JP2023529861A - 無線lanシステムにおけるセンシングのためのグルーピングを実行する方法及び装置 - Google Patents

無線lanシステムにおけるセンシングのためのグルーピングを実行する方法及び装置 Download PDF

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Abstract

無線LAN(Wireless Local Area Network)システムにおいて、送信STAは、受信STAにセンシングを実行するグループ(group)を生成するためのグルーピング(grouping)開始フレームを送信する。前記グルーピング開始フレームは、センシングセッション(session)のためのセッションID(identifier)及び前記センシングセッション内で実行されるセンシング信号の送信の回数に関連した情報を含む。送信STAは、前記受信STAからグルーピング応答フレームを受信する。前記グルーピング開始フレーム送信時点からあらかじめ設定された閾時間内に前記受信STAから前記グルーピング応答フレームを受信することに基づいて前記受信STAが前記グループに含まれる。前記センシングセッションは、少なくとも一つのTXOP(transmission opportunity)を含む。【選択図】図16

Description

本明細書は、無線LANシステムにおけるセンシングのためのグルーピング技法に関し、より詳しくは、センシングを実行するためのグルーピング手順及びシグナルリング方法に関する。
WLAN(wireless local area network)は、多様な方式に改善されてきた。例えば、IEEE802.11bf無線LANセンシングは、通信とレーダ技術が融合された最初の標準である。日常生活と産業全般にわたって非免許周波数需要が急増しているが、周波数新規供給には限界があるため、通信とレーダの融合技術開発は周波数利用効率を増大する側面で非常に好ましい方向である。既存にも無線LAN信号を利用して壁の後の動きを検知するセンシング技術や、70GHz帯域でFMCW(Frequency Modulated Continuous Wave)信号を利用して車両内の動きを検知するレーダ技術などが開発されたが、IEEE802.11bf標準化と連係してセンシング性能を一段階上げることができるという点で大きい意味がある。特に、現代社会は、私生活保護の重要性がますます強調されていてCCTVとは違って私生活侵害問題に法的にさらに自由な無線LANセンシング技術開発がさらに期待されている。
一方、自動車、国防、産業、生活など、全般にわたってレーダ全体市場は、2025年まで年平均成長率約5%水準まで成長することと予測され、特に、生活センサーの場合、年平均成長率は70%水準まで急成長することと展望される。無線LANセンシング技術は、動き検知、呼吸モニタリング、測位/追跡、転倒検知、車両内の乳児検知、出現/近接認識、個人識別、身の動作認識、行動認識などの広範囲な実生活適用が可能であるため、関連新事業成長を促進して企業の競争力向上に寄与できることと期待する。
多様な実施例による無線LAN(Wireless Local Area Network)システムにおいて、送信STAは、受信STAにセンシングを実行するグループ(group)を生成するためのグルーピング(grouping)開始フレームを送信する。前記グルーピング開始フレームは、センシングセッション(session)のためのセッションID(identifier)及び前記センシングセッション内で実行されるセンシング信号の送信の回数に関連した情報を含む。送信STAは、前記受信STAからグルーピング応答フレームを受信する。前記グルーピング開始フレーム送信時点からあらかじめ設定された閾時間内に前記受信STAから前記グルーピング応答フレームを受信することに基づいて前記受信STAが前記グループに含まれる。前記センシングセッションは、少なくとも一つのTXOP(transmission opportunity)を含む。
本明細書の一例によると、Sensingに参加するSTAを選定して、グループを生成することができ、グループに含まれているSTAを介してWLAN sensingを実行することができる。センシングに参加するSTAを選定する過程を介して以後センシング過程を制御することができ、センシングに実行される時間情報が含まれることによってセンシング過程で発生できる衝突を防止することができる。
本明細書の送信装置及び/又は受信装置の一例を示す。 多重センシング送信装置を利用した無線LANセンシングシナリオの一例を示す。 多重センシング受信装置を利用した無線LANセンシングシナリオの一例を示す。 無線LANセンシング手順の一例を示す。 無線LANセンシングを分類した一例である。 CSIベースの無線LANセンシングを利用した室内測位を示す。 無線LANセンシング装置を具現した一例である。 802.11ay無線LANシステムで支援するPPDU構造を簡単に示す。 本明細書に使われるPPDUの一例を示す。 WLAN sensingの一実施例を示す。 グループ開始(group initiation)方法の一実施例を示す。 グループ開始方法の一実施例を示す。 グループ開始方法の一実施例を示す。 グループ開始方法の一実施例を示す。 グループ開始方法の一実施例を示す。 送信STA動作方法の一実施例を示す。 受信STA動作方法の一実施例を示す。
本明細書において「AまたはB(A or B)」は、「Aのみ」、「Bのみ」、または「AとBの両方」を意味することができる。他に表現すれば、本明細書において「AまたはB(A or B)」は、「A及び/又はB(A and/or B)」と解釈されることができる。例えば、本明細書において「A、B、またはC(A、B or C)」は、「Aのみ」、「Bのみ」、「Cのみ」、または「A、B、及びCの任意の全ての組み合わせ(any combination of A、B and C)」を意味することができる。
本明細書において使用されるスラッシュ(/)やコンマ(comma)は、「及び/又は(and/or)」を意味することができる。例えば、「A/B」は、「A及び/又はB」を意味することができる。これにより、「A/B」は、「Aのみ」、「Bのみ」、または「AとBの両方」を意味することができる。例えば、「A、B、C」は、「A、B、またはC」を意味することができる。
本明細書において「少なくとも1つのA及びB(at least oneof A and B)」は、「Aのみ」、「Bのみ」、または「AとBの両方」を意味することができる。また、本明細書において「少なくとも1つのAまたはB(at least one of A or B)」や「少なくとも1つのA及び/又はB(at least one of A and/or B)」という表現は、「少なくとも1つのA及びB(at least one of A and B)」と同様に解釈されることができる。
また、本明細書において「少なくとも1つのA、B、及びC(at least one of A、B and C)」は、「Aのみ」、「Bのみ」、「Cのみ」、または「A、B、及びCの任意の全ての組み合わせ(any combination of A、B and C)」を意味することができる。また、「少なくとも1つのA、B、またはC(at least one of A、B or C)」や「少なくとも1つのA、B、及び/又はC(at least one of A、B and/or C)」は、「少なくとも1つのA、B、及びC(at least one of A、B and C)」を意味することができる。
本明細書において、一つの図面内で個別的に説明される技術的特徴は、個別的に具現されることもでき、同時に具現されることもできる。
本明細書の以下の一例は、多様な無線通信システムに適用されることができる。例えば、本明細書の以下の一例は、無線LAN(wireless local area network、WLAN)システムに適用されることができる。例えば、本明細書は、IEEE802.11adの規格や、IEEE802.11ay規格に適用されることができる。また、本明細書は、新しく提案される無線LANセンシング規格またはIEEE802.11bf規格にも適用されることができる。
以下、本明細書の技術的特徴を説明するために、本明細書が適用され得る技術的特徴を説明する。
図1は、本明細書の送信装置及び/又は受信装置の一例を示す。
図1の一例は、以下において説明される様々な技術的特徴を行うことができる。図1は、少なくとも1つのSTA(station)に関連する。例えば、本明細書のSTA(110、120)は、移動端末(mobile terminal)、無線機器(wireless device)、無線送受信ユニット(Wireless Transmit/Receive Unit;WTRU)、ユーザ装備(User Equipment;UE)、移動局(Mobile Station;MS)、移動加入者ユニット(Mobile Subscriber Unit)、または単にユーザ(user)などの様々な名称とも呼ばれることができる。本明細書のSTA(110、120)は、ネットワーク、基地局(Base Station)、Node-B、AP(Access Point)、リピータ、ルータ、リレイなどの様々な名称と呼ばれることができる。本明細書のSTA(110、120)は、受信装置、送信装置、受信STA、送信STA、受信Device、送信Deviceなどの様々な名称と呼ばれることができる。
例えば、STA(110、120)は、AP(Access Point)役割を果たすか、non-AP役割を果たすことができる。すなわち、本明細書のSTA(110、120)は、AP及び/又はnon-APの機能を行うことができる。本明細書においてAPは、AP STAとも表示されることができる。
本明細書のSTA(110、120)は、IEEE 802.11規格以外の様々な通信規格を共に支援することができる。例えば、3GPP(登録商標)規格による通信規格(例えば、LTE、LTE-A、5G NR規格)などを支援できる。また、本明細書のSTAは、携帯電話、車両(vehicle)、個人用コンピュータなどの様々な装置で実現されることができる。また、本明細書のSTAは、音声通話、画像通話、データ通信、自律走行(Self-Driving、Autonomous-Driving)などの様々な通信サービスのための通信を支援できる。
本明細書においてSTA(110、120)は、IEEE 802.11標準の規定にしたがう媒体接続制御(medium access control、MAC)と無線媒体に対する物理階層(Physical Layer)インターフェースを含むことができる。
図1の副図面(a)に基づいてSTA(110、120)を説明すれば、以下のとおりである。
第1のSTA(110)は、プロセッサ111、メモリ112、及びトランシーバ113を備えることができる。図示されたプロセッサ、メモリ、及びトランシーバは、各々別のチップで実現されるか、少なくとも2つ以上のブロック/機能が1つのチップを介して実現されることができる。
第1のSTAのトランシーバ113は、信号の送受信動作を行う。具体的に、IEEE 802.11パケット(例えば、IEEE 802.11a/b/g/n/ac/ax/be等)を送受信できる。
例えば、第1のSTA(110)は、APの意図された動作を行うことができる。例えば、APのプロセッサ111は、トランシーバ113を介して信号を受信し、受信信号を処理し、送信信号を生成し、信号送信のための制御を行うことができる。APのメモリ112は、トランシーバ113を介して受信された信号(すなわち、受信信号)を格納することができ、トランシーバを介して送信される信号(すなわち、送信信号)を格納することができる。
例えば、第2のSTA(120)は、Non-AP STAの意図された動作を行うことができる。例えば、non-APのトランシーバ123は、信号の送受信動作を行う。具体的に、IEEE 802.11パケット(例えば、IEEE 802.11a/b/g/n/ac/ax/be等)を送受信できる。
例えば、Non-AP STAのプロセッサ121は、トランシーバ123を介して信号を受信し、受信信号を処理し、送信信号を生成し、信号送信のための制御を行うことができる。Non-AP STAのメモリ122は、トランシーバ123を介して受信された信号(すなわち、受信信号)を格納することができ、トランシーバを介して送信される信号(すなわち、送信信号)を格納することができる。
例えば、以下の明細書においてAPで表示された装置の動作は、第1のSTA(110)または第2のSTA(120)で行われることができる。例えば、第1のSTA(110)がAPである場合、APで表示された装置の動作は、第1のSTA(110)のプロセッサ111により制御され、第1のSTA(110)のプロセッサ111により制御されるトランシーバ113を介して関連した信号が送信されるか、受信されることができる。また、APの動作に関連した制御情報やAPの送信/受信信号は、第1のSTA(110)のメモリ112に格納されることができる。また、第2のSTA(110)がAPである場合、APで表示された装置の動作は、第2のSTA(120)のプロセッサ121により制御され、第2のSTA(120)のプロセッサ121により制御されるトランシーバ123を介して関連した信号が送信されるか、受信されることができる。また、APの動作に関連した制御情報やAPの送信/受信信号は、第2のSTA(110)のメモリ122に格納されることができる。
例えば、以下の明細書においてnon-AP(または、User-STA)で表示された装置の動作は、第1のSTA(110)または第2のSTA(120)で行われることができる。例えば、第2のSTA(120)がnon-APである場合、non-APで表示された装置の動作は、第2のSTA(120)のプロセッサ121により制御され、第2のSTA(120)のプロセッサ121により制御されるトランシーバ123を介して関連した信号が送信されるか、受信されることができる。また、non-APの動作に関連した制御情報やAPの送信/受信信号は、第2のSTA(120)のメモリ122に格納されることができる。例えば、第1のSTA(110)がnon-APである場合、non-APで表示された装置の動作は、第1のSTA(110)のプロセッサ111により制御され、第1のSTA(120)のプロセッサ111により制御されるトランシーバ113を介して関連した信号が送信されるか、受信されることができる。また、non-APの動作に関連した制御情報やAPの送信/受信信号は、第1のSTA(110)のメモリ112に格納されることができる。
以下の明細書において、(送信/受信)STA、第1のSTA、第2のSTA、STA1、STA2、AP、第1のAP、第2のAP、AP1、AP2、(送信/受信)Terminal、(送信/受信)device、(送信/受信)apparatus、ネットワークなどと呼ばれる装置は、図1のSTA(110、120)を意味することができる。例えば、具体的な図面符号なしに(送信/受信)STA、第1のSTA、第2のSTA、STA1、STA2、AP、第1のAP、第2のAP、AP1、AP2、(送信/受信)Terminal、(送信/受信)device、(送信/受信)apparatus、ネットワークなどで表示された装置も図1のSTA(110、120)を意味することができる。例えば、以下の一例において様々なSTAが信号(例えば、PPPDU)を送受信する動作は、図1のトランシーバ113、123で行われるものであることができる。また、以下の一例において様々なSTAが送受信信号を生成するか、送受信信号のために予めデータ処理や演算を行う動作は、図1のプロセッサ111、121で行われるものであることができる。例えば、送受信信号を生成するか、送受信信号のために、予めデータ処理や演算を行う動作の一例は、1)PPDU内に含まれるサブフィールド(SIG、STF、LTF、Data)フィールドのビット情報を決定/取得/構成/演算/デコード/エンコードする動作、2)PPDU内に含まれるサブフィールド(SIG、STF、LTF、Data)フィールドのために使用される時間資源や周波数資源(例えば、サブキャリヤ資源)などを決定/構成/取得する動作、3)PPDU内に含まれるサブフィールド(SIG、STF、LTF、Data)のために使用される特定のシーケンス(例えば、パイロットシーケンス、STF/LTFシーケンス、SIGに適用されるエクストラシーケンス)などを決定/構成/取得する動作、4)STAに対して適用される電力制御動作及び/又はパワーセービング動作、5)ACK信号の決定/取得/構成/演算/デコード/エンコードなどに関連した動作を含むことができる。また、以下の一例において様々なSTAが送受信信号の決定/取得/構成/演算/デコード/エンコードのために使用する様々な情報(例えば、フィールド/サブフィールド/制御フィールド/パラメータ/パワーなどに関連した情報)は、図1のメモリ112、122に格納されることができる。
上述した図1の副図面(a)の装置/STAは、図1の副図面(b)のように変形されることができる。以下、図1の副図面(b)に基づいて、本明細書のSTA(110、120)を説明する。
例えば、図1の副図面(b)に示されたトランシーバ113、123は、上述した図1の副図面(a)に示されたトランシーバと同じ機能を行うことができる。例えば、図1の副図面(b)に示されたプロセシングチップ114、124は、プロセッサ111、121及びメモリ112、122を備えることができる。図1の副図面(b)に示されたプロセッサ111、121及びメモリ112、122は、上述した図1の副図面(a)に示されたプロセッサ111、121及びメモリ112、122と同じ機能を行うことができる。
以下において説明される、移動端末(mobile terminal)、無線機器(wireless device)、無線送受信ユニット(Wireless Transmit/Receive Unit;WTRU)、ユーザ装備(User Equipment;UE)、移動局(Mobile Station;MS)、移動加入者ユニット(Mobile Subscriber Unit)、ユーザ(user)、ユーザSTA、ネットワーク、基地局(Base Station)、Node-B、AP(Access Point)、リピータ、ルータ、リレイ、受信装置、送信装置、受信STA、送信STA、受信Device、送信Device、受信Apparatus、及び/又は送信Apparatusは、図1の副図面(a)/(b)に示されたSTA(110、120)を意味するか、図1の副図面(b)に示されたプロセシングチップ114、124を意味することができる。すなわち、本明細書の技術的特徴は、図1の副図面(a)/(b)に示されたSTA(110、120)により行われることができ、図1の副図面(b)に示されたプロセシングチップ114、124でのみ行われることもできる。例えば、送信STAが制御信号を送信する技術的特徴は、図1の副図面(a)/(b)に示されたプロセッサ111、121で生成された制御信号が図1の副図面(a)/(b)に示されたトランシーバ113、123を介して送信される技術的特徴と理解されることができる。または、送信STAが制御信号を送信する技術的特徴は、図1の副図面(b)に示されたプロセシングチップ114、124でトランシーバ113、123に伝達される制御信号が生成される技術的特徴と理解されることができる。
例えば、受信STAが制御信号を受信する技術的特徴は、図1の副図面(a)に示されたトランシーバ113、123により制御信号が受信される技術的特徴と理解されることができる。または、受信STAが制御信号を受信する技術的特徴は、図1の副図面(a)に示されたトランシーバ113、123に受信された制御信号が図1の副図面(a)に示されたプロセッサ111、121により取得される技術的特徴と理解されることができる。または、受信STAが制御信号を受信する技術的特徴は、図1の副図面(b)に示されたトランシーバ113、123に受信された制御信号が図1の副図面(b)に示されたプロセシングチップ114、124により取得される技術的特徴と理解されることができる。
図1の副図面(b)を参照すれば、メモリ112、122内にソフトウェアコード115、125が備えられ得る。ソフトウェアコード115、125は、プロセッサ111、121の動作を制御するinstructionが含まれ得る。ソフトウェアコード115、125は、様々なプログラミング言語で含まれることができる。
図1に示されたプロセッサ111、121またはプロセシングチップ114、124は、ASIC(application-specific integrated circuit)、他のチップセット、論理回路、及び/又はデータ処理装置を含むことができる。プロセッサは、AP(application processor)であることができる。例えば、図1に示されたプロセッサ111、121またはプロセシングチップ114、124は、DSP(digital signal processor)、CPU(central processing unit)、GPU(graphics processing unit)、モデム(Modem;modulator and demodulator)のうち、少なくとも1つを備えることができる。例えば、図1に示されたプロセッサ111、121またはプロセシングチップ114、124は、Qualcomm(登録商標)により製造されたSNAPDRAGONTMシリーズプロセッサ、Samsung(登録商標)により製造されたEXYNOSTMシリーズプロセッサ、Apple(登録商標)により製造されたAシリーズプロセッサ、MediaTek(登録商標)により製造されたHELIOTMシリーズプロセッサ、INTEL(登録商標)により製造されたATOMTMシリーズプロセッサ、またはこれを改善(enhance)したプロセッサであることができる。
本明細書において、アップリンクは、non-AP STAからAP STAへの通信のためのリンクを意味することができ、アップリンクを介してアップリンクPPDU/パケット/信号などが送信されることができる。また、本明細書において、ダウンリンクは、AP STAからnon-AP STAへの通信のためのリンクを意味することができ、ダウンリンクを介してダウンリンクPPDU/パケット/信号などが送信されることができる。
無線LANセンシング技術は、標準がなくても具現可能な一種のレーダ技術であるが、標準化を介してより強力な性能を得ることができると判断される。IEEE802.11bf標準では無線LANセンシングに参加する装置を機能別に以下の表のように定義している。その機能によって無線LANセンシングを始める装置と参加する装置、センシングPPDU(Physical Layer Protocol Data Unit)を送信する装置と受信する装置などに区分できる。
Figure 2023529861000002
図2は、多重センシング送信装置を利用した無線LANセンシングシナリオの一例を示す。図3は、多重センシング受信装置を利用した無線LANセンシングシナリオの一例を示す。
図2及び図3は、無線LANセンシング装置の機能と配置によるセンシングシナリオを示す。1個のセンシング開始装置と複数個のセンシング参加装置を仮定した環境で、図2は、複数個のセンシングPPDU送信装置を利用するシナリオであり、図3は、複数個のセンシングPPDU受信装置を利用するシナリオである。センシングPPDU受信装置にセンシング測定信号処理装置が含まれていると仮定すると、図3の場合、センシング測定結果をセンシング開始装置(STA5)に送信(フィードバック)する手順が追加で必要である。
図4は、無線LANセンシング手順の一例を示す。
無線LANセンシングが進行される手順をみると、無線LANセンシング開始装置と参加装置との間に探索(discovery)、交渉(negotiation)、測定値交換(measurement exchange)、連結解除(tear down)などに進行される。探索は、無線LAN装置のセンシング能力を把握する過程であり、交渉は、センシング開始装置と参加装置との間のセンシングパラメータを決定する過程であり、測定値交換は、センシングPPDUを送信してセンシング測定結果を送信する過程であり、連結解除は、センシング手順を終了する過程である。
図5は、無線LANセンシングを分類した一例である。
無線LANセンシングは、送信機を出発してチャネルを経て受信機に到達した信号のチャネル状態情報(channel state information)を利用するCSIベースのセンシングと、送信信号が物体に反射されて受信された信号を利用するレーダベースのセンシングと、に分類できる。また、各センシング技術は、センシング用送信機がセンシング過程に直接参加する方式(coordinated CSI、active rader)と、センシング用送信機がセンシング過程に参加しない、すなわち、センシング過程に参加する専用送信機がない方式(un-coordinated CSI、passive radar)と、に再び分けられる。
図6は、CSIベースの無線LANセンシングを利用した室内測位を示す。
図6は、CSIベースの無線LANセンシングを室内測位に活用したものであって、CSIを利用して到達角(Angle of Arrival)及び到達時間(Time of Arrival)を求めて、これを直交座標に変換すると、室内測位情報を求めることができる。
図7は、無線LANセンシング装置を具現した一例である。
図7は、MATLAB(登録商標)ツールボックス、Zynq、USRPを利用して無線LANセンシング装置を具現したものであって、MATLABツールボックスでIEEE802.11ax無線LAN信号を生成し、Zynq SDR(Software Defined Radio)を利用してRF信号を発生する。チャネルを通過した信号は、USRP SDRで受信してMATLABツールボックスでセンシング信号処理を実行する。ここで、1個の参照チャネル(reference channel、センシング送信機から直接受信可能なチャネル)と、1個の監視チャネル(surveillance channel、物体に反射されて受信可能なチャネル)と、を仮定した。無線LANセンシング装置を利用して分析した結果、動きや身の動作を区別することができる固有な特性を得ることができた。
現在IEEE802.11bf無線LANセンシング標準化は、初期開発ステップであって、以後センシング正確度を向上させるための協力センシング技術が重要に扱われる予定である。協力センシングのためのセンシング信号の同期技術、CSI管理及び利用技術、センシングパラメータ交渉及び共有技術、CSI生成のためのスケジューリング技術などが標準化核心主題になることと予想する。その他、遠距離センシング技術、低電力センシング技術、センシング保安、及び私生活保護技術なども主要議題として検討される予定である。
IEEE802.11bf無線LANセンシングは、いつでもどこでもありふれた無線LAN信号を利用する一種のレーダ技術である。以下の表は、代表的なIEEE802.11bf利用事例を示すものであって、室内検知、動作認識、健康管理、3Dヴィジョン、車両内の検知など、広範囲な実生活に活用されることができる。主に室内で使用するため、動作範囲は略10~20メートル以内であり、距離正確度は最大2メートルを超えない。
Figure 2023529861000003
Figure 2023529861000004
Figure 2023529861000005
Figure 2023529861000006
IEEE802.11では60GHzのwi-fi信号(例えば、802.11adまたは802.11ay信号)を利用してobject(人または事物)動きやジェスチャーをsensingする技術に対して議論が進行されている。本明細書において、wi-fi sensingのために使われるframe formatを構成する方法及びwi-fi sensing sequenceに対して提案する。図8は、802.11ay無線LANシステムで支援するPPDU構造を簡単に示す。
図8に示すように、802.11ayシステムに適用可能なPPDUフォーマットは、L-STF、L-CEF、L-Header、EDMG-Header-A、EDMG-STF、EDMG-CEF、EDMG-Header-B、Data、TRNフィールドを含むことができ、前記フィールドは、PPDUの形態(例:SU PPDU、MU PPDU等)によって選択的に含まれることができる。
ここで、L-STF、L-CEF、L-Headerフィールドを含む部分は、非EDMG領域(Non-EDMG portion)と命名でき、残りの部分は、EDMG領域と命名できる。また、L-STF、L-CEF、L-Header、EDMG-Header-Aフィールドは、pre-EDMG modulated fieldsと命名でき、残りの部分は、EDMG modulated fieldsと命名できる。
前記EDMG-Header-Aフィールドは、EDMG PPDUを復調するために要求される情報を含む。前記EDMG-Header-Aフィールドの定義は、EDMG SC mode PPDUとEDMG OFDM mode PPDUのそれと同じであるが、EDMG control mode PPDUの定義とは異なる。
EDMG-STFの構造は、EDMG PPDUが送信される連続的な2.16GHzチャネルの個数及びiSTS番目の空間-時間ストリームのインデックスiSTSに依存する。一つの2.16GHzチャネルを介してEDMG SC modeを使用した単一空間-時間ストリームEDMG PPDU送信に対して、EDMG-STFフィールドは存在しない。EDMG SC送信に対して、EDMG-STFフィールドは、pi/(2-BPSK)を使用して変調されなければならない。
EDMG-CEFの構造は、EDMG PPDUが送信される連続的な2.16GHzチャネルの個数及び空間-時間ストリームiSTSの個数に依存する。一つの2.16GHzチャネルを介してEDMG SC modeを使用した単一空間-時間ストリームEDMG PPDU送信に対して、EDMG-CEFフィールドは存在しない。EDMG SC送信に対して、EDMG-CEFフィールドは、pi/(2-BPSK)を使用して変調されなければならない。
前記のようなPPDUの(レガシー)プリアンブル部分は、パケット検出(packet detection)、AGC(Automatic Gain Control)、周波数オフセット測定(frequency offset estimation)、同期化(synchronization)、変調(SCまたはOFDM)の指示、及びチャネル測定(channel estimation)に使われることができる。プリアンブルのフォーマットは、OFDMパケット及びSCパケットに対して共通されることができる。このとき、前記プリアンブルは、STF(Short Training Field)及び前記STFフィールド以後に位置したCE(Channel Estimation)フィールドで構成されることができる。
図9は、本明細書の送信装置及び/又は受信装置の変形された一例を示す。
図1の副図面(a)/(b)の各装置/STAは、図9のように変形されることができる。図9のトランシーバ930は、図1のトランシーバ113、123と同じである。図9のトランシーバ930は、受信機(receiver)及び送信機(transmitter)を含むことができる。
図9のプロセッサ910は、図1のプロセッサ111、121と同じである。または、図9のプロセッサ910は、図1のプロセシングチップ114、124と同じである。
図9のメモリ920は、図1のメモリ112、122と同じである。または、図9のメモリ920は、図1のメモリ112、122とは異なる別途の外部メモリである。
図9を参照すると、電力管理モジュール911は、プロセッサ910及び/又はトランシーバ930に対する電力を管理する。バッテリ912は、電力管理モジュール911に電力を供給する。ディスプレイ913は、プロセッサ910により処理された結果を出力する。キーパッド914は、プロセッサ910により使われる入力を受信する。キーパッド914は、ディスプレイ913上に表示されることができる。SIMカード915は、携帯電話及びコンピュータのような携帯電話装置で加入者を識別して認証するのに使われるIMSI(international mobile subscriber identity)及びそれと関連したキーを安全に格納するために使われる集積回路である。
図9を参照すると、スピーカ940は、プロセッサ910により処理された音関連結果を出力することができる。マイク941は、プロセッサ910により使われる音関連入力を受信することができる。
11SENSは、60GHz Wi-Fi信号を利用してSTAまたは人の動きやジェスチャーをsensingするために、60GHz wi-fi技術である802.11ad及び802.11ayの信号送受信方法が考慮されている。本明細書では効率的なWi-Fi sensingのために、APとSTAまたはSTAとSTAとの間のチャネル推定をするためのセンシング開始フレーム、送信開始フレーム、及びセンシング信号を構成する方法センシング開始フレーム、送信開始フレーム、及びセンシング信号を送受信するsensing sequenceに対して提案する。
以下で説明されるSTAは、図1及び/又は図9の装置であり、PPDUは、図7のPPDUである。デバイスは、APまたはnon-AP STAである。
WLAN(Wireless Local Area Network)は、非免許帯域を利用して近距離データ送信を目的にして導入された。IEEE802.11MAC/PHYベースのWLAN(例えば、Wi-Fi)は、現在ほぼ全ての所に展開している程度に代表的な技術になった。
WLAN(例えば、Wi-Fi)は、データ信号の送信のために設計されたが、最近データ送信以外の用途でその使い途が拡張されている。
送信端から送信されて受信端に伝達されるWLAN(例えば、Wi-Fi)信号は、二つの送受信端間の送信チャネル環境に対する情報を含むことができる。WLANセンシング(Sensing)は、WLAN信号を介して取得した送信チャネル環境に対する情報を処理して多様な周辺環境に対する認知情報を得る技術をいう。
例えば、認知情報は、動作認識(Gesture recognition)、老人の転倒検知(fall detection by elder people)、侵入検知(intrusion detection)、人間動作検知(human motion detection)、健康モニタリング(health monitoring)、ペット動作検知(pet movement detection)などの技術を介して取得される情報を含むことができる。
認知情報を介して付加的なサービスが提供されることができ、WLANセンシングは、実生活で多様な形態で応用されて利用されることができる。WLAN Sensingの正確度を高めるための方法として、一つ以上のWLAN Sensing機能のある機器がWLAN Sensingに利用されることができる。複数の機器を利用したWLAN sensingは、一つの機器(すなわち、送受信端)を利用する方法に比べて、チャネル環境に対する多重の情報を利用することができて、より正確なSensingの情報を得ることができる。
WLAN(例えば、Wi-Fi)送信は、Channel Aggregation、Channel Bondingなどを利用して広帯域で行われている。また、より拡張された広帯域でのWLAN送信が論議されている。
最近WLAN信号を利用してsensingを実行するWLAN deviceに対する関心が高まっていて、IEEE802.11ではStudy Groupを構成して議論中である。WLAN sensingは、多様なシナリオを含むことができる。
図10は、WLAN sensingの一実施例を示す。
図10を参照すると、sensingするtargetが存在し、これをsensingするSTAが存在できる。例えば、APとSTAがセンシングを実行することができる。TargetがAPとSTAとの間に存在できる。例えば、APがSTAにセンシング信号を送信することができ、STAは、前記センシング信号に対するフィードバック信号をAPに送信できる。すなわち、APがsensing targetを識別するためにsignalを送信し、STAはtargetから影響を受けたsignalを受信して測定できる。STAは、測定された結果をAPに送信し、APは、測定された結果に基づいてtargetを識別することができる。
WLAN sensingは、下記のような段階を含むことができる。
1)Setup Phase(Capability Negotiation)
2)Grouping Phase
3)Sensing Phase
本明細書ではGrouping phaseに対して説明される。本明細書での指称(または、名称)は変更されることができ、STAはAP STAまたはnon-AP STAを含むことができる。例えば、setup phase、grouping phase、sensing phaseなどは、他の名称で呼ばれることができる。
WLAN sensingは、sensing applicationによって多様なシナリオで動作できる。特に、WLAN deviceが限定された空間で動作し、または固定されたWLAN deviceが存在する場合には、複数のWLAN deviceが一種のGroupを構成することができ、group単位でsensingを実行することができる。もちろん、mobile WLAN deviceも、動的にgroupを構成してsensingを実行することができる。
Grouping phaseではgroupingを始めるinitiatorが存在できる。以下ではグルーピングを始めるSTAをGroup owner(GO)と称し、ownerを除外したSTAはgroup member(GM)と称する。GOは、AP STAであり、またはnon-AP STAである。
1)How to determine GO
-Static:特定applicationなどでGOは、あらかじめ決められている。例えば、上位layerによりまたはdevice自体的にGOがあらかじめ決められていることがある。すなわち、Groupingを始めるGO役割を遂行するdevice(STA)があらかじめ決められている。例えば、GO役割を遂行することができるSTAが決定されることがある。
-Dynamic:まず、Groupingを始めるためのframeを送信するSTAがGOになる。例えば、いずれのSTAでもGOになることができるcapabilityがあり、STAのうちグルーピングを開始するSTA(すなわち、グルーピング開始フレームを送信するSTA)がGOになることができる。
2)Grouping Initiation
GO(例えば、前記「1)How to determine GO」に基づいて決定されたGO)は、grouping initiationできるframeを送信することができ、グルーピングを開始するフレームをグルーピング開始フレーム(grouping initiation frame)と称する。特に、GOが属するBSS(basic service set)内にcapabilityに基づいてgroupingできるSTAに対する情報があるかどうかによってグルーピングProcedureが変わることができる。ここで、情報は、capabilityだけでなく、RA(receiver address)、STA ID(identifier)(例えば、AID(association ID))などを含むことができる。
GOは、基本的にgrouping initiation frameに下記のような情報を含むことができ、これに限定されるものではない。
-Group ID(GID)または、Session ID:groupを識別することができるID。すなわち、Sensing Sessionに参加するグループに属するかどうかを識別することができるID。
-Number of Sensing Session:Groupが形成された以後、該当groupが有するsensing sessionの数。例えば、sensing sessionは、sensing開始から最終sensingに対する結果まで送受信する一cycleと定義されることができる。Sensing Sessionは、一連のセンシング手順が実行される時間区間を意味することができる。例えば、TXOP(transmission opportunity)がSensing Sessionになることができる。例えば、多数のTXOPが一つのsensing sessionを構成することができる。
グルーピング開始フレームに含まれる情報は、以下で説明される各Procedureによって異なることができる。
2-1)GOがBSS内にSTAに対する情報を知っている場合
A.Responseがない場合
図11は、グループ開始(group initiation)方法の一実施例を示す。
図11を参照すると、GO(例えば、AP)は、grouping Initiation frameを送信してGIDをannounceすることができる。すなわち、GOは、グルーピング開始フレームを送信することができ、グルーピング開始フレームは、GIDを含むことができる。GIDが含まれているグルーピング開始フレームを受信したSTA(例えば、STA1、STA2)は、前記GIDに基づくセンシング動作が実行されることを知ることができる。
この方法は、Response frameに対するoverheadはないが、どのSTAがgroupに参加するかを知ることができないため、GOは、targetを識別するためのsensing過程でセンシングに参加しないSTAに不要にframeを送信することができる。
例えば、APは、STA1及びSTA2をグループに含ませる意図でグルーピング開始フレームを送信しても、STA1及び/又はSTA2が実際にグルーピング開始フレームを受信することができない場合もあり、STA1及び/又はSTA2がグルーピング開始フレームを受信しても、センシングに参加しないまたはセンシングに参加できない場合が発生できる。この場合、APは、センシングに参加しないSTAにセンシングのためのフレームを送信するようになることができる。
B.Responseがある場合
GOが送信するグルーピング開始フレーム(grouping Initiation frame)は、GIDを含むことができる。グルーピング開始フレームは、STAにgroup参加可否を問い合わせするために、STAに対する情報list(例えば、AID)を含むことができる。例えば、グルーピング開始フレームに含まれているSTAは、センシングのためのグループ参加の要請を受けることができる。また、グルーピング開始フレームは、各sensing sessionで、まず、sensingをinitiationするSTA情報も含むことができる。すなわち、必ずGOが各sensing sessionではinitiatorになるものではなく、グルーピング開始とセンシング開始は、互いに異なるSTAにより実行されることができる。また、センシングセッション別にセンシング開始STAが異なることがある。
グルーピング開始フレームに対するResponseがあると、GOは、どのSTAがgroupに参加するかを知ることができるため、B方法は、A方法に比べてreliabilityが高い。すなわち、targetを識別するためのsensing過程で不要なオーバーヘッドを減らすことができる。しかし、initiation時に除外されたSTAに対しては考慮しない。
以下ではグルーピング開始フレームを受信したSTAが応答フレームを送信する様々の方法に基づくグループ開始方法が説明される。
-Polling-based Response
グルーピング開始フレームがSTA listを含む時、STA listは、explicitにグルーピング応答フレームを送信する順序(order)に関連した情報を含むことができる。または、指示された順にimplicitにpollingが実行されることができる。例えば、グルーピング開始フレームが順にSTAに送信されることができ、STAは、グルーピング開始フレームを受信した順にグルーピング応答フレームを送信することができる。この方法は、STAが多くなるほどオーバーヘッドが増加できる。
図12は、グループ開始方法の一実施例を示す。
図12を参照すると、APは、グルーピング開始フレームをSTA1に先に送信でき、以後にSTA2に送信できる。STA1とSTA2は、各々、グルーピング開始フレーム受信後、グルーピング応答フレームを送信することができる。すなわち、STA1とSTA2の順に指示されると、STA1からpollingされ、以後STA2がpollingされることができる。
-OFDMA-based Response
11ax Trigger frameのようにgrouping Initiation frameは、STAがresponseするRUに対するスケジューリング情報を含むことができる。しかし、この方法は、全ての受信STAが11ax以上を支援しなければならない。
図13は、グループ開始方法の一実施例を示す。
図13を参照すると、APは、STA1及びSTA2にグルーピング開始フレームを送信することができる。グルーピング開始フレームは、各STA(すなわち、STA1及びSTA2)がグルーピング応答フレームを送信するRUに対する情報を含むことができる。STA1とSTA2は、同じ時間資源上で自分に割り当てられたRUを介してグルーピング応答フレームを送信することができる。
-Back-off based Response
図14は、グループ開始方法の一実施例を示す。
図14を参照すると、Grouping initiation frameを受信したSTAは、各々、back-offを介してresponse frameを送信することができる。すなわち、Grouping initiation frameを受信したSTAは、各々、コンテンションベースのチャネルアクセスを介してグルーピング応答フレームを送信することができる。例えば、STAは、コンテンションベースのEDCA(enhanced distributed channel access)方式にグルーピング応答フレームを送信することができる。GOが送信するgrouping initiation frameは、STA情報listを含まないこともある。GOは、あらかじめ設定されたThreshold(例えば、responseを待つ時間)内にresponseを送信したSTAに対してのみgroupを形成することができる。すなわち、GOがグルーピング開始フレームを送信して一定時間内にグルーピング応答フレームを送信したSTAのみがセンシングのためのグループに含まれることができ、グループに含まれているSTAがセンシングを実行することができる。例えば、STA2がSTA1より先にチャネルアクセスに成功する場合、STA2が先にグルーピング応答フレームを送信することができ、以後チャネルアクセスに成功したSTA1がグルーピング応答フレームを送信することができる。
2-2)BSS内にSTAに対する情報を知ることができない場合(すなわち、STAに関連した情報が全くない、またはSTAに関連した情報が十分でない場合)
例えば、前記2-1)のback-off based Response方法が使われることができる。
GOが送信するgrouping initiation frameは、GIDだけでなく、現在所望するsensingと関連したcapabilityを含むことができる。例えば、grouping initiation frameは、channel measurement方法/typeやsensingする場合、available band/bandwidthなどを含むことができる。また、responseするSTAも、この情報を送信することができる。すなわち、グルーピング応答フレームも、channel measurement方法/typeやsensingする場合。available band/bandwidthなどを含むことができる。
したがって、2-1)のback-off based Responseの過程をそのまま利用し、または3-way handshake方法で、GOは、受信されたgrouping responseに対して再びresponseして最終groupに含ませるかどうかを決定することもできる。
図15は、グループ開始方法の一実施例を示す。
図15を参照すると、APは、グルーピング開始フレームを送信することができ、グルーピング開始フレームを受信したSTAは、グルーピング応答フレームを送信することができる。Grouping initiation frameを受信したSTAは、各々、コンテンションベースのチャネルアクセスを介してグルーピング応答フレームを送信することができる。例えば、STAは、コンテンションベースのEDCA(enhanced distributed channel access)方式にグルーピング応答フレームを送信することができる。GOが送信するgrouping initiation frameは、STA情報listを含まないこともある。GOは、あらかじめ設定されたThreshold(例えば、responseを待つ時間)内にresponseを送信したSTAに対してのみgroupを形成することができる。すなわち、GOがグルーピング開始フレームを送信して一定時間内にグルーピング応答フレームを送信したSTAのみがセンシングのためのグループに含まれることができ、グループに含まれているSTAがセンシングを実行することができる。例えば、STA2がSTA1より先にチャネルアクセスに成功する場合、STA2が先にグルーピング応答フレームを送信することができ、以後チャネルアクセスに成功したSTA1がグルーピング応答フレームを送信することができる。例えば、グルーピング開始フレームを受信したSTAは、グルーピング応答フレーム及びACKフレームを送信することができる。
例えば、グルーピング応答フレームを受信したAPは、最終的にグルーピング応答フレームを送信したSTAをグループに含ませるかどうかに対する最終確認信号を送信することができる。例えば、グルーピング応答フレームは、センシングcapability情報(例えば、センシングのためのチャネル測定方法、支援帯域/帯域幅情報)を含むことができ、グルーピング開始STA(例えば、AP)は、グルーピング応答フレームを送信したSTAのセンシングcapability情報に基づいて前記STAをグループに含ませるかどうかを決定することができる。
図16は、送信STA動作方法の一実施例を示す。
図16を参照すると、送信STA動作は、図1乃至図15のうち少なくとも一つの図面で説明される技術的特徴に基づいて行われることができる。
送信STAは、グルーピング開始フレームを送信することができる(S1610)。例えば、送信STAは、第1の受信STAにセンシングを実行するグループ(group)を生成するための第1のグルーピング(grouping)開始フレームを送信することができる。例えば、前記第1のグルーピング開始フレームは、センシングセッション(session)のためのセッションID(identifier)及び前記センシングセッション内で実行されるセンシング信号の送信の回数に関連した情報を含むことができる。
例えば、前記送信STAは、前記第1のグルーピング応答フレーム受信後、第2の受信STAに前記グループを生成するための第2のグルーピング開始フレームを送信することができる。例えば、前記第2のグルーピング開始フレームは、センシングセッションのためのセッションID及び前記センシングセッション内で実行されるセンシング信号の送信の回数に関連した情報を含むことができる。例えば、送信STAは、前記第2の受信STAから第2のグルーピング応答フレームを受信することができる。
例えば、前記センシングセッションは、センシング信号の送信及びセンシング結果情報送信が実行される時間区間を含むことができる。
例えば、前記第1のグルーピング開始フレームは、センシングセッションを開始させるセンシングイニシエータ(initiator)STAに関連した情報をさらに含むことができる。
例えば、前記センシングセッションは、少なくとも一つのTXOP(transmission opportunity)を含むことができる。
送信STAは、グルーピング応答フレームを受信することができる(S1620)。例えば、送信STAは、前記第1の受信STAから第1のグルーピング応答フレームを受信することができる。
例えば、前記第1のグルーピング応答フレームは、コンテンションベースのチャネルアクセス(contention-based channel access)方式を介して送信されることができる。
例えば、前記第1のグルーピング開始フレーム送信時点からあらかじめ設定された閾時間内に前記第1の受信STAから前記第1のグルーピング応答フレームを受信することに基づいて前記第1の受信STAが前記グループに含まれることができる。
例えば、Grouping initiation frameを受信したSTAは、各々、back-offを介してresponse frameを送信することができる。すなわち、Grouping initiation frameを受信したSTAは、各々、コンテンションベースのチャネルアクセスを介してグルーピング応答フレームを送信することができる。例えば、STAは、コンテンションベースのEDCA(enhanced distributed channel access)方式にグルーピング応答フレームを送信することができる。GOが送信するgrouping initiation frameは、STA情報listを含まないこともある。GOは、あらかじめ設定されたThreshold(例えば、responseを待つ時間)内にresponseを送信したSTAに対してのみgroupを形成することができる。すなわち、GOがグルーピング開始フレームを送信して一定時間内にグルーピング応答フレームを送信したSTAのみがセンシングのためのグループに含まれることができ、グループに含まれているSTAがセンシングを実行することができる。例えば、STA2がSTA1より先にチャネルアクセスに成功する場合、STA2が先にグルーピング応答フレームを送信することができ、以後チャネルアクセスに成功したSTA1がグルーピング応答フレームを送信することができる。
図17は、受信STA動作方法の一実施例を示す。
図17を参照すると、受信STA動作は、図1乃至図15のうち少なくとも一つの図面で説明される技術的特徴に基づいて行われることができる。
受信STAは、グルーピング開始フレームを受信することができる(S1710)。例えば、受信STAは、送信STAからセンシングを実行するグループ(group)を生成するためのグルーピング(grouping)開始フレームを受信することができる。例えば、前記グルーピング開始フレームは、センシングセッション(session)のためのセッションID(identifier)及び前記センシングセッション内で実行されるセンシング信号の送信の回数に関連した情報を含むことができる。
例えば、前記センシングセッションは、センシング信号の送信及びセンシング結果情報送信が実行される時間区間を含むことができる。
例えば、前記グルーピング開始フレームは、センシングセッションを開始させるセンシングイニシエータ(initiator)STAに関連した情報をさらに含むことができる。
例えば、前記センシングセッションは、少なくとも一つのTXOP(transmission opportunity)を含むことができる。
受信STAは、グルーピング応答フレームを送信することができる(S1720)。例えば、受信STAは、前記送信STAからグルーピング応答フレームを受信することができる。
例えば、前記グルーピング応答フレームは、コンテンションベースのチャネルアクセス(contention-based channel access)方式を介して送信されることができる。
例えば、前記グルーピング開始フレーム送信時点からあらかじめ設定された閾時間内に前記受信STAから前記グルーピング応答フレームを受信することに基づいて前記受信STAが前記グループに含まれることができる。
例えば、Grouping initiation frameを受信したSTAは、各々、back-offを介してresponseframeを送信することができる。すなわち、Grouping initiation frameを受信したSTAは、各々、コンテンションベースのチャネルアクセスを介してグルーピング応答フレームを送信することができる。例えば、STAは、コンテンションベースのEDCA(enhanced distributed channel access)方式にグルーピング応答フレームを送信することができる。GOが送信するgrouping initiation frameは、STA情報listを含まないこともある。GOは、あらかじめ設定されたThreshold(例えば、responseを待つ時間)内にresponseを送信したSTAに対してのみgroupを形成することができる。すなわち、GOがグルーピング開始フレームを送信して一定時間内にグルーピング応答フレームを送信したSTAのみがセンシングのためのグループに含まれることができ、グループに含まれているSTAがセンシングを実行することができる。例えば、STA2がSTA1より先にチャネルアクセスに成功する場合、STA2が先にグルーピング応答フレームを送信することができ、以後チャネルアクセスに成功したSTA1がグルーピング応答フレームを送信することができる。
図16及び図17の一例に表示された細部ステップのうち一部は、必須ステップではなく、省略されることもできる。図16及び図17に示すステップ外に他のステップが追加されることができ、前記ステップの順序は変わることができる。前記ステップのうち一部ステップが独自的、技術的意味を有することができる。
前述した本明細書の技術的特徴は、多様な装置及び方法に適用されることができる。例えば、前述した本明細書の技術的特徴は、図1及び/又は図9の装置を介して実行/支援されることができる。例えば、前述した本明細書の技術的特徴は、図1及び/又は図9の一部にのみ適用されることができる。例えば、前述した本明細書の技術的特徴は、図1のプロセシングチップ114、124に基づいて具現され、または図1のプロセッサ111、121とメモリ112、122に基づいて具現され、または図9のプロセッサ910とメモリ920に基づいて具現されることができる。例えば、本明細書の装置において、前記装置は、メモリと、前記メモリと動作可能に結合されたプロセッサ(processor)と、を含み、前記プロセッサは、受信STAにセンシングを実行するグループ(group)を生成するためのグルーピング(grouping)開始フレームを送信し、前記グルーピング開始フレームは、センシングセッション(session)のためのセッションID(identifier)及び前記センシングセッション内で実行されるセンシング信号の送信の回数に関連した情報を含み、前記受信STAからグルーピング応答フレームを受信するように設定されることができる。
本明細書の技術的特徴は、CRM(computer readable medium)に基づいて具現されることができる。例えば、本明細書により提案されるCRMは、無線LAN(Wireless Local Area Network)システムの送信STA(station)の少なくとも一つのプロセッサ(processor)により実行されることに基づく命令語(instruction)を含む少なくとも一つのコンピュータで読み取り可能な記録媒体(computer readable medium)において、受信STAにセンシングを実行するグループ(group)を生成するためのグルーピング(grouping)開始フレームを送信し、前記グルーピング開始フレームは、センシングセッション(session)のためのセッションID(identifier)及び前記センシングセッション内で実行されるセンシング信号の送信の回数に関連した情報を含む、ステップと、前記受信STAからグルーピング応答フレームを受信するステップと、を含む動作(operation)を実行する命令語(instruction)を含むことができる。
本明細書のCRM内に格納される命令語は、少なくとも一つのプロセッサにより実行(execute)されることができる。本明細書のCRMに関連した少なくとも一つのプロセッサは、図1のプロセッサ111、121またはプロセシングチップ114、124であり、または図9のプロセッサ910である。一方、本明細書のCRMは、図1のメモリ112、122であり、または図9のメモリ920であり、または別途の外部メモリ/格納媒体/ディスクなどである。
上述した本明細書の技術的特徴は、様々な応用例(application)やビジネスモデルに適用可能である。例えば、人工知能(Artificial Intelligence:AI)を支援する装置における無線通信のために上述した技術的特徴が適用され得る。
人工知能は、人工的な知能またはこれを作ることができる方法論を研究する分野を意味し、マシンラーニング(機械学習、Machine Learning)は、人工知能分野で扱う様々な問題を定義し、それを解決する方法論を研究する分野を意味する。マシンラーニングは、いかなる作業に対してたゆまぬ経験を介してその作業に対する性能を高めるアルゴリズムと定義することもある。
人工神経網(Artificial Neural Network;ANN)は、マシンラーニングで使用されるモデルであって、シナプスの結合でネットワークを形成した人工ニューロン(ノード)で構成される、問題解決能力を有するモデル全般を意味することができる。人工神経網は、他のレイヤのニューロン間の連結パターン、モデルパラメータを更新する学習過程、出力値を生成する活性化関数(Activation Function)により定義されることができる。
人工神経網は、入力層(Input Layer)、出力層(OutputLayer)、そして選択的に1つ以上の隠れ層(Hidden Layer)を備えることができる。各層は、1つ以上のニューロンを含み、人工神経網は、ニューロンとニューロンとを連結するシナプスを含むことができる。人工神経網において各ニューロンは、シナプスを介して入力される入力信号、加重値、偏向に対する活性関数の関数値を出力できる。
モデルパラメータは、学習を介して決定されるパラメータを意味し、シナプス連結の加重値とニューロンの偏向などが含まれる。そして、ハイパーパラメータは、マシンラーニングアルゴリズムで学習前に設定されなければならないパラメータを意味し、学習率(Learning Rate)、繰り返し回数、ミニバッチサイズ、初期化関数などが含まれる。
人工神経網の学習の目的は、損失関数を最小化するモデルパラメータを決定することとみなすことができる。損失関数は、人工神経網の学習過程で最適のモデルパラメータを決定するための指標として用いられることができる。
マシンラーニングは、学習方式によって教師あり学習(Supervised Learning)、教師なし学習(Unsupervised Learning)、強化学習(Reinforcement Learning)に分類することができる。
指導学習は、学習データに対するラベル(label)が与えられた状態で人工神経網を学習させる方法を意味し、ラベルとは、学習データが人工神経網に入力される場合、人工神経網が推論し出すべき正解(または、結果値)を意味することができる。教師なし学習は、学習データに対するラベルが与えられなかった状態で人工神経網を学習させる方法を意味することができる。強化学習は、どの環境内で定義されたエージェントが各状態で累積補償を最大化する行動あるいは行動順序を選択するように学習させる学習方法を意味することができる。
人工神経網の中で複数の隠れ層を備える深層神経網(DNN:Deep Neural Network)で実現されるマシンラーニングをディープラーニング(深層学習、Deep Learning)と呼ぶこともあり、ディープラーニングは、マシンラーニングの一部である。以下において、マシンラーニングは、ディープラーニングを含む意味として使用される。
また、上述した技術的特徴は、ロボットの無線通信に適用されることができる。
ロボットは、自ら保有した能力により、与えられた仕事を自動に処理するか、作動する機械を意味することができる。特に、環境を認識し、自ら判断して動作を行う機能を有するロボットを知能型ロボットと称することができる。
ロボットは、使用目的や分野によって産業用、医療用、家庭用、軍事用等に分類することができる。ロボットは、アクチュエータまたはモータを備える駆動部を具備してロボット関節を動かすなどの様々な物理的動作を行うことができる。また、移動可能なロボットは、駆動部にホイール、ブレーキ、プロペラなどが含まれ、駆動部を介して地上で走行するか、空中で飛行することができる。
また、上述した技術的特徴は、拡張現実を支援する装置に適用されることができる。
拡張現実は、仮想現実(VR:Virtual Reality)、増強現実(AR:Augmented Reality)、混合現実(MR:Mixed Reality)を総称する。VR技術は、現実世界のオブジェクトや背景などをCG画像にのみ提供し、AR技術は、実際事物画像上に仮想で作られたCG画像を共に提供し、MR技術は、現実世界に仮想オブジェクトを混ぜて、結合させて提供するコンピュータグラフィック技術である。
MR技術は、現実オブジェクトと仮想オブジェクトとを共に見せるという点においてAR技術と類似している。しかし、AR技術では、仮想オブジェクトが現実オブジェクトを補完する形態で使用されることに対し、MR技術では、仮想オブジェクトと現実オブジェクトとが同等な性格で使用されるという点において差異点がある。
XR技術は、HMD(Head-Mount Display)、HUD(Head-Up Display)、携帯電話、タブレットPC、ラップトップ、デスクトップ、TV、デジタルサイネージなどに適用されることができ、XR技術が適用された装置をXR装置(XR Device)と称することができる。
本明細書に記載された請求項等は、様々な方式で組み合わせられることができる。例えば、本明細書の方法請求項の技術的特徴が組み合わせられて装置として実現されることができ、本明細書の装置請求項の技術的特徴が組み合わせられて方法として実現されることができる。また、本明細書の方法請求項の技術的特徴と装置請求項の技術的特徴とが組み合わせられて装置として実現されることができ、本明細書の方法請求項の技術的特徴と装置請求項の技術的特徴とが組み合わせられて方法として実現されることができる。

Claims (18)

  1. 無線LAN(wireless local area network、WLAN)システムの送信STA(station)で実行される方法において、
    第1の受信STAにセンシングを実行するグループ(group)を生成するための第1のグルーピング(grouping)開始フレームを送信し、
    前記第1のグルーピング開始フレームは、センシングセッション(session)のためのセッションID(identifier)及び前記センシングセッション内で実行されるセンシング信号の送信の回数に関連した情報を含む、ステップと、
    前記第1の受信STAから第1のグルーピング応答フレームを受信するステップと、を含む、
    方法。
  2. 前記送信STAは、
    前記第1のグルーピング応答フレーム受信後、
    第2の受信STAに前記グループを生成するための第2のグルーピング開始フレームを送信し、
    前記第2のグルーピング開始フレームは、センシングセッションのためのセッションID及び前記センシングセッション内で実行されるセンシング信号の送信の回数に関連した情報を含む、ステップと、
    前記第2の受信STAから第2のグルーピング応答フレームを受信するステップと、を含む、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記センシングセッションは、センシング信号の送信及びセンシング結果情報送信が実行される時間区間を含む、
    請求項1に記載の方法。
  4. 前記第1のグルーピング開始フレームは、センシングセッションを開始させるセンシングイニシエータ(initiator)STAに関連した情報をさらに含む、
    請求項1に記載の方法。
  5. 前記第1のグルーピング応答フレームは、コンテンションベースのチャネルアクセス(contention-based channel access)方式を介して送信される、
    請求項1に記載の方法。
  6. 前記センシングセッションは、少なくとも一つのTXOP(transmission opportunity)を含む、
    請求項1に記載の方法。
  7. 前記第1のグルーピング開始フレーム送信時点からあらかじめ設定された閾時間内に前記第1の受信STAから前記第1のグルーピング応答フレームを受信することに基づいて前記第1の受信STAが前記グループに含まれる、
    請求項1に記載の方法。
  8. 無線LAN(wireless local area network、WLAN)システムの送信STA(station)において、
    無線信号を送受信する送受信機(transceiver)と、
    前記送受信機に連結されるプロセッサと、を含み、前記プロセッサは、
    受信STAにセンシングを実行するグループ(group)を生成するためのグルーピング(grouping)開始フレームを送信し、
    前記グルーピング開始フレームは、センシングセッション(session)のためのセッションID(identifier)及び前記センシングセッション内で実行されるセンシング信号の送信の回数に関連した情報を含み、
    前記受信STAからグルーピング応答フレームを受信するように設定される、
    送信STA。
  9. 前記プロセッサは、
    前記第1のグルーピング応答フレーム受信後、
    第2の受信STAに前記グループを生成するための第2のグルーピング開始フレームを送信し、
    前記第2のグルーピング開始フレームは、センシングセッションのためのセッションID及び前記センシングセッション内で実行されるセンシング信号の送信の回数に関連した情報を含み、
    前記第2の受信STAから第2のグルーピング応答フレームを受信するように設定される、
    請求項8に記載の送信STA。
  10. 前記センシングセッションは、センシング信号の送信及びセンシング結果情報送信が実行される時間区間を含む、
    請求項8に記載の送信STA。
  11. 前記第1のグルーピング開始フレームは、センシングセッションを開始させるセンシングイニシエータ(initiator)STAに関連した情報をさらに含む、
    請求項8に記載の送信STA。
  12. 前記第1のグルーピング応答フレームは、コンテンションベースのチャネルアクセス(contention-based channel access)方式を介して送信される、
    請求項8に記載の送信STA。
  13. 前記センシングセッションは、少なくとも一つのTXOP(transmission opportunity)を含む、
    請求項8に記載の送信STA。
  14. 前記第1のグルーピング開始フレーム送信時点からあらかじめ設定された閾時間内に前記第1の受信STAから前記第1のグルーピング応答フレームを受信することに基づいて前記第1の受信STAが前記グループに含まれる、
    請求項8に記載の送信STA。
  15. 無線LAN(Wireless Local Area Network)システムの受信STA(station)で実行される方法において、
    送信STAからセンシングを実行するグループ(group)を生成するためのグルーピング(grouping)開始フレームを受信し、
    前記グルーピング開始フレームは、センシングセッション(session)のためのセッションID(identifier)及び前記センシングセッション内で実行されるセンシング信号の送信の回数に関連した情報を含む、ステップと、
    前記送信STAにグルーピング応答フレームを送信するステップと、を含む、
    方法。
  16. 無線LAN(Wireless Local Area Network)システムで使われる受信STA(station)において、
    無線信号を送受信する送受信機(transceiver)と、
    前記送受信機に連結されるプロセッサと、を含み、前記プロセッサは、
    送信STAからセンシングを実行するグループ(group)を生成するためのグルーピング(grouping)開始フレームを受信し、
    前記グルーピング開始フレームは、センシングセッション(session)のためのセッションID(identifier)及び前記センシングセッション内で実行されるセンシング信号の送信の回数に関連した情報を含み、
    前記送信STAにグルーピング応答フレームを送信するように設定される、
    受信STA。
  17. 無線LAN(Wireless Local Area Network)システムの送信STA(station)の少なくとも一つのプロセッサ(processor)により実行されることに基づく命令語(instruction)を含む少なくとも一つのコンピュータで読み取り可能な記録媒体(computer readable medium)において、
    受信STAにセンシングを実行するグループ(group)を生成するためのグルーピング(grouping)開始フレームを送信し、
    前記グルーピング開始フレームは、センシングセッション(session)のためのセッションID(identifier)及び前記センシングセッション内で実行されるセンシング信号の送信の回数に関連した情報を含む、ステップと、
    前記受信STAからグルーピング応答フレームを受信するステップと、を含む動作(operation)を実行する、
    装置。
  18. 無線LAN(Wireless Local Area Network)システム上の装置において、
    前記装置は、
    メモリと、
    前記メモリと動作可能に結合されたプロセッサ(processor)と、を含み、前記プロセッサは、
    受信STAにセンシングを実行するグループ(group)を生成するためのグルーピング(grouping)開始フレームを送信し、
    前記グルーピング開始フレームは、センシングセッション(session)のためのセッションID(identifier)及び前記センシングセッション内で実行されるセンシング信号の送信の回数に関連した情報を含み、
    前記受信STAからグルーピング応答フレームを受信するように設定される、
    装置。
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