JP2023526636A - ハンドオーバ中の最大許容露出関連情報の交換 - Google Patents

ハンドオーバ中の最大許容露出関連情報の交換 Download PDF

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Abstract

Figure 2023526636000001
ハンドオーバ(HO)中にxnを介して最大許容露出関連情報を交換するためのシステム、方法、装置、およびコンピュータプログラム製品。方法は、ソースネットワークノードで、ターゲットネットワークノード上のイベント指示を含む測定報告を受信することを含んでよい。この方法は、ユーザ機器のハンドオーバのためのハンドオーバ要求メッセージをターゲットネットワークノードに送信することを含んでもよい。ハンドオーバ要求メッセージは、イベント指示、またはユーザ機器動作制限もしくはユーザ機器に関連する電力調整指示を含む情報を含んでよい。この方法は、ハンドオーバ要求に応答して、イベント指示および情報を考慮に入れるハンドオーバ要求確認応答メッセージまたはハンドオーバ失敗メッセージを受信することをさらに含んでよい。

Description

一部の実施形態例は、一般に、ロングタームエボリューション(LTE:Long Term Evolution)または第5世代(5G:fifth generation)無線アクセス技術またはニューラジオ(NR:new radio)アクセス技術、あるいは他の通信システムなどの、モバイル通信システムまたはワイヤレス通信システムに関連することがある。例えば、特定の実施形態例は、ハンドオーバ中に最大許容露出関連情報を交換するための装置、システムおよび/または方法に関連することがある。
モバイル通信システムまたはワイヤレス通信システムの例としては、ユニバーサルモバイル通信システム(UMTS:Universal Mobile Telecommunications System)地上波無線アクセスネットワーク(UTRAN:UMTS Terrestrial Radio Access Network)、ロングタームエボリューション(LTE)エボルブドUTRAN(E-UTRAN:Evolved UTRAN)、LTE-アドバンスド(LTA-A:LTE-Advanced)、MulteFire、LTE-A Pro、および/または第5世代(5G)無線アクセス技術またはニューラジオ(NR)アクセス技術が挙げられる。第5世代(5G)ワイヤレスシステムとは、次世代(NG:next generation)の無線システムおよびネットワークアーキテクチャのことを指す。5Gの大部分は、ニューラジオ(NR)の上に構築されるが、5G(またはNG)ネットワークは、E-UTRAN無線上にも構築され得る。NRは、10~20Gbit/s以上のオーダーのビットレートを提供し、少なくとも、大容量高速通信(eMBB:enhanced mobile broadband)および高信頼超低遅延通信(URLLC:ultra-reliable low-latency-communication)に加えて、多数同時接続マシンタイプ通信(mMTC:massive machine type communication)をサポートすると推定されている。NRは、モノのインターネット(IoT)をサポートするための極めて広い帯域、極めて高い堅牢性、低遅延の接続性、および大規模ネットワークをもたらすと期待されている。IoTおよびマシン間(M2M:machine-to-machine)通信がいっそう広まるにつれて、より低い電力、低いデータレート、および長いバッテリー寿命の必要性を満たすネットワークに対する要求が増大するであろう。5Gでは、無線アクセス機能をユーザ機器に提供できる(すなわち、UTRANではノードB、またはLTEではeNBに類似する)ノードは、NR無線上に構築された場合、gNBという名前が付けられ、E-UTRAN無線に構築された場合、NG-eNBという名前が付けられることに注意する。
一部の実施形態例は、方法を対象にしてよい。この方法は、ソースネットワークノードで、ターゲットネットワークノード上のイベント指示を含む測定報告を受信することを含んでよい。この方法は、ユーザ機器のハンドオーバのためのハンドオーバ要求メッセージをターゲットネットワークノードに送信することを含んでもよく、ハンドオーバ要求メッセージは、イベント指示、またはユーザ機器動作制限もしくはユーザ機器に関連するアップリンク電力調整指示を含む情報を含む。この方法は、ハンドオーバ要求に応答して、イベント指示および情報を考慮に入れるハンドオーバ要求確認応答メッセージ(handover request acknowledgment message)またはハンドオーバ失敗メッセージを受信することをさらに含んでよい。
他の実施形態例は、装置を対象にしてよい。この装置は、少なくとも1つのプロセッサ、およびコンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリを含んでよい。少なくとも1つのメモリおよびコンピュータプログラムコードは、少なくとも1つのプロセッサと共に、装置に、ターゲットネットワークノード上のイベント指示を含む測定報告を受信することを少なくとも実行させるように構成されてよい。この装置は、ユーザ機器のハンドオーバのためのハンドオーバ要求メッセージをターゲットネットワークノードに送信することを引き起こされてもよく、ハンドオーバ要求メッセージは、イベント指示、またはユーザ機器動作制限もしくはユーザ機器に関連するアップリンク電力調整指示を含む情報を含む。この装置は、ハンドオーバ要求に応答して、イベント指示および情報を考慮に入れるハンドオーバ要求確認応答メッセージまたはハンドオーバ失敗メッセージを受信するようにさらに構成されてよい。
他の実施形態例は、装置を対象にしてよい。この装置は、ターゲットネットワークノード上のイベント指示を含む測定報告を受信するための手段を含んでよい。この装置は、ユーザ機器のハンドオーバのためのハンドオーバ要求メッセージをターゲットネットワークノードに送信するための手段を含んでもよく、ハンドオーバ要求メッセージは、イベント指示、またはユーザ機器動作制限もしくはユーザ機器に関連するアップリンク電力調整指示を含む情報を含む。この装置は、ハンドオーバ要求に応答して、イベント指示および情報を考慮に入れるハンドオーバ要求確認応答メッセージまたはハンドオーバ失敗メッセージを受信するための手段をさらに含んでよい。
他の実施形態例によれば、非一過性コンピュータ可読媒体は、ハードウェアで実行された場合に方法を実行し得る命令を使用してエンコードされてよい。この方法は、ソースネットワークノードで、ターゲットネットワークノード上のイベント指示を含む測定報告を受信することを含んでよい。この方法は、ユーザ機器のハンドオーバのためのハンドオーバ要求メッセージをターゲットネットワークノードに送信することを含んでもよく、ハンドオーバ要求メッセージは、イベント指示、またはユーザ機器動作制限もしくはユーザ機器に関連するアップリンク電力調整指示を含む情報を含む。この方法は、ハンドオーバ要求に応答して、イベント指示および情報を考慮に入れるハンドオーバ要求確認応答メッセージまたはハンドオーバ失敗メッセージを受信することをさらに含んでよい。
他の実施形態例は、方法を実行するコンピュータプログラム製品を対象にしてよい。この方法は、ソースネットワークノードで、ターゲットネットワークノード上のイベント指示を含む測定報告を受信することを含んでよい。この方法は、ユーザ機器のハンドオーバのためのハンドオーバ要求メッセージをターゲットネットワークノードに送信することを含んでもよく、ハンドオーバ要求メッセージは、イベント指示、またはユーザ機器動作制限もしくはユーザ機器に関連するアップリンク電力調整指示を含む情報を含む。この方法は、ハンドオーバ要求に応答して、イベント指示および情報を考慮に入れるハンドオーバ要求確認応答メッセージまたはハンドオーバ失敗メッセージを受信することをさらに含んでよい。
他の実施形態例は、ターゲットネットワークノード上のイベント指示を含む測定報告を受信するように構成された回路を含み得る装置を対象にしてよい。この装置は、ユーザ機器のハンドオーバのためのハンドオーバ要求メッセージをターゲットネットワークノードに送信するように構成された回路を含んでもよく、ハンドオーバ要求メッセージは、イベント指示、またはユーザ機器動作制限もしくはユーザ機器に関連するアップリンク電力調整指示を含む情報を含む。この装置は、ハンドオーバ要求に応答して、イベント指示および情報を考慮に入れるハンドオーバ要求確認応答メッセージまたはハンドオーバ失敗メッセージを受信するように構成された回路をさらに含んでよい。
一部の実施形態例は、方法を対象にしてよい。この方法は、ターゲットネットワークノードで、ユーザ機器のハンドオーバのためのハンドオーバ要求メッセージをソースネットワークノードから受信することを含んでよく、ハンドオーバ要求メッセージは、イベント指示、またはユーザ機器動作制限もしくはユーザ機器に関連するアップリンク電力調整指示を含む情報を含んでよい。この方法は、情報に基づいて、ハンドオーバを受け入れるかまたは拒否するかを決定することを含んでもよい。この方法は、ハンドオーバ要求に応答して、ハンドオーバ要求確認応答メッセージまたはハンドオーバ失敗メッセージを送信することをさらに含んでよい。
他の実施形態例は、装置を対象にしてよい。この装置は、少なくとも1つのプロセッサ、およびコンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリを含んでよい。少なくとも1つのメモリおよびコンピュータプログラムコードは、少なくとも1つのプロセッサと共に、装置に、ユーザ機器のハンドオーバのためのハンドオーバ要求メッセージをソースネットワークノードから受信することを少なくとも実行させるように構成されてよく、ハンドオーバ要求メッセージは、イベント指示、またはユーザ機器動作制限もしくはユーザ機器に関連するアップリンク電力調整指示を含む情報を含んでよい。この装置は、情報に基づいて、ハンドオーバを受け入れるかまたは拒否するかを決定することを引き起こされてもよい。この装置は、ハンドオーバ要求に応答して、ハンドオーバ要求確認応答メッセージまたはハンドオーバ失敗メッセージを送信することをさらに引き起こされてよい。
他の実施形態例は、装置を対象にしてよい。この装置は、ユーザ機器のハンドオーバのためのハンドオーバ要求メッセージをソースネットワークノードから受信するための手段を含んでよく、ハンドオーバ要求メッセージは、イベント指示、またはユーザ機器動作制限もしくはユーザ機器に関連するアップリンク電力調整指示を含む情報を含んでよい。この装置は、情報に基づいて、ハンドオーバを受け入れるかまたは拒否するかを決定するための手段を含んでもよい。この装置は、ハンドオーバ要求に応答して、ハンドオーバ要求確認応答メッセージまたはハンドオーバ失敗メッセージを送信するための手段をさらに含んでよい。
他の実施形態例によれば、非一過性コンピュータ可読媒体は、ハードウェアで実行された場合に方法を実行し得る命令を使用してエンコードされてよい。この方法は、ターゲットネットワークノードで、ユーザ機器のハンドオーバのためのハンドオーバ要求メッセージをソースネットワークノードから受信することを含んでよく、ハンドオーバ要求メッセージは、イベント指示、またはユーザ機器動作制限もしくはユーザ機器に関連するアップリンク電力調整指示を含む情報を含んでよい。この方法は、情報に基づいて、ハンドオーバを受け入れるかまたは拒否するかを決定することを含んでもよい。この方法は、ハンドオーバ要求に応答して、ハンドオーバ要求確認応答メッセージまたはハンドオーバ失敗メッセージを送信することをさらに含んでよい。
他の実施形態例は、方法を実行するコンピュータプログラム製品を対象としてよい。この方法は、ターゲットネットワークノードで、ユーザ機器のハンドオーバのためのハンドオーバ要求メッセージをソースネットワークノードから受信することを含んでよく、ハンドオーバ要求メッセージは、イベント指示、またはユーザ機器動作制限もしくはユーザ機器に関連するアップリンク電力調整指示を含む情報を含んでよい。この方法は、情報に基づいて、ハンドオーバを受け入れるかまたは拒否するかを決定することを含んでもよい。この方法は、ハンドオーバ要求に応答して、ハンドオーバ要求確認応答メッセージまたはハンドオーバ失敗メッセージに送信することをさらに含んでよい。
他の実施形態例は、ユーザ機器のハンドオーバのためのハンドオーバ要求メッセージをソースネットワークノードから受信するように構成された回路を含み得る装置を対象にしてよく、ハンドオーバ要求メッセージは、イベント指示、またはユーザ機器動作制限もしくはユーザ機器に関連するアップリンク電力調整指示を含む情報を含んでよい。この装置は、情報に基づいて、ハンドオーバを受け入れるかまたは拒否するかを決定するように構成された回路を含んでもよい。この装置は、ハンドオーバ要求に応答して、ハンドオーバ要求確認応答メッセージまたはハンドオーバ失敗メッセージを送信するように構成された回路をさらに含んでよい。
実施形態例を適切に理解するために、添付の図面に対する参照が行われるべきである。
アップリンク(UL)送信シナリオの例を示す図である。 アンテナとユーザの距離に応じて、最大許容露出(MPE:maximum permissible exposure)に準拠するための最大許容実効等方放射電力(EIRP:effective isotropically radiated power)の例を示す図である。 MPE下の例示的なULバジェットを示す図である。 一部の実施形態例による承認制御シナリオを示す図である。 一部の実施形態例による信号フロー図である。 実施形態例に従って方法のフロー図を示す図である。 実施形態例に従って別の方法のフロー図を示す図である。 実施形態例に従って装置を示す図である。 実施形態例に従って別の装置を示す図である。
本明細書の図において概して説明され、示されているように、特定の実施形態例のコンポーネントが、多種多様な異なる構成で配置および設計されてよいということが、容易に理解されるであろう。以下では、ハンドオーバ(HO:handover)中にXnインターフェイスを介して最大許容露出関連情報を交換するためのシステム、方法、装置、およびコンピュータプログラム製品の一部の実施形態例が詳細に説明される。
本明細書全体を通して説明された実施形態例の特徴、構造、または特性は、1つまたは複数の実施形態例において、任意の適切な方法で組み合わせられてよい。例えば、語句「特定の実施形態」、「実施形態例」、「一部の実施形態」、またはその他の同様の言葉の使用は、本明細書全体を通じて、実施形態に関連して説明された特定の特徴、構造、または特性が少なくとも1つの実施形態に含まれてよいという事実を指している。したがって、語句「特定の実施形態では」、「実施形態例」、「一部の実施形態では」、「その他の実施形態では」、またはその他の同様の言葉の出現は、本明細書全体を通じて、必ずしも実施形態の同じグループを指しておらず、説明された特徴、構造、または特性は、1つまたは複数の実施形態例において、任意の適切な方法で組み合わせられてよい。
さらに、必要に応じて、以下で説明される異なる機能または手順は、異なる順序で、および/または互いに同時に、実行されてよい。さらに、必要に応じて、説明される異なる機能または手順のうちの1つまたは複数は、任意選択的であってよく、または組み合わせられてよい。そのため、以下の説明は、単に、特定の実施形態例の原理および内容の例示と見なされるべきであり、それらの制限と見なされるべきではない。
オンラインサービスの増大により、帯域幅需要を満たすことが不可能になった。24GHz~52GHz以上のミリメートル波(mmW)スペクトル(例えば、周波数範囲2(FR2)は、高スループットアプリケーションに対処するために連続帯域幅の大きな部分を使用する可能性を提供する。mmWで増大する経路損失を補償するために、5Gアンテナは、ユーザ機器(UE)において少なくともおよそ10dBの利得を、また基地局(BS)において少なくともおよそ20dBの利得を提供し得る。しかし、高利得アンテナを使用して高周波数で動作することは、ユーザの健康に対する懸念を引き起こす可能性がある。したがって、UE上の最大許容送信電力を規制するための政府の露出規準が作成されている。100GHz未満の周波数は非電離であるため、健康上の懸念は、電磁mmWエネルギーを吸収する間の身体組織の熱的加熱に関連する。
1つの政府規制は、電力密度(PD:power density)に対する規制である、最大許容露出(MPE:maximum permissible exposure)に関連する。特に、連邦通信委員会(FCC:Federal Communications Commission)は、10W/m2(1mW/cm2)における一般大衆向けのMPEしきい値を6~100GHzに設定している。加えて、国際(Internal)非電離放射線防護委員会(ICNIRP:International Commission on Non-Ionizing Radiation Protection)は、10W/m2(1mW/cm2)における一般大衆向けのMPEしきい値を10~100GHzに設定している。さらに、人体によって吸収されるエネルギーは、UEに対する距離が低減するにつれて増大し得る。したがって、MPE限界に準拠するために、ユーザがアンテナの極近距離に近づく場合、UEはその出力電力を低減しなければならないことがある。5Gの場合、そのような電力バックオフは、劇的に高いことがあり、したがって、無線リンク障害(RLF:radio link failure)をもたらすことがある。FR2方向性リンクにおける大規模な電力バックオフの結果は、レガシースペクトル(すなわち、FR1)におけるよりもかなり厳しくなる可能性がある。
図1は、アップリンク(UL:uplink)送信シナリオの例を示す。特に、図1は、(a)事例1および(b)事例2を示す。事例1では、UE100からgNB110への妨害されていない見通し線(LOS:line of sight)経路が存在し得る。しかし、事例2では、人体はUE105からのビームの経路の上に立つ。したがって、事例1では、実効等方放射電力(EIRP)は最大化され得る。対照的に、事例2によれば、UE105のユーザは、放射ビームにさらされる可能性があり、したがって、ユーザの身体への距離が低減するにつれて、UE105の出力電力は、MPEに準拠するための安全レベルまで低減される必要があり得る。
図2は、アンテナとユーザの距離に応じて、最大許容露出(MPE)に準拠するための最大許容実効等方放射電力(EIRP)の例を示す。特に、図2は、放射アンテナとユーザを分離する距離に応じた、最大許容EIRP(PA電力およびアレイ利得)を示す。図2に示されているように、電力クラス3のUE(PC3 UE)の場合、14cm以降(2×2アレイの場合、より大きなアレイはその電力を14cmまで低減することをUEに要求することがある)、UEは、MPEに準拠するためにその出力電力を低減する必要がある。その上、許容ピークEIRPは、100%のデューティサイクルで2mmにおいて8dBmにドロップする。したがって、アンテナにほぼ触れているユーザが存在する場合、UEからの送信電力において最高で26dBまでのドロップが観測され得る(2×2アレイの場合、より大きなアレイはより大きなドロップを要求することがある)。加えて、ULは、許容出力電力レベルによって大きな影響を受ける可能性がある。送信電力とデューティサイクルの間にトレードオフが見出されることがあるが、ユーザがアンテナに十分近い場合、UEは、その出力電力を低減すること、ならびにデューティサイクルに対して制限を課すことが必要とされ得る。15%の最低デューティサイクルが6dBのバックオフ電力に対して考慮されてよい。
上述のように、5Gニューラジオ(NG)は、高周波数で動作し得る。したがって、5G NRは、良好な信号を維持するために高利得アンテナを使用し得る。しかし、高利得アンテナは、FCCがMPEしきい値を設定することによって保護することを求めるユーザに向かうことがある増大されたエネルギー量を導くことがある。MPEに準拠するために、UEは、その後、ユーザがUEの極近距離に入る場合、その出力電力を劇的かつ予測不可能に低減することがある。
他のシナリオでは、MPEイベントが検出されたときのUEデフォルト実装形態は、UL送信を最大許容EIRPに制限することであり得る。一部の実施形態例によれば、MPEイベントは、UEがMPE UL制限を満たすためにその出力電力を調整することが必要とされる状況に対応し得る。すなわち、MPEイベントは、UE上のアンテナアレイの出力電力をユーザが存在しなかった場合にUEが場合によっては使用することになるよりも低い値に制限する、ユーザ検出に基づくイベントであってよい。UEがユーザ距離を正確に検出し得る近接度センサを有する場合、UEは動的バックオフを適用し得る。場合によっては、UEは、UEがアンテナの近傍にユーザを検出するとすぐに、UL送信スロットに最大電力バックオフを単に適用し得る。これは厳密なFCC要件であるため、UEはそれに違反しないことを100%確実にする必要がある。さらに、MPEに準拠するための平均化ウィンドウは、実行ウィンドウであってよく、やはりFCC規制によって設定され得る。
図3は、MPEの下の例示的なULバジェットを示す。特に、図3は、MPEイベントおよび現在の電力バックオフが通知された場合、gNBがMPEの影響を最低限に抑えるためにULスケジューリングをどのように適応させることができるか、または調整することができるかを示す。5G(mmWスペクトルおよび方向性リンク、すなわち、FR2以上)では、出力電力を過剰に低減することは、基地局(gNB:base station)への接続の損失をもたらすことがある。このシナリオは、ユーザがUEからおよそ14cmに(また、2×2アレイよりも大きい場合、さらに遠くに)位置するときにすでに生じるため、MPEによるRLFが頻繁かつ予測不可能に生じることがある。
一部の事例では、さまざまなMPEシナリオが存在し得る。例えば、これらのシナリオは、UEがターゲットセル上のMPEを検出することが可能であること、またUEがMPEイベントおよび関連する電力バックオフをソースセルに報告することができることを含んでよい。この時点で、ソースセルは、報告されたUE MPEイベントのみに基づいて、ターゲットに対するHOを開始するかどうかを決定し得る。しかし、これは、最善のHO決定を行うためにソースセルで使用される情報の単なる一部である。
図4は、一部の実施形態例による承認制御シナリオを示す。一般に、ターゲットセルの承認制御は、UEがMPEイベントを経験しているか否かに気づかない。この情報がない場合、ターゲットセルはULにおける潜在的な劣化および無線リンクに対するその影響に気づかないため、ハンドオーバされているプロトコルデータユニット(PDU:protocol data unit)セッションまたはHO全体を許容するかどうかに関する決定は準最適であり得る。その上、ターゲットセルは、例えば、HOコマンドにおける初期アクセスパラメータの構成および/またはデータスケジューリング構成を適合させることによって、UEが経験しているMPEイベントに対してプロアクティブに反応する機会を失うことがあり、これは、スループットの劣化、またはいくつかの事例ではHO失敗すらもたらすことがある。
図4に示されているように、一部の実施形態例は、ソースセルがターゲットセルに対するHOを開始することを決定することができ、ターゲットセルがランダムアクセスチャネル(RACH:random access channel)手続きを復号することができず、HOが失敗する状況の問題に対処し得る。失敗は、厳しいMPEによりUL電力が制限され過ぎている状況に起因することがあるため、および/またはターゲットセルにおける干渉が、MPEによりUEによって満たされることができない、電力ランピングを必要とするためである。加えて、一部の実施形態例によって対処される別の問題は、ソースセルはターゲットセルに対するHOを開始することを決定することができ、HOは成功するが、データレート最適化されておらず、リソースを消耗する状況を含んでよい。そのような事例では、UEは、次いで、MPEイベントをターゲットセルにシグナリングすることができ、次いで、ULスケジューリングが認識され得る。これは、ソースセルがUE MPE状況をすでに知っていたときの準最適化機構であり得る。
他の実施形態例は、成功裏のHOを可能にするためにMPEイベントを経験しているUEに関してソースgNBとターゲットgNBの間のMPE関連情報交換が欠如する問題に対処し得る。特に、一部の実施形態例では、ターゲットgNBは、ターゲットgNBが、1)HOまたはハンドオーバPDUセッションの一部を受け入れるべきかまたは拒否するべきか、または2)MPEイベントを伴うUEに対して、HOコマンド、初期アクセス、および物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)のデータスケジューリング構成を適合させるかどうかに関する決定を行うための関連情報を有さないことがある。これは、HO失敗、および準最適スループット、ならびにリソースの消耗をもたらすことがある。緊急MPEメッセージをサービングパネルからサービングgNBに送信し、サービングセルに報告された近隣セル測定値ごとに非サービングパネルからUL電力バックオフを追加することが可能であり得るが、これはサービングgNBがHO要求を送信すること(または送信しないこと)を決定することを単に可能にする。しかし、そのような手法は、ターゲットセルがMPEイベントを経験しているUEのHOに対して、正しいアクションをとることを可能にしない。
一部の実施形態例は、それによりソースgNBがHO中にUEにおいてMPEステータス関連情報をターゲットgNBに示し得る手段を提供する。この情報を使用して、ターゲットgNBは、HO(またはHO要求内に記載されたPDUセッションのうちのいくつか)を受け入れることまたは拒否することによって、UEに対してより良好な承認制御決定を実行し得る。gNBは、適合された物理ランダムアクセスチャネル(PRACH:physical random access channel)構成および/またはULデータスケジューリングをHOコマンド内に提供することによってプロアクティブに適応してもよい。一部の実施形態例では、ターゲットgNBによるこれらの性能は、Xnインターフェイスを介してソースgNBからターゲットgNBに送信され得るHO要求メッセージ内にMPE情報を追加することによって達成され得る。特に、一部の実施形態例によれば、MPE情報は、UEがMPE UL制限下でターゲットリンクを動作させることになるという指示を含み得る。MPE情報は、ターゲットセルがUEに対するULスケジューリングを最適化することを可能にする、ターゲットリンク上の必要とされるULバックオフを含んでもよい。
一部の実施形態例によれば、ソースgNBからのMPEイベントに関する新しい情報は、ターゲットgNBが、MPE規制に違反しないと同時に、UL送信電力を最大化するためにPUSCH内でULデータスケジューリングを適応させるのに役立ち得る。例えば、より少ないULスロットをスケジュールすることによって、ターゲットは、UEがより高い電力を使用して各スロット上で送信することを可能にし得る。加えて、ターゲットは、セルに対する成功裏のアクセスを保証することになる専用RACHパラメータを構成するために、HO要求に追加された新しいMPE情報を使用し得る。
一部の実施形態例では、MPE情報を使用することによって、ターゲットgNBが、受信されたMPE情報を用いて、PUSCH送信が成功裏に復号されないことになることを予測し得る場合、ターゲットgNBはHO要求を拒否してよい。例えば、MPEイベントが、例えば、-90dBmのDL RSRP値と比較して、ULに対して10dBmのバックオフを必要とし、ターゲットがULを復号するために-85dBmのリンクバジェットを少なくとも必要とすることをターゲットが知る場合(ターゲットは、同じビームによってサービスされる他のUE、もしくは干渉レベル、または他の指示からそれを知ることができる)、ターゲットは、UEが-100dBmのULを提供することになると推論し得る。これは、ターゲットがPUSCHを復号することができない-85dBmのターゲット要件を下回ることになり、したがって、HO要求を拒否すべきである。一部の実施形態例では、ターゲットgNBは、(ソースセルから受信された)電力バックオフ(PBO:power back-off)がPDUセッションのサービス品質(QoS:quality of service)フローを搬送する専用無線ベアラ(DRB:dedicated radio bearer)に対するすべてのPUSCH送信に実際に影響を与えることになるかどうかを推定するために、ターゲットセル電力制御パラメータ、スケジューリング情報、または(HO要求を使用してソースセルから受信される)QoSパラメータなどの必要な情報を有し得る。PBOは、UE UL電力送信がPmax-PBOを超える場合に影響を有することがあり、ここで、Pmaxは、UEに対する最大許容送信電力である。UE UL電力送信がPmax-PBOを超える場合、UEは、UL送信電力として、Pmaxを使用するように制限され得る。したがって、ターゲットgNBは、PUSCH上でのUL電力送信の劣化を推定することができ、ターゲットgNBがPDUセッションのDRBによって実行されるフローのQoSパラメータを依然として満たすことができるかどうかを決定し得る。
他の実施形態例によれば、ターゲットgNBは、HO準備障害メッセージをソースgNBに送信してよい。代替として、MPE情報を使用して、ターゲットgNBは、HO要求全体を拒否する代わりに、ハンドオーバされているPDUセッションのサブセットを拒否してよい。例えば、ターゲットgNBは、HO要求確認応答メッセージ(HO Request Acknowledge message)をソースgNBに送信してよい。両方の場合、ターゲットgNBは、MPEイベント理由による、それぞれ、HOまたはPDUセッションのうちのいくつかの拒否をソースセルに示すために、HOハンドオーバ準備障害またはハンドオーバ要求確認応答(Handover Request Acknowledge)の中に新しい原因/フィールド(例えば、MPE関連拒否)を含めてよい。したがって、一部の実施形態例によれば、ターゲットセルは、改善されたHO決定を処理し実行するための能力を有し得る。これは、例えば、UEがハンドオーバされるためのMPE関連情報をハンドオーバ要求メッセージ内に追加することによって、達成され得る。ターゲットセルが、それぞれ、HOまたはPDUセッションのうちのいくつかを拒否するために、受信されたMPE関連情報に基づいて決定する場合、ターゲットの改善は、HOハンドオーバ準備障害またはハンドオーバ要求確認応答メッセージ内に新しい原因/フィールド(例えば、MPE関連拒否)を追加することによって達成されてもよい。
図5は、一部の実施形態例による信号フロー図を示す。特に、図5は、ソースgNBからターゲットgNBへのHO要求内のMPEイベントのシグナリングを示す。図5は、HO要求確認応答内の新しい原因/フィールドを用いた応答も示す。これらの特徴を用いて、ターゲットは、HOを受け入れるかまたは拒否する前に、UEにおけるMPE状況を完全につかむこともできる。その上、ターゲットがHOを受け入れる場合、ターゲットは、最善のUE Tx電力割振りのために先制してスケジュールすることが可能であってよい。
図5では、500において、MPEイベント500がUEにおいて検出される。例えば、一部の実施形態例では、MPEイベントは、近接度センサ(例えば、容量性センサ、アレイ内に埋め込まれたレーダーなど)で検出され得る。加えて、UEは、オブジェクト/ユーザ、アンテナアレイに対するその距離、その動き、およびその方向を検出するためにセンサを使用してよい。前に述べたように、MPEイベントは、ユーザ検出に基づいてよい。加えて、MPEイベントは、UE上のアンテナアレイの出力電力が、ユーザがいなかった場合にUEが場合によっては使用することになるものに満たない値に制限されるときに検出されてよい。505において、UEは、ターゲットセル測定値(信号強度または信号品質)がソースセルの測定値(A3測定イベント)よりも良好なオフセットであること、またはソースセル測定値が第1のしきい値よりも低く、ターゲットセル測定値が第2のしきい値を超えること(A5測定イベント)を検出し得る。一部の実施形態例によれば、しきい値は、UEにおいて測定されたターゲットセルからの電力レベルに対応し得る。例えば、これはターゲットセルからの基準信号受信電力(RSRP)を含み得る。より具体的には、しきい値は、サービスリンクとターゲットリンクの間の電力差に対応し得る。510において、UEは、MPEイベント指示(例えば、電力バックオフ)を含み得るセル測定報告をソースgNBに送信し得る。一部の実施形態例では、PBOは、11dB利得のアンテナアレイを備えたPC3 UE(例えば、4個の効率的なパッチ)に対して1から20dBであってよい。
さらに、515において、ソースgNBは、HO要求メッセージをターゲットgNBに送信し得る。一部の実施形態例によれば、HO要求は、Xnインターフェイスを介してソースgNBからターゲットgNBに送信されてよい。一部の実施形態例では、この要求は2つの新しい指示を含んでよい。例えば、第1の指示は、ターゲットリンク上のUEにおけるMPEイベントを含んでよい。すなわち、HO要求内に含まれる新しい情報は、UEがMPE UL制限下でターゲットリンクを動作させることになるという指示を含み得る。例えば、MPE UL制限下で、UEは、MPE制限に準拠するために、UEが通常ならばMPE制限なしに行うことになるよりも低減された量の出力電力で動作し得る。一部の実施形態例によれば、MPEイベントは、ターゲットが、例えば、RSRPがUEにおいてこのターゲットセルに対して示すよりも10dB(10dBは、ここで、例示的なPBOであり得、上記で説明した例に対して1~20dBの間の任意の値であってよい)少ない電力でULにおいてサービスされ得るという指示であってよい。MPEイベントは、UEがターゲットセル無線リンク通信のために電力バックオフを適用し得るという指示を提供してもよい。さらに、第2の指示は、ターゲットリンク上で必要とされる(例えば、最高で20dBまでの)UE UL電力バックオフを含み得る。
ソースgNBからHO要求を受信した後、ターゲットgNBは、HO要求内の新しいMPEメッセージによって決定を可能にし得る。例えば、第1のオプションとして、ターゲットgNBは、PDUセッションのうちの1つまたは複数を用いたHOを受け入れ、ターゲットリンク構成をMPE指示(例えば、電力バックオフ値)に適合させてよい。特に、ターゲットgNBはHOおよびPDUセッションを受け入れるが、ハンドオーバ要求確認応答メッセージ内で、ソースセルから受信されたMPE情報に適合されたターゲットセル構成を送信する。一部の実施形態例によれば、PDUセッションIDは、ターゲットgNBに送信されたハンドオーバ要求メッセージ内の「PDUセッションID」を使用してソースgNBによって示されてよい。ターゲットgNBによって承認されたPDUセッションは、ハンドオーバ要求確認内の「PDUセッションID」によってソースgNBに示されてもよい。第2のオプションとして、ターゲットgNBは、HOを受け入れるが、MPE指示(例えば、十分なUL電力を可能にするために必要とされる低減されたULスケジューリング)により、いくつかのPDUセッションを拒否し得る。さらに、第3のオプションとして、ターゲットgNBが、UEが必要とする電力バックオフがターゲットgNBに接続するために不十分なUL電力をもたらすことになると推定する場合、ターゲットgNBは、HO全体を拒否してよい。
一部の実施形態例によれば、ソースgNBからのMPE関連情報に基づいて、ターゲットgNBは、第1のオプションにおいて、UL送信電力のために必要な電力バックオフを適用することをUEに要求しないか、または電力バックオフの使用を少なくとも制限するターゲットセル構成をUEに提供することによって、この状況に対処し得る。代替として、ターゲットgNBは、第1のオプションにおいて、MPE関連情報の影響が、ターゲットgNBが影響を受けたPDUセッションの承認を拒否することを必要とするほど有害ではないことを見出し得る。さらに、ターゲットgNBはハンドオーバされたPDUセッションのQoS要件に対するMPEの影響に耐えることができないとターゲットgNBが決定した場合、ターゲットgNBは、第2のオプションの場合と同様に、PDUセッションの承認を拒否することを決定し得る。すべてのPDUセッションが拒否される場合、ターゲットgNBは、第3のオプションの場合と同様に、ハンドオーバを拒否し得る。一部の実施形態例では、第1のオプションおよび第2のオプションの中から決定するために、段落[0030]で説明した方法が使用されてよい。
525において、ターゲットgNBは確認応答メッセージをソースgNBに送信してよい。一部の実施形態によれば、第1のオプションにおいて、確認応答メッセージは、ターゲットgNBに向けてUEにおいてMPEに適合された構成を含むHO要求確認を含み得る(例えば、RACHおよびT304)。一部の実施形態例によれば、ターゲットgNBは、UEがランダムアクセスを実行するために使用し得るターゲットセル構成を提供してよい。加えて、ターゲットgNBは、ソースセルから受信されたMPE関連情報に応じて、UEに対する専用RACH構成を提供してよい。第2のオプションにおいて、確認応答メッセージは、PDU拒否に対する新しい原因/フィールド(例えば、MPE)を含むHO要求確認を含み得る。さらに、第3のオプションにおいて、確認応答メッセージは、HO拒否に対する新しい原因/フィールド(例えば、MPE)を含むHO準備障害を含み得る。加えて、530において、ソースgNBは、ソースgNBから受信されたメッセージに基づいて、RRC構成をUEに送信してよい。
一部の実施形態例によれば、新しい情報は、Xnインターフェイスを介してソースgNBからターゲットgNBにシグナリングされるHO要求内に含まれてよい。一部の実施形態例では、新しい情報は、UEがMPE UL制限下でターゲットリンクを動作させることになるという指示を含んでよい。加えて、新しい情報は、ターゲットリンク上で必要とされるUL電力バックオフを含んでよい。
図6は、実施形態例による方法のフロー図を示す。一部の実施形態例では、図6のフロー図は、LTEまたは5G-NRなど、3GPPシステムにおける電気通信ネットワーク、ネットワークエンティティ、またはネットワークノードによって実行されてよい。例えば、実施形態例では、図6の方法は、例えば、図8(a)に示された装置10と同様の、移動局および/またはUEと通信していてよい、例えば、図8(b)に示された装置20と同様のソース基地局、ソースeNB、またはソースgNBによって実行されてよい。
一部の実施形態例によれば、図6の方法は、600において、ソースネットワークノードで、ターゲットネットワークノード上のイベント指示を含む測定報告を受信することを含んでよい。この方法は、605において、ユーザ機器のハンドオーバのためのハンドオーバ要求メッセージをターゲットネットワークノードに送信することを含んでもよい。一部の実施形態例によれば、ハンドオーバ要求メッセージは、イベント指示、またはユーザ機器動作制限もしくはユーザ機器に関するアップリンク電力調整指示を含む情報を含んでよい。この方法は、610において、ハンドオーバ要求に応答して、イベント指示および情報を考慮に入れるハンドオーバ要求確認応答メッセージまたはハンドオーバ失敗メッセージを受信することをさらに含んでよい。加えて、この方法は、615において、無線リソース制御再構成メッセージをユーザ機器に送信することを含んでよい。一部の実施形態例では、無線リソース制御再構成メッセージは、ハンドオーバ要求確認応答メッセージまたはハンドオーバ失敗メッセージの内容に基づいて適合された無線アクセスチャネル構成を含んでよく、コンテンツはイベント指示およびアップリンク電力調整に関連している。
一部の実施形態例によれば、ユーザ機器動作制限は、その間にユーザ機器が最大許容露出アップリンク制限を満たすためにその出力電力を調整することが必要とされる最大許容露出イベントの指示であってよい。他の実施形態例によれば、電力調整指示は、ユーザ機器が最大許容露出アップリンク制限下でターゲットネットワークノードのターゲットリンクを動作させることになるという指示であってよい。一部の実施形態例では、ハンドオーバ要求確認応答メッセージは、イベント指示に適合されたターゲットネットワークノードの構成を含んでよい。他の実施形態例では、ハンドオーバ要求確認応答メッセージは、1つまたは複数のプロトコルデータユニットセッションの拒否を示す原因フィールドを含んでよい。一部の実施形態例によれば、ハンドオーバ失敗メッセージは、ハンドオーバ全体の拒否を示す原因フィールドを含んでよい。
図7は、実施形態例による別の方法のフロー図を示す。実施形態例では、図7の方法は、LTEまたは5G-NRなど、3GPPシステムにおける通信ネットワーク、ネットワークエンティティ、またはネットワークノードによって実行されてよい。例えば、実施形態例では、図7の方法は、例えば、図8(b)に示される装置20と同様のターゲット基地局、ターゲットeNB、またはターゲットgNBによって実行されてよい。
実施形態例によれば、図7の方法は、700において、ターゲットネットワークノードで、ユーザ機器のハンドオーバのためのハンドオーバ要求メッセージをソースネットワークノードから受信することを含んでよい。一部の実施形態例によれば、ハンドオーバ要求メッセージは、イベント指示、またはユーザ機器動作制限もしくはユーザ機器に関連するアップリンク電力調整指示を含む情報を含んでよい。この方法は、705において、情報に基づいて、ハンドオーバを受け入れるかまたは拒否するかを決定することを含んでもよい。この方法は、710において、1つまたは複数のプロトコルデータユニットセッションを用いたハンドオーバを受け入れ、ターゲットネットワークノードのターゲットリンク構成を情報に適合させることをさらに含んでよい。加えて、715において、この方法は、ハンドオーバ全体を拒否することを含んでよい。さらに、720において、この方法は、1つまたは複数のプロトコルデータユニットセッションを受け入れ、一方、1つまたは複数のプロトコルデータユニットセッションをやはり拒否することを含んでよい。この方法は、725において、ハンドオーバ要求に応答して、ハンドオーバ要求確認応答メッセージまたはハンドオーバ失敗メッセージを送信することをさらに含んでよい。
一部の実施形態例によれば、この方法は、情報に基づいて、ターゲットネットワークノードとユーザ機器の間の通信チャネルにおけるアップリンクデータスケジューリングを調整することをさらに含んでよい。他の実施形態例によれば、この方法は、情報に基づいて、専用無線アクセスチャネルパラメータを構成することを含んでよい。一部の実施形態例では、情報はユーザ機器の最大許容露出情報に対応する。一部の実施形態例では、ハンドオーバを拒否する決定は、ユーザ機器の必要とされる電力バックオフがターゲットネットワークノードに接続するために不十分なアップリンク電力をもたらすときに行われてよい。一部の実施形態例によれば、必要とされる電力バックオフはアップリンク電力調整において与えられてよい。他の実施形態例では、ハンドオーバ要求確認応答メッセージは、イベント指示に適合されたターゲットセルの構成を含んでよい。一部の実施形態例によれば、ハンドオーバ要求確認応答メッセージは、1つまたは複数のプロトコルデータユニットセッションの拒否を示す原因フィールドを含んでよい。他の実施形態例によれば、ハンドオーバ失敗メッセージは、ハンドオーバの完全な拒否を示す原因フィールドを含んでよい。
図8(a)は、実施形態例に従って装置10を示している。実施形態では、装置10は、UE、モバイル機器(ME:mobile equipment)、移動局、モバイルデバイス、固定されたデバイス、IoTデバイス、またはその他のデバイスなどの、通信ネットワーク内の、またはそのようなネットワークに関連付けられた、ノードまたは要素であってよい。本明細書に記載されているように、UEは、代替として、例えば移動局、モバイル機器、モバイルユニット、モバイルデバイス、ユーザデバイス、加入者局、ワイヤレス端末、タブレット、スマートフォン、IoTデバイス、センサ、またはNB-IoTデバイスなどと呼ばれてよい。1つの例として、装置10は、例えば、ワイヤレスハンドヘルドデバイス、ワイヤレスプラグインアクセサリなどにおいて実装されてよい。
一部の実施形態例では、装置10は、1つまたは複数のプロセッサ、1つまたは複数のコンピュータ可読ストレージ媒体(例えば、メモリ、ストレージなど)、1つまたは複数の無線アクセスコンポーネント(例えば、モデム、トランシーバなど)、および/またはユーザインターフェイスを含んでよい。一部の実施形態では、装置10は、GSM、LTE、LTE-A、NR、5G、WLAN、WiFi、NB-IoT、Bluetooth、NFC、MulteFire、および/または任意のその他の無線アクセス技術などの、1つまたは複数の無線アクセス技術を使用して動作するように構成されてよい。装置10が図8(a)に示されていないコンポーネントまたは特徴を含んでよいということを当業者が理解するであろうということに注意するべきである。
図8(a)の例に示されているように、装置10は、情報を処理して命令または動作を実行するためにプロセッサ12を含むか、またはプロセッサ12に結合されてよい。プロセッサ12は、任意の種類の汎用プロセッサまたは特定の目的のプロセッサであってよい。実際には、プロセッサ12は、例として、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:digital signal processors)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA:field-programmable gate arrays)、特定用途向け集積回路(ASIC:application-specific integrated circuits)、およびマルチコアプロセッサアーキテクチャに基づくプロセッサのうちの1つまたは複数を含んでよい。図8(a)には単一のプロセッサ12が示されているが、他の実施形態によれば、複数のプロセッサが利用されてよい。例えば、特定の実施形態例では、装置10が、多重処理をサポートし得るマルチプロセッサシステムを形成し得る2つ以上のプロセッサを含んでよいということが、理解されるべきである(例えばこの場合、プロセッサ12はマルチプロセッサを表してよい)。特定の実施形態例によれば、マルチプロセッサシステムは、(例えば、コンピュータクラスタを形成するために)密結合または疎結合されてよい。
プロセッサ12は、装置10の動作に関連付けられた機能を実行してよく、その例としては、アンテナの利得/位相パラメータのプリコーディング、通信メッセージを形成する個別のビットのエンコーディングおよびデコーディング、情報の書式設定、ならびに図1~5に示されたプロセスを含む装置10の全体的制御が挙げられる。
装置10は、メモリ14をさらに含むか、または(内部または外部の)メモリ14に結合されてよく、メモリ14は、情報およびプロセッサ12によって実行され得る命令を格納するために、プロセッサ12に結合されてよい。メモリ14は、1つまたは複数のメモリであってよく、ローカルな適用環境に適した任意の種類であってよく、半導体ベースのメモリデバイス、磁気メモリデバイスおよびシステム、光メモリデバイスおよびシステム、固定メモリ、ならびに/または取り外し可能メモリなどの、任意の適切な揮発性または不揮発性データストレージ技術を使用して実装されてよい。例えば、メモリ14は、ランダムアクセスメモリ(RAM:random access memory)、読み取り専用メモリ(ROM:read only memory)、磁気ディスクまたは光ディスクなどの静的ストレージ、ハードディスクドライブ(HDD:hard disk drive)、あるいは任意のその他の種類の非一過性の機械可読媒体またはコンピュータ可読媒体の任意の組み合わせから成ることができる。メモリ14に格納された命令は、プロセッサ12によって実行された場合に、装置10が本明細書に記載されたタスクを実行できるようにする、プログラム命令またはコンピュータプログラムコードを含んでよい。
実施形態では、装置10は、光ディスク、USBドライブ、フラッシュドライブ、または任意のその他のストレージ媒体などの、外部コンピュータ可読ストレージ媒体を受け取って読み取るように構成された(内部または外部の)ドライブまたはポートをさらに含むか、またはそれらに結合されてよい。例えば、外部コンピュータ可読ストレージ媒体は、図1~5に示された方法のいずれかを実行するためにプロセッサ12および/または装置10によって実行するためのコンピュータプログラムまたはソフトウェアを格納してよい。
一部の実施形態では、装置10は、ダウンリンク信号を受信するため、および装置10からのアップリンクを介して送信するために、1つまたは複数のアンテナ15を含むか、または1つまたは複数のアンテナ15に結合されてもよい。装置10は、情報を送信および受信するように構成されたトランシーバ18をさらに含んでよい。トランシーバ18は、アンテナ15に結合された無線インターフェイス(例えば、モデム)を含んでもよい。無線インターフェイスは、GSM、LTE、LTE-A、5G、NR、WLAN、NB-IoT、Bluetooth、BT-LE、NFC、RFID、UWBなどのうちの1つまたは複数を含む複数の無線アクセス技術に対応してよい。無線インターフェイスは、ダウンリンクまたはアップリンクによって搬送されるOFDMAシンボルなどのシンボルを処理するために、フィルタ、コンバータ(例えば、デジタル/アナログコンバータなど)、シンボルデマッパー、信号成形コンポーネント、逆高速フーリエ変換(IFFT:Inverse Fast Fourier Transform)モジュールなどの、その他のコンポーネントを含んでよい。
例えば、トランシーバ18は、情報をアンテナ15による送信用の搬送波形に変調し、アンテナ15を介して受信された情報を、装置10の他の要素によってさらに処理するために復調するように構成されてよい。他の実施形態では、トランシーバ18は、信号またはデータを直接送信および受信することができてよい。追加的または代替的に、一部の実施形態では、装置10は、入力および/または出力デバイス(I/Oデバイス:input and/or output device)を含んでよい。特定の実施形態では、装置10は、グラフィカルユーザインターフェイスまたはタッチスクリーンなどのユーザインターフェイスをさらに含んでよい。
実施形態では、メモリ14は、プロセッサ12によって実行された場合に機能を提供するソフトウェアモジュールを格納する。これらのモジュールは、例えば、オペレーティングシステム機能を装置10に提供するオペレーティングシステムを含んでよい。メモリは、追加機能を装置10に提供するために、アプリケーションまたはプログラムなどの1つまたは複数の機能モジュールを格納してもよい。装置10のコンポーネントは、ハードウェアにおいて、またはハードウェアおよびソフトウェアの任意の適切な組み合わせとして、実装されてよい。実施形態例によれば、装置10は、NRなどの任意の無線アクセス技術に従って、ワイヤレスまたは有線通信リンク70を介して装置20と通信するように任意に構成されてもよい。
特定の実施形態例によれば、プロセッサ12およびメモリ14は、処理回路または制御回路に含まれてよく、あるいはそれらの一部を形成してよい。加えて、一部の実施形態では、トランシーバ18は、送受信回路に含まれてよく、または送受信回路の一部を形成してよい。
前述したように、一部の実施形態例によれば、装置10は、例えば、UEであってよい。一部の実施形態によれば、装置10は、本明細書に記載された実施形態例に関連付けられた機能を実行するために、メモリ14およびプロセッサ12によって制御されてよい。例えば、一部の実施形態例では、装置10は、MPEイベントを検出するために、メモリ14およびプロセッサ12によって制御されてよい。装置10は、ターゲットセルまたはgNBが一定のしきい値を超えて動作していることを検出するために、メモリ14およびプロセッサ12によって制御されてもよい。加えて、装置10は、MPEイベント指示を含む測定報告をソースセルまたはソースgNBに送信するために、メモリ14およびプロセッサ12によって制御されてよい。一部の実施形態例によれば、MPEイベント指示は、UEのMPE UL電力制限など、電力バックオフ情報を含んでよい。
図8(b)は、実施形態例による装置20を示す。実施形態例では、装置20は、ネットワーク要素、ノード、ホスト、または通信ネットワーク内のまたはそのようなネットワークにサービスしているサーバであってよい。例えば、装置20は、LTEネットワーク、5GまたはNRなど、無線アクセスネットワーク(RAN:radio access network)に関連付けられた、基地局、ノードB、エボルブドノードB(eNB:evolved NodeB)、5GノードBもしくはアクセスポイント、次世代ノードB(NG-NB:next generation Node B、またはgNB)、および/またはWLANアクセスポイントであってよい。装置20が図8(b)に示されていないコンポーネントまたは特徴を含んでよいということを当業者が理解するであろうということに注意するべきである。
図8(b)の例に示されているように、装置20は、情報を処理して命令または動作を実行するためにプロセッサ22を含んでよい。プロセッサ22は、任意の種類の汎用プロセッサまたは特定の目的のプロセッサであってよい。例えば、プロセッサ22は、例として、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、特定用途向け集積回路(ASIC)、およびマルチコアプロセッサアーキテクチャに基づくプロセッサのうちの1つまたは複数を含んでよい。図8(b)には単一のプロセッサ22が示されているが、他の実施形態によれば、複数のプロセッサが利用されてよい。例えば、特定の実施形態では、装置20が、多重処理をサポートし得るマルチプロセッサシステムを形成し得る2つ以上のプロセッサを含んでよいということが、理解されるべきである(例えばこの場合、プロセッサ22はマルチプロセッサを表してよい)。特定の実施形態では、マルチプロセッサシステムは、(例えば、コンピュータクラスタを形成するために)密結合または疎結合されてよい。
特定の実施形態例によれば、プロセッサ22は、装置20の動作に関連付けられた機能を実行してよく、この機能は、例えば、アンテナの利得/位相パラメータのプリコーディング、通信メッセージを形成する個別のビットのエンコーディングおよびデコーディング、情報の書式設定、ならびに図1~7に示されたプロセスを含む装置20の全体的制御を含んでよい。
装置20は、メモリ24をさらに含むか、または(内部または外部の)メモリ24に結合されてよく、メモリ24は、情報およびプロセッサ22によって実行され得る命令を格納するために、プロセッサ22に結合されてよい。メモリ24は、1つまたは複数のメモリであってよく、ローカルな適用環境に適した任意の種類であってよく、半導体ベースのメモリデバイス、磁気メモリデバイスおよびシステム、光メモリデバイスおよびシステム、固定メモリ、ならびに/または取り外し可能メモリなどの、任意の適切な揮発性または不揮発性データストレージ技術を使用して実装されてよい。例えば、メモリ24は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、磁気ディスクまたは光ディスクなどの静的ストレージ、ハードディスクドライブ(HDD)、あるいは任意のその他の種類の非一過性の機械可読媒体またはコンピュータ可読媒体の任意の組み合わせから成ることができる。メモリ24に格納された命令は、プロセッサ22によって実行された場合に、装置20が本明細書に記載されたタスクを実行できるようにする、プログラム命令またはコンピュータプログラムコードを含んでよい。
実施形態では、装置20は、光ディスク、USBドライブ、フラッシュドライブ、または任意のその他のストレージ媒体などの、外部コンピュータ可読ストレージ媒体を受け取って読み取るように構成された(内部または外部の)ドライブまたはポートをさらに含むか、またはそれらに結合されてよい。例えば、外部コンピュータ可読ストレージ媒体は、図1~7に示された方法を実行するためにプロセッサ22および/または装置20によって実行するためのコンピュータプログラムまたはソフトウェアを格納してよい。
特定の実施形態例では、装置20は、信号および/またはデータを装置20に送信するため、および装置20から受信するために、1つまたは複数のアンテナ25を含むか、または1つまたは複数のアンテナ25に結合されてもよい。装置20は、情報を送信および受信するように構成されたトランシーバ28をさらに含むか、またはトランシーバ28に結合されてよい。トランシーバ28は、例えば、アンテナ25に結合され得る複数の無線インターフェイスを含んでよい。無線インターフェイスは、GSM、NB-IoT、LTE、5G、WLAN、Bluetooth、BT-LE、NFC、無線周波数識別子(RFID:radio frequency identifier)、超広帯域(UWB:ultrawideband)、MulteFireなどのうちの1つまたは複数を含む複数の無線アクセス技術に対応してよい。無線インターフェイスは、1つまたは複数のダウンリンクを介した送信用のシンボルを生成するため、および(例えば、アップリンクを介して)シンボルを受信するために、フィルタ、コンバータ(例えば、デジタル/アナログコンバータなど)、マッパー、高速フーリエ変換(FFT:Fast Fourier Transform)モジュールなどのコンポーネントを含んでよい。
そのため、トランシーバ28は、情報をアンテナ25による送信用の搬送波形に変調し、アンテナ25を介して受信された情報を、装置20の他の要素によってさらに処理するために復調するように構成されてよい。他の実施形態では、トランシーバ18は、信号またはデータを直接送信および受信することができてよい。追加的または代替的に、一部の実施形態では、装置20は、入力および/または出力デバイス(I/Oデバイス)を含んでよい。
実施形態では、メモリ24は、プロセッサ22によって実行された場合に機能を提供するソフトウェアモジュールを格納してよい。これらのモジュールは、例えば、オペレーティングシステム機能を装置20に提供するオペレーティングシステムを含んでよい。メモリは、追加機能を装置20に提供するために、アプリケーションまたはプログラムなどの1つまたは複数の機能モジュールを格納してもよい。装置20のコンポーネントは、ハードウェアにおいて、またはハードウェアおよびソフトウェアの任意の適切な組み合わせとして、実装されてよい。
一部の実施形態によれば、プロセッサ22およびメモリ24は、処理回路または制御回路に含まれてよく、あるいはそれらの一部を形成してよい。加えて、一部の実施形態では、トランシーバ28は、送受信回路に含まれてよく、または送受信回路の一部を形成してよい。
本明細書において使用されるとき、「回路」という用語は、ハードウェアのみの回路の実装(例えば、アナログおよび/またはデジタル回路)、ハードウェア回路とソフトウェアの組み合わせ、ソフトウェア/ファームウェアを含むアナログおよび/またはデジタルハードウェア回路の組み合わせ、連携して装置(例えば、装置10および20)にさまざまな機能を実行させる、(デジタル信号プロセッサを含む)ソフトウェアを含むハードウェアプロセッサの任意の一部、ならびに/あるいは動作のためにソフトウェアを使用するが、動作のためにソフトウェアが必要とされない場合に、ソフトウェアが存在しなくてよい、ハードウェア回路および/もしくはプロセッサ、またはハードウェア回路および/もしくはプロセッサの一部のことを指してよい。さらなる例として、本出願で使用されるとき、「回路」という用語は、単にハードウェア回路またはプロセッサ(または複数のプロセッサ)、あるいはハードウェア回路またはプロセッサの一部、ならびにそれに付随するソフトウェアおよび/またはファームウェアの実装を対象にしてもよい。回路という用語は、例えば、サーバ、セルラーネットワークノードまたはセルラーネットワークデバイス、あるいはその他のコンピューティングデバイスまたはネットワークデバイス内の、ベースバンド集積回路を対象にしてもよい。
上で導入されたように、特定の実施形態では、装置20は、通信ネットワーク内の、またはそのようなネットワークに役立つ、ネットワーク要素、ノード、ホスト、またはサーバであってよい。例えば、装置20は、LTEネットワーク、5G、またはNRなどの無線アクセスネットワーク(RAN)に関連付けられた、人工衛星、基地局、ノードB、エボルブドノードB(eNB)、5GノードBもしくはアクセスポイント、次世代ノードB(NG-NBまたはgNB)、および/またはWLANアクセスポイントであってよい。特定の実施形態によれば、装置20は、本明細書に記載された実施形態のいずれかに関連付けられた機能を実行するために、メモリ24およびプロセッサ22によって制御されてよい。
例えば、一部の実施形態例では、装置20は、ターゲットネットワークノード上のイベント指示を含む測定報告を受信するために、メモリ24およびプロセッサ22によって制御されてよい。装置20は、ユーザ機器のハンドオーバのためのハンドオーバ要求メッセージをターゲットネットワークノードに送信するために、メモリ24およびプロセッサ22によって制御されてもよい。一部の実施形態例では、ハンドオーバ要求メッセージは、ユーザ機器動作制限またはユーザ機器に関連する電力調整指示を含む情報を含んでよい。装置20は、ハンドオーバ要求に応答して、ハンドオーバ要求確認応答メッセージまたはハンドオーバ失敗メッセージを受信するために、メモリ24およびプロセッサ22によってさらに制御されてよい。
他の実施形態例によれば、装置20は、ユーザ機器のハンドオーバのためのハンドオーバ要求メッセージをソースネットワークノードから受信するために、メモリ24およびプロセッサ22によって制御されてよい。一部の実施形態例によれば、ハンドオーバ要求メッセージは、ユーザ機器動作制限またはユーザ機器に関連する電力調整指示を含む情報を含んでよい。装置20は、情報に基づいて、ハンドオーバを受け入れるかまたは拒否するかを決定するために、メモリ24およびプロセッサ22によって制御されてもよい。装置20は、ハンドオーバ要求に応答して、ハンドオーバ要求確認応答メッセージまたはハンドオーバ失敗メッセージを送信するために、メモリ24およびプロセッサ22によってさらに制御されてよい。
さらなる実施形態例は、本明細書に記載された機能、ステップ、または手順のうちのいずれかを実行するための手段を提供してよい。例えば、1つの実施形態例は、MPEイベントを検出するための手段を含む装置を対象にしてよい。この装置は、ターゲットセルまたはgNBがあるしきい値を超えて動作していることを検出するための手段を含んでもよい。加えて、この装置は、MPEイベント指示を含む測定報告をソースセルまたはソースgNBに送信するための手段を含んでよい。一部の実施形態例によれば、MPEイベント指示は、UEのMPE UL電力制限など、電力バックオフ情報を含んでよい。
別の実施形態例は、ターゲットネットワークノード上のイベント指示を含む測定報告を受信するための手段を含む装置を対象にしてよい。この装置は、ユーザ機器のハンドオーバのためのハンドオーバ要求メッセージをターゲットネットワークノードに送信するための手段を含んでもよい。一部の実施形態例では、ハンドオーバ要求メッセージは、ユーザ機器動作制限またはユーザ機器に関連する電力調整指示を含む情報を含んでよい。この装置は、ハンドオーバ要求に応答して、ハンドオーバ要求確認応答メッセージまたはハンドオーバ失敗メッセージを受信するための手段をさらに含んでよい。
さらなる実施形態例は、ユーザ機器のハンドオーバのためのハンドオーバ要求メッセージをソースネットワークノードから受信するための手段を含む装置を対象にしてよい。一部の実施形態例では、ハンドオーバ要求メッセージは、ユーザ機器動作制限またはユーザ機器に関連する電力調整指示を含む情報を含んでよい。この装置は、情報に基づいて、ハンドオーバを受け入れるかまたは拒否するかを決定するための手段を含んでもよい。この装置は、ハンドオーバ要求に応答して、ハンドオーバ要求確認応答メッセージまたはハンドオーバ失敗メッセージを送信するための手段をさらに含んでよい。
本明細書に記載された一部の実施形態例は、複数の技術的改善、強化および/または利点を提供する。一部の実施形態例では、ターゲットgNBが、ターゲットgNBがUEに対してより良い承認制御決定を行う際に活用し得る、(電力バックオフを使用して)UEによって経験されるMPEイベントに気づくことが可能であってよい。加えて、ターゲットgNBは、HO要求またはHO要求内に記載されたPDUセッションのうちのいくつかを拒否することが可能であってよく、それにより、時間およびリソースを制約する。その上、ターゲットgNBは、HOコマンド内で(ULスケジューリングに影響を及ぼす)スロットフォーマットの構成をプロアクティブに調整することが可能であってよく、それにより、HOを完了した後のいずれの無線通信劣化も回避する。他の実施形態例によれば、ターゲットgNBが成功裏のランダムアクセス完了を保証するためにRACHパラメータを調整することが可能であってよい。
コンピュータプログラム製品が、プログラムが実行された場合に、一部の実施形態例を実行するように構成された1つまたは複数のコンピュータ実行可能コンポーネントを含んでよい。1つまたは複数のコンピュータ実行可能コンポーネントは、少なくとも1つのソフトウェアコードまたはその一部であってよい。実施形態例の機能を実装するために必要とされる変更および構成が、追加されたソフトウェアルーチンまたは更新されたソフトウェアルーチンとして実装され得るルーチンとして実行されてよい。ソフトウェアルーチンは、装置にダウンロードされてよい。
一例として、ソフトウェアまたはコンピュータプログラムコードあるいはその一部は、ソースコードの形態、オブジェクトコードの形態、または何らかの中間形態であってよく、プログラムを搬送することができる任意の実体またはデバイスであってよいある種のキャリア、配布媒体、またはコンピュータ可読媒体に格納されてよい。そのようなキャリアは、例えば、記録媒体、コンピュータメモリ、読み取り専用メモリ、光電子信号および/または電気キャリア信号、電気通信信号、ならびにソフトウェア配布パッケージを含んでよい。必要とされる処理能力に応じて、コンピュータプログラムは、単一の電子デジタルコンピュータにおいてが実行されてよく、または複数のコンピュータ間で分散されてよい。コンピュータ可読媒体またはコンピュータ可読ストレージ媒体は、非一過性の媒体であってよい。
他の実施形態例では、例えば、特定用途向け集積回路(ASIC)、プログラマブルゲートアレイ(PGA:programmable gate arrays)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、またはハードウェアとソフトウェアの任意のその他の組み合わせを使用することによって、機能が、装置(例えば、装置10または装置20)に含まれているハードウェアまたは回路によって実行されてよい。さらに別の実施形態例では、機能が、インターネットまたはその他のネットワークからダウンロードされた電磁信号によって実行され得る非有形の手段である信号として実装されてよい。
実施形態例によれば、ノード、デバイス、または対応するコンポーネントなどの装置が、回路、シングルチップコンピュータ要素などのコンピュータまたはマイクロプロセッサとして、あるいは算術演算に使用されるストレージ容量を提供するためのメモリ、および算術演算を実行するための演算プロセッサを少なくとも含むチップセットとして、構成されてよい。
当業者は、開示された順序とは異なる順序で手順を使用して、および/または開示された構成におけるハードウェア要素とは異なるハードウェア要素を使用して、前述したように本発明を実践できるということを、容易に理解するであろう。したがって、本発明は、これらの実施形態例に基づいて説明されたが、実施形態例の思想および範囲内に留まりながら、特定の変更、変形、および代替の構造が明白であるということは、当業者にとって明らかであろう。上記の実施形態は5G NRおよびLTE技術を参照しているが、上記の実施形態は、LTE-アドバンスドおよび/または第4世代(4G:fourth generation)技術などの、任意のその他の現在または将来の3GPP技術に当てはまり得る。
部分的用語集
DL ダウンリンク
eNB 拡張ノードB
FR2 周波数範囲2
eNB 5Gまたは次世代NodeB
HO ハンドオーバ
LTE ロングタームエボリューション
MPE 最大許容露出
NR ニューラジオ
PD 電力密度
PDU プロトコルデータユニット
PRACH 物理ランダムアクセスチャネル
PUSCH 物理アップリンク共有チャネル
RLF 無線リンク障害
UE ユーザ機器
UL アップリンク

Claims (40)

  1. ソースネットワークノードで、ターゲットネットワークノード上のイベント指示を含む測定報告を受信することと、
    ユーザ機器のハンドオーバのためのハンドオーバ要求メッセージを前記ターゲットネットワークノードに送信することであって、前記ハンドオーバ要求メッセージが、前記イベント指示、またはユーザ機器動作制限もしくは前記ユーザ機器に関連するアップリンク電力調整指示を含む情報を含む、送信することと、
    前記ハンドオーバ要求に応答して、前記イベント指示および前記情報を考慮に入れるハンドオーバ要求確認応答メッセージまたはハンドオーバ失敗メッセージを受信することとを含む、方法。
  2. 前記ユーザ機器動作制限が、その間に前記ユーザ機器が最大許容露出アップリンク制限を満たすためにその出力電力を調整することが必要とされる最大許容露出イベントの指示である、請求項1に記載の方法。
  3. 前記電力調整指示が、前記ユーザ機器が最大許容露出アップリンク制限下で前記ターゲットネットワークノードのターゲットリンクを動作させることになるという指示である、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記ハンドオーバ要求確認応答メッセージが、前記イベント指示に適合された前記ターゲットネットワークノードの構成を含む、請求項1~3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 前記ハンドオーバ要求確認応答メッセージが、1つまたは複数のプロトコルデータユニットセッションの拒否を示す原因フィールドを含む、請求項1~4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 無線リソース制御再構成メッセージを前記ユーザ機器に送信することをさらに含み、前記無線リソース制御再構成メッセージが、前記ハンドオーバ要求確認応答メッセージまたは前記ハンドオーバ失敗メッセージのコンテンツに基づいて適合された無線アクセスチャネル構成を含み、前記コンテンツが、前記イベント指示および前記アップリンク電力調整に関連する、請求項1~5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 前記ハンドオーバ失敗メッセージが、ハンドオーバ全体の拒否を示す原因フィールドを含む、請求項1~6のいずれか1項に記載の方法。
  8. ターゲットネットワークノードで、ユーザ機器のハンドオーバのためのハンドオーバ要求メッセージをソースネットワークノードから受信することであって、前記ハンドオーバ要求メッセージが、イベント指示、またはユーザ機器動作制限もしくは前記ユーザ機器に関連するアップリンク電力調整指示を含む情報を含む、受信することと、
    前記情報に基づいて、前記ハンドオーバを受け入れるかまたは拒否するかを決定することと、
    前記ハンドオーバ要求に応答して、ハンドオーバ要求確認応答メッセージまたはハンドオーバ失敗メッセージを送信することとを含む、方法。
  9. 前記情報に基づいて、前記ターゲットネットワークノードと前記ユーザ機器の間の通信チャネルにおけるアップリンクデータスケジューリングを調整することをさらに含む、請求項8に記載の方法。
  10. 前記情報に基づいて、専用無線アクセスチャネルパラメータを構成することをさらに含む、請求項8または9に記載の方法。
  11. 前記情報が前記ユーザ機器の最大許容露出情報に対応する、請求項8~10のいずれか1項に記載の方法。
  12. 前記ハンドオーバを受け入れることが、1つまたは複数のプロトコルデータユニットセッションを用いた前記ハンドオーバを受け入れ、前記ターゲットネットワークノードのターゲットリンク構成を前記情報に適合させることを含む、請求項8~11のいずれか1項に記載の方法。
  13. 前記決定が、1つまたは複数のプロトコルデータユニットセッションを受け入れ、一方、1つまたは複数のプロトコルデータユニットセッションをやはり拒否することを含む、請求項8~12のいずれか1項に記載の方法。
  14. 前記ハンドオーバを拒否することが、ハンドオーバ全体を拒否することを含む、請求項8~13のいずれか1項に記載の方法。
  15. 前記ハンドオーバを拒否する前記決定が、前記ユーザ機器の必要とされる電力バックオフが前記ターゲットネットワークノードに接続するための不十分なアップリンク電力をもたらすときに行われ、
    前記必要とされる電力バックオフが前記アップリンク電力調整において与えられる、請求項8~14のいずれか1項に記載の方法。
  16. 前記ハンドオーバ要求確認応答メッセージが、前記イベント指示に適合された前記ターゲットセルの構成を含む、請求項8~15のいずれか1項に記載の方法。
  17. 前記ハンドオーバ要求確認応答メッセージが、1つまたは複数のプロトコルデータユニットセッションの拒否を示す原因フィールドを含む、請求項8~16のいずれか1項に記載の方法。
  18. 前記ハンドオーバ失敗メッセージが、前記ハンドオーバの完全な拒否を示す原因フィールドを含む、請求項8~17のいずれか1項に記載の方法。
  19. 少なくとも1つのプロセッサと、
    コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリとを備える装置であって、
    前記少なくとも1つのメモリおよびコンピュータプログラムコードが、前記少なくとも1つのプロセッサと共に、前記装置に、
    ターゲットネットワークノード上のイベント指示を含む測定報告を受信することと、
    ユーザ機器のハンドオーバのためのハンドオーバ要求メッセージを前記ターゲットネットワークノードに送信することであって、前記ハンドオーバ要求メッセージが、前記イベント指示、またはユーザ機器動作制限もしくは前記ユーザ機器に関連するアップリンク電力調整指示を含む情報を含む、送信することと、
    前記ハンドオーバ要求に応答して、前記イベント指示および前記情報を考慮に入れるハンドオーバ要求確認応答メッセージまたはハンドオーバ失敗メッセージを受信することとを少なくとも実行させるように構成される、装置。
  20. 前記ユーザ機器動作制限が、その間に前記ユーザ機器が最大許容露出アップリンク制限を満たすためにその出力電力を調整することが必要とされる最大許容露出イベントの指示である、請求項19に記載の装置。
  21. 前記電力調整指示が、前記ユーザ機器が前記最大許容露出アップリンク制限下で前記ターゲットネットワークノードのターゲットリンクを動作させることになるという指示である、請求項19または20に記載の装置。
  22. 前記ハンドオーバ要求確認応答メッセージが、前記イベント指示に適合された前記ターゲットネットワークノードの構成を含む、請求項19~21のいずれか1項に記載の装置。
  23. 前記ハンドオーバ要求確認応答メッセージが、1つまたは複数のプロトコルデータユニットセッションの拒否を示す原因フィールドを含む、請求項19~22のいずれか1項に記載の装置。
  24. 前記少なくとも1つのメモリおよびコンピュータプログラムコードが、前記少なくとも1つのプロセッサと共に、前記装置に、
    無線リソース制御再構成メッセージを前記ユーザ機器に送信することを少なくとも実行させるようにさらに構成され、前記無線リソース制御再構成メッセージが、前記ハンドオーバ要求確認応答メッセージまたは前記ハンドオーバ失敗メッセージの内容に基づいて適合された無線アクセスチャネル構成を含み、前記内容が、前記イベント指示および前記アップリンク電力調整に関連する、請求項19~23のいずれか1項に記載の装置。
  25. 前記ハンドオーバ失敗メッセージが、ハンドオーバ全体の拒否を示す原因フィールドを含む、請求項19~24のいずれか1項に記載の装置。
  26. 少なくとも1つのプロセッサと、
    コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリとを備えた装置であって、
    前記少なくとも1つのメモリおよびコンピュータプログラムコードが、前記少なくとも1つのプロセッサと共に、前記装置に、
    ユーザ機器のハンドオーバのためのハンドオーバ要求メッセージをソースネットワークノードから受信することであって、前記ハンドオーバ要求メッセージが、イベント指示、またはユーザ機器動作制限もしくは前記ユーザ機器に関連するアップリンク電力調整指示を含む情報を含む、受信することと、
    前記情報に基づいて、前記ハンドオーバを受け入れるかまたは拒否するかを決定することと、
    前記ハンドオーバ要求に応答して、ハンドオーバ要求確認応答メッセージまたはハンドオーバ失敗メッセージを送信することとを少なくとも実行させるように構成される、装置。
  27. 前記少なくとも1つのメモリおよびコンピュータプログラムコードが、前記少なくとも1つのプロセッサと共に、前記装置に、
    前記情報に基づいて、前記装置と前記ユーザ機器の間の通信チャネルにおけるアップリンクデータスケジューリングを調整することを少なくとも実行させるようにさらに構成される、請求項26に記載の装置。
  28. 前記少なくとも1つのメモリおよびコンピュータプログラムコードが、前記少なくとも1つのプロセッサと共に、前記装置に、
    前記情報に基づいて、専用無線アクセスチャネルパラメータを構成することを少なくとも実行させるようにさらに構成される、請求項26または27に記載の装置。
  29. 前記情報が前記ユーザ機器の最大許容露出情報に対応する、請求項26~28のいずれか1項に記載の装置。
  30. 前記ハンドオーバを受け入れることが、1つまたは複数のプロトコルデータユニットセッションを用いた前記ハンドオーバを受け入れ、前記装置のターゲットリンク構成を前記情報に適合させることを含む、請求項26~29のいずれか1項に記載の装置。
  31. 前記決定が、1つまたは複数のプロトコルデータユニットセッションを受け入れ、一方、1つまたは複数のプロトコルデータユニットセッションをやはり拒否することを含む、請求項26~30のいずれか1項に記載の装置。
  32. 前記ハンドオーバを拒否することが、ハンドオーバ全体を拒否することを含む、請求項26~31のいずれか1項に記載の装置。
  33. 前記ハンドオーバを拒否する前記決定が、前記ユーザ機器の必要とされる電力バックオフが前記装置に接続するための不十分なアップリンク電力をもたらすときに行われ、
    前記必要とされる電力バックオフが前記アップリンク電力調整において与えられる、請求項26~32のいずれか1項に記載の装置。
  34. 前記ハンドオーバ要求確認応答メッセージが、前記イベント指示に適合された前記ターゲットセルの構成を含む、請求項26~33のいずれか1項に記載の装置。
  35. 前記ハンドオーバ要求確認応答メッセージが、1つまたは複数のプロトコルデータユニットセッションの拒否を示す原因フィールドを含む、請求項26~34のいずれか1項に記載の装置。
  36. 前記ハンドオーバ失敗メッセージが、前記ハンドオーバの完全な拒否を示す原因フィールドを含む、請求項26~35のいずれか1項に記載の装置。
  37. ソースネットワークノードで、ターゲットネットワークノード上のイベント指示を含む測定報告を受信するための手段と、
    ユーザ機器のハンドオーバのためのハンドオーバ要求メッセージを前記ターゲットネットワークノードに送信するための手段であって、前記ハンドオーバ要求メッセージが、前記イベント指示、またはユーザ機器動作制限もしくは前記ユーザ機器に関連するアップリンク電力調整指示を含む情報を含む、送信するための手段と、
    前記ハンドオーバ要求に応答して、前記イベント指示および前記情報を考慮に入れるハンドオーバ要求確認応答メッセージまたはハンドオーバ失敗メッセージを受信するための手段とを備える、装置。
  38. ユーザ機器のハンドオーバのためのハンドオーバ要求メッセージをソースネットワークノードから受信する手段であって、前記ハンドオーバ要求メッセージが、イベント指示、もしくはユーザ機器動作制限、または前記ユーザ機器に関連するアップリンク電力調整指示を含む情報を含む、受信する手段と、
    前記情報に基づいて、前記ハンドオーバを受け入れるかまたは拒否する他かを決定するための手段と、
    前記ハンドオーバ要求に応答して、ハンドオーバ要求確認応答メッセージまたはハンドオーバ失敗メッセージを送信するための手段とを備える、装置。
  39. 請求項1~18のいずれか1項に記載の方法を実行するように構成された回路を備える、装置。
  40. 請求項1~18のいずれか1項に記載の方法を少なくとも実行するために格納されたプログラム命令を含む、非一過性コンピュータ可読媒体。
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