JP2023536841A - Covid-19及び関連する病態の治療及び予防のためのノビレチン組成物ならびに方法 - Google Patents

Covid-19及び関連する病態の治療及び予防のためのノビレチン組成物ならびに方法 Download PDF

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Abstract

重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)に感染した対象のCOVID-19を治療するための組成物及び方法。本方法は、他の実施形態の中でも特に、ノビレチンまたはその塩、溶媒和物もしくはプロドラッグを含む治療有効量の組成物または製剤を対象に投与することを含み得る。【選択図】なし

Description

関連出願の相互参照
本出願は、2020年7月27日に出願された「Nobiletin Compositions and Methods for the Treatment and Prevention of COVID-19 and Related Pathologies」と題する米国仮出願第63/057,273号に基づく優先権の利益を主張するものであり、その全容をあらゆる目的で本明細書に参照によって援用する。
本開示は、風邪、インフルエンザ、コロナウイルス、より詳細には、重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)として知られる新規コロナウイルスによって引き起こされる疾患であるCOVID-19を含むウイルス性呼吸器感染症の予防及び治療のための組成物及び方法に広く関する。本開示はまた、肺炎、急性呼吸不全、またはSARS-CoV-2によって引き起こされるCOVID-19として知られる症状である呼吸器感染症を有する、及び/またはそれらが診断された対象を治療するための組成物及び方法にも関する。
2019年12月にSARS-CoV-2(COVID-19ウイルス)と命名されたコロナウイルス(CoV)の新たな株が特定され、最初は中国の武漢で大流行し、世界中のさまざまな国々に伝播した。2020年3月、結果として生じたCOVID-19と名付けられた病気は、世界保健機関(WHO)によってパンデミックであると宣言された。2020年7月3日の時点で、全世界で確認されたCOVID-19の症例は10,906,822人、記録された死亡例は522,112人であり、現在の死亡率は4.79%となっている。米国だけでも、記録された症例は2,741,869人、記録された死亡例は128,783人であり、死亡率は4.70%となっている。
現在利用可能な薬から得られた肯定的な知見が乏しく、現在の薬剤がいずれも治療薬からは程遠いものであることを示す結果を勘案すると、この医学及び栄養の領域には大きな空白が存在している。現在のエビデンスは、開発中のさまざまなワクチンがCOVID-19に対する長期的な治療薬とはならない可能性も示している。米国疾病対策センター(CDC)は、COVID-19ワクチンの潜在的な欠陥を述べており、毎年のインフルエンザワクチンが流行中のインフルエンザウイルスに対して特異的なものである場合でも、ワクチンは治療薬とはほど遠いものであって、代わりにインフルエンザのリスクをせいぜい40%~60%低減するだけにすぎないと指摘している。したがって、COVID-19及び肺炎などの関連する病態の治療及び予防のためのさらなる治療用組成物及び方法が依然として求められている。
国立予防接種呼吸器疾患センター(NCIRD)によると、COVID-19による重篤な病気の高リスクカテゴリーには、65歳以上の個人、免疫不全の個人、老人ホームまたは長期介護施設の入居者、特に十分に管理されていない場合は、基礎疾患のある人が含まれる。関連する基礎疾患としては、慢性肺疾患、重い心臓症状、特に高血圧、1型及び2型糖尿病、肝臓疾患、透析を行う慢性腎臓病、及び重度の肥満(BMI40以上)が挙げられる。COVID-19は、一般的なインフルエンザよりもはるかに重症化しうる症状を呈し、肺炎はCOVID-19による死亡の最大の要因の1つである。
CDCによると、COVID-19肺炎の患者は、肺に以下のような変化を生じる。(1)肺胞を損傷するほど重くなりうる炎症、(2)肺内の体液の蓄積、(3)十分な酸素を得る、または十分な二酸化炭素を排出することを困難にするガス交換障害、(4)肺の血管からの体液の漏出。COVID-19における肺疾患の重症度の基礎をなす最も重要な生理学的メカニズムの1つに、急性呼吸窮迫症候群またはさらには多臓器不全にすらつながり得る、「サイトカインストーム」がある。
本開示は、対象のCOVID-19の治療及び予防、ならびに重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)によって引き起こされる感染を有する対象の治療のための組成物ならびに方法を提供する。本明細書で使用される「重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)」なる用語は、そのすべての形態において、SARS-CoV-2ウイルスのあらゆる天然または実験室で作出されたバリアントを指す。本開示はまた、肺炎、急性呼吸不全、またはSARS-CoV-2によって引き起こされる呼吸器感染症を有する、及び/またはそれらが診断された対象を治療するための組成物及び方法、ならびにCOVID-19患者における肺炎及び関連する病態の予防にも関する。
特定の植物栄養素であるノビレチンを含む組成物が、対象におけるCOVID-19感染の予防、及び/またはCOVID-19及び関連する病態、特に炎症及び急性肺損傷の症状の重症度の軽減に有効であることが期せずして発見された。本明細書で使用される「COVID-19感染」なる用語は、そのすべての形態において、自然に発生するかまたは実験室でのSARS-CoV-2の改変によって生じ得るSARS-CoV-2ウイルスのあらゆるバリアントを含む、重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)によって引き起こされる感染を指す。ノビレチン(5,6,7,8,3’,4’-ヘキサメトキシフラボン)は、柑橘類の果皮に見出されるポリメトキシル化フラボン(PMF)であり、次の構造式によって特徴付けられる。
多くの植物栄養素と異なり、ノビレチンは高い相対バイオアベイラビリティーを有し、組織への浸透性が高く、強力な抗ウイルス及び抗炎症効果があることが見出されている。さらに、ノビレチンは、COVID-19に起因する重度の肺炎を有する対象を含む、重度の肺炎を有する対象の肺機能を回復させる優れた能力を示している。
いずれの特定の理論にも縛られずに言えば、ノビレチン及びノビレチンを含む組成物は、ノビレチンの以下の特性及び作用、すなわち、(1)直接的な抗ウイルス作用、(2)免疫調節作用、(3)抗炎症作用、(4)抗肥満作用、(5)抗血小板作用、(6)肺温存作用、及び(7)組織浸透特性のうちの1つ以上の結果として、風邪、インフルエンザ、及びコロナウイルスをはじめとするウイルス性呼吸器感染症の治療及び予防、ならびにCOVID-19及び関連する病態の治療及び予防に有効である可能性がある。ノビレチンは、ウイルスに対する防御の最前線として機能する重要な自然免疫細胞であるナチュラルキラー(NK)細胞の抗ウイルス活性の増強を含む免疫調節作用を示すことが示されている。ノビレチンがNK細胞の抗ウイルス活性を高め得る機構の1つは、5’アデノシン一リン酸活性化プロテインキナーゼ(AMPK)のレベル及び活性を高めることによるものである。したがって、ノビレチンは、予防組成物として投与した場合にCOVID-19感染の予防に役立つ可能性がある。
ノビレチンはまた、直接的な抗ウイルス活性も示す。例えば、ノビレチンは、ウイルスの侵入時及び翻訳/複製状態においてチクングニア熱(CHIKV)感染を阻害することが示されている。CHIKVは、最大97%という極めて高い罹患率を示し、このウイルスを治療が最も困難なウイルスの1つにしている。ノビレチンはまた、ウイルス感染細胞の生存率を4倍に高め(細胞生存率を15%未満~約55%に高める)、より高い濃度のノビレチンを使用した場合には細胞生存率を6倍に増加させる(ほぼ90%の細胞生存率)ことも示されており、宿主細胞に対するウイルス毒性の低下及びウイルス産生の抑制を示す。ノビレチンは、エンテロウイルス71に対する直接的な抗ウイルス活性と、C型肝炎ウイルスに対する有意な活性を有することも示されている。したがって、ノビレチンを含む組成物の投与は、COVID-19感染の予防における効果的な予防薬と、SARS-CoV-2ウイルスに感染した対象に投与された場合には効果的な治療薬の両方となり得る。
炎症は、COVID-19の症状の重症度及び罹患率を決定する上で重要な役割を果たす。特に、COVID-19の罹患率は、一部の患者における「サイトカインストーム」の発生と関連している。サイトカインストームは、TNF-α、IL1-β、IL-6などのサイトカインの過剰産生を特徴とする過活動性免疫応答である。ノビレチンは、炎症と、重症のCOVID-19感染症で広くみられる「サイトカインストーム」を緩和または防止することができる強力な抗炎症性化合物である。詳細には、ノビレチンは、致死的なサイトカインストームに関連するTNF-α、IL1-β、及びIL-6サイトカインのそれぞれ、ならびにNF-kB、IL1-α、MCP-1、Toll様受容体(TLR)2+TLR4などの他の強力な抗炎症性バイオマーカーを有意に阻害するとともに、COX-2(及びその結果生じる炎症誘発性代謝物PGE2)を阻害することによって有意な抗炎症作用を示す。さらに、ノビレチンは、炎症調節プロセスに重要な炎症組織への白血球浸潤を大幅に減少させる。組織の損傷は、重症のCOVID-19感染に関連する重要な問題の1つであることから、ノビレチンは、MMP-1、MMP-2、MMP-3、及びMMP-9などのさまざまなコラゲナーゼ(メタロプロテイナーゼ)も阻害する一方で、身体の天然のMMP阻害剤であるTIMP-1を増加させることにより、健康な組織を保護する助けとなり得る。
肥満は、重症のCOVID-19症状のリスクを顕著に高める因子の1つであることが示されている。ノビレチンには、減量、脂肪の減少、肥満に起因する多くの代謝障害の正常化など、いくつかの抗肥満作用がある。これらはノビレチンのより慢性的な作用であるが、COVID-19症状の予防及び治療の両方に関連性がある。
重症のCOVID-19の別の懸念事項として、血栓症がある。ノビレチンは、血小板凝集の抑制を含む顕著な抗血小板活性を示すことができる。したがって、COVID-19に罹患した対象へのノビレチンの投与は、対象の血栓イベントも緩和する可能性がある。
重症のCOVID-19の主な死因は呼吸器疾患であることから、ノビレチンがCOVID-19の効果的な治療薬となり得る最も重要な領域の1つは、健康な肺機能の維持及び/または回復を助けることである。このような場面は、重度の肺炎や死亡につながる可能性がある例年のインフルエンザでも典型的であるが、このプロセスはCOVID-19感染でははるかに強力かつ致死的である。典型的なプロセスでは、インフルエンザまたはSARS-CoV-2感染は肺炎につながり、これが重症急性呼吸器症候群(SARS)につながり、最終的には肺が酸素を取り込む能力を妨げるほど重症で広範囲の急性肺損傷(ALI)を特徴とする急性呼吸窮迫症候群(ARDS)につながり得る。ノビレチンの投与によって、急性肺損傷の研究モデルで見られるように、誘発される肺損傷が用量依存的に劇的に低減され、極めて効果的な形で肺損傷が低減されることから、ノビレチンによって肺損傷がほぼなくなると言ってよいほどである。
ノビレチンがCOVID-19感染及び関連する病状の重症度を大幅に軽減し得る上記の機構のそれぞれにおいて、ノビレチンがインビボでこれらの有益な効果を発揮する能力は、ノビレチンの固有の特徴である、対象の組織に浸透するノビレチンの能力に大きく依存している。組織に浸透するノビレチンの高い能力は、証明されているノビレチンのインビトロ活性とインビボ作用との一貫した相関関係の根拠の1つである。
本開示の一態様によれば、対象のCOVID-19感染の治療または予防のための組成物が提供される。組成物は、栄養学的または薬学的に有効な量のノビレチンまたはその塩、溶媒和物、もしくはプロドラッグを含むことができる。組成物はまた、SARS-CoV-2によって引き起こされる呼吸器感染症または肺炎を有する、及び/またはそれらが診断された対象の治療にも使用することができる。少なくともいくつかの例では、組成物は、1つ以上のさらなるポリメトキシル化フラボン(PMF)をさらに含んでもよい。1つ以上のさらなるPMFは、タンゲレチン、シネンセチン、及びそれらの任意の組み合わせからなる群から選択することができる。
本明細書で開示される組成物は、組成物の総質量と比較して約2.5質量%~約25質量%のノビレチン、または組成物の総質量と比較して約1質量%~約10質量%のノビレチン、または組成物の総質量と比較して約0.7質量%~約7.5質量%のノビレチン、または組成物の総質量と比較して約0.7質量%~約100質量%のノビレチン、または組成物の総質量と比較して約0.25質量%~約60質量%のノビレチン、または組成物の総質量と比較して約0.2質量%~約40質量%のノビレチンを有することができる。
組成物は、1つ以上のオメガ3脂肪酸を含むことができる。場合によっては、組成物はα-リノレン酸を含むことができる。他の例では、組成物は、エイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサペンタエン酸(DPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)、及びそれらの任意の組み合わせからなる群から選択される少なくとも1つの超長鎖オメガ3脂肪酸を含むことができる。場合によっては、組成物は、アルファリノレン酸(ALA)と、EPA、DPA、及びDHAからなる群から選択される少なくとも1つのオメガ3脂肪酸とを含むことができる。一態様によれば、組成物はまた、天然トリグリセリド、再構成トリグリセリド、リン脂質、エチルエステル、遊離脂肪酸、及びそれらの任意の組み合わせからなる群から選択される少なくとも1つの化合物も含むことができる。
組成物中の1つ以上のオメガ3脂肪酸の総質量は、組成物の総質量の約12.5質量%~約95質量%、または組成物の総質量の約5質量%~約95質量%、または組成物の総質量の約3.5質量%~約75質量%、または組成物の総質量の約25質量%~約95質量%、または組成物の総質量の約10質量%~約40質量%、または組成物の総質量の約7質量%~約30質量%とすることができる。
本開示の一態様によれば、組成物は、組成物の総質量の約12.5質量%~約95質量%、または組成物の総質量の約5質量%~約95質量%、または組成物の総質量の約3.5質量%~約75質量%、または組成物の総質量の約25質量%~約95質量%、または組成物の総質量の約10質量%~約40質量%、または組成物の総質量の約7質量%~約30質量%の量のEPAを含むことができる。
本開示の一態様によれば、組成物は、組成物の総質量の約12.5質量%~約95質量%、または組成物の総質量の約5質量%~約95質量%、または組成物の総質量の約3.5質量%~約75質量%、または組成物の総質量の約25質量%~約95質量%、または組成物の総質量の約10質量%~約40質量%、または組成物の総質量の約7質量%~約30質量%の量のDPAを含むことができる。
本開示のさらに別の態様によれば、組成物は、組成物の総質量の約12.5質量%~約95質量%、または組成物の総質量の約5質量%~約95質量%、または組成物の総質量の約3.5質量%~約75質量%、または組成物の総質量の約25質量%~約95質量%、または組成物の総質量の約10質量%~約40質量%、または組成物の総質量の約7質量%~約30質量%の量のDHAを含むことができる。
本開示のさらに別の態様によれば、組成物は、組成物の総質量の約12.5質量%~約95質量%、または組成物の総質量の約5質量%~約95質量%、または組成物の総質量の約3.5質量%~約75質量%、または組成物の総質量の約25質量%~約95質量%、または組成物の総質量の約10質量%~約40質量%、または組成物の総質量の約7質量%~約30質量%の量のALAを含むことができる。
本開示の少なくとも1つの態様によれば、組成物は、ウコン抽出物、クルクミン、緑茶(Camillia sinensis)抽出物、カテキン、エピガロカテキンガレート(EGCG)、(-)-エピカテキン、ボスウェリア・コナラ抽出物、ショウガ(Zingiber officinale)抽出物、ジンゲロール、ショウガオール、オウゴン(Scutellaria baicalensis)抽出物、バイカレイン、カフェイン酸フェネチルエステル(CAPE)、シナモン(Cinnamomum zeylanicum、Cinnamon cassia))抽出物、マグノリア・オフィシナリス(Magnolia officinalis)抽出物、ホノキオール、マグノロール、アンドログラフィス・パニキュラータ(Andrographis paniculata)、マンギフェラ・インディカ(Mangifera indica)、マグニフェリン、オリーブ(Olea europea)抽出物、オレウロペイン、ヒドロキシチロソール、ベルバスコシド、デビルズクロー(Harpagophytum procumbens)、ホップ(Humulus lupulus)抽出物、ブラックシード(Nigella sativa)油、チモキノン、シロヤナギ(Salix alba)樹皮抽出物、サリシン、及びそれらの任意の組み合わせからなる群から選択される1つ以上の天然の抗炎症性植物抽出物をさらに含むことができる。組成物はまた、ケルセチン、イソクエルシトリン、フィセチン、EGCG、(-)-エピカテキン、ルテオリン、ポリメトキシル化ルテオリン、トランス-レスベラトロール、プテロスチルベン、ヘスペリジン、ヘスペリチン、ナリンギン、アメントフラボン、クロロゲン酸、ウルソール酸からなる群から選択される1つ以上の天然の抗炎症性ポリフェノールを含んでもよい。組成物中の1つ以上の天然の抗炎症性ポリフェノールの総質量は、組成物の総質量の約0.5質量%~約25質量%、または組成物の総質量の約0.2質量%~約10質量%、または組成物の総質量の約0.12質量%~約7.5質量%、または組成物の総質量の約0.1質量%~約85質量%、または組成物の総質量の約0.04質量%~約40質量%、または組成物の総質量の約0.025質量%~約30質量%とすることができる。
組成物はまた、インド大麻(Cannabis sativa)抽出物、カンナビジオール(CBD)、オレオイルエタノールアミド(OEA)、パルミトイルエタノールアミド(PEA)、β-カリオフィレン、及びそれらの任意の組み合わせからなる群から選択される1つ以上の天然の抗炎症性フィトカンナビノイドを含んでもよい。
組成物はまた、アスタキサンチン、リコピン、ルテイン、β-カロテン、ゼアキサンチン、及びそれらの任意の組み合わせからなる群から選択される1つ以上の天然の抗炎症性カロテノイドを含んでもよい。1つ以上の天然の抗炎症性カロテノイドは、組成物の総質量の約0.1質量%~約2.5質量%、または組成物の総質量の約0.04質量%~約1質量%、または組成物の総質量の約0.025質量%~約0.75質量%、または組成物の総質量の約0.2質量%~約1.2質量%、または組成物の総質量の約0.08質量%~約0.5質量%、または組成物の総質量の約0.05質量%~約0.35質量%を構成することができる。
一態様によれば、組成物は、β-グルカン、酵母由来のβ-1,3/1,6-グルカン、及びキノコ由来β-1,3-グルカン、キノコ抽出物、シイタケ抽出物、霊芝(Ganoderma lucidum)抽出物、マイタケ抽出物、エキナセア・プルプレア(Echinacea purpurea)及び/または E.アングスティフォリア(E.angustifolia)抽出物、エルダーベリー(Sambucus nigra)抽出物、アンドログラフィス・パニクラータ(Andrographis paniculata)、アンドログラホリド(andrographolide)、各種藻類抽出物、スピルリナ(Arthrospira platensis)抽出物、クロレラ(Chlorella vulgaris)抽出物、エクロニア・カバ(Ecklonia cava)抽出物、ウンダリア・ピンナティフィダ(Undaria pinnatifida)抽出物、フコイダン、アストラガルス・メンブラナセウス(Astragalus membranaceus)抽出物、初乳、過免疫牛由来の粉乳、アポラクトフェリン及び/または部分鉄飽和ラクトフェリン及び/または鉄飽和ラクトフェリンを含むラクトフェリン、修飾柑橘類ペクチン、及びそれらの任意の組み合わせからなる群から選択される、免疫調節活性を有する1つ以上の化合物をさらに含んでもよい。現在開示されている組成物はまた、ビタミンC、ビタミンD、あらゆる形態の亜鉛及びキレート、あらゆる形態のセレン及びキレート、及びそれらの任意の組み合わせからなる群から選択される、免疫機能を有する1つ以上の必須栄養素を含んでもよい。場合によっては、組成物は、グルタチオン、及び/または、N-アセチルシステイン(NAC)、γ-グルタミルシステイン(GGC)、(-)-エピカテキン、セレン(好ましくは高セレン酵母由来のもの)、及びそれらの任意の組み合わせからなる群から選択される1つ以上のグルタチオン増強化合物を含むことができる。
少なくともいくつかの例では、現在開示されている組成物はまた、エルダーベリー(Sambucus nigra)抽出物、マンゴスチン(Garcinia magnostana)抽出物、サザランジア・フルテセンス(Sutherlandia frutescens)抽出物、ジヒドロケルセチン(タキシフォリン及び/またはアスチルビン)、フコイダンを含むウンダリア・ピンナファティダ(Undaria pinnafatida)抽出物、アポラクトフェリン及び/または部分鉄飽和ラクトフェリン及び/または鉄飽和ラクトフェリンを含むラクトフェリン、亜鉛、セレン(好ましくは高セレン酵母由来)、及びそれらの任意の組み合わせからなる群から選択される1つ以上の天然の抗ウイルス剤を含んでもよい。組成物はまた、EGCG、ケルセチン、ヒドロキシクロロキン、クロロキン、及びそれらの任意の組み合わせからなる群から選択される、亜鉛イオノフォア活性を有する1つ以上の化合物を含んでもよい。本発明で開示される組成物はまた、NAC、ペラルゴニウム・シドイデス(Pelargonium sidoides)抽出物、セラチオペプチダーゼ、ナツメ(Jujube zizyphi)、ピクロリザ・クロア(Picrorhiza kurroa)、ニーム(Melia azadirachta)抽出物、シソ(Perilla frutescens)種子抽出物、ルテオリン、及びそれらの任意の組み合わせからなる群から選択される1つ以上の呼吸増進化合物を含むことができる。
少なくともいくつかの態様では、本発明で開示される組成物は、CoQ10、さまざまなサンザシ種(例えば、Crataegus oxyacantha)抽出物、タンジン(Salvia miltiorrhiza)抽出物、(-)-エピカテキンを含むカカオ抽出物、天然の硝酸塩及び/または精製された硝酸塩、単離された単量体イカリイン及び/またはイカリシドIIを含有するものを含むエピメジウム種(例えば、Epimedium sagittatum)抽出物、オストール、L-アルギニン、L-シトルリン、L-グルタチオン、及びそれらの任意の組み合わせからなる群から選択される1つ以上の心臓血管サポート化合物をさらに含むことができる。
本開示の少なくとも1つの態様によれば、本開示の組成物は、経口医薬製剤として製剤化することができる。例えば、組成物は、散剤、カプセル剤、錠剤、ソフトゲル剤、マイクロカプセル、液体懸濁液、及び/または液体エマルションとして製剤化することができる。場合によっては、本発明で開示される組成物は、クリームまたは軟膏などの局所医薬製剤として製剤化することができる。
本発明で開示される製剤は、製剤の投与を必要とする対象に、約7mg~約1400mgのノビレチン、または約25mg~約250mgのノビレチン、または約0.1mg/kg体重~約20mg/kg体重のノビレチンが投与されるように製剤化することができる。本発明で開示される製剤はまた、製剤の投与を必要とする対象に、約125mg~約2500mgのオメガ3脂肪酸、または約250mg~約1000mgのオメガ3脂肪酸、または約125mg~約2500mgのEPA、または約250mg~約1000mgのEPA、または約125mg~約2500mgのDPA、または約250mg~約1000mgのDPA、または約125mg~約2500mgのDHA、または約250mg~約1000mgのDHA、または約125mg~約2500mgのALA、または約250mg~約1000mgのALAが投与されるように製剤化することができる。
少なくとも1つの態様によれば、本発明で開示される製剤は、製剤の投与を必要とする対象に、約1mg~約1000mgの1つ以上の天然の抗炎症性ポリフェノール、または約5mg~約250mgの1つ以上の天然の抗炎症性ポリフェノールが投与されるように製剤化することができる。本発明で開示される製剤はまた、製剤の投与を必要とする対象に、約1mg~約25mgの1つ以上の天然の抗炎症性ポカロテノイド、または約2mg~約12mgの1つ以上の天然の抗炎症性カロテノイドが投与されるように製剤化することができる。本発明で開示される製剤は、製剤の投与を必要とする対象に、約45mg~約8000mgのビタミンC、または約90mg~約1000mgのビタミンC、及び/または約5mcg~約250mcgのビタミンD、及び/または約20mcg~約50mcgのビタミンD、及び/または約5.5mg~約75mgの亜鉛、及び/または約10mg~約25mgの亜鉛、及び/または約27.5mcg~約400mcgのセレン、及び/または約55mcg~約200mcgのセレンが投与されるように製剤化することができる。
本開示の一態様によれば、対象のCOVID-19感染の治療または予防のための方法が提供される。方法は、対象に、治療有効量の本発明で開示される組成物のいずれかを投与することを含むことができる。重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)に感染した対象の治療方法、及び重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)によって引き起こされる呼吸器感染症または肺炎を有する、及び/またはそれらが診断された対象の治療方法も提供される。方法は、対象に、経口懸濁液または液体の形態の本発明で開示される組成物の1つを経口投与することを含んでもよい。他の場合では、方法は、口腔、陰唇下、または舌下投与を含むことができる。さらに別の場合では、投与には、1つ以上の丸剤、錠剤、カプセル剤、またはマイクロカプセルを投与することを含むことができる。場合によっては、本開示の組成物の1つ以上を非経口投与によって投与することができる。
本発明で開示される方法は、対象に、約0.1mg/kg体重~約20mg/kg体重のノビレチンの1日用量、または約7mg~約1400mgのノビレチンの1日用量、または約25mg~約250mgのノビレチンの1日用量を投与することを含むことができる。本発明で開示される方法はまた、対象への、約125mg~約2500mgのオメガ3脂肪酸の1日用量の投与、または約250mg~約1000mgのオメガ3脂肪酸の1日用量の投与、または約125mg~約2500mgのEPAの1日用量の投与、または約250mg~約1000mgのEPAの1日用量の投与、または約125mg~約2500mgのDPAの1日用量の投与、または約250mg~約1000mgのDPAの1日用量の投与、または約125mg~約2500mgのDHAの1日用量の投与、または約250mg~約1000mgのDHAの1日用量の投与、または約125mg~約2500mgのALAの1日用量の投与、または約250mg~約1000mgのALAの1日用量の投与を含むことができる。
本発明で開示される方法はまた、対象に、約1mg~約1000mgの天然の抗炎症性ポリフェノールの1日用量を投与すること、または約5mg~約250mgの天然の抗炎症性ポリフェノールの1日用量を投与すること、及び/または約1mg~約25mgの天然の抗炎症性カロテノイドの1日用量の投与、または約2mg~約12mgの天然の抗炎症性カロテノイドの1日用量の投与を含むことができる。
あるいは、治療有効量の本発明で開示される製剤のうちの1つを対象に投与することを含む、COVID-19感染症の治療または予防を必要とする対象におけるCOVID-19感染症を治療または予防するための方法が提供される。本発明で開示される製剤はまた、重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)に感染した対象の治療、及び重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)によって引き起こされる呼吸器感染症または肺炎を有する、及び/またはそれらが診断された対象の治療に使用することもできる。場合によっては、対象は哺乳動物であり得る。他の場合では、対象はヒトである。
開示の記述
本開示の理解を深めるために、本明細書に多数の例を示す。具体的な一連の記述を以下に示す。
記述1:対象のウイルス性呼吸器感染症、コロナウイルス感染症、またはCOVID-19感染症を治療または予防するための組成物であって、栄養学的または薬学的に有効な量のノビレチンまたはその塩、溶媒和物、もしくはプロドラッグを含む、前記組成物。
記述2:重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)によって引き起こされる呼吸器感染症または肺炎を有する、及び/またはそれらが診断された対象を治療するための組成物であって、栄養学的または薬学的に有効な量のノビレチンまたはその塩、溶媒和物もしくはプロドラッグを含む、前記組成物。
記述3:対象のウイルス性呼吸器感染症、コロナウイルス感染症、またはCOVID-19感染症を治療または予防するための組成物であって、栄養学的または薬学的に有効な量の5,6,7,8,3’,4’-ヘキサメトキシフラボンまたはその塩、溶媒和物、もしくはプロドラッグを含む、前記組成物。
記述4:重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)によって引き起こされる呼吸器感染症または肺炎を有する、及び/またはそれらが診断された対象を治療するための組成物であって、栄養学的または薬学的に有効な量の5,6,7,8,3’,4’-ヘキサメトキシフラボンまたはその塩、溶媒和物もしくはプロドラッグを含む、前記組成物。
記述5:対象のウイルス性呼吸器感染症、コロナウイルス感染症、またはCOVID-19感染症を治療または予防するための組成物であって、栄養学的または薬学的に有効な量の構造式Iに記載の化合物:
またはその塩、溶媒和物、もしくはプロドラッグを含む、前記組成物。
記述6:重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)によって引き起こされる呼吸器感染症または肺炎を有する、及び/またはそれらが診断された対象を治療するための組成物であって、栄養学的または薬学的に有効な量の構造式Iに記載の化合物:
またはその塩、溶媒和物、もしくはプロドラッグを含む、前記組成物。
記述7:1つ以上のさらなるポリメトキシル化フラボン(PMF)をさらに含む、先行する記述1~6のいずれか1つに記載の組成物。
記述8:1つ以上のさらなるポリメトキシル化フラボン(PMF)が、タンゲレチン、シネンセチン、及びそれらの任意の組み合わせからなる群から選択される、記述7に記載の組成物。
記述9:1つ以上のオメガ3脂肪酸をさらに含む、先行する記述1~8のいずれか1つに記載の組成物。
記述10:1つ以上のオメガ3脂肪酸が、α-リノレン酸を含む、記述9に記載の組成物。
記述11:1つ以上のオメガ3脂肪酸が、エイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサペンタエン酸(DPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)、及びそれらの任意の組み合わせからなる群から選択される少なくとも1つの超長鎖オメガ3脂肪酸を含む、記述9または記述10に記載の組成物。
記述12:1つ以上のオメガ3脂肪酸が、α-リノレン酸と、エイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサペンタエン酸(DPA)、及びドコサヘキサエン酸(DHA)からなる群から選択される少なくとも1つと、を含む、記述9に記載の組成物。
記述13:天然トリグリセリド、再構成トリグリセリド、リン脂質、エチルエステル、遊離脂肪酸、及びそれらの任意の組み合わせからなる群から選択される少なくとも1つの化合物をさらに含む、先行する記述1~12のいずれか1つに記載の組成物。
記述14:1つ以上のオメガ3脂肪酸の総質量が、組成物の総質量の約12.5質量%~約95質量%を構成する、先行する記述9~13のいずれか1つに記載の組成物。
記述15:1つ以上のオメガ3脂肪酸の総質量が、組成物の総質量の約5質量%~約95質量%を構成する、先行する記述9~13のいずれか1つに記載の組成物。
記述16:1つ以上のオメガ3脂肪酸の総質量が、組成物の総質量の約3.5質量%~約75質量%を構成する、先行する記述9~13のいずれか1つに記載の組成物。
記述17:1つ以上のオメガ3脂肪酸の総質量が、組成物の総質量の約25質量%~約95質量%を構成する、先行する記述9~13のいずれか1つに記載の組成物。
記述18:1つ以上のオメガ3脂肪酸の総質量が、組成物の総質量の約10質量%~約40質量%を構成する、先行する記述9~13のいずれか1つに記載の組成物。
記述19:1つ以上のオメガ3脂肪酸の総質量が、組成物の総質量の約7質量%~約30質量%を構成する、先行する記述9~13のいずれか1つに記載の組成物。
記述20:エイコサペンタエン酸(EPA)をさらに含む、先行する記述1~8のいずれか1つに記載の組成物。
記述21:EPAが、組成物の総質量の約12.5質量%~約95質量%を構成する、記述20に記載の組成物。
記述22:EPAが、組成物の総質量の約5質量%~約95質量%を構成する、記述20に記載の組成物。
記述23:EPAが、組成物の総質量の約3.5質量%~約75質量%を構成する、記述20に記載の組成物。
記述24:EPAが、組成物の総質量の約25質量%~約95質量%を構成する、記述20に記載の組成物。
記述25:EPAが、組成物の総質量の約10質量%~約40質量%を構成する、記述20に記載の組成物。
記述26:EPAが、組成物の総質量の約7質量%~約30質量%を構成する、記述20に記載の組成物。
記述27:ドコサペンタエン酸(DPA)をさらに含む、先行する記述1~8のいずれか1つに記載の組成物。
記述28:DPAが、組成物の総質量の約12.5質量%~約95質量%を構成する、記述27に記載の組成物。
記述29:DPAが、組成物の総質量の約5質量%~約95質量%を構成する、記述27に記載の組成物。
記述30:DPAが、組成物の総質量の約3.5質量%~約75質量%を構成する、記述27に記載の組成物。
記述31:DPAが、組成物の総質量の約25質量%~約95質量%を構成する、記述27に記載の組成物。
記述32:DPAが、組成物の総質量の約10質量%~約40質量%を構成する、記述27に記載の組成物。
記述33:DPAが、組成物の総質量の約7質量%~約30質量%を構成する、記述27に記載の組成物。
記述34:ドコサヘキサエン酸(DHA)をさらに含む、先行する記述1~8のいずれか1つに記載の組成物。
記述35:DHAが、組成物の総質量の約12.5質量%~約95質量%を構成する、記述34に記載の組成物。
記述36:DHAが、組成物の総質量の約5質量%~約95質量%を構成する、記述34に記載の組成物。
記述37:DHAが、組成物の総質量の約3.5質量%~約75質量%を構成する、記述34に記載の組成物。
記述38:DHAが、組成物の総質量の約25質量%~約95質量%を構成する、記述34に記載の組成物。
記述39:DHAが、組成物の総質量の約10質量%~約40質量%を構成する、記述34に記載の組成物。
記述40:DHAが、組成物の総質量の約7質量%~約30質量%を構成する、記述34に記載の組成物。
記述41:ウコン抽出物、クルクミン、緑茶(Camillia sinensis)抽出物、カテキン、エピガロカテキンガレート(EGCG)、(-)-エピカテキン、ボスウェリア・コナラ抽出物、ショウガ(Zingiber officinale)抽出物、ジンゲロール、ショウガオール、オウゴン(Scutellaria baicalensis)抽出物、バイカレイン、カフェイン酸フェネチルエステル(CAPE)、シナモン(Cinnamomum zeylanicum、Cinnamon cassia))抽出物、マグノリア・オフィシナリス(Magnolia officinalis)抽出物、ホノキオール、マグノロール、アンドログラフィス・ パニキュラータ(Andrographis paniculata)、マンギフェラ・インディカ(Mangifera indica)、マグニフェリン、オリーブ(Olea europea)抽出物、オレウロペイン、ヒドロキシチロソール、ベルバスコシド、デビルズクロー(Harpagophytum procumbens)、ホップ(Humulus lupulus)抽出物、ブラックシード(Nigella sativa)油、チモキノン、シロヤナギ (Salix alba)樹皮抽出物、サリシン、及びそれらの任意の組み合わせからなる群から選択される1つ以上の天然の抗炎症性植物抽出物をさらに含む、先行する記述1~40のいずれか1つに記載の組成物。
記述42:ケルセチン、イソクエルシトリン、フィセチン、エピガロカテキンガレート(EGCG)、(-)-エピカテキン、ルテオリン、ポリメトキシル化ルテオリン、トランス-レスベラトロール、プテロスチルベン、ヘスペリジン、ヘスペリチン、ナリンギン、アメントフラボン、クロロゲン酸、ウルソール酸からなる群から選択される1つ以上の天然の抗炎症性ポリフェノールをさらに含む、先行する記述1~41のいずれか1つに記載の組成物。
記述43:1つ以上の天然の抗炎症性ポリフェノールの総質量が、前記組成物の総質量の約0.5質量%~約25質量%を構成する、記述42に記載の組成物。
記述44:1つ以上の天然の抗炎症性ポリフェノールの総質量が、前記組成物の総質量の約0.2質量%~約10質量%を構成する、記述42に記載の組成物。
記述45:1つ以上の天然の抗炎症性ポリフェノールの総質量が、前記組成物の総質量の約0.12質量%~約7.5質量%を構成する、記述42に記載の組成物。
記述46:1つ以上の天然の抗炎症性ポリフェノールの総質量が、前記組成物の総質量の約0.1質量%~約85質量%を構成する、記述42に記載の組成物。
記述47:1つ以上の天然の抗炎症性ポリフェノールの総質量が、前記組成物の総質量の約0.04質量%~約40質量%を構成する、記述42に記載の組成物。
記述48:1つ以上の天然の抗炎症性ポリフェノールの総質量が、前記組成物の総質量の約0.025質量%~約30質量%を構成する、記述42に記載の組成物。
記述49:インド大麻(Cannabis sativa)抽出物、カンナビジオール(CBD)、オレオイルエタノールアミド(OEA)、パルミトイルエタノールアミド(PEA)、β-カリオフィレン、及びそれらの任意の組み合わせからなる群から選択される1つ以上の天然の抗炎症性フィトカンナビノイドをさらに含む、先行する記述1~48のいずれか1つに記載の組成物。
記述50:アスタキサンチン、リコピン、ルテイン、β-カロテン、ゼアキサンチン、及びそれらの任意の組み合わせからなる群から選択される1つ以上の天然の抗炎症性カロテノイドをさらに含む、先行する記述1~49のいずれか1つに記載の組成物。
記述51:1つ以上の天然の抗炎症性カロテノイドのそれぞれが、組成物の総質量の約0.1質量%~約2.5質量%を構成する、記述50に記載の組成物。
記述52:1つ以上の天然の抗炎症性カロテノイドのそれぞれが、組成物の総質量の約0.04質量%~約1質量%を構成する、記述50に記載の組成物。
記述53:1つ以上の天然の抗炎症性カロテノイドのそれぞれが、組成物の総質量の約0.025質量%~約0.75質量%を構成する、記述50に記載の組成物。
記述54:1つ以上の天然の抗炎症性カロテノイドのそれぞれが、組成物の総質量の約0.2質量%~約1.2質量%を構成する、記述50に記載の組成物。
記述55:1つ以上の天然の抗炎症性カロテノイドのそれぞれが、組成物の総質量の約0.08質量%~約0.5質量%を構成する、記述50に記載の組成物。
記述56:1つ以上の天然の抗炎症性カロテノイドのそれぞれが、組成物の総質量の約0.05質量%~約0.35質量%を構成する、記述50に記載の組成物。
記述57:β-グルカン、酵母由来のβ-1,3/1,6-グルカン及びキノコ由来のβ-1,3-グルカン、キノコ抽出物、シイタケ抽出物、霊芝(Ganoderma lucidum)抽出物、マイタケ抽出物、エキナセア・プルプレア(Echinacea purpurea)及び/またはE.アングスティフォリア(E.angustifolia)抽出物、エルダーベリー(Sambucus nigra)抽出物、アンドログラフィス・パニクラータ(Andrographis paniculata)、アンドログラホリド(andrographolide)、各種藻類抽出物、スピルリナ(Arthrospira platensis)抽出物、クロレラ(Chlorella vulgaris)抽出物、エクロニア・カバ(Ecklonia cava)抽出物、ウンダリア・ピンナティフィダ(Undaria pinnatifida)抽出物、フコイダン、アストラガルス・メンブラナセウス(Astragalus membranaceus)抽出物、初乳、過免疫牛由来の粉乳、アポラクトフェリン及び/または部分鉄飽和ラクトフェリン及び/または鉄飽和ラクトフェリンを含むラクトフェリン、修飾柑橘類ペクチン、及びそれらの任意の組み合わせからなる群から選択される、免疫調節活性を有する1つ以上の化合物をさらに含む、先行する記述1~56のいずれか1つに記載の組成物。
記述58:ビタミンC、ビタミンD、あらゆる形態の亜鉛及びキレート、あらゆる形態のセレン及びキレート、及びそれらの任意の組み合わせからなる群から選択される、免疫機能を有する1つ以上の必須栄養素をさらに含む、先行する記述1~57のいずれか1つに記載の組成物。
記述59:グルタチオン、及び/または、N-アセチルシステイン(NAC)、γ-グルタミルシステイン(GGC)、(-)-エピカテキン、セレン(好ましくは高セレン酵母由来のもの)、及びそれらの任意の組み合わせからなる群から選択される1つ以上のグルタチオン増強化合物をさらに含む、先行する記述1~58のいずれか1つに記載の組成物。
記述60:エルダーベリー(Sambucus nigra)抽出物、マンゴスチン(Garcinia magnostana)抽出物、サザランジア・フルテセンス(Sutherlandia frutescens)抽出物、ジヒドロケルセチン(タキシフォリン及び/またはアスチルビン)、フコイダンを含むウンダリア・ピンナファティダ(Undaria pinnafatida)抽出物、アポラクトフェリン及び/または部分鉄飽和ラクトフェリン及び/または鉄飽和ラクトフェリンを含むラクトフェリン、亜鉛、セレン(好ましくは高セレン酵母由来のもの)、及びそれらの任意の組み合わせからなる群から選択される1つ以上の天然の抗ウイルス剤をさらに含む、先行する記述1~59のいずれか1つに記載の組成物。
記述61:EGCG、ケルセチン、ヒドロキシクロロキン、クロロキン、及びそれらの任意の組み合わせからなる群から選択される、亜鉛イオノフォア活性を有する1つ以上の化合物をさらに含む、先行する記述1~60のいずれか1つに記載の組成物。
記述62:N-アセチルシステイン(NAC)、ペラルゴニウム・シドイデス(Pelargonium sidoides)抽出物、セラチオペプチダーゼ、ナツメ(Jujube zizyphi)、ピクロリザ・クロア(Picrorhiza kurroa)、ニーム(Melia azadirachta)抽出物、シソ(Perilla frutescens)種子抽出物、ルテオリン、及びそれらの任意の組み合わせからなる群から選択される1つ以上の呼吸増進化合物をさらに含む、先行する記述1~61のいずれか1つに記載の組成物。
記述63:CoQ10、さまざまなサンザシ種(例えば、Crataegus oxyacantha)抽出物、タンジン(Salvia miltiorrhiza)抽出物、(-)-エピカテキンを含むカカオ抽出物、天然の硝酸塩及び/または精製された硝酸塩、単離された単量体イカリイン及び/またはイカリシドIIを含有するものを含むエピメジウム種(例えば、Epimedium sagittatum)抽出物、オストール、L-アルギニン、L-シトルリン、L-グルタチオン、及びそれらの任意の組み合わせからなる群から選択される1つ以上の心臓血管サポート化合物をさらに含む、先行する記述1~62のいずれか1つに記載の組成物。
記述64:組成物の総質量と比較して約2.5質量%~約25質量%のノビレチンを含む、先行する記述1~63のいずれか1つに記載の組成物。
記述65:組成物の総質量と比較して約1質量%~約10質量%のノビレチンを含む、先行する記述1~63のいずれか1つに記載の組成物。
記述66:前記組成物の総質量と比較して約0.7質量%~約7.5質量%のノビレチンを含む、先行する記述1~63のいずれか1つに記載の組成物。
記述67:組成物の総質量と比較して約0.7質量%~約100質量%のノビレチンを含む、先行する記述1~63のいずれか1つに記載の組成物。
記述68:組成物の総質量と比較して約0.25質量%~約60質量%のノビレチンを含む、先行する記述1~63のいずれか1つに記載の組成物。
記述69:組成物の総質量と比較して約0.2質量%~約40質量%のノビレチンを含む、先行する記述1~63のいずれか1つに記載の組成物。
記述70:先行する記述1~69のいずれか1つに記載の組成物のいずれか1つを含む、経口医薬製剤。
記述71:散剤として製剤化された、記述70に記載の経口医薬製剤。
記述72:カプセル剤、錠剤、ソフトゲル剤、またはマイクロカプセルとして製剤化された、記述70に記載の経口医薬製剤。
記述73:懸濁液として製剤化された、記述70に記載の経口医薬製剤。
記述74:液体エマルションとして製剤化された、記述70に記載の経口医薬製剤。
記述75:先行する記述1~69のいずれか1つに記載の組成物のいずれか1つを含む、局所医薬製剤。
記述76:製剤の投与を必要とする対象に約7mg~約1400mgのノビレチンが投与されるように製剤化された、先行する記述70~75のいずれか1つに記載の医薬製剤。
記述77:製剤の投与を必要とする対象に約25mg~約250mgのノビレチンが投与されるように製剤化された、先行する記述70~75のいずれか1つに記載の医薬製剤。
記述78:製剤の投与を必要とする対象に約0.1mg/kg体重~約20mg/kg体重のノビレチンが投与されるように製剤化された、先行する記述70~75のいずれか1つに記載の医薬製剤。
記述79:製剤の投与を必要とする対象に約125mg~約2500mgのオメガ3脂肪酸が投与されるように製剤化された、先行する記述70~78のいずれか1つに記載の医薬製剤。
記述80:製剤の投与を必要とする対象に約250mg~約1000mgのオメガ3脂肪酸が投与されるように製剤化された、先行する記述70~78のいずれか1つに記載の医薬製剤。
記述81:製剤の投与を必要とする対象に約125mg~約2500mgのEPAが投与されるように製剤化された、先行する記述70~78のいずれか1つに記載の医薬製剤。
記述82:製剤の投与を必要とする対象に約250mg~約1000mgのEPAが投与されるように製剤化された、先行する記述70~78のいずれか1つに記載の医薬製剤。
記述83:製剤の投与を必要とする対象に約125mg~約2500mgのDPAが投与されるように製剤化された、先行する記述70~78のいずれか1つに記載の医薬製剤。
記述84:製剤の投与を必要とする対象に約250mg~約1000mgのDPAが投与されるように製剤化された、先行する記述70~78のいずれか1つに記載の医薬製剤。
記述85:製剤の投与を必要とする対象に約125mg~約2500mgのDHAが投与されるように製剤化された、先行する記述70~78のいずれか1つに記載の医薬製剤。
記述86:製剤の投与を必要とする対象に約250mg~約1000mgのDHAが投与されるように製剤化された、先行する記述70~78のいずれか1つに記載の医薬製剤。
記述87:製剤の投与を必要とする対象に約1mg~約1000mgの1つ以上の天然の抗炎症性ポリフェノールが投与されるように製剤化された、先行する記述70~86のいずれか1つに記載の医薬製剤。
記述88:製剤の投与を必要とする対象に約5mg~約250mgの1つ以上の天然の抗炎症性ポリフェノールが投与されるように製剤化された、先行する記述70~86のいずれか1つに記載の医薬製剤。
記述89:製剤の投与を必要とする対象に約1mg~約25mgの1つ以上の天然の抗炎症性カロテノイドが投与されるように製剤化された、先行する記述70~88のいずれか1つに記載の医薬製剤。
記述90:製剤の投与を必要とする対象に約2mg~約12mgの1つ以上の天然の抗炎症性カロテノイドが投与されるように製剤化された、先行する記述70~88のいずれか1つに記載の医薬製剤。
記述91:製剤の投与を必要とする対象に約45mg~約8000mgのビタミンCが投与されるように製剤化された、先行する記述70~90のいずれか1つに記載の医薬製剤。
記述92:製剤の投与を必要とする対象に約90mg~約1000mgのビタミンCが投与されるように製剤化された、先行する記述70~90のいずれか1つに記載の医薬製剤。
記述93:製剤の投与を必要とする対象に約5mcg~約250mcgのビタミンDが投与されるように製剤化された、先行する記述70~91のいずれか1つに記載の医薬製剤。
記述94:製剤の投与を必要とする対象に約20mcg~約50mcgのビタミンDが投与されるように製剤化された、先行する記述70~91のいずれか1つに記載の医薬製剤。
記述95:製剤の投与を必要とする対象に約5.5mg~約75mgの亜鉛が投与されるように製剤化された、先行する記述70~94のいずれか1つに記載の医薬製剤。
記述96:製剤の投与を必要とする対象に約10mg~約25mgの亜鉛が投与されるように製剤化された、先行する記述70~94のいずれか1つに記載の医薬製剤。
記述97:製剤の投与を必要とする対象に約27.5mcg~約400mcgのセレンが投与されるように製剤化された、先行する記述70~96のいずれか1つに記載の医薬製剤。
記述98:製剤の投与を必要とする対象に約55mcg~約200mcgのセレンが投与されるように製剤化された、先行する記述70~96のいずれか1つに記載の医薬製剤。
記述99:COVID-19感染症の治療または予防を必要とする対象のCOVID-19感染症を治療または予防するための方法であって、前記対象に、治療有効量の先行する記述1~69のいずれか1つに記載の組成物を投与することを含む、前記方法。
記述100:重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)に感染した対象を治療するための方法であって、前記対象に、治療有効量の先行する記述1~69のいずれか1つに記載の組成物を投与することを含む、前記方法。
記述101:重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)によって引き起こされる呼吸器感染症または肺炎を有する、及び/またはそれらが診断された対象を治療するための方法であって、前記対象に、治療有効量の先行する記述1~69のいずれか1つに記載の組成物を投与することを含む、前記方法。
記述102:対象に投与することが、経口投与を含む、記述99~101のいずれか1つに記載の方法。
記述103:経口投与が、経口懸濁液を投与することを含む、記述102に記載の方法。
記述104:経口投与が、対象に液体を投与することを含む、記述102に記載の方法。
記述105:経口投与が、口腔、陰唇下、または舌下投与を含む、記述102に記載の方法。
記述106:経口投与が、1つ以上の丸剤、錠剤、カプセル剤、またはマイクロカプセルの投与を含む、記述102に記載の方法。
記述107:対象に投与することが、非経口投与を含む、記述99~101のいずれか1つに記載の方法。
記述108:対象に投与することが、約0.1mg/kg体重~約20mg/kg体重のノビレチンの1日用量の投与を含む、先行する記述99~107のいずれか1つに記載の方法。
記述109:対象に投与することが、約7mg~約1400mgのノビレチンの1日用量の投与を含む、先行する記述99~107のいずれか1つに記載の方法。
記述110:対象に投与することが、約25mg~約250mgのノビレチンの1日用量の投与を含む、先行する記述99~107のいずれか1つに記載の方法。
記述111:対象に投与することが、約125mg~約2500mgのオメガ3脂肪酸の1日用量の投与を含む、先行する記述99~110のいずれか1つに記載の方法。
記述112:対象に投与することが、約250mg~約1000mgのオメガ3脂肪酸の1日用量の投与を含む、先行する記述99~110のいずれか1つに記載の方法。
記述113:対象に投与することが、約125mg~約2500mgのEPAの1日用量の投与を含む、先行する記述99~110のいずれか1つに記載の方法。
記述114:対象に投与することが、約250mg~約1000mgのEPAの1日用量の投与を含む、先行する記述99~110のいずれか1つに記載の方法。
記述115:対象に投与することが、約125mg~約2500mgのDPAの1日用量の投与を含む、先行する記述99~110のいずれか1つに記載の方法。
記述116:対象に投与することが、約250mg~約1000mgのDPAの1日用量の投与を含む、先行する記述99~110のいずれか1つに記載の方法。
記述117:対象に投与することが、約125mg~約2500mgのDHAの1日用量の投与を含む、先行する記述99~110のいずれか1つに記載の方法。
記述118:対象に投与することが、約250mg~約1000mgのDHAの1日用量の投与を含む、先行する記述99~110のいずれか1つに記載の方法。
記述119:対象に投与することが、約1mg~約1000mgの天然の抗炎症性ポリフェノールの1日用量の投与を含む、先行する記述99~118のいずれか1つに記載の方法。
記述120:対象に投与することが、約5mg~約250mgの天然の抗炎症性ポリフェノールの1日用量の投与を含む、先行する記述99~118のいずれか1つに記載の方法。
記述121:対象に投与することが、約1mg~約25mgの天然の抗炎症性カロテノイドの1日用量の投与を含む、先行する記述99~120のいずれか1つに記載の方法。
記述122:対象に投与することが、約2mg~約12mgの天然の抗炎症性カロテノイドの1日用量の投与を含む、先行する記述99~120のいずれか1つに記載の方法。
記述123:対象に投与することが、約45mg~約8000mgのビタミンCの1日用量の投与を含む、先行する記述99~122のいずれか1つに記載の方法。
記述124:対象に投与することが、約90mg~約1000mgのビタミンCの1日用量の投与を含む、先行する記述99~122のいずれか1つに記載の方法。
記述125:対象に投与することが、約5mcg~約250mcgのビタミンDの1日用量の投与を含む、先行する記述99~124のいずれか1つに記載の方法。
記述126:対象に投与することが、約20mcg~約50mcgのビタミンDの1日用量の投与を含む、先行する記述99~124のいずれか1つに記載の方法。
記述127:対象に投与することが、約5.5mg~約75mgの亜鉛の1日用量の投与を含む、先行する記述99~126のいずれか1つに記載の方法。
記述128:対象に投与することが、約10mg~約25mgの亜鉛の1日用量の投与を含む、先行する記述99~126のいずれか1つに記載の方法。
記述129:対象に投与することが、約27.5mcg~約400mgのセレンの1日用量の投与を含む、先行する記述99~128のいずれか1つに記載の方法。
記述130:対象に投与することが、約55mcg~約200mcgのセレンの1日用量の投与を含む、先行する記述99~128のいずれか1つに記載の方法。
記述131:α-リノレン酸(ALA)をさらに含む、先行する記述1~8及び41~69のいずれか1つに記載の組成物。
記述132:ALAが、組成物の総質量の約12.5質量%~約95質量%を構成する、記述131に記載の組成物。
記述133:ALAが、組成物の総質量の約5質量%~約95質量%を構成する、記述131に記載の組成物。
記述134:前記ALAが、前記組成物の総質量の約3.5質量%~約75質量%を構成する、記述131に記載の組成物。
記述135:ALAが、組成物の総質量の約25質量%~約95質量%を構成する、記述131に記載の組成物。
記述136:ALAが、組成物の総質量の約10質量%~約40質量%を構成する、記述131に記載の組成物。
記述137:ALAが、組成物の総質量の約7質量%~約30質量%を構成する、記述131に記載の組成物。
記述138:先行する記述131~137のいずれか1つに記載の組成物のいずれか1つを含む、経口医薬製剤。
記述139:散剤として製剤化された、記述138に記載の経口医薬製剤。
記述140:カプセル剤、錠剤、ソフトゲル剤、またはマイクロカプセルとして製剤化された、記述138に記載の経口医薬製剤。
記述141:懸濁液として製剤化された、記述138に記載の経口医薬製剤。
記述142:液体エマルションとして製剤化された、記述138に記載の経口医薬製剤。
記述143:先行する記述131~137のいずれか1つに記載の組成物のいずれか1つを含む、局所医薬製剤。
記述144:COVID-19感染症の治療または予防を必要とする対象のCOVID-19感染症を治療または予防するための方法であって、前記対象に、治療有効量の先行する記述131~137のいずれか1つに記載の組成物を投与することを含む、前記方法。
記述145:重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)に感染した対象を治療するための方法であって、前記対象に、治療有効量の先行する記述131~137のいずれか1つに記載の組成物を投与することを含む、前記方法。
記述146:重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)によって引き起こされる呼吸器感染症または肺炎を有する、及び/またはそれらが診断された対象を治療するための方法であって、前記対象に、治療有効量の先行する記述131~137のいずれか1つに記載の組成物を投与することを含む、前記方法。
記述147:前記対象に投与することが、約125mg~約2500mgのALAの1日用量の投与を含む、先行する記述144~146のいずれか1つに記載の方法。
記述148:前記対象に投与することが、約250mg~約1000mgのALAの1日用量の投与を含む、先行する記述144~146のいずれか1つに記載の方法。
記述149:COVID-19感染症の治療または予防を必要とする対象のCOVID-19感染症を治療または予防するための方法であって、前記対象に、治療有効量の先行する記述70~98及び138~143のいずれか1つに記載の製剤を投与することを含む、前記方法。
記述150:重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)に感染した対象を治療するための方法であって、前記対象に、治療有効量の先行する記述70~98及び138~143のいずれか1つに記載の製剤を投与することを含む、前記方法。
記述151:重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)によって引き起こされる呼吸器感染症または肺炎を有する、及び/またはそれらが診断された対象を治療するための方法であって、前記対象に、治療有効量の先行する記述70~98及び138~143のいずれか1つに記載の製剤を投与することを含む、前記方法。
記述152:前記対象が、哺乳動物である、先行する記述99~133及び144~151のいずれか1つに記載の方法。
記述153:前記対象が、ヒトである、先行する記述99~133及び144~151のいずれか1つに記載の方法。
記述154:対象のウイルス性呼吸器感染症を治療または予防するための組成物であって、栄養学的または薬学的に有効な量のノビレチンまたはその塩、溶媒和物、もしくはプロドラッグを含む、前記組成物。
記述155:ウイルス性呼吸器感染症によって引き起こされる肺炎を有する、及び/または肺炎が診断された対象を治療するための組成物であって、栄養学的または薬学的に有効な量のノビレチンまたはその塩、溶媒和物もしくはプロドラッグを含む、前記組成物。
記述156:対象のウイルス性呼吸器感染症を治療または予防するための組成物であって、栄養学的または薬学的に有効な量の5,6,7,8,3’,4’-ヘキサメトキシフラボンまたはその塩、溶媒和物、もしくはプロドラッグを含む、前記組成物。
記述157:ウイルス性呼吸器感染症によって引き起こされる肺炎を有する、及び/または肺炎が診断された対象を治療するための組成物であって、栄養学的または薬学的に有効な量の5,6,7,8,3’,4’-ヘキサメトキシフラボンまたはその塩、溶媒和物もしくはプロドラッグを含む、前記組成物。
記述158:対象のウイルス性呼吸器感染症を治療または予防するための組成物であって、栄養学的または薬学的に有効な量の構造式Iに記載の化合物:
またはその塩、溶媒和物、もしくはプロドラッグを含む、前記組成物。
記述159:ウイルス性呼吸器感染症によって引き起こされる肺炎を有する、及び/または肺炎が診断された対象を治療するための組成物であって、栄養学的または薬学的に有効な量の構造式Iに記載の化合物:
またはその塩、溶媒和物、もしくはプロドラッグを含む、前記組成物。
記述160:1つ以上のさらなるポリメトキシル化フラボン(PMF)をさらに含む、先行する記述154~159のいずれか1つに記載の組成物。
記述161:1つ以上のさらなるポリメトキシル化フラボン(PMF)が、タンゲレチン、シネンセチン、及びそれらの任意の組み合わせからなる群から選択される、記述160に記載の組成物。
記述162:1つ以上のオメガ3脂肪酸をさらに含む、先行する記述154~161のいずれか1つに記載の組成物。
記述163:1つ以上のオメガ3脂肪酸が、α-リノレン酸を含む、記述162に記載の組成物。
記述164:1つ以上のオメガ3脂肪酸が、エイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサペンタエン酸(DPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)、及びそれらの任意の組み合わせからなる群から選択される少なくとも1つの超長鎖オメガ3脂肪酸を含む、記述162または記述163に記載の組成物。
記述165:1つ以上のオメガ3脂肪酸が、α-リノレン酸と、エイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサペンタエン酸(DPA)、及びドコサヘキサエン酸(DHA)からなる群から選択される少なくとも1つと、を含む、記述162に記載の組成物。
記述166:天然トリグリセリド、再構成トリグリセリド、リン脂質、エチルエステル、遊離脂肪酸、及びそれらの任意の組み合わせからなる群から選択される少なくとも1つの化合物をさらに含む、先行する記述154~165のいずれか1つに記載の組成物。
記述167:組成物の総質量と比較して約2.5質量%~約25質量%のノビレチンを含む、先行する記述154~166のいずれか1つに記載の組成物。
記述168:組成物の総質量と比較して約1質量%~約10質量%のノビレチンを含む、先行する記述154~166のいずれか1つに記載の組成物。
記述169:組成物の総質量と比較して約0.7質量%~約7.5質量%のノビレチンを含む、先行する記述154~166のいずれか1つに記載の組成物。
記述170:組成物の総質量と比較して約0.7質量%~約100質量%のノビレチンを含む、先行する記述154~166のいずれか1つに記載の組成物。
記述171:組成物の総質量と比較して約0.25質量%~約60質量%のノビレチンを含む、先行する記述154~166のいずれか1つに記載の組成物。
記述172:組成物の総質量と比較して約0.2質量%~約40質量%のノビレチンを含む、先行する記述154~166のいずれか1つに記載の組成物。
記述173:ウイルス性呼吸器感染症が、風邪である、先行する記述154~172のいずれか1つに記載の組成物。
記述174:ウイルス性呼吸器感染症が、インフルエンザA型である、先行する記述154~172のいずれか1つに記載の組成物。
記述175:ウイルス性呼吸器感染症が、インフルエンザB型である、先行する記述154~172のいずれか1つに記載の組成物。
記述176:ウイルス性呼吸器感染症が、コロナウイルスによって引き起こされる、先行する記述154~172のいずれか1つに記載の組成物。
記述177:ウイルス性呼吸器感染症の治療または予防を必要とする対象のウイルス性呼吸器感染症を治療または予防するための方法であって、前記対象に、治療有効量の先行する記述154~176のいずれか1つに記載の組成物を投与することを含む、前記方法。
記述178:ウイルス性呼吸器感染症によって引き起こされる肺炎を有する、及び/または肺炎が診断された対象を治療するための方法であって、前記対象に、治療有効量の先行する記述154~137のいずれか1つに記載の組成物を投与することを含む、前記方法。
記述179:ウイルス性呼吸器感染症が、風邪である、記述177または記述178に記載の方法。
記述180:ウイルス性呼吸器感染症が、インフルエンザA型である、記述177または記述178に記載の方法。
記述181:ウイルス性呼吸器感染症が、インフルエンザB型である、記述177または記述178に記載の方法。
記述182:ウイルス性呼吸器感染症が、コロナウイルスによって引き起こされる、記述177または記述178に記載の方法。
記述183:対象が、哺乳動物である、先行する記述177~182のいずれか1つに記載の方法。
記述184:前記対象が、ヒトである、先行する記述177~182のいずれか1つに記載の方法。
記述185:対象のウイルス性呼吸器感染症を治療または予防するための組成物であって、栄養学的または薬学的に有効な量のノビレチンまたはその塩、溶媒和物、もしくはプロドラッグを含む、前記組成物。
記述186:対象が、ウイルス性呼吸器感染症によって引き起こされる肺炎を有するか、及び/または肺炎と診断されている、記述185に記載の組成物。
記述187:ウイルス性呼吸器感染症が、風邪、インフルエンザA型、インフルエンザB型、コロナウイルス、重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)、及びそれらの任意の組み合わせからなる群から選択される、記述185または記述186に記載の組成物。
記述188:ウイルス性呼吸器感染症が、重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)である、記述187に記載の組成物。
記述189:1つ以上のさらなるポリメトキシル化フラボン(PMF)をさらに含む、先行する記述185~188のいずれか1つに記載の組成物。
記述190:1つ以上のさらなるポリメトキシル化フラボン(PMF)が、タンゲレチン、シネンセチン、及びそれらの任意の組み合わせからなる群から選択される、記述189に記載の組成物。
記述191:1つ以上のオメガ3脂肪酸をさらに含む、先行する記述185~189のいずれか1つに記載の組成物。
記述192:1つ以上のオメガ3脂肪酸が、α-リノレン酸を含む、記述191に記載の組成物。
記述193:1つ以上のオメガ3脂肪酸が、エイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサペンタエン酸(DPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)、及びそれらの任意の組み合わせからなる群から選択される少なくとも1つの超長鎖オメガ3脂肪酸を含む、記述191に記載の組成物。
記述194:1つ以上のオメガ3脂肪酸が、α-リノレン酸と、エイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサペンタエン酸(DPA)、及びドコサヘキサエン酸(DHA)からなる群から選択される少なくとも1つと、を含む、記述191に記載の組成物。
記述195:天然トリグリセリド、再構成トリグリセリド、リン脂質、エチルエステル、遊離脂肪酸、及びそれらの任意の組み合わせからなる群から選択される少なくとも1つの化合物をさらに含む、先行する記述185~194のいずれか1つに記載の組成物。
記述196:組成物の総質量と比較して約0.25質量%~約60質量%のノビレチンを含む、先行する記述185~195のいずれか1つに記載の組成物。
記述197:ウイルス性呼吸器感染症の治療または予防を必要とする対象のウイルス性呼吸器感染症を治療または予防するための方法であって、前記対象に、ノビレチンまたはその塩、溶媒和物、もしくはプロドラッグを含む治療有効量の組成物を投与することを含む、前記方法。
記述198:対象が、ウイルス性呼吸器感染症によって引き起こされる肺炎を有するか、及び/または肺炎と診断されている、記述197に記載の方法。
記述199:ウイルス性呼吸器感染症が、風邪、インフルエンザA型、インフルエンザB型、コロナウイルス、重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)、及びそれらの任意の組み合わせからなる群から選択される、記述197または記述198に記載の方法。
記述200:ウイルス性呼吸器感染症が、重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)である、記述197または記述198に記載の方法。
記述201:組成物が、1つ以上のさらなるポリメトキシル化フラボン(PMF)をさらに含む、先行する記述197~200のいずれか1つに記載の方法。
記述202:1つ以上のさらなるポリメトキシル化フラボン(PMF)が、タンゲレチン、シネンセチン、及びそれらの任意の組み合わせからなる群から選択される、記述201に記載の方法。
記述203:組成物が、1つ以上のオメガ-3脂肪酸をさらに含む、先行する記述197~203のいずれか1つに記載の方法。
記述204:1つ以上のオメガ3脂肪酸が、α-リノレン酸を含む、記述203に記載の方法。
記述205:1つ以上のオメガ3脂肪酸が、エイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサペンタエン酸(DPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)、及びそれらの任意の組み合わせからなる群から選択される少なくとも1つの超長鎖オメガ3脂肪酸を含む、記述203に記載の方法。
記述206:1つ以上のオメガ3脂肪酸が、α-リノレン酸と、エイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサペンタエン酸(DPA)、及びドコサヘキサエン酸(DHA)からなる群から選択される少なくとも1つと、を含む、記述203に記載の方法。
記述207:組成物が、天然トリグリセリド、再構成トリグリセリド、リン脂質、エチルエステル、遊離脂肪酸、及びそれらの任意の組み合わせからなる群から選択される少なくとも1つの化合物をさらに含む、先行する記述197~206のいずれか1つに記載の方法。
記述208:組成物が、前記組成物の総質量と比較して約0.25質量%~約60質量%のノビレチンを含む、先行する記述197~207のいずれか1つに記載の方法。
記述209:対象が、哺乳動物である、先行する記述197~208のいずれか1つに記載の方法。
記述210:対象が、ヒトである、先行する記述197~208のいずれか1つに記載の方法。

Claims (26)

  1. 対象のウイルス性呼吸器感染症を治療または予防するための組成物であって、栄養学的または薬学的に有効な量のノビレチンまたはその塩、溶媒和物、もしくはプロドラッグを含む、前記組成物。
  2. 対象が、ウイルス性呼吸器感染症によって引き起こされる肺炎を有するか、及び/または肺炎と診断されている、請求項1に記載の組成物。
  3. ウイルス性呼吸器感染症が、風邪、インフルエンザA型、インフルエンザB型、コロナウイルス、重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)、及びそれらの任意の組み合わせからなる群から選択される、請求項1または請求項2に記載の組成物。
  4. ウイルス性呼吸器感染症が、重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)である、請求項3に記載の組成物。
  5. 1つ以上のさらなるポリメトキシル化フラボン(PMF)をさらに含む、請求項1に記載の組成物。
  6. 1つ以上のさらなるポリメトキシル化フラボン(PMF)が、タンゲレチン、シネンセチン、及びそれらの任意の組み合わせからなる群から選択される、請求項5に記載の組成物。
  7. 1つ以上のオメガ3脂肪酸をさらに含む、請求項1に記載の組成物。
  8. 1つ以上のオメガ-3脂肪酸が、α-リノレン酸を含む、請求項7に記載の組成物。
  9. 1つ以上のオメガ3脂肪酸が、エイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサペンタエン酸(DPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)、及びそれらの任意の組み合わせからなる群から選択される少なくとも1つの超長鎖オメガ3脂肪酸を含む、請求項7に記載の組成物。
  10. 1つ以上のオメガ3脂肪酸が、α-リノレン酸と、エイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサペンタエン酸(DPA)、及びドコサヘキサエン酸(DHA)からなる群から選択される少なくとも1つと、を含む、請求項7に記載の組成物。
  11. 天然トリグリセリド、再構成トリグリセリド、リン脂質、エチルエステル、遊離脂肪酸、及びそれらの任意の組み合わせからなる群から選択される少なくとも1つの化合物をさらに含む、請求項1に記載の組成物。
  12. 組成物の総質量と比較して約0.25質量%~約60質量%のノビレチンを含む、請求項1に記載の組成物。
  13. ウイルス性呼吸器感染症の治療または予防を必要とする対象のウイルス性呼吸器感染症を治療または予防するための方法であって、前記対象に、ノビレチンまたはその塩、溶媒和物、もしくはプロドラッグを含む治療有効量の組成物を投与することを含む、前記方法。
  14. 対象が、ウイルス性呼吸器感染症によって引き起こされる肺炎を有するか、及び/または肺炎と診断されている、請求項13に記載の方法。
  15. ウイルス性呼吸器感染症が、風邪、インフルエンザA型、インフルエンザB型、コロナウイルス、重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)、及びそれらの任意の組み合わせからなる群から選択される、請求項13または請求項14に記載の方法。
  16. ウイルス性呼吸器感染症が、重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)である、請求項13または請求項14に記載の方法。
  17. 組成物が、1つ以上のさらなるポリメトキシル化フラボン(PMF)をさらに含む、請求項13に記載の方法。
  18. 1つ以上のさらなるポリメトキシル化フラボン(PMF)が、タンゲレチン、シネンセチン、及びそれらの任意の組み合わせからなる群から選択される、請求項17に記載の方法。
  19. 組成物が、1つ以上のオメガ3脂肪酸をさらに含む、請求項13に記載の方法。
  20. 1つ以上のオメガ-3脂肪酸が、α-リノレン酸を含む、請求項19に記載の方法。
  21. 1つ以上のオメガ3脂肪酸が、エイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサペンタエン酸(DPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)、及びそれらの任意の組み合わせからなる群から選択される少なくとも1つの超長鎖オメガ3脂肪酸を含む、請求項19に記載の方法。
  22. 1つ以上のオメガ3脂肪酸が、α-リノレン酸と、エイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサペンタエン酸(DPA)、及びドコサヘキサエン酸(DHA)からなる群から選択される少なくとも1つと、を含む、請求項19に記載の方法。
  23. 組成物が、天然トリグリセリド、再構成トリグリセリド、リン脂質、エチルエステル、遊離脂肪酸、及びそれらの任意の組み合わせからなる群から選択される少なくとも1つの化合物をさらに含む、請求項13に記載の方法。
  24. 組成物が、前記組成物の総質量と比較して約0.25質量%~約60質量%のノビレチンを含む、請求項13に記載の方法。
  25. 対象が、哺乳動物である、請求項13に記載の方法。
  26. 対象が、ヒトである、請求項13に記載の方法。
JP2023505976A 2020-07-27 2021-07-26 Covid-19及び関連する病態の治療及び予防のためのノビレチン組成物ならびに方法 Pending JP2023536841A (ja)

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