JP2023519230A - 通信デバイス、インフラストラクチャ機器、および方法 - Google Patents

通信デバイス、インフラストラクチャ機器、および方法 Download PDF

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Abstract

【課題】異なる要件を有するデータが無線通信ネットワーク内で効率的に送信されることを可能にする技術および機器を提供する。【解決手段】無線通信ネットワークにおける通信デバイスを動作させる方法であって、第1の時間においてアップリンクグラント指示を受信し、上記アップリンクグラント指示は、上記通信デバイスによる第1のデータの送信のために割り当てられた第1のアップリンク通信リソースを示し、第2の時間においてアップリンクキャンセル指示(UL-CI)を受信し、上記UL-CIは、第2のアップリンク通信リソースを示し、上記第2のアップリンク通信リソースは、上記第1のアップリンク通信リソースの少なくとも一部を含み、上記アップリンクグラント指示および上記アップリンクキャンセル指示を受信することに応答して、上記第1の時間と上記第2の時間とに基づいて、上記第1のアップリンク通信リソースを使用して上記第1のデータを送信するか否かを決定する動作方法。【選択図】図7

Description

本開示は、通信デバイス、インフラストラクチャ機器、ならびに無線通信ネットワークにおける通信デバイスおよびインフラストラクチャ機器を動作させる方法に関する。
本出願は、欧州特許出願第EP20167632.7号に基づくパリ条約による優先権を主張するものであり、その内容が参照により本明細書に組み込まれる。
本明細書において提供される「背景技術」の説明は、本開示の文脈を一般的に提示するためのものである。本発明者らの研究は、この背景技術の項に記載されている限りにおいて、そうでなければ出願時に先行技術としてみなすことができない説明の態様と同様に、本発明に対する先行技術として明示的にも暗示的にも認められない。
3GPP(登録商標)定義のUMTSおよびロングタームエボリューション(LTE)アーキテクチャに基づくものなどの第3および第4世代のモバイル通信システムは、前世代のモバイル通信システムによって提供される単純な音声およびメッセージングサービスよりも洗練されたサービスをサポートすることができる。たとえば、LTEシステムによって提供される、改善された無線インタフェースおよび拡張されたデータレートを用いて、ユーザは、以前は固定回線データ接続を介してのみ利用可能であったであろうモバイルビデオストリーミングおよびモバイルビデオ会議などの高データレートアプリケーションを享受することができる。したがって、そのようなネットワークを展開する需要は強く、これらのネットワークのカバレッジエリア、すなわち、ネットワークへのアクセスが可能な地理的場所は、より急速に増加すると予想される。
将来の無線通信ネットワークは、既存のシステムがそれをサポートするために最適化されるよりも、より広い範囲のデータトラフィックプロファイルおよびタイプに関連する、より広いデバイス範囲での通信を、日常的かつ効率的にサポートすることが期待される。たとえば、将来の無線通信ネットワークは、複雑さの低減されたデバイス、マシンタイプ通信(MTC)デバイス、高解像度ビデオディスプレイ、仮想現実ヘッドセットなどを含むデバイスとの通信を効率的にサポートすることが期待される。これらの異なるタイプのデバイスのうちのいくつかは、非常に多数の、たとえば、「物のインターネット」をサポートするための低複雑度のデバイスに展開されてもよく、典型的には比較的高いレイテンシ耐性を有する比較的少量のデータの送信に関連付けられてもよい。
そこで、将来の無線通信ネットワーク、たとえば、5Gまたは新しい無線(NR)システム/新しい無線アクセス技術(RAT)システム(非特許文献1)と呼ばれることがあるもの、ならびに既存のシステムの将来のイテレーション/リリースが、異なるアプリケーションおよび異なる特性データトラフィックプロファイルに関連付けられた広範囲のデバイスのための接続性を効率的にサポートすることが望まれると予想される。
NR技術を組み込むシステムは、レイテンシ、データレート、および/または信頼度に関する異なる要件によって特徴付けられ得る異なるサービス(または異なるタイプのサービス)をサポートすることが期待される。たとえば、拡張モバイルブロードバンド(eMBB:Enhanced Mobile Broadband)サービスの目的は、4msのユーザプレーンレイテンシで10%の信頼性を提供することであり、超高信頼性低遅延通信(URLLC:Ultra Reliable and Low Latency Communications)サービスの目的は、1msのユーザプレーンレイテンシで32バイトパケットの1回の送信に対して1-10-5(99.999%)以上の信頼性を提供することである(非特許文献3)。さらに、高い可用性、高い信頼性、低いレイテンシ、場合によっては高精度測位の新しい要件でサービスをサポートするために、システムは、産業用モノのインターネット(IIoT)に関連するさらなる強化をサポートすることが期待され得る。
したがって、送信のためのデータは、異なるサービスおよび/または異なる品質のサービス要件に関連付けられ得る。したがって、異なる要件を有するデータが無線通信ネットワーク内で効率的に送信されることを可能にする技術および機器を提供する必要がある。
本開示は、上述の問題のうちの少なくとも一部に対処するか、または軽減するのに役立つ。
本技術の例示的な諸実施形態は、無線通信ネットワークにおける通信デバイスを動作させる方法であって、第1の時間においてアップリンクグラント指示を受信し、上記アップリンクグラント指示は、上記通信デバイスによる第1のデータの送信のために割り当てられた第1のアップリンク通信リソースを示し、第2の時間においてアップリンクキャンセル指示(UL-CI)を受信し、上記UL-CIは、第2のアップリンク通信リソースを示し、上記第2のアップリンク通信リソースは、上記第1のアップリンク通信リソースの少なくとも一部を含み、上記アップリンクグラント指示および上記アップリンクキャンセル指示を受信することに応答して、上記第1の時間と上記第2の時間とに基づいて、上記第1のアップリンク通信リソースを使用して上記第1のデータを送信するか否かを決定する動作方法を提供することができる。
諸実施形態は、たとえば、データに関連するレイテンシまたは優先制約を満たすために、通信リソースを割り当てるための有効な方法を提供することができる。
本開示のそれぞれの態様および特徴は、添付の特許請求の範囲において定義される。
前述の一般的な説明および以下の詳細な説明の両方が、本技術の例示であるが、本技術を限定するものではないことを理解されたい。説明する諸実施形態は、さらなる利点とともに、添付の図面と併せて以下の詳細な説明を参照することによって最もよく理解されるであろう。
本開示のより完全な理解およびその付随する利点の多くは、同様の参照番号がいくつかの図を通して同一または対応する部分を指定する添付の図面に関連して考慮されるとき、以下の詳細な説明を参照することによってより良く理解されるにつれて容易に得られるであろう。
図1は、本開示のいくつかの実施形態に従って動作するように構成してもよいLTEタイプの無線電気通信システムのいくつかの態様を概略的に表す。 図2は、本開示のいくつかの実施形態に従って動作するように構成してもよい新しい無線アクセス技術(RAT)無線電気通信システムのいくつかの態様を概略的に表す。 図3は、例示的な諸実施形態に従って構成してもよい例示的なインフラストラクチャ機器および通信デバイスの概略ブロック図である。 図4は、従来技術に係るアップリンクキャンセルインジケータ(UF-CI)の使用を示す。 図5は、従来技術に係るアップリンクキャンセルインジケータの使用を示す。 図6は、従来技術に係る通信デバイスによって実施されてもよい処理を示すフローチャートである。 図7は、本開示のいくつかの実施形態に係る、UF-CIを含む、リソース割り当ておよび送信の例を示す。 図8は本開示のいくつかの実施形態に係る、UF-CIを含む、リソース割り当ておよび送信の例を示す。 図9は、本開示のいくつかの実施形態に係る、UL-CIを含む、リソース割り当ておよび送信の例を示す。 図10は、本開示のいくつかの実施形態に係る、以前に送信されたUL-CIに関連付けられた基準アップリンク領域(RUR)の開始後に送信および受信されたアップリンクグラントを含む、リソース割り当ておよび送信の例を示す。 図11は、本開示のいくつかの実施形態に係る、UL-CIを含む、リソース割り当ておよび送信と、次のUL-CI送信インスタンスの開始時に終了する関連する時間窓との例を示す。 図12は、2つのアップリンクグラントが時間的に分離され、両方が均等に扱われる、リソース割り当ておよび送信の例を示す。 図13は、本開示の諸実施形態に係るリソース割り当ておよび送信のシーケンスを示す。 図14は、確認時間窓内のアップリンクグラントの送信を示す、本技術の諸実施形態に係るリソース割り当ておよび送信を示す。 図15は、2つのUL-CIの両方が割り当てられた通信リソースのうちのいくつかが衝突の対象であることを示す場合にのみ、通信デバイスが当該割り当てられたリソースを使用して送信することを控える、本技術の諸実施形態に係るリソース割り当ておよび送信を示す。 図16は、本技術の諸実施形態に係る通信デバイスによって実施してもよい処理のフローチャートを示す。
(ロングタームエボリューション・アドバンスト無線アクセス技術(4G))
図1は、一般にLTE原理に従って動作するが、他の無線アクセス技術もサポートすることができ、本明細書で説明されるような本開示の諸実施形態を実施するように適合させることができる、モバイル電気通信ネットワーク/システム100のいくつかの基本的な機能を示す概略図である。図1の様々な要素、およびそれらのそれぞれの動作モードのいくつかの態様は周知であり、3GPP(RTM)本体によって管理される関連する規格において定義され、また、当該主題に関する多くの書籍、たとえば、非特許文献2に記載されている。(たとえば、異なる要素間で通信するための特定の通信プロトコルおよび物理チャネルに関して)具体的に記載されていない本明細書で論じられる電気通信ネットワークの動作態様は、たとえば、関連する規格ならびに当該関連する規格に対する既知の提案された修正および追加に係る任意の既知の技術に従って実施されてもよいことを理解されたい。
ネットワーク100は、コアネットワーク部2に接続された複数の基地局101を含む。各基地局100は、通信デバイス104との間でデータを通信することができるカバレッジエリア103(たとえば、セル)を提供する。データは、基地局101から、無線ダウンリンクを介してそれぞれのカバレッジエリア103内の通信デバイス104に送信される。データは、無線アップリンクを介して通信デバイス104から基地局101に送信される。コアネットワーク部102は、それぞれの基地局101を介して通信デバイス104との間でデータをルーティングし、認証、モビリティ管理、課金などの機能を提供する。通信デバイスは、移動局、ユーザ機器(UE)、ユーザ端末、モバイル無線、端末デバイスなどと呼ばれることもある。ネットワークインフラストラクチャ機器/ネットワークアクセスノードの例である基地局は、トランシーバ局、NodeB、eNodeB、gNodeB(gNB)などと呼ばれることもある。この点で、異なる用語は、広く同等の機能性を提供する要素のための異なる世代の無線電気通信システムに関連することも多い。しかしながら、本開示の例示的な諸実施形態は、以下に説明するように5Gや新しい無線などの異なる世代の無線電気通信システムにおいて同等に実施されてもよく、簡潔にするために、基礎となるネットワークアーキテクチャに関わらず、特定の用語を用いる場合もある。すなわち、いくつかの実施例に関連する特定の用語の使用は、これらの実施例がその特定の用語に最も関連する可能性のある特定の世代のネットワークに限定されることを意図するものではない。
新しい無線アクセス技術(5G)
図2は、本明細書で説明される本開示の諸実施形態に係る機能を提供するように適合されてもよい、以前に提案されたアプローチに基づく新しいRAT無線通信ネットワーク/システム200のためのネットワークアーキテクチャを示す概略図である。図2に示す新しいRATネットワーク200は、第1の通信セル201および第2の通信セル202を含む。各通信セル201、202は、それぞれの有線または無線リンク251、252を介してコアネットワークコンポーネント210と通信する制御ノード(中央装置)221、222を含む。また、各制御ノード221、222は、それぞれのセル内の複数の分散ユニット(無線アクセスノード/遠隔送受信ポイント(TRP))211、212とも通信している。この場合も、これらの通信は、それぞれの有線または無線リンクを介して行うことができる。分散ユニット211、212は、ネットワークに接続された通信デバイスのための無線アクセスインタフェースを提供する役割を担う。各分散ユニット211、212は、カバレッジエリア(無線アクセスフットプリント)241、242を有し、制御ノードの制御下にある分散ユニットのカバレッジエリアの全体が、それぞれの通信セル201、202のカバレッジを定義する。各分散ユニット211、212は、無線信号の送受信のためのトランシーバ回路と、それぞれの分散ユニット211、212を制御するように構成されたプロセッサ回路とを含む。
広範な最上位機能に関して、図2に表す新しいRAT通信ネットワークのコアネットワークコンポーネント210は、図1に表すコアネットワーク102に対応すると広く考えてもよく、それぞれの制御ノード221、222およびそれらの関連する分散ユニット/TRP211、212は、図1の基地局101に対応する機能を提供すると広く考えてもよい。ネットワークインフラストラクチャ機器/アクセスノードという用語は、これらの要素および無線通信システムのより従来的な基地局型要素を包含するために使用され得る。当面のアプリケーションに応じて、それぞれの分散ユニットと通信デバイスとの間の無線インタフェース上でスケジューリングされる送信をスケジューリングする責任は、制御ノード/中央装置および/または分散ユニット/TRPにあってもよい。
図2では、第1の通信セル201のカバレッジエリア内に通信デバイス/UE260が示されている。したがって、この通信デバイス260は、第1の通信セル201に関連する分散ユニット211のうちの1つを介して、第1の通信セル201内の第1の制御ノード221とシグナリングを交換することができる。場合によっては、所与の通信デバイスのための通信が分散ユニットのうちの1つのみを介してルーティングされるが、いくつかの他の実施形態では、所与の通信デバイスに関連する通信が、たとえば、ソフトハンドオーバシナリオおよび他のシナリオにおいて2つ以上の分散ユニットを介してルーティングされ得ることが理解されよう。
図2の例では簡潔にするために2つの通信セル201、202および1つの通信デバイス260が示されているが、言うまでもなく、実際には、システムがより多くの数の通信デバイスを提供するより多くの多数の通信セル(それぞれの制御ノードおよび複数の分散ユニットによってそれぞれサポートされる)を含み得ることが理解されよう。
図2は、本明細書で説明する原理に係る手法を採用してもよい、新しいRAT通信システムのための提案されたアーキテクチャの一例にすぎず、本明細書で開示する機能を異なるアーキテクチャを有する無線通信システムに関して適用してもよいことをさらに理解されたい。
したがって、本明細書で説明する本開示の例示的な諸実施形態は、図1および図2に示す例示的なアーキテクチャなど、様々な異なるアーキテクチャに係る無線電気通信システム/ネットワークにおいて実施してもよい。したがって、任意の所与の実施における特定の無線通信アーキテクチャは、本明細書に記載する原理にとって最も重要なものではないことを理解されたい。これに関して、本開示の例示的な諸実施形態は、ネットワークインフラストラクチャ機器/アクセスノードと通信デバイスとの間の通信の文脈において一般的に説明される場合があり、ネットワークインフラストラクチャ機器/アクセスノードおよび通信デバイスの特定の性質は、当面の実施のためのネットワークインフラストラクチャに依存する。たとえば、いくつかのシナリオでは、ネットワークインフラストラクチャ機器/アクセスノードが、本明細書で説明する原理に係る機能を提供するように適合される、図1に示すLTEタイプの基地局101などの基地局を備えていてもよい。他の例では、ネットワークインフラストラクチャ機器/アクセスノードが、本明細書で説明する原理に係る機能を提供するように適合される、図2に示す種類の制御部/制御ノード221、222および/またはTRP211、212を備えていてもよい。
(図2の通信デバイス260または図1の通信デバイス104などの通信デバイスに対応していてもよい)第1および第2のUE/通信デバイス270a、270bおよびeNB(LTE基地局)101または制御ノード221およびTRP211の組み合わせと考えられる例示的なネットワークインフラストラクチャ装置272を図3により詳細に示す。第1の通信デバイス270aと第2の通信デバイス270bとを区別する必要がない場合、通信デバイス270と表記する。
図3に示すように、通信デバイス270は、通信デバイス270からインフラストラクチャ機器272への矢印274によって概略的に示すように、無線アクセスインタフェースのアップリンクリソースを介してインフラストラクチャ機器272にアップリンクデータを送信する。同様に、通信デバイス270は、インフラストラクチャ機器272から通信デバイス270への矢印288によって示すように、ダウンリンクリソースを介してインフラストラクチャ機器272によって送信されるダウンリンクデータを受信するように構成してもよい。図1および図2と同様に、インフラストラクチャ機器272は、インフラストラクチャ機器272のコントローラ280へのインタフェース278を介して、コアネットワーク276に接続される。インフラストラクチャ機器272は、アンテナ284に接続された受信機282と、アンテナ284に接続された送信機286とを含む。これに対応して、各通信デバイス270は、アンテナ294から信号を受信する受信機292と、アンテナ294に接続された送信機296とに接続されたコントローラ290を含む。
コントローラ280は、インフラストラクチャ機器272を制御するように構成され、プロセッサ回路を含んでもよい。プロセッサ回路は、本明細書でさらに説明するように、機能を提供するための各種サブユニット/サブ回路を順に含んでもよい。これらのサブユニットは、個別のハードウェア要素として、またはプロセッサ回路において適切に構成された機能として実装されてもよい。したがって、コントローラ280は、無線電気通信システムにおける機器のための従来のプログラミング/構成技術を使用して所望の機能を提供するように適切に構成/プログラムされる回路を含んでもよい。送信機286および受信機282は、従来の構成に係る信号処理および無線周波数フィルタ、増幅器、ならびに回路を含んでもよい。送信機286、受信機282、およびコントローラ280は、表現を容易にするために別個の要素として図3に概略的に示されている。しかしながら、これらの要素の機能は、たとえば、1つ以上の適切にプログラムされたプログラム可能な(複数の)コンピュータ、または1つ以上の適切に構成された(複数の)特定用途向け集積回路/回路/(複数の)チップ/(複数の)チップセットを使用して、様々な異なる方法で提供され得ることが理解されよう。理解されるように、インフラストラクチャ機器272は、一般に、その動作機能に関連する様々な他の要素を含む。
これに対応して、各通信デバイス270のコントローラ290は、送信機296および受信機292を制御するように構成され、プロセッサ回路を含んでもよい。プロセッサ回路は、本明細書でさらに説明するように、機能を提供するための各種サブユニット/サブ回路を順に含んでもよい。これらのサブユニットは、個別のハードウェア要素として、またはプロセッサ回路において適切に構成された機能として実装されてもよい。したがって、コントローラ290は、無線電気通信システムにおける機器のための従来のプログラミング/構成技術を使用して所望の機能を提供するように適切に構成/プログラムされる回路を含んでもよい。同様に、送信機296および受信機292は、従来の構成に係る信号処理および無線周波数フィルタ、増幅器、ならびに回路を含んでもよい。送信機296、受信機292、およびコントローラ290は、表現を容易にするために別個の要素として図3に概略的に示されている。しかしながら、これらの要素の機能は、たとえば、1つ以上の適切にプログラムされたプログラム可能な(複数の)コンピュータ、または1つ以上の適切に構成された(複数の)特定用途向け集積回路/回路/(複数の)チップ/(複数の)チップセットを使用して、様々な異なる方法で提供され得ることが理解されよう。理解されるように、通信デバイス270は、一般に、その動作機能に関連する様々な他の要素、たとえば、電源、ユーザインタフェースなどを含むが、これらは簡潔にするために図3には示されていない。
コントローラ280、290は、不揮発性メモリなどのコンピュータ可読媒体に記憶される命令を実行するように構成されてもよい。本明細書に記載する処理ステップは、たとえば、コンピュータ可読媒体に記憶された命令に従って動作する、ランダムアクセスメモリと共にマイクロプロセッサによって実行されてもよい。
(アップリンクキャンセル指示)
第1の通信デバイス(図1の通信デバイス104、または図3の第1の通信デバイス270aなど)が第1のデータの送信のために通信リソースを割り当てられた場合、これらの通信リソースの一部が、その後、第2の通信デバイス270bによる第2のデータの送信のために割り当てられる場合がある。後者の割り当てに関連する通信リソースの選択は、第2のデータに関連するサービス品質(たとえば、レイテンシ、優先度)要件に基づいてもよい。
図4は、そのような第2の割り当てが行われ得るシナリオを示す。
図4は、アップリンク通信リソース402およびダウンリンク通信リソース404を示し、これらは、異なる周波数範囲の無線アクセスインタフェースを使用して(すなわち、周波数分割複信、FDDを使用して)同時に提供される。本明細書で説明する例および諸実施形態はFDDを使用し得るが、本技術はそれに限定されず、時分割複信(TDD)を使用するものなど、他の無線アクセスインタフェースで使用してもよいことが理解されよう。
図4の例では、第1のアップリンクグラント410が、時刻tにおいて、インフラストラクチャ機器(図3のインフラストラクチャ機器272など)によって送信される。第1のアップリンクグラント410は、第1のアップリンクデータの送信のために、第1の通信リソース420を第1の通信デバイス270aに割り当てる。
次いで、時刻tにおいて、第2のアップリンクグラント412がインフラストラクチャ機器272によって送信される。第2のアップリンクグラント412は、第2のアップリンクデータのアップリンク送信のために、第2の通信リソース422を第2の通信デバイス270bに割り当てる。第2の通信リソース422は、第1の通信リソース420の少なくとも一部を含み、そのような割り当てを本明細書において「プリエンプション」と呼び、衝突をもたらす。
第2の通信リソース422は、第2の通信デバイス270bが送信のためのアップリンクデータを有するとインフラストラクチャ機器272が決定したことに応答して割り当てられてもよい。その送信は、時刻tまでに、すなわち、第1の通信リソース420が終了する時刻tの前に、(データに関連するサービス品質要件に従って)完了しなければならない。しかしながら、第2の通信リソース420を割り当てる理由は、そのようなシナリオに限定されず、本開示はそのように限定されないことが理解されよう。
従来技術によれば、インフラストラクチャ機器272は、アップリンクキャンセル指示(UL-CI)430を送信してもよい。UL-CI430は、特定の第1のリソース割り当ての一部として割り当てられたものとして既に示されたいくつかの通信リソースが、当該第1のリソース割り当ての後に、後の第2のリソース割り当ての一部として割り当てられたことを示してもよい。いくつかの実施形態では、第1のリソース割り当ては、投機的であってもよく、すなわち、第1のリソース割り当ての対象通信デバイスが割り当てられたリソースを使用して送信するためのデータを有すると決定することなく、インフラストラクチャ機器272によって行われてもよく、そうでなければ、割り当てられたリソースを利用することが可能である。たとえば、第1のリソース割り当ては、設定されたグラントにより行われるなど、リソースの周期的グラントの一部であってもよい。
一般的に、本開示の技術のいくつかの実施形態によれば、UL-CI430内のリソースの指示の理由はそのようなシナリオに限定されず、リソースは任意の理由でUL-CI430によって指示されてもよい。たとえば、リソースは、アップリンク干渉のレベルを低減するために示されてもよい。
したがって、UL-CIによって「示される」ものとして本明細書で説明するリソースは、1つ以上の通信デバイスに割り当てられたリソースに対応してもよく、かつ/あるいは、UL-CIの1つ以上の受信先によって使用されないがインフラストラクチャ機器272が必要とするリソースに対応してもよい。
いずれにせよ、従来技術によれば、図4の例において、UL-CI430の目的は、第1のリソース割り当てによってリソースが割り当てられた第1の通信デバイス270aに対して、第1のリソース割り当てはもはや有効ではなく、第1の通信デバイス270aは既に割り当てられた通信リソースの一部または全部を用いて送信すべきではないことを示すことである。
UL-CI430は、ダウンリンク制御情報(DCI)内で送信されてもよく、たとえば、グループ共通(GC)DCIを使用して送信されることによって、複数の通信デバイスにアドレス指定されてもよい。これにより、第1の通信デバイス270a以外の通信デバイスでUL-CI430を受信および処理することができる。
したがって、UL-CI430は、従来、および本技術の諸実施形態では、異なる理由のために指示される異なるリソースの指示を含んでもよい。UL-CI430を受信する通信デバイスは、リソースを指示される理由を知らないことがある。従来技術によれば、UL-CIを受信した通信デバイスは、指示されたリソースがその送信と重複する場合、その送信をキャンセルする。
たとえば、図4の例のように、インフラストラクチャ機器272は、競合する後のリソース割り当てから生じる衝突を回避するために、通信デバイスが使用を控えるべきリソースを示すUL-CI430を送信してもよい。UL-CI430は、代替的または追加的に、他の理由のために、他のリソースを指示してもよい。一般に、UL-CIを受信する通信デバイスは、UL-CI中の特定のリソースの指示の理由を知らないことがある。
同様に、UL-CIは、複数の通信デバイスにアドレス指定されてもよいので、特定の通信デバイスに関連しないリソースの指示を含む場合があるが、他の通信デバイスの挙動に影響を及ぼし得る。
したがって、本技術のいくつかの実施形態では、通信デバイスは、特定の通信リソースを示すが、それらの通信リソースが指示される理由に関するさらなる情報を示さないUL-CIを受信してもよい。
UL-CIを検出し、読み出す通信デバイスは、その指示の背後にある理由を知る必要はないが、UL-CIの命令に従う必要がある。すなわち、通信デバイスのアップリンク送信が指示されたサブ部分のうちの1つ以上のサブ部分と部分的にまたは完全に重複する場合、通信デバイスはそのアップリンク送信をキャンセルする。
いくつかの従来技術によれば、UL-CI430は、通信リソースの指示を含んでもよく、指示された通信リソースは、第1のリソース割り当ておよび第2のリソース割り当ての両方によって割り当てられたものを含む。
UL-CI430を受信し、指示された通信リソース内に入る通信リソースの割り当てを既に受信した通信デバイスは、そのリソース割り当てを使用して送信することを控えることができる。指示された通信リソースは、プリエンプションのために指示されていてもよいが、これ(それらの指示の理由)はUL-CIによって示されなくてもよく、または、それに応じて、通信デバイスによって決定されなくてもよい。
特定の例を図5に示す。いくつかの従来技術に従ってもよい図5の例では、UL-CI430は、所定のスケジュールに従って送信される。図5に示すように送信されるUL-CI430は、基準アップリンク領域(RUR)510に関連付けられる。RUR510は、アップリンク通信リソースの1つ以上の部分から構成されている。図5の例では、UL-CI430に関連付けられたRUR510は、14のサブ部分520aから520nに分割されています。
無線アクセスインタフェースが図5のように直交周波数分割多重化(OFDM)に基づいている場合、各サブ部分520aから520nは、2つのOFDMシンボル期間にわたって時間的に延長していてもよい。
周波数ドメインでは、図5において、各サブ部分520aから520gは、周波数fからfに、各サブ部分520hから520nは、周波数fからfに広がっている。したがって、RUR510は、時間ドメイン(N=7)において分離された7つのサブ部分の各々の周波数ドメイン(M=2)内に2つの行を含み、集合的に周波数fから周波数fまでの周波数にわたり、時刻tから時刻tまでの時間にわたる。
従来技術および本開示の技術のいくつかの実施形態によれば、UL-CI430は、1つ以上の通信デバイスによるデータの送信のためにその後割り当てられるリソースが異なる通信デバイスによるデータの送信のために割り当てられたリソースと(少なくとも部分的に)重複(すなわち、衝突)する場合に、当該その後割り当てられるリソースを含む(サブ部分520aから520nの)サブ部分を示してもよい。
上記指示は、ビットマップ(UL-CI430に含まれる図5に示すビットマップ530など)内のビットによって行われてもよい。たとえば、「1」であるビットは、サブ部分がその後割り当てられたリソースを含むことを示し、「0」は、サブ部分がその後割り当てられたリソースを含まないことを示してもよい。
図5の例では、その後のリソース割り当て540は、(図5では、RUR510の他のサブ部分と方向が異なるハッチングで示されている)サブ部分520hおよび520iに収まっている。その後のリソース割り当て540の少なくとも一部は、異なる通信デバイスへの先のリソース割り当てと重なり(図には示されていない)、したがって、サブ部分520hおよび520iに関連するビットマップ530の対応する2つのビットは、「1」に設定される。
したがって、UL-CI430を受信する通信デバイスは、その(以前の)リソース割り当てにより、その後割り当てられたリソースを含むものとして示されるRURの(複数の)サブ部分内にある通信リソースが割り当てられた場合、以前のリソース割り当てに関して衝突が発生したと決定することができる。
通信デバイスは、その通信デバイスに割り当てられたいかなるリソースも含まないことを示す(たとえば、「1」に設定されたビットマップ中の対応するビットを有する)1つ以上のサブ部分を有するUL-CIを受信してもよい。したがって、そのような通信デバイスは、データの送信のために当該通信デバイスに割り当てられたリソースがプリエンプトされていないと決定してもよく、したがって、割り当てられたリソースを使用してデータを送信してもよい。
図5の例および本技術のいくつかの実施形態では、RUR510の開始は、関連するUL-CI430の終了から所定の持続時間TPROC後に生じる。
UL-CI430は、影響を受ける(複数の)サブ部分内のどのリソースが衝突の対象であるかを正確に示さなくてもよく、「偽陽性」のリスクがあり得ることが理解されよう。偽陽性は、割り当てられたリソースの一部が衝突を含むものとして示されたサブ部分の境界内に入るが、実際には、他の割り当てられたリソースと重複せず、したがって衝突の一部ではない場合に発生し得る。
RUR510内のサブ部分の数は、14に限定されないことが理解されよう。いくつかの実施形態では、当該数は{1、2、4、5、7、8、10、14、16、20、28、32、35、42、56、112}のいずれかであってもよく、いくつかの実施形態では、インフラストラクチャ機器272によって設定可能であってもよい。
従来技術によれば、ビットマップは、その後の(衝突する)リソース割り当てのリソースを含むすべてのサブ部分を示してもよい。しかしながら、本技術のいくつかの実施形態では、ビットマップは、衝突するリソース割り当てのうち、先のリソース割り当てと重複する(複数の)部分を含むサブ部分のみを示す。
従来技術によれば、通信デバイスは、図6のフローチャートによって示されるような処理を実行してもよい
処理は、通信デバイスが第1のアップリンク通信リソースの割り当てを受信すると、ステップS602で開始する。当該割り当てを受信したことに応答して、通信デバイスは、第1のアップリンク通信リソースを使用してデータを送信することができるために必要な準備ステップを開始してもよい。これらの準備ステップは、処理における後続のステップの間、継続してもよい。次に、処理は、ステップS604に進む。
ステップS604において、通信デバイスは、第1のアップリンク通信リソースの開始時間に到達したか否かを決定する。到達した場合、処理は、ステップS606に進み、通信デバイスは、第1のアップリンク通信リソースを使用してデータを送信する。これは、第1のアップリンク通信リソースを使用してデータを送信しないと通信デバイスに決定させるUL-CIが、割り当てられたリソースの開始時間の前に受信されていない場合に対応し得る。
いくつかの従来技術によれば、処理は、ステップS606で終了してもよい。
しかしながら、いくつかの従来技術によれば、通信デバイスは、データを送信している間にUL-CIを受信したか否かを決定してもよい。受信した場合、ステップS608、S610、およびS612における決定を、以下で説明するように行ってもよい。そのような決定の結果、通信デバイスの送信中にステップS614に到達した場合、送信を終了してもよい。
第1のアップリンク通信リソースの開始時間に到達していない場合、処理は、ステップS608に進む。ステップS608において、通信デバイスは、UL-CIを受信したか否かを決定する。受信していない場合、処理は、ステップS604に戻る。ステップS604およびステップS606における決定は、これらのステップのうちの1つにおいて肯定的な決定が行われるまで、継続してまたは周期的に繰り返してもよい。
通信デバイスがUL-CIを受信した場合、制御はステップS610に進む。ステップS610において、通信デバイスは、第1のアップリンク通信リソースの任意の部分がUL-CIに関連付けられたRUR内にあるか否かを決定する。第1のアップリンク通信リソースの部分がUL-CIに関連付けられたRUR内にない場合、処理は、ステップS604に戻る。そうでない場合、処理は、ステップS612に進む。
ステップS612において、通信デバイスは、UL-CIが第1のアップリンク通信リソースの任意の部分がUL-CIに関連付けられたRURの指示されたサブ部分内にあることを示すか否かを決定する。上記で説明したように、UL-CIは、そのようなリソースを示し得る。これらのリソースは、先のリソース割り当てをプリエンプトする後のリソース割り当てを含むからである。
第1のアップリンク通信リソースのいずれもが指示されたサブ部分内にない場合、処理は、ステップS604に戻る。そうでない場合(すなわち、第1のアップリンク通信リソースの一部または全部が1つ以上の指示されたサブ部分内にある場合)、処理は、ステップS614に進み、通信デバイスが第1のアップリンク通信リソースを使用して送信することなしに終了する。
したがって、従来技術によれば、通信デバイスは、たとえば、割り当てられた通信リソースが異なる送信についても割り当てられている場合、送信をキャンセルし、割り当てられたアップリンク通信リソースを使用して送信することを控えてもよい。
従来技術および本開示の技術のいくつかの実施形態によれば、データを送信することなく図6の処理を終了した後、通信デバイスは、次いで、他の割り当てられたリソースを使用してデータを送信するための条件が満たされる場合(たとえば、それらのリソースに関してステップS606に到達した場合)、それらの他の割り当てられたリソースを使用してデータを送信してもよい。
後の割り当てが、先の割り当てによって以前に割り当てられた通信リソースを使用する処理は、本明細書において「プリエンプション」と呼ばれる。プリエンプションは、異なる通信デバイスに対して行われる割り当て(「UE間プリエンプション」)に関して、および単一の通信デバイスに対して行われる割り当て(「UE内プリエンプション」)に関して行われ得ることが認識されている。
通信デバイスは、UL-CI送信を監視し、指示されたリソースがアップリンク送信のために割り当てられたリソースと重複するとき、監視されたUL-CI中のリソースの指示に基づいてアップリンク送信を選択的にキャンセルするように(たとえば、インフラストラクチャ機器によって)構成されてもよい。特に、優先度の低いデータまたは高いレイテンシで送信され得るデータのみを送信する通信デバイスは、そのようなデータの送信のために割り当てられたリソースをプリエンプトできるので、UL-CIを監視し、UL-CIに反応するように構成されてもよい。
一方、たとえば、高優先度の送信および/または非常に低いレイテンシの送信を行う通信デバイスは、高優先度の送信または低いレイテンシの送信がプリエンプトされないので、UL-CIを監視または応答しないように構成されてもよい。
しかしながら、通信デバイスは、UL-CIを監視し読み取るように構成され、かつ、そのようなデータの送信のための割り当てが先のリソース割り当てをプリエンプトするようにデータを送信するように構成されてもよいことが認識されている。
UL-CIは、複数の通信デバイスにブロードキャストまたはマルチキャストされてもよく、指示されたサブ部分について、どのリソース割り当てが実際にプリエンプトされている先の割り当てであり、どのリソース割り当てが衝突をもたらす(後の)プリエンプト割り当てであるかを識別しないことが認識されている。(最初に)第1の通信デバイスに割り当てられたリソースと(次に、衝突をもたらす)第2の通信デバイスに割り当てられたリソースとの間の衝突の場合、結果として生じる衝突を示すUL-CIが送信されてもよい。
第2の通信デバイスがUL-CIを監視し、それに反応するように構成される場合、第2の通信デバイスは、上述の従来技術に従って、第2の通信デバイスに割り当てられたリソースを示す、UL-CIの送信をもたらしたその送信のためのリソースの割り当てであったとしても、そのアップリンク送信をキャンセルする。これは、第1の通信デバイスによるその送信のキャンセルに加えて起こる場合がある。したがって、どちらの通信デバイスも送信せず、通信リソースが無駄になる可能性がある。
図4に図示された例を参照すると、第1の通信デバイス272aと第2の通信デバイス272bの双方が、UL-CI430の送信に使用されるリソースを監視するように構成されているため、第1の通信デバイス272aと第2の通信デバイス272bの双方がUL-CI430を受信することがある。UL-CI430は、第1の通信リソース420の一部であるリソース(たとえば、第2のリソース割り当てに対応するリソース422)を示すため、第1の通信デバイス272aは、第1の通信リソース420を使用して送信することを控えるべきであると決定する。
しかしながら、UL-CI430は、第2の通信リソース422の一部であるリソースを示すため、第2の通信デバイス272bもまた、第2の通信リソース420を使用して送信することを控えるべきであると決定する。
このように、UL-CI430は、第1の通信デバイス272aによる重複送信に起因するアップリンク干渉を伴わずに、低いレイテンシのデータを第2の通信デバイス272bが送信することを許容するものであるが、第2の通信デバイス272bに第2通信リソース422を用いて送信することを控えさせるという意図しない効果を有する可能性がある。
したがって、UL-CIに対するこの「偽陽性」反応を解決する必要がある。
本技術の諸実施形態は、無線通信ネットワークにおける通信デバイスを動作させる方法であって、第1の時間においてアップリンクグラント指示を受信し、上記アップリンクグラント指示は、上記通信デバイスによる第1のデータの送信のために割り当てられた第1のアップリンク通信リソースを示し、第2の時間においてアップリンクキャンセル指示(UL-CI)を受信し、上記UL-CIは、第2のアップリンク通信リソースを示し、上記第2のアップリンク通信リソースは、上記第1のアップリンク通信リソースの少なくとも一部を含み、上記アップリンクグラント指示および上記アップリンクキャンセル指示を受信することに応答して、上記第1の時間と上記第2の時間とに基づいて、上記第1のアップリンク通信リソースを使用して上記第1のデータを送信するか否かを決定する動作方法を提供することができる。
特に、本技術のいくつかの実施形態は、無線通信ネットワークにおける通信デバイスを動作させる方法であって、アップリンクグラント指示を受信し、上記アップリンクグラント指示は、上記通信デバイスによる第1のデータの送信のために割り当てられた第1のアップリンク通信リソースを示し、第2の時間においてアップリンクキャンセル指示(UL-CI)を受信し、上記UL-CIは、基準アップリンク領域内のリソースを示し、上記基準アップリンク領域は、上記UL-CIに関連付けられ、かつ、アップリンク通信リソースを定義し、上記第1のアップリンク通信リソースが上記UL-CIで示される上記リソース内にあることを決定し、上記UL-CIに関連付けられた時間窓を決定し、上記アップリンクグラント指示が上記UL-CIに関連付けられた上記時間窓内において受信されたことを決定し、上記アップリンクグラント指示が上記UL-CIに関連付けられた上記時間窓内において受信されたことを決定したことに応答して、上記第1のアップリンク通信リソースを使用して上記第1のデータを送信する動作方法を提供することができる。
したがって、通信デバイスは、アップリンクグラントがUL-CIに関連付けられた時間窓内に受信された場合、受信したUL-CIを無視するように構成されてもよく、UL-CIが割り当てられたアップリンクリソースの一部または全部を示す場合でも、割り当てられたアップリンクリソースを使用して送信してもよい。
本技術の諸実施形態は、UL-CI内で伝送されるべき付加情報の必要性を回避することができる。
本技術の諸実施形態はまた、同じ通信デバイス内のデータまたはリソースの優先順位付けを目的として有する他の優先度指示(物理層優先度など)から独立していてもよい。したがって、本技術の諸実施形態は、衝突する通信リソースを使用して送信されるデータ(または通信リソース自体)に適用可能な通信デバイス内優先順位付けに使用される優先度指示が提供されないか、または優先度が等しい場合でも適用することができる。
本技術のいくつかの実施形態によれば、UL-CIを受信する通信デバイスは、UL-CIに関連付けられた時間窓を決定する。通信デバイスがアップリンク通信リソースのグラントを追加的に受信する場合、当該グラントは時間窓中に受信され、次いで、それらのアップリンク通信リソースは、UL-CI内で、それらのリソースに適用可能ないかなる指示にもかかわらず、データ送信のために使用される。いくつかの実施形態では、グラントが時間窓の外側で受信され、UL-CIが割り当てられたリソースの一部または全部を示す場合、通信デバイスは割り当てられたリソースを使用して送信しない。
いくつかの実施形態では、2つのUL-CIが受信された場合、両方のシナリオが同じグラントに関して生じてもよく、グラントは一方のUL-CIに関連付けられたウィンドウ内にあり、他方のUL-CIのウィンドウの外側にある。
図7は、本技術のいくつかの実施形態に係る送信の例を示す。
時刻tから時刻tまでの間に、インフラストラクチャ機器272は、第1のアップリンクグラント702を第1の通信デバイス270aに送信し、(第1の矢印712によって示されるように)時刻tから時刻tまで延びる第1のアップリンク通信リソース722を割り当てる。
次いで、インフラストラクチャ機器は、第2のアップリンクリソース724が第2の通信デバイス270bに割り当てられることを決定する。それに応答して、インフラストラクチャ機器は、(第1の矢印714によって示されるように)第2のアップリンク通信リソース724を第2の通信デバイス270bに割り当てる第2のアップリンクグラント704を、時刻tから時刻tまでの間に送信する。
インフラストラクチャ機器272は、第1の通信リソース722と第2の通信リソース724とが部分的に重複していることを決定する。第1の通信デバイス270aおよび第2の通信デバイス270bの双方がそれぞれの割り当てを用いて送信すると、インフラストラクチャ機器272が第1および第2の通信デバイス270aおよび270bによって送信されたデータを正確にデコードしない可能性が高くなる。
第2の通信デバイス270bによって送信されるデータは、第1の通信デバイス270aによって送信されるデータに関連するサービス品質要件に比べて、低いレイテンシおよび/または高い優先度の送信に対するサービス品質要件を有していてもよい。
したがって、第1の通信デバイス270aが第1の通信リソース722を使用して送信するのを控えるべきであることを第1の通信デバイス270aに示すために、インフラストラクチャ機器272は、時刻tから時刻tまでの間に、アップリンク衝突指示(UL-CI)732を送信する。
図7の例では、UL-CIが図5の例に関して上記で説明した従来技術に従って形成される。すなわち、UL-CI732は、サブ部分に分割されたRUR742に関連付けられる。UL-CI732はビットマップ752を含み、1ビットはRUR742の各サブ部分に関連付けられる。第1の通信リソース722のリソースと第2の通信リソース724のリソースとが重複するサブ部分ごとに、ビットマップ752内の対応するビットが「1」に設定される。あるいは、いくつかの実施形態では、サブ部分が第2の通信リソース724の任意の部分を含む場合、当該サブ部分に対応するビットは「1」に設定される(すなわち、サブ部分が「指示される」)。しかしながら、この場合、指示されたサブ部分は、第1の通信リソース722と第2の通信リソース724とが重複する1つ以上のサブ部分を含むことが理解されよう。
図7の例では、UL-CI732は、時刻tから時刻tまで延びる時間窓WUL-CIに関連付けられる。UL-CI732の内容にかかわらず、この時間窓中に送信されたアップリンクグラント(第2のアップリンクグラント704など)を受信する任意の通信デバイス(通信デバイス270bなど)は、本技術の諸実施形態によれば、UL-CI732に基づいて、グラントされたリソースを使用してデータを送信することを控えるべきではない。
図7の例では、第1の通信デバイス270aと第2の通信デバイス270bの両方がUL-CI732を受信する。これは、本技術のいくつかの実施形態によれば、両方がUL-CI732を送信するために使用されるリソースを含むUL-CI送信のためのダウンリンク通信リソースを監視するように構成されるからである可能性がある。いくつかの実施形態では、当該構成に従って監視されるダウンリンク通信リソースは、周期的である。
図7の例では、本技術のいくつかの実施形態によれば、時間窓WUL-CIは、時刻tにおけるUL-CI732の送信の開始前に持続時間TBEFOREを開始し、その結果、当該時間窓は時刻tにおいて開始する。
図7の例では、本技術のいくつかの実施形態によれば、時間窓WUL-CIは、時刻tにおけるUL-CI732の送信の終了から持続時間TAFTER後に終了し、その結果、当該時間窓は時刻tにおいて終了する。
第1の通信デバイス270aは、UL-CI732(および、具体的には、図7の例では、ビットマップ752に基づいて)に基づき、第1の通信リソース722の少なくとも一部がビットマップ752によって示されるサブ部分に含まれると決定する。第1のアップリンクグラント702は、時間窓WUL-CIの外側で受信されるので、第1の通信デバイス270aは、その送信をキャンセルし、第1の通信リソース722を用いて送信することを控える。
第2の通信デバイス270bは、UL-CI732に基づいて、第2の通信リソース724の少なくとも一部がビットマップ752によって示されるサブ部分内にあると決定してもよい。しかしながら、第2のアップリンクグラント704は、時間窓WUL-CI内に受信されるので、第2の通信デバイス270bは、その送信をキャンセルせず、第2の通信リソース722を使用して送信する。本技術のいくつかの実施形態では、第2の通信デバイス270bは、以下の条件の両方を満たすUL-CIが受信されない場合にのみ、第2の通信リソース722を使用して送信してもよい。
第2の通信リソース724の少なくとも一部が、UL-CIによって示されるサブ部分内にあること、および
第2のアップリンクグラント704が、UL-CIに関連付けられた時間窓の外側で受信されたこと。
したがって、本技術の諸実施形態は、(たとえば、衝突の結果として)指示された通信リソースに適用可能な制限を異なる通信デバイスに通知する目的で送信されたUL-CIに応答して、通信デバイスが送信をキャンセルすることを防止することができる。いくつかの実施形態では、時間窓WUL-CIを決定する方法は、UL-CI自体の中で付加情報が必要とされないように、事前に決定されてもよい(たとえば、RRC設定により設定され、規格において指定され、あるいはブロードキャスト情報などの任意の適切な方法でシグナリングされる)。
いくつかの実施形態では、時間窓WUL-CIは、UL-CIが送信される時刻より前に開始する。言い換えれば、図7の例に示されるように、TBEFOREは0よりも大きい。したがって、第2の通信リソースに対応するアップリンクグラント(すなわち、衝突をもたらすアップリンクグラント)は、たとえば、重複割り当てに応答してインフラストラクチャ機器によって送信される、対応するUL-CIの前に送信されてもよい。これにより、第2の通信デバイスが、UL-CIが送信される前に、第2の通信リソースを使用して送信されるデータに関して、符号化などのステップを開始することが可能になる。また、UL-CI送信が所定の設定に従って制約され、比較的低い周波数(すなわち、UL-CI送信機会間の高い周期性)で発生し得ることを考慮して、アップリンクグラントの送信により柔軟性をもたせることが可能になる。
いくつかの実施形態では、TBEFOREはゼロであり、すなわち、時間窓は、UL-CIが送信される時刻より前に開始しない。したがって、そのような実施形態では、アップリンクグラントを受信した後にUL-CIを受信する通信デバイスは、UL-CIを処理し、当該UL-CIが示す場合には、アップリンクグラントによって割り当てられた通信リソースを使用することを控えてもよい。
いくつかの実施形態では、時間窓WUL-CIは、UL-CIによって示され得る通信リソースに関連する最も早い時刻に対応する時刻に終了してもよい。たとえば、UL-CIがRURに関連付けられている場合、時間窓WUL-CIは、RURのリソースに対応する開始時刻に終了してもよい。
図8は、TBEFOREがゼロであり、時間窓WUL-CIが、RURのリソースに対応する開始時刻で終了する、本技術のいくつかの実施形態に係る送信の例を示す。
図8の例では、第1のアップリンクグラント802は、第1の通信リソース822を割り当て、第2のアップリンクグラント804は、第2の通信リソース824を割り当てる。第2の通信リソース824は、第1の通信リソース822と重複するので、第2の通信リソース824を含むRUR842のサブ部分は、ビットマップ852によってUL-CI832によって示される。第1のアップリンクグラント802は、時間窓WUL-CIの外側で送受信されたため、第1の通信デバイス270aは、UL-CI832を処理し、プリエンプトリソース割り当てによって割り当てられたリソースをその内部に有することが示されたRURのサブ部分に第1の通信リソース822が収まることを確認し、第1の通信リソース822を使用して送信することを控える。
第2のアップリンクグラント804およびUL-CI832の両方が時刻tから時刻tまでの間に送信されたので、第2のアップリンクグラント804は、時刻tで開始し、時刻t(RUR842の開始時刻)で終了する時間窓WUL-CI内で送受信された。したがって、第2の通信デバイス270bは、第2の通信リソース824に関する限り、UL-CI832を無視し、第2の通信リソース824を使用してデータを送信する。
いくつかの実施形態では、異なるUL-CIに関連するそれぞれのRURが重複してもよい。したがって、特定の通信リソースは、2つ以上のUL-CIによって示されてもよい。本技術のいくつかの実施形態によれば、通信デバイスは、各UL-CIについて、以下を決定することによって、各UL-CIを独立して処理する。
UL-CIが、通信デバイスによるデータの送信のためのアップリンクグラントによって割り当てられたアップリンク通信リソースを示すか否か、および
アップリンクグラントが、UL-CIに関連付けられた時間窓WUL-CI内に受信されたか否か。
いくつかの実施形態では、アップリンクグラントがそのようなリソースを示す任意のUL-CIに関連付けられた時間窓WUL-CIの外側で受信された場合、通信デバイスは、アップリンク通信リソースを使用してデータを送信することを控える。
したがって、本技術の諸実施形態は、リソース(たとえば、衝突に対応するリソースであってもよい)を示す他のUL-CIが通信デバイスによって無視される場合であっても、当該通信デバイスに、割り当てられた通信リソースを使用することを控えさせるUL-CIの送信を提供することができる。したがって、いくつかの実施形態では、後のUL-CIは、同じ通信リソースおよび同じ通信デバイスに関して、先のUL-CIをオーバーライドすることができる。いくつかのそのような実施形態では、インフラストラクチャ機器272は、割り当てがプリエンプションの結果として衝突を引き起こす通信リソースを、その後、さらに別のリソース割り当てによってプリエンプトされるように、この原理に依拠してもよい。
図9は、本技術のいくつかの実施形態に係る送信の例を示す。
図9の例では、第1の通信リソース922および第2の通信リソース924は、それぞれ、第1および第2のアップリンクグラント902および904によって割り当てられる。時刻tから時刻tまでの間に、第2のアップリンクグラント904および第1のUL-CI932の両方が送信される。第1のUL-CI932の場合、第2のアップリンクグラント904は、関連する第1の時間窓WUL-CI#1内にある。したがって、第2の通信デバイス270bは、第2のアップリンクグラント904によって割り当てられたリソースを使用してデータを送信するか否かを決定するとき、第1のUL-CI932を無視する。
さらに、たとえば、その後(図9には示されていない)、周波数fおよびfならびに時刻tおよびtを境界とするサブ部分内の第3の通信リソースを含む、さらなる(第3の)リソース割り当てがなされる。周波数がfおよびfならびに時刻tおよびtを境界とするサブ部分内で、第3の通信リソースは第2の通信リソース924の一部と衝突する(すなわち、重複する)。それに応答して、インフラストラクチャ機器272は、時刻tから時刻tまでの間に、第2のUL-CI934を送信する。第1および第2のUL-CIは、それぞれの第1および第2のRUR942および944に関連付けられ、それぞれの第1および第2のビットマップ952および954を含む。第1のRUR942および第2のRUR944は、周波数fから周波数fまでの周波数ドメインに及ぶリソースを備える。時間ドメインでは、第1のRUR942は、時刻tから時刻t10まで延び、第2のRUR944は時刻tから時刻t11まで延びる。
第1のビットマップ952は、第2の通信リソース942を含む第1のRUR942のサブ部分を示す。第2のビットマップ954は、第3の通信リソースを含む第2のRUR944のサブ部分を示す。
第2のアップリンクグラント904は、第2のUL-CI934に関連付けられた時間窓WUL-CI#2の外側にあるので、第2の通信デバイス270bは、第2のビットマップ954を処理し、指示されたサブ部分が第2の通信リソース924の少なくとも一部を含むことを決定し、第2の通信リソース924を使用して送信することを控える。
図9の例では、第1および第2のビットマップ952および954は、「1」によって、後のリソース割り当ての一部を含むそれらのサブ部分を示し、後のリソース割り当ては、先のリソース割り当てと重複する(したがって、プリエンプトする)。したがって、第1および第2のビットマップ952および954は、後のリソース割り当ての一部を含むが、先のリソース割り当てのいずれも含まないサブ部分に対応する(すなわち、「示す」)「1」に設定されたビットを含む。
いくつかの実施形態では、UL-CIは、後のリソース割り当ての一部および先のリソース割り当ての一部の両方を含むサブ部分のみを示してもよい。たとえば、図9を参照すると、いくつかの実施形態では、第1のビットマップ952は、第1および第2の通信リソース922および924の間の重複を含むサブ部分のみ、すなわち{0000000;0011000}を示してもよい。同様に、第2のビットマップ954は、第2の通信リソース924と第3の通信リソースとの間の重複を含むサブ部分のみ、すなわち{0000000;1000000}を示してもよい。しかしながら、上記で説明したように、いくつかの実施形態によれば、UL-CI中のビットマップによって示されるリソースは、衝突に関連するリソースに限定されず、インフラストラクチャ機器によって他の理由のために示されてもよい。特に、いくつかの実施形態では、通信デバイスは、UL-CI中のリソースの指示のためのいかなる理由も決定しなくてもよい。
上記で説明され、たとえば、図7に示されるように、いくつかの実施形態では、時間窓WUL-CIの終了は、UL-CIを送信するために使用されるリソースの終了から所定の持続時間TAFTER後であるものとして決定されてもよい。
いくつかの実施形態では、時間窓WUL-CIの終了は、UL-CIに関連付けられたRURに対応するリソースの開始時刻または終了時刻に基づいて決定されてもよい。たとえば、図8に示され、上述されるように、いくつかの実施形態では、時間窓は、RURの開始時に終了する。図8の例では、UL-CI832について、関連する時間窓WUL-CIの終了は、UL-CI832のRUR842の開始である時刻tにある。
いくつかの実施形態では、UL-CIに関連する時間窓は、対応するRURの終了時に終了する。したがって、いくつかの実施形態では、アップリンクグラントは、以前に送信されたUL-CIに関連付けられたRURの開始後に送受信されてもよい。そのような送信の例を図10に示す。
図10の例では、第1の通信リソース1022は、時刻tから時刻tまでの間に送信される第1のアップリンクグラント1002によって、第1の通信デバイス270aによるデータの送信のために割り当てられる。
別々に(たとえば、時刻tの後に)、インフラストラクチャ機器272は、第2の通信デバイス270bによるデータの送信のために第2の通信リソース1024を割り当てる。時刻tから時刻tまでの間に、インフラストラクチャ機器272は、時刻tから時刻t11まで時間的に延びる関連するRUR1042を有する第1のUL-CI1032を送信する。したがって、第1のUL-CI1032に関連付けられた時間窓WUL-CIは、RUR1042の終了である時刻t11まで延びる。UL-CI1032は、ビットマップ1052によって、第1および第2の通信リソース1022および1024が衝突するサブ部分を示す。
時間窓WUL-CIは、UL-CI1032の送信の終了後に延びるので、第2の通信リソース1024のためのアップリンクグラントの送信がUL-CI1032の送信の前に、またはそれと同時に行われる必要はない。
本技術のいくつかの実施形態と同様に、第1のUL-CI1032は、第1および第2の通信デバイス270aおよび270bによって監視されるUL-CI送信のための所定のスケジュールに従って送信されてもよい。
インフラストラクチャ機器272は、時刻tから時刻tまでの間に、第2の通信リソース1024の割り当てを第2の通信デバイス270bに示すための第2のアップリンクグラント1004を送信する。第2のアップリンクグラント1004は、第1のUL-CI1032に関連付けられた時間窓WUL-CI内にあるので、第2の通信デバイス270bは、第2の通信リソース1024を使用してデータを送信することを控えない。
反対に、第1のUL-CI1032に関連付けられた時間窓WUL-CIは、第1のアップリンクグラント1002の送信後である時刻tにおいて開始するので、第1の通信デバイス270aは、ビットマップ1052が第1の通信リソース1022の一部または全部を含むサブ部分を示すので、第1の通信リソース1022を使用して送信することを控えることを決定する。
したがって、本技術の諸実施形態は、以前に割り当てられたリソースを割り当てるアップリンクグラントが送信される時刻を選択する際に柔軟性をもたせることができる。
図10の例では、第2のUL-CI1034は、時刻tから時刻tまでの間に送信される。図10には示されていないが、第2のUL-CI1034に関連付けられた時間窓は、第2のアップリンクグラント1004の送信/受信が終了する時刻tまたはそれ以降に開始する。したがって、いくつかの実施形態によれば、第2の通信デバイス270bは、第2のアップリンクグラント1004によって割り当てられた第2の通信リソース1024に適用可能であり、第2のUL-CI1034によって示されるリソースの任意の指示に従う(たとえば、割り当てられたリソースを使用して送信することを控える)。
いくつかの実施形態では、UL-CIに関連付けられた時間窓は、終了しない(言い換えれば、TAFTER=∞である)。そのような実施形態では、アップリンクグラントの前に送信されるUL-CIは、UL-CIの送信とアップリンクグラントとの間の時間にかかわらず、アップリンクグラントによって割り当てられたリソースをデータの送信のために使用するか否かを決定する際に考慮される必要はない。
いくつかの実施形態では、UL-CIに関連付けられた時間窓は、UL-CIの送信の終了時に終了する。すなわち、TAFTER=0である。
上記のように、いくつかの実施形態では、インフラストラクチャ機器は、たとえば、通信デバイスに知られている、可能な送信インスタンスの所定のスケジュールに従って、特定の時間にのみ通信デバイスによって監視されるUL-CIを送信する。そのような実施形態は、通信デバイスが必要とするUL-CI送信のための監視の量を低減することができる。
送信インスタンスは、監視機会と呼ばれることがある。UL-CIは、ダウンリンク制御情報(DCI)の送信のための従来技術を使用して送信されてもよく、任意選択で、任意の特定の監視機会において送信されてもよい。通信デバイスは、所定のスケジュールに従って、監視機会に送信された任意のUL-CIを受信および検出することが要求されるが、インフラストラクチャ機器は、いくつかの実施形態では、たとえば、UL-CIに関連付けられたRUR内のリソースに関してプリエンプションが生じていない場合、監視機会にUL-CIを送信することを控えてもよい。
いくつかのそのような実施形態では、第1の監視機会において送信されたUL-CIに関連付けられた時間窓は、第1の監視機会の後の次の送信インスタンスの開始時に終了する。
図11は、本開示のいくつかの実施形態に係る、UL-CIと、次のUL-CI監視機会の開始時に終了する関連する時間窓とを含む送信の例を示す。
図11に示す送信は、図10に示す送信と同じである。しかしながら、図11の例では、UL-CI監視機会は、所定のスケジュールに従って時刻tおよび時刻tにおいて開始し、UL-CIに関連付けられた時間窓は、上記のように、次の監視機会の開始時に終了する。
したがって、第1のUL-CI1032に関連付けられた時間窓は、時刻tにおいて終了する。
いくつかの実施形態では、通信デバイスは、UL-CIに関連付けられた時間窓を決定するために、時間窓決定パラメータを決定する。いくつかの実施形態では、時間窓決定パラメータは以下のうちの1つ以上を含む。
BEFORE
AFTER
時間窓の終了が、関連するRURの開始または終了と整合するか否か、および
時間窓の終了が、UL-CI送信スケジュールに従って、次のUL-CI監視機会の開始と整合するか否か。
いくつかの実施形態では、時間窓決定パラメータのうちの1つ以上は、通信デバイスにおいて(たとえば、製造時に、またはソフトウェアアップデートによって)静的に設定される。時間窓決定パラメータは、適切な標準仕様において定義されてもよい。したがって、時間窓決定パラメータのいかなるシグナリングも必要とされないことがある。
いくつかの実施形態では、時間窓決定パラメータのうちの1つ以上は、媒体アクセス制御層の上位のプロトコル層において提供される無線リソース制御設定または他の設定手段によって、通信デバイスにおいて設定される。したがって、本技術の諸実施形態は、パラメータの柔軟な設定を提供することができる。
いくつかの実施形態では、時間窓決定パラメータのうちの1つ以上の指示は、媒体アクセス制御層または下位プロトコルレイヤでシグナリングによって通信デバイスに送信される。たとえば、パラメータは、ダウンリンク制御情報(DCI)内でシグナリングされてもよい。いくつかの実施形態では、パラメータの指示を含むDCIはまた、アップリンクグラントまたはUL-CIを含んでもよい。したがって、本技術の諸実施形態は、パラメータの動的設定を提供することができる。
上記のように、本技術の諸実施形態は、UL-CIとアップリンクグラントとの相対送信時間に応じて、UL-CIを異なるアップリンクグラント指示に選択的に適用可能にすることができる。
しかしながら、これは、一方(事実上、UL-CIによってキャンセルされる)がUL-CIの時間窓の外側にあり、他方がそうでないことを保証するために、アップリンクグラントのスケジューリングに何らかの制約を課す場合がある。
図12は、2つのアップリンクグラントが時間的に分離されるが、それにもかかわらず、両方とも等しく扱われるシナリオの例を示す。
図12では、第1および第2の通信リソース1222および1224は、図11の例のように割り当てられ、UL-CI1232は、ビットマップ1252によって、UL-CI1232に関連付けられたRUR1242のサブ部分を示すために送信され、示されたサブ部分は重複するリソースを含むサブ部分である。
図11の例とは異なり、図12では、第1のアップリンクグラント1202および第2のアップリンクグラント1204は、それぞれ、時刻tおよびtにおいて送信され、時刻tおよびtは、両方ともUL-CI1232に関連付けられた時間窓WUL-CI内にある。第1および第2のアップリンクグラント1202および1204の送信タイミングの理由は、たとえば、アップリンクグラント1202および1204を送信するための他の適切な通信リソースの利用可能性がないためであってもよい。いくつかの実施形態では、通信デバイスがアップリンクグラントに応答して、(たとえば、符号化ステップを実行することによって)送信のためのデータを準備し、割り当てられた通信リソースを使用して、データの送信のための送信回路を準備するのに十分な時間を与えるために、インフラストラクチャ機器は、アップリンクグラントの送信と、アップリンクグラントによって割り当てられたリソースの開始との間の時間が所定の持続時間を超えるようにアップリンクグラントを送信しなければならないことを決定してもよい。
第1および第2のアップリンクグラント1202および1204の両方がUL-CI1232に関連付けられた時間窓WUL-CI内に送信されるので、(それぞれ、第1および第2のアップリンクグラントの対象である)第1の通信デバイス270aおよび第2の通信デバイス270bの両方は、(それぞれ)第1および第2の通信リソース1222および1224を使用して送信することを控えない。これは、この例における望ましい結果ではない。なぜなら、通信デバイス270aおよび270bの両方の送信は、衝突をもたらし、インフラストラクチャ機器272が一方または両方の送信のデコードに失敗する可能性が高いからである。
第1および第2のアップリンクグラント1202および1204の両方がUL-CI1232に関連付けられた時間窓WUL-CIの外側で送信される場合、たとえば、図12の例では、TBEFORE=0であり、時間窓WUL-CIは時刻tで開始するので、さらなる問題が生じ得る。そして、両方の通信デバイス270aおよび270bは、第1および第2のアップリンク通信リソース1222および1224を使用して送受信をキャンセルする。
本技術のいくつかの実施形態によれば、インフラストラクチャ機器272は、同じ通信リソースのための2つのアップリンクグラントを同じ通信デバイスに送信し、通信リソースを示すUL-CIも送信する。いくつかの実施形態では、2つのアップリンクグラントは、符号化パラメータ、ブロックサイズなどの一貫性のあるパラメータを示し、したがって、2つのアップリンクグラントのうちの第1のアップリンクグラントに応答して開始される任意の(複数の)符号化処理は、2つのアップリンクグラントのうちの第2のアップリンクグラントで示される任意のパラメータと一貫性がある(すなわち、それに従う)。いくつかの実施形態では、第2の(後の)アップリンクグラントは、少ないパラメータを含み、たとえば、第2のアップリンクグラントは、第1の(先の)グラントが確認されたことを示すインジケータを含むことができる。インジケータは、たとえば、第1の(先の)アップリンクグラントの送信を確認するか、または確認しないかのいずれかのための1ビットのインジケータである。
アップリンクグラントのうちの1つは、UL-CIに関連付けられた時間窓内に送信される。特に、時間窓内に送信されるアップリンクグラントのうちの1つは、2つのアップリンクグラントのうちの第2のアップリンクグラントである。
したがって、通信デバイスは、割り当てられた通信リソースを示す第1のアップリンクグラントを受信する。第1のアップリンクグラントを受信することに応答して、通信デバイスは、割り当てられた通信リソースを使用してデータを送信するための準備ステップを開始してもよい。次いで、通信デバイスは、割り当てられた通信リソース(またはその一部)を示すUL-CIを受信し、第1のアップリンクグラントは、ULCIに関連付けられた時間窓の外側で受信されている。
通信デバイスは、UL-CIに関連付けられた時間窓中に、第1のアップリンクグラントによって割り当てられたのと同じ通信リソースを割り当てる第2のアップリンクグラントを受信する。第2のアップリンクグラントを受信し、それがUL-CIに関連する時間窓中に受信されたと決定したことに応答して、通信デバイスは、UL-CIによって示されるリソースにかかわらず、割り当てられた通信リソースを使用して送信することを控えるべきではないことを決定する。
その一例を図13に示す。
図13は、図12の例と同じリソース割り当てを示す。しかしながら、図13の例では、UL-CI1232に関連付けられた時間窓WUL-CI内で、時間tにおいて追加の(第3の)アップリンクグラント1306が送信される。第3のアップリンクグラント1306は、第2の通信リソース1224を第2の通信デバイス270bに割り当て、すなわち、第2のアップリンクグラント1204と同じリソースを通信デバイスに割り当てる。
第1のアップリンクグラント1202は、UL-CI1232に関連付けられた時間窓WUL-CIの外側(前)で受信されるので、第1の通信デバイス270aは、UL-CI1232内のビットマップ1252によって示されるように、第1の通信リソース1222(またはその一部)の指示に従い、第1の通信リソース1222を使用してデータを送信することを控える。
一方、第2の通信デバイスは、UL-CI1232に関連付けられた時間窓WUL-CI内に受信される第3のアップリンクグラント1306を受信する。それに応答して、第2の通信デバイスは、UL-CI1232内のビットマップ1252によって示されるように、第2の通信リソース1224(またはその一部)の指示に従うべきではないことを決定し、第2の通信リソース1224を使用してデータを送信する。
したがって、本技術の諸実施形態は、通信デバイスが送信のための必要な準備を完了するのに十分早期にインフラストラクチャ機器がアップリンクグラントを送信することを可能にすることができ、割り当てられたリソースに関してUL-CIが通信デバイスに適用されない(すなわち、通信デバイスによって無視され得る)ことを示すことができる。
本技術のいくつかの実施形態によれば、通信デバイスは、第2のアップリンクグラント1204を受信したことに応答して、第2のアップリンク通信リソース1224を使用してデータを送信することに備えるステップを実行し、第3のアップリンクグラント1306は、これらの準備ステップと一致するデータの送信のためのパラメータを示す(たとえば、第2のアップリンクグラント1204および第3のアップリンクグラント1306によって示される変調および符号化スキーム、トランスポートブロックサイズなどは、競合していない)か、あるいは、第3のアップリンクグラントは、第2のアップリンク通信リソースを使用して送信を進行すべきか否かを示すインジケータ(たとえば、1ビットのインジケータ)を提供する。したがって、本技術の諸実施形態は、通信デバイスが第3のアップリンクグラント1306の受信と第2のアップリンク通信リソース1224の開始との間の必要な準備ステップ(符号化など)を完了するために、第3のアップリンクグラント1306が第2のアップリンク通信リソース1224より十分前に受信される必要がないことを意味し得る。特に、これは、第3のアップリンクグラント1306がない場合、通信デバイスが第2のアップリンク通信リソース1224を使用して送信することを控えるであろうときに有益であり得る。
いくつかの実施形態では、(図13の例のように)第3のアップリンクグラント1306は、UL-CI1232に関連付けられた時間窓WUL-CI内で受信されなければならない。
いくつかの実施形態では、第3のアップリンクグラントは、(さらに、または代わりに)UL-CIの受信の終了時に開始する持続時間Tconfirmを有する確認時間窓内で受信されなければならない。持続時間Tconfirmは、割り当てられた通信リソースの開始の前に、確認時間窓が所定の持続時間TDCIを終了するように定義されてもよい。したがって、持続時間Tconfirmは、それぞれの割り当てられた通信リソースの開始時間に応じて、異なる通信デバイスに対して異なっていてもよい。持続時間TDCIは、通信デバイスが第3のアップリンクグラントの受信に応答するために必要とされる最小持続時間であってもよい。持続時間TDCIは、規格において指定され、あるいは、RRC設定もしくは他の公知技術によって通信デバイス270において設定されてもよい。
図14は、本技術の諸実施形態に係る送信を示し、確認時間窓内のアップリンクグラントの送信を示す。
図14の例における送信は、図13の例における送信と同じである。しかしながら、図14の例において、TBEFOREはゼロよりも大きい。通信デバイス270aおよび270bは、それぞれ割り当てられたリソース1222および1224を用いて送信するか否かに関するそれぞれの決定が異なっている。
具体的には、第1の通信デバイス270aは、第1のアップリンクリソース1222を割り当てる第1のアップリンクグラント1202、およびUL-CI1232を受信する。第1のアップリンク通信リソース1222は、時刻tにおいて開始する。したがって、第1の通信デバイス270aは、UL-CI1232に関連付けられた確認時間窓が時刻t(UL-CI1232の受信が終了した時)から時刻tまで延びることを決定する。ここで、時刻tは、第1のアップリンク通信リソース1222が開始する時刻tより所定の持続期間TDCI前の時刻である。
第1のアップリンクグラント1202は、ULCI1232に関連付けられた時間窓WUL-CI中に受信され、確認時間窓中にさらなるアップリンクグラントは受信されなかったので、第1の通信デバイス270aは、たとえば、従来の方法でUL-CI1232を処理し、第1の通信リソース1222を使用して送信することを控える。
いくつかの実施形態では、第1の通信デバイス270aは、第1のアップリンクグラント1202を受信した時刻にかかわらず、確認時間窓中にさらなるアップリンクグラントを受信しなかったと決定したことに応じて、第1の通信リソース1222を使用して送信することを控える。いくつかのそのような実施形態では、UL-CI1232に関連付けられた時間窓WUL-CIが存在しないことがある。
あるいは、いくつかの実施形態(図14には示されていない)では、確認時間窓中にさらなるアップリンクグラントを受信せず、かつ第1のアップリンクグラント1202がUL-CI1232に関連付けられた時間窓WUL-CI中に受信されなかったと決定したことに応じて、第1の通信デバイス270aは、第1の通信リソース1222を使用して送信することを控える。
反対に、第2の通信デバイス270bは、第2のアップリンクリソース1224を割り当てる第2のアップリンクグラント1204、およびUL-CI1232を受信する。第2のアップリンク通信リソース1224は、時期t10において開始する。したがって、第2の通信デバイス270bは、UL-CI1232に関連付けられた確認時間窓が時刻t(UL-CI1232の受信が終了する時)から時刻tまで延びると決定する。ここで、時刻tは、時刻t10よりTDCI前の時刻である。
第3のアップリンクグラント1306は、第2の通信デバイス270bへの第2の通信リソース1224の割り当てを確認する確認時間窓中に受信されるので、第2の通信デバイス270bは、UL-CI1232を無視し、第2の通信リソース1222を使用してデータを送信する。
したがって、本技術の諸実施形態は、割り当てられたアップリンクリソースの少なくとも所定の持続時間前に受信されているUL-CIの後に確認アップリンクグラントを送信する方法を提供することができる。
いくつかの実施形態では、通信デバイスは、関連付けられたRURを有する2つのUL-CIを受信してもよく、アップリンクグラントによって通信デバイスに割り当てられた通信リソースの少なくとも一部は、両方のRUR内に収まる。
いくつかの実施形態によれば、通信デバイスは、両方のUL-CIが割り当てられた通信リソースのうちのいくつかを示す場合にのみ、割り当てられたリソースを使用して送信することを控える。指示された通信リソースは、UL-CI間で異なっていてもよい。関連するRURは、同じであっても異なっていてもよい。
そのような実施形態の例を図15に示す。
図15の例では、第1および第2の通信リソース1522および1524は、それぞれ、第1および第2のアップリンクグラント指示1502および1504によって、第1および第2の通信デバイス270aおよび270bに割り当てられる。
第1および第2のUL-CI1532および1534は、第1および第2の通信デバイス270aおよび270bの双方によっても送受信される。各UL-CI1532、1534はそれぞれのRUR1542および1544に関連付けられ、RURのサブ部分を示すそれぞれのビットマップ1552および1554を含み、示されたサブ部分は衝突するリソース割り当てのリソースを含むものである。
周波数ドメインにおいて、第1のRUR1542および第2のRUR1544は、周波数fから周波数fまで延びる。時間ドメインにおいて、第1のRUR1542は、時刻tから時刻t11まで延び、第2のRUR1544は、時間tから時刻t12まで延びる。
第1の通信デバイスは、第1のRUR1542および第2のRUR1544の両方が第1の通信リソース1522のうちいくつかを示すことを決定する。具体的には、第1のビットマップ1552は、時刻tから時刻t11および周波数fから周波数fまで広がるリソースを示す。第2のビットマップ1554は、周波数fから周波数fまでの周波数および時刻tから時刻tまでの時間に延びるサブ部分内のリソースを示す。UL-CI1532および1534の両方は第1の通信リソースの一部を示すため、第1の通信デバイス270aは、第1の通信リソース1522を使用して送信することを控える。
反対に、第2のビットマップ1554は、第2の通信リソース1524のリソースを含む第2のRUR1544のサブ部分を示さない。したがって、第2の通信デバイス270bは、第2の通信リソース1524を使用して送信することを控えず、これらのリソースを使用してデータを送信する。
いくつかのそのような実施形態では、UL-CIのビットマップが実際には衝突を受けるリソース(たとえば、RURのサブ部分)を反映しないことがあることが明らかであろう。図15の例では、第2のビットマップ1554は、周波数fから周波数fまでの周波数および時刻tから時刻tまでの時間に延びるサブ部分内の少なくともいくつかのリソースを示す。しかしながら、このサブ部分は、第2の通信リソース1524のいずれも含まず、したがって、実際には、衝突するリソースを含まない。
いくつかの実施形態では、割り当てられた通信リソースが送信のために使用されるべきか否かを決定するための他のルールは、上記で説明したものに加えて、またはそれに代えて使用されてもよい。たとえば、いくつかの実施形態では、異なる通信デバイスは、複数のUL-CIの場合によっては異なるサブセットを含む、異なるUL-CIを監視するように構成されてもよい。いくつかのそのような実施形態では、通信デバイスは、その構成に従って、割り当てられたリソースのいずれも衝突の対象であることを示さない少なくとも1つのUL-CIを受信する場合、割り当てられたリソースを使用して送信することを許可されると決定してもよい。
いくつかの実施形態では、通信デバイスは、その構成に従って、割り当てられたリソースのいずれかを示す任意のUL-CIを受信しない場合、割り当てられたリソースを使用して送信することを許可されると決定してもよい。
したがって、本技術の諸実施形態は、アップリンクグラントおよび1つ以上のUL-CIの相対的な送信タイミングに対する制約なしに、割り当てられた通信リソースを使用して送信することが許可されるか否かを決定するための通信デバイスを提供することができる。したがって、たとえば、インフラストラクチャ機器は、1つの通信デバイスについて、アップリンクグラントがUL-CIに関連付けられた時間窓内にあり、別の通信デバイスについて、アップリンクグラントがUL-CIに関連付けられた時間窓外で受信されるように、インフラストラクチャ機器272がアップリンクグラントおよび/またはUL-CIをスケジューリングすることができない場合であっても、衝突が1つの通信デバイスに有利に解決される方法を示すことができる。
図16は、本技術の諸実施形態に係る通信デバイスによって実施されてもよい処理のフローチャートを示す。
図16の処理は、ステップS602、S604、S606、S608、S610、およびS612を含み、これらは、図6の処理における同様の番号を付された上記のステップに対応する。
図6の処理のように、ステップS612において、指示されたサブ部分内に第1のアップリンク通信リソースがないと決定された場合、処理は、図6の処理のように、ステップS604に戻る。しかしながら、反対に、UL-CIによって示されたように、第1のアップリンク通信リソースの一部または全部が指示されたサブ部分内にあると決定された場合、処理は、ステップS1614に進む。
ステップS1614において、通信デバイスは、アップリンク割り当てが受信された(ステップS602)時間(「第1の時間」)と、UL-CIが受信された(ステップS608)時間(「第2の時間」)とを決定する。第1の時間と第2の時間とに基づいて、通信デバイスは、割り当てられたリソースを使用してデータの送信を実行することを許可されるか否かを決定する。
図16の処理の例では、これは、第2の時間に基づいて、UL-CIに関連付けられた時間窓の範囲を決定することと、第1の時間がこの時間窓内に入るか否かを決定することとを含む。
第2の時間は、UL-CIの受信の開始またはUL-CIの受信の終了を指してもよいことが理解されよう。同様に、第1の時間は、アップリンク割り当て指示の受信の開始またはアップリンク割り当て指示の受信の終了を指してもよい。いくつかの実施形態では、UL-CIに関連付けられた時間窓は、UL-CIの受信の開始および終了の両方に基づいて定義されてもよい。いくつかの実施形態では、第1の時間が時間窓に入るか否かを決定する代わりに、通信デバイスは、アップリンクグラント指示を含む送信全体(たとえば、DCI)が時間窓内に受信されたか否かを決定してもよい。
第1の時間が時間窓内にある場合、処理は、ステップS1616に進む。
ステップS1616において、通信デバイスは、UL-CIがステップS602において割り当てられた通信リソースの少なくとも一部を示すが、それにもかかわらず、通信デバイスはそれらの割り当てられたリソースを使用して送信することを許可されると決定し、処理は、ステップS604に戻る。
なお、いくつかの実施形態では、(図6の処理のように)さらなるUL-CIを受信してもよく、ステップS602において受信したアップリンクグラントは、後のUL-CIに関連付けられた時間窓内に受信されていなくてもよい。したがって、いくつかの実施形態では、通信デバイスが後のUL-CIに基づいて割り当てられたリソースを使用して送信することを依然として控えてもよいという意味で、ステップS1616における決定は、決定的なものではなくてもよい。
ステップS1614において、第1の時間が時間窓内にないと判定された場合(または、一般に、ステップS1614において適用された第1の時間および第2の時間に基づくテストが満たされない場合)、処理は、ステップS1618に進む。
ステップS1618において、ステップS602において受信された指示(たとえば、アップリンクグラント)によって割り当てられたものと同じリソースを割り当てるさらなるアップリンクグラントが受信されたか否かが決定され、受信した場合、ステップS1614において実行されたテストが、さらなるアップリンクグラントおよびステップS608において受信したUL-CIを考慮して満たされるか否かが決定される。
テストを満たすさらなるアップリンクグラントが受信された場合、処理は、ステップS1616に進み、その結果、通信デバイスは、ステップS608において受信したUL-CIによって割り当てられたリソースを使用して送信することを妨げられない。
テストを満たすさらなるアップリンクグラントが受信されない場合、処理は、ステップS1620に進む。ステップS1620において、処理は、通信デバイスがステップS602において割り当てられたリソースを使用してアップリンクデータを送信することなく終了する。
上記のように、また、いくつかの実施形態では図14に示されるように、ステップS1618において、UL-CIに関連付けられた時間窓内に後のアップリンクグラントが受信されるか否かを決定する代わりに、通信デバイスは、割り当てられた通信リソースの開始に基づいて決定される時刻より前に、およびいくつかの実施形態では、送信をキャンセルまたは準備するための最小時間に関連する所定の持続時間上で、後のアップリンクグラントが受信されるか否かを決定する。
いくつかの実施形態では、(図16の処理に従って、または他の方法で)通信デバイスによるデータの送信のために使用されてもよい異なる通信リソースを割り当てるさらなるアップリンクグラントを受信してもよいことが理解されよう。
本開示の範囲は、上記の図16に示した処理に限定されないことが理解されよう。本技術のいくつかの実施形態では、図16の処理のステップを並べ替えてもよく、かつ/あるいは、1つ以上のステップを省略してもよい。たとえば、いくつかの実施形態では、ステップS1618は省略され、その結果、UL-CIが受信され、アップリンクグラントがステップS1614におけるテストを満たさない場合、処理は、直接ステップS1620に進む。
いくつかの実施形態では、後のUL-CIを受信する可能性は考慮されず、したがって、ステップS1616に続いて、通信デバイスは、割り当てられたリソースの開始時間まで待機し、次いで、直接ステップS606に進む。
本明細書で説明するように、本技術の諸実施形態は、2つ以上の通信デバイスがUL-CIに同じ方法で応答して、通信デバイスが送信しないか、または両方の通信デバイスが送信して衝突をもたらすことを回避することができる。本技術の諸実施形態は、たとえば、UL-CIの受信とその通信デバイスによるアップリンクグラントの受信との間の相対時間に基づいて、通信デバイスの異なる挙動を提供する。
本技術の諸実施形態によれば、通信デバイスのこの挙動は、所定のルールに従う。これらのルールは、適切な仕様書において指定され、かつ/あるいは、無線通信ネットワークのインフラストラクチャ機器(インフラストラクチャ機器272など)によって通信デバイスに示されてもよい。同様に、その挙動は、さらに、適切な仕様書において指定され、かつ/あるいは、インフラストラクチャ機器によって通信デバイスに示され、そうでなければ、通信デバイスにおいて設定され得る、所定のパラメータに従ってもよい。
さらに、本開示の諸実施形態は、インフラストラクチャ機器が第1の通信デバイスに第1のアップリンクリソースを割り当て、その後、第2のアップリンクリソース(第1のアップリンクリソースの一部または全部を含む)を第2の通信デバイスに割り当て(したがって、衝突をもたらす)、両方の通信デバイスによって受信される衝突の指示を送信する方法であって、第1および第2の通信デバイスは、それらがそれぞれの割り当てられたリソースを使用して送信するか否かを決定する際の挙動が異なる方法を提供することができる。
したがって、本技術の諸実施形態は、影響を受ける通信デバイスのうちの1つ(および1つのみ)が衝突リソースを使用して送信することを決定するように、インフラストラクチャ機器が衝突を示すことを可能にすることができる。いくつかの実施形態では、インフラストラクチャ機器は、衝突の指示の送信、第1の通信デバイスへの第1のアップリンクリソースの割り当ての指示の送信、および第2の通信デバイスへの第2のアップリンクリソースの割り当ての指示の送信のためにそれぞれの時間を選択し、その結果、第2の通信リソースは、衝突の指示を無視してもよいことを決定し、さらに、本明細書で開示する技術に従って、割り当てられたリソースを使用してデータを送信することを決定する。
いくつかの実施形態では、インフラストラクチャ機器は、衝突のさらなる指示、および/または第2のアップリンクリソースの割り当てのさらなる指示を第2の通信デバイスに送信し、その結果、第2の通信リソースは、衝突の指示を無視してもよいことを決定し、さらに、本明細書で開示する技術に従って、割り当てられたリソースを使用してデータを送信することを決定する。
いくつかの実施形態では、第2の通信デバイスへの第2のアップリンクリソースの割り当ては、第2のアップリンクリソースを使用して第2の通信デバイスによって送信されるデータに関連するサービス品質要件に基づく。
本技術の諸実施形態は、UL-CI内で伝送される(またはUL-CIとともに送信される)付加情報の必要性を回避することができる。本技術の諸実施形態は、衝突するリソースを使用して送信されるデータに関連付けられた物理層優先度が同じであっても、衝突を解決することができる。
様々な例が本明細書に記載されている。本開示の範囲は、これらの例に示される特徴の特定の組合せに限定されず、異なる例の態様を組み合わせてもよいことが理解されよう。
たとえば、通信デバイスによるデータの送信のために割り当てられたリソースが他の通信デバイスによるデータの送信のために割り当てられたという通信デバイスによる決定は、本明細書で説明するUL-CIのビットマップによって、または異なる形態の指示を受信することなどの任意の他の方法によって行ってもよい。いくつかの実施形態では、指示は、ブロードキャストまたはマルチキャストされる指示である。いくつかの実施形態では、指示は、2つの重複するリソース割り当てのうちのどちらをキャンセルするかを明示的に示さない。
したがって、本技術の諸実施形態は、無線通信ネットワークにおける通信デバイスを動作させる方法であって、第1の時間においてアップリンクグラント指示を受信し、上記アップリンクグラント指示は、上記通信デバイスによる第1のデータの送信のために割り当てられた第1のアップリンク通信リソースを示し、第2の時間においてアップリンクキャンセル指示(UL-CI)を受信し、上記UL-CIは、第2のアップリンク通信リソースを示し、上記第2のアップリンク通信リソースは、上記第1のアップリンク通信リソースの少なくとも一部を含み、上記アップリンクグラント指示および上記アップリンクキャンセル指示を受信することに応答して、上記第1の時間と上記第2の時間とに基づいて、上記第1のアップリンク通信リソースを使用して上記第1のデータを送信するか否かを決定する方法を提供することができる。
無線通信ネットワークにおける通信デバイスを動作させる方法であって、アップリンクグラント指示を受信し、上記アップリンクグラント指示は、上記通信デバイスによる第1のデータの送信のために割り当てられた第1のアップリンク通信リソースを示し、第2の時間においてアップリンクキャンセル指示(UL-CI)を受信し、上記UL-CIは、基準アップリンク領域内のリソースを示し、上記基準アップリンク領域は、上記UL-CIに関連付けられ、かつ、アップリンク通信リソースを定義し、上記第1のアップリンク通信リソースが上記UL-CIで示される上記リソース内にあることを決定し、上記UL-CIに関連付けられた時間窓を決定し、上記アップリンクグラント指示が上記UL-CIに関連付けられた上記時間窓内において受信されたことを決定し、上記アップリンクグラント指示が上記UL-CIに関連付けられた上記時間窓内において受信されたことを決定したことに応答して、上記第1のアップリンク通信リソースを使用して上記第1のデータを送信する動作方法についても説明した。
無線通信ネットワークにおける通信デバイスを動作させる方法であって、第1の時間においてアップリンクグラント指示を受信し、上記アップリンクグラント指示は、上記通信デバイスによる第1のデータの送信のために割り当てられた第1のアップリンク通信リソースを示し、第2の時間においてアップリンクキャンセル指示(UL-CI)を受信し、上記UL-CIは、第2のアップリンク通信リソースを示し、上記第2のアップリンク通信リソースは、上記第1のアップリンク通信リソースの少なくとも一部を含み、第3の時間において第2のアップリンクグラント指示を受信し、上記第2のアップリンクグラント指示は、上記通信デバイスによる上記第1のデータの送信のために上記第1のアップリンク通信リソースが割り当てられることを示し、上記第2のアップリンクグラント指示を受信することに応答して、上記第3の時間と上記第2の時間とに基づいて、上記第1のアップリンク通信リソースを使用して上記第1のデータを送信するか否かを決定する動作方法についても説明した。
無線通信ネットワークにおける通信デバイスを動作させる方法であって、第1の時間においてアップリンクグラント指示を受信し、上記アップリンクグラント指示は、上記通信デバイスによる第1のデータの送信のために割り当てられた第1のアップリンク通信リソースを示し、第2の時間においてアップリンクキャンセル指示(UL-CI)を受信し、上記UL-CIは、第2のアップリンク通信リソースを示し、上記第2のアップリンク通信リソースは、上記第1のアップリンク通信リソースの少なくとも一部を含み、第2のUL-CIを受信し、上記第2のUL-CIが第4のアップリンク通信リソースを示すか否かに基づいて、上記第1のアップリンク通信リソースを使用して上記第1のデータを送信するか否かを決定し、上記第4のアップリンク通信リソースは、上記第1のアップリンク通信リソースの少なくとも一部を含む動作方法についても説明した。
無線通信ネットワークにおけるインフラストラクチャ機器を動作させる方法であって、第1のアップリンク通信リソースの割り当ての指示を第1の通信デバイスに送信し、アップリンクキャンセル指示(UL-CI)を上記第1の通信デバイスに送信し、上記UL-CIは、上記第1のアップリンク通信リソースの一部を含む通信リソースの指示を含み、上記第1のアップリンク通信リソースを使用して上記第1の通信デバイスにより送信された信号を受信する動作方法についても説明した。
対応する通信デバイス、インフラストラクチャ機器、および通信デバイスの回路、ならびにインフラストラクチャ機器の回路についても説明した。
本開示はいくつかの点で、特定の例を提供するために、LTEベースおよび/または5Gネットワークにおける実施に焦点を当てているが、同じ原理を他の無線電気通信システムに適用できることが理解されよう。したがって、本明細書で使用される用語は、一般に、LTEおよび5G規格の用語と同一または類似しているが、本教示は、LTEおよび5Gの現在のバージョンに限定されず、LTEまたは5Gに基づいておらず、かつ/あるいはLTE、5G、または他の規格の任意の他の将来のバージョンに準拠していない任意の適切な構成に同様に適用することができる。
本明細書で説明される各種の例示的なアプローチは、基地局および通信デバイスの両方によって知られているという意味で、事前に決定された/事前定義された情報に依拠し得ることに留意されたい。このような事前に決定された/事前定義された情報は、一般に、たとえば、無線電気通信システムのための動作規格における定義によって、たとえば、システム情報シグナリングにおける基地局および通信デバイスとの間で事前に交換されたシグナリングによって、無線リソース制御セットアップシグナリングに関連して、または、SIMアプリケーションに記憶された情報において、確立され得ることが理解されよう。すなわち、関連する事前定義された情報が確立され、無線電気通信システムの様々な要素間で共有される特定の方法は、本明細書で説明される動作の原理にとって最も重要ではない。本明細書で説明される各種の例示的なアプローチは、無線電気通信システムの各種要素間で交換/通信される情報に依存することをさらに留意されたい。そのような通信は、一般に、文脈において別段の要求がない限り、たとえば、特定のシグナリングプロトコルおよび使用される通信チャネルのタイプに関して、従来技術に従って行われ得ることが理解されしょう。すなわち、関連する情報が無線電気通信システムの様々な要素間で交換される特定の方法は、本明細書で説明される動作の原理にとって最も重要ではない。
本明細書で説明する原理は、特定の種類の通信デバイスにのみ適用可能であるわけではなく、任意の種類の通信デバイスに関してより一般的に適用することができ、たとえば、アプローチは、URLLC/IIoTデバイスまたは他の低レイテンシ通信デバイスに限定されず、たとえば、通信ネットワークへの無線リンクとともに動作する任意の種類の通信デバイスに関してより一般的に適用され得ることが理解されよう。
本明細書で説明する原理は、LTEベースまたは5G/NRベースの無線電気通信システムに適用可能であるだけでなく、動的リソース割り当てをサポートする任意のタイプの無線電気通信システムにも適用可能であることがさらに理解されよう。
本発明のさらなる特定の好ましい態様は、添付の独立請求項および従属請求項に記載されている。従属請求項の特徴は、特許請求の範囲に明示的に記載されたもの以外の組み合わせにおいて独立請求項の特徴と組み合わされてもよいことが理解されよう。
したがって、前述の説明は、単に本発明の例示的な実施形態を開示し、説明しているに過ぎない。当業者には理解されるように、本発明は、その精神または本質的な特徴から逸脱することなく、他の特定の形態で実施することができる。したがって、本発明の開示は、例示であることが意図されているが、本発明の範囲、および他の請求項を限定することは意図されていない。本開示は、本明細書の教示の、任意の容易に識別可能な変形を含み、発明の主題が公衆に捧げられないように、前述の請求項の用語の範囲を部分的に定義する。
本開示のそれぞれの特徴は、以下の番号付けされた段落によって定義される。
段落1 無線通信ネットワークにおける通信デバイスを動作させる方法であって、第1の時間においてアップリンクグラント指示を受信し、上記アップリンクグラント指示は、上記通信デバイスによる第1のデータの送信のために割り当てられた第1のアップリンク通信リソースを示し、第2の時間においてアップリンクキャンセル指示(UL-CI)を受信し、上記UL-CIは、第2のアップリンク通信リソースを示し、上記第2のアップリンク通信リソースは、上記第1のアップリンク通信リソースの少なくとも一部を含み、上記アップリンクグラント指示および上記アップリンクキャンセル指示を受信することに応答して、上記第1の時間と上記第2の時間とに基づいて、上記第1のアップリンク通信リソースを使用して上記第1のデータを送信するか否かを決定する動作方法。
段落2 段落1に記載の動作方法であって、上記第2のアップリンク通信リソースは、上記第1のデータのアップリンク送信および他の通信デバイスによるアップリンク送信のために割り当てられた第3のアップリンク通信リソースを含む動作方法。
段落3 段落2に記載の動作方法であって、上記UL-CIは、上記第2のアップリンク通信リソースが上記第1のデータのアップリンク送信および他の通信デバイスによるアップリンク送信のために割り当てられた上記第3のアップリンク通信リソースを含むことを示す動作方法。
段落4 段落1から3のいずれか1つに記載の動作方法であって、上記第1の時間が第1の所定の時間より短い時間だけ上記第2の時間に先行する場合、上記第1のアップリンク通信リソースを使用して上記第1のデータを送信する動作方法。
段落5 段落4に記載の動作方法であって、上記第1の所定の時間はゼロである動作方法。
段落6 段落1から5のいずれか1つに記載の動作方法であって、上記第1の時間が上記第2の時間よりも後であり、かつ、上記第2の時間よりも後の第2の所定の時間よりも短い場合、上記第1のアップリンク通信リソースを使用して上記第1のデータを送信する動作方法。
段落7 段落1から6のいずれか1つに記載の動作方法であって、上記第1の時間が上記第2の時間よりも前の上記第1の所定の時間よりも長いか、あるいは、上記第2の時間よりも後の上記第2の所定の時間より長い場合、上記第1のアップリンク通信リソースを使用して上記第1のデータを送信しない動作方法。
段落8 段落1から7のいずれか1つに記載の動作方法であって、上記UL-CIは、上記第2のアップリンク通信リソースを含む通信リソースを定義する基準アップリンク領域(RUR)に関連付けられる動作方法。
段落9 段落8に記載の動作方法であって、上記RURは、リソースの複数のサブ部分に分割され、上記UL-CIは、サブ部分ごとに、上記サブ部分内のリソースが第2の通信リソース内にあるか否かを示す動作方法。
段落10 段落1から9のいずれか1つに記載の動作方法であって、上記第2の通信リソースは、上記第1のデータの上記アップリンク送信および第2のデータのアップリンク送信のために割り当てられたリソースを含む動作方法。
段落11 段落1から10のいずれか1つに記載の動作方法であって、上記第2の通信リソースは、上記第1のアップリンク通信リソースまたは上記第2のデータの上記アップリンク送信のために割り当てられた上記リソースを含む動作方法。
段落12 段落8から11のいずれか1つに記載の動作方法であって、上記第1の時間が上記RURで定義される上記通信リソースの開始よりも後である場合、上記第1のアップリンク通信リソースを使用して上記第1のデータを送信しない動作方法。
段落13 段落8から11のいずれか1つに記載の動作方法であって、上記第1の時間が上記RURで定義される上記通信リソースの終了よりも後である場合、上記第1のアップリンク通信リソースを使用して上記第1のデータを送信しない動作方法。
段落14 段落1から13のいずれか1つに記載の動作方法であって、上記第2の時間は、上記第1の時間よりも前である動作方法。
段落15 段落1から14のいずれか1つに記載の動作方法であって、上記第1の時間と上記第2の時間とに基づいて、上記第1のアップリンク通信リソースを使用して上記第1のデータを送信するか否かを決定することは、上記第2の時間に基づいて時間窓を決定することと、上記第1の時間が上記時間窓内にあるか否かを決定することとを含む動作方法。
段落16 段落15に記載の動作方法であって、1つ以上の時間窓決定パラメータの指示を受信し、上記第2の時間に基づいて時間窓を決定することは、上記1つ以上の時間窓決定パラメータに基づいて上記時間窓を決定することを含む動作方法。
段落17 段落1から16のいずれか1つに記載の動作方法であって、UL-CI監視指示を受信し、上記UL-CI監視指示は、上記第2の時間を示し、かつ/あるいは上記通信デバイスが上記第2の時間に送信されたUL-CIを監視することを示す動作方法。
段落18 段落1から17のいずれか1つに記載の動作方法であって、第3の時間において第2のUL-CIを受信する動作方法。
段落19 段落18に記載の動作方法であって、上記アップリンクグラント情報および上記第2のUL-CIを受信したことに応答して、上記第1の時間と上記第3の時間とに基づいて、上記第1のアップリンク通信リソースを使用して上記第1のデータを送信するか否かを決定する動作方法。
段落20 段落18または19に記載の動作方法であって、上記第2のUL-CIが第4のアップリンク通信リソースを示すか否かに基づいて、上記第1のアップリンク通信リソースを使用して上記第1のデータを送信するか否かを決定し、上記第4のアップリンク通信リソースは、上記第1のアップリンク通信リソースの少なくとも一部を含む動作方法。
段落21 段落20に記載の動作方法であって、上記第2のUL-CIは、上記第4のアップリンク通信リソースが上記第1のデータの上記アップリンク送信および他のデータのアップリンク送信のために割り当てられた第5のアップリンク通信リソースを含むか否かを示す動作方法。
段落22 段落20または21に記載の動作方法であって、上記第2のUL-CIが上記第1のアップリンク通信リソースのどの部分も示さない場合、第1の通信リソースを使用して上記第1のデータを送信する動作方法。
段落23 段落1から22のいずれか1つに記載の動作方法であって、第4の時間において第2のアップリンクグラント指示を受信し、上記第2のアップリンクグラント指示は、上記第1のアップリンク通信リソースが上記通信デバイスによる上記第1のデータの送信のために割り当てられることを示し、上記第2のアップリンクグラント指示を受信することに応答して、上記第4の時間と上記第2の時間とに基づいて、上記第1のアップリンク通信リソースを使用して上記第1のデータを送信するか否かを決定する動作方法。
段落24 段落23に記載の動作方法であって、上記第4の時間が、割り当てられたアップリンク通信リソースの最初の指示を受信することに応答して上記通信デバイスがアップリンク送信の準備をするのに必要な最小時間よりも少ない時間だけ上記第1のアップリンク通信リソースの開始に先行する場合、上記第1のアップリンク通信リソースを使用して上記第1のデータを送信する動作方法。
段落24 段落23または24に記載の動作方法であって、上記第2のアップリンクグラント指示を確認時間窓の終了よりも前に受信した場合、上記第1のアップリンク通信リソースを使用してデータを送信する動作方法。
段落26 段落25に記載の動作方法であって、上記確認時間窓の上記終了は、上記第1のアップリンク通信リソースの開始よりも所定の期間だけ前に発生することを決定する動作方法。
段落27 段落1から26のいずれか1つに記載の動作方法であって、上記アップリンクキャンセル指示(UL-CI)は、ダウンリンク制御情報(DCI)において受信される動作方法。
段落28 段落1から27のいずれか1つに記載の動作方法であって、上記アップリンクキャンセル指示は、ブロードキャストまたはマルチキャストされる動作方法。
段落29 無線通信ネットワークにおける通信デバイスを動作させる方法であって、アップリンクグラント指示を受信し、上記アップリンクグラント指示は、上記通信デバイスによる第1のデータの送信のために割り当てられた第1のアップリンク通信リソースを示し、第2の時間においてアップリンクキャンセル指示(UL-CI)を受信し、上記UL-CIは、基準アップリンク領域内のリソースを示し、上記基準アップリンク領域は、上記UL-CIに関連付けられ、かつ、アップリンク通信リソースを定義し、上記第1のアップリンク通信リソースが上記UL-CIで示される上記リソース内にあることを決定し、上記UL-CIに関連付けられた時間窓を決定し、上記アップリンクグラント指示が上記UL-CIに関連付けられた上記時間窓内において受信されたことを決定し、上記アップリンクグラント指示が上記UL-CIに関連付けられた上記時間窓内において受信されたことを決定したことに応答して、上記第1のアップリンク通信リソースを使用して上記第1のデータを送信する動作方法。
段落30 段落29に記載の動作方法であって、上記第2のアップリンク通信リソースは、上記第1のデータのアップリンク送信および他の通信デバイスによるアップリンク送信のために割り当てられた第3のアップリンク通信リソースを含む動作方法。
段落31 段落30に記載の動作方法であって、上記UL-CIは、上記第2のアップリンク通信リソースが上記第1のデータのアップリンク送信および他の通信デバイスによるアップリンク送信のために割り当てられた上記第3のアップリンク通信リソースを含むことを示す動作方法。
段落32 無線通信ネットワークにおける通信デバイスを動作させる方法であって、第1の時間においてアップリンクグラント指示を受信し、上記アップリンクグラント指示は、上記通信デバイスによる第1のデータの送信のために割り当てられた第1のアップリンク通信リソースを示し、第2の時間においてアップリンクキャンセル指示(UL-CI)を受信し、上記UL-CIは、第2のアップリンク通信リソースを示し、上記第2のアップリンク通信リソースは、上記第1のアップリンク通信リソースの少なくとも一部を含み、第3の時間において第2のアップリンクグラント指示を受信し、上記第2のアップリンクグラント指示は、上記通信デバイスによる上記第1のデータの送信のために上記第1のアップリンク通信リソースが割り当てられることを示し、上記第2のアップリンクグラント指示を受信することに応答して、上記第3の時間と上記第2の時間とに基づいて、上記第1のアップリンク通信リソースを使用して上記第1のデータを送信するか否かを決定する動作方法。
段落33 無線通信ネットワークにおける通信デバイスを動作させる方法であって、第1の時間においてアップリンクグラント指示を受信し、上記アップリンクグラント指示は、上記通信デバイスによる第1のデータの送信のために割り当てられた第1のアップリンク通信リソースを示し、第2の時間においてアップリンクキャンセル指示(UL-CI)を受信し、上記UL-CIは、第2のアップリンク通信リソースを示し、上記第2のアップリンク通信リソースは、上記第1のアップリンク通信リソースの少なくとも一部を含み、第2のUL-CIを受信し、上記第2のUL-CIが第4のアップリンク通信リソースを示すか否かに基づいて、上記第1のアップリンク通信リソースを使用して上記第1のデータを送信するか否かを決定し、上記第4のアップリンク通信リソースは、上記第1のアップリンク通信リソースの少なくとも一部を含む動作方法。
段落34 段落33に記載の動作方法であって、上記第2のUL-CIが上記第1のアップリンク通信リソースのどの部分も示さない場合、第1の通信リソースを使用して上記第1のデータを送信する動作方法。
段落35 無線通信ネットワークにおけるインフラストラクチャ機器を動作させる方法であって、第1のアップリンク通信リソースの割り当ての指示を第1の通信デバイスに送信し、アップリンクキャンセル指示(UL-CI)を上記第1の通信デバイスに送信し、上記UL-CIは、上記第1のアップリンク通信リソースの一部を含む通信リソースの指示を含み、上記第1のアップリンク通信リソースを使用して上記第1の通信デバイスにより送信された信号を受信する動作方法。
段落36 段落35に記載の動作方法であって、上記UL-CIは、時間窓に関連付けられ、上記第1のアップリンク通信リソースの上記割り当ての上記指示は、上記時間窓内に上記第1の通信デバイスに送信される動作方法。
段落37 段落35または36に記載の動作方法であって、第2のアップリンク通信リソースの割り当ての指示を第2の通信デバイスに送信し、上記第2のアップリンク通信リソースは、少なくとも上記第1のアップリンク通信リソースの衝突部分を含み、上記UL-CIは、上記第2の通信デバイスに送信され、上記第2のアップリンク通信リソースを使用して、上記第2の通信デバイスによって信号は送信されない動作方法。
段落38 段落37に記載の動作方法であって、上記第2のアップリンク通信リソースの上記割り当ての上記指示は、上記時間窓内に上記第2の通信デバイスに送信されない動作方法。
段落39 段落35から38のいずれか1つに記載の動作方法であって、上記第1の通信デバイスおよび上記第2の通信デバイスのうちの1つまたは両方が上記時間窓を決定することを可能にするための1つ以上の時間窓決定パラメータの指示を送信する動作方法。
段落40 段落35から39のいずれか1つに記載の動作方法であって、上記UL-CIは、監視機会のスケジュールに従って送信され、上記第1の通信デバイスおよび上記第2の通信デバイスのうちの1つまたは両方に上記スケジュールの指示を送信する動作方法。
段落41 段落35から40のいずれか1つに記載の動作方法であって、上記アップリンクキャンセル指示(UL-CI)を上記第1の通信デバイスに送信することは、上記第1の通信デバイスを含む複数の通信デバイスに上記UL-CIを送信することを含む動作方法。
段落42 無線通信ネットワークで動作するための通信デバイスであって、上記無線通信ネットワークのセルにおけるインフラストラクチャ機器によって提供される無線アクセスインタフェースを介して信号を送信するように構成された送信機と、上記無線アクセスインタフェースを介して信号を受信するように構成された受信機と、上記通信デバイスが、第1の時間においてアップリンクグラント指示を受信し、上記アップリンクグラント指示は、上記通信デバイスによる第1のデータの送信のために割り当てられた上記無線アクセスインタフェースの第1のアップリンク通信リソースを示し、第2の時間においてアップリンクキャンセル指示(UL-CI)を受信し、上記UL-CIは、第2のアップリンク通信リソースを示し、上記第2のアップリンク通信リソースは、上記第1のアップリンク通信リソースの少なくとも一部を含み、上記アップリンクグラント指示および上記アップリンクキャンセル指示を受信することに応答して、上記第1の時間と上記第2の時間とに基づいて、上記第1のアップリンク通信リソースを使用して上記第1のデータを送信するか否かを決定するように動作可能に上記送信機および上記受信機を制御するように構成されたコントローラとを備える通信デバイス。
段落43 無線通信ネットワークで動作するための通信デバイスの回路であって、上記無線通信ネットワークのセルにおけるインフラストラクチャ機器によって提供される無線アクセスインタフェースを介して信号を送信するように構成された送信回路と、上記無線アクセスインタフェースを介して信号を受信するように構成された受信回路と、上記通信デバイスが、第1の時間においてアップリンクグラント指示を受信し、上記アップリンクグラント指示は、上記通信デバイスによる第1のデータの送信のために割り当てられた上記無線アクセスインタフェースの第1のアップリンク通信リソースを示し、第2の時間においてアップリンクキャンセル指示(UL-CI)を受信し、上記UL-CIは、第2のアップリンク通信リソースを示し、上記第2のアップリンク通信リソースは、上記第1のアップリンク通信リソースの少なくとも一部を含み、上記アップリンクグラント指示および上記アップリンクキャンセル指示を受信することに応答して、上記第1の時間と上記第2の時間とに基づいて、上記第1のアップリンク通信リソースを使用して上記第1のデータを送信するか否かを決定するように動作可能に上記送信回路および上記受信回路を制御するように構成された制御回路とを備える通信デバイスの回路。
段落44 無線通信ネットワークで動作するための通信デバイスであって、上記無線通信ネットワークのセルにおけるインフラストラクチャ機器によって提供される無線アクセスインタフェースを介して信号を送信するように構成された送信機と、上記無線アクセスインタフェースを介して信号を受信するように構成された受信機と、上記通信デバイスが、アップリンクグラント指示を受信し、上記アップリンクグラント指示は、上記通信デバイスによる第1のデータの送信のために割り当てられた上記無線アクセスインタフェースの第1のアップリンク通信リソースを示し、第2の時間においてアップリンクキャンセル指示(UL-CI)を受信し、上記UL-CIは、基準アップリンク領域内のリソースを示し、上記基準アップリンク領域は、上記UL-CIに関連付けられ、かつ、アップリンク通信リソースを定義し、上記第1のアップリンク通信リソースが上記UL-CIで示される上記リソース内にあることを決定し、上記UL-CIに関連付けられた時間窓を決定し、上記アップリンクグラント指示が上記UL-CIに関連付けられた上記時間窓内において受信されたことを決定し、上記アップリンクグラント指示が上記UL-CIに関連付けられた上記時間窓内において受信されたことを決定したことに応答して、上記第1のアップリンク通信リソースを使用して上記第1のデータを送信するように動作可能に上記送信機および上記受信機を制御するように構成されたコントローラとを備える通信デバイス。
段落45 無線通信ネットワークで動作するための通信デバイスの回路であって、上記無線通信ネットワークのセルにおけるインフラストラクチャ機器によって提供される無線アクセスインタフェースを介して信号を送信するように構成された送信回路と、上記無線アクセスインタフェースを介して信号を受信するように構成された受信回路と、上記通信デバイスが、アップリンクグラント指示を受信し、上記アップリンクグラント指示は、上記通信デバイスによる第1のデータの送信のために割り当てられた上記無線アクセスインタフェースの第1のアップリンク通信リソースを示し、第2の時間においてアップリンクキャンセル指示(UL-CI)を受信し、上記UL-CIは、基準アップリンク領域内のリソースを示し、上記基準アップリンク領域は、上記UL-CIに関連付けられ、かつ、アップリンク通信リソースを定義し、上記第1のアップリンク通信リソースが上記UL-CIで示される上記リソース内にあることを決定し、上記UL-CIに関連付けられた時間窓を決定し、上記アップリンクグラント指示が上記UL-CIに関連付けられた上記時間窓内において受信されたことを決定し、上記アップリンクグラント指示が上記UL-CIに関連付けられた上記時間窓内において受信されたことを決定したことに応答して、上記第1のアップリンク通信リソースを使用して上記第1のデータを送信するように動作可能に上記送信回路および上記受信回路を制御するように構成された制御回路とを備える通信デバイスの回路。
段落46 無線通信ネットワークで動作するための通信デバイスであって、上記無線通信ネットワークのセルにおけるインフラストラクチャ機器によって提供される無線アクセスインタフェースを介して信号を送信するように構成された送信機と、上記無線アクセスインタフェースを介して信号を受信するように構成された受信機と、上記通信デバイスが、第1の時間においてアップリンクグラント指示を受信し、上記アップリンクグラント指示は、上記通信デバイスによる第1のデータの送信のために割り当てられた上記無線アクセスインタフェースの第1のアップリンク通信リソースを示し、第2の時間においてアップリンクキャンセル指示(UL-CI)を受信し、上記UL-CIは、第2のアップリンク通信リソースを示し、上記第2のアップリンク通信リソースは、上記第1のアップリンク通信リソースの少なくとも一部を含み、第3の時間において第2のアップリンクグラント指示を受信し、上記第2のアップリンクグラント指示は、上記通信デバイスによる上記第1のデータの送信のために上記第1のアップリンク通信リソースが割り当てられることを示し、上記第2のアップリンクグラント指示を受信することに応答して、上記第3の時間と上記第2の時間とに基づいて、上記第1のアップリンク通信リソースを使用して上記第1のデータを送信するか否かを決定するように動作可能に上記送信機および上記受信機を制御するように構成されたコントローラとを備える通信デバイス。
段落47 無線通信ネットワークで動作するための通信デバイスの回路であって、上記無線通信ネットワークのセルにおけるインフラストラクチャ機器によって提供される無線アクセスインタフェースを介して信号を送信するように構成された送信回路と、上記無線アクセスインタフェースを介して信号を受信するように構成された受信回路と、上記通信デバイスが、第1の時間においてアップリンクグラント指示を受信し、上記アップリンクグラント指示は、上記通信デバイスによる第1のデータの送信のために割り当てられた上記無線アクセスインタフェースの第1のアップリンク通信リソースを示し、第2の時間においてアップリンクキャンセル指示(UL-CI)を受信し、上記UL-CIは、第2のアップリンク通信リソースを示し、上記第2のアップリンク通信リソースは、上記第1のアップリンク通信リソースの少なくとも一部を含み、第3の時間において第2のアップリンクグラント指示を受信し、上記第2のアップリンクグラント指示は、上記通信デバイスによる上記第1のデータの送信のために上記第1のアップリンク通信リソースが割り当てられることを示し、上記第2のアップリンクグラント指示を受信することに応答して、上記第3の時間と上記第2の時間とに基づいて、上記第1のアップリンク通信リソースを使用して上記第1のデータを送信するか否かを決定するように動作可能に上記送信回路および上記受信回路を制御するように構成された制御回路とを備える通信デバイスの回路。
段落48 無線通信ネットワークで動作するための通信デバイスであって、上記無線通信ネットワークのセルにおけるインフラストラクチャ機器によって提供される無線アクセスインタフェースを介して信号を送信するように構成された送信機と、上記無線アクセスインタフェースを介して信号を受信するように構成された受信機と、上記通信デバイスが、第1の時間においてアップリンクグラント指示を受信し、上記アップリンクグラント指示は、上記通信デバイスによる第1のデータの送信のために割り当てられた上記無線アクセスインタフェースの第1のアップリンク通信リソースを示し、第2の時間においてアップリンクキャンセル指示(UL-CI)を受信し、上記UL-CIは、第2のアップリンク通信リソースを示し、上記第2のアップリンク通信リソースは、上記第1のアップリンク通信リソースの少なくとも一部を含み、第2のUL-CIを受信し、上記第2のUL-CIが第4のアップリンク通信リソースを示すか否かに基づいて、上記第1のアップリンク通信リソースを使用して上記第1のデータを送信するか否かを決定し、上記第4のアップリンク通信リソースは、上記第1のアップリンク通信リソースの少なくとも一部を含むように動作可能に上記送信機および上記受信機を制御するように構成されたコントローラとを備える通信デバイス。
段落49 無線通信ネットワークで動作するための通信デバイスの回路であって、上記無線通信ネットワークのセルにおけるインフラストラクチャ機器によって提供される無線アクセスインタフェースを介して信号を送信するように構成された送信回路と、上記無線アクセスインタフェースを介して信号を受信するように構成された受信回路と、上記通信デバイスが、第1の時間においてアップリンクグラント指示を受信し、上記アップリンクグラント指示は、上記通信デバイスによる第1のデータの送信のために割り当てられた上記無線アクセスインタフェースの第1のアップリンク通信リソースを示し、第2の時間においてアップリンクキャンセル指示(UL-CI)を受信し、上記UL-CIは、第2のアップリンク通信リソースを示し、上記第2のアップリンク通信リソースは、上記第1のアップリンク通信リソースの少なくとも一部を含み、第2のUL-CIを受信し、上記第2のUL-CIが第4のアップリンク通信リソースを示すか否かに基づいて、上記第1のアップリンク通信リソースを使用して上記第1のデータを送信するか否かを決定し、上記第4のアップリンク通信リソースは、上記第1のアップリンク通信リソースの少なくとも一部を含むように動作可能に上記送信回路および上記受信回路を制御するように構成された制御回路とを備える通信デバイスの回路。
段落50 無線通信ネットワークにおいて使用され、セルにおける通信デバイスと通信するための無線アクセスインタフェースを提供するインフラストラクチャ機器であって、上記無線アクセスインタフェースを介して上記通信デバイスに信号を送信するように構成された送信機と、上記通信デバイスから信号を受信するように構成された受信機と、上記インフラストラクチャ機器が、第1のアップリンク通信リソースの割り当ての指示を第1の通信デバイスに送信し、アップリンクキャンセル指示(UL-CI)を上記第1の通信デバイスに送信し、上記UL-CIは、上記第1のアップリンク通信リソースの一部を含む通信リソースの指示を含み、上記第1のアップリンク通信リソースを使用して上記第1の通信デバイスにより送信された信号を受信するように動作可能に上記送信機および上記受信機を制御するように構成されたコントローラとを備えるインフラストラクチャ機器。
段落51 無線通信ネットワークにおいて使用され、セルにおける通信デバイスと通信するための無線アクセスインタフェースを提供するインフラストラクチャ機器の回路であって、上記無線アクセスインタフェースを介して上記通信デバイスに信号を送信するように構成された送信回路と、上記通信デバイスから信号を受信するように構成された受信回路と、上記インフラストラクチャ機器が、第1のアップリンク通信リソースの割り当ての指示を第1の通信デバイスに送信し、アップリンクキャンセル指示(UL-CI)を上記第1の通信デバイスに送信し、上記UL-CIは、上記第1のアップリンク通信リソースの一部を含む通信リソースの指示を含み、上記第1のアップリンク通信リソースを使用して上記第1の通信デバイスにより送信された信号を受信するように動作可能に上記送信回路および上記受信回路を制御するように構成された制御回路とを備えるインフラストラクチャ機器の回路。
本発明のさらなる特定の好ましい態様は、添付の独立請求項および従属請求項に記載されている。従属請求項の特徴は、特許請求の範囲に明示的に記載されたもの以外の組み合わせにおいて独立請求項の特徴と組み合わされてもよいことが理解されよう。

Claims (51)

  1. 無線通信ネットワークにおける通信デバイスを動作させる方法であって、
    第1の時間においてアップリンクグラント指示を受信し、前記アップリンクグラント指示は、前記通信デバイスによる第1のデータの送信のために割り当てられた第1のアップリンク通信リソースを示し、
    第2の時間においてアップリンクキャンセル指示(UL-CI)を受信し、前記UL-CIは、第2のアップリンク通信リソースを示し、前記第2のアップリンク通信リソースは、前記第1のアップリンク通信リソースの少なくとも一部を含み、
    前記アップリンクグラント指示および前記アップリンクキャンセル指示を受信することに応答して、前記第1の時間と前記第2の時間とに基づいて、前記第1のアップリンク通信リソースを使用して前記第1のデータを送信するか否かを決定する
    動作方法。
  2. 請求項1に記載の動作方法であって、
    前記第2のアップリンク通信リソースは、前記第1のデータのアップリンク送信および他の通信デバイスによるアップリンク送信のために割り当てられた第3のアップリンク通信リソースを含む
    動作方法。
  3. 請求項2に記載の動作方法であって、
    前記UL-CIは、前記第2のアップリンク通信リソースが前記第1のデータのアップリンク送信および他の通信デバイスによるアップリンク送信のために割り当てられた前記第3のアップリンク通信リソースを含むことを示す
    動作方法。
  4. 請求項1に記載の動作方法であって、
    前記第1の時間が第1の所定の時間より短い時間だけ前記第2の時間に先行する場合、前記第1のアップリンク通信リソースを使用して前記第1のデータを送信する
    動作方法。
  5. 請求項4に記載の動作方法であって、
    前記第1の所定の時間はゼロである
    動作方法。
  6. 請求項1に記載の動作方法であって、
    前記第1の時間が前記第2の時間よりも後であり、かつ、前記第2の時間よりも後の第2の所定の時間よりも短い場合、前記第1のアップリンク通信リソースを使用して前記第1のデータを送信する
    動作方法。
  7. 請求項1に記載の動作方法であって、
    前記第1の時間が前記第2の時間よりも前の前記第1の所定の時間よりも長いか、あるいは、前記第2の時間よりも後の前記第2の所定の時間より長い場合、前記第1のアップリンク通信リソースを使用して前記第1のデータを送信しない
    動作方法。
  8. 請求項1に記載の動作方法であって、
    前記UL-CIは、前記第2のアップリンク通信リソースを含む通信リソースを定義する基準アップリンク領域(RUR)に関連付けられる
    動作方法。
  9. 請求項8に記載の動作方法であって、
    前記RURは、リソースの複数のサブ部分に分割され、前記UL-CIは、サブ部分ごとに、前記サブ部分内のリソースが第2の通信リソース内にあるか否かを示す
    動作方法。
  10. 請求項1に記載の動作方法であって、
    前記第2の通信リソースは、前記第1のデータの前記アップリンク送信および第2のデータのアップリンク送信のために割り当てられたリソースを含む
    動作方法。
  11. 請求項1に記載の動作方法であって、
    前記第2の通信リソースは、前記第1のアップリンク通信リソースまたは前記第2のデータの前記アップリンク送信のために割り当てられた前記リソースを含む
    動作方法。
  12. 請求項8に記載の動作方法であって、
    前記第1の時間が前記RURで定義される前記通信リソースの開始よりも後である場合、前記第1のアップリンク通信リソースを使用して前記第1のデータを送信しない
    動作方法。
  13. 請求項8に記載の動作方法であって、
    前記第1の時間が前記RURで定義される前記通信リソースの終了よりも後である場合、前記第1のアップリンク通信リソースを使用して前記第1のデータを送信しない
    動作方法。
  14. 請求項1に記載の動作方法であって、
    前記第2の時間は、前記第1の時間よりも前である
    動作方法。
  15. 請求項1に記載の動作方法であって、
    前記第1の時間と前記第2の時間とに基づいて、前記第1のアップリンク通信リソースを使用して前記第1のデータを送信するか否かを決定することは、
    前記第2の時間に基づいて時間窓を決定することと、
    前記第1の時間が前記時間窓内にあるか否かを決定することと
    を含む
    動作方法。
  16. 請求項15に記載の動作方法であって、
    1つ以上の時間窓決定パラメータの指示を受信し、
    前記第2の時間に基づいて時間窓を決定することは、前記1つ以上の時間窓決定パラメータに基づいて前記時間窓を決定することを含む
    動作方法。
  17. 請求項1に記載の動作方法であって、
    UL-CI監視指示を受信し、前記UL-CI監視指示は、前記第2の時間を示し、かつ/あるいは前記通信デバイスが前記第2の時間に送信されたUL-CIを監視することを示す
    動作方法。
  18. 請求項1に記載の動作方法であって、
    第3の時間において第2のUL-CIを受信する
    動作方法。
  19. 請求項18に記載の動作方法であって、
    前記アップリンクグラント情報および前記第2のUL-CIを受信したことに応答して、前記第1の時間と前記第3の時間とに基づいて、前記第1のアップリンク通信リソースを使用して前記第1のデータを送信するか否かを決定する
    動作方法。
  20. 請求項18に記載の動作方法であって、
    前記第2のUL-CIが第4のアップリンク通信リソースを示すか否かに基づいて、前記第1のアップリンク通信リソースを使用して前記第1のデータを送信するか否かを決定し、前記第4のアップリンク通信リソースは、前記第1のアップリンク通信リソースの少なくとも一部を含む
    動作方法。
  21. 請求項20に記載の動作方法であって、
    前記第2のUL-CIは、前記第4のアップリンク通信リソースが前記第1のデータの前記アップリンク送信および他のデータのアップリンク送信のために割り当てられた第5のアップリンク通信リソースを含むか否かを示す
    動作方法。
  22. 請求項20に記載の動作方法であって、
    前記第2のUL-CIが前記第1のアップリンク通信リソースのどの部分も示さない場合、第1の通信リソースを使用して前記第1のデータを送信する
    動作方法。
  23. 請求項1に記載の動作方法であって、
    第4の時間において第2のアップリンクグラント指示を受信し、前記第2のアップリンクグラント指示は、前記第1のアップリンク通信リソースが前記通信デバイスによる前記第1のデータの送信のために割り当てられることを示し、
    前記第2のアップリンクグラント指示を受信することに応答して、前記第4の時間と前記第2の時間とに基づいて、前記第1のアップリンク通信リソースを使用して前記第1のデータを送信するか否かを決定する
    動作方法。
  24. 請求項23に記載の動作方法であって、
    前記第4の時間が、割り当てられたアップリンク通信リソースの最初の指示を受信することに応答して前記通信デバイスがアップリンク送信の準備をするのに必要な最小時間よりも少ない時間だけ前記第1のアップリンク通信リソースの開始に先行する場合、前記第1のアップリンク通信リソースを使用して前記第1のデータを送信する
    動作方法。
  25. 請求項23に記載の動作方法であって、
    前記第2のアップリンクグラント指示を確認時間窓の終了よりも前に受信した場合、前記第1のアップリンク通信リソースを使用してデータを送信する
    動作方法。
  26. 請求項25に記載の動作方法であって、
    前記確認時間窓の前記終了は、前記第1のアップリンク通信リソースの開始よりも所定の期間だけ前に発生することを決定する
    動作方法。
  27. 請求項1に記載の動作方法であって、
    前記アップリンクキャンセル指示(UL-CI)は、ダウンリンク制御情報(DCI)において受信される
    動作方法。
  28. 請求項1に記載の動作方法であって、
    前記アップリンクキャンセル指示は、ブロードキャストまたはマルチキャストされる
    動作方法。
  29. 無線通信ネットワークにおける通信デバイスを動作させる方法であって、
    アップリンクグラント指示を受信し、前記アップリンクグラント指示は、前記通信デバイスによる第1のデータの送信のために割り当てられた第1のアップリンク通信リソースを示し、
    第2の時間においてアップリンクキャンセル指示(UL-CI)を受信し、前記UL-CIは、基準アップリンク領域内のリソースを示し、前記基準アップリンク領域は、前記UL-CIに関連付けられ、かつ、アップリンク通信リソースを定義し、
    前記第1のアップリンク通信リソースが前記UL-CIで示される前記リソース内にあることを決定し、
    前記UL-CIに関連付けられた時間窓を決定し、
    前記アップリンクグラント指示が前記UL-CIに関連付けられた前記時間窓内において受信されたことを決定し、
    前記アップリンクグラント指示が前記UL-CIに関連付けられた前記時間窓内において受信されたことを決定したことに応答して、前記第1のアップリンク通信リソースを使用して前記第1のデータを送信する.
    動作方法。
  30. 請求項29に記載の動作方法であって、
    前記第2のアップリンク通信リソースは、前記第1のデータのアップリンク送信および他の通信デバイスによるアップリンク送信のために割り当てられた第3のアップリンク通信リソースを含む
    動作方法。
  31. 請求項30に記載の動作方法であって、
    前記UL-CIは、 前記第2のアップリンク通信リソースが前記第1のデータのアップリンク送信および他の通信デバイスによるアップリンク送信のために割り当てられた前記第3のアップリンク通信リソースを含むことを示す
    動作方法。
  32. 無線通信ネットワークにおける通信デバイスを動作させる方法であって、
    第1の時間においてアップリンクグラント指示を受信し、前記アップリンクグラント指示は、前記通信デバイスによる第1のデータの送信のために割り当てられた第1のアップリンク通信リソースを示し、
    第2の時間においてアップリンクキャンセル指示(UL-CI)を受信し、前記UL-CIは、第2のアップリンク通信リソースを示し、前記第2のアップリンク通信リソースは、前記第1のアップリンク通信リソースの少なくとも一部を含み、
    第3の時間において第2のアップリンクグラント指示を受信し、前記第2のアップリンクグラント指示は、前記通信デバイスによる前記第1のデータの送信のために前記第1のアップリンク通信リソースが割り当てられることを示し、
    前記第2のアップリンクグラント指示を受信することに応答して、前記第3の時間と前記第2の時間とに基づいて、前記第1のアップリンク通信リソースを使用して前記第1のデータを送信するか否かを決定する
    動作方法。
  33. 無線通信ネットワークにおける通信デバイスを動作させる方法であって、
    第1の時間においてアップリンクグラント指示を受信し、前記アップリンクグラント指示は、前記通信デバイスによる第1のデータの送信のために割り当てられた第1のアップリンク通信リソースを示し、
    第2の時間においてアップリンクキャンセル指示(UL-CI)を受信し、前記UL-CIは、第2のアップリンク通信リソースを示し、前記第2のアップリンク通信リソースは、前記第1のアップリンク通信リソースの少なくとも一部を含み、
    第2のUL-CIを受信し、
    前記第2のUL-CIが第4のアップリンク通信リソースを示すか否かに基づいて、前記第1のアップリンク通信リソースを使用して前記第1のデータを送信するか否かを決定し、前記第4のアップリンク通信リソースは、前記第1のアップリンク通信リソースの少なくとも一部を含む
    動作方法。
  34. 請求項33に記載の動作方法であって、
    前記第2のUL-CIが前記第1のアップリンク通信リソースのどの部分も示さない場合、第1の通信リソースを使用して前記第1のデータを送信する
    動作方法。
  35. 無線通信ネットワークにおけるインフラストラクチャ機器を動作させる方法であって、
    第1のアップリンク通信リソースの割り当ての指示を第1の通信デバイスに送信し、
    アップリンクキャンセル指示(UL-CI)を前記第1の通信デバイスに送信し、前記UL-CIは、前記第1のアップリンク通信リソースの一部を含む通信リソースの指示を含み、
    前記第1のアップリンク通信リソースを使用して前記第1の通信デバイスにより送信された信号を受信する
    動作方法。
  36. 請求項35に記載の動作方法であって、
    前記UL-CIは、時間窓に関連付けられ、
    前記第1のアップリンク通信リソースの前記割り当ての前記指示は、前記時間窓内に前記第1の通信デバイスに送信される
    動作方法。
  37. 請求項35に記載の動作方法であって、
    第2のアップリンク通信リソースの割り当ての指示を第2の通信デバイスに送信し、
    前記第2のアップリンク通信リソースは、少なくとも前記第1のアップリンク通信リソースの衝突部分を含み、
    前記UL-CIは、前記第2の通信デバイスに送信され、
    前記第2のアップリンク通信リソースを使用して、前記第2の通信デバイスによって信号は送信されない
    動作方法。
  38. 請求項37に記載の動作方法であって、
    前記第2のアップリンク通信リソースの前記割り当ての前記指示は、前記時間窓内に前記第2の通信デバイスに送信されない
    動作方法。
  39. 請求項35に記載の動作方法であって、
    前記第1の通信デバイスおよび前記第2の通信デバイスのうちの1つまたは両方が前記時間窓を決定することを可能にするための1つ以上の時間窓決定パラメータの指示を送信する
    動作方法。
  40. 請求項35に記載の動作方法であって、
    前記UL-CIは、監視機会のスケジュールに従って送信され、
    前記第1の通信デバイスおよび前記第2の通信デバイスのうちの1つまたは両方に前記スケジュールの指示を送信する
    動作方法。
  41. 請求項35に記載の動作方法であって、
    前記アップリンクキャンセル指示(UL-CI)を前記第1の通信デバイスに送信することは、前記第1の通信デバイスを含む複数の通信デバイスに前記UL-CIを送信することを含む
    動作方法。
  42. 無線通信ネットワークで動作するための通信デバイスであって、
    前記無線通信ネットワークのセルにおけるインフラストラクチャ機器によって提供される無線アクセスインタフェースを介して信号を送信するように構成された送信機と、
    前記無線アクセスインタフェースを介して信号を受信するように構成された受信機と、
    前記通信デバイスが、
    第1の時間においてアップリンクグラント指示を受信し、前記アップリンクグラント指示は、前記通信デバイスによる第1のデータの送信のために割り当てられた前記無線アクセスインタフェースの第1のアップリンク通信リソースを示し、
    第2の時間においてアップリンクキャンセル指示(UL-CI)を受信し、前記UL-CIは、第2のアップリンク通信リソースを示し、前記第2のアップリンク通信リソースは、前記第1のアップリンク通信リソースの少なくとも一部を含み、
    前記アップリンクグラント指示および前記アップリンクキャンセル指示を受信することに応答して、前記第1の時間と前記第2の時間とに基づいて、前記第1のアップリンク通信リソースを使用して前記第1のデータを送信するか否かを決定する
    ように動作可能に前記送信機および前記受信機を制御するように構成されたコントローラと
    を具備する
    通信デバイス
  43. 無線通信ネットワークで動作するための通信デバイスの回路であって、
    前記無線通信ネットワークのセルにおけるインフラストラクチャ機器によって提供される無線アクセスインタフェースを介して信号を送信するように構成された送信回路と、
    前記無線アクセスインタフェースを介して信号を受信するように構成された受信回路と、
    前記通信デバイスが、
    第1の時間においてアップリンクグラント指示を受信し、前記アップリンクグラント指示は、前記通信デバイスによる第1のデータの送信のために割り当てられた前記無線アクセスインタフェースの第1のアップリンク通信リソースを示し、
    第2の時間においてアップリンクキャンセル指示(UL-CI)を受信し、前記UL-CIは、第2のアップリンク通信リソースを示し、前記第2のアップリンク通信リソースは、前記第1のアップリンク通信リソースの少なくとも一部を含み、
    前記アップリンクグラント指示および前記アップリンクキャンセル指示を受信することに応答して、前記第1の時間と前記第2の時間とに基づいて、前記第1のアップリンク通信リソースを使用して前記第1のデータを送信するか否かを決定する
    ように動作可能に前記送信回路および前記受信回路を制御するように構成された制御回路と
    を具備する
    通信デバイスの回路。
  44. 無線通信ネットワークで動作するための通信デバイスであって、
    前記無線通信ネットワークのセルにおけるインフラストラクチャ機器によって提供される無線アクセスインタフェースを介して信号を送信するように構成された送信機と、
    前記無線アクセスインタフェースを介して信号を受信するように構成された受信機と、
    前記通信デバイスが、
    アップリンクグラント指示を受信し、前記アップリンクグラント指示は、前記通信デバイスによる第1のデータの送信のために割り当てられた前記無線アクセスインタフェースの第1のアップリンク通信リソースを示し、
    第2の時間においてアップリンクキャンセル指示(UL-CI)を受信し、前記UL-CIは、基準アップリンク領域内のリソースを示し、前記基準アップリンク領域は、前記UL-CIに関連付けられ、かつ、アップリンク通信リソースを定義し、
    前記第1のアップリンク通信リソースが前記UL-CIで示される前記リソース内にあることを決定し、
    前記UL-CIに関連付けられた時間窓を決定し、
    前記アップリンクグラント指示が前記UL-CIに関連付けられた前記時間窓内において受信されたことを決定し、
    前記アップリンクグラント指示が前記UL-CIに関連付けられた前記時間窓内において受信されたことを決定したことに応答して、前記第1のアップリンク通信リソースを使用して前記第1のデータを送信する
    ように動作可能に前記送信機および前記受信機を制御するように構成されたコントローラと
    を具備する
    通信デバイス。
  45. 無線通信ネットワークで動作するための通信デバイスの回路であって、
    前記無線通信ネットワークのセルにおけるインフラストラクチャ機器によって提供される無線アクセスインタフェースを介して信号を送信するように構成された送信回路と、
    前記無線アクセスインタフェースを介して信号を受信するように構成された受信回路と、
    前記通信デバイスが、
    アップリンクグラント指示を受信し、前記アップリンクグラント指示は、前記通信デバイスによる第1のデータの送信のために割り当てられた前記無線アクセスインタフェースの第1のアップリンク通信リソースを示し、
    第2の時間においてアップリンクキャンセル指示(UL-CI)を受信し、前記UL-CIは、基準アップリンク領域内のリソースを示し、前記基準アップリンク領域は、前記UL-CIに関連付けられ、かつ、アップリンク通信リソースを定義し、
    前記第1のアップリンク通信リソースが前記UL-CIで示される前記リソース内にあることを決定し、
    前記UL-CIに関連付けられた時間窓を決定し、
    前記アップリンクグラント指示が前記UL-CIに関連付けられた前記時間窓内において受信されたことを決定し、
    前記アップリンクグラント指示が前記UL-CIに関連付けられた前記時間窓内において受信されたことを決定したことに応答して、前記第1のアップリンク通信リソースを使用して前記第1のデータを送信する
    ように動作可能に前記送信回路および前記受信回路を制御するように構成された制御回路と
    を具備する
    通信デバイスの回路。
  46. 無線通信ネットワークで動作するための通信デバイスであって、
    前記無線通信ネットワークのセルにおけるインフラストラクチャ機器によって提供される無線アクセスインタフェースを介して信号を送信するように構成された送信機と、
    前記無線アクセスインタフェースを介して信号を受信するように構成された受信機と、
    前記通信デバイスが、
    第1の時間においてアップリンクグラント指示を受信し、前記アップリンクグラント指示は、前記通信デバイスによる第1のデータの送信のために割り当てられた前記無線アクセスインタフェースの第1のアップリンク通信リソースを示し、
    第2の時間においてアップリンクキャンセル指示(UL-CI)を受信し、前記UL-CIは、第2のアップリンク通信リソースを示し、前記第2のアップリンク通信リソースは、前記第1のアップリンク通信リソースの少なくとも一部を含み、
    第3の時間において第2のアップリンクグラント指示を受信し、前記第2のアップリンクグラント指示は、前記通信デバイスによる前記第1のデータの送信のために前記第1のアップリンク通信リソースが割り当てられることを示し、
    前記第2のアップリンクグラント指示を受信することに応答して、前記第3の時間と前記第2の時間とに基づいて、前記第1のアップリンク通信リソースを使用して前記第1のデータを送信するか否かを決定する
    ように動作可能に前記送信機および前記受信機を制御するように構成されたコントローラと
    を具備する
    通信デバイス。
  47. 無線通信ネットワークで動作するための通信デバイスの回路であって、
    前記無線通信ネットワークのセルにおけるインフラストラクチャ機器によって提供される無線アクセスインタフェースを介して信号を送信するように構成された送信回路と、
    前記無線アクセスインタフェースを介して信号を受信するように構成された受信回路と、
    前記通信デバイスが、
    第1の時間においてアップリンクグラント指示を受信し、前記アップリンクグラント指示は、前記通信デバイスによる第1のデータの送信のために割り当てられた前記無線アクセスインタフェースの第1のアップリンク通信リソースを示し、
    第2の時間においてアップリンクキャンセル指示(UL-CI)を受信し、前記UL-CIは、第2のアップリンク通信リソースを示し、前記第2のアップリンク通信リソースは、前記第1のアップリンク通信リソースの少なくとも一部を含み、
    第3の時間において第2のアップリンクグラント指示を受信し、前記第2のアップリンクグラント指示は、前記通信デバイスによる前記第1のデータの送信のために前記第1のアップリンク通信リソースが割り当てられることを示し、
    前記第2のアップリンクグラント指示を受信することに応答して、前記第3の時間と前記第2の時間とに基づいて、前記第1のアップリンク通信リソースを使用して前記第1のデータを送信するか否かを決定する
    ように動作可能に前記送信回路および前記受信回路を制御するように構成された制御回路と
    を具備する
    通信デバイスの回路。
  48. 無線通信ネットワークで動作するための通信デバイスであって、
    前記無線通信ネットワークのセルにおけるインフラストラクチャ機器によって提供される無線アクセスインタフェースを介して信号を送信するように構成された送信機と、
    前記無線アクセスインタフェースを介して信号を受信するように構成された受信機と、
    前記通信デバイスが、
    第1の時間においてアップリンクグラント指示を受信し、前記アップリンクグラント指示は、前記通信デバイスによる第1のデータの送信のために割り当てられた前記無線アクセスインタフェースの第1のアップリンク通信リソースを示し、
    第2の時間においてアップリンクキャンセル指示(UL-CI)を受信し、前記UL-CIは、第2のアップリンク通信リソースを示し、前記第2のアップリンク通信リソースは、前記第1のアップリンク通信リソースの少なくとも一部を含み、
    第2のUL-CIを受信し、
    前記第2のUL-CIが第4のアップリンク通信リソースを示すか否かに基づいて、前記第1のアップリンク通信リソースを使用して前記第1のデータを送信するか否かを決定し、前記第4のアップリンク通信リソースは、前記第1のアップリンク通信リソースの少なくとも一部を含む
    ように動作可能に前記送信機および前記受信機を制御するように構成されたコントローラと
    を具備する
    通信デバイス。
  49. 無線通信ネットワークで動作するための通信デバイスの回路であって、
    前記無線通信ネットワークのセルにおけるインフラストラクチャ機器によって提供される無線アクセスインタフェースを介して信号を送信するように構成された送信回路と、
    前記無線アクセスインタフェースを介して信号を受信するように構成された受信回路と、
    前記通信デバイスが、
    第1の時間においてアップリンクグラント指示を受信し、前記アップリンクグラント指示は、前記通信デバイスによる第1のデータの送信のために割り当てられた前記無線アクセスインタフェースの第1のアップリンク通信リソースを示し、
    第2の時間においてアップリンクキャンセル指示(UL-CI)を受信し、前記UL-CIは、第2のアップリンク通信リソースを示し、前記第2のアップリンク通信リソースは、前記第1のアップリンク通信リソースの少なくとも一部を含み、
    第2のUL-CIを受信し、
    前記第2のUL-CIが第4のアップリンク通信リソースを示すか否かに基づいて、前記第1のアップリンク通信リソースを使用して前記第1のデータを送信するか否かを決定し、前記第4のアップリンク通信リソースは、前記第1のアップリンク通信リソースの少なくとも一部を含む
    ように動作可能に前記送信回路および前記受信回路を制御するように構成された制御回路と
    を具備する
    通信デバイスの回路。
  50. 無線通信ネットワークにおいて使用され、セルにおける通信デバイスと通信するための無線アクセスインタフェースを提供するインフラストラクチャ機器であって、
    前記無線アクセスインタフェースを介して前記通信デバイスに信号を送信するように構成された送信機と、前記通信デバイスから信号を受信するように構成された受信機と、
    前記インフラストラクチャ機器が
    第1のアップリンク通信リソースの割り当ての指示を第1の通信デバイスに送信し、
    アップリンクキャンセル指示(UL-CI)を前記第1の通信デバイスに送信し、前記UL-CIは、前記第1のアップリンク通信リソースの一部を含む通信リソースの指示を含み、
    前記第1のアップリンク通信リソースを使用して前記第1の通信デバイスにより送信された信号を受信する
    ように動作可能に前記送信機および前記受信機を制御するように構成されたコントローラと、
    を具備する
    インフラストラクチャ機器。
  51. 無線通信ネットワークにおいて使用され、セルにおける通信デバイスと通信するための無線アクセスインタフェースを提供するインフラストラクチャ機器の回路であって、
    前記無線アクセスインタフェースを介して前記通信デバイスに信号を送信するように構成された送信回路と、
    前記通信デバイスから信号を受信するように構成された受信回路と、
    前記インフラストラクチャ機器が、
    第1のアップリンク通信リソースの割り当ての指示を第1の通信デバイスに送信し、
    アップリンクキャンセル指示(UL-CI)を前記第1の通信デバイスに送信し、前記UL-CIは、前記第1のアップリンク通信リソースの一部を含む通信リソースの指示を含み、
    前記第1のアップリンク通信リソースを使用して前記第1の通信デバイスにより送信された信号を受信する
    ように動作可能に前記送信回路および前記受信回路を制御するように構成された制御回路と
    を具備するインフラストラクチャ機器の回路。
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