本出願の実施形態は、第1の端末が非パブリックネットワークにアクセスすることを試みるときに引き起こされる問題を解決するために、ネットワークアクセス方法、装置、およびシステムを提供する。
前述の目的を達成するために、本出願の実施形態は、以下の技術的解決策を提供する。
第1の態様によれば、本出願の実施形態は、ネットワークアクセス方法を提供する。この方法は、以下を含む。第1の端末は、第1の非パブリックネットワーク内のアクセス管理ネットワーク要素に、第1の非パブリックネットワークに第1の端末を登録するように要求するために使用される第1のメッセージを送信する。第1の端末は、アクセス管理ネットワーク要素から、第1の非パブリックネットワークへの第1の端末の登録が拒否されることを示すために使用される第2のメッセージを受信する。第2のメッセージは、第1のインジケーション情報を含み、第1のインジケーション情報は、第1の非パブリックネットワークへの第1の端末のアクセスが禁止されていることを示す。第1の端末は、第1のインジケーション情報に基づいて、第1の端末の禁止ネットワークリストを更新する。更新された禁止ネットワークリストは、第1の非パブリックネットワークについての情報を含む。
第1の端末は、第1の端末の禁止ネットワークリストを更新することによって、更新された禁止ネットワークリストを取得し得ることを理解されたい。
本出願のこの実施形態は、ネットワークアクセス方法を提供する。この方法では、第1の端末は、第1の非パブリックネットワークに第1の端末を登録するように要求するために、第1の非パブリックネットワーク内のアクセス管理ネットワーク要素に第1のメッセージを送信する。次いで、第1の端末は、アクセス管理ネットワーク要素から第2のメッセージを受信し、第2のメッセージは、第1の非パブリックネットワークへの第1の端末の登録が拒否されることを示し、第1のインジケーション情報は、第1の非パブリックネットワークへの第1の端末のアクセスが禁止されていることを示す。このことは、第1の端末が第1のインジケーション情報に基づいて第1の端末の禁止ネットワークリストを更新する助けとなり、したがって、更新された禁止ネットワークリストは、第1の非パブリックネットワークについての情報を含む。その後、登録のためにネットワークを選択するとき、第1の端末は、第1の端末がアクセスすることを禁止されている第1の非パブリックネットワークを選択することを回避することができる。この解決策は、非パブリックネットワークにアクセスする許可を有さない第1の端末が第1の非パブリックネットワークにアクセスすることを試みるときに引き起こされる問題を解決することができる。
可能な実装では、本出願のこの実施形態における第1の非パブリックネットワークは、第1のパブリックネットワークとのインタワーキングをサポートする。
可能な実装では、本出願のこの実施形態における第1の非パブリックネットワークは、ローミングアーキテクチャを使用することによって、第1のパブリックネットワークとインタワークする。
可能な実装では、本出願のこの実施形態において提供される方法は、以下をさらに含む。第1の端末は、更新された禁止ネットワークリストに基づいて、登録のために第1の非パブリックネットワーク以外のネットワークを選択する。このことは、非パブリックネットワークにアクセスする許可を有さない第1の端末が第1の非パブリックネットワークにアクセスすることを防止し、第1の端末が、第1の端末がアクセスすることが禁止されている第1の非パブリックネットワークを自動的に/手動で選択することを防止する。
可能な実装では、本出願のこの実施形態において提供される方法は、以下をさらに含む。第1の端末は、第1のインジケーション情報に基づいてタイマを開始する。タイマが満了したとき、第1の端末は、更新された禁止ネットワークリストから、第1の非パブリックネットワークについての情報を削除する。このことは、第1の端末が、その後に、第1の非パブリックネットワークにアクセスすることを引き続き試みる助けとなる。
可能な実装では、本出願のこの実施形態において提供される方法は、以下をさらに含む。第2のメッセージはタイマ時間値を含み、第1の端末は、このタイマ時間値に基づいて、タイマを設定する。このことは、第1の端末が第1の非パブリックネットワークからタイマ時間値を取得する助けとなる。
可能な実装では、第1の端末は、非パブリックネットワークにアクセスする能力または許可を有さない端末である。
第2の態様によれば、本出願の実施形態は、ネットワークアクセス方法を提供する。この方法は、以下を含む。第1の非パブリックネットワーク内のアクセス管理ネットワーク要素は、第1の端末から、第1の非パブリックネットワークに第1の端末を登録するように要求するために使用される第1のメッセージを受信する。アクセス管理ネットワーク要素は、第1のパブリックネットワーク内の統合データ管理ネットワーク要素から第3のメッセージを取得する。アクセス管理ネットワーク要素は、第3のメッセージに基づいて、第1の端末に、第1の非パブリックネットワークへの第1の端末の登録が拒否されることを示すために使用される第2のメッセージを送信し、この第2のメッセージは、第1の非パブリックネットワークへの第1の端末のアクセスが禁止されていることを示す第1のインジケーション情報を含む。
この解決策では、第1の非パブリックネットワーク内のアクセス管理ネットワーク要素が、第1の端末から、第1の非パブリックネットワークに第1の端末を登録するように要求するために使用される第1のメッセージを受信し、次いで、アクセス管理ネットワーク要素が、第3のメッセージに基づいて、第1の端末に、第1の非パブリックネットワークへの第1の端末の登録が拒否されることを示すために使用される第2のメッセージを送信し、したがって、非パブリックネットワークにアクセスする許可を有する第1の端末が第1の非パブリックネットワークにアクセスすることが防止可能である。
可能な実装では、第3のメッセージは、第1の端末の加入データを含み、この加入データは、第2のインジケーション情報を含む。態様では、第2のインジケーション情報は、第1の端末がパブリックネットワークのみにアクセスすることができることを示すために使用される。代替として、別の態様では、第2のインジケーション情報は、第1の端末が非パブリックネットワークにアクセスすることができないことを示すために使用される。
可能な実装では、第2のインジケーション情報は、第1の端末のサポートネットワークリストを含み、ネットワークリストは、第1の非パブリックネットワークについての情報を含まない。代替として、第1の端末のサポートネットワークリストは、いかなる非パブリックネットワークについての情報も含まない。
可能な実装では、第3のメッセージは第3のインジケーション情報を含み、この第3のインジケーション情報は、第1の端末の加入データが正常に取得されないことを示すために使用される。
可能な実装では、第3のメッセージは、第1の端末の加入データの不成功な取得の原因値をさらに含み、原因値は、第1の端末は第1の非パブリックネットワークにアクセスすることが許されていないことを示す。
可能な実装では、第3のメッセージは、第1の端末の加入データを含まない。
可能な実装では、本出願のこの実施形態において提供される方法は、以下をさらに含む。アクセス管理ネットワーク要素は、第3のメッセージに基づいて、第1の非パブリックネットワークへの第1の端末の登録を拒否することを決定する。
可能な実装では、アクセス管理ネットワーク要素が、第3のメッセージに基づいて、第1の非パブリックネットワークへの第1の端末の登録を拒否することを決定することは、以下を含む。アクセス管理ネットワーク要素は、第2のインジケーション情報に基づいて、第1の非パブリックネットワークへの第1の端末の登録を拒否することを決定する。
可能な実装では、アクセス管理ネットワーク要素が、第3のメッセージに基づいて、第1の非パブリックネットワークへの第1の端末の登録を拒否することを決定することは、以下を含む。アクセス管理ネットワーク要素は、第3のインジケーション情報に基づいて、第1の非パブリックネットワークへの第1の端末の登録を拒否することを決定する。
可能な実装では、アクセス管理ネットワーク要素が、第3のメッセージに基づいて、第1の非パブリックネットワークへの第1の端末の登録を拒否することを決定することは、以下を含む。アクセス管理ネットワーク要素は、第3のメッセージは、第1の端末の加入データを含まないことを決定し、したがって、第1の非パブリックネットワークへの第1の端末の登録を拒否することを決定する。
第3の態様によれば、本出願の実施形態は、ネットワークアクセス方法を提供する。この方法は、以下を含む。第1のパブリックネットワーク内の統合データ管理ネットワーク要素は、第1の非パブリックネットワーク内のアクセス管理ネットワーク要素から、第1の端末の加入データを問い合わせるために使用される問い合わせメッセージを受信する。統合データ管理ネットワーク要素は、アクセス管理ネットワーク要素に第3のメッセージを送信し、この第3のメッセージは、第1の端末の加入データおよび原因値のうちの1つまたは複数を含み、加入データは第2のインジケーション情報を含み、この第2のインジケーション情報は、第1の端末はパブリックネットワークのみにアクセスすることができることを示すために使用され、すなわち、第2のインジケーション情報は、第1の端末は第1の非パブリックネットワークにアクセスすることはできないことを示すために使用され、原因値は、第1の端末は第1の非パブリックネットワークにアクセスすることが許されていないことを示す。
可能な実装では、第2のインジケーション情報は、第1の端末のサポートネットワークリストを含み、ネットワークリストは、第1の非パブリックネットワークについての情報を含まない。
可能な実装では、第3のメッセージは第3のインジケーション情報を含み、この第3のインジケーション情報は、第1の端末の加入データが正常に取得されないことを示すために使用される。
可能な実装では、第3のメッセージは、第1の端末の加入データの不成功な取得の原因値をさらに含み、原因値は、第1の端末は第1の非パブリックネットワークにアクセスすることが許されていないことを示す。
可能な実装では、第3のメッセージは、第1の端末の加入データを含まない。
第4の態様によれば、本出願の実施形態は、ネットワークアクセス方法を提供する。この方法は、以下を含む。第2の端末は、第1の非パブリックネットワーク内のアクセスネットワークデバイスからブロードキャスト情報を受信し、このブロードキャスト情報は、第1の非パブリックネットワークとパブリックネットワークがインタワークされることを示すために使用される第1のインジケーション情報を含む。第2の端末は、ブロードキャスト情報に基づいて、第1の加入情報を使用することによって第1の非パブリックネットワークにアクセスすることを決定する。第1の加入情報は、第1のパブリックネットワーク内の第2の端末の加入情報である。
可能な実装では、第1の加入情報内で運ばれる第2の端末の第1の識別子は、第1のパブリックネットワークに関連する。たとえば、第2の端末の第1の識別子は、第1のパブリックネットワークについての情報を運ぶ。たとえば、第1のパブリックネットワークは第1のPLMNであり、第1のパブリックネットワークについての情報は第1のPLMN IDであってよい。
本出願のこの実施形態は、ネットワークアクセス方法を提供する。この方法では、第2の端末は、第2の端末が、第1の非パブリックネットワークとパブリックネットワークがインタワークされることを決定し得るように、第1の非パブリックネットワーク内のアクセスネットワークデバイスからブロードキャスト情報を受信する。このことは、非パブリックネットワークにアクセスする能力または許可を有する端末が、その後、端末とパブリックネットワークとの間で加入情報を使用することによって第1の非パブリックネットワークにアクセスする助けとなる。さらに、非パブリックネットワークにアクセスする能力または許可を有する端末はブロードキャスト情報を受信することができないので、非パブリックネットワークにアクセスする能力または許可を有さない端末が第1の非パブリックネットワークにアクセスすることを試みるときに引き起こされるネットワークリソースの浪費は、回避可能である。
可能な実装では、本出願のこの実施形態において提供される方法は、以下をさらに含んでよい。第2の端末は、第1の加入情報を使用することによって、第1の非パブリックネットワークにアクセスする。
可能な実装では、第2の端末が第1の加入情報を使用することによって第1の非パブリックネットワークにアクセスすることは、以下を含む。第2の端末は、第1の非パブリックネットワーク内のアクセス管理ネットワーク要素に登録要求メッセージを送信し、この登録要求メッセージは、第2の端末の第1の識別子を運ぶ。
可能な実装では、第2の端末は、非パブリックネットワークにアクセスする能力または許可を有する端末である。
可能な実装では、ブロードキャスト情報は、ローミングアーキテクチャを使用することによって第1の非パブリックネットワークとパブリックネットワークがインタワークされることを示すためにさらに使用される。
可能な実装では、ブロードキャスト情報は、非パブリックネットワークにアクセスする能力または許可を有する端末のために送信される。
可能な実装では、ブロードキャスト情報は、第1の非パブリックネットワークとインタワークする1つまたは複数のパブリックネットワークについての情報をさらに含み、パブリックネットワークについての情報は、パブリックネットワークの識別子であってよい。たとえば、パブリックネットワークはPLMNであり、パブリックネットワークの識別子はPLMN IDであってよい。第1のパブリックネットワークは、1つまたは複数のパブリックネットワークに属する。このことは、第2の端末が、第1の非パブリックネットワークとインタワークする1つまたは複数のパブリックネットワークを決定する助けとなる。
可能な実装では、第1のパブリックネットワークのネットワーク選択優先度は、1つまたは複数のパブリックネットワークのネットワーク選択優先度の中で最も高い。
第5の態様によれば、本出願の実施形態は、ネットワークアクセス方法を提供する。この方法は、以下を含む。第1の非パブリックネットワーク内のアクセスネットワークデバイスは、ブロードキャスト情報を送信し、このブロードキャスト情報は第1のインジケーション情報を含み、第1のインジケーション情報は、第1の非パブリックネットワークとパブリックネットワークがインタワークされることを示すために使用される。
可能な実装では、ブロードキャスト情報は、第1の非パブリックネットワークとインタワークする1つまたは複数のパブリックネットワークについての情報をさらに含む。
第6の態様によれば、本出願の実施形態は、ネットワークアクセス方法を提供する。この方法は、以下を含む。第2の端末は、第1の加入情報を使用することによって、第1の非パブリックネットワーク内のアクセス管理ネットワーク要素に第1のメッセージを送信し、この第1のメッセージは、第1の非パブリックネットワークに第2の端末を登録するように要求することを示すために使用され、第1の加入情報は、第1の非パブリックネットワーク内の第2の端末の加入情報である、または第1の加入情報は、第1のパブリックネットワーク内の第2の端末の加入情報である。第2の端末は、アクセス管理ネットワーク要素から、第1の非パブリックネットワークへの第2の端末の登録が拒否されることを示すために使用される第2のメッセージを受信する。第2のメッセージは第4のインジケーション情報を含み、この第4のインジケーション情報は、第1の非パブリックネットワークへの第2の端末の登録を拒否する原因を示すために使用される。
可能な実装では、第1のパブリックネットワークが、ローミングアーキテクチャを使用することによって第1の非パブリックネットワークとインタワークするとき、第1の加入情報は、第1の非パブリックネットワーク内の第2の端末の加入情報である。この場合、第1の加入情報内で運ばれる第2の端末の第2の識別子は、第1の非パブリックネットワークに関連する。たとえば、第2の端末の第2の識別子は、第1の非パブリックネットワークの識別子を含む。第1の非パブリックネットワークの識別子は、目標パブリックネットワークの識別子およびネットワーク識別子(Network identifier,NID)に基づいて決定される。目標パブリックネットワーク識別子は、目標パブリックネットワークのための第三者事業者によって提供される予約値であってよい。
可能な実装では、第1のパブリックネットワークが、N3IWFを通じて第1の非パブリックネットワークとインタワークするとき、第1の加入情報は、第1のパブリックネットワーク内の第2の端末の加入情報である。この場合、第1の加入情報内で運ばれる第2の端末の第3の識別子は、第1のパブリックネットワークに関連する。たとえば、第2の端末の第3の識別子は、第1のパブリックネットワークについての情報を含む。たとえば、第1の非パブリックネットワークについての情報は、第1の非パブリックネットワークの識別子である。たとえば、第1の非パブリックネットワークの識別子は第1のPLMN IDである。
可能な実装では、第1の加入情報は、第1の非パブリックネットワーク内の第2の端末の加入情報であり、本出願のこの実施形態において提供される方法は、以下をさらに含む。第2の端末は、第2の端末の第2の加入情報を使用することによって第4のインジケーション情報に基づいて第1の非パブリックネットワークに登録し、この第2の加入情報は、第1のパブリックネットワーク内の第2の端末の加入情報である。
可能な実装では、本出願のこの実施形態において提供される方法は、以下をさらに含む。第2の端末は、アクセス管理ネットワーク要素から第4のメッセージを受信し、この第4のメッセージは、第2の端末のネットワーク候補リストを含み、ネットワーク候補リストは、第1の非パブリックネットワークについての情報を含む。このことは、第2の端末が、第2の端末が第1の非パブリックネットワークに登録できることを決定する助けとなる。
可能な実装では、本出願のこの実施形態において提供される方法は、以下をさらに含む。第2の端末は、アクセス管理ネットワーク要素から第5のメッセージを受信し、この第5のメッセージは、第1の非パブリックネットワークへの第2の端末の登録が受け入れられることを示すために使用される。第2の端末は、第2の端末のネットワーク候補リストに、第1の非パブリックネットワークについての情報を追加する。このことは、第2の端末が、第2の端末が第1の非パブリックネットワークに登録できることを決定し、その後、第1の非パブリックネットワークに登録するために第2の端末の第2の加入情報を選択する助けとなる。
可能な実装では、第4のインジケーション情報は、第2の端末が不正な端末であることを示すために使用される。
可能な実装では、第1の加入情報が第1のパブリックネットワーク内の第2の端末の加入情報であり、第2の端末が、第1の非パブリックネットワーク内の第2の端末の第3の加入情報をさらに有するとき、本出願のこの実施形態において提供される方法は、以下をさらに含む。第2の端末は、第3の加入情報を使用することによって、第1の非パブリックネットワークに登録するように要求する。第3の加入情報は、第2の端末の第4の識別子を含み、この第4の識別子は、第1の非パブリックネットワークに関連する。たとえば、第4の識別子は、第1の非パブリックネットワークについての情報を含む。たとえば、第1の非パブリックネットワークについての情報は、第1の非パブリックネットワークの識別子である。この場合、第1の非パブリックネットワークの識別子は、目標パブリックネットワークの識別子およびNIDに基づいて決定される。
可能な実装では、第2の端末が、第3の加入情報を使用することによって、第1の非パブリックネットワークに登録するように要求することは、以下を含む。第2の端末は、第1の非パブリックネットワーク内のアクセス管理ネットワーク要素に登録要求メッセージを送信し、この登録要求メッセージは、第2の端末の第4の識別子を含む。
第7の態様によれば、本出願の実施形態は、ネットワークアクセス方法を提供する。この方法は、以下を含む。第1の非パブリックネットワーク内のアクセス管理ネットワーク要素は、第2の端末から、第2の端末が、第1の加入情報を使用することによって、第1の非パブリックネットワークに登録するように要求することを示すために使用される第1のメッセージを受信し、この第1の加入情報は、第1の非パブリックネットワーク内の第2の端末の加入情報である、または第1の加入情報は、第1のパブリックネットワーク内の第2の端末の加入情報である。アクセス管理ネットワーク要素は、第2の端末に第2のメッセージを送信し、この第2のメッセージは、第1の非パブリックネットワークへの第2の端末の登録を拒否するために使用され、第2のメッセージは第4のインジケーション情報を含み、この第4のインジケーション情報は、第1の非パブリックネットワークへの第2の端末の登録を拒否する原因を示すために使用される。
可能な実装では、本出願のこの実施形態において提供される方法は、以下をさらに含む。アクセス管理ネットワーク要素は、第2の端末に第4のメッセージを送信し、この第4のメッセージは、第2の端末のネットワーク候補リストを含む。ネットワーク候補リストは、第1の非パブリックネットワークについての情報を含む。たとえば、第1の非パブリックネットワークについての情報は、第1の非パブリックネットワークの識別子である。この場合、第1の非パブリックネットワークの識別子は、目標パブリックネットワークの識別子およびNIDに基づいて決定される。
可能な実装では、本出願のこの実施形態において提供される方法は、以下をさらに含む。アクセス管理ネットワーク要素は、第2の端末に第5のメッセージを送信し、この第5のメッセージは、第1の非パブリックネットワークへの第2の端末の登録が受け入れられることを示すために使用される。このことは、第2の端末が、第5のメッセージに基づいて、第2の端末が第1の非パブリックネットワークに登録できることを決定する助けとなる。
可能な実装では、第4のインジケーション情報は、第2の端末が不正な端末であることを示すために使用される。
可能な実装では、本出願のこの実施形態において提供される方法は、以下をさらに含む。アクセス管理ネットワーク要素は、第1の非パブリックネットワークへの第2の端末の登録を拒否することを決定する。
可能な実装では、アクセス管理ネットワーク要素が第1の非パブリックネットワークへの第2の端末の登録を拒否することは、以下を含む。アクセス管理ネットワーク要素は、第1の非パブリックネットワーク内の第2の端末の設定情報または加入情報に基づいて、第1の非パブリックネットワークへの第2の端末の登録を拒否することを決定する。
第8の態様によれば、本出願の実施形態は、通信装置を提供する。この通信装置は、第1の態様または第1の態様の可能な実装のいずれか1つによる方法を実施してよく、したがって、第1の態様または第1の態様の可能な実装のいずれか1つによる有益な効果をさらに実施し得る。通信装置は、第1の端末であってもよいし、第1の態様または第1の態様の可能な実装のいずれか1つによる方法を実施するうえで第1の端末をサポートする装置、たとえば、第1の端末内で使用されるチップであってもよい。通信装置は、ソフトウェアもしくはハードウェアを使用することによって、または対応するソフトウェアをハードウェアによって実行することによって、前述の方法を実施してよい。
例では、本出願の実施形態は、通信装置を提供する。この通信装置は、通信ユニットと、処理ユニットとを含む。処理ユニットは、情報を処理するように構成され、通信ユニットは、情報を受信または送信するように構成される。たとえば、通信ユニットは、第1の非パブリックネットワーク内のアクセス管理ネットワーク要素に、第1の非パブリックネットワークに第1の端末を登録するように要求するために使用される第1のメッセージを送信するように構成される。通信ユニットは、アクセス管理ネットワーク要素から、第1の非パブリックネットワークへの第1の端末の登録が拒否されていることを示すために使用される第2のメッセージを受信するようにさらに構成される。第2のメッセージは第1のインジケーション情報を含み、この第1のインジケーション情報は、第1の非パブリックネットワークへの第1の端末のアクセスが禁止されていることを示す。処理ユニットは、第1のインジケーション情報に基づいて第1の端末の禁止されたネットワークリストを更新するように構成され、この更新された禁止ネットワークリストは、第1の非パブリックネットワークについての情報を含む。
可能な実装では、本出願のこの実施形態における第1の非パブリックネットワークは、第1のパブリックネットワークとのインタワーキングをサポートする。
可能な実装では、本出願のこの実施形態における第1の非パブリックネットワークは、ローミングアーキテクチャを使用することによって、第1のパブリックネットワークとインタワークする。
可能な実装では、処理ユニットは、更新された禁止ネットワークリストに基づいて、登録のために第1の非パブリックネットワーク以外のネットワークを選択するようにさらに構成される。
可能な実装では、処理ユニットは、第1のインジケーション情報に基づいてタイマを開始し、タイマが満了したとき、更新された禁止ネットワークリストから第1の非パブリックネットワークについての情報を削除するようにさらに構成される。
可能な実装では、第2のメッセージはタイマ時間値を含み、第1の端末は、このタイマ時間値に基づいて、タイマを設定する。
可能な実装では、第1の端末は、非パブリックネットワークにアクセスする能力または許可を有さない端末である。
たとえば、通信装置が第1の端末内のチップまたはチップシステムであるとき、処理ユニットはプロセッサであってよく、通信ユニットは通信インタフェースであってよい。たとえば、通信インタフェースは、入出力インタフェース、ピン、または回路であってよい。処理ユニットは、第1の端末が第1の態様または第1の態様の可能な実装のいずれか1つによるネットワークアクセス方法を実施することを可能にするために記憶ユニットに記憶された命令を実行する。記憶ユニットは、チップ内の記憶ユニット(たとえば、レジスタまたはキャッシュ)であってもよいし、第1の端末内にあってチップの外部にある記憶ユニット(たとえば、読み出し専用メモリまたはランダムアクセスメモリ)であってもよい。
第9の態様によれば、本出願の実施形態は、通信装置を提供する。この通信装置は、第2の態様または第2の態様の可能な実装のいずれか1つによる方法を実施してよく、したがって、第2の態様または第2の態様の可能な実装のいずれか1つによる有益な効果をさらに実施し得る。通信装置は、アクセス管理ネットワーク要素であってもよいし、第2の態様または第2の態様の可能な実装のいずれか1つによる方法を実施するうえでアクセス管理ネットワーク要素をサポートする装置、たとえば、アクセス管理ネットワーク要素内で使用されるチップであってもよい。通信装置は、ソフトウェアもしくはハードウェアを使用することによって、または対応するソフトウェアをハードウェアによって実行することによって、前述の方法を実施してよい。
例では、本出願の実施形態は、通信装置を提供する。この通信装置は、第1の非パブリックネットワーク内のアクセス管理ネットワーク要素、またはアクセス管理ネットワーク要素内で使用されるチップである。装置は、通信ユニットと、処理ユニットとを含む。処理ユニットは、情報を処理するように構成され、通信ユニットは、情報を受信または送信するように構成される。たとえば、通信ユニットは、第1の端末から、第1の非パブリックネットワークに第1の端末を登録するように要求するために使用される第1のメッセージを受信するように構成される。通信ユニットは、パブリックネットワーク内の統合データ管理ネットワーク要素から第3のメッセージを取得するように構成される。通信ユニットは、第3のメッセージに基づいて第1の端末に、第1の非パブリックネットワークへの第1の端末の登録が拒否されることを示すために使用される第2のメッセージを送信するように構成され、この第2のメッセージは第1のインジケーション情報を含み、第1のインジケーション情報は、第1の非パブリックネットワークへの第1の端末のアクセスが禁止されていることを示す。
可能な実装では、第3のメッセージは、第1の端末の加入データを含み、この加入データは、第2のインジケーション情報を含む。態様では、第2のインジケーション情報は、第1の端末がパブリックネットワークのみにアクセスすることができることを示すために使用される。代替として、別の態様では、第2のインジケーション情報は、第1の端末が非パブリックネットワークにアクセスすることができないことを示すために使用される。
可能な実装では、第2のインジケーション情報は、第1の端末のサポートネットワークリストを含み、ネットワークリストは、第1の非パブリックネットワークについての情報を含まない。
可能な実装では、第3のメッセージは第3のインジケーション情報を含み、この第3のインジケーション情報は、第1の端末の加入データが正常に取得されないことを示すために使用される。
可能な実装では、第3のメッセージは、第1の端末の加入データを含まない。
可能な実装では、第3のメッセージは、第1の端末の加入データの不成功な取得の原因値をさらに含み、原因値は、第1の端末は第1の非パブリックネットワークにアクセスすることが許されていないことを示す。
可能な実装では、処理ユニットは、第3のメッセージに基づいて、第1の非パブリックネットワークへの第1の端末の登録を拒否することを決定するように構成される。
可能な実装では、処理ユニットが、第3のメッセージに基づいて、第1の非パブリックネットワークへの第1の端末の登録を拒否することを決定するように構成されることは、以下を含む。処理ユニットは、第2のインジケーション情報に基づいて、第1の非パブリックネットワークへの第1の端末の登録を拒否することを決定するように構成される。
可能な実装では、処理ユニットが、第3のメッセージに基づいて、第1の非パブリックネットワークへの第1の端末の登録を拒否することを決定するように構成されることは、以下を含む。処理ユニットは、第3のインジケーション情報に基づいて、第1の非パブリックネットワークへの第1の端末の登録を拒否することを決定するように構成される。
たとえば、通信装置がアクセス管理ネットワーク要素内のチップまたはチップシステムであるとき、処理ユニットはプロセッサであってよく、通信ユニットは通信インタフェースであってよい。たとえば、通信インタフェースは、入出力インタフェース、ピン、または回路であってよい。処理ユニットは、アクセス管理ネットワーク要素が第2の態様または第2の態様の可能な実装のいずれか1つによるネットワークアクセス方法を実施することを可能にするために記憶ユニットに記憶された命令を実行する。記憶ユニットは、チップ内の記憶ユニット(たとえば、レジスタまたはキャッシュ)であってもよいし、アクセス管理ネットワーク要素内にあってチップの外部にある記憶ユニット(たとえば、読み出し専用メモリまたはランダムアクセスメモリ)であってもよい。
第10の態様によれば、本出願の実施形態は、通信装置を提供する。この通信装置は、第3の態様または第3の態様の可能な実装のいずれか1つによる方法を実施してよく、したがって、第3の態様または第3の態様の可能な実装のいずれか1つによる有益な効果をさらに実施し得る。通信装置は、統合データ管理ネットワーク要素であってもよいし、第3の態様または第3の態様の可能な実装のいずれか1つによる方法を実施するうえで統合データ管理ネットワーク要素をサポートする装置、たとえば、統合データ管理ネットワーク要素内で使用されるチップであってもよい。通信装置は、ソフトウェアもしくはハードウェアを使用することによって、または対応するソフトウェアをハードウェアによって実行することによって、前述の方法を実施してよい。
例では、本出願の実施形態は、通信装置を提供する。この通信装置は、通信ユニットと、処理ユニットとを含む。処理ユニットは、情報を処理するように構成され、通信ユニットは、情報を受信または送信するように構成される。たとえば、通信ユニットは、第1の非パブリックネットワーク内のアクセス管理ネットワーク要素から、第1の端末の加入データを問い合わせるために使用される問い合わせメッセージを受信するように構成される。通信ユニットは、アクセス管理ネットワーク要素に第3のメッセージを送信するようにさらに構成され、この第3のメッセージは、第1の端末の加入データおよび原因値のうちの1つまたは複数を含み、加入データは第2のインジケーション情報を含み、この第2のインジケーション情報は、第1の端末はパブリックネットワークのみにアクセスすることができることを示すために使用され、すなわち第2のインジケーション情報は、第1の端末は非パブリックネットワークにアクセスすることはできないことを示すために使用され、原因値は、第1の端末は第1の非パブリックネットワークにアクセスすることが許されていないことを示す。
可能な実装では、第2のインジケーション情報は、第1の端末のサポートネットワークリストを含み、ネットワークリストは、第1の非パブリックネットワークについての情報を含まない。
可能な実装では、第3のメッセージは第3のインジケーション情報を含み、この第3のインジケーション情報は、第1の端末の加入データが正常に取得されないことを示すために使用される。
可能な実装では、第3のメッセージは、第1の端末の加入データの不成功な取得の原因値をさらに含み、原因値は、第1の端末は第1の非パブリックネットワークにアクセスすることが許されていないことを示す。
可能な実装では、第3のメッセージは、第1の端末の加入データを含まない。
可能な実装では、通信装置は、パブリックネットワーク内で使用される統合データ管理ネットワーク要素、またはパブリックネットワーク内で使用される統合データ管理ネットワーク要素内のチップである。
たとえば、通信装置が統合データ管理ネットワーク要素内のチップまたはチップシステムであるとき、処理ユニットはプロセッサであってよく、通信ユニットは通信インタフェースであってよい。たとえば、通信インタフェースは、入出力インタフェース、ピン、または回路であってよい。処理ユニットは、統合データ管理ネットワーク要素が第3の態様または第3の態様の可能な実装のいずれか1つによるネットワークアクセス方法を実施することを可能にするために記憶ユニットに記憶された命令を実行する。記憶ユニットは、チップ内の記憶ユニット(たとえば、レジスタまたはキャッシュ)であってもよいし、統合データ管理ネットワーク要素内にあってチップの外部にある記憶ユニット(たとえば、読み出し専用メモリまたはランダムアクセスメモリ)であってもよい。
第11の態様によれば、本出願の実施形態は、通信装置を提供する。この通信装置は、第4の態様または第4の態様の可能な実装のいずれか1つによる方法を実施してよく、したがって、第4の態様または第4の態様の可能な実装のいずれか1つによる有益な効果をさらに実施し得る。通信装置は、第2の端末であってもよいし、第4の態様または第4の態様の可能な実装のいずれか1つによる方法を実施するうえで第2の端末をサポートする装置、たとえば、第2の端末内で使用されるチップであってもよい。通信装置は、ソフトウェアもしくはハードウェアを使用することによって、または対応するソフトウェアをハードウェアによって実行することによって、前述の方法を実施してよい。
例では、本出願の実施形態は、通信装置を提供する。この通信装置は、通信ユニットと、処理ユニットとを含む。処理ユニットは、情報を処理するように構成され、通信ユニットは、情報を受信または送信するように構成される。たとえば、通信ユニットは、第1の非パブリックネットワーク内のアクセスネットワークデバイスからブロードキャスト情報を受信するように構成され、このブロードキャスト情報は、第1の非パブリックネットワークとパブリックネットワークがインタワークされることを示すために使用される第1のインジケーション情報を含む。処理ユニットは、ブロードキャスト情報に基づいて、第1の加入情報を使用することによって第1の非パブリックネットワークにアクセスすることを決定するように構成される。第1の加入情報は、第1のパブリックネットワーク内の第2の端末の加入情報である。
可能な実装では、第2の端末は、非パブリックネットワークにアクセスする能力または許可を有する端末である。
可能な実装では、ブロードキャスト情報は、ローミングアーキテクチャを使用することによって第1の非パブリックネットワークとパブリックネットワークがインタワークされることを示すためにさらに使用される。
可能な実装では、ブロードキャスト情報は、第1の非パブリックネットワークとインタワークする1つまたは複数のパブリックネットワークについての情報をさらに含み、第1のパブリックネットワークは、1つまたは複数のパブリックネットワークに属する。このことは、第2の端末が、第1の非パブリックネットワークとインタワークする1つまたは複数のパブリックネットワークを決定する助けとなる。
可能な実装では、第1のパブリックネットワークのネットワーク選択優先度は、1つまたは複数のパブリックネットワークのネットワーク選択優先度の中で最も高い。
可能な実装では、第1の加入情報内で運ばれる第2の端末の第1の識別子は、第1のパブリックネットワークに関連する。たとえば、第2の端末の第1の識別子は、第1のパブリックネットワークについての情報を運ぶ。たとえば、第1のパブリックネットワークは第1のPLMNであり、第1のパブリックネットワークについての情報は第1のパブリックネットワークの識別子である。この場合、第1のパブリックネットワークの識別子は、第1のPLMN IDであってよい。
可能な実装では、処理ユニットは、第1の加入情報を使用することによって第1の非パブリックネットワークにアクセスするようにさらに構成される。
可能な実装では、処理ユニットが、第1の加入情報を使用することによって第1の非パブリックネットワークにアクセスするようにさらに構成されることは、以下を含む。処理ユニットは、通信ユニットを通じて第1の非パブリックネットワーク内のアクセス管理ネットワーク要素に登録要求メッセージを送信するようにさらに構成され、この登録要求メッセージは、第2の端末の第1の識別子を運ぶ。
たとえば、通信装置が第2の端末内のチップまたはチップシステムであるとき、処理ユニットはプロセッサであってよく、通信ユニットは通信インタフェースであってよい。たとえば、通信インタフェースは、入出力インタフェース、ピン、または回路であってよい。処理ユニットは、第2の端末が第4の態様または第4の態様の可能な実装のいずれか1つによるネットワークアクセス方法を実施することを可能にするために、記憶ユニットに記憶された命令を実行する。記憶ユニットは、チップ内の記憶ユニット(たとえば、レジスタまたはキャッシュ)であってもよいし、第2の端末内にあってチップの外部にある記憶ユニット(たとえば、読み出し専用メモリまたはランダムアクセスメモリ)であってもよい。
第12の態様によれば、本出願の実施形態は、通信装置を提供する。この通信装置は、第5の態様または第5の態様の可能な実装のいずれか1つによる方法を実施してよく、したがって、第5の態様または第5の態様の可能な実装のいずれか1つによる有益な効果をさらに実施し得る。通信装置は、アクセスネットワークデバイスであってもよいし、第5の態様または第5の態様の可能な実装のいずれか1つによる方法を実施するうえでのアクセスネットワークデバイスをサポートする装置、たとえば、アクセスネットワークデバイス内で使用されるチップであってもよい。通信装置は、ソフトウェアもしくはハードウェアを使用することによって、または対応するソフトウェアをハードウェアによって実行することによって、前述の方法を実施してよい。
例では、本出願の実施形態は、通信装置を提供する。この通信装置は、通信ユニットと、処理ユニットとを含む。処理ユニットは、情報を処理するように構成され、通信ユニットは、情報を受信または送信するように構成される。たとえば、通信ユニットは、ブロードキャスト情報を送信するように構成され、このブロードキャスト情報は第1のインジケーション情報を含み、第1のインジケーション情報は、第1の非パブリックネットワークとパブリックネットワークがインタワークされることを示すために使用される。
可能な実装では、ブロードキャスト情報は、第1の非パブリックネットワークとインタワークする1つまたは複数のパブリックネットワークについての情報をさらに含む。
可能な実装では、通信装置は、非パブリックネットワークに適用可能である。
たとえば、通信装置がアクセスネットワークデバイス内のチップまたはチップシステムであるとき、処理ユニットはプロセッサであってよく、通信ユニットは通信インタフェースであってよい。たとえば、通信インタフェースは、入出力インタフェース、ピン、または回路であってよい。処理ユニットは、アクセスネットワークデバイスが第5の態様または第5の態様の可能な実装のいずれか1つによるネットワークアクセス方法を実施することを可能にするために記憶ユニットに記憶された命令を実行する。記憶ユニットは、チップ内の記憶ユニット(たとえば、レジスタまたはキャッシュ)であってもよいし、アクセスネットワークデバイス内にあってチップの外部にある記憶ユニット(たとえば、読み出し専用メモリまたはランダムアクセスメモリ)であってもよい。
第13の態様によれば、本出願の実施形態は、通信装置を提供する。この通信装置は、第6の態様または第6の態様の可能な実装のいずれか1つによる方法を実施してよく、したがって、第6の態様または第6の態様の可能な実装のいずれか1つによる有益な効果をさらに実施し得る。通信装置は、第2の端末であってもよいし、第6の態様または第6の態様の可能な実装のいずれか1つによる方法を実施するうえで第2の端末をサポートする装置、たとえば、第2の端末内で使用されるチップであってもよい。通信装置は、ソフトウェアもしくはハードウェアを使用することによって、または対応するソフトウェアをハードウェアによって実行することによって、前述の方法を実施してよい。
例では、本出願の実施形態は、通信装置を提供する。この通信装置は、第2の端末、または第2の端末内で使用されるチップである。通信装置は、通信ユニットと、処理ユニットとを含む。処理ユニットは、情報を処理するように構成され、通信ユニットは、情報を受信または送信するように構成される。たとえば、通信ユニットは、第1の加入情報を使用することによって第1の非パブリックネットワーク内のアクセス管理ネットワーク要素に第1のメッセージを送信するように構成され、この第1のメッセージは、第1の非パブリックネットワークに第2の端末を登録するように要求することを示すために使用され、第1の加入情報は、第1の非パブリックネットワーク内の第2の端末の加入情報である、または第1の加入情報は、第1のパブリックネットワーク内の第2の端末の加入情報である。通信ユニットは、アクセス管理ネットワーク要素から、第1の非パブリックネットワークへの第2の端末の登録が拒否されていることを示すために使用される第2のメッセージを受信するように構成される。第2のメッセージは第4のインジケーション情報を含み、この第4のインジケーション情報は、第1の非パブリックネットワークへの第2の端末の登録を拒否する原因を示すために使用される。
可能な実装では、第1のパブリックネットワークが、ローミングアーキテクチャを使用することによって第1の非パブリックネットワークとインタワークするとき、第1の加入情報は、第1の非パブリックネットワーク内の第2の端末の加入情報である。この場合、第1の加入情報内で運ばれる第2の端末の第2の識別子は、第1の非パブリックネットワークに関連する。たとえば、第2の端末の第2の識別子は、第1の非パブリックネットワークについての情報を含む。たとえば、第1の非パブリックネットワークについての情報は、第1の非パブリックネットワークの識別子である。この場合、第1の非パブリックネットワークの識別子は、目標パブリックネットワークの識別子およびNIDに基づいて決定される。
可能な実装では、第1のパブリックネットワークが、N3IWFを通じて第1の非パブリックネットワークとインタワークするとき、第1の加入情報は、第1のパブリックネットワーク内の第2の端末の加入情報である。この場合、第1の加入情報内で運ばれる第2の端末の第3の識別子は、第1のパブリックネットワークに関連する。たとえば、第2の端末の第3の識別子は、第1のパブリックネットワークについての情報を含む。たとえば、第1のパブリックネットワークについての情報は、第1のパブリックネットワークの識別子である。
可能な実装では、第1の加入情報は、第1の非パブリックネットワーク内の第2の端末の加入情報であり、処理ユニットは、第2の端末の第2の加入情報を使用することによって第4のインジケーション情報に基づいて第1の非パブリックネットワークへの登録を行うようにさらに構成され、第2の加入情報は、第1のパブリックネットワーク内の第2の端末の加入情報である。
可能な実装では、通信ユニットは、アクセス管理ネットワーク要素から第4のメッセージを受信するようにさらに構成され、この第4のメッセージは、第2の端末のネットワーク候補リストを含み、ネットワーク候補リストは、第1の非パブリックネットワークについての情報を含む。このことは、第2の端末が、第2の端末が第1の非パブリックネットワークに登録できることを決定する助けとなる。
可能な実装では、通信ユニットは、アクセス管理ネットワーク要素から第5のメッセージを受信するようにさらに構成され、この第5のメッセージは、第1の非パブリックネットワークへの第2の端末の登録が受け入れられることを示すために使用される。第2の端末は、第2の端末のネットワーク候補リストに、第1の非パブリックネットワークについての情報を追加する。このことは、第2の端末が、第2の端末が第1の非パブリックネットワークに登録できることを決定し、その後、第1の非パブリックネットワークに登録するために第2の端末の第2の加入情報を選択する助けとなる。
可能な実装では、第4のインジケーション情報は、第2の端末が不正な端末であることを示すために使用される。
可能な実装では、第1の加入情報が第1のパブリックネットワーク内の第2の端末の加入情報であり、第2の端末が、第1の非パブリックネットワーク内の第2の端末の第3の加入情報をさらに有するとき、処理ユニットは、第3の加入情報を使用することによって、第1の非パブリックネットワークへの登録を行うように要求するようにさらに構成される。第3の加入情報は、第2の端末の第4の識別子を含み、この第4の識別子は、第1の非パブリックネットワークに関連する。たとえば、第4の識別子は、第1の非パブリックネットワークについての情報を含む。たとえば、第1の非パブリックネットワークについての情報は、第1の非パブリックネットワークの識別子である。この場合、第1の非パブリックネットワークの識別子は、目標パブリックネットワークの識別子およびNIDに基づいて決定される。
可能な実装では、第1の加入情報が第1のパブリックネットワーク内の第2の端末の加入情報であり、第2の端末が、第1の非パブリックネットワーク内の第2の端末の第3の加入情報をさらに有するとき、処理ユニットは、第3の加入情報を使用することによって、第1の非パブリックネットワークに登録するように要求するために、第2の端末によってさらに使用される。第3の加入情報は、第2の端末の第4の識別子を含み、この第4の識別子は、第1の非パブリックネットワークに関連する。たとえば、第4の識別子は、第1の非パブリックネットワークについての情報を含む。たとえば、第1の非パブリックネットワークについての情報は、第1の非パブリックネットワークの識別子である。この場合、第1の非パブリックネットワークの識別子は、目標パブリックネットワークの識別子およびNIDに基づいて決定される。
可能な実装では、処理ユニットは、通信ユニットを通じて第1の非パブリックネットワーク内のアクセス管理ネットワーク要素に登録要求メッセージを送信するように構成され、この登録要求メッセージは、第2の端末の第4の識別子を含む。
たとえば、通信装置が第2の端末内のチップまたはチップシステムであるとき、処理ユニットはプロセッサであってよく、通信ユニットは通信インタフェースであってよい。たとえば、通信インタフェースは、入出力インタフェース、ピン、または回路であってよい。処理ユニットは、第2の端末が第6の態様または第6の態様の可能な実装のいずれか1つによるネットワークアクセス方法を実施することを可能にするために、記憶ユニットに記憶された命令を実行する。記憶ユニットは、チップ内の記憶ユニット(たとえば、レジスタまたはキャッシュ)であってもよいし、第2の端末内にあってチップの外部にある記憶ユニット(たとえば、読み出し専用メモリまたはランダムアクセスメモリ)であってもよい。
第14の態様によれば、本出願の実施形態は、通信装置を提供する。この通信装置は、第7の態様または第7の態様の可能な実装のいずれか1つによる方法を実施してよく、したがって、第7の態様または第7の態様の可能な実装のいずれか1つによる有益な効果をさらに実施し得る。通信装置は、アクセス管理ネットワーク要素であってもよいし、第7の態様または第7の態様の可能な実装のいずれか1つによる方法を実施するうえでアクセス管理ネットワーク要素をサポートする装置、たとえば、アクセス管理ネットワーク要素内で使用されるチップであってもよい。通信装置は、ソフトウェアもしくはハードウェアを使用することによって、または対応するソフトウェアをハードウェアによって実行することによって、前述の方法を実施してよい。
例では、本出願の実施形態は、通信装置を提供する。この通信装置は、アクセス管理ネットワーク要素、またはアクセス管理ネットワーク要素内で使用されるチップである。通信装置は、通信ユニットと、処理ユニットとを含む。処理ユニットは、情報を処理するように構成され、通信ユニットは、情報を受信または送信するように構成される。たとえば、通信ユニットは、第2の端末から、第2の端末が、第1の加入情報を使用することによって、第1の非パブリックネットワークに登録するように要求することを示すために使用される第1のメッセージを受信するように構成され、第1の加入情報は、第1の非パブリックネットワーク内の第2の端末の加入情報である、または第1の加入情報は、第1のパブリックネットワーク内の第2の端末の加入情報である。通信ユニットは、第2の端末に第2のメッセージを送信するように構成され、この第2のメッセージは、第1の非パブリックネットワークへの第2の端末の登録を拒否するために使用され、第2のメッセージは第4のインジケーション情報を含み、この第4のインジケーション情報は、第1の非パブリックネットワークへの第2の端末の登録を拒否する原因を示すために使用される。
可能な実装では、通信ユニットは、第2の端末に第4のメッセージを送信するようにさらに構成され、この第4のメッセージは、第2の端末のネットワーク候補リストを含み、このネットワーク候補リストは、第1の非パブリックネットワークについての情報を含む。
可能な実装では、通信ユニットは、第2の端末に第5のメッセージを送信するようにさらに構成され、この第5のメッセージは、第1の非パブリックネットワークへの第2の端末の登録が受け入れられることを示すために使用される。このことは、第2の端末が、第5のメッセージに基づいて、第2の端末が第1の非パブリックネットワークに登録できることを決定する助けとなる。
可能な実装では、第4のインジケーション情報は、第2の端末が不正な端末であることを示すために使用される。
可能な実装では、処理ユニットは、第1の非パブリックネットワークへの第2の端末の登録を拒否することを決定するように構成される。
可能な実装では、処理ユニットが、第1の非パブリックネットワークへの第2の端末の登録を拒否することを決定するように構成されることは、以下を含む。処理ユニットは、第1の非パブリックネットワーク内の第2の端末の設定情報または加入情報に基づいて、第1の非パブリックネットワークへの第2の端末の登録を拒否することを決定するように構成される。
可能な実装では、通信装置は、第1の非パブリックネットワーク内で使用されるアクセス管理ネットワーク要素、または第1の非パブリックネットワーク内で使用されるアクセス管理ネットワーク要素内のチップである。
たとえば、通信装置がアクセス管理ネットワーク要素内のチップまたはチップシステムであるとき、処理ユニットはプロセッサであってよく、通信ユニットは通信インタフェースであってよい。たとえば、通信インタフェースは、入出力インタフェース、ピン、または回路であってよい。処理ユニットは、アクセス管理ネットワーク要素が第7の態様または第7の態様の可能な実装のいずれか1つによるネットワークアクセス方法を実施することを可能にするために記憶ユニットに記憶された命令を実行する。記憶ユニットは、チップ内の記憶ユニット(たとえば、レジスタまたはキャッシュ)であってもよいし、アクセス管理ネットワーク要素内にあってチップの外部にある記憶ユニット(たとえば、読み出し専用メモリまたはランダムアクセスメモリ)であってもよい。
第15の態様によれば、本出願の実施形態は、コンピュータ可読記憶媒体を提供する。このコンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータプログラムまたは命令を記憶する。コンピュータプログラムまたは命令がコンピュータ上で作動されるとき、コンピュータは、第1の態様または第1の態様の可能な実装のいずれか1つによるネットワークアクセス方法を行うことが可能にされる。
第16の態様によれば、本出願の実施形態は、コンピュータ可読記憶媒体を提供する。このコンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータプログラムまたは命令を記憶する。コンピュータプログラムまたは命令がコンピュータ上で作動されるとき、コンピュータは、第2の態様または第2の態様の可能な実装のいずれか1つによるネットワークアクセス方法を行うことが可能にされる。
第17の態様によれば、本出願の実施形態は、コンピュータ可読記憶媒体を提供する。このコンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータプログラムまたは命令を記憶する。コンピュータプログラムまたは命令がコンピュータ上で作動されるとき、コンピュータは、第3の態様または第3の態様の可能な実装のいずれか1つによるネットワークアクセス方法を行うことが可能にされる。
第18の態様によれば、本出願の実施形態は、コンピュータ可読記憶媒体を提供する。このコンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータプログラムまたは命令を記憶する。コンピュータプログラムまたは命令がコンピュータ上で作動されるとき、コンピュータは、第4の態様または第4の態様の可能な実装のいずれか1つによるネットワークアクセス方法を行うことが可能にされる。
第19の態様によれば、本出願の実施形態は、コンピュータ可読記憶媒体を提供する。このコンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータプログラムまたは命令を記憶する。コンピュータプログラムまたは命令がコンピュータ上で作動されるとき、コンピュータは、第5の態様または第5の態様の可能な実装のいずれか1つによるネットワークアクセス方法を行うことが可能にされる。
第20の態様によれば、本出願の実施形態は、コンピュータ可読記憶媒体を提供する。このコンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータプログラムまたは命令を記憶する。コンピュータプログラムまたは命令がコンピュータ上で作動されるとき、コンピュータは、第6の態様または第6の態様の可能な実装のいずれか1つによるネットワークアクセス方法を行うことが可能にされる。
第21の態様によれば、本出願の実施形態は、コンピュータ可読記憶媒体を提供する。このコンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータプログラムまたは命令を記憶する。コンピュータプログラムまたは命令がコンピュータ上で作動されるとき、コンピュータは、第7の態様または第7の態様の可能な実装のいずれか1つによるネットワークアクセス方法を行うことが可能にされる。
第22の態様によれば、本出願の実施形態は、命令を含むコンピュータプログラム製品を提供する。命令がコンピュータ上で作動されるとき、コンピュータは、第1の態様または第1の態様の可能な実装によるネットワークアクセス方法を行うことが可能にされる。
第23の態様によれば、本出願の実施形態は、命令を含むコンピュータプログラム製品を提供する。命令がコンピュータ上で作動されるとき、コンピュータは、第2の態様または第2の態様の可能な実装によるネットワークアクセス方法を行うことが可能にされる。
第24の態様によれば、本出願の実施形態は、命令を含むコンピュータプログラム製品を提供する。命令がコンピュータ上で作動されるとき、コンピュータは、第3の態様または第3の態様の可能な実装によるネットワークアクセス方法を行うことが可能にされる。
第25の態様によれば、本出願の実施形態は、命令を含むコンピュータプログラム製品を提供する。命令がコンピュータ上で作動されるとき、コンピュータは、第4の態様または第4の態様の可能な実装によるネットワークアクセス方法を行うことが可能にされる。
第26の態様によれば、本出願の実施形態は、命令を含むコンピュータプログラム製品を提供する。命令がコンピュータ上で作動されるとき、コンピュータは、第5の態様または第5の態様の可能な実装によるネットワークアクセス方法を行うことが可能にされる。
第27の態様によれば、本出願の実施形態は、命令を含むコンピュータプログラム製品を提供する。命令がコンピュータ上で作動されるとき、コンピュータは、第6の態様または第6の態様の可能な実装によるネットワークアクセス方法を行うことが可能にされる。
第28の態様によれば、本出願の実施形態は、命令を含むコンピュータプログラム製品を提供する。命令がコンピュータ上で作動されるとき、コンピュータは、第7の態様または第7の態様の可能な実装によるネットワークアクセス方法を行うことが可能にされる。
第29の態様によれば、本出願の実施形態は、第1の態様から第7の態様のいずれか1つの可能な設計による方法を実施するように構成された通信装置を提供する。この通信装置は、前述の第1の端末であってもよいし、第1の端末を含む装置であってもよいし、第1の端末内で使用される構成要素(たとえば、チップ)であってもよい。代替として、通信装置は、前述のアクセス管理ネットワーク要素であってもよいし、アクセス管理ネットワーク要素を含む装置であってもよいし、アクセス管理ネットワーク要素内で使用される構成要素(たとえば、チップ)であってもよい。通信装置は、前述の統合データ管理ネットワーク要素であってもよいし、統合データ管理ネットワーク要素を含む装置であってもよいし、統合データ管理ネットワーク要素内で使用される構成要素(たとえば、チップ)であってもよい。代替として、通信装置は、前述のアクセスネットワークデバイスであってもよいし、アクセスネットワークデバイスを含む装置であってもよいし、アクセスネットワークデバイス内で使用される構成要素(たとえば、チップ)であってもよい。代替として、通信装置は、前述の第2の端末であってもよいし、第2の端末を含む装置であってもよいし、第2の端末内で使用される構成要素(たとえば、チップ)であってもよい。通信装置は、前述の方法を実施するための対応するモジュールまたはユニットを含む。モジュールまたはユニットは、ハードウェアまたはソフトウェアを使用してことによって実施されてもよいし、対応するソフトウェアをハードウェアによって実行することによって実施されてもよい。ハードウェアまたはソフトウェアは、前述の機能に対応する1つまたは複数のモジュールまたはユニットを含む。
第30の態様によれば、本出願の実施形態は、通信装置を提供する。この通信装置は、少なくとも1つのプロセッサと、通信インタフェースとを含む。通信装置が作動するとき、プロセッサは、通信装置が、第1の態様、第2の態様、第3の態様、第4の態様、第5の態様、第6の態様、または第7の態様のいずれか1つの任意の可能な設計による方法を行うことが可能にされるように、通信装置に記憶されたコンピュータ実行可能命令またはプログラムを実行する。たとえば、通信装置は、第1の端末であってもよいし、第1の端末内で使用される構成要素であってもよい。たとえば、通信装置は、アクセス管理ネットワーク要素であってもよいし、アクセス管理ネットワーク要素内で使用される構成要素であってもよい。たとえば、通信装置は、第2の端末であってもよいし、第2の端末内で使用される構成要素であってもよい。たとえば、通信装置は、統合データ管理ネットワーク要素であってもよいし、統合データ管理ネットワーク要素内で使用される構成要素であってもよい。たとえば、通信装置は、アクセスネットワークデバイス、またはアクセスネットワークデバイス内で使用される構成要素である。
第30の態様において説明される通信装置はバスとメモリとをさらに含んでよいことを理解されたい。メモリは、コードおよびデータを記憶するように構成される。任意選択で、少なくとも1つのプロセッサ、通信インタフェース、およびメモリは、互いに結合される。
第31の態様によれば、本出願の実施形態は、通信装置を提供する。この通信装置は、少なくとも1つのプロセッサを含む。少なくとも1つのプロセッサは、メモリに結合される。通信装置が作動するとき、プロセッサは、通信装置が、第1の態様または第1の態様の可能な設計のいずれか1つによる方法を行うことが可能にされるように、メモリに記憶されたコンピュータ実行可能命令またはプログラムを実行する。たとえば、通信装置は、第1の端末であってもよいし、第1の端末内で使用されるチップであってもよい。
第32の態様によれば、本出願の実施形態は、通信装置を提供する。この通信装置は、少なくとも1つのプロセッサを含む。少なくとも1つのプロセッサは、メモリに結合される。通信装置が作動するとき、プロセッサは、通信装置が、第2の態様または第2の態様の可能な設計のいずれか1つによる方法を行うことが可能にされるように、メモリに記憶されたコンピュータ実行可能命令またはプログラムを実行する。たとえば、通信装置は、アクセス管理ネットワーク要素であってもよいし、アクセス管理ネットワーク要素内で使用されるチップであってもよい。
第33の態様によれば、本出願の実施形態は、通信装置を提供する。この通信装置は、少なくとも1つのプロセッサを含む。少なくとも1つのプロセッサは、メモリに結合される。通信装置が作動するとき、プロセッサは、通信装置が、第3の態様または第3の態様の可能な設計のいずれか1つによる方法を行うことが可能にされるように、メモリに記憶されたコンピュータ実行可能命令またはプログラムを実行する。たとえば、通信装置は、統合データ管理ネットワーク要素であってもよいし、統合データ管理ネットワーク要素内で使用されるチップであってもよい。
第34の態様によれば、本出願の実施形態は、通信装置を提供する。この通信装置は、少なくとも1つのプロセッサを含む。少なくとも1つのプロセッサは、メモリに結合される。通信装置が作動するとき、プロセッサは、通信装置が、第4の態様または第4の態様の可能な設計のいずれか1つによる方法を行うことが可能にされるように、メモリに記憶されたコンピュータ実行可能命令またはプログラムを実行する。たとえば、通信装置は、第2の端末であってもよいし、第2の端末内で使用されるチップであってもよい。
第35の態様によれば、本出願の実施形態は、通信装置を提供する。この通信装置は、少なくとも1つのプロセッサを含む。少なくとも1つのプロセッサは、メモリに結合される。通信装置が作動するとき、プロセッサは、通信装置が、第5の態様または第5の態様の可能な設計のいずれか1つによる方法を行うことが可能にされるように、メモリに記憶されたコンピュータ実行可能命令またはプログラムを実行する。たとえば、通信装置は、アクセスネットワークデバイスであってもよいし、アクセスネットワークデバイス内で使用されるチップであってもよい。
第36の態様によれば、本出願の実施形態は、通信装置を提供する。この通信装置は、少なくとも1つのプロセッサを含む。少なくとも1つのプロセッサは、メモリに結合される。通信装置が作動するとき、プロセッサは、通信装置が、第6の態様または第6の態様の可能な設計のいずれか1つによる方法を行うことが可能にされるように、メモリに記憶されたコンピュータ実行可能命令またはプログラムを実行する。たとえば、通信装置は、第2の端末であってもよいし、第2の端末内で使用されるチップであってもよい。
第37の態様によれば、本出願の実施形態は、通信装置を提供する。この通信装置は、少なくとも1つのプロセッサを含む。少なくとも1つのプロセッサは、メモリに結合される。通信装置が作動するとき、プロセッサは、通信装置が、第7の態様または第7の態様の可能な設計のいずれか1つによる方法を行うことが可能にされるように、メモリに記憶されたコンピュータ実行可能命令またはプログラムを実行する。たとえば、通信装置は、アクセス管理ネットワーク要素であってもよいし、アクセス管理ネットワーク要素内で使用されるチップであってもよい。
第31の態様から第37の態様のいずれか1つにおいて説明されるメモリは、代替として、記憶媒体と置き換えられてよいことを理解されたい。このことは、本出願の実施形態では制限されない。可能な実装では、第31の態様から第37の態様のいずれか1つにおいて説明されるメモリは、通信装置内部のメモリであってよい。もちろん、メモリは、代替として、通信装置の外部に配置されてよいが、少なくとも1つのプロセッサは依然として、メモリに記憶されたコンピュータ実行可能命令またはプログラムを実行してよい。
第38の態様によれば、本出願の実施形態は、通信装置を提供する。通信装置は、第1の態様、第2の態様、第3の態様、第4の態様、第5の態様、第6の態様、または第7の態様のいずれか1つによる方法を実施するように構成された1つまたは複数のモジュールを含む。1つまたは複数のモジュールは、第1の態様、第2の態様、第3の態様、第4の態様、第5の態様、第6の態様、または第7の態様のいずれか1つによる方法におけるステップに対応し得る。
第39の態様によれば、本出願の実施形態は、チップを提供する。このチップは、プロセッサと、通信インタフェースとを含む。通信インタフェースは、プロセッサに結合される。プロセッサは、第1の態様または第1の態様の可能な実装によるネットワークアクセス方法を実施するためにコンピュータプログラムまたは命令を作動させるように構成される。通信インタフェースは、チップの外部の別のモジュールと通信するように構成される。
第40の態様によれば、本出願の実施形態は、チップを提供する。このチップは、プロセッサと、通信インタフェースとを含む。通信インタフェースは、プロセッサに結合される。プロセッサは、第2の態様または第2の態様の可能な実装によるネットワークアクセス方法を実施するためにコンピュータプログラムまたは命令を作動させるように構成される。通信インタフェースは、チップの外部の別のモジュールと通信するように構成される。
第41の態様によれば、本出願の実施形態は、チップを提供する。このチップは、プロセッサと、通信インタフェースとを含む。通信インタフェースは、プロセッサに結合される。プロセッサは、第3の態様または第3の態様の可能な実装によるネットワークアクセス方法を実施するためにコンピュータプログラムまたは命令を作動させるように構成される。通信インタフェースは、チップの外部の別のモジュールと通信するように構成される。
第42の態様によれば、本出願の実施形態は、チップを提供する。このチップは、プロセッサと、通信インタフェースとを含む。通信インタフェースは、プロセッサに結合される。プロセッサは、第4の態様または第4の態様の可能な実装によるネットワークアクセス方法を実施するためにコンピュータプログラムまたは命令を作動させるように構成される。通信インタフェースは、チップの外部の別のモジュールと通信するように構成される。
第43の態様によれば、本出願の実施形態は、チップを提供する。このチップは、プロセッサと、通信インタフェースとを含む。通信インタフェースは、プロセッサに結合される。プロセッサは、第5の態様または第5の態様の可能な実装によるネットワークアクセス方法を実施するためにコンピュータプログラムまたは命令を作動させるように構成される。通信インタフェースは、チップの外部の別のモジュールと通信するように構成される。
第44の態様によれば、本出願の実施形態は、チップを提供する。このチップは、プロセッサと、通信インタフェースとを含む。通信インタフェースは、プロセッサに結合される。プロセッサは、第6の態様または第6の態様の可能な実装によるネットワークアクセス方法を実施するためにコンピュータプログラムまたは命令を作動させるように構成される。通信インタフェースは、チップの外部の別のモジュールと通信するように構成される。
第45の態様によれば、本出願の実施形態は、チップを提供する。このチップは、プロセッサと、通信インタフェースとを含む。通信インタフェースは、プロセッサに結合される。プロセッサは、第7の態様または第7の態様の可能な実装によるネットワークアクセス方法を実施するためにコンピュータプログラムまたは命令を作動させるように構成される。通信インタフェースは、チップの外部の別のモジュールと通信するように構成される。
具体的には、本出願の実施形態において提供されるチップは、コンピュータプログラムまたは命令を記憶するように構成されたメモリをさらに含む。
第46の態様によれば、本出願の実施形態は、通信システムを提供する。この通信システムは、第9の態様または第9の態様の可能な実装のいずれか1つによる通信装置と、第10の態様または第10の態様の可能な実装のいずれか1つによる通信装置とを含む。
可能な実装では、通信システムは、第8の態様または第8の態様の可能な実装のいずれか1つによる通信装置をさらに含んでよい。
第47の態様によれば、本出願の実施形態は、通信システムを提供する。この通信システムは、第11の態様または第11の態様の可能な実装のいずれか1つによる通信装置と、第12の態様または第12の態様の可能な実装のいずれか1つによる通信装置とを含む。
第48の態様によれば、本出願の実施形態は、通信システムを提供する。この通信システムは、第13の態様または第13の態様の可能な実装のいずれか1つによる通信装置と、第14の態様または第14の態様の可能な実装のいずれか1つによる通信装置とを含む。
上記で提供された任意の装置、コンピュータ記憶媒体、コンピュータプログラム製品、チップ、または通信システムは、上記で提供された対応する方法を行うように構成される。したがって、上記で提供された装置、コンピュータ記憶媒体、コンピュータプログラム製品、チップ、または通信システムによって達成可能である有益な効果については、上記で提供された対応する方法における対応する解決策の有益な効果を参照されたい。本明細書では、詳細について重ねて述べることはしない。
本出願の実施形態における技術的解決策を明確に説明するために、本出願の実施形態では、同じ品目どうし、または基本的に同じ機能もしくは目的を有する同様の品目どうしを区別するために、「第1の」および「第2の」などの用語が使用される。たとえば、第1の端末と第2の端末とは、単に異なる端末を区別することが意図されているだけであり、それらの順序を限定することは意図されていない。当業者なら、「第1の」および「第2の」などの用語が数量および実行順序を限定するものではないこと、ならびに「第1の」および「第2の」などの用語が明確な差異を示すものではないことを理解し得る。
本出願では、「例」または「たとえば」などの用語は、例、例示、または説明を与えることを表すために使用されていることに留意されたい。本出願において「例」または「たとえば」として記載される任意の実施形態または設計様式は、別の実施形態もしくは設計様式より好ましい、またはより多くの利点を有するものとして説明されているわけではない。厳密には、「例」または「たとえば」などの用語の使用は、関連する概念を具体的に提示することが意図されている。
本出願の実施形態に記載されるネットワークアーキテクチャおよびサービスシナリオは、本出願の実施形態における技術的解決策をより明確に説明することが意図されたものであり、本出願の実施形態で提供される技術的解決策に対する制限にはならない。当業者なら、ネットワークアーキテクチャの進化および新たなサービスシナリオの登場とともに、本出願の実施形態で提供される技術的解決策が同様の技術的問題にも適用可能であることが分かり得る。
本出願では、「少なくとも1つの」は、1つまたは複数を意味し、「複数の」は2つ以上を意味する。「および/または」は、関連するオブジェクト間の関連関係を述べるものであり、3つの関係が存在し得ることを表している。たとえば、Aおよび/またはBは、次のケース、すなわちAのみが存在するケース、AおよびBが両方とも存在するケース、ならびにBのみが存在するケースを表すことがあり、ここで、AおよびBは、単数であることも複数であることもある。「/」という文字は、一般に、関連するオブジェクトの間の「または」の関係を示す。「以下の品目(部片)のうちの少なくとも1つ」、またはその類似表現は、1つの品目(部片)または複数の品目(部片)の任意の組合せなど、それらの品目の任意の組合せを意味する。たとえば、a、b、またはcのうちの少なくとも1つと言えば、aを示すことも、bを示すことも、cを示すことも、aおよびbを示すことも、aおよびcを示すことも、bおよびcを示すことも、またはa、b、およびcを示すこともあり、ここで、a、b、およびcは、単数であることも複数であることもある。
本出願の実施形態で提供されるネットワークアクセス方法のステップは、単なる例に過ぎない。それらのステップ全てが必須というわけではなく、各情報または各メッセージの全ての内容が必須というわけでもない。ステップまたは内容は、使用処理における必要に応じて追加または削減され得る。
本出願の実施形態における同じ機能を有する同じ1つもしくは複数のステップまたはメッセージが、異なる実施形態で相互に参照されることもある。
本出願の実施形態に記載されるシステムアーキテクチャおよびサービスシナリオは、本出願の実施形態における技術的解決策をより明確に説明することが意図されたものであり、本出願の実施形態で提供される技術的解決策に対する制限にはならない。当業者なら、ネットワークアーキテクチャの進化および新たなサービスシナリオの登場とともに、本出願の実施形態で提供される技術的解決策が同様の技術的問題にも適用可能であることが分かり得る。本出願の実施形態では、提供される方法がNRシステムまたは第五世代モバイル通信技術(5th generation mobile networks or 5th generation wireless systems、5th-Generation、5G)ネットワークに適用される例が、説明のために使用されている。
本出願の実施形態を説明する前に、まず以下の通り、本出願の実施形態における関連する用語について説明する。
(1)パブリックネットワークは、陸上移動体通信サービスを公衆に提供するために確立され運営されるネットワーク、すなわち従来の通信事業者ネットワークを指す。陸上移動体通信サービスは、限定されるわけではないが、携帯電話通信サービスを含む。たとえば、パブリックネットワークは、公衆陸上移動体通信網(public land mobile network、PLMN)であることもある。
(2)非パブリックネットワーク(Non-public network、NPN)は、非公衆5Gネットワークであり、幾人かの個人ユーザによって使用されることが可能な通信ネットワークである。たとえば、非パブリックネットワークは、産業用通信ネットワーク、およびエンタープライズプライベートネットワークなどを含むことがある。産業用通信ネットワークの典型的なサービス範囲は、通常は、1つまたは複数の工業団地であり、エンタープライズプライベートネットワークのサービス範囲は、通常は、企業内の全てのユーザである。換言すれば、非パブリックネットワークは、産業用通信ネットワークまたはエンタープライズプライベートネットワークによって管理または所有されるデバイスのみにサービスし、それらのデバイスのデータ接続などのネットワーク通信サービスを提供する。
たとえば、非パブリックネットワークが工業団地に通信サービスを提供する場合には、非パブリックネットワークは、その工業団地内に位置する、その非パブリックネットワークにアクセスする能力および許可を有する端末に通信サービスを提供し得る。
本出願の実施形態の非パブリックネットワークは、プライベートネットワークまたは専用ネットワークと呼ばれることもある。これは、本明細書では一様に述べられることであり、後に詳細を述べることはしない。
非パブリックネットワークは、パブリックネットワーク統合型NPN(public network integrated NPN、PNI-NPN)およびスタンドアロンNPN(standalone NPN、SNPN)を含むことがある。パブリックネットワーク統合型NPNは、PLMNのサポートに依存して実装されることがあり、SNPNは、PLMNのネットワーク機能から独立して実装されることがある。
パブリックネットワーク統合型NPNは、PLMNにおいてネットワークスライスを用いて実装されることがある。無許可の端末がPNI-NPNにアクセスしてPNI-NPNを選択しようと試みるのを防止するために、クローズドアクセスグループ(closed access group、CAG)機能がさらに用いられる。CAGは、端末のグループを識別するために使用される。CAGを用いて識別されることができる端末のグループは、そのCAGに関連付けられたセル(CAG cell)にアクセスすることが許される。CAGセルにアクセスすることが許されていない端末がそのCAGセルを自動的に選択してそのCAGセルにアクセスすることを防止するために、CAGセルは、1つまたは複数のCAG識別子をブロードキャストし、端末は、利用可能CAGリスト(list)およびインジケーション(インジケーションは、端末がCAGセルのみを介して5Gシステム(5G System、5GS)にアクセスすることを許されているかどうかを示すために使用される)を備えて構成される。統合データ管理ネットワーク要素は、端末の加入データを有し、端末の加入データは、その端末の利用可能CAGリストおよびインジケーションを含む。
図1の(a)に示すように、パブリックネットワーク統合型NPNは、図1の(a)の例として用いられている。基地局1は、システム情報ブロック(system information block、SIB)1を送信し、ここで、SIB1は、PLMN ID=A、およびCAG識別子=Xを含む。基地局2は、SIB2を送信し、ここで、SIB2は、PLMN ID=Aを含む。端末1は、PLMN ID=AおよびCAG識別子=Xを有する。端末2は、PLMN ID=A、CAG識別子=X、および端末2がCAGセルのみを介して5Gシステムにアクセスすることができることを示すインジケーションを含む。端末3は、PLMN ID=Aを有する。この場合には、端末1は、基地局1および基地局2の両方にアクセスすることができ、端末2は、基地局1にアクセスすることはできるが、基地局2にアクセスすることはできず、端末3は、基地局2にアクセスすることはできるが、基地局1にアクセスすることはできない。
図1の(b)に示すように、スタンドアロンNPNは、図1の(b)の例として用いられている。SNPN(5G network)は、独立してデプロイされ、PLMNに依存しない。SNPNは、PLMN IDおよびNIDを用いて識別される。PLMN IDは、第三者事業者によって確保された固有値であることもあるし、そのSNPNをデプロイするPLMN事業者の特定値であることもある。SNPNでは、SNPN内の基地局3は、SIB3を送信し、SIB3は、SNPNの識別子N(たとえば、PLMN IDおよびNID1)を含む。端末4は、ブロードキャスト情報および設定されたネットワーク選択情報に基づいて、アクセス予定のNPNネットワークを選択する。設定されたネットワーク選択情報(PLMN IDおよびNID2)が、基地局3によってブロードキャストされたPLMN IDと異なる、または基地局3によってブロードキャストされたPLMN IDおよびNID1と異なることを端末4が発見した場合には、端末4は、SNPNにアクセスすることを選ばない。設定されたネットワーク選択情報(PLMN IDおよびNID1)が、基地局3によってブロードキャストされたPLMN IDと同じである、または基地局3によってブロードキャストされたPLMN IDおよびNID1と同じであることを端末4が発見した場合には、端末4は、SNPNにアクセスすることを選ぶ。
図1の(a)に記載されるアーキテクチャおよび図1の(b)に記載されるアーキテクチャは、ハンドオーバをサポートしない。基地局1、基地局2、および基地局3は、5Gネットワークの基地局であることもある。たとえば、基地局1、基地局2、および基地局3は、それぞれ次世代NodeB(next Generation NodeB、gNB)であることもある。図1の(a)では、基地局1および基地局2が同じ5Gコアネットワーク(5G Core、5GC)にアクセスするということが例として用いられている。基地局2は、非パブリックネットワークに対応する5GCにアクセスする。
図2は、パブリックネットワークまたは非パブリックネットワークの構成を示している。パブリックネットワークまたは非パブリックネットワークは、端末、アクセスネットワーク(access network、AN)、コアネットワーク(Core)、およびデータネットワーク(data network、DN)を含む。端末、AN、およびCoreは、アーキテクチャの主要な構成要素である。論理的には、端末、AN、およびCoreは、それぞれ2つの部分、すなわちユーザプレーンおよび制御プレーンに分割されることがある。制御プレーンは、移動体ネットワーク管理を担当し、ユーザプレーンは、サービスデータ伝送を担当する。図2では、NG2基準点が、ANの制御プレーンとCoreの制御プレーンとの間にあり、NG3基準点が、ANのユーザプレーンとCoreのユーザプレーンの間にあり、NG6基準点が、Coreのユーザプレーンとデータネットワークの間にある。
端末は、モバイルユーザとネットワークの間の対話のイングレスであり、基本的な計算能力および記憶能力を提供し、サービスウィンドウをユーザに対して表示し、ユーザの操作入力を受け取ることができる。5Gネットワーク内の端末は、新たな無線技術を使用してANに対する信号接続およびデータ接続を確立して、制御信号およびサービスデータを移動体ネットワークに伝送することがある。
ANは、従来のネットワークにおける基地局と同様であり、端末の付近にデプロイされ、特定の領域内の許可された端末にネットワークアクセス機能を提供する。ANは、端末のレベルおよびサービス要件などに基づいて様々な品質の伝送トンネルを決定して、端末のデータを伝送することができる。ANは、ANのリソースを管理し、それらのリソースを適切に使用し、必要に応じてアクセスサービスを端末に提供することができ、端末とコアネットワークの間で制御信号および端末データを転送することを担当する。
Coreは、移動体ネットワークの加入データを維持すること、移動体ネットワーク内のネットワーク要素を管理すること、ならびにセッション管理、モビリティ管理、ポリシー管理、およびセキュリティ認証などの機能を端末に提供することを担当する。端末の取付け手順では、Coreは、端末のネットワークアクセス認証を提供する。端末がサービス要求を有するときには、Coreは、ネットワークリソースをその端末に割り当てる。端末が移動すると、Coreは、その端末のネットワークリソースを更新する。端末が遊休状態であるときには、Coreは、その端末の高速な回復機構を提供する。端末の切離し手順では、Coreは、端末のネットワークリソースを解放する。端末がサービスデータを有するときには、Coreは、その端末にデータルーティング機能を提供し、たとえば、アップリンクデータをデータネットワークに転送する、または端末のダウンリンクデータをデータネットワークから受信する。Coreは、端末の受信されたダウンリンクデータをANに送信して、ANが端末のダウンリンクデータをその端末に送信するようにする。
データネットワークは、ユーザにサービスを提供するデータネットワークである。通常は、クライアントが端末に位置し、サーバがデータネットワークに位置する。データネットワークは、たとえばローカルエリアネットワークなどのプライベートネットワークであることもあるし、たとえばインターネット(Internet)など、事業者によって管理および制御されない外部ネットワークであることもあるし、たとえばIPマルチメディアサブシステム(IP multimedia core network subsystem、IMS)サービスを提供するネットワークなど、事業者によって協働でデプロイされる専用ネットワークであることもある。
結論として、図2は、非パブリックネットワークまたはパブリックネットワークの主要な構成要素を記載している。図3は、本出願のネットワークアクセス方法が適用可能な通信システムを示している。この通信システムは、端末10、およびアクセス管理ネットワーク要素20を含む。アクセス管理ネットワーク要素20は、非パブリックネットワーク100内のネットワーク要素である。
端末10は、非パブリックネットワーク100内にあるアクセスネットワークデバイス30およびアクセス管理ネットワーク要素20を介して非パブリックネットワーク100にアクセスすることがある。
本出願の実施形態では、端末10は、ワイヤレスネットワーク内に分散されていることがあり、各端末は、固定されていることもあるし、移動可能であることもある。
可能な実装では、通信システムは、統合データ管理ネットワーク要素40をさらに含むことがある。統合データ管理ネットワーク要素40は、パブリックネットワーク200内のネットワーク要素である。パブリックネットワーク200と非パブリックネットワーク100は、インタワークされる。端末10が非パブリックネットワーク100にうまくアクセスした後で、端末10は、非パブリックネットワーク100を通してパブリックネットワーク200にアクセスすることがある。
本出願の実施形態では、図3に示す通信システムは、現在の5Gネットワークアーキテクチャまたは別の将来のネットワークアーキテクチャに適用され得る。これは、本出願の実施形態では限定されない。
以下では、図3に示す通信システムが5Gネットワークに適用可能である、換言すれば、非パブリックネットワーク100およびパブリックネットワーク200の両方が5Gネットワークである例を用いる。アクセス管理ネットワーク要素20に対応するネットワーク要素またはエンティティは、図3に示すアクセスおよびモビリティ管理機能(access and mobility management function、AMF)ネットワーク要素であることがある。統合データ管理ネットワーク要素40に対応するネットワーク要素またはエンティティは、統合データ管理(unified data management、UDM)ネットワーク要素であることがある。アクセスネットワークデバイス30に対応するネットワーク要素またはエンティティは、(無線)アクセスネットワーク((radio) access network、(R)AN)デバイスであることがある。
図4に示すように、非パブリックネットワーク100またはパブリックネットワーク200は、セッション管理機能(session management function、SMF)ネットワーク要素、ポリシー制御機能(policy control function、PCF)ネットワーク要素、ネットワークスライス選択機能(network slice selection function、NSSF)ネットワーク要素、認証サーバ機能(authentication server function、AUSF)ネットワーク要素、ネットワーク露出機能(network exposure function、NEF)ネットワーク要素、ネットワークリポジトリ機能(network repository function、NRF)ネットワーク要素、およびアプリケーション機能(application function、AF)ネットワーク要素などをさらに含むことがある。これは、本出願の実施形態では特に限定されない。
図5aに示すように、非パブリックネットワーク100またはパブリックネットワーク200は、データネットワーク(data network、DN)とさらに通信することがあり、DNは、AFネットワーク要素によって管理されることがある。
端末は、(R)ANデバイスを通してネットワーク(非パブリックネットワークまたはパブリックネットワーク)にアクセスし、端末は、N1インタフェース(略してN1)を通してAMFネットワーク要素と通信する。SMFネットワーク要素は、N4インタフェース(略してN4)を通して1つまたは複数のUPFネットワーク要素と通信する。UPFネットワーク要素は、N6インタフェース(略してN6)を通してDNと通信する。(R)ANデバイスは、N2インタフェース(略してN2)を通してAMFネットワーク要素と通信する。(R)ANデバイスは、N3インタフェース(略してN3)を通してUPFネットワーク要素と通信する。制御プレーンネットワーク要素は、サービス指向インタフェースを通して互いに対話することもある。たとえば、図4に示すように、AMFネットワーク要素と、SMFネットワーク要素と、UDMネットワーク要素と、PCFネットワーク要素とは、サービス指向インタフェースを通して互いに対話する。たとえば、AMFネットワーク要素によって提供される外部のサービス指向インタフェースは、Namfであることがある。SMFネットワーク要素によって提供される外部のサービス指向インタフェースは、Nsmfであることがある。UDMネットワーク要素によって提供される外部のサービス指向インタフェースは、Nudmであることがある。PCFネットワーク要素によって提供される外部のサービス指向インタフェースは、Npcfであることがある。NSSFネットワーク要素によって提供される外部のサービス指向インタフェースは、Nnssfであることがある。NEFネットワーク要素によって提供される外部のサービス指向インタフェースは、Nnefであることがある。AFネットワーク要素によって提供される外部のサービス指向インタフェースは、Nafであることがある。様々なサービス指向インタフェースの名称の関連する説明については、現在の技術の5Gシステムアーキテクチャ(5G system architecture)の図を参照されたい、ことを理解されたい。本明細書では、詳細について説明しない。
図4に示すネットワークアーキテクチャでは、制御プレーンネットワーク要素がサービス指向インタフェースを通して互いに対話する例が用いられている。もちろん、代替として、制御プレーンネットワーク要素は、以下のように互いに通信することもある。すなわち、AMFエンティティは、N11インタフェース(略してN11)を通してSMFネットワーク要素と通信する。1つまたは複数のUPFネットワーク要素のうちのいずれか2つは、N9インタフェース(略してN9)を通して互いに通信する。SMFネットワーク要素は、N7インタフェース(略してN7)を通してPCFネットワーク要素と通信し、PCFネットワーク要素は、N5インタフェースを通してAFネットワーク要素と通信する。いずれか2つのAMFネットワーク要素は、N14インタフェース(略してN14)を通して互いに通信する。SMFネットワーク要素は、N10インタフェース(略してN10)を通してUDMと通信する。AMFネットワーク要素は、N12インタフェース(略してN12)を通してAUSFと通信する。AUSFネットワーク要素は、N13インタフェース(略してN13)を通してUDMネットワーク要素と通信する。AMFネットワーク要素は、N8インタフェース(略してN8)を通してUDMネットワーク要素と通信する。
図4は、単に1つのUPFネットワーク要素および1つのSMFネットワーク要素の例を示しているに過ぎないことに留意されたい。もちろん、図4は、複数のUPFネットワーク要素および複数のSMFネットワーク要素を含むこともあり、たとえば、SMFネットワーク要素1およびSMFネットワーク要素2を含むこともある。これは、本出願の実施形態では特に限定されない。
図4の(R)ANデバイス、AMFネットワーク要素、SMFネットワーク要素、UDMネットワーク要素、UPFネットワーク要素、およびPCFネットワーク要素などは、単に名称であり、これらの名称は、デバイスに対するいかなる制限にもならないことに留意されたい。5Gネットワークおよび別の将来のネットワークでは、(R)ANデバイス、AMFネットワーク要素、SMFネットワーク要素、UDMネットワーク要素、UPFネットワーク要素、およびPCFネットワーク要素に対応するネットワーク要素またはエンティティが、代替として他の名称を有することもある。これは、本出願の実施形態では特に限定されない。たとえば、UDMネットワーク要素は、代替として、ホーム加入者サーバ(home subscriber server、HSS)、ユーザ加入データベース(user subscription database、USD)、またはデータベースエンティティなどで置換されることもある。これは、本明細書では一様に述べられることであり、後に詳細を述べることはしない。
第三世代パートナーシッププロジェクト(3rd generation partnership project、3GPP)の異なるリリースでは、非パブリックネットワークとパブリックネットワークの間のインタワーキングの様式が異なる。したがって、以下、図5aおよび図5bを参照して、これらの様式について別個に説明する。
3GPPの第1のリリースでは、図5aに示すように、非パブリックネットワーク100は、非3GPPインタワーキング機能(Non-3GPP interworking function、N3IWF)に基づくアーキテクチャを用いてパブリックネットワーク200とインタワークする。この場合には、端末10は、2つの加入情報を有し、具体的には、端末10は、端末10と非パブリックネットワーク100の間のプライベートネットワーク加入情報、および端末10とパブリックネットワーク200の間の第1のパブリックネットワーク加入情報の両方を有する。プライベートネットワーク加入情報は、非パブリックネットワーク100にアクセスするために端末10によって使用される。第1のパブリックネットワーク加入情報は、パブリックネットワーク200にアクセスするために端末10によって使用される。端末10と非パブリックネットワーク100の間のプライベートネットワーク加入情報は、端末10の識別子1を含み、端末10の識別子1は、非パブリックネットワーク100の識別子を含むことを理解されたい。端末10とパブリックネットワーク200の間の第1のパブリックネットワーク加入情報は、端末10の識別子2を含み、端末10の識別子2は、パブリックネットワーク200の識別子を含む。
たとえば、第1のリリースはリリース(Release、R)16であることもある。
図5aに示すように、端末10は、端末10と非パブリックネットワーク100の間のプライベートネットワーク加入情報を用いて非パブリックネットワーク100の識別子を決定する。次いで、端末10は、非パブリックネットワーク100内にデプロイされたアクセスネットワークデバイスにアクセスし、端末10は、アクセスネットワークデバイスを通して非パブリックネットワーク100への3GPP登録を行う。端末10は、端末10とパブリックネットワーク200の間の第1のパブリックネットワーク加入情報を用いてパブリックネットワーク200の識別子を決定する。次いで、端末10は、パブリックネットワーク200内のN3IWFを選択し、非パブリックネットワーク100内でPDUセッションを確立してパブリックネットワーク200のN3IWFにアクセスし、パブリックネットワーク200へのN3GPP登録を行う。
具体的には、図5aに示すように、非パブリックネットワーク100は、AMFネットワーク要素1、SMFネットワーク要素1、およびUPFネットワーク要素1を含み、パブリックネットワーク200は、AMFネットワーク要素2、SMFネットワーク要素2、UPFネットワーク要素2、およびN3IWFを含む。N3IWFは、非パブリックネットワーク100とパブリックネットワーク200の間のインタワーキングを実施するように構成される。
端末10は、NPNの3GPPアクセス技術(access technology)を用いて非パブリックネットワーク100にアクセスし、次いで端末10と非パブリックネットワーク100内のUPFネットワーク要素1との間でPDUセッションを確立する。その後、端末10が非パブリックネットワーク100を通してパブリックネットワーク200に対する非3GPP(non-3GPP、N3GPP)登録を行う必要があるときには、端末10は、端末10とUPFネットワーク要素1の間に確立されたPDUセッションを用いてパブリックネットワーク登録要求メッセージをUPFネットワーク要素1に送信することがある。パブリックネットワーク登録要求メッセージは、端末10をパブリックネットワーク200に登録することを要求するために使用される。次いで、UPFネットワーク要素1は、図5aに示すDN1を通してパブリックネットワーク登録要求メッセージをN3IWFに送信する。パブリックネットワーク登録要求メッセージを受信した後で、N3IWFは、パブリックネットワーク登録要求メッセージをパブリックネットワーク200内のAMFネットワーク要素2に転送することがあり、AMFネットワーク要素2が、パブリックネットワーク登録要求メッセージに基づいて、端末10がパブリックネットワーク200に登録することを許されるかどうかを決定する。端末10がパブリックネットワーク200に登録することをAMFネットワーク要素2が許す場合には、AMFネットワーク要素2は、登録受諾メッセージをN3IWFに送信して、N3IWFがDN1を通して非パブリックネットワーク100内のUPFネットワーク要素1に登録受諾メッセージを送信するようにする。登録受諾メッセージを受信した後で、UPFネットワーク要素1は、UPFネットワーク要素1と端末10の間のPDUセッションを用いて、登録受諾メッセージを端末10に送信することもある。DN1が、非パブリックネットワーク100にサービスを提供するように構成され、DN2が、パブリックネットワーク200にサービスを提供するように構成されることは理解され得る。具体的には、端末10は、非パブリックネットワーク100を通して、DN1上にデプロイされたサービスにアクセスすることがある。具体的には、端末10は、パブリックネットワーク200を通して、DN2上にデプロイされたサービスにアクセスすることがある。
図5aに示す非パブリックネットワーク100とパブリックネットワーク200のネットワーク要素間の通信インタフェースについては、図4の説明を参照されたいことに留意されたい。本明細書では、詳細について重ねて述べることはしない。図5aに示すように、N3IWFは、N6インタフェースを通してDNと通信する。N3IWFは、パブリックネットワーク内のN2インタフェースを通してAMFネットワーク要素2と通信する。
3GPPの第2のリリース(第2のリリースは、第1のリリースのアップグレードリリースである)では、図5に示すように、非パブリックネットワーク100は、ローミングアーキテクチャを用いてパブリックネットワーク200とインタワークする。この場合には、端末10は、端末10とパブリックネットワーク200の間の第2のパブリックネットワーク加入情報を有する。図5bに示すように、端末10は、端末10とパブリックネットワーク200の間の第2のパブリックネットワーク加入情報を用いて非パブリックネットワーク100の識別子を決定する。非パブリックネットワーク100の識別子を決定した後で、端末10は、非パブリックネットワークにデプロイされた(R)ANデバイスを使用して非パブリックネットワーク100への登録を実施することを選ぶことがある。その後、端末10は、非パブリックネットワーク100内でセッション(たとえばPDUセッション)を確立することがあり、非パブリックネットワーク100は、第2のパブリックネットワーク加入情報に基づいて、このセッションのモードがホームルーテッド(home routed、HR)モードまたはローカルブレイクアウト(local breakout)モードであると決定する。たとえば、第2のリリースは、R17であることもある。
第2のパブリックネットワーク加入情報は、端末10がアクセスすることを許される1つまたは複数の非パブリックネットワークについての情報を含むことを理解されたい。端末10が非パブリックネットワークaの有効範囲内に位置するときには、端末10は、非パブリックネットワークaのブロードキャスト情報(非パブリックネットワークaの識別子を含む)を受信することがある。ブロードキャスト情報に含まれる非パブリックネットワークaの識別子が上記の1つまたは複数の非パブリックネットワークの識別子の中の非パブリックネットワークの識別子と同じである場合には、端末10は、非パブリックネットワークaがアクセスのために選択されることが可能であると決定することがある。
図5bでは、非パブリックネットワーク100とパブリックネットワーク200の間のインタワーキングをサポートするローミングアーキテクチャがホームルーテッドモードである例が用いられている。図5bでは、端末10の非パブリックネットワーク100(端末の移動先ネットワーク(visited network)と呼ばれることもある)は、AMFネットワーク要素1、移動先SMF(visited SMF、V-SMF)ネットワーク要素、移動先PCF(visited PCF、V-PCF)ネットワーク要素、(R)ANデバイス、移動先UPF(visited UPF、V-UPF)ネットワーク要素、および移動先NSSF(visited NSSF、V-NSSF)ネットワーク要素を含む。端末10のパブリックネットワーク200(端末のホームネットワーク(home network)と呼ばれることもある)は、ホームSMF(home SMF、H-SMF)ネットワーク要素、ホームPCF(home PCF、H-PCF)ネットワーク要素、ホームUPF(home UPF、H-UPF)ネットワーク要素、UDMネットワーク要素、AUSFネットワーク要素、およびホームNSSF(home NSSF、H-NSSF)ネットワーク要素を含む。
H-SMFネットワーク要素は、N16インタフェースを通してV-SMFネットワーク要素と通信し、AUSFネットワーク要素は、N12インタフェースを通してAMFネットワーク要素と通信する。H-PCFネットワーク要素は、N24インタフェースを通してV-PCFネットワーク要素と通信する。AMFネットワーク要素1は、N22インタフェースを通してV-NSSFネットワーク要素と通信する。V-NSSFネットワーク要素は、N31インタフェースを通してH-NSSFネットワーク要素と通信する。H-UPFネットワーク要素は、N9インタフェースを通してV-UPFネットワーク要素と通信する。
パブリックネットワーク200は、ホームセキュリティエッジ保護プロキシ(home Security edge protection proxy、H-SEPP)をさらに含むことがある。非パブリックネットワーク100は、移動先セキュリティエッジ保護プロキシ(visited Security edge protection proxy、V-SEPP)をさらに含むことがある。パブリックネットワーク200は、移動先SEPPおよびホームSEPPを通して非パブリックネットワーク100と通信する。N32インタフェースが、ホームSEPPと移動先SEPPの間に存在する。
本出願の実施形態では、パブリックネットワークは、PLMNであることがあり、非パブリックネットワークは、SNPNであることがある。これは、本明細書では一様に述べられることであり、後に詳細を述べることはしない。
コアネットワーク内の機能エンティティの機能は、以下の通りである。
UPFネットワーク要素は、SMFネットワーク要素のルーティング規則に従ってユーザデータパケットを転送するように、たとえばアップリンクデータをDNまたは別のUPFに送信し、ダウンリンクデータを別のUPFまたはRANに転送するように構成される。
AUSFネットワーク要素は、端末上でセキュリティ認証を行うように構成される。
AMFは、端末のアクセス管理およびモビリティ管理を実施するように構成される。AMFは、端末のステータス維持、端末の到達可能性管理、非モビリティ管理(mobility management、MM)、非アクセス層(Non-access stratum、NAS)メッセージ転送、およびセッション管理((Session Management、SM)N2メッセージ転送を担当する。
SMFネットワーク要素は、端末のセッションを管理し、端末のセッションについてのリソースを割り当てる、または解放することを担当し、ここで、リソースは、セッションサービス品質(quality of service、QoS)パラメータ、セッション経路、および転送規則などを含む。
NSSFは、端末のネットワークスライスを選択するように構成される。
NEFは、ノースバウンドアプリケーションプログラミングインタフェース(application programming interface、API)方式でネットワーク機能を第三者に露出させる。
NRFは、別のネットワーク要素のためにネットワーク機能エンティティ情報を記憶し、選択する。
UDMネットワーク要素は、端末の加入情報を記憶する、または端末のコンテキストを管理するように構成される。
PCFネットワーク要素は、ポリシーを管理するように構成される。
AFネットワーク要素は、アプリケーションを管理するように構成される。
端末(terminal)は、様々な手持ち型デバイス、車載デバイス、ウェアラブルデバイス、およびワイヤレス通信機能を有するコンピューティングデバイス、またはワイヤレスモデムに接続されたその他の処理デバイスを含み得る。端末は、加入者ユニット(subscriber unit)、セルラ電話(cellular phone)、スマートフォン(smartphone)、ワイヤレスデータカード、携帯情報端末(personal digital assistant、PDA)コンピュータ、タブレットコンピュータ、ワイヤレスモデム(modem)、手持ち型(handheld)デバイス、ラップトップコンピュータ(laptop computer)、コードレス電話(cordless phone)、ワイヤレスローカルループ(wireless local loop、WLL)局、マシンタイプ通信(machine type communication、MTC)端末、ユーザ機器(user equipment、UE)、移動局(mobile station、MS)、端末デバイス(terminal device)、または中継ユーザ機器などをさらに含み得る。中継ユーザ機器は、たとえば、5Gレジデンシャルゲートウェイ(residential gateway、RG)であることがある。説明を容易にするために、本出願では、上述のデバイスが端末と総称される。
本出願の実施形態における端末は、モノのインターネットにおける端末デバイス、または港、インテリジェントファクトリ、鉄道輸送、ロジスティクス、無人航空機、および自動運転車などの複数の垂直産業応用分野における端末、たとえば移動ロボット(Mobile Robot)、自動誘導車両(Automated Guided Vehicle、AGV)、自動運転車、列車上の制御デバイスおよびセンサ、または工場にデプロイされた制御デバイスおよびセンサ(Sensor)などであることもあることを理解されたい。
たとえば、本出願の実施形態では、端末は、代替として、ウェアラブルデバイスであることもある。ウェアラブルデバイスは、ウェアラブルインテリジェントデバイスと呼ばれることもあり、日用装身具の高機能設計にウェアラブル技術を適用することによって開発された、眼鏡、手袋、腕時計、衣服、および靴などの装着可能なデバイスの総称である。ウェアラブルデバイスは、身体に直接装着されることができる、またはユーザの衣服またはアクセサリに一体化されることができる、携帯型デバイスである。ウェアラブルデバイスは、ハードウェアデバイスだけでなく、ソフトウェアのサポート、データ交換、およびクラウド対話を通して強力な機能を実施する。一般化されたウェアラブルインテリジェントデバイスは、スマートフォンに頼らずに全てまたはいくつかの機能を実施することができる、スマートウォッチまたはスマートグラスなどのフル機能搭載で大きなサイズのデバイス、および1種類の応用機能のみに特化しており、スマートフォンなどの他のデバイスと協働する必要がある、身体的兆候を監視する様々なスマートバンドまたはスマートジュエリなどのデバイスを含む。端末は、代替として、工場で使用されるセンサデバイスであることもある。
アクセスネットワークデバイスは、特定の領域内の許可された端末にネットワークアクセス機能を提供するように構成され、端末のレベルおよびサービス要件などに基づいて様々な品質の伝送トンネルを使用することができる。アクセスネットワークデバイスは、無線リソースを管理し、アクセスサービスを端末に提供し、さらに、端末とコアネットワークの間の制御信号および端末データの転送を完了することができる。アクセスネットワークデバイスは、従来のネットワークにおける基地局として理解されることもある。たとえば、アクセスネットワークデバイスは、無線リソース管理、サービス品質(quality of service、QoS)管理、ならびにエアインタフェース側でのデータの圧縮および暗号化などの機能を担当することがある。
本出願の実施形態では、ネットワークアクセス方法の実行体の具体的な構造は、本出願の実施形態のネットワークアクセス方法のコードを記録するプログラムを作動させることによって本出願の実施形態のネットワークアクセス方法に従って通信が行われることが可能であるなら、本出願の実施形態では特に限定されない。たとえば、本出願の実施形態で提供されるネットワークアクセス方法は、第1の端末内にあり、プログラムを呼び出して実行することができる機能モジュールによって行われることもあるし、第1の端末内で使用される、たとえばチップなどの通信装置であることもある。本出願の実施形態で提供されるネットワークアクセス方法は、アクセス管理ネットワーク要素内にあり、プログラムを呼び出して実行することができる機能モジュールによって行われることもあるし、アクセス管理ネットワーク要素内で使用される、たとえばチップなどの通信装置であることもある。これは、本出願では限定されない。本出願の実施形態で提供されるネットワークアクセス方法は、統合データ管理ネットワーク要素内の、プログラムを呼び出して実行することができる機能モジュールによって行われることもあるし、統合データ管理ネットワーク要素内で使用される、たとえばチップなどの通信装置であることもある。これは、本出願では限定されない。以下の実施形態は、ネットワークアクセス方法が第1の端末、アクセス管理ネットワーク要素、および統合データ管理ネットワーク要素によって行われる例を用いて説明する。
図6は、本出願の実施形態によるネットワークアクセス方法の対話の実施形態を示している。この方法は、以下のステップを含む。
ステップ601:第1の端末は、第1の非パブリックネットワーク内のアクセス管理ネットワーク要素に第1のメッセージを送信する。これに対応して、第1の非パブリックネットワーク内のアクセス管理ネットワーク要素は、第1の端末から第1のメッセージを受信する。第1のメッセージは、第1の端末を第1の非パブリックネットワークに登録することを要求するために使用される。
第1の端末は、第1の非パブリックネットワークの有効範囲内に位置することを理解されたい。第1の端末は、1つまたは複数の候補非パブリックネットワークを検出することもあり、第1の非パブリックネットワークは、その1つまたは複数の候補非パブリックネットワークのうちの任意の非パブリックネットワークであることもあることを理解されたい。もちろん、第1の非パブリックネットワークは、上記の1つまたは複数の候補非パブリックネットワークのうちで最も強い信号品質を有する候補非パブリックネットワークであることもある。
たとえば、アクセス管理ネットワーク要素は、図2に示すアクセス管理ネットワーク要素20であることがある。第1の非パブリックネットワークは、図2の非パブリックネットワーク100であることがある。
本出願のこの実施形態の第1の端末は、非パブリックネットワークにアクセスする許可または能力を有していない。もちろん、第1の端末は、パブリックネットワークにアクセスする許可または能力は有していることがある。これは、本出願のこの実施形態では限定されない。
一態様では、「第1の端末は非パブリックネットワークにアクセスする許可を有していない」における「非パブリックネットワーク」は、非パブリックネットワーク一般を指すことがあることに留意されたい。換言すれば、第1の端末は、いかなる非パブリックネットワークにアクセスする許可も有していない。たとえば、非パブリックネットワークが非パブリックネットワーク1であるか非パブリックネットワーク2であるかに関わらず、第1の端末は、非パブリックネットワークにアクセスすることができない。別の態様では、「第1の端末は非パブリックネットワークにアクセスする許可を有していない」における「非パブリックネットワーク」は、特定の非パブリックネットワークを指すことがある。換言すれば、第1の端末は、その特定の非パブリックネットワークのみにはアクセスすることができない(たとえばその特定の非パブリックネットワークは第1の非パブリックネットワークである)が、第1の端末は第1の非パブリックネットワーク以外の非パブリックネットワークにはアクセスし得る。たとえば、第1の非パブリックネットワークは、非パブリックネットワーク1である。第1の端末は、非パブリックネットワーク1にアクセスする機能を有していないが、第1の端末は非パブリックネットワーク2にアクセスする機能は有している。
たとえば、第1の端末は、工場1にサービスする非パブリックネットワーク2にアクセスするように特に構成され、第1の端末が、工場2にサービスする非パブリックネットワーク1の有効範囲内に位置するときには、第1の端末は、非パブリックネットワーク1にアクセスする許可を有していない。
可能な実装では、第1のメッセージは、第1の端末の識別子をさらに搬送することがある。第1の端末の識別子は、第1の端末を識別するために使用される。たとえば、第1の端末の識別子は、加入永久識別子(subscription permanent identifier、SUPI)および暗号化された加入者識別子(subscriber concealed identifier、SUCI)のうちの1つまたは複数であることがある。以下の実施形態における端末の識別子については、本明細書の説明を参照されたい。詳細について、後に改めて述べることはしない。
特定の実装では、本出願のこの実施形態のステップ601は、以下のように実施されることがある。すなわち、第1の端末が、第1の非パブリックネットワーク内のアクセスネットワークデバイスを通して第1の非パブリックネットワーク内のアクセス管理ネットワーク要素に第1のメッセージを送信する。これに対応して、第1の非パブリックネットワーク内のアクセス管理ネットワーク要素が、第1の非パブリックネットワーク内のアクセスネットワークデバイスを通して第1の端末から第1のメッセージを受信する。アクセス管理ネットワーク要素は、第1の非パブリックネットワーク内のアクセスネットワークデバイスから第1の非パブリックネットワークについての情報をさらに取得することもあることは理解され得る。たとえば、第1の非パブリックネットワークについての情報は、非パブリックネットワークを識別するために使用される。たとえば、第1の非パブリックネットワークについての情報は、第1の非パブリックネットワークの識別子であることもある。たとえば、第1の非パブリックネットワークについての情報は、第1の非パブリックネットワークの識別子である。この場合には、第1の非パブリックネットワークの識別子は、目標パブリックネットワークの識別子およびNIDに基づいて決定される。
本出願のこの実施形態の目標パブリックネットワークは、第1の非パブリックネットワークに対応するパブリックネットワークである。たとえば、目標パブリックネットワークは、事業者Aのパブリックネットワークである。事業者Aによって目標パブリックネットワークに割り当てられた目標パブリックネットワークの識別子が「00000」であり、NIDが「0001」である場合には、第1の非パブリックネットワークの識別子は、「00000001」を含む。換言すれば、目標パブリックネットワークの識別子は、第1の非パブリックネットワークをデプロイする事業者によって目標パブリックネットワークに割り当てられる特定の値である。代替として、目標パブリックネットワークの識別子は、第三者事業者によって目標パブリックネットワークのために確保された固有の値である。これは、本出願の実施形態では限定されない。
たとえば、第1のメッセージは、登録要求メッセージであることもある。
ステップ602:アクセス管理ネットワーク要素は、第1のパブリックネットワーク内の統合データ管理ネットワーク要素に照会メッセージを送信する。これに対応して、第1のパブリックネットワーク内の統合データ管理ネットワーク要素は、非パブリックネットワーク内のアクセス管理ネットワーク要素から照会メッセージを受信する。照会メッセージは、第1の端末の加入データを照会するために使用される。
第1のパブリックネットワークは、第1の非パブリックネットワークとインタワークする。換言すれば、ステップ601からステップ605で述べられる第1の非パブリックネットワークは、第1のパブリックネットワークとインタワークする非パブリックネットワークである。
たとえば、照会メッセージは、第1の端末の識別子、および第1の非パブリックネットワークについての情報を搬送することがある。
たとえば、第1のパブリックネットワークは、図2に示すパブリックネットワーク200であることがある。統合データ管理ネットワーク要素は、図2の統合データ管理ネットワーク要素40であることがある。
ステップ603:統合データ管理ネットワーク要素は、アクセス管理ネットワーク要素に第3のメッセージを送信する。これに対応して、アクセス管理ネットワーク要素は、第1のパブリックネットワーク内の統合データ管理ネットワーク要素から第3のメッセージを取得する。第3のメッセージは、第1の端末の加入データおよび原因値のうちの1つまたは複数を含む。
加入データは、第2のインジケーション情報を含む。一態様では、第2のインジケーション情報は、第1の端末がパブリックネットワークのみにアクセスすることができることを示すために使用される。あるいは、別の態様では、第2のインジケーション情報は、第1の端末が非パブリックネットワークにアクセスすることができないことを示すために使用される。原因値は、第1の端末が第1の非パブリックネットワークにアクセスすることを許されていないことを示す。
統合データ管理ネットワーク要素がアクセス管理ネットワーク要素に第3のメッセージを能動的に送信することがある場合には、ステップ602は省略されることがあることに留意されたい。
「第1の端末はパブリックネットワークのみにアクセスすることができる」における「パブリックネットワーク」は、パブリックネットワーク一般を指すことを理解されたい。換言すれば、第1の端末は、非パブリックネットワーク以外の任意のパブリックネットワークにアクセスするように構成され、第1のパブリックネットワークへのアクセスのみに限定されない。「第1の端末は非パブリックネットワークにアクセスすることができない」における「非パブリックネットワーク」は、非パブリックネットワーク一般を指すことがある。換言すれば、第1の端末は、いかなる非パブリックネットワークにもアクセスすることができない。「第1の端末は非パブリックネットワークにアクセスすることができない」における「非パブリックネットワーク」は、特定の非パブリックネットワークを指す。換言すれば、第1の端末は、第1の非パブリックネットワークにアクセスすることができない。これは、本出願の実施形態では限定されない。
ステップ604:アクセス管理ネットワーク要素は、第3のメッセージに基づいて第1の端末に第2のメッセージを送信する。これに対応して、第1の端末は、アクセス管理ネットワーク要素から第2のメッセージを受信する。第2のメッセージは、第1の非パブリックネットワークへの第1の端末の登録が拒否されることを示すために使用される。第2のメッセージは、第1のインジケーション情報を含み、第1のインジケーション情報は、第1の非パブリックネットワークへの第1の端末のアクセスが禁止されていることを示す。
ステップ605:第1の端末は、第1のインジケーション情報に基づいて第1の端末の禁止ネットワークリストを更新する。更新された禁止ネットワークリストは、第1の非パブリックネットワークについての情報を含む。
もちろん、更新された禁止ネットワークリストは、第1の禁止ネットワークリストとみなされることもある。
代替の方式では、本出願のこの実施形態のステップ605は、以下のように実施されることもある。すなわち、第1の端末が、第1のインジケーション情報に基づいて、第1の非パブリックネットワークについての情報を第1の端末の禁止ネットワークリストに追加する。
一態様では、第1の端末の禁止ネットワークリストが、1つまたは複数のネットワークについての情報を有することがあり、この1つまたは複数のネットワークが、第1の非パブリックネットワークを含むことは理解され得る。換言すれば、第1の端末の禁止ネットワークリストは、第1の非パブリックネットワークを含むことがある。上記の1つまたは複数のネットワークのそれぞれは、記録項目を有し、記録項目は、ネットワークへのアクセスが禁止されるか許されるかを示すために使用される。この場合には、更新された禁止ネットワークリストが第1の非パブリックネットワークについての情報を含むということは、第1の端末が、第1の非パブリックネットワークに対応する記録項目をアクセス禁止状態に設定することとして理解されることもある。
第1の端末が第1の端末の禁止ネットワークリストを更新するということは、第1の端末が、禁止ネットワークリスト内の第1の非パブリックネットワークに対応する記録項目を更新することを意味することがある。
たとえば、第1の非パブリックネットワークの記録項目がインジケータaである場合には、それは、第1の非パブリックネットワークへのアクセスが禁止されることを示す。第1の非パブリックネットワークの記録項目がインジケータbである場合には、それは、第1の非パブリックネットワークへのアクセスが許されることを示す。禁止ネットワークリスト内の第1の非パブリックネットワークに対応する記録項目は、インジケータbであり、この場合、第1の端末は、ステップ601からステップ603を行って、第1の非パブリックネットワークにアクセスすることを要求する。しかし、第1の端末は、第1の非パブリックネットワークにアクセスすることを要求する過程で第2のメッセージを受信する。第2の端末は、第2のメッセージに基づいて、第1の非パブリックネットワークへのアクセスが拒否されると決定する。次いで、第1の端末は、第1の非パブリックネットワークに対応する記録項目をインジケータaに設定することがある。
もちろん、インジケータaが、代替として、非活動状態で表されることもあり、インジケータbが、代替として、活動状態で表されることもある。これは、本出願のこの実施形態では限定されない。
もちろん、別の態様では、第1の端末の禁止ネットワークリストは、1つまたは複数のネットワークについての情報を有することがあり、この1つまたは複数のネットワークは、第1の非パブリックネットワークを含まない。この場合には、更新された禁止ネットワークリストが第1の非パブリックネットワークについての情報を含むということは、第1の端末が、第1の非パブリックネットワークについての情報を禁止ネットワークリストに追加し、第1の非パブリックネットワークに対応する記録項目をインジケータaに設定することとして理解されることもある。
たとえば、第1の非パブリックネットワークは、非パブリックネットワーク1であり、第1の端末は、非パブリックネットワーク1にアクセスする許可を有していない。第1の端末が非パブリックネットワーク1の有効範囲内に位置するときには、第1の端末は、非パブリックネットワーク1内のアクセスネットワークデバイスを通して非パブリックネットワーク1内のアクセス管理ネットワーク要素に第1のメッセージを送信して、非パブリックネットワーク1に登録することを要求することがある。次いで、第1の端末がアクセス管理ネットワーク要素から第2のメッセージを受信し、第2のメッセージが、第1の端末の非パブリックネットワーク1への登録が拒否されることを示す場合には、第1の端末は、非パブリックネットワーク1が、第1の端末がアクセスすることを禁止されている非パブリックネットワークであると決定することがある。
本出願のこの実施形態では、第1の非パブリックネットワークについての情報は、第1の非パブリックネットワークを識別するために使用される。たとえば、第1の非パブリックネットワークについての情報は、第1の非パブリックネットワークの識別子であることがある。もちろん、第1の非パブリックネットワークについての情報は、代替として、第1の非パブリックネットワークを識別することができる別のパラメータであることもある。これは、本出願の実施形態では限定されない。
本出願のこの実施形態は、ネットワークアクセス方法を提供する。この方法では、第1の端末は、第1の非パブリックネットワーク内のアクセス管理ネットワーク要素に第1のメッセージを送信して、第1の端末を第1の非パブリックネットワークに登録することを要求する。次いで、第1の端末は、アクセス管理ネットワーク要素から第2のメッセージを受信し、ここで、第2のメッセージは、第1の非パブリックネットワークへの第1の端末の登録が拒否されることを示しており、第1のインジケーション情報は、第1の非パブリックネットワークへの第1の端末のアクセスが禁止されていることを示す。これは、第1の端末が第1のインジケーション情報に基づいて第1の端末の禁止ネットワークリストを更新するのを助けるので、更新された禁止ネットワークリストは、第1の非パブリックネットワークについての情報を含む。その後、登録のためにネットワークを選択するときには、第1の端末は、第1の端末がアクセスすることを禁止されている第1の非パブリックネットワークを選択することを避けることができる。この解決策は、非パブリックネットワークにアクセスする許可を有していない第1の端末が第1の非パブリックネットワークにアクセスしようと試みたときに生じる問題を解決することができる。
可能な実施形態では、ステップ605の後で、本出願のこの実施形態で提供される方法は、第1の端末が、更新された禁止ネットワークリストに基づいて、第1の非パブリックネットワーク以外のネットワークを登録のために選択することをさらに含むことがある。
特定の実装では、第1の端末が更新された禁止ネットワークリストに基づいて第1の非パブリックネットワーク以外のネットワークを登録のために選択することは、以下のように実施されることもある。すなわち、第1の端末が、更新された禁止ネットワークリストに基づいて、更新された禁止ネットワークリストに記録されていないネットワークを登録のために選択する。
たとえば、第1の非パブリックネットワークは、非パブリックネットワーク1である。更新された禁止ネットワークリストが非パブリックネットワーク1についての情報を含む場合には、第1の端末は、非パブリックネットワーク1以外の非パブリックネットワーク2を登録のために選択することがある。更新された禁止ネットワークリストが非パブリックネットワーク1についての情報および非パブリックネットワーク2についての情報を含む場合には、第1の端末は、非パブリックネットワーク1および非パブリックネットワーク2以外の非パブリックネットワーク3を登録のために選択することもあり、この場合、更新された禁止ネットワークリストは、非パブリックネットワーク3についての情報を含まない。
可能な実施形態では、ステップ605の後で、本出願のこの実施形態で提供される方法は、第1の端末が、第1のインジケーション情報に基づいてタイマを開始することをさらに含むことがある。タイマが満了したとき、第1の端末は、更新された禁止ネットワークリストから第1の非パブリックネットワークについての情報を削除する。このようにして、タイマが満了したとき、第1の非パブリックネットワークは、第1の端末がアクセスするために選ぶことができる非パブリックネットワークして引き続き使用されることもある。
タイマが満了することは、タイマに対応するタイマ時間値に到達することを意味することがあることを理解されたい。
代替の実装では、第1の端末が更新された禁止ネットワークリストから第1の非パブリックネットワークについての情報を削除することは、代替として、以下のように言い換えられることもある。すなわち、第1の端末が、第1の禁止ネットワークリストを更新して、第2の禁止ネットワークリストを取得する。第2の禁止ネットワークリストは、第1の非パブリックネットワークについての情報を含まない、または、第2の禁止ネットワークリスト内の第1のパブリックネットワークに対応する記録項目は、第1の非パブリックネットワークがアクセス可能なネットワークであることを示す。これは、本出願のこの実施形態では限定されない。
上記の例を参照すると、タイマが満了したとき、第1の端末は、第1の非パブリックネットワークに対応する記録項目をインジケータaからインジケータbに更新する。
第1の端末が更新された禁止ネットワークリストから第1の非パブリックネットワークについての情報を削除したとき、第1の端末が、その後も第1の非パブリックネットワークに登録することを要求し続けることがあることは理解され得る。たとえば、非パブリックネットワークにアクセスする許可を有していない第1の端末では、第1の端末が設定後に非パブリックネットワークにアクセスする許可を有する場合には、タイマに対応するタイマ時間値に到達したときに第1の端末が禁止ネットワークリストから第1の非パブリックネットワークについての情報を削除するので、その後は第1の端末が第1の非パブリックネットワークに登録することがある。
本出願のこの実施形態では、禁止ネットワークリストから非パブリックネットワークについての情報を削除することは、第2の端末によって、非パブリックネットワークに対応する記録項目をインジケータaに設定すると表現されることもあることに留意されたい。
本出願のこの実施形態では、タイマに対応するタイマ時間値は、プロトコルで事前定義されることもあるし、タイマに対応するタイマ時間値は、第1の端末によって設定されることもあるし、タイマに対応するタイマ時間値は、アクセス管理ネットワーク要素によって第1の端末のために設定されることもある。
アクセス管理ネットワーク要素が第1の端末のためにタイマに対応するタイマ時間値を設定するときには、第2のメッセージが、タイマ時間値を含む。これに対応して、第1の端末は、タイマ時間値に基づいてタイマを設定する。もちろん、アクセス管理ネットワーク要素は、代替として、第2のメッセージ以外のメッセージを用いて第1の端末にタイマに対応するタイマ時間値を送信することもある。これは、本出願のこの実施形態では限定されない。
図6に記載する実施形態は、以下のシナリオに適用可能である。
シナリオ1:第1の非パブリックネットワークおよび第1のパブリックネットワークの両方が、第1のリリースで定義されるネットワークである。たとえば、第1の非パブリックネットワークが、R16非パブリックネットワークであり、第1のパブリックネットワークが、R16パブリックネットワークである。
シナリオ2:第1の非パブリックネットワークおよび第1のパブリックネットワークの両方が、第2のリリースで定義されるネットワークである。たとえば、第1の非パブリックネットワークが、R17非パブリックネットワークであり、第1のパブリックネットワークが、R17パブリックネットワークである。この場合には、アクセス管理ネットワーク要素は、図5bのAMFネットワーク要素であることがある。
シナリオ1およびシナリオ2では、第1の非パブリックネットとワーク第1のパブリックネットワークの間でインタワーキングがサポートされていないときには、ステップ605が省略されることがある。この場合には、第2のメッセージ中の第1のインジケーション情報は、インジケーション情報xで置換されることがあり、ここで、インジケーション情報xは、第1の非パブリックネットワークへの第1の端末のアクセスを禁止する原因が、第1の端末が不正な端末であることであると示すために使用される。第1の端末が不正な端末であることは、第1の非パブリックネットワークが第1の端末の識別を識別することができないことを示す。
シナリオ2では、第1の非パブリックネットワークと第1のパブリックネットワークの間でインタワーキングがサポートされているときには、ステップ605は、必須のステップである。
第1の非パブリックネットワークがR17非パブリックネットワークであり、第1のパブリックネットワークがR17パブリックネットワークである場合には、第1の非パブリックネットワークは、ローミングアーキテクチャを用いて第1のパブリックネットワークとインタワークすることに留意されたい。
図7は、本出願の実施形態によるネットワークアクセス方法の対話の実施形態を示している。この方法は、以下のステップを含む。
ステップ701:第1の非パブリックネットワーク内のアクセスネットワークデバイスは、ブロードキャスト情報を送信する。これに対応して、第2の端末は、第1の非パブリックネットワーク内のアクセスネットワークデバイスからブロードキャスト情報を受信する。ブロードキャスト情報は、第1のインジケーション情報を含み、第1のインジケーション情報は、第1の非パブリックネットワークとパブリックネットワークがインタワークされることを示すために使用される。
本出願のこの実施形態における第2の端末は、非パブリックネットワークにアクセスする許可を有する。もちろん、第2の端末は、パブリックネットワークにアクセスする許可を有することもあるし、または第2の端末は、パブリックネットワークにアクセスする許可を有していないこともある。これは、本出願のこの実施形態では限定されない。
一態様では、「第2の端末は非パブリックネットワークにアクセスする許可を有する」における「非パブリックネットワーク」は、非パブリックネットワーク一般を指すことがある。換言すれば、第2の端末は、任意の非パブリックネットワークにアクセスする許可を有する。たとえば、非パブリックネットワークが非パブリックネットワーク1であるか非パブリックネットワーク2であるかに関わらず、第2の端末は、非パブリックネットワークにアクセスすることができる。別の態様では、「第2の端末は非パブリックネットワークにアクセスする許可を有する」における「非パブリックネットワーク」は、特定の非パブリックネットワークを指すことがある。換言すれば、第2の端末は、その特定の非パブリックネットワークのみにアクセスすることができる(たとえばその特定の非パブリックネットワークは第1の非パブリックネットワークである)。
「第1の非パブリックネットワークとパブリックネットワークとはインタワークされる」における「パブリックネットワーク」は、任意のパブリックネットワーク一般であることがあることは理解され得る。
第2の端末は、第1の非パブリックネットワークの有効範囲内に位置し、第2の端末は、第1の非パブリックネットワーク内のアクセスネットワークデバイスによって送信されるブロードキャスト情報を受信することができることを理解されたい。
たとえば、第1のインジケーション情報は、第1のインジケータであることがあり、第1のインジケータは、第1の非パブリックネットワークとパブリックネットワークがインタワークされることを示すために使用される。たとえば、第1のインジケーション情報は、「1」であることがある。
特定の実装では、第1のインジケーション情報は、第1の非パブリックネットワークとパブリックネットワークがローミングアーキテクチャを用いてインタワークされることを示すために使用される。これは、第2の端末がローミングアーキテクチャを用いて第1の非パブリックネットワークにアクセスする助けになる。第2の端末がローミングアーキテクチャを用いて第1の非パブリックネットワークにアクセスすることは、第2の端末が、パブリックネットワーク内の第2の端末の加入情報(たとえば以下の第1の加入情報)を用いて第1の非パブリックネットワークにアクセスすることを意味することがある。
可能な実装では、ステップ701の前に、本出願のこの実施形態の方法は、第1の非パブリックネットワーク内のアクセスネットワークデバイスが、第1の非パブリックネットワークとパブリックネットワークがインタワークされると決定することをさらに含むことがある。たとえば、第1の非パブリックネットワーク内のアクセスネットワークデバイスが、第1の非パブリックネットワークとパブリックネットワークがインタワークされると決定することは、以下のように実施されることもある。すなわち、アクセスネットワークデバイスが、事業者の設定情報に基づいて、非パブリックネットワークとパブリックネットワークがインタワークされると決定する。
ステップ702:第2の端末は、ブロードキャスト情報に基づいて、第1の加入情報を用いて第1の非パブリックネットワークにアクセスすると決定する。第1の加入情報は、第1のパブリックネットワーク内の第2の端末の加入情報である。
可能な実装では、第1の加入情報で搬送される第2の端末の第1の識別子は、第1のパブリックネットワークに関係する。たとえば、第2の端末の第1の識別子は、たとえばネットワーク識別子PLMN IDなど、第1のパブリックネットワークについての情報を搬送する。
第1のパブリックネットワークが、第1の非パブリックネットワークとインタワークする1つまたは複数のパブリックネットワークのうちの1つであることは理解され得る。
たとえば、第1のパブリックネットワークは、図5bのパブリックネットワーク200であることがある。第1の非パブリックネットワークは、図5bの非パブリックネットワーク100であることがある。アクセス管理ネットワーク要素は、図5bのAMFネットワーク要素1であることがある。
本出願のこの実施形態は、ネットワークアクセス方法を提供する。この方法では、第2の端末は、アクセスネットワークデバイスによってブロードキャストされるブロードキャスト情報を受信し、これが、第2の端末が、第1の非パブリックネットワークがパブリックネットワークとのインタワーキングをサポートするとブロードキャスト情報で搬送される第1のインジケーション情報に基づいて決定するのを助ける。次いで、第2の端末は、第1の加入情報を用いて第2の端末が第1の非パブリックネットワークにアクセスすることができると決定することがある。第2の端末がその後に第1の非パブリックネットワークにアクセスすることを必要とするときには、第2の端末は、第1の加入情報を用いて第1の非パブリックネットワークに登録することを要求することがある。これにより、第2の端末がパブリックネットワークと第1の非パブリックネットワークがインタワークされていることを知らずに盲目的に第1の非パブリックネットワークに対する登録要求を開始したときに生じる登録失敗が回避される。
可能な実施形態では、ステップ702の後で、本出願のこの実施形態で提供される方法は、第2の端末が第1の加入情報を用いて第1の非パブリックネットワークにアクセスすることをさらに含むことがある。
可能な実装では、第2の端末が第1の加入情報を用いて第1の非パブリックネットワークにアクセスすることは、以下のように実施されることもある。すなわち、第2の端末が、第1の加入情報を用いて第1の非パブリックネットワーク内のアクセス管理ネットワーク要素に第1のメッセージを送信し、ここで、第1のメッセージは、第2の端末が第1の非パブリックネットワークに登録することを示すために使用される。第1のメッセージは、第2の端末の第1の識別子を搬送する。
例では、第1のメッセージは、登録インジケーションを搬送することがあり、この登録インジケーションは、第2の端末が第1の非パブリックネットワークに登録することを示すために使用される。
可能な実施形態では、ブロードキャスト情報は、第1の非パブリックネットワークとインタワークする1つまたは複数のパブリックネットワークについての情報をさらに含み、第1のパブリックネットワークは、この1つまたは複数のパブリックネットワークに属する。アクセスネットワークデバイスは、この1つまたは複数のパブリックネットワークについての情報をブロードキャストし、これが、第2の端末が、第2の端末によってアクセスされることが可能な1つまたは複数のパブリックネットワークを決定するのを助ける。
可能な実装では、ブロードキャスト情報は、手動選択アクセスインジケーションをさらに含むことがあり、第2の端末は、手動選択アクセスインジケーションに基づいて、手動選択方式で第1の非パブリックネットワークにアクセスするようにユーザに促す。これにより、第2の端末が第1の非パブリックネットワークを自動的に選択するのを防止する。
たとえば、第1の非パブリックネットワークが国Aに属する場合には、この1つまたは複数のパブリックネットワークも国Aに属する。
可能な実装では、第1のパブリックネットワークは、上記の1つまたは複数のパブリックネットワークのうちのいずれか1つであることがある。換言すれば、第2の端末は、上記の1つまたは複数のパブリックネットワークから任意のパブリックネットワークを第1のパブリックネットワークとして選択し得る。別の可能な実装では、第1のパブリックネットワークのネットワーク選択優先度は、上記の1つまたは複数のパブリックネットワークのネットワーク選択優先度の中で最高である。代替として、第1のパブリックネットワークは、第2の端末によってサポートされるパブリックネットワークである。
第2の端末が、上記の1つまたは複数のパブリックネットワークのそれぞれのネットワーク選択優先度を有することを理解されたい。
可能な実装では、第2の端末は、第2の端末とパブリックネットワークの間の加入情報を有する。
図7に記載する実施形態の第1の非パブリックネットワークは、R17非パブリックネットワークであることがある。パブリックネットワークは、R17パブリックネットワークであることがある。換言すれば、図7に記載する実施形態の第1の非パブリックネットワークとパブリックネットワークは、ローミングアーキテクチャを用いてインタワークされる。
図8は、本出願の実施形態によるネットワークアクセス方法の対話の実施形態を示している。この方法は、以下のステップを含む。
ステップ801:第2の端末は、第1の加入情報を用いて第1の非パブリックネットワーク内のアクセス管理ネットワーク要素に第1のメッセージを送信する。これに対応して、第1の非パブリックネットワーク内のアクセス管理ネットワーク要素は、第2の端末から第1のメッセージを受信し、ここで、第1のメッセージは、第2の端末が第1の加入情報を用いて第1の非パブリックネットワークに登録することを要求することを示すために使用される。
例では、本出願のこの実施形態における第2の端末は、第1のリリースのネットワークをサポートする第2の端末である。第1のリリースのネットワークをサポートする第2の端末とは、第2の端末が、第2の端末と第1のリリースの第1の非パブリックネットワークとの間の非パブリックネットワーク加入情報を有し、第2の端末と第1のリリースの第1のパブリックネットワークとの間のパブリックネットワーク加入情報を有することを意味する。この場合には、ステップ801において、「第2の端末は第1の加入情報を用いて第1の非パブリックネットワーク内のアクセス管理ネットワーク要素に第1のメッセージを送信する」における「第1の非パブリックネットワーク」は、第2のリリースの第1の非パブリックネットワークを指す。
第2の端末が第1のリリースのネットワークをサポートする第2の端末であるときには、第1の非パブリックネットワーク内のアクセス管理ネットワーク要素は、第2のリリースの第1の非パブリックネットワーク内のアクセス管理ネットワーク要素であることがある。この場合には、第1の加入情報は、第1の非パブリックネットワーク内の第2の端末の加入情報である。換言すれば、第1の加入情報は、第1のリリースの第1の非パブリックネットワーク内の第2の端末の非パブリックネットワーク加入情報である。
別の例では、本出願のこの実施形態における第2の端末は、第2のリリースのネットワークをサポートする第2の端末である。第2のリリースのネットワークをサポートする第2の端末とは、第2の端末が、第2の端末と第2のリリースの第1のパブリックネットワークとの間のパブリックネットワーク加入情報を有することを意味する。この場合には、ステップ801において、「第2の端末は第1の加入情報を用いて第1の非パブリックネットワーク内のアクセス管理ネットワーク要素に第1のメッセージを送信する」における「第1の非パブリックネットワーク」は、第1のリリースの第1の非パブリックネットワークを指す。
第2の端末が第2のリリースのネットワークをサポートする第2の端末であるときには、第1の非パブリックネットワーク内のアクセス管理ネットワーク要素は、第1のリリースの第1の非パブリックネットワーク内のアクセス管理ネットワーク要素であることがある。この場合には、第1の加入情報は、第1のパブリックネットワーク内の第2の端末の加入情報である。換言すれば、第1の加入情報は、第2の端末と第2のリリースの第1のパブリックネットワークとの間のパブリックネットワーク加入情報である。
第1のリリースは、R16リリースであることがあり、第2のリリースは、R17リリースであることがある。
可能な実装では、第2のリリースの第1のパブリックネットワークがローミングアーキテクチャを用いて第2のリリースの第1の非パブリックネットワークとインタワークするときには、第1の加入情報は、第1のリリースの第1の非パブリックネットワーク内の第2の端末の加入情報である。この場合には、第1の加入情報で搬送される第2の端末の第2の識別子が、第1の非パブリックネットワークに関係する。たとえば、第2の端末の第2の識別子は、第1の非パブリックネットワークの識別子を含む。
可能な実装では、第1のリリースの第1のパブリックネットワークがN3IWFを通して第1のリリースの第1の非パブリックネットワークとインタワークするときには、第1の加入情報は、第2のリリースの第1のパブリックネットワーク内の第2の端末の加入情報である。この場合には、第1の加入情報で搬送される第2の端末の第3の識別子が、第1のパブリックネットワークに関係する。たとえば、第2の端末の第3の識別子は、第1のパブリックネットワークについての情報を含む。たとえば、第1のパブリックネットワークについての情報は、第1のパブリックネットワークを識別するために使用される。
本出願のこの実施形態では、第2の端末が第1の加入情報を用いて第1の非パブリックネットワーク内のアクセス管理ネットワーク要素に第1のメッセージを送信することは、第2の端末が、第1の非パブリックネットワーク内のアクセス管理ネットワーク要素に第1のメッセージを送信するとして理解されることもあり、ここで、第1のメッセージに含まれる第2の端末の識別子は、第1の加入情報から取得されることがあることを理解されたい。
たとえば、第1の非パブリックネットワークが第2のリリースの第1の非パブリックネットワークである場合には、第2の端末によって第1の加入情報を用いて第1の非パブリックネットワーク内のアクセス管理ネットワーク要素に送信される第1のメッセージは、第2の端末の第2の識別子を搬送する。たとえば、第1の非パブリックネットワークが第1のリリースの第1の非パブリックネットワークである場合には、第2の端末によって第1の加入情報を用いて第1の非パブリックネットワーク内のアクセス管理ネットワーク要素に送信される第1のメッセージは、第2の端末の第3の識別子を搬送する。
ステップ802:アクセス管理ネットワーク要素は、第2の端末に第2のメッセージを送信する。これに対応して、第2の端末は、アクセス管理ネットワーク要素から第2のメッセージを受信する。
第2のメッセージは、非パブリックネットワークへの第2の端末の登録を拒否するために使用され、第2のメッセージは、第4のインジケーション情報を含み、第4のインジケーション情報は、非パブリックネットワークへの第2の端末の登録を拒否する原因を示すために使用される。
結論として、図8に記載される実施形態は、第2の端末が加入する非パブリックネットワークまたはパブリックネットワークのリリースが、第2の端末が登録する非パブリックネットワークのリリースと異なるシナリオに適用可能である。詳細は、以下の通りである。ケース1:第2の端末が第1のリリースの第1の非パブリックネットワーク内の第2の端末のプライベートネットワーク加入情報を用いて第2のリリースの第1の非パブリックネットワークに登録することを要求するときに、第2のリリースの第1の非パブリックネットワーク内のアクセス管理ネットワーク要素が、第2のリリースの第1の非パブリックネットワークへの第2の端末の登録を拒否する。ケース2:第2の端末が第2のリリースの第1のパブリックネットワーク内の第2の端末のパブリックネットワーク加入情報を用いて第1のリリースの第1の非パブリックネットワークに登録することを要求するときに、第1のリリースの第1の非パブリックネットワーク内のアクセス管理ネットワーク要素が、第1のリリースの第1の非パブリックネットワークへの第2の端末の登録を拒否する。
第1の加入情報は、第1の非パブリックネットワーク内の第2の端末の加入情報であることもあるし、第1のパブリックネットワーク内の第2の端末の加入情報であることもある。ただし、異なるケースでは、第2のメッセージを受信した後で第2の端末によって行われる処理アクションが異なる。これらのアクションについて、以下、別個に説明する。
例1:第1の加入情報は、第1の非パブリックネットワーク内の第2の端末の加入情報である。換言すれば、第1の加入情報は、第1のリリースの第1の非パブリックネットワーク内の第2の端末の加入情報である。ただし、第2の端末が登録しようとする第1の非パブリックネットワークは、第2のリリースの第1の非パブリックネットワークであり、第1のパブリックネットワークは、第2のリリースの第1のパブリックネットワークである。
本出願のこの実施形態は、ネットワークアクセス方法を提供する。この方法では、第2の端末は、第1の加入情報を用いて第1の非パブリックネットワーク内のアクセス管理ネットワーク要素に第1のメッセージを送信し、ここで、第1の加入情報は、第1の非パブリックネットワーク内の第2の端末の加入情報である、または、第1の加入情報は、第1のパブリックネットワーク内の第2の端末の加入情報である。次いで、第2の端末は、アクセス管理ネットワーク要素から第2のメッセージを受信し、これが、第2の端末がその後に第2のメッセージに基づいて、第1の非パブリックネットワーク内のアクセス管理ネットワーク要素が非パブリックネットワークへの第2の端末の登録を拒否したと決定し、第4のインジケーション情報に基づいて、アクセス管理ネットワーク要素による非パブリックネットワークへの第2の端末の登録の拒否の原因を決定するのを助ける。この解決策は、第2の端末が第1の非パブリックネットワーク内の第2の端末の加入情報を用いて第1の非パブリックネットワークに登録するときに生じる問題を解決する、または第2の端末が第1のパブリックネットワーク内の第2の端末の加入情報を用いて第1の非パブリックネットワークに登録するときに生じる問題を解決することができる。
図9は、本出願の実施形態による別のネットワークアクセス方法を示している。この方法は、以下のステップを含む。
ステップ901は、ステップ801と同じである。本明細書では、詳細について重ねて述べることはしない。
ステップ902:アクセス管理ネットワーク要素は、第1の非パブリックネットワークへの第2の端末の登録を拒否すると決定する。
具体的には、ステップ902は、以下のように実施されることもある。すなわち、アクセス管理ネットワーク要素が、設定情報または第1の非パブリックネットワーク内の第2の端末の加入情報に基づいて、第1の非パブリックネットワークへの第2の端末の登録を拒否すると決定する。
たとえば、設定情報が、第1の非パブリックネットワークがN3IWFモードで第1のパブリックネットワークとインタワークすることをサポートしていないことを示す場合には、アクセス管理ネットワーク要素は、第1の非パブリックネットワークへの第2の端末の登録を拒否すると決定する。
たとえば、第1の非パブリックネットワーク内の第2の端末の加入情報が、第2の端末が加入情報を用いて第1の非パブリックネットワークにアクセスすることができなくなったことを示す場合には、アクセス管理ネットワーク要素は、第1の非パブリックネットワークへの第2の端末の登録を拒否すると決定する。
ステップ903は、ステップ802と同じである。本明細書では、詳細について重ねて述べることはしない。
可能な実施形態では、図9に示すように、本出願のこの実施形態で提供される方法は、ステップ903の後にステップ904をさらに含むこともあるし、または、本出願のこの実施形態で提供される方法は、ステップ904の後にステップ905およびステップ906をさらに含むこともある。
ステップ904:アクセス管理ネットワーク要素は、第2の端末に第4のメッセージを送信する。これに対応して、第2の端末は、アクセス管理ネットワーク要素から第4のメッセージを受信する。第4のメッセージは、第2の端末の候補ネットワークリストを含む。候補ネットワークリストは、第1の非パブリックネットワークについての情報を含む。
本出願のこの実施形態では、候補ネットワークリストが第1の非パブリックネットワークについての情報を含むときには、それは、第2の端末が第1のパブリックネットワークに登録することがあることを示す。候補ネットワークリストが第1の非パブリックネットワークについての情報を含むということは、候補ネットワークリストに含まれる第1のパブリックネットワークに対応する記録項目が活動状態であると言い換えられることもある。
第2の端末の候補ネットワークリストは、第2の端末がアクセスするために選ぶことができる1つまたは複数の候補非パブリックネットワークを含むことを理解されたい。第1の非パブリックネットワークは、この1つまたは複数の候補非パブリックネットワークに属する。
ステップ904では、第2の端末は、第1のリリースの第1の非パブリックネットワーク内の第2の端末の加入情報を用いた第1の非パブリックネットワークへの第2の端末の登録は拒否されるが、第2の端末は第1の非パブリックネットワークに登録することができると決定することができることは理解され得る。
ステップ905:アクセス管理ネットワーク要素は、第2の端末に第5のメッセージを送信する。これに対応して、第2の端末は、アクセス管理ネットワーク要素から第5のメッセージを受信する。第5のメッセージは、第1の非パブリックネットワークへの第2の端末の登録が受諾されることを示すために使用される。
たとえば、第5のメッセージは、受諾インジケーションを含み、受諾インジケーションは、第1の非パブリックネットワークへの第2の端末の登録が受諾されることを示すために使用される。
ステップ906:第2の端末は、第5のメッセージに基づいて、第2の端末の候補ネットワークリストに第1の非パブリックネットワークについての情報を追加する。
代替の実装では、本出願のこの実施形態のステップ906は、以下のように述べられることもある。すなわち、第2の端末が、第5のメッセージに基づいて第2の端末の禁止ネットワークリストを更新する。更新された禁止ネットワークリストは、第1の非パブリックネットワークについての情報を含む。
第2の端末が第2の端末の禁止ネットワークリストを更新する方式の詳細については、第1の端末が第1の端末の禁止ネットワークリストを更新する前述の処理を参照されたい。本明細書では、詳細について重ねて述べることはしない。
ステップ905およびステップ906では、第2の端末が、第1のリリースの第1の非パブリックネットワーク内の第2の端末の加入情報を用いた第1の非パブリックネットワークへの第2の端末の登録は拒否されるが、第2の端末は第1の非パブリックネットワークに登録することができると決定することができることは理解され得る。
可能な実施形態では、図9に示すように、第2の端末が第1の非パブリックネットワークに登録することができると第2の端末が決定するときに、本出願のこの実施形態で提供される方法は、以下のステップをさらに含むことがある。
ステップ907:第2の端末は、第2の端末の第2の加入情報を用いて第4のインジケーション情報に基づいて第1の非パブリックネットワークに登録し、ここで、第2の加入情報は、第1のパブリックネットワーク内の第2の端末の加入情報である。
第2の加入情報は、第1のパブリックネットワークの識別子を含み、第2の加入情報は、第2の端末の第5の識別子を含み、第5の識別子は、第1のパブリックネットワークの識別子に関係する。
第1の加入情報が第1の非パブリックネットワーク内の第2の端末の加入情報であるときには、第4のインジケーション情報は、第2の端末に、ローミングアーキテクチャを用いて第1の非パブリックネットワークに登録するように指示するためにさらに使用されることがあることを理解し得る。換言すれば、第4のインジケーション情報は、第2の端末に、第2の端末の第2の加入情報を用いて第1の非パブリックネットワークに登録するように指示するためにさらに使用されることがある。これは、本出願のこの実施形態では限定されない。
本出願のこの実施形態は、ネットワークアクセス方法を提供する。この方法では、第2の端末は、第1の加入情報を用いて第1の非パブリックネットワーク内のアクセス管理ネットワーク要素に第1のメッセージを送信し、ここで、第1の加入情報は、第1の非パブリックネットワーク内の第2の端末の加入情報である。次いで、第2の端末は、アクセス管理ネットワーク要素から第2のメッセージを受信し、これが、第2の端末がその後に第2のメッセージに基づいて、第1の非パブリックネットワーク内のアクセス管理ネットワーク要素が非パブリックネットワークへの第2の端末の登録を拒否すると決定し、第4のインジケーション情報に基づいて、アクセス管理ネットワーク要素による非パブリックネットワークへの第2の端末の登録の拒否の原因を決定するのを助ける。その後、第2の端末が引き続き第1の非パブリックネットワークに登録することを必要とする場合には、第2の端末は、この原因に基づいて、第2の端末の第2の加入情報を用いて第1の非パブリックネットワークに登録することがある。この解決策では、第1の非パブリックネットワーク内の第2の端末の加入情報を用いた第1の非パブリックネットワークへの登録が拒否された後で、第2の端末は、第2の加入情報を用いて第1の非パブリックネットワークに登録することができる。
例2:第1の加入情報は、第1のパブリックネットワーク内の第2の端末の加入情報である。換言すれば、第1の加入情報は、第2のリリースの第1のパブリックネットワーク内の第2の端末の加入情報である。ただし、第2の端末が登録しようとする第1の非パブリックネットワークは、第1のリリースの第1の非パブリックネットワークである。第1のリリースの第1の非パブリックネットワークとインタワークする第1のパブリックネットワークは、第1のリリースの第1のパブリックネットワークである。
この場合には、第4のインジケーション情報は、第2の端末が不正な端末であることを示すために使用される。換言すれば、第4のインジケーション情報は、非パブリックネットワークが第2の端末の識別を識別することができないことを示すために使用される。
図10は、本出願の実施形態による別のネットワークアクセス方法を示している。この方法は、以下のステップを含む。
ステップ1001は、ステップ801と同じである。本明細書では、詳細について重ねて述べることはしない。
ステップ1002:アクセス管理ネットワーク要素は、第1の非パブリックネットワークへの第2の端末の登録を拒否すると決定する。
具体的には、ステップ1002は、以下のように実施されることもある。すなわち、アクセス管理ネットワーク要素が、第2の端末の加入情報を取得することができない、または第2の端末の識別を識別することができない、すなわち第2の端末の認証が失敗した場合には、アクセス管理ネットワーク要素は、第1の非パブリックネットワークへの第2の端末の登録を拒否すると決定する。
ステップ1003は、ステップ802と同じである。本明細書では、詳細について重ねて述べることはしない。
第2のメッセージが、第2の端末に第3の加入情報を使用して第1の非パブリックネットワークに登録することを要求するように指示するためにさらに使用されることは理解されたい。
可能な実施形態では、第2の端末が第1の非パブリックネットワーク内の第2の端末の第3の加入情報をさらに有するときには、図10に示すように、ステップ1003の後で、本出願のこの実施形態で提供される方法は、以下のステップをさらに含むことがある。
ステップ1004:第2の端末は、第3の加入情報を使用して第1の非パブリックネットワークに登録することを要求する。
第3の加入情報が、第2の端末と第1のリリースの第1の非パブリックネットワークとの間の加入情報であることを理解されたい。第3の加入情報は、第2の端末の第4の識別子を含み、第4の識別子は、第1の非パブリックネットワークに関係する。たとえば、第4の識別子は、第1の非パブリックネットワークについての情報を含む。たとえば、第1の非パブリックネットワークについての情報は、第1の非パブリックネットワークの識別子である。第1の非パブリックネットワークの識別子の内容については、本出願の実施形態における他の箇所の説明を参照されたい。本明細書では、詳細について重ねて述べることはしない。
可能な実装では、本出願のこの実施形態のステップ1004は、以下のように実施されることもある。すなわち、第2の端末が、第1のリリースの非パブリックネットワーク内のアクセス管理ネットワーク要素に登録要求メッセージを送信し、ここで、登録要求メッセージは、第1のリリースの非パブリックネットワーク内の第2の端末を登録することを要求するために使用される。登録要求メッセージは、第2の端末の第4の識別子を含む。第2の端末の第4の識別子は、第3の加入情報に基づいて決定される。換言すれば、第2の端末の第4の識別子は、第1の非パブリックネットワークについての情報を含む。
可能な実装では、第2の端末が第1のリリースの第1の非パブリックネットワークにうまく登録した後で、本出願のこの実施形態で提供される方法は、第2の端末が第1のパブリックネットワーク内の第2の端末の加入情報を使用して第1のリリースの第1のパブリックネットワークに登録することを要求することをさらに含むことがある。
例2のステップ1003の第2のメッセージが、第2の端末に第3の加入情報を使用して第1の非パブリックネットワークに登録することを要求するように指示するために使用されるインジケーション情報をさらに含むことがあることは理解され得る。
本出願のこの実施形態は、ネットワークアクセス方法を提供する。この方法では、第2の端末は、第1の加入情報を用いて第1の非パブリックネットワーク内のアクセス管理ネットワーク要素に第1のメッセージを送信し、ここで、第1の加入情報は、第1のパブリックネットワーク内の第2の端末の加入情報である。次いで、第2の端末は、アクセス管理ネットワーク要素から第2のメッセージを受信し、これが、第2の端末がその後に第2のメッセージに基づいて、第1の非パブリックネットワーク内のアクセス管理ネットワーク要素が非パブリックネットワークへの第2の端末の登録を拒否すると決定し、第4のインジケーション情報に基づいて、アクセス管理ネットワーク要素による非パブリックネットワークへの第2の端末の登録の拒否の原因が、第2の端末が不正な端末であることであると決定するのを助ける。その後、第2の端末が引き続き第1の非パブリックネットワークに登録することを必要とする場合には、第2の端末は、この原因に基づいて、第2の端末の第3の加入情報を用いて第1の非パブリックネットワークに登録することがある。この解決策では、第1の非パブリックネットワーク内の第2の端末の加入情報を用いた第1の非パブリックネットワークへの登録が拒否された後で、第2の端末は、第3の加入情報を用いて第1の非パブリックネットワークに登録することができる。
図5bに示すアーキテクチャを参照して、図11に示すように、第1の端末が、非SNPNデバイスであり、第1の非パブリックネットワークが、R17リリースのSNPN(以下ではR17 SNPNと略記する。図5bの非パブリックネットワーク100に対応する)であり、アクセス管理ネットワーク要素が、R17 SNPN内のSNPN AMFネットワーク要素(図5bのAMFネットワーク要素1に対応する)であり、アクセスネットワークデバイスが、SNPN RANであり、パブリックネットワークが、R17リリースのPLMN(以下ではR17 PLMNと略記する。図5bのパブリックネットワーク200に対応する)であり、統合データ管理ネットワーク要素が、図5bのUDMネットワーク要素である例が用いられ、方法は、以下のステップを含む。
ステップ1101:非SNPNデバイスは、SNPN AMFネットワーク要素に登録要求メッセージを送信する。これに対応して、SNPN AMFネットワーク要素は、非SNPNデバイスから登録要求メッセージを受信する。登録要求メッセージは、非SNPNデバイスをR17 SNPNに登録することを要求するために使用される。
たとえば、登録要求メッセージは、非SNPNデバイスの識別子を搬送する。たとえば、非SNPNデバイスの識別子は、SUPIまたはSUCIであることがある。
特定の実装では、ステップ1101は、以下のように実施されることがある。すなわち、非SNPNデバイスが、R17 SNPN内のSNPN RANを通してSNPN AMFネットワーク要素に登録要求メッセージを送信する。さらに、SNPN AMFネットワーク要素は、SNPN RANからR17 SNPNの識別子をさらに受信することもあり、R17 SNPNの識別子は、R17 SNPNを識別するために使用される。非SNPNデバイスのSUPIまたはSUCIは、非SNPNデバイスのHPLMN IDを含む。HPLMN IDは、非SNPNデバイスに対応するホームパブリックネットワークを決定するために使用される。
ステップ1102:R17 SNPNとR17 PLMNの間でローミングインタワーキングがサポートされていない場合には、SNPN AMFネットワーク要素は、非SNPNデバイスに登録拒否メッセージ1を送信する。これに対応して、非SNPNデバイスは、SNPN AMFネットワーク要素から登録拒否メッセージ1を受信する。
登録拒否メッセージ1は、R17 SNPNへの非SNPNデバイスの登録が拒否されることを示すために使用され、登録拒否メッセージ1は、R17 SNPNへの非SNPNデバイスの登録を拒否する原因をさらに搬送することもあり、ここで、原因は、非SNPNデバイスが不正な端末(Illegal UE)であることである。
ステップ1103:R17 SNPNとR17 PLMNの間でローミングインタワーキングがサポートされている場合には、SNPN AMFネットワーク要素は、R17 PLMN内のUDMネットワーク要素に加入取得要求メッセージを送信する。これに対応して、UDMネットワーク要素は、SNPN AMFネットワーク要素から加入取得要求メッセージを受信する。加入取得要求メッセージは非SNPNデバイスの加入データを要求するために使用される。
たとえば、加入取得要求メッセージは、R17 SNPNの識別子および非SNPNデバイスの識別子を搬送する。R17 SNPNの識別子は、加入取得要求メッセージで搬送され、これが、UDMネットワーク要素が、非SNPNデバイスによってアクセスされる非パブリックネットワークを決定するのを助ける。
図11に示すように、ステップ1103は、以下のように実施されることがある。すなわち、SNPN AMFネットワーク要素が、R17 SNPN内のV-SEPPに加入取得要求メッセージを送信する。次いで、V-SEPPは、R17 PLMN内のH-SEPPに取得された加入取得要求メッセージを送信して、H-SEPPが加入取得要求メッセージをUDMネットワーク要素に転送するようにする。
ステップ1104:UDMネットワーク要素は、SNPN AMFネットワーク要素に加入取得応答メッセージを送信する。これに対応して、SNPN AMFネットワーク要素は、UDMネットワーク要素から加入取得応答メッセージを受信する。加入取得応答メッセージは、SNPN AMFネットワーク要素によって、R17 SNPNへの非SNPNデバイスの登録を拒否すると決定するために使用される。
図11に示すように、ステップ1104は、以下のように実施されることがある。すなわち、UDMネットワーク要素が、R17 PLMN内のH-SEPPに加入取得応答メッセージを送信する。次いで、H-SEPPは、R17 SNPN内のV-SEPPに取得された加入取得応答メッセージを送信して、V-SEPPが加入取得応答メッセージをR17 SNPN内のSNPN AMFネットワーク要素に送信するようにする。
たとえば、一態様では、加入取得応答メッセージは、非SNPNデバイスの加入データを搬送し、この加入データは、第2のインジケーション情報を含み、第2のインジケーション情報は、非SNPNデバイスがパブリックネットワークのみにアクセスすることができることを示すために使用される。代替として、第2のインジケーション情報は、非SNPNデバイスが非パブリックネットワークにアクセスすることができないことを示すために使用される。たとえば、第2のインジケーション情報は、非SNPNデバイスのサポートネットワークリストを含む。非SNPNデバイスのサポートネットワークリストは、R17 SNPN内についての情報を含まない。代替として、非SNPNデバイスのサポートネットワークリスト内のR17 SNPNに対応する記録項目は、R17 SNPNへのアクセスが禁止されていることを示すために使用される。
別の態様では、加入取得応答メッセージは、第3のインジケーション情報を含み、第3のインジケーション情報は、非SNPNデバイスの加入データがうまく取得されないことを示すために使用される。
さらに別の態様では、加入取得応答メッセージは、原因値を含み、原因値は、非SNPNデバイスがR17 SNPNにアクセスすることを許されていないことを示すために使用される。
さらに別の態様では、加入取得応答メッセージは、非SNPNデバイスの加入データを含まない。
ステップ1105:SNPN AMFネットワーク要素は、加入取得応答メッセージに基づいて、R17 SNPNへの非SNPNデバイスの登録を拒否すると決定する。
ステップ1106:SNPN AMFネットワーク要素は、非SNPNデバイスに登録拒否メッセージ2を送信する。これに対応して、非SNPNデバイスは、SNPN AMFネットワーク要素から登録拒否メッセージ2を受信する。登録拒否メッセージ2は、R17 SNPNへの非SNPNデバイスの登録が拒否されることを示すために使用される。登録拒否メッセージ2は、R17 SNPNへの非SNPNデバイスの登録を拒否する原因をさらに搬送することもある。たとえば、R17 SNPNへの非SNPNデバイスの登録を拒否する原因は、非SNPNデバイスがR17 SNPNにアクセスすることを許されていないことである。
ステップ1107:非SNPNデバイスは、非SNPNデバイスの禁止ネットワークリストにR17 SNPNについての情報を追加する。
ステップ1107が、代替として以下のように実施されることもあることを理解されたい。すなわち、非SNPNデバイスが、非SNPNデバイスの禁止ネットワークリストを更新する。非SNPNデバイスの更新された禁止ネットワークリストは、R17 SNPNについての情報を含む。R17 SNPNについての情報は、R17 SNPNを識別するために使用される。たとえば、R17 SNPNについての情報は、R17 SNPNの識別子であることもある。
禁止ネットワークリストは、非SNPNデバイスがアクセスすることを禁止されている1つまたは複数のネットワークを含み、この1つまたは複数のネットワークは、R17 SNPNを含むことを理解されたい。
可能な実施形態では、ステップ1107の後に、本出願のこの実施形態で提供される方法は、以下のステップをさらに含むことがある。
ステップ1108:非SNPNデバイスは、禁止ネットワークリストに基づいてネットワーク選択を行って、登録のために禁止ネットワークリスト内のネットワーク以外のネットワークを選択する。
図11に示す実施形態では、R17 SNPNとR17 PLMNとの間でローミングアーキテクチャインタワーキングがサポートされていないときに非SNPNデバイスがR17 SNPNにアクセスしたときに生じる問題を解決するために、ステップ1101およびステップ1102が別個の実施形態を構成することがあることに留意されたい。R17 SNPNとR17 PLMNとの間でローミングアーキテクチャインタワーキングがサポートされているときに非SNPNデバイスがR17 SNPNにアクセスしたときに生じる問題を解決するために、ステップ1101とステップ1103からステップ1108とが別個の実施形態を構成することがある。
図11に示す実施形態における登録要求メッセージは、図6に示す実施形態における第1のメッセージに対応することがあることに留意されたい。加入取得応答メッセージは、図6に示す実施形態における第3のメッセージに対応することがある。登録拒否メッセージ2は、図6に示す実施形態における第2のメッセージに対応することがある。加入取得要求メッセージは、図6に示す実施形態における照会メッセージに対応することがある。R17 SNPNへの非SNPNデバイスの登録を拒否する原因は、図6に示す実施形態における第1のインジケーション情報に対応することがある。
図5bを参照して、図12は、本出願による別のネットワークアクセス方法の特定の実施形態を示している。この実施形態では、第1の非パブリックネットワークが、R17 SNPNであり、アクセスネットワークデバイスが、SNPN RANであり、第2の端末が、SNPNデバイスである例が用いられ、この方法は、以下のステップを含む。
ステップ1201:R17 SNPN内のSNPN RANは、ブロードキャスト情報を送信する。これに対応して、SNPNデバイスは、SNPN RANからブロードキャスト情報を受信する。ブロードキャスト情報は、インタワーキングインジケーションを含み、インタワーキングインジケーションは、R17 SNPNとR17 PLMNの間でインタワーキングがサポートされていることを示すために使用される。
SNPNデバイスは、R17 SNPNの有効範囲内に位置し、SNPNデバイスは、SNPN RANからブロードキャスト情報を受信することができることは理解され得る。
ステップ1202:SNPNデバイスは、ブロードキャスト情報中のインタワーキングインジケーションに基づいて、SNPNデバイスとR17 PLMNの間の加入情報を用いてR17 SNPNおよびR17 PLMNにアクセスすると決定する。
可能な実装では、ブロードキャスト情報がR17 SNPNとインタワークする1つまたは複数のR17 PLMNの識別子をさらに含む場合には、ステップ1202は、以下のように実施されることもある。すなわち、SNPNデバイスが、ブロードキャスト情報中のインタワーキングインジケーションに基づいて、SNPNデバイスとR17 PLMNの間の目標加入情報を用いてR17 SNPNおよび目標R17 PLMNにアクセスすると決定する。目標R17 PLMNは、上記の1つまたは複数のR17 PLMNに属する。
可能な実装では、ステップ1202の後で、図12に示す実施形態は、SNPNデバイスがR17 SNPN内のSNPN RANを通してR17 SNPN内のSNPN AMFネットワーク要素に登録要求メッセージを送信して、R17 SNPNに登録することを要求することをさらに含むことがある。登録要求メッセージは、目標加入情報に記載されるSNPNデバイスの識別子を搬送し、目標加入情報に記載されるSNPNデバイスの識別子は、R17 PLMNの識別子を含む。SNPN AMFネットワーク要素が、SNPNデバイスがR17 SNPNに登録することを許すときには、SNPN AMFネットワーク要素は、SNPNデバイスに登録受諾メッセージを送信する。
図5bを参照して、図13は、第2の端末が、SNPNデバイスであり、第1の非パブリックネットワークが、R17リリースのSNPN(以下ではR17 SNPNと略記する)であり、アクセス管理ネットワーク要素が、R17 SNPN内のSNPN AMFネットワーク要素であり、アクセスネットワークデバイスが、SNPN RANであり、第1のパブリックネットワークが、R17リリースのPLMN(以下ではR17 PLMNと略記する)であり、統合データ管理ネットワーク要素が、UDMネットワーク要素である例を用いて、本出願の実施形態によるネットワークアクセス方法の特定の実施形態を記載している。この方法は、以下のステップを含む。
ステップ1301:SNPNデバイスは、加入情報1を用いてSNPN AMFネットワーク要素に登録要求メッセージを送信する。これに対応して、SNPN AMFネットワーク要素は、SNPNデバイスから登録要求メッセージを受信する。登録要求メッセージは、SNPNデバイスの識別子1を含む。
図13および図14に示すSNPNデバイスは、R16 SNPNデバイスであることがあることを理解されたい。R16 SNPNデバイスとは、そのSNPNデバイスがSNPNデバイスとR16リリースのSNPNの間のプライベートネットワーク加入情報を有し、またSNPNデバイスとR16リリースのPLMNの間のパブリックネットワーク加入情報も有することを意味する。加入情報1は、SNPNデバイス内の、SNPNデバイスとR16リリースのSNPNの間のプライベートネットワーク加入情報であることもある。SNPNデバイスとR16リリースのSNPNの間のプライベートネットワーク加入情報は、SNPNデバイスの識別子1を含む。SNPNデバイスの識別子1は、R16リリースのSNPNの識別子を含む。
SNPN AMFネットワーク要素がR16リリースのSNPN内のAMFネットワーク要素をアップグレードすることによって取得される場合と、SNPN AMFネットワーク要素が直接デプロイされる場合とでは、SNPN AMFネットワーク要素によるR17 SNPNへのSNPNデバイスの登録の拒否の原因が異なる。したがって、以下、ケース1からケース3の説明を提供する。
ケース1:SNPN AMFネットワーク要素は、直接デプロイされる。
ステップ1302:SNPN AMFネットワーク要素は、SNPNデバイスがセキュリティ認証に失敗したと決定する。
具体的には、SNPN AMFネットワーク要素がR16 SNPN内のAMFネットワーク要素をアップグレードすることによって取得されるのではなく、R17 SNPN内に直接デプロイされる場合には、SNPN AMFネットワーク要素は、SNPNデバイスの識別子1をパーズすることができない。したがって、SNPN AMFネットワーク要素は、SNPNデバイスがセキュリティ認証に失敗したと決定する。
ステップ1303:SNPN AMFネットワーク要素は、SNPNデバイスに登録拒否メッセージ11を送信する。これに対応して、SNPNデバイスは、SNPN AMFネットワーク要素から登録拒否メッセージ11を受信する。登録拒否メッセージ11は、R17 SNPNへのSNPNデバイスの登録が拒否されることを示すために使用される。登録拒否メッセージ11は、R17 SNPNへのSNPNデバイスの登録を拒否する原因をさらに搬送することもあり、ここで、この原因は、SNPNデバイスが不正な端末である、換言すれば、SNPNがSNPNデバイスの識別を識別することができないことである。
ケース2:SNPN AMFネットワーク要素は、R16 SNPN内のAMFネットワーク要素をアップグレードすることによって取得され、事業者のポリシーは、N3IWFモードをサポートしていない。換言すれば、R17 SNPNとR17 PLMNとが、N3IWFモードのインタワーキングをサポートしていないが、R17 SNPNとR17 PLMNとが、ローミングモードのインタワーキングはサポートしている。
ステップ1304:SNPN AMFネットワーク要素は、SNPNデバイスの加入情報1および事業者のポリシーに基づいて、SNPNデバイスがローミングモードでR17 SNPNに登録すると決定する。
ステップ1305:SNPN AMFネットワーク要素は、SNPNデバイスに登録拒否メッセージ12を送信する。これに対応して、SNPNデバイスは、SNPN AMFネットワーク要素から登録拒否メッセージ12を受信する。登録拒否メッセージ12は、R17 SNPNへのSNPNデバイスの登録が拒否されることを示すために使用される。登録拒否メッセージ12は、R17 SNPNへのSNPNデバイスの登録を拒否する原因をさらに搬送することもあり、ここで、この原因は、SNPNデバイスとR16リリースのSNPNの間のプライベートネットワーク加入情報が利用不可能であることである。
可能な実装では、登録拒否メッセージ12は、ローミングアーキテクチャを用いてR17 SNPNに登録するようにSNPNデバイスに指示するために使用されるインジケーション情報yをさらに搬送することもあり、インジケーション情報yは、SNPNデバイスがパブリックネットワーク加入情報を用いてR17 SNPNに登録すると決定するのを助けるために使用される。
ステップ1306:SNPNデバイスは、R17 SNPNへのSNPNデバイスの登録を拒否する原因に基づいて、パブリックネットワーク加入情報を用いてR17 SNPNに登録する。
ステップ1306の後で、この方法は、SNPN AMFネットワーク要素がSNPNデバイスに候補ネットワークリストを送信することをさらに含むことがあり、ここで、候補ネットワークリストは、R17 SNPNについての情報を含むことは理解され得る。代替として、ステップ1306の後で、この方法は、SNPN AMFネットワーク要素がSNPNデバイスに第4のメッセージを送信することをさらに含むことがあり、ここで、第4のメッセージは、R17 SNPNを候補ネットワークリストに追加するようにSNPNデバイスに指示するために使用される。SNPNデバイスは、第4のメッセージに基づいてR17 SNPNについての情報を候補ネットワークリストに追加する。
ケース3:SNPN AMFネットワーク要素は、R16 SNPN内のAMFネットワーク要素をアップグレードすることによって取得され、事業者のポリシーは、やはりN3IWFモードをサポートする。換言すれば、R17 SNPNとR17 PLMNとが、N3IWFモードのインタワーキングをサポートする。
ステップ1307:SNPN AMFネットワーク要素は、SNPNデバイスの加入情報1および事業者のポリシーに基づいて、SNPNデバイスがN3IWFモードでR17 SNPNに登録することができると決定する。
ステップ1308:SNPN AMFネットワーク要素は、SNPNデバイスに登録受諾メッセージを送信する。これに対応して、SNPNデバイスは、SNPN AMFネットワーク要素から登録受諾メッセージを受信する。登録受諾メッセージは、SNPNデバイスがR17 SNPNに登録することを許されていることを示す。
図5bを参照して、図14は、第2の端末が、SNPNデバイスであり、第1の非パブリックネットワークが、R17リリースのSNPN(以下ではR17 SNPNと略記する)であり、アクセス管理ネットワーク要素が、R17 SNPN内のSNPN AMFネットワーク要素であり、アクセスネットワークデバイスが、SNPN RANであり、第1のパブリックネットワークが、R17リリースのPLMN(以下ではR17 PLMNと略記する)であり、統合データ管理ネットワーク要素が、UDMネットワーク要素である例を用いて、本出願の実施形態によるネットワークアクセス方法の特定の実施形態を記載している。この方法は、以下のステップを含む。
ステップ1401:SNPNデバイスは、加入情報2を用いてSNPN AMFネットワーク要素に登録要求メッセージを送信する。これに対応して、SNPN AMFネットワーク要素は、SNPNデバイスから登録要求メッセージを受信する。登録要求メッセージは、SNPNデバイスの識別子2を含む。
さらに、SNPN AMFネットワーク要素は、SNPN RANからR17 SNPNの識別子をさらに取得することもある。SNPNデバイスの識別子2は、SNPNデバイスに対応するHPLMNの識別子を含む。
加入情報2は、SNPNデバイスとR16リリースのPLMNの間のパブリックネットワーク加入情報である。
ステップ1402:R17 SNPNがSNPNデバイスに対応するHPLMNとのインタワーキングをサポートしていない場合には、SNPN AMFネットワーク要素は、SNPNデバイスがセキュリティ認証に失敗したと決定する。
ステップ1403:SNPN AMFネットワーク要素は、SNPNデバイスに登録拒否メッセージ21を送信する。これに対応して、SNPNデバイスは、SNPN AMFネットワーク要素からに登録拒否メッセージ21を受信する。登録拒否メッセージ21は、R17 SNPNへのSNPNデバイスの登録が拒否されることを示すために使用される。登録拒否メッセージ21は、R17 SNPNへのSNPNデバイスの登録を拒否する原因をさらに搬送することもあり、ここで、この原因は、SNPNデバイスが不正な端末であることである。
ステップ1404:R17 SNPNがSNPNデバイスに対応するHPLMNとのインタワーキングをサポートする場合には、SNPN AMFネットワーク要素は、SNPNデバイスに登録受諾メッセージを送信する。これに対応して、SNPNデバイスは、SNPN AMFネットワーク要素から登録受諾メッセージを受信する。登録受諾メッセージは、SNPNデバイスがR17 SNPNに登録することを許されていることを示す。
可能な実装では、R17 SNPNがSNPNデバイスに対応するHPLMNとのインタワーキングをサポートする場合には、SNPN AMFネットワーク要素は、SNPNデバイスに設定情報をさらに送信することもあり、ここで、設定情報は、SNPNデバイスの候補ネットワークリストを決定するためにSNPNデバイスによって使用される。候補ネットワークリストは、R17 SNPNについての情報を含む。
図14に記載する実施形態における加入情報2は、前述の実施形態における第1の加入情報に対応し、ここで、第1の加入情報は、第1の非パブリックネットワーク内の第2の端末の加入情報である。登録要求メッセージは、前述の第1のメッセージに対応する。登録拒否メッセージは、図9に記載する実施形態における第2のメッセージに対応する。
図5aを参照して、図15に示すように、第1の端末が、非SNPNデバイスであり、第1の非パブリックネットワークが、R16リリースのSNPN(以下ではR16 SNPNと略記する。図5aの非パブリックネットワーク100に対応する)であり、アクセス管理ネットワーク要素が、R16 SNPN内のSNPN AMFネットワーク要素(図5aのAMFネットワーク要素に対応する)であり、アクセスネットワークデバイスが、SNPN RANであり、第1のパブリックネットワークが、R16リリースのPLMN(以下ではR16 PLMNと略記する。図5aのパブリックネットワーク200に対応する)であり、統合データ管理ネットワーク要素が、図5bのUDMネットワーク要素である例が用いられ、方法は、以下のステップを含む。
ステップ1501:非SNPNデバイスは、SNPN AMFネットワーク要素に登録要求メッセージを送信する。これに対応して、SNPN AMFネットワーク要素は、非SNPNデバイスから登録要求メッセージを受信する。登録要求メッセージは、非SNPNデバイスをR16 SNPNに登録することを要求するために使用される。
たとえば、登録要求メッセージは、非SNPNデバイスの識別子を搬送する。たとえば、非SNPNデバイスの識別子は、SUPIまたはSUCIであることがある。
特定の実装では、ステップ1501は、以下のように実施されることがある。すなわち、非SNPNデバイスが、R16 SNPN内のSNPN RANを通してSNPN AMFネットワーク要素に登録要求メッセージを送信する。さらに、SNPN AMFネットワーク要素は、SNPN RANからR16 SNPNの識別子をさらに受信することもあり、R16 SNPNの識別子は、R16 SNPNを識別するために使用される。非SNPNデバイスのSUPIまたはSUCIは、非SNPNデバイスのHPLMN IDを含む。HPLMN IDは、非SNPNデバイスに対応するホームパブリックネットワークを決定するために使用される。
ステップ1502:R16 SNPNとR16 PLMNの間でローミングインタワーキングがサポートされていない場合には、SNPN AMFネットワーク要素は、非SNPNデバイスがセキュリティ認証に失敗したと決定する。
ステップ1503:SNPN AMFネットワーク要素は、非SNPNデバイスに登録拒否メッセージ1を送信する。これに対応して、非SNPNデバイスは、SNPN AMFネットワーク要素から登録拒否メッセージ1を受信する。登録拒否メッセージ1は、R16 SNPNへの非SNPNデバイスの登録が拒否されることを示す。
登録拒否メッセージ1は、R16 SNPNへの非SNPNデバイスの登録を拒否する原因をさらに搬送することもあり、ここで、原因は、非SNPNデバイスが不正な端末であることである。
図5aを参照して、図16に示すように、第2の端末が、SNPNデバイスであり、SNPNデバイスの非パブリックネットワークが、R16リリースのSNPN(以下ではR16 SNPNと略記する)であり、アクセス管理ネットワーク要素が、R16 SNPN内のSNPN AMFネットワーク要素であり、アクセスネットワークデバイスが、SNPN RANであり、SNPNデバイスのパブリックネットワークが、R16リリースのPLMN(以下ではR16 PLMNと略記する)であり、統合データ管理ネットワーク要素が、UDMネットワーク要素である例が用いられ、方法は、以下のステップを含む。
ステップ1601:SNPNデバイスは、加入情報3を用いてSNPN AMFネットワーク要素に登録要求メッセージを送信する。これに対応して、SNPN AMFネットワーク要素は、SNPNデバイスから登録要求メッセージを受信する。登録要求メッセージは、SNPNデバイスの識別子3を含む。
図16および図17に示すSNPNデバイスは、R17 SNPNデバイスであることがあることを理解されたい。R17 SNPNデバイスとは、SNPNデバイスが、SNPNデバイスとR17リリースのPLMNの間の加入情報、すなわち加入情報3を有することを意味する。
ステップ1601のSNPNデバイスの識別子3は、SNPNデバイスに対応するHPLMN IDを含む。
ステップ1602:R16 SNPNとR16 PLMNの間でローミングインタワーキングがサポートされていない場合には、SNPN AMFネットワーク要素は、SNPNデバイスの識別子3をパーズすることができず、SNPNデバイスがセキュリティ認証に失敗したと決定する。
ステップ1603:SNPN AMFネットワーク要素は、SNPNデバイスに登録拒否メッセージ11を送信する。これに対応して、SNPNデバイスは、SNPN AMFネットワーク要素から登録拒否メッセージ11を受信する。登録拒否メッセージ11は、R17 SNPNへのSNPNデバイスの登録が拒否されることを示すために使用される。登録拒否メッセージ11は、R17 SNPNへのSNPNデバイスの登録を拒否する原因をさらに搬送することもあり、ここで、原因は、SNPNデバイスが不正な端末であることである。
ステップ1604:SNPNデバイスが加入情報4をさらに有する場合には、利用可能なSNPNを検出したときに、SNPNデバイスは、加入情報4を用いてSNPN AMFネットワーク要素に対する登録要求メッセージをさらに開始することもある。
一例では、加入情報4は、SNPNデバイスとR16 SNPNの間の加入情報である。別の例では、加入情報4は、SNPNデバイスとR17 SNPNの間の加入情報である。
加入情報4は、SNPNデバイスの識別子4を含み、SNPNデバイスの識別子4は、SNPNデバイスの識別子に関係する。たとえば、SNPNデバイスの識別子4は、SNPNの識別子を含む。具体的には、ステップ1604の登録要求メッセージは、SNPNデバイスの識別子4を搬送する。
ステップ1605:SNPNデバイスは、N3IWFモード内のR16 SNPNおよびR16 PLMNにアクセスする。
ステップ1605の具体的な実装については、現在の技術における説明を参照されたい。本明細書では、詳細について説明しない。
本出願のこの実施形態では、SNPNデバイスがSNPNデバイスとR16 SNPNの間のプライベートネットワーク加入情報、およびSNPNデバイスとR16 PLMNの間のパブリックネットワーク加入情報の両方を有する場合には、SNPNデバイスは、N3IWFモードでR16 SNPNおよびR16 PLMNにアクセスすることがある。
SNPNデバイスがN3IWFモードでR16 SNPNおよびR16 PLMNにアクセスすることがあるということは、SNPNデバイスが、プライベートネットワーク加入情報を使用してR16 SNPNに登録することを要求することがあることを意味する。SNPNデバイスがうまくR16 SNPNに登録すると、SNPNデバイスは、SNPNデバイスとR16 PLMNの間のパブリックネットワーク加入情報を使用してR16 PLMNに登録することを要求することがある。
たとえば、図16に記載する実施形態における加入情報4は、第1の非パブリックネットワーク内の第2の端末の第3の加入情報であることがある。加入情報3は、前述の実施形態における第1の加入情報であることがあり、ここで、第1の加入情報は、第1のパブリックネットワーク内の第2の端末の加入情報である。登録要求メッセージは、前述の第1のメッセージであることがある。登録拒否メッセージ11は、図10に記載する実施形態における第2のメッセージに対応する。
以上、ネットワーク要素間の対話の観点から、本出願の実施形態における解決策について主に説明した。前述の機能を実施するために、たとえば第1の端末、第2の端末、アクセス管理ネットワーク要素、統合データ管理ネットワーク要素、またはアクセスネットワークデバイスなどの各ネットワーク要素が、各機能を行うための対応する構造および/またはソフトウェアモジュールを含むことは理解され得る。当業者なら、本出願は、本明細書に開示される実施形態で記載される例におけるユニットおよびアルゴリズムステップと組み合わせて、ハードウェアまたはハードウェアとコンピュータソフトウェアの組合せによって実装されることが可能であることに容易に気づくであろう。機能がハードウェアによって行われるか、コンピュータソフトウェアによって駆動されるハードウェアによって行われるかは、技術的解決策の特定の用途および設計制約によって決まる。当業者なら、様々な方法を用いて、記載される機能を各特定の用途に合わせて実装し得るが、その実装は本出願の範囲外とはみなされないものとする。
本出願の実施形態では、第1の端末、第2の端末、アクセス管理ネットワーク要素、統合データ管理ネットワーク要素、およびアクセスネットワークデバイスは、前述の方法の例に基づいて機能ユニットに分割され得る。たとえば、各機能ユニットが、対応する機能に基づく分割によって取得されることもあるし、2つ以上の機能が1つの処理ユニットに統合されることもある。統合されたユニットは、ハードウェアの形態で実装されることもあるし、ソフトウェア機能ユニットの形態で実装されることもある。本出願の実施形態では、ユニットへの分割は例であり、単に論理的な機能の分割に過ぎず、実際の実装中には他の分割であることもあることに留意されたい。
以上、図6から図16を参照して本出願の実施形態における方法について述べた。以下では、本出願の実施形態で提供される、前述の方法を行う通信装置について述べる。当業者なら、方法と装置とが相互に組み合わされ、参照され得ることを理解し得る。本出願の実施形態で提供される通信装置は、前述の方法において第1の端末、第2の端末、アクセス管理ネットワーク要素、統合データ管理ネットワーク要素、およびアクセスネットワークデバイスによって行われるステップを行い得る。
統合されたユニットが使用されるときには、図17は、前述の実施形態における通信装置を示す。この通信装置は、通信モジュール113、および処理モジュール112を含むことがある。
任意選択の実装では、通信装置は、通信装置のプログラムコードおよびデータを記憶するように構成された記憶モジュール111をさらに含むことがある。
一例では、通信装置は第1の端末、または第1の端末内で使用されるチップである。この場合には、通信モジュール113は、通信装置が外部ネットワーク要素(たとえばアクセス管理ネットワーク要素)と通信するのをサポートするように構成される。たとえば、通信モジュール113は、前述の方法の実施形態における第1の端末の信号受信および送信動作を行うように構成される。処理モジュール112は、前述の方法の実施形態における第1の端末の信号処理動作を行うように構成される。
たとえば、通信モジュール113は、前述の実施形態における図6のステップ601で第1の端末によって行われる送信アクションを行うように構成される。通信モジュール113は、前述の実施形態における図6のステップ604で第1の端末によって行われる受信アクションを行うように構成される。処理モジュール112は、通信装置が図6のステップ605で第1の端末によって行われるアクションを行うのをサポートするように構成される。
別の例では、通信装置は、アクセス管理ネットワーク要素、またはアクセス管理ネットワーク要素内で用いられるチップである。この場合には、通信モジュール113は、通信装置が外部ネットワーク要素(たとえば第1の端末または統合データ管理ネットワーク要素)と通信するのをサポートするように構成される。たとえば、通信モジュール113は、前述の方法の実施形態におけるアクセス管理ネットワーク要素の信号受信および送信動作を行うように構成される。処理モジュール112は、前述の方法の実施形態におけるアクセス管理ネットワーク要素の信号処理動作を行うように構成される。
たとえば、通信モジュール113は、前述の実施形態における図6のステップ601およびステップ603でアクセス管理ネットワーク要素によって行われる受信アクションを行うように構成される。通信モジュール113は、前述の実施形態における図6のステップ602およびステップ604でアクセス管理ネットワーク要素によって行われる送信アクションを行うように構成される。
さらに別の例では、通信装置は、統合データ管理ネットワーク要素、または統合データ管理ネットワーク要素内で用いられるチップである。この場合には、通信モジュール113は、通信装置が外部ネットワーク要素(たとえばアクセス管理ネットワーク要素)と通信するのをサポートするように構成される。たとえば、通信モジュール113は、前述の方法の実施形態における統合データ管理ネットワーク要素の信号受信および送信動作を行うように構成される。処理モジュール112は、前述の方法の実施形態における統合データ管理ネットワーク要素の信号処理動作を行うように構成される。
たとえば、通信モジュール113は、前述の実施形態における図6のステップ602で統合データ管理ネットワーク要素によって行われる受信アクションを行うように構成される。通信モジュール113は、前述の実施形態における図6のステップ603で統合データ管理ネットワーク要素によって行われる送信アクションを行うように構成される。
一例では、通信装置は、第2の端末、または第2の端末内で用いられるチップである。この場合には、通信モジュール113は、通信装置が外部ネットワーク要素(たとえばアクセスネットワークデバイス)と通信するのをサポートするように構成される。たとえば、通信モジュール113は、前述の方法の実施形態における第2の端末の信号受信および送信動作を行うように構成される。処理モジュール112は、前述の方法の実施形態における第2の端末の信号処理動作を行うように構成される。
たとえば、通信モジュール113は、前述の実施形態における図7のステップ701で第2の端末によって行われる受信アクションを行うように構成される。処理モジュール112は、通信装置が前述の実施形態における図7のステップ702で第2の端末によって行われるアクションを行うのをサポートするように構成される。
一例では、通信装置は、第2の端末、または第2の端末内で用いられるチップである。この場合には、通信モジュール113は、通信装置が外部ネットワーク要素(たとえばアクセス管理ネットワーク要素)と通信するのをサポートするように構成される。たとえば、通信モジュール113は、前述の方法の実施形態における第2の端末の信号受信および送信動作を行うように構成される。処理モジュール112は、前述の方法の実施形態における第2の端末の信号処理動作を行うように構成される。
たとえば、通信モジュール113は、前述の実施形態における図8のステップ801で第2の端末によって行われる送信アクションを行うように構成される。通信モジュール113は、前述の実施形態における図8のステップ802で第2の端末によって行われる受信アクションを行うように構成される。
可能な実施形態では、通信モジュール113は、前述の実施形態における図9のステップ904およびステップ905で第2の端末によって行われる受信アクションを行うように構成される。処理モジュール112は、通信装置が図9のステップ906およびステップ907で第2の端末によって行われるアクションを行うのをサポートするように構成される。
別の可能な実施形態では、処理モジュール112は、通信装置が図10のステップ1004で第2の端末によって行われるアクションを行うのをサポートするように構成される。
一例では、通信装置は、アクセス管理ネットワーク要素、またはアクセス管理ネットワーク要素内で用いられるチップである。この場合には、通信モジュール113は、通信装置が外部ネットワーク要素(たとえば第2の端末)と通信するのをサポートするように構成される。たとえば、通信モジュール113は、前述の方法の実施形態におけるアクセス管理ネットワーク要素の信号受信および送信動作を行うように構成される。処理モジュール112は、前述の方法の実施形態におけるアクセス管理ネットワーク要素の信号処理動作を行うように構成される。
たとえば、通信モジュール113は、前述の実施形態における図8のステップ801でアクセス管理ネットワーク要素によって行われる受信アクションを行うように構成される。通信モジュール113は、前述の実施形態における図8のステップ802でアクセス管理ネットワーク要素によって行われる送信アクションを行うように構成される。
可能な実施形態では、処理モジュール112は、通信装置が図9のステップ902でアクセス管理ネットワーク要素によって行われるアクションを行うのをサポートするように構成される。通信モジュール113は、前述の実施形態における図9のステップ904またはステップ905でアクセス管理ネットワーク要素によって行われる送信アクションを行うように構成される。
別の可能な実施形態では、処理モジュール112は、通信装置が図10のステップ1002でアクセス管理ネットワーク要素によって行われるアクションを行うのをサポートするように構成される。
図17に示す通信モジュール113は、代替として通信ユニットで置換されることもあり、処理モジュール112は、代替として処理ユニットで置換されることもあることに留意されたい。代替として、記憶モジュール111が、記憶ユニットで置換されることもある。処理ユニットは、通信装置のアクションを制御および管理するように構成される。たとえば、処理ユニットは、通信装置によって行われる情報/データ処理ステップを行うように構成される。通信ユニットは、通信装置が情報/データ送信または受信ステップを行うのをサポートするように構成される。
可能な実装では、通信ユニットは、受信ユニットおよび送信ユニットを含むことがある。受信ユニットは信号を受信するように構成され、送信ユニットは信号を送信するように構成される。
処理モジュール112は、プロセッサまたは制御装置であることがあり、たとえば中央処理装置、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイもしくは別のプログラマブル論理デバイス、トランジスタ論理デバイス、ハードウェア構成要素、またはそれらの任意の組合せであることがある。処理モジュール112は、本出願に開示される内容を参照して記載される様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路を実装し得る、または行い得る。代替として、プロセッサは、たとえば1つもしくは複数のマイクロプロセッサの組合せ、またはデジタル信号プロセッサとマイクロプロセッサの組合せなど、計算機能を実施するプロセッサの組合せであることがある。通信モジュールは、トランシーバ、トランシーバ回路、または通信インタフェースなどであることがある。記憶モジュールは、メモリであることがある。
処理モジュール112が、プロセッサ1801またはプロセッサ1805であり、通信モジュール113が、通信インタフェース1803であり、記憶モジュール111が、メモリ1802であるときには、本出願の通信装置は、図18に示す通信デバイスであることがある。
図18は、本出願の実施形態による通信デバイスのハードウェア構造の概略図である。本出願の実施形態の第1の端末、第2の端末、アクセス管理ネットワーク要素、統合データ管理ネットワーク要素、およびアクセスネットワークデバイスの構造については、図18に示す通信デバイスの構造の概略図を参照されたい。通信デバイスは、プロセッサ1801、通信回線1804、および少なくとも1つの通信インタフェースを含む(通信インタフェース1803は、図18では説明のための例として用いられている)。
プロセッサ1801は、汎用中央処理装置(central processing unit、CPU)、マイクロプロセッサ、特定用途向け集積回路(application-specific integrated circuit、ASIC)、または本出願の解決策のプログラム実行を制御するように構成された1つもしくは複数の集積回路であり得る。
通信回線1804は、前述の構成要素間で情報を伝達する経路を含むことがある。
通信インタフェース1803は、別の装置と情報を交換するように構成される。たとえば、通信インタフェース1803は、トランシーバなどの任意の装置であり、たとえばEthernet、無線アクセスネットワーク(radio access network、RAN)、またはワイヤレスローカルエリアネットワーク(wireless local area network、WLAN)などの別のデバイスまたは通信ネットワークと通信するように構成される。
任意選択で、通信デバイスは、メモリ1802をさらに含むことがある。
メモリ1802は、読取り専用メモリ(read-only memory、ROM)もしくは静的な情報および命令を記憶することができる別のタイプの静的記憶デバイス、またはランダムアクセスメモリ(random access memory、RAM)もしくは情報および命令を記憶することができる別のタイプの動的記憶デバイスであることもあるし、あるいは、電気的消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(electrically erasable programmable read-only memory、EEPROM)、コンパクトディスク読取り専用メモリ(compact disc read-only memory、CD-ROM)もしくは他のコンパクトディスクストレージ、光学ディスクストレージ(コンパクトディスク、レーザディスク、光学ディスク、デジタル汎用ディスク、およびBlu-ray(登録商標)ディスクなど)、磁気ディスク記憶媒体もしくは別の磁気記憶デバイス、またはコンピュータによってアクセスされることが可能である、予期されるプログラムコードを命令形態もしくはデータ構造形態で搬送もしくは記憶するために使用されることが可能なその他の任意の媒体であることがある。ただし、メモリ1802は、これらに限定されない。メモリは、独立して存在することもあり、通信回線1804を通してプロセッサに接続される。代替として、メモリは、プロセッサに一体化されることもある。
メモリ1802は、本出願の解決策を行うためのコンピュータ実行可能命令を記憶するように構成され、プロセッサ1801は、実行を制御する。プロセッサ1801は、メモリ1802に記憶されたコンピュータ実行可能命令を実行して、本出願の上記の実施形態で提供されるネットワークアクセス方法を実施するように構成される。
任意選択で、本出願の実施形態のコンピュータ実行可能命令は、アプリケーションプログラムコードと呼ばれることもある。これは、本出願の実施形態では特に限定されない。
特定の実装中に、実施形態では、プロセッサ1801は、たとえば図18のCPU0およびCPU1など、1つまたは複数のCPUを含むことがある。
特定の実装中に、実施形態では、通信デバイスは、たとえば図18のプロセッサ1801およびプロセッサ1805など、複数のプロセッサを含むことがある。これらのプロセッサのそれぞれは、シングルコア(single-CPU)プロセッサであることもあるし、またはマルチコア(multi-CPU)プロセッサであることもある。本明細書のプロセッサは、データ(たとえばコンピュータプログラム命令)を処理するように構成された1つまたは複数のデバイス、回路、および/または処理コアであることがある。
一例では、通信デバイスは、第1の端末、または第1の端末内で用いられるチップである。この場合には、通信モジュール113は、通信デバイスが外部ネットワーク要素(たとえばアクセス管理ネットワーク要素)と通信するのをサポートするように構成される。たとえば、通信モジュール113は、前述の方法の実施形態における第1の端末の信号受信および送信動作を行うように構成される。処理モジュール112は、前述の方法の実施形態における第1の端末の信号処理動作を行うように構成される。
たとえば、通信モジュール113は、前述の実施形態における図6のステップ601で第1の端末によって行われる送信アクションを行うように構成される。通信モジュール113は、前述の実施形態における図6のステップ604で第1の端末によって行われる受信アクションを行うように構成される。処理モジュール112は、通信デバイスが図6のステップ605で第1の端末によって行われるアクションを行うのをサポートするように構成される。
別の例では、通信デバイスは、アクセス管理ネットワーク要素、またはアクセス管理ネットワーク要素内で用いられるチップである。この場合には、通信モジュール113は、通信デバイスが外部ネットワーク要素(たとえば第1の端末または統合データ管理ネットワーク要素)と通信するのをサポートするように構成される。たとえば、通信モジュール113は、前述の方法の実施形態におけるアクセス管理ネットワーク要素の信号受信および送信動作を行うように構成される。処理モジュール112は、前述の方法の実施形態におけるアクセス管理ネットワーク要素の信号処理動作を行うように構成される。
たとえば、通信モジュール113は、前述の実施形態における図6のステップ601およびステップ603でアクセス管理ネットワーク要素によって行われる受信アクションを行うように構成される。通信モジュール113は、前述の実施形態における図6のステップ602およびステップ604でアクセス管理ネットワーク要素によって行われる送信アクションを行うように構成される。
さらに別の例では、通信デバイスは、統合データ管理ネットワーク要素、または統合データ管理ネットワーク要素内で用いられるチップである。この場合には、通信モジュール113は、通信デバイスが外部ネットワーク要素(たとえばアクセス管理ネットワーク要素)と通信するのをサポートするように構成される。たとえば、通信モジュール113は、前述の方法の実施形態における統合データ管理ネットワーク要素の信号受信および送信動作を行うように構成される。処理モジュール112は、前述の方法の実施形態における統合データ管理ネットワーク要素の信号処理動作を行うように構成される。
たとえば、通信モジュール113は、前述の実施形態における図6のステップ602で統合データ管理ネットワーク要素によって行われる受信アクションを行うように構成される。通信モジュール113は、前述の実施形態における図6のステップ603で統合データ管理ネットワーク要素によって行われる送信アクションを行うように構成される。
一例では、通信デバイスは、第2の端末、または第2の端末内で用いられるチップである。この場合には、通信モジュール113は、通信デバイスが外部ネットワーク要素(たとえばアクセスネットワークデバイス)と通信するのをサポートするように構成される。たとえば、通信モジュール113は、前述の方法の実施形態における第2の端末の信号受信および送信動作を行うように構成される。処理モジュール112は、前述の方法の実施形態における第2の端末の信号処理動作を行うように構成される。
たとえば、通信モジュール113は、前述の実施形態における図7のステップ701で第2の端末によって行われる受信アクションを行うように構成される。処理モジュール112は、通信デバイスが図7のステップ702で第2の端末によって行われるアクションを行うのをサポートするように構成される。
一例では、通信デバイスは、第2の端末、または第2の端末内で用いられるチップである。この場合には、通信モジュール113は、通信デバイスが外部ネットワーク要素(たとえばアクセス管理ネットワーク要素)と通信するのをサポートするように構成される。たとえば、通信モジュール113は、前述の方法の実施形態における第2の端末の信号受信および送信動作を行うように構成される。処理モジュール112は、前述の方法の実施形態における第2の端末の信号処理動作を行うように構成される。
たとえば、通信モジュール113は、前述の実施形態における図8のステップ801で第2の端末によって行われる送信アクションを行うように構成される。通信モジュール113は、前述の実施形態における図8のステップ802で第2の端末によって行われる受信アクションを行うように構成される。
可能な実施形態では、通信モジュール113は、前述の実施形態における図9のステップ904およびステップ905で第2の端末によって行われる受信アクションを行うように構成される。処理モジュール112は、通信デバイスが図9のステップ906およびステップ907で第2の端末によって行われるアクションを行うのをサポートするように構成される。
別の可能な実施形態では、処理モジュール112は、通信デバイスが図10のステップ1004で第2の端末によって行われるアクションを行うのをサポートするように構成される。
一例では、通信デバイスは、アクセス管理ネットワーク要素、またはアクセス管理ネットワーク要素内で用いられるチップである。この場合には、通信モジュール113は、通信デバイスが外部ネットワーク要素(たとえば第2の端末)と通信するのをサポートするように構成される。たとえば、通信モジュール113は、前述の方法の実施形態におけるアクセス管理ネットワーク要素の信号受信および送信動作を行うように構成される。処理モジュール112は、前述の方法の実施形態におけるアクセス管理ネットワーク要素の信号処理動作を行うように構成される。
たとえば、通信モジュール113は、前述の実施形態における図8のステップ801でアクセス管理ネットワーク要素によって行われる受信アクションを行うように構成される。通信モジュール113は、前述の実施形態における図8のステップ802でアクセス管理ネットワーク要素によって行われる送信アクションを行うように構成される。
可能な実施形態では、処理モジュール112は、通信デバイスが図9のステップ902でアクセス管理ネットワーク要素によって行われるアクションを行うのをサポートするように構成される。通信モジュール113は、前述の実施形態における図9のステップ904またはステップ905でアクセス管理ネットワーク要素によって行われる送信アクションを行うように構成される。
別の可能な実施形態では、処理モジュール112は、通信デバイスが図10のステップ1002でアクセス管理ネットワーク要素によって行われるアクションを行うのをサポートするように構成される。
図19は、本出願の実施形態によるチップ190の構造の概略図である。チップ190は、1つまたは複数(2つを含む)のプロセッサ1910、および通信インタフェース1930を含む。
任意選択で、チップ190は、メモリ1940をさらに含む。メモリ1940は、読取り専用メモリおよびランダムアクセスメモリを含むことがあり、プロセッサ1910に動作命令およびデータを提供することがある。メモリ1940の一部分は、不揮発性ランダムアクセスメモリ(non-volatile random access memory、NVRAM)をさらに含むこともある。
いくつかの実装では、メモリ1940は、以下の要素、すなわち実行可能モジュールもしくはデータ構造、それらのサブセット、またはそれらの拡張セットを記憶する。
本出願のこの実施形態では、メモリ1940に記憶された動作命令(動作命令は、オペレーティングシステムに記憶されていることもある)を呼び出すことによって、対応する動作が行われる。
可能な実装では、第1の端末、第2の端末、アクセス管理ネットワーク要素、統合データ管理ネットワーク要素、およびアクセスネットワークデバイス内で使用されるチップの構造は同様であり、異なる装置は異なるチップを使用してそれぞれの機能を実装することがある。
プロセッサ1910は、第1の端末、第2の端末、アクセス管理ネットワーク要素、統合データ管理ネットワーク要素、およびアクセスネットワークデバイスのうちのいずれか1つの処理動作を制御し、プロセッサ1910は、中央処理装置(central processing unit、CPU)と呼ばれることもある。
メモリ1940は、読取り専用メモリおよびランダムアクセスメモリを含むことがあり、プロセッサ1910に命令およびデータを提供することがある。メモリ1940の上記の一部分は、NVRAMをさらに含むこともある。たとえば、適用の間、メモリ1940と、通信インタフェース1930と、メモリ1940とは、バスシステム1920を用いて互いに結合される。バスシステム1920は、データバスに加えて、電力バス、制御バス、およびステータス信号バスなどをさらに含むことがある。ただし、説明を分かりやすくするために、図19では、様々なバスがバスシステム1920として示されている。
本出願の実施形態で開示される方法は、プロセッサ1910に適用されることもあるし、プロセッサ1910によって実施されることもある。プロセッサ1910は、集積回路チップであることがあり、信号処理能力を有する。一実施処理では、これらの方法のステップは、プロセッサ1910内のハードウェア集積論理回路を用いて実施されることもあるし、ソフトウェアの形態の命令を用いて実施されることもある。プロセッサ1910は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(digital signal processor、DSP)、ASIC、フィールドプログラマブルゲートアレイ(field-programmable gate array、FPGA)もしくは別のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートもしくはトランジスタ論理デバイス、または個別ハードウェア構成要素であることがある。プロセッサ1910は、本出願の実施形態で開示される方法、ステップ、および論理ブロック図を実施し得る、または行い得る。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであることもあるし、またはプロセッサは、任意の従来のプロセッサなどであることもある。本出願の実施形態を参照して開示される方法のステップは、ハードウェアの復号プロセッサによって直接行われて完了されることもあるし、または復号プロセッサ内のハードウェアとソフトウェアモジュールの組合せを使用することによって行われて完了されることもある。ソフトウェアモジュールは、たとえばランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、読取り専用メモリ、プログラマブル読取り専用メモリ、電気的消去可能プログラマブルメモリ、またはレジスタなど、当技術分野の成熟した記憶媒体内に位置することもある。記憶媒体は、メモリ1940内に位置し、プロセッサ1910は、メモリ1940内の情報を読み取って、プロセッサのハードウェアと組み合わさって前述の方法のステップを完了する。
可能な実装では、通信インタフェース1930は、図6から図16に示す実施形態における第1の端末、第2の端末、アクセス管理ネットワーク要素、統合データ管理ネットワーク要素、およびアクセスネットワークデバイスの受信および送信ステップを行うように構成される。プロセッサ1910は、図6から図16に示す実施形態における第1の端末、第2の端末、アクセス管理ネットワーク要素、統合データ管理ネットワーク要素、およびアクセスネットワークデバイスの処理ステップを行うように構成される。
通信モジュールは、装置の通信インタフェースであることもあり、別の装置から信号を受信するように構成される。たとえば、装置がチップとして実装されるときには、通信モジュールは、別のチップもしくは装置から信号を受信する、または別のチップもしくは装置に信号を送信するためにチップによって用いられる通信インタフェースである。
一態様によれば、コンピュータ可読記憶媒体が提供される。コンピュータ可読記憶媒体は、命令を記憶する。命令が作動されると、図6において第1の端末によって行われる機能が実施される。
一態様によれば、コンピュータ可読記憶媒体が提供される。コンピュータ可読記憶媒体は、命令を記憶する。命令が作動されると、図6においてアクセス管理ネットワーク要素によって行われる機能が実施される。
一態様によれば、コンピュータ可読記憶媒体が提供される。コンピュータ可読記憶媒体は、命令を記憶する。命令が作動されると、図6において統合データ管理ネットワーク要素によって行われる機能が実施される。
一態様によれば、コンピュータ可読記憶媒体が提供される。コンピュータ可読記憶媒体は、命令を記憶する。命令が作動されると、図7において第2の端末によって行われる機能が実施される。
一態様によれば、コンピュータ可読記憶媒体が提供される。コンピュータ可読記憶媒体は、命令を記憶する。命令が作動されると、図7においてアクセスネットワークデバイスによって行われる機能が実施される。
一態様によれば、コンピュータ可読記憶媒体が提供される。コンピュータ可読記憶媒体は、命令を記憶する。命令が作動されると、コンピュータ可読記憶媒体は、図8から図10における第2の端末の機能を実施することがある。
一態様によれば、コンピュータ可読記憶媒体が提供される。コンピュータ可読記憶媒体は、命令を記憶する。命令が作動されると、コンピュータ可読記憶媒体は、図8から図10におけるアクセス管理ネットワーク要素の機能を実施することがある。
一態様によれば、命令を含むコンピュータプログラム製品が提供される。コンピュータプログラム製品は、命令を含む。命令が作動されると、図6において第1の端末によって行われる機能が実施される。
別の態様によれば、命令を含むコンピュータプログラム製品が提供される。コンピュータプログラム製品は、命令を含む。命令が作動されると、図6においてアクセス管理ネットワーク要素によって行われる機能が実施される。
一態様によれば、命令を含むコンピュータプログラム製品が提供される。コンピュータプログラム製品は、命令を含む。命令が作動されると、図6において統合データ管理ネットワーク要素によって行われる機能が実施される。
さらに別の態様によれば、命令を含むコンピュータプログラム製品が提供される。コンピュータプログラム製品は、命令を含む。命令が作動されると、図7において第2の端末によって行われる機能が実施される。
さらに別の態様によれば、命令を含むコンピュータプログラム製品が提供される。コンピュータプログラム製品は、命令を含む。命令が作動されると、図7においてアクセスネットワークデバイスによって行われる機能が実施される。
さらに別の態様によれば、命令を含むコンピュータプログラム製品が提供される。コンピュータプログラム製品は、命令を含む。命令が作動されると、図8から図10における第2の端末の機能が実施される。
さらに別の態様によれば、命令を含むコンピュータプログラム製品が提供される。コンピュータプログラム製品は、命令を含む。命令が作動されると、図8から図10におけるアクセス管理ネットワーク要素の機能が実施される。
一態様によれば、チップが提供される。このチップは、第1の端末で使用される。このチップは、少なくとも1つのプロセッサ、および通信インタフェースを含み、通信インタフェースは、上記の少なくとも1つのプロセッサに結合され、プロセッサは、命令を作動させて、図6において第1の端末によって行われる機能を実施するように構成される。
別の態様によれば、本出願の実施形態は、チップを提供する。このチップは、アクセス管理ネットワーク要素で使用される。このチップは、少なくとも1つのプロセッサ、および通信インタフェースを含み、通信インタフェースは、上記の少なくとも1つのプロセッサに結合され、プロセッサは、命令を作動させて、図6においてアクセス管理ネットワーク要素によって行われる機能を実施するように構成される。
一態様によれば、本出願の実施形態は、チップを提供する。このチップは、統合データ管理ネットワーク要素で使用される。このチップは、少なくとも1つのプロセッサ、および通信インタフェースを含み、通信インタフェースは、上記の少なくとも1つのプロセッサに結合され、プロセッサは、命令を作動させて、図6において統合データ管理ネットワーク要素によって行われる機能を実施するように構成される。
一態様によれば、本出願の実施形態は、チップを提供する。このチップは、第2の端末で使用される。このチップは、少なくとも1つのプロセッサ、および通信インタフェースを含み、通信インタフェースは、上記の少なくとも1つのプロセッサに結合され、プロセッサは、命令を作動させて、図7において第2の端末の機能を実施するように構成される。
一態様によれば、本出願の実施形態は、チップを提供する。このチップは、アクセスネットワークデバイスで使用される。このチップは、少なくとも1つのプロセッサ、および通信インタフェースを含み、通信インタフェースは、上記の少なくとも1つのプロセッサに結合され、プロセッサは、命令を作動させて、図7においてアクセスネットワークデバイスの機能を実施するように構成される。
一態様によれば、本出願の実施形態は、チップを提供する。このチップは、第2の端末で使用される。このチップは、少なくとも1つのプロセッサ、および通信インタフェースを含み、通信インタフェースは、上記の少なくとも1つのプロセッサに結合され、プロセッサは、命令を作動させて、図8から図10における第2の端末の機能を実施するように構成される。
一態様によれば、本出願の実施形態は、チップを提供する。このチップは、アクセス管理ネットワーク要素で使用される。このチップは、少なくとも1つのプロセッサ、および通信インタフェースを含み、通信インタフェースは、上記の少なくとも1つのプロセッサに結合され、プロセッサは、命令を作動させて、図8から図10におけるアクセス管理ネットワーク要素の機能を実施するように構成される。
本出願の実施形態は、通信システムを提供する。この通信システムは、アクセス管理ネットワーク要素、および統合データ管理ネットワーク要素を含む。アクセス管理ネットワーク要素は、図6においてアクセス管理ネットワーク要素によって行われる機能を行うように構成され、統合データ管理ネットワーク要素は、図6において統合データ管理ネットワーク要素によって行われる機能を行うように構成される。
可能な実施形態では、この通信システムは、端末をさらに含むことがあり、この端末は、図6において第1の端末によって行われる機能を行うように構成される。
本出願の実施形態は、通信システムを提供する。この通信システムは、アクセスネットワークデバイス、および端末を含む。端末は、図7において第2の端末によって行われる機能を行うように構成され、アクセスネットワークデバイスは、図7においてアクセスネットワークデバイスによって行われる機能を行うように構成される。
本出願の実施形態は、通信システムを提供する。この通信システムは、アクセス管理ネットワーク要素、および端末を含む。アクセス管理ネットワーク要素は、図8から図10においてアクセス管理ネットワーク要素によって行われる任意の機能を行うように構成され、端末は、図8から図10において第2の端末によって行われる任意の機能を行うように構成される。
前述の実施形態の全てまたは一部は、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せを用いて実装され得る。実施形態を実装するためにソフトウェアが使用されるときには、これらの実施形態の全てまたは一部は、コンピュータプログラム製品の形態で実装されることがある。コンピュータプログラム製品は、1つもしくは複数のコンピュータプログラムまたは命令を含む。コンピュータプログラムまたは命令がコンピュータにロードされて実行されると、本出願の実施形態による手順または機能が、完全または部分的に行われる。コンピュータは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、コンピュータネットワーク、ネットワークデバイス、ユーザ機器、または別のプログラマブル装置であることがある。コンピュータプログラムまたは命令は、コンピュータ可読記憶媒体に記憶されることもあるし、またはコンピュータ可読記憶媒体から別のコンピュータ可読記憶媒体に伝送されることもある。たとえば、コンピュータプログラムまたは命令は、有線方式またはワイヤレス方式で、ウェブサイト、コンピュータ、サーバ、またはデータセンタから別のウェブサイト、コンピュータ、サーバ、またはデータセンタに伝送されることがある。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータからアクセス可能な任意の使用可能な媒体、または1つもしくは複数の使用可能な媒体を一体化した、サーバもしくはデータセンタなどのデータ記憶デバイスであることがある。使用可能な媒体は、たとえばフロッピーディスク、ハードディスク、もしくは磁気テープなどの磁気媒体であることもあるし、たとえばデジタルビデオディスク(digital video disc、DVD)などの光学媒体であることもあるし、またはたとえばソリッドステートドライブ(solid-state drive、SSD)などの半導体媒体であることもある。
実施形態を参照して本出願について説明したが、保護を請求する本出願を実装する処理において、当業者なら、添付の図面、開示されている内容、および添付の特許請求の範囲を見ることによって、開示されている実施形態の他の変形形態を理解して実装し得る。特許請求の範囲において、「comprising(備える、含む)」は、別の構成要素または別のステップを排除せず、「a」または「one」は、複数の場合を排除しない。単一のプロセッサまたは別のユニットが、特許請求の範囲で列挙されているいくつかの機能を実施することもある。いくつかの手段は、互いに異なる従属請求項に記録されているが、これは、より良好な効果を生み出すためにこれらの手段が組み合わされることができないことを意味するわけではない。
特定の特徴およびその実施形態を参照して本出願について説明したが、本出願の趣旨および範囲を逸脱することなく、様々な修正および組合せがそれらに加えられ得ることは明らかである。これに対応して、本明細書および添付の図面は、添付の特許請求の範囲によって定義される本出願の単なる例示的な説明に過ぎず、本出願の範囲をカバーする修正、変形、組合せ、または均等物のいずれか、または全てであるとみなされる。当業者なら、本出願の趣旨および範囲を逸脱することなく、様々な修正および変形を本出願に加えることができることは明らかである。本出願は、それらが以下の特許請求の範囲およびその等価な技術によって定義される保護範囲に含まれる限り、本出願のこれらの修正および変形をカバーするものとして意図されている。
データネットワークは、ユーザにサービスを提供するデータネットワークである。通常は、クライアントが端末に位置し、サーバがデータネットワークに位置する。データネットワークは、たとえばローカルエリアネットワークなどのプライベートネットワークであることもあるし、たとえばインターネット(Internet)など、事業者によって管理および制御されない外部ネットワークであることもあるし、たとえばIPマルチメディアサブシステム(IP multimedia core network subsystem、IMS)サービスを提供するネットワークなど、複数の事業者によって協働でデプロイされる専用ネットワークであることもある。
本出願の実施形態では、ネットワークアクセス方法の実行体の具体的な構造は、本出願の実施形態のネットワークアクセス方法のコードを記録するプログラムを作動させることによって本出願の実施形態のネットワークアクセス方法に従って通信が行われることが可能であるなら、本出願の実施形態では特に限定されない。たとえば、本出願の実施形態で提供されるネットワークアクセス方法は、第1の端末内にあり、プログラムを呼び出して実行することができる機能モジュールによって行われることもあるし、第1の端末内で使用される、たとえばチップなどの通信装置によって行われることもある。本出願の実施形態で提供されるネットワークアクセス方法は、アクセス管理ネットワーク要素内にあり、プログラムを呼び出して実行することができる機能モジュールによって行われることもあるし、アクセス管理ネットワーク要素内で使用される、たとえばチップなどの通信装置によって行われることもある。これは、本出願では限定されない。本出願の実施形態で提供されるネットワークアクセス方法は、統合データ管理ネットワーク要素内の、プログラムを呼び出して実行することができる機能モジュールによって行われることもあるし、統合データ管理ネットワーク要素内で使用される、たとえばチップなどの通信装置によって行われることもある。これは、本出願では限定されない。以下の実施形態は、ネットワークアクセス方法が第1の端末、アクセス管理ネットワーク要素、および統合データ管理ネットワーク要素によって行われる例を用いて説明する。
たとえば、第1の非パブリックネットワークの記録項目がインジケータaである場合には、それは、第1の非パブリックネットワークへのアクセスが禁止されることを示す。第1の非パブリックネットワークの記録項目がインジケータbである場合には、それは、第1の非パブリックネットワークへのアクセスが許されることを示す。禁止ネットワークリスト内の第1の非パブリックネットワークに対応する記録項目は、インジケータbであり、この場合、第1の端末は、ステップ601からステップ603を行って、第1の非パブリックネットワークにアクセスすることを要求する。しかし、第1の端末は、第1の非パブリックネットワークにアクセスすることを要求する過程で第2のメッセージを受信する。第1の端末は、第2のメッセージに基づいて、第1の非パブリックネットワークへのアクセスが拒否されると決定する。次いで、第1の端末は、第1の非パブリックネットワークに対応する記録項目をインジケータaに設定することがある。
本出願のこの実施形態は、ネットワークアクセス方法を提供する。この方法では、第1の端末は、第1の非パブリックネットワーク内のアクセス管理ネットワーク要素に第1のメッセージを送信して、第1の端末を第1の非パブリックネットワークに登録することを要求する。次いで、第1の端末は、アクセス管理ネットワーク要素から第2のメッセージを受信し、ここで、第2のメッセージは、第1の非パブリックネットワークへの第1の端末の登録が拒否されることを示しており、第1のインジケーション情報は、第1の非パブリックネットワークへの第1の端末のアクセスが禁止されていることを示す。これは、第1の端末が第1のインジケーション情報に基づいて第1の端末の禁止ネットワークリストを更新するのを助けるので、更新された禁止ネットワークリストは、第1の非パブリックネットワークについての情報を含む。その後、登録のためにネットワークを選択するときには、第1の端末は、第1の端末がアクセスすることを禁止されている第1の非パブリックネットワークを選択することを避けることができる。この解決策は、第1の非パブリックネットワークにアクセスする許可を有していない第1の端末が第1の非パブリックネットワークにアクセスしようと試みたときに生じる問題を解決することができる。
メモリ1940は、読取り専用メモリおよびランダムアクセスメモリを含むことがあり、プロセッサ1910に命令およびデータを提供することがある。メモリ1940の上記の一部分は、NVRAMをさらに含むこともある。たとえば、適用の間、プロセッサ1910と、通信インタフェース1930と、メモリ1940とは、バスシステム1920を用いて互いに結合される。バスシステム1920は、データバスに加えて、電力バス、制御バス、およびステータス信号バスなどをさらに含むことがある。ただし、説明を分かりやすくするために、図19では、様々なバスがバスシステム1920として示されている。