JP2023521129A - Rel-16物理ダウンリンク制御チャネル監視能力についてのキャリアアグリゲーション限界 - Google Patents

Rel-16物理ダウンリンク制御チャネル監視能力についてのキャリアアグリゲーション限界 Download PDF

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Abstract

本明細書の実施形態は、たとえば、ダウンリンク(DL)スロットのDLサブスロット構造および/またはパターン、スケジュールされたセルにわたる重複するスパンのセット、コンポーネントキャリアにわたるスパンについての開始時間および終了時間、ならびに/あるいはキャリアアグリゲーション(CA)限界ウィンドウと少なくとも部分的に重複するスパンに基づいて、監視能力を伴うUE設定についてのCA限界を決定する(700)ためにネットワークノードによって実施される方法に関する。【選択図】図7c

Description

本開示は、一般に、無線通信ネットワークに関し、より詳細には、無線通信のためのキャリアアグリゲーションに関する。
第3世代パートナーシッププロジェクト(「3GPP」)における新無線(New Radio:NR)規格は、拡張モバイルブロードバンド(eMBB)、超高信頼低レイテンシ通信(URLLC)、およびマシン型通信(MTC)など、複数の使用事例のためのサービスを提供するように設計されている。これらのサービスの各々は、異なる技術要件を有する。たとえば、eMBBのための一般的要件は、適度のレイテンシと適度のカバレッジとをもつ高いデータレートであり、URLLCサービスは、低レイテンシと高信頼送信とを必要とするが、おそらく適度のデータレートのためのものである。
低レイテンシデータ送信のためのソリューションのうちの1つは、より短い送信時間間隔である。NRでは、スロット中での送信に加えて、ミニスロット送信も、レイテンシを低減するために可能にされる。ミニスロットは、スケジューリングにおいて使用される概念であり、ダウンリンク(DL)では、最小スロットは、2つ、4つまたは7つの直交周波数分割多重(OFDM)シンボルからなることができ、アップリンク(UL)では、ミニスロットは、1から14までの任意の数のOFDMシンボルであり得る。スロットおよびミニスロットの概念は、特定のサービスに固有ではなく、これは、ミニスロットが、eMBB、URLLC、または他のサービスのいずれかのために使用され得ることを意味することに留意されたい。図1は、NRにおける例示的な無線リソースを示す。
URLLCは、送信信頼性およびレイテンシに関する厳しい要件、すなわち、1msの一方向レイテンシ内の99.9999%の信頼性を有する。NR Rel-15では、これらの要件をサポートするために、いくつかの新しい特徴が導入された。リリース(Rel)-16では、規格化作業は、さらなる拡張に焦点を当てている。これらは、増加されたPDCCH監視能力をサポートするための物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)拡張を含む。
以下で、NR Rel-15におけるPDCCH監視、およびRel-16において行われたいくつかの拡張に関して、背景説明が提供される。
最初に、CORESET設定が以下で説明される。
CORESETとも呼ばれる、制御リソースセットが、上位レイヤパラメータを介してUEのために設定される。制御リソースセットは、PDCCHのために使用されるべきリソース、たとえば、連続するOFDMシンボルの数に関するリソース、およびリソースブロックのセットについての構造を提供する。さらに、制御リソースセットは、PDCCHビームフォーミングのための、制御チャネルエレメント(CCE)とリソースエレメントグループ(REG)とのマッピングと、送信設定インジケータ(TCI)状態マッピングとのタイプを提供する。各DL帯域幅部分(BWP)について、複数のCORESETがUEに設定され得る。
3GPP TS38.213、V16.1.0、セクション10.1は以下のように読める。
サービングセル中のUEに設定された各DL BWPについて、UEは、上位レイヤシグナリングによって以下を提供され得る。
- CORESETPoolIndexが提供されない場合、または、CORESETPoolIndexが提供される場合にCORESETPoolIndexの値がすべてのCORESETについて同じである場合、P≦3個のCORESET
- CORESETPoolIndexが、第1のCORESETについて提供されない場合、または第1のCORESETについて提供され、値0を有し、第2のCORESETについて提供され、値1を有する場合、P≦5個のCORESET
各CORESETについて、UEは、ControlResourceSetによって以下を提供される。
- controlResourceSetIdによるCORESETインデックスp、ここで、
- CORESETPoolIndexが提供されない場合、または、CORESETPoolIndexが提供される場合にCORESETPoolIndexの値がすべてのCORESETについて同じである場合、0≦p<12、
- CORESETPoolIndexが、第1のCORESETについて提供されない場合、または第1のCORESETについて提供され、値0を有し、第2のCORESETについて提供され、値1を有する場合、0<p<16、
- pdcch-DMRS-ScramblingIDによるDM-RSスクランブリングシーケンス初期化値、
- UEがprecoderGranularityによる同じDM-RSプリコーダの使用を仮定することができる場合、周波数領域におけるREGの数についてのプリコーダグラニュラリティ、
- durationによって提供された連続するシンボルの数、
- frequencyDomainResourcesによって提供されたリソースブロックのセット、
- cce-REG-MappingTypeによって提供されたCCEとREGとのマッピングパラメータ、
- それぞれのCORESETにおけるPDCCH受信のためのDM-RSアンテナポートの擬似コロケーション情報を指示する、TCI-Stateによって提供されたアンテナポート擬似コロケーションのセットからのアンテナポート擬似コロケーション、
- UEがsimultaneousTCI-CellListによって同時TCI状態アクティブ化のためのセルのいくつかのリストを提供された場合、UEは、MAC CEコマンドによって提供されたサービングセルインデックスから決定されたリスト中のすべての設定されたセルのすべての設定されたDL BWPにおけるインデックスpをもつCORESETに、同じアクティブ化されたtci-StateID値をもつTCI-Statesによって提供されたアンテナポート擬似コロケーションを適用する
- tci-PresentInDCIまたはtci-PresentInDCI-ForDCIFormat1_2によって、PDSCH受信をスケジュールするか、またはSPS PDSCH解放を指示し、CORESET p中のPDCCHによって送信される、DCIフォーマット1_0以外のDCIフォーマットのための送信設定指示(TCI)フィールドの存在または不在についての指示。
次に、検索空間設定が以下で説明される。
PDCCH検索空間セットが上位レイヤパラメータを介してUEのために設定される。UEは、検索空間(SS)セットにおいて設定されたPDCCH候補のセットについてブラインド復号を実施する。DL BWPごとにUEに設定された最高10個のSSセットがあり得る。各SSセットは、あるCORESETに関連付けられ、PDCCH監視オケージョン、各アグリゲーションレベル(AL)のためのPDCCH候補の数、SSタイプ(共通またはUE固有)、および監視すべきダウンリンク制御情報(DCI)フォーマットをUEに提供する。
3GPP TS38.213、V16.1.0、セクション10.1は以下のように読める。
サービングセル中のUEに設定された各DL BWPについて、UEは、上位レイヤによってS≦10個の検索空間セットを提供され、ここで、S個の検索空間セットからの各検索空間セットについて、UEは、SearchSpaceによって以下を提供される。
- searchSpaceIdによる検索空間セットインデックスs、0<s<40
- 検索空間セットsとcontrolResourceSetIdによるCORESET pとの間の関連付け
- monitoringSlotPeriodicityAndOffsetによる、k個のスロットのPDCCH監視周期性、およびo個のスロットのPDCCH監視オフセット
- monitoringSymbolsWithinSlotによる、PDCCH監視のためのスロット内のCORESETの(1つまたは複数の)第1のシンボルを指示する、スロット内のPDCCH監視パターン
- durationによる、検索空間セットsが存在するスロットの数を指示するT<k個のスロットの持続時間
- それぞれ、CCEアグリゲーションレベル1、CCEアグリゲーションレベル2、CCEアグリゲーションレベル4、CCEアグリゲーションレベル8、およびCCEアグリゲーションレベル16について、aggregationLevel1、aggregationLevel2、aggregationLevel4、aggregationLevel8、およびaggregationLevel16による、CCEアグリゲーションレベルLごとのPDCCH候補の数
Figure 2023521129000002
- searchSpaceTypeによる、検索空間セットsがCSSセットまたはUSSセットのいずれかであるという指示
- 検索空間セットsがCSSセットである場合、
- DCIフォーマット0_0およびDCIフォーマット1_0についてのPDCCH候補を監視するようにとのdci-Format0-0-AndFormat1-0による指示
- DCIフォーマット2_0および対応するCCEアグリゲーションレベルについての1つまたは2つのPDCCH候補を監視するようにとのdci-Format2-0による指示
- DCIフォーマット2_1についてのPDCCH候補を監視するようにとのdci-Format2-1による指示
- DCIフォーマット2_2についてのPDCCH候補を監視するようにとのdci-Format2-2による指示
- DCIフォーマット2_3についてのPDCCH候補を監視するようにとのdci-Format2-3による指示
- DCIフォーマット2_4についてのPDCCH候補を監視するようにとのdci-Format2-4による指示
- DCIフォーマット2_6についてのPDCCH候補を監視するようにとのdci-Format2-6による指示
- 検索空間セットsがUSSセットである場合、DCIフォーマット0_0およびDCIフォーマット1_0、もしくはDCIフォーマット0_1およびDCIフォーマット1_1のいずれかについてのPDCCH候補を監視するようにとのdci-Formatsによる指示、あるいはDCIフォーマット0_0およびDCIフォーマット1_0についての、もしくはDCIフォーマット0_1およびDCIフォーマット1_1についての、もしくはDCIフォーマット0_2およびDCIフォーマット1_2についての、または、UEが対応する能力を指示する場合、DCIフォーマット0_1、DCIフォーマット1_1、DCIフォーマット0_2、およびDCIフォーマット1_2についての、もしくはDCIフォーマット3_0についての、もしくはDCIフォーマット3_1についての、もしくはDCIフォーマット3_0およびDCIフォーマット3_1についての、PDCCH候補を監視するようにとのdci-Formats-Rel16による指示
- 検索空間セットsのための1つまたは複数のRBを指示するための、提供された場合、freqMonitorLocation-r16によるビットマップ、ここで、ビットマップ中のMSB kは、DL BWP中のRBセットk-1に対応する。ビットマップ中で指示されたRBセットkについて、RBセット内に限定された周波数領域監視ロケーションの第1のPRBが
Figure 2023521129000003
によって与えられ、ここで、
Figure 2023521129000004
は、RBセットkの第1のPRBのインデックスであり、
Figure 2023521129000005
は、rb-offsetによって提供され、または、rb-offsetが提供されない場合、
Figure 2023521129000006
である。各監視ロケーションについての周波数領域リソース割り当てパターンが、関連するCORESET設定によって提供されたfrequencyDomainResources中の最初の
Figure 2023521129000007
ビットに基づいて決定される。
次に、PDCCH監視スパンが以下で説明される。
NR Rel-15では、UE特徴の一部としてPDCCH監視スパンの規定が存在する。
監視スパンは、スロット全体にわたるPDCCH監視間の時間ギャップに関する制約を課する。PDCCH監視能力に関するUE能力シグナリングは、3GPP TS38.213、V16.1.0、セクション10において説明されるように、2つのPDCCH監視スパンの開始間の最小時間分離(X)と、それらのスパンの最大長(Y)とに関するものであり、3GPP TS38.213、V16.1.0、セクション10は以下のように読める。
UEは、PDCCH監視について、シンボルの(X,Y)数の1つまたは複数の組合せを報告し、ここで、X≧Yである。スパンは、UEがPDCCH候補を監視するように設定された、スロット中の連続するシンボルのセットである。UEは、スロットにわたるものを含む、2つの連続するスパンの第1のシンボル間のX個のシンボルの最小時間分離をもつスロットのシンボルにおけるPDCCH監視オケージョンをサポートする。スパンの持続時間はdspan=max(dCORESET,max,Ymin)であり、ここで、dCORESET,maxは、UEに設定されたCORESETの持続時間のうちの最大持続時間であり、Yminは、UEによって報告された(X,Y)の組合せにおけるYの最小値である。スロット中の最後のスパンは、スロット中の他のスパンよりも短い持続時間を有することができる。
Rel-15では、組合せ(X,Y)のサポートされる値セットはまた、以下で示されているように、UE特徴グループ3-5bの一部として3GPP TS38.306、V15.6.0のセクション4.2.7.5においてキャプチャされる。
Figure 2023521129000008
しかしながら、Rel-16では、UEは、セット{(2,2)、(4,3)、(7,3)}からの各組合せ(X,Y)を別個に報告することができる。
次いで、設定されたCORESETおよび検索空間が、報告された組合せ(X,Y)とともに、スロット中のPDCCH監視スパンパターンを決定する。監視スパンパターンに関する明確化が、以下の、RAN1#96bisにおいて行われた合意において与えられる。
合意:
以下のように、FG3-5bの「特徴構成要素」を更新する。
FG-3-1のPDCCH監視オケージョン、および(1つまたは複数の)追加のPDCCH監視オケージョンは、事例2のためのスロットの任意の(1つまたは複数の)OFDMシンボルであり得、異なるスパンに属する任意の2つのPDCCH監視オケージョンについて、それらのPDCCH監視オケージョンのうちの少なくとも1つが、同じまたは異なる検索空間において、FG-3-1の監視オケージョンでない場合、2つのスパンの開始間に(クロススロット境界事例を含む)X個のOFDMシンボルの最小時間分離があり、ここで、各スパンは、スロットのY個の連続するOFDMシンボルまでの長さのものである。スパンは重複しない。あらゆるスパンが単一のスロット中に含まれている。同じスパンパターンがあらゆるスロットにおいて繰り返す。スロット内のおよびスロットにわたる連続するスパン間の分離は、等しくないことがあるが、同じ(X,Y)限界がすべてのスパンによって満足されなければならない。あらゆる監視オケージョンが1つのスパン中に完全に含まれている。好適なスパンパターンを決定するために、最初に、ビットマップb(l)、0≦l≦13が生成され、ここで、スロットのシンボルlが監視オケージョンの一部である場合、b(l)=1であり、他の場合、b(l)=0である。スパンパターン中の第1のスパンが、b(l)=1である最も小さいlにおいて始まる。スパンパターン中の次のスパンが、b(l)=1である、(1つまたは複数の)前のスパン中に含まれない最も小さいlにおいて始まる。スパン持続時間は、場合によっては、より短い持続時間のものであり得る、スロット中の最後のスパンを除く、max{UE報告候補値中の、すべてのCORESET持続時間の最大値、Yの最小値}である。特定のPDCCH監視設定が、スパン構成が、クロススロット境界を含む、あらゆるスロット中のUE報告候補値セット中の少なくとも1つの(X,Y)についてのギャップ分離を満足する場合、UE能力限度を満たす。
同じスパン内にある監視オケージョンのセットについて、
・ 周波数分割複信(FDD)のための監視オケージョンのこのセットにわたって、スケジュールされたコンポーネントキャリア(CC)ごとに、DLをスケジュールする1つのユニキャストDCIと、ULをスケジュールする1つのユニキャストDCIとを処理する
・ 時分割複信(TDD)のための監視オケージョンのこのセットにわたって、スケジュールされたCCごとに、DLをスケジュールする1つのユニキャストDCIと、ULをスケジュールする2つのユニキャストDCIとを処理する
・ TDDのための監視オケージョンのこのセットにわたって、スケジュールされたCCごとに、DLをスケジュールする2つのユニキャストDCIと、ULをスケジュールする1つのユニキャストDCIとを処理する
FG-3-1のPDCCH監視オケージョンを含む、スロットごとのすべてのPDCCH監視オケージョンのためのスパンの異なる開始シンボルインデックスの数が、floor(14/X)以下である(Xは、UEによって報告された値の中で最小である)。
FG-3-1のPDCCH監視オケージョンを含む、スロットごとのPDCCH監視オケージョンの異なる開始シンボルインデックスの数が、7以下である。
FG-3-1のPDCCH監視オケージョンを含む、ハーフスロットごとのPDCCH監視オケージョンの異なる開始シンボルインデックスの数が、2次セル(SCell)において4以下である。
要するに、PDCCH監視スパン規定は、UEとgNBとが、PDCCH監視に関係するCORESET/検索空間設定とUE能力シグナリング{(X,Y)}とに基づいて、スロット中のPDCCH監視スパンパターンに関して同じ理解を有するためのルールのセットを提供する。UEは、OFDMシンボルにおけるスパンギャップX(2つの連続するスパン間のOFDMシンボルの最小ギャップ)とスパン長Yとに関係するパラメータである1つまたは複数の候補値をシグナリングする。次いで、CORESET/検索空間設定とともに、監視スパンパターンが導出され得る。スロット中に複数のスパンを含んでいることがあるスパンパターンは、複数のスロットにわたって繰り返される。Rel-15では、3つの候補値(X,Y)が規定され、すなわち、(X,Y)=(7,3)、(4,3)、および(2,2)である。UEが候補値を報告するとき、UEは、ネスト(nested)候補値を含んでいる候補値セットを報告する。3つの可能な候補値セットが、{(7,3)}、{(4,3),(7,3)}、および{(2,2),(4,3),(7,3)}であり、それらの候補値セットは、それぞれ、スロット中の最高2つ、3つ、および7つの監視スパンをサポートする。Rel-16では、UEは、候補値セットがネスト候補値を含んでいるRel-15の場合とは異なり、サポートされる組合せ(X,Y)のUEの能力を別個に報告することができる。
CORESET/検索空間設定およびUE監視能力報告(X,Y)から決定されるPDCCH監視スパンパターンのいくつかの例が、図2に示されており、ここで、影付きブロックが、検索空間において設定されたPDCCH監視オケージョンを表す。スパンパターンは、あらゆるスロットにおいて繰り返されるので、いくつかのスパンは、実際のPDCCH監視オケージョンを有しないことがあることに留意されたい。より詳細には、図2は、PDCCH監視スパンパターンの例を示し、ここで、(a)はスパン長=max{max CORESET,min Y}=max{2,2}=2に対応し、(b)はスパン長=max{2,3}=3に対応し、(c)はスパン長=max{2,3}=3に対応する。
図3および図4は、複数のスロットにわたる異なるPDCCH監視オケージョンを含んでいる、異なる検索空間設定から導出されたPDCCH監視スパンの例を示す。それらは、異なる監視スパンパターンをもたらすが、UEは、同じ能力(X,Y)=(4,3)を報告する。図3は、UE報告能力(X,Y)=(4,3)についてのPDCCH監視スパンを示す。図4は、UE報告能力(X,Y)=(4,3)についてのPDCCH監視スパンを示す。
次に、監視されるPDCCH候補(ブラインド復号)とチャネル推定のための非重複CCEとの最大数に関するPDCCH監視能力が、以下で説明される。
PDCCH監視能力は、スロットごとのまたは監視スパンごとのブラインド復号/監視されるPDCCH候補の最大数と、スロットごとのまたは監視スパンごとのチャネル推定のための非重複CCEの最大数とによって記述される。スロットごとの限界は、Rel-15 PDCCH監視能力に関連付けられたものとして言及され得るが、スパンごとの限界は、Rel-16 PDCCH監視能力に関連付けられたものとして言及され得る。UEは、上位パラメータによって、どのPDCCH監視能力に従うべきかをサービングセルごとに設定される。
3GPP TS38.213、V16.1.0、セクション10は以下のように読める。
UEは、対応する検索空間セットによるPDCCH監視で設定された、各アクティブ化されたサービングセル上のアクティブDL BWP上の1つまたは複数のCORESET中でPDCCH候補のセットを監視し、ここで、監視することは、監視されるDCIフォーマットに従って各PDCCH候補を復号することを暗示する。
UEがサービングセルについてのPDCCHMonitoringCapabilityConfigを提供される場合、UEは、最大数のPDCCH候補および非重複CCEについてサービングセル上のPDCCHを監視するようにとの指示を、
- PDCCHMornitoringCapabilityConfig=R15 PDCCH監視能力である場合、表10.1-2および表10.1-3の場合のようにスロットごとに、または
- PDCCHMornitoringCapabilityConfig=R16 PDCCH監視能力である場合、表10.1-2Aおよび表10.1-3Aの場合のようにスパンごとに
取得する。
UEがPDCCHMonitoringCapabilityConfigを提供されない場合、UEは、スロットごとにサービングセル上のPDCCHを監視する。
スロットごとのまたはスパンごとの最大数または限界は、(以下の表にも示されている)スロット限界についてのサブキャリア間隔値の関数としておよびスパン限界についてのサブキャリア間隔(SCS)と組合せ(X,Y)との関数として、単一のサービングセルについて、3GPP TS38.213、V16.1.0、セクション10.1において規定されている。スパン限界についての値は、依然として議論中であり、仕様の現在のバージョン中にプレースホルダーとして含まれるにすぎないことに留意されたい。
3GPP TS38.213、V16.1.0の表10.1-2は、以下のように、単一のサービングセルとの動作のためのSCS設定μを伴うDL BWP中のUEのためのスロットごとの監視されるPDCCH候補の最大数
Figure 2023521129000009
を提供する。
Figure 2023521129000010
表10.1-2Aは、以下のように、単一のサービングセルとの動作のためのSCS設定μを伴うDL BWP中のUEのためのスパンごとの監視されるPDCCH候補の最大数
Figure 2023521129000011
を提供する。
Figure 2023521129000012
表10.1-3は、UEが、単一のサービングセルとの動作のためにスロットごとの対応するPDCCH候補を監視することが予想される、SCS設定μを伴うDL BWPについての非重複CCEの最大数
Figure 2023521129000013
を提供する。
PDCCH候補のためのCCEは、それらのCCEが、
- 異なるCORESETインデックス、または
- それぞれのPDCCH候補の受信のための異なる第1のシンボル
に対応する場合、非重複である。
表10.1-3は以下のように読める。
Figure 2023521129000014
表10.1-3Aは、UEが、単一のサービングセルとの動作のためにスパンごとの対応するPDCCH候補を監視することが予想される、SCS設定μを伴うDL BWPについての非重複CCEの最大数
Figure 2023521129000015
を提供する。表10.1-3Aは以下のように読める。
Figure 2023521129000016
UEは、μ=0およびμ=1のSCS設定ごとに、組合せ(X,Y)=(2,2)、(4,3)、および(7,3)のうちの1つまたは複数に従ってPDCCHを監視する能力を指示することができる。UEが、複数の(X,Y)組合せに従ってPDCCHを監視する能力を指示し、セル上でのPDCCH監視のためのUEへの検索空間セットの設定が、複数の組合せ(X,Y)のうちの2つまたはそれ以上についてXの値に等しいかまたはXの値よりも大きい2つの連続するPDCCH監視スパンごとの分離を生じる場合、UEは、
Figure 2023521129000017
および
Figure 2023521129000018
の最も大きい最大数に関連付けられた組合せ(X,Y)に従ってセル上のPDCCHを監視することが予想される。
次に、キャリアアグリゲーション(CA)事例についてのPDCCH監視能力が以下で説明される。
UEがCA事例についてのUEのPDCCH監視能力を異なるやり方で報告することができることが、RAN1#99において合意された。以下の事例1は、UEが、すべてRel-15監視能力(スロットごとのBDおよび非重複CCEについての限界)を伴うコンポーネントキャリア(CC)の数を報告する事例に対応する。事例2は、UEが、すべてRel-16監視能力(スパンごとのBDおよび非重複CCEについての限界)を伴うコンポーネントキャリア(CC)の数を報告する事例に対応する。最後に、事例3は、UEが、異なるサービングセル上の、Rel-15監視能力を伴うコンポーネントキャリア(CC)の数とRel-16監視能力を伴うコンポーネントキャリア(CC)の数の両方を報告する場合に対応する。合意は以下のように読める。
合意
UEが、以下の事例についてのUEのPDCCH監視能力を報告する。
・ 事例1:Rel-15監視能力のみを伴うCCの数に関する能力
■ この能力はRel-15においてすでに存在する
・ 事例2:Rel-16監視能力のみを伴うCCの数に関する能力
◆ pdcch-BlindDetectionCA-R16が4よりも小さくなり得る
・ 事例3:異なるサービングセル上の、Rel-15監視能力およびRel-16監視能力を伴うCCの数に関する能力
■ Rel-15 PDCCH監視能力についてのpdcch-BlindDetectionCA-R15
■ Rel-16 PDCCH監視能力についてのpdcch-BlindDetectionCA-R16
◆ pdcch-BlindDetectionCA-R16およびpdcch-BlindDetectionCA-R15の各々が4よりも小さくなり得る
◆ (pdcch-BlindDetectionCA-R15の最小値+pdcch-BlindDetectionCA-R16の最小値は)が4よりも大きくならない
・ FFS (pdcch-BlindDetectionCA-R15の最小値+pdcch-BlindDetectionCA-R16の最小値)が4よりも小さくなり得る
・ 上記の3つの事例についてのpdcch-BlindDetectionCA-R15およびpdcch-BlindDetectionCA-R16が別個に報告され得る
事例1は、既存のRel-15能力と同じであることに留意されたい。事例2および事例3について、上記の合意は、以下で示されているように、仕様3GPP TS38.213、V16.1.0のセクション10においてキャプチャされる。
UEが、UE-NR-Capability-r16中で、X個のダウンリンクセルよりも大きいキャリアアグリゲーション能力を指示する場合、UEは、UE-NR-Capability-r16中に、UEがX個超のダウンリンクセル上でのキャリアアグリゲーション動作のために設定されたときにUEがスパンごとに監視することができる、PDCCH候補の最大数と非重複CCEの最大数とについての指示を含める。UEがNR-DC動作のために設定されず、UEが、UEがPDCCHを監視するすべてのダウンリンクセルについてのPDCCHMonitoringCapabilityConfig=R16 PDCCH監視能力を提供されたとき、UEは、
Figure 2023521129000019
個のダウンリンクセルに対応する、スパンごとのPDCCH候補の最大数と非重複CCEの最大数とを監視する能力を決定し、ここで、

Figure 2023521129000020
は、UEがpdcch-BlindDetectionCA-r16を提供しない場合、設定されたダウンリンクセルの数であり、
- 他の場合、
Figure 2023521129000021
は、pdcch-BlindDetectionCA-r16の値である
UEが、それぞれ、UE-NR-Capability-r15中でまたはUE-NR-Capability-r16中で、Y個のダウンリンクセルよりも大きいまたはZ個のダウンリンクセルよりも大きいキャリアアグリゲーション能力を指示する場合、UEは、UE-NR-Capability-r15中にまたはUE-NR-Capability-r16中に、UEが、それぞれ、Y個超のダウンリンクセル上でのまたはZ個超のダウンリンクセル上でのキャリアアグリゲーション動作のために、およびY個のダウンリンクセルからの少なくとも1つのダウンリンクセルとZ個のダウンリンクセルからの少なくとも1つのダウンリンクセルとを伴って設定されたとき、UEが、PDCCHMonitoringCapabilityConfig=R15 PDCCH監視能力を伴うダウンリンクセルについてまたはPDCCHMonitoringCapabilityConfig=R16 PDCCH監視能力を伴うダウンリンクセルについて監視することができる、PDCCH候補の最大数および非重複CCEの最大数についての指示を含める。UEがNR-DC動作のために設定されないとき、UEは、それぞれ、
Figure 2023521129000022
個のダウンリンクセルにまたは
Figure 2023521129000023
個のダウンリンクセルに対応する、スロットごとのまたはスパンごとのPDCCH候補の最大数と非重複CCEの最大数とを監視する能力を決定し、ここで、

Figure 2023521129000024
は、UEがpdcch-BlindDetectionCA-r15を提供しない場合、設定されたダウンリンクセルの数であり、
- 他の場合、
Figure 2023521129000025
は、pdcch-BlindDetectionCA-r15の値であり、
および

Figure 2023521129000026
は、UEがpdcch-BlindDetectionCA-r16を提供しない場合、設定されたダウンリンクセルの数であり、
- 他の場合、
Figure 2023521129000027
は、pdcch-BlindDetectionCA-r16の値である
前のセクションにおいて規定されているPDCCH監視能力(スロット限界またはスパン限界)は、コンポーネントキャリア(CC)ごとの限界、または単一サービングセル限界と呼ばれることがある。キャリアアグリゲーション(CA)の場合、CA能力は、UEが監視することが可能であるサービングセルの数に関するUE報告能力と、設定されたサービングセルの数とに基づいて決定される。
UEが、UEがそのために設定されたものよりも大きい数のセルを監視することが可能である場合、セルごとのPDCCH監視能力は、単に、前のセクションにおいて規定されているCCごとの限界に対応することになる。
しかしながら、UEが、セルの数に関するUEの能力を、設定されたサービングセルの数よりも低い数であると報告した場合、CA限界は、セルまたはCCにわたって適用される。CA限界は、CCにわたってスロットごとに適用されるべきまたはCCSにわたってスパンのセットについて適用されるべき、ブラインド復号または非重複CCEの最大数の総限界である。CA限界は、設定されたサービングセルの数に基づいて値を比例的にスケールダウンすることによって導出される。
Rel-15 PDCCH監視能力に対応するCA限界(
Figure 2023521129000028
および
Figure 2023521129000029
)が3GPP TS38.213、V16.1.0、セクション10.1において説明されており、これは以下のように読める。
UEが、
- pdcch-BlindDetectionCAを報告しないかまたはBDFactorRを提供されない場合、γ=Rであり、
- pdcch-BlindDetectionCAを報告した場合、UEは、BDFactorRによって指示され得、γ=1またはγ=Rのいずれかである
UEが、SCS設定μを使用する(1つまたは複数の)スケジューリングセルのアクティブDL BWP中で監視される関連するPDCCH候補をもつ
Figure 2023521129000030
個のダウンリンクセルを伴って設定され、ここで、
Figure 2023521129000031
である場合、UEは、スケジューリングセルのアクティブDL BWP上で、
- スケジューリングセルが
Figure 2023521129000032
個のダウンリンクセルからのものであるとき、各スケジュールされたセルについての、スロットごとの
Figure 2023521129000033
個超のPDCCH候補または
Figure 2023521129000034
個超の非重複CCE、あるいは
- スケジューリングセルが
Figure 2023521129000035
個のダウンリンクセルからのものであるとき、各スケジュールされたセルについての、スロットごとの
Figure 2023521129000036
個超のPDCCH候補または
Figure 2023521129000037
個超の非重複CCE
- スケジューリングセルが
Figure 2023521129000038
個のダウンリンクセルからのものであるとき、各スケジュールされたセルについての、同じCORESETPoolIndex値をもつCORESETについての、スロットごとの
Figure 2023521129000039
個超のPDCCH候補または
Figure 2023521129000040
個超の非重複CCE
を監視することを必要とされない。
UEが、Rel-15 PDCCH監視能力を使用する
Figure 2023521129000041
個のダウンリンクセルを伴って、およびSCS設定μを使用する(1つまたは複数の)スケジューリングセルのアクティブDL BWP中で監視される関連するPDCCH候補を伴って設定され、ここで、
Figure 2023521129000042
であり、アクティブ化されたセルのDL BWPが、アクティブ化されたセルのアクティブDL BWPであり、非アクティブ化されたセルのDL BWPが、非アクティブ化されたセルについてのfirstActiveDownlinkBWP-Idによって提供されるインデックスをもつDL BWPである場合、UEは、
Figure 2023521129000043
個のダウンリンクセルからの(1つまたは複数の)スケジューリングセルの(1つまたは複数の)アクティブDL BWP上の、スロットごとの
Figure 2023521129000044
個超のPDCCH候補または
Figure 2023521129000045
個超の非重複CCEを監視することを必要とされない。UEが、Rel-15 PDCCH監視能力とRel-16 PDCCH監視能力の両方を使用するダウンリンクセルを伴って設定された場合、
Figure 2023521129000046
は、
Figure 2023521129000047
によって置き換えられる。
各スケジュールされたセルについて、UEは、
Figure 2023521129000048
個のダウンリンクセルからのスケジューリングセルのSCS設定μを伴うアクティブDL BWP上で、スロットごとの
Figure 2023521129000049
個超のPDCCH候補または
Figure 2023521129000050
個超の非重複CCEを監視することを必要とされない。
各スケジュールされたセルについて、UEは、
Figure 2023521129000051
個のダウンリンクセルからのスケジューリングセルのSCS設定μを伴うアクティブDL BWP上で、
- スロットごとの
Figure 2023521129000052
個超のPDCCH候補または
Figure 2023521129000053
個超の非重複CCE
- 同じCORESETPoolIndex値をもつCORESETについての、スロットごとの
Figure 2023521129000054
個超のPDCCH候補または
Figure 2023521129000055
個超の非重複CCE
を監視することを必要とされない。
Rel-16では、Rel-16 PDCCH監視能力に対応するCA限界(
Figure 2023521129000056
および
Figure 2023521129000057
)が3GPP TS38.213、V16.1.0、セクション10.1において説明されており、これは以下のように読める。
UEが、Rel-16 PDCCH監視能力を使用する
Figure 2023521129000058
個のダウンリンクセルのみを伴って、ならびに、PDCCH監視のために組合せ(X,Y)を使用する、およびSCS設定μを使用するアクティブDL BWPを有する、
Figure 2023521129000059
個のダウンリンクセルのうちの
Figure 2023521129000060
個を伴って設定され、ここで、
Figure 2023521129000061
であり、アクティブ化されたセルのDL BWPが、アクティブ化されたセルのアクティブDL BWPであり、非アクティブ化されたセルのDL BWPが、非アクティブ化されたセルについてのfirstActiveDownlinkBWP-Idによって提供されるインデックスをもつDL BWPである場合、UEは、
Figure 2023521129000062
個のダウンリンクセルからのすべてのスケジューリングセル上のスパンが整合される場合、
Figure 2023521129000063
個のダウンリンクセルからの(1つまたは複数の)スケジューリングセルの(1つまたは複数の)アクティブDL BWP上の、スパンごとの
Figure 2023521129000064
個超のPDCCH候補または
Figure 2023521129000065
個超の非重複CCEを監視することを必要とされず、ここで、
Figure 2023521129000066
は、SCS設定jを伴うRel-16 PDCCH監視能力を使用する設定されたセルの数である。UEが、Rel-15 PDCCH監視能力とRel-16 PDCCH監視能力の両方を使用するダウンリンクセルを伴って設定された場合、
Figure 2023521129000067
は、
Figure 2023521129000068
によって置き換えられる。
Rel-16 CA限界についての上記の説明は、
Figure 2023521129000069
個のダウンリンクセルからのすべてのスケジューリングセル上のスパンが整合される場合のみに適用されることに留意されたい。次いで、PDCCH候補および非重複CCEについての総限界、すなわち、
Figure 2023521129000070
および
Figure 2023521129000071
が、
Figure 2023521129000072
個のダウンリンクセルからの(1つまたは複数の)スケジューリングセルの(1つまたは複数の)アクティブDL BWP上でスパンごとに適用される。
ダウンリンクセルにわたる整合されたスパンの一例が図5において与えられ、ここで、PDCCH監視のために組合せ(X,Y)=(2,2)を使用する5つのダウンリンクセルがある。たとえば、この場合、CA限界
Figure 2023521129000073
は、単に、破線円によって示されている、スパンごとの5つのCCにわたって加算されるブラインド復号の最大数についての総限界である。
図5は、すべての5つのダウンリンクセル上で整合されたPDCCH監視スパンを示す。
一方、図6は、ダウンリンクセルにわたって整合されないスパンの一例を示す。この場合、PDCCH監視のために組合せ(X,Y)=(2,2)を使用する2つのダウンリンクセルがある。図6では、PDCCH監視スパンは、2つのダウンリンクセルにわたって整合されない。
本開示における以下の様々な実施形態は、NR仕様の現在のバージョン(たとえば3GPP TS38.213、V16.1.0)が、すべてのスケジューリングセル上のスパンが整合される場合についての、スパンごとのRel-16 CA限界のみについて説明する限度を克服し得る。これらの実施形態は、他の場合(たとえば、非整合スパン)についてのCA限界を決定するためのソリューションを提供し得る。以下の実施形態は、UEが、Rel-16監視能力に従うPDCCH監視能力を伴って設定されるとき、Rel-16 CA限界を決定するための複数のソリューションを提供することを対象とする。それらのソリューションは、それらのソリューションが、
Figure 2023521129000074
個のダウンリンクセルからのすべてのスケジューリングセル上のスパンが整合されるか否かにかかわらず適用され得るという点で、統合されたソリューションである。したがって、本明細書の実施形態の目的は、効率的なおよび信頼できる様式でPDCCHを監視するための機構を提供することである。
一態様によれば、目的は、ネットワークノードによって実施される方法を提供することによって達成される。ネットワークノードは、DLスロットのDLサブスロット構造および/またはパターン、スケジューリングセルにわたる重複するスパンのセット、コンポーネントキャリアにわたるスパンについての開始時間および終了時間、ならびに/あるいはCA限界ウィンドウと少なくとも部分的に重複するスパンに基づいて、監視能力を伴うUE設定についてのCA限界を決定する。
別の態様によれば、目的は、UEによって実施される方法を提供することによって達成される。UEは、PDCCH監視中に、1次セルまたは1次2次セル上のスパンのセット中の設定されたPDCCH候補または非重複CCEの総数が、スパンごとの限界を超えるかまたはCA限界を超えるとき、PDCCH候補をドロップする。
また別の態様によれば、目的は、ネットワークノードを提供することによって達成される。ネットワークノードは、DLスロットのDLサブスロット構造および/またはパターン、スケジューリングセルにわたる重複するスパンのセット、コンポーネントキャリアにわたるスパンについての開始時間および終了時間、ならびに/あるいはCA限界ウィンドウと少なくとも部分的に重複するスパンに基づいて、監視能力を伴うUE設定についてのCA限界を決定するように設定される。
さらに別の態様によれば、目的は、UEを提供することによって達成される。UEは、PDCCH監視中に、1次セルまたは1次2次セル上のスパンのセット中の設定されたPDCCH候補または非重複CCEの総数が、スパンごとの限界を超えるかまたはCA限界を超えるとき、PDCCH候補をドロップするように設定される。
さらに、少なくとも1つのプロセッサ上で実行されたとき、少なくとも1つのプロセッサに、それぞれ、ネットワークノード、およびUEによって実施される、上記の方法を行わせる命令を備えるコンピュータプログラム製品が本明細書で提供される。
一実施形態は、DLスロットのDLサブスロット構造および/またはパターンに基づいて、監視能力を伴うUE設定についてのCA限界を決定することを含む、ネットワークノードによる方法を対象とする。
別の実施形態は、スケジュールされたセルにわたる重複するスパンのセットに基づいて、監視能力を伴うUE設定についてのCA限界を決定することを含む、ネットワークノードによる方法を対象とする。
別の実施形態は、PDCCH監視中に、1次セルまたは1次2次セル上のスパンのセット中の設定されたPDCCH候補または非重複制御チャネルエレメント(CCE)の総数が、スパンごとの限界を超えるかまたはCA限界を超えるとき、PDCCH候補をドロップすることを含む、UEによる方法を対象とする。
別の実施形態は、隣接するDLスロットの隣接するDLサブスロット構造および/またはパターンに基づいて、監視能力を伴うUE設定についてのCA限界を決定することを含む、ネットワークノードによる方法を対象とする。
別の実施形態は、コンポーネントキャリアにわたるスパンについての開始時間および終了時間に基づいて、監視能力を伴うUE設定についてのCA限界を決定することを含む、ネットワークノードによる方法を対象とする。
別の実施形態は、CA限界ウィンドウと少なくとも部分的に重複するスパンに基づいて、監視能力を伴うUE設定についてのCA限界を決定することであって、CA限界ウィンドウが、スロットの開始に基づく、CA限界を決定することを含む、ネットワークノードによる方法を対象とする。
別の実施形態は、CA限界ウィンドウと少なくとも部分的に重複するスパンに基づいて、監視能力を伴うUE設定についてのCA限界を決定することであって、CA限界ウィンドウが、すべてのコンポーネントキャリアに基づいて各サブキャリア間隔(SCS)μについて決定される、CA限界を決定することを含む、ネットワークノードによる方法を対象とする。
別の実施形態は、スロット境界にわたって延びるCA限界ウィンドウと少なくとも部分的に重複するスパンに基づいて、監視能力を伴うUE設定についてのCA限界を決定することを含む、ネットワークノードによる方法を対象とする。
他の実施形態は、対応するネットワークノードおよびUEを対象とする。
一実施形態は、DLスロットのDLサブスロット構造および/またはパターンに基づいて、監視能力を伴うUE設定についてのCA限界を決定するように設定された、ネットワークノードを対象とする。
別の実施形態は、スケジュールされたセルにわたる重複するスパンのセットに基づいて、監視能力を伴うUE設定についてのCA限界を決定するように設定された、ネットワークノードを対象とする。
別の実施形態は、PDCCH監視中に、1次セルまたは1次2次セル上のスパンのセット中の設定されたPDCCH候補または非重複CCEの総数が、スパンごとの限界を超えるかまたはCA限界を超えるとき、PDCCH候補をドロップするように設定された、UEを対象とする。
別の実施形態は、隣接するDLスロットの隣接するDLサブスロット構造および/またはパターンに基づいて、監視能力を伴うUE設定についてのCA限界を決定するように設定された、ネットワークノードを対象とする。
別の実施形態は、コンポーネントキャリアにわたるスパンについての開始時間および終了時間に基づいて、監視能力を伴うUE設定についてのCA限界を決定するように設定された、ネットワークノードを対象とする。
別の実施形態は、CA限界ウィンドウと少なくとも部分的に重複するスパンに基づいて、監視能力を伴うUE設定についてのCA限界を決定することであって、CA限界ウィンドウが、スロットの開始に基づく、CA限界を決定することを行うように設定された、ネットワークノードを対象とする。
別の実施形態は、CA限界ウィンドウと少なくとも部分的に重複するスパンに基づいて、監視能力を伴うUE設定についてのCA限界を決定することであって、CA限界ウィンドウが、すべてのコンポーネントキャリアに基づいて各サブキャリア間隔(SCS)μについて決定される、CA限界を決定することを行うように設定された、ネットワークノードを対象とする。
別の実施形態は、スロット境界にわたって延びるCA限界ウィンドウと少なくとも部分的に重複するスパンに基づいて、監視能力を伴うUE設定についてのCA限界を決定するように設定された、ネットワークノードを対象とする。
本明細書の実施形態は、
Figure 2023521129000075
個のダウンリンクセルからのすべてのスケジューリングセル上のスパンが整合されるか否かにかかわらず、適用可能である。したがって、本明細書の実施形態は、効率的なおよび信頼できる様式でPDCCHを監視するための機構を提供する。
本開示のさらなる理解を提供するために含まれ、本出願に組み込まれ、本出願の一部をなす、添付の図面は、発明概念のいくつかの非限定的な実施形態を示す。
NRにおける例示的な無線リソースを示す図である。 PDCCH監視スパンパターンの例を示す図である。 複数のスロットにわたる異なるPDCCH監視オケージョンを含んでいる、異なる検索空間設定から導出されたPDCCH監視スパンの例を示す図である。 複数のスロットにわたる異なるPDCCH監視オケージョンを含んでいる、異なる検索空間設定から導出されたPDCCH監視スパンの例を示す図である。 すべての5つのダウンリンクセル上で整合されたPDCCH監視スパンを示す図である。 ダウンリンクセルにわたって整合されないスパンの一例を示す図である。 本明細書の実施形態による、ネットワークノードによって実施される方法を示す図である。 本明細書の実施形態による、UEによって実施される方法を示す図である。 本開示の一実施形態による、DLサブスロットパターン決定の一例を示す図である。 本開示の一実施形態による、異なる組合せ(X,Y)についてのDLサブスロット構造/パターンの一例を示す図である。 本開示の一実施形態に従って決定されたスパンのセットの一例を示す図である。 本開示のいくつかの実施形態に従って決定されたスパンのセットの例を示す図である。 本開示のいくつかの実施形態に従って決定されたスパンのセットの例を示す図である。 本開示のいくつかの実施形態に従って決定されたスパンのセットの例を示す図である。 本開示のいくつかの実施形態に従って決定されたスパンのセットの例を示す図である。 本開示のいくつかの実施形態による、DLセルにわたる重複スパンの例示的なセットを示す図である。 本開示のいくつかの実施形態による、重複スパンの例示的なセットを示す図である。 本開示のいくつかの実施形態による、非重複スパンが重複スパンのセットから除外される、DLセルにわたる重複スパンの例示的なセットを示す図である。 本開示のいくつかの実施形態による、重複スパンの例示的なセットを示す図である。 本開示のいくつかの実施形態による、隣接するDLサブスロットが重複することができる、Rel-16 CA限界を決定する目的での各組合せ(X,Y)についてのDLサブスロット構造/パターンを示す図である。 本開示のいくつかの実施形態による、コンポーネントキャリアにわたるスパンについての開始時間および終了時間に基づいて時間パーティションを決定する一例を示す図である。 本開示のいくつかの実施形態による、CA限界ウィンドウに基づいて、CA限界に従うものとするスパンを決定する一例を示す図である。 本開示のいくつかの実施形態による、スパンが、異なるスパン組合せをもつものであるときの、時間パーティションの一例を示す図である。 本開示のいくつかの実施形態による、スパンが、異なるスパン組合せをもつものであるときの、例示的なCA限界ウィンドウを示す図である。 本開示のいくつかの実施形態による、異なるスロット中のスパンのセットが、CA限界ウィンドウと重複し、CA限界に従うものとする、CA限界のロケーションの例を示す図である。 本開示のいくつかの実施形態による、異なるスロット中のスパンのセットが、CA限界ウィンドウと重複し、CA限界に従うものとする、CA限界のロケーションの例を示す図である。 本開示のいくつかの実施形態による、ネットワークノードによる動作のフローチャートである。 本開示のいくつかの実施形態による、ネットワークノードによる動作のフローチャートである。 本開示のいくつかの実施形態による、ネットワークノードによる動作のフローチャートである。 本開示のいくつかの実施形態による、ネットワークノードによる動作のフローチャートである。 本開示のいくつかの実施形態による、ネットワークノードによる動作のフローチャートである。 本開示のいくつかの実施形態による、ネットワークノードによる動作のフローチャートである。 本開示のいくつかの実施形態による、ネットワークノードによる動作のフローチャートである。 本開示のいくつかの実施形態による、UEによる動作のフローチャートである。 本開示のいくつかの実施形態による、UE(通信デバイス)を示すブロック図である。 本開示のいくつかの実施形態による、無線アクセスネットワークノードを示すブロック図である。 本開示のいくつかの実施形態による、ネットワークノードを示すブロック図である。 いくつかの実施形態による、無線ネットワークのブロック図である。 いくつかの実施形態による、別の通信デバイス、たとえば、別のUEのブロック図である。 いくつかの実施形態による、仮想化環境のブロック図である。 いくつかの実施形態による、中間ネットワークを介してホストコンピュータに接続された通信ネットワークのブロック図である。 いくつかの実施形態による、部分的無線接続上で基地局を介してユーザ機器と通信するホストコンピュータのブロック図である。 いくつかの実施形態による、ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器とを含む通信システムにおいて実装される方法のブロック図である。 いくつかの実施形態による、ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器とを含む通信システムにおいて実装される方法のブロック図である。 いくつかの実施形態による、ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器とを含む通信システムにおいて実装される方法のブロック図である。 いくつかの実施形態による、ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器とを含む通信システムにおいて実装される方法のブロック図である。
次に、発明概念の実施形態の例が示されている添付の図面を参照しながら、発明概念が以下でより十分に説明される。しかしながら、発明概念は、多くの異なる形態で具現され得、本明細書に記載される実施形態に限定されるものとして解釈されるべきではない。むしろ、これらの実施形態は、本開示が徹底的かつ完全であり、本発明概念の範囲を当業者に十分に伝達するように提供される。これらの実施形態は相互排他的でないことにも留意されたい。一実施形態からの構成要素が、別の実施形態において存在する/使用されると暗に仮定され得る。
以下の説明は、開示される主題の様々な実施形態を提示する。これらの実施形態は、教示例として提示され、開示される主題の範囲を限定するものと解釈されるべきではない。たとえば、説明される実施形態のいくらかの詳細は、説明される主題の範囲から逸脱することなく、修正、省略、または拡大され得る。
本開示のいくつかの実施形態は、NR仕様の現在のバージョン(たとえば3GPP TS38.213、V16.1.0)が、すべてのスケジューリングセル上のスパンが整合される場合についての、スパンごとのRel-16 CA限界のみについて説明するという現在の認識から起こり得る。他の場合(たとえば、非整合スパン)についてのCA限界を決定するためのソリューションが依然として欠落している。スパンが、同じ組合せ(X,Y)に関連付けられたRel-16 PDCCH監視能力を使用するコンポーネントキャリアにわたって整合されないとき、CA限界がどのように適用されることになるかは、不明瞭である。
本開示のいくつかの実施形態は、UEが、Rel-16監視能力に従うPDCCH監視能力を伴って設定されるとき、Rel-16 CA限界を決定するための複数のソリューションを提供することを対象とする。それらのソリューションは、それらのソリューションが、
Figure 2023521129000076
個のダウンリンクセルからのすべてのスケジューリングセル上のスパンが整合されるか否かにかかわらず適用され得るという点で、統合されたソリューションである。
Figure 2023521129000077
個のダウンリンクセルからのすべてのスケジューリングセル上のスパンが整合される場合、ソリューションは、整合スパンの場合について現在指定されているCA限界とまったく同じCA限界を提供する。
本開示のいくつかの実施形態は以下の原理に基づき得る。
1) Rel-16 CA限界決定の目的でのDLサブスロット構造の導入、および
2) DLサブスロット構造に基づくRel-16 CA限界決定の原理
さらに、これらの実施形態は、重複スパンに基づくRel-16 CA限界決定のためのソリューションを提供し得る。
したがって、本開示の1つまたは複数の実施形態は、Rel-16監視能力を伴って設定されたUEについてのCA限界を決定するための完全なおよび統合されたソリューションを提供し得る。
DLセル、スケジュールされたセル、スケジューリングセル、サービングセル、コンポーネントキャリア(CC)という用語は、キャリアアグリゲーション(CA)事例についてのPDCCH監視能力の以下の説明において互換的に使用され得る。
以下で提供される説明は、単一送信受信ポイント(TRP)送信に基づく。DLセルの数が、異なるTRPについて考慮される、マルチTRP送信の事例への拡張が行われ得る。
DLサブスロットの概念に基づくCA限界決定のためのソリューションは、「Rel-16 CA限界決定の目的でのDLサブスロットパターン/構造」と題するセクション1.1、および「2つの隣接するDLサブスロット間のUE監視限界を考慮するDLサブスロット構造」と題するセクション5.0に関して以下で説明される。
「Rel-16 CA限界決定の目的でのDLサブスロットパターン/構造」と題するセクション1.0が以下で説明される。
スロット内の構造の以下の説明では、DLサブスロットという用語、すなわち、ダウンリンクスロットは、複数のDLサブスロットを備えるかまたは含むと見なされ得る。この説明では、DLサブスロットは、PDCCH監視について規定され、したがって、DLサブスロットは、DLキャリアヌメロロジー(たとえば、DL SCS)を使用して規定される。DLサブスロットは、ULキャリアヌメロロジーを使用する、PUCCH送信について規定されたアップリンクサブスロットとは区別されるべきであり、DLキャリアヌメロロジーとULキャリアヌメロロジーとは同じであることも同じでないこともある。DLサブスロットという用語は、例示的なものにすぎず、同じ、基礎をなす意味の他の用語によって置き換えられ得る。
所与の設定では、DLスロットは、2つまたはそれ以上のDLサブスロットから構成され、ここで、2つまたはそれ以上のDLサブスロットは、同じ持続時間または異なる持続時間を有し得る。ここで、設定は、SCS、組合せ(X,Y)、および、Rel-16 PDCCH監視を伴って設定されたコンポーネントキャリアの数など、パラメータセッティングを含む。
キャリアアグリゲーション事例についてのRel-16 PDCCH監視能力を決定する目的で、UEを、Rel-16 PDCCH監視能力を使用する
Figure 2023521129000078
個のダウンリンクセルを伴って、ならびに、PDCCH監視のために組合せ(X,Y)を使用する、およびSCS設定μを使用する(1つまたは複数の)アクティブDL BWPを有する、
Figure 2023521129000079
個のダウンリンクセルのうちの
Figure 2023521129000080
個を伴って設定されるとする。
したがって、図25のフローチャートに示されている一実施形態では、ネットワークノードによる動作が、DLスロットのDLサブスロット構造および/またはパターンに基づいて、監視能力を伴うUE設定についてのCA限界を決定すること2500を含む。したがって、たとえば、ネットワークノードは、DLスロットのDLサブスロット構造および/またはパターンに基づいてUE設定についてのCA限界を決定し、UEのPDCCH監視を制御するためにUE設定を使用する。CA限界は、PDCCH監視のためのUE設定について決定され得る。CA限界は、Rel-16 PDCCH監視のためのUE設定について決定され得る。
いくつかの実施形態では、ネットワークノードは、通信システムの無線ネットワークノードまたは別のネットワークノードを含む。ネットワークノードは、クラウドコンピューティング環境中のコンピューティングリソースであり得る。
さらなる実施形態では、UE設定は、PDCCH監視のためのSCSと、2つのPDCCH監視スパンの開始間の最小時間(X)分離とスパンの最大長(Y)との組合せと、PDCCH監視のために設定されたコンポーネントキャリア(CC)の数とのうちの少なくとも1つを含む。
「ルールから決定されるDLサブスロットパターン/構造」と題するセクション1.1が以下で説明される。
非限定的な一実施形態では、DLサブスロット構造/パターンが、各組合せ(X,Y)とSCS設定μとについて、組合せ(X,Y)に関連付けられた、
Figure 2023521129000081
個のDLセル/コンポーネントキャリアのPDCCH監視スパンパターンに基づいて決定される。
ネットワークノードによる動作の対応するさらなる実施形態は、DLサブスロット構造および/またはパターンが、各組合せ(X,Y)とSCS設定μとについて、組合せ(X,Y)に関連付けられた、
Figure 2023521129000082
個のDLセルおよび/またはコンポーネントキャリアのPDCCH監視スパンパターンに基づいて決定されることを決定することを含むことができる。「X」は、2つのPDCCH監視スパンの開始間の最小分離であり得る。
非限定的な一実施形態では、組合せ(X,Y)についてのDLサブスロットパターンを決定するために、最初に、ビットマップb(l)、0≦l≦13が生成され、ここで、スロットのシンボルlが、関連するコンポーネントキャリアの監視スパンの開始シンボルである場合、b(l)=1であり、他の場合、b(l)=0である。DLサブスロットパターン中の第1のDLサブスロットが、b(l)=1である最も小さいlにおいて始まり、持続時間Tシンボルを有する。DLサブスロットパターン中の次のDLサブスロットが、b(l)=1である、(1つまたは複数の)前のDLサブスロット中に含まれない最も小さいlにおいて始まる。好ましい実施形態では、DLサブスロット持続時間Tは、場合によっては、Xよりも短い持続時間のものであり得る、スロット中の最後のDLサブスロットを除いて、X個のシンボルに等しい。DLサブスロットは重複しない。あらゆるDLサブスロットが単一のスロット中に含まれている。所与のCCの同じ監視スパンパターンがあらゆるスロットにおいて繰り返すので、同じDLサブスロットパターンがあらゆるスロットにおいて繰り返す。
組合せ(X,Y)についてのDLサブスロットパターンを決定するためのネットワークノードによる動作の対応するさらなる実施形態が、ビットマップb(l)を生成することを含み、0≦l≦13であり、ここで、スロットのシンボルlが、関連するコンポーネントキャリアの監視スパンの開始シンボルである場合、b(l)=1であり、他の場合、b(l)=0である。さらなる実施形態では、DLサブスロットパターン中の第1のDLサブスロットが、b(l)=1である最も小さいlにおいて始まり、持続時間Tシンボルを有し、DLサブスロットパターン中の次のDLサブスロットが、b(l)=1である、(1つまたは複数の)前のDLサブスロット中に含まれない最も小さいlにおいて始まる。
上記の実施形態では、DLサブスロットパターンは、組合せ(X,Y)とSCS設定μとについて常に固定であるとは限らない。むしろ、DLサブスロットパターンは、関連するコンポーネントキャリアの実際の監視スパンレイアウトとともに変動する。
次に、本明細書の実施形態による、無線通信ネットワーク1における、gNBなどのネットワークノードによって実施される方法アクションが、図7aに示されているフローチャートを参照しながら説明される。
アクション700.ネットワークノードが、DLスロットのDLサブスロット構造および/またはパターン、スケジューリングセルにわたる重複するスパンのセット、コンポーネントキャリアにわたるスパンについての開始時間および終了時間、ならびに/あるいはCA限界ウィンドウと少なくとも部分的に重複するスパンに基づいて、監視能力を伴うUE設定についてのCA限界を決定する。CA限界は、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)監視のためのUE設定について決定され得る。
UE設定は、PDCCH監視のためのSCSと、2つのPDCCH監視スパンの開始間の最小時間(X)分離とスパンの最大長(Y)との組合せと、PDCCH監視のために設定されたコンポーネントキャリアの数とのうちの少なくとも1つを含み得る。DLサブスロット構造および/またはパターンは、各組合せ(X,Y)とSCS設定μとについて、組合せ(X,Y)に関連付けられた、
Figure 2023521129000083
個のダウンリンク(DL)セルおよび/またはコンポーネントキャリアのPDCCH監視スパンパターンに基づいて決定され得る。組合せ(X,Y)についてのDLサブスロットパターンの決定は、ビットマップb(l)を生成することを含み得、0≦l≦13であり、ここで、スロットのシンボルlが、関連するコンポーネントキャリアの監視スパンの開始シンボルである場合、b(l)=1であり、他の場合、b(l)=0である。DLサブスロットパターン中の第1のDLサブスロットが、b(l)=1である最も小さいlにおいて始まり得、持続時間Tシンボルを有し、DLサブスロットパターン中の次のDLサブスロットが、b(l)=1である、(1つまたは複数の)前のDLサブスロット中に含まれない最も小さいlにおいて始まり得る。
DLサブスロット構造および/またはパターンは、組合せとμとの所与の組合せ{(X,Y),μ}について固定であり得、コンポーネントキャリアの実際の監視スパンパターンとともに変動せず、「μ」はSCS設定である。1つのDLサブスロット構造および/またはパターンが、ヌメロロジーμにかかわらず、Rel-16 PDCCH監視のためのUE報告能力に対応する各組合せ(X,Y)について規定され得、「μ」はSCS設定である。同じDLサブスロット構造および/またはパターンが、所与のヌメロロジーμの各組合せ(X,Y)について規定され得、「μ」はSCS設定である。1つまたは複数のDLサブスロット構造および/またはパターンが、Rel-16 PDCCH監視のためのUE報告能力に対応する、各組合せ(X,Y)とDLヌメロロジーμとについて規定され、「X」は、2つのPDCCH監視スパンの開始間の最小分離であり、「μ」はサブキャリア間隔(SCS)設定である。
UEが、組合せ(X,Y)に関連付けられたRel-16 PDCCH監視能力を使用する複数のDLセルを伴って設定されるとき、組合せ(X,Y)に対応する同じDLサブスロット構造および/またはパターンが、組合せ(X,Y)に関連付けられたすべてのスケジューリングセルに適用され得る。
UEが、UE報告能力
Figure 2023521129000084
よりも小さいかまたはUE報告能力
Figure 2023521129000085
に等しい、すべてのSCSについてのDLセルの数
Figure 2023521129000086
を伴って設定されるとき、方法は、UEが、
Figure 2023521129000087
個のダウンリンクセルからの1つまたは複数のスケジューリングセルのアクティブDLの1つまたは複数のBWP上の、スパンごとの
Figure 2023521129000088
個超のPDCCH候補、またはスパンごとの
Figure 2023521129000089
個超の非重複CCEを監視することを必要としないことがある。
UEが、UE報告能力
Figure 2023521129000090
よりも大きい、すべてのSCSについてのDLセルの数
Figure 2023521129000091
を伴って設定されるとき、方法は、UEが、各セットについてスケジューリングセルごとに多くとも1つのスパンをもつ、
Figure 2023521129000092
個のダウンリンクセルからの(1つまたは複数の)スケジューリングセルの(1つまたは複数の)アクティブDL BWPにわたる同じDLサブスロット中に存在するスパンの任意のセットについて、
Figure 2023521129000093
個超のPDCCH候補または
Figure 2023521129000094
個超の非重複CCEを監視することを必要としないことがあり、
Figure 2023521129000095
は、SCS設定jを伴うRel-16 PDCCH監視能力を使用する設定されたセルの数であり、スパンは、スパンの少なくとも1つのシンボルがDLサブスロット中にあるかまたはDLサブスロットと重複する場合、DLサブスロット中に存在する。
UEが、UE報告能力
Figure 2023521129000096
よりも大きい、すべてのSCSについてのDLセルの数
Figure 2023521129000097
を伴って設定されるとき、方法は、UEが、各セットについてスケジューリングセルごとに多くとも1つのスパンをもつ、
Figure 2023521129000098
個のダウンリンクセルからの少なくとも1つのスケジューリングセルのアクティブDLの少なくとも1つのBWPにわたる同じDLサブスロットにおいて開始するスパンの任意のセットについて、
Figure 2023521129000099
個超のPDCCH候補または
Figure 2023521129000100
個超の非重複CCEを監視することを必要としないことがあり、
Figure 2023521129000101
は、SCS設定jを伴うRel-16 PDCCH監視能力を使用する設定されたセルの数であり、スパンは、スパンの第1のシンボルがDLサブスロット中にある場合、DLサブスロットにおいて開始している。
UEが、UE報告能力
Figure 2023521129000102
よりも大きい、すべてのSCSについてのDLセルの数
Figure 2023521129000103
を伴って設定されるとき、方法は、UEが、各セットについてスケジューリングセルごとに多くとも1つのスパンをもつ、
Figure 2023521129000104
個のダウンリンクセルからの少なくとも1つのスケジューリングセルのアクティブDLの少なくとも1つのBWPにわたる同じDLサブスロット中に存在するスパンの任意のセットについて、
Figure 2023521129000105
個超のPDCCH候補または
Figure 2023521129000106
個超の非重複CCEを監視することを必要としないことがあり、
Figure 2023521129000107
は、サブキャリア間隔(SCS)設定jを伴うRel-16 PDCCH監視能力を使用する設定されたセルの数であり、スパンは、スパンの少なくとも1つのシンボルがDLサブスロット中にあるかまたはDLサブスロットと重複する場合、DLサブスロット中に存在する。
UEが、UE報告能力
Figure 2023521129000108
よりも大きい、すべてのSCSについてのDLセルの数
Figure 2023521129000109
を伴って設定されるとき、方法は、UEが、各セットについてスケジューリングセルごとに多くとも1つのスパンをもつ、
Figure 2023521129000110
個のダウンリンクセルからの少なくとも1つのスケジューリングセルのアクティブDLの少なくとも1つのBWPにわたる同じDLサブスロットにおいて開始するスパンの任意のセットについて、
Figure 2023521129000111
個超のPDCCH候補または
Figure 2023521129000112
個超の非重複CCEを監視することを必要としないことがあり、
Figure 2023521129000113
は、SCS設定jを伴うRel-16 PDCCH監視能力を使用する設定されたセルの数であり、スパンは、スパンの第1のシンボルがDLサブスロット中にある場合、DLサブスロットにおいて開始している。
UEが、UE報告能力
Figure 2023521129000114
よりも大きい、すべてのサブキャリア間隔(SCS)についてのDLセルの数
Figure 2023521129000115
を伴って設定されるとき、方法は、UEが、各セットについてスケジューリングセルごとに多くとも1つのスパンをもつ、
Figure 2023521129000116
個のダウンリンクセルからの少なくとも1つのスケジューリングセルのアクティブDLの少なくとも1つのBWPにわたる同じDLサブスロットにおいて終了するスパンの任意のセットについて、
Figure 2023521129000117
個超のPDCCH候補または
Figure 2023521129000118
個超の非重複制御チャネルエレメント(CCE)を監視することを必要としないことがあり、
Figure 2023521129000119
は、サブキャリア間隔(SCS)設定jを伴うRel-16 PDCCH監視能力を使用する設定されたセルの数であり、スパンは、スパンの少なくとも最後のシンボルがDLサブスロット中にある場合、DLサブスロットにおいて終了している。
各スケジュールされたセルについて、方法は、UEが、
Figure 2023521129000120
個のダウンリンクセルからのスケジューリングセルのSCS設定μを伴うアクティブDL BWP上で、スパンごとの
Figure 2023521129000121
個超のPDCCH候補または
Figure 2023521129000122
個超の非重複CCEを監視することを必要としないことがある。
CA限界は、隣接するDLスロットの隣接するDLサブスロット構造および/またはパターンに基づいて決定され得る。CA限界は、たとえば、スロット境界に位置する隣接するDLスロットの隣接するDLサブスロット構造および/またはパターンに基づいて決定され得る。
CA限界ウィンドウは、スロットの開始に基づき得る。CA限界ウィンドウは、すべてのコンポーネントキャリアに基づいて各SCSについて決定され得る。複数の組合せ(X,Y)の各々についてのCCのグループについてのCA限界が、組合せ(X,Y)の中のスパン限界の最小値に基づいて決定される(3100)。CA限界ウィンドウは、スロット境界にわたって延び得る。CA限界が、スロットの開始に基づいて決定され得、CA限界が、各セットについてスケジューリングセルごとに多くとも1つのスパンをもつ、ダウンリンクセルからの少なくとも1つのスケジューリングセルのアクティブDLの少なくとも1つのBWPにわたるCA限界ウィンドウにおいて少なくとも部分的に重複するスパンの任意のセットについて適用され得ることに留意されたい。
CA限界は、スケジューリングセルにわたる重複するスパンのセットに基づいて決定され得、スケジューリングセルにわたる重複するスパンのセットは、スケジューリングセルごとに多くとも1つのスパンをもつ、スパンと、そのスパンと重複するすべての他のスパンとを含んでいる、セットとして決定される。追加または代替として、重複するスパンのセットは、最も大きい数のスパンをもつ、およびスケジューリングセルごとに多くとも1つのスパンをもつセットとして決定され得、ここで、セット中のスパンが、少なくとも、セット中の1つまたは複数の他のスパンと重複する。
これは、CAシナリオにおいて1つまたは複数のUEのためのリソースをスケジュールするときに使用され得る。
次に、本明細書の実施形態による、無線通信ネットワークにおけるUEによって実施される方法アクションが、図7bに示されているフローチャートを参照しながら説明される。
アクション710.UEが、PDCCH監視中に、1次セルまたは1次2次セル上のスパンのセット中の設定されたPDCCH候補または非重複CCEの総数が、スパンごとの限界を超えるかまたはCA限界を超えるとき、PDCCH候補をドロップする。
図7cは、上記の実施形態による、DLサブスロットパターン決定の一例を示す。図7cでは、DLサブスロットパターン決定は、組合せ(X,Y)=(2,2)に関連付けられた、3つのDLセル/コンポーネントキャリアの監視スパンパターンに基づく。スロット中に5つのDLサブスロットがあり、各DLサブスロットは、2シンボルの持続時間(=X)を有する。各スパンが、DLサブスロットパターン中の少なくとも1つのDLサブスロット中に存在する/そのDLサブスロットと時間的に重複する。
組合せ(X,Y)とSCS設定μとに関連付けられたRel-16 PDCCH監視能力を使用する複数のDLセルを伴って設定されたUEでは、組合せ(X,Y)に対応する同じDLサブスロットパターンが、組合せ(X,Y)に関連付けられたすべてのスケジューリングセルに適用される。
「仕様において規定されているDLサブスロットパターン/構造」と題するセクション1.2が以下で説明される。
非限定的な一実施形態では、1つまたは複数のDLサブスロット構造/パターンが、キャリアアグリゲーション事例についてのRel-16 PDCCH監視能力(CA限界)を決定する目的で仕様において規定されている。この場合、DLサブスロットパターンは、{(X,Y),μ}の所与の組合せについて固定であり、考慮中のコンポーネントキャリアの実際の監視スパンパターンとともに変動しない。
非限定的な一実施形態では、1つのDLサブスロット構造および/またはパターンが、ヌメロロジーμにかかわらず、Rel-16 PDCCH監視のためのUE報告能力に対応する各組合せ(X,Y)について規定される。代替的に、同じDLサブスロット構造/パターンが、所与のヌメロロジーμの各組合せ(X,Y)について規定されるが、DLサブスロット構造/パターンは、異なるヌメロロジーμの間で変動し得る。
ネットワークノードによる動作の対応するさらなる実施形態が、DLサブスロット構造および/またはパターンが、{(X,Y),μ}の所与の組合せについて固定であり、コンポーネントキャリアの実際の監視スパンパターンとともに変動しないことを含む。「X」は、2つのPDCCH監視スパンの開始間の最小分離であり得る。「μ」はSCS設定であり得る。
ネットワークノードによる動作の別の対応するさらなる実施形態が、同じDLサブスロット構造および/またはパターンが、所与のヌメロロジーμの各組合せ(X,Y)について規定されることを含む。「X」は、2つのPDCCH監視スパンの開始間の最小分離であり得る。「μ」はサブキャリア間隔(SCS)設定であり得る。
別の実施形態では、1つまたは複数のDLサブスロット構造/パターンが、Rel-16 PDCCH監視のためのUE報告能力に対応する、各組合せ(X,Y)とDLヌメロロジーμとについて規定される。UEが、UEがサポートすることが可能である、各組合せ(X,Y)とDLヌメロロジーμとについての1つのDLサブスロット構造/パターンを伴って設定され得る。
別の実施形態では、1つまたは複数のDLサブスロット構造/パターンが、Rel-16 PDCCH監視のためのUE報告能力に対応する、各組合せ(X,Y)とDLヌメロロジーμとについて規定される。UEが、UEがサポートすることが可能である、各組合せ(X,Y)とDLヌメロロジーμとについて1つずつ、DLサブスロット構造/パターンについてのUEの能力を報告することができる。
ネットワークノードによる動作の対応するさらなる実施形態が、1つまたは複数のDLサブスロット構造および/またはパターンが、Rel-16 PDCCH監視のためのUE報告能力に対応する、各組合せ(X,Y)とDLヌメロロジーμとについて規定されることを含む。「X」は、2つのPDCCH監視スパンの開始間の最小分離であり得る。
組合せ(X,Y)に関連付けられたRel-16 PDCCH監視能力を使用する複数のDLセルを伴って設定されたUEでは、組合せ(X,Y)に対応する同じDLサブスロット構造/パターンが、組合せ(X,Y)に関連付けられたすべてのスケジューリングセルに適用される。
ネットワークノードによる動作の対応するさらなる実施形態が、UEが、組合せ(X,Y)に関連付けられたRel-16 PDCCH監視能力を使用する複数のDLセルを伴って設定されるとき、組合せ(X,Y)に対応する同じDLサブスロット構造および/またはパターンが、組合せ(X,Y)に関連付けられたすべてのスケジューリングセルに適用されることを含む。「X」は、2つのPDCCH監視スパンの開始間の最小分離であり得る。
図8は、Rel-16 CA限界を決定する目的での異なる組合せ(X,Y)についてのDLサブスロット構造/パターンの一例を示す。ここで、(X,Y)=(2,2)の場合、DLサブスロット構造/パターンは、各々長さ2シンボルの7つのDLサブスロットに対応し、(X,Y)=(7,3)の場合、DLサブスロット構造/パターンは、各々長さ7シンボルの2つのDLサブスロットに対応する。(X,Y)=(4,3)の場合、DLサブスロット構造/パターンは、4つのDLサブスロットに対応し得、そのうちの3つは長さ4シンボルを有し、1つは2つのシンボルをもつ。各(X,Y)についてのDLサブスロット構造/パターンを形成するDLサブスロットの他の組合せが可能である。
「DLサブスロットパターン/構造に基づくRel-16 CA限界決定の原理」と題するセクション2.0が以下で説明される。
このセクションでは、Rel-16 CA限界を決定するためのソリューションと、CA限界がどのように適用されるかの原理とが提供される。
説明は、すべてのDLセルがRel-16 PDCCH監視能力を伴う場合について与えられる。Rel-15能力とRel-16能力との混合を伴う複数のDLセルをサポートするUEの場合、CA限界は、既存のプロシージャを使用してRel-15能力を伴うDLセルについて、および、このセクションにおいて説明される原理を使用してRel-16能力を伴うDLセルについて、別個に決定され得る。
UEを、Rel-16 PDCCH監視能力を使用する
Figure 2023521129000123
個のダウンリンクセルを伴って、ならびに、PDCCH監視のために組合せ(X,Y)を使用する、およびSCS設定μを使用する(1つまたは複数の)アクティブDL BWPを有する、
Figure 2023521129000124
個のダウンリンクセルのうちの
Figure 2023521129000125
個を伴って設定されるとする。
「設定されるセルの数は、監視セルの数におけるUE能力よりも大きくならない(すなわち、CA限界が必要とされない)」と題するセクション2.1が以下で説明される。
非限定的な一実施形態では、UEが、UE報告能力
Figure 2023521129000126
よりも小さいかまたはUE報告能力
Figure 2023521129000127
に等しい、すべてのSCSについてのDLセルの数
Figure 2023521129000128
を伴って設定される場合、UEは、
Figure 2023521129000129
個のダウンリンクセルからの(1つまたは複数の)スケジューリングセルの(1つまたは複数の)アクティブDL BWP上の、スパンごとの
Figure 2023521129000130
個超のPDCCH候補、またはスパンごとの
Figure 2023521129000131
個超の非重複CCEを監視することを必要とされない。
ネットワークノードによる動作の対応するさらなる実施形態、UEが、UE報告能力
Figure 2023521129000132
よりも小さいかまたはUE報告能力
Figure 2023521129000133
に等しい、すべてのサブキャリア間隔(SCS)についてのDLセルの数
Figure 2023521129000134
を伴って設定されるとき、動作は、UEが、
Figure 2023521129000135
個のダウンリンクセルからの少なくとも1つのスケジューリングセルのアクティブDLの少なくとも1つの帯域幅部分(BWP)上の、スパンごとの
Figure 2023521129000136
個超のPDCCH候補、またはスパンごとの
Figure 2023521129000137
個超の非重複制御チャネルエレメント(CCE)を監視することを必要としない。
「設定されるセルの数は、監視セルの数におけるUE能力よりも大きい(すなわち、CA限界が使用される)」と題するセクション2.2が以下で説明される。
最初に、「セクション1.1の場合のようにスパンパターンから決定されるDLサブスロットパターン」と題するセクション2.2.1が以下で説明される。
2つのソリューションが以下の実施形態において説明される。
非限定的な一実施形態では、UEが、UE報告能力
Figure 2023521129000138
よりも大きい、すべてのSCSについてのDLセルの数
Figure 2023521129000139
を伴って設定される場合、UEは、各セットについてスケジューリングセルごとに多くとも1つのスパンをもつ、
Figure 2023521129000140
個のダウンリンクセルからの(1つまたは複数の)スケジューリングセルの(1つまたは複数の)アクティブDL BWPにわたる同じDLサブスロット中に存在するスパンの任意のセットについて、
Figure 2023521129000141
個超のPDCCH候補または
Figure 2023521129000142
個超の非重複CCEを監視することを必要とされず、ここで、
Figure 2023521129000143
は、SCS設定jを伴うRel-16 PDCCH監視能力を使用する設定されたセルの数である。スパンは、スパンの少なくとも1つのシンボルが、DLサブスロット中にあるかまたはDLサブスロットと重複する場合、DLサブスロット中に存在すると言われる。
ネットワークノードによる動作の対応するさらなる実施形態、UEが、UE報告能力
Figure 2023521129000144
よりも大きい、すべてのSCSについてのDLセルの数
Figure 2023521129000145
を伴って設定されるとき、動作は、UEが、各セットについてスケジューリングセルごとに多くとも1つのスパンをもつ、
Figure 2023521129000146
個のダウンリンクセルからの(1つまたは複数の)スケジューリングセルの(1つまたは複数の)アクティブDL BWPにわたる同じDLサブスロット中に存在するスパンの任意のセットについて、
Figure 2023521129000147
個超のPDCCH候補または
Figure 2023521129000148
個超の非重複CCEを監視することを必要とせず、
Figure 2023521129000149
は、SCS設定jを伴うRel-16 PDCCH監視能力を使用する設定されたセルの数であり、スパンは、スパンの少なくとも1つのシンボルがDLサブスロット中にあるかまたはDLサブスロットと重複する場合、DLサブスロット中に存在する。
上記の実施形態をさらに明瞭にするために、Mを、スパンs中のPDCCH候補の数であるとし、Cを、スパンs中の非重複CCEの数であるとする。すべてのセットRについて
Figure 2023521129000150
および
Figure 2023521129000151
である場合、UEは、すべてのPDCCH候補を監視することを必要とされる。あるセットRについて
Figure 2023521129000152
または
Figure 2023521129000153
である場合、UEは、所定の様式でR中の異なるスパンからPDCCH候補をドロップするべきである。候補をドロップした後に、セットRについて
Figure 2023521129000154
および
Figure 2023521129000155
である場合、UEは、ドロップされない候補を監視する。所定の様式の一例は、UEが1次セル中のスパンのみから候補をドロップすることである。上記の実施形態では、セットRは、スケジューリングセルごとに多くとも1つのスパンsをもつ、
Figure 2023521129000156
個のダウンリンクセルからの(1つまたは複数の)スケジューリングセルの(1つまたは複数の)アクティブDL BWPにわたる同じDLサブスロット中に存在するスパンsのセットである。
図9は、上記の実施形態に従って決定されたスパンのセットの一例を示す。より詳細には、図9は、各セットについてスケジューリングセルごとに多くとも1つのスパンをもつ、(1つまたは複数の)スケジューリングセルの(1つまたは複数の)アクティブDL BWPにわたる同じDLサブスロット中に存在するスパンの例示的なセットを示す。たとえば、第1のDLサブスロット中に存在するスパンのセットについて、総限界
Figure 2023521129000157
が、CC1中のスパン#1、CC2中のスパン#1、およびCC3中のスパン#1にわたって加算される監視されるPDCCH候補の数によって超えられるべきではない。第3のDLサブスロット中に存在するスパンのセットについて、総限界
Figure 2023521129000158
が、CC1中のスパン#2、CC2中のスパン#3、およびCC3中のスパン#2にわたって加算される監視されるPDCCH候補の数によって超えられるべきではない。
非限定的な一実施形態では、UEが、UE報告能力
Figure 2023521129000159
よりも大きい、すべてのSCSについてのDLセルの数
Figure 2023521129000160
を伴って設定される場合、UEは、各セットについてスケジューリングセルごとに多くとも1つのスパンをもつ、
Figure 2023521129000161
個のダウンリンクセルからの(1つまたは複数の)スケジューリングセルの(1つまたは複数の)アクティブDL BWPにわたる同じDLサブスロットにおいて開始するスパンの任意のセットについて、
Figure 2023521129000162
個超のPDCCH候補または
Figure 2023521129000163
個超の非重複CCEを監視することを必要とされず、ここで、
Figure 2023521129000164
は、SCS設定jを伴うRel-16 PDCCH監視能力を使用する設定されたセルの数である。スパンは、スパンの第1のシンボルがDLサブスロット中にある場合、DLサブスロットにおいて開始していると言われる。
ネットワークノードによる動作の対応するさらなる実施形態、UEが、UE報告能力
Figure 2023521129000165
よりも大きい、すべてのSCSについてのDLセルの数
Figure 2023521129000166
を伴って設定されるとき、動作は、UEが、各セットについてスケジューリングセルごとに多くとも1つのスパンをもつ、
Figure 2023521129000167
個のダウンリンクセルからの(1つまたは複数の)スケジューリングセルの(1つまたは複数の)アクティブDL BWPにわたる同じDLサブスロットにおいて開始するスパンの任意のセットについて、
Figure 2023521129000168
個超のPDCCH候補または
Figure 2023521129000169
個超の非重複CCEを監視することを必要とせず、
Figure 2023521129000170
は、SCS設定jを伴うRel-16 PDCCH監視能力を使用する設定されたセルの数であり、スパンは、スパンの第1のシンボルがDLサブスロット中にある場合、DLサブスロットにおいて開始している。
上記の実施形態をさらに明瞭にするために、Mを、スパンs中のPDCCH候補の数であるとし、Cを、スパンs中の非重複CCEの数であるとする。すべてのセットRについて
Figure 2023521129000171
および
Figure 2023521129000172
である場合、UEは、すべてのPDCCH候補を監視することを必要とされる。あるセットRについて
Figure 2023521129000173
または
Figure 2023521129000174
である場合、UEは、所定の様式でR中の異なるスパンからPDCCH候補をドロップするべきである。候補をドロップした後に、セットRについて
Figure 2023521129000175
および
Figure 2023521129000176
である場合、UEは、ドロップされない候補を監視する。所定の様式の一例は、UEが1次セル中のスパンのみから候補をドロップすることである。上記の実施形態では、セットRは、スケジューリングセルごとに多くとも1つのスパンsをもつ、
Figure 2023521129000177
個のダウンリンクセルからの(1つまたは複数の)スケジューリングセルの(1つまたは複数の)アクティブDL BWPにわたる同じDLサブスロットにおいて開始するスパンsのセットである。
図10は、上記の実施形態に従って決定されたスパンのセットの一例を示す。より詳細には、図10は、各セットについてスケジューリングセルごとに多くとも1つのスパンをもつ、(1つまたは複数の)スケジューリングセルの(1つまたは複数の)アクティブDL BWPにわたる同じDLサブスロット中に存在するスパンの例示的なセットを示す。たとえば、第1のDLサブスロット中に存在するスパンのセットについて、総限界
Figure 2023521129000178
が、CC1中のスパン#1、CC2中のスパン#1、およびCC3中のスパン#1にわたって加算される監視されるPDCCH候補の数によって超えられるべきではない。第3のDLサブスロット中に存在するスパンのセットについて、総限界
Figure 2023521129000179
が、CC2中のスパン#3およびCC3中のスパン#2にわたって加算される監視されるPDCCH候補の数によって超えられるべきではなく、CC1中のスパン#2は、CC1中のスパン#2が第3のDLサブスロット内で開始しないので、含まれない。
次に、「セクション1.2としてスパンパターンから決定されるDLサブスロットパターン」と題するセクション2.2.2が以下で説明される。
3つのソリューションが以下の実施形態において説明される。
非限定的な一実施形態では、UEが、UE報告能力
Figure 2023521129000180
よりも大きい、すべてのSCSについてのDLセルの数
Figure 2023521129000181
を伴って設定される場合、UEは、各セットについてスケジューリングセルごとに多くとも1つのスパンをもつ、
Figure 2023521129000182
個のダウンリンクセルからの(1つまたは複数の)スケジューリングセルの(1つまたは複数の)アクティブDL BWPにわたる同じDLサブスロット中に存在するスパンの任意のセットについて、
Figure 2023521129000183
個超のPDCCH候補または
Figure 2023521129000184
個超の非重複CCEを監視することを必要とされず、ここで、
Figure 2023521129000185
は、SCS設定jを伴うRel-16 PDCCH監視能力を使用する設定されたセルの数である。スパンは、スパンの少なくとも1つのシンボルが、DLサブスロット中にあるかまたはDLサブスロットと重複する場合、DLサブスロット中に存在すると言われる。
ネットワークノードによる動作の対応するさらなる実施形態、UEが、UE報告能力
Figure 2023521129000186
よりも大きい、すべてのSCSについてのDLセルの数
Figure 2023521129000187
を伴って設定されるとき、動作は、UEが、各セットについてスケジューリングセルごとに多くとも1つのスパンをもつ、
Figure 2023521129000188
個のダウンリンクセルからの少なくとも1つのスケジューリングセルのアクティブDLの少なくとも1つの帯域幅部分(BWP)にわたる同じDLサブスロット中に存在するスパンの任意のセットについて、
Figure 2023521129000189
個超のPDCCH候補または
Figure 2023521129000190
個超の非重複CCEを監視することを必要とせず、
Figure 2023521129000191
は、SCS設定jを伴うRel-16 PDCCH監視能力を使用する設定されたセルの数であり、スパンは、スパンの少なくとも1つのシンボルがDLサブスロット中にあるかまたはDLサブスロットと重複する場合、DLサブスロット中に存在する。
上記の実施形態をさらに明瞭にするために、Mを、スパンs中のPDCCH候補の数であるとし、Cを、スパンs中の非重複CCEの数であるとする。すべてのセットRについて
Figure 2023521129000192
および
Figure 2023521129000193
である場合、UEは、すべてのPDCCH候補を監視することを必要とされる。あるセットRについて
Figure 2023521129000194
または
Figure 2023521129000195
である場合、UEは、所定の様式でR中の異なるスパンからPDCCH候補をドロップするべきである。候補をドロップした後に、セットRについて
Figure 2023521129000196
および
Figure 2023521129000197
である場合、UEは、ドロップされない候補を監視する。所定の様式の一例は、UEが1次セル中のスパンのみから候補をドロップすることである。上記の実施形態では、セットRは、スケジューリングセルごとに多くとも1つのスパンsをもつ、
Figure 2023521129000198
個のダウンリンクセルからの(1つまたは複数の)スケジューリングセルの(1つまたは複数の)アクティブDL BWPにわたる同じDLサブスロット中に存在するスパンsのセットである。
図11は、上記の実施形態に従って決定されたスパンのセットの一例を示す。より詳細には、図11は、各セットについてスケジューリングセルごとに多くとも1つのスパンをもつ、(1つまたは複数の)スケジューリングセルの(1つまたは複数の)アクティブDL BWPにわたる同じDLサブスロット中に存在するスパンの例示的なセットを示す。たとえば、第1のDLサブスロット中に存在するスパンのセットについて、総限界
Figure 2023521129000199
が、CC1中のスパン#1、CC2中のスパン#1、およびCC3中のスパン#1にわたって加算される監視されるPDCCH候補の数によって超えられるべきではない。第3のDLサブスロット中に存在するスパンのセットについて、総限界
Figure 2023521129000200
が、1)CC1中のスパン#2とCC2中のスパン#2とのセットと、2)CC1中のスパン#2およびCC2中のスパン#3の両方についての監視されるPDCCH候補の数によって超えられるべきではない。
非限定的な一実施形態では、UEが、UE報告能力
Figure 2023521129000201
よりも大きい、すべてのSCSについてのDLセルの数
Figure 2023521129000202
を伴って設定される場合、UEは、各セットについてスケジューリングセルごとに多くとも1つのスパンをもつ、
Figure 2023521129000203
個のダウンリンクセルからの(1つまたは複数の)スケジューリングセルの(1つまたは複数の)アクティブDL BWPにわたる同じDLサブスロットにおいて開始するスパンの任意のセットについて、
Figure 2023521129000204
個超のPDCCH候補または
Figure 2023521129000205
個超の非重複CCEを監視することを必要とされず、ここで、
Figure 2023521129000206
は、SCS設定jを伴うRel-16 PDCCH監視能力を使用する設定されたセルの数である。スパンは、スパンの第1のシンボルがDLサブスロット中にある場合、DLサブスロットにおいて開始していると言われる。
ネットワークノードによる動作の対応するさらなる実施形態、UEが、UE報告能力
Figure 2023521129000207
よりも大きい、すべてのSCSについてのDLセルの数
Figure 2023521129000208
を伴って設定されるとき、動作は、UEが、各セットについてスケジューリングセルごとに多くとも1つのスパンをもつ、
Figure 2023521129000209
個のダウンリンクセルからの少なくとも1つのスケジューリングセルのアクティブDLの少なくとも1つの帯域幅部分(BWP)にわたる同じDLサブスロットにおいて開始するスパンの任意のセットについて、
Figure 2023521129000210
個超のPDCCH候補または
Figure 2023521129000211
個超の非重複CCEを監視することを必要とせず、
Figure 2023521129000212
は、SCS設定jを伴うRel-16 PDCCH監視能力を使用する設定されたセルの数であり、スパンは、スパンの第1のシンボルがDLサブスロット中にある場合、DLサブスロットにおいて開始している。
上記の実施形態をさらに明瞭にするために、Mを、スパンs中のPDCCH候補の数であるとし、Cを、スパンs中の非重複CCEの数であるとする。すべてのセットRについて
Figure 2023521129000213
および
Figure 2023521129000214
である場合、UEは、すべてのPDCCH候補を監視することを必要とされる。あるセットRについて
Figure 2023521129000215
または
Figure 2023521129000216
である場合、UEは、所定の様式でR中の異なるスパンからPDCCH候補をドロップするべきである。候補をドロップした後に、セットRについて
Figure 2023521129000217
および
Figure 2023521129000218
である場合、UEは、ドロップされない候補を監視する。所定の様式の一例は、UEが1次セル中のスパンのみから候補をドロップすることである。上記の実施形態では、セットRは、スケジューリングセルごとに多くとも1つのスパンsをもつ、
Figure 2023521129000219
個のダウンリンクセルからの(1つまたは複数の)スケジューリングセルの(1つまたは複数の)アクティブDL BWPにわたる同じDLサブスロットにおいて開始するスパンsのセットである。
図12は、上記の実施形態に従って決定されたスパンのセットの一例を示す。より詳細には、図12は、各セットについてスケジューリングセルごとに多くとも1つのスパンをもつ、(1つまたは複数の)スケジューリングセルの(1つまたは複数の)アクティブDL BWPにわたる同じDLサブスロットにおいて開始するスパンの例示的なセットを示す。たとえば、第1のDLサブスロットにおいて開始するスパンのセットについて、総限界
Figure 2023521129000220
が、CC1中のスパン#1、CC2中のスパン#1、およびCC3中のスパン#1にわたって加算される監視されるPDCCH候補の数によって超えられるべきではない。第3のDLサブスロットにおいて開始するスパンのセットについて、総限界
Figure 2023521129000221
が、CC1中のスパン#2およびCC2中のスパン#3にわたって加算される監視されるPDCCH候補の数によって超えられるべきではない。
非限定的な一実施形態では、UEが、UE報告能力
Figure 2023521129000222
よりも大きい、すべてのSCSについてのDLセルの数
Figure 2023521129000223
を伴って設定される場合、UEは、各セットについてスケジューリングセルごとに多くとも1つのスパンをもつ、
Figure 2023521129000224
個のダウンリンクセルからの(1つまたは複数の)スケジューリングセルの(1つまたは複数の)アクティブDL BWPにわたる同じDLサブスロットにおいて終了するスパンの任意のセットについて、
Figure 2023521129000225
個超のPDCCH候補または
Figure 2023521129000226
個超の非重複CCEを監視することを必要とされず、ここで、
Figure 2023521129000227
は、SCS設定jを伴うRel-16 PDCCH監視能力を使用する設定されたセルの数である。スパンは、スパンの少なくとも最後のシンボルがDLサブスロット中にある場合、DLサブスロットにおいて終了していると言われる。
ネットワークノードによる動作の対応するさらなる実施形態、UEが、UE報告能力
Figure 2023521129000228
よりも大きい、すべてのSCSについてのDLセルの数
Figure 2023521129000229
を伴って設定されるとき、動作は、UEが、各セットについてスケジューリングセルごとに多くとも1つのスパンをもつ、
Figure 2023521129000230
個のダウンリンクセルからの少なくとも1つのスケジューリングセルのアクティブDLの少なくとも1つの帯域幅部分(BWP)にわたる同じDLサブスロットにおいて終了するスパンの任意のセットについて、
Figure 2023521129000231
個超のPDCCH候補または
Figure 2023521129000232
個超の非重複CCEを監視することを必要とせず、
Figure 2023521129000233
は、SCS設定jを伴うRel-16 PDCCH監視能力を使用する設定されたセルの数であり、スパンは、スパンの少なくとも最後のシンボルがDLサブスロット中にある場合、DLサブスロットにおいて終了している。
上記の実施形態をさらに明瞭にするために、Mを、スパンs中のPDCCH候補の数であるとし、Cを、スパンs中の非重複CCEの数であるとする。すべてのセットRについて
Figure 2023521129000234
および
Figure 2023521129000235
である場合、UEは、すべてのPDCCH候補を監視することを必要とされる。あるセットRについて
Figure 2023521129000236
または
Figure 2023521129000237
である場合、UEは、所定の様式でR中の異なるスパンからPDCCH候補をドロップするべきである。候補をドロップした後に、セットRについて
Figure 2023521129000238
および
Figure 2023521129000239
である場合、UEは、ドロップされない候補を監視する。所定の様式の一例は、UEが1次セル中のスパンのみから候補をドロップすることである。上記の実施形態では、セットRは、スケジューリングセルごとに多くとも1つのスパンsをもつ、
Figure 2023521129000240
個のダウンリンクセルからの(1つまたは複数の)スケジューリングセルの(1つまたは複数の)アクティブDL BWPにわたる同じDLサブスロットにおいて終了するスパンsのセットである。
図13は、上記の実施形態に従って決定されたスパンのセットの一例を示す。より詳細には、図13は、各セットについてスケジューリングセルごとに多くとも1つのスパンをもつ、(1つまたは複数の)スケジューリングセルの(1つまたは複数の)アクティブDL BWPにわたる同じDLサブスロットにおいて終了するスパンの例示的なセットを示す。たとえば、第1のDLサブスロットにおいて終了するスパンのセットについて、総限界
Figure 2023521129000241
が、CC1中のスパン#1およびCC3中のスパン#1にわたって加算される監視されるPDCCH候補の数によって超えられるべきではない。第3のDLサブスロットにおいて終了するスパンのセットについて、総限界
Figure 2023521129000242
が、CC1中のスパン#2およびCC2中のスパン#2にわたって加算される監視されるPDCCH候補の数によって超えられるべきではない。
次に、「サービングセルごとのスパンごとの限界が、依然として、尊重される必要がある」と題するセクション2.3が以下で説明される。
非限定的な一実施形態では、各スケジュールされたセルについて、UEは、
Figure 2023521129000243
個のダウンリンクセルからのスケジューリングセルのSCS設定μを伴うアクティブDL BWP上で、スパンごとの
Figure 2023521129000244
個超のPDCCH候補または
Figure 2023521129000245
個超の非重複CCEを監視することを必要とされない。すなわち、スケジューリングセルにわたるスパンのセットについてのCA限界とは別に、各スケジューリングセルについてのスパンごとの限界が、依然として、尊重される必要がある。
ネットワークノードによる動作の対応するさらなる実施形態が、各スケジュールされたセルについて、動作は、UEが、
Figure 2023521129000246
個のダウンリンクセルからのスケジューリングセルのSCS設定μを伴うアクティブDL BWP上で、スパンごとの
Figure 2023521129000247
個超のPDCCH候補または
Figure 2023521129000248
個超の非重複CCEを監視することを必要としないことを含む。
次に、「スケジューリングセルにわたる重複するスパンに基づくRel-16 CA限界決定の原理」と題するセクション3が以下で説明される。
本開示のこのセクションでは、Rel-16 CA限界を決定するためのソリューションは、DLサブスロットパターン/構造に基づかないが、代わりに、スケジューリングセルにわたる重複するスパンに基づく。
UEを、Rel-16 PDCCH監視能力を使用する
Figure 2023521129000249
個のダウンリンクセルを伴って、ならびに、PDCCH監視のために組合せ(X,Y)を使用する、およびSCS設定μを使用する(1つまたは複数の)アクティブDL BWPを有する、
Figure 2023521129000250
個のダウンリンクセルのうちの
Figure 2023521129000251
個を伴って設定されるとする。
非限定的な一実施形態では、UEが、UE報告能力
Figure 2023521129000252
よりも大きい、すべてのSCSについてのDLセルの数
Figure 2023521129000253
を伴って設定される場合、
他のスパンと時間領域において重複しないスパンについて、UEは、
Figure 2023521129000254
個のダウンリンクセルからの(1つまたは複数の)スケジューリングセルの(1つまたは複数の)アクティブDL BWP上の、スパンごとの
Figure 2023521129000255
個超のPDCCH候補または
Figure 2023521129000256
個超の非重複CCEを監視することを必要とされない。
残りの重複スパンの中で、UEは、各セットについてスケジューリングセルごとに多くとも1つのスパンをもつ、
Figure 2023521129000257
個のダウンリンクセルからの(1つまたは複数の)スケジューリングセルの(1つまたは複数の)アクティブDL BWPにわたる重複スパンの任意のセットについて、
Figure 2023521129000258
個超のPDCCH候補または
Figure 2023521129000259
個超の重複しないCCEを監視することを必要とされず、ここで、
Figure 2023521129000260
は、SCS設定jを伴うRel-16 PDCCH監視能力を使用する設定されたセルの数である。
上記の実施形態をさらに明瞭にするために、Mを、スパンs中のPDCCH候補の数であるとし、Cを、スパンs中の非重複CCEの数であるとする。すべてのセットRについて
Figure 2023521129000261
および
Figure 2023521129000262
である場合、UEは、すべてのPDCCH候補を監視することを必要とされる。あるセットRについて
Figure 2023521129000263
または
Figure 2023521129000264
である場合、UEは、所定の様式でR中の異なるスパンからPDCCH候補をドロップするべきである。候補をドロップした後に、セットRについて
Figure 2023521129000265
および
Figure 2023521129000266
である場合、UEは、ドロップされない候補を監視する。所定の様式の一例は、UEが1次セル中のスパンのみから候補をドロップすることである。上記の実施形態では、セットRは、各セットについてスケジューリングセルごとに多くとも1つのスパンをもつ、
Figure 2023521129000267
個のダウンリンクセルからの(1つまたは複数の)スケジューリングセルの(1つまたは複数の)アクティブDL BWPにわたって重複するスパンsのセットである。
上記の実施形態の1つのバージョンでは、スケジューリングセルにわたる重複スパンのセットは、スケジューリングセルごとに多くとも1つのスパンをもつ、スパンと、このスパンと重複するすべての他のスパンとを含んでいる、セットである。この実施形態に従って決定された(1つまたは複数の)スケジューリングセルの(1つまたは複数の)アクティブDL BWPにわたる重複スパンのセットの2つの例が、図14および図15において与えられる。図14は、非重複スパンが重複スパンのセットから除外される、DLセルにわたる重複スパンの例示的なセットを示す。図15は、重複スパンの例示的なセットを示す。
上記の実施形態の別のバージョンでは、スケジューリングセルにわたる重複スパンのセットは、最も大きい数のスパンをもつ、およびスケジューリングセルごとに多くとも1つのスパンをもつセットであり、ここで、セット中のスパンが、少なくとも、セット中の1つまたは複数の他のスパンと重複する。この実施形態に従って決定された(1つまたは複数の)スケジューリングセルの(1つまたは複数の)アクティブDL BWPにわたる重複スパンのセットの2つの例が、図16および図17において与えられる。図16は、DLセルにわたる重複スパンの例示的なセットを示す。非重複スパンは重複スパンのセットから除外される。図17は、重複スパンの例示的なセットを示す。
図26のフローチャートに示されている例示的な実施形態では、ネットワークノードが、スケジューリングセルにわたる重複するスパンのセットに基づいて、たとえば、UE PDCCH監視のための監視能力を伴うUE設定についてのCA限界を決定する2600。さらなる実施形態では、決定2600は、スケジューリングセルごとに多くとも1つのスパンをもつ、スパンと、そのスパンと重複するすべての他のスパンとを含んでいる、セットとして、スケジューリングセルにわたる重複スパンのセットを決定することを含む。代替または追加の実施形態では、スケジューリングセルにわたる重複スパンのセットは、最も大きい数のスパンをもつ、およびスケジューリングセルごとに多くとも1つのスパンをもつセットであり、ここで、セット中のスパンが、少なくとも、セット中の1つまたは複数の他のスパンと重複する。
「PDCCHオーバーブッキングおよびドロッピング」と題するセクション4が以下で説明される。
UEを、Rel-16 PDCCH監視能力を使用する
Figure 2023521129000268
個のダウンリンクセルを伴って、ならびに、PDCCH監視のために組合せ(X,Y)を使用する、およびSCS設定μを使用する(1つまたは複数の)アクティブDL BWPを有する、
Figure 2023521129000269
個のダウンリンクセルのうちの
Figure 2023521129000270
個を伴って設定されるとする。
を、スパンs中のPDCCH候補の数であるとし、Cを、スパンs中の非重複CCEの数であるとする。セットRは、スケジューリングセルごとに多くとも1つのスパンsをもつ、スパンsのセットである。セットRをさらに制限することの異なる例が、セクション2および3において与えられる。
非限定的な一実施形態では、PDCCHドロッピングが、1次セル(PCell)または1次2次セル(PSCell)上でのみセットRごとに実施され、ここで、そのドロッピングは、セットR中の設定されたPDCCH候補または非重複CCEの総数が、スパンごとの限界
Figure 2023521129000271
または
Figure 2023521129000272
を超えるか、あるいはセクション2および3から決定されたCA限界
Figure 2023521129000273
または
Figure 2023521129000274
を超える場合、行われる。
図27のフローチャートに示されている例示的な実施形態では、PDCCH監視中に、UEが、1次セルまたは1次2次セル上のスパンのセット中の設定されたPDCCH候補または非重複制御チャネルエレメント(CCE)の総数が、スパンごとの限界を超えるかまたはCA限界を超えるとき、PDCCH候補をドロップする2700。さらなる実施形態では、スパンごとの限界および/またはCA限界は、ネットワークノードから受信された設定に基づいて決定される。
代替ルールが以下のように与えられる。
すべてのセットRについて
Figure 2023521129000275
および
Figure 2023521129000276
である場合、UEは、すべてのPDCCH候補を監視することを必要とされる。あるセットRについて
Figure 2023521129000277
または
Figure 2023521129000278
である場合、UEは、所定の様式でR中の異なるスパンからPDCCH候補をドロップするべきである。候補をドロップした後に、セットRについて
Figure 2023521129000279
および
Figure 2023521129000280
である場合、UEは、ドロップされない候補を監視する。所定の様式の一例は、UEが1次セル中のスパンのみから候補をドロップすることである。
次に、「2つの隣接するDLサブスロット間のUE監視限界を考慮するDLサブスロット構造」と題するセクション5が以下で説明される。
上記の説明では、所与のDLサブスロットのみについて、PDCCH監視負担が考慮される。あるUE実装形態では、スロット境界における2つの隣接するスロットを含む、2つの隣接するDLサブスロット間のPDCCH監視負担をも考慮することが有用であり得る。
この場合、2つの隣接するDLサブスロットの中間のPDCCH監視のオーバーロードを回避するために、スロットjとスロット(j+1)との間を含めて、2つのDLサブスロットが重複するように、DLサブスロットパターンが規定され得る。これは、図18に示されている。図18は、隣接するDLサブスロットが重複することができる、Rel-16 CA限界を決定する目的での各組合せ(X,Y)についてのDLサブスロット構造/パターンを示す。
Rel-16監視能力を伴うコンポーネントキャリアにわたるCCE限界およびBD限界規定は、DLサブスロットが重複しない場合と同じである。
図28のフローチャートに示されている例示的な実施形態では、ネットワークノードが、隣接するDLスロットの隣接するDLサブスロット構造および/またはパターンに基づいて、監視能力を伴う(についての)UE設定についてのCA限界を決定する2800。さらなる実施形態では、CA限界が、スロット境界に位置する隣接するDLスロットの隣接する重複するDLサブスロット構造および/またはパターンに基づいて決定される2800。
以下で、セクション6~セクション9が、スパンの開始および終了に従う時間パーティションの概念に基づく、ならびにスライディングウィンドウに基づく、CA限界決定のためのソリューションについて説明する。
次に、「スパン開始時間/終了時間パーティショニングに基づくRel-16 CA限界決定の原理」と題するセクション6が以下で説明される。
非限定的な一実施形態では、Rel-16 CA限界を決定するためのソリューションは、開始および終了するスパンによって決定される時間パーティショニングに基づく。CA限界は、時間パーティションにおいて少なくとも部分的に重複する/時間パーティション中に存在するスパン上で成り立つ。より正確には、すべてのスパン上での開始および終了が昇順に順序付けられ、時間パーティションは、開始時間/終了時間と次の開始時間/終了時間との間の時間期間として規定される。たとえば、あるコンポーネントキャリア中の第1のスパンが、それぞれ、時間t11および時間t12において開始および終了し、別のコンポーネントキャリア中の第2のスパンが、それぞれ、時間t21および時間t22において開始および終了する場合。t21<t12である場合、それらの2つのスパンは時間的に重複する。それらの2つのスパンが、同じ継続時間(time duration)を有する場合、順序付き開始時間/終了時間が{t11,t21,t12,t22}に等しく、時間パーティションのセットが{[t11,t21[,[t21,t12[,[t12,t22[}に等しい。明らかに、第1のスパンおよび第2のスパンは、両方とも、各々、時間パーティションと少なくとも部分的に重複し、したがって、CA限界に従うべきである。時間パーティションのための記法[a,b[は、時間パーティショニングの終了時間bにおいて開始するスパンが、時間パーティションと部分的に重複すると見なされないことを意味する。
図29のフローチャートに示されている例示的な実施形態では、ネットワークノードが、コンポーネントキャリアにわたるスパンについての開始時間および終了時間に基づいて、監視能力を伴うUE設定についてのCA限界を決定する2900。さらなる実施形態では、CA限界は、PDCCH監視のためのUE設定について決定され、ここで、PDCCH監視はRel-16 PDCCH監視であり得る。
図19は、3つのコンポーネントキャリアCC1~CC3をもつより大きい例を示す。第1の時間パーティションでは、CC1のスパン#1のみが、(部分的に)重複するか、または存在し、第2の時間パーティションでは、すべてのコンポーネントキャリアのスパン#1が重複する、などである。より詳細には、図19は、コンポーネントキャリアにわたるスパンについての開始時間および終了時間に基づいて時間パーティションを決定する一例を示す。すなわち、各(X,Y)とμとについてのCA限界、たとえば、
Figure 2023521129000281
または
Figure 2023521129000282
が、各セットについてスケジューリングセルごとに多くとも1つのスパンをもつ、
Figure 2023521129000283
個のダウンリンクセルからの(1つまたは複数の)スケジューリングセルの(1つまたは複数の)アクティブDL BWPにわたる、時間ウィンドウにおいて重複する/時間ウィンドウ中に存在するスパンの任意のセットについて適用される。
次に、「CA限界ウィンドウに基づくRel-16 CA限界決定の原理」と題するセクション7が以下で説明される。
非限定的な一実施形態では、Rel-16 CA限界を決定するためのソリューションは、CA限界ウィンドウと重複するスパンに基づく。CA限界ウィンドウは、継続時間[t+Δ,t+Δ[として規定され、ここで、t>tであり、Δは変数である。CA限界がスロット内の限界として規定されるので、CA限界ウィンドウの開始が、一般性の喪失なしに、スロットの開始であり得、Δ≧0を仮定し得る。Δの上側範囲が、スロットの長さとCA限界ウィンドウの持続時間(すなわち、t-t)とに依存する。シンボルにおける時間を計数する場合、スロットが14個のシンボルからなるので、[t+Δ,t+Δ[についてのCA限界ウィンドウと重複するスパンを考慮することが十分であり、ここで、Δ=0、1、...、14-(t-t)である。
CAウィンドウの持続時間t-t、および/または、スライディングウィンドウパラメータの分解能Δが、仕様において固定であるか、またはUE能力に依存することができる。
CA限界ウィンドウの各ロケーションでは、CA限界ウィンドウと少なくとも部分的に重複するスパンのセットがCA限界に従うものとする。図20は、CA限界ウィンドウのロケーションの一例を示し、CC1のスパン#2、CC2のスパン#1~スパン#3およびCC3のスパン#1~スパン#2が、CA限界ウィンドウと重複し、CA限界に従うものとする。図20は、CA限界ウィンドウに基づいて、CA限界に従うものとするスパンを決定する一例を示す。
すなわち、各(X,Y)とμとについてのCA限界、たとえば、
Figure 2023521129000284
または
Figure 2023521129000285
が、各セットについてスケジューリングセルごとに多くとも1つのスパンをもつ、
Figure 2023521129000286
個のダウンリンクセルからの(1つまたは複数の)スケジューリングセルの(1つまたは複数の)アクティブDL BWPにわたる、CA限界ウィンドウにおいて重複する/CA限界ウィンドウ中にあるスパンの任意のセットについて適用される。CA限界に従うことによって、これは、UEが、CA限界超の考慮されるスパンのセットのPDCCH候補または非重複CCEの和で監視することを予想しないことを意味する。
図30のフローチャートに示されている例示的な実施形態では、ネットワークノードが、CA限界ウィンドウと少なくとも部分的に重複するスパンに基づいて、監視能力を伴うUE設定についてのCA限界を決定すること3000であって、CA限界ウィンドウが、スロットの開始に基づく、CA限界を決定すること3000を行う。さらなる実施形態では、CA限界は、PDCCH監視のためのUE設定について決定され、ここで、PDCCH監視はRel-16 PDCCH監視であり得る。CA限界は、各セットについてスケジューリングセルごとに多くとも1つのスパンをもつ、ダウンリンクセルからの少なくとも1つのスケジューリングセルのアクティブダウンリンク(DL)の少なくとも1つの帯域幅部分(BWP)にわたるCA限界ウィンドウにおいて少なくとも部分的に重複するスパンの任意のセットについて適用されると決定され得る。
次に、「スパン組合せに関係ないRel-16 CA限界決定の原理」と題するセクション8が以下で説明される。
非限定的な一実施形態では、CA限界は、スパン組合せ(2,2)、(4,3)および(7,3)に関係なく、重複するスパンについて成り立つ。セクション6およびセクション7における実施形態は、図21および図22に示されている異なるスパン組合せについて拡張され得、ここで、時間パーティションまたはCA限界ウィンドウが、組合せ(X,Y)にかかわらずすべてのコンポーネントキャリアに基づいて各SCS μについて決定される。図21は、スパンが、異なるスパン組合せをもつものであるときの、時間パーティションの一例を示す。図22は、スパンが、異なるスパン組合せをもつものであるときの、例示的なCA限界ウィンドウを示す。
この場合、各SCS μについてのCA限界は、異なる組合せ(X,Y)を伴うコンポーネントキャリアを含むことができるCA限界ウィンドウごとに適用されるので、CA限界は、前のセクションにおけるCA限界と比較して異なって算出される必要がある。たとえば、各(X,Y)についてのCCのグループについてのCA限界を算出するために各(X,Y)についてのスパン限界を使用する代わりに、異なる組合せ(X,Y)の中のスパン限界の最小値が、代わりに、CA限界を算出するために使用され得る。
図31のフローチャートに示されている実施形態では、ネットワークノードが、CA限界ウィンドウと少なくとも部分的に重複するスパンに基づいて、監視能力を伴うUE設定についてのCA限界を決定すること3100であって、ここで、CA限界ウィンドウが、すべてのコンポーネントキャリアに基づいて各SCS μについて決定される、CA限界を決定すること3100を行う。さらなる実施形態では、CA限界は、PDCCH監視のためのUE設定について決定され、ここで、PDCCH監視はRel-16 PDCCH監視であり得る。さらなる実施形態では、複数の組合せ(X,Y)の各々についてのコンポーネントキャリア(CC)のグループについてのCA限界が、組合せ(X,Y)の中のスパン限界の最小値に基づいて決定される3100。
非限定的な一実施形態では、UEが、UE報告能力
Figure 2023521129000287
よりも大きい、すべてのSCSについてのDLセルの数
Figure 2023521129000288
を伴って設定される場合、UEは、
Figure 2023521129000289
個超のPDCCH候補または
Figure 2023521129000290
個超の非重複CCEを監視することを必要とされず、ここで、
Figure 2023521129000291
は、SCS設定jを伴うRel-16 PDCCH監視能力を使用する設定されたセルの数である。次いで、各μについてのCA限界、たとえば、
Figure 2023521129000292
または
Figure 2023521129000293
が、各セットについてスケジューリングセルごとに多くとも1つのスパンをもつ、
Figure 2023521129000294
個のダウンリンクセルからの(1つまたは複数の)スケジューリングセルの(1つまたは複数の)アクティブDL BWPにわたる、任意の時間パーティションまたはCA限界ウィンドウにおいて重複する/任意の時間パーティションまたはCA限界ウィンドウ中に存在するスパンの任意のセットに適用される。
次に、「スロット境界を横断するCA限界ウィンドウに基づくRel-16 CA限界決定の原理」と題するセクション9が以下で説明される。
非限定的な一実施形態では、CA限界が、スロット境界を横断するCA限界ウィンドウに基づいて決定される。図23および図24は、異なるスロット中のスパンのセットが、CA限界ウィンドウと重複し、CA限界に従うものとする、CA限界のロケーションの2つの例を示す。図23は、スロット境界を横断する例示的なCA限界ウィンドウを示す。図24は、異なるスパン組合せのスパンをもつ、スロット境界を横断する例示的なCA限界ウィンドウを示す。
図32のフローチャートに示されている実施形態では、ネットワークノードが、スロット境界にわたって延びるCA限界ウィンドウと少なくとも部分的に重複するスパンに基づいて、監視能力を伴うUE設定についてのCA限界を決定する3200。さらなる実施形態では、CA限界は、PDCCH監視のためのUE設定について決定され、ここで、PDCCH監視はRel-16 PDCCH監視であり得る。
図33は、発明概念の実施形態による、無線通信を提供するように設定された(ユーザ機器(UE)、モバイル端末、モバイル通信端末、無線デバイス、無線通信デバイス、無線端末、モバイルデバイス、無線通信端末、ユーザ機器(UE)、ユーザ機器ノード/端末/デバイスなどとも呼ばれる)通信デバイス300のエレメントを示すブロック図である。示されているように、通信デバイス300は、1つまたは複数のアンテナ307と、無線アクセスネットワークの(1つまたは複数の)基地局(たとえば、RANノードとも呼ばれるネットワークノード)とのアップリンク無線通信およびダウンリンク無線通信を提供するように設定された送信機および受信機を含む(トランシーバとも呼ばれる)トランシーバ回路301とを含み得る。通信デバイス300は、トランシーバ回路に結合された(プロセッサとも呼ばれる)処理回路303と、処理回路に結合された(メモリとも呼ばれる)メモリ回路305とをも含み得る。メモリ回路305は、処理回路303によって実行されたとき、処理回路に、本明細書で開示される実施形態による動作を実施させる、コンピュータ可読プログラムコードを含み得る。他の実施形態によれば、処理回路303は、別個のメモリ回路が必要とされないようなメモリを含むように規定され得る。通信デバイス(UE)は、処理回路303に結合された(ユーザインターフェースなどの)インターフェースをも含み得、および/または通信デバイス(UE)は車両に組み込まれ得る。
本明細書で説明されるように、通信デバイス300の動作は、処理回路303および/またはトランシーバ回路301によって実施され得る。たとえば、処理回路303は、無線アクセスネットワークノードに無線インターフェース上でトランシーバ回路301を通して通信を送信し、および/またはRANノードから無線インターフェース上でトランシーバ回路301を通して通信を受信するように、トランシーバ回路301を制御し得る。その上、モジュールがメモリ回路305に記憶され得、これらのモジュールは、モジュールの命令が処理回路303によって実行されたとき、処理回路303がそれぞれの動作(たとえば、UEに関係する例示的な列挙された実施形態に関して本明細書で開示される動作)を実施するような命令を提供し得る。
したがって、UE300および/または処理回路303は、PDCCH監視中に、1次セルまたは1次2次セル上のスパンのセット中の設定されたPDCCH候補または非重複CCEの総数が、スパンごとの限界を超えるかまたはキャリアアグリゲーション(CA)限界を超えるとき、PDCCH候補をドロップするように設定され得る。
図34は、発明概念の実施形態による、通信を提供するように設定された無線アクセスネットワーク(RAN)ノード400(たとえば、基地局、eノードB/eNB、gノードB/gNBなど)のエレメントを示すブロック図である。示されているように、RANノード400は、通信デバイスおよび他のUEとのアップリンク無線通信およびダウンリンク無線通信を提供するように設定された送信機および受信機を含む(トランシーバとも呼ばれる)トランシーバ回路401を含む。RANノード400は、RANおよび/またはコアネットワークCNの他のノードとの通信を提供するように設定された(ネットワークインターフェースとも呼ばれる)ネットワークインターフェース回路407を含み得る。RANノード400は、トランシーバ回路に結合された(プロセッサとも呼ばれる)処理回路403と、処理回路に結合された(メモリとも呼ばれる)メモリ回路405とをも含み得る。メモリ回路405は、処理回路403によって実行されたとき、処理回路に、本明細書で開示される実施形態による動作を実施させる、コンピュータ可読プログラムコードを含み得る。他の実施形態によれば、処理回路403は、別個のメモリ回路が必要とされないようなメモリを含むように規定され得る。
本明細書で説明されるように、RANノード400の動作は、処理回路403、ネットワークインターフェース407、および/またはトランシーバ401によって実施され得る。たとえば、処理回路403は、1つまたは複数の通信デバイスまたは他のUEに無線インターフェース上でトランシーバ401を通してダウンリンク通信を送信し、および/あるいは無線インターフェース上で1つまたは複数の通信デバイスまたは他のUEからトランシーバ401を通してアップリンク通信を受信するように、トランシーバ401を制御し得る。同様に、処理回路403は、1つまたは複数の他のネットワークノードにネットワークインターフェース407を通して通信を送信し、および/またはネットワークインターフェースを通して1つまたは複数の他のネットワークノードから通信を受信するように、ネットワークインターフェース407を制御し得る。その上、モジュールがメモリ405に記憶され得、これらのモジュールは、モジュールの命令が処理回路403によって実行されたとき、処理回路403がそれぞれの動作(たとえば、ネットワークノードに関係する例示的な列挙された実施形態に関して本明細書で開示される動作)を実施するような命令を提供し得る。
いくつかの他の実施形態によれば、ネットワークノードは、トランシーバがないコアネットワークCNノードとして実装され得る。そのような実施形態では、無線通信デバイスUEへの送信は、無線通信デバイスUEへの送信が、トランシーバを含むネットワークノードを通して(たとえば、基地局またはRANノードを通して)提供されるように、ネットワークノードによって始動され得る。
図35は、発明概念の実施形態による、セルラ通信を提供するように設定された通信ネットワークのネットワークノード500のエレメントを示すブロック図である。示されているように、ネットワークノード500は、コアネットワークおよび/または無線アクセスネットワークRANの他のノードとの通信を提供するように設定された(ネットワークインターフェースとも呼ばれる)ネットワークインターフェース回路507を含み得る。ネットワークノード500は、ネットワークインターフェース回路に結合された(プロセッサとも呼ばれる)処理回路503と、処理回路に結合された(メモリとも呼ばれる)メモリ回路505とをも含み得る。メモリ回路505は、処理回路503によって実行されたとき、処理回路に、本明細書で開示される実施形態による動作を実施させる、コンピュータ可読プログラムコードを含み得る。他の実施形態によれば、処理回路503は、別個のメモリ回路が必要とされないようなメモリを含むように規定され得る。
本明細書で説明されるように、ネットワークノード500の動作は、処理回路503および/またはネットワークインターフェース回路507によって実施され得る。たとえば、処理回路503は、1つまたは複数の他のネットワークノードにネットワークインターフェース回路507を通して通信を送信し、および/または1つまたは複数の他のネットワークノードからネットワークインターフェース回路を通して通信を受信するように、ネットワークインターフェース回路507を制御し得る。その上、モジュールがメモリ505に記憶され得、これらのモジュールは、モジュールの命令が処理回路503によって実行されたとき、処理回路503がそれぞれの動作(たとえば、ネットワークノードに関係する例示的な列挙された実施形態に関して本明細書で開示される動作)を実施するような命令を提供し得る。
したがって、本明細書の実施形態によれば、本明細書では、ネットワークノード500、無線ネットワークノード400および/あるいは処理回路403または503が提供される。ネットワークノード、無線ネットワークノードおよび/または処理回路は、DLスロットのDLサブスロット構造および/またはパターン、スケジューリングセルにわたる重複するスパンのセット、コンポーネントキャリアにわたるスパンについての開始時間および終了時間、ならびに/あるいはCA限界ウィンドウと少なくとも部分的に重複するスパンに基づいて、監視能力を伴うUE設定についてのCA限界を決定するように設定される。CA限界は、PDCCH監視のためのUE設定について決定され得る。
UE設定は、PDCCH監視のためのSCSと、2つのPDCCH監視スパンの開始間の最小時間(X)分離とスパンの最大長(Y)との組合せと、PDCCH監視のために設定されたコンポーネントキャリアの数とのうちの少なくとも1つを含み得る。DLサブスロット構造および/またはパターンは、各組合せ(X,Y)とSCS設定μとについて、組合せ(X,Y)に関連付けられた、
Figure 2023521129000295
個のダウンリンク(DL)セルおよび/またはコンポーネントキャリアのPDCCH監視スパンパターンに基づいて決定され得る。組合せ(X,Y)についてのDLサブスロットパターンの決定は、ビットマップb(l)を生成することを含み得、0≦l≦13であり、ここで、スロットのシンボルlが、関連するコンポーネントキャリアの監視スパンの開始シンボルである場合、b(l)=1であり、他の場合、b(l)=0である。DLサブスロットパターン中の第1のDLサブスロットが、b(l)=1である最も小さいlにおいて始まり得、持続時間Tシンボルを有し、DLサブスロットパターン中の次のDLサブスロットが、b(l)=1である、(1つまたは複数の)前のDLサブスロット中に含まれない最も小さいlにおいて始まり得る。
DLサブスロット構造および/またはパターンは、組合せとμとの所与の組合せ{(X,Y),μ}について固定であり得、コンポーネントキャリアの実際の監視スパンパターンとともに変動せず、「μ」はSCS設定である。1つのDLサブスロット構造および/またはパターンが、ヌメロロジーμにかかわらず、Rel-16 PDCCH監視のためのUE報告能力に対応する各組合せ(X,Y)について規定され得、「μ」はSCS設定である。同じDLサブスロット構造および/またはパターンが、所与のヌメロロジーμの各組合せ(X,Y)について規定され得、「μ」はSCS設定である。1つまたは複数のDLサブスロット構造および/またはパターンが、Rel-16 PDCCH監視のためのUE報告能力に対応する、各組合せ(X,Y)とDLヌメロロジーμとについて規定され、「X」は、2つのPDCCH監視スパンの開始間の最小分離であり、「μ」はサブキャリア間隔(SCS)設定である。
UEが、組合せ(X,Y)に関連付けられたRel-16 PDCCH監視能力を使用する複数のDLセルを伴って設定されるとき、組合せ(X,Y)に対応する同じDLサブスロット構造および/またはパターンが、組合せ(X,Y)に関連付けられたすべてのスケジューリングセルに適用され得る。
UEが、UE報告能力
Figure 2023521129000296
よりも小さいかまたはUE報告能力
Figure 2023521129000297
に等しい、すべてのSCSについてのDLセルの数
Figure 2023521129000298
を伴って設定されるとき、
Figure 2023521129000299
個のダウンリンクセルからの1つまたは複数のスケジューリングセルのアクティブDLの1つまたは複数のBWP上の、スパンごとの
Figure 2023521129000300
個超のPDCCH候補、またはスパンごとの
Figure 2023521129000301
個超の非重複CCEを監視することがUEによって必要とされないことがある。
UEが、UE報告能力
Figure 2023521129000302
よりも大きい、すべてのSCSについてのDLセルの数
Figure 2023521129000303
を伴って設定されるとき、各セットについてスケジューリングセルごとに多くとも1つのスパンをもつ、
Figure 2023521129000304
個のダウンリンクセルからの(1つまたは複数の)スケジューリングセルの(1つまたは複数の)アクティブDL BWPにわたる同じDLサブスロット中に存在するスパンの任意のセットについて、
Figure 2023521129000305
個超のPDCCH候補または
Figure 2023521129000306
個超の非重複CCEを監視することがUEによって必要とされないことがあり、
Figure 2023521129000307
は、SCS設定jを伴うRel-16 PDCCH監視能力を使用する設定されたセルの数であり、スパンは、スパンの少なくとも1つのシンボルがDLサブスロット中にあるかまたはDLサブスロットと重複する場合、DLサブスロット中に存在する。
UEが、UE報告能力
Figure 2023521129000308
よりも大きい、すべてのSCSについてのDLセルの数
Figure 2023521129000309
を伴って設定されるとき、各セットについてスケジューリングセルごとに多くとも1つのスパンをもつ、
Figure 2023521129000310
個のダウンリンクセルからの少なくとも1つのスケジューリングセルのアクティブDLの少なくとも1つのBWPにわたる同じDLサブスロットにおいて開始するスパンの任意のセットについて、
Figure 2023521129000311
個超のPDCCH候補または
Figure 2023521129000312
個超の非重複CCEを監視することがUEによって必要とされないことがあり、
Figure 2023521129000313
は、SCS設定jを伴うRel-16 PDCCH監視能力を使用する設定されたセルの数であり、スパンは、スパンの第1のシンボルがDLサブスロット中にある場合、DLサブスロットにおいて開始している。
UEが、UE報告能力
Figure 2023521129000314
よりも大きい、すべてのSCSについてのDLセルの数
Figure 2023521129000315
を伴って設定されるとき、各セットについてスケジューリングセルごとに多くとも1つのスパンをもつ、
Figure 2023521129000316
個のダウンリンクセルからの少なくとも1つのスケジューリングセルのアクティブDLの少なくとも1つのBWPにわたる同じDLサブスロット中に存在するスパンの任意のセットについて、
Figure 2023521129000317
個超のPDCCH候補または
Figure 2023521129000318
個超の非重複CCEを監視することがUEによって必要とされないことがあり、
Figure 2023521129000319
は、サブキャリア間隔(SCS)設定jを伴うRel-16 PDCCH監視能力を使用する設定されたセルの数であり、スパンは、スパンの少なくとも1つのシンボルがDLサブスロット中にあるかまたはDLサブスロットと重複する場合、DLサブスロット中に存在する。
UEが、UE報告能力
Figure 2023521129000320
よりも大きい、すべてのSCSについてのDLセルの数
Figure 2023521129000321
を伴って設定されるとき、各セットについてスケジューリングセルごとに多くとも1つのスパンをもつ、
Figure 2023521129000322
個のダウンリンクセルからの少なくとも1つのスケジューリングセルのアクティブDLの少なくとも1つのBWPにわたる同じDLサブスロットにおいて開始するスパンの任意のセットについて、
Figure 2023521129000323
個超のPDCCH候補または
Figure 2023521129000324
個超の非重複CCEを監視することがUEによって必要とされないことがあり、
Figure 2023521129000325
は、SCS設定jを伴うRel-16 PDCCH監視能力を使用する設定されたセルの数であり、スパンは、スパンの第1のシンボルがDLサブスロット中にある場合、DLサブスロットにおいて開始している。
UEが、UE報告能力
Figure 2023521129000326
よりも大きい、すべてのサブキャリア間隔(SCS)についてのDLセルの数
Figure 2023521129000327
を伴って設定されるとき、各セットについてスケジューリングセルごとに多くとも1つのスパンをもつ、
Figure 2023521129000328
個のダウンリンクセルからの少なくとも1つのスケジューリングセルのアクティブDLの少なくとも1つのBWPにわたる同じDLサブスロットにおいて終了するスパンの任意のセットについて、
Figure 2023521129000329
個超のPDCCH候補または
Figure 2023521129000330
個超の非重複制御チャネルエレメント(CCE)を監視することがUEによって必要とされないことがあり、
Figure 2023521129000331
は、サブキャリア間隔(SCS)設定jを伴うRel-16 PDCCH監視能力を使用する設定されたセルの数であり、スパンは、スパンの少なくとも最後のシンボルがDLサブスロット中にある場合、DLサブスロットにおいて終了している。
各スケジュールされたセルについて、
Figure 2023521129000332
個のダウンリンクセルからのスケジューリングセルのSCS設定μを伴うアクティブDL BWP上で、スパンごとの
Figure 2023521129000333
個超のPDCCH候補または
Figure 2023521129000334
個超の非重複CCEを監視することがUEよって必要とされないことがある。
CA限界は、隣接するDLスロットの隣接するDLサブスロット構造および/またはパターンに基づいて決定され得る。CA限界は、たとえば、スロット境界に位置する隣接するDLスロットの隣接するDLサブスロット構造および/またはパターンに基づいて決定され得る。
CA限界ウィンドウは、スロットの開始に基づき得る。CA限界ウィンドウは、すべてのコンポーネントキャリアに基づいて各SCSについて決定され得る。複数の組合せ(X,Y)の各々についてのCCのグループについてのCA限界が、組合せ(X,Y)の中のスパン限界の最小値に基づいて決定される(3100)。CA限界ウィンドウは、スロット境界にわたって延び得る。CA限界が、スロットの開始に基づいて決定され得、CA限界が、各セットについてスケジューリングセルごとに多くとも1つのスパンをもつ、ダウンリンクセルからの少なくとも1つのスケジューリングセルのアクティブDLの少なくとも1つのBWPにわたるCA限界ウィンドウにおいて少なくとも部分的に重複するスパンの任意のセットについて適用され得ることに留意されたい。
CA限界は、スケジューリングセルにわたる重複するスパンのセットに基づいて決定され得、スケジューリングセルにわたる重複するスパンのセットは、スケジューリングセルごとに多くとも1つのスパンをもつ、スパンと、そのスパンと重複するすべての他のスパンとを含んでいる、セットとして決定される。追加または代替として、重複するスパンのセットは、最も大きい数のスパンをもつ、およびスケジューリングセルごとに多くとも1つのスパンをもつセットとして決定され得、ここで、セット中のスパンが、少なくとも、セット中の1つまたは複数の他のスパンと重複する。
例示的な列挙された実施形態が以下で説明される。
1. ネットワークノードによる方法であって、
ダウンリンク(DL)スロットのDLサブスロット構造および/またはパターンに基づいて、監視能力を伴うユーザ機器(UE)設定についてのキャリアアグリゲーション(CA)限界を決定すること(2500)
を含む、方法。
2. CA限界が、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)監視のためのUE設定について決定される、実施形態1に記載の方法。
3. CA限界が、Rel-16 PDCCH監視のためのUE設定について決定される、実施形態2に記載の方法。
4. UE設定が、PDCCH監視のためのサブキャリア間隔(SCS)と、2つのPDCCH監視スパンの開始間の最小時間(X)分離とスパンの最大長(Y)との組合せと、PDCCH監視のために設定されたコンポーネントキャリアの数とのうちの少なくとも1つを含む、実施形態1から3のいずれか1つに記載の方法。
5. DLサブスロット構造および/またはパターンが、各組合せ(X,Y)とサブキャリア間隔(SCS)設定μとについて、組合せ(X,Y)に関連付けられた、
Figure 2023521129000335
個のダウンリンク(DL)セルおよび/またはコンポーネントキャリアのPDCCH監視スパンパターンに基づいて決定される、実施形態4に記載の方法。
6. 組合せ(X,Y)についてのDLサブスロットパターンの決定が、ビットマップb(l)を生成することを含み、0≦l≦13であり、ここで、スロットのシンボルlが、関連するコンポーネントキャリアの監視スパンの開始シンボルである場合、b(l)=1であり、他の場合、b(l)=0である、実施形態5に記載の方法。
7. DLサブスロットパターン中の第1のDLサブスロットが、b(l)=1である最も小さいlにおいて始まり、持続時間Tシンボルを有し、DLサブスロットパターン中の次のDLサブスロットが、b(l)=1である、(1つまたは複数の)前のDLサブスロット中に含まれない最も小さいlにおいて始まる、実施形態6に記載の方法。
8. DLサブスロット構造および/またはパターンが、{(X,Y),μ}の所与の組合せについて固定であり、コンポーネントキャリアの実際の監視スパンパターンとともに変動せず、「μ」がサブキャリア間隔(SCS)設定である、実施形態1から7のいずれか1つに記載の方法。
9. 1つのDLサブスロット構造および/またはパターンが、ヌメロロジーμにかかわらず、Rel-16 PDCCH監視のためのUE報告能力に対応する各組合せ(X,Y)について規定され、「μ」がサブキャリア間隔(SCS)設定である、実施形態1から8のいずれか1つに記載の方法。
10. 同じDLサブスロット構造および/またはパターンが、所与のヌメロロジーμの各組合せ(X,Y)について規定され、「μ」がサブキャリア間隔(SCS)設定である、実施形態1から9のいずれか1つに記載の方法。
11. 1つまたは複数のDLサブスロット構造および/またはパターンが、Rel-16 PDCCH監視のためのUE報告能力に対応する、各組合せ(X,Y)とDLヌメロロジーμとについて規定され、「X」が、2つのPDCCH監視スパンの開始間の最小分離である、実施形態1から10のいずれか1つに記載の方法。
12. 1つまたは複数のDLサブスロット構造および/またはパターンが、Rel-16 PDCCH監視のためのUE報告能力に対応する、各組合せ(X,Y)とDLヌメロロジーμとについて規定され、「μ」がサブキャリア間隔(SCS)設定である、実施形態1から11のいずれか1つに記載の方法。
13. UEが、組合せ(X,Y)に関連付けられたRel-16 PDCCH監視能力を使用する複数のDLセルを伴って設定されるとき、組合せ(X,Y)に対応する同じDLサブスロット構造および/またはパターンが、組合せ(X,Y)に関連付けられたすべてのスケジューリングセルに適用される、実施形態1から12のいずれか1つに記載の方法。
14. UEが、UE報告能力
Figure 2023521129000336
よりも小さいかまたはUE報告能力
Figure 2023521129000337
に等しい、すべてのサブキャリア間隔(SCS)についてのDLセルの数
Figure 2023521129000338
を伴って設定されるとき、方法は、UEが、
Figure 2023521129000339
個のダウンリンクセルからの1つまたは複数のスケジューリングセルのアクティブDLの1つまたは複数の帯域幅部分(BWP)上の、スパンごとの
Figure 2023521129000340
個超のPDCCH候補、またはスパンごとの
Figure 2023521129000341
個超の非重複制御チャネルエレメント(CCE)を監視することを必要としない、実施形態1から13のいずれか1つに記載の方法。
15. UEが、UE報告能力
Figure 2023521129000342
よりも大きい、すべてのSCSについてのDLセルの数
Figure 2023521129000343
を伴って設定されるとき、方法は、UEが、各セットについてスケジューリングセルごとに多くとも1つのスパンをもつ、
Figure 2023521129000344
個のダウンリンクセルからの(1つまたは複数の)スケジューリングセルのアクティブDLの(1つまたは複数の)BWPにわたる同じDLサブスロット中に存在するスパンの任意のセットについて、
Figure 2023521129000345
個超のPDCCH候補または
Figure 2023521129000346
個超の非重複CCEを監視することを必要とせず、
Figure 2023521129000347
が、SCS設定jを伴うRel-16 PDCCH監視能力を使用する設定されたセルの数であり、スパンは、スパンの少なくとも1つのシンボルがDLサブスロット中にあるかまたはDLサブスロットと重複する場合、DLサブスロット中に存在する、実施形態1から14のいずれか1つに記載の方法。
16. UEが、UE報告能力
Figure 2023521129000348
よりも大きい、すべてのSCSについてのDLセルの数
Figure 2023521129000349
を伴って設定されるとき、方法は、UEが、各セットについてスケジューリングセルごとに多くとも1つのスパンをもつ、
Figure 2023521129000350
個のダウンリンクセルからの少なくとも1つのスケジューリングセルのアクティブDLの少なくとも1つの帯域幅部分(BWP)にわたる同じDLサブスロットにおいて開始するスパンの任意のセットについて、
Figure 2023521129000351
個超のPDCCH候補または
Figure 2023521129000352
個超の非重複CCEを監視することを必要とせず、
Figure 2023521129000353
が、サブキャリア間隔(SCS)設定jを伴うRel-16 PDCCH監視能力を使用する設定されたセルの数であり、スパンは、スパンの第1のシンボルがDLサブスロット中にある場合、DLサブスロットにおいて開始している、実施形態1から15のいずれか1つに記載の方法。
17. UEが、UE報告能力
Figure 2023521129000354
よりも大きい、すべてのSCSについてのDLセルの数
Figure 2023521129000355
を伴って設定されるとき、方法は、UEが、各セットについてスケジューリングセルごとに多くとも1つのスパンをもつ、
Figure 2023521129000356
個のダウンリンクセルからの少なくとも1つのスケジューリングセルのアクティブDLの少なくとも1つの帯域幅部分(BWP)にわたる同じDLサブスロット中に存在するスパンの任意のセットについて、
Figure 2023521129000357
個超のPDCCH候補または
Figure 2023521129000358
個超の非重複CCEを監視することを必要とせず、
Figure 2023521129000359
が、サブキャリア間隔(SCS)設定jを伴うRel-16 PDCCH監視能力を使用する設定されたセルの数であり、スパンは、スパンの少なくとも1つのシンボルがDLサブスロット中にあるかまたはDLサブスロットと重複する場合、DLサブスロット中に存在する、実施形態1から16のいずれか1つに記載の方法。
18. UEが、UE報告能力
Figure 2023521129000360
よりも大きい、すべてのSCSについてのDLセルの数
Figure 2023521129000361
を伴って設定されるとき、方法は、UEが、各セットについてスケジューリングセルごとに多くとも1つのスパンをもつ、
Figure 2023521129000362
個のダウンリンクセルからの少なくとも1つのスケジューリングセルのアクティブDLの少なくとも1つの帯域幅部分(BWP)にわたる同じDLサブスロットにおいて開始するスパンの任意のセットについて、
Figure 2023521129000363
個超のPDCCH候補または
Figure 2023521129000364
個超の非重複CCEを監視することを必要とせず、
Figure 2023521129000365
が、SCS設定jを伴うRel-16 PDCCH監視能力を使用する設定されたセルの数であり、スパンは、スパンの第1のシンボルがDLサブスロット中にある場合、DLサブスロットにおいて開始している、実施形態1から17のいずれか1つに記載の方法。
19. UEが、UE報告能力
Figure 2023521129000366
よりも大きい、すべてのサブキャリア間隔(SCS)についてのDLセルの数
Figure 2023521129000367
を伴って設定されるとき、方法は、UEが、各セットについてスケジューリングセルごとに多くとも1つのスパンをもつ、
Figure 2023521129000368
個のダウンリンクセルからの少なくとも1つのスケジューリングセルのアクティブDLの少なくとも1つの帯域幅部分(BWP)にわたる同じDLサブスロットにおいて終了するスパンの任意のセットについて、
Figure 2023521129000369
個超のPDCCH候補または
Figure 2023521129000370
個超の非重複制御チャネルエレメント(CCE)を監視することを必要とせず、
Figure 2023521129000371
が、サブキャリア間隔(SCS)設定jを伴うRel-16 PDCCH監視能力を使用する設定されたセルの数であり、スパンは、スパンの少なくとも最後のシンボルがDLサブスロット中にある場合、DLサブスロットにおいて終了している、実施形態1から18のいずれか1つに記載の方法。
20. 各スケジュールされたセルについて、方法は、UEが、
Figure 2023521129000372
個のダウンリンクセルからのスケジューリングセルのサブキャリア間隔(SCS)設定μを伴うアクティブDL帯域幅部分(BWP)上で、スパンごとの
Figure 2023521129000373
個超のPDCCH候補または
Figure 2023521129000374
個超の非重複CCEを監視することを必要としない、実施形態1から19のいずれか1つに記載の方法。
21. 監視能力を伴うUE設定についてのCA限界の決定が、スケジューリングセルにわたる重複するスパンに基づく、実施形態1から20のいずれか1つに記載の方法。
22. ネットワークノードの処理回路によって実行されるべきプログラムコードを記憶する非一時的記憶媒体を備えるコンピュータプログラム製品であって、それにより、プログラムコードの実行が、ネットワークノードに実施形態1から21のいずれか1つに記載の動作を実施させる、コンピュータプログラム製品。
23. ネットワークノードによる方法であって、
スケジュールされたセルにわたる重複するスパンのセットに基づいて、監視能力を伴うユーザ機器(UE)設定についてのキャリアアグリゲーション(CA)限界を決定すること(2600)
を含む、方法。
24. 決定(2600)が、スケジューリングセルごとに多くとも1つのスパンをもつ、スパンと、そのスパンと重複するすべての他のスパンとを含んでいる、セットとして、スケジューリングセルにわたる重複スパンのセットを決定することを含む、実施形態23に記載の方法。
25. スケジューリングセルにわたる重複スパンのセットが、最も大きい数のスパンをもつ、およびスケジューリングセルごとに多くとも1つのスパンをもつセットであり、ここで、セット中のスパンが、少なくとも、セット中の1つまたは複数の他のスパンと重複する、実施形態23または24に記載の方法。
26. ネットワークノードの処理回路によって実行されるべきプログラムコードを記憶する非一時的記憶媒体を備えるコンピュータプログラム製品であって、それにより、プログラムコードの実行が、ネットワークノードに実施形態23から25のいずれか1つに記載の動作を実施させる、コンピュータプログラム製品。
27. ユーザ機器(UE)による方法であって、
物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)監視中に、1次セルまたは1次2次セル上のスパンのセット中の設定されたPDCCH候補または非重複制御チャネルエレメント(CCE)の総数が、スパンごとの限界を超えるかまたはキャリアアグリゲーション(CA)限界を超えるとき、PDCCH候補をドロップすること(2700)
を含む、方法。
28. UEの処理回路によって実行されるべきプログラムコードを記憶する非一時的記憶媒体を備えるコンピュータプログラム製品であって、それにより、プログラムコードの実行が、UEに実施形態27に記載の動作を実施させる、コンピュータプログラム製品。
29. ネットワークノードによる方法であって、
隣接するダウンリンク(DL)スロットの隣接するDLサブスロット構造および/またはパターンに基づいて、監視能力を伴うユーザ機器(UE)設定についてのキャリアアグリゲーション(CA)限界を決定すること(2800)
を含む、方法。
30.
CA限界が、スロット境界に位置する隣接するDLスロットの隣接する重複するDLサブスロット構造および/またはパターンに基づいて決定される(2800)、
実施形態29に記載の方法。
31. ネットワークノードの処理回路によって実行されるべきプログラムコードを記憶する非一時的記憶媒体を備えるコンピュータプログラム製品であって、それにより、プログラムコードの実行が、ネットワークノードに実施形態29または30に記載の動作を実施させる、コンピュータプログラム製品。
32. ネットワークノードによる方法であって、
コンポーネントキャリアにわたるスパンについての開始時間および終了時間に基づいて、監視能力を伴うユーザ機器(UE)設定についてのキャリアアグリゲーション(CA)限界を決定すること(2900)
を含む、方法。
33. CA限界が、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)監視のためのUE設定について決定される、実施形態32に記載の方法。
34. CA限界が、Rel-16 PDCCH監視のためのUE設定について決定される、実施形態33に記載の方法。
35. ネットワークノードの処理回路によって実行されるべきプログラムコードを記憶する非一時的記憶媒体を備えるコンピュータプログラム製品であって、それにより、プログラムコードの実行が、ネットワークノードに実施形態32から34のいずれか1つに記載の動作を実施させる、コンピュータプログラム製品。
36. ネットワークノードによる方法であって、
キャリアアグリゲーション(CA)限界ウィンドウと少なくとも部分的に重複するスパンに基づいて、監視能力を伴うユーザ機器(UE)設定についてのCA限界を決定すること(3000)であって、CA限界ウィンドウが、スロットの開始に基づく、CA限界を決定すること(3000)
を含む、方法。
37. CA限界が、各セットについてスケジューリングセルごとに多くとも1つのスパンをもつ、ダウンリンクセルからの少なくとも1つのスケジューリングセルのアクティブダウンリンク(DL)の少なくとも1つの帯域幅部分(BWP)にわたるCA限界ウィンドウにおいて少なくとも部分的に重複するスパンの任意のセットについて適用される、実施形態36に記載の方法。
38. ネットワークノードの処理回路によって実行されるべきプログラムコードを記憶する非一時的記憶媒体を備えるコンピュータプログラム製品であって、それにより、プログラムコードの実行が、ネットワークノードに実施形態36または37に記載の動作を実施させる、コンピュータプログラム製品。
39. ネットワークノードによる方法であって、
キャリアアグリゲーション(CA)限界ウィンドウと少なくとも部分的に重複するスパンに基づいて、監視能力を伴うユーザ機器(UE)設定についてのCA限界を決定すること(3100)であって、CA限界ウィンドウが、すべてのコンポーネントキャリアに基づいて各サブキャリア間隔(SCS)μについて決定される、CA限界を決定すること(3100)
を含む、方法。
40. CA限界が、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)監視のためのUE設定について決定される、実施形態39に記載の方法。
41. CA限界が、Rel-16 PDCCH監視のためのUE設定について決定される、実施形態40に記載の方法。
42. 複数の組合せ(X,Y)の各々についてのコンポーネントキャリア(CC)のグループについてのCA限界が、組合せ(X,Y)の中のスパン限界の最小値に基づいて決定される(3100)、実施形態39から41のいずれか1つに記載の方法。
43. ネットワークノードの処理回路によって実行されるべきプログラムコードを記憶する非一時的記憶媒体を備えるコンピュータプログラム製品であって、それにより、プログラムコードの実行が、ネットワークノードに実施形態39から42のいずれか1つに記載の動作を実施させる、コンピュータプログラム製品。
44. ネットワークノードによる方法であって、
スロット境界にわたって延びるキャリアアグリゲーション(CA)限界ウィンドウと少なくとも部分的に重複するスパンに基づいて、監視能力を伴うユーザ機器(UE)設定についてのCA限界を決定すること(3200)
を含む、方法。
45. CA限界が、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)監視のためのUE設定について決定される、実施形態44に記載の方法。
46. CA限界が、Rel-16 PDCCH監視のためのUE設定について決定される、実施形態45に記載の方法。
47. ネットワークノードの処理回路によって実行されるべきプログラムコードを記憶する非一時的記憶媒体を備えるコンピュータプログラム製品であって、それにより、プログラムコードの実行が、ネットワークノードに実施形態44から46のいずれか1つに記載の動作を実施させる、コンピュータプログラム製品。
48.
ダウンリンク(DL)スロットのDLサブスロット構造および/またはパターンに基づいて、監視能力を伴うユーザ機器(UE)設定についてのキャリアアグリゲーション(CA)限界を決定すること
を行うように設定された、ネットワークノード。
49. 実施形態2から21のいずれか1つに記載の方法を実施するようにさらに設定された、実施形態48に記載のネットワークノード。
50.
スケジュールされたセルにわたる重複するスパンのセットに基づいて、監視能力を伴うユーザ機器(UE)設定についてのキャリアアグリゲーション(CA)限界を決定すること
を行うように設定された、ネットワークノード。
51. 実施形態23から25のいずれか1つに記載の方法を実施するようにさらに設定された、実施形態50に記載のネットワークノード。
52.
物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)監視中に、1次セルまたは1次2次セル上のスパンのセット中の設定されたPDCCH候補または非重複制御チャネルエレメント(CCE)の総数が、スパンごとの限界を超えるかまたはキャリアアグリゲーション(CA)限界を超えるとき、PDCCH候補をドロップすること
を行うように設定された、ユーザ機器(UE)。
53. 実施形態52に記載の方法を実施するようにさらに設定された、実施形態50に記載のネットワークノード。
54.
隣接するダウンリンク(DL)スロットの隣接するDLサブスロット構造および/またはパターンに基づいて、監視能力を伴うユーザ機器(UE)設定についてのキャリアアグリゲーション(CA)限界を決定すること
を行うように設定された、ネットワークノード。
55. 実施形態29または30に記載の方法を実施するようにさらに設定された、実施形態54に記載のネットワークノード。
56.
コンポーネントキャリアにわたるスパンについての開始時間および終了時間に基づいて、監視能力を伴うユーザ機器(UE)設定についてのキャリアアグリゲーション(CA)限界を決定すること
を行うように設定された、ネットワークノード。
57. 実施形態32から34のいずれか1つに記載の方法を実施するようにさらに設定された、実施形態56に記載のネットワークノード。
58.
キャリアアグリゲーション(CA)限界ウィンドウと少なくとも部分的に重複するスパンに基づいて、監視能力を伴うユーザ機器(UE)設定についてのCA限界を決定することであって、CA限界ウィンドウが、スロットの開始に基づく、CA限界を決定すること
を行うように設定された、ネットワークノード。
59. 実施形態36または37に記載の方法を実施するようにさらに設定された、実施形態58に記載のネットワークノード。
60.
キャリアアグリゲーション(CA)限界ウィンドウと少なくとも部分的に重複するスパンに基づいて、監視能力を伴うユーザ機器(UE)設定についてのCA限界を決定することであって、CA限界ウィンドウが、すべてのコンポーネントキャリアに基づいて各サブキャリア間隔(SCS)μについて決定される、CA限界を決定すること
を行うように設定された、ネットワークノード。
61. 実施形態39から42のいずれか1つに記載の方法を実施するようにさらに設定された、実施形態60に記載のネットワークノード。
62.
スロット境界にわたって延びるキャリアアグリゲーション(CA)限界ウィンドウと少なくとも部分的に重複するスパンに基づいて、監視能力を伴うユーザ機器(UE)設定についてのCA限界を決定すること
を行うように設定された、ネットワークノード。
63. 実施形態44から46のいずれか1つに記載の方法を実施するようにさらに設定された、実施形態62に記載のネットワークノード。
本開示で使用される様々な略語/頭字語についての説明が、以下で提供される。
略語 説明
3GPP 第3世代パートナーシッププロジェクト
BD ブラインド復号
BWP 帯域幅部分
CA キャリアアグリゲーション
CC コンポーネントキャリア
CCE 制御チャネルエレメント
CORESET 制御リソースセット
CSS 共通検索空間
DL ダウンリンク
eMBB 拡張モバイルブロードバンド
gNB 次世代ノードB
NR 新無線
PDCCH 物理ダウンリンク制御チャネル
PCell 1次セル
PSCell 1次2次セル
SCS サブキャリア間隔
URLLC 超高信頼低レイテンシ通信
USS UE固有検索空間
追加の説明が以下で提供される。
概して、本明細書で使用されるすべての用語は、異なる意味が、明確に与えられ、および/またはその用語が使用されるコンテキストから暗示されない限り、関連する技術分野における、それらの用語の通常の意味に従って解釈されるべきである。1つの(a/an)/その(the)エレメント、装置、構成要素、手段、ステップなどへのすべての言及は、別段明示的に述べられていない限り、そのエレメント、装置、構成要素、手段、ステップなどの少なくとも1つの事例に言及しているものとしてオープンに解釈されるべきである。本明細書で開示されるいずれの方法のステップも、ステップが、別のステップに後続するかまたは先行するものとして明示的に説明されない限り、および/あるいはステップが別のステップに後続するかまたは先行しなければならないことが暗黙的である場合、開示される厳密な順序で実施される必要はない。本明細書で開示される実施形態のうちのいずれかの任意の特徴は、適切であればいかなる場合も、任意の他の実施形態に適用され得る。同様に、実施形態のうちのいずれかの任意の利点は、任意の他の実施形態に適用され得、その逆も同様である。同封の実施形態の他の目標、特徴、および利点は、以下の説明から明らかになる。
次に、添付の図面を参照しながら、本明細書で企図される実施形態のうちのいくつかがより十分に説明される。しかしながら、他の実施形態は、本明細書で開示される主題の範囲内に含まれており、開示される主題は、本明細書に記載される実施形態のみに限定されるものとして解釈されるべきではなく、むしろ、これらの実施形態は、当業者に主題の範囲を伝達するために、例として提供される。
図36は、いくつかの実施形態による無線ネットワークを示す。
本明細書で説明される主題は、任意の好適な構成要素を使用する任意の適切なタイプのシステムにおいて実装され得るが、本明細書で開示される実施形態は、図36に示されている例示的な無線ネットワークなどの無線ネットワークに関して説明される。簡単のために、図36の無線ネットワークは、ネットワーク4106、ネットワークノード4160および4160b、ならびに(モバイル端末とも呼ばれる)WD4110、4110b、および4110cのみを図示する。実際には、無線ネットワークは、無線デバイス間の通信、あるいは無線デバイスと、固定電話、サービスプロバイダ、または任意の他のネットワークノードもしくはエンドデバイスなどの別の通信デバイスとの間の通信をサポートするのに好適な任意の追加のエレメントをさらに含み得る。示されている構成要素のうち、ネットワークノード4160および無線デバイス(WD)4110は、追加の詳細とともに図示される。無線ネットワークは、1つまたは複数の無線デバイスに通信および他のタイプのサービスを提供して、無線デバイスの、無線ネットワークへのアクセス、および/あるいは、無線ネットワークによってまたは無線ネットワークを介して提供されるサービスの使用を容易にし得る。
無線ネットワークは、任意のタイプの通信(communication)、通信(telecommunication)、データ、セルラ、および/または無線ネットワーク、あるいは他の同様のタイプのシステムを含み、および/またはそれらとインターフェースし得る。いくつかの実施形態では、無線ネットワークは、特定の規格あるいは他のタイプのあらかじめ規定されたルールまたはプロシージャに従って動作するように設定され得る。したがって、無線ネットワークの特定の実施形態は、汎欧州デジタル移動電話方式(GSM)、Universal Mobile Telecommunications System(UMTS)、Long Term Evolution(LTE)、ならびに/あるいは他の好適な2G、3G、4G、または5G規格などの通信規格、IEEE802.11規格などの無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)規格、ならびに/あるいは、マイクロ波アクセスのための世界的相互運用性(WiMax)、Bluetooth、Z-Waveおよび/またはZigBee規格など、任意の他の適切な無線通信規格を実装し得る。
ネットワーク4106は、1つまたは複数のバックホールネットワーク、コアネットワーク、IPネットワーク、公衆交換電話網(PSTN)、パケットデータネットワーク、光ネットワーク、ワイドエリアネットワーク(WAN)、ローカルエリアネットワーク(LAN)、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)、有線ネットワーク、無線ネットワーク、メトロポリタンエリアネットワーク、およびデバイス間の通信を可能にするための他のネットワークを備え得る。
ネットワークノード4160およびWD4110は、以下でより詳細に説明される様々な構成要素を備える。これらの構成要素は、無線ネットワークにおいて無線接続を提供することなど、ネットワークノードおよび/または無線デバイス機能を提供するために協働する。異なる実施形態では、無線ネットワークは、任意の数の有線または無線ネットワーク、ネットワークノード、基地局、コントローラ、無線デバイス、リレー局、ならびに/あるいは有線接続を介してかまたは無線接続を介してかにかかわらず、データおよび/または信号の通信を容易にするかまたはその通信に参加し得る、任意の他の構成要素またはシステムを備え得る。
本明細書で使用されるネットワークノードは、無線デバイスと、ならびに/あるいは、無線デバイスへの無線アクセスを可能にし、および/または提供するための、および/または、無線ネットワークにおいて他の機能(たとえば、アドミニストレーション)を実施するための、無線ネットワーク中の他のネットワークノードまたは機器と、直接または間接的に通信することが可能な、そうするように設定された、構成された、および/または動作可能な機器を指す。ネットワークノードの例は、限定はしないが、アクセスポイント(AP)(たとえば、無線アクセスポイント)、基地局(BS)(たとえば、無線基地局、ノードB、エボルブドノードB(eNB)およびNRノードB(gNB))を含む。基地局は、基地局が提供するカバレッジの量(または、言い方を変えれば、基地局の送信電力レベル)に基づいてカテゴリー分類され得、その場合、フェムト基地局、ピコ基地局、マイクロ基地局、またはマクロ基地局と呼ばれることもある。基地局は、リレーを制御する、リレーノードまたはリレードナーノードであり得る。ネットワークノードは、リモート無線ヘッド(RRH)と呼ばれることがある、集中型デジタルユニットおよび/またはリモートラジオユニット(RRU)など、分散無線基地局の1つまたは複数(またはすべて)の部分をも含み得る。そのようなリモートラジオユニットは、アンテナ統合無線機としてアンテナと統合されることも統合されないこともある。分散無線基地局の部分は、分散アンテナシステム(DAS)において、ノードと呼ばれることもある。ネットワークノードのまたさらなる例は、マルチスタンダード無線(MSR)BSなどのMSR機器、無線ネットワークコントローラ(RNC)または基地局コントローラ(BSC)などのネットワークコントローラ、基地トランシーバ局(BTS)、送信ポイント、送信ノード、マルチセル/マルチキャスト協調エンティティ(MCE)、コアネットワークノード(たとえば、MSC、MME)、O&Mノード、OSSノード、SONノード、測位ノード(たとえば、E-SMLC)、および/あるいはMDTを含む。別の例として、ネットワークノードは、以下でより詳細に説明されるように、仮想ネットワークノードであり得る。しかしながら、より一般的には、ネットワークノードは、無線ネットワークへのアクセスを可能にし、および/または無線デバイスに提供し、あるいは、無線ネットワークにアクセスした無線デバイスに何らかのサービスを提供することが可能な、そうするように設定された、構成された、および/または動作可能な任意の好適なデバイス(またはデバイスのグループ)を表し得る。
図36では、ネットワークノード4160は、処理回路4170と、デバイス可読媒体4180と、インターフェース4190と、補助機器4184と、電源4186と、電力回路4187と、アンテナ4162とを含む。図36の例示的な無線ネットワーク中に示されているネットワークノード4160は、ハードウェア構成要素の示されている組合せを含むデバイスを表し得るが、他の実施形態は、構成要素の異なる組合せをもつネットワークノードを備え得る。ネットワークノードが、本明細書で開示されるタスク、特徴、機能および方法を実施するために必要とされるハードウェアおよび/またはソフトウェアの任意の好適な組合せを備えることを理解されたい。その上、ネットワークノード4160の構成要素が、より大きいボックス内に位置する単一のボックスとして、または複数のボックス内で入れ子にされている単一のボックスとして図示されているが、実際には、ネットワークノードは、単一の示されている構成要素を組成する複数の異なる物理構成要素を備え得る(たとえば、デバイス可読媒体4180は、複数の別個のハードドライブならびに複数のRAMモジュールを備え得る)。
同様に、ネットワークノード4160は、複数の物理的に別個の構成要素(たとえば、ノードB構成要素およびRNC構成要素、またはBTS構成要素およびBSC構成要素など)から組み立てられ得、これらは各々、それら自体のそれぞれの構成要素を有し得る。ネットワークノード4160が複数の別個の構成要素(たとえば、BTS構成要素およびBSC構成要素)を備えるいくつかのシナリオでは、別個の構成要素のうちの1つまたは複数が、いくつかのネットワークノードの間で共有され得る。たとえば、単一のRNCが複数のノードBを制御し得る。そのようなシナリオでは、各一意のノードBとRNCとのペアは、いくつかの事例では、単一の別個のネットワークノードと見なされ得る。いくつかの実施形態では、ネットワークノード4160は、複数の無線アクセス技術(RAT)をサポートするように設定され得る。そのような実施形態では、いくつかの構成要素は複製され得(たとえば、異なるRATのための別個のデバイス可読媒体4180)、いくつかの構成要素は再使用され得る(たとえば、同じアンテナ4162がRATによって共有され得る)。ネットワークノード4160は、ネットワークノード4160に統合された、たとえば、GSM、WCDMA、LTE、NR、WiFi、またはBluetooth無線技術など、異なる無線技術のための様々な示されている構成要素の複数のセットをも含み得る。これらの無線技術は、同じまたは異なるチップまたはチップのセット、およびネットワークノード4160内の他の構成要素に統合され得る。
処理回路4170は、ネットワークノードによって提供されるものとして本明細書で説明される、任意の決定動作、計算動作、または同様の動作(たとえば、いくつかの取得動作)を実施するように設定される。処理回路4170によって実施されるこれらの動作は、処理回路4170によって取得された情報を、たとえば、取得された情報を他の情報にコンバートすることによって、処理すること、取得された情報またはコンバートされた情報をネットワークノードに記憶された情報と比較すること、ならびに/あるいは、取得された情報またはコンバートされた情報に基づいて、および前記処理が決定を行ったことの結果として、1つまたは複数の動作を実施することを含み得る。
処理回路4170は、単体で、またはデバイス可読媒体4180などの他のネットワークノード4160構成要素と併せてのいずれかで、ネットワークノード4160機能を提供するように動作可能な、マイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、中央処理ユニット、デジタル信号プロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、または任意の他の好適なコンピューティングデバイス、リソースのうちの1つまたは複数の組合せ、あるいはハードウェア、ソフトウェアおよび/または符号化された論理の組合せを備え得る。たとえば、処理回路4170は、デバイス可読媒体4180に記憶された命令、または処理回路4170内のメモリに記憶された命令を実行し得る。そのような機能は、本明細書で説明される様々な無線特徴、機能、または利益のうちのいずれかを提供することを含み得る。いくつかの実施形態では、処理回路4170は、システムオンチップ(SOC)を含み得る。
いくつかの実施形態では、処理回路4170は、無線周波数(RF)トランシーバ回路4172とベースバンド処理回路4174とのうちの1つまたは複数を含み得る。いくつかの実施形態では、無線周波数(RF)トランシーバ回路4172とベースバンド処理回路4174とは、別個のチップ(またはチップのセット)、ボード、または無線ユニットおよびデジタルユニットなどのユニット上にあり得る。代替実施形態では、RFトランシーバ回路4172とベースバンド処理回路4174との一部または全部は、同じチップまたはチップのセット、ボード、あるいはユニット上にあり得る。
いくつかの実施形態では、ネットワークノード、基地局、eNBまたは他のそのようなネットワークデバイスによって提供されるものとして本明細書で説明される機能の一部または全部は、デバイス可読媒体4180、または処理回路4170内のメモリに記憶された、命令を実行する処理回路4170によって実施され得る。代替実施形態では、機能の一部または全部は、ハードワイヤード様式などで、別個のまたは個別のデバイス可読媒体に記憶された命令を実行することなしに、処理回路4170によって提供され得る。それらの実施形態のいずれでも、デバイス可読記憶媒体に記憶された命令を実行するか否かにかかわらず、処理回路4170は、説明される機能を実施するように設定され得る。そのような機能によって提供される利益は、処理回路4170単独に、またはネットワークノード4160の他の構成要素に限定されないが、全体としてネットワークノード4160によって、ならびに/または概してエンドユーザおよび無線ネットワークによって、享受される。
デバイス可読媒体4180は、限定はしないが、永続ストレージ、固体メモリ、リモートマウントメモリ、磁気媒体、光媒体、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、大容量記憶媒体(たとえば、ハードディスク)、リムーバブル記憶媒体(たとえば、フラッシュドライブ、コンパクトディスク(CD)またはデジタルビデオディスク(DVD))を含む、任意の形態の揮発性または不揮発性コンピュータ可読メモリ、ならびに/あるいは、処理回路4170によって使用され得る情報、データ、および/または命令を記憶する、任意の他の揮発性または不揮発性、非一時的デバイス可読および/またはコンピュータ実行可能メモリデバイスを備え得る。デバイス可読媒体4180は、コンピュータプログラム、ソフトウェア、論理、ルール、コード、表などのうちの1つまたは複数を含むアプリケーション、および/または処理回路4170によって実行されることが可能であり、ネットワークノード4160によって利用される、他の命令を含む、任意の好適な命令、データまたは情報を記憶し得る。デバイス可読媒体4180は、処理回路4170によって行われた計算および/またはインターフェース4190を介して受信されたデータを記憶するために使用され得る。いくつかの実施形態では、処理回路4170およびデバイス可読媒体4180は、統合されていると見なされ得る。
インターフェース4190は、ネットワークノード4160、ネットワーク4106、および/またはWD4110の間のシグナリングおよび/またはデータの有線または無線通信において使用される。示されているように、インターフェース4190は、たとえば有線接続上でネットワーク4106との間でデータを送るおよび受信するための(1つまたは複数の)ポート/(1つまたは複数の)端末4194を備える。インターフェース4190は、アンテナ4162に結合されるか、またはいくつかの実施形態では、アンテナ4162の一部であり得る、無線フロントエンド回路4192をも含む。無線フロントエンド回路4192は、フィルタ4198と増幅器4196とを備える。無線フロントエンド回路4192は、アンテナ4162および処理回路4170に接続され得る。無線フロントエンド回路は、アンテナ4162と処理回路4170との間で通信される信号を調整するように設定され得る。無線フロントエンド回路4192は、無線接続を介して他のネットワークノードまたはWDに送出されるべきであるデジタルデータを受信し得る。無線フロントエンド回路4192は、デジタルデータを、フィルタ4198および/または増幅器4196の組合せを使用して適切なチャネルおよび帯域幅パラメータを有する無線信号にコンバートし得る。無線信号は、次いで、アンテナ4162を介して送信され得る。同様に、データを受信するとき、アンテナ4162は無線信号を収集し得、次いで、無線信号は無線フロントエンド回路4192によってデジタルデータにコンバートされる。デジタルデータは、処理回路4170に受け渡され得る。他の実施形態では、インターフェースは、異なる構成要素および/または構成要素の異なる組合せを備え得る。
いくつかの代替実施形態では、ネットワークノード4160は別個の無線フロントエンド回路4192を含まないことがあり、代わりに、処理回路4170は、無線フロントエンド回路を備え得、別個の無線フロントエンド回路4192なしでアンテナ4162に接続され得る。同様に、いくつかの実施形態では、RFトランシーバ回路4172の全部または一部が、インターフェース4190の一部と見なされ得る。さらに他の実施形態では、インターフェース4190は、無線ユニット(図示せず)の一部として、1つまたは複数のポートまたは端末4194と、無線フロントエンド回路4192と、RFトランシーバ回路4172とを含み得、インターフェース4190は、デジタルユニット(図示せず)の一部であるベースバンド処理回路4174と通信し得る。
アンテナ4162は、無線信号を送り、および/または受信するように設定された、1つまたは複数のアンテナまたはアンテナアレイを含み得る。アンテナ4162は、無線フロントエンド回路4192に結合され得、データおよび/または信号を無線で送信および受信することが可能な任意のタイプのアンテナであり得る。いくつかの実施形態では、アンテナ4162は、たとえば2GHzから66GHzの間の無線信号を送信/受信するように動作可能な1つまたは複数の全指向性、セクタまたはパネルアンテナを備え得る。全指向性アンテナは、任意の方向に無線信号を送信/受信するために使用され得、セクタアンテナは、特定のエリア内のデバイスから無線信号を送信/受信するために使用され得、パネルアンテナは、比較的直線ラインで無線信号を送信/受信するために使用される見通し線アンテナであり得る。いくつかの事例では、2つ以上のアンテナの使用は、MIMOと呼ばれることがある。いくつかの実施形態では、アンテナ4162は、ネットワークノード4160とは別個であり得、インターフェースまたはポートを通してネットワークノード4160に接続可能であり得る。
アンテナ4162、インターフェース4190、および/または処理回路4170は、ネットワークノードによって実施されるものとして本明細書で説明される任意の受信動作および/またはいくつかの取得動作を実施するように設定され得る。任意の情報、データおよび/または信号が、無線デバイス、別のネットワークノードおよび/または任意の他のネットワーク機器から受信され得る。同様に、アンテナ4162、インターフェース4190、および/または処理回路4170は、ネットワークノードによって実施されるものとして本明細書で説明される任意の送信動作を実施するように設定され得る。任意の情報、データおよび/または信号が、無線デバイス、別のネットワークノードおよび/または任意の他のネットワーク機器に送信され得る。
電力回路4187は、電力管理回路を備えるか、または電力管理回路に結合され得、本明細書で説明される機能を実施するための電力を、ネットワークノード4160の構成要素に供給するように設定される。電力回路4187は、電源4186から電力を受信し得る。電源4186および/または電力回路4187は、それぞれの構成要素に好適な形態で(たとえば、各それぞれの構成要素のために必要とされる電圧および電流レベルにおいて)、ネットワークノード4160の様々な構成要素に電力を提供するように設定され得る。電源4186は、電力回路4187および/またはネットワークノード4160中に含まれるか、あるいは電力回路4187および/またはネットワークノード4160の外部にあるかのいずれかであり得る。たとえば、ネットワークノード4160は、電気ケーブルなどの入力回路またはインターフェースを介して外部電源(たとえば、電気コンセント)に接続可能であり得、それにより、外部電源は電力回路4187に電力を供給する。さらなる例として、電源4186は、電力回路4187に接続された、または電力回路4187中で統合された、バッテリーまたはバッテリーパックの形態の電力源を備え得る。バッテリーは、外部電源が落ちた場合、バックアップ電力を提供し得る。光起電力デバイスなどの他のタイプの電源も使用され得る。
ネットワークノード4160の代替実施形態は、本明細書で説明される機能、および/または本明細書で説明される主題をサポートするために必要な機能のうちのいずれかを含む、ネットワークノードの機能のいくつかの態様を提供することを担当し得る、図36に示されている構成要素以外の追加の構成要素を含み得る。たとえば、ネットワークノード4160は、ネットワークノード4160への情報の入力を可能にするための、およびネットワークノード4160からの情報の出力を可能にするための、ユーザインターフェース機器を含み得る。これは、ユーザが、ネットワークノード4160のための診断、メンテナンス、修復、および他のアドミニストレーティブ機能を実施することを可能にし得る。
本明細書で使用される無線デバイス(WD)は、ネットワークノードおよび/または他の無線デバイスと無線で通信することが可能な、そうするように設定された、構成された、および/または動作可能なデバイスを指す。別段に記載されていない限り、WDという用語は、本明細書ではユーザ機器(UE)と互換的に使用され得る。無線で通信することは、空中で情報を伝達するのに好適な、電磁波、電波、赤外波、および/または他のタイプの信号を使用して無線信号を送信および/または受信することを伴い得る。いくつかの実施形態では、WDは、直接人間対話なしに情報を送信および/または受信するように設定され得る。たとえば、WDは、内部または外部イベントによってトリガされたとき、あるいはネットワークからの要求に応答して、所定のスケジュールでネットワークに情報を送信するように設計され得る。WDの例は、限定はしないが、スマートフォン、モバイルフォン、セルフォン、ボイスオーバーIP(VoIP)フォン、無線ローカルループ電話、デスクトップコンピュータ、携帯情報端末(PDA)、無線カメラ、ゲーミングコンソールまたはデバイス、音楽記憶デバイス、再生器具、ウェアラブル端末デバイス、無線エンドポイント、移動局、タブレット、ラップトップコンピュータ、ラップトップ組込み機器(LEE)、ラップトップ搭載機器(LME)、スマートデバイス、無線顧客構内機器(CPE)、車載無線端末デバイスなどを含む。WDは、たとえばサイドリンク通信、V2V(Vehicle-to-Vehicle)、V2I(Vehicle-to-Infrastructure)、V2X(Vehicle-to-Everything)のための3GPP規格を実装することによって、D2D(device-to-device)通信をサポートし得、この場合、D2D通信デバイスと呼ばれることがある。また別の特定の例として、モノのインターネット(IoT)シナリオでは、WDは、監視および/または測定を実施し、そのような監視および/または測定の結果を別のWDおよび/またはネットワークノードに送信する、マシンまたは他のデバイスを表し得る。WDは、この場合、マシンツーマシン(M2M)デバイスであり得、M2Mデバイスは、3GPPコンテキストではMTCデバイスと呼ばれることがある。1つの特定の例として、WDは、3GPP狭帯域モノのインターネット(NB-IoT)規格を実装するUEであり得る。そのようなマシンまたはデバイスの特定の例は、センサー、電力計などの計量デバイス、産業用機械類、あるいは家庭用または個人用電気器具(たとえば冷蔵庫、テレビジョンなど)、個人用ウェアラブル(たとえば、時計、フィットネストラッカーなど)である。他のシナリオでは、WDは車両または他の機器を表し得、車両または他の機器は、その動作ステータスを監視することおよび/またはその動作ステータスに関して報告すること、あるいはその動作に関連付けられた他の機能が可能である。上記で説明されたWDは無線接続のエンドポイントを表し得、その場合、デバイスは無線端末と呼ばれることがある。さらに、上記で説明されたWDはモバイルであり得、その場合、デバイスはモバイルデバイスまたはモバイル端末と呼ばれることもある。
示されているように、無線デバイス4110は、アンテナ4111と、インターフェース4114と、処理回路4120と、デバイス可読媒体4130と、ユーザインターフェース機器4132と、補助機器4134と、電源4136と、電力回路4137とを含む。WD4110は、WD4110によってサポートされる、たとえば、ほんの数個を挙げると、GSM、WCDMA、LTE、NR、WiFi、WiMAX、またはBluetooth無線技術など、異なる無線技術のための示されている構成要素のうちの1つまたは複数の複数のセットを含み得る。これらの無線技術は、WD4110内の他の構成要素と同じまたは異なるチップまたはチップのセットに統合され得る。
アンテナ4111は、無線信号を送るおよび/または受信するように設定された、1つまたは複数のアンテナまたはアンテナアレイを含み得、インターフェース4114に接続される。いくつかの代替実施形態では、アンテナ4111は、WD4110とは別個であり、インターフェースまたはポートを通してWD4110に接続可能であり得る。アンテナ4111、インターフェース4114、および/または処理回路4120は、WDによって実施されるものとして本明細書で説明される任意の受信動作または送信動作を実施するように設定され得る。任意の情報、データおよび/または信号が、ネットワークノードおよび/または別のWDから受信され得る。いくつかの実施形態では、無線フロントエンド回路および/またはアンテナ4111は、インターフェースと見なされ得る。
示されているように、インターフェース4114は、無線フロントエンド回路4112とアンテナ4111とを備える。無線フロントエンド回路4112は、1つまたは複数のフィルタ4118と増幅器4116とを備える。無線フロントエンド回路4112は、アンテナ4111および処理回路4120に接続され、アンテナ4111と処理回路4120との間で通信される信号を調整するように設定される。無線フロントエンド回路4112は、アンテナ4111に結合されるか、またはアンテナ4111の一部であり得る。いくつかの実施形態では、WD4110は別個の無線フロントエンド回路4112を含まないことがあり、むしろ、処理回路4120は、無線フロントエンド回路を備え得、アンテナ4111に接続され得る。同様に、いくつかの実施形態では、RFトランシーバ回路4122の一部または全部が、インターフェース4114の一部と見なされ得る。無線フロントエンド回路4112は、無線接続を介して他のネットワークノードまたはWDに送出されるべきであるデジタルデータを受信し得る。無線フロントエンド回路4112は、デジタルデータを、フィルタ4118および/または増幅器4116の組合せを使用して適切なチャネルおよび帯域幅パラメータを有する無線信号にコンバートし得る。無線信号は、次いで、アンテナ4111を介して送信され得る。同様に、データを受信するとき、アンテナ4111は無線信号を収集し得、次いで、無線信号は無線フロントエンド回路4112によってデジタルデータにコンバートされる。デジタルデータは、処理回路4120に受け渡され得る。他の実施形態では、インターフェースは、異なる構成要素および/または構成要素の異なる組合せを備え得る。
処理回路4120は、単体で、またはデバイス可読媒体4130などの他のWD4110構成要素と併せてのいずれかで、WD4110機能を提供するように動作可能な、マイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、中央処理ユニット、デジタル信号プロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、または任意の他の好適なコンピューティングデバイス、リソースのうちの1つまたは複数の組合せ、あるいはハードウェア、ソフトウェアおよび/または符号化された論理の組合せを備え得る。そのような機能は、本明細書で説明される様々な無線特徴または利益のうちのいずれかを提供することを含み得る。たとえば、処理回路4120は、本明細書で開示される機能を提供するために、デバイス可読媒体4130に記憶された命令、または処理回路4120内のメモリに記憶された命令を実行し得る。
示されているように、処理回路4120は、RFトランシーバ回路4122、ベースバンド処理回路4124、およびアプリケーション処理回路4126のうちの1つまたは複数を含む。他の実施形態では、処理回路は、異なる構成要素および/または構成要素の異なる組合せを備え得る。いくつかの実施形態では、WD4110の処理回路4120は、SOCを備え得る。いくつかの実施形態では、RFトランシーバ回路4122、ベースバンド処理回路4124、およびアプリケーション処理回路4126は、別個のチップまたはチップのセット上にあり得る。代替実施形態では、ベースバンド処理回路4124およびアプリケーション処理回路4126の一部または全部は1つのチップまたはチップのセットになるように組み合わせられ得、RFトランシーバ回路4122は別個のチップまたはチップのセット上にあり得る。さらに代替の実施形態では、RFトランシーバ回路4122およびベースバンド処理回路4124の一部または全部は同じチップまたはチップのセット上にあり得、アプリケーション処理回路4126は別個のチップまたはチップのセット上にあり得る。また他の代替実施形態では、RFトランシーバ回路4122、ベースバンド処理回路4124、およびアプリケーション処理回路4126の一部または全部は、同じチップまたはチップのセット中で組み合わせられ得る。いくつかの実施形態では、RFトランシーバ回路4122は、インターフェース4114の一部であり得る。RFトランシーバ回路4122は、処理回路4120のためのRF信号を調整し得る。
いくつかの実施形態では、WDによって実施されるものとして本明細書で説明される機能の一部または全部は、デバイス可読媒体4130に記憶された命令を実行する処理回路4120によって提供され得、デバイス可読媒体4130は、いくつかの実施形態では、コンピュータ可読記憶媒体であり得る。代替実施形態では、機能の一部または全部は、ハードワイヤード様式などで、別個のまたは個別のデバイス可読記憶媒体に記憶された命令を実行することなしに、処理回路4120によって提供され得る。それらの特定の実施形態のいずれでも、デバイス可読記憶媒体に記憶された命令を実行するか否かにかかわらず、処理回路4120は、説明される機能を実施するように設定され得る。そのような機能によって提供される利益は、処理回路4120単独に、またはWD4110の他の構成要素に限定されないが、全体としてWD4110によって、ならびに/または概してエンドユーザおよび無線ネットワークによって、享受される。
処理回路4120は、WDによって実施されるものとして本明細書で説明される、任意の決定動作、計算動作、または同様の動作(たとえば、いくつかの取得動作)を実施するように設定され得る。処理回路4120によって実施されるようなこれらの動作は、処理回路4120によって取得された情報を、たとえば、取得された情報を他の情報にコンバートすることによって、処理すること、取得された情報またはコンバートされた情報をWD4110によって記憶された情報と比較すること、ならびに/あるいは、取得された情報またはコンバートされた情報に基づいて、および前記処理が決定を行ったことの結果として、1つまたは複数の動作を実施することを含み得る。
デバイス可読媒体4130は、コンピュータプログラム、ソフトウェア、論理、ルール、コード、表などのうちの1つまたは複数を含むアプリケーション、および/または処理回路4120によって実行されることが可能な他の命令を記憶するように動作可能であり得る。デバイス可読媒体4130は、コンピュータメモリ(たとえば、ランダムアクセスメモリ(RAM)または読取り専用メモリ(ROM))、大容量記憶媒体(たとえば、ハードディスク)、リムーバブル記憶媒体(たとえば、コンパクトディスク(CD)またはデジタルビデオディスク(DVD))、ならびに/あるいは、処理回路4120によって使用され得る情報、データ、および/または命令を記憶する、任意の他の揮発性または不揮発性、非一時的デバイス可読および/またはコンピュータ実行可能メモリデバイスを含み得る。いくつかの実施形態では、処理回路4120およびデバイス可読媒体4130は、統合されていると見なされ得る。
ユーザインターフェース機器4132は、人間のユーザがWD4110と対話することを可能にする構成要素を提供し得る。そのような対話は、視覚、聴覚、触覚など、多くの形態のものであり得る。ユーザインターフェース機器4132は、ユーザへの出力を作り出すように、およびユーザがWD4110への入力を提供することを可能にするように動作可能であり得る。対話のタイプは、WD4110にインストールされるユーザインターフェース機器4132のタイプに応じて変動し得る。たとえば、WD4110がスマートフォンである場合、対話はタッチスクリーンを介したものであり得、WD4110がスマートメーターである場合、対話は、使用量(たとえば、使用されたガロンの数)を提供するスクリーン、または(たとえば、煙が検出された場合)可聴警報を提供するスピーカーを通したものであり得る。ユーザインターフェース機器4132は、入力インターフェース、デバイスおよび回路、ならびに、出力インターフェース、デバイスおよび回路を含み得る。ユーザインターフェース機器4132は、WD4110への情報の入力を可能にするように設定され、処理回路4120が入力情報を処理することを可能にするために、処理回路4120に接続される。ユーザインターフェース機器4132は、たとえば、マイクロフォン、近接度または他のセンサー、キー/ボタン、タッチディスプレイ、1つまたは複数のカメラ、USBポート、あるいは他の入力回路を含み得る。ユーザインターフェース機器4132はまた、WD4110からの情報の出力を可能にするように、および処理回路4120がWD4110からの情報を出力することを可能にするように設定される。ユーザインターフェース機器4132は、たとえば、スピーカー、ディスプレイ、振動回路、USBポート、ヘッドフォンインターフェース、または他の出力回路を含み得る。ユーザインターフェース機器4132の1つまたは複数の入力および出力インターフェース、デバイス、および回路を使用して、WD4110は、エンドユーザおよび/または無線ネットワークと通信し、エンドユーザおよび/または無線ネットワークが本明細書で説明される機能から利益を得ることを可能にし得る。
補助機器4134は、概してWDによって実施されないことがある、より固有の機能を提供するように動作可能である。これは、様々な目的のために測定を行うための特殊化されたセンサー、有線通信などの追加のタイプの通信のためのインターフェースなどを備え得る。補助機器4134の構成要素の包含、および補助機器4134の構成要素のタイプは、実施形態および/またはシナリオに応じて変動し得る。
電源4136は、いくつかの実施形態では、バッテリーまたはバッテリーパックの形態のものであり得る。外部電源(たとえば、電気コンセント)、光起電力デバイスまたは電池など、他のタイプの電源も使用され得る。WD4110は、電源4136から、本明細書で説明または指示される任意の機能を行うために電源4136からの電力を必要とする、WD4110の様々な部分に電力を配信するための、電力回路4137をさらに備え得る。電力回路4137は、いくつかの実施形態では、電力管理回路を備え得る。電力回路4137は、追加または代替として、外部電源から電力を受信するように動作可能であり得、その場合、WD4110は、電力ケーブルなどの入力回路またはインターフェースを介して(電気コンセントなどの)外部電源に接続可能であり得る。電力回路4137はまた、いくつかの実施形態では、外部電源から電源4136に電力を配信するように動作可能であり得る。これは、たとえば、電源4136の充電のためのものであり得る。電力回路4137は、電源4136からの電力に対して、その電力を、電力が供給されるWD4110のそれぞれの構成要素に好適であるようにするために、任意のフォーマッティング、コンバーティング、または他の修正を実施し得る。
図37は、いくつかの実施形態による、通信デバイス、たとえば、ユーザ機器を示す。
図37は、本明細書で説明される様々な態様による、UEなどの通信デバイスの一実施形態を示す。本明細書で使用される、ユーザ機器タイプの通信デバイス、またはUEは、必ずしも、関連するデバイスを所有し、および/または動作させる人間のユーザという意味におけるユーザを有するとは限らない。代わりに、UEタイプの通信デバイスは、人間のユーザへの販売、または人間のユーザによる動作を意図されるが、特定の人間のユーザに関連付けられないことがあるか、または特定の人間のユーザに初めに関連付けられないことがある、デバイス(たとえば、スマートスプリンクラーコントローラ)を表し得る。代替的に、UEは、エンドユーザへの販売、またはエンドユーザによる動作を意図されないが、ユーザに関連付けられるか、またはユーザの利益のために動作され得る、デバイス(たとえば、スマート電力計)を表し得る。UE42200は、NB-IoT UE、マシン型通信(MTC)UE、および/または拡張MTC(eMTC)UEを含む、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)によって識別される任意のUEであり得る。図37に示されているUE4200は、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)のGSM、UMTS、LTE、および/または5G規格など、3GPPによって公表された1つまたは複数の通信規格による通信のために設定されたWDの一例である。前述のように、WDおよびUEという用語は、互換的に使用され得る。したがって、図37は通信デバイスであるが、本明細書で説明される構成要素は、WDに等しく適用可能であり、その逆も同様である。
図37では、UE4200は、入出力インターフェース4205、無線周波数(RF)インターフェース4209、ネットワーク接続インターフェース4211、ランダムアクセスメモリ(RAM)4217と読取り専用メモリ(ROM)4219と記憶媒体4221などとを含むメモリ4215、通信サブシステム4231、電源4213、および/または任意の他の構成要素、あるいはそれらの任意の組合せに動作可能に結合された、処理回路4201を含む。記憶媒体4221は、オペレーティングシステム4223と、アプリケーションプログラム4225と、データ4227とを含む。他の実施形態では、記憶媒体4221は、他の同様のタイプの情報を含み得る。いくつかのUEは、図37に示されている構成要素のすべてを利用するか、またはそれらの構成要素のサブセットのみを利用し得る。構成要素間の統合のレベルは、UEごとに変動し得る。さらに、いくつかのUEは、複数のプロセッサ、メモリ、トランシーバ、送信機、受信機など、構成要素の複数のインスタンスを含んでいることがある。
図37では、処理回路4201は、コンピュータ命令およびデータを処理するように設定され得る。処理回路4201は、(たとえば、ディスクリート論理、FPGA、ASICなどにおける)1つまたは複数のハードウェア実装状態機械など、機械可読コンピュータプログラムとしてメモリに記憶された機械命令を実行するように動作可能な任意の逐次状態機械、適切なファームウェアと一緒のプログラマブル論理、適切なソフトウェアと一緒のマイクロプロセッサまたはデジタル信号プロセッサ(DSP)など、1つまたは複数のプログラム内蔵、汎用プロセッサ、あるいは上記の任意の組合せを実装するように設定され得る。たとえば、処理回路4201は、2つの中央処理ユニット(CPU)を含み得る。データは、コンピュータによる使用に好適な形態での情報であり得る。
図示された実施形態では、入出力インターフェース4205は、入力デバイス、出力デバイス、または入出力デバイスに通信インターフェースを提供するように設定され得る。UE4200は、入出力インターフェース4205を介して出力デバイスを使用するように設定され得る。出力デバイスは、入力デバイスと同じタイプのインターフェースポートを使用し得る。たとえば、UE4200への入力およびUE4200からの出力を提供するために、USBポートが使用され得る。出力デバイスは、スピーカー、サウンドカード、ビデオカード、ディスプレイ、モニタ、プリンタ、アクチュエータ、エミッタ、スマートカード、別の出力デバイス、またはそれらの任意の組合せであり得る。UE4200は、ユーザがUE4200に情報をキャプチャすることを可能にするために、入出力インターフェース4205を介して入力デバイスを使用するように設定され得る。入力デバイスは、タッチセンシティブまたはプレゼンスセンシティブディスプレイ、カメラ(たとえば、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、ウェブカメラなど)、マイクロフォン、センサー、マウス、トラックボール、方向パッド、トラックパッド、スクロールホイール、スマートカードなどを含み得る。プレゼンスセンシティブディスプレイは、ユーザからの入力を検知するための容量性または抵抗性タッチセンサーを含み得る。センサーは、たとえば、加速度計、ジャイロスコープ、チルトセンサー、力センサー、磁力計、光センサー、近接度センサー、別の同様のセンサー、またはそれらの任意の組合せであり得る。たとえば、入力デバイスは、加速度計、磁力計、デジタルカメラ、マイクロフォン、および光センサーであり得る。
図37では、RFインターフェース4209は、送信機、受信機、およびアンテナなど、RF構成要素に通信インターフェースを提供するように設定され得る。ネットワーク接続インターフェース4211は、ネットワーク4243aに通信インターフェースを提供するように設定され得る。ネットワーク4243aは、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、コンピュータネットワーク、無線ネットワーク、通信ネットワーク、別の同様のネットワークまたはそれらの任意の組合せなど、有線および/または無線ネットワークを包含し得る。たとえば、ネットワーク4243aは、Wi-Fiネットワークを備え得る。ネットワーク接続インターフェース4211は、イーサネット、TCP/IP、SONET、ATMなど、1つまたは複数の通信プロトコルに従って通信ネットワーク上で1つまたは複数の他のデバイスと通信するために使用される、受信機および送信機インターフェースを含むように設定され得る。ネットワーク接続インターフェース4211は、通信ネットワークリンク(たとえば、光学的、電気的など)に適した受信機および送信機機能を実装し得る。送信機および受信機機能は、回路構成要素、ソフトウェアまたはファームウェアを共有し得るか、あるいは、代替的に、別個に実装され得る。
RAM4217は、オペレーティングシステム、アプリケーションプログラム、およびデバイスドライバなど、ソフトウェアプログラムの実行中に、データまたはコンピュータ命令の記憶またはキャッシングを提供するために、バス4202を介して処理回路4201にインターフェースするように設定され得る。ROM4219は、処理回路4201にコンピュータ命令またはデータを提供するように設定され得る。たとえば、ROM4219は、不揮発性メモリに記憶される、基本入出力(I/O)、起動、またはキーボードからのキーストロークの受信など、基本システム機能のための、不変低レベルシステムコードまたはデータを記憶するように設定され得る。記憶媒体4221は、RAM、ROM、プログラマブル読取り専用メモリ(PROM)、消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(EPROM)、電気的消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(EEPROM)、磁気ディスク、光ディスク、フロッピーディスク、ハードディスク、リムーバブルカートリッジ、またはフラッシュドライブなど、メモリを含むように設定され得る。一例では、記憶媒体4221は、オペレーティングシステム4223と、ウェブブラウザアプリケーション、ウィジェットまたはガジェットエンジン、あるいは別のアプリケーションなどのアプリケーションプログラム4225と、データファイル4227とを含むように設定され得る。記憶媒体4221は、UE4200による使用のために、多様な様々なオペレーティングシステムまたはオペレーティングシステムの組合せのうちのいずれかを記憶し得る。
記憶媒体4221は、独立ディスクの冗長アレイ(RAID)、フロッピーディスクドライブ、フラッシュメモリ、USBフラッシュドライブ、外部ハードディスクドライブ、サムドライブ、ペンドライブ、キードライブ、高密度デジタル多用途ディスク(HD-DVD)光ディスクドライブ、内蔵ハードディスクドライブ、Blu-Ray光ディスクドライブ、ホログラフィックデジタルデータ記憶(HDDS)光ディスクドライブ、外部ミニデュアルインラインメモリモジュール(DIMM)、シンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ(SDRAM)、外部マイクロDIMM SDRAM、加入者識別モジュールまたはリムーバブルユーザ識別情報(SIM/RUIM)モジュールなどのスマートカードメモリ、他のメモリ、あるいはそれらの任意の組合せなど、いくつかの物理ドライブユニットを含むように設定され得る。記憶媒体4221は、UE4200が、一時的または非一時的メモリ媒体に記憶されたコンピュータ実行可能命令、アプリケーションプログラムなどにアクセスすること、データをオフロードすること、あるいはデータをアップロードすることを可能にし得る。通信システムを利用する製造品などの製造品は、記憶媒体4221中に有形に具現され得、記憶媒体4221はデバイス可読媒体を備え得る。
図37では、処理回路4201は、通信サブシステム4231を使用してネットワーク4243bと通信するように設定され得る。ネットワーク4243aとネットワーク4243bとは、同じ1つまたは複数のネットワークまたは異なる1つまたは複数のネットワークであり得る。通信サブシステム4231は、ネットワーク4243bと通信するために使用される1つまたは複数のトランシーバを含むように設定され得る。たとえば、通信サブシステム4231は、IEEE802.11、CDMA、WCDMA、GSM、LTE、UTRAN、WiMaxなど、1つまたは複数の通信プロトコルに従って、無線アクセスネットワーク(RAN)の別のWD、UE、または基地局など、無線通信が可能な別のデバイスの1つまたは複数のリモートトランシーバと通信するために使用される、1つまたは複数のトランシーバを含むように設定され得る。各トランシーバは、RANリンク(たとえば、周波数割り当てなど)に適した送信機機能または受信機機能をそれぞれ実装するための、送信機4233および/または受信機4235を含み得る。さらに、各トランシーバの送信機4233および受信機4235は、回路構成要素、ソフトウェアまたはファームウェアを共有し得るか、あるいは、代替的に、別個に実装され得る。
示されている実施形態では、通信サブシステム4231の通信機能は、データ通信、ボイス通信、マルチメディア通信、Bluetoothなどの短距離通信、ニアフィールド通信、ロケーションを決定するための全地球測位システム(GPS)の使用などのロケーションベース通信、別の同様の通信機能、またはそれらの任意の組合せを含み得る。たとえば、通信サブシステム4231は、セルラ通信と、Wi-Fi通信と、Bluetooth通信と、GPS通信とを含み得る。ネットワーク4243bは、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、コンピュータネットワーク、無線ネットワーク、通信ネットワーク、別の同様のネットワークまたはそれらの任意の組合せなど、有線および/または無線ネットワークを包含し得る。たとえば、ネットワーク4243bは、セルラネットワーク、Wi-Fiネットワーク、および/またはニアフィールドネットワークであり得る。電源4213は、UE4200の構成要素に交流(AC)または直流(DC)電力を提供するように設定され得る。
本明細書で説明される特徴、利益および/または機能は、UE4200の構成要素のうちの1つにおいて実装されるか、またはUE4200の複数の構成要素にわたって区分され得る。さらに、本明細書で説明される特徴、利益、および/または機能は、ハードウェア、ソフトウェアまたはファームウェアの任意の組合せで実装され得る。一例では、通信サブシステム4231は、本明細書で説明される構成要素のうちのいずれかを含むように設定され得る。さらに、処理回路4201は、バス4202上でそのような構成要素のうちのいずれかと通信するように設定され得る。別の例では、そのような構成要素のうちのいずれかは、処理回路4201によって実行されたとき、本明細書で説明される対応する機能を実施する、メモリに記憶されたプログラム命令によって表され得る。別の例では、そのような構成要素のうちのいずれかの機能は、処理回路4201と通信サブシステム4231との間で区分され得る。別の例では、そのような構成要素のうちのいずれかの非計算集約的機能が、ソフトウェアまたはファームウェアで実装され得、計算集約的機能がハードウェアで実装され得る。
図38は、いくつかの実施形態による仮想化環境を示す。
図38は、いくつかの実施形態によって実装される機能が仮想化され得る、仮想化環境4300を示す概略ブロック図である。本コンテキストでは、仮想化することは、ハードウェアプラットフォーム、記憶デバイスおよびネットワーキングリソースを仮想化することを含み得る、装置またはデバイスの仮想バージョンを作成することを意味する。本明細書で使用される仮想化は、ノード(たとえば、仮想化された基地局または仮想化された無線アクセスノード)に、あるいはデバイス(たとえば、UE、無線デバイスまたは任意の他のタイプの通信デバイス)またはそのデバイスの構成要素に適用され得、機能の少なくとも一部分が、(たとえば、1つまたは複数のネットワークにおいて1つまたは複数の物理処理ノード上で実行する、1つまたは複数のアプリケーション、構成要素、機能、仮想マシンまたはコンテナを介して)1つまたは複数の仮想構成要素として実装される、実装形態に関する。
いくつかの実施形態では、本明細書で説明される機能の一部または全部は、ハードウェアノード4330のうちの1つまたは複数によってホストされる1つまたは複数の仮想環境4300において実装される1つまたは複数の仮想マシンによって実行される、仮想構成要素として実装され得る。さらに、仮想ノードが、無線アクセスノードではないか、または無線コネクティビティ(たとえば、コアネットワークノード)を必要としない実施形態では、ネットワークノードは完全に仮想化され得る。
機能は、本明細書で開示される実施形態のうちのいくつかの特徴、機能、および/または利益のうちのいくつかを実装するように動作可能な、(代替的に、ソフトウェアインスタンス、仮想アプライアンス、ネットワーク機能、仮想ノード、仮想ネットワーク機能などと呼ばれることがある)1つまたは複数のアプリケーション4320によって実装され得る。アプリケーション4320は、処理回路4360とメモリ4390とを備えるハードウェア4330を提供する、仮想化環境4300において稼働される。メモリ4390は、処理回路4360によって実行可能な命令4395を含んでおり、それにより、アプリケーション4320は、本明細書で開示される特徴、利益、および/または機能のうちの1つまたは複数を提供するように動作可能である。
仮想化環境4300は、1つまたは複数のプロセッサのセットまたは処理回路4360を備える、汎用または専用のネットワークハードウェアデバイス4330を備え、1つまたは複数のプロセッサのセットまたは処理回路4360は、商用オフザシェルフ(COTS)プロセッサ、専用の特定用途向け集積回路(ASIC)、あるいは、デジタルもしくはアナログハードウェア構成要素または専用プロセッサを含む任意の他のタイプの処理回路であり得る。各ハードウェアデバイスはメモリ4390-1を備え得、メモリ4390-1は、処理回路4360によって実行される命令4395またはソフトウェアを一時的に記憶するための非永続的メモリであり得る。各ハードウェアデバイスは、ネットワークインターフェースカードとしても知られる、1つまたは複数のネットワークインターフェースコントローラ(NIC)4370を備え得、ネットワークインターフェースコントローラ(NIC)4370は物理ネットワークインターフェース4380を含む。各ハードウェアデバイスは、処理回路4360によって実行可能なソフトウェア4395および/または命令を記憶した、非一時的、永続的、マシン可読記憶媒体4390-2をも含み得る。ソフトウェア4395は、1つまたは複数の(ハイパーバイザとも呼ばれる)仮想化レイヤ4350をインスタンス化するためのソフトウェア、仮想マシン4340を実行するためのソフトウェア、ならびに、それが、本明細書で説明されるいくつかの実施形態との関係において説明される機能、特徴および/または利益を実行することを可能にする、ソフトウェアを含む、任意のタイプのソフトウェアを含み得る。
仮想マシン4340は、仮想処理、仮想メモリ、仮想ネットワーキングまたはインターフェース、および仮想ストレージを備え、対応する仮想化レイヤ4350またはハイパーバイザによって稼働され得る。仮想アプライアンス4320の事例の異なる実施形態が、仮想マシン4340のうちの1つまたは複数上で実装され得、実装は異なるやり方で行われ得る。
動作中に、処理回路4360は、ソフトウェア4395を実行してハイパーバイザまたは仮想化レイヤ4350をインスタンス化し、ハイパーバイザまたは仮想化レイヤ4350は、時々、仮想マシンモニタ(VMM)と呼ばれることがある。仮想化レイヤ4350は、仮想マシン4340に、ネットワーキングハードウェアのように見える仮想動作プラットフォームを提示し得る。
図38に示されているように、ハードウェア4330は、一般的なまたは特定の構成要素をもつスタンドアロンネットワークノードであり得る。ハードウェア4330は、アンテナ43225を備え得、仮想化を介していくつかの機能を実装し得る。代替的に、ハードウェア4330は、多くのハードウェアノードが協働し、特に、アプリケーション4320のライフサイクル管理を監督する、管理およびオーケストレーション(MANO)43100を介して管理される、(たとえば、データセンタまたは顧客構内機器(CPE)の場合のような)ハードウェアのより大きいクラスタの一部であり得る。
ハードウェアの仮想化は、いくつかのコンテキストにおいて、ネットワーク機能仮想化(NFV)と呼ばれる。NFVは、多くのネットワーク機器タイプを、データセンタおよび顧客構内機器中に位置し得る、業界標準高ボリュームサーバハードウェア、物理スイッチ、および物理ストレージ上にコンソリデートするために使用され得る。
NFVのコンテキストでは、仮想マシン4340は、プログラムを、それらのプログラムが、物理的な仮想化されていないマシン上で実行しているかのように稼働する、物理マシンのソフトウェア実装形態であり得る。仮想マシン4340の各々と、その仮想マシンに専用のハードウェアであろうと、および/またはその仮想マシンによって仮想マシン4340のうちの他の仮想マシンと共有されるハードウェアであろうと、その仮想マシンを実行するハードウェア330のその一部とは、別個の仮想ネットワークエレメント(VNE)を形成する。
さらにNFVのコンテキストでは、仮想ネットワーク機能(VNF)は、ハードウェアネットワーキングインフラストラクチャ4330の上の1つまたは複数の仮想マシン4340において稼働する特定のネットワーク機能をハンドリングすることを担当し、図38中のアプリケーション4320に対応する。
いくつかの実施形態では、各々、1つまたは複数の送信機43220と1つまたは複数の受信機43210とを含む、1つまたは複数の無線ユニット43200は、1つまたは複数のアンテナ43225に結合され得る。無線ユニット43200は、1つまたは複数の適切なネットワークインターフェースを介してハードウェアノード4330と直接通信し得、無線アクセスノードまたは基地局など、無線能力をもつ仮想ノードを提供するために仮想構成要素と組み合わせて使用され得る。
いくつかの実施形態では、何らかのシグナリングが、ハードウェアノード4330と無線ユニット43200との間の通信のために代替的に使用され得る制御システム43230を使用して、影響を及ぼされ得る。
図39は、いくつかの実施形態による、中間ネットワークを介してホストコンピュータに接続された通信ネットワークを示す。
図39を参照すると、一実施形態によれば、通信システムが、無線アクセスネットワークなどのアクセスネットワーク4411とコアネットワーク4414とを備える、3GPPタイプセルラネットワークなどの通信ネットワーク4410を含む。アクセスネットワーク4411は、NB、eNB、gNBまたは他のタイプの無線アクセスポイントなど、複数の基地局4412a、4412b、4412cを備え、各々が、対応するカバレッジエリア4413a、4413b、4413cを規定する。各基地局4412a、4412b、4412cは、有線接続または無線接続4415上でコアネットワーク4414に接続可能である。カバレッジエリア4413c中に位置する第1のUE4491が、対応する基地局4412cに無線で接続するか、または対応する基地局4412cによってページングされるように設定される。カバレッジエリア4413a中の第2のUE4492が、対応する基地局4412aに無線で接続可能である。この例では複数のUE4491、4492が示されているが、開示される実施形態は、唯一のUEがカバレッジエリア中にある状況、または唯一のUEが、対応する基地局4412に接続している状況に等しく適用可能である。
通信ネットワーク4410は、それ自体、ホストコンピュータ4430に接続され、ホストコンピュータ4430は、スタンドアロンサーバ、クラウド実装サーバ、分散サーバのハードウェアおよび/またはソフトウェアにおいて、あるいはサーバファーム中の処理リソースとして具現され得る。ホストコンピュータ4430は、サービスプロバイダの所有または制御下にあり得、あるいはサービスプロバイダによってまたはサービスプロバイダに代わって動作され得る。通信ネットワーク4410とホストコンピュータ4430との間の接続4421および4422は、コアネットワーク4414からホストコンピュータ4430に直接延び得るか、または随意の中間ネットワーク4420を介して進み得る。中間ネットワーク4420は、パブリックネットワーク、プライベートネットワークまたはホストされたネットワークのうちの1つ、またはそれらのうちの2つ以上の組合せであり得、中間ネットワーク4420は、もしあれば、バックボーンネットワークまたはインターネットであり得、特に、中間ネットワーク4420は、2つまたはそれ以上のサブネットワーク(図示せず)を備え得る。
図39の通信システムは全体として、接続されたUE4491、4492とホストコンピュータ4430との間のコネクティビティを可能にする。コネクティビティは、オーバーザトップ(OTT)接続4450として説明され得る。ホストコンピュータ4430および接続されたUE4491、4492は、アクセスネットワーク4411、コアネットワーク4414、任意の中間ネットワーク4420、および考えられるさらなるインフラストラクチャ(図示せず)を媒介として使用して、OTT接続4450を介して、データおよび/またはシグナリングを通信するように設定される。OTT接続4450は、OTT接続4450が通過する、参加する通信デバイスが、アップリンクおよびダウンリンク通信のルーティングに気づいていないという意味で、透過的であり得る。たとえば、基地局4412は、接続されたUE4491にフォワーディング(たとえば、ハンドオーバ)されるべき、ホストコンピュータ4430から発生したデータを伴う着信ダウンリンク通信の過去のルーティングについて、知らされないことがあるかまたは知らされる必要がない。同様に、基地局4412は、UE4491から発生してホストコンピュータ4430に向かう発信アップリンク通信の将来のルーティングに気づいている必要がない。
図40は、いくつかの実施形態による、部分的無線接続上で基地局を介してユーザ機器と通信するホストコンピュータを示す。
次に、一実施形態による、前の段落において説明されたUE、基地局およびホストコンピュータの例示的な実装形態が、図40を参照しながら説明される。通信システム4500では、ホストコンピュータ4510が、通信システム4500の異なる通信デバイスのインターフェースとの有線接続または無線接続をセットアップおよび維持するように設定された通信インターフェース4516を含む、ハードウェア4515を備える。ホストコンピュータ4510は、記憶能力および/または処理能力を有し得る、処理回路4518をさらに備える。特に、処理回路4518は、命令を実行するように適応された、1つまたは複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、またはこれらの組合せ(図示せず)を備え得る。ホストコンピュータ4510は、ホストコンピュータ4510に記憶されるかまたはホストコンピュータ4510によってアクセス可能であり、処理回路4518によって実行可能である、ソフトウェア4511をさらに備える。ソフトウェア4511はホストアプリケーション4512を含む。ホストアプリケーション4512は、UE4530およびホストコンピュータ4510において終端するOTT接続4550を介して接続するUE4530など、リモートユーザにサービスを提供するように動作可能であり得る。リモートユーザにサービスを提供する際に、ホストアプリケーション4512は、OTT接続4550を使用して送信されるユーザデータを提供し得る。
通信システム4500は、通信システム中に提供される基地局4520をさらに含み、基地局4520は、基地局4520がホストコンピュータ4510およびUE4530と通信することを可能にするハードウェア4525を備える。ハードウェア4525は、通信システム4500の異なる通信デバイスのインターフェースとの有線接続または無線接続をセットアップおよび維持するための通信インターフェース4526、ならびに基地局4520によってサーブされるカバレッジエリア(図40に図示せず)中に位置するUE4530との少なくとも無線接続4570をセットアップおよび維持するための無線インターフェース4527を含み得る。通信インターフェース4526は、ホストコンピュータ4510への接続4560を容易にするように設定され得る。接続4560は直接であり得るか、あるいは、接続4560は、通信システムのコアネットワーク(図12に図示せず)を、および/または通信システムの外部の1つまたは複数の中間ネットワークを通過し得る。図示の実施形態では、基地局4520のハードウェア4525は、処理回路4528をさらに含み、処理回路4528は、命令を実行するように適応された、1つまたは複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、またはこれらの組合せ(図示せず)を備え得る。基地局4520は、内部的に記憶されるかまたは外部接続を介してアクセス可能なソフトウェア4521をさらに有する。
通信システム4500は、すでに言及されたUE4530をさらに含む。ハードウェア4535は、UE4530が現在位置するカバレッジエリアをサーブする基地局との無線接続4570をセットアップおよび維持するように設定された、無線インターフェース4537を含み得る。UE4530のハードウェア4535は、処理回路4538をさらに含み、処理回路4538は、命令を実行するように適応された、1つまたは複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、またはこれらの組合せ(図示せず)を備え得る。UE4530は、UE4530に記憶されるかまたはUE4530によってアクセス可能であり、処理回路4538によって実行可能である、ソフトウェア4531をさらに備える。ソフトウェア4531はクライアントアプリケーション4532を含む。クライアントアプリケーション4532は、ホストコンピュータ4510のサポートのもとに、UE4530を介して人間のまたは人間でないユーザにサービスを提供するように動作可能であり得る。ホストコンピュータ4510では、実行しているホストアプリケーション4512は、UE4530およびホストコンピュータ4510において終端するOTT接続4550を介して、実行しているクライアントアプリケーション4532と通信し得る。ユーザにサービスを提供する際に、クライアントアプリケーション4532は、ホストアプリケーション4512から要求データを受信し、要求データに応答してユーザデータを提供し得る。OTT接続4550は、要求データとユーザデータの両方を転送し得る。クライアントアプリケーション4532は、クライアントアプリケーション4532が提供するユーザデータを生成するためにユーザと対話し得る。
図40に示されているホストコンピュータ4510、基地局4520およびUE4530は、それぞれ、図39のホストコンピュータ4430、基地局4412a、4412b、4412cのうちの1つ、およびUE4491、4492のうちの1つと同様または同等であり得ることに留意されたい。つまり、これらのエンティティの内部の働きは、図40に示されているようなものであり得、別個に、周囲のネットワークトポロジーは、図39のものであり得る。
図40では、OTT接続4550は、仲介デバイスとこれらのデバイスを介したメッセージの正確なルーティングとへの明示的言及なしに、基地局4520を介したホストコンピュータ4510とUE4530との間の通信を示すために抽象的に描かれている。ネットワークインフラストラクチャが、ルーティングを決定し得、ネットワークインフラストラクチャは、UE4530からまたはホストコンピュータ4510を動作させるサービスプロバイダから、またはその両方からルーティングを隠すように設定され得る。OTT接続4550がアクティブである間、ネットワークインフラストラクチャは、さらに、ネットワークインフラストラクチャが(たとえば、ネットワークの負荷分散考慮または再設定に基づいて)ルーティングを動的に変更する判断を行い得る。
UE4530と基地局4520との間の無線接続4570は、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従う。様々な実施形態のうちの1つまたは複数は、無線接続4570が最後のセグメントを形成するOTT接続4550を使用して、UE4530に提供されるOTTサービスの性能を改善し得る。より正確には、これらの実施形態の教示は、ランダムアクセス速度を改善し、および/またはランダムアクセス障害レートを低減し、それにより、より速いおよび/またはより信頼できるランダムアクセスなどの利益を提供し得る。
1つまたは複数の実施形態が改善する、データレート、レイテンシおよび他のファクタを監視する目的での、測定プロシージャが提供され得る。測定結果の変動に応答して、ホストコンピュータ4510とUE4530との間のOTT接続4550を再設定するための随意のネットワーク機能がさらにあり得る。測定プロシージャおよび/またはOTT接続4550を再設定するためのネットワーク機能は、ホストコンピュータ4510のソフトウェア4511およびハードウェア4515でまたはUE4530のソフトウェア4531およびハードウェア4535で、またはその両方で実装され得る。実施形態では、OTT接続4550が通過する通信デバイスにおいて、またはその通信デバイスに関連して、センサー(図示せず)が展開され得、センサーは、上記で例示された監視された量の値を供給すること、またはソフトウェア4511、4531が監視された量を算出または推定し得る他の物理量の値を供給することによって、測定プロシージャに参加し得る。OTT接続4550の再設定は、メッセージフォーマット、再送信セッティング、好ましいルーティングなどを含み得、再設定は、基地局4520に影響を及ぼす必要がなく、再設定は、基地局4520に知られていないかまたは知覚不可能であり得る。そのようなプロシージャおよび機能は、当技術分野において知られ、実践され得る。いくつかの実施形態では、測定は、スループット、伝搬時間、レイテンシなどのホストコンピュータ4510の測定を容易にするプロプライエタリUEシグナリングを伴い得る。測定は、ソフトウェア4511および4531が、ソフトウェア4511および4531が伝搬時間、エラーなどを監視する間にOTT接続4550を使用して、メッセージ、特に空のまたは「ダミー」メッセージが送信されることを引き起こすことにおいて、実装され得る。
図41は、いくつかの実施形態による、ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器とを含む通信システムにおいて実装される方法を示す。
図41は、一実施形態による、通信システムにおいて実装される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図39および図40を参照しながら説明されたものであり得る、ホストコンピュータと基地局とUEとを含む。本開示の簡単のために、図41への図面参照のみがこのセクションに含まれる。ステップ4610において、ホストコンピュータはユーザデータを提供する。ステップ4610の(随意であり得る)サブステップ4611において、ホストコンピュータは、ホストアプリケーションを実行することによって、ユーザデータを提供する。ステップ4620において、ホストコンピュータは、UEにユーザデータを搬送する送信を始動する。(随意であり得る)ステップ4630において、基地局は、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、ホストコンピュータが始動した送信において搬送されたユーザデータをUEに送信する。(また、随意であり得る)ステップ4640において、UEは、ホストコンピュータによって実行されるホストアプリケーションに関連付けられたクライアントアプリケーションを実行する。
図42は、いくつかの実施形態による、ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器とを含む通信システムにおいて実装される方法を示す。
図42は、一実施形態による、通信システムにおいて実装される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図39および図40を参照しながら説明されたものであり得る、ホストコンピュータと基地局とUEとを含む。本開示の簡単のために、図42への図面参照のみがこのセクションに含まれる。方法のステップ4710において、ホストコンピュータはユーザデータを提供する。随意のサブステップ(図示せず)において、ホストコンピュータは、ホストアプリケーションを実行することによって、ユーザデータを提供する。ステップ4720において、ホストコンピュータは、UEにユーザデータを搬送する送信を始動する。送信は、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、基地局を介して通り得る。(随意であり得る)ステップ4730において、UEは、送信において搬送されたユーザデータを受信する。
図43は、いくつかの実施形態による、ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器とを含む通信システムにおいて実装される方法を示す。
図43は、一実施形態による、通信システムにおいて実装される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図39および図40を参照しながら説明されたものであり得る、ホストコンピュータと基地局とUEとを含む。本開示の簡単のために、図43への図面参照のみがこのセクションに含まれる。(随意であり得る)ステップ4810において、UEは、ホストコンピュータによって提供された入力データを受信する。追加または代替として、ステップ4820において、UEはユーザデータを提供する。ステップ4820の(随意であり得る)サブステップ4821において、UEは、クライアントアプリケーションを実行することによって、ユーザデータを提供する。ステップ4810の(随意であり得る)サブステップ4811において、UEは、ホストコンピュータによって提供された受信された入力データに反応してユーザデータを提供する、クライアントアプリケーションを実行する。ユーザデータを提供する際に、実行されたクライアントアプリケーションは、ユーザから受信されたユーザ入力をさらに考慮し得る。ユーザデータが提供された特定の様式にかかわらず、UEは、(随意であり得る)サブステップ4830において、ホストコンピュータへのユーザデータの送信を始動する。方法のステップ4840において、ホストコンピュータは、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、UEから送信されたユーザデータを受信する。
図44は、いくつかの実施形態による、ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器とを含む通信システムにおいて実装される方法を示す。
図44は、一実施形態による、通信システムにおいて実装される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図39および図40を参照しながら説明されたものであり得る、ホストコンピュータと基地局とUEとを含む。本開示の簡単のために、図44への図面参照のみがこのセクションに含まれる。(随意であり得る)ステップ4910において、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、基地局は、UEからユーザデータを受信する。(随意であり得る)ステップ4920において、基地局は、ホストコンピュータへの、受信されたユーザデータの送信を始動する。(随意であり得る)ステップ4930において、ホストコンピュータは、基地局によって始動された送信において搬送されたユーザデータを受信する。
本明細書で開示される任意の適切なステップ、方法、特徴、機能、または利益は、1つまたは複数の仮想装置の1つまたは複数の機能ユニットまたはモジュールを通して実施され得る。各仮想装置は、いくつかのこれらの機能ユニットを備え得る。これらの機能ユニットは、1つまたは複数のマイクロプロセッサまたはマイクロコントローラを含み得る、処理回路、ならびに、デジタル信号プロセッサ(DSP)、専用デジタル論理などを含み得る、他のデジタルハードウェアを介して実装され得る。処理回路は、読取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、キャッシュメモリ、フラッシュメモリデバイス、光記憶デバイスなど、1つまたはいくつかのタイプのメモリを含み得るメモリに記憶されたプログラムコードを実行するように設定され得る。メモリに記憶されたプログラムコードは、1つまたは複数の通信および/またはデータ通信プロトコルを実行するためのプログラム命令、ならびに本明細書で説明される技法のうちの1つまたは複数を行うための命令を含む。いくつかの実装形態では、処理回路は、それぞれの機能ユニットに、本開示の1つまたは複数の実施形態による、対応する機能を実施させるために使用され得る。
ユニットという用語は、エレクトロニクス、電気デバイス、および/または電子デバイスの分野での通常の意味を有し得、たとえば、本明細書で説明されるものなど、それぞれのタスク、プロシージャ、算出、出力、および/または表示機能を行うための、電気および/または電子回路、デバイス、モジュール、プロセッサ、メモリ、論理固体および/または個別デバイス、コンピュータプログラムまたは命令などを含み得る。
以下の略語のうちの少なくともいくつかが本開示で使用され得る。略語間の不整合がある場合、その略語が上記でどのように使用されるかが選好されるべきである。以下で複数回リストされる場合、最初のリスティングが(1つまたは複数の)後続のリスティングよりも選好されるべきである。
1x RTT CDMA2000 1x無線送信技術
3GPP 第3世代パートナーシッププロジェクト
5G 第5世代
ABS オールモストブランクサブフレーム
ARQ 自動再送要求
AWGN 加法性白色ガウス雑音
BCCH ブロードキャスト制御チャネル
BCH ブロードキャストチャネル
CA キャリアアグリゲーション
CC キャリアコンポーネント
CCCH SDU 共通制御チャネルSDU
CDMA 符号分割多重化アクセス
CGI セルグローバル識別子
CIR チャネルインパルス応答
CP サイクリックプレフィックス
CPICH 共通パイロットチャネル
CPICH Ec/No 帯域中の電力密度で除算されたチップごとのCPICH受信エネルギー
CQI チャネル品質情報
C-RNTI セルRNTI
CSI チャネル状態情報
DCCH 専用制御チャネル
DL ダウンリンク
DM 復調
DMRS 復調用参照信号
DRX 間欠受信
DTX 間欠送信
DTCH 専用トラフィックチャネル
DUT 被試験デバイス
E-CID 拡張セルID(測位方法)
E-SMLC エボルブドサービングモバイルロケーションセンタ
ECGI エボルブドCGI
eNB E-UTRANノードB
ePDCCH 拡張物理ダウンリンク制御チャネル
E-SMLC エボルブドサービングモバイルロケーションセンタ
E-UTRA 拡張UTRA
E-UTRAN 拡張UTRAN
FDD 周波数分割複信
FFS さらなる検討が必要
GERAN GSM EDGE無線アクセスネットワーク
gNB NRにおける基地局
GNSS グローバルナビゲーション衛星システム
GSM 汎欧州デジタル移動電話方式
HARQ ハイブリッド自動再送要求
HO ハンドオーバ
HSPA 高速パケットアクセス
HRPD 高速パケットデータ
LOS 見通し線
LPP LTE測位プロトコル
LTE Long-Term Evolution
MAC 媒体アクセス制御
MBMS マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス
MBSFN マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス単一周波数ネットワーク
MBSFN ABS MBSFNオールモストブランクサブフレーム
MDT ドライブテスト最小化
MIB マスタ情報ブロック
MME モビリティ管理エンティティ
MSC モバイルスイッチングセンタ
NPDCCH 狭帯域物理ダウンリンク制御チャネル
NR 新無線
OCNG OFDMAチャネル雑音生成器
OFDM 直交周波数分割多重
OFDMA 直交周波数分割多元接続
OSS 運用サポートシステム
OTDOA 観測到達時間差
O&M 運用保守
PBCH 物理ブロードキャストチャネル
P-CCPCH 1次共通制御物理チャネル
PCell 1次セル
PCFICH 物理制御フォーマットインジケータチャネル
PDCCH 物理ダウンリンク制御チャネル
PDP プロファイル遅延プロファイル
PDSCH 物理ダウンリンク共有チャネル
PGW パケットゲートウェイ
PHICH 物理ハイブリッドARQ指示チャネル
PLMN パブリックランドモバイルネットワーク
PMI プリコーダ行列インジケータ
PRACH 物理ランダムアクセスチャネル
PRS 測位参照信号
PSS 1次同期信号
PUCCH 物理アップリンク制御チャネル
PUSCH 物理アップリンク共有チャネル
RACH ランダムアクセスチャネル
QAM 直交振幅変調
RAN 無線アクセスネットワーク
RAT 無線アクセス技術
RLM 無線リンク管理
RNC 無線ネットワークコントローラ
RNTI 無線ネットワーク一時識別子
RRC 無線リソース制御
RRM 無線リソース管理
RS 参照信号
RSCP 受信信号コード電力
RSRP 参照シンボル受信電力または
参照信号受信電力
RSRQ 参照信号受信品質または
参照シンボル受信品質
RSSI 受信信号強度インジケータ
RSTD 参照信号時間差
SCH 同期チャネル
SCell 2次セル
SDU サービスデータユニット
SFN システムフレーム番号
SGW サービングゲートウェイ
SI システム情報
SIB システム情報ブロック
SNR 信号対雑音比
SON 自己最適化ネットワーク
SS 同期信号
SSS 2次同期信号
TDD 時分割複信
TDOA 到達時間差
TOA 到達時間
TSS 3次同期信号
TTI 送信時間間隔
UE ユーザ機器
UL アップリンク
UMTS Universal Mobile Telecommunication System
USIM ユニバーサル加入者識別モジュール
UTDOA アップリンク到達時間差
UTRA ユニバーサル地上無線アクセス
UTRAN ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク
WCDMA ワイドCDMA
WLAN ワイドローカルエリアネットワーク
さらなる規定および実施形態が以下で説明される。
本発明概念の様々な実施形態の上記の説明では、本明細書で使用される専門用語は、特定の実施形態を説明するためのものにすぎず、本発明概念を限定するものではないことを理解されたい。別段に規定されていない限り、本明細書で使用される(技術用語および科学用語を含む)すべての用語は、本発明概念が属する技術の当業者によって通常理解されるものと同じ意味を有する。通常使用される辞書において規定される用語など、用語は、本明細書および関連技術のコンテキストにおけるそれらの用語の意味に従う意味を有するものとして解釈されるべきであり、明確にそのように本明細書で規定されない限り、理想的なまたは過度に形式的な意味において解釈されないことをさらに理解されよう。
エレメントが、別のエレメントに「接続された」、「結合された」、「応答する」、またはそれらの変形態であると呼ばれるとき、そのエレメントは、別のエレメントに直接、接続され、結合され、または応答し得、あるいは介在するエレメントが存在し得る。対照的に、エレメントが、別のエレメントに「直接接続された」、「直接結合された」、「直接応答する」、またはそれらの変形態であると呼ばれるとき、介在するエレメントが存在しない。同様の番号は、全体にわたって同様のエレメントを指す。さらに、本明細書で使用される、「結合された」、「接続された」、「応答する」、またはそれらの変形態は、無線で結合された、無線で接続された、または無線で応答する、を含み得る。本明細書で使用される単数形「a」、「an」および「the」は、コンテキストが別段に明確に指示するのでなければ、複数形をも含むものとする。簡潔および/または明快のために、よく知られている機能または構築が詳細に説明されないことがある。「および/または」(「/」と略される)という用語は、関連するリストされた項目のうちの1つまたは複数の任意のおよび全部の組合せを含む。
様々なエレメント/動作を説明するために、第1の、第2の、第3の、などの用語が本明細書で使用され得るが、これらのエレメント/動作は、これらの用語によって限定されるべきでないことを理解されよう。これらの用語は、あるエレメント/動作を別のエレメント/動作と区別するために使用されるにすぎない。したがって、本発明概念の教示から逸脱することなしに、いくつかの実施形態における第1のエレメント/動作が、他の実施形態において第2のエレメント/動作と呼ばれることがある。同じ参照番号または同じ参照符号は、本明細書全体にわたって同じまたは同様のエレメントを示す。
本明細書で使用される、「備える、含む(comprise)」、「備える、含む(comprising)」、「備える、含む(comprises)」、「含む(include)」、「含む(including)」、「含む(includes)」、「有する(have)」、「有する(has)」、「有する(having)」という用語、またはそれらの変形態は、オープンエンドであり、1つまたは複数の述べられた特徴、完全体、エレメント、ステップ、構成要素または機能を含むが、1つまたは複数の他の特徴、完全体、エレメント、ステップ、構成要素、機能またはそれらのグループの存在または追加を排除しない。さらに、本明細書で使用される、「たとえば(exempli gratia)」というラテン語句に由来する「たとえば(e.g.)」という通例の略語は、前述の項目の一般的な1つまたは複数の例を紹介するかまたは具体的に挙げるために使用され得、そのような項目を限定するものではない。「すなわち(id est)」というラテン語句に由来する「すなわち(i.e.)」という通例の略語は、より一般的な具陳から特定の項目を具体的に挙げるために使用され得る。
例示的な実施形態が、コンピュータ実装方法、装置(システムおよび/またはデバイス)および/またはコンピュータプログラム製品のブロック図および/またはフローチャート例示を参照しながら本明細書で説明された。ブロック図および/またはフローチャート例示のブロック、ならびにブロック図および/またはフローチャート例示中のブロックの組合せが、1つまたは複数のコンピュータ回路によって実施されるコンピュータプログラム命令によって実装され得ることを理解されたい。これらのコンピュータプログラム命令は、汎用コンピュータ回路、専用コンピュータ回路、および/またはマシンを作り出すための他のプログラマブルデータ処理回路のプロセッサ回路に提供され得、したがって、コンピュータおよび/または他のプログラマブルデータ処理装置のプロセッサを介して実行する命令は、ブロック図および/またはフローチャートの1つまたは複数のブロックにおいて指定された機能/行為を実装するために、およびそれにより、ブロック図および/またはフローチャートの(1つまたは複数の)ブロックにおいて指定された機能/行為を実装するための手段(機能)および/または構造を作成するために、トランジスタ、メモリロケーションに記憶された値、およびそのような回路内の他のハードウェア構成要素を変換および制御する。
これらのコンピュータプログラム命令はまた、コンピュータまたは他のプログラマブルデータ処理装置に特定の様式で機能するように指示することができる、有形コンピュータ可読媒体に記憶され得、したがって、コンピュータ可読媒体に記憶された命令は、ブロック図および/またはフローチャートの1つまたは複数のブロックにおいて指定された機能/行為を実装する命令を含む製造品を作り出す。したがって、本発明概念の実施形態は、ハードウェアで、および/または「回路」、「モジュール」またはそれらの変形態と総称して呼ばれることがある、デジタル信号プロセッサなどのプロセッサ上で稼働する(ファームウェア、常駐ソフトウェア、マイクロコードなどを含む)ソフトウェアで具現され得る。
また、いくつかの代替実装形態では、ブロック中で言及される機能/行為は、フローチャート中で言及される順序から外れて行われ得ることに留意されたい。たとえば、関与する機能/行為に応じて、連続して示されている2つのブロックが、事実上、実質的にコンカレントに実行され得るか、またはブロックが、時々、逆の順序で実行され得る。その上、フローチャートおよび/またはブロック図の所与のブロックの機能が、複数のブロックに分離され得、ならびに/あるいはフローチャートおよび/またはブロック図の2つまたはそれ以上のブロックの機能が、少なくとも部分的に統合され得る。最後に、他のブロックが、示されているブロック間に追加/挿入され得、および/または発明概念の範囲から逸脱することなく、ブロック/動作が省略され得る。その上、図のうちのいくつかが、通信の主要な方向を示すために通信経路上に矢印を含むが、通信が、図示された矢印と反対方向に行われ得ることを理解されたい。
上記の説明および添付の図面は、本明細書で教示された方法および装置の非限定的な例を表すことが諒解されよう。したがって、本明細書で教示された装置および技法は、上記の説明および添付の図面によって限定されない。代わりに、本明細書の実施形態は、以下の特許請求の範囲およびそれらの法的均等物によってのみ限定される。

Claims (32)

  1. ネットワークノードによる方法であって、
    ダウンリンク(DL)スロットのDLサブスロット構造および/またはパターン、スケジューリングセルにわたる重複するスパンのセット、コンポーネントキャリアにわたるスパンについての開始時間および終了時間、ならびに/あるいはキャリアアグリゲーション(CA)限界ウィンドウと少なくとも部分的に重複するスパンに基づいて、監視能力を伴うユーザ機器(UE)設定についてのCA限界を決定すること(700、2500)
    を含む、方法。
  2. 前記CA限界が、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)監視のためのUE設定について決定される、請求項1に記載の方法。
  3. 前記UE設定が、PDCCH監視のためのサブキャリア間隔(SCS)と、2つのPDCCH監視スパンの開始間の最小時間(X)分離と前記スパンの最大長(Y)との組合せと、PDCCH監視のために設定されたコンポーネントキャリアの数とのうちの少なくとも1つを含む、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記DLサブスロット構造および/またはパターンが、各組合せ(X,Y)とサブキャリア間隔(SCS)設定μとについて、前記組合せ(X,Y)に関連付けられた、
    Figure 2023521129000375
    個のダウンリンク(DL)セルおよび/またはコンポーネントキャリアのPDCCH監視スパンパターンに基づいて決定される、請求項3に記載の方法。
  5. 前記組合せ(X,Y)についての前記DLサブスロットパターンの前記決定が、ビットマップb(l)を生成することを含み、0≦l≦13であり、ここで、スロットのシンボルlが、関連するコンポーネントキャリアの監視スパンの開始シンボルである場合、b(l)=1であり、他の場合、b(l)=0である、請求項4に記載の方法。
  6. 前記DLサブスロットパターン中の第1のDLサブスロットが、b(l)=1である最も小さいlにおいて始まり、持続時間Tシンボルを有し、
    前記DLサブスロットパターン中の次のDLサブスロットが、b(l)=1である、(1つまたは複数の)前のDLサブスロット中に含まれない最も小さいlにおいて始まる、請求項5に記載の方法。
  7. 前記DLサブスロット構造および/またはパターンが、前記組合せとμとの所与の組合せ{(X,Y),μ}について固定であり、前記コンポーネントキャリアの実際の監視スパンパターンとともに変動せず、「μ」が前記サブキャリア間隔(SCS)設定である、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 1つのDLサブスロット構造および/またはパターンが、ヌメロロジーμにかかわらず、Rel-16 PDCCH監視のためのUE報告能力に対応する各組合せ(X,Y)について規定され、「μ」が前記サブキャリア間隔(SCS)設定である、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 同じDLサブスロット構造および/またはパターンが、所与のヌメロロジーμの各組合せ(X,Y)について規定され、「μ」が前記サブキャリア間隔(SCS)設定である、請求項1から8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 1つまたは複数のDLサブスロット構造および/またはパターンが、Rel-16 PDCCH監視のためのUE報告能力に対応する、各組合せ(X,Y)とDLヌメロロジーμとについて規定され、「X」が、2つのPDCCH監視スパンの開始間の最小分離であり、「μ」が前記サブキャリア間隔(SCS)設定である、請求項1から9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 前記UEに、組合せ(X,Y)に関連付けられたRel-16 PDCCH監視能力を使用する複数のDLセルが設定されるとき、組合せ(X,Y)に対応する前記同じDLサブスロット構造および/またはパターンが、前記組合せ(X,Y)に関連付けられたすべてのスケジューリングセルに適用される、請求項1から10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 前記UEに、UE報告能力
    Figure 2023521129000376
    よりも小さいかまたは前記UE報告能力
    Figure 2023521129000377
    に等しい、すべてのサブキャリア間隔(SCS)についてのDLセルの数
    Figure 2023521129000378
    が設定されるとき、前記方法は、前記UEが、
    Figure 2023521129000379
    個のダウンリンクセルからの1つまたは複数のスケジューリングセルのアクティブDLの1つまたは複数の帯域幅部分(BWP)上の、スパンごとの
    Figure 2023521129000380
    個超のPDCCH候補、またはスパンごとの
    Figure 2023521129000381
    個超の非重複制御チャネルエレメント(CCE)を監視することを必要としない、請求項1から11のいずれか一項に記載の方法。
  13. 前記UEに、UE報告能力
    Figure 2023521129000382
    よりも大きい、すべてのSCSについてのDLセルの数
    Figure 2023521129000383
    が設定されるとき、前記方法は、前記UEが、各セットについてスケジューリングセルごとに多くとも1つのスパンをもつ、
    Figure 2023521129000384
    個のダウンリンクセルからの(1つまたは複数の)スケジューリングセルのアクティブDLの(1つまたは複数の)BWPにわたる同じDLサブスロット中に存在するスパンの任意のセットについて、
    Figure 2023521129000385
    個超のPDCCH候補または
    Figure 2023521129000386
    個超の非重複CCEを監視することを必要とせず、
    Figure 2023521129000387
    が、SCS設定jを伴うRel-16 PDCCH監視能力を使用する設定されたセルの数であり、前記スパンは、前記スパンの少なくとも1つのシンボルがDLサブスロット中にあるかまたは前記DLサブスロットと重複する場合、前記DLサブスロット中に存在する、請求項1から12のいずれか一項に記載の方法。
  14. 前記UEに、UE報告能力
    Figure 2023521129000388
    よりも大きい、すべてのSCSについてのDLセルの数
    Figure 2023521129000389
    が設定されるとき、前記方法は、前記UEが、各セットについてスケジューリングセルごとに多くとも1つのスパンをもつ、前記
    Figure 2023521129000390
    個のダウンリンクセルからの少なくとも1つのスケジューリングセルのアクティブDLの少なくとも1つの帯域幅部分(BWP)にわたる同じDLサブスロットにおいて開始するスパンの任意のセットについて、
    Figure 2023521129000391
    個超のPDCCH候補または
    Figure 2023521129000392
    個超の非重複CCEを監視することを必要とせず、
    Figure 2023521129000393
    が、サブキャリア間隔(SCS)設定jを伴うRel-16 PDCCH監視能力を使用する設定されたセルの数であり、前記スパンは、前記スパンの第1のシンボルがDLサブスロット中にある場合、前記DLサブスロットにおいて開始している、請求項1から13のいずれか一項に記載の方法。
  15. 前記UEに、UE報告能力
    Figure 2023521129000394
    よりも大きい、すべてのSCSについてのDLセルの数
    Figure 2023521129000395
    が設定されるとき、前記方法は、前記UEが、各セットについてスケジューリングセルごとに多くとも1つのスパンをもつ、前記
    Figure 2023521129000396
    個のダウンリンクセルからの少なくとも1つのスケジューリングセルのアクティブDLの少なくとも1つの帯域幅部分(BWP)にわたる同じDLサブスロット中に存在するスパンの任意のセットについて、
    Figure 2023521129000397
    個超のPDCCH候補または
    Figure 2023521129000398
    個超の非重複CCEを監視することを必要とせず、
    Figure 2023521129000399
    が、サブキャリア間隔(SCS)設定jを伴うRel-16 PDCCH監視能力を使用する設定されたセルの数であり、スパンは、前記スパンの少なくとも1つのシンボルがDLサブスロット中にあるかまたは前記DLサブスロットと重複する場合、前記DLサブスロット中に存在する、請求項1から14のいずれか一項に記載の方法。
  16. 前記UEに、UE報告能力
    Figure 2023521129000400
    よりも大きい、すべてのSCSについてのDLセルの数
    Figure 2023521129000401
    が設定されるとき、前記方法は、前記UEが、各セットについてスケジューリングセルごとに多くとも1つのスパンをもつ、前記
    Figure 2023521129000402
    個のダウンリンクセルからの少なくとも1つのスケジューリングセルのアクティブDLの少なくとも1つの帯域幅部分(BWP)にわたる同じDLサブスロットにおいて開始するスパンの任意のセットについて、
    Figure 2023521129000403
    個超のPDCCH候補または
    Figure 2023521129000404
    個超の非重複CCEを監視することを必要とせず、
    Figure 2023521129000405
    が、SCS設定jを伴うRel-16 PDCCH監視能力を使用する設定されたセルの数であり、スパンは、前記スパンの第1のシンボルがDLサブスロット中にある場合、前記DLサブスロットにおいて開始している、請求項1から15のいずれか一項に記載の方法。
  17. 前記UEに、UE報告能力
    Figure 2023521129000406
    よりも大きい、すべてのサブキャリア間隔(SCS)についてのDLセルの数
    Figure 2023521129000407
    が設定されるとき、前記方法は、前記UEが、各セットについてスケジューリングセルごとに多くとも1つのスパンをもつ、前記
    Figure 2023521129000408
    個のダウンリンクセルからの少なくとも1つのスケジューリングセルのアクティブDLの少なくとも1つの帯域幅部分(BWP)にわたる同じDLサブスロットにおいて終了するスパンの任意のセットについて、
    Figure 2023521129000409
    個超のPDCCH候補または
    Figure 2023521129000410
    個超の非重複制御チャネルエレメント(CCE)を監視することを必要とせず、
    Figure 2023521129000411
    が、サブキャリア間隔(SCS)設定jを伴うRel-16 PDCCH監視能力を使用する設定されたセルの数であり、スパンは、前記スパンの少なくとも最後のシンボルがDLサブスロット中にある場合、前記DLサブスロットにおいて終了している、請求項1から16のいずれか一項に記載の方法。
  18. 各スケジュールされたセルについて、前記方法は、前記UEが、前記
    Figure 2023521129000412
    個のダウンリンクセルからの前記スケジューリングセルのサブキャリア間隔(SCS)設定μを伴うアクティブDL帯域幅部分(BWP)上で、スパンごとの
    Figure 2023521129000413
    個超のPDCCH候補または
    Figure 2023521129000414
    個超の非重複CCEを監視することを必要としない、請求項1から17のいずれか一項に記載の方法。
  19. 前記CA限界が、隣接するDLスロットの隣接するDLサブスロット構造および/またはパターンに基づいて決定される、請求項1から18のいずれか一項に記載の方法。
  20. 前記CA限界が、スロット境界に位置する隣接するダウンリンク(DL)スロットの前記隣接するDLサブスロット構造および/またはパターンに基づいて決定される、請求項19に記載の方法。
  21. 前記CA限界ウィンドウがスロットの開始に基づく、請求項1から20のいずれか一項に記載の方法。
  22. 前記CA限界ウィンドウが、すべてのコンポーネントキャリアに基づいて各サブキャリア間隔(SCS)について決定される、請求項1から21のいずれか一項に記載の方法。
  23. 複数の組合せ(X,Y)の各々についてのコンポーネントキャリア(CC)のグループについての前記CA限界が、前記組合せ(X,Y)の中のスパン限界の最小値に基づいて決定される(3100)、請求項22に記載の方法。
  24. 前記CA限界ウィンドウが、スロット境界にわたって延びる、請求項1から23のいずれか一項に記載の方法。
  25. 前記CA限界が、スロットの開始に基づいて決定され、前記CA限界が、各セットについてスケジューリングセルごとに多くとも1つのスパンをもつ、ダウンリンクセルからの少なくとも1つのスケジューリングセルのアクティブダウンリンク(DL)の少なくとも1つの帯域幅部分(BWP)にわたる前記CA限界ウィンドウにおいて少なくとも部分的に重複するスパンの任意のセットについて適用される、請求項1から24のいずれか一項に記載の方法。
  26. 前記CA限界が、前記スケジューリングセルにわたる重複するスパンの前記セットに基づいて決定され、前記スケジューリングセルにわたる重複するスパンの前記セットが、スケジューリングセルごとに多くとも1つのスパンをもつ、スパンと、前記スパンと重複するすべての他のスパンとを含んでいる、セットとして決定される、請求項1から25のいずれか一項に記載の方法。
  27. 重複するスパンの前記セットが、最も大きい数のスパンをもつ、およびスケジューリングセルごとに多くとも1つのスパンをもつセットとして決定され、ここで、前記セット中のスパンが、少なくとも、前記セット中の1つまたは複数の他のスパンと重複する、請求項1から26のいずれか一項に記載の方法。
  28. ユーザ機器(UE)による方法であって、
    物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)監視中に、1次セルまたは1次2次セル上のスパンのセット中の設定されたPDCCH候補または非重複制御チャネルエレメント(CCE)の総数が、スパンごとの限界を超えるかまたはキャリアアグリゲーション(CA)限界を超えるとき、PDCCH候補をドロップすること(710)
    を含む、方法。
  29. ネットワークノードまたはユーザ機器の処理回路によって実行されるべきプログラムコードを記憶する非一時的記憶媒体を備えるコンピュータプログラム製品であって、それにより、前記プログラムコードの実行が、前記ネットワークノードまたは前記ユーザ機器に、それぞれ、請求項1から28のいずれか一項に記載の動作を実施させる、コンピュータプログラム製品。
  30. 物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)監視中に、1次セルまたは1次2次セル上のスパンのセット中の設定されたPDCCH候補または非重複制御チャネルエレメント(CCE)の総数が、スパンごとの限界を超えるかまたはキャリアアグリゲーション(CA)限界を超えるとき、PDCCH候補をドロップすること
    を行うように設定された、ユーザ機器(UE)(300)。
  31. ダウンリンク(DL)スロットのDLサブスロット構造および/またはパターン、スケジューリングセルにわたる重複するスパンのセット、コンポーネントキャリアにわたるスパンについての開始時間および終了時間、ならびに/あるいはキャリアアグリゲーション(CA)限界ウィンドウと少なくとも部分的に重複するスパンに基づいて、監視能力を伴うユーザ機器(UE)設定についてのCA限界を決定すること
    を行うように設定された、ネットワークノード(500)。
  32. 請求項2から27のいずれか一項に記載の方法を実施するようにさらに設定された、請求項31に記載のネットワークノード。
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