JP2023540875A - 眼科手術用顕微鏡のための照明システム及び方法 - Google Patents

眼科手術用顕微鏡のための照明システム及び方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2023540875A
JP2023540875A JP2023509817A JP2023509817A JP2023540875A JP 2023540875 A JP2023540875 A JP 2023540875A JP 2023509817 A JP2023509817 A JP 2023509817A JP 2023509817 A JP2023509817 A JP 2023509817A JP 2023540875 A JP2023540875 A JP 2023540875A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
eye
surgical microscope
illumination
ophthalmic surgical
optical axis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2023509817A
Other languages
English (en)
Inventor
ボル ゾルト
Original Assignee
アルコン インコーポレイティド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アルコン インコーポレイティド filed Critical アルコン インコーポレイティド
Publication of JP2023540875A publication Critical patent/JP2023540875A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B21/00Microscopes
    • G02B21/0004Microscopes specially adapted for specific applications
    • G02B21/0012Surgical microscopes
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B3/00Apparatus for testing the eyes; Instruments for examining the eyes
    • A61B3/10Objective types, i.e. instruments for examining the eyes independent of the patients' perceptions or reactions
    • A61B3/14Arrangements specially adapted for eye photography
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B90/00Instruments, implements or accessories specially adapted for surgery or diagnosis and not covered by any of the groups A61B1/00 - A61B50/00, e.g. for luxation treatment or for protecting wound edges
    • A61B90/20Surgical microscopes characterised by non-optical aspects
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B90/00Instruments, implements or accessories specially adapted for surgery or diagnosis and not covered by any of the groups A61B1/00 - A61B50/00, e.g. for luxation treatment or for protecting wound edges
    • A61B90/30Devices for illuminating a surgical field, the devices having an interrelation with other surgical devices or with a surgical procedure
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B21/00Microscopes
    • G02B21/06Means for illuminating specimens
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B21/00Microscopes
    • G02B21/36Microscopes arranged for photographic purposes or projection purposes or digital imaging or video purposes including associated control and data processing arrangements
    • G02B21/368Microscopes arranged for photographic purposes or projection purposes or digital imaging or video purposes including associated control and data processing arrangements details of associated display arrangements, e.g. mounting of LCD monitor
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B26/00Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements
    • G02B26/08Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the direction of light
    • G02B26/0816Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the direction of light by means of one or more reflecting elements
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B27/00Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
    • G02B27/0075Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00 with means for altering, e.g. increasing, the depth of field or depth of focus
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B2017/00017Electrical control of surgical instruments
    • A61B2017/00203Electrical control of surgical instruments with speech control or speech recognition
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B2017/00017Electrical control of surgical instruments
    • A61B2017/00207Electrical control of surgical instruments with hand gesture control or hand gesture recognition

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Ophthalmology & Optometry (AREA)
  • Microscoopes, Condenser (AREA)
  • Eye Examination Apparatus (AREA)

Abstract

本開示は、光軸を含む眼科手術用顕微鏡を提供する。眼科手術用顕微鏡はまた、575nm~625nmの波長範囲を有する照明を提供するように構成された少なくとも1つの光源を含む。眼科手術用顕微鏡は、この照明を顕微鏡の光軸に対して鋭角に導くための制御デバイスを更に含む。

Description

本発明は、全般的には照明システムに関し、具体的には眼科手術用顕微鏡のための照明システム及び方法に関する。
白内障は、眼の水晶体に曇りを生じさせ、視力の低下をもたらす状態である。白内障手術は、水晶体を取り出し、それを人工水晶体で置き換えることにより視力を復元させる外科手術である。水晶体超音波吸引術は、最も広く実施されている白内障手術であり、一般に、眼の感覚を失わせる麻酔薬、眼内への外科用器具の挿入を可能にする角膜切開、水晶体に円形の穴を包含する形成するための円形穴をつくる嚢切開、超音波を使用して水晶体を乳化させるための水晶体超音波吸引術、乳化された水晶体物質を除去するための灌注及び吸引、及びレンズ挿入、を含む6つのステップを必要とする。白内障手術の水晶体超音波吸引術ステップの間、嚢、水晶体、硝子体腔、及び前眼房構造を視覚化して手術を正確に実施するために、眼科医は赤色反射(眼又は基底部の後側からの光の赤みを帯びた橙色の反射)に依存している。一般に、白内障がより濃い場合、赤色反射はより弱く不安定になる傾向があり、それにより、白内障手術中に、眼の内部構成要素を視覚化することが困難になる。これは水晶体の完全な除去を妨げ、それにより、手術の結果は劣ったものになる。
本開示は、光軸を含む眼科手術用顕微鏡を提供する。眼科手術用顕微鏡はまた、575nm~625nmの波長範囲を有する照明を提供するように構成された少なくとも1つの光源を含む。眼科手術用顕微鏡は、この照明を顕微鏡の光軸に対して鋭角に導くための制御デバイスを更に含む。
上記の眼科手術用顕微鏡は、以下の追加のステップのうちの1つ以上によって更に特徴付けることができ、これらのステップは、明らかに相互に排他的でない限り、互いに又は具体例を含む本明細書に記載の任意の他の部分と組み合わせることができる。
i)光軸に対する鋭角は、左眼に関して14~18度であってよい、
ii)光軸に対する鋭角は、右眼に関して-14~-18度であってよい、
iii)照明の波長範囲は、590nm~610nmであってよい、及び
iv)眼科手術用顕微鏡は、15以上のFナンバーを提供できる。
本開示は、光軸を含む眼科手術用顕微鏡を含む眼画像表示システムを提供する。眼科手術用顕微鏡はまた、575nm~625nmの波長範囲を有する照明を提供するように構成された少なくとも1つの光源を含む。眼科手術用顕微鏡は、この照明を光軸に対して鋭角に導くための制御デバイスを更に含む。眼画像表示システムは、眼科手術用顕微鏡に通信可能に結合された検出器を更に含み、この検出器は、眼から反射された照明を集光し、眼から反射された照明に基づいてアナログ画像を提供するように構成されている。
上記の眼画像表示システムは、以下の追加のステップのうちの1つ以上によって更に特徴付けることができ、これらのステップは、明らかに相互に排他的でない限り、互いに又は具体例を含む本明細書に記載の任意の他の部分と組み合わせることができる。
i)光軸に対する鋭角は、左眼に関して14~18度であってよい、
ii)光軸に対する鋭角は、右眼に関して-14~-18度であってよい、
iii)照明の波長範囲は、590nm~610nmであってよい、
iv)アナログ画像は、デジタル画像に変換されてよい、
v)デジタル画像は、スクリーン上に表示されてよい、
vi)デジタル画像は、アナログ画像上に重畳させることにより表示されてよい、
vii)眼科手術用顕微鏡は、15以上のFナンバーを提供してよい、及び
viii)眼科手術用顕微鏡は、光軸内に配置された可変アパーチャを更に備え、可変アパーチャは、焦点深度を増加させるように調整されている。
本開示の実施形態は、添付の図を参照して例としてより詳細に説明され、図は、必ずしも原寸通りに描かれていない。
図1は、水晶体超音波吸引白内障手術における手術ステップの図である。 図2Aは、赤色反射のための照明システムの図である。 図2Bは、赤色反射のための照明システムの別の図である。 図3は、赤色反射効果を示す。 図4Aは、アナログ及びデジタルディスプレイを有する眼科手術用顕微鏡のブロック図である。 図4Bは、シャッターを有するアナログ及びデジタルディスプレイを有する眼科手術用顕微鏡の他のブロック図である。 図5は、画像を表示する方法を表すフロー図である。
本開示は、安定且つ強い赤色反射を提供するための、眼科手術用顕微鏡のための照明システム及び方法に関する。本開示の実施形態は、水晶体超音波吸引白内障手術中における白内障水晶体の完全な除去のために、角膜、硝子体液の不透明度、及び浮遊物を明瞭に視覚化することを可能にする。
ここで、説明及び図面を参照して、開示される装置、システム、及び方法の例示的な実施形態を詳細に示す。
図1は、水晶体超音波吸引白内障手術における手術ステップの図である。精巧な眼構造(角膜内皮)を保護し、前眼房に圧力を与えるために、眼科用手術補助剤(OVD)が白内障手術において日常的に使用されている。ステップ102において、OVDは、矢印により示されるように光学的に透明であるように示される。ステップ104において、嚢を開けるために連続環状嚢切開が行われる。ステップ106において、矢印で示すように、嚢と水晶体皮質との間で使用するハイドロダイセクションにより、白内障水晶体を水晶体嚢から解放することが可能になる。ステップ108において、水晶体物質を乳化し吸引するために、水晶体超音波吸引デバイスが挿入される。ステップ110において、水晶体物質が除去され、矢印で示すようにOVDが注入される。ステップ112において、水晶体嚢中に眼内レンズが埋め込まれる。
図1に示す水晶体超音波吸引白内障手術の全体にわたって、眼科医は、前嚢及び後嚢、並びに眼の解剖学的構造を視覚化するために赤色反射に依存する。ステップ108において水晶体物質が完全に除去されると、患者が合併症を発症する可能性は減る。いかなる残留する水晶体物質をも捕えることを可能にすることは、ファイバ照明又は光ガイド照明などの照明源による赤色反射を用いて、眼科医が前眼房、前嚢及び後嚢をどれくらい明瞭に見るかに依存する。したがって、強く安定な赤色反射を提供することが、水晶体超音波吸引白内障手術の結果を改善する。
ここで図2Aを参照すると、1つ以上の実施形態に従う、赤色反射のための照明システム200の図が記載されている。人(又は患者)210は、右眼202及び左眼204を有する。α軸は、後頭部と鼻先との間を接続するラインに平行な長手方向軸である。この意味で、軸αは、図2Aに示すように、上部から見たときに、体を半分に切断して、体の右側部分と左側部分とに分離するラインである。軸βは、光源206を眼(この場合、図2Aの左眼204)に接続する線である。この点に関して、β軸は、光源206により放出される照明の方向である。角度θは、β軸及びα軸の両方により定義される。
一実施形態では、照明システム200は、人の眼に適した光源206を含む。例えば、光源206は可視光を含んでもよい。例えば、可視光は、発光ダイオード(LED)、蛍光、又はタングステン光を含むことができる。可視スペクトルは、人の眼に見えて約380~740nmの波長に対応する電磁スペクトルの一部分である。更に、照明システム200の光源206は、照明を左眼204に提供する。例えば、光源206は、同軸照明及びテンポラル照明を含んでよい。
眼の赤色反射の最大強度を得るために、照明システム200の光源206は、好ましくは550nm~650nm(600±50nm)、好ましくは575nm~625nm(600±25nm)、より好ましくは590nm~610nm(600±10nm)の波長範囲を有するLEDである。これら波長内の光源206は、眼の安全のための最大許容露出ANSI 2000(網膜の熱及び光化学的脆弱性)に準拠し、網膜のスペクトル反射率及び外科医の網膜のスペクトル感度を満たす。この点に関して、好ましい波長範囲を有する光源は、患者の眼の損傷を最小限に抑えながら、赤色反射の最大可視性を提供するように構成できる。
赤色反射は、眼の後側からの光の反射である。したがって、赤色反射の強度は、光源の強度及び光源の照明角度の両方に依存する。一実施形態では、β軸及びα軸により形成される角度θが、参照反射の強度を増加させるように選択されるように、光源206が左眼204に対して配置される。角度θは、鋭角であってもよい。例えば、角度θは、12°~20°(θ=16±4°)、好ましくは14°~18°(θ=16±2°)であってもよい。本開示の実施形態は、赤色反射の強度を約10倍に(1桁)増加させることができる。最大強度の赤色反射を得るために、光源206は、頭のテンポラル側から導かれなければならないことに留意されたい。
テンポラル角度16±2度は、眼の盲点に対応する。盲点は、視神経円板の位置に対応する視野の一部分である。視神経円板は、網膜からの約百万個の小さい神経が収束して眼から出る、眼の後側にある解剖学的特徴部である。視神経円板の表面上には光受容体がなく、したがって入射光は吸収されず、代わりに大部分が反射される。この理由により、16±2度のテンポラル角度を有する赤色反射は、α軸(すなわち、θ=0度)から導かれる光源206による赤色反射と比較して少なくとも10倍、より強力である。
図2Bは、1つ以上の実施形態に従う、赤色反射のための照明システムの別の図である。一実施形態では、照明システム200は、以降に記載されるように、人210、右眼202、左眼204、及び光源206を含む。眼に対する損傷を最小限に抑えながら、最大強度の赤色反射を得るために使用される光源206は、550nm~650nm(600±50nm)、好ましくは575nm~625nm(600±25nm)、より好ましくは590nm~610nm(600±10nm)の波長範囲を有するLEDであってもよい。β軸及びα軸により形成される角度θが、赤色反射の強度を増加させるように選択されるように、光源206が右眼202に対して配置される。角度θは、鋭角であってもよい。例えば、角度θは、-12°~-20°(θ=-16±4°)、好ましくは-14°~-18°(θ=-16±2°)であってもよい。最大強度の赤色反射を得るために、光源206は、頭のテンポラル側から導かれなければならないことに留意されたい。
赤色反射の輝度の増加に起因して、本開示に記載されている照明システムに組み込まれる手術用顕微鏡のFナンバーは増加する場合があり、それにより焦点深度が大幅に増加する。これは、より明瞭な(より鮮明な)画像を外科医に提供する。例えば、本開示の手術用顕微鏡のFナンバーは15以上であってよい。
Fナンバーは、システムの焦点距離を入射瞳の直径で割った比率である。光学システムの開口数(NA)は、システムが光を受光又は発光できる角度範囲を特徴付ける無次元の数である。NAは、光学システムが、光円錐に口径食を生じさせることなく受光が可能な光円錐の半分の角度として定義される。手術用顕微鏡について、FはおよそF=1/(2×NA)に等しい。
手術用顕微鏡の集光能力は、入射瞳の面積に比例する。したがって、手術用顕微鏡の集光能力は1/Fに比例する。赤色反射の強度が10倍に増加すると想定すると、外科医により観察される赤色反射が同じ輝度を有するためには、Fナンバーは、10の平方根倍(すなわち、3.16倍)に増加できることに留意されたい。Fナンバーを約3.16倍に増加させることにより、眼の画像の焦点深度は3.16倍に増加することになる。本開示の眼科手術用顕微鏡は、15以上のFナンバーを提供することを可能にすることに留意されたい。
図2A及び図2Bに示す光源206は、いかなる表面にも取り付けられていないように示されるが、そのような構成は単に例示のために提供されている。本開示の実施形態は、眼科手術のために好適な場所、例えば手術用顕微鏡、外科用セット照明の一部、外科医の眼鏡、及び他の外科用器具、に配置される光源206を提供するように構成されてもよい。光源206から放出される照明の方向は、いくつかの方法により調整できる。例えば、光源206から放出される照明の方向は、ユーザにより手動で調整できる。別の実施例として、光源206から放出される照明の方向は、制御デバイス、例えば外科用器具コンピュータのコントローラ、により調整できる。
本開示の実施形態が、光学診断システム内に組み込まれるように構成されてもよいことが更に考えられる。例えば、光源206を備える光学診断システムが、赤色反射に基づく日常的な眼科検査のために使用されてもよい。
図3は、本開示の1つ以上の実施形態による、赤色反射効果を示す。図2Aに記載されている実施形態の患者の左眼における赤色反射を示す(302)。光源206は、12°~20°(θ=16±4°)、より好ましくは14°~18°(θ=16±2°)の角度で配置されている。図2Bに記載されている実施形態の患者の右眼における赤色反射を示す(304)。光源206は、-12°~-20°(θ=-16±4°)、より好ましくは-14°~-18°(θ=-16±2°)の角度で配置されている。光源206がα軸(θ=0)に平行に配置されている場合、赤色反射は観察されない(306)。
図4Aは、アナログ及びデジタルディスプレイを有する外科システム400を示すブロック図である。外科システムにおいて使用される眼科手術用顕微鏡若しくは照明システム、又はこれら両方が、図2A~図3で説明したようなものであってもよい。例えば、照明システムの光源は、外科システム400の手術用顕微鏡420-1又は420-2の本体に取り付けられてもよい。照明システムの光源により生成された赤色反射画像が、双眼鏡426-L及び426-Rに表示できる。更に、照明システムの光源によって生成される赤色反射画像が、外科システムによりデジタル画像に変換できる。
眼科手術中に外科システム400を使用して、アナログ画像又はデジタル画像のいずれかを使用して、人の眼410を見て分析することができる。一実施形態では、外科システム400は、手術用顕微鏡420-1を含む。例えば、手術用顕微鏡420-1は、対物レンズ424を含むことができる。例えば、対物レンズ424は、眼410の所望の拡大率又は視野を提供するための選択可能な対物レンズを表すことができる。対物レンズ424は、眼410からの光を受光できる。
手術用顕微鏡420-1は、眼410から出て来る光から形成されてもよい左眼鏡光線418-L及び右眼鏡光線418-Rを含んでもよい。眼410から出て来る光は、入射光を対物レンズ424を通して伝達する光源から反射されて戻って来た光であり得る。手術用顕微鏡420-1は、シャッター428-L、428-R、430-L及び430-Rなどの光学部品を更に含んでよい。シャッターは、手術用顕微鏡420-1の輝度視野を制御する。図4Aに示すシャッター428、430は、それぞれの面に2つのシャッターを有するように示されているが、そのような構成は、単に例示の目的で提供されていることに留意されたい。本開示の実施形態は、手術用顕微鏡がそれぞれの面上に3つ以上のシャッターを有することを可能にしてもよい。
手術用顕微鏡420-1はまた、外科用双眼鏡426-L及び426-Rを含んでもよい。外科用双眼鏡426-L及び426-Rは、それぞれ、左眼鏡光線418-L及び右眼鏡光線418-Rを受光する。左眼鏡光線418-Lは、シャッター428-Lに到着してよく、シャッター428-Lは、左眼鏡光線418-Lを画像化システム440-Lに反射させること又は左眼鏡光線418-Lを左眼鏡426-Lに向かって通すことのいずれかのために制御可能である。シャッター428-Lが左眼鏡光線418-Lを通す場合、左眼鏡光線418-Lはシャッター430-Lに到達し、シャッター430-Lは、左眼鏡光線418-Lを、左眼鏡426-Lに向かって通すこと又はディスプレイ422-Lからの出力光を左眼鏡426-Lに反射させることのいずれかのために制御可能である。同様に、右眼鏡光線418-Rはシャッター428-Rに到達してよく、シャッター428-Rは、右眼鏡光線418-Rを、画像化システム440-Rに反射させること又は右眼鏡光線418-Rを右眼鏡426-Rに向かって通すことのいずれかのために制御可能である。シャッター428-Rが右眼鏡光線418-Rを通す場合、右眼鏡光線418-Rはシャッター430-Rに到達し、シャッター430-Rは、右眼鏡光線418-Rを右眼鏡426-Rに向けて通すこと又はディスプレイ422-Rからの出力光を右眼鏡426-Rに反射させることのいずれかのために制御可能である。
それに応じて、シャッター428、430がそれぞれの眼鏡光線418を通す場合、眼410のアナログ画像が双眼鏡426で見え、シャッター428、430がそれぞれの眼鏡光線418を反射させる場合、眼410のデジタル画像が双眼鏡426で見える。画像化システム440が、左光線及び右光線をサポートする単一のシステムであってもよく、図4Aでは説明の明確化のために440-L及び440-Rとして示されることに留意されたい。画像化システム440が検出器及びカメラとして機能してもよいことにも留意されたい。例えば、画像化システム440は、眼で反射された照明を集光し、手術部位のアナログ画像を双眼鏡を介してユーザに表示してもよい。別の実施例として、画像化システム440により生成されたアナログ画像はデジタル画像に変換されてもよく、それがスクリーン上に表示されてもよい。
更に、外科システム400はコントローラ450を含む。例えば、コントローラ450は、ディスプレイ422との電気的インターフェースを有してもよい。この点に関して、コントローラ450は、デジタル画像を表すデジタルデータを画像化システム440から受信してもよく、本明細書に記載されるようにデジタルデータを修正してもよく、デジタル画像をディスプレイ422に出力してもよく、デジタル画像は双眼鏡426で見える。画像化システム440、ディスプレイ422、及びコントローラ450の間の電気的インターフェースは、デジタルデータ処理をサポートしてもよく、コントローラ450は、デジタルデータに対する画像処理を比較的高いフレームリフレッシュレートにてリアルタイムで実施してもよく、その結果、手術用顕微鏡420-1のユーザは、待ち時間が殆ど無い又は全く無い、実質的に即時の表示を経験できる。
更に、外科システム400は、ディスプレイ422(422-R及び422-L)に電気的に接続しているコントローラ450を含む。例えば、ディスプレイ422は、デジタル表示デバイス、例えば液晶デバイス(LCD)アレイを表してもよい。ディスプレイ422-Lは、左眼鏡426-L用のデジタル画像を生成できる一方、ディスプレイ422-Rは、右眼鏡426-R用のデジタル画像を生成できる。いくつかの実施形態では、ディスプレイ422は小型表示デバイスを含み、これは、ユーザが見るための画像を双眼鏡426に出力し、手術用顕微鏡420-1の眼光学系内に組み込まれている。ディスプレイ422は、別々の左及び右の表示領域を有する単一のデバイスであってもよく、図4Aでは説明の明確化のために422-L及び422-Rとして示されることに留意されたい。
加えて、外科システム400は、画像化システム440(440-R及び440-L)に電気的に接続しているコントローラ450を含む。画像化システム440は、光が対物レンズ424から画像化システム440に伝達されるにつれてデジタル画像を得ることができる。画像化システム440は、光学センサの電荷結合素子(CCD)アレイなどの感光性センサ(カメラ又は検出器)を備えてもよい。感光性のセンサはデジタル画像をデジタルデータに変換し、デジタルデータは、様々な方法を使用して処理されることができ、その後、手術用顕微鏡420-1のユーザがデジタル画像を見るために、ディスプレイ422に送られることができる。述べたように、画像化システム440は、デジタル画像に対して様々なデジタル処理を実施してもよい。
外科システム400の動作において、最初に、シャッター428、430は、光を眼鏡光路418に沿って対物レンズ424から双眼鏡426まで通過させて、アナログ画像を見ることを可能にするように設定されてもよい。次いで、ユーザは、デジタル画像を表示するための第1の指示、例えばソフトウェア命令、音声命令、又はジェスチャなどの命令を、コントローラ450に提供してもよい。次いで、コントローラ450は、眼鏡光路418内にミラー配置するようにシャッター428、430を作動させてもよい。その結果、対物レンズ424からの光は画像化システム440にリダイレクトされ、そこで光が取得されデジタル的にサンプリングされて、デジタルデータの形のデジタル画像が生成される。画像化システム440は、ユーザによる指示又は設定に応じて、所望に応じて画像にデジタル画像処理を更に実施してもよい。何らかのデジタル画像処理が実施された後(又はデジタル画像処理が実施されなかった後)、結果として生じるデジタルデータの形のデジタル画像がディスプレイ422に送信されてもよく、ディスプレイは、ユーザが見るためにデジタル画像を双眼鏡426に出力する。加えて、その後のある時間において、シャッター428、430が、上述したように再び光を眼鏡光路418に沿って通過させて双眼鏡426に送るように設定されるように、ユーザは手術用顕微鏡420-1をアナログ画像と共に見るように切り替えて戻すための第2の指示を提供してもよい。このように、ユーザは、アナログ画像を見ることとデジタル画像を見ることとの間を切り替えることが可能であってもよい。
図4Bは、アナログ及びデジタルディスプレイを有する外科システムを示すブロック図であり、図4Aに記載される手術用顕微鏡420-1の代わりに外科システム400使用されてもよい手術用顕微鏡420-2の別の実施形態を示す。例えば、手術用顕微鏡420-2では、対物レンズ424からの眼鏡光線418-Lはビームスプリッタ458-Lを通過でき、ビームスプリッタは眼鏡光線418-Lを2つの光線に分割することができ、第1の光線が画像化システム440-Lに、残りの光が眼鏡光線418-Lに沿って伝搬する。例えば、強度の30%が第1の光線に向けられる一方で、強度の70%が眼鏡光線418-Lに残ったままである。ビームコンバイナ460-Lが、ディスプレイ422-Lからデジタル画像を受け取ってもよく、デジタル画像を眼鏡光線418-L上に重畳させてもよい。加えて、シャッター459-Lがビームスプリッタ458-Lからの眼鏡光線418-Lの伝搬を制御してもよい。ビームスプリッタ458-R、シャッター459-R及びビームコンバイナ460-Rと類似の構成が手術用顕微鏡420-2の右眼鏡のために実装されてもよい。したがって、手術用顕微鏡420-2では、光学画像は、シャッター459を開け、ディスプレイ422をオフにすることにより見ることができる。デジタル画像は、シャッター459を閉め、ディスプレイ422をオンにすることにより見ることができる。手術用顕微鏡420-2では、光学画像及びデジタル画像は、シャッター459を開け、ディスプレイ422をオンにすることにより重畳させることができる。
手術用顕微鏡420-2の光軸内に可変アパーチャを配置してもよいことに留意されたい。可変アパーチャを有するレンズは、焦点距離に基づいてアパーチャが変化することを意味する。光軸に対する角度が左眼については14~18度、右眼については-14~-18度の鋭角で導かれる光源に関して、赤色反射の輝度が最大である場合、本開示の実施形態は可変アパーチャを縮小させて顕微鏡の焦点深度を増加させるように構成されていてもよい。したがって、可変アパーチャは、焦点深度を増加させるように調整されてもよい。
図5は、本開示の1つ以上の実施形態による、画像を表示するための方法を示す。この方法において使用される眼科手術用顕微鏡若しくは照明システム、又はこれら両方が、図2A~図3で説明したようなものであってもよい。図5に示されるすべてのステップが、この方法を実施するために必須ではないことに留意されたい。1つ以上のステップを、図5に示される方法から省略するか又はそれに追加することができ、本方法は、この実施形態の範囲内で依然として実施することができる。更に、いくつかのステップが、異なる順序で実施することができ、本方法は、この実施形態の範囲内で依然として実施することができる。
図5に示す方法は一般に、照明を少なくとも1つの光源から眼に提供することを含み、少なくとも1つの光源は、575nm~625nmの波長範囲を有する照明を提供するように構成されている。本方法はまた、制御デバイスにより照明を眼のz軸に対して鋭角で導くことを含み、眼のz軸は光軸αである。本方法は、眼により反射された照明を集光することを更に含む。本方法は、手術部位のアナログ画像をユーザに表示することを含み、アナログ画像は、眼科手術用顕微鏡の対物レンズからの光を含む。
図5のステップ502に示すように、本方法は、照明を少なくとも1つの光源から眼に提供することを含み、少なくとも1つの光源は、575nm~625nmの波長範囲を有する照明を提供するように構成されている。照明は、好ましくは、550nm~650nm(600±50nm)、好ましくは575nm~625nm(600±25nm)、より好ましくは590nm~610nm(600±10nm)の波長範囲を有するLEDである。
図5のステップ504に示すように、本方法は、制御デバイスにより照明を眼のz軸に対して鋭角で導くことを含み、眼のz軸は光軸である。照明は、赤色反射の強度を増加させるような角度で導かれる。例えば、角度θは、12°~20°(θ=16±4°)、好ましくは14°~18°(θ=16±2°)であってもよい。
更に、図5のステップ506に示すように、本方法は、眼により反射された照明を集光することを含む。眼により反射された照明を集光することは、照明システムのカメラ又は検出器により実施されてもよい。
図5のステップ508に示すように、本方法は、手術部位のアナログ画像をユーザに表示することを含み、アナログ画像は、眼科手術用顕微鏡の対物レンズからの光を含む。
一般的な意味で、当業者であれば、広範囲のハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、及び/又はそれらの任意の組み合わせによって、個別に及び/又は集合的に実装され得る本明細書に記載の様々な態様を、様々な種類の「電気回路」で構成されているものと見なすことができることを認識するであろう。したがって、本明細書で使用される「電気回路」には、少なくとも1つの個別の電気回路を有する電気回路、少なくとも1つの集積回路を有する電気回路、少なくとも1つの特定用途向け集積回路を有する電気回路、コンピュータプログラムによって構成された汎用コンピューティングデバイスを形成する電気回路(例えば、本明細書に記載のプロセス及び/若しくはデバイスを少なくとも部分的に実行するコンピュータプログラムによって構成された汎用コンピュータ、又は本明細書に記載のプロセス及び/若しくはデバイスを少なくとも部分的に実行するコンピュータプログラムによって構成されたマイクロプロセッサ)、メモリデバイス(例えば、メモリの形態(例えば、ランダムアクセス、フラッシュ、読み取り専用など))を形成する電気回路、並びに/又は通信デバイス(例えば、モデム、通信スイッチ、光電気機器など)を形成する電気回路、が含まれるが、これらに限定されない。当業者であれば、本明細書に記載の主題が、アナログ方式若しくはデジタル方式、又はそれらのいくつかの組み合わせで実装できることを認識するであろう。
当業者であれば、本明細書に記載のデバイス及び/又はプロセスの少なくとも一部をデータ処理システムに統合することができることを認識するであろう。当業者であれば、データ処理システムが、一般に、システムユニットハウジング、ビデオ表示デバイス、揮発性若しくは不揮発性メモリなどのメモリ、マイクロプロセッサ若しくはデジタル信号プロセッサなどのプロセッサ、オペレーティングシステム、ドライバ、グラフィカルユーザインターフェース、アプリケーションプログラムなどの計算エンティティ、1つ以上の相互作用デバイス(例えば、タッチパッド、タッチスクリーン、アンテナなど)、並びに/又はフィードバックループ及び制御モータを含む制御システム(例えば、位置及び/若しくは速度を感知するためのフィードバック、構成要素及び/若しくは量を移動及び/又は調整するための制御モータ)、のうちの1つ以上を含むことを認識するであろう。データ処理システムは、データコンピューティング/通信及び/又はネットワークコンピューティング/通信システムに通常見られるものなど、適切な市販の構成要素を利用して実装することができる。
当業者であれば、本明細書に記載の構成要素(例えば、動作)、デバイス、オブジェクト、及びそれらに付随する議論が、概念を明確にするための例として使用されており、且つ様々な構成変更が企図されることを認識するであろう。したがって、本明細書で使用される場合、記載された特定の典型及び付随する議論は、それらのより一般的なクラスを表すことを意図している。一般に、特定の典型のいかなる使用も、そのクラスを表すことを意図しており、特定の構成要素(例えば、動作)、デバイス、及びオブジェクトを含まないことが、限定として理解されるべきではない。
本明細書ではユーザが単一の形態として説明されているが、当業者であれば、文脈上別段の指示がない限り、ユーザが、人間のユーザ、ロボットのユーザ(例えば、計算エンティティ)、及び/又はそれらの実質的に任意の組み合わせ(例えば、ユーザは1つ以上のロボットエージェントによって支援され得る)を表し得ることを理解するであろう。当業者であれば、一般に、文脈上別段の指示がない限り、本明細書で使用されるような、「送信者」及び/又は他のエンティティ指向の用語について同じことが当てはまり得ることを理解するであろう。
本開示は、ある実施形態に関して説明されているが、実施形態の修正(置換、追加、改変、又は省略など)は、当業者には明らかであろう。したがって、本発明の範囲から逸脱することなく、実施形態に対する修正がなされてもよい。例えば、修正は、本明細書で開示されたシステム及び装置に対して行われてもよい。システム及び装置の構成要素は、統合されてもよく、又は分離されてもよく、システム及び装置の動作は、より多くの、より少ない、又は他の構成要素によって実行されてもよい。別の例として、本明細書で開示された方法に対する修正がなされてもよい。本方法は、より多い、より少ない又は他のステップを含んでもよく、ステップは、任意の好適な順序で実行されてもよい。

Claims (14)

  1. 眼科手術用顕微鏡であって、
    光軸と、
    575nm~625nmの波長範囲を有する照明を提供するように構成された少なくとも1つの光源と、
    前記照明を前記顕微鏡の前記光軸に対して鋭角に導くための制御デバイスと、
    を備える眼科手術用顕微鏡。
  2. 前記光軸に対する前記鋭角が、左眼に関して14~18度である、請求項1に記載の眼科手術用顕微鏡。
  3. 前記光軸に対する前記鋭角が、右眼に関して-14~-18度である、請求項1に記載の眼科手術用顕微鏡。
  4. 前記照明の前記波長範囲が、590nm~610nmである、請求項1に記載の眼科手術用顕微鏡。
  5. 前記眼科手術用顕微鏡が、15以上のFナンバーを提供する、請求項1に記載の眼科手術用顕微鏡。
  6. 眼科手術用顕微鏡を備える眼画像表示システムであって、
    前記眼科手術用顕微鏡が、
    光軸と、
    575nm~625nmの波長範囲を有する照明を提供するように構成された少なくとも1つの光源と、
    前記照明を前記光軸に対して鋭角に導くための制御デバイスと、
    前記眼科手術用顕微鏡に通信可能に結合された検出器であって、前記検出器が、
    眼から反射された前記照明を集光し、
    前記眼から反射された前記照明に基づいてアナログ画像を提供するように構成されている、検出器と、
    を含む、眼画像表示システム。
  7. 前記光軸に対する前記鋭角が、左眼に関して14~18度である、請求項6に記載の眼画像表示システム。
  8. 前記光軸に対する前記鋭角が、右眼に関して-14~-18度である、請求項6に記載の眼画像表示システム。
  9. 前記照明の前記波長範囲が、590nm~610nmである、請求項6に記載の眼画像表示システム。
  10. 前記アナログ画像がデジタル画像に変換される、請求項6に記載の眼画像表示システム。
  11. 前記デジタル画像がスクリーン上に表示される、請求項10に記載の眼画像表示システム。
  12. 前記デジタル画像が、前記アナログ画像上に重畳することにより表示される、請求項10に記載の眼画像表示システム。
  13. 前記眼科手術用顕微鏡が、15以上のFナンバーを提供する、請求項6に記載の眼画像表示システム。
  14. 前記眼科手術用顕微鏡が、前記光軸内に配置された可変アパーチャを更に備え、前記可変アパーチャが、焦点深度を増加させるように調整されている、請求項6に記載の眼画像表示システム。
JP2023509817A 2020-09-08 2021-08-18 眼科手術用顕微鏡のための照明システム及び方法 Pending JP2023540875A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US202063075705P 2020-09-08 2020-09-08
US63/075,705 2020-09-08
PCT/IB2021/057608 WO2022053898A1 (en) 2020-09-08 2021-08-18 Illumination system and method for ophthalmic surgical microscopes

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2023540875A true JP2023540875A (ja) 2023-09-27

Family

ID=77519421

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2023509817A Pending JP2023540875A (ja) 2020-09-08 2021-08-18 眼科手術用顕微鏡のための照明システム及び方法

Country Status (7)

Country Link
US (1) US20220075167A1 (ja)
EP (1) EP4210554A1 (ja)
JP (1) JP2023540875A (ja)
CN (1) CN116056626A (ja)
AU (1) AU2021340283A1 (ja)
CA (1) CA3186500A1 (ja)
WO (1) WO2022053898A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US12048485B2 (en) * 2021-04-05 2024-07-30 Raytrx, Llc Surgery 3D visualization apparatus

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10304267B9 (de) * 2003-02-03 2005-12-15 Carl Zeiss Augenchirurgie-Mikroskopiesystem
DE102007041003A1 (de) * 2007-05-31 2008-12-04 Carl Zeiss Surgical Gmbh Operationsmikroskop mit Beleuchtungseinrichtung
US8425037B2 (en) * 2010-07-30 2013-04-23 Adventus Technologies, Inc. Intraoperative imaging system and apparatus
WO2015015454A2 (en) * 2013-07-31 2015-02-05 Saar Wilf Gaze tracking system
WO2020095445A1 (ja) * 2018-11-09 2020-05-14 株式会社ニコン 顕微鏡
WO2021165831A1 (en) * 2020-02-18 2021-08-26 Uri Neta Devices and/or methods for inspecting and/or illuminating a human eye

Also Published As

Publication number Publication date
US20220075167A1 (en) 2022-03-10
CA3186500A1 (en) 2022-03-17
EP4210554A1 (en) 2023-07-19
CN116056626A (zh) 2023-05-02
WO2022053898A1 (en) 2022-03-17
AU2021340283A1 (en) 2023-02-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11654051B2 (en) Enhanced visually directed procedures under low ambient light conditions
US5299053A (en) Variable shutter illumination system for microscope
ES2706889T3 (es) Reducción del reflejo en un microscopio quirúrgico
US20050117118A1 (en) Digital ophthalmic workstation
JP7297783B2 (ja) デジタル顕微鏡のための自動xyセンタリング
WO2005122979A2 (en) Heads-up display for displaying surgical parameters in a surgical microscope
US20130088414A1 (en) Surgical heads-up display that is adjustable in a three-dimensional field of view
US9629536B2 (en) Illumination system for opthalmic microscope, and its operation method
JP2023540875A (ja) 眼科手術用顕微鏡のための照明システム及び方法
Roper-Hall Microsurgery in ophthalmology.
JP7569369B2 (ja) 硝子体網膜手術用の適応光学システム及び方法
US10970813B2 (en) Shaking image for registration verification
KR20160022110A (ko) 근적외선 광원을 이용한 안과 수술용 근적외선 입체 영상 시스템
US20220304849A1 (en) Optical system for eye surgery and method for avoiding an excessive light intensity at a digital image sensor of a surgical microscope
AU2019297100B2 (en) Shaking image for registration verification
US20220054315A1 (en) Method for suppressing stray light, laser-surgical apparatus, optical observation device, and computer program
JP2023549246A (ja) 近赤外スペクトルを利用する眼科用内視鏡
Rao et al. Indirect micro-ophthalmoscopy: intraoperative binocular indirect ophthalmoscopy with the operating microscope

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20240808