JP2023538918A - 異なる用途のsrsリソースセット間でsrsリソースを共有する方法 - Google Patents
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Abstract
ユーザ機器(UE)が開示され、UEは、パラメータを受信する受信部と、前記パラメータに基づいて、第1のSRSリソースセット及び第2のリソースセットを有するサウンディング参照信号(SRS)リソースを設定する制御部と、を有する。UEは更に、前記SRSリソースを用いて1つ以上のSRSを送信する送信部を有する。別の態様においては、方法及び無線通信システムも開示される。
Description
関連出願の相互参照
本願は、2020年8月18日に出願された米国仮出願特許第63/067,238号、発明の名称「A METHOD OF SHARING SRS RESOURCES BETWEEN SRS RESOURCE SETS OF DIFFERENT USAGES」の優先権を主張するものであり、その内容は、参照によりその全体が本願に組み込まれる。
本願は、2020年8月18日に出願された米国仮出願特許第63/067,238号、発明の名称「A METHOD OF SHARING SRS RESOURCES BETWEEN SRS RESOURCE SETS OF DIFFERENT USAGES」の優先権を主張するものであり、その内容は、参照によりその全体が本願に組み込まれる。
本明細書において開示する1つ以上の実施形態は、無線通信システムにおける、タイプI/IIのチャネル状態情報(CSI:channel state information)用のサウンディング参照信号(SRS:sounding reference signal)アシストサブバンド設定の方法に関する。
5G New Radio(NR)技術では、SRS送信の更なる拡張のために、新たな要件が確認されている。Rel.17における新たな項目は、例えば、NR Multiple-Input-Multiple-Output(MIMO)に関する。
現在行われている新たな研究では、周波数帯(FR)1及びFR2の両方におけるSRSの拡張が目標とされている。特に、よりフレキシブルなトリガ及び/又は下りリンク制御情報(DCI:downlink control information)のオーバーヘッド/使用の低減を促進するために、非周期的な(aperiodic)SRSトリガについての拡張を確認し規定することが検討されている。
また、最大8つのアンテナについてのSRSスイッチングを規定する(例えば、xTyR、x={1,2,4}、y={6,8})が検討されている。更には、SRSの能力及び/又はカバレッジを拡張するために、以下のメカニズムを評価し、必要に応じて規定することが検討されている:SRSの時間バンドリング、増大させたSRS繰り返し、周波数にわたる部分的なサウンディング。
3GPP RP 193133, "New WID: Further enhancements on MIMO for NR"、2019年12月
3GPP TS 38.331, "NR; Radio Resource Control; Protocol specification (Release 15)"
3GPP TS 38.214, "NR; Physical procedures for data (Release 16)"
Erik Dahlman、Stefan Parkvall、Johan Skold "5G NR:The Next Generation Wireless Access Technology"
1つ以上の実施形態は、種々の構成で最大8つのアンテナポートをサポートするように拡張された、SRSスイッチングの方法を提供する。
1つ以上の実施形態によれば、ユーザ機器(UE)は、パラメータを受信する受信部と、前記パラメータに基づいて、第1のSRSリソースセット及び第2のリソースセットを有するサウンディング参照信号(SRS:Sounding Reference Signal)リソースを設定する制御部と、前記SRSリソースを用いて1つ以上のSRSを送信する送信部と、を有する。
UEの1つの態様において、前記第1のSRSリソースセットは、第1の用途を有し、前記第2のSRSリソースセットは、第2の用途を有し、前記第1のSRSリソースセット及び前記第2のSRSリソースセットは重畳する。
UEの1つの態様において、前記パラメータは、「codebook」及び「antennaswitching」のうちの少なくとも1つを示す。
UEの1つの態様において、前記第1のSRSリソースセット及び前記第2のSRSリソースセットは、それぞれ、1、2及び4つのアンテナポートのうちの1つを有する。
UEの1つの態様において、前記受信部は、前記第1のSRSリソースセット及び前記第2のリソースセットのうちの少なくとも1つの用途をトリガする下り制御情報(DCI:downlink control information)を受信する。
UEの1つの態様において、前記SRSリソースは、それぞれ、一意のアンテナポートを有する。
UEの1つの態様において、前記パラメータは、前記第1のSRSリソースセット及び前記第2のリソースセット間で重畳するSRSリソースの数nを示す。
UEの1つの態様において、前記SRSリソースは、それぞれ、一意のアンテナポートを有する。
UEの1つの態様において、前記送信部は、前記第1のSRSリソースセットからSRSリソースを用いて第1のSRSを送信し、前記第2のSRSリソースセットから第2のSRSリソースを用いて第2のSRSを送信し、前記第1のSRS及び前記第2のSRSはアンテナポートペアに関連付けられている。
UEの1つの態様において、前記受信部は、物理上りリンク共有チャネル(PUSCH:Physical Uplink Shared Channel)送信用のアンテナポートを示す下り制御情報によってリソースインジケータを受信する。
UEの1つの態様において、前記パラメータは、上位レイヤによってシグナリングされる。
1つ以上の実施形態によれば、ユーザ機器(UE)の方法は、パラメータを受信するステップと、前記パラメータに基づいて、第1のSRSリソースセット及び第2のリソースセットを有するサウンディング参照信号(SRS:Sounding Reference Signal)リソースを設定するステップと、前記SRSリソースを用いて1つ以上のSRSを送信するステップと、を有する。
1つ以上の実施形態によれば、無線通信システムが、端末を含み、前記端末は、パラメータを受信する受信部と、前記パラメータに基づいて、第1のSRSリソースセット及び第2のリソースセットを有するサウンディング参照信号(SRS:Sounding Reference Signal)リソースを設定する制御部と、前記SRSリソースを用いて1つ以上のSRSを送信する送信部と、を有する。システムは、1つ以上のSRSを受信する第2の受信部を有する基地局(BS)も含む。
本発明の他の実施形態及び利点は、以下の説明及び図面から認識される。
以下では、図面を参照しながら、本発明の実施形態を詳細に説明する。異なる図面における同様の要素には、一貫性を維持するために同様の参照符号を付している。
本発明の実施形態の以下の詳細な説明では、本発明のより完全な理解を提供するために、多数の具体的な詳細を記載する。しかしながら、当業者であれば、それらの具体的な詳細がなくとも、本発明を実施できることは明らかである。他の例では、本発明が不明確になることを回避するために、公知の特徴については詳細には説明しない。
上述したように、SRSの拡張が検討されている。本明細書において説明する1つ以上の実施形態においては、複数のSRS用途に対してSRSリソースを再利用することによって、SRSオーバーヘッドを低減することができる。
1つ以上の実施形態においては、SRSが、1つ以上の情報要素 (IE:Information Element)を用いて、RRCによって設定されてもよい。SRS-Config IEは、サウンディング参照信号(SRS:Sounding Reference Signal)送信を設定するために用いられる。
図1は、SRS-ResourceSet IEの一例を示す。図2は、SRS-Resource IEの一例を示す。SRS-ResourceSet及びSRS-Resourceのリストは、SRS-Configにおいて定義されてもよい。各SRS-ResourceSetには、SRS-Resourceのセットが設定されてもよい。SRS-ResourceSetの適用性は、図1に示すように、パラメータ「usage」によって設定されてもよい。物理上りリンク共有チャネル(PUSCH:Physical Uplink Shared CHannel)及びSRSが同じスロットにおいて送信される場合、ユーザ機器(UE:User Equipment)は、PUSCH及び対応する復調用参照信号(DM-RS:Demodulation Reference Signal)の送信後にSRSを送信するようにのみ設定されてもよい。
1つ以上の実施形態においては、下りリンク (DL:downlink) チャネル状態情報 (CSI:Channel State Information)取得のためのUEサウンディング(sounding)は、「antennaswitching」にセットされた用途(usage)に関連してもよい。つまり、DLチャネルのサウンディングについて、用途が「antennaswitching」にセットされたSRSリソースセットを考慮することができる。用途が「antenna switching」にセットされたSRSリソースセットにおけるSRSリソースのポート数は、UEにおいて利用可能なTxポートに基づく。例えば、図3を参照して、UE送受信部アーキテクチャ2T4R(2つのTxポート、4つのRxポート)を検討する。この場合、DL CSI取得のために、UEにはそれぞれ2つのポートを用いる(Txポート数が等しい)2つのSRSリソースが設定される。図3に示すこのシナリオにおいては、2つのSRSリソースが異なるアンテナポートペアに割り当てられている。例えば、TS 38.214の§6.2.1.2には、2T4Rの場合、SRS-ResourceSetセットにおいて上位レイヤパラメータresourceTypeに異なる値が設定されたSRSリソースセットは最大で2つであることが記載されており、各SRSリソースセットは、異なるシンボルにおいて送信される2つのSRSリソースを有し、所定のセットにおける各SRSリソースは2つのSRSポートから構成され、第2のリソースのSRSポートペアは、第1のリソースのSRSポートペアとは異なるUEアンテナポートペアに関連付けられている。
1つ以上の実施形態においては、SRSによるUEチャネルサウンディングが、「codebook」にセットされた用途に関連してもよい。SRSリソースセットは、Rel.15では最大2つのSRSリソースからなり、Rel.16では最大4つのSRSリソースからなる。Rel.15では、空間フィルタ選択に複数のマルチポートSRSリソースが用いられる。各SRSリソースは、異なる空間フィルタに関連付けられている。例えば、図4は、空間フィルタ選択についてのマルチポートSRSリソースを示す。図4の上部には、フルランク(Full-rank)送信が示されており、図4の下部には、シングルランク(single-rank)送信が示されている。
Rel.16では、モード2(Mode 2)送信に異なる数のポートを選択するために、複数のSRSリソースが用いられる。例えば:
SRSリソース#1:1ポート;
SRSリソース#2:2ポート;
SRSリソース#3:4ポート。
SRSリソース#1:1ポート;
SRSリソース#2:2ポート;
SRSリソース#3:4ポート。
3つのオプションの中から選択するために、追加のDCIビットが必要とされてもよい。これは、1つのリザーブ状態(reserved state)を許可してもよい。
実施例1においては、図5及び図6を参照して、nTnRの場合の異なる用途に対する1つ以上のSRSリソースセットの再利用について説明する。1つ以上のSRSリソースは、用途が「codebook」及び「antennaswitching」にそれぞれセットされた2つのSRSリソースセット間で完全に重畳するように上位レイヤによって設定されてもよい。所定のセットにおける各SRSリソースは、n∈{1,2,4}ポートを有する。ネットワーク(NW:Network)は、DCIのSRSリクエストフィールドを用いて、用途が「codebook」及び「antennaswitching」にセットされたSRSリソースセットの一方又は両方をトリガする。UEは、各SRSポートがアンテナポートに一意に(uniquely)関連付けられている2つのSRSリソースセットにおいてSRSリソースを送信する。更に、SRSを用いて、NWはチャネル状態を決定し、それに応じて上りリンク(UL:uplink)PUSCH送信のためのTPMI(Transmitted Precoding Matrix Indicator)を設定する。
図5に示す実施例1においては、用途が「codebook」及び「antennaswitching」であるリソースセット間で4ポートSRSリソースが重畳して設定されている。受信したSRSに基づき、NWは、UL PUSCHのためのTPMIを決定し、それをUEに示す。図5において、リソース内の異なる色は、異なるポートを表している。更に、リソースセット1の用途は「codebook」にセットされており、リソースセット2の用途は「antennaswitching」にセットされている。図6は、重畳するSRSリソース間の例示的な関係を明確にする。
実施例2においては、図7を参照して、1T2Rの場合の異なる用途に対する1つ以上のSRSリソースセットの再利用について説明する。実施例2に係る1つ以上の実施形態においては、用途が「codebook」及び「antennaswitching」にそれぞれセットされた2つのSRSリソースセット間で、n個の重畳するSRSリソースが上位レイヤによって設定される。所定のセットにおける各SRSリソースは、単一のポートを有する。NWは、DCIのSRSリクエストフィールドを用いて、用途が「codebook」及び「antennaswitching」にセットされたSRSリソースセットの一方又は両方をトリガする。UEは、各SRSポートが1つのアンテナポートに一意に関連付けられている2つのSRSリソースセットにおいてSRSリソースを送信する。続けて、xビットのSRSリソースインジケータ(SRI:SRS resource indicator)を用いて、NWは、PUSCH送信にどのアンテナポートを考慮するかをUEに通知する。図7に示す実施例2においては、用途が「codebook」及び「antennaswitching」であるリソースセット間で、n=2のSRSリソースが重畳して設定されている。x=1ビットのSRIを用いて、NWは、UL PUSCH送信にどのポートを考慮するかを示す。RRC又はMAC CEシグナリングを用いて、用途が「codebook」であるSRSリソースセット内の重畳するSRSリソースのサブセットを選択でき、例えばRRC/MAC CEを用いて、リソース1のみを選択でき、従ってn=1とすることができることを言及しておく。この場合、SRI指示は行われない。更に、図7において、SRSリソースセット1の用途は「codebook」にセットされており、リソースセット2の用途は「antennaswitching」にセットされている。
実施例3においては、図8を参照して、1T4Rの場合の異なる用途に対する1つ以上のSRSリソースセットの再利用について説明する。実施例3に係る1つ以上の実施形態においては、用途が「codebook」及び「antennaswitching」にそれぞれセットされた2つのSRSリソースセット間で、n個の重畳するSRSリソースが上位レイヤによって設定される。所定のセットにおける各SRSリソースは、単一のポートを有する。NWは、DCIのSRSリクエストフィールドを用いて、用途が「codebook」及び「antennaswitching」にセットされたSRSリソースセットの一方又は両方をトリガする。UEは、各SRSポートが1つのアンテナポートに一意に関連付けられている2つのSRSリソースセットにおいてSRSリソースを送信する。続けて、xビットのSRSリソースインジケータ(SRI)を用いて、NWは、PUSCH送信にどのアンテナポートを考慮するかをUEに通知する。
図8に示す実施例3においては、用途が「codebook」及び「antennaswitching」であるリソースセット間でn=4のSRSリソースが重畳して設定されている。x=2ビットのSRIを用いて、NWは、UL PUSCH送信にどのポートを考慮するかを示す。RRC又はMAC CEシグナリングを用いて、用途が「codebook」であるSRSリソースセット内の重畳するSRSリソースのサブセットを選択でき、例えばRRC/MAC CEを用いて、リソース1及びリソース2のみを選択でき、従ってn=2とすることができることを言及しておく。この場合、PUSCH送信のためのポート選択には、x=1ビットで十分である。更に、図8において、リソースセット1の用途は「codebook」にセットされており、リソースセット2の用途は「antennaswitching」にセットされている。
実施例4においては、図9を参照して、1T6Rの場合の異なる用途に対する1つ以上のSRSリソースセットの再利用について説明する。実施例4に係る1つ以上の実施形態においては、用途が「codebook」及び「antennaswitching」にそれぞれセットされた2つのSRSリソースセット間で、n個の重畳するSRSリソースが上位レイヤによって設定される。所定のセットにおける各SRSリソースは、単一のポートを有する。NWは、DCIのSRSリクエストフィールドを用いて、用途が「codebook」及び「antennaswitching」にセットされたSRSリソースセットの一方又は両方をトリガする。UEは、各SRSポートが1つのアンテナポートに一意に関連付けられている2つのSRSリソースセットにおいてSRSリソースを送信する。続けて、xビットのSRSリソースインジケータ(SRI)を用いて、NWは、PUSCH送信にどのアンテナポートを考慮するかをUEに通知する。
図9に示す実施例4においては、用途が「codebook」及び「antennaswitching」であるリソースセット間で、n=6のSRSリソースが重畳して設定されている。x=3ビットのSRIを用いて、NWは、UL PUSCH送信にどのポートを考慮するかを示す。RRC又はMAC CEシグナリングを用いて、用途が「codebook」であるSRSリソースセット内の重畳するSRSリソースのサブセットを選択でき、例えばRRC/MAC CEを用いて、リソース1及びリソース2のみを選択でき、従ってn=2とすることができることを言及しておく。この場合、ポート選択には、x=1ビットで十分である。更に、図9において、リソースセット1の用途は「codebook」にセットされており、リソースセット2の用途は「antennaswitching」にセットされている。
実施例5においては、図10及び図11を参照して、2T4Rの場合の異なる用途に対する1つ以上のSRSリソースセットの再利用について説明する。実施例5に係る1つ以上の実施形態においては、用途が「codebook」及び「antennaswitching」にそれぞれセットされた2つのSRSリソースセットにおいて、n個の重畳するSRSリソースが上位レイヤによって設定される。所定のセットにおける各SRSリソースは、2つのポートから構成される。NWは、DCIのSRSリクエストフィールドを用いて、用途が「codebook」及び「antennaswitching」にセットされたSRSリソースセットの一方又は両方をトリガする。UEは、各SRSリソースが1つのアンテナポートペアに一意に関連付けられている2つのSRSリソースセットにおいてSRSリソースを送信する。続けて、xビットのSRSリソースインジケータ(SRI)を用いて、NWは、PUSCH送信にどのアンテナポートを考慮するかをUEに通知する。
図10に示す実施例5においては、用途が「codebook」及び「antennaswitching」であるリソースセット間で、n=2のSRSリソースが重畳して設定されている。x=1ビットのSRIを用いて、NWは、UL PUSCH送信ポートを示す。例えば、x=1→第2のSRSリソースに関連付けられたポート(図11を参照されたい)。RRC又はMAC CEシグナリングを用いて、用途が「codebook」であるSRSリソースセット内の重畳するSRSリソースのサブセットを選択でき、例えばRRC/MAC CEを用いて、リソース1のみを選択でき、従ってn=1とすることができることを言及しておく。この場合、SRI指示は行われない。更に、図10において、リソースセット1の用途は「codebook」にセットされており、リソースセット2の用途は「antennaswitching」にセットされている。図11は、UL PUSCH送信にポートペアを用いるUEの一例を示す。
実施例6においては、図12及び図13を参照して、2T6Rの場合の異なる用途に対する1つ以上のSRSリソースセットの再利用について説明する。実施例6に係る1つ以上の実施形態においては、用途が「codebook」及び「antennaswitching」にそれぞれセットされた2つのSRSリソースセットにおいて、n個の重畳するSRSリソースが上位レイヤによって設定される。所定のセットにおける各SRSリソースは、2つのポートから構成される。NWは、DCIのSRSリクエストフィールドを用いて、用途が「codebook」及び「antennaswitching」にセットされたSRSリソースセットの一方又は両方をトリガする。UEは、各SRSリソースが1つのアンテナポートペアに一意に関連付けられている2つのSRSリソースセットにおいてSRSリソースを送信する。続けて、xビットのSRSリソースインジケータ(SRI)を用いて、NWは、PUSCH送信にどのアンテナポートを考慮するかをUEに通知する。
図12に示す実施例6においては、用途が「codebook」及び「antennaswitching」であるリソースセット間で、n=3のSRSリソースが重畳して設定されている。x=2ビットのSRIを用いて、NWは、UL PUSCH送信ポートを示す。例えば、x=10→第2のSRSリソースに関連付けられたポート(図13を参照されたい)。RRC又はMAC CEシグナリングを用いて、用途が「codebook」であるSRSリソースセット内の重畳するSRSリソースのサブセットを選択でき、例えばRRC/MAC CEを用いて、リソース1及びリソース2のみを選択でき、従ってn=2とすることができることを言及しておく。この場合、送信ポート選択には、x=1ビットで十分である。更に、図12において、リソースセット1の用途は「codebook」にセットされており、リソースセット2の用途は「antennaswitching」にセットされている。図13は、UL PUSCH送信にポートペアを用いるUEの一例を示す。
実施例7においては、図14及び図15を参照して、2T8Rの場合の異なる用途に対する1つ以上のSRSリソースセットの再利用について説明する。実施例7に係る1つ以上の実施形態においては、用途が「codebook」及び「antennaswitching」にそれぞれセットされた2つのSRSリソースセットにおいて、n個の重畳するSRSリソースが上位レイヤによって設定される。所定のセットにおける各SRSリソースは、2つのポートから構成される。NWは、DCIのSRSリクエストフィールドを用いて、用途が「codebook」及び「antennaswitching」にセットされたSRSリソースセットの一方又は両方をトリガする。UEは、各SRSリソースが1つのアンテナポートペアに一意に関連付けられている2つのSRSリソースセットにおいてSRSリソースを送信する。続けて、xビットのSRSリソースインジケータ(SRI)を用いて、NWは、PUSCH送信にどのアンテナポートを考慮するかをUEに通知する。
図14に示す実施例7においては、用途が「codebook」及び「antennaswitching」であるリソースセット間で、n=4のSRSリソースが重畳して設定されている。x=2ビットのSRIを用いて、NWは、UL PUSCH送信ポートを示す。例えば、x=10→第2のSRSリソースに関連付けられたポート(図15を参照されたい)。RRC又はMAC CEシグナリングを用いて、用途が「codebook」であるSRSリソースセット内の重畳するSRSリソースのサブセットを選択でき、例えばRRC/MAC CEを用いて、リソース1及びリソース2のみを選択でき、従ってn=2とすることができることを言及しておく。この場合、PUSCH送信ポート選択には、x=1ビットで十分である。更に、図14において、リソースセット1の用途は「codebook」にセットされており、リソースセット2の用途は「antennaswitching」にセットされている。図15は、UL PUSCH送信にポートペアを用いるUEの一例を示す。
実施例8においては、図16及び図17を参照して、4T6Rの場合の異なる用途に対する1つ以上のSRSリソースセットの再利用について説明する。実施例8に係る1つ以上の実施形態においては、用途が「codebook」及び「antennaswitching」にそれぞれセットされた2つのSRSリソースセットにおいて、n個の重畳するSRSリソースが上位レイヤによって設定される。所定のセットにおける各SRSリソースは、4つのポートから構成される。NWは、DCIのSRSリクエストフィールドを用いて、用途が「codebook」及び「antennaswitching」にセットされたSRSリソースセットの一方又は両方をトリガする。UEは、各SRSリソースが4つのアンテナポートペアに一意に関連付けられている2つのSRSリソースセットにおいてSRSリソースを送信する。続けて、xビットのSRSリソースインジケータ(SRI)を用いて、NWは、PUSCH送信にどのアンテナポートを考慮するかをUEに通知する。
図16に示す実施例8においては、用途が「codebook」及び「antennaswitching」であるリソースセット間で、n=2のSRSリソースが重畳して設定されている。x=1ビットのSRIを用いて、NWは、UL PUSCH送信ポートを示す。例えば、x=1→第2のSRSリソースに関連付けられたポート(図17を参照されたい)。RRC又はMAC CEシグナリングを用いて、用途が「codebook」であるSRSリソースセット内の重畳するSRSリソースのサブセットを選択でき、例えばRRC/MAC CEを用いて、リソース1のみを選択でき、従ってn=1とすることができることを言及しておく。この場合、SRI指示は行われない。更に、図16において、リソースセット1の用途は「codebook」にセットされており、リソースセット2の用途は「antennaswitching」にセットされている。図17は、UL PUSCH送信にポートペアを用いるUEの一例を示す。
実施例9においては、図18及び図19を参照して、4T8Rの場合の異なる用途に対する1つ以上のSRSリソースセットの再利用について説明する。実施例9に係る1つ以上の実施形態においては、用途が「codebook」及び「antennaswitching」にそれぞれセットされた2つのSRSリソースセットにおいて、n個の重畳するSRSリソースが上位レイヤによって設定される。所定のセットにおける各SRSリソースは、4つのポートから構成される。NWは、DCIのSRSリクエストフィールドを用いて、用途が「codebook」及び「antennaswitching」にセットされたSRSリソースセットの一方又は両方をトリガする。UEは、各SRSリソースが4つのアンテナポートに一意に関連付けられている2つのSRSリソースセットにおいてSRSリソースを送信する。続けて、xビットのSRSリソースインジケータ(SRI)を用いて、NWは、PUSCH送信にどのアンテナポートを考慮するかをUEに通知する。
図18に示す実施例9においては、用途が「codebook」及び「antennaswitching」であるリソースセット間で、n=2のSRSリソースが重畳して設定されている。x=1ビットのSRIを用いて、NWは、UL PUSCH送信ポートを示す。例えば、x=1→第2のSRSリソースに関連付けられたポート(図19を参照されたい)。RRC又はMAC CEシグナリングを用いて、用途が「codebook」であるSRSリソースセット内の重畳するSRSリソースのサブセットを選択でき、例えばRRC/MAC CEを用いて、リソース1のみを選択でき、従ってn=1とすることができることを言及しておく。この場合、SRI指示は行われない。更に、図18において、リソースセット1の用途は「codebook」にセットされており、リソースセット2の用途は「antennaswitching」にセットされている。図19は、UL PUSCH送信にポートペアを用いるUEの一例を示す。
実施例1から9のうちの1つ以上の実施例に係る1つ以上の実施形態は、以下の利点のうちの1つ以上を示す。具体的には、異なる用途間でSRSリソースを共有することによって、関連付けられたSRSのオーバーヘッドを低減することができる。更に、UEにおいてTxチェーンの数がRxチェーンよりも小さい場合、NWは、UL PUSCH送信に、より良いチャネル状態に関連付けられた1つ以上のポートを選択することができる。
図20は、一連のステップを説明するフローチャートを示す。当業者であれば、図20に記載された各ステップは、順次又は並行して実行されてもよく、必ずしもフローチャートに記載されたものと同じ順序で実行されなくてもよいことを理解するであろう。同様に、当業者であれば、ステップが繰り返されてもよいし、一部のステップが省略されてもよいことを理解するだろう。
ステップ1においては、NWがRRC設定を用いて、n個のリソースが重畳する2つのSRSリソースセット(用途=「codebook」及び「antennaswitching」)を設定する。ステップ2においては、NWが、DCIを用いて、SRSリソースセットの一方又は両方をトリガする。ステップ3においては、UEが、各SRSポートがアンテナポートに一意に関連付けられているSRSリソースを送信する。ステップ4においては、NWが、SRIを用いて、UL PUSCH送信のために、特定のSRSリソースに関連付けられた1つ以上のアンテナポートを選択する。
実施例10においては、図21を参照して、4T4Rの場合の異なる用途に対する1つ以上のSRSリソースセットの再利用について説明する。実施例10に係る1つ以上の実施形態は、モード2(Mode 2)で動作するRel.16 UEに関連してもよい。実施例10に係る1つ以上の実施形態においては、用途が「codebook」及び「antennaswitching」にそれぞれセットされた2つのSRSリソースセット間で、4ポートを用いる1つのSRSリソースが重畳するように上位レイヤによって設定される。NWは、DCIのSRSリクエストフィールドを用いて、用途が「codebook」及び「antennaswitching」にセットされたSRSリソースセットの一方又は両方をトリガする。NWがSRIを用いて4ポートSRSリソースを示す場合、重畳するSRSリソースの送信に用いられる4ポートは、UL PUSCH送信にも考慮されるべきである。
図21に示す実施例10においては、用途が「codebook」及び「antennaswitching」であるリソースセット間でSRSリソース3が重畳して設定されている。NWがSRIにより4ポートSRSリソース3を示す場合、UEはUL PUSCH送信に4つ全てのポートを使用する。更に、図21において、リソースセット1の用途は「codebook」にセットされており、リソースセット2の用途は「antennaswitching」にセットされている。図21は、UL PUSCH送信に4つ全てのポートを用いるUEの一例を示す。
実施例11においては、図22を参照して、4T6Rの場合の異なる用途に対する1つ以上のSRSリソースセットの再利用について説明する。実施例11に係る1つ以上の実施形態は、モード2で動作するRel.16 UEに関連してもよい。実施例11に係る1つ以上の実施形態においては、用途が「codebook」及び「antennaswitching」にそれぞれセットされた2つのSRSリソースセット間で、4ポートを用いる1つのSRSリソースが重畳するように上位レイヤによって設定される。NWは、DCIのSRSリクエストフィールドを用いて、用途が「codebook」及び「antennaswitching」にセットされたSRSリソースセットの一方又は両方をトリガする。NWがSRIを用いて4ポートSRSリソースを示す場合、重畳するSRSリソースの送信に用いられる4ポートは、UL PUSCH送信にも考慮されるべきである。
図22に示す実施例11においては、用途が「codebook」及び「antennaswitching」であるリソースセット間でSRSリソース3が重畳して設定されている。NWがSRIにより4ポートSRSリソースを示す場合、UEはUL PUSCH送信に、SRSリソース3の送信に用いたものと同じ4ポートを使用する。更に、図22において、リソースセット1の用途は「codebook」にセットされており、リソースセット2の用途は「antennaswitching」にセットされている。図22は、UL PUSCH送信に4つのポートを用いるUEの一例を示す。
実施例12においては、図23を参照して、4T6Rの場合の異なる用途に対する1つ以上のSRSリソースセットの再利用について説明する。実施例12に係る1つ以上の実施形態は、モード2で動作するRel.16 UEに関連してもよい。実施例12に係る1つ以上の実施形態においては、用途が「codebook」及び「antennaswitching」にそれぞれセットされた2つのSRSリソースセット間で、4ポートを用いる2つのSRSリソースが上位レイヤによって設定される。NWは、DCIのSRSリクエストフィールドを用いて、用途が「codebook」及び「antennaswitching」にセットされたSRSリソースセットの一方又は両方をトリガする。NWがSRIを用いて4ポートSRSリソースを示す場合、重畳するSRSリソース送信に用いられる4ポートは、UL PUSCH送信にも考慮されるべきである。
図23に示す実施例12においては、用途が「codebook」及び「antennaswitching」であるリソースセット間でSRSリソース3及びSRSリソース4が重畳して設定されている。NWがSRIにより4ポートSRSリソース4を示す場合、UEはUL PUSCH送信に、SRSリソース4の送信に用いたものと同じ4ポートを使用する。更に、図23において、リソースセット1の用途は「codebook」にセットされており、リソースセット2の用途は「antennaswitching」にセットされている。図23は、UL PUSCH送信に4つのポートを用いるUEの一例を示す。
実施例13においては、図24を参照して、4T8Rの場合の異なる用途に対する1つ以上のSRSリソースセットの再利用について説明する。実施例13に係る1つ以上の実施形態は、モード2で動作するRel.16 UEに関連してもよい。実施例13に係る1つ以上の実施形態においては、用途が「codebook」及び「antennaswitching」にそれぞれセットされた2つのSRSリソースセット間で、4ポートを有する1つのSRSリソースが重畳するように上位レイヤによって設定される。NWは、DCIのSRSリクエストフィールドを用いて、用途が「codebook」及び「antennaswitching」にセットされたSRSリソースセットの一方又は両方をトリガする。NWがSRIを用いて4ポートSRSリソースを示す場合、共有されるリソース送信に用いられる4ポートは、UL PUSCH送信にも考慮されるべきである。
図24に示す実施例13においては、4ポートを有するSRSリソース3が、用途が「codebook」及び「antennaswitching」に再利用される。NWがSRIにより4ポートSRSリソースを示す場合、UEはUL PUSCH送信に、SRSリソース3の送信に用いたものと同じ4ポートを使用する。更に、図24において、リソースセット1の用途は「codebook」にセットされており、リソースセット2の用途は「antennaswitching」にセットされている。図24は、UL PUSCH送信に4ポートを用いるUEの一例を示す。
実施例14においては、図25を参照して、4T8Rの場合の異なる用途に対する1つ以上のSRSリソースセットの再利用について説明する。実施例14に係る1つ以上の実施形態は、モード2で動作するRel.16 UEに関連してもよい。実施例14に係る1つ以上の実施形態においては、用途が「codebook」及び「antennaswitching」にそれぞれセットされた2つのSRSリソースセット間で、4ポートを有する2つのSRSリソースが共有されるように上位レイヤによって設定される。NWは、DCIのSRSリクエストフィールドを用いて、用途が「codebook」及び「antennaswitching」にセットされたSRSリソースセットの一方又は両方をトリガする。NWがSRIを用いて4ポートSRSリソースを示す場合、指示された共有SRSリソースの送信に用いられる4ポートは、UL PUSCH送信にも考慮されるべきである。
図25に示す実施例14においては、4ポートを有するSRSリソース3及びSRSリソース4が、用途が「codebook」及び「antennaswitching」について共有される。NWがSRIにより4ポートSRSリソース4を示す場合、UEはUL PUSCH送信に、SRSリソース4の送信に用いたものと同じ4ポートを使用する。更に、図25において、リソースセット1の用途は「codebook」にセットされており、リソースセット2の用途は「antennaswitching」にセットされている。図25は、UL PUSCH送信に4ポートを用いるUEの一例を示す。
実施例15においては、SRSリソース/リソースセット設定の1つ以上の実施形態が説明される。目下のところ、TS 38.214によれば、SRSにはスロットの最後の6シンボルしか設定できず、次のように記載されている:“The UE may be configured by the higher layer parameter resourceMapping in SRS-Resource with an SRS resource occupying NS∈{1,2,4} adjacent symbols within the last 6 symbols of the slot, where all antenna ports of the SRS resources are mapped to each symbol of the resource.”しかしながら、SRS送信用にスロットの任意のシンボルが設定されるように、以下のように更新する必要がある。“The UE may be configured by the higher layer parameter resourceMapping in SRS-Resource with an SRS resource occupying NS∈{1,2,4,6,8,12} adjacent symbols anywhere within the slot, where all antenna ports of the SRS resources are mapped to each symbol of the resource.”
実施例1から実施例14のうちのいずれか又は全てに係る1つ以上の実施形態においては、特定の用途、即ち「codebook」又は「antennaswitching」に関連付けられた1つ以上のSRSリソースセットには、resourceTypeとして「periodic」又は「semi-persistent」を設定しつつ、他のSRSリソースには「aperiodic」に設定することができる。
図26は、本発明の1つ以上の実施形態に係る無線通信システム1を示す。無線通信システム1は、ユーザ装置(UE)10と、基地局(BS)20と、コアネットワーク30と、を含む。無線通信システム1は、NRシステムであってもよい。無線通信システム1は、本明細書において説明する特定の構成に限定されるものではなく、LTE/LTE-Advanced(LTE-A)システムなど、任意の種類の無線通信システムであってもよい。
BS20は、そのBS20のセル内のUE10と、上り(UL:uplink)信号及び下り(DL:downlink)信号を通信してもよい。DL信号及びUL信号は、制御情報及びユーザデータを含んでもよい。BS20は、バックホールリンク31を介して、コアネットワーク30とDL信号及びUL信号を通信してもよい。BS20は、gNB(gNodeB)であってもよい。BS20は、ネットワーク(NW)と呼ばれてもよい。
BS20は、アンテナ、隣接するBS20と通信するための通信インターフェース(例えば、X2インターフェース)、コアネットワーク30と通信するための通信インターフェース(例えば、S1インターフェース)、UE10との間で送受信された信号を処理するためのプロセッサ又は回路などのCPU(Central Processing Unit)を含む。BS20の動作は、メモリに格納されたデータ及びプログラムをプロセッサが処理又は実行することで実現されてもよい。しかしながら、BS20は、上述のハードウェア構成に限定されるものではなく、当業者であれば分かるように、他の任意の適切なハードウェア構成によって実現されてもよい。多数のBS20が、無線通信システム1のより広範なサービスエリアをカバーするように配置されてもよい。
UE10は、多入力多出力(MIMO:Multi Input Multi Output)技術を用いて、制御情報及びユーザデータを含むDL信号及びUL信号をBS20と通信してもよい。UE10は、移動局、スマートフォン、携帯電話、タブレット、モバイルルータ、又はウェアラブルデバイスなどの無線通信機能を有する情報処理装置であってもよい。無線通信システム1は、1つ以上のUE10を含んでもよい。
UE10は、CPU、例えばプロセッサ、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ、及びBS20とUE10との間で無線信号を送受信するための無線通信装置を含む。例えば、以下において説明するUE10の動作は、メモリに格納されたデータ及びプログラムをCPUが処理又は実行することで実現されてもよい。しかしながら、UE10は、上述のハードウェア構成に限定されるものではなく、例えば、以下に説明する処理を実現するための回路を備えた構成であってもよい。
図26に示すように、BS20は、CSI参照信号(CSI-RS)をUE10に送信してもよい。これに応答して、UE10は、CSI報告をBS20に送信してもよい。同様に、UE10は、SRSをBS20に送信してもよい。
(BSの構成)
以下では、図27を参照しながら、本発明の実施形態に係るBS20を説明する。図27は、本発明の実施形態に係るBS20の概略的な構成を説明するための図である。BS20は、複数のアンテナ(アンテナ素子群)201と、アンプ部202と、送受信部(送信部/受信部)203と、ベースバンド信号処理部204と、呼処理部205と、伝送路インターフェース206と、を含んでもよい。
以下では、図27を参照しながら、本発明の実施形態に係るBS20を説明する。図27は、本発明の実施形態に係るBS20の概略的な構成を説明するための図である。BS20は、複数のアンテナ(アンテナ素子群)201と、アンプ部202と、送受信部(送信部/受信部)203と、ベースバンド信号処理部204と、呼処理部205と、伝送路インターフェース206と、を含んでもよい。
BS20からUE10へのDLにおいて送信されるユーザデータは、コアネットワークから、伝送路インターフェース206を介して、ベースバンド信号処理部204に入力される。
ベースバンド信号処理部204では、信号に対して、PDCP(Packet Data Convergence Protocol)レイヤの処理、ユーザデータの分割・結合、RLC(Radio Link Control)再送制御送信処理などのRLCレイヤの送信処理、例えばHARQ送信処理を含むMAC(Medium Access Control)再送制御、スケジューリング、伝送フォーマット選択、チャネル符号化、逆高速フーリエ変換(IFFT:Inverse Fast Fourier Transform)処理、プリコーディング処理などが行われる。続いて、結果として得られた信号が、各送受信部203に転送される。DL制御チャネルの信号に関しては、チャネル符号化及び逆高速フーリエ変換を含む送信処理が行われ、結果として得られた信号が各送受信部203に転送される。
ベースバンド信号処理部204は、セル内の通信のための制御情報(システム情報)を、上位レイヤシグナリング(例えば、RRC(Radio Resource Control)シグナリング及びブロードキャストチャネル)によって各UE10に通知する。セル内の通信のための情報は、例えば、ULシステム帯域幅又はDLシステム帯域幅を含む。
各送受信部203では、アンテナ毎にプリコーディングされて、ベースバンド信号処理部204から出力されるベースバンド信号に対して、無線周波数帯域への周波数変換処理が行われる。アンプ部202は、周波数変換が行われた無線周波数信号を増幅し、結果として得られた信号は、アンテナ201から送信される。
UE10からBS20へのULにおいて送信されるデータに関しては、無線周波数信号が、各アンテナ201において受信され、アンプ部202において増幅され、送受信部203において周波数変換が行われてベースバンド信号に変換され、ベースバンド信号処理部204に入力される。
ベースバンド信号処理部204は、受信したベースバンド信号に含まれるユーザデータに対して、FFT処理、IDFT処理、誤り訂正復号処理、MAC再送制御の受信処理、RLCレイヤ及びPDCPレイヤの受信処理を行う。続いて、結果として得られた信号が、伝送路インターフェース206を介してコアネットワークに転送される。呼処理部205は、通信チャネルの設定・解放などの呼処理を行い、BS20の状態を管理し、また無線リソースを管理する。
(UEの構成)
以下では、図28を参照しながら、本発明の実施形態に係るUE10を説明する。図28は、本発明の実施形態に係るUE10の概略的な構成である。UE10は、複数のUEアンテナ101と、アンプ部102と、送受信部(送信部/受信部)1031を含む回路103と、制御部104と、アプリケーション部105と、を有する。
以下では、図28を参照しながら、本発明の実施形態に係るUE10を説明する。図28は、本発明の実施形態に係るUE10の概略的な構成である。UE10は、複数のUEアンテナ101と、アンプ部102と、送受信部(送信部/受信部)1031を含む回路103と、制御部104と、アプリケーション部105と、を有する。
DLに関しては、UEアンテナ101において受信された無線周波数信号が、各アンプ部102において増幅され、送受信部1031においてベースバンド信号へと周波数変換される。制御部104では、これらのベースバンド信号に対して、FFT処理、誤り訂正復号、再送信制御などの受信処理が行われる。DLユーザデータは、アプリケーション部105に転送される。アプリケーション部105は、物理レイヤ及びMACレイヤよりも上位のレイヤに関する処理を行う。下りリンクデータでは、ブロードキャスト情報もアプリケーション部105に転送される。
一方、ULユーザデータは、アプリケーション部105から制御部104に入力される。制御部104では、再送制御(Hybrid ARQ)送信処理、チャネル符号化、プリコーディング、DFT処理、IFFT処理などが行われ、結果として得られた信号が各送受信部1031に転送される。送受信部1031では、制御部104から出力されたベースバンド信号が無線周波数帯域に変換される。その後、周波数変換された無線周波数信号がアンプ部102において増幅され、続いて、アンテナ101から送信される。
(別の例)
上記の実施例及び修正実施例は、相互に組み合わされてもよく、またそれらの実施例の様々な特徴を、様々な組み合わせで相互に組み合わせてもよい。本発明は、本開示における特定の組み合わせに限定されるものではない。
上記の実施例及び修正実施例は、相互に組み合わされてもよく、またそれらの実施例の様々な特徴を、様々な組み合わせで相互に組み合わせてもよい。本発明は、本開示における特定の組み合わせに限定されるものではない。
本開示を、限られた数の実施形態のみに関して説明したが、本開示の恩恵を受ける当業者は、本発明の範囲から逸脱することなく、様々な他の実施形態に想到し得ることは明らかであろう。従って、本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲によってのみ限定されるべきである。
Claims (13)
- パラメータを受信する受信部と、
前記パラメータに基づいて、第1のSRSリソースセット及び第2のリソースセットを有するサウンディング参照信号(SRS:Sounding Reference Signal)リソースを設定する制御部と、
前記SRSリソースを用いて1つ以上のSRSを送信する送信部と、を有するユーザ装置(UE)。 - 前記第1のSRSリソースセットは、第1の用途を有し、前記第2のSRSリソースセットは、第2の用途を有し、
前記第1のSRSリソースセット及び前記第2のSRSリソースセットは重畳する、請求項1記載のUE。 - 前記パラメータは、「codebook」及び「antennaswitching」のうちの少なくとも1つを示す、請求項1又は2記載のUE。
- 前記第1のSRSリソースセット及び前記第2のSRSリソースセットは、それぞれ、1、2及び4つのアンテナポートのうちの1つを有する、請求項1から3のいずれかに記載のUE。
- 前記受信部は、前記第1のSRSリソースセット及び前記第2のリソースセットのうちの少なくとも1つの用途をトリガする下り制御情報(DCI:downlink control information)を受信する、請求項1から4のいずれかに記載のUE。
- 前記SRSリソースは、それぞれ、一意のアンテナポートを有する、請求項1から5のいずれかに記載のUE。
- 前記パラメータは、前記第1のSRSリソースセット及び前記第2のリソースセット間で重畳するSRSリソースの数nを示す、請求項1から6のいずれかに記載のUE。
- 前記SRSリソースは、それぞれ、一意のアンテナポートを有する、請求項1から7のいずれかに記載のUE。
- 前記送信部は、前記第1のSRSリソースセットからSRSリソースを用いて第1のSRSを送信し、前記第2のSRSリソースセットから第2のSRSリソースを用いて第2のSRSを送信し、
前記第1のSRS及び前記第2のSRSはアンテナポートペアに関連付けられている、請求項1から8のいずれかに記載のUE。 - 前記受信部は、物理上りリンク共有チャネル(PUSCH:Physical Uplink Shared Channel)送信用のアンテナポートを示す下り制御情報によってリソースインジケータを受信する、請求項1から9のいずれかに記載のUE。
- 前記パラメータは、上位レイヤによってシグナリングされる、請求項1から10のいずれかに記載のUE。
- パラメータを受信するステップと、
前記パラメータに基づいて、第1のSRSリソースセット及び第2のリソースセットを有するサウンディング参照信号(SRS:Sounding Reference Signal)リソースを設定するステップと、
前記SRSリソースを用いて1つ以上のSRSを送信するステップと、を有するユーザ装置(UE)の方法。 - ユーザ機器(UE)及び基地局(BS)を含む無線通信システムであって、
前記UEは、
パラメータを受信する受信部と、
前記パラメータに基づいて、第1のSRSリソースセット及び第2のリソースセットを有するサウンディング参照信号(SRS:Sounding Reference Signal)リソースを設定する制御部と、
前記SRSリソースを用いて1つ以上のSRSを送信する送信部と、を有し、
前記BSは、
前記1つ以上のSRSを受信する第2の受信部を有する、無線通信システム。
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