JP2023521621A - エッジネットワーク管理サーバの発見のための方法、装置、及びシステム - Google Patents

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Abstract

ENサービス及びENアプリケーションのいずれかに関連付けられた利用可能なエッジネットワーク(EN)管理(ENM)サーバを発見するための無線送受信ユニット(WTRU)のための方法、装置、システム、アーキテクチャ及びインターフェース。方法は、コアネットワークエンティティに、ENMサーバの発見の要求を示す情報を含む第1のメッセージを送信することと、コアネットワークエンティティから、ENMサーバの発見についての要求に応答する第2のメッセージを受信することであって、第2のメッセージが、(1)任意の数の利用可能なENMサーバ、及び(2)個別の利用可能なENMサーバエンドポイント情報を示すENMサーバ情報を含む、受信することと、1つ以上の利用可能なENMサーバとの通信を実行することと、を含み得る。【選択図】図2

Description

本発明は、コンピューティング及び通信の分野に関し、より具体的には、新無線及び/又は新無線(NR)アクセス技術及び通信システムを使用して実行される通信を含む、高度又は次世代無線通信システムにおけるコンピューティング及び通信のための方法、装置、システム、アーキテクチャ、及びインターフェースに関する。5Gと呼ばれることもあるそのようなNRアクセス及び技術は、フォグネットワーキング及び/又はユビキチャルコンピューティングと呼ばれることもあるエッジコンピューティングを提供し得、エッジコンピューティングを必要とし得る。例えば、車及びドローンなどの車両の自動化、リアルタイム拡張現実(AR)、没入型ゲームなどの使用事例は、例えば、低レイテンシサポートのために、エッジ計算を必要とし得るいくつかの技術的に高度な使用事例を表しているにすぎない。そのような使用事例の実装は、従来のネットワーク能力及び技術を使用して試みられてきたが、そのような実装は、例えば、制御された環境において、及び/又は特殊なハードウェアを使用するなど、限定された特徴では不十分なままであり利用可能である。
エッジコンピューティングは、(例えば、従来の)クラウドコンピューティングと類似し得るが、エッジコンピューティングは、それ自体の独自の課題セットを有する。例えば、(例えば、従来の)クラウドコンピューティングネットワークの場合、既存の発見及び/又はルーティング機構は、サービスが中央に位置していると仮定して動作し、そのようなサービスは、同等のパフォーマンス及び/又は機能を提供する。しかしながら、双方の仮定は、サービスが非集中方式で配備され、及び/又は消費ポイントの近くに配置されるため、エッジコンピューティングの場合には不正確である。そのような場合、選択されたサービスインスタンスに応じて、そのようなサービスは、エンドユーザに同等の待ち時間を提供しない場合がある。欧州電気通信標準化機構(ETSI)-マルチアクセスエッジコンピューティング(MEC)及び第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)5Gエッジコンピューティンググループは、そのようなエッジコンピューティングの問題を特徴付け及び解くことに焦点を当てている。
そのようなエッジコンピューティングの問題を解決することは、ドメイン名システム/サービス/サーバ(DNS)技術に対処することを含み得る。DNSは、世界的な分散型ディレクトリサービスを提供し、公衆ネットワークと私的ネットワークの双方で使用されるため、インターネットの不可欠な構成要素である。DNSは、アプリケーション又はサービスを識別する完全修飾ドメイン名(FQDN)を、アプリケーション及びサービスが利用可能であるIPアドレス空間内のコンピュータリソースの位置特定及び識別に必要なIPアドレスに変換する。
分散型(例えば、従来の)クラウドサービスの場合、DNSの機能は、同じFQDNに対して異なるIPアドレスを提供することによってユーザ配信を最適化し、例えば、低レイテンシのためにユーザを近位サーバに向けることである。そのようなDNS機能は、5つのセクション:(1)ヘッダ、(2)質問(例えば、DNSのための質問)、(3)回答(例えば、質問に回答するリソースレコード(RR))、(4)権限(例えば、権限を指すRR)、及び(5)追加(例えば、追加情報を保持するRR)のメッセージ構造を有するDNS通信を使用して提供される。ヘッダは常に存在し、残りのセクションのうちのどれが存在するかを指定する。ヘッダは、要求及び応答の双方で使用される16ビットの識別子(ID)と、メッセージを記述する一連のビットと、他のセクションのレコード数を示す4つのカウンタとを含む。質問は、ネームサーバに送信される質問/クエリを記述するフィールドを含み、クエリタイプ(QTYPE)、クエリクラス(QCLASS)、及びクエリドメイン名(QNAME)フィールドから構成される。回答、権限、及び追加セクションは、同じフォーマットを有し、各々はRRのリストであり、各々は空であってもよい。更に、本明細書において論じられているDNSメッセージフォーマットは、インターネット技術タスクフォース(IETF)によって記述及び/又は定義されているものと同様とすることができる。
例えば、3GPPによって記載されているようなエッジコンピューティングは、例えば3GPPセルラネットワークのエッジネットワークにおけるクラウドコンピューティング能力及びサービス環境の配備を可能にするネットワークアーキテクチャ概念であると考えることができる。エッジコンピューティングは、より低い待ち時間、より高い帯域幅、低減されたバックホールトラフィック、及び新たなサービスのいずれかを可能にすることができる。更に、例えば、欧州電気通信標準化機構(ETSI)のマルチアクセスエッジコンピューティング(MEC)業界仕様グループ(ISG)によって記載されているように、エッジコンピューティングは、モバイルネットワークの進化並びにIT及び電気通信/ワイヤレスネットワーキングの収束の一部と考えることができる。マルチアクセスエッジコンピューティングは、消費者及び企業顧客に垂直ビジネスセグメント及びサービスを提供し、ソフトウェアアプリケーションがローカルコンテンツ及びローカルアクセスネットワーク条件に関するリアルタイム情報にアクセス/使用することを可能にする。更に、モバイルコアネットワークは、サービス及びキャッシングコンテンツがネットワークエッジにおいて配備されるとき、(例えば、局所的な目的に効率的に役立つために)更なる輻輳を緩和される。更に、エッジコンピューティングは、例えば車両/ドローン自動化、リアルタイムAR/VR、及び没入型ゲームなどの様々な技術的に進歩した使用事例を可能にするために、必要に応じて(例えば、必須)見ることができる。
より詳細な理解は、添付の図面と併せて例として与えられる以下の説明から得られ得、図中の同様の参照番号は、同様の要素を示す。
1つ以上の開示された実施形態が実装され得る、例示的な通信システムを示すシステム図である。 一実施形態による、図1Aに示される通信システム内で使用され得る、例示的な無線送信/受信ユニット(wireless transmit/receive unit、WTRU)を示すシステム図である。 一実施形態による、図1Aに示される通信システム内で使用され得る、例示的な無線アクセスネットワーク(radio access network、RAN)及び例示的なコアネットワーク(core network、CN)を示すシステム図である。 一実施形態による、図1Aに示される通信システム内で使用され得る、更なる例示的なRAN及び更なる例示的なCNを示すシステム図である。 エッジアプリケーションを可能にするための3GPPアーキテクチャアーキテクチャを示す図である。 ETSI-MEC参照アーキテクチャ(例えば、フレームワーク)を示す図である。 実施形態による、アドレス割り当てを有するENMサーバのクライアント発見を示す図である。 実施形態による、IPアドレス割り当てを有しないENMサーバのクライアント発見を示す図である。 実施形態による、要件に基づいてENMサーバをフィルタリングするDHCPサーバを示す図である。 実施形態による、ENMサーバを選択するクライアントを示す図である。 実施形態による、ENMサーバを再発見するクライアントを示す図である。 実施形態による、EXS発見を示す図である。 実施形態による、EXS発見を示す図である。 実施形態による、EXS発見を示す図である。 実施形態による、カーディナリティによるEECとACとの関連付けを示す図である。 実施形態による、ECSプロビジョニングを示す図である。
実施形態を実施するための例示的なネットワーク
図1Aは、1つ以上の開示された実施形態が実装され得る、例示的な通信システム100を示す図である。通信システム100は、音声、データ、ビデオ、メッセージ伝達、ブロードキャストなどのコンテンツを、複数の無線ユーザに提供する、多重アクセスシステムであり得る。通信システム100は、複数の無線ユーザが、無線帯域幅を含むシステムリソースの共有を通じて、上記のようなコンテンツにアクセスすることを可能にし得る。例えば、通信システム100は、符号分割多重アクセス(code division multiple access、CDMA)、時分割多重アクセス(time division multiple access、TDMA)、周波数分割多重アクセス(frequency division multiple access、FDMA)、直交FDMA(orthogonal FDMA、OFDMA)、シングルキャリアFDMA(single-carrier FDMA、SC-FDMA)、ゼロテールユニークワードDFT-Spread OFDM(zero-tail unique-word DFT-Spread OFDM、ZT UW DTS-s OFDM)、ユニークワードOFDM(unique word OFDM、UW-OFDM)、リソースブロックフィルタ処理OFDM、フィルタバンクマルチキャリア(filter bank multicarrier、FBMC)などの、1つ以上のチャネルアクセス方法を採用し得る。
図1Aに示されるように、通信システム100は、無線送/受信ユニット(WTRU)102a、102b、102c、102dと、RAN104/113と、CN106/115と、公衆交換電話網(public switched telephone network、PSTN)108と、インターネット110と、他のネットワーク112とを含み得るが、開示される実施形態は、任意の数のWTRU、基地局、ネットワーク、及び/又はネットワーク要素を企図していることが理解されよう。WTRU102a、102b、102c、102dの各々は、無線環境において動作し、かつ/又は通信するように構成された、任意のタイプのデバイスであり得る。例として、それらのいずれも「局」及び/又は「STA」と称され得るWTRU102a、102b、102c、102dは、無線信号を送信及び/又は受信するように構成され得、ユーザ機器(user equipment、UE)、移動局、固定又は移動加入者ユニット、加入ベースのユニット、ページャ、セルラ電話、携帯情報端末(personal digital assistant、PDA)、スマートフォン、ラップトップ、ネットブック、パーソナルコンピュータ、無線センサ、ホットスポット又はMi-Fiデバイス、モノのインターネット(Internet of Things、IoT)デバイス、ウォッチ又は他のウェアラブル、ヘッドマウントディスプレイ(head-mounted display、HMD)、車両、ドローン、医療デバイス及びアプリケーション(例えば、遠隔手術)、工業用デバイス及びアプリケーション(例えば、工業用及び/又は自動処理チェーンコンテキストで動作するロボット及び/又は他の無線デバイス)、家電デバイス、商業用及び/又は工業用無線ネットワークで動作するデバイスなどを含み得る。WTRU102a、102b、102c、及び102dのいずれも、互換的にUEと称され得る。
通信システム100はまた、基地局114a及び/又は基地局114bを含み得る。基地局114a、114bの各々は、CN106/115、インターネット110、及び/又は他のネットワーク112など、1つ以上の通信ネットワークへのアクセスを容易にするために、WTRU102a、102b、102c、102dのうちの少なくとも1つと無線でインターフェース接続するように構成された、任意のタイプのデバイスであり得る。例として、基地局114a、114bは、基地局トランシーバ(base transceiver station、BTS)、ノードB、eNodeB、ホームノードB、ホームeNodeB、gNB、NR NodeB、サイトコントローラ、アクセスポイント(access point、AP)、無線ルータなどであり得る。基地局114a、114bは各々単一の要素として示されているが、基地局114a、114bは、任意の数の相互接続された基地局及び/又はネットワーク要素を含み得ることが理解されるであろう。
基地局114aは、基地局コントローラ(base station controller、BSC)、無線ネットワークコントローラ(radio network controller、RNC)、リレーノードなど、他の基地局及び/又はネットワーク要素(図示せず)も含み得る、RAN104/113の一部であり得る。基地局114a及び/又は基地局114bは、セル(図示せず)と称され得る、1つ以上のキャリア周波数で無線信号を送信及び/又は受信するように構成され得る。これらの周波数は、認可スペクトル、未認可スペクトル、又はライセンス及び未認可スペクトルの組み合わせであり得る。セルは、比較的固定され得るか又は経時的に変化し得る特定の地理的エリアに、無線サービスのカバレッジを提供し得る。セルは更にセルセクタに分割され得る。例えば、基地局114aと関連付けられたセルは、3つのセクタに分割され得る。したがって、一実施形態では、基地局114aは、3つのトランシーバを、すなわち、セルのセクタごとに1つのトランシーバを含み得る。一実施形態では、基地局114aは、多重入力多重出力(multiple-input multiple output、MIMO)技術を用い得、セルのセクタごとに複数のトランシーバを利用し得る。例えば、ビームフォーミングを使用して、所望の空間方向に信号を送信及び/又は受信し得る。
基地局114a、114bは、エアインターフェース116を介して、WTRU102a、102b、102c、102dのうちの1つ以上と通信し得るが、このエアインターフェース116は、任意の好適な無線通信リンク(例えば、無線周波数(radio frequency、RF)、マイクロ波、センチメートル波、マイクロメートル波、赤外線(infrared、IR)、紫外線(ultraviolet、UV)、可視光など)であり得る。エアインターフェース116は、任意の好適な無線アクセス技術(radio access technology、RAT)を使用して確立され得る。
より具体的には、上記のように、通信システム100は、多重アクセスシステムであり得、例えば、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC-FDMAなどの、1つ以上のチャネルアクセススキームを用い得る。例えば、RAN104/113内の基地局114a、及びWTRU102a、102b、102cは、ユニバーサル移動体通信システム(Universal Mobile Telecommunications System、UMTS)地上無線アクセス(UMTS Terrestrial Radio Access、UTRA)などの無線技術を実装し得、これは広帯域CDMA(wideband CDMA、WCDMA)を使用してエアインターフェース115/116/117を確立し得る。WCDMAは、高速パケットアクセス(High-Speed Packet Access、HSPA)及び/又は進化型HSPA(HSPA+)などの通信プロトコルを含み得る。HSPAは、高速ダウンリンク(Downlink、DL)パケットアクセス(High-Speed Downlink Packet Access、HSDPA)及び/又は高速アップリンクパケットアクセス(High-Speed UL Packet Access、HSUPA)を含み得る。
一実施形態では、基地局114a及びWTRU102a、102b、102cは、進化型UMTS地上無線アクセス(Evolved UMTS Terrestrial Radio Access、E-UTRA)などの無線技術を実装し得るが、これは、ロングタームエボリューション(LTE)及び/又はLTE-Advanced(LTE-A)及び/又はLTE-Advanced Pro(LTE-A Pro)を使用してエアインターフェース116を確立し得る。
一実施形態では、基地局114a及びWTRU102a、102b、102cは、NR無線アクセスなどの無線技術を実装することができ、この技術は、New Radio(NR)を使用してエアインターフェース116を確立することができる。
一実施形態では、基地局114a及びWTRU102a、102b、102cは、複数の無線アクセス技術を実装し得る。例えば、基地局114a及びWTRU102a、102b、102cは、例えば、デュアルコネクティビティ(dual connectivity、DC)原理を使用して、LTE無線アクセス及びNR無線アクセスを一緒に実装し得る。したがって、WTRU102a、102b、102cによって利用されるエアインターフェースは、複数のタイプの無線アクセス技術、及び/又は複数のタイプの基地局(例えば、eNB及びgNB)に送信される/そこから送信される送信によって特徴付けられ得る。
他の実施形態では、基地局114a及びWTRU102a、102b、102cは、IEEE802.11(すなわち、無線フィデリティ(Wireless Fidelity、WiFi)、IEEE802.16(すなわち、ワイマックス(Worldwide Interoperability for Microwave Access、WiMAX)、CDMA2000、CDMA2000 1X、CDMA2000 EV-DO、暫定規格2000(IS-2000)、暫定規格95(IS-95)、暫定規格856(IS-856)、汎欧州デジタル移動電話方式(Global System for Mobile communications、GSM)、GSM進化型高速データレート(Enhanced Data rates for GSM Evolution、EDGE)、GSM EDGE(GERAN)などの無線技術を実装し得る。
図1Aの基地局114bは、例えば、無線ルータ、ホームノードB、ホームeNode B又はアクセスポイントであり得、事業所、家庭、車両、キャンパス、工業施設、(例えば、ドローンによる使用のための)空中回廊、道路などの場所などの局所的エリアにおける無線接続を容易にするために、任意の好適なRATを利用し得る。一実施形態では、基地局114b及びWTRU102c、102dは、IEEE802.11などの無線技術を実装して、無線ローカルエリアネットワーク(wireless local area network、WLAN)を確立し得る。一実施形態では、基地局114b及びWTRU102c、102dは、IEEE802.15などの無線技術を実装して、無線パーソナルエリアネットワーク(wireless personal area network、WPAN)を確立し得る。更に別の一実施形態では、基地局114b及びWTRU102c、102dは、セルラベースのRAT(例えば、WCDMA、CDMA2000、GSM、LTE、LTE-A、LTE-A Pro、NRなど)を利用して、ピコセル又はフェムトセルを確立し得る。図1Aに示すように、基地局114bは、インターネット110への直接接続を有し得る。したがって、基地局114bは、CN106/115を介してインターネット110にアクセスする必要がない場合がある。
RAN104/113は、CN106/115と通信し得、これは、音声、データ、アプリケーション、及び/又はボイスオーバインターネットプロトコル(voice over internet protocol、VoIP)サービスをWTRU102a、102b、102c、102dのうちの1つ以上に提供するように構成された、任意のタイプのネットワークであり得る。データは、例えば、異なるスループット要件、待ち時間要件、エラー許容要件、信頼性要件、データスループット要件、モビリティ要件などの、様々なサービス品質(quality of service、QoS)要件を有し得る。CN106/115は、呼制御、支払い請求サービス、移動体位置ベースのサービス、プリペイド呼、インターネット接続性、ビデオ配信などを提供し、かつ/又はユーザ認証などの高レベルセキュリティ機能を実行し得る。図1Aには示されていないが、RAN104/113及び/又はCN106/115は、RAN104/113と同じRAT又は異なるRATを採用する他のRANと、直接又は間接的に通信し得ることが理解されよう。例えば、NR無線技術を利用し得るRAN104/113に接続されていることに加えて、CN106/115はまた、GSM、UMTS、CDMA2000、WiMAX、E-UTRA、又はWiFi無線技術を採用して別のRAN(図示せず)と通信し得る。
CN106/115はまた、PSTN108、インターネット110、及び/又は他のネットワーク112にアクセスするために、WTRU102a、102b、102c、102dのためのゲートウェイとしての機能を果たし得る。PSTN108は、基本電話サービス(plain old telephone service、POTS)を提供する公衆交換電話網を含み得る。インターネット110は、相互接続されたコンピュータネットワーク及びデバイスのグローバルシステムを含み得るが、これらのネットワーク及びデバイスは、送信制御プロトコル(transmission control protocol、TCP)、ユーザデータグラムプロトコル(user datagram protocol、UDP)、及び/又はTCP/IPインターネットプロトコルスイートのインターネットプロトコル(internet protocol、IP)などの、共通通信プロトコルを使用する。ネットワーク112は、他のサービスプロバイダによって所有及び/又は運営される、有線及び/又は無線通信ネットワークを含み得る。例えば、ネットワーク112は、RAN104/113と同じRAT又は異なるRATを採用し得る、1つ以上のRANに接続された別のCNを含み得る。
通信システム100におけるWTRU102a、102b、102c、102dのいくつか又は全ては、マルチモード能力を含み得る(例えば、WTRU102a、102b、102c、102dは、異なる無線リンクを介して異なる無線ネットワークと通信するための複数のトランシーバを含み得る)。例えば、図1Aに示されるWTRU102cは、セルラベースの無線技術を用い得る基地局114a、及びIEEE802無線技術を用い得る基地局114bと通信するように構成され得る。
図1Bは、例示的なWTRU102を示すシステム図である。図1Bに示すように、WTRU102は、とりわけ、プロセッサ118、トランシーバ120、送信/受信要素122、スピーカ/マイクロフォン124、キーパッド126、ディスプレイ/タッチパッド128、非リムーバブルメモリ130、リムーバブルメモリ132、電源134、全地球測位システム(global positioning system、GPS)チップセット136、及び/又は他の周辺機器138を含み得る。WTRU102は、一実施形態との一貫性を有したまま、前述の要素の任意の部分的組み合わせを含み得ることが理解されよう。
プロセッサ118は、汎用プロセッサ、専用プロセッサ、従来のプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(digital signal processor、DSP)、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと関連付けられた1つ以上のマイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit、ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array、FPGA)回路、任意の他のタイプの集積回路(integrated circuit、IC)、状態機械などであり得る。プロセッサ118は、信号コーディング、データ処理、電力制御、入力/出力処理、及び/又はWTRU102が無線環境で動作することを可能にする任意の他の機能性を実行し得る。プロセッサ118は、送信/受信要素122に結合され得るトランシーバ120に結合され得る。図1Bは、プロセッサ118及びトランシーバ120を別個のコンポーネントとして示すが、プロセッサ118及びトランシーバ120は、電子パッケージ又はチップにおいて一緒に統合され得るということが理解されよう。
送信/受信要素122は、エアインターフェース116を介して基地局(例えば、基地局114a)に信号を送信するか又は基地局(例えば、基地局114a)から信号を受信するように構成され得る。例えば、一実施形態では、送信/受信要素122は、RF信号を送信及び/又は受信するように構成されたアンテナであり得る。一実施形態では、送信/受信要素122は、例えば、IR、UV又は可視光信号を送信及び/又は受信するように構成されたエミッタ/検出器であり得る。更に別の実施形態では、送信/受信要素122は、RF信号及び光信号の両方を送信及び/又は受信するように構成され得る。送信/受信要素122は、無線信号の任意の組み合わせを送信及び/又は受信するように構成され得るということが理解されよう。
送信/受信要素122は、単一の要素として図1Bに示されているが、WTRU102は、任意の数の送信/受信要素122を含み得る。より具体的には、WTRU102は、MIMO技術を用い得る。したがって、一実施形態では、WTRU102は、エアインターフェース116を介して無線信号を送受信するための2つ以上の送信/受信要素122(例えば、複数のアンテナ)を含み得る。
トランシーバ120は、送信/受信要素122によって送信される信号を変調し、送信/受信要素122によって受信される信号を復調するように構成され得る。上記のように、WTRU102は、マルチモード能力を有し得る。したがって、トランシーバ120は、例えばNR及びIEEE802.11などの複数のRATを介してWTRU102が通信することを可能にするための複数のトランシーバを含み得る。
WTRU102のプロセッサ118は、スピーカ/マイクロフォン124、キーパッド126、及び/又はディスプレイ/タッチパッド128(例えば、液晶ディスプレイ(liquid crystal display、LCD)表示ユニット若しくは有機発光ダイオード(organic light-emitting diode、OLED)表示ユニット)に結合され得、これらからユーザが入力したデータを受信し得る。プロセッサ118はまた、ユーザデータをスピーカ/マイクロフォン124、キーパッド126、及び/又はディスプレイ/タッチパッド128に出力し得る。更に、プロセッサ118は、非リムーバブルメモリ130及び/又はリムーバブルメモリ132などの任意のタイプの好適なメモリから情報にアクセスし、メモリにデータを記憶し得る。非リムーバブルメモリ130は、ランダムアクセスメモリ(random-access memory、RAM)、読み取り専用メモリ(read-only memory、ROM)、ハードディスク又は任意の他のタイプのメモリ記憶デバイスを含み得る。リムーバブルメモリ132は、加入者識別モジュール(subscriber identity module、SIM)カード、メモリスティック、セキュアデジタル(secure digital、SD)メモリカードなどを含み得る。他の実施形態では、プロセッサ118は、サーバ又はホームコンピュータ(図示せず)上など、WTRU102上に物理的に配置されていないメモリの情報にアクセスし、かつメモリにデータを記憶し得る。
プロセッサ118は、電源134から電力を受信し得るが、WTRU102における他の構成要素に電力を分配し、かつ/又は制御するように構成され得る。電源134は、WTRU102に電力を供給するための任意の好適なデバイスであり得る。例えば、電源134は、1つ以上の乾電池(例えば、ニッケルカドミウム(nickel-cadmium、NiCd)、ニッケル亜鉛(nickel-zinc、NiZn)、ニッケル金属水素化物(nickel metal hydride、NiMH)、リチウムイオン(lithium-ion、Li-ion)など)、太陽電池、燃料電池などを含み得る。
プロセッサ118はまた、GPSチップセット136に結合され得、これは、WTRU102の現在の場所に関する場所情報(例えば、経度及び緯度)を提供するように構成され得る。GPSチップセット136からの情報に加えて又はその代わりに、WTRU102は、基地局(例えば、基地局114a、114b)からエアインターフェース116を介して場所情報を受信し、かつ/又は2つ以上の近くの基地局から受信されている信号のタイミングに基づいて、その場所を判定し得る。WTRU102は、一実施形態との一貫性を有したまま、任意の好適な位置判定方法によって位置情報を取得し得るということが理解されよう。
プロセッサ118は、他の周辺機器138に更に結合され得、他の周辺機器138には、追加の特徴、機能、及び/又は有線若しくは無線接続を提供する1つ以上のソフトウェア及び/又はハードウェアモジュールが含まれ得る。例えば、周辺機器138には、加速度計、電子コンパス、衛星トランシーバ、(写真及び/又はビデオのための)デジタルカメラ、ユニバーサルシリアルバス(universal serial bus、USB)ポート、振動デバイス、テレビジョントランシーバ、ハンズフリーヘッドセット、Bluetooth(登録商標)モジュール、周波数変調(frequency modulated、FM)無線ユニット、デジタル音楽プレーヤ、メディアプレーヤ、ビデオゲームプレーヤモジュール、インターネットブラウザ、仮想現実及び/又は拡張現実(Virtual Reality/Augmented Reality、VR/AR)デバイス、アクティビティトラッカなどが含まれ得る。周辺機器138は、1つ以上のセンサを含み得、センサは、ジャイロスコープ、加速度計、ホール効果センサ、磁力計、方位センサ、近接センサ、温度センサ、時間センサ、ジオロケーションセンサ、高度計、光センサ、タッチセンサ、磁力計、気圧計、ジェスチャセンサ、生体認証センサ、及び/又は湿度センサのうちの1つ以上であり得る。
WTRU102は、(例えば、UL(例えば、送信用)及びダウンリンク(例えば、受信用)の両方のための特定のサブフレームと関連付けられた)信号のいくつか又は全ての送信及び受信が並列及び/又は同時であり得る、全二重無線機を含み得る。全二重無線機は、ハードウェア(例えば、チョーク)又はプロセッサを介した信号処理(例えば、別個のプロセッサ(図示せず)又はプロセッサ118を介して)を介して自己干渉を低減し、かつ又は実質的に排除するための干渉管理ユニットを含み得る。一実施形態では、WRTU102は、(例えば、UL(例えば、送信用)又はダウンリンク(例えば、受信用)のいずれかのための特定のサブフレームと関連付けられた)信号のうちのいくつか又は全てのうちのどれかの送信及び受信のための半二重無線機を含み得る。
図1Cは、一実施形態によるRAN104及びCN106を図示するシステム図である。上記のように、RAN104は、E-UTRA無線技術を用いて、エアインターフェース116を介してWTRU102a、102b、102cと通信し得る。RAN104はまた、CN106と通信し得る。
RAN104は、eNode-B160a、160b、160cを含み得るが、RAN104は、一実施形態との一貫性を有しながら、任意の数のeNode-Bを含み得るということが理解されよう。eNode-B160a、160b、160cは各々、エアインターフェース116を介してWTRU102a、102b、102cと通信するための1つ以上のトランシーバを含み得る。一実施形態では、eNode-B160a、160b、160cは、MIMO技術を実装し得る。したがって、eNode-B160aは、例えば、複数のアンテナを使用して、WTRU102aに無線信号を送信し、かつ/又はWTRU102aから無線信号を受信し得る。
eNode-B160a、160b、160cの各々は、特定のセル(図示せず)と関連付けられ得、UL及び/又はDLにおいて、無線リソース管理決定、ハンドオーバ決定、ユーザのスケジューリングなどを処理するように構成され得る。図1Cに示すように、eNode-B160a、160b、160cは、X2インターフェースを介して互いに通信し得る。
図1Cに示されるCN106は、モビリティ管理エンティティ(mobility management entity、MME)162、サービングゲートウェイ(serving gateway、SGW)164、及びパケットデータネットワーク(packet data network、PDN)ゲートウェイ(又はPGW)166を含み得る。前述の要素の各々は、CN106の一部として示されているが、これらの要素のいずれも、CNオペレータ以外のエンティティによって所有及び/又は操作され得ることが理解されよう。
MME162は、S1インターフェースを介して、RAN104内のeNode-B160a、160b及び160cの各々に接続され得、制御ノードとして機能し得る。例えば、MME162は、WTRU102a、102b、102cのユーザを認証すること、ベアラのアクティブ化/非アクティブ化、WTRU102a、102b、102cの初期アタッチ中に特定のサービス中のゲートウェイを選択すること、などの役割を果たし得る。MME162は、RAN104と、GSM及び/又はWCDMAなどの他の無線技術を採用する他のRAN(図示せず)との間で切り替えるための制御プレーン機能を提供し得る。
SGW164は、S1インターフェースを介してRAN104におけるeNode-B160a、160b、160cの各々に接続され得る。SGW164は、概して、ユーザデータパケットをWTRU102a、102b、102cに/からルーティングし、転送し得る。SGW164は、eNode-B間ハンドオーバ中にユーザプレーンをアンカする機能、DLデータがWTRU102a、102b、102cに利用可能であるときにページングをトリガする機能、WTRU102a、102b、102cのコンテキストを管理及び記憶する機能などの、他の機能を実行し得る。
SGW164は、PGW166に接続され得、PGW166は、WTRU102a、102b、102cとIP対応デバイスとの間の通信を容易にするために、インターネット110などのパケット交換ネットワークへのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供し得る。
CN106は、他のネットワークとの通信を容易にし得る。例えば、CN106は、WTRU102a、102b、102cと従来の地上回線通信デバイスとの間の通信を容易にするために、PSTN108などの回路交換ネットワークへのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供し得る。例えば、CN106は、CN106とPSTN108との間のインターフェースとして機能するIPゲートウェイ(例えば、IPマルチメディアサブシステム(IMS)サーバ)を含むか、又はそれと通信し得る。更に、CN106は、他のサービスプロバイダによって所有及び/又は運営される他の有線及び/又は無線ネットワークを含み得る他のネットワーク112へのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供し得る。
WTRUは、無線端末として図1A~図1Dに記載されているが、特定の代表的な実施形態では、そのような端末は、通信ネットワークとの(例えば、一時的又は永久的に)有線通信インターフェースを使用し得ることが企図される。
代表的な実施形態では、他のネットワーク112は、WLANであり得る。
インフラストラクチャ基本サービスセット(Basic Service Set、BSS)モードのWLANは、BSSのアクセスポイント(AP)及びAPと関連付けられた1つ以上のステーション(station、STA)を有し得る。APは、配信システム(Distribution System、DS)若しくはBSSに入る、かつ/又はBSSから出るトラフィックを搬送する別のタイプの有線/無線ネットワークへのアクセス又はインターフェースを有し得る。BSS外から生じる、STAへのトラフィックは、APを通って到達し得、STAに配信され得る。STAからBSS外の宛先への生じるトラフィックは、APに送信されて、それぞれの宛先に送信され得る。BSS内のSTAどうしの間のトラフィックは、例えば、APを介して送信され得、ソースSTAは、APにトラフィックを送信し得、APは、トラフィックを宛先STAに配信し得。BSS内のSTA間のトラフィックは、ピアツーピアトラフィックとして見なされ、かつ/又は参照され得る。ピアツーピアトラフィックは、ソースSTAと宛先STAとの間で(例えば、それらの間で直接的に)、直接リンクセットアップ(direct link setup、DLS)で送信され得る。特定の代表的な実施形態では、DLSは、802.11e DLS又は802.11zトンネル化DLS(tunneled DLS、TDLS)を使用し得る。独立BSS(Independent BSS、IBSS)モードを使用するWLANは、APを有さない場合があり、IBSS内又はそれを使用するSTAどうし(例えば、STAの全部)は互いに直接通信し得る。通信のIBSSモードは、本明細書では、「アドホック」通信モードと称され得る。
802.11acインフラストラクチャ動作モード又は同様の動作モードを使用するときに、APは、プライマリチャネルなどの固定チャネル上にビーコンを送信し得る。一次チャネルは、固定幅(例えば、20MHz幅の帯域幅)又はシグナリングを介して動的に設定される幅であり得る。プライマリチャネルは、BSSの動作チャネルであり得、APとの接続を確立するためにSTAによって使用され得る。いくつかの代表的な実施形態では、例えば、802.11システムにおいて、衝突回避を備えたキャリア感知多重アクセス(Carrier Sense Multiple Access/Collision Avoidance、CSMA/CA)が実装され得る。CSMA/CAの場合、APを含むSTA(例えば、全てのSTA)は、プライマリチャネルを感知し得る。プライマリチャネルが特定のSTAによってビジーであると感知され/検出され、かつ/又は判定される場合、特定のSTAはバックオフされ得る。1つのSTA(例えば、1つのステーションのみ)は、所与のBSSにおいて、任意の所与の時間に送信し得る。
高スループット(High Throughput、HT)STAは、通信のための40MHz幅のチャネルを使用し得るが、この40MHz幅のチャネルは、例えば、プライマリ20MHzチャネルと、隣接又は非隣接の20MHzチャネルとの組み合わせを介して形成され得る。
非常に高いスループット(Very High Throughput、VHT)のSTAは、20MHz、40MHz、80MHz、及び/又は160MHz幅のチャネルをサポートし得る。上記の40MHz及び/又は80MHz幅のチャネルは、連続する20MHzチャネルどうしを組み合わせることによって形成され得る。160MHzチャネルは、8つの連続する20MHzチャネルを組み合わせることによって、又は80+80構成と称され得る2つの連続していない80MHzチャネルを組み合わせることによって、形成され得る。80+80構成の場合、チャネル符号化後、データは、データを2つのストリームに分割し得るセグメントパーサを通過し得る。逆高速フーリエ変換(Inverse Fast Fourier Transform、IFFT)処理及び時間ドメイン処理は、各ストリームで別々に行われ得る。ストリームは、2つの80MHzチャネルにマッピングされ得、データは、送信STAによって送信され得る。受信STAの受信機では、80+80構成に対する上記で説明される動作を逆にされ得、組み合わされたデータを媒体アクセス制御(Medium Access Control、MAC)に送信し得る。
サブ1GHzの動作モードは、802.11af及び802.11ahによってサポートされる。チャネル動作帯域幅及びキャリアは、802.11n及び802.11acで使用されるものと比較して、802.11af及び802.11ahでは低減される。802.11afは、TVホワイトスペース(TV White Space、TVWS)スペクトルにおいて、5MHz、10MHz及び20MHz帯域幅をサポートし、802.11ahは、非TVWSスペクトルを使用して、1MHz、2MHz、4MHz、8MHz、及び16MHz帯域幅をサポートする。代表的な実施形態によれば、802.11ahは、マクロカバレッジエリア内のMTCデバイスなど、メータタイプの制御/マシンタイプ通信をサポートし得る。MTCデバイスは、例えば、特定の、かつ/又は限定された帯域幅のためのサポート(例えば、そのためのみのサポート)を含む、限定された能力を有し得る。MTCデバイスは、(例えば、非常に長いバッテリ寿命を維持するために)閾値を超えるバッテリ寿命を有するバッテリを含み得る。
複数のチャネル、並びに802.11n、802.11ac、802.11af、及び802.11ahなどのチャネル帯域幅をサポートし得るWLANシステムは、プライマリチャネルとして指定され得るチャネルを含む。プライマリチャネルは、BSSにおける全てのSTAによってサポートされる最大共通動作帯域幅に等しい帯域幅を有し得る。プライマリチャネルの帯域幅は、最小帯域幅動作モードをサポートするBSSで動作する全てのSTAの中から、STAによって設定され、かつ/又は制限され得る。802.11ahの例では、プライマリチャネルは、AP及びBSSにおける他のSTAが2MHz、4MHz、8MHz、16MHz、及び/又は他のチャネル帯域幅動作モードをサポートする場合であっても、1MHzモードをサポートする(例えば、それのみをサポートする)STA(例えば、MTCタイプデバイス)に対して1MHz幅であり得る。キャリア感知及び/又はネットワーク配分ベクトル(Network Allocation Vector、NAV)設定は、プライマリチャネルの状態に依存し得る。例えば、APに送信する(1MHz動作モードのみをサポートする)STAに起因して一次チャネルがビジーである場合、周波数帯域の大部分がアイドルのままであり、利用可能であり得るとしても、利用可能な周波数帯域全体がビジーであると見なされ得る。
米国では、802.11ahにより使用され得る利用可能な周波数帯域は、902MHz~928MHzである。韓国では、利用可能な周波数帯域は917.5MHz~923.5MHzである。日本では、利用可能な周波数帯域は916.5MHz~927.5MHzである。802.11ahに利用可能な総帯域幅は、国のコードに応じて6MHz~26MHzである。
図1Dは、一実施形態によるRAN113及びCN115を示すシステム図である。上記のように、RAN113は、NR無線技術を用いて、エアインターフェース116を介してWTRU102a、102b、102cと通信し得る。RAN113はまた、CN115と通信し得る。
RAN113は、gNB180a、180b、180cを含み得るが、RAN113は、一実施形態との一貫性を有しながら、任意の数のgNBを含み得ることが理解されよう。gNB180a、180b、180cは各々、エアインターフェース116を介してWTRU102a、102b、102cと通信するための1つ以上のトランシーバを含み得る。一実施形態では、gNB180a、180b、180cは、MIMO技術を実装し得る。例えば、gNB180a、108bは、ビームフォーミングを利用して、gNB180a、180b、180cに信号を送信及び/又は受信し得る。したがって、gNB180aは、例えば、複数のアンテナを使用して、WTRU102aに無線信号を送信し、かつ/又はWTRU102aから無線信号を受信し得る。一実施形態では、gNB180a、180b、180cは、キャリアアグリゲーション技術を実装し得る。例えば、gNB180aは、複数のコンポーネントキャリアをWTRU102a(図示せず)に送信し得る。これらのコンポーネントキャリアのサブセットは、未認可スペクトル上にあり得、残りのコンポーネントキャリアは、認可スペクトル上にあり得る。一実施形態では、gNB180a、180b、180cは、多地点協調(Coordinated Multi-Point、CoMP)技術を実装し得る。例えば、WTRU102aは、gNB180a及びgNB180b(及び/又はgNB180c)からの協調送信を受信し得る。
WTRU102a、102b、102cは、拡張可能なヌメロロジと関連付けられた送信を使用して、gNB180a、180b、180cと通信し得る。例えば、OFDMシンボル間隔及び/又はOFDMサブキャリア間隔は、無線送信スペクトルの異なる送信、異なるセル、及び/又は異なる部分に対して変化し得る。WTRU102a、102b、102cは、(例えば、様々な数のOFDMシンボルを含む、かつ/又は様々な長さの絶対時間が持続する)様々な又はスケーラブルな長さのサブフレーム又は送信時間間隔(transmission time interval、TTI)を使用して、gNB180a、180b、180cと通信し得る。
gNB180a、180b、180cは、スタンドアロン構成及び/又は非スタンドアロン構成でWTRU102a、102b、102cと通信するように構成され得る。スタンドアロン構成では、WTRU102a、102b、102cは、他のRAN(例えば、eNode-B160a、160b、160cなど)にアクセスすることなく、gNB180a、180b、180cと通信し得る。スタンドアロン構成では、WTRU102a、102b、102cは、モビリティアンカポイントとしてgNB180a、180b、180cのうちの1つ以上を利用し得る。スタンドアロン構成では、WTRU102a、102b、102cは、未認可バンドにおける信号を使用して、gNB180a、180b、180cと通信し得る。非スタンドアロン構成では、WTRU102a、102b、102cは、gNB180a、180b、180cと通信し、これらに接続する一方で、eNode-B160a、160b、160cなどの別のRANとも通信し、これらに接続し得る。例えば、WTRU102a、102b、102cは、1つ以上のgNB180a、180b、180c及び1つ以上のeNode-B160a、160b、160cと実質的に同時に通信するためのDC原理を実装し得る。非スタンドアロン構成では、eNode-B160a、160b、160cは、WTRU102a、102b、102cのモビリティアンカとして機能し得るが、gNB180a、180b、180cは、WTRU102a、102b、102cをサービスするための追加のカバレッジ及び/又はスループットを提供し得る。
gNB180a、180b、180cの各々は、特定のセル(図示せず)と関連付けられ得、無線リソース管理決定、ハンドオーバ決定、UL及び/又はDLにおけるユーザのスケジューリング、ネットワークスライシングのサポート、デュアルコネクティビティ、NRとE-UTRAとの間のインターワーキング、ユーザプレーン機能(User Plane Function、UPF)184a、184bへのユーザプレーンデータのルーティング、アクセス及びモビリティ管理機能(Access and Mobility Management Function、AMF)182a、182bへの制御プレーン情報のルーティングなどを処理するように構成され得る。図1Dに示すように、gNB180a、180b、180cは、Xnインターフェースを介して互いに通信し得る。
図1Dに示されるCN115は、少なくとも1つのAMF182a、182b、少なくとも1つのUPF184a、184b、少なくとも1つのセッション管理機能(Session Management Function、SMF)183a、183b及び場合によってはデータネットワーク(Data Network、DN)185a、185bを含み得る。前述の要素の各々は、CN115の一部として示されているが、これらの要素のいずれも、CNオペレータ以外のエンティティによって所有及び/又は操作され得ることが理解されよう。
AMF182a、182bは、N2インターフェースを介してRAN113におけるgNB180a、180b、180cのうちの1つ以上に接続され得、制御ノードとして機能し得る。例えば、AMF182a、182bは、WTRU102a、102b、102cのユーザの認証、ネットワークスライシングのサポート(例えば、異なる要件を有する異なるPDUセッションの処理)、特定のSMF183a、183bの選択、登録エリアの管理、NASシグナリングの終了、モビリティ管理などの役割を果たすことができる。ネットワークスライスは、WTRU102a、102b、102cを利用しているサービスのタイプに基づいて、WTRU102a、102b、102cのCNサポートをカスタマイズするために、AMF182a、182bによって使用され得る。例えば、異なるネットワークスライスは、高信頼低遅延(ultra-reliable low latency、URLLC)アクセスに依存するサービス、高速大容量(enhanced massive mobile broadband、eMBB)アクセスに依存するサービス、マシンタイプ通信(machine type communication、MTC)アクセスのためのサービス、及び/又は同様のものなどの異なる使用事例のために確立され得る。AMF162は、RAN113と、LTE、LTE-A、LTE-A Pro、及び/又はWiFiなどの非3GPPアクセス技術などの他の無線技術を採用する他のRAN(図示せず)との間で切り替えるための制御プレーン機能を提供し得る。
SMF183a、183bは、N11インターフェースを介して、CN115におけるAMF182a、182bに接続され得る。SMF183a、183bはまた、N4インターフェースを介して、CN115におけるUPF184a、184bに接続され得る。SMF183a、183bは、UPF184a、184bを選択及び制御し、UPF184a、184bを通るトラフィックのルーティングを構成し得る。SMF183a、183bは、UE IPアドレスを管理して割り当てること、PDUセッションを管理すること、ポリシー執行及びQoSを制御すること、ダウンリンクデータ通知を提供することなど、他の機能を実施し得る。PDUセッションタイプは、IPベース、非IPベース、イーサネットベースなどであり得る。
UPF184a、184bは、N3インターフェースを介して、RAN113におけるgNB180a、180b、180cのうちの1つ以上に接続され得、これは、WTRU102a、102b、102cとIP対応デバイスとの間の通信を容易にするために、インターネット110などのパケット交換ネットワークへのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供し得る。UPF184、184bは、パケットをルーティングして転送すること、ユーザプレーンポリシーを執行すること、マルチホームPDUセッションをサポートすること、ユーザプレーンQoSを処理すること、ダウンリンクパケットをバッファすること、モビリティアンカリングを提供することなど、他の機能を実施し得る。
CN115は、他のネットワークとの通信を容易にし得る。例えば、CN115は、CN115とPSTN108との間のインターフェースとして機能するIPゲートウェイ(例えば、IPマルチメディアサブシステム(IMS)サーバ)を含むか、又はそれと通信し得る。更に、CN115は、他のサービスプロバイダによって所有及び/又は運営される他の有線及び/又は無線ネットワークを含み得る他のネットワーク112へのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供し得る。一実施形態では、WTRU102a、102b、102cは、UPF184a、184bへのN3インターフェース、及びUPF184a、184bとDN185a、185bとの間のN6インターフェースを介して、UPF184a、184bを通じてローカルデータネットワーク(local Data Network、DN)185a、185bに接続され得る。
図1A~図1D、及び図1A~図1Dの対応する説明から見て、WTRU102a~d、基地局114a~b、eNode-B160a~c、MME162、SGW164、PGW166、gNB180a~c、AMF182a~b、UPF184a~b、SMF183a~b、DN185a~b、及び/又は本明細書に記載される任意の他のデバイスのうちの1つ以上に関する、本明細書に記載される機能のうちの1つ以上又は全ては、1つ以上のエミュレーションデバイス(図示せず)によって実施され得る。エミュレーションデバイスは、本明細書に説明される機能の1つ以上又は全てをエミュレートするように構成された1つ以上のデバイスであり得る。例えば、エミュレーションデバイスを使用して、他のデバイスを試験し、かつ/又はネットワーク及び/若しくはWTRU機能をシミュレートし得る。
エミュレーションデバイスは、ラボ環境及び/又はオペレータネットワーク環境における他のデバイスの1つ以上の試験を実装するように設計され得る。例えば、1つ以上のエミュレーションデバイスは、通信ネットワーク内の他のデバイスを試験するために、有線及び/又は無線通信ネットワークの一部として完全に若しくは部分的に実装され、かつ/又は展開されている間、1つ以上若しくは全ての機能を実行し得る。1つ以上のエミュレーションデバイスは、有線及び/又は無線通信ネットワークの一部として一時的に実装/展開されている間、1つ以上若しくは全ての機能を実行し得る。エミュレーションデバイスは、試験を目的として別のデバイスに直接結合され得、かつ/又は地上波無線通信を使用して試験を実行し得る。
1つ以上のエミュレーションデバイスは、有線及び/又は無線通信ネットワークの一部として実装/展開されていない間、全てを含む1つ以上の機能を実行し得る。例えば、エミュレーションデバイスは、1つ以上のコンポーネントの試験を実装するために、試験実験室での試験シナリオ、並びに/又は展開されていない(例えば、試験用の)有線及び/若しくは無線通信ネットワークにおいて利用され得る。1つ以上のエミュレーションデバイスは、試験機器であり得る。RF回路(例えば、1つ以上のアンテナを含み得る)を介した直接RF結合及び/又は無線通信は、データを送信及び/又は受信するように、エミュレーションデバイスによって使用され得る。
(詳細な説明)
導入-DNS
ヘッダ、質問、回答、権限、及び追加のRRのためのセクションを含むメッセージ構造を有するDNS通信を考慮して、DNSプロトコルは、2つの(例えば、メイン)部分、すなわち、(1)特定の名称に対して照会するための照会/応答プロトコル、及び(2)ネームサーバがデータベースレコードを交換するためのプロトコルから構成されると考えられ得る。
3GPPネットワークなどの無線ネットワークのエッジ上の/エッジにおけるアプリケーションは、アプリケーション(例えば、エッジ非認識アプリケーション)に影響を与えることなく、エッジを認識していないWTRU上に、及びWTRU上の/エッジを認識するアプリケーションへの影響を最小限に抑えて、配備され得る(例えば、配備されるべきであり、配備される必要がある)。
図2は、エッジアプリケーションを可能にするための3GPPアーキテクチャアーキテクチャを示す図である。
図2及び本明細書の以下の開示を参照すると、エッジアプリケーションを可能にするためのアーキテクチャは、3GPPによって記載されるとおりであり得る。エッジアプリケーションを可能にするためのアーキテクチャ200は、アプリケーションクライアント202及びエッジイネーブラクライアント203のいずれかを含む、WTRU201を含み得る。更に、アーキテクチャ200は、3GPPネットワーク204、エッジアプリケーションサーバ206及びエッジイネーブラサーバ207のいずれかを含むエッジデータネットワーク205、並びにエッジデータネットワーク構成サーバ208のいずれかを含むことができる。エッジイネーブラサーバ207は、エッジアプリケーションサーバ206がエッジデータネットワーク205内で実行するために必要な機能を提供する。そのような機能は、サーバ206と通信するために必要な任意の構成情報を提供することと共に、エッジアプリケーションサーバ206に関する情報をエッジイネーブラクライアント203に提供することを含む。エッジイネーブラクライアント203は、WTRU上で動作するアプリケーションクライアント202の機能を提供して、エッジアプリケーションサーバ206を利用する。すなわち、エッジイネーブラクライアント203は、エッジイネーブラサーバ207と通信して、エッジアプリケーションサーバ206に関する情報を発見及び検索する。
エッジイネーブラクライアント203とエッジイネーブラサーバ207との間のEDGE-1基準ポイントは、エッジネットワーク管理システムへのデバイス(例えば、WTRU、BS、ノード、サーバなど)のためのエントリポイントである。例えば、3GPPによって提案されているように、サーバ207などのエッジイネーブラサーバを見つける(例えば、従来の)機構は、事前構成とDNSとの組み合わせを使用している。すなわち、3GPPは、サービスプロバイダが、サーバ208などのグローバル/領域エッジデータネットワーク構成サーバを配備し、クライアント203などのエッジイネーブラクライアントがエッジイネーブラサーバとの接続を確立するための情報を要求することを提案する。エッジイネーブラクライアント(例えば、クライアント203)は、エッジデータネットワーク構成サーバ(例えば、サーバ208)のアドレス/URIを用いて構成されている(例えば、構成されていなければならない)。そのようなアドレス/URIは、WTRU内で事前に構成されているか、又はサービングネットワークドメイン名から導出された事前定義された値である。
図3は、ETSI-MEC参照アーキテクチャ(例えば、フレームワーク)を示す図である。
図3を参照すると、マルチアクセスエッジシステム300などのETSI MECフレームワークは、ネットワークエッジ内又はその近くに位置する仮想化インフラストラクチャ上で実行されるソフトウェアのみのエンティティとしてのMECアプリケーション301の実装を可能にする。ETSI MECは、MECシステムの機能要素及び機能要素間の参照ポイントを識別する参照アーキテクチャを定義する。マルチアクセスエッジシステム300は、オペレータネットワーク又はオペレータネットワークのサブセット内でMECアプリケーションを実行するためのMECホスト及びMEC管理(例えば、必須)を含む。MEC管理は、MECシステムレベル管理及びMECホストレベル管理を含む。MECシステムレベルの管理は、(例えば、完全)MECシステムの概要を有する(例えば、コア)コンポーネントとしてのマルチアクセスエッジオーケストレータ(MEO)302を含む。そのような概要は、例えば、ネットワークトポロジ、配置されたMECホスト、並びに利用可能なリソース及びサービスを含むことができる。MEO302は、アプリケーションのオンボーディング、配置、インスタンス化、終了、及び再配置を担当する。
運用支援システム(OSS)303は、オペレータのOSSである(例えば、を指す)。OSS303は、アプリケーション動作の要求(例えば、インスタンス化、終了、及び再配置)を受信し、その要求を承認するか否かを決定する。許可された要求は、更なる処理のためにMEO302に転送される。ユーザアプリケーション301は、デバイスアプリケーションを介したユーザの要求に応答してMECシステム300内でインスタンス化されるMECアプリケーションである。ユーザアプリケーションライフサイクル管理プロキシ(UALCMP)は、デバイスアプリケーションがユーザアプリケーションのオンボーディング、インスタンス化、終了、及び再配置を要求することを可能にし、デバイスアプリケーションがユーザアプリケーションの状態について通知されることを可能にする。UALCMPは、デバイス内のデバイスアプリケーション(例えば、WTRU、インターネット接続性を備えたラップトップ、タブレットなど)からの要求を許可し、これらの要求の更なる処理のためにOSS及びMEOと相互作用する。デバイスアプリケーションとUALCMPとの間のMx2基準ポイントは、エッジネットワーク管理システムへのデバイスのエントリポイントである。更にまた、ETSI MECは、UALCMPを見つける方法を明示的に述べていない。しかしながら、UALCMPが周知のFQDNに存在すると(例えば、一般的に)仮定され、(例えば、3GPPと同様である)これは事前構成とDNSとの組み合わせに相当する。
例えばIPv4ネットワーキングの場合、DHCPは、デバイスがネットワークに参加し、ネットワーク内及びネットワークを越えて通信を開始することを可能にする。DHCPv6は、IPv6についての同等のプロトコルである。DHCP及びDHCPv6の双方は、プロトコルメッセージで追加のパラメータを搬送するためにオプションの使用を使用する。そのようなオプションは、クライアントからサーバへの方向及びサーバからクライアントへの方向の双方向で使用される。クライアントは、そのようなオプションを使用して、それ自体に関する情報、及びサーバから(例えば、クライアントによって)所望の構成パラメータの提案又はヒントを提供し得る。(例えば、DHCP、DHCPv6)サーバは、オプションを使用して、ネットワークに関する情報、及びクライアントの構成値を提供し得る。DHCP通知メッセージは、クライアントIPアドレスを割り当てることなくDHCPオプションの交換を可能にし、したがって、そのアドレスが他の手段を介して構成されるクライアントにDHCPオプション機構を拡張する。そのような特徴は、ステートレスアドレス自動構成(SLAAC)の代わりに、又はそれに加えてのいずれかで動作することができるDHCPv6で継続される。
DHCPを有する/使用する3GPPネットワークの場合、IPアドレスが割り当てられ、例えばプロトコルデータユニット(PDU)セッション確立中に、ネットワーク構成パラメータ(例えば、DNSサーバアドレス)がWTRUに提供される。そのような場合、WTRUは、例えばPDUセッション確立後に、NASシグナリングを介して、又はDHCPを介してIPアドレスを取得し得る(例えば、取得するためのオプションを有する)。更に、WTRUは、例えばIPv4及びIPv6の場合、NASシグナリングを介して、又はDHCPを介してネットワークパラメータを取得し得る(例えば、取得するためのオプションを有する、取得するように独立して決定される)。例えば、3GPPネットワーク(すなわち、及び/又は任意の同様の無線ネットワーク)の場合、DHCPベースのIPアドレス構成をサポートするために、セッション管理機能(SMF)は、WTRUに向かって(例えば、そのための)DHCPサーバとして機能する。
更に、そのような場合、IPアドレス及びネットワークパラメータを取得するために外部データネットワークが使用されることができ、そのような場合、SMFは、外部DHCPサーバに対してDHCPクライアントとして機能する。そのような場合、NASシグナリングが使用され得、PDUセッションメッセージのために定義された「拡張プロトコル構成オプション」が存在し、そのようなオプション定義は、PDPコンテキストメッセージのために定義された「プロトコル構成オプション」(PCO)を指し得る(例えば、参照する)。そのような場合、ローカルサーバ発見があってもよく、その例は、3GPP文書に従って記載されるようなIPマルチメディアサブシステム(IMS)インタワーキングモデルに含まれる。そのような場合、プロキシコールセッション制御機能(P-CSCF)サーバのアドレスは、DHCPオプション又はPDUセッションPCOのいずれかを介してWTRUに提供される。更に、3GPPネットワークのそのような場合、P-CSCF IPアドレスは、SMF内でローカルに構成されてもよく、又はネットワークリポジトリ機能(NRF)を使用して発見されてもよい。
エッジネットワーク管理サーバの発見
エッジコンピューティング環境では、エッジネットワークに参加し、エッジネットワークサービスを発見し利用しようと試みるエッジアウェアアプリケーション(例えば、デバイス)は、エッジネットワーク管理サーバを発見することができる(例えば、最初に発見しなければならない)。すなわち、エッジコンピューティング環境では、例えば、図2及び図3に示すアーキテクチャの場合、及び/又は3GPPアーキテクチャの場合、エッジイネーブラクライアントは、エッジイネーブラサーバ及び/又はエッジデータネットワーク構成サーバのアドレスを見つけなければならない。ETSI MECアーキテクチャの場合、デバイスアプリケーションは、UALCMPのアドレスを見つけなければならない。
エッジネットワークは、(例えば、定義によって)位置特定されており、トポロジ、機能、及び構成のいずれかに関して固有である。しかしながら、エッジコンピューティングは、多くのモバイルネットワークサービスプロバイダ、ケーブルプロバイダ、タワー会社、ニュートラルホスト、及びインフラストラクチャベンダープラットフォームにわたってグローバルに配備されることができる(例えば、配備されることが期待される)。そのような場合、エッジネットワーク管理サーバを発見するための従来の(例えば、現在の最先端技術)機構は、以下を必要とする(例えば、要求する):(1)ある程度の事前構成、及び(2)エッジネットワークにおいて確実に使用されることができないDNS。すなわち、DNSは、以下の理由のいずれかのために、確実に使用されることができない:(i)DNSキャッシングは、クライアントがエッジネットワークDNSサーバの一貫した使用を妨げる。(ii)フルDNS解決を強制するためにキャッシュをフラッシュすることは、非常に非効率的であり、低速である。及び(iii)ネットワークは、DNSエントリのためにTTL-ゼロを使用することをサポートしていない。
実施形態によれば、すなわち、エッジネットワーク管理サーバを発見するための上記の(例えば、従来の)機構を考慮して、例えば、事前構成がなく、及び/又はエッジネットワークとの以前の関連付けがない場合に、エッジ認識アプリケーション/デバイスがエッジネットワーク管理サーバをどのように発見及び位置特定するかを決定する必要がある。実施形態によれば、例えば、普遍的な適用性のために、(例えば、エッジネットワーク管理サーバの)発見のための機構(例えば、手順、特徴、操作、方法など)は、以下のいずれかを実行及び/又は満たし得る(例えば、すべきである、する必要がある、しなければならない):(1)アプリケーション/デバイス内の(例えば、特定の)エッジネットワークプロバイダとの事前構成又は事前関連付けのいずれも必要としない;(2)エッジ認識デバイスへの影響は最小限であり、エッジ非認識デバイスへの影響はない;(3)様々なサイズ及び複雑さのネットワークに適している;及び(4)複数のエッジネットワーク管理サーバ及び/又は複数のエッジネットワーク管理システムをサポートするために複数のアドレスを提供する。
複数のEECとのWTRUについてのECSプロビジョニング
上述した問題の場合に対して更に(例えば、それに加えて)、例えば、3GPP(例えば、エッジアプリケーションに関する3GPP文書を参照されたい)によって指定されたアーキテクチャ及び/又は機能の場合、そのようなものは、(例えば、5GC手順を介して)ECS構成情報の提供に対処し得る。しかしながら、そのような場合(例えば、3GPPによって指定されているように)、WTRU内で(例えば、それによって)2つ以上のEECがサポートされている場合にそのような対処方法は不明確であり、そのような場合、これらのEECは、1つ以上のアプリケーションクライアント(AC)に接続され得る。そのような場合、2つ以上のEEC及び2つ以上のACがWTRU内で/それによってサポートされているときにSMFがECS情報を正しいEECにどのように提供し得る/できるかを決定する必要があり得る。
実施形態によれば、DHCPは、エッジネットワーク管理サーバへの(例えば、それへのアクセス、それへのパス、そのためのインターフェース、アクセスなど)エントリポイントを発見するために使用され得る。実施形態によれば、エッジネットワーク管理(ENM)サーバのためのDHCPオプションは、上述した発見機構の(例えば、全ての)要件を満たし得、更に、以下に記載された利点のいずれかを提供し得る。実施形態によれば、利点は、ネットワークのサイズに関係なく、DHCPサーバが、例えばクライアントの場所(例えば、アタッチメントポイント)に基づいて、ENMサーバ候補に優先順位を付け、及び/又はフィルタリングし得ることであり得る。例えば、(a)DHCPサーバがアタッチメントポイントに位置特定されるか、又は(b)DHCPサーバが集中化され、必要な情報を提供することができるDHCPリレーエージェントが使用されるかのいずれかである。
実施形態によれば、(例えば、利点は、以下であり得る)エッジネットワークサービスの要件及び/又は利用可能性のいずれかに関連付けられた情報は、DHCPクライアントとサーバとの間で通信(例えば、シグナリング、送信、送られるなど)され得る。実施形態によれば、そのような通信された要件は、例えば、ENMサーバ候補を更に優先順位付け/フィルタリングするために、クライアント又はサーバのいずれかによって使用され得る。実施形態によれば、エッジネットワークサービスの要件及び/又は利用可能性の変更がある場合、再発見がトリガされ得る。実施形態によれば、別の利点は、解決策(例えば、解決されたFQDN)がローカルに保持され、エッジネットワークレベルで(例えば、容易に)管理され得ることであり得る。実施形態によれば、例えば、多くのエッジネットワークに関連付けられた(例えば、またがる)情報を有する(例えば、含む、含有する、記憶するなど)グローバル及び/又は領域構成サーバは、必要ではない場合がある。
ENMサーバのクライアント発見
図4は、実施形態による、アドレス割り当てを有するENMサーバのクライアント発見を示す図である。
実施形態によれば、アドレス割り当てを有するENMサーバのクライアント発見は、図4を参照して以下に記載されるように実行されてもよい。実施形態によれば、(例えば、既存の)DHCPオプションであるパラメータ要求リストは、指定された構成パラメータの値を要求するためにクライアントによって使用され得、リストは、nオクテットとして指定され得、各オクテットは、有効なDHCPオプションコードである。実施形態によれば、IPアドレス割り当てのためにDHCPを使用し、ENMサーバを発見することを望むクライアントは、例えばDISCOVERメッセージ及び(例えば、その後の)REQUESTメッセージのいずれかにおいて、パラメータ要求リストに新たなENMサーバDHCPオプションのコードを追加することができる。実施形態によれば、(例えば、パラメータ要求リストに応答して)DHCPサーバは、OFFERメッセージ及びACKメッセージのいずれかに実際のENMサーバDHCPオプション(例えば、ENMサーバ情報を含む)を含み得る。
実施形態によれば、新たなENMサーバオプションが既存のDHCPメッセージに付加された、DHCPクライアントとサーバとの統合が図4に示されることができる。実施形態によれば、既存のDHCPメッセージに情報を付加するこのような規則は、この文書全体を通して使用され得る。実施形態によれば、新たなパラメータがメッセージフローに列挙され得、既存のパラメータは省略され得る。実施形態によれば、ENMサーバDHCPオプションのフォーマットは、例えば、DNS、NTP、及びSMTPサーバに使用される従来の(例えば、標準化された)フォーマットと同様であってもよく、以下のとおりであってもよい:
このオプションは、クライアントが利用可能なENMサーバを示すIPアドレスのリストを指定する。サーバは、優先順位順に列挙されるべきである。
このオプションについてのコードはXである。最小長は4であり、長さは4の倍数でなければならない。
Figure 2023521621000002
実施形態によれば、DCHPと同様に、DHCPv6のフォーマットは、以下のとおりであってもよい:
ENMサーバオプションは、クライアントが利用可能なENMサーバの1つ以上のIPv6アドレスのリストを提供する。ENMサーバは、クライアントが使用するのに好ましい順に列挙されている。
Figure 2023521621000003
図5は、実施形態による、IPアドレス割り当てを有しないENMサーバのクライアント発見を示す図である。
実施形態によれば、(例えば、同様のDHCPオプションと同様に)、DHCPサーバがENMサーバオプションコードを理解しない場合、DHCPサーバは、ENMサーバオプションを返さなくてもよい(例えば、返さないべきである)。実施形態によれば、DHCPサーバがENMサーバオプションコードを理解しているが、エッジネットワークではない(例えば、エッジネットワークとして機能していない)場合、DHCPは、ENMサーバの空のリストを返し得る。従来の(例えば、標準、現代、先行技術など)DHCPサーバは、管理プラットフォームを介して直接的又は間接的にのいずれかで、管理者によって手動で構成されることに留意されたい。実施形態によれば、ENMサーバアドレスを有するDHCPサーバの構成、及び本明細書で論じる任意の関連情報は、最新技術を使用して、それらが進化するにつれて行われることになり得る(例えば、期待される)。
実施形態によれば、図5を参照すると、他の手段によって構成されたIPアドレスを有するが、ENMサーバを発見することを望むクライアントは、ENMサーバDHCPオプションのためのコードを、例えばINFORMメッセージ内のパラメータ要求リストに追加し得る。実施形態によれば、DHCPサーバは、例えばACKメッセージにENMサーバDHCPオプションを(例えば、応答して)含め得る。
ENMサーバを優先順位付けするDHCPサーバ
実施形態によれば、DHCPサーバは、例えば、パフォーマンス尺度、オペレータ優先度、負荷分散などのいずれかに基づいて適切と思われる場合、ENMサーバリストに優先順位付けを(例えば、自由)適用し得る。実施形態によれば、上述したように、DHCPサーバは、例えば、ENMサーバDHCPオプションのリスト順序を使用して、クライアントに優先順位付けを通信し得る。実施形態によれば、DHCPリレーエージェント(例えば、使用されている)の場合、DHCPリレーエージェントは、自身がサービスを提供するサブネット上のIPアドレスを用いて構成され得る。実施形態によれば、DHCPリレーエージェントは、DHCPサーバに中継するメッセージにこのIPアドレスを追加し得る。実施形態によれば、DHCPサーバは、(例えば、中継されるメッセージ内にある)このフィールドを使用して、例えば、その応答をブロードキャストすべきか、それともユニキャストしてリレーエージェントに返すべきかを決定し得る。
実施形態によれば、DHCPサーバは、(例えば、更に)DHCPリレーエージェントアドレスを使用して、クライアントに送信される構成をカスタマイズし得る。例えば、複数のENMサーバが存在する場合、DHCPサーバは、クライアントへの近接度に基づいて優先順位付け(例えば、構成をカスタマイズ)し得る。実施形態によれば、例えば、(例えば、単一の)DHCPサーバによってサービスされるキャンパスネットワークの場合があり得る。そのような場合、ネットワークは、2つ(例えば、又はそれ以上、メイン)の接続ゾーン(例えば、エリア)を有し得、各接続ゾーンは、個別のDHCPリレーエージェントを有する。そのような場合、キャンパスネットワーク内でサービスを有効化する(例えば、エッジ、フォグなど)エッジネットワークプロバイダ(例えば、契約している)が存在し得る。例えば、そのような場合、エッジネットワークプロバイダP1及びP2は、キャンパスネットワーク全体にサービスを提供(例えば、有効化)することができるが、例えば、配備の制約により、P1のリソースの大部分は東ゾーンにあり、P2のリソースの大部分は西ゾーンにある。
実施形態によれば、そのような場合、DHCPサーバは、東ゾーンにアタッチするクライアントについてのP1 ENMサーバと、西ゾーンのクライアントについてのP2 ENMサーバとを優先させ得る。しかしながら、本開示はこれに限定されず、DHCPは、ENMサーバの場所の追加及び/又は置換において、様々な理由、要因、特性、要件などのいずれかのためにENMサーバに優先順位付けしてもよい。例えば、キャンパスネットワークの場合、P2によって提供されるそのようなサービスよりも高いQoSを有する西ゾーンにおいて(例えば、一定の)サービスがP1によって提供され、それに応じてDHCPサーバがENMサーバを優先し得る更なる場合があり得る。
ENMサーバをフィルタリングするDHCPサーバ
実施形態によれば、クライアントデバイスがエッジコンピューティングを利用し得る(例えば、希望する、必要とする、望む、決定するなど)場合、クライアントデバイスは、例えば、デバイスとエッジネットワークの双方にまたがる所望のアプリケーション及びサービスなどの(例えば、特定の)理由のためにそうし得る(例えば、そうするであろう)。そのような場合、クライアントデバイスは、DHCPサーバが利用可能なENMサーバをフィルタリングするのを支援し得る。実施形態によれば、DHCPクライアントは、(例えば、新たな)ENMサーバ要件DHCPオプションをそのメッセージに追加し得る。実施形態によれば、ENMサーバ要件DHCPオプションは、例えば、クライアントがエッジネットワーク環境が提供することを期待するサービス及び/又は(例えば、関連付けられた)アプリケーションのいずれかの識別子のリストであってもよい。実施形態によれば、例えば、ETSI MEC用語では、これは特徴依存性であってもよく、3GPPでは、これは、公開されたネットワーク公開機能又はサービス能力公開機能(NEF/SCEF)カテゴリであってもよい。(例えば、そのようなカテゴリに加えて)実施形態によれば、WTRU(例えば、クライアント、DHCPクライアント)は、例えば、ネットワークによって提供されるUE(例えば、WTRU)ルート選択ポリシー(URSP)によって(例えば、それから)提供されるように、トラフィック記述子規則に関連付けられた(例えば、それからの)情報を使用し得る。実施形態によれば、そのようなトラフィック記述子関連情報は、例えば、ENMサーバ要件DHCPオプションに含まれる、アプリケーションを識別するアプリケーション記述子を示す情報(例えば、アプリケーションID)などのアプリケーションに関連付けられ、及び/又はIP情報若しくは非IP情報のいずれかに関連付けられ得る。
実施形態によれば、例えば、クライアントデバイスによって送信されるメッセージ内のENMサーバ要件DHCPオプションを提供(例えば、追加、送る、送信など;新規)などの上述したクライアントデバイス特徴のいずれかを使用することによって、DHCPサーバを支援するクライアントデバイスを有する様々な使用事例があり得る。実施形態によれば、そのような使用事例は、以下のいずれかを含み得る:アプリケーション計算オフロード;拡張現実;及びアクティブデバイス位置追跡。
実施形態によれば、アプリケーション計算オフロードの場合、ネットワークは、特定の(例えば、計算集約型)動作、プロセス、機能などを実行し得る。例えば、ユーザのモバイルデバイスの代わりに、ネットワークは、クライアントデバイスによって送信されたメッセージ内のENMサーバ要件DHCPオプションを受信するDHCPサーバに従って、グラフィカルレンダリング又はデータ処理のいずれかを実行し得る。実施形態によれば、そのような場合、特徴依存性は、「ユーザアプリケーション」、又はネットワークを有する(例えば、好む、要求するなど)クライアントデバイスの任意の他の適切な信号、フィールド、情報、又はインジケータであってもよく、特定の動作、プロセス、機能などを実行する。例えば、クライアントデバイスがVRヘッドセット/画面として使用されるスマートフォンである場合、ENMサーバ要件DHCPオプションは、ネットワークを介して、例えばホームデバイス又は他のデバイスのいずれかにオフロードされる画像/モーションレンダリングの優先/要求を示し得る。
実施形態によれば、拡張現実の場合、クライアントデバイス(例えば、DHCPサーバに発見メッセージを送信することができる)は、インタラクティブ体験が提供され得(例えば、それに関与される)、現実世界(例えば、存在する)のオブジェクトは、コンピュータ生成知覚情報によって強化される。そのような場合、ユーザ(例えば、クライアントデバイス)が動き回るにつれて、接続性が維持されなければならず、サーバインスタンス(例えば、DHCPサーバによって選択された場合)は、例えば、(例えば、クライアントデバイスによって指示/要求されるように)パフォーマンス要件を満たすために再配置(例えば、再構成、再発見、再選択、フィルタリングなど)され得る。ENMサーバインスタンスのそのような変更は、スマートリロケートと呼ばれる場合がある。実施形態によれば、拡張現実のそのような場合、特徴依存性は、「ユーザアプリケーション」及び「スマート再配置」、又は特定の動作、プロセス、機能などを実行するネットワーク移動/リロケーションEMNサーバインスタンスを有する(例えば、好む、要求するなど)クライアントデバイスの任意の他の適切な信号、フィールド、情報、又はインジケータであり得る。
実施形態によれば、アクティブデバイス位置追跡の場合、アクティブ端末の(例えば、リアルタイム、ネットワーク測定ベース)追跡を可能にし得る。実施形態によれば、アクティブデバイス位置追跡の場合、場所、小売場所、及びGPSカバレッジが利用できないエリアのいずれかにおいて位置ベースのサービスを可能にし得る。例えば、そのようなサービスは、モバイル広告、クラウド管理、及びスマートシティのいずれかを含み得る。実施形態によれば、アクティブデバイス位置追跡のそのような場合、特徴依存性は、「ユーザアプリケーション」及び「場所」、又は(例えば、EMNサーバインスタンスを介して)クライアントデバイスの場所に応じたサービスを提供するネットワークを有する(例えば、好む、要求するなど)クライアントデバイスの任意の他の適切な信号、フィールド、情報、若しくはインジケータであり得る。例えば、クライアントデバイスは、駐車場の複数の場所のいずれかと関連付けられたENMサーバインスタンスを使用して、駐車スペースの利用可能性を示すアプリケーション/サービスが実行されるべきであることを(例えば、特徴依存性「ユーザアプリケーション」及び「場所」のいずれかを含むメッセージを送信することによって)DHCPサーバに示し得る。
実施形態によれば、ENMサーバ要件DHCPオプションのフォーマットは、以下のとおりであり得る:
このオプションは、クライアントが必要とするエッジアプリケーション/サービス識別子のリストを指定する。各識別子は、32ビットの整数として表現される。
最大で32個の識別子が列挙され得る。
このオプションについてのコードはYである。最小長は4であり、最大長は128であり、長さは4の倍数でなければならない。
Figure 2023521621000004
図6は、実施形態による、要件に基づいてENMサーバをフィルタリングするDHCPサーバを示す図である。
実施形態によれば、DHCPサーバが利用可能なENMサーバによってクライアントの要件を満たすことができない場合、DHCPサーバは、空であり得るENMサーバのリストを返し得る。実施形態によれば、(例えば、一方では)、クライアントメッセージがDISCOVERメッセージである場合、DHCPサーバは、(例えば、何ら)応答(例えば、決定する、選択する、選ぶなど)しなくてもよい。
ENMサーバを選択するクライアント
図7は、実施形態による、ENMサーバを選択するクライアントを示す図である。実施形態によれば、(例えば、図7を参照すると)クライアントは、例えば、列挙された順序にかかわらず、ENMサーバのいずれかを(例えば、それらの間で)(例えば、自由に)選択し得る。実施形態によれば、クライアントがDISCOVERメッセージに応答して2つ以上のOFFERメッセージを受信する場合、クライアントは、ENMサーバのいずれか、又は任意の他の基準に基づいてそれらのOFFERの間で(例えば、自由に)選択し得る。実施形態によれば、あまり厳しくないフィルタがDHCPサーバに適用されてもよく、例えば、これにより、クライアントが、ENMサーバ間でより良い情報に基づく決定を行うことを可能にし得る(例えば、それに適し得る)。実施形態によれば、クライアントがいくつかのサービスを必要とする場合があり得るが、他は任意であり得る(例えば、好ましい、有するとよい、など)。そのような場合、クライアントは、その最小サービスセットを使用して発見を開始し、その後、それを徐々に増加させてもよい。
実施形態によれば、例えば、より効率的な交換のために、DHCPサーバは、例えば、各ENMサーバについて、要件コンプライアンスDHCPオプションを有する(例えば、新たな)ENMサーバにおいて、要件コンプライアンス情報を追加し得る。実施形態によれば、要求コンプライアンス情報を追加するDHCPサーバのそのような機能、又は本明細書で説明されるDHCPサーバの任意の他の機能は、使用事例(1)アプリケーション計算オフロード、(2)アクティブデバイス位置追跡、及び(3)拡張現実のいずれかに関して実行され得る。実施形態によれば、例えば、アプリケーション計算オフロードの場合、WTRU(例えば、DHCPクライアントデバイス)は、アプリケーションの計算タスク(例えば、その全て)を実行し得る(例えば、実行することができる)が、例えば、利用可能であれば、オフロードを使用し得る(例えば、使用すべきである、使用するであろうなど)。実施形態によれば、そのような場合、特徴依存性「ユーザアプリケーション」は、DHCPクライアント又はDHCPサーバのいずれかによって任意であると見なされ得る(例えば、必須ではない、有するとよい、可変的/条件的に提供され得るなど)。例えば、そのような場合、WTRUがアプリケーションコンピューティングを実行している間に、WTRUのバッテリ/電源が低下する場合があり、オフロードがより重要になる場合があり、例えば任意ではなく要件に対する特徴依存性を変更する。すなわち、実施形態によれば、特徴依存性は、例えば、限定はしないが、クライアントデバイス(例えば、WTRU)、アプリケーション、サービス、ネットワークスライス、ENMサーバインスタンス、ネットワーク、フォグネットワーク、エッジネットワーク、無線周波数ネットワーク、コアネットワーク、有線ネットワークなどのいずれかに関連付けられた要件、能力、パラメータ、特性、測定値、構成、リソース、トリガ、信号、及びインジケータのいずれかなどの様々な理由で変化し得る。
実施形態によれば、例えば、アクティブデバイス位置追跡及び拡張現実の場合、観光客は、(例えば、彼らにとって新しい)エリアを歩いている場合があり、主な関心事は、道に迷わず(例えば、所望の場所にナビゲートする)、徒歩ルートに沿ったランドマークについて知ることである。すなわち、観光者は、ARを使用して強化された体験をしたい(例えば、楽しむ)場合がある。そのような場合、実施形態によれば、特徴依存性は、「ユーザアプリケーション」及び「場所」が要件(例えば、必携)であり、「スマート再配置」が、エリア(例えば、新たな会場)内の案内(例えば、ナビゲーション)及び履歴情報(例えば、AR情報)のためのアプリケーション(例えば、観光客WTRUによって実行されるサービス)の実行(例えば、それに関連付けられた発見要求の送信)のためのオプション(例えば、有するとよい)であるようなものであり得る。そのような場合、学習して道に迷わないための観光客の本来の興味が満たされ得る。
実施形態によれば、要件コンプライアンスDHCPオプションを有する(例えば、新たな)ENMサーバのフォーマットは、以下のとおりであり得る:
このオプションは、クライアントが利用可能なENMサーバを示すIPアドレスのリストを指定する。サーバは、優先順位順に列挙されるべきである。
各ENMサーバについて、ビットマスクは、ENMサーバ要件オプションにおいてクライアントによって指定された順序で、各ENMサーバ要件の利用可能性を示す。
このオプションについてのコードはZである。最小長は8であり、長さは8の倍数でなければならない。
Figure 2023521621000005
ENMサーバを再発見するクライアント
図8は、実施形態による、ENMサーバを再発見するクライアントを示す図である。
実施形態によれば、クライアントのENMサーバ要件が、例えばエッジネットワークに関連付けられている間に、すなわちDHCP「Bound」状態にある間に変化した場合、クライアントは、例えば図8に示すように、その新たな要件を含むDHCP REQUESTを発行し得る。実施形態によれば、DHCPサーバは、例えば、要件を満たすENMサーバのリスト又は関連する要件コンプライアンスを有するENMサーバのリストのいずれかを含むACKを送信(例えば、それに応答)し得る。実施形態によれば、DHCPサーバが利用可能な(例えば、満足できる)ENMサーバがないと判定(例えば、決定)した場合、DHCPサーバは、(例えば、代わりに)NAKを送信して、例えば、クライアントをトリガして「Init」状態に戻し、新たなDISCOVERメッセージを送信し得る。実施形態によれば、IPアドレス割り当てにDHCPを使用していない間にクライアントのENMサーバ要件が変更された場合、クライアントは、例えば、クライアントの新たな要件を含むDHCP INFORMメッセージを発行し得る。実施形態によれば、DHCPサーバは、例えば、要件を満たすENMサーバのリスト、又は関連する要件コンプライアンスを有するENMサーバのリストのいずれかを含むACKを送信(例えば、それに応答)し得る。実施形態によれば、DHCPサーバが利用可能な(例えば、満足できる)ENMサーバがないと判定(例えば、決定)した場合、DHCPサーバは、例えば空のENMサーバリストを用いてACKを(例えば、更に)送信し得る。
3GPPへのDHCP適用性
上述したように、例えば、ENMサーバとして機能する(例えば、として動作する、の動作を実行するなど)エッジイネーブラサーバ(EES)を有する3GPP SA6アーキテクチャの場合があり得る。そのような場合、例えば、EESの発見を容易にするために、(例えば、3GPP SA6アーキテクチャの)エッジデータネットワーク構成サーバ(ECS)が使用されてもよい。しかしながら、そのような場合、ECSの使用は、発見に対する/発見のための複雑さを(例えば、単純に、単になど)追加(例えば、更に)し得、換言すれば、発見を実行する問題にレイヤを追加し得る。すなわち、3GPP SA6アーキテクチャにおけるECSのそのような場合、ECSがどのようにして見つけられるかを決定する必要がある。実施形態によれば、ECSが(例えば、もまた)ENMサーバとして機能する場合、ECSを決定及び/又は発見するための、以下に記載されるような方法、動作、特徴などがある。以下に言及されるように、頭字語EXSは、EES又はECSのいずれかを指すために交換可能に使用され得る。
実施形態によれば、例えば、上述したように、DHCPは、ローカルエリアデータネットワーク(LADN)のためにサポートされ得る(例えば、サポートされるオプション)。例えば、DHCPオプション及び/又はPDUセッションPCOは、類似のサブシステム(例えば、IMSのためのP-CSCF)内のローカルサーバ(例えば、そのLADN)のアドレスを発見するために(例えば、その手段として/ために)使用され得る(例えば、3GPPによって指定されている)。実施形態によれば、例えば、3GPPにおけるDHCPの場合、EXSアドレスがPCOに追加され得る(例えば、それに含まれる、それに/それによって提供される、それに/それによって示されるなど)。すなわち、実施形態によれば、EXSのWTRU発見(例えば、EXSアドレスの決定)をサポートするために、WTRUアドレス割り当て及びネットワーク構成に使用される方法に関係なく(例えば、中立的なように)、EXSアドレスがPCOに追加され得る(例えば、追加されるべきである)。
実施形態によれば、SMFは、EXSの発見に使用される、及び/又はEXSの発見に関連付けられる情報(例えば、EXSアドレス)を取得及び/又は提供し得る(例えば、提供することができる、提供するように構成されるなど)(例えば、必須)。実施形態によれば、例えば、オペレータが所有するエッジネットワークの場合、EXSアドレスは、P-CSCFアドレスを取得する方式と同じ方式で(例えば、それと同じ、それと同様などの動作/手順/特徴/などを使用して)取得され得る。すなわち、実施形態によれば、EXSアドレスは、SMF内でローカルに構成されること、又はNRFを使用して発見されることのいずれかに従って取得され得る。実施形態によれば、EXSアドレスを取得するそのような場合、WTRUは、例えば、EXSのアドレスを判定するためにSMFをトリガするために、例えばS1 SMコンテナ内に(例えば、新たな)インジケータを含み得る。実施形態によれば、サードパーティエッジネットワークの場合、EXSアドレスは、ローカルDHCPサーバへのDHCP要求を使用して(例えば、それを介して)取得され得る。実施形態によれば、そのような場合、サードパーティエッジネットワークは、3GPPシステムから独立していてもよく(例えば、残る)、3GPP及び非3GPP WTRUをシームレスにサポートしてもよい(例えば、同様に、同様の方法でなど)。
図9、図10、及び図11は、実施形態による、EXS発見を示す図である。実施形態によれば、例えば、図9、図10、及び図11を参照すると、例えば、EXS発見のための手続に変動があり得る。実施形態によれば、図9を参照すると、(例えば、3GPP)EXSアドレスがSMFにおいて構成(例えば、ローカルに記憶)され得る。実施形態によれば、例えば、図9の場合、WTRUは、DHCPメッセージ及びPDUセッション確立メッセージのいずれかを使用してEXSアドレスを取得し得る。実施形態によれば、図10を参照すると、EXSは、NRFに登録し得、SMFは、NRFに照会し得る。実施形態によれば、図11を参照すると、EXSは、(例えば、ローカル)DHCPサーバに構成(例えば、記憶)され得る。
実施形態によれば、EXS発見の場合、例えば、図9、図10、及び図11のいずれかを参照すると、WTRU及びSMFのいずれかに影響があり得る。実施形態によれば、WTRU及びSMFのいずれかは、例えばPDUセッション確立中に、例えば(例えば、新たな)PCOを使用して、EXSアドレスを要求及び/又は提供し得る。実施形態によれば、ネットワークに向かうWTRUの方向において、任意の適切な及び/又はまだ決定されていない(例えば、新たな)コンテナ識別子に含まれ得る及び/又はそれに関連付けられ得るEXS IPv4アドレス要求及びEXS IPv6アドレス要求のいずれか(例えば、その送信、それを示す情報など)が存在し得る。実施形態によれば、WTRUに向かうネットワークの方向において、任意の適切な及び/又はまだ決定されていない(例えば、新たな)コンテナ識別子に含まれ得る及び/又はそれに関連付けられ得るEXS IPv4アドレス及びEXS IPv6アドレスのいずれか(例えば、その送信、それを示す情報など)が存在し得る。
実施形態によれば、コンテナ識別子は、EXSアドレス要求を示し得る(例えば、それを示す情報を含み得る)。実施形態によれば、そのような場合、EXSアドレス要求を示すコンテナ識別子のうち、コンテナ識別子内容フィールドは空であってもよく、コンテナ識別子内容の長さは、ゼロの(例えば、それに等しい)長さを示してもよい。実施形態によれば、コンテナ識別子内容フィールドが空でない場合、それは無視されてもよい(例えば、無視されるものとする)。実施形態によれば、コンテナ識別子は、EXSアドレスを示し得る(例えば、それを示す情報を含み得る)。例えば、EXSアドレスを示すコンテナ識別子のそのような場合、実施形態によれば、コンテナ識別子内容フィールドは、使用されるEXSアドレスに対応する(例えば、1つの)IPアドレスを含み得る。実施形態によれば、複数のEXSアドレスを含める必要がある場合、EXSアドレスを示すコンテナ識別子を有するより多くの論理ユニットが使用されてもよい。
実施形態によれば、例えば、EXSの登録及び/又は発見のいずれかのために、EXS、NRF、及びSMFのいずれかは、例えば、EXSに関連付けられたNFタイプなどの(例えば、新たな)NFタイプ、及び例えば、ExsInfoに関連付けられたデータ型などの(例えば、新たな)データ型のいずれかを使用し得る。実施形態によれば、属性名、及び/又は関連するデータ型、プレゼンス(P)又はオプション(O)値、カーディナリティ、及び/又は説明のいずれも、表1に提供されているとおり(例えば、示されているなど)であり得る。
Figure 2023521621000006
ECSプロビジョニング中の複数のEECについてのサポート
実施形態によれば、複数のエッジイネーブラクライアント(EEC)が複数のアプリケーションクライアント(AC)に関連付けられ得、これらのEECが複数のPLMNに(例えば、更に、またなど)関連付けられ得る場合(例えば、3GPPによって定義されるように)があり得る。
図12は、実施形態による、カーディナリティによるEECとACとの関連付けを示す図である。
実施形態によれば、ECSアドレス情報は、例えば5Gコアネットワーク手順を介して、MNOによってプロビジョニングされ得る。実施形態によれば、例えば、図12を参照すると、複数のEECが存在してもよく、これらのEECは、1つ以上のACにサービスを提供してもよい。例えば、EE1は、AC1及びAC2からの要求を処理し得、一方、EEC2は、AC3及びACnからの要求を処理(例えば、対処)し得る。実施形態によれば、EECは1つ以上のECSに関連付けられ得、及び/又は1つのECSは、1つ以上のEECに関連付けられ得る。
図13は、実施形態による、ECSプロビジョニングを示す図である。
実施形態によれば、EECは、例えば、利用可能なEEC及び/又はそれらのID、及び/又はアプリケーションID及び/又はこれらのEECによってサポートされるサービスのいずれか(例えば、そのいずれかに関係なく)を示す情報をWTRUに提供し得る。すなわち、例えば、複数のEEC及び/又は複数のACの場合、WTRUがNASレイヤとEECとの間のECS構成情報の転送をサポートするかどうかをSMFに通知することに加えて及び/又はその代わりに、EECは、利用可能なEEC及び/又はそのID又はこれらのEECによってサポートされるアプリケーションID/サービスに関する情報をWTRUに提供し得る。実施形態によれば、例えば、図13を参照すると、ネットワーク、例えば(例えば、特に)SMFは、例えばWTRUにおいてサポート及び/又は構成されたEECに従って、そのような情報を使用して適用可能なECS情報を選択し得る。
実施形態によれば、図13を参照すると、ECSプロビジョニング手順は、以下の動作のいずれかを含み得る。実施形態によれば、第1の動作として、関連するEASサーバに接触する必要があり得るAC、例えばAC1は、エッジ-4を介してEAS発見を要求し得、ACは、そのアプリケーションID又はサービスIDのいずれかを(例えば、要求の一部として及び/又は要求に含まれるものとして)提供し得る。実施形態によれば、第2の動作として、AC1に関連付けられたEEC、例えばEEC1は、例えばPDUセッションの確立をトリガするために、ATコマンドを発行(例えば、送る、送信、提供など)し得る。実施形態によれば、EEC(例えば、EEC1)は、そのEEC ID(例えば、EEC1)、並びに関連するACによって提供されるアプリケーションID及び/又はサービスIDを(例えば、また、更になど)提供し得る。実施形態によれば、そのような情報は、例えば、+CGDCONT ATコマンドのPCO部分において提供(例えば、送信)されてもよい。
実施形態によれば、第3の動作として、AC、例えばAC2は、例えばエッジ-4を介してEAS発見を要求するために、関連するEASサーバに接触する必要があり得、そのようなAC(例えば、AC2)は、そのアプリケーションID又はサービスIDを、例えばEASサーバに提供し得る。実施形態によれば、第4の動作として、AC2に関連付けられたEEC、例えばEEC2は、PDUセッションの確立をトリガするためのATコマンドを送る(例えば、送信、発行など)し得、EECは、そのEEC ID(例えば、EEC2)及び/又は関連するACによって提供されたアプリケーションId及びサービスIDのいずれかを提供し得る。実施形態によれば、そのようなコマンド及び/又は情報は、+CGDCONT ATコマンドのPCO部分において送信されてもよい。実施形態によれば、第5の動作として、NASレイヤがPDUセッション確立メッセージを発行する前に2つ以上のEEC要求を待つように、NASレイヤ(例えば、NASレイヤのための及び/又はNASレイヤに関連付けられたプロセッサ動作)が実装され得、したがって、1つ以上のEECのいずれか及び1つ以上のACのいずれかに情報を提供し得る。実施形態によれば、そのような要求は、例えば、ATコマンドで提供されるS-NSSAIによって与えられるように、同じネットワークスライス内で提供されるサービスに関連付けられたEECからのものであってもよい。
実施形態によれば、第6の動作として、SMFは、例えばPDUセッション確立要求メッセージを受信すると、PDUセッション確立要求メッセージ内(例えば、中)のPCOにおいて提供されたEEC及び/又はアプリケーションIDに関連するECS情報を導出し得る。実施形態によれば、第7の動作として、SMFは、導出された情報を、例えばEECごとに、PDUセッション確立受諾メッセージにおいて提供し得る。実施形態によれば、第8の動作として、NASレイヤは、ECS情報を関連するEEC(例えば、EEC2)に中継し得る。実施形態によれば、第9の動作として、EECは、例えば、適用可能なEESアドレス情報を取得するために、PCOにおいて提供されたECS情報を使用し得る。実施形態によれば、そのような第9の動作では、EECは、適用可能なEAS情報を取得するためにEESを使用(例えば、使い尽くす)し得る。
実施形態によれば、第10の動作として、EECは、EAS発見応答において、関連するAC(例えば、AC2)に適用可能なEAS情報を提供し得る。実施形態によれば、第11の動作として、NASレイヤは、ECS情報を関連するEEC(例えば、EEC1)に中継し得る。実施形態によれば、第12の動作として、EECは、例えばPCOにおいて提供されるECS情報を使用して、適用可能なEESアドレス情報を取得し得る。実施形態によれば、EECは、適用可能なEAS情報を取得するためにEESを使用(例えば、使い尽くす)し得る。実施形態によれば、第13の動作として、EECは、EAS発見応答において、関連するAC(例えば、AC1)に適用可能なEAS情報を提供し得る。
実施形態によれば、ECSプロビジョニングの場合、例えば、図12及び図13のいずれかを参照すると、WTRU及びネットワークのいずれかに影響があり得る。実施形態によれば、WTRUの場合、WTRU内に、例えば+CGDCONT ATコマンドを使用して(例えば、それによって、それを介してなど)接続されたACから、そのクライアントID、アプリケーションID、及びサービスIDのいずれかを提供し得る(例えば、提供する必要がある)EECがあり得る。実施形態によれば、NASレイヤは、PDUセッション確立要求メッセージを発行するときに、例えばPCO内のEEC ID、アプリケーションID、及びサービスIDのいずれかを中継し得る(例えば、中継する必要がある)。実施形態によれば、WTRUの場合、EEC(例えば、WTRU内)は、PCOにおいて提供されたECS情報を抽出し得る(例えば、抽出する必要があり得る)。実施形態によれば、WTRUは、全てのACについてそのようなものを抽出し得、WTRUは、例えば、関連するEAS情報を取得するために、1つ以上のEESが接触され得る(例えば、接触される必要があり得る)かどうかを決定し得る。
実施形態によれば、ネットワークの場合、SMFは、例えば、EECごとに関連するECS情報の導出への入力として使用するために、EEC ID、アプリケーションID、及びサービスIDのいずれかを抽出し得る(例えば、抽出する必要がある)。実施形態によれば、ネットワークの場合、SMFは、例えば全てのEECについて、例えばPDUセッション確立受諾メッセージ内のPCO内でECS情報を提供し得る(例えば、提供する必要がある)。実施形態によれば、そのような場合、全てのEECが同じECSに関連付けられている/それに関連付けられている場合に最適化が可能であり得る。
結論
特徴及び要素は、特定の組み合わせにおいて上で説明されているが、当業者は、各特徴又は要素が単独で又は他の特徴及び要素との任意の組み合わせで使用され得ることを理解されよう。更に、本明細書に説明される方法は、コンピュータ又はプロセッサによる実行のためにコンピュータ可読媒体に組み込まれたコンピュータプログラム、ソフトウェア又はファームウェアに実装され得る。非一時的なコンピュータ可読記憶媒体の例としては、読み取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、レジスタ、キャッシュメモリ、半導体メモリデバイス、内部ハードディスク及びリムーバブルディスクなどの磁気媒体、磁気光学媒体及びCD-ROMディスク及びデジタル多用途ディスク(digital versatile disk、DVD)などの光学媒体が挙げられるが、これらに限定されない。ソフトウェアと関連付けられたプロセッサを使用して、UE、WTRU、端末、基地局、RNC又は任意のホストコンピュータにおいて使用するための無線周波数トランシーバを実装し得る。
更に、上述した実施形態では、制約サーバ及びプロセッサを含むランデブーポイント/サーバを含む処理プラットフォーム、コンピューティングシステム、コントローラ、及び他のデバイスが示される。これらのデバイスは、少なくとも1つの中央処理装置(「CPU」)及びメモリを含み得る。コンピュータプログラミングの技術分野における当業者の慣例によれば、動作、及び演算又は命令の記号表現の言及は、様々なCPU及びメモリによって実行され得る。そのような動作及び演算又は命令は、「実行」、「コンピュータ実行」、又は「CPU実行」されることと呼ばれ得る。
技術分野における通常の技術を有する者には、動作及び記号的に表現された演算又は命令が、CPUによる電気信号の操作を含むことが理解されるであろう。電気システムは、電気信号の結果的な変換又は減少を引き起こすことができるデータビットを表し、メモリシステムのメモリ位置にデータビットを維持し、それによってCPUの動作及び他の信号の処理を再構成又は別の方法で変更する。データビットが維持されるメモリ位置は、データビットに対応する、又はデータビットを表す特定の電気的特性、磁気的特性、光学的特性、又は有機的特性を有する物理的位置である。例示的な実施形態は、上述したプラットフォーム又はCPUに限定されず、他のプラットフォーム及びCPUが、提供される方法をサポートし得ることを理解されたい。
データビットはまた、磁気ディスク、光学ディスク、及び任意の他の揮発性(例えば、ランダムアクセスメモリ(「RAM」))又はCPUによって読み取り可能な不揮発性(例えば、読み取り専用メモリ(「ROM」))大容量記憶システムを含む、コンピュータ可読媒体上に維持され得る。コンピュータ可読媒体は、処理システム上に排他的に存在するか、又は処理システムに対してローカル又はリモートであり得る複数の相互接続された処理システム間で分散された、協調的又は相互接続されたコンピュータ可読媒体を含んでもよい。代表的な実施形態は、上述のメモリに限定されず、他のプラットフォーム及びメモリが、記載された方法をサポートし得るということが理解される。
例示的な実施形態において、本明細書に記載されている動作、プロセスなどのいずれも、コンピュータ可読媒体に格納されたコンピュータ可読命令として実装されてもよい。コンピュータ可読命令は、移動体、ネットワーク要素、及び/又は任意の他のコンピューティングデバイスのプロセッサによって実行され得る。
システムの態様のハードウェア実装とソフトウェア実装の間には、ほとんど区別がない。ハードウェア又はソフトウェアの使用は、一般に(常にではないが、特定の状況では、ハードウェアとソフトウェアとの間の選択が大きな意味を持ち得る)、コスト対効率のトレードオフを意味する設計上の選択事項である。本明細書に記載されているプロセス及び/又はシステム及び/又は他の技術が効果的であり得る様々なビークル(例えばハードウェア、ソフトウェア、及び/又はファームウェア)が存在し得、好ましいビークルは、プロセス及び/又はシステム及び/又は他の技術が配備される状況によって変化し得る。例えば、実装者が、速度及び正確性が最重要であると判断した場合、実装者は、主にハードウェア及び/又はファームウェアのビークルを選択することができる。柔軟性が最重要である場合、実装者は、主にソフトウェア実装を選択することができる。あるいは、実装者は、ハードウェア、ソフトウェア、及び/又はファームウェアの何らかの組み合わせを選択してもよい。
前述の詳細な説明では、ブロック図、フローチャート、及び/又は例の使用を通じて、デバイス及び/又はプロセスの様々な実施形態を示した。そのようなブロック図、フローチャート、及び/又は例が1つ以上の機能及び/又は動作を含む限り、そのようなブロック図、フローチャート、又は例の中の各機能及び/又は各動作は、広範なハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、又はそれらの実質的に任意の組み合わせによって、個別にかつ/又は集合的に実装されてよいことが当業者には理解されるであろう。好適なプロセッサとしては、例として、汎用プロセッサ、専用プロセッサ、従来型プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアに関連する1つ又は2つ以上のマイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(ASIC)、特定用途向け標準製品(ASSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)回路、任意のその他のタイプの集積回路(IC)、及び/又はステートマシンを含む。
上記では特徴及び要素が特定の組み合わせにおいて提供されているが、技術分野の通常の技術を有する者には、各特徴若しくは各要素を単独で使用する、又は他の特徴及び要素との任意の組み合わせにおいて使用できることが理解されるであろう。本開示は、本出願に記載されている特定の実施形態の観点において限定されるものではなく、これらの実施形態は、様々な態様の例示として意図されるものである。当業者には明らかなように、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく、多くの修正及び変形を行うことができる。本出願の説明において使用されているいかなる要素、動作、又は指示も、そのように明示的に提示されていない限り、本発明にとって重要又は本質的であると解釈されるべきではない。本明細書に列挙したものに加えて、本開示の範囲内の機能的に等価な方法及び装置が、上述した説明から、当業者には明らかであろう。そのような修正及び変形は、添付の請求項の範囲に入ることが意図されている。本開示は、添付の請求項の条項によってのみ限定されるものであり、かかる請求項が権利を有する等価物の完全な範囲と共に、限定されるものである。本開示は、特定の方法又はシステムに限定されないことを理解されたい。
また、本明細書で使用されている用語は、特定の実施形態(例えば、のみ)を説明することのみを目的としており、本発明を制限することを意図していないことを理解されたい。本明細書で使用される場合、本明細書で言及される場合、「ユーザ機器」という用語及びその略語「UE」は、(1)以下に記載されるような無線送信及び/又は受信ユニット(WTRU)を意味し得る;(2)記載されたインフラストラクチャのような、WTRUのいくつかの実施形態のいずれか;(3)例示されるようなWTRU(例えば記載されたインフラストラクチャなど)の一部又は全ての構造及び機能を有して構成された無線可能及び/又は有線可能な(例えば、テザー可能な)デバイス;(4)記載されるようなWTRU(例えば記載されたインフラストラクチャなど)の、全てよりも少ない構造及び機能を有して構成された無線可能及び/又は有線可能デバイス;又は(5)など。本明細書に記載の任意のWTRUを表すことができる例示的なWTRUの詳細。
特定の代表的な実施形態では、本明細書に記載の主題のいくつかの部分は、特定用途用集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、及び/又は他の統合フォーマットを介して実装され得る。しかしながら、本明細書に開示されている実施形態のいくつかの態様は、その全体又は一部が、1つ以上のコンピュータ上で動作する1つ以上のコンピュータプログラムとして(例えば1つ以上のコンピュータシステム上で動作する1つ以上のプログラムとして)、1つ以上のプロセッサ上で動作する1つ以上のプログラムとして(例えば1つ以上のマイクロプロセッサ上で動作する1つ以上のプログラムとして)、ファームウェアとして、又はこれらの実質的に任意の組み合わせとして、集積回路において等価的に実施され得ること、並びに、回路を設計すること、及び/又は、ソフトウェア及び/若しくはファームウェアのコードを書くことが、この開示に照らして当業者の技術の範囲内であることが、当業者には認識されるであろう。更に、本明細書に記載されている主題のメカニズムが、様々な形態のプログラム製品として配布され得ること、及び、本明細書に記載されている主題の例示的な実施形態が、配布を実際に行うために使用される特定のタイプの信号担持媒体にかかわらず適用されることが、当業者には理解されるであろう。信号担持媒体の例としては、フロッピーディスク、ハードディスクドライブ、CD、DVD、デジタルテープ、コンピュータメモリなどの記録可能型媒体、並びに、デジタル及び/又はアナログ通信媒体(例えば光ファイバケーブル、導波管、有線通信リンク、無線通信リンクなど)などの伝送型媒体が挙げられ、ただしこれらに限定されない。
本明細書に記載されている主題は、場合によっては、異なる他の構成要素内に含まれるか、又は、異なる他の構成要素に接続されている、異なる構成要素を示していることがある。そのような図示されたアーキテクチャは単なる例であり、実際には、同じ機能を達成する他の多くのアーキテクチャが実施され得ることを理解されたい。概念的には、同じ機能を達成するための構成要素の任意の配置は、所望の機能が達成され得るように、効果的に「関連付けられる」。したがって、特定の機能を達成するために本明細書において組み合わされた、任意の2つの構成要素は、アーキテクチャ又は中間構成要素に関係なく、所望の機能が達成されるように、互いに「関連付けられた」として見ることができる。同様に、そのように関連付けられた任意の2つの構成要素は、所望の機能を達成するために互いに「動作可能に接続されている」、又は「動作可能に結合されている」と見なすこともでき、そのように関連付けることができる任意の2つの構成要素は、所望の機能を達成するために互いに「動作可能に結合可能」であると見なすこともできる。動作可能に結合可能の具体例としては、物理的に嵌合可能かつ/若しくは物理的に相互作用する構成要素、及び/又は、無線で相互作用可能かつ/若しくは無線で相互作用する構成要素、及び/又は、論理的に相互作用するかつ/若しくは論理的に相互作用可能な構成要素が挙げられ、ただしこれらに限定されない。
本明細書における実質的に任意の複数形及び/又は単数形の用語の使用に関して、当業者は、文脈及び/又は用途に適切であるように、複数形から単数形に、かつ/又は単数形から複数形に変換することができる。本明細書では、明瞭にする目的で、様々な単数形/複数形の並べ換えが明示的に記載され得る。
一般に、本明細書、特に添付の請求項(例えば添付の請求項の本体)において使用されている用語は、一般に「非限定」用語として意図されることが当業者には理解されるであろう(例えば、用語「含んでいる」は、「含んでいるがそれらに限定されない」と解釈するべきであり、用語「有する」は、「を少なくとも有する」と解釈するべきであり、用語「含む」は、「含むがそれらに限定されない」と解釈するべきである)。更に、導入された請求項の特定の数の記載が意図される場合、そのような意図は請求項に明示的に記載されており、そのような記載がない場合、そのような意図は存在しないことが、当業者には理解されるであろう。例えば、1つの項目のみが意図される場合、「単一」という用語又は類似する言葉が使用され得る。理解を助けるために、以下の添付の請求項及び/又は本明細書の説明は、請求項の記載を導入するために「少なくとも1つの」及び「1つ以上の」という導入句の使用を含み得る。しかしながら、このような句の使用は、不定冠詞「a」又は「an」による請求項の記載の導入が、そのような導入された請求項の記載を含む任意の特定の請求項を、1つのそのような記載のみを含む実施形態に制限することを意味するものと解釈すべきではなく、たとえ同じ請求項に、導入句「1つ以上の」又は「少なくとも1つの」及び「a」又は「an」などの不定冠詞が含まれていても同様である(例えば「a」及び/又は「an」は「少なくとも1つの」又は「1つ以上」を意味するものと解釈すべきである)。請求項の記載を導入するために使用される定冠詞の使用も同様である。更に、導入された請求項の特定の数の記載が明示的に記載されている場合でも、かかる記載は少なくとも記載された数を意味するものと解釈されるべきであることが、当業者には認識されるであろう(例えば、他の修飾語なしの「2つの記載」という単純な記載は、少なくとも2つの記載、又は2つ以上の記載を意味する)。更に、「A、B、及びCのうちの少なくとも1つ」に類似する表記が使用される場合、一般に、そのような構造は、当業者がその表記を理解するであろう意味として意図される(例えば、「A、B、及びCのうちの少なくとも1つを有するシステム」は、Aのみ、Bのみ、Cのみ、A及びBを一緒に、A及びCを一緒に、B及びCを一緒に、並びに/又は、A、B、及びCを一緒に、有するシステムを含み、ただしこれらに限定されない)。「A、B、又はCのうちの少なくとも1つ」に類似する表記が使用される場合、一般に、そのような構造は、当業者がその表記を理解するであろう意味として意図される(例えば、「A、B、又はCのうちの少なくとも1つを有するシステム」は、Aのみ、Bのみ、Cのみ、A及びBを一緒に、A及びCを一緒に、B及びCを一緒に、並びに/又は、A、B、及びCを一緒に、有するシステムを含み、ただしこれらに限定されない)。説明、請求項、又は図面のいずれにおいても、2つ以上の代替的な用語を提示する実質的に任意の離接的な語及び/又は句は、用語の一方、用語のいずれか、又は両方の用語を含む可能性を企図するものと理解されるべきであることが、当業者には更に理解されるであろう。例えば、「A又はB」という句は、「A」若しくは「B」又は「A及びB」の可能性を含むものと理解されたい。更に、本明細書で使用される、複数の項目のリスト及び/又は複数の項目のカテゴリのリストが後ろに続く用語「~のいずれか」は、項目及び/又は項目のカテゴリの、「のいずれか」、「の任意の組み合わせ」、「の任意の複数」、及び/又は「の任意の複数の組み合わせ」を、個別に、又は他の項目及び/又は他の項目のカテゴリとの組み合わせにおいて、含むことを意図している。更に、本明細書で使用される場合、「セット/組」又は「グループ/群」という用語は、ゼロを含む任意の数のアイテムを含むことが意図される。更に、本明細書で使用される、用語「数」は、ゼロを含む任意の数を含むことを意図している。
更に、本開示の特徴又は態様がMarkush群の観点から説明されている場合、当業者には、本開示がそれによってMarkush群の任意の個々のメンバー又はメンバーのサブグループの観点からも説明されることが認識されるであろう。
当業者には理解されるように、書面による説明を提供するという観点など、あらゆる目的のために、本明細書に開示される全ての範囲は、その任意の可能な部分範囲及び部分範囲の組み合わせも包含している。任意の列挙された範囲は、同じ範囲が、少なくとも等しい2分の1、3分の1、4分の1、5分の1、10分の1などに分解されることを十分に説明して可能にするものとして、容易に認識することができる。非限定的な例として、本明細書に記載されている各範囲は、下位3分の1、中央の3分の1、及び上位3分の1などに容易に分解され得る。また、当業者には理解されるように、「まで」、「少なくとも」、「より大きい」、「より小さい」等の全ての言葉は、言及された数を含み、かつ、上述したように更に部分範囲に分解され得る範囲を意味する。最後に、当業者には理解されるように、範囲は個々の要素を含む。したがって、例えば、1~3個のセルを有するグループは、1個、2個、又は3個のセルを有するグループを指す。同様に、1~5個のセルを有するグループは、1個、2個、3個、4個、又は5個のセルを有するグループを指し、以下同様である。
更に、請求項は、特にそのように記載されない限り、提供された順序又は提供された要素に限定されるものとして読まれるべきではない。更に、いかなる請求項においても、「ための手段」という用語の使用は、米国特許法第112条、第6項、又はミーンズプラスファンクションの請求項形式に訴えることを意図しており、「ための手段」という用語を有さないいかなる請求項もそのようには意図されていない。
ソフトウェアに関連するプロセッサを使用して、無線送受信ユニット(WTRU)、ユーザ機器(UE)、端末、基地局、モビリティ管理エンティティ(MME)若しくは進化型パケットコア(EPC)、又は任意のホストコンピュータで使用するための、無線周波数トランシーバを実装し得る。WTRUは、例えば、ソフトウェア無線(SDR)などのハードウェア及び/又はソフトウェアに実装されたモジュールと併せて使用されてもよく、また、カメラ、ビデオカメラモジュール、テレビ電話、スピーカ電話、振動デバイス、スピーカ、マイクロフォン、テレビトランシーバ、ハンズフリー式ヘッドセット、キーボード、ブルートゥース(登録商標)モジュール、周波数変調(FM)ラジオユニット、近距離無線通信(NFC)モジュール、LCDディスプレイユニット、有機発光ダイオード(OLED)ディスプレイユニット、デジタル音楽プレーヤ、メディアプレーヤ、ビデオゲームプレーヤモジュール、インターネットブラウザ、及び/又は無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)又は超広帯域(UWB)モジュールなどの他のコンポーネントに実装されてもよい。
本発明は、通信システムに関して説明されてきたが、システムは、マイクロプロセッサ/汎用コンピュータ(図示せず)上のソフトウェアに実装され得ることが企図される。特定の実施形態では、様々な構成要素の機能のうちの1つ以上は、汎用コンピュータを制御するソフトウェアに実装され得る。
更に、本発明は、特定の実施形態を参照して本明細書に例示及び説明されるが、本発明は、示された詳細に限定されることを意図していない。むしろ、請求項の範囲及びその等価物の範囲内にいて、しかも本発明から逸脱することなく、詳細に様々な修正を行うことができる。

Claims (20)

  1. 無線送受信ユニット(WTRU)によって実行され、ENサービス及びENアプリケーションのいずれかに関連付けられた利用可能なエッジネットワーク(EN)管理(ENM)サーバを発見するための方法であって、前記方法が、
    ENMサーバの発見についての要求を示す情報を含む第1のメッセージをコアネットワークエンティティに送信することと、
    前記コアネットワークエンティティから、ENMサーバの発見についての前記要求に応答する第2のメッセージを受信することであって、前記第2のメッセージが、(1)任意の数の利用可能なENMサーバ、及び(2)個別の利用可能なENMサーバエンドポイント情報を示すENMサーバ情報を含む、受信することと、
    前記利用可能なENMサーバのうちの1つ以上との通信を実行することと、を含む、方法。
  2. 前記コアネットワークエンティティが、セッション管理機能(SMF)及び動的ホスト構成プロトコル(DHCP)サーバのいずれかである、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1のメッセージが、DHCP発見メッセージ、通知メッセージ、及び要求メッセージのいずれかであり、
    前記第1のメッセージが、(1)ENMサーバDHCPオプション、(2)ENMサーバ要件、(3)ENについての識別子(ID)、(4)ENアプリケーションについてのID、及び(5)ENサービスについてのIDのいずれかを示す情報を含み、
    前記第2のメッセージが、DHCPオファーメッセージ及び確認応答メッセージのいずれかであり、
    前記第2のメッセージが、(1)前記WTRUの要件に従って前記コアネットワークエンティティによってフィルタリングされた任意の数の利用可能なENMサーバ、及び(2)ENMサーバ要件コンプライアンス情報のいずれかを示す情報を含む、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記第1のメッセージ及び前記第2のメッセージのいずれかが、セッション管理機能(SMF)と交換されるプロトコルデータユニット(PDU)セッション確立メッセージであり、
    前記第1のメッセージが、(1)ENMサーバDHCPオプション、(2)ENMサーバ要件、(3)ENについての識別子(ID)、(4)ENアプリケーションについてのID、及び(5)ENサービスについてのIDのいずれかを示す情報を含み、
    前記第2のメッセージが、(1)前記WTRUの要件に従って前記コアネットワークエンティティによってフィルタリングされた任意の数の利用可能なENMサーバ、及び(2)ENMサーバ要件コンプライアンス情報のいずれかを示す情報を含む、請求項1又は2に記載の方法。
  5. 前記サーバ情報が、(1)任意の数のENMサーバに関連付けられた任意の数のIPアドレス、及び(2)前記コアネットワークエンティティによって決定されたENMサーバの優先度のいずれかを示す情報を含む、請求項1~4のいずれか一項に記載の方法。
  6. ENMサーバの発見についての要求を示す前記情報が、前記WTRUによって決定されたENMサーバ要件を示す情報を含む、請求項1~5のいずれか一項に記載の方法。
  7. ENMサーバ要件を示す前記情報が、前記WTRUによって送信されるENMサーバ要件DHCPオプションに含まれ、
    任意の数の利用可能なENMサーバを示す前記ENMサーバ情報が、前記ENMサーバ要件DHCPオプションに従って決定/フィルタリングされた情報を含む、請求項6に記載の方法。
  8. 任意の数の利用可能なENMサーバを示す前記ENMサーバ情報が、前記任意の数のENMサーバのいずれかと関連付けられた要件コンプライアンスを示す情報を含む、請求項1~7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記要件コンプライアンスを示す情報が、要件コンプライアンスを有するENMサーバを示すDHCPオプションに含まれる、請求項8に記載の方法。
  10. 前記1つ以上の利用可能なENMサーバとの通信を実行することが、前記WTRUによって、要件コンプライアンスDHCPオプションを有する前記ENMサーバに含まれる前記情報に従って、ENMサーバを選択することを含む、請求項9に記載の方法。
  11. ENサービス及びENアプリケーションのいずれかに関連付けられた利用可能エッジネットワーク(EN)管理(ENM)サーバを発見するための、送信機、受信機、プロセッサ、及びメモリを含む回路を備える無線送受信ユニット(WTRU)であって、前記WTRUが、
    コアネットワークエンティティに、ENMサーバの発見についての要求を示す情報を含む第1のメッセージを送信することと、
    前記コアネットワークエンティティから、ENMサーバの発見についての前記要求に応答する第2のメッセージを受信することであって、前記第2のメッセージが、(1)任意の数の利用可能なENMサーバ、及び(2)個別の利用可能なENMサーバエンドポイント情報を示すENMサーバ情報を含む、受信することと、
    前記利用可能なENMサーバのうちの1つ以上との通信を実行することと、を行うように構成されている、無線送受信ユニット(WTRU)。
  12. 前記コアネットワークエンティティが、セッション管理機能(SMF)及び動的ホスト構成プロトコル(DHCP)サーバのいずれかである、請求項11に記載のWTRU。
  13. 前記第1のメッセージが、DHCP発見メッセージ、通知メッセージ、及び要求メッセージのいずれかであり、
    前記第1のメッセージが、(1)ENMサーバDHCPオプション、(2)ENMサーバ要件、(3)ENについての識別子(ID)、(4)ENアプリケーションについてのID、及び(5)ENサービスについてのIDのいずれかを示す情報を含み、
    前記第2のメッセージが、DHCPオファーメッセージ及び確認応答メッセージのいずれかであり、
    前記第2のメッセージが、(1)前記WTRUの要件に従って前記コアネットワークエンティティによってフィルタリングされた任意の数の利用可能なENMサーバ、及び(2)ENMサーバ要件コンプライアンス情報のいずれかを示す情報を含む、請求項11又は12に記載のWTRU。
  14. 前記第1のメッセージ及び前記第2のメッセージのいずれかが、セッション管理機能(SMF)と交換されるプロトコルデータユニット(PDU)セッション確立メッセージであり、
    前記第1のメッセージが、(1)ENMサーバDHCPオプション、(2)ENMサーバ要件、(3)ENについての識別子(ID)、(4)ENアプリケーションについてのID、及び(5)ENサービスについてのIDのいずれかを示す情報を含み、
    前記第2のメッセージが、(1)前記WTRUの要件に従って前記コアネットワークエンティティによってフィルタリングされた任意の数の利用可能なENMサーバ、及び(2)ENMサーバ要件コンプライアンス情報のいずれかを示す情報を含む、請求項11又は12に記載のWTRU。
  15. 前記サーバ情報が、(1)任意の数のENMサーバに関連付けられた任意の数のIPアドレス、及び(2)前記コアネットワークエンティティによって決定されたENMサーバの優先度のいずれかを示す情報を含む、請求項11~14のいずれか一項に記載のWTRU。
  16. ENMサーバの発見についての要求を示す前記情報が、前記WTRUによって決定されたENMサーバ要件を示す情報を含む、請求項11~15のいずれか一項に記載のWTRU。
  17. ENMサーバ要件を示す前記情報が、前記WTRUによって送信されるENMサーバ要件DHCPオプションに含まれ、
    任意の数の利用可能なENMサーバを示す前記ENMサーバ情報が、前記ENMサーバ要件DHCPオプションに従って決定/フィルタリングされた情報を含む、請求項16に記載のWTRU。
  18. 任意の数の利用可能なENMサーバを示す前記ENMサーバ情報が、前記任意の数のENMサーバのいずれかと関連付けられた要件コンプライアンスを示す情報を含む、請求項11~17のいずれか一項に記載のWTRU。
  19. 前記要件コンプライアンスを示す情報が、要件コンプライアンスを有するENMサーバを示すDHCPオプションに含まれる、請求項18に記載のWTRU。
  20. 前記1つ以上の利用可能なENMサーバとの通信を実行することが、前記WTRUによって、要件コンプライアンスDHCPオプションを有する前記ENMサーバに含まれる前記情報に従って、ENMサーバを選択することを含む、請求項19に記載のWTRU。
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