JP2023515298A - ヒーター構成 - Google Patents

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Abstract

記載されている発明は、エアロゾル発生装置(100)用のヒーター構成(1)である。ヒーター構成は、エアロゾル発生基質を収容するように構成された空洞(11)を備える管状加熱チャンバ(10)と、加熱チャンバを円周方向に取り囲むように巻き付けられた絶縁層(20)と、加熱チャンバの周りに配置された剛性包囲体(40)を備える絶縁材支持アセンブリ(30)と、を含み、絶縁材支持アセンブリは、加熱チャンバ及び絶縁層を係合して、絶縁層を加熱チャンバの周りの所定位置に保持するように構成されている。このような加熱構成を利用する装置は、断熱性能の改善を示し、絶縁材料を選択する際に、より大きな自由度を可能にする。本発明によるヒーター構成はまた、従来の絶縁ヒーター、例えば真空チューブを利用しているものと比較して、より低コストであり、並びにより軽量でもある。絶縁材支持アセンブリは、ヒーターからの熱伝達を減らし、更に組み立ての容易さを改善する。【選択図】図1A

Description

本開示は、ヒーター構成に関し、特にエアロゾル発生装置用のヒーター構成に関する。本開示は、特に、自己完結型且つ低温であり得る携帯型エアロゾル発生装置に適用可能である。そのような装置は、タバコ又は他の好適なエアロゾル基質材料を、燃やすのではなく、伝導、対流、及び/又は放射により加熱して、吸入のためのエアロゾルを発生させることができる。
リスク低減装置又はリスク修正装置(気化器としても知られる)の人気と使用は、紙巻きタバコ、葉巻、シガリロ、及び巻きタバコ等の従来のタバコ製品の喫煙を止めようと望む常習的喫煙者を支援するための手助けとして、ここ数年で急速に成長してきた。タバコの燃焼に依存するのではなく、エアロゾル化可能な物質を加熱して吸入用の蒸気を放出させる様々な装置及びシステムが利用可能である。
一般に利用可能なリスク低減装置又はリスク修正装置は、加熱式基質エアロゾル発生装置又は加熱非燃焼式装置である。この種類の装置は、湿った葉タバコ又は他の好適なエアロゾル化可能材料を典型的に含むエアロゾル基質を、典型的には150℃~300℃の範囲の温度に加熱することによってエアロゾル又は蒸気を発生する。エアロゾル基質を燃焼させたり又は燃やしたりするのではなく、加熱することにより、ユーザが求める成分は含むが、燃焼及び燃やすことによる毒性及び発癌性のある副生成物は含まないエアロゾルが放出される。更に、タバコ又は他のエアロゾル化可能材料を加熱することにより生成されるエアロゾルは、典型的には、ユーザにとって不愉快となる可能性がある、燃焼及び燃やすことに起因する焦げた味又は苦味を含まない。したがって、基質は、煙及び/又は蒸気をユーザにとってより口当たりの良いものにするために、そのような材料に典型的に添加される糖及び他の添加物を必要としない。
既知のエアロゾル発生装置は、典型的には、消費可能なエアロゾル発生基質を収容するための加熱チャンバと、電源と、電源から加熱チャンバへの電力供給を制御するための制御回路とを含む。このような装置の既知の課題の1つは、装置内における電源及び制御回路と加熱チャンバとの近接が避けられないことにより、電源及び電子回路の望ましくない加熱が生じる可能性があることである。このような加熱は、これらの熱に敏感な電子構成要素に損傷を与える場合があり、場合によっては、加熱されるようには設計されていない構成要素が高温になり過ぎると、火災又は爆発のリスクを伴い、危険になる場合さえある。
本発明の目的は、上述した課題に対処すること、及び熱管理が改善されたエアロゾル発生装置を提供しながらも、依然としてコンパクトでユーザに優しい装置を提供することである。
本発明の第1の態様では、エアロゾル発生装置用のヒーター構成が提供され、ヒーター構成は、エアロゾル発生基質を収容するように構成された空洞を備える管状加熱チャンバと、加熱チャンバを円周方向に取り囲むように巻き付けられた絶縁層と、加熱チャンバの周りに配置された剛性包囲体を備える絶縁材支持アセンブリと、を備え、絶縁材支持アセンブリは、加熱チャンバ及び絶縁層を係合して、絶縁層を加熱チャンバの周りの所定位置に保持するように構成されている。このような加熱構成を利用する装置は、断熱性能の改善を示し、絶縁材料を選択する際に、より大きな自由度を可能にする。本発明によるヒーター構成はまた、従来の絶縁ヒーター、例えば真空チューブを利用しているものと比較して、より低コストであり、並びにより軽量でもある。絶縁材支持アセンブリは、ヒーターからの熱伝達を減らし、更に組み立ての容易さを改善する。
好ましくは、絶縁材支持アセンブリは、非金属を含む。好ましくは、絶縁材支持アセンブリは、非金属で作製されている。好ましくは、非金属は、耐熱性ポリマー、最も好ましくはポリエーテルエーテルケトン(PEEK)である。そのような材料は、ヒーター構成を取り囲んでいる構成要素への熱伝達を減らし、また軽量であって、有用性及び組み立ての容易さを改善する。
好ましくは、絶縁層は、断熱材料のシートを含む。好ましくは、絶縁層は、管状加熱チャンバの周りに1回以上、巻き付けられる。好ましくは、絶縁層は、セラミック繊維、例えば、Superwool(商標)、1つ以上の金属酸化物、及びエアロゲル、のうちの1つ以上を含む。本発明のいくつかの実施例では、絶縁層は、酸化アルミニウム、酸化ケイ素、及び/又はZrO2を含むセラミック繊維シートを含む。好ましくは、絶縁層は、ブランケット、フェルト、又は紙として形成されている。具体的には、絶縁層は、加熱チャンバの周りに巻き付けられた層を含んでもよい。絶縁層は、剛性包囲体の中又は外側で、加熱チャンバの周りに巻き付けるのに好適な可撓性の平坦な絶縁材料片を含んでもよい。
好ましくは、剛性包囲体は、管状加熱チャンバの円周の周りに延びており、加熱チャンバの長さの大部分、好ましくはその全部にわたって延びている。このように、剛性包囲体は、管状加熱チャンバの円周及び長さにわたって、すなわち円筒形の表面領域にわたって、絶縁層を支持することができる。
好ましくは、絶縁材支持アセンブリは、加熱チャンバの一方の端部のみ又は両方の端部において、加熱チャンバに接触して、剛性包囲体を加熱チャンバの周りの所定位置で支持するように構成されている。加熱チャンバの長手方向端部は、加熱チャンバ上の最低温度点であるので、支持アセンブリを一方又は両方の端部点に接続することにより、絶縁材支持アセンブリへの熱伝達が最小限に抑えられる。加熱チャンバの一方又は両方の端部の接続点以外では、絶縁材支持体の残りの部分は、好ましくは、絶縁材支持体と加熱チャンバの表面との間に間隙を残すように支持される。
好ましくは、絶縁材支持アセンブリは、1つ以上の環状支持体を備え、環状支持体は、加熱チャンバの端部の周りに装着されて、剛性包囲体を加熱チャンバの周りの所定位置で支持する。環状支持体は、好ましくは、加熱チャンバの円周の周りに部分的に又は完全に延びている。このように、環状支持体は、剛性包囲体を支持するための確実な機械的接続を提供することができる。1つ以上の環状支持体は、加熱チャンバの端部の円周の大部分の周りに延びる環状体と、環状体の周りに周期的に配置され加熱チャンバの長さに沿って延びる複数の長手方向支柱とを備えてもよい。このように、絶縁材支持アセンブリ及びヒーターチャンバの長さ許容度はより大きくなり、製造プロセスは促進される。好ましくは、環状支持体及び剛性包囲体は、環状支持体が剛性包囲体を支持するように、機械的接続を介して接続するように構成されている。1つ以上の環状支持体はまた、エアロゾル発生装置内でフレームと係合するように構成されてもよく、その結果、ヒーターアセンブリがエアロゾル発生装置内で所定位置に装着されることが可能になる。
好ましくは、絶縁層は、剛性包囲体の外面の周りに巻き付けられている。換言すれば、剛性包囲体の外面は、絶縁層を加熱チャンバの周りの所定位置に保持する。剛性包囲体は、絶縁層が支持されている加熱チャンバの端部に接続されたフレームを備えてもよい。
本発明のこれらの実施例では、剛性包囲体は、好ましくは、管状加熱チャンバの長さに沿って延びる複数の長手方向支柱を備えるフレームを備え、絶縁層は、長手方向支柱により形成された外面の周りに巻き付けられている。フレームは、2つのエンドリングを備えてもよく、各エンドリングは、加熱チャンバの長手方向端部の周りに配置され、長手方向支柱は、加熱チャンバの長さに沿ってエンドリングの間に延びている。このように、絶縁層を所定位置で支持するように機能する剛性包囲体のために最低限の量の材料が使用される。更に、絶縁材支持アセンブリのために必要とされる部品の数は減る。
好ましくは、剛性包囲体は、絶縁層を把持し絶縁層の少なくとも一部分を所定位置に保持するように構成された、把持部材を備える。いくつかの実施例では、把持部材は、剛性包囲体から半径方向外向きに延びて絶縁層を係合する。例えば、把持部材は、絶縁層を穿孔するように構成された棘又は鋭い先端を含んでもよい。他の実施例では、把持部材は、巻き付けられた絶縁材上に置かれて、絶縁材を所定位置に保持してもよく、例えば、把持部材は、クランプを備えてもよい。
本発明の他の実施例では、絶縁層は、管状加熱チャンバの周りに巻き付けられ、剛性包囲体内に配置される。このように、剛性包囲体は絶縁層の外面を支持して、絶縁層を所定位置に保持する。
好ましくは、剛性包囲体は、管状ケーシングを備え、ケーシングは、管状加熱チャンバを囲んで、加熱チャンバの外面とケーシングの内面との間に円筒形の空洞を形成するように構成され、絶縁層は、空洞内に保持されている。このように、包囲体は、絶縁層を所定位置に囲み、剛体構造を提供して、エアロゾル発生装置内へのヒーターアセンブリの装着を可能にする。管状ケーシングはまた、好ましくは、熱管理特性を更に強化するための断熱材料を含む。好ましくは、ケーシングの空洞は、絶縁層が少なくとも1つの円周領域において加熱チャンバの表面とケーシングの内面との両方に接触するように、寸法設定されている。
円筒形空洞は、好ましくは、2mm~4mm、より好ましくは、2.4~3.5mm、最も好ましくは約3.0mmの半径方向厚さを有する。絶縁層は、好ましくは、それが空洞の半径方向厚さ全体を占めるように巻き付けられている。
好ましくは、ヒーター構成は、管状加熱チャンバとケーシングとの間で、管状加熱チャンバの端部に配置された環状支持体を更に備え、環状支持体は、管状加熱チャンバの円周の大部分の周りに延びている。このように、環状支持体は、管状ケーシングを加熱チャンバから分離するように機能し、最も冷たい点においてのみ加熱チャンバに接触して、絶縁材支持アセンブリへの熱伝達を最小限に抑える。環状支持体は、ケーシングにより完全に覆われていてもよく、又はケースから外に延びて、例えば、エアロゾル発生装置内のフレームへの接続を可能にしてもよい。
好ましくは、環状支持体は、管状加熱チャンバの軸線に沿って延び加熱チャンバをケーシング内に保持するように構成された複数の軸方向支柱、例えば3本の軸方向支柱、を備える。軸方向支柱は、加熱チャンバとの接触を最小限に抑えながら、加熱チャンバを把持して、加熱チャンバをケーシング内の正しい位置で支持するように機能する。
いくつかの実施例では、管状加熱チャンバは、円周方向フランジ(本明細書では、リップと称される)を備えてもよい。絶縁材支持アセンブリは、円周リップを収容して加熱チャンバを支持するように構成された接続特徴部を備えてもよい。具体的には、接続特徴部は、リップを収容及び把持して、加熱チャンバを所定位置に保持するように構成されてもよい。例えば、接続特徴部は、リップに係合するように構成された溝又は凹部を備えてもよい。具体的には、管状ケーシング及び環状支持体は、リップの周りで一緒に係止されて、管状ケーシング内で加熱チャンバを固定するように構成されてもよい。これは、加熱チャンバを所定位置に保持する確実な構成を提供し、その一方で、加熱チャンバへの開口部の周りだけでリップを把持し、それにより加熱チャンバから支持アセンブリへの熱伝達が最小限に抑えられる。
管状ケーシングは、2つの半円筒形の部品を備えてもよく、部品は、長手方向境界面に沿って接続されて、加熱チャンバの周りに管状ケーシングが形成されるように構成されている。これは組み立てを容易にし、絶縁層が、加熱チャンバ上と、加熱チャンバ及び絶縁層の周りに接続された管状ケーシング上とに巻き付けられることを可能にする。
ヒーター構成は、加熱チャンバの外面に取り付けられ、絶縁層を把持し、絶縁層の少なくとも一部分を所定位置に保持するように構成された、把持部材を更に備えてもよい。好ましくは、把持部材は、絶縁層の下で加熱チャンバの外面に取り付けられるように構成された棘付きクランプを備え、棘付きクランプは、絶縁層を把持するように構成された外側に向いた棘を備える。
管状ケーシングは、管状加熱チャンバのベース(閉)端部の周りで管状ケーシングを少なくとも部分的に囲むベース面を備えてもよい。管状ケーシングは、ケーシングのベース面と加熱チャンバのベース面(閉端部)との間に間隙を提供するように構成されてもよい。間隙内に絶縁材が設けられてもよく、例えば、加熱チャンバの閉端部と管状ケーシングのベース端部との間の間隙内に絶縁材料が配置されてもよい。管状ケーシングのベース面は、加熱チャンバ(すなわち、加熱チャンバを加熱するように構成されたヒーター)への電気接続部が貫通することを可能にする開口部を更に備えてもよい。ベース面は、好ましくは、開口部が、加熱チャンバの長手方向軸線に対してある角度で向くように構成されている。このように、熱が、管状軸線に沿ってケーシングから直接、導かれることはないが、電池などの敏感な電子構成要素から遠ざかるように導かれてもよい。
管状加熱チャンバが、エアロゾル発生基質を収容するように構成された開端部と、反対側の閉端部とを備える、いくつかの実施形態では、管状ケーシングは、少なくとも部分的に閉じた端部を備えてもよく、少なくとも部分的に閉じた端部は、内面から延びて加熱チャンバの閉端部を係合する突出部を備える。管状加熱チャンバの閉端部は、閉端部の外面に凹部を備えてもよく、突出部は、凹部に係合するように構成されてもよく、それにより、加熱チャンバと支持アセンブリとの間の熱伝達を最小限に抑えながら、追加の安定性が提供される。
管状加熱チャンバが、エアロゾル発生基質を収容するように構成された開端部と、反対側の閉端部とを備える、いくつかの実施形態では、ヒーター構成は、エンドキャップ支持体を更に備えてもよく、エンドキャップ支持体は、加熱チャンバの閉端部の外面に溶接され、管状ケーシングを加熱チャンバの周りの所定位置で支持するように構成されている。エンドキャップ支持体を加熱チャンバのベースに溶接することにより、好ましくはスポット溶接することにより、加熱チャンバは、加熱チャンバ上の最も冷たい点において支持され、更に、溶接点が熱障壁を提供して、エンドキャップ支持体への熱伝達が低減される。溶接され部分の周りでエンドキャップ支持体と加熱チャンバとの間に、更なる絶縁材料を設けて、絶縁効果を更に強化してもよい。エンドキャップ支持体は、好ましくは、ディスク形状の本体から延びる突出部を備え、突出部は、加熱チャンバの閉端部に溶接される。加熱チャンバは、閉端部の外面上に凹部を備えてもよく、突出部は、凹部内で溶接されて、追加の支持を提供してもよい。この構成により、必要な構成要素の数が減る。
エンドキャップ支持体は、電気接続部が貫通することを可能にする開口部を備えてもよい。エンドキャップ支持体は、好ましくは金属エンドキャップである。
絶縁層は、ケーシングにより包み込まれる前に、テープ片により所定位置に維持されてもよく、これは、包み込まれる前に、絶縁層の巻きが解かれること回避するためである。
好ましくは、管状ケーシング及び1つ以上の環状支持体は、PEEKで作製されている。
管状ケーシングは、金属熱反射層で内部がコーティングされてもよく、又は金属箔を絶縁層と共に巻き付けることができる。
管状ケーシングは、接着剤層を有する黒鉛などの接着性支持層により外部が覆われていてもよい。
管状ケーシングは、ピン/穴、プレス嵌め、超音波溶接、無機接着剤、ねじ、及び磁石のうちの1つ以上などの、機械的接続及び/又はガイド要素により組み立てられてもよい。
本発明の更なる態様では、特許請求の範囲で定義されているようなヒーター構成を備えるエアロゾル発生装置が提供される。エアロゾル発生装置は、好ましくは、内部支持フレームを備え、ヒーターアセンブリがエアロゾル発生装置内の所定位置に保持されるように、絶縁材支持アセンブリは、内部支持フレームに係合するように構成されている。
エアロゾル発生装置用のヒーター構成の概略図である。 エアロゾル発生装置の概略図である。 エアロゾル発生装置用のヒーター構成の概略図である。 エアロゾル発生装置用のヒーター構成の概略図である。 エアロゾル発生装置用のヒーター構成の概略図である。 エアロゾル発生装置用のヒーター構成の概略図である。
図1A及び図1Bは、図2に図示されるようなエアロゾル発生装置100用のヒーター構成1を概略的に示す。ヒーター構成1は、エアロゾル発生基質を収容するように構成された空洞11を備える管状加熱チャンバ10を含む。管状加熱チャンバ10は、加熱チャンバ10を円周方向に取り囲むように、図1Bの断面図に示す絶縁層20で巻き付けられている。ヒーター構成1は、加熱チャンバ10の周りに配置された剛性包囲体40を含む絶縁材支持アセンブリ30を更に含む。絶縁材支持アセンブリ30は、絶縁層20を加熱チャンバ10の周りの所定位置に保持するように、加熱チャンバ10及び絶縁層20を係合するように構成されている。
ヒーターチャンバ10用の絶縁体として、一般に真空チューブを使用する既知の装置とは異なり、本発明によるヒーター構成1は、断熱材料の広範な選択を可能にし、断熱性能の改善を可能にする。ヒーター構成1は、真空チューブと比較してより低コストであり、組み立てがより容易であり、軽量であって、組み立ての容易さ及び装置内での支持を更に向上させる一方で、より軽くよりユーザに優しい装置をユーザに提供する。
図1Aに示すように、絶縁材支持アセンブリは、剛性包囲体40を備える複数構成要素アセンブリである。これは、図1の実施例では、2つの半円筒形ハウジング部分41、42を備える、2部品の管状ハウジングの形態をとる。ハウジング部分は、長手方向境界面に沿って加熱チャンバ10の周りで接続されて、剛性で円筒形の包囲体を形成する。包囲体は、図1Bに示す絶縁層20を、加熱チャンバ10の周りで所定位置に保持する。図1の実施例では、加熱チャンバ10は、図1Bに断面で示すような、加熱チャンバ10の外面の周りで円周方向に巻き付けられた薄膜ヒーター12により加熱される。絶縁層20は、加熱チャンバ10及び薄膜ヒーター12を取り囲んで、熱が剛性包囲体40を出て装置の他の外部構成要素に至る経路を制限する。
図1A及び図1Bの実施例では、絶縁材支持アセンブリ40は、加熱チャンバ支持体50も含む。この場合、加熱チャンバ支持体50は、環状の又は部分的に環状の支持体の形態をとり、これが管状加熱チャンバ10の端部13、14に係合し、更に剛性包囲体40に係合し、その結果、加熱チャンバ支持体は、剛性包囲体40内で加熱チャンバ10を所定位置に保持する。以下で更に説明するように、加熱チャンバ10から剛性包囲体40及びエアロゾル発生装置100の接続構成要素への熱の輸送を最小限に抑えるように、ヒーターチャンバ支持体50は、加熱チャンバ10の最も冷たい点である、加熱チャンバ10の長手方向端部13、14だけに接触している。
次いで、図1Bに示すように組み立てられたヒーターアセンブリ1は、図2A及び図2Bに示すようにエアロゾル発生装置内に装着されてもよい。具体的には、ヒーターアセンブリ1は、ヒーターアセンブリフレーム110により、エアロゾル発生装置100のハウジング101内に保持されてもよい。絶縁材支持アセンブリのヒーター支持体50とフレーム110との間の係合により、ヒーターアセンブリ1が装置100のハウジング101内で支持されるように、ヒーターチャンバ支持体50は、ヒーターチャンバフレーム110上の接続特徴部に接続するように構成されている。このように、加熱チャンバ10と、装置100の残りの内部構成要素及びハウジング101との間の熱接続ポイントが最小限に抑えられる。具体的には、チャンバ支持体50は、最も冷たい点である長手方向端部において加熱チャンバ10に接触しているだけなので、更に、加熱チャンバ支持体40と、フレーム110及び包囲体40との間の接触が最小限に抑えられるので、装置の残りの構成要素への熱の拡散は著しく制限される。
剛性包囲体40及びヒーターチャンバ支持体50を含む絶縁材支持アセンブリは、好ましくは、PEEKなどの耐熱性ポリマー材料を含む。断熱材層は、断熱性を更に改善するために、好ましくは、加熱チャンバの周りに円周方向に少なくとも1回のターンで、好ましくは複数回のターンで巻き付けられたシートの形態である。断熱材層20用に、様々な材料が選択されてもよい。実施例は、エアロゲル、又はセラミック繊維材料、すなわち金属酸化物繊維材料、を含む。例えば、セラミック繊維シートは、酸化アルミニウム、酸化ケイ素、及び/又はZrO2を含む。そのようの材料の一例が、Superwool(商標)ブランケットである。
剛性包囲体は、絶縁材料20のシートを、加熱チャンバ10の周りの所定位置で支持するように構成されている。図1の実施例では、剛性包囲体を形成する管状ハウジング40は、2~4ミリメートル、好ましくは約3ミリメートルの半径方向厚さを有する円筒形空洞を提供するように寸法決めされていることが好ましい。絶縁材支持アセンブリ30は、ヒーター12からの接続部が通過して制御回路及び電池に至るための開口部を提供するように形作られたベース加熱チャンバ支持体51を含む。図1Bに示すように、ベース加熱チャンバ支持体51は、好ましくは、接続部を、ヒーターアセンブリ1の細長い軸線に対してある角度で導く経路を提供して、細長い軸線に平行な直接的な熱の通路を遮断するように形作られている。これにより、加熱チャンバから直接、下に向かって電池及び装置の他の内部構成要素へと熱が通過することが最小限に抑えられ、代わりに、ヒーターアセンブリ1の細長い軸に対して略垂直な方向に横方向に出るように熱が導かれて、熱管理が更に改善する。
したがって、本発明のこの一般原理は、好ましくは端部点においてのみ、加熱チャンバに接触させて、接触を最小限に維持するだけで、ヒーター12及び加熱チャンバ10の周りの所定位置に絶縁層20を確実に保持するための、加熱チャンバ10を取り囲む軽量なアセンブリ40を提供し、したがって、エアロゾル発生装置1に適用するための安価で軽量で組み立てが容易な、真空チューブの代替形態を提供する。この一般概念の範囲内で、ヒーター構成1を、いくつかの異なる形態で実現することができる。本発明を実現することができる特定の例示的な構成が、図3、図4、図5、及び図6に図示され、ここで詳細に説明される。以下の実施例の個々の構成要素は、実施例間で交換されてもよく、様々な実施形態の特徴は、上記の本発明の広範な原理の範囲内で組み合わせることができる。
図3A~図3Fは、剛性包囲体が2部品の円筒形ケーシング41、42の形態をとる図1A及び図1Bに示すものと同様の、ヒーター構成1の実施例を概略的に示す。上述したように、管状加熱チャンバ10は、消耗品であるエアロゾル発生基質が内部空洞11内へと挿入され得る際に通過する開端部13と、チャンバ10の反対側の長手方向端部にある反対側の閉端部14とを備える。加熱チャンバ10は、可撓性電気絶縁性裏地フィルム上に抵抗加熱トラックを備える薄膜ヒーター12が巻き付けられており、制御回路及び電源への接続のための接続部16が、加熱チャンバ10のベース14端部から外に延びている。
絶縁材支持アセンブリ40の第1の構成要素はベース加熱チャンバ支持体51であり、これは、加熱チャンバ10のベース端部14上で、そして薄膜ヒーター12上でスリーブ状である。第1の加熱チャンバ支持体51は、加熱チャンバ10のベース端部14の円周の周りの少なくとも一部分に延びる環状体53を備え、加熱チャンバ10の長さに沿って環状体53から部分的に延びる複数の軸方向支柱52を更に備える。このように、支柱52は、加熱チャンバ10の端部14に係合し、加熱チャンバが包囲体40の中に確実に装着されることを可能にする支持体を提供する。図3Bに示すように、支柱52は薄膜ヒーター12を覆って延びて、薄膜ヒーター12及び加熱チャンバ10を確実に把持する。次いで、断熱材料のシートの形態の絶縁層20は、図3Cに示すように、加熱チャンバ、薄膜ヒーター12、及び第1の加熱チャンバ支持体51の支柱52の周りに円周方向に巻き付けられる。次いで、組み立てられた加熱チャンバ10及び絶縁層20は、図3Cに示すように、剛性包囲体40の第1の半円筒部分42内に配置される。
この例では、加熱チャンバの開端部13の周りの円周フランジ又はリップ15が、剛性包囲体40の第1の部分42の開端部42bの内面の周りに延びている対応する円周凹部43内に収容される。次いで、図3Dに示すように、第2の加熱チャンバ支持体52が、加熱チャンバの開端部42bに接続され、リップ15、及び剛性包囲体40の半円筒部分41、42の開端部の周りの接続点に係合する。加熱チャンバのリップ15は、管状ケーシングの開端部41b、42bと加熱チャンバ支持体52とにより形成される凹部内に保持される。
加熱チャンバ支持体52、管状ケーシング41、42、及び加熱チャンバ10のリップ15の、この機械的接続が、図1Bの拡大詳細図に示される。具体的には、加熱チャンバ支持体52は、加熱チャンバ10のリップ15を、ケーシング40の半円筒部分41、42の端部41b、42bと加熱チャンバ支持体52との間で把持するような形で、管状ケーシング部品41、42の開端部における接続点にクリップ式に嵌められることが示される。このように、円筒形リム15における開端部においてのみ加熱チャンバ10との直接接触が存在し、ヒーター支持体52への熱伝達が低減される。
図3Eに戻ると、次いで、絶縁材及び管状加熱チャンバ10の周りに完全なハウジングが形成されるような位置に、円筒形ハウジング40の第2の部分41が嵌められて、図3Fに示すようなヒーターアセンブリ1が提供される。第2の加熱チャンバ支持体52と一緒に、ケーシング40のベースにおける機械的接続部分43が、組み立てられたヒーターアセンブリ1をエアロゾル発生装置100内へと接続することを可能にする。
本発明によるヒーターアセンブリ1の更なる実施例を、図4A~図4Eに図示する。この構成は、絶縁層20を加熱チャンバ10の周りの所定位置に保持するように機能する剛性包囲体40を含む絶縁材支持アセンブリ30の使用におけるものと同じ中心的な発明概念を利用する。しかしながら、本発明のこの実施例では、絶縁層20をその外面で保持するように、剛性包囲体40が絶縁層20の外側に配置される代わりに、剛性包囲体40は、絶縁層20をその(半径方向)内面に接して下から支持するフレーム40を備える。具体的には、フレーム40は、絶縁材表面20がその周りに巻き付けられる支持面を提供する。
図1及び図3の実施例と同様に、この例では、加熱チャンバ10は、図4Aに示すような、加熱チャンバ10の外面の周りで円周方向に巻き付けられた薄膜ヒーター12により加熱される。上述したように、この場合、剛性包囲体40は、管状加熱チャンバ10の周りでスリーブ状の管状フレーム45の形態である。剛性包囲体40を提供するフレーム45は、2つのエンドリング46と、エンドリング46の間を管状加熱チャンバ10の細長い軸線に対応する方向に延びる複数の長手方向支柱とを備える。図4Bに示すように、管状加熱チャンバ10は、加熱チャンバ10がフレーム45により取り囲まれ、長手方向支柱47が加熱チャンバ10の長さに沿って延びるように、フレーム45内へと挿入される。
図1及び図3の実施例と同様に、チャンバの開端部におけるエンドリング46aは、加熱チャンバ10の開端部13の周りに延びている円周リップ15に係合するように構成されてもよい。いくつかの実施例では、図1Bの拡大詳細図に示すものと類似の接続機構が使用されてもよく、その場合、フレーム45のエンドリング46aと加熱チャンバ支持体52とが加熱チャンバのリップ15の周りに機械的に係合して、加熱チャンバを所定位置に固定する。この実施例では、図4Bに示す、支持フレーム45のベースエンドリング46bが、図1及び図3の実施例における第1の加熱チャンバ支持体51の代わりとなる。具体的には、フレーム45は、加熱チャンバ10のベース端部14を超えて延び、このフレーム45は、接続特徴部43を使用してフレーム45をエアロゾル発生装置100内で接続する方法と同様に使用してもよい。
フレーム45及び加熱チャンバ支持体52の機械的接続と、薄膜ヒーター12の外面上の長手方向支柱47の接触とにより、管状加熱チャンバ10及び薄膜ヒーター12が保持されているので、そのとき、絶縁材料20のシートが、フレーム45の長手方向支柱47により形成される、フレーム45の外面の周りに巻き付けられる。フレーム45は、図4Dに示すように、断熱材料20のシートを穿刺し把持する、この場合は棘48の形態である、1つ以上の把持手段48を更に含んでもよい。次いで、断熱材料20のシートは、フレーム45の周りに円周方向に巻き付けられ、棘48との係合により固定される。全ての実施例と同様に、代わりに又は加えて、例えば絶縁層20を所定位置に保持する接着テープ片などの、他の取り付け手段が使用されてもよい。
前述した実施例と同様に、図4Eに示すヒーター構成1は、絶縁材支持アセンブリにより保持される断熱材料20のシートを備え、断熱材料20のシートは、加熱チャンバ10に係合し、絶縁層20を加熱チャンバ10の周りの所定位置に保持する。次いで、組み立てられたヒーターアセンブリ1は、図2A及び図2Bに図示するようなエアロゾル発生装置100内に接続されてもよい。具体的には、フレーム45のエンドリング46は、クリップ43などの機械式取り付け手段を、本実施例ではベースエンドリング46b上に備えて、エアロゾル発生装置100内での加熱チャンバフレーム110との機械的接続を可能にしてもよい。ヒーターチャンバ支持体52はまた、図2Bに示すように、装置の内部構成要素との接続を可能にすることができ、そのとき、ヒーターチャンバ支持体52は、ヒーターアセンブリ1を、フレーム110と一緒に装置100内で所定位置に確実に保持するように機能するエンドキャップ120に接続する。
本発明によるヒーター構成の更なる実施例を、図5A~5Eに図示する。図5の構成は、図1及び図3の実施例と同様の形態で、剛性包囲体として管状ハウジング40を使用しているが、断熱材料20のシートを取り付ける代替手段と、管状ハウジング40を加熱チャンバ10に係合する代替手段とを使用している。
前述した実施例の各々と同様に、図5Aに示すように、ヒーター12が加熱チャンバ10の外面の周りに巻き付けられている。図5の実施例は、クランプ31の形態の追加構成要素を含む。クランプ31は、薄膜ヒーターの周りでスリーブ状であり、棘付き表面32の形態の把持手段を含む。棘付き表面32は、加熱材料のシート20を固定するために、加熱チャンバ10から半径方向外向きに延び、図4の構成の棘4に類似した形態で機能する。クランプ31は、断熱材料20のシートを把持するための代替手段、例えば接着剤、又は他のタイプの把持部材と置換してもよい。この実施例では、クランプ31は、C字形の構成要素の形態であり、これは、図5Bに示すように、加熱チャンバ10及び薄膜ヒーター12上でスリーブ状であり、断熱材料20のシートを係合し把持するように構成された鋸歯状の外向きエッジ32を有する。絶縁材料20のシートは、図5Cに示すように、加熱チャンバ10及び薄膜ヒーター12の周りで円周方向に1回以上巻き付くように、把持手段31上に巻き付けられる。
図5C~図5Eに示すように、剛性包囲体40は、2つの半円筒形ハウジング部品41及び42を備える管状ケーシング又はハウジング40の形態であり、ハウジング部品41及び42は、長手方向境界面に沿って接続されて、絶縁加熱チャンバ10の周りで完全な円筒形のハウジングを形成する。複数部品のハウジングを利用する、本発明の全ての類似した実施例と同様に、部品41、42は、機械的に、又は接着剤若しくは他の固定手段を用いて、一緒に留めてもよい。図5の実施例の剛性包囲体40を提供する管状ケーシングは、それが管状加熱チャンバ10に係合する形態において、図1及び図3の実施例とは異なる。この実施例では、管状ケーシング40は、ベース内面から延びて、加熱チャンバ10の閉端部14において外側ベース面に接触する内部突出部49を備える。
突出部49は、加熱チャンバ20を係合して、加熱チャンバ10を管状ハウジング40内の所定位置に保持するための安定した接触をもたらすように構成されている。いくつかの実施例では、管状加熱チャンバ10は、閉端部14の外側のベース面上に設けられた対応する凹部を有してもよく、この凹部に突出部49が係合して、加熱チャンバ10に追加の安定性をもたらす。突出部49は、2つの半円筒部分41、42のうちの1つに設けられてもよい。図5の場合、突出部は、図5Cに示すように下側の半円筒部分42に設けられている。管状ハウジング40の他方の半円筒部分42は、ベース端部41aに開口部を有して、ヒーターの接続部が貫通することを可能にしてもよい。具体的には、図5Dに示す部分41は、ヒーター接続部が通過できる開口部を残すために、ベース端部41aにおいて完全に開いている。
管状ケーシング41b、42bの開端部は、開口部の内面の周りに設けられた円周凹部43を備えてもよく、円周方向凹部は、加熱チャンバ10の開いた第1の端部13の周りに設けられた円周リップ15に係合するように構成されている。他の実施例では、管状ケーシング40は、異なる形態で加熱チャンバ10に係合してもよく、例えば、チャンバの外面に接触する複数の半径方向内向きに延びる突出部を有する、又は加熱チャンバ10の開端部13の周りの円周方向隆起15を必要としない、チャンバに係合するカラー部分を有する。
絶縁シート20が巻き付けられた加熱チャンバ10は、図5Cに示すように、ハウジング40の第1の半円筒部分42内に配置される。突出部49は、加熱チャンバ10のベースに係合し、加熱チャンバの開端部13は、ハウジング40の開端部41B、42Bの対向する表面に係合して、図3及び図4の実施例において存在する追加のヒーター支持体を必要とすることなく、加熱チャンバ10をハウジング41、42内の所定位置に固定する。図5Eに示す組み立てられたヒーター構成1は、管状ハウジング40の外面及び/又は端部に設けられた1つ以上の機械的特徴部43を有して、上述したように、エアロゾル発生装置100内でのヒーター構成1の接続を容易にしてもよい。加熱チャンバの円筒形外面との接触がないと想定すると、この構成は、必要な絶縁材支持アセンブリの構成要素の数を減らし、良好な断熱を提供する。
本発明によるヒーター構成1の更なる実施例を、図6A~6Eに示す。この実施例は、加熱チャンバ10のベース端部14上に溶接された溶接支持キャップ33を含み、管状ケーシング40を支持する手段を使用するという点で、上述した実施例とは異なる。
図6Aに示すように、支持キャップ33は、開口部分35を有する実質的に円形ディスク形状を有する実質的に平面の構成要素であって、開口部35を形成するために半径方向セグメントが除去された円形ディスクに似ている。支持キャップ33は加えて、ディスク形状の本体の平坦な平面から離れるように垂直方向に延びる突出部34を備える。突出部34は、加熱チャンバ10の閉端部14におけるベース面に係合するように構成されている。図6Cに示すように、突出部は、加熱チャンバ10の閉端部14のベース面に、複数の溶接点36においてスポット溶接されてもよい。この実施例では、加熱チャンバ10のベース端部14は、支持キャップ33の突出部34を収容するように構成された凹部18を含む。
このようにスポット溶接することにより、加熱チャンバ10と支持キャップ33の間に熱障壁が設けられ、熱キャップ10と支持キャップ33との間の熱伝達が著しく制限される。更に、支持キャップ33は、加熱チャンバ10上の最も冷たい点に溶接されるので、加熱チャンバから周囲の構成要素に対する絶縁材支持体への熱伝達は更に低減される。支持キャップ33は、いったん加熱チャンバ10に接続されると、取り囲むハウジングを接続しエアロゾル発生装置100内にヒーター構成1を装着するための手段を提供する。図6Cに示すように、絶縁材料37の追加部分が、加熱チャンバ10のベースと支持キャップ33との間に設けられて、支持キャップ33への熱伝達を更に低減させてもよい。
本発明の前述した実施例と同様に、図6Bに示すように、管状加熱チャンバ10の外面の周りにヒーター12が円周方向に巻き付けられている。支持キャップ33が既に加熱チャンバ10に接続されているので、図6Bに示すように、ヒーター12用の電気接続部16が、支持キャップ33に設けられた間隙35を貫通するように整列されてもよい。
図6Dに示すように、いったん薄膜ヒーター12が加熱チャンバの外面の周りに巻き付けられると、次に、絶縁材シート20が、薄膜ヒーター12の外面の周りに巻き付けられる。図1、図3、及び図5の実施例と同様に、剛性包囲体40は、2部品の管状ハウジング41、42により提供される。管状ハウジングは次いで、絶縁加熱チャンバ10の周りに接続されて、管状ケーシング40が形成される。管状ケーシングは、絶縁材シート20を加熱チャンバ10の周りの所定位置に保持するように機能する。ここでも、半円筒ハウジング部分41、42は、長手方向境界面に沿って機械的に接続されてもよく、又は他の手段、例えば接着剤で固定されてもよい。
上述したように、剛性包囲体40内での加熱チャンバの更なる安定化及び支持を提供するために、管状ケーシング41b、42bの開端部は、加熱チャンバの開端部13に係合してもよい。これは、図6A及び図6Bで最も明確に示されるように、円周リップ又はフランジ15を提供することにより実現することができ、これは、ケーシング40の開口部の周りに設けられた対応する円周凹部43内に収容される。管状ケーシング41、42は、追加的に1つ以上の機械的特徴部を備えて、ヒーター構成がエアロゾル発生装置100内に装着されることを可能にしてもよい。
いくつかの付加的な特徴及び修正形態を、本発明の範囲内で上記の実施例に適用することができる。断熱材は、加熱チャンバの周りに1回又は複数回、巻き付けられたシートの形態であってもよい。剛性包囲体がケーシングの形態である場合、ケーシングは、巻き付けられた断熱材の外面を係合するように寸法設定されてもよい。それぞれの場合において、断熱材層20は、接着テープ片により追加的に支持されて、更なる支持が提供されてもよい。管状加熱チャンバ10を更に絶縁するために、ヒーターの閉端部の近くのベース面における管状ケーシング41、42内に、更なる断熱材が設けられてもよい。
例えば、絶縁材支持アセンブリ30は、例えば、ピン/穴、プレス嵌め、超音波溶接、無機接着剤、ねじ、又は磁石などの、機械的接続及び/又はガイド要素により組み立てられてもよい。剛性包囲体40を所定位置に更に固定するために、剛性包囲体40を、接着剤層を有するグラファイト層などの接着剤支持層により外部から覆うことができる。剛性包囲体はまた、金属熱反射層又は金属箔で内部がコーティングされていてもよく、これは、いくつかの実施例では、超断熱層と共に巻き付けられて、装置の熱管理特性を更に強化することができる。
したがって、本発明は、エアロゾル発生装置内で加熱チャンバを絶縁するための、低コストで、軽量で、組み立てが容易な手段を提供する。
定義及び代替的実施形態
上記の説明から、記載した実施形態の多くの特徴が、独立した利点を持つ独立した機能を実行することが理解されるであろう。したがって、特許請求の範囲で定義される本発明の実施形態からのこれらの独立した特徴の各々を含めること又は省略することは、独立して選択することができる。
「ヒーター」という用語は、エアロゾル基質からエアロゾルを形成するのに十分な熱エネルギーを出力するための任意の装置を意味するものと理解すべきである。ヒーターからエアロゾル基質への熱エネルギーの伝達は、伝導、対流、放射、又はこれらの手段の任意の組み合わせであり得る。非限定的な例として、導電性ヒーターが、エアロゾル基質に直接接触してエアロゾル基質を押し付けてもよく、又は加熱チャンバなどの別個の構成要素に接触して、別個の構成要素自体が伝導、対流、及び/又は放射によってエアロゾル基質の加熱を生じさせてもよい。
ヒーターは、電気的に駆動されるか、燃焼により駆動されるか、又は任意の他の好適な手段で駆動されてもよい。電気駆動ヒーターは、抵抗性トラック要素(任意選択で絶縁パッケージングを含む)、誘導加熱システム(例えば、電磁石及び高周波発振器を含む)などを含んでもよい。ヒーターは、エアロゾル基質の外側の周りに構成されてもよく、エアロゾル基質内へと途中まで又は完全に貫入してもよく、又はこれらの任意の組み合わせであってもよい。例えば、上で説明した実施形態のヒーターの代わりに、エアロゾル発生装置は、加熱チャンバ内のエアロゾル基質内へと延びるブレード型ヒーターを有してもよい。
エアロゾル基質は、タバコを、例えば乾燥した又はキュアした形態で含み、場合により、風味のための、又はより滑らかな若しくはより満足を与える経験をもたらす追加の成分を有する。いくつかの例では、タバコなどのエアロゾル基質は、気化剤で処理されてもよい。気化剤は、エアロゾル基質からの蒸気の発生を改善し得る。気化剤は、例えば、グリセロールなどのポリオール、又はプロピレングリコールなどのグリコールを含んでもよい。場合によっては、エアロゾル基質はタバコ又はニコチンさえも含まなくてもよいが、代わりに、風味付け、揮発性、滑らかさの改善、及び/又は他の満足を与える効果を提供するための天然の又は人工由来の成分を含有してもよい。エアロゾル基質は、細断された、ペレット状の、粉末状の、粒状の、ストリップ又はシート形態、任意選択でこれらの組み合わせの固体又はペーストタイプの材料として提供されてもよい。同様に、エアロゾル基質は、液体又はゲルであってもよい。実際、いくつかの例では、固体部分と液体/ゲル部分との両方が含まれる場合がある。
したがって、エアロゾル発生装置1を、「加熱式タバコ装置」、「加熱非燃焼式タバコ装置」、「タバコ製品気化用装置」などと等しく呼ぶことができ、これらの効果を実現するのに好適な装置として解釈される。本明細書に開示される特徴は、任意のエアロゾル基質を気化させるように設計された装置に等しく適用可能である。
エアロゾル発生装置は、エアロゾル基質を、事前にパッケージ化された基質担体内に収容するよう配置されてもよい。基質担体は、好適な形態で構成されたエアロゾル基質を有する管状領域を有する紙巻きタバコに概ね類似していてもよい。一部の設計には、フィルタ、蒸気収集領域、冷却領域、及びその他の構造も含まれる場合がある。例えばエアロゾル基質を所定位置に保持するために、紙又は箔などの可撓性平面材料の外層も提供して、紙巻きタバコなどとの類似性を更に高めてもよい。基質担体は、加熱チャンバ内に収まっていてもよく、又はエアロゾル発生装置1に基質担体が設けられている間、蓋が開いたままとなるように、加熱チャンバより長くてもよい。そのような実施形態では、エアロゾルは、エアロゾル発生装置用のマウスピースとして機能する基質担体から直接提供されてもよい。
本明細書で使用する場合、「エアロゾル」という用語は、ミスト、霧、又は煙など、空気又はガス中に分散された粒子系を意味するものとする。したがって、「エアロゾル化する(aerosolise)」という用語は、エアロゾルにすること及び/又はエアロゾルとして分散させることを意味する。エアロゾル/エアロゾル化する、の意味は、揮発、噴霧、及び気化させることの各々と整合することに留意されたい。誤解を回避するために、エアロゾルは、噴霧された、揮発された、又は気化された粒子を含むミスト又は液滴を一貫して説明するために使用される。エアロゾルはまた、噴霧された、揮発された、又は気化された粒子の任意の組み合わせを含むミスト又は液滴も含む。

Claims (30)

  1. エアロゾル発生装置用のヒーター構成であって、前記ヒーター構成は、
    エアロゾル発生基質を収容するように構成された空洞を備える管状加熱チャンバと、
    前記加熱チャンバを円周方向に取り囲むように巻き付けられた絶縁層と、
    前記加熱チャンバの周りに配置された剛性包囲体を備える絶縁材支持アセンブリと、を備え、
    前記絶縁材支持アセンブリは、前記加熱チャンバ及び前記絶縁層を係合して、前記絶縁層を前記加熱チャンバの周りの所定位置に保持するように構成されている、ヒーター構成。
  2. 請求項1に記載のエアロゾル発生装置用のヒーター構成であって、前記絶縁材支持アセンブリは、前記加熱チャンバの一方の端部のみ又は両方の端部において、前記加熱チャンバに接触して、前記剛性包囲体を前記加熱チャンバの周りの所定位置で支持するように構成されている、ヒーター構成。
  3. 前記絶縁材支持アセンブリは、1つ以上の環状支持体を備え、前記環状支持体は、前記加熱チャンバの端部の周りに装着されて、前記剛性包囲体を前記加熱チャンバの周りの所定位置で支持する、請求項2に記載のヒーター構成。
  4. 前記絶縁層は、前記剛性包囲体の外面の周りに巻き付けられている、請求項1~3のいずれか一項に記載のエアロゾル発生装置用のヒーター構成。
  5. 前記剛性包囲体は、前記管状加熱チャンバの長さに沿って延びる複数の長手方向支柱を備えるフレームを備え、前記絶縁層は、前記長手方向支柱により形成された外面の周りに巻き付けられている、請求項4に記載のエアロゾル発生装置用のヒーター構成。
  6. 前記剛性包囲体は、前記剛性包囲体から半径方向外向きに延びる把持部材を備え、前記把持部材は、前記絶縁層を把持し、及び前記絶縁層の少なくとも一部分を所定位置に保持するように構成されている、請求項4又は5に記載のヒーター構成。
  7. 前記剛性包囲体は、管状ケーシングを備え、前記ケーシングは、前記管状加熱チャンバを囲んで、前記加熱チャンバの前記外面と前記ケーシングの内面との間に円筒形の空洞を形成するように構成され、前記絶縁層は、前記空洞内に保持されている、請求項1~3のいずれか一項に記載のヒーター構成。
  8. 前記円筒形の空洞は、2mm~4mmの半径方向厚さを有する、請求項7に記載のヒーター構成。
  9. 前記管状加熱チャンバと前記ケーシングとの間で、前記管状加熱チャンバの端部に配置された環状支持体を更に備え、前記環状支持体は、前記管状加熱チャンバの円周の大部分の周りに延びている、請求項7又は8に記載のヒーター構成。
  10. 前記環状支持体は、前記管状加熱チャンバの軸線に沿って延び前記加熱チャンバを前記ケーシング内に保持するように構成された複数の軸方向支柱を備える、請求項9に記載のヒーター構成。
  11. 円周リップを更に備え、
    前記絶縁材支持アセンブリは、前記円周リップを収容して前記加熱チャンバを所定位置に保持する接続特徴部を備える、請求項1~10のいずれか一項に記載のヒーター構成。
  12. 前記管状ケーシングは、2つの半円筒形の部品を備え、前記部品は、長手方向境界面に沿って接続されて、前記加熱チャンバの周りに前記管状ケーシングを形成するように構成される、請求項7~11のいずれか一項に記載のヒーター構成。
  13. 前記加熱チャンバの前記外面に取り付けられ、前記絶縁層を把持し、前記絶縁層の少なくとも一部分を所定位置に保持するように構成された、把持部材を更に備える、請求項7~11のいずれか一項に記載のヒーター構成。
  14. 前記把持部材は、前記絶縁層の下で前記加熱チャンバの前記外面に取り付けられるように構成された棘付きクランプを備え、前記棘付きクランプは、前記絶縁層を把持するように構成された、外側に向いた棘を備える、請求項13に記載のヒーター構成。
  15. 前記管状ケーシングは、前記管状加熱チャンバの閉端部の周りで前記管状ケーシングを少なくとも部分的に囲むベース面を備え、前記管状ケーシングは、前記ケーシングのベース面と前記加熱チャンバの前記閉端部との間に間隙を提供するように構成されている、請求項7~14のいずれか一項に記載のヒーター構成。
  16. 前記管状加熱チャンバの前記閉端部と前記管状ケーシングの前記ベース面との間の前記間隙内に設けられた絶縁材を備える、請求項15に記載のヒーター構成。
  17. 前記管状ケーシングの前記ベース面は、前記加熱チャンバへの電気接続部が貫通することを可能にする開口部を更に備える、請求項15又は16に記載のヒーター構成。
  18. 前記ベース面は、前記開口部が、前記加熱チャンバの長手方向軸線に対してある角度で向くように構成されている、請求項17に記載のヒーター構成。
  19. 前記管状加熱チャンバは、前記エアロゾル発生基質を収容するように構成された開端部と、反対側の閉端部とを備え、
    前記管状ケーシングは、閉端部を備え、前記閉端部は、内面から延びて前記加熱チャンバの前記閉端部を係合する突出部を備える、請求項7~18のいずれか一項に記載のヒーター構成。
  20. 前記管状加熱チャンバの前記閉端部は、前記閉端部の前記外面に凹部を備え、前記突出部は、前記凹部に係合するように構成されている、請求項19に記載のヒーター構成。
  21. 前記管状加熱チャンバは、前記エアロゾル発生基質を収容するように構成された開端部と、反対側の閉端部とを備え、前記ヒーター構成は、
    エンドキャップ支持体を更に備え、前記エンドキャップ支持体は、前記加熱チャンバの前記閉端部の前記外面に溶接され、前記管状ケーシングを前記加熱チャンバの周りの所定位置で支持するように構成されている、請求項7~18のいずれか一項に記載のヒーター構成。
  22. エンドキャップ支持体は、突出部を有する実質的にディスク形状の本体を備え、前記突出部は、前記本体から延び、前記突出部は、前記管状加熱チャンバの前記閉端部の前記外面に溶接されている、請求項20に記載のヒーター構成。
  23. 前記管状ケーシングは、内部が熱反射性金属層でコーティングされているか、又は前記絶縁層と共に金属箔が巻き付けられている、請求項7~22のいずれか一項に記載のヒーター構成。
  24. 前記絶縁層は、セラミック繊維を含む、請求項1~23のいずれか一項に記載のヒーター構成。
  25. 前記絶縁層は、金属酸化物を含む、請求項24に記載のヒーター構成。
  26. 前記絶縁層は、酸化アルミニウム、酸化ケイ素、及び/又はZrO2を含む、請求項24又は25に記載のヒーター構成。
  27. 前記絶縁層は、エアロゲルを含む、請求項1~26のいずれか一項に記載のヒーター構成。
  28. 前記絶縁層は、ブランケット、フェルト、又は紙として形成されている、請求項1~27のいずれか一項に記載のヒーター構成。
  29. 前記絶縁材支持アセンブリは、非金属材料を含む、請求項1~28のいずれか一項に記載のヒーター構成。
  30. 前記絶縁材支持アセンブリは、非金属、好ましくは耐熱性ポリマー、最も好ましくはポリエーテルエーテルケトン(PEEK)から作製されている、請求項29に記載のヒーター構成。
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