JP2023518770A - ヘリコプタ、ヘリコプタキット及び関連する再構成方法 - Google Patents

ヘリコプタ、ヘリコプタキット及び関連する再構成方法 Download PDF

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Abstract

ヘリコプタ(1)は、第1軸(X)に沿って細長くかつ鼻部(6)と尾部ブーム(7)との間で延在する機体(2)と、第2軸(Y)に沿って細長い一対の第1空気力学的表面(11)を有する水平尾翼(9)と、を備え、第1及び第2軸は、第1平面(Q)を画成し、ヘリコプタは、第1空気力学的表面に対する横断方向にある一対の素子(20)と、各別の第2空気力を発生させ、第1素子に接続され、各別の第1空気力学的表面を向きかつ第1空気力学的表面から間隔をあけた一対の第2空気力学的表面(21)と、を備え、第2空気力学的表面それぞれは、各別の素子に接続された一の第1基端部(80)と、尾部ブームから間隔をあけた第2自由端部(81)と、第1前縁部(55)と、第1前縁部とは反対側にある第1後縁部(56)と、第1基端部における第1翼弦(C1)と、第1軸に平行な第2自由端部における第2翼弦(C2)と、を備え、第1及び第2翼弦は、第1平面に関して傾いた第2平面(R)を画成する。

Description

関連出願の相互参照
本願は、2020年3月19日に出願した欧州特許出願第20164164.4号の優先権を主張し、この出願の開示のすべてを参照として本願に組み込む。
技術分野
本発明は、ヘリコプタ、ヘリコプタキット及びヘリコプタ再構成方法に関する。
ヘリコプタは、公知の態様で、機体と、機体から突出しかつ第1軸回りに回転可能な主ロータと、機体から突出しかつ第1軸に対する横断方向にある第2軸回りに回転可能な尾部ロータと、を備えている。
特に、主ロータは、ヘリコプタを空中で維持しかつヘリコプタの前進、後退及び側方移動を可能とするために必要な上昇を提供するように構成されている。尾部ロータは、対して、主ロータの動作によって機体に伝達された反作用トルクによって引き起こされるヘリコプタの回転に対抗しかつヘリコプタのヨー、すなわち第1軸回りの回転を制御するように構成されている。
ヘリコプタは、同様に、公知の態様で、
-機体の両端部に各別に配設された鼻部及び尾部ブームと、
-機体の尾部ブームから片持ち支持態様で上方に突出しかつ第2軸回りに回転可能な態様で尾部ロータを支持するフィンと、
-尾部ブームから片持ち支持態様で機体に対する横方向に突出する、ピッチスタビライザとして公知の水平尾翼と、
を備える。
水平尾翼は、翼外形として構成されており、この翼外形は、ヘリコプタが前進飛行中にあると、第1軸と平行に方向付けられた主成分を有する
第1空気力、すなわち揚力/負の揚力を発生させる。
このような揚力/負の揚力は、主ロータによって発生された揚力に加えられ、高速前進飛行中にヘリコプタの高度を安定状態で維持するのに、すなわち、ヘリコプタが垂直方向に及びヘリコプタの第3長手方向軸回りにおける回転に関して安定平衡位置にあることを確実にすることに、有効である。特に、第3軸は、鼻部から尾部ブームまで方向付けられた機体の延在方向に平行であり、第1及び第2軸に対する横断方向にある。
しかしながら、特定の低速状態において、主ロータによって下方に向けられた気流が機体の尾部に向けて逸れることが発生し得、この気流は、水平尾翼にぶつかり、ひいては、第3空気力、すなわち水平尾翼への下方推力を発生させる。
ヘリコプタの加速及び/または減速に続き、この垂直は、ヘリコプタに鼻が上を向く(ノーズアップ)姿勢、すなわち、機体の鼻部が機体の尾部よりも高い姿勢を引き起こす。このノーズアップ姿勢は、主ロータの周期的なピッチへのパイロットの作用によって、すなわち主ロータのディスクを前方に傾けて気流が水平尾翼から離間するように移動させることによって継続的に修正されなければならない。
これにより、特定の低速状態においてパイロットにとって飛行制御を困難とする。
さらに、着陸段階におけるノーズアップ姿勢は、パイロットに対して視覚的な問題を引き起こし、突風の場合、悪天候の場合または着陸エリアに障害物が存在する場合において、より問題になり得る。
上記起因により、水平尾翼の設計は、2つの相反する制約を満たさなければならない。
より詳細において、一方で、大型の水平尾翼表面は、第1空気力に関する適切な値を発生させる、したがってヘリコプタの長手方向安定性を増加させる必要がある。
他方で、小型の水平尾翼表面は、主ロータによって発生する下方気流にさらされる表面及びヘリコプタの結果として生じるノーズアップ量を低減するのに低速において最適であり、したがって、着陸のような特有の危機的な状況におけるヘリコプタの視認性及び操縦性を改善する。
これら制約に起因して、1950年代から開始して様々な水平尾翼の構成をヘリコプタに使用しているが、最適な解決を実現していない。例えば、機体の一側のみにおいてかつ尾部ブームに関して様々な高さで配設された公知の非対称の水平尾翼や、機体に関して様々な高さでかつ様々な長手方向位置で配設された2つのスタビライザを有する対称の解決法がある。
特許文献1は、水平尾翼を備えるヘリコプタを説明しており、この水平尾翼は、
-尾部ブームの各側から片持ち支持態様で突出する一対のスタビライザと、
-各別のスタビライザに介在して機体の各側から片持ち支持態様で突出する一対の空気力学的付属物と、
-各側に対して反対側にありかつスタビライザそれぞれと各別の付属物との間に延在する一対のエンドプレートと、
を備える。
ヘリコプタが高速前進飛行していると、機体及び主ロータによって発生する空気力学的ウォッシュは、機体に続く付属物の一部に衝突する気流を著しく阻害する。
その結果、これら部分は、空気力学的な「影の中」にあり、ヘリコプタを長手方向で安定化させるために必要な第2空気力の形成に効果的に寄与しない。
したがって、産業では、水平尾翼の空気力学的挙動を最適化して、それにより、前進飛行時のヘリコプタの長手方向の安定性を増加させつつ、同時に、低速状態におけるノーズアップを制限する必要があることに気付いている。
また、産業では、前進飛行時、側方飛行時及び着陸時/離陸時の低速段階の迎角特性に関する水平尾翼及びフィンの空気力学的挙動を最適化し、寸法の増加及び/もしくは失速時に特有である迎角で発生する最大空気力を制限するまたはさらに回避する必要があることに気付いている。
より詳細には、産業では、低速時に主ロータで発生する下方気流の影響を可能な限り低減できる水平尾翼を入手可能とすることが必要であることに十分に気付いている。
産業では、水平尾翼の空気力学的効率を可能な限り向上させることができる水平尾翼を入手可能とすることが必要であることに十分気付いている。
特許文献2は、請求項1のプリアンブルにかかるヘリコプタ、請求項12のプリアンブルにかかるヘリコプタのためのキット及び請求項15のプリアンブルにかかるヘリコプタのための再構成方法を開示している。
米国特許第8985500号明細書 欧州特許出願公開第2878536号明細書
本発明の目的は、簡素かつ高価でない態様で上述した必要性のうちの少なくとも1つを満足できるヘリコプタを創出すること、である。
本発明によれば、この目的は、請求項1にかかるヘリコプタによって達成される。
本発明は、同様に、請求項12にかかるヘリコプタのためのキットに関する。
本発明は、同様に、請求項15にかかるヘリコプタを再構成する方法に関する。
本発明をより理解するために、単なる例としてかつ添付の図面を参照しながら、本発明の好ましい非限定的な実施形態を以下で説明する。
本発明に従って形成されたヘリコプタを示す斜視図である。 図1のヘリコプタの尾部部分を上方から示す高倍率拡大図であって、明確性のために部品を除去した、拡大図である。 図1及び図2のヘリコプタの尾部部分を示す高倍率拡大斜視図であって、明確性のために部品を除去した、斜視図である。 図1から図3のヘリコプタの一部詳細を示す上方から見た高倍率拡大図である。 図4のヘリコプタの詳細を示す前面図である。 図4及び図5の詳細を示す斜視図である。 図4から図6の詳細を示す側面図である。 図4から図7の一部詳細を示すさらなる拡大図である。
添付の図面を参照すると、参照符号1は、本発明の記載従って形成されたヘリコプタを示す。
ヘリコプタ1は、基本的に、機体2、機体2の頂部に配設された主ロータ3及び尾部ロータ5を備える。
機体2は、機体の両端部において、鼻部6及び尾部ブーム7を備える。
規定できることは、
-ヘリコプタ1及び機体2の長手方向に対応するロール軸X、
-軸Xに直交するピッチ軸Y、及び、
-軸X、Yに直交するヨー軸Z、
である。
軸X、Y、Zは、ヘリコプタ1と一体的であり、ヘリコプタ1の(図示を簡素化するために添付の図面において正確な位置で示されていない)重心Gを示す。
同様に規定できることは、
-軸Yに直交しかつ軸X、Zに平行な平面P、及び、
-軸Zに直交しかつ軸X、Yに平行な平面Q、
である。
特に、平面Pは、ヘリコプタ1の長手方向平面であり、平面Qは、ヘリコプタ1の横断方向平面である。
留意すべきことは、以下この説明において、「上方」、「下方」、「横方向」、「前方」、「後方」などは、一定高度で前進飛行している、すなわち軸Zが垂直であり軸X、Yが水平である状態での、ヘリコプタの通常前方方向に関して使用される。
主ロータ3は、軸Zに平行な主成分を有する推進力を提供するように構成されており、それにより、ヘリコプタ1を空中で維持でき、軸Xに平行な前進または後退移動及び軸Yに平行な側方移動の双方向ができるようになる。
尾部ロータ5は、軸Yに平行な主成分を有する推進力を提供するように構成されている。この推進力は、主ロータ3の動作に続いて機体2に作用する反作用トルクとは反対方向で軸Z回りのトルクを発生させ、それにより、ヘリコプタ1のヨー角度を制御する。
鼻部6及び尾部ブーム7は、ヘリコプタ1の延在方向の長手方向軸Xに沿って互いに反対側にある。
ヘリコプタ1は、同様に、
-鼻部6とは反対側の端部において尾部ブーム7の頂部から片持ち支持態様で突出するフィン8と、
-フィン8の下方において尾部ブーム7から片持ち支持態様で突出しかつ長手方向に、すなわち軸Xに沿ってヘリコプタ1を安定させるように構成された水平尾翼9と、
を備える。
フィン8は、尾部ロータ5を支持する。
水平尾翼9は、軸Zに平行な主成分を有する空気力を発生させるように構成されており、それにより、前進飛行中にヘリコプタ1を長手方向で安定させる、すなわち、軸Y回りの回転に対してヘリコプタ1の高度を安定させる。
より詳細において、水平尾翼9は、尾部ブーム7の相互に反対側に各別に配置された一対のスタビライザ14を備える。
以下の説明において、スタビライザ14が互いに同一であるので、一方のスタビライザ14のみを参照する。
スタビライザ14は、軸Yに平行な長さ、軸Yに平行な幅及び軸Zに平行な厚さを有する。
スタビライザ14は、負荷支持面11を備え、この負荷支持面は、軸Zに平行な主成分を有する揚力/負の揚力を発生させるように構成されている。
スタビライザ14の表面11は、順に、
-鼻部6を向きかつスタビライザ14の第1最前端縁部を画成する前縁部15と、
-軸Xに沿って前縁部15とは反対側にありかつスタビライザ14の第2最後端縁部を画成する後縁部16と、
-前縁部15と後縁部16との間に区画されかつスタビライザ14の上面を画成する頂面17と、
-頂面17とは反対側において前縁部15と後縁部16との間に区画されかつスタビライザ14の下面を画成する底面18と、
によって区画されている。
表面11は、同様に、互いに反対側にありかつ軸Yに平行である一対の端縁部12a、12bを備える。表面11それぞれの端縁部12aは、尾部ブーム7に固定されている。
表面11は、軸Xに平行に前縁部15と後縁部16とを直線経路で繋ぐ翼弦B(図3及び図4)を有する。
翼弦Bの長さは、一定である。
有利には、スタビライザ14は、
-表面11に対する横断方向で片持ち支持態様で突出するプレート20と、
-一の第2空気力を発生させ、プレート20に各別に接続されかつ所定距離離間して表面11を向く付属物21と、
を備え、付属物21は、順に、
-プレート20に接続された基端部80と、
-尾部ブーム7から及びフィン8から間隔をあけて基端部80とは反対側にある自由端部81と、
-前縁部55と、
-前縁部55とは反対側にある後縁部56と、
-軸Xに平行でありかつ自由端部81において前縁部55と後縁部56とを直線経路で繋ぐ翼弦C1(図2、図6及び図7)と、
-軸Xに平行でありかつ基端部80において前縁部55と後縁部56とを直線経路で繋ぐ翼弦C2と、
を備え、
翼弦C1、C2は、平面Qに対して傾けられた平面R(図5)を画成する。
より詳細において、平面Rは、0°と30°との間、より詳細には0°と15°との間(図5)の範囲にある非ゼロ角度αで平面Qに対して傾けられている。
したがって、これにより、表面11と付属物21との間の距離を望ましく制御することができ、表面間の相互干渉に起因した悪影響を最小化する。
付属物21は、ヘリコプタ1の機体に向けてプレート20からさらに延在する。
付属物21は、表面11からの距離を漸次増加させてプレート20からさらに延在する。
すなわち、付属物21は、これら付属物の各別のプレート20から各別の表面11とは反対側の側部まで相互に収束している(図2)。
図示の場合において、翼弦C1は、翼弦C2よりも短い。
より詳細には、付属物21の翼弦Cの長さは、翼弦C2から翼弦C1に向けて減少する(図2)。
付属物21は、後退翼(swept wing)をさらに有する。
より詳細には、翼弦C1は、ヘリコプタ1の上方からの平面視で表面11から突出するセクションC3を有する。
同様に、翼弦C2は、ヘリコプタ1の上方から見た平面において表面11から突出するセクションC4を有する(図4)。
軸Xに平行なセクションC3、C4それぞれの長さは、表面11の翼弦Bの-50%と+50%との間の範囲にある。
セクションC3、C4それぞれの長さは、ヘリコプタ1の上方から見た平面においてセクションC3が表面11の前縁部15から鼻部6に向けて突出する場合に、正の値を有する。
反対に、セクションC3、C4それぞれの長さは、ヘリコプタ1の上方から見た平面においてセクションC3、C4が表面11の後縁部16から尾部ブーム7に向けて突出する場合に、負の値を有する。
図示の場合において、セクションC3、C4は、表面11の前縁部15からヘリコプタ1の鼻部6に向けて突出する。
セクションC4は、同様に、セクションC3よりも短い。
その結果、付属物21は、負の後退翼を有し、表面11に関して鼻部6に向けて交互配置されている。
より詳細には、空気力学的表面は、各別の基端部分の翼弦の1/4(すなわち後方のまたはフィン8の反対側に方向付けられた)に対応する同じ位置に関して自由端部の翼弦の1/4に対応する位置において空気力学的表面が前方位置を有する(すなわち、鼻部6に向けて方向付けられている)場合に負の後退翼を有する。
特に、前縁部55は、鼻部6に向けられており、ヘリコプタ1の通常前方方向に関して付属物21よりも前方にある第1端縁部を画成する。
後縁部56は、軸Xに沿って前縁部55とは反対側にあり、後縁部は、鼻部6とは反対側に向けられており、ヘリコプタ1の通常前方方向に関して付属物21よりも後方にある第2端縁部を画成する。
付属物21は、同様に、
-前縁部55と後縁部56との間に区画されかつ付属物21の上面を画成する頂面57と、
-頂面57の反対側において前縁部55と後縁部56との間に区画されかつ付属物21の下面を画成する底面58と、
を備える。
プレート20は、軸Yに沿ってフィン8とは反対側にあり、プレートは、表面11に接続され、表面11の縁部12bから上方に片持ち支持態様で突出する。
より詳細には、プレート20は、表面11の縁部12bに接続された縁部30によって及び縁部30とは反対側にある縁部31によって軸Zと平行に区画されている。
図2及び図3に示す場合において、付属物21及びプレート20は、鋭い縁部によって接続されている。特に、縁部31及び基端部80は、相互に一致する。
縁部30、31は、軸Xに対して平行に延在する。
縁部31は、縁部30を覆って配設されており、付属物21は、縁部に接続されている。
特に、縁部31は、縁部30よりも遠位にある。したがって、縁部30は、軸Yに沿って縁部31間に介在している。
プレート20は、同様に、
-鼻部6を向きかつプレート20の第1最前端縁部を画成する前縁部48と、
-軸Xに沿って前縁部48とは反対側にあり、プレート20の第2最後端縁部を画成する後縁部49と、
-前縁部48と後縁部49との間に区画されかつプレート20のフィン8に向けられた表面を画成する壁部51と、
-壁部59の反対側において前縁部48と後縁部49との間に区画されかつプレート51のフィン8とは反対側の表面を画成する壁部52と、
によって区画されている。
プレート20は、同様に、複数の翼弦Dを備えており、これら翼弦は、それぞれが直線的な方法で、前縁部55と後縁部56との間に延在する(図6)。
縁部30、31におけるプレート20の翼弦D1、D2は、平面Sを画成する。
図示の場合において、平面Sは、添付の図5における例を用いて示されるように、平面Rに直交している。
より詳細には、平面Sは、-30°と30°との間の範囲にある、より好ましくは-20°と20°との間の範囲にある角度βを軸Zと共に画成する(図5)。したがって、プレート20と付属物21との間の連結を所望のように制御することができ、表面間の相互干渉による悪影響を最小化する。
角度βは、平面Sが軸Zに関して互いに分岐するときに正の結果となるように、かつ、平面が軸Zに関して互いに集合するときに負の結果となるように、方向付けられている。
図示の場合において、平面Sは、表面11から対応する付属物21に向けて前進するにしたがって、軸Zに関して互いに分岐する(図5)。
平面Sは、同様に、-15°と15°の間の範囲にある、より好ましくは-10°と10°との間の範囲にある角度γを軸Xと共に画成する(図4)。
このため、素子11、20、21に発生する圧力場、特に局所的な落ち込みを改変することが可能であり、したがって、水平尾翼9全体よりも大きい効率値を得ることが可能である。
角度γは、フィン8から鼻部6に向けて前進するにしたがって、平面Sが軸Xに関して互いに集合する/分岐するときに正の/負の結果となるように方向付けられている。
図示の場合において、平面Sは、同様に、フィン8から鼻部6に向けて前進するにしたがって、軸Xに関して互いに集合する(図4)。
プレート20は、同様に、縁部30から縁部31に向けて前進するにしたがって(図7)、
-縁部31から間隔をあけた部分90であって、この部分に沿って翼弦Dの長さが一定でありかつ値D1に等しい、部分と、
-縁部30から間隔をあけた部分91であって、この部分に沿って翼弦Dの長さが値D1から値D2まで減少する、部分と、
を備える。
水平尾翼9それぞれは、各別のプレート20の反対側において各別の表面11の片持ち支持態様12bで突出する追加の素子100を備える。プレート20は、表面11の下方に配設されている(図5)。
素子100それぞれは、特に、
-各別の表面11の縁部12bに及び各別のプレート20の縁部30に接続された基端部101と、
-基端部101とは反対側にある自由端部102と、
を備える。
さらなる素子100それぞれは、同様に、
-鼻部6に向けて方向付けられかつプレート20よりも前方にある第1端縁部を画成する前縁部111と、
-軸Xに沿って前縁部111とは反対側にありかつプレート20よりも後方にある第2端縁部を画成する後縁部112と、
を備える。
素子100それぞれは、同様に、複数の翼弦Eを備えており、これら翼弦は、それぞれが直線的な方法で、前縁部111と後縁部112との間に延在する。
基端部101における翼弦Eの長さをE1と称する。
翼弦Eは、基端部101から自由端部102まで値が漸減するとされている(図6)。
翼弦Eは、平面Tを画成する(図5)。
平面Tは、図示の場合において、平面Pと平行でありかつ平面Qに直交する。
平面Tに沿った翼弦E1と自由端部102との間の距離は、図示の場合において、平面Sに沿った翼弦D1、D2間の長さ未満である。
図3を参照して、表面11それぞれは、同様に、ガーニーフラップとしても知られている一対のフラップ50を備えており、これらフラップは、各別の後縁部56の両側に各別に付けられており、同じ平面に位置しかつ双方が後縁部56に直交してそれによりT字状を形成する。
表面11それぞれは、特に、領域53を備え、この領域は、軸Yに平行にプレート20に隣接し、前縁部15のセクション106と軸Xに平行な後縁部16の対応するセクション107との間に介在している(図2及び図4)。
より詳細には、領域53それぞれは、各別の表面11の延長部を画成する。
特に、領域53それぞれの前縁部、後縁部、頂面及び底面は、各別の表面11の前縁部15、後縁部16、頂面17及び底面18の延長部である。
図示の場合において、翼長60、すなわち、領域53のY軸に平行な延在は、付属物21の翼長61の約5%と約35%との間の範囲にある。
図5を参照すると、平面Sで測定して翼弦D1、D2間の距離-すなわちプレート20の「高さ」は、表面11の翼弦Bの10%と100%との間の範囲にある。
図6及び図7を参照すると、基端部101により近接して、自由端部102に向けて配設されて翼弦E1未満の長さを有する翼弦E2を特定することができる。翼弦E2は、翼弦E1に平行に配設されている。
翼弦Eの長さは、翼弦E1の長さから翼弦E2の長さまで漸減する。
平面Tで測定した翼弦E1、E2間の距離-すなわち素子100の高さは、表面11の翼弦Bの長さの10%と100%との間の範囲にある。
翼弦C2の長さは、表面11の翼弦Bの長さの20%と100%との間の範囲にある。
翼弦C1の長さは、翼弦C2の長さの20%と100%との間の範囲にある。
あるいは、図1及び図4から図8に示すように、スタビライザ14は、付属物21の基端部80とプレート20の縁部31との間に介在する連結部分120を備える。
部分120は、表面11から漸増しかつフィン8から漸減する距離において、縁部31から端部80に向けて延在する。
部分120の翼弦の長さは、値D2から値C2に向けて漸減する。
プレート20、付属物21、スタビライザ14の領域53及びガーニーフラップ50は、表面11のみを備えるヘリコプタのスタビライザのための再構成キット85(図2)を形成する。
ヘリコプタ1の動作は、主として例えば離陸/着陸段階の低速前進飛行または空中静止状態から開始して説明される。
この状態において、主ロータ3の動作によって機体2に発生するZ軸回りの反トルクは、尾部ロータ5によってほぼ平衡が取れている。実際には、ヘリコプタ1の低速またはゼロ速度に起因して、フィン8によって発生する空気力は、無視可能である。
さらに、この状態において、主ロータ3から尾部ブーム7に向かう下方ウォッシュは、水平尾翼9のスタビライザ14に衝突する。
表面11の上方に配設された付属物21は、表面11に向かうこのウォッシュの通過を阻害し、したがって、これら表面は、主ロータ3のウォッシュに起因した特に小さいまたはゼロの下方推力を受ける。
さらに、付属物21の全延在が小さいことにより、このウォッシュが水平尾翼9にかける下方推力をさらに低減することができる。
結果として、この推力によって軸Y回りに発生するノーズアップモーメントを低減し、その結果、ヘリコプタ1の高度変動、及び、離陸/着陸段階中にパイロットが必要とする修正を低減する。
その上、これら状態において、水平尾翼9は、軸Zに平行な成分を有する空気力学推力を発生し、この空気力学推力は、軸Zに沿う平行移動及び軸Y回りの回転に関してヘリコプタ1を安定平衡で維持できる。
機体2の存在は、水平尾翼9に衝突する空気力学流動を妨げる。
キット85は、スタビライザを備えるヘリコプタを再構成するために使用され、これらスタビライザは、各別の領域53を有さない表面11のみを備える。
より詳細には、キット85の領域53は、軸Yに沿って各別の表面11に隣り合って配置されており、かつ各別の表面に接続されており、それにより、各別の表面の各別の延長部を画成し、それにより、各別の付属物21は、各別の表面11から所定距離を向き、軸Yに沿って尾部ブーム7/フィン8から間隔をあけた各別の自由端部81を有する。
本発明にかかるヘリコプタ1、キット85及び方法の特徴を試験することから、これらで実現され得る利点は、明らかである。
特に、スタビライザ14の付属物21は、空気力を発生させ、また、尾部ブーム7/フィン8から間隔をあけた各別の自由端部81と、平面Qに関して角度αで傾けられた各別の平面Rと、を有する。
このようにして、高速状態において、軸Zに沿って付属物21によって発生する揚力/負の揚力は、表面11によって発生した揚力/負の揚力に加えられ、一方ではヘリコプタ1の長手方向安定性を増加させる優勢な効果として貢献する。
他方、付属物21がフィン8から間隔をあけているので、スタビライザ14は、本説明の導入部分で説明した公知の解決法におけるスタビライザよりも重くなく、嵩張らず、ヘリコプタ1に関する明確な利点を有する。
この重量低減は、付属物21とフィン8との間に介在している領域に達する気流を機体2及び主ロータ3が十分に阻害するので、スタビライザ14によって発生する空気力に関する制裁なく得られ、この領域において空気力を発生させることをむしろ非効率とする。
すなわち、水平尾翼9は、重量を低減してヘリコプタ1の高度な長手方向安定性をできるようにする。
低速状態において、表面11は、付属物21の乱流ウォッシュにある。このため、主ロータ3のウォッシュによって発生する水平尾翼9への下方推力は、従来の解決法に対して低減されており、ノーズアップ姿勢を取るヘリコプタ1の傾向を低減し、着陸動作中のパイロットの快適性及び視認性を改善する。
出願人が観測したことは、付属物21が自由端部81を各別に有しているという事実に起因して、ロータの流動によって水平尾翼9へ発生する下方の推力をさらに低減することができる。自由端部81が存在することによって、同様に、水平尾翼9における全体的に低減された抵抗を十分に低減することが可能となり、結果として、水平尾翼の空気力学的効率を改善する。
まとめると、出願人が観測したことは、付属物21を導入することが迎角に関する揚力係数の揚力傾斜を増加させることができ、それにより、失速状態における最大揚力の増加を低減すること、である。
ヘリコプタ1の通常飛行状態-前進飛行、側方飛行、空中静止、離陸/着陸中の低速飛行-に対応する水平尾翼9の迎角が失速迎角未満であるので、付属物21は、ヘリコプタ1の動作で典型的な迎角において水平尾翼9によって発生する空気力の値を増加させることができる。
平面Sは、-30°と+30°との間の範囲にある、好ましくは-20°と+20°との間の範囲にある角度βを軸Zと共に画成する。
したがって、プレート20と付属物21との間の結合を望ましいように制御することが可能であり、表面間の相互干渉に起因した悪影響を最小化する。
平面Sは、同様に、-15°と15°との間の範囲にある、好ましくは-10°と10°との間の範囲にある角度γを軸Xと画成する。
したがって、素子11、20、21に発生する圧力場、特に局所的な落ち込みを改変し、水平尾翼9よりも大きい所望の効率値を得ることが可能である。付属物21それぞれのセクションC3、C4は、各別の表面11の翼弦Cの-50%と50%との間の範囲にある軸Xに平行な長さを有する。
それに起因して、付属物21は、後退翼を有し、軸Xに沿って各別の表面11に関して交互配置されている。したがって、低速飛行状態中にロータ3及び水平尾翼9によって、特に尾部において表面11に付属物21を配置することによって発生する下向きの気流間の相互作用を制御することができる。
表面11の後縁部56に垂直に付けられたフラップ50は、空気力学的抵抗における小さな増加に対して水平尾翼9によって発生する空気力を増加させることができる。特に、T字状のフラップ50及びT字状の各別の後縁部56に起因して、迎角が変化するにしたがって表面11によって発生する揚力/負の揚力及び揚力係数の相対最大値を増加させることが可能である。
キット85は、領域53を表面11に簡素に固定することによって伝統的な水平尾翼を有するヘリコプタを再構成することができ、それにより、その延在を規定し、表面11を向きかつ尾部ブーム7/フィン8から間隔をあけた付属物21を配設する。
付属物21が尾部ブーム7/フィン8から間隔をあけているので、キット85の用途は、尾部ブーム7への作用を必要とせず、ヘリコプタ1の再構成を非常に簡素化する。
T字状フラップ50は、キット85に組み込まれる場合に、特に有利である。実際に、T字形状は、キット85が存在していない状態に関してヘリコプタ1の高度を変更することなくスタビライザ14によって発生した揚力を増加させることを可能とする。
明確であることは、特許請求の範囲で定義されている範囲から逸脱することなく本明細書で説明したヘリコプタ1、キット85及び方法に改変または変形をなし得ること、である。
特に、スタビライザ14それぞれは、軸Zに沿って表面11の頂面17の側部に配設されかつ軸Yに沿ってフィン8から間隔をあけた少なくとも1つの追加の第1付属物21と、軸Zに沿って表面11の底面18の側部に配設されかつ軸Yに沿って尾部ブーム7から間隔をあけた少なくとも1つの追加の第2付属物21と、を備え得る。
特に、追加の第1付属物21は、1を超え得る、かつ/または、追加の第2付属物21は、1を超え得る。
あるいは、スタビライザ14それぞれは、少なくとも2つの追加の第1付属物21を備え得、これら追加の第1付属物は、表面11の頂面17の側部に配設され、フィン8から間隔をあけておりかつ軸Xから交互配置されている。あるいは、スタビライザ14それぞれは、少なくとも2つの追加の第2付属物21を備え得、これら追加の第2付属物は、表面11の底面18の側部に配設されており、フィン8から間隔をあけておりかつ軸Xに沿って交互配置されている。
追加の第1及び第2付属物21は、水平尾翼9によって発生する空気力、ひいては高速における安定化効果を増加させることを可能とし、さらに、ロータ3によって発生する下方流動に対する表面11の遮蔽効果を増加させる。
あるいは、付属物21それぞれのセクションC3、C4の長さは、同じであり得る。この場合において、付属物21それぞれは、鼻部6または尾部ブーム7に向けて各別の表面11に関して単に交互配置されている。
表面11、付属物21、プレート20及び素子100の翼弦B、C、D、Eは、曲げられ得る、すなわち、各別の平面R、S、Tの一定角の回転によって得られ得る。この場合において、平面R;S、Tは、曲げのない翼弦C1、C2;D1、D2;E1、E2によって画成される平面を特定する。
1 ヘリコプタ、2 機体、3 主ロータ、5 尾部ロータ、6 鼻部、7 尾部ブーム、8 フィン、9 水平尾翼、11 第1空気力学的表面,負荷支持面,素子、12a,12b 端縁部、14 スタビライザ、15 前縁部、16 後縁部、17 頂面、18 底面、20 プレート,21 素子、21 第2空気力学的表面,第1付属物,第2付属物、30 第1縁部,第3端部、31 第2縁部,第4端部、48 前縁部、49 後縁部、50 T字状フラップ,ガーニーフラップ、51 壁部,プレート、52 壁部、53 領域、55 第1前縁部,第2前縁部、56 第1後縁部,第2後縁部、57 頂面、58 底面、59 壁部、60,61 翼長、80 第1基端部、81 第2自由端部、85 性能改善キット,再構成キット、89 第1基端部、90 部分、91 部分、100 第2素子、101 第3基端部、102 第4自由端部、106 第1前縁部,セクション、107 第2後縁部,セクション、111 第1空気力学的表面,第3前縁部、112 第3後縁部、120 連結部分、B 翼弦、C 第5翼弦、C1 第2翼弦、C1 第1翼弦、C2 第2翼弦、C2 値、C3 セクション、C4 セクション、D 第6翼弦、D1 第3翼弦、D2 第4翼弦、E 翼弦、E1 第7翼弦、E2 第8翼弦、G 重心、P 平面、Q 第1平面、R 第2平面、S 第1平面,第2平面,第3平面、T 第4平面,フラップ、X 第1長手方向軸,ロール軸、Y 第2軸,ピッチ軸、Z 第3軸,ヨー軸、α 非ゼロ角度、β 第3角度、γ 第2角度

Claims (15)

  1. ヘリコプタ(1)であって、
    -当該ヘリコプタ(1)の第1長手方向軸(X)に沿って細長くかつ当該ヘリコプタ(1)の鼻部(6)と尾部ブーム(7)との間に延在し、前記尾部ブームからフィン(8)が突出する機体(2)と、
    -前記尾部ブーム(7)に配設され前記尾部ブーム(7)を横断方向にある水平尾翼(9)であって、当該水平尾翼(9)が、使用時に各別の第1空気力を発生しかつ前記第1軸(X)を横断する第2軸(Y)に沿って細長い一対の第1空気力学的表面(11)を画成し、前記第1及び第2軸(X、Y)が、第1平面(Q)を画成する、水平尾翼と、
    -各別の前記第1空気力学的表面(11)に対して横断方向にある一対の第1素子(20)と、
    -使用時に各別の第2空気力を発生する一対の第2空気力学的表面(21)であって、各別の前記第1素子(20)に接続され、各別の前記第1空気力学的表面(11)を向きかつ前記第1空気力学的表面から間隔をあけた、
    る、一対の第2空気力学的表面と、
    を備え、
    前記第2空気力学的表面(21)それぞれが、順に、
    -各別の一対の前記素子(20)に接続された第1基端部(80)と、
    -第1前縁部(55)と、
    -前記第1前縁部(55)とは反対側にある第1後縁部(56)と、
    -前記第1軸(X)に平行に前記第1基端部(80)において前記第1前縁部(55)と前記第1後縁部(56)とを繋ぐ第1翼弦(C2)と、
    -前記第1軸(X)に平行に第2自由端部(81)において前記第1前縁部(55)及び前記第1後縁部(56)を繋ぐ第2翼弦(C1)と、
    を備え、
    前記第1及び第2翼弦(C2、C1)が、前記第1平面(Q)に対して傾いた第2平面(R)を画成し、
    前記空気力学的表面それぞれが、前記尾部ブーム(7)から間隔をあけかつ前記第1基端部(80)とは反対側の前記第2自由端部(81)を備え、
    前記第2翼弦(C1)が、前記第2自由端部において画成されていることを特徴とするヘリコプタ。
  2. 前記第1及び第2平面(Q、R)が、0°と30°との間、好ましくは0°と15°との間の範囲にある非ゼロ角度(α)で互いに傾いていることを特徴とする請求項1に記載のヘリコプタ。
  3. 前記第1素子(20)それぞれが、
    -各別の前記第1空気力学的表面(11)に接続された第3端部(30)と、
    -各別の前記第2空気力学的表面(21)に接続されかつ前記第3端部(30)とは反対側にある第4端部(31)と、
    -第2前縁部(55)と、
    -第2後縁部(56)と、
    -前記第1軸(X)に平行に前記第3端部(30)において前記第2前縁部(55)及び前記第2後縁部(56)を繋ぐ第3翼弦(D1)と、
    -前記第1軸(X)と平行に前記第4端部(31)において前記第2前縁部(55)と前記第2後縁部(56)とを繋ぐ第4翼弦(D2)と、
    を備え、
    前記第3及び第4翼弦(D1、D2)が、第3平面(S)を画成し、
    前記第3平面(S)が、-15°と15°との間の範囲にある、好ましくは-10°と10°との間の範囲にある第2角度(γ)で、前記第1軸(X)に対して傾けられている、かつ/または、-30°と30°との間の範囲にある、好ましくは-20°と20°との間の範囲にある第3角度(β)で、前記第1平面(Q)に直交する第3軸(Z)に対して傾けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のヘリコプタ。
  4. 前記第2空気力学的表面(21)それぞれが、各別の前記第1素子(20)から各別の前記自由端部(81)に向けて前進するにしたがってかつ前記第2翼弦(C2)から前記第2翼弦(C1)に向けて前進するにしたがって長さが漸減する各別の第5翼弦(C)を有することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のヘリコプタ。
  5. 前記第2空気力学的表面(21)が、各別の前記第1素子(20)から開始して前記第1空気力学的表面(11)とは反対側において互いに集合していることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のヘリコプタ。
  6. 前記第1素子(20)それぞれが、各別の前記第1空気力学的表面(111)から間隔をあけて各別の前記第2空気力学的表面(21)に接続された各別の部分(91)を備えており、
    前記部分(91)それぞれが、各別の前記第2空気力学的表面(21)に向けて前進するにしたがって漸減する各別の第6翼弦(D)を有し、
    前記第6翼弦(D)が、各別の前記第2空気力学的表面(21)に向けて前進するにしたがって前記第1翼弦(C1)以上の長さを有することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のヘリコプタ。
  7. 前記第2空気力学的表面(21)それぞれが、各別の前記第1素子(20)から開始して当該ヘリコプタ(1)の前記鼻部(6)に向けて延在し、負の後退翼を有する、かつ/または、前記第1空気力学的表面(11)に対して交互配置されていることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載のヘリコプタ。
  8. 前記第2空気力学的表面(21)それぞれが、前記第1基端部(80)から前記第2自由端部(81)に向けて前進するにしたがってテーパ状であることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載のヘリコプタ。
  9. 前記第3平面(S)が、各別の前記第1空気力学的表面(11)から開始して、前記第1軸(X)及び前記第2軸(Y)に対して直交する第3軸(Z)に関して互いに分岐するように延在することを特徴とする請求項3から8のいずれか1項に記載のヘリコプタ。
  10. 前記第3平面(S)が、当該ヘリコプタ(1)の前記尾部ブーム(7)から前記鼻部(6)に向けて前進するにしたがって、前記第1軸(X)に関して互いに集合するように延在することを特徴とする請求項3から9のいずれか1項に記載のヘリコプタ。
  11. 一対の第2素子(100)を備え、
    前記第2素子(100)それぞれが、各別の第3基端部(101)において、各別の前記第1空気力学的表面(11)に及び各別の前記第1素子(20)に接続され、各別の前記第1空気力学的表面(11)に対して各別の前記第1素子(20)の反対側において延在し、
    前記第2素子(100)それぞれが、
    -各別の前記第3基端部(101)とは反対側にある第4自由端部(102)と、
    -第3前縁部(111)と、
    -前記第3前縁部とは反対側にある第3後縁部(112)と、
    -前記第3基端部(101)において前記第1軸(X)と平行に前記第3前縁部(111)と前記第3後縁部(112)とを繋ぐ第7翼弦(E1)と、
    -前記第4自由端部(102)において前記第1軸(X)と平行に前記第3前縁部(111)と前記第3後縁部(112)とを繋ぐ第8翼弦(E2)と、
    を備え、
    前記第7及び第8翼弦(E1、E2)が、前記第3平面(S)に関して傾きかつ前記第1平面(Q)とは直交する第4平面(T)を画成することを特徴とする請求項3から10のいずれか1項に記載のヘリコプタ。
  12. ヘリコプタ(1)のための性能改善キット(85)であって、
    -前記ヘリコプタ(1)の水平尾翼(9)によって画成される第1空気力学的表面(11)に固定可能な領域(53)であって、それにより、第1軸(Y)に沿って当該領域の延長部を画成する、領域と、
    -前記領域(53)に対する横断方向にある少なくとも1つの素子(20)と、
    -前記第1素子(20)に対する横断方向にある第2空気力学的表面(21)であって、使用時に空気力を発生させるように構成されかつ前記空気力学的表面(11)に関して前記領域(53)それぞれの反対側に配設された、第2空気力学的表面と、
    を備え、
    前記領域(53)それぞれが、前記第1軸(Y)から横断方向において、互いに反対側にある第1前縁部(106)及び第2後縁部(107)を画成し、
    前記第1軸(Y)及び第2軸(X)が、第1平面(Q)を画成し、
    前記第2空気力学的表面(21)それぞれが、
    -各別の前記素子(20)に接続された第1基端部(80)と、
    -第2前縁部(55)と、
    -前記第2前縁部(55)とは反対側にある第2後縁部(56)と、
    -前記第2自由端部(81)において前記第2軸(X)に平行に前記第2前縁部(55)と前記第2後縁部(56)とを繋ぐ第1翼弦(C1)と、
    -前記第1基端部(80)において前記第1軸(X)に平行に前記第2前縁部(55)と前記第2後縁部(56)とを繋ぐ第2翼弦(C2)と、
    を備え、
    前記第1及び第2翼弦(C1、C2)が、前記第1平面(Q)に関して傾けられた第2平面(S)を画成し、
    当該性能改善キットが、前記第1基端部(80)とは反対側にある第2自由端部(81)を備え、
    前記第2翼弦(C2)が、前記第2自由端部(81)において画成されていることを特徴とする性能改善キット。
  13. 前記第1及び第2平面(S、Q)が、0°と30°との間の、好ましくは0°と15°との間の範囲にある角度で互いに傾いていることを特徴とする請求項12に記載の性能改善キット。
  14. 前記素子(20)それぞれが、前記領域(53)に接続された第1縁部(30)と、前記第1縁部(30)とは反対側にありかつ前記第2空気力学的表面(21)に接続された第2縁部(31)と、を備え、
    前記第2空気力学的表面(21)それぞれが、各別の前記素子(20)の前記第1縁部(30)から前進するにしたがって、前記第1平面(Q)に直交する第3軸(Z)に沿って前記領域(53)から距離が漸増して延在することを特徴とする請求項12または13に記載の性能改善キット。
  15. ヘリコプタ(1)のための性能改善方法であって、
    前記ヘリコプタ(1)が、
    -当該ヘリコプタ(1)の第1長手方向軸(X)に沿って細長く当該ヘリコプタ(1)の鼻部(6)と尾部ブーム(7)との間で延在する機体(2)と、
    -前記尾部ブーム(7)に配設され、前記尾部ブーム(7)に対する横断方向にある水平尾翼(9)と、
    を備え、
    前記水平尾翼(9)が、使用時に各別の第1空気力を発生させかつ前記第1軸(X)に対する横断方向にある第2軸(Y)に沿って細長い一対の第1空気力学的表面(11)を画成し、
    前記第1及び第2軸(X、Y)が、第1平面(Q)を画成し、
    当該性能改善方法が、
    i)前記第1空気力学的表面(11)に対する横断方向で少なくとも1つの第1素子(20)を配設するステップと、
    ii)前記第1空気力学的表面(11)を向きかつ前記第1空気力学的表面(11)から間隔をあけた位置において、第2空気力を発生させる少なくとも1つの第2空気力学的表面(21)を前記第1素子(20)に接続するステップと、
    を備え、
    前記第2空気力学的表面(21)それぞれが、
    -各別の前記第1素子(20)に接続された第1基端部(80)と、
    -第1前縁部(55)と、
    -前記第1前縁部(55)とは反対側にある第1後縁部(56)と、
    -第2自由端部(81)において前記第1軸(X)と平行に前記第1前縁部(55)と前記第1後縁部(56)とを繋ぐ第1翼弦(C1)と、
    -第1基端部(89)において前記第1軸(X)と平行に前記第1前縁部(55)と前記第1後縁部(56)とを繋ぐ第2翼弦(C2)と、
    を備え、
    前記第1及び第2翼弦(C1、C2)が、前記第1平面(Q)に関して傾いた第2平面(S)を画成し、
    当該性能改善方法が、
    前記空気力学的表面(21)それぞれが、前記尾部ブーム(7)から間隔をあけた第2自由端部(81)と、前記尾部ブーム(7)から突出しかつ前記第1基端部(80)とは反対側にあるフィン(8)と、を備え、
    前記第2翼弦(C2)が、前記第2自由端部(81)において画成されていることを特徴とする性能改善方法。
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