JP2023534378A - 重力共鳴のモーメントにおいて自由電気を得る技術 - Google Patents

重力共鳴のモーメントにおいて自由電気を得る技術 Download PDF

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Abstract

本発明は惑星体の大気内の高強度領域を利用して、電気を受け取り、収集するための方法、システム、及びデバイスを説明する。そのような高強度領域は、所与の惑星体、特にその惑星体の大気中の粒子に影響を及ぼす重力の組み合わせの結果として形成される。重力の組合せは、前記高強度領域内で大気に最も強く影響を及ぼす重力共振周波数をもたらす。所与の位置に基づいて重力共振周波数のモーメントを決定することによって、本明細書に記載される方法、システム、及びデバイスは、決定されたモーメント中に高強度領域内に提供されるエネルギーを利用する。収集されたエネルギーを収集し、さらに伝達することも開示される。【選択図】 図3

Description

関連出願の相互参照
本特許出願は2020年7月22日に出願された米国仮特許出願第63/054,923号の優先権を主張し、その全体が本明細書に組み込まれる。
本発明は自然源から、特に惑星又は他の物体(又は、天体/body)に対する重力共鳴の電磁効果から得られるエネルギーを収集し、蓄積し、伝達する分野に関する。
雷放電は多くの人々が現在考えているように、地球の大気中で示されるシューマン共鳴(又は、共振)の励起の主要な自然源である。本発明は先行技術の信念と矛盾し、代わりに、シューマン共鳴が本質的に月によって励起されることを示唆する。月は地球に対して重力共鳴を引き起こし、電離層(又は、電離圏/ionosphere)中の流体/粒子を励起する。そのような励起は次に、本発明の以下の説明において特定される領域において低周波振動を生成する。以下の説明はシューマン共鳴及び他の現象を直接引き起こすのが、実際にはこの領域であり、雷ではないことをさらに説明する。
自由エネルギー/電気は、大気の様々な層内に位置する粒子の外乱に基づいて得られ、月又は太陽のいずれか、又は両方からの重力からもたらされ、これらの重力の値が粒子の外乱を周波数において一致させるときに重力共鳴をもたらす。本発明は例えば、地球上の月によって引き起こされる重力共鳴の結果として、電離層のこの外乱及び成層圏界面(stratopause)の開始を利用する。太陽-月-地球系は、本発明の非限定的な例示的実施形態を提供することに留意されたい。
重力潮(gravitational tides)の共鳴が、地球の大気中に位置する流体の自然振動を増強することが、本発明者によって実験的に確立されている。所定の質量からの重力エネルギーは、天体の大気中の全ての流体に等しく作用する。さらに、異なる密度を有する流体に対して、変化する共振周波数が存在することが実験的に観察された。電離層、成層圏、及び地球の大気の他の層はそれぞれ異なる密度の流体を含み、重力質量が一致するとき、同様に共振周波数を放出する。したがって、電離層における重力エネルギーの影響点において、定在電磁波を含む振動源が存在する。これらの振動はさらに、電離層全体に伝播し、地球の大気の様々な領域にわたって可聴及び収集可能である。
本発明の技術に起因する著しい利点は、その適用が自由かつ無尽蔵な性質の両方でエネルギーの採取を可能にすることである。
ここで、本発明を、添付の図面を参照して以下にさらに詳細に説明する。
図1は、太陰潮(又は、月潮/lunar tide)及び太陽潮(solar tides)に基づく、地球上の海の引き潮及び上げ潮を示す。
図2は、電離層の所与の潮及び所与のククハレブ(又は、クハレフ/Kukharev)領域の簡略図を示す。
図3は、電離層内の様々な層を示す。
図4は、力ベクトルの一般的なスキームを示す。
図5は、イングランドの北海における1つ又は複数の共鳴のモーメント(又は、瞬間/時/moment)を決定するためのケーススタディのグラフを示す。
図6は、ネバダ州エルコの町における1つ又は複数の共鳴のモーメントを決定するためのケーススタディのグラフを示す。
図7は、本発明に基づいて、ザグロス山系の北西部の領域内の場所に関して得られた実験データを比較する例示的なグラフを示す。
図8は、本発明によって分析され、利用される、図7内の重力共鳴のモーメントを示す。
図9は、地球の大気の他の層に対する、重力共鳴の間の、成層圏界面の相対的な位置、及びその上昇した温度を示す。
図10は、地球の太陽系内の様々な惑星体の成層圏界面に相関する圧力に対応する温度変化を示す。
図11は、ククハレブ領域から重力共鳴のモーメントに収集され、惑星の表面に伝達される、電気エネルギーのマイクロ波指向性伝達の例を示す。
図12は、両方が同時に生じる2つの共振を含む例示的な共振を示す。
図13は、地球-月系の重心、重心の深さ、地球と月の中心を結ぶ線、観測者重心距離、及び観測者/観測デバイスの位置を示す。
定義
「ククハレブ領域」は本明細書で使用される場合、地球の大気の高強度領域として定義され、例えば、電離層のいくつかの層から構成され、地球の大気の周囲領域よりも高い強度の電磁波源を提供する。ククハレブ領域は、任意の大気、電離層、惑星間プラズマ及び星間プラズマを含むがこれらに限定されない媒体中の重力共鳴によって形成される。重力共鳴の間、ククハレブ領域は、どの周囲領域よりも著しく大きい電気と温度のジャンプを観測する。ククハレブ領域は、地球の大気中、又は惑星、星及び/又は銀河の間に形成され得る。科学的に言えば、ククハレブ領域はすべての流体中の重力共鳴のモーメント(瞬間)に現れる。このような流体としては大気、成層圏、電離層、惑星間プラズマ、星間プラズマ及び他の同様の流体形成が挙げられるが、これらに限定されない。
一般に、ククハレブ領域の中心は、(ほぼ等しい密度で)流体の幾何学的中心と考えることができる。単純にはこの点は月の重力エネルギーの最大力を含むと考えることができるが、より具体的にはすべての力の重心を考慮に入れた特定の場合に基づいて詳細に解くと、この点が絶えず動いていることがわかる。もし、いかにククハレブ領域が移動しても、ククハレブ領域の内部にとどまることができるならば、本発明を利用することによって自由エネルギーを受け続けることができる。
「重力共鳴」、「共鳴の日」又は「共鳴」は本明細書では月、太陽及び地球からの組み合わされた重力波振動が位相で一致し、それによって、互いに構成的に(又は、建設的に/constructively)干渉して、ククハレブ領域内にそれ自体を収集する、増加した量の放出エネルギーを形成する、1つ又は複数の時間的なモーメント(又は、時間的な瞬間/moments in time)として定義される。
地球-月系の重心は太陽の周りを回転する。この場合、質量の差(月の質量は地球の質量の約81分の1)のために、地球-月系の重心は地球の表面の内側に位置し、太陰月(又は、月の一月/lunar month)の間に地球の表面の下1200kmから1900kmの深さの間で変動する。物理的系の重力の中心が幾何学的中心と一致しない場合、物理的系の回転中に、本発明によって観察され、利用されるように、応力の周期的振動(すなわち、変形)が生じる。
地球の海と海洋の引き潮と上げ潮は、主に月の重力の影響を受けて起こる(図1参照)。実際には、日々の一般的な引き潮及び上げ潮があり、より強い14日間の引き潮/上げ潮のサイクル(及び28日より長い間)もある。14日間の引き潮/上げ潮サイクルの発生源は、(1)月(主に)及び(2)地球-月-太陽系の重心の位置(二次的に)である。
地球上の太陽の重力の大きさは地球上の月の重力の大きさのほぼ200倍であるが、月によって生成される地球上の潮汐力は太陽によって生成される潮汐力のほぼ2倍である。これは、潮汐力が重力場の大きさに依存せず、その不均一性の程度に依存するという事実による。重力場源からの距離が増加するにつれて、不均一性の程度は、重力場自体の大きさよりも速く減少する。太陽は月よりも地球からほぼ400倍離れているので、太陽活動によって引き起こされる潮汐力は著しく弱い。
電離層は、電波の伝播に顕著な影響を及ぼすのに十分に高い電離レベルを有する地球の大気の境界部分である。電離層の下部境界は高度50~60km、上部境界は高度約1,000kmに位置する。電離層の上部境界は、プラズマ圏又は他の磁気圏プラズマ形成に入る(又は、変化する/pass into)。
重力潮の共鳴の出現は、ニュートンの重力理論に従う。電離層(そのすべての層を含む)は地球の表面から高度約50km~1,000kmの地球の上部大気の電離部分、すなわち、熱圏と、中間圏及び外気圏の一部とを含む領域として定義される。
自由(又は、無料の/free)電気を得るための技術の一般的なダイアグラム(又は、概略図)は
1 重力による影響を受けた例示のオブジェクト
A)電離層(すべての徴候)と大気と、
B)プラズマ(惑星間及び星間を含む)と、
C)大気中の雲と大気中の大気塊(イオン共鳴への影響は小さいが、電離層共鳴への影響はある)と、
D)海と海洋
2 重力源としての例示のオブジェクト
A)地球と、
B)月と、
C)太陽と、
D)火星、金星、その他の惑星(遠くになるほど影響が小さくなる)と、
E)星(影響が小さい)
を含む。
地球上で自由電気を得ることは、以下の方法に減らされ得る。
1. 受電器(ワイヤレスタイプ)を特定の場所(緯度、経度、高度の既知の座標)に設置する。
2. 前記座標を用いて、重力共鳴のモーメント及び共鳴が生じる周波数を計算する。
3. 計算された重力共鳴のモーメントにおいて、月、太陽及び地球の重力場は流体(すなわち、大気中の電離層雲(ionospheric clouds)及び他の流体)に最も強く影響を与え、それによって、それらの流体の構造に振動及び共鳴を引き起こす。電離層流体は計算された重力共鳴の各モーメントの間に最も多くのエネルギーを生成し、その間、前記受電器(複数可)は、電源を入れられ、計算された共鳴周波数の受信周波数に等しい受信周波数に設定されるべきである。
4. 通常の日(すなわち、非共振周波数を含む日)には受電器が著しく低いレベルではあるが、機能することもできる。
月の重力場はその位置を絶えず変化させるので(月が地球の周りを回転する結果として)、空気及び/又はイオン雲の形態の流体の潮流もまた、地球の電離層及び大気の様々な領域に沿って連続的に形成される。これらの潮流は、特に重力共鳴のモーメントにおいて、地球に沿った決定可能な点に対して最も強い。これらのモーメントに、これらの位置は、本発明の自由電気の源である共振周波数で最も強力な振動を受ける。共鳴周波数の日に、受電器はエネルギーを収集し、蓄積して(例えば、接続されたバッテリに)、近くの消費者に、中断されず、連続的で、自由な電気を提供することができる。
重力潮の共鳴が地球の表面及び表面下の流体のそれら自身の振動を増幅することが実験的に確立されており、これにより、この考えを電離層中の大量の流体にさらに推論することができる。
受電器は任意の移動物体(例えば、自動車、船舶、ボート、航空機、宇宙船等)に接続されるか、又は結合され得る。それによって、衛星受信デバイスが接続され得る表面デバイスは移動車両上に配置され得るか、又はそれ自体が移動車両を備え得、惑星の表面に沿って移動する前記車両は衛星受信デバイスの動きに相関する。その移動の速度、並びにイオン雲に関連する重力場の変化率に応じて、共鳴を再計算し、それによってエネルギーを受け取る周波数を再計算することができる。
図3~4に、本発明によって定義されるククハレブ領域の基本的な動作スキームを示す。
ククハレブ領域(図2~図3において文字Kによって参照される)は振動(シューマン共鳴を含むが、これに限定されない)が生成される最大出力の領域である。重力共鳴のモーメントに最大量のエネルギーを受け取ることができるのは、この領域内である。ククハレブ領域は、地球の大気の様々な層に形成される可能性がある。地球上のこれらの領域のうち最も強力なものは、14日ごとに形成される(すなわち、月の影響を受ける潮の14日間の重力共鳴に対応する)。加えて、より小さい強度のククハレブ領域もまた、地球の大気内でより頻繁に形成する(例えば、3日ごとに、典型的には、50km~60kmの高度で)。一般に、この領域の中心は計算目的のために、流体の幾何学的中心(ほぼ等しい密度を有する)とみなすことができる。
さらに、ククハレブ領域は宇宙全体に存在し、地球の大気又は直接の環境に限定されないことに留意されたい。例えば、ククハレブ領域は我々の太陽系又は他の太陽系内の任意の惑星の大気中に、星、銀河、及び重力共鳴を含む任意の他の複雑な系の間に存在し得る。このスキームは例えば、金星、火星及び他の惑星を周回する衛星に対しても有効である。加えて、宇宙プラズマ及び他の星間流体に影響を与える唯一の重力源として太陽を想像することが可能であり、その後、計算された重力共鳴に基づいて、影響を与える流体の中心に宇宙船を送る(又は、向ける/direct)。
ククハレブ領域の位置は、大気中の流体の構造にも依存する。これは膜に類似するので、共鳴キャリア周波数は流体中で生じるが、起点(the point of origin)及び最大出力は膜のサイズ及びその構造に依存する。
ククハレブ領域は、いくつかの実施形態では低周波定在電磁波からなる場所である。他の実施形態では、ククハレブ領域が強力な重力共鳴の結果として放出される、強力な電磁波から構成される場所である。そのような重力共鳴はさらに、ククハレブ領域に温度の上昇を生じさせ、温度の上昇は、その領域内で放出される電磁エネルギーの量と相関する。このようなエネルギーの増加はこれまでに説明されていなかった成層圏界面(すなわち、高度50~60km)の温度上昇の出現を説明するのに役立つ。ククハレブ領域も月の後流中を(in the wake of the Moon)急速に移動する。したがって、ククハレブ領域内に位置し、ククハレブ領域内に留まることができる場合、本明細書でさらに説明するように、電力を収集及び/又は蓄積するためのデバイスを利用してエネルギーを収集することができる。それによって、ククハレブ領域全体は一般に、定在電磁波を放射するアンテナを備えるものとして説明することができる。
図7は地球上の特定の地点(すなわち、イランイラク国境を形成するザグロス山脈)について得られた事実を示す。1)11月7日から12月31日までの温度変化、2)月相(又は、月の状態/月の段階/Moon phase)、3)重心の深さ、4)地球から月までの距離、5)重心と観測デバイス間の距離の情報を提供し比較した。図7の正規性指数(すなわち、y軸)に関して、月相(lunar phase)の値は、可視部分のパーセンテージの逆比として示される。より詳細には乱れた大気中の温度異常を特徴付ける正規性指数δTは以下の式を用いて計算される。
Figure 2023534378000002
ここで、φは緯度、λは経度、Nは日付、tは測定時間、pは等圧表面上の圧力、それによって、T(φ、λ、N、t、p)は日付N、時間t、等圧レベルpにおける乱れた大気の温度、及びT(φ、λ、t、p)は時間t、レベルpにおける研究期間の背景平均温度である。
最後に、上記の式において、σは標準偏差であり、以下の式を介して計算される。
Figure 2023534378000003
ここで、Tは温度値(j=7,...,n)であり、nは54日である。すなわち、Tは時間tにおける研究期間についての背景温度の平均値であり、等圧レベルについてはpである。
満月の値は0、新月の値は1である。示された全ての距離は、0~1の範囲と相関する。
重心の深さは、地球の表面までの地球-月系の質量中心からの距離として定義される。地球月システムの質量中心(すなわち、重心)の図を提供する図12(縮尺通りに描かれていない)を参照されたい。また、地球月重心が太陽の周りだけでなく、太陽系の質量の中心(太陽の表面に近い)の周りを回転することも考慮に入れることができる。
さらなる例示として、図13を参照すると、図13は重心深さと重心観察者距離との間の差をさらに描写し、これらは2つの別個の値である。図13がさらに示すように、重心深さは、地球月システムの質量中心から地球(又は他の天体)の表面までの距離に等しい。重心深度は常に、地球の中心と月(又は、任意の天体及びその衛星月(又は、衛星/satellite moon)のうちの任意の1つ)とを結ぶ線に沿っている。対照的に、観測者重心距離は、重心と観測者/観測装置との間の距離であり、これは、地球の表面に沿った任意の場所に配置され得る(そして、地球と、この2つを接続する月との間の線の直上にはないであろう)。
図8は、図7に提供されたデータを分析することから得られた相関を示す、前記円を結ぶ円及び線を介した、本発明のための有益な情報を示す。図8は以下を示す。
(1)重力共鳴のモーメントは線で結ばれた円によって示されるように、鋭い温度勾配のモーメント(すなわち、温度ジャンプ)と一致する。
(2)重力共鳴、すなわち、月、太陽、及び地球の重力波振動の位相が一致する円で囲まれたモーメントが組み合わさって、本発明によって利用される効果を形成する。これらのモーメントにおいて、重力波振動は最適に結合する。重力共鳴は、月相、重心深さ、地球から月までの距離、及び重心観測者間距離を示す線の交点で起こる。
(3)重力共鳴のモーメントと鋭い温度勾配との間の相関は100%である。これにより、共鳴は急激な温度変動に直接関係し、急激な温度変動は重力共鳴の結果である。
以上のデータから、重力共鳴が発生するとすぐに、地球の大気中にククハレブ領域が形成されると結論した。この領域内では、本明細書で論じられるように、重力の複数の効果が前記領域内の粒子を加速する。領域内のこの粒子加速度は以下を生成する。
(1)地球の表面の選択された地点の上50~60kmの高度で形成される、成層圏界面(重力にさらされる任意の惑星又は天体上にそのような効果が存在することになるので、地球は非限定的な例である。)。
(2)シューマン共鳴、すなわち電離層の以前は説明できなかった振動、又は以前は雷/ライトニングに起因していた振動。
(3)これまで説明できなかった重力場の局所的変化、及び衛星情報に基づく事前の飛行異常。
(4)対称性違反と量子異常。ククハレブ領域は量子ミクロコズムに顕著な効果を示す。電子、電磁放電、定在波ではなく、マイクロレベルにはボソン波とクォーク波が存在する。そのようなボソン波及びクォーク波は、対応する微小重力共鳴について同様に観察することができる。さらに、ミクロコズムにおける多くの対称性違反及び量子異常は、ナノスケールレベルでのククハレブ領域の出現に起因する。グルーオン(ベクトルゲージボソン)は地球の周りの月の回転と同様に、電子の周りを回転することが知られている。本明細書に記載の統計を決定することによって、ミクロレベルでククハレブ領域を同定し、成層圏界面、フライバイ異常、及びシューマン共鳴におけるミクロレベルククハレブ領域の類似物(又は、との類似性)を見出すことができる。
それにより、図8は、重力共鳴のほぼ正確なモーメントにおいて、成層圏界面に対応する大気の層の温度に同時に急激な変動があることを確認する。その結果、新たに生じるククハレブ領域は電離層の急激な温度変動の直接的原因であることが分かった。月の相、地球と月の距離、地球表面への地球-月系の重心の深さが示されている。グラフは、北西ザグロス山脈の垂直温度分布の異常指数を示す。
所与の流体における定在波振動の周波数(Y)は、以下の関係によって決定される。
Y=1/(T(V)) (式1)
ここで、T(V)は流体の体積当たりの周期変動であり、Vは流体の体積であり、以下の関係式によって計算される。
V=M/p (式2)
ここで、「M」は流体の質量であり、「p」は流体の密度である。
質量が等しい場合、ガスの共鳴体積は、より密度の低い流体に対してより大きい。その結果、より密度の低い流体は、より密度の高い流体よりも低い周波数を有することになる。
前述のように、ククハレブ領域の境界線は、この地域の中心部で受けたエネルギーに加えて、かなりの電力を供給している。2つの媒体の境界に定在電磁波の放射の極大が存在する。
より良い精度のためには、実際には電離層中の流体が不均一であり、様々な密度を有することを考慮する必要がある。したがって、ククハレブ領域の位置は、所与の領域の幾何学的中心と必ずしも一致しなくてもよい。そのような場合、実際のデータに基づいて密度を正規化しなければならない。複数の条件を組み合わせるときに、リッチ(Ricci)フローを利用することもできる。別の選択肢はイオン流体の幾何学的中心及び重力共鳴の計算に基づいて、例えば、動的に変化する位置を介して共同でバランスをとるいくつかの衛星のアレイを形成して、全体システムとして最大量の自由電気を受け取ることである。
重力共鳴のモーメントに、電離層の流体中に定在波が生じる。これは、地球を囲む物体の重力の影響下で起こり、主な寄与は月によってなされる。電離層の流体に生じる波は電離層を形成する層の組合せに沿って形成されるが、ククハレブ領域の中心では定在波の振幅、したがってそのパワーが最大である。図3を参照のこと。ククハレブ領域の流体全体は本質的に、その大気に作用する重力に従って地球の表面に沿って徐々に移動する放射アンテナを含む。本発明によるエネルギーを受け取る受電器は、ククハレブ領域中心にできるだけ近くに配置されなければならない。ククハレブ領域の境界を除き、ククハレブ領域の中心からの距離と共に受信可能な電力は急速に低下することが注目される。
ククハレブ領域に関する上記のデータにより、受電器を含む衛星の理想的な無限充電は本発明により検出されるように、イオン潮流の波が地球の表面を周回するときのそのエネルギーの最大値(すなわち、ククハレブ領域中心)で、イオン潮流の波に沿った衛星の無限のサーフィング(surfing)を介して生じる。代替的に、複数の衛星を地球の周りに配置することができる。電離層内に形成された放射ククハレブ領域は月の後流に基づいて絶えず移動するので、受信装置は後流中を絶えず移動しなければならず、それによって、最大量の電力/エネルギーを受信するために放射ククハレブ領域についていかなければ(又は、追いつかなければ/keeping up with)ならない。
電離層中のイオン雲に加えて、月と太陽の重力場は地球の大気の他の層にも個々に影響する。したがって、本明細書に記載される技術は本発明を介して、特に重力共鳴を含むモーメントの間に、絶えず電力を受け取る能力を有しうるように、地球大気の任意のそのような層内の高度で飛行する航空機及び人工衛星に理想的に有効である。1つの有効な選択肢は、重力共鳴領域に位置するあらゆる人工衛星を、電離層のほぼ中央に常時追従させることである。
一例として、宇宙船での自由電気の実際的な受信は、以下を含むことができる。
1. 宇宙船に受電器(好ましくは無線型)を設置すること(また、所与の時間に対して所定の座標を提供することを含むソフトウェアの設置)。
2. 重力共鳴のモーメント及びそれらの周波数を計算するための所定の座標の利用(流体は惑星間及び星間プラズマを含む)。
3. 重力共鳴の前記計算されたモーメントの間、重力場は最大レベルでプラズマ雲に影響を及ぼし、それによって、最大の振動及び共鳴を引き起こす。前記決定された共振の日及び周波数で動作するように受電器をプログラムすること。
超低周波振動は、受電器によって受信される入力を含む。これらの振動の周波数は、電離層流体の複雑な性質、及び結合されたデバイスが移動又は位置決めされる場所に依存する。実際の目的のために、衛星上の受信機の周波数はそれが移動する特定のエリアに調整可能であるべきであり、一般に、例えば、約0Hz~約100Hz、約0Hz~100kHz、及びククハレブ領域のノウハウ近似高度(約55km、及び約120km)に基づいて生じる可能性が高い他の範囲の周波数を受信するようにプログラム可能であるべきである。基本周波数は典型的には年々変化し、この変化は、地球の大気の流体に絶えず影響を与える重力エネルギーの新しい部分の絶え間ない伝達によって引き起こされる。このような連続的な変化により、電離層(及び他の層)の流体の動力学は、毎年、ますます変動する(他の外部要因を仮定しない)。したがって、様々な範囲の受信可能な周波数のプログラマビリティは、本発明の方法を使用する任意の受信デバイスの所望の特徴である。
重力共鳴、特に電離層に影響を及ぼす重力共鳴もまた、大気中の熱共鳴の原因であり、その熱エネルギーは、受電器によっても利用され得る。したがって、地球の表面上での電気の局所的な自由な受信は、他の周波数で可能である。ククハレブ領域における重力共鳴から受け取った電力と比較して、受け取った電力は比較的小さく、計算は雲のゆらぎに関連する。
最大出力を決定するためのククハレブ領域の計算は、空間内の任意の点に対して個別に実行することができる。地球の大気は、いくつかの流体層を含む。周波数は、各層の組成に基づいて変化する。地球の表面上の大気流体の体積のために、従来技術の方法によって収集され得るエネルギーは最小限である。本発明は成層圏界面レベル(すなわち、地表から50~60km上)及び地球表面から120km上のレベル(温度異常も可視)で見出されるククハレブ領域に基づいて、著しくより効果的な、自由電気を収集するための新しい方法、システム、及びデバイスを提供する。
大気の様々な層における流体振動の固有振動数は、これらの層を構成する流体の密度に依存する。電離層自体は不均一である。したがって、ある地点における振動の周波数は、その地点が月の経路に沿って電離層を移動することにつれて変動する。電離層におけるシューマン共鳴の最初の5つの高調波は、電離層におけるイオン流体の5つの層を潜在的に示す。最初の高調波(そして7.83Hzで最も強力)は主な定在電磁波を示し、その主な受益者はククハレブ領域である。
ノイズの周波数は、以下の最初の5つの高調波を含む:第1(主高調波、すなわち最も強力)7.83Hz、第2高調波14.1Hz、第3高調波20.3Hz、第4高調波26.8Hz、第5高調波32.9Hz。
電離層の主なパラメータは電子濃度、イオン組成、温度であり、高度によって複雑に変化する。電離層は最大電子濃度D層(80km)、E層(110km)、及び層Fを含む3つの主要な領域を含み、F層はさらにF1層(170km)及びF2層(300km)に分割される。高さの値は、近似値、実際の層の高さ、濃度、及び規則的及び散発的の両方の有意な変動を経験する他のパラメータである。D層及びE層の規則的な変動は、主に電離層の照度レベルによって決定され、日変化及び季節変化の検出が最も重要である。F層では、磁気圏プロセスが層内のプラズマの移動に及ぼす影響が最も顕著になる。上述の層(D、E、F)は様々な密度の流体を含み、本発明の方法に従って決定された重力共鳴のモーメントに、各層は様々な周波数を含む定在電磁波を放出し、これらの全ては成層圏界面よりも高い高度ではあるが、ククハレブ領域に位置する。図3を参照のこと。
電離層ではククハレブ領域内では最大電力点が図3に示される最大点であり、これは例示的な位置及び時間における電離層の主放射アンテナを示す。放射アンテナによって形成されるピークの勾配は、電離層を構成する流体のサイズ及び密度に依存する。ククハレブ領域のピークへの二次ピークも可能であるが、いくつかの局所的な不均一性を伴う可能性が高い。
本発明の惑星間空間への適用。惑星間空間は絶対真空ではなく、惑星間物質(又は、惑星間媒体/interplanetary medium)、すなわちプラズマ、ダスト及びガス成分で満たされ、太陽及び他の天体からの電磁放射で透過される。惑星間空間の従来の境界を越えるのは星間空間である。星間物質は銀河内部の星間空間を満たす物質と場である。組成は、星間ガス、ダスト(ガス質量の1%)、星間電磁場、宇宙線及び仮想暗黒物質である。したがって、あらゆる場所に多くの異なる流体が存在する。空間の任意の領域の流体を見つけ、重力共鳴を計算し、波が発生するククハレブ領域に移動することができる。これにより、エネルギーを絶えず収集することを可能にする。プラズマ、電子及び電磁雲を常に探索し、十分な重力共鳴力を探すだけでよい。いくつかの一般的な例を以下に提供する。
もし惑星に衛星がなければ、重力共鳴はないので、ククハレブ領域は存在しない。衛星をもたない惑星はさらに、その大気中に成層圏界面を形成する温度上昇をもたない。これは、図10に例示されており、我々の太陽系の惑星の各々が何個の衛星を有するかに留意することを覚えている(又は、思い起こさせる/remembering)。
惑星が重大な質量を持ついくつかの衛星を持つ場合、重力共鳴は、地球-月-太陽系における重力潮の共鳴の特有の(又は、特徴的な/characteristic)特徴とは異なる。惑星に大気があると、形成された重力潮の共鳴とその惑星の大気の様々な領域におけるククハレブ領域の出現の影響の結果として、温度異常が避けられない。
ククハレブ領域内の重力潮の共鳴エネルギーは、1)電離層の太陽風、2)海洋の温度異常の変調エネルギーとしても利用できる。重力潮の共鳴の影響は電離層と水圏の両方に及ぼされる。
本発明の大水域への応用。海洋や海も流体であり、そのような水域のククハレブ領域を計算することができる。重力共鳴の頂点に沿って大きな水中車両を移動させることの実現可能性は、(入ってくる電気の量を考慮に入れて)効果的ではないようである。最も費用効果の高い選択肢は、数ワットの一定の自由電気が経済的に重要である軽量無人水中車両である。このような装置は、海洋中のかなりの距離にわたって(陸地に当たるまで)絶えず自由に移動することができる。
本発明の他の用途。上記の全ては、大気の下層における流体の電力がククハレブ領域のピークに沿って比較的低い電力の自由電気を提供することができるので、大気又は大気の下層における軽量無人航空機に適用可能である。
地下河川、マグマ、マントル内の液体も液体である。地球のマントルの上層の液体を考慮する場合、本技術は、流体サイズが十分である場合にも意味をなす。しかし、ククハレブ領域の電気エネルギーに加えて、熱伝達の条件として熱共鳴を探すべきである。
少なくとも火星、木星、土星の電離層の中央では、流体の大きさと、それらの惑星に発生する重力共鳴の大きさにより、より多くのエネルギーが存在する。理論的には、そして実際にはククハレブ領域内で形成されたエネルギーを利用することは地球上でそうすることと比較して、さらに費用効果が高いであろう。図10を参照すると、ここに示されている惑星に対するこの可能性がさらに示されている。
いずれの放射線源も、回折のために、その電磁波を直接受信機に/受信機のみに導くことができない。したがって、受電器は、可能な限り電源に近接して配置されるべきである。
電気エネルギーを受信するために、共振発振回路(又はワイヤレスエネルギー受信の他の方法)が使用され得る。すべての共振誘導と同様に、送信機及び受信機は同じ周波数に設定されるべきである。パルスエネルギー伝達は、数サイクルにわたって起こる。したがって、かなりの電力が蓄積され、比較的低い結合係数を有する2つの相互に構成されたLC回路(すなわち、共振回路)間で伝達され得る。受信コイルは、通常、受信要素を送信機の周波数に調整することを可能にするキャパシタの組を有する単層ソレノイド又はフラットヘリックスである。共振は実際にはエネルギー伝達の最大効率を保証するために、受信機モジュール(負荷に組み込まれている)において使用される。
電気エネルギーを受け取るために、デバイスはまた、電磁誘導又は磁気共鳴の方法を利用してもよい。電磁誘導は、変圧器の動作を保証する。一次巻線の交流電流は電磁誘導の法則に従って、コア内の可変磁束を励起し、これは、次に、二次巻線内の誘導のEMFを励起する。磁気共鳴の方法は、受信機及び送信機の磁場を使用する共鳴結合を含む。
交流は、低大気圧を有する大気の任意の層を通って伝達されてもよい。それにより、電流は例えば、大気の下層を通る静電誘導によって、及び、5kmを超える任意の標高に位置するイオン化領域を通るイオンの流れ、すなわち導電率によって、流れることができる。交流電流の結果として、2つの高いアンテナの間に電流の流れが形成されることができ、第1のアンテナは対流圏に、対流圏を通って、第2のアンテナに(及び、必要であれば、おそらくその逆に)通過する信号を送る。その後、第2のアンテナは、必要に応じて、表面アンテナ/デバイスにさらに送信することができる。
共鳴を共鳴させること、すなわち、追加の指向性電力でククハレブ領域内の放射アンテナを強化することに注意すべきである。そのような追加の指向性電力は、エネルギー及び/又は電離層イルミネーションの強力なバーストをもたらし得る。そのようなバースト又は電離層照明は航空機にとって危険な状態を作り出し、それを通して電波が送信されないプラズマ雲の形成をもたらし得る。
重力共鳴を決定するための問題を設定する一般的な例(図4)。座標系x,y,zをORT、i→,j→,k→で入力する。ORTは、任意の長さのとある半径ベクトルに等しく方向付けられ、同じ線上にある単位半径ベクトルとして定義される。z軸は地球の軸に沿って方向付けられ、y軸は地球の赤道面と太陽の周りの地球の軌道の面の交点に沿って方向付けられ、x軸はy軸及びz軸に垂直に方向付けられる。座標系の原点は、地球の中心である。図4は、例示的な詳細を提供する。
結果として、地球の表面上の点の半径ベクトルは以下から構成される。
=R・cosφ・sin(wt+λ) (式3)
=R・cosφ・cos(wt+λ) (式4)
=R・sinφ (式5)
ここで、λは経度であり、φは緯度である。
Figure 2023534378000004
Figure 2023534378000005
Figure 2023534378000006
Figure 2023534378000007
Figure 2023534378000008
太陽の重力は次のように計算される。
cx=F・cos(Ωt+ψ)・cosθ (式9)
cy=F・sin(Ωt+ψ) (式10)
cz=F・cos(Ωt+ψ)・sinθ (式11)
Figure 2023534378000009
上記において、θは地球の軸と地球の軌道(時間に依存しない)の平面に垂直な平面との間の角度であり、Ωは、太陽の周りの地球の回転の角速度である。上記の式に基づいて、本発明の最も有効な用途の1つは、月の角速度で飛行するイオンエンジンへのその用途であることになる。
好ましい実施形態を含む例
予備データによれば、最も高いエネルギーを含む地球-月-太陽系のククハレブ領域は、地球の表面から約55~60kmの高度に位置する。ククハレブ領域は重力共鳴のモーメントに異なるエネルギーで現れる。14日間の共鳴の特定のモーメントに提供されるエネルギーの最大量を利用することによって、様々なククハレブ領域が衛星及びプローブ(又は、宇宙探査機)によってだけでなく、取得されたエネルギーを編成し、それを地球の表面に移送するためのデバイス/車両によっても利用され得る。
図5は、イングランドの北海で実施されたケーススタディのグラフ表示を示す。グラフは共鳴の日を示す。図6は、ネバダ州エルコで実施された同様のケーススタディの第2の例示的なグラフ表示を示す。
ある位置のGPS座標が決定されると、共鳴の日(又は、日数)は、本明細書に記載される方法に従って計算され得る。共鳴の日が決定されると、共鳴の1又は複数の日の間に(又は、中)ククハレブ領域に配置される本発明による任意のデバイスは、地球の大気のククハレブ領域に対する重力共鳴の効果の結果として電力を受け取る。
前述のように、異なる大気媒体の異なる層におけるククハレブ領域は、シューマン波/共鳴を生成する。ククハレブ領域の中心は、電離層の全体にわたって共鳴する定在波の最大値(又は、極大点/maximum)である。図9に示されるように、地球大気の成層圏界面内の温度異常は、50~60kmの高度でさえ正の温度が記録され、ククハレブ領域の形成に起因する。
重力共鳴が発生すると、強力な電磁振動が発生する。重力共鳴は地球上で非常に頻繁に発生し、したがって、ククハレブ領域及び前記共鳴のタイミングを決定することによって、共鳴の結果として電離層内に生成される電磁振動が、本発明のデバイスによって利用される。
重力共鳴のモーメントに、電磁放射はククハレブ領域内の温度と同様に増加する。ククハレブ領域内の電磁場は徐々に強くなる。共鳴は約3時間、徐々に増加し、その後、可変時間の間、安定なままであり、最後に、約3時間、徐々に低下する。例えば地球の地殻における14日間の重力潮の共鳴に関するデータを、例えばシューマン共鳴のモニタリングから、得られたデータと組み合わせることによって、ククハレブ領域のタイミングを高精度で突き止め(又は、位置特定/locate)及び識別することが可能である。共鳴が安定したままである可変時間は例えば、共鳴のエネルギー量、及び/又はどれだけの振動が一致するかに依存する。例えば、14日間の重力潮に基づく強い共鳴は約14日ごとに1回起こり、24時間まで持続する(すなわち、可変時間は24時間まで)。
また、「こぶ」と成層圏との間の温度差に起因するエネルギーを使用し、地球内の無線エネルギー伝達技術の最大エネルギー効率を予測することも可能である。例えば、フォトニック熱伝達を利用することができる。代替的に、量子雑音伝達を利用してもよい。
重力共鳴は通常、かなり長く(例えば、24時間まで)持続する。したがって、複数のククハレブ領域は、任意の所与の重力作用(gravity-effected)媒体の雰囲気に沿って形成されるものとして示すことができる。図12を参照のこと。
共鳴は3~4日毎に起こり得る。位相が一致すると、エネルギーが上昇する。逆位相になる場合、それは減少する。
月周期の半周期は最も強い効果を与える(すなわち、14日間の重力共鳴は、これらの重力共鳴のうちの最も強いものである。)。
ククハレブ領域の存在の確認。予測されたククハレブ領域が存在することを確認するために、14日間の潮汐重力共鳴の間のシューマン共鳴振幅の増加と比較することができる。そのような確認/相関を行うために、以下のステップをとることができる。
1. 重力共鳴の日を計算する。
2. 地球表面上のシューマン波を記録する(又は、登録する/register)ように手配する(例えば、0.1~50Hzの周波数範囲を有する磁力計及び電気受信機を使用する)。
3. (例えば、米国Suomi衛星から)オープンソースの温度勾配データを取得する。
4. 上記のデータセット間には完全な相関関係が存在するはずであり、ククハレブ領域の存在が確認される。
大気温度異常と潮汐重力共鳴の相関はほぼ完全であり、ククハレブ領域の存在を明確に証明した。例えば、図7~8に示すように、ザグロス山系の北西部の地震活動領域上の乱された大気中の垂直温度分布を重力共鳴のモーメントと比較する。シューマン共鳴振幅異常と14日間の潮汐重力共鳴との間の関係もまた、数ヶ月の期間にわたるシューマン共鳴のほとんどすべてのデータを使用し、比較することによって見出すことができる。
次いで、このデータを重力潮に対してチェックすることができる。このエネルギーは、まさに形成された場所でククハレブ領域内のエネルギーを利用することに加えて、様々な利用可能な方法で地球の表面に伝達されうる。そのような伝達の例としては消費者への伝達のための指向性マイクロ波放射へのククハレブ領域におけるエネルギーのオンサイト処理(多くの既知の方法が現在存在する)、ならびに消費者へのレーザ実装の伝達(多くの既知の方法も現在存在する)を含むが、これらに限定されない。
そうするためには、重力共鳴期間における温度のこぶのエネルギーを長距離にわたって(すなわち成層圏を通して)伝達することが必要である。現れてはすぐ消える、熱異常の発生、オゾン層の変化、その他の急激な変化これらのすべては、ククハレブ領域の形成と、各領域内の電磁効果に起因する。
本発明の好ましい実施形態の説明は、例示及び説明の目的のために提示されている。開示された厳密な形態は網羅的なものではなく、本発明はこれに限定されるものではない。多くの変更及び改変が当業者には明らかである。本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲及びその等価物によって画定されることが意図される。
さらに、「例」又は「例示的」という用語は、本明細書では例、事例又は例示としての役割を果たすことを意味するために使用される。「例示的」として本明細書で説明する任意の態様又は設計は、必ずしも他の態様又は設計よりも好ましい又は有利であると解釈されるべきではない。むしろ、単語「例」又は「例示的」の使用は、コンセプトを具体的に提示することを意図している。本出願において使用される場合、用語「又は」は、排他的な「又は」ではなく、包括的な「又は」を意味することが意図される。すなわち、特に明記しない限り、又は文脈から明らかでない限り、「Xは、A又はBを用いる」が自然な包含的置換のいずれかを意味することが意図される。すなわち、XがAを使用する場合、XがBを使用する場合、又はXがA及びBの両方を使用する場合、「XがA又はBを使用する」は、前述の事例のいずれかに基づいて満たされる。さらに、本出願及び添付の特許請求の範囲で使用される冠詞「a」及び「an」は別段の指定がない限り、又は文脈から単数形を対象とすることが明らかでない限り、「1つ又は複数」を意味すると一般に解釈されるべきである。

Claims (20)

  1. エネルギーを収穫するための方法であって、
    前記エネルギーのための受信デバイスを提供し、前記受信デバイスを天体の大気内に配置するステップであって、前記天体は1つ又は複数の衛星を有し、前記天体及び前記1つ又は複数の衛星は太陽系の少なくとも一部を形成する、該ステップと、
    前記大気内の高強度領域において生じる1つ又は複数の重力共鳴のモーメントを決定するステップであって、前記重力共鳴は前記天体に影響を及ぼす重力の構成的干渉の間に形成され、前記高強度領域は任意の周囲領域よりも大きい強度の電磁波を含み、前記モーメントの各々は所与の位置と計算された期間を含む、該決定するステップと、
    1つ又は複数の重力共鳴の前記モーメントにおいて、前記受信デバイスを介して、前記高強度領域内に形成された前記エネルギーから生じる電気を受信するステップと、
    前記受信デバイス内に前記電気を貯蔵するステップ
    を含む、方法。
  2. 前記大気内の前記高強度領域が、50~60kmの高度に位置する、請求項1に記載の方法。
  3. 前記大気内の前記高強度領域が、120km又はそれ以上の高度に位置する、請求項1に記載の方法。
  4. 前記1つ又は複数の重力共鳴が、地球とその月との間に形成された14日間の重力潮汐共鳴を含む、請求項1に記載の方法。
  5. 前記天体が地球であり、前記1つ又は複数の衛星月が地球の唯一の月である、請求項1に記載の方法。
  6. 前記計算された期間は、
    前記高強度領域内の前記エネルギーの漸増を含む第1の期間と、
    前記高強度領域内の最大定在波エネルギーを含む第2の期間と、
    前記高強度領域内の前記エネルギーの漸減を含む第3の期間
    を含む、請求項1に記載の方法。
  7. 前記第2の期間が最大24時間である、請求項6に記載の方法。
  8. 前記第1及び第3の期間がそれぞれ3~4時間である、請求項7に記載の方法。
  9. 前記受信デバイスに蓄積された前記エネルギーを、前記天体の表面上に位置する表面デバイスに送信するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  10. 前記送信するステップは、交流電流を送信するステップ及び受信するステップを備える、請求項9に記載の方法。
  11. 前記受信デバイスが無人航空機(UAM)上に配置され、前記UAMが前記大気内を移動し、前記天体を周回し、前記移動が前記受信デバイスを前記高強度領域内に維持する、請求項1に記載の方法。
  12. 前記受信デバイスは、前記1つ又は複数の衛星の角速度に等しい角速度で移動するイオンエンジンに結合される、請求項1に記載の方法。
  13. 前記受信デバイスは、電磁誘導又は磁気共鳴の方法を利用して前記エネルギーを収集する、請求項1に記載の方法。
  14. 前記受信デバイスは、1つ又は複数の共振回路を備える、請求項1に記載の方法。
  15. 前記天体が、火星、木星又は土星である、請求項1に記載の方法。
  16. 前記受信デバイスを前記天体の前記大気の成層圏内に配置する、請求項1に記載の方法。
  17. 前記受信デバイスを前記天体の前記大気の電離層内に配置する、請求項1に記載の方法。
  18. 前記所与の位置は、前記受信デバイスの緯度、経度及び高度を含む、請求項1に記載の方法。
  19. 二次受信デバイスが前記高強度領域の境界に配置される、請求項1に記載の方法。
  20. 前記受信デバイスは、0Hz~100kHzの範囲の周波数を受信するようにプログラム可能である、請求項1に記載の方法。
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