、論理チャネル、トランスポートチャネル、及び物理チャネル、並びにチャネルタイプ間のマッピングを最初に説明する。1つ以上のチャネルを使用して、後述するNR制御プレーンプロトコルスタックに関連する機能を実行し得る。
図5A及び図5Bは、それぞれダウンリンク及びアップリンクについて、論理チャネル、トランスポートチャネル、及び物理チャネル間のマッピングを示す。情報は、NRプロトコルスタックのRLC、MAC、及びPHY間のチャネルを通して渡される。論理チャネルは、RLCとMACとの間で使用され得、NR制御プレーン内に制御及び構成情報を伝達する制御チャネルとして、又はNRユーザプレーン内にデータを伝達するトラフィックチャネルとして分類され得る。論理チャネルは、特定のUE専用の専用論理チャネルとして、又は複数のUEによって使用され得る共通の論理チャネルとして分類され得る。論理チャネルはまた、それが運ぶ情報のタイプによって定義され得る。NRによって定義される論理チャネルのセットには、例えば、
-位置がセルレベルでネットワークに知られていないUEをページングするために使用されるページングメッセージを表示するためのページング制御チャネル(PCCH)と、
-マスター情報ブロック(MIB)及びいくつかのシステム情報ブロック(SIB)の形態でシステム情報メッセージを伝達するためのブロードキャスト制御チャネル(BCCH)であって、システム情報メッセージがUEによって使用されて、セルがどのように構成され、セル内でどのように動作するかについての情報を取得し得る、ブロードキャスト制御チャネルと、
-ランダムアクセスとともに制御メッセージを運ぶための共通制御チャネル(CCCH)と、
-UEを構成するために、特定のUEとの間で制御メッセージを運ぶための専用制御チャネル(DCCH)と、
-ユーザデータを特定のUEとの間で運ぶための専用トラフィックチャネル(DTCH)とを含む。
トランスポートチャネルは、MAC層とPHY層の間で使用され、それらが運ぶ情報をエアーインターフェース上でどのように伝送するかによって定義され得る。NRによって定義されるトランスポートチャネルのセットには、例えば、
-PCCHから発信されたページングメッセージを運ぶためのページングチャネル(PCH)と、
-BCCHからMIBを運ぶためのブロードキャストチャネル(BCH)と、
-BCCHからのSIBを含む、ダウンリンクデータ及びシグナリングメッセージを運ぶためのダウンリンク共有チャネル(DL-SCH)と、
-アップリンクデータ及びシグナリングメッセージを運ぶためのアップリンク共有チャネル(UL-SCH)と、
-事前スケジューリングなしに、UEがネットワークに接触することを可能にするランダムアクセスチャネル(RACH)と、を含む。
PHYは、物理チャネルを使用して、PHYの処理レベル間で情報を渡し得る。物理チャネルは、1つ以上のトランスポートチャネルの情報を運ぶための時間周波数リソースの関連セットを有し得る。PHYは、制御情報を生成して、PHYの低レベル動作をサポートし、L1/L2制御チャネルとして知られる物理制御チャネルを介して、PHYの低レベルへ制御情報を提供し得る。NRによって定義される物理チャネル及び物理制御チャネルのセットは、例えば、
-BCHからMIBを運ぶための物理ブロードキャストチャネル(PBCH)と、
-DL-SCHからのダウンリンクデータ及びシグナリングメッセージ、並びにPCHからのページングメッセージを運ぶための物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)と、
-ダウンリンクスケジューリングコマンド、アップリンクスケジューリング許可、及びアップリンク電力制御コマンドを含み得る、ダウンリンク制御情報(DCI)を運ぶための物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)と、
-UL-SCH及び以下に記載されるように、一部の例ではアップリンク制御情報(UCI)からアップリンクデータ及びシグナリングメッセージを運ぶための物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)と、
-HARQ確認応答、チャネル品質インジケータ(CQI)、プリコーディングマトリックスインジケータ(PMI)、ランクインジケータ(RI)、及びスケジューリング要求(SR)を含み得る、UCIを運ぶための物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)と、
-ランダムアクセスのための物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)と、を含む。
物理制御チャネルと同様に、物理層は、物理層の低レベル動作をサポートするために物理信号を生成する。図5A及び図5Bに示すように、NRによって定義される物理層信号には、一次同期信号(PSS)、二次同期信号(SSS)、チャネル状態情報基準信号(CSI-RS)、復調基準信号(DMRS)、サウンディング基準信号(SRS)、及び位相トラッキング基準信号(PT-RS)が含まれる。これらの物理層信号は、以下でより詳細に説明される。
図2Bは、NR制御プレーンプロトコルスタックの例を示す。図2Bにおいて、NR制御プレーンプロトコルスタックは、NRユーザプレーンプロトコルスタックの例と同じ/類似の第1の4つのプロトコル層を使用し得る。これら4つのプロトコル層には、PHY211及び221、MAC212及び222、RLC213及び223、並びにPDCP214及び224が含まれる。NRユーザプレーンプロトコルスタックのように、スタックの上部にSDAP215及び225を有する代わりに、NR制御プレーンスタックは、NR制御プレーンプロトコルスタックの上部に無線リソース制御(RRC)216及び226、並びにNASプロトコル217及び237を持つ。
NASプロトコル217及び237は、UE210とAMF230(例えば、AMF158A)の間、又はより一般的には、UE210とCNとの間に制御プレーン機能を提供し得る。NASプロトコル217及び237は、NASメッセージと称されるシグナリングメッセージを介して、UE210とAMF230との間に制御プレーン機能を提供し得る。UE210とAMF230の間には、NASメッセージがトランスポートされ得る直接経路はない。NASメッセージは、Uu及びNGインターフェースのASを使用してトランスポートされ得る。NASプロトコル217及び237は、認証、セキュリティ、接続セットアップ、モビリティ管理、及びセッション管理などの制御プレーン機能を提供し得る。
RRC216及び226は、UE210とgNB220との間に、又はより一般的には、UE210とRANとの間に制御プレーン機能を提供し得る。RRC216及び226は、RRCメッセージと称されるシグナリングメッセージを介して、UE210とgNB220との間に制御プレーン機能を提供し得る。RRCメッセージは、シグナリング無線ベアラ、及び同一/類似のPDCP、RLC、MAC、及びPHYプロトコル層を使用して、UE210とRANとの間で伝送され得る。MACは、制御プレーン及びユーザプレーンデータを、同じトランスポートブロック(TB)内に多重化し得る。RRC216及び226は、AS及びNASに関連するシステム情報のブロードキャスト、CN又はRANによって開始されたページング、UE210とRANとの間のRRC接続の確立、メンテナンス、及びリリース、キー管理を含むセキュリティ機能、シグナリング無線ベアラ及びデータ無線ベアラの確立、構成、メンテナンス、及びリリース、モビリティ機能、QoS管理機能、UE測定報告と報告の制御、無線リンク障害(RLF)の検出と回復、及び/又はNASメッセージ転送のような制御プレーン機能を提供し得る。RRC接続の確立の一部として、RRC216及び226は、UE210とRANとの間の通信のためのパラメータの設定を伴い得る、RRCコンテキストを確立し得る。
図6は、UEのRRC状態移行を示す例示的な図である。UEは、図1Aに示す無線デバイス106、図2A及び図2Bに示すUE210、又は本開示に記載される任意の他の無線デバイス、と同一又は類似であり得る。図6に示されるように、UEは、3つのRRC状態のうちのうちの少なくとも1つにあり得る。つまり、RRC接続602(例えば、RRC_CONNECTED)、RRCアイドル604(例えば、RRC_IDLE)、及びRRC非アクティブ606(例えば、RRC_INACTIVE)。
RRC接続602では、UEは確立されたRRCコンテキストを有し、基地局と少なくとも1つのRRC接続を有し得る。基地局は、図1Aに示すRAN104に含まれる1つ以上の基地局の1つ、図1Bに示すgNB160又はng-eNB162の1つ、図2A及び図2Bに示すgNB220、又は本開示に記載される任意の他の基地局に類似であり得る。UEが接続される基地局には、UEのRRCコンテキストがあり得る。UEコンテキストと称されるRRCコンテキストは、UEと基地局との間の通信のためのパラメータを含み得る。これらのパラメータには、例えば、1つ以上のASコンテキスト、1つ以上の無線リンク構成パラメータ、ベアラ構成情報(例えば、データ無線ベアラ、シグナリング無線ベアラ、論理チャネル、QoSフロー、及び/又はPDUセッションに関連する)、セキュリティ情報、及び/又はPHY、MAC、RLC、PDCP、及び/又はSDAP層構成情報が含まれ得る。RRC接続602では、UEのモビリティはRAN(例えば、RAN104又はNG-RAN154)によって管理され得る。UEは、サービングセル及び隣接セルからの信号レベル(例えば、基準信号レベル)を測定し、これらの測定値を現在UEにサービスを提供している基地局に報告し得る。UEのサービング基地局は、報告された測定値に基づき、隣接基地局の1つのセルへのハンドオーバーを要求し得る。RRC状態は、RRC接続602から、接続リリース手順608を介して、RRCアイドル604に、移行し得、又は接続非アクティブ化手順610を介してRRC非アクティブ606に移行し得る。
RRCアイドル604では、RRCコンテキストはUEに対して確立され得ない。RRCアイドル604では、UEは基地局とのRRC接続を有し得ない。RRCアイドル604中、UEは、ほとんどの時間の間、スリープ状態であり得る(例えば、バッテリー電力を節約するため)。UEは、周期的に(例えば、不連続受信サイクル毎に一回)起動して、RANからのページングメッセージを監視し得る。UEのモビリティは、セル再選択として知られる手順を通してUEによって管理され得る。RRC状態は、以下でより詳細に論じるようにランダムアクセス手順を伴い得る接続確立手順612を介して、RRCアイドル604からRRC接続602に移行し得る。
RRC非アクティブ606では、以前に確立されたRRCコンテキストは、UE及び基地局で維持される。これにより、RRCアイドル604からRRC接続602への移行と比較して、シグナリングオーバーヘッドが低減されて、RRC接続602への高速移行が可能となる。RRC非アクティブ606では、UEはスリープ状態にあり、UEのモビリティは、セル再選択を通してUEによって管理され得る。RRC状態は、RRC非アクティブ606から、接続再開手順614によって、RRC接続602に、又は接続リリース手順608と同一又は類似の接続リリース手順616を介して、RRCアイドル604に移行し得る。
RRC状態は、モビリティ管理機構と関連付けられ得る。RRCアイドル604及びRRC非アクティブ606では、モビリティは、セル再選択を通してUEによって管理される。RRCアイドル604及びRRC非アクティブ606におけるモビリティ管理の目的は、ネットワークが、移動体通信ネットワーク全体にわたりページングメッセージをブロードキャストすることなく、ページングメッセージを介してイベントをUEに通知することを可能にすることである。RRCアイドル604及びRRC非アクティブ606で使用されるモビリティ管理機構は、ページングメッセージが、移動体通信ネットワーク全体の代わりにUEが現在存在するセルグループのセル上にブロードキャストされ得るように、ネットワークがセルグループレベル上でUEを追跡することを可能にし得る。RRCアイドル604及びRRC非アクティブ606のモビリティ管理機構は、セルグループレベル上でUEを追跡する。それらは、異なる粒度のグループ化を使用して、それを行い得る。例えば、セルグループ化の粒度の3つのレベル、すなわち、個々のセル、RANエリア識別子(RAI)によって識別されるRANエリア内のセル、及び追跡エリアと称され、追跡エリア識別子(TAI)によって識別されるRANエリアのグループ内のセル、であり得る。
追跡エリアは、CNレベルでUEを追跡するために使用され得る。CN(例えば、CN102又は5G-CN152)は、UE登録エリアと関連付けられるTAIのリストをUEに提供し得る。UEが、セル再選択を通して、UE登録エリアと関連付けられるTAIのリストに含まれないTAIと関連付けられているセルに移動した場合、UEは、CNがUEの位置を更新することを可能にするようにCNで登録更新を行い、UEに新しいUE登録エリアを提供し得る。
RANエリアは、RANレベルでUEを追跡するために使用され得る。RRC非アクティブ606状態のUEについては、UEは、RAN通知エリアを割り当てられ得る。RAN通知エリアは、1つ以上のセルアイデンティティ、RAIのリスト、又はTAIのリストを含み得る。一例では、基地局は、1つ以上のRAN通知エリアに属し得る。一例では、セルは、1つ以上のRAN通知エリアに属し得る。UEがセル再選択を通して、UEに割り当てられたRAN通知エリアに含まれないセルに移動した場合、UEは、RANで通知エリアの更新を実行し、UEのRAN通知エリアを更新し得る。
UEに対するRRCコンテキストを格納する基地局、又はUEの最後のサービング基地局は、アンカー基地局と称され得る。アンカー基地局は、少なくとも、UEがアンカー基地局のRAN通知エリアにとどまっている時間の間、及び/又はUEがRRC非アクティブ606にとどまっている時間の間に、UEに対するRRCコンテキストを維持し得る。
図1BのgNB160などのgNBは、2つの部分、つまり中央ユニット(gNB-CU)、及び1つ以上の分散ユニット(gNB-DU)に分割され得る。gNB-CUは、F1インターフェースを使用して、1つ以上のgNB-DUに結合され得る。gNB-CUは、RRC、PDCP、及びSDAPを含み得る。gNB-DUは、RLC、MAC、及びPHYを含み得る。
NRでは、物理信号及び物理チャネル(図5A及び図5B)を直交周波数分割多重化(OFDM)シンボル上にマッピングし得る。OFDMは、F直交サブキャリア(又はトーン)上でデータを伝送するマルチキャリア通信方式である。伝送前に、データは、ソースシンボルと称され、F平行シンボルストリームに分割される、一連の複雑なシンボル(例えば、M直交振幅変調(M-QAM)又はM相シフトキーイング(M-PSK)シンボル)にマッピングされ得る。F平行シンボルストリームは、それらが周波数ドメイン内にあるかのように扱われ、それらを時間ドメインに変換する逆高速フーリエ変換(IFFT)ブロックへの入力として使用され得る。IFFTブロックは、F平行シンボルストリームのそれぞれから1つを、Fソースシンボルに一度に取り込み、各ソースシンボルを使用して、F直交サブキャリアに対応するF正弦波基底関数の1つの振幅及び位相を変調し得る。IFFTブロックの出力は、F直交サブキャリアの総和を表すF時間ドメインサンプルであり得る。F時間ドメインサンプルは、単一OFDMシンボルを形成し得る。いくつかの処理(例えば、サイクリックプレフィックスの追加)及びアップコンバージョンの後、IFFTブロックによって提供されるOFDMシンボルは、キャリア周波数でエアーインターフェース上で伝送され得る。F平行シンボルストリームは、IFFTブロックによって処理される前に、FFTブロックを使用して混合され得る。この処理は、ディスクリートフーリエ変換(DFT)であらかじめ符号化されたOFDMシンボルを生成し、アップリンク内のUEにより使用され、ピーク対平均電力比(PAPR)を減少させ得る。逆処理を、FFTブロックを使用してレシーバーでOFDMシンボルに実行して、ソースシンボルにマッピングされたデータを復元し得る。
図7は、OFDMシンボルがグループ化されたNRフレームの例示的な構成を示す。NRフレームは、システムフレーム番号(SFN)によって識別され得る。SFNは、1024フレームの期間で繰り返し得る。図示するように、1つのNRフレームは、持続時間が10ミリ秒(ms)であり得、持続時間が1ミリ秒である10個のサブフレームを含み得る。サブフレームは、例えば、スロット当たり14個のOFDMシンボルを含むスロットに分割され得る。
スロットの持続時間は、スロットのOFDMシンボルに使用されるヌメロロジに依存し得る。NRでは、異なるセル展開(例えば、最大mm波の範囲のキャリア周波数のセルまでのキャリア周波数が1GHz未満のセル)を収容するために、柔軟なヌメロロジがサポートされる。ヌメロロジは、サブキャリア間隔及びサイクリックプレフィックス持続時間に関して定義され得る。NRにおけるヌメロロジについては、サブキャリア間隔は、15kHzのベースラインサブキャリア間隔から2の累乗によってスケールアップされ得、サイクリックプレフィックス持続時間は、4.7μsのベースラインサイクリックプレフィックス持続時間から2の累乗によってスケールダウンされ得る。例えば、NRは、以下のサブキャリア間隔/サイクリックプレフィックス持続時間の組み合わせを、用いてヌメロロジを定義する:15kHz/4.7μs、30kHz/2.3μs、60kHz/1.2μs、120kHz/0.59μs、及び240kHz/0.29μs。
スロットは、固定数のOFDMシンボル(例えば、14個のOFDMシンボル)を有し得る。より高いサブキャリア間隔を有するヌメロロジは、スロット持続時間が短く、それに応じて、サブフレーム当たりのスロット数が多い。図7は、このヌメロロジ依存性スロット持続時間及びサブフレーム当たりのスロット伝送構造を示す(図示を容易にするために、240kHzのサブキャリア間隔を有するヌメロロジは図7には示されていない)。NR内のサブフレームは、ヌメロロジ非依存時間基準として使用され得るが、スロットは、アップリンク及びダウンリンク伝送がスケジューリングされるユニットとして使用され得る。低遅延サポートするために、NRでのスケジューリングは、スロット持続時間から分離され、任意のOFDMシンボルで始まり、伝送に必要なだけ多くのシンボルの間続き得る。これらの部分スロット伝送は、ミニスロット伝送又はサブスロット伝送と称され得る。
図8は、NRキャリアの時間及び周波数ドメインにおけるスロットの例示的な構成を示す。スロットには、リソース要素(RE)とリソースブロック(RB)が含まれる。REは、NRの中で最小の物理リソースである。REは、図8に示されるように、周波数ドメインの1つのサブキャリアによって、時間ドメインの1つのOFDMシンボルにわたる。RBは、図8に示されるように、周波数ドメインで12個の連続するREにわたる。NRキャリアは、275RB又は275×12=3300サブキャリアの幅に制限され得る。こうした制限は、使用される場合、NRキャリアをサブキャリア間隔が15、30、60、及び120kHzのそれぞれについて、50、100、200、及び400MHzに制限し得、400MHzの帯域幅が、キャリア帯域幅制限当たり400MHzに基づき設定され得る。
図8は、NRキャリアの全帯域幅にわたって使用される単一ヌメロロジを示す。他の例示的な構成では、複数のヌメロロジが、同じキャリア上でサポートされ得る。
NRは、広範なキャリア帯域幅(例えば、120kHzのサブキャリア間隔に対して最大400MHz)をサポートし得る。全てのUEが、全キャリア帯域幅を受信することができるとは限らない(例えば、ハードウェアの制限など)。また、全キャリア帯域幅を受信することは、UEの電力消費量の観点からは禁止され得る。一例では、電力消費量を低減するため、及び/又は他の目的のために、UEは、UEが受信を予定しているトラフィック量に基づき、UEの受信帯域幅のサイズを適合させ得る。これは帯域幅適応と称される。
NRは、全キャリア帯域幅を受信することができないUEをサポートし、帯域幅適応をサポートする帯域幅部分(BWP)を定義する。一例では、BWPは、キャリア上の連続RBのサブセットによって定義され得る。UEは、サービングセル当たり1つ以上のダウンリンクBWP及び1つ以上のアップリンクBWP(例えば、サービングセル当たり最大4つのダウンリンクBWP及び最大4つのアップリンクBWP)で(例えば、RRC層を介して)で構成され得る。所与の時間で、サービングセルに対して構成されるBWPのうちの1つ以上がアクティブであり得る。これらの1つ以上のBWPは、サービングセルのアクティブBWPと称され得る。サービングセルが二次アップリンクキャリアで構成されるとき、サービングセルは、アップリンクキャリアに1つ以上の第1のアクティブBWP、及び二次アップリンクキャリアに1つ以上の第2のアクティブBWPを有し得る。
ペアでないスペクトルについては、ダウンリンクBWPのダウンリンクBWPインデックスとアップリンクBWPのアップリンクBWPインデックスが同じ場合、構成されたダウンリンクBWPのセットからのダウンリンクBWPを、構成済みアップリンクBWPのセットからのアップリンクBWPとリンクし得る。ペアでないスペクトルについては、UEは、ダウンリンクBWPの中心周波数がアップリンクBWPの中心周波数と同じであると予期し得る。
一次セル(PCell)上の構成されたダウンリンクBWPのセット内のダウンリンクBWPについて、基地局は、少なくとも1つの検索空間に対してUEを、1つ以上の制御リソースセット(CORESET)で構成し得る。検索空間は、UEが制御情報を見つけ得る、時間及び周波数ドメイン内の位置のセットである。検索空間は、UE固有検索空間又は共通検索空間(複数のUEによって潜在的に使用可能)であり得る。例えば、基地局は、アクティブダウンリンクBWPにおいて、PCell上又は一次二次セル(PSCell)上に、共通検索空間でUEを構成し得る。
構成済みアップリンクBWPのセット内のアップリンクBWPの場合、BSは、1つ以上のPUCCH伝送のための1つ以上のリソースセットでUEを構成し得る。UEは、ダウンリンクBWPに対して、構成されるヌメロロジ(例えば、サブキャリア間隔及びサイクリックプレフィックス持続時間)に従って、ダウンリンクBWP内のダウンリンク受信(例えば、PDCCH又はPDSCH)を受信し得る。UEは、構成されるヌメロロジ(例えば、アップリンクBWPのサブキャリア間隔及びサイクリックプレフィックス長)に従って、アップリンクBWP内のアップリンク伝送(例えば、PUCCH又はPUSCH)を伝送し得る。
1つ以上のBWPインジケータフィールドは、ダウンリンク制御情報(DCI)に提供され得る。BWPインジケータフィールドの値は、構成されるBWPのセットのどのBWPが、1つ以上のダウンリンク受信に対するアクティブダウンリンクBWPであるかを示し得る。1つ以上のBWPインジケータフィールドの値は、1つ以上のアップリンク伝送に対するアクティブアップリンクBWPを示し得る。
基地局は、PCellと関連付けられる構成されたダウンリンクBWPのセット内のデフォルトダウンリンクBWPで、UEを半静的に構成し得る。基地局が、UEに対するデフォルトダウンリンクBWPを提供していない場合、デフォルトダウンリンクBWPは、初期アクティブダウンリンクBWPであり得る。UEは、PBCHを使用して取得されたCORESET構成に基づき、どのBWPが初期アクティブダウンリンクBWPであるかを決定し得る。
基地局は、PCellのBWP非アクティブタイマ値でUEを構成し得る。UEは、適切な任意の時点でBWP非アクティブタイマを開始又は再開し得る。例えば、(a)UEが、対のスペクトル動作に対するデフォルトダウンリンクBWP以外のアクティブダウンリンクBWPを示すDCIを検出するときに、又は(b)UEが、非対のスペクトル動作に対するデフォルトダウンリンクBWP又はアップリンクBWP以外のアクティブダウンリンクBWP又はアクティブアップリンクBWPを示すDCIを検出するときに、UEがBWP非アクティブタイマを開始又は再開し得る。UEが一定期間(例えば、1ミリ秒又は0.5ミリ秒)DCIを検出しない場合、UEは、BWP非アクティブタイマを満了に向かって実行し得る(例えば、ゼロからBWP非アクティブタイマ値まで増加させるか、又はBWP非アクティブタイマ値からゼロへ減少させる)。BWP非アクティブタイマが満了になると、UEはアクティブダウンリンクBWPからデフォルトダウンリンクBWPにスイッチングされ得る。
一例では、基地局は、1つ以上のBWPを有するUEを半静的に構成し得る。UEは、第2のBWPをアクティブBWPとして示すDCIを受信することに応答して、及び/又はBWP非アクティブタイマの満了に応答して(例えば、第2のBWPがデフォルトBWPである場合)、アクティブBWPを第1のBWPから第2のBWPにスイッチングし得る。
ダウンリンク及びアップリンクBWPスイッチング(BWPスイッチングが、現在アクティブBWPから、現在アクティブBWPでないへのスイッチングを指す)は、ペアのスペクトルで独立して行われ得る。ペアでないスペクトルでは、ダウンリンク及びアップリンクBWPスイッチングを同時に実施し得る。構成されるBWP間のスイッチングは、RRCシグナリング、DCI、BWP非アクティブタイマの満了、及び/又はランダムアクセスの開始に基づき発生し得る。
図9は、NRキャリアに対して3つの構成されるBWPを使用した帯域幅適応の例を示す。3つのBWPで構成されるUEは、スイッチング点で、1つのBWPから別のBWPにスイッチングされ得る。図9に示される例では、BWPに、帯域幅が40MHz、サブキャリア間隔が15kHzのBWP902、帯域幅が10MHz、サブキャリア間隔が15kHzのBWP904、及び帯域幅が20MHz、サブキャリア間隔が60kHzのBWP906が含まれる。BWP902は、初期アクティブBWPであり得、BWP904は、デフォルトBWPであり得る。UEは、スイッチング点においてBWP間をスイッチングし得る。図9の例では、UEは、スイッチング点908でBWP902からBWP904にスイッチングし得る。スイッチング点908でのスイッチングは、例えば、BWP非アクティブタイマ(デフォルトBWPへのスイッチングを示す)の満了に応答して、及び/又はアクティブBWPとしてBWP904を示すDCIを受信することに応答して、任意の適切な理由のために発生し得る。UEは、BWP906をアクティブBWPとして示すDCIを受信する応答で、スイッチング点910でアクティブBWP904からBWP906にスイッチングされ得る。UEは、BWP非アクティブタイマの満了に応答して、及び/又はBWP904をアクティブBWPとして示すDCIを受信することに応答して、スイッチング点912でアクティブBWP906からBWP904にスイッチングされ得る。UEは、BWP902をアクティブBWPとして示すDCIを受信する応答で、スイッチング点914でアクティブBWP904からBWP902にスイッチングされ得る。
UEが、構成されたダウンリンクBWPのセットとタイマ値におけるデフォルトダウンリンクBWPで二次セルに対して構成される場合、二次セル上のBWPをスイッチングするためのUE手順は、一次セル上のものと同一/類似であり得る。例えば、UEは、UEが一次セルに対してこれらの値を使用するのと同じ/同様の様式で、二次セルに対してタイマ値及びデフォルトダウンリンクBWPを使用し得る。
より大きなデータレートを提供するために、キャリアアグリゲーション(CA)を使用して、2つ以上のキャリアをアグリゲーションし、同じUEとの間で同時に伝送され得る。CAのアグリゲーションキャリアは、コンポーネントキャリア(CC)と称され得る。CAを使用する場合、UE用のサービングセルは多数あり、CC用のセルは1つである。CCは、周波数ドメイン内に3つの構成を有し得る。
図10Aは、2つのCCを有する3つのCA構成を示す。バンド内、連続的な構成1002において、2つのCCは、同じ周波数帯(周波数帯A)にアグリゲーションされ、周波数帯内で互いに直接隣接して配置される。バンド内、連続しない構成1004では、2つのCCは、同じ周波数帯(周波数帯A)にアグリゲーションされ、ギャップによって周波数帯に分離される。バンド内構成1006では、2つのCCは、周波数帯(周波数帯A及び周波数帯B)に位置する。
一例では、最大32個のCCがアグリゲーションされ得る。アグリゲーションCCは、同じ又は異なる帯域幅、サブキャリア間隔、及び/又は二重化スキーム(TDD又はFDD)を有し得る。CAを使用するUEのサービングセルは、ダウンリンクCCを有し得る。FDDについて、1つ以上のアップリンクCCは、任意選択的に、サービングセル用に構成され得る。アップリンクキャリアよりも多くのダウンリンクキャリアをアグリゲーションする能力は、例えば、UEがアップリンクよりもダウンリンクにおいてより多くのデータトラフィックを有する場合に有用であり得る。
CAを使用する場合、UEのアグリゲーションセルの1つを、一次セル(PCell)と称され得る。PCellは、UEが最初にRRC接続確立、再確立、及び/又はハンドオーバーで接続するサービングセルであり得る。PCellは、UEにNASモビリティ情報とセキュリティ入力を提供し得る。UEは異なるPCellを有し得る。ダウンリンクでは、PCellに対応するキャリアは、ダウンリンク一次CC(DL PCC)と称され得る。アップリンクでは、PCellに対応するキャリアは、アップリンク一次CC(UL PCC)と称され得る。UEのその他のアグリゲーションセルは、二次セル(SCell)と称され得る。一例では、SCellは、PCellがUEに対して構成される後に構成され得る。例えば、SCellは、RRC接続再構成手順を介して構成され得る。ダウンリンクでは、SCellに対応するキャリアは、ダウンリンク二次CC(DL SCC)と称され得る。アップリンクでは、SCellに対応するキャリアは、アップリンク二次CC(UL SCC)と称され得る。
UEに対して構成されるSCellは、例えば、トラフィック及びチャネル条件に基づき起動及び停止され得る。SCellの停止は、SCell上のPDCCH及びPDSCH受信が停止され、SCell上のPUSCH、SRS、及びCQI伝送が停止されることを意味し得る。構成されるSCellは、図4Bに関して、MAC CEを使用して起動及び停止され得る。例えば、MAC CEは、ビットマップ(例えば、SCell当たり1ビット)を使用して、UEに対するどのSCell(例えば、構成されるSCellのサブセットの中)が起動又は停止されるかを示し得る。構成されるSCellは、SCell停止タイマ(例えば、SCell当たり1つのSCell停止タイマ)の満了に応答して停止され得る。
セルのスケジューリング割り当て及びスケジューリング許可などのダウンリンク制御情報は、自己スケジューリングとして知られる、割り当て及び許可に対応するセル上で伝送され得る。セルに対するDCIは、クロスキャリアスケジューリングとして知られる別のセル上で伝送され得る。アグリゲーションセルに対するアップリンク制御情報(例えば、CQI、PMI、及び/又はRIなどのHARQ確認応答及びチャネル状態フィードバック)は、PCellのPUCCH上で伝送され得る。アグリゲーションされたダウンリンクCCの数が多いと、PCellのPUCCHが過負荷になるかもしれない。セルは、複数のPUCCHグループに分けられ得る。
図10Bは、アグリゲーションセルがどのように1つ以上のPUCCHグループに構成され得るかの例を示す。PUCCHグループ1010及びPUCCHグループ1050は、それぞれ1つ以上のダウンリンクCCを含み得る。図10Bの例において、PUCCHグループ1010は、PCell1011、SCell1012、及びSCell1013の3つのダウンリンクCCを含む。PUCCHグループ1050は、本例において、PCell1051、SCell1052、及びSCell1053の3つのダウンリンクCCを含む。1つ以上のアップリンクCCは、PCell1021、SCell1022、及びSCell1023として構成され得る。1つ以上の他のアップリンクCCは、一次Sセル(PSCell)1061、SCell1062、及びSCell1063として構成され得る。UCI1031、UCI1032、及びUCI1033として示されるPUCCHグループ1010のダウンリンクCCに関連するアップリンク制御情報(UCI)は、PCell1021のアップリンクで伝送され得る。UCI1071、UCI1072、及びUCI1073として示されるPUCCHグループ1050のダウンリンクCCに関連するアップリンク制御情報(UCI)は、PSCell1061のアップリンクで伝送され得る。一例では、図10Bに描写されるアグリゲーションセルがPUCCHグループ1010及びPUCCHグループ1050に分割されていない場合、ダウンリンクCCに関連するUCIを伝送するための単一アップリンクPCell及びPCellは、過負荷状態になり得る。UCIの伝送をPCell1021とPSCell1061の間で分割することによって、過負荷を防止し得る。
ダウンリンクキャリアと、任意選択的にアップリンクキャリアと、を含むセルには、物理セルID及びセルインデックスが割り当てられ得る。物理セルID又はセルインデックスは、例えば、物理セルIDが使用される、コンテキストに応じて、セルのダウンリンクキャリア及び/又はアップリンクキャリアを識別し得る。物理セルIDは、ダウンリンクコンポーネントキャリア上で伝送される同期信号を使用して決定され得る。セルインデックスは、RRCメッセージを使用して決定され得る。本開示において、物理セルIDは、キャリアIDと称され得、セルインデックスは、キャリアインデックスと称され得る。例えば、本開示が第1のダウンリンクキャリアに対する第1の物理セルIDに言及する場合、本開示は、第1の物理セルIDが、第1のダウンリンクキャリアを含むセルに対するものであることを意味し得る。同じ概念は、例えば、キャリアの起動に適用し得る。本開示が第1のキャリアが起動されることを示す場合、本明細書は、第1のキャリアを含むセルが起動されることを意味し得る。
CAでは、PHYのマルチキャリアの性質がMACに曝露され得る。一例では、HARQエンティティは、サービングセル上で動作し得る。トランスポートブロックは、サービングセル当たりの割り当て/許可当たりに生成され得る。トランスポートブロック及びトランスポートブロックの潜在的なHARQ再伝送は、サービングセルにマッピングされ得る。
ダウンリンクでは、基地局が、UEへの1つ以上の基準信号(RS)(例えば、図5Aに示されるように、PSS、SSS、CSI-RS、DMRS、及び/又はPT-RS)を伝送(例えば、ユニキャスト、マルチキャスト、及び/又はブロードキャスト)し得る。アップリンクでは、UEは、1つ以上のRSを基地局(例えば、図5Bに示されるように、DMRS、PT-RS、及び/又はSRS)に伝送し得る。PSS及びSSSは、基地局によって伝送され、UEによって使用され、UEを基地局に同期化し得る。PSS及びSSSは、PSS、SSS、及びPBCHを含む同期信号(SS)/物理ブロードキャストチャネル(PBCH)ブロック内に提供され得る。基地局は、SS/PBCHブロックのバーストを周期的に伝送し得る。
図11Aは、SS/PBCHブロックの構造及び位置の例を示す。SS/PBCHブロックのバーストは、1つ以上のSS/PBCHブロック(例えば、図11Aに示すように、4つのSS/PBCHブロック)を含み得る。バーストは、周期的に伝送され得る(例えば、2フレーム毎又は20ミリ秒毎)。バーストは、ハーフフレーム(例えば、持続時間5ミリ秒を有する第1のハーフフレーム)に制限され得る。図11Aは一例であり、これらのパラメータ(バースト当たりのSS/PBCHブロックの数、バーストの周期、フレーム内のバーストの位置)は、例えば、SS/PBCHブロックが伝送されるセルのキャリア周波数、セルのヌメロロジ又はサブキャリア間隔、ネットワークによる構成(例えば、RRCシグナリングを使用する)、又は任意の他の適切な要因に基づき構成され得ることが理解されよう。一例では、UEは、監視されるキャリア周波数に基づきSS/PBCHブロックに対するサブキャリア間隔を想定し得る。ただし、無線ネットワークが、異なるサブキャリア間隔を想定するようUEを構成している場合はこの限りではない。
SS/PBCHブロックは、時間ドメイン内の1つ以上のOFDMシンボル(例えば、図11Aの例に示されるような4つのOFDMシンボル)にわたり得、周波数ドメインの1つ以上のサブキャリア(例えば、240個の連続サブキャリア)にわたり得る。PSS、SSS、及びPBCHは、共通中心周波数を有し得る。PSSは、最初に伝送され得、例えば、1つのOFDMシンボル及び127個のサブキャリアにわたり得る。SSSは、PSSの後(例えば、2つのシンボルの後)に伝送され得、1OFDMシンボル及び127サブキャリアにわたり得る。PBCHは、PSSの後に伝送され得(例えば、次の3つのOFDMシンボルにわたって)、240個のサブキャリアにわたり得る。
時間及び周波数ドメインにおけるSS/PBCHブロックの位置は、UEには不明であり得る(例えば、UEがセルを検索している場合)。セルを見つけて選択するために、UEはPSSのキャリアを監視し得る。例えば、UEは、キャリア内の周波数位置を監視し得る。ある特定の持続時間(例えば、20ミリ秒)後にPSSが見つからない場合、UEは、同期ラスタによって示されるように、キャリア内の異なる周波数位置でPSSを検索し得る。PSSが時間及び周波数ドメイン内の位置に見られる場合、UEは、SS/PBCHブロックの既知の構造に基づき、SSS及びPBCHの位置をそれぞれ決定し得る。SS/PBCHブロックは、セル定義SSブロック(CD-SSB)であり得る。一例では、一次セルは、CD-SSBと関連付けられ得る。CD-SSBは、同期ラスタ上に配置され得る。一例では、セル選択/検索及び/又は再選択は、CD-SSBに基づき得る。
SS/PBCHブロックは、UEによってセルの1つ以上のパラメータを決定するのに使用され得る。例えば、UEは、PSS及びSSSのシーケンスそれぞれに基づき、セルの物理セル識別子(PCI)を決定し得る。UEは、SS/PBCHブロックの位置に基づき、セルのフレーム境界の位置を決定し得る。例えば、SS/PBCHブロックは、伝送パターンに従って伝送されたことを示し得、伝送パターン中のSS/PBCHブロックは、フレーム境界から既知の距離である。
PBCHは、QPSK変調を使用し得、順方向エラー訂正(FEC)を使用し得る。FECは、極性符号化を使用し得る。PBCHによってスパンされる1つ以上のシンボルは、PBCHの復調のために1つ以上のDMRSを運び得る。PBCHは、セルの現在のシステムフレーム番号(SFN)及び/又はSS/PBCHブロックタイミングインデックスの表示を含み得る。これらのパラメータは、UEの基地局への時間同期を容易にし得る。PBCHは、UEに1つ以上のパラメータを提供するために使用されるマスター情報ブロック(MIB)を含み得る。MIBは、UEによって使用され、セルと関連付けられる残りの最小システム情報(RMSI)を見つけ得る。RMSIは、システム情報ブロックタイプ1(SIB1)を含み得る。SIB1は、UEがセルにアクセスするために必要な情報を含み得る。UEは、PDSCHをスケジューリングするために使用され得る、PDCCHを監視するためにMIBの1つ以上のパラメータを使用し得る。PDSCHは、SIB1を含み得る。SIB1は、MIBに提供されたパラメータを使用して復号され得る。PBCHは、SIB1の不在を示し得る。SIB1が存在しないことを示すPBCHに基づき、UEは周波数を指し示し得る。UEは、UEが指される周波数でSS/PBCHブロックを検索し得る。
UEは、同じSS/PBCHブロックインデックスで伝送された1つ以上のSS/PBCHブロックが、準共位置に配置される(QCLされる)(例えば、同じ/類似のドップラー拡散、ドップラーシフト、平均利得、平均遅延、及び/又は空間Rxパラメータを持つ)と想定し得る。UEは、SS/PBCHブロック伝送に対してQCLが異なるSS/PBCHブロックインデックスを有することを想定し得ない。
SS/PBCHブロック(例えば、半フレーム内にあるブロック)は、空間方向(例えば、セルのカバレッジエリアにわたる異なるビームを使用して)に伝送され得る。一例では、第1のSS/PBCHブロックは、第1のビームを使用して第1の空間方向に伝送され得、第2のSS/PBCHブロックは、第2のビームを使用して第2の空間方向に伝送され得る。
一例では、キャリアの周波数スパン内で、基地局は、複数のSS/PBCHブロックを伝送し得る。一例では、複数のSS/PBCHブロックの第1のSS/PBCHブロックの第1のPCIは、複数のSS/PBCHブロックの第2のSS/PBCHブロックの第2のPCIとは異なり得る。異なる周波数位置で伝送されるSS/PBCHブロックのPCIは、異なり得るか、又は同一であり得る。
CSI-RSは、基地局によって伝送され、UEによってチャネル状態情報(CSI)を取得するために使用され得る。基地局は、チャネル推定又はその他の任意の適切な目的のために、1つ以上のCSI-RSでUEを構成し得る。基地局は、同一/類似のCSI-RSのうちの1つ以上でUEを構成し得る。UEは、1つ以上のCSI-RSを測定し得る。UEは、1つ以上のダウンリンクCSI-RSの測定に基づき、ダウンリンクチャネル状態を推定し、及び/又はCSI報告を生成し得る。UEは、CSI報告を基地局に提供し得る。基地局は、UEによって提供されるフィードバック(例えば、推定されたダウンリンクチャネル状態)を使用して、リンク適合を実行し得る。
基地局は、1つ以上のCSI-RSリソースセットでUEを半静的に構成できる。CSI-RSリソースは、時間及び周波数ドメイン内の位置及び周期性と関連付けられ得る。基地局は、CSI-RSリソースを選択的に起動及び/又は停止し得る。基地局は、CSI-RSリソースセット内のCSI-RSリソースが起動及び/又は停止されることをUEに示し得る。
基地局は、CSI測定値を報告するようにUEを構成し得る。基地局は、周期的に、非周期的に、又は半永続的にCSI報告を提供するようにUEを構成し得る。周期的CSI報告については、UEは、複数のCSI報告のタイミング及び/又は周期で構成され得る。非周期的CSI報告については、基地局がCSI報告を要求し得る。例えば、基地局は、UEに、構成されるCSI-RSリソースを測定し、測定値に関するCSI報告を提供するように命令し得る。半持続性CSI報告については、基地局は、周期的報告を周期的に伝送し、選択的に起動又は停止するようUEを構成し得る。基地局は、RRCシグナリングを使用して、CSI-RSリソースセット及びCSI報告でUEを構成し得る。
CSI-RS構成は、例えば、最大32個のアンテナポートを示す1つ以上のパラメータを含み得る。UEは、ダウンリンクCSI-RS及びCORESETが空間的にQCLされ、ダウンリンクCSI-RSと関連付けられるリソース要素がCORESET用に構成される物理リソースブロック(PRB)の外部にある場合、ダウンリンクCSI-RSと制御リソースセット(CORESET)に同じOFDMシンボルを使用するように構成できる。UEは、ダウンリンクCSI-RS及びSS/PBCHブロックが空間的にQCLされ、ダウンリンクCSI-RSと関連付けられるリソース要素がSS/PBCHブロック用に構成されるPRBの外部にある場合、ダウンリンクCSI-RS及びSS/PBCHブロックに同じOFDMシンボルを使用するように構成できる。
ダウンリンクDMRSは、基地局によって伝送され得、UEによってチャネル推定のために使用され得る。例えば、ダウンリンクDMRSは、1つ以上のダウンリンク物理チャネル(例えば、PDSCH)のコヒーレント復調に使用され得る。NRネットワークは、データ復調のために1つ以上の可変及び/又は構成可能なDMRSパターンをサポートし得る。少なくとも1つのダウンリンクDMRS構成は、フロントロードされたDMRSパターンをサポートし得る。フロントロードされたDMRSは、1つ以上のOFDMシンボル(例えば、1つ又は2つの隣接するOFDMシンボル)にマッピングできる。基地局は、PDSCHのフロントロードされたDMRSシンボルの数(例えば、最大数)を使用してUEを半静的に構成できる。DMRS構成は、1つ以上のDMRSポートをサポートし得る。例えば、単一のユーザMIMOの場合、DMRS構成は、UE当たり最大8つの直交ダウンリンクDMRSポートをサポートし得る。マルチユーザMIMOの場合、DMRS構成は、UE当たり最大4つの直交ダウンリンクDMRSポートをサポートできる。無線ネットワークは、ダウンリンクとアップリンクの一般的なDMRS構造を(例えば、少なくともCP-OFDMに対し)サポートできる。DMRS位置、DMRSパターン、及び/又はスクランブルシーケンスは、同じであっても異なり得る。基地局は、同じプリコーディングマトリックスを使用して、ダウンリンクDMRS及び対応するPDSCHを伝送し得る。UEは、PDSCHのコヒーレント復調/チャネル推定のために1つ以上のダウンリンクDMRSを使用し得る。
一例では、トランスミッター(例えば、基地局)は、伝送帯域幅の一部に対してプリコーダマトリックスを使用し得る。例えば、トランスミッターは、第1の帯域幅に第1のプリコーダマトリックスを、第2の帯域幅に第2のプリコーダマトリックスを使用し得る。第1のプリコーダマトリックス及び第2のプリコーダマトリックスは、第1の帯域幅が第2の帯域幅とは異なることに基づき異なり得る。UEは、同じプリコーディングマトリックスが、PRBのセットにわたって使用されると仮定し得る。PRBのセットは、プリコーディングリソースブロックグループ(PRG)として示され得る。
PDSCHは、1つ以上の層を含み得る。UEは、DMRSを有する少なくとも1つのシンボルが、PDSCHの1つ以上の層の層上に存在すると仮定し得る。上位層は、PDSCHに対して最大3つのDMRSを構成し得る。
ダウンリンクPT-RSは、基地局によって伝送され得、位相雑音補償のためにUEによって使用され得る。ダウンリンクPT-RSが存在するかどうかは、RRC構成によって異なる。ダウンリンクPT-RSの存在及び/又はパターンは、RRCシグナリングの組み合わせ、及び/又はDCIによって示され得る、他の目的(例えば、変調及び符号化スキーム(MCS))に使用される1つ以上のパラメータとの関連付けを使用して、UE固有ベースに構成できる。構成される場合、ダウンリンクPT-RSの動的存在は、少なくともMCSを含む1つ以上のDCIパラメータと関連付けられ得る。NRネットワークは、時間及び/又は周波数ドメインで定義された複数のPT-RS密度をサポートし得る。周波数ドメイン密度は、それが存在する場合、スケジューリングされた帯域幅の少なくとも1つの構成と関連付けられ得る。UEは、DMRSポート及びPT-RSポートのための同じプリコーディングを想定し得る。PT-RSポート数は、スケジューリングされたリソース内のDMRSポート数よりも少なくあり得る。ダウンリンクPT-RSは、UEのスケジューリングされた時間/周波数持続時間に制限され得る。ダウンリンクPT-RSは、レシーバーでの位相追跡を容易にするためにシンボル上で伝送され得る。
UEは、アップリンクDMRSを基地局に伝送してチャネル推定を行うことができる。例えば、基地局は、1つ以上のアップリンク物理チャネルのコヒーレント復調のためにアップリンクDMRSを使用し得る。例えば、UEは、PUSCH及び/又はPUCCHでアップリンクDMRSを伝送し得る。アップリンクDM-RSは、対応する物理チャネルと関連付けられる周波数の範囲に類似する周波数の範囲にわたり得る。基地局は、1つ以上のアップリンクDMRS構成でUEを構成し得る。少なくとも1つのDMRS構成が、フロントロードされたDMRSパターンをサポートし得る。フロントロードされたDMRSは、1つ以上のOFDMシンボル(例えば、1つ又は2つの隣接するOFDMシンボル)にマッピングできる。1つ以上のアップリンクDMRSは、PUSCH及び/又はPUCCHの1つ以上のシンボルで伝送するように構成され得る。基地局は、UEが、単一シンボルDMRS及び/又は二重シンボルDMRSをスケジューリングするために使用し得る、PUSCH及び/又はPUCCH用のフロントロードDMRSシンボルの数(例えば、最大数)を用いて、UEを半静的に構成し得る。NRネットワークは、ダウンリンク及びアップリンク用の共通DMRS構造(例えば、サイクリックプレフィックス直交周波数分割多重化(CP-OFDM)のために)をサポートし得、ここで、DMRS位置、DMRSパターン、及び/又はDMRSのスクランブルシーケンスは、同一であっても異なり得る。
PUSCHは、1つ以上の層を含み得、UEは、PUSCHの1つ以上の層の層上に存在するDMRSを有する少なくとも1つのシンボルを伝送し得る。一例では、上位層は、PUSCHに対して最大3つのDMRSを構成し得る。
アップリンクPT-RS(位相追跡及び/又は位相雑音補償のために基地局によって使用され得る)は、UEのRRC構成に応じて存在し得るか、又は存在し得ない。アップリンクPT-RSの存在及び/又はパターンは、RRCシグナリング及び/又はDCIによって示され得る、他の目的(例えば、Modulation and Coding Scheme (MCS))に使用される1つ以上のパラメータの組み合わせによってUE固有ベースに構成され得る。構成される場合、アップリンクPT-RSの動的存在は、少なくともMCSを含む1つ以上のDCIパラメータと関連付けられ得る。無線ネットワークは、時間/周波数ドメインで画定される複数のアップリンクPT-RS密度をサポートし得る。周波数ドメイン密度は、それが存在する場合、スケジューリングされた帯域幅の少なくとも1つの構成と関連付けられることができる。UEは、DMRSポート及びPT-RSポートのための同じプリコーディングを想定し得る。PT-RSポート数は、スケジューリングされたリソース内のDMRSポート数よりも少なくあり得る。例えば、アップリンクPT-RSは、UEのスケジューリングされた時間/周波数持続時間に制限され得る。
SRSは、アップリンクチャネル依存スケジューリング及び/又はリンク適合をサポートするために、チャネル状態推定のためにUEによって基地局に伝送され得る。UEによって伝送されるSRSは、基地局が1つ以上の周波数でアップリンクチャネル状態を推定することを可能にし得る。基地局のスケジューラは、推定されたアップリンクチャネル状態を使用して、UEからのアップリンクPUSCH伝送のために1つ以上のリソースブロックを割り当てることができる。基地局は、1つ以上のSRSリソースセットを用いてUEを半静的に構成し得る。SRSリソースセットの場合、基地局は、1つ以上のSRSリソースを用いてUEを構成し得る。SRSリソースセット適用性は、上位層(例えば、RRC)のパラメータによって構成され得る。例えば、上位層パラメータがビーム管理を示す場合、1つ以上のSRSリソースセット(例えば、同一/類似の時間ドメイン挙動、周期性、非周期性、及び/又は類似のものを有する)のSRSリソースセット内のSRSリソースが、瞬時に(例えば、同時に)伝送され得る。UEは、SRSリソースセット内の1つ以上のSRSリソースを伝送し得る。NRネットワークは、非周期的、周期的、及び/又は半持続的SRS伝送をサポートし得る。UEは、1つ以上のトリガタイプに基づきSRSリソースを伝送し得、1つ以上のトリガタイプは、上位層シグナリング(例えば、RRC)及び/又は1つ以上のDCIフォーマットを含み得る。一例では、少なくとも1つのDCIフォーマットが、UEに対して用いられて、1つ以上の構成されるSRSリソースセットのうちのうちの少なくとも1つを選択し得る。SRSトリガタイプ0は、上位層シグナリングに基づきトリガされたSRSを指し得る。SRSトリガタイプ1は、1つ以上のDCIフォーマットに基づきトリガされたSRSを指すことができる。一例では、PUSCHとSRSが同じスロットで伝送される場合、UEは、PUSCH及び対応するアップリンクDMRSの伝送の後にSRSを伝送するように構成され得る。
基地局は、SRSリソース構成識別子、SRSポートの数、SRSリソース構成の時間ドメイン挙動(例えば、周期的、半永続的、又は非周期的SRSの表示)、スロット、ミニスロット、及び/又はサブフレームレベル周期性、周期的及び/又は非周期的SRSリソースのためのオフセット、SRSリソース内のOFDMシンボルの数、SRSリソースの開始OFDMシンボル、SRS帯域幅、周波数ホッピング帯域幅、周期シフト、及び/又はSRSシーケンスIDのうちの少なくとも1つを示す1つ以上のSRS構成パラメータを用いてUEを準統計学的に構成し得る。
アンテナポートは、アンテナポート上のシンボルが搬送されるチャネルが、同じアンテナポート上の別のシンボルが搬送されるチャネルから推測され得るように画定される。第1のシンボル及び第2のシンボルが同じアンテナポート上に伝送される場合、レシーバーは、アンテナポート上の第1のシンボルを搬送するためのチャネルから、アンテナポート上の第2のシンボルを搬送するためのチャネル(例えば、フェードゲイン、マルチパス遅延、及び/又は類似のもの)を推測し得る。第1のアンテナポート及び第2のアンテナポートは、第1のアンテナポート上の第1のシンボルが伝達されるチャネルの1つ以上の大規模特性が、第2のアンテナポートの第2のシンボルが伝送される、チャネルから推測され得る場合、準共位置に配置される(QCLされる)と称され得る。1つ以上の大規模特性は、遅延拡散、ドップラー拡散、ドップラーシフト、平均利得、平均遅延、及び/又は空間受信(Rx)パラメータのうちの少なくとも1つを含み得る。
ビームフォーミングを使用するチャネルでは、ビーム管理が必要である。ビーム管理は、ビーム測定、ビーム選択、及びビーム表示を含み得る。ビームは、1つ以上の基準信号と関連付けられ得る。例えば、ビームは、1つ以上のビーム形成基準信号によって識別され得る。UEは、ダウンリンク基準信号(例えば、チャネル状態情報基準信号(CSI-RS))に基づきダウンリンクビーム測定を実行し、ビーム測定報告を生成し得る。UEは、RRC接続が基地局でセットアップされた後、ダウンリンクビーム測定手順を実施し得る。
図11Bは、時間及び周波数ドメインにマッピングされるチャネル状態情報基準信号(CSI-RS)の例を示す。図11Bに示される正方形は、セルの帯域幅内のリソースブロック(RB)にわたり得る。基地局は、1つ以上のCSI-RSを示すCSI-RSリソース構成パラメータを含む1つ以上のRRCメッセージを伝送できる。次のパラメータの1つ以上は、CSI-RSリソース構成に対する、上位層シグナリング(例えば、RRC及び/又はMACシグナリング)によって設定できる。CSI-RSリソース構成アイデンティティ、CSI-RSポートの数、CSI-RS構成(例えば、サブフレーム内のシンボル及びリソース要素(RE)の位置)、CSI-RSサブフレーム構成(例えば、サブフレーム位置、オフセット、及び無線フレームの周期性)、CSI-RS電力パラメータ、CSI-RSシーケンスパラメータ、符号分割多重化(CDM)タイプパラメータ、周波数密度、伝送コーム、疑似コロケーション(QCL)パラメータ(例えば、QCL-scramblingidentity、crs-portscount、mbsfn-subframeconfiglist、csi-rs-configZPid、qcl-csi-rs-configNZPid)、及び/又は他の無線リソースパラメータ。
図11Bに示す3つのビームは、UE固有の構成のUEに対して構成され得る。3つのビームを図11Bに示し(ビーム#1、ビーム#2、及びビーム#3)、それより多い、又はそれより少ないビームを構成し得る。ビーム#1は、第1のシンボルのRB内の1つ以上のサブキャリアで伝送され得るCSI-RS1101で割り当てられ得る。ビーム#2は、第2のシンボルのRB内の1つ以上のサブキャリアで伝送され得るCSI-RS1102で割り当てられ得る。ビーム#3は、第3のシンボルのRB内の1つ以上のサブキャリアで伝送され得るCSI-RS1103で割り当てられ得る。周波数分割多重化(FDM)を使用することにより、基地局は、同じRB内の他のサブキャリア(例えば、CSI-RS1101を伝送するために使用されないもの)を使用して、別のUEのビームと関連付けられる別のCSI-RSを伝送し得る。時間ドメイン多重化(TDM)を使用することで、UEに使用されるビームは、UEのビームが他のUEのビームからのシンボルを使用するように構成され得る。
図11Bに示されるCSI-RS(例えば、CSI-RS1101、1102、1103)は、基地局によって伝送され、1つ以上の測定のためにUEによって使用され得る。例えば、UEは、構成されるCSI-RSリソースの基準信号受信電力(RSRP)を測定し得る。基地局は、報告構成を用いてUEを構成し得、UEは、報告構成に基づき、RSRP測定値をネットワークに(例えば、1つ以上の基地局を介して)報告し得る。一例では、基地局は、報告された測定結果に基づき、いくつかの基準信号を含む1つ以上の伝送構成表示(TCI)状態を決定し得る。一例では、基地局は、1つ以上のTCI状態をUEに示し得る(例えば、RRCシグナリング、MAC CE、及び/又はDCIを介して)。UEは、1つ以上のTCI状態に基づき決定される受信(Rx)ビームを有するダウンリンク伝送を受信し得る。一例では、UEは、ビームコレスポンデンス能力を有し得るか、又は有しなくてもよい。UEがビームコレスポンデンス能力を有する場合、UEは、コレスポンデンスするRxビームの空間ドメインフィルタに基づき、伝送(Tx)ビームの空間ドメインフィルタを決定し得る。UEがビームコレスポンデンス能力を有していない場合、UEは、アップリンクビーム選択手順を実行して、Txビームの空間ドメインフィルタを決定し得る。UEは、基地局によってUEに構成される1つ以上のサウンディング基準信号(SRS)リソースに基づき、アップリンクビーム選択手順を実行し得る。基地局は、UEによって伝送される1つ以上のSRSリソースの測定値に基づき、UE用のアップリンクビームを選択し、表示し得る。
ビーム管理手順において、UEは、1つ以上のビームペアリンク、基地局によって伝送される伝送ビーム、及びUEによって受信される受信ビームを含むビームペアリンクのチャネル品質を評価(例えば、測定)し得る。評価に基づき、UEは、例えば、1つ以上のビーム識別(例えば、ビームインデックス、基準信号インデックス、又は類似のもの)、RSRP、プリコーディングマトリックスインジケータ(PMI)、チャネル品質インジケータ(CQI)、及び/又はランクインジケータ(RI)を含む、1つ以上のビームペア品質パラメータを示すビーム測定報告を伝送し得る。
図12Aは、3つのダウンリンクビーム管理手順、P1、P2、及びP3の例を示す。手順P1は、例えば、1つ以上の基地局Txビーム及び/又はUE Rxビーム(P1の一番上の行と一番下の行にそれぞれ楕円として表示される)の選択をサポートするために、伝送受信点(TRP)(又は複数のTRP)の伝送(Tx)ビームでのUE測定を可能にし得る。TRPでのビームフォーミングは、ビームのセットのTxビームスイープを含み得る(P1とP2の一番上の行に、破線の矢印で示されるように、楕円が反時計回りに回転しているように示される)。UEでのビームフォーミングは、ビームのセットのためのRxビームスイープを含み得る(P1とP3の下の行に示されるように、楕円は破線の矢印で示されるとき計回りの方向に回転している)。手順P2を使用して、TRPのTxビームでUE測定を有効にし得る。(P2の一番上の行に、破線の矢印で示されるように、楕円が反時計回りに回転しているように示される)。UE及び/又は基地局は、手順P1で使用されるよりも小さなビームのセットを使用して、又は手順P1で使用されるビームよりも狭いビームを使用して、手順P2を実施し得る。これは、ビームリファインメントと称され得る。UEは、基地局で同じTxビームを使用し、UEでRxビームをスイープすることによって、Rxビーム決定のための手順P3を実施し得る。
図12Bは、3つのアップリンクビーム管理手順、U1、U2、及びU3の例を示す。手順U1を使用して、例えば、1つ以上のUE Txビーム及び/又は基地局Rxビーム(U1の最上行及び最下行にそれぞれ楕円として示される)の選択をサポートするために、UEのTxビームに対して基地局が測定を実行することを可能にし得る。UEでのビームフォーミングは、例えば、ビームのセットからのTxビームスイープを含み得る。(U1とU3の下の行に、破線の矢印で示されるとき計回りに回転した楕円として示される)。基地局でのビームフォーミングは、例えば、ビームのセットからのRxビームスイープを含み得る。(U1とU2の一番上の行に、破線の矢印で示されるように、楕円が反時計回りに回転しているように示される)。手順U2を使用して、UEが固定Txビームを使用するときに基地局がそのRxビームを調整できるようにし得る。UE及び/又は基地局は、手順P1で使用されるよりも小さなビームのセットを使用して、又は手順P1で使用されるビームよりも狭いビームを使用して、手順U2を実施し得る。これは、ビームリファインメントと称され得る。UEは、基地局が固定Rxビームを使用するときに、そのTxビームを調整する手順U3を実施し得る。
UEは、ビーム障害の検出に基づき、ビーム障害復旧(BFR)手順を開始し得る。UEは、BFR手順の開始に基づき、BFR要求(例えば、プリアンブル、UCI、SR、MAC CE、及び/又は類似のもの)を伝送し得る。UEは、関連する制御チャネルのビームペアリンクの品質が満足のいかない(例えば、エラーレート閾値よりも高いエラーレート、受信信号パワー閾値より低い受信信号パワー、タイマの満了、及び/又は類似のものを有する)という決定に基づき、ビーム障害を検出し得る。
UEは、1つ以上のSS/PBCHブロック、1つ以上のCSI-RSリソース、及び/又は1つ以上の復調基準信号(DMRS)を含む1つ以上の基準信号(RS)を使用して、ビームペアリンクの品質を測定し得る。ビームペアリンクの品質は、ブロックエラーレート(BLER)、RSRP値、信号対干渉プラスノイズ比(SINR)値、基準信号受信品質(RSRQ)値、及び/又はRSリソースで測定されるCSI値の1つ以上に基づき得る。基地局は、RSリソースが、チャネル(例えば、制御チャネル、共有データチャネル、及び/又は類似のもの)の1つ以上のDM-RSと準共位置に配置される(QCLされる)ことを示し得る。チャネルのRSリソース及び1つ以上のDMRSは、RSリソースを介したUEへの伝送からのチャネル特性(例えば、ドップラーシフト、ドップラー拡散、平均遅延、遅延拡散、空間Rxパラメータ、フェード、及び/又は類似のもの)が、チャネルを介してUEへの伝送からのチャネル特性と類似又は同一であるとき、QCLされ得る。
ネットワーク(例えば、ネットワークのgNB及び/又はng-eNB)及び/又はUEは、ランダムアクセス手順を開始し得る。RRC_IDLE状態のUE及び/又はRRC_INACTIVE状態のUEは、ランダムアクセス手順を開始して、ネットワークへの接続セットアップを要求し得る。UEは、RRC_CONNECTED状態からランダムアクセス手順を開始し得る。UEは、ランダムアクセス手順を開始して、アップリンクリソースを要求し(例えば、利用可能なPUCCHリソースがない場合にSRのアップリンク伝送のために)、及び/又はアップリンクタイミング(例えば、アップリンク同期状態が同期されていない場合)を取得し得る。UEは、ランダムアクセス手順を開始し、1つ以上のシステム情報ブロック(SIB)(例えば、SIB2、SIB3、及び/又は類似のものなどの他のシステム情報)を要求し得る。UEは、ビーム障害復旧要求のためのランダムアクセス手順を開始し得る。ネットワークは、ハンドオーバーのための、及び/又はSCell追加のための時間アライメントを確立するためのランダムアクセス手順を開始し得る。
図13Aは、4ステップの競合ベースのランダムアクセス手順を示す。手順の開始前に、基地局は、構成メッセージ1310をUEに伝送し得る。図13Aは、Msg1 1311、Msg2 1312、Msg3 1313、及びMsg4 1314の4つのメッセージの伝送を含む。Msg1 1311は、プリアンブル(又はランダムアクセスプリアンブル)を含み得、及び/又はプリアンブルと称され得る。Msg2 1312は、ランダムアクセス応答(RAR)を含み得、及び/又はランダムアクセス応答(RAR)と称され得る。
構成メッセージ1310は、例えば、1つ以上のRRCメッセージを使用して伝送され得る。1つ以上のRRCメッセージは、UEへの1つ以上のランダムアクセスチャネル(RACH)パラメータを示し得る。1つ以上のRACHパラメータは、1つ以上のランダムアクセス手順に対する一般的なパラメータ(例えば、RACH-configGeneral)、セル特有のパラメータ(例えば、RACH-ConfigCommon)、及び/又は専用パラメータ(例えば、RACH-configDedicated)のうちの少なくとも1つを含み得る。基地局は、1つ以上のRRCメッセージを1つ以上のUEにブロードキャスト又はマルチキャストし得る。1つ以上のRRCメッセージは、UE固有であり得る(例えば、RRC_CONNECTED状態及び/又はRRC_INACTIVE状態において、UEに伝送される専用RRCメッセージ)。UEは、1つ以上のRACHパラメータに基づき、Msg1 1311及び/又はMsg3 1313の伝送のための時間周波数リソース及び/又はアップリンク伝送電力を決定し得る。1つ以上のRACHパラメータに基づき、UEは、Msg2 1312及びMsg4 1314を受信するための受信タイミング及びダウンリンクチャネルを決定し得る。
構成メッセージ1310に提供される1つ以上のRACHパラメータは、Msg1 1311の伝送に利用可能な1つ以上の物理RACH(PRACH)機会を示し得る。1つ以上のPRACH機会は、事前定義され得る。1つ以上のRACHパラメータは、1つ以上のPRACH機会の1つ以上の利用可能なセットを示し得る(例えば、prach-ConfigIndex)。1つ以上のRACHパラメータは、(a)1つ以上のPRACH機会と、(b)1つ以上の基準信号との間の関連を示し得る。1つ以上のRACHパラメータは、(a)1つ以上のプリアンブルと、(b)1つ以上の基準信号との間の関連を示し得る。1つ以上の基準信号は、SS/PBCHブロック及び/又はCSI-RSであり得る。例えば、1つ以上のRACHパラメータは、PRACH機会にマッピングされたSS/PBCHブロックの数、及び/又はSS/PBCHブロックにマッピングされたプリアンブルの数を示し得る。
構成メッセージ1310に提供される1つ以上のRACHパラメータを使用して、Msg1 1311及び/又はMsg3 1313のアップリンク伝送電力を決定し得る。例えば、1つ以上のRACHパラメータは、プリアンブル伝送用の基準電力(例えば、受信したターゲット電力及び/又はプリアンブル伝送の初期電力)を示し得る。1つ以上のRACHパラメータによって示される1つ以上の電力オフセットがあり得る。例えば、1つ以上のRACHパラメータは、パワーランピングステップ、SSBとCSI-RSとの間の電力オフセット、Msg1 1311とMsg3 1313の伝送間の電力オフセット、及び/又はプリアンブルグループ間の電力オフセット値を示し得る。1つ以上のRACHパラメータは、UEが少なくとも1つの基準信号(例えば、SSB及び/又はCSI-RS)及び/又はアップリンクキャリア(例えば、正常アップリンク(NUL)キャリア及び/又は補完的アップリンク(SUL)キャリア)を決定し得るための、1つ以上の閾値を示し得る。
Msg1 1311は、1つ以上のプリアンブル伝送(例えば、プリアンブル伝送及び1つ以上のプリアンブル再伝送)を含み得る。RRCメッセージは、1つ以上のプリアンブルグループ(例えば、グループA及び/又はグループB)を構成するために使用され得る。プリアンブルグループは、1つ以上のプリアンブルを含み得る。UEは、経路損失測定及び/又はMsg3 1313のサイズに基づき、プリアンブルグループを決定し得る。UEは、1つ以上の基準信号(例えば、SSB及び/又はCSI-RS)のRSRPを測定し、RSRP閾値(例えば、rsrp-ThresholdSSB及び/又はrsrp-ThresholdCSI-RS)を超えるRSRPを有する少なくとも1つの基準信号を決定し得る。UEは、例えば、1つ以上のプリアンブルと少なくとも1つの基準信号との間の関連付けがRRCメッセージによって構成される場合、1つ以上の基準信号及び/又は選択されたプリアンブルグループに関連付けられる少なくとも1つのプリアンブルを選択し得る。
UEは、構成メッセージ1310に提供される1つ以上のRACHパラメータに基づき、プリアンブルを決定し得る。例えば、UEは、経路損失測定、RSRP測定、及び/又はMsg3 1313のサイズに基づき、プリアンブルを決定し得る。別の例として、1つ以上のRACHパラメータは、プリアンブルフォーマット、プリアンブル伝送の最大数、及び/又は1つ以上のプリアンブルグループ(例えば、グループA及びグループB)を決定するための1つ以上の閾値を示し得る。基地局は、1つ以上のRACHパラメータを使用して、1つ以上のプリアンブルと1つ以上の基準信号(例えば、SSB及び/又はCSI-RS)との間の関連付けでUEを構成し得る。関連付けが構成される場合、UEは、関連付けに基づき、Msg1 1311に含めるようにプリアンブルを決定し得る。Msg1 1311は、1つ以上のPRACH機会を介して基地局に伝送され得る。UEは、プリアンブルの選択及びPRACH機会の決定のために、1つ以上の基準信号(例えば、SSB及び/又はCSI-RS)を使用し得る。1つ以上のRACHパラメータ(例えば、ra-ssb-OccasionMskIndex及び/又はra-OccasionList)は、PRACH機会と1つ以上の基準信号との間の関連付けを示し得る。
UEは、プリアンブル伝送後に応答が受信されない場合、プリアンブル再伝送を実行し得る。UEは、プリアンブル再伝送のためにアップリンク伝送電力を増加させ得る。UEは、ネットワークによって構成される、経路損失測定及び/又はターゲット受信プリアンブル電力に基づき、初期プリアンブル伝送電力を選択し得る。UEは、プリアンブルを再伝送することを決定し得、アップリンク伝送電力をランプアップし得る。UEは、プリアンブル再伝送のランピングステップを示す1つ以上のRACHパラメータ(例えば、PREAMBLE_POWER_RAMPING_STEP)を受信し得る。ランピングステップは、再伝送のためのアップリンク伝送電力の増分増加の量であり得る。UEが、前のプリアンブル伝送と同じである基準信号(例えば、SSB及び/又はCSI-RS)を決定する場合、UEはアップリンク伝送電力をランプアップし得る。UEは、プリアンブル伝送及び/又は再伝送の数を数えることができる(例えば、PREAMBLE_TRANSMISSION_COUNTER)。UEは、ランダムアクセス手順が、例えば、プリアンブル伝送の数が、1つ以上のRACHパラメータ(例えば、preambleTransMax)によって構成される閾値を超える場合、失敗して完了したと決定し得る。
UEが受信するMsg2 1312は、RARを含み得る。一部のシナリオでは、Msg2 1312は、複数のUEに対応する複数のRARを含み得る。Msg2 1312は、Msg1 1311の伝送の後又はそれに応答して受信され得る。Msg2 1312は、DL-SCH上でスケジューリングされ、ランダムアクセスRNTI(RA-RNTI)を使用してPDCCH上で表示され得る。Msg2 1312は、Msg1 1311が基地局によって受信されたことを示し得る。Msg2 1312は、UEがUEの伝送タイミングを調整するために使用し得る時間アラインメントコマンド、Msg3 1313の伝送のためのスケジューリング許可、及び/又は一時セルRNTI(TC-RNTI)を含み得る。プリアンブルを伝送した後、UEは、Msg2 1312のPDCCHを監視する時間ウィンドウ(例えば、ra-ResponseWindow)を開始し得る。UEは、UEがプリアンブルを伝送するために使用するPRACH機会に基づき、いつ時間ウィンドウを開始するかを決定し得る。例えば、UEは、プリアンブルの最後のシンボルの1つ以上のシンボルの後に(例えば、プリアンブル伝送の終わりからの第1のPDCCH機会に)、時間ウィンドウを開始し得る。1つ以上のシンボルは、ヌメロロジに基づき決定され得る。PDCCHは、RRCメッセージによって構成される共通検索空間(例えば、Type1-PDCCH共通検索空間)の中にあり得る。UEは、無線ネットワーク一時識別子(RNTI)に基づきRARを識別し得る。RNTIは、ランダムアクセス手順を開始する1つ以上のイベントに応じて使用され得る。UEは、ランダムアクセスRNTI(RA-RNTI)を使用し得る。RA-RNTIは、UEがプリアンブルを伝送するPRACH機会と関連付けられ得る。例えば、UEは、OFDMシンボルインデックス、スロットインデックス、周波数ドメインインデックス、及び/又はPRACH機会のULキャリアインジケータに基づき、RA-RNTIを決定し得る。RA-RNTIの例は、以下の通りであり得る。
RA-RNTI=1+s_id+14×t_id+14×80×f_id+14×80×8×ul_carrier_id
ここで、s_idは、PRACH機会の第1のOFDMシンボルのインデックスであり得(例えば、0≦s_id<14)、t_idは、システムフレーム内のPRACH機会の第1のスロットのインデックスであり得(例えば、0≦t_id<80)、f_idは、周波数ドメインでのPRACH機会のインデックスであり得(例えば、0≦f_id<8)、ul_carrier_idは、プリアンブル伝送に使用されるULキャリアであり得る(例えば、NULキャリアの場合は0、SULキャリアの場合は1)。
UEは、Msg2 1312の受信成功に応答して(例えば、Msg2 1312で識別されたリソースを使用して)、Msg3 1313を伝送し得る。Msg3 1313は、例えば、図13Aに示される競合ベースのランダムアクセス手順における競合解決のために使用され得る。一部のシナリオでは、複数のUEが、同じプリアンブルを基地局に伝送し得、基地局は、UEに対応するRARを提供し得る。複数のUEが、RARをそれ自体に対応するものとして解釈する場合、不一致が発生し得る。競合解決(例えば、Msg3 1313及びMsg4 1314の使用)を使用して、UEが別のUEのアイデンティティを誤って使用しない可能性を増大させ得る。競合解決を実施するために、UEは、Msg3 1313にデバイス識別子(例えば、割り当てられた場合、C-RNTI、Msg2 1312に含まれるTC-RNTI、及び/又は任意の他の適切な識別子)を含み得る。
Msg4 1314は、Msg3 1313の伝送の後、又はそれに応答して受信され得る。C-RNTIがMsg3 1313に含まれていた場合、基地局は、C-RNTIを使用してPDCCH上のUEに対処する。UEの固有のC-RNTIがPDCCH上で検出された場合、ランダムアクセス手順が成功裏に完了したと決定される。TC-RNTIがMsg3 1313に含まれる場合(例えば、UEがRRC_IDLE状態であるか、又はそうでなければ基地局に接続されていない場合)、Msg4 1314は、TC-RNTIと関連付けられるDL-SCHを使用して受信される。MAC PDUが正常に復号され、MAC PDUが、Msg3 1313で送信された(例えば、伝送された)CCCH SDUと一致するか、そうでなければ対応するUE競合解決アイデンティティMAC CEを含む場合、UEは、競合解決が成功したと決定し得る、及び/又はUEは、ランダムアクセス手順が成功裏に完了したと決定し得る。
UEは、補完的アップリンク(SUL)キャリア及び正常アップリンク(NUL)キャリアで構成され得る。初期アクセス(例えば、ランダムアクセス手順)は、アップリンクキャリアでサポートされ得る。例えば、基地局は、2つの別個のRACH構成、すなわち、1つはSULキャリア用、もう1つはNULキャリア用であるUEを構成し得る。SULキャリアで構成されるセル内のランダムアクセスについて、ネットワークは、どのキャリア(NUL又はSUL)を使用するかを示し得る。UEは、例えば、1つ以上の基準信号の測定品質がブロードキャスト閾値よりも低い場合、SULキャリアを決定し得る。ランダムアクセス手順(例えば、Msg1 1311及び/又はMsg3 1313)のアップリンク伝送は、選択されたキャリア上にとどまることができる。UEは、1つ以上の事例において、ランダムアクセス手順(例えば、Msg1 1311とMsg3 1313の間)中にアップリンクキャリアをスイッチングし得る。例えば、UEは、チャネルクリアアセスメント(例えば、リッスンビフォアトーク)に基づき、Msg1 1311及び/又はMsg3 1313のアップリンクキャリアを決定及び/又はスイッチングし得る。
図13Bは、2ステップの競合のないランダムアクセス手順を示す。図13Aに示される4ステップの競合ベースのランダムアクセス手順と同様、基地局は、手順の開始前に、構成メッセージ1320をUEに伝送し得る。構成メッセージ1320は、構成メッセージ1310に対して一部の点で類似し得る。図13Bは、Msg1 1321及びMsg2 1322の2つのメッセージの伝送を含む。Msg1 1321及びMsg2 1322は、いくつかの点で、図13Aそれぞれに示されるMsg1 1311及びMsg2 1312に類似し得る。図13A及び図13Bから理解されるように、競合のないランダムアクセス手順は、Msg3 1313及び/又はMsg4 1314に類似したメッセージを含み得ない。
図13Bに示す競合のないランダムアクセス手順は、ビーム障害復旧、他のSI要求、SCell追加、及び/又はハンドオーバーのために開始され得る。例えば、基地局は、Msg1 1321に使用されるプリアンブルをUEに表示又は割り当て得る。UEは、PDCCH及び/又はRRCを介して基地局から、プリアンブル(例えば、ra-PreambleIndex)の表示を受信し得る。
プリアンブルを伝送した後、UEは、RARのPDCCHを監視する時間ウィンドウ(例えば、ra-ResponseWindow)を開始し得る。ビーム障害復旧要求の場合、基地局は、RRCメッセージ(例えば、recoverySearchSpaceId)によって示される検索空間内に別個の時間ウィンドウ及び/又は別個のPDCCHでUEを構成し得る。UEは、検索空間上のCell RNTI(C-RNTI)宛のPDCCH伝送に対し監視し得る。図13Bに示す競合のないランダムアクセス手順において、UEは、Msg1 1321の伝送及び対応するMsg2 1322の受信の後、又はこれに応答して、ランダムアクセス手順が成功裏に完了したと決定し得る。UEは、例えば、PDCCH伝送がC-RNTIにアドレス指定される場合に、ランダムアクセス手順が成功裏に完了すると決定し得る。UEは、ランダムアクセス手順が、例えば、UEが、UEによって伝送されるプリアンブルに対応するプリアンブル識別子を含むRARを受信した場合、及び/又はRARが、プリアンブル識別子を含むMACサブPDUを含む場合、成功裏に完了すると決定し得る。UEは、応答をSI要求に対する応答確認の表示として決定し得る。
図13Cは、別の2ステップランダムアクセス手順を示す。図13A及び図13Bに示されるランダムアクセス手順と同様に、基地局は、手順の開始前に、構成メッセージ1330をUEに伝送し得る。構成メッセージ1330は、構成メッセージ1310及び/又は構成メッセージ1320に対して一部の点で類似し得る。図13Cは、2つのメッセージ、すなわち、Msg A 1331及びMsg B 1332の伝送を含む。
Msg A 1331は、UEによってアップリンク伝送で伝送され得る。Msg A 1331は、プリアンブル1341の1つ以上の伝送及び/又はトランスポートブロック1342の1つ以上の伝送を含み得る。トランスポートブロック1342は、図13Aに示されるMsg3 1313の内容と類似及び/又は同等である内容を含み得る。トランスポートブロック1342は、UCI(例えば、SR、HARQ ACK/NACK、及び/又は類似のもの)を含み得る。UEは、Msg A 1331の伝送の後、又はその伝送に応答して、Msg B 1332を受信し得る。Msg B 1332は、図13A及び13B示されるMsg 2 1312(例えば、RAR)、及び/又は図13Aに示されるMsg4 1314の内容と類似及び/又は同等である内容を含み得る。
UEは、ライセンスされたスペクトル及び/又はライセンスされていないスペクトルに対し、図13Cの2ステップランダムアクセス手順を開始し得る。UEは、1つ以上の要因に基づき、2ステップランダムアクセス手順を開始するかどうかを決定し得る。1つ以上の要因は、使用中の無線アクセス技術(例えば、LTE、NR、及び/又は類似のもの)、UEが有効なTAを有するかどうか、セルサイズ、UEのRRC状態、スペクトルのタイプ(例えば、ライセンスされた対ライセンスされていない)、及び/又は任意の他の適切な要因であり得る。
UEは、構成メッセージ1330に含まれる2ステップのRACHパラメータに基づき、プリアンブル1341及び/又はMsg A 1331に含まれるトランスポートブロック1342に対する無線リソース及び/又はアップリンク伝送電力を決定し得る。RACHパラメータは、変調及び符号化スキーム(MCS)、時間周波数リソース、及び/又はプリアンブル1341及び/又はトランスポートブロック1342に対する電力制御を示し得る。プリアンブル1341(例えば、PRACH)の伝送のための時間周波数リソース及びトランスポートブロック1342(例えば、PUSCH)の伝送のための時間周波数リソースは、FDM、TDM、及び/又はCDMを使用して多重化され得る。RACHパラメータは、UEが、Msg B 1332の監視及び/又は受信のための受信タイミング及びダウンリンクチャネルを決定することを可能にし得る。
トランスポートブロック1342は、データ(例えば、遅延に敏感なデータ)、UEの識別子、セキュリティ情報、及び/又はデバイス情報(例えば、International Mobile Subscriber Identity(IMSI))を含み得る。基地局は、Msg A 1331に対する応答としてMsg B 1332を伝送し得る。Msg B 1332は、プリアンブル識別子、タイミング進行コマンド、電力制御コマンド、アップリンク許可(例えば、無線リソース割り当て及び/又はMCS)、競合解決のためのUE識別子、及び/又はRNTI(例えば、C-RNTI又はTC-RNTI)のうちの少なくとも1つを含み得る。UEは、Msg B 1332のプリアンブル識別子がUEによって伝送されるプリアンブルに一致し、及び/又はMsg B 1332のUEの識別子がMsg A 1331のUEの識別子(例えば、トランスポートブロック1342)に一致した場合に、2ステップランダムアクセス手順が成功裏に完了されると決定し得る。
UE及び基地局は、制御シグナリングを交換し得る。制御シグナリングは、L1/L2制御シグナリングと称され得、PHY層(例えば、層1)及び/又はMAC層(例えば、層2)に由来し得る。制御シグナリングは、基地局からUEに伝送されるダウンリンク制御シグナリング及び/又はUEから、基地局に伝送されるアップリンク制御シグナリングを含み得る。
ダウンリンク制御シグナリングは、ダウンリンクスケジューリング割り当て、アップリンク無線リソース及び/又はトランスポートフォーマットを示すアップリンクスケジューリング許可、スロットフォーマット情報、プリエンプション表示、電力制御コマンド、及び/又はその他の任意の適切なシグナリングを含み得る。UEは、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)上の基地局によって伝送されるペイロード内のダウンリンク制御シグナリングを受信し得る。PDCCH上で伝送されるペイロードは、ダウンリンク制御情報(DCI)と称され得る。一部のシナリオでは、PDCCHは、UEのグループに共通なグループ共通PDCCH(GC-PDCCH)であり得る。
基地局は、伝送エラーの検出を容易にするために、1つ以上の巡回冗長検査(CRC)パリティビットをDCIに取り付け得る。DCIがUE(又はUEのグループ)に対して意図される場合、基地局は、UEの識別子(又はUEのグループの識別子)でCRCパリティビットをスクランブルし得る。識別子を用いてCRCパリティビットをスクランブルすることは、識別子値及びCRCパリティビットのModulo-2追加(又は排他的OR演算)を含み得る。識別子は、16ビットの値の無線ネットワーク一時識別子(RNTI)を含み得る。
DCIは、異なる目的に使用され得る。目的は、CRCパリティビットをスクランブルするために使用されるRNTIのタイプによって示され得る。例えば、ページングRNTI(P-RNTI)でスクランブルされたCRCパリティビットを有するDCIは、ページング情報及び/又はシステム情報変更通知を示し得る。P-RNTIは、16進数で「FFFE」として事前に定義され得る。システム情報RNTI(SI-RNTI)でスクランブルされたCRCパリティビットを有するDCIは、システム情報のブロードキャスト伝送を示し得る。SI-RNTIは、16進数で「FFFF」として事前に定義され得る。ランダムアクセスRNTI(RA-RNTI)でスクランブルされたCRCパリティビットを有するDCIは、ランダムアクセス応答(RAR)を示し得る。セルRNTI(C-RNTI)でスクランブルされたCRCパリティビットを有するDCIは、動的スケジューリングのユニキャスト伝送及び/又はPDCCH順序のランダムアクセスのトリガを示し得る。一時セルRNTI(TC-RNTI)でスクランブルされたCRCパリティビットを有するDCIは、競合解決を示し得る(例えば、図13Aに示されるMsg3 1313に類似するMsg3)。基地局によってUEに構成される他のRNTIの符号化は、Configured Scheduling RNTI (CS-RNTI)、Transmit Power Control-PUCCH RNTI (TPC-PUCCH-RNTI)、Transmit Power Control-PUSCH RNTI (TPC-PUSCH-RNTI)、Transmit Power Control-SRS RNTI (TPC-SRS-RNTI)、Interruption RNTI (INT-RNTI)、Slot Format Indication RNTI (SFI-RNTI)、Semi-Persistent CSI RNTI (SP-CSI-RNTI)、Modulation and Coding Scheme Cell RNTI (MCS-C-RNTI)、及び/又は類似のものを含む。
DCIの目的及び/又は内容に応じて、基地局は、1つ以上のDCIフォーマットでDCIを伝送し得る。例えば、DCIフォーマット0_0は、セル内のPUSCHのスケジューリングに使用できる。DCIフォーマット0_0は、フォールバックDCIフォーマットであり得る(例えば、コンパクトなDCIペイロードを有する)。DCIフォーマット0_1は、セル内のPUSCHのスケジューリングに使用され得る(例えば、DCIフォーマット0_0よりも多くのDCIペイロードを有する)。DCIフォーマット1_0は、セル内のPDSCHのスケジューリングに使用できる。DCIフォーマット1_0は、フォールバックDCIフォーマットであり得る(例えば、コンパクトなDCIペイロードを有する)。DCIフォーマット1_1は、セル内のPDSCHのスケジューリングに使用され得る(例えば、DCIフォーマット1_0よりも多くのDCIペイロードを有する)。DCIフォーマット2_0は、UEのグループにスロットフォーマット表示を提供するために使用され得る。DCIフォーマット2_1は、UEがUEへの伝送を意図していないと想定する物理リソースブロック及び/又はOFDMシンボルをUEのグループに通知するために使用され得る。DCIフォーマット2_2は、PUCCH又はPUSCH用の伝送電力制御(TPC)コマンドの伝送に使用され得る。DCIフォーマット2_3は、1つ以上のUEによるSRS伝送用のTPCコマンドのグループの伝送に使用され得る。新機能のDCIフォーマットは、今後のリリースで定義され得る。DCIフォーマットは、異なるDCIサイズを有するか、又は同じDCIサイズを共有し得る。
RNTIでDCIをスクランブルした後、基地局は、チャネル符号化(例えば、極性符号化)、レートマッチング、スクランブル及び/又はQPSK変調を用いてDCIを処理し得る。基地局は、PDCCHのために使用及び/又は構成されるリソース要素上に、符号化及び変調されたDCIをマッピングし得る。DCIのペイロードサイズ及び/又は基地局のカバレッジに基づき、基地局は、いくつかの連続制御チャネル要素(CCE)を占有するPDCCHを介してDCIを伝送し得る。連続するCCEの数(アグリゲーションレベルと称される)は、1、2、4、8、16、及び/又は任意の他の適切な数であり得る。CCEは、リソース要素グループ(REG)の数(例えば、6)を含み得る。REGは、OFDMシンボル内のリソースブロックを含み得る。リソース要素上の符号化及び変調されたDCIのマッピングは、CCE及びREGのマッピング(例えば、CCE~REGマッピング)に基づき得る。
図14Aは、帯域幅部分に対するCORESET構成の例を示す。基地局は、1つ以上の制御リソースセット(CORESET)上のPDCCHを介してDCIを伝送し得る。CORESETは、UEが1つ以上の検索空間を使用してDCIを復号しようとする時間周波数リソースを含み得る。基地局は、時間周波数ドメイン内にCORESETを構成し得る。図14Aの例において、第1のCORESET1401及び第2のCORESET1402は、スロット内の第1のシンボルで生じる。第1のCORESET1401は、周波数ドメイン内の第2のCORESET1402と重複する。第3のCORESET1403は、スロット内の第3のシンボルで生じる。第4のCORESET1404は、スロットの第7のシンボルで生じる。CORESETは、周波数ドメイン内に異なる数のリソースブロックを有し得る。
図14Bは、CORESET及びPDCCH処理上のDCI伝送に対するCCE~REGマッピングの例を示す。CCE~REGマッピングは、インターリーブマッピング(例えば、周波数多様性を提供する目的で)又は非インターリーブマッピング(例えば、干渉調整及び/又は制御チャネルの周波数選択伝送を促進する目的で)であり得る。基地局は、異なる又は同一のCCE~REGマッピングを異なるCORESET上で実行し得る。CORESETは、RRC構成によるCCE~REGマッピングと関連付けられ得る。CORESETは、アンテナポート疑似コロケーション(QCL)パラメータで構成され得る。アンテナポートのQCLパラメータは、CORESET内のPDCCH受信用の復調基準信号(DMRS)のQCL情報を示し得る。
基地局は、1つ以上のCORESET及び1つ以上の検索空間セットの構成パラメータを含むRRCメッセージをUEに伝送し得る。構成パラメータは、検索空間セットとCORESETとの間の関連を示し得る。検索空間セットは、所与のアグリゲーションレベルでCCEによって形成されるPDCCH候補のセットを含み得る。構成パラメータは、アグリゲーションレベル毎に監視されるPDCCH候補の数、PDCCH監視周期性及びPDCCH監視パターン、UEによって監視される1つ以上のDCIフォーマット、及び/又は検索空間セットが、共通検索空間セット又はUE固有検索空間セットであるかどうかを示し得る。共通検索空間セット内のCCEのセットは、事前に定義され、UEに既知であり得る。UE固有検索空間セット内のCCEのセットは、UEのアイデンティティ(例えば、C-RNTI)に基づき構成され得る。
図14Bに示すように、UEは、RRCメッセージに基づき、CORESETの時間周波数リソースを決定し得る。UEは、CORESETの構成パラメータに基づき、CORESETに対するCCE~REGマッピング(例えば、インターリーブ又は非インターリーブ、及び/又はマッピングパラメータ)を決定し得る。UEは、RRCメッセージに基づき、CORESET上に構成される検索空間セットの数(例えば、最大で10)を決定し得る。UEは、検索空間セットの構成パラメータに従って、PDCCH候補のセットを監視し得る。UEは、1つ以上のDCIを検出するために、1つ以上のCORESET内のPDCCH候補のセットを監視し得る。監視は、監視されたDCIフォーマットに従って、PDCCH候補のセットの1つ以上のPDCCH候補を復号することを含み得る。監視は、可能な(又は構成される)PDCCH位置、可能な(又は構成される)PDCCHフォーマット(例えば、共通検索空間におけるCCEの数、PDCCH候補の数、及び/又はUE固有検索空間におけるPDCCH候補の数)、及び可能な(又は構成される)DCIフォーマットを有する1つ以上のPDCCH候補のDCI内容を復号することを含み得る。復号は、ブラインドブラインド復号化ブラインド復号と称され得る。UEは、CRCチェック(例えば、RNTI値に一致するDCIのCRCパリティビットに対するスクランブルビット)に応答して、UEに対して有効なDCIを決定し得る。UEは、DCIに含まれる情報(例えば、スケジューリング割り当て、アップリンク許可、電力制御、スロットフォーマット表示、ダウンリンクプリエンプション、及び/又は類似のもの)を処理し得る。
UEは、アップリンク制御シグナリング(例えば、アップリンク制御情報(UCI))を基地局に伝送し得る。アップリンク制御シグナリングは、受信したDL-SCHトランスポートブロックに対するハイブリッド自動反復要求(HARQ)確認応答を含み得る。UEは、DL-SCHトランスポートブロックを受信した後、HARQ確認応答を伝送し得る。アップリンク制御シグナリングは、物理ダウンリンクチャネルのチャネル品質を示すチャネル状態情報(CSI)を含み得る。UEは、CSIを基地局に伝送し得る。基地局は、受信したCSIに基づき、ダウンリンク伝送のための伝送フォーマットパラメータ(例えば、マルチアンテナ及びビーム形成スキームを含む)を決定し得る。アップリンク制御シグナリングは、スケジューリング要求(SR)を含み得る。UEは、アップリンクデータが基地局に伝送可能であることを示すSRを伝送し得る。UEは、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)又は物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)を介して、UCI(例えば、HARQ確認応答(HARQ-ACK)、CSI報告、SRなど)を伝送し得る。UEは、いくつかのPUCCHフォーマットのうちの1つを使用して、PUCCHを介してアップリンク制御シグナリングを伝送し得る。
5つのPUCCHフォーマットがあり得、UEは、UCIのサイズ(例えば、UCI伝送のアップリンクシンボルの数及びUCIビットの数)に基づきPUCCHフォーマットを決定し得る。PUCCHフォーマット0は、1つ又は2つのOFDMシンボルの長さを有し得、2以下のビットを含み得る。UEは、伝送が1つ又は2つのシンボルを超えており、正又は負のSRを持つHARQ-ACK情報ビットの数(HARQ-ACK/SRビット)が1つ又は2つである場合、PUCCHフォーマット0を使用して、PUCCHリソースでUCIを伝送し得る。PUCCHフォーマット1は、4~14個のOFDMシンボルの間の数を占め得、2以下のビットを含み得る。UEは、伝送が4つ以上のシンボルであり、HARQ-ACK/SRビットの数が1つ又は2つである場合、PUCCHフォーマット1を使用し得る。PUCCHフォーマット2は、1つ又は2つのOFDMシンボルを占有し得、2ビット超を含み得る。UEは、伝送が1つ又は2つのシンボルを超え、UCIビットの数が2つ以上である場合、PUCCHフォーマット2を使用し得る。PUCCHフォーマット3は、4~14個のOFDMシンボルの間の数を占有し得、2ビット超を含み得る。UEは、伝送が4つ以上のシンボルであり、UCIビットの数が2つ以上であり、PUCCHリソースが直交カバーコードを含まない場合、PUCCHフォーマット3を使用し得る。PUCCHフォーマット4は、4~14個のOFDMシンボルの間の数を占有し得、2ビット超を含み得る。UEは、伝送が4つ以上のシンボルであり、UCIビットの数が2つ以上であり、PUCCHリソースが直交カバーコードを含む場合、PUCCHフォーマット4を使用し得る。
基地局は、例えば、RRCメッセージを使用して、複数のPUCCHリソースセットの構成パラメータをUEに伝送し得る。複数のPUCCHリソースセット(例えば、最大4つのセット)は、セルのアップリンクBWP上に構成され得る。PUCCHリソースセットは、PUCCHリソースセットインデックス、PUCCHリソース識別子(例えば、pucch-Resourceid)によって識別されるPUCCHリソースを有する複数のPUCCHリソース、及び/又はUEが、PUCCHリソースセット内の複数のPUCCHリソースのうちの1つを使用して伝送し得るUCI情報ビットの数(例えば、最大数)で構成され得る。複数のPUCCHリソースセットで構成する場合、UEは、UCI情報ビット(例えば、HARQ-ACK、SR、及び/又はCSI)の合計ビット長に基づき、複数のPUCCHリソースセットのうちの1つを選択し得る。UCI情報ビットの合計ビット長が2以下である場合、UEは、PUCCHリソースセットのインデックスが「0」と等しい第1のPUCCHリソースセットを選択し得る。UCI情報ビットの合計ビット長が2より大きく、第1の構成値以下の場合、UEは、「1」と等しいPUCCHリソースセットインデックスを有する第2のPUCCHリソースセットを選択し得る。UCI情報ビットの合計ビット長が第1の構成値より大きく、第2の構成値以下の場合、UEは、「2」と等しいPUCCHリソースセットインデックスを有する第3のPUCCHリソースセットを選択し得る。UCI情報ビットの合計ビット長が第2の構成値より大きく、第3の値(例えば、1406)以下である場合、UEは、「3」と等しいPUCCHリソースセットインデックスを有する第4のPUCCHリソースセットを選択し得る。
複数のPUCCHリソースセットからPUCCHリソースセットを決定した後、UEは、UCI(HARQ-ACK、CSI、及び/又はSR)伝送用のPUCCHリソースセットからPUCCHリソースを決定し得る。UEは、PDCCH上で受信されたDCI(例えば、DCIフォーマット1_0又はDCIフォーマット1_1)内のPUCCHリソースインジケータに基づき、PUCCHリソースを決定し得る。DCIの3ビットPUCCHリソースインジケータは、PUCCHリソースセット内の8つのPUCCHリソースのうちの1つを示し得る。PUCCHリソースインジケータに基づき、UEは、DCI内のPUCCHリソースインジケータによって示されるPUCCHリソースを使用してUCI(HARQ-ACK、CSI及び/又はSR)を伝送し得る。
図15は、本開示の実施形態による基地局1504と通信する無線デバイス1502の例を示す。無線デバイス1502及び基地局1504は、図1Aに示される移動体通信ネットワーク100、図1Bに示される移動体通信ネットワーク150、又はその他の通信ネットワークなどの移動体通信ネットワークの一部であり得る。図15には、1つの無線デバイス1502及び1つの基地局1504のみが示される。しかし、移動体通信ネットワークは、図15に示されるものと同じ又は同様の構成を有する、複数のUE及び/又は複数の基地局を含み得ることが理解されよう。
基地局1504は、無線デバイス1502を、エアーインターフェース(又は無線インターフェース)1506上で無線通信を介してコアネットワーク(図示せず)に接続し得る。エアーインターフェース1506上の基地局1504から無線デバイス1502への通信方向は、ダウンリンクとして知られ、エアーインターフェース上の無線デバイス1502から、基地局1504への通信方向は、アップリンクとして知られる。ダウンリンク伝送は、FDD、TDD、及び/又は2つの二重化技術のいくつかの組み合わせを使用して、アップリンク伝送から分離され得る。
ダウンリンクでは、基地局1504から無線デバイス1502に送信されるデータは、基地局1504の処理システム1508に提供され得る。データは、例えば、コアネットワークによって処理システム1508に提供され得る。アップリンクでは、無線デバイス1502から、基地局1504に送信されるデータは、無線デバイス1502の処理システム1518に提供され得る。処理システム1508及び処理システム1518は、層3及び層2のOSI機能を実装して、伝送のためにデータを処理し得る。層2は、例えば、図2A、図2B、図3、及び図4Aに関して、SDAP層、PDCP層、RLC層、及びMAC層を含み得る。層3は、図2Bに関してRRC層を含み得る。
処理システム1508によって処理された後、無線デバイス1502に送信されるデータは、基地局1504の伝送処理システム1510に提供され得る。同様に、処理システム1518によって処理された後、基地局1504に送信されるデータは、無線デバイス1502の伝送処理システム1520に提供され得る。伝送処理システム1510及び伝送処理システム1520は、層1のOSI機能を実装し得る。層1は、図2A、図2B、図3、及び図4Aに関してPHY層を含み得る。伝送処理のために、PHY層は、例えば、トランスポートチャネルの順方向エラー訂正符号化、インターリーブ、レートマッチング、トランスポートチャネルの物理チャネルへのマッピング、物理チャネルの変調、多重入力多重出力(MIMO)又はマルチアンテナ処理、及び/又は類似のものを実行し得る。
基地局1504で、受信処理システム1512は、無線デバイス1502からアップリンク伝送を受信し得る。無線デバイス1502では、受信処理システム1522は、基地局1504からダウンリンク伝送を受信し得る。受信処理システム1512及び受信処理システム1522は、層1のOSI機能を実装し得る。層1は、図2A、図2B、図3、及び図4Aに関してPHY層を含み得る。受信処理のために、PHY層は、例えば、エラー検出、順方向エラー訂正復号、デインターリーブ、物理チャネルへのトランスポートチャネルのデマッピング、物理チャネルの復調、MIMO又はマルチアンテナ処理、及び/又は類似のものを実行し得る。
図15に示すように、無線デバイス1502及び基地局1504は、複数のアンテナを含み得る。複数のアンテナは、空間多重化(例えば、単一ユーザMIMO又はマルチユーザMIMO)、伝送/受信多様性、及び/又はビームフォーミングなどの1つ以上のMIMO又はマルチアンテナ技術を実施するために使用され得る。他の例では、無線デバイス1502及び/又は基地局1504は、単一アンテナを有し得る。
処理システム1508及び処理システム1518は、それぞれメモリ1514及びメモリ1524と関連付けられ得る。メモリ1514及びメモリ1524(例えば、1つ以上の非一時的コンピュータ可読媒体)は、本出願で論じる1つ以上の機能を実施するために、処理システム1508及び/又は処理システム1518によって実行され得るコンピュータプログラム命令又はコードを記憶し得る。図15には示されていないが、伝送処理システム1510、伝送処理システム1520、受信処理システム1512、及び/又は受信処理システム1522は、それらのそれぞれの機能のうちの1つ以上を実行するために実行され得るコンピュータプログラム命令又はコードを格納するメモリ(例えば、1つ以上の非一時的コンピュータ可読媒体)に結合され得る。
処理システム1508及び/又は処理システム1518は、1つ以上のコントローラー及び/又は1つ以上のプロセッサを含み得る。1つ以上のコントローラー及び/又は1つ以上のプロセッサは、例えば、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、マイクロコントローラー、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)及び/又はその他のプログラマーブルロジックデバイス、ディスクリートゲート及び/又はトランジスターロジック、ディスクリートハードウェアコンポーネント、オンボードユニット、又はそれらの任意の組み合わせを含み得る。処理システム1508及び/又は処理システム1518は、信号符号化/処理、データ処理、電力制御、入出力処理、及び/又は無線デバイス1502及び基地局1504が無線環境で動作するのを可能にし得る他の任意の機能のうちのうちの少なくとも1つを実行し得る。
処理システム1508及び/又は処理システム1518は、それぞれ、1つ以上の周辺装置1516及び1つ以上の周辺装置1526に接続され得る。1つ以上の周辺装置1516及び1つ以上の周辺装置1526は、特徴及び/又は機能を提供するソフトウェア及び/又はハードウェア、例えばスピーカー、マイク、キーパッド、表示装置、タッチパッド、電源、衛星トランシーバー、ユニバーサルシリアルバス(USB)ポート、ハンズフリーヘッドセット、周波数変調(FM)無線ユニット、メディアプレーヤー、インターネットブラウザ、電子制御ユニット(例えば、車両用)、及び/又は1つ以上のセンサー(例えば、加速度計、ジャイロスコープ、温度センサー、レーダーセンサー、ライダーセンサー、超音波センサー、光センサー、カメラ、及び/又は類似のもの)を含み得る。処理システム1508及び/又は処理システム1518は、1つ以上の周辺装置1516及び/又は1つ以上の周辺装置1526からユーザ入力データを受信し、及び/又はユーザ出力データを提供し得る。無線デバイス1502内の処理システム1518は、電源から電力を受け取ることができ、及び/又は無線デバイス1502内の他のコンポーネントに電力を分配するように構成され得る。電源は、1つ以上の電源、例えば、バッテリー、太陽電池、燃料電池、又はそれらの任意の組み合わせを含み得る。処理システム1508及び/又は処理システム1518は、それぞれ、GPSチップセット1517及びGPSチップセット1527に接続され得る。GPSチップセット1517及びGPSチップセット1527は、それぞれ、無線デバイス1502及び基地局1504の地理的位置情報を提供するように構成され得る。
図16Aは、アップリンク伝送のための例示的な構造を示す。物理アップリンク共有チャネルを代表するベースバンド信号は、1つ以上の機能を実行し得る。この1つ以上の機能は、スクランブリング、複素数値シンボルを生成するためのスクランブルビットの変調、1つ又はいくつかの伝送層上への複素数値変調シンボルのマッピング、複素数値シンボルを生成するための変換プリコーディング、複素数値シンボルのプリコーディング、プリコーディングされた複素数値シンボルのリソース要素へのマッピング、複素数値時間ドメイン単一キャリア周波数分割多重アクセス(SC-FDMA)又はCP-OFDM信号のアンテナポートへの生成、及び/又は類似のもののうちの少なくとも1つを含み得る。一例において、変換プリコーディングが有効である場合は、アップリンク伝送のためのSC-FDMA信号が生成され得る。一例では、変換プリコーディングが有効でない場合は、図16Aによって、アップリンク伝送のためのCP-OFDM信号が生成され得る。これらの機能は、例として示されており、様々な実施形態で他の機構を実装し得ることが予想される。
図16Bは、ベースバンド信号のキャリア周波数への変調及びアップコンバージョンのための例示的な構造を示す。ベースバンド信号は、アンテナポートに対する、複素数値SC-FDMA又はCP-OFDMベースバンド信号及び/又は複素数値物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)ベースバンド信号であり得る。伝送前にフィルタリングが用いられ得る。
図16Cは、ダウンリンク伝送の例示的な構造を示す。物理ダウンリンクチャネルを表すベースバンド信号は、1つ以上の機能を実行できる。この1つ以上の機能は、物理チャネル上で伝送されるべきコードワード内の符号化されたビットのスクランブリング、複素数値変調シンボルを生成するためのスクランブルされたビットの変調、複素数値変調シンボルの1つ又はいくつかの伝送層上へのマッピング、アンテナポート上での伝送のための層上にある複素数値変調シンボルのプリコーディング、アンテナポートの複素数値変調シンボルのリソース要素へのマッピング、アンテナポート毎の複素数値時間ドメインOFDM信号の生成、及び/又は類似のものを含み得る。これらの機能は、例として示されており、様々な実施形態で他の機構を実装し得ることが予想される。
図16Dは、ベースバンド信号のキャリア周波数への変調及びアップコンバージョンのための別の例示的な構造を示す。ベースバンド信号は、アンテナポート用の複素数値OFDMベースバンド信号であり得る。伝送前にフィルタリングを用いることができる。
無線デバイスは、複数のセル(例えば、一次セル、二次セル)の構成パラメータを含む1つ以上のメッセージ(例えば、RRCメッセージ)を基地局から受信し得る。無線デバイスは、複数のセルを介して、少なくとも1つの基地局(例えば、二重接続の2つ以上の基地局)と通信し得る。1つ以上のメッセージ(例えば、構成パラメータの一部として)は、無線デバイスを構成するための物理的、MAC、RLC、PCDP、SDAP、RRC層のパラメータを含み得る。例えば、構成パラメータは、物理層及びMAC層チャネル、ベアラなどを構成するためのパラメータを含み得る。例えば、構成パラメータは、物理層、MAC層、RLC層、PCDP層、SDAP層、RRC層、及び/又は通信チャネル用のタイマの値を示すパラメータを含み得る。
タイマが開始されると実行を開始し、停止するまで、又は満了するまで、実行を継続し得る。タイマは、動いていない場合に開始され得るか、動いている場合に再開され得る。タイマは、値と関連付けられ得る(例えば、タイマは、ある値から開始又は再開され得、又はゼロから開始され、値に到達したら満了し得る)。タイマの持続時間は、(例えば、BWPスイッチングにより)タイマが停止するか、又は満了するまで更新され得ない。タイマを使用して、プロセスの期間/ウィンドウを測定し得る。本明細書が、1つ以上のタイマに関連する実装及び手順を指す場合、1つ以上のタイマを実装する複数の方法があることが理解されよう。例えば、タイマを実施するための複数の方法のうちの1つ以上が、手順の期間/ウィンドウを測定するために使用され得ることが理解されよう。例えば、ランダムアクセス応答ウィンドウタイマは、ランダムアクセス応答を受信するためのウィンドウ時間を測定するために使用され得る。一例では、ランダムアクセス応答ウィンドウタイマの開始及び満了の代わりに、2つのタイムスタンプ間の時間差を使用し得る。タイマが再開されると、時間ウィンドウの測定のためのプロセスが再開され得る。他の例示的な実装は、時間ウィンドウの測定を再開するために提供され得る。
無線デバイスは、ダウンリンク信号のDCIスケジューリング/トリガを受信し得る。ダウンリンク信号は、例えば、トランスポートブロック(例えば、PDSCH)であり得る。ダウンリンク信号は、例えば、非周期CSI-RSであり得る。無線デバイスは、コアセットのTCI状態に基づいて、ダウンリンク信号を受信し得る。コアセットのTCI状態は、無線デバイスの受信ビームに対応し得る。
例えば、DCIとダウンリンク信号との間の時間オフセットは、閾値(例えば、timeDurationForQCL、beamSwitchTiming)以上であり得る。DCIは、TCIフィールドを含まなくてもよい。無線デバイスは、コアセットを介してDCIを受信し得る。無線デバイスは、i)時間オフセットが、閾値以上であること、及びii)DCIがTCIフィールドを含まないことに応答して、コアセットのTCI状態に基づいて、ダウンリンク信号を受信し得る。
例えば、DCIとダウンリンク信号との間の時間オフセットは、閾値(例えば、timeDurationForQCL、beamSwitchTiming)以上であり得る。コアセットは、1つ以上のコアセットの1つ以上のコアセットインデックスの中で最も低いコアセットインデックスによって識別/示され得る。1つ以上のコアセットは、コアセットを含み得る。無線デバイスは、最後/最新のスロットにおいて1つ以上のコアセットを監視し得る。無線デバイスは、時間オフセットが閾値未満であることに応答して、コアセットのTCI状態に基づいて、ダウンリンク信号を受信し得る。
無線デバイスは、基地局から、コアセットに対して、少なくとも2つのTCI状態を起動する起動コマンド(例えば、MAC CE)を受信し得る。少なくとも2つのTCI状態は、無線デバイスの異なる受信ビームに対応し得る。
一例では、基地局は、制御チャネルの繰り返しに対して、少なくとも2つのTCI状態を起動させる起動コマンドを伝送し得る。基地局は、制御チャネル繰り返しに対して、少なくとも2つのTCI状態(例えば、無線デバイスにおける少なくとも2つの受信ビーム)に基づいて、複数のDCI/PDCCHを伝送し得る。基地局は、制御チャネルの繰り返しに対して、少なくとも2つのTCI状態のそれぞれのTCI状態に基づいて、複数のDCI/PDCCHの各DCI/PDCCHを伝送し得る。これにより、制御チャネルの信頼性及び堅牢性が増加し得る。
一例では、基地局は、高速列車(HST)シナリオに対して、少なくとも2つのTCI状態を起動する起動コマンドを伝送し得る。HSTシナリオは、高いモビリティ(例えば、最大500km/h)、一貫した乗客ユーザ体験、及び非常に高いモビリティを有する重要な列車通信の信頼性を必要とし得る。HSTシナリオでは、複数の遠隔無線ヘッド(RRH)(及び/又は例えば、基地局分散ユニットなどの類似要素)は、列車内の無線デバイスに伝送(又は電車から受信)し得る。これにより、ハンドオーバーの数が減少し、ユーザ体験が強化され得る。複数のRRHの各RRHは、2つのTRPを備え得る。2つのTRPの各TRPは、鉄道線路に沿って異なる(例えば、反対の)方向に配向され得る。HSTシナリオにおける課題は、高いドップラーシフト(例えば、2.6GHzの場合約1.2kHz、3.5GHzの場合約1.6kHz)であり得る。高いドップラーシフトは、列車の高速(例えば、500km/h)、より高い周波数(例えば、2.6GHz、3.5GHz)、及びSFN展開の特性によって引き起こされ得る。例えば、無線デバイスが、複数のRRHの2つのRRHの真ん中に位置するとき、列車内の無線デバイスは、+N及び-N(例えば、N=1.6kHz)のドップラーシフトを同時に体験し得る。無線デバイスによって同時に体験されるドップラーシフトの有意な差は、性能低下(例えば、チャネル推定劣化)を引き起こすことがある。コアセットの少なくとも2つのTCI状態に基づいて、コアセットを介してダウンリンク制御情報を受信することで、チャネル推定性能が改善され得る。
既存の技術の実装では、無線デバイスは、コアセットの単一のTCI状態に基づいて、ダウンリンク信号(例えば、PDSCH、非周期CSI-RS)を受信することがある。これは、コアセットの少なくとも2つのTCI状態が起動されているとき、効率的ではないことがある。例えば、無線デバイスは、少なくとも2つのTCI状態のうちの第1のTCI状態に基づいて、ダウンリンク信号を受信し得る。基地局は、無線デバイスが第1のTCI状態に基づいて、ダウンリンク信号を受信する情報を有しないことがある。基地局は、無線デバイスが、異なるTCI状態(例えば、少なくとも2つのTCI状態のうちの第2のTCI状態)に基づいて、ダウンリンク信号を受信すると想定することがある。第1のTCI状態及び第2のTCI状態によって示されるビームは、異なる方向を指し示すことがあり、(例えば)有意なドップラーシフトを受けることがある。無線デバイス及び基地局でのビームのミスアライメント(例えば、無線デバイスでの第1のTCI状態及び基地局において想定される第2のTCI状態の使用)は、ダウンリンク信号の受信の欠落をもたらすことがある。これにより、データ速度が減少し、ダウンリンク信号の再電送による電力消費が増加し、通信成功の遅延が増加することがある。
例示的な実施形態は、コアセットが少なくとも2つのTCI状態で起動されるとき、ダウンリンク信号の受信を強化/改善する。無線デバイスは、コアセットが少なくとも2つのTCI状態で起動されるとき、少なくとも2つのTCI状態の中から、事前定義されたルールに基づいて、選択されたTCI状態を決定/選択し得る。無線デバイスは、選択されたTCI状態に基づいて、ダウンリンク信号を受信し得る。事前定義されたルールに基づいて、基地局は、無線デバイスが、選択されたTCI状態に基づいて、ダウンリンク信号を受信するという情報を有し得る。事前定義されたルールに基づいて、選択されたTCI状態を決定/選択することは、基地局と無線デバイスとの間のビームのミスアライメントを低減し得る。例示的な事前定義されたルールでは、無線デバイスは、少なくとも2つのTCI状態の少なくとも2つのTCI状態インデックスに基づいて、選択されたTCI状態を決定し得る。例示的な事前定義されたルールでは、無線デバイスは、少なくとも2つのTCI状態と関連付けられた(例えば、マッピングされた)検索空間セットの監視周期性に基づいて、選択されたTCI状態を決定し得る。例示的な事前定義されたルールでは、無線デバイスは、少なくとも2つのTCI状態と関連付けられた(例えば、マッピングされた)検索空間セットの検索空間セットインデックスに基づいて、選択されたTCI状態を決定し得る。例示的な実施形態は、データ速度の増加が減少され、電力消費が減少し、通信成功の遅延が減少する。
一例では、基地局は、情報要素(IE)CSI-AperiodicTriggerStateListを使用して、1つ以上の非周期トリガ状態(例えば、1、64、128の非周期トリガ状態)を有する無線デバイスを構成し得る。DCI内のCSI要求フィールドのコードポイントは、1つ以上の非周期トリガ状態うちのある非周期トリガ状態と関連付けられ得る(又は示す)。例では、非周期トリガ状態は、1つ以上の報告構成(例えば、上位層パラメータassociatedReportConfigInfoListによって提供される、1、8、16個の報告構成)を含み得る。非周期トリガ状態を示すCSI要求フィールドを有するDCIを受信することに基づいて、無線デバイスは、非周期トリガ状態に対する1つ以上の報告構成(例えば、associatedReportConfigInfoList)に従って、CSI-RSの測定及び非定期報告を実行し得る。
一例では、1つ以上の報告構成のある報告構成(例えば、上位層パラメータCSI-AssociatedReportConfigInfoによって提供される)は、報告構成インデックス(例えば、上位層パラメータCSI-ReportConfigIdによって提供される)で識別/関連付けられ得る。一例では、報告構成は、1つ以上のCSIリソース(例えば、1、8、16のCSIリソース)を含み得る。一例では、1つ以上のCSIリソースのある非周期CSIリソースは、1つ以上のTCI-State構成のTCI状態(IE CSI-AperiodicTriggerStateListの上位層パラメータqcl-infoによって提供される)と関連付けられ得る。TCI状態は、QCL仮定(例えば、RS、RSソース、SS/PBCHブロック、CSI-RS)を提供し得る。TCI状態は、QCLタイプ(例えば、QCL-タイプA、QCL-タイプDなど)を提供し得る。
一例では、無線デバイスは、基地局からCSI要求フィールドを有するDCIを受信し得る。無線デバイスは、PDCCHでDCIを受信し得る。無線デバイスは、PDCCHを監視するときにDCIを受信し得る。一例では、CSI要求フィールドを有するDCIは、1つ以上の非周期トリガ状態のある非周期トリガ状態を開始/表示/トリガし得る。一例では、DCI内のCSI要求フィールドのコードポイントは、非周期トリガ状態を示し得る。一例では、非周期トリガ状態は、1つ以上の報告構成(例えば、NZP-CSI-RS-ResourceSetのリスト)を含み得る。一例では、1つ以上の報告構成のある報告構成(例えば、NZP-CSI-RS-ResourceSet)は、1つ以上のCSIリソース(例えば、非周期CSI-RSリソース、NZP-CSI-RS-Resources)を含み得る。
一例では、基地局は、上位層パラメータtrs-Infoを用いて報告構成を構成しなくてもよい。一例では、上位層パラメータtrs-Infoなしで報告構成を構成することは、1つ以上のCSIリソースの第1の非周期CSIリソースに対する第1のアンテナポートが、1つ以上のCSIリソースの第2の非周期CSIリソースに対する第2のアンテナポートとは異なることを含み得る。一例では、上位層パラメータtrs-Infoなしで報告構成を構成することは、1つ以上のCSIリソースの各非周期CSI-RSリソースに対するアンテナポートが異なることを含み得る。一例では、基地局は、上位層パラメータの繰り返しを用いて報告構成を構成しなくてもよい。一例では、DCIを運ぶPDCCHの最後のシンボルと、報告構成内の1つ以上のCSIリソースの第1のシンボルとの間のスケジューリングオフセットは、第2の閾値(例えば、beamSwitchTiming)よりも小さくてもよい。一例では、無線デバイスは、第2の閾値を報告し得る。一例では、第2の閾値は、第1の値(例えば、14、28、48のシンボル)であり得る。
一例では、1つ以上のCSIリソースの非周期CSIリソースは、1つ以上のTCI-State構成の第1のTCI状態と関連付けられ得る。一例では、第1のTCI状態は、少なくとも1つの第1のRSを示し得る。一例では、第1のTCI状態は、少なくとも1つの第1のQCLタイプを示し得る。一例では、非周期CSIリソースが第1のTCI状態と関連付けられることは、無線デバイスが、第1のTCI状態によって示される少なくとも1つの第1のQCLタイプに対して、少なくとも1つの第1のRS(第1のTCI状態によって示される)を有する非周期CSIリソースの非周期CSI-RSを受信することを含み得る。
一例では、基地局は、第2のTCI状態を有するダウンリンク信号を伝送し得る。一例では、第2のTCI状態は、少なくとも1つの第2のRSを示し得る。一例では、第2のTCI状態は、少なくとも1つの第2のQCLタイプを示し得る。無線デバイスは、1つ以上の第1のシンボルでダウンリンク信号を受信し得る。無線デバイスは、1つ以上の第2のシンボルで、非周期CSIリソースに対して非周期CSI-RSを受信し得る。一例では、1つ以上の第1のシンボル及び1つ以上の第2のシンボルは、(例えば、完全に又は部分的に)オーバーラップし得る。一例では、ダウンリンク信号及び非周期CSI-RS(又は非周期CSI-RSリソース)は、1つ以上の第1のシンボル及び1つ以上の第2のシンボルがオーバーラップすることに基づいてオーバーラップし得る。
一例では、ダウンリンク信号及び非周期CSI-RS(又は非周期CSI-RSリソース)は、ある持続時間でオーバーラップし得る。一例では、持続時間は、少なくとも1つのシンボルであり得る。一例では、持続時間は、少なくとも1つのスロットであり得る。一例では、持続時間は、少なくとも1つのサブフレームであり得る。一例では、持続時間は、少なくとも1つのミニスロットであり得る。一例では、持続時間は、1つ以上の第2のシンボルであり得る。一例では、持続時間は、1つ以上の第1のシンボルであり得る。
例では、ダウンリンク信号は、第1の閾値(例えば、Threshold-Sched-Offset、timeDurationForQCL)以上のオフセットでスケジューリングされるPDSCHであり得る。例では、ダウンリンク信号は、第2の閾値が第1の値(例えば、14、28、48のシンボル)であるときに、第2の閾値(例えば、beamSwitchTiming)以上のオフセットでスケジューリングされる第2の非周期CSI-RSであり得る。一例では、ダウンリンク信号は、RS(例えば、周期的CSI-RS、半永続的CSI-RS、SS/PBCHブロックなど)であり得る。
一例では、PDCCHの最後のシンボルと第1のシンボルとの間のスケジューリングオフセットが、第2のTCI状態を有するダウンリンク信号と非周期CSI-RS(又は非周期CSI-RSリソース)がオーバーラップすることに基づいて、第2の閾値よりも小さい場合、無線デバイスは、非周期CSI-RSを受信するときに、第2のTCI状態によって提供/示されるQCL仮定を適用し得る。一例では、非周期CSIを受信するときにQCL仮定(第2のTCI状態によって提供/示される)を適用することは、無線デバイスが、第2のTCI状態によって示される少なくとも1つの第2のQCLタイプに対して、少なくとも1つの第2のRS(第2のTCI状態によって示される)を有する非周期CSI-RSを受信することを含み得る。
一例では、DCIを運ぶPDCCHの最後のシンボルと、報告構成内の1つ以上のCSIリソースの第1のシンボルとの間のスケジューリングオフセットは、第2の閾値(例えば、beamSwitchTiming)以上とし得る。一例では、無線デバイスは、第2の閾値を報告し得る。一例では、第2の閾値は、第1の値(例えば、14、28、48のシンボル)であり得る。スケジューリングオフセットが第2の閾値以上であることに基づいて、無線デバイスは、報告構成中の1つ以上のCSIリソースの非周期CSIリソースに対して、QCL仮定(第1のTCI状態によって提供される)を適用し得る。一例では、非周期CSIリソースにQCL仮定(第1のTCI状態によって提供される)を適用することは、無線デバイスが、第1のTCI状態によって示される少なくとも1つの第1のQCLタイプに対して、少なくとも1つの第1のRS(第1のTCI状態によって示される)を有する非周期CSIリソースの非周期CSI-RSを受信することを含み得る。
図17は、本開示の実施形態の一態様による、制御及び/又はデータの例示的な構成パラメータを示す。無線デバイスは、セルの構成パラメータを含む1つ以上の無線リソース制御(RRC)メッセージを受信し得る。構成パラメータは、サービングセル構成(例えば、ServingCellConfig)の1つ以上のパラメータを含み得る。サービングセル構成の1つ以上のパラメータは、1つ以上のダウンリンク帯域幅部分(例えば、BWP-ダウンリンクのリスト)を示し得る。サービングセル構成の1つ以上のパラメータは、1つ以上のアップリンク帯域幅部分(例えば、BWP-アップリンクのリスト)を示し得る。ダウンリンク帯域幅部分(例えば、BWP-ダウンリンク)及び/又はアップリンク帯域幅部分(例えば、BWP-アップリンク)は、帯域幅部分インデックス(例えば、bwp-Id)、セル共通ダウンリンク帯域幅部分(例えば、BWP-ダウンリンク共通)の構成パラメータ、及び/又はUE固有のダウンリンク帯域幅部分(例えば、BWP-DownlinkDedicated)を含み得る。例えば、帯域幅部分インデックス(bwp-Id)は、帯域幅部分構成を示してもよく、帯域幅部分のインデックスは、帯域幅部分インデックスである。帯域幅部分構成は、位置及び帯域幅情報(locationAndBandwidth)を含み得る。locationAndBandwidthは、基準点(例えば、帯域幅部分のキャリア/セルの点A)に基づき、帯域幅部分の開始リソースブロック(RB)及び帯域幅部分の帯域幅を示し得る。帯域幅部分構成は、サブキャリア間隔(例えば、subcarrierSpacing)及びサイクリックプレフィックス(例えば、cyclicPrefix)を含み得る。例えば、サブキャリア間隔は、15kHz、30kHz、60kHz、120kHz、240kHz、480kHz、及び960kHzのうちの1つであり得る。例えば、サイクリックプレフィックスは、通常のサイクリックプレフィックス及び拡張サイクリックプレフィックスのうちの1つであり得る。
セル固有のダウンリンク帯域幅(例えば、BWP-DownlinkCommon)の構成パラメータは、genericParameters、pdcch-ConfigCommon、及び/又はpdsch-ConfigCommonを含み得る。例えば、pdcch-ConfigCommonは、セル固有のダウンリンク帯域幅部分(例えば、初期BWP)を介してダウンリンク制御情報(DCI)を受信するためのセル固有のパラメータを含み得る。例えば、pdsch-ConfigCommonは、セル固有のダウンリンク帯域幅部分を介してトランスポートブロック(TB)のPDSCHを受信するためのセル固有のパラメータを含み得る。UE固有のダウンリンク帯域幅部分(例えば、BWP-DownlinkDedicated)の構成パラメータは、pdcch-Config、pdsch-Config、sps-Config、及び/又はradioLinkMonitoringConfig(例えば、RLM-Config)を含み得る。構成パラメータは、sps-ConfigList及び/又はbeamFailureRecoverySCellConfigを含み得る。例えば、beamFailureRecoverySCellConfigは、二次セルのビーム障害復旧のための基準信号パラメータを含み得る。例えば、pdcch-Configは、UE固有のダウンリンク帯域幅部分についてDCIを受信するためのパラメータを含み得る。例えば、pdsch-Configは、UE固有のダウンリンク帯域幅部分に対してTBのPDSCHを受信するためのパラメータを含み得る。例えば、sps-Configは、半持続性スケジューリングPDSCHを受信するためのパラメータを含み得る。基地局は、BWP用のSPS又はBWP用のSPSのリストを構成し得る。例えば、radioLinkMonitoringConfigは、無線リンク監視のためのパラメータを含み得る。
pdcch-Configの構成パラメータは、コアセット、検索空間のセット、ダウンリンクプリエンプション(例えば、downlinkPreemption)、PUSCH(例えば、tpc-PUSCH)用の伝送電力制御(TPC)、PUCCH用のTPC、及び/又はSRS用のTPCのうちの少なくとも1つを含み得る。構成パラメータは、検索空間スイッチンググループ(例えば、searchsSpaceSwitchingGroup)のリスト、検索空間スイッチングタイマ(例えば、searchSpaceSwitchingTimer)、アップリンク取り消し、及び/又は監視能力構成(例えば、monitoringCapabilityConfig)を含み得る。基地局は、検索空間スイッチンググループのリストを構成し得、ここで、無線デバイスは、検索空間スイッチングタイマ又はルール、表示、又はイベントに基づき、第1の検索空間グループから第2の検索空間グループにスイッチングし得る。基地局は、セルのBWPに対して最大K(例えば、K=3)コアセットを構成し得る。ダウンリンクプリエンプションは、セルのダウンリンクプリエンプション表示を監視するかどうかを示し得る。監視能力の設定は、無線デバイスの監視能力がセルに対して構成されるかを示してもよく、その場合、その能力は基本能力又は高度な能力に基づく。基地局は、セルのBWPに対して、最大M(例えば、M=10)の検索空間を構成し得る。tpc-PUCCH、tpc-PUSCH、又はtpc-SRSは、それぞれPUCCH、PUSCH、又はSRSに対するTPCコマンドの受信を有効化及び/又は構成し得る。アップリンクの取り消しは、セルのアップリンクの取り消しを監視することを示し得る。
pdcch-ConfigCommonの構成パラメータは、制御リソースセットゼロ(例えば、controlResourceSetZero)、共通制御リソースセット(例えば、commonControlResourceSet)、検索空間ゼロ(例えば、searchSpaceZero)、共通検索空間のリスト(例えば、commonSearchSpaceList)、SIB1の検索空間(例えば、searchSpaceSIB1)、他のSIBの検索空間(例えば、searchSpaceOtherSystemInformation)、ページングの検索空間(例えば、pagingSearchSpace)、ランダムアクセスのための検索空間(例えば、ra-SearchSpace)、及び/又は第1のPDCCH監視機会を含み得る。制御リソースセットゼロは、インデックス値ゼロを有する第1のコアセットに対するパラメータを含み得る。コアセットゼロは、セルの初期帯域幅部分に対して構成され得る。無線デバイスは、セルのBWPにおいて制御リソースセットゼロを使用し得、BWPは、1つ以上の条件に基づくセルの初期BWPではない。例えば、BWPのヌメロロジは、初期BWPのヌメロロジと同じであり得る。例えば、BWPは初期BWPを含み得る。例えば、BWPは、制御リソースセットゼロを含み得る。共通制御リソースセットは、共通検索空間(CSS)又はUE固有検索空間(USS)に使用され得る、追加の共通コアセットであり得る。基地局は、共通制御リソースセットの帯域幅が制御リソースセットゼロの帯域幅より小さいか、又はそれと等しいように構成し得る。基地局は、共通制御リソースセットが制御リソースセットゼロ(例えば、CORESET#0)内に含まれるように、共通制御リソースセットを構成し得る。共通検索空間のリストは、1つ以上のCSSを含み得る。共通検索空間のリストは、インデックスゼロ(例えば、SS#0)を有する検索空間を含み得ない。第1のPDCCH監視機会は、ページング機会に対する監視機会を示し得る。基地局は、ページング(例えば、ページングSearchSpace)、RAR監視(例えば、ra-SearchSpace)、SIB1(例えば、searchSpaceSIB1)、及び/又はSIB1以外の他のSIB(例えば、searchSpaceOtherSystemInformation)のためのDCIを監視するための検索空間を構成し得る。インデックスゼロ(例えば、searchSpaceZero、SS#0)を有する検索空間は、セルの初期BWPに対して構成され得る。コルセット#0と同様に、SS#0は、1つ以上の条件に基づき、セルのBWPで使用され得る。
図18は、本開示の実施形態の一態様による、コアセットの例示的な構成パラメータを示す。ControlResourceSet(コアセット)は、コアセットインデックス(例えば、ControlResourceSetID)、周波数ドメインリソース(例えば、frequencyDomainResources)、コアセットの持続時間(例えば、[1,maxCoReSetDuration]間の複数のOFDMシンボル、ここでmaxCoReSetDuration=3)、及びリソース要素グループ(REG)マッピングタイプ(例えば、インターリーブ及び非インターリーブの間)への制御チャネル要素(CCE)を含み得る。CCE-REGマッピングタイプがインターリーブとして構成されるとき、基地局は、REGのバンドルサイズ(例えば、reg-BundleSize)、及びインターリーバサイズ(例えば、interleaverSize)を構成し得る。コアセットはまた、プリコーダ粒度(例えば、REGバンドルと同じ(例えば、sameAsREG-bundle)と、全ての連続RBにわたって(例えば、allContiguousRB)の間)を含み得る。例えば、プリコーダの粒度が「REGバンドルと同じ」として構成される場合、無線デバイスは、同じプリコーダがバンドル内のREGにわたって使用されると想定し得る。例えば、プリコーダの粒度が「全ての連続RBにわたる」として構成される場合、無線デバイスは、同じプリコーダがコアセットの連続RBのRBを横切って使用されると想定し得る。コアセットは、TCI状態のリストを含んでもよく、コアセットはコアセット#0ではない。コアセットは、DCIにおけるTCI存在のパラメータを含み得る。無線デバイスは、コアセットがDCIにおけるTCIの存在で構成される場合、コアセットと関連付けられる検索空間を介してスケジューリングされるDCIフォーマットに基づくDCI内のTCI表示を含むDCIフォーマットを期待し得る。例えば、DCIフォーマットは、DCIフォーマット1_1及び/又はDCIフォーマット0_1であり得る。コアセットは、任意で、DMRSスクランブルアイデンティティ、コアセットプールインデックス、拡張コアセットインデックス(例えば、ControlResourceSetId-v16xy)、DCIフォーマット1_2のためにDCI中に存在するTCI、及びRBオフセットのうちの1つ以上を含み得る。例えば、拡張コアセットインデックスがコアセット構成に存在する場合、無線デバイスはコアセットインデックスを無視し得る。拡張コアセットインデックスは、[0、...、15]の間の値を示してもよく、一方でコアセットインデックスは[0、...、11]の間の値を示し得る。
コアセットは、検索空間と関連付けられ、無線デバイスは、検索空間及びコアセットの構成に基づき、検索空間の候補及び/又は検索空間の監視機会を決定し得る。検索空間は、コアセットと関連付けられ、無線デバイスは、検索空間及びコアセットの構成に基づき、検索空間候補及び/又は検索空間の監視機会を決定し得る。検索空間のパラメータは、検索空間がコアセットと関連付けられているか、又はコアセットが検索空間と関連付けられているとき、コアセットのインデックスを含み得る。
検索空間は、検索空間のインデックス(例えば、searchSpaceId)、関連するコアセットのインデックス(例えば、controlResourceSetId)、監視周期性及びオフセット(例えば、周期性に対する[1,2560]スロット間の、スロット数に関する周期性及びスロット数に関するオフセット、Pが周期性である[0、...、P-1]の間のオフセット)を含み得る。検索空間は、持続時間を含んでもよく、無線デバイスは、持続時間に基づき、監視機会から開始する連続スロット内の検索空間を監視し得る。基地局は、DCIフォーマット2_0をスケジューリングする検索空間に対する持続時間を構成しなくてもよい。最大持続時間値は、周期性-1とし得る(例えば、間隔/周期性内の各スロットで繰り返される)。検索空間は、スロット内の監視シンボル(例えば、スロット内のOFDMシンボルのサイズのビットマップ(例えば、拡張サイクリックプレフィックス(CP)の場合は12、通常CPの場合は14)を含み得る。検索空間は、各アグリゲーションレベルの複数の候補のセットを含み得る(例えば、アグリゲーションレベルL=1に対し第1の候補数、アグリゲーションレベルL=2に対し第2の候補数など)。検索空間は、検索空間タイプ(例えば、CSSとUSSとの間)を含み得る。各CSS又はUSSは、検索空間で監視される1つ以上のDCIフォーマットを含み得る。例えば、CSSについては、DCIフォーマット0_0/1_0、DCIフォーマット2_0、DCIフォーマット2_1、DCIフォーマット2_2、及びDCIフォーマット2_3のうちの1つ以上が構成され得る。USSについては、基地局は、検索空間グループインデックスのリストを構成し得る(構成される場合)。USSについては、基地局は、ライセンスされていないスペクトル又はライセンスされたスペクトルの広帯域動作のための周波数監視機会/位置を構成し得る。明細書では、DCIフォーマット0_0/1_0は、DCIフォーマット0-0/1-0又はフォールバックDCIフォーマットと交換可能に使用され得る。DCIフォーマット0_1/1_1は、DCIフォーマット0-1/1-1又は非フォールバックDCIフォーマットと交換可能に使用され得る。DCIフォーマット0_2/1_2は、DCIフォーマット0-2/1-2又は非フォールバックDCIフォーマットと交換可能に使用され得る。
pdsch-Configの構成パラメータは、トランスポートブロックを受信するためのパラメータを含み得る。例えば、構成パラメータは、PDSCHのデータスクランブリング識別子、DM-RSマッピングタイプ(例えば、マッピングタイプAとマッピングタイプBの間)、伝送構成インジケータ(TCI)状態のリスト、(仮想RB)VRBから(物理RB)PRBインターリーバへのパラメータ、リソース割り当てタイプ(例えば、リソース割り当てタイプ0、リソース割り当てタイプ1、又は2つの間の動的スイッチング)、時間ドメイン割り当てのリスト、アグリゲーション係数、レートマッチングパターンのリスト、RBG(リソースブロックグループ)サイズ、MCSテーブル(例えば、QAM 256とQAM64LowSEの間、高MCS又は低MCSの間)、最大コードワード(例えば、1又は2の間)、PRBバンドリングに関連するパラメータ、最大MIMO層、省電力技術に関連する最小スケジューリングオフセット、及び/又はDCIフォーマット1_2に関連する1つ以上のパラメータ(例えば、コンパクトなDCI又は小型のDCIフォーマット)を含み得る。
一例では、基地局は、複数のTCI状態を有するコアセットを構成し得る。基地局は、MAC CEコマンド又はDCIコマンドを介して、コアセットに対する複数のTCI状態のTCIを、アクティブTCI状態として示し得る。例えば、サービングセルインデックス(例えば、サービングセルID)は、MAC CEコマンドが適用される、サービングセルのインデックスを示し得る。コアセットインデックス(例えば、CORESET ID)は、MAC CEコマンドが適用されるコアセットインデックスを示し得る。TCI状態インデックス(例えば、TCI状態ID)は、TCI-StateIdによって識別されるTCI状態を示すことができる。例えば、コアセットがCORESET#0である場合、TCI状態IDは、サービングセルのBWPのpdsch-Configのために構成される、第1の64TCI状態のうちの1つのTCI状態を示し得る。サービングセルのBWPは、セルのアクティブBWPであり得る。コアセットがCORESET#0でない場合(例えば、CORESET IDがゼロでない場合)、TCI状態IDは、pdcch-Configでコアセットに対して構成される複数のTCI状態のうちのTCI状態を示し得る。
一例では、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)は、1つ以上の制御チャネル要素(CCE)を含み得る。例えば、PDCCHは、アグリゲーションレベル(AL)=1に相当し得る1つのCCEを含み得る。例えば、PDCCHは、2のAL(AL=2)に相当し得る2つのCCEを含み得る。例えば、PDCCHは、4のAL(AL=4)に相当し得る4つのCCEを含み得る。例えば、PDCCHは、8AL(AL=8)に相当し得る8つのCCEを含み得る。例えば、PDCCHは、16のAL(AL=16)に相当し得る16のCCEを含み得る。
例では、PDCCHは、1つ以上の制御リソースセット(コアセット)の上に持ち越され得る。コアセットは、周波数ドメイン内にN_rb_coresetリソースブロック(RB)、及び時間ドメイン内にN_symbol_coresetシンボルを含み得る。例えば、N_rb_coresetは、6RBの倍数であり得る(例えば、6、12、18、...)。例えば、N_symbol_coresetは、1、2、又は3であり得る。CCEは、M個(例えば、M=6)のリソース要素グループ(REG)を含み得る。例えば、1つのREGは、1つのOFDMシンボル中に1つのRBを含み得る。コアセット内のREGは、コアセット内の第1のOFDMシンボル及び最小数(例えば、最小周波数)RBに対して0から開始して、時間優先方式で増加する順序で順序付け/番号付けされ得る。無線デバイスは、周波数位置又はRBインデックスを増加させることによって、第1のOFDMシンボルの番号付けを増大させ得る。無線デバイスは、第1のシンボルの全てのRBがインデックスされ得ることに応答して、次のシンボルに移動し得る。無線デバイスは、コアセットのN_symbol_coreset OFDMシンボル内のN_rb_coreset RBの1つ以上の6RBに対して、1つ以上のREGインデックスをマッピングし得る。
一例では、無線デバイスは、基地局から構成パラメータを受信し得る。構成パラメータは、1つ以上のコアセットを示し得る。1つのコアセットは、1つのCCE~REGマッピングと関連付けられ得る。例えば、単一のコアセットは、単一のコアセットの物理RB/リソースへの単一のCCEマッピングを有し得る。例えば、コアセットのCCE-REGは、インターリーブ又は非インターリーブであり得る。例えば、REGバンドルは、L連続REG(例えば、iL、iL+1、...、iL+L-1)を含み得る。例えば、Lは、REGバンドルサイズであり得る(例えば、N_symbol_coreset=1の場合はL=2又は6、及びN_symbol_coresetが2又は3の場合はL=N_symbol_coreset又は6)。REGバンドルのインデックス(例えば、i)は、[0、1、...、N_reg_coreset/L-1]の範囲内であり得る。例えば、N_reg_coresetは、N_rb_coreset*N_symbol_coreset(例えば、単一コアセット中のREGの総数)として定義され得る。例えば、j番目のインデックス付きCCEは、{f(6j/L)、f(6j/L+1)、...、f(6j/L+6/L-1)}の1つ以上のREGバンドルを含み得る。例えば、f(x)は、インターリーバ関数であり得る。一例では、CCE~REGマッピングが非インターリーブであり得るときに、f(x)は、x(例えば、j番目のCCEが、6j/L、6j/L+1、...、及び6j/L+6/L-1)であり得る。CCE~REGマッピングがインターリーブされ得る場合、Lは、N_symbol_coresetが1である場合に{2,6}のうちの1つとして定義され得るか、又はN_symbol_coresetが2又は3である場合に{N_symbol_coreset,6}のうちの1つとして定義され得る。CCE~REGマッピングがインターリーブされ得る場合、関数f(x)は、(rC+c+n_shift)mod(N_reg_coreset/L)として定義され得、式中、x=cR+r、r=0、1、...、R-1、c=0、1、...、C-1、C=N_reg_coreset/(L*R)、及びRは{2、3、6}のうちの1つである。
例えば、構成パラメータは、N_rb_coresetを定義し得るfrequencyDomainResourcesを含み得る。構成パラメータは、N_symbol_coresetを定義し得る持続時間を含み得る。構成パラメータは、インターリーブマッピング又は非インターリーブマッピングの間で選択され得るcce-REG-MappingTypeを含み得る。構成パラメータは、インターリーブマッピングに対するLの値を定義し得るreg-BundleSizeを含み得る。非インターリーブマッピングについては、L=6があらかじめ設定され得る。構成パラメータは、{0、1、...、274}のうちの1つとしてn_shiftを決定し得るshiftIndexを含み得る。無線デバイスは、プリコーダの粒度(例えば、構成パラメータによって表示/構成されるprecoderGranularity)が、sameAsREG-bundleとして構成されるときに、REGバンドル内のREGに対して同じプリコーディングを決定/想定し得る。無線デバイスは、precoderGranularityがallContiguousRBとして構成されるとき、コアセットの連続RBのセット内の全てのREGに対して同じプリコーディングを決定/想定し得る。
第1のコアセット(例えば、CORESET#0)については、L=6、R=2、n_shift=セルID、及びprecoderGranularity=sameAsREG-bundleで定義/構成され得る。
一例では、基地局は、構成パラメータを含む1つ以上のメッセージを伝送し得る。構成パラメータは、無線デバイス用の複数のサービングセルに対するものであり得る。構成パラメータは、制御チャネルの繰り返しを可能にするパラメータを含み得る。例えば、制御チャネルの繰り返しは、1つ以上のサービングセルを介して伝送され得る。制御チャネルの繰り返しは、トランスポートブロックに対して1つ以上のリソースをスケジューリングし得る。トランスポートブロックは、1つ以上のPDSCH又は1つ以上のPUSCHを介して伝送され得る。例えば、制御チャネルの繰り返しは、単一のセルを介して伝送され得、単一のセルは、単一の送受信ポイント(TRP)又は複数のTRPで動作し得る。基地局は、異なる周波数リソース(例えば、周波数ドメイン又は複数のキャリア/セルにおける繰り返し)において、1つ以上のリソース(例えば、複数のダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会)を介して、制御チャネルの繰り返しに対する1つ以上の制御チャネルを伝送し得る。1つ以上のリソースは、時間ドメインで重複し得る。基地局は、1つ以上の第2のリソース(例えば、複数のダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会)を介して、異なる時間リソース(例えば、時間ドメイン又は複数のスロットにおける繰り返し)で、制御チャネルの繰り返しに対して1つ以上の第2の制御チャネルを伝送し得る。1つ以上の第2のリソースは、周波数ドメイン内で重複し得る。例えば、基地局は、単一のセルの複数のコアセットを介して、制御チャネルの繰り返しの繰り返しを伝送し得る。例えば、基地局は、単一のセルの複数の検索空間を介して制御チャネルの繰り返しを伝送し得る。
一例では、制御チャネルの繰り返しは、複数のPDCCHを介して伝送され得る。例えば、PDCCHは、1つの検索空間候補で伝送される物理制御チャネルを示し得る。検索空間候補は、アグリゲーションレベルに基づき1つ以上のCCEを含み得る。複数のPDCCHは、複数のセルの複数のコアセットを介して伝送され得る。例えば、基地局は、複数のセルのセルのコアセットを介して、複数のPDCCHのPDCCHを伝送し得る。複数のPDCCHは、セルの複数のコアセットを介して伝送され得る。例えば、基地局は、複数のコアセットのコアセットを介して、複数のPDCCHのPDCCHを伝送し得る。複数のPDCCHは、複数の検索空間を介して伝送され得、複数のPDCCHのPDCCHは、複数の検索空間の検索空間を介して伝送され得る。複数のPDCCHは、複数の検索空間候補を介して伝送され得、複数のPDCCHの各PDCCHは、複数の検索空間候補のそれぞれの検索空間候補を介して伝送され得る。複数の検索空間候補は、単一の検索空間又は複数の検索空間に属し得る。検索空間は、監視機会に対する検索空間候補のセットを含み得る。検索空間の監視機会は、無線デバイスがDCI/a PDCCHを受信するための検索空間候補を監視し得るタイミング機会を指し得る。
一例では、制御チャネルの繰り返しに対する複数のPDCCHのPDCCHは、DCIフォーマットに基づきDCIを伝達/伝送し得る。例えば、複数のPDCCHの第1のPDCCHの第1のDCIは、複数のPDCCHの第2のPDCCHの第2のDCIと同じであり得る。例えば、第1のDCI/PDCCHの内容は、第2のDCI/PDCCHの内容と同じであり得る。複数のPDCCHの同じ内容に基づき、無線デバイスは、DCI/PDCCHを復号する前に、複数のDCI/PDCCHをアグリゲーションし得る。例えば、無線デバイスは、制御チャネルの繰り返しが等しいコンテンツDCI/PDCCHを介して伝送/実行されるときに、基準周波数ドメインリソース(例えば、基準ダウンリンク制御信号/チャネル伝送/繰り返し機会)及び/又は基準時間ドメインリソース(例えば、基準ダウンリンク制御信号/チャネル伝送/繰り返し機会)及び/又は基準CCEインデックス及び/又は基準REGインデックスを決定する必要があり得る。例えば、無線デバイスは、複数のDCI/PDCCHをアグリゲーションすることによって、アグリゲーションされたDCI/PDCCHを決定し得る。無線デバイスは、アグリゲーションされたDCI/PDCCHを復号し得る。
例えば、複数のDCI/PDCCHの基準周波数ドメインリソースは、複数のPDCCHのうちの最も早いPDCCH(又は最新のPDCCH)に基づき決定され得る。例えば、複数のPDCCHの第1のPDCCHがスロットnで伝送され、複数のPDCCHの第2のPDCCHがスロットn+1で伝送される場合、第1のPDCCHは基準周波数ドメインリソースを決定し得る。同様に、基準時間ドメインリソース及び/又は基準CCEインデックス及び/又は基準REGは、最も早いPDCCH又は最新のPDCCHに基づき決定され得る。複数のDCI/PDCCHの基準周波数(及び/又は時間)ドメインリソースは、複数のDCI/PDCCHが伝送される1つ以上のCORESETのCORESETインデックスに基づき決定され得る。例えば、1つ以上のCORESETの最小(又は最大の)コアセットインデックスが、決定に使用され得る。
複数のDCI/PDCCHの基準周波数(及び/又は時間)ドメインリソースは、複数のDCI/PDCCHが伝送される1つ以上の検索空間の検索空間インデックスに基づき決定され得る。例えば、1つ以上の検索空間の最小(又は最大の)インデックスが、決定に使用され得る。複数のDCI/PDCCHの基準周波数ドメインリソースは、複数のDCI/PDCCHが伝送される1つ以上のセルのセルインデックスに基づき決定され得る。例えば、1つ以上のセルの最小(又は最大の)インデックスが、決定に使用され得る。同様に、基準時間ドメインリソース及び/又は基準CCEインデックス及び/又は基準REGは、CORESETインデックス、検索空間インデックス及び/又はセルインデックスに基づき決定され得る。伝送時間、CORESETインデックス、検索空間、及び/又はセルインデックスの組み合わせを使用し得る。例えば、第1の基準周波数ドメインリソースは、DCI/PDCCHの伝送時間に基づき決定され得る。同時に複数のDCI/PDCCHが伝送される場合、無線デバイスは、CORESETインデックス又は検索空間インデックス及び/又はセルインデックスを使用して、複数のDCI/PDCCHのうちの基準DCI/PDCCHを更に識別し得る。無線デバイスは、基準周波数ドメインリソース、基準時間ドメインリソース、基準CCEインデックス、及び/又は基準REGインデックスを決定するための基準DCI/PDCCHを決定し得る。
一例では、基地局は、構成パラメータによって/を介して、制御チャネルの繰り返しに対する最大繰り返し数Kを構成/表示し得る。基地局は、Kよりも小さい繰り返し数Mを伝送し得る。MがKよりも小さいことに応答して、無線デバイスは、K番目の繰り返しが実際に伝送されたかどうか(又はK番目の繰り返しが実際に受信されたかどうか)にかかわらず、K番目の繰り返しにおける候補DCI/PDCCHに基づき、基準DCI/PDCCHを決定し得る。無線デバイスは、第1の繰り返しである第1のDCI/PDCCHに基づき、基準DCI/PDCCHを決定し得る。無線デバイスは、実際に伝送された最後のDCI/PDCCH(例えば、M番目の繰り返し)に基づき、基準DCI/PDCCHを決定し得る。便宜上、本明細書において、このタイプの制御チャネルの繰り返し(例えば、同じ内容が複数のDCI/PDCCHにわたって繰り返される)は、第1の制御チャネルの繰り返しモード(例えば、モード1、繰り返しモード1、第1の繰り返しモード)と呼ばれ得る/称され得る。一例では、基地局は、時間ドメインリソース割り当てエントリーのリストを構成し得る。時間ドメインリソース割り当てエントリーは、制御チャネルの繰り返し数、制御チャネルとPDSCHとの間のスケジューリングオフセット、及び/又はPDSCH繰り返し数を含み得る。例えば、制御チャネルの繰り返し数は、繰り返し数Kを表し得る。繰り返し数に基づき、無線デバイスは、K番目のDCI/PDCCH繰り返しに基づき、基準DCI/PDCCHタイミングを決定し得る。繰り返されるDCI/PDCCHは、時間ドメインリソース割り当てエントリーのリストのエントリーを示し得る。
一例では、複数のDCI/PDCCHの第1のDCI/PDCCHは、複数のDCI/PDCCHの第2のDCI/PDCCHとは異なり得る。例えば、無線デバイスは、第1のDCI/PDCCHの内容が異なり得るため、第1のDCI/PDCCH及び第2のDCIをアグリゲーションしなくてもよい。無線デバイスは、第1のDCI/PDCCHを第2のDCI/PDCCHから分離して復号しようとし得る。例えば、無線デバイスは、複数のDCI/PDCCHのうちの少なくとも1つのDCI/PDCCHを無線デバイスが受信したときに、制御チャネルの繰り返しの復号を完了し得る。例えば、無線デバイスが複数のDCI/PDCCHの少なくとも1つのDCI/PDCCHを受信したときに、無線デバイスは、複数のDCI/PDCCHによってスケジューリングされるTBを受信又は伝送することが可能であり得る。本明細書では、このタイプの制御チャネルの繰り返し(例えば、潜在的に異なる内容は、複数のDCI/PDCCHを介して伝送され、複数のDCI/PDCCHのDCI/PDCCHは、トランスポートブロックの1つ以上のリソースをスケジューリングし得る)は、第2の制御チャネルの繰り返しモード(例えば、モード2、リピートモード2、第2の繰り返しモード)と呼ばれ得る/称され得る。例えば、第2の制御チャネルの繰り返しモードに基づく複数のDCI/PDCCHの基準DCI/PDCCHは、無線デバイスによって受信される各DCI/PDCCHであり得る。
図19は、本開示の実施形態の一態様による、PDCCH繰り返しの例を示す。基地局は、構成パラメータを含む1つ以上のRRCメッセージを伝送し得る。構成パラメータは、制御チャネルの繰り返しのためのパラメータを含み得る。パラメータは、繰り返される制御チャネル(又は制御チャネルの繰り返し)の1つ以上のPDCCH/DCIを伝送するための1つ以上のスケジューリングキャリア/セルを含み得る。パラメータは、制御チャネルの繰り返しのための1つ以上の検索空間を含み得る。図19は、第1のキャリア/セル(DLキャリア#0)の第1の検索空間(SS#1)を介して制御チャネルの繰り返しを可能にする一例を示す。パラメータは、第1のキャリアの1つ以上の検索空間の1つ以上のインデックス及び/又は第1のキャリアのキャリア/セルインデックスを示し得る。基地局は、第1のPDCCHを伝送し、第1のキャリアを介して、第1のキャリアの第1の検索空間を介してTBをスケジューリングし得る。基地局は、第1のキャリアの第1の検索空間を介して、第1のキャリアを介してTBをスケジューリングする、第2のPDCCHを伝送し得る。第1のPDCCH及び第2のPDCCHは、第1の検索空間の複数の監視機会を介して伝送され得る。無線デバイスは、第1の制御チャネルの繰り返しモードに基づき、第1のPDCCH及び第2のPDCCHをアグリゲーションしてもよく、又は第2の制御チャネルの繰り返しモードに基づき、各PDCCHを独立して受信/復号しようとし得る。第1のPDCCH及び/又は第2のPDCCHに基づき、無線デバイスはTBを受信し得る。
一例では、基地局は、第1のキャリア/セルに対して有効化された制御チャネルの繰り返しを示す、1つ以上のRRCメッセージを伝送し得る。制御チャネルの繰り返しの表示に基づき、無線デバイスは、第1のキャリア/セルのアクティブBWPに基づき、制御チャネルの繰り返しに対して、第1のキャリア/セルの1つ以上の第1の検索空間を決定し得る。例えば、1つ以上の第1の検索空間は、非フォールバックDCIフォーマットで構成され得るか、又はDCIフォーマット1_1及び/又はDCIフォーマット1_2及び/又はDCIフォーマット0_1及び/又はDCIフォーマット0_2で構成され得る。一例では、1つ以上のRRCメッセージは、制御チャネルの繰り返しに対する1つ以上の第1の検索空間の1つ以上の検索空間インデックスを示し得る。1つ以上のRRCメッセージは、1つ以上のDCIフォーマットを示してもよく、無線デバイスは制御チャネルの繰り返しを適用し得る。無線デバイスは、制御チャネルの繰り返しの1つ以上のDCIフォーマットに基づき、第1のキャリア/セルの1つ以上の第1の検索空間を決定し得る。
一例では、基地局は、複数のTRPを介して、又は複数のコアセットプールを介して、又は複数のコアセットグループを介して、複数のDCI/PDCCHを伝送し、セルのトランスポートブロック用のリソースをスケジューリングし得る。例えば、基地局は、1つ以上のRRCメッセージを介して第1のセルに対して第1のTRP(又は第1のコアセットプール)を構成し得る。1つ以上のRRCメッセージは構成パラメータを含み得る。構成パラメータは、第1のセルの第1のコアセットプールを含み得る。構成パラメータは、第1のセルの第2のコアセットプールを含み得る。例えば、第2のコアセットプールは、第1のセルの第2のTRPに対応し得る。基地局は、第1のコアセットプールの第1のコアセットの第1の検索空間を介して、第1のDCI/PDCCHを伝送し得る。基地局は、第2のコアセットプールの第2のコアセットの第2の検索空間を介して、第2のDCI/PDCCHを伝送し得る。第1のDCI/PDCCH及び第2のDCI/PDCCHは、トランスポートブロックのリソースをスケジューリングし得る。第1/PDCCH及び第2のDCI/PDCCHは、制御情報(例えば、DCI)の繰り返し伝送であり得る。トランスポートブロックは、例えば、第1のTRP及び第2のTRPを介して伝送され得る。トランスポートブロックは、複数のTCI状態に基づき伝送され得る。トランスポートブロックは、TCI状態に基づき伝送され得、TCI状態は、複数のTCI状態と関連付けられる。トランスポートブロックは、例えば、第1のTRP又は第2のTRPを介して伝送され得る。
構成パラメータは、第1のセルに対して有効/構成される制御チャネルの繰り返しを示し得る。例えば、制御チャネルの繰り返しモードのパラメータが構成され得る。制御チャネルの繰り返しモードは、第1の制御チャネルの繰り返しモード又は第2の制御チャネルの繰り返しモードであり得る。構成パラメータは、第1のコアセットプールと関連付けられる(又はそれで構成される又はそれの)第1のコアセットを示し得る。構成パラメータは、第2のコアセットプールと関連付けられる(又はそれで構成される又はそれの)第2のコアセットを示し得る。無線デバイスは、規則に基づき、繰り返されるDCI/PDCCHを伝送し得る、第1のコアセット及び第2のコアセットの対を決定し得る。例えば、無線デバイスは、第1のコアセットと関連付けられる検索空間に基づき、第1のコアセットプールの第1のコアセットを決定してもよく、無線デバイスは、検索空間を介してDCIフォーマットを監視し得る。例えば、DCIフォーマットは、DCIフォーマット1_1、又はDCIフォーマット0_1、又はDCIフォーマット1_2、又はDCIフォーマット0_2(又はDCIフォーマット3_0、又はDCIフォーマット3_1)であり得る。DCIフォーマットで構成される第1のコアセットプールの複数の第1の検索空間がある場合、無線デバイスは、第1のコアセットプールの複数の第1のコアセットを決定し得る。同様に、無線デバイスは、第2のコアセットと関連付けられる検索空間に基づき、第2のコアセットプールの第2のコアセットを決定してもよく、無線デバイスは、検索空間を介してDCIフォーマットを監視し得る。DCIフォーマットで構成される第2のコアセットプールの複数の第2の検索空間がある場合、無線デバイスは、複数の第2の検索空間を決定し得る。一例では、無線デバイスは、各コアセットプール内のDCIフォーマットに対して、最大で1つの検索空間で構成され得る。
一例では、無線デバイスは、第1のコアセットプールの第1のコアセットの第1のコアセットインデックスに基づき、第2のコアセットプールの第2のコアセットを決定し得る。例えば、第2のコアセットの第2のインデックスは、第1のコアセットインデックス+GAPであり得る。例えば、GAPは、決定された/所定の値(例えば、0、12)であり得る。例えば、構成パラメータは、GAPの値を示すパラメータを含み得る。一例では、無線デバイスは、第2のコアセット及び第1の検索空間と関連付けられる第2の検索空間に基づき、第2のコアセットを決定し得る。例えば、第2の検索空間のインデックスは、第1の検索空間+SS-GAPの第1のインデックスであり得る。例えば、SS-GAPは、所定の値(例えば、20、0)であり得る。例えば、無線デバイスは、構成パラメータによって構成される関連付けに基づき、第2のコアセット及び/又は第2の検索空間を決定し得る。例えば、構成パラメータは、第1のコアセットプールと関連付けられるコアセット/検索空間の各々と、第2のコアセットプールと関連付けられるコアセット/検索空間の各々との間の関連を示し得る。一例では、構成パラメータは、第1のコアセット及び/又は第1のコアセットプールの第1の検索空間を含み得る。無線デバイスは、第1のコアセットプールの第1の検索空間を介して第1のDCI/PDCCHを監視し得る。構成パラメータは、第1のコアセット又は第1の検索空間に対する、マルチTRP又はマルチコアセットプールにわたる制御チャネルの繰り返しを示すパラメータを示し得る/含み得る。パラメータに基づき、無線デバイスは、第2のコアセット又は第2のコアセットプールの第2の検索空間を決定し得る。例えば、無線デバイスは、第1のコアセットの1つ以上のパラメータに基づき、第2のコアセットを決定し得る。例えば、第1のコアセットに対して構成される同じリソースブロックのセットを、第2のコアセットに対して使用し得る。例えば、第1の検索空間の監視機会は、第2の検索空間の監視機会を決定するために使用され得る。
一例では、基地局は、コアセットに基づく(又はコアセットに対して)制御チャネルの繰り返しを示し得る。例えば、基地局は、コアセットを介して複数のDCI/PDCCHを伝送し得る。基地局は、複数のTRPを介して複数のDCI/PDCCHを伝送し得る。基地局は、複数のTCI状態がコアセットに対して起動されることを示す、複数のRRCメッセージ及び/又はMAC CEのうちの1つを伝送し得る。例えば、複数のTCI状態は、複数のTRPの第1のTRPに対応する第1のTCI状態と、複数のTRPの第2のTRPに対応する第2のTCI状態とを含み得る。基地局は、コアセットの構成パラメータを含む1つ以上の第2のRRCメッセージを伝送し得る。例えば、構成パラメータは、コアセットに基づき制御チャネルの繰り返しを示し得る。構成パラメータは、複数のTRPにわたる制御チャネルの繰り返しを示し得る。構成パラメータは、複数のTRPにわたる繰り返しパターンを示し得る。例えば、繰り返しパターン(例えば、TRPスイッチングパターン)は、[0、...、0,1、...、1]であり得、ここで、0は、複数のTRPの第1のTRPを表してもよく、1は、複数のTRPの第2のTRPを表し得る。基地局は、例えば、構成パラメータを介して、制御チャネルの繰り返し数を示すビットマップを示し得る。ビットマップの各ビットは、どのTRPがi番目の繰り返しを伝送し得るかを表し得る。繰り返しパターンは、[0、1、0、1、...、0、1]であり得る。繰り返しパターンは、[0、0、...、0、1、1、...、1、0、0、...、0、1、1、...、1]であり得る。様々な繰り返しパターンが考慮され得る。繰り返しパターンに基づき、無線デバイスは、複数のTCI状態のTCI状態に基づいて、制御チャネルの繰り返しを受信し得る。例えば、繰り返しパターンが第1のTRPを示すとき、無線デバイスは、第1のTCI状態に基づき制御チャネルの繰り返しを受信し得る。繰り返しが第2のTRPを示すとき、無線デバイスは、第2のTCI状態に基づき制御チャネルの繰り返しを受信し得る。
図20は、本開示の実施形態の一態様による、複数のTRPにわたる制御チャネルの繰り返しの例を示す。基地局は、構成パラメータを含む1つ以上のRRCメッセージを伝送し得る。構成パラメータは、セルと関連付けられる第1のTRP(TRP#0)及び第2のTRP(TRP#1)を表示/含み得る。構成パラメータは、(例えば、第1のTRP及び第2のTRPを介して)マルチTRPにわたる制御チャネルの繰り返しを含む/示し得る。基地局は、第1のTRP又は第1のコアセットプールを介して、第1のDCI/PDCCH(例えば、PDCCH#1)を伝送し得る。第1のDCI/PDCCHは、マルチTRPを介してTBをスケジューリングするリソースを含む/示し得る。基地局は、第2のDCI/PDCCH(例えば、PDCCH#2)を第2のTRP又は第2のコアセットプールを介して伝送し得る。第2のDCI/PDCCHは、マルチTRPを介してTBをスケジューリングするリソースを含む/示し得る。第1のDCI/PDCCH及び第2のDCI/PDCCHは、TBをスケジューリングする同じHARQプロセスインデックス(例えば、HARQ-K)を示し得る。基地局は、第1のTRPを介して第3のDCI/PDCCHを伝送し得る。基地局は、第4のDCI/PDCCH(例えば、PDCCH#4)を第2のTRPを介して伝送し得る。TBをスケジューリングする制御情報は、複数のTRPを介して4回繰り返され得る。無線デバイスは、第1のTRP又は第1のコアセットプールと関連付けられる第1のTCI状態に基づき、第1のDCI/PDCCH及び第3のDCI/PDCCHを監視し得る。無線デバイスは、第2のTCI状態に基づき、第2のTRP又は第2のコアセットプールと関連付けられる、第2のDCI/PDCCH及び第4のDCI/PDCCHを監視し得る。
基地局は、第1のTRPの4回の繰り返し及び第2のTRPの4回の繰り返しを介してTBを繰り返し得る。無線デバイスは、無線デバイスが第1のTRP及び第2のTRPを介した同時受信をサポートし得るときに、第1のTRP及び第2のTRPを介して同時にTBを繰り返し得る。無線デバイスが第1のTRP及び第2のTRPを介した同時受信をサポートしない場合、基地局は、時間ドメイン分割多重化に基づき、第1のTRP及び第2のTRPを介してTBの繰り返し伝送を伝送し得る。例えば、基地局は、第1のTRPを介して繰り返し伝送の第1の繰り返しを伝送し得る。基地局は、第2のTRPを介して繰り返し伝送の第2の繰り返しを伝送し得る。第1のTRPと第2のTRPとの間のスイッチングパターンは、RRC/MAC-CE/DCIシグナリングに基づき、基地局によって構成され得る。第1のDCI及び第2のDCIは、TBの繰り返し伝送をスケジューリングし得る。複数のTRPを介した制御チャネルの繰り返しの実施形態は、信頼性を強化し、より優れたQoS体験をもたらし得る。
例では、基地局は、構成パラメータを含む1つ以上のRRCメッセージを伝送し得る。構成パラメータは、セルに対して有効化された制御チャネルの繰り返しを示し得る。基地局は、複数のDCI/PDCCHを伝送して、セルの複数のコアセットを介してトランスポートブロックをスケジューリングし得る。例えば、構成パラメータは、制御チャネルの繰り返しに対して、第1のコアセット及び第2のコアセットを構成し得る。構成パラメータは、第1のコアセットと関連付けられる第1の検索空間を含む/示すことができる。構成パラメータは、第2のコアセットと関連付けられる第2の検索空間を含む/示すことができる。構成パラメータは、第1のコアセットと関連付けられる第1のTCI状態を含む/示すことができる。構成パラメータは、第2のコアセットと関連付けられる第2のTCI状態を含む/示すことができる。第1のTCI状態は、第2のTCI状態と同じであっても異なり得る。構成パラメータは、第1のコアセットと関連付けられる第1のTCI状態のセットを含み/示し得る。1つ以上のMAC CEは、第1のコアセットに対する第1のTCI状態のセットの第1のTCI状態を示し得る。例えば、構成パラメータは、第2のコアセットと関連付けられる第2のTCI状態のセットを含む/示すことができる。1つ以上の第2のMAC CEは、第2のコアセットに対する第2のTCI状態のセットの第2のTCI状態を示し得る。構成パラメータは、第1のコアセットと、第2のコアセットとが、トランスポートブロックに対して繰り返されるDCI/PDCCHをスケジューリングするために関連付けられていることを示し得る。
一例では、構成パラメータは、第1のコアセット及び第2のコアセットと関連付けられる検索空間を表示/含み得る。構成パラメータは、複数のコアセットインデックスを含み得る。構成パラメータは、複数のコアセットインデックスのうちのコアセットインデックスを含んでもよく、これは第1のコアセットを示す。構成パラメータは、繰り返し/追加コアセット(例えば、第1のコアセット、第2のコアセットに加えて、制御チャネルの繰り返しに使用されるコアセット)の複数のコアセットインデックスのうちの1つ以上のインデックスを含み得る。例えば、1つ以上のインデックスのインデックスは、第2のコアセットを示し得る。第1のコアセット及び第2のコアセットが制御チャネルの繰り返しと関連付けられる場合、第1のコアセットの第1のパラメータ及び第2のコアセットの第2のパラメータが、構成に関して制限を有し得る。例えば、第1のコアセットの周波数ドメイン内のリソースブロック(RB)のセットは、第2のコアセットの周波数ドメイン内のリソースブロックのセット(又はサブセット又はスーパーセット)と同一であり得る。無線デバイスは、制御チャネルの繰り返しのために、第1のコアセット及び第2のコアセットに属するRBのセットを決定し得る。例えば、第1のコアセットの第1の持続時間は、第2のコアセットの第2の持続時間と同一であり得る。例えば、第1のコアセットのREGの数は、REGの数と同じであり得る。例えば、第1のコアセットのCCEの数は、第2のコアセットのCCEの数と同じ(又はそれより小さい)であり得る。無線デバイスは、決定されたRBのセットに基づき、又は第1のコアセットのRBのセットに基づき、REGの数を決定し得る。例えば、第1のコアセットの第1のCCE~REGマッピングタイプ(例えば、インターリーブ又は非インターリーブの間)は、第2のコアセットの第2のCCE~REGマッピングタイプと同じであり得る。例えば、第1のコアセットのプリコーダの粒度は、第2のコアセットのプリコーダの粒度と同一として構成され得る。例えば、第1のコアセットの第1のtci-PresenceInDCIは、第2のコアセットの第2のtci-PresenceInDCIと同じであり得る。例えば、第1のコアセットの第1のrb-オフセットは、第2のコアセットの第2のrb-オフセットと同じであり得る。
第1のコアセット及び第2のコアセットは、1つ以上のパラメータに対して異なる可能性のある構成を有し得る。例えば、1つ以上のパラメータは、1つ以上のTCI状態を含み得る。例えば、1つ以上のパラメータは、DM-RSスクランブルアイデンティティ(例えば、pdcch-DMRS-ScramblingID)を含み得る。例えば、1つ以上のパラメータは、コアセットプールインデックス(例えば、coresetPoolIndex)を含み得る。例えば、1つ以上のパラメータは、コアセットインデックスを含み得る。
無線デバイスが、第1のコアセットの第1の構成パラメータ及び第2のコアセットの第2の構成パラメータを受信し得るとき、無線デバイスは、第1のコアセットのCCEの第1の数が、第2のコアセットのCCEの第2の数と等しいか、又はそれよりも大きいかを決定する。決定に基づき、無線デバイスは、第1のコアセットを考慮してもよく、第2のコアセットは、制御チャネルの繰り返しに使用され得る。そうでなければ、無線デバイスは、第1のコアセットを決定してもよく、第2のコアセットは、制御チャネルの繰り返しに使用され得ない。別の方法として、無線デバイスは、1つ以上のコアセットのうちの1つ以上のCCEのうち、最も小さな数のCCE(例えば、M)を決定し得る(例えば、最も小さな数のCCEを有する1つ以上のコアセットのコアセットを決定)。例えば、1つ以上のコアセットは、制御チャネルの繰り返しに対して構成され得る/示され得る/使用され得る。無線デバイスは、1つ以上のコアセットの各コアセットの第1のM候補が、制御チャネルの繰り返しに使用されることを決定/想定/考慮し得る。
一例では、無線デバイスは、制御チャネルの繰り返しのために構成される1つ以上のコアセットのうちの第1のコアセットのREGの数を決定し得る。無線デバイスは、1つ以上のコアセットのうちの第2のコアセットのREGの第2の数を決定し得る。無線デバイスは、REGの数がREGの第2の数と等しいかどうかを決定し得る。REGの数がREGの第2の数と等しいと決定することに応答して、無線デバイスは、制御チャネルの繰り返しが第1のコアセット及び第2のコアセットを介して構成されると考慮し得る。そうでなければ、無線デバイスは、構成をエラーケースとして考慮してもよく、第1のコアセット及び第2のコアセットを介して制御チャネルの繰り返しを起動しなくてもよい。一例では、無線デバイスは、1つ以上のコアセットの最小数のREGを決定し得る(例えば、最小数のREGでコアセットを決定)。無線デバイスは、制御チャネルの繰り返しに使用される最小数のREGを想定し得る。
第1のコアセット及び第2のコアセットと関連付けられる検索空間の構成パラメータは、第1のコアセット及び第2のコアセットのスイッチングパターン又はマッピングパターンを含む/示すことができる。例えば、無線デバイスは、検索空間の構成パラメータに基づき、検索空間監視機会を決定し得る。無線デバイスは、第1のコアセットに基づき、検索空間監視機会を決定し得る。無線デバイスは、ルールに基づき、第2の検索空間監視機会又は拡張監視機会を決定し得る。例えば、無線デバイスは、第2の検索空間の監視機会を、第1の監視機会の次のスロットとして決定し得る。無線デバイスは、第2の検索空間に基づき、第2の検索空間監視機会を決定し得る。構成パラメータは、スロット内の複数のOFDMシンボル(又は、複数のスロットなど)のビットマップを示し得る。ビットマップは、対応する各OFDMシンボル又はスロットに対して第1のコアセットに対して0、又は第2のコアセットに対して1を示し得る。0がOFDMシンボルに対して示される場合、無線デバイスは、第1のコアセットに基づき、検索空間監視機会を監視し得る。1が第2のOFDMシンボルに対して示される場合、無線デバイスは、第2のコアセットに基づき、第2の検索空間監視機会を監視し得る。
一例では、無線デバイスは、構成パラメータを含む1つ以上のRRCメッセージを受信し得る。構成パラメータは、セルの帯域幅部分のコアセットを表示/含み得る。構成パラメータは、コアセットと関連付けられる検索空間のパラメータを含み得る。検索空間のパラメータは、第1の時間持続時間の単位で第1の監視周期性を示し得る。例えば、第1の時間持続時間は、スロット又はいくつかのスロットであり得る。検索空間のパラメータは、第2の時間持続時間の単位で第2の監視周期性を示し得る。例えば、第2の時間持続時間は、OFDMシンボル、又はいくつかのOFDMシンボル若しくはスロットであり得る。例えば、第2の時間持続時間は、第1の時間持続時間よりも小さくてもよい。無線デバイスは、第1の監視周期性内の第2の監視周期性に基づき決定される1つ以上の監視機会(例えば、複数のダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会)を介して、1つ以上の繰り返されるDCI/PDCCHを監視し得る。例えば、構成パラメータは、第1の監視周期性内の1つ以上の監視機会を示し得る。
例えば、無線デバイスは、1つ以上の監視機会の第1の監視機会を介して、1つ以上の繰り返しDCI/PDCCHの第1のDCI/PDCCHを受信/監視し得る。無線デバイスは、1つ以上の監視機会の第2の監視機会を介して、1つ以上の繰り返されるDCI/PDCCHの第2のDCI/PDCCHを受信/監視し得る。第1のDCI/PDCCHは、第2のDCI/PDCCHと同一であり得る。第1のDCI/PDCCH及び第2のDCI/PDCCHは、トランスポートブロックに対して同じリソースを示し得る。無線デバイスは、1つ以上の監視機会を介してDCIを受信/監視し得、DCIのための検索空間候補は、1つ以上の監視機会の1つ以上の候補を含み得る。例えば、検索空間候補は、第1の監視機会の第1の候補及び第2の監視機会の第2の候補を含み得る。例えば、第1の監視機会の第1の候補の第1の開始CCEインデックスは、第2の監視機会の第2の候補の第2の開始CCEインデックスと同じであり得る。
無線デバイスは、1つ以上の監視機会を介してDCI/PDCCHを受信/監視し得、DCI/PDCCHの検索空間候補は、1つ以上の監視機会からの1つ以上のCCEを含み得る。
例えば、コアセットは、アクティブTCI状態として、複数のTCI状態と関連付けられ得る。例えば、複数のTCI状態は、1つ以上のRRCメッセージ又はMAC CE又はDCIを介して起動され得る。無線デバイスは、複数のTCI状態の第1のTCIに基づき、第1の監視機会を監視し得る。無線デバイスは、複数のTCI状態の第2のTCIに基づき、第2の監視機会を監視し得る。
図21は、本開示の実施形態の一態様による、制御チャネルの繰り返しの一例を示す。例えば、基地局は、構成パラメータを含む1つ以上のRRCメッセージを伝送し得る。構成パラメータは、アクティブTCI状態と関連付けられるコアセットを含み/示し得る。基地局は、1つ以上のRRCメッセージ、又は1つ以上のMAC CE、又は1つ以上のDCIを介して、アクティブTCI状態を起動し得る。構成パラメータは、制御チャネルの繰り返しに対する1つ以上の監視機会を示すビットマップを含み/示し得る。図21は、ビットマップサイズが14である(例えば、ビットマップは、各ビットが各OFDMシンボルにマッピングされるスロットに対応する)ことを示す。ビットマップは、スロットの第1のOFDMシンボルと第6のOFDMシンボルの監視機会を示す。構成パラメータは、第1の監視周期性を2つのスロット(例えば、2つのスロット毎にモニター)として示し/含み得る。各監視周期性において、無線デバイスは、ビットマップに基づき、1つ以上の監視機会を決定し得る。例えば、ビットマップが存在しないとき、無線デバイスは、スロットの第1のOFDMシンボルで始まる監視機会を決定し得る。図21の例では、無線デバイスは、各監視周期のビットマップに基づき、第1の監視機会及び第2の監視機会を決定し得る。無線デバイスは、トランスポートブロックをスケジューリングする1つ以上のDCI/PDCCHを受信するための第1の監視機会及び第2の監視機会を監視し得る。
一例では、構成パラメータは、検索空間に対して、監視周期内の1つ以上の監視機会を示す。例えば、monitoringSlotPeriodicityAndOffsetは、監視周期性を決定し得る。パラメータがmonitoringSymbolWithinSlotを含み得るとき、無線デバイスは、monitoringSymbolWithinSlotに基づき、スロット内の各監視機会の間のギャップに基づき、監視周期を決定し得る。無線デバイスは、スロット内の監視機会間の等しい間隔を期待し得る。別の方法として、検索空間が制御チャネルの繰り返しに使用されるとき、パラメータは、monitoringSymbolsWithinSlotを含まなくてもよい。一例では、monitoringSymbolsWithinSlotは、制御チャネルの繰り返しが有効化される場合に、monitoringSlotPeriodicityAndOffsetに基づき決定される監視周期性内の1つ以上の監視機会を示すために使用され得る。例えば、制御チャネルの繰り返しの有効化を示すパラメータは、検索空間に対して、又は検索空間と関連付けられるコアセットに対して、又は検索空間を介して監視されるDCIフォーマットに対して構成され得る。例えば、検索空間の持続時間を使用して、監視周期内の1つ以上の監視機会を決定し得る。例えば、監視周期がスロットよりも大きい場合、無線デバイスは、監視周期及び持続時間に基づき、1つ以上の監視機会を決定し得る。例えば、監視周期性がPスロットであり、持続時間がDである場合、無線デバイスは、monitoringSlotPeriodicityAndOffsetに基づき、1つ以上の監視機会の第1の監視機会を決定し得る。無線デバイスは、第1の監視機会の次のスロットとして、1つ以上の監視機会の第2の監視機会を決定し得る。無線デバイスは、連続スロットにおける第1の監視機会から開始する、Dの数の監視機会を決定し得る。例えば、検索空間が複数のコアセットと構成/関連付けられている場合、検索空間は、複数の制御リソースセットId(例えば、controlResourceSetID及び第2のcontrolResourceSetID)を含み得る。
一例では、基地局は、1つ以上の監視機会の第1の監視機会を介して、第1のDCI/PDCCHを伝送し得る。基地局は、1つ以上の監視機会の第2の監視機会を介して、第2のDCI/PDCCHを伝送し得る。第1のDCI/PDCCH及び第2のDCI/PDCCHは、トランスポートブロックに対して同じリソースを示し得る。第1のDCI/PDCCHの第1の内容は、第2のDCI/PDCCHの第2の内容と同一であり得るか、又は異なり得る。無線デバイスは、第1のDCI/PDCCHを第2のDCI/PDCCHから独立して復号しようとし得る。無線デバイスは、基地局が第1のDCI/PDCCH及び第2のDCI/PDCCHを伝送し得ると想定しなくてもよい。基地局は、1つ以上の監視機会にわたって、1つ以上のDCI/PDCCHを伝送し得る。基地局は、1つ以上の監視機会にわたって単一のDCI/PDCCHを伝送し得る。基地局は、各監視機会においてDCI/PDCCHを伝送し得る。基地局は、1つ以上の監視機会にわたって、任意の数の繰り返しDCI/PDCCHを伝送し得る。
基地局は、第1の制御チャネルの繰り返しモードが、1つ以上の監視機会に使用されることを示し得る。第1の制御チャネルの繰り返しモードに基づき、無線デバイスは、監視周期性において、1つ以上の監視機会Oの数を決定し得る。時間第1の方法に基づき、1つ以上の監視機会の監視機会は、0、...、O-1からインデックス付けされる。無線デバイスは、0~i(例えば、i=0、...、O-1又はi=0、1、3、7、...)までの監視機会から、候補をアグリゲーションする1つ以上の検索空間候補を復号しようとし得る。例えば、Oが4である場合、無線デバイスは、1つ以上の監視機会の第1の監視機会から、候補をアグリゲーションする第1の候補を復号しようとし得る。無線デバイスは、1つ以上の監視機会の第2の監視機会から、候補及び別の候補をアグリゲーションする第2の候補を復号しようとし得る。無線デバイスは、1つ以上の監視機会の各監視機会の各候補をアグリゲーションする第4の候補を復号しようとし得る。無線デバイスは、候補のうちのある候補の開始CCEインデックスが同一である1つ以上の監視機会から候補をアグリゲーションし得る、又は無線デバイスが規則に基づき候補を決定し得る。例えば、無線デバイスは、各監視機会において、同じ周波数リソースの候補を決定し得る。例えば、無線デバイスは、各監視機会において、同じREG(又は同じREGインデックス)の候補を決定し得る。
一例では、無線デバイスは、検索空間の監視周期性内の1つ以上の監視機会の各監視機会を介して、候補の各リストを決定し得る。無線デバイスは、候補の各リストに基づき、1つ以上の監視機会にわたって候補のリストを決定し得る。候補のリストは、アグリゲーションレベルの1つ以上の候補を含み得る。例えば、無線デバイスは、アグリゲーションレベルLの2つの監視機会にわたる2つの候補、又はアグリゲーションレベルL/2の4つの監視機会にわたる4つの候補に基づき、第1のアグリゲーションレベル2*Lの候補の第1のリストを決定し得る。
1つ以上の監視機会にわたるアグリゲーションレベルの1つ以上の検索空間候補の決定の例では、基地局は、第1から第4の監視機会にインデックス付けされた監視周期で、4つの監視機会を示し得る。この例では、アグリゲーションレベルの候補セットは、4つの監視機会にわたって一貫していると想定されている。例えば、アグリゲーションレベル2の第1の候補は、第3のCCEで開始され得、アグリゲーションレベル2の第2の候補は、第5のCCEで開始され得る。例えば、アグリゲーションレベル4の第1の候補は、N_CCE(例えば、複数のCCE)~第8のCCEで開始され得、アグリゲーションレベル4の第2の候補は、N_CCE~第4のCCEで開始され得る。無線デバイスは、アグリゲーションレベル2の4つの候補(それぞれ1つの監視機会からの1つの候補)を組み合わせ/アグリゲーションすることによって、及び/又はアグリゲーションレベル4の2つの候補(それぞれ1つの監視機会からの1つの候補)を組み合わせ/アグリゲーションすることによって、アグリゲーションレベル8を有する候補のリストを決定し得る。この例では、左の第1のボックスと右の第2の小さなボックスは、AL=8候補を示す。無線デバイスは、AL=2の第2の候補、及び/又はAL=4の第2の候補をアグリゲーションする/組み合わせることによって、より多くの候補を決定し得る。同様に、無線デバイスは、AL=4の4つの候補を組み合わせ/アグリゲーションすることによって、アグリゲーションレベル(AL)=16の候補を決定し得る。無線デバイスは、2つのAL=16を決定し得る。
無線デバイスは、候補が、第1の監視機会(又は第1の監視機会、監視周期における最も早い監視機会)からの候補を含まなくてもよい、候補をアグリゲーションし得ない。無線デバイスは、第1の監視機会、第1+第2の監視機会、第1+第2+第3+第4の監視機会、第1+第2+第3+第4+第5+第6+第7+第8、...などから候補をアグリゲーションすることによって、可能なアグリゲーションレベル及び/又は候補を決定し得る。
一例では、無線デバイスは、各スロットに適用されるハッシュ関数に基づき、アグリゲーションレベルの候補のリストを決定し得る。同じ候補は、第1の監視機会及び第2の監視機会が同じスロットに存在する場合にマッピングされ得る。そうでなければ、異なる候補が決定され得る。基地局は、1つ以上の監視機会にわたっての候補にわたってDCIを伝送し得る。
一例では、基地局は、構成パラメータを含む1つ以上のメッセージを伝送し得る。構成パラメータは、制御チャネルの繰り返しのための検索空間グループを含み/示し得る。検索空間グループは、1つ以上の検索空間を含み得る。例えば、検索グループは、第1のキャリアの第1の検索空間と第2のキャリアの第2の検索空間とを含み得る。例えば、検索空間グループは、セルの第1のBWPの第1の検索空間と、セルの第2のBWPの第2の検索空間とを含み得る。例えば、検索空間グループは、第1のセルの第1のBWPの第1の検索空間、及び第2のセルの第2のBWPの第2の検索空間を含み得る。例えば、セルのBWPについて、構成パラメータは、1つ以上の検索空間グループを示し得る。1つ以上の検索空間グループの検索空間グループは、1つ以上のDCIフォーマットと関連付けられ/構成され得る。一例では、無線デバイスは、セルのBWPに構成/関連付けられる1つ以上の検索空間に基づき、検索空間グループを決定してもよく、1つ以上の検索空間の各検索空間は、1つ以上のDCIフォーマットのDCIフォーマットを監視するように構成され得る。例えば、1つ以上のDCIフォーマットは、DCIフォーマット1_1及びDCIフォーマット0_1を含み得る。例えば、1つ以上のDCIフォーマットは、DCIフォーマット0_0及びDCIフォーマット1_0を含み得る。例えば、1つ以上のDCIフォーマットは、DCIフォーマット1_2及びDCIフォーマット0_2を含み得る。例えば、1つ以上のDCIフォーマットは、DCIフォーマット3_0及びDCIフォーマット3_1を含み得る。例えば、1つ以上のDCIフォーマットは、非フォールバックDCIのダウンリンク/アップリンクDCIを含み得る。例えば、1つ以上のDCIフォーマットは、フォールバックDCIのダウンリンク/アップリンクDCIを含み得る。例えば、1つ以上のDCIフォーマットは、サイドリンクDCIのDCIフォーマットを含み得る。
無線デバイスは、複数のコアセットに基づき、制御の繰り返しに対してアドレス指定されるのと類似した方法で、検索空間グループの1つ以上の検索空間にわたる検索空間候補を決定し得る。一例では、無線デバイスは、1つ以上の検索空間に基づき、スロット内の1つ以上の監視機会を決定し得る。例えば、スロットnでは、無線デバイスは、1つ以上の検索空間の第1の検索空間に基づき、1つ以上の第1の監視機会を決定し得る。無線デバイスは、スロットnで、1つ以上の検索空間の第2の検索空間に基づき、1つ以上の第2の監視機会を決定し得る。無線デバイスは、スロットnの1つ以上の第1の監視機会及び1つ以上の第2の監視機会を監視し得る。無線デバイスは、時間ドメイン内の1つ以上の検索空間の検索空間の監視機会と、1つ以上の検索空間の第2の検索空間の第2の監視機会との間の重複を期待しなくてもよい。無線デバイスは、スロット内の1つ以上の監視機会を介して、DCIフォーマットに基づき1つ以上の繰り返されるDCIを監視し得る。
一例では、1つ以上の繰り返しDCIは、基地局によって、1つ以上のPDCCHを介して伝送され得、各PDCCHは、各DCIを運び/伝送し得る。1つ以上の繰り返しDCIの各DCIは、同じコンテンツ又は異なるコンテンツを有し得る。無線デバイスは、各DCIが同一の内容を有し得るとき、1つ以上の繰り返しDCIをアグリゲーションし得る。一例では、1つ以上の繰り返しDCIは、PDCCHを介して伝送され得、PDCCHは、1つ以上の検索空間の1つ以上の検索空間候補にわたって伝送され得る。一例では、DCIは、1つ以上のPDCCHを介して繰り返し伝送され得、各PDCCHは、DCIを繰り返し運び/伝送し得る。
一例では、基地局は、複数のTCI状態を、アクティブTCI状態としてコアセットと関連付け得る。図22は、本開示の実施形態の一態様による、アクティブTCI状態として複数のTCI状態と関連付けられるコアセットの例を示す。例では、基地局は、制御チャネルの繰り返しに対するスロット内の、又は監視周期内の複数の監視機会を示し得る。無線デバイスは、複数のTCI状態の第1のTCI状態に基づき、第1の監視機会を監視し得る。無線デバイスは、複数のTCI状態の第2のTCI状態に基づき、第2の監視機会を監視し得る。基地局は、複数のTCI状態をスイッチングするパターンを示し得る。例えば、コアセットと関連付けられる検索空間の構成パラメータは、制御チャネルの繰り返しを可能にすることを含み/示し得る。構成パラメータは、TCIスイッチングを有効にすること、又は複数のTCI状態を介して制御チャネルの繰り返しを有効にすることを含み/示し得る。構成パラメータは、スイッチングパターンを含み/示し得る。例えば、スイッチングパターンは、監視周期性若しくはスロット内又は数スロット内(例えば、検索空間のmonitoringSlotPeriodicityAndOffsetによって構成される監視周期性の間)の、1つ以上の監視機会の各々の監視機会において、複数のTCI状態の第1のTCI状態と、複数のTCI状態の第2のTCI状態との間を交互にし得る。例えば、スイッチングパターンは、第1のTCI状態と第2のTCI状態との間の半々であり得る。例えば、1つ以上の監視機会の数は、Kである。無線デバイスは、第1のTCI状態に基づき、第1のフロア(K/2)監視機会を監視し得る。無線デバイスは、監視周期内の第2のTCI状態に基づき、残りの監視機会を監視し得る。例えば、スイッチングパターンは、1つ以上の監視機会の各監視機会におけるTCI状態を示すビットマップであり得る。
図23は、サービス提供セルのコアセットに対する1つ以上のTCI状態(例えば、TCI状態1及びTCI状態2)を示す/起動する/更新する/選択するMAC CEフォーマット(例えば、UE固有のPDCCH MAC CEに対するTCI状態表示、UE固有のPDCCH MAC CEに対する拡張TCI状態表示)の一例を示す。基地局は、MAC CEフォーマットで、1つ以上のTCI状態インデックス(例えば、TCI状態ID1及びTCI状態ID2)を示して、コアセット(コアセットIDによって示される)に対する1つ以上のTCI状態を起動し得る。1つ以上のTCI状態インデックスは、1つ以上のTCI状態を示し/識別し得る。1つ以上のTCI状態インデックスの各TCI状態インデックスは、1つ以上のTCI状態のそれぞれのTCI状態を示し/識別し得る。MAC CEフォーマットは、1つ以上のフィールドを含み得る。1つ以上のフィールドのうちの第1のフィールドは、サービングセルの/を識別する/を示すサービングセルインデックス(例えば、上位層パラメータServCellIndexによって提供されるか、1つ以上の構成パラメータによって示されるサービングセルID)を示し/構成し得る。1つ以上のフィールドのうちの第2のフィールドは、サービングセルのコアセットの/を識別する/を示すコアセットインデックス(例えば、コアセットID)を示し/含み得る。1つ以上のフィールドのうちの第3のフィールドは、第1のTCI状態の/を識別する/を示す第1のTCI状態インデックス(例えば、TCI状態ID1)を示し/含み得る。1つ以上のTCI状態は、第1のTCI状態を含み得る。1つ以上のフィールドのうちの第4のフィールド(例えば、R)は、予約済みフィールドであり得る。1つ以上のフィールドのうちの第5のフィールドは、第2のTCI状態の/を識別する/示す第2のTCI状態インデックス(例えば、TCI状態ID2)を示し/含み得る。一例では、MAC CEフォーマットの1つ以上のフィールドは、第4のフィールド(例えば、R)の値に基づく第2のTCI状態インデックスを含み得る。例えば、第4のフィールドの値がゼロと等しいとき、MAC CEフォーマットは、第2のTCI状態インデックスを含まなくてもよい(例えば、第5のフィールドが、予約済みフィールドであり得る)。第4のフィールドの値が1と等しいとき、MAC CEフォーマットは、第2のTCI状態インデックスを含み得る。1つ以上のTCI状態は、第2のTCI状態を含み得る。MAC CEフォーマットは、アクティベーションコマンドであり得る。構成パラメータは、第1のTCI状態の第1のTCI状態インデックスを示し得る。構成パラメータは、第2のTCI状態の第2のTCI状態インデックスを示し得る。構成パラメータは、コアセットのコアセットグループインデックスを示し得る。構成パラメータは、セルのサービングセルインデックスを示し得る。構成パラメータは、1つ以上のTCI状態の1つ以上のTCI状態インデックスを示し得る。1つ以上のTCI状態は、第1のTCI状態及び第2のTCI状態を含み得る。1つ以上のTCI状態インデックスは、第1のTCI状態インデックス及び第2のTCI状態インデックスを含み得る。
一例では、無線デバイスは、1つ以上のメッセージを受信し得る。一例では、無線デバイスは、基地局から1つ以上のメッセージを受信し得る。1つ以上のメッセージは、1つ以上の構成パラメータを含み得る。一例では、1つ以上の構成パラメータは、RRC構成パラメータであり得る。一例では、1つ以上の構成パラメータは、RRC再構成パラメータであり得る。
一例では、1つ以上の構成パラメータは、セル用であり得る。一例では、1つ以上の構成パラメータのうちの少なくとも1つの構成パラメータは、セル用であり得る。一例では、セルは一次セル(PCell)であり得る。一例では、セルは二次セル(SCell)であり得る。セルは、PUCCHで構成される二次セル(例えば、PUCCH SCell)であり得る。一例では、セルは、例えば、ライセンスされていない帯域で動作する、ライセンスされていないセルであり得る。一例では、セルは、例えば、ライセンスされた帯域で動作する、ライセンスされたセルであり得る。一例では、セルは、第1の周波数範囲(FR1)で動作し得る。FR1は、例えば、6GHz未満の周波数帯を含み得る。一例では、セルは、第2の周波数範囲(FR2)で動作し得る。FR2は、例えば、24GHz~52.6GHzの周波数帯を含み得る。
一例では、無線デバイスは、第1の時間及び第1の周波数で、セルを介してアップリンク伝送(例えば、PUSCH、PUCCH、SRS)を実行し得る。無線デバイスは、第2の時間及び第2の周波数で、セルを介してダウンリンク受信(例えば、PDCCH、PDSCH)を実行し得る。一例では、セルは、時間分割二重(TDD)モードで動作し得る。TDDモードでは、第1の周波数及び第2の周波数は同じであり得る。TDDモードでは、第1の時間と第2の時間が異なり得る。一例では、セルは、周波数分割二重(FDD)モードで動作し得る。FDDモードでは、第1の周波数と第2の周波数は異なり得る。FDDモードでは、第1の時間と第2の時間は同じであり得る。
一例では、無線デバイスは、RRC接続モードであり得る。
一例では、無線デバイスは、RRCアイドルモードであり得る。
一例では、無線デバイスは、RRC非アクティブモードであり得る。
一例では、セルは、複数のBWPを含み得る。複数のBWPは、セルのアップリンクBWPを含む1つ以上のアップリンクBWPを含み得る。複数のBWPは、セルのダウンリンクBWPを含む1つ以上のダウンリンクBWPを含み得る。
一例では、複数のBWPのあるBWPは、アクティブ状態及び非アクティブ状態のうちの1つであり得る。一例では、1つ以上のダウンリンクBWPのダウンリンクBWPのアクティブ状態において、無線デバイスは、ダウンリンクBWP上で/用に/経由でダウンリンクチャネル/信号(例えば、PDCCH、DCI、CSI-RS、PDSCH)を監視し得る。一例では、1つ以上のダウンリンクBWPのダウンリンクBWPのアクティブ状態において、無線デバイスは、ダウンリンクBWP上で/を介して/に対してPDSCHを受信し得る。一例では、1つ以上のダウンリンクBWPのダウンリンクBWPの非アクティブ状態では、無線デバイスは、ダウンリンクBWP上で/を介して/に対してダウンリンクチャネル/信号(例えば、PDCCH、DCI、CSI-RS、PDSCH)を監視しなくてもよい。1つ以上のダウンリンクBWPのダウンリンクBWPの非アクティブ状態では、無線デバイスは、ダウンリンクBWP上で/を介して/に対してダウンリンクチャネル/信号(例えば、PDCCH、DCI、CSI-RS、PDSCH)を監視すること(又は受信すること)をストップし得る。一例では、1つ以上のダウンリンクBWPのダウンリンクBWPの非アクティブ状態では、無線デバイスは、ダウンリンクBWP上で/を介して/のためにPDSCHを受信し得ない。1つ以上のダウンリンクBWPのダウンリンクBWPの非アクティブ状態では、無線デバイスは、ダウンリンクBWP上で/を介して/のためにPDSCHを受信することをストップし得る。
一例では、1つ以上のアップリンクBWPのアップリンクBWPのアクティブ状態において、無線デバイスは、アップリンクBWP上で/を介してアップリンク信号/チャネル(例えば、PUCCH、プリアンブル、PUSCH、PRACH、SRSなど)を伝送し得る。一例では、1つ以上のアップリンクBWPのアップリンクBWPの非アクティブ状態では、無線デバイスは、アップリンクBWP上で/を介してアップリンク信号/チャネル(例えば、PUCCH、プリアンブル、PUSCH、PRACH、SRSなど)を伝送し得ない。
一例では、無線デバイスは、セルの1つ以上のダウンリンクBWPのうちのダウンリンクBWPを起動し得る。一例では、ダウンリンクBWPを起動することは、無線デバイスが、ダウンリンクBWPをセルのアクティブダウンリンクBWPとして設定すること(又はそれにスイッチングすること)を含み得る。一例では、ダウンリンクBWPを起動することは、無線デバイスがダウンリンクBWPをアクティブ状態に設定することを含み得る。一例では、ダウンリンクBWPを起動することは、ダウンリンクBWPを非アクティブ状態からアクティブ状態にスイッチングすることを含み得る。
一例では、無線デバイスは、セルの1つ以上のアップリンクBWPのアップリンクBWPを起動し得る。一例では、アップリンクBWPを起動することは、無線デバイスが、アップリンクBWPをセルのアクティブアップリンクBWPとして設定すること(又はそれにスイッチングすること)を含み得る。一例では、アップリンクBWPを起動することは、無線デバイスがアップリンクBWPをアクティブ状態に設定することを含み得る。一例では、アップリンクBWPを起動することは、アップリンクBWPを非アクティブ状態からアクティブ状態にスイッチングすることを含み得る。
一例では、1つ以上の構成パラメータは、セルの(アクティブな)ダウンリンクBWPのためのものであり得る。一例では、1つ以上の構成パラメータの少なくとも1つの構成パラメータは、セルのダウンリンクBWPのためのものであり得る。
一例では、1つ以上の構成パラメータは、セルの(アクティブな)アップリンクBWPのためのものであり得る。一例では、1つ以上の構成パラメータの少なくとも1つの構成パラメータが、セルのアップリンクBWPのためのものであり得る。
一例では、1つ以上の構成パラメータは、1つ以上のコアセットを示し得る。1つ以上の構成パラメータは、セルの(アクティブな)ダウンリンクBWPに対する1つ以上のコアセットを示し得る。一例では、セルの(アクティブ)ダウンリンクBWPは、1つ以上のコアセットを含み得る。
一例では、1つ以上の構成パラメータは、1つ以上のコアセットの(例えば、上位層パラメータControlResourceSetIdによって提供される)1つ以上のコアセットインデックスを示し得る。一例では、1つ以上のコアセットの各コアセットは、1つ以上のコアセットインデックスのそれぞれのコアセットインデックスによって識別/示され得る。一例では、1つ以上のコアセットのうちの第1のコアセットは、1つ以上のコアセットインデックスのうちの第1のコアセットインデックスによって識別され得る。1つ以上のコアセットのうちの第2のコアセットは、1つ以上のコアセットインデックスのうちの第2のコアセットインデックスによって識別され得る。
一例では、コアセットインデックスは、コアセット識別子であり得る。
一例では、1つ以上の構成パラメータは、例えばセルのダウンリンクBWPに対する複数の検索空間セットを示し得る(例えば、上位層パラメータSearchSpaceによって)。一例では、1つ以上の構成パラメータは、例えばセルに対する複数の検索空間セットを示し得る(例えば、上位層パラメータSearchSpaceによって)。
一例では、1つ以上の構成パラメータは、例えば複数の検索空間セットに対する(例えば、上位層パラメータsearchSpaceIDによって提供される)検索空間セットのインデックス/識別子を示し得る。一例では、複数の検索空間セットの各検索空間セットは、検索空間セットインデックスのそれぞれの検索空間セットインデックスによって識別され得る。一例では、複数の検索空間セットのうちの第1の検索空間セットは、検索空間セットインデックスのうちの第1の検索空間セットインデックスによって識別され得る。一例では、複数の検索空間セットのうちの第2の検索空間セットは、検索空間セットインデックスのうちの第2の検索空間セットインデックスによって識別され得る。
一例では、構成パラメータは、複数の検索空間に対するPDCCH監視機会(例えば、monitoringSlotPeriodicityAndOffset)を示し得る。1つ以上の構成パラメータは、複数の検索空間セットの各検索空間セットに対するPDCCH監視周期性のそれぞれのPDCCH監視周期(例えば、monitoringSlotPeriodicityAndOffset)を示し得る。1つ以上の構成パラメータは、複数の検索空間セットのうちの第1の検索空間セットに対するPDCCH監視周期の第1のPDCCH監視周期(例えば、2スロット)を示し得る。1つ以上の構成パラメータは、複数の検索空間セットのうちの第2の検索空間セットに対するPDCCH監視周期の第2のPDCCH監視周期(例えば、10スロット)を示し得る。
一例では、複数の検索空間セットの各検索空間セットは、1つ以上のコアセットのそれぞれのコアセットと関連付けられ得る(又はリンク付けされ得る)。一例では、1つ以上の検索空間セットの検索空間セットは、1つ以上のコアセットのコアセットと関連付けられ得る(又はリンク付け、若しくはマッピングされ得る)。一例では、1つ以上の構成パラメータは、(例えば、上位層パラメータSearchSpaceにおける上位層パラメータcontrolResourceSetIdによって提供される)検索空間セットに対するコアセット(又はコアセットのコアセットインデックス)を示し得る。一例では、関連付け(又はリンク付け、若しくはマッピング)は一対一であり得る。関連付けが一対一であることは、コアセットと関連付けられる(又はリンク付けされる)検索空間セットが、コアセットとは異なる第2のコアセットと関連付けられていない(又はリンク付けされていない)ことを含み得る。
一例では、1つ以上の構成パラメータは、(例えば、上位層パラメータSearchSpaceにおける上位層パラメータcontrolResourceSetIdによって提供される)複数の検索空間セットに対する1つ以上のコアセットインデックスを示し得る。一例では、複数の検索空間セットの各検索空間セットは、1つ以上のコアセットインデックスのそれぞれのコアセットインデックスによって識別される、1つ以上のコアセットのうちのコアセットと関連付けられ得る(又はリンク付けされ得る)。一例では、1つ以上の構成パラメータは、第1の検索空間セットに対する第1のコアセットの第1のコアセットインデックスを示し得る。1つ以上の構成パラメータは、第1の検索空間セットの(例えば、上位層パラメータSearchSpaceにおける上位層パラメータcontrolResourceSetIdによって提供される)第1のコアセットインデックスフィールドにおいて、第1のコアセットの第1のコアセットインデックスを示し得る。第1の検索空間セットに対する第1のコアセットの第1のコアセットインデックスを示す1つ以上の構成パラメータに基づいて、第1の検索空間セットは、第1のコアセットと関連付けられ得る(又はリンク付けされ得る)。一例では、1つ以上の構成パラメータは、第2の検索空間セットに対する第1のコアセットの第1のコアセットインデックスを示し得る。1つ以上の構成パラメータは、第2の検索空間セットの(例えば、上位層パラメータSearchSpaceにおける上位層パラメータcontrolResourceSetIdによって提供される)第2のコアセットインデックスフィールドにおいて、第1のコアセットの第1のコアセットインデックスを示し得る。第2の検索空間セットに対する第1のコアセットの第1のコアセットインデックスを示す1つ以上の構成パラメータに基づいて、第2の検索空間セットは、第1のコアセットと関連付けられ得る(又はリンク付けされ得る)。一例では、1つ以上の構成パラメータは、第1の検索空間セットに対する第2のコアセットの第2のコアセットインデックスを示し得る。第1の検索空間セットに対する第2のコアセットの第2のコアセットインデックスを示す1つ以上の構成パラメータに基づき、第1の検索空間セットは、第2のコアセットと関連付けられ得る(又はリンク付けされ得る)。一例では、1つ以上の構成パラメータは、第2の検索空間セットに対する第2のコアセットの第2のコアセットインデックスを示し得る。第2の検索空間セットに対する第2のコアセットの第2のコアセットインデックスを示す1つ以上の構成パラメータに基づき、第2の検索空間セットは、第2のコアセットと関連付けられ得る(又はリンク付けされ得る)。
一例では、検索空間セットがコアセットと関連付けられる(又はコアセットにリンク付けされる)ことに基づき、無線デバイスは、コアセットと関連付けられた(又はコアセットにリンク付けされた)検索空間セットに対するPDCCH監視機会におけるダウンリンク制御信号/チャネル(例えば、DCI、PDCCH、RS、GC-PDCCH、DMRSなど)に対して、PDCCH候補を監視し得る。一例では、検索空間セットがコアセットと関連付けられる(又はコアセットにリンク付けされる)ことに基づき、無線デバイスは、DCIに対して、検索空間セットと関連付けられた(又はリンク付けされた)コアセットにおける検索空間セットに対するPDCCH監視機会において、PDCCH候補を監視し得る。一例では、検索空間セットがコアセットと関連付けられる(又はコアセットにリンク付けされる)ことに基づき、無線デバイスは、DCIに対して、検索空間セットと関連付けられた(又はリンク付けされた)コアセットにおける検索空間セットに対するPDCCHを監視し得る。
図24は、本開示の実施形態の一態様による、制御チャネルの繰り返しの一例である。
図25は、本開示の実施形態の一態様による、制御チャネルの繰り返しを有するダウンリンク信号の繰り返しの一例である。
図26は、本開示の実施形態の一態様による、制御チャネルの繰り返しを有するダウンリンク信号の繰り返しの例示的なフロー図である。
図27は、本開示の実施形態の一態様による、制御チャネルの繰り返しを有するダウンリンク信号の繰り返しの一例である。
図28は、本開示の実施形態の一態様による、制御チャネルの繰り返しを有するダウンリンク信号の繰り返しの例示的なフロー図である。
一例では、無線デバイスは、DCI(例えば、図25及び図27の時間T1におけるDCI)を受信し得る。DCIは、ダウンリンク信号をスケジューリング/トリガし得る。ダウンリンク信号は、例えば、トランスポートブロック(例えば、PDSCH)であり得る。ダウンリンク信号は、例えば、非周期CSI-RSであり得る。
一例では、無線デバイスは、1つ以上のコアセットのコアセット(例えば、図25のコアセット1)を介してDCIを受信し得る。DCIは、TCIフィールドを含まなくてもよい/有しなくてもよい。TCIフィールドは、DCIに存在しなくてもよい。一例では、1つ以上の構成パラメータは、コアセットに対して、上位層パラメータtci-PresentInDCIを含まなくてもよい。DCIとダウンリンク信号との間の時間オフセットは、閾値(例えば、timeDurationForQCL、beamSwitchTiming)以上であり得る。
無線デバイスは、ダウンリンク信号の受信に対して、1つ以上のコアセットの中から、コアセットを選択/決定し得る。無線デバイスは、コアセットを介してDCIを受信することに基づいて、コアセットを選択/決定し得る。無線デバイスは、TCIフィールドを含まない/有するDCIに基づいて、コアセットを選択/決定し得る。無線デバイスは、時間オフセットが閾値以上であることに基づいて、コアセットを選択/決定し得る。
一例では、無線デバイスは、1つ以上のコアセットを監視し得る。無線デバイスは、最後/最新/現在の時間スロットにおいて1つ以上のコアセットを監視し得る。無線デバイスは、最後/最新/現在の時間スロットにおいて1つ以上のコアセットと関連付けられた少なくとも1つの検索空間セットを監視し得る。無線デバイスは、最終/最新/現在の時間スロットにおいて1つ以上のコアセットのそれぞれのコアセットと関連付けられた少なくとも1つの検索空間セットの各検索空間セットを監視し得る。複数の検索空間セットは、少なくとも1つの検索空間セットを含み得る。1つ以上の検索空間セットのうちの監視される検索空間セットは、1つ以上のコアセットのコアセット(図27のコアセット1)と関連付けられ得る。例えば、コアセットのコアセットインデックスは、1つ以上のコアセットの1つ以上のコアセットインデックスの中で、最も低くてもよい。1つ以上のコアセットインデックスは、コアセットインデックスを含み得る。コアセットは、1つ以上のコアセットの1つ以上のコアセットインデックスの中で、最も低いコアセットインデックスによって/を用いて識別/示され得る。DCIとダウンリンク信号との間の時間オフセットは、閾値(例えば、timeDurationForQCL、beamSwitchTiming、48シンボル)未満であり得る。
一例では、1つ以上の構成パラメータは、上位層パラメータenableDefaultTCIStatePerCoresetPoolIndexを含み得る。上位層パラメータenableDefaultTCIStatePerCoresetPoolIndexが、1つ以上の構成パラメータに存在し得る。上位層パラメータenableDefaultTCIStatePerCoresetPoolIndexが存在するとき、無線デバイスは、2つのデフォルトのTCI状態に基づいて、ダウンリンク信号(例えば、PDSCH、非周期CSI-RS)を受信/バッファし得る。2つのデフォルトのTCI状態の各デフォルトTCI状態は、複数のコアセットプールインデックス(例えば、CORESETPoolindex)のそれぞれのコアセットプールインデックスのためのものであり得る(又はそれらに対応するか、又はそれらと関連付けられ得る)。無線デバイスは、上位層パラメータCORESETPoolindex毎に、デフォルトのTCI状態に基づいて、ダウンリンク信号を受信/バッファし得る。一例では、1つ以上の構成パラメータは、上位層パラメータCORESETPoolindexの2つの値を含み/示し得る。一例では、1つ以上の構成パラメータは、1つ以上のコアセットのうちの1つ以上の第1のコアセットに対して、上位層パラメータCORESETPoolIndexの第1の値(例えば、0)を含み/示し得る。一例では、1つ以上の構成パラメータは、1つ以上のコアセットのうちの1つ以上の第2のコアセットに対して、上位層パラメータCORESETPoolIndexの第2の値(例えば、1)を含み/示し得る。1つ以上の構成パラメータは、上位層パラメータCORESETPoolindexの2つの異なる値(例えば、0及び1)を示す、1つ以上のダウンリンク制御チャネル構成パラメータ(例えば、PDCCH-Config)を含み得る。例えば、1つ以上のダウンリンク制御チャネル構成パラメータは、第1のコアセットの第1のコアセットプールインデックスの第1の値を示し得る。1つ以上の構成パラメータは、第2のコアセットの第2のコアセットプールインデックスの第2の値を示し得る。1つ以上のコアセットは、第1のコアセット及び第2のコアセットを含み得る。例えば、第1の値(例えば、0)及び第2の値(例えば、1)は異なり得る。例えば、第1の値(例えば、1)及び第2の値(例えば、1)は同じであり得る。
一例では、ダウンリンク信号は、第1のコアセットプールインデックス(例えば、CORESETPoolindex)と関連付けられ得る。無線デバイスは、1つ以上のコアセットの受信されたコアセットを介して、ダウンリンク信号をDCIスケジューリング/トリガし得る。1つ以上の構成パラメータは、受信されたコアセットの第1のコアセットプールインデックスを示し得る。ダウンリンク信号は、DCIを受信することが、受信したコアセットを介して、第1のコアセットプールインデックスを用いてダウンリンク信号をスケジューリング/トリガすることに基づいて、第1のコアセットプールインデックスと関連付けられ得る。一例では、1つ以上の構成パラメータは、コアセットの第2のコアセットプールインデックス(例えば、図27のコアセット1)を示し得る。コアセットは、1つ以上のコアセットの1つ以上のコアセットインデックスの中で、最も低い(又は最も高い)コアセットインデックスによって/を用いて識別/示され得る。第1のコアセットプールインデックスの値と、第2のコアセットプールインデックスの値は、同じであり得る(又は等しくてもよい)。一例では、第1のコアセットプールインデックス及び第2のコアセットプールインデックスは、0に等しくてもよい。一例では、第1のコアセットプールインデックス及び第2のコアセットプールインデックスは、1に等しくてもよい。一例では、1つ以上の構成パラメータは、1つ以上のコアセットの第2のコアセットプールインデックスを示し得る。1つ以上のコアセットの第1のコアセットのコアセットプールインデックスの値及び第2のコアセットプールインデックスの値は同じであり得る。
一例では、コアセットのコアセットプールインデックスを示す1つ以上の構成パラメータは、コアセットに対して、上位層パラメータCORESETPoolindexの値を示す1つ以上の構成パラメータを含み得る。例えば、上位層パラメータCORESETPoolindexの値が0と等しいとき、コアセットのコアセットプールインデックスは0と等しい。例えば、上位層パラメータCORESETPoolindexの値が1と等しいとき、コアセットのコアセットプールインデックスは1と等しい。
無線デバイスは、ダウンリンク信号の受信に対して、1つ以上のコアセットの中から、コアセットを選択/決定し得る。無線デバイスは、コアセットのコアセットインデックスが、1つ以上のコアセットの1つ以上のコアセットインデックスの中で、最も低い(又は最も高い)ことに基づいて、コアセットを決定/選択し得る。無線デバイスは、例えば、時間オフセットが閾値未満であることに基づいて、コアセットを選択/決定し得る。無線デバイスは、例えば、ダウンリンク信号の(又は、これと関連付けられた)第1のコアセットプールインデックス、及びコアセットの(又は、これと関連付けられた)第2のコアセットプールインデックスが同じである(又は等しい)ことに基づいて、コアセットを選択/決定し得る。
DCIとダウンリンク信号との間の時間オフセットは、例えば、DCIの受信とダウンリンク信号との間の時間オフセットを含み得る。DCIとダウンリンク信号との間の時間オフセットは、例えば、DCIの最後のシンボルとダウンリンク信号の最初/開始のシンボルとの間の時間オフセットを含み得る。DCIとダウンリンク信号との間の時間オフセットは、例えば、DCIを運ぶPDCCHの最後のシンボルとダウンリンク信号の最初/開始のシンボルとの間の時間オフセットを含み得る。DCIとダウンリンク信号との間の時間オフセットは、例えば、DCIの受信とダウンリンク信号の最初/開始の伝送機会との間の時間オフセットを含み得る。基地局は、複数の伝送機会においてダウンリンク信号を伝送し得る。複数の伝送機会は、最初/開始の伝送機会を含み得る。最初/開始の伝送機会は、複数の伝送機会の中で、時間内に発生する第1の伝送機会であり得る。最初/開始の伝送機会の開始時間/シンボルは、複数の伝送機会の開始時間/シンボルの中で、最初/最も早いものであり得る。
一例では、基地局は、無線デバイスの1つ以上(追加)のUE無線アクセス能力情報を必要とし得る。基地局は、(例えば、情報要素UECapabilityEnquiryによって)無線デバイスからの1つ以上のUE無線アクセス能力情報を要求するために手順を開始し得る。一例では、無線デバイスは、基地局によって要求された1つ以上のUE無線アクセス能力情報を転送するために、情報要素(例えば、UECapabilityInformationメッセージ)を使用し得る。無線デバイスは、無線デバイスがサポートする特徴のセットを示すFeatureSetDownlinkに閾値(例えば、timeDurationForQCL、beamSwitchTiming)を提供し/示し得る。無線デバイスは、閾値を示すUE能力情報を伝送し得る。
一例では、1つ以上の構成パラメータは、ダウンリンク信号(例えば、非周期CSI-RS又は非周期CSI-RSリソース)を含むCSI-RSリソースセット(例えば、NZP-CSI-RS-リソースセット)に対して、上位層パラメータtrs-infoを含まなくてもよい。
一例では、(UE能力情報において)無線デバイスによって報告される値は、{14,28,48}のうちの少なくとも1つであり得る。1つ以上の構成パラメータは、ビームスイッチタイミングイネーブラ(例えば、enableBeamSwitchTiming)を含まなくてもよい。閾値は、無線デバイスによって報告される閾値の値が、{14,28,48}のうちの少なくとも1つであるとき、無線デバイスによって報告される閾値の値と等しくてもよい。閾値は、1つ以上の構成パラメータがビームスイッチタイミングイネーブラを含まないとき、無線デバイスによって報告される閾値の値と等しくてもよい。
一例では、無線デバイスによって報告される閾値の値は、{224,336}のうちの少なくとも1つであり得る。閾値は、無線デバイスによって報告される閾値の値が、{224,336}のうちの少なくとも1つであるとき、48シンボルに等しくてもよい。
一例では、閾値は、DCIでPDCCH受信を実行し、DCIによってスケジューリングされるダウンリンク信号の処理のためにDCIにおいて受信された(又はDCIによって示された)空間的QCL情報(例えば、TCI-State)を適用するために、無線デバイスによって必要とされる最小OFDMシンボル数を含み/示し得る。
一例では、無線デバイスは、DCIによって示される空間的QCL情報をダウンリンク信号に適用するために、PDCCH受信とダウンリンク信号の処理との間の最小OFDMシンボル数を必要とし得る。
一例では、閾値は、ダウンリンク信号(例えば、非周期CSI-RS)のDCIトリガとダウンリンク信号の伝送との間の最小OFDMシンボル数を含み/示し得る。OFDMシンボル数は、DCIの(又はDCIを含む)最後の記号からダウンリンク信号の最初/開始のシンボルまでが測定される。
一例では、1つ以上の構成パラメータは、複数のTCI状態(例えば、PDSCH-Configにおけるtci-StatesToAddModList)を示し得る。複数のTCI状態のうちの少なくとも1つのTCI状態は、QCL-TypeDを示し/含有し/含み得る。無線デバイスは、ダウンリンク信号の受信のために、QCL-TypeDを示す/含有する/含む複数のTCI状態のうちの少なくとも1つのTCI状態に基づいて、1つ以上のコアセットの中から、コアセットを選択/決定し得る。
一例では、複数の検索空間セットのうちの1つ以上の検索空間セットは、コアセットと関連付けられ得る(又はリンク付け、若しくはマッピングされ得る)。1つ以上の構成パラメータは、1つ以上の検索空間セットに対するコアセットを示し得る。1つ以上の構成パラメータは、1つ以上の検索空間セットの各検索空間セットに対するコアセット(又はコアセットのインデックス)を示し得る。
一例では、1つ以上の構成パラメータは、1つ以上の検索空間セットの1つ以上の検索空間セットインデックスを示し得る。1つ以上の検索空間セットの各検索空間セットは、1つ以上の検索空間セットインデックスのそれぞれの検索空間セットインデックスによって識別/示され得る。例えば、1つ以上の検索空間セットのうちの第1の検索空間セットは、1つ以上の検索空間セットインデックスの第1の検索空間セットインデックスによって識別/示され得る。1つ以上の検索空間セットのうちの第2の検索空間セットは、1つ以上の検索空間セットインデックスの第2の検索空間セットインデックスによって識別/示され得る。
一例では、1つ以上の構成パラメータは、1つ以上のコアセットのコアセット(例えば、図24、図25及び図27のコアセット1)に対する複数のTCI状態(例えば、上位層パラメータtci-StatesPDCCH-ToAddListによって提供される)を示し得る。
一例では、1つ以上の構成パラメータは、複数のTCI状態に対して、TCI状態インデックス(例えば、上位層パラメータTCI-StateIdによって提供される)を示し得る。一例では、複数のTCI状態の各TCI状態は、TCI状態インデックスのそれぞれのTCI状態インデックスによって識別され/示され得る。一例では、複数のTCI状態のうちの第1のTCI状態は、TCI状態インデックスのうちの第1のTCI状態インデックスによって識別され得る。複数のTCI状態のうちの第2のTCI状態は、TCI状態インデックスのうちの第2のTCI状態インデックスによって識別され得る。
無線デバイスは、コアセットに対する少なくとも2つのTCI状態(例えば、TCI状態1及びTCI状態2)を示す/選択する/起動する/更新する起動コマンド(例えば、図23のMAC-CE、UE固有のPDCCH MAC CEに対するTCI状態表示、UE固有のPDCCH MAC CEに対する拡張TCI状態表示)を受信し得る。複数のTCI状態は、少なくとも2つのTCI状態を含み得る。
少なくとも2つのTCI状態は、TCI状態インデックスのうちの少なくとも2つのTCI状態インデックスによって識別/示され得る。複数のTCI状態の各TCI状態は、少なくとも2つのTCI状態インデックスのそれぞれのTCI状態インデックスによって識別/示され得る。一例では、少なくとも2つのTCI状態のうちの第1のTCI状態は、少なくとも2つのTCI状態インデックスのうちの第1のTCI状態インデックスによって識別され得る。少なくとも2つのTCI状態のうちの第2のTCI状態(例えば、TCI状態2)は、少なくとも2つのTCI状態インデックスのうちの第2のTCI状態インデックスによって識別され得る。
少なくとも2つのTCI状態は、コアセットの少なくとも2つのアンテナポート準共位置(QCL)仮定/プロパティ/構造を含み得る/示し得る/であり得る。少なくとも2つのTCI状態の各TCI状態は、コアセットの少なくとも2つのアンテナポートQCL仮定/プロパティ/構造のそれぞれのアンテナポートQCL仮定/プロパティ/構造を含み/示し得る。コアセットの少なくとも2つのアンテナポートのQCL仮定/特定/構造は、コアセットに対するチャネル特性、ドップラーシフト、ドップラー拡散、平均遅延、遅延拡散、及び空間受信フィルタのうちの少なくとも1つを示し得る。少なくとも2つのTCI状態のうちの第1のTCI状態は、少なくとも2つのアンテナポートQCL仮定/プロパティ/構造の第1のアンテナポートQCL仮定/プロパティ/構造を含み得る/示し得る/であり得る。少なくとも2つのTCI状態のうちの第2のTCI状態は、少なくとも2つのアンテナポートQCL仮定/プロパティ/構造の第2のアンテナポートQCL仮定/プロパティ/構造を含み得る/示し得る/であり得る。
一例では、少なくとも2つのTCI状態は、少なくとも2つの基準信号(例えば、CSI-RS、SSB/PBCHブロック、SRS、DM-RS)を示し得る。少なくとも2つのTCI状態の各TCI状態は、少なくとも2つの基準信号のそれぞれの基準信号を示し得る。例えば、第1のTCI状態(例えば、TCI状態1)は、少なくとも2つの基準信号うちの第1の基準信号を識別する(又は示す)、第1の基準信号インデックス(例えば、上位層パラメータreferenceSignal、ssb-index、csi-RS-Index、NZP-CSI-RS-ResourceIdによって提供される)を示し/含み得る。1つ以上の構成パラメータは、第1の基準信号の第1の基準信号インデックスを示し得る。第1のTCI状態(例えば、TCI状態2)は、少なくとも2つの基準信号うちの第2の基準信号を識別する(又は示す)、第2の基準信号インデックス(例えば、上位層パラメータreferenceSignal、ssb-index、csi-RS-Index、NZP-CSI-RS-ResourceIdによって提供される)を示し/含み得る。1つ以上の構成パラメータは、選択された基準信号の第2の基準信号インデックスを示し得る。
一例では、少なくとも2つのTCI状態は、少なくとも2つの基準信号に対する少なくとも2つの準共位置タイプを示し得る。少なくとも2つのTCI状態の各TCI状態は、少なくとも2つの準共位置タイプのそれぞれの準共位置タイプを示し得る。少なくとも2つの準共位置タイプは、例えば、QCL TypeDであり得る。例えば、第1のTCI状態(例えば、TCI状態1)は、第1の基準信号に対して、少なくとも2つの準共位置タイプのうちの第1の準共位置タイプを示し/含み得る。第2のTCI状態(例えば、TCI状態2)は、第2の基準信号に対して、少なくとも2つの準共位置タイプのうちの第2の準共位置タイプを示し/含み得る。第1の準共位置タイプは、例えば、QCL-TypeDであり得る。第2の準共位置タイプは、例えば、QCL-TypeDであり得る。
一例では、無線デバイスは、DCIに対して、少なくとも2つのTCI状態に基づいて、コアセットにおいてダウンリンク制御チャネル(例えば、PDCCH、PDCCH伝送/受信)を監視し得る。無線デバイスは、DCIに対して、例えば、コアセットに対する少なくとも2つのTCI状態を示す/起動する/選択する起動コマンドを受信することに応答して、少なくとも2つのTCI状態に基づいて、コアセットにおいてダウンリンク制御チャネルを監視し得る。少なくとも2つのTCI状態に基づいて、コアセットにおいてダウンリンク制御チャネルを監視することは、コアセットにおけるダウンリンク制御チャネルの1つ以上のDM-RSアンテナポートが、少なくとも2つのTCI状態によって示される少なくとも2つの基準信号と準共位置にされることを含み得る。コアセットにおけるダウンリンク制御チャネルの1つ以上のDM-RSアンテナポートは、少なくとも2つのTCI状態によって示される少なくとも2つの準共位置タイプに関して、少なくとも2つの基準信号と準共位置にされ得る。一例では、無線デバイスは、コアセットにおいてDCIを受信し得る。無線デバイスは、例えば、コアセットにおいてダウンリンク制御チャネルを監視しながら、コアセットにおいてDCIを受信し得る。無線デバイスは、少なくとも2つのTCI状態に基づいて、コアセットにおいてDCIを受信し得る。少なくとも2つのTCI状態に基づいて、コアセットにおいてDCIを監視することは、コアセットにおけるダウンリンク制御チャネルの1つ以上のDM-RSアンテナポートが、少なくとも2つのTCI状態によって示される少なくとも2つの基準信号と準共位置にされることを含み得る。ダウンリンク制御チャネルは、DCIを運び得る。コアセットを介して、少なくとも2つのTCI状態に基づいて、DCIを受信することは、DCIの1つ以上のDM-RSアンテナポートが、少なくとも2つのTCI状態のうちの第1のTCI状態によって示される少なくとも2つの基準信号のうちの第1の基準信号と準共位置にされることを含み得る。コアセットを介して、少なくとも2つのTCI状態に基づいて、DCIを受信することは、DCIの1つ以上のDM-RSアンテナポートが、少なくとも2つのTCI状態のうちの第2のTCI状態によって示される少なくとも2つの基準信号のうちの第2の基準信号と準共位置にされることを含み得る。
一例では、DCIに対して、コアセットにおいてダウンリンク制御チャネルを監視することは、DCIに対して、コアセットと関連付けられた1つ以上の検索空間セットに対する/の1つ以上のPDCCH監視機会において1つ以上のPDCCH候補を監視することを含み得る。無線デバイスは、1つ以上の設定パラメータの1つ以上の検索空間セット構成パラメータ(例えば、IE SearchSpace)に基づいて、1つ以上の検索空間セットの1つ以上のPDCCH監視機会を決定し得る。1つ以上の検索空間セット構成パラメータは、1つ以上の検索空間セットに対する1つ以上のPDCCH監視周期(例えば、monitoringSlotPeriodicityAndOffset)を示し得る。PDCCH監視周期は、1つ以上のPDCCH監視周期を含み得る。1つ以上の検索空間セット構成パラメータは、1つ以上の検索空間セットに対するPDCCH監視記号(例えば、monitoringSymbolsWithinSlot)を示し得る。
少なくとも2つのTCI状態に基づいて、コアセットにおいてダウンリンク制御チャネルを監視することは、コアセットにおけるダウンリンク制御チャネルの1つ以上のDM-RSアンテナポートが、少なくとも2つのTCI状態のうちの第1のTCI状態によって示される第1の基準信号と準共位置にされることを含み得る。コアセットにおけるダウンリンク制御チャネルの1つ以上のDM-RSアンテナポートは、第1のTCI状態によって示される少なくとも2つの準共位置タイプのうちの第1の準共位置にタイプに関して、第1の基準信号と準共位置にされ得る。コアセットにおけるダウンリンク制御チャネル(例えば、PDCCH伝送)の1つ以上のDM-RSアンテナポートは、ダウンリンク制御チャネルの1つ以上のREG/CCEにおける第1の基準信号と準共位置にされ得る。コアセットにおいて受信されたDCIの1つ以上のDM-RSアンテナポートは、DCIの1つ以上のREG/CCEにおける第1の基準信号と準共位置にされ得る。
少なくとも2つのTCI状態に基づいて、コアセットにおいてダウンリンク制御チャネルを監視することは、コアセットにおけるダウンリンク制御チャネルの1つ以上のDM-RSアンテナポートが、少なくとも2つのTCI状態のうちの第2のTCI状態によって示される第2の基準信号と準共位置にされることを含み得る。コアセットにおけるダウンリンク制御チャネルの1つ以上のDM-RSアンテナポートは、第2のTCI状態によって示される少なくとも2つの準共位置タイプのうちの第2の準共位置にタイプに関して、第2の基準信号と準共位置にされ得る。コアセットにおけるダウンリンク制御チャネル(例えば、PDCCH伝送)の1つ以上のDM-RSアンテナポートは、ダウンリンク制御チャネルの1つ以上のREG/CCEにおける第2の基準信号と準共位置にされ得る。コアセットにおいて受信されたDCIの1つ以上のDM-RSアンテナポートは、DCIの1つ以上のREG/CCEにおける第2の基準信号と準共位置にされ得る。
一例では、コアセットにおけるダウンリンク制御チャネルの1つ以上のDM-RSアンテナポートは、1つ以上の第1のDM-RSアンテナポート及び1つ以上の第2のDM-RSアンテナポートを含み得る。1つ以上の第1のDM-RSアンテナポート及び1つ以上の第2のDM-RSアンテナポートは異なり得る(例えば、直交し、共通のDM-RSアンテナポートを含まない)。少なくとも2つのTCI状態に基づいて、コアセットにおいてダウンリンク制御チャネルを監視することは、コアセットにおけるダウンリンク制御チャネルの1つ以上のDM-RSアンテナポートが、少なくとも2つのTCI状態のうちの第1のTCI状態によって示される第1の基準信号と準共位置にされることを含み得る。コアセットにおけるダウンリンク制御チャネルの1つ以上の第1のDM-RSアンテナポートは、第1のTCI状態によって示される少なくとも2つの準共位置タイプのうちの第1の準共位置にタイプに関して、第1の基準信号と準共位置にされ得る。コアセットにおいて受信されたDCIの1つ以上の第1のDM-RSアンテナポートは、第1のTCI状態によって示される第1の基準信号と準共位置にされ得る。少なくとも2つのTCI状態に基づいて、コアセットにおいてダウンリンク制御チャネルを監視することは、コアセットにおけるダウンリンク制御チャネルの1つ以上の第2のDM-RSアンテナポートが、少なくとも2つのTCI状態のうちの第2のTCI状態によって示される第2の基準信号と準共位置にされることを含み得る。コアセットにおけるダウンリンク制御チャネルの1つ以上の第2のDM-RSアンテナポートは、第2のTCI状態によって示される少なくとも2つの準共位置タイプのうちの第2の準共位置にタイプに関して、第2の基準信号と準共位置にされ得る。コアセットにおいて受信されたDCIの1つ以上の第2のDM-RSアンテナポートは、第2のTCI状態によって示される第2の基準信号と準共位置にされ得る。
1つ以上の構成パラメータは、コアセットの少なくとも2つのTCI状態のうちの第1のTCI状態に対する1つ以上の第1のDM-RSアンテナポートを示し得る。1つ以上の構成パラメータは、コアセットの少なくとも2つのTCI状態のうちの第2のTCI状態に対する1つ以上の第2のDM-RSアンテナポートを示し得る。
一例では、無線デバイスは、DCIに対して、少なくとも2つのTCI状態のうちの第1のTCI状態に基づいて、コアセットと関連付けられた1つ以上の検索空間セットに対する/の1つ以上のPDCCH監視機会において1つ以上のPDCCH候補を監視し得る。少なくとも2つのTCI状態に基づいて、コアセットにおいてダウンリンク制御チャネルを監視することは、1つ以上のPDCCH監視機会における1つ以上のPDCCH候補の1つ以上のDM-RSアンテナポートが、第1のTCI状態によって示される第1の基準信号と準共位置にされることを含み得る。1つ以上のDM-RSアンテナポートは、第1のTCI状態によって示される少なくとも2つの準共位置タイプのうちの第1の準共位置タイプに関して、第1の基準信号と準共位置にされ得る。
一例では、無線デバイスは、DCIに対して、少なくとも2つのTCI状態のうちの第2のTCI状態に基づいて、コアセットと関連付けられた1つ以上の検索空間セットに対する/の1つ以上のPDCCH監視機会において1つ以上のPDCCH候補を監視し得る。少なくとも2つのTCI状態に基づいて、コアセットにおいてダウンリンク制御チャネルを監視することは、1つ以上のPDCCH監視機会における1つ以上のPDCCH候補の1つ以上のDM-RSアンテナポートが、第2のTCI状態によって示される第2の基準信号と準共位置にされることを含み得る。1つ以上のDM-RSアンテナポートは、第2のTCI状態によって示される少なくとも2つの準共位置タイプのうちの第2の準共位置タイプに関して、第2の基準信号と準共位置にされ得る。
一例では、コアセットと関連付けられた1つ以上の検索空間セットは、1つ以上の第1の検索空間セット及び1つ以上の第2の検索空間セットを含み得る。1つ以上の第1の検索空間セット及び1つ以上の第2の検索空間セットは、例えば、異なり得る(例えば、直交し、共通検索空間セットを含まない)。1つ以上の第1の検索空間セット及び1つ以上の第2の検索空間セットは、例えば、同じであり得る。
1つ以上の検索空間セットに対する/の1つ以上のPDCCH監視機会は、1つ以上の第1の検索空間セットに対する/の1つ以上の第1のPDCCH監視機会、及び1つ以上の第2の検索空間セットに対する/の1つ以上の第2のPDCCH監視機会を含み得る。
無線デバイスは、DCIに対して、第1のTCI状態に基づいて、1つ以上の第1の検索空間セットに対する/の1つ以上の第1のPDCCH監視機会において1つ以上のPDCCH候補を監視し得る。少なくとも2つのTCI状態に基づいて、コアセットにおいてダウンリンク制御チャネルを監視することは、1つ以上の第1の検索空間セットに対する/の1つ以上の第1のPDCCH監視機会における1つ以上のPDCCH候補の1つ以上のDM-RSアンテナポートが、少なくとも2つのTCI状態のうちの第1のTCI状態によって示される第1の基準信号と準共位置にされることを含み得る。1つ以上のDM-RSアンテナポートは、第1のTCI状態によって示される少なくとも2つの準共位置タイプのうちの第1の準共位置タイプに関して、第1の基準信号と準共位置にされ得る。
無線デバイスは、DCIに対して、第2のTCI状態に基づいて、1つ以上の第2の検索空間セットに対する/の1つ以上の第2のPDCCH監視機会において1つ以上のPDCCH候補を監視し得る。少なくとも2つのTCI状態に基づいて、コアセットにおいてダウンリンク制御チャネルを監視することは、1つ以上の第2検索空間セットに対する/の1つ以上の第2のPDCCH監視機会における1つ以上のPDCCH候補の1つ以上のDM-RSアンテナポートが、少なくとも2つのTCI状態のうちの第2のTCI状態によって示される第2の基準信号と準共位置にされることを含み得る。1つ以上のDM-RSアンテナポートは、第2のTCI状態によって示される少なくとも2つの準共位置タイプのうちの第2の準共位置タイプに関して、第2の基準信号と準共位置にされ得る。
1つ以上の構成パラメータは、コアセットの少なくとも2つのTCI状態のうちの第1のTCI状態に対する1つ以上の第1の検索空間セットを示し得る。1つ以上の構成パラメータは、コアセットの少なくとも2つのTCI状態のうちの第2のTCI状態に対する1つ以上の第2の検索空間セットを示し得る。
一例では、無線デバイスは、コアセットにおいてDCIを受信し得る。無線デバイスは、例えば、少なくとも2つのTCI状態に基づいて、コアセットにおいてダウンリンク制御チャネルを監視しながら、コアセットにおいてDCIを受信し得る。無線デバイスは、例えば、第1のTCI状態に基づいて、コアセットにおいてDCIを監視し得る。無線デバイスは、例えば、第2のTCI状態に基づいて、コアセットにおいてDCIを監視し得る。
1つ以上の構成パラメータは、制御チャネルの繰り返し(例えば、PDCCH繰り返し/アグリゲーション)を示し得る。1つ以上の構成パラメータは、制御チャネルの繰り返しを有効化する(又は起動するか、若しくは示す)制御チャネルの繰り返し有効パラメータを含み得る。制御チャネルの繰り返しは、ダウンリンク制御信号/チャネル(例えば、PDCCH、DCI)の繰り返しを含み得る。
一例では、1つ以上の構成パラメータは、制御チャネルの繰り返しに対する繰り返し数を示し得る。
一例では、1つ以上の構成パラメータは、コアセットに対する制御チャネルの繰り返しに対する繰り返し数を示し得る。一例では、1つ以上の構成パラメータは、コアセットの1つ以上の検索空間セットに対する制御チャネルの繰り返しの繰り返し数を示し得る。一例では、1つ以上の構成パラメータは、コアセットの1つ以上の検索空間セットの少なくとも1つの検索空間セットに対する制御チャネルの繰り返しの繰り返し数を示し得る。
一例では、無線デバイスは、制御チャネルの繰り返しに対する繰り返し数を示すDCIを受信し得る。DCIは、繰り返しの数を示すフィールド(例えば、DCIサブフレーム/スロット繰り返し数フィールド)を含み得る。
一例では、繰り返し数は、例えば、ダウンリンク制御信号/チャネル(例えば、PDCCH、DCI)の繰り返し数であり得る。基地局は、ダウンリンク制御信号/チャネルの繰り返しに対して、複数のDCI/PDCCH(例えば、図24のDCI1及びDCI2)を伝送し得る。無線デバイスは、ダウンリンク制御信号/チャネルの繰り返しに対する複数のDCI/PDCCHに対して、コアセットを監視し得る。複数のDCI/PDCCHの数は、繰り返し数と等しくてもよい(例えば、図24において繰り返し数は2と等しい)。複数のDCI/PDCCHの各DCI/PDCCHは、同じであり得る(又は、同じ内容、例えば、同じDCIフィールド、DCIフィールドに対する同じ値、同じDCIサイズなどを有し得る)。複数のDCI/PDCCHの各DCI/PDCCHは、ダウンリンク制御信号/チャネルと同じであり得る。複数のDCI/PDCCHの各DCI/PDCCHは、異なり得る(又は、異なる内容、異なるDCIサイズ、異なるペイロード、例えば、異なるDCIフィールド、DCIフィールドに対する異なる値などを有し得る)。
例えば、基地局は、コアセットを介して複数のDCI/PDCCHを伝送し得る。無線デバイスは、複数のDCI/PDCCHに対して、コアセットを監視し得る。1つ以上の構成パラメータは、制御チャネルの繰り返しに対するコアセットを示し得る。
基地局は、コアセットの1つ以上の検索空間セットのうちの検索空間セットを介して、複数のDCI/PDCCHを伝送し得る。無線デバイスは、複数のDCI/PDCCHに対して、コアセットの検索空間を監視し得る。1つ以上の構成パラメータは、制御チャネルの繰り返しに対する検索空間を示し得る。
一例では、基地局は、コアセットの1つ以上の検索空間セットを介して、複数のDCI/PDCCHを伝送し得る。無線デバイスは、複数のDCI/PDCCHに対して、コアセットの1つ以上の検索空間セットを監視し得る。基地局は、1つ以上の検索空間セットのそれぞれの検索空間セットを介して、複数のDCI/PDCCHの各DCI/PDCCHを伝送し得る。無線デバイスは、複数のDCI/PDCCHの各DCI/PDCCHに対して、1つ以上の検索空間セットのそれぞれの検索空間セットを監視し得る。1つ以上の構成パラメータは、制御チャネルの繰り返しに対するコアセットを示し得る。1つ以上の構成パラメータは、制御チャネルの繰り返しに対する1つ以上の検索空間セットを示し得る。
一例では、無線デバイスは、制御チャネルの繰り返しに対して、複数のダウンリンク制御信号/チャネル伝送/繰り返し機会(例えば、PDCCH伝送/繰り返し/監視機会)を決定し得る。基地局は、コアセットを介して、複数のダウンリンク制御信号/チャネル伝送/繰り返し機会(例えば、図24のPDCCH伝送/繰り返し機会1及びPDCCH伝送/繰り返し機会2)にわたって/越えて/上で、複数のDCI/PDCCHを伝送し得る。無線デバイスは、複数のDCI/PDCCHに対して、複数のダウンリンク制御信号/チャネル伝送/繰り返し機会にわたって/を超えて/の上でコアセットを監視し得る。図24では、基地局は、複数のダウンリンク制御信号/チャネル伝送/繰り返し機会の第1のダウンリンク制御信号/チャネル伝送/繰り返し機会(例えば、PDCCH伝送機会1)において、複数のDCI/PDCCHの第1のダウンリンク制御信号/チャネル(例えば、DCI1)を伝送する。基地局は、複数のダウンリンク制御信号/チャネル伝送/繰り返し機会の第2のダウンリンク制御信号/チャネル伝送/繰り返し機会(例えば、PDCCH伝送機会2)において、複数のDCI/PDCCHの第2のダウンリンク制御信号/チャネル(例えば、DCI2)を伝送する。無線デバイスは、第1のダウンリンク制御信号/チャネルに対して、第1のダウンリンク制御信号/チャネル伝送/繰り返し機会におけるコアセットを監視し得る。無線デバイスは、第2のダウンリンク制御信号/チャネルに対して、第2のダウンリンク制御信号/チャネル伝送/繰り返し機会におけるコアセットを監視し得る。
一例では、無線デバイスは、1つ以上の検索空間構成パラメータに基づいて、複数のダウンリンク制御信号/チャネル伝送/繰り返し機会を決定し得る。
複数のダウンリンク制御信号/チャネル伝送/繰り返し機会は、1つ以上の第1のダウンリンク制御信号/チャネル伝送/繰り返し機会、及び1つ以上の第2のダウンリンク制御信号/チャネル伝送/繰り返し機会を含み得る。無線デバイスは、複数のDCI/PDCCHのうちの1つ以上の第1のDCI/PDCCH(例えば、DCI1)に対して、コアセットの少なくとも2つのTCI状態のうちの第1のTCI状態(例えば、TCI状態1)に基づいて、1つ以上の第1のダウンリンク制御信号/チャネル伝送/繰り返し機会(例えば、PDCCH伝送機会1)にわたって/を超えて/の上でコアセットを監視し得る。無線デバイスは、複数のDCI/PDCCHのうちの1つ以上の第2のDCI/PDCCH(例えば、DCI2)に対して、コアセットの少なくとも2つのTCI状態のうちの第2のTCI状態(例えば、TCI状態2)に基づいて、1つ以上の第2のダウンリンク制御信号/チャネル伝送/繰り返し機会(例えば、PDCCH伝送機会2)にわたって/を超えて/の上でコアセットを監視し得る。
一例では、1つ以上の検索空間セットの/に対する1つ以上のPDCCH監視機会及び複数のダウンリンク制御信号/チャネル伝送/繰り返し機会は、同じであり得る。一例では、1つ以上の第1の検索空間セットの/に対する1つ以上の第1のPDCCH監視機会及び1つ以上の第1のダウンリンク制御信号/チャネル伝送/繰り返し機会は、同じであり得る。一例では、1つ以上の第2の検索空間セットの/に対する1つ以上の第2のPDCCH監視機会及び1つ以上の第2のダウンリンク制御信号/チャネル伝送/繰り返し機会は、同じであり得る。
一例では、ダウンリンク制御信号/チャネル(又は複数のDCI/PDCCHの伝送)の繰り返しは、例えば、時間単位(例えば、TDM-ed)であり得る/発生し得る。時間単位は、例えば、連続的であり得る。時間単位の数は、繰り返し数と等しくてもよい。時間単位は、例えば、時間スロットであり得る。時間単位は、例えば、ミニスロットであり得る。時間単位は、例えば、時間シンボルであり得る。時間単位は、例えば、サブフレームであり得る。時間単位は、例えば、時間における監視機会(例えば、PDCCH監視機会)であり得る。複数のダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会の数は、繰り返し数と等しくてもよい。複数のダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会は、時間単位であり得る/発生し得る。例えば、複数のダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会の第1のダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会は、時間単位の第1の時間単位であり得る/発生し得る。複数のダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会の第2のダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会は、時間単位の第2の時間単位であり得る/発生し得る。
一例では、ダウンリンク制御信号/チャネル(又は複数のDCI/PDCCHの伝送)の繰り返しは、例えば、周波数単位(FDM-ed)であり得る/発生し得る。周波数単位の数は、繰り返し数と等しくてもよい。周波数単位は、例えば、周波数帯であり得る。周波数単位は、例えば、物理リソースブロック(PRB)であり得る。周波数単位は、例えば、リソース要素グループ(REG)であり得る。周波数単位は、例えば、REGバンドルであり得る。周波数単位は、例えば、制御要素(CE)であり得る。周波数単位は、例えば、BWPであり得る。周波数単位は、例えば、セルであり得る。複数のダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会の数は、繰り返し数と等しくてもよい。複数のダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会は、周波数単位であり得る/発生し得る。例えば、複数のダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会の第1のダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会は、周波数単位の第1の周波数単位であり得る/発生し得る。複数のダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会の第2のダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会は、周波数単位の第2の周波数単位であり得る/発生し得る。
基地局は、複数のDCI/PDCCHを時間単位にわたって/を超えて/において伝送し得る。基地局は、複数のDCI/PDCCHを周波数単位間にわたって/を超えて/において伝送し得る。基地局は、複数のアップリンク信号/チャネル伝送機会にわたって/を超えて/においてダウンリンク制御信号/チャネルの伝送を繰り返すことができる。基地局は、ダウンリンク制御信号/チャネルをその繰り返し数で伝送し得る。例えば、図24では、複数のダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会は、第1のダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会(第1のTX機会)、及び第2のダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会(例えば、第2のTX機会)を含む。第1のダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会は、時間単位の第1の時間単位(例えば、第1の時間スロット、第1のシンボル、第1のサブフレーム、第1のPDCCH監視機会)であり得る/発生し得る。第2のダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会は、時間単位の第2の時間単位(例えば、第2の時間スロット、第2のシンボル、第2のサブフレーム、第2のPDCCH監視機会)であり得る/発生し得る。第1のダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会は、周波数単位の第1の周波数単位(例えば、第1のPRB、第1のセル、第1の周波数、第1のBWP、第1のサブバンド、第1のREG、第1のCE)であり得る/発生し得る。第2のダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会は、周波数単位の第2の周波数単位(例えば、第2のPRB、第2のセル、第2の周波数、第2のBWP、第2のサブバンド、第2のREG、第2のCE)であり得る/発生し得る。
一例では、1つ以上の構成パラメータは、制御チャネルの繰り返しに対する繰り返し/多重化スキーム(例えば、上位層パラメータRepetitionSchemeConfig、FDM-Scheme、TDM-Scheme、SFN-Scheme、SDM-Scheme、CDM-Schemeによる)を示し得る。
繰り返しスキームは、例えば、周波数ドメインの繰り返しスキームであり得る。繰り返しスキームは、例えば、周波数ドメインの繰り返しスキームであり得る。繰り返しスキームは、例えば、空間/コードドメインの繰り返しスキームであり得る。
一例では、無線デバイスは、複数のDCI/PDCCHに対して、繰り返しスキームを示す1つ以上の構成パラメータに基づいて、複数のダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会にわたって/を超えて/において、コアセットを監視し得る。
一例では、繰り返しスキームは、時間ドメインの繰り返しスキーム(例えば、TDMスキーム、TDMSchemeA、TDMSchemeBなど)であり得る。時間ドメインの繰り返しスキームでは、複数のダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会(例えば、第1のTX機会、及び第2のTX機会)は、時間的に重複しなくてもよい。時間ドメインの繰り返しスキームでは、複数のダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会は、周波数において重複してもしなくてもよい。複数のダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会の各ダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会は、複数のダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会のその他の信号/チャネル伝送機会に対する、重複しない時間ドメインリソース割り当てを有し得る。例えば、複数のダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会の第1のダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会は、複数のダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会の第2のダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会と、時間的に重複しなくてもよい。第1のダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会及び第2のダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会は異なり得る。例えば、時間ドメインの繰り返しスキームでは、第1のダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会(第1のTX機会)及び第2のダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会(例えば、第2のTX機会)は、時間的に重複しなくてもよい。複数のダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会は、異なる時間単位で発生し得る。例えば、第1の時間単位、第2の時間単位、及び第3の時間単位は、時間的に重複しなくてもよい。第1の時間単位、第2の時間単位、及び第3の時間単位は、異なり得る。
一例では、繰り返しスキームは、周波数ドメインの繰り返しスキーム(例えば、FDMスキーム、FDMSchemeA、FDMSchemeBなど)であり得る。周波数ドメインの繰り返しスキームでは、複数のダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会は、時間的に重複し得るし、重複しなくてもよい。周波数ドメインの繰り返しスキームでは、複数のダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会は、周波数において重複しなくてもよい。複数のダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会の各々のダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会は、複数のダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会のその他の信号/チャネル伝送機会に対して、重複しない周波数ドメインリソース割り当てを有し得る。例えば、複数のダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会の第1のダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会は、複数のダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会の第2のダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会と、周波数において重複しなくてもよい。第1のダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会及び第2のダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会は異なり得る。例えば、周波数ドメインの繰り返しスキームでは、第1のダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会(第1のTX機会)及び第2のダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会(例えば、第2のTX機会)は、周波数において重複しなくてもよい。第1のダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会(第1のTX機会)及び第2のダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会(例えば、第2のTX機会)は、時間的に重複し得る。複数のダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会は、異なる周波数単位(例えば、周波数、PRB、周波数帯、帯域幅部分、セル)で発生し得る。例えば、第1のダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会の第1の周波数単位と、第2のダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会の第2の周波数単位は、周波数において重複しなくてもよい。第1の周波数単位と第2の周波数単位は、異なり得る。
一例では、繰り返しスキームは、空間/コードドメインの繰り返しスキーム(例えば、SFNスキーム、SDMスキーム、CDMスキーム、SDMScheme、CDMSchemeなど)であり得る。空間/コードのドメインの繰り返しスキームでは、複数のダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会が、時間的に重複し得る。空間/コードドメインの繰り返しスキームでは、複数のダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会が、周波数において重複し得る。空間/コードドメインの繰り返しスキームでは、複数のダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会が、単一のダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会であり得る。複数のダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会の各ダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会は、複数のダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会の他のダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会に対して、重複する周波数ドメインリソース割り当てを有し得る。複数のダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会の各ダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会は、複数のダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会の他のダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会に対して、重複する時間ドメインリソース割り当てを有し得る。複数のダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会の各ダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会は、同じであり得る。例えば、複数のダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会の第1のダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会は、複数のダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会の第2のダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会と、時間及び周波数において重複し得る。第1のダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会及び第2のダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会は、異なり得る。例えば、空間/コードドメインの繰り返しスキームでは、第1のダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会(第1のTX機会)及び第2のダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会(例えば、第2のTX機会)は、周波数において重複し得る。第1のダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会(第1のTX機会)及び第2のダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会(例えば、第2のTX機会)は、時間的に重複し得る。複数のダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会は、同じ周波数単位(例えば、周波数、PRB、周波数帯、帯域幅部分、サブバンド、セル、REGバンドル、CE)で発生し得る。例えば、第1のダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会の第1の周波数単位と、第2のダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会の第2の周波数単位は、周波数において重複し得る。第1の周波数単位と第2の周波数単位は、異なり得る。複数のダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会は、同じ時間単位(例えば、シンボル、ミニスロット、スロット、サブフレーム、PDCCH監視機会など)で発生し得る。例えば、第1のダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会の第1の時間単位と、第2のダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会の第2の時間単位は、時間的に重複し得る。第1の時間単位と第2の時間単位は、異なり得る。
無線デバイスは、例えば、ダウンリンク制御信号/チャネルに対して、複数のダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会において、コアセットの1つ以上の検索空間を監視し得る。無線デバイスは、例えば、ダウンリンク制御信号/チャネルに対して、複数のダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会のそれぞれのダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会において、コアセットの1つ以上の検索空間の各検索空間を監視し得る。例えば、時間ドメインの繰り返しスキームでは、それぞれのダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会は、複数のダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会の別のダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会に対して重複しない時間ドメインリソース割り当てを有し得る。例えば、周波数ドメインの繰り返しスキームでは、それぞれのダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会は、複数のダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会の別のダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会に対して重複しない周波数ドメインリソース割り当てを有し得る。例えば、空間/コードドメインの繰り返しスキーム、それぞれのダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会は、複数のダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会の別のダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会に対して重複する時間及び周波数ドメインリソース割り当てを有し得る。
一例では、複数のDCI/PDCCHは、複数のダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会と関連付けられ得る(又はリンク付けされ得る)。複数のDCI/PDCCHの各ダウンリンク制御信号/チャネルは、複数のダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会のそれぞれのダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会と関連付けられ得る。基地局は、複数のダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会のそれぞれのダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会において/を介して複数のDCI/PDCCHの各ダウンリンク制御信号/チャネルを伝送し得る。無線デバイスは、複数のDCI/PDCCHの各ダウンリンク制御信号/チャネルに対して、複数のダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会のそれぞれのダウンリンク制御信号/チャネル伝送機会において/を介して監視し得る。例えば、図24では、第1のダウンリンク制御信号/チャネル(例えば、DCI1)は、例えば、第1のダウンリンク制御信号/チャネルが、第1のダウンリンク制御信号/チャネル伝送/繰り返し機会において/を介して基地局によって伝送されることに基づき、第1のダウンリンク制御信号/チャネル伝送/繰り返し機会(例えば、PDCCH伝送機会1)と関連付けられる。第2のダウンリンク制御信号/チャネル(例えば、DCI2)は、例えば、第2のダウンリンク制御信号/チャネルが、第2のダウンリンク制御信号/チャネル伝送/繰り返し機会において/を介して基地局によって伝送されることに基づき、第2のダウンリンク制御信号/チャネル伝送/繰り返し機会(例えば、PDCCH伝送機会2)と関連付けられる。
一例では、無線デバイスは、コアセットの少なくとも2つのTCI状態の中から、選択されたTCI状態(又は選択されたアンテナポートの準共位置特性/仮定)を決定/選択し得る。無線デバイスは、選択されたTCI状態を決定/選択して、ダウンリンク信号を受信し得る。
一例では、無線デバイスは、例えば、コアセットを介して、DCIを受信することに基づいて、コアセットの少なくとも2つのTCI状態の中から、選択されたTCI状態を決定/選択し得る。無線デバイスは、例えば、TCIフィールドを含む/有するDCIに基づいて、コアセットの少なくとも2つのTCI状態の中から、選択されたTCI状態を決定/選択し得る。無線デバイスは、例えば、時間オフセットが閾値以上であることに基づいて、コアセットの少なくとも2つのTCI状態の中から、選択されたTCI状態を決定/選択し得る。
一例では、無線デバイスは、コアセットのコアセットインデックスが1つ以上のコアセットの1つ以上のコアインデックスの中で最も低いことに基づいて、コアセットの少なくとも2つのTCI状態の中から、選択されたTCI状態を決定/選択し得る。無線デバイスは、例えば、時間オフセットが閾値未満であることに基づいて、コアセットの少なくとも2つのTCI状態の中から、選択されたTCI状態を決定/選択し得る。無線デバイスは、例えば、ダウンリンク信号の(又は、これと関連付けられた)第1のコアセットプールインデックス、及びコアセットの(又は、これと関連付けられた)第2のコアセットプールインデックスが同じであることに基づいて、コアセットの少なくとも2つのTCI状態の中から、選択されたTCI状態を決定/選択し得る。
無線デバイスは、例えば、QCL-タイプDを示す/含有する/含む複数のTCI状態のうちの少なくとも1つのTCI状態に基づいて、コアセットの少なくとも2つのTCI状態の中から、選択されたTCI状態を決定/選択し得る。
無線デバイスは、コアセットに対する少なくとも2つのTCI状態を示す/選択する/起動する/更新する起動コマンドを受信することに基づいて、少なくとも2つのTCI状態の中から、選択されたTCI状態を決定/選択し得る。無線デバイスは、コアセットに(例えば、起動コマンドによって)少なくとも2つのTCI状態に提供されることに基づいて、少なくとも2つのTCI状態の中から、選択されたTCI状態を決定/選択し得る。無線デバイスは、コアセットが少なくとも2つのTCI状態と関連付けられる/起動されていることに基づいて、少なくとも2つのTCI状態の中から、選択されたTCI状態を決定/選択し得る。
無線デバイスは、繰り返しスキームが第1の繰り返しスキームであることに基づいて、コアセットの少なくとも2つのTCI状態の中から、選択されたTCI状態を決定/選択し得る。第1の繰り返しスキームは、例えば、空間/コードドメインの繰り返しスキーム(例えば、SFN、SDM)であり得る。
第1の繰り返しスキームは、例えば、周波数ドメインの繰り返しスキーム(例えば、FDM)であり得る。第1の繰り返しスキームは、例えば、時間ドメインの繰り返しスキーム(例えば、TDM)であり得る。
無線デバイスは、繰り返しスキームが第2の繰り返しスキームでないことに基づいて、コアセットの少なくとも2つのTCI状態の中から、選択されたTCI状態を決定/選択し得る。第2の繰り返しスキームは、例えば、周波数ドメインの繰り返しスキーム(例えば、FDM)であり得る。第2の繰り返しスキームは、例えば、時間ドメインの繰り返しスキーム(例えば、TDM)であり得る。
第2の繰り返しスキームは、例えば、空間/コードドメインの繰り返しスキーム(例えば、SFN、SDM)であり得る。
一例では、1つ以上の構成パラメータは、RRCパラメータを含み得る。RRCパラメータは、ダウンリンク信号受信(例えば、PDSCH、非周期CSI-RS)に対して単一のTCI状態、又は複数のTCI状態を使用するかどうかを示し得る。
一例では、RRCパラメータは、ダウンリンク信号受信に対して単一のTCI状態を使用することを示し得る。RRCパラメータの値は、単一のTCI状態を使用することを示し得る。値は、例えば、0、1、有効、無効などであり得る。無線デバイスは、単一のTCI状態を使用することを示すRRCパラメータに基づいて、コアセットの少なくとも2つのTCI状態の中から、選択されたTCI状態を決定/選択し得る。
一例では、1つ以上の構成パラメータは、RRCパラメータを含まなくてもよい。RRCパラメータは、1つ以上の構成パラメータに存在しなくてもよい。無線デバイスは、RRCパラメータが1つ以上の構成パラメータに存在しないことに基づいて、コアセットの少なくとも2つのTCI状態の中から、選択されたTCI状態を決定/選択し得る。
一例では、1つ以上の構成パラメータは、RRCパラメータを含み得る。RRCパラメータは、1つ以上の構成パラメータに存在し得る。無線デバイスは、RRCパラメータが1つ以上の構成パラメータに存在することに基づいて、コアセットの少なくとも2つのTCI状態の中から、選択されたTCI状態を決定/選択し得る。
一例では、少なくとも2つのTCI状態は、選択されたTCI状態(例えば、TCI状態1)及び選択されていないTCI状態(例えば、TCI状態2)を含み得る。
選択されていないTCI状態は、基準信号を示し得る。選択されていないTCI状態は、基準信号に対する準共位置タイプ(例えば、QCL-TypeA、QCL-TypeB、QCL-TypeC)を示し得る。準共位置タイプは、QCL-TypeDとは異なり得る。無線デバイスは、選択されていないTCI状態によって示される準共位置がQCL TypeDとは異なることに基づいて、コアセットの少なくとも2つのTCI状態の中から、選択されたTCI状態を決定/選択し得る。無線デバイスは、ダウンリンク信号を受信するために、選択されていないTCI状態によって示される準共位置がQCL TypeDとは異なることに基づいて、コアセットの少なくとも2つのTCI状態の中から、選択されたTCI状態を決定/選択しなくてもよい。少なくとも2つの基準信号は、選択されていないTCI状態によって示される基準信号を含み得る。少なくとも2つの準共位置タイプは、選択されていないTCI状態によって示される準共位置タイプを含み得る。
一例では、選択されていないTCI状態によって示される基準信号は、周期的ではないことがある。選択されていないTCI状態によって示される基準信号は、非周期であり得る。選択されていないTCI状態によって示される基準信号は、半永続的であり得る。
無線デバイスは、選択されていないTCI状態によって示される基準信号が周期的でないことに基づいて、コアセットの少なくとも2つのTCI状態の中から、選択されていないTCI状態を決定/選択しなくてもよい。
一例では、選択されたTCI状態は、選択された基準信号(例えば、CSI-RS、SSB/PBCHブロック、SRS、DM-RS)を示し得る。選択されたTCI状態は、選択された基準信号を識別する(又は示す)、選択された基準信号インデックス(例えば、上位層のパラメータ基準信号、ssb-index、csi-RS-Index、NZP-CSI-RS-ResourceIdによって提供される)を含み得る。1つ以上の構成パラメータは、選択された基準信号の選択された基準信号インデックスを示し得る。少なくとも2つの基準信号は、選択された基準信号を含み得る。例えば、選択されたTCI状態が、少なくとも2つのTCI状態のうちの第1のTCI状態であるとき、選択された基準信号は、第1のTCI状態によって示される第1の基準信号である。選択されたTCI状態が、少なくとも2つのTCI状態の第2のTCI状態であるとき、選択された基準信号は、第2のTCI状態によって示される第2の基準信号である。
一例では、選択されたTCI状態は、選択された基準信号に対して選択された準共位置タイプを示し得る。選択された準共位置タイプは、例えば、QCL-TypeDであり得る。少なくとも2つの準共位置タイプは、選択された準共位置タイプを含み得る。例えば、選択されたTCI状態が、少なくとも2つのTCI状態のうちの第1のTCI状態であるとき、選択された準共位置タイプは、第1のTCI状態によって示される第1の準共位置タイプである。選択されたTCI状態が、少なくとも2つのTCI状態の第2のTCI状態であるとき、選択された準共位置タイプは、第2のTCI状態によって示される第2の準共位置タイプである。
無線デバイスは、選択されたTCI状態によって示される選択された準共位置タイプが、QCL-TypeDに基づいて、コアセットの少なくとも2つのTCI状態の中から、選択されたTCI状態を決定/選択し得る。
一例では、選択された基準信号は、周期的であり得る。選択された基準信号は、選択された周期性(例えば、2スロット、5スロット、10スロット、2シンボル、5シンボルなど)で周期的であり得る。無線デバイスは、例えば、選択された基準信号が周期的であることに基づいて、選択された基準信号のBLER、SINR、SNR、L1-RSRP、L3-RSRPを周期的に測定し得る。1つ以上の構成パラメータは、選択された周期性を示し得る。
無線デバイスは、選択されたTCI状態によって示される選択された基準信号が周期的であることに基づいて、コアセットの少なくとも2つのTCI状態の中から、選択されたTCI状態を決定/選択し得る。
一例では、無線デバイスは、ダウンリンク信号(例えば、図25及び図27の時間T2)を受信し得る。無線デバイスは、選択されたTCI状態に基づいて、ダウンリンク信号を受信し得る。
一例では、選択されたTCI状態に基づいて、ダウンリンク信号を受信することは、少なくとも1つのDM-RSアンテナポートが、選択されたTCI状態によって(又は、それにおいて)示される選択された基準信号と準共位置にされ(QCLされ)ることを含み得る。
一例では、ダウンリンク信号の少なくとも1つのDM-RSアンテナポートは、ドップラーシフト、ドップラー拡散、平均遅延、遅延拡散、及び空間RXパラメータのうちの少なくとも1つに関して、選択された基準信号と準共位置にされ(QCLされ)得る。一例では、ダウンリンク信号の少なくとも1つのDM-RSアンテナポートは、該当する場合、ドップラーシフト、ドップラー拡散、平均遅延、遅延拡散、及び空間RXパラメータのうちの少なくとも1つに関して、選択された基準信号と準共位置にされ(QCLされ)得る。一例では、ダウンリンク信号の少なくとも1つのDM-RSアンテナポートは、該当する場合、ドップラーシフト、ドップラー拡散、平均遅延、遅延拡散、及び空間RXパラメータに関して、選択された基準信号と準共位置にされ(QCLされ)得る。
一例では、ダウンリンク信号の少なくとも1つのDM-RSアンテナポートは、選択された準共位置タイプに関して、選択された基準信号とQCLされ得る。
一例では、選択されたTCI状態に基づくダウンリンク信号を受信することは、ダウンリンク信号の受信(又は受信すること)に対して、コアセットの選択されたTCI状態(又は選択されたアンテナポートの準共位置特性/仮定)を適用することを含み得る。無線デバイスは、選択されたTCI状態に基づいて、ダウンリンク信号(例えば、非周期CSI-RS)を測定し得る。無線デバイスは、選択されたTCI状態に基づいて、ダウンリンク信号の無線リンク品質(例えば、L1-RSRP、L-RSRP、SINR、SNR、BLER)を測定/決定し得る。無線デバイスは、選択された基準信号の無線リンク品質を測定して、ダウンリンク信号の無線リンク品質を決定し得る。
一例では、選択されたTCI状態は、コアセットの少なくとも2つのTCI状態のうちの第1のTCI状態であり得る。選択されたTCI状態は、少なくとも2つのTCI状態のセット/ベクターにおける第1の要素/メンバであり得る。例えば、図25及び図27では、少なくとも2つのTCI状態=[TCI状態1、TCI状態2]であるとき、選択されたTCI状態は「TCI状態1」であり得る。少なくとも2つのTCI状態=[TCI状態4、TCI状態11]であるとき、選択されたTCI状態は、「TCI状態4」であり得る。無線デバイスは、選択されたTCI状態がコアセットの少なくとも2つのTCI状態の中の第1のTCI状態であることに基づいて、コアセットの少なくとも2つのTCI状態の中から、選択されたTCI状態を決定/選択し得る。
一例では、1つ以上の構成パラメータは、選択されたTCI状態を示し得る。1つ以上の構成パラメータは、値を有するインデックス(例えば、コアセットプールインデックス、TRPインデックス、アンテナパネルインデックス)を含み得る。値が第1の値(例えば、ゼロ)と等しいとき、選択されたTCI状態は、コアセットの少なくとも2つのTCI状態の中の第1のTCI状態であり得る。選択されたTCI状態は、少なくとも2つのTCI状態のセット/ベクターにおける第1の要素/メンバであり得る。値が第2の値(例えば、値)と等しい場合、選択されたTCI状態は、コアセットの少なくとも2つのTCI状態の中の第2のTCI状態であり得る。選択されたTCI状態は、少なくとも2つのTCI状態のセット/ベクターにおける第2の要素/メンバであり得る。例えば、図25及び図27では、少なくとも2つのTCI状態=[TCI状態1、TCI状態2]であり、値が第1の値と等しいとき、選択されたTCI状態は「TCI状態1」であり得る。少なくとも2つのTCI状態が=[TCI状態1、TCI状態2]であり、値が第2の値と等しいとき、選択されたTCI状態は「TCI状態2」であり得る。選択されたTCI状態は、例えば、1つ以上の構成パラメータが、選択されたTCI状態を示すことに基づいて、少なくとも2つのTCI状態の中の一次TCI状態であり得る。
無線デバイスは、1つ以上の構成パラメータが、選択されたTCI状態を示すことに基づいて、コアセットの少なくとも2つのTCI状態の中から、選択されたTCI状態を決定/選択し得る。
無線デバイスは、インデックス(又はアンテナパネルインデックス)によって示される/識別されるアンテナパネルで/を使用して選択された基準信号を受信し得る。無線デバイスには、例えば、複数のアンテナパネルを備える複数のアンテナパネルが装備され得る。
一例では、選択されたTCI状態は、コアセットの1つ以上の検索空間セットの検索空間セットと関連付けられ得る。1つ以上の構成パラメータは、1つ以上の検索空間セットの1つ以上のPDCCH監視周期(例えば、monitoringSlotPeriodicityAndOffset)の中で検索空間セットに対する最も短い(又は最も高い)PDCCH監視周期を示し得る。例えば、少なくとも2つのTCI状態のうちの第1のTCI状態(例えば、TCI状態1)の1つ以上の第1の検索空間セットが、最も短い(又は最も高い)PDCCH監視周期を有する検索空間セットを含むとき、選択されたTCI状態は、第1のTCI状態であり得る。少なくとも2つのTCI状態のうちの第2のTCI状態(例えば、TCI状態2)の1つ以上の第2の検索空間セットが、最も短い(又は最も高い)PDCCH監視周期を有する検索空間セットを含むとき、選択されたTCI状態は、第2のTCI状態であり得る。
無線デバイスは、選択されたTCI状態が、最も短い(又は最も高い)PDCCH監視周期を有する検索空間セットと関連付けられることに基づいて、コアセットの少なくとも2つのTCI状態の中から、選択されたTCI状態を決定/選択し得る。
一例では、選択されたTCI状態は、コアセットの1つ以上の検索空間セットの検索空間セットと関連付けられ得る。1つ以上の構成パラメータは、1つ以上の検索空間セットの1つ以上の検索空間セットインデックス(例えば、searchSpaceId)の中で、検索空間セットに対して最も低い(又は最も高い)検索空間セットインデックスを示し得る。一例では、検索空間は、1つ以上の検索空間セットインデックスのうちの検索空間セットインデックスによって識別/示され得る。一例では、検索空間セットインデックスは、1つ以上の検索空間セットインデックスの中で最も低い(又は最も高い)ものであり得る。検索空間は、1つ以上の検索空間セットインデックスの中で最も低い(又は最も高い)検索空間セットインデックスによって識別/示され得る。例えば、少なくとも2つのTCI状態のうちの第1のTCI状態(例えば、TCI状態1)の1つ以上の第1の検索空間セットが、最も短い(又は最も高い)PDCCH監視周期を有する検索空間セットを含むとき、選択されたTCI状態は、第1のTCI状態であり得る。少なくとも2つのTCI状態のうちの第2のTCI状態(例えば、TCI状態2)の1つ以上の第2の検索空間セットが、最も短い(又は最も高い)PDCCH監視周期を有する検索空間セットを含むとき、選択されたTCI状態は、第2のTCI状態であり得る。
無線デバイスは、選択されたTCI状態が、最も低い(又は最も高い)検索空間セットインデックスを有する検索空間セットと関連付けられることに基づいて、コアセットの少なくとも2つのTCI状態の中から、選択されたTCI状態を決定/選択し得る。
一例では、選択されたTCI状態は、少なくとも2つのTCI状態の少なくとも2つのTCI状態インデックスの中で、最も低い(又は最も高い)TCI状態インデックスによって識別/示され得る。少なくとも2つのTCI状態インデックスは、選択されたTCI状態のTCI状態インデックスを含み得る。1つ以上の構成パラメータは、少なくとも2つのTCI状態の少なくとも2つのTCI状態インデックスの中で、選択されたTCI状態の最も低い(又は最も高い)TCI状態インデックスを示し得る。例えば、第1のTCI状態の第1のTCI状態インデックス(例えば、TCI状態1)が、第2のTCI状態の第2のTCI状態インデックスよりも低い(又は高い)とき、選択されたTCI状態は、第1のTCI状態であり得る。第2のTCI状態の第2のTCI状態インデックス(例えば、TCI状態2)が、第1のTCI状態の第1のTCI状態インデックスよりも低い(又は高い)とき、選択されたTCI状態は、第2のTCI状態であり得る。
無線デバイスは、選択されたTCI状態が、少なくとも2つのTCI状態の少なくとも2つのTCI状態インデックスの中で、最も低い(又は最も高い)TCI状態インデックスによって識別/示されることに基づいて、コアセットの少なくとも2つのTCI状態の中から、選択されたTCI状態を決定/選択し得る。
一例では、選択されたTCI状態は、コアセットの1つ以上の検索空間セットの検索空間セットと関連付けられ得る。無線デバイスは、DCIに対して、選択されたTCI状態に基づいて、コアセットの検索スペースにおいて/のPDCCH候補を監視し得る。検索空間セットは、DCIを受信する前(例えば、図25及び図27の時間T1の前)、又はダウンリンク信号を受信する前(例えば、図25及び図27の時間T2の前)に監視される、1つ以上の検索空間セットの中で、最後の検索空間セットであり得る。検索空間セットのPDCCH監視機会は、DCI又はダウンリンク信号を受信する前に発生する、1つ以上の検索空間セットのPDCCH監視機会の中で、最後のPDCCH監視機会であり得る。検索空間セットは、DCI又はダウンリンク信号を受信する前の時間持続時間を監視した、1つ以上の検索空間セットの中で、最後の検索空間セットであり得る。検索空間セットのPDCCH監視機会は、DCI又はダウンリンク信号を受信する前の時間持続時間に発生する、1つ以上の検索空間セットのPDCCH監視機会の中で、最後のPDCCH監視機会であり得る。時間持続時間は、DCI又はダウンリンク信号の処理時間(例えば、PDCCH処理時間、PDSCH処理時間など)であり得る。選択されたTCI状態は、DCI又はダウンリンク信号を受信する前にコアセットを監視するために使用される、少なくとも2つのTCI状態の中で、最後のTCI状態であり得る。
例えば、少なくとも2つのTCI状態のうちの第1のTCI状態(例えば、TCI状態1)の1つ以上の第1の検索空間セットが、検索空間セット(例えば、最後の検索空間セット)を含むとき、選択されたTCI状態は、第1のTCI状態であり得る。少なくとも2つのTCI状態のうちの第2のTCI状態(例えば、TCI状態2)の1つ以上の第2の検索空間セットが、検索空間セット(例えば、最後の検索空間セット)を含むとき、選択されたTCI状態は、第2のTCI状態であり得る。
無線デバイスは、選択されたTCI状態が、最後の(監視された)検索空間セットと関連付けられることに基づいて、コアセットの少なくとも2つのTCI状態の中から、選択されたTCI状態を決定/選択し得る。
一例では、選択されたTCI状態は、コアセットの1つ以上の検索空間セットの検索空間セットと関連付けられ得る。無線デバイスは、DCIに対して、選択されたTCI状態に基づいて、コアセットの検索スペースにおいて/のPDCCH候補を監視し得る。検索空間セットは、DCIを受信する前(例えば、図25及び図27の時間T1の前)、又はダウンリンク信号を受信する前(例えば、図25及び図27の時間T2の前)に監視される、1つ以上の検索空間セットの中で、第1の検索空間セットであり得る。検索空間セットのPDCCH監視機会は、DCI又はダウンリンク信号を受信する前に発生する、1つ以上の検索空間セットのPDCCH監視機会の中で、第1のPDCCH監視機会であり得る。検索空間セットは、DCI又はダウンリンク信号を受信する前の時間持続時間を監視した、1つ以上の検索空間セットの中で、第1の検索空間セットであり得る。検索空間セットのPDCCH監視機会は、DCI又はダウンリンク信号を受信する前の時間持続時間に発生する、1つ以上の検索空間セットのPDCCH監視機会の中で、第1のPDCCH監視機会であり得る。時間持続時間は、DCI又はダウンリンク信号の処理時間(例えば、PDCCH処理時間、PDSCH処理時間など)であり得る。選択されたTCI状態は、DCI又はダウンリンク信号を受信する前にコアセットを監視するために使用される、少なくとも2つのTCI状態の中で、第1のTCI状態であり得る。
例えば、少なくとも2つのTCI状態のうちの第1のTCI状態(例えば、TCI状態1)の1つ以上の第1の検索空間セットが、検索空間セット(例えば、第1の検索空間セット)を含むとき、選択されたTCI状態は、第1のTCI状態であり得る。少なくとも2つのTCI状態のうちの第2のTCI状態(例えば、TCI状態2)の1つ以上の第2の検索空間セットが、検索空間セット(例えば、第1の検索空間セット)を含むとき、選択されたTCI状態は、第2のTCI状態であり得る。
無線デバイスは、選択されたTCI状態が、第1の(監視された)検索空間セットと関連付けられることに基づいて、コアセットの少なくとも2つのTCI状態の中から、選択されたTCI状態を決定/選択し得る。
少なくとも2つのTCI状態の中から、選択されたTCI状態を決定/選択することは、無線デバイスに依存し得る。一例では、無線デバイスは、ランダムに、選択されたTCI状態を決定/選択し得る。一例では、無線デバイスは、より良好/より高い品質(例えば、より高いRSRP、より高いSINR、より高いSNR、より低いBLER)で、選択されたTCI状態を決定/選択し得る。選択されたTCI状態の選択された基準信号は、少なくとも2つのTCI状態によって示される少なくとも2つの基準信号の品質のうち、最も良好な/最も高い品質を有し得る。一例では、無線デバイスは、例えば、MAC-CEによって、少なくとも2つのTCI状態の中で、最も最近に起動されたTCI状態である、選択されたTCI状態を決定/選択し得る。
一例では、選択されたTCI状態によって示される選択された基準信号の無線リンク品質(例えば、BLER、L1-RSRP、L3-RSRP、SNR、SINR、RSRP)は、少なくとも2つのTCI状態によって示される少なくとも2つの基準信号の無線リンク品質の中で最も高いものであり得る。無線デバイスは、少なくとも2つの基準信号の無線リンク品質を測定/評価し得る。例えば、第1のTCI状態(例えば、TCI状態1)によって示される第1の基準信号の第1の無線リンク品質が、第2のTCI状態(例えば、TCI状態2)によって示される第2の基準信号の第2の無線リンク品質よりも高いとき、選択されたTCI状態は、第1のTCI状態であり得る。第1のTCI状態(例えば、TCI状態1)によって示される第1の基準信号の第1の無線リンク品質が、第2のTCI状態(例えば、TCI状態2)によって示される第2の基準信号の第2の無線リンク品質よりも低いとき、選択されたTCI状態は、第2のTCI状態であり得る。無線リンク品質は、第1の無線リンク品質及び第2の無線リンク品質を含み得る。
無線デバイスは、選択されたTCI状態が、少なくとも2つの基準信号の無線リンク品質の中で最も高いことによって示される選択された基準信号の無線リンク品質に基づいて、コアセットの少なくとも2つのTCI状態の中から、選択されたTCI状態を決定/選択し得る。
一例では、無線デバイスは、少なくとも2つのTCI状態によって示される少なくとも2つの基準信号の無線リンク品質の中で、最新の選択された基準信号の無線リンク品質(例えば、BLER、L1-RSRP、L3-RSRP、SNR、SINR、RSRP)を測定/評価/監視し得る。選択TCI状態は、選択された基準信号を示し得る。無線デバイスは、少なくとも2つの基準信号の無線リンク品質を測定/評価し得る。無線デバイスは、DCI又はダウンリンク信号の受信前(又は受信前)の、無線リンク品質のうちの最新の選択された基準信号の無線リンク品質を測定し得る。選択された基準信号は、少なくとも2つの基準信号の中で、直近の測定/監視された基準信号であり得る。選択された基準信号は、少なくとも2つの基準信号の中で、DCI又はダウンリンク信号の受信前(又は受信前)の、直近の測定/監視された基準信号であり得る。例えば、無線デバイスは、第1のTCI状態(例えば、TCI状態1)によって示される第1の基準信号の第1の無線リンク品質を、第1の時間(例えば、第1の時間スロット/シンボル/サブフレーム/フレーム/ミニスロット)において測定/評価し得る。無線デバイスは、第2のTCI状態(例えば、TCI状態2)によって示される第2の基準信号の第2の無線リンク品質を、第2の時間(例えば、第2の時間スロット/シンボル/サブフレーム/フレーム/ミニスロット)において測定/評価し得る。第1の時間及び第2の時間は、ランダムアクセスプリアンブルの伝送前(又は伝送前)に発生し得る。第1の時間が第2の時間よりも遅いとき、選択されたTCI状態は、第1のTCI状態であり得る。第1の時間が第2の時間よりも早いとき、選択されたTCI状態は、第2のTCI状態であり得る。無線リンク品質は、第1の無線リンク品質及び第2の無線リンク品質を含み得る。
無線デバイスは、少なくとも2つの基準信号の無線リンク品質で、最近の選択された基準信号の無線リンク品質を測定/評価/監視することに基づいて、コアセットの少なくとも2つのTCI状態の中から、選択されたTCI状態を決定/選択し得る。
無線デバイスは、少なくとも2つの基準信号の中で、最近の選択された基準信号を受信することに基づいて、コアセットの少なくとも2つのTCI状態の中から、選択されたTCI状態を決定/選択し得る。
一例では、DCIは、選択されたTCI状態を示し得る。DCIは、例えば、選択されたTCI状態を示す/識別する/のTCI状態インデックスを含み得る。少なくとも2つのTCI状態の少なくとも2つのTCI状態インデックスは、選択されたTCI状態を示す/識別/のTCI状態インデックスを含み得る。DCIは、例えば、選択されたTCI状態を含む/示すTCIコードポイントを示すTCIフィールドを含み得る。無線デバイスは、選択されたTCI状態をTCIコードポイントにマッピングする起動コマンド(例えば、UE固有のPDSCH MAC CEに対するTCI状態の起動/起動停止)を受信し得る。DCIは、例えば、値を有するインデックス(例えば、コアセットプールインデックス、TRPインデックス、アンテナパネルインデックス)を含み得る。値が第1の値(例えば、ゼロ)と等しいとき、選択されたTCI状態は、コアセットの少なくとも2つのTCI状態の中の第1のTCI状態であり得る。選択されたTCI状態は、少なくとも2つのTCI状態のセット/ベクターにおける第1の要素/メンバであり得る。値が第2の値(例えば、値)と等しい場合、選択されたTCI状態は、コアセットの少なくとも2つのTCI状態の中の第2のTCI状態であり得る。選択されたTCI状態は、少なくとも2つのTCI状態のセット/ベクターにおける第2の要素/メンバであり得る。例えば、図25及び図27では、少なくとも2つのTCI状態=[TCI状態1、TCI状態2]であり、値が第1の値と等しいとき、選択されたTCI状態は「TCI状態1」であり得る。少なくとも2つのTCI状態が=[TCI状態1、TCI状態2]であり、値が第2の値と等しいとき、選択されたTCI状態は「TCI状態2」であり得る。選択されたTCI状態は、例えば、1つ以上の構成パラメータが、選択されたTCI状態を示すことに基づいて、少なくとも2つのTCI状態の中の一次TCI状態であり得る。
一例では、無線デバイスは、ダウンリンク信号の受信に対して、コアセットの少なくとも2つのTCI状態を決定/選択し得る。無線デバイスは、図29に示すように、少なくとも2つのTCI状態に基づいて、ダウンリンク信号を受信し得る。
無線デバイスは、ダウンリンク信号の受信に対して、受信スキームが第1の繰り返しスキームではないことに基づいて、コアセットの少なくとも2つのTCI状態を選択/決定し得る。第1の繰り返しスキームは、例えば、時間ドメインの繰り返しスキーム(例えば、TDM)であり得る。
第1の繰り返しスキームは、例えば、周波数ドメインの繰り返しスキーム(例えば、FDM)であり得る。第1の繰り返しスキームは、例えば、空間/コードドメインの繰り返しスキーム(例えば、SFN、SDM)であり得る。
無線デバイスは、ダウンリンク信号の受信に対して、受信スキームが第2の繰り返しスキームであることに基づいて、コアセットの少なくとも2つのTCI状態を選択/決定し得る。第2の繰り返しスキームは、例えば、周波数ドメインの繰り返しスキーム(例えば、FDM)であり得る。第2の繰り返しスキームは、例えば、空間/コードドメインの繰り返しスキーム(例えば、SFN、SDM)であり得る。
第2の繰り返しスキームは、例えば、時間ドメインの繰り返しスキーム(例えば、TDM)であり得る。
無線デバイスは、ダウンリンク信号の受信に対して、無線デバイスの能力に基づいて、コアセットの少なくとも2つのTCI状態を選択/決定し得る。能力は、2つの異なる受信ビーム(又はTCI状態)を用いて/介して、ダウンリンク信号を受信することを含み得る。
一例では、RRCパラメータは、ダウンリンク信号受信に対して複数のTCI状態を使用することを示し得る。RRCパラメータの値は、複数のTCI状態を使用することを示し得る。値は、例えば、0、1、有効、無効などであり得る。無線デバイスは、複数のTCI状態を使用することを示すRRCパラメータに基づいて、コアセットの少なくとも2つのTCI状態を決定/選択し得る。
一例では、1つ以上の構成パラメータは、RRCパラメータを含まなくてもよい。RRCパラメータは、1つ以上の構成パラメータに存在しなくてもよい。無線デバイスは、RRCパラメータが1つ以上の構成パラメータに存在しないことに基づいて、コアセットの少なくとも2つのTCIを決定/選択し得る。
一例では、1つ以上の構成パラメータは、RRCパラメータを含み得る。RRCパラメータは、1つ以上の構成パラメータに存在し得る。無線デバイスは、RRCパラメータが1つ以上の構成パラメータに存在することに基づいて、コアセットの少なくとも2つのTCIを決定/選択し得る。
無線デバイスは、コアセットの少なくとも2つのTCI状態に基づいて、ダウンリンク信号を受信し得る。コアセットの少なくとも2つのTCI状態に基づいて、ダウンリンク信号を受信する例を、図29及び図30に示す。
一例では、少なくとも2つのTCI状態に基づいて、ダウンリンク信号を受信することは、ダウンリンク信号(例えば、第1の層、第1の部分、トランスポートブロックの第1のデータストリーム)の少なくとも1つの第1のDM-RSアンテナポートが、少なくとも2つのTCI状態の第1のTCI状態によって(又は、その状態において)示される第1の基準信号と準共位置にされ(QCLされ)ることを含み得る。少なくとも2つのTCI状態に基づいて、ダウンリンク信号を受信することは、ダウンリンク信号(例えば、第2の層、第2の部分、トランスポートブロックの第2のデータストリーム)の少なくとも1つの第2のDM-RSアンテナポートが、少なくとも2つのTCI状態の第2のTCI状態によって(又は、その状態において)示される第2の基準信号と準共位置にされ(QCLされ)ることを含み得る。少なくとも1つの第1のDM-RSアンテナポート及び少なくとも1つの第2のDM-RSアンテナポートは、例えば、同じであり得る。少なくとも1つの第1のDM-RSアンテナポート及び少なくとも1つの第2のDM-RSアンテナポートは、例えば、異なり得る。
一例では、少なくとも2つのTCI状態に基づいて、ダウンリンク信号を受信することは、ダウンリンク信号の受信(又は受信すること)に対して、コアセットの少なくとも2つのTCI状態(又は少なくとも2つのアンテナポートの準共位置の特性/仮定)を適用することを含み得る。無線デバイスは、第1のTCI状態及び第2のTCI状態に基づいて、ダウンリンク信号(例えば、非周期CSI-RS)を受信し得る。無線デバイスは、少なくとも2つのTCI状態の第1のTCI状態及び第2のTCI状態に基づいて、ダウンリンク信号の無線リンク品質(例えば、L1-RSRP、L-RSRP、SINR、SNR、BLER)を測定/決定し得る。無線デバイスは、第1の基準信号(第1のTCI状態によって示される)の無線リンク品質を測定して、ダウンリンク信号の無線リンク品質を決定し得る。無線デバイスは、第2の基準信号(第2のTCI状態によって示される)の無線リンク品質を測定して、ダウンリンク信号の無線リンク品質を決定し得る。
図26及び図28は、本開示の実施形態の一態様による、制御チャネルの繰り返しを有するダウンリンク信号受信の例示的なフロー図である。
一例では、無線デバイスは、セル(例えば、PCell、PUCCH SCellなど)のダウンリンクBWPに対して、1つ以上の構成パラメータを含む1つ以上のメッセージを受信し得る。
一例では、1つ以上の構成パラメータは、制御チャネルの繰り返しを示し得る。一例では、1つ以上の構成パラメータは、制御チャネルの繰り返しに対する繰り返しスキーム(例えば、上位層パラメータRepetitionSchemeConfig、FDM-Scheme、TDM-Scheme、SFN-Scheme、SDM-Scheme、CDM-Schemeによる)を示し得る。
無線デバイスは、セルのアクティブダウンリンクBWPとしてダウンリンクBWPを起動し得る。セルのアクティブダウンリンクBWPは、1つ以上のコアセットを含み得る。1つ以上の構成パラメータは、アクティブダウンリンクBWPに対する1つ以上のコアセットを示し得る。
一例では、無線デバイスは、DCIを受信し得る。DCIは、ダウンリンク信号(例えば、PDSCH、非周期CSI-RS)をスケジューリング/トリガし得る。
図26では、無線デバイスは、1つ以上のコアセットを介して、DCIを受信し得る。DCIとダウンリンク信号との間の時間オフセットは、閾値以上であり得る。DCIは、TCIフィールドを含み得る。
図28では、DCIとダウンリンク信号との間の時間オフセットは、閾値未満であり得る。1つ以上の構成パラメータは、1つ以上のコアセットのコアセットプールインデックスを示し得る。1つ以上のコアセットのうちのコアセットは、1つ以上のコアセットインデックスのうちのコアセットインデックスによって識別/示され得る。コアセットのコアセットインデックスは、1つ以上のコアセットの1つ以上のコアセットインデックスの中で、最も低くてもよい。無線デバイスは、最後/最新/現在のスロットにおいて1つ以上のコアセットを監視し得る。無線デバイスは、例えば、最後/最新/現在の時間スロットにおいてDCIを受信し得る。無線デバイスは、例えば、最後/最新/現在の時間スロットの後にDCIを受信し得る。
無線デバイスは、ダウンリンク制御情報に対して、少なくとも2つのTCI状態に基づいて、コアセットにおいてPDCCH候補を監視し得る。
1つ以上の構成パラメータは、コアセットに対する複数のTCI状態を示し得る。無線デバイスは、例えば、コアセットに対する少なくとも2つのTCI状態を示す/起動する起動コマンド(例えば、図23のMAC CE、UE固有のPDCCH MAC CEに対するTCI状態表示)を受信し得る。複数のTCI状態は、少なくとも2つのTCI状態を含み得る。
1つ以上の構成パラメータは、例えば、コアセットに対する少なくとも2つのTCI状態を示し/起動し得る。
無線デバイスは、ダウンリンク信号の受信(又はダウンリンク信号を受信すること)に対して、コアセットの少なくとも2つのTCI状態の中から、選択されたTCI状態を決定/選択し得る。無線デバイスは、コアセットが、少なくとも2つのTCI状態で起動されることに基づいて、選択されたTCI状態を決定/選択し得る。無線デバイスは、選択されたTCI状態を示した選択された基準信号に基づいて、ダウンリンク信号を受信し得る。
一例では、繰り返しスキームは、第1の繰り返しスキーム(例えば、SFN-Scheme、SDM-Scheme)であり得る。無線デバイスは、ダウンリンク信号の受信に対して、受信スキームが第1の繰り返しスキームであることに基づいて、少なくとも2つのTCI状態の中から、選択されたTCI状態を決定/選択し得る。
図26では、無線デバイスは、ダウンリンク信号の受信に対して、コアセットを介してDCIを受信することに基づいて、コアセットの少なくとも2つのTCI状態の中から、選択されたTCI状態を決定/選択し得る。無線デバイスは、ダウンリンク信号の受信に対して、DCIがTCIフィールドを含まない/有さないことに基づいて、コアセットの少なくとも2つのTCI状態の中から、選択されたTCI状態を決定/選択し得る。無線デバイスは、ダウンリンク信号の受信に対して、時間オフセットが閾値以上であることに基づいて、コアセットの少なくとも2つのTCI状態の中から、選択されたTCI状態を決定/選択し得る。
一例では、DCIは、TCI状態を示すTCIフィールドを含み得る。時間オフセットは、閾値以上であり得る。無線デバイスは、(示された)TCI状態に基づいて、ダウンリンク信号を受信し得る。無線デバイスは、DCIがTCI状態を示すTCIフィールドを含むことに応答して、(示された)TCI状態に基づいて、ダウンリンク信号を受信し得る。無線デバイスは、時間オフセットが閾値以上であることに応答して、(示された)TCI状態に基づいて、ダウンリンク信号を受信し得る。
図28では、無線デバイスは、ダウンリンク信号の受信に対して、コアセットのコアセットインデックスが1つ以上のコアセットの1つ以上のコアセットインデックスの中で最も低いことに基づいて、コアセットの少なくとも2つのTCI状態の中から、選択されたTCI状態を決定/選択し得る。無線デバイスは、ダウンリンク信号の受信に対して、時間オフセットが閾値未満であることに基づいて、コアセットの少なくとも2つのTCI状態の中から、選択されたTCI状態を決定/選択し得る。
図26及び図28では、無線デバイスは、選択されたTCI状態に基づいて、ダウンリンク信号を受信し得る。
一例では、選択されたTCI状態に基づいて、ダウンリンク信号を受信することは、少なくとも1つのDM-RSアンテナポートが、選択されたTCI状態によって示される(又は、それにおいて)選択された基準信号と準共位置にされ(QCLされ)ることを含み得る。ダウンリンク信号の1つ以上のDM-RSアンテナポートは、選択されたTCI状態によって示される選択された準共位置タイプ(例えば、QCL TypeD)に関して、選択された基準信号とQCLされ得る。
一例では、選択されたTCI状態に基づいて、ダウンリンク信号を受信することは、ダウンリンク信号の受信(又は受信すること)に対して、コアセットの選択されたTCI状態(又は選択されたアンテナポートの準共位置特性/仮定)を適用することを含み得る。無線デバイスは、選択されたTCI状態に基づいて、ダウンリンク信号(例えば、非周期CSI-RS)を測定し得る。無線デバイスは、選択されたTCI状態に基づいて、ダウンリンク信号の無線リンク品質(例えば、L1-RSRP、L-RSRP、SINR、SNR、BLER)を測定/決定し得る。無線デバイスは、選択された基準信号の無線リンク品質を測定して、ダウンリンク信号の無線リンク品質を決定し得る。
無線デバイスは、ダウンリンク制御情報に対して、単一のTCI状態に基づいて、コアセットにおいてPDCCH候補を監視し得る。
1つ以上の構成パラメータは、コアセットに対する複数のTCI状態を示し得る。無線デバイスは、例えば、コアセットに対する単一のTCI状態を起動/示す起動コマンド(例えば、UE固有のPDCCH MAC CEに対するTCI状態表示)を受信し得る。複数のTCI状態は、単一のTCI状態を含み得る。
1つ以上の構成パラメータは、例えば、コアセットに対する単一のTCI状態を示し/起動し得る。
無線デバイスは、単一のTCI状態を示した基準信号に基づいて、ダウンリンク信号を受信し得る。
単一のTCI状態は、基準信号に対する準共位置タイプを示し得る。準共位置タイプは、例えば、QCL TypeDであり得る。
図26及び図28では、無線デバイスは、単一のTCI状態に基づいて、ダウンリンク信号を受信し得る。
一例では、選択されたTCI状態に基づいて、ダウンリンク信号を受信することは、ダウンリンク信号の少なくとも1つのDM-RSアンテナポートが、単一のTCI状態によって(又は、それにおいて)示される基準信号と準共位置にされ(QCLされ)ることを含み得る。ダウンリンク信号の少なくとも1つのDM-RSアンテナポートは、単一のTCI状態によって示される準共位置タイプに関して、基準信号とQCLされ得る。
一例では、単一のTCI状態に基づいて、ダウンリンク信号を受信することは、ダウンリンク信号の受信(又は受信すること)に対して、コアセットの単一のTCI状態(又は選択されたアンテナポートの準共位置特性/仮定)を適用することを含み得る。無線デバイスは、単一のTCI状態に基づいて、ダウンリンク信号(例えば、非周期CSI-RS)を測定し得る。無線デバイスは、単一のTCI状態に基づいて、ダウンリンク信号の無線リンク品質(例えば、L1-RSRP、L-RSRP、SINR、SNR、BLER)を測定/決定し得る。無線デバイスは、基準信号の無線リンク品質を測定して、ダウンリンク信号の無線リンク品質を決定し得る。
一例では、無線デバイスは、DCI(例えば、図27の時間T1におけるDCI)を受信し得る。DCIは、ダウンリンク信号をスケジューリング/トリガし得る。ダウンリンク信号は、例えば、トランスポートブロック(例えば、PDSCH)であり得る。DCIとダウンリンク信号との間の時間オフセットは、閾値(例えば、timeDurationForQCL、beamSwitchTiming、48シンボル)未満であり得る。
一例では、ダウンリンク信号は、1つ以上のコアセットのうちのコアセットと重複し得る。ダウンリンク信号は、コアセットと時間的に重複し得る。ダウンリンク信号は、少なくとも1つのシンボル(例えば、OFDMシンボル)においてコアセットと重複し得る。
一例では、無線デバイスは、コアセットに対する少なくとも2つのTCI状態(例えば、TCI状態1及びTCI状態2)を示す/選択する/起動する/更新する起動コマンド(例えば、図23のMAC-CE、UE固有のPDCCH MAC CEに対するTCI状態表示、UE固有のPDCCH MAC CEに対する拡張TCI状態表示)を受信し得る。複数のTCI状態は、少なくとも2つのTCI状態を含み得る。
一例では、ダウンリンク信号のTCI状態(又はQCL TypeD)は、コアセットの少なくとも2つのTCI状態(又はQCL TypeD)とは異なり得る。ダウンリンク信号のTCI状態は、少なくとも2つのTCI状態の各TCI状態とは異なり得る。一例では、ダウンリンクシグナルのDM-RSのQCL TypeDは、コアセットのDM-RSのQCL TypeDとは異なり得る。無線デバイスは、例えば、TCI状態を有するダウンリンクTCI状態と、少なくとも2つのTCI状態を有するコアセットを介したDCIを同時に受信しなくてもよい。例えば、無線デバイスは、TCI状態を有するダウンリンクTCI状態を受信するのと同時に、DCIに対して、少なくとも2つのTCI状態を有するコアセットを監視しなくてもよい。
一例では、無線デバイスは、少なくとも1つの(重複した)シンボルにおいて、少なくとも2つのTCI状態に基づいて、コアセットを監視し得る。
無線デバイスは、コアセットを介した(又はそれと関連付けられた、若しくはそれにおいて)ダウンリンク伝送(例えば、PDCCH)の受信を優先し得る。無線デバイスは、ダウンリンク信号のTCI状態が少なくとも2つのTCI状態とは異なることに基づいて、ダウンリンク伝送の受信を優先し得る。無線デバイスは、ダウンリンク信号が少なくとも1つのシンボルにおいてコアセットと重複することに基づいて、コアセットを介したダウンリンク伝送の受信を優先し得る。
例えば、コアセットを介したダウンリンク伝送の受信を優先することは、ダウンリンク信号の受信をドロップすることを含み得る。ダウンリンク伝送の受信を優先することは、ダウンリンク信号を無視することを含み得る。ダウンリンク伝送の受信を優先することは、ダウンリンク信号を受信しないことを含み得る。ダウンリンク伝送の受信を優先することは、コアセットを介してDCIを受信することを含み得る。ダウンリンク伝送の受信を優先することは、DCIに対して、コアセットを監視することを含み得る。
例えば、コアセットを介したダウンリンク伝送の受信を優先することは、コアセットの少なくとも2つのTCI状態の中から、選択されたTCI状態に基づいて、ダウンリンク信号を受信することを含み得る。無線デバイスは、ダウンリンク信号の受信に対して、少なくとも2つのTCI状態の中から、選択されたTCI状態を選択/決定し得る。無線デバイスは、選択されたTCI状態に基づいて、ダウンリンク信号を受信し得る。
無線デバイスは、図24~図28(例えば、第1のTCI状態、1次TCI状態、最も短い監視周期にマッピングされたTCI状態、最も低い/最も高い検索空間セットインデックスにマッピングされたTCI状態、最も低い/最も高いTCI状態インデックスを有するTCI状態、最初/最後に監視された検索空間セットにマッピングされたTCI状態、最良の無線リンク品質を有するTCI状態、直近に測定されたTCI状態、ダウンリンク信号をスケジューリングするDCIによって示されるTCI状態など)で論じる1つ以上の基準に基づいてコアセットの少なくとも2つのTCI状態の中から、選択されたTCI状態を選択/決定し得る。
無線デバイスは、少なくとも1つの(重複した)シンボルにおいて、少なくとも2つのTCI状態に基づいて、コアセットを監視することに応答して、コアセットの少なくとも2つのTCI状態の中から、選択されたTCI状態を選択/決定し得る。
一例では、無線デバイスは、少なくとも1つの(重複した)シンボルにおいて、選択されたTCI状態に基づいて、コアセットを監視し得る。無線デバイスは、少なくとも1つの(重複した)シンボルにおいて、選択されたTCI状態に基づいて、コアセットを監視することに応答して、選択されたTCI状態に基づいて、ダウンリンク信号を受信し得る。
一例では、無線デバイスは、少なくとも2つのTCI状態を用いて(又はそれに基づいて)、ダウンリンク信号をバッファし得る。無線デバイスは、閾値の前(又はその値になるまで)に、少なくとも2つのTCI状態を用いてダウンリンク信号をバッファし得る。無線デバイスは、少なくとも1つの(重複した)シンボルにおいて少なくとも2つのTCI状態を用いて、ダウンリンク信号をバッファし得る。無線デバイスは、ダウンリンク信号が、少なくとも1つのシンボルにおいてコアセットと重複することに応答して、少なくとも2つのTCI状態を用いて(又はそれらに基づいて)、ダウンリンク信号をバッファし得る。
無線デバイスは、ダウンリンク信号の2つのバッファされたダウンリンク信号を決定し得る。2つのバッファされたダウンリンク信号の各バッファされたダウンリンク信号は、少なくとも2つのTCI状態のそれぞれのTCI状態に対応し得る(又は関連付けられ得る)。例えば、無線デバイスは、少なくとも2つのTCI状態のうちの第1のTCI状態を用いてダウンリンク信号をバッファすることに基づいて、ダウンリンク信号の第1のバッファされたダウンリンク信号を決定し得る。無線デバイスは、少なくとも2つのTCI状態のうちの第2のTCI状態を用いてダウンリンク信号をバッファすることに基づいて、ダウンリンク信号の第2のバッファされたダウンリンク信号を決定し得る。2つのバッファされたダウンリンク信号は、第1のバッファされたダウンリンク信号及び第2のバッファされたダウンリンク信号を含み得る。
無線デバイスは、2つのバッファされたダウンリンク信号の中から、選択されバッファされたダウンリンク信号に基づいて、ダウンリンク信号を受信し得る。無線デバイスは、2つのバッファされたダウンリンク信号の各バッファされたダウンリンク信号の品質を比較し得る(又は各信号の復号を試み得る)。無線デバイスは、品質を比較することに基づいて、選択されバッファされたダウンリンク信号を決定し得る。例えば、無線デバイスは、第1のバッファされたダウンリンク信号に基づいて、ダウンリンク信号を受信し得る。選択された緩衝ダウンリンク信号は、第1のバッファされたダウンリンク信号であり得る。無線デバイスは、第2のバッファされたダウンリンク信号を破棄/ダンプし得る。無線デバイスは、第1のバッファされたダウンリンク信号に基づいて、ダウンリンク信号を受信することに基づいて、第2のバッファされたダウンリンク信号を破棄/ダンプし得る。例えば、無線デバイスは、第2のバッファされたダウンリンク信号に基づいて、ダウンリンク信号を受信し得る。選択されたバッファされたダウンリンク信号は、第2のバッファされたダウンリンク信号であり得る。無線デバイスは、第1のバッファされたダウンリンク信号を廃棄/ダンプし得る。無線デバイスは、第2のバッファされたダウンリンク信号に基づいて、ダウンリンク信号を受信することに基づいて、第1のバッファされたダウンリンク信号を破棄/ダンプし得る。
無線デバイスは、閾値の後(又はDCIが復号された後)に、選択されバッファされたダウンリンク信号に基づいて、ダウンリンク信号を受信し得る。
本開示では、様々な実施形態が、開示された技術がどのように実装され得るか、及び/又は開示された技術がどのように環境及びシナリオで実践され得るかの例として提示される。関連技術分野の当業者には、範囲から逸脱することなく、形態及び詳細の様々な変更を行うことができることは明らかであろう。実際、明細書を読んだ後、代替的な実施形態を実装する方法が関連技術分野の当業者に明らかになるであろう。本実施形態は、例示的な実施形態のいずれによっても限定されるべきではない。本開示の実施形態は、添付図面を基準して説明される。開示された例示的実施形態からの制限、特徴、及び/又は要素が組み合わせられ、本開示の範囲内で更なる実施形態を作成し得る。機能と利点を強調する図は、例としてのみ示される。開示されたアーキテクチャは、示される以外の方式で利用され得るように、十分に柔軟で構成可能である。例えば、いかなるフローチャートにリストされたアクションも、いくつかの実施形態で再配列され、又は任意選択的にのみ使用され得る。
本発明は、例えば以下を提供する。
(項目1)
方法であって、
無線デバイスによって、非周期性基準信号をトリガするダウンリンク制御情報(DCI)を受信することと、
前記DCIと前記非周期性基準信号との間の時間オフセットが閾値未満であることに基づいて、最も低い制御リソースセット(コアセット)インデックスを有するコアセットの少なくとも2つのTCI状態の中から、伝送構成インジケータ(TCI)状態を選択することと、
前記選択されたTCI状態に基づいて、前記非周期性基準信号を受信することと、を含む、方法。
(項目2)
方法であって、
無線デバイスによって、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)伝送をスケジューリングするダウンリンク制御情報(DCI)を受信することと、
前記DCIと前記PDSCH伝送との間の時間オフセットが閾値未満であることに基づいて、最も低い制御リソースセット(コアセット)インデックスを有するコアセットの少なくとも2つのTCI状態の中から、伝送構成インジケータ(TCI)状態を選択することと、
前記選択されたTCI状態に基づいて、前記PDSCH伝送を受信することと、を含む、方法。
(項目3)
方法であって、
無線デバイスによって、ダウンリンク信号をスケジューリングするダウンリンク制御情報(DCI)を受信することと、
前記DCIと前記ダウンリンク信号との間の時間オフセットが閾値未満であることに基づいて、最も低い制御リソースセット(コアセット)インデックスを有するコアセットの少なくとも2つのTCI状態の中から、伝送構成インジケータ(TCI)状態を選択することと、
前記選択されたTCI状態に基づいて、前記ダウンリンク信号を受信することと、を含む、方法。
(項目4)
方法であって、
無線デバイスによって、ダウンリンク制御情報(DCI)と、前記DCIによってスケジューリングされるダウンリンク信号との間の時間オフセットが閾値未満であることに基づいて、最も低い制御リソースセット(コアセット)インデックスを有するコアセットの少なくとも2つのTCI状態の中から、伝送構成インジケータ(TCI)状態を選択することと、
前記選択されたTCI状態に基づいて、前記ダウンリンク信号を受信することと、を含む、方法。
(項目5)
前記ダウンリンク信号をスケジューリングする前記DCIを受信することを更に含む、項目4に記載の方法。
(項目6)
前記TCI状態を選択することが、前記最も低いコアセットインデックスを有する前記コアセットが前記少なくとも2つのTCI状態で起動されることに基づく、項目1~5のいずれか一項に記載の方法。
(項目7)
前記ダウンリンク信号が、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)伝送である、項目3~5のいずれか一項に記載の方法。
(項目8)
前記選択されたTCI状態に基づいて前記ダウンリンク信号を受信することが、前記PDSCH伝送の少なくとも1つの復調基準信号(DMRS)アンテナポートが前記選択されたTCI状態によって示される基準信号と準共位置にされることを含む、項目1~7のいずれか一項に記載の方法。
(項目9)
前記ダウンリンク信号が、非周期チャネル状態情報基準信号(CSI-RS)である、項目3~8のいずれか一項に記載の方法。
(項目10)
前記選択されたTCI状態に基づいて前記ダウンリンク信号を受信することが、前記選択されたTCI状態によって示される基準信号の無線リンク品質を測定することを含む、項目1~9のいずれか一項に記載の方法。
(項目11)
セルに対する1つ以上の構成パラメータを含む1つ以上のメッセージを受信することを更に含む、項目1~10のいずれか一項に記載の方法。
(項目12)
前記1つ以上の構成パラメータが、前記閾値を示す、項目11に記載の方法。
(項目13)
前記1つ以上の構成パラメータが、前記コアセットに対して、前記セルのアクティブダウンリンク帯域幅部分(BWP)における1つ以上のコアセットの1つ以上のコアセットインデックスのうちの前記最も低いコアセットインデックスを示す、項目11又は12に記載の方法。
(項目14)
前記1つ以上の構成パラメータが、前記コアセットを含む前記1つ以上のコアセットに対する前記1つ以上のコアセットインデックスを示す、項目13に記載の方法。
(項目15)
前記DCIを受信することが、第2のコアセットを介し、前記1つ以上の構成パラメータが、前記第2のコアセットに対する第2のコアセットプールインデックスを示す、項目11~14のいずれか一項に記載の方法。
(項目16)
前記1つ以上の構成パラメータが、前記コアセットに対する第1のコアセットプールを示す、項目11~15のいずれか一項に記載の方法。
(項目17)
前記第1のコアセットプールインデックス及び前記第2のコアセットプールインデックスが、同じである、項目16に記載の方法。
(項目18)
最新の時間スロットにおいて、前記1つ以上のコアセットを監視することを更に含む、項目13~17のいずれか一項に記載の方法。
(項目19)
無線デバイスであって、
1つ以上のプロセッサと、
前記1つ以上のプロセッサによって実行されるとき、前記無線デバイスに、項目1~18のいずれか一項に記載の方法を実行させる命令を記憶するメモリと、を備える、無線デバイス。
(項目20)
1つ以上のプロセッサによって実行されるとき、前記1つ以上のプロセッサに、項目1~18のいずれか一項に記載の方法を実行させる命令を含む、非一時的コンピュータ可読媒体。
(項目21)
方法であって、
基地局によって、無線デバイスに、非周期性基準信号をトリガするダウンリンク制御情報(DCI)を伝送することと、
前記DCIと前記非周期性基準信号との間の時間オフセットが閾値未満であることに基づいて、最も低い制御リソースセット(コアセット)インデックスを有するコアセットの少なくとも2つのTCI状態の中から、伝送構成インジケータ(TCI)状態を選択することと、
前記選択されたTCI状態に基づいて、前記非周期性基準信号を伝送することと、を含む、方法。
(項目22)
方法であって、
基地局によって、無線デバイスに、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)伝送をスケジューリングするダウンリンク制御情報(DCI)を伝送することと、
前記DCIと前記PDSCH伝送との間の時間オフセットが閾値未満であることに基づいて、最も低い制御リソースセット(コアセット)インデックスを有するコアセットの少なくとも2つのTCI状態の中から、伝送構成インジケータ(TCI)状態を選択することと、
前記選択されたTCI状態に基づいて、前記PDSCH伝送を伝送することと、を含む、方法。
(項目23)
方法であって、
基地局によって、無線デバイスに、ダウンリンク信号をスケジューリングするダウンリンク制御情報(DCI)を伝送することと、
前記DCIと前記ダウンリンク信号との間の時間オフセットが閾値未満であることに基づいて、最も低い制御リソースセット(コアセット)インデックスを有するコアセットの少なくとも2つのTCI状態の中から、伝送構成インジケータ(TCI)状態を選択することと、
前記選択されたTCI状態に基づいて、前記ダウンリンク信号を伝送することと、を含む、方法。
(項目24)
方法であって、
無線デバイスによって、ダウンリンク制御情報(DCI)と、前記DCIによってスケジューリングされるダウンリンク信号との間の時間オフセットが閾値未満であることに基づいて、最も低い制御リソースセット(コアセット)インデックスを有するコアセットの少なくとも2つのTCI状態の中から、伝送構成インジケータ(TCI)状態を選択することと、
前記選択されたTCI状態に基づいて、前記ダウンリンク信号を伝送することと、を含む、方法。
(項目25)
前記無線デバイスに、前記ダウンリンク信号をスケジューリングする前記DCIを伝送することを更に含む、項目24に記載の方法。
(項目26)
前記TCI状態を選択することが、前記最も低いコアセットインデックスを有する前記コアセットが前記少なくとも2つのTCI状態で起動されることに基づく、項目21~25のいずれか一項に記載の方法。
(項目27)
前記ダウンリンク信号が、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)伝送である、項目23~28のいずれか一項に記載の方法。
(項目28)
前記選択されたTCI状態に基づいて、前記ダウンリンク信号を受信することが、前記PDSCH伝送の少なくとも1つの復調基準信号(DMRS)アンテナポートが、前記選択されたTCI状態によって示される基準信号と準共位置にされることを含む、項目21~27のいずれか一項に記載の方法。
(項目29)
前記ダウンリンク信号が、非周期チャネル状態情報基準信号(CSI-RS)である、項目23~28のいずれか一項に記載の方法。
(項目30)
前記選択されたTCI状態に基づいて、前記ダウンリンク信号を受信することが、前記選択されたTCI状態によって示される基準信号の無線リンク品質を測定することを含む、項目21~29のいずれか一項に記載の方法。
(項目31)
セルに対する1つ以上の構成パラメータを含む1つ以上のメッセージを受信することを更に含む、項目21~30のいずれか一項に記載の方法。
(項目32)
前記1つ以上の構成パラメータが、前記閾値を示す、項目31に記載の方法。
(項目33)
前記1つ以上の構成パラメータが、前記コアセットに対して、前記セルのアクティブダウンリンク帯域幅部分(BWP)における1つ以上のコアセットの1つ以上のコアセットインデックスのうちの最も低いコアセットインデックスを示す、項目31又は32に記載の方法。
(項目34)
前記1つ以上の構成パラメータが、前記コアセットを含む前記1つ以上のコアセットに対する前記1つ以上のコアセットインデックスを示す、項目33に記載の方法。
(項目35)
前記DCIを受信することが、第2のコアセットを介し、前記1つ以上の構成パラメータが、前記第2のコアセットに対する第2のコアセットプールインデックスを示す、項目31~34のいずれか一項に記載の方法。
(項目36)
前記1つ以上の構成パラメータが、前記コアセットに対する第1のコアセットプールインデックスを示す、項目31~35のいずれか一項に記載の方法。
(項目37)
前記第1のコアセットプールインデックス及び前記第2のコアセットプールインデックスが、同じである、項目36に記載の方法。
(項目38)
最新の時間スロットにおいて、前記1つ以上のコアセットを監視することを更に含む、項目33~37のいずれか一項に記載の方法。
(項目39)
基地局であって、
1つ以上のプロセッサと、
前記1つ以上のプロセッサによって実行されるとき、前記基地局に項目21~38のいずれか一項に記載の方法を実行させる命令を記憶するメモリと、を備える、基地局。
(項目40)
1つ以上のプロセッサによって実行されるとき、前記1つ以上のプロセッサに項目21~38のいずれか一項に記載の方法を実行させる命令を含む、非一時的コンピュータ可読媒体。
(項目41)
システムであって、
1つ以上の第1のプロセッサ、及び命令を記憶するメモリを含む基地局であって、前記命令は、前記1つ以上の第1のプロセッサによって実行されるとき、前記基地局に、
ダウンリンク制御情報(DCI)と、前記DCIによってスケジューリングされるダウンリンク信号との間の時間オフセットが閾値未満であることに基づいて、最も低い制御リソースセット(コアセット)インデックスを有するコアセットの少なくとも2つのTCI状態の中から、伝送構成インジケータ(TCI)状態を選択することと、
前記選択されたTCI状態に基づいて、前記ダウンリンク信号を伝送することと、を行わせる、基地局と、
1つ以上の第2のプロセッサ、及び命令を記憶するメモリを含む無線デバイスであって、前記命令は、前記1つ以上の第2のプロセッサによって実行されるとき、前記無線デバイスに、
前記DCIと前記ダウンリンク信号との間の前記時間オフセットが前記閾値未満であることに基づいて、前記コアセットの前記少なくとも2つのTCI状態の中から、前記最も低いコアセットインデックスを有する前記TCI状態を選択することと、
前記選択されたTCI状態に基づいて、前記ダウンリンク信号を受信することと、を行わせる、無線デバイスと、を備える、システム。
(項目42)
方法であって、
無線デバイスによって、制御リソースセット(コアセット)を介して、トランスポートブロックをスケジューリングするダウンリンク制御情報(DCI)を受信することと、
前記コアセットの少なくとも2つの伝送構成インジケータ(TCI)状態の中から、TCI状態を、
前記DCIと前記トランスポートブロックとの間の時間オフセットが閾値以上であること、及び
前記コアセットが、前記少なくとも2つのTCI状態で起動されることに応答して選択することと、
前記選択されたTCI状態に基づいて、前記トランスポートブロックを受信することと、を含む、方法。
(項目43)
方法であって、
無線デバイスによって、制御リソースセット(コアセット)の少なくとも2つの伝送構成インジケータ(TCI)状態の中から、TCI状態を、
ダウンリンク制御情報(DCI)と、前記DCIによってスケジューリングされるトランスポートブロックとの間の時間オフセットが閾値以上であること、及び
前記コアセットが、前記少なくとも2つのTCI状態で起動されることに応答して選択することと、
前記選択されたTCI状態に基づいて、前記トランスポートブロックを受信することと、を含む、方法。
(項目44)
前記コアセットを介して、前記トランスポートブロックをスケジューリングする前記DCIを受信することを更に含む、項目43に記載の方法。
(項目45)
前記DCIの受信と前記トランスポートブロックとの間の前記時間オフセットが、閾値以上である、項目42~44のいずれか一項に記載の方法。
(項目46)
前記DCIがTCIフィールドを含まない、項目42~45のいずれか一項に記載の方法。
(項目47)
前記TCI状態を選択することが、前記TCIフィールドを含まない前記DCIに基づく、項目46に記載の方法。
(項目48)
1つ以上の構成パラメータを含む1つ以上のメッセージを受信することを更に含む、項目42~47のいずれか一項に記載の方法。
(項目49)
前記1つ以上の構成パラメータが、前記コアセットに対して、TCI-present-in-DCIパラメータを示さない、項目48に記載の方法。
(項目50)
前記TCI状態を選択することが、前記コアセットに対して、前記TCI-present-in-DCIパラメータを示さない前記1つ以上の構成パラメータに基づく、項目49に記載の方法。
(項目51)
前記コアセットに対して、前記少なくとも2つのTCI状態を示す起動コマンドを受信することを更に含む、項目42~50のいずれか一項に記載の方法。
(項目52)
前記少なくとも2つのTCI状態に基づいて、前記コアセットにおいて、ダウンリンク制御チャネル伝送を監視することを更に含む、項目42~51のいずれか一項に記載の方法。
(項目53)
前記少なくとも2つのTCI状態に基づいて、前記ダウンリンク制御チャネル伝送を監視することが、前記ダウンリンク制御チャネル伝送の少なくとも1つの復調基準信号(DMRS)アンテナポートが、
前記少なくとも2つのTCI状態のうちの第1のTCI状態によって示される第1の基準信号、及び
前記少なくとも2つのTCI状態のうちの第2のTCI状態によって示される第2の基準信号と準共位置にされる、項目52に記載の方法。
(項目54)
前記選択されたTCI状態に基づいて、前記トランスポートブロックを受信することは、前記トランスポートブロックの少なくとも1つのDMRSアンテナポートが、前記選択されたTCI状態によって示される基準信号と準共位置にされることを含む、項目42~53のいずれか一項に記載の方法。
(項目55)
前記少なくとも1つのDMRSアンテナポートが、前記選択されたTCI状態によって示される準共位置タイプに関して、前記基準信号と準共位置にされる、項目54に記載の方法。
(項目56)
前記準共位置タイプが、準共位置タイプD(QCL-TypeD)である、項目55に記載の方法。
(項目57)
物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)伝送が、前記トランスポートブロックを含む、項目42~56のいずれか一項に記載の方法。
(項目58)
前記1つ以上の構成パラメータが、前記閾値を示す、項目48~57のいずれか一項に記載の方法。
(項目59)
前記1つ以上の構成パラメータが、前記少なくとも2つのTCI状態の少なくとも2つのTCI状態インデックスを示す、項目48~58のいずれか一項に記載の方法。
(項目60)
前記TCI状態のTCI状態インデックスが、前記少なくとも2つのTCI状態の前記少なくとも2つのTCI状態インデックスの中で最も低い、項目59に記載の方法。
(項目61)
前記TCI状態が、前記少なくとも2つのTCI状態の中の第1のTCI状態であり、
前記第1のTCI状態が、前記少なくとも2つのTCI状態のリストにおいて、最初に発生する、項目42~60のいずれか一項に記載の方法。
(項目62)
前記1つ以上の構成パラメータが、制御チャネルの繰り返しを示す、項目48~61のいずれか一項に記載の方法。
(項目63)
前記TCI状態を選択することが、前記制御チャネルの繰り返しを示す前記1つ以上の構成パラメータに基づく、項目62に記載の方法。
(項目64)
監視することが、前記DCIの前記繰り返しのためのものである、項目52~63のいずれか一項に記載の方法。、
(項目65)
前記1つ以上の構成パラメータが、単一周波数ネットワーク(SFN)モードを示す、項目48~64のいずれか一項に記載の方法。
(項目66)
第2のコアセットを介して、第2のトランスポートブロックをスケジューリングする第2のDCIを受信することと、
第2のTCI状態で起動される前記第2のコアセットに基づいて、前記第2のTCI状態に基づいて、前記第2のトランスポートブロックを受信することと、を更に含む、項目42~65のいずれか一項に記載の方法。
(項目67)
前記TCI状態を選択することが、ダウンリンク信号受信に対して単一のTCI状態の使用を示すパラメータを含む前記1つ以上の構成パラメータに基づく、項目48~66のいずれか一項に記載の方法。
(項目68)
前記DCIが、前記TCI状態を示す値を有するフィールドを含む、項目42~67のいずれか一項に記載の方法。
(項目69)
前記TCI状態が、
前記値が第1の値と等しいことに基づく、前記少なくとも2つのTCI状態の中の第1のTCI状態、又は
前記値が第2の値と等しいことに基づく、前記少なくとも2つのTCI状態の中の第2のTCI状態である、項目68に記載の方法。
(項目70)
無線デバイスであって、
1つ以上のプロセッサと、
前記1つ以上のプロセッサによって実行されるとき、前記無線デバイスに項目42~69のいずれか一項に記載の方法を実行させる命令を記憶するメモリと、を備える、無線デバイス。
(項目71)
1つ以上のプロセッサによって実行されるとき、前記1つ以上のプロセッサに項目42~69のいずれか一項に記載の方法を実行させる命令を含む、非一時的コンピュータ可読媒体。
(項目72)
方法であって、
無線デバイスによって、制御リソースセット(コアセット)を介して、無線デバイスに、トランスポートブロックをスケジューリングするダウンリンク制御情報(DCI)を伝送することと、
前記コアセットの少なくとも2つの伝送構成インジケータ(TCI)状態の中から、TCI状態を、
前記DCIと前記トランスポートブロックとの間の時間オフセットが閾値以上であること、及び
前記コアセットが、前記少なくとも2つのTCI状態で起動されることに応答して選択することと、
前記選択されたTCI状態に基づいて、前記トランスポートブロックを伝送することと、を含む、方法。
(項目73)
方法であって、
基地局によって、制御リソースセット(コアセット)の少なくとも2つの伝送構成インジケータ(TCI)状態の中から、TCI状態を、
ダウンリンク制御情報(DCI)と、前記DCIによってスケジューリングされるトランスポートブロックとの間の時間オフセットが閾値以上であること、及び
前記コアセットが、前記少なくとも2つのTCI状態で起動されることに応答して選択することと、
前記選択されたTCI状態に基づいて、前記トランスポートブロックを伝送することと、を含む、方法。
(項目74)
前記コアセットを介して、前記無線デバイスに、前記トランスポートブロックをスケジューリングする前記DCIを伝送することを更に含む、項目73に記載の方法。
(項目75)
前記DCIの受信と前記トランスポートブロックとの間の前記時間オフセットが、閾値以上である、項目72~74のいずれか一項に記載の方法。
(項目76)
前記DCIがTCIフィールドを含まない、項目72~75のいずれか一項に記載の方法。
(項目77)
前記TCI状態を選択することが、前記TCIフィールドを含まない前記DCIに基づく、項目76に記載の方法。
(項目78)
1つ以上の構成パラメータを含む1つ以上のメッセージを伝送することを更に含む、項目72~77のいずれか一項に記載の方法。
(項目79)
前記1つ以上の構成パラメータが、前記コアセットに対して、TCI-present-in-DCIパラメータを示さない、項目78に記載の方法。
(項目80)
前記TCI状態を選択することが、前記コアセットに対して、前記TCI-present-in-DCIパラメータを示さない前記1つ以上の構成パラメータに基づく、項目79に記載の方法。
(項目81)
前記コアセットに対して、前記少なくとも2つのTCI状態を示す起動コマンドを伝送することを更に含む、項目72~80のいずれか一項に記載の方法。
(項目82)
前記少なくとも2つのTCI状態に基づいて、前記コアセットにおいてダウンリンク制御チャネル伝送を伝送することを更に含む、項目72~81のいずれか一項に記載の方法。
(項目83)
前記少なくとも2つのTCI状態に基づいて、前記ダウンリンク制御チャネル伝送を伝送することが、前記ダウンリンク制御チャネル伝送の少なくとも1つの復調基準信号(DMRS)アンテナポートが、
前記少なくとも2つのTCI状態の第1のTCI状態によって示される第1の基準信号、及び
前記少なくとも2つのTCI状態の第2のTCI状態によって示される第2の基準信号と準共位置にされることを含む、項目82に記載の方法。
(項目84)
前記選択されたTCI状態に基づいて、前記トランスポートブロックを伝送することが、前記選択されたTCI状態によって示される基準信号と準共位置にされる前記トランスポートブロックの少なくとも1つのDMRSアンテナポートを含む、項目72~83のいずれか一項に記載の方法。
(項目85)
前記少なくとも1つのDMRSアンテナポートが、前記選択されたTCI状態によって示される準共位置タイプに関して、前記基準信号と準共位置にされる、項目84に記載の方法。
(項目86)
前記準共位置タイプが、準共位置タイプD(QCL-TypeD)である、項目85に記載の方法。
(項目87)
物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)伝送が、前記トランスポートブロックを含む、項目72~86のいずれか一項に記載の方法。
(項目88)
前記1つ以上の構成パラメータが、前記閾値を示す、項目78~87のいずれか一項に記載の方法。
(項目89)
前記1つ以上の構成パラメータが、前記少なくとも2つのTCI状態の少なくとも2つのTCI状態インデックスを示す、項目78~88のいずれか一項に記載の方法。
(項目90)
前記TCI状態のTCI状態インデックスが、前記少なくとも2つのTCI状態の前記少なくとも2つのTCI状態インデックスの中で最も低い、項目89に記載の方法。
(項目91)
前記TCI状態が、前記少なくとも2つのTCI状態の中の第1のTCI状態であり、
前記第1のTCI状態が、前記少なくとも2つのTCI状態のリストにおいて、最初に発生する、項目72~90のいずれか一項に記載の方法。
(項目92)
前記1つ以上の構成パラメータが、制御チャネルの繰り返しを示す、項目78~91のいずれか一項に記載の方法。
(項目93)
前記TCI状態を選択することが、前記制御チャネルの繰り返しを示す前記1つ以上の構成パラメータに基づく、項目92に記載の方法。
(項目94)
前記伝送することが、前記DCIの繰り返しのためのものである、項目82~93のいずれか一項に記載の方法。
(項目95)
前記1つ以上の構成パラメータが、単一周波数ネットワーク(SFN)モードを示す、項目78~94のいずれか一項に記載の方法。
(項目96)
第2のコアセットを介して、第2のトランスポートブロックをスケジューリングする第2のDCIを伝送することと、
第2のTCI状態で起動される前記第2のコアセットに基づいて、前記第2のTCI状態に基づいて前記第2のトランスポートブロックを伝送することと、を更に含む、項目72~95のいずれか一項に記載の方法。
(項目97)
前記TCI状態を選択することが、ダウンリンク信号受信に対して単一のTCI状態の使用を示すパラメータを含む前記1つ以上の構成パラメータに基づく、項目78~96のいずれか一項に記載の方法。
(項目98)
前記DCIが、前記TCI状態を示す値を有するフィールドを含む、項目72~97のいずれか一項に記載の方法。
(項目99)
前記TCI状態が、
前記値が第1の値と等しいことに基づく、前記少なくとも2つのTCI状態の中の第1のTCI状態、又は
前記値が第2の値と等しいことに基づく、前記少なくとも2つのTCI状態の中の第2のTCI状態である、項目98に記載の方法。
(項目100)
基地局であって、
1つ以上のプロセッサと、
前記1つ以上のプロセッサによって実行されるとき、前記基地局に項目72~99のいずれか一項に記載の方法を実行させる命令を記憶するメモリと、を備える、基地局。
(項目101)
1つ以上のプロセッサによって実行されるとき、前記1つ以上のプロセッサに項目72~99のいずれか一項に記載の方法を実行させる命令を含む、非一時的コンピュータ可読媒体。
(項目102)
システムであって、
1つ以上の第1プロセッサ、及び命令を記憶するメモリを含む基地局であって、前記命令が、前記前記1つ以上の第1のプロセッサによって実行されるとき、前記基地局に、
制御リソースセット(コアセット)を介して、トランスポートブロックをスケジューリングするダウンリンク制御情報(DCI)を伝送することと、
前記コアセットの少なくとも2つの伝送構成インジケータ(TCI)状態の中から、TCI状態を、
前記DCIと前記トランスポートブロックとの間の時間オフセットが閾値以上であること、及び
前記コアセットが、前記少なくとも2つのTCI状態で起動されていることに応答して、選択することと、
前記選択されたTCI状態に基づいて、前記トランスポートブロックを伝送することと、を行わせる、基地局と、
1つ以上の第2のプロセッサと、及び命令を記憶するメモリを含む無線デバイスであって、前記命令が、前記1つ以上の第2のプロセッサによって実行されるとき、前記無線デバイスに、
前記コアセットを介して、前記トランスポートブロックをスケジューリングする前記DCIを受信することと、
前記コアセットの前記少なくとも2つのTCI状態の中から、前記TCI状態を、
前記DCIと前記トランスポートブロックとの間の時間オフセットが前記閾値以上であること、及び
前記コアセットが、前記少なくとも2つのTCI状態で起動されていることに応答して、選択することと、
前記選択されたTCI状態に基づいて、前記トランスポートブロックを伝送することと、を行わせる、無線デバイスと、を備える、システム。
(項目103)
方法であって、
無線デバイスによって、制御リソースセット(コアセット)に対して、少なくとも2つの伝送構成インジケータ(TCI)状態の起動を示す起動コマンドを受信することと、
コアセットを介して、トランスポートブロックをスケジューリングするダウンリンク制御情報(DCI)を受信することと、
前記少なくとも2つのTCI状態に基づいて、前記トランスポートブロックを、
前記DCIと前記トランスポートブロックとの間の時間オフセットが閾値以上であること、及び
前記コアセットが、前記少なくとも2つのTCI状態で起動されていることに応答して、受信することと、を含む、方法。
(項目104)
方法であって、
無線デバイスによって、制御リソースセット(コアセット)に対して、少なくとも2つの伝送構成インジケータ(TCI)状態の起動を示す起動コマンドを受信することと、
DCIと、前記DCIによってスケジューリングされるトランスポートブロックとの間の時間オフセットが、閾値以上であることに応答して、前記少なくとも2つのTCI状態に基づいて、前記トランスポートブロックを受信することと、を含む、方法。
(項目105)
前記トランスポートブロックをスケジューリングする前記DCIを受信することを更に含む、項目104に記載の方法。
(項目106)
前記トランスポートブロックを受信することが、更に前記少なくとも2つのTCI状態で起動される前記コアセットに応答するものである、項目104又は105に記載の方法。
(項目107)
前記DCIの受信と前記トランスポートブロックとの間の前記時間オフセットが、閾値以上である、項目103~106のいずれか一項に記載の方法。
(項目108)
前記DCIが、TCIフィールドを含まない、項目103~107のいずれか一項に記載の方法。
(項目109)
前記少なくとも2つのTCI状態に基づいて、前記トランスポートブロックを受信することが、前記TCIフィールドを含まない前記DCIに基づく、項目108に記載の方法。
(項目110)
1つ以上の構成パラメータを含む1つ以上のメッセージを受信することを更に含む、項目103~109のいずれか一項に記載の方法。
(項目111)
前記1つ以上の構成パラメータが、前記コアセットに対して、TCI-present-in-DCIパラメータを示さない、項目110に記載の方法。
(項目112)
前記少なくとも2つのTCI状態に基づいて前記トランスポートブロックを受信することが、前記コアセットに対して、前記TCI-present-in-DCIパラメータを示さない前記1つ以上の構成パラメータに基づく、項目103~111のいずれか一項に記載の方法。
(項目113)
前記コアセットに対して、前記少なくとも2つのTCI状態を示す起動コマンドを受信することを更に含む、項目103~112のいずれか一項に記載の方法。
(項目114)
前記少なくとも2つのTCI状態に基づいて、前記コアセットにおいて、ダウンリンク制御チャネル伝送を監視することを更に含む、項目103~113のいずれか一項に記載の方法。
(項目115)
前記少なくとも2つのTCI状態に基づいて、前記ダウンリンク制御チャネル伝送を監視することが、前記ダウンリンク制御チャネル伝送の少なくとも1つの復調基準信号(DMRS)アンテナポートが、
前記少なくとも2つのTCI状態のうちの第1のTCI状態によって示される第1の基準信号、及び
前記少なくとも2つのTCI状態のうちの第2のTCI状態によって示される第2の基準信号と準共位置にされることを含む、項目114に記載の方法。
(項目116)
前記少なくとも2つのTCI状態に基づいて、前記前記トランスポートブロックを受信することが、前記トランスポートブロックの少なくとも1つのDMRSアンテナポートが、
前記少なくとも2つのTCI状態のうちの第1のTCI状態によって示される第1の基準信号、及び
前記少なくとも2つのTCI状態のうちの第2のTCI状態によって示される第2の基準信号と準共位置にされることを含む、項目103~115のいずれか一項に記載の方法。
(項目117)
前記少なくとも2つのTCI状態に基づいて前記トランスポートブロックを受信することが、
前記トランスポートブロックの少なくとも1つの第1のDMRSアンテナポートが、前記少なくとも2つのTCI状態のうちの第1のTCI状態によって示される第1の基準信号と準共位置にされることと、
前記トランスポートブロックの少なくとも1つの第2のDMRSアンテナポートが、前記少なくとも2つのTCI状態のうちの第2のTCI状態によって示される第2の基準信号と準共位置にされることと、を含む、項目103~115のいずれか一項に記載の方法。
(項目118)
前記準共位置タイプが、準共位置タイプD(QCL-タイプD)である、項目116又は117に記載の方法。
(項目119)
物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)伝送が、前記トランスポートブロックを含む、項目103~117のいずれか一項に記載の方法。
(項目120)
前記1つ以上の構成パラメータが、前記閾値を示す、項目110~119のいずれか一項に記載の方法。
(項目121)
前記1つ以上の構成パラメータが、前記少なくとも2つのTCI状態の少なくとも2つのTCI状態インデックスを示す、項目110~120のいずれか一項に記載の方法。
(項目122)
前記1つ以上の構成パラメータが、制御信号の繰り返しを示す、項目110~121のいずれか一項に記載の方法。
(項目123)
前記少なくとも2つのTCI状態に基づいて前記トランスポートブロックを受信することが、前記制御チャネルの繰り返しを示す前記1つ以上の構成パラメータに基づく、項目122に記載の方法。
(項目124)
監視することが、前記DCIの前記繰り返しのためのものである、項目114~123のいずれか一項に記載の方法。、
(項目125)
前記1つ以上の構成パラメータが、単一周波数ネットワーク(SFN)モードを示す、項目110~124のいずれか一項に記載の方法。
(項目126)
第2のコアセットを介して、第2のトランスポートブロックをスケジューリングする第2のDCIを受信することと、
第2のTCI状態で起動される前記第2のコアセットに基づいて、前記第2のTCI状態に基づいて、前記第2のトランスポートブロックを受信することと、を更に含む、項目103~125のいずれか一項に記載の方法。
(項目127)
前記少なくとも2つのTCI状態に基づいて、前記トランスポートブロックを受信することが、ダウンリンク信号受信に対して複数のTCI状態の使用を示すパラメータを含む前記1つ以上の構成パラメータに基づく、項目103~126のいずれか一項に記載の方法。
(項目128)
前記DCIが、前記TCI状態を示す値を有するフィールドを含む、項目103~127のいずれか一項に記載の方法。
(項目129)
無線デバイスであって、
1つ以上のプロセッサと、
前記1つ以上のプロセッサによって実行されるとき、前記無線デバイスに項目103~128のいずれか一項に記載の方法を実行させる命令を記憶するメモリと、を含む、無線デバイス。
(項目130)
1つ以上のプロセッサによって実行されるとき、前記1つ以上のプロセッサに項目103~129のいずれか一項に記載の方法を実行させる命令を含む、非一時的コンピュータ可読媒体。
(項目131)
方法であって、
基地局によって、制御リソースセット(コアセット)に対して、少なくとも2つの伝送構成インジケータ(TCI)状態の起動を示す起動コマンドを伝送することと、
前記コアセットを介して、トランスポートブロックをスケジューリングするダウンリンク制御情報(DCI)を伝送することと、
前記トランスポートブロックを、前記少なくとも2つのTCI状態に基づいて、
前記DCIと前記トランスポートブロックとの間の時間オフセットが閾値以上であること、及び
前記コアセットが、前記少なくとも2つのTCI状態で起動されていることに応答して、伝送することと、を含む、方法。
(項目132)
方法であって、
基地局によって、制御リソースセット(コアセット)に対して、少なくとも2つの伝送構成インジケータ(TCI)状態の起動を示す起動コマンドを伝送することと、
DCIと、前記DCIによってスケジューリングされるトランスポートブロックとの間の時間オフセットが、閾値以上であることに応答して、前記少なくとも2つのTCI状態に基づいて、前記トランスポートブロックを伝送することと、を含む、方法。
(項目133)
前記コアセットを介して、前記トランスポートブロックをスケジューリングする前記DCIを伝送することを更に含む、項目132に記載の方法。
(項目134)
前記トランスポートブロックを伝送することが、更に前記少なくとも2つのTCI状態で起動される前記コアセットに応答するものである、項目132又は133に記載の方法。
(項目135)
前記トランスポートブロックを受信することが、更に前記少なくとも2つのTCI状態で起動される前記コアセットに応答するものである、項目131~134のいずれか一項に記載の方法。
(項目136)
前記DCIの受信と前記トランスポートブロックとの間の前記時間オフセットが、閾値以上である、項目131~135のいずれか一項に記載の方法。
(項目137)
前記DCIが、TCIフィールドを含まない、項目131~136のいずれか一項に記載の方法。
(項目138)
前記少なくとも2つのTCI状態に基づいて、前記トランスポートブロックを受信することが、前記TCIフィールドを含まない前記DCIに基づく、項目131~137のいずれか一項に記載の方法。
(項目139)
1つ以上の構成パラメータを含む1つ以上のメッセージを受信することを更に含む、項目131~138のいずれか一項に記載の方法。
(項目140)
前記1つ以上の構成パラメータが、前記コアセットに対して、TCI-present-in-DCIパラメータを示さない、項目139に記載の方法。
(項目141)
前記少なくとも2つのTCI状態に基づいて前記トランスポートブロックを受信することが、前記コアセットに対して、前記TCI-present-in-DCIパラメータを示さない前記1つ以上の構成パラメータに基づく、項目140に記載の方法。
(項目142)
前記コアセットに対して、前記少なくとも2つのTCI状態を示す起動コマンドを受信することを更に含む、項目131~141のいずれか一項に記載の方法。
(項目143)
前記少なくとも2つのTCI状態に基づいて、前記コアセットにおいて、ダウンリンク制御チャネル伝送を監視することを更に含む、項目131~142のいずれか一項に記載の方法。
(項目144)
前記少なくとも2つのTCI状態に基づいて、前記ダウンリンク制御チャネル伝送を監視することが、前記ダウンリンク制御チャネル伝送の少なくとも1つの復調基準信号(DMRS)アンテナポートが、
前記少なくとも2つのTCI状態の第1のTCI状態によって示される第1の基準信号、及び
前記少なくとも2つのTCI状態のうちの第2のTCI状態によって示される第2の基準信号と準共位置にされることを含む、項目143に記載の方法。
(項目145)
前記少なくとも2つのTCI状態に基づいて、前記前記トランスポートブロックを受信することが、前記トランスポートブロックの少なくとも1つのDMRSアンテナポートが、
前記少なくとも2つのTCI状態の第1のTCI状態によって示される第1の基準信号、及び
前記少なくとも2つのTCI状態のうちの第2のTCI状態によって示される第2の基準信号と準共位置にされることを含む、項目131~144のいずれか一項に記載の方法。
(項目146)
前記少なくとも2つのTCI状態に基づいて前記トランスポートブロックを伝送することが、
前記トランスポートブロックの少なくとも1つの第1のDMRSアンテナポートが、前記少なくとも2つのTCI状態のうちの第1のTCI状態によって示される第1の基準信号と準共位置にされることと、
前記トランスポートブロックの少なくとも1つの第2のDMRSアンテナポートが、前記少なくとも2つのTCI状態のうちの第2のTCI状態によって示される第2の基準信号と準共位置にされることと、を含む、項目131~144のいずれか一項に記載の方法。
(項目147)
前記準共位置タイプが、準共位置タイプD(QCL-タイプD)である、項目145又は146に記載の方法。
(項目148)
物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)伝送が、前記トランスポートブロックを含む、項目131~147のいずれか一項に記載の方法。
(項目149)
前記1つ以上の構成パラメータが、前記閾値を示す、項目140~145のいずれか一項に記載の方法。
(項目150)
前記1つ以上の構成パラメータが、前記少なくとも2つのTCI状態の少なくとも2つのTCI状態インデックスを示す、項目140~149のいずれか一項に記載の方法。
(項目151)
前記1つ以上の構成パラメータが、制御チャネルの繰り返しを示す、項目140~150のいずれか一項に記載の方法。
(項目152)
前記少なくとも2つのTCI状態に基づいて前記トランスポートブロックを受信することが、前記制御チャネルの繰り返しを示す前記1つ以上の構成パラメータに基づく、項目151に記載の方法。
(項目153)
監視することが、前記DCIの前記繰り返しのためのものである、項目143~152のいずれか一項に記載の方法。、
(項目154)
前記1つ以上の構成パラメータが、単一周波数ネットワーク(SFN)モードを示す、項目143~153のいずれか一項に記載の方法。
(項目155)
第2のコアセットを介して、第2のトランスポートブロックをスケジューリングする第2のDCIを受信することと、
第2のTCI状態で起動される前記第2のコアセットに基づいて、前記第2のTCI状態に基づいて、前記第2のトランスポートブロックを受信することと、を更に含む、項目131~154のいずれか一項に記載の方法。
(項目156)
前記少なくとも2つのTCI状態に基づいて、前記トランスポートブロックを受信することが、ダウンリンク信号受信に対して複数のTCI状態の使用を示すパラメータを含む前記1つ以上の構成パラメータに基づく、項目131~155のいずれか一項に記載の方法。
(項目157)
前記DCIが、前記TCI状態を示す値を有するフィールドを含む、項目131~156のいずれか一項に記載の方法。
(項目158)
基地局であって、
1つ以上のプロセッサと、
前記1つ以上のプロセッサによって実行されるとき、前記基地局に項目131~157のいずれか一項に記載の方法を実行させる命令を記憶するメモリと、を備える、基地局。
(項目159)
1つ以上のプロセッサによって実行されるとき、前記1つ以上のプロセッサに項目131~157のいずれか一項に記載の方法を実行させる命令を含む、非一時的コンピュータ可読媒体。
(項目160)
システムであって、
1つ以上の第1プロセッサ、及び命令を記憶するメモリを含む基地局であって、前記命令が、前記前記1つ以上の第1のプロセッサによって実行されるとき、前記基地局に、
制御リソースセット(コアセット)に対して、少なくとも2つの伝送構成インジケータ(TCI)状態の起動を示す起動コマンドを伝送することと、
DCIと、前記DCIによってスケジューリングされるトランスポートブロックとの間の時間オフセットが、閾値以上であることに応答して、前記少なくとも2つのTCI状態に基づいて、前記トランスポートブロックを伝送することと、を行わせる、基地局と、
1つ以上の第2のプロセッサと、及び命令を記憶するメモリを含む無線デバイスであって、前記命令が、前記1つ以上の第2のプロセッサによって実行されるとき、前記無線デバイスに、
前記コアセットに対する前記少なくとも2つのTCI状態の起動を示す前記起動コマンドを受信することと、
前記DCIと、前記DCIによってスケジューリングされるトランスポートブロックとの間の時間オフセットが、前記閾値以上であることに応答して、前記少なくとも2つのTCI状態に基づいて、前記トランスポートブロックを受信することと、を行わせる、無線デバイスと、を備える、システム。
(項目161)
方法であって、
無線デバイスによって、制御リソースセット(コアセット)を介して、トランスポートブロックをスケジューリングするダウンリンク制御情報(DCI)を受信することと、
少なくとも2つの伝送構成インジケータ(TCI)状態で起動されている前記コアセットに基づいて、
前記少なくとも2つのTCI状態の第1のTCI状態に基づく、前記トランスポートブロックの第1の部分と、
前記少なくとも2つのTCI状態の第2のTCI状態に基づく、前記トランスポートブロックの第2の部分と、を受信することと、含む、方法。
(項目162)
前記少なくとも2つのTCI状態の起動を示す1つ以上のメッセージを受信することを更に含む、項目161に記載の方法。
(項目163)
前記1つ以上のメッセージが、媒体アクセス制御(MAC)制御要素(CE)を含む、項目162に記載の方法。
(項目164)
前記DCIと前記トランスポートブロックとの間の時間オフセットが、閾値未満である、項目161~163のいずれか一項に記載の方法。
(項目165)
前記受信することが、
前記トランスポートブロックの少なくとも1つの第1のDMRSアンテナポートが、前記少なくとも2つのTCI状態のうちの第1のTCI状態によって示される第1の基準信号と準共位置にされることと、
前記トランスポートブロックの少なくとも1つの第2のDMRSアンテナポートが、前記少なくとも2つのTCI状態のうちの第2のTCI状態によって示される第2の基準信号と準共位置にされることを含む、項目161~163のいずれか一項に記載の方法。
(項目166)
前記1つ以上の構成パラメータが、前記コアセットに対して、TCI-present-in-DCIパラメータを示さない、項目161~165のいずれか一項に記載の方法。
(項目167)
前記TCI状態を選択することが、前記コアセットに対して、前記TCI-present-in-DCIパラメータを示さない前記1つ以上の構成パラメータに基づく、項目166に記載の方法。
(項目168)
前記1つ以上の構成パラメータが、単一周波数ネットワーク(SFN)モードを示す、項目161~167のいずれか一項に記載の方法。
(項目169)
無線デバイスであって、
1つ以上のプロセッサと、
前記1つ以上のプロセッサによって実行されるとき、前記無線デバイスに項目161~168のいずれか一項に記載の方法を実行させる命令を記憶するメモリと、を含む、無線デバイス。
(項目170)
1つ以上のプロセッサによって実行されるとき、前記1つ以上のプロセッサに項目161~168のいずれか一項に記載の方法を実行させる命令を含む、非一時的コンピュータ可読媒体。
(項目171)
方法であって、
無線デバイスによって、制御リソースセット(コアセット)を介して、無線デバイスに、トランスポートブロックをスケジューリングするダウンリンク制御情報(DCI)を伝送することと、
少なくとも2つの伝送構成インジケータ(TCI)状態で起動されている前記コアセットに基づいて、
前記少なくとも2つのTCI状態の第1のTCI状態に基づく、前記トランスポートブロックの第1の部分と、
前記少なくとも2つのTCI状態の第2のTCI状態に基づく、前記トランスポートブロックの第2の部分と、を伝送することと、含む、方法。
(項目172)
前記少なくとも2つのTCI状態の起動を示す1つ以上のメッセージを受信することを更に含む、項目171に記載の方法。
(項目173)
前記1つ以上のメッセージが、媒体アクセス制御(MAC)制御要素(CE)を含む、項目172に記載の方法。
(項目174)
前記DCIと前記トランスポートブロックとの間の時間オフセットが、閾値未満である、項目171~173のいずれか一項に記載の方法。
(項目175)
前記受信することが、
前記トランスポートブロックの少なくとも1つの第1のDMRSアンテナポートが、前記少なくとも2つのTCI状態のうちの第1のTCI状態によって示される第1の基準信号と準共位置にされることと、
前記トランスポートブロックの少なくとも1つの第2のDMRSアンテナポートが、前記少なくとも2つのTCI状態のうちの第2のTCI状態によって示される第2の基準信号と準共位置にされることを含む、項目171~174のいずれか一項に記載の方法。
(項目176)
前記1つ以上の構成パラメータが、前記コアセットに対して、TCI-present-in-DCIパラメータを示さない、項目171~175のいずれか一項に記載の方法。
(項目177)
前記TCI状態を選択することが、前記コアセットに対して、前記TCI-present-in-DCIパラメータを示さない前記1つ以上の構成パラメータに基づく、項目176に記載の方法。
(項目178)
前記1つ以上の構成パラメータが、単一周波数ネットワーク(SFN)モードを示す、項目171~177のいずれか一項に記載の方法。
(項目179)
基地局であって、
1つ以上のプロセッサと、
前記1つ以上のプロセッサによって実行されるとき、前記基地局に項目171~178のいずれか一項に記載の方法を実行させる命令を記憶するメモリと、を備える、基地局。
(項目180)
1つ以上のプロセッサによって実行されるとき、前記1つ以上のプロセッサに項目171~178のいずれか一項に記載の方法を実行させる命令を含む、非一時的コンピュータ可読媒体。
(項目181)
システムであって、
1つ以上の第1プロセッサ、及び命令を記憶するメモリを含む基地局であって、前記命令が、前記前記1つ以上の第1のプロセッサによって実行されるとき、前記基地局に、
制御リソースセット(コアセット)を介して、トランスポートブロックをスケジューリングするダウンリンク制御情報(DCI)を伝送することと、
少なくとも2つの伝送構成インジケータ(TCI)状態で起動されている前記コアセットに基づいて、
前記少なくとも2つのTCI状態の第1のTCI状態に基づく、前記トランスポートブロックの第1の部分と、
前記少なくとも2つのTCI状態の第2のTCI状態に基づく、前記トランスポートブロックの第2の部分と、を伝送することと、を行わせる、基地局と、
1つ以上の第2のプロセッサと、及び命令を記憶するメモリを含む無線デバイスであって、前記命令が、前記1つ以上の第2のプロセッサによって実行されるとき、前記無線デバイスに、
前記コアセットを介して、前記トランスポートブロックをスケジューリングする前記DCIを受信することと、
前記コアセットが、前記少なくとも2つのTCI状態で起動されていることに応答して、
前記少なくとも2つのTCI状態の前記第1のTCI状態に基づく、前記トランスポートブロックの前記第1の部分と、
前記少なくとも2つのTCI状態の前記第2のTCI状態に基づく、前記トランスポートブロックの前記第2の部分と、を受信することと、を行わせる、無線デバイスと、を備える、システム。
(項目182)
方法であって、
無線デバイスによって、トランスポートブロックをスケジューリングするダウンリンク制御情報(DCI)を受信することであって、前記DCIと前記トランスポートブロックとの間の時間オフセットが閾値未満である、受信することと、
制御リソースセット(コアセット)の少なくとも2つのTCI状態の中から、TCI状態を、
前記トランスポートブロックが、前記コアセットと時間的に重複していること、及び
前記トランスポートブロックと関連付けられたTCI状態が、前記コアセットの前記少なくとも2つのTCI状態の各TCI状態とは異なることに基づいて、選択することと、
前記選択されたTCI状態に基づいて、前記トランスポートブロックを受信することと、を含む、方法。
(項目183)
方法であって、
制御リソースセット(コアセット)の少なくとも2つのTCI状態の中から、TCI状態を、
ダウンリンク制御情報(DCI)と、前記DCIによってスケジューリングされるトランスポートブロックとの間の時間オフセットが閾値未満であること、
前記トランスポートブロックが、前記コアセットと時間的に重複していること、及び
前記トランスポートブロックと関連付けられたTCI状態が、前記コアセットの前記少なくとも2つのTCI状態の各TCI状態とは異なることに基づいて、選択することと、
前記選択されたTCI状態に基づいて前記トランスポートブロックを受信することと、を含む、方法。
(項目184)
前記トランスポートブロックをスケジューリングする前記DCIを受信することを更に含む、項目183に記載の方法。
(項目185)
前記TCI状態を選択することが、前記最も低いコアセットインデックスを有する前記コアセットが前記少なくとも2つのTCI状態で起動されることに基づく、項目181~184のいずれか一項に記載の方法。
(項目186)
前記ダウンリンク信号が、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)である、項目181~185のいずれか一項に記載の方法。
(項目187)
前記選択されたTCI状態に基づいて、前記ダウンリンク信号を受信することが、前記PDSCH伝送の少なくとも1つの復調基準信号(DMRS)アンテナポートが、前記選択されたTCI状態によって示される基準信号と準共位置にされることを含む、項目181~186のいずれか一項に記載の方法。
(項目188)
前記ダウンリンク信号が、非周期チャネル状態情報基準信号(CSI-RS)である、項目181~187のいずれか一項に記載の方法。
(項目189)
前記選択されたTCI状態に基づいて、前記ダウンリンク信号を受信することが、前記選択されたTCI状態によって示される基準信号の無線リンク品質を測定することを含む、項目181~188のいずれか一項に記載の方法。
(項目190)
前記セルに対する1つ以上の構成パラメータを含む1つ以上のメッセージを受信することを更に含む、項目181~189のいずれか一項に記載の方法。
(項目191)
前記1つ以上の構成パラメータが、前記閾値を示す、項目190に記載の方法。
(項目192)
前記1つ以上の構成パラメータが、前記コアセットに対して、前記セルのアクティブダウンリンク帯域幅部分(BWP)における1つ以上のコアセットの1つ以上のコアセットインデックスのうちの前記最も低いコアセットインデックスを示す、項目190~191のいずれか一項に記載の方法。
(項目193)
前記1つ以上の構成パラメータが、前記コアセットを含む前記1つ以上のコアセットに対する前記1つ以上のコアセットインデックスを示す、項目190~192のいずれか一項に記載の方法。
(項目194)
前記DCIを受信することが、第2のコアセットを介し、前記1つ以上の構成パラメータが、前記第2のコアセットの第2のコアセットプールインデックスを示す、項目190~193のいずれか一項に記載の方法。
(項目195)
前記1つ以上の構成パラメータが、前記コアセットの第1のコアセットプールインデックスを示す、項目190~194のいずれか一項に記載の方法。
(項目196)
前記第1のコアセットプールインデックス及び前記第2のコアセットプールインデックスが、同じである、項目190~195のいずれか一項に記載の方法。
(項目197)
最新の時間スロットにおいて、前記1つ以上のコアセットを監視することを更に含む、項目190~196のいずれか一項に記載の方法。
(項目198)
無線デバイスであって、
1つ以上のプロセッサと、
前記1つ以上のプロセッサによって実行されるとき、前記無線デバイスに項目181~198のいずれか一項に記載の方法を実行させる命令を記憶するメモリと、を含む、無線デバイス。
(項目199)
1つ以上のプロセッサによって実行されるとき、前記1つ以上のプロセッサに項目181~198のいずれか一項に記載の方法を実行させる命令を含む、非一時的コンピュータ可読媒体。
(項目200)
方法であって、
無線デバイスによって、トランスポートブロックをスケジューリングするダウンリンク制御情報(DCI)を受信することであって、前記DCIと前記トランスポートブロックとの間の時間オフセットが閾値未満である、受信することと、
制御リソースセット(コアセット)の少なくとも2つのTCI状態の中から、TCI状態を、
前記トランスポートブロックが、前記コアセットと時間的に重複していること、及び
前記トランスポートブロックと関連付けられたTCI状態が、前記コアセットの前記少なくとも2つのTCI状態の各TCI状態とは異なることに基づいて、選択することと、
前記選択されたTCI状態に基づいて、前記トランスポートブロックを伝送することと、を含む、方法。
(項目201)
方法であって、
基地局によって、無線デバイスにたして、制御リソースセット(コアセット)の少なくとも2つの伝送構成インジケータ(TCI)状態の中から、TCI状態を、
前記DCIと前記トランスポートブロックとの間の時間オフセットが閾値以上であること、
前記トランスポートブロックが前記コアセットと時間的に重複していること、及び
前記トランスポートブロックと関連付けられたTCI状態が、前記コアセットの前記少なくとも2つのTCI状態の各TCI状態とは異なることに基づいて、選択することと、
前記選択されたTCI状態に基づいて、前記トランスポートブロックを伝送することと、を含む、方法。
(項目202)
前記無線デバイスに、前記トランスポートブロックをスケジューリングする前記DCIを伝送することを更に含む、項目201に記載の方法。
(項目203)
前記TCI状態を選択することが、前記最も低いコアセットインデックスを有する前記コアセットが、前記少なくとも2つのTCI状態で起動されていることに基づく、項目200~202のいずれか一項に記載の方法。
(項目204)
前記ダウンリンク信号が、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)である、項目200~203のいずれか一項に記載の方法。
(項目205)
前記選択されたTCI状態に基づいて、前記ダウンリンク信号を受信することが、前記PDSCH伝送の少なくとも1つの復調基準信号(DMRS)アンテナポートが、前記選択されたTCI状態によって示される基準信号と準共位置されることを含む、項目200~204のいずれか一項に記載の方法。
(項目206)
前記ダウンリンク信号が、非周期チャネル状態情報基準信号(CSI-RS)である、項目200~205のいずれか一項に記載の方法。
(項目207)
前記選択されたTCI状態に基づいて、前記ダウンリンク信号を受信することが、前記選択されたTCI状態によって示される基準信号の無線リンク品質を測定することを含む、項目200~206のいずれか一項に記載の方法。
(項目208)
前記セルに対する1つ以上の構成パラメータを含む1つ以上のメッセージを受信することを更に含む、項目200~207のいずれか一項に記載の方法。
(項目209)
前記1つ以上の構成パラメータが、前記閾値を示す、項目208に記載の方法。
(項目210)
前記1つ以上の構成パラメータが、前記コアセットに対して、前記セルのアクティブダウンリンク帯域幅部分(BWP)における1つ以上のコアセットの1つ以上のコアセットインデックスのうちの前記最も低いコアセットインデックスを示す、項目208~209のいずれか一項に記載の方法。
(項目211)
前記1つ以上の構成パラメータが、前記コアセットを含む前記1つ以上のコアセットに対する前記1つ以上のコアセットインデックスを示す、項目208~210のいずれか一項に記載の方法。
(項目212)
前記受信する前記DCIが前記DCIを受信することが、第2のコアセットを介し、前記1つ以上の構成パラメータが、前記第2のコアセットの第2のコアセットプールインデックスを示す、項目208~211のいずれか一項に記載の方法。
(項目213)
前記1つ以上の構成パラメータが、前記コアセットの第1のコアセットプールインデックスを示す、項目208~212のいずれか一項に記載の方法。
(項目214)
前記第1のコアセットプールインデックス及び前記第2のコアセットプールインデックスが、同じである、項目208~213のいずれか一項に記載の方法。
(項目215)
最新の時間スロットにおいて、前記1つ以上のコアセットを監視することを更に含む、項目208~213のいずれか一項に記載の方法。
(項目216)
基地局であって、
1つ以上のプロセッサと、
前記1つ以上のプロセッサによって実行されるとき、前記基地局に項目200~215のいずれか一項に記載の方法を実行させる命令を記憶するメモリと、を備える、基地局。
1つ以上のプロセッサによって実行されるとき、前記1つ以上のプロセッサに項目200~215のいずれか一項に記載の方法を実行させる命令を含む、非一時的コンピュータ可読媒体。
(項目217)
システムであって、
1つ以上の第1のプロセッサ、及び命令を記憶するメモリを含む基地局であって、命令は、前記1つ以上の第1のプロセッサによって実行されるとき、前記基地局に、
制御リソースセット(コアセット)の少なくとも2つの伝送構成インジケータ(TCI)状態の中から、TCI状態を、
前記DCIと前記トランスポートブロックとの間の時間オフセットが、閾値未満であること、
前記トランスポートブロックが、前記コアセットと時間的に重複していること、及び
前記トランスポートブロックと関連付けられたTCI状態が、前記コアセットの前記少なくとも2つのTCI状態の各TCI状態とは異なることに基づいて、選択することと、
前記選択されたTCI状態に基づいて、前記トランスポートブロックを伝送することと、を行わせる、基地局と、
1つ以上の第2のプロセッサと、及び命令を記憶するメモリを含む無線デバイスであって、前記命令が、前記1つ以上の第2のプロセッサによって実行されるとき、前記無線デバイスに、
前記コアセットの前記少なくとも2つのTCI状態の中から、前記TCI状態を、
前記DCIと前記トランスポートブロックとの間の時間時間オフセットが、前記閾値未満であること、
前記トランスポートブロックが、前記コアセットと時間的に重複していること、及び
前記トランスポートブロックと関連付けられた前記TCI状態が、前記コアセットの前記少なくとも2つのTCI状態の各TCI状態とは異なることに基づいて、選択することと、
前記選択されたTCI状態に基づいて前記トランスポートブロックを受信することと、を行わせる、無線デバイスと、を備える、システム。