JP2023523366A - データ通信方法および関連装置 - Google Patents

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Abstract

本願は、近距離通信分野、特に、運転席ドメイン通信に適用されるデータ通信方法および関連装置を提供する。方法は、セカンダリノードの上位層から少なくとも1つのサービス特徴情報を取得する段階であって、上位層は、ネットワークおよびトランスポート層、デバイス層ならびにアプリケーションのうちの少なくとも1つを含み、少なくとも1つのサービス特徴情報は、サンプリング周波数、サンプル値の量子化精度、フレームレート、画像解像度、圧縮率およびデータレートのうちの少なくとも1つを含む、取得する段階と、セカンダリノードのアクセス層を通じて、第1の情報をプライマリノードへ送信する段階であって、第1の情報は、少なくとも1つのサービス特徴情報を示す、送信する段階とを含む。本願の実施形態によれば、異なるサービスのサービス品質要件が保証され得る。

Description

本願は、通信技術分野に関し、特に、短距離通信技術分野、例えば、運転席ドメイン通信、具体的には、データ通信方法および関連装置に関する。
生活水準が向上するにつれて、人々にとっての輸送手段は、単純な「物理的強度」輸送モードから多様で「便利な」輸送モードへと発展してきた。代表的な変化が、「二輪」から「四輪」への変化である。さらに、スマート運転席技術が急速に発展するにつれて、車両は、輸送手段であることに加え、人々の生活空間の一部分になっている。人々は、スマート運転席がより便利になってより多くのサービスを提供すること、例えば、多様な娯楽活動および快適なオフィス経験を提供することを期待している。
現在、スマート運転席は、運転席ドメインコントローラ(cockpit domain controller、CDC)と、車載サウンドボックス、車載マイク、車載ラウドスピーカおよび車載ディスプレイなどの車載デバイスと、スマート端末および後に運転席へ入る他のポータブルデバイスなどの複数の非車載デバイスとを含んでいる。CDCは、無線または有線接続を通じて、スマート運転席に含まれる複数のデバイスと通信し得る。例えば、車内アクティブノイズキャンセリングの適用シナリオでは、複数の車載マイクが、車両内のノイズ信号を収集し、収集されたノイズ信号をCDCへ伝送する。CDCは、相がノイズ信号のものとは逆であり、かつ、振幅がノイズ信号のものと同じである音波信号を生成する。音波信号が車載ラウドスピーカを通じて再生されてノイズがキャンセルされることにより、アクティブノイズキャンセリングが達成される。実際の適用では、車内アクティブノイズキャンセリングサービスの正常な実装を保証するために、ノイズの収集、処理および伝送、逆相ノイズ信号の生成、車載ラウドスピーカへの逆相ノイズ信号の伝送ならびに逆相ノイズ信号の再生などの一連のオペレーションにおいて遅延が低いことが保証される必要があり、加えて、ノイズ信号および逆相ノイズ信号の伝送のために、高信頼性が必要とされる。
異なるタイプのサービスが異なる特徴を有し、これらのサービスに対応するサービス品質(Quality of service、QoS)要件が大幅に異なり得ることが理解され得る。例えば、同時接続数、データスループットおよび伝送遅延/ジッタなど、インジケータについての異なる要件が存在する。例えば、アクティブノイズキャンセリングサービスは低遅延を必要とし、ストリーミングメディアサービスは高信頼性を必要とする。異なるサービスのサービス品質をどのように保証するかが、解決すべき必須の技術的課題である。
本願の実施形態は、異なるサービスの差別化されたQoSを可能な限り保証するために、データ通信方法および関連装置を開示する。
第1の態様によれば、本願の一実施形態は、セカンダリノードに適用されるデータ通信方法を提供する。方法は、セカンダリノードの上位層から少なくとも1つのサービス特徴情報を取得する段階と、セカンダリノードのアクセス層を通じて、第1の情報をプライマリノードへ送信する段階であって、第1の情報は、少なくとも1つのサービス特徴情報を示す、送信する段階とを含み得る。
本願の本実施形態において、セカンダリノードは、セカンダリノードの上位層からサービス特徴情報を取得してよく、次に、下位層は、上位層のサービス特徴情報を認識できる。したがって、下位層は、上位層のための特定のサービスを提供できる。このように、異なるサービスのQoSが保証され得る。
可能な実装において、セカンダリノードのアクセス層を通じて、第1の情報をプライマリノードへ送信する段階は、セカンダリノードのアクセス層において第1の情報を生成し、アクセス層を通じて、第1の情報をプライマリノードへ送信する段階を含む。本願の本実施形態において、上位層により転送される少なくとも1つのサービス特徴情報を取得することに加え、セカンダリノードのアクセス層はさらに、アクセス層Qos情報(例えば、アクセス層Qos情報は、アクセス層優先度情報、アクセス層信頼性情報およびQoS識別子を含み得る)および第1のアプリケーション識別子などの情報を生成し得る。次に、上位層情報と現在の層の情報とを含む第1の情報は、プライマリノードへ送信される。その結果、第1の情報を受信した後に、プライマリノードは、セカンダリノードの特定のリソースを構成できる。このように、異なるサービスのQoSが保証され得る。
可能な実装において、上位層は、ネットワークおよびトランスポート層、デバイス層ならびにアプリケーションのうちの少なくとも1つを含む。
可能な実装において、第1の情報は、少なくとも1つのサービス特徴情報、または少なくとも1つのサービス特徴情報の少なくとも1つの識別子情報を含む。
可能な実装において、方法は、セカンダリノードのアクセス層を通じて、プライマリノードから第2の情報を受信する段階であって、第2の情報は、セカンダリノードのリソースを構成するために用いられ、リソースは、少なくとも1つのサービスのために用いられる、受信する段階をさらに含む。
可能な実装において、第1の情報は、第1のアクセス層QoS情報および第1のアプリケーション識別子のうちの少なくとも一方をさらに含み、第1のアクセス層QoS情報および第1のアプリケーション識別子のうちの少なくとも一方は、第1のサービスに対応し、リソースは、第1のサービスのために用いられる。
可能な実装において、第1のアクセス層QoS情報は、第1のアクセス層優先度情報、第1のアクセス層信頼性情報および第1のQoS識別子のうちの少なくとも1つを含む。
可能な実装において、リソースは、少なくとも1つのサービス特徴情報に対応する。
可能な実装において、少なくとも1つのサービス特徴情報は、サンプリング周波数、サンプル値の量子化精度、フレームレート、画像解像度、圧縮率およびデータレートのうちの少なくとも1つを含む。
可能な実装において、上位層は、デバイス層であり、セカンダリノードの上位層から少なくとも1つのサービス特徴情報を取得する段階は、デバイス層とアクセス層との間の層間インタフェースSAPを通じて、少なくとも1つのサービス特徴情報を取得する段階を含む。本願の本実施形態の実装中に、セカンダリノードのプロトコルスタック構造がアクセス層およびデバイス層を含む場合、セカンダリノードのデバイス層は、デバイス層とアクセス層との間の層間インタフェースを通じて、少なくとも1つのサービス特徴情報をセカンダリノードのアクセス層へ転送し、したがって、上位層からのサービス特徴情報は、セカンダリノードのアクセス層により取得され得る。セカンダリノードの上位層からのサービス特徴情報がセカンダリノードにより取得され得るので、下位層は、上位層のサービス特徴情報を認識できる。したがって、下位層は、上位層のための特定のサービスを提供できる。このように、異なるサービスのQoSが保証され得る。
可能な実装において、上位層は、デバイス層であり、セカンダリノードの上位層から少なくとも1つのサービス特徴情報を取得する段階は、ネットワークおよびトランスポート層を通じて、デバイス層から少なくとも1つのサービス特徴情報を取得する段階であって、ネットワークおよびトランスポート層は、デバイス層と、アクセス層との間にある、取得する段階を含む。本願の本実施形態の実装中に、セカンダリノードのプロトコルスタック構造がアクセス層、ネットワークおよびトランスポート層ならびにデバイス層を含む場合、セカンダリノードのデバイス層は、セカンダリノードのデバイス層と隣接する層との間の層間インタフェースSAPを通じて、少なくとも1つのサービス特徴情報をネットワークおよびトランスポート層ならびにアクセス層へ順次転送し、したがって、上位層からのサービス特徴情報は、セカンダリノードのアクセス層により取得され得る。セカンダリノードの上位層からのサービス特徴情報がセカンダリノードにより取得され得るので、下位層は、上位層のサービス特徴情報を認識できる。したがって、下位層は、上位層のための特定のサービスを提供できる。このように、異なるサービスのQoSが保証され得る。
第2の態様によれば、本願の一実施形態は、プライマリノードに適用されるデータ通信方法を提供する。方法は、セカンダリノードから第1の情報を受信する段階であって、第1の情報は、少なくとも1つのサービス特徴情報を示す、受信する段階と、第2の情報をセカンダリノードへ送信する段階であって、第2の情報は、セカンダリノードのリソースを構成するために用いられ、リソースは、少なくとも1つのサービス特徴情報に対応する、送信する段階とを含み得る。
本願の本実施形態の実装中に、セカンダリノードの上位層からのサービス特徴情報がセカンダリノードにより取得され得るので、下位層は、上位層のサービス特徴情報を認識できる。したがって、下位層は、上位層のための特定のサービスを提供できる。セカンダリノードにより送信されるサービス特徴情報に基づいてリソース構成を実行する場合、プライマリノードは、セカンダリノードにより送信されるサービス特徴情報に基づいて、特定のリソース構成を実行し得る。本実装において、異なるサービスのQoSが保証され得る。
可能な実装において、第1の情報は、少なくとも1つのサービス特徴情報、または少なくとも1つのサービス特徴情報の少なくとも1つの識別子情報を含む。
可能な実装において、第1の情報は、第1のアクセス層QoS情報および第1のアプリケーション識別子のうちの少なくとも一方をさらに含み、第1のアクセス層QoS情報および第1のアプリケーション識別子のうちの少なくとも一方は、第1のサービスに対応し、リソースは、第1のサービスのために用いられる。
可能な実装において、第1のアクセス層QoS情報は、第1のアクセス層優先度情報、第1のアクセス層信頼性情報および第1のQoS識別子のうちの少なくとも1つを含む。
可能な実装において、第2の情報をセカンダリノードへ送信する段階は、プライマリノードのアクセス層を通じて、第2の情報をセカンダリノードへ送信する段階を有する。
可能な実装において、少なくとも1つのサービス特徴情報は、サンプリング周波数、サンプル値の量子化精度、フレームレート、画像解像度、圧縮率およびデータレートのうちの少なくとも1つを含む。
第3の態様によれば、本願の一実施形態は、プライマリノードに適用される別のデータ通信方法を提供する。方法は、プライマリノードのアクセス層を通じて、第3の情報をセカンダリノードへ送信する段階であって、第3の情報は、少なくとも1つの第1のサービス特徴情報を示す、送信する段階と、セカンダリノードからデータパケットを受信する段階であって、データパケットは、少なくとも1つのサービス特徴情報に対応する、受信する段階とを含み得る。
本願の本実施形態の実装中に、セカンダリノードは、プライマリノードにより送信される第3の情報に基づいて、対応するデータパケットを生成してよく、次に、セカンダリノードは、生成されたデータパケットをプライマリノードへ送信する。本実装において、プライマリノードは、具体的には、プライマリノードのリソースに基づいて、セカンダリノードのサービス特徴情報を調整できる。結果的に、サービス性能を保証しつつ、スマート運転席ドメインリソース利用率を最適化できる。
可能な実装において、プライマリノードのアクセス層を通じて、第3の情報をセカンダリノードへ送信する段階は、プライマリノードのアクセス層において第3の情報を生成し、アクセス層を通じて、第3の情報をセカンダリノードへ送信する段階を有する。
可能な実装において、方法は、プライマリノードのデバイス層から少なくとも1つのサービス特徴情報を取得する段階をさらに含む。
可能な実装において、プライマリノードのデバイス層から少なくとも1つのサービス特徴情報を取得する段階は、プライマリノードのデバイス層とアクセス層との間の層間インタフェースSAPを通じて、プライマリノードのデバイス層から少なくとも1つのサービス特徴情報を取得する段階を有する。
可能な実装において、プライマリノードのデバイス層から少なくとも1つのサービス特徴情報を取得する段階は、ネットワークおよびトランスポート層を通じて、プライマリノードのデバイス層から少なくとも1つのサービス特徴情報を取得する段階であって、ネットワークおよびトランスポート層は、デバイス層とアクセス層との間にある、取得する段階を有する。
可能な実装において、プライマリノードのデバイス層から少なくとも1つのサービス特徴情報を取得する段階は、管理エンティティとアクセス層との間の層間インタフェースSAPを通じて、プライマリノードのデバイス層から少なくとも1つのサービス特徴情報を取得する段階を有する。
可能な実装において、プライマリノードのアクセス層を通じて、第3の情報をセカンダリノードへ送信する段階の前に、方法は、セカンダリノードから少なくとも1つの第2のサービス特徴情報を受信する段階をさらに含む。本願の本実施形態において、プライマリノードが、セカンダリノードの少なくとも1つの第2のサービス特徴情報を受信した後に、プライマリノードは、サービス特徴情報に基づいてリソース構成を実行し得る。サービス特徴情報に基づいてリソース構成を実行する場合、プライマリノードは、具体的には、プライマリノードの限られたリソースに基づいて、セカンダリノードのサービス特徴情報を調整できる。結果的に、サービス性能を保証しつつ、スマート運転席ドメインリソース利用率を最適化できる。
第4の態様によれば、本願の一実施形態は、セカンダリノードに適用される別のデータ通信方法を提供する。方法は、セカンダリノードのアクセス層を通じて、プライマリノードから第3の情報を受信する段階であって、第3の情報は、少なくとも1つの第1のサービス特徴情報を示す、受信する段階と、データパケットをプライマリノードへ送信する段階であって、データパケットは、少なくとも1つのサービス特徴情報に対応する、送信する段階とを含み得る。
本願の本実施形態の実装中に、セカンダリノードは、プライマリノードにより送信される第3の情報に基づいて、対応するデータパケットを生成してよく、次に、セカンダリノードは、生成されたデータパケットをプライマリノードへ送信する。本実装において、プライマリノードは、具体的には、プライマリノードの限られたリソースに基づいて、セカンダリノードのサービス特徴情報を調整する。結果的に、サービス性能を保証しつつ、スマート運転席ドメインリソース利用率を最適化できる。
可能な実装において、方法は、少なくとも1つの第2のサービス特徴情報をプライマリノードへ送信する段階をさらに含む。
可能な実装において、方法は、デバイス層とアクセス層との間の層間インタフェースSAPを通じて、第3の情報をセカンダリノードのデバイス層へ送信する段階をさらに含む。
可能な実装において、方法は、セカンダリノードのネットワークおよびトランスポート層を通じて、第3の情報をデバイス層へ送信する段階であって、ネットワークおよびトランスポート層は、デバイス層とアクセス層との間にある、送信する段階をさらに含む。
可能な実装において、方法は、デバイス層を用いることにより、少なくとも1つのサービス特徴情報に対応するデータパケットを生成する段階をさらに含む。
可能な実装において、方法は、管理エンティティを用いることにより、第3の情報をデバイス層へ送信する段階と、デバイス層を用いることにより、少なくとも1つのサービス特徴情報に対応するデータパケットを生成する段階とをさらに含む。
第5の態様によれば、本願の一実施形態は、セカンダリノードに適用されるデータ通信装置を提供する。装置は、セカンダリノードの上位層から少なくとも1つのサービス特徴情報を取得するように構成された取得ユニットと、セカンダリノードのアクセス層を通じて、第1の情報をプライマリノードへ送信するように構成された送信ユニットであって、第1の情報は、少なくとも1つのサービス特徴情報を示す、送信ユニットとを含み得る。
本願の本実施形態の実装中に、セカンダリノードの上位層からのサービス特徴情報がセカンダリノードにより取得され得るので、下位層は、上位層のサービス特徴情報を認識できる。したがって、下位層は、上位層のための特定のサービスを提供できる。このように、異なるサービスのQoSが保証され得る。
可能な実装において、送信ユニットは、具体的には、セカンダリノードのアクセス層において第1の情報を生成し、アクセス層を通じて第1の情報をプライマリノードへ送信するように構成されている。
可能な実装において、上位層は、ネットワークおよびトランスポート層、デバイス層ならびにアプリケーションのうちの少なくとも1つを含む。
可能な実装において、第1の情報は、少なくとも1つのサービス特徴情報、または少なくとも1つのサービス特徴情報の少なくとも1つの識別子情報を含む。
可能な実装において、装置は、セカンダリノードのアクセス層を通じて、プライマリノードから第2の情報を受信するように構成された受信ユニットをさらに含み、第2の情報は、セカンダリノードのリソースを構成するために用いられ、リソースは、少なくとも1つのサービスのために用いられる。
可能な実装において、第1の情報は、第1のアクセス層QoS情報および第1のアプリケーション識別子のうちの少なくとも一方をさらに含み、第1のアクセス層QoS情報および第1のアプリケーション識別子のうちの少なくとも一方は、第1のサービスに対応し、リソースは、第1のサービスのために用いられる。
可能な実装において、第1のアクセス層QoS情報は、第1のアクセス層優先度情報、第1のアクセス層信頼性情報および第1のQoS識別子のうちの少なくとも1つを含む。
可能な実装において、リソースは、少なくとも1つのサービス特徴情報に対応する。
可能な実装において、少なくとも1つのサービス特徴情報は、サンプリング周波数、サンプル値の量子化精度、フレームレート、画像解像度、圧縮率およびデータレートのうちの少なくとも1つを含む。
可能な実装において、上位層は、デバイス層であり、取得ユニットは、具体的には、デバイス層とアクセス層との間の層間インタフェースSAPを通じて少なくとも1つのサービス特徴情報を取得するように構成されている。
可能な実装において、上位層は、デバイス層であり、取得ユニットは、具体的には、ネットワークおよびトランスポート層を通じてデバイス層から少なくとも1つのサービス特徴情報を取得するように構成されている。ネットワークおよびトランスポート層は、デバイス層とアクセス層との間にある。
第6の態様によれば、本願の一実施形態は、プライマリノードに適用されるデータ通信装置を提供する。装置は、セカンダリノードから第1の情報を受信するように構成された受信ユニットであって、第1の情報は、少なくとも1つのサービス特徴情報を示す、受信ユニットと、第2の情報をセカンダリノードへ送信するように構成された送信ユニットであって、第2の情報は、セカンダリノードのリソースを構成するために用いられ、リソースは、少なくとも1つのサービス特徴情報に対応する、送信ユニットとを含み得る。
本願の本実施形態の実装中に、セカンダリノードの上位層からのサービス特徴情報がセカンダリノードにより取得され得るので、下位層は、上位層のサービス特徴情報を認識できる。したがって、下位層は、上位層のための特定のサービスを提供できる。セカンダリノードにより送信されるサービス特徴情報に基づいてリソース構成を実行する場合、プライマリノードは、セカンダリノードにより送信されるサービス特徴情報に基づいて、特定のリソース構成を実行し得る。本実装において、異なるサービスのQoSが保証され得る。
可能な実装において、第1の情報は、少なくとも1つのサービス特徴情報、または少なくとも1つのサービス特徴情報の少なくとも1つの識別子情報を含む。
可能な実装において、第1の情報は、第1のアクセス層QoS情報および第1のアプリケーション識別子のうちの少なくとも一方をさらに含み、第1のアクセス層QoS情報および第1のアプリケーション識別子のうちの少なくとも一方は、第1のサービスに対応し、リソースは、第1のサービスのために用いられる。
可能な実装において、第1のアクセス層QoS情報は、第1のアクセス層優先度情報、第1のアクセス層信頼性情報および第1のQoS識別子のうちの少なくとも1つを含む。
可能な実装において、送信ユニットは、具体的には、プライマリノードのアクセス層を通じて第2の情報をセカンダリノードへ送信するように構成されている。
可能な実装において、少なくとも1つのサービス特徴情報は、サンプリング周波数、サンプル値の量子化精度、フレームレート、画像解像度、圧縮率およびデータレートのうちの少なくとも1つを含む。
第7の態様によれば、本願の一実施形態は、プライマリノードに適用される別のデータ通信装置を提供する。装置は、プライマリノードのアクセス層を通じて、第3の情報をセカンダリノードへ送信するように構成された送信ユニットであって、第3の情報は、少なくとも1つの第1のサービス特徴情報を示す、送信ユニットと、セカンダリノードからデータパケットを受信するように構成された第1の受信ユニットであって、データパケットは、少なくとも1つのサービス特徴情報に対応する、第1の受信ユニットとを含み得る。
本願の本実施形態の実装中に、セカンダリノードは、プライマリノードにより送信される第3の情報に基づいて、対応するデータパケットを生成してよく、次に、セカンダリノードは、生成されたデータパケットをプライマリノードへ送信する。本実装において、プライマリノードは、具体的には、プライマリノードのリソースに基づいて、セカンダリノードのサービス特徴情報を調整できる。結果的に、サービス性能を保証しつつ、スマート運転席ドメインリソース利用率を最適化できる。
可能な実装において、送信ユニットは、具体的には、プライマリノードのアクセス層において第3の情報を生成し、アクセス層を通じて第3の情報をセカンダリノードへ送信するように構成されている。
可能な実装において、装置は、プライマリノードのデバイス層から少なくとも1つのサービス特徴情報を取得するように構成された取得ユニットをさらに含む。
可能な実装において、取得ユニットは、具体的には、プライマリノードのデバイス層とアクセス層との間の層間インタフェースSAPを通じてプライマリノードのデバイス層から少なくとも1つのサービス特徴情報を取得するように構成されている。
可能な実装において、取得ユニットは、具体的には、ネットワークおよびトランスポート層を通じてプライマリノードのデバイス層から少なくとも1つのサービス特徴情報を取得するように構成されている。ネットワークおよびトランスポート層は、デバイス層とアクセス層との間にある。
可能な実装において、取得ユニットは、具体的には、管理エンティティとアクセス層との間の層間インタフェースSAPを通じてプライマリノードのデバイス層から少なくとも1つのサービス特徴情報を取得するように構成されている。
可能な実装において、装置は、プライマリノードから少なくとも1つの第2のサービス特徴情報を受信するように構成された第2の受信ユニットをさらに含む。
第8の態様によれば、本願の一実施形態はさらに、セカンダリノードに適用される別のデータ通信装置を提供する。装置は、セカンダリノードのアクセス層を通じて、プライマリノードから第3の情報を受信するように構成された受信ユニットであって、第3の情報は、少なくとも1つの第1のサービス特徴情報を示す、受信ユニットと、データパケットをプライマリノードへ送信するように構成された第1の送信ユニットであって、データパケットは、少なくとも1つのサービス特徴情報に対応する、第1の送信ユニットとを含み得る。
本願の本実施形態の実装中に、セカンダリノードは、プライマリノードにより送信される第3の情報に基づいて、対応するデータパケットを生成してよく、次に、セカンダリノードは、生成されたデータパケットをプライマリノードへ送信する。本実装において、プライマリノードは、具体的には、プライマリノードの限られたリソースに基づいて、セカンダリノードのサービス特徴情報を調整する。結果的に、サービス性能を保証しつつ、スマート運転席ドメインリソース利用率を最適化できる。
可能な実装において、装置は、少なくとも1つの第2のサービス特徴情報をプライマリノードへ送信するように構成された第2の送信ユニットをさらに含む。
可能な実装において、装置は、デバイス層とアクセス層との間の層間インタフェースSAPを通じて、第3の情報をセカンダリノードのデバイス層へ送信するように構成された第3の送信ユニットをさらに含む。
可能な実装において、装置は、セカンダリノードのネットワークおよびトランスポート層を通じて、第3の情報をデバイス層へ送信するように構成された第4の送信ユニットであって、ネットワークおよびトランスポート層は、デバイス層とアクセス層との間にある、第4の送信ユニットをさらに含む。
可能な実装において、装置は、デバイス層を用いることにより、少なくとも1つのサービス特徴情報に対応するデータパケットを生成するように構成された第1の生成ユニットをさらに含む。
可能な実装において、装置は、管理エンティティを用いることにより、第3の情報をデバイス層へ送信し、デバイス層を用いることにより、少なくとも1つのサービス特徴情報に対応するデータパケットを生成するように構成された第2の生成ユニットをさらに含む。
第9の態様によれば、本願の一実施形態は、メモリと少なくとも1つのプロセッサとを含む通信装置を提供する。メモリは、コンピュータ実行可能命令を格納するように構成されており、プロセッサは、メモリに格納されたコンピュータ実行可能命令を実行し、その結果、通信装置は、第1の態様または第4の態様のいずれか1つによる方法を実装する。例えば、通信装置は、データ受信および送信能力を有する電子デバイス、例えば、セカンダリノードであってもよく、データ受信および送信能力を有する電子デバイス内のコンポーネント、例えば、セカンダリノード内のチップまたは集積回路であってもよい。
第10の態様によれば、本願の一実施形態は、メモリと少なくとも1つのプロセッサとを含む通信装置を提供する。メモリは、コンピュータ実行可能命令を格納するように構成されており、プロセッサは、メモリに格納されたコンピュータ実行可能命令を実行し、その結果、通信装置は、第2の態様または第3の態様のいずれか1つによる方法を実装する。例えば、通信装置は、データ受信および送信能力を有する電子デバイス、例えば、セカンダリノードであってもよく、データ受信および送信能力を有する電子デバイス内のコンポーネント、例えば、セカンダリノード内のチップまたは集積回路であってもよい。
第11の態様によれば、本願の一実施形態は、コンピュータ可読記憶媒体を提供する。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータプログラムを格納し、コンピュータプログラムが1つまたは複数のプロセッサ上で実行された場合、第1の態様、第1の態様の可能な実装、第2の態様、第2の態様の可能な実装、第3の態様、第3の態様の可能な実装、第4の態様または第4の態様の可能な実装のいずれか1つにおいて説明された方法が実行される。
第12の態様によれば、本願の一実施形態は、少なくとも1つのプロセッサと、メモリと、インタフェース回路とを含むチップシステムを提供する。インタフェース回路は、少なくとも1つのプロセッサのための情報入力/出力を提供する。メモリは、コンピュータプログラムを格納し、コンピュータプログラムが1つまたは複数のプロセッサ上で実行された場合、第1の態様、第1の態様の可能な実装、第2の態様、第2の態様の可能な実装、第3の態様、第3の態様の可能な実装、第4の態様または第4の態様の可能な実装のいずれか1つにおいて説明された方法が実行される。
第13の態様によれば、本願の一実施形態は、輸送デバイス、例えば、車両または無人航空機を提供する。前述の輸送デバイスの構造は、車両を一例として用いることにより説明される。車両は、プライマリノード(例えば、車両運転席ドメインコントローラCDC)を含む。プライマリノードは、第6の態様、第6の態様の可能な実装、第7の態様または第7の態様の可能な実装のいずれか1つにおける装置である。さらに、車両は、セカンダリノード(例えば、カメラ、スクリーン、マイク、サウンドボックス、レーダ、電子鍵およびキーレスエントリまたは起動システムコントローラなどのモジュールのうちの少なくとも1つ)を含む。セカンダリノードは、第5の態様、第5の態様の可能な実装、第8の態様または第8の態様の可能な実装のいずれか1つにおいて説明された装置である。
以下では、本願の実施形態で用いられる添付図面を説明する。
本願の一実施形態によるOSIモデルの構造の概略図である。
本願の一実施形態によるプロトコルスタックの構造の概略図である。
本願の一実施形態による別のプロトコルスタックの構造の概略図である。
本願の一実施形態による別のプロトコルスタックの構造の概略図である。
本願の一実施形態による異なるデバイスの「ピア層」の概略図である。
本願の一実施形態によるホストAとホストBとの間のデータ通信の概略図である。
本願の一実施形態による通信システムのアーキテクチャの概略図である。
本願の一実施形態によるデータ通信方法の適用シナリオの概略図である。
本願の一実施形態によるデータ通信方法の概略フローチャートである。
本願の一実施形態によるデータ通信方法の概略フローチャートである。
本願の一実施形態によるデータ通信方法の概略フローチャートである。
本願の一実施形態による別のデータ通信方法の概略フローチャートである。
本願の一実施形態による別のデータ通信方法の概略フローチャートである。
本願の一実施形態による別のデータ通信方法の概略フローチャートである。
本願の一実施形態によるデータ通信装置の構造の概略図である。
本願の一実施形態による別のデータ通信装置の構造の概略図である。
本願の一実施形態による別のデータ通信装置の構造の概略図である。
本願の一実施形態による別のデータ通信装置の構造の概略図である。
本願の一実施形態による通信装置の構造の概略図である。
本願の一実施形態による通信装置の構造の概略図である。
以下では、本願の実施形態の添付図面を参照して、本願の実施形態を説明する。
本願の本明細書、特許請求の範囲および添付図面において、「第1の」、「第2の」、「第3の」および「第4の」等の用語は、異なる対象を区別するように意図されているが、特定の順序を示すようには意図されていない。加えて、「含む(including)」および「有する(having)」という用語ならびにそれらのあらゆる他の変形は、非排他的包含を範囲に含むように意図されている。例えば、一連の段階またはユニットを含むプロセス、方法、システム、製品またはデバイスは、列挙されている段階またはユニットに限定されないが、列挙されていない段階またはユニットを任意選択的にさらに含むか、プロセス、方法、製品またはデバイスの別の固有の段階またはユニットを任意選択的にさらに含む。
本明細書において言及される一「実施形態」は、実施形態を参照して説明される特定の特性、構造または特徴が本願の少なくとも1つの実施形態に含まれ得ることを意味する。本明細書の様々な箇所に示される語句は、必ずしも同じ実施形態を指していなくてよく、別の実施形態と相互に排他的な独立のまたは任意選択的な実施形態ではない。本明細書において説明される一実施形態が別の実施形態と組み合わされ得ることが、当業者には明示的にも黙示的にも理解される。
本明細書において用いられる、「コンポーネント」、「モジュール」および「システム」などの用語は、コンピュータ関連エンティティ、ハードウェア、ファームウェア、ハードウェアとソフトウェアとの組み合わせ、ソフトウェア、または実行されているソフトウェアを示す。例えば、コンポーネントは、限定されるわけではないが、プロセッサ上で実行されるプロセス、プロセッサ、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、プログラムおよび/またはコンピュータであってよい。図を用いることにより示されるように、コンピューティングデバイスと、コンピューティングデバイス上で実行されるアプリケーションとの両方が、コンポーネントであってよい。1つまたは複数のコンポーネントは、プロセスおよび/または実行スレッド内に存在してよく、コンポーネントは、1つのコンピュータ上に位置してよく、および/または、2つまたはそれよりも多くのコンピュータ間で分散されてよい。加えて、これらのコンポーネントは、様々なデータ構造を格納する様々なコンピュータ可読媒体から実行され得る。例えば、これらのコンポーネントは、ローカルおよび/または遠隔のプロセスを用いることにより、かつ、例えば、1つまたは複数のデータパケット(例えば、信号を用いることにより別のシステムとインタラクトするインターネットなど、ローカルシステム、分散システムおよび/またはネットワーク内の別のコンポーネントとインタラクトする2つのコンポーネントからのデータ)を有する信号に従って、通信し得る。
理解しやすくするために、以下ではまず、本願における関連技術および技術用語を簡潔に説明する。
[1.ノード(node)]
ノードは、データ受信および送信能力を有する電子デバイスである。例えば、ノードは、自動車運転席(Cockpit Domain)デバイス、または自動車運転席デバイス内のモジュール(運転席ドメインコントローラ(cockpit domain controller、CDC)、カメラ、スクリーン、マイク、サウンドボックス、電子鍵およびキーレスエントリまたは起動システムコントローラなどのモジュールのうちの1つまたは複数)であってよい。別の例では、ノードは、工場実装車載デバイスであってよい。特定の実装プロセスにおいて、ノードは、例えば、ルータ、リピータ、ブリッジまたはスイッチといったデータ転送デバイスであってもよく、ユーザ機器(user equipment、UE)、携帯電話(mobile phone)、タブレットコンピュータ(pad)、デスクトップコンピュータ、ヘッドセットおよびサウンドボックス等を含み、自動運転(self-driving)デバイス、輸送安全性(transportation safety)デバイス、仮想現実(virtual reality、VR)端末デバイス、拡張現実(augmented reality、AR)端末デバイス、マシンタイプ通信(machine type communication、MTC)デバイス、産業用制御(industrial control)デバイス、遠隔医療(remote medical)デバイス、スマートグリッド(smart grid)デバイスおよびスマートシティ(smart city)デバイスなどのマシンインテリジェンスデバイスも含み、かつ、ウェアラブルデバイス(例えば、スマートウォッチ、スマートバンドまたは歩数計)等をさらに含む様々なタイプの端末デバイスであってもよい。いくつかの技術的シナリオにおいて、同様のデータ受信および送信能力を有するデバイスの名前は、ノードでなくてよい。しかしながら、説明しやすくするために、本願の実施形態において、データ受信および送信能力を有する電子デバイスは、ノードと総称される。
[2. コンピュータネットワークアーキテクチャ]
ネットワークアーキテクチャ(network architecture)と称されるコンピュータネットワークアーキテクチャは、階層構造である。
コンピュータネットワークアーキテクチャは、コンピュータネットワークの層とこれらの層のプロトコルとの集合である。各層は、層の機能を実装するために、1つまたは複数のネットワークプロトコルに準拠している。プロトコルは、2つのピアエンティティ間の通信を制御するルールのセットである。プロトコルは「水平」である。サービス:任意の層におけるエンティティは、下位層サービスを用いる必要があり、この層のプロトコルに準拠し、この層の機能を実装し、上位層のサービスを提供する。サービスは「垂直」であり、下位層プロトコルの実装は、上位層サービスのユーザに対してトランスペアレントである。同じシステムの隣接する層におけるエンティティは、層間インタフェースを通じて互いにインタラクトする。
[3. 開放型システム間相互接続(Open System Interconnect、OSI)基準モデル]
1984年に国際標準化機構(ISO)により提案された階層ネットワークアーキテクチャモデルとしての開放型システム間相互接続OSI基準モデルは、具体的な実装説明の代わりに抽象構造を定義しており、異種のネットワークシステムの相互接続および相互作用をサポートすることを目的としている。
図1aに示されるように、OSI基準モデルは、アプリケーション層(Application Layer)7、プレゼンテーション層(Presentation Layer)6、セッション層(Session Layer)5、トランスポート層(Transport Layer)4、ネットワーク層(Network Layer)3、データリンク層(Data Link Layer、DDL)2および物理層(Physical Layer)1である7つの層を含み得る。各層は、独自の機能のセットを有し、隣接する層とインタラクトする。以下では、OSI基準モデルにおける各層を詳細に説明する。
物理層(Physical Layer)1は、伝送媒体を用いることによりデータリンク層のための物理的な接続を提供し、ビットストリームをトランスペアレントに伝送する。概して、チャネルのエンコードまたはデコードが物理層において実行され、データ伝送信頼性が保証される。
データリンク層(Data Link Layer、DDL)2は、物理リンク上での信頼できるデータ伝送を保証する。データまたは命令は、物理層において伝送され得る特定のフレームへカプセル化される。任意選択的に、DDLは、アクセス制御、リソース管理、データセグメンテーション、連結および誤り訂正などの機能をさらに含む。
ネットワーク層(Network Layer)3は、2つのノード間の経路を決定するためのルートの選択を担う。任意選択的に、ネットワーク層はさらに、トラフィック制御を実行し得る。
トランスポート層(Transport Layer)4は、セッション層のための、ネットワークライン、すなわち、伝送経路の提供を担う。
セッション層(Session Layer)5は、2つのノード間のセッションの確立、維持および終了を担う。
プレゼンテーション層(Presentation Layer)6は、伝送との互換性があるか伝送に適切であるフォーマットへデータの形式を変換するためのデータのエンコードまたはデコードを担う。任意選択的に、プレゼンテーション層は、データを解読および暗号化し得る。
アプリケーション層(Application Layer)7は、アプリケーションプログラム(アプリケーションまたはユーザとも称される)のためのサービスの提供を担う。
OSI7層モデルにおいて、各層は、その上位層のためのサービスを提供すると共に、その上位層のためのアクセスインタフェースまたはページを提供し、アクセスインタフェースまたはページは、サービスアクセスポイント(service access point、SAP)と称される。具体的には、インタフェースは、隣接する層の各ペアの間に位置し、下位層により上位層に提供されるサービスアクセスポイントオペレーションおよびサービスを定義する。
本願の一例において、プロトコルスタックは、アクセス層、ネットワークおよびトランスポート層ならびにデバイス層を含み得る。図1bは、本願の一実施形態によるプロトコルスタックの構造の概略図である。アクセス層103は、ノード間の通信のための通信インタフェース/通信手段を提供し得る。アクセス層103は、複数の異なるアクセス技術を含んでよく、異なるアクセス技術は、異なる通信インタフェース、例えば、セルラーインタフェースおよびWi-Fi(登録商標)インタフェースなどの無線通信インタフェースに対応してよい。ネットワークおよびトランスポート層102は、送信元ノードと宛先ノードとの間の接続を確立し、信頼できるエンドツーエンドデータ伝送サービスを提供するように構成されている。デバイス層101は、ユーザのためのアプリケーションサポートを提供するように構成されている。任意選択的に、デバイス層101はさらに、ユーザのためのセッション/通信サポートおよび/または情報サポートを提供するように構成されている。任意選択的に、アクセス層103は、ISOにより定義されている開放型システム間相互接続OSIモデルにおける物理層1およびデータリンク層2に対応し得る。任意選択的に、ネットワークおよびトランスポート層102は、ISOにより定義されているOSIモデルにおけるネットワーク層3およびトランスポート層4に対応し得る。任意選択的に、デバイス層101は、ISOにより定義されているOSIモデルにおけるセッション層5、プレゼンテーション層6およびアプリケーション層7に対応し得る。
さらに別の例では、いくつかの場合(例えば、伝送端と受信端との間にただ1つの経路が存在するので、ルートの選択が必要とされない)において、ネットワークおよびトランスポート層102(図1cにおいて破線により示される)が必要とされないので、簡略化のために、プロトコルスタックは、図1cに示されるようなネットワークおよびトランスポート層102を含まなくてよい。言い換えると、プロトコルスタックは、アクセス層103およびデバイス層101のみを含む。
さらに別の例において、図1dに示されるように、プロトコルスタックは、アクセス層103、ネットワークおよびトランスポート層102(任意選択的)、デバイス層101ならびに管理エンティティ104を含む。管理エンティティ140は、プロトコルスタックを管理し、プロトコルスタックの各層と情報を交換する。具体的には、アクセスインタフェース(つまり、層間インタフェースSAP)は、管理エンティティ104と前述の3つの層の各々との間に存在し得る。その結果、管理エンティティ140は、層間インタフェースSAPを通じて、各層と情報を交換し得る。管理エンティティは、プロトコルスタッククロス層管理を実行し得る。実装の観点から、設計要件に基づいて、代替的に、管理エンティティと、前述の3つの層のいくつかとの間には、アクセスインタフェースが存在し得る。これは、本願において具体的に限定されない。
図1eに示されるように、異なる端末デバイス(例えば、図1eに示されるホストAおよびホストB)上の同じ層は、「ピア層」と称され、ピア層間の通信は、対応する層プロトコルに基づく。実際には、システム内のN番目の層は、データを別のシステム内のN番目の層へ直接伝送しない。代わりに、N番目の層は、データおよび制御情報を次の層へ直接伝送する。このプロセスは、情報が第1の層(つまり、物理層)へ伝送されるまで続く。通信は、実際には、2つのピア第1の層を接続する物理媒体上で行われる。つまり、対応する層間のプロトコルは、層がどのようにデータを構築してデータを交換するかを指定する。図1eに示されるように、2つのピア層間のプロトコルは、破線により表されており、これは、ピア層間で交換されるデータの到達が直接かつ物理的ではないが、対応するピア層にデータが論理的に到達していることを意味している。情報は、層を通じて伝送された後に、物理層へ伝送される。物理的な信号伝送は、2つのピア物理層間の物理媒体を用いることによってのみ、達成され得る。
以下のプロセスが理解されるべきである。OSIモデルに基づいて、例えば、ホストAがユーザデータをホストBへ送信する場合、ホストAは、7つの層の機能を用いることによりホストAにより送信されるユーザデータをホストBへ伝送でき、ホストBは、7つの層の機能を用いることによりホストAにより送信されるユーザデータを受信できる。同様に、例えば、ホストBは、ユーザデータをホストAへ送信する。ホストBは、7つの層の機能を用いることによりホストBのユーザデータをホストAへ送信し、ホストAは、7つの層の機能を用いることによりホストBにより送信されるユーザデータを受信する。この実装プロセスは、図1fに示され得る。
図1aから図1fにおける物理媒体は、伝送媒体であり、プロトコルスタックの一部分ではないことに留意されたい。
以下では、本願の実施形態におけるシステムアーキテクチャおよびサービスシナリオを説明する。本願において説明されるシステムアーキテクチャおよびサービスシナリオは、本願における技術的解決手段をより明確に説明するように意図されており、本願において提供される技術的解決手段に関する限定を構成しないことに留意されたい。システムアーキテクチャの進化および新しいサービスシナリオの出現に伴い、本願において提供される技術的解決手段が同様の技術的課題にも適用可能であることを、当業者であれば認識し得る。
図2は、本願の一実施形態による通信システムのアーキテクチャの概略図である。通信システムは、第1のノード201および第2のノード202を含む。第1のノード201は、第2のノード202への接続を確立し、第2のノード202と通信し得る。任意選択的に、第1のノード201と第2のノード202との間の通信は、様々なタイプの伝送媒体、例えば、Wi-Fi、Bluetooth(登録商標)およびZigBee(登録商標)(ZigBee)等の無線リンク、または光ファイバリンクなどの有線リンクを通じて実装され得る。
任意選択的に、第1のノード201は、プライマリノードまたはアクセスポイント(access point、AP)であってよく、それに応じて、第2のノード202は、セカンダリノードである。プライマリノードは、リソーススケジューリング能力を有する。プライマリノードは、セカンダリノードの時間-周波数リソースをスケジューリングしてよく、セカンダリノードは、プライマリノードのスケジューリングに従う。セカンダリノードは、プライマリノードによりスケジューリングされる時間-周波数リソースを用いることにより、通信を実行し得る。
第1のノード201および第2のノード202は、同じタイプのデバイスであってもよく、異なるタイプのデバイスであってもよい。図3は、本願の一実施形態によるデータ通信方法の適用シナリオの概略図である。運転席ドメインコントローラ(cockpit domain controller、CDC)301は、スマート運転席デバイス内の制御センタであり、第1のノード201とみなされ得る。スマートフォン302は、データ受信および送信能力を有するポータブルデバイスであり、第2のノード202とみなされ得る。スマートフォン302は、近距離通信機能(例えば、近距離通信機能は、Bluetooth機能、ポイントツーポイント通信機能、Wi-Fi機能および汎用伝送機能等のうちの1つまたは複数を含み得る)を有し、スマートフォン302は、近距離通信技術を用いることにより、CDC301への接続を確立し得る。例えば、スマートフォンは、Bluetooth技術を用いることにより、CDC301への接続を確立する。スマートフォン302およびCDC301は、ペアリングモードまたはジャストワーク(justwork)モードを有効化することにより接続され得る。ジャストワークモードでは、ピア識別子を直接タップすることにより、スマートフォン302およびCDC301は、Bluetoothを用いることにより接続され得る。したがって、CDC301がBluetoothを有効化した後に、スマートフォン302は、CDC301のBluetooth名を直接タップして、CDC301にアクセスし得る。従来技術では、スマートフォン302のプロトコルスタック設計(例えば、開放型システム間相互接続基準モデル)において、上位層と下位層とが切り離されるので、層間の情報交換が無い。例えば、上位層は、下位層サービスに気付かず、下位層は、上位層のサービス特徴を認識しない。CDC301のリソースが限られている場合、本実装では、インテリジェント運転席環境における異なるサービスの差別化されたQoSを保証できない。この課題を解決するために、本願は、以下の方法を提供する。以下では、添付図面を参照して、本願において提供される方法を詳細に説明する。
図4aは、本願の一実施形態によるデータ通信方法の概略フローチャートである。この方法は、限定されるわけではないが、以下の段階を含む。
段階S400a:セカンダリノードがセカンダリノードの上位層から少なくとも1つのサービス特徴情報を取得する。
本願の本実施形態において、サービス特徴情報は、サービスに対応する特徴情報である。異なるサービスが異なる特徴を有するので、異なるサービスに対応する特徴情報は異なり得る。
本願の実施形態において、上位層は、アクセス層よりも上の層と理解されてよく、具体的には、ネットワークおよびトランスポート層、デバイス層ならびにアプリケーションのうちの少なくとも1つを含んでよい。上述のように、本願の実施形態において、ネットワークおよびトランスポート層は、送信元ノードと宛先ノードとの間の接続を確立し、信頼できるエンドツーエンドデータ伝送サービスを提供するように構成されている。任意選択的に、ネットワークおよびトランスポート層は、ISOにより定義されている開放型システム間相互接続OSIモデルにおけるネットワーク層およびトランスポート層に対応し得る。デバイス層は、ユーザのためのアプリケーションサポートを提供するために用いられる。任意選択的に、デバイス層は、OSIモデルにおけるセッション層、プレゼンテーション層およびアプリケーション層に対応する。アクセス層は、ノード間の通信のための通信インタフェース/通信手段を提供し得る。任意選択的に、デバイス層は、OSIモデルにおけるデータリンク層および物理層に対応する。
本願の任意選択的な実施形態において、少なくとも1つのサービス特徴情報は、セカンダリノードのデバイス層により決定され得る。一例において、少なくとも1つのサービス特徴情報は、ネットワークおよびトランスポート層を通じて、デバイス層からアクセス層へ転送され、少なくとも1つのサービス特徴情報は、セカンダリノードのアクセス層により取得される。具体的には、セカンダリノード内のプロトコルスタックの構造が、図1bに示される構造である場合、セカンダリノードのアクセス層について、セカンダリノードの上位層の少なくとも1つのサービス特徴情報を取得するプロセスが、以下のとおり説明され得る。セカンダリノードのデバイス層101は、デバイス層101とネットワークおよびトランスポート層102との間の層間インタフェースSAPを通じて、少なくとも1つのサービス特徴情報をネットワークおよびトランスポート層102へ転送し、次に、デバイス層101からの少なくとも1つのサービス特徴情報は、ネットワークおよびトランスポート層102を通じて取得され、少なくとも1つのサービス特徴情報は、ネットワークおよびトランスポート層102とアクセス層103との間の層間インタフェースを通じて、アクセス層103へ転送される。結果として、少なくとも1つのサービス特徴情報は、セカンダリノードのアクセス層により取得され得る。例えば、セカンダリノード内のプロトコルスタックの構造が、図1cに示される構造である場合、セカンダリノードのアクセス層について、セカンダリノードの上位層の少なくとも1つのサービス特徴情報を取得するプロセスが、以下のとおり説明され得る。セカンダリノードのデバイス層101は、デバイス層101とアクセス層103との間の層間インタフェースSAPを通じて、少なくとも1つのサービス特徴情報をアクセス層103へ転送する。結果として、少なくとも1つのサービス特徴情報は、セカンダリノードのアクセス層により取得され得る。
本願の実施形態において、「アプリケーション」は、ユーザのためのサービスを提供するユーザ指向のシステムと理解されるべきである。概して、単一のアプリケーションは、1つのサービスを実装し、アプリケーションは、API(Application Program Interface)を通じて、下位層とインタラクトし得る。単一のアプリケーション/サービスは、少なくとも1つのサービスを含む。サービスはアプリケーションの一部分であることが理解され得る。本願の任意選択的な実施形態において、少なくとも1つのサービス特徴情報は、セカンダリノードのアプリケーションにより決定され得る。この場合、セカンダリノードのアプリケーションは、少なくとも1つのサービス特徴情報をセカンダリノードのアクセス層へ転送する。例えば、セカンダリノードの「アクティブノイズキャンセリング」アプリケーションは、「サンプリング周波数」をセカンダリノードのアクセス層に渡す。セカンダリノードのプロトコルスタックの内部では、少なくとも1つのサービス特徴情報が、隣接する層間の層間インタフェースSAPを通じて「上位層から下位層へ」順次転送され、最終的にセカンダリノードのアクセス層へ転送されることが理解され得る。本実装において、下位層は、上位層のサービス特徴情報を認識し得るので、下位層は、上位層のための特定のサービスを提供できる。このように、異なるサービスのQoSが保証され得る。
本願の本実施形態において、「少なくとも1つ」は、「1よりも大きいかそれに等しい」、例えば、「1」、「2」またはそれよりも多くと理解されるべきである。
段階S402a:セカンダリノードが、セカンダリノードのアクセス層を通じて、第1の情報をプライマリノードへ送信する。第1の情報は、少なくとも1つのサービス特徴情報を示す。
本願の任意選択的な実施形態において、セカンダリノードは、識別子情報を用いて、サービスと、サービスに対応するサービス特徴情報とを表し得る。例えば、サービス特徴情報は、サービス特徴識別子により示され得る。例えば、「ID1」は、「アクティブノイズキャンセリングサービス」を表してよく、別の例では、「ID2」は、「ストリーミングメディアバックミラーサービス」を表してよい。つまり、第1の情報は、少なくとも1つのサービス特徴情報の少なくとも1つの識別子を含む。
本願の本実施形態において、1つのサービスは、1つまたは複数のサービス特徴情報を含み得る。例えば、アクティブノイズキャンセリングサービスについて、アクティブノイズキャンセリングサービスは、サンプリング周波数、およびサンプル値の量子化精度など、複数のサービス特徴情報を含み得る。サンプリング周波数は、サンプリングレートまたはサンプリング速度とも称され、離散信号を作るために1秒当たりに連続信号から取得されるサンプルの数を定義し、サンプリング周波数は、ヘルツ(Hz)により表される。サンプリング周波数の逆数は、2つのサンプル間の時間間隔であるサンプリング期間またはサンプリング時間である。量子化は、信号の連続値(または可能な離散値の大きな集合)を離散値の有限集合(または小さな集合)へ丸めることを指す。概して、量子化は主に、連続信号からデジタル信号への変換に適用される。連続信号は、サンプリングが適用された後に離散信号になり、離散信号は、量子化が適用された後にデジタル信号になる。サンプル値のバイナリビットの数により、サンプル値の量子化精度が決定する。具体的には、「サンプリング周波数」は、「ID1-001」により表されてよく、サンプル値の量子化精度は、「ID1-002」により表されてよい。
別の例では、サンプリング周波数が48kHzまたは96kHzであると想定されている。「ID1-001-01」は48kHzのサンプリングレートを表してよく、「ID1-001-02」96kHzを表してよいことが理解され得る。
別の例では、ストリーミングメディアバックミラーサービスについて、ストリーミングメディアバックミラーサービスは、フレームレート、画像解像度、圧縮率およびデータレートなど、複数のサービス特徴情報を含み得る。フレームレート(Frame rate)は、表示されるフレームの数を測定するために用いられる測定値である。測定単位は、1秒当たりのフレーム数(Frames per Second、FPS)、またはヘルツ(Hz)であり得る。概して、FPSは、ビデオ、電子描画またはゲームにおいて1秒当たりに再生されるフレームの数を説明するために用いられ、一方、ヘルツは、新しい画像を描画するのに表示が1秒当たり何回可能であるかを説明するために用いられる。画像解像度(Image resolution)は、1インチ(2.54cm)当たりのピクセルの数を指す。概して、より高い解像度は、より良い画質と、より多くの詳細の表示とを示す。圧縮率(Compression rate)は、ファイル圧縮の効果を説明する。これは、ファイルの圧縮後のサイズとファイルの圧縮前のサイズとの比である。例えば、100Mのファイルが90Mのファイルへ圧縮された場合、圧縮率は、90/100*100%=90%である。概して、圧縮率は、可能な限り小さくすべきである。しかしながら、小さい圧縮率は、長い圧縮解除時間を示す。データレートは、必要とされるサービスデータ伝送レートを指す。例えば、リアルタイムデータ伝送を保証するために、アクティブノイズキャンセリングサービスのデータレートは、48kHz(サンプリングレート)*10ビット(量子化精度)=480kbpsである。データレートはアクセス層のデータレートとは異なることに留意されたい。通常、データレートは、ビデオ品質に影響を及ぼす。具体的には、「ID2-001」は「フレームレート」を表してよく、「ID2-002」は「画像解像度」を表してよく、「ID2-003」は「圧縮率」を表してよく、「ID2-004」は「データレート」を表してよい。
別の例では、「ID2-001-01」は、フレームレートが30fpsであることを示してよく、「ID2-001-02」は、フレームレートが60fpsであることを示してよい。
本願の本実施形態において、少なくとも1つのサービス特徴情報は、サンプリング周波数、サンプル値の量子化精度、フレームレート、画像解像度、圧縮率およびデータレートのうちの少なくとも1つを含む。
本願の本実施形態において、セカンダリノードは、セカンダリノードのアクセス層を通じて、第1の情報をプライマリノードへ送信する。本明細書において、第1の情報は、少なくとも1つのサービス特徴情報、またはサービス特徴情報の識別子情報を含み得る。具体的には、プライマリノードは、第1の情報に基づいて、対応するサービス特徴情報を取得する。例えば、セカンダリノードによりセカンダリノードのアクセス層を通じてプライマリノードへ送信される第1の情報は、「サンプリング周波数」である。セカンダリノードは、セカンダリノードのアクセス層を通じて、「サンプリング周波数」をプライマリノードへ送信し得る。例えば、セカンダリノードによりセカンダリノードのアクセス層を通じてプライマリノードへ送信される第1の情報は、「サンプリング周波数」である。セカンダリノードは、セカンダリノードのアクセス層を通じて、「サンプリング周波数」に対応する識別子情報「ID1-001」をプライマリノードへ送信し得る。本実装において、プライマリノードがサービス特徴情報と識別子情報との間の対応関係を取得し得るので、プライマリノードが、セカンダリノードにより送信されるサービス特徴情報に対応する識別子情報「ID1-001」を受信した場合、プライマリノードは、識別子情報「ID1-001」に対応するサービス特徴情報が「サンプリング周波数」であることをサービス特徴情報と識別子情報との間の対応関係に基づいて認識し得ることが理解され得る。
例えば、代替的に、1つの識別子が、異なるサービス特徴情報を示し得る。例えば、「ID1-005」は、「フレームレートが30fpsであり、画像解像度が1080pである」ことを示してよく、または、「ID1-006」は、「フレームレートが60fpsであり、画像解像度が720pである」ことを示してよい。
任意選択的に、サービス特徴情報と識別情報との間の対応関係は、プロトコルにおいて定義されてもよく、予め構成されてもよい。これは、本願において具体的に限定されない。
段階S404a:プライマリノードがセカンダリノードから第1の情報を受信する。
本願の本実施形態において、プライマリノードがセカンダリノードから第1の情報を受信する実装プロセスは、プライマリノードのアクセス層がセカンダリノードから第1の情報を受信する段階を含み得る。
段階S406a:プライマリノードが第2の情報をセカンダリノードへ送信する。第2の情報は、セカンダリノードのリソースを構成するために用いられる。
本願の本実施形態において、プライマリノードのアクセス層がセカンダリノードから第1の情報を受信した後に、プライマリノードのアクセス層は、第1の情報に基づいて、リソース構成を実行し得る。例えば、第1の情報が少なくとも1つのサービス特徴情報、またはサービス特徴情報の識別子情報を含む場合、プライマリノードは、少なくとも1つのサービス特徴情報に基づいて、セカンダリノードの対応するリソースを構成し得る。例えば、サービス特徴情報がサンプリング周波数である場合、プライマリノードは、「サンプリング周波数」に基づきセカンダリノードについて、セカンダリノードにより開始されるアクティブノイズキャンセリングサービスのリソースを構成し得る。別の例では、サービス特徴情報がフレームレートである場合、プライマリノードは、フレームレートに基づきセカンダリノードについて、セカンダリノードにより開始されるストリーミングメディアバックミラーサービスのリソースを構成し得る。
プライマリノードのアクセス層は、第1の情報に基づいてリソース構成を実行し、第2の情報をセカンダリノードへ送信することが理解され得る。
段階S408a:セカンダリノードが、セカンダリノードのアクセス層を通じて、プライマリノードから第2の情報を受信する。
本願の本実施形態において、セカンダリノードは、セカンダリノードの上位層からサービス特徴情報を取得してよく、次に、下位層は、上位層のサービス特徴情報を認識できる。したがって、下位層は、上位層のための特定のサービスを提供できる。このように、異なるサービスのQoSが保証され得る。
第1のサービスが、一例として用いられる。図4aに示される方法に基づいて、少なくとも1つのサービス特徴情報に加え、セカンダリノードのアクセス層からプライマリノードへ送信される第1の情報は、セカンダリノードのアクセス層により生成される第1のアクセス層QoS情報または第1のアプリケーション識別子のうちの少なくとも一方をさらに含み得る。プライマリノードが、どのように、プライマリノードにより送信される第1の情報に基づいてリソースを構成するかを、以下で具体的に説明する。図4bに示されるように、この方法は、限定されるわけではないが、以下の段階を含み得る。
段階S400b:セカンダリノードがセカンダリノードの上位層から少なくとも1つのサービス特徴情報を取得する。
段階S402b:セカンダリノードのアクセス層において第1の情報を生成し、セカンダリノードのアクセス層を通じて、第1の情報をプライマリノードへ送信する。少なくとも1つのサービス特徴情報、またはサービス特徴情報の識別子情報に加え、第1の情報は、第1のアクセス層QoS情報および第1のアプリケーション識別子のうちの少なくとも一方をさらに含み、第1のアクセス層QoS情報および第1のアプリケーション識別子のうちの少なくとも一方は、第1のサービスに対応する。
本願の本実施形態において、第1のアクセス層QoS情報は、第1のアクセス層優先度情報、第1のアクセス層信頼性情報および第1のQoS識別子のうちの少なくとも1つを含み得る。
実際の適用では、第1のサービスは、第1のアクセス層QoS情報により示され得る。例えば、異なるサービスが、異なるアクセス層Qos情報に対応する場合、異なるサービスは、アクセス層Qos情報に基づいて区別され得る。
本願の本実施形態において、第1のアクセス層優先度情報は、第1のサービスの優先度を表す。異なるサービスが、異なるQoS要件を有するので、アクセス層において、異なるサービスは、異なる優先度のものである。このように、アクセス層は、異なるQoS要件を有するサービスを差別化された方式で処理できる。例えば、値は、サービスの優先度を表し得る。例えば、より大きい値は、サービスのより高い優先度を示す。例えば、より小さい値は、サービスのより高い優先度を示す。本願の本実施形態において、説明しやすくするために、より大きい値がサービスのより高い優先度を示すという合意がなされている。例えば、アクティブノイズキャンセリングサービスについて、アクティブノイズキャンセリングサービスに対応するアクセス層優先度は1であってよく(1が最も高い優先度であると想定される)、ストリーミングメディアバックミラーサービスについて、ストリーミングメディアバックミラーサービスに対応するアクセス層優先度は2である。したがって、アクセス層が前述の2つのサービスを処理する場合、アクセス層は、アクティブノイズキャンセリングサービスを優先的に処理する。
概して、本願の本実施形態において、第1のアクセス層優先度情報は、第1のアクセス層優先度を示すために用いられるインデックス、識別子または優先度であってよい。第1のアクセス層優先度情報の形式は、本願において具体的に限定されない。
本願の本実施形態において、第1のアクセス層信頼性情報は、第1のサービスの伝送信頼性要件を表す。概して、異なるサービスが、異なるアクセス層信頼性伝送要件を有し得る。例えば、アクティブノイズキャンセリングサービスの伝送信頼性要件は、99.99%である。別の例では、ストリーミングメディアバックミラーサービスの伝送信頼性要件は、99.9999%である。
本願の本実施形態において、第1のアクセス層信頼性情報は、限定されるわけではないが、インデックス、識別子または情報自体を含み得る。
本願の本実施形態において、第1のQoS識別子は、第1のサービスに対応するQoS要件を表す。具体的には、第1のQoS識別子は、QoS要件に関連付けられ得る。例えば、QoS識別子がQoS要件に基づいて決定されてもよく、QoS要件がQoS識別子に基づいて決定されてもよい。QoS要件は、アクセス層信頼性、アクセス層優先度、アクセス層遅延、通信レートおよび通信距離のうちの少なくとも1つを含み得る。
例えば、QoS要件は、表1に示されるQoS要件であってよい。しかしながら、表1が対応関係の可能な形態に過ぎず、この表におけるパラメータの数およびタイプ、ならびにパラメータの具体的な値が修正され得ることを、当業者であれば認識し得る。加えて、特定の製品実装において、対応関係を格納または取得する方式は、製品が対応関係を取得できる限り、具体的に限定されない。
[表1]
Figure 2023523366000002
本願の本実施形態において、サービスは、異なるレベルへ分類される。例えば、ストリーミングメディアバックミラーサービスは、異なるレベルへ分類され得る。例えば、ストリーミングメディアバックミラーサービスは、低精細度ストリーミングメディアバックミラーサービスおよび高精細度ストリーミングメディアバックミラーサービスへ分類される。これら2つのサービスは異なる。これら2つの異なるサービスを区別するために、AIDおよびアクセス層優先度が用いられ得るか、異なるQos IDが用いられるか、AID+Qos IDの組み合わせが用いられる。
本願の本実施形態において、第1のアプリケーション識別子は、第1のサービスを示す。例えば、第1のサービスがアクティブノイズキャンセリングサービスである場合、AID(Application ID)1は、アクティブノイズキャンセリングサービスを識別するために用いられ得る。別の例では、第1のサービスがストリーミングメディアバックミラーサービスである場合、AID2は、ストリーミングメディアバックミラーサービスを識別するために用いられ得る。
可能な実装において、第1のアプリケーション識別子は、上位層プロトコルスタックからのものであってもよい。
段階S404b:プライマリノードがセカンダリノードから第1の情報を受信する。
本願の本実施形態において、プライマリノードのアクセス層がセカンダリノードから第1の情報を受信した後に、プライマリノードのアクセス層は、第1の情報に基づいて、リソース構成を実行し得る。
一例において、第1の情報が、少なくとも1つのサービス特徴情報、またはサービス特徴情報の識別子情報に加え、第1のアクセス層QoS情報を含む場合、第1のアクセス層QoS情報は、第1のアクセス層優先度情報を含み、プライマリノードは、サービス特徴情報およびアクセス層優先度に基づいて、セカンダリノードのリソースを構成し得る。
一例において、第1の情報が、少なくとも1つのサービス特徴情報、またはサービス特徴情報の識別子情報に加え、第1のアクセス層QoS情報を含む場合、第1のアクセス層QoS情報は、第1のアクセス層信頼性情報を含み、プライマリノードは、サービス特徴情報およびアクセス層信頼性情報に基づいて、セカンダリノードのリソースを構成し得る。
一例において、第1の情報が、少なくとも1つのサービス特徴情報、またはサービス特徴情報の識別子情報に加え、第1のアクセス層QoS情報を含む場合、第1のアクセス層QoS情報は、第1のQoS識別子を含み、プライマリノードは、サービス特徴情報およびQoS識別子に基づいて、セカンダリノードのリソースを構成し得る。
一例において、第1の情報が、少なくとも1つのサービス特徴情報、またはサービス特徴情報の識別子情報に加え、第1のアプリケーション識別子を含む場合、プライマリノードは、サービス特徴情報およびアプリケーション識別子に基づいて、セカンダリノードのリソースを構成し得る。
プライマリノードが、複数のセカンダリノードにより送信される第1の情報を受信した場合、プライマリノードは、リソーススケジューリングアルゴリズムを用いることにより各セカンダリノードのリソースを構成し得ることに留意されたい。プライマリノードがリソーススケジューリングアルゴリズムを用いることにより各セカンダリノードのリソースを構成する実装については、従来技術を参照されたい。詳細については、ここで再び説明しない。
段階:S406b:プライマリノードが第2の情報をセカンダリノードへ送信する。第2の情報は、セカンダリノードのリソースを構成するために用いられる。
任意選択的に、このリソースは、第1のサービスのために用いられる。
段階S408b:セカンダリノードが、セカンダリノードのアクセス層を通じて、プライマリノードから第2の情報を受信する。
本実装において、セカンダリノードの上位層の少なくとも1つのサービス特徴情報を取得することに加え、セカンダリノードのアクセス層はさらに、アクセス層において第1のアクセス層QoS情報および第1のアプリケーション識別子のうちの少なくとも一方を生成し得る。この場合、セカンダリノードのアクセス層は、上位層情報とアクセス層情報とを含む第1の情報をプライマリノードへ送信し得る。その結果、プライマリノードは、第1の情報に基づいて、特定のリソースを構成できる。本実装において、リソース構成効率を向上させ得る。
前述の実施形態は、セカンダリノードにより送信される第1の情報に基づいてプライマリノードが実行するリソース構成を説明している。本願における別の実施形態はさらに、セカンダリノードが、どのように、プライマリノードにより送信される第3の情報に基づいて対応するデータパケットを生成するかを説明する。本願の本実施形態において、第3の情報は、プライマリノードにより、現在のシステムのハードウェアリソース利用可能能力に基づいて決定され得る。具体的には、プライマリノードのハードウェアリソース利用可能能力は、限定されるわけではないが、プライマリノードの計算能力および/または記憶能力を含む。計算能力は、プライマリノードのプロセッサ性能に関連し、記憶能力は、プライマリノードの記憶性能に関連する。本実施形態は、以下で詳細に説明される以下の3つのシナリオを含み得る。
プライマリノードはまず、少なくとも1つのサービス特徴情報を決定する。具体的には、プライマリノードは、セカンダリノードに少なくとも1つのサービス特徴情報を通知するために、ハードウェアリソース利用可能能力または他の可能な情報に基づいて、少なくとも1つのサービス特徴情報を決定し得る。この段階は、任意選択的である。
一例において、セカンダリノード内のプロトコルスタックの構造が、図1cに示される構造である場合、図5に示されるように、この方法は、限定されるわけではないが、以下の段階を含み得る。
段階S500:プライマリノードが、プライマリノードのアクセス層を通じて、第3の情報をセカンダリノードへ送信する。第3の情報は、少なくとも1つの第1のサービス特徴情報を示す。
可能な実装において、プライマリノードがプライマリノードのアクセス層を通じて第3の情報をセカンダリノードへ送信する実装プロセスは、プライマリノードが、プライマリノードのアクセス層において第3の情報を生成し、プライマリノードのアクセス層を通じて第3の情報をセカンダリノードへ送信する段階を含み得る。
段階S502:セカンダリノードが、セカンダリノードのアクセス層を通じて、プライマリノードから第3の情報を受信する。
段階S504:セカンダリノードが、セカンダリノードのデバイス層とアクセス層との間の層間インタフェースSAPを通じて、第3の情報をデバイス層へ送信する。
段階S506:セカンダリノードが、セカンダリノードのデバイス層を用いることにより、少なくとも1つの第1のサービス特徴情報に対応するデータパケットを生成する。
段階S508:セカンダリノードがデータパケットをプライマリノードへ送信する。
本願の本実施形態において、セカンダリノードは、セカンダリノードのデバイス層を用いることにより、少なくとも1つの第1のサービス特徴情報に対応するデータパケットを生成する。次に、ホストAがデータパケットを送信する前述の説明プロセスに基づいて、セカンダリノードのデバイス層が、デバイス層とアクセス層との間の層間インタフェースSAPを通じて、第1のサービス特徴情報に対応する生成されたデータパケットをアクセス層へ転送し、次に、セカンダリノードが、セカンダリノードのアクセス層を通じて、データパケットをプライマリノードへ送信することが認識され得る。
段階S5010:プライマリノードがセカンダリノードからデータパケットを受信する。
本願の本実施形態において、プライマリノードがセカンダリノードからデータパケットを受信する実装プロセスは、プライマリノードのアクセス層がセカンダリノードのアクセス層により送信されるデータパケットを受信する段階を含み得る。任意選択的に、プライマリノードのアクセス層は、プライマリノードのデバイス層とアクセス層との間の層間インタフェースSAPを通じて、データパケットへプライマリノードのデバイス層へ転送する。その結果、プライマリノードは、データパケットを受信するプロセスを実装できる。
本願の本実施形態の実装中に、セカンダリノードは、プライマリノードにより送信される第3の情報に基づいて、対応するデータパケットを生成してよく、次に、セカンダリノードは、生成されたデータパケットをプライマリノードへ送信する。本実装において、プライマリノードは、具体的には、プライマリノードのリソースに基づいて、セカンダリノードのサービス特徴情報を調整する。
一例において、セカンダリノード内のプロトコルスタックの構造が、図1bに示される構造である場合、図6に示されるように、この方法は、限定されるわけではないが、以下の段階を含み得る。
段階S600:プライマリノードが、プライマリノードのアクセス層を通じて、第3の情報をセカンダリノードへ送信する。第3の情報は、少なくとも1つの第1のサービス特徴情報を示す。
可能な実装において、プライマリノードがプライマリノードのアクセス層を通じて第3の情報をセカンダリノードへ送信する実装プロセスは、プライマリノードが、プライマリノードのアクセス層において第3の情報を生成し、プライマリノードのアクセス層を通じて第3の情報をセカンダリノードへ送信する段階を含み得る。
段階S602:セカンダリノードが、セカンダリノードのアクセス層を通じて、プライマリノードから第3の情報を受信する。
段階S604:セカンダリノードが、セカンダリノードのネットワークおよびトランスポート層を通じて、第3の情報をデバイス層へ送信する。
本願の本実施形態において、セカンダリノードは、セカンダリノードのアクセス層とネットワークおよびトランスポート層との間の層間インタフェースを通じて、第3の情報をネットワークおよびトランスポート層へ送信し、次に、セカンダリノードは、セカンダリノードのネットワークおよびトランスポート層とデバイス層との間の層間インタフェースを通じて、第3の情報をデバイス層へ送信する。
段階S606:セカンダリノードが、セカンダリノードのデバイス層を用いることにより、少なくとも1つの第1のサービス特徴情報に対応するデータパケットを生成する。
段階S608:セカンダリノードがデータパケットをプライマリノードへ送信する。
本願の本実施形態において、セカンダリノードは、セカンダリノードのデバイス層を用いることにより、少なくとも1つの第1のサービス特徴情報に対応するデータパケットを生成する。次に、ホストAがデータパケットを送信する前述の説明されたプロセスに基づいて、セカンダリノードのデバイス層が、デバイス層とネットワークおよびトランスポート層との間の層間インタフェースSAPを通じて、第1のサービス特徴情報に対応する生成されたデータパケットをネットワークおよびトランスポート層へ転送し、セカンダリノードのネットワークおよびトランスポート層が、セカンダリノードのネットワークおよびトランスポート層とアクセス層との間の層間インタフェースSAPを通じて、第1のサービス特徴情報に対応する生成されたデータパケットをアクセス層へ転送し、次に、セカンダリノードが、セカンダリノードのアクセス層を通じて、データパケットをプライマリノードへ送信することが認識され得る。
段階S6010:プライマリノードがセカンダリノードからデータパケットを受信する。
本願の本実施形態において、プライマリノードがセカンダリノードからデータパケットを受信する実装プロセスは、プライマリノードが、プライマリノードのアクセス層を通じて、セカンダリノードのアクセス層により送信されるデータパケットを受信する段階を含み得る。任意選択的に、プライマリノードのアクセス層は、プライマリノードのアクセス層とネットワークおよびトランスポート層との間の層間インタフェースSAPを通じて、データパケットをネットワークおよびトランスポート層へ転送し、次に、プライマリノードのネットワークおよびトランスポート層は、プライマリノードのネットワークおよびトランスポート層とデバイス層との間の層間インタフェースSAPを通じて、データパケットをプライマリノードのデバイス層へ転送する。その結果、プライマリノードは、データパケットを受信するプロセスを実装できる。
本願の本実施形態の実装中に、セカンダリノードは、プライマリノードにより送信される第3の情報に基づいて、対応するデータパケットを生成してよく、次に、セカンダリノードは、生成されたデータパケットをプライマリノードへ送信する。本実装において、プライマリノードは、具体的には、プライマリノードの限られたリソースに基づいて、セカンダリノードのサービス特徴情報を調整する。
一例において、セカンダリノード内のプロトコルスタックの構造が、図1dに示される構造である場合、図7に示されるように、この方法は、限定されるわけではないが、以下の段階を含み得る。
段階S700:プライマリノードが、プライマリノードのアクセス層を通じて、第3の情報をセカンダリノードへ送信する。第3の情報は、少なくとも1つの第1のサービス特徴情報を示す。
可能な実装において、プライマリノードがプライマリノードのアクセス層を通じて第3の情報をセカンダリノードへ送信する実装プロセスは、プライマリノードが、プライマリノードのアクセス層において第3の情報を生成し、プライマリノードのアクセス層を通じて第3の情報をセカンダリノードへ送信する段階を含み得る。
段階S702:セカンダリノードが、セカンダリノードのアクセス層を通じて、プライマリノードから第3の情報を受信する。
段階S704:セカンダリノードが管理エンティティを通じて第3の情報をデバイス層へ送信し、デバイス層が、少なくとも1つのサービス特徴情報に対応するデータパケットを生成する。
段階S706:セカンダリノードがデータパケットをプライマリノードへ送信する。
一例において、セカンダリノードおよびプライマリノードのプロトコルスタック構造がアクセス層およびデバイス層を含む場合、セカンダリノードがデータパケットをプライマリノードへ送信する実装プロセスは、以下の段階を含み得る。セカンダリノードのデバイス層が、デバイス層とアクセス層との間の層間インタフェースSAPを通じて、第1のサービス特徴情報に対応する生成されたデータパケットをアクセス層へ転送し、次に、セカンダリノードが、セカンダリノードのアクセス層を通じて、データパケットをプライマリノードへ送信する。
一例において、セカンダリノードおよびプライマリノードのプロトコルスタック構造がアクセス層、ネットワークおよびトランスポート層ならびにデバイス層を含む場合、セカンダリノードがデータパケットをプライマリノードへ送信する実装プロセスは、以下の段階を含み得る。セカンダリノードのデバイス層が、デバイス層とネットワークおよびトランスポート層との間の層間インタフェースSAPを通じて、第1のサービス特徴情報に対応する生成されたデータパケットをネットワークおよびトランスポート層へ転送し、セカンダリノードのネットワークおよびトランスポート層が、セカンダリノードのネットワークおよびトランスポート層とアクセス層との間の層間インタフェースSAPを通じて、第1のサービス特徴情報に対応する生成されたデータパケットをアクセス層へ転送し、次に、セカンダリノードが、セカンダリノードのアクセス層を通じて、データパケットをプライマリノードへ送信する。
段階S708:プライマリノードがセカンダリノードからデータパケットを受信する。
具体的には、プライマリノードは、プライマリノードのアクセス層を通じて、セカンダリノードのアクセス層により送信されるデータパケットを受信する。
一例において、セカンダリノードおよびプライマリノードのプロトコルスタック構造がアクセス層およびデバイス層を含む場合、プライマリノードがセカンダリノードからデータパケットを受信する実装プロセスは、プライマリノードが、プライマリノードのアクセス層を通じて、セカンダリノードのアクセス層により送信されるデータパケットを受信する段階を含み得る。任意選択的に、プライマリノードのアクセス層は、プライマリノードのデバイス層とアクセス層との間の層間インタフェースSAPを通じて、データパケットへプライマリノードのデバイス層へ転送する。その結果、プライマリノードは、データパケットを受信するプロセスを実装できる。
一例において、セカンダリノードおよびプライマリノードのプロトコルスタック構造がアクセス層、ネットワークおよびトランスポート層ならびにデバイス層含む場合、プライマリノードがプライマリノードからデータパケットを受信する実装プロセスは、プライマリノードが、プライマリノードのアクセス層を通じて、セカンダリノードのアクセス層により送信されるデータパケットを受信する段階を含み得る。任意選択的に、プライマリノードのアクセス層は、プライマリノードのアクセス層とネットワークおよびトランスポート層との間の層間インタフェースSAPを通じて、データパケットをネットワークおよびトランスポート層へ転送し、次に、プライマリノードのネットワークおよびトランスポート層は、プライマリノードのネットワークおよびトランスポート層とデバイス層との間の層間インタフェースSAPを通じて、データパケットをプライマリノードのデバイス層へ転送する。その結果、プライマリノードは、データパケットを受信するプロセスを実装できる。
本願の本実施形態の実装中に、セカンダリノードは、プライマリノードにより送信される第3の情報に基づいて、対応するデータパケットを生成してよい。本実装において、プライマリノードは、具体的には、プライマリノードのリソースに基づいて、セカンダリノードのサービス特徴情報を調整する。結果的に、サービス性能を保証しつつ、スマート運転席ドメインリソース利用率を最適化できる。
いくつかの可能な実装において、図5、図6および図7に示される方法の実施形態のいずれか1つにおける方法の段階が実行される前に、この方法は、図8に示される段階S800aからS802aをさらに含み得る。本実施形態は、プライマリノードが、セカンダリノードにより送信される少なくとも1つの第2のサービス特徴情報を受信し、プライマリノードが、第2のサービス特徴情報に基づいてリソース構成を実行する段階を説明する。しかしながら、プライマリノードが第2のサービス特徴情報に基づいてリソース構成を実行する場合において、現在のシステムリソース(例えば、現在のシステムリソースは、システムの残りの利用可能なリソースであってもよく、ハードウェアリソース利用可能能力であってもよい)が第2のサービス特徴情報に対応するサービスのQoSを保証できないとプライマリノードが判定したときは、プライマリノードは、第2のサービス特徴情報を調整して、例えば、第2のサービス特徴情報を第1のサービス特徴情報へと調整して、サービスのQoSを保証し得る。段階S800aからS802aを以下で詳細に説明する。
段階S800a:セカンダリノードが少なくとも1つの第2のサービス特徴情報をプライマリノードへ送信する。
本願の本実施形態において、セカンダリノードは、セカンダリノードのアクセス層を通じて、少なくとも1つの第2のサービス特徴情報をプライマリノードへ送信する。
本願の本実施形態において、第1のサービス特徴情報と第2のサービス特徴情報とは、異なるサービス特徴情報である。例えば、第1のサービス特徴情報は、「フレームレートが30fpsであり、画像解像度が720pである」ことであり、第2のサービス特徴情報は、「フレームレートが60fpsであり、画像解像度が720pである」ことである。
段階S802a:プライマリノードがセカンダリノードから少なくとも1つの第2のサービス特徴情報を受信する。
本願の本実施形態において、プライマリノードは、プライマリノードのアクセス層を通じて、セカンダリノードから少なくとも1つの第2のサービス特徴情報を受信する。
本願の任意選択的な実施形態において、段階S802aが実行された後に、段階S500からS5010がさらに実行され得る。本願の任意選択的な実施形態において、段階S802aが実行された後に、段階S600からS6010がさらに実行され得る。本願の任意選択的な実施形態において、段階S802aが実行された後に、段階S700からS708がさらに実行され得る。本実装において、プライマリノードは、セカンダリノードにより送信される少なくとも1つの第2のサービス特徴情報を受信し、プライマリノードは、第2のサービス特徴情報に基づいてリソース構成を実行する。しかしながら、プライマリノードが第2のサービス特徴情報に基づいてリソース構成を実行する場合において、現在のシステムリソースが第2のサービス特徴情報に対応するサービスのQoSを保証できないとプライマリノードが判定したときは、プライマリノードは、第2のサービス特徴情報を調整し、例えば、第2のサービス特徴情報を第1のサービス特徴情報へと調整し、第1のサービス特徴情報に基づいて、対応するデータパケットを生成し得る。本実装において、プライマリノードは、具体的には、プライマリノードのリソースに基づいて、セカンダリノードのサービス特徴情報を調整する。結果的に、サービス性能を保証しつつ、スマート運転席ドメインリソース利用率を最適化できる。
いくつかの可能な実装において、図5、図6および図7に示される方法の実施形態のいずれか1つに基づいて、この方法は、段階S800bをさらに含み得る。以下では、段階S800bを詳細に説明する。
段階S800b:プライマリノードがプライマリノードのデバイス層から少なくとも1つのサービス特徴情報を取得する。
一例において、プライマリノード内のプロトコルスタックの構造が、図1cに示される構造である場合、プライマリノードがプライマリノードのデバイス層から少なくとも1つのサービス特徴情報を取得する実装プロセスは、プライマリノードのデバイス層とアクセス層との間の層間インタフェースSAPを通じて、プライマリノードのデバイス層から少なくとも1つのサービス特徴情報を取得することを含み得る。
一例において、プライマリノード内のプロトコルスタックの構造が、図1bに示される構造である場合、プライマリノードがプライマリノードのデバイス層から少なくとも1つのサービス特徴情報を取得する実装プロセスは、ネットワークおよびトランスポート層を通じて、プライマリノードのデバイス層から少なくとも1つのサービス特徴情報を取得することを含み得る。
一例において、プライマリノード内のプロトコルスタックの構造が、図1dに示される構造である場合、プライマリノードがプライマリノードのデバイス層から少なくとも1つのサービス特徴情報を取得する実装プロセスは、管理エンティティとアクセス層との間の層間インタフェースSAPを通じて、プライマリノードのデバイス層から少なくとも1つのサービス特徴情報を取得することを含み得る。
本願の本実施形態において、セカンダリノード(またはプライマリノード)の異なる層間で転送されるサービス特徴情報は、サービス特徴情報自体であってもよく、サービス特徴情報に対応する識別子情報であってもよいことに留意されたい。セカンダリノードがプライマリノードと通信する場合、例えば、情報が受信または送信される場合、情報は、サービス特徴情報自体であってもよく、サービス特徴情報に対応する識別子情報であってもよい。
上記では、本願の実施形態において提供される方法を詳細に説明している。以下では、本願における関連装置を具体的に説明する。
図9を参照されたい。図9は、本願の一実施形態によるデータ通信装置90の構造の概略図である。装置90は、データ受信および送信能力を有する電子デバイスであってもよく、データ受信および送信能力を有する電子デバイス内のコンポーネント、例えば、チップまたは集積回路であってもよい。装置90は、取得ユニット900および送信ユニット902を含み得る。任意選択的に、装置は、受信ユニット904を含み得る。これらのユニットの説明は、以下のとおりである。
取得ユニット900は、セカンダリノードの上位層から少なくとも1つのサービス特徴情報を取得するように構成されている。
送信ユニット902は、セカンダリノードのアクセス層を通じて第1の情報をプライマリノードへ送信するように構成されている。第1の情報は、少なくとも1つのサービス特徴情報を示す。
可能な実装において、送信ユニット902は、具体的には、セカンダリノードのアクセス層において第1の情報を生成し、アクセス層を通じて第1の情報をプライマリノードへ送信するように構成されている。
可能な実装において、上位層は、ネットワークおよびトランスポート層、デバイス層ならびにアプリケーションのうちの少なくとも1つを含む。
可能な実装において、第1の情報は、少なくとも1つのサービス特徴情報、またはサービス特徴情報の識別子情報を含む。
可能な実装において、装置90は、セカンダリノードのアクセス層を通じてプライマリノードから第2の情報を受信するように構成された受信ユニット904をさらに含む。第2の情報は、セカンダリノードのリソースを構成するために用いられ、リソースは、少なくとも1つのサービスのために用いられる。
可能な実装において、第1の情報は、第1のアクセス層QoS情報および第1のアプリケーション識別子のうちの少なくとも一方をさらに含み、第1のアクセス層QoS情報および第1のアプリケーション識別子のうちの少なくとも一方は、第1のサービスに対応し、リソースは、第1のサービスのために用いられる。
可能な実装において、第1のアクセス層QoS情報は、第1のアクセス層優先度情報、第1のアクセス層信頼性情報および第1のQoS識別子のうちの少なくとも1つを含む。
可能な実装において、リソースは、少なくとも1つのサービス特徴情報に対応する。
可能な実装において、少なくとも1つのサービス特徴情報は、サンプリング周波数、サンプル値の量子化精度、フレームレート、画像解像度、圧縮率およびデータレートのうちの少なくとも1つを含む。
可能な実装において、上位層は、デバイス層であり、取得ユニット900は、具体的には、デバイス層とアクセス層との間の層間インタフェースSAPを通じて少なくとも1つのサービス特徴情報を取得するように構成されている。
可能な実装において、上位層は、デバイス層であり、取得ユニット900は、具体的には、ネットワークおよびトランスポート層を通じてデバイス層から少なくとも1つのサービス特徴情報を取得するように構成されている。ネットワークおよびトランスポート層は、デバイス層とアクセス層との間にある。
前述の機能ユニットの具体的な実装については前述の方法の実施形態における関連する説明を参照すべきことに留意されたい。本願の本実施形態において、詳細を再び説明しない。
図10を参照されたい。図10は、本願の一実施形態による別のデータ通信装置100の構造の概略図である。装置10は、データ受信および送信能力を有する電子デバイスであってもよく、データ受信および送信能力を有する電子デバイス内のコンポーネント、例えば、チップまたは集積回路であってもよい。装置10は、受信ユニット1000および送信ユニット1002を含み得る。これらのユニットの説明は、以下のとおりである。
受信ユニット1000は、セカンダリノードから第1の情報を受信するように構成されている。第1の情報は、少なくとも1つのサービス特徴情報を示す。
送信ユニット1002は、第2の情報をセカンダリノードへ送信するように構成されている。第2の情報は、セカンダリノードのリソースを構成するために用いられ、リソースは、少なくとも1つのサービス特徴情報に対応する。
可能な実装において、第1の情報は、少なくとも1つのサービス特徴情報、またはサービス特徴情報の識別子情報を含む。
可能な実装において、第1の情報は、第1のアクセス層QoS情報および第1のアプリケーション識別子のうちの少なくとも一方をさらに含み、第1のアクセス層QoS情報および第1のアプリケーション識別子のうちの少なくとも一方は、第1のサービスに対応し、リソースは、第1のサービスのために用いられる。
可能な実装において、第1のアクセス層QoS情報は、第1のアクセス層優先度情報、第1のアクセス層信頼性情報および第1のQoS識別子のうちの少なくとも1つを含む。
可能な実装において、送信ユニット1002は、具体的には、プライマリノードのアクセス層を通じて第2の情報をセカンダリノードへ送信するように構成されている。
可能な実装において、少なくとも1つのサービス特徴情報は、サンプリング周波数、サンプル値の量子化精度、フレームレート、画像解像度、圧縮率およびデータレートのうちの少なくとも1つを含む。
前述の機能ユニットの具体的な実装については前述の方法の実施形態における関連する説明を参照すべきことに留意されたい。本願の本実施形態において、詳細を再び説明しない。
図11を参照されたい。図11は、本願の一実施形態による別のデータ通信装置110の構造の概略図である。装置110は、データ受信および送信能力を有する電子デバイスであってもよく、データ受信および送信能力を有する電子デバイス内のコンポーネント、例えば、チップまたは集積回路であってもよい。装置110は、送信ユニット1100、第1の受信ユニット1102、取得ユニット1104および第2の受信ユニット1106を含み得る。任意選択的に、装置は、取得ユニット1104および第2の受信ユニット1106を含み得る。これらのユニットの説明は、以下のとおりである。
送信ユニット1100は、プライマリノードのアクセス層を通じて第3の情報をセカンダリノードへ送信するように構成されている。第3の情報は、少なくとも1つの第1のサービス特徴情報を示す。
第1の受信ユニット1102は、セカンダリノードからデータパケットを受信するように構成されている。データパケットは、少なくとも1つのサービス特徴情報に対応する。
可能な実装において、送信ユニット1100は、具体的には、プライマリノードのアクセス層において第3の情報を生成し、アクセス層を通じて第3の情報をセカンダリノードへ送信するように構成されている。
可能な実装において、装置110は、プライマリノードのデバイス層から少なくとも1つのサービス特徴情報を取得するように構成された取得ユニット1104をさらに含む。
可能な実装において、取得ユニット1104は、具体的には、プライマリノードのデバイス層とアクセス層との間の層間インタフェースSAPを通じてプライマリノードのデバイス層から少なくとも1つのサービス特徴情報を取得するように構成されている。
可能な実装において、取得ユニット1104は、具体的には、ネットワークおよびトランスポート層を通じてプライマリノードのデバイス層から少なくとも1つのサービス特徴情報を取得するように構成されている。ネットワークおよびトランスポート層は、デバイス層とアクセス層との間にある。
可能な実装において、取得ユニット1104は、具体的には、管理エンティティとアクセス層との間の層間インタフェースSAPを通じてプライマリノードのデバイス層から少なくとも1つのサービス特徴情報を取得するように構成されている。
可能な実装において、装置110は、プライマリノードから少なくとも1つの第2のサービス特徴情報を受信するように構成された第2の受信ユニット1106をさらに含む。
前述の機能ユニットの具体的な実装については前述の方法の実施形態における関連する説明を参照すべきことに留意されたい。本願の本実施形態において、詳細を再び説明しない。
図12を参照されたい。図12は、本願の一実施形態による別のデータ通信装置120の構造の概略図である。装置120は、データ受信および送信能力を有する電子デバイスであってもよく、データ受信および送信能力を有する電子デバイス内のコンポーネント、例えば、チップまたは集積回路であってもよい。装置120は、受信ユニット1200および第1の送信ユニット1202を含み得る。任意選択的に、装置120は、第2の送信ユニット1204、第3の送信ユニット1206、第4の送信ユニット1208、第1の生成ユニット1210および第2の生成ユニット1212を含み得る。本明細書において、前述の複数のユニットへの分割は、機能に基づく論理的分割に過ぎず、装置120の具体的な構造を限定するようには意図されていないことに留意されたい。具体的な実装において、いくつかの機能モジュールがさらに、より細かい機能モジュールへ分割されてよく、いくつかの機能モジュールが1つの機能モジュールへ組み合わされてよい。しかしながら、機能モジュールがさらに分割されたり組み合わされたりするかどうかにかかわらず、データ通信プロセスにおいて装置120により実行される全般的な手順は同じである。例えば、複数のユニットは、代替的に、通信ユニットおよび処理ユニットへ変換されてよく、通信ユニットは、受信ユニット1200の機能を実装するように構成されている。通常、各ユニットは、プログラムコード(またはプログラム命令)に対応する。ユニットに対応するプログラムコードがプロセッサ上で実行された場合、ユニットは、対応する手順を実行して、対応する機能を実装する。これらのユニットの説明は、以下のとおりである。
受信ユニット1200は、セカンダリノードのアクセス層を通じてプライマリノードから第3の情報を受信するように構成されている。第3の情報は、少なくとも1つの第1のサービス特徴情報を示す。
第1の送信ユニット1202は、データパケットをプライマリノードへ送信するように構成されている。データパケットは、少なくとも1つのサービス特徴情報に対応する。
可能な実装において、装置120は、少なくとも1つの第2のサービス特徴情報をプライマリノードへ送信するように構成された第2の送信ユニット1204をさらに含む。
可能な実装において、装置120は、デバイス層とアクセス層との間の層間インタフェースSAPを通じて第3の情報をセカンダリノードのデバイス層へ送信するように構成された第3の送信ユニット1206をさらに含む。
可能な実装において、装置120は、セカンダリノードのネットワークおよびトランスポート層を通じて第3の情報をデバイス層へ送信するように構成された第4の送信ユニット1208をさらに含む。ネットワークおよびトランスポート層は、デバイス層とアクセス層との間にある。
可能な実装において、装置120は、デバイス層を用いることにより少なくとも1つのサービス特徴情報に対応するデータパケットを生成するように構成された第1の生成ユニット1210をさらに含む。
可能な実装において、装置120は、管理エンティティを用いることにより第3の情報をデバイス層へ送信し、デバイス層を用いることにより少なくとも1つのサービス特徴情報に対応するデータパケットを生成するように構成された第2の生成ユニット1212をさらに含む。
前述の機能ユニットの具体的な実装については前述の方法の実施形態における関連する説明を参照すべきことに留意されたい。本願の本実施形態において、詳細を再び説明しない。
図13を参照されたい。図13は、本願の一実施形態による通信装置の構造の概略図である。通信装置130は、データ受信および送信能力を有する電子デバイス、例えば、セカンダリノードであってもよく、データ受信および送信能力を有する電子デバイス内のコンポーネント、例えば、セカンダリノード内のチップまたは集積回路であってもよい。通信装置130は、メモリ1301、少なくとも1つのプロセッサ1302および通信インタフェース1303を含み得る。任意選択的に、バス1304がさらに含まれ得る。メモリ1301、プロセッサ1302および通信インタフェース1303は、バス1304により接続されている。
メモリ1301は、記憶空間を提供するように構成されており、記憶空間は、オペレーティングシステムおよびコンピュータプログラムなどのデータを格納し得る。メモリ1301は、限定されるわけではないが、ランダムアクセスメモリ(random access memory、RAM)、リードオンリメモリ(read-only memory、ROM)、消去可能プログラマブルリードオンリメモリ(erasable programmable read-only memory、EPROM)またはコンパクトディスクリードオンリメモリ(compact disc read-only memory、CD-ROM)を含む。
少なくとも1つのプロセッサ1302は、算術演算および論理演算を実行するモジュールであり、中央処理装置(central processing unit、CPU)、グラフィックス処理ユニット(graphics processing unit、GPU)、マイクロプロセッサユニット(microprocessor unit、MPU)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field-Programmable Gate Array、FPGA)、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit、ASIC)などの処理モジュールのいずれか1つであってもよく、それらの組み合わせであってもよい。本願の解決手段に関連して、一例において、通信装置130内の異なる層間で転送される情報は、1つの同じプロセッサ1302により制御され得る。一例において、通信装置130内の異なる層間で転送される情報は、1つの同じプロトコル定義に基づいて、複数のプロセッサにより制御され得る。
通信インタフェース1303は、外部デバイスにより送信されるデータを受信し、および/またはデータを外部デバイスへ送信するように構成されており、イーサネット(登録商標)ケーブルなどの有線リンクインタフェースであってもよく、無線(例えば、Wi-Fi、Bluetoothまたは汎用無線伝送技術)リンクインタフェースであってもよい。任意選択的に、通信インタフェース1303は、このインタフェースに連結されたトランスミッタ(例えば、無線周波数トランスミッタまたはアンテナ)またはレシーバ等をさらに含み得る。
通信装置130内のプロセッサ1302は、メモリ1301に格納されたコンピュータプログラムコードを読み取って、
セカンダリノードの上位層から少なくとも1つのサービス特徴情報を取得するオペレーション、および
通信インタフェース1303を通じて第1の情報をプライマリノードへ送信するようセカンダリノードのアクセス層を制御するオペレーション
を実行するように構成されている。第1の情報は、少なくとも1つのサービス特徴情報を示す。
プロセッサ1302が、通信インタフェース1303を通じて第1の情報をプライマリノードへ送信するようセカンダリノードのアクセス層を制御することは、セカンダリノードのアクセス層において第1の情報を生成することと、通信インタフェース1303を通じて第1の情報をプライマリノードへ送信するようアクセス層を制御することとを含み得る。
上位層は、ネットワークおよびトランスポート層、デバイス層ならびにアプリケーションのうちの少なくとも1つを含む。
第1の情報は、少なくとも1つのサービス特徴情報、またはサービス特徴情報の識別子情報を含む。
プロセッサ1302はさらに、通信インタフェース1303を通じてプライマリノードから第2の情報を受信するようセカンダリノードのアクセス層を制御するように構成され得る。第2の情報は、セカンダリノードのリソースを構成するために用いられ、リソースは、少なくとも1つのサービスのために用いられる。
第1の情報は、第1のアクセス層QoS情報および第1のアプリケーション識別子のうちの少なくとも一方をさらに含み、第1のアクセス層QoS情報および第1のアプリケーション識別子のうちの少なくとも一方は、第1のサービスに対応し、リソースは、第1のサービスのために用いられる。
第1のアクセス層QoS情報は、第1のアクセス層優先度情報、第1のアクセス層信頼性情報および第1のQoS識別子のうちの少なくとも1つを含む。
リソースは、少なくとも1つのサービス特徴情報に対応する。
少なくとも1つのサービス特徴情報は、サンプリング周波数、サンプル値の量子化精度、フレームレート、画像解像度、圧縮率およびデータレートのうちの少なくとも1つを含む。
上位層は、デバイス層であり、プロセッサ1302が、セカンダリノードの上位層から少なくとも1つのサービス特徴情報を取得することは、デバイス層とアクセス層との間の層間インタフェースSAPを通じて少なくとも1つのサービス特徴情報を取得することを含み得る。
上位層は、デバイス層であり、プロセッサ1302が、セカンダリノードの上位層から少なくとも1つのサービス特徴情報を取得することは、ネットワークおよびトランスポート層を通じてデバイス層から少なくとも1つのサービス特徴情報を取得することを含み得る。
前述の機能コンポーネントの具体的な実装については前述の方法の実施形態における関連する説明を参照すべきことに留意されたい。本願の本実施形態において、詳細を再び説明しない。
図14を参照されたい。図14は、本願の一実施形態による通信装置の構造の概略図である。通信装置140は、データ受信および送信能力を有する電子デバイス、例えば、プライマリノードであってもよく、データ受信および送信能力を有する電子デバイス内のコンポーネント、例えば、プライマリノード内のチップまたは集積回路であってもよい。通信装置140は、メモリ1401、プロセッサ1402および通信インタフェース1403を含み得る。任意選択的に、バス1404がさらに含まれ得る。メモリ1401、少なくとも1つのプロセッサ1402および通信インタフェース1403は、バス1404により接続されている。
メモリ1401は、記憶空間を提供するように構成されており、記憶空間は、オペレーティングシステムおよびコンピュータプログラムなどのデータを格納し得る。メモリ1401は、限定されるわけではないが、ランダムアクセスメモリ(random access memory、RAM)、リードオンリメモリ(read-only memory、ROM)、消去可能プログラマブルリードオンリメモリ(erasable programmable read-only memory、EPROM)またはコンパクトディスクリードオンリメモリ(compact disc read-only memory、CD-ROM)を含む。
少なくとも1つのプロセッサ1402は、算術演算および論理演算を実行するモジュールであり、中央処理装置(central processing unit、CPU)、グラフィックス処理ユニット(graphics processing unit、GPU)、マイクロプロセッサユニット(microprocessor unit、MPU)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field-Programmable Gate Array、FPGA)、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit、ASIC)などの処理モジュールのいずれか1つであってもよく、それらの組み合わせであってもよい。解決手段に関連して、一例において、通信装置140内の異なる層間で転送される情報は、1つの同じプロセッサ1402により制御され得る。一例において、通信装置140内の異なる層間で転送される情報は、1つの同じプロトコル定義に基づいて、複数のプロセッサにより制御され得る。
通信インタフェース1403は、外部デバイスにより送信されるデータを受信し、および/またはデータを外部デバイスへ送信するように構成されており、イーサネットケーブルなどの有線リンクインタフェースであってもよく、無線(例えば、Wi-Fi、Bluetoothまたは汎用無線伝送技術)リンクインタフェースであってもよい。任意選択的に、通信インタフェース1403は、このインタフェースに連結されたトランスミッタ(例えば、無線周波数トランスミッタまたはアンテナ)またはレシーバ等をさらに含み得る。
通信装置140内のプロセッサ1402は、メモリ1401に格納されたコンピュータプログラムコードを読み取って、
少なくとも1つのサービス特徴情報を示す第1の情報を、通信インタフェース1403を通じてセカンダリノードから受信するオペレーション、および
少なくとも1つのサービス特徴情報に対応するセカンダリノードのリソースを構成するために用いられる第2の情報を、通信インタフェース1403を通じてセカンダリノードへ送信するオペレーション
を実行するように構成されている。
第1の情報は、少なくとも1つのサービス特徴情報、またはサービス特徴情報の識別子情報を含む。
第1の情報は、第1のアクセス層QoS情報および第1のアプリケーション識別子のうちの少なくとも一方をさらに含み、第1のアクセス層QoS情報および第1のアプリケーション識別子のうちの少なくとも一方は、第1のサービスに対応し、リソースは、第1のサービスのために用いられる。
第1のアクセス層QoS情報は、第1のアクセス層優先度情報、第1のアクセス層信頼性情報および第1のQoS識別子のうちの少なくとも1つを含む。
プロセッサ1402が通信インタフェース1403を通じて第2の情報をセカンダリノードへ送信することは、通信インタフェース1403を通じて第2の情報をプライマリノードへ送信するようプライマリノードのアクセス層を制御することを含み得る。
少なくとも1つのサービス特徴情報は、サンプリング周波数、サンプル値の量子化精度、フレームレート、画像解像度、圧縮率およびデータレートのうちの少なくとも1つを含む。
前述の機能コンポーネントの具体的な実装については前述の方法の実施形態における関連する説明を参照すべきことに留意されたい。本願の本実施形態において、詳細を再び説明しない。
任意選択的な実施形態において、図14に示される通信装置内のプロセッサ1402はさらに、メモリ1401に格納されたコンピュータプログラムコードを読み取るように構成され得る。その結果、通信装置は、第3の態様の任意の実装において説明される方法を実装する。
任意選択的な実施形態において、図13に示される通信装置内のプロセッサ1302はさらに、メモリ1301に格納されたコンピュータプログラムコードを読み取るように構成され得る。その結果、通信装置は、第4の態様の任意の実装において説明される方法を実装する。
本願の一実施形態はさらに、コンピュータ可読記憶媒体を提供する。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータプログラムを格納する。コンピュータプログラムが1つまたは複数のプロセッサ上で実行された場合、図4a、図4b、図5、図6、図7または図8に示される実施形態のいずれか1つにおける方法が実行される。
本願の一実施形態はさらに、チップシステムを提供する。チップシステムは、少なくとも1つのプロセッサ、メモリおよびインタフェース回路を含む。インタフェース回路は、少なくとも1つのプロセッサのための情報入力および/または出力を提供するように構成されており、少なくとも1つのメモリは、コンピュータプログラムを格納する。コンピュータプログラムが1つまたは複数のプロセッサ上で実行された場合、図4a、図4b、図5、図6、図7または図8に示される実施形態のいずれか1つにおけるデータ通信方法が実行される。
本願の一実施形態はさらに、スマート運転席製品を提供する。スマート運転席製品は、プライマリノード(例えば、自動車運転席ドメインコントローラCDC)を含み、プライマリノードは、図4a、図4b、図5、図6、図7または図8に示される実施形態のいずれか1つにおけるプライマリノードである。さらに、車両は、セカンダリノード(例えば、カメラ、スクリーン、マイク、サウンドボックス、レーダ、電子鍵ならびにキーレスエントリおよび起動システムコントローラなどのモジュールのうちの少なくとも1つ)をさらに含み、セカンダリノードは、図4a、図4b、図5、図6、図7または図8に示される実施形態のいずれか1つにおけるセカンダリノードである。
本願の一実施形態はさらに、車両を提供する。車両は、プライマリノード(例えば、自動車運転席ドメインコントローラCDC)を含む。さらに、車両は、セカンダリノード(例えば、カメラ、スクリーン、マイク、サウンドボックス、レーダ、電子鍵ならびにキーレスエントリおよび起動システムコントローラなどのモジュールのうちの少なくとも1つ)をさらに含み、プライマリノードは、図4a、図4b、図5、図6、図7または図8に示される実施形態のいずれか1つにおけるプライマリノードであり、セカンダリノードは、図4a、図4b、図5、図6、図7または図8に示される実施形態のいずれか1つにおけるセカンダリノードである。
本願の一実施形態はさらに、コンピュータプログラム製品を提供する。コンピュータプログラム製品が1つまたは複数のプロセッサ上で実行された場合、図4a、図4b、図5、図6、図7または図8に示される実施形態のいずれか1つにおけるデータ通信方法が実行される。
前述の実施形態の全てまたはいくつかは、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組み合わせを用いることにより実装され得る。これらの実施形態を実装するためにソフトウェアが用いられる場合、これらの実施形態の全てまたはいくつかは、コンピュータプログラム製品の形態で実装され得る。コンピュータプログラム製品は、1つまたは複数のコンピュータ命令を含む。コンピュータプログラム命令がコンピュータ上でロードおよび実行された場合、本願の実施形態による手順または機能が全て、または部分的に実装される。コンピュータは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、コンピュータネットワークまたは他のプログラマブル装置であってよい。コンピュータ命令は、コンピュータ可読記憶媒体に格納されてもよく、コンピュータ可読記憶媒体を用いることにより伝送されてもよい。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータによりアクセス可能な任意の使用可能な媒体であってもよく、サーバまたはデータセンタなど、1つまたは複数の使用可能な媒体を統合したデータストレージデバイスであってもよい。使用可能な媒体は、磁気媒体(例えば、フロッピーディスク、ハードディスクドライブまたは磁気テープ)、光媒体(例えば、DVD)または半導体媒体(例えば、ソリッドステートディスク(solid-state disk、SSD))等であってよい。
順序の調整、組み合わせまたは削除が、実際の要件に基づいて、本願の方法の実施形態における段階に関して実行され得る。
本願の装置の実施形態におけるモジュールは、実際の要件に基づいて、組み合わされたり、分割されたり、削除されたりしてよい。
前述の説明は、本願の特定の実装例に過ぎず、本願の保護範囲を限定するようには意図されていない。本願において開示された技術的範囲内で当業者が容易に考え出すあらゆる変形または置き換えは、本願の保護範囲に含まれるものとする。
[他の考えられる項目]
(項目1)
データ通信方法であって、
セカンダリノードの上位層から少なくとも1つのサービス特徴情報を取得する段階と、
前記セカンダリノードのアクセス層を通じて、第1の情報をプライマリノードへ送信する段階であって、前記第1の情報は、前記少なくとも1つのサービス特徴情報を示す、送信する段階と
を備える、方法。
(項目2)
前記セカンダリノードのアクセス層を通じて、第1の情報をプライマリノードへ送信する前記段階は、
前記セカンダリノードの前記アクセス層において前記第1の情報を生成し、前記アクセス層を通じて、前記第1の情報を前記プライマリノードへ送信する段階
を有する、
項目1に記載の方法。
(項目3)
前記上位層は、ネットワークおよびトランスポート層、デバイス層ならびにアプリケーションのうちの少なくとも1つを含む、項目1または2に記載の方法。
(項目4)
前記第1の情報は、前記少なくとも1つのサービス特徴情報、または前記サービス特徴情報の識別子情報を含む、項目1から3のいずれか1つに記載の方法。
(項目5)
前記セカンダリノードの前記アクセス層を通じて、前記プライマリノードから第2の情報を受信する段階であって、前記第2の情報は、前記セカンダリノードのリソースを構成するために用いられ、前記リソースは、少なくとも1つのサービスのために用いられる、受信する段階
をさらに備える、項目1から4のいずれか1つに記載の方法。
(項目6)
前記第1の情報は、第1のアクセス層QoS情報および第1のアプリケーション識別子のうちの少なくとも一方をさらに含み、前記第1のアクセス層QoS情報および前記第1のアプリケーション識別子のうちの少なくとも一方は、第1のサービスに対応し、前記リソースは、前記第1のサービスのために用いられる、項目1から5のいずれか1つに記載の方法。
(項目7)
前記第1のアクセス層QoS情報は、第1のアクセス層優先度情報、第1のアクセス層信頼性情報および第1のQoS識別子のうちの少なくとも1つを含む、項目6に記載の方法。
(項目8)
前記リソースは、前記少なくとも1つのサービス特徴情報に対応する、項目5から7のいずれか1つに記載の方法。
(項目9)
前記少なくとも1つのサービス特徴情報は、サンプリング周波数、サンプル値の量子化精度、フレームレート、画像解像度、圧縮率およびデータレートのうちの少なくとも1つを含む、項目1から8のいずれか1つに記載の方法。
(項目10)
前記上位層は、前記デバイス層であり、セカンダリノードの上位層から少なくとも1つのサービス特徴情報を取得する前記段階は、
前記デバイス層と前記アクセス層との間の層間インタフェースSAPを通じて、前記少なくとも1つのサービス特徴情報を取得する段階
を含む、
項目1から9のいずれか1つに記載の方法。
(項目11)
前記上位層は、前記デバイス層であり、セカンダリノードの上位層から少なくとも1つのサービス特徴情報を取得する前記段階は、
前記ネットワークおよびトランスポート層を通じて、前記デバイス層から前記少なくとも1つのサービス特徴情報を取得する段階であって、前記ネットワークおよびトランスポート層は、前記デバイス層と前記アクセス層との間にある、取得する段階
を含む、
項目1から10のいずれか1つに記載の方法。
(項目12)
データ通信方法であって、
セカンダリノードから第1の情報を受信する段階であって、前記第1の情報は、少なくとも1つのサービス特徴情報を示す、受信する段階と、
第2の情報を前記セカンダリノードへ送信する段階であって、前記第2の情報は、前記セカンダリノードのリソースを構成するために用いられ、前記リソースは、前記少なくとも1つのサービス特徴情報に対応する、送信する段階と
を備える、方法。
(項目13)
前記第1の情報は、前記少なくとも1つのサービス特徴情報、または前記サービス特徴情報の識別子情報を含む、項目12に記載の方法。
(項目14)
前記第1の情報は、第1のアクセス層QoS情報および第1のアプリケーション識別子のうちの少なくとも一方をさらに含み、前記第1のアクセス層QoS情報および前記第1のアプリケーション識別子のうちの少なくとも一方は、第1のサービスに対応し、前記リソースは、前記第1のサービスのために用いられる、項目12または13に記載の方法。
(項目15)
前記第1のアクセス層QoS情報は、第1のアクセス層優先度情報、第1のアクセス層信頼性情報および第1のQoS識別子のうちの少なくとも1つを含む、項目14に記載の方法。
(項目16)
第2の情報を前記セカンダリノードへ送信する前記段階は、
プライマリノードのアクセス層を通じて、前記第2の情報を前記セカンダリノードへ送信する段階
を有する、
項目12に記載の方法。
(項目17)
前記少なくとも1つのサービス特徴情報は、サンプリング周波数、サンプル値の量子化精度、フレームレート、画像解像度、圧縮率およびデータレートのうちの少なくとも1つを含む、項目12から16のいずれか1つに記載の方法。
(項目18)
データ通信方法であって、
プライマリノードのアクセス層を通じて、第3の情報をセカンダリノードへ送信する段階であって、前記第3の情報は、少なくとも1つの第1のサービス特徴情報を示す、送信する段階と、
前記セカンダリノードからデータパケットを受信する段階であって、前記データパケットは、前記少なくとも1つのサービス特徴情報に対応する、受信する段階と
を備える、方法。
(項目19)
プライマリノードのアクセス層を通じて、第3の情報をセカンダリノードへ送信する前記段階は、
前記プライマリノードの前記アクセス層において前記第3の情報を生成し、前記アクセス層を通じて、前記第3の情報を前記セカンダリノードへ送信する段階
を有する、
項目18に記載の方法。
(項目20)
前記プライマリノードのデバイス層から前記少なくとも1つのサービス特徴情報を取得する段階
をさらに備える、項目18に記載の方法。
(項目21)
前記プライマリノードのデバイス層から前記少なくとも1つのサービス特徴情報を取得する前記段階は、
前記プライマリノードの前記デバイス層と前記アクセス層との間の層間インタフェースSAPを通じて、前記プライマリノードの前記デバイス層から前記少なくとも1つのサービス特徴情報を取得する段階
を有する、
項目20に記載の方法。
(項目22)
前記プライマリノードのデバイス層から前記少なくとも1つのサービス特徴情報を取得する前記段階は、
ネットワークおよびトランスポート層を通じて、前記プライマリノードの前記デバイス層から前記少なくとも1つのサービス特徴情報を取得する段階であって、前記ネットワークおよびトランスポート層は、前記デバイス層と前記アクセス層との間にある、取得する段階
を有する、
項目20に記載の方法。
(項目23)
前記プライマリノードのデバイス層から前記少なくとも1つのサービス特徴情報を取得する前記段階は、
前記管理エンティティと前記アクセス層との間の層間インタフェースSAPを通じて、前記プライマリノードの前記デバイス層から前記少なくとも1つのサービス特徴情報を取得する段階
を有する、
項目20に記載の方法。
(項目24)
プライマリノードのアクセス層を通じて、第3の情報をセカンダリノードへ送信する前記段階の前に、
前記セカンダリノードから少なくとも1つの第2のサービス特徴情報を受信する段階であって、前記少なくとも1つの第2のサービス特徴情報は、前記少なくとも1つの第1のサービス特徴情報とは異なる、受信する段階
をさらに備える、項目18に記載の方法。
(項目25)
データ通信方法であって、
セカンダリノードのアクセス層を通じて、プライマリノードから第3の情報を受信する段階であって、前記第3の情報は、少なくとも1つの第1のサービス特徴情報を示す、受信する段階と、
データパケットを前記プライマリノードへ送信する段階であって、前記データパケットは、前記少なくとも1つのサービス特徴情報に対応する、送信する段階と
を備える、方法。
(項目26)
少なくとも1つの第2のサービス特徴情報を前記プライマリノードへ送信する段階
をさらに備える、項目25に記載の方法。
(項目27)
前記デバイス層と前記アクセス層との間の層間インタフェースSAPを通じて、前記第3の情報を前記セカンダリノードのデバイス層へ送信する段階
をさらに備える、項目25に記載の方法。
(項目28)
前記セカンダリノードのネットワークおよびトランスポート層を通じて、前記第3の情報をデバイス層へ送信する段階であって、前記ネットワークおよびトランスポート層は、前記デバイス層と前記アクセス層との間にある、送信する段階
をさらに備える、項目25に記載の方法。
(項目29)
デバイス層を用いることにより、前記少なくとも1つのサービス特徴情報に対応する前記データパケットを生成する段階
をさらに備える、項目25に記載の方法。
(項目30)
管理エンティティを用いることにより、前記第3の情報をデバイス層へ送信する段階と、
前記デバイス層を用いることにより、前記少なくとも1つのサービス特徴情報に対応する前記データパケットを生成する段階と
をさらに備える、項目25に記載の方法。
(項目31)
メモリと少なくとも1つのプロセッサとを備える通信装置であって、
前記メモリは、コンピュータ実行可能命令を格納するように構成されており、前記プロセッサは、前記メモリに格納された前記コンピュータ実行可能命令を実行し、その結果、前記通信装置は、項目1から11または項目25から30のいずれか1つに記載の方法を実装する、
通信装置。
(項目32)
メモリと少なくとも1つのプロセッサとを備える通信装置であって、
前記メモリは、コンピュータ実行可能命令を格納するように構成されており、前記プロセッサは、前記メモリに格納された前記コンピュータ実行可能命令を実行し、その結果、前記通信装置は、項目12から17または項目18から24のいずれか1つに記載の方法を実装する、
通信装置。
(項目33)
コンピュータプログラムを格納したコンピュータ可読記憶媒体であって、前記コンピュータプログラムがセカンダリノード内のプロセッサにより実行された場合、項目1から11または項目25から30のいずれか1つに記載の方法が実装される、コンピュータ可読記憶媒体。
(項目34)
コンピュータプログラムを格納したコンピュータ可読記憶媒体であって、前記コンピュータプログラムがプライマリノード内のプロセッサにより実行された場合、項目12から17または項目18から24のいずれか1つに記載の方法が実装される、コンピュータ可読記憶媒体。

Claims (36)

  1. データ通信方法であって、
    少なくとも1つのサービス特徴情報を取得する段階と、
    セカンダリノードのアクセス層を通じて、第1の情報をプライマリノードへ送信する段階であって、前記第1の情報は、前記少なくとも1つのサービス特徴情報を示す、送信する段階と
    を備える、方法。
  2. 前記セカンダリノードのアクセス層を通じて、第1の情報をプライマリノードへ送信する前記段階は、
    前記セカンダリノードの前記アクセス層において前記第1の情報を生成し、前記アクセス層を通じて、前記第1の情報を前記プライマリノードへ送信する段階
    を有する、
    請求項1に記載の方法。
  3. 少なくとも1つのサービス特徴情報を取得する前記段階は、
    前記セカンダリノードの上位層から前記少なくとも1つのサービス特徴情報を取得する段階であって、前記上位層は、ネットワークおよびトランスポート層、デバイス層ならびにアプリケーションのうちの少なくとも1つを含む、取得する段階
    を有する、
    請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記第1の情報は、前記少なくとも1つのサービス特徴情報、または前記サービス特徴情報の識別子情報を含む、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記セカンダリノードの前記アクセス層を通じて、前記プライマリノードから第2の情報を受信する段階であって、前記第2の情報は、前記セカンダリノードのリソースを構成するために用いられ、前記リソースは、少なくとも1つのサービスのために用いられる、受信する段階
    をさらに備える、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記第1の情報は、第1のアクセス層QoS情報および第1のアプリケーション識別子のうちの少なくとも一方をさらに含み、前記第1のアクセス層QoS情報および前記第1のアプリケーション識別子のうちの少なくとも一方は、第1のサービスに対応し、前記セカンダリノードのリソースは、前記第1のサービスのために用いられる、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記第1のアクセス層QoS情報は、第1のアクセス層優先度情報、第1のアクセス層信頼性情報および第1のQoS識別子のうちの少なくとも1つを含む、請求項6に記載の方法。
  8. 前記リソースは、前記少なくとも1つのサービス特徴情報に対応する、請求項5から7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記少なくとも1つのサービス特徴情報は、サンプリング周波数、サンプル値の量子化精度、フレームレート、画像解像度、圧縮率およびデータレートのうちの少なくとも1つを含む、請求項1から8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 上位層は、デバイス層であり、セカンダリノードの上位層から少なくとも1つのサービス特徴情報を取得する前記段階は、
    前記デバイス層と前記アクセス層との間の層間インタフェースSAPを通じて、前記少なくとも1つのサービス特徴情報を取得するか、ネットワークおよびトランスポート層を通じて、前記デバイス層から前記少なくとも1つのサービス特徴情報を取得する段階であって、前記ネットワークおよびトランスポート層は、前記デバイス層と前記アクセス層との間にある、取得する段階
    を含む、
    請求項1から9のいずれか一項に記載の方法。
  11. データ通信方法であって、
    セカンダリノードから第1の情報を受信する段階であって、前記第1の情報は、少なくとも1つのサービス特徴情報を示す、受信する段階と、
    第2の情報を前記セカンダリノードへ送信する段階であって、前記第2の情報は、前記セカンダリノードのリソースを構成するために用いられ、前記リソースは、前記少なくとも1つのサービス特徴情報に対応する、送信する段階と
    を備える、方法。
  12. 前記第1の情報は、前記少なくとも1つのサービス特徴情報、または前記サービス特徴情報の識別子情報を含む、請求項11に記載の方法。
  13. 前記第1の情報は、第1のアクセス層QoS情報および第1のアプリケーション識別子のうちの少なくとも一方をさらに含み、前記第1のアクセス層QoS情報および前記第1のアプリケーション識別子のうちの少なくとも一方は、第1のサービスに対応し、前記リソースは、前記第1のサービスのために用いられる、請求項11または12に記載の方法。
  14. 前記第1のアクセス層QoS情報は、第1のアクセス層優先度情報、第1のアクセス層信頼性情報および第1のQoS識別子のうちの少なくとも1つを含む、請求項13に記載の方法。
  15. 第2の情報を前記セカンダリノードへ送信する前記段階は、
    プライマリノードのアクセス層を通じて、前記第2の情報を前記セカンダリノードへ送信する段階
    を有する、
    請求項11に記載の方法。
  16. 前記少なくとも1つのサービス特徴情報は、サンプリング周波数、サンプル値の量子化精度、フレームレート、画像解像度、圧縮率およびデータレートのうちの少なくとも1つを含む、請求項11から15のいずれか一項に記載の方法。
  17. データ通信装置であって、
    少なくとも1つのサービス特徴情報を取得するように構成された処理ユニットと、
    セカンダリノードのアクセス層を通じて第1の情報をプライマリノードへ送信するように構成された送信ユニットであって、前記第1の情報は、前記少なくとも1つのサービス特徴情報を示す、送信ユニットと
    を備える、装置。
  18. 前記処理ユニットはさらに、
    前記セカンダリノードの前記アクセス層において前記第1の情報を生成する
    ように構成されている、
    請求項17に記載の装置。
  19. 前記処理ユニットはさらに、
    前記セカンダリノードの上位層から前記少なくとも1つのサービス特徴情報を取得する
    ように構成されており、
    前記上位層は、ネットワークおよびトランスポート層、デバイス層ならびにアプリケーションのうちの少なくとも1つを含む、
    請求項17または18に記載の装置。
  20. 前記第1の情報は、前記少なくとも1つのサービス特徴情報、または前記サービス特徴情報の識別子情報を含む、請求項17から19のいずれか一項に記載の装置。
  21. 前記装置は、受信ユニットをさらに備え、前記受信ユニットはさらに、
    前記セカンダリノードの前記アクセス層を通じて、前記プライマリノードから第2の情報を受信する
    ように構成されており、
    前記第2の情報は、前記セカンダリノードのリソースを構成するために用いられ、前記リソースは、少なくとも1つのサービスのために用いられる、
    請求項17から20のいずれか一項に記載の装置。
  22. 前記第1の情報は、第1のアクセス層QoS情報および第1のアプリケーション識別子のうちの少なくとも一方をさらに含み、前記第1のアクセス層QoS情報および前記第1のアプリケーション識別子のうちの少なくとも一方は、第1のサービスに対応し、前記セカンダリノードのリソースは、前記第1のサービスのために用いられる、請求項17から21のいずれか一項に記載の装置。
  23. 前記第1のアクセス層QoS情報は、第1のアクセス層優先度情報、第1のアクセス層信頼性情報および第1のQoS識別子のうちの少なくとも1つを含む、請求項22に記載の装置。
  24. 前記リソースは、前記少なくとも1つのサービス特徴情報に対応する、請求項21から23のいずれか一項に記載の装置。
  25. 前記少なくとも1つのサービス特徴情報は、サンプリング周波数、サンプル値の量子化精度、フレームレート、画像解像度、圧縮率およびデータレートのうちの少なくとも1つを含む、請求項17から24のいずれか一項に記載の装置。
  26. 上位層は、デバイス層であり、前記処理ユニットはさらに、
    前記デバイス層と前記アクセス層との間の層間インタフェースSAPを通じて、前記少なくとも1つのサービス特徴情報を取得するか、ネットワークおよびトランスポート層を通じて、前記デバイス層から前記少なくとも1つのサービス特徴情報を取得する
    ように構成されており、
    前記ネットワークおよびトランスポート層は、前記デバイス層と前記アクセス層との間にある、
    請求項17から25のいずれか一項に記載の装置。
  27. データ通信装置であって、
    セカンダリノードから第1の情報を受信するように構成された受信ユニットであって、前記第1の情報は、少なくとも1つのサービス特徴情報を示す、受信ユニットと、
    第2の情報を前記セカンダリノードへ送信するように構成された送信ユニットであって、前記第2の情報は、前記セカンダリノードのリソースを構成するために用いられ、前記リソースは、前記少なくとも1つのサービス特徴情報に対応する、送信ユニットと
    を備える、装置。
  28. 前記第1の情報は、前記少なくとも1つのサービス特徴情報、または前記サービス特徴情報の識別子情報を含む、請求項27に記載の装置。
  29. 前記第1の情報は、第1のアクセス層QoS情報および第1のアプリケーション識別子のうちの少なくとも一方をさらに含み、前記第1のアクセス層QoS情報および前記第1のアプリケーション識別子のうちの少なくとも一方は、第1のサービスに対応し、前記リソースは、前記第1のサービスのために用いられる、請求項27または28に記載の装置。
  30. 前記第1のアクセス層QoS情報は、第1のアクセス層優先度情報、第1のアクセス層信頼性情報および第1のQoS識別子のうちの少なくとも1つを含む、請求項29に記載の装置。
  31. 前記送信ユニットはさらに、
    プライマリノードのアクセス層を通じて前記第2の情報を前記セカンダリノードへ送信する
    ように構成されている、
    請求項27に記載の装置。
  32. 前記少なくとも1つのサービス特徴情報は、サンプリング周波数、サンプル値の量子化精度、フレームレート、画像解像度、圧縮率およびデータレートのうちの少なくとも1つを含む、請求項27から31のいずれか一項に記載の装置。
  33. メモリと少なくとも1つのプロセッサとを備える通信装置であって、
    前記メモリは、コンピュータ実行可能命令を格納するように構成されており、前記プロセッサは、前記メモリに格納された前記コンピュータ実行可能命令を実行し、その結果、前記通信装置は、請求項1から10または請求項11から16のいずれか一項に記載の方法を実装する、
    通信装置。
  34. コンピュータプログラムを格納したコンピュータ可読記憶媒体であって、前記コンピュータプログラムがセカンダリノード内のプロセッサにより実行された場合、請求項1から10または請求項11から16のいずれか一項に記載の方法が実装される、コンピュータ可読記憶媒体。
  35. 請求項1から10または請求項11から16のいずれか1項に記載の方法の前記段階をコンピュータに実行させるプログラム。
  36. 請求項17から26のいずれか一項に記載のデータ通信装置と、請求項27から32のいずれか一項に記載のデータ通信装置とを備える通信システム。
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