JP2023520082A - タイミング変化決定方法、装置、機器および記憶媒体 - Google Patents

タイミング変化決定方法、装置、機器および記憶媒体 Download PDF

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Abstract

本願は、タイミング変数決定方法、装置、機器および記憶媒体を開示する。該タイミング変数決定方法は、タイミング変数関連パラメータ、タイミング繰り上げ関連パラメータおよび物理リソースの関連パラメータのうちの少なくとも1つに基づいてタイミング変数を決定することを含む。【選択図】図1c

Description

本願は、2020年04月02日に中国特許庁に出願された、出願番号202010256349.7の中国特許出願に基づいて優先権を主張し、該出願の内容のすべてが援用により本願に組み込まれる。
本願は、無線通信ネットワークの分野に関し、たとえば、タイミング変数決定方法、装置、機器および記憶媒体に関する。
無線技術の発展に伴い、様々な無線トラフィックが数多く現れてきたが、無線トラフィックが依頼する周波数スペクトルリソースが限られている。人々が帯域幅に対するニーズの向上に直面し、従来の商業通信では、よく用いられる300MHz~3GHzの周波数スペクトルリソースは、非常に緊張した状況を示しており、将来の無線通信のニーズを満たすことができていない。
新世代無線通信システム、たとえば、新無線(New Radio、NR)システムまたは第5世代の移動通信(the 5th Generation Mobile Communication、5G)システムなどの5G以降の新世代無線通信システムでは、第4世代の移動通信(the 4th Generation Mobile Communication、4G)システムに用いられたキャリア周波数よりも高いキャリア周波数、たとえば、28GHz、45GHz、70GHzなどを用いて通信を行う。このような高周波チャネルは、自由伝搬損失が大きく、酸素ガスに吸収されやすく、レインフェード(rain fade)による影響が大きいなどの欠陥を有するので、高周波通信システムのカバー性能に深刻な影響を与えている。
高周波通信に対応するキャリア周波数は、より短い波長を有するため、単位面積においてより多くのアンテナ要素を収容可能となることを確保することができる。しかしながら、より多くのアンテナ要素は、ビームフォーミングの方法を用いてアンテナ利得を向上させて、高周波通信のカバー性能を確保することができる。そのうち、集中型セルは、ますます重要になる適用シーンであるが、より多くのネットワークの展開コストを必要とし、無線バックホール送信を導入することにより、ネットワークを容易に展開するとともに、ネットワークの展開コストを大幅に低下させることができる。また、NRシステムは、高周波バンドを含むので、高周波キャリアの物理特性によってそのカバレッジを決定することは、非常に大きなチャレンジであるが、無線バックホール送信によってこの問題を解決することができる。
本願の実施例は、
タイミング変数関連パラメータ、タイミング繰り上げ関連パラメータおよび物理リソースの関連パラメータのうちの少なくとも1つに基づいてタイミング変数を決定することを含む、
タイミング変数決定方法を提供する。
本願の実施例は、
タイミング変数関連パラメータ、タイミング繰り上げ関連パラメータおよび物理リソースの関連パラメータのうちの少なくとも1つに基づいてタイミング変数を決定するように構成される、
決定モジュールをさらに提供する。
本願の実施例は、
1つまたは複数のプロセッサと、1つまたは複数のプログラムを記憶するように構成されるメモリと、を備える機器であって、
前記1つまたは複数のプログラムが前記1つまたは複数のプロセッサに実行されると、前記1つまたは複数のプロセッサは、本願の実施例のいずれかのタイミング変数決定方法を実現する、
機器をさらに提供する。
本願の実施例は、
コンピュータプログラムが記憶されている記憶媒体であって、
前記コンピュータプログラムがプロセッサに実行されると、本願の実施例のいずれかのタイミング変数決定方法を実現する、
記憶媒体をさらに提供する。
親ノード上り受信と下り送信とを整列している模式図である。 親ノード上り受信と下り送信とを整列していない模式図である。 本願の実施例に係るタイミング変数決定方法のフローチャートである。 本願の実施例に係るタイミング変数決定装置の構造模式図である。 本願の実施例に係る機器の構造模式図である。
以下、図面を参照しながら本願の実施例について説明する。
図面におけるフローチャートに示されるステップは、例えば1組のコンピュータなど、指令を実行できるコンピュータシステムにおいて実行することができる。また、論理的な順序がフローチャートに示されているが、場合によっては、図示又は説明されたステップが、ここで記載された順序とは異なるもので実行されてもよい。
NRシステムでは、アクセス・バックホール統合(IAB)のプロジェクトが確立されている。説明を容易にするために、(LP、DL、LP、UL)、(LC、DL、LC、UL)、(LA、DL、LA、UL)という幾つかのマークが定義されている。そのうち、(LP、DL、LP、UL)は、ノードと親ノードとの間の下りリンクおよび上りリンクを示し、該リンクがバックホールリンク(Backhaul link:BL)、前記ノードが前記親ノードの子ノードとして見なされてもよい。(LC、DL、LC、UL)は、ノードと子ノードとの間の下りリンクおよび上りリンクを示し、該リンクがBL、前記ノードが前記子ノードの親ノードとして見なされてもよい。(LA、DL、LA、UL)は、ノードとユーザ機器との間の下りリンクおよび上りリンクを示し、該リンクがアクセスリンク(Access link:AL)として見なされてもよい。そのうち、親ノードは、ドナーノード(Donor Node:DN、Donor gNBを含む)であってもよい。それと同時に、インバンド(in-band)シーンで半二重リレーノードによる送受信自己干渉問題を克服するために、BLとALとの間に時間分割多重(Time Division Multiplexing:TDM)、周波数分割多重(Frequency Division Multiplexing:FDM)、空間分割多重(Spatial Division Multiplexing:SDM)を採用することが提案されている。そのうち、TDMは、BLとALとの間に異なる時間リソースを採用することを示し、SDMは、BLとALとの間に異なるビームリソースを採用することを示し、FDMは、BLとALとの間に異なる周波数リソースを採用することを示す。さらに、リレーノード(Relay Node:RN、IAB Nodeとも呼ばれる)について、IAB Node移動端末((Mobile Terminal:MT)およびIAB Node分散型ユニット(Distributed Unit:DU)という2種類の機能が定義されている。
Figure 2023520082000002
例示的な一実施形態において、図1cは、本願の実施例に係るタイミング変数決定方法のフローチャートである。該方法は、タイミング変数決定装置によって実行されてもよい。前記装置は、ソフトウェアおよび/またはハードウェアにより実現されてもよい。前記装置は、ノード機器に集積されてもよい。
図1cに示すように、本願に係る方法は、以下のステップを含む。
S110において、タイミング変数関連パラメータ、タイミング繰り上げ関連パラメータおよび物理リソースの関連パラメータのうちの少なくとも1つに基づいてタイミング変数を決定する。
例示的な一実施形態において、前記タイミング変数関連パラメータに、
タイミング変数のインデクス、タイミング変数のインデクスオフセット、タイミング変数の範囲、タイミング変数の粒度および基準オフセットのうちの少なくとも1つが含まれている。
例示的な一実施形態において、前記タイミング繰り上げ関連パラメータに、
タイミング繰り上げ量、タイミング繰り上げ量の粒度およびタイミング繰り上げオフセットのうちの少なくとも1つが含まれている。
例示的な一実施形態において、前記物理リソースの関連パラメータに、周波数範囲またはサブキャリア間隔が含まれている。
例示的な一実施形態において、タイミング変数を決定する方法は、
前記パラメータに基づいて前記タイミング変数を算出することを含む。
例示的な一実施形態において、タイミング変数を決定する方法は、前記パラメータに基づき、表を検索して前記タイミング変数を得ることを含む。
例示的な一実施形態において、前記タイミング変数を決定する方法は、
前記周波数範囲に基づいてタイミング変数関連パラメータおよび/またはタイミング繰り上げ関連パラメータを決定することと、前記タイミング変数関連パラメータおよび/または前記タイミング繰り上げ関連パラメータに基づいてタイミング変数を決定することと、を含んでいる。
前記周波数範囲に対して、
前記タイミング変数のインデクス、前記タイミング変数のインデクスオフセット、前記タイミング変数の範囲、前記タイミング変数の粒度、前記タイミング繰り上げ量、前記タイミング繰り上げ量の粒度、前記タイミング繰り上げオフセットおよび前記基準オフセットのうちの少なくとも1つを決定することにより、タイミング変数を決定する。
例示的な一実施形態において、前記タイミング変数を決定する方法は、
前記サブキャリア間隔に基づいてタイミング変数関連パラメータおよび/またはタイミング繰り上げ関連パラメータを決定することと、前記タイミング変数関連パラメータおよび/または前記タイミング繰り上げ関連パラメータに基づいてタイミング変数を決定することと、を含んでいる。
前記サブキャリア間隔に対して、
前記タイミング変数のインデクス、前記タイミング変数のインデクスオフセット、前記タイミング変数の範囲、前記タイミング変数の粒度、前記タイミング繰り上げ量、前記タイミング繰り上げ量の粒度、前記タイミング繰り上げオフセットおよび前記基準オフセットのうちの少なくとも1つを決定することにより、タイミング変数を決定する。
例示的な一実施形態において、前記サブキャリア間隔は、所定の方式またはデフォルト方式によって決定される。
例示的な一実施形態において、
サブキャリア間隔を設定することと、部分帯域幅識別子および前記部分帯域幅識別子に対応する部分帯域幅のサブキャリア間隔を設定することと、キャリア識別子および前記キャリア識別子に対応するキャリアのサブキャリア間隔を設定することとのうちの少なくとも1つに基づいて前記サブキャリア間隔を決定する。
サブキャリア間隔を設定することと、下り部分帯域幅識別子または上り部分帯域幅識別子、および前記部分帯域幅識別子に対応する部分帯域幅のサブキャリア間隔を設定することと、下りキャリア識別子または上りキャリア識別子、および前記キャリア識別子に対応するキャリアのサブキャリア間隔を設定することとのうちの少なくとも1つに基づいて前記サブキャリア間隔を決定する。
例示的な一実施形態において、
タイミング繰り上げ量の粒度に対応するサブキャリア間隔と、タイミング変数のインデクスに対応するシグナリングの所在する部分帯域幅のサブキャリア間隔と、部分帯域幅のサブキャリア間隔のうちの最小または最大のサブキャリア間隔と、参照部分帯域幅のサブキャリア間隔とのうちの少なくとも1つに基づいて前記サブキャリア間隔を決定する。
タイミング繰り上げ量の粒度に対応するサブキャリア間隔と、タイミング繰り上げコマンドに対応するタイミング繰り上げ量の粒度に対応するサブキャリア間隔と、タイミング変数のインデクスに対応するシグナリングの所在する下り部分帯域幅のサブキャリア間隔と、タイミング変数のインデクスに対応するシグナリングの所在する下りキャリアのサブキャリア間隔と(そのうち、タイミング変数のインデクスに対応するシグナリングは、タイミング変数のインデクスを運ばれているシグナリングである)、1つまたは複数の設定された下り部分帯域幅のサブキャリア間隔のうちの最小または最大のサブキャリア間隔と、1つまたは複数のアクティブな下り部分帯域幅のサブキャリア間隔のうちの最小または最大のサブキャリア間隔と、1つまたは複数の設定された下りキャリアのサブキャリア間隔のうちの最小または最大のサブキャリア間隔と、1つまたは複数のアクティブな下りキャリアのサブキャリア間隔のうちの最小または最大のサブキャリア間隔と、1つまたは複数の設定された下り部分帯域幅識別子のうちの最小または最大の識別子に対応する下り部分帯域幅のサブキャリア間隔と、1つまたは複数のアクティブな下り部分帯域幅識別子のうちの最小または最大の識別子に対応する下り部分帯域幅のサブキャリア間隔と、1つまたは複数の設定された下りキャリア識別子のうちの最小または最大の識別子に対応する下りキャリアのサブキャリア間隔と、1つまたは複数のアクティブな下りキャリア識別子のうちの最小または最大の識別子に対応する下りキャリアのサブキャリア間隔と、下り部分帯域幅のサブキャリア間隔をデフォルトで参照することと、下りキャリアのサブキャリア間隔をデフォルトで参照することと、1つまたは複数の設定された上り部分帯域幅のサブキャリア間隔のうちの最小または最大のサブキャリア間隔と、1つまたは複数のアクティブな上り部分帯域幅のサブキャリア間隔のうちの最小または最大のサブキャリア間隔と、1つまたは複数の設定された上りキャリアのサブキャリア間隔のうちの最小または最大のサブキャリア間隔と、1つまたは複数のアクティブな上りキャリアのサブキャリア間隔のうちの最小または最大のサブキャリア間隔と、1つまたは複数の設定された上り部分帯域幅識別子のうちの最小または最大の識別子に対応する上り部分帯域幅のサブキャリア間隔と、1つまたは複数のアクティブな上り部分帯域幅識別子のうちの最小または最大の識別子に対応する上り部分帯域幅のサブキャリア間隔と、1つまたは複数の設定された上りキャリア識別子のうちの最小または最大の識別子に対応する上りキャリアのサブキャリア間隔と、1つまたは複数のアクティブな上りキャリア識別子のうちの最小または最大の識別子に対応する上りキャリアのサブキャリア間隔と、上り部分帯域幅のサブキャリア間隔をデフォルトで参照することと、上りキャリアのサブキャリア間隔をデフォルトで参照することと、集中ユニットセミパーシステント設定分散型ユニットリソースに対応する参照サブキャリア間隔と、のうちの少なくとも1つに基づいて前記サブキャリア間隔を決定してもよい。
例示的な一実施形態において、
下り部分帯域幅の所在する周波数範囲をデフォルトで参照することと、下りキャリアの所在する周波数範囲をデフォルトで参照することと、上り部分帯域幅の所在する周波数範囲をデフォルトで参照することと、上りキャリアの所在する周波数範囲をデフォルトで参照することとのうちの少なくとも1つに基づいて前記周波数範囲を決定する。
例示的な一実施形態において、決定されたサブキャリア間隔に対応する周波数範囲が異なる場合、前記周波数範囲が第1周波数範囲または第2周波数範囲であると決定する。
例示的な一実施形態において、前記タイミング繰り上げ量の粒度に対応するサブキャリア間隔は、1つまたは複数のアクティブな上り部分帯域幅のサブキャリア間隔のうちの最大のサブキャリア間隔である。
例示的な一実施形態において、前記タイミング繰り上げ量の粒度に対応するサブキャリア間隔は、予め定義されたサブキャリア間隔、または設定されたサブキャリア間隔である。
例示的な一実施形態において、非補助上りリンクまたは補助上りリンクに対応する上り部分帯域幅のサブキャリア間隔が前記タイミング繰り上げ量の粒度に対応するサブキャリア間隔よりも小さい場合、前記非補助上りリンクまたは前記補助上りリンクに対応する上り部分帯域幅のサブキャリア間隔に対応するタイミング繰り上げ量の粒度が変化しないように維持する。
非補助上りリンクまたは補助上りリンクに対応する上り部分帯域幅のサブキャリア間隔が前記タイミング繰り上げ量の粒度に対応するサブキャリア間隔よりも小さい場合、前記非補助上りリンクまたは前記補助上りリンクの上り部分帯域幅のサブキャリア間隔に対応するタイミング繰り上げ量の粒度に対して整数倍演算を行わない。
例示的な一実施形態において、上り部分帯域幅のサブキャリア間隔が前記タイミング繰り上げ量の粒度に対応するサブキャリア間隔よりも小さい場合、前記上り部分帯域幅のサブキャリア間隔に対応するタイミング繰り上げ量の粒度が変化しないように維持する。
上り部分帯域幅のサブキャリア間隔が前記タイミング繰り上げ量の粒度に対応するサブキャリア間隔よりも小さい場合、前記上り部分帯域幅のサブキャリア間隔に対応するタイミング繰り上げ量の粒度に対して整数倍演算を行わない。
例示的な一実施形態において、上り部分帯域幅のサブキャリア間隔が前記タイミング繰り上げ量の粒度に対応するサブキャリア間隔よりも小さい場合、前記上り部分帯域幅のサブキャリア間隔に対応するタイミング繰り上げ量の粒度に対して整数倍演算を行う。
例示的な一実施形態において、上り部分帯域幅のサブキャリア間隔が前記タイミング繰り上げ量の粒度に対応するサブキャリア間隔よりも小さい場合、予め定義された形態または所定の方式に基づき、前記上り部分帯域幅のサブキャリア間隔に対応するタイミング繰り上げ量の粒度に対して整数倍演算を行うか否かを決定する。
例示的な一実施形態において、上り部分帯域幅のサブキャリア間隔が前記タイミング繰り上げ量の粒度に対応するサブキャリア間隔よりも小さい場合、フィードバック形態に基づき、前記上り部分帯域幅のサブキャリア間隔に対応するタイミング繰り上げ量の粒度に対して整数倍演算を行うか否かを決定する。
例示的な一実施形態において、非補助上りリンクおよび補助上りリンクがある場合、タイミング変数は、
非補助上りリンクの上り受信の測定に基づいて前記タイミング変数を設定することと、補助上りリンクの上り受信の測定に基づいて前記タイミング変数を設定することと、前記タイミング変数が非補助上りリンクの上り受信に基づいて測定されるとデフォルトすることと、前記タイミング変数が補助上りリンクの上り受信に基づいて測定されるとデフォルトすることと、前記タイミング変数が最新または最後の時点における上り受信に基づいて測定されるとデフォルトすることと、のうちの少なくとも1つに基づいて決定され、最新または最後の時点における上り受信は、非補助上りリンクおよび補助上りリンクの最新または最後の時点における上り受信に基づいて決定される。
本願の実施例において、各々のシンボルについて定義される。各々のシンボルの定義は、以下の通りである。
Figure 2023520082000003
Figure 2023520082000004
Figure 2023520082000005
Figure 2023520082000006
Figure 2023520082000007
Figure 2023520082000008
Figure 2023520082000009
Figure 2023520082000010
Figure 2023520082000011
Figure 2023520082000012
Figure 2023520082000013
Figure 2023520082000014
例示的な一実施形態において、周波数範囲(FR)を区別して、異なるFRが異なる基準オフセットに対応する。
Figure 2023520082000015
Figure 2023520082000016
Figure 2023520082000017
Figure 2023520082000018
Figure 2023520082000019
Figure 2023520082000020
Figure 2023520082000021
Figure 2023520082000022
Figure 2023520082000023
Figure 2023520082000024
Figure 2023520082000025
Figure 2023520082000026
Figure 2023520082000027
Figure 2023520082000028
例示的な一実施形態において、FRを区別して、異なるFRが同じ基準オフセットに対応することができる。
Figure 2023520082000029
Figure 2023520082000030
Figure 2023520082000031
Figure 2023520082000032
Figure 2023520082000033
Figure 2023520082000034
Figure 2023520082000035
Figure 2023520082000036
Figure 2023520082000037
Figure 2023520082000038
Figure 2023520082000039
Figure 2023520082000040
Figure 2023520082000041
Figure 2023520082000042
例示的な一実施形態において、FRを区別して、異なるサブキャリア間隔が異なる基準オフセットに対応することができる。
Figure 2023520082000043
Figure 2023520082000044
Figure 2023520082000045
Figure 2023520082000046
Figure 2023520082000047
Figure 2023520082000048
Figure 2023520082000049
Figure 2023520082000050
Figure 2023520082000051
Figure 2023520082000052
Figure 2023520082000053
Figure 2023520082000054
Figure 2023520082000055
Figure 2023520082000056
例示的な一実施形態において、FRを区別して、タイミング変数が上限から下限にマッピングすることができる。タイミング変数の上限から下限へのマッピングは、タイミング変数の下限から上限へのマッピング(上記実施例)と同様であるので、ここで繰り返し説明しない。
Figure 2023520082000057
Figure 2023520082000058
Figure 2023520082000059
Figure 2023520082000060
Figure 2023520082000061
Figure 2023520082000062
Figure 2023520082000063
Figure 2023520082000064
Figure 2023520082000065
Figure 2023520082000066
Figure 2023520082000067
Figure 2023520082000068
Figure 2023520082000069
Figure 2023520082000070
例示的な一実施形態において、FRを区別せず、異なるサブキャリア間隔が異なる基準オフセットに対応することができる。
Figure 2023520082000071
Figure 2023520082000072
Figure 2023520082000073
Figure 2023520082000074
Figure 2023520082000075
Figure 2023520082000076
Figure 2023520082000077
Figure 2023520082000078
Figure 2023520082000079
例示的な一実施形態において、FRを区別せず、異なるサブキャリア間隔が同じ基準オフセットに対応することができる。
Figure 2023520082000080
Figure 2023520082000081
Figure 2023520082000082
Figure 2023520082000083
Figure 2023520082000084
Figure 2023520082000085
Figure 2023520082000086
Figure 2023520082000087
Figure 2023520082000088
例示的な一実施形態において、FRを区別せず、異なるサブキャリア間隔が異なる基準オフセットに対応することができる。
Figure 2023520082000089
Figure 2023520082000090
Figure 2023520082000091
Figure 2023520082000092
Figure 2023520082000093
Figure 2023520082000094
Figure 2023520082000095
Figure 2023520082000096
Figure 2023520082000097
例示的な一実施形態において、FRを区別せず、タイミング変数を上限から下限へマッピングすることができる。タイミング変数の上限から下限へのマッピングは、タイミング変数の下限から上限へのマッピング(上記実施例)と同様であり、ここで繰り返し説明しない。
Figure 2023520082000098
Figure 2023520082000099
Figure 2023520082000100
Figure 2023520082000101
Figure 2023520082000102
Figure 2023520082000103
Figure 2023520082000104
Figure 2023520082000105
Figure 2023520082000106
例示的な一実施形態において、FRを区別して、サブキャリア間隔を区別せず、タイミング変数を下限から上限へマッピングする。
Figure 2023520082000107
Figure 2023520082000108
Figure 2023520082000109
Figure 2023520082000110
Figure 2023520082000111
Figure 2023520082000112
Figure 2023520082000113
Figure 2023520082000114
Figure 2023520082000115
Figure 2023520082000116
Figure 2023520082000117
例示的な一実施形態において、FRを区別して、サブキャリア間隔を区別せず、タイミング変数を上限から下限へマッピングする。
Figure 2023520082000118
Figure 2023520082000119
Figure 2023520082000120
Figure 2023520082000121
Figure 2023520082000122
Figure 2023520082000123
Figure 2023520082000124
Figure 2023520082000125
Figure 2023520082000126
Figure 2023520082000127
Figure 2023520082000128
例示的な一実施形態において、FRを区別せず、サブキャリア間隔を区別せず、タイミング変数を下限から上限へマッピングする。
Figure 2023520082000129
Figure 2023520082000130
Figure 2023520082000131
Figure 2023520082000132
Figure 2023520082000133
Figure 2023520082000134
例示的な一実施形態において、FRを区別せず、サブキャリア間隔を区別せず、タイミング変数を上限から下限へマッピングする。
Figure 2023520082000135
Figure 2023520082000136
Figure 2023520082000137
Figure 2023520082000138
Figure 2023520082000139
Figure 2023520082000140
一実施例の実施形態において、FR、および2つのタイミング変数の範囲を区別し、重畳した範囲があり、サブキャリア間隔を区別せず、タイミング変数を下限から上限へマッピングする。
Figure 2023520082000141
Figure 2023520082000142
Figure 2023520082000143
Figure 2023520082000144
Figure 2023520082000145
Figure 2023520082000146
Figure 2023520082000147
Figure 2023520082000148
Figure 2023520082000149
Figure 2023520082000150
Figure 2023520082000151
例示的な一実施形態において、FR、および2つのタイミング変数の範囲を区別し、重畳した範囲があり、サブキャリア間隔を区別せず、タイミング変数を上限から下限へマッピングする。
Figure 2023520082000152
Figure 2023520082000153
Figure 2023520082000154
Figure 2023520082000155
Figure 2023520082000156
Figure 2023520082000157
Figure 2023520082000158
Figure 2023520082000159
Figure 2023520082000160
Figure 2023520082000161
Figure 2023520082000162
例示的な一実施形態において、FR、および3つのタイミング変数の範囲を区別し、重畳した範囲があり、サブキャリア間隔を区別せず、タイミング変数を下限から上限へマッピングする。
Figure 2023520082000163
Figure 2023520082000164
Figure 2023520082000165
Figure 2023520082000166
Figure 2023520082000167
Figure 2023520082000168
Figure 2023520082000169
Figure 2023520082000170
Figure 2023520082000171
Figure 2023520082000172
Figure 2023520082000173
Figure 2023520082000174
Figure 2023520082000175
Figure 2023520082000176
Figure 2023520082000177
Figure 2023520082000178
例示的な一実施形態において、FR、および3つのタイミング変数の範囲を区別し、重畳した範囲があり、サブキャリア間隔を区別せず、タイミング変数を上限から下限へマッピングする。
Figure 2023520082000179
Figure 2023520082000180
Figure 2023520082000181
Figure 2023520082000182
Figure 2023520082000183
Figure 2023520082000184
Figure 2023520082000185
Figure 2023520082000186
Figure 2023520082000187
Figure 2023520082000188
Figure 2023520082000189
Figure 2023520082000190
Figure 2023520082000191
Figure 2023520082000192
Figure 2023520082000193
Figure 2023520082000194
Figure 2023520082000195
Figure 2023520082000196
Figure 2023520082000197
Figure 2023520082000198
そのうち、「R」は、グリッド内の値が予め設定されたものであることを示すか、または対応するグリッドが存在しないことを示す。
Figure 2023520082000199
Figure 2023520082000200
Figure 2023520082000201
Figure 2023520082000202
Figure 2023520082000203
Figure 2023520082000204
そのうち、「R」は、グリッド内の値が予め設定されたものであることを示すか、または対応するグリッドが存在しないことを示す。
Figure 2023520082000205
Figure 2023520082000206
Figure 2023520082000207
Figure 2023520082000208
Figure 2023520082000209
Figure 2023520082000210
Figure 2023520082000211
そのうち、「R」は、グリッド内の値が予め設定されたものであることを示すか、または対応するグリッドが存在しないことを示す。
Figure 2023520082000212
Figure 2023520082000213
例示的な一実施形態において、タイミング変数を上限から下限へマッピングし、インデクスからグリッドの位置を検索する。
Figure 2023520082000214
Figure 2023520082000215
そのうち、「R」は、グリッド内の値が予め設定されたものであることを示すか、または対応するグリッドが存在しないことを示す。
Figure 2023520082000216
Figure 2023520082000217
例示的な一実施形態において、所定の方式によってサブキャリア間隔を決定することができる。
たとえば、サブキャリア間隔を直接的に設定し、設定したサブキャリア間隔を決定されたサブキャリア間隔とする。または、たとえば、サブキャリア間隔を間接的に設定し、上りリンク部分帯域幅識別子(Uplink Bandwidth Part Identifier:UL BWPID)を「01」として設定すれば、「01」に対応するUL BWPのサブキャリア間隔を決定されたサブキャリア間隔とする。または、たとえば、サブキャリア間隔を間接的に設定し、下りリンク(Downlink:DL)キャリア(carrier)IDを「00001」として設定すれば、「00001」に対応するDL carrierのサブキャリア間隔を決定されたサブキャリア間隔とする。
上記決定されたサブキャリア間隔を用いてタイミング変数の計算または表の検索を行う。
例示的な一実施形態において、デフォルト方式によってサブキャリア間隔を決定することができる。
たとえば、タイミング変数のインデクスに対応するシグナリングがDL BWP ID「01」のDL BWPに運ばれ、「01」に対応するDL BWPのサブキャリア間隔を決定されたサブキャリア間隔とする。または、たとえば、タイミング変数のインデクスに対応するシグナリングがDL carrier ID「00001」のDL carrierに運ばれ、「00001」に対応するDL carrierのサブキャリア間隔を決定されたサブキャリア間隔とする。または、たとえば、アクティブなUL BWP ID「01」およびUL BWP ID「10」が存在し、この2つのUL BWPは、同一のUL carrierに属してもよいし、異なるUL carrierに属してもよい。「01」に対応するUL BWPのサブキャリア間隔と「10」に対応するUL BWPのサブキャリア間隔のうちの最小値を決定されたサブキャリア間隔とする。または、たとえば、アクティブなUL carrier ID「00001」およびUL carrier ID「00010」が存在し、「00001」に対応するUL carrierのサブキャリア間隔と「00010」に対応するUL carrierのサブキャリア間隔のうちの最小値を決定されたサブキャリア間隔とする。
上記決定されたサブキャリア間隔を用いてタイミング変数の計算または表の検索を行う。
例示的な一実施形態において、デフォルト方式によって周波数範囲を決定することができる。
決定されたサブキャリア間隔に対応する周波数範囲が異なれば、周波数範囲が周波数範囲1または周波数範囲2であることを確定する。
たとえば、IAB node MTまたはIAB node DU側において、アクティブなUL BWPが複数あり、且つそれらのBWPが同一のサブキャリア間隔(たとえば、60kHz)を有し、且つ該サブキャリア間隔がすべてのアクティブなUL BWPのサブキャリア間隔のうちの最大値または最小値であるが、それらのBWPが複数の異なる周波数範囲に対応すれば、周波数範囲が周波数範囲1または周波数範囲2であることを決定する。
前記複数のアクティブなUL BWPは、同一のセル、たとえばタイミング変数のインデクスに対応するシグナリングを送信するサービングセルに属してもよいし、異なるセル、たとえば、1つのTAGにおける複数のセルに属してもよい。
上記決定されたサブキャリア間隔、決定された周波数範囲を用いてタイミング変数の計算または表の検索を行う。
Figure 2023520082000218
Figure 2023520082000219
Figure 2023520082000220
Figure 2023520082000221
Figure 2023520082000222
Figure 2023520082000223
Figure 2023520082000224
Figure 2023520082000225
Figure 2023520082000226
Figure 2023520082000227
例示的な一実施形態において、異なるサブキャリア間隔は、異なるタイミング変数のインデクスシグナリングオーバーヘッドに対応する。
Figure 2023520082000228
例示的な一実施形態において、異なるサブキャリア間隔は、同じタイミング変数のインデクスシグナリングオーバーヘッドに対応する。
Figure 2023520082000229
例示的な一実施形態において、統合されたタイミング変数のインデクスシグナリングオーバーヘッドであってもよい。
Figure 2023520082000230
Figure 2023520082000231
Figure 2023520082000232
例示的な一実施形態において、デフォルトな最大のサブキャリア間隔に基づくことができる。
たとえば、2つのアクティブな上り部分帯域幅のサブキャリア間隔は、それぞれ15kHz、60kHzである。この2つのサブキャリア間隔は、補助上りリンク部分帯域幅に対応するサブキャリア間隔、および非補助上りリンク部分帯域幅に対応するサブキャリア間隔であってもよい。
Figure 2023520082000233
例示的な一実施形態において、予め定義されたサブキャリア間隔または設定されたサブキャリア間隔に基づくことができる。
Figure 2023520082000234
Figure 2023520082000235
例示的な一実施形態において、タイミング繰り上げ量の粒度に対して整数倍演算を行わない。
Figure 2023520082000236
Figure 2023520082000237
例示的な一実施形態において、タイミング繰り上げ量の粒度に対して整数倍演算を行う。
Figure 2023520082000238
Figure 2023520082000239
例示的な一実施形態において、予め定義された形態または所定の方式に基づき、タイミング繰り上げ量の粒度に対して整数倍演算を行うか否かを決定する。
Figure 2023520082000240
Figure 2023520082000241
Figure 2023520082000242
例示的な一実施形態において、フィードバック形態に基づいてタイミング繰り上げ量の粒度に対して整数倍演算を行うか否かを決定する。
Figure 2023520082000243
Figure 2023520082000244
例示的な一実施形態において、非補助上りリンク(Non Supplementary Uplink、Non-SULまたはNULまたはULと呼ばれる)および補助上りリンク(Supplementary Uplink、SULと呼ばれる)が存在する場合、または非補助上りリンク部分帯域幅(Non-SUL BWPまたはNUL BWPまたはUL BWPと呼ばれる)および補助上りリンク部分帯域幅(SUL BWPと呼ばれる)が存在する場合、タイミング変数は、
タイミング変数測定がどのリンクに由来するかを設定することと、タイミング変数測定がどの一定のリンクに由来するかをデフォルトすることと、タイミング変数測定が最新または最後の時点におけるリンクに由来することをデフォルトすることと、のうちの少なくとも1つによって決定される。
タイミング変数測定がどのリンクに由来するかを設定すること:
たとえば、親ノードは、子ノードを設定し、子ノードは、親ノードによって、タイミング変数が、UL受信Rxに基づいて測定されるように設定され、即ち、タイミング変数がULに由来することを設定する。たとえば、親ノードは、子ノードを設定し、子ノードは、親ノードによってタイミング変数がSUL Rxに基づいて測定されるように設定され、即ちタイミング変数がSULに由来することを設定する。
タイミング変数測定がどの一定のリンクに由来するかをデフォルトすること:
たとえば、親ノードまたは子ノードに対して、タイミング変数がUL Rxに基づいて測定されることをデフォルトし、即ちタイミング変数がULに由来することをデフォルトする。たとえば、親ノードまたは子ノードに対して、タイミング変数がSUL Rxに基づいて測定されることをデフォルトし、即ち、タイミング変数がSULに由来することをデフォルトする。
タイミング変数測定が最新または最後の時点におけるリンクに由来することをデフォルトすること:
たとえば、親ノードまたは子ノードに対して、タイミング変数が最新または最後の時点における上り受信に基づいて測定されることをデフォルトし、即ち、タイミング変数が最新または最後の時点における上り受信に由来することをデフォルトする。ULがt0時刻であり、SULがt1時刻であり、t1時刻がt0時刻よりも遅いと仮定すると、タイミング変数がSUL Rxに基づいて測定されることをデフォルトし、タイミング変数がSULに由来することをデフォルトする。
本願に係る技術案としては、タイミング変数のインデクスに基づいて実質的なタイミング変数を決定するという問題を解決することができる。本願に係る技術案によれば、シグナリングオーバーヘッドに基づき、いずれのタイミング変数のインデクスから実質的なタイミング変数へのマッピングをサポートすることを確保し、無線周波数の技術ニーズをサポートすることを確保することができる。無線移動通信システムにおいて、ネットワークのカバレッジを拡大しようと、集中型セルのスペクトル効率を向上しようと、より多くの基地局を展開する必要があり、IABは、上記シーンを解決するだけでなく、事業者の設備投資および運用コストを大幅に低下させることができる。
図2は、本願の実施例に係るタイミング変数決定装置を示す図である。前記装置は、タイミング変数関連パラメータ、タイミング繰り上げ関連パラメータおよび物理リソースの関連パラメータのうちの少なくとも1つに基づいてタイミング変数を決定するように構成される決定モジュール210を備える。
例示的な一実施形態において、前記タイミング変数関連パラメータに、
タイミング変数のインデクス、タイミング変数のインデクスオフセット、タイミング変数の範囲、タイミング変数の粒度および基準オフセットのうちの少なくとも1つが含まれている。
例示的な一実施形態において、前記タイミング繰り上げ関連パラメータに、
タイミング繰り上げ量、タイミング繰り上げ量の粒度およびタイミング繰り上げオフセットのうちの少なくとも1つが含まれている。
例示的な一実施形態において、前記物理リソースの関連パラメータに、周波数範囲またはサブキャリア間隔が含まれている。
例示的な一実施形態において、決定モジュール210は、
前記周波数範囲に基づいてタイミング変数関連パラメータおよび/またはタイミング繰り上げ関連パラメータを決定し、前記タイミング変数関連パラメータおよび/または前記タイミング繰り上げ関連パラメータに基づいてタイミング変数を決定するように構成される。
例示的な一実施形態において、決定モジュール210は、
前記サブキャリア間隔に基づいてタイミング変数関連パラメータおよび/またはタイミング繰り上げ関連パラメータを決定し、前記タイミング変数関連パラメータおよび/または前記タイミング繰り上げ関連パラメータに基づいてタイミング変数を決定するように構成される。
例示的な一実施形態において、前記サブキャリア間隔は、所定の方式またはデフォルト方式によって決定される。
例示的な一実施形態において、
サブキャリア間隔を設定することと、部分帯域幅識別子および前記部分帯域幅識別子に対応する部分帯域幅のサブキャリア間隔を設定することと、キャリア識別子および前記キャリア識別子に対応するキャリアのサブキャリア間隔を設定することとのうちの少なくとも1つに基づいて前記サブキャリア間隔を決定する。
例示的な一実施形態において、
タイミング繰り上げ量の粒度に対応するサブキャリア間隔と、タイミング変数のインデクスに対応するシグナリングの所在する部分帯域幅のサブキャリア間隔と、部分帯域幅のサブキャリア間隔のうちの最小または最大のサブキャリア間隔と、参照部分帯域幅のサブキャリア間隔とのうちの少なくとも1つに基づいて前記サブキャリア間隔を決定する。
例示的な一実施形態において、部分帯域幅またはキャリアの所在する周波数範囲に基づいて前記周波数範囲を決定する。
例示的な一実施形態において、決定されたサブキャリア間隔に対応する周波数範囲が異なる場合、前記周波数範囲が第1周波数範囲または第2周波数範囲であることを決定する。
例示的な一実施形態において、前記タイミング繰り上げ量の粒度に対応するサブキャリア間隔は、1つまたは複数のアクティブな上り部分帯域幅のサブキャリア間隔のうちの最大のサブキャリア間隔である。
例示的な一実施形態において、前記タイミング繰り上げ量の粒度に対応するサブキャリア間隔は、予め定義されたサブキャリア間隔、または設定されたサブキャリア間隔である。
例示的な一実施形態において、非補助上りリンクまたは補助上りリンクに対応する上り部分帯域幅のサブキャリア間隔が前記タイミング繰り上げ量の粒度に対応するサブキャリア間隔よりも小さい場合、前記非補助上りリンクまたは前記補助上りリンクに対応する上り部分帯域幅のサブキャリア間隔に対応するタイミング繰り上げ量の粒度が変化しないように維持する。
例示的な一実施形態において、上り部分帯域幅のサブキャリア間隔が前記タイミング繰り上げ量の粒度に対応するサブキャリア間隔よりも小さい場合、前記上り部分帯域幅のサブキャリア間隔に対応するタイミング繰り上げ量の粒度が変化しないように維持する。
例示的な一実施形態において、上り部分帯域幅のサブキャリア間隔が前記タイミング繰り上げ量の粒度に対応するサブキャリア間隔よりも小さい場合、前記上り部分帯域幅のサブキャリア間隔に対応するタイミング繰り上げ量の粒度に対して整数倍演算を行う。
例示的な一実施形態において、上り部分帯域幅のサブキャリア間隔が前記タイミング繰り上げ量の粒度に対応するサブキャリア間隔よりも小さい場合、予め定義された形態または所定の方式に基づき、前記上り部分帯域幅のサブキャリア間隔に対応するタイミング繰り上げ量の粒度に対して整数倍演算を行うか否かを決定する。
例示的な一実施形態において、上り部分帯域幅のサブキャリア間隔が前記タイミング繰り上げ量の粒度に対応するサブキャリア間隔よりも小さい場合、フィードバック形態に基づき、前記上り部分帯域幅のサブキャリア間隔に対応するタイミング繰り上げ量の粒度に対して整数倍演算を行うか否かを決定する。
例示的な一実施形態において、非補助上りリンクおよび補助上りリンクがある場合、タイミング変数は、
前記タイミング変数が最新または最後の時点における上り受信に基づいて測定されることをデフォルトすることによって決定され、そのうち、最新または最後の時点における上り受信は、非補助上りリンクおよび補助上りリンクの最新または最後の時点における上り受信に基づいて決定される。
上記装置は、本願の実施例に係る方法を実行し、実行方法に対応する機能モジュール及び技術効果を備える。
本願の実施例は、機器をさらに提供する。図3は、本願の実施例に係る機器の構造模式図である。図3に示すように、本願に係る機器は、1つまたは複数のプロセッサ121およびメモリ122を含む。該機器におけるプロセッサ121は、1つまたは複数であってもよく、図3において1つのプロセッサ121が例示される。メモリ122は、1つまたは複数のプログラムを記憶するために用いられる。前記1つまたは複数のプログラムが前記1つまたは複数のプロセッサ121に実行されると、前記1つまたは複数のプロセッサ121は、本願の実施例に記載の方法を実現する。
機器は、通信装置123、入力装置124および出力装置125をさらに含む。
機器におけるプロセッサ121、メモリ122、通信装置123、入力装置124および出力装置125は、バスまたは他の形態で接続されてもよく、図3においてバスで接続されることが挙げられる。
入力装置124は、入力されたデジタルまたは文字情報を受信し、機器のユーザ設定および機能制御に関するキー信号入力を生成するために用いられてもよい。出力装置125は、ディスプレイなどの表示機器を含んでもよい。
通信装置123は、受信器および送信器を含んでもよい。通信装置123は、プロセッサ121の制御に従って情報の送受信通信を行うように構成される。
メモリ122は、コンピューター読み取り可能な記憶媒体として、ソフトウェアプログラム、コンピューター実行可能なプログラム、および本願の実施例における前記タイミング変数決定方法に対応するプログラム指令/モジュール(例えば、タイミング変数決定装置における決定モジュール)などのモジュールを記憶するように構成されてもよい。メモリ122は、プログラム記憶エリアおよびデータ記憶エリアを含んでもよい。そのうち、プログラム記憶エリアは、操作システム、少なくとも1つの機能に必要なアプリケーションプログラムを記憶することができ、データ記憶エリアは、機器の使用に応じて作成されたデータなどっを記憶することができる。また、メモリ122は、高速ランダムアクセスメモリを含んでもよいし、不揮発性メモリ、たとえば少なくとも1つのディスク記憶装置、フラッシュメモリ、または他の不揮発性ソリッドステートメモリを含んでもよい。一部の実例において、メモリ122は、プロセッサ121に対して遠隔的に設けられたメモリをさらに含んでもよい。これらの遠隔メモリは、ネットワークを介して機器に接続されることができる。上記ネットワークの実例として、インターネット、イントラネット、ローカルエリアネットワーク、移動通信ネットワーク及びそれらの組合せを含んでもよい。
本願の実施例は、コンピュータプログラムが記憶されている記憶媒体であって、前記コンピュータプログラムがプロセッサに実行されると、本願の実施例のいずれか1つに記載の方法を実現する記憶媒体をさらに提供する。
本願の実施例のいずれか1つに記載のタイミング変数決定方法を実現する場合、前記方法は、
タイミング変数関連パラメータ、タイミング繰り上げ関連パラメータおよび物理リソースの関連パラメータのうちの少なくとも1つに基づいてタイミング変数を決定することを含む。
ユーザ端末という用語は、いずれの適当なタイプのワイヤレスユーザ機器、たとえば、携帯電話、携帯式データ処理装置、携帯式ネットワークブラウザまたは車用移動局を含む。
一般的には、本願の複数種の実施例は、ハードウェアまたは専用回路、ソフトウェア、ロジックまたはそれらのいずれの組合せにおいて実現されることができる。例えば、幾つかの態様は、ハードウェアにおいて実現されてもよいし、他の態様は、コントローラ、マイクロプロセッサまたは他の計算装置により実行されるファームウェアまたはソフトウェアにおいて実現されてもよいが、本願はこれらに限定されない。
本願の実施例は、移動装置のデータプロセッサがコンピュータープログラム指令を実行することで実現することができ、たとえば、プロセッサエンティティにおいて、またはハードウェアにより、またはソフトウェアとハードウェアの組合せにより実現される。コンピュータープログラム指令は、アセンブル指令、指令セットアーキテクチャー(Instruction Set Architecture、ISA)指令、マシン指令、マシン関連指令、マイクロコード、ファームウェア指令、状態設定データ、または1種若しくは複数種のプログラミング言語の任意の組合せで記述されたソースコードまたは目標コードであってもよい。
本願の図面におけるいずれのロジック判決のブロック図は、プログラムステップを示してもよいし、互いに接続されてているロジック回路、モジュールおよび機能を示してもよいし、またはプログラムステップとロジック回路、モジュールと機能の組合せを示してもよい。コンピュータプログラムは、メモリに記憶することができる。メモリは、ローカル技術環境に適する任意のタイプを有することができ、かつ適切な任意のデータ記憶技術を用いて実現することができる。たとえば、読み出し専用メモリ(Read-Only Memory:ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory:RAM)、光メモリ装置およびシステム(デジタル多機能ディスク(Digital Video Disc:DVD)またはコンパクトディスク(Compact Disk:CD))などに限定されない。コンピューター読み取り可能な媒体は、非一時的な記憶媒体を含んでもよい。データプロセッサは、ローカル技術環境に適する任意タイプであってもよく、たとえば汎用コンピューター、専用コンピューター、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(Digital Signal Processing:DSP)、専用集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)、プログラマブルロジック部品(Field-Programmable Gate Array:FPGA)およびマルチコアプロセッサアーキテクチャーに基づくプロセッサに限定されない。
本願は、無線通信ネットワークの分野に関し、たとえば、タイミング変化決定方法、装置、機器および記憶媒体に関する。
本願の実施例は、
タイミング変数関連パラメータ、タイミング繰り上げ関連パラメータおよび物理リソースの関連パラメータのうちの少なくとも1つに基づいてタイミング変化を決定することを含む、
タイミング変化決定方法を提供する。
本願の実施例は、
タイミング変数関連パラメータ、タイミング繰り上げ関連パラメータおよび物理リソースの関連パラメータのうちの少なくとも1つに基づいてタイミング変化を決定するように構成される、
決定モジュールをさらに提供する。
本願の実施例は、
1つまたは複数のプロセッサと、1つまたは複数のプログラムを記憶するように構成されるメモリと、を備える機器であって、
前記1つまたは複数のプログラムが前記1つまたは複数のプロセッサに実行されると、前記1つまたは複数のプロセッサは、本願の実施例のいずれかのタイミング変化決定方法を実現する、
機器をさらに提供する。
本願の実施例は、
コンピュータプログラムが記憶されている記憶媒体であって、
前記コンピュータプログラムがプロセッサに実行されると、本願の実施例のいずれかのタイミング変化決定方法を実現する、
記憶媒体をさらに提供する。
親ノード上り受信と下り送信とを整列している模式図である。 親ノード上り受信と下り送信とを整列していない模式図である。 本願の実施例に係るタイミング変化決定方法のフローチャートである。 本願の実施例に係るタイミング変化決定装置の構造模式図である。 本願の実施例に係る機器の構造模式図である。
例示的な一実施形態において、図1cは、本願の実施例に係るタイミング変化決定方法のフローチャートである。該方法は、タイミング変化決定装置によって実行されてもよい。前記装置は、ソフトウェアおよび/またはハードウェアにより実現されてもよい。前記装置は、ノード機器に集積されてもよい。
S110において、タイミング変数関連パラメータ、タイミング繰り上げ関連パラメータおよび物理リソースの関連パラメータのうちの少なくとも1つに基づいてタイミング変化を決定する。
例示的な一実施形態において、タイミング変化を決定する方法は、
前記パラメータに基づいて前記タイミング変数を算出することを含む。
例示的な一実施形態において、タイミング変化を決定する方法は、前記パラメータに基づき、表を検索して前記タイミング変数を得ることを含む。
例示的な一実施形態において、前記タイミング変化を決定する方法は、
前記周波数範囲に基づいてタイミング変数関連パラメータおよび/またはタイミング繰り上げ関連パラメータを決定することと、前記タイミング変数関連パラメータおよび/または前記タイミング繰り上げ関連パラメータに基づいてタイミング変化を決定することと、を含んでいる。
前記周波数範囲に対して、
前記タイミング変数のインデクス、前記タイミング変数のインデクスオフセット、前記タイミング変数の範囲、前記タイミング変数の粒度、前記タイミング繰り上げ量、前記タイミング繰り上げ量の粒度、前記タイミング繰り上げオフセットおよび前記基準オフセットのうちの少なくとも1つを決定することにより、タイミング変化を決定する。
例示的な一実施形態において、前記タイミング変化を決定する方法は、
前記サブキャリア間隔に基づいてタイミング変数関連パラメータおよび/またはタイミング繰り上げ関連パラメータを決定することと、前記タイミング変数関連パラメータおよび/または前記タイミング繰り上げ関連パラメータに基づいてタイミング変化を決定することと、を含んでいる。
前記サブキャリア間隔に対して、
前記タイミング変数のインデクス、前記タイミング変数のインデクスオフセット、前記タイミング変数の範囲、前記タイミング変数の粒度、前記タイミング繰り上げ量、前記タイミング繰り上げ量の粒度、前記タイミング繰り上げオフセットおよび前記基準オフセットのうちの少なくとも1つを決定することにより、タイミング変化を決定する。
例示的な一実施形態において、非補助上りリンクおよび補助上りリンクがある場合、タイミング変化は、
非補助上りリンクの上り受信の測定に基づいて前記タイミング変化を設定することと、補助上りリンクの上り受信の測定に基づいて前記タイミング変化を設定することと、前記タイミング変化が非補助上りリンクの上り受信に基づいて測定されるとデフォルトすることと、前記タイミング変化が補助上りリンクの上り受信に基づいて測定されるとデフォルトすることと、前記タイミング変化が最新または最後の時点における上り受信に基づいて測定されるとデフォルトすることと、のうちの少なくとも1つに基づいて決定され、最新または最後の時点における上り受信は、非補助上りリンクおよび補助上りリンクの最新または最後の時点における上り受信に基づいて決定される。
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例示的な一実施形態において、非補助上りリンク(Non Supplementary Uplink、Non-SULまたはNULまたはULと呼ばれる)および補助上りリンク(Supplementary Uplink、SULと呼ばれる)が存在する場合、または非補助上りリンク部分帯域幅(Non-SUL BWPまたはNUL BWPまたはUL BWPと呼ばれる)および補助上りリンク部分帯域幅(SUL BWPと呼ばれる)が存在する場合、タイミング変化は、
タイミング変化測定がどのリンクに由来するかを設定することと、タイミング変化測定がどの一定のリンクに由来するかをデフォルトすることと、タイミング変化測定が最新または最後の時点におけるリンクに由来することをデフォルトすることと、のうちの少なくとも1つによって決定される。
タイミング変化測定がどのリンクに由来するかを設定すること:
たとえば、親ノードは、子ノードを設定し、子ノードは、親ノードによって、タイミング変化が、UL受信Rxに基づいて測定されるように設定され、即ち、タイミング変化がULに由来することを設定する。たとえば、親ノードは、子ノードを設定し、子ノードは、親ノードによってタイミング変化がSUL Rxに基づいて測定されるように設定され、即ちタイミング変化がSULに由来することを設定する。
タイミング変化測定がどの一定のリンクに由来するかをデフォルトすること:
たとえば、親ノードまたは子ノードに対して、タイミング変化がUL Rxに基づいて測定されることをデフォルトし、即ちタイミング変化がULに由来することをデフォルトする。たとえば、親ノードまたは子ノードに対して、タイミング変化がSUL Rxに基づいて測定されることをデフォルトし、即ち、タイミング変化がSULに由来することをデフォルトする。
タイミング変化測定が最新または最後の時点におけるリンクに由来することをデフォルトすること:
たとえば、親ノードまたは子ノードに対して、タイミング変化が最新または最後の時点における上り受信に基づいて測定されることをデフォルトし、即ち、タイミング変化が最新または最後の時点における上り受信に由来することをデフォルトする。ULがt0時刻であり、SULがt1時刻であり、t1時刻がt0時刻よりも遅いと仮定すると、タイミング変化がSUL Rxに基づいて測定されることをデフォルトし、タイミング変化がSULに由来することをデフォルトする。
本願に係る技術案としては、タイミング変数のインデクスに基づいて実質的なタイミング変化を決定するという問題を解決することができる。本願に係る技術案によれば、シグナリングオーバーヘッドに基づき、いずれのタイミング変数のインデクスから実質的なタイミング変数へのマッピングをサポートすることを確保し、無線周波数の技術ニーズをサポートすることを確保することができる。無線移動通信システムにおいて、ネットワークのカバレッジを拡大しようと、集中型セルのスペクトル効率を向上しようと、より多くの基地局を展開する必要があり、IABは、上記シーンを解決するだけでなく、事業者の設備投資および運用コストを大幅に低下させることができる。
図2は、本願の実施例に係るタイミング変化決定装置を示す図である。前記装置は、タイミング変数関連パラメータ、タイミング繰り上げ関連パラメータおよび物理リソースの関連パラメータのうちの少なくとも1つに基づいてタイミング変化を決定するように構成される決定モジュール210を備える。
例示的な一実施形態において、決定モジュール210は、
前記周波数範囲に基づいてタイミング変数関連パラメータおよび/またはタイミング繰り上げ関連パラメータを決定し、前記タイミング変数関連パラメータおよび/または前記タイミング繰り上げ関連パラメータに基づいてタイミング変化を決定するように構成される。
例示的な一実施形態において、決定モジュール210は、
前記サブキャリア間隔に基づいてタイミング変数関連パラメータおよび/またはタイミング繰り上げ関連パラメータを決定し、前記タイミング変数関連パラメータおよび/または前記タイミング繰り上げ関連パラメータに基づいてタイミング変化を決定するように構成される。
例示的な一実施形態において、非補助上りリンクおよび補助上りリンクがある場合、タイミング変化は、
前記タイミング変化が最新または最後の時点における上り受信に基づいて測定されることをデフォルトすることによって決定され、そのうち、最新または最後の時点における上り受信は、非補助上りリンクおよび補助上りリンクの最新または最後の時点における上り受信に基づいて決定される。
メモリ122は、コンピューター読み取り可能な記憶媒体として、ソフトウェアプログラム、コンピューター実行可能なプログラム、および本願の実施例における前記タイミング変化決定方法に対応するプログラム指令/モジュール(例えば、タイミング変化決定装置における決定モジュール)などのモジュールを記憶するように構成されてもよい。メモリ122は、プログラム記憶エリアおよびデータ記憶エリアを含んでもよい。そのうち、プログラム記憶エリアは、操作システム、少なくとも1つの機能に必要なアプリケーションプログラムを記憶することができ、データ記憶エリアは、機器の使用に応じて作成されたデータなどっを記憶することができる。また、メモリ122は、高速ランダムアクセスメモリを含んでもよいし、不揮発性メモリ、たとえば少なくとも1つのディスク記憶装置、フラッシュメモリ、または他の不揮発性ソリッドステートメモリを含んでもよい。一部の実例において、メモリ122は、プロセッサ121に対して遠隔的に設けられたメモリをさらに含んでもよい。これらの遠隔メモリは、ネットワークを介して機器に接続されることができる。上記ネットワークの実例として、インターネット、イントラネット、ローカルエリアネットワーク、移動通信ネットワーク及びそれらの組合せを含んでもよい。
本願の実施例のいずれか1つに記載のタイミング変化決定方法を実現する場合、前記方法は、
タイミング変数関連パラメータ、タイミング繰り上げ関連パラメータおよび物理リソースの関連パラメータのうちの少なくとも1つに基づいてタイミング変化を決定することを含む。

Claims (22)

  1. タイミング変数関連パラメータ、タイミング繰り上げ関連パラメータ、および物理リソースの関連パラメータのうちの少なくとも1つに基づいてタイミング変数を決定することを含む、
    タイミング変数決定方法。
  2. 前記タイミング変数関連パラメータに、
    タイミング変数のインデクス、タイミング変数のインデクスオフセット、タイミング変数の範囲、タイミング変数の粒度および基準オフセットのうちの少なくとも1つが含まれている、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記タイミング繰り上げ関連パラメータに、
    タイミング繰り上げ量、タイミング繰り上げ量の粒度およびタイミング繰り上げオフセットのうちの少なくとも1つが含まれている、
    請求項1に記載の方法。
  4. 前記物理リソースの関連パラメータに、周波数範囲またはサブキャリア間隔が含まれている、
    請求項1に記載の方法。
  5. タイミング変数を決定することは、
    前記周波数範囲に基づいてタイミング変数関連パラメータおよびタイミング繰り上げ関連パラメータのうちの少なくとも1つを決定することと、
    決定した関連パラメータに基づいて前記タイミング変数を決定することとを含む、
    請求項4に記載の方法。
  6. タイミング変数を決定することは、
    前記サブキャリア間隔に基づいてタイミング変数関連パラメータおよびタイミング繰り上げ関連パラメータのうちの少なくとも1つを決定することと、
    決定した関連パラメータに基づいて前記タイミング変数を決定することとを含む、
    請求項4に記載の方法。
  7. 前記サブキャリア間隔は、所定の方式またはデフォルト方式によって決定される、
    請求項4に記載の方法。
  8. サブキャリア間隔を設定することと、
    部分帯域幅識別子および前記部分帯域幅識別子に対応するサブキャリア間隔を設定することと、
    キャリア識別子および前記キャリア識別子に対応するキャリアのサブキャリア間隔を設定することと、のうちの少なくとも1つに基づいて、前記サブキャリア間隔を決定する、
    請求項7に記載の方法。
  9. タイミング繰り上げ量の粒度に対応するサブキャリア間隔と、
    タイミング変数のインデクスに対応するシグナリングの所在する部分帯域幅のサブキャリア間隔と、
    部分帯域幅のサブキャリア間隔のうちの最小または最大のサブキャリア間隔と、
    参照部分帯域幅のサブキャリア間隔と、のうちの少なくとも1つに基づいて、前記サブキャリア間隔を決定する、
    請求項7に記載の方法。
  10. 部分帯域幅またはキャリアの所在する周波数範囲に基づいて前記周波数範囲を決定する、
    請求項4に記載の方法。
  11. 決定されたサブキャリア間隔に対応する周波数範囲が異なる場合、前記物理リソースの関連パラメータに含まれる周波数範囲が第1周波数範囲または第2周波数範囲であると決定する、
    請求項7に記載の方法。
  12. 前記タイミング繰り上げ量の粒度に対応するサブキャリア間隔は、少なくとも1つのアクティブな上り部分帯域幅のサブキャリア間隔のうちの最大のサブキャリア間隔である、
    請求項3に記載の方法。
  13. 前記タイミング繰り上げ量の粒度に対応するサブキャリア間隔は、予め定義されたサブキャリア間隔、または設定されたサブキャリア間隔である、
    請求項3に記載の方法。
  14. 非補助上りリンクまたは補助上りリンクに対応する上り部分帯域幅のサブキャリア間隔が前記タイミング繰り上げ量の粒度に対応するサブキャリア間隔よりも小さい場合、前記非補助上りリンクおよび補助上りリンクに対応する上り部分帯域幅のサブキャリア間隔に対応するタイミング繰り上げ量の粒度が変化しないように維持する、
    請求項12または13に記載の方法。
  15. 上り部分帯域幅のサブキャリア間隔が前記タイミング繰り上げ量の粒度に対応するサブキャリア間隔よりも小さい場合、前記上り部分帯域幅のサブキャリア間隔に対応するタイミング繰り上げ量の粒度が変化しないように維持する、
    請求項12または13に記載の方法。
  16. 上り部分帯域幅のサブキャリア間隔が前記タイミング繰り上げ量の粒度に対応するサブキャリア間隔よりも小さい場合、前記上り部分帯域幅のサブキャリア間隔に対応するタイミング繰り上げ量の粒度に対して整数倍演算を行う、
    請求項12または13に記載の方法。
  17. 上り部分帯域幅のサブキャリア間隔が前記タイミング繰り上げ量の粒度に対応するサブキャリア間隔よりも小さい場合、予め定義された形態または所定の方式に基づき、前記上り部分帯域幅のサブキャリア間隔に対応するタイミング繰り上げ量の粒度に対して整数倍演算を行うか否かを決定する、
    請求項12または13に記載の方法。
  18. 上り部分帯域幅のサブキャリア間隔が前記タイミング繰り上げ量の粒度に対応するサブキャリア間隔よりも小さい場合、フィードバック形態に基づき、前記上り部分帯域幅のサブキャリア間隔に対応するタイミング繰り上げ量の粒度に対して整数倍演算を行うか否かを決定する、
    請求項12または13に記載の方法。
  19. 非補助上りリンクおよび補助上りリンクがある場合、前記タイミング変数は、前記タイミング変数が最新または最後の時点の上り受信に基づいて測定されることをデフォルトすることによって決定され、
    前記最新または最後の時点の上り受信は、前記非補助上りリンクおよび前記補助上りリンクにおける最新または最後の時点の上り受信に基づいて決定される、
    請求項1に記載の方法。
  20. タイミング変数関連パラメータ、タイミング繰り上げ関連パラメータおよび物理リソースの関連パラメータのうちの少なくとも1つに基づいてタイミング変数を決定するように構成される決定モジュールを備える、
    タイミング変数決定装置。
  21. 少なくとも1つのプロセッサと、
    少なくとも1つのプログラムを記憶するように構成されるメモリとを備える機器であって、
    前記少なくとも1つのプログラムが少なくとも1つのプロセッサに実行されると、前記少なくとも1つのプロセッサは、請求項1~19のいずれか一項に記載のタイミング変数決定方法を実現する、
    機器。
  22. コンピュータプログラムが記憶されている記憶媒体であって、
    前記コンピュータプログラムがプロセッサに実行されると、請求項1~19のいずれか一項に記載のタイミング変数決定方法を実現する、
    記憶媒体。
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