JP2023535553A - 取り外し可能な管保持具を備える流体サンプル収集容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】収集容器と、収集容器に結合可能な容器蓋とを含む容器アセンブリ。【解決手段】細長い受容部が内部に形成された試料採取管保持具が提供され、細長い受容部は、試料採取管を受容するように構成されている。試料採取管保持具は、容器蓋の中央部分に取り外し可能に結合可能であり、その結果、細長い受容部の少なくとも一部分は、容器蓋が収集容器に結合され、試料採取管保持具が容器蓋に結合されたときに、収集容器のチャンバの中に延在する。【選択図】図4
Description
関連出願の相互参照
本出願は、「Fluid Sample Collection Container with Removable Tube Holder」と題して、2020年7月1日に出願された米国仮出願第63/047,077号に対する優先権を主張し、その開示全体は、全体的に参照により援用される。
本出願は、「Fluid Sample Collection Container with Removable Tube Holder」と題して、2020年7月1日に出願された米国仮出願第63/047,077号に対する優先権を主張し、その開示全体は、全体的に参照により援用される。
発明の分野
本開示は、一般に、流体試料を採取するための容器アセンブリに関する。特に、本開示は、取り外し可能な試料採取管保持具を含む容器アセンブリに関する。
本開示は、一般に、流体試料を採取するための容器アセンブリに関する。特に、本開示は、取り外し可能な試料採取管保持具を含む容器アセンブリに関する。
関連技術の説明
臨床検査を尿などの体液サンプルに対して行うには、体液サンプルを採取するための容器を提供する必要がある。これらの収集容器は、典型的には、取り外し可能な蓋を備えたカップ型容器を含む。流体サンプルが容器に採取されると、蓋が再度適用される。次いで、収集容器は、実験室又は他の試験施設に輸送され得て、そこで採取された試料のサンプルが試験目的で抽出される。
臨床検査を尿などの体液サンプルに対して行うには、体液サンプルを採取するための容器を提供する必要がある。これらの収集容器は、典型的には、取り外し可能な蓋を備えたカップ型容器を含む。流体サンプルが容器に採取されると、蓋が再度適用される。次いで、収集容器は、実験室又は他の試験施設に輸送され得て、そこで採取された試料のサンプルが試験目的で抽出される。
サンプル抽出プロセスを簡素化するために、従来の収集容器は蓋を使用しており、その蓋は収集容器を覆って密閉するのみでなく、流体試料のサンプルの抽出を可能にする抽出デバイスの使用も提供する。そのような蓋は、管を支持する受容部又は空洞部を含み得て、管は、空洞部内で、容器内に収容された試料と流体連通するカップ型容器の下端部まで延びている。チューブ又は蓋は、カニューレ及び針を収める一体化された細長い受容部を含み得て、その結果、真空排気された収集デバイス(例えば、試料採取管)がそこに取り付けられて、採取したサンプルの一部分を、蓋を取り外す必要なくその中に引き込み得る。そのような構成では、サンプルは、サンプル及び/又は空洞部領域にこぼれる、又は汚染することなく取り出され得る。引き続きサンプルは、収集容器から複数の採取管を使用することによって引き出され得る。
しかしながら、従来の収集容器では、針は、細長い受容部内に、容器蓋へ取り外し不能に一体化されたフィンガーグリップルアーアダプタ(FGLA)のパーツとして提供される。したがって、ユーザがすべてのサンプル採取(複数可)を完了して、容器アセンブリの廃棄を望む場合、取り外し可能な蓋全体を、適切な鋭利物容器又は鋭利物バイオハザード容器に廃棄する必要がある。取り外し可能な蓋は、それらの容量が大きいため、鋭利物容器をすぐに満たし、鋭利物及び/又はバイオハザード廃棄物を安全に処理するために、資格のある廃棄業者によるサービスを頻繁に必要とする。このような廃棄サービスは、従来の廃棄物廃棄サービスよりもはるかに費用がかかるため、医療提供者は一般に、鋭利物及び/又はバイオハザード廃棄物の蓄積量を最小限に抑えようとする。
更に、FGLAが蓋に一体化されているため、患者及び/又は医療従事者は、サンプルの採取、輸送、及び/又は廃棄の間、針刺し損傷の危険がより高まる可能性がある。
上記を鑑みると、鋭利物廃棄物の量を減らし、ユーザ及び/又は医療従事者を潜在的な針刺し損傷から保護する流体サンプル収集容器に対する必要性が存在する。
本発明の一実施形態によると、流体試料を採取するための容器アセンブリは、流体試料を受容するためのチャンバを画定する収集容器と、収集容器の開放端部に結合可能で、その開放端部を少なくとも部分的に閉じる容器蓋とを含む。容器アセンブリはまた、収集容器の開放端部に結合可能で、その開放端部を少なくとも部分的に閉じる容器蓋と、形成された細長い受容部を内部に有する試料採取管保持具とを含み、細長い受容部は試料採取管を受容するように構成され、試料採取管保持具は容器蓋の中央部分に取り外し可能に結合可能であり、その結果、細長い受容部の少なくとも一部分は、容器蓋が収集容器に結合され、試料採取管保持具が容器蓋に結合されたときに、収集容器のチャンバ内に延在する。
特定の構成では、容器蓋の中央部分は、試料採取管保持具の細長い受容部を受容するようにサイズ決定されて構成された開口部を含む。容器蓋はまた、少なくとも1つの保持部材を含んでもよく、ここで少なくとも1つの保持部材は、試料採取管保持具を容器蓋に固定するように構成される。試料採取管保持具は、細長い受容部の受容空洞部の周辺に配置された少なくとも1つのフランジを含み得る。
必要に応じて、少なくとも1つのフランジは、少なくとも1つの保持部材と係合するように構成され得る。少なくとも1つの保持部材はスロットを含み得て、少なくとも1つのフランジは、試料採取管保持具が容器蓋に結合されるときにスロットと係合するように構成され得る。試料採取管保持具はまた、細長い受容部の受容空洞部の周辺に配置された一対の、対向して上方に延びるウィングを含み得る。
試料採取管保持具は、第1の方向に4分の1回転することによって容器蓋に結合可能であり、第2の方向に4分の1回転することによって容器蓋から分離可能である。必要に応じて、試料採取管保持具は、穿孔された継ぎ目によって容器蓋に結合されてもよい。試料採取管保持具は、プルタブを更に含んでもよい。特定の構成では、プルタブを上方に引っ張る力により、穿孔された継ぎ目が引き裂かれ、試料採取管保持具が容器蓋から分離される。
本発明の別の実施形態によれば、流体試料を採取するための容器アセンブリと共に使用するための容器蓋アセンブリは、収集容器の開放端部に結合可能であるように構成された容器蓋と、形成された細長い受容部を内部に有する試料採取管保持具とを含む。細長い受容部は、試料採取管を受容するように構成され、試料採取管保持具は、容器蓋の中央部分に取り外し可能に結合可能である。
ある構成では、容器蓋は、少なくとも1つの保持部材を更に含み、保持部材は試料採取管保持具を容器蓋に固定するように構成される。試料採取管保持具は、細長い受容部の受容空洞部の周辺に配置された少なくとも1つのフランジを含み得る。フランジは、試料採取管保持具が容器蓋に結合されるときに、少なくとも1つの保持部材に形成されたスロットと係合するように構成され得る。
別の構成では、試料採取管保持具は、細長い受容部の受容空洞部の周辺に配置された一対の、対向して上方に延びるウィングを含む。試料採取管保持具はまた、穿孔された継ぎ目によって容器蓋に結合されてもよい。必要に応じて、試料採取管保持具は、プルタブを更に含んでもよく、プルタブを上方に引っ張る力により、穿孔された継ぎ目が引き裂かれ、試料採取管保持具を容器蓋から分離し得る。
本発明の更に別の実施形態によれば、流体試料を採取するための容器アセンブリを形成する方法は、流体試料を受容するためのチャンバを画定する収集容器を提供すること、収集容器に結合可能な容器蓋を提供すること、試料採取管保持具を容器蓋から分離することを含む。試料採取管保持具は、形成された細長い受容部を内部に含み得て、それは試料採取管を受容するように構成される。この方法はまた、試料採取管保持具を容器蓋の中央部分に結合することを含んでもよく、その結果、細長い受容部の少なくとも一部分は、容器蓋が収集容器に結合され、試料採取管保持具が容器蓋に結合されたときに、収集容器のチャンバ内に延在する。
この方法はまた、試料採取作業が完了したときに試料採取管保持具を容器蓋から分離すること、試料採取管保持具を容器蓋及び収集容器とは別に廃棄することを含んでもよい。
本開示の更なる詳細及び利点は、以下の詳細な説明を添付の図面と併せて読むことで理解されるであろう。
以下、本発明の実施を可能にするために記載した態様を当業者が作製し使用できるよう説明する。但し、様々な変更、均等物、変形、及び代替が、当業者には容易に明らかであろう。そのような変更、変形、均等物、及び代替のいずれか及びすべては、本発明の趣旨及び範囲内にあることが意図される。
以下の説明の目的で、用語の「上」、「下」、「右」、「左」、「垂直」、「水平」、「上部」、「下部」、「横」、「縦」、及びそれらの派生語は、図面において方向付けられるように、本発明に関連するものとする。しかし、本発明は、様々な代替の変形を、明示的に反すると特定されている場合を除いて想定し得ることを理解されたい。また、添付の図面に示され、以下の明細書に記載された特定のデバイスは、本発明の単なる例示的な態様であることを理解されたい。したがって、本明細書に開示された態様に関連する特定の寸法及び別の物理的特徴は、限定的であるとみなされるべきではない。
図1及び図2を参照すると、本開示の一態様による流体サンプル収集容器アセンブリ20が示される。流体サンプル収集容器アセンブリ20は、収集容器22及び容器蓋24を含む。本開示による例示的な収集容器アセンブリ20を使用して、流体試料(例えば、尿)を安全に採取し、流体試料を輸送し、流体試料のサンプルを引き出し得る。
1つの実施形態では、収集容器22及び容器蓋24は、任意の従来の材料、例えばポリマ樹脂などから形成され得る。ポリマ樹脂は、当技術分野で周知であり、例えば、ポリエチレン、ポリカーボネート、ポリスチレン、及び同様のポリマ樹脂材料を含む。しかし、収集容器22及び/又は容器蓋24は、他の適切な材料で形成されてもよく、異なる材料で形成されてもよいことを理解されたい。
収集容器22は、一般に、第1の開放端部(図示せず)と第2の閉鎖端部34との間に延在する側壁30を含む。側壁30は、流体試料、例えば、尿などを受容するための内部チャンバを画定する。1つの実施形態では、収集容器22の側壁30は、連続的に先細りする側壁30を備える僅かに先細りする管状容器を含む。1つの実施形態では、容器22の収集チャンバは、生物学的に危険な物質を保持するのに適する。1つの実施形態では、収集容器22の側壁30は、少なくとも1つの充填レベルインジケータを含み、それは採取された流体試料の流体レベルを確認することができる。
図1~図4に示すように、容器蓋24は、一般に、その外縁の周りに延在するフランジ28を含み、フランジ28は、容器蓋24が収集容器22の第1の開放端部の上に配置されたときに、収集容器22に締り嵌めするようにサイズ決めされている。図4に示すように、フランジ28は、内面を含み、内面は、容器蓋24を収集容器22の対応する接続インタフェース27と封止係合するための手段又は機構を含む。1つの実施形態では、フランジ28は雌ねじ部分を含み、それにより、容器蓋24を収集容器22の接続インタフェース27の対応する雄ねじ部分に螺合できるようにする。別の実施形態では、容器蓋24の封止部分は、スナップフィット機構、ボール戻り止め、締り嵌め機構、ロッキングタブ、ばね式ロッキング機構、ラッチ、又は他の同様の機構を含み、容器蓋24を収集容器22に封止係合し、これにより、収集容器22及び容器蓋24内に収容された流体試料が漏れるのを実質的に防止すると同時に、汚染物質が侵入するのを防止し得る。別の実施形態では、容器蓋24と収集容器22との間の係合は、流体サンプル収集容器アセンブリ20に出入りする空気の通過を可能にする一方で、そこからの流体の流出を実質的に防止するように構成され得る。このようにして、流体サンプル収集容器アセンブリ20内の真空の形成は、実質的に回避され得る。
1つの実施形態では、容器蓋24は、中央部分62を含む。中央部分62から上方に、一対の保持部材64が延びる。図3に示すように、各保持部材64はスロット65を含む。追加的に、1つの実施形態では、隆起部分66は、容器蓋24の中央部分62に形成された開口部(図示せず)の周りに円周方向に延在し得る。1つの実施形態では、保持部材64及び隆起部分66は、容器蓋24の中央部分62と一体的に形成される。別の実施形態では、保持部材64及び隆起部分66の少なくとも1つは、中央部分62とは別個に形成されてもよく、任意の適切な方法によって中央部分62に取り付けられる。更に、2つの保持部材64が図2~図4に示されるが、より多くの、又はより少ない保持部材64が本開示の別の実施形態に応じて利用され得ることを、理解するべきである。
引き続き図1~図4を参照すると、流体サンプル収集容器アセンブリ20は、試料採取管保持具50を更に含み、試料採取管保持具50は、容器蓋24に取り外し可能に結合されている。試料採取管保持具50は、細長い受容部52を含み、ここで細長い受容部52は、容器蓋24が収集容器22に結合され、かつ試料採取管保持具50が容器蓋24に結合されるとき、収集容器22の中に、収集容器22の第2の閉鎖端部34に向かって延びるように構成される。
試料採取管保持具50は、その中に画定された受容空洞部58を含み、一対の管保持具フランジ54が受容空洞部58の開放端部の半径方向外側に配置される。反対側の下端部分56は、細長い受容部52の下側に画定される。1つの実施形態では、受容空洞部58は、例えば、真空管(図示せず)などの試料採取管を受容するようにサイズ決定及び成形される。図4に示すように、1つの実施形態では、下端部分56は、試料採取管保持具50の下側部分に形成され、接続インタフェース53に結合された(又は一体化された)カニューレとして構成される。1つの実施形態では、下端部分56は、接続インタフェース53と螺合される。下端部分56は、細長い受容部52の中に延在する針46を含み、ここで針46は、試料採取管が受容空洞部58に挿入されるときに、試料採取管のストッパを穿刺するように構成される。このようにして、収集容器22内の流体試料は、下端部分56内に形成された貫通孔44と針46を介して試料採取管に移され、したがって、容器蓋24を取り外す必要なく、試料を採取し得る。
流体サンプル収集容器アセンブリ20を使用する前に、試料採取管保持具50は容器蓋24に固定される。図3に示すように、管保持具フランジ54は、保持部材64のスロット65と少なくとも部分的に係合するようにサイズ決めされ、配置される。したがって、試料採取管保持具50の所定量の回転(例えば、時計回りの4分の1回転)により、試料採取管保持具50は、管保持具フランジ54と保持部材64との間のインタフェースを介して容器蓋24に確実に結合され得る。
逆に、試料採取管保持具50は、管保持具フランジ54の反対の回転によって容器蓋24から手動で取り外され得る。例えば、ユーザは、試料採取管保持具50を反時計回り方向に回転させ、それによって管保持具フランジ54を保持部材64のスロット65との係合から解放し得る。その後、試料採取管保持具50は、容器蓋24から分離され得る。管保持具フランジ54は、容器蓋24の隆起部分66を少なくとも部分的に越えて延びるようにサイズ決めされ、これにより、ユーザに、試料採取管保持具50を容器蓋24から持ち上げて離すための少なくとも1つの面を提供し得る。
本明細書では4分の1回転による接続/分離が開示されるが、試料採取管保持具50と容器蓋24との間の他の種類の接続インタフェースも可能であり、例えばバヨネット接続、スナップフィット接続などがあることを理解されたい。
流体サンプル収集容器アセンブリ20の使用後、ユーザ(例えば、医療従事者)は、試料採取管保持具50を容器蓋24から分離し、試料採取管保持具50のみを鋭利物又は鋭利物バイオハザード容器に廃棄する一方で、容器蓋24と収集容器22の残りを一般廃棄物容器に廃棄し得る。これにより、鋭利物又は鋭利物バイオハザード容器に廃棄される廃棄物の量は、大幅に削減される。更に、流体サンプル収集容器アセンブリ20の様々な構成要素を廃棄する場合、ユーザは、流体試料(例えば、尿)と接触した試料採取管保持具50、容器蓋24、及び/又は収集容器22のいずれの部分とも触れる必要がない。
1つの実施形態では、試料採取管保持具50は、従来の試料採取管保持具、例えば、BD Vacutainer(登録商標)使い捨て保持具などである。したがって、多くの医療従事者は、試料採取管保持具50の取り扱いに慣れており、これにより、使用後に適切な鋭利物容器に廃棄する必要があることを理解するであろう。更に、従来の試料採取管保持具の使用は、容器蓋24を形成するのに必要な全体のサイズ及び材料を低減することを可能にし、これにより、機器の工具及び製造コストを削減することができる。加えて、従来の試料採取管保持具は、他の様々な用途向けに大量に生産されているため、一体化された管保持具を有する容器蓋と比較して、より効率的でコスト効率良く、製造され得る。
次に、図5を参照すると、本開示の別の態様による流体収集容器アセンブリ70が示される。流体収集容器アセンブリ70の構成要素は、流体収集容器アセンブリ20の構成要素と同等であり、共通の参照番号を使用するため、ここでは繰り返さない。
流体サンプル収集容器アセンブリ70は、試料採取管保持具80を含み、試料採取管保持具80は、容器蓋24に取り外し可能に結合されている。試料採取管保持具80は、細長い受容部82を含み、ここで、細長い受容部82は、容器蓋24が収集容器22に結合され、試料採取管保持具80が容器蓋24に結合されると、収集容器22の中に延在するように構成される。
試料採取管保持具80は、その中に画定された受容空洞部88を含み、管保持具フランジ85が受容空洞部88の開放端部の半径方向外側に配置される。1つの実施形態では、受容空洞部88は、試料採取管、例えば、真空管(図示せず)などを受容するようにサイズ決定及び成形される。図示されていないが、針は細長い受容部82内に配置され、ここで針は、試料採取管が受容空洞部88に挿入されるときに、試料採取管のストッパを穿刺するように構成される。このようにして、収集容器22内の流体試料は、容器蓋24を取り外す必要なく、試料採取管に移すことができる。
流体サンプル収集容器アセンブリ70の使用前に、試料採取管保持具80が容器蓋24に固定される。図5に示すように、管保持具フランジ85は、保持部材64のスロットと少なくとも部分的に係合するようにサイズ決めされ、配置される。したがって、試料採取管保持具80の所定量の回転(例えば、時計回りの4分の1回転)により、試料採取管保持具80は、管保持具フランジ85と保持部材64との間のインタフェースを介して容器蓋24に確実に結合され得る。
試料採取管保持具80は、対称に上方に延びる一対のウィング86を更に含み、ウィング86は、ユーザが試料採取管保持具80を容器蓋24と接続/分離するために回転させ得る人間工学的インタフェースを提供する。各ウィング86は、サンプル採取管保持具80のリム84に結合され、各ウィング86は補強要素87を更に含み、補強要素87はウィング86を補強し、回転力が加えられたときにウィング86を上向きに延びる配列に維持する。
容器蓋24に固定されることに加えて、試料採取管保持具80は、ウィング86によって管保持具フランジ85を反対方向に回転させることにより、容器蓋24から手動で取り外すこともできる。例えば、ユーザは試料採取管保持具80を反時計回りに回転させ、それにより、管保持具フランジ85を保持部材64のスロットとの係合から解放し得る。次に、試料採取管保持具80が、容器蓋24から分離され得る。ユーザはまた、ウィング86を利用して、試料採取管保持具80を容器蓋24から持ち上げることができる。
本明細書では4分の1回転の接続/分離が開示されるが、試料採取管保持具80と容器蓋との間の他の種類の接続インタフェース(例えばバヨネット接続、スナップフィット接続)も可能であることを理解されたい。
次に、図6A及び図6Bを参照すると、本開示の別の態様による流体サンプル収集容器アセンブリ90が示される。
流体サンプル収集容器アセンブリ90は、収集容器92と、それに取り外し可能に結合された容器蓋94とを含む。本開示による例示的な収集容器アセンブリ90を使用して、流体試料(例えば、尿)を安全に採取し、流体試料を輸送し、流体試料のサンプルを引き出し得る。
図1~図5に関して上述した、それぞれ別個の試料採取管保持具50、80を組み込む流体サンプル収集容器アセンブリ20、70とは対照的に、流体サンプル収集容器アセンブリ90の容器蓋94は、初めのうちは一体化された試料採取管保持具100を含む。試料採取管保持具100は、試料採取管、例えば、真空管(図示せず)などを受容するようにサイズ決定及び成形される受容空洞部を含む。図示されていないが、針は試料採取管保持具100内に配置され、ここで針は、試料採取管が受容空洞部に挿入されるときに、試料採取管のストッパを穿刺するように構成される。このようにして、収集容器92内の流体試料は、容器蓋94を取り外す必要なく、試料採取管に移すことができる。
試料採取管保持具100は、穿孔された継ぎ目104によって容器蓋94の中央部分96に結合され、ここで、穿孔された継ぎ目104は、試料採取管保持具100の受容空洞部の周りに円周方向に延在する。加えて、プルタブ102が試料採取管保持具100に結合され、容器蓋94の中央部分96の上に延在する。図6Bに示すように、ユーザが試料採取管保持具100を介してすべての試料サンプル採取を完了した後、ユーザ(例えば、医療従事者)は、プルタブ102を上向きに引っ張ることができ、それは穿孔された継ぎ目104を引き裂くか、さもなければ壊し、試料採取管保持具100を容器蓋94から分離する。完全に分離されると、試料採取管保持具100は、適切な鋭利物又は鋭利物バイオハザード容器に廃棄され得て、一方、容器蓋94の残りと収集容器92は、一般廃棄物容器に廃棄され得る。
ここで図7を参照すると、本開示の別の態様による容器蓋アセンブリ110が示される。図1~図6Bに関して上述した流体サンプル収集容器アセンブリは、各々が、それぞれの容器蓋から分離可能な試料採取管保持具を含むが、容器蓋アセンブリ110は、一体化された試料採取管保持具を含む。具体的には、容器蓋アセンブリ110は、中央部分114を有する容器蓋112を含む。受容空洞部116は、容器蓋112に一体的に形成され、中央部分114から下方に延びている。受容空洞部116は、細長い受容部118内に形成され、細長い受容部118と受容空洞部116は、試料採取管、例えば、真空管(図示せず)などを受容するようにサイズ決定及び成形される。図示されていないが、針は細長い受容部118内に配置され、ここで針は、試料採取管が受容空洞部116に挿入されるときに、試料採取管のストッパを穿刺するように構成される。このようにして、流体試料は、容器蓋112を取り外す必要なく、試料採取管に移され得る。
細長い受容部118の遠位端部には、結合インタフェース120があり、それはフィンガーグリップルアーアダプタ(FGLA)122に結合するように構成される。FGLA122の一方の端部は、流体試料をそこから引き込むことができるように構成された開口部を含み、FGLA122の他方の端部は、上述の針を含む。FGLA122は、任意の適切な接続の種類、例えば、螺合、圧入接続などを介して結合インタフェース120に結合され得る。
ユーザが容器蓋アセンブリ110を使用してすべての試料採取を完了した後、容器蓋アセンブリ110全体は収集容器(図示せず)から取り外され得る。次に、ユーザ(例えば、医療従事者)は、例えば、FGLA122を回転又は引っ張ることによって、FGLA122を細長い受容部118から分離し得る。FGLA122が容器蓋112の残りの部分から分離された状態で、FGLA122(針が取り付けられている)は、適切な鋭利物容器に廃棄され得て、残りの容器蓋112(及び収集容器)は、一般廃棄物容器に廃棄され得る。したがって、鋭利物容器に廃棄する必要のある廃棄物の量が大幅に削減される。
流体サンプル収集容器アセンブリのいくつかの実施形態が添付の図に示され、上記で詳細に説明されているが、別の実施形態は、本発明の範囲及び趣旨から逸脱することなく、当業者には明らかであり、容易に作成されるであろう。例えば、本開示は、可能な範囲で、任意の実施形態の1つ以上の特徴を別の任意の実施形態の1つ以上の特徴と組み合わせられ得ることを企図することを理解されたい。したがって、前述の説明は、限定ではなく例示であることを意図する。
Claims (20)
- 流体試料を採取するための容器アセンブリであって、
前記流体試料を受容するためのチャンバを画定する収集容器と、
前記収集容器の開放端部に結合可能で、その前記開放端部を少なくとも部分的に閉じる容器蓋と、
形成された細長い受容部を内部に有する試料採取管保持具であって、前記細長い受容部が試料採取管を受容するように構成される、試料採取管保持具と、を備え、
前記試料採取管保持具は前記容器蓋の中央部分に取り外し可能に結合可能であり、その結果、前記細長い受容部の少なくとも一部分は、前記容器蓋が前記収集容器に結合され、前記試料採取管保持具が前記容器蓋に結合されるとき、前記収集容器の前記チャンバの中に延在する、
容器アセンブリ。 - 前記容器蓋の前記中央部分は、前記試料採取管保持具の前記細長い受容部を受容するようにサイズ決定されて構成された開口部を含む、請求項1に記載の容器アセンブリ。
- 前記容器蓋は、少なくとも1つの保持部材を更に含み、前記少なくとも1つの保持部材は、前記試料採取管保持具を前記容器蓋に固定するように構成される、請求項1に記載の容器アセンブリ。
- 前記試料採取管保持具は、前記細長い受容部の受容空洞部の周辺に配置された少なくとも1つのフランジを含む、請求項3に記載の容器アセンブリ。
- 前記少なくとも1つのフランジは、前記少なくとも1つの保持部材と係合するように構成される、請求項4に記載の容器アセンブリ。
- 前記少なくとも1つの保持部材はスロットを含み、前記少なくとも1つのフランジは、前記試料採取管保持具が前記容器蓋に結合されるときに前記スロットと係合するように構成される、請求項5に記載の容器アセンブリ。
- 前記試料採取管保持具は、前記細長い受容部の前記受容空洞部の周辺に配置された一対の、対向して上方に延びるウィングを更に含む、請求項4に記載の容器アセンブリ。
- 前記試料採取管保持具は、第1の方向に4分の1回転することによって前記容器蓋に結合可能であり、第2の方向に4分の1回転することによって前記容器蓋から分離可能である、請求項1に記載の容器アセンブリ。
- 前記試料採取管保持具は、穿孔された継ぎ目によって前記容器蓋に結合される、請求項1に記載の容器アセンブリ。
- 前記試料採取管保持具は、プルタブを更に含む、請求項9に記載の容器アセンブリ。
- 前記プルタブを上方に引っ張る力により、前記穿孔された継ぎ目が引き裂かれ、前記試料採取管保持具が前記容器蓋から分離される、請求項10に記載の容器アセンブリ。
- 流体試料を採取するための容器アセンブリと共に使用するための容器蓋アセンブリであって、
収集容器の開放端部に結合可能であるように構成された容器蓋と、
形成された細長い受容部を内部に有する試料採取管保持具であって、前記細長い受容部が試料採取管を受容するように構成される、試料採取管保持具と、を備え、
前記試料採取管保持具は前記容器蓋の中央部分に取り外し可能に結合可能である、
容器蓋アセンブリ。 - 前記容器蓋は、少なくとも1つの保持部材を更に含み、前記少なくとも1つの保持部材は、前記試料採取管保持具を前記容器蓋に固定するように構成される、請求項12に記載の容器蓋アセンブリ。
- 前記試料採取管保持具は、前記細長い受容部の受容空洞部の周辺に配置された少なくとも1つのフランジを含む、請求項13に記載の容器蓋アセンブリ。
- 前記少なくとも1つのフランジは、前記試料採取管保持具が前記容器蓋に結合されるときに、前記少なくとも1つの保持部材に形成されたスロットと係合するように構成される、請求項14に記載の容器蓋アセンブリ。
- 前記試料採取管保持具は、前記細長い受容部の前記受容空洞部の周辺に配置された、上方に延びる一対のウィングを更に含む、請求項14に記載の容器蓋アセンブリ。
- 前記試料採取管保持具は、穿孔された継ぎ目によって前記容器蓋に結合される、請求項12に記載の容器蓋アセンブリ。
- 前記試料採取管保持具は、プルタブを更に含み、前記プルタブを上方に引っ張る力により、前記穿孔された継ぎ目が引き裂かれ、前記試料採取管保持具を前記容器蓋から分離する、請求項17に記載の容器蓋アセンブリ。
- 流体試料を採取するための容器アセンブリを形成する方法であって、
前記流体試料を受容するためのチャンバを画定する収集容器を提供すること、
前記収集容器に結合可能な容器蓋を提供すること、
試料採取管保持具を前記容器蓋から分離することであって、前記試料採取管保持具は、形成された細長い受容部を内部に含み、前記細長い受容部は試料採取管を受容するように構成されること、
前記試料採取管保持具を前記容器蓋の中央部分に結合し、その結果、前記細長い受容部の少なくとも一部分は、前記容器蓋が前記収集容器に結合され、前記試料採取管保持具が前記容器蓋に結合されたときに、前記収集容器の前記チャンバの中に延在すること、
を含む、方法。 - 試料採取作業が完了したときに前記試料採取管保持具を前記容器蓋から分離すること、前記試料採取管保持具を前記容器蓋及び前記収集容器とは別に廃棄することを更に含む、請求項19に記載の方法。
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