JP2023520051A - 歯間隙検知 - Google Patents

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Abstract

本発明は、口腔ケアに関する。フロッシングデバイスの効果を向上させるために、歯間隙の検知のための歯間隙検知コンポーネントが提案される。歯間隙検知コンポーネントは、一体化されたフロッシング機能を有するブラシヘッドに一体化される。流体フロッシング機能は、歯間隙において選択的にスイッチがオンにされ、それによって、フロッシング流体を節約し、歯間隙の外側での効果的でないフロッシングを防止する。

Description

本発明は、概して、口腔ケアに関し、特には、歯間隙検知コンポーネント、口腔ケア器具、及び口腔ケアデバイスに関する。
適切な口腔の健康を促進するために、歯の間の隣接歯間腔を含む全ての歯の表面が十分な洗浄を保証することが重要である。調査では、隣接歯間腔の不適切な洗浄は歯茎及び歯周の病気につながり、虫歯につながり得ることが示されている。
歯科開業医は、典型的には、彼らの患者が、とりわけフロス、歯間ブラシ、水噴流などの様々な歯間洗浄方法又はデバイスを使用して歯の間を洗浄することを奨励していた。例えば、デンタルフロスは、しばしば、歯間隙の狭い人のために奨励され、隣接歯間ブラシは、歯周病の患者又は歯の間の隙間が開いている患者のために奨励されている。
フロッシングデバイスは、流体の噴流によって歯間隙の洗浄を助けるデバイスである。流体の噴流の噴流力が歯垢を除去する。フロッシングデバイスは、典型的には、歯間隙においてのみ有効である。歯間隙の外でのフロッシングの効果は限定的であり、口内でのフロッシング流体の漏出や液体の不所望の供給につながり得る。
DE202010011293U1は、インプラント空間を測定するための測定ゲージを開示している。測定ゲージは、基体に第1の心棒を備え、滑動要素に第2の心棒を備える。
DE202019002752U1は、歯間隙をプロービングするためのデンタルデバイスを開示している。プローブは異なるプロービングセクションを備え、最初のプロービングセクションから最後のプロービングセクションに向かってプローブの厚さが増加する。
WO2018/234129A1は、隣接歯間腔の大きさを判定し、それに従って口腔ケアを動的に調節するように構成された口腔ケアデバイスの機能ヘッドを開示している。機能ヘッドは、固定的な内側部と内側部の両側の2つの可動外側部とで構成される機構を備える。
フロッシングデバイスの効果を向上させる需要が存在する。
本発明の目的は、独立請求項の主題によって解決され、更なる実施形態は従属請求項に組み込まれる。以下に説明される本発明の態様は、歯間隙検知コンポーネント、口腔ケア器具、及び口腔ケアデバイスにも適用されることに留意されるべきである。
本発明の第1の態様によると、歯間又は口腔ケアデバイスとともに使用するための歯間隙検知コンポーネントが提供される。歯間隙検知コンポーネントは、歯間隙検知のためにユーザの口腔内に挿入可能な歯間プローブを備える。歯間プローブは、口腔内の歯間プローブの両側における歯の存在を検知することによって歯間隙を検知するように構成される。
換言すれば、口腔ケアデバイスとともに使用するための歯間プローブが提案される。歯間プローブは、歯間プローブの両側における歯の存在に敏感であるように構成される。歯間隙検知コンポーネントは、一体化されたフロッシング機能を有するブラシヘッドに一体化される。流体フロッシング機能は、歯間隙において選択的にスイッチがオンにされ、それによって、フロッシング流体を節約し、歯間隙の外側での効果的でないフロッシングを防止する。
歯間隙検知コンポーネントは、歯間プローブを端部に有する本体部分を有するコンポーネントを指す。本体部分は、ブラシヘッドなどの口腔ケア器具の本体への取り付けのために使用される。いくつかの実施例において、歯間隙検知コンポーネントは、口腔ケアデバイスとともに使用するための口腔洗浄ヘッドに一体化される。いくつかの実施例において、歯間隙検知コンポーネントは、口腔ケアデバイスとともに使用するための口腔洗浄ヘッドに取り外し可能に装着される。
歯間プローブは、歯間隙検知のために口腔の内側に入れられ得る歯間隙検知コンポーネントの一部分である。いくつかの実施例において、歯間プローブは、歯間プローブの両側における歯の存在を検知するために2本の隣接する歯の間に位置付けられるのに適した寸法を有する。例えば、歯間プローブは、1mmから4mmの直径の筒形状を有する。いくつかの実施例において、歯間プローブは、作動流体をユーザの歯に送達するために構成されたノズルを備える。ノズルを有する歯間プローブは、感作ノズルオリフィスとも称される。例えば、歯間プローブは、ブラシヘッド又はフロッシング機能を有する別の口腔ケアデバイスに装着され、又は一体化される。歯間プローブは、フロッシング機能が歯間隙において選択的にスイッチがオンにされるように制御する出力信号を提供し、それによって、フロッシング流体を節約し、歯間隙の外側での効果的でないフロッシングを防止する。
口腔ケアデバイスは、任意のタイプの口腔ケアデバイスを指す。口腔ケアデバイスの例としては、口腔潅注器、歯ブラシ、マウスピース、又は他の口腔ケアデバイスなどがある。しかしながら、本開示はこれらの列記されたデバイスに限定されるものではなく、故に、本開示及び本明細書において開示される実施形態は、任意の口腔ケアデバイスを包含し得る。
いくつかの実施例において、歯間プローブは、2本の隣接する歯の間に押し込まれることについて敏感であるように構成される。これは、例えば接触パッドによって歯間プローブの対向する両側における変形を検知することによって、又は、力センサ又は圧力センサによって力を検知することによって達成される。これは、後に、特には図1から図5において示される実施形態に関して説明される。
いくつかの実施例において、歯間プローブは、歯間プローブと2本の隣接する歯との間のそれぞれの距離について敏感であるように構成される。例えば、歯間プローブは、如何なる物理的な接触もなしに近傍の物体の存在を検知することが可能な1つ又は複数の近接電子要素を備える。近接電子要素の例としては、これらに限定されるものではないが、誘導電子要素、容量性電子要素、光学的電子要素、又は音響距離電子要素などがある。歯は唾液で覆われているので、接触は、電気伝導度によっても測定される。これは、後に、特には図6A及び図6Bにおいて示される実施形態に関して説明される。
いくつかの実施例において、流れの閉塞の検知が、歯間プローブの両側における2つの歯との接触を検知するために使用される。これをうまく実行するためには、対向する両側の両方が、流体の流れを送達する流体チャンネルを有さなければならない。この流体は気体又は液体であってよい。各流体チャンネルは、ハンドルにおける流体供給システムに接続されなければならず、このシステムには、流れの閉塞に起因する圧力変化を検知するための圧力センサが具備される。この実施例において、歯間プローブは、如何なる出力信号も提供しない。代わりに、ハンドルにおける圧力センサが流れの閉塞を検知し、歯間プローブの両側における歯の存在を示す出力信号を提供する。これは、後に、特には図7A及び図7Bにおいて示される実施形態に関して説明される。
いくつかの実施例において、歯間プローブは、光ファイバ要素を具備する。歯間プローブは、口腔ケアデバイスの口腔洗浄ヘッドに装着され、光源及び光検知器が口腔ケアデバイスのハンドルに備えられる。これは、後に、特には図8において示される実施形態に関して説明される。
いくつかの実施例において、歯間プローブは、2本の隣接する歯の間の歯間隙内で振動し、信号を提供するように構成され、この信号の周波数は歯間隙の間にある歯間プローブに依存する。これは、後に、特には図10及び図11において示される実施形態に関して説明される。
歯間隙検知コンポーネントは、歯間隙検知のために口腔ケアデバイスとともに働く。例えば、歯間隙検知コンポーネントは、口腔ケアデバイスに接続され、口腔ケアデバイスの内部の再充電可能なバッテリによって電力供給される必要がある。
本発明の実施形態によると、検知は、電気的検知、圧力検知、及び光学的検知のうちの少なくとも1つに基づく。
本発明の実施形態によると、検知は電気的検知に基づく。歯間プローブは、2本の隣接する歯の間に押し込まれることについて敏感であるように構成された少なくとも1つの電子要素を備える。
本発明の実施形態によると、少なくとも1つの電子要素は、2本の隣接する歯の間に押し込まれたときに閉回路を形成するように接続するように構成された少なくとも2つの接触パッドと;2本の隣接する歯の間に押し込まれたときに圧力を受けるように構成された力センサ及び/又は圧力センサと;2本の隣接する歯の間に押し込まれたときに互いに反対向きの力を検知するように構成されたセンサアレイと;2本の隣接する歯の間に押し込まれたときに歯間プローブの対向する両側における変形を検知するために歯間プローブに装着可能な歪みゲージとのうちの少なくとも1つを備える。
本発明の実施形態によると、検知は電気的検知に基づく。歯間プローブは、歯間プローブの両側におけるそれぞれの接触又は距離を検知するように構成された少なくとも1つの電子要素を備える。
本発明の実施形態によると、電子要素は、誘導センサと;容量性センサと;光学的センサと;音響的センサとのうちの少なくとも1つを備える。
本発明の実施形態によると、検知は圧力検知に基づく。歯間プローブは、第1の流体チャンネル及び第2の流体チャンネルであって、歯間プローブの両側における歯の存在に起因する第1及び第2の流体チャンネルの両方における圧力変化を検知するために歯間プローブの2つの流体出口位置へと流体の流れを送達するための第1の流体チャンネル及び第2の流体チャンネルを備える。
各流体チャンネルは、口腔ケアデバイスの本体部分における流体供給システムに接続され、システムには、圧力センサが具備される。
本発明の実施形態によると、検知は光学的検知に基づく。歯間プローブは、第1の光学的チャンネル及び第2の光学的チャンネルであって、歯間プローブの両側における歯に対する2つの光出口位置のそれぞれの距離を検知するために歯間プローブの2つの光出口位置へと光を送達するための第1の光学的チャンネル及び第2の光学的チャンネルを備える。
光源及びセンサは口腔ケアデバイスの本体部分に配置されるが、光ファイバを使用して先端部へ、及び先端部から搬送される。
本発明の実施形態によると、歯間隙検知コンポーネントは、歯間プローブの少なくとも2つの対向する両側において歯間プローブから延在する柔軟性要素を備える。歯間プローブは、口腔内の柔軟性要素の両側における歯の存在を検知するように構成される。
本発明の実施形態によると、歯間プローブは、2本の隣接する歯の間の歯間隙内で、ある振動周波数において振動し、出力信号を提供するように構成され、その周波数は、歯間プローブの両側における歯の存在に依存する。
本発明の実施形態によると、歯間プローブはマウスピースに備えられる。
本発明の第2の態様によると、口腔ケアデバイスのための口腔ケア器具が提供される。口腔ケア器具は、第1の態様及び任意の関連する実施例による歯間隙検知コンポーネントと、口腔ケア器具を口腔ケアデバイスに接続するための接続部分とを備える。
本発明の第3の態様によると、口腔ケアデバイスが提供される。口腔ケアデバイスは、a)第1の態様及び任意の関連する実施例による歯間隙検知コンポーネント、並びに第2の態様による口腔ケア器具と、b)歯間隙検知コンポーネントを備えるか、又は口腔ケア器具に結合されるように構成された本体部分とを備える。
本発明の実施形態によると、本体部分は流体供給システムを備える。流体供給システムは、歯間隙検知コンポーネントの歯間プローブの少なくとも2つのチャンネルにおける圧力変化を検知するように構成された圧力センサであって、少なくとも2つのチャンネルの両方が歯間隙の2本の隣接する歯によって閉塞されているかを判定し、歯間プローブの少なくとも両側における歯の存在を示す出力信号を提供する圧力センサを備える。
本発明の実施形態によると、本体部分はコントローラを更に備える。コントローラは、歯間隙検知コンポーネント及び本体部分の圧力センサのうちの少なくとも1つからから出力信号を受信し、受信された出力信号を処理するように構成される。コントローラは、更に、処理の結果に基づいて口腔ケア動作を適合させるように口腔ケアデバイスを制御するように構成される。
本開示のこの詳細な説明において、当業者は、「上方」、「下方」、「上側」、「下側」及び他の同じような用語などの方向に関する用語は、図面を参照する際の読者の利便性のために使用されることに留意すべきである。同様に、当業者は、この説明は、位置、向き、及び方向を伝えるために、本開示の原理から逸脱することなく他の用語法を包含することに気付くべきである。
更には、この詳細な説明において、当業者は、「全体的」、「実質的」、「主として」、及び他の用語などの量的な限定を行う用語は、概して、言及されている物体、特性、又は特質が言及の対象の大部分を構成していることを意味するために使用されることに留意すべきである。これらの用語のうちの任意のものの意味は、それが使用されているコンテキストに依存し、意味は明確に修正され得る。
「コントローラ」という用語は、概して、水流プローブ装置、システム、又は方法の動作に関連する様々な装置を説明するために使用される。コントローラは、本明細書において論じられる様々な機能を実施するために、多くのやり方で(例えば、専用のハードウェアによってなど)実現され得る。「プロセッサ」は、本明細書において論じられる様々な機能を実施するためソフトウェア(例えば、マイクロコード)を使ってプログラムされる1つ又は複数のマイクロプロセッサを用いたコントローラの一例である。コントローラは、プロセッサを用いて実現されても、プロセッサを用いずに実現されてもよく、いくつかの機能を実施する専用ハードウェアと、他の機能を実施するプロセッサ(例えば、1つ又は複数のプログラムされたマイクロプロセッサ及び関連する回路)との組み合わせとして実現されてもよい。本開示の様々な実施形態で用いられるコントローラコンポーネントの例としては、これらに限定されるものではないが、従来のマイクロプロセッサ、特定用途向け集積回路(ASIC)、及びフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)などがある。本発明のこれらの及び他の態様は、以下において説明される実施形態から明らかになり、これらを参照して解明されるであろう。
様々な実施態様において、プロセッサ又はコントローラは、1つ又は複数の記憶媒体(本明細書において、一般的に「メモリ」と称され、例えば、揮発性及び不揮発性コンピュータメモリ)に関連付けられる。いくつかの実施態様において、記憶媒体は、1つ又は複数のプロセッサ及び/又はコントローラ上で実行されたときに、本明細書において論じられる機能のうちの少なくともいくつかを実施する1つ又は複数のプログラムによってエンコードされる。様々な記憶媒体は、プロセッサ又はコントローラ内に固定され、又は、可搬式であり、本明細書において論じられる本開示の様々な態様を実現するように、記憶媒体上に記憶された1つ又は複数のプログラムがプロセッサ又はコントローラ内にロードされ得る。本明細書において、「プログラム」又は「コンピュータプログラム」という用語は、1つ又は複数のプロセッサ又はコントローラをプログラムするために用いられ得る任意のタイプのコンピュータコード(例えばソフトウェア又はマイクロコード)を指す一般的な意味で使用される。
本明細書において使用されるとき、「ユーザインタフェース」という用語は、ユーザとデバイスとの間の通信を可能とする、人間のユーザ又はオペレーターと1つ又は複数のデバイスとの間のインタフェースを指す。本開示の様々な実施態様において用いられるユーザインタフェースの例としては、これらに限定されるものではないが、スイッチ、ポテンショメータ、ボタン、ダイヤル、スライダ、トラックボール、ディスプレイスクリーン、様々なタイプのグラフィカルユーザーインタフェース(GUI)、タッチスクリーン、マイクロフォン、及び人間によって生成されたいくつかの形態の刺激を受信し、それに応じて信号を生成する他のタイプのセンサなどがある。
前述の概念及び以下においてより詳細に論じられる追加的な概念の全ての組み合わせは、(このような概念が相互に矛盾しないという条件において)本明細書において開示される発明的主題の一部であることが意図されることが理解されるべきである。特には、本開示の末尾に掲載されている特許請求される主題の全ての組み合わせは、本明細書において開示される発明的主題の一部であることが意図される。
本発明のこれらの及び他の態様は、以下において説明される実施形態から明らかであり、これらを参照して解明されるであろう。
図面において、一般に、類似の参照記号は異なる図を通じて同一の部分を指す。また、図面は必ずしも縮尺通りではなく、代わりに、本発明の原理を示すために、一般に強調がなされている。
実施形態に従った、歯間隙検知コンポーネントの概略図である。 歯間プローブが歯にぶつかる位置に対応する第1の位置における図1Aの歯間プローブを図示する。 歯間プローブが隣接する歯の間の歯間隙に押し込まれた位置に対応する第2の位置における図1Aの歯間プローブを図示する。 更なる実施形態に従った、歯間隙検知コンポーネントの概略図である。 図2Aの歯間プローブに力が印加されていない状態を示す図である。 歯間プローブが歯にぶつかる位置に対応する第1の位置における図2Aの歯間プローブを図示する。 歯間プローブが隣接する歯の間の歯間隙に押し込まれた位置に対応する第2の位置における図2Aの歯間プローブを図示する。 更なる実施形態に従った、歯間隙検知コンポーネントの概略図である。 歯間プローブが歯にぶつかる位置に対応する第1の位置における図3Aの歯間プローブを図示する。 歯間プローブが隣接する歯の間の歯間隙に押し込まれた位置に対応する第2の位置における図3Aの歯間プローブを図示する。 更なる実施形態に従った、歯間隙検知コンポーネントの概略図である。 歯間プローブが歯にぶつかる位置に対応する第1の位置における図4Aの歯間プローブを図示する。 歯間プローブが隣接する歯の間の歯間隙に押し込まれた位置に対応する第2の位置における図4Aの歯間プローブを図示する。 更なる実施形態に従った、歯間隙検知コンポーネントの概略図である。 歯間プローブが歯にぶつかる位置に対応する第1の位置における図5Aの歯間プローブを図示する。 歯間プローブが隣接する歯の間の歯間隙に押し込まれた位置に対応する第2の位置における図5Aの歯間プローブを図示する。 更なる実施形態に従った、歯間プローブが歯にぶつかる位置に対応する第1の位置における歯間プローブを図示する。 歯間プローブが隣接する歯の間の歯間隙に設置された位置に対応する第2の位置における図6Aの歯間プローブを図示する。 更なる実施形態に従った、歯間隙検知コンポーネントの概略図である。 更なる実施形態に従った、歯間隙検知コンポーネントの概略図である。 更なる実施形態に従った、歯間隙検知コンポーネントの概略図である。 更なる実施形態に従った、歯間隙検知コンポーネントの概略図である。 更なる実施形態に従った、歯間隙検知コンポーネントの概略図である。 更なる実施形態に従った、歯間隙検知コンポーネントの概略図である。 更なる実施形態に従った、歯間隙検知コンポーネントの概略図である。 更なる実施形態に従った、歯間隙検知コンポーネントの概略図である。 更なる実施形態に従った、歯間隙検知コンポーネントの概略図である。 実施形態に従った、口腔ケア器具の概略図である。 実施形態に従った、口腔ケアデバイスの概略図である。 実施形態に従った、制御システムの概略図である。
本明細書において開示される実施形態は、ユーザの口腔内に挿入可能な歯間プローブであって、対象者の口腔内で歯間プローブの両側における歯の存在を検知するために使用され得る歯間プローブに関する。本明細書における実施例は、個人(人間のユーザ)による使用について述べている。しかしながら、このような装置は、代替的に、動物など異なる対象の口腔内での検知を実施するためにも使用される。
本明細書において開示される歯間プローブは、口腔ケアデバイスに適したものとして示される。このような歯間プローブは、電導歯ブラシ、口腔潅注デバイス、又はマウスピースなどの既存の口腔ケアデバイスに組み込まれることが想定される。明らかになるように、このような歯間プローブは追加的な口腔ケア手段によって補足されることも想定され、このような歯間プローブを組み込んだ口腔ケアデバイスは、隣接歯間洗浄などの口腔ケアタスクを実施するために追加的に使用される。
いくつかの実施例において、口腔ケアデバイスは、流体の噴流によって歯間隙の洗浄を助けるフロッシングデバイスである。流体噴流の噴流力が歯垢を除去する。歯間プローブは、従来のノズルを、従来のノズルのノズル出口の近くに備えられた、1つ又は複数の半径方向及び/又は軸方向に配置されたリングセンサセグメントによって修正したものである。
図1から図11は、口腔ケアデバイス100(図13を参照)とともに使用するための歯間隙検知コンポーネント10の実施例を図示する。歯間隙検知コンポーネント10は、歯間隙検知のためにユーザの口腔内に挿入可能な歯間プローブ12を備える。検知は、電気的検知、圧力検知、及び/又は光学的検知に基づく。
図1から図6において示される実施例において、検知は電気的検知に基づく。歯間プローブ12は、2本の隣接する歯の間に押し込まれることについて敏感であるように構成された少なくとも1つの電子要素14を備える。歯間プローブの2つの対向する両側に存在する変形の検知又は測定が、歯間プローブが2本の隣接する歯の間に押し込まれているかを判定するために使用される。代替的又は追加的に、歯間プローブが2本の隣接する歯の間に押し込まれたときに、例えば歪みゲージ又は圧電要素を使用して力が検知される。
図1Aから図1Cは歯間プローブ12の実施例を図示する。この実施例において、図1Aにおいて示されるように、歯間プローブ12はL字形状を有し、前方部分16は、2本の隣接する歯の間の歯間隙内に少なくとも部分的に挿入可能であるような寸法を有する。例えば、前方部分16は、直径が1mmから4mmの筒形状を有する。歯間プローブ12は、柔軟性プラスチック又はポリマーなどの柔軟性材料で構成される。歯間プローブ12はチャンネル17を備え、これは、流体の流れを送達するための液体チャンネルである。
少なくとも1つの電子要素14は、接触パッド18a、18bなどの少なくとも2つの接触パッドを備え、これらは、歯間プローブ12の内側面で前方部分16のチャンネル出口の近くに配置される。少なくとも2つの接触パッド18a、18bは電極である。少なくとも2つの接触パッド18a、18bは、2本の隣接する歯の間に押し込まれたときに閉回路を形成するように接続するように構成される。
図1Bは、歯間プローブ12が歯にぶつかる位置に対応する第1の位置における歯間プローブ12を図示する。この位置は、チャンネル17の屈曲をもたらすが、少なくとも2つの接触パッド18a、18bの間の接触は起こさない。
対照的に、図1Cは、歯間プローブ12が隣接する歯の間の歯間隙に押し込まれた位置に対応する第2の位置における歯間プローブ12を図示する。第2の位置において、少なくとも2つの接触パッド18a、18bは接触して閉回路を形成する。故に、電流が誘起され、この電流は口腔内の歯間プローブの両側における歯の存在のインジケータとして使用される。
図2Aから図2Dは、歯間プローブ12の更なる実施例を図示する。この実施例において、歯間プローブ12は筒形状を有し、これは、2本の隣接する歯の間の歯間隙内に少なくとも部分的に挿入可能であるような寸法を有する。歯間プローブ12はチャンネル17を有し、これは、流体の流れを送達するための液体チャンネルである。
この実施例において、歯間プローブ12は、径方向に区分化された4つの部分を備える。もちろん、歯間プローブ12は、6つ、8つ、10個、12個、又はそれよりも多くの径方向に区分化された部分など、より多くの径方向に区分化された部分を備えてよい。各部分は、それぞれの接触パッド18a、18b、18c、18dを備える。これらの接触パッド18a、18b、18c、18dは、2本の隣接する歯の間に押し込まれたときに閉回路を形成するように接続するように構成される。例えば、歯間プローブ12は柔軟性材料を含み、歯間プローブの対向する両側における変形が検知され得る。
図2Bは、歯間プローブ12に力が印加されていない状態を図示する。径方向に区分化された部分は互いから距離を有し、故に、回路は開かれている。
図2Cは、歯間プローブ12が歯にぶつかる位置に対応する第1の位置における歯間プローブ12を図示する。この位置において、歯間プローブ12の一方側に力が存在し、これは、3つの接触パッド18a、18b、18dの接触を起こす。しかしながら、接触パッド18cが接続されていないので、回路は依然として開いている。
対照的に、図2Dは、歯間プローブ12が隣接する歯の間の歯間隙に押し込まれた位置に対応する第2の位置における歯間プローブ12を図示する。この事例において、歯間プローブ12の対向する両側に力が存在する。故に、歯間プローブの対向する両側における変形は、全ての接触パッド18a、18b、18c、18dの接続を起こす。故に、電流が誘起され、この電流は口腔内の歯間プローブの両側における歯の存在のインジケータとして使用される。
図3Aから図3Cは、歯間プローブ12の実施例を図示する。この実施例において、図3Aにおいて示されるように、歯間プローブ12は、図1Aから図1Cを参照して説明されたものと実質的に同じような形状を有し、実質的に同じようなチャンネル17を備える。
この実施例において、少なくとも1つの電子要素は、力及び/又は圧力センサ20を備え、これは、2本の隣接する歯の間に押し込まれたときに圧力を受けるように構成される。この実施例において、力及び/又は圧力センサ20は、前方部分16のチャンネル出口の近くに配置され、歯間プローブ12の2つの内側面の間に挟まれている。
図3Bは、歯間プローブ12が歯にぶつかる位置に対応する第1の位置における歯間プローブ12を図示する。この位置は、チャンネル17の屈曲をもたらすが、力及び/又は圧力センサ20を通じた力の伝達は起こさない。
対照的に、図3Cは、歯間プローブ12が隣接する歯の間の歯間隙に押し込まれた位置に対応する第2の位置における歯間プローブ12を図示する。歯間プローブ12が2本の隣接する歯の間に押し込まれているので、力及び/又は圧力センサ20を通じて力が伝達される。それ故、力が検知され、この力は口腔内の歯間プローブの両側における歯の存在のインジケータとして使用される。
図4Aから図4Cは、歯間プローブ12の更なる実施例を図示する。この実施例において、歯間プローブ12は筒形状を有する。いくつかの実施例において、歯間プローブ12は、流体の流れを送達するためのチャンネルを有する。いくつかの他の実施例において、チャンネルは設けられない。いくつかの個別のセンサ又はピクセル化されたセンサアレイなどのセンサアレイ22が、歯間プローブ12の外側面上、例えば、歯間プローブ12の遠位先端部の近くで、径方向に配置される。センサアレイ22は、例えば、圧力センサ、力センサなどを備える。
歯間プローブ22は、柔軟性プラスチック又はポリマーなどの柔軟性材料で構成される。
図4Bは、歯間プローブ12が歯にぶつかる位置に対応する第1の位置における歯間プローブ12を図示する。この位置においては、センサアレイ22によって1つの力だけが検知される。
対照的に、図4Cは、歯間プローブ12が隣接する歯の間の歯間隙に押し込まれた位置に対応する第2の位置における歯間プローブ12を図示する。歯間プローブ12が2本の隣接する歯の間に押し込まれているので、2つの互いに反対向きの力が検知され、これらの力は口腔内の歯間プローブの両側における歯の存在のインジケータとして使用される。
図5Aから図5Cは、歯間プローブ12の更なる実施例を図示する。この実施例において、2本の隣接する歯の間に押し込まれたときに歯間プローブの対向する両側における変形を検知するために歪みゲージ24が歯間プローブに装着される。この実施例において、2つの歪みゲージが歯間プローブ12の対向する両側において、例えば、歯間プローブ12の遠位先端部の近くで、径方向に配置される。別の実施例において(図示されず)、より多くの歪みゲージが設けられる。
歪みゲージは、印加された力に伴ってその抵抗が変化するセンサである。歪みゲージは、力、圧力、張力、重量などを電気抵抗の変化に変換し、次いで、これが測定され得る。静止した物体に外部の力が印加されたとき、応力及び歪みが結果として生じる。応力は、物体の内部の抵抗力として定義され、歪みは、もたらされた変位及び変形として定義される。
図5Bは、歯間プローブ12が歯にぶつかる位置に対応する第1の位置における歯間プローブ12を図示する。この位置において、変形は歯間プローブの一方側に存在し、これは、1つの歪みゲージによって検知される。
対照的に、図5Cは、歯間プローブ12が隣接する歯の間の歯間隙に押し込まれた位置に対応する第2の位置における歯間プローブ12を図示する。歯間プローブ12が2本の隣接する歯の間に押し込まれているので、変形は歯間プローブ12の対向する両側において存在し、これは両方の歪みゲージによって検知される。歯間プローブ12の対向する両側における変形の検知は、口腔内の歯間プローブの両側における歯の存在のインジケータとして使用される。
図6A及び図6Bは、歯間プローブ12の更なる実施例を図示する。図1から図5において示された実施例は、力又は変形の感知を使用しているが、この実施例の歯間プローブ12は、歯間プローブの両側におけるそれぞれの接触又は距離を検知するように構成された少なくとも1つの電子要素14を備える。換言すれば、歯間プローブ12の対向する両側における接触又は近接距離を測定することが可能である。
例えば、誘導感知、容量性感知、光学的感知、又は音響(例えば、超音波)距離センサなどの多くの近接距離又は接触測定原理が使用される。歯は唾液で覆われているので、接触は、電気伝導度によっても測定される。
この実施例において、歯間プローブ12は筒形状を有し、歯間プローブ12の遠位端部の近くで径方向に配置された、例えば、誘導センサ、容量性センサ、光学的センサ、及び/又は音響的センサを備える。いくつかの実施例において、遠位端部はノズル出口を有する。
図6Aは、歯間プローブ12が歯にぶつかる位置に対応する第1の位置における歯間プローブ12を図示する。この事例において、歯間プローブ12の一方側における接触又は近接距離を測定することが可能である。
対照的に、図6Bは、歯間プローブ12が隣接する歯の間の歯間隙に設置された位置に対応する第2の位置における歯間プローブ12を図示する。この事例において、歯間プローブ12の対向する両側における接触又は近接距離を測定することが可能であり、これは、口腔内の歯間プローブの両側における歯の存在のインジケータとして使用される。
上述された実施例は、通常、力センサ、圧力センサ、及び/又は変位センサなどの電子回路が歯間プローブに配置されることを必要とする。これは、より複雑な製造加工を必要とし、従って、例えば、通常は低コストであることが求められる交換アイテムである口腔洗浄ヘッドのコストがより高くなる。実施例は、ブラシヘッドにおける如何なる電子回路も必要としない。
図7A及び図7Bは、歯間プローブ12の2つの更なる実施例を概略的に図示する。どちらの実施例においても、検知は圧力検知に基づく。歯間プローブ12は、第1の流体チャンネル26a及び第2の流体チャンネル26bであって、歯間プローブの両側における歯の存在に起因する第1及び第2の流体チャンネルの両方における圧力変化を検知するために歯間プローブの2つの流体出口位置28a、28bへと流体の流れを送達するための第1の流体チャンネル26a及び第2の流体チャンネル26bを備える。換言すれば、交換可能なブラシヘッドに電子回路を追加することなく、歯との接触を検知するために流れの閉塞の検知も使用される。対向する両側の両方が、流体の流れを送達するチャンネル、すなわち第1の流体チャンネル26a及び第2の流体チャンネル26bを有さなければならない。流体の流れは、気体又は液体であってよい。
各流体チャンネル26a、26bは、口腔ケアデバイスの本体部分における流体供給システムに接続され、システムには、圧力センサが具備される。もしも両方のチャンネルが歯間隙の対向する歯によって閉塞されているならば、両方の圧力が上昇し、これは、ノズルが歯の間に位置付けられていることを示す。適切な閉塞を可能とするために、感知チャンネルの端部はエラストマーで作られ、歯に触ったときに感知ノズル出口を効果的に封止する。
図7Aは、センサのための1つの流体システム及び歯間洗浄噴射のための別の流体システムを有する実施例を示す。
2つの流体システムを有することは比較的複雑である。これは、図7Bにおいて示される手法によって単純化される。この事例において、1つの流体システムが3つ全ての流体チャンネルを駆動するが、主な洗浄ノズルは、感知モード中(すなわち、低流量)に、弁によって閉じられる。この弁は、開くために特定の最小圧力(例えば1バール)を必要とする。もしも1つの流体チャンネルだけが閉じられたならば、システムにおいて圧力は上昇する。両方の流体チャンネルが閉じられたときだけ、圧力増加の特定の閾値(しかし、依然として弁が開く圧力よりも低い)が得られ、これは、システムが歯間隙にあることを示す。この時点において、ポンプは、信号を受信し、高圧力パルス(例えば、3バールから10バール)を生成し、これは弁を開き、主ノズルから出る洗浄噴射を駆動する。感知のために気体が使用されてよい。しかし、図7Bにおいて示される実施例において、液体だけを使用する可能性が高く、というのは、いずれにせよ洗浄噴射のために液体ポンプシステムが使用可能だからである。感知モード中に、システムからは液体が依然として流れているが、流量は非常に低い(例えば、1から10ml/分)。
図8は、歯間プローブ12の更なる実施例を概略的に図示する。この実施例において、検知は光学的検知に基づく。歯間プローブ12は、第1の光学的チャンネル30a及び第2の光学的チャンネル30bであって、歯間プローブの両側における歯に対する2つの光出口位置のそれぞれの距離を検知するために歯間プローブ12の2つの光出口位置32a、32bへと光を送達するための第1の光学的チャンネル30a及び第2の光学的チャンネル30bを備える。
例えば、歯間プローブ12は、光ファイバ要素を具備する。光源及びセンサは口腔ケアデバイスの本体部分に配置されるが、光ファイバを使用して先端部へ、及び先端部から搬送される。射出される光強度は、歯の表面からの2つのファイバ出口の距離に依存する。ファイバ並びにそれらの互いに対する距離及び角度の設計が、距離に伴う強度プロファイルを決定する。もしも互いに接近していたならば、ファイバ出口が歯により近づくにつれて強度は増加する。歯に触ると、少なくとも1つのファイバが閉塞されるので、強度が低下し、光は歯を通ってのみ他のファイバへと進み得る。低下は、光の波長によっても判定され、短い波長(例えば、UV,青色)は、長い波長(例えば、赤色、NIR)よりも歯のエナメル質における強度を低下させる。可能であれば青色が好ましく、というのは、青色は接触時に強度を最も低下させるうえに、(UVとは異なり)低コストのLED源が使用可能であるからである。ノズルの対向する両側がどちらも高い強度から低い強度へと変化する信号を発したならば、両側が歯の表面に接触していることになるので、システムは非常に選択的に歯間隙を検知する。強度の読み取りは、例えばブラシハンドルにおいて低コストでなされる。
図9A及び図9Bは、歯間プローブ12の2つの更なる実施例を概略的に図示する。どちらの実施例においても、歯間プローブの少なくとも2つの対向する両側において歯間プローブ12から延在する柔軟性要素34が備えられる。歯間プローブ12は、口腔内の柔軟性要素の両側における歯の存在を検知するように構成される。実施例において、図9A及び図9Bにおいて示されるように、柔軟性要素34は、柔軟性リング要素である。別の実施例において(図示されず)、柔軟性リング要素34は、より多くの柔軟性のリング要素を備える。
図9Aにおいて、例えば、歯間プローブ12の周りに配置された柔軟性リング要素34が備えられ、それによって、歯間プローブ12と柔軟性リング要素との間にギャップを形成する。歯間プローブ12が隣接する歯の間の歯間隙に押し込まれたとき、歯間プローブ12と柔軟性リング要素との間のギャップは狭くなり、閉じられることさえある。このような変形は、1つ又は複数の上述された手法、例えば、歪みゲージ、光学的センサ、誘導センサ、接触パッドなどによって測定される。この実施例において、変形を検知するために接触パッド18a、18dが備えられる。
図9Bは、柔軟性要素34の別の実施例を示す。この実施例において、柔軟性要素は、歯間プローブの1つの遠位端部、例えばノズル出口から歯間プローブ12の他の遠位端部に向かって延在し、間にギャップを形成する。検知方法は、図9Aに関して上述されたものと実質的に同一である。
上記の実施例の多くにおいて、歯間プローブが歯間隙に進入し、捕らわれたときの、歯間プローブの主として静的な変形に焦点が当てられている。しかしながら、多くの事例において、歯間プローブは、歯間隙に出入りするときに、256Hz前後の歯間ブラシの周波数で振動している。歯間隙よりも薄いプローブでは、ほぼ確実に歯間プローブも歯間隙(特にはより大きな歯間隙)内で振動している。このことは、複雑性要因のように見えるが、この実施例において、歯間プローブは知られた周波数で振動しており、歯間隙の検知に際して歯間プローブの特異性及び感受性を事実上増加させるという事実を使用することが提案される。このことは、上記の実施例の任意のものの現在の監視信号によって達成され、この信号はブラシの振動周波数、或は、ブラシの高調波周波数又は分数周波数にロックインされる。このことは、上記の振動周波数及び/又は高調波周波数の前後にノッチを有するノッチフィルタを検知回路に追加することを伴う。
図10A、図10B、図11A、及び図11Bは、歯間プローブ12の2つの更なる実施例を図示する。どちらの実施例においても、歯間プローブ12は、2本の隣接する歯の間の歯間隙内で、ある振動周波数で振動し、出力信号を提供するように構成され、その周波数は歯間プローブの両側における歯の存在に依存する。故に、周波数は、口腔内の歯間プローブの両側における歯の存在のインジケータとして使用される。
図10A及び図10Bは、歯間プローブ12が歯茎ラインと平行に振動するコンポーネントを有する第1の実施例を図示する。この事例において、歯間プローブ12が振動するので、歯間隙に入ると、歯間プローブは左右に掻き払う動作を行う。こうして、先ず歯間プローブが一方側の歯間空洞に衝突し、ついで他方側に衝突し、2つのセンサS1及びS2が順次的に作動される。この事例において、各プローブは、上記の振動周波数において衝突する。しかしながら、もしも歯間プローブの先端部に存在するセンサが1つだけならば、これは、事実上、一回のブラシサイクルにおいて2回作動され、従って、この事例において、好ましくは、歯間プローブは上記の周波数の第1の高調波(すなわち、ブラシ周波数の2倍)にロックインされる。
この実施例の背後にある原理は、歯間プローブは歯間隙内に移動すると、捕らわれる前に(そもそも捕らわれるとすれば)歯間隙の両側との接触を開始するということである。この事例において、歯間プローブが壁部に当たるたびごとに、歯間プローブの変形が起こり、ブラシ周波数の2倍の周波数で歯間プローブ信号の変調を生む。例えば、もしもブラシが265Hzの周波数を有するならば、歯間プローブは、1秒間に2×263回、すなわち530回、歯間隙に当たる。このような理由によって、ブラシ周波数の第1の高調波におけるロックインが特に有利である。複数のプローブが存在し、一方のプローブが歯間隙の一方側に接触し、他方のプローブが歯間隙の他方側に接触する事例において、各プローブのロックイン周波数は、ブラシ周波数であるべきである。
図11A及び図11Bは、歯ブラシが歯茎ラインと垂直に振動するコンポーネントを有する第2の実施例を図示する。この図において、歯間プローブの先端部の断面が図示されており、この先端部は、ブラシが振動すると上下に移動する。この事例において、歯間隙に入ると、歯間プローブは上下に掻き払う動作を行い、それによって、歯間空洞に衝突したときに、センサS1だけがブラシ周波数で作動される。次いで、センサS2は順次的に歯茎に衝突するが、これは、より一層柔らかな衝突であるので、より一層小さな信号を生成する。
いくつかの実施例において、歯間プローブ12は、ブラシの剛毛の残りよりも低い周波数(例えば、半分の周波数)で振動するように明確に設計され、次いで、好ましくは、歯間プローブの振動の周波数にロックインする。
図12は口腔ケア器具50の実施例を図示する。この実施例において、口腔ケア器具50はブラシヘッドである。口腔ケア器具50は、本明細書において説明された歯間隙検知コンポーネント10を備える。歯間隙検知コンポーネント10は、本明細書において説明された歯間プローブ12を備える。歯間隙検知コンポーネント10が口腔ケア器具50の本体部に取り付けられることを可能とするために首部36が備えられる。口腔ケア器具50は、ユーザによる口内における口腔ケア器具50の便利な位置決めを補助するために、その遠位端部に湾曲部分を有する。口腔ケア器具120は、その遠位端部に機能ヘッド54を有する。口腔ケア器具50は、口腔ケア器具と、口腔ケアデバイスに接続するための接続部分52とも備える。
図13は、歯の間の隣接歯間腔を洗浄するために使用される口腔ケアデバイス100の実施例を概略的に図示する。この実施例において、口腔ケアデバイスは歯ブラシである。口腔ケアデバイス100は、ユーザの手に保持されるように設計された本体部分110と、本明細書において説明された口腔ケア器具50とを備える。口腔ケア器具50は、本体部分110に一体化され、又は、本体部分110に取り外し可能に結合される。
口腔ケアデバイス100は、デバイスの電源をオン又はオフにするため、又は動作を実現するために使用され、ユーザとの通信を提供するユーザインタフェース120も含む。口腔ケアデバイス100は、コントローラ130も含み、これは図14において図示される制御システム200の一部である。コントローラ130は、1つ又は複数のモジュールで形成され、入力に応じて口腔ケアデバイス100を動作させるように構成される。コントローラ130は、例えば、プロセッサ132とメモリ134とを備え得る。実施形態によると、オペレーティングシステムは、コントローラ130によって実行されたときに口腔ケアデバイス100のハードウェアコンポーネントの動作を制御するコードを含む。
図14は、口腔ケアデバイス100の制御システム200の実施例を概略的に図示する。制御システム200は、プロセッサ132とメモリ134とを有するコントローラ130を含み、メモリ134は、オペレーティングシステム及びセンサデータを記憶し得る。システムは、電源も備える。制御システム200は、図13において図示されるように、ユーザインタフェース120を任意選択的に含み得、これは、ユーザに対して情報を送信するように、又は、ユーザから情報を受信するように構成される。センサデータ140は、口腔の内側での歯間プローブの運動に応じて生成され、コントローラ130に通信される。
デバイスの接続性モジュール136は、無線トランシーバ(図示されず)からデータを受信するように及び/又は無線トランシーバにデータを送信するように、構成及び/又はプログラムされ得る。例えば、接続性モジュール136は、インターネット又はイントラネットを介したWi-Fi接続を介してセンサデータを歯科専門家、データベース、又は他の場所に送信する。代替的に、接続性モジュール136は、Bluetooth又は他の無線接続を介して、ローカルデバイス(例えば、個別のコンピューティングデバイス)、データベース、又は他のトランシーバから、又はこれらに、センサデータ又はフィードバックデータを受信及び/又は送信する。例えば、接続性モジュール36は、様々な用途の中でも特に、ユーザがセンサデータを長期保存のために記憶されるように個別のデータベースに送信すること、更なる分析のためにセンサデータを送信すること、ユーザフィードバックを個別のユーザインタフェースに送信すること、又は歯科専門家とデータを共有することを可能とする。接続性モジュール136は、隣接歯間腔情報などのユーザ入力情報を受信し得るトランシーバであってもよい。本明細書において説明された他の通信及び制御信号が、ハードワイヤ(有線の)接続によって、又は無線及び有線接続の組み合わせによって実現され得る。
実施形態によると、口腔ケアデバイス100の制御システム200は、隣接歯間腔に基づき、感知及び作動機構150を介して口腔ケアルーティンを自動的及び動的に調節するようにプログラム及び/又は構成され得る。例えば、本明細書において開示されるように又は他のやり方によって想定されるように、口腔ケアデバイス100は、特定の隣接歯間腔に適合し、この隣接歯間腔の洗浄を向上させるために、機能ヘッド54又は口腔ケアデバイスの他のコンポーネントの出力を修正し得る。別の実施形態によると、口腔ケアデバイス100は、特定の隣接歯間腔に適合し、この隣接歯間腔の洗浄を向上させるために、口腔ケア器具自体の物理的構造を修正し得る。なおも別の実施形態によると、口腔ケアデバイス100は、出力における様々な変形例の中でも、特定の時間フレーム中に口腔ケアデバイスから射出される洗浄液をより多い量で又はより少ない量で隣接歯間腔内に提供するなど、特定の隣接歯間腔に適合するように出力を調節する。例えば、システムは、より大きな隣接歯間腔のためには、デバイスによって送達される液体のボリュームを増加させ、より小さな隣接歯間腔のためには、デバイスによって送達される液体のボリュームを減少させる。動的な感知及び作動機構150の多くの他の実施形態が可能である。
コントローラ130は、センサデータをリアルタイムで又は周期的に受信し得る。例えば、センサデータ140の一定のストリームが、記憶及び/又は分析のためにコントローラ130に送られ、又はコントローラ130に送られる前に一時的に記憶され、集約又は処理される。コントローラ130によって受信されると、センサデータはプロセッサ132によって処理され得、プロセッサは、それに従って口腔ケアルーティンの調節を指示し得る。
本明細書において定義及び使用される全ての定義は、辞書の定義、参照により組み込まれる文書における定義、及び/又は定義された用語の通常の意味に対して優先されるものと理解されるべきである。
本明細書及び特許請求の範囲において使用されるとき、単数形は、そうでないことが明示されない限り、「少なくとも1つ」を意味するものとして理解されるべきである。
本明細書及び特許請求の範囲において使用されるとき、「及び/又は」という語句は、そのように結合された要素の「いずれか又は両方」、すなわち、いくつかの事例においては連言的に存在し、別の事例においては選言的に存在する要素を意味するものとして理解されるべきである。「及び/又は」によって列記された複数の要素は、同じように解釈されるべきであり、すなわち、そのように結合された要素のうちの「1つ又は複数」として解釈されるべきである。「及び/又は」節によって具体的に特定される要素の以外の要素が、具体的に特定されたこれらの要素に関連するものであっても関連しないものであっても、任意選択に存在してもよい。
本明細書及び特許請求の範囲において使用されるとき、1つ又は複数の要素のリストに関する「少なくとも1つ」という語句は、要素のリストにおける要素のうちの任意の1つ又は複数から選択される少なくとも1つの要素を意味するものとして理解されるべきであるが、要素のリスト内に具体的に列記される各要素及び全ての要素のうちの少なくとも1つを必ずしも含むものではなく、要素のリストにおける要素の任意の組み合わせを除外するものでもない。この定義は、「少なくとも1つ」という語句が指す要素のリスト内に具体的に特定された要素以外の要素が、具体的に特定されたこれらの要素に関連するものであっても関連しないものであっても、任意選択的に存在することも許容する。
特許請求の範囲及び上記の明細書において、「備える」、「含む」、「担持する」、「有する」、「包含する」、「伴う」、「保持する」、「から構成される」などの全ての移行句は、オープンエンドであるものとして、すなわち、含むがそれらに限定されるものではないことを意味すると理解されたい。「から成る」及び「から基本的に成る」という移行句だけが、それぞれ、クローズド又はセミクローズドな移行句であるべきである。
いくつかの発明的な実施形態が本明細書において説明され、示されたが、当業者は、本明細書において説明された機能を実施するための、及び/又は本明細書において説明された結果及び/又は利点のうちの1つ若しくは複数を得るための多様な他の手段及び/又は構造を容易に想到するであろう。このような変形及び/又は修正の各々は、本明細書において説明された発明的な実施形態の範囲内にあるものとみなされる。より一般的に、当業者は、本明細書において説明された全てのパラメータ、寸法、材料及び構成は、例示的なものであると意図されたものであり、実際のパラメータ、寸法、材料及び/又は構成は、本発明の教示が使用される特定の1つ又は複数の用途に依存することを、容易に理解するであろう。当業者は、単なる一般的な実験を使用して、本明細書において説明された特定の発明的な実施形態に対する多くの同等物を認識し、又は確認することが可能であろう。従って、前述の実施形態は、単なる例として提示されたものであり、添付の請求項及びその等価物の範囲内において、発明的な実施形態は、具体的に説明されたやり方及び特許請求されるやり方とは異なるやり方によって実践され得ることを理解されたい。本開示の発明的な実施形態は、本明細書において説明された各々の個々の特徴、システム、物品、材料、キット及び/又は方法に向けられている。加えて、このような特徴、システム、物品、材料、キット及び/又は方法の2つ以上のものの任意の組み合わせは、このような特徴、システム、物品、材料、キット及び/又は方法が相互に矛盾しないならば、本開示の発明の範囲内に含まれる。

Claims (15)

  1. 歯間ケアデバイスとともに使用するための歯間隙検知コンポーネントであって、前記歯間隙検知コンポーネントは、
    歯間隙検知のためにユーザの口腔内に挿入可能な歯間プローブを備え、
    前記歯間プローブは、前記口腔内の前記歯間プローブの両側における歯の存在を検知することによって歯間隙を検知する、歯間隙検知コンポーネント。
  2. 前記検知は、電気的検知、圧力検知、及び光学的検知のうちの少なくとも1つに基づく、請求項1に記載の歯間隙検知コンポーネント。
  3. 前記検知は電気的検知に基づき、
    前記歯間プローブは、2本の隣接する歯の間に押し込まれることについて敏感な少なくとも1つの電子要素を備える、請求項2に記載の歯間隙検知コンポーネント。
  4. 前記少なくとも1つの電子要素は、
    2本の隣接する歯の間に押し込まれたとき閉回路を形成するように接続する少なくとも2つの接触パッドと、
    2本の隣接する歯の間に押し込まれたときに圧力を受ける力センサ及び/又は圧力センサと、
    2本の隣接する歯の間に押し込まれたときに互いに反対向きの力を検知するセンサアレイと、
    2本の隣接する歯の間に押し込まれたときに前記歯間プローブの対向する両側における変形を検知するために前記歯間プローブに装着可能な歪みゲージと
    のうちの少なくとも1つを備える、請求項3に記載の歯間隙検知コンポーネント。
  5. 前記検知は電気的検知に基づき、
    前記歯間プローブは、前記歯間プローブの両側におけるそれぞれの接触又は距離を検知する少なくとも1つの電子要素を備える、請求項2に記載の歯間隙検知コンポーネント。
  6. 前記電子要素は、
    誘導センサと、
    容量性センサと、
    光学的センサと、
    音響的センサと
    のうちの少なくとも1つを備える、請求項5に記載の歯間隙検知コンポーネント。
  7. 前記検知は圧力検知に基づき、
    前記歯間プローブは、第1の流体チャンネル及び第2の流体チャンネルであって、前記歯間プローブの両側における歯の存在に起因する前記第1及び第2の流体チャンネルの両方における圧力変化を検知するために前記歯間プローブの2つの流体出口位置へと流体の流れを送達するための第1の流体チャンネル及び第2の流体チャンネルを備え、前記2つの流体出口位置は前記歯間プローブの対向する両側にある、請求項2に記載の歯間隙検知コンポーネント。
  8. 前記検知は光学的検知に基づき、
    前記歯間プローブは、第1の光学的チャンネル及び第2の光学的チャンネルであって、前記歯間プローブの両側における歯に対する2つの光出口位置のそれぞれの距離を検知するために前記歯間プローブの前記2つの光出口位置へと光を送達するための第1の光学的チャンネル及び第2の光学的チャンネルを備え、前記2つの光出口位置は前記歯間プローブの対向する両側にある、請求項2に記載の歯間隙検知コンポーネント。
  9. 前記歯間プローブの少なくとも2つの対向する両側において前記歯間プローブから延在する柔軟性要素を更に備え、
    前記歯間プローブは、前記口腔内の前記柔軟性要素の両側における歯の存在を検知する、請求項1から8のいずれか一項に記載の歯間隙検知コンポーネント。
  10. 前記歯間プローブは、2本の隣接する歯の間の歯間隙内で、ある振動周波数において振動し、出力信号を提供し、前記振動周波数は、前記歯間プローブの両側における歯の存在に依存する、請求項1から9のいずれか一項に記載の歯間隙検知コンポーネント。
  11. 前記歯間プローブはマウスピースに備えられる、請求項1から10のいずれか一項に記載の歯間隙検知コンポーネント。
  12. 口腔ケアデバイスのための口腔ケア器具であって、前記口腔ケア器具は、
    請求項1から11のいずれか一項に記載の歯間隙検知コンポーネントと、
    前記口腔ケア器具を前記口腔ケアデバイスに接続するための接続部分と
    を備える、口腔ケア器具。
  13. 口腔ケアデバイスであって、前記口腔ケアデバイスは、
    a)請求項1から11のいずれか一項に記載の歯間隙検知コンポーネント、又は、
    請求項12に記載の口腔ケア器具と、
    b)前記歯間隙検知コンポーネントを備えるか、又は前記口腔ケア器具に結合された本体部分と
    を備える、口腔ケアデバイス。
  14. 前記本体部分は流体供給システムを備え、
    前記流体供給システムは、前記歯間隙検知コンポーネントの歯間プローブの少なくとも2つのチャンネルにおける圧力変化を検知する圧力センサであって、前記少なくとも2つのチャンネルの両方が歯間隙の2本の隣接する歯によって閉塞されているかを判定し、前記歯間プローブの少なくとも両側における歯の存在を示す出力信号を提供する圧力センサを備え、前記少なくとも2つのチャンネルは、前記歯間プローブの対向する両側における少なくとも2つの流体出口位置へと流体の流れを送達する、請求項13に記載の口腔ケアデバイス。
  15. 前記本体部分はコントローラを更に備え、
    前記コントローラは、前記歯間隙検知コンポーネント及び前記本体部分の前記圧力センサのうちの少なくとも1つからから出力信号を受信し、受信された前記出力信号を処理し、
    前記コントローラは、更に、前記処理の結果に基づいて口腔ケア動作を適合させるように前記口腔ケアデバイスを制御する、請求項13又は14に記載の口腔ケアデバイス。
JP2022559885A 2020-04-01 2021-03-29 歯間隙検知 Pending JP2023520051A (ja)

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