JP2022501936A - 通信デバイス、インフラストラクチャ機器および方法 - Google Patents

通信デバイス、インフラストラクチャ機器および方法 Download PDF

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Abstract

無線通信ネットワーク内の通信デバイスによってデータを送信するための方法であって、この方法は、複数のサービスタイプに応じて、複数の論理チャネル優先度のうちの1つをデータに割り当てるステップと、上記論理チャネル優先度に応じて、媒体アクセス制御プロトコル層において送信するためのデータのトランスポートブロックを構成するステップと、上記トランスポートブロックを、上記媒体アクセス制御プロトコル層から送信用の物理層に渡し、上記トランスポートブロック内のデータの論理チャネル優先度に基づいて上記物理層に指示を提供するステップと、を含み、上記論理チャネル優先度は、優先度の高いデータであること、および、優先度の低いデータであることの指示を少なくとも提供する。【選択図】図5

Description

本開示は、通信デバイス、インフラストラクチャ機器、および、無線通信ネットワーク内の通信デバイスによるデータ送信の方法に関する。
本明細書で提供される「背景技術」の説明は、本開示の背景を一般的に提示するためのものである。現在指名されている発明者の研究は、この背景技術の項に記載されている限りにおいて、出願時に先行技術として見なされない明細書の態様と同様に、本発明に対する先行技術として明示的にも暗示的にも認められない。
3GPP定義のUMTSおよびLTE(Long Term Evolution)アーキテクチャに基づくものなどの第3世代および第4世代の移動体通信システムは、以前の世代の移動体通信システムによって提供された単純な音声およびメッセージングサービスよりも高度なサービスをサポートすることができる。
例えば、LTEシステムによって提供される改善された無線インターフェースおよび拡張されたデータレートを用いて、ユーザは、以前は固定回線データ接続を介してのみ利用可能であったモバイルビデオストリーミングおよびモバイルビデオ会議などの高データレートアプリケーションを享受することができる。
したがって、このようなネットワークを配備する要求は強く、これらのネットワークのカバレージエリア、すなわち、ネットワークへのアクセスが可能な地理的場所は、ますます急速に拡大することが予想される。
将来の無線通信ネットワークは、現在のシステムがサポートするように最適化されるよりも、より広範囲のデータトラフィックプロファイルおよびタイプに関連する、より広範囲のデバイスとの通信を日常的かつ効率的にサポートすることが期待される。
例えば、将来の無線通信ネットワークは、複雑さが低減されたデバイス、マシンタイプ通信(MTC)デバイス、高解像度ビデオディスプレイ、仮想現実ヘッドセットなどを含むデバイスとの通信を効率的にサポートすることが期待される。
これらの異なるタイプのデバイスのうちのいくつかは、非常に多数の、例えば、「物のインターネット」をサポートするための低複雑度のデバイスに、配備されてもよく、典型的には比較的高いレイテンシ耐性を有する比較的少量のデータの伝送に関連付けられてもよい。
この観点から、例えば、5Gまたは新しい無線(NR)システム/新しい無線アクセス技術(RAT)システム(非特許文献1)、および既存のシステムの将来のバージョン/リリースと呼ばれてもよいものなど、将来の無線通信ネットワークが、異なるアプリケーションおよび異なる特性データトラフィックプロファイルに関連付けられた広範囲のデバイスのための接続性を効率的にサポートすることが望まれることが予想される。
このような新たなサービスの別の例は、超高信頼低遅延通信(URLLC)サービスと呼ばれ、URLLCサービスは、その名前が示唆するように、データユニットまたはパケットが高い信頼性で、かつ低い通信遅延で通信されることを必要とする。
したがって、URLLCタイプのサービスは、LTEタイプの通信システムおよび5G/NR通信システムの両方にとって、難しい例である。異なる交通・プロファイルに関連する異なる種類の通信デバイスの使用が増加することにより、対処する必要がある無線電気通信システムにおける通信を効率的に処理するための新しい課題が生じている。
本開示は、上述の問題のうちの少なくとも一部に対処するか、または軽減するのに役立つことができる。
本技術の実施形態は、無線通信ネットワーク内の通信デバイスによってデータを送信するための方法であって、複数のサービスタイプに応じて、複数の論理チャネル優先度のうちの1つをデータに割り当てるステップと、上記論理チャネル優先度に応じて、媒体アクセス制御プロトコル層において送信するためのデータのトランスポートブロックを構成するステップと、上記トランスポートブロックを、上記媒体アクセス制御プロトコル層から送信用の物理層に渡し、上記トランスポートブロック内のデータの論理チャネル優先度に基づいて上記物理層に指示を提供するステップと、を含み、上記論理チャネル優先度は、優先度の高いデータであること、および、優先度の低いデータであることの指示を少なくとも提供する方法を提供することができる。
本技術の実施形態は、無線通信ネットワークの外部の宛先への接続を提供する無線通信ネットワーク内の通信デバイスによってデータを送信するための方法であって、上記無線通信ネットワークの外部の宛先を有する第1のデータが、アップリンク送信に利用可能であると判定するステップと、上記無線通信ネットワーク内の宛先を有する第2のデータが、アップリンク送信に利用可能であると判定するステップと、上記第2のデータより優先される上記第1のデータを含むトランスポートブロックを構成するステップと、上記トランスポートブロックを表す信号を送信するステップと、を含む方法を提供することができる。
したがって、本技術の実施形態は、より優先度の低いサービスタイプからのデータが、より優先度の高いデータを備えるトランスポートブロックで送信可能である場合であっても、1つのサービスタイプからのデータが、トランスポートブロック内で別のサービスタイプよりも優先して送信される構成を提供する。
この構成は、優先度の低いデータを含めることによって、より高い優先度のデータが送信中に遅延されないという利点を提供する。
したがって、トランスポートブロックは、トランスポートブロックの利用可能な容量に関して、より高い優先度のデータの量にかかわらず送信され、これは、より低い優先度のデータを送信するための利用可能な容量が存在する場合であっても、より低い優先度のデータがより高い優先度のデータを備えるトランスポートブロック内に含まれないことを意味する。
本技術の実施形態は、異なるサービスタイプからの送信用のデータが、トランスポートブロックが埋められる優先度を決定するために使用される異なる論理チャネル優先度(LCP)に割り当てられる構成を提供することができる。
例えば、通信デバイスに存在するプロトコルスタックの媒体アクセス制御層は、LCPを割り当てることができ、各サービスタイプからのデータが物理アクセス層に渡される優先度を決定することができる。
本技術の実施形態は、通信デバイス、インフラストラクチャ機器、インフラストラクチャ機器の作動方法、ならびに、通信デバイスおよびインフラストラクチャ機器用の回路にさらに関するものであり、高い優先度のデータを効率的かつタイムリーに送信することを可能にする。
本開示のそれぞれの態様および特徴は、添付の特許請求の範囲において定義される。
前述の一般的な説明および以下の詳細な説明の両方が、本技術の例示であるが、本技術を限定するものではないことを理解されたい。説明される実施形態はさらなる利点とともに、添付の図面と併せて以下の詳細な説明を参照することによって最もよく理解される。
いくつかの図を通して同じ参照番号が同一または対応する部品を示すので、以下の詳細な説明を、添付の図面と併せて考察すると、本開示およびそれに付随する多くの利点が、以下の詳細な説明を参照することによってよりよく理解される。
本開示の例示的な実施形態に従って動作するように構成されたLTEタイプのワイヤレス電気通信システムのいくつかの態様を概略的に表したものである。 本開示の実施形態に従って動作するように構成された新しい無線アクセス技術(RAT)ワイヤレス通信ネットワークのいくつかの例示的な態様を概略的に表したものである。 本開示の一実施形態による電気通信システムを概略的に示したものである。 本技術の実施形態に従って構成された通信デバイスおよびインフラストラクチャ機器内のプロトコル層エンティティの構成の一例を示したものである。 本開示の実施形態による媒体アクセス制御(MAC)トランスポートブロックの1つの構成を示したものである。 本技術の実施形態によるMACプロトコル・エンティティによって実行されるプロセスを示したものである。 本技術の実施形態による、高優先度データを送信するための通信デバイス用のプロセスを示したものである。
(Long Term Evolution Advanced Radio Access Technology (4G))
図1は、一般にLTE原理に従って動作するが、他の無線アクセス技術もサポートすることができ、本明細書で説明されるような本開示の実施形態を実装するように適合させることができる、モバイル遠隔通信ネットワーク/システム100のいくつかの基本的な機能を示す概略図を提供する。
図1の様々な要素およびそれらのそれぞれの動作モードの特定の態様は、3GPP(RTM)機関によって管理される、関連する規格において周知であり、定義もされており、また、その議題に関する多くの書籍、例えば、Holma H.およびToskala Aの非特許文献2にも記載されている。
本明細書で特に記載されていない電気通信ネットワークの動作態様(例えば、異なる要素間で通信するための特定の通信プロトコルおよび物理チャネルに関して)は、例えば、関連する規格およびその関連する規格に対する既知の提案された修正および追加に従った、任意の既知の技法に従って実装され得ることが理解される。
ネットワーク100は、コアネットワーク部102に接続された複数の基地局101を含む。各基地局は、サービスを受ける通信デバイス104との間でデータを通信することができるカバレージエリア103(例えば、セル)を提供する。データは、基地局101から、それぞれのカバレージエリア103内の通信デバイス104に、無線ダウンリンクを介して送信される。
通信デバイス104から基地局101へは、無線アップリンクを介してデータが送信される。コアネットワーク部102は、各基地局101を介して通信デバイス104との間でデータの送受信を行うものであり、認証、モビリティ管理、課金等の機能を提供する。通信デバイスは、移動局、ユーザ機器(UE)、ユーザ端末、モバイル無線、端末デバイスなどと呼ばれることもある。
ネットワークインフラストラクチャ機器/ネットワークアクセスノードの一例である基地局は、トランシーバ局/ノードB/eノードB、gノードBなどと呼ばれることもある。この点で、異なる用語は、広く同等の機能性を提供する要素のための異なる世代の無線電気通信システムに、しばしば関連する。
しかしながら、本開示の例示的な実施形態は、異なる世代の無線電気通信システムにおいて同等に実装されてもよく、簡潔にするために、基礎となるネットワークアーキテクチャにかかわらず、特定の用語が使用されてもよい。すなわち、特定の実施例に関連する特定の用語の使用は、これらの実施例がその特定の用語に最も関連する可能性のある特定の世代のネットワークに限定されることを示すことを意図していない。
図2は、本明細書で説明される本開示の実施形態による機能を提供するようにも適合され得る、以前に提案されたアプローチに基づく、New RAT無線通信ネットワーク/システム300のためのネットワークアーキテクチャを示す模式図である。
図2に示すNew RATネットワーク300は、第1の通信セル301と第2の通信セル302とを含む。各通信セル301、302は、それぞれの有線または無線リンク351、352を介してコアネットワーク構成要件310と通信する制御ノード(集中ユニット)321、322を備える。
また、各制御ノード321、322は、それぞれのセル内の複数の分散ユニット(無線アクセスノード/遠隔送受信ポイント(TRP))311、312とも通信している。この場合も、これらの通信は、それぞれの有線または無線リンクを介して行うことができる。
分散ユニット311、312は、ネットワークに接続された通信デバイスに無線アクセス・インターフェースを提供する役割を果たす。各分散ユニット311、312は、それぞれの通信セル301、302のカバレージを共に定義するカバレージエリア(無線アクセスフットプリント)341、342を有する。
各分散ユニット311、312は、無線信号の送受信のための送信機回路(受信機回路)と、それぞれの分散ユニット311、312を制御するように構成されたプロセッサ回路(コントローラ回路)とを含む。
広大なトップレベルの機能性の観点から、図2に表されるNew RAT通信ネットワークのコアネットワーク部310は、図1に表されるコアネットワーク102に対応すると広く考慮することができる。それぞれの制御ノード321、322およびそれらの関連する分散ユニット/TRP311、312は、図1の基地局101に対応する機能性を提供すると広く考慮することができる。
ネットワークインフラストラクチャ機器/アクセスノードという用語は、これらの構成要件およびワイヤレス通信システムのより従来の基地局型の構成要件を包含するために使用されてもよい。手元のアプリケーションに応じて、それぞれの分散ユニットと通信デバイスとの間の無線インターフェース上でスケジュールされる伝送をスケジュールする義務は、制御ノード/集中ユニット、および/または、分散ユニット/TRPにあるといってもよい。
図2には、第1の通信セル301のカバレージエリア内にある通信デバイス400が示されている。したがって、この通信デバイス400は、第1の通信セル301に関連する分散ユニット311のうちの1つを介して、第1の通信セル内の第1の制御ノード321と信号を交換することができる。
いくつかの場合、所与の通信デバイスの通信は、分散ユニットのうちの1つだけを介してルーティングされるが、いくつかの他の実装形態では、所与の通信デバイスに関連する通信が、例えばデータ複製の場合(シナリオ)および他の場合において、2つ以上の分散ユニットを介してルーティングされ得ることが理解される。
通信デバイスが関連する制御ノードを介して現在接続されている特定の(複数の)分散ユニットは、通信デバイスのための活性分散ユニットと呼ばれることがある。したがって、1つの通信デバイスのための複数の分散ユニットのアクティブサブセットは、1つ以上の分散ユニット(TRP)を備えることができる。
制御ノード321は、第1の通信セル301にわたる分散ユニット311のうちのどれが、任意の所定の時間に通信デバイス400との無線通信を担当するか(すなわち、分散ユニットのうちのどれが、端末デバイスのための現在の活性分散ユニットであるか)を決定する責任を負う。通常、これは、通信デバイス400と分散ユニット311のそれぞれとの間の無線チャネル条件の測定に基づくことになる。
この点に関して、通信デバイスのために現在アクティブであるセル内の分散ユニットのサブセットは、少なくとも部分的に、セル内の通信デバイスの位置に依存することが理解される(これは、通信デバイスと分散ユニットのそれぞれとの間に存在する無線チャネル条件に著しく寄与するからである)。
少なくともいくつかの実施形態では、通信デバイスから制御ノード(制御ユニット)への通信のルーティングにおける分散ユニットの関与は、通信デバイス400に対して透過的である。
すなわち、通信デバイスは、どの分散ユニットが通信装置400と、通信装置が現在動作している通信セル301の制御ノード321との間の通信のルーティングに責任を負うか、または、任意の分散ユニット311が制御ノード321に接続され、通信のルーティングに完全に関与する場合でさえ、認識しない場合がある。
このような場合、通信デバイスに関係する限り、通信デバイスは、単に制御ノード321にアップリンクデータを送信し、制御ノード321からダウンリンクデータを受信するだけであり、通信デバイスは、分散ユニット311によって送信される無線構成を認識することができるが、分散ユニット311の関与を認識しない。
しかしながら、他の実施形態では、通信デバイスが、どの(複数の)分散ユニットがその通信に関与しているかを認識してもよい。1つ以上の分散ユニットのスイッチングおよびスケジューリングは、通信デバイスのアップリンク信号の分散ユニットによる測定値、または、通信デバイスによって取得され、1つ以上の分散ユニットを介して制御ノードに報告される測定値に基づいて、ネットワーク制御ノードにおいて行われてもよい。
図2の例では簡略化のために、2つの通信セル301、302および1つの通信デバイス400が示されているが、実際にはシステムは、より多数の通信デバイスにサービスを提供する (それぞれの制御ノードおよび複数の分散ユニットによってサポートされる) より多数の通信セルを備えることができることが理解される。
図2は、本明細書で説明される原理によるアプローチが採用され得るNew RAT通信システム用に提案されたアーキテクチャの単なる一例を表し、本明細書で開示される機能は、異なるアーキテクチャを有する無線通信システムに関しても適用され得ることがさらに理解される。
したがって、本明細書で説明される本開示の例示的な実施形態は、図1および図2に示される例示的なアーキテクチャなど、様々な異なるアーキテクチャによる無線電気通信システム/ネットワークにおいて実装され得る。したがって、任意の所定の実装における特定の無線通信アーキテクチャは、本明細書に記載する原理にとって主要な重要性がないことが理解される。
この点に関して、本開示の例示的な実施形態は一般に、ネットワークインフラストラクチャ機器/アクセスノードと通信デバイスとの間の通信状況で説明することができ、ネットワークインフラストラクチャ機器/アクセスノードおよび通信デバイスの特定の性質は、目前の実装形態のためのネットワークインフラストラクチャに依存することになる。
例えば、いくつかの場合では、ネットワークインフラストラクチャ機器/アクセスノードが、本明細書で説明される原理に従って機能を提供するように適合された、図1に示されるようなLTEタイプ基地局101のような基地局を備えてもよく、他の例では、ネットワークインフラストラクチャ機器/アクセスノードが、本明細書で説明される原理に従って機能を提供するように適合された、図2に示される種類の制御部/制御ノード321、322および/またはTRP 311、312を備えてもよい。
本発明の実施形態は、5Gまたは新しい無線(NR)アクセス技術と呼ばれるものなどの高度な無線通信システムに適用することができる。
図1に示される無線アクセスネットワークの要素は、用語の変更が上述のように適用され得ることを除いて、5Gの新しいRAT構成に等しく適用され得る。
図3は、本開示の一実施形態による電気通信システム500を概略的に示したものである。
この例における電気通信システム500は、概して、LTEタイプのアーキテクチャに基づいている。したがって、電気通信システム/ネットワーク500の動作の多くの態様が知られており、理解されており、簡潔にするために本明細書では詳細に説明しない。
本明細書で具体的に説明されていない電気通信システム500の動作態様は、任意の既知の技法に従って、たとえば、最新のLTE規格に従って実装され得る。
電気通信システム500は、無線ネットワーク部に連結されたコアネットワーク部102を備える。無線ネットワーク部は、一般に矢印508によって示された無線アクセス・インターフェースを介して、通信デバイス101(端末デバイスとも呼ばれ得る)に連結されたインフラストラクチャ機器101(発展型ノードBであり得る)を備える。
当然ながら、実際には、無線ネットワーク部が様々な通信セルにわたってより多数の通信デバイスにサービスを提供する複数の基地局を備えることができることが理解される。しかしながら、簡単にするために、単一のインフラストラクチャ機器および単一の通信デバイスのみが図3に示されている。
上述のように、図4に示される通信システム500の様々な要素の動作は、本明細書で説明されるような本開示の実施形態による機能を提供するように修正される場合を除いて、概して従来のものとすることができる。
インフラストラクチャ機器101は、インターフェース510を介してコアネットワーク102に接続され、コントローラ506に接続されている。インフラストラクチャ機器101は、アンテナ518に接続された受信機504と、アンテナ518に接続された送信機502とを含む。受信機504および送信機502は、両方ともコントローラ506に接続されている。
コントローラ506は、インフラストラクチャ機器101を制御するように構成され、かつ、本明細書でさらに説明するように、所望の機能を提供するための各種サブユニット/サブ回路を順に備えるプロセッサ回路(コントローラ回路)を含んでもよい。
これらのサブユニットは、個別のハードウェア要素として、または、プロセッサ回路における適切に構成された機能として実装され得る。
したがって、コントローラ506は、無線電気通信システムにおける機器のための従来のプログラミング/構成技術を用いて、本明細書に記載される所望の機能性を提供するように適切に構成/プログラミングされた回路から構成することができる。
送信機502およびコントローラ506は、表現を容易にするために別個の要素として図3に概略的に示されている。しかしながら、これらの回路素子の機能性は例えば、1つ以上の適切にプログラム可能なコンピュータ、または、1つ以上の適切に構成された特定用途向け集積回路/回路/チップ/チップセットを用いて、様々な異なる方法で提供され得ることが理解される。
インフラストラクチャ機器101は一般に、その操作機能に関連する様々な他の要素を備え得ることが理解される。
それに対応して、通信デバイス104は、アンテナ520から信号を受信する受信機514に接続されたコントローラ516を含む。また、コントローラ516は、アンテナ520にも接続された送信機512に接続されている。
コントローラ516は、通信デバイス104を制御するように構成され、かつ、本明細書でさらに説明されるような機能を提供するための各種サブユニット/サブ回路を順に備えるプロセッサ回路(コントローラ回路)を含んでもよい。これらのサブユニットは、個別のハードウェア要素として、またはプロセッサ回路において適切に構成された機能として実装され得る。
従って、コントローラ516は、無線電気通信システムにおける機器のための従来のプログラミング/構成技術を用いて所望の機能性を提供するように適切に構成/プログラミングされた回路を備えることができる。送信機512、受信機514およびコントローラ516bは、表現を容易にするために別個の要素として図3に概略的に示されている。
しかしながら、これらの回路素子の機能性は、例えば、1つ以上の適切にプログラム可能なコンピュータ、または1つ以上の適切に構成された特定用途向け集積回路/回路/チップ(複数可)/チップセット(複数可)を使用して、様々な異なる方法で提供され得ることが理解される。理解されるように、通信デバイス104は一般に、その操作機能に関連する様々な他の要素、例えば、電源、ユーザインターフェースなどを備えるが、これらは簡潔にするために図3には示されていない。
(5GおよびURLLC)
NR技術を組み込むシステムは、レイテンシ、データレート、および/または信頼性に関する異なる要件によって特徴付けられ得る異なるサービス(またはサービスのタイプ)をサポートすることが期待される。
例えば、拡張モバイルブロードバンド(eMBB)サービスは、20Gb/sまでをサポートする要件とする高容量で特徴付けられる。超高信頼低遅延通信(URLLC)サービス(非特許文献1)に対する要件は、1ms(1ミリ秒)のユーザプレーンレイテンシ(待ち時間)を有する32バイトパケットの1つの伝送に対して1−10-5(99.999%)以上の信頼性を有するものである(非特許文献3)。いくつかのシナリオにおいては、1−10-6(99.999%)以上の信頼性が必要になる場合がある。
大容量マシンタイプ通信(mMTC)は、NRベースの通信ネットワークによってサポートされ得るサービスの別の例である。
本発明者らは、データを送信するための従来の技術が、例えばURLLCのような特定のサービスに関連するトラフィック送信のための要件を満たすのに適していないことがあることを理解した。
本開示の実施形態によれば、無線通信ネットワーク内の通信デバイスによってデータを送信するための方法であって、複数のサービスタイプに応じて、複数の論理チャネル優先度のうちの1つをデータに割り当てるステップと、上記論理チャネル優先度に応じて、媒体アクセス制御プロトコル層において送信するためのデータのトランスポートブロックを構成するステップと、上記トランスポートブロックを、上記媒体アクセス制御プロトコル層から送信用の物理層に渡し、上記トランスポートブロック内のデータの論理チャネル優先度に基づいて上記物理層に指示を提供するステップと、を含み、上記論理チャネル優先度は、優先度の高いデータであること、および、優先度の低いデータであることの指示を少なくとも提供する方法が提供される。
その結果、より高い優先度のデータは、より低い優先度のデータが存在する故に、物理層によって適切に送信されることができ、送信が遅延されず、確実に伝送される。
この物理層への指示は、トランスポートブロックにおける優先度の指示、例えば、高い優先度の指示とすることができ、その優先度を認識している物理層は、待ち時間および信頼性を確保するために適切な動作を取ることになる。
(ユーザプレーン 対 制御プレーン (したがって、SRB 対 非SRBトラフィック))
通信装置と無線通信ネットワークとの間のデータ伝送は、1つ以上のそれぞれのプロトコル層において1つ以上のプロトコル・エンティティを呼び出すことができる。
一般に、プロトコル層を使用するデータの各伝送は、2つのピア・プロトコル・エンティティを呼び出し、1つは送信側デバイスで動作し、もう1つは受信側エンティティで動作する。例えば、無線通信ネットワークでは、1つのエンティティが通信デバイス内にあってもよく、もう1つが、無線通信ネットワークのインフラストラクチャ機器またはコアネットワーク機器内にあってもよい。
プロトコル層は一般に、1つの層のプロトコル・エンティティが上位層のプロトコル・エンティティから送信されたデータを受信し、下位層のプロトコル・エンティティに送信するためのデータを渡すように、階層的に配置される。
最下位層では、物理レイヤ(PHY)プロトコル・エンティティが、無線アクセス・インターフェースを介したデータ信号の送信を制御する。
無線通信ネットワークでは、最下位プロトコル層のプロトコルを「アクセス層プロトコル」と呼ぶことがある。これらのプロトコルに対して、通信デバイス104内のプロトコル・エンティティは、例えばインフラ装置101内の無線通信ネットワークの無線アクセスネットワーク部内へのピア・プロトコル・エンティティを有する。
上位層では、通信デバイス104内のプロトコル・エンティティが、無線通信ネットワークのコアネットワーク部内へのそれぞれのピア・プロトコル・エンティティを有してもよく、このような層のプロトコルは、非アクセス層(NAS)プロトコルと呼ばれる。
通信デバイスは、例えば対応するエンティティ(ウェブサーバ、アプリケーションサーバ、または別の通信デバイスなど)において、ピア(同位)エンティティが(論理的には少なくとも)無線通信ネットワークの外部にある他の(上位層の)プロトコル・エンティティを有してもよい。
任意の所定のプロトコル層において、データは、「制御プレーン」または「ユーザプレーン」として分類され得る。大まかに言うと、プロトコル層エンティティのための制御プレーン・データは、そのプロトコル・エンティティによって生成され、その宛先として、異なるデバイス内の対応するピア・プロトコル・エンティティを有するデータと見なされる。
例えば、RRC制御プレーン・データは、インフラストラクチャ機器内のRRCプロトコル・エンティティへの送信のために、通信デバイスのRRCプロトコル・エンティティにおいて生成される。
その一方で、特定のプロトコル・エンティティに関して、ユーザ・プレーン・データは、より高いプロトコル層のプロトコル・エンティティで生じる(したがって、指定された)データとして特徴付けられる。
したがって、ユーザ・プレーン・データは、プロトコル・エンティティによって、伝送のために上位プロトコル層のプロトコル・エンティティから受信されているか、または、処理のために下位プロトコル層のプロトコル・エンティティから受信され、上位プロトコル層に渡される。
図4は、本技術の実施形態に従って構成され得る、通信デバイス104およびインフラストラクチャ機器101内のプロトコル層エンティティの構成の一例を示す。
図4の例では、プロトコル・エンティティ410および420は、通信デバイス104およびインフラストラクチャ機器101のそれぞれにおいて、同一のプロトコル層にある対応するプロトコル・エンティティである。
プロトコル・エンティティ410に関して、伝送のために通信デバイス104内のプロトコル・エンティティ410において上位層プロトコル・エンティティ(図示せず)から受信されるデータ430は、ユーザ・プレーン・データとみなされる。
プロトコル・エンティティ410は、ユーザ・プレーン・データ430を、送信のために下位層に渡す前に、何らかの方法(例えば、セグメンテーション、符号化、プロトコルデータユニットへの形成、シーケンス番号への関連付けなど)で処理することができる。
その一方で、制御プレーン・データ440は、インフラストラクチャ機器101のピア・プロトコル・エンティティ420への送信のために、通信デバイス104内のプロトコル・エンティティ410によって生成される。
プロトコル・エンティティ410は、ユーザ・プレーン・データのために使用されるのと同様の方法で制御プレーン・データを処理し、その後、任意のさらなる処理および送信のために、制御プレーン・データを下位層に渡すことができる。
図4は、通信デバイス104およびインフラストラクチャ機器101のそれぞれにおける物理層(PHY)プロトコル・エンティティ415、425を示す。
PHYプロトコル・エンティティ415、425は、プロトコル階層の最下位レベルにあってもよく、無線アクセス・インターフェース405上で送信するためのデータを表す信号を生成してもよく、無線アクセス・インターフェース405上で受信されたデータを表す信号を復号してもよい。データを表す信号は、1つ以上のアンテナ417、418を介して送受信される。
通信デバイス104では、制御プレーン・データ440およびユーザ・プレーン・データ430の両方が下位層に渡され、最終的に物理層(PHY)プロトコル・エンティティ415、425に渡される。制御プレーン・データ440およびユーザ・プレーン・データ430が、プロトコル・エンティティ410によって下位層に渡されるとき、それらの区別がなくてもよい。
言い換えると、プロトコル・エンティティ410から下位層プロトコル・エンティティへの単一の矢印412によって示されるように、受信側PHY層エンティティは、プロトコル・エンティティ410に関して、制御プレーン・データまたはユーザ・プレーン・データであるデータの区別を認識しない場合がある。
インフラストラクチャ機器101において、プロトコル・エンティティ410のピア・エンティティであるプロトコル・エンティティ420は、下位層のプロトコル・エンティティから制御プレーン・データ440およびユーザ・プレーン・データ430を受信する。
通信デバイス104と同様に、ピア・プロトコル・エティティ420の下位のプロトコル層は、ピア・プロトコル・エンティティ420に対して、制御プレーン・データ440であるデータと、ユーザ・プレーン・データ430であるデータとを区別できない場合がある。両方とも、PHYプロトコル・エンティティ425によって、より上位階層に、最終的にはピア・プロトコル・エンティティ420に渡される。
ピア・プロトコル・エンティティ420において、制御プレーン・データ440は、プロトコル・エンティティ420宛てのものであり、したがって、矢印432によって示されるように、上位層プロトコル・エンティティに渡されることなく、プロトコル・エンティティ410および420が動作するプロトコルルールに従って処理される。
ユーザ・プレーン・データ430は、上位層プロトコル・エンティティに宛てられていると判定され、したがって、プロトコル・エンティティ410および420がユーザ・プレーン・データに関して動作するプロトコルルールに従って処理される。
例えば、これは、矢印442によって示されるように、上位層プロトコル・エンティティに渡される前に、復号化、再組立、および/または肯定応答情報の生成を実行することを含むことができる。
図4の例では、通信デバイス104のプロトコル・エンティティ410のピアであるプロトコル・エンティティ420が、インフラストラクチャ機器101内にあるものとして示されている。
しかしながら、上述したように、いくつかのプロトコル層が、無線通信ネットワーク内または外部の他の機器で終端されてもよい(すなわち、通信デバイス104のプロトコル・エンティティに対応するピア・エンティティを有する)。
(許可ベースおよび許可フリーのリソース)
従来のアップリンク伝送では、通信デバイスの媒体アクセス制御(MAC)プロトコル層のバッファに上位プロトコル層からデータが到着すると、通信デバイスは、スケジュールされたアップリンク伝送/リソースがない場合に、それに応じて、スケジューリング要求(SR)をネットワークに送信してもよい。
通信デバイスは、MAC層バッファ内のデータ量を示すバッファステータスレポート(BSR)を送信することができる。SRまたはBSRの受信に応答して、ネットワーク(例えば、インフラストラクチャ機器)は、ダウンリンク制御情報(DCI)によって伝送されるアップリンク許可を通信デバイスに送信することができる。DCIは、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)上で送信され得る。
アップリンク許可は、通信デバイスがアップリンクデータを送信するために割り当てられる(言い換えると、スケジュールされた)アップリンク通信リソースの指示を含んでもよい。アップリンク通信リソースは、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)上にあってよい。
このタイプのリソース割り当ては、許可ベースのリソースとして既知である。許可ベースのリソースは、データが可変量で到着し、かつ/または、このようなデータトラフィック到着がいくらか予測可能なトラフィックパターンに従う場合であっても、非周期的であるサービスに適している。
その一方で、許可フリーのリソースは、アップリンク送信用の通信デバイスを使用するためのネットワークによって準静的に構成される、一連の周期的に反復するアップリンク通信リソースである。
許可フリーのリソース割り当ては、生成されるデータ量が時間にわたってほぼ一定である周期的なデータトラフィックを生成するサービスに特に適している。
許可フリーのリソースは、各アップリンクデータ送信に関して送信されるべきSRまたはアップリンク許可のいずれかが必要ないので、通信リソースが使用される効率を改善することができる。
(論理チャネル)
MACプロトコル・エンティティでは、送信のために受信されるデータが、シグナリング用無線ベアラ(SRB)またはデータ用無線ベアラ(DRB)のいずれかである無線ベアラに関連付けられ得る。各無線ベアラは、(デフォルトで、または、ネットワークによる特定の設定の結果として)論理チャネルに関連付けられ、したがって論理チャネル優先度に関連付けられる。
例えば、RRC制御プレーン・データ(すなわち、RRCプロトコル・エンティティによって生成されたデータ)は、通常、最高の優先順位を有する1つ以上の論理チャネルに関連付けられた、第1のSRB'SRB1'および/または第3のSRB'SRB3'に関連付けられている。
NAS信号(すなわち、NASプロトコル・エンティティに関する制御プレーン・データであるデータ)は、通常、最高の優先度を有さない論理チャネルに関連付けられた、第2のSRB'SRB2'に関連付けられている。
(NAS信号を含む)RRC制御プレーン・データ以外の上位階層からパケットデータ収束プロトコル(PDCP)のプロトコル・エンティティで受信される他のユーザ・プレーン・データは、通常、SRB1またはSRB3のいずれかに関連付けられたデータに使用される論理チャネルに関連付けられた優先度よりも低い優先度を有する1つ以上の論理チャネルに関連付けられた1つ以上のデータ無線ベアラのうちの1つに割り当てられてもよい。
(MACトランスポートブロック)
データは、MACトランスポートブロック(TB)を使用するアップリンク通信リソースを使用して、通信デバイス104によって送信され得る。
各MAC TBは、アップリンク通信リソースが通信デバイス用にスケジュールされているか、または、スケジュールされることになるか、および、データがアップリンク送信のために利用可能であるかの判定に応答して、MACプロトコル層において構成される。
従来、MAC TBは、「最高優先度」スケジューリングを使用して構成される。すなわち、優先度が最も高い論理チャネルに関連するデータは、優先度がより低い論理チャネルに関連するデータより優先してMAC TBに追加される。
スケジューリングにおいてある程度の公平性を提供するために、各論理チャネルは、「バケット」パラメータに関連付けられてもよく、このバケットパラメータに従って、リーキーバケットスケジューリングの構成が適用される。
すなわち、各論理チャネルは長期間の処理量を制限しながら、短期間にわたって高い処理量を可能にすることができる最大処理量制約を受けることができ、あるいは、処理量制約が長期間にわたって高い処理量を可能にしながら、短期間にわたって処理量を制限することができる。
1つ以上の論理チャネル(特に、シグナリング用無線ベアラに関連する論理チャネル)は、その論理チャネルに対して許可された、この短期間または長期間処理量を何ら限定しない効果を有するリーキーバケットパラメータに関連付けられてもよい。
本開示の実施形態によれば、URLLCデータは、他のデータがRRC制御信号メッセージおよびNAS信号メッセージのうちの1つ以上を含むかどうかにかかわらず、他のデータに優先してMAC TBに含まれ得る。
図5は、本開示の実施形態によるMAC TBの構成を示す。
図5の例では、MACプロトコル・エンティティ850内に、4つの論理チャネル優先度LCP1〜4のうちの1つにそれぞれ関連付けられた4つのバッファ801、802、803、804がある。
LCP1 > LCP2 > LCP3 > LCP4、ここで、'X > Y'は、XがYより高い優先度を有することを示す。
上位階層から(例えば、インターフェース830を介して)受信されたデータは、そのデータと無線ベアラとの間の関連付けに基づく所定のマッピングに従って、論理チャネル(LC)に割り当てられるか、または、関連付けられる。
複数の論理チャネルの各々は、論理チャネル優先度(LCP)値に関連付けられている。各LCは、論理チャネル識別子LCIDに関連付けられている。
図5の例では、URLLCデータ811は、第1のDRB、DRB1、および7のLCIDを有する論理チャネルに関連付けられている。LCID = 7を有する論理チャネルは、任意のLCP値の最高優先度を表す4のLCP値に関連付けられている。
従って、到着したURLLCデータ811は、第1のバッファ801にバッファされる。いくつかの実施形態では、低LCP値に関連するLCが、任意のLCの最高優先度を有するLCP値4に関連するLCを除いて、高LCP値に関連するLCよりも高い優先度を有する。
したがって、他のデータ812、813、814は、以下の表1に示されるような、SRB/DRBに、したがって他のLCおよびLCPに関連付けられる。
Figure 2022501936
表1に示されるように、RRCプロトコル・エンティティによって生成されたデータ812は、シグナリング用無線ベアラ、例えば、SRB1またはSRB3に関連付けられる。URLLCデータ811および非URLLCデータ813、814は、3つのデータ用無線ベアラDRB1〜DRB3のうちの1つに関連付けられる。
本技術の実施形態によれば、URLLCデータ811は、最高優先度論理チャネルに関連付けられ、最高優先度に関連付けられたバッファ801に格納される。
RRC信号812は、2番目に高い優先度に関連付けられ、バッファ802に格納される。その一方で、DRB2に関連付けられた非URLLCデータ813およびDRB3に関連付けられた非URLLCデータ814はそれぞれ、第3および第4のバッファ803、804に格納される。
いくつかの実施形態では、パケットデータ収束プロトコルシグナリングメッセージ、媒体アクセス制御シグナリングメッセージおよび無線リンク制御(RLC)シグナリングメッセージのうちの1つ以上が、最高の優先度より低い優先度に関連付けられてもよい。
したがって、本開示の実施形態によれば、RRC信号およびNAS信号以外のデータが、最も高い優先度のLCPに割り当てられ得る。
特に、低遅延要求および/または高い信頼性要求に関連するURLLCデータのようなデータは、RRC信号およびNAS信号が割り当てられるLCPよりも高い優先度のLCPに割り当てられ得る。
LCP値およびLC IDの実際の値は、本開示の範囲から逸脱することなく修正され得ることが理解される。
上記の値は、SRBに通常関連付けられているデータに関連付けられたLC IDまたはLCP値を修正することを避けてもよく、また、URLLCデータが送信されないとき(例えば、URLLCサービスをサポートしないか、または、URLLCサービスが解除されているが他のサービスがアクティブのままである、通信デバイスにおいて)、他のデータ(非SRBデータ)用に(LCP値4以外の)従来の値が、そのまま使用されることを許可してもよい。
そのような実施形態では、(例えば、SRBデータに使用されるデフォルトパラメータを示すために)従来のLCP値を参照する信号が適応・変化する必要はない。
他の実施形態では、URLLCに使用されるLCに関連するLCP値は1に設定され、それに応じて、SRBに使用されるLCに関連するLCP値は、LCP値が優先度レベルに直接対応するように修正される。
したがって、このような実施形態は、LCP値と相対優先度との間の直接的な対応を提供することができる。いくつかのそのような実施形態では、LCおよびLCP値に関連するパラメータの指示が、URLLCデータが送信されるべきか否かに基づいて、それに応じて適応されてもよい。
例えば、URLLCデータを送信する目的でDRBが確立され、URLLCデータがLCP値1に関連付けられる場合、インフラストラクチャ機器101は、1つ以上のSRBに関連付けられたLCに関連付けられたLCP値を修正する指示を送信してもよい。
したがって、MAC TB 820を構成するとき、MACプロトコル・エンティティ850は、最も高い優先度でURLLCデータ811を含むことができる。
MAC TB 820は、アップリンク通信リソースが通信デバイス104によるアップリンクデータの送信のために予約されているか、または、割り振られているかを判定することに応答して構成され得る。
本技術のいくつかの実施形態では、すべてのURLLCデータ811が含まれていて、MAC TB 820内にさらなるデータのための空きが残っている場合は、MAC TB 820がいっぱいになるまで、バッファ802、803、804から優先度が下がる順に追加のデータが引き出される。
MAC TBのサイズは、MAC TBの送信に割り当てられるアップリンク通信リソースに関連付けられ得るトランスポートブロックサイズ(TBS)に従って決定され得る。
例えば、TBSは、割り当てられるアップリンク通信リソースがインフラストラクチャ機器101によって通信デバイス104に示されるダウンリンク送信において、示され得る。
本技術のいくつかの実施形態では、URLLCデータ811の一部またはすべてがMAC TB 820に追加されると、図5に示すように、より低い優先度バッファ802、803、804からのデータを追加する代わりに、MACプロトコル・エンティティ850は、MAC TB 820に他のより低い優先度のデータを追加することを控える。
MAC TB 820は、割り振られた通信リソースを使用するアップリンク送信のために、インターフェース832を介して物理層(PHY)プロトコル・エンティティ860に渡され得る。
いくつかの実施形態では、MAC TB 820のTBSは、アップリンク許可に関連付けられたTBSに従って設定される。PHYプロトコル・エンティティ860は、判定されたTBS値をMACプロトコル・エンティティ850のTBSに決定することができる。
いくつかの実施形態では、決定されたTBSがMACプロトコル・エンティティ850によって修正され得る。したがって、例えば、URLLCデータ811がMAC TB 820を完全に占有しない場合、MACエンティティ850は例えば、MAC TB 820が無線アクセス・インターフェースを介して送信される信頼性を改善するために、符号レートを低減することによって、TBSを低減することができる。
低減されたTBS値は、MACプロトコル・エンティティ850によってPHYプロトコル・エンティティ860に示され得る。
PHYプロトコル・エンティティ860が、MAC TB 820を表す無線アクセス・インターフェースを介して送信するための信号を生成する場合、割り当てられたアップリンクリソースに基づくレートマッチングを使用する符号化が実行されてもよい。
TBSが低減されている場合、結果として得られる符号化は、本来の(より大きな)TBSに基づいて結果として得られるのであろう符号化と比較して、改善された信頼性を提供することができる。
いくつかの実施形態では、MAC TB 820のTBSが、所定の規則に従って、複数の許可されたTBS値から選択され得る。例えば、アップリンク許可は、2つ以上の所定のTBS値に関連付けられてもよく、MACプロトコル・エンティティ850は、MAC TB 820を構成する際に使用するために、許可されたTBS値のうちの最も適切なものを選択してもよい。
例えば、MACプロトコル・エンティティ850は、送信用に現在利用可能なURLLCデータ811のすべてがMAC TB 820内で送信されることを可能にする許可されたTBS値のうちの最低のTBS値を選択してもよい。
本技術のいくつかの実施形態では、PHYプロトコル・エンティティ860が、MACプロトコル・エンティティ850によって選択される複数の許可されたTBS値をMACプロトコル・エンティティ850に示す。
いくつかの実施形態では、一連の許可されたTBS値が、DCIにおいて暗黙的に示されてもよく、DCIによって示されるTBSは最大TBS値を表す。あるいは、一連の許可されたTBS値は、DCIにおいて明示的に示されてもよい。
いくつかの実施形態では、許可されたTBS値は、3GPPリリース15 efe−MTCにおいてmessage 3を使用する初期データ送信(EDT)に使用されるものと同様の方法で示される。
いくつかの実施形態では、少なくとも2つのテーブルが、例えば標準仕様に従って、通信デバイス104およびインフラストラクチャ機器101内に事前構成される。好ましくは、各テーブルは、複数の行インデックス番号の各々について、対応するTBS値、または、TBS値を決定することができる変調および符号化スキームパラメータのいずれかを示す。
1つのテーブルからの行番号は、アップリンク許可またはDCIによって指示されてもよく、また、MACプロトコル・エンティティ850は、同一の指示された行番号を有する異なる事前構成されたテーブルからTBS値を選択することを許可されてもよい。
MAC TBを受信すると、インフラストラクチャ機器101は、2つ以上の可能なTBS値に基づいてブラインド復号を実行し、許可されたTBS値のうちのどれがMAC TBを構成するために使用されたかを判定する。
いくつかの実施形態では、MACプロトコル・エンティティ850は、一方が低信頼性のためのものであり、他方が高信頼性のためのものである符号化パラメータの2つのテーブルを用いて構成される。各テーブルは、テーブルの各行についてTBS値を決定することを可能にするパラメータを提供することができる。
低信頼性パラメータは例えば、eMBBサービスに適切であり得る。インフラストラクチャ機器101がアップリンク許可またはDCIを通信デバイス104に送信するとき、テーブル行番号が、低信頼性符号化パラメータテーブルのために指示され得る。
通信デバイス104が許可を受信すると、通信デバイス104は、バッファ内に高信頼性データ(例えば、URLLCデータ)があると判定し、この判定に基づいて、その許可またはDCIに示されるのと同一のテーブル行番号を使用して、高信頼性テーブルに示される符号化パラメータに対応するTBS値を選択する。
インフラストラクチャ機器101は、通信デバイス104が送信すべき高優先度データを有するかどうか、したがって、通信デバイス104が低信頼性テーブルまたは高信頼性テーブルからのパラメータを使用したかどうかを認識しない可能性があるので、インフラストラクチャ機器101は、両方の可能なTBS値に従って、受信したMAC TBを復号するように構成される。
例えば、テーブルは、3GPP TS 38.214(非特許文献4)で指定されるような物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)用に定義されたテーブルを備えてもよく、行番号は、MCSインデックス(IMCS)パラメータによって指示されてもよい。
これらのテーブルは、各MCSインデックスに対して、変調次数および目標符号レートを示すことができる。変調次数、目標符号レート、および決定された割り当てられたアップリンク通信リソースに基づいて、対応するTBS値が決定され得る。
MAC TB 820が、PHYプロトコル・エンティティ860に渡されると、PHYプロトコル・エンティティ860は、アップリンク送信に割り当てられたアップリンク通信リソースを使用して、MAC TB 820を表す信号を無線アクセス・インターフェース上で送信する。
上記のように、この通信リソースは、アップリンク許可によって明示的に割り当てられてもよく、または、許可フリーなリソースを使用するRRC構成によって割り当てられてもよい。
インフラストラクチャ機器101は、インフラストラクチャ機器自体の物理層エンティティにおいて、MAC TB 820に対応する信号を受信し、これらは復号され、インフラストラクチャ機器101のMACプロトコル・エンティティに渡される。
通信デバイス104のMACプロトコル・エンティティ850が、複数の許可されたTBS値から選択することを許可される実施形態では、インフラストラクチャ機器101が、受信信号のブラインド復号を実行することによって、選択されたTBS値を判定することができる。
図6は、本技術の実施形態による、MACプロトコル・エンティティ850のようなMACプロトコル・エンティティによって実行され得るプロセス(処理)を示す。
このプロセスはステップ610から始まり、このステップ610においてMACプロトコル・エンティティ850は、アップリンク通信リソースがデータの送信用に割り当てられたと判定し、オプションとして、この通信リソースに関連するMAC TBSを決定する。
いくつかの実施形態では、通信デバイス104が、ステップ610において、許可フリーな通信リソースが通信デバイス104に割り当てられていないこと、または、任意のそのような許可フリーな通信リソースが不適切である(例えば、データの送信のための過剰な待ち時間をもたらす)ことを判定・決定することができる。
通信デバイス104は、この判定に応じて、通信リソースの割り当てを要求するスケジューリング要求(SR/BSR)をインフラストラクチャ機器に送信してもよい。
通信デバイス104は、URLLCデータ811のようなURLLCデータが送信可能であると判定した場合、SR/BSRにおいてこれを示すことができる。
送信用にURLLCデータが利用可能であることを示すSR/BSRを受信することに応答して、インフラストラクチャ機器101は、通信リソースの指示を送信することができる。
この通信リソースの指示は上述のように、MACプロトコル・エンティティ850が選択することができる複数のTBS値の指示を含んでもよい。
いくつかの実施形態では、論理チャネルが、帯域幅部分のサブキャリア間隔要件に関連付けられてもよく、帯域幅部分は、無線通信ネットワークのシステム帯域幅よりも狭いキャリア周波数の範囲を含み、複数の帯域幅部分が、通信デバイスのために構成されてもよい。
すなわち、論理チャネルは、その論理チャネルに関連付けられたデータ送信が特定のサブキャリア間隔のために構成された帯域幅部分を使用してのみ許可される、という要件に関連付けられ得る。
本技術のいくつかの実施形態によれば、選択された通信リソースは、最高優先度データ(例えば、URLLCデータ811)が関連付けられる論理チャネルの要求事項と一致するサブキャリア間隔を有するものである。
いくつかの実施形態では、通信デバイス104がマルチキャリアおよび/またはデュアル/マルチ接続構成で動作している場合、URLLCデータ811に関連する特定のキャリアまたはセルに対する任意の要件は、判定された通信リソースが、他のデータまたは他の論理チャネルに関連する任意の要件にかかわらず、URLLCデータ811および/またはURLLCデータ811が関連する論理チャネルに関連する要件に準拠するものであるように、優先され得る。
制御はステップ620に進み、このステップ620において、第1のバッファ801内に格納されるURLLCデータ811のような、送信されるべきURLLCデータがあるかどうかが判定される。
URLLCデータが存在しない場合、制御はステップ630に進み、そこでMACプロトコル・エンティティが、処理のために最高優先度キューを選択する。
ステップ630から、制御はステップ640に進み、このステップ640において、送信可能なそのキュー内にデータがあるか否かが判定される。そうである場合、制御はステップ650に移り、そのキューからのデータがMAC TB 820に追加される。
いくつかの実施形態では、データに関連付けられたバケットパラメータがいっぱいであるかどうかに関する評価に従い、データが追加されてもよい。
言い換えると、通信デバイス104は、そのキューまたは最近送信された論理チャネルに関連するデータの量が、制限された量のみが現在のMAC TB 820において送信されることを許可されるようなレートであるか、または、追加のデータが現在のMAC TB 820において送信されることを許可されないようなレートであるかどうかを判定し、その判定に従ってデータを追加してもよい。
ステップ650の後、制御はステップ660に進み、このステップ660において、MAC TB 820内に残っている空きがあるかどうかが判定される。
そうでない場合、制御はステップ670に移動し、このステップ670において、MACプロトコル・エンティティ850は、構成されたMAC TB 820を、無線アクセス・インターフェース上で送信用のPHYプロトコル・エンティティ860に渡し、このプロセスは終了する。
ステップ660において、MAC TB 820に、より多くの空きが利用可能であると判定された場合、制御はステップ680に移る。
ステップ680では、考慮すべきキューがさらにあるかどうかが判定される。存在しない場合、制御は、上述のステップ670に進む。
処理されるべき1つ以上のキューがまだある場合、いくつかの実施形態では、制御は、図6に示すようにステップ690に進み、このステップ690において、まだ考慮されていないキューのうちの最高の優先度を有する次のキューが選択され、制御はステップ640に続く。
いくつかの実施形態では、ステップ680において、考慮されるべき1つ以上のキューが残っていると判定された場合、(図6には示されていないが)制御はステップ620に戻り、このステップ620において、まず、送信に利用可能なURLLCがあるかどうかが判定される。
これは、URLLCデータを定期的に確認することを可能にし、URLLCデータがMAC TBの構成中に到着したとしても、URLLC/高優先度データを最高優先度で送信することができるようにする。
ステップ640で、送信を考慮しているキューにデータがない場合、制御はステップ680に直接進む。
ステップ620に戻り、URLLCデータ811が送信可能であると判定された場合、制御はステップ700に進み、このステップ700において、判定されたTBSまでのURLLCデータ811の量がMAC TB 820に追加される。次に、制御はステップ710に進む。
ステップ710において、送信に利用可能なURLLCデータ811のすべてがMAC TB 820に追加されたか否かが判定される。
そうでない場合、MAC TB 820が、判定されたTBSに従って許可された範囲まで満たされている場合、制御はステップ670に進み、MAC TB 820は、送信用のPHYプロトコル・エンティティ860に渡される。
ステップ710において、送信に利用可能なURLLCデータ811のすべてがMAC TB 820に追加されたと判定された場合、制御はステップ720に移る。ステップ720では、MAC TB 820に残っている空きがまだあるかどうかが判定される。
すなわち、含まれていたデータ量が、判定されたTBS未満であるか否かが判定される。MAC TB 820が、判定されたTBSに対応するデータ量を含む場合、制御はステップ670に移る。
データ量が判定されたTBS未満である場合、制御はステップ720からステップ730に進む。
次に、本技術のいくつかの実施形態では、ステップ730において、MACプロトコル・エンティティ850は、インフラストラクチャ機器101内にあり得るピアMACプロトコル・エンティティへのMAC TB 820の送信の信頼性を改善する効果を有する1つ以上の技術をMAC TB 820に適用することができる。
例えば、いくつかの実施形態では、MAC TB 820のTBSが削減され、変更されたTBSがPHYプロトコル・エンティティ860に通知される。
したがって、ステップ610で判定された通信リソースおよび変更されたTBSに基づいて、PHYプロトコル・エンティティ860は、例えば初めに判定されたTBSに使用されたものよりもロバストな変調および符号化スキームを使用することによって、よりロバストな符号化技法を使用してMAC TB 820を符号化してもよい。
この低減されたTBSは、上述した原理に従って選択されてもよい。
いくつかの実施形態では、MACプロトコル・エンティティ850は、ピアMACプロトコル・エンティティが無線アクセス・インターフェースを介したMAC TB 820の送信から生じる任意の誤差を検出し、回復することができるように、MAC TB820に冗長情報を追加的にまたは代替的に追加することができる。
追加的にまたは代替的に、MACプロトコル・エンティティ850は、URLLCデータとパディングビットとの合計量が選択されたTBSに対応するように、MAC TB 820にパディングビットを追加してもよい。
MAC TB 820のTBSを低減することは、さらなる冗長性および/またはより回復力のある符号化がMAC TB 820に適用されることを可能にし、無線アクセス・インターフェース上の送信の信頼性を改善する。
上記の処理フローは例示的なものであり、ステップは示され、説明されたものとは異なる順序で実行され得ること、および/または、1つ以上のステップが省略され得ることが理解される。
例えば、いくつかの実施形態ではステップ730を省略してもよく、制御はステップ710またはステップ720で説明した評価を実行することなく、ステップ700からステップ670に直接渡してもよい。
上述のように、いくつかの実施形態ではURLLCデータ811は、リーキーバケットスケジューリングの制約を受けなくてもよく、したがって、ステップ650は、URLLCデータ811に関して適用されなくてもよい。
いくつかの実施形態では、これはURLLCデータ811にリーキーバケットアルゴリズムを名目上適用することによって実現されてもよく、ここで、リーキーバケットスケジューリングアルゴリズム用の1つ以上のパラメータは、このアルゴリズムの適用によってURLLCデータ用の許可されたデータレートに制限が生じないように設定される。
例えば、(バケットサイズ持続時間パラメータと呼ばれる)バケットの連続的な補充の期間をゼロに設定してもよい。代替的または追加的に、そのような各期間の後にバケットが「補充」される量は、無限大に設定されてもよい。
これらのパラメータは、URLLCデータに関連するデフォルト値としてあらかじめ設定されてもよく、または、RRC設定によって明示的に設定されてもよい。
従来、PHYプロトコル・エンティティ860は、MACプロトコル・エンティティ850から受信したMAC TBが判定されたアップリンクリソースを使用して送信され、その後に受信するMAC TBがこのリソースを使用して送信されないように、「先入れ先出し」(FIFO)手法で動作する。
本技術の実施形態によれば、URLLC送信のための先取り(プリエンプト)機能が提供される。すなわち、URLLC送信は、別の送信、例えばeMBBより前に、すでにスケジュールされているリソースのサブセットを占有するようにスケジュールすることができる。
この先取りは異なるUE間で行うことができ(すなわち、UE間の先取り)、または、先取りは同一のUE内で行うこともできる(すなわち、UE内の先取り)。
UEがMAC TBベースの論理チャネル優先度を既に準備しており、TB(例えば、eMBBサービス)の送信を継続しており、別のより高い優先度のLCPサービス(例えば、URLLCサービス)が有効になった場合、UEはそのMAC TBを準備し、それを同じスロットで送信しなければならず、これは、「UE内の先取り」として既知である。
いくつかの実施形態では、MACは、進行中のTB(すなわち、URLLCサービス)がすでに最高のLCPを有するために先取りできないことを記録/登録する。すなわち、TBがこの新たなURLLC LCPからのデータを含む場合、このTBは先取り不能として記録される。
したがって、URLLC LCPからのデータを含まないTBは、物理層において先取りされ得る。
いくつかの実施形態では、MACは、TB(すなわち、URLLCサービス)がすでに最高のLCPを有するので、先取りすることができないという指示を物理層(LI)に提供する。
すなわち、MACは、TBを先取りすることができるかどうかを物理層に伝達し、ここでTBが新たなURLLC LCPからのデータを含む場合、TBを先取りすることができない。
別の実施形態では、MACは、MAC TBが別の進行中のTBを先取りすることができるかどうかを物理層(LI)に示す。ここで、MAC TBに新たなURLLC LCPからのデータが含まれている場合、MACは、このMAC TBが別のMAC TBを先取りできることを物理層に示すことができる。
これはTBが別のTBを先取りできるかどうかを示すが、前述の指示は、TBを先取りできるかどうかを物理層に伝達することに留意されたい。いくつかの実施形態では、後のURLLC送信が、以前のURLLC送信を先取りすることができる。
再び図5を参照すると、PHYプロトコル・エンティティ860は、例えば進行中の送信および後に受信されるMAC TBの一方または両方に関連する優先度および/または先取り許可または指示に基づいて、進行中の送信を先取りするように構成され得る。
例えば、MACプロトコル・エンティティ850は、URLLCデータを含まないMAC TBを、そのMAC TBがその送信中に先取りされ得るという指示と共に、PHYプロトコル・エンティティ860に渡してもよい。
その後、MACプロトコル・エンティティ850は、第2のMAC TBをPHYプロトコル・エンティティ860に渡すことができる。
第2のMAC TBがURLLCデータを含む場合、MACプロトコル・エンティティ850は、進行中の送信が先取りされてもよい場合、第2のMAC TBが進行中の送信を先取りし得ることを示してもよい。
第2のMAC TBを受信することに応答して、PHYプロトコル・エンティティ860は、i)第2のMAC TBが進行中の送信を先取りできることが示されている状況、および/または、ii)送信が進行中のMAC TBが先取りされることが示されていた状況の両方a)を判定してもよい。
いくつかの実施形態では、これらの状況の両方が満たされる場合、PHYプロトコル・エンティティ860は、先取りが許可されることを決定し得る。
いくつかの実施形態では、PHYプロトコル・エンティティ860は、これらの状況のうちの1つだけが満たされているかどうかを判定してもよく、その1つの状況が満たされている場合、先取りが許可されることを決定し得る。
PHYプロトコル・エンティティ860は、先取りが許可されると判定した場合、第1のMAC TBを表す信号の送信に使用されているアップリンク通信リソースのうち、完了されるべき第2のMAC TBを表す信号の送信のために十分に割り当てられるアップリンクリソースが残っているかどうかを判定してもよい。
これらの条件が満たされている場合、PHYプロトコル・エンティティ860は、第1のMAC TBに関連する信号の進行中の送信を終了し、第1のMAC TBに関連する信号の残りの信号に使用されていた通信リソースを使用して、第2のMAC TBを表す信号の送信を開始してもよい。
したがって、いくつかの実施形態では、MAC層エンティティ850は、MAC TBが可能なら進行中の送信を先取りすべきかどうかをPHYプロトコル・エンティティ860に示す。
いくつかのそのような実施形態では、MAC層エンティティ850は、MAC TBが最高の優先度または特定の論理チャネルに関連するデータを含む場合、および/または、MAC TBがURLLCデータを含む場合に、MAC TBが可能なら進行中の送信を先取りすべきであることをPHYプロトコル・エンティティ860に示してもよい。
いくつかの実施形態では、MAC TBが進行中の送信を先取りすべきである、すなわち、先取りできるという指示と、MAC TBがその送信において先取りできないという指示とのうちの一方または両方が、上述のように判定されて、MAC TBのヘッダに含まれ、したがって、MAC TBの一部としてインフラストラクチャ機器101に送信される。
したがって、いくつかの実施形態では最高優先度LCP(URLLC)からのTBは、他のものを先取りすることができ、いくつかの実施形態では最高優先度LCP(URLLC)からのTBは、先取りされず、いくつかの実施形態ではこれら両方の実現が提供され得る。
したがって、これらの2つの特徴はこの段落に記載されるように、独立してまたは共に提供されてもよい。
最高優先度LCP(URLLC)からのTBが他のものを先取りすることができるが、最高優先度LCP(URLLC)からのTB自体が先取りされることを防止するための規定がない実施形態では、URLLC TBが別のURLLC TBを先取りすることができる。
いくつかの実施形態では、MAC層が進行中の送信があるかどうかを知る必要なしに、MAC層は、TBを先取りすることができるかどうかを物理層に示す。このような指示に基づいて、物理層は、先取りするか否かを決定する。
いくつかの実施形態では、MAC層が、先取りが行われるべきか否かを決定して、その決定の結果を物理層に示す。
いくつかの実施形態では、MAC層エンティティ850は、MAC TBがその送信中に、後続のMAC TBによって先取りされるかどうかをPHYプロトコル・エンティティ860に示す。
いくつかのそのような実施形態では、MACレイヤエンティティ850は、第1のMAC TBがその送信中に、第1のMAC TBに含まれるデータに関連する論理チャネルおよび/または優先度に基づいて、後続の第2のMAC TBによって先取りされ得ることをPHYプロトコル・エンティティ860に示してもよい。
例えば、第1のMAC TBがURLLCデータを含まずに関連付けられている場合、および/または、最高優先度に関連付けられたデータを含まない場合、MACプロトコル・エンティティ850は、第1のMAC TBが先取りされ得ることを示してもよい。
いくつかの実施形態では、(先取りがこのMAC TBによって行われるべきかどうか、および、このMAC TBの先取りが別のMAC TBによって許可されているかどうかの)1つまたは両方の指示は、暗黙的であってもよく、かつ/または、組み合わされてもよい。
例えば、単一の指示は、i)この指示に関連付けられたMAC TBが進行中の送信を先取りすべきであること、および、その送信中にMAC TBが先取りされるべきでないこと、または、ii)この指示に関連付けられたMAC TBが進行中の送信を先取りすべきではないが、その送信中にMAC TBが先取りされ得ること、のいずれかを示し得る。
いくつかの実施形態では、物理層が、後のTBが進行中のTBを先取りすることができるかどうかを決定する。前述の実施形態のように、MAC層は、MAC TBが別のTBを先取りすることができるかどうかを示すように、物理層に情報を提供する。
そのような実施形態では、MAC層が任意の進行中の送信があるかどうかを知る必要がなく、このTBが新しいURLLC LCPからの情報を含む場合に、そのTBが「他のTBを先取りできる」ことを物理層(PHY)に単に示してもよい。
この「他のTBを先取りできる」というインジケータ(示し)を受信した物理層は、進行中の送信があるかどうかを判断し、必要であればこの先取りを実行する。
いくつかの実施形態では、物理層が、後のTBが進行中のTBを先取りすることができるかどうかを判断する。前述の実施形態のように、MAC層は、MAC TBが非先取りである(すなわち、別のTBによって先取りされない)かどうかを示すために、物理層に情報を提供する。
この場合も、そのような実施形態では、MAC層は、任意の進行中の送信があるかどうかを知る必要がない。むしろ、このTBが新たなURLLC LCPからの情報を含んでいれば、このTBが「非先取り」であることを示している。
その後、この「非先取り」であるインジケータを受信した物理層は、新たに到着したTBが進行中の送信を先取りすべきかどうかを判断する。
いくつかの実施形態では、物理層が、後のTBが進行中のTBを先取りすることができるかどうかを判断する。前述の実施形態のように、MAC層は、MAC TBが別のTBを先取りすることができるか、または、非先取りであるかを示す情報を物理層に提供する。
MAC層は、任意の進行中の送信があるかどうかを知る必要はない。TBが新たなURLLC LCPからの情報を含む場合、そのTBは、「他のTBを先取りすることができ」、「非先取り」であることを示す。
これらのインジケータに留意する物理層は次に、新たに到着したTBが進行中の送信を先取りすべきかどうかを判断する。
図7は、本技術の実施形態による、高優先度データを送信するための通信デバイス104用のプロセスを示す。
このプロセスはステップ900で開始し、このステップ900において、PHYプロトコル・エンティティ860が、MACプロトコル・エンティティ850からMAC TB(「新しいMAC TB」)を受信する。
MACプロトコル・エンティティ850は、i)新たなMAC TBがその送信中に先取りされ得るかどうか、かつ/または、ii)新たなMAC TBが進行中の送信を先取りすることができるかどうかをさらに示してもよい。
ステップ910において、PHYプロトコル・エンティティ860は、別のMAC TB(「以前のMAC TB」)について、進行中の送信があるか、または、差し迫った送信があるかを判定する。
すべての以前のMAC TBが無線アクセス・インターフェース上で送信されている場合、進行中または差し迫った送信がない場合がある。このような進行中または差し迫った送信がない場合、制御はステップ920に進む。
ステップ920において、新たなMAC TBは、以前のMAC TBが任意の進行中の送信であるかまたは差し迫った送信であるかにかかわらず、新たなMAC TBの送信用のものであると判定された、図6のプロセスのステップ610で判定されたもののような通信リソースを使用して処理され、送信される。
ステップ910で、以前のMAC TBの送信が、進行中であるかまたは差し迫っていると判定された場合、制御はステップ930に移る。
ステップ930において、例えば、以前のMAC TBに関連付けられたMACプロトコル・エンティティ850からPHYプロトコル・エンティティ860によって受信された指示に基づいて、以前のMAC TBの送信が先取りされ得るかどうかが判定される。
以前のMAC TBの送信が先取りされないと判定された場合、制御は上述したステップ920に進む。そうでなければ、制御はステップ940に進む。
ステップ940において、例えば、新しいMAC TBに関連付けられたMACプロトコル・エンティティ850からPHYプロトコル・エンティティ860によって受信された指示に基づいて、新しいMAC TBの送信が、任意の進行中の送信を先取りできるかどうかが判定される。
新しいMAC TBが任意の進行中の送信を先取りできないと判定された場合、制御は上述したステップ920に移る。さもなくば、制御はステップ950に進む。
ステップ950において、以前のMAC TBの進行中または差し迫った送信が停止され、以前のMAC TBの送信用に以前に決定された通信リソースを使用して、新しいMAC TBの送信が開始される。
いくつかの実施形態では、以前のMAC TBの送信用に決定された通信リソースが十分に、新しいMAC TBの送信用に利用可能なままであるかどうかのさらなる判定が実行され得る。
十分な通信リソースが利用可能でない場合、制御は、ステップ930またはステップ940における任意の判定にかかわらず、ステップ920に進んでもよい。
いくつかの実施形態ではこれらのステップのうちの1つ以上を省略してもよく、いくつかの実施形態ではステップを異なる論理順序で実行してもよい。
例えば、いくつかの実施形態では、ステップ940は省略され、ステップ930における肯定的な判定に応答して、制御はステップ950に直接進む。いくつかの実施形態では、ステップ930は省略され、ステップ910における肯定的な判定に応答して、制御はステップ940に直接進む。
いくつかの実施形態では、通信リソースの割り当ての要求を受信することに応答して(この要求は高い優先度(例えば、URLLC)データが送信用に利用可能であることを示す)、インフラストラクチャ機器は、通信リソースを割り当て、複数のTBSを示し、通信デバイス104はこれらのTBSからTBSを選択することができる。
TBSが送信エンティティ(例えば、通信デバイス104)によって選択されるいくつかの実施形態では、(インフラストラクチャ機器101であり得る)受信機は、選択されたTBSを判定するために、したがって、MAC TB 820を復号するために、受信データのブラインド復号を実行し得る。
いくつかの実施形態では上述したように、(物理層に提供されるものと実質的に同一である)先取りに関する1つ以上の指示は、MAC TBを備えるMACプロトコルユニットのMACヘッダまたはサブヘッダにおいてネットワークに送信されてもよい。
この指示に基づいて、インフラストラクチャ機器101は、MAC TBが優先度の高い(例えば、URLLC)データを含むことを判定することに応答して、MAC TBの処理を迅速化してもよく、かつ/または、さらなるアップリンク通信リソースを、通信デバイス104に割り当ててもよい。
上述のプロセスでは、ステップは、特定のプロトコル・エンティティによって実行されるものとして説明されている。しかしながら、これは説明を明確にするためであり、本技術の実施形態はそのように限定されない。
同様に、バッファ801〜804などのバッファは、論理バッファであってもよく、共有メモリまたは任意の他の公知技術によって提供されてもよい。
上述したようないくつかの実施形態では、高優先度データの送信は、通信デバイスによる無線通信ネットワーク内のインフラストラクチャ機器へのものである。
しかしながら、本開示の範囲はそのように限定されず、例えば、いくつかの実施形態では、高優先度データの送信は、通信デバイスへのものであってもよく、かつ/または、インフラストラクチャ機器によるものであってもよい。
このように、無線通信ネットワーク内の通信デバイスによってデータを送信するための方法であって、複数のサービスタイプに応じて、複数の論理チャネル優先度のうちの1つをデータに割り当てるステップと、上記論理チャネル優先度に応じて、媒体アクセス制御プロトコル層において送信するためのデータのトランスポートブロックを構成するステップと、上記トランスポートブロックを、上記媒体アクセス制御プロトコル層から送信用の物理層に渡し、上記トランスポートブロック内のデータの論理チャネル優先度に基づいて上記物理層に指示を提供するステップと、を含み、上記論理チャネル優先度は、優先度の高いデータであること、および、優先度の低いデータであることの指示を少なくとも提供する方法が記載された。
本開示はいくつかの点で、特定の例を提供するために、LTEベースおよび/または5Gネットワークにおける実装に焦点を当てているが、同じ原理が、他の無線電気通信システムに適用され得ることが理解される。
したがって、本明細書で使用される用語は一般に、LTEおよび5G規格の用語と同一または類似しているが、本教示は、LTEおよび5Gの現在のバージョンに限定されず、LTEまたは5Gに基づいておらず、かつ/またはLTE、5G、または他の規格の任意の他の将来のバージョンに準拠していない任意の適切な装置に同様に適用することができる。
本明細書で説明される各種の例示的なアプローチは、基地局および通信デバイスの両方によって知られているという意味で、事前に決定された/事前定義された情報に依拠し得ることに留意されたい。
このような事前に決定された/事前定義された情報は一般に、例えば、無線電気通信システムのための動作規格における定義によって、または例えば、システム情報信号における基地局と通信装置との間で事前に交換された信号によって、または無線リソース制御セットアップ信号に関連して、あるいは、SIMアプリケーションに記憶された情報において、確立され得る。
すなわち、関連する所定の情報が確立され、無線電気通信システムの様々な要素間で共有される特定の方法は、本明細書で説明される動作の原理にとって最も重要ではない。本明細書で説明される各種の例示的なアプローチは、無線通信システムの各種要素間で交換/通信される情報に依存することがさらに留意され、そのような通信は一般に、コンテキストが別段の要求をしない限り、例えば、特定の信号プロトコルおよび使用される通信チャネルのタイプに関して、従来の技法に従って行われ得ることが理解される。
すなわち、関連情報が無線電気通信システムの様々な要素間で交換される特定の方法は、本明細書で説明される動作の原理にとって最も重要ではない。
本明細書で説明される原理は、特定の種類の通信デバイスにのみ適用可能ではなく、任意の種類の通信デバイスにより一般的に適用することができ、例えば、本発明のアプローチは、通信デバイス/ IoTデバイスの機械の種類、または、他の狭帯域通信デバイスに限定されず、例えば、通信ネットワークへの無線リンクで動作する任意の種類の通信デバイスにより一般的に適用することが理解される。
本明細書に記載される原理は、LTEベースの無線電気通信システムにのみ適用可能ではなく、通信デバイスと基地局との間のランダムアクセス手順メッセージの交換を含むランダムアクセス手順をサポートする任意の種類の無線電気通信システムに適用可能であることがさらに理解される。
本発明のさらなる特定の好ましい態様は、添付の独立請求項および従属請求項に記載されている。従属請求項の特徴は、それらの請求項に明示的に記載されたもの以外の組み合わせで独立請求項の特徴と組み合わされてもよいことが理解される。
したがって、前述の議論は、単に本発明の例示的な実施形態を開示し、説明しているに過ぎない。当業者には理解されるように、本発明は、その精神または本質的な特徴から逸脱することなく、他の特定の形態で実施することができる。
したがって、本発明の開示は、例示であることが意図されているが、本発明の範囲、および他の特許請求の範囲を限定することは意図されていない。本開示は、本明細書の教示の、任意の容易に識別可能な変形を含み、発明の主題が公衆に専用とされないように、前述の請求項の用語の範囲を部分的に定義する。
本開示のそれぞれの特徴は、以下の番号付けされた段落によって定義される。
(1)無線通信ネットワーク内の通信デバイスによってデータを送信するための方法であって、
複数のサービスタイプに応じて、複数の論理チャネル優先度のうちの1つをデータに割り当てるステップと、
前記論理チャネル優先度に応じて、媒体アクセス制御プロトコル層において送信するためのデータのトランスポートブロックを構成するステップと、
前記トランスポートブロックを、前記媒体アクセス制御プロトコル層から送信用の物理層に渡し、前記トランスポートブロック内のデータの論理チャネル優先度に基づいて前記物理層に指示を提供するステップと
を含み、
前記論理チャネル優先度は、優先度の高いデータであること、および、優先度の低いデータであることの指示を少なくとも提供する
方法。
(2)(1)に記載の方法であって、
前記トランスポートブロックが前記優先度の高いデータを含む場合、前記トランスポートブロック内のデータの前記論理チャネル優先度に基づいて前記物理層に指示を提供することは、前記トランスポートブロック内のデータの前記優先度の高いデータに基づいて前記物理層に指示を提供することを含む
方法。
(3)(1)または(2)に記載の方法であって、
前記物理層に提供される指示は、前記トランスポートブロックの送信が別のトランスポートブロックの送信によって先取りされないことになるという指示を含む
方法。
(4)(1)から(3)のうちのいずれか1つに記載の方法であって、
前記物理層に提供される指示は、前記トランスポートブロックの送信が別のトランスポートブロックの送信を先取りすることになるという指示を含む
方法。
(5)(1)から(4)のうちのいずれか1つに記載の方法であって、
前記トランスポートブロック内のデータの前記論理チャネル優先度に基づく前記物理層への指示は、前記トランスポートブロック内のデータと共に送信するためのものである
方法。
(6)(1)から(5)のうちのいずれか1つに記載の方法であって、
前記論理チャネル優先度に従って、前記媒体アクセス制御プロトコル層において送信するためのデータの前記トランスポートブロックを構成することは、
アップリンク送信に利用できる前記優先度の高いデータの量を判定すること、
前記優先度の高いデータよりも低い優先度を有する、優先度の低いデータがアップリンク送信に利用可能であるかを判定すること、および、
前記トランスポートブロックを構成すること
を含み、
前記トランスポートブロックは、前記トランスポートブロックのサイズに関して判定された前記優先度の高いデータの量に関係なく、判定された前記優先度の高いデータの量の一部またはすべてを含み、かつ、優先度の低いデータを含まない
方法。
(7)(1)から(6)のうちのいずれか1つに記載の方法であって、
前記優先度の高いデータを表す信号を送信するための通信リソースが割り当てられていないと判定するステップと、
通信リソースが割り当てられていないと判定したことに応答して、通信リソースの割り当てのための要求を送信するステップと
をさらに含み、
この要求は、優先度の高いデータがアップリンク送信に利用可能であることの指示を含む
方法。
(8)(1)から(7)のうちのいずれか1つに記載の方法であって、
前記トランスポートブロックの送信のための通信リソースの割り当てを受信するステップと、
複数の許可されたトランスポートブロックサイズから1つのトランスポートブロックサイズを選択するステップと、
を含み、
通信リソースの割り当ては、前記複数の許可されたトランスポートブロックサイズに関連付けられており、
前記論理チャネルの優先度に応じて、前記媒体アクセス制御プロトコル層において送信するためのデータの前記トランスポートブロックを構成するステップは、
選択された前記トランスポートブロックサイズに従って、データのトランスポートブロックを構成することを含む
方法。
(9)(8)に記載の方法であって、
前記複数の許可されたトランスポートブロックサイズの各々は、符号化パラメータにおける複数の所定のテーブルのうちのそれぞれの1つの行エントリに対応し、前記行エントリの各々は、同一の行番号に関連付けられており、
前記複数の許可されたトランスポートブロックサイズから1つのトランスポートブロックサイズを選択するステップは、優先度の高いデータが送信に利用可能であるかどうかに基づいて、前記トランスポートブロックサイズを選択することを含む
方法。
(10)(1)から(9)のうちのいずれか1つに記載の方法であって、
前記トランスポートブロックを表す信号を送信するステップをさらに含む
方法。
(11)(10)に記載の方法であって、
第2のトランスポートブロックを表す信号を送信するための通信リソースを決定するステップをさらに含み、
前記トランスポートブロックを表す信号を送信するステップは、前記トランスポートブロックが優先度の高いデータを含む場合、前記第2のトランスポートブロックを表す信号を送信するための決定された通信リソースを使用して信号を送信することを含む
方法。
(12)(1)から(11)のうちのいずれか1つに記載の方法であって、
前記優先度の高いデータが第1の論理チャネルに関連付けられ、前記優先度の低いデータが1つ以上の他の論理チャネルに関連付けられており、
前記1つ以上の他の論理チャネルのそれぞれについては、
論理チャネルに関連付けられたデータレート制限を超えているかどうかを判定するステップをさらに含み、
論理チャネルに関連付けられた前記データレート制限を超えている場合、前記優先度の低いデータが送信されるレートを制限し、
前記第1の論理チャネルについては、前記優先度の高いデータを送信できるレートがデータレート制限によって制限されることを決定することは控える
方法。
(13)(12)に記載の方法であって、
前記データレート制限のうちの1つ以上が、優先されるビットレートとバケットサイズ持続時間との積に基づいて決定される
方法。
(14)(1)から(13)のうちのいずれか1つに記載の方法であって、
前記優先度の低いデータは、無線リソース制御シグナリングメッセージおよび非アクセス層プロトコルシグナリングメッセージのうちの1つ以上を含む
方法。
(15)(1)から(14)のうちのいずれか1つに記載の方法であって、
前記優先度の低いデータは、シグナリング用無線ベアラに関連するデータを含む
方法。
(16)(1)から(15)のうちのいずれか1つに記載の方法であって、
前記無線通信ネットワークは、前記無線通信ネットワークの外部の宛先への接続を提供し、
前記優先度の高いデータは、前記無線通信ネットワークの外部の宛先を有するデータを含む
方法。
(17)(1)から(16)のうちのいずれか1つに記載の方法であって、
前記優先度の高いデータは、約1ミリ秒の最大送信待ち時間の要件と、約99.999%または約99.9999%の送信成功の最小確率の要件との一方または両方に関連付けられている
方法。
(18)無線通信ネットワークの外部の宛先への接続を提供する無線通信ネットワーク内の通信デバイスによってデータを送信するための方法であって、
前記無線通信ネットワークの外部の宛先を有する第1のデータが、アップリンク送信に利用可能であると判定するステップと、
前記無線通信ネットワーク内の宛先を有する第2のデータが、アップリンク送信に利用可能であると判定するステップと、
前記第2のデータより優先される前記第1のデータを含むトランスポートブロックを構成するステップと、
前記トランスポートブロックを表す信号を送信するステップと
を含む
方法。
(19)(18)に記載の方法であって、
前記無線通信ネットワーク内の宛先を有する前記第2のデータは、無線リソース制御シグナリングメッセージ、非アクセス層プロトコルシグナリングメッセージ、パケットデータ収束プロトコルシグナリングメッセージ、無線リンク制御(RLC)シグナリングメッセージ、および、媒体アクセス制御シグナリングメッセージのうちの1つ以上を含む
方法。
(20)(18)または(19)に記載の方法であって、
前記無線通信ネットワーク内の宛先を有する前記第2のデータは、シグナリング用無線ベアラに関連するデータを含む
方法。
(21)(18)から(20)のうちのいずれか1つに記載の方法であって、
前記無線通信ネットワークの外部の宛先を有する前記第1のデータは、約1ミリ秒の最大送信待ち時間の要件と、約99.999%または約99.9999%の送信成功の最小確率の要件との一方または両方に関連付けられている
方法。
(22)無線通信ネットワークにおけるデータを受信するための方法であって、
通信リソースの割り当ての要求を受信するステップと、
前記要求を受信することに応答して、トランスポートブロックの送信用の通信リソースの割り当てを送信するステップと、
前記割り当てられた通信リソースにおける前記トランスポートブロックを表す信号を受信するステップと、
複数の許可されたトランスポートブロックサイズのうちの1つを判定するステップと
を含み、
前記要求は、優先度の高いデータが送信用に利用可能であることを示し、
前記通信リソースの割り当ては、前記複数の許可されたトランスポートブロックサイズに関連付けられており、
前記トランスポートブロックは、前記複数の許可されたトランスポートブロックサイズのうちの1つに従って構成される
方法。
(23)(22)に記載の方法であって、
前記トランスポートブロックが前記優先度の高いデータを含むという指示を前記トランスポートブロックと共に受信するステップと、
その指示を受信したことに応答して、その指示に従って前記トランスポートブロックを処理するステップと
をさらに含む
方法。
(24)(22)または(23)に記載の方法であって、
前記無線通信ネットワークは、前記無線通信ネットワークの外部の宛先への接続を提供し、
前記優先度の高いデータは、前記無線通信ネットワークの外部の宛先を有するデータを含む
方法。
(25)(22)から(24)のうちのいずれか1つに記載の方法であって、
前記優先度の高いデータは、約1ミリ秒の最大送信待ち時間の要件と、約99.999%または約99.9999%の送信成功の最小確率の要件との一方または両方に関連付けられている
方法。
(26)無線通信ネットワークにおいて用いられる通信デバイスであって、
信号を送信するように構成された送信機と、
信号を受信するように構成された受信機と、
前記通信デバイスが、
複数のサービスタイプに応じて、複数の論理チャネル優先度のうちの1つをデータに割り当て、
前記論理チャネル優先度に応じて、媒体アクセス制御プロトコル層において送信するためのデータのトランスポートブロックを構成し、
前記トランスポートブロックを、前記媒体アクセス制御プロトコル層から送信用の物理層に渡し、前記トランスポートブロック内のデータの論理チャネル優先度に基づいて前記物理層に指示を提供し、
前記論理チャネル優先度は、優先度の高いデータであること、および、優先度の低いデータであることの指示を少なくとも提供する
ように動作可能なように、前記送信機および前記受信機を制御するように構成されたコントローラと
を具備する
通信デバイス。
(27)無線通信ネットワークにおいて用いられる通信デバイス用の回路であって、
信号を送信するように構成された送信機回路と、
信号を受信するように構成された受信機回路と、
前記通信デバイスが、
複数のサービスタイプに応じて、複数の論理チャネル優先度のうちの1つをデータに割り当て、
前記論理チャネル優先度に応じて、媒体アクセス制御プロトコル層において送信するためのデータのトランスポートブロックを構成し、
前記トランスポートブロックを、前記媒体アクセス制御プロトコル層から送信用の物理層に渡し、前記トランスポートブロック内のデータの論理チャネル優先度に基づいて前記物理層に指示を提供し、
前記論理チャネル優先度は、優先度の高いデータであること、および、優先度の低いデータであることの指示を少なくとも提供する
ように動作可能なように、前記送信機回路および前記受信機回路を制御するように構成されたコントローラ回路と
を具備する
回路。
(28)無線通信ネットワークにおいて用いられる通信デバイスであって、
信号を送信するように構成された送信機と、
信号を受信するように構成された受信機と、
前記通信デバイスが、
前記無線通信ネットワークの外部の宛先を有する第1のデータが、アップリンク送信に利用可能であると判定し、
前記無線通信ネットワーク内の宛先を有する第2のデータが、アップリンク送信に利用可能であると判定し、
前記第2のデータより優先される前記第1のデータを含むトランスポートブロックを構成し、
前記トランスポートブロックを表す信号を送信する
ように動作可能なように、前記送信機および前記受信機を制御するように構成されたコントローラと
を具備する
通信デバイス。
(29)無線通信ネットワークにおいて用いられる通信デバイス用の回路であって、
信号を送信するように構成された送信機回路と、
信号を受信するように構成された受信機回路と、
前記通信デバイスが、
前記無線通信ネットワークの外部の宛先を有する第1のデータが、アップリンク送信に利用可能であると判定し、
前記無線通信ネットワーク内の宛先を有する第2のデータが、アップリンク送信に利用可能であると判定し、
前記第2のデータより優先される前記第1のデータを含むトランスポートブロックを構成し、
前記トランスポートブロックを表す信号を送信する
ように動作可能なように、前記送信機回路および前記受信機回路を制御するように構成されたコントローラ回路と
を具備する
回路。
(30)無線通信ネットワークにおいて用いられるインフラストラクチャ機器であって、
信号を送信するように構成された送信機と、
信号を受信するように構成された受信機と、
前記インフラストラクチャ機器が、
通信リソースの割り当ての要求を受信し、
前記要求を受信することに応答して、トランスポートブロックの送信用の通信リソースの割り当てを送信し、
前記割り当てられた通信リソースにおける前記トランスポートブロックを表す信号を受信し、
複数の許可されたトランスポートブロックサイズのうちの1つを判定し、
前記要求は、優先度の高いデータが送信用に利用可能であることを示し、
前記通信リソースの割り当ては、前記複数の許可されたトランスポートブロックサイズに関連付けられており、
前記トランスポートブロックは、前記複数の許可されたトランスポートブロックサイズのうちの1つに従って構成される
ように動作可能なように、前記送信機および前記受信機を制御するように構成されたコントローラと
を具備する
インフラストラクチャ機器。
(31)無線通信ネットワークにおいて用いられるインフラストラクチャ機器用の回路であって、
信号を送信するように構成された送信機回路と、
信号を受信するように構成された受信機回路と、
前記インフラストラクチャ機器が、
通信リソースの割り当ての要求を受信し、
前記要求を受信することに応答して、トランスポートブロックの送信用の通信リソースの割り当てを送信し、
前記割り当てられた通信リソースにおける前記トランスポートブロックを表す信号を受信し、
複数の許可されたトランスポートブロックサイズのうちの1つを判定し、
前記要求は、優先度の高いデータが送信用に利用可能であることを示し、
前記通信リソースの割り当ては、前記複数の許可されたトランスポートブロックサイズに関連付けられており、
前記トランスポートブロックは、前記複数の許可されたトランスポートブロックサイズのうちの1つに従って構成される
ように動作可能なように、前記送信機回路および前記受信機回路を制御するように構成されたコントローラ回路と
を具備する
回路。
本発明のさらなる特定の好ましい態様は、添付の独立請求項および従属請求項に記載されている。従属請求項の特徴は、請求項に明示的に記載されたもの以外の組み合わせで独立請求項の特徴と組み合わされてもよいことが理解される。

Claims (31)

  1. 無線通信ネットワーク内の通信デバイスによってデータを送信するための方法であって、
    複数のサービスタイプに応じて、複数の論理チャネル優先度のうちの1つをデータに割り当てるステップと、
    前記論理チャネル優先度に応じて、媒体アクセス制御プロトコル層において送信するためのデータのトランスポートブロックを構成するステップと、
    前記トランスポートブロックを、前記媒体アクセス制御プロトコル層から送信用の物理層に渡し、前記トランスポートブロック内のデータの論理チャネル優先度に基づいて前記物理層に指示を提供するステップと
    を含み、
    前記論理チャネル優先度は、優先度の高いデータであること、および、優先度の低いデータであることの指示を少なくとも提供する
    方法。
  2. 請求項1に記載の方法であって、
    前記トランスポートブロックが前記優先度の高いデータを含む場合、前記トランスポートブロック内のデータの前記論理チャネル優先度に基づいて前記物理層に指示を提供することは、前記トランスポートブロック内のデータの前記優先度の高いデータに基づいて前記物理層に指示を提供することを含む
    方法。
  3. 請求項1に記載の方法であって、
    前記物理層に提供される指示は、前記トランスポートブロックの送信が別のトランスポートブロックの送信によって先取りされないことになるという指示を含む
    方法。
  4. 請求項1に記載の方法であって、
    前記物理層に提供される指示は、前記トランスポートブロックの送信が別のトランスポートブロックの送信を先取りすることになるという指示を含む
    方法。
  5. 請求項1に記載の方法であって、
    前記トランスポートブロック内のデータの前記論理チャネル優先度に基づく前記物理層への指示は、前記トランスポートブロック内のデータと共に送信するためのものである
    方法。
  6. 請求項1に記載の方法であって、
    前記論理チャネル優先度に従って、前記媒体アクセス制御プロトコル層において送信するためのデータの前記トランスポートブロックを構成することは、
    アップリンク送信に利用できる前記優先度の高いデータの量を判定すること、
    前記優先度の高いデータよりも低い優先度を有する、優先度の低いデータがアップリンク送信に利用可能であるかを判定すること、および、
    前記トランスポートブロックを構成すること
    を含み、
    前記トランスポートブロックは、前記トランスポートブロックのサイズに関して判定された前記優先度の高いデータの量に関係なく、判定された前記優先度の高いデータの量の一部またはすべてを含み、かつ、優先度の低いデータを含まない
    方法。
  7. 請求項1に記載の方法であって、
    前記優先度の高いデータを表す信号を送信するための通信リソースが割り当てられていないと判定するステップと、
    通信リソースが割り当てられていないと判定したことに応答して、通信リソースの割り当てのための要求を送信するステップと
    をさらに含み、
    この要求は、優先度の高いデータがアップリンク送信に利用可能であることの指示を含む
    方法。
  8. 請求項1に記載の方法であって、
    前記トランスポートブロックの送信のための通信リソースの割り当てを受信するステップと、
    複数の許可されたトランスポートブロックサイズから1つのトランスポートブロックサイズを選択するステップと、
    を含み、
    通信リソースの割り当ては、前記複数の許可されたトランスポートブロックサイズに関連付けられており、
    前記論理チャネルの優先度に応じて、前記媒体アクセス制御プロトコル層において送信するためのデータの前記トランスポートブロックを構成するステップは、
    選択された前記トランスポートブロックサイズに従って、データのトランスポートブロックを構成することを含む
    方法。
  9. 請求項8に記載の方法であって、
    前記複数の許可されたトランスポートブロックサイズの各々は、符号化パラメータにおける複数の所定のテーブルのうちのそれぞれの1つの行エントリに対応し、前記行エントリの各々は、同一の行番号に関連付けられており、
    前記複数の許可されたトランスポートブロックサイズから1つのトランスポートブロックサイズを選択するステップは、優先度の高いデータが送信に利用可能であるかどうかに基づいて、前記トランスポートブロックサイズを選択することを含む
    方法。
  10. 請求項1に記載の方法であって、
    前記トランスポートブロックを表す信号を送信するステップをさらに含む
    方法。
  11. 請求項10に記載の方法であって、
    第2のトランスポートブロックを表す信号を送信するための通信リソースを決定するステップをさらに含み、
    前記トランスポートブロックを表す信号を送信するステップは、前記トランスポートブロックが優先度の高いデータを含む場合、前記第2のトランスポートブロックを表す信号を送信するための決定された通信リソースを使用して信号を送信することを含む
    方法。
  12. 請求項1に記載の方法であって、
    前記優先度の高いデータが第1の論理チャネルに関連付けられ、前記優先度の低いデータが1つ以上の他の論理チャネルに関連付けられており、
    前記1つ以上の他の論理チャネルのそれぞれについては、
    論理チャネルに関連付けられたデータレート制限を超えているかどうかを判定するステップをさらに含み、
    論理チャネルに関連付けられた前記データレート制限を超えている場合、前記優先度の低いデータが送信されるレートを制限し、
    前記第1の論理チャネルについては、前記優先度の高いデータを送信できるレートがデータレート制限によって制限されることを決定することは控える
    方法。
  13. 請求項12に記載の方法であって、
    前記データレート制限のうちの1つ以上が、優先されるビットレートとバケットサイズ持続時間との積に基づいて決定される
    方法。
  14. 請求項1に記載の方法であって、
    前記優先度の低いデータは、無線リソース制御シグナリングメッセージおよび非アクセス層プロトコルシグナリングメッセージのうちの1つ以上を含む
    方法。
  15. 請求項1に記載の方法であって、
    前記優先度の低いデータは、シグナリング用無線ベアラに関連するデータを含む
    方法。
  16. 請求項1に記載の方法であって、
    前記無線通信ネットワークは、前記無線通信ネットワークの外部の宛先への接続を提供し、
    前記優先度の高いデータは、前記無線通信ネットワークの外部の宛先を有するデータを含む
    方法。
  17. 請求項1に記載の方法であって、
    前記優先度の高いデータは、約1ミリ秒の最大送信待ち時間の要件と、約99.999%または約99.9999%の送信成功の最小確率の要件との一方または両方に関連付けられている
    方法。
  18. 無線通信ネットワークの外部の宛先への接続を提供する無線通信ネットワーク内の通信デバイスによってデータを送信するための方法であって、
    前記無線通信ネットワークの外部の宛先を有する第1のデータが、アップリンク送信に利用可能であると判定するステップと、
    前記無線通信ネットワーク内の宛先を有する第2のデータが、アップリンク送信に利用可能であると判定するステップと、
    前記第2のデータより優先される前記第1のデータを含むトランスポートブロックを構成するステップと、
    前記トランスポートブロックを表す信号を送信するステップと
    を含む
    方法。
  19. 請求項18に記載の方法であって、
    前記無線通信ネットワーク内の宛先を有する前記第2のデータは、無線リソース制御シグナリングメッセージ、非アクセス層プロトコルシグナリングメッセージ、パケットデータ収束プロトコルシグナリングメッセージ、無線リンク制御(RLC)シグナリングメッセージ、および、媒体アクセス制御シグナリングメッセージのうちの1つ以上を含む
    方法。
  20. 請求項18に記載の方法であって、
    前記無線通信ネットワーク内の宛先を有する前記第2のデータは、シグナリング用無線ベアラに関連するデータを含む
    方法。
  21. 請求項18に記載の方法であって、
    前記無線通信ネットワークの外部の宛先を有する前記第1のデータは、約1ミリ秒の最大送信待ち時間の要件と、約99.999%または約99.9999%の送信成功の最小確率の要件との一方または両方に関連付けられている
    方法。
  22. 無線通信ネットワークにおけるデータを受信するための方法であって、
    通信リソースの割り当ての要求を受信するステップと、
    前記要求を受信することに応答して、トランスポートブロックの送信用の通信リソースの割り当てを送信するステップと、
    前記割り当てられた通信リソースにおける前記トランスポートブロックを表す信号を受信するステップと、
    複数の許可されたトランスポートブロックサイズのうちの1つを判定するステップと
    を含み、
    前記要求は、優先度の高いデータが送信用に利用可能であることを示し、
    前記通信リソースの割り当ては、前記複数の許可されたトランスポートブロックサイズに関連付けられており、
    前記トランスポートブロックは、前記複数の許可されたトランスポートブロックサイズのうちの1つに従って構成される
    方法。
  23. 請求項22に記載の方法であって、
    前記トランスポートブロックが前記優先度の高いデータを含むという指示を前記トランスポートブロックと共に受信するステップと、
    その指示を受信したことに応答して、その指示に従って前記トランスポートブロックを処理するステップと
    をさらに含む
    方法。
  24. 請求項22に記載の方法であって、
    前記無線通信ネットワークは、前記無線通信ネットワークの外部の宛先への接続を提供し、
    前記優先度の高いデータは、前記無線通信ネットワークの外部の宛先を有するデータを含む
    方法。
  25. 請求項22に記載の方法であって、
    前記優先度の高いデータは、約1ミリ秒の最大送信待ち時間の要件と、約99.999%または約99.9999%の送信成功の最小確率の要件との一方または両方に関連付けられている
    方法。
  26. 無線通信ネットワークにおいて用いられる通信デバイスであって、
    信号を送信するように構成された送信機と、
    信号を受信するように構成された受信機と、
    前記通信デバイスが、
    複数のサービスタイプに応じて、複数の論理チャネル優先度のうちの1つをデータに割り当て、
    前記論理チャネル優先度に応じて、媒体アクセス制御プロトコル層において送信するためのデータのトランスポートブロックを構成し、
    前記トランスポートブロックを、前記媒体アクセス制御プロトコル層から送信用の物理層に渡し、前記トランスポートブロック内のデータの論理チャネル優先度に基づいて前記物理層に指示を提供し、
    前記論理チャネル優先度は、優先度の高いデータであること、および、優先度の低いデータであることの指示を少なくとも提供する
    ように動作可能なように、前記送信機および前記受信機を制御するように構成されたコントローラと
    を具備する
    通信デバイス。
  27. 無線通信ネットワークにおいて用いられる通信デバイス用の回路であって、
    信号を送信するように構成された送信機回路と、
    信号を受信するように構成された受信機回路と、
    前記通信デバイスが、
    複数のサービスタイプに応じて、複数の論理チャネル優先度のうちの1つをデータに割り当て、
    前記論理チャネル優先度に応じて、媒体アクセス制御プロトコル層において送信するためのデータのトランスポートブロックを構成し、
    前記トランスポートブロックを、前記媒体アクセス制御プロトコル層から送信用の物理層に渡し、前記トランスポートブロック内のデータの論理チャネル優先度に基づいて前記物理層に指示を提供し、
    前記論理チャネル優先度は、優先度の高いデータであること、および、優先度の低いデータであることの指示を少なくとも提供する
    ように動作可能なように、前記送信機回路および前記受信機回路を制御するように構成されたコントローラ回路と
    を具備する
    回路。
  28. 無線通信ネットワークにおいて用いられる通信デバイスであって、
    信号を送信するように構成された送信機と、
    信号を受信するように構成された受信機と、
    前記通信デバイスが、
    前記無線通信ネットワークの外部の宛先を有する第1のデータが、アップリンク送信に利用可能であると判定し、
    前記無線通信ネットワーク内の宛先を有する第2のデータが、アップリンク送信に利用可能であると判定し、
    前記第2のデータより優先される前記第1のデータを含むトランスポートブロックを構成し、
    前記トランスポートブロックを表す信号を送信する
    ように動作可能なように、前記送信機および前記受信機を制御するように構成されたコントローラと
    を具備する
    通信デバイス。
  29. 無線通信ネットワークにおいて用いられる通信デバイス用の回路であって、
    信号を送信するように構成された送信機回路と、
    信号を受信するように構成された受信機回路と、
    前記通信デバイスが、
    前記無線通信ネットワークの外部の宛先を有する第1のデータが、アップリンク送信に利用可能であると判定し、
    前記無線通信ネットワーク内の宛先を有する第2のデータが、アップリンク送信に利用可能であると判定し、
    前記第2のデータより優先される前記第1のデータを含むトランスポートブロックを構成し、
    前記トランスポートブロックを表す信号を送信する
    ように動作可能なように、前記送信機回路および前記受信機回路を制御するように構成されたコントローラ回路と
    を具備する
    回路。
  30. 無線通信ネットワークにおいて用いられるインフラストラクチャ機器であって、
    信号を送信するように構成された送信機と、
    信号を受信するように構成された受信機と、
    前記インフラストラクチャ機器が、
    通信リソースの割り当ての要求を受信し、
    前記要求を受信することに応答して、トランスポートブロックの送信用の通信リソースの割り当てを送信し、
    前記割り当てられた通信リソースにおける前記トランスポートブロックを表す信号を受信し、
    複数の許可されたトランスポートブロックサイズのうちの1つを判定し、
    前記要求は、優先度の高いデータが送信用に利用可能であることを示し、
    前記通信リソースの割り当ては、前記複数の許可されたトランスポートブロックサイズに関連付けられており、
    前記トランスポートブロックは、前記複数の許可されたトランスポートブロックサイズのうちの1つに従って構成される
    ように動作可能なように、前記送信機および前記受信機を制御するように構成されたコントローラと
    を具備する
    インフラストラクチャ機器。
  31. 無線通信ネットワークにおいて用いられるインフラストラクチャ機器用の回路であって、
    信号を送信するように構成された送信機回路と、
    信号を受信するように構成された受信機回路と、
    前記インフラストラクチャ機器が、
    通信リソースの割り当ての要求を受信し、
    前記要求を受信することに応答して、トランスポートブロックの送信用の通信リソースの割り当てを送信し、
    前記割り当てられた通信リソースにおける前記トランスポートブロックを表す信号を受信し、
    複数の許可されたトランスポートブロックサイズのうちの1つを判定し、
    前記要求は、優先度の高いデータが送信用に利用可能であることを示し、
    前記通信リソースの割り当ては、前記複数の許可されたトランスポートブロックサイズに関連付けられており、
    前記トランスポートブロックは、前記複数の許可されたトランスポートブロックサイズのうちの1つに従って構成される
    ように動作可能なように、前記送信機回路および前記受信機回路を制御するように構成されたコントローラ回路と
    を具備する
    回路。
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