JP2023533699A - エアロゾル発生カートリッジのためのパッケージ - Google Patents

エアロゾル発生カートリッジのためのパッケージ Download PDF

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Abstract

複数のエアロゾル発生基材カートリッジ(103)を収容するためのパッケージ(102)であって、パッケージ(102)の表面(104)に位置し、符号化された情報を備える近距離無線通信装置(106)を備え、近距離無線通信装置(106)がエアロゾル発生装置(210)の非接触型リーダ(216)の近傍にある場合、近距離無線通信装置(106)は、エアロゾル発生装置(210)の動作温度を制御するために非接触型リーダ(216)に情報を転送する、パッケージが提供される。【選択図】図1

Description

本発明は、エアロゾル発生基材カートリッジのためのパッケージに関する。特に、本発明は、近距離無線通信装置を有するエアロゾル発生基材カートリッジのためのパッケージに関する。
エアロゾル発生基材は、ユーザによる吸入用のエアロゾルを発生させるためにエアロゾル発生装置と共に用いることができる。基材は、異なる特性の範囲を有して作製されてもよい。特性の一実施例として、フレーバーがある。基材は通常、ユーザによって吸入されるエアロゾルに対して特定のフレーバーを生成するよう設計され、このフレーバーを生成するための要件は基材によって異なることが公知である。異なる基材によって生成されるフレーバープロファイルは一様ではない可能性があり、これは望ましくない可能性がある。本発明の目的は、この問題に対処することにある。
本発明の第1の態様によれば、複数のエアロゾル発生基材カートリッジを収容するためのパッケージであって、パッケージの表面に位置し、符号化された情報を備える近距離無線通信装置を備え、近距離無線通信装置がエアロゾル発生装置の非接触型リーダの近傍にある場合、近距離無線通信チップは、エアロゾル発生装置の動作温度を制御するために非接触型リーダに情報を転送する、パッケージが提供される。
有利には、エアロゾル発生基材カートリッジを収容するパッケージをエアロゾル発生装置の近傍に持っていくことによって、エアロゾル発生基材の各フレーバーをその最適加熱温度に加熱することができる。各パッケージは、パッケージに保持される基材のカートリッジの最適加熱温度を含む符号化された情報を有する近距離無線通信装置を有している。近距離無線通信装置がエアロゾル発生装置内の非接触型リーダの範囲内部にある場合、近距離通信装置はエアロゾル発生装置に情報を転送し、エアロゾル発生装置はそれに応じて動作温度を制御する。これにより、ユーザが経験するフレーバーの感覚を向上させ、それによってユーザ経験を向上させる。
任意に、近距離無線通信装置の符号化された情報は、パッケージが保持することができるカートリッジの数に関する情報を含む。この実施例において、エアロゾル発生装置は、パッケージが保持することができるカートリッジの数に関する情報を格納するのに適した記憶媒体を備えている。
このようにして、パッケージ内のカートリッジの数に関するデータがエアロゾル発生装置に転送される場合、エアロゾル発生装置は、カートリッジの数に関する情報をエアロゾル発生装置に設けられたデータストレージユニットに格納することができる。有利には、カートリッジが交換される場合、少なくともエアロゾル発生装置がパッケージからカートリッジが無くなったと特定するまで、エアロゾル発生装置が更なる情報を必要とせずに、エアロゾル発生装置の動作温度を引き続き制御することができる。
任意に、近距離無線通信装置は、近距離無線通信チップを備える。このシナリオにおいて、特注コンポーネントの使用を避け、広く入手可能なコンポーネントを受け容れ、それによってパッケージの製造コストを削減することができる。
本発明の第2の態様によれば、エアロゾル発生装置におけるヒータの温度を制御する方法であって、複数のエアロゾル発生基材カートリッジを収容するためのパッケージであって、近距離無線通信装置を備えるパッケージをエアロゾル発生装置の非接触型リーダとの近傍に移動させることと、近距離無線通信装置から非接触型リーダにデータを転送することと、転送されたデータに基づいてヒータの温度を制御するようエアロゾル発生装置の制御電子回路を動作させることと、を含む方法が提供される。
この方法により、エアロゾル発生基材の最適温度に従って、単一のエアロゾル発生装置を様々な温度で動作させることを可能にする。
本発明の第3の態様によれば、エアロゾル発生装置であって、ヒータと、ヒータの温度を制御するよう構成される制御電子回路と、制御電子回路に動作可能に接続される非接触型リーダと、を備え、使用時に、複数のエアロゾル発生基材カートリッジを収容するための、近距離無線通信装置を備えるパッケージが、非接触型リーダの近傍にある場合、非接触型リーダは、近距離無線通信装置から情報を受信し、受信した情報に基づいてヒータの温度を制御するよう制御電子回路を動作させる、エアロゾル発生装置が提供される。
エアロゾル発生装置に非接触型リーダと、ヒータと、ヒータを制御する制御電子回路とを設けることによって、エアロゾル発生装置を様々な温度で動作させることが可能となり、必要に応じて制御して、様々な異なるエアロゾル発生基材に最適な熱を提供してもよい。
任意に、エアロゾル発生装置は、制御電子回路に動作可能に接続され、ヒータの近傍にある温度センサを備える。
この構成において、ヒータの温度を正確に監視して、ヒータの応答性を高めることができる。これにより、基材が過熱することを防ぐことができる。
任意に、エアロゾル発生装置は、エアロゾル発生装置の表面に位置する制御電子回路に動作可能に接続される温度センサを備える。この配置において、エアロゾル発生装置の周囲の温度を監視することができ、ヒータへ供給される電力を正確に制御して、基材が最適温度に達するように必要な熱量を供給することが可能となる。
任意に、温度センサはサーミスタを備える。この実施例において、広く入手可能でロバストなコンポーネントを用いて温度センサを実装し、それによってエアロゾル発生装置の製造コストを削減することができる。
任意に、エアロゾル発生装置は、更に、データストレージユニットと、処理ユニットとを備える。この構成において、パッケージを最初に走査する場合、パッケージに収容することができるカートリッジの数に関する情報がデータストレージユニットに格納される。エアロゾル発生装置の動作温度は、カートリッジが交換される度にエアロゾル発生装置に情報を転送することなく、制御し続けてもよい。処理ユニットを用いて、エアロゾル発生装置は、パッケージ内にカートリッジが残っていないことを特定し、それに応じて、必要な場合にのみ、更なる情報を要求することができる。
一実施例において、非接触型リーダは、近距離無線通信装置を備えるパッケージから、エアロゾル発生基材のための最適加熱温度を含む符号化された情報を有する情報を受信する。エアロゾル発生装置の非接触型リーダは、情報を受信し、情報に従って、エアロゾル発生装置のヒータの温度を制御するように制御電子回路を動作させる。
ここで、図面を参照して本発明の実施形態を例として説明する。
本発明の一実施形態におけるエアロゾル発生装置の近傍における近距離無線通信チップを備えるパッケージの図である。 本発明の一実施形態におけるエアロゾル発生装置のブロック図である。 本発明の一実施形態におけるエアロゾル発生装置のヒータを制御するための方法のフロー図である。
図1は、本発明の一実施形態におけるエアロゾル発生装置の近傍におけるパッケージを表す図である。
本発明の実施形態によれば、パッケージ102が提供される。パッケージ102の表面104には、近距離無線通信(NFC)チップ106が配設されている。NFCチップはNFCデバイスの一例であることを理解されたい。この検討の目的のために、NFCチップを全体にわたって参照するが、NFCデバイスの他の実装が用いられてもよい。図1は、NFCチップの拡大図108も含んでいる。NFCチップ106は、パッケージに一体として提供されてもよいか、又は、NFCチップ106は、既製パッケージに対して追加されてもよい。パッケージは、以下を含む様々な適切な材料からできていてもよい。段ボール、プラスチック、又は金属。パッケージ102は、複数のエアロゾル発生基材カートリッジ103を保持することに適しており、例えば、パッケージは、2個、10個、又は20個の基材発生カートリッジを保持することが可能であってもよい。その他のカートリッジの数量も可能である。
エアロゾル発生基材は、種々の形態をとることができる。例えば、エアロゾル発生基材は、エアロゾルを生成する気化温度まで加熱することができる液体の形態をとってもよい。代替として、エアロゾル発生基材は、加熱した場合にエアロゾルを発生するよう設計される固体又は半固体基材の形態をとってもよい。異なる基材は異なる気化温度を有する可能性がある。任意の種類のエアロゾル発生基材は、例えば、抵抗加熱コイルを用いる、レーザー又は誘導加熱器を用いる、又は基材に熱を加えることができるその他の手段の様々な方法で加熱することができる。
NFCチップ106には、データが符号化されている。一実施例において、符号化データは、パッケージ102に収容されるエアロゾル発生基材カートリッジ103に保持されたエアロゾル発生基材に対応する温度-フレーバープロファイルを含んでいる。NFCチップ106はまた、パッケージ102に保持されることを意図するカートリッジ103の数等の追加情報を含んでいてもよい。
また、図1には、電子たばこ等のエアロゾル発生装置110が示されている。
パッケージ102内のNFCチップ106上に格納されるカートリッジの数に関する情報を含み、エアロゾル発生装置110内にデータストレージユニットを含むことによって、情報がエアロゾル発生装置110に転送される場合に、エアロゾル発生装置110はまた、パッケージ102によって収容されるカートリッジ103の数に関する情報を格納することができる。カートリッジ103が交換される度に、エアロゾル発生装置110内の処理ユニットは、パッケージ102内に残るカートリッジ103の数を特定することができる。このため、制御電子回路214は、更なる情報を受信する必要なく、エアロゾル発生装置210の動作温度を制御し続けることができる。カートリッジ103がパッケージ102内に残っていないと処理ユニット220が特定すると、エアロゾル発生装置210は、エアロゾル発生装置210に更なる情報を転送するようユーザに要求してもよい。無論、ユーザは、いつでも異なるカートリッジ103を有する異なるパッケージ102を用いることを選択することができ、その場合、エアロゾル発生装置210の動作温度は、新しい基材のパッケージを走査することによって、新しい基材の要件に一致するよう制御されてもよい。
エアロゾル発生装置110は、エアロゾルを生成するためにエアロゾル発生基材103と共に用いられる。エアロゾル発生基材カートリッジ103は、エアロゾル発生装置110のリザーバ(図示せず)と流体連通し、カートリッジが消耗するまでエアロゾルを発生させるために用いることができる。エアロゾルは、エアロゾル発生装置を通して空気を吸引することによって生成されてもよく、得られたエアロゾルは、ニコチンに関連した効果を達成するようユーザによって吸入されてもよい。カートリッジ103が消耗すると、ユーザは、消耗したカートリッジを取り出し、パッケージ102からの新しいカートリッジ103とそれを交換してもよい。
図2に目を向けると、エアロゾル発生装置210の内部構成と接続とを詳細に示すブロック図を示している。
エアロゾル発生装置の内部構造の全てを示してはおらず、本発明に関連するコンポーネントのみを示していることに留意されたい。エアロゾル発生装置210は、外面222の内側等、エアロゾル発生装置の表面近傍に位置決めされてもよい非接触型リーダ216を備えている。代替として、非接触型リーダ216は、エアロゾル発生装置の外面222上に配設されてもよい。一実施例において、非接触型リーダ216は、接着剤を用いて外面222上に貼付されてもよい。非接触型リーダ装置は、図1に示すNFCチップ106等のNFCチップからデータを受信するよう構成されている。
非接触型リーダ216は、エアロゾル発生装置の制御電子回路214に動作可能に接続される。幾つかの実施形態において、非接触型リーダ216はまた、データストレージユニット218に書き込むよう構成される。非接触型リーダが、図1のパッケージ102上のNFCチップ106等のNFCチップから情報を受信する場合、エアロゾル発生基材の最適温度に関する情報は、ヒータ212の温度を制御する制御電子回路を動作させるために用いられる。ヒータの温度を制御するとは、受信した情報に従ってヒータ213の現在の温度を維持、増加、又は減少させることを指してもよい。
制御電子回路214は、エアロゾル発生装置210において用いられているヒータ213の種類に依存する様々な方法でヒータを制御してもよい。例えば、ヒータは抵抗加熱素子であってもよく、素子にかかる電圧を維持又は調整することによって制御されてもよい。代替として、ヒータはレーザーであってもよく、レーザーの発光時間を維持又は調整することによって制御されてもよい。誘導加熱器等の他の種類のヒータが可能であってもよい。エアロゾル発生装置は、1つ又は複数のヒータを含んでいてもよい。
幾つかの実施形態において、エアロゾル発生装置210は、互いに動作可能に接続されるデータストレージユニット218及び処理ユニット220を含んでいてもよい。データストレージユニット218は、加えて、非接触型リーダに接続されており、非接触型リーダ216がデータストレージユニット218に書き込むことができるようになっている。処理ユニット220はまた、制御電子回路214に動作可能に接続されている。図2において、コンポーネント間の接続はコンポーネント間を結ぶ実線によって表されている。矢印で終わる線は、通常、矢印の方向に流れるデータを示している。矢印のない線は、データがどちらの方向に移動してもよいことを示す。パッケージ102のNFCチップ106がエアロゾル発生装置210の非接触型リーダ216の近傍にある場合、パッケージ102によって収容することができるエアロゾル発生基材カートリッジ103の数に関する情報が非接触型リーダ216に転送され、データストレージユニット218に格納される。ここで、各カートリッジ103が取り外され、交換される場合、処理ユニット220は、エアロゾル発生装置の動作温度を、非接触型リーダ216によってそれ以上の情報を受信することなく維持することができるように、制御電子回路214を動作させることができる。
処理ユニット220はまた、連続したカートリッジが同じパッケージから出ると仮定して、パッケージ102内のカートリッジ103の数を把握するために用いることもできる。パッケージ102がそれ以上のカートリッジ103を含んでいないと処理ユニットが特定すると、エアロゾル発生装置210は、エアロゾル発生装置210の動作温度を制御するために更なる情報を必要とすることをユーザに示してよい。処理ユニットは、CPUとして実装されてもよい。
表示は、音声を発する装置、又はエアロゾル発生装置上の視覚的なインターフェース(図示せず)を用いること等、様々な方法において行われてもよい。
図3は、本発明の実施形態によるヒータの温度を制御するための方法である。
本方法において、図1のパッケージ102等のNFCチップを備えるパッケージは、ステップ318において、エアロゾル発生装置210等のエアロゾル発生装置の近傍に移動される。パッケージのNFCチップ106がエアロゾル発生装置210の非接触型リーダ216の読み取り範囲に入ると、データは、ステップ322においてNFCチップ106から非接触型リーダ216に転送される。転送されたデータは、通常、カートリッジ103内に保持される基材のための温度-フレーバープロファイルを含んでいる。幾つかの実施形態において、このデータは、パッケージ102によって収容されることができるカートリッジ103の数に関する情報を含んでいる。転送されたデータに基づいて、制御電子回路を次いで動作させてヒータ213の温度を制御する。カートリッジの数に関する情報も転送される実施形態において、この情報はデータストレージユニット218に格納される。本明細書中で用いるように、ヒータの温度を「制御する[こと]」とは、基材の最適加熱温度に従ってヒータの温度を下げたり、維持したり、又は上昇させたりすることを意味することができる。最適な温度に達するまで、ヒータの温度を制御する。
ヒータ213の温度を実質的に制御するために、エアロゾル発生装置210は、ヒータ213の近傍配置される内部温度センサー(図示せず)等の追加コンポーネントを備えている。内部温度センサは、ヒータ213の温度を監視するよう配置され、また、制御電子回路214に接続されている。このようにして、検知回路をエアロゾル発生装置210に配置して、基材が最適温度未満の間は基材に熱を供給し、基材が最適温度に達したら加熱を停止するように、ヒータ213の温度を監視することができる。基材の温度がその後、最適温度未満になった場合、加熱を再開することができる。温度検知回路等の検知回路の詳細及び組み立て方については、当業者にとって公知であるため、詳細は説明しない。
代替として、又は内部温度センサを用いることに加えて、ヒータ213に供給される電力とヒータ213の温度との関係を特定することができる。ヒータ213に供給される電力とヒータ213の温度との関係が分かっている場合、ヒータ213の温度は、ヒータ213が基材の最適温度に達するように供給電力を変化させることによって制御可能である。このシナリオにおいて、外部の温度センサ(図示せず)を用いて周囲温度を監視することもできる。このシナリオにおいて、ヒータ213が予期せぬ動作をした場合に備えて、内部温度センサを用いて冗長性を提供することができる。例えば、ヒータ213が摩耗してくると、ヒータ213に供給される電力と、ヒータの温度との関係が変化する可能性がある。
外部温度センサは、エアロゾル発生装置210の外面222に配置することができる。代替として、温度センサは、エアロゾル発生装置210の外面222内に配置することができる。外部温度センサはまた、制御電子回路214にも接続される。誤解を避けるために、外部温度センサは、エアロゾル発生装置210の内部、又は外部に位置することができるが、外部温度センサがエアロゾル発生装置210の外部の温度、即ち、周囲温度を監視するように配置されることは注目すべきである。
上記の実施形態において、エアロゾル発生装置210の周囲の温度は、ヒータ213がある一定の温度に達するために必要とする電力量を相殺する。例えば、周囲温度が3℃である場合の設定において、ヒータ213は、周囲温度が30℃である場合の設定と比較して比較的低い初期温度であってもよい。初期温度は、エアロゾル発生装置210が最初に起動される場合のヒータ213の温度を指してもよい。従って、ヒータ213が最適温度に達するために必要とする電力量は、エアロゾル発生装置210の周囲の温度に基づいて変化する。このため、外部温度センサを制御電子回路214と組み合わせて用いて、ヒータ214が最適温度に達することを保証することができる。
内部又は外部温度センサの実装例は、サーミスタである。サーミスタは、温度によって電気抵抗が変化する材料である。サーミスタの抵抗は、サーミスタの温度が変化する場合に周知されているように変化し、それによって温度センサとして機能する。サーミスタとして用いることができる材料の一実施例は、酸化ニッケルである。無論、多くの他の材料が可能である。
前述の実施例は、ヒータの温度を制御する可能性がある方法の可能な実装例である。他の実装も可能である。
幾つかの実施形態において、パッケージ102に収容することができるエアロゾル発生カートリッジの数に関する情報は、NFCチップ106に格納され、ステップ322においてフレーバー-温度プロファイルと共にエアロゾル発生装置に転送される。ステップ324において、エアロゾル発生カートリッジの数に関する情報を、データストレージ手段218に格納することができる。従って、カートリッジが交換される場合に、エアロゾル発生装置の動作温度は、非接触型リーダからの任意の更なる情報を必要とせずに維持することができる。エアロゾル発生装置の処理ユニット220は、カートリッジ内にあると予想されるカートリッジの数を常に把握し、エアロゾル発生装置の動作温度を制御するために更なる情報を必要とする場合に、ユーザに示すことができる。
上記の方法において説明したようにヒータを制御することによって、向上した経験をユーザに提供することが可能になった。単一のエアロゾル発生装置のヒータを制御して、エアロゾル発生基材に最適な加熱温度を提供してもよい。最適加熱温度は、基材からユーザに伝わるフレーバーが最適化される温度に関するものであってもよい。代替として、最適加熱温度は、エアロゾル発生基材の別の特性を最適化する温度に関するものであってもよい。
容器によって収容することができるカートリッジの数に関する情報がNFCチップに格納され、その後データストレージユニットに格納される実施形態において、ユーザがカートリッジを取り外し、交換する場合、処理ユニット220は、制御電子回路を動作させてヒータの温度を維持することができる。処理ユニット220はまた、データストレージユニット218と相互作用して、パッケージ102内に残っているカートリッジの数を監視する。パッケージ102が空になったと処理ユニットが特定する場合、処理ユニット220は、更なる情報が期待されることをユーザに示すことができる。

Claims (9)

  1. 複数のエアロゾル発生基材カートリッジ(103)を収容するためのパッケージ(102)であって、
    前記パッケージの表面(104)に位置し、符号化された情報を備える近距離無線通信装置(106)を備え、
    前記近距離無線通信装置(106)がエアロゾル発生装置(110、210)の非接触型リーダ(216)の近傍にある場合、前記近距離無線通信装置(106)は、前記エアロゾル発生装置(110、210)の動作温度を制御するために前記非接触型リーダ(216)に前記情報を転送する、
    パッケージ。
  2. 前記符号化された情報は、前記パッケージに収容することができる前記エアロゾル発生カートリッジ(103)の数に関する情報を含む、請求項1に記載のパッケージ。
  3. 前記近距離無線通信装置は、近距離無線通信チップを備える、請求項1又は2に記載のパッケージ。
  4. エアロゾル発生装置におけるヒータの温度を制御する方法であって、
    複数のエアロゾル発生基材カートリッジを収容するためのパッケージであって、近距離無線通信装置を備えるパッケージを前記エアロゾル発生装置の非接触型リーダとの近傍に移動させること(318)と、
    前記近距離無線通信装置から前記非接触型リーダにデータを転送すること(322)と、
    前記転送されたデータに基づいて前記ヒータの温度を制御するよう前記エアロゾル発生装置の制御電子回路を動作させること(326)と、を含む、
    方法。
  5. エアロゾル発生装置(210)であって、
    ヒータ(213)と、
    前記ヒータ(213)の温度を制御するよう構成される制御電子回路(214)と、
    前記制御電子回路(214)に動作可能に接続される非接触型リーダ(216)と、を備え、
    使用時に、複数のエアロゾル発生基材カートリッジ(103)を収容するための、近距離無線通信装置(106)を備えるパッケージ(102)が、非接触型リーダ(216)の近傍にある場合、前記非接触型リーダ(216)は、前記近距離無線通信装置(106)から情報を受信し、前記受信した情報に基づいて前記ヒータの温度を制御するよう前記制御電子回路(214)を動作させる、
    エアロゾル発生装置。
  6. 更に、前記制御電子回路(214)に動作可能に接続され、前記ヒータ(213)の近傍にある温度センサを備える、請求項5に記載のエアロゾル発生装置(210)。
  7. 更に、前記エアロゾル発生装置(210)の表面に位置する前記制御電子回路(214)に動作可能に接続される周囲環境温度センサを備える、請求項5又は6に記載のエアロゾル発生装置(210)。
  8. 前記温度センサはサーミスタを備える、請求項6又は7に記載のエアロゾル発生装置(210)。
  9. 更に、
    データストレージユニット(218)と、
    処理ユニット(220)と、を備える、
    請求項5~8のいずれか一項に記載のエアロゾル発生装置(210)。
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