JP2023523772A - 浮遊式太陽光プラント - Google Patents

Abstract

本発明は、水体の上での構造モジュール（２）と浮遊モジュール（３）とを組み立てて、光起電力パネルを支持する浮遊式支持デバイス（４）のネットワークを形成することによって得られる、光起電力パネル（ＰＶ）を支持する浮遊式太陽光プラント（１）に関し、先のネットワークは、光起電力パネルの第１の列（Ｒ１）を支持する浮遊式支持デバイスの第１の列と、光起電力パネルの第２の列（Ｒ２）を支持する浮遊式支持デバイスの第２の列と、を備え、光起電力パネルの第１の列（Ｒ１）と光起電力パネルの第２の列（Ｒ２）とは、構造モジュール（２）によって、長手方向に対して垂直な横断方向（Ｔ）に従って離間され、少なくとも先の構造モジュールは、光起電力パネルの第１の列（Ｒ１）と光起電力パネルの第２の列（Ｒ２）との間の間隔が、少なくともサービスユニットの通過の間に沈められるように構成されることを確保する。

Description

本発明は、モジュール設計を伴う浮遊式太陽光プラントに関する。本発明は、このようなプラントを製造するための方法、このようなプラントを組み立てるための方法、および、このようなプラントを維持するための方法にも関する。

本開示は、モジュール設計を伴う太陽光プラントを網羅し、詳細には、浮遊式ネットワークを形成する太陽光プラント、光起電力パネルを支持する太陽光プラントを網羅し、より詳細には、大きな寸法を伴う太陽光プラントを網羅する。

モジュール設計を伴うこのようなプラントは、例えば、本出願人の特許文献１または特許文献２から知られている。これらの技術は、数百キロワットから数十メガワットまでで、さらにはより大きな範囲にある、大きな寸法を伴う光起電力プラントの設計を可能にする。

両方の場合で、特許文献１および特許文献２によるプラントのモジュール要素は、抑制されたコストで容易に型成形によって得られたプラスチック要素から本質的に構成される。モジュール設計のため、光起電力パネルを支持する浮遊式デバイスは、有利には、限られた重量および嵩張りを有し、浮遊式デバイスを水中に置くためのクレーンなどの具体的な昇降器具なしで岸辺の縁から組み立てられるように構成され、浮遊式支持デバイスのネットワークが、典型的には、水の上で、人力によって、その組み立てに伴って徐々に押されていく。

注目すべきことに、本出願人の所見によれば、このようなプラントの浮遊能力は、プラントを構成する構成要素の鉛直方向荷重を担うだけでなく、プラントの保守を実行するためにネットワークの上を移動する１人または数人の荷重も担う大きさとされる。したがって、これらのプラントは、今日において設計および運用されているように、光起電力パネルの別々の列の間に、作業者のための保守通路を従来から有している。

本出願人の所見によれば、モジュール設計を伴うこのような太陽光プラントの設計は、保守の適切な実施のために、要求するような材料コストの低減を許容せず、光起電力パネルの鉛直方向荷重、可及的には、インバータおよび電気ケーブルの鉛直方向荷重、ならびに、浮遊式太陽光プラントを構成する構成要素の鉛直方向荷重を担うために、物理的観点から厳密に必要とされている浮遊能力と比較して、太陽光プラントの浮遊能力を過大にしている。

特許文献３は、このような前述の最先端のモジュールを記載しており、ローリング、ピッチング、ヨーイングへの過剰な敏感性を批判しており、この敏感性は、この先行技術によれば、構造同士が水の上方で互いに機械的に連携されるという事実のためであると思われる。

特許文献３によって提案されている解決策は、係留ラインの対を複数、概して水平の様態で備えており、各係留ラインは、底において錘と、他方の端においてブイと、接続されており、水面の下で延びる引張ケーブルの形態での完全に沈められた中間接続要素の引っ張りを確保する。

光起電力パネル浮遊式支持デバイスの各々は自己支持骨格を備え、その自己支持骨格には、デバイスの前部および後部において、複数の浮きが固定される。

この骨格は、
－ パネルの支持および傾斜を確保するために、浮きの上方部分において延びており、
－ ピッチング運動およびローリング運動を制限するように意図された沈められた羽根を支持するために、浮きの下方部分において延びている。

フックが、引張ケーブルへの浮遊式支持デバイスの留め付けを可能とするために骨格の底部分に設けられ、引張ケーブルは、概して水平の様態で延び、異なる浮遊式支持デバイスの骨格の下に沈められる。

したがって、このような設計は、ケーブルが引っ張られて維持され、沈んだ水平の様態で延び、パネルを支持する浮遊式支持デバイスの底部分においてデバイスの骨格の下方部分におけるフックに留め付けられることで、ローリング、ピッチング、ヨーイングへの浮遊式支持デバイスの敏感性を抑えることを可能としている。

パネルの保守はボートによって実行され、ボートは、浮遊式支持デバイスの取り付けブラケットに取り外し可能に取り付けられるロッドを用いて、浮遊式支持デバイスに一時的に連携され得る。

特許文献３による浮遊式太陽光プラントは、引張ケーブルの方向に沿って、引っ張りだけで作用するように構成されている構造を有し、また、実質的に水平に沈められ、デバイスの骨格の下方部分においてフックに留め付けられる前記引っ張りケーブルを含むこの構造によって、浮遊式支持デバイスを引っ張られたまま維持することに基づかれている。これは、各々のケーブルを、錘に至るその両端によって引っ張ることを必要とする。本発明者の所見によれば、引張ケーブルを伴うこの構造は、実施するのが特に難しく、光起電力パネルの多数の浮遊式支持デバイスを保守することを可能にしない。具体的には、前述のモジュールプラントと異なり、浮きのネットワークを、岸辺や浜辺から、両方の空間の方向で組み立てることが可能ではなく、そのため、ケーブルの方向に沿っての圧縮に耐えることができないため、地上における組み立てに伴って構造を徐々に押していくことが可能ではない。

特許文献４から、浮きと、浮きに光起電力パネルを留め付けるための機械的手段と、を各々が備える浮遊式支持デバイスを含むモジュール設計で、浮遊式太陽光プラントを形成することも知られている。

注目すべきことに、Ｕ字形通路状の空間を伴うスペーサが、パネルを支持する浮遊式デバイスの２つの列を連携させることを可能とし、各々のスペーサが、Ｕ字形のスペーサを通じて水路を作り出すように沈められる。少しの吃水を伴う保守プラットフォームが、保守プラットフォームの浮きが水路に沿って巡回するときに太陽光プラントの保守を確保することを可能にする。

したがって、このプラントのネットワークの構造は、光起電力パネルを支持し、最も大きい部分について、水面の上方で延びる前記基礎浮き、およびＵ字状の形のスペーサを備え、そのような浮遊構造は、ネットワークの縁の脇で、典型的には錘によって、底に係留される。注目すべきことに、この構造は、波または風などの環境の条件に応じて発生させられる圧縮力および引張力に耐えなければならない。本発明者の所見によれば、このような構造の応力（引張力または圧縮力においての）の下での変形に対する構造的な強度および敏感性は低く、というのは、特に、Ｕ字状の形のスペーサは、これらスペーサが圧縮または引張において負荷が掛けられるとき、特許文献４の先行技術の段落４６に記載され、図１３Ａおよび図１３Ｂに示されているような、追加の浮遊する機械的な連携が提供されない限り、明らかに変形しやすく、具体的には容易に曲がりやすいためである。このような追加の連携は、Ｕ字の２つの鉛直なウェブにおけるその端において、スライド可能に設けられ、連携の浮遊によって上位置において制約される。この連携は、保守プラットフォームの浮きの通過を可能にする低さの搭載位置で沈められ得る。

特許文献４のこの先行技術の図１２に示されているように、ネットワークの力の伝達を確保する構造は、実質的に水面において（大部分について沈められない）、パネルを支持する浮遊式デバイスの浮きを備えるだけではなく、Ｕ字通路の形とされた接続部（大部分について沈められる）を備える。別の言い方をすれば、特許文献４によるこのようなネットワーク構造は、その浮きがある水面の上方とＵ字接続部がある浮きの下方とで交互に延びていく。

本出願人の所見によれば、この構造のため、岸辺から、両方の空間の方向において、浮きのネットワークを組み立ててから、岸辺から組み立てに伴って構造を徐々に押すことが難しくなるが、これは、この構造が、地面に載ることができない浮きの下に突出するＵ字接続部を備え、その突出する接続部が、地面において滑るだけであることによって、水中において押すことに抗する相当の摩擦を発生させるためである。

浮遊式太陽光プラントは、特許文献５からも知られており、周辺の剛性の可及的には関節接合された構造の中に、引っ張られた柔軟なロープの格子を備え、格子の柔軟なロープは、水面の上方において概して水平に延びる。柔軟なロープは、その交点において節点を有する複数の多角形セルを形成する。複数の独立した浮遊式太陽光モジュールが、セルに配置され、節点に直接的または間接的に留め付けられる。

節点のうちの一部は、部分的に沈められたＵ字状またはＶ字状の形の剛性接続部を有し、モジュールの２つの列の間に水路を作り出すことを可能にしている。引っ張られたロープは、水の上方でＵ字の端に結合される一方で、Ｕ字の中間部分は沈められる。作り出された水路は、２つの外殻部と橋梁部とを備える保守ユニットの巡回を可能にする。

本発明者の所見によれば、特許文献３のように、特許文献５は、その実施のためにロープの引っ張りを必要とし、より具体的には、周辺構造における引っ張りが必要な、柔軟なロープの格子の形成を必要とする。本発明者の所見によれば、引っ張られたロープのこのような格子は、実施するのが特に難しい。

特許文献４と同様に、特許文献５は、水路を作り出すために、ロープの格子の水平面においてではなく、水路を形成するためにロープの格子の平面の下方で延びるＵ字接続部を使用する。構造の（引張）力は、ロープの格子の水平面においてと、水平面の下方でのＵ字においてとで、交互に分布され、そのため、水平面に含まれず、これは力の伝達の意味において理想的ではない。特許文献４と同様に、水路を作り出すための複数の沈められたＵ字接続部の使用は、本発明者の所見によれば、このようなＵ字接続部が水平面における変形に対して過度に敏感であるため、理想的ではない。

国際公開第２０１２１３９９８号 国際公開第２０１５０９２２３７号 米国特許出願公開第２０１７／００３３７３２号明細書 米国特許出願公開第２０１８／０００１９７５号明細書 国際公開第２０１４／１３６１０６号 国際公開第２０１９０５３３８９号

本発明は、この状況に対処するように意図されている。

より具体的には、本発明の目的は、プラントを提案することであり、該プラントは、そのモジュール設計が、岸辺から、具体的には、非限定的な手法で、プラントを水中に置くために昇降手段を必要とすることなく、前記プラントを容易に素早く組み立てることを許容し、該プラントの設計が、特に、保守を実施する１人または数人の作業者の荷重を担うことを考慮したプラントの浮遊能力を保守の実施が必要とする、特許文献１または特許文献２からの例について知られているプラントと比較して、プラントの浮遊能力の過大化を要求することなく保守を実行することを許容するような、プラントである。

より具体的には、少なくとも一実施形態によれば、本発明の目的は、プラントを提案することであり、該プラントは、そのモジュール設計が、光起電力パネルにおいて水路を作り出し、これらのモジュールの素早い組み立てを可能にするような設計で保守を実行することを許容する一方で、特許文献４によって開示されているものと比較して、向上したネットワーク構造で、波および風の条件の下で、強固であり、変形に対して単に敏感なだけであるような、プラントである。

本発明の他の目的は、少なくとも一実施形態によれば、このようなプラントを備えるモジュールが、分解状態において、その重量および限られた嵩張りのおかげで、容易に輸送および保管され得るプラントを提案することである。

本発明の他の目的は、保守の実施のために特異的に設計されたサービスモジュールが設けられたプラントを提案することである。

他の目的および利点は、指示の目的のために提供されており、限定するように意図されていない以下の記載から明らかとなる。

また、本開示は、水体の上での構造モジュールと浮遊モジュールとを組み立てて、光起電力パネルを支持する浮遊式ネットワークを形成することによって得られる、光起電力パネルを支持する浮遊式太陽光プラントであって、
－ 光起電力パネルの第１の列と、
－ 光起電力パネルの第２の列と、
を備え、
光起電力パネルの第１の列と光起電力パネルの第２の列とは、同じ長手方向に沿って延び、長手方向に対して垂直な横断方向に従って離間され、
光起電力パネルの第１の列と光起電力パネルの第２の列との間の間隔を確保する少なくとも構造モジュールは、沈められ、前記構造モジュールの上方の水路に沿っての浮遊式サービスユニットの巡回を可能にするように構成され、
ネットワークの前記構造は、剛性または半剛性である構造モジュールの組立体から得られ、ネットワークの前記構造が受ける圧縮力および引張力に抗する間に、構造の水平面の２つの方向に実質的に沿って作用するように構成される、浮遊式太陽光プラントに関する。

本開示によれば、ネットワークの構造は実質的に水平面に沿って延び、構造は、水平面に沿って延びる多角形の網目を伴う梁の格子を形成する構造モジュールの前記組立体を含んでもよく、格子の梁は、網目の多角形パターンを複製し、光起電力パネルを冷却するように構成される特徴開口が、ネットワークの構造の上方に位置させられ、梁の格子は、所定の場所で沈められるか、または代替で、サービスユニットの鉛直方向荷重の下で少なくとも局所的に沈められるように構成され、鉛直方向支持体が、ネットワークの構造を形成する水平面に含まれる間に、圧縮力／引張力が構造モジュールにおいて伝わるように、ネットワークの前記構造の前記水平面に関して光起電力パネルの鉛直方向の連結を確保するために、構造モジュールに受け、具体的には格子の梁に受け、可及的には浮遊モジュールに受ける。好ましくは、ネットワークの構造は平面状の座部を有し、ネットワークの前記構造は、平面状の表面に載るとき、実質的に平面状になるように構成される。

例えば、格子は、三角形の網目を有することができ、または、菱形の網目、もしくは六角形（蜂の巣状）の網目を有することができる。格子は、完全であってもよく、または、梁のうちの一部がなく、好ましくは規則的になく、不完全であってもよい。

格子の梁は、梁が網目の多角形パターンより大きい寸法（具体的には、例えば三角形などのパターンの辺より大きい寸法）を有することを意味する「長い」梁から構成されることができる、または、格子の網目の多角形パターンの多角形の辺の長さに対応する寸法を伴う「短い」梁から構成されることができる。

「短い」梁が使用される場合、留具は、同じ構造モジュールに属する梁に連携させるために使用でき、そのため、梁は多角形パターンの交点において端から端で設定される。これらの留具は、少なくともそれらの一部について、構造の格子を形成するために構造モジュール同士の互いへの組み立てを可能にする柔軟な突出する耳部を有する。これらの柔軟な突出する耳部は、具体的にはサービスユニットの鉛直方向荷重の下で、具体的にはパターンの多角形の交点において、格子の構造を、構造によって形成される水平面から外れて変形させることができる。

構造の梁が、梁が網目の多角形（具体的には、三角形）のパターンより大きい寸法を有することを意味する「長い」梁から構成される場合、少なくとも一実施形態によれば、構造が鉛直方向荷重のレベルにおいて局所的に水に沈み込み、そのため、荷重から離れた格子構造の一部分が水の外に残るように、作業者（または保守ユニット）の鉛直方向荷重の下で曲がり得る梁の寸法決定によって、構造の局所的な沈みを得ることが可能であり得る。

水平面に沿って延びるネットワークの構造は、具体的には直接的に格子の梁を通じて、または、具体的には浮遊モジュールが構造モジュールと別個である場合には、浮遊モジュールを介して、水平な表面に掛かることができる。

一実施形態によれば、太陽光プラントの浮遊能力は、（水平面に沿って延びる）多角形の網目を伴う梁の格子によって形成されるネットワークの構造が、光起電力パネルの第１の列と光起電力パネルの第２の列との間に水路を形成し、長手方向に沿って延ばすように、構造モジュールの上方に所定の水深の存在を伴って、所定の場所で完全に沈められる。そのために、水平面に沿って延びる構造モジュールは、ネットワークの構造（つまり、多角形の網目を伴う格子）を所定の場所で完全に沈めて維持するために、浮遊モジュールの下方に配置され得る。あらゆる場合で、プラントの光起電力パネルＰＶは、多角形の網目を伴う格子の梁から延びる鉛直方向支持体、可及的には浮遊モジュールによって、水の外で維持される。

他の可能性によれば、プラントの浮遊能力は、
－ 水平面に沿って延びる多角形の網目を伴う梁の格子によって形成されるネットワークの構造が、光起電力パネルの鉛直方向荷重以外の（実質的な）鉛直方向荷重を受けないとき、水の上方にあるように構成され、
－ 前記構造モジュールが、ネットワークの構造に鉛直方向で掛かるサービスユニットの鉛直方向荷重の下で、少なくとも局所的に沈められ、プラントの光起電力パネルが、サービスユニットによる局所的な沈み込みにおいて、鉛直方向支持体によって水の外で維持されるように構成される。

この実施形態によれば、プラントの浮遊能力は、構造の局所的な沈み込みのため、男性であれ女性であれ、６０ｋｇから１５０ｋｇの間の体重である作業者が、自身の足が水に入ることなく、格子の構造の梁の上を歩くことができるには好ましくは不十分である。別の言い方をすれば、６０ｋｇから１５０ｋｇの間の体重である作業者がネットワーク（つまり、多角形の網目を伴う格子）の構造の上を歩くとき、その構造が水に沈み込み、そのため作業者は自身の足が水に入ってしまう。

有利な実施形態によれば、構造モジュールの組立体から得られるネットワークの構造は、多角形の網目を伴い、具体的には、正三角形もしくは二等辺三角形などの三角形の網目、菱形の網目、または六角形（蜂の巣状の形）の網目を伴う格子を形成する。

一実施形態によれば、ネットワークの構造は、自己支持浮遊式支持デバイスの組立体から得られ、各々（または少なくともほとんど）の自己支持浮遊式支持デバイスが光起電力パネル、可及的には、２つのパネルまたは３つなど、複数の光起電力パネルを支持し、前記浮遊式支持デバイスは前記構造モジュールを備え、浮遊式支持デバイスの各々の構造モジュールは、光起電力パネル、可及的には複数の光起電力パネルを支持する。

具体的には、各々の浮遊式支持デバイスの構造モジュールは、光起電力パネルの第１の列と光起電力パネルの第２の列との間に水路を作り出すように、横断方向に沿って、光起電力パネルを越えて延びる。

一実施形態によれば、各々の浮遊式支持デバイスの構造モジュールは、多角形の網目を伴う格子のパターンから構成され構成され、例えば、具体的には二等辺三角形もしくは正三角形などの三角形、または菱形などの、多角形を形成し、連携手段が、具体的には網目の多角形パターンの交点によって、浮遊式支持デバイスの構造モジュールの互いへの留め付けを確保する。

一実施形態によれば、構造モジュールは、多角形パターンの多角形の辺をそれぞれ形成する管を備え、管は、多角形の交点において、留具によって一体に組み立てられる。留具は偏向を形成し、管状でもあり得る。

一実施形態によれば、連携手段は、デバイスの構造モジュールの互いへの留め付けを確保し、留具から突出する耳部を備え、いくつかの耳部は、互いと反対に設定され、前記浮遊式支持デバイス同士の間に留め付けを確保するために、係止部材によって交差させられる。

具体的には、管は、空気を密に包囲するいくつかの包体を形成する、または、水より小さい密度を有する材料で満たされる。封止は、具体的には管が空気で満たされる場合、留具と管との間の密接した溶接によって得ることができる。

具体的には、溶接は、管と留具との両方がプラスチック材料から作られる場合、留具の内側／外側支持面と管の外側／内側支持面との間の中間物として提供される金属化リングを電磁放射に曝すことで得られる誘導溶接から構成され得る。電磁放射に曝されるとき、金属化リングは、留具および管のプラスチックの融点より高い温度まで加熱され、留具のプラスチックと管のプラスチックとの間でそれらの溶接を引き起こす。好ましくは、リングは、管の外側／内側支持面のプラスチックと留具の内側／外側支持面のプラスチックとの穿孔を通じての密な接触を促進するために、開口され、例えば、均一に穿孔される、または、針金の網で覆われる。

一実施形態によれば、ネットワークの構造（つまり、多角形の網目を伴う格子）は、光起電力パネルの荷重の下で、水の上方にあり、所定の場所において完全に沈められず、保守ユニットの鉛直方向荷重の下で、柔軟な耳部の変形によって、一時的かつ局所的に沈められるように構成される。

一実施形態によれば、耳部と交差する係止部材の全部または一部が、ネットワークの構造（多角形の網目を伴う格子）を所定の場所で沈められたまま維持するために、構造モジュールの組立体によって形成されるネットワークの構造の上方に位置決めされる浮遊モジュールに固定される。

一実施形態によれば、格子の多角形パターンは、Ｎ本の辺を伴う多角形であり、Ｎ個の別個の構造モジュールが、それらの端によって組み立てられ、多角形パターンを伴う格子の多角形の辺をそれぞれ形成し、構造モジュール（つまり、「短い」梁）は、互いと反対に設定され、係止部材によって交差させられる端において、耳部によって組み立てられ得る。

一実施形態によれば、浮遊モジュールは、それ自体では浮遊可能でない構造モジュールの全部または一部に受ける。例えば、構造モジュールの組立体から得られるネットワークの構造は、それ自体は浮遊可能ではなく、プラントの浮遊能力は、構造モジュールと別個である要素として提供される前記浮遊モジュールによって確保され、光起電力パネルの第１の列および／またはパネルの第２の列の少なくとも光起電力パネルは、光起電力パネルと浮遊モジュールとを直接的に連携させる鉛直方向支持体を介して浮遊モジュールに固定される。

他の可能性によれば、構造モジュールは、浮遊モジュールの機能を組み込んでおり、したがって、同じ要素によって、つまり、管状の梁と可及的には留具とによって形成でき、それらは、空気容積を密に包囲することができる、または、水より小さい密度を有する材料を含むことができる。

本開示によれば、鉛直方向支持体は、ネットワークの構造を形成する水平面に関して光起電力パネルの鉛直方向の連結を確保するために、構造モジュール（または浮遊モジュール）に受ける。例えば、構造モジュールと鉛直方向支持体とはフックリブ／フック溝の対によって組み立てられる。格子の梁が管から構成される場合、管は、典型的には押し出しによって得ることができ、可及的には、リブ／溝の輪郭を特徴付ける押出金型による押し出しの間のフックリブ／フック溝の獲得で得ることができる。

一実施形態によれば、格子の梁は、格子の多角形パターンの辺に対応する長さを有し、多角形パターンの交点において留具によって一体に組み立てられる管から構成される。

具体的には、浮遊モジュールは、可及的には留具で、空気を密に包囲する密包体を形成するか、または、水より小さい密度を有する材料で満たされる構造モジュールの管によって、形成され得る。

一実施形態によれば、プラントは、光起電力パネルの第１の列および光起電力パネルの第２の列に続いて光起電力パネルの第３の列を備え、光起電力パネルの第２の列および光起電力パネルの第３の列の各々が、同じ長手方向に沿って延び、構造モジュールによって長手方向に対して垂直な横断方向に従って離間され、光起電力パネルの第２の列と光起電力パネルの第３の列との間の間隔を確保する前記構造モジュールは、沈められて、光起電力パネルの第２の列と光起電力パネルの第３の列との間に長手方向に沿って水路を形成し、浮遊式サービスユニットの巡回を可能にするように構成され、構造モジュールは、ネットワークの前記構造の前記水平面に含まれる間、圧縮力／引張力が構造において伝わるように、実質的に水平面に沿って延びる。

一実施形態によれば、前記プラントは、浮遊式サービスユニットＵが備え付けられ、光起電力パネルの第１の列と光起電力パネルの第２の列との間で水路に沿って巡回するように構成される。

サービスユニットは、
－ 一方では光起電力パネルの第１の列と光起電力パネルの第２の列とを離間し、他方では光起電力パネルの第２の列と光起電力パネルの第３の列とを離間する２つの水路の間の間隔に従って離間される第１の外殻部および第２の外殻部であって、第１の外殻部は、光起電力パネルの第１の列と光起電力パネルの第２の列との間における水路で巡回するように構成され、第２の外殻部は、光起電力パネルの第２の列と光起電力パネルの第３の列との間における水路で巡回するように構成される、第１の外殻部および第２の外殻部と、
－ 第１の外殻部と第２の外殻部とを互いに結合し、サービスユニットが長手方向に従って巡回するとき、光起電力パネルの第２の列の光起電力パネルに跨って位置するように構成される橋梁部と、
を備え得る。

一実施形態によれば、橋梁部は窓を備える。

一実施形態によれば、浮遊式ユニットは、光起電力パネルの第１の列と光起電力パネルの第２の列との間に連結される構造モジュールの上方における水路に沿って、可及的には、光起電力パネルの第２の列と光起電力パネルの第３の列との間に連結される構造モジュールの上方における水路に沿って、巡回する一方で、前記構造モジュールに掛かることで、具体的には、多角形の網目を伴う格子の梁に掛かることで、ネットワークの構造の局所的な沈み込みをもたらすように構成される。

一実施形態によれば、浮遊モジュールおよび構造モジュールの全部または一部が、型成形もしくは押し出しによって得られる金属要素、プラスチック要素、もしくは複合要素から構成される、または、型成形もしくは押し出しによって得られる金属要素、複合要素、もしくはプラスチック要素の組立体から得られる。

本開示は、本開示によるプラントの構造モジュールを製造するための方法であって、ネットワークの構造の多角形の網目を伴う格子の多角形パターンを形成する構造モジュールは、多角形の網目を伴う格子の多角形パターンの辺に対応する長さを伴うプラスチック管を組み立てることで得られ、管は、多角形パターンの交点において、プラスチック管状留具によって端から端で設定され、構造モジュールをそれぞれ形成するために、留具の内側／外側支持面と管の外側／内側支持面との間の密接した溶接によって組み立てられる、方法にも関する。

溶接は、留具の内側／外側支持面と管の外側／内側支持面との間の中間物として提供される、好ましくは穿孔された金属化リングを、電磁放射に曝すことで得られる誘導溶接から構成される。

本開示は、本開示によるプラントを組み立てるための方法であって、構造モジュールを製造するための方法によって得られる構造モジュールは、互いと反対の留具から突出する耳部を設定することで組み立てられ、いくつかの耳部は、互いと反対に設定され、ネットワークの構造の格子の多角形パターンの交点において、構造モジュールの係止部材によって交差させられる、方法にも関する。

本開示は、本開示によるプラントを組み立てるための方法であって、構造モジュールと、浮遊モジュールと、光起電力パネルとが、水体の岸辺において一体に組み立てられる一方で、光起電力パネルを支持するネットワークの構造をその組み立てに伴って徐々に押す、方法にも関する。

本開示は、本開示によるプラントをサービスユニットで保守するための方法であって、プラントの保守は、光起電力パネル同士の間の水路において巡回するサービスユニットのおかげで確保される、方法にも関する。

他の特徴、詳細、および利点は、以後の詳細な記載を読むことで、および、添付の図面を分析することで、明らかとなる。

ネットワークの構造が、浮遊式支持デバイスの構造モジュールの組立体から得られ、各々が光起電力パネルを支持する三角形の網目を伴う格子を形成し、各々の構造モジュールは格子の三角形のパターンを形成し、浮遊式支持デバイスは、各々の三角形のパターンの三角形の交点によって一体に組み立てられ、構造モジュールの管はプラントの浮遊能力を確保し、構造モジュールは浮遊モジュールを形成し、プラントの浮遊能力は、光起電力パネルの荷重を受けるときに構造モジュールが水の上方にあるように構成され、浮遊式サービスユニットの鉛直方向荷重の下で少なくとも局所的に沈み込む一方で、光起電力パネルの第１の列と光起電力パネルの第２の列との間に少なくとも１つの水路を形成し、可及的には、パネルの第２の列と光起電力パネルの第３の列との間に水路を形成する、浮遊式太陽光プラントの斜視図であって、可及的により大まかには、光起電力パネルの整数Ｎ本の列と、ｋが２とＮ－１との間からなるときの第ｋの列と第ｋ＋１の列との間の水路とを伴うプラントについての斜視図である。 実質的な水平面に沿う、構造モジュールの組立体から得られる三角形の網目を伴う格子を示す、図１の底面図である。 図１のプラントの浮遊式支持デバイスの構造モジュールの交点同士の間の留め付けを示す詳細図である。 図１によるプラントの浮遊式支持デバイスの詳細図である。 鉛直方向支持体と構造モジュールの管との間の留め付けを確保するフックリブ／フック溝の対の詳細図である。 フックリブを含め、押し出しによって得られ得る、構造モジュールの三角形の辺を形成する管の詳細図である。 構造モジュールの上方で、光起電力パネルの第１の列と光起電力パネルの第２の列との間における水路で巡回するように構成される第１の外殻部と、構造モジュールの上方で、光起電力パネルの第２の列と光起電力パネルの第３の列との間における水路で巡回するように構成される第２の外殻部と、第１の外殻部と第２の外殻部とを互いに結合し、サービスユニットが長手方向に従って巡回するとき、光起電力パネルの第２の列の光起電力パネルに跨って位置するように構成される橋梁部と、を含む、太陽光浮遊式プラントの図である。 水平面に沿って延び、三角形の構造モジュールによって形成されるネットワークの構造が、所定の場所において完全に沈められ、プラントの浮遊能力が、ネットワークの構造の上方に位置させられ、係止部材に固定され、浮遊式支持デバイスの互いへの留め付けを確保するために、構造モジュールの留具の耳部に交差する浮遊モジュールを用いて確保される点において図１の浮遊式太陽光プラントと異なる、一実施形態による浮遊式太陽光プラントの図である。 ネットワークの構造が三角形の網目を有し、網目の各々の三角形のパターンが、互いと反対に設定され、係止部材によって交差させられる構造モジュールの耳部を伴う端によって組み立てられる３つの構造モジュールによって形成される、第３の実施形態による太陽光浮遊式プラントの斜視図である。 ネットワークの構造が、長い梁の組立体から得られ、ネットワークの三角形のパターンに関する光起電力パネルの列の他の可能な配向に従う三角形の網目を有する、第４の実施形態による太陽光浮遊式プラントの概略図である。 ネットワークの構造が、長い梁の組立体から得られ、ネットワークの三角形のパターンに関する光起電力パネルの列のなおも他の可能な配向に従う三角形の網目を有する、第５の実施形態による浮遊式太陽光プラントの概略図である。 ネットワークの構造が、三角形のパターンの辺を形成する梁の組立体から得られる三角形の網目を伴う格子から構成され、ネットワーク自体の構造は浮遊可能ではなく、プラントの浮遊能力が、格子に固定され、具体的には、格子が埋め込まれる浮遊モジュールによって確保され、各々の浮遊モジュールは、具体的には溝を有し、具体的には交差状の形とされ、格子の梁は長手方向に延び、浮きの異なる列の光起電力パネルが鉛直方向支持体を介して浮遊モジュールに固定される、第６の実施形態による浮遊式太陽光プラントの概略図である。 ネットワークの構造が、浮遊式支持デバイスの構造モジュールの組立体から得られ、各々が光起電力パネルを支持する菱形の網目を伴う格子を形成し、各々の構造モジュールは格子の菱形のパターンを形成し、浮遊式支持デバイスは、各々の菱形のパターンの菱形の交点によって一体に組み立てられ、構造モジュールの管はプラントの浮遊能力を確保し、構造モジュールは浮遊モジュールを形成し、プラントの浮遊能力は、光起電力パネルの荷重を受けるときに構造モジュールが水の上方にあるように構成され、浮遊式サービスユニットの鉛直方向荷重の下で少なくとも局所的に沈み込む一方で、光起電力パネルの第１の列（二重の列である）と光起電力パネルの第２の列（二重の列である）との間に少なくとも１つの水路を形成し、可及的には、パネルの第２の列と光起電力パネルの第３の列（二重の列である）との間に水路を形成する、浮遊式太陽光プラントの斜視図であって、可及的により大まかには、光起電力パネルの整数Ｎ本の列と、ｋが２とＮ－１との間からなるときの第ｋの列と第ｋ＋１の列との間の水路と、を伴うプラントについての斜視図である。 ２つのパネルを支持するように構成された浮遊式支持デバイスの菱形のパターン（「デュオピッチ」）を形成する構造モジュールの概略図である。 管の外側支持面のプラスチックと留具の内側支持面のプラスチックとの間の誘導溶接の実施のために構成された中間金属化リングを介しての管の外側支持面と留具の内側支持面との間の溶接を示す、管の軸を貫いて通る平面に従っての断面図である。 留具が、プラスチックから作られ、６０°の偏向（正三角形の特定の場合について）を形成する管状体を備え、嵌め込まれてオーバーモールドされた第１の金属化リングが設けられ、第１の管の外側支持面を受け入れるように意図された第１の内側支持面と、嵌め込まれてオーバーモールドされた第２の金属化リングが設けられ、第１の管に対して６０°で傾けられて第２の管の外側支持面を受け入れるように意図された第２の内側支持面と、を含み、第１の金属化リングおよび第２の金属化リングである金属化リングが、穿孔されており、留具の内側支持面のプラスチックの融解と、管の外側支持面のプラスチックの融解とを、リングの穿孔を通じて確保するように構成されている、プラントの構造モジュールの留具の鉛直方向切断平面に従っての断面図である。

以後の図面および記載は、特定の要素を本質的に含む。したがって、それらの図面および記載は、本開示をより良く理解するために使用されるだけでなく、適切な場合、本開示の定義にも寄与することができる。

本開示は、水体の上での構造モジュール２；２’と浮遊モジュール３；３’との組立体から得られ、光起電力パネルを支持する浮遊式ネットワークを形成する、光起電力パネルＰＶを支持する浮遊式太陽光プラント１であって、
－ 光起電力パネルの第１の列Ｒ１と、
－ 光起電力パネルの第２の列Ｒ２と、
を備え、光起電力パネルの第１の列Ｒ１と光起電力パネルの第２の列Ｒ２とは、同じ長手方向Ｄに沿って延び、長手方向に対して垂直な横断方向Ｔに従って離間される、浮遊式太陽光プラント１に関する。

本開示によれば、少なくとも前記構造モジュール２は、光起電力パネルの第１の列Ｒ１と光起電力パネルの第２の列Ｒ２との間の間隔を確保し、少なくとも局所的および／または一時的に沈められ、前記構造モジュール２の上方の水路Ｖｎに沿っての浮遊式サービスユニットＵの巡回を可能にするように構成される。

本開示によれば、ネットワークの前記構造は、剛性または半剛性である前記構造モジュール２の組立体から得られ、前記構造は、前記ネットワークの前記構造が受ける圧縮力および引張力に抗する間に、構造の水平面の２つの（平行でない）方向に実質的に沿って作用するように構成される。

本開示によれば、ネットワークの構造は、ネットワークの前記構造の前記水平面に含まれる間、圧縮力／引張力が構造モジュール２において伝わるように、実質的に水平面に沿って延びる。

注目すべきことに、少なくとも一実施形態によれば、ネットワークの構造は平面状の座部を有し、ネットワークの前記構造は、平面状の表面に載るとき、実質的に平面状になるように構成される。

本開示によれば、構造モジュール２の組立体から得られるネットワークの構造は、多角形の網目を伴う格子を形成する。この多角形の網目を伴う格子は、実質的にネットワークの構造の水平面に沿って延びる。

ネットワークの構造は、係留ラインを用いて底（または岸辺）に係留でき、ネットワークの前記構造を錘または杭に連携させる。

一実施形態によれば、太陽光プラント１の浮遊能力は、水平面に沿って延びるネットワークの構造が、光起電力パネルの第１の列Ｒ１と光起電力パネルの第２の列Ｒ２との間に水路を形成し、長手方向Ｄに沿って延ばすように、構造モジュール２の上方に所定の水深の存在を伴って、所定の場所で完全に沈められる。このような実施形態は、図７において指し示す目的のために示されている。所定の場所で完全に沈められたネットワーク構造からの便益は、紫外線の少なくとも一部を濾過することと、可及的には、構造モジュールが開放空気にあるネットワーク構造と比較して、ネットワークの構造が受ける温度変化を滑らかにすることと、を有利に可能にする。

そのために、水平面に沿って延びる構造モジュール２は、ネットワークの構造を所定の場所で完全に沈めて維持するために、浮遊モジュール３の下方に配置される。

代替で、プラントの浮遊能力は、水平面に沿って延びるネットワークの構造が、光起電力パネルの鉛直方向荷重以外、および可及的には電気配線の鉛直方向荷重以外の実質的な鉛直方向荷重を受けないときに水の上方にあるように、構成される。

さらに、このような場合、プラントの浮遊能力は、前記構造モジュール２が、ネットワークの構造に鉛直方向で掛かるサービスユニットＵの鉛直方向荷重の下で、少なくとも局所的、一時的に沈められるように構成される。この他の可能性によれば、構造モジュールの上方に所定の水深を伴う、光起電力パネルの第１の列Ｒ１と光起電力パネルの第２の列Ｒ２との間の水路Ｖｎは、サービスユニットＵによるネットワークの構造の沈み込みのみによって確保される。

さらに、注目すべきことに、プラントの浮遊能力は、構造の局所的な沈み込みのため、男性であれ女性であれ、６０ｋｇから１５０ｋｇの間の体重である作業者が、自身の足が水に入ることなく、格子の構造の梁の上を歩くことができるには好ましくは不十分であり得る。別の言い方をすれば、作業者が格子の梁の上を歩くとき、これらは局所的に沈み込み、そのため作業者は自身の足が水に入る。

この局所的な沈み込みは、構造が鉛直方向荷重のレベルにおいて局所的に水に沈み込み、そのため、荷重から離れた格子構造の一部分が水の外に残るように、作業者（または保守ユニット）の鉛直方向荷重の下で曲がる梁の寸法決定から生じ得る。このような実施形態は、例えば図９および図１０によれば、格子の梁が「長い」梁であるとき、つまり、梁が網目の多角形（具体的には三角形）のパターンより大きい寸法を有するとき、特に適切である。

この局所的な沈み込みは、格子の構造が、特には網目の多角形の交点のレベルにおいて、柔軟な領域を有するという事実からも生じ得る。

いずれの場合でも、ネットワークの構造が保守ユニットによって押し下げられるときであっても、太陽光プラントの光起電力パネルＰＶは、具体的には、構造モジュール２、２’を光起電力パネルに連携させる鉛直方向支持体６を介して、または、具体的には、図１１における例に示されているように、光起電力パネルＰＶを浮遊モジュール３’（構造モジュールと別個である要素として提供されている）に連携させる鉛直方向支持体６’を介して、水の外で維持される。

格子の梁は、梁が、例えば図９および図１０による例による、網目の多角形（具体的には三角形）パターンより大きい寸法を有することを意味する「長い」梁から構成されることができる、または、例えば図１～図７、図８、および図１２の例による、格子の網目のパターンの多角形の１つの辺の長さに対応する寸法を伴う、具体的には管の形態での「短い」梁から構成されることができる。

「短い」梁が使用されるとき、留具２１が、多角形パターンの交点において、梁をホッパに連携させるために使用される。これらの留具２１は、多角形パターンの２つの連続した梁に属する外側（または代替で内側）の支持面と協働する少なくとも２つの内側（または代替で外側）の支持面を備える。これらの留具は耳部５０も支え得る。したがって、耳部５０は、具体的には多角形パターンの交点において、格子の構造を変形させることもできる。

網目のパターンは、多角形から構成されることができ、具体的には、規則的または不規則な多角形から構成されることができる。多角形は、具体的には正方形もしくは菱形などの矩形、具体的には二等辺三角形もしくは正三角形などの三角形、または、（六角形の）蜂の巣状パターンから構成され得る。格子は、完全であり得る（欠けている梁がない）、または、図１２に示されているように不完全であり得る。図１～図８は、多角形が具体的には正三角形または二等辺三角形などの三角形から構成される場合に、格子が三角形の網目を有するいくつかの実施形態を示している。図１２は、浮遊式支持デバイスが、菱形パターンを形成する構造モジュールを有する、菱形の網目を伴う格子を示している。補強梁が、図１２ａに示されているように、菱形の２つの反対の交点を結合してもよい。

網目の多角形パターンを複製する格子の梁が、具体的には実質的な寸法を伴う（空の）開口を特徴とし、その開口は、構造の重量を低減することを可能とし、可及的には、構造モジュールが光起電力パネルの重量の下で所定の場所において沈められないときであっても、ネットワークの構造の上方に位置させられる光起電力パネルを、具体的には水と光起電力パネルとの間の空気対流現象によって、効率的に冷却することを可能にすることは、注目されたい。

パネルの異なる列（第１の列Ｒ１、第２の列Ｒ２、第３の列Ｒ３）は、異なる多角形パターンの連続した列によって担持され得る。横断方向Ｔに従っての多角形パターンの寸法は、光起電力パネルの列をそれぞれ担持する多角形パターンの２つの連続した列の間で、光起電力パネルの２つの列Ｒ１、Ｒ２；Ｒ２、Ｒ３、（および、概してＲｋ、Ｒｋ＋１）の間に水路Ｖｎを形成する空間を作り出すために、過大にされている。

列Ｒ１、Ｒ２、および、より大まかにはＲｋは、図１～図１１に示されているような単純なパネルの列から構成される、または、図１２に示されているような、例えば二重である複数のパネルの列から構成される。したがって、図１２において、列の各々の構成要素は、光起電力パネルの対であり、具体的には「デュオピッチ」であり、つまり、構成要素のうちの２つのパネルが反対の傾斜を有する。

一実施形態によれば、ネットワークの構造は自己支持浮遊式支持デバイス４の組立体から得られ、各々の自己支持浮遊式支持デバイス４は、具体的には図１に示されているように、光起電力パネルを支持し、可及的には、各々の自己支持浮遊式支持デバイス４は、図１２ａおよび図１２に示されているような２つの光起電力パネルなど、限られた数のパネルを支持し、または、各々の菱形のパターンがパネルの対（デュオピッチ）を担持する、または３つの光起電力パネルを担持する。各々の支持部は前記構造モジュール２を備え、各々の構造モジュール２は前記光起電力パネルＰＶを支持する。このような実施形態は、ネットワークの構造が、図６に示されているようにサービスユニットによって引き起こされる押し下げだけによって、所定の場所において完全に沈められないとき、および、同じく図７において、ネットワークの構造が所定の場所で完全に沈められるときの、図１～図６の浮遊式プラントについて図示されている。

各々の浮遊式支持デバイス４の構造モジュール２は、光起電力パネルの第１の列Ｒ１と光起電力パネルの第２の列Ｒ２との間に水路Ｖｎを作り出すように、横断方向Ｔに沿って、光起電力パネルＰＶを越えて延びることは、注目されたい。

各々の浮遊式支持デバイス４は、具体的には正三角形または二等辺三角形（例えば図２に示されている）などの三角形、または図１２ａにおける菱形など、具体的には規則的または不規則な、多角形を形成する多角形の網目を伴う格子のパターンから構成され得る（ネットワークの構造の意味において）。連携手段５は、浮遊式支持デバイス４の構造モジュール２の互いへの留め付けを、具体的には交点を介して確保する。

一実施形態によれば、浮遊式支持デバイス４の構造モジュール２は、多角形パターンの多角形の辺をそれぞれ形成する管２０を備え、管２０は、多角形の交点において、留具２１によって一体に組み立てられる。

管は、空気を密に包囲する１つまたはいくつかの包体を形成してもよい、または、水より小さい密度を有する材料で満たされてもよい。封止は、具体的には管が空気で満たされる場合、留具と管との間の密接した溶接によって得ることができる。このような場合、管状の構造モジュール２は、浮遊モジュール３の機能を組み込んでおり（そのため、同じ要素で形成される）、ネットワークの構造は水の上方にあり、光起電力パネルの荷重の下で、所定の場所において完全に沈められないが、保守ユニットの鉛直方向荷重の下で一時的にのみ沈められる。

代替で、具体的には図７に示されている実施形態によれば、管状の構造モジュール２は、プラントの浮遊能力を確保せず、プラントの光起電力パネルの荷重の下で、所定の場所において完全に沈められる。

このために、構造モジュールの上方に位置決めされ、構造モジュール２に固定された浮遊モジュール３は、プラントの浮遊能力を確保する一方で、光起電力パネルＰＶを水の外で維持し、ネットワークの構造、つまり、多角形パターンを伴う梁の格子を完全に沈めて維持する。

連携手段５は、浮遊式支持デバイスの構造モジュールの互いへの留め付けを確保し、浮遊式支持デバイス同士の間の若干の角度移動を可能にすることができ、そのためネットワークの構造は、膨張の効果の下で変形可能である。

したがって、連携手段５は、留具２１から突出する耳部５０を備えてもよく、いくつかの耳部５０は、互いと反対に設定され、浮遊式支持デバイス４同士の間に留め付けを確保するために、係止部材５１によって交差させられる。

ネットワークの構造が光起電力パネルの荷重の下で水の上方にあるとき、耳部５０は、保守ユニットの荷重の下で構造の局所的な沈み込みを得るように、柔軟であり得る。

一実施形態によれば、耳部５０と交差する係止部材５１の全部または一部が、構造モジュール２の組立体によって形成されるネットワークの構造の上方に位置決めされる浮遊モジュール３に固定される。本出願人の特許文献６から学習されるように、浮遊モジュール３の全部または一部は、例えば、栓によって封止される開口を伴う首部１１を有する、空気容積を包囲するプラスチック包体によって形成され得る。

そのため、耳部５０は、構造モジュール２の互いへの組み立てのために、互いと反対に設定される。浮遊モジュール３は、互いと反対に設定された耳部の組み立てが、耳部を通じての（下向きに方向付けられた）首部の挿入によって、全体的または部分的に得られる一方で、栓が所定の場所になく、首部の開口を封止する栓を配置することによる組み立ての係止が後に続くように構成される。栓が係止されると、耳部は、首部の根元における肩部によって形成された２つの停止部と栓の肩部との間で保持される。浮遊モジュールは、射出ブロー成形または押出ブロー成形によってプラスチック材料から作られ得る。

浮遊モジュール３’は、図８または図１１における例として示されているように、浮遊不可能であり得る構造モジュール２’が埋め込まれてもよい。このような場合、ネットワークの圧縮力／引張力が、浮遊モジュール３’において伝わることなく、ネットワークの構造の鉛直平面において伝わることに注目されたい。

図８では、浮遊モジュール３’が、例えばオーバーモールドによって、パターンの辺の梁を形成する構造モジュール２’が埋め込まれていることに注目されたい。

図１１では、その浮遊モジュール３’または各々の浮遊モジュール３’が、その上壁の深さにわたって、交差形の溝を備え、その溝において、格子の梁が長手方向に延び、そのため格子の節点が溝の交差に位置決めされ得ることに注目されたい。

浮きの異なる列の光起電力パネルが鉛直方向支持体６を介して浮遊モジュールに固定されていることに注目されたい。

本開示の実施形態によれば、前記浮遊式支持デバイス４の構造モジュール２と、光起電力パネルＰＶと、を水体の岸辺において一体に組み立てる一方で、光起電力パネルを支持するネットワークの構造をその組み立てに伴って徐々に押すことが可能である。一実施形態によれば、このような組み立ては、浮遊式太陽光プラントを水中に置くための昇降手段なしで確保され得る。

例えば図８に示されている一実施形態によれば、格子の多角形パターンは、例えば三角形、具体的には正三角形または二等辺三角形などの、Ｎ本の辺を伴う多角形である。そのため、Ｎ個の構造モジュール２’（例えば、３つの構造モジュールが三角形の場合に組み立てられる）が、それらの端において組み立てられる一方で、それぞれが、多角形パターンを伴う格子の多角形の辺を形成する。例えば、構造モジュール２’は、それらの端において耳部５０’を介して組み立てられ、耳部５０’は、互いと反対に設定され、係止部材によって交差させられる。図８によるこのような実施形態では、各々の光起電力パネルＰＶは、図１におけるような１つだけの構造モジュール２ではなく、いくつかの別個の構造モジュール２’によって支持される。浮遊モジュール３’は、具体的には図８に示されているような支持体を介して、構造モジュール２’の全部または一部に受け得る。他の可能性によれば、パネルは浮遊モジュール３’に固定される。

一実施形態によれば、鉛直方向支持体６は、ネットワークの構造を形成する水平面に関して光起電力パネルＰＶの鉛直方向の連結を確保するために、構造モジュール２、２’に受ける。

例えば、構造モジュール２、２’と鉛直方向支持体６とはフックリブ７／フック溝の対によって組み立てられ得る。フックリブ７（またはフック溝）は、具体的には管２０の押し出しの間に、構造モジュールの管２０の全部または一部によって持たされ得る。鉛直方向支持体６の全部または一部は輪郭から構成されることができ、フック溝（またはフックリブ）は輪郭の押し出しによって得られる。

図９または図１０における例として示されている一実施形態によれば、ネットワークの構造を形成する格子は、長い梁が多角形パターンより大きい寸法を有することを少なくとも部分的に意味する長い梁の形態での構造モジュールの組立体から得られる。そのため、ネットワークの構造は、実質的に剛性であり、なおも可及的には、構造が鉛直方向荷重の下だけにおいて沈み込まされるときに局所的な沈み込みを可能とするように適合された梁のいくらかの柔軟性を特徴とすることができ、構造を水中に置くために昇降手段を必要とすることもできる。概して、パネルの列Ｒ１、Ｒ２、Ｒ３の異なる配向は、ネットワークの構造のパターンに関して検討されてもよく、図９および図１０は、非限定的な例として、先の図に示されているパネルの列の配向以外の２つの可及的な配向を特徴としている。

本開示によれば、ネットワークの構造は平面状の座部を有し、ネットワークの構造は、平面状の表面に載るとき、実質的に平面状になるように構成される。

好ましくは、ネットワークの構造は平面状の座部を有し、座部は、
－ 例えば図１～図７の実施形態についての例についてなど、水平面に直接的に掛かる。
－ 例えば図８および図１１の実施形態についての例についてなど、浮遊モジュール３’を介して、水平面に間接的に掛かる。

一実施形態によれば、前記浮遊式太陽光プラントは、光起電力パネルの第１の列および起電力パネルの第２の列に続いて光起電力パネルの第３の列Ｒ３を備え、光起電力パネルの第２の列Ｒ２および光起電力パネルの第３の列Ｒ３の各々が、同じ長手方向Ｄに沿って延び、構造モジュール２によって長手方向に対して垂直な横断方向Ｔに従って離間される。

前記構造モジュール２は、光起電力パネルの第２の列Ｒ２と光起電力パネルの第３の列Ｒ３との間の間隔を確保し、沈められて、光起電力パネルの第２の列Ｒ２と光起電力パネルの第３の列Ｒ３との間に長手方向Ｄに沿って水路Ｖｎを形成し、浮遊式サービスユニットＵの巡回を可能にするように構成され、連結された構造モジュール２は、ネットワークの前記構造の前記水平面に含まれる間、圧縮力／引張力が構造において伝わるように、実質的に前記水平面に沿って延びる。

概して、浮遊式太陽光プラントは、３より大きい整数Ｎの列の光起電力パネルを備え、光起電力パネルの各々の列のパネルは、長手方向Ｌに沿って延び、実質的に水平面に沿って延びるネットワークの構造を形成する構造モジュールによって横断方向Ｔに沿って離間される。概して、水路Ｖｎは、第１列～第Ｎ列の異なる列のパネルの保守を可能とするために、光起電力パネルの第ｋ－１の列と第ｋの列との間で、構造モジュール２、２’の上方に提供され、ｋは、２からＮの間から構成される。

一実施形態によれば、浮遊式太陽光プラントは、光起電力パネルの第１の列Ｒ１と光起電力パネルの第２の列Ｒ２との間で、可及的により大まかには、ｋが２からＮの間から構成されるとき、第ｋ－１の列と第ｋの列との間で、水路Ｖｎに沿って巡回するように構成される浮遊式サービスユニットＵが備え付けられる。

一実施形態によれば、サービスユニットＵは、一方では光起電力パネルの第１の列Ｒ１と光起電力パネルの第２の列Ｒ２とを離間し、他方では光起電力パネルの第２の列Ｒ２と光起電力パネルの第３の列Ｒ３とを離間する２つの水路Ｖｎの間の間隔に従って互いから離間される第１の外殻部Ｃ１および第２の外殻部Ｃ２を備える。

第１の外殻部Ｃ１は、光起電力パネルの第１の列Ｒ１と光起電力パネルの第２の列Ｒ２との間における水路で巡回するように構成され、第２の外殻部Ｃ２は、光起電力パネルの第２の列Ｒ２と光起電力パネルの第３の列Ｒ３との間における水路で巡回するように構成される。

橋梁部１０が、第１の外殻部Ｃ１と第２の外殻部Ｃ２とを互いに結合し、サービスユニットが長手方向Ｌに従って巡回するとき、光起電力パネルの第２の列Ｒ２の光起電力パネルＰＶに跨って位置するように構成される。

概して、ｋが２からＮ－１の間で構成されるとき、第１の外殻部Ｃ１は、第ｋ－１の列と第ｋの列との間の水路に沿って巡回することができ、第２の外殻部は、光起電力パネルの第ｋの列と第ｋ＋１の列との間の水路に沿って同時に巡回することができる。

橋梁部１０が、橋梁部１０の上に存在する作業者のために、橋梁部の下に位置決めされた光起電力パネルＰＶへのアクセスを提供する窓Ｆを備えてもよいことは、注目されたい。

一実施形態によれば、浮遊式ユニットは、光起電力パネルの第１の列Ｒ１と光起電力パネルの第２の列Ｒ２との間に連結される構造モジュール２；２’の上方における水路に沿って、可及的には、光起電力パネルの第２の列Ｒ２と光起電力パネルの第３の列Ｒ３との間に連結され、可及的により大まかには、パネルの第ｋの列と第ｋ＋１の列との間に連結される構造モジュール２；２’の上方における水路に沿って、巡回する一方で、構造モジュール２、２’に掛かることで、ネットワークの構造の局所的な沈み込みをもたらすように構成される。

本開示は、浮遊モジュール３、３’および構造モジュール２、２’の全部または一部が、型成形もしくは押し出しによって得られる金属要素、プラスチック要素、もしくは複合要素から構成される、または、型成形もしくは押し出しによって得られる金属要素、複合要素、もしくはプラスチック要素の組立体から得られる、このようなプラントを製造するための方法にも関する。

具体的には、本発明は、管２０および留具２１でプラントの構造モジュールを製造するための方法であって、ネットワークの構造の多角形の網目を伴う格子の多角形パターンを形成する構造モジュール２は、多角形の網目を伴う格子の多角形パターンの辺に対応する長さを伴うプラスチック管２０を組み立てることで得られ、管は、多角形パターンの交点において、管状プラスチック留具２１によって端から端で設定され、構造モジュールを形成するために、留具２１の内側／外側支持面と管２０の外側／内側支持面との間の密接した溶接によって組み立てられる、方法に関する。

有利には、溶接は、留具２１の内側／外側支持面と管２０の外側／内側支持面との間の中間物として提供される金属化リングＢｍを電磁放射に曝すことで得られる誘導溶接から構成される。

例として、図１４は、このような留具２１の断面図を開示している。概して、例えば、少なくとも２つの内側（または外側）支持面による図１４においての６０°で、偏向を形成する管状体を含む留具から構成され得る。例えば円筒などの管は、管状体の支持面の中に入れ子にされた外側（または内側）支持面を有する。

図１４では、２つの金属化リングＢｍの存在が、具体的には留具２１の射出成形の間に、偏向の本体への挿入体としてオーバーモールドされてもよく、例えば、留具の２つの内側支持面にわたってオーバーモールドされてもよい。これらのリングＢｍは開口／穿孔され、誘導溶接の実施を可能にする。

そのようにするために、留具２１の内側支持面と管２０の外側支持面（管状）との重なりを伴って、管２０は留具２１の中に入れ子にされ、そのため、金属化リングＢｍが内側／外側支持面の間の中間物として位置決めされ、次に、組立体が、プラスチックの融点以上の温度への金属化リングの加熱を引き起こす電磁場に曝される。密な溶接が、金属化リングＢｍの穿孔を通じてのプラスチックの融解によって、管の周囲全体にわたって、内側支持面と外側支持面との間に得られる。

有利には、この製造方法は、製造の実施のための機器をほとんど必要としないため、浮遊式太陽光プラントの接地現場の近傍において実施できる。有利には、これは、管（具体的には、フックリブ／溝を伴う）、留具２１、および鉛直方向支持体６を、分解した状態で本質的に含むキットとして、プラントの構成要素を輸送することを可能とし、それら構成要素は、小さい嵩張りのおかげで、容易に移動、輸送、および保管がされることができる。

例えば、構造モジュールが、具体的には正三角形などの多角形の形態での多角形パターンから構成されるとき、すべての留具２１は、６０°の偏向を伴って同一とでき、管２０も、具体的には同じ長さを伴って同一であり、これは非常に有利である。

本開示は、このようなプラントを組み立てるための方法であって、製造方法によって得られる構造モジュール２は、互いと反対の留具２１から突出する耳部５０を設定することで組み立てられ、いくつかの耳部５０は、互いと反対に設定され、ネットワークの構造の格子の多角形パターンの交点において、構造モジュールの係止モジュール５１によって交差させられる、方法にも関する。

本開示は、本開示によるプラントを組み立てるための方法であって、構造モジュール２；２’と、可及的には浮遊モジュール３；３’と、光起電力パネルＰＶとが、水体の岸辺において一体に組み立てられる一方で、光起電力パネルを支持するネットワークの構造をその組み立てに伴って徐々に押す、方法にも関する。

本開示は、本開示によるプラントを保守するための方法であって、プラントの保守は、光起電力パネルＰＶ同士の間の水路において巡回するサービスユニットＵのおかげで確保される、方法にも関する。

利点
本開示によるプラントは、保守の実施が、保守を実施する１人または数人の作業者の加えられた荷重を考慮するようにプラントの浮遊能力を必要とする特許文献１または特許文献２から学習されるプラントと比較して、有利である。本開示によるプラントのネットワークの構造は、より軽い設計を有し、その実施のために、より少ない材料、具体的にはより少ないプラスチック材料しか必要としない。

本開示によるプラントは、少なくとも一実施形態によれば、例えば、プラントを水中に置くための昇降手段を必要とすることなく、岸辺から前記プラントを容易に素早く組み立てることが可能であるため、特許文献３の教示と比較しても有利である。

特許文献３および特許文献５と異なり、本開示によるプラントの構造を形成する梁の格子は、これらの先行物のケーブル構造と異なり、圧縮において作用することができるため、本開示のプラントは、引張ケーブルのネットワークを、その実施のために、実質的に水平に置く必要がない。

本開示によるプラントの梁の格子の構造は実質的に水平面に従って延び、力はこの水平面に含まれ、したがって、各々の水路において、水路を作り出すことを確保する一方で、各々の水路において、構造において伝わる力の平面における変化を確保するためにＵ字形の接続を必要とする特許文献４または特許文献５と異なり、これらのＵ字形の接続を必要としない。

本開示によるプラントは、ネットワークの構造が、岸辺もしくは陸地における構造の組み立てに伴って徐々に、または、ネットワークの構造を滑らせることで、具体的には浮遊式支持デバイスによって形成される光起電力パネルを支持するネットワークの構造を押すことを許容する平面状の座部を有するため、特許文献４の教示と比較しても有利であり、パネルの浮遊式支持デバイスの浮きの表面の下で突出するＵ字形の接続を有し、これらの突出する接続が、浮遊式支持デバイスが地面に掛かるのを妨げる一方で、水中に置くためのこのような方法と適合しない相当の摩擦を発生させる特許文献４によって形成されるネットワークの構造と異なる。

有利な実施形態によれば、浮遊式太陽光プラントは、３つの種類の構成要素、つまり、留具２１、管２０、および鉛直方向支持体６０を分解された状態で含むキットによって容易に素早く得ることができ、これは、具体的には、小さい嵩張りを有し、保管および輸送を容易にする。

１ 浮遊式太陽光プラント
１０ 橋梁部
ＰＶ 光起電力パネル
Ｕ サービスユニットＣ１、Ｃ２
Ｃ１、Ｃ２ 外殻部（第１および第２）
Ｌ 長手方向
Ｒ１ 光起電力パネルの第１の列
Ｒ２ 光起電力パネルの第２の列
Ｒ３ 光起電力パネルの第３の列
Ｔ 横断方向
Ｆ 窓（橋梁部）
図１～図７の実施形態
２ 構造モジュール
３ 浮遊モジュール
４ 浮遊式支持デバイス
５ 連携手段（浮遊式支持デバイス同士の間）
２０ 管
２１ 留具
５０ 耳部（留め付け手段）
５１ 係止部材
図８の実施形態
２’ 構造モジュール
３’ 浮遊モジュール
５０’ 耳部（留め付け手段）

Claims (33)

1. 水体の上の構造モジュール（２；２’）と浮遊モジュール（３；３’）とを組み立てて、光起電力パネル（ＰＶ）を支持する浮遊式ネットワークを形成することによって得られる、光起電力パネルを支持する浮遊式太陽光プラント（１）であって、前記浮遊式太陽光プラント（１）は、
   光起電力パネルの第１の列（Ｒ１）と、
   光起電力パネルの第２の列（Ｒ２）と、
   を備え、
   前記光起電力パネルの第１の列（Ｒ１）と前記光起電力パネルの第２の列（Ｒ２）とは、同じ長手方向（Ｄ）に沿って延び、前記長手方向（Ｄ）に対して垂直な横断方向（Ｔ）に従って離間され、
   前記光起電力パネルの第１の列（Ｒ１）と前記光起電力パネルの第２の列（Ｒ２）との間の間隔を確保する少なくとも前記構造モジュール（２）は、沈められ、前記構造モジュール（２）の上方の水路（Ｖｎ）に沿っての浮遊式サービスユニット（Ｕ）の巡回を可能にするように構成され、
   前記浮遊式ネットワークの構造は、剛性または半剛性である前記構造モジュール（２）の組立体を含み、前記浮遊式ネットワークの前記構造が受ける圧縮力および引張力に抗する間に、前記構造の水平面の２つの方向に実質的に沿って作用するように構成され、
   前記浮遊式ネットワークの前記構造は実質的に水平面に沿って延び、
   前記構造は、水平面に沿って延びる多角形の網目を伴う梁の格子を形成する前記構造モジュール（２）の前記組立体によって形成され、
   前記格子の前記梁は、当該網目の多角形パターンを複製し、前記光起電力パネルを冷却するように構成される特徴開口が、前記浮遊式ネットワークの前記構造の上方に位置させられ、前記構造を形成する前記梁の格子は、所定の場所で沈められるか、または代替で、前記浮遊式サービスユニット（Ｕ）の鉛直方向荷重の下で少なくとも局所的に沈められるように構成され、鉛直方向支持体（６、６’）が、前記光起電力パネル（ＰＶ）を水の外で維持することを確保する一方で、前記浮遊式ネットワークの前記構造を形成する水平面に関して前記光起電力パネル（ＰＶ）の鉛直方向の連結を確保するために、前記構造モジュール（２、２’）に受け、具体的には前記梁に受け、可及的には前記浮遊モジュールに受け、多角形の網目を伴う前記梁の格子によって形成される前記構造は、前記浮遊式ネットワークの前記構造の水平面に含まれる間に、前記圧縮力／引張力が前記構造モジュール（２）において伝わるように構成され、前記浮遊式ネットワークの前記構造は平面状の座部を有し、前記浮遊式ネットワークの前記構造は、平面状の表面に載るとき、実質的に平面状になるように構成されることを特徴とする浮遊式太陽光プラント（１）。
2. 前記格子は、三角形、六角形、または菱形の網目を有する、請求項１に記載の浮遊式太陽光プラント。
3. 前記浮遊式太陽光プラント（１）の浮遊能力は、水平面に沿って延びる多角形の網目を伴う前記梁の格子によって形成される前記浮遊式ネットワークの前記構造が、前記光起電力パネルの第１の列（Ｒ１）と前記光起電力パネルの第２の列（Ｒ２）との間に前記長手方向（Ｄ）に沿って延びる水路を形成するように、前記構造モジュール（２）の上方に所定の水深の存在を伴って、所定の場所で完全に沈められるように構成され、前記浮遊式太陽光プラントの前記光起電力パネル（ＰＶ）は、前記鉛直方向支持体（６）によって水の外で維持される、請求項１または２に記載の浮遊式太陽光プラント。
4. 前記浮遊式太陽光プラントの浮遊能力は、
   水平面に沿って延びる多角形の網目を伴う前記梁の格子によって形成される前記浮遊式ネットワークの前記構造が、前記光起電力パネルの鉛直方向荷重以外の実質的な鉛直方向荷重を受けないとき、水の上方にあるように構成され、
   前記構造モジュール（２）が、前記浮遊式ネットワークの前記構造に鉛直方向で掛かる前記浮遊式サービスユニット（Ｕ）の鉛直方向荷重の下で、少なくとも局所的に沈められ、前記浮遊式太陽光プラントの前記光起電力パネル（ＰＶ）が、前記浮遊式サービスユニット（Ｕ）による局所的な沈み込みにおいて、前記鉛直方向支持体（６）によって水の外で維持されるように構成される、請求項１または２に記載の浮遊式太陽光プラント。
5. 前記浮遊式太陽光プラントの浮遊能力は、前記構造の前記局所的な沈み込みのため、男性であれ女性であれ、６０ｋｇから１５０ｋｇの間の体重である作業者が、自身の足が水に入ることなく、前記格子の前記構造の前記梁の上を歩くことができるには不十分である、請求項４に記載の浮遊式太陽光プラント。
6. 水平面に沿って延びる多角形の網目を伴う前記梁の格子を形成する前記構造モジュール（２）は、前記浮遊式ネットワークの前記構造を所定の場所で完全に沈めて維持するために、前記浮遊モジュール（３）の下方に配置される、請求項３に記載の浮遊式太陽光プラント。
7. 前記浮遊式ネットワークの前記構造は、自己支持浮遊式支持デバイス（４）の組立体から得られ、各々または少なくともほとんどの前記自己支持浮遊式支持デバイス（４）が、光起電力パネル、可及的には、２つの光起電力パネルまたは３つの光起電力パネルなど、いくつかの光起電力パネルを支持し、前記自己支持浮遊式支持デバイスは前記構造モジュール（２）を備え、前記自己支持浮遊式支持デバイス（４）の各々の前記構造モジュール（２）は、前記光起電力パネル（ＰＶ）、前記可及的にはいくつかの光起電力パネルを支持する、請求項１から６のいずれか一項に記載の浮遊式太陽光プラント。
8. 各々の前記自己支持浮遊式支持デバイス（４）の前記構造モジュール（２）は、前記光起電力パネル（ＰＶ）の第１の列（Ｒ１）と前記光起電力パネルの第２の列（Ｒ２）との間に前記水路（Ｖｎ）を作り出すように、横断方向（Ｔ）に沿って、前記光起電力パネルを越えて延びる、請求項７に記載の浮遊式太陽光プラント。
9. 各々の前記自己支持浮遊式支持デバイス（４）の前記構造モジュール（２）は、多角形の網目を伴う前記格子のパターンから構成され、多角形を形成し、連携手段（５）が、前記構造モジュール（２）の互いへの留め付けと、前記自己支持浮遊式支持デバイス（４）の互いへの留め付けと、を確保する、請求項７もしくは８のみに記載の、または、請求項１から６のいずれか一項との組み合わせと見なされる請求項７もしくは８に記載の浮遊式太陽光プラント。
10. 前記構造モジュール（２）は、多角形パターンの多角形の辺をそれぞれ形成する管（２０）を備え、前記管（２０）は、多角形の交点において、留具（２１）によって一体に組み立てられる、請求項９に記載の浮遊式太陽光プラント。
11. 前記連携手段（５）は、前記自己支持浮遊式支持デバイスの前記構造モジュールの互いへの留め付けを確保し、前記留具（２１）から突出する耳部（５０）を備え、いくつかの前記耳部（５０）は、互いと反対に設定され、前記自己支持浮遊式支持デバイス（４）同士の間に留め付けを確保するために、係止部材（５１）によって交差させられる、請求項１０に記載の浮遊式太陽光プラント。
12. 前記管（２０）は、空気を密に包囲するいくつかの包体を形成する、または、水より小さい密度を有する材料で満たされる、請求項１０または１１に記載の浮遊式太陽光プラント。
13. 封止が、前記留具（２１）と前記管（２０）との間の密接した溶接によって得られる、請求項１２に記載の浮遊式太陽光プラント。
14. 前記浮遊式ネットワークの前記構造は、前記光起電力パネルの荷重の下で、水の上方にあり、所定の場所において完全に沈められず、前記浮遊式サービスユニット（Ｕ）の鉛直方向荷重の下で、柔軟な前記耳部（５０）の変形によって、一時的かつ局所的に沈められるように構成される、請求項４または５を引用する場合の請求項１１に記載の浮遊式太陽光プラント。
15. 前記耳部（５０）と交差する前記係止部材（５１）の全部または一部が、前記浮遊式ネットワークの前記構造を所定の場所で沈められたまま維持するために、構造モジュール（２）の前記組立体によって形成される前記浮遊式ネットワークの前記構造の上方に位置決めされる浮遊モジュール（３）に固定される、請求項６を引用する場合の請求項１０に記載の浮遊式太陽光プラント。
16. 各々の前記自己支持浮遊式支持デバイスの前記構造モジュールを形成する多角形の網目を伴う前記格子のパターンは、例えば光起電力パネルを支持するように構成される、三角形、具体的には二等辺三角形もしくは正三角形であり、または、例えば２つの光起電力パネルを支持するように構成され、具体的には反対の傾斜を有する、菱形である、請求項９から１５のいずれか一項に記載の浮遊式太陽光プラント。
17. 前記格子の多角形パターンは、Ｎ本の辺を伴う多角形であり、Ｎ個の構造モジュール（２’）が、それらの端によって組み立てられ、多角形パターンを伴う前記格子の多角形の前記辺をそれぞれ形成する、請求項１または２に記載の浮遊式太陽光プラント。
18. 前記構造モジュール（２’）は、互いと反対に設定され、係止部材によって交差させられる端において、耳部（５０’）によって組み立てられる、請求項１７に記載の浮遊式太陽光プラント。
19. 前記浮遊モジュール（３’）は前記構造モジュール（２’）の全部または一部を受ける、請求項１７または１８に記載の浮遊式太陽光プラント。
20. 前記構造モジュール（２、２’）と前記鉛直方向支持体（６）とはフックリブ７／フック溝の対によって組み立てられる、請求項１から１９のいずれか一項に記載の浮遊式太陽光プラント。
21. 前記構造モジュール（２’）の前記組立体から得られる前記浮遊式ネットワークの前記構造は、それ自体は非浮遊式であり、前記浮遊式太陽光プラントの浮遊能力は、前記構造モジュール（２’）と別個である要素として提供される前記浮遊モジュール（３’）によって確保され、前記光起電力パネルの第１の列（Ｒ１）および／または前記光起電力パネルの第２の列の少なくとも前記光起電力パネルは、鉛直方向支持体（６’）を介して前記浮遊モジュール（３’）に固定される、請求項１から５のいずれか一項に記載の浮遊式太陽光プラント。
22. 前記格子の前記梁は、前記格子の多角形パターンの辺に対応する長さを有し、多角形パターンの交点において留具（２１）によって一体に組み立てられる管（２０）から構成される、請求項１から２０のいずれか一項に記載の浮遊式太陽光プラント。
23. 前記浮遊モジュール（３）は、可及的には留具（２１）で、空気を密に包囲する密包体を形成するか、または、水より小さい密度を有する材料で満たされる前記構造モジュールの前記管（２０）によって、形成される、請求項２２に記載の浮遊式太陽光プラント。
24. 前記浮遊式太陽光プラントは、前記光起電力パネルの第１の列および第２の列に続いて光起電力パネルの第３の列（Ｒ３）を備え、前記光起電力パネルの第２の列（Ｒ２）および前記光起電力パネルの第３の列（Ｒ３）の各々が、同じ長手方向（Ｄ）に沿って延び、前記構造モジュール（２）によって前記長手方向に対して垂直な横断方向（Ｔ）に従って離間され、前記光起電力パネルの第２の列（Ｒ２）と前記光起電力パネルの第３の列（Ｒ３）との間の間隔を確保する前記構造モジュール（２）は、沈められて、前記光起電力パネルの第２の列（Ｒ２）と前記光起電力パネルの第３の列（Ｒ３）との間に前記長手方向（Ｄ）に沿って水路（Ｖｎ）を形成し、前記浮遊式サービスユニット（Ｕ）の巡回を可能にするように構成され、前記構造モジュール（２）は、前記浮遊式ネットワークの前記構造の水平面に含まれる間、圧縮力／引張力が前記構造において伝わるように、実質的に前記水平面に沿って延びる、請求項１から２３のいずれか一項に記載の浮遊式太陽光プラント。
25. 前記浮遊式サービスユニット（Ｕ）が備え付けられ、前記光起電力パネルの第１の列（Ｒ１）と前記光起電力パネルの第２の列（Ｒ２）との間で前記水路（Ｖｎ）に沿って巡回するように構成される、請求項１から２４のいずれか一項に記載の浮遊式太陽光プラント。
26. 前記浮遊式サービスユニット（Ｕ）は、
    一方では前記光起電力パネルの第１の列（Ｒ１）と前記光起電力パネルの第２の列（Ｒ２）とを離間し、他方では前記光起電力パネルの第２の列（Ｒ２）と前記光起電力パネルの第３の列（Ｒ３）とを離間する２つの前記水路（Ｖｎ）の間の前記間隔に従って離間される第１の外殻部（Ｃ１）および第２の外殻部（Ｃ２）であって、前記第１の外殻部（Ｃ１）は、前記光起電力パネルの第１の列（Ｒ１）と前記光起電力パネルの第２の列（Ｒ２）との間における前記水路で巡回するように構成され、前記第２の外殻部（Ｃ２）は、前記光起電力パネルの第２の列（Ｒ２）と前記光起電力パネルの第３の列（Ｒ３）との間における前記水路で巡回するように構成される、第１の外殻部（Ｃ１）および第２の外殻部（Ｃ２）と、
    前記第１の外殻部（Ｃ１）と前記第２の外殻部（Ｃ２）とを互いに結合し、前記浮遊式サービスユニットが前記長手方向（Ｌ）に従って巡回するとき、前記光起電力パネルの第２の列（Ｒ２）の前記光起電力パネル（ＰＶ）に跨って位置するように構成される橋梁部（１０）と、
    を備える、請求項２４を引用する場合の請求項２５に記載の浮遊式太陽光プラント。
27. 前記橋梁部（１０）は窓（Ｆ）を備える、請求項２６に記載の浮遊式太陽光プラント。
28. 前記浮遊式サービスユニットは、前記光起電力パネルの第１の列（Ｒ１）と前記光起電力パネルの第２の列（Ｒ２）との間に連結される前記構造モジュール（２；２’）の上方における前記水路に沿って、可及的には、前記光起電力パネルの第２の列（Ｒ２）と前記光起電力パネルの第３の列（Ｒ３）との間に連結される前記構造モジュール（２；２’）の上方における前記水路に沿って、巡回する一方で、前記構造モジュール（２；２’）に掛かることで、前記浮遊式ネットワークの前記構造の局所的な沈み込みをもたらすように構成される、請求項２５から２７のいずれか一項に記載の浮遊式太陽光プラント。
29. 請求項２２または２３に記載の浮遊式太陽光プラントの前記構造モジュールを製造するための方法であって、
    前記浮遊式ネットワークの前記構造の多角形の網目を伴う前記格子の多角形パターンを形成する前記構造モジュール（２）は、多角形の網目を伴う前記格子の多角形パターンの辺に対応する長さを伴うプラスチックの前記管（２０）を組み立てることで得られ、
    前記管は、多角形パターンの交点において、プラスチック管状留具（２１）によって端から端で設定され、前記構造モジュールを形成するために、前記留具（２１）の内側／外側支持面と前記管（２０）の外側／内側支持面との間の密接した溶接によって組み立てられる、方法。
30. 前記溶接は、前記留具（２１）の内側／外側支持面と前記管（２０）の外側／内側支持面との間の中間物として提供される金属化リング（Ｂｍ）を電磁放射に曝すことで得られる誘導溶接から構成される、請求項２９に記載の製造方法。
31. 請求項１から２８のいずれか一項に記載の浮遊式太陽光プラントを組み立てるための方法であって、
    請求項２９または３０に記載の製造方法によって得られる前記構造モジュール（２）は、互いと反対の前記留具（２１）から突出する耳部（５０）を設定することで組み立てられ、
    いくつかの前記耳部（５０）は、互いと反対に設定され、前記浮遊式ネットワークの前記構造の前記格子の多角形パターンの交点において、前記構造モジュールの係止部材（５１）によって交差させられる、方法。
32. 請求項１から２８のいずれか一項に記載の浮遊式太陽光プラントを組み立てるための方法であって、
    前記構造モジュール（２）と、前記浮遊モジュール（３）と、前記光起電力パネル（ＰＶ）とが、前記光起電力パネルを支持する前記浮遊式ネットワークの前記構造をその前記組み立てに伴って徐々に押しながら、前記水体の岸辺において一体に組み立てられる、方法。
33. 請求項２５から２８のいずれか一項に記載の浮遊式太陽光プラントを保守するための方法であって、
    前記浮遊式太陽光プラントの前記保守は、前記光起電力パネル（ＰＶ）同士の間の前記水路において巡回する前記浮遊式サービスユニット（Ｕ）のおかげで確保される、方法。

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