JP2023536952A

JP2023536952A - Ｓｐｓｐｄｓｃｈのタイプ指示方法、装置、端末及びネットワーク側機器

Info

Publication number: JP2023536952A
Application number: JP2023507712A
Authority: JP
Inventors: リー，ナ
Original assignee: Vivo Mobile Communication Co Ltd
Current assignee: Vivo Mobile Communication Co Ltd
Priority date: 2020-08-06
Filing date: 2021-08-05
Publication date: 2023-08-30
Also published as: EP4195845A4; CN114071767A; EP4195845A1; WO2022028521A1; US20230189243A1

Abstract

本出願は、ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプ指示方法、装置、端末及びネットワーク側機器を開示する。ネットワーク側機器がＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプを端末に指示するステップを含み、前記タイプは、マルチキャスト伝送のためのマルチキャストＳＰＳＰＤＳＣＨ又はユニキャスト伝送のためのユニキャストＳＰＳＰＤＳＣＨを含む、ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプ指示方法である。【選択図】図２

Description

〔関連出願の相互参照〕
本出願は、２０２０年８月６日に中国で出願した、出願番号が２０２０１０７８４８４６．４で、発明の名称が「ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプ指示方法、装置、端末及びネットワーク側機器」である中国特許出願の優先権を主張し、当該出願の全ての内容が参照によって本出願に組み込まれている。

本出願は、無線通信の技術分野に属し、具体的には、ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプ指示方法、装置、端末及びネットワーク側機器に関する。

セミパーシステントスケジューリング（Ｓｅｍｉ－ＰｅｒｓｉｓｔｅｎｔＳｃｈｅｄｕｌｉｎｇ，ＳＰＳ）物理下りリンク共有チャネル（ＰｈｙｓｉｃａｌＤｏｗｎｌｉｎｋＳｈａｒｅｄＣｈａｎｎｅｌ，ＰＤＳＣＨ）の伝送に対して、上位レイヤによって下りリンク（ＤｏｗｎＬｉｎｋ，ＤＬ）ＳＰＳの一部のパラメータを配置し、且つ下り制御情報（ＤｏｗｎｌｉｎｋＣｏｎｔｒｏｌＩｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ，ＤＣＩ）を用いてアクティブ化し、下りリンクＳＰＳ伝送がアクティブ化された後、ＰＤＳＣＨ伝送が周期的に開始され、これらのＰＤＳＣＨ伝送は対応するＤＣＩ指示がない。

端末は１つ又は複数のサービングセル（ｓｅｒｖｉｎｇｃｅｌｌ）にそれぞれ１つの配置インデックスに対応する１つ又は複数のＤＬＳＰＳを配置でき、各ＳＰＳＰＤＳＣＨの周期を１つのスロットと低減できる。同時にアクティブ化された複数のＤＬＳＰＳ配置は遅延を減少することに寄与し、且つ多種の異なるサービスタイプをサポートする可能性をＵＥに提供する。

関連技術において、ＤＬＳＰＳを配置した後、配置スケジューリング無線ネットワーク一時識別子（ＣｏｎｆｉｇｕｒｅｄＳｃｈｅｄｕｌｉｎｇＲａｄｉｏＮｅｔｗｏｒｋＴｅｍｐｏｒａｒｙＩｄｅｎｔｉｆｉｅｒ，ＣＳ－ＲＮＴＩ）でスクランブルする特定のユニキャストＤＣＩフォーマット、例えば、ＤＣＩフォーマット１＿０、ＤＣＩフォーマット１＿１、ＤＣＩフォーマット１＿２等によってアクティブ化することで、ＳＰＳＰＤＳＣＨはアクティブ化ＤＣＩと同じ無線ネットワーク一時識別子（ＲａｄｉｏＮｅｔｗｏｒｋＴｅｍｐｏｒａｒｙＩｄｅｎｔｉｆｉｅｒ，ＲＮＴＩ）を用いてスクランブルされる。しかし、ＤＬＳＰＳを用いてマルチキャスト／ブロードキャストサービス（ＭｕｌｔｉｃａｓｔＢｒｏａｄｃａｓｔＳｅｒｖｉｃｅ，ＭＢＳ）をスケジューリングする時に、ＳＰＳＰＤＳＣＨはマルチキャスト端末で共有するシーケンス、例えば、グルーピングＲＮＴＩ（ＧｒｏｕｐｉｎｇＲＮＴＩ，ｇ－ＲＮＴＩ）でスクランブルされる必要がある。しかし、関連技術において、端末はＳＰＳＰＤＳＣＨがユニキャスト伝送に用いられるか、マルチキャスト（グループ内同報通信と呼んでもよい）に用いられるかを決定できなく、言い換えると、端末はＳＰＳＰＤＳＣＨのスクランブルに使用されるＲＮＴＩを決定できない。

本出願の実施例は、端末がＳＰＳＰＤＳＣＨがユニキャスト伝送に用いられるか、マルチキャストに用いらるかを決定できないという問題を解決できる、ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプ指示方法、装置、端末及びネットワーク側機器を提供する。

第１態様において、ネットワーク側機器がＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプを端末に指示するステップを含み、前記タイプは、マルチキャスト伝送のためのマルチキャストＳＰＳＰＤＳＣＨ又はユニキャスト伝送のためのユニキャストＳＰＳＰＤＳＣＨを含む、ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプ指示方法を提供する。

第２態様において、ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプを端末に指示するために用いられる指示モジュールを備え、前記タイプは、マルチキャスト伝送のためのマルチキャストＳＰＳＰＤＳＣＨ又はユニキャスト伝送のためのユニキャストＳＰＳＰＤＳＣＨを含む、ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプ指示装置を提供する。

選択可能に、前記指示モジュールがＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプを端末に指示するステップは、上位レイヤパラメータによって前記ＳＰＳＰＤＳＣＨに対して第１情報を配置するステップを含み、前記第１情報は、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプ、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨに関連する無線ネットワーク一時識別子ＲＮＴＩの少なくとも一項を含む。

選択可能に、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨの第１情報には前記ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプが配置されていなければ、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプがユニキャストＳＰＳＰＤＳＣＨであることを指示するか、又は、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプが前記ＳＰＳＰＤＳＣＨに関連するＲＮＴＩに対応することを指示し、或いは、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨの第１情報には関連するＲＮＴＩが配置されていなければ、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨに関連するＲＮＴＩが予め設定されたＲＮＴＩであることを指示するか、又は、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨに関連するＲＮＴＩが前記ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプに対応することを指示する。

選択可能に、マルチキャストＳＰＳＰＤＳＣＨに対応するＲＮＴＩはグルーピングＲＮＴＩであり、又は、ユニキャストＳＰＳＰＤＳＣＨに対応するＲＮＴＩは配置スケジューリングＲＮＴＩである。

選択可能に、前記指示モジュールは、更に、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨの第１情報には複数の関連するＲＮＴＩが配置されていれば、下りリンクシグナリングによって前記ＳＰＳＰＤＳＣＨに使用されるＲＮＴＩを指示するために用いられる。

選択可能に、前記指示モジュールがＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプを端末に指示するステップは、第１シグナリングによってマルチキャストＳＰＳＰＤＳＣＨを配置し、第２シグナリングによってユニキャストＳＰＳＰＤＳＣＨを配置するステップを含む。

選択可能に、前記指示モジュールが第１シグナリングによってマルチキャストＳＰＳＰＤＳＣＨを配置するステップは、前記第１シグナリングによって前記マルチキャストＳＰＳＰＤＳＣＨをマルチキャスト下りリンク伝送に対応する第１目標リソースに配置するステップ、又は、前記第２シグナリングによって前記ユニキャストＳＰＳＰＤＳＣＨをユニキャスト下りリンク伝送に対応する第２目標リソースに配置するステップを含む。

選択可能に、前記指示モジュールは、更に、前記マルチキャストＳＰＳＰＤＳＣＨに対して関連するＲＮＴＩを配置するか、又は、前記マルチキャストＳＰＳＰＤＳＣＨのアクティブ化ＤＣＩによって、前記のマルチキャスト伝送に用いられるＳＰＳＰＤＳＣＨに関連するＲＮＴＩを指示するために用いられる。

選択可能に、前記指示モジュールがＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプを端末に指示するステップは、目標ＤＣＩを用いて前記ＳＰＳＰＤＳＣＨをアクティブ化し、前記目標ＤＣＩによって、アクティブ化される前記ＳＰＳＰＤＳＣＨに配置されるタイプを指示するステップを含む。

選択可能に、前記目標ＤＣＩは特定のＲＮＴＩでスクランブルされたマルチキャストＤＣＩであり、アクティブ化される前記ＳＰＳＰＤＳＣＨがマルチキャストＳＰＳＰＤＳＣＨであることを指示する。

選択可能に、前記目標ＤＣＩには、アクティブ化される前記ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプ及び／又は関連するＲＮＴＩを指示する指示情報が含められている。

第３態様において、端末がネットワーク側機器の指示により、前記端末のＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプを決定するステップを含み、前記タイプは、マルチキャスト伝送のためのマルチキャストＳＰＳＰＤＳＣＨ又はユニキャスト伝送のためのユニキャストＳＰＳＰＤＳＣＨを含む、ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプ決定方法を提供する。

第４態様において、ネットワーク側機器の指示により、前記端末のＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプを決定するために用いられる決定モジュールを備え、前記タイプは、マルチキャスト伝送のためのマルチキャストＳＰＳＰＤＳＣＨ又はユニキャスト伝送のためのユニキャストＳＰＳＰＤＳＣＨを含む、ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプ決定装置を提供する。

第５態様において、プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶され且つ前記プロセッサにおいて実行可能なプログラム又はコマンドとを備え、前記プログラム又はコマンドが前記プロセッサにより実行されると、第１態様に記載の方法のステップが実現される、ネットワーク側機器を提供する。

第６態様において、プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶され且つ前記プロセッサにおいて実行可能なプログラム又はコマンドとを備え、前記プログラム又はコマンドが前記プロセッサにより実行されると、第３態様に記載の方法のステップが実現される、端末を提供する。

第７態様において、プログラム又はコマンドを記憶し、前記プログラム又はコマンドがプロセッサにより実行されると、第１態様に記載の方法のステップが実現されるか、又は第３態様に記載の方法のステップが実現される、可読記憶媒体を提供する。

第８態様において、プロセッサと通信インタフェースを備え、前記通信インタフェースと前記プロセッサが結合され、前記プロセッサはネットワーク側機器のプログラム又はコマンドを実行して第１態様に記載の方法を実現するか、端末のプログラム又はコマンドを実行して第３態様に記載の方法を実現するためのものである、チップを提供する。

第９態様において、プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶され且つ前記プロセッサにおいて実行可能なプログラム又はコマンドとを備え、前記プログラム又はコマンドが前記プロセッサにより実行されると、第１態様に記載の方法のステップが実現されるか、又は第３態様に記載の方法のステップが実現される、コンピュータプログラム製品を提供する。

本出願の実施例では、ネットワーク側機器がＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプを端末に指示することで、端末は当該ＳＰＳＰＤＳＣＨがユニキャスト伝送に用いられるか、マルチキャスト伝送に用いられるかを知ることができ、更に対応するＲＮＴＩを用いてデスクランブルし、その他の対応する処理を行うことができる。

本出願の実施例で適用できる無線通信システムのブロック図を示す。本出願の実施例で提供されるＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプ指示方法の模式的フローチャートを示す。本出願の実施例で提供されるＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプ指示装置の構成模式図を示す。本出願の実施例で提供されるＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプ決定方法の模式的フローチャートを示す。本出願の実施例で提供されるＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプ決定装置の構成模式図を示す。本出願の実施例で提供される通信機器の構成模式図を示す。本出願の実施例で提供される端末のハードウェア構成の模式図を示す。本出願の実施例で提供されるネットワーク側機器のハードウェア構成の模式図を示す。

以下において、本出願の実施例における図面を参照しながら、本出願の実施例における技術的解決手段を明確に、完全に説明し、当然ながら、説明される実施例は本出願の実施例の一部であり、全ての実施例ではない。本出願における実施例に基づき、当業者が創造的な労力を要することなく得られた他の全ての実施例は、いずれも本出願の保護範囲に属するものとする。

本出願の明細書及び特許請求の範囲における用語「第１」、「第２」等は、特定の順序又は先後順序を記述するためのものではなく、類似する対象を区別するためのものである。このように使用される用語は、本出願の実施例がここで図示又は記述される以外の順序で実施できるように、適当な場合において互いに置き換えてもよいことを理解すべきである、また、「第１」、「第２」で区別する対象は一般に一種類であり、対象の数を限定することがなく、例えば、第１対象は１つであってもよいし、複数であってもよい。また、明細書および特許請求の範囲において「および／または」は、接続している対象のうちの少なくとも１つを示し、符号の「／」は、一般的には前後の関連対象が「又は」という関係にあることを示す。

指摘すべきことは、本出願に係る実施例に記載の技術は、ロングタームエボリューション（ＬｏｎｇＴｅｒｍＥｖｏｌｕｔｉｏｎ，ＬＴＥ）／ＬＴＥの発展型（ＬＴＥ－Ａｄｖａｎｃｅｄ，ＬＴＥ－Ａ）システムに限定されず、更に、例えば符号分割多元接続（ＣｏｄｅＤｉｖｉｓｉｏｎＭｕｌｔｉｐｌｅＡｃｃｅｓｓ，ＣＤＭＡ）、時分割多元接続（ＴｉｍｅＤｉｖｉｓｉｏｎＭｕｌｔｉｐｌｅＡｃｃｅｓｓ，ＴＤＭＡ）、周波数分割多元接続（ＦｒｅｑｕｅｎｃｙＤｉｖｉｓｉｏｎＭｕｌｔｉｐｌｅＡｃｃｅｓｓ，ＦＤＭＡ）、直交周波数分割多元接続（ＯｒｔｈｏｇｏｎａｌＦｒｅｑｕｅｎｃｙＤｉｖｉｓｉｏｎＭｕｌｔｉｐｌｅＡｃｃｅｓｓ，ＯＦＤＭＡ）、シングルキャリア周波数分割多元接続（Ｓｉｎｇｌｅ－ｃａｒｒｉｅｒＦｒｅｑｕｅｎｃｙ－ＤｉｖｉｓｉｏｎＭｕｌｔｉｐｌｅＡｃｃｅｓｓ，ＳＣ－ＦＤＭＡ）のような他の無線通信システム及び他のシステムに利用可能である点である。本出願に係る実施例における「システム」と「ネットワーク」という用語は一般に相互に交換して使用することができ、記述される技術は上述したシステムと無線電信技術に用いてもよいし、他のシステムと無線電信技術に用いてもよい。但し、以下の記述では例示するためにニューラジオ（ＮｅｗＲａｄｉｏ，ＮＲ）システムを記述し、且つ以下の大部分の記述においてＮＲ用語を使用するが、これらの技術はＮＲシステム以外に適用可能であり、例えば第６世代（６^ｔｈＧｅｎｅｒａｔｉｏｎ，６Ｇ）通信システムにも適用可能である。

図１は本出願に係る実施例に適用可能な無線通信システムのブロック図を示す。無線通信システムは、端末１１とネットワーク側機器１２を備える。ここで、端末１１は、端末機器又はユーザ端末（ＵｓｅｒＥｑｕｉｐｍｅｎｔ，ＵＥ）と呼ばれてもよく、携帯電話、タブレットコンピュータ（ＴａｂｌｅｔＰｅｒｓｏｎａｌＣｏｍｐｕｔｅｒ）、ノートパソコンとも呼ばれるラップトップコンピュータ（ＬａｐｔｏｐＣｏｍｐｕｔｅｒ）、パーソナルディジタルアシスタント（ＰｅｒｓｏｎａｌＤｉｇｉｔａｌＡｓｓｉｓｔａｎｔ，ＰＤＡ）、携帯情報端末、ネットブック、ウルトラモバイルパーソナルコンピュータ（ｕｌｔｒａ－ｍｏｂｉｌｅｐｅｒｓｏｎａｌｃｏｍｐｕｔｅｒ，ＵＭＰＣ）、モバイルインターネットデバイス（ＭｏｂｉｌｅＩｎｔｅｒｎｅｔＤｅｖｉｃｅ，ＭＩＤ）、ウェアラブル機器（ＷｅａｒａｂｌｅＤｅｖｉｃｅ）又は車載装置（ＶＵＥ）、歩行者端末（ＰＵＥ）等の端末側機器であってもよく、ウェアラブル機器は、ブレスレット、イヤホン、メガネ等を含む。本出願に係る実施例では端末１１の具体的な種類が限定されないことは説明必要である。ネットワーク側機器１２は、基地局又はコアネットワークであってもよく、その中で、基地局は、ノードＢ、発展型ノードＢ、アクセスポイント、ベーストランシーバ基地局（ＢａｓｅＴｒａｎｓｃｅｉｖｅｒＳｔａｔｉｏｎ，ＢＴＳ）、無線基地局、無線送受信機、基本サービスセット（ＢａｓｉｃＳｅｒｖｉｃｅＳｅｔ，ＢＳＳ）、拡張サービスセット（ＥｘｔｅｎｄｅｄＳｅｒｖｉｃｅＳｅｔ，ＥＳＳ）、Ｂノード、発展型Ｂノード（ｅＮＢ）、家庭用Ｂノード、家庭用発展型Ｂノード、ＷＬＡＮアクセスポイント、ＷｉＦｉノード、送受信ポイント（ＴｒａｎｓｍｉｔｔｉｎｇＲｅｃｅｉｖｉｎｇＰｏｉｎｔ，ＴＲＰ）又は前記分野中の他のある適切な用語で称してもよく、同じ技術効果を達成できれば、前記基地局は特定の技術用語に限定されるものではなく、本出願に係る実施例では、ＮＲシステムにおける基地局のみを例とするが、基地局の具体的な種類が限定されないことは説明必要である。

以下では、図面を参照しながら、具体的な実施例及びその利用シーンによって本出願の実施例で提供されるＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプ指示方法を詳細に説明する。

図２は本出願の実施例におけるＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプ指示方法の模式的フローチャートを示し、当該方法２００はネットワーク側機器によって実行できる。言い換えると、前記方法はネットワーク側機器に実装されているソフトウェア又はハードウェアによって実行できる。図２に示すように、当該方法は下記のステップＳ２１０を含んでもよい。

Ｓ２１０では、ネットワーク側機器がＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプを端末に指示し、前記タイプは、マルチキャスト伝送のためのマルチキャストＳＰＳＰＤＳＣＨ又はユニキャスト伝送のためのユニキャストＳＰＳＰＤＳＣＨを含む。

本出願の実施例では、ネットワーク側機器がＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプを端末に指示することで、端末は、当該ＳＰＳＰＤＳＣＨがマルチキャスト伝送に用いられるか、ユニキャスト伝送に用いられるかを知ることができ、更に、当該ＳＰＳＰＤＳＣＨをデスクランブルするために、マルチキャストに対応するＲＮＴＩを使用するか、ユニキャストに対応するＲＮＴＩを使用するかを知ることができ、或いは、ネットワーク側機器がＳＰＳＰＤＳＣＨに対応するＲＮＴＩを直接端末に指示することで、端末は当該ＳＰＳＰＤＳＣＨをデスクランブルする。

本出願の実施例では、ＳＰＳＰＤＳＣＨは下りリンクＳＰＳリソースで周期的に開始されるＰＤＳＣＨ伝送であるため、ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプをＤＬＳＰＳのタイプと呼んでもよく、言い換えると、ＤＬＳＰＳをＳＰＳＰＤＳＣＨと呼んでもよく、本出願の実施例はこれについて区別しない。ＤＬＳＰＳのタイプは当該ＤＬＳＰＳリソース伝送のタイプを指示し、即ち、当該ＤＬＳＰＳがマルチキャスト伝送に用いられるか、ユニキャスト伝送に用いられるかを指示する。その中、ユニキャスト伝送はポイントツーポイント伝送を表してもよく、即ち、１送信者対１受信者の伝送である。マルチキャスト伝送はポイントツーマルチポイント伝送を表してもよく、即ち、１送信者対１つ又は複数の受信者の伝送であり、グループ内同報通信（ｍｕｌｔｉｃａｓｔ）と呼んでもよい。マルチキャスト伝送は、例えば、マルチキャスト／ブロードキャストサービスの伝送に利用可能である。

可能な一実現形態では、ネットワーク側機器がＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプを端末に指示するステップは、ネットワーク側機器が上位レイヤパラメータによってＳＰＳＰＤＳＣＨに対して第１情報を配置するステップを含んでもよく、前記第１情報は、ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプ、ＳＰＳＰＤＳＣＨに関連するＲＮＴＩの少なくとも一項を含む。

上記の可能な実現形態では、ネットワーク側機器は上位レイヤによってＤＬＳＰＳの一部のパラメータを配置する時に、当該ＤＬＳＰＳのタイプを配置し、即ち、当該ＤＬＳＰＳで開始するＰＤＳＣＨ（即ち、ＳＰＳＰＤＳＣＨ）のタイプを配置することができる。例えば、ＤＬＳＰＳの配置パラメータにＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプを指示するパラメータを追加してもよい。

上記の可能な実現形態では、マルチキャスト伝送とユニキャスト伝送に対応するＲＮＴＩが異なるので、上位レイヤパラメータによって上記第１情報を配置する時に、ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプを配置してもよいし、ＳＰＳＰＤＳＣＨに関連するＲＮＴＩを直接配置してもよく、端末は当該ＳＰＳＰＤＳＣＨに関連するＲＮＴＩによって、対応するＲＮＴＩでスクランブルされるＳＰＳＰＤＳＣＨの処理を行うことができ、又は、端末は当該ＳＰＳＰＤＳＣＨに関連するＲＮＴＩによっても、当該ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプを決定できる。又は、同時にＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプを当該ＳＰＳＰＤＳＣＨに関連するＲＮＴＩと配置してもよい。

選択可能に、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨの第１情報には関連するＲＮＴＩが配置されていなければ、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨに関連するＲＮＴＩが予め設定されたＲＮＴＩであることを指示するか、又は、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨに関連するＲＮＴＩが前記ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプに対応することを指示する。

その中、予め設定されたＲＮＴＩはＣＳ－ＲＮＴＩであってもよく、即ち、あるＳＰＳＰＤＳＣＨには、関連するＲＮＴＩが配置されていない場合に、デフォルトで当該ＳＰＳＰＤＳＣＨをＣＳ－ＲＮＴＩでスクランブルする。又は、当該ＳＰＳＰＤＳＣＨの第１情報にはＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプが配置されている場合に、当該ＳＰＳＰＤＳＣＨに関連するＲＮＴＩが当該ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプに対応することを指示する。

選択可能に、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨの第１情報には前記ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプが配置されていなければ、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプがユニキャストＳＰＳＰＤＳＣＨであることを指示するか、又は、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプが前記ＳＰＳＰＤＳＣＨに関連するＲＮＴＩに対応することを指示する。

つまり、あるＳＰＳＰＤＳＣＨはタイプが配置されていない時に、当該ＳＰＳＰＤＳＣＨがデフォルトタイプであることを指示し、その中、デフォルトタイプはユニキャストＳＰＳＰＤＳＣＨであり、もちろん、これに限定されなく、デフォルトタイプはマルチキャストＳＰＳＰＤＳＣＨであってもよい。又は、当該ＳＰＳＰＤＳＣＨの第１情報には当該ＳＰＳＰＤＳＣＨに関連するＲＮＴＩが配置されていれば、当該ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプが当該ＳＰＳＰＤＳＣＨに関連するＲＮＴＩに対応することを指示する。

例えば、ユニキャストＳＰＳＰＤＳＣＨがＣＳ－ＲＮＴＩに対応し、マルチキャストＳＰＳＰＤＳＣＨがｇ－ＲＮＴＩに対応し、端末は当該ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプに応じて、対応するＲＮＴＩを決定することができ、同様に、当該ＳＰＳＰＤＳＣＨに関連するＲＮＴＩにより、当該ＳＰＳＰＤＳＣＨがマルチキャスト伝送に用いられるか、ユニキャスト伝送に用いられるかを決定することができる。

例えば、上記の可能な実現形態では、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプがマルチキャストＳＰＳＰＤＳＣＨと配置されていれば、当該ＳＰＳＰＤＳＣＨに対応するＲＮＴＩがｇ－ＲＮＴＩであり、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨのＳＰＳタイプがユニキャストＳＰＳＰＤＳＣＨであれば、当該ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプに対応するＲＮＴＩがＣＳ－ＲＮＴＩである。

本出願の実施例におけるｇ－ＲＮＴＩはマルチキャストＳＰＳＰＤＳＣＨ伝送のスクランブルに使用されるＲＮＴＩ又はシーケンスを示し、ｇ－ＲＮＴＩは、マルチキャストサービスにおける１組のＵＥで共有可能である点で、ユニキャストＳＰＳＰＤＳＣＨに使用されるＣＳ－ＲＮＴＩと相違し、その具体的な名称が限定されず、例えば、グループスケジューリングＲＮＴＩ（ｇｒｏｕｐｓｃｈｅｄｕｌｉｎｇＲＮＴＩ，ｇＳ－ＲＮＴＩ）又はグループ配置スケジューリングＲＮＴＩ（ｇｒｏｕｐｃｏｎｆｉｇｕｒｅｄｓｃｈｅｄｕｌｉｎｇＲＮＴＩ，ｇＣＳ－ＲＮＴＩ）等と呼んでもよいことを説明する必要がある。

可能な一実現形態では、あるＳＰＳＰＤＳＣＨの第１情報において、ネットワーク側機器が当該ＳＰＳＰＤＳＣＨに対して複数の関連するＲＮＴＩを配置した場合に、ネットワーク側機器は下りリンクシグナリングによって当該ＳＰＳＰＤＳＣＨに使用されるＲＮＴＩを指示できる。例えば、ネットワーク側機器は当該ＳＰＳＰＤＳＣＨのアクティブ化ＤＣＩによって、当該ＳＰＳＰＤＳＣＨに使用されるＲＮＴＩを指示でき、端末は当該アクティブ化ＤＣＩの指示により、当該ＳＰＳＰＤＳＣＨをデスクランブルするために使用されるＲＮＴＩを決定できる。又は、ネットワーク側機器は指示しなくてもよく、端末は当該ＳＰＳＰＤＳＣＨに対して配置された複数のＲＮＴＩを用いて当該ＳＰＳＰＤＳＣＨに対してブラインド検出を行ってもよい。

上記の各可能な実現形態では、第１情報はＳＰＳＰＤＳＣＨの配置情報であってもよい。

以下では、第１情報がＳＰＳ－ｃｏｎｆｉｇ又はｓｐｓ－ＣｏｎｆｉｇＴｏＡｄｄＭｏｄＬｉｓｔ－ｒ１６であることを例として説明する。ここで、ＳＰＳ－ｃｏｎｆｉｇ又はｓｐｓ－ＣｏｎｆｉｇＴｏＡｄｄＭｏｄＬｉｓｔ－ｒ１６がパラメータＢＷＰ－ＤｏｗｎｌｉｎｋＤｅｄｉｃａｔｅｄに配置され、ＳＰＳ－ｃｏｎｆｉｇ毎に周期、ハイブリッド自動再送要求応答（ＨｙｂｒｉｄＡｕｔｏｍａｔｉｃＲｅｐｅａｔｒｅｑｕｅｓｔＡｃｋｎｏｗｌｅｄｇｅｍｅｎｔ，ＨＡＲＱ－ＡＣＫ）プロセス（ｐｒｏｃｅｓｓ）数、ＨＡＲＱ－ＡＣＫをフィードバックする物理上り制御チャネル（ＰｈｙｓｉｃａｌＵｐｌｉｎｋＣｏｎｔｒｏｌＣｈａｎｎｅｌ，ＰＵＣＣＨ）リソース、変調符号化方式（Ｍｏｄｕｌａｔｉｏｎａｎｄｃｏｄｉｎｇｓｃｈｅｍｅ，ＭＣＳ）テーブル及びコンフィギュレーションインデックス等を配置する。ＵＥが複数のＤＬＳＰＳをサポートする場合に、ｓｐｓ－ＣｏｎｆｉｇＴｏＡｄｄＭｏｄＬｉｓｔ－ｒ１６によって１つ又は複数のＳＰＳ－ｃｏｎｆｉｇを配置できる。ここで、ＢＷＰ－ＤｏｗｎｌｉｎｋＤｅｄｉｃａｔｅｄにおいて、ｓｐｓ－Ｃｏｎｆｉｇとｓｐｓ－ＣｏｎｆｉｇＴｏＡｄｄＭｏｄＬｉｓｔ－ｒ１６のうちの一方のみを配置でき、即ち、ｓｐｓ－Ｃｏｎｆｉｇによって１つのＤＬＳＰＳを配置するか、ｓｐｓ－ＣｏｎｆｉｇＴｏＡｄｄＭｏｄＬｉｓｔ－ｒ１６によって１つ又は複数のＤＬＳＰＳを配置する。

ＭＢＳサービスもＤＬＳＰＳによってスケジューリングできれば、マルチキャストＰＤＳＣＨに対応するスクランブルシーケンス、つまり、スクランブルシーケンスの初期化にはマルチキャストＵＥで共通となるシーケンス、例えばｇ－ＲＮＴＩが必要とされ、また、異なるＭＢＳサービスが異なるｇ－ＲＮＴＩに対応するので、あるＤＬＳＰＳに対して、ＵＥは当該ＳＰＳＰＤＳＣＨ伝送に使用されるＲＮＴＩを知る必要があり、即ち、ＵＥは当該ＲＮＴＩがＣＳ－ＲＮＴＩであるか、ｇ－ＲＮＴＩであるかを知る必要があり、ｇ－ＲＮＴＩであれば、具体的に複数のｇ－ＲＮＴＩのうちのどのｇ－ＲＮＴＩであるかを知る必要がある。

ＵＥはＳＰＳＰＤＳＣＨがユニキャスト伝送であるか、マルチキャスト伝送であるかを知り、又はスクランブルＲＮＴＩの情報がＣＳ－ＲＮＴＩであるか、Ｇ－ＲＮＴＩであるかを決定することができるように、ネットワーク側機器は、ＳＰＳ－ｃｏｎｆｉｇ又はｓｐｓ－ＣｏｎｆｉｇＴｏＡｄｄＭｏｄＬｉｓｔ－ｒ１６にＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプ及び／又は関連するＲＮＴＩを指示するパラメータを追加することによって、前記第１情報を配置してもよい。

例えば、ＳＰＳ－ｃｏｎｆｉｇ又はｓｐｓ－ＣｏｎｆｉｇＴｏＡｄｄＭｏｄＬｉｓｔ－ｒ１６に下記のものを追加してもよい。
ＳＰＳ－Ｃｏｎｆｉｇ：：＝ＳＥＱＵＥＮＣＥ｛
ＡｓｓｏｃａｉｔｅｄＲＮＴＩＲＮＴＩ－Ｖａｌｕｅ
…
｝
ＲＮＴＩ－Ｖａｌｕｅによって当該ＳＰＳＰＤＳＣＨに関連するＲＮＴＩを指示する。

選択可能に、基地局はＡｓｓｏｃａｉｔｅｄＲＮＴＩによってＤＬＳＰＳ毎に１つ又は複数の関連するＲＮＴＩを配置してもよく、１つのＤＬＳＰＳに対して複数のＲＮＴＩを配置した時に、基地局は、関連するシグナリング、例えばアクティブ化ＤＣＩによって、当該ＳＰＳＰＤＳＣＨにどのＲＮＴＩを使用するかをＵＥに指示することができ、又は、ＰＤＳＣＨが正確にデスクランブルされ、又は配置された全てのＲＮＴＩによる試みが完了されるまで、ＵＥは配置された複数のＲＮＴＩを用いてＰＤＳＣＨに対してブラインドデスクランブルを行うことができる。

選択可能に、あるＤＬＳＰＳに対して、基地局はそれに関連するＲＮＴＩを配置しなくてもよく、このような場合に、ＵＥはデフォルトにされたＲＮＴＩ、例えばＣＳ－ＲＮＴＩを用いてＰＤＳＣＨをデスクランブルする。

又は、ネットワーク側機器は、配置されたＤＬＳＰＳのタイプを指示するように、異なるシグナリングによってマルチキャストＤＬＳＰＳとユニキャストＤＬＳＰＳを配置してもよい。

従って、別の可能な実現形態では、ネットワーク側機器がＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプを端末に指示するステップは、前記ネットワーク側機器が第１シグナリングによってマルチキャストＳＰＳＰＤＳＣＨを配置し、第２シグナリングによってユニキャストＳＰＳＰＤＳＣＨを配置するステップを含んでもよい。つまり、この可能な実現形態では、配置されたＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプを指示するように、異なるシグナリングによって異なるタイプのＳＰＳＰＤＳＣＨを配置する。

選択可能に、配置されたＳＰＳＰＤＳＣＨの所在する目標リソースによって、配置されたＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプを指示してもよい。例えば、可能な一実現形態では、第１シグナリングによってマルチキャストＳＰＳＰＤＳＣＨを配置するステップは、前記第１シグナリングによって前記マルチキャストＳＰＳＰＤＳＣＨを第１目標リソースに配置するステップを含んでもよく、その中、前記第１目標リソースはマルチキャスト下りリンク伝送に対応するリソースであり、例えば、マルチキャスト下りリンク伝送に対応する帯域幅部分（ＢａｎｄｗｉｄｔｈＰａｒｔ，ＢＷＰ）又はマルチキャスト下りリンク伝送に対応するリソースブロック集合である。

つまり、上記の可能な実現形態では、第１シグナリングによって配置されたＳＰＳＰＤＳＣＨが第１目標リソースにある場合に、前記第１シグナリングによって配置されたのがマルチキャストＳＰＳＰＤＳＣＨであり、これに関連するＲＮＴＩがｇ－ＲＮＴＩであることを示す。ここで、マルチキャスト下りリンク伝送は、マルチキャストＰＤＳＣＨを含むが、これに限定されない。

上記の可能な実現形態では、ネットワーク側機器は第１シグナリングにおいてマルチキャストＳＰＳＰＤＳＣＨに対して関連するＲＮＴＩを配置してもよい。例えば、端末で複数のｇ－ＲＮＴＩを配置した場合に、第１シグナリングに当該マルチキャストＳＰＳＰＤＳＣＨに関連するＲＮＴＩを配置してもよい。

又は、選択可能に、ネットワーク側機器は更に当該ＳＰＳＰＤＳＣＨのアクティブ化ＤＣＩによって、当該マルチキャストＳＰＳＰＤＳＣＨに関連するＲＮＴＩを指示してもよい。

選択可能に、ネットワーク側機器は第１シグナリングによってマルチキャストＳＰＳＰＤＳＣＨに関連するＲＮＴＩを配置してもよく、配置されたＲＮＴＩが複数であれば、ネットワーク側機器は更に当該ＳＰＳＰＤＳＣＨのアクティブ化ＤＣＩによって、当該マルチキャストＳＰＳＰＤＳＣＨに関連するＲＮＴＩ（即ち、当該マルチキャストＳＰＳＰＤＳＣＨをスクランブルするＲＮＴＩ）を指示してもよく、これによって、端末は当該ＳＰＳＰＤＳＣＨをスクランブルするＲＮＴＩを知り、当該ＲＮＴＩを用いて当該ＳＰＳＰＤＳＣＨをデスクランブルすることができ、配置された複数のＲＮＴＩを用いてブラインド検出を行う必要がないため、端末のデスクランブルの複雑度が低くなる。

可能な一実現形態では、第２シグナリングによってユニキャストＳＰＳＰＤＳＣＨを配置するステップは、前記第２シグナリングによって前記ユニキャストＳＰＳＰＤＳＣＨを第２目標リソースに配置するステップを含んでもよく、前記第２目標リソースはユニキャスト下りリンク伝送に対応するリソース、例えば、ユニキャスト下りリンク伝送に対応するＢＷＰである。

つまり、上記の可能な実現形態では、第２シグナリングによって配置されたＳＰＳＰＤＳＣＨがユニキャスト下りリンク伝送に対応するリソースにあれば、第２シグナリングによって配置されたＳＰＳＰＤＳＣＨがユニキャストＳＰＳＰＤＳＣＨであり、対応するＲＮＴＩがＣＳ－ＲＮＴＩであることを示す。ユニキャスト下りリンク伝送は、ユニキャストＰＤＳＣＨを含むが、これに限定されない。

例えば、ユニキャストＰＤＳＣＨ伝送に対して、基地局はＵＥ毎に当該ＵＥ専用のＤＬＢＷＰ、例えばパラメータＢＷＰ－ＤｏｗｎｌｉｎｋＤｅｄｉｃａｔｅｄを配置し、且つＤＬＢＷＰ内にＤＬＳＰＳ、例えばＳＰＳ－ｃｏｎｆｉｇ又はｓｐｓ－ＣｏｎｆｉｇＴｏＡｄｄＭｏｄＬｉｓｔ－ｒ１６を配置する。マルチキャストＰＤＳＣＨを受信するＵＥに対して、更にマルチキャストＰＤＳＣＨ伝送のためのＤＬＢＷＰ又はＤＬ共通リソース、例えば、パラメータＢＷＰ－ＤｏｗｎｌｉｎｋＦｏｒＭＢＳ又はｃｏｎｆｉｇｕｒａｔｉｏｎＦｏｒＭＢＳを配置し、このように、基地局はマルチキャストＰＤＳＣＨの所在するＢＷＰ又はリソースでマルチキャスト伝送のためのＤＬＳＰＳを配置することができる。即ち、あるＳＰＳＰＤＳＣＨに対して、当該ＳＰＳＰＤＳＣＨは、ＢＷＰ－ＤｏｗｎｌｉｎｋＤｅｄｉｃａｔｅｄに配置されていれば、ユニキャストＳＰＳＰＤＳＣＨとなり、対応するＲＮＴＩがＣＳ－ＲＮＴＩであり、ＢＷＰ－ＤｏｗｎｌｉｎｋＦｏｒＭＢＳ又はｃｏｎｆｉｇｕｒａｔｉｏｎＦｏｒＭＢＳに配置されていれば、マルチキャストＳＰＳＰＤＳＣＨとなり、対応するＲＮＴＩがｇ－ＲＮＴＩである。異なるサービスのＳＰＳが異なるｇ－ＲＮＴＩに対応する場合に、基地局は更に、アクティブ化ＤＣＩ又は上位レイヤシグナリングによって各マルチキャストＳＰＳＰＤＳＣＨに関連するＲＮＴＩ値を配置したり、ＵＥブラインド検出を行ったりしてもよい。

更に別の可能な実現形態では、ネットワーク側機器がＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプを端末に指示するステップは、目標ＤＣＩを用いて前記ＳＰＳＰＤＳＣＨをアクティブ化し、前記目標ＤＣＩによって、アクティブ化される前記ＳＰＳＰＤＳＣＨに配置されるタイプを指示するステップを含んでもよい。つまり、この可能な実現形態では、ＳＰＳＰＤＳＣＨ（又はＤＬＳＰＳと称する）のアクティブ化ＤＣＩによって、当該ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプを指示する。

選択可能に、目標ＤＣＩがマルチキャストＤＣＩであれば、アクティブ化される前記ＳＰＳＰＤＳＣＨがマルチキャストＳＰＳＰＤＳＣＨであることを示し、ここで、前記マルチキャストＤＣＩは特定のＲＮＴＩでスクランブルされる。例えば、マルチキャストＤＣＩの巡回冗長検査（ＣｙｃｌｉｃＲｅｄｕｎｄａｎｃｙＣｈｅｃｋ，ＣＲＣ）はｇ－ＲＮＴＩでスクランブルされる。つまり、この選択可能な実現形態では、マルチキャストＤＣＩによってアクティブ化されるＳＰＳＰＤＳＣＨがマルチキャストＳＰＳＰＤＳＣＨである。この可能な実現形態では、マルチキャストＤＣＩによってＤＬＳＰＳをアクティブ化することで、物理下り制御チャネル（Ｐｈｙｓｉｃａｌｄｏｗｎｌｉｎｋｃｏｎｔｒｏｌｃｈａｎｎｅｌ，ＰＤＣＣＨ）のオーバーヘッドを低減することができる。又は、目標ＤＣＩがユニキャストＤＣＩであれば、アクティブ化される前記ＳＰＳＰＤＳＣＨがユニキャストＳＰＳＰＤＳＣＨであることを示し、ここで、前記ユニキャストＤＣＩは特定のＲＮＴＩ、例えばＣＳ－ＲＮＴＩでスクランブルされる。

又は、選択可能に、ユニキャストＤＣＩを用いてＳＰＳＰＤＳＣＨをアクティブ化してもよく、ユニキャストＤＣＩにおける特定のビットフィールドで、アクティブ化するＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプ及び／又はアクティブ化するＳＰＳＰＤＳＣＨに関連するＲＮＴＩを指示する。

もちろん、マルチキャストＤＣＩを用いてマルチキャストＳＰＳＰＤＳＣＨをアクティブ化する時に、マルチキャストＤＣＩにおける特定のビットフィールドで、アクティブ化するＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプ及び／又はアクティブ化するＳＰＳＰＤＳＣＨに関連するＲＮＴＩを指示してもよい。従って、選択可能に、前記目標ＤＣＩには、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプ及び／又は関連するＲＮＴＩを指示する指示情報が含められている。

例えば、ＵＥでは複数のｇ－ＲＮＴＩを配置してもよく、その中で、各ｇ－ＲＮＴＩは１種のサービスに対応してもよく、又は１つの一時的モバイルグループ識別子（ＴｅｍｐｏｒａｒｙＭｏｂｉｌｅＧｒｏｕｐＩｄｅｎｔｉｔｙ，ＴＭＧＩ）に対応してもよく、１つの候補ＳＰＳＰＤＳＣＨに対して、目標ＤＣＩに含められている前記指示情報はアクティブ化されるＳＰＳＰＤＳＣＨに関連するＲＮＴＩ、即ちアクティブ化されるＳＰＳＰＤＳＣＨで伝送されるサービスに対応するＲＮＴＩを指示でき、端末はデスクランブルする時に、当該ＲＮＴＩを用いて当該ＳＰＳＰＤＳＣＨをデスクランブルすることができ、複数のｇ－ＲＮＴＩを用いて当該ＳＰＳＰＤＳＣＨに対してブラインド検出を行う必要がないため、ＵＥのデスクランブルの複雑度が低くなる。

本出願の実施例におけるｇ－ＲＮＴＩは、マルチキャストＤＬＳＰＳのスクランブル又はマルチキャストＤＬＳＰＳをアクティブ化するＤＣＩＣＲＣのスクランブルに使用されるＲＮＴＩ又はシーケンスであってもよい。

例えば、関連技術において、ＤＬＳＰＳは、ユニキャストＤＣＩのみによって、アクティブ化したり、非アクティブ化したりできるが、マルチキャストＰＤＳＣＨに対して、１組のＵＥをアクティブ化する必要があるので、マルチキャストＤＣＩを用いてＳＰＳをアクティブ化することで、ＰＤＣＣＨのオーバーヘッドを低減することができる。ただし、各ＵＥがマルチキャストグループにアクセスする時間が異なる可能性があるので、例えば、マルチキャストサービスの伝送中、あるＵＥがマルチキャストサービス（例えば、ライブ配信等の利用シーン）にアクセスする場合に、ユニキャストＤＣＩを用いてアクティブ化する必要がある。

従って、本出願の実施例の可能な一実現形態では、マルチキャストＤＣＩを用いてマルチキャストＤＬＳＰＳをアクティブ化する。ここで、選択可能に、基地局はマルチキャストＤＬＳＰＳに使用されるＲＮＴＩ、例えばｇ－ＲＮＴＩを配置してもよく、１つのＵＥでは１つ又は複数のｇ－ＲＮＴＩを配置してもよい。例えば、基地局は上記の上位レイヤパラメータによる方式で、マルチキャストＤＬＳＰＳに用いられるＲＮＴＩを配置してもよい。ＵＥで複数のｇ－ＲＮＴＩが配置された時に、可能な一実現形態は、アクティブ化ＤＣＩによって、当該のＤＬＳＰＳをアクティブ化されるＰＤＳＣＨに使用されるＲＮＴＩを指示することであり、別の形態は、アクティブ化ＤＣＩのＣＲＣが異なるＲＮＴＩでスクランブル可能であり、ＵＥがアクティブ化ＤＣＩのＣＲＣのスクランブルに使用されるＲＮＴＩにより、アクティブ化するＰＤＳＣＨに使用されるＲＮＴＩを決定することである。

又は、別の可能な実現形態では、ユニキャストＤＣＩを用いてマルチキャストＤＬＳＰＳをアクティブ化してもよく、選択可能に、当該ユニキャストＤＣＩにおいて、アクティブ化されるＳＰＳＰＤＳＣＨに使用されるＲＮＴＩを指示する。又は、基地局によって各ＳＰＳＰＤＳＣＨに使用されるＲＮＴＩを配置してもよく、例えば、基地局は、上記の上位レイヤパラメータによる方式で、マルチキャストＤＬＳＰＳに用いられるＲＮＴＩを配置してもよい。

本出願の実施例で提供されるＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプ指示方法では、実行主体は、ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプ指示装置であってもよいし、当該ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプ指示装置におけるＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプ指示方法を実行するための制御モジュールであってもよいことを説明する必要がある。本出願の実施例では、ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプ指示装置によってＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプ指示方法を実行することを例として、本出願の実施例で提供されるＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプ指示装置を説明する。

図３は本出願の実施例で提供されるＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプ指示装置の構成模式図を示し、図３に示すように、当該ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプ指示装置３００は主に指示モジュール３０１を備える。

本出願の実施例では、指示モジュール３０１は、ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプを端末に指示するために用いられ、前記タイプは、マルチキャスト伝送のためのマルチキャストＳＰＳＰＤＳＣＨ又はユニキャスト伝送のためのユニキャストＳＰＳＰＤＳＣＨを含む。

可能な一実現形態では、前記指示モジュール３０１がＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプを端末に指示するステップは、
上位レイヤパラメータによって前記ＳＰＳＰＤＳＣＨに対して第１情報を配置するステップを含み、前記第１情報は、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプ、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨに関連する無線ネットワーク一時識別子ＲＮＴＩの少なくとも一項を含む。

可能な一実現形態では、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨの第１情報には前記ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプが配置されていなければ、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプがユニキャストＳＰＳＰＤＳＣＨであることを指示するか、又は、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプが前記ＳＰＳＰＤＳＣＨに関連するＲＮＴＩに対応することを指示し、或いは、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨの第１情報には関連するＲＮＴＩが配置されていなければ、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨに関連するＲＮＴＩが予め設定されたＲＮＴＩであることを指示するか、又は、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨに関連するＲＮＴＩが前記ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプに対応することを指示する。

可能な一実現形態では、マルチキャストＳＰＳＰＤＳＣＨに対応するＲＮＴＩはグルーピングＲＮＴＩであり、又は、ユニキャストＳＰＳＰＤＳＣＨに対応するＲＮＴＩは配置スケジューリングＲＮＴＩである。

可能な一実現形態では、前記指示モジュール３０１は、更に、
前記ＳＰＳＰＤＳＣＨの第１情報には複数の関連するＲＮＴＩが配置されていれば、下りリンクシグナリングによって前記ＳＰＳＰＤＳＣＨに使用されるＲＮＴＩを指示するために用いられる。

可能な一実現形態では、前記指示モジュール３０１がＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプを端末に指示するステップは、
第１シグナリングによってマルチキャストＳＰＳＰＤＳＣＨを配置し、第２シグナリングによってユニキャストＳＰＳＰＤＳＣＨを配置するステップを含む。

可能な一実現形態では、前記指示モジュール３０１が第１シグナリングによってマルチキャストＳＰＳＰＤＳＣＨを配置するステップは、
前記第１シグナリングによって前記マルチキャストＳＰＳＰＤＳＣＨをマルチキャスト下りリンク伝送に対応する第１目標リソースに配置するステップ、又は、
前記第２シグナリングによって前記ユニキャストＳＰＳＰＤＳＣＨをユニキャスト下りリンク伝送に対応する第２目標リソースに配置するステップを含む。

可能な一実現形態では、前記指示モジュール３０１は、更に、
前記マルチキャストＳＰＳＰＤＳＣＨに対して関連するＲＮＴＩを配置し、又は、
前記マルチキャストＳＰＳＰＤＳＣＨのアクティブ化ＤＣＩによって、前記のマルチキャスト伝送に用いられるＳＰＳＰＤＳＣＨに関連するＲＮＴＩを指示するために用いられる。

可能な一実現形態では、前記指示モジュール３０１がＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプを端末に指示するステップは、
目標ＤＣＩを用いて前記ＳＰＳＰＤＳＣＨをアクティブ化し、前記目標ＤＣＩによって、アクティブ化される前記ＳＰＳＰＤＳＣＨに配置されるタイプを指示するステップを含む。

可能な一実現形態では、前記目標ＤＣＩは特定のＲＮＴＩでスクランブルされたマルチキャストＤＣＩであり、アクティブ化される前記ＳＰＳＰＤＳＣＨがマルチキャストＳＰＳＰＤＳＣＨであることを指示する。

可能な一実現形態では、前記目標ＤＣＩには、アクティブ化される前記ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプ及び／又は関連するＲＮＴＩを指示する指示情報が含められている。

本出願の実施例におけるＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプ指示装置は、装置であってもよいし、ネットワーク側機器における素子、集積回路又はチップであってもよい。当該ネットワーク側機器は、基地局であってもよい。例として、基地局は、以上で挙げられたネットワーク側機器１２の種類を含んでもよいが、それらに限定されなく、本出願の実施例は具体的に限定しない。

本出願の実施例におけるＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプ指示装置は、オペレーティングシステムを有する装置であってもよい。当該オペレーティングシステムはアンドロイド（登録商標）（Ａｎｄｒｏｉｄ）オペレーティングシステムであってもよいし、ｉｏｓオペレーティングシステムであってもよいし、他の可能なオペレーティングシステムであってもよく、本出願の実施例では具体的に限定されない。

本出願の実施例で提供されるＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプ指示装置は、図２の方法実施例で実現する各工程を実現し、且つ同じ技術効果を達成することができ、繰り返して説明しないように、ここで詳細な説明は省略する。

図４は本出願の実施例で提供されるＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプ決定方法の模式的フローチャートを示し、当該方法４００は端末によって実行できる。言い換えると、前記方法は端末に実装されているソフトウェア又はハードウェアによって実行できる。図４に示すように、当該方法は、下記のステップＳ４１０を含んでもよい。

Ｓ４１０では、端末がネットワーク側機器の指示により、前記端末のＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプを決定し、前記タイプは、マルチキャスト伝送のためのマルチキャストＳＰＳＰＤＳＣＨ又はユニキャスト伝送のためのユニキャストＳＰＳＰＤＳＣＨを含む。

本出願の実施例では、ネットワーク側機器はＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプを直接端末に指示できるため、ＳＰＳＰＤＳＣＨをスクランブルするＲＮＴＩを決定でき、又は、ネットワーク側機器はＳＰＳＰＤＳＣＨに対応するＲＮＴＩを直接端末に指示することもでき、端末はネットワーク側機器の指示により、当該ＳＰＳＰＤＳＣＨをデスクランブルするＲＮＴＩを決定でき、このように、対応するＲＮＴＩを用いて当該ＳＰＳＰＤＳＣＨをデスクランブルし、その他の対応する処理を行い、例えば、マルチキャストＳＰＳＰＤＳＣＨとユニキャストＳＰＳＰＤＳＣＨのＨＡＲＱ－ＡＣＫ処理が異なる場合に、ＵＥは更に当該ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプに応じてそれぞれ対応するＨＡＲＱ－ＡＣＫ処理を行うことができる。

本出願の実施例では、端末は、ネットワーク側機器の指示により、当該端末のあるＳＰＳＰＤＳＣＨがマルチキャスト伝送に用いられるか、ユニキャスト伝送に用いられるかを決定でき、更に当該ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプに対応するＲＮＴＩを用いてデスクランブルすることができる。

本出願の実施例では、ネットワーク側機器は上記方法２００を採用して、端末のＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプを指示でき、具体的には上記方法２００における記述を参照できる。

本実施例では、方法４００は方法２００に対応する端末側の挙動であり、以下では、主に端末側の挙動について記述し、その他の方法２００に対応する部分については方法２００における記述を参照でき、ここで詳細に説明しない。

可能な一実現形態では、前記端末のＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプを決定するＳ４１０の後、当該方法は、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプに対応するＲＮＴＩを用いて前記ＳＰＳＰＤＳＣＨをデスクランブルするステップを更に含む。例えば、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプがマルチキャストＳＰＳＰＤＳＣＨであれば、当該ＳＰＳＰＤＳＣＨに対応するＲＮＴＩがｇ－ＲＮＴＩであり、ｇ－ＲＮＴＩを用いて当該ＳＰＳＰＤＳＣＨをデスクランブルし、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨのＳＰＳタイプがユニキャストＳＰＳＰＤＳＣＨであれば、当該ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプに対応するＲＮＴＩがＣＳ－ＲＮＴＩであり、ＣＳ－ＲＮＴＩを用いて当該ＳＰＳＰＤＳＣＨをデスクランブルする。

可能な一実現形態では、ネットワーク側機器の指示により、前記端末のＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプを決定するステップは、上位レイヤによって配置された前記ＳＰＳＰＤＳＣＨの第１情報により、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプを決定するステップを含んでもよく、前記第１情報は、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプ、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨに関連するＲＮＴＩの少なくとも一項を含む。

上位レイヤによって配置された前記ＳＰＳＰＤＳＣＨの第１情報により、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプを決定するステップは、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨの第１情報には前記ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプが配置されていなければ、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨがユニキャストＳＰＳＰＤＳＣＨであると決定するか、又は、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨに関連するＲＮＴＩが前記ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプに対応することを指示するステップ、或いは、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨの第１情報には前記ＳＰＳＰＤＳＣＨに関連するＲＮＴＩが配置されていなければ、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨに関連するＲＮＴＩが予め設定された値であると決定するか、又は、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨに関連するＲＮＴＩが前記ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプに対応すると決定するステップを含む。

ネットワーク側機器が上位レイヤによって前記ＳＰＳＰＤＳＣＨの第１情報を配置する方式については、方法２００における関連する可能な実現形態の記述を参照でき、ここで詳細に説明しない。

可能な一実現形態では、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨの第１情報には複数の関連するＲＮＴＩが配置されている場合に、又は、第１情報によって指示されるＲＮＴＩが複数ある場合に、例えば、第１情報においてＳＰＳＰＤＳＣＨがマルチキャストＳＰＳＰＤＳＣＨであるように配置され、マルチキャストＳＰＳＰＤＳＣＨに対応するグルーピングＲＮＴＩが複数配置されている場合に、ネットワーク側機器が下りリンクシグナリングによって当該ＳＰＳＰＤＳＣＨに使用されるＲＮＴＩを指示すれば、ネットワーク側機器の下りリンクシグナリングの指示により、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨに使用されるＲＮＴＩを決定し、当該ＲＮＴＩを用いて当該ＳＰＳＰＤＳＣＨをデスクランブルし、ネットワーク側機器が下りリンクシグナリングによって当該ＳＰＳＰＤＳＣＨに使用されるＲＮＴＩを指示しなければ、ＵＥは前記複数のＲＮＴＩを用いて当該ＳＰＳＰＤＳＣＨに対してブラインド検出を行う。

別の可能な実現形態では、ネットワーク側機器の指示により、前記端末のＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプを決定するステップは、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨの配置シグナリングにより、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプを決定するステップを含んでもよい。

選択可能に、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨの配置シグナリングにより、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプを決定するステップは、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨの配置シグナリングが前記ＳＰＳＰＤＳＣＨを第１目標リソースに配置すれば、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨがマルチキャストＳＰＳＰＤＳＣＨであると決定するステップであって、前記第１目標リソースがマルチキャスト下りリンク伝送に対応するリソース、例えば、マルチキャスト下りリンク伝送に対応するＢＷＰ、又は、マルチキャスト下りリンク伝送に対応するリソースブロック集合であるステップ、又は、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨの配置シグナリングが前記ＳＰＳＰＤＳＣＨをユニキャスト下りリンク伝送に対応する第２目標リソースに配置すれば、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨがユニキャストＳＰＳＰＤＳＣＨであると決定するステップであって、前記第２目標リソースが、例えば、ユニキャスト下りリンク伝送に対応するＢＷＰであるステップを含む。

ネットワーク側機器が前記ＳＰＳＰＤＳＣＨの配置シグナリングによってＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプを指示する可能な実現形態については、上記方法２００における、ネットワーク側機器が第１シグナリングによってマルチキャストＳＰＳＰＤＳＣＨを配置し、第２シグナリングによってユニキャストＳＰＳＰＤＳＣＨを配置するステップについての記述を参照でき、ここで詳細に説明しない。

更に別の可能な実現形態では、ネットワーク側機器の指示により、前記端末のＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプを決定するステップは、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨをアクティブ化する目標ＤＣＩによって、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプを決定するステップを含んでもよい。

例えば、選択可能に、前記目標ＤＣＩがマルチキャストＤＣＩであれば、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨがマルチキャストＳＰＳＰＤＳＣＨであると決定する。

マルチキャストＤＣＩによってマルチキャストＳＰＳＰＤＳＣＨをアクティブ化すれば、当該方法は、前記端末には複数のグルーピングＲＮＴＩが配置されていれば、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨに対して、それぞれ前記複数のグルーピングＲＮＴＩを用いて前記ＳＰＳＰＤＳＣＨをデスクランブルするステップを更に含んでもよい。

又は、マルチキャストＤＣＩにはアクティブ化されるＳＰＳＰＤＳＣＨに関連するＲＮＴＩを指示する指示情報を含めてもよく、このように、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨに対して、前記アクティブ化ＤＣＩによって指示される前記ＲＮＴＩを用いて前記ＳＰＳＰＤＳＣＨをデスクランブルする。例えば、マルチキャストＤＣＩにおける特定ビットフィールドでアクティブ化されるＳＰＳＰＤＳＣＨに関連するＲＮＴＩを指示する。

可能な一実現形態では、ユニキャストＤＣＩを用いてＳＰＳＰＤＳＣＨをアクティブ化してもよく、当該ユニキャストＤＣＩにはアクティブ化されるＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプ及び／又はＳＰＳＰＤＳＣＨに関連するＲＮＴＩを指示する指示情報を含めてもよい。

例えば、ユニキャストＤＣＩがアクティブ化するのはユニキャストＳＰＳＰＤＳＣＨであれば、当該ユニキャストＤＣＩには、ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプがユニキャストＳＰＳＰＤＳＣＨであることを指示する指示情報を含めてもよく、端末は当該指示情報の指示により、ＣＳ－ＲＮＴＩを用いてアクティブ化される前記ＳＰＳＰＤＳＣＨをデスクランブルすると決定できる。又は、当該ユニキャストＤＣＩには、ＳＰＳＰＤＳＣＨに関連するＲＮＴＩがＣＳ－ＲＮＴＩであることを指示する指示情報を含めてもよく、端末は当該指示情報の指示により、アクティブ化されるＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプがユニキャストＳＰＳＰＤＳＣＨであると決定でき、ＣＳ－ＲＮＴＩを用いてアクティブ化される前記ＳＰＳＰＤＳＣＨをデスクランブルする。又は、当該ユニキャストＤＣＩには、ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプがユニキャストＳＰＳＰＤＳＣＨであることを指示する指示情報、及びＳＰＳＰＤＳＣＨに関連するＲＮＴＩがＣＳ－ＲＮＴＩであることを指示する指示情報を同時に含めてもよく、端末は当該指示情報の指示により、アクティブ化されるＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプがユニキャストＳＰＳＰＤＳＣＨであると決定でき、指示されたＣＳ－ＲＮＴＩを用いてアクティブ化される前記ＳＰＳＰＤＳＣＨをデスクランブルする。

更に例えば、ユニキャストＤＣＩがアクティブ化するのはマルチキャストＳＰＳＰＤＳＣＨであれば、当該ユニキャストＤＣＩにはＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプがマルチキャストＳＰＳＰＤＳＣＨであることを指示する指示情報を含めてもよく、端末は当該指示情報の指示により、ｇ－ＲＮＴＩを用いてアクティブ化される前記ＳＰＳＰＤＳＣＨをデスクランブルすると決定できる。又は、当該ユニキャストＤＣＩには、ＳＰＳＰＤＳＣＨに関連するＲＮＴＩ（ｇ－ＲＮＴＩである）を指示する指示情報を含めてもよく、端末は当該指示情報の指示により、アクティブ化されるＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプがマルチキャストＳＰＳＰＤＳＣＨであると決定でき、指示されたＲＮＴＩを用いてアクティブ化される前記ＳＰＳＰＤＳＣＨをデスクランブルする。又は、当該ユニキャストＤＣＩには、ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプがマルチキャストＳＰＳＰＤＳＣＨであることを指示する指示情報、及びＳＰＳＰＤＳＣＨに関連するＲＮＴＩ（ｇ－ＲＮＴＩであり、ｇ－ＲＮＴＩが複数であれば、当該ＳＰＳＰＤＳＣＨに使用されるｇ－ＲＮＴＩとなる）を指示する指示情報を同時に含めてもよく、端末は当該指示情報の指示により、アクティブ化されるＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプがマルチキャストＳＰＳＰＤＳＣＨであると決定でき、指示されたｇ－ＲＮＴＩを用いてアクティブ化される前記ＳＰＳＰＤＳＣＨをデスクランブルする。

本出願の実施例で提供されるＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプ決定方法では、実行主体は、ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプ決定装置であってもよいし、当該ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプ決定装置におけるＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプ決定方法を実行するための制御モジュールであってもよいことを説明する必要がある。本出願の実施例では、ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプ決定装置によってＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプ決定方法を実行することを例として、本出願の実施例で提供されるＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプ決定装置を説明する。

図５は本出願の実施例で提供されるＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプ決定装置の構成模式図を示し、図５に示すように、当該ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプ決定装置は主に決定モジュール５０１を備える。

本出願の実施例では、決定モジュール５０１は、ネットワーク側機器の指示により、前記端末のＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプを決定するために用いられ、前記タイプは、マルチキャスト伝送のためのマルチキャストＳＰＳＰＤＳＣＨ又はユニキャスト伝送のためのユニキャストＳＰＳＰＤＳＣＨを含む。

可能な一実現形態では、前記決定モジュール５０１が前記端末のＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプを決定するステップは、
上位レイヤによって配置された前記ＳＰＳＰＤＳＣＨの第１情報により、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプを決定するステップを含み、前記第１情報は、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプ、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨに関連するＲＮＴＩの少なくとも一項を含む。

可能な一実現形態では、前記決定モジュール５０１が上位レイヤによって配置された前記ＳＰＳＰＤＳＣＨの第１情報により、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプを決定するステップは、
前記ＳＰＳＰＤＳＣＨの第１情報には前記ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプが配置されていなければ、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨがユニキャストＳＰＳＰＤＳＣＨであると決定するか、又は、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨに関連するＲＮＴＩが前記ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプに対応することを指示するステップ、又は、
前記ＳＰＳＰＤＳＣＨの第１情報には前記ＳＰＳＰＤＳＣＨに関連するＲＮＴＩが配置されていなければ、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨに関連するＲＮＴＩが予め設定された値であると決定するか、又は、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨに関連するＲＮＴＩが前記ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプに対応することを指示するステップを含む。

可能な一実現形態では、前記決定モジュール５０１は、更に、
前記ＳＰＳＰＤＳＣＨの第１情報には複数の関連するＲＮＴＩが配置されていれば、ネットワーク側機器の下りリンクシグナリングの指示により、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨに使用されるＲＮＴＩを決定するために用いられる。

可能な一実現形態では、前記決定モジュール５０１が前記端末のＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプを決定するステップは、
前記ＳＰＳＰＤＳＣＨの配置シグナリングにより、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプを決定するステップを含む。

可能な一実現形態では、前記決定モジュール５０１が前記ＳＰＳＰＤＳＣＨの配置シグナリングにより、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプを決定するステップは、
前記ＳＰＳＰＤＳＣＨの配置シグナリングが前記ＳＰＳＰＤＳＣＨをマルチキャスト下りリンク伝送に対応する第１目標リソースに配置すれば、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨがマルチキャストＳＰＳＰＤＳＣＨであると決定するステップ、又は、
前記ＳＰＳＰＤＳＣＨの配置シグナリングが前記ＳＰＳＰＤＳＣＨをユニキャスト下りリンク伝送に対応する第２目標リソースに配置すれば、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨがユニキャストＳＰＳＰＤＳＣＨであると決定するステップを含む。

可能な一実現形態では、前記決定モジュール５０１が前記端末のＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプを決定するステップは、
前記ＳＰＳＰＤＳＣＨをアクティブ化する目標ＤＣＩによって、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプを決定するステップを含む。

可能な一実現形態では、前記決定モジュール５０１がネットワーク側機器の指示により、前記端末のＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプを決定するステップは、
前記目標ＤＣＩがマルチキャストＤＣＩであれば、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨがマルチキャストＳＰＳＰＤＳＣＨであると決定するステップを含む。

可能な一実現形態では、前記決定モジュール５０１は、更に、
前記端末には複数のグルーピングＲＮＴＩが配置されていれば、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨの１つの候補物理下りリンク共有チャネルＰＤＳＣＨに対して、それぞれ前記複数のグルーピングＲＮＴＩを用いて前記候補ＰＤＳＣＨをデスクランブルするために用いられる。

可能な一実現形態では、前記目標ＤＣＩには、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプ及び／又は関連するＲＮＴＩを指示する指示情報が含められている。

可能な一実現形態では、前記決定モジュール５０１は、更に、
前記ＳＰＳＰＤＳＣＨに対して、前記目標ＤＣＩに含められている指示情報に対応するＲＮＴＩを用いて、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨをデスクランブルするために用いられる。

本出願の実施例におけるＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプ決定装置は、装置であってもよいし、端末における素子、集積回路又はチップであってもよい。当該装置は、携帯型端末であってもよいし、非携帯型端末であってもよい。例として、携帯型端末は、以上で挙げられた端末１１の種類を含んでもよいが、それらに限定されなく、非携帯型端末は、サーバ、ネットワークアタッチドストレージ（ＮｅｔｗｏｒｋＡｔｔａｃｈｅｄＳｔｏｒａｇｅ，ＮＡＳ）、パーソナルコンピュータ（ｐｅｒｓｏｎａｌｃｏｍｐｕｔｅｒ，ＰＣ）、テレビ（ｔｅｌｅｖｉｓｉｏｎ，ＴＶ）、現金自動預払機又はキオスク等であってもよく、本出願の実施例では具体的に限定されない。

本出願の実施例におけるＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプ決定装置は、オペレーティングシステムを有する装置であってもよい。当該オペレーティングシステムはアンドロイド（Ａｎｄｒｏｉｄ）オペレーティングシステムであってもよいし、ｉｏｓオペレーティングシステムであってもよいし、他の可能なオペレーティングシステムであってもよく、本出願の実施例では具体的に限定されない。

本出願の実施例で提供されるＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプ決定装置は、図４の方法実施例で実現する各工程を実現し、且つ同じ技術効果を達成することができ、繰り返して説明しないように、ここで詳細な説明は省略する。

選択可能に、図６に示すように、本出願の実施例は、プロセッサ６０１と、メモリ６０２と、メモリ６０２に記憶され且つ前記プロセッサ６０１において実行可能なプログラム又はコマンドとを備える通信機器６００を更に提供し、例えば、当該通信機器６００が端末である時に、当該プログラム又はコマンドがプロセッサ６０１により実行されると、上記ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプ決定方法の実施例の各工程が実現され、且つ同じ技術効果を達成できる。当該通信機器６００がネットワーク側機器である時に、当該プログラム又はコマンドがプロセッサ６０１により実行されると、上記ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプ指示方法の実施例の各工程が実現され、且つ同じ技術効果を達成でき、繰り返して説明しないように、ここで詳細な説明は省略する。

図７は本出願の実施例を実現する端末のハードウェア構成の模式図である。

当該端末７００は、高周波ユニット７０１、ネットワークモジュール７０２、オーディオ出力ユニット７０３、入力ユニット７０４、センサ７０５、表示ユニット７０６、ユーザ入力ユニット７０７、インタフェースユニット７０８、メモリ７０９及びプロセッサ７１０等の素子を備えるが、これらに限定されない。

端末７００は各素子に給電する電源（例えば、電池）を更に含んでもよく、電源は、電源管理システムによってプロセッサ７１０に論理的に接続し、更に電源管理システムによって充放電の管理及び電力消費管理等の機能を実現できることが当業者に理解される。図７に示す端末構成は端末を限定するためのものではなく、端末は、図面よりも多く又は少ない素子を含んでもよく、又は何らかの素子を組み合わせてもよく、又は異なる素子配置にしてもよく、ここで詳細な説明を省略する。

本出願に係る実施例では、入力ユニット７０４は、ビデオ獲得モード又は画像獲得モードで画像獲得装置（例えば、カメラ）により取得した静的画像又はビデオの画像データを処理するグラフィックスプロセッシングユニット（ＧｒａｐｈｉｃｓＰｒｏｃｅｓｓｉｎｇＵｎｉｔ，ＧＰＵ）７０４１と、マイクロホン７０４２とを含んでもよいことを理解すべきである。表示ユニット７０６は表示パネル７０６１を含んでもよく、表示パネル７０６１は液晶ディスプレイ、有機発光ダイオード等の形式で配置してもよい。ユーザ入力ユニット７０７はタッチパネル７０７１及び他の入力デバイス７０７２を含む。タッチパネル７０７１はタッチスクリーンとも呼ばれる。タッチパネル７０７１は、タッチ検出装置及びタッチ制御器という２つの部分を含んでもよい。他の入力デバイス７０７２は、物理キーボード、機能ボタン（例えば、音量制御ボタン、スイッチボタン等）、トラックボール、マウス、操作レバーを含んでもよいが、これらに限定されなく、ここで詳細な説明を省略する。

本出願の実施例において、高周波ユニット７０１は、ネットワーク側機器からのダウンリンクデータを受信した後、プロセッサ７１０で処理し、また、アップリンクのデータをネットワーク側機器に送信する。通常、高周波ユニット７０１は、アンテナ、少なくとも１つの増幅器、受送信機、カプラー、低騒音増幅器、デュプレクサ等を含むが、それらに限定されない。

メモリ７０９は、ソフトウェアプログラム又はコマンド及び様々なデータを記憶するために用いることができる。メモリ７０９は、オペレーティングシステム、少なくとも１つの機能に必要なアプリケーション又はコマンド（例えば、音声再生機能、画像再生機能等）等を記憶可能な、プログラム又はコマンドを記憶する領域及びデータ記憶領域を主に含んでもよい。また、メモリ７０９は、高速ランダムアクセスメモリを含んでもよいし、非揮発性メモリを含んでもよく、そのうち、非揮発性メモリは、読み出し専用メモリ（Ｒｅａｄ－ＯｎｌｙＭｅｍｏｒｙ，ＲＯＭ）、プログラマブル読み取り専用メモリ（ＰｒｏｇｒａｍｍａｂｌｅＲＯＭ，ＰＲＯＭ）、消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ（ＥｒａｓａｂｌｅＰＲＯＭ，ＥＰＲＯＭ）、電気的消去可能なプログラマブル読み取り専用メモリ（ＥｌｅｃｔｒｉｃａｌｌｙＥＰＲＯＭ，ＥＥＰＲＯＭ）又はフラッシュメモリであってもよい。例えば、少なくとも１つの磁気ディスク記憶デバイス、フラッシュメモリデバイス、又は他の不揮発性ソリッドステート記憶デバイスが挙げられる。

プロセッサ７１０は、１つ又は複数の処理ユニットを含んでもよく、選択可能に、プロセッサ７１０に、オペレーティングシステム、ユーザインタフェース及びアプリケーション又は指令等を主に処理するアプリケーションプロセッサと、無線通信を主に処理するベースバンドプロセッサのようなモデムプロセッサとを統合することができる。上記モデムプロセッサはプロセッサ７１０に統合されなくてもよいことが理解可能である。

プロセッサ７１０は、ネットワーク側機器の指示により、前記端末のＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプを決定するために用いられ、前記タイプは、マルチキャスト伝送のためのマルチキャストＳＰＳＰＤＳＣＨ又はユニキャスト伝送のためのユニキャストＳＰＳＰＤＳＣＨを含む。

端末は、ネットワーク側機器の指示により、当該ＳＰＳＰＤＳＣＨがユニキャスト伝送に用いられるか、マルチキャスト伝送に用いられるかを知ることができ、更に対応するＲＮＴＩを用いてデスクランブルすることができる。

選択可能に、プロセッサ７１０は、更に、上位レイヤによって配置された前記ＳＰＳＰＤＳＣＨの第１情報により、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプを決定するために用いられ、前記第１情報は、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプ、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨに関連するＲＮＴＩの少なくとも一項を含む。

選択可能に、プロセッサ７１０は、更に、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨの第１情報には前記ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプが配置されていなければ、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨがユニキャストＳＰＳＰＤＳＣＨであると決定するか、又は、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨに関連するＲＮＴＩが前記ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプに対応すると決定し、或いは、
前記ＳＰＳＰＤＳＣＨの第１情報には前記ＳＰＳＰＤＳＣＨに関連するＲＮＴＩが配置されていなければ、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨに関連するＲＮＴＩが予め設定された値であると決定するか、又は、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨに関連するＲＮＴＩが前記ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプに対応すると決定するために用いられる。

選択可能に、プロセッサ７１０は、更に、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨの第１情報には複数の関連するＲＮＴＩが配置されていれば、ネットワーク側機器の下りリンクシグナリングの指示により、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨに使用されるＲＮＴＩを決定するために用いられる。

選択可能に、プロセッサ７１０は、更に、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨの配置シグナリングにより、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプを決定するために用いられる。

選択可能に、プロセッサ７１０は、更に、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨの配置シグナリングが前記ＳＰＳＰＤＳＣＨをマルチキャスト下りリンク伝送に対応する第１目標リソースに配置すれば、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨがマルチキャストＳＰＳＰＤＳＣＨであると決定し、或いは、
前記ＳＰＳＰＤＳＣＨの配置シグナリングが前記ＳＰＳＰＤＳＣＨをユニキャスト下りリンク伝送に対応する第２目標リソースに配置すれば、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨがユニキャストＳＰＳＰＤＳＣＨであると決定するために用いられる。

選択可能に、プロセッサ７１０は、更に、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨをアクティブ化する目標ＤＣＩによって、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプを決定するために用いられる。

選択可能に、プロセッサ７１０は、更に、前記目標ＤＣＩがマルチキャストＤＣＩであれば、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨがマルチキャストＳＰＳＰＤＳＣＨであると決定するために用いられる。

選択可能に、プロセッサ７１０は、更に、前記端末には複数のグルーピングＲＮＴＩが配置されていれば、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨに対して、それぞれ前記複数のグルーピングＲＮＴＩを用いて前記ＳＰＳＰＤＳＣＨをデスクランブルするために用いられる。

選択可能に、プロセッサ７１０は、更に、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨに対して、前記目標ＤＣＩに含められている指示情報に対応するＲＮＴＩを用いて、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨをデスクランブルするために用いられる。

具体的には、本出願の実施例は、更にネットワーク側デバイスを提供する。図８に示すように、当該ネットワークデバイス８００は、アンテナ８０１、高周波装置８０２、ベースバンド装置８０３を含む。アンテナ８０１が高周波装置８０２に接続される。アップリンク方向において、高周波装置８０２はアンテナ８０１を介して情報を受信し、受信した情報をベースバンド装置８０３に送信して処理させる。ダウンリンク方向において、ベースバンド装置８０３は送信される情報を処理し、且つ高周波装置８０２に送信し、高周波装置８０２は受信した情報を処理してからアンテナ８０１を経由して送信する。

上記周波帯処理装置はベースバンド装置８０３にあってもよく、上記実施例でネットワーク側デバイスが実行する方法はベースバンド装置８０３で実現でき、当該ベースバンド装置８０３はプロセッサ８０４とメモリ８０５を含む。

ベースバンド装置８０３は、例えば、複数のチップを設置した少なくとも１つのベースバンドボードを含んでもよく、図８に示すように、その中の１つのチップは、例えば、メモリ８０５に接続されてメモリ８０５中のプログラムを呼び出して、上記方法実施例に示されたネットワークデバイスの操作を実行するプロセッサ８０４である。

当該ベースバンド装置８０３は、高周波装置８０２と情報をやり取りするためのネットワークインタフェース８０６を更に含んでもよく、当該インタフェースは、例えば、共通公衆無線インタフェース（ｃｏｍｍｏｎｐｕｂｌｉｃｒａｄｉｏｉｎｔｅｒｆａｃｅ；ＣＰＲＩと略称する）である。

具体的には、本出願の実施例のネットワーク側機器は、メモリ８０５に記憶され且つプロセッサ８０４において実行可能なコマンド又はプログラムを更に備え、プロセッサ８０４はメモリ８０５におけるコマンド又はプログラムを呼び出して図３に示す各モジュールが実行する方法を実行させ、且つ同じ技術効果を達成でき、繰り返して説明しないように、ここで詳細な説明は省略する。

本出願の実施例は、プログラム又はコマンドを記憶しており、当該プログラム又はコマンドがプロセッサにより実行されると、上記ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプ決定方法の実施例の各工程が実現され、又は、当該プログラム又はコマンドがプロセッサにより実行されると、上記ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプ指示方法の実施例の各工程が実現される可読記憶媒体を更に提供し、且つ同じ技術効果を達成でき、繰り返して説明しないように、ここで詳細な説明は省略する。

前記プロセッサは上記実施例に記載の端末におけるプロセッサである。前記可読記憶媒体は、例えば、コンピュータ読み出し専用メモリ（Ｒｅａｄ－ＯｎｌｙＭｅｍｏｒｙ，ＲＯＭ）、ランダムアクセスメモリ（ＲａｎｄｏｍＡｃｃｅｓｓＭｅｍｏｒｙ，ＲＡＭ）、磁気ディスク又は光ディスク等のコンピュータ可読記憶媒体を含む。

本出願の実施例は、プロセッサと通信インタフェースを備え、前記通信インタフェースと前記プロセッサが結合され、前記プロセッサはネットワーク側機器のプログラム又はコマンドを実行して上記ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプ指示方法の実施例の各工程を実現するためのものであり、且つ同じ技術効果を達成でき、又は、前記プロセッサは端末プログラム又はコマンドを実行して上記ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプ決定方法の実施例の各工程を実現するためのものであり、且つ同じ技術効果を達成できるチップを更に提供し、繰り返して説明しないように、ここで詳細な説明は省略する。

本出願の実施例に記載のチップは、システムチップ、チップシステム又はシステムオンチップ等と呼んでもよいことを理解すべきである。

本出願の実施例は、プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶され且つ前記プロセッサにおいて実行可能なプログラム又はコマンドとを備え、前記プログラム又はコマンドが前記プロセッサにより実行されると、ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプ指示方法の実施例における各工程が実現されるか、又はＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプ決定方法の実施例における各工程が実現されるコンピュータプログラム製品を更に提供し、且つ同じ技術効果を達成でき、繰り返して説明しないように、ここで詳細な説明は省略する。

説明すべきことは、本明細書において、用語「含む」、「からなる」又はその他のあらゆる変形は非排他的包含を含むように意図され、それにより一連の要素を含むプロセス、方法、物品又は装置は、それらの要素のみならず、明示されていない他の要素、又はこのようなプロセス、方法、物品又は装置に固有の要素をも含むようになる点である。特に断らない限り、語句「一つの…を含む」により限定される要素は、該要素を含むプロセス、方法、物品又は装置に別の同じ要素がさらに存在することを排除するものではない。なお、指摘すべきことは、本出願の実施形態における方法と装置の範囲は示されたり、検討された順序で機能を実行するように限定されることがなく、関わる機能に応じて基本的に同時な方式又は反対の順序で機能を実行することを含んでもよく、例えば、記述された順序と異なる順序で記述された方法を実行することができ、更に各種のステップの追加、省略又は組合せも可能である点である。なお、一部の例を参照して記述された特徴は他の例に組み合わせることができる。

以上の実施形態に対する説明によって、当業者であれば上記実施例の方法がソフトウェアと必要な共通ハードウェアプラットフォームとの組合せという形態で実現できることを明確に理解可能であり、当然ながら、ハードウェアによって実現してもよいが、多くの場合において前者はより好ましい実施形態である。このような見解をもとに、本出願の技術的解決手段は実質的に又は従来技術に寄与する部分はソフトウェア製品の形で実施することができ、該コンピュータソフトウェア製品は、記憶媒体（例えばＲＯＭ／ＲＡＭ、磁気ディスク、光ディスク）に記憶され、端末（携帯電話、コンピュータ、サーバ、エアコン、又はネットワーク機器等であってもよい）に本出願の各実施例に記載の方法を実行させる複数の命令を含む。

以上、図面を参照しながら本出願の実施例を説明したが、本出願は上記の具体的な実施形態に限定されず、上記の具体的な実施形態は例示的なものに過ぎず、限定的なものではなく、本出願の示唆をもとに、当業者が本出願の趣旨及び特許請求の保護範囲から逸脱することなくなし得る多くの形態は、いずれも本出願の保護範囲に属するものとする。

Claims

ネットワーク側機器がＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプを端末に指示するステップを含み、前記タイプは、マルチキャスト伝送のためのマルチキャストＳＰＳＰＤＳＣＨ又はユニキャスト伝送のためのユニキャストＳＰＳＰＤＳＣＨを含む、セミパーシステントスケジューリングＳＰＳ物理下りリンク共有チャネルＰＤＳＣＨのタイプ指示方法。
ネットワーク側機器がＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプを端末に指示するステップは、
前記ネットワーク側機器が上位レイヤパラメータによって前記ＳＰＳＰＤＳＣＨに対して第１情報を配置するステップを含み、前記第１情報は、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプ、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨに関連する無線ネットワーク一時識別子ＲＮＴＩの少なくとも一項を含む、請求項１に記載の方法。
前記ＳＰＳＰＤＳＣＨの第１情報には前記ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプが配置されていなければ、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプがユニキャストＳＰＳＰＤＳＣＨであることを指示するか、又は、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプが前記ＳＰＳＰＤＳＣＨに関連するＲＮＴＩに対応することを指示する、請求項２に記載の方法。
前記ＳＰＳＰＤＳＣＨの第１情報には関連するＲＮＴＩが配置されていなければ、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨに関連するＲＮＴＩが予め設定されたＲＮＴＩであることを指示するか、又は、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨに関連するＲＮＴＩが前記ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプに対応することを指示する、請求項２に記載の方法。
マルチキャストＳＰＳＰＤＳＣＨに対応するＲＮＴＩはグルーピングＲＮＴＩであり、及び／又は、
ユニキャストＳＰＳＰＤＳＣＨに対応するＲＮＴＩは配置スケジューリングＲＮＴＩである、請求項２～４のいずれか一項に記載の方法。
前記ＳＰＳＰＤＳＣＨの第１情報には複数の関連するＲＮＴＩが配置されていれば、下りリンクシグナリングによって前記ＳＰＳＰＤＳＣＨに使用されるＲＮＴＩを指示するステップを更に含む、請求項２に記載の方法。
ネットワーク側機器がＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプを端末に指示するステップは、
前記ネットワーク側機器が第１シグナリングによってマルチキャストＳＰＳＰＤＳＣＨを配置し、第２シグナリングによってユニキャストＳＰＳＰＤＳＣＨを配置するステップを含む、請求項１に記載の方法。
第１シグナリングによってマルチキャストＳＰＳＰＤＳＣＨを配置するステップは、
前記第１シグナリングによって前記マルチキャストＳＰＳＰＤＳＣＨをマルチキャスト下りリンク伝送に対応する第１目標リソースに配置するステップを含む、請求項７に記載の方法。
前記第１シグナリングにおいて前記マルチキャストＳＰＳＰＤＳＣＨに対して関連するＲＮＴＩを配置するステップ、及び／又は、
前記マルチキャストＳＰＳＰＤＳＣＨのアクティブ化下り制御情報ＤＣＩによって、前記マルチキャストＳＰＳＰＤＳＣＨに関連するＲＮＴＩを指示するステップを更に含む、請求項７又は８に記載の方法。
第２シグナリングによってユニキャストＳＰＳＰＤＳＣＨを配置するステップは、
前記第２シグナリングによって前記ユニキャストＳＰＳＰＤＳＣＨをユニキャスト下りリンク伝送に対応する第２目標リソースに配置するステップを含む、請求項７に記載の方法。
ネットワーク側機器がＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプを端末に指示するステップは、
目標ＤＣＩを用いて前記ＳＰＳＰＤＳＣＨをアクティブ化し、前記目標ＤＣＩによって、アクティブ化される前記ＳＰＳＰＤＳＣＨに配置されるタイプを指示するステップを含む、請求項１に記載の方法。
前記目標ＤＣＩは特定のＲＮＴＩでスクランブルされたマルチキャストＤＣＩであり、アクティブ化される前記ＳＰＳＰＤＳＣＨがマルチキャストＳＰＳＰＤＳＣＨであることを指示する、請求項１１に記載の方法。
前記特定のＲＮＴＩはグルーピングＲＮＴＩを含む、請求項１２に記載の方法
前記目標ＤＣＩには、アクティブ化される前記ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプ及び／又は関連するＲＮＴＩを指示する指示情報が含められている、請求項１１～１３のいずれか一項に記載の方法。
端末がネットワーク側機器の指示により、前記端末のＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプを決定するステップを含み、前記タイプは、マルチキャスト伝送のためのマルチキャストＳＰＳＰＤＳＣＨ又はユニキャスト伝送のためのユニキャストＳＰＳＰＤＳＣＨを含む、ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプ決定方法。
ネットワーク側機器の指示により、前記端末のＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプを決定するステップは、
上位レイヤによって配置された前記ＳＰＳＰＤＳＣＨの第１情報により、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプを決定するステップを含み、前記第１情報は、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプ、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨに関連するＲＮＴＩの少なくとも一項を含む、請求項１５に記載の方法。
上位レイヤによって配置された前記ＳＰＳＰＤＳＣＨの第１情報により、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプを決定するステップは、
前記ＳＰＳＰＤＳＣＨの第１情報には前記ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプが配置されていなければ、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨがユニキャストＳＰＳＰＤＳＣＨであると決定するか、又は、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨに関連するＲＮＴＩが前記ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプに対応すると決定するステップ、又は、
前記ＳＰＳＰＤＳＣＨの第１情報には前記ＳＰＳＰＤＳＣＨに関連するＲＮＴＩが配置されていなければ、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨに関連するＲＮＴＩが予め設定された値であると決定するか、又は、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨに関連するＲＮＴＩが前記ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプに対応すると決定するステップを含む、請求項１６に記載の方法。
マルチキャストＳＰＳＰＤＳＣＨに対応するＲＮＴＩはグルーピングＲＮＴＩであり、又は、
ユニキャストＳＰＳＰＤＳＣＨに対応するＲＮＴＩは配置スケジューリングＲＮＴＩである、請求項１６又は１７に記載の方法。
前記ＳＰＳＰＤＳＣＨの第１情報には複数の関連するＲＮＴＩが配置されていれば、ネットワーク側機器の下りリンクシグナリングの指示により、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨに使用されるＲＮＴＩを決定するステップを更に含む、請求項１６に記載の方法。
ネットワーク側機器の指示により、前記端末のＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプを決定するステップは、
前記ＳＰＳＰＤＳＣＨの配置シグナリングにより、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプを決定するステップを含む、請求項１５に記載の方法。
前記ＳＰＳＰＤＳＣＨの配置シグナリングにより、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプを決定するステップは、
前記ＳＰＳＰＤＳＣＨの配置シグナリングが前記ＳＰＳＰＤＳＣＨをマルチキャスト下りリンク伝送に対応する第１目標リソースに配置すれば、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨがマルチキャストＳＰＳＰＤＳＣＨであると決定するステップ、又は、
前記ＳＰＳＰＤＳＣＨの配置シグナリングが前記ＳＰＳＰＤＳＣＨをユニキャスト下りリンク伝送に対応する第２目標リソースに配置すれば、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨがユニキャストＳＰＳＰＤＳＣＨであると決定するステップを含む、請求項２０に記載の方法。
ネットワーク側機器の指示により、前記端末のＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプを決定するステップは、
前記ＳＰＳＰＤＳＣＨをアクティブ化する目標ＤＣＩによって、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプを決定するステップを含む、請求項１５に記載の方法。
ネットワーク側機器の指示により、前記端末のＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプを決定するステップは、
前記目標ＤＣＩがマルチキャストＤＣＩであれば、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨがマルチキャストＳＰＳＰＤＳＣＨであると決定するステップを含む、請求項２２に記載の方法。
前記端末には複数のグルーピングＲＮＴＩが配置されていれば、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨに対して、それぞれ前記複数のグルーピングＲＮＴＩを用いて前記ＳＰＳＰＤＳＣＨをデスクランブルするステップを更に含む、請求項２３に記載の方法。
前記目標ＤＣＩには、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプ及び／又は前記ＳＰＳＰＤＳＣＨに関連するＲＮＴＩを指示する指示情報が含められている、請求項２２～２４のいずれか一項に記載の方法。
前記ＳＰＳＰＤＳＣＨに対して、前記目標ＤＣＩに含められている指示情報に対応するＲＮＴＩを用いて、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨをデスクランブルするステップを更に含む、請求項２５に記載の方法。
ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプを端末に指示するために用いられる指示モジュールを備え、前記タイプは、マルチキャスト伝送のためのマルチキャストＳＰＳＰＤＳＣＨ又はユニキャスト伝送のためのユニキャストＳＰＳＰＤＳＣＨを含む、ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプ指示装置。
ネットワーク側機器の指示により、前記端末のＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプを決定するために用いられる決定モジュールを備え、前記タイプは、マルチキャスト伝送のためのマルチキャストＳＰＳＰＤＳＣＨ又はユニキャスト伝送のためのユニキャストＳＰＳＰＤＳＣＨを含む、ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプ決定装置。
前記決定モジュールが前記端末のＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプを決定するステップは、
上位レイヤによって配置された前記ＳＰＳＰＤＳＣＨの第１情報により、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプを決定するステップを含み、前記第１情報は、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプ、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨに関連するＲＮＴＩの少なくとも一項を含む、請求項２８に記載の装置。
前記決定モジュールが、上位レイヤによって配置された前記ＳＰＳＰＤＳＣＨの第１情報により、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプを決定するステップは、
前記ＳＰＳＰＤＳＣＨの第１情報には前記ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプが配置されていなければ、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨがユニキャストＳＰＳＰＤＳＣＨであると決定するか、又は、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨに関連するＲＮＴＩが前記ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプに対応すると決定するステップ、又は、
前記ＳＰＳＰＤＳＣＨの第１情報には前記ＳＰＳＰＤＳＣＨに関連するＲＮＴＩが配置されていなければ、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨに関連するＲＮＴＩが予め設定された値であると決定するか、又は、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨに関連するＲＮＴＩが前記ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプに対応すると決定するステップを含む、請求項２９に記載の装置。
マルチキャストＳＰＳＰＤＳＣＨに対応するＲＮＴＩはグルーピングＲＮＴＩであり、又は、
ユニキャストＳＰＳＰＤＳＣＨに対応するＲＮＴＩは配置スケジューリングＲＮＴＩである、請求項２９又は３０に記載の装置。
前記決定モジュールは、更に、
前記ＳＰＳＰＤＳＣＨの第１情報には複数の関連するＲＮＴＩが配置されていれば、ネットワーク側機器の下りリンクシグナリングの指示により、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨに使用されるＲＮＴＩを決定するために用いられる、請求項２８に記載の装置。
前記決定モジュールが前記端末のＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプを決定するステップは、
前記ＳＰＳＰＤＳＣＨの配置シグナリングにより、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプを決定するステップを含む、請求項２８に記載の装置。
前記決定モジュールが前記ＳＰＳＰＤＳＣＨの配置シグナリングにより、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプを決定するステップは、
前記ＳＰＳＰＤＳＣＨの配置シグナリングが前記ＳＰＳＰＤＳＣＨをマルチキャスト下りリンク伝送に対応する第１目標リソースに配置すれば、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨがマルチキャストＳＰＳＰＤＳＣＨであると決定するステップ、又は、
前記ＳＰＳＰＤＳＣＨの配置シグナリングが前記ＳＰＳＰＤＳＣＨをユニキャスト下りリンク伝送に対応する第２目標リソースに配置すれば、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨがユニキャストＳＰＳＰＤＳＣＨであると決定するステップを含む、請求項３３に記載の装置。
前記決定モジュールが前記端末のＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプを決定するステップは、
前記ＳＰＳＰＤＳＣＨをアクティブ化する目標ＤＣＩによって、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプを決定するステップを含む、請求項２８に記載の装置。
前記決定モジュールがネットワーク側機器の指示により、前記端末のＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプを決定するステップは、
前記目標ＤＣＩがマルチキャストＤＣＩであれば、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨがマルチキャストＳＰＳＰＤＳＣＨであると決定するステップを含む、請求項３５に記載の装置。
前記決定モジュールは、更に、
前記端末には複数のグルーピングＲＮＴＩが配置されていれば、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨの１つの候補物理下りリンク共有チャネルＰＤＳＣＨに対して、それぞれ前記複数のグルーピングＲＮＴＩを用いて前記候補ＰＤＳＣＨをデスクランブルするために用いられる、請求項３６に記載の装置。
前記目標ＤＣＩには、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨのタイプ及び／又は関連するＲＮＴＩを指示する指示情報が含められている、請求項３５～３７のいずれか一項に記載の装置。
前記決定モジュールは、更に、
前記ＳＰＳＰＤＳＣＨに対して、前記目標ＤＣＩに含められている指示情報に対応するＲＮＴＩを用いて、前記ＳＰＳＰＤＳＣＨをデスクランブルするために用いられる、請求項３８に記載の装置。
プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶され且つ前記プロセッサにおいて実行可能なプログラム又はコマンドとを備え、前記プログラム又はコマンドが前記プロセッサにより実行されると、請求項１～１４のいずれか一項に記載のセミパーシステントスケジューリング物理下りリンク共有チャネルのタイプ指示方法のステップが実現される、ネットワーク側機器。
プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶され且つ前記プロセッサにおいて実行可能なプログラム又はコマンドとを備え、前記プログラム又はコマンドが前記プロセッサにより実行されると、請求項１５～２６のいずれか一項に記載のセミパーシステントスケジューリング物理下りリンク共有チャネルのタイプ決定方法のステップが実現される、端末。
プログラム又はコマンドを記憶し、前記プログラム又はコマンドが前記プロセッサにより実行されると、請求項１～１４のいずれか一項に記載のセミパーシステントスケジューリング物理下りリンク共有チャネルのタイプ指示方法が実現されるか、又は請求項１５～２６のいずれか一項に記載のセミパーシステントスケジューリング物理下りリンク共有チャネルのタイプ決定方法のステップが実現される、可読記憶媒体。