JP2023516237A - 優先edcaチャネルアクセスのためのシステムおよび方法 - Google Patents

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Abstract

本明細書において開示されているものは、拡張配信チャネルアクセス(EDCA)を提供するためのシステム、方法、およびデバイスを含む。あるワイヤレスデバイスが、データを通信するためのワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)における優先アクセスのために利用可能な複数のタイムスロットに関する第1の複数のパラメータを含む告知メッセージをワイヤレスノードから受信することが可能である。このワイヤレスデバイスは、優先アクセスのためにこのワイヤレスデバイスに複数のタイムスロットのうちの第1のタイムスロットを割り振るようにとの要求をワイヤレスノードへ送ることが可能である。このワイヤレスデバイスは、複数のタイムスロットのうちの第1のタイムスロットへのアクセスを許可する応答をワイヤレスノードから受信することが可能である。その応答は、第1のタイムスロットに関する第1の複数のパラメータのうちの1つまたは複数のパラメータを示すことが可能である。このワイヤレスデバイスは、第1の複数のパラメータに従って第1のタイムスロットにアクセスすることが可能である。【選択図】図4

Description

本開示は全般に、それに限定されないが、アクセスポイント(AP)による1つまたは複数のステーション(STA)デバイスへの優先チャネルアクセスを提供することを含む、通信に関連している。
仮想現実(VR)、拡張現実(AR)、または複合現実(MR)などの人工現実は、没入型の体験をユーザに提供する。一例においては、ヘッドウェアラブルディスプレイ(HWD)を装着しているユーザは、ユーザの頭を回すことがあり、HWDの場所およびユーザの視線方向に対応する仮想オブジェクトの画像がHWD上に表示されて、まるでユーザが人工現実の空間(たとえば、VR空間、AR空間、またはMR空間)内を移動しているかのようにユーザが感じることを可能にする。一実施態様においては、仮想オブジェクトの画像は、HWDに通信可能に結合されているまたはつながれているコンソールによって生成される。いくつかのセットアップにおいては、コンソールは、ワイヤレスネットワークへアクセスすることが可能であり、HWDは、コンソールデバイスを介してネットワークにアクセスする。
たとえば、レイテンシセンシティブ(latency sensitive)なリンクまたはアプリケーションのための拡張配信チャネルアクセス(EDCA)を提供するためのデバイス、システム、および方法が、本明細書において開示されている。ワイヤレスノード(たとえば、アクセスポイント)が、リンクと、優先パラメータを有する、それらのリンクに関連付けられているタイムスロットとのセットを構成して、それらのリンクおよびタイムスロットへの予測可能な優先アクセスを提供することが可能である。タイムスロットは、拡張現実(AR)アプリケーションおよび/または仮想現実(VR)アプリケーションに関連付けられているトラフィックを含む、レイテンシセンシティブなトラフィックを有するアプリケーションまたはワイヤレスデバイス(たとえば、ステーション)をサポートするためのパラメータを有して構成されることが可能である。ワイヤレスノードは、優先タイムスロットに関するパラメータを1つまたは複数のワイヤレスデバイスに告知することが可能であり、ワイヤレスデバイスは、その告知に応答して優先タイムスロットへのアクセスを要求することが可能である。それゆえに、ワイヤレスノードは、タイムスロットのうちの一部分を優先アクセスのための専用として提供することが可能であり、残りのタイムスロットは、非優先アクセスまたは通常のトラフィックのために保持されることが可能である。実施形態においては、優先タイムスロットは、EDCAパラメータの第1のセットを有して構成されることが可能であり、非優先タイムスロットは、EDCAパラメータの第1のセットとは異なるEDCAパラメータの第2のセットを有して構成されることが可能である。
少なくとも1つの態様においては、ある方法が提供されている。この方法は、データを通信するためのワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)における優先アクセスのために利用可能な複数のタイムスロットに関する第1の複数のパラメータを含む告知メッセージをワイヤレスデバイスによってワイヤレスノードから受信することを含むことが可能である。この方法は、優先アクセスのためにワイヤレスデバイスに複数のタイムスロットのうちの第1のタイムスロットを割り振るようにとの要求をワイヤレスデバイスによってワイヤレスノードへ送ることを含むことが可能である。この方法は、複数のタイムスロットのうちの第1のタイムスロットへのアクセスを許可する応答をワイヤレスデバイスによってワイヤレスノードから受信することであって、その応答が、第1のタイムスロットに関する第1の複数のパラメータのうちの1つまたは複数のパラメータを示す、応答を受信することを含むことが可能である。この方法は、ワイヤレスデバイスによって、応答において示されている第1の複数のパラメータのうちの1つまたは複数のパラメータに従って第1のタイムスロットにアクセスすることを含むことが可能である。
実施形態においては、この方法は、データを通信するための非優先アクセスのための第2の複数のタイムスロットを示すメッセージをワイヤレスデバイスによってワイヤレスノードから受信することを含むことが可能である。第2の複数のタイムスロットは、第1の複数のパラメータとは異なる第2の複数のパラメータに関連付けられることが可能である。第1の複数のパラメータは、優先アクセスのための拡張配信チャネルアクセス(EDCA)パラメータを含むことが可能である。第1の複数のパラメータは、スロットのうちの1つもしくは複数を含むタイムインターバル持続時間のパラメータ、スロット持続時間に関するパラメータ、コンテンションウィンドウに関するパラメータ、またはインターフレームスペーシングに関するパラメータのうちの少なくとも1つを含むことが可能である。
この方法は、ワイヤレスデバイスによって第1の複数のパラメータに従って第1のタイプのトラフィックに関して、コンテンションウィンドウと、優先アクセス用に構成されている第1のタイマーとに従って第1のタイムスロットにアクセスすることを含むことが可能である。この方法は、ワイヤレスデバイスによって第2のタイプのトラフィックに関して、非優先アクセス用の第2のタイマーに従って第1のタイムスロットにアクセスすることであって、第2のタイマーが第1のタイマーとは異なる、第1のタイムスロットにアクセスすることを含むことが可能である。この方法は、ワイヤレスデバイスによって、第1の複数のパラメータとは異なる第2の複数のパラメータに従って複数のタイムスロットのうちの第2のタイムスロットにアクセスすることを含むことが可能である。
実施形態においては、この方法は、優先アクセスのためにワイヤレスデバイスに複数のタイムスロットのうちの第1のセットのタイムスロットを割り振るようにとの要求をワイヤレスデバイスによってワイヤレスノードへ送ることを含むことが可能である。第1のセットのタイムスロットは、アップリンクトラフィックのためのタイムスロット、ダウンリンクトラフィックのためのタイムスロット、連続したいくつかのタイムスロット、または不連続ないくつかのタイムスロットのうちの少なくとも1つを含むことが可能である。この方法は、ワイヤレスデバイスによって、第1の複数のパラメータに従って第1のセットのタイムスロットにアクセスすることを含むことが可能である。この方法は、ワイヤレスデバイスによって、第1のデータ通信のために第1のタイムスロットの第1のタイムインターバルにアクセスすることを含むことが可能である。この方法は、第2のワイヤレスデバイスによって、第2のデータ通信のために第1のタイムスロットの第2のタイムインターバルにアクセスすることであって、第2のタイムインターバルが第1のタイムインターバルとは異なる、第2のタイムインターバルにアクセスすることを含むことが可能である。この方法は、ワイヤレスデバイスによって要求に応答してワイヤレスノードから、ワイヤレスデバイスに複数のタイムスロットのうちの第1のタイムスロットを割り振る応答を受信することを含むことが可能であり、第1のタイムスロットは、ワイヤレスデバイスによって要求された少なくとも1つのタイムスロットとは異なるタイムスロットであることが可能である。告知メッセージは、ビーコン信号、プローブ応答、またはアクションフレームのうちの少なくとも1つを含むことが可能である。
少なくとも1つの態様においては、あるワイヤレスデバイスが提供されている。このワイヤレスデバイスは、データを通信するためのワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)における優先アクセスのために利用可能な複数のタイムスロットに関する第1の複数のパラメータを含む告知メッセージをワイヤレスノードから受信するように構成されている1つまたは複数のプロセッサを含むことが可能である。このワイヤレスデバイスは、優先アクセスのためにこのワイヤレスデバイスに複数のタイムスロットのうちの第1のタイムスロットを割り振るようにとの要求をワイヤレスノードへ送るように構成されている1つまたは複数のプロセッサを含むことが可能である。このワイヤレスデバイスは、複数のタイムスロットのうちの第1のタイムスロットへのアクセスを許可する応答をワイヤレスノードから受信することであって、その応答が、第1のタイムスロットに関する第1の複数のパラメータのうちの1つまたは複数のパラメータを示す、応答を受信することを行うように構成されている1つまたは複数のプロセッサを含むことが可能である。このワイヤレスデバイスは、応答において示されている第1の複数のパラメータのうちの1つまたは複数のパラメータに従って第1のタイムスロットにアクセスするように構成されている1つまたは複数のプロセッサを含むことが可能である。
実施形態においては、このワイヤレスデバイスは、データを通信するための非優先アクセスのための第2の複数のタイムスロットを示すメッセージをワイヤレスノードから受信するように構成されている1つまたは複数のプロセッサを含むことが可能である。第2の複数のタイムスロットは、第1の複数のパラメータとは異なる第2の複数のパラメータに関連付けられることが可能である。第1の複数のパラメータは、優先アクセスのための拡張配信チャネルアクセス(EDCA)パラメータを含むことが可能である。第1の複数のパラメータは、スロットのうちの1つもしくは複数を含むタイムインターバル持続時間のパラメータ、スロット持続時間に関するパラメータ、コンテンションウィンドウに関するパラメータ、またはインターフレームスペーシングに関するパラメータのうちの少なくとも1つを含むことが可能である。
このワイヤレスデバイスは、第1の複数のパラメータに従って第1のタイプのトラフィックに関して、コンテンションウィンドウと、優先アクセス用に構成されている第1のタイマーとに従って第1のタイムスロットにアクセスするように構成されている1つまたは複数のプロセッサを含むことが可能である。このワイヤレスデバイスは、第2のタイプのトラフィックに関して、非優先アクセス用の第2のタイマーに従って第1のタイムスロットにアクセスすることであって、第2のタイマーが第1のタイマーとは異なる、第1のタイムスロットにアクセスすることを行うように構成されている1つまたは複数のプロセッサを含むことが可能である。このワイヤレスデバイスは、第1の複数のパラメータとは異なる第2の複数のパラメータに従って複数のタイムスロットのうちの第2のタイムスロットにアクセスするように構成されている1つまたは複数のプロセッサを含むことが可能である。
このワイヤレスデバイスは、優先アクセスのためにこのワイヤレスデバイスに複数のタイムスロットのうちの第1のセットのタイムスロットを割り振るようにとの要求をワイヤレスノードへ送るように構成されている1つまたは複数のプロセッサを含むことが可能である。第1のセットのタイムスロットは、アップリンクトラフィックのためのタイムスロット、ダウンリンクトラフィックのためのタイムスロット、連続したいくつかのタイムスロット、または不連続ないくつかのタイムスロットのうちの少なくとも1つを含むことが可能である。このワイヤレスデバイスは、第1の複数のパラメータに従って第1のセットのタイムスロットにアクセスするように構成されている1つまたは複数のプロセッサを含むことが可能である。このワイヤレスデバイスは、要求に応答してワイヤレスノードから、このワイヤレスデバイスに複数のスロットのうちの第1のスロットを割り振る応答を受信するように構成されている1つまたは複数のプロセッサを含むことが可能であり、第1のタイムスロットは、このワイヤレスデバイスによって要求された少なくとも1つのタイムスロットとは異なるタイムスロットであることが可能である。
少なくとも1つの態様においては、ある方法が提供されている。この方法は、ワイヤレスノードによって、タイムインターバルを、データを通信するためのワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)における優先アクセスのための第1の複数のパラメータを有する複数のタイムスロットへと構成することを含むことが可能である。この方法は、データを通信するための優先アクセスのために利用可能な複数のタイムスロットを示す告知メッセージをワイヤレスノードによって複数のワイヤレスデバイスへ送信することを含むことが可能である。この方法は、優先アクセスのために第1のワイヤレスデバイスに複数のタイムスロットのうちの第1のタイムスロットを割り振るようにとの要求をワイヤレスノードによって複数のワイヤレスデバイスのうちの第1のワイヤレスデバイスから受信することを含むことが可能である。実施形態においては、第1のワイヤレスデバイスは、第1の複数のパラメータに従って第1のタイムスロットにアクセスすることが可能である。
少なくとも1つの態様においては、あるワイヤレスノードが提供されている。このワイヤレスノードは、タイムインターバルを、データを通信するためのワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)における優先アクセスのための第1の複数のパラメータを有する複数のタイムスロットへと構成するように構成されている1つまたは複数のプロセッサを含むことが可能である。このワイヤレスノードは、データを通信するための優先アクセスのために利用可能な複数のタイムスロットを示す告知メッセージを複数のワイヤレスデバイスへ送信するように構成されている1つまたは複数のプロセッサを含むことが可能である。このワイヤレスノードは、優先アクセスのために第1のワイヤレスデバイスに複数のタイムスロットのうちの第1のタイムスロットを割り振るようにとの要求を複数のワイヤレスデバイスのうちの第1のワイヤレスデバイスから受信するように構成されている1つまたは複数のプロセッサを含むことが可能である。実施形態においては、第1のワイヤレスデバイスは、第1の複数のパラメータに従って第1のタイムスロットにアクセスすることが可能である。
これらおよびその他の態様および実施態様は、以降で詳しく論じられている。前述の情報および以降の詳細な記述は、さまざまな態様および実施態様の説明例を含んでおり、特許請求されている態様および実施態様の性質および特徴を理解するための概要またはフレームワークを提供する。図面は、さまざまな態様および実施態様の図解およびさらなる理解を提供し、本明細書に組み込まれており、本明細書の一部を構成している。
添付の図面は、縮尺どおりに描かれることが意図されているものではない。さまざまな図面における同様の参照番号および記号は、同様の要素を示している。明確にするために、あらゆるコンポーネントがあらゆる図面においてラベル付けされることが可能であるとは限らない。
本開示の例示的な実施態様による、優先EDCAチャネルアクセスを提供するためのシステムの図である。 本開示の例示的な実施態様によるヘッドウェアラブルディスプレイの図である。 本開示の例示的な実施態様による、複数のタイムインターバルおよび複数のタイムスロットへと分割された例示的なタイムピリオドの図である。 本開示の例示的な実施態様による、非優先アクセスに関するタイムスロット境界を示す図330である。 本開示の例示的な実施態様による、優先アクセスに関するタイムスロット境界を示す図である。 本開示の例示的な実施態様による、優先EDCAチャネルアクセスを提供するためのプロセスまたは方法を示すフローチャートである。 本開示の例示的な実施態様によるコンピューティング環境のブロック図である。
本開示の主題は、レイテンシセンシティブ(latency sensitive)なリンクのための優先拡張配信チャネルアクセス(EDCA)を提供するための技術を対象としている。マルチリンクオペレーションに関して、アクセスポイントデバイスが、リンクのサブセットをレイテンシセンシティブなトラフィックのための専用にして、レイテンシセンシティブなトラフィックを有するアプリケーションまたはステーション(STA)デバイスの要求または要件を満たすことが可能である。リンクのサブセットは、割り振られたリンクのサブセットに関連付けられている1つまたはタイムピリオド/スロット中にレイテンシセンシティブなアプリケーションに優先権を提供するための優先パラメータを有して構成されることが可能である。
いくつかのアプリケーション(たとえば、AR/VRアプリケーション)は、通信またはデータを送信および受信する際のレイテンシの問題に対して、より敏感であることがある。レイテンシセンシティブなアプリケーションは、特定されたパラメータを有する1つまたは複数のダウンリンク(DL)ストリームおよび1つまたは複数のアップリンク(UL)ストリームを含むことがある。レイテンシセンシティブなアプリケーションに関するトラフィックの量は、インターバルごとにさまざまであることがある。それらのストリームは、バースト的および周期的である通信を含む場合がある。しかしながら、現在の通信プロトコル(たとえば、WLANプロトコル)は、レイテンシセンシティブなトラフィックのニーズをサポートしていない場合があり、たとえば、特定のアプリケーションのエンドユーザにとっての低下したユーザ体験をもたらす。システムは、予測可能なチャネルアクセスを提供することが可能ではなく、増大したレイテンシ、ジャダー、および劣化したユーザ体験をもたらす。
本明細書において記述されている技術は、レイテンシセンシティブなアプリケーションのための改善された予測可能性および優先チャネルアクセスを提供する。さまざまなデバイス(たとえば、アクセスポイントデバイス、ステーションデバイス、ピアデバイス)の間における通信は、周期的なインターバルの持続時間内に生じることが可能であり、それらのインターバルは、特定された長さ(たとえば、タイムピリオド)を有するスロットへと分割されることが可能である。それらのスロットのサブセットまたは部分が、レイテンシセンシティブなアプリケーションのための優先アクセスに割り振られる。残りのスロットは、通常のトラフィックのために保持されることが可能である。レイテンシセンシティブなトラフィックのためのチャネルアクセスは、優先スロットにわたってEDCAパラメータの第1のセットを割り振られることが可能であり、通常のスロットは、EDCAパラメータの第1のセットとは異なるEDCAパラメータの第2のセットを有して構成されることが可能である。
アクセスポイントデバイスは、1つまたは複数のステーションデバイスによる優先アクセスのための専用のスロットをブロードキャスト、告知、または通信することが可能であり、優先スロットのパラメータを示すことが可能である。たとえば、アクセスポイントデバイスは、優先スロットをビーコンまたはプローブ応答としてステーションデバイスに告知することが可能である。1つまたは複数のステーションデバイスは、1つまたは複数の優先スロットの割り振りを求める要求を通信することが可能である。ステーションデバイスは、複数の優先スロット(たとえば、いくつかの連続したもしくは不連続な優先スロット)または単一の優先スロットを要求することが可能である。アクセスポイントは、受信された要求に部分的に基づいて優先スロットを割り振ることが可能である。優先スロットは、マルチリンクオペレーションをサポートするように構成されており、複数のステーションデバイスに割り振られること(または複数のステーションデバイスによって共有/アクセスされること)が可能である。
アクセスポイントデバイスは、優先スロットを、たとえば、1回または複数回のデータフレームのやり取り(たとえば、送信要求、送信許可、アグリゲートMACプロトコルデータユニット)を保持するのに十分な長さの送信機会(TXOP)レベルの粒度を有するように構成することが可能である。優先スロット中のレイテンシセンシティブなトラフィックのためのチャネルアクセスは、優先アクセスを提供してレイテンシセンシティブなアプリケーションをサポートするために、通常のスロットに比較して異なるパラメータまたは修正されたパラメータ(たとえば、より積極的なパラメータ)を有して構成されることが可能である。通常のスロット中のチャネルアクセスは、デフォルトのEDCAパラメータを割り振られることが可能であり、ステーションデバイスがチャネルにアクセスするために使用する第1のバックオフタイマーを含むことが可能である。優先スロット中のレイテンシセンシティブなトラフィックのためのチャネルアクセスは、新たなEDCAパラメータを使用するように修正されることが可能であり、ステーションデバイスが優先スロット中にチャネルにアクセスするために使用できる第2のバックオフタイマーを含むことが可能である。パラメータは、タイムインターバル持続時間、スロット持続時間、コンテンションウィンドウプロパティ、送信機会(たとえば、txop)持続時間、およびインターフレームスペーシングプロパティを含むことが可能であるが、それらに限定されない。
レイテンシセンシティブなトラフィックは、周期的な、バースト的なトラフィックを含むことがあり、それぞれのインターバルにおけるトラフィックの量は変わることがある。たとえば、トラフィックは、現在のサービスピリオド(たとえば、連続したスロットのグループ)またはあるスロットの終わりよりも前に完了する場合がある。アクセスポイントデバイスは、レイテンシセンシティブなトラフィックに優先スロット中の優先アクセスを割り振ることおよび与えることが可能であり、それぞれのトラフィックがスロットの終わりよりも前に完了した場合には、通常のトラフィックが、優先スロットの残りの部分にアクセスして、たとえば、マルチリンクオペレーションをサポートすること、およびフレキシブルなスケジューリングを提供することが可能である。
優先スロットは、それぞれのインターバルにおいてレイテンシセンシティブなトラフィック(たとえば、優先トラフィック)の特定の範囲のトラフィック量の変動を取り扱うように構成されることが可能である。たとえば、サービスピリオド(または優先スロット)の最初の部分または始まりは、パケットを送信する準備ができる時間(たとえば、アプリケーションレイヤオペレーション/トリガリングからウェイクアップ時間まで)の小さな変動を許容するように保護または構成されることが可能である。サービスピリオド(または優先スロット)は、通常のトラフィックに関してA-AIFSを適用するように(および通常のトラフィックに関してデフォルトのパラメータを保持するように)保護または構成されることが可能である。サービスピリオド(または優先スロット)は、優先トラフィックが完了した場合には(たとえば、自動的に)解放されることが可能である。
割り振られた優先スロットの所有者(または割り振られたSTA)は、低レイテンシアクセスのためのEDCAパラメータの優先セットを使用してスロットにアクセスすることが可能である。割り振られたスロットの非所有者(たとえば、割り振られていないSTA)は、スロットにアクセスすることが可能であるが、これは、より低い優先アクセスを伴い、たとえば、EDCAパラメータのデフォルトのセットを、またはEDCAパラメータの第2のセットよりも低い優先度を有するEDCAパラメータの第3のセットを使用する。スロットへのこの非排他的なアクセスは、利点を提供することが可能である。なぜなら、トラフィックが一定ではない場合があり、同じトラフィックストリームに関して時間とともに変わることがある(たとえば、ビデオフレームサイズが、圧縮後にフレームごとに変わることがある)からである。スロットにおける使用されていない部分は、依然として、非所有者にとってアクセスする上で利用できるようにされることが可能であり、そのため、帯域幅を無駄にすることがない。スロットへの非排他的なアクセスは、優先チャネルアクセスを通じてレイテンシセンシティブなアプリケーションに関するサポートを保持しながら、スケジューリングにおける柔軟性を提供することが可能である。
ここで図1を参照すると、優先拡張配信チャネルアクセス(EDCA)を提供するためのシステム100が示されている。簡潔に概観すると、システム100は、ネットワーク160を通じて1つまたは複数のワイヤレスデバイス150(たとえば、ステーション(STA))と通信状態にあるワイヤレスノード102(たとえば、アクセスポイント)を含むことが可能である。ワイヤレスデバイス150は、ダウンリンク送信、アップリンク送信、および/またはピアツーピア送信を含むがそれらに限定されないさまざまな異なる送信のためにワイヤレスノード102および/またはその他のワイヤレスデバイス150と通信するために、アクセスを求めて競合すること、またはアクセスを要求することがある。ワイヤレスノード102は、高レイテンシのアプリケーション、拡張現実(AR)アプリケーション、および/または仮想現実(VR)アプリケーションのために、予測可能なおよび/またはより信頼できる優先チャネルアクセスを1つまたは複数のワイヤレスデバイス150に提供することが可能である。
ワイヤレスノード102は、ワイヤレスネットワーク160を提供するための、または1つもしくは複数のワイヤレスデバイス150をワイヤレスネットワーク160に接続するためのアクセスポイント(たとえば、ワイヤレスアクセスポイント)を含むことが可能である。実施形態においては、ワイヤレスノード102は、ワイヤレスネットワーク160を作成するための、またはワイヤレスネットワーク160への接続を提供するためのネットワーキングハードウェアデバイスを含むことが可能である。いくつかの実施形態においては、ワイヤレスノード102は、指定されたエリアへWi-Fi信号を投射して、ワイヤレスネットワーク160を作成すること、またはワイヤレスネットワーク160への接続を提供することが可能である。ワイヤレスノード102は、1つまたは複数のワイヤレスデバイス150をワイヤレスネットワーク160に接続するために、ルータに接続すること、またはルータのコンポーネントとして提供されることが可能である。ワイヤレスネットワーク160は、さまざまなワイヤレス接続またはセルラー接続を通じたワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、パーソナルエリアネットワーク(PAN)、企業イントラネット、またはインターネットを含むことが可能であるが、それらに限定されない。ワイヤレスネットワーク160は、パブリックネットワーク、プライベートネットワーク、または、プライベートネットワークとパブリックネットワークとの組合せを含むことが可能である。
ワイヤレスノード102は、1つまたは複数のワイヤレスデバイス150(たとえば、ヘッドウェアラブルディスプレイ(HWD150))に人工現実のコンテンツを提供するコンソールを含むこと、またはそのコンソールに対応することが可能である。ワイヤレスノード102は、検知された場所および視線方向に対応する人工現実の空間内のビューを特定することが可能であり、その特定されたビューを描写する画像を生成することが可能である。ワイヤレスノード102は、その画像をレンダリングのためにワイヤレスデバイス150(たとえば、HWD)に提供することが可能である。いくつかの実施形態においては、システム100は、図1において示されているものと比べて、より多い、より少ない、または異なるコンポーネントを含む人工現実システム環境を含むこと、またはその人工現実システム環境に対応することが可能である。いくつかの実施形態においては、人工現実システム環境100の1つまたは複数のコンポーネントの機能性は、ここで記述されているのとは異なる様式でコンポーネント間において分散されることが可能である。たとえば、ワイヤレスデバイス150(たとえば、コンソール)の機能性のいくつかは、1つまたは複数のワイヤレスデバイス(たとえば、HWD)によって実行されることが可能である。たとえば、ワイヤレスデバイス150(たとえば、HWD)の機能性のいくつかは、ワイヤレスノード102(たとえば、コンソール)によって実行されることが可能である。
ワイヤレスノード102は、プロセッサ104を含むことが可能である。プロセッサ104は、ワイヤレスノード102のための入力データを前処理するための、および/またはワイヤレスノード102のための出力データを後処理するための任意のロジック、回路、および/または処理コンポーネント(たとえば、マイクロプロセッサ)を含むことが可能である。1つまたは複数のプロセッサ104は、ワイヤレスノード102の1つまたは複数のオペレーションを構成、制御、および/または管理するためのロジック、回路、処理コンポーネント、および/または機能性を提供することが可能である。たとえば、プロセッサ104は、タイムスロット112および/またはパラメータ120を含むがそれらに限定されないデータおよびメトリックを受信することが可能である。いくつかの実施形態においては、プロセッサ104は、本明細書において記述されているプロセスまたは方法(たとえば、方法400)の1つまたは複数の部分を実行または遂行するためのワイヤレスノード102のドライバもしくはホストドライバを含むこと、またはそのドライバもしくはホストドライバに対応することが可能である。プロセッサ104は、図5に関連して上述されている処理ユニット516と同じまたは同様であることが可能である。
ワイヤレスノード102は、ストレージデバイス106を含むことが可能である。ストレージデバイス106は、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)もしくは任意のその他のタイプのメモリ、ストレージドライブ、またはストレージレジスタを含むことが可能である。ストレージデバイス106は、ワイヤレスノード102の内部のスタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)または内部SRAMを含むことが可能である。いくつかの実施形態においては、ストレージデバイス106は、ワイヤレスノード102の集積回路内に含まれることが可能である。ストレージデバイス106は、メモリ(たとえば、メモリ、メモリユニット、ストレージデバイスなど)を含むことが可能である。メモリは、本開示において記述されているさまざまなプロセス、レイヤ、およびモジュールを完全にするまたは容易にするためのデータおよび/またはコンピュータコードを格納するための1つまたは複数のデバイス(たとえば、RAM、ROM、フラッシュメモリ、ハードディスクストレージなど)を含むことが可能である。メモリは、揮発性メモリもしくは不揮発性メモリであること、またはそれらを含むことが可能であり、本開示において記述されているさまざまなアクティビティおよび情報構造をサポートするためのデータベースコンポーネント、オブジェクトコードコンポーネント、スクリプトコンポーネント、または任意のその他のタイプの情報構造を含むことが可能である。例示的な実施形態によれば、メモリは、処理回路を介してプロセッサ104に通信可能に接続されており、本明細書において記述されている1つまたは複数のプロセスまたは方法(たとえば、方法400)を(たとえば、処理回路および/またはプロセッサによって)実行するためのコンピュータコードを含む。いくつかの実施形態においては、ストレージデバイス106は、図5のストレージ518を含むこと、図5のストレージ518と同じであること、または図5のストレージ518と実質的に同様であることが可能である。ワイヤレスノード102は、回路108を含むことが可能である。回路108は、図5に関連して記述されているコンピューティングシステム514のコンポーネントまたは部分であることが可能である。実施形態においては、回路108は、図4に関連して記述されている方法400のすべてまたは部分を実行するためのプロセッサを含むことが可能である。
いくつかの実施形態においては、ワイヤレスノード102は、1つまたは複数のワイヤレスデバイス150に対してレンダリングされることになるコンテンツを提供する電子コンポーネントまたは電子コンポーネントとソフトウェアコンポーネントとの組合せである。一態様においては、ワイヤレスノード102は、通信インターフェース115およびコンテンツプロバイダ116を含む。これらのコンポーネントは、ワイヤレスデバイス150の場所およびワイヤレスデバイス150のユーザの視線方向に対応する人工現実のビュー(たとえば、ユーザのFOV)を特定するためにともに動作することが可能であり、特定されたビューに対応する人工現実の画像を生成することが可能である。その他の実施形態においては、ワイヤレスノード102は、図1において示されているものと比べて、より多い、より少ない、または異なるコンポーネントを含む。いくつかの実施形態においては、ワイヤレスノード102は、ワイヤレスデバイス150の一部として統合されている。
いくつかの実施形態においては、通信インターフェース115は、ワイヤレスデバイス150と通信する電子コンポーネントまたは電子コンポーネントとソフトウェアコンポーネントとの組合せである。通信インターフェース115は、通信リンク(たとえば、USBケーブル)または通信チャネル162を通じてワイヤレスノード102の通信インターフェース115と通信するための通信インターフェース165にとっての対応するコンポーネントであることが可能である。通信チャネル162を通じて、通信インターフェース115は、ワイヤレスデバイス150の特定された場所および向き、ならびに/またはユーザの特定された視線方向を示すセンサ測定値をワイヤレスデバイス150から受信することが可能である。その上、通信チャネル162を通じて、通信インターフェース115は、レンダリングされることになる画像を描写するデータをワイヤレスデバイス150へ送信することが可能である。
コンテンツプロバイダ116は、ワイヤレスデバイス150の場所および向き、ならびに/またはワイヤレスデバイス150のユーザの視線方向に従って、レンダリングされることになるコンテンツを生成するコンポーネントである。一態様においては、コンテンツプロバイダ116は、ワイヤレスデバイス150の場所および向き、ならびに/またはワイヤレスデバイス150のユーザの視線方向に従って人工現実のビューを特定する。たとえば、コンテンツプロバイダ116は、物理空間におけるワイヤレスデバイス150の場所を人工現実空間内の場所にマップし、人工現実空間におけるマップされた場所から、ワイヤレスデバイス150の向きおよび/またはユーザの視線方向に対応する方向に沿って人工現実空間のビューを特定する。コンテンツプロバイダ116は、人工現実空間の特定されたビューの画像を描写する画像データを生成して、その画像データを、通信インターフェース115を通じてワイヤレスデバイス150へ送信することが可能である。いくつかの実施形態においては、コンテンツプロバイダ116は、画像に関連付けられているモーションベクトル情報、奥行き情報、エッジ情報、オブジェクト情報などを含むメタデータを生成し、そのメタデータを、通信インターフェース115を通じて画像データとともにワイヤレスデバイス150へ送信する。コンテンツプロバイダ116は、画像を描写するデータをエンコードすることが可能であり、エンコードされたデータをワイヤレスデバイス150へ送信することが可能である。いくつかの実施形態においては、コンテンツプロバイダ116は、周期的に(たとえば、1秒ごとに)画像を生成してワイヤレスデバイス150に提供する。
ワイヤレスノード102は、DL送信、UL送信、および/またはピアツーピア送信を実行するために1つまたは複数のワイヤレスデバイス150に対する1つまたは複数のアクセス通信チャネル162へのアクセスを提供することが可能である。通信は、複数のタイムインターバル110へと分割または区分されるタイムピリオド118に部分的に基づいてモニタおよび管理されることが可能である。タイムインターバル110は、固定されたインターバルまたは構成可能なインターバルを含むことが可能である。タイムインターバル110は、同じ持続時間を有する周期的なインターバルであることが可能である。実施形態においては、タイムインターバル110は、構成可能なインターバルであることが可能であり、それによって第1のタイムインターバル110は、1つまたは複数のその他のタイムインターバル110とは異なる持続時間を有する。
タイムインターバル110の持続時間は、分割されている合計の時間またはタイムピリオドの持続時間に部分的に基づいて選択されることが可能である。たとえば、タイムインターバル110の持続時間は、2^a TUを含むことが可能であるが、これに限定されない。実施形態においては、スロット112の持続時間は、タイムインターバル110の持続時間に部分的に基づいて選択されることが可能である。たとえば、スロット112の持続時間は、0.5*タイムインターバル110の持続時間、2*タイムインターバル110の持続時間、または4*タイムインターバル110の持続時間を含むことが可能であるが、これらに限定されない。
ワイヤレスノード102は、タイムインターバル110を複数のタイムスロット112へと分割または区分することが可能である。タイムスロット112は、たとえば、通信または送信されることになるデータの量に部分的に基づいて特定される特性を有する、固定されたタイムスロットまたは構成可能なタイムスロットを含むことが可能である。タイムスロット112は、同じ持続時間を有する周期的なタイムスロット112であることが可能である。いくつかの実施形態においては、タイムスロット112は、別々の持続時間を有することが可能であり、それによって第1のタイムスロット112は、1つまたは複数のその他のタイムスロット112とは異なる持続時間を有する。
ワイヤレスノード102は、別々のパラメータ120を有するタイムスロット112を構成して、タイムスロット112のうちの一部分への優先アクセス、およびタイムスロット112のうちの一部分への通常または非優先アクセスを提供することが可能である。たとえば、ワイヤレスノード102は、第1のパラメータを有するタイムスロットのうちの一部分を、1つまたは複数のワイヤレスデバイス150のためのタイムスロット112への優先アクセスを提供するように、そして第2のパラメータ120(たとえば、デフォルトのパラメータ)を有するタイムスロットのうちの一部分を、1つまたは複数のワイヤレスデバイス150のためのタイムスロット112への非優先アクセスまたは通常アクセスを提供するように構成することが可能である。第1のパラメータ120および第2のパラメータ120は、同様のまたは同じパラメータを含むかまたはそれらのパラメータに対応する一方で、それぞれのチャネル162を使用して別々のレベルのアクセスまたはサービス品質を提供するために別々の値を有することが可能である。実施形態においては、第1のパラメータ120は、第2のパラメータ120とは異なる値(たとえば、より高い値、より低い値)を有することが可能である。パラメータ120は、拡張配信チャネルアクセス(EDCA)パラメータ、インターフレームスペーシングパラメータ(たとえば、アービトレーティングインターフレームスペーシング(A-AIFS))、コンテンションウィンドウパラメータ、タイマー126に関するパラメータ(たとえば、バックオフタイマーパラメータ)、ならびに、ノード102と1つまたは複数のデバイス150との間におけるネットワーク160および/または通信チャネル162に関連付けられている任意のパラメータを含むことが可能であるが、それらに限定されない。
ワイヤレスノード102は、第1のパラメータ120を有するタイムスロット112を、たとえば、1つまたは複数のワイヤレスデバイス150によって提供される高レイテンシのアプリケーション、ARアプリケーション、および/またはVRアプリケーションのための優先タイムスロット112を生成するように構成することが可能である。ワイヤレスノード102は、ワイヤレスデバイス150に対する優先タイムスロット112を識別する告知140に応答してワイヤレスデバイス150から受信された要求142に部分的に基づいて、1つまたは複数のワイヤレスデバイス150に優先タイムスロット112を割り振ることまたは割り当てることが可能である。
ワイヤレスノード102は、タイムスロット112に対するコンテンションウィンドウ124またはコンテンションウィンドウプロパティを特定するかまたは割り振って、複数のワイヤレスデバイス150によってそのタイムスロット112にアクセスするコリジョンまたは競合する試みを制御することまたは取り扱うことが可能である。実施形態においては、コンテンションウィンドウ124は、ワイヤレスデバイス150が、たとえば、チャネル162および/またはタイムスロット112が利用可能であるかまたは占有されていないと特定した後にデータを送信することを始める/試みるのを待つ持続時間またはタイムピリオドを含むことが可能である。いくつかの実施形態においては、コンテンションウィンドウ124の持続時間は、ワイヤレスデバイス150によって経験されるそれぞれのコリジョンに応答して変化すること(たとえば、増大すること、2倍になること)が可能である。実施形態においては、コンテンションウィンドウ124は、時間値、整数、または変数を含むことが可能である。
ワイヤレスノード102は、あるタイムスロット112またはあるタイプのタイムスロット112に対するタイマー126を特定することまたは割り振ることが可能である。タイマー126は、いつワイヤレスデバイス150がタイムスロット112にアクセスすることが可能であるかを示すことが可能である。実施形態においては、タイマー126は、それぞれのタイムスロット112へのアクセスが、そのそれぞれのタイムスロット112を割り振られた1つまたは複数のワイヤレスデバイス150に制限されるタイムスロット112の開始よりも前のピリオドと、それぞれのタイムスロット112へのアクセスが、そのタイムスロット112を割り振られた1つまたは複数のワイヤレスデバイス150に制限されるタイムスロット112の開始の後のピリオドとを示す時間境界/マージンを含むことが可能である。優先タイムスロット112のためのタイマー126(たとえば、第1のタイマー126)は、非優先タイムスロット112のためのタイマー126(たとえば、第2のタイマー126)とは異なることが可能である。
実施形態においては、タイマー126は、バックオフタイマーまたはバックオフカウンタを含むことが可能である。バックオフタイマーは、ワイヤレスデバイス150が、タイムスロット112にアクセスすることを試みる際に、コリジョンの後にチャネル162またはタイムスロット112が利用可能であるかまたは占有されていないということをチェック、再チェック、または検証するのを待つタイムピリオドを示すことが可能である。実施形態においては、ワイヤレスデバイス150は、コンテンツウィンドウ124のプロパティに部分的に基づいて、特定されたタイムピリオドの後に期限が切れるように設計されるように構成されているカウントダウンバックオフ時間を始めることまたは開始することが可能である。バックオフタイマーピリオドが終了するかまたはゼロに達した後に、ワイヤレスデバイス150は、タイムスロット112が利用可能であるかどうかまたは占有されていないかどうかをチェックすることが可能である。
トラフィック130は、ワイヤレスノード102とワイヤレスデバイス150との間において送信される、あるタイプのデータを含むことが可能である。トラフィック130は、DLオペレーション、ULオペレーション、および/またはピアツーピア通信中に送信されるデータおよび情報を含むことが可能である。実施形態においては、第1のタイプのトラフィック130(たとえば、第1のトラフィック130)は、高レイテンシのアプリケーション、ARアプリケーション、および/またはVRアプリケーションに関連付けられているトラフィックなどであるがそれらに限定されない優先トラフィックを含むことが可能である。実施形態においては、第2のタイプのトラフィック130(たとえば、第1のトラフィック130)は、高レイテンシのアプリケーション、ARアプリケーション、および/またはVRアプリケーションに関連付けられているトラフィックなどであるがそれらに限定されない優先トラフィックを含むことが可能である。
ワイヤレスノード102は、1つまたは複数のワイヤレスデバイス150に対する優先タイムスロット112を告知または識別するための告知140を生成することが可能である。告知140は、信号、ビーコン信号、プローブ応答、またはアクションフレームを含むことが可能である。告知140は、1つまたは複数のタイムスロット112のパラメータ120を示すデータパケット、コマンド、または一式の命令を含むことが可能である。たとえば、特定の実施形態においては、ワイヤレスノード102は、それぞれのスロット112への優先アクセスを示すスロット112の第1のパラメータ120を含むことが可能である告知140を生成することが可能であり、および/または告知140は、スロット112への通常もしくは非優先アクセスのための第2のパラメータ120を含むことが可能である。
ワイヤレスデバイス150は、802.11プロトコルを使用する能力を有するステーション(STA)デバイスを含むことが可能である。実施形態においては、ワイヤレスデバイス150は、クライアントデバイス、ヘッドウェアラブルデバイス(HWD)、コンピューティングシステム、またはWiFiデバイスを含むことが可能である。いくつかの実施形態においては、ワイヤレスデバイス150は、たとえば、ウェアラブルコンピューティングデバイス(たとえば、スマートウォッチ、スマートメガネ、ヘッドウェアラブルディスプレイ)、スマートフォン、その他のモバイル電話、デバイス(たとえば、消費者デバイス)、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、仮想現実(VR)パック、VRパーソナルコンピュータ(PC)、VRコンピューティングデバイス、ヘッドマウントデバイスとして実装されること、または分散コンピューティングデバイスを用いて実装されることが可能である。ワイヤレスデバイス150は、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)、ヘッドマウントデバイス(HMD)、ヘッドウェアラブルデバイス(HWD)、ヘッドウォーンディスプレイ(HWD)、またはヘッドウォーンデバイス(HWD)として実装されること、それらを含むこと、またはそれらの一部であることが可能である。ワイヤレスデバイス150は、ワイヤレスデバイス150の(たとえば、ディスプレイを装着している)、またはワイヤレスデバイス150に接続されているユーザにVR、拡張現実(AR)、および/または複合現実(MR)体験を提供するように実施されることが可能である。いくつかの実施形態においては、ワイヤレスデバイス150は、プロセッサ104、ストレージデバイス106、ネットワークインターフェース、ユーザ入力デバイス、および/またはユーザ出力デバイスなどの従来の、特化した、またはカスタムのコンピュータコンポーネントを含むことが可能である。実施形態においては、ワイヤレスデバイス150は、図2において示されているHWD150のいくつかの要素を含むことが可能である。
いくつかの実施形態においては、ワイヤレスデバイス150(たとえば、HWD)は、ユーザによって装着されることが可能であって人工現実体験をユーザに提示または提供することが可能である電子コンポーネントである。ワイヤレスデバイス150は、1つまたは複数の画像、ビデオ、オーディオ、またはそれらの何らかの組合せをレンダリングして、人工現実体験をユーザに提供することが可能である。いくつかの実施形態においては、ワイヤレスデバイス150、ワイヤレスノード102、または両方からオーディオ情報を受信してそのオーディオ情報に基づいてオーディオを提示する外部デバイス(たとえば、スピーカーおよび/またはヘッドフォン)を介してオーディオが提示される。いくつかの実施形態においては、ワイヤレスデバイス150は、センサ155、アイトラッカー164、通信インターフェース165、画像レンダラー170、電子ディスプレイ175、レンズ180、および補償器185を含む。これらのコンポーネントは、ワイヤレスデバイス150の場所および/またはワイヤレスデバイス150を装着しているユーザの視線方向を検知するためにともに動作し、ワイヤレスデバイス150の検知された場所および/またはユーザの視線方向に対応する人工現実内のビューの画像をレンダリングすることが可能である。その他の実施形態においては、ワイヤレスデバイス150は、図1において示されているよりも多い、少ない、または異なるコンポーネントを含む。
ワイヤレスデバイス150は、1つまたは複数のプロセッサ104を含むことが可能である。1つまたは複数のプロセッサ104は、ワイヤレスノード102および/もしくは別のワイヤレスデバイス150への送信のための入力データを前処理するための、ならびに/またはワイヤレスノード102および/もしくはワイヤレスデバイス150のための出力データを後処理するための任意のロジック、回路、および/または処理コンポーネント(たとえば、マイクロプロセッサ)を含むことが可能である。1つまたは複数のプロセッサ104は、ワイヤレスデバイス150の1つまたは複数のオペレーションを構成、制御、および/または管理するためのロジック、回路、処理コンポーネント、および/または機能性を提供することが可能である。たとえば、プロセッサ104は、告知140、タイムスロット112、および/またはパラメータ120を含むがそれらに限定されないデータおよびメトリックを受信することが可能である。いくつかの実施形態においては、プロセッサ104は、本明細書において記述されているプロセスまたは方法(たとえば、方法400)の1つまたは複数の部分を実行または遂行するためのワイヤレスデバイス150のドライバもしくはホストドライバを含むこと、またはそのドライバもしくはホストドライバに対応することが可能である。プロセッサ104は、図5に関連して上述されている処理ユニット516と同じまたは同様であることが可能である。
ワイヤレスデバイス150は、ストレージデバイス106を含むことが可能である。ストレージデバイス106は、ワイヤレスデバイス150に関連付けられている任意のタイプまたは形式のデータを格納、維持、または保持するように設計または実装されることが可能である。たとえば、ワイヤレスデバイス150は、告知140、タイムスロット112、および/またはパラメータ120に関連付けられているデータを格納することが可能である。ストレージデバイス106は、ワイヤレスデバイス150の内部のスタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)または内部SRAMを含むことが可能である。いくつかの実施形態においては、ストレージデバイス106は、ワイヤレスデバイス150の集積回路内に含まれることが可能である。ストレージデバイス106は、メモリ(たとえば、メモリ、メモリユニット、ストレージデバイスなど)を含むことが可能である。メモリは、本開示において記述されているさまざまなプロセス、レイヤ、およびモジュールを完全にするまたは容易にするためのデータおよび/またはコンピュータコードを格納するための1つまたは複数のデバイス(たとえば、RAM、ROM、フラッシュメモリ、ハードディスクストレージなど)を含むことが可能である。メモリは、揮発性メモリもしくは不揮発性メモリであること、またはそれらを含むことが可能であり、本開示において記述されているさまざまなアクティビティおよび情報構造をサポートするためのデータベースコンポーネント、オブジェクトコードコンポーネント、スクリプトコンポーネント、または任意のその他のタイプの情報構造を含むことが可能である。例示的な実施形態によれば、メモリは、処理回路を介してプロセッサ104に通信可能に接続されており、本明細書において記述されている1つまたは複数のプロセスまたは方法(たとえば、方法400)を(たとえば、処理回路および/またはプロセッサによって)実行するためのコンピュータコードを含む。いくつかの実施形態においては、ストレージデバイス106は、図5のストレージ518を含むこと、図5のストレージ518と同じであること、または図5のストレージ518と実質的に同様であることが可能である。ワイヤレスデバイス150は、回路108を含むことが可能である。回路108は、図5に関連して記述されているコンピューティングシステム514のコンポーネントまたは部分であることが可能である。実施形態においては、回路108は、図4に関連して記述されている方法400のすべてまたは部分を実行するためのプロセッサを含むことが可能である。
ワイヤレスデバイス150は、たとえば、アプリケーション要求、および/または、告知140において識別されたタイムスロット112に関するパラメータ120を識別したことに応答して、要求142を生成することが可能である。要求142は、優先タイムスロット112を含む1つまたは複数のタイムスロット112へのアクセスを要求するデータパケット、コマンド、または一式の命令を含むことが可能である。要求142は、タイムスロット112、複数のタイムスロット112(たとえば、連続したタイムスロット)、トラフィック130のタイプ(たとえば、ダウンリンク(DL)トラフィック、アップリンク(UL)トラフィック、ピアツーピアトラフィック)、ワイヤレスデバイス150に関連付けられているアプリケーションのタイプ(たとえば、レイテンシセンシティブなアプリケーション、AR/VRアプリケーション)、および/または、ワイヤレスデバイス150によってサポートされているアプリケーションに関連付けられているトラフィックの予測される量もしくはレベルを含むことが可能である。
ワイヤレスノード102は、たとえば、少なくとも1つのタイムスロット112へのアクセスを要求する受信された要求142において、応答144を生成することが可能である。応答144は、ワイヤレスデバイス150に割り振られたタイムスロット112と、ワイヤレスデバイス150がタイムスロット112にアクセスするための1つまたは複数のパラメータ120とを示すことが可能である。応答144は、割り振られたもしくは選択されたタイムスロット112、または、優先タイムスロット112を含む複数のタイムスロット112を示すデータパケット、コマンド、または一式の命令を含むことが可能である。応答144は、タイムスロット112、複数のタイムスロット112(たとえば、連続したタイムスロット)、および/またはトラフィック130のタイプ(たとえば、ダウンリンク(DL)トラフィック、アップリンク(UL)トラフィック、ピアツーピアトラフィック)を識別することが可能である。
いくつかの実施形態においては、センサ155は、ワイヤレスデバイス150の場所および向きを検知する電子コンポーネントまたは電子コンポーネントとソフトウェアコンポーネントとの組合せを含む。センサ155の例は、1つもしくは複数の撮像センサ、1つもしくは複数の加速度計、1つもしくは複数のジャイロスコープ、1つもしくは複数の磁力計、または、動きおよび/もしくは場所を検知する別の適切なタイプのセンサを含むことが可能である。たとえば、1つまたは複数の加速度計は、並進運動(たとえば、前方/後方、上/下、左/右)を測定することが可能であり、1つまたは複数のジャイロスコープは、回転運動(たとえば、ピッチ、ヨー、ロール)を測定することが可能である。いくつかの実施形態においては、センサ155は、並進運動および回転運動を検知し、ワイヤレスデバイス150の向きおよび場所を特定する。一態様においては、センサ155は、ワイヤレスデバイス150の以前の向きおよび場所に対する並進運動および回転運動を検知し、検知された並進運動および/または回転運動を蓄積または統合することによってワイヤレスデバイス150の新たな向きおよび/または場所を特定することが可能である。一例として、ワイヤレスデバイス150が基準方向から25度の方向に向けられていると想定すると、ワイヤレスデバイス150が20度回転したということを検知したことに応答して、センサ155は、ワイヤレスデバイス150が今は基準方向から45度の方向に面しているまたは向けられていると特定することが可能である。別の例として、ワイヤレスデバイス150が第1の方向に基準点から2フィート離れて配置されたと想定すると、ワイヤレスデバイス150が第2の方向に3フィート移動したということを検知したことに応答して、センサ155は、ワイヤレスデバイス150が今は第1の方向における2フィートと第2の方向における3フィートとのベクトル乗算に配置されていると特定することが可能である。
いくつかの実施形態においては、アイトラッカー164は、ワイヤレスデバイス150のユーザの視線方向を特定する電子コンポーネントまたは電子コンポーネントとソフトウェアコンポーネントとの組合せを含む。いくつかの実施形態においては、アイトラッカー164は、2つのアイトラッカーを含み、それぞれのアイトラッカー164は、対応する目の画像を取り込み、その目の視線方向を特定する。一例においては、アイトラッカー164は、目の取り込まれた画像に従って、目の角回転、目の並進、目のねじれにおける変化、および/または目の形状における変化を特定し、特定された角回転、並進、および目のねじれにおける変化に従って、ワイヤレスデバイス150に対する相対的な視線方向を特定する。1つのアプローチにおいては、アイトラッカー164は、目の一部分に所定の基準パターンまたは構造化されたパターンを照射または投射し、目の画像を取り込んで、目のその部分に投射されたパターンを分析して、ワイヤレスデバイス150に対する目の相対的な視線方向を特定することが可能である。いくつかの実施形態においては、アイトラッカー164は、ワイヤレスデバイス150の向きと、ワイヤレスデバイス150に対する相対的な視線方向とを組み込んで、ユーザのゲート方向を特定する。一例として、ワイヤレスデバイス150が基準方向から30度の方向に向けられており、ワイヤレスデバイス150の相対的な視線方向がワイヤレスデバイス150に対して-10度(または350度)であると想定すると、アイトラッカー164は、ユーザの視線方向が基準方向から20度であると特定することが可能である。いくつかの実施形態においては、ワイヤレスデバイス150のユーザは、ワイヤレスデバイス150を(たとえば、ユーザ設定を介して)、アイトラッカー164を有効にするかまたは無効にするように構成することが可能である。いくつかの実施形態においては、ワイヤレスデバイス150のユーザは、アイトラッカー164を有効にするかまたは無効にするように促される。
いくつかの実施形態においては、通信インターフェース165は、ワイヤレスノード102と通信する電子コンポーネントまたは電子コンポーネントとソフトウェアコンポーネントとの組合せを含む。通信インターフェース165は、通信リンクまたは通信チャネル162を通じてワイヤレスノード102の通信インターフェース115と通信することが可能である。通信チャネル162は、ワイヤレスリンク、有線リンク、または両方であることが可能である。ワイヤレスリンクの例は、セルラー通信リンク、近距離無線通信リンク、Wi-Fi、Bluetooth、または任意の通信ワイヤレス通信リンクを含むことが可能である。有線リンクの例は、USB、イーサネット、Firewire、HDMI、または任意の有線通信リンクを含むことが可能である。ワイヤレスノード102およびワイヤレスデバイス150が単一のシステム上に実装される実施形態においては、通信インターフェース165は、バス接続または導電性トレースを通じてワイヤレスノード102と通信することが可能である。通信チャネル162を通じて、通信インターフェース165は、ワイヤレスデバイス150の特定された場所およびユーザの特定された視線方向を示すセンサ測定値をワイヤレスノード102へ送信することが可能である。その上、通信チャネル162を通じて、通信インターフェース165は、レンダリングされることになる画像を示すまたはその画像に対応するセンサ測定値をワイヤレスノード102から受信することが可能である。
いくつかの実施形態においては、画像レンダラー170は、たとえば、人工現実の空間のビューにおける変化に従って、表示のための1つまたは複数の画像を生成する電子コンポーネントまたは電子コンポーネントとソフトウェアコンポーネントとの組合せを含む。いくつかの実施形態においては、画像レンダラー170は、本明細書において記述されているさまざまな機能を実行するための命令を実行するプロセッサ(またはグラフィカル処理ユニット(GPU))として実装されている。画像レンダラー170は、レンダリングされることになる画像を描写するデータを、通信インターフェース165を通じて受信し、その画像を、電子ディスプレイ175を通じてレンダリングすることが可能である。いくつかの実施形態においては、ワイヤレスノード102からのデータは、エンコードされることが可能であり、画像レンダラー170は、そのデータをデコードして、画像を生成およびレンダリングすることが可能である。一態様においては、画像レンダラー170は、エンコードされた画像をワイヤレスノード102から受信して、そのエンコードされた画像をデコードし、それによって、ワイヤレスノード102とワイヤレスデバイス150との間における通信帯域幅が低減されることが可能である。一態様においては、ワイヤレスデバイス150の場所および向き、ならびに/またはワイヤレスデバイス150を装着しているユーザの視線方向をワイヤレスデバイス150によって検知して、検知された場所および視線方向に対応する高解像度画像(たとえば、1920×1080ピクセル、または2048×1152ピクセル)をワイヤレスノード102によって生成してワイヤレスデバイス150へ送信するプロセスは、計算処理上の消耗度が高い場合があり、フレーム時間(たとえば、11msまたは8ms未満)内に実行されない場合がある。一態様においては、画像レンダラー170は、ワイヤレスデバイス150からの画像がフレーム時間内に受信されない場合には、シェーディングプロセスおよび再投影プロセスを通じて1つまたは複数の画像を生成する。たとえば、シェーディングプロセスおよび再投影プロセスは、人工現実の空間のビューにおける変化に従って適応的に実行されることが可能である。
いくつかの実施形態においては、電子ディスプレイ175は、画像を表示する電子コンポーネントである。電子ディスプレイ175は、たとえば、液晶ディスプレイまたは有機発光ダイオードディスプレイであることが可能である。電子ディスプレイ175は、ユーザが透かして見ることを可能にする透明なディスプレイであることが可能である。いくつかの実施形態においては、ワイヤレスデバイス150がユーザによって装着されているときに、電子ディスプレイ175は、ユーザの目に近接して(たとえば、3インチ未満に)配置される。一態様においては、電子ディスプレイ175は、画像レンダラー170によって生成された画像に従ってユーザの目に向かって光を放射または投射する。
いくつかの実施形態においては、レンズ180は、電子ディスプレイ175からの受け取られた光を変更する機械的コンポーネントである。レンズ180は、電子ディスプレイ175からの光を拡大し、その光に関連付けられている光学誤差を補正することが可能である。レンズ180は、フレネルレンズ、凸レンズ、凹レンズ、フィルタ、または、電子ディスプレイ175からの光を変更する任意の適切な光学コンポーネントであることが可能である。レンズ180を通って、電子ディスプレイ175からの光は、瞳孔に到達することが可能であり、それによってユーザは、電子ディスプレイ175が目に極めて近接しているにもかかわらず、電子ディスプレイ175によって表示される画像を見ることが可能である。
いくつかの実施形態においては、補償器185は、何らかの歪みもしくは収差を補うための補償を実行する電子コンポーネントまたは電子コンポーネントとソフトウェアコンポーネントとの組合せを含む。一態様においては、レンズ180は、色収差、ピンクッション歪み、バレル歪み等などの光学収差をもたらす。補償器185は、レンズ180によって引き起こされる歪みを補うために、画像レンダラー170からレンダリングされることになる画像に適用するための補償(たとえば、予歪み)を特定し、その特定された補償を画像レンダラー170からの画像に適用することが可能である。補償器185は、予め歪められた画像を電子ディスプレイ175に提供することが可能である。
ワイヤレスノード102は、ネットワーク160を通じた1つまたは複数のワイヤレスデバイス150への1つまたは複数の通信チャネル162を提供または確立することが可能である。いくつかの実施形態においては、ワイヤレスデバイス150は、ネットワーク160を通じたワイヤレスノード102および/または1つもしくは複数のその他のワイヤレスデバイス150への1つまたは複数の通信チャネル162(たとえば、ピアツーピア送信)を確立することが可能である。通信チャネル162は、ワイヤレスノード102と1つまたは複数のワイヤレスデバイス150との間において確立されたプライマリーリンク、接続(たとえば、ワイヤレス接続)、セッション(たとえば、ユーザおよび/もしくはアプリケーションセッション)、ならびに/またはリンクを含むことが可能であるが、それらに限定されない。通信チャネル162は、IEEE802.11ベースのプロトコル、Bluetoothベースのプロトコル、WiFiベースのプロトコル、またはセルラーベースのプロトコルを含むがそれらに限定されない通信プロトコルを使用して確立されることが可能である。一実施形態においては、通信チャネル162は、IEEE802.11ayプロトコルまたは802.11axプロトコルを含む。ワイヤレスノード102およびワイヤレスデバイス150は、通信チャネル162を使用して、2つ以上のワイヤレスデバイス150の間におけるダウンリンクオペレーション、アップリンクオペレーション、および/またはピアツーピア送信のためのデータ転送を実行することが可能である。ワイヤレスノード102およびワイヤレスデバイス150は、通信チャネル162を使用して、ワイヤレスデバイス150、またはワイヤレスデバイス150に接続されているデバイス(たとえば、ヘッドウェアラブルディスプレイ)のユーザのための完全なVR体験、AR体験、またはMR体験を提供またはサポートすることが可能である。
図2は、例示的な実施形態によるHWDワイヤレスデバイス150の図である。いくつかの実施形態においては、HWDワイヤレスデバイス150は、前部剛体205およびバンド210を含む。前部剛体205は、電子ディスプレイ175(図2においては示されていない)、レンズ180(図2においては示されていない)、センサ155、アイトラッカー164A、164B、通信インターフェース165、および画像レンダラー170を含む。図2によって示されている実施形態においては、センサ155は、前部剛体205内に配置されており、ユーザにとって見えないことが可能である。その他の実施形態においては、HWDワイヤレスデバイス150は、図2において示されているのとは異なる構成を有する。たとえば、画像レンダラー170、アイトラッカー164A、164B、および/またはセンサ155は、図2において示されているのとは異なる場所にあることが可能である。
ここで図3を参照すると、示されているのは、複数のタイムスロット112へと分割されている複数のタイムインターバル110を有するタイムピリオド118の図300である。ワイヤレスノード102は、タイムピリオド118を、特定された持続時間(たとえば、1024μ秒)の周期的なタイムインターバル110へと分割または区分することが可能である。タイムインターバル110の持続時間は、タイムピリオド118の持続時間、ワイヤレスノード102と1つまたは複数のワイヤレスデバイス150との間におけるネットワーク160および/または1つもしくは複数のチャネル162の特性(たとえば、帯域幅、やり取りの速度)に少なくとも部分的に基づいて変わることが可能である。
ワイヤレスノード102は、タイムインターバル110の持続時間、所望の送信機会の長さ、および/またはデータフレームのやり取りの持続時間に部分的に基づいてタイムインターバル110を複数のタイムスロット112へと分割または区分することが可能である。いくつかの実施形態においては、タイムスロット112は、固定された持続時間または構成可能な持続時間を有して生成または分割されることが可能である。タイムスロット112の持続時間は、もう1回のデータフレームのやり取りをサポートまたは保持するのに十分な送信機会(txop)レベルの粒度および/または長さを求めて選択されることが可能である。たとえば、タイムスロット112の持続時間は、もう1回の送信要求(rts)のやり取り、送信許可(cts)のやり取り、アグリゲートMACプロトコルデータユニット(a-mpdu)のやり取り、肯定応答(ack)のやり取り、および/またはブロック肯定応答のやり取りをサポートまたは保持するように選択されることが可能である。
タイムスロット112は、別々のパラメータ120を有して構成されて、たとえば、高レイテンシのアプリケーションまたは優先トラフィックのためのタイムスロット112のうちの1つまたは複数への優先アクセスを提供することまたは与えることが可能である。実施形態においては、優先トラフィック130は、AR/VRタイプのアプリケーションまたはデバイスのための拡張現実(AR)トラフィックおよび仮想現実(VR)トラフィックを含むことが可能であるが、それらに限定されない。優先アクセス用に確保または構成されるタイムスロット112の数は、利用可能なタイムスロット112の数、ワイヤレスノード102と1つもしくは複数のデバイス150との間において通信されるトラフィックの量、および/または優先トラフィック130(たとえば、第1のタイプのトラフィック)の予測される量に少なくとも部分的に基づいて変わることおよび選択されることが可能である。たとえば、そして図3において示されているように、タイムスロット112のうちの一部分は、第1のパラメータ120を有して構成されている優先タイムスロット302として構成されることが可能であり、タイムスロット112のうちの一部分は、第2のパラメータ120を有して構成されている非優先タイムスロット304として構成されることが可能である。優先タイムスロット302の数と、非優先タイムスロット304の数との間における比率または差は、利用可能なタイムスロット112の数、ワイヤレスノード102と1つもしくは複数のデバイス150との間において通信されるトラフィックの量、および/または優先トラフィック130(たとえば、第1のタイプのトラフィック)の予測される量に少なくとも部分的に基づいて変わることおよび選択されることが可能である。
ワイヤレスノード102は、第1のセットのパラメータ120または第1のパラメータ120を有する優先タイムスロット302を構成することが可能である。パラメータ120は、拡張配信チャネルアクセス(EDCA)パラメータ、インターフレームスペーシングパラメータ(たとえば、アービトレーティングインターフレームスペーシング(A-AIFS))、コンテンションウィンドウパラメータ、第1のタイマー126に関するパラメータ(たとえば、第1のバックオフタイマーパラメータ)、ならびに、ノード102と1つまたは複数のデバイス150との間におけるネットワーク160および/またはチャネル162に関連付けられている任意のパラメータを含むことが可能であるが、それらに限定されない。ワイヤレスノード102は、ワイヤレスデバイス150に対する優先タイムスロット112を識別する告知140に応答してワイヤレスデバイス150から受信された要求142に部分的に基づいて、1つまたは複数のワイヤレスデバイス150に優先タイムスロット112を割り振ることまたは割り当てることが可能である。ワイヤレスノード102は、第1のパラメータ120および第1のタイマー126を使用して優先タイムスロット302中に実行されるアクセスおよび送信(たとえば、ダウンリンク送信、アップリンク送信、ピアツーピア送信)ならびにオペレーションをモニタおよび制御することが可能である。
実施形態においては、残りのタイムスロット112、または優先アクセス用に構成されていないタイムスロット112は、通常のまたはデフォルトのパラメータ120を有して構成されている非優先タイムスロット304を含むこと、またはその非優先タイムスロット304に対応することが可能である。ワイヤレスノード102は、第2のセットのパラメータ120または第2のパラメータ120を有する非優先タイムスロット304を構成することが可能である。第2のパラメータ120は、デフォルトのパラメータに対応することが可能であり、値の点で第1のパラメータ120とは異なる。たとえば、第2のパラメータ120は、拡張配信チャネルアクセス(EDCA)パラメータ、インターフレームスペーシングパラメータ(たとえば、アービトレーティングインターフレームスペーシング(A-AIFS))、コンテンションウィンドウパラメータ、第2のタイマー126に関するパラメータ(たとえば、第2のバックオフタイマーパラメータ)、ならびに、ノード102と1つまたは複数のデバイス150との間におけるネットワーク160および/またはチャネル162に関連付けられている任意のパラメータを含むことが可能であるが、それらに限定されない。実施形態においては、EDCA第2パラメータ120は、EDCA第1パラメータ120とは異なることが可能であり、インターフレームスペーシング第2パラメータ120は、インターフレームスペーシング第1パラメータ120とは異なることが可能であり、コンテンションウィンドウ第2パラメータは、コンテンションウィンドウ第1パラメータとは異なることが可能であり、第2のタイマー126は、第1のタイマー126とは異なることが可能である。いくつかの実施形態においては、特定のワイヤレスデバイス150に割り振られていないか、または特定のワイヤレスデバイス150によって優先アクセスを要求されていない残りのタイムスロット112は、非優先タイムスロット304として構成されることまたはラベル付けされることが可能である。ワイヤレスノード102は、第2のパラメータおよび第2のタイマー126を使用して非優先タイムスロット112中に実行されるアクセスおよび送信(たとえば、ダウンリンク送信、アップリンク送信、ピアツーピア送信)ならびにオペレーションをモニタおよび制御することが可能である。
優先タイムスロット302は、別々のワイヤレスデバイス150から受信された要求142に応答してそれらのワイヤレスデバイス150に割り振られることが可能である。たとえば、優先アクセスのために第1のワイヤレスデバイス150に複数のタイムスロット112のうちのそれぞれの優先タイムスロット302を割り振るようにとの要求142を第1のワイヤレスデバイス150が送信したことに応答して、第1および第2のタイムインターバル110における優先タイムスロット302の第1のサブセット310が第1のワイヤレスデバイス150に割り振られることが可能である。実施形態においては、優先アクセスのために第2のワイヤレスデバイス150に複数のタイムスロット112のうちのそれぞれの優先タイムスロット302を割り振るようにとの要求142を第2のワイヤレスデバイス150が送信したことに応答して、第1および第2のタイムインターバル110における優先タイムスロット302の第2のサブセット312が第2のワイヤレスデバイス150に割り振られることが可能である。実施形態においては、優先アクセスのために第3のワイヤレスデバイス150に複数のタイムスロット112のうちのそれぞれの優先タイムスロット302を割り振るようにとの要求142を第3のワイヤレスデバイス150が送信したことに応答して、第1および第2のタイムインターバル110における優先タイムスロット302の第3のサブセット314が第3のワイヤレスデバイス150に割り振られることが可能である。割り振られていないタイムスロット112に対応する非優先タイムスロット304は、たとえば第2のパラメータ120に従って、非優先アクセスのために利用可能であり得る。
ここで図3Bを参照すると、タイムスロット境界と、どのようにしてワイヤレスデバイス150が非優先アクセスのためにタイムスロット境界でアクセスを求めて競合することがあるかとを示す図330が提供されている。優先タイムスロット112および非優先タイムスロット112は、それぞれのタイムスロット112の持続時間に部分的に基づいて境界(たとえば、ハード境界)または境目を有することが可能である。タイムスロット112の境界は、タイムインターバル110中に、いつ、どのタイプのトラフィック130が送信されるかを制御することが可能である。たとえば、第1のケース332においては、非優先トラフィック130は、優先タイムスロット112と非優先タイムスロット112との間におけるスロット境界で送信されるのを停止することまたは防止することが可能である。ワイヤレスデバイス150が第2のタイプのトラフィック(たとえば、非優先トラフィック)を使用してダウンリンクまたはアップリンク送信を実行している場合には、その送信は、優先タイムスロット112が始まるときに、または第1のタイマー126によって示される優先タイムスロット112よりも特定されたタイムピリオドだけ前に、終了または停止されることが可能である。
いくつかの実施形態においては、たとえば第2のケース334において、ワイヤレスデバイス150が次のまたは後続のタイムスロット112(たとえば、優先タイムスロット112)を割り振られている場合には、次のまたは後続のタイムスロット112は、以前に同じワイヤレスデバイス150に割り振られていたので、ワイヤレスノード102は、次のまたは後続のタイムスロット112へと送信機会を延長すること、またはさらなる時間を提供することが可能である。特定の実施形態においては、第3のケース336において、ワイヤレスデバイス150が、非優先トラフィック130を送信するために非優先アクセスを求めて優先タイムスロット112中にメディアへのアクセスを得たまたは獲得した場合には、それぞれのワイヤレスデバイス150に与えられた送信機会(たとえば、txop)は、それぞれの優先タイムスロット112のスロット境界および/またはタイムインターバル110の境界で終了する。たとえば、ワイヤレスデバイス150は、優先タイムスロット112中に優先タイムスロット112の持続時間にわたって、または優先タイムスロット112のスロット境界で、第2のタイプのトラフィック(たとえば、非優先トラフィック)を使用してダウンリンクおよび/またはアップリンク送信を実行することが可能である。スロット境界で、またはそれぞれの優先タイムスロット112が、異なる優先タイムスロット112またはタイムインターバル110へ移行するときに、ワイヤレスデバイス150のための送信機会は、終了または停止されることが可能である。
ここで図3Cを参照すると、タイムスロット境界と、どのようにしてワイヤレスデバイス150が優先アクセスのためにタイムスロット境界でアクセスを求めて競合するかとを示す図360が提供されている。実施形態においては、第1のケース362において、優先トラフィック130は、第1の優先タイムスロット112と第2の異なる優先タイムスロット112との間におけるスロット境界で/そのスロット境界をまたいで送信されるのを停止することまたは防止することが可能である。優先トラフィック130または第1のタイプのトラフィック130に関しては、送信機会は、それぞれのワイヤレスデバイス150に割り振られている優先タイムスロット112と、異なるワイヤレスデバイス150に割り振られている次の優先タイムスロット112との間における境界で終了することが可能である。ワイヤレスデバイス150が第1の第2のタイプのトラフィック130(たとえば、優先トラフィック)を使用してダウンリンクまたはアップリンク送信を実行している場合には、その送信は、異なるワイヤレスデバイス150に割り振られていてそれぞれのワイヤレスデバイス150には割り振られていない次の優先タイムスロット112が始まるときに、終了または停止されることが可能である。
いくつかの実施形態においては、第2のケース364において、優先トラフィック130は、優先タイムスロット112と非優先タイムスロット112との間におけるスロット境界で送信されるのを停止することまたは防止されることが可能であるが、送信機会は、たとえば、非優先タイムスロット112が利用可能であるかまたは占有されていない場合には、また第2のパラメータ120を使用して延長されることが可能である。たとえば、ワイヤレスデバイス150は、優先タイムスロット112中に優先タイムスロット112の持続時間にわたって第1のタイプのトラフィックを使用してダウンリンクおよび/またはアップリンク送信を実行することが可能であり、優先タイムスロット112と、非優先タイムスロット112である次のタイムスロット112との間における境界で、送信機会は、ワイヤレスデバイス150に関して終了または停止されることが可能である。いくつかの実施形態においては、非優先タイムスロット112が利用可能であるかまたは占有されていないとワイヤレスノード102が特定した場合には、送信機会は、非優先タイムスロット112へと拡張されることが可能である。ワイヤレスデバイス150は、非優先タイムスロット112中に、ただし通常のトラフィックまたは非優先アクセスに関しては第2のパラメータを使用して、ダウンリンクおよび/またはアップリンク送信を引き続き実行することが可能である。
ここで図4を参照すると、たとえば、レイテンシセンシティブなリンクまたはアプリケーションのための拡張配信チャネルアクセス(EDCA)を提供するための方法400が提供されている。簡潔に概観すると、方法400は、タイムスロットを構成すること(402)、告知を送信すること(404)、要求を受信すること(406)、トラフィックのタイプを特定すること(408)、タイムスロットを割り振ること(410)、応答を送信すること(412)、優先タイムスロットにアクセスすること(414)、タイムスロットへのアクセスを許可することを決定すること(416)、非優先タイムスロットにアクセスすること(418)、タイムスロットが占有されているかどうかを特定すること(420)、非優先アクセスのために優先タイムスロットにアクセスすること(422)、およびタイムスロットが利用可能になるのを待つこと(424)を含むことが可能である。これらのオペレーションのうちの1つまたは複数は、少なくとも1つのプロセッサおよび/または回路(たとえば、プロセッサ104、回路108)によって実行されることが可能である。
オペレーション402において、いくつかの実施形態においては、タイムスロット112が構成されることが可能である。ワイヤレスノード102が、タイムピリオド118を、特定された持続時間を有する複数のタイムインターバル110へと分割または区分することが可能である。タイムインターバル110は、等しい持続時間または長さのものであることが可能である。いくつかの実施形態においては、タイムインターバル110のうちの1つまたは複数は、1つまたは複数のその他のタイムインターバル110とは異なる持続時間であることが可能である。ワイヤレスノード102は、タイムインターバル110を複数のスロット112(たとえば、タイムスロット112)へと構成、分割、または区分することが可能である。タイムスロット112は、(事前に)特定された持続時間または長さを有することが可能である。タイムスロット112の持続時間は、送信機会のプロパティおよびデータフレームのやり取りのプロパティを含むがそれらに限定されない、ワイヤレスノード102と、1つもしくは複数のワイヤレスデバイス150および/または1つもしくは複数のその他のワイヤレスノード102との間におけるデータ送信および通信のタイプに部分的に基づいて特定されることが可能である。いくつかの実施形態においては、ワイヤレスノード102は、タイムスロット112の持続時間を、送信機会(txop)レベルの粒度に対応するように、沿うように、またはマッチするように、たとえば、1回または複数回のデータフレームのやり取りを保持するかまたは含むのに十分な長さであるように選択することが可能である。ワイヤレスノード102は、タイムスロット112の持続時間を、1つまたは複数のワイヤレスデバイス150の間におけるダウンリンク送信、アップリンク送信、および/またはピアツーピア送信をサポートするように特定することが可能である。実施形態においては、共通のまたは同じタイムインターバル110および/またはタイムピリオド118に関するタイムスロット112は、等しい持続時間または長さのものであることが可能である。いくつかの実施形態においては、共通のまたは同じタイムインターバル110および/またはタイムピリオド118に関するタイムスロット112のうちの1つまたは複数は、1つまたは複数のその他のタイムインターバル110とは異なる持続時間であることが可能である。
ワイヤレスノード102は、別々のパラメータ120を有するタイムスロット112を構成することが可能である。ワイヤレスノード102は、第1の複数のパラメータ120(たとえば、第1のパラメータ120)を有するタイムスロット112のうちの1つまたは複数と、第2の複数のパラメータ120(たとえば、第2のパラメータ120)を有する1つまたは複数のタイムスロット112とを構成することが可能である。第1のパラメータ120は、それぞれのスロット112への優先アクセスのための優先パラメータを含むこと、またはそれらの優先パラメータに対応することが可能である。ワイヤレスノード102は、第1のパラメータ120を有するタイムスロット112のうちの一部分を、高レイテンシのアプリケーション、ARアプリケーション、および/またはVRアプリケーションのためにそれぞれのタイムスロット112にさらに予測可能なまたは信頼できるアクセスを提供するように構成することが可能である。第2のパラメータ120は、それぞれのスロット112への通常アクセスのための通常のまたはデフォルトのパラメータを含むこと、またはそれらのパラメータに対応することが可能である。
第1のパラメータ120は、それぞれのスロットへの優先アクセスのための拡張配信チャネルアクセス(EDCA)パラメータを含むことが可能である。実施形態においては、第1のパラメータ120および第2のパラメータ120は、タイムスロット112のうちの1つもしくは複数を含むタイムインターバル持続時間のパラメータ、スロット持続時間に関するパラメータ、コンテンションウィンドウ124に関するパラメータ、バックオフタイマー126に関するパラメータ、またはインターフレームスペーシングに関するパラメータを含むことが可能である。いくつかの実施形態においては、第1のパラメータ120は、第2のパラメータ120とは異なる値であることが可能である。
ワイヤレスノード102(たとえば、ソフトアクセスポイントまたは通常のアクセスポイント)は、第1のパラメータ120を有するタイムスロット112のうちの一部分を、たとえば、ARアプリケーションおよび/またはVRアプリケーションに関連付けられているレイテンシセンシティブなトラフィックをサポートするように構成することが可能である。レイテンシセンシティブなトラフィックは、周期的なトラフィックおよび/もしくはバースト的なトラフィックを含むこと、またはそのトラフィックに対応することがあり、トラフィックの量は、たとえば、ダウンリンク送信もしくはアップリンク送信、またはピアツーピア送信中に変わることがある。実施形態においては、トラフィックは、現在のサービスピリオド(たとえば、連続したタイムスロット112のグループ)または単一のタイムスロット112の終わりよりも前に送信を完了する(たとえば、DL完了、UL完了)場合がある。ワイヤレスノード102は、ワイヤレスデバイスから受信された要求142に部分的に基づいて、レイテンシセンシティブなトラフィックに優先タイムスロット112中の優先アクセスを割り振ることおよび与えることが可能であり、それぞれのトラフィックがタイムスロット112の終わりよりも前に完了した場合には、非優先トラフィックまたは通常のトラフィックが、優先スロットの残りの部分にアクセスして、たとえば、マルチリンクオペレーションをサポートすること、およびフレキシブルなスケジューリングを提供することが可能である。
ワイヤレスノード102は、優先タイムスロット112を、それぞれのタイムインターバル110においてレイテンシセンシティブなトラフィック(たとえば、優先トラフィック)の特定の範囲のトラフィック量の変動をサポートするかまたは取り扱うように構成することが可能である。たとえば、サービスピリオド(または優先タイムスロット112)の最初の部分または始まりは、パケットを送信する準備ができる時間の小さな変動(たとえば、アプリケーションレイヤからウェイクアップ時間まで)を許容するように保護または構成されることが可能である。サービスピリオド(または優先スロット)は、非優先トラフィックまたは通常のトラフィックに関して第2のパラメータ120(たとえば、A-AIFS)を適用するように、および非優先トラフィックまたは通常のトラフィックに関してデフォルトのパラメータを保持するように保護または構成されることが可能である)。サービスピリオド(または優先タイムスロット112)は、優先トラフィックが完了した場合には(たとえば、自動的に)解放されることが可能である。
オペレーション404において、いくつかの実施形態においては、告知140が送信されることが可能である。ワイヤレスノード102は、レイテンシセンシティブなトラフィックに関するサポートと、スロット112の第1のパラメータ120とを示す告知140を1つまたは複数のワイヤレスデバイス150へ送信またはブロードキャストすることが可能である。ワイヤレスノード102は、ネットワーク160における、および/またはワイヤレスノード102に接続されているそれぞれのワイヤレスデバイス150へ告知140を送信またはブロードキャストすることが可能である。実施形態においては、ワイヤレスノード102は、1つまたは複数のワイヤレスデバイス150を選択し、それらの選択されたワイヤレスデバイス150へ告知140を送信することが可能である。ワイヤレスデバイス150または複数のワイヤレスデバイス150は、データを通信するためのネットワーク160(たとえば、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN))における優先アクセスのために利用可能な複数のタイムスロット112に関する第1の複数のパラメータ120を含む告知メッセージ140を受信することが可能である。ワイヤレスノード102は、ワイヤレスデバイス150との個々のメッセージのやり取りの一部としてもしくはその間に、またはブロードキャスト/マルチキャストメッセージのやり取りの一部として、周期的に告知140を送信することが可能である。
告知140は、ビーコン信号、プローブ応答、またはアクションフレームとして送信されることが可能である。告知140は、それぞれのスロット112への優先アクセスを示すスロット112の第1のパラメータ120を含むことが可能であり、および/または告知140は、スロット112への通常もしくは非優先アクセスのための第2のパラメータ120を含むことが可能である。実施形態においては、パラメータ120は、タイムインターバル110の持続時間(たとえば、時間の点での長さ)、1つまたは複数のスロット112の持続時間(たとえば、時間の点での長さ)、好ましいピリオド、拡張配信チャネルアクセス(EDCA)パラメータ、インターフレームスペーシングパラメータ(たとえば、アービトレーティングインターフレームスペーシング(A-AIFS))、コンテンションウィンドウパラメータ(たとえば、バックオフタイマーに関するパラメータ)、ならびに、ノード102と1つまたは複数のデバイス150との間におけるネットワーク160および/またはチャネル162に関連付けられている任意のパラメータを示すこと/指定すること/含むことが可能である。EDCAパラメータは、デフォルトのまたは既存のパラメータを含むEDCAパラメータの第1のセットと、最小および最大のコンテンションウィンドウサイズ、AIFSパラメータ、および/または送信機会(たとえば、txop)の制限を含むEDCAパラメータの第2のセットとを含むことが可能である。いくつかの実施形態においては、告知140は、現在のスロットの割り振り、優先スロットの割り振りの現在のステータス、および持続性情報(たとえば、それらが周期的である場合には、いくつのインターバルが繰り返すか)を含むことが可能である。スロット。
いくつかの実施形態においては、ワイヤレスノード102は、データを通信するための非優先アクセスのための第2の複数のタイムスロット112を示すメッセージをワイヤレスノード102へ、および/またはワイヤレスデバイス150間において送信することが可能である。ワイヤレスデバイス150は、データを通信するための非優先アクセスのための第2の複数のタイムスロット112を示すメッセージをワイヤレスノード102から受信することが可能である。第2の複数のタイムスロット112または非優先タイムスロット112は、第1の複数のパラメータ120とは異なる第2の複数のパラメータ120に関連付けられることが可能である。いくつかの実施形態においては、第2の複数のタイムスロット112または非優先タイムスロット112は、第2の複数のパラメータ120またはデフォルトのパラメータ120を有して構成されることが可能である。
オペレーション406において、いくつかの実施形態においては、要求142が受信されることが可能である。ワイヤレスノード102は、優先アクセスのためにワイヤレスデバイス150に複数のタイムスロット112のうちの少なくとも1つのタイムスロット112を割り振ることを求める、少なくとも1つのワイヤレスデバイス150からの要求142を受信することが可能である。ワイヤレスデバイス150は、たとえば、アプリケーション要求と、告知140を通じて複数のタイムスロット112のパラメータ120を知ったこととに応答して、特定のタイムスロット112を要求すること、およびタイムスロット112を求める要求をワイヤレスノード102へ送信することが可能である。たとえば、ワイヤレスデバイス150は、優先アクセスのためにワイヤレスデバイス150に複数のタイムスロット112のうちの第1のタイムスロット112を割り振るようにとの要求142をワイヤレスノード102へ送ることが可能である。実施形態においては、ワイヤレスノード102は、優先アクセスのためにそれぞれのワイヤレスデバイス150に1つまたは複数のタイムスロット112を割り振ることを要求する1つまたは複数の異なるワイヤレスデバイス150からの複数の要求142を受信することが可能である。要求142は、要求を行っているワイヤレスデバイス150に関する識別子を含むことが可能である。要求142は、要求されているタイムスロット112、複数のタイムスロット112(たとえば、連続したタイムスロット、サービスピリオド)、トラフィック130のタイプ(たとえば、ダウンリンク(DL)トラフィック、アップリンク(UL)トラフィック、ピアツーピアトラフィック)、ワイヤレスデバイス150に関連付けられているアプリケーションのタイプ(たとえば、レイテンシセンシティブなアプリケーション、ARアプリケーション、VRアプリケーション)、および/または、ワイヤレスデバイス150によってサポートされているアプリケーションに関連付けられているトラフィックの予測される量もしくはレベルを識別することが可能である。ワイヤレスデバイス150は、たとえば、ネットワーク160を介したワイヤレスノード102への1つまたは複数のチャネル162を通じて、ワイヤレスノード102へ要求142を送信することが可能である。実施形態においては、ワイヤレスデバイス150は、告知を受信したことに、および要求142を送信したことに応答して、ワイヤレスノード102への接続または通信チャネル162を確立することが可能である。
オペレーション408において、いくつかの実施形態においては、トラフィック130のタイプが特定されることが可能である。ワイヤレスノード102は、要求を行っているワイヤレスデバイス150に関連付けられているトラフィック130のタイプを特定することが可能である。トラフィック130のタイプは、レイテンシセンシティブなアプリケーションに関連付けられているトラフィック、優先トラフィック、ダウンリンクトラフィック、およびアップリンクトラフィックを含むことが可能であるが、それらに限定されない。ワイヤレスノード102は、要求されているタイムスロット112をワイヤレスデバイス150に割り振るか否かを特定するためにトラフィック130のタイプを使用することが可能である。たとえば、ワイヤレスデバイス150が通常のトラフィックまたは非優先トラフィックのためにタイムスロット112への優先アクセスを要求している場合には、ワイヤレスノード102は、タイムスロット112が割り振られているかまたは占有されているならば、タイムスロット112への優先アクセスを求める要求142を拒絶または拒否することが可能であり、方法(400)は(418)へ移ることが可能である。特定の実施形態においては、ワイヤレスデバイス150が優先トラフィックのためにタイムスロット112への優先アクセスを要求している場合には、ワイヤレスノード102は、タイムスロット112への優先アクセスを求める要求142を受け入れることが可能であり、方法(400)は(410)へ移ることが可能である。
オペレーション410において、いくつかの実施形態においては、タイムスロット112が割り振られることが可能である。ワイヤレスノード102は、第1のタイムスロット112をワイヤレスデバイス150に割り振ることが可能である。いくつかの実施形態においては、ワイヤレスノード102は、第1のタイムスロット112を求める要求142および/またはワイヤレスデバイス150に関連付けられているトラフィック130のタイプを受信したことに応答して、ワイヤレスデバイス150に第1のタイムスロット112を割り振ることが可能である。ワイヤレスデバイス150は、たとえば、レイテンシセンシティブなアプリケーションのために、および/または、より高い優先度を有するアプリケーションに関連付けられているトラフィックのためにスロット112へのさらに予測可能なチャネルアクセスを提供するために第1のタイムスロット112への優先アクセスを割り振られることが可能である。ワイヤレスデバイス150は、既に使用中である(たとえば、コリジョン、別のデバイス150によってアクセスされている)可能性があるタイムスロット112にアクセスすることを試みなければならない代わりに、ワイヤレスデバイス150がワイヤレスノード102と通信することになるそれぞれのタイムスロット112を前もって知ることが可能である。
ワイヤレスノード102は、ワイヤレスデバイス150に複数のタイムスロット112を割り振ることが可能である。ワイヤレスデバイス150は、優先アクセスのためにそのワイヤレスデバイスに複数のタイムスロット112のうちの第1のセットのタイムスロット112を割り振るようにとの要求142をワイヤレスノード102へ送ることが可能である。第1のセットのタイムスロット112は、アップリンクトラフィックのためのタイムスロット112、ダウンリンクトラフィックのためのタイムスロット112、連続したいくつかのタイムスロット112、サービスピリオド、または不連続ないくつかのタイムスロット112のうちの少なくとも1つを含むことが可能である。いくつかの実施形態においては、ワイヤレスデバイス150は、第1の複数のパラメータ120に従って第1のセットのタイムスロット112にアクセスすることが可能である。いくつかの実施形態においては、ワイヤレスデバイス150は、ワイヤレスデバイス150とワイヤレスノード102との間において通信するトラフィックの量に部分的に基づいて複数のタイムスロットまたは連続したタイムスロット112を要求することが可能である。いくつかの実施形態においては、ワイヤレスノード102は、サービスピリオドに対応する複数のタイムスロットまたは連続したタイムスロット112をワイヤレスデバイス150に割り振ることが可能である。ワイヤレスノード102は、要求されたいくつかのタイムスロット112をワイヤレスデバイス150に割り振ることが可能であり、いくつかの実施形態においては、複数のタイムスロット112は、連続したタイムスロット112を含むことが可能である。
いくつかの実施形態においては、ワイヤレスノード102は、たとえばマルチリンクオペレーションのために、タイムスロット112を複数のワイヤレスデバイス150に割り振ることが可能である。たとえば、ワイヤレスノード102は、要求を行っているワイヤレスデバイス150に関連付けられているトラフィックの量が、要求されているタイムスロット112の持続時間よりも少ないと特定することが可能である。ワイヤレスノード102は、タイムスロット112の第1の部分を第1のワイヤレスデバイス150に対して、そして第2の部分を第2の異なるワイヤレスデバイス150に対して割り振ること、割り当てること、または利用可能にすることができる。タイムスロット120の第1の部分および第2の部分は、別々の長さまたは持続時間であることが可能である。いくつかの実施形態においては、第1の部分および第2の部分は、同じ長さまたは持続時間であることが可能である。ワイヤレスノード102は、タイムスロット112の第1の部分を第1のワイヤレスデバイス150に割り振り、タイムスロット112の第2の部分または残りの時間を、1つまたは複数のワイヤレスデバイス150による通常または非優先アクセスのために、アクセスに対してオープンにしておくことが可能である。
オペレーション412において、いくつかの実施形態においては、応答144が送信されることが可能である。ワイヤレスノード102は、第1のタイムスロット112またはもう1つのタイムスロット112がワイヤレスデバイス150に割り振られたことを示す応答144をワイヤレスデバイス150へ送信することが可能であり、割り振られたタイムスロット112に関するパラメータ120を含めることが可能である。割り振られたタイムスロット112は、ワイヤレスデバイス150によって要求された同じタイムスロット112である場合があり、または割り振られたタイムスロット112は、ワイヤレスデバイス150によって要求されたタイムスロット112とは異なる場合があり、応答144は、ワイヤレスデバイス150に割り振られたタイムスロット112を示すことが可能である。たとえば、ワイヤレスデバイス150は、告知された複数のタイムスロット112のうちの特定のタイムスロット112を要求することが可能であり、ワイヤレスノード102は、要求を行っているすべてのワイヤレスデバイス150へのスロットの割り振りについての現在の全体的な優先度、ネットワークサービスポリシー、またはネットワークパフォーマンスの最適化に部分的に基づいて、異なるタイムスロット112を選択するか、またはスロットの割り振りを調整することが可能である。いくつかの実施形態においては、ワイヤレスノード102は、割り振られた優先タイムスロット112、まだ割り振られていない優先タイムスロット112、および/または利用可能であるいくつかの非優先タイムスロット112を示す応答144をワイヤレスデバイス150または複数のワイヤレスデバイス150へ送信することが可能である。
オペレーション414において、いくつかの実施形態においては、タイムスロット112がアクセスされることが可能である。ワイヤレスデバイス150は、第1の複数のパラメータ120のうちの1つまたは複数のパラメータ120に従って第1のタイムスロット112にアクセスすることが可能である。ワイヤレスデバイス150は、ワイヤレスノード102によって示されているように、および応答144によって示されているかまたはワイヤレスノード102との間で合意されているパラメータ120に従って、割り振られたタイムスロット112にアクセスすることが可能である。ワイヤレスデバイス150は、第1のまたは優先パラメータ120を使用して第1のタイムスロット112中にワイヤレスノード102に対するダウンリンクおよび/またはアップリンクオペレーション(またはピアツーピア送信)を実行することが可能である。第1のパラメータ120は、EDCAパラメータ、優先コンテンションウィンドウパラメータ(たとえば、サイズ)、および/または優先オルタネイトインターフレームスペーシングパラメータを含むことが可能である。いくつかの実施形態においては、優先アクセスのための第1のパラメータ120は、タイムスロット112への通常アクセスのための第2のパラメータ120(たとえば、デフォルトのパラメータ)よりも積極的であることが可能である。ワイヤレスデバイス150は、第1のパラメータ120を使用して、AR/VRタイプのアプリケーションまたは高レイテンシのアプリケーションに関連付けられているトラフィックを送信、受信、または通信することが可能である。
ワイヤレスデバイス150は、優先アクセス用に構成されている第1のタイマー126を使用して第1のタイムスロット112にアクセスすることが可能である。第1のタイマー126は、ワイヤレスデバイス150に対する割り振られたタイムスロット112への優先アクセスを可能にするかまたは提供するように構成されているバックオフタイマーを含むこと、またはそのバックオフタイマーに対応することが可能である。第1のタイマー126は、割り振られたタイムスロット112へのアクセスが、それぞれのタイムスロット112を割り振られたワイヤレスデバイス150に制限されるタイムピリオドまたはタイムフレームを示すことが可能である。実施形態においては、第1のタイマー126は、ワイヤレスデバイス150のための割り振られたタイムスロット112への優先アクセスを示すタイムピリオドよりも大きい時間境界を含むことが可能である。たとえば、時間境界は、通常のトラフィックまたは別のワイヤレスデバイス150に関連付けられているトラフィックが、割り振られたタイムスロット112にアクセスすることを防止されるかまたは許可されないタイムピリオド(たとえば、優先アクセスが開始する前のX量の時間、優先アクセスが開始または終了した後のX量の時間)を含むことが可能である。それゆえに、割り振られるタイムスロット112は、割り振られるタイムスロット112に同時にアクセスすることを試みる別のワイヤレスデバイス150とのコリジョンの可能性を回避、防止、または低減するためにワイヤレスデバイス150に割り振られることが可能である。
いくつかの実施形態においては、ワイヤレスデバイス150は、第1の複数のパラメータ120に従って第1のタイプのトラフィック130(たとえば、優先トラフィック)に関して、コンテンションウィンドウ124と、優先アクセス用に構成されている第1のタイマー126とに従って第1のタイムスロット112にアクセスすることが可能である。ワイヤレスデバイス150は、示されている時間に第1のタイムスロット112が利用可能であるかどうかをチェックまたは検証するためにコンテンションウィンドウパラメータ124および第1のタイマー126のパラメータを使用すること、ならびに第1のタイムスロット112中に第1のタイプのトラフィック13を含むデータを送信するのを始めることまたは開始することが可能である。ワイヤレスデバイス150は、第2のタイプのトラフィック130に関して、非優先アクセス用の第2のタイマー126に従って第1のタイムスロット112にアクセスすることが可能である。第2のタイマー126は、第1のタイマー126とは異なることが可能である。たとえば、ワイヤレスデバイス150は、タイムスロット112(またはサービスピリオド)中に、およびタイムスロット112(またはサービスピリオド)の終わりよりも前に第1のトラフィックタイプ130のデータを送信または受信することを完了または終了して、それぞれのタイムスロット112中に非優先トラフィックまたは第2のトラフィックタイプ130のデータを通信することを試みることが可能である。ワイヤレスデバイス150は、第1のタイプのトラフィック130を送信することの完了時にタイムスロット112が依然として利用可能であって占有されていないことをチェックまたは検証するために、コンテンションウィンドウパラメータ124と、第2のパラメータによって示されている第1のタイマー126のパラメータとを使用することが可能である。ワイヤレスデバイス150は、タイムスロット112が依然として利用可能であることを検証したことに応答して第2のタイプのトラフィック130(たとえば、非優先トラフィック130)を通信するためにタイムスロット112の残りの部分にアクセスすることが可能である。
いくつかの実施形態においては、第1のタイムスロット112は、複数のワイヤレスデバイス150に割り振られることが可能であり、それらのワイヤレスデバイス150は、第1のパラメータ120を使用して、第1のタイムスロット112にアクセスするために競合すること、またはアクセスしようと試みることが可能である。特定の実施形態においては、ワイヤレスノード102は、複数のワイヤレスデバイス150が優先アクセスのために同じ優先タイムスロット112にアクセスすることを可能にするために、同じタイムスロット112の別々の部分またはインターバルを別々のワイヤレスデバイス150に割り振ることが可能である。たとえば、第1のワイヤレスデバイス150は、第1のデータ通信のために第1のタイムスロット112の第1のタイムインターバルにアクセスすることが可能であり、第2のワイヤレスデバイス150は、第2のデータ通信のために第1のタイムスロット112の第2のタイムインターバルにアクセスすることが可能である。第2のタイムインターバルは、第1のタイムインターバルとは異なることが可能である。実施形態においては、第1のワイヤレスデバイス150および第2のワイヤレスデバイス150は、いつ/どのようにしてそれぞれの各ワイヤレスデバイス150が第1のタイムスロット112にアクセスするかを特定するために、第1のタイマー126およびコンテンションウィンドウ124のパラメータを使用することが可能である。
実施形態においては、割り振られた優先タイムスロット112が始まったまたは開始したときに、第1のタイマー126は、アクティブ化されることまたは再開すること、および優先タイムスロット112へのアクセスを特定または制御するために使用されることが可能である。いくつかの実施形態においては、第1のタイマー126がアクティブ化されたときに、コンテンツウィンドウ124がリセットされることが可能である。たとえば、新たなもしくは異なるコンテンションウィンドウ値(たとえば、長さ、持続時間)が設定されることが可能であり、および/または新たなもしくは異なるコンテンションウィンドウ最小値が設定されることが可能である。実施形態においては、第1のタイマー126がアクティブ化されたときに、第1のタイマー126に関連付けられているバックオフ時間値が修正されることが可能であり、または新たなバックオフ時間値が設定されることが可能である。
ワイヤレスデバイス150は、優先タイムスロット112中に第1のタイマー126を使用して、第1のタイプのトラフィック130(たとえば、優先トラフィック)を有するデータまたはパケットを送信することが可能である。ワイヤレスデバイス150は、優先タイムスロット112の終わりの前に第1のタイプのトラフィック130(たとえば、優先トラフィック)の送信を完了し、優先タイムスロット112中に第2のタイプのトラフィック130(たとえば、通常のトラフィック)を送信することを要求することまたは試みることが可能である。たとえば、ワイヤレスデバイス150は、優先タイムスロット112の終わり(たとえば、終了時間)よりも前に、第1のタイプのトラフィック130を有するデータまたはパケットのうちのすべてをワイヤレスノード102へ送信することを終了または完了する一方で、優先タイムスロット112の残りの間に、または優先タイムスロット112中のワイヤレスノード102への第2のタイプのトラフィックの量に対応するタイムピリオドの間に、第2のタイプのトラフィック130を有するデータまたはパケットをワイヤレスノード102へ送信することを要求することが可能である。いくつかの実施形態においては、ワイヤレスデバイス150が、ワイヤレスノード102へのセッションの間に、第1のタイプのトラフィック130を有するデータまたはパケットのうちのすべてを送信したか、または第1のタイプのトラフィック130を送信することを完了した場合には、ワイヤレスデバイス150は、通常のトラフィック(またはワイヤレスノード102へ送信することをワイヤレスデバイス150が要求する第2のタイプのトラフィック)のために優先タイムスロット112へのアクセスを試みるかまたはアクセスを求めて競合するために第2のタイマー126をアクティブ化することおよび/または使用することが可能である。たとえば、第1のタイプのトラフィック130の送信を完了したことに応答して、ワイヤレスデバイス150は、第2のタイマー126と、第2のタイプのトラフィック130に対応するデータを送信するための第2のパラメータとを使用して優先タイムスロット112にアクセスすることを試みることが可能である。方法400は、(418)へ移る/進むことが可能であり、ワイヤレスデバイス150は、通常のトラフィックに関するポリシーまたはルール(たとえば、第2のタイマー126、第2のパラメータ120)を使用して、優先タイムスロット112中にワイヤレスノード102へ第2のタイプのトラフィック162を送信することが可能である。
いくつかの実施形態においては、複数のワイヤレスデバイス150が、同じ優先タイムスロット112への優先アクセスを割り振られることが可能である。1つの優先タイムスロット112が、ワイヤレスデバイス150のダウンリンク送信、アップリンク送信のために、ならびに/またはワイヤレスデバイス150および/もしくはワイヤレスノード102の間におけるピアツーピア送信のために、複数のワイヤレスデバイス150に割り振られることが可能である。ワイヤレスデバイス150は、たとえば、ワイヤレスデバイス150間におけるコリジョンを防止または低減するために、優先タイムスロット112の一部分を割り振られること、または優先タイムスロット112にアクセスするための特定の時間を割り振られることが可能である。いくつかの実施形態においては、同じ優先タイムスロット112を割り振られているワイヤレスデバイス150が、自分たち自身の間においてその優先タイムスロット112に対するアクセスを求めて競合することがある。たとえば、ワイヤレスデバイス150は、第1のタイマー126(たとえば、バックオフタイマープロパティ)を使用して、アクセスを要求すること、ならびに、優先タイムスロット112が占有されているかまたは占有されていないか、そしてダウンリンクオペレーション、アップリンクオペレーション、および/またはピアツーピア送信のための第1のタイプのトラフィック130の送信のために利用可能であるかどうかを特定することが可能である。
いくつかの実施形態においては、ワイヤレスノード102は、複数のワイヤレスデバイス150が同じ優先タイムスロット112を割り振られている場合に、それぞれのワイヤレスデバイス150がトリガーフレームをサポートしているならば、ダウンリンク送信および/もしくはアップリンク送信を管理するために、ならびに/またはピアツーピア送信のために、トリガーフレームを使用することが可能である。特定の実施形態においては、トリガーフレームは、リソースを割り当てるための、および/または送信を求めるための802.11ax規格におけるフレームを含むことが可能である。いくつかの実施形態においては、ワイヤレスノード102は、時刻同期および/または周波数同期を示すワイヤレスデバイス150への情報を含めるためにトリガーフレームを生成することが可能であり、それによって、同時のダウンリンクおよび/またはアップリンク送信が互いに干渉しない。ワイヤレスノード102は、送信スケジューリング情報を含めるために、および優先タイムスロット112中にワイヤレスデバイス150間におけるコリジョンを低減または防止する目的で、示されている時間にそれぞれのワイヤレスデバイス150からダウンリンクまたはアップリンク送信をいつ実行するかをワイヤレスデバイス150に示すために、トリガーフレームを使用することが可能である。いくつかの実施形態においては、ワイヤレスノード102は、複数のワイヤレスデバイス150が同じ優先タイムスロット112を割り振られている場合に、それぞれのワイヤレスデバイス150がならば、ピアツーピア送信を管理するために、トリガーされたピアツーピア(P2P)送信手順を使用することが可能である。ワイヤレスノード102は、ワイヤレスデバイス150とワイヤレスノード102との間における、および/またはワイヤレスデバイス150間における通信を容易にするために、トリガーフレームおよび/またはトリガーされたP2P送信手順を使用することが可能である。
オペレーション416において、いくつかの実施形態においては、タイムスロット112へのアクセスを許可するための特定が行われることが可能である。たとえば、ワイヤレスデバイス150は、非優先アクセスまたは通常アクセスのためにタイムスロット112にアクセスすることを試みることが可能である。ワイヤレスノード102は、要求されているタイムスロット112が優先アクセスのために割り振られているかどうかもしくは指定されているかどうか、または非優先アクセスのために利用可能であるかどうかを特定することが可能である。タイムスロット112が非優先アクセスのために利用可能である場合には、方法400は、(418)へ移ってタイムスロット112へのアクセスを許可することが可能である。タイムスロット112が優先アクセスのために割り振られているかまたは指定されている場合には、方法400は、(420)へ移ってタイムスロット112へのアクセスを拒否すること、またはタイムスロット112が優先アクセスのために現在アクセスされているかどうかを特定することが可能である。
オペレーション418において、いくつかの実施形態においては、ワイヤレスデバイス150は、非優先アクセスのためにタイムスロット112にアクセスすることが可能である。ワイヤレスノード102は、タイムスロット112が非優先タイムスロット112であると特定することが可能であり、ワイヤレスデバイス150は、第2の複数のパラメータ120に従ってタイムスロット112(たとえば、通常のタイムスロット)にアクセスすることが可能である。いくつかの実施形態においては、ワイヤレスデバイス150は、第1のタイムスロット112の後に、第1の複数のパラメータ120とは異なる第2の複数のパラメータ120に従って複数のタイムスロット112のうちの第2のタイムスロット112にアクセスして、たとえば、第1のタイムスロット112中に優先トラフィック130を通信することを完了した後に非優先トラフィック130を通信することが可能である。ワイヤレスデバイス150は、第2のパラメータ120を使用してタイムスロット112中にワイヤレスノード102に対して送信を行うこと、受信を行うこと、ならびに/またはダウンリンクオペレーションおよび/もしくはアップリンクオペレーションを実行することが可能である。ワイヤレスデバイス150は、第2のパラメータ120を使用してタイムスロット112中にネットワーク160を通じて1つまたは複数のその他のワイヤレスデバイス150へのピアツーピア送信を実行することが可能である。第2のパラメータ120は、優先アクセスのために使用される第1のパラメータ120とは異なる(たとえば、積極性の低い)デフォルトのパラメータまたはパラメータ120を含むことが可能である。いくつかの実施形態においては、第2のパラメータ120は、デフォルトのEDCAパラメータ、デフォルトのコンテンションウィンドウパラメータ、および/またはデフォルトのインターフレームスペーシングパラメータを含むことが可能である。実施形態においては、非優先タイムスロット112に関して、ワイヤレスデバイス150は、デフォルトのEDCAパラメータ120を使用して、および/またはデフォルトのコンテンツウィンドウパラメータに従って非優先タイムスロット112にアクセスすることが可能である。
ワイヤレスデバイス150は、非優先アクセス用に構成されている第2のタイマー126を使用して非優先タイムスロット112にアクセスすることが可能である。第2のタイマー126は、タイムスロット112へのアクセスを求める複数のワイヤレスデバイス150間におけるコリジョンを可能にするかまたは取り扱うように構成されているバックオフタイマーを含むこと、またはそのバックオフタイマーに対応することが可能である。第2のタイマー126は、ワイヤレスデバイス150が、チャネルまたはタイムスロット112が占有されているかまたは空いていないと特定してから、コリジョンの後にそれぞれのタイムスロット112を再びチェックするかまたはそれぞれのタイムスロット112にアクセスすることを試みるのを待つタイムピリオドを示すことが可能である。いくつかの実施形態においては、第2のタイマー126のタイムピリオドが切れた後にチャネルまたはタイムスロット112が空いている場合には、ワイヤレスデバイス150は、非優先アクセスのためにタイムスロット112にアクセスすることが可能である。
オペレーション420において、いくつかの実施形態においては、優先タイムスロット112がアクティブに使用されているかどうか、または利用可能であるかどうかの特定が行われることが可能である。実施形態においては、ワイヤレスノード102またはワイヤレスデバイス150は、優先タイムスロット112がアクティブに使用されているかどうか、または利用可能であるかどうかを(たとえば、エネルギー検知またはスニッフィングを介して)特定することが可能である。実施形態においては、ワイヤレスデバイス150は、非優先アクセスのために優先タイムスロット112にアクセスすることを試みることが可能であり、ワイヤレスノード102は、優先タイムスロット112が割り振られているかどうか、または別のワイヤレスデバイス150によって現在アクセスされているかどうかを特定することが可能である。タイムスロット112が使用されていない場合には、方法400は、(422)へ移る/進むことが可能であり、ワイヤレスデバイス150は、非優先アクセスのために優先タイムスロット112にアクセスすることが可能である。タイムスロット112が占有されているかまたは使用されている場合には、方法400は、(424)へ移る/進むことが可能であり、ワイヤレスデバイス150は、特定された量の時間を待って、それぞれのスロット112が利用可能になっているかどうかを特定すること、または別のタイムスロット112を待つことが可能である。
オペレーション422において、いくつかの実施形態においては、ワイヤレスデバイス150は、非優先アクセスのために優先タイムスロット112にアクセスすることが可能である。ワイヤレスデバイス150は、第2の複数のパラメータ120に従って、および第1のタイマー126に部分的に基づいて優先タイムスロット112にアクセスして、第2のタイプのトラフィック130(たとえば、通常のトラフィック130、非優先トラフィック130)を送信、受信、または通信することが可能である。たとえば、ワイヤレスデバイス150は、優先タイムスロット112が利用可能であるか、占有されていないか、または現在使用されていない場合には、その優先タイムスロットにアクセスすることが可能である。ワイヤレスデバイス150は、トラフィック130のタイプが第2のタイプまたは通常のトラフィックを含むので、第2パラメータ120を使用して優先タイムスロット112中にワイヤレスノード102に対するダウンリンクおよび/またはアップリンクオペレーションを送信、受信、および/または実行することが可能である。いくつかの実施形態においては、ワイヤレスノード102とワイヤレスデバイス150との間においてデータを通信するために使用されるパラメータ120は、トラフィック130のタイプに部分的に基づくことが可能である。優先タイムスロット112が利用可能である場合には、効率の理由から、ワイヤレスノード102は、1つまたは複数のワイヤレスデバイス150が、占有されていないタイムスロット112中に第2のパラメータ120を使用して第2のタイプのトラフィック130を送信、受信、または通信することを許可すること、または可能にすることができる。
オペレーション424において、いくつかの実施形態においては、ワイヤレスデバイス150は、優先タイムスロット112または次の利用可能なタイムスロット112が利用可能になるのを待つことが可能である。ワイヤレスデバイス150は、優先タイムスロット112にアクセスすることを試みることがあり、その試みは、たとえばワイヤレスノード102によって、拒否または防止されることがある。ワイヤレスデバイス150は、優先タイムスロット112が、たとえば、その優先タイムスロット112に割り振られている別のワイヤレスデバイス150によって占有されている、または使用されていると特定することが可能である。実施形態においては、ワイヤレスノード102は、優先タイムスロット112にアクセスする試みが拒否されているという表示をワイヤレスデバイス150に提供することが可能である。いくつかの実施形態においては、ワイヤレスデバイス150は、優先アクセス用に構成されている第1のタイマー126(たとえば、第1のタイマーパラメータ)に部分的に基づいて優先タイムスロット112へのアクセスを防止されることが可能である。たとえば、優先タイムスロット112、または優先タイムスロット112に関連付けられているタイムピリオド中に、第2のタイマー126は、無効にされることまたは一時停止されることが可能であり、非優先アクセスのために優先タイムスロット112にアクセスする試みは、第1のタイマー126の時間境界に部分的に基づいて防止されることが可能である。第1のタイマー126の時間境界/マージンは、非優先トラフィック130(たとえば、第2のタイプのトラフィック130)が優先タイムスロット112中に送信にアクセスすることまたは送信を開始することが防止されるまたは許可されない優先タイムスロット112に関する初期時間または開始時間の前後の時間ウィンドウ/線引きを含むことが可能である。第1のタイマー126の時間境界は、優先タイムスロット112に割り振られているワイヤレスデバイス150が、優先タイムスロット112にアクセスすることを試みる別のワイヤレスデバイス150からのコリジョンの可能性を伴わずに優先タイムスロット112にアクセスするためのバッファを提供することが可能である。
非優先トラフィック(たとえば、第2のタイプのトラフィック)を送信することを試みるワイヤレスデバイス150は、いつ優先タイムスロット112が非優先アクセスのために利用可能であるかを示す第1のタイマー126によって示されるまたは指示される特定されたタイムピリオドを待つことが可能である。いくつかの実施形態においては、優先タイムスロット112への非優先アクセスのための特定されたタイムピリオドは、優先タイムスロット112の第2の部分を含むこと、またはその第2の部分に対応することが可能である。特定されたタイムピリオドの後に、ワイヤレスデバイス150は、非優先アクセスのために優先タイムスロット112にアクセスすることを試みることが可能である。特定の実施形態においては、特定されたタイムピリオドの後に優先タイムスロット112が利用可能であるかまたは占有されていない場合には、ワイヤレスデバイス150は、優先タイムスロット112の残りの持続時間にわたって、または優先トラフィック130(たとえば、第1のタイプのトラフィック130)を送信することを試みるワイヤレスデバイス150が優先タイムスロット112にアクセスすることを試みるまで、優先タイムスロット112に対するアクセス権を与えられること、または優先権を与えられることが可能である。ワイヤレスデバイス150は、優先タイムスロット112がそれぞれのワイヤレスデバイス150にとって利用可能である間に第2のパラメータ120を使用して非優先アクセスのために優先タイムスロット112にアクセスすることが可能である。
いくつかの実施形態においては、非優先トラフィック(たとえば、第2のタイプのトラフィック)を送信することを試みるワイヤレスデバイス150は、次の非優先タイムスロット112が利用可能になるのを待つことが可能である。ワイヤレスデバイス150は、ワイヤレスノード102からの告知140に部分的に基づいて優先タイムスロット112および非優先タイムスロット112を特定または識別することが可能である。非優先トラフィックを送信することを試みるワイヤレスデバイス150がアクセスを拒否または防止された場合には、そのワイヤレスデバイス150は、告知140からの情報を使用して次の非優先タイムスロット112を特定することが可能であり、第2のパラメータ120に従って次の非優先タイムスロット112にアクセスすることを試みることが可能である。
本明細書において記述されているさまざまなオペレーションは、コンピュータシステム上で実施されることが可能である。図5は、本開示を実施するために使用可能な代表的なコンピューティングシステム514のブロック図を示している。いくつかの実施形態においては、図1のワイヤレスノード102、ワイヤレスデバイス150、または両方は、コンピューティングシステム514によって実装される。コンピューティングシステム514は、たとえば、スマートフォン、その他のモバイル電話、タブレットコンピュータ、ウェアラブルコンピューティングデバイス(たとえば、スマートウォッチ、メガネ、ヘッドウェアラブルディスプレイ)、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータなどの消費者デバイスとして実装されること、または分散コンピューティングデバイスとともに実装されることが可能である。コンピューティングシステム514は、VR、AR、MR体験を提供するように実施されることが可能である。いくつかの実施形態においては、コンピューティングシステム514は、プロセッサ516、ストレージデバイス518、ネットワークインターフェース520、ユーザ入力デバイス522、およびユーザ出力デバイス524などの従来のコンピュータコンポーネントを含むことが可能である。
ネットワークインターフェース520は、リモートサーバシステムのWANインターフェースも接続されているワイドエリアネットワーク(たとえば、インターネット)への接続を提供することが可能である。ネットワークインターフェース520は、有線インターフェース(たとえば、イーサネット)、および/または、Wi-Fi、Bluetooth、もしくはセルラーデータネットワーク規格(たとえば、3G、4G、5G、60GHz、LTE等)などのさまざまなRFデータ通信規格を実施するワイヤレスインターフェースを含むことが可能である。
ユーザ入力デバイス522は、ユーザが信号をコンピューティングシステム514に提供することが可能になる上で経由する任意の(1つまたは複数の)デバイスを含むことが可能であり、コンピューティングシステム514は、それらの信号を、特定のユーザ要求または情報を示すものとして解釈することが可能である。ユーザ入力デバイス522は、キーボード、タッチパッド、タッチスクリーン、マウスまたはその他のポインティングデバイス、スクロールホイール、クリックホイール、ダイヤル、ボタン、スイッチ、キーパッド、マイクロフォン、センサ(たとえば、モーションセンサ、アイトラッキングセンサ等)などのいずれかまたはすべてを含むことが可能である。
ユーザ出力デバイス524は、コンピューティングシステム514が情報をユーザに提供することが可能になる上で経由する任意のデバイスを含むことが可能である。たとえば、ユーザ出力デバイス524は、コンピューティングシステム514によって生成された、またはコンピューティングシステム514へ配信された画像を表示するためのディスプレイを含むことが可能である。ディスプレイは、さまざまな画像生成テクノロジー、たとえば、液晶ディスプレイ(LCD)、有機発光ダイオード(OLED)を含む発光ダイオード(LED)、投影システム、陰極線管(CRT)などを、サポートする電子機器(たとえば、デジタル/アナログコンバータまたはアナログ/デジタルコンバータ、シグナルプロセッサなど)とともに組み込むことが可能である。入力および出力の両方のデバイスとして機能するタッチスクリーンなどのデバイスが使用されることが可能である。ディスプレイに加えて、またはディスプレイの代わりに、出力デバイス524が提供されることが可能である。例は、インジケータライト、スピーカー、触覚「ディスプレイ」デバイス、プリンタなどを含む。
いくつかの実施態様は、コンピュータプログラム命令をコンピュータ可読ストレージメディア(たとえば、非一時的コンピュータ可読メディア)に格納するマイクロプロセッサ、ストレージ、およびメモリなどの電子コンポーネントを含む。本明細書において記述されている機能のうちの多くは、コンピュータ可読ストレージメディア上にエンコードされているプログラム命令のセットとして指定されているプロセスとして実装されることが可能である。これらのプログラム命令が1つまたは複数のプロセッサによって実行された場合には、これらのプログラム命令は、これらのプログラム命令において示されているさまざまなオペレーションをプロセッサに実行させる。プログラム命令またはコンピュータコードの例は、コンパイラによって生成されるようなマシンコードと、コンピュータ、電子コンポーネント、または、インタープリタを使用するマイクロプロセッサによって実行される高水準コードを含むファイルとを含む。適切なプログラミングを通じて、プロセッサ516は、サーバまたはクライアントによって実行されるものとして本明細書において記述されている機能性、またはメッセージ管理サービスに関連付けられているその他の機能性のうちのいずれかを含む、コンピューティングシステム514に関するさまざまな機能性を提供することが可能である。
コンピューティングシステム514は例示的なものであるということ、ならびに変形および修正が可能であるということが理解されるであろう。本開示に関連して使用されるコンピュータシステムは、ここでは具体的に記述されていないその他の能力を有することが可能である。さらに、コンピューティングシステム514は、特定のブロックに関連して記述されているが、これらのブロックは、記述の便宜のために定義されており、コンポーネント部分の特定の物理的な配置を意味することが意図されているものではないということを理解されたい。たとえば、別々のブロックが、同じ設備に、同じサーバラックに、または同じマザーボード上に配置されることが可能である。さらに、ブロックは、物理的に別々のコンポーネントに対応する必要はない。ブロックは、たとえば、プロセッサをプログラムすること、または適切な制御回路を提供することによって、さまざまなオペレーションを実行するように構成されることが可能であり、どのようにして初期構成が入手されるかに応じて、さまざまなブロックが再構成可能である場合があり、または再構成可能でない場合がある。本開示の実施態様は、回路とソフトウェアとの任意の組合せを使用して実装される電子デバイスを含むさまざまな装置で実現されることが可能である。
ここまで、いくつかの例示的な実施態様について記述してきたが、前述のものは例示であり、限定ではなく、例として提示されてきたということは明らかである。とりわけ、本明細書において提示されている例のうちの多くは、方法行為またはシステム要素の特定の組合せを含むが、それらの行為およびそれらの要素は、同じ目的を達成するためにその他の方法で組み合わされることが可能である。一実施態様に関連して論じられている行為、要素、および機能は、その他の実施態様または実施態様における同様の役割から除外されることが意図されているものではない。
本明細書において開示されている実施形態に関連して記述されているさまざまなプロセス、オペレーション、例示的なロジック、ロジカルブロック、モジュール、および回路を実施するために使用されるハードウェアおよびデータ処理コンポーネントは、本明細書において記述されている機能を実行するように設計されている汎用シングルチッププロセッサもしくはマルチチッププロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、もしくはその他のプログラマブルロジックデバイス、ディスクリートゲートもしくはトランジスタロジック、ディスクリートハードウェアコンポーネント、またはそれらの任意の組合せを用いて実施または実行されることが可能である。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサ、または、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、もしくは状態マシンであることが可能である。プロセッサは、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと組み合わせた1つもしくは複数のマイクロプロセッサ、または任意のその他のそのような構成など、コンピューティングデバイスの組合せとして実装されることも可能である。いくつかの実施形態においては、特定のプロセスおよび方法は、所与の機能に固有である回路によって実行されることが可能である。メモリ(たとえば、メモリ、メモリユニット、ストレージデバイスなど)は、本開示において記述されているさまざまなプロセス、レイヤ、およびモジュールを完全にするまたは容易にするためのデータおよび/またはコンピュータコードを格納するための1つまたは複数のデバイス(たとえば、RAM、ROM、フラッシュメモリ、ハードディスクストレージなど)を含むことが可能である。メモリは、揮発性メモリもしくは不揮発性メモリであること、またはそれらを含むことが可能であり、本開示において記述されているさまざまなアクティビティおよび情報構造をサポートするためのデータベースコンポーネント、オブジェクトコードコンポーネント、スクリプトコンポーネント、または任意のその他のタイプの情報構造を含むことが可能である。例示的な実施形態によれば、メモリは、処理回路を介してプロセッサに通信可能に接続されており、本明細書において記述されている1つまたは複数のプロセスを(たとえば、処理回路および/またはプロセッサによって)実行するためのコンピュータコードを含む。
本開示は、さまざまなオペレーションを達成するための任意のマシン可読メディア上の方法、システム、およびプログラム製品を想定している。本開示の実施形態は、既存のコンピュータプロセッサを使用して、またはこの目的もしくは別の目的のために組み込まれている適切なシステムのための専用のコンピュータプロセッサによって、またはハードワイヤードシステムによって実施されることが可能である。本開示の範囲内の実施形態は、その上に格納されているマシン実行可能命令またはデータ構造を搬送するかまたは有するためのマシン可読メディアを含むプログラム製品を含む。そのようなマシン可読メディアは、汎用もしくは専用のコンピュータまたはプロセッサを有するその他のマシンによってアクセスされることが可能である任意の利用可能なメディアであることが可能である。例として、そのようなマシン可読メディアは、マシン実行可能命令またはデータ構造の形態で所望のプログラムコードを搬送または格納するために使用されることが可能である、かつ汎用もしくは専用のコンピュータまたはプロセッサを有するその他のマシンによってアクセスされることが可能であるRAM、ROM、EPROM、EEPROM、もしくはその他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージもしくはその他の磁気ストレージデバイス、または任意のその他のメディアを含むことが可能である。上記の組合せも、マシン可読メディアの範囲内に含まれる。マシン実行可能命令は、たとえば、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、または専用の処理マシンに特定の機能または機能のグループを実行させる命令およびデータを含む。
本明細書において使用されている表現および用語は、記述という目的のためのものであり、限定的なものとみなされるべきではない。本明細書における「including(含む)」、「comprising(含む)」、「having(有する)」、「containing(含む)」、「involving(含む)」、「characterized by(~によって特徴付けられる)」、「characterized in that(~を特徴とする)」、およびそれらの変形の使用は、その後に列挙されているアイテム、それらと同等のもの、およびさらなるアイテム、ならびにその後に排他的に列挙されるアイテムから構成される代替実施態様を包含することを意味する。一実施態様においては、本明細書において記述されているシステムおよび方法は、記述されている要素、行為、または構成要素のうちの1つ、それらのうちの複数のそれぞれの組合せ、またはそれらのすべてから構成される。
本明細書において単数形で言及されているシステムおよび方法の実施態様または要素または行為へのあらゆる言及は、複数のこれらの要素を含む実施態様を包含することも可能であり、本明細書における任意の実施態様または要素または行為への複数形でのあらゆる言及は、単一の要素のみを含む実施態様を包含することも可能である。単数形または複数形での言及は、本明細書で開示されているシステムまたは方法、それらの構成要素、行為、または要素を単一の構成または複数の構成に限定することが意図されているものではない。任意の情報、行為、または要素に基づいている任意の行為または要素への言及は、その行為または要素が任意の情報、行為、または要素に少なくとも部分的に基づく実施態様を含むことが可能である。
本明細書において開示されている任意の実施態様は、任意のその他の実施態様または実施形態と組み合わされることが可能であり、「ある実施態様」、「いくつかの実施態様」、「一実施態様」などへの言及は、必ずしも相互に排他的ではなく、その実施態様に関連して記述されている特定の機能、構造、または特徴が、少なくとも1つの実施態様または実施形態に含まれることが可能であるということを示すことが意図されている。本明細書において使用されているそのような用語は、必ずしもすべてが同じ実施態様を指しているとは限らない。いかなる実施態様も、本明細書において開示されている態様および実施態様と整合している任意の様式で、包括的にまたは排他的に、任意のその他の実施態様と組み合わされることが可能である。
図面、詳細な記述、またはいずれかの請求項における技術的な特徴の後に参照符号が続く場合には、それらの参照符号は、図面、詳細な記述、および請求項の理解度を高めるために含まれている。したがって参照符号も、それらの参照符号の欠如も、あらゆる請求項要素の範囲にいかなる限定する影響も及ぼさない。
本明細書において記述されているシステムおよび方法は、それらの特徴から逸脱することなく、その他の特定の形態で具体化されることが可能である。「およそ」、「約」、「実質的に」、または程度についてのその他の用語への言及は、所与の測定、単位、または範囲からの+/-10%の変動を含む。ただし、そうではないと明示されている場合は除く。結合される要素は、互いに直接、または介在する要素を伴って、電気的に、機械的に、または物理的に結合されることが可能である。それゆえに、本明細書において記述されているシステムおよび方法の範囲は、前述の記述ではなく、添付の特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲の均等性の意味および範囲内に入る変更は、そこに含まれる。
「結合される」という用語およびその変形は、2つの部材を互いに直接または間接的に接合することを含む。そのような接合は、静止的(たとえば、永久的もしくは固定的)または移動可能(たとえば、取り外し可能もしくは解放可能)であることが可能である。そのような接合は、互いともしくは互いに直接結合される2つの部材を用いて、別個の介在部材および互いと結合される何らかのさらなる中間部材を使用して互いと結合される2つの部材を用いて、または2つの部材のうちの一方と単独の単一体として一体的に形成される介在部材を使用して互いと結合される2つの部材を用いて達成されることが可能である。「結合される」またはその変形がさらなる用語によって修飾される場合には(たとえば、直接結合される)、上で提供されている「結合される」の一般的な定義は、そのさらなる用語の平易な言語意味によって修飾され(たとえば、「直接結合される」は、いかなる別個の介在部材も伴わない2つの部材の接合を意味し)、上で提供されている「結合される」の一般的な定義よりも狭い定義をもたらす。このような結合は、機械的、電気的、または流体的であることが可能である。
「または」への言及は、包括的と解釈されることが可能であり、それによって、「または」を使用して記述されているあらゆる用語は、それらの記述されている用語のうちの単一の用語、複数の用語、およびすべての用語のいずれを示すことも可能である。「「A」および「B」のうちの少なくとも1つ」への言及は、「A」のみ、「B」のみ、ならびに「A」および「B」の両方を含むことが可能である。「comprising(含む)」またはその他のオープンな用語とともに使用されるそのような言及は、さらなるアイテムを含むことが可能である。
さまざまな要素のサイズ、寸法、構造、形状、および比率、パラメータの値、取り付け配置、材料の使用、色、向きにおけるバリエーションなど、記述されている要素および行為の修正は、本明細書において開示されている主題の教示および利点から実質的に逸脱することなく生じることが可能である。たとえば、一体的に形成されたものとして示されている要素は、複数の部分または要素から構築されることが可能であり、要素の位置は、逆にされること、またはその他の形で変えられることが可能であり、個別の要素または位置の性質または数は、変更されることまたは変えられることが可能である。その他の置換、修正、変更、および省略が、本開示の範囲から逸脱することなく、開示されている要素およびオペレーションの設計、動作条件、および配置において行われることも可能である。
要素の位置(たとえば、「最も上」、「最も下」、「上」、「下」)への本明細書における言及は、図におけるさまざまな要素の向きを記述するために使用されているにすぎない。さまざまな要素の向きは、その他の例示的な実施形態に従って異なることが可能であり、そのようなバリエーションは、本開示によって包含されることが意図されている。

Claims (15)

  1. レイテンシセンシティブなトラフィックに関するサポートの表示と、データを通信するためのワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)における優先アクセスのために利用可能な複数のタイムスロットに関する第1の複数のパラメータとを含む告知メッセージをワイヤレスデバイスによってワイヤレスノードから受信することと、
    優先アクセスのために前記ワイヤレスデバイスに前記複数のタイムスロットのうちの少なくとも1つのタイムスロットを割り振るようにとの要求を前記ワイヤレスデバイスによって前記ワイヤレスノードへ送ることと、
    前記複数のタイムスロットのうちの第1のタイムスロットへのアクセスを許可する応答を前記ワイヤレスデバイスによって前記ワイヤレスノードから受信することであって、前記応答が、前記第1のタイムスロットに関する前記第1の複数のパラメータのうちの1つまたは複数のパラメータを示す、応答を受信することと、
    前記ワイヤレスデバイスによって、前記応答において示されている前記第1の複数のパラメータのうちの前記1つまたは複数のパラメータに従って前記第1のタイムスロットにアクセスすることと
    を含む方法。
  2. データを通信するための非優先アクセスのための第2の複数のタイムスロットを示すメッセージを前記ワイヤレスデバイスによって前記ワイヤレスノードから受信することであって、前記第2の複数のタイムスロットが、前記第1の複数のパラメータとは異なる第2の複数のパラメータに関連付けられている、メッセージを受信することを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1の複数のパラメータが、優先アクセスのための拡張配信チャネルアクセス(EDCA)パラメータを含む、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記第1の複数のパラメータが、前記タイムスロットのうちの1つもしくは複数を含むタイムインターバル持続時間のパラメータ、スロット持続時間に関するパラメータ、コンテンションウィンドウに関するパラメータ、またはインターフレームスペーシングに関するパラメータのうちの少なくとも1つを含む、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記ワイヤレスデバイスによって、前記第1の複数のパラメータに従って第1のタイプのトラフィックに関して、コンテンションウィンドウと、優先アクセス用に構成されている第1のタイマーとに従って前記第1のタイムスロットにアクセスすることと、
    前記ワイヤレスデバイスによって第2のタイプのトラフィックに関して、非優先アクセス用の第2のタイマーに従って前記第1のタイムスロットにアクセスすることであって、前記第2のタイマーが前記第1のタイマーとは異なる、第2のタイマーに従って前記第1のタイムスロットにアクセスすることと
    を含む、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記ワイヤレスデバイスによって、前記第1の複数のパラメータとは異なる第2の複数のパラメータに従って前記複数のタイムスロットのうちの第2のタイムスロットにアクセスすること
    を含む、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 優先アクセスのために前記ワイヤレスデバイスに前記複数のタイムスロットのうちの第1のセットのタイムスロットを割り振るようにとの前記要求を前記ワイヤレスデバイスによって前記ワイヤレスノードへ送ることであって、前記第1のセットのタイムスロットが、アップリンクトラフィックのためのタイムスロット、ダウンリンクトラフィックのためのタイムスロット、連続したいくつかのタイムスロット、または不連続ないくつかのタイムスロットのうちの少なくとも1つを含む、要求を送ることと、
    前記ワイヤレスデバイスによって、前記第1の複数のパラメータに従って前記第1のセットのタイムスロットにアクセスすることと
    を含む、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記ワイヤレスデバイスによって、第1のデータ通信のために前記第1のタイムスロットの第1のタイムインターバルにアクセスすることと、
    第2のワイヤレスデバイスによって、第2のデータ通信のために前記第1のタイムスロットの第2のタイムインターバルにアクセスすることであって、前記第2のタイムインターバルが前記第1のタイムインターバルとは異なる、第2のタイムインターバルにアクセスすることと
    を含む、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記ワイヤレスデバイスによって、前記要求に応答して前記ワイヤレスノードから、前記ワイヤレスデバイスに前記複数のタイムスロットのうちの前記第1のタイムスロットを割り振る応答を受信することであって、前記第1のタイムスロットが、前記ワイヤレスデバイスによって要求された前記少なくとも1つのタイムスロットとは異なるタイムスロットである、応答を受信することを含む、請求項1から8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 前記告知メッセージが、ビーコン信号、プローブ応答、またはアクションフレームのうちの少なくとも1つを含む、請求項1から9のいずれか一項に記載の方法。
  11. レイテンシセンシティブなトラフィックに関するサポートの表示と、データを通信するためのワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)における優先アクセスのために利用可能な複数のタイムスロットに関する第1の複数のパラメータとを含む告知メッセージをワイヤレスノードから受信することと、
    優先アクセスのために前記ワイヤレスデバイスに前記複数のタイムスロットのうちの少なくとも1つのタイムスロットを割り振るようにとの要求を前記ワイヤレスノードへ送ることと、
    前記複数のタイムスロットのうちの第1のタイムスロットへのアクセスを許可する応答を前記ワイヤレスノードから受信することであって、前記応答が、前記第1のタイムスロットに関する前記第1の複数のパラメータのうちの1つまたは複数のパラメータを示す、応答を受信することと、
    前記応答において示されている前記第1の複数のパラメータのうちの前記1つまたは複数のパラメータに従って前記第1のタイムスロットにアクセスすることと
    を行うように構成されている1つまたは複数のプロセッサ
    を含むワイヤレスデバイス。
  12. 前記第1の複数のパラメータが、優先アクセスのための拡張配信チャネルアクセス(EDCA)パラメータ、前記スロットのうちの1つもしくは複数を含むタイムインターバル持続時間のパラメータ、スロット持続時間に関するパラメータ、コンテンションウィンドウに関するパラメータ、またはインターフレームスペーシングに関するパラメータのうちの少なくとも1つを含む、請求項11に記載のワイヤレスデバイス。
  13. 前記1つまたは複数のプロセッサが、
    i.データを通信するための非優先アクセスのための第2の複数のタイムスロットを示すメッセージを前記ワイヤレスノードから受信することであって、前記第2の複数のタイムスロットが、前記第1の複数のパラメータとは異なる第2の複数のパラメータに関連付けられている、メッセージを受信すること、ならびに/または
    ii.前記第1の複数のパラメータに従って第1のタイプのトラフィックに関して、コンテンションウィンドウと、優先アクセス用に構成されている第1のタイマーとに従って前記第1のタイムスロットにアクセスすること、および
    第2のタイプのトラフィックに関して、非優先アクセス用の第2のタイマーに従って前記第1のタイムスロットにアクセスすることであって、前記第2のタイマーが前記第1のタイマーとは異なる、第2のタイマーに従って前記第1のタイムスロットにアクセスすること、ならびに/または
    iii.前記第1の複数のパラメータとは異なる第2の複数のパラメータに従って前記複数のタイムスロットのうちの第2のタイムスロットにアクセスすること、ならびに/または
    iv.優先アクセスのために前記ワイヤレスデバイスに前記複数のタイムスロットのうちの第1のセットのタイムスロットを割り振るようにとの前記要求を前記ワイヤレスノードへ送ることであって、前記第1のセットのタイムスロットが、アップリンクトラフィックのためのタイムスロット、ダウンリンクトラフィックのためのタイムスロット、連続したいくつかのタイムスロット、もしくは不連続ないくつかのタイムスロットのうちの少なくとも1つを含む、要求を送ること、および
    前記第1の複数のパラメータに従って前記第1のセットのタイムスロットにアクセスすること、ならびに/または
    v.前記要求に応答して前記ワイヤレスノードから、前記ワイヤレスデバイスに前記複数のスロットのうちの前記第1のスロットを割り振る応答を受信することであって、前記第1のタイムスロットが、前記ワイヤレスデバイスによって要求された前記少なくとも1つのタイムスロットとは異なるタイムスロットである、応答を受信することを行うように構成されている、請求項11または12に記載のワイヤレスデバイス。
  14. ワイヤレスノードによって、タイムインターバルを、データを通信するためのワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)における優先アクセスのための第1の複数のパラメータを有する複数のタイムスロットへと構成することと、
    データを通信するための優先アクセスのために利用可能な前記複数のタイムスロットを示す告知メッセージを前記ワイヤレスノードによって複数のワイヤレスデバイスへ送信することと、
    優先アクセスのために前記第1のワイヤレスデバイスに前記複数のタイムスロットのうちの第1のタイムスロットを割り振るようにとの要求を前記ワイヤレスノードによって前記複数のワイヤレスデバイスのうちの第1のワイヤレスデバイスから受信することであって、前記第1のワイヤレスデバイスが、前記第1の複数のパラメータに従って前記第1のタイムスロットにアクセスする、要求を受信することと
    を含む方法。
  15. 請求項14に記載の方法を実施するように構成されている1つまたは複数のプロセッサ
    を含むワイヤレスノード。
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