JP2023514709A - コンパクトな折り畳まれた構成を有するプレイヤードおよび保管ラッチ - Google Patents

コンパクトな折り畳まれた構成を有するプレイヤードおよび保管ラッチ Download PDF

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ジョナサン・エム・パセラ
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ワンダーランド スイツァーランド アーゲー
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Abstract

折り畳み可能なプレイヤードのためのフレームは、プレイヤードが完全に折り畳まれた構成にあるか、完全に伸長された構成にあるか、または、折り畳まれた構成と伸長された構成との間にあるときに、消費者安全基準にしたがってクリアランスを提供および維持する複数の脚部支持アッセンブリおよびX形フレームアッセンブリを含む。これらのアッセンブリは、折り畳まれた構成においてコンパクトなサイズをさらに促進させる。それぞれの脚部支持アッセンブリは、脚部チューブ、コーナー部、およびスライダーを含み、ここで、コーナー部およびスライダーは、X形フレームアッセンブリに回転可能に連結されているアームを有している。隣接する脚部支持アッセンブリのそれぞれの対に関して、スライダーおよびコーナー部のそれぞれのアームは、フレームが折り畳まれているときに、スライダーおよびコーナー部のそれぞれのアームが互いにオーバーラップするようにオフセットされた状態で、所望のクリアランスを提供するように寸法決めされており、したがって、折り畳まれたフレームのコンパクトなサイズを促進させる。また、フレームは、折り畳まれた構成においてフレームをロックするための保管ラッチを含むことが可能である。

Description

関連出願との相互参照
本出願は、2020年2月21日に出願された「X-Frame Playard with Offset Frame Members」という標題の米国仮出願第62/979,728号の優先権の利益を主張する。上述の出願は、その全体が参照により本明細書に組み込まれている。
プレイヤード(本明細書では「プレイペン」または「ゲームベッド」とも称される)は、ほとんど介護者からの監視なしに、幼い子供(たとえば、乳児、幼児)が寝たり遊んだりするための安全で快適なスペースを提供するフレーム付きのエンクロージャーである。プレイヤードは、典型的に、プレイヤードの内部スペースの外形を描く支持構造体(たとえば、フレーム)を含む。また、プレイヤードは、ソフトパッディング(本明細書では、「ソフトグッズ(soft goods)」とも称される)を含み、ソフトパッディングは、内部スペースの中に設置され、子供を収容するための部分的に囲まれたクッション付きのスペースを提供する。プレイヤードは、一般的に、携帯性を改善するために、折り畳み可能および/または崩壊可能(collapsible)である。たとえば、介護者は、保管および/または輸送のためにプレイヤードを折り畳むことが可能であり、使用のためにプレイヤードを伸長させる(unfold)ことが可能である。さまざまなタイプのプレイヤードが、長年にわたって製造および商品化されており、それは、プレイヤードが主に屋外環境において使用されるかまたは屋内環境において使用されるかに応じて、部分的に進化した設計を有している。
図1Aは、伸長された構成における従来の屋外プレイヤード10aの1つの例を示している。示されているように、プレイヤード10aは、内部スペース11の外形を描く複数のX形フレームアッセンブリ20aを備えたフレーム46を含む。それぞれのX形フレームアッセンブリ20aは、交差パターンを形成するX形フレームチューブ22aおよび22bを含む。この例では、X形フレームアッセンブリ20aは、枢動のみ可能なX形フレームアッセンブリであり、X形フレームチューブ22aおよび22bは、フレーム46が折り畳み可能であるように、互いにおよび他のX形フレームチューブに回転可能に連結されているのみである。図1Aに差し込まれている分解図に示されているように、プレイヤード10aは、ラッチ16を提供されており、ラッチ16は、X形フレームチューブ22aおよび22bに取り付けられ、伸長されているときに、X形フレームアッセンブリ20aを適切な場所にロックする。ソフトグッズ12が、X形フレームアッセンブリ20aに取り付けられており、また、フレーム46の内部スペース11と同様になるかまたはそれよりも小さくなるように形状決めおよび/または寸法決めされている、子供のための部分的に囲まれたスペース13を提供するために、内部スペース11の側部およびフロアに沿って配設されている。示されているように、ソフトグッズ12は、部分的に囲まれたスペース13の上部縁部に沿ってウェビング14を含み、それは、上部レールとして機能し、プレイヤード10aが展開されているときに、プレイヤード10aの機械的な剛性および安定性を増加させる。また、図1Aは、プレイヤード10aがキャノピーカバー40を含み、キャノピーカバー40は、部分的に囲まれたスペース13の上方に配設されており、およびX形フレームアッセンブリ20aに装着されており、子供に日陰を提供するということを示している。
図1Bは、従来の屋外プレイヤード10bの別の例を示している。示されているように、プレイヤード10bは、隣接している脚部支持アッセンブリ24に連結されている複数の枢動およびスライド可能なX形フレームアッセンブリ20bを備えたフレーム46を含む。それぞれの脚部支持アッセンブリ24は、脚部チューブ25と、脚部チューブ25の上部にあるコーナー部(ソフトグッズ12の下に隠されている)と、脚部チューブ25に沿ってスライドするスライダー26aまたは26bとを含む。それぞれのX形フレームアッセンブリ20のX形フレームチューブ22aおよび22bは、脚部支持アッセンブリ24のそれぞれのスライダー26aおよび/または26bならびにコーナー部に連結されている。したがって、プレイヤード10bが折り畳まれているかまたは伸長されているときに、X形フレームチューブ22aおよび22bは、スライダー26aおよび/または26bを介して脚部チューブ25に沿って回転および変位の両方を受ける。プレイヤード10aの枢動のみ可能なX形フレームアッセンブリ20aと比較して、プレイヤード10bの枢動およびスライド可能なX形フレームアッセンブリ20bは、プレイヤード10bがよりコンパクトに折り畳まれることを可能にし、したがって、折り畳まれた構成において、より少ないスペースを占有する。追加的に、枢動およびスライド可能なX形フレームアッセンブリ20bは、フレーム46がより大きな内部スペース11を提供することを可能にし、したがって、プレイヤード10bが伸長された構成にあるときに、子供のためのより大きな部分的に囲まれたスペース13を提供することを可能にする。
前と同様に、ソフトグッズ12は、脚部支持アッセンブリ24および/またはX形フレームアッセンブリ20bに取り付けられ得る。また、プレイヤード10bは、1対のラッチ16aおよび16bを含み、1対のラッチ16aおよび16bは、プレイヤード10bの対向する側部に配設されている脚部支持アッセンブリ24の上のスライダー26bにそれぞれ装着される。図1Bの挿入図に示されているように、スライダー26bは、ラッチ16aおよび16bをロックするための機構を含むことに起因して、スライダー26aとは異なっている。また、プレイヤード10bは、キャノピーカバー40を含み、キャノピーカバー40は、部分的に囲まれたスペース13の上方に配設されており、脚部支持アッセンブリ24のコーナー部に装着されている。
図1Cは、従来の屋内プレイヤード10cの例を示している。示されているように、プレイヤード10cは、フレーム46を含み、フレーム46は、複数の脚部30および剛性の上部レール32から形成されており、ソフトグッズ12を支持する剛性のフレームを提供する。また、フレーム46は、底部支持構造体34を含み、ソフトグッズ12によって画定される部分的に囲まれたスペース13のフロアが、地面から離れて吊るされるようになっている。屋外プレイヤード10aおよび10bと比較して、屋内プレイヤード10cは、折り畳むことおよび/または伸長させることを促進させるためのX形フレームアッセンブリを含まない。その代わりに、上部レール32は、ヒンジ36に連結されており、ヒンジ36は、図1Dに示されているように、プレイヤード10cがより小さい形態へと崩壊されることを可能にする。追加的に、底部支持構造体34も折り畳み可能である。したがって、プレイヤード10cを折り畳むために、介護者は、最初にソフトグッズ12のうちのいくつかを除去し、底部ハブを引っ張り上げて底部支持構造体34を折り畳み(図1Dのステップ「A」)、次いで、上部レール32をアンロックして折り畳む(図1Dのステップ「B」)ことが必要である。介護者は、プレイヤード10cをセットアップするために、これらのステップを逆に実行する必要がある。
また、図1Cは、プレイヤード10cがバシネットアクセサリー60を含み、バシネットアクセサリー60は、部分的に囲まれたスペース13の中に配設されており、子供を支持するために地面の上方に高くされた表面を提供するということを示している。高くされた表面は、プレイヤード10cの底部と比較してよりアクセス可能なおよびより到達しやすいスペースを提供することによって、プレイヤード10cの中へ自分の子供を置くときに、および/または、プレイヤード10cから自分の子供を取り出すときに、介護者によって経験される身体的負担を低減させることが可能である。また、バシネットアクセサリー60の高くされた表面は、同様に、介護者が自分の子供をより容易に監視することも可能にする。従来のバシネットアクセサリーは、典型的に、15ポンド未満の体重の乳児および/または子供を支持するように構成されている。
本発明者らは、折り畳み可能なプレイヤードが、プレイヤードがセットアップされると、自分の子供が遊ぶおよび/または眠るために便利で安全なスペースを介護者に提供し、それは、介護者が自分の子供を連続的に監視しなければならないということを軽減するということを認識および理解した。しかし、本発明者らは、いくつかの場合において、プレイヤードを折り畳み、伸長し、ラッチし、および/またはアンラッチするための複雑なメカニズム(および、それに対応して長引く手順(介護者は自分の子供を一般的に世話しながらそれを実施する必要がある))に部分的に起因して、従来のプレイヤードが、セットアップおよび/または収納するのに面倒である可能性があるということも認識した。また、従来のプレイヤードの複雑さは、より嵩張る製品を結果として生じさせ、それは、取り扱いがより困難であり、製造するのがおよび消費者として購入するのがより高価である。
最初に、本発明者らは、より良好に子供を収容するために、ならびに/または、フレームの機械的な剛性および安定性を増加させるために、従来のプレイヤードが、典型的に、内部スペースの外形を描く、より剛性の境界線を提供するために、それらのフレームに加えて、さまざまな支持構造体を含むということを観察した。多くの場合において、フレームの機械的な特性に関係するさまざまな消費者安全標準(たとえば、「Standard Consumer Safety Specification for Non-Full-Size Baby Cribs/Play Yards」という標題のAmerican Society for Testing and Materials (ASTM) F406-19)をプレイヤードが満たすことを保証するために、1つ以上の追加的な支持構造体が、従来のプレイヤードのフレームに追加されている。
図1Aおよび図1Bを再び参照すると、上記に述べられているように、プレイヤード10aおよび10bのそれぞれのフレーム46は、フレーム46を折り畳むことおよび/または伸長させることを促進させるためのX形フレームアッセンブリ20aおよび20bを含む。伸長されているときに、X形フレームアッセンブリ20aおよび20bは、フレーム46のそれぞれの側部に沿って配設されており、したがって、機械的にリジッドの剛的なおよび安定した構造体を提供する。
しかし、図1Aは、プレイヤード10aにおけるX形フレームアッセンブリ20aのX形フレームチューブ22aおよび22bが、伸長されているときに、フレーム46の側部に広がるということを示している。これは、フレーム46によって機械的に支持されていない、X形フレームアッセンブリ20aの上方の内部スペース11の上部部分47を結果として生じさせる。図1Aに示されているように、可撓性の柔軟なソフトグッズ12がフレーム46の上に設置されている場合には、子供は、潜在的に、ソフトグッズを折り畳むことおよび/または崩壊することによって、上部部分47を通ってプレイヤード10aから抜け出す可能性がある。先述のことを考慮して、追加的な支持構造体として、ソフトグッズ12は、一体化されたウェビング14を含み、一体化されたウェビング14は、フレーム46が伸長されるときにピンと張った状態に引っ張られ、ウェビング14が上部レールとして機械的に機能するようになっている。このように、ウェビング14は、内部スペース11の上部部分47に広がるより剛性の境界線を提供し、ソフトグッズを支持し、プレイヤード10aの中に子供をより良好に維持する。
同様に、図1Bは、プレイヤード10bにおけるX形フレームアッセンブリ20bのX形フレームチューブ22aおよび22bが、伸長されているときに、X形フレームチューブ22aおよび22bの上方の内部スペース11の上部部分47を機械的に支持しないということを示している。したがって、プレイヤード10aと同様に、プレイヤード10bは、ウェビング14を含み、ウェビング14は、追加的な支持構造体として、脚部支持アッセンブリ24に直接的に連結されている。プレイヤード10bのフレーム46が伸長されているときに、ウェビング14は、繰り返しになるが、ピンと張った状態で引っ張られ、上部レールを形成し、それによって、内部スペースの上部部分47に広がるより剛性の境界線を提供する。ウェビング14がなければ、プレイヤード10aおよび10bは、ASTM F406-19などのようなさまざまな消費者安全標準に準拠しない可能性があるということが認識されるべきである。
図1Cに関連して上記に述べられているように、プレイヤード10cは、隣接する脚部30に接続する剛性の上部レール32を含む。このように、プレイヤード10cのフレーム46は、内部スペース11の上部境界線および側部境界線に広がる機械的な支持構造体を提供する。しかし、垂直方向のまたはほぼ垂直方向の脚部および上部レールのみを有するフレームは、機械的な不安定性を起こしやすい場合が多い。たとえば、脚部の底部部分が機械的に拘束されていないことに起因して、ならびに/または、レールおよび脚部を一緒に接続するジョイント間のバックラッシュまたはスロップに起因して、フレームは、片側に傾く可能性がある。たとえば、プレイヤードを折り畳むことを促進させるために、脚部およびレールが互いに対して移動するように構成されている場合には、この機械的な不安定性は、さらに悪化する可能性がある。この機械的な不安定性を所与として、フレーム46を補強するために、プレイヤード10cは、追加的な底部支持構造体34を含み、追加的な底部支持構造体34は、フレーム46の対向するコーナー部に配置されている脚部30を接続する。
上記に議論されているような従来のプレイヤードに追加されたさまざまな支持構造体、および、これらの支持構造体に適応させるためにプレイヤードに行われたさまざまな修正は、これらのプレイヤードの複雑さ、部品点数、およびコストを増加させる。
たとえば、プレイヤード10aおよび10bのためのウェビング14は、ソフトグッズ12もしくはX形フレームアッセンブリ20aおよび20bの中へ直接的に縫い付けられる必要があり、ならびに/または、脚部支持アッセンブリ24は、ソフトウェビング14に直接的に取り付けるための追加的な構造的な機構を組み込む必要があり、その両方が、設計複雑さを増加させ、より高い製造コストを結果として生じさせる。プレイヤード10cに関して、剛性の上部レール32および底部支持構造体34は、プレイヤード10cを撤収することおよび折り畳むことを促進させるための追加的なメカニズム(たとえば、ヒンジ36、底部支持構造体34のさまざまな部材を接続するヒンジ)を含む必要があり、それは、製造および組み立てのための部品点数を増加させる。図1Dに示されているように、これらの追加的なメカニズムは、また、追加的なステップ(たとえば、ステップ「A」および「B」)を追加することによって、介護者がプレイヤード10cをセットアップおよび撤収することをより困難にする。とりわけ、プレイヤード10cは、特に、伸長させるのに困難である。その理由は、プレイヤード10cが、部分的に伸長されているときに、転倒するおよび/または部分的に崩壊する傾向があるからである。
また、本発明者らは、従来のプレイヤードは、子供にとって潜在的な新しい安全上の危険を生むことを犠牲にして、フレームを折り畳むことおよび/または伸長させることの容易さを改善するために調整された折り畳みメカニズムを備えたフレームを含むことが多いということを認識した。
たとえば、プレイヤード10aおよび10bは、X形フレームアッセンブリ20aおよび20bをそれぞれ含み、それは、それぞれのフレーム46を折り畳むことおよび/または伸長させることを、介護者にとってかなり容易にする。しかし、X形フレームチューブ22aおよび22bならびに/または脚部チューブ25は、V字形状のおよび/またはダイヤモンド形状の開口部を形成しており、それは、X形フレームチューブ22aおよび22bならびに脚部チューブ25が互いに移動するときに、形状および/またはサイズに関して変化することが可能であり、したがって、ハサミ、剪断、および/または挟み込む危険を生成させ、それは、子供の首の巻き込み(entrapment)を結果として生じさせる可能性がある。
X形フレームアッセンブリを備えた従来のプレイヤードは、典型的に、フレームが折り畳まれているかまたは伸長されているかに部分的に依存する2つのアプローチを使用して、潜在的な巻き込みの危険に対処する。伸長された構成では、フレームの中の開口部は、子供がフレームの開口部のうちの1つを通して自分の頭部を挿入することを可能にするのに十分に大きくなっていることが可能である。首の巻き込みのリスクを低減させるために、フレームの剛性のコンポーネントによって形成される開口部は、プレイヤードの上部に向けて位置決めされ、開口部が子供にとってアクセスしにくくすることが可能である。追加的に、剛性のコンポーネントは、子供の首が挟まれる可能性も低減させる十分なクリアランスを有するように配置され得る。たとえば、プレイヤード10bにおけるX形フレームチューブ22aおよび22bのそれぞれの底部部分は、脚部チューブ25とともにV字形状の開口部をそれぞれ形成することが可能である。フレーム46が伸長されているときに、X形フレームチューブ22aおよび22bは、フレーム46の上側半分に配設されており、脚部チューブ25に対して配向され、比較的に幅の広いV字形状の開口部を形成する。
折り畳まれた構成では、フレームの中の開口部は、フレームの剛性のコンポーネントの変位に起因して、地面に向けてより低く位置決めされ得る。しかし、開口部は、典型的に、子供がフレームの中の開口部を通して自分の頭部を挿入することができないような程度まで、サイズに関して低減されており、そして、それは、首の巻き込みのリスクを低減させる。プレイヤード10bにおける脚部チューブ25とそれぞれのX形フレームチューブ22aおよび22bとの間に形成されたV字形状の開口部の例に戻ると、V字形状の開口部の幅は、フレーム46が折り畳まれているときに、子供の頭部の平均サイズよりもかなり小さくなっていることが可能であり、したがって、子供がフレーム46の中の開口部を通して自分の頭部を挿入することを防止する。
これらの2つのアプローチは、首の巻き込みのリスクを低減させるのに効果的であるが、本発明者らは、従来のプレイヤードフレームが、典型的に、フレームが完全に折り畳まれているかまたは完全に伸長されているときにのみ、これらの2つのアプローチから利益を得るということを認識した。換言すれば、首の巻き込みの危険は、プレイヤードが伸長された構成から折り畳まれた構成へ移行しているときに(または、その逆も同様)、依然として存在する可能性がある。これは、プレイヤードの外側で遊ぶ子供が、部分的に折り畳まれた状態または部分的に伸長された状態におけるプレイヤードフレームへのアクセスを有するときに、起こる可能性がある。また、これは、子供がプレイヤードの中に収容されているときに起こる可能性があり、ここで、子供は、プレイヤードの中からフレームを事故的にアンロックして折り畳む可能性がある。たとえば、フレームが伸長された構成にあるときまたはその近くにあるときに、子供がプレイヤード10bの中のV字形状の開口部を通して自分の頭部を挿入することができる可能性がある。フレームがその後に折り畳まれたとすれば、V字形状の開口部のサイズが減少し、それは、子供の首が脚部チューブ25とX形フレームチューブ22aまたは22bとの間に挟まれることを結果として生じさせる可能性がある。
図1Hおよび図1Iは、部分的に折り畳まれた状態(すなわち、使用のために完全に伸長されてもおらず、または、保管のために完全に折り畳まれてもいない)の枢動およびスライド可能なX形フレームアッセンブリ20bを備えた別の従来のプレイヤード10dを示している。プレイヤード10bと同様に、プレイヤード10dのフレーム46は、X形フレームチューブ22aおよび22bをそれぞれ含む複数のX形フレームアッセンブリ20bと、複数の脚部支持アッセンブリ24とを含み、複数の脚部支持アッセンブリ24は、脚部チューブ25と、コーナー部(ソフトグッズ12の下に隠されている)と、スライダー26aまたは26bとをそれぞれ含む。また、プレイヤード10dは、1対のラッチを含み、1対のラッチは、フレーム46の対向する側部に配設されており、スライダー26bの中に部分的に一体化されている。
図1Hに示されているように、スライダー26aおよび26bは、プレイヤード10dが折り畳まれるときに、それぞれの脚部チューブ25に沿って下向きに移動し、それは、X形フレームチューブ22aおよび22bが回転することを引き起こす。図1Iは、プレイヤード10dが折り畳まれるときに、1つのX形フレームチューブ22bと1つの脚部チューブ25との間のギャップが減少し、X形フレームチューブ22bと脚部チューブ25との間に最初に挿入されたプローブ60が、X形フレームチューブ22bと脚部チューブ25との間にクランプされるようになるような程度にまでなるということを示している。参考のために、プローブ60は、さまざまな消費者安全基準(たとえば、ASTM F406-19および/またはF1004-09)にしたがって、頭部および首のクリアランスを評価するために使用される。具体的には、プローブ60は、1.5インチ(W)×1.5インチ(H)×3.0(L)インチの寸法を有する直方体として形状決めされている。
X形フレームアッセンブリ20aおよび20bによってもたらされる巻き込みのリスクは、プレイヤードが折り畳まれる様式によってさらに悪化される可能性がある。たとえば、プレイヤード10aは、下向きの力がX形フレームチューブ22aおよび22bに印加されるときに折り畳まれる。同様に、プレイヤード10bおよび10dは、下向きの力がX形フレームチューブ22aおよび22bまたはスライダー26aおよび26bに印加されるときに折り畳まれる。プレイヤード10a、10b、および10dが部分的に折り畳まれた状態で放置される場合には、子供の頭部の重量は、プレイヤードを折り畳むのに十分である可能性があり、それは、巻き込みを結果として生じさせる可能性がある。巻き込みに関するリスクは、たとえば、ソフトグッズ12を洗うときに、ソフトグッズ12が部分的にまたは完全に除去されるときにさらに増加され得る。その理由は、子供が、フレーム46の剛性のコンポーネント間の開口部および/またはギャップへのより大きなアクセスを有することが可能であるからである。
本発明者らは、従来のプレイヤードの中に実装されている折り畳みメカニズムが、プレイヤードの実用的な使用に関係する他の態様に対して有害な影響を有する可能性もあるということをさらに認識した。
たとえば、X形フレームアッセンブリ20aおよび20bは、両方とも、上記に説明されているようにそれぞれのフレーム46の側部のかなりの部分(すべてではないにしても)に広がっており、それは、部分的に囲まれたスペース13の中の子供の可視性と干渉する可能性があり、それによって、プレイヤードの中の子供を容易に見るための介護者の能力を妨げるかまたは妨害する。
より具体的には、図1Aを再び参照すると、プレイヤード10aにおけるソフトグッズ14は、部分的に囲まれたスペース13の側部に沿ってシースルーの部分を含み、それは、介護者が自分の子供を見ることを可能にすることを意図している。しかし、枢動のみ可能なX形フレームアッセンブリ20aにおけるX形フレームチューブ22aおよび22bは、部分的に囲まれたスペース13の側部全体に広がっており、したがって、ソフトグッズ14のシースルーの部分を妨害し、したがって、部分的に囲まれたスペース13の中の自分の子供を視覚的にチェックするための介護者の能力を制限する。プレイヤード10bに関して、枢動およびスライド可能なX形フレームアッセンブリ20bは、部分的に囲まれたスペース13の側部全体に広がっていない。しかし、図1Bは、X形フレームアッセンブリ20bおよびソフトグッズ14の組合せが、その代わりに、部分的に囲まれたスペース13のほぼ上半分をカバーし、したがって、部分的に囲まれたスペース13の中を見ることができるエリアを制限するということを示している。
別の例において、プレイヤード10cのフレーム46は、上記に説明されているようなより複雑な折り畳み/伸長メカニズムを使用することを犠牲にして、介護者が部分的に囲まれたスペース13の中を容易に見ることを可能にする。また、屋内プレイヤードは、典型的に、屋内環境に対して審美的に美しくなるように設計されており(たとえば、屋内プレイヤードは、他の屋内家具とマッチするべきである)、それは、しばしば、使いやすさなどのような他のエリアにおける妥協につながる可能性がある。たとえば、X形フレームアッセンブリは、X形フレームチューブの外観がほとんどの屋内家具と調和しないので、屋外プレイヤードのみのために使用されることが多い。
本発明者らは、従来のプレイヤードが、複雑なラッチを含むことが多く、それらは、製造するのに高価であり、消費者が使用するのに困難であるということをさらにまた観察した。たとえば、枢動およびスライド可能なX形フレームアッセンブリを利用する従来のプレイヤードフレーム(たとえば、図1B、1HおよびIIに示されているプレイヤード10bまたは10dなど)は、複数のラッチを含むことが多く、複数のラッチは、プレイヤードの対向する側部に配設されており、プレイヤードフレームの任意の1つの側部が伸長された構成でロックされるときに下向きにたるむことを防止する。とりわけ、上記に述べられているように、図1Bは、プレイヤード10bが、プレイヤード10bの対向する側部に配設されている1対のラッチ16aおよび16bを含むということを示している。プレイヤード10bをロックまたはアンロックするために、介護者は、プレイヤードの異なる側部において、一度に1つずつそれぞれのラッチ16を手動で作動させる必要があり、それは、不便で面倒である。別の例において、図1Cに示されている従来の屋内プレイヤード10cは、それぞれのヒンジ36のための別個のラッチを含む。上記に説明されているように、介護者は、最初に、底部支持構造体34を伸長させる前に(その間に、プレイヤード10cは、介護者によって適正に保持されない場合には、転倒するおよび/または部分的に崩壊する可能性がある)、それぞれのヒンジ36のためのそれぞれのラッチをロックする必要がある。
複数のラッチを含むことは、部品点数を増加させ、したがって、製造のためのコストを増加させる。この欠点は、所与のラッチの設置および複雑さに基づいて、さらに悪化する可能性がある。たとえば、プレイヤード10bにおけるラッチ16aおよび16bは、脚部支持アッセンブリ24のスライダーに装着される。結果として、プレイヤード10bは、異なるタイプのスライダーを含む必要があり、すなわち、ラッチ16aおよび16bの一部を形成するスライダー26b、ならびに、脚部支持アッセンブリ24の残りの部分のための異なるスライダー26aを含む必要がある。したがって、このプレイヤード設計は、製造される必要がある固有の部品の数を増加させ、そして、それは、製造コストを増加させる。
追加的に、本発明者らは、従来のプレイヤードが、典型的に、折り畳まれた構成においてプレイヤードをロックするためのラッチを含まず、それは、部分的に伸長されたまたは折り畳まれた状態にあるプレイヤードに子供が露出されるリスクを増加させる可能性があるということを観察した。たとえば、子供がプレイヤード10a、10b、および10dとともに一人で残された場合には、子供は、フレーム46が伸長することおよび/または折り畳まれることを引き起こす様式で、X形フレームチューブ22aおよび22bを引っ張る可能性があり、または、プレイヤード10bおよび10dのケースでは、脚部チューブ25またはスライダー26aおよび26bを引っ張る可能性がある。したがって、子供がフレーム46の中の開口部を通して自分の頭部を挿入させることができるような程度まで、子供がプレイヤードを伸長させる場合には、巻き込みの危険が生成される可能性がある。
また、本発明者らは、従来のプレイヤードは、子供のための機能性および/または環境を増強するためのさまざまなアクセサリーも含むということを観察した。
たとえば、図1Cに示されているプレイヤード10cは、生後数カ月にわたって子供を支持するために地面の上方に高くされた表面を提供するためのバシネットアクセサリー60を含む。本発明者らは、バシネットアクセサリーが、プレイヤードの内部スペース(すなわち、プレイヤード10cがバシネットアクセサリー60を含まないとき)と比較して、プレイヤードの中へ自分の子供を置くために、および/または、プレイヤードから自分の子供を取り出すために、より便利でアクセス可能なプラットフォームを介護者に提供するということを認識および理解した。また、本発明者らは、除去可能なバシネットアクセサリーが、誕生から、子供が典型的にプレイヤードから抜け出すことができるかまたは30ポンドを超える体重になるまで、折り畳み可能なプレイヤードの生涯使用時間を効果的に延長するということを認識した。しかし、本発明者らは、プレイヤードのための従来のバシネットアクセサリーが、高くされた表面のアクセス可能性(たとえば、バシネットアクセサリーの中へ自分の子供を置くために、どれくらい遠くまで介護者がプレイヤードの中へ手を伸ばすべきかということ)、使用のしやすさ(たとえば、バシネットアクセサリーおよび折り畳み可能なプレイヤードを折り畳むおよび/または伸長させるための手順)、および、とりわけ折り畳まれたときの折り畳み可能なプレイヤードおよびバシネットアクセサリーの全体的なサイズの間で妥協しなければならないことが多いということも認識した。
バシネットアクセサリーは、典型的に、さまざまな準拠標準(たとえば、「Standard Consumer Safety Specification for Bassinets and Cradles」という標題のASTM F2194)を満たすために、子供がその上で眠るための平坦な表面を提供するための支持構造体を含む。多くの従来のバシネットアクセサリーに関して、支持構造体は、プレイヤードフレームとともに折り畳み可能でない(または、折り畳み不可能な)剛性の構造体である。したがって、バシネットアクセサリーは、プレイヤードを折り畳む前に除去されるべきであり、および/または、プレイヤードを伸長させるときに据え付けられるべきであり、それは、介護者がプレイヤードをセットアップおよび/または撤収するための追加的なステップを追加する。追加的に、バシネットアクセサリーの除去は、折り畳み可能なプレイヤードおよびバシネットアクセサリーを別個のアイテムとして保管および/または輸送するための余分なスペースを介護者が提供することを必要とし、また、特にある場所から別の場所へプレイヤードを輸送したときに、介護者がバシネットアクセサリーを忘れるかまたは紛失する可能性を増加させる可能性もある。
プレイヤードフレームとともに折り畳むおよび伸長させるバシネットアクセサリーは、上記に説明されている剛性のバシネットアクセサリーに関連付けられる制限に部分的に対処するということが以前に実証されている。しかし、本発明者らは、従来の折り畳み可能なバシネットアクセサリーが、バシネットアクセサリーの他の態様を妥協することによって、プレイヤードとの折り畳み可能性を実現することが多いということを認識した。
たとえば、バシネットアクセサリー60は、子供を支持するための比較的に浅い高くされたスペースをプレイヤード10cに提供する(たとえば、マットレスの上部表面は、約10インチ以下の距離だけ、プレイヤード10cの上部レール32からオフセットされている)。これは、伸長させることおよび折り畳むことを促進させるために、ユーザーがバシネットアクセサリー60の一部を組み立てることおよび分解することを必要とする、より複雑な折り畳みメカニズムを利用することによって部分的に実現される。たとえば、図1Eは、プレイヤード10cのためのバシネットアクセサリー60が、バシネットソフトグッズ62と、マットレスを支持するための支持構造体を形成する2つの支持チューブアッセンブリ64とを含むということを示している。示されているように、それぞれの支持チューブアッセンブリ64は、バシネットソフトグッズ62の底部部分に装着されている支持チューブ64a、64b、および64cを含む。
バシネットアクセサリー60をセットアップするために、介護者は、手動で、支持チューブ64aを支持チューブ64bに接続し、支持チューブ64cを支持チューブ64bに接続し、バシネットアクセサリー60の長さに広がる剛性の支持チューブアッセンブリ64を形成するべきである。バシネットアクセサリー60を撤収するために、介護者は、支持チューブ64a~64cを互いに手動で切り離すべきである。これらの追加的なステップは、バシネットアクセサリー60を折り畳むおよび/または伸長させるのにより困難なものにするだけでなく、部品の紛失(たとえば、介護者は支持チューブのうちの1つをマットレスとは別個に置き忘れる)および/または不適正なセットアップ(特に、介護者が支持チューブ64a~64cを適正に一緒に接続しない場合)の可能性を増加させる可能性もある。
いくつかの従来の折り畳み可能なバシネットアクセサリーにおいて、より簡単な折り畳みメカニズム(たとえば、展開のために2つ以上のコンポーネントを組み立てること、または、保管のために分解することを必要としないメカニズム)が、セットアップおよび/または撤収を簡単化するために使用されてきた。しかし、これらのより簡単な折り畳みメカニズムは、折り畳まれた構成におけるプレイヤードの全体的なサイズの増加を結果として生じさせるか(たとえば、バシネットアクセサリーの一部分は、折り畳まれたときに、プレイヤードの領域をかなり越えて延在する)、または、折り畳みメカニズムが折り畳まれたプレイヤードの領域の中に留まることを保証するために、比較的に深いバシネットアクセサリー(たとえば、マットレスの上部表面は、10インチよりもかなり大きい距離だけ、プレイヤード10cの上部レール32からオフセットされている)を結果として生じさせることが多い。後者のケースに関して、より深いバシネットアクセサリーは、バシネットアクセサリーの中へ自分の子供を置くために、および/または、バシネットアクセサリーから自分の子供を取り出すために、介護者がさらに前かがみにならなければならないということを結果として生じさせ、それは、より大きな身体的負担を結果として生じさせる。
別の例において、図1Aおよび図1Bに示されているプレイヤード10aおよび10bは、両方とも、プレイヤードが屋外環境において展開されたときに子供に日陰を提供するためのキャノピーカバー40を含む。しかし、本発明者らは、いくつかの場合において、さまざまなアクセサリー(および、とりわけキャノピーカバー)が、しばしば、誤使用およびプレイヤードからの時期尚早の取り外しを起こしやすく、および/または、子供の安全を損なう可能性があるということを認識および理解した。
一般的に、従来のキャノピーカバーは、プレイヤードの上部部分(たとえば、コーナー部)(それは、ソフトグッズによってすでにカバーされている)の上に直接的に装着する別個のキャノピーカバーフレームによって支持されている。ソフトグッズの存在は、キャノピーカバーが装着されるべきプレイヤードの上の適正な場所を介護者が決定することを困難にする可能性があり、それは、正しくないキャノピーカバー据え付けを結果として生じさせる可能性があることが多い。追加的に、従来のキャノピーカバーは、ソフトグッズにおける複数のファブリック層の積層に部分的に起因して、プレイヤードにしっかりと取り付けられていないことが多い。結果として、屋外プレイヤードのための従来のキャノピーカバーは、たとえば、突風に起因して、時期尚早の取り外しが起こりやすいことが多い。
また、従来のキャノピーカバーは、プレイヤードの部分的に囲まれたスペースの中に置かれている子供によって取り外されやすい。たとえば、図1Fは、プレイヤードの中の子供によってキャノピーカバー40がコーナー部28から引き離されている状態の図1Aのプレイヤード10aを示している。示されているように、キャノピーボウ(canopy bow)44は、キャノピーカバー40をプレイヤード10aの上に支持する。キャノピーボウ44は、キャノピークリップ42に取り付けられており、そして、キャノピークリップ42は、ソフトグッズ12によってカバーされたコーナー部28に取り付けるべきである。しかし、キャノピークリップ42がコーナー部28にしっかりと取り付けられていないこと、および、キャノピークリップ42への子供のアクセス可能性の組合せは、図1Fに示されているように、子供によるキャノピーカバー40の除去につながる可能性がある。図1Gは、子供が、キャノピーボウ44および/またはキャノピークリップ42を引っ張ることによって、プレイヤード10aの部分的に囲まれたスペース13の中へキャノピーカバー40をさらに引っ張ることができる、別の例を示している。
本発明者らによる先述の観察を考慮して、本開示は、したがって、従来のプレイヤードと比較して操作するのがより容易であり(たとえば、折り畳む、伸長させる、ラッチする、および/またはアンラッチする)、より少ない製造のための部品をともなって構造的により簡単であり、プレイヤードの剛性のコンポーネント間に所望のクリアランスを提供し、それにもかかわらず、さまざまな消費者安全標準(たとえば、上記に参照されているASTM F406-19)に容易に準拠するように、構造に関して十分に安定して堅固である、折り畳み可能なプレイヤードのさまざまな本発明の実装形態に向けられている。
さまざまな本発明の実装形態において、折り畳み可能なプレイヤードは、一般的に、伸長されたときに内部スペースを画定するフレームと、ソフトグッズとを含むことが可能であり、ソフトグッズは、フレームに装着されており、内部スペースの中に部分的に配設されており、子供のための部分的に囲まれたスペースを画定する。いくつかの実装形態において、折り畳み可能なプレイヤードは、(たとえば、プレイヤードが屋外環境において展開されているときに)部分的に囲まれたスペースをカバーするための改善されたキャノピーカバーアッセンブリを含む。
本開示による折り畳み可能なプレイヤードのためのフレームの1つの例において、フレームは、閉じたフレームであることが可能であり、閉じたフレームは、複数の脚部支持アッセンブリおよびX形フレームアッセンブリを含み、複数の脚部支持アッセンブリおよびX形フレームアッセンブリは、それぞれの脚部支持アッセンブリが内部スペースの側縁部に沿って配設され、内部スペースの側面に沿って隣接する脚部支持アッセンブリの間に、X形フレームアッセンブリが配設されように配置されている。脚部支持アッセンブリは、折り畳み可能なプレイヤードが地面の上に立つことを可能にし、X形フレームアッセンブリは、脚部支持アッセンブリのための構造的支持、ならびに、プレイヤードを折り畳むことおよび/または伸長させることを促進させるためのメカニズムを提供する。いくつかの実装形態において、脚部支持アッセンブリおよびX形フレームアッセンブリは、内部スペースを画定することが可能であり、内部スペースは、形状に関して多角形(たとえば、正方形、長方形、六角形)である、地面に対して平行の平面における断面を有している。
折り畳み可能なプレイヤードのフレームのそれぞれの脚部支持アッセンブリは、脚部チューブと、脚部チューブの上部端部に装着されているコーナー部と、脚部チューブの底部端部に装着されている足部と、コーナー部と足部との間をスライドするスライダーとを含むことが可能である。脚部チューブの上部端部および底部端部は、内部スペースの上部頂点および底部頂点とそれぞれ位置合わせすることが可能である。それぞれのX形フレームアッセンブリは、少なくとも1対のX形フレームチューブ(「X形チューブ」とも称される)を含むことが可能であり、それぞれのX形フレームチューブは、少なくとも別のX形フレームチューブ、コーナー部、および/またはスライダーに回転可能に連結されている。X形フレームチューブのうちの少なくとも1つをスライダーに連結することによって、X形フレームアッセンブリは、枢動およびスライド可能なX形フレームアッセンブリになり、枢動およびスライド可能なX形フレームアッセンブリでは、X形フレームチューブは、プレイヤードを折り畳むときおよび/または伸長させるときに、回転方向におよび並進方向に変位される。このように、X形フレームアッセンブリおよび脚部支持アッセンブリの組合せは、従来のプレイヤードと比較して、より少ない体積を占有するより小さな形態へ折り畳まれ、および/または、より大きな内部スペース(ひいては、子供のためのより大きな部分的に囲まれたスペース)を提供するために伸長される、プレイヤードを可能にする。
1つの態様では、折り畳み可能なプレイヤードのフレームのX形フレームアッセンブリは、プレイヤードが伸長された構成において展開されているときに、内部スペースの上部部分の十分に近くに位置決めされ得、それぞれのX形フレームアッセンブリが、フレームにおける隣接する脚部支持アッセンブリを機械的に接続する剛性の上部レールとして効果的に機能するようになっている。別の言い方をすれば、それぞれのX形フレームアッセンブリのそれぞれのX形フレームチューブは、上部周囲構造体を形成し、上部周囲構造体は、プレイヤードフレームの上部に広がり、したがって、内部スペースの上部開口部の外形を描く。たとえば、それぞれのX形フレームアッセンブリにおけるX形フレームチューブのそれぞれの対は、十分に浅いX形フレーム構造体を形成することが可能であり、X形フレームチューブが、以前のプレイヤードにおける剛性の上部レール(たとえば、プレイヤード10cにおける上部レール32)と機械的に同様になるようになっている。
しかし、以前のプレイヤードとは異なり、本明細書で開示されている折り畳み可能なプレイヤードのフレームは、脚部支持アッセンブリを一緒に連結するX形フレームアッセンブリのみによって、十分に堅固で安定している。換言すれば、例示的な実装形態において、本明細書で開示されている折り畳み可能なプレイヤードのフレームは、別個の上部レール(たとえば、図1Aおよび図1Bに示されているプレイヤード10aおよび10bのウェビング14、または、図1Cに示されているプレイヤード10cの上部レール32)または底部支持構造体(たとえば、図1Cに示されているプレイヤード10cの底部構造体34)を含まない。したがって、本明細書で説明されている革新的なフレームは、より少ない部品を使用して、健全な機械的な安定性を有するより洗練されたプレイヤードを結果として生じさせる。
1つの態様では、本明細書におけるさまざまな例において開示されている折り畳み可能なプレイヤードフレームは、フレームを傾けられにくくおよび/または回転させられにくくするようにするために、従来のプレイヤードと比較して脚部チューブの長さを低減させることによって、より少ない部品を使用して機械的な安定性を実現する(たとえば、所与の力に関してフレームに印加される結果的なトルクは、より短いモーメントアームに起因して低減される)。より詳細に下記に説明されているように、いくつかの実装形態において、脚部チューブの長さは、脚部チューブとオーバーラップする足部およびコーナー部の部分、ならびに、フレームを十分に折り畳むおよび/または伸長させるためにスライダーがトラベルする距離に基づいて寸法決めされ得る。
別の態様において、折り畳み可能なプレイヤードフレームは、さまざまな消費者安全基準(たとえば、ASTM F406-19および/またはF1004-09)にしたがってクリアランスを提供することが可能である。たとえば、それぞれのX形フレームチューブは、1.5インチ以上のギャップだけ脚部チューブから分離され得、それは、部分的に境界を定められた開口部(たとえば、V字形状の開口部、ダイヤモンド形状の開口部)の幅に対応しており、その下方では、ASTM F406-19およびASTM F1004-09に記載されているように、首の巻き込みのリスクが容認できないと考えられる。部分的に境界を定められた開口部は、折り畳み可能なプレイヤードの少なくとも1つの構成(たとえば、伸長された構成)において子供の頭部にフィットするのに十分に大きい開口部であると考えられる。別の例において、X形フレームチューブのそれぞれの対は、子供がX形フレームチューブ間に自分の頭部を横方向に挿入することができないように十分に小さい距離だけ、互いに横方向にオフセットされ得る。たとえば、X形フレームチューブのそれぞれの対は、1.5インチ未満のギャップだけ横方向にオフセットされ得る。
いくつかの実装形態において、フレームは、折り畳み可能なプレイヤードが展開されかつ伸長された構成にあるとき、コンパクトな折り畳まれた構成にあるとき、および、伸長された構成と折り畳まれた構成の間にあるとき(たとえば、折り畳み可能なプレイヤードが折り畳まれるかまたは伸長されている間に)、所望のクリアランスを維持するように構造的に設計され得る。いくつかの実装形態において、フレームは、クリアランスが所望の範囲の外側に落ちる可能性を低減させる(または、いくつかの場合では、防止する)ためのさまざまな安全機構(たとえば、機械的なストップなど)を含むことが可能である。たとえば、伸長された構成においてスライダーの下方において脚部チューブの上に配設されているValcoスナップボタンが、X形フレームチューブと脚部チューブとの間の所望のギャップが所望の範囲の下方に入るような程度まで、フレームが事故的に折り畳まれることを防止するための機械的なストップとして作用することが可能である。
たとえば、それぞれの脚部支持アッセンブリは、X形フレームアッセンブリに連結され得、X形フレームチューブのどの部分も、脚部チューブから1.5インチ未満のギャップによって分離されることはないようになっている。これは、アーム(本明細書では、「延長部分」とも称される)を備えたスライダーおよびコーナー部を利用することによって部分的に達成され得、アームは、内部スペースの側面に沿って延在しており、X形フレームアッセンブリのそれぞれのX形フレームチューブに回転可能に連結している。それぞれのスライダーおよびコーナー部のそれぞれのアームは、脚部チューブに沿ったスライダーの位置に無関係に、脚部チューブから所定の設定距離にX形フレームチューブを位置決めするように形状決めおよび/または寸法決めされ得る。たとえば、それぞれのスライダーのそれぞれのアームは、1.5インチ以上の長さlsr(スライダーのベースから、X形フレームチューブがスライダーに連結されているピンジョイントまでの距離として定義される)を有することが可能である。換言すれば、スライダーのアームに連結されているX形フレームチューブの部分(それは、脚部チューブの最も近くに配置されており、したがって、V字形状の開口部の最も狭い部分を形成している)は、脚部チューブから1.5インチ以上の距離だけ分離され得る。また、それぞれのコーナー部のそれぞれのアームは、長さlcr(コーナー部のベースから、X形フレームチューブがコーナー部に連結されているピンジョイントまでの距離として定義される)を有することが可能であり、それは、また、1.5インチ以上である。
いくつかの実装形態において、内部スペースの隣接する側縁部(すなわち、単一の側面を共有する側縁部)の上に配設されている1対の脚部支持アッセンブリにおけるそれぞれのスライダーおよびコーナー部は、同じ側面に沿って延在するアームをそれぞれ有することが可能である。1対の脚部支持アッセンブリにおけるスライダーのそれぞれのアームは、互いに共線的なアライメントにあることが可能であり、同様に、コーナー部におけるそれぞれのアームは、互いに共線的なアライメントにあることが可能である。別の言い方をすれば、一方の脚部支持アッセンブリのスライダーおよびコーナー部のそれぞれのアームは、他方の脚部支持アッセンブリの対応するスライダーおよびコーナー部のそれぞれの端部に位置合わせされている端部をそれぞれ有することが可能である。いくつかの実装形態において、スライダーアームのそれぞれの端部は、互いに近接して配設され得、または、いくつかの場合では、プレイヤードが折り畳まれているときに、互いに物理的に接触することが可能である。同様に、コーナー部アームのそれぞれの端部は、また、互いに近接して配設され得、または、折り畳まれた構成において、互いに物理的に接触することが可能である。
共線的に位置合わせされたアームを備えたスライダーおよびコーナー部を含む折り畳み可能なプレイヤードに関して、折り畳まれた構成におけるプレイヤードの寸法は、同じ側面に沿って配設されているスライダーアームおよびコーナー部アームのそれぞれの長さの総和に正比例している。とりわけ、プレイヤードの側部寸法は、内部スペースの隣接する側縁部に配設されている脚部支持アッセンブリのそれぞれの対におけるスライダーおよびコーナー部のそれぞれのアームの長さの2倍以上であることが可能である。したがって、たとえば、所望のクリアランスを備えたプレイヤードフレームを提供するために、折り畳み可能なプレイヤードのスライダーおよび/またはコーナー部のアームの長さを増加させることは、折り畳まれた構成におけるプレイヤードの全体的なサイズに対して、比例した増加を結果として生じさせる。
いくつかの実装形態において、折り畳み可能なプレイヤードフレームは、とりわけ折り畳まれた構成においてコンパクトなサイズを維持しながらより長いアームを可能にするために、適切な位置にオフセットされたアームを備えたスライダーおよびコーナー部を含むことが可能である。具体的には、スライダーおよびコーナー部のそれぞれのアームは、それぞれの側面からオフセットされ得、1つの脚部支持アッセンブリにおけるスライダーおよびコーナー部のアームが、折り畳まれた構成において、同じ側面に沿って、別の隣接する脚部支持アッセンブリにおけるスライダーおよびコーナー部の対応するアームと少なくとも部分的にオーバーラップするようになっている。別の言い方をすれば、一方の脚部支持アッセンブリにおけるスライダーまたはコーナー部のアームの端部は、折り畳まれた構成において、他方の脚部支持アッセンブリのスライダーまたはコーナー部の対応するベースに近接して配設され得、または、いくつかの場合では、それに物理的に接触することが可能である。このように、スライダーおよびコーナー部のそれぞれの長さは、プレイヤードのコンパクトな折り畳まれたサイズを維持しながら、所望のクリアランス(たとえば、1.5インチ以上の長さ)を提供するように寸法決めされ得、ここで、折り畳まれた構成におけるフレームの寸法は、1つの脚部支持アッセンブリのみのコーナー部およびスライダーの長さに正比例している。
脚部支持アッセンブリにおけるそれぞれのスライダーおよびコーナー部は、内部スペースの隣接する側面(すなわち、同じ側縁部を共有する1対の側面)に沿って配設されているそれぞれのX形フレームアッセンブリに連結する2つのアームをそれぞれ有することが可能である。いくつかの実装形態において、スライダーおよびコーナー部のそれぞれのアームは、非対称の様式でオフセットされ得る。たとえば、スライダーまたはコーナー部の第1のアームは、内部スペースから離れるようにオフセットされ得、スライダーまたはコーナー部の第2のアームは、内部スペースに向けてオフセットされ得る。このように、一方の脚部支持アッセンブリのスライダーまたはコーナー部の第1のアームは、折り畳まれた構成において、他方の脚部支持アッセンブリのスライダーまたはコーナー部の第2のアームと少なくとも部分的にオーバーラップすることが可能である。いくつかの実装形態において、非対称的にオフセットされたアームを備えた同じスライダーおよびコーナー部が、それぞれの脚部支持アッセンブリにおいて使用され得、したがって、プレイヤードフレームの製造および組み立てを簡単化する。
しかし、いくつかの実装形態において、スライダーおよびコーナー部のそれぞれのアームは、対称の様式でオフセットされ得るということが認識されるべきである。たとえば、第1の脚部支持アッセンブリのスライダーまたはコーナー部の第1および第2のアームは、両方とも内部スペースから離れるようにオフセットされるか、または、内部スペースに向けてオフセットされ得る。第1の脚部支持アッセンブリに隣接する第2の脚部支持アッセンブリのスライダーまたはコーナー部の第1および第2のアームは、第1の脚部支持アッセンブリのスライダーおよびコーナー部から反対方向にオフセットされ得る。別の言い方をすれば、スライダーまたはコーナー部の第1および第2のアームが内部スペースに対してオフセットされる方向は、プレイヤードフレームのそれぞれのコーナー部に配設されているそれぞれの連続する脚部支持アッセンブリに関して、交互になっていることが可能である。このように、第1の脚部支持アッセンブリのスライダーまたはコーナー部の第1のアームは、折り畳まれた構成において、第2の脚部支持アッセンブリのスライダーまたはコーナー部の第2のアームと少なくとも部分的にオーバーラップすることが可能である。
スライダーおよびコーナー部のそれぞれのアームにおけるオフセットは、それぞれのX形フレームアッセンブリに関するX形フレームチューブの形状を簡単化することも可能である。たとえば、第1の脚部支持アッセンブリにおけるスライダーの第1のアーム、および、第1の脚部支持アッセンブリに隣接する第2の脚部支持アッセンブリにおけるコーナー部の第2のアームは、第1の方向に(たとえば、内部スペースに向けて、または、内部スペースから離れるように)一緒にオフセットされ得、一方では、第1の脚部支持アッセンブリにおけるコーナー部の第1のアーム、および、第2の脚部支持アッセンブリにおけるスライダーの第2のアームは、第1の方向の反対の第2の方向に一緒にオフセットされている。この配置は、一定の断面を有する真っ直ぐなチューブ(すなわち、曲がりのないチューブ)であるX形フレームチューブが、第1の脚部支持アッセンブリのスライダーを第2の脚部支持アッセンブリのコーナー部に連結すること、および、同様に、第1の脚部支持アッセンブリのコーナー部を第2の脚部支持アッセンブリのスライダーに連結することを可能にする。いくつかの実装形態において、それぞれのX形フレームアッセンブリのX形フレームチューブは、X形フレームチューブのそれぞれの中心線間の距離として定義されるギャップwだけ、横方向にオフセットされ得る。ギャップwは、子供がX形フレームチューブ間に自分の頭部を横方向に挿入することを防止するのに十分に小さくなっていながら、スライダーおよびコーナー部のそれぞれのアームが互いにオーバーラップするのに十分な間隔を提供するように選ばれ得る。たとえば、ギャップwは、0.625インチから1.5インチの間の範囲にあり、スライダーおよびコーナー部のそれぞれのアームが互いにオーバーラップするのに十分な間隔を提供することが可能である。
追加的に、本明細書におけるさまざまな例において開示されている折り畳み可能なプレイヤードフレームにおいて用いられるX形フレームチューブの寸法および/または材料は、十分な機械的な剛性をフレームに提供するように選ばれ得る。たとえば、X形フレームチューブは、約0.625インチの外部直径および約24.5インチの全長を有するスチールチュービングから形成され得る。しかし、X形フレームチューブは、材料の機械的な特性、および、フレームによって提供される内部スペースの所望の寸法に部分的に応じて、異なる寸法を有する他の材料(たとえば、アルミニウム、炭素繊維)から形成され得るということが認識されるべきである。いくつかの実装形態において、上記に述べられているように、追加的な支持構造体なしに、本明細書で開示されている脚部支持アッセンブリおよびX形フレームアッセンブリのみを含むフレームは、さまざまな消費者安全標準(たとえば、ASTM F406-19, 7.3.3, 7.11)に記載されているさまざまな機械的な剛性、安定性、および/または強度要件を満たすことが可能である。
プレイヤードが伸長されているときに、ソフトグッズによって形成された部分的に囲まれたスペースが適正に開くように、ソフトグッズが、フレームに沿ったさまざまなポイントにおいて連結され得るということが認識されるべきである。しかし、ソフトグッズは、一般的に、柔軟な可撓性のコンポーネントであることが可能であり、柔軟な可撓性のコンポーネントは、ピンと張った状態に引っ張られる代わりに緩んだままであり、したがって、および、フレームの機械的な剛性および/または安定性をそれほど改善しない。
追加的に、フレームのX形フレームアッセンブリを内部スペースの上部部分の近くに設置することによって、フレームの側部は、より多く露出されており、子供が内部スペースの中に置かれているときに介護者が自分の子供を見るためのより大きなウィンドウを提供する。そのうえ、フレームに取り付けられているソフトグッズは、より少ない材料を使用して、X形フレームアッセンブリをより容易にカバーすることが可能である。いくつかの実装形態において、ソフトグッズは、X形フレームアッセンブリを部分的にカバーし、ラッチへのアクセスを提供することが可能であり(より詳細に下記に説明されている)、一方では、他の実装形態において、ソフトグッズは、X形フレームアッセンブリを完全にカバーすることが可能であり、プレイヤードが伸長されているときに、X形フレームアッセンブリのどの部分も観察可能でないようになっている(それは、屋外環境および屋内環境の両方のためのプレイヤードの美的外観を部分的に改善することが可能である)。
より詳細に下記に議論されているように、所与の例示的な実装形態における折り畳み可能なプレイヤードフレームの「上部部分」は、一般的に、脚部チューブの上部端部および/またはそれぞれの脚部支持アッセンブリのコーナー部に近接するフレームの部分を指すことが可能である。それぞれの脚部支持アッセンブリの脚部チューブは、一般的に、実質的に同一の長さを有することが可能である。いくつかの実装形態において、フレームの上部部分は、1)脚部チューブの上部端部および/またはコーナー部と交差する上部水平方向平面;ならびに、2)X形フレームアッセンブリが伸長されているときに、X形フレームチューブが上部水平方向平面および底部水平方向平面の中に完全に配置されるように、上部水平方向平面から垂直方向にオフセットされている底部水平方向平面を有するものとして定義され得る。いくつかの実装形態において、底部水平方向平面は、脚部チューブの全長の30%以下の距離だけ、より好ましくは、脚部チューブの全長の20%以下の距離だけ、上部水平方向平面からオフセットされ得る。
上記に述べられているように、いくつかの実装形態において、折り畳み可能なプレイヤードフレームは、1対のX形フレームチューブを備えたシングルX形フレーム構造体を形成する1つ以上のX形フレームアッセンブリを含むことが可能である。1対のX形フレームチューブにおけるそれぞれのX形フレームチューブは、1つの脚部支持アッセンブリのコーナー部、別の脚部支持アッセンブリのスライダー、および、1対のX形フレームチューブにおける他のX形フレームチューブに回転可能に連結され得る。他の例示的な実装形態において、折り畳み可能なプレイヤードフレームは、2対のX形フレームチューブを備えたダブルX形フレーム構造体を形成する1つ以上のX形フレームアッセンブリを含むことが可能である。このダブルX形フレーム構造体を用いる例では、それぞれのX形フレームチューブは、1つの脚部支持アッセンブリのスライダーまたはコーナー部のいずれか、X形フレームチューブの同じ対の中のX形フレームチューブ、および、別の対のX形フレームチューブからの別のX形フレームチューブに連結されている。このように、フレームは、側部が異なる寸法を有する水平方向断面を有する内部スペース(たとえば、長方形形状を有する内部スペース)を提供することが可能である。
別の態様において、本開示による折り畳み可能なプレイヤードフレームは、伸長された構成においてフレームを維持するためのラッチを含むことが可能である。いくつかの実装形態において、フレームは、伸長された構成においてフレームを維持するための単一のラッチのみを含むことが可能である。いくつかの実装形態において、単一のラッチは、(たとえば、1つの脚部支持アッセンブリにおけるスライダーをコーナー部に向けて移動させることによって)介護者がフレームを伸長させるときに、単一のラッチが、自動的に作動され、伸長された構成においてフレームをロックするように構成されている。このように、プレイヤードを伸長およびロックするプロセスは、介護者がプレイヤードの1つの側部および/または1つのコーナー部に位置決めされた状態で容易に達成され得る(すなわち、介護者は、複数のラッチを作動させるためにプレイヤードの周りを移動する必要はない)。そのうえ、介護者は、片手を使用して、プレイヤードを伸長させてロックすることが可能である。たとえば、単一のラッチは、スライダーが脚部チューブに沿って十分な距離を変位されるときに、自動的にロックすることが可能である。
いくつかの実装形態において、ラッチは、好ましくは、上記で定義されているようなフレームの上部部分の中に配設され得る。たとえば、ラッチは、ラッチ部材を含むことが可能であり、ラッチ部材は、1つの脚部支持アッセンブリのコーナー部に連結されている第1の端部と、1つのX形フレームアッセンブリのX形フレームチューブまたはスライダーに連結する第2の端部とを有している。このように、ラッチは、ソフトグッズによって部分的にカバーされ得るか、または、いくつかの場合において、完全にカバーされ得る。
また、ラッチは、フレームのさまざまなコンポーネント(X形フレームチューブ、脚部チューブ、スライダー、およびコーナー部を含むが、それに限定されない)に連結され得る。いくつかの実装形態において、ラッチは、X形フレームアッセンブリおよび脚部支持アッセンブリのそれぞれのコンポーネントを修正する必要なしに、X形フレームアッセンブリおよび/または脚部支持アッセンブリのコンポーネントに連結され得る。たとえば、ラッチは、ラッチ部材を含むことが可能であり、ラッチ部材は、ピンジョイントを介して1つの脚部支持アッセンブリのコーナー部に回転可能に連結されており、ピンジョイントは、また、X形フレームチューブをコーナー部に回転可能に連結する役割を果たしている。このように、プレイヤードは、より少ない数の製造のための固有の部品を含むことが可能である。いくつかの実装形態において、プレイヤードは、複数の脚部支持アッセンブリのための同一のコーナー部および/または同一のスライダーを含むことが可能である。
いくつかの実装形態において、ラッチは、介護者によって1つまたは2つのステップで作動される工具不要メカニズムであることが可能である。1つの例において、ラッチ部材は、X形フレームアッセンブリおよび/または脚部支持アッセンブリのそれぞれのコンポーネントを連結し、さまざまな取り付けメカニズム(スナップフィット接続、スプリング荷重式のピン、および、スプリング荷重式の回転ロックオフメカニズムを含むが、それに限定されない)を介して伸長された構成を維持することが可能である。
いくつかの実装形態において、ラッチは、ダブルアクションラッチであることが可能であり、ダブルアクションラッチは、ラッチ部材(たとえば、1つの脚部支持アッセンブリのコーナー部に装着されている)およびラッチボス(たとえば、1つのX形フレームアッセンブリのX形フレームチューブに装着されている)を含む。ラッチボスは、アンダーカット部分を含むことが可能であり、ラッチ部材は、ラッチボスを受け入れるためのラッチ開口部を含むことが可能であり、タブがラッチ開口部の中に配設されており、アンダーカット部分に係合する。いくつかの実装形態において、タブは、スロットを含むことが可能であり、アンダーカット部分は、ラッチをロックするときに、ラッチ部材およびラッチボスを位置合わせするためのリブを含むことが可能である。アンダーカット部分およびタブは、介護者が、過度の量の力(たとえば、10ポンドよりも大きい力)を印加することなく、ラッチ部材を引っ張ることによってラッチをアンロックすることができないように形状決めされ得る。その代わりに、介護者は、最初に、X形フレームアッセンブリのそれぞれのX形フレームチューブを圧迫し、ラッチ部材のラッチ開口部の中でラッチボスを変位させ、アンダーカット部分からタブを離脱させることが可能である。X形フレームチューブを一緒に圧迫している間に、介護者は、次いで、ラッチ部材をラッチボスから離すように引っ張り、したがって、ラッチをアンロックすることが可能である。
さらに別の態様において、本開示による折り畳み可能なプレイヤードフレームは、折り畳まれた構成においてフレームをロックするための保管ラッチを含むことが可能である。したがって、保管ラッチは、部分的に折り畳まれおよび/または伸長されているフレームに子供が露出される可能性をさらに低減させる追加的な安全機構を提供することが可能である(すなわち、脚部支持アッセンブリのスライダーは、脚部チューブに沿って容易に移動可能である)。いくつかの実装形態において、フレームは、折り畳まれた構成においてフレームを維持するための単一の保管ラッチのみを含むことが可能である。上記に説明されているラッチと同様に、保管ラッチは、介護者がフレームを折り畳むときに(たとえば、1つの脚部支持アッセンブリにおけるスライダーを足部に向けて移動させることによって)、自動的に係合するように構成され得る。したがって、折り畳まれた構成にプレイヤードを折り畳んでロックするプロセスは、工具不要の様式で片手を使用して容易に達成され得る。
いくつかの実装形態において、保管ラッチは、脚部支持アッセンブリの足部に近接して、または、いくつかの場合において、脚部支持アッセンブリの足部に当接して、脚部チューブの底部端部の近くに配設され得る。たとえば、保管ラッチは、脚部チューブに堅固に装着され得、また、スライダーが脚部チューブの上部端部に向けて移動することを防止するために、したがって、フレームが伸長することを防止するために、スライダーの上部表面に物理的に接触するように構成され得る。いくつかの実装形態において、保管ラッチは、スライダーへの修正なしに、脚部支持アッセンブリの上に据え付けられ得る。別の言い方をすれば、脚部支持アッセンブリが保管ラッチを含むかどうかに無関係に、同じスライダーが、それぞれの脚部支持アッセンブリにおいて使用され得る。
いくつかの実装形態において、保管ラッチは、脚部チューブのキャビティーの中に部分的に配設されているプッシュボタンと、脚部チューブから外向きにプッシュボタンを変位させるスプリング力を付与するためにキャビティーの中に配設されているスプリングエレメントとを含むことが可能である。プッシュボタンは、折り畳まれた構成においてプレイヤードを維持するためにスライダーの上部表面に接触する拘束表面(たとえば、底部表面)を含むことが可能である。介護者がプッシュボタンを押圧するとき、プッシュボタンは、脚部チューブのキャビティーの中へ挿入され得、したがって、フレームを伸長させるために、介護者がスライダーを引っ張り上げてプッシュボタンを通過させることを可能にする。プッシュボタンまたはスライダーは、傾斜の付いた表面をさらに含むことが可能であり、傾斜の付いた表面は、フレームを折り畳むときに(たとえば、スライダーが脚部チューブに沿って下向きに移動するときに)、スライダーが脚部チューブのキャビティーの中へプッシュボタンを押し込むように形状決めされている。スライダーがプッシュボタンを越えて移動すると、スプリングエレメントは、プッシュボタンを外向きに押し、したがって、折り畳まれた構成においてフレームを自動的にロックする。
いくつかの実装形態において、保管ラッチは、脚部チューブに堅固に連結されているラッチ部材を含むことが可能である。いくつかの実装形態において、ラッチ部材は、脚部支持アッセンブリの足部とともに一体的に形成され得る。ラッチ部材は、フックを含む機械的に柔軟なコンポーネントであることが可能であり、フックは、その端部に配設されており、スライダーの上部表面に接触し、ひいては、折り畳まれた構成においてプレイヤードを維持する。介護者がラッチ部材を外向きに引っ張るときに、ラッチ部材は、フックがスライダーから物理的に解除されるように曲がることが可能であり、したがって、フレームを伸長させるために、介護者がスライダーを脚部チューブに沿って上向きに移動させることを可能にする。フックは、傾斜の付いた表面をさらに含み、傾斜の付いた表面は、フレームを折り畳むためにスライダーが脚部チューブに沿って下向きに移動するときに、スライダーがラッチ部材を外向き方向に自動的に曲げるように形状決めされており、したがって、スライダーがラッチ部材のフックを越えて移動することを可能にする。ラッチ部材は、十分な機械的な剛性を有することが可能であり、ラッチ部材が曲げられるときに発生させられる内部復元力が、ラッチ部材をその元の曲げられていない形態に戻し、したがって、折り畳まれた構成においてフレームを自動的にロックするようになっている。
さらに別の態様において、折り畳み可能なプレイヤードは、子供が遊ぶおよび/または眠ることができる部分的に囲まれたスペースを画定するためのソフトグッズを含むことが可能である。一般的に、ソフトグッズは、フレームの一部分(たとえば、脚部支持アッセンブリのコーナー部、X形フレームアッセンブリの一部分)をカバーすることが可能である。いくつかの実装形態において、ソフトグッズは、1つ以上のスナップフィット接続を介して、フレーム(たとえば、コーナー部)に直接的に連結され得る。ソフトグッズは、半剛性のタブをさらに含むことが可能であり、半剛性のタブは、ソフトグッズの上部縁部の近くに配設されており、スナップフィットコネクターを支持し、ソフトグッズが取り付けられたときにフレームに対して同一平面上にあるままであることを保証する(すなわち、ソフトグッズの上部縁部は、ソフトグッズの内部部分を露出させるように上向きにひっくり返らない)。ソフトグッズは、地面の上に直接的に載るフロア部分と、側部部分とをさらに含むことが可能であり、フロア部分および側部部分は、部分的に囲まれたスペースの底部および側部を画定する。いくつかの実装形態において、側部部分は、透明および/またはシースルー(たとえば、メッシュ)になっており、介護者がプレイヤードの中の自分の子供を容易に見ることを可能にすることができる。
さらに別の態様において、本開示による折り畳み可能なプレイヤードは、また、キャノピーカバーアッセンブリを含むことが可能であり、キャノピーカバーアッセンブリは、プレイヤードフレームおよびソフトグッズの上に配設されており、プレイヤードの中の子供に日陰を提供する。キャノピーカバーアッセンブリは、一般的に、キャノピーカバーフレームまたは支持構造体を提供する複数のキャノピーサポートアッセンブリを含むことが可能である。それぞれのキャノピーサポートアッセンブリは、一般的に、キャノピーカバーを支持するキャノピーボウと、キャノピーサポートアッセンブリをフレームに装着するためのキャノピークリップとを含むことが可能である。いくつかの実装形態において、異なるタイプのキャノピー(たとえば、ハーフキャノピー、フルキャノピー)が、介護者によって望まれるカバー率に応じて、プレイヤードの上に装着され得る。
いくつかの実装形態において、キャノピークリップは、キャノピークリップを1つの脚部支持アッセンブリの脚部チューブに直接的に連結するためのスナップイン機構を含むことが可能である。このように、キャノピークリップは、フレームによりしっかりと取り付けられており(すなわち、キャノピークリップは、ソフトグッズによってカバーされたフレームの一部分に取り付けられない)、それによって、キャノピーカバーアッセンブリがフレームから事故的に取り外される可能性を低減させることが可能である。それぞれのキャノピークリップは、(たとえば、プレイヤードが伸長されているときに、コーナー部および/またはスライダーに近接して)1つの脚部支持アッセンブリの外部部分に沿って、内部スペースの外側にさらに配設され得る。追加的に、キャノピーボウは、脚部支持アッセンブリのコーナー部および/またはスライダーの近くにおいても、キャノピーボウの一部分が内部スペースの外側に配設されるように、キャノピークリップに連結することが可能である。キャノピークリップ、および、フレームの外部部分とオーバーラップするキャノピーボウの部分の特定の設置は、キャノピーカバーアッセンブリのさまざまなコンポーネントへの子供のアクセスをさらに制限し、したがって、キャノピーカバーを取り外してプレイヤードの中へ引っ張り込むことができる可能性を低減させることが可能である。
さらに別の態様において、本開示による折り畳み可能なプレイヤードは、バシネットアクセサリーを含むことが可能であり、バシネットアクセサリーは、フレームの内部スペースの中に、および、プレイヤードソフトグッズの部分的に囲まれたスペースの中に配設されており、子供を支持するための高くされた表面を提供する。バシネットアクセサリーは、一般的に、バシネットアクセサリーが伸長されているときに子供を収容するための、バシネットアクセサリーと関連がある比較的に小さい部分的に囲まれたスペースを画定する支持構造体を含むことが可能である(たとえば、バシネットアクセサリーの比較的に小さい部分的に囲まれたスペースは、プレイヤードソフトグッズの部分的に囲まれたスペースの中に配設され得る)。
バシネットアクセサリーの支持構造体は、バシネットアクセサリーの比較的に小さい部分的に囲まれたスペースを少なくとも部分的に画定して取り囲む側部表面および底部表面を備えたバシネットソフトグッズを含むことが可能である。支持構造体は、展開されかつ伸長された構成において剛性の構造体を一緒に形成するハブおよび複数の支持チューブをさらに含むことが可能である。それぞれの支持チューブは、バシネットアクセサリーを折り畳むことおよび伸長させることを促進させるためにハブに回転可能に(たとえば、枢動可能に)連結され得る。また、バシネットアクセサリーは、マットレスを含むことが可能であり、マットレスは、展開されかつ伸長された構成において、ハブおよび支持チューブの上に配設され、子供がその上に載るためのクッション付きの表面を提供する。マットレスは、除去可能であり、折り畳み可能であり得る。
バシネットアクセサリー(および、とりわけ支持構造体)は、折り畳み可能なプレイヤードの上に据え付けられているときに、フレームおよびソフトグッズとともに折り畳むことおよび伸長させることが可能である。バシネットアクセサリーは、比較的に浅い部分的に囲まれたスペースを提供し、介護者のためのアクセス可能性を改善することが可能である。たとえば、マットレスの上部表面から折り畳み可能なプレイヤードの上部側部への距離は、7.5インチから約10インチの間の範囲にあることが可能である。より一般的には、プレイヤードの上に据え付けられているときのバシネットアクセサリーの高さht,1は、バシネットソフトグッズのそれぞれの底部コーナー部分と折り畳み可能なプレイヤードの上部(たとえば、プレイヤードによって画定される上部水平方向平面)との間の距離として定義され、それは、7.5インチから約12インチの間の範囲にあることが可能である。
また、バシネットアクセサリーは、折り畳み可能なプレイヤードとともにバシネットアクセサリーを折り畳むときおよび伸長させるときに、組み立ておよび/または分解を必要としない折り畳みメカニズムを含むことが可能である。その代わりに、ハブおよび支持チューブは、所望の伸長された構成においてハブおよび支持チューブを維持するために、一体化された機械的なストップおよび/またはロッキングメカニズム(たとえば、ハブラッチ)を備えた折り畳み可能な構造体を形成することが可能である。このように、据え付けられたバシネットアクセサリーとともに折り畳み可能なプレイヤードを折り畳むおよび伸長させるための手順は、従来のバシネットアクセサリー(たとえば、プレイヤード10cのためのバシネットアクセサリー60)と比較して簡単化され得る。
1つの例において、ハブは、バシネットソフトグッズの底部表面の中央に配設され得、支持チューブは、底部表面の対角線セグメントに沿って配設および配向され得る。別の言い方をすれば、支持チューブは、ハブからバシネットソフトグッズの底部表面のそれぞれのコーナー部分へ半径方向に延在することが可能である。支持チューブは、1つ以上の取り付けメカニズム(たとえば、スクリュー締結具、ストラップ)を介して、バシネットソフトグッズにさらに取り付けられ得、バシネットソフトグッズおよび支持チューブが一緒に移動するようになっている。バシネットアクセサリーを折り畳むかまたは伸長させるときに、介護者は、ハブを引っ張り上げるかまたは押し下げることが可能であり、したがって、支持チューブおよびバシネットソフトグッズが折り畳まれることまたは伸長させることを引き起こす。
追加的に、バシネットアクセサリーは、伸長された構成および折り畳まれた構成の両方において、プレイヤードフレームの内部スペースの中に実質的に配設され得、バシネットアクセサリーを備えた折り畳み可能なプレイヤードの全体的なサイズが、バシネットアクセサリーを備えない折り畳み可能なプレイヤードと実質的に同様または同じままであるようになっている。このように、折り畳まれた構成におけるプレイヤードのコンパクトな形状は、保管および/または輸送を容易にするために維持される。
上記に説明されている機構(たとえば、比較的に浅い高さ、簡単な折り畳みメカニズム、および、コンパクトなサイズ)を示すバシネットアクセサリーは、複数の方式で達成され得る。1つの例において、支持チューブは、折り畳まれた構成と伸長された構成との間で、長さに関して変化することが可能である。たとえば、ハブは、バシネットアクセサリーを折り畳むときには、上向き方向に移動することが可能であり、逆に、バシネットアクセサリーを伸長させるときには、下向き方向に移動することが可能である。プレイヤードが折り畳まれているときに、ハブがプレイヤードの内部スペースの外側にそれほど延在しないことを保証するために、とりわけ、バシネットアクセサリーの比較的に浅い高さを所与として、それぞれの支持チューブは、テレスコープ式になっていることが可能である(たとえば、それぞれの支持チューブは、第1の支持チューブと、第1の支持チューブにテレスコープ式に連結されている第2の支持チューブとを含むことが可能である)。
バシネットアクセサリーが伸長されているときに、延長された支持チューブは、バシネットアクセサリーの高さht,1よりも大きい全体的な長さLt,1を有することが可能である。しかし、バシネットアクセサリーが折り畳まれているときに、第1の支持チューブは、第2の支持チューブに向けてテレスコープ式に移動することが可能である。したがって、支持チューブの全体的な長さは、Lt,1から折り畳まれた構成における長さLt,2へ変化し、ここで、Lt,2は、Lt,1よりも小さい。より詳細に下記に議論されているさまざまな例において、長さLt,2は、バシネットアクセサリーの高さht,1よりもおおよそ小さいかまたはそれに等しくなっていることが可能である。バシネットアクセサリーの高さht,1は、いくつかの状況では、バシネットアクセサリーを折り畳むときおよび伸長させるときに、いくらか変化する可能性がある(たとえば、バシネットソフトグッズの底部は、折り畳まれて束になる可能性がある)ということが認識されるべきである。しかし、他の状況では、バシネットアクセサリーソフトグッズのそれぞれの底部コーナー部は、折り畳まれた構成と伸長された構成との間で、大幅な垂直方向の変位を経験しない。いずれにしても、それぞれの折り畳まれた構成および伸長された構成において支持チューブの長さおよびバシネットアクセサリーの高さに課される上記の制約は、折り畳まれた構成におけるプレイヤードの上部の上方のハブの実質的な突出部を緩和するために、依然として満たされ得る。
この例に関して、バシネットアクセサリーは、伸長された構成を維持するための別個のロッキングメカニズム(たとえば、ハブラッチ)を含まなくてもよい。その代わりに、一体化された機械的なストップと、ハブ、支持チューブ、マットレス、および/または子供の重量との組合せは、バシネットアクセサリーが展開されかつ伸長された構成に留まることを保証することが可能である。このように、部品点数およびバシネットアクセサリーの製造のためのコストが低減され得る。
別の例において、伸長された構成におけるバシネットアクセサリーの下方のプレイヤードの内部スペースは、折り畳まれた構成における保管および/または輸送のためにプレイヤードを折り畳むときに、バシネットアクセサリーのハブおよび/または支持チューブを収容するために利用され得る。これは、バシネットアクセサリーの浅い高さを所与として部分的に達成され得、それは、プレイヤードフレームの内部スペースのより大きい部分がバシネットアクセサリーの真下に配設されているということを結果として生じさせる。たとえば、地面からバシネットソフトグッズの底部表面への距離に対応する高さhは、約18インチ以上であることが可能である。この例に関して、ハブは、バシネットアクセサリーを折り畳むときには、下向き方向に移動することが可能であり、逆に、バシネットアクセサリーを伸長させるときには、上向き方向に移動することが可能である。ハブおよび/または支持チューブがプレイヤードの内部スペースの中に収容されたままであることを保証するために、支持チューブの長さLは、高さhにおおよそ等しいかまたはそれよりも小さくなっていることが可能である。
この例に関して、一体化された機械的なストップは、ハブおよび支持チューブが所望の伸長された構成になると(たとえば、ハブおよび支持チューブは、マットレスを支持する実質的に平坦なプラットフォームを形成する)、ハブのさらなる上向きの移動を制限することが可能である。ハブは、ハブラッチをさらに含むことが可能であり、ハブラッチは、作動されるときに、ハブが下向きに移動することを防止する。したがって、機械的なストップおよびハブラッチの組合せは、展開されかつ伸長された構成においてバシネットアクセサリーを維持することが可能である。
1つの例において、折り畳み可能なプレイヤードのためのフレームは、フレームの保管のためのコンパクトな折り畳まれた構成と、折り畳み可能なプレイヤードの内部スペースの中に子供を収容するために、地面表面の上に直立した位置において折り畳み可能なプレイヤードを支持するための展開されかつ伸長された構成とを有している。フレームは、フレームが展開されかつ伸長された構成にあるときに、地面表面から上向きに延在する複数の脚部支持アッセンブリを含み、複数の脚部支持アッセンブリのそれぞれの脚部支持アッセンブリは、地面表面によって支持される底部端部と、底部端部の反対側の上部部分とを含む。フレームは、複数の脚部支持アッセンブリに連結されている複数のX形フレームアッセンブリをさらに含み、複数のX形フレームアッセンブリのそれぞれのX形フレームアッセンブリは、フレームが展開されかつ伸長された構成にあるときに、複数の脚部支持アッセンブリの隣接する脚部支持アッセンブリのそれぞれの上部部分に連結されており、フレームの展開されかつ伸長された構成において、複数のX形フレームアッセンブリが、折り畳み可能なプレイヤードの内部スペースの外形を描くフレームの上部周囲構造体を形成するようになっており、複数のX形フレームアッセンブリが、折り畳み可能なプレイヤードの内部スペースの中に子供がいるときに、子供の可視性を著しく妨げないようになっている。複数のX形フレームアッセンブリは、複数の脚部支持アッセンブリのそれぞれの対の脚部支持アッセンブリの間に、フレームにおける唯一の相互接続を構成する。それぞれの脚部支持アッセンブリは、楕円形状の断面を有する脚部チューブを含むことが可能である。
別の例において、伸長された構成にあるときに内部スペースを画定する折り畳み可能なプレイヤードは、複数の脚部支持アッセンブリを含み、それぞれの脚部支持アッセンブリは、内部スペースの上部頂点に配設されている上部端部を有する内部スペースの側縁部に沿って配設されている脚部チューブと、脚部チューブの上部端部に連結されているコーナー部と、脚部チューブにスライド可能に連結されているスライダーとを含み、折り畳み可能なプレイヤードが伸長された構成にあるときに、スライダーがコーナー部に近接して配設されるようになっている。折り畳み可能なプレイヤードは、隣接する脚部支持アッセンブリの間の内部スペースのそれぞれの側面に位置決めされている複数のX形フレームアッセンブリをさらに含み、複数のX形フレームアッセンブリのそれぞれのX形フレームアッセンブリは、隣接する脚部支持アッセンブリの間に上部レールを形成している。追加的に、複数の脚部支持アッセンブリにおけるスライダーは同一であり、複数の脚部支持アッセンブリにおけるコーナー部は同一であり、それぞれの対の脚部支持アッセンブリは、複数のX形フレームアッセンブリのうちの少なくとも1つのX形フレームアッセンブリのみを介して一緒に連結されている。また、脚部チューブは、楕円形状の断面を有することが可能である。
別の例において、伸長された構成にあるときに内部スペースを画定する折り畳み可能なプレイヤードは、複数の脚部支持アッセンブリを含み、それぞれの脚部支持アッセンブリは、内部スペースの上部頂点に配設されている上部端部を有する内部スペースの側縁部に沿って配設されている脚部チューブと、脚部チューブの上部端部に連結されているコーナー部と、脚部チューブにスライド可能に連結されているスライダーとを含み、折り畳み可能なプレイヤードが伸長された構成にあるときに、スライダーがコーナー部に近接して配設されるようになっている。折り畳み可能なプレイヤードは、複数の脚部支持アッセンブリの隣接する脚部支持アッセンブリの間の内部スペースのそれぞれの側面に位置決めされている複数のX形フレームアッセンブリをさらに含み、複数のX形フレームアッセンブリのそれぞれのX形フレームアッセンブリは、隣接する脚部支持アッセンブリの間に上部レールを形成している。折り畳み可能なプレイヤードは、単一のラッチをさらに含み、単一のラッチは、複数の脚部支持アッセンブリのうちの1つの脚部支持アッセンブリに連結されており、ラッチがロックされた構成にあるときに、伸長された構成において折り畳み可能なプレイヤードを維持する。追加的に、それぞれの対の隣接する脚部支持アッセンブリは、複数のX形フレームアッセンブリのうちの1つのX形フレームアッセンブリのみを介して一緒に連結されている。また、脚部チューブは、楕円形状の断面を有することが可能である。
別の例において、伸長された構成にあるときに内部スペースを画定する折り畳み可能なプレイヤードは、複数の脚部支持アッセンブリを含み、それぞれの脚部支持アッセンブリは、内部スペースの上部頂点に配設されている上部端部を有する内部スペースの側縁部に沿って配設されている脚部チューブと、脚部チューブの上部端部の上に配設されているコーナー部と、脚部チューブにスライド可能に連結されているスライダーとを含み、折り畳み可能なプレイヤードが伸長された構成にあるときに、スライダーがコーナー部に近接して配設されるようになっている。折り畳み可能なプレイヤードは、内部スペースのそれぞれの側面に位置決めされている複数のX形フレームアッセンブリをさらに含み、複数のX形フレームアッセンブリのそれぞれのX形フレームアッセンブリは、複数の脚部支持アッセンブリの隣接する脚部支持アッセンブリに連結されている。折り畳み可能なプレイヤードは、ラッチをさらに含み、ラッチは、ラッチがロックされた構成にあるときに、複数の脚部支持アッセンブリのうちの1つの脚部支持アッセンブリのコーナー部、および、複数のX形フレームアッセンブリのうちの1つのX形フレームアッセンブリのX形フレームチューブを一緒に直接的に連結し、ラッチは、伸長された構成において折り畳み可能なプレイヤードを維持するためのメカニズムのみを提供する。追加的に、それぞれの対の脚部支持アッセンブリは、複数のX形フレームアッセンブリのうちの少なくとも1つのX形フレームアッセンブリのみを介して一緒に連結されている。また、脚部チューブは、楕円形状の断面を有することが可能である。
別の例において、伸長された構成にあるときに内部スペースを画定する折り畳み可能なプレイヤードは、複数の脚部支持アッセンブリを含み、それぞれの脚部支持アッセンブリは、内部スペースの上部頂点に配設されている上部端部を有する内部スペースの側縁部に沿って配設されている脚部チューブと、脚部チューブの上部端部に連結されているコーナー部と、脚部チューブにスライド可能に連結されているスライダーとを含み、折り畳み可能なプレイヤードが伸長された構成にあるときに、スライダーがコーナー部に近接して配設されるようになっている。折り畳み可能なプレイヤードは、内部スペースのそれぞれの側面に位置決めされている複数のX形フレームアッセンブリをさらに含み、複数のX形フレームアッセンブリのそれぞれのX形フレームアッセンブリは、隣接する脚部支持アッセンブリに連結されている。折り畳み可能なプレイヤードは、内部スペースの上方に部分的に配設されている複数のキャノピーサポートアッセンブリをさらに含み、それぞれのキャノピーサポートアッセンブリは、内部スペースの上方に部分的に配設されているキャノピーボウと、複数の脚部支持アッセンブリの第1の脚部支持アッセンブリに近接して内部スペースの外側に配設されているキャノピークリップとを含む。キャノピークリップは、第1の脚部支持アッセンブリの脚部チューブに直接的に連結されている1つ以上のスナップ機構と、キャノピーボウをキャノピークリップに連結するためにキャノピーボウの一部分を受け入れるためのキャノピーボウ開口部とを含む。また、折り畳み可能なプレイヤードは、内部スペースの少なくとも一部分をカバーするために複数のキャノピーサポートアッセンブリのそれぞれのキャノピーボウによって支持されているキャノピーカバーを含む。
別の例において、折り畳み可能なプレイヤードは、脚部支持アッセンブリを含む。脚部支持アッセンブリは、上部端部を有する脚部チューブと、脚部チューブの上部端部の上に配設されているコーナー部と、脚部チューブにスライド可能に連結されているスライダーとを含む。折り畳み可能なプレイヤードは、脚部支持アッセンブリに連結されているX形フレームアッセンブリをさらに含み、X形フレームアッセンブリは、脚部支持アッセンブリのコーナー部に回転可能に連結されている第1のX形フレームチューブと、脚部支持アッセンブリのスライダーおよび第1のX形フレームチューブに回転可能に連結されている第2のX形フレームチューブとを含む。折り畳み可能なプレイヤードは、ラッチをさらに含み、ラッチは、脚部支持アッセンブリおよびX形フレームアッセンブリに連結されており、ロックされた構成にあるときに、伸長された構成において折り畳み可能なプレイヤードを維持し、ラッチは、ラッチボスと、ラッチ部材とを含み、ラッチボスは、第2のX形フレームチューブに連結されており、脚部支持アッセンブリのスライダーに近接して配設されており、アンダーカット部分を有しており、ラッチ部材は、脚部支持アッセンブリのコーナー部に連結されており、ラッチ開口部と、ラッチ開口部の中に配設されているタブとを有している。ラッチボスのアンダーカット部分は、ラッチが係合されているときに、ラッチ部材のタブを保ち、それによって、伸長された構成において折り畳み可能なプレイヤードを維持する。
さらに別の例において、伸長された構成にあるときに、地面に対して平行の平面において正六角形を形成する断面形状を有する内部スペースを画定する折り畳み可能なプレイヤードは、6つの脚部支持アッセンブリを含む。それぞれの脚部支持アッセンブリは、脚部チューブであって、脚部チューブは、脚部チューブに関連付けられる長手方向軸線が正六角形のそれぞれのコーナー部と交差し、上部端部および底部端部をさらに有するように配置されている、脚部チューブと、折り畳み可能なプレイヤードを支持するために地面に接触するように脚部チューブの底部端部に連結されている足部と、脚部チューブの上部端部に連結されているコーナー部と、スライダーであって、スライダーは、脚部チューブにスライド可能に連結されており、足部とコーナー部との間に位置決めされており、スライダーは、折り畳み可能なプレイヤードが伸長された構成にあるときには、コーナー部に近接して配設されており、折り畳み可能なプレイヤードが折り畳まれた構成にあるときには、足部に近接して配設されている、スライダーとを含む。折り畳み可能なプレイヤードは、6つのX形フレームアッセンブリをさらに含み、6つのX形フレームアッセンブリは、それぞれのX形フレームアッセンブリが正六角形の側部に沿って位置決めされるように配置されている。6つのX形フレームアッセンブリのそれぞれのX形フレームアッセンブリは、隣接する脚部支持アッセンブリの間に上部レールを形成している。6つのX形フレームアッセンブリは、第1のX形フレームアッセンブリを含み、第1のX形フレームアッセンブリは、6つの脚部支持アッセンブリの第1の脚部支持アッセンブリと第2の脚部支持アッセンブリとの間に配設されており、また、それらに連結されており、第1のX形フレームアッセンブリは、第1のX形フレームチューブと、第2のX形チューブとを含み、第1のX形フレームチューブは、第1の脚部支持アッセンブリのコーナー部に回転可能に連結されている第1の端部と、第2の脚部支持アッセンブリのスライダーに回転可能に連結されている第2の端部とを有しており、第2のX形フレームチューブは、第2の脚部支持アッセンブリのコーナー部に回転可能に連結されている第1の端部と、第1の脚部支持アッセンブリのスライダーに回転可能に連結されている第2の端部とを有している。第2のX形フレームチューブは、第1のX形フレームチューブに回転可能に連結されている。折り畳み可能なプレイヤードは、ラッをさらに含み、ラッチは、第1の脚部支持アッセンブリのみおよび第1のX形フレームアッセンブリのみに連結されており、ロックされた構成にあるときに、伸長された構成において折り畳み可能なプレイヤードを維持し、ラッチは、ラッチボスと、ラッチ部材とを含み、ラッチボスは、第2のX形フレームチューブのうちの1つに連結されており、第1の脚部支持アッセンブリのスライダーに近接して配設されており、アンダーカット部分を有しており、ラッチ部材は、第1の脚部支持アッセンブリのコーナー部に連結されている第1の端部と、引っ張りタブに近接して配設されているラッチ開口部と、ラッチ開口部の中に配設されているタブとを有している。ラッチ部材のタブがラッチボスのアンダーカット部分に接触するように、および、中央リブが中央スロットの中に配設されるように、ラッチ部材がラッチボスの上にスナップするまで、第1の脚部支持アッセンブリのスライダーを第1の脚部支持アッセンブリのコーナー部に向けて移動させることによって、ラッチは、ロックされた構成へ変化させられる。第1および第2のX形フレームチューブを一緒に圧迫し、ラッチボスのアンダーカット部分からラッチ部材のタブを解放することによって、および、第1および第2のX形フレームチューブを一緒に圧迫しながら、ラッチボスから離れるようにラッチ部材を引っ張ることによって、ラッチは、アンロックされた構成へ変化させられる。追加的に、それぞれの対の脚部支持アッセンブリは、複数のX形フレームアッセンブリのうちの少なくとも1つのX形フレームアッセンブリのみを介して一緒に連結されており、6つの脚部支持アッセンブリにおけるスライダーは同一であり、6つの脚部支持アッセンブリにおけるコーナー部は同一である。
先述の概念およびより詳細に下記に議論されている追加的な概念のすべての組合せは、(そのような概念が相互に矛盾しないことを条件として)本明細書で開示されている本発明の主題の一部であるとして企図されているということが認識されるべきである。とりわけ、本開示の終わりに出現する特許請求されている主題のすべての組合せは、本明細書で開示されている本発明の主題の一部であるとして企図されている。また、本明細書で明示的に用いられている専門用語は(それは、参照により組み込まれている任意の開示においても出現する可能性がある)、本明細書で開示されている特定の概念と最も一貫する意味を与えられるべきであるということが認識されるべきである。
図面は、主に例示目的のためのものであり、本明細書で説明されている本発明の主題の範囲を限定するように意図されていないということを、当業者は理解することとなる。図面は、必ずしも正しい縮尺になっているとは限らない。いくつかの場合において、本明細書で開示されている本発明の主題のさまざまな態様は、異なる特徴の理解を促進させるために、図面において誇張または拡大されて示されている可能性がある。図面において、同様の参照文字は、一般的に、同様の機構を指す(たとえば、機能的に同様のエレメントおよび/または構造的に同様のエレメント)。
枢動のみ可能なX形フレームアッセンブリおよびキャノピーカバーを備えた従来の屋外プレイヤードを示す図である。 枢動およびスライド可能なX形フレームアッセンブリを備えた別の従来の屋外プレイヤードを示す図である。 従来の屋内プレイヤードを示す図である。 保管または輸送のために折り畳まれている図1Cの屋内プレイヤードを示す図である。 図1Cの屋内プレイヤードのためのバシネットアクセサリーの組み立てを示す図である。 キャノピーカバーアッセンブリを備えた従来の屋外プレイヤードを示す図であり、キャノピーカバーが、プレイヤードの中に位置している子供によって、X形フレームアッセンブリのコーナー部から引き離されていることを示す図である。 キャノピーカバーアッセンブリを備えた別の従来の屋外プレイヤードを示す図であり、キャノピーカバーが、プレイヤードの中に位置している子供によって、プレイヤードの内部スペースの内側に引っ張られていることを示す図である。 枢動およびスライド可能なX形フレームアッセンブリが部分的に折り畳まれた構成にある状態の別の従来のプレイヤードを示す図である。 図1Hのプレイヤードにおいて、スライダーの近くにおいて、X形フレームチューブと脚部チューブとの間に設置されている図1Jのテストプローブの拡大図である。 六角形形状の内部スペースを形成する例示的なプレイヤードの上面斜視図である。プレイヤードは、伸長された構成にある。 図2Aのプレイヤードの正面図である。 図2Aのプレイヤードの上面図である。 折り畳まれた構成における図2Aのプレイヤードの上面斜視図である。 図2Dのプレイヤードの正面図である。 図2Dのプレイヤードの上面図である。 図2AのプレイヤードにおけるX形フレームアッセンブリの上面斜視図である。 図3AのX形フレームアッセンブリの上面図である。 図2Aのプレイヤードにおける脚部支持アッセンブリのコーナー部およびスライダーの上面斜視図である。 図3Cのコーナー部およびスライダーの底面斜視図である。 図3Cの脚部支持アッセンブリにおける脚部チューブおよび足部の上面斜視図である。 図3AのX形フレームアッセンブリおよび図3Cの脚部支持アッセンブリの分解上面斜視図である。 図4Aの脚部支持アッセンブリにおけるコーナー部およびスライダー、ならびに、X形フレームアッセンブリにおけるX形フレームチューブの拡大上面斜視図である。 図4Aの脚部支持アッセンブリにおける脚部チューブおよび足部の拡大上面斜視図である。 ソフトグッズを備えた図2Aのプレイヤードの上面斜視図である。 図2Aのプレイヤードにおける脚部支持アッセンブリのコーナー部の上に配設されている図5Aのソフトグッズの上部部分の拡大図である。 タブおよびスナップフィットコネクターを示すために上向きにひっくり返された図5Bの上部部分の拡大図である。 図2Aのプレイヤードにおけるダブルアクションラッチの上面斜視図である。 ラッチ部材が除去された状態の図6Aのダブルアクションラッチの上面斜視図である。 図6Aのダブルアクションラッチにおけるラッチ部材の拡大図である。 図6Aのダブルアクションラッチにおけるラッチボスの拡大図である。 図6Aのダブルアクションラッチをアンロックするための説明図である。 図6Aのラッチの拘束力を評価するために図2Aのプレイヤードに対して実施されているテストを示す図である。 図2Aのプレイヤードに対して実施されている安定性テストを示す図である。 ソフトグッズとラッチ開口部を備えたフレックスロックラッチとを備えた図2Aのプレイヤードの上面斜視図である。プレイヤードは、伸長された構成にある。 図8Aのフレックスロックラッチの拡大図である。 ソフトグッズが除去されており、フレックスロックラッチがロックされた構成にある状態の図8Aのフレックスロックラッチの斜視図である。 アンロックされた構成における図8Cのフレックスロックラッチの斜視図である。 ソフトグッズとスナップフィットコネクターを有するラッチ部材を備えたフレックスロックラッチとを備えた図2Aのプレイヤードの上面斜視図である。プレイヤードは、伸長された構成にある。 図9Aのフレックスロックラッチの拡大図である。 ソフトグッズが除去された状態の図9Aのプレイヤードの上面斜視図である。 ロックされた構成における図9Cのフレックスロックラッチの斜視図である。 アンロックされた構成における図9Dのフレックスロックラッチの斜視図である。 フレックスロックラッチをアンロックした後にプレイヤードが部分的に折り畳まれている、図9Eのフレックスロックラッチの斜視図である。 スナップフィットコネクターを有するラッチ部材を備えた別のフレックスロックラッチを示す図であり、ラッチのラッチ部材が、X形フレームアッセンブリのX形フレームチューブに連結されていることを示す図である。 ソフトグッズとフック構造体を備えたフレックスロックラッチとを備えた図2Aのプレイヤードの上面斜視図である。プレイヤードは、伸長された構成にある。 図11Aのフレックスロックラッチの拡大図である。 ソフトグッズが除去されており、フレックスロックラッチがロックされた構成にある状態の図11Aのフレックスロックラッチの斜視図である。 アンロックされた構成における図11Cのフレックスロックラッチの斜視図である。 ラッチが脚部支持アッセンブリのスライダーおよびコーナー部に装着された状態の図2Aのプレイヤードの上面斜視図である。プレイヤードは、伸長された構成にある。 図12Aのラッチの拡大図である。 ラッチがX形フレームアッセンブリにおける1対のX形フレームチューブに装着された状態の図2Aのプレイヤードの上面斜視図である。プレイヤードは、伸長された構成にある。 折り畳まれた構成における図13Aのプレイヤードの斜視図である。 図13Aのラッチを備えたX形フレームアッセンブリの斜視図である。 図13Cのラッチを備えたX形フレームアッセンブリの分解図である。 ロックされた構成における図13Aのラッチの斜視図である。 アンロックされた構成における図13Eのラッチの斜視図である。 図13Eのラッチの上面図である。 図13Fのラッチの上面図である。 脚部チューブと係合するためにX形フレームチューブの一方の端部に配設されているスプリング荷重式のピンを含むラッチを備えた図2Aのプレイヤードの上面斜視図である。プレイヤードは、伸長された構成にある。 ロックされた構成における図14Aのラッチの側面図である。 アンロックされた構成における図14Bのラッチの側面図である。 プレイヤードが折り畳まれた後の図14Cのラッチの側面図である。 X形フレームチューブの一方の端部に配設されているスナップフィットコネクターを含むラッチを備えた図2Aのプレイヤードの上面斜視図である。プレイヤードは、伸長された構成にある。 折り畳まれた構成における図15Aのプレイヤードの斜視図である。 ロックされた構成における図15Aのラッチの側面図である。 アンロックされた構成における図15Aのラッチ、および、折り畳まれた構成におけるプレイヤードの側面図である。 図13Aおよび図14Aのラッチが据え付けられている状態の図2Aのプレイヤードの上面斜視図である。プレイヤードは、伸長された構成にある。 折り畳まれた構成における図16Aのプレイヤードの斜視図である。 ソフトグッズを備えた長方形形状の内部スペースを形成する例示的なプレイヤードの上面斜視図である。プレイヤードは、伸長された構成にある。 図17Aのプレイヤードの別の斜視図である。 折り畳まれた構成における図17Aのプレイヤードの上面斜視図である。 部分的に伸長された構成における図17Aのプレイヤードの上面斜視図である。 ソフトグッズが除去された状態の図17Aのプレイヤードの上面斜視図である。 図18Aのプレイヤードにおける脚部支持アッセンブリのコーナー部およびスライダーの拡大図である。 ソフトグッズが除去された状態の図17Cのプレイヤードの上面斜視図である。 図19Aの脚部支持アッセンブリにおけるスライダーおよび足部の拡大図である。 ソフトグッズが除去された状態の図17Dのプレイヤードの上面斜視図である。 図20Aのプレイヤードの上面側面斜視図である。 図20Aのプレイヤードの上面正面斜視図である。 図20Aの脚部支持アッセンブリにおけるコーナー部の拡大図である。 図20Aの脚部支持アッセンブリにおけるスライダーの拡大図である。 ソフトグッズが脚部支持アッセンブリから部分的に除去された状態の図17Dのプレイヤードの斜視図である。 図21Aのソフトグッズに取り付けられている脚部支持アッセンブリの足部の斜視図である。 図17Aのプレイヤードに対して実施されている安定性テストを示す図である。 ソフトグッズを備えた長方形の凸形形状の内部スペースを形成する別の例示的なプレイヤードの上面正面斜視図である。また、長方形のプレイヤードは、図50Aのバシネットアクセサリーとともに示されている。プレイヤードは、伸長された構成にある。 図23Aのプレイヤードの上面斜視図である。 図23Bのプレイヤードの正面図である。 ソフトグッズが透明であるとして示されている、図23Bのプレイヤードの上面斜視図である。 図23Dのプレイヤードの正面図である。 ソフトグッズが除去された状態の図23Bのプレイヤードの上面斜視図である。 図23Aのプレイヤードにおけるホイールを有する脚部アッセンブリの分解斜視図である。 図23Aのプレイヤードにおける足部を有する脚部アッセンブリの分解斜視図である。 部分的に伸長された構成における図23Aのプレイヤードの斜視図である。 図26Aの平面A-Aに対応する、プレイヤードにおける脚部支持アッセンブリのスライダーの断面図である。 図23Aのプレイヤードにおける脚部支持アッセンブリのスライダーおよびコーナー部の拡大図である。 図27Aのコーナー部に取り付けられているソフトグッズを示す図である。 図27Aのコーナー部から除去されたソフトグッズを示す図である。 ソフトグッズの上に配設されているスナップフィットラッチを備えた図23Aのプレイヤードの上面斜視図である。 図28Aのラッチのラッチ部材の拡大図である。 図28Aのラッチにおけるラッチ部材の斜視図である。 図23Aのプレイヤードの上に実施されている上部レールからコーナーポストへの取り付けテストを示す図である。 図23AのプレイヤードにおけるダブルX形フレームアッセンブリに装着された試験装置を示す図である。 図29Aのテストを実行した後のプレイヤードを示す図である。 図23AのプレイヤードにおけるダブルX形フレームアッセンブリに装着された試験装置を示す図である。 図23AのプレイヤードにおけるダブルX形フレームアッセンブリに適用されている強度テストを示す図である。 強度テストの後の図30Aのプレイヤードを示す図である。 ソフトグッズがX形フレームアッセンブリから部分的に除去された状態の図30Bのプレイヤードを示す図である。 図23Aのプレイヤードに対して実施されている安定性テストを示す図である。 細長いスライダーおよびコーナー部を備えた六角形形状の内部スペースを形成する例示的なプレイヤードの上面斜視図である。プレイヤードは、折り畳まれた構成で示されている。 図32Aのプレイヤードの底面斜視図である。 図32Aのプレイヤードの上部部分の拡大斜視図である。 図32Aのプレイヤードの底部部分の拡大斜視図である。 図32Aのプレイヤードの上面図である。 細長いスライダーおよびコーナー部を備えた六角形形状の内部スペースを形成する別の例示的なプレイヤードの上面斜視図であり、スライダーおよびコーナー部のそれぞれのアームは、非対称的にオフセットされている、図である。プレイヤードは、部分的に伸長された構成で示されている(すなわち、使用のために完全に伸長されてもおらず、または、保管のために完全に折り畳まれてもいない)。また、プレイヤードは、部分的に折り畳まれているものとしても見られ得る。 図33Aのプレイヤードの上面図である。 図33Aのプレイヤードにおける2つの脚部支持アッセンブリおよびX形フレームアッセンブリの上面図である。 図33Cの脚部支持アッセンブリのうちの1つの拡大図である。 図33Cの脚部支持アッセンブリおよびX形フレームアッセンブリの上面斜視図である。 図33Eの脚部支持アッセンブリのうちの1つの拡大図である。 折り畳まれた構成における図33Aのプレイヤードの側面斜視図である。 図34Aのプレイヤードの底部部分の拡大図である。 図34Aのプレイヤードの上面斜視図である。 図34Aのプレイヤードの上面図である。 プレイヤードが部分的に伸長されている、図33Aのプレイヤードの側面斜視図である。また、プレイヤードは、部分的に折り畳まれているものとしても見られ得る。 テストプローブがスライダーの上に設置されている、図35Aのプレイヤードの拡大図である。 細長いスライダーおよびコーナー部を備えた六角形形状の内部スペースを形成する別の例示的なプレイヤードの斜視図であり、スライダーおよびコーナー部のそれぞれのアームが、対称的にオフセットされている、図である。プレイヤードは、折り畳まれた構成で示されている。 図36Aのプレイヤードの上部部分の拡大斜視図である。 図36Aのプレイヤードの底部部分の拡大斜視図である。 図40Aのプレイヤードにおける脚部支持アッセンブリの脚部チューブの上に配設されているプッシュボタンを備えた例示的な保管ラッチを示す図である。 プッシュボタンが脚部支持アッセンブリのスライダーに係合されている、図37Aの保管ラッチの断面図である。断面平面は、保管ラッチを二分している。 保管ラッチがプレイヤードフレームから分離されている、図37Aの保管ラッチの断面図である。断面平面は、保管ラッチを二分している。 図33Aのプレイヤードにおける脚部支持アッセンブリの足部から分離している柔軟なラッチ部材を備えた別の例示的な保管ラッチの斜視図である。 図38Aの保管ラッチの拡大図である。 ラッチ部材が脚部支持アッセンブリのスライダーに係合されている、図38Aの保管ラッチの断面図である。断面平面は、保管ラッチを二分している。 図33Aのプレイヤードにおける脚部支持アッセンブリの足部とともに一体的に形成されている柔軟なラッチ部材を備えた別の例示的な保管ラッチの断面図である。断面平面は、保管ラッチを二分している。 図39Aの保管ラッチの斜視図である。 2次ラッチを備えた別の例示的なプレイヤードの上面斜視図である。プレイヤードは、部分的に伸長された構成で示されている。また、プレイヤードは、部分的に折り畳まれているものとしても見られ得る。 プッシュボタンメカニズムを備えた例示的な2次ラッチの断面図である。断面平面は、保管ラッチを二分している。 プッシュボタンメカニズムを備えた別の例示的な2次ラッチの断面図である。断面平面は、保管ラッチを二分している。 プッシュボタンメカニズムおよび圧縮スプリングを備えた例示的な2次ラッチの断面図である。断面平面は、保管ラッチを二分している。 プレイヤードの内部スペース全体をカバーする例示的なキャノピーカバーアッセンブリを備えた図2Aのプレイヤードの上面斜視図である。キャノピーカバーは示されていない。 図41Aのプレイヤードおよびキャノピーカバーアッセンブリの正面図である。 図41Aのプレイヤードおよびキャノピーカバーアッセンブリの上面図である。 プレイヤードの脚部支持アッセンブリに連結されている図41Aのキャノピーカバーアッセンブリにおけるキャノピーサポートアッセンブリのキャノピークリップの拡大図である。 図41Dのキャノピークリップの拡大図である。 図41Dのキャノピークリップの斜視図である。 脚部チューブの上に押圧されている図41Dのキャノピークリップの上面図である。 図41Dのキャノピークリップの斜視図であり、一方のリードイン機構が、最初に脚部チューブの上に引っ掛けられ、他方のリードイン機構が脚部チューブに接触するようにキャノピークリップが回転させられていることを示す図である。 図41Aのキャノピーカバーアッセンブリにおけるハブの上面斜視図である。 図43Aのハブの底面斜視図である。 プレイヤードの内部スペースの半分をカバーし、ハブを含まない、例示的なキャノピーカバーアッセンブリを備えた図2Aのプレイヤードの上面正面斜視図である。 図44Aのプレイヤードおよびキャノピーカバーアッセンブリの上面側面斜視図である。 キャノピーカバーが除去された状態の図44Aのプレイヤードおよびキャノピーカバーアッセンブリの上面斜視図である。 図45Aのプレイヤードおよびキャノピーカバーアッセンブリの正面図である。 図45Aのプレイヤードおよびキャノピーカバーアッセンブリの上面図である。 図45Aのキャノピーカバーアッセンブリにおけるキャノピーサポートアッセンブリのキャノピークリップの斜視図である。 図45Dのキャノピークリップの別の斜視図である。 プレイヤードの内部スペースの半分をカバーし、ハブを含む、例示的なキャノピーカバーアッセンブリを備えた図2Aのプレイヤードの上面正面斜視図である。 図46Aのプレイヤードおよびキャノピーカバーアッセンブリの正面図である。 図46Aのプレイヤードおよびキャノピーカバーアッセンブリの上面図である。 図46Aのハブの上面斜視図である。 図47Aのハブの底面斜視図である。 それぞれのキャノピーボウがハブに対して水平方向軸線の周りに枢動することを可能にする別のハブの上面斜視図である。 図48Aのハブの底面斜視図である。 それぞれのキャノピーボウがハブに対して垂直方向軸線の周りに枢動することを可能にする別のハブの上面斜視図である。 図49Aのハブの底面斜視図である。 図17Aのプレイヤードおよび例示的なバシネットアクセサリーの上面斜視図であり、例示的なバシネットアクセサリーは、プレイヤードの上に据え付けられており、プレイヤードおよびバシネットアクセサリーを折り畳むときに下向きに移動するハブを備えている、図である。プレイヤードおよびバシネットアクセサリーは、伸長された構成において示されている。 伸長された構成における図50Aのプレイヤードおよびバシネットアクセサリーの別の上面斜視図である。 図50Aのバシネットアクセサリーを備えた図23Aのプレイヤードの正面図である。 部分的に折り畳まれており、バシネットアクセサリーの部分的に囲まれたスペースの中に配設されている、図50Aのバシネットアクセサリーにおけるマットレスの上面斜視図である。 バシネットアクセサリーが除去されており、図51Aのマットレスが部分的に折り畳まれており、プレイヤードのソフトグッズによって画定された部分的に囲まれたスペースの中に配設されている状態の、図50Aのプレイヤードの上面斜視図である。 バシネットアクセサリーのハブおよび複数の支持チューブを明らかにする、マットレスのない図50Aのプレイヤードおよびバシネットアクセサリーの上面斜視図である。プレイヤードおよびバシネットアクセサリーは、伸長された構成において示されている。 バシネットソフトグッズがジッパーメカニズムを介してプレイヤードにおけるソフトグッズに連結されている、図50Bの挿入図Aに対応するバシネットアクセサリーにおけるバシネットソフトグッズの拡大図である。 図50Aのプレイヤードから除去されている図50Aのバシネットアクセサリーの上面斜視図である。 プレイヤードおよびバシネットアクセサリーが折り畳まれた構成にある、図52のプレイヤードおよびバシネットアクセサリーの上面斜視図である。 プレイヤードおよびバシネットアクセサリーが部分的に伸長されており、折り畳まれた構成から伸長された構成へ移行し始めている、図52のプレイヤードおよびバシネットアクセサリーの上面斜視図である。また、プレイヤードおよびバシネットアクセサリーは、部分的に折り畳まれており、折り畳まれた構成に接近しているようにも見られ得る。 プレイヤードおよびバシネットアクセサリーが、部分的に伸長されており、伸長された構成に接近している、図52のプレイヤードおよびバシネットアクセサリーの上面斜視図である。プレイヤードおよびバシネットアクセサリーは、部分的に折り畳まれており、折り畳まれた構成へ移行し始めているようにも見られ得る。 図52のハブラッチおよび支持チューブを備えたハブの上面斜視図である。ハブラッチは、ロックされた状態で示されており、そこでは、ハブラッチに対する支持チューブの回転移動が制約されている。 図55Aのハブ、ハブラッチ、および支持チューブの底面斜視図である。 図52のハブラッチおよび支持チューブを備えたハブの上面斜視図である。ハブラッチは、アンロックされた状態で示されており、そこでは、ハブラッチに対する支持チューブの回転移動が許容されている。 図56Aのハブ、ハブラッチ、および支持チューブの底面斜視図である。いくつかの支持チューブは、折り畳まれた構成に回転させられている。 図17Aのプレイヤードおよび別の例示的なバシネットアクセサリーの上面斜視図であり、別の例示的なバシネットアクセサリーは、プレイヤードの上に据え付けられており、プレイヤードおよびバシネットアクセサリーを折り畳むときに上向きに移動するハブを備えている、図である。プレイヤードおよびバシネットアクセサリーは、伸長された構成で示されている。 バシネットアクセサリーの下方に配設されているプレイヤードの底部部分にアクセスするために、図57のバシネットアクセサリーにおけるハブおよびバシネットソフトグッズのそれぞれの開口部を通って伸びるユーザーの手の上面斜視図である。 プレイヤードおよびバシネットアクセサリーを折り畳むことを開始させるために、図57のプレイヤードにおけるソフトグッズの底部部分の上に配設されているストラップを掴むユーザーの手の側面図である。 プレイヤードおよびバシネットアクセサリーを折り畳むために、ハブおよびバシネットソフトグッズのそれぞれの開口部を通して、図58Bのストラップを引っ張り上げているユーザーの上面斜視図である。 プレイヤードおよびバシネットアクセサリーが折り畳まれた構成にある、図58Cのプレイヤードおよびバシネットアクセサリーの上面斜視図である。 伸長された構成における図57のバシネットアクセサリーの上面図である。 伸長された構成における図59Aのバシネットアクセサリーの底面図である。 折り畳まれた構成における図59Aのバシネットアクセサリーの側面図である。 支持チューブが伸長された構成において延長された状態にある、ハブおよびバシネットソフトグッズに連結されている図57のバシネットアクセサリーにおけるテレスコープ式の支持チューブの上面図である。 支持チューブがバシネットソフトグッズに取り付けられた状態の図60Aのバシネットソフトグッズの底面図である。 図23Aのプレイヤードの上に据え付けられている図57のハブおよび支持チューブの斜視図である。プレイヤードは、折り畳まれた構成で示されており、支持チューブは、収縮状態にある。
1)操作するのがより容易であり、さまざまな消費者安全基準にしたがって所望のクリアランスを提供する、従来のプレイヤードと比較してより簡単な構築を有する機械的に健全な剛性のフレームと;2)子供のための部分的に囲まれたスペースを提供するためにフレームに取り付けられているソフトグッズと;随意的に、3)子供に日陰を提供するためにフレームに装着されているキャノピーカバーアッセンブリと;随意的に、4)子供を支持するための高くされた表面を提供するためにフレームおよび/またはソフトグッズに連結されているバシネットアクセサリーとを含む折り畳み可能なプレイヤードに関係するさまざまな概念(その実装形態)のより詳細な説明が下記に続く。上記で導入されており、より詳細に下記に議論されているさまざまな概念は、複数の方式で実装され得るということが認識されるべきである。特定の実装形態および応用の例は、主に例示目的のために提供され、当業者に明らかな実装形態および代替例を当業者が実践することを可能にするようになっている。
下記に説明されている図および例示的な実装形態は、本実装形態の範囲を単一の実施形態に限定することを意味していない。説明または図示されているエレメントのうちのいくつかまたはすべての交換によって、他の実装形態が可能である。そのうえ、開示されている例示的な実装形態の特定のエレメントが、公知のコンポーネントを使用して、部分的にまたは完全に実装され得る場合に、いくつかの場合において、本実装形態の理解のために必要なそのような公知のコンポーネントのそれらの部分のみが説明されており、そのような公知のコンポーネントの他の部分の詳細な説明は、本実装形態を曖昧にしないように省略されている。
下記の議論において、本発明の折り畳み可能なプレイヤードのさまざまな例が提供されており、所与の例または1セットの例は、フレーム、X形フレームアッセンブリ、脚部支持アッセンブリ、ラッチ、ソフトグッズ、キャノピーカバーアッセンブリ、およびバシネットアクセサリーの1つ以上の特定の特徴を紹介する。折り畳み可能なプレイヤードの所与の例に関連して議論されている1つ以上の特徴は、本開示による折り畳み可能なプレイヤードの他の例において用いられ得、本明細書で開示されているさまざまな特徴が、(それぞれの特徴が相互に矛盾しないという条件で)本開示による所与の折り畳み可能なプレイヤードの中に容易に組み合わせられ得るようになっているということが認識されるべきである。
折り畳み可能なプレイヤードの特定の寸法および特徴は、「おおよそ」、「約」、「実質的に」、および/または「同様の」という用語を使用して、本明細書で説明されている。本明細書で使用されているように、「おおよそ」、「約」、「実質的に」、および/または「同様の」という用語は、説明されている寸法または特徴のそれぞれが、厳密な境界線またはパラメーターではなく、そこから機能的に同様の変形例を除外しないということを示している。文脈または説明がそうでないことを示していない限り、数値パラメーターに関連した「おおよそ」、「約」、「実質的に」、および/または「同様の」という用語の使用は、当技術分野において受け入れられている数学的なおよび産業的な原理を使用して(たとえば、数値の丸め、測定または他のシステマチック誤差、製造公差など)、最小有効数字を変化させることとならない変動を数値パラメーターが含むということを示している。
X形フレームアッセンブリを備えた例示的な折り畳み可能なプレイヤード
図2A~図2Cは、伸長された構成における折り畳み可能なプレイヤードのための例示的なフレーム100aを示している。示されているように、フレーム100aは、内部スペース102の外形を描いて画定するように配置されている複数の脚部支持アッセンブリ110aおよび複数のX形フレームアッセンブリ140aを含むことが可能である。とりわけ、それぞれの脚部支持アッセンブリ110aは、X形フレームアッセンブリ140aを介して別の隣接する脚部支持アッセンブリ110aに連結され、閉じたフレーム構造体(たとえば、内部スペース102を取り囲み、内部スペース102を周囲の環境から分離するフレーム)を形成することが可能である。図5Aに関連してさらに下記に議論されているように、フレーム100aに加えて、折り畳み可能なプレイヤード1000aは、また、ソフトグッズ300を含み、ソフトグッズ300は、内部スペース102の中に部分的に配設されており、子供50を収容するためのパッド付きの部分的に囲まれたスペース301を提供する。ソフトグッズ300は、より詳細に下記に説明されることとなる。
図2Aを再び参照すると、フレーム100aの脚部支持アッセンブリ110aは、伸長された構成において内部スペース102の空間的範囲を画定する、垂直方向のまたはほぼ垂直方向の支持スタンドを提供することが可能である。換言すれば、脚部支持アッセンブリ110aは、内部スペース102の側縁部104を画定することが可能であり、および/または、そうでなければ、内部スペース102の側縁部104に沿って配設され得る。X形フレームアッセンブリ140aは、所望の通りに脚部支持アッセンブリ110aを位置決めおよび配向させるための構造的支持を提供することが可能であり、また、フレーム100aを折り畳むことおよび/または伸長させることを促進させるためのメカニズムを提供することが可能である。図2Aに示されているように、それぞれのX形フレームアッセンブリ140aは、隣接する側縁部104の間の内部スペース102の側面106を画定することが可能であり、および/または、そうでなければ、その上に配設され得る。
図2A~図2Cに示されているフレーム100aに関して、内部スペース102は、正六角形として形状決めされた水平方向断面(すなわち、フレーム100aを支持する地面90に対して平行の平面における断面)を有している。しかし、本明細書で開示されており、さらに詳細に下記に議論されている他の実装形態において、脚部支持アッセンブリ110aおよび/またはX形フレームアッセンブリ140aの数は、異なる水平方向の断面形状を有する内部スペース102を形成するように調節され得、それは、正方形、長方形、五角形、六角形、八角形、正多角形、および不規則多角形(すなわち、辺が異なる寸法を有する)を含むが、それに限定されないということが認識されるべきである。
いくつかの実装形態において、内部スペース102は、直角柱として形状決めされる3次元の体積をさらに形成することが可能である。別の言い方をすれば、脚部支持アッセンブリ110aは、垂直方向に配向され得、内部スペース102の水平方向断面が、脚部支持アッセンブリ110aの長さに沿って任意の垂直方向の位置において、形状および寸法に関して同一または実質的に同一になるようになっている。他の実装形態において、内部スペース102は、角錐台として形状決めされた3次元の体積を形成することが可能であり、角錐台において、地面90に近い内部スペース102の底部部分は、内部スペース102の上部部分よりも大きくなっている。別の言い方をすれば、脚部支持アッセンブリ110aは、フレーム100aが展開されるときに傾けられ得、脚部支持アッセンブリ110aの上部部分が、脚部支持アッセンブリ110aの底部部分よりも互いに接近して位置決めされるようになっており、脚部支持アッセンブリ110aが形状に関して実質的に真っ直ぐである場合に、内部スペース102の水平方向断面の面積が、脚部支持アッセンブリ110aの底部部分から上部部分へ減少するようになっている。1つの態様では、角錐台状の内部スペース102を形成するフレーム100aは、機械的な安定性を強化するために好ましい可能性がある。この幾何学形状が実現される様式は、より詳細に下記に議論されることとなる。
図2Aに示されているフレーム100aにおいて、それぞれの脚部支持アッセンブリ110aは、上部端部113aおよび底部端部113b(たとえば、図4Aを参照)を有する脚部チューブ112と、地面90の上にフレーム100aを支持するために底部端部113bに連結されている足部114と、脚部チューブ112の上部端部113aに連結されているコーナー部130と、スライダー120とを含むことが可能であり、スライダー120は、脚部チューブ112にスライド可能に連結されており、足部114とコーナー部130との間に位置決めされている。脚部チューブ112の上部端部113aおよび/またはコーナー部130は、内部スペース102の上部頂点105と一致することが可能であり、脚部チューブ112の底部端部113bおよび/または足部114は、内部スペース102の底部頂点107と一致することが可能である。
この実装形態では、それぞれのX形フレームアッセンブリ140aは、1対のX形フレームチューブ142aおよび142b(X形チューブ142aおよび142bとも称される)を含むことが可能であり、1対のX形フレームチューブ142aおよび142bは、単一のX字形状の構造体を形成するために互いに交差するように配置されている。X形フレームチューブという用語は、X形フレームアッセンブリの一部を形成するチューブを指し、特定の幾何学形状または形状にチューブを限定することを意図していないということが認識されるべきである。X形フレームチューブ142aおよび142bは、互いに回転可能に連結され得、隣接する脚部支持アッセンブリ110aのそれぞれのコーナー部130およびスライダー120に回転可能に連結され得る。したがって、X形フレームアッセンブリ140aは、枢動およびスライド可能なX形フレームアッセンブリであり、そこでは、X形フレームチューブ142aおよび142bは、互いに対しておよび脚部支持アッセンブリ110aに対して回転し、スライダー120の移動を介して脚部チューブ112に対して並進する。これは、フレーム100aがよりコンパクトな構造体へと折り畳まれることを可能にし、よりコンパクトな構造体は、たとえば、枢動のみ可能なX形フレームアッセンブリを備えた従来のプレイヤードと比較して、より少ない体積を占有し、および/または、より大きな内部スペース102を可能にする。
いくつかの実装形態において、複数のX形フレームアッセンブリ140aおよび脚部支持アッセンブリ110aが互いに連結されている様式は、介護者が単一のステップでフレーム100aを折り畳むおよび/または伸長させることを可能にすることができる。たとえば、介護者は、1つの脚部支持アッセンブリ110aにおいてスライダー120をコーナー部130に向けて移動させることによって、フレーム100aを伸長させることが可能である。そして、スライダー120の運動は、隣接しているX形フレームアッセンブリ140aが回転および並進することを引き起こす。そして、隣接しているX形フレームアッセンブリ140aの運動は、隣接する脚部支持アッセンブリ110aにおけるスライダー120が同様の様式で移動することを引き起こす。このプロセスは、すべてのX形フレームアッセンブリ140aおよびすべてのスライダー120に関して同時に起こることが可能であり、介護者が1つの脚部支持アッセンブリ110aに関してスライダー120を移動させるときに、フレーム100aが伸長されることを結果として生じさせる。フレーム100aが伸長されると、ラッチ200a(それは、より詳細に下記に説明されることとなる)が、伸長された構成においてフレーム100aをロックするように作動させられ得る(たとえば、ラッチ200aは、スライダー120が足部114に向けてそれぞれの脚部チューブ112を下にスライドして戻ることを防止する)。
いくつかの実装形態において、フレーム100aは、脚部支持アッセンブリ110aの足部114が地面90と接触したままの状態で、折り畳まれおよび/または伸長され得る。また、脚部チューブ112は、フレーム100aが折り畳まれおよび/または伸長されるときに、垂直方向に直立したまままたはほぼ垂直方向に直立したままであることが可能である(たとえば、脚部チューブ112は、フレーム100aが伸長されるときに意図的に傾けられ、安定性を改善することが可能である)。このように、フレーム100aを折り畳むおよび/または伸長させるプロセスは、介護者にとってより容易にされ得る。たとえば、介護者は、プレイヤード1000aをセットアップおよび/または撤収する間に、フレーム100aが転倒しないようにバランスをとる必要がないこととなる。
図2Bを参照すると、いくつかの実装形態において、それぞれのX形フレームアッセンブリ140aのX形フレームチューブ142aおよび142bは、フレーム100aが伸長されているときに、フレーム100aの上部部分108および/または内部スペース102の中に位置決めされ得る。別の言い方をすれば、X形フレームアッセンブリ140aは、内部スペース102の上部開口部の水平方向断面の外形を描くフレーム100aの上部部分108の周りに周囲構造体を形成することが可能である。たとえば、図2Cは、X形フレームアッセンブリ140aが、内部スペース102の形状に対応する正六角形の外形を描く上部周囲構造体109を形成することを示している。
フレームが伸長された構成にあるときに、フレームの上部部分108の中にX形フレームチューブ142aおよび142bを位置決めすることは、フレーム100aに対して、そして、フレーム100aを含む折り畳み可能なプレイヤードに対して、いくつかの利益を提供する。
第1に、フレーム100aにおけるそれぞれのX形フレームアッセンブリ140aは、上部レールとして機能することが可能であり、上部レールは、2つの隣接する脚部支持アッセンブリ110aを一緒に連結し、機械的な剛性および安定性をフレーム100aに提供する。別の言い方をすれば、X形フレームアッセンブリ140aは、X形フレームチューブ142aおよび142bが、剛性の上部レールとして効果的に機能する浅いX形フレーム構造体をフレームの上部部分108に形成するような程度で伸長され得る。たとえば、それぞれのスライダー120が、隣接する脚部支持アッセンブリ110aにおけるそれぞれのコーナー部130に近接して位置決めされている限界において、X形フレームチューブ142aおよび142bは、側部または正面からフレーム100aを見たときに、互いにほぼ平行なアライメントになっていることが可能である。したがって、それぞれのX形フレームチューブ142aおよび142bは、上部レールとして別個に機能することが可能である。
いくつかの実装形態において、脚部支持アッセンブリ110aは、X形フレームアッセンブリ140aを介して互いに連結のみされ得る。換言すれば、フレーム100aは、別個の柔軟なおよび/または剛性の上部レール(たとえば、図1Aおよび図1Bに示されているプレイヤード10aおよび10bのウェビング14、図1Cに示されているプレイヤード10cの剛性の上部レール32)または底部支持構造体(たとえば、図1Cに示されているプレイヤード10cの底部支持構造体34)などのような、他の支持構造体を除外することが可能であり、それは、製造および組み立てのための部品の数をかなり低減させることが可能である。たとえば、図2A~図2Cに示されているように、フレーム100aが伸長されているときに、底部端部113bとスライダー120との間に配置されている脚部チューブ112の部分は、フレーム100aの別の部分に連結されていないことが可能である(たとえば、脚部チューブ112の底部部分は、機械的に拘束されない)。
いくつかの実装形態において、フレーム100a(脚部支持アッセンブリ110a、および、脚部支持アッセンブリ110aを一緒に連結するためのX形フレームアッセンブリ140aのみを含む)は、さまざまな消費者安全標準(たとえば、ASTM F406-19, 7.3.3, 7.11)に記載されている要件を満たすのに十分な機械的な剛性、安定性、および/または強度を有することが可能である。たとえば、図7Bは、フレーム100aが伸長された状態の、および、据え付けられたソフトグッズ300が安定性テスト(たとえば、ASTM F406-19, 5.12, 8.17)を受けている状態の、プレイヤード1000aを示している。このテストに関して、プレイヤード1000aは、合板の平坦なピースの上に設置され、プレイヤード1000aの中に配設されているテストウェイトがフレーム100aの片側にもたれかかった状態で、さまざまな角度で傾けられた。このテストに基づいて、プレイヤード1000aは、少なくとも3つの足部114が合板ベースと接触したままの状態で20度の角度で傾けられたときでも転倒しないということが見出された。この結果は、ASTM F406-19, 8.17に記載されている要件を超えており、ASTM F406-19, 8.17は、10度の角度まで傾けられたときに、プレイヤードが合板ベースとの3つの接触ポイントを維持することを要求する。
これは、フレーム100aが展開されたときに機械的に剛性で安定していることを保証する機械的な特性を提供するように、X形フレームチューブ142aおよび142bの材料および/または寸法を調整することによって、部分的に達成され得る。たとえば、X形フレームチューブ142aおよび142bは、約0.625インチ(5/8インチ)の外径および約24.5インチの全長を有するスチールチュービングから形成され得る。「約」という用語は、X形フレームチューブ142aおよび142bの寸法を説明するために使用されるときに、製造公差をカバーすることを意図している。たとえば、「約0.625インチ」は、以下の寸法範囲:0.61875インチから0.63125インチ(±1%公差)、0.62インチから0.63インチ(±0.8%公差)、0.62125インチから0.62875インチ(±0.6%公差)、0.6225インチから0.6275インチ(±0.4%公差)、0.62375インチから0.62625インチ(±0.2%公差)に対応することが可能である。同様の公差は、X形フレームチューブ142aおよび142bの全長を説明するために適用され得る。
また、X形フレームチューブ142aおよび142bは、他の材料(アルミニウムおよび炭素繊維を含むが、それに限定されない)から形成され得るということが認識されるべきである。また、X形フレームチューブ142および142bは、フレーム100aおよび/または内部スペース102の所望のサイズ、ならびに、X形フレームチューブ142aおよび142bを形成するために使用される材料の機械的な特性に部分的に応じて、異なる寸法を有することが可能である。いくつかの実装形態において、X形フレームアッセンブリ140aは、すべて、実質的に同一のまたは同一の寸法および/または形状を有することが可能であり、正多角形として形状決めされた水平方向断面を有する内部スペース102を結果として生じさせる。いくつかの実装形態において、フレーム100aは、異なる寸法および/または形状を有するX形フレームアッセンブリ140aを含むことが可能であり、形状に関して歪められた内部スペース102を結果として生じさせる。
追加的に、図2Bを参照すると、脚部チューブ112の長さL(上部端部113aと底部端部113bとの間の距離として定義される)は、一般的に、特に力がフレーム100aの上部部分108に沿って印加されるときにフレーム100aが傾けられる可能性を低減させるために、可能な場合に、比較的に小さく維持され得る。たとえば、長さLは、フレーム100aに対する特定の制約が満たされることを保証するように選ばれ得る。これらの制約は、(1)内部スペース102のための所望の高さを提供すること;(2)足部114およびコーナー部130を脚部チューブ112に連結するために、足部114およびコーナー部130との十分なオーバーラップを提供すること;ならびに/または、(3)フレーム100aを折り畳むおよび/または伸長させるために、スライダー120が足部114とコーナー部130との間を移動するための十分な空間を提供することを含む。内部スペース102の横方向の寸法および垂直方向の寸法は、X形フレームアッセンブリ140aの回転運動および並進運動に部分的に起因して連結されるということが認識されるべきである(たとえば、内部スペース102の横方向の寸法の増加は、垂直方向の寸法の対応する増加を結果として生じさせ、X形フレームアッセンブリ140aが脚部チューブに沿って垂直方向にスライドするのに十分な空間、ひいては、折り畳むのに十分な空間を有することを保証する)。
いくつかの実装形態において、脚部チューブ112の長さLは、約26インチであることが可能である。X形フレームチューブ142aおよび142bの寸法と同様に、「約」という用語は、脚部チューブ112の寸法を説明するために使用されるときに、カバー製造公差をカバーすることを意図している。公差値は、X形フレームチューブ142aおよび142bと同じであることが可能である。いくつかの実装形態において、脚部支持アッセンブリ110aにおける脚部チューブ112は、実質的に同一であるかまたは同一であることが可能である。いくつかの実装形態において、脚部チューブ112は、異なる形状および/または寸法を有することが可能である(たとえば、フレーム100aが伸長されているときに、いくつかの脚部チューブ112は、垂直方向に配向され得るが、一方では、他の脚部チューブ112は傾けられ得る)。
第2に、フレームが伸長された構成にあるときに、フレームの上部部分108の中にX形フレームチューブ142aおよび142bを位置決めすることによって提供される別の利益は、X形フレームアッセンブリ140aが、X形フレームアッセンブリを備えた従来のプレイヤードと比較して、内部スペース102の側面106のより小さな部分を占有するということである。ソフトグッズ300が、透明なおよび/またはシースルーの側部部分を含むときに、フレームの上部部分108の中にX形フレームアッセンブリ140aを設置することは、ソフトグッズ300がフレーム100aに連結されているときに、部分的に囲まれたスペース301のより大きな可視性を可能にする。別の言い方をすれば、X形フレームアッセンブリ140aは、子供50がプレイヤード1000aの中にいるときに介護者が自分の子供を見ることをそれほど視覚的に妨害しないおよび/または妨げない。
追加的に、ソフトグッズ300は、X形フレームアッセンブリ140aをカバーするために、より少ない材料を使用することが可能である。いくつかの実装形態において、ソフトグッズ300は、脚部支持アッセンブリ110aのコーナー部130をカバーし、X形フレームアッセンブリ140aを部分的にカバーすることが可能であり、ラッチ200aが、フレーム100aの上部部分108に配設されているときに、介護者にアクセス可能なままであるようになっている。いくつかの実装形態において、ソフトグッズ300は、X形フレームアッセンブリ140a、ならびに、脚部支持アッセンブリ110aのコーナー部130およびスライダー120を完全にカバーすることが可能であり、観察者が、脚部支持アッセンブリ110aの脚部チューブ112および/または足部114のみを見ることができるようになっている。このように、折り畳み可能なプレイヤード1000aは、屋内環境および屋外環境の両方において、消費者に対してよりクリーンでより審美的に望ましい外観で提示され得る。
図2Bに関連して上記に議論されているように、上部部分108は、一般的に、脚部チューブ112の上部端部113aおよび/またはそれぞれの脚部支持アッセンブリ110aのコーナー部130に近接するフレーム100aの部分に対応することが可能である。より具体的には、上部部分108は、上部水平方向平面92と底部水平方向平面91との間に配置されているフレーム100aの部分として定義され得、上部水平方向平面92は、脚部チューブ112の上部端部113aおよび/またはコーナー部130と交差しており、底部水平方向平面91は、それぞれの脚部チューブ112の長さに沿って、オフセット距離xだけ上部水平方向平面92からオフセットされている。フレーム100aが伸長されているときに、X形フレームチューブ142aおよび142b、スライダー120、ならびにコーナー部130は、上部部分108の中に配設されている。オフセット距離xは、フレーム100aにおける脚部チューブ112が同一の長さを有すると仮定して、脚部チューブ112の全長Lの割合として定義され得る。いくつかの実装形態において、オフセット距離xは、脚部チューブ112の全長Lの30%以下であることが可能であり、より好ましくは、脚部チューブ112の全長の20%以下であることが可能である。
また、図2Bは、フレーム100aが全体的な垂直方向の高さHを有することが可能であるということを示しており、全体的な垂直方向の高さHは、伸長された構成において、垂直方向軸線(すなわち、地面に対して垂直)に沿って、地面90から上部水平方向平面92までの距離として定義される。図2Eは、同様に、フレーム100aが全体的な垂直方向の高さHを有することが可能であるということを示しており、全体的な垂直方向の高さHは、折り畳まれた構成において、地面90から上部水平方向平面92Aまでの距離として定義される。いくつかの実装形態において、フレーム100aの高さは、フレームの折り畳まれた構成と伸長された構成との間で、実質的に一定のまままたは一定のままであることが可能である。換言すれば、高さHおよびHは、等しいかまたは実質的に同様であることが可能であり、平面92および92Aは、同一平面上にあるかまたは実質的に同一平面上にある。しかし、いくつかの実装形態において、フレーム100aの高さは、たとえば、より詳細に下記に議論されているように、フレーム100aが伸長されているときに脚部支持アッセンブリ110aが外向きにラッパ状に広がることに起因して、変化する可能性がある。伸長された構成においてフレーム100aが外向きにラッパ状に広がる場合には、高さHは、高さHよりもいくらか大きくなっている可能性がある(すなわち、折り畳まれた構成における平面92Aは、伸長された構成における平面92よりもいくらか上方に配設され得る)。
図3Aおよび図3Bは、フレーム100aにおけるX形フレームアッセンブリ140aの追加的な図を示している。示されているように、X形フレームチューブ142aおよび142bは、ピンジョイント145を介して互いに回転可能に連結され得る。X形フレームチューブ142aは、第1の端部143aおよび第2の端部143bを有することが可能であり、第1の端部143aは、ピンジョイント146aを介して1つの脚部支持アッセンブリ110aのコーナー部130に回転可能に連結されており、第2の端部143bは、ピンジョイント146bを介して別の脚部支持アッセンブリ110aのスライダー120に回転可能に連結されている。同様に、X形フレームチューブ142bは、ピンジョイント146dを介して1つの脚部支持アッセンブリ110aのコーナー部130に回転可能に連結され得、ピンジョイント146cを介して別の脚部支持アッセンブリ110aのスライダー120に回転可能に連結され得る。
ピンジョイント145および146a~146dは、一般的に、シャフトを備えた締結具(図示せず)を含むことが可能であり、シャフトは、X形フレームチューブ142aおよび142bの上の開口部147(図4Bを参照)を通して挿入され、X形フレームチューブ142aおよび142b、スライダー120、およびコーナー部130の間の回転運動を可能にする。締結具は、さまざまなタイプのキャプティブ締結具(captive fastener)であることが可能であり、それは、キャップを備えたリベット(たとえば、ロールドリベット)およびナットを備えたボルト締結具を含むが、それに限定されない。
一般的に、開口部147および締結具のシャフトの公称寸法および公差は、ピンジョイント145および146a~146dの締め付け具合または緩み具合に影響を与える。開口部147が締結具と干渉するように寸法決めされている場合には(たとえば、開口部147のサイズが、締結具のシャフトのサイズよりも小さい)、介護者は、X形フレームチューブ142aおよび142bを回転させるために、より大きな力を印加しなければならない可能性がある。いくつかの場合において、ピンジョイント145および146a~146dは、きつくなり過ぎる可能性があり、フレーム100aが伸長されているときに、それぞれの脚部支持アッセンブリ110aのそれぞれの足部114が地面90に接触しないようになっている。たとえば、介護者は、1つの脚部支持アッセンブリ110aのスライダー120を対応するコーナー部130に向けて移動させることが可能であるが、フレーム100aの対向する側部は、部分的に伸長されるのみである可能性がある。それとは対照的に、開口部147のサイズが締結具シャフトよりもかなり大きい場合には、ピンジョイント145および146a~146dは、X形フレームチューブ142aおよび142bが他の望まれない運動の軸線に沿って回転することおよび/または並進することを可能にする可能性があり(たとえば、フレーム100aがぐらつく可能性がある)、それは、フレーム100aの機械的な安定性を損なう可能性がある。したがって、いくつかの実装形態において、開口部147および締結具のシャフトの公称寸法および公差は、とりわけ、X形フレームチューブ142aおよび142bならびに/またはスライダー120またはコーナー部130の間の望まれない回転運動および/または並進運動を制限するために依然として十分にきつくなっていながら、脚部支持アッセンブリ110aの足部114が地面90に接触することを保証するように十分に緩くなるように選ばれる。たとえば、締結具のシャフトと開口部147の縁部との間の公差(または、クリアランス)は、約0.010インチ以上であることが可能であり、より好ましくは、約0.015インチ以上であることが可能である。
図3Aに示されているように、ピンジョイント145は、一般的に、それぞれのX形フレームチューブ142aおよび142bの長さに沿って配置され得る。たとえば、ピンジョイント145は、第1の端部143aからオフセット距離zに、および、第2の端部143bからオフセット距離zに位置決めされ得る。いくつかの実装形態において、オフセット距離zおよびzは、等しくなっていることが可能であり、それは、X形フレームチューブ142aおよび142bが回転させられるときに、X形フレームチューブ142aおよび142bのそれぞれの第1および第2の端部143aおよび143bが同じ円形経路を辿ることを引き起こす。そして、これは、フレーム100aが折り畳まれているおよび/または伸長されているときに、脚部支持アッセンブリ110aの配向が変化しないままであることを引き起こす。たとえば、それぞれの脚部支持アッセンブリ110aの脚部チューブ112は、折り畳まれた構成および伸長された構成の両方に関して、垂直方向に配向されたままであることが可能である。
しかし、他の実装形態において、オフセット距離zおよびzは、等しくなくてもよい。たとえば、オフセット距離zは、オフセット距離zよりも大きくなっていることが可能であり、X形フレームチューブ142aが回転させられるときに、X形フレームチューブ142aの第1の端部143aがより小さな円形経路を辿ることおよび第2の端部143bがより大きな円形経路を辿ることを引き起こす。X形フレームチューブ142bのそれぞれの第1および第2の端部143aおよび143bは、同様に、より小さなおよびより大きな円形経路をそれぞれ辿ることが可能である。そして、これは、フレーム100aが伸長されているときに、脚部支持アッセンブリ110a(および、とりわけ、脚部チューブ112)が外向きにラッパ状に広がることを引き起こすことが可能である。換言すれば、脚部支持アッセンブリ110aの脚部チューブ112は、X形フレームアッセンブリ140aにおけるX形フレームチューブ142aおよび142bの回転運動に起因して傾けられ得、上部端部113aが、底部端部113bよりも小さい水平方向断面(地面に対して平行)の頂点を構成するようになっている(すなわち、上部端部113aは、底部端部113bよりも互いに近くに位置決めされている)。このように、フレーム100aは、上記に説明されているように、角錐台状の内部形状を有する内部スペース102を画定することが可能であり、それは、フレーム100aの機械的な安定性を改善する上で有益である可能性がある(たとえば、フレーム100aは、傾けられて倒される可能性が低くなる)。図2Bを再び参照すると、いくつかの実装形態において、脚部支持アッセンブリ110aは、外向きにラッパ状に広げられ得、脚部チューブ110aに関連付けられるそれぞれの長手方向軸線111aが、地面90に対して角度θで傾けられるようになっており、その角度は、80度から88度の間の範囲にあり、より好ましくは、83度から85度の間の範囲にある。
ここで図3Bを見てみると、いくつかの実装形態において、X形フレームチューブ142aおよび142bは、形状に関して曲げられていてもよい。たとえば、X形フレームチューブ142aの第1および第2の端部143aおよび143bは、第1の軸線141aに沿って位置合わせされ得、一方では、X形フレームチューブ142aの中央部分144は、第2の軸線141bに沿って位置合わせされており、第2の軸線141bは、軸線141aに対して平行であり、軸線141aからオフセットされている。X形フレームチューブ142bは、X形フレームチューブ142aと同様の曲げられた形状を有することが可能である。いくつかの実装形態において、第1の軸線141aと第2の軸線141bとの間のオフセットは、図3Bに示されているように、X形フレームチューブ142aとX形フレームチューブ142bとの間に十分なクリアランスを提供するように選ばれ得、X形フレームチューブ142aおよび142bのそれぞれの第1および第2の端部143aおよび143bが、同じ平面(たとえば、内部スペース102の側面106)の上に存在するようになっている。そして、これは、コーナー部130およびスライダー120の部分もX形フレームチューブ142aおよび142bの第1および第2の端部143aおよび143bとともに同じ平面の上に存在することを可能にする。いくつかの実装形態において、このようにコーナー部130およびスライダー120を位置合わせすることは、フレーム100aがよりコンパクトに折り畳むことを可能にすることができる。
図3C~図3Eは、フレーム100aにおける脚部支持アッセンブリ110aの追加的な図を示している。示されているように、脚部チューブ112は、その経路を画定する実質的に細長い中空のチューブであることが可能であり、スライダー120は、フレーム100aが折り畳まれおよび/または伸長されているときに、その経路に沿ってトラベルする。いくつかの実装形態において、脚部チューブ112は、実質的に真っ直ぐになっていることが可能であり、スライダー120が長手方向軸線111aに沿って真っ直ぐな経路を辿るようになっている(図2A~図2Cを参照)。いくつかの実装形態において、長手方向軸線111aは、脚部チューブ112の中心線軸線(すなわち、脚部チューブ112の中心点と交差する軸線)に対応することが可能である。しかし、脚部チューブ112は、他の実装形態において、スライダー120が辿るための、対応して湾曲した経路を画定するために湾曲していることも可能であるということが認識されるべきである。湾曲した脚部チューブ112の例は、さらに詳細に下記に議論されることとなる。いくつかの実装形態において、脚部チューブ112は、脚部チューブ112の長さLに沿って一定のままである断面を有することが可能である。いくつかの実装形態において、脚部チューブ112は、さまざまな断面形状を有することが可能であり、それは、円形、楕円形、および、長円形の形状を含むが、それに限定されない。また、脚部チューブ112は、さまざまな材料から形成され得、それは、スチール、アルミニウム、および炭素繊維を含むが、それに限定されない。
スライダー120は、ベース121を含むことが可能であり、ベース121は、貫通孔開口部122を画定しており、貫通孔開口部122は、脚部チューブ112を取り囲むように形状決めおよび/または寸法決めされており、したがって、スライダー120が脚部チューブ112に沿ってスライド可能に移動することを可能にする。いくつかの実装形態において、開口部122の形状は、脚部チューブ112の断面形状と適合することが可能である。スライダー120は、延長部分124(本明細書では、アーム124とも称される)をさらに含むことが可能であり、延長部分124は、ベース121の一方の側部に連結されており、締結具を介して1つのX形フレームアッセンブリ140aのX形フレームチューブ142aをスライダー120に連結し、締結具は、X形フレームチューブ142aの開口部147に位置合わせされた延長部分124の開口部を通して挿入されている(たとえば、図4Aおよび図4Bの分解図を参照)。また、延長部分124は、スライダー120に連結されているX形フレームチューブ142aの端部を受け入れるための凹んだ開口部124aを含むことが可能である。また、スライダー120は、延長部分124と同様の延長部分126(本明細書では、アーム126とも称される)を含むことが可能であり、延長部分126は、延長部分124から反対側に配設されており、別の締結具を介して別のX形フレームアッセンブリ140aのX形フレームチューブ142bをスライダー120に連結しており、別の締結具は、X形フレームチューブ142bの開口部147に位置合わせされた延長部分126の上の開口部を通して挿入されている。
延長部分124および126は、一般的に、内部スペース102の所望の幾何学形状に沿って、隣接しているX形フレームアッセンブリ140aからのそれぞれのX形フレームチューブ142aおよび142bを位置合わせするように互いに対して所定の角度で配向され得る。たとえば、延長部分124および126は、六角形の隣接している側部の間の角度に対応するおおよそ120度の鈍角だけ、互いに対して回転させられ得る。いくつかの実装形態において、延長部分124および126は、同じ水平方向平面の上に存在することが可能である。いくつかの実装形態において、スライダー120に連結されているそれぞれのX形フレームチューブ142aおよび142bが同一でない場合には、延長部分124および126は、互いから垂直方向にオフセットされ得る。いくつかの実装形態において、脚部支持アッセンブリ110aのスライダー120は、互いに同一であることが可能であり、したがって、製造のための固有の部品の数を低減させることが可能である。
コーナー部130は、ベース131を含むことが可能であり、ベース131は、脚部チューブ112の上部端部113aを受け入れるための開口部132を画定している。いくつかの実装形態において、開口部132の形状は、脚部チューブ112の断面形状と適合することが可能である。スライダー120と同様に、コーナー部130は、延長部分134および136(本明細書では、アーム134およびアーム136とも称される)を含むことが可能であり、延長部分134および136は、ベース131の対向する側部に配設されており、スライダー120と同様の取り付けメカニズムを使用して(たとえば、X形フレームチューブ142aおよび142bの開口部147に位置合わせされた開口部を通して挿入される締結具(たとえば、図4Aおよび図4Bの分解図を参照))、1つのX形フレームアッセンブリ140aのX形フレームチューブ142b、および、別のX形フレームアッセンブリ140aのX形フレームチューブ142aを、コーナー部130に連結する。延長部分134および136は、X形フレームチューブ142aおよび142bのそれぞれの端部をそれぞれ受け入れるための凹んだ開口部134aおよび136aをそれぞれ有することが可能である。
また、延長部分134および136は、内部スペース102の所望の幾何学形状に沿って、隣接しているX形フレームアッセンブリ140aからのそれぞれのX形フレームチューブ142aおよび142bを位置合わせするように互いに対して所定の角度で配向され得る。また、延長部分134および136は、同じ水平方向平面の上に存在することが可能であり、および/または、コーナー部130に連結されているそれぞれのX形フレームチューブ142aおよび142bが同一でない場合には、互いから垂直方向にオフセットされ得る。いくつかの実装形態において、脚部支持アッセンブリ110aのコーナー部130は、互いに同一であることが可能であり、したがって、製造のための固有の部品の数を低減させることが可能である。
図3Cは、コーナー部130がタブ部分138を含むことが可能であるということをさらに示しており、タブ部分138は、脚部チューブ112に沿って下向きに延在し、ソフトグッズ300をフレーム100aに取り付けるためのスナップフィットコネクター139を支持している。いくつかの実装形態において、タブ部分138は、脚部チューブ112に沿って所望の場所にスナップフィットコネクター139を位置決めするように形状決めおよび/または寸法決めされ得る。たとえば、スナップフィットコネクター139は、ソフトグッズ300がフレーム100aの上部部分108の周りにオーバーラップして巻き付くことを保証するように、上部端部113aからオフセットされ得る。いくつかの実装形態において、スナップフィットコネクター139をコーナー部130に取り付けるためにタブ部分138の中に形成された開口部は、同じ締結具を使用してコーナー部130を脚部チューブ112にしっかりと連結するために使用され得る。
図3Eは、脚部支持アッセンブリ110aの足部114の拡大図を示している。上記に説明されているように、足部114は、フレーム100aおよび折り畳み可能なプレイヤード1000aを地面90の上に支持する。示されているように、足部114は、脚部チューブ112の底部端部113bを受け入れるための開口部115を画定することが可能である。いくつかの実装形態において、開口部115の形状は、脚部チューブ112の断面形状と適合することが可能である。足部114は、たとえば、締結具を使用して足部114を脚部チューブ112にしっかりと連結するための開口部119をさらに含むことが可能である(たとえば、図4Cを参照)。
いくつかの実装形態において、また、足部114は、ループ状のまたはリング状の構造体を含むことが可能であり、それは、足部114のベースから延在し、ソフトグッズ300をフレーム100aに連結するための別の取り付けポイントを提供している。たとえば、図3Eは、足部114が、D字形状の開口部117を画定するDリング116を含むことが可能であるということを示している。ソフトグッズ300は、ストラップまたはテザーを含むことが可能であり、それは、D字形状の開口部117を通して挿入され、足部114に結び付けられ、ソフトグッズ300の底部部分をフレーム100aに機械的に取り付ける。示されているように、D字形状の開口部117は、開口部117の中心線軸線118が脚部チューブ112の長手方向軸線111aと実質的に平行に位置合わせされるように位置合わせされ得る。また、この配向は、足部114が地面90に接触する面積をDリング116が増加させることを可能にし、それは、フレーム100aの機械的な安定性をさらに改善することが可能である。しかし、Dリング116の配向および設置は、他の実装形態において変化され得るということが認識されるべきである。たとえば、Dリング116は、開口部117の軸線118が長手方向軸線111aに対して垂直になるように、地面に対して90度回転させられ得る。
図5Aは、ソフトグッズ300がフレーム100aに連結されている状態の折り畳み可能なプレイヤード1000aを示している。上記に説明されているように、ソフトグッズ300は、子供を収容するためにフレーム100aの内部スペース102の中に設置されている部分的に囲まれたスペース301を画定している。いくつかの実装形態において、ソフトグッズ300は、フレーム100aが折り畳まれるおよび/または伸長されるときに、フレーム100aに取り付けられたままであることが可能である。図5Aに示されているように、ソフトグッズ300は、フロア部分304を含むことが可能であり、フロア部分304は、プレイヤード1000aが伸長されているときに、地面90の上に載る。また、ソフトグッズ300は、側部部分306を含むことが可能であり、側部部分306は、部分的に囲まれたスペース301を画定して取り囲む。いくつかの実装形態において、側部部分306は、透明であるか(たとえば、透明なプラスチック)またはシースルーである(たとえば、メッシュ)ことが可能であり、プレイヤードの中の子供が、部分的に囲まれたスペース301の外側から観察可能であるようになっている。また、ソフトグッズ300は、1つ以上のストラップ(たとえば、ベルクロ(登録商標)ストラップ)および/またはテザーを含み、脚部支持アッセンブリ110aにおけるそれぞれの足部114のそれぞれのDリング116にソフトグッズ300を連結することが可能である。
また、ソフトグッズ300は、ソフトグッズ上部部分302を含み、フレーム100aの上部部分108にソフトグッズ300を巻き付けることが可能である。図5Aに示されているように、ソフトグッズ上部部分302は、ファブリックの複数の層を備えた不透明なテキスタイル材料から形成され、カバーされているフレーム100aの部分の上にパッディングを提供することが可能である。また、ソフトグッズ300は、コーナー部130のスナップフィットレシーバー139に連結する、一体化されたスナップフィットコネクター312を含むことが可能である。いくつかの実装形態において、ソフトグッズ300は、ソフトグッズ300がフレーム100aのそれぞれのコーナー部130に取り付けられるように、同じ数のスナップフィットコネクター312を含むことが可能である。いくつかの実装形態において、スナップフィットコネクター312は、図5Cに示されているように、タブ310の上に配設され得、タブ310は、ソフトグッズ上部部分302に沿って、ソフトグッズ300の内部ピースに取り付けられている。タブ310は、ソフトグッズ上部部分302の内部ピースを強化し、図5Bに示されているように、スナップフィットコネクター312がコーナー部130の上のスナップフィットコネクター139に連結されているときに、ソフトグッズ上部部分302がフレーム100aに対して同一平面上にあるままである(たとえば、ソフトグッズ上部部分302が上向きにカールしない)ことを保証することが可能である。タブ310は、柔軟な材料(たとえば、ポリエチレンなど)から形成され得、ソフトグッズ300の周囲のテキスタイル材料よりも硬くなるように形状決めされ得る。
図6A~図6Dは、フレーム100aの上に配設されているラッチ200aの複数の図を示している。上記に説明されているように、ラッチ200aは、伸長された構成においてフレーム100aをロックすることが可能である。とりわけ、ラッチ200aは、脚部支持アッセンブリ110aのスライダー120を対応するコーナー部130に近接して維持することが可能であり、X形フレームアッセンブリ140aが、フレームの上部部分108の中に浅いX形フレーム構造体を形成して伸長されたままであるようになっている。したがって、ラッチ200aは、スライダー120のうちの1つ以上に印加されるさまざまな力および/またはトルク(たとえば、スライダー120に作用するX形フレームチューブ142aおよび142bの重量)を支持するのに十分な機械的な拘束を提供することが可能である。
ラッチ200aは、一般的に、フレーム100aのさまざまなコンポーネント(スライダー120、コーナー部130、およびX形フレームチューブ142aまたは142bを含むが、それに限定されない)に連結され得、および/または、それを一緒に連結することが可能である。そのうえ、ラッチ200aは、フレーム100aの上部部分108の中に少なくとも部分的に配設され得る。これは、ラッチ200aがソフトグッズ300によって少なくとも部分的にカバーされることを可能にすることができる。たとえば、ラッチ200aは、図6Aに示されているように、1つの脚部支持アッセンブリ110aのコーナー部130を、隣接しているX形フレームアッセンブリ140aのX形フレームチューブ142aまたは142bに直接的に連結することが可能である。
フレーム100aは、一般的に、1つ以上の脚部支持アッセンブリ110aおよび/またはX形フレームアッセンブリ140aの上に配設されている1つ以上のラッチを含むことが可能である。たとえば、フレーム100aは、フレーム100aの対向する側部に配設されているラッチを含むことが可能であり、伸長されているときに、フレーム100aが均等な伸長された形状を維持する(たとえば、フレーム100aの1つの側部が、別の側部に対して下向きにたるまない)ことを保証することが可能である。しかし、他の実装形態において、単一のラッチは、さまざまな脚部支持アッセンブリ110aおよびX形フレームアッセンブリ140aを均等に伸長された状態に維持しながら、フレーム100aを伸長された構成にロックするのに十分である。たとえば、図2A~図2Cを再び参照すると、これらの図は、フレーム100aが単一のラッチ200aを含み、単一のラッチ200aは、1つの脚部支持アッセンブリ110aおよび1つのX形フレームアッセンブリ140aの上に部分的に配設されているということを示している。いくつかの実装形態において、ラッチ200aは、離脱されるかまたはアンロックされる前に、10ポンド以上の荷重に耐えるように構成され得る。
図6Aは、ラッチ200aがラッチ部材210(本明細書では、「フレックスロック」とも称される)を含むことが可能であるということを示しており、上部端部211aは、1つの脚部支持アッセンブリ110aのコーナー部130に連結されており、ラッチボス230は、1つのX形フレームアッセンブリ140aのX形フレームチューブ142aに連結されている。ラッチ部材210は、第1の端部211aに配設されている開口部212を含むことが可能であり、それは、X形フレームチューブ142bに連結するために使用されるコーナー部130の上の開口部と位置合わせする。このように、単一の締結具は、ラッチ部材210、コーナー部130、およびX形フレームチューブ142bを一緒に連結することが可能であり、コーナー部130は、修正されないままであることが可能である。換言すれば、ラッチボス230が、脚部支持アッセンブリ110aに隣接しているX形フレームチューブ142aおよび142bのうちの1つに連結されているという条件で、ラッチ部材210は、フレーム100aの脚部支持アッセンブリ110aにおけるコーナー部130のうちの任意の1つに連結され得る。いくつかの実装形態において、ラッチ部材210は、ピンジョイント接続または剛性の接続(たとえば、ラッチ部材210が、コーナー部130に対して回転させられることができない)を介して、コーナー部130に連結され得る。ラッチボス230は、開口部を含むことが可能であり、開口部は、X形フレームチューブ142aと適合するように形状決めおよび/または寸法決めされており、したがって、ラッチボス230が組み立てのためにX形フレームチューブ142aの上にスライドされることを可能にする。図6Bは、たとえば、ラッチボス230およびX形フレームチューブ142aの上のそれぞれの開口部(図示せず)を通して挿入された締結具を使用して、ラッチボス230が次いでX形フレームチューブ142aに連結され得るということを示している。
図6Aを再び参照すると、ラッチ部材210は、ラッチ開口部214を含むことが可能であり、ラッチ開口部214は、第1の端部211aから反対側に配置されているラッチ部材210の第2の端部211bに配設されている。ラッチ開口部214は、ラッチボス230を受け入れるように形状決めおよび/または寸法決めされ得る。換言すれば、ラッチ開口部214は、ラッチキャッチとして機能することが可能である。このように、ラッチ部材210は、ラッチボス230と係合することによって、したがって、コーナー部130の近くにおいてフレーム100aの上部部分108の中にスライダー120を保持することによって、コーナー部130をX形フレームチューブ142bに直接的に連結することが可能である。
また、ラッチ部材210は、第2の端部211bに配設されているタブ220を含むことが可能である。一般的に、ラッチ部材210は、機械的に柔軟なコンポーネントであることが可能であり、それは、介護者がタブ220を引っ張るときに曲がり、ラッチ部材210をラッチボス230から離脱させる。また、ラッチ部材210は、十分な機械的な剛性を有することも可能であり、介護者によって曲げられるときに、復元力が発生させられるようになっている。介護者がタブ220を解放するときには、復元力は、ラッチ部材210をその元の形状に戻すことが可能である。いくつかの実装形態において、ラッチ部材210は、プラスチック材料から形成され得る。ラッチ部材210は、所望の機械的な剛性を提供するために、十分な厚さをさらに有することが可能であり、および/または、一体リブ構造体によって補強され得る。
いくつかの実装形態において、ラッチ200aは、ダブルアクションラッチであることが可能である(たとえば、介護者は、ラッチをアンロックするために2つの動作を実施する必要がある)。たとえば、図6Cは、ラッチ部材210のラッチ開口部214が、ラッチ開口部214の中に配設されているタブ216を含むことが可能であるということを示している。図6Dは、ラッチボス230がアンダーカット部分232を含むことが可能であるということを示しており、アンダーカット部分232は、X形フレームチューブ142aと端部部分236との間にノッチまたはスロットを形成している。したがって、ラッチ部材210がラッチボス230に連結されているときに、ラッチ部材210のタブ216は、アンダーカット部分232の中に配設されており、ラッチボス230の端部部分236によって保たれている。いくつかの実装形態において、タブ216は、図6Cに示されているように、スロット218をさらに画定することが可能であり、ラッチボス230は、図6Dに示されているように、アンダーカット部分232の中に部分的に配設されているリブ234をさらに含むことが可能であり、それらは、アンダーカット部分232へのタブ216のアライメントを一緒に促進させ、ラッチ部材210がラッチボス230と適正に係合されることを保証する。
フレーム100a(ひいては、プレイヤード1000a)をセットアップするために、介護者は、最初に、1つの脚部支持アッセンブリ110aのスライダー120を対応するコーナー部130に向けて移動させ、フレーム100aを部分的に伸長させることが可能である。フレーム100aが伸長されているときに、X形フレームチューブ142aの上に配設されているラッチボス230が、コーナー部130に連結されているラッチ部材210に向けて変位される。ラッチボス230がラッチ部材210(および、とりわけ、タブ216)に到達すると、脚部チューブ112に沿ったスライダー120のさらなる移動は、ラッチボス230とタブ216との間の接触を結果として生じさせ、それは、ラッチ部材210が外向きに偏向されることを引き起こす。いくつかの実装形態において、ラッチ部材210は、タブ216の上にリードイン機構を含むことが可能である(たとえば、傾斜した壁部または傾斜の付いた壁部など)(図示せず)。リードイン機構は、ラッチ部材210を曲げるために印加されるトルクの大きさを増加させる方向に沿って、ラッチ部材210とラッチボス230との間に接触力を配向させることによって、ラッチボス230がラッチ部材210に対してスライドするときに、ラッチ部材210がより効果的に偏向されることを可能にすることができる(図6Aに示されているように、ラッチ部材210の枢動ポイントは装着開口部212に配置されているということに留意されたい)。
ラッチ部材210が、脚部チューブ112に沿ったスライダー120のさらなる移動によって偏向されるときに、内部復元力がラッチ部材210の中に発生させられ、それは、ラッチボス230に対して印加される。介護者がスライダー120をコーナー部130に向けて移動させ続けると、ラッチ部材210は、さらに外向きに偏向され、より高い大きさの復元力がラッチボス230に対して印加されることを結果として生じさせる。スライダー120がコーナー部130の十分に近くに移動させられるとき、ラッチボス230は、ラッチ開口部214を通過し、復元力は、ラッチ部材210がその元の位置にスナップして戻ることを引き起こし、ラッチボス230がラッチ開口部214を通って突出するようになっている。介護者がスライダー120を解放すると、スライダー120は、重力に起因して脚部チューブ112に沿ってわずかに下向きに移動することが可能であり、ラッチボス230のアンダーカット部分232がラッチ部材210のタブ216の上に載ることを引き起こす。
図6Eは、どのように介護者が、ダブルアクションラッチ200aを離脱させることによって、伸長された構成から折り畳まれた構成へ、フレーム100aおよびプレイヤード1000aを移行させることができるかということを図示している。図6Eに示されているように、介護者は、最初に、(図6Eの中の上向きの矢印および下向きの矢印によって示されているように)X形フレームチューブ142aおよび142bを圧迫することが可能であり、それは、スライダー120が脚部チューブ112に沿って上向きに移動することを引き起こし、したがって、ラッチ部材210のタブ216をラッチボス230のアンダーカット部分232から離脱させる。介護者が一方の手でX形フレームチューブ142aおよび142bを一緒に圧迫している間に、介護者は、次いで、別の手でラッチ部材210のタブ220を引っ張り、(図6Eの中の湾曲した矢印によって示されているように)ラッチボス230をラッチ開口部214から解放することが可能である。したがって、ラッチ200aの「ダブルアクション」は、「圧迫および引っ張り」である。ラッチ部材210を保持しながら、介護者は、次いで、X形フレームチューブ142aおよび142bを解放することが可能であり、スライダー120は、次いで、X形フレームアッセンブリ140aの重量に部分的に起因して、脚部チューブ112に沿って下向きに落下することが可能である。次いで、介護者は、スライダー120を脚部支持アッセンブリ110aの足部114に向けて下向きに移動させ、したがって、プレイヤード1000aを折り畳むことが可能である。
図6Dを再び参照すると、ダブルアクションラッチ200aのいくつかの実装形態において、ラッチボス230のアンダーカット部分232および端部部分236、ならびに、ラッチ部材210のタブ216は、かなり大きな力(たとえば、20ポンドよりも大きい力)を印加しなければ、ラッチ部材210がラッチボス230から引き離されることができないように、形状決めおよび/または寸法決めされ得る。たとえば、図7Aは、力テストがダブルアクションラッチ200aに適用されていることを示しており、それは、24ポンドよりも大きい力がタブ220に印加されるときに、ラッチ部材210がラッチボス230に係合されたままであるということを示している。
他の実装形態において、プレイヤード1000a(および、とりわけ、フレーム100a)は、他のタイプのラッチングメカニズムを含むことが可能であるということが認識されるべきである。たとえば、図8A~図8Dは、プレイヤード1000aを示しており、ここでは、フレーム100aは、直ぐ上で議論されたダブルアクションラッチ200aの代わりに(または、それに加えて)、シングルアクションラッチ200bを含む(たとえば、介護者は、ラッチを解放するために1つの動作のみを実施する必要がある)。
具体的には、図8Aは、ソフトグッズ300がフレーム100aの上に据え付けられた状態のプレイヤード1000aを示しており、ここで、ソフトグッズ300は、脚部支持アッセンブリ110aのコーナー部130をカバーしており、X形フレームアッセンブリ140aを部分的にカバーしている。このように、シングルアクションラッチ200bの一部分は、介護者へのアクセスを提供するために露出されたままである(たとえば、図8Bを参照)。図8Cおよび図8Dに示されているように、シングルアクションラッチ200bは、また、ラッチ部材210を含むことが可能であり、ラッチ部材210は、ラッチ部材210の上の開口部212を通して挿入される締結具を介して、一方の端部においてコーナー部130に連結されている。ラッチ部材210は、繰り返しになるが、ラッチボス230を受け入れるためのラッチ開口部214を含むことが可能である。この実装形態では、ラッチボス230は、X形フレームアッセンブリ140aのX形フレームチューブ142bに連結されて示されている。
シングルアクションラッチ200bは、ダブルアクションラッチ200aと同様の様式でロックされ得る。具体的には、スライダー120は、コーナー部130に向けて移動させられ、それは、ラッチボス230がラッチ開口部214に到達するまで、ラッチボス230がラッチ部材210を最初に偏向させることを引き起こす。この時点において、ラッチ部材210の中に発生させられる復元力は、ラッチボス230がラッチ開口部214を通って突出した状態で、ラッチ部材210がその元の位置に戻ることを引き起こす。このように、シングルアクションラッチ200bは、伸長された構成においてフレーム100aを保持することが可能である。
シングルアクションラッチ200bをアンロックし、およびフレーム100aを折り畳むために、介護者は、タブ220を引っ張り、ラッチング部材210を外向きに偏向させるおよび/または曲げることが可能であり、したがって、ラッチ部材210をラッチボス230から解放することが可能である。前と同様に、介護者がラッチ部材210を保持している間に、スライダー120は、次いで、図8Dに示されているように、重力と介護者がスライダー120を脚部支持アッセンブリ110aの足部114に向けて移動させることとの組合せを介して、脚部チューブ112に沿って下向きに移動することが可能である。このように、プレイヤード1000aは、折り畳まれ得る。
図9A~図9Fは、プレイヤード1000aのフレーム100aの上に据え付けられている別の例示的なラッチ200cを示している。図9Aは、繰り返しになるが、ソフトグッズ300によってカバーされているフレーム100aを示している。図9Bは、ソフトグッズ300がX形フレームアッセンブリ140aを部分的にのみカバーしていることを示しており、ラッチ200cの底部部分が露出されるようになっている。図9Cは、ソフトグッズ300が取り付けられていない状態のフレーム100aを示している。示されているように、ラッチ200cは、ダブルアクションラッチ200aと同様にフレーム100aの上に位置決めされ得、シングルアクションラッチ200b(すなわち、ラッチ200c)は、フレーム100aの上部部分108の中に配設されている。
図9Dは、繰り返しになるが、ラッチ200cがラッチ部材210を含むことが可能であるということを示しており、ラッチ部材210は、ラッチ部材212の1つの端部において開口部212を通して挿入される締結具を介して、コーナー部130に連結されている。しかし、この例では、ラッチ部材210は、ノッチ240aを形成することが可能であり、ノッチ240aは、X形フレームチューブ142bとのスナップフィット接続を形成するように形状決めおよび/または寸法決めされている。このように、ラッチ200cは、ラッチ200aおよび200bと比較して、より少ない部品を利用することが可能である(たとえば、ラッチ200cは、ラッチ部材210と、ラッチ部材210をコーナー部130に連結するための締結具とを含むだけである)。示されているように、ノッチ240aは、X形フレームチューブ142bの断面形状と適合するように形状決めされ得る。前と同様に、ラッチ部材210は、機械的に柔軟なコンポーネントであることが可能であり、機械的に柔軟なコンポーネントは、(たとえば、フレーム100aを伸長させるときに)X形フレームチューブ142bとの接触に起因して、および/または、介護者が、(たとえば、フレーム100aを折り畳むときに)ラッチ部材210をX形フレームチューブ142bから解放するために、ラッチ部材210の底部端部に配設されているタブ220を引っ張ることによって、曲げられおよび/または偏向され得る。
図9A~図9Dに示されている実装形態では、フレーム100a(ひいては、プレイヤード1000a)は、繰り返しになるが、介護者が1つの脚部支持アッセンブリ110aのスライダー120を対応するコーナー部130に向けて移動させることによってセットアップされ得る。X形フレームチューブ142bがラッチ部材210(および、具体的には、タブ220)に接触しているときに、ラッチ部材210は、外向きに偏向され得る。ラッチ部材210は、ラッチ部材210がX形フレームチューブ142bに接触しているときにラッチ部材210を偏向させるためのリードイン機構222(たとえば、傾斜した壁部)をさらに含むことが可能である。次いで、介護者は、ノッチ240aがX形フレームチューブ142bと位置合わせするまで、スライダー120をコーナー部130に向けて移動させ続けることが可能である。
いくつかの実装形態において、ラッチ部材210は、ラッチ部材210の偏向がかなりの復元力を作り出さないように、十分に柔軟であることが可能である。したがって、介護者は、ラッチ部材210をX形フレームチューブ142bの上にスナップフィットさせるために、ラッチ部材210を押圧する必要がある。しかし、他の実装形態において、ラッチ部材210は、その代わりに、曲げられおよび/または偏向されるときに、内部復元力を発生させることが可能である(たとえば、ラッチ部材210は、ラッチ部材210の機械的な剛性を増加させるためにリブ構造体を含む)。復元力は、ノッチ240aがX形フレームチューブ142bに少なくとも部分的に係合することを引き起こすために、十分な大きさのものであることが可能である。いくつかの場合において、ラッチ部材210がX形フレームチューブ142bに適正に係合されることを保証するために、介護者は、ラッチ部材210の中に発生させられる復元力に起因したより少ない力によってではあるが、依然としてラッチ部材210をX形フレームチューブ142bの上に押圧することが可能である。さらに他の実装形態において、復元力は、その代わりに、介護者による任意の追加的な行為なしに、ラッチ部材210をX形フレームチューブ142bにスナップフィット接続させるために、十分に大きくなっていることが可能である。
ここで図9Eを見てみると、ラッチ200cをアンロックするために、介護者は、ノッチ240aをX形フレームチューブ142bから離脱させるために十分な力によって、タブ220を引っ張ることが可能である。ラッチ部材210がかなりの復元力を発生させない実装形態では、介護者は、ラッチ部材210を解放することが可能であり、次いで、スライダー120は、図9Fに示されているように、重力を介して、および/または、介護者がスライダー120を積極的に移動させることを介して、脚部チューブ112に沿って下向きに移動することが可能である。ラッチ部材210がかなりの復元力を発生させる実装形態では、X形フレームチューブ142bがもはやノッチ240aと位置合わせされなくなるように、スライダー120が脚部チューブ112に沿って十分な距離を移動するまで、介護者は、片手でラッチ部材210を保持することが可能である。
追加的に、図9D~図9Fは、いくつかの実装形態において、コーナー部130がフック133をさらに含むことが可能であり、フック133は、フレーム100aから外向きに突出しているということを示している。フック133は、フレーム100aの周りにソフトグッズ300をピンと張った状態に引っ張るために、および/または、ソフトグッズ300がフレーム100aから時期尚早に外れることを防止するための2次的な拘束機構として機能するために、部分的に使用され得る。いくつかの実装形態において、フック133は、配置機構としても使用され、フレーム100aの上へのソフトグッズ300の据え付けを促進させることが可能である。図9D~図9Fは、いくつかの実装形態において、コーナー部130が前のようにスナップフィットコネクター139を含まなくてもよいということをさらに示している。その代わりに、スナップフィットコネクター190は、脚部チューブ112の上に直接的に装着され得る。
図10は、フレーム100aに連結されている別の例示的なラッチ200dを示している。ラッチ200dは、ラッチ200cの変形例であり、それは、開口部212およびX形フレームチューブ142aの開口部を通して挿入される締結具を介して、ラッチ部材210がコーナー部130の代わりにX形フレームチューブ142aに連結されているという主要な違いを伴っている。ラッチ200dは、ラッチ200cと同じ様式でロックおよび/またはアンロックされ得る。いくつかの実装形態において、ラッチ200dのラッチ部材210は、200cのラッチ部材210と比較して、X形フレームチューブ142aとX形フレームチューブ142bとの間のより小さな分離距離に起因して、長さに関してより短くなるように寸法決めされ得る。
図11A~図11Dは、プレイヤード1000aのフレーム100aの上に据え付けられている別の例示的なラッチ200eを示している。図11Aは、繰り返しになるが、ソフトグッズ300によってカバーされているフレーム100aを示している。図11Bは、繰り返しになるが、ソフトグッズ300がX形フレームアッセンブリ140aを部分的にカバーしており、ラッチ200eの底部部分が、ラッチ200a~200dと同様に露出されるようになっているということを示している。
図11Cは、繰り返しになるが、ラッチ200eがラッチ部材210を含むことが可能であり、ラッチ部材210は、ラッチ部材210の一方の端部における開口部212を通して挿入される締結具を介して、1つの脚部支持アッセンブリ110aのコーナー部130に連結されているということを示している。この例では、ラッチ部材210は、タブ220の近くにフック構造体240bを含むことが可能である。示されているように、フック構造体240bは、フレーム100aが伸長されているときにX形フレームチューブ142bがその上に載ることができる起伏のある表面を提供することが可能である。前と同様に、ラッチ部材210は、機械的に柔軟なコンポーネントであることが可能であり、それは、X形フレームチューブ142bとの接触に起因して、および/または、介護者がラッチ部材210の底部端部に配設されているタブ220を引っ張ることによって、偏向されおよび/または曲げられ得る。
ラッチ200eは、ラッチ200a~200dと同様の様式で、伸長された構成においてフレーム100aをロックすることが可能である。介護者がスライダー120をコーナー部130に向けて移動させるときに、X形フレームチューブ142bは、ラッチ部材210に接触し、外向きに偏向することが可能である。ラッチ部材210は、リードイン機構222を含むことが可能であり、リードイン機構222は、フック構造体240bとラッチ部材210の底部端部との間に形成されており、ラッチ部材210に対して移動するX形フレームチューブ142bをガイドし、ラッチ部材210を外向きに偏向させる。X形フレームチューブ142bがフック構造体240bの上方に配設されると、介護者は、スライダー120を解放することが可能であり、スライダー120は、次いで、X形フレームチューブ142bがフック構造体240bの上に載るようになるまで、脚部チューブ112に沿って下向きに移動することが可能である。
いくつかの実装形態において、フック構造体240bは、介護者が十分な力によってタブ220を引っ張ることによってラッチ240bを解放することができるように形状決めされ得る。いくつかの実装形態において、フック構造体240bは、X形フレームチューブ142bを支えるように形状決めされ得、および/または、ラッチ部材210は、ラッチ部材210がダブルアクションラッチとして作用するように、十分に剛性であることが可能であり、ダブルアクションラッチでは、介護者は、ラッチ部材210をX形フレームチューブ142bから離脱させるために、かなり大きな力を印加しなければならないこととなる。その代わりに、介護者は、X形フレームチューブ142bがフック構造体240bから解放されるように、スライダー120を上昇させることが可能であり、ならびに/または、X形フレームチューブ142aおよび142bを圧迫することが可能である。介護者が片手でフック構造体240bの上方にX形フレームチューブ142bを保持している間に、介護者は、次いで、ラッチ部材210を外向きに引っ張り、図11Dに示されているように、X形フレームチューブ142bがフック構造体240bの下方に落下することを可能にすることができる。
図12Aおよび図12Bは、折り畳み可能なプレイヤード1000aのフレーム100aの中のコーナー部130にスライダー120を直接的に連結する別の例示的なラッチ200fを示している。図12Aに示されているように、フレーム100aは、1つのラッチ200fのみを含むことが可能であり、ラッチ200fは、1つの脚部支持アッセンブリ110aに連結されており、フレーム100aが伸長されているときに、複数のスライダー120および/またはX形フレームアッセンブリ140aを支持する。
図12Bは、ラッチ200fが、1つの脚部支持アッセンブリ110aのスライダー120の上に配設されているラッチ部材243と、対応するコーナー部130の上に配設されているラッチフック242とを含むことが可能であるということを示している。ラッチ部材243は、スライダー120の上に一体的に形成され、1つの単一のコンポーネントを形成することが可能であり、または、別個のコンポーネントとして製作され得、別個のコンポーネントは、次いで、たとえば、締結具またはスナップフィット接続を使用して、スライダー120に連結される。いくつかの実装形態において、ラッチ部材243は、別個のコンポーネントとして形成されているときには、X形フレームチューブ142aおよび/または142bに連結するための延長部分124および126の上にスライダー120の開口部に連結され得、単一の締結具が、ラッチ部材243、スライダー120、ならびに、1つ以上のX形フレームチューブ142aおよび/または142bを一緒に連結するようになっている。このように、スライダー120は、フレーム100aの中の他のスライダー120と同一のままであることが可能である。
ラッチフック242は、同様に、コーナー部130の上に一体的に形成され、1つの単一のコンポーネントを形成することが可能であり、または、別個のコンポーネントとして作製され得、別個のコンポーネントは、次いで、スライダー120に連結される。同様に、ラッチフック242は、別個のコンポーネントとして形成されているときには、ラッチ200aのラッチ部材210と同様の様式で、延長部分134および136の上に形成されたコーナー部130の開口部に連結され得、ここで、コーナー部130は、変化されないままであり、および/または、フレーム100aの中の他のコーナー部130と同一のままである。
ラッチ部材243は、スライダー120に連結されている第1の端部241aと、第1の端部241aから反対側の第2の端部241bの近くに配設されているラッチ開口部244とを含むことが可能である。ラッチ開口部244は、コーナー部130の上のラッチフック242を受け入れるように形状決めされ得る。いくつかの実装形態において、ラッチフック242は、ラッチ200fがロックされているときに、開口部244の上部側部を形成するラッチ部材243の部分がラッチフック242の上に載るように、起伏のある表面を有することが可能である。このように、ラッチ200fは、スライダー120およびコーナー部130を一緒に直接的に連結し、伸長された構成にフレーム100aを保持することが可能である。また、いくつかの実装形態において、ラッチ開口部244およびラッチフック242は、長手方向軸線111a以外の運動の軸線に沿った、スライダー120とコーナー部130との間の相対的な並進運動および/または回転運動を低減させるように、または、いくつかの場合において、それを排除するように形状決めされ得る。
ラッチ部材243は、タブ220を備えた機械的に柔軟なコンポーネントであることが可能であり、タブ220は、ラッチ200aのラッチ部材210と同様に、第2の端部241bに配設されている。ラッチ部材243は、スライダー120の上に配設されているが、ラッチ部材243は、ラッチ200a~200eと同様の様式で、ラッチフック242に係合することが可能である。前と同様に、介護者は、スライダー120をコーナー部130に向けて移動させることが可能である。ラッチ部材243のタブ220が、ラッチフック242の底部表面に接触すると、ラッチ部材243は、外向きに偏向され得る。図12Bに示されているように、ラッチフック242の底部表面は、ラッチ部材243が外向きに偏向されるときにラッチ部材243をガイドするためのリードイン機構(たとえば、傾斜した表面)を形成することが可能である。ラッチ部材243は、ラッチ部材243が曲げられているときに内部復元力を発生させるために、十分に剛性であることが可能である。したがって、ラッチフック242がラッチ開口部242と位置合わせされるように、スライダー120がコーナー部130の十分に近くに移動させられると、復元力は、ラッチ部材243がその元の形態にスナップして戻ることを引き起こすことが可能であり、ラッチフック242は、次いで、ラッチ開口部242を通って突出することが可能である。
ラッチ200eと同様に、ラッチ200fは、シングルアクションラッチであることが可能であり、シングルアクションラッチでは、介護者は、十分な力によってタブ220を引っ張ることによって、ラッチ部材243をラッチフック242から解放することが可能である。いくつかの実装形態において、ラッチ200fは、ダブルアクションラッチであることが可能であり、ダブルアクションラッチでは、ラッチフック242は、十分に剛性であることが可能であり、および/または、十分に深いアンダーカット部分を含み、過度の力(たとえば、20lbfよりも大きな力)を印加しなければ、タブ220を引っ張ることによってラッチ部材243が解放されることができないようになっている。介護者は、その代わりに、開口部244の上部側部を形成するラッチ部材243の部分がラッチフック242から解放されるように、スライダー120を上昇させるべきである。スライダー120を上昇位置に保持しながら、介護者は、次いで、スライダー120が脚部チューブ112に沿って下向きに移動することができるように、ラッチ部材243を外向きに引っ張ることが可能である。
図13A~図13Hは、1つのX形フレームアッセンブリ140aのX形フレームチューブ142aおよび142bに装着されている別の例示的なラッチ200gを示している。図13Aに示されているように、フレーム100aは、単一のラッチ200gを含むことが可能であり、単一のラッチ200gは、1つのX形フレームアッセンブリ140aに装着され、伸長された構成においてフレーム100aを支持する。いくつかの実装形態において、ラッチ200gは、X形フレームアッセンブリ140aと同じまたは同様の厚さを有するように形状決めおよび/または寸法決めされ得、とりわけ、図13Bに示されているように、フレーム100aが折り畳まれた構成になっているときに、ラッチ200gが、フレーム100aからそれほど外向きに突出しないようになっている。換言すれば、ラッチ200gの厚さは、図3BにおけるX形フレームチューブ142aの中央部分144の外側外部縁部とX形フレームチューブ142bの中央部分144の内部外部縁部とを分離する距離と同じであるかまたは同様であることが可能である。
図13Cは、ラッチ200gがピンジョイント145を交換することが可能であり、したがって、X形フレームチューブ142aをX形フレームチューブ142bに回転可能に連結することが可能であり、X形フレームチューブ142aおよび142bが回転軸線252の周りに回転するようになっているということを示している。図13Dは、ラッチ200gが第1のハウジング250aを含むことが可能であり、第1のハウジング250aは、フレーム100aの外部部分の上に配設されており、X形フレームチューブ142bに堅固に連結されているということを示している。とりわけ、第1のハウジング250aは、ノッチ251aを含むことが可能であり、X形フレームチューブ142bは、ノッチ251aの中へフィットする中央部分144の中の平坦なセクション148を備えて形成され得る。したがって、第1のハウジング250aは、X形フレームチューブ142bと一緒に回転することが可能である。
ラッチ200gは、第2のハウジング250bをさらに含むことが可能であり、第2のハウジング250bは、フレーム100aの内部スペース102の中に配設されており、X形フレームチューブ142aに堅固に連結されている。また、第2のハウジング250bは、ノッチ251bを含むことが可能であり、また、X形フレームチューブ142aは、ノッチ251bの中へフィットする平坦なセクション148を有することが可能であり、第2のハウジング250bがX形フレームチューブ142aと一緒に回転するようになっている。第1のハウジング250aは、シャフトまたはピン(図示せず)を介して、第2のハウジング250bに回転可能に連結され得、シャフトまたはピンは、図13Dに示されているように、第1のハウジング250a、第2のハウジング250b、ならびに、X形フレームチューブ142aおよび142bの中のそれぞれの開口部を通して、回転軸線252に沿って挿入される。
第1および第2のハウジング250aおよび250bは、ロッキングギア254を収容するためのキャビティーを形成することが可能であり、ロッキングギア254は、第1および第2のハウジング250aおよび250bに対して回転軸線252に沿って並進し、ラッチ200gをロックおよび/またはアンロックすることが可能である。キャビティーは、リターンスプリング253をさらに収容することが可能であり、リターンスプリング253は、ロッキングギア254と第2のハウジング250bとの間に配設されており、ロッキングギア254の上にスプリング付勢力を付与し、デフォルトでロックされた構成においてラッチ200gを維持する。ロッキングギア254は、1対のラッチキーセクション256を含むことが可能であり、1対のラッチキーセクション256は、内部側壁部257aを有しており、内部側壁部257aは、チャネル257cを画定しており、チャネル257cは、フレーム100aが伸長されているときに、X形フレームチューブ142aおよび142bを制限およびロックするように形状決めされている(たとえば、X形フレームチューブ142aおよび142bが、浅いX形フレーム構造体を形成するように配置されている)。別の言い方をすれば、ラッチ200gがロックされているときに、X形フレームチューブ142aおよび142bの平坦なセクション148は、チャネル257cの中に配設され得、そこでは、側壁部257aが、平坦なセクション148のそれぞれの対向する側部に当接し、X形フレームチューブ142aおよび142bの回転を防止する。
プレイヤード1000aが折り畳まれた構成にあるときに、ロッキングギア254は、主に第2のハウジング250bの中に配設され得、また、X形フレームチューブ142aおよび/または142bのそれぞれの平坦なセクション148がロッキングギア254のフロント部分257bに接触しているおよび/または押し付けていることに起因して、リターンスプリング253が圧縮され得る。プレイヤード1000aを展開するために、繰り返しになるが、介護者は、少なくとも1つの脚部支持アッセンブリ110aのスライダー120を移動させ、ならびに/または、1つのX形フレームアッセンブリ140aのX形フレームチューブ142aおよび142bを一緒に圧迫し、フレーム100aを伸長させることが可能である。X形フレームチューブ142aおよび142bが回転させられると、X形フレームチューブ142aおよび142bのそれぞれの平坦なセクション148は、ロッキングギア254のフロント部分257bに沿ってスライドし、したがって、リターンスプリング253の圧縮を維持することが可能である。X形フレームチューブ142aおよび142bのそれぞれの平坦なセクション148が、チャネル257cの幾何学形状にマッチするように位置合わせされるように、X形フレームチューブ142aおよび142bが十分に回転させられると、スプリング253は、次いで、ロッキングギア254を第1のハウジング250aに向けて外向きに押すことが可能であり、平坦なセクション144が、チャネル257cの中に配設され、ラッチキーセクション256によって制約されるようになっている(図13Eおよび図13Gを参照)。
図13Dは、ラッチ200gが解放ボタン260を含むことが可能であり、解放ボタン260は、第1のハウジング250aのフロントに沿って形成された凹んだ開口部259の中に部分的に配設されているということをさらに示している。第1のハウジング250aの凹んだ開口部259は、第1のハウジング250aの凹んだフロント表面によって、第1のハウジング250aと第2のハウジング250bとの間に形成されたキャビティーから分離され得る。解放ボタン260は、スロットガイド258を介して第1のハウジング250aにスライド可能に連結され得、1つ以上のタブ262を含むことが可能であり、1つ以上のタブ262は、第1のハウジング250aの凹んだ表面を通って突出し、ロッキングギア254の上のラッチキーセクション256のフロント部分257bに接触している。
ラッチ200gをアンロックするために、介護者は、凹んだ開口部259の中へ解放ボタン260を押し込み、タブ262がロッキングギア254のラッチキーセクション256に押し付けられることを引き起こすことが可能である。そして、ロッキングギア254は、次いで、回転軸線252に沿って第2のハウジング250bに向けて変位され、リターンスプリング253の圧縮を結果として生じさせる。ロッキングギア254が十分に変位されると(ここでは、X形フレームチューブ142aおよび142bのそれぞれの平坦なセクション148がもはやチャネル257cの中に配設されていない)、介護者は、次いで、X形フレームチューブ142aおよび142bを回転させることが可能であり、ならびに/または、少なくとも1つの脚部支持アッセンブリ110aのスライダー120を移動させ、フレーム100aを折り畳むことが可能である(図13Fおよび図13Hを参照)。いくつかの実装形態において、凹んだ開口部259の深さ、および/または、解放ボタン260のタブ262の長さは、解放ボタン260がロッキングギア254をX形フレームチューブ142aおよび142bから離脱させるために十分なトラベル距離を保証するように調整され得る。いくつかの実装形態において、解放ボタン260は、プレイヤード1000aが伸長されるまで、凹んだ開口部259の中に配設されたままであり得る。
図14A~図14Dは、別の例示的なラッチ200hを示しており、ラッチ200hは、1つのX形フレームアッセンブリ140aのX形フレームチューブ142bの中へ一体化されており、プレイヤード1000aのフレーム100aの中の1つの脚部支持アッセンブリ110aのスライダー120に係合する。図14Aは、繰り返しになるが、フレーム100aが、伸長された構成においてフレーム100aを支持するために単一のラッチ200hのみを含むことが可能であるということを示している。
図14Bは、ラッチ200hがラッチ270を含むことが可能であり、ラッチ270は、X形フレームチューブ142bにスライド可能に連結されており、1つの脚部支持アッセンブリ110aのスライダー120に回転可能に連結されているということを示している。リターンスプリング272は、X形フレームチューブ142bの内部キャビティーの中に少なくとも部分的に配設されており、スプリング付勢力を付与することが可能であり、スプリング付勢力は、ラッチ270を脚部チューブ112に向けて押す。脚部チューブ112は、ラッチ開口部273を含むことが可能であり、ラッチ開口部273は、ラッチ270の少なくとも一部分(たとえば、ラッチ270の先端部)を受け入れるように形状決めおよび/または寸法決めされている。
スライダー120がラッチ開口部273にオーバーラップするように脚部チューブ112に沿って位置決めされるように、フレーム100aが十分に伸長されているときに、リターンスプリング272は、ラッチ270をラッチ開口部272の中へ押し込み、したがって、スライダー120(ひいては、X形フレームチューブ142b)を適切な場所にロックすることが可能である。X形フレームチューブ142bは、他の脚部支持アッセンブリ110aのX形フレームチューブ142a、コーナー部130、およびスライダー120、ならびに、(他の脚部支持アッセンブリ110aを介して)フレーム100aの中の他のX形フレームアッセンブリ140aに移動可能に連結されているので、ラッチ200hによってスライダー120およびX形フレームチューブ142bに適用される制約は、伸長された構成においてフレーム100aを維持することが可能である。
図14Bは、ラッチ200hがカラー271を含むことが可能であり、カラー271は、ラッチ270に連結されており、ラッチ200hをアンロックするときに、介護者が移動させるためのアクチュエーターを提供しているということをさらに示している。いくつかの実装形態において、ラッチ270は、たとえば、カラーの上の開口部276およびラッチ270の上の開口部(図示せず)を通して挿入される締結具を使用して、カラー271に直接的に連結され得る。そして、カラー271は、X形フレームチューブ142bの第2の端部143bにスライド可能に連結され得る。たとえば、カラー271は、凹んだ開口部(図示せず)を含むことが可能であり、凹んだ開口部は、カラー271(ひいては、ラッチ270)がX形フレームチューブ142bに沿ってスライドすることを可能にするのに十分な深さを伴って、第2の端部143bを受け入れるように形状決めされている。ラッチ270およびカラー271のそれぞれの長さを補償するために、ラッチ270およびカラー271を支持するX形フレームチューブ142bは、他のX形フレームアッセンブリ140aにおける他のX形フレームチューブ142bと比較して、長さに関して短くなっていることが可能である。
ラッチ270は、ピン274を介してスライダー120に直接的に回転可能に連結され得、ピン274は、スライダー120の上の開口部(他のX形フレームアッセンブリ140aにおけるX形フレームチューブ142bに連結するために以前に使用された)、および、ラッチ270に沿って形成された開口部275を通して挿入されている。いくつかの実装形態において、開口部275は、スロットであることが可能であり、スロットは、ラッチ270がスライダー120に対してスライド可能に移動することを可能にするように形状決めおよび/または寸法決めされており、ラッチ開口部273の中へのラッチ270の挿入を促進させる。
いくつかの実装形態において、ラッチ270は、その代わりに、X形フレームチューブ142bの内部キャビティーの中に配設され得、X形フレームチューブ142bの全体的な長さが、他のX形フレームアッセンブリ140aにおける他のX形フレームチューブ142bと同じままであるようになっている。しかし、X形フレームチューブ142bの第2の端部143bは、開口部を有することが可能であり、ラッチ270は、脚部チューブ112の上のラッチ開口部273に係合するおよび/またはそれから離脱するときに、開口部を通過することが可能である。カラー271は、X形フレームチューブ142bの外側に配設され得、X形フレームチューブ142bの長さに沿ってラッチ270とともにスライドするように構成され得る。前と同様に、ラッチ270は、カラー271の上の開口部276およびラッチ270の上の別の開口部(図示せず)を通して挿入される締結具を介して、カラー271に連結され得る。締結具は、スロット状開口部(図示せず)を介してX形フレームチューブ142bを通過することが可能であり、スロット状開口部は、ラッチ270の上の開口部275と同様になるように形状決めおよび/または寸法決めされている。
ラッチ270およびX形フレームチューブ142bは、スライダー120に回転可能に連結され得る。たとえば、ピン274は、スライダー120の上の開口部、ラッチ270の上の開口部275、および、X形フレームチューブ142bの上の開口部147を通過することが可能である。ラッチ270は、依然として、スロット状開口部275を有し、ラッチ270がスライダー120に対してスライド可能に移動することを可能にし、ラッチ開口部273に係合および/またはそれから離脱することが可能である。
ラッチ200hをアンロックするために、介護者は、X形フレームチューブ142bに沿ってカラー271を移動させ、図14Cに示されているように、ラッチ270をラッチ開口部273から解放することが可能である。これは、リターンスプリング272が圧縮されることを引き起こし、したがって、ラッチ270に印加されるスプリング付勢力を発生および/または増加させる。カラー271を保持している間に、スライダー120は、次いで、脚部チューブ112に沿って下向きに移動し、したがって、X形フレームアッセンブリ140aを折り畳むことが可能である。ラッチ270がもはやラッチ開口部273に位置合わせされなくなると、介護者は、カラー271を解放し、フレーム100aを折り畳み続けることが可能である。ラッチ270に印加されるスプリング付勢力は、図14Dに示されているように、X形フレームチューブ142bが十分に回転させられると、ラッチ270が脚部チューブ112の外部表面(スライダー120が足部114に向けて移動させられるとき)、および/または、スライダー120の表面に押し付けられることを引き起こすことが可能である。いくつかの実装形態において、ラッチ270の端部は、フレーム100aが折り畳まれているおよび/または伸長されているとき、脚部チューブ112および/またはスライダー120に押し付けられるときに、X形フレームチューブ142bが滑らかに回転することを可能にするように形状決めされ得る(たとえば、湾曲しているかまたは起伏のある)。
図15A~図15Dは、プレイヤード1000aのフレーム100aの上に装着されているさらに別の例示的なラッチ200iを示している。具体的には、ラッチ200iは、1つのX形フレームアッセンブリ140aのX形フレームチューブ142b(または、142a)の一方の端部に装着され、1つの脚部支持アッセンブリ110aのスライダー120に係合することが可能である。図15Aは、繰り返しになるが、フレーム100aが、伸長された構成においてフレーム100aを支持するための単一のラッチ200iのみを含むことが可能であるということを示している。ラッチ200iは、ラッチ200iがX形フレームチューブ142bの第2の端部143bとともにスライダー120の延長セクション126(または124)の凹んだ開口部の中にフィットするように形状決めおよび/または寸法決めされ得る。このように、ラッチ200iは、フレーム100aが折り畳まれているときでもフレーム100aから外向きに突出しないことが可能であり(図15Bを参照)、したがって、折り畳まれたフレーム100aのコンパクトな形状を保存することが可能である。
図15Cは、ラッチ200iがラッチベース280を含むことが可能であり、ラッチベース280は、X形フレームチューブ142bの第2の端部143bに連結されており、スライダー120に回転可能に連結されているということを示している。いくつかの実装形態において、単一の締結具が、スライダー120、ラッチベース280、およびX形フレームチューブ142bを一緒に連結することが可能である。示されているように、ラッチベース280は、ラッチベース280から延在するラッチ部材284を含むことが可能である。ラッチ部材284は、機械的に柔軟なコンポーネントであることが可能であり、それは、変形可能であり、変形させられるときに復元力を発生させるのに十分な機械的な剛性を有することが可能である。
いくつかの実装形態において、ラッチベース280は、円筒状の形状を有することが可能であり、ラッチ部材284は、ラッチベース280の周辺から延在することが可能である。ラッチ部材284は、図15Cおよび図15Dに示されているように、湾曲したおよび/または起伏のある形状を有することが可能である。ラッチ部材284は、一体的に形成されたラッチキャッチ281を含むことが可能であり、ラッチキャッチ281は、スライダー120の底部表面127の上に形成されているラッチ開口部283に係合するように形状決めされている。ラッチ部材284は、ラッチ部材284の端部に配設されているタブ282をさらに含むことが可能であり、タブ282は、ラッチ部材284を曲げるために引っ張られ、したがって、ラッチキャッチ281をラッチ開口部283から解放することが可能である。
図15Dは、フレーム100aが伸長されているときに、ラッチ部材284が、隣接する脚部支持アッセンブリ110aからのスライダー120の間に配設され得るということを示している。フレーム100aを伸長させるときに、ラッチ部材284とともに、ラッチ本体部280は、スライダー120が脚部チューブ112に沿ってコーナー部130に向けて上に移動するときに、スライダー120に対してピンジョイント146cの周りにX形フレームチューブ142bとともに回転することが可能である。ラッチ本体部280が回転するとき、ラッチ部材284(とりわけ、ラッチキャッチ281)は、最初に、スライダー120の外部部分に接触し、したがって、ラッチ部材284を曲げるおよび/または偏向させることが可能である。いくつかの実装形態において、ラッチキャッチ281は、フレーム100aが伸長されているときに、ラッチ部材284の偏向を促進させるためのリードイン機構を含むことが可能である。
スライダー120がコーナー部130の十分に近くに位置決めされ、および/または、ラッチキャッチ281がラッチ開口部283と位置合わせするように、X形フレームチューブ142bが十分に回転させられると、ラッチ部材284の偏向によって発生させられる復元力は、ラッチキャッチ281をラッチ開口部283の中へ挿入することが可能である。したがって、ラッチキャッチ281およびラッチ開口部283は、スライダー120に対するX形フレームチューブ142bのさらなる回転を防止し、ひいては、脚部チューブ112に沿ったスライダー120のさらなる移動を防止し、伸長された構成においてフレーム100aを保持することが可能である。
ラッチ200iをアンロックするために、介護者は、ラッチキャッチ281をラッチ開口部283から解放するのに十分な力によって、タブ282を引っ張ることが可能である。タブ282を保持している間に、スライダー120は、次いで、脚部チューブ112に沿って足部114に向けて下向きに移動することが可能であり、それは、X形フレームチューブ142bおよびラッチ本体部280がスライダー120に対して回転することを引き起こす。ラッチキャッチ281がもはやラッチ開口部283と位置合わせされなくなると、介護者は、タブ282を解放し、フレーム100aを折り畳むことを進めることが可能である。
上記に説明されているように、フレーム100aは、一般的に、伸長された構成においてフレーム100a(ひいては、プレイヤード1000a)を維持するための少なくとも1つのラッチを含むことが可能である。いくつかの実装形態において、フレーム100aは、伸長されたフレーム100aをロックするための単一のラッチ(たとえば、ラッチ200a~200iのうちの1つ)を含むことが可能であり、それは、製造のための部品の数を低減させることによって、フレーム100aを簡単化することが可能である。しかし、他の実装形態において、フレーム100aは、複数のラッチングメカニズムを含み、フレーム100aのさまざまなコンポーネントが均一に伸長された状態に維持されることを保証することが可能である。したがって、他の実装形態において、フレーム100aは、上記に説明されているラッチ200a~200iのうちの1つ以上の組合せを含むことが可能であるということが認識されるべきである。
図16Aおよび図16Bは、フレーム100aの1つの例を示しており、それは、1つのX形フレームアッセンブリ140aに連結されているラッチ200gと、別のX形フレームアッセンブリ140aのX形フレームチューブおよび1つの脚部支持アッセンブリ110aのスライダー120に連結されているラッチ200hとを含む。図16Aは、伸長された構成においてフレーム100aを維持するために、ラッチ200gおよび200iが使用されているということを示している。図16Bは、フレーム100aが折り畳まれた構成にあるときに、ラッチ200gおよび200iがフレーム100aからそれほど外向きに延在していないということを示している。
上記に説明されているように、折り畳み可能なプレイヤードは、一般的に、内部スペースの外形を描くフレームを含むことが可能である。フレームは、複数の脚部支持アッセンブリおよびX形フレームアッセンブリを含むことが可能であり、それらは、内部スペースの外側境界線を一緒に画定し、および/または、それと位置合わせする。たとえば、プレイヤード1000aは、六角形として形状決めされた水平方向断面を有する内部スペース102を画定するフレーム100aを含む。本明細書で説明されている折り畳み可能なプレイヤードのさまざまな実装形態は、構築のために使用される脚部支持アッセンブリおよび/またはX形フレームアッセンブリの数に部分的に基づいて、他の幾何学形状を有する内部スペースを画定することが可能であるということが認識されるべきである。
たとえば、プレイヤードは、正方形の水平方向断面を有する内部スペースの外形を描くことが可能である。プレイヤードのフレームは、4つの同一の脚部支持アッセンブリを含むことが可能であり、それは、4つの同一のX形フレームアッセンブリを使用して一緒に接続され得、そこでは、それぞれのX形フレームアッセンブリは、シングル(または、ダブル)X形フレーム構造体を形成している。前と同様に、それぞれのX形フレームアッセンブリは、隣接する脚部支持アッセンブリを一緒に連結することが可能である。
別の例において、図17A~図17Dは、長方形として形状決めされた水平方向断面を有する内部スペース102の外形を描くフレーム100bを備えた例示的なプレイヤード1000bを示している。フレーム100aは、フレーム100bが伸長されて地面90の上にプレイヤード1000bを支持するときに(たとえば、図18Aを参照)、内部スペース102のそれぞれの側縁部104を画定しおよび/またはそれと位置合わせする複数の脚部支持アッセンブリ110bを含むことが可能である。フレーム100aは、1対のX形フレームアッセンブリ140aを含むことが可能であり、1対のX形フレームアッセンブリ140aは、内部スペース102の小さい方の側面106に配設されており、内部スペース102の長方形の水平方向断面の短い方の側部に配置されている隣接する脚部支持アッセンブリ110bを一緒に連結する。フレーム100は、1対のX形フレームアッセンブリ140bをさらに含むことが可能であり、1対のX形フレームアッセンブリ140bは、内部スペース102の大きい方の側面106に配設されており、内部スペース102の長方形の水平方向断面の長い方の側部に配置されている隣接する脚部支持アッセンブリ110bを一緒に連結する。したがって、それぞれの脚部支持アッセンブリ110bは、1つのX形フレームアッセンブリ140aおよび1つのX形フレームアッセンブリ140bを連結することが可能である。
長方形形状の内部スペース102を形成するために、それぞれのX形フレームアッセンブリ140aは、上記に説明されているように、シングルX形フレーム構造体を形成することが可能であり、それぞれのX形フレームアッセンブリ140bは、ダブルX形フレーム構造体を形成することが可能である(すなわち、2対の交差するX形フレームチューブ(ここで、X形フレームチューブのそれぞれの対は、1つの脚部支持アッセンブリに連結している))。シングルX形フレーム構造体およびダブルX形フレーム構造体の組合せは、フレーム100bが内部スペース102を画定することを可能にし、ここで、水平方向断面の側部は、異なる寸法を有しており、一方では、X形フレームアッセンブリ140aおよび140bが脚部支持アッセンブリ110bの同じコンポーネント(たとえば、同じスライダー120およびコーナー部130)に連結することを可能にし、脚部支持アッセンブリ110b、X形フレームアッセンブリ140a、およびX形フレームアッセンブリ140bが、一緒に折り畳むおよび/または伸長させることができるようになっている(図17Cを参照)。そのうえ、X形フレームアッセンブリ140bのダブルX形フレーム構造体は、脚部支持アッセンブリ110b(および、とりわけ、脚部チューブ112の長さ)が、展開されたときにX形フレームアッセンブリ140bと同じ長さに広がるシングルX形フレーム構造体と比較して、より短くなることを可能にすることもできる。したがって、フレーム100bは、とりわけ、折り畳まれたときに、よりコンパクトになることが可能である。
フレーム100aと同様に、フレーム100bは、脚部支持アッセンブリ110bの足部114が地面90と接触したままの状態で伸長され得る。追加的に、脚部チューブ112は、フレーム100bが折り畳まれおよび/または伸長されている間に、垂直方向に直立したまたはほぼ垂直方向に直立したままであることが可能であり(たとえば、脚部チューブ112は、フレーム100bが伸長されるときに意図的に傾けられ、安定性を改善することが可能である)、プレイヤード1000bをセットアップおよび/または撤収するプロセスを介護者にとってより容易にする(図17Dを参照)。
追加的に、フレーム100bにおけるX形フレームアッセンブリ140aおよび140bは、フレーム100aの上部部分108の中に配設され、内部スペース102に沿って上部周囲構造体を形成することが可能である(図18Aを参照)。前と同様に、これは、X形フレームアッセンブリ140aおよび140bのそれぞれのX形フレームチューブが上部レールとして機能することを可能にし、機械的な安定性およびリジッド性をフレーム100bに提供することが可能である。いくつかの実装形態において、フレーム100bは、別個の柔軟なまたは剛性の上部レールおよび/または底部支持構造体を含まなくてもよい。
いくつかの実装形態において、脚部支持アッセンブリ110bを一緒に連結するX形フレームアッセンブリ140aおよび140bのみを備えたフレーム100bは、さまざまな消費者安全標準(たとえば、ASTM F406-19)を満たすために十分な機械的な剛性、安定性、および/または強度を提供することが可能である。たとえば、図22は、安定性テストを受けているプレイヤード1000bを示している。プレイヤード1000aと同様に、プレイヤード1000bは、プレイヤード1000bが10度以上傾けられたときに、十分に安定したままであることが実証された(すなわち、少なくとも3つの足部114は、下にあるプラットフォームと接触したままであった)。
図17Aおよび図17Bは、プレイヤード1000bがソフトグッズ300を含むことが可能であり、ソフトグッズ300は、フレーム100bに連結されており、子供50を収容するために内部スペース102の中に配設されている部分的に囲まれたスペース301を形成するということをさらに示している。前と同様に、ソフトグッズ300は、図17Cに示されているように、フレーム100bとともに容易に折り畳まれ得る。ソフトグッズ300は、フロア部分306および側部部分304を含むことが可能であり、フロア部分306は、プレイヤード1000bを支持する地面90の上に載っており、側部部分304は、部分的に囲まれたスペース301を一緒に画定して取り囲む。フロア部分306は、除去可能なマットを含み、地面90の上にパッディングを提供することが可能である。側部部分304は、透明なおよび/またはシースルーの材料から形成されており、子供50が部分的に囲まれたスペース301の中へ置かれているときに、介護者が自分の子供50を監視することを可能にすることができる。ソフトグッズ300は、フロア部分306を脚部支持アッセンブリ110bの底部部分に取り付けるためのテザーおよび/またはストラップを含むことが可能である。
ソフトグッズ300は、ソフトグッズ300を脚部支持アッセンブリ110bの上部部分に取り付けるために、および、フレーム100bの上部部分をカバーするために、不透明なテキスタイル材料から形成された上部部分302をさらに含むことが可能である。とりわけ、プレイヤード1000bの中のソフトグッズ300は、X形フレームアッセンブリ140aおよび140b、脚部支持アッセンブリ110bのコーナー部130、ならびに/または、脚部支持アッセンブリ110bのスライダー120のうちの1つ以上を完全にカバーすることが可能である。いくつかの実装形態において、ソフトグッズ300は、X形フレームアッセンブリ140aおよび140b、ならびに、脚部支持アッセンブリ110bのスライダー120およびコーナー部130を完全にカバーすることが可能であり、図17Aおよび図17Bに示されているように、脚部チューブ112および/または足部114のみが観察可能になっている。前と同様に、フレーム100bが伸長されているときに、フレーム100bの上部部分108の中にX形フレームアッセンブリ140aおよび140bを位置決めすることは、また、側面106のより大きな視覚的に妨害されない部分に起因して、子供50の可視性を増加させることが可能である。
上記に説明されているように、従来のプレイヤード(および、特に、屋内プレイヤード)は、典型的に、使いやすさ、子供の可視性、および/または、プレイヤードの外観の間で妥協しなければならない(たとえば、プレイヤード10cを参照)。比較すると、プレイヤード1000bは、使いやすさ、子供の可視性、および、全体的な外観を同時に改善することが可能である。第1に、プレイヤード1000bは、フレーム100bが1つのステップで折り畳まれることおよび/または伸長されることを可能にするX形フレームアッセンブリ140aおよび140bを含む。たとえば、介護者は、1つの脚部支持アッセンブリ110bの1つのスライダー120を移動させ、フレーム100bを折り畳むおよび/または伸長させることが可能である。第2に、X形フレームアッセンブリ140aおよび140bは、プレイヤード1000bが展開されているときに、フレーム100bの上部部分108の中に位置決めされており、それは、フレーム100bの側部を通して、部分的に囲まれたスペース301の中の子供のより大きな可視性を可能にする。第3に、審美的に望ましくないコンポーネント(たとえば、X形フレームチューブ、スライダー120、コーナー部130など)は、ソフトグッズ300の上部部分302によって容易に隠され、よりクリーンでより審美的に望ましい外観を提供することが可能である。
図18Aは、伸長された構成においてソフトグッズ300が取り付けられていない状態のフレーム100bを示している。示されているように、それぞれの脚部支持アッセンブリ110bは、フレーム100aにおいて使用される脚部支持アッセンブリ110aと同様であることが可能である。たとえば、脚部支持アッセンブリ110bは、上部端部113aおよび底部端部113bを備えた脚部チューブ112と、上部端部113aに連結されているコーナー部130と、底部端部113bに連結されている足部114と、スライダー120とを含み、スライダー120は、脚部チューブ112にスライド可能に連結されており、足部114とコーナー部130との間に配設されている。脚部チューブ112の上部端部113aおよび/またはコーナー部130は、内部スペース102の上部頂点105と位置合わせすることが可能であり、一般的に、フレームの上部水平方向平面92を画定することが可能であり、したがって、地面表面90と上部水平方向平面92との間のフレームの高さHを画定することが可能である。脚部チューブ112の底部端部113bおよび/または足部114は、内部スペース102の底部頂点107と位置合わせすることが可能である。
図18Bは、脚部チューブ112が円形の断面形状を有することが可能であるということをさらに示している。また、脚部チューブ112は、折り畳まれた構成および伸長された構成の両方に関して、垂直方向またはほぼ垂直方向のままであることが可能である。したがって、内部スペース102は、長方形の底面を備えた直角柱として形状決めされ得る。スライダー120は、繰り返しになるが、ベース121を含むことが可能であり、ベース121は、貫通孔開口部122を画定しており、貫通孔開口部122は、脚部チューブ112を取り囲む。スライダー120は、延長部分124および126を含むことが可能であり、延長部分124および126は、ベース121の対向する側部に配設されており、X形フレームアッセンブリ140aおよび140bのそれぞれのX形フレームチューブ(たとえば、図18BのX形フレームチューブ142aおよび142d)をスライダー120に連結している。コーナー部130は、脚部チューブ112の上部端部113aを受け入れるための凹んだ開口部(図示せず)を備えたベース131を含むことが可能である。コーナー部130は、スナップフィットコネクター139をさらに含むことが可能であり、スナップフィットコネクター139は、脚部支持アッセンブリ110aのときのようにベース131から延在するタブ138の代わりに、ベース131に連結されている。繰り返しになるが、コーナー部130は、延長部分134および136を含むことが可能であり、延長部分134および136は、ベース131の対向する側部に配設されており、X形フレームアッセンブリ140aおよび140bのそれぞれのX形フレームチューブ(たとえば、図18DのX形フレームチューブ142bおよび142c)をコーナー部130に連結している。
図19Aは、折り畳まれた構成におけるフレーム100bを示している。図19Bは、フレーム100bが折り畳まれているときに、スライダー120が足部114に近接して配設され得るということを示している。上記に説明されているように、ならびに、図18Bおよび図19Bに示されているように、X形フレームアッセンブリ140aおよび140bは、1つの脚部支持アッセンブリ110bの同じコーナー部130およびスライダー120に連結することが可能である。そのうえ、X形フレームアッセンブリ140aおよび140bのそれぞれのX形フレームチューブをスライダー120またはコーナー部130に接続するピンジョイントは、同じ水平方向平面に沿って配置され得る。したがって、脚部支持アッセンブリ110bに連結するX形フレームアッセンブリ140aおよび140bのX形フレームチューブのそれぞれの端部は、脚部チューブ112に沿って同じ距離をトラベルし、X形フレームアッセンブリ140aおよび140bの両方を折り畳むおよび/または伸長させることが可能である。これは、サイズに関してスライダー120およびコーナー部130がより薄くなることを可能にし、そして、脚部チューブ112の全体的な長さLを低減させ、脚部チューブ112が、足部114およびコーナー部130を脚部チューブ112に連結するための十分なオーバーラップ、ならびに、X形フレームアッセンブリ140aおよび140bを折り畳むおよび/または伸長させるために、スライダー120が十分な距離を移動するための十分なクリアランスのみを提供するようになっている。図18Bおよび図19Bに示されているように、スライダー120は、フレーム100bが伸長された構成にあるときには、コーナー部130に近接して配設され得、フレーム100bが折り畳まれた構成にあるときには、足部114に近接して配設され得る。また、図19Aは、折り畳まれた構成において、フレームは、地面表面90とフレームによって画定される上部水平方向平面92Aとの間の高さHを有しているということを示している。図2Bおよび図2Eに関連して上記に述べられているように、フレーム100bの高さは、フレームの折り畳まれた構成と伸長された構成との間で、実質的に一定のままであるかまたは一定のままであることが可能である。換言すれば、高さHおよびHは、等しいかまたは実質的に同様であることが可能であり、平面92および92Aは、同一平面上にあるかまたは実質的に同一平面上にある。しかし、いくつかの実装形態において、フレーム100bの高さは、変化することが可能である(たとえば、高さHは、高さHよりもいくらか大きくなっていることが可能であり、折り畳まれた構成における平面92Aは、伸長された構成における平面92のいくらか上方に配設され得る)。
図20A~図20Eは、部分的に伸長された/折り畳まれた状態におけるフレーム100bのいくつかの図を示している。とりわけ、図20Bは、繰り返しになるが、X形フレームアッセンブリ140aがX形フレームチューブ142aおよび142bを含むことが可能であり、X形フレームチューブ142aおよび142bは、ピンジョイント(たとえば、ロールドリベットジョイント)を介して互いに回転可能に連結されているということを示している。示されているように、X形フレームチューブ142aは、ピンジョイント146aを介して、1つの脚部支持アッセンブリ112bのコーナー部130に回転可能に連結され得、ピンジョイント146bを介して、別の脚部支持アッセンブリ112bのスライダー120に回転可能に連結され得る。同様に、X形フレームチューブ142bは、ピンジョイント146cを介して、1つの脚部支持アッセンブリ112bのスライダー130に回転可能に連結され得、ピンジョイント146dを介して、他の脚部支持アッセンブリ112bのコーナー部130に回転可能に連結され得る。したがって、X形フレームアッセンブリ140aは、フレーム100aにおけるX形フレームアッセンブリ140aと同様のまたは同じ様式で動作することが可能である。
図20Cは、X形フレームアッセンブリ140bが2対のX形フレームチューブ(すなわち、X形フレームチューブ142cおよび142d、ならびに、X形フレームチューブ142eおよび142f)を含むことが可能であるということを示している。X形フレームチューブ142cおよび142dは、X形フレームアッセンブリ140aにおけるX形フレームチューブ142aおよび142bと同様に、ピンジョイント145を介して互いに回転可能に連結され得る。同様に、X形フレームチューブ142eおよび142fは、別のピンジョイント145を介して、それぞれに回転可能に連結され得る。X形フレームチューブ142cおよび142d(または、142eおよび142f)のそれぞれの対は、1つの脚部支持アッセンブリ110bに、および、X形フレームチューブの他の残りの対に連結され得る。示されているように、X形フレームチューブ142cは、ピンジョイント146eを介して、1つの脚部支持アッセンブリ110aのコーナー部130に回転可能に連結され得、ピンジョイント146fを介して、X形フレームチューブ142eに回転可能に連結され得る。X形フレームチューブ142dは、ピンジョイント146gを介して、1つの脚部支持アッセンブリ110aのスライダー120に回転可能に連結され得、ピンジョイント146hを介して、X形フレームチューブ142eに回転可能に連結され得る。X形フレームチューブ142eは、ピンジョイント146iを介して、別の脚部支持アッセンブリ110bのコーナー部130にさらに回転可能に連結され得る。X形フレームチューブ142fは、ピンジョイント146jを介して、他の脚部支持アッセンブリ110bのスライダー120にさらに回転可能に連結され得る。
いくつかの実装形態において、X形フレームチューブ142c~142fの形状および/または寸法は、互いに実質的に同一であるかまたは同一であることが可能である。X形フレームアッセンブリ140aのX形フレームチューブ142aおよび142bの形状および/または寸法は、長方形形状の内部スペース102の所望の寸法に部分的に応じて、X形フレームアッセンブリ140bのX形フレームチューブ142c~142fとは異なっていることが可能である。しかし、いくつかの実装形態において、X形フレームチューブ142c~142fの形状および/または寸法は、X形フレームアッセンブリ140aのX形フレームチューブ142aおよび142bと実質的に同一であるかまたは同一であることも可能である。
図20Cは、1対のピンジョイント145が、X形フレームチューブ142c~142fのそれぞれの中心点からオフセットされ得るということをさらに示している。とりわけ、X形フレームチューブ142cおよび142dを一緒に連結するピンジョイント145は、ピンジョイント146eおよび146gよりもピンジョイント146hおよび146fの近くに位置決めされ得る。同様に、X形フレームチューブ142eおよび142fを一緒に連結するピンジョイント145は、ピンジョイント146iおよび146jよりもピンジョイント146hおよび146fの近くに位置決めされ得る。X形フレームチューブ142c~142fのそれぞれの端部が、同じコーナー部130またはスライダー120に連結されているときに、X形フレームチューブ142aおよび142bの端部と位置合わせすることを保証するように、X形フレームチューブ142c~142fに沿ったピンジョイント145の位置は調整され得る。
たとえば、図20Dは、X形フレームチューブ142bをコーナー部130に連結するピンジョイント146d、および、X形フレームチューブ142cを同じコーナー部130に連結するピンジョイント146eが、同じ水平方向平面150aの上に存在しているということを示している。図20Eは、同様に、X形フレームチューブ142aをスライダー120に連結するピンジョイント146b、および、X形フレームチューブ142dを同じスライダー120に連結するピンジョイント146gも、同じ水平方向平面150bの上に存在することが可能であるということを示している。上記に説明されているように、このようにピンジョイントを位置合わせすることは、より薄いスライダー120およびコーナー部130を可能にすることができ、そして、それは、脚部チューブ112の全体的な長さを低減させることが可能である。しかし、いくつかの実装形態において、ピンジョイントは、同じ水平方向平面に位置合わせされなくてもよいということが認識されるべきである。たとえば、図20Eは、スライダー120の延長部分126およびピンジョイント146gが、延長部分124およびピンジョイント146bの上方に垂直方向に上昇され得るということを示している(すなわち、延長部分126-1およびピンジョイント146g-1を参照)。
図21Aおよび図21Bは、フレーム100aのときと同様の様式で、ソフトグッズ300がフレーム100bに取り付けることが可能であるということを示している。具体的には、図21Aは、ソフトグッズ300がスナップフィットコネクター312を含むことが可能であり、スナップフィットコネクター312は、上部部分302の内部部分の上に配設されており、コーナー部130の上のスナップフィットコネクター139と連結するということを示している。図21Bは、それぞれの脚部支持アッセンブリ110bの足部114がDリング116を含むことが可能であり、Dリング116は、ソフトグッズ300のテザー320を脚部支持アッセンブリ110bの底部部分に結び付けるための開口部を提供しているということを示している。示されているように、テザー320は、ストラップ320のベースに配設されている別のスナップフィットコネクター(図示せず)に連結されているスナップフィットコネクター322を介して、閉じられたものを形成することが可能である。
さらに別の例において、図23A~図23Eは、また、長方形として形状決めされた水平方向断面を有する内部スペース102の外形を描くフレーム100cを備えたプレイヤード1000cを示している。しかし、フレーム100cは、湾曲した脚部支持アッセンブリ110cを含むことが可能であり、凸形形状を有する内部スペース102を結果として生じさせる。換言すれば、脚部支持アッセンブリ110cは、内部スペース102から外向きに湾曲しており、水平方向断面のサイズが、脚部支持アッセンブリ110cの上部部分または底部部分よりも、脚部支持アッセンブリ110cの中間点において大きくなるようになっている。いくつかの実装形態において、凸形形状の内部スペース102は、真っ直ぐな脚部支持アッセンブリおよび同じ設置面積を有する内部スペースと比較して、遊ぶためのおよび/または眠るためのより大きな体積を子供50に提供することが可能である。追加的に、凸形形状の内部スペース102は、より審美的に美しい設計を提供することも可能である。
図23Aに示されているように、プレイヤード1000cは、ソフトグッズ300を含むことも可能であり、ソフトグッズ300は、部分的に囲まれたスペース301を画定しており、部分的に囲まれたスペース301は、子供50が遊ぶおよび/または眠るために、フレーム100cの内部スペース102の中に配設されている。プレイヤード1000bと同様に、プレイヤード1000cにおけるソフトグッズ300は、部分的に囲まれたスペース301を画定して取り囲むフロア部分304および側部部分306と、フレーム100cの上部部分108をカバーする上部部分302とを含むことが可能である。ソフトグッズ300は、除去可能なマットを含むことが可能であり、除去可能なマットは、フロア部分304の上に設置されており、プレイヤード1000cを支持する地面90の上にパッディングを提供する。また、側部部分306は、透明なまたはシースルーの材料から形成され得る。前と同様に、ソフトグッズ300は、除去可能なマットをさらに含むことが可能であり、除去可能なマットは、フロア部分304の上に設置されており、パッディングを提供する。
図23Dおよび図23Eに示されているように、フレーム100cは、複数の脚部支持アッセンブリ110cを含むことが可能であり、複数の脚部支持アッセンブリ110cは、少なくとも脚部チューブ112、スライダー120、およびコーナー部130をそれぞれ含む。脚部支持アッセンブリ110aおよび110bと比較して、脚部チューブ112は、軸線111bに沿って湾曲していることが可能であり、フレーム100cが折り畳まれるおよび/または伸長されるときに、スライダー120が、湾曲した経路に沿って移動するようになっている。脚部支持アッセンブリ110cは、内部スペース102のそれぞれの側縁部104を画定することが可能であり、および/または、それと位置合わせすることが可能である(図24を参照)。
脚部支持アッセンブリ110cは、プレイヤード1000cを地面90の上に支持するための足部114、または、伸長された後にプレイヤード1000cをより容易に移動および/もしくは再配向させるためのホイールアッセンブリ151のいずれかをさらに含むことが可能である。たとえば、図23Dは、内部スペース102の一方の端部における脚部支持アッセンブリ110cが、両方ともホイールアッセンブリ151を含むことが可能であるということを示している。したがって、介護者は、対向する端部からプレイヤード1000cをピックアップし、ホイールアッセンブリ151が地面90に沿って転がる状態でプレイヤード1000cを引っ張り、プレイヤード1000cを所望の通りに再位置決めすることが可能である。図18Aに図示されているものと同様の様式で、図23Eは、フレーム100cが、地面表面90と上部水平方向平面92との間に高さHを有しているということを示している。
図25Aは、ホイールアッセンブリ151を備えた脚部支持アッセンブリ110cの分解図を示している。示されているように、脚部チューブ112は、繰り返しになるが、第1の端部113aおよび第2の端部113bを有することが可能である。コーナー部130は、脚部チューブ112の上部端部113aに連結され得る。ホイールアッセンブリ151は、脚部チューブ112の底部端部113bに連結するベース152を含むことが可能である。ホイールアッセンブリ151は、ホイール153をさらに含むことが可能であり、ホイール153は、ホイールカバー154を介してベース152に回転可能に連結されている。したがって、スライダー120は、脚部チューブ112にスライド可能に連結され得、スライダー120がホイールアッセンブリ151のベース152とコーナー部130との間に配置されるようになっている。また、図25Aは、フレーム100cがラッチ200jを含むことが可能であるということを示しており、ラッチ200jは、スライダー120をコーナー部130に直接的に連結し、それは、より詳細に下記に説明されることとなる。
図25Bは、足部114を備えた脚部支持アッセンブリ110cの分解図を示している。示されているように、脚部チューブ112、スライダー120、コーナー部130、および足部114は、上記に説明されているような脚部支持アッセンブリ110aおよび110bと同様の様式で組み立てられ得る。
フレーム100cは、X形フレームアッセンブリ140aをさらに含むことが可能であり、それは、内部スペース102の小さい方の湾曲した側面106の上に配設されており、内部スペース102の長方形断面の短い方の側部に沿って、隣接する脚部支持アッセンブリ110cを連結している(図24を参照)。また、フレーム100cは、X形フレームアッセンブリ140bを含むことが可能であり、それは、内部スペース102の大きい方の湾曲した側面106の上に配設されており、内部スペース102の長方形断面の長い方の側部に沿って、隣接する脚部支持アッセンブリ110cを連結している(図24を参照)。前と同様に、X形フレームアッセンブリ140aは、1対のX形フレームチューブを備えたシングルX形フレーム構造体を形成することが可能であり、X形フレームアッセンブリ140bは、2対のX形フレームチューブを備えたダブルX形フレーム構造体を形成することが可能である。
X形フレームアッセンブリ140aおよび140bにおけるそれぞれのX形フレームチューブの形状および/もしくは寸法、ならびに/または、それぞれのX形フレームチューブを、別のX形フレームチューブ、スライダー120、および/もしくはコーナー部130に回転可能に連結するピンジョイントの場所は、フレーム100bと同様の内部スペース102の所望の寸法に部分的に基づいて調整され得る。追加的に、いくつかの実装形態において、X形フレームアッセンブリ140aおよび140bのX形フレームチューブは、X形フレームチューブを脚部支持アッセンブリ110cの同じスライダー120またはコーナー部130に連結するピンジョイントが同じ水平方向平面に沿って位置合わせされるように配置され得る。
X形フレームアッセンブリ140aおよび140bは、繰り返しになるが、フレーム100cの上部部分108および/または内部スペース102の中に配設され得る。これは、X形フレームアッセンブリ140aおよび140bが上部レールとして機能することを可能にし、フレーム100cを機械的に補強し、一方では、他の支持構造体(たとえば、別個の上部レールおよび/または底部支持構造体など)も排除する。また、X形フレームアッセンブリ140aおよび140bの設置は、介護者がフレーム100cの側部を通して自分の子供50を見るためのより大きなウィンドウを提供することが可能である。
いくつかの実装形態において、プレイヤード1000cにおけるソフトグッズ300は、内部スペース102の幾何学形状とより良好に適合するように、部分的に、別個のコンポーネントへと分割され得る。たとえば、側部部分306およびフロア部分304は、上部部分302とは別個に据え付けられ得る。内部スペース102の形状とより良好に適合するようにするために、側部部分306は、脚部チューブ112の内部側部に沿って装着され、プレイヤード1000cが伸長されているときに、側部部分306と脚部支持アッセンブリ110cとの間にギャップが形成することを低減させるか、または、いくつかの場合において、それを防止することが可能である(たとえば、図26Aを参照)。別の言い方をすれば、ソフトグッズ300の側部部分306は、脚部支持アッセンブリ110cに取り付けられ、図23A~図23Cに示されているように、脚部チューブ112、足部114、および/またはホイールアッセンブリ151がプレイヤード1000cの外部部分に沿って露出されている状態で、シームレスな外観を提供することが可能である。ソフトグッズ300の側部部分306およびフロア部分304が据え付けられると、上部部分302が、次いで、たとえば、ジッパー接続(図示せず)を使用して、側部部分306に取り付けられ、その後に、フレーム100cに連結され、組み立てを完了することが可能である。
これは、ソフトグッズ300の側部部分306の中へ補剛材330を組み込むことによって部分的に達成され得、補剛材330は、次いで、脚部チューブ112に沿って形成されたチャネル171を通してルーティングされ得る。補剛材330は、内部スペース102の側縁部104の近くに配置されている側部部分306のそれぞれのコーナー部に沿って形成されたポケットを通して挿入される柔軟なコンポーネント(たとえば、押出プラスチックロッドなど)であることが可能である。図26Bは、脚部チューブ112が、湾曲した側部172を備えた長円形の断面形状を有することが可能であり、湾曲した側部172は、内部スペース102に面する脚部チューブ112の内部側部に沿って凹部を形成しているということを示している。チャネル171は、湾曲した側部172の上に形成され得、脚部チューブ112の一部分(または、いくつかの場合において、脚部チューブ112の長さ全体)に広がることが可能である。図26Bに示されているように、補剛材330は、チャネル171を通して挿入され、したがって、ソフトグッズ300の側部部分306を脚部チューブ112に対して保持することが可能である。
脚部支持アッセンブリ110cにおけるスライダー120は、ソフトグッズ300の側部部分306が脚部チューブ112の上に据え付けられた状態でも、脚部チューブ112に沿って移動することを依然として許容され得る。たとえば、図26Bは、スライダー120がベース121を含むことが可能であり、ベース121は、貫通孔開口部122を画定しており、貫通孔開口部122は、脚部チューブ112を部分的にのみ取り囲み、脚部チューブ112に沿ったスライダー120の移動をガイドするということを示している。示されているように、スロット状開口部128は、ベース121の内部側部に沿って形成され、脚部チューブ112に取り付けられている側部部分306がスライダー120のベース121を通過することを可能にすることができる。このように、スライダー120は、プレイヤード1000cが折り畳まれるおよび/または伸長されるときに、側部部分306によって妨げられることなく脚部チューブ112に沿って移動することが可能である。
図26Bは、繰り返しになるが、スライダー120が延長部分124および126を含むことが可能であり、延長部分124および126は、ベース121の対向する側部に配設されており、X形フレームアッセンブリ140aおよび140bのそれぞれのX形フレームチューブ(たとえば、X形フレームチューブ142fおよび142b)に連結しているということをさらに示している。
図27Aは、繰り返しになるが、コーナー部130がベース131を含むことが可能であり、延長部分134および136が、ベース131の対向する側部に配設されており、X形フレームアッセンブリ140aおよび140bのそれぞれのX形フレームチューブ(たとえば、X形フレームチューブ142eおよび142a)に連結しているということを示している。コーナー部130は、タブ138をさらに含むことが可能であり、タブ138は、脚部チューブ112に沿って下向きに延在しており、フレーム100cから外向きに延在しており、オーバーハング部分を形成している。図27Aに示されているように、スライダー120は、タブ138によって形成されたオーバーハング部分の下に位置決めされ得、したがって、フレーム100cが伸長されているときに、脚部チューブ112とコーナー部130のタブ138との間に配設され得る。
コーナー部130は、このように、ソフトグッズ300の上部部分302が巻き付くためのフック構造体を提供するように形状決めされ得、したがって、コーナー部130ならびにX形フレームアッセンブリ140aおよび140bがカバーされることを保証することが可能である。いくつかの実装形態において、ソフトグッズ300の上部部分302は、介護者がソフトグッズ300をコーナー部130の周りに巻き付けることを補助するためのポケット331をさらに含むことが可能である。追加的に、ソフトグッズ130は、主に、コーナー部130の外部表面のみに接触することが可能であり、それは、プレイヤード1000cのコーナー部がより柔らかくてより優しい外観を有することを可能にすることができる。たとえば、コーナー部130のベース131およびタブ138は、ソフトグッズ300の上部部分302が巻き付くための滑らかな丸みを帯びた形状を有することが可能である。ソフトグッズ300の上部部分302は、スナップフィットコネクター312を含むことが可能であり、スナップフィットコネクター312は、上部部分302の内部部分に沿って配設されており、それは、図27Bおよび図27Cに示されているように、コーナー部139の上の対応するスナップフィットコネクター139に連結する。
いくつかの実装形態において、スライダー120は、丸みを帯びた底部セクション170を含むことも可能であり、丸みを帯びた底部セクション170は、フレーム100cが伸長されているときに、タブ138のオーバーハング部分の下に位置決めされる。図26Bおよび図27Aに示されているように、丸みを帯びた底部セクション170は、コーナー部130のタブ138よりもフレーム100cからさらに外向きに延在し、リードオフ機構を提供し、ストリングまたは別の繋ぎ留められた物体がコーナー部130のオーバーハング部分と絡まることを低減させるか、または、いくつかの場合において、それを防止することが可能である。
上記に説明されているように、フレーム100cは、1つの脚部支持アッセンブリ110cのスライダー120を対応するコーナー部130に係合させることによって、伸長された構成においてフレーム100cをロックするためのラッチ200jを含むことが可能である。一般的に、フレーム100cは、ラッチ200jのうちの1つ以上を含むことが可能である。たとえば、図28Aは、プレイヤード1000cが、1つの脚部支持アッセンブリ110cに連結されている単一のラッチ200jを含むことが可能であるということを示している。しかし、他の実装形態において、プレイヤード1000cは、別のラッチ200jを含むことが可能であり、別のラッチ200jは、プレイヤード1000cの反対側のコーナー部の上の別の脚部支持アッセンブリ110cに連結されており、フレーム100cが均一に伸長されることを保証する。
図28Bは、ラッチ200jがラッチ部材210を含むことが可能であり、ラッチ部材210は、スライダー120に堅固に連結されている一方の端部において、装着ベース224を備えており、また、コーナー部130の上に配設されているラッチキャッチ291を受け入れるために、対向する端部(図28Cを参照)に配設されたラッチ開口部214を備えているということを示している。ラッチ部材210は、十分な機械的な剛性を有する機械的に柔軟なコンポーネントであることが可能であり、ラッチ部材210が曲げられおよび/または偏向されるときに、復元力が発生させられるようになっている。ラッチ部材210は、タブ220をさらに含むことが可能であり、タブ220は、ラッチ部材210をラッチキャッチ291から解放するために、フレーム100cから外向きにラッチ部材210を曲げるように引っ張られ得る。追加的に、ラッチ部材210は、プレイヤード1000cを伸長させるときに、ラッチキャッチ291へのラッチ部材210の係合を促進させるためのリードイン部分222を含むことが可能である。
図28Bは、ラッチ200jがソフトグッズ300(および、とりわけ、フレーム100cの上部部分108をカバーする上部部分302)によってロックおよび/またはアンロックされ得るということをさらに示している。示されているように、ラッチキャッチ291は、ソフトグッズ300の上部部分302の上に形成された開口部を通って突出することが可能である。ラッチ部材210は、ラッチキャッチ291と係合するときに、上部部分302の上に配設され得る。したがって、ラッチ部材210は、露出されたままであることが可能である。そのうえ、ラッチ部材210によって発生させられる内部復元力は、ラッチ部材210の少なくとも一部分(たとえば、タブ220、リードイン機構222)がソフトグッズ300の上部部分302の上に押し付けられることを引き起こすことも可能であり、したがって、ソフトグッズ300をコーナー部130に対してさらに拘束することが可能である。換言すれば、ラッチ部材210は、ラッチキャッチ291と係合されるときに、一体的なエスカッションとして機能することが可能である。
プレイヤード1000aおよび1000bと同様に、プレイヤード1000cのフレーム100cは、脚部支持アッセンブリ110cならびにX形フレームアッセンブリ140aおよび140bのみを含むことが可能である。いくつかの実装形態において、フレーム100cは、さまざまな消費者安全標準(たとえば、ASTM F406-19)を満たすために十分な機械的な剛性、安定性、および強度を示すことが可能である。たとえば、図29A~図29Dは、ASTM F406-19, 7.11および8.30の下で定義されているようなTop Rail To Corner Post Attachmentテストを受けているプレイヤード1000cを示している。図29Aおよび図29Bに示されているように、24インチの長さのロッドをX形フレームアッセンブリ140bのX形フレームチューブにクランプすることによって、および、15~20ポンドのウェイトをロッドの端部の上に吊り下げることによって、トルクがX形フレームアッセンブリ140bのうちの1つに印加される。図29Cおよび図29Dは、少なくとも10秒にわたってトルク荷重を印加した後に、X形フレームアッセンブリ140bのX形フレームチューブが変形させられたが、X形フレームチューブに連結されているスライダー120およびコーナー部130は割れず、および/または、その他の方法で壊れず、したがって、ASTM F406-19, 7.11の下での要件を満たしたということを示している。
図30A~図30Cは、ASTM F406-19, 7.3.3および8.11.2.4の下でX形フレームアッセンブリ140bの機械的強度およびロバスト性を評価するための別のテストを受けているプレイヤード1000cを示している。図30Aに示されているように、100ポンドの力が、少なくとも15秒にわたって、フロアに対して45度の角度でX形フレームアッセンブリ140bの中心に印加された。図30Bおよび図30Cは、X形フレームアッセンブリ140bのX形フレームチューブが変形させられたということ、および、X形フレームチューブ同士を一緒に接続するロールドリベットジョイントが曲げられたということを示している。しかし、X形フレームチューブ、ロールドリベットジョイント、ならびに、脚部支持アッセンブリのコーナー部およびスライダーは割れず、および/または、その他の方法で壊れず、したがって、ASTM F406-19, 7.3.3の下での要件を満たした。
図31は、安定性テストを受けているプレイヤード1000cをさらに示しており、安定性テストでは、プレイヤード1000cが、プレイフォームの上に設置され、部分的に囲まれたスペース301の中からプレイヤード1000cの1つの側部に荷重が印加された。プレイヤード1000aおよび1000bと同様に、プレイヤード1000cが10度以上回転させられたときに、プレイヤード1000cの足部114および/またはホイール151のうちの少なくとも3つが、下にあるプラットフォームとの接触を維持し、したがって、安定性に関するASTM F406-19の下での要件を満たしたということが見出された。
いくつかの実装形態において、折り畳み可能なプレイヤードのフレームは、また、さまざまな消費者安全基準に部分的に基づいて、フレームのさまざまな剛性のコンポーネント(たとえば、X形フレームチューブ、脚部チューブ)間のクリアランス(すなわち、ギャップ)を含むように構成され得る。たとえば、ASTM F1004-09は、部分的に境界を定められた開口部(たとえば、V字形状の開口部またはダイヤモンド形状の開口部)の幅が、1.5インチ(38ミリメートル)以上であるべきであり、そうでなければ、首の巻き込みのリスクは容認できないと考えられるということを特定している。そのうえ、ASTM F406-19 8.29.1.4は、1.5インチ×1.5インチの正方形の面を有するプローブが、とりわけ、ヒンジが配置されているエリア(たとえば、スライダーがX形フレームチューブを脚部チューブに連結するエリア)において、フレームのさまざまな剛性のコンポーネント間で、自由に通過するべきであるということをさらに記述している。
したがって、いくつかの実装形態において、プレイヤードの少なくとも1つの構成(たとえば、伸長された構成)において子供の頭部にフィットするのに十分に大きい開口部を画定するフレームの剛性のコンポーネントは、1.5インチ以上のギャップによって分離され得る。換言すれば、1.5インチ×1.5インチの正方形の面を有するプローブは、(たとえば、折り畳まれた構成と伸長された構成との間で)プレイヤードの構成が変化されるときに、剛性のコンポーネントによってクランプされることなく、これらの開口部を容易に通過することが可能である。たとえば、X形フレームアッセンブリのX形フレームチューブは、脚部支持アッセンブリの脚部チューブに連結され得、X形フレームチューブのどの部分も、脚部チューブから1.5インチ未満のギャップによって分離されることはないようになっている。より具体的には、スライダーを介して脚部チューブに連結されているX形フレームチューブの底部部分(たとえば、ピンジョイント145の下方のX形フレームチューブ142aまたは142bの部分)は、脚部チューブから1.5インチ未満のギャップによって分離され得る。
いくつかの実装形態において、フレームは、フレームが折り畳まれた構成にあるか、伸長された構成にあるか、または、折り畳まれた構成と伸長された構成との間にあるか(すなわち、フレームが部分的に折り畳まれているかまたは伸長されている)に無関係に、所望のクリアランスを維持することが可能である。たとえば、X形フレームチューブは、フレームが折り畳まれた構成と伸長された構成との間で移行しているときに、1.5インチ以上のギャップだけ脚部チューブからオフセットされたままであることが可能である。1.5インチのクリアランス寸法は、例示的なものであるということ、および、折り畳み可能なプレイヤードは、一般的に、首の巻き込みのリスクを低減させるために異なるクリアランス寸法を特定する他の消費者安全基準に適合することが可能であるということが認識されるべきである。
図32A~図32Eは、折り畳み可能なプレイヤード1000aのための例示的なフレーム100dを示しており、それは、上記に説明されている所望のクリアランスを提供するための細長いアーム124、126、134、および136を備えたスライダー120およびコーナー部130を含む。示されているように、フレーム100dは、六角形の断面形状を有する内部スペース102を画定する複数の脚部支持アッセンブリ110dおよび複数のX形フレームアッセンブリ140aを含むことが可能である。しかし、フレーム100dのさまざまなコンポーネントは、長方形または正方形の断面形状を有する内部スペース102を有するプレイヤードにも適合され得るということが認識されるべきである。それぞれのX形フレームアッセンブリ140aは、X形フレームチューブ142aおよび142bを含むことが可能である。それぞれの脚部支持アッセンブリ110dは、上記に説明されているように、脚部チューブ112、コーナー部130、スライダー120、および足部114を含むことが可能である。追加的に、フレーム100dは、伸長された構成においてフレーム100dを維持するためのラッチ200aを含むことも可能である。しかし、上記に開示されている他のラッチも、フレーム100dにおいて使用され得るということが認識されるべきである。
スライダー120のアーム124および126は、スライダー120のベース121とピンジョイント146bまたはピンジョイント146cとの間の距離として定義される長さlsrをそれぞれ有することが可能であり、ピンジョイント146bまたはピンジョイント146cでは、X形フレームチューブ142aおよび142bが、スライダー120に回転可能にそれぞれ連結されている。したがって、スライダー120の最も近くに(ひいては、脚部チューブ112の最も近くに)配置されているX形フレームチューブ142aおよび142bの露出された部分は、アーム124および126の長さlsr以上の距離だけ、脚部チューブ112から分離されている。また、コーナー部130のアーム134および136は、コーナー部130のベース131とピンジョイント146aまたはピンジョイント146dとの間の距離として定義される長さlcrをそれぞれ有することが可能であり、ピンジョイント146aまたはピンジョイント146dでは、X形フレームチューブ142aおよび142bが、コーナー部130に回転可能にそれぞれ連結されている。スライダー120と同様に、コーナー部130のアーム134および136は、アーム134および136の長さlcr以上の距離だけ、コーナー部130に最も近いX形フレームチューブ142aおよび142bの露出された部分を脚部チューブ112から分離することが可能である。
ピンジョイント146a~146dは、X形フレームチューブ142aおよび142bの第1および第2の端部143aおよび143bと同一場所に配置されていないということが認識されるべきである。したがって、X形フレームチューブ142aおよび142bの第1および第2の端部143aおよび143bは、スライダー120およびコーナー部130のそれぞれの長さlsrおよびlcrよりも小さい距離だけ、脚部チューブ112から分離され得る。しかし、フレーム100dが、折り畳まれた構成にあるか、伸長された構成にあるか、または、折り畳まれた構成と伸長された構成との間にあるときに(すなわち、部分的に折り畳まれているかまたは部分的に伸長されている)、第1および第2の端部143aおよび143bは、スライダー120の凹んだ開口部124aおよび126a、ならびに、コーナー部130の134aおよび136aの中に配設されたままであることが可能である(たとえば、図3Cおよび図3Dを参照)。したがって、上記に参照されているX形フレームチューブ142aおよび142bの露出された部分は、凹んだ開口部124a、126a、134a、および136aの外側に配置されているX形フレームチューブ142aおよび142bの部分を指している。
X形フレームチューブ142aおよび142bは、ピンジョイント146a~146dの周りにスライダー120およびコーナー部130に対して回転するだけであるので、フレーム100dが完全に折り畳まれているか、完全に伸長されているか、または、部分的に折り畳まれているかもしくは伸長されているときに、X形フレームチューブ142aおよび142bの露出された部分と脚部チューブ112との間のギャップは、長さlsrおよびlcrのうちの小さい方よりも大きいかまたはそれに等しいままであることが可能である。したがって、いくつかの実装形態において、長さlsrおよびlcrのうちの少なくとも1つは、たとえば、ASTM F406-19およびASTM F1004-09に準拠するために、1.5インチ以上であることが可能である。
いくつかの実装形態において、アーム124、126および134、136の長さlsrおよびlcrは、それぞれ、等しくなっていることが可能である。たとえば、等しい長さのアームを備えたスライダー120およびコーナー部130は、フレーム100eの製造および組み立てを簡単化することが可能である。しかし、いくつかの実装形態において、アーム124、126および134、136の長さlsrおよびlcrは、それぞれ、等しくなくてもよいということが認識されるべきである。長さlsrおよびlcrが等しくない場合には、長さlsrおよびlcrのうちの大きい方が、特に折り畳まれた構成におけるフレーム100dの全体的なサイズを制限することが可能である。たとえば、フレーム100が伸長されているときに、脚部支持アッセンブリ110dをラッパ状に広げるために、アーム124および126の長さlsrは、アーム134および136の長さlcrよりも大きくなるように調整され得る。
図32Eは、1つの脚部支持アッセンブリ110dにおけるコーナー部130のそれぞれのアーム134または136は、隣接する脚部支持アッセンブリ110dにおけるコーナー部130のアーム136または134とそれぞれ共線的に位置合わせされ得る(本明細書では、「インライン」になっているとも称される)ということをさらに示している。別の言い方をすれば、1つの脚部支持アッセンブリ110dにおけるアーム134の端部135aは、図32Cおよび図32Eに示されているように、同じ側面106を共有する別の脚部支持アッセンブリ110dにおけるアーム136の端部135bと同心円状に位置合わせされ得る。いくつかの実装形態において、端部135aおよび135bは、互いに近接して配設され得、または、いくつかの場合では、フレーム100dが折り畳まれているときに、互いに物理的に接触することが可能である。
コーナー部130のアーム134および136は、脚部チューブ112にさらに位置合わせされ得、とりわけ、隣接する脚部支持アッセンブリ110dにおけるそれぞれの脚部チューブ112の長手方向軸線111aによって定義される平面103にさらに位置合わせされ得る。たとえば、図32Eは、1つのコーナー部130のアーム134、および、別の隣接するコーナー部130のアーム136が、平面103に位置合わせされ得、平面103がアーム134の端部135aおよびアーム136の端部135bと交差するようになっているということを示している。いくつかの実装形態において、平面103は、平面103に位置合わせされているコーナー部130のそれぞれのアーム134および136を二分することが可能である。一般的に、異なる平面103は、フレーム100dにおける隣接する脚部支持アッセンブリ110dのそれぞれの対に関して定義され得、スライダー120およびコーナー部130のそれぞれのアームは、対応する平面103に沿って配設され得る。追加的に、長手方向軸線111aは、脚部チューブ112の中心線軸線、および/または、内部スペース102の側縁部104に対応することが可能である。そして、平面103は、内部スペース102の側面106に対応することが可能である。
また、スライダー120のそれぞれのアーム124または126は、隣接する脚部支持アッセンブリ110dにおけるスライダー120のアーム126または124と共線的にそれぞれ位置合わせされ得る。たとえば、隣接するスライダー120におけるアーム124および126のそれぞれの端部125aおよび125bは、また、図32Dに示されているように、互いに近接して配設され得る。いくつかの実装形態において、端部125aおよび125bは、折り畳まれた構成において互いに物理的に接触することが可能である。そのうえ、スライダー120のアーム124および126は、コーナー部130のアーム134および136と同様に、平面103に位置合わせされ得る。たとえば、平面103は、平面103に位置合わせされているスライダー120のそれぞれのアーム124および126を二分することが可能である。
コーナー部130のそれぞれのアーム134および136の間の、および/または、スライダー120のそれぞれのアーム124および126の間の共線的なアライメントは、特に折り畳まれた構成において、フレーム100dの全体的なサイズを増加させる可能性がある。たとえば、図32は、折り畳まれた構成におけるフレーム100dの1つの側部の長さlが、2つの隣接する脚部支持アッセンブリ110dのそれぞれの長手方向軸線111aの間の距離として定義され得るということを示している。示されているように、アーム134および136がサイズおよび形状に関して同一であると仮定して、長さlは、それぞれのアーム134および136の長さの少なくとも2倍または2lcrであることが可能である。したがって、コーナー部130のアーム134および136の長さに対する増加は、フレーム100dの側部の長さをおおよそ2倍にすることとなる。換言すれば、より大きいクリアランスを提供する目的のためにコーナー部130の寸法を調整することは、一般的に、フレーム100dのサイズを増加させる可能性がある。長さlsrおよびlcrが等しくない実装形態では、フレーム100dの長さlは、長さlsrおよびlcrのうちの大きい方にしたがって拡大縮小することが可能である。
いくつかの実装形態において、フレームの長さlとスライダー120およびコーナー部130のそれぞれの長さlsrおよびlcrとの間の倍率は、スライダー120およびコーナー部130の幾何学形状を修正することによって低減され得、スライダー120のアーム124および126、ならびに、コーナー部130のアーム134および136が、互いに共線的に位置合わせされないようになっている。たとえば、1つのスライダー120のアーム124、および、隣接するスライダー120のアーム126は、平面103からオフセットされ得、折り畳まれた構成において、それぞれのアーム124および126が互いにオーバーラップするようになっている。このように、折り畳み可能なプレイヤードフレームは、とりわけ折り畳まれた構成においてコンパクトなサイズを維持しながら、所望のクリアランスを提供することが可能である。
1つの例において、図33A~図33Fは、伸長された構成における折り畳み可能なプレイヤード1000aのためのフレーム100eを示しており、そこでは、スライダー120のそれぞれのアーム124および126、ならびに、コーナー部130のそれぞれのアーム134および136が、非対称の様式でオフセットされている。フレーム100aおよび100dと同様に、フレーム100eは、六角形の断面形状を有する内部スペース102を画定する複数の脚部支持アッセンブリ110eおよび複数のX形フレームアッセンブリ140cを含むことが可能である。しかし、フレーム100eのさまざまなコンポーネントは、長方形または正方形の断面形状を有する内部スペース102を有するプレイヤードにも適合され得るということが認識されるべきである。それぞれの脚部支持アッセンブリ110eは、脚部チューブ112、スライダー120、コーナー部130、および足部114を含むことが可能である。それぞれのX形フレームアッセンブリ140cは、1対のX形フレームチューブ142aおよび142bを含むことが可能であり、1対のX形フレームチューブ142aおよび142bは、ピンジョイント145を介して互いに回転可能に連結されており、脚部支持アッセンブリ110eのスライダー120およびコーナー部130に回転可能に連結されている。そのうえ、フレーム100eは、伸長された構成においてフレーム100eを維持するためのラッチ200aを含むことが可能である。上記に説明されている他のラッチのいずれかも、フレーム100eにおいて使用され得るということが再び認識されるべきである。
図33Cに示されているように、図33Cの左側に示されているコーナー部130のアーム134および136は、ベース131に連結されており、平面103bおよび103aからそれぞれオフセットされており、平面103bおよび103aは、脚部チューブ112の同じ長手方向軸線111aと交差するフレーム100eの隣接する側部に対応している。とりわけ、アーム134は、外向き方向に(すなわち、内部スペース102から離れるように)平面103bから水平方向にオフセットされており、一方では、アーム136は、内向き方向に(すなわち、内部スペース102に向けて)平面103aから水平方向にオフセットされている。換言すれば、アーム134および136は、アーム134および136がそれに沿って配設されている対応する平面103から反対方向にオフセットされており、したがって、非対称のオフセットを結果として生じさせる。図33Cの左側に示されているスライダー120のアーム124および126は、平面103bおよび103aから同様にそれぞれオフセットされており、そこでは、アーム124は、内部スペース102に向けて平面103bから水平方向にオフセットされており、一方では、アーム126は、内部スペース102から離れるように平面103aから水平方向にオフセットされている。
それぞれのスライダー120のそれぞれのアーム124および126の間のオフセット、ならびに、それぞれのコーナー部130のそれぞれのアーム134および136の間のオフセットは、フレーム100eにおけるそれぞれの脚部支持アッセンブリ110eに関して同じであることが可能である。たとえば、図33Cは、フレーム100eの一部分を示しており、そこでは、フレーム100eの3つの連続する側部が、平面103(たとえば、平面103a、103b、および103c)をそれぞれ有している。図33Cに示されている2つの脚部支持アッセンブリ110eは、それぞれの平面103a~103cから同様の様式でオフセットされたアームを備えたスライダー120およびコーナー部130をそれぞれ有することが可能である。いくつかの実装形態において、スライダー120のアーム124および126の間の、ならびに、コーナー部130のアーム134および136の間の非対称のオフセットは、同じスライダー120およびコーナー部310がそれぞれの脚部支持アッセンブリ110eにおいて使用されることを可能にすることができる。
図33Dは、アーム134が、オフセット距離wだけ平面103bからオフセットされ得、オフセット距離wは、平面103bとアーム134の中心線軸線141a-1との間の距離として定義されるということをさらに示している。アーム136は、オフセット距離wだけ平面103aからオフセットされ得、オフセット距離wは、平面103aとアーム136の中心線軸線141a-2との間の距離として定義される。中心線軸線141a-1および141a-2は、X形フレームチューブ142aおよび142bの第1の軸線141にそれぞれ対応することが可能である。換言すれば、X形フレームアッセンブリ140cにおけるX形フレームチューブ142aおよび142bのそれぞれの端部143aおよび143bは、X形フレームアッセンブリ140aにおけるX形フレームチューブ142aおよび142bと比較して、同じ平面の上に存在していなくてもよく、それは、下記に説明されているように、X形フレームチューブ142aおよび142bの幾何学形状を簡単化することが可能である。
一般的に、オフセット距離wおよびwは、フレーム100eが折り畳まれているときに、1つのコーナー部130のアーム134が隣接するコーナー部130のアーム136と横に並んで位置合わせするために十分なスペースを提供するように選ばれる。また、スライダー120のアーム124および126は、コーナー部130と同様の様式で、平面103bおよび103aからそれぞれオフセットされ得る。いくつかの実装形態において、アーム124は、オフセット距離wだけ平面103bからオフセットされ得、一方では、アーム126は、オフセット距離wだけ平面103aからオフセットされ得る。このようにオフセット距離wおよびwを調整することによって、隣接するコーナー部130のそれぞれのアーム134および136は、平面103に沿って互いにオーバーラップすることが可能であり、同様に、隣接するスライダー120のそれぞれのアーム124および126は、平面103に沿って互いにオーバーラップすることが可能である。
スライダー120間およびコーナー部130間のオーバーラップは、特に折り畳まれた構成におけるフレーム100eの全体的なサイズを低減させる。たとえば、図34A~図34Dは、折り畳まれた構成におけるフレーム100eを示している。とりわけ、図34Aおよび図34Bは、それぞれのスライダー120のアーム124の一部分が、隣接するスライダー120のアーム126の一部分と横に並んで位置合わせされるということを示している。同様に、図34Cおよび図34Dは、それぞれのコーナー部130のアーム134の一部分が、隣接するコーナー部130のアーム136の一部分と横に並んで位置合わせされるということを示している。スライダー120およびコーナー部130を互いにオーバーラップするように構成することによって、アーム124、126、134、および136のそれぞれの長さは、フレーム100eの全体的なサイズをそれほど増加させることなく、(たとえば、より大きなクリアランスを提供するために)増加され得る。換言すれば、フレーム100eのそれぞれの側部の長さlは、図34Dに示されているように、それぞれのアーム134および136の長さの2倍よりも小さくなっていることが可能である。いくつかの実装形態において、長さlは、アーム134および136のうちの1つの長さlcrにしたがって拡大縮小することが可能である。
一般的に、オフセット距離wは、アーム134の外部幅wc1の半分またはアーム126の外部幅ws2の半分のうちの大きい方よりも大きいかまたはそれに等しいことが可能である。同様に、オフセット距離wは、アーム136の外部幅wc2の半分またはアーム124の外部幅ws1の半分のうちの大きい方よりも大きいかまたはそれに等しいことが可能である。いくつかの実装形態において、オフセット距離wおよびwは、ラッチ200aを(部分的に)収容するように選ばれ得、ラッチ200aは、アーム124、126、134、または136よりも大きい幅を有することが可能である。いくつかの実装形態において、外部幅wc1およびws2は、等しくなっていることが可能である。同様に、外部幅wc2およびws1も、等しくなっていることが可能である。いくつかの実装形態において、外部幅wc1およびwc2が、さらに等しくなっていることが可能である。したがって、オフセット距離wおよびwも、同様に等しくなっていることが可能である。しかし、いくつかの実装形態において、外部幅wc1、wc2、ws1、およびws2は、互いに異なっていてもよいということが認識されるべきである。追加的に、アーム124、126、134、および136に関するオフセット距離は、互いに異なっていてもよい。
また、スライダー120のアーム124および126は、コーナー部130のアーム134および136に対して反対の様式でオフセットされ得る。具体的には、図33Cは、アーム124および134が、平面103bから反対方向にオフセットされており、一方では、アーム126および136が、平面103aから反対方向にオフセットされているということを示している。この配置は、アーム124および136が中心線軸線141a-1に沿って互いに位置合わせされているということ、および、同様に、アーム126および134が中心線軸線141a-2に沿って互いに位置合わせされているということを結果として生じさせる。
したがって、スライダー120およびコーナー部130の凹んだ開口部124a、126a、134a、および136aは、フレーム100eにおいて互いに同一平面上にない。そして、これは、X形フレームアッセンブリ140cのX形フレームチューブ142aおよび142bが、X形フレームチューブ142aとX形フレームチューブ142bとの間にクリアランスを提供するために複数の曲げを有することなく、それぞれのスライダー120およびコーナー部130に連結され得るということを意味している。たとえば、図33Bおよび図33Dは、X形フレームチューブ142aおよび142bが、それぞれ、一定の断面を有する真っ直ぐなチューブであることが可能であるということを示している。いくつかの実装形態において、X形フレームチューブ142aおよび142bは、オフセット距離wおよびwの総和に等しい横方向オフセットwだけ分離され得る。横方向オフセットwは、スライダー120およびコーナー部130のそれぞれのアーム124、126、134、および136が、子供がX形フレームチューブ142aとX形フレームチューブ142bとの間に横方向に頭部を挿入することを防止するために十分に小さくなっていながら、上記に説明されているように互いにオーバーラップするために十分な間隔を提供するように選ばれ得る。たとえば、横方向オフセットwは、0.625インチ(たとえば、X形フレームチューブ142aおよび142bの外部直径)と1.5インチとの間の範囲にあることが可能である。
図35Aおよび図35Bは、部分的に折り畳まれた状態(または、等価的に、部分的に伸長された状態)におけるフレーム100eを示している。とりわけ、フレーム100eは、プローブ60がスライダー120の上に配設された状態で示されている。上記に説明されているように、プローブ60は、ASTM F406-19およびF1004-09への準拠を保証するために、プレイヤードフレームにおけるクリアランスを評価するために使用され得る。プローブ60は、一般的に、フレーム100eのクリアランスを評価するために、フレーム100eの中の開口部の任意の部分を通して挿入され得る。図35Bに示されているように、プローブ60は、フレーム100eが折り畳まれるときに、たとえば、X形フレームチューブ142bおよび脚部チューブ112によってクランプされることなく、1つのスライダー120のアーム124の上に載ることが可能である。
図36A~図36Cは、折り畳まれた構成における折り畳み可能なプレイヤード1000aのための別の例示的なフレーム100fを示しており、そこでは、スライダーのそれぞれのアーム(たとえば、アーム124a、126a、124b、126b)、および、コーナー部のそれぞれのアーム(たとえば、アーム134a、136a、134b、136b)が、対称的にオフセットされている。示されているように、フレーム100fは、六角形の断面形状を有する内部スペース102を画定する複数のX形フレームアッセンブリ140cならびに複数の脚部支持アッセンブリ110fおよび110gを含むことが可能である。しかし、フレーム100fのさまざまなコンポーネントは、長方形または正方形の断面形状を有する内部スペース102を有するプレイヤードにも適合され得るということが認識されるべきである。フレーム100fは、1つの脚部支持アッセンブリ110gに連結されているラッチ200aをさらに含むことが可能である。しかし、上記に説明されているラッチのいずれかは、フレーム100fにおいて使用され得るということが認識されるべきである。そのうえ、ラッチは、脚部支持アッセンブリ110fまたは110gのいずれかに連結され得る。
この実装形態では、それぞれのスライダーのそれぞれのアームは、同じ方向に(たとえば、内部スペース102に向けて、または、内部スペース102から離れるように)、それぞれの平面103からオフセットされ得る。同様に、それぞれのコーナー部のそれぞれのアームは、同じ方向に(たとえば、内部スペース102に向けて、または、内部スペース102から離れるように)、それぞれの平面103からオフセットされ得る。隣接するスライダーおよび/またはコーナー部が互いにオーバーラップするようにするために、脚部支持アッセンブリ100fおよび100gは、異なる方向にオフセットされたアームを備えた異なるスライダーおよびコーナー部を含むことが可能である。
たとえば、図36Bは、脚部支持アッセンブリ110fが、アーム134aおよび136aを備えたコーナー部130aを含むことが可能であり、アーム134aおよび136aは、両方とも内部スペース102に向けてそれぞれの平面103からオフセットされているということを示している。脚部支持アッセンブリ110gは、アーム134bおよび136bを備えたコーナー部130bを含むことが可能であり、アーム134bおよび136bは、両方とも内部スペース102から離れるようにそれぞれの平面103からオフセットされている。したがって、脚部支持アッセンブリ110fおよび110gは、フレーム100fの周りで連続する方式で交互になることが可能であり、それぞれの脚部支持アッセンブリ110fが2つの脚部支持アッセンブリ110に隣接し、それぞれの脚部支持アッセンブリ110gが2つの脚部支持アッセンブリ110fに隣接するようになっている。このように、コーナー部130aのアーム134aおよび136aは、コーナー部130bのアーム136bおよび134bとそれぞれオーバーラップすることが可能である。
図36Cは、脚部支持アッセンブリ110fが、アーム124aおよび126aを備えたスライダー120aを含むことが可能であり、アーム124aおよび126aは、両方とも内部スペース102から離れるようにそれぞれの平面103からオフセットされているということをさらに示している。同様に、脚部支持アッセンブリ110gは、アーム124bおよび126bを備えたスライダー120bを含むことが可能であり、アーム124bおよび126bは、両方とも内部スペース102に向けてそれぞれの平面103からオフセットされている。コーナー部130aおよび130bと同様に、脚部支持アッセンブリ110fおよび110gがフレーム100fにおいて配置されている交互の様式は、スライダー120aのアーム124aおよび126aが、スライダー120bのアーム126bおよび124bとそれぞれオーバーラップすることを保証する。
フレーム100eと同様に、スライダー120aおよび120bは、それぞれのX形フレームチューブ142aまたは142bの第1の軸線141に沿って、スライダー120aおよび120bならびにコーナー部130aおよび130bのそれぞれのアームを位置合わせするために、コーナー部130aおよび130bに対して反対の様式でオフセットされたアームを有することが可能である。たとえば、アーム134aは、アーム126bに位置合わせされ得、アーム136aは、アーム124bに位置合わせされ得、アーム134bは、アーム126aに位置合わせされ得、アーム136bは、アーム124aに位置合わせされ得る。これは、一定の断面を有する真っ直ぐなX形フレームチューブ142aおよび142bが脚部支持アッセンブリ110fおよび110gを一緒に連結するために使用されることを可能にする。
フレーム100eに関連して上記に説明されているさまざまな寸法は、フレーム100fに関しても同じであることが可能である。これらの寸法は、スライダー120aおよび120bならびにコーナー部130aおよび130bのそれぞれのアームの外部幅(たとえば、幅ws1、ws2、wc1、およびwc2)、それぞれの平面103からのオフセット距離(たとえば、オフセット距離wおよびw)、それぞれのアームの長さ(たとえば、長さlsrおよびlcr)、および、フレームの側部の全長(たとえば、長さl)を含むが、それに限定されない。簡潔にするために、これらの値は、ここでは繰り返されない。
いくつかの実装形態において、折り畳み可能なプレイヤードフレームは、折り畳まれた構成においてフレームをロックおよび/または維持するための保管ラッチを含むことが可能である。保管ラッチは、部分的に折り畳まれたまたは部分的に伸長されたフレーム(すなわち、フレームは、折り畳まれた構成と伸長された構成との間にある)に子供を露出させることを低減させるための追加的な安全機構を提供することが可能である。たとえば、保管ラッチは、子供がフレームを伸長させること、および、その後に再びフレームを折り畳むことの可能性を低減させることが可能であり、または、いくつかの場合では、それを防止することが可能である。
一般的に、保管ラッチは、伸長された構成においてフレームをロックおよび/または維持するために、上記に説明されているラッチとは別個になっていることが可能である。いくつかの実装形態において、折り畳み可能なプレイヤードフレームは、1つ以上の脚部支持アッセンブリの上に配設されている1つ以上の保管ラッチを含むことが可能である。たとえば、フレームは、フレームの対向する側部および/またはコーナー部に配設されているそれぞれの脚部支持アッセンブリに連結されている保管ラッチを含むことが可能である。たとえば、脚部支持アッセンブリおよびX形フレームアッセンブリのさまざまなコンポーネントを一緒に連結するピンジョイントは、十分に緩くなっていることが可能であり、フレームの他の部分をそれほど伸長させることなく、フレームの部分的に伸長された部分の中に形成された開口部を通して子供が頭部を挿入することができる程度に、フレームの1つの部分が部分的に伸長され得るようになっている。したがって、複数の保管ラッチを含むことは、フレームの任意の1つの部分が上記に説明されている様式で部分的に伸長されることを防止することが可能である。
しかし、他の実装形態において、単一のラッチが、折り畳まれた構成においてフレームをロックするのに十分である可能性がある。たとえば、図34Bおよび図34Cは、フレーム100eが単一の保管ラッチ600aを含むことが可能であるということを示しており、単一の保管ラッチ600aは、折り畳まれた構成においてフレーム100eをロックおよび/または維持するために、1つの脚部支持アッセンブリ110eに連結されている。いくつかの実装形態において、単一の保管ラッチは、10ポンド以上の荷重に耐えるように構成され得る。たとえば、望ましくない様式で(たとえば、スライダー120、脚部チューブ112、またはX形フレームチューブ142aもしくは142bを引っ張ることによって)保管ラッチをアンロックすることを試みる介護者は、保管ラッチを強制的に離脱させるために、10ポンド以上の力を印加しなければならないこととなる。単一のラッチを含むことは、フレームの組み立てをさらに簡単化し、フレームの中の部品点数を低減させることによってコストを低減させることが可能である。
いくつかの実装形態において、保管ラッチは、介護者が片手を使用してプレイヤードを折り畳むことおよび折り畳まれた構成においてプレイヤードをロックすることを可能にすることができる。たとえば、保管ラッチは、ツールを使用することなく、係合および/または離脱され得る。その代わりに、保管ラッチは、介護者の手によって直接的に作動され得る。別の例において、保管ラッチは、介護者がフレームを折り畳むときに、自動的に係合することが可能である。たとえば、介護者は、1つの脚部支持アッセンブリのスライダーを足部に向けて移動させることが可能であり、その間に、保管ラッチは、ユーザーが保管ラッチを別個に作動させる必要なしに、自動的に係合することが可能である。このように、介護者は、フレームを折り畳んでロックするために、スライダーを移動させるだけでよい。フレームを伸長させるときに、介護者は、保管ラッチを作動させ、その後に、スライダーを移動させることが可能である。
保管ラッチは、一般的に、脚部支持アッセンブリの脚部チューブに連結され得、フレームが折り畳まれた構成にあるときに、スライダーの上にまたはその近くに配設され得る。たとえば、スライダーは、折り畳まれた構成において、脚部チューブの底部端部の近くに配設され得る。したがって、保管ラッチは、脚部チューブに堅固に連結され得、また、折り畳まれた構成において保管ラッチがスライダーの近くにあるように、脚部支持アッセンブリの足部に近接して、または、いくつかの場合において、脚部支持アッセンブリの足部に当接して、脚部チューブの底部端部の近くに配設され得る。
いくつかの実装形態において、保管ラッチは、係合されているときに、バリアを提供し、バリアは、スライダーがコーナー部に向けて移動することを防止するために、ひいては、フレームが伸長されることを防止するために、脚部支持アッセンブリのスライダーに物理的に接触する。保管ラッチが介護者によって作動されるときに、バリアが除去され、したがって、介護者がスライダーを脚部チューブに沿って上向きに移動させ、フレームを伸長させることを可能にする。いくつかの実装形態において、保管ラッチは、スライダーの形状および/または寸法に適合され得る。換言すれば、フレームは、保管ラッチを収容するために修正されるスライダーを必要としないことが可能である。むしろ、脚部支持アッセンブリが保管ラッチを含むかどうかとは無関係に、同じスライダーが、脚部支持アッセンブリにおいて使用され得る。
図37A~図37Cは、保管ラッチ600aの追加的な図を示しており、保管ラッチ600aは、プッシュボタンメカニズムを含む。具体的には、保管ラッチ600aは、プッシュボタン610を含むことが可能であり、プッシュボタン610は、脚部支持アッセンブリ110eの脚部チューブ112の上に形成された開口部113dを通して少なくとも部分的に配設されている。いくつかの実装形態において、フレーム100eは、開口部113dを備えた1つの脚部チューブ112のみを含み、残りの脚部チューブ112のための別個の孔形成プロセス(たとえば、ドリル加工、パンチ加工)を排除することによって、フレーム100eの製造を部分的に簡単化する。保管ラッチ600aは、スプリングエレメント620をさらに含むことが可能であり、スプリングエレメント620は、脚部チューブ112のキャビティー113cの中に配設されており、プッシュボタン610に連結されており、プッシュボタン610の上にスプリング付勢力を付与し、それは、プッシュボタン610が開口部113dを通って外向きに突出することを引き起こす。
図37Aは、プッシュボタン610および開口部113dが、脚部支持アッセンブリ110eの足部114に近接して配設され得、フレーム100eが折り畳まれた構成にあるときに、プッシュボタン610がスライダー120の上方に位置決めされるようになっているということを示している。プッシュボタン610および開口部113dの形状および/または寸法は、プッシュボタン610と開口部113dを形成する脚部チューブ112の縁部との間に形成されたギャップを低減させる(または、いくつかの場合において、排除する)ために類似していることが可能である。いくつかの実装形態において、プッシュボタン610は、人間の親指の平均幅(たとえば、約1インチ)に対応する外部幅を有することが可能である。プッシュボタン610(ひいては、開口部113d)の断面は、それに限定されないが、円形、楕円、多角形(たとえば、正方形、三角形)、および、先述のものの任意の組合せを含む、さまざまな形状を有することが可能である。
図37Bは、プッシュボタン610が、底部拘束表面612を含むことが可能であり、底部拘束表面612は、フレーム100eが折り畳まれた構成にあるときに、スライダー120の上部表面129に物理的に接触することが可能であるということを示している。したがって、プッシュボタン610(および、とりわけ、拘束表面612)は、バリアを提供し、バリアは、スライダー120が脚部チューブ112に沿って上向きに移動することを防止し、したがって、折り畳まれた構成においてフレーム100eを維持する。スライダー120との接触に起因してプッシュボタン610に印加される力が、プッシュボタン610が開口部113dを通ってキャビティー113cの中へ内向きに移動することを引き起こさない方向に配向されるように、拘束表面612は配向され得る。たとえば、図37Bは、拘束表面612が、スライダー120の上部表面129の対応する部分に当接する水平方向に平坦な表面であることが可能であるということを示している。拘束表面612の水平方向の配向は、スライダー120とプッシュボタン610との間に、垂直方向に配向された接触力を結果として生じさせ、それは、水平方向軸線に直交している(プッシュボタン610は、水平方向軸線に沿って開口部113dを通って移動する)。いくつかの実装形態において、拘束表面612に接触する上部表面129の部分も、水平で平坦になっていることが可能である。
スプリングエレメント620は、拘束表面612とスライダー120の上部表面129との間の接触が維持されるように、プッシュボタン610が脚部チューブ112の開口部113dを通って外向きに突出したままになることをさらに保証する。示されているように、プッシュボタン610は、機械的なストップ614を含むことも可能であり、機械的なストップ614は、開口部113dを通るプッシュボタン610の変位を制限するために、キャビティー113cの中に配設されている。したがって、スプリングエレメント620および機械的なストップ614の組合せは、開口部113dを通るプッシュボタン610の運動の範囲を制限することが可能である。いくつかの実装形態において、機械的なストップ614は、リップまたはフランジであることが可能であり、リップまたはフランジは、プッシュボタン610の周辺の周りに少なくとも部分的に延在し、開口部113dを取り囲む脚部チューブ112の内部表面に接触している。
フレーム100eを伸長させるために、介護者は、プッシュボタン610を押圧し、プッシュボタン610を脚部チューブ112のキャビティー113cの中へ内向きに変位させることが可能である。プッシュボタン610が十分に変位されているときに(たとえば、拘束表面612がもはやスライダー120の上部表面129と物理的に接触していない)、介護者は、次いで、スライダー120を脚部チューブ112に沿ってコーナー部130に向けて上向きに移動させ、フレーム100eを伸長させることが可能である。上部表面129が拘束表面612の上方になるように、スライダー120が上向きに移動されるときに、スライダー120の内部表面は、プッシュボタン610に接触し、したがって、キャビティー113cの中に配設された状態にプッシュボタン610を維持することが可能である。スライダー120がプッシュボタン610を越えて移動すると、スプリングエレメント620によって発生させられるスプリング付勢力は、開口部113dを通してプッシュボタン610を外向きに移動させて戻す。
いくつかの実装形態において、プッシュボタン610は、フレーム100eを折り畳むときに保管ラッチ600aに自動的に係合するためのリードイン機構として、傾斜の付いた表面616を含むことも可能である。介護者がフレーム100eを折り畳み始めるときに、スライダー120は、最初に、プッシュボタン610の上方に配設されている。スライダー120が介護者によって脚部チューブ112に沿って下向きに移動されるとき、スライダー120の底部表面127が、傾斜の付いた表面616に物理的に接触する。傾斜の付いた表面616とスライダー120の底部表面127との間の物理的な接触は、スライダー120がプッシュボタン610を越えて移動することができるまで、プッシュボタン610がキャビティー113cの中へ内向きに移動することを引き起こす。スライダー120がプッシュボタン610の下方に配設されると(すなわち、上部表面129が拘束表面612の下方にある)、スプリングエレメント620は、開口部113dを通してプッシュボタン610を外向きに移動させることが可能であり、拘束表面612が、スライダー120が脚部チューブ112に沿って上向きに移動して戻ることを防止することができるようになっている。このように、傾斜の付いた表面610は、フレーム100eを折り畳むときに、保管ラッチ600aを自動的に係合することが可能である。
図37Bは、傾斜の付いた表面616が、拘束表面612の反対側のプッシュボタン610の上部部分に沿って配設され得るということを示している。スライダー120の底部表面127によってプッシュボタン610に印加される接触力が、開口部113dを通してプッシュボタン610をキャビティー113cの中へ移動させる方向に沿って配向される力成分を有するように、傾斜の付いた表面616は配向され得る。傾斜の付いた表面616は、スライダー120がプッシュボタン610を越えて移動することができるように、プッシュボタン610がキャビティー113cの中に十分に配設されるまで、スライダー120の底部表面127との接触を維持するようにさらに寸法決めされ得る。
たとえば、傾斜の付いた表面616は、水平方向平面から90度未満の角度で配向され得る。傾斜の付いた表面610と底部表面127との間で接触が行われるとき、傾斜の付いた表面610に印加される接触力は、水平方向の力成分を含み、スプリングエレメント620によって発生させられるスプリング付勢力よりも水平方向の力成分が大きくなるときに、水平方向の力成分は、開口部113dを通してプッシュボタン610をキャビティー113cの中へ変位させる。いくつかの実装形態において、傾斜の付いた表面616に印加されるスライダー120ならびにX形フレームアッセンブリ140cにおけるX形フレームチューブ142aおよび142bの重量は、スプリングエレメント620によって発生させられるスプリング力を克服するのに、したがって、プッシュボタン610に印加される別の外力(たとえば、介護者によって印加される力)の補助なしに、キャビティー113cの中へプッシュボタン610を変位させるのに、十分に大きくなっていることが可能である。
スプリングエレメント620は、それに限定されないが、圧縮スプリング(たとえば、コイルスプリング)およびリーフスプリングを含む、さまざまなタイプのスプリングであることが可能である。たとえば、図37Bは、Valcoスナップボタンとしてスプリングエレメント620を示しており、Valcoスナップボタンは、プッシュボタン610に連結するベース622と、スプリングを形成するようにベース622から延在するアーム624とを含む。示されているように、ベース622は、プッシュボタン610の上に形成された対応する開口部の中へ圧入され、スプリングエレメント620をプッシュボタン610にしっかりと連結することが可能である。それに限定されないが、スナップフィットメカニズム、接着剤、および締結具(たとえば、スクリュー締結具、ボルト締結具)を含む、他の連結メカニズムが、スプリングエレメント620をプッシュボタン610に連結するために使用され得るということが認識されるべきである。
アーム624は、スプリングを形成するように、形状に関して曲げられ得る(図37Cを参照)。スプリングエレメント620がキャビティー113cの中に据え付けられるときに、アーム624が圧縮され、それは、開口部113dを通るプッシュボタン610の位置とは無関係に、スプリング付勢力がプッシュボタン610に印加されることを保証する。換言すれば、アーム624は、プッシュボタン610が介護者によって押圧されていないときでも、プッシュボタン610の上にスプリング付勢力を付与する。
いくつかの実装形態において、スプリングエレメント620は、開口部113dに対して所望の配向においてプッシュボタン610を維持するためのアンカーとして作用することも可能である。たとえば、プッシュボタン610および開口部113dは、円形断面をそれぞれ有することが可能であり、それは、プッシュボタン610が開口部113dの中心線軸線の周りに開口部113dに対して回転することを可能にする。しかし、図37Bは、スプリングエレメント620(および、とりわけ、アーム624)が、脚部チューブ112の内部表面によって課される制約に起因して、脚部チューブ112の中に据え付けられると適切な配向で固定され得るということを示している。換言すれば、アーム624は、ベース622を介してプッシュボタン610に堅固に連結されており、アーム624は、開口部113dに対するプッシュボタン610の回転を低減させ(または、いくつかの場合では、防止する)、したがって、傾斜の付いた表面616および拘束表面612が適正に配向され、スライダー120の底部表面127および上部表面129にそれぞれ接触することを保証する。
図38A~図38Cは、折り畳まれた構成においてフレーム100eをロックするためのラッチ部材642を備えた、フレーム100eの上に据え付けられた別の例示的な保管ラッチ600bを示している。示されているように、保管ラッチ600bは、ラッチ部材642を支持するためのベース640を含むことが可能である。とりわけ、ベース640は、たとえば、締結具開口部641および脚部チューブ112の上の対応する開口部(図示せず)を通して挿入される締結具を介して、脚部チューブ112に堅固に連結され得る。一般的に、ベース640は、スライダー120の下方に配設され得る。たとえば、図38Cは、ベース640が、脚部支持アッセンブリ110eの足部114に近接して配設され得、または、いくつかの場合において、脚部支持アッセンブリ110eの足部114に当接することが可能であるということを示している。
ラッチ部材642は、一般的に、保管ラッチ600bを離脱させるために、たとえば介護者によって容易に曲げられ得る機械的に柔軟なコンポーネントであることが可能である。また、ラッチ部材642は、ラッチ部材642が曲げられるときに内部復元力を発生させ、ラッチ部材642をその曲げられていない形態に向けて回転させることが可能である。ラッチ部材642は、一般的に、脚部チューブ112に位置合わせされ、折り畳まれた構成においてスライダー120の近くに配設され得る。たとえば、図38Bおよび図38Cは、ラッチ部材642が、脚部チューブ112の側部に沿っておよび脚部チューブ112の側部に上向きにベース640から延在することが可能であるということを示している。いくつかの実装形態において、ラッチ部材642は、脚部チューブ112の長手方向軸線111aに対して平行に長手方向に位置合わせされ得る。ラッチ部材642は、脚部チューブ112に沿ってさらに延在することが可能であり、ラッチ部材642の端部643が、折り畳まれた構成においてスライダー120の上方に配設されるようになっている。
ラッチ部材642は、フレーム100eから外向きに突出することが可能であるが、ラッチ部材642は、とりわけ折り畳まれた構成におけるフレーム100eの全体的なサイズをかなり増加させることを回避するように形状決めおよび/または寸法決めされ得る。たとえば、ラッチ部材642の幅は、脚部チューブ112の外部幅以下であることが可能である。別の例において、ラッチ部材642は、ラッチ部材642と脚部チューブ112との間に形成されたギャップがスライダー120のみを収容するのに十分に大きいように、脚部チューブ112からオフセットされ得る。換言すれば、ラッチ部材642と脚部チューブ112との間に形成されたギャップは、フレーム100eの外部部分に沿って配設されているベース121の部分の厚さに等しくなっていることが可能である。
図38Cに示されているように、ラッチ部材642は、フック644を含むことが可能であり、フック644は、スライダー120の上部表面129に物理的に接触する底部表面645を備えてラッチ部材642の端部643の近くに配設されている。いくつかの実装形態において、フック644は、ラッチ部材642が曲げられていないときに、脚部チューブ112に近接して配設され得、または、いくつかの場合において、脚部チューブ112に物理的に接触することが可能である。保管ラッチ600aの拘束表面612と同様に、ラッチ部材642のフック644は、バリアを提供することが可能であり、バリアは、スライダー120が脚部チューブ112に沿って上向きに移動することを防止し、したがって、折り畳まれた構成においてフレーム100eを維持する。
スライダー120との接触に起因してフック644に印加される力が、ラッチ部材642が外向きに曲がることを引き起こさない方向に配向されるように、底部表面645は配向され得る。たとえば、底部表面645は、ラッチ部材642が曲げられるときにその周りに回転する回転軸線と交差する半径方向軸線と位置合わせすることが可能である。換言すれば、底部表面645に印加される接触力は、結果として生じるラッチ部材642に印加されるトルクがラッチ部材642を曲げるのに十分でないように配向されている。たとえば、底部表面645は、水平方向に平坦な表面であることが可能である。したがって、底部表面645を介してフック644に印加される接触力は、垂直方向に配向され得る。ラッチ部材642は、回転軸線の周りに回転することが可能であり、回転軸線は、水平方向に配向されており、ラッチ部材642のベースに配置されており、接触力が、回転軸線と交差する垂直方向軸線に実質的に位置合わせされるかまたは位置合わせされるようになっている。いくつかの実装形態において、拘束表面612に接触する上部表面129の部分も、水平で平坦になっていることが可能である。
フレーム100eを伸長させるために、介護者は、ラッチ部材642の端部642を引っ張り、ラッチ部材642を外向き方向に曲げることが可能である。ラッチ部材642が十分に曲げられているときに、介護者は、次いで、スライダー120を脚部チューブ112に沿ってコーナー部130に向けて上向きに移動させ、フレーム100eを伸長させることが可能である。これは、フック644(および、とりわけ、底部表面645)がもはやスライダー120の上部表面129に物理的に接触しないように、介護者がラッチ部材642を十分に曲げているときに起こることが可能である。スライダー120が脚部チューブ112に沿って上向きに移動するときに、スライダー120の外部側部は、フック644に接触し続け、したがって、介護者の補助なしにラッチ部材642を曲げられた状態に維持することが可能である。スライダー120がフック644を越えて移動すると、ラッチ部材642の中に発生させられる内部復元力が、ラッチ部材642を回転させ、曲げられていない状態に戻すことが可能である。
いくつかの実装形態において、ラッチ部材642(および、とりわけ、フック644)は、フレーム100eを折り畳むときに保管ラッチ600bに自動的に係合するためのリードイン機構として、傾斜の付いた表面646を含むことが可能である。図38Cに示されているように、傾斜の付いた表面646は、底部表面645の反対側に配置されているフック644の上部表面に対応することが可能である。保管ラッチ600aの傾斜の付いた表面616と同様に、傾斜の付いた表面646は、フレーム100eが折り畳まれているときに、スライダー120との接触に基づいて、保管ラッチ600bの作動を促進させるように配向されている。
たとえば、スライダー120が介護者によって脚部チューブ112に沿って下向きに移動されるときに、スライダー120の底部表面127は、傾斜の付いた表面646に物理的に接触することが可能である。傾斜の付いた表面646は、底部表面127によって印加される接触力が、ラッチ部材642を外向き方向に曲げるのに十分に大きなトルクを発生させる極性力成分(polar force component)を有するように配向され得る。スライダー120が下向きに移動するとき、スライダー120の外部表面は、フック644と接触したままであり、したがって、曲げられた状態においてラッチ部材642を維持することが可能である。スライダー120がフック644を越えて移動すると、ラッチ部材642によって発生させられる内部復元力は、ラッチ部材642を回転させて曲げられていない状態に戻すことが可能であり、曲げられていない状態では、フック644は、脚部チューブ112に近接して配設されており、または、いくつかの場合では、脚部チューブ112に接触している。傾斜の付いた表面646は、水平方向平面から90度未満の角度で配向され得る。また、傾斜の付いた表面646は、スライダー120がフック644を越えて移動することができるようにラッチ部材642が十分に曲げられるまで、スライダー120の底部表面127との接触を維持するように寸法決めされ得る。
ベース640およびラッチ部材642は、単一の部品として一体的に形成され得る。たとえば、ベース640およびラッチ部材642は、たとえば、射出成形を使用して、プラスチック材料から形成され得る。
いくつかの実装形態において、ベース640は、脚部支持アッセンブリ110eの足部114とともに一体的に形成されてもよい。たとえば、図36A、図36C、図39A、および図39Bは、ベース640およびラッチ部材642を含む保管ラッチ600cを示している。示されているように、ベース640は、地面の上で脚部支持アッセンブリ100fを支持するための足部として作用することも可能である。たとえば、ベース640は、脚部チューブ112を受け入れるための開口部647と、ベース640を脚部チューブ112に連結するための締結具開口部641とを含むことが可能である。追加的に、ベース640は、ソフトグッズ300をフレーム100eに連結するために、D字形状の開口部117と同様のD字形状の開口部648を含むことが可能である。ラッチ部材642は、繰り返しになるが、脚部チューブ112に沿ってベース640から延在することが可能であり、また、フック644をさらに含むことが可能であり、フック644は、端部643の近くに配設されており、スライダー120が脚部チューブ112に沿って上向きに移動することを防止する。
いくつかの実装形態において、折り畳み可能なプレイヤードフレームは、2次ラッチを含むことが可能であり、2次ラッチは、介護者からのさらなる支援または入力なしに、フレームが折り畳まれ得る範囲を制限する。たとえば、フレームのラッチは、たとえば、子供によって事故的にアンロックされる可能性がある。ASTM F409-19またはASTM F1004-09に記載されている所望のクリアランスの外側に入るフレームの中の開口部に子供が露出されることを低減させる(または、いくつかの場合では、防止する)ために、第2のラッチは、フレームのさまざまな剛性のコンポーネント間の所望のクリアランスが保存される程度までしかフレームが折り畳むことを可能にしないことが可能である。したがって、いくつかの実装形態において、2次ラッチを含むことは、フレームのすべての構成(たとえば、折り畳まれた構成、伸長された構成、折り畳まれた構成と伸長された構成との間の構成)に関する所望のクリアランスを維持しないフレームを許容することが可能である。
一般的に、2次ラッチは、上記に説明されているラッチおよび保管ラッチとは別個になっていることが可能である。フレームは、一般的に、脚部支持アッセンブリのうちの1つ以上、または、X形フレームアッセンブリのうちの1つ以上の上に配設されている、1つ以上の2次ラッチを含むことが可能である。たとえば、少なくとも1対の2次ラッチは、フレームの対向する側部に配設され、フレームのそれぞれの側部が所望のクリアランスを維持することを保証することが可能である。別の例において、フレームは、単一の2次ラッチのみを含むことが可能であり、それは、部分的に折り畳まれた状態においてフレームを維持するのに十分である。2次ラッチは、工具不要の様式で作動され得、介護者が片手を使用して2次ラッチを作動させることができるようになっている。
1つの例において、図40Aは、1つの脚部支持アッセンブリ110eの上に配設されている2次ラッチ650を備えた折り畳み可能なプレイヤード1000aのための例示的なフレーム100gを示している。示されているように、フレーム100gは、フレーム100eと同じ特徴のうちのいくつかを含むことが可能である(たとえば、脚部支持アッセンブリ110eおよびX形フレームアッセンブリ140cなど)。フレーム100gは、六角形の断面形状を有する内部スペース102を画定することが可能である。しかし、フレーム100gのさまざまなコンポーネントは、長方形または正方形の断面形状を有する内部スペース102を有するプレイヤードにも適合され得るということが認識されるべきである。
いくつかの実装形態において、2次ラッチ650、保管ラッチ600b、およびラッチ200aは、同じ脚部支持アッセンブリ110eの上に据え付けられ得る。しかし、他の実装形態において、2次ラッチ650、保管ラッチ600b、およびラッチ200aは、異なる脚部支持アッセンブリ110eの上にそれぞれ据え付けられ得る。より一般的には、2次ラッチ650、保管ラッチ600b、またはラッチ200aのうちの少なくとも1つは、1つの脚部支持アッセンブリ110eの上に据え付けられ得る。
2次ラッチ650は、一般的に、保管ラッチ600bとラッチ200aとの間において、脚部チューブ112に沿った中間場所に配設され、部分的に折り畳まれた状態においてフレーム100gを支持することが可能である。たとえば、2次ラッチ650は、折り畳まれた構成ではスライダー120の上方に位置決めされ、伸長された構成ではスライダー120の下方に位置決めされ得る。いくつかの実装形態において、部分的に折り畳まれた状態は、フレーム100gのさまざまな剛性のコンポーネント間の所望のクリアランスが維持される程度にまで、フレーム100gが折り畳まれていることに対応することが可能である。たとえば、脚部チューブ112およびX形フレームチューブ142aまたは142bを分離するギャップは、部分的に折り畳まれた状態において、1.5インチ以上のままであることが可能である。フレーム100gがさらに折り畳まれるときに、脚部チューブ112とX形フレームチューブ142aまたは142bとの間のギャップは、1.5インチ未満に減少され得る。
いくつかの実装形態において、2次ラッチ650は、保管ラッチ600aと同様のプッシュボタンメカニズムを含むことが可能である。プッシュボタンは、バリアを提供することが可能であり、バリアは、フレーム100gが最初に折り畳まれるときに、スライダー120が脚部チューブ112に沿ってさらに下向きに移動することを防止する。介護者は、プッシュボタンを脚部チューブ112のキャビティーの中へ押し込み、フレーム100gを完全に折り畳むために、スライダー120が脚部チューブ112をさらに下向きに移動させることを可能にすることができる。いくつかの実装形態において、プッシュボタンは、傾斜の付いた表面を含むことが可能であり、傾斜の付いた表面は、プッシュボタンの底部側部に配設され、介護者が2次ラッチ650を別個に作動させる必要なしに、スライダーが脚部チューブ112に沿って上向きに移動することを可能にする。
図40Bは、プッシュボタンメカニズムを備えた例示的な2次ラッチ650aを示している。示されているように、2次ラッチ650aは、脚部チューブ112の開口部113e-1を通して配設されているプッシュボタン652を含むことが可能である。プッシュボタン652は、脚部チューブ112のキャビティー113cの中に配設されているアーム654に連結され得る。アーム654は、プッシュボタン652がキャビティー113cの中へ押し込まれるときに、外向きに面する位置にプッシュボタン652を戻すためのスプリングとして作用することが可能である。アーム654は、ベース656に連結され得、ベース656は、脚部チューブ112の対向する内部側部に物理的に接触し、アーム654が曲げられているときにベース656が静止したままであるようになっている。ベース656は、タブ657をさらに含むことが可能であり、タブ657は、脚部チューブ112の上に形成された開口部113e-2の中へ挿入され、2次ラッチ650aを脚部チューブ112にしっかりと連結する。
また、プッシュボタン652は、アーム654の上方に配設されているアーム653に連結され得、アーム653は、プッシュボタン652がキャビティー113cの中へ押し込まれ得る範囲を制限する機械的なストップを提供する。たとえば、アーム653は、プッシュボタン652が開口部113e-1を通って移動する同じ方向に沿って配向され得、したがって、プッシュボタン652が十分に変位されているときに、脚部チューブ112の内部表面に接触することが可能である。いくつかの実装形態において、アーム653は、プッシュボタン652の外部表面658が開口部113e-1の中に配設され、スライダー120がプッシュボタン652を越えて移動することを可能にするように寸法決めされ得る。
2次ラッチ650aは、1つの例示的な実装形態であるということ、および、より一般的には、2次ラッチは、動作原理を変化させることなく、2次ラッチ650aの全体的なサイズ、アーム654のスプリング定数、製造のために使用される材料の量、および/または、製造のための部品点数を調節するために、異なる幾何学形状、寸法、および/または部品を有することが可能であるということが認識されるべきである。
たとえば、図40Cは、別の例示的な2次ラッチ650bを示しており、そこでは、アーム654は、アーム653の上方に配設されている逆U字形状の幾何学形状を有している。アーム654は、脚部チューブ112の上に据え付けられているときに圧縮され得、したがって、プッシュボタン652の位置とは無関係に、スプリング付勢力を提供する。この例では、アーム653は、プッシュボタン652がキャビティー113cの中へ挿入されるかまたは開口部113e-1から外向きに突出する範囲を制限する機械的なストップとして作用することが可能である。
別の例において、図40Dは、例示的な2次ラッチ650cを示しており、そこでは、プッシュボタン652は、別個の圧縮スプリング660に連結されている。いくつかの実装形態において、スプリング660は、脚部チューブ112の上に据え付けられているときに圧縮され、プッシュボタン652の位置とは無関係に、スプリング付勢力を提供することが可能である。いくつかの実装形態において、スプリング660は、プッシュボタン652が押圧されているときにのみ、スプリング力を発生させることが可能である。図40Dは、スプリング660が、たとえば、締結具またはスナップフィット接続を使用して、脚部チューブ112に直接的に装着され得るということをさらに示している。プッシュボタン652は、プッシュボタン652が開口部113e-1から外向きに突出する範囲を制限する機械的なストップ658をさらに含むことが可能である。
いくつかの実装形態において、折り畳み可能なプレイヤードは、展開されるときに、プレイヤードの機能性を増強するためのさまざまなアクセサリー(本明細書では、「トッパー」とも称される)を支持するためのプラットフォームを提供することが可能である。たとえば、図23Dは、プレイヤード1000cのフレーム100cが1つ以上のトッパーサポート161を含むことが可能であり、1つ以上のトッパーサポート161は、X形フレームアッセンブリ140bのそれぞれのX形フレームチューブの上に配設されているということを示している。トッパーサポート161および脚部支持アッセンブリ110cのコーナー部130の組合せは、プレイヤード1000cが伸長された構成にあるときに、フレーム100cの上部部分108の上に設置されている1つ以上のトッパー160を支持することが可能である。トッパー160は、さまざまなアクセサリーであることが可能であり、それは、おむつ替え用テーブル、バシネット、およびバウンサーを含むが、それに限定されない。
別の例において、図41A~図41Fは、キャノピーカバーアッセンブリ400aを備えた、伸長された構成におけるフレーム100aを示している。キャノピーカバーアッセンブリ400aは、フレーム100aに連結されており、フレーム100aの内部スペース102の上方に部分的に配設されており、内部スペース102をカバーするキャノピーカバー440(たとえば、図41Eを参照)を支持することが可能である。キャノピーカバー440は、たとえば、テキスタイル材料から形成された柔軟なおよび/または可撓性のコンポーネントであることが可能である。たとえば、プレイヤード1000aは、屋外環境において展開され得、したがって、キャノピーカバー440は、プレイヤード1000aの部分的に囲まれたスペース301の中に設置されているときに、子供50のために日陰を提供することが可能である。
図41A~図41Cに示されているように、キャノピーカバーアッセンブリ400aは、フレーム100aのそれぞれの脚部支持アッセンブリ110aに連結する複数のキャノピーサポートアッセンブリ410を含むことが可能である。したがって、キャノピーカバーアッセンブリ400aは、内部スペース102を完全にカバーすることが可能である(すなわち、キャノピーカバーアッセンブリ400aは、フルキャノピーカバーである)。いくつかの実装形態において、キャノピーサポートアッセンブリ410は、他のキャノピーサポートアッセンブリ410と実質的に同一であるかまたは同一であることが可能である。
それぞれのキャノピーサポートアッセンブリ410は、キャノピーカバー440を支持するために内部スペース102の上方に部分的に配設されているキャノピーボウ412と、キャノピーボウ412をフレーム100aに連結するためのキャノピークリップ420aとを含むことが可能である。キャノピーカバーアッセンブリ400aに関して、それぞれのキャノピーサポートアッセンブリ410からのキャノピーボウ412は、図41Aに示されているように、内部スペース102の上方に配設されているハブ450aを介して一緒に連結され得る。いくつかの実装形態において、ハブ450aは、図41Cに示されているように、キャノピーカバーアッセンブリ400aがフレーム100aに装着されているときに、内部スペース102の中心におおよそ位置合わせされるかまたは位置合わせされ得る。図41Bは、キャノピーサポートアッセンブリ410のそれぞれのキャノピーボウ412が、フレームまたは支持構造体を形成することが可能であり、ここで、それぞれのキャノピーボウ412は、キャノピーカバー440がキャノピーサポートアッセンブリ410の上に据え付けられているときに、キャノピーカバー440の所望の形状を画定するように部分的に曲げられているということをさらに示している。
図41Dは、キャノピークリップ420aが、キャノピークリップ420aが脚部支持アッセンブリ110aに連結されているときに、スライダー120およびフレーム100aの上部部分108に近接して、フレーム100aの外部部分(すなわち、フレーム100aの内部スペース102の外側)に沿って配設され得るということを示している。図41Eおよび図41Fは、キャノピークリップ420aが、スナップフィット機構424を備えたベース422を含むことが可能であり、スナップフィット機構424は、キャノピークリップ420aを1つの脚部支持アッセンブリ110aの脚部チューブ112に直接的に連結するためのスナップフィットコネクターを形成しているということを示している。したがって、キャノピーカバーアッセンブリ400aは、いかなる工具も使用することなく、フレーム100aに装着され得る。そのうえ、キャノピーカバーアッセンブリ400aは、フレーム100aにいかなる変更または修正も行うことなく、フレーム100aに連結され得る。このように、キャノピーカバーアッセンブリ400aは、フレーム100aのみとの据え付けのために限定されなくてもよく、その代わりに、キャノピーカバーアッセンブリ400aは、他のプレイヤードのフレーム(たとえば、6つの脚部支持アッセンブリを備えた他のフレーム)の上に装着され得る。別の言い方をすれば、キャノピーカバーアッセンブリ400aは、普遍的に互換性のあるアクセサリーであることが可能であり、介護者は、それを別個に購入し、および/または、彼らのプレイヤードの上に据え付ける。
スナップフィット機構424は、一般的に、脚部チューブ112の断面形状と適合するように形状決めされ、キャノピークリップ420aが脚部チューブ112にしっかりと連結されることを保証することが可能である。たとえば、図42Aは、スナップフィット機構424が、脚部チューブ112の楕円形状の断面にマッチする楕円形状のチャネルを形成することが可能であるということを示している。いくつかの実装形態において、脚部チューブ112の非対称の断面(たとえば、楕円形状の断面)は、キャノピークリップ420aが所望の配向を有する脚部チューブ112にのみ連結することを保証することが可能であり、および/または、脚部チューブ112に連結されているときに、キャノピークリップ420aの望まれない回転を防止する。このように、キャノピーボウ4112は、フレーム100aに対して繰り返しておよび/または信頼性高く位置決めおよび/または配向され得、キャノピーカバー440が、キャノピーサポートアッセンブリ410の上に設置されているときに、所望のカバー率および/または美的外観を提供するようになっている。しかし、他の実装形態において、スナップフィット機構424の形状は、さまざまなプレイヤード製品において最も一般に使用される脚部チューブ(たとえば、円形形状の脚部チューブ)の形状にマッチするように調整され得るということが認識されるべきである。スナップフィット機構424は、リードイン機構425をさらに含み、キャノピークリップ420aを脚部チューブ112に位置合わせし、および/または、スナップフィット機構424を外向きに偏向させ、脚部チューブ112との係合を促進させることが可能である。
いくつかの実装形態において、したがって、介護者は、図42Aに示されている矢印に沿ってキャノピークリップ420aを位置合わせして押圧し、スナップフィット機構424を脚部チューブ112に係合させることが可能である。いくつかの実装形態において、介護者は、その代わりに、スナップフィット機構424のうちの一方を(たとえば、対応するリードイン機構425を介して)脚部チューブ112の上に引っ掛け、次いで、図42Bに示されているように、他のスナップフィット機構424が(たとえば、対応するリードイン機構425を介して)脚部チューブ112に係合するように、キャノピークリップ420aの対向する側部を回転させることが可能である。従来のキャノピーカバーアッセンブリと比較して、キャノピーカバーアッセンブリ400aは、ソフトグッズによってカバーされているフレームの一部分の代わりに、キャノピークリップ420aを脚部チューブ112に直接的に連結することによって、フレーム100aによりしっかりと信頼性高く連結され得る。したがって、キャノピーカバーアッセンブリ400aは、部分的に囲まれたスペース301の中へ設置されているときに、たとえば、風または子供50によって事故的に除去されにくくなっていることが可能である。
図41Eおよび図41Fは、キャノピークリップ420aがキャノピーボウ開口部426(たとえば、本明細書では「キャノピーボウソケット426」とも称される)を含むことが可能であり、キャノピーボウ開口部426は、キャノピーボウ412の第1の端部413aを受け入れるためにベース422の上に部分的に形成されているということをさらに示している。キャノピーボウ412の第1の端部413aがキャノピーボウ開口部426の中へ挿入されると、締結具が、ベース422の側部に配設されている開口部432を通して挿入され、キャノピーボウ412をキャノピークリップ420aにしっかりと連結することが可能である。いくつかの実装形態において、キャノピークリップ420aは、代替的に、スナップフィット接続を介してキャノピーボウ412をキャノピークリップ420aに連結するための一体型スナップフィンガーを利用することが可能である。
いくつかの実装形態において、キャノピーボウ412の一部分は、キャノピークリップ420aに連結されているときに、フレーム102の内部スペース102の外側に配設され得、フレーム100aの上部部分108に近接して位置決めされ得る。たとえば、図41Dは、キャノピーボウ412の一部分が、脚部チューブ112と実質的に平行のアライメントまたは平行のアライメントになっており、コーナー部130の隣に位置決めされ得るということを示している。フレーム100aの上部部分108とオーバーラップするようにキャノピーボウ412を位置決めすることによって、キャノピーボウ412は、キャノピーカバーアッセンブリを備えた従来のプレイヤードと比較して、子供50によってプレイヤード1000aの部分的に囲まれたスペース301の中へ引っ張られにくくなっている。たとえば、キャノピーボウ412を掴むために、子供50はフレーム100aのコーナー部130の上に自分の腕を延ばさなければならないので、キャノピーボウ412は、到達することがより困難になっていることが可能である。追加的に、子供50が何とかしてキャノピーボウ412の上に掴まったとしても、キャノピーボウ412がフレーム100aの上部部分108にオーバーラップしていること、および、キャノピークリップ420aがフレーム100aの外部部分に位置決めされていることに起因して、子供50は、キャノピーカバーアッセンブリ400aをプレイヤード1000aの中へ引っ張り込むためのより弱いてこの力を有する。
キャノピークリップ420aは、アライメントリブ430をさらに含むことが可能であり、アライメントリブ430は、ベース422からフレーム100aに向けて外向きに突出している。アライメントリブ430は、キャノピークリップ420aを脚部支持アッセンブリ110aの上に位置決めするためのアライメント機構として部分的に使用され得る。たとえば、図41D~図41Fは、アライメントリブ430が、スライダー120の上部表面とコーナー部130の底部表面との間に配設され得、キャノピークリップ420aが脚部チューブ112に連結されているときに、スナップフィット機構424が、スライダー120の直ぐ下方に配設されるようになっているということを示している。いくつかの実装形態において、アライメントリブ430は、キャノピークリップ420aが脚部チューブ112に沿って下向きにスライドすることを防止することも可能である。たとえば、図41Eは、キャノピークリップ420aが脚部チューブ112に沿って下に移動する場合に、アライメントリブ430がスライダー120の上部表面に接触することが可能であるということを示している。
いくつかの実装形態において、キャノピーカバー440は、キャノピーサポートアッセンブリ410の上方におよび上に直接的に敷設され得る。キャノピーカバー440は、キャノピーサポートアッセンブリ410のキャノピーボウ412に沿ってキャノピーカバー440をピンと張った状態に引っ張るおよび/または保持するための1つ以上のテザー442を含むことが可能である。たとえば、図41Eは、それぞれのテザー442が、キャノピークリップ420aのベース422の底部に配設されているフック428の周りにループ状になっていることが可能であるということを示している。
キャノピーボウ412、キャノピークリップ420a、および/またはハブ450aは、さまざまな材料(プラスチックおよびファイバーグラスを含むが、それに限定されない)から形成され得る。いくつかの実装形態において、キャノピーボウ412は、キャノピーボウ412をハブ450aおよび/またはキャノピークリップ420aに連結するために所望の形状へと曲げられ得る単一の機械的に柔軟なコンポーネントとして形成され得る。いくつかの実装形態において、キャノピーボウ412は、1つ以上のショックコードまたはバンジーコードを介して一緒に連結されているコンポーネント(たとえば、チューブ)のアッセンブリであることが可能である。チューブは、互いにフィットさせられ、単一の連続的なロッドとして機械的に機能するチューブのアッセンブリを形成することが可能である。たとえば、図41Eは、キャノピーボウ412が弾性的なコード414を含むことが可能であり、弾性的なコード414は、キャノピーボウ412を通過し、キャノピーボウ412のさまざまなセクションを一緒に保持するということを示している。示されているように、弾性的なコード414は、結び目によって終端され得、結び目は、キャノピークリップ420aのベース422の上の開口部434を通して介護者によってアクセスされ得る。
上記に説明されているように、キャノピーカバーアッセンブリ400aは、ハブ450aを含むことが可能であり、ハブ450aは、それぞれのキャノピーボウ412の第2の端部413bを一緒に連結し、フレーム100aの内部スペース102をカバーする構造体を形成する。いくつかの実装形態において、キャノピーボウ412は、消費者による購入の前に(たとえば、キャノピーカバーアッセンブリ400aは、工場において組み立てられ得る)、または、キャノピーカバーアッセンブリ400aをプレイヤード1000aの上に初めて据え付けるときに介護者によって、ハブ450aに連結され得る。換言すれば、キャノピーボウ412は、キャノピーカバーアッセンブリ400aのその後の据え付けのために、ハブ450aに連結されたままになっていることが可能であり、介護者が、セットアップのためにそれぞれのキャノピークリップ420aを対応する脚部チューブ112に連結することのみを必要とするようになっている。
いくつかの実装形態において、キャノピーボウ412は、ハブ450aに堅固に連結され得る(すなわち、キャノピーボウ412の第2の端部413bは、ハブ450aに対して並進および/または回転することができない)。したがって、キャノピーサポートアッセンブリ410のキャノピーボウ412は、フレーム100aへのそれぞれのキャノピークリップ420aの取り付けを促進させるように曲げられ得る。いくつかの実装形態において、キャノピーボウ412の第2の端部413bは、ハブ450aに回転可能に連結され得、キャノピーサポートアッセンブリ410が、ハブ450aに連結されたままの状態で保管のためによりコンパクトな構造体へと折り畳まれ得るようになっている。たとえば、図43Aおよび図43Bは、ハブ450aが、それぞれのキャノピーボウ412の第2の端部413bを受け入れるための複数の開口部452を備えたベース451を含むことが可能であるということを示している。開口部452は、伸長された構成におけるフレーム100aの脚部支持アッセンブリ110aの相対的な場所にしたがって部分的に位置合わせされ得る。たとえば、ハブ450aは、6つの開口部452を有することが可能であり、6つの開口部452は、ベース451の周辺の周りに均一に配設され、6つの脚部支持アッセンブリ110aと位置合わせしており、6つの脚部支持アッセンブリ110aは、六角形形状の内部スペース102を形成するように配置され得る。
キャノピーボウ412の第2の端部413bが開口部452の中へ挿入されると、第2の端部413bに連結されているピン454が、たとえば、スナップフィットコネクターを介して、ベース451の中に形成された対応するスロット453の中に保持され得る。これは、図43Bに示されているように、回転軸線460の周りでのスロット453の中のピン454の回転を介して、キャノピーボウ412の第2の端部413bがベース451に対して回転することを可能にする。いくつかの実装形態において、ピン454は、キャノピーボウ412の中へ一体的に形成され得る。いくつかの実装形態において、ピン454は、第2の端部413bの近くにおいてキャノピーボウ412の側部に沿った開口部を通して挿入される別個のコンポーネントであることが可能である。
ベース451は、ハブ450aに対するキャノピーボウ412の回転運動の範囲を制約するためのリップ457をさらに含むことが可能である。たとえば、図43Bは、リップ457がベース451の底部側部に沿って配設され得、それは、キャノピーボウ412の第1の端部413aに取り付けられているキャノピークリップ420aがハブ450aの下方に位置決めされているときに、キャノピーボウ412が曲がることを引き起こすということを示している。しかし、キャノピーサポートアッセンブリ410は、それぞれのキャノピーボウ412の第2の端部413bがベース451の上部側部から開口部452を通して挿入される(すなわち、キャノピークリップ420aがハブ450aの上方に位置決めされている)ように回転することを許容され得る。このように、キャノピーカバーアッセンブリ400aは、プレイヤード1000aと別個にまたは一緒に保管および/または輸送するために折り畳まれ得る。
図44Aおよび図44Bは、フレーム100aおよびソフトグッズ300を備えたプレイヤード1000aと、キャノピーカバー440がプレイヤード1000aの上に据え付けられた状態の別の例示的なキャノピーカバーアッセンブリ400bとを示している。この例では、キャノピーカバーアッセンブリ400bは、内部スペース102の半分をカバーすることが可能である(すなわち、キャノピーカバーアッセンブリ400bは、ハーフキャノピーカバーである)。
図45A~図45Eは、繰り返しになるが、キャノピーカバーアッセンブリ400bが複数のキャノピーサポートアッセンブリ410を含むことが可能であり、複数のキャノピーサポートアッセンブリ410は、フレーム100aに連結されており、キャノピーサポートアッセンブリ410に装着されているときに、キャノピーカバー440の所望の形状を画定する支持構造体を提供するということを示している。しかし、キャノピーカバーアッセンブリ400aと比較して、キャノピーカバーアッセンブリ400bのキャノピーサポートアッセンブリ410は、キャノピーボウ412を含むことが可能であり、キャノピーボウ412は、中央ハブの代わりに、フレーム100aの異なる脚部支持アッセンブリ110aに装着された2つのキャノピークリップ420bに直接的に連結されている。たとえば、図45Aおよび図45Cは、キャノピーカバーアッセンブリ400bが2つのキャノピーサポートアッセンブリ410を含むことが可能であり、それぞれのキャノピーサポートアッセンブリ410のキャノピーボウ412は、2つの隣接していない脚部支持アッセンブリ110aに連結されているということを示している。キャノピーボウ412は、図45Cに示されているように、互いにオーバーラップしおよび/または交差することが可能である。
この例では、キャノピーボウ412は、コネクター415を介して一緒に連結されている複数のボウセクション416を含むことが可能である。コネクター415は、2つのボウセクション416のそれぞれの端部を受け入れるチューブ状の形状のコンポーネントであることが可能である。いくつかの実装形態において、それぞれのボウセクション416は、コネクター415の上の対応する開口部を通して挿入される締結具および/または一体型スナップフィンガーを介して、コネクター415に連結され得る。
キャノピークリップ420bは、上記に説明されているキャノピークリップ420aと同じ機構のいくつかを組み込むことが可能である。たとえば、図45Dおよび図45Eは、キャノピークリップ420bが、スナップフィット機構424を備えたベース422と、キャノピーボウ412の一方の端部を受け入れるためのキャノピーボウ開口部426と、キャノピーボウ412をキャノピークリップ420bにしっかりと連結するための装着孔部432と、キャノピーボウ412の中の弾性的なコードにアクセスするための開口部434と、キャノピーカバー440のテザー442をキャノピークリップ420に固定するためのフック428とを含むことが可能であるということを示している。キャノピークリップ420aと比較して、キャノピークリップ420bのキャノピーボウ開口部426は傾けられ得、キャノピークリップ420bに連結されているキャノピーボウ412の部分が、脚部支持アッセンブリ110aの脚部チューブ112に対して所定の角度で配向されるようになっており、図45Cに示されているように、キャノピーボウ412が内部スペース102の中央部分の上方を延在することを保証する。
図46A~図46Cは、キャノピーカバー440がプレイヤード1000aのフレーム100aに連結されていない状態の別の例示的なキャノピーカバーアッセンブリ400cを示している。また、キャノピーカバーアッセンブリ400cは、キャノピーカバーアッセンブリ400bと同様に、内部スペース102の半分をカバーすることが可能である。しかし、キャノピーカバーアッセンブリ400cのキャノピーサポートアッセンブリ410は、キャノピーカバーアッセンブリ400aにおけるハブ450bによって一緒に接合され得る。示されているように、キャノピーサポートアッセンブリ410は、上記に説明されているキャノピーボウ412およびキャノピークリップ420aを含むことが可能である。この例では、キャノピーサポートアッセンブリ410は、図46Cに示されているように、内部スペース102の半分をカバーするために、十分な脚部支持アッセンブリ110aに連結することが可能である。
図47Aおよび図47Bは、繰り返しになるが、ハブ450bが、それぞれのキャノピーボウ412の第2の端部413bを受け入れるための開口部452を備えたベース451を含むことが可能であるということを示している。示されているように、開口部452は、ソケットとして形成され得、ソケットは、第2の端部413bをハブ450aに堅固に連結し、それぞれのキャノピーボウ412の第2の端部413bが、並進方向におよび回転方向にハブ450bに制約されるようになっている。いくつかの実装形態において、第2の端部413bは、締結具および/またはスナップフィット接続を介して、ハブ450bに連結され得る。
図48Aおよび図48Bは、キャノピーカバーアッセンブリ400cのための別のハブ450cを示しており、それは、キャノピーボウ412の第2の端部413bがベース451に対して回転可能になることを可能にし、キャノピーカバーアッセンブリ400cが折り畳まれ得るようになっている。ハブ450cは、上記に説明されているハブ450aと同じ機構のうちのいくつかを組み込むことが可能である。たとえば、ベース451は、キャノピーボウ412の第2の端部413bに装着されたピン454を受け入れるためのスロット453を含むことが可能である。スロット453およびピン454は、キャノピーボウ412が軸線460の周りに回転することを可能にすることができる。ベース451は、リップ457をさらに含むことが可能であり、リップ457は、ベース451の底部側部に配設されており、キャノピーボウ412の回転運動を制限する。
図49Aおよび図49Bは、キャノピーカバーアッセンブリ400cのためのさらに別のハブ450dを示している。示されているように、ハブ450dは、ベース451の湾曲した側部に沿って延在する開口部456を備えたベース451を含むことが可能である。開口部456は、図49Aに示されているように、複数のキャノピーボウ412の第2の端部413bを受け入れるように形状決めされ得る。ベース451は、ベース451の上部側部および底部側部に孔部455をさらに含み、それぞれのキャノピーボウ412の第2の端部413bをベース451に連結することが可能である。いくつかの実装形態において、ピン(図示せず)は、開口部455およびキャノピーボウ412の上の対応する開口部(図示せず)を通して挿入され得、それぞれのキャノピーボウ412の第2の端部413bが、図49Aに示されているように、軸線461の周りに回転することができるようになっている。そして、これは、キャノピーボウ412のそれぞれを対応する軸線461の周りにハブ451の一方の側部へ回転させることによって、キャノピーカバーアッセンブリ400cが折り畳まれることを可能にすることができ、キャノピーボウ412が互いにおおよそ平行になるかまたは平行になるようになっている。いくつかの実装形態において、締結具が、その代わりに、開口部455を通して挿入され、それぞれのキャノピーボウ412をハブ450dに堅固に連結することが可能である(すなわち、キャノピーボウ412の第2の端部413bは、ベース451に対して回転しない)。
折り畳み可能なプレイヤードは、また、バシネットアクセサリーを含み、生後数カ月の子供(たとえば、乳児、15ポンド未満の体重の子供)を支持するための高くされた表面を提供することが可能である。子供が大きくなってバシネットアクセサリーを卒業すると、バシネットアクセサリーは除去され得、折り畳み可能なプレイヤードの内部スペースが、上記に説明されているように、子供を収容するために使用され得る。このように、折り畳み可能なプレイヤードは、介護者によって再構成され、子供の身体的発達に適応することが可能であり、したがって、プレイヤードの寿命時間を延長することが可能である。バシネットアクセサリーがプレイヤードの上に据え付けられているときに、プレイヤードは、「バシネットモード」にあるものとして考えられ得る。バシネットアクセサリーがプレイヤードから除去されているときに、プレイヤードは、「プレイヤードモード」にあるものとして考えられ得る。
図50Aおよび図50Bは、展開されかつ伸長された構成における例示的なバシネットアクセサリー500aを備えたプレイヤード1000bを示している。示されているように、バシネットアクセサリー500aは、ソフトグッズ300によって画定される部分的に囲まれたスペース301の上部部分の中に配設され得る。バシネットアクセサリー500aは、別個の比較的に小さい部分的に囲まれたスペース501を画定することが可能であり、部分的に囲まれたスペース501は、部分的に囲まれたスペース301の中に配設されており、伸長された構成において子供を収容する。バシネットアクセサリー500aは、一般的に、部分的に囲まれたスペース501を物理的に画定する支持構造体520を含むことが可能である。また、支持構造体520は、フレーム100bおよびソフトグッズ300とともにバシネットアクセサリー500aを折り畳むことおよび伸長させることを促進させることが可能であり、したがって、プレイヤード1000bのセットアップおよび撤収を簡単化することが可能である(すなわち、介護者は、プレイヤードを折り畳むためにバシネットの支持構造体を除去すること、または、プレイヤードが展開されるたびに支持構造体を据え付けることを要求されない)。
支持構造体520は、部分的に囲まれたスペース501の少なくとも一部分を物理的に取り囲む側部表面524および底部表面526を備えたバシネットソフトグッズ522を含むことが可能である。支持構造体520は、ハブ550および複数の支持チューブ540をさらに含むことが可能であり、それらは、折り畳み可能な構造体を一緒に形成する。ハブ550は、(たとえば、射出成形を介して)プラスチック材料から形成され得る。支持チューブ540は、さまざまな剛体材料(アルミニウムおよびスチールを含むが、それに限定されない)から形成され得る。伸長された構成において、ハブ550および支持チューブ540は、マットレス510を支持するための剛性のプラットフォームを提供する(たとえば、図52を参照)。そして、マットレス510は、子供を支持するために地面表面90の上方に配置されているクッション付きの表面511を提供することが可能である。
また、本明細書で開示されているバシネットアクセサリーは、異なるプレイヤード(たとえば、図50Aおよび図50Bに示されているものとは異なるフレーム形状を有するプレイヤード)の上に据え付けられ得るということが認識されるべきである。たとえば、図23Aを再び参照すると、バシネットアクセサリー500aは、また、プレイヤード1000bと同じ様式で、折り畳み可能なプレイヤード1000cの上に据え付けられ得る。
バシネットアクセサリー500aは、部分的に囲まれたスペース501が、ソフトグッズ300の部分的に囲まれたスペース301の境界線まで(および、いくつかの場合において、ソフトグッズ300が内部スペース102の境界線に沿って配設されているときには、フレーム100bの内部スペース102の境界線まで)横方向に延在するように寸法決めおよび/または形状決めされ得る。たとえば、図50Aおよび図50Bは、バシネットソフトグッズ522が、ソフトグッズ300の側部部分306まで延在することが可能であるということを示している。しかし、他の実装形態において、バシネットアクセサリー500aは、ソフトグッズ300の側部部分306とバシネットソフトグッズ522との間にギャップが形成されるように形状決めおよび/または寸法決めされ得るということが認識されるべきである。たとえば、図23Aを再び参照すると、この図は、脚部支持アッセンブリ110cの湾曲した形状に起因して、側部部分306とバシネットソフトグッズ522との間にギャップが形成されているということを示している。
いくつかの実装形態において、バシネットアクセサリー500aは、部分的に囲まれたスペース301(および、いくつかの実装形態において、内部スペース102)の断面形状と適合する断面形状を有する部分的に囲まれたスペース501を画定することが可能である。たとえば、図50Aおよび図50Bは、部分的に囲まれたスペース501が、ソフトグッズ300の側部部分306まで延在する長方形断面形状を有することが可能であるということを示している。いくつかの実装形態において、部分的に囲まれたスペース501の横方向の寸法は、一定のまま(または、バシネットソフトグッズ522がソフトグッズ300によって変形させられ得るので、実質的に一定のまま)であることが可能であり、部分的に囲まれたスペース501の3次元の体積が、直角柱として形状決めされるようになっている。
また、図50Aおよび図50Bは、バシネットソフトグッズ522が、バシネットソフトグッズ522が上部部分302の下方に吊り下がるように、ソフトグッズ300の上部部分302に連結され得るということを示している。結果として、バシネットアクセサリー500aは、プレイヤード1000bの上部側部の下方に位置決めされ得る。簡単にするために、部分的に囲まれたスペース501は、バシネットソフトグッズ522の底部表面526とプレイヤード1000bの上部側部(たとえば、上部水平方向平面92)との間のスペースを含むことが可能である。バシネットアクセサリー500aの存在は、部分的に囲まれたスペース301をさらに分割することが可能であり、部分的に囲まれたスペース300の底部部分301aがバシネットアクセサリー500aの下方に形成されるようになっている。
バシネットアクセサリー500aは、アクセス可能性を改善するために、比較的に浅い部分的に囲まれたスペース501を提供することが可能である。これは、バシネットアクセサリー500aが介護者によって経験される身体的負担を低減させることを可能にすることができる。その理由は、ソフトグッズ300の部分的に囲まれたスペース301の中へ子供を直接的に置くときに(または、部分的に囲まれたスペース301から子供を取り出すときに)、介護者がそれほど前かがみになることとならないからである。追加的に、浅いバシネットアクセサリー500aは、とりわけ、介護者が高くされた位置からプレイヤード1000bを見ているときに(たとえば、プレイヤード1000bの上部を見ているときに)、子供のより大きな可視性を提供することも可能である。
バシネットアクセサリー500aは、図41Bに示されているように、伸長された構成において、バシネットソフトグッズ522のそれぞれの底部コーナー部分537からプレイヤード1000bの上部水平方向平面92までの距離として定義される高さht,1によって特徴付けられ得る。また、高さht,1は、部分的に囲まれたスペース501の高さに対応している。いくつかの実装形態において、高さht,1は、7.5インチから約12インチの間の範囲にあることが可能である。いくつかの実装形態において、バシネットアクセサリー500aは、また、マットレス510の上部表面511からプレイヤード1000bの上部水平方向平面92までの距離として定義される高さhによって特徴付けられ得る。マットレス510が圧縮されていないときに(たとえば、子供がマットレス510の上で休んでいないとき)、高さhは、7.5インチから約10インチの間の範囲にあることが可能である。また、底部部分301aは、地面表面90から底部表面526までの距離として定義される高さhによって特徴付けられ得る。いくつかの実装形態において、高さhは、約18インチ以上であることが可能である。
「約」という用語は、高さ寸法ht,1、h、およびhを説明するために使用されるときに、ソフトグッズ300および/またはバシネットソフトグッズ522の変形に起因する製造公差および/または変動をカバーすることを意図している。たとえば、「約12インチ」は、11.75インチから12.25インチの間の、または、11.5インチから12.5インチの間の範囲にある高さに対応することが可能である。別の例において、「約10インチ」は、9.75インチから10.25インチの間の、または、9.5インチから10.5インチの間の範囲にある高さに対応することが可能である。別の例において、「約18インチ」は、17.75インチから18.25インチの間の、または、17.5インチから18.5インチの間の範囲にある高さに対応することが可能である。
いくつかの実装形態において、バシネットアクセサリー500aの高さht,1、および/または、底部部分301aの高さhは、折り畳まれた構成と伸長された構成との間で実質的に変化しないままであることが可能である。たとえば、支持チューブ540およびハブ550は、バシネットアクセサリー500aをプレイヤード1000bとともに折り畳むときに、バシネットアクセサリー500aが横方向に沿って崩壊することを引き起こすのみであることが可能である(すなわち、高さht,1が実質的に変化しないままの状態で、部分的に囲まれたスペース501の横方向の寸法が減少する)。そのうえ、脚部支持アッセンブリ110aは、上記に説明されているように、折り畳まれた構成と伸長された構成との間で直立したままであることが可能であり、したがって、高さhも実質的に変化しないままであることが可能である。
別の例において、フレーム100bは、伸長されているときに、外向きにラッパ状に広がり、たとえば、プレイヤード1000bの機械的な安定性を改善することが可能である。代替的に、図50Cの側面図に示されているように、湾曲した脚部を備えたプレイヤードフレーム100cは、図23Eに示されているものと同様に、バシネットアクセサリーを装備していることが可能である。図50Cでは、伸長された構成において側部から見たときのハブ550および支持チューブ540の相対的な位置を明らかにするために、バシネットソフトグッズは示されていない。バシネットソフトグッズは、図50Cに明示的に示されていないが、それにもかかわらず、図は、バシネットソフトグッズのそれぞれの底部コーナー部537が支持チューブ540のそれぞれの遠位端部に配置されることとなるということを示す。図50Cは、フレーム100cの全体的な高さH、ならびに、上記に議論されているようなそれぞれの高さht,1およびhも示している。
追加的に、プレイヤード1000bを折り畳むときに、バシネットアクセサリー500a(および、とりわけ、バシネットソフトグッズ522)は、折り畳まれおよび/またはしわくちゃになり得るということが認識されるべきである。これらの要因は、折り畳まれた構成と伸長された構成との間でのバシネットアクセサリー500aの高さht,1および/または底部部分301aの高さhの小さな変化に寄与する可能性がある。たとえば、伸長された構成における高さht,1は、折り畳まれた構成における高さht,2に変化することが可能である(たとえば、図61を参照)。しかし、高さht,1およびhの変動は、支持チューブ540およびハブ550がプレイヤード1000bの内部スペース102の近くにまたはその中に配設されたままであるように、十分に小さくなっていることが可能である。別の言い方をすれば、下記に説明されているように、たとえば、支持チューブ540の長さと高さht,1およびhとの間の寸法関係は、高さht,1およびhの変動に起因して実質的に影響を受けないままであることが可能である。いくつかの実装形態において、高さht,1およびhは、1インチ以下だけ増加または減少する可能性がある。
いくつかの実装形態において、バシネットアクセサリー500aは、さまざまな消費者安全標準(たとえば、ASTM F2194)を満たすことが可能である。したがって、プレイヤード1000bおよびバシネットアクセサリー500aの組合せは、上記に説明されているようなASTM F406およびASTM F2194を一緒に満たすことが可能である。たとえば、バシネットアクセサリー500a(ならびに、とりわけ、ハブ550および支持チューブ540)は、マットレス510がその上に載るために十分に平坦なプラットフォームを提供することが可能であり、マットレス510の近隣のセグメント512の間の角度が7度未満になるようになっている。追加的に、バシネットアクセサリー500aは、0.210インチから0.375インチの間の範囲にある直径を有する開口部を有さず、指が捕らえられることを防止することが可能である。バシネットアクセサリー500aは、ハサミ運動または剪断運動を受けるコンポーネントをさらに有さないことが可能である。バシネットアクセサリー500a(ひいては、プレイヤード1000b)は、少なくとも60秒にわたって、54ポンドまたは製造業者の推奨重量の3倍(いずれか大きい方)の静荷重を支持することが可能である。バシネットアクセサリー500aは、マットレス510の縁部とバシネットソフトグッズ522の側部表面524との間の任意のギャップが0.5インチ未満となるように寸法決めおよび/または形状決めされ得る。追加的に、マットレス510の上部表面511からプレイヤード1000bの上部側部92への高さhは、7.5インチ以上であることが可能である。
図51Aおよび図51Bは、折り畳み可能なプレイヤード1000bのバシネットモードおよびプレイヤードモードの両方において使用するために、マットレス510がバシネットアクセサリー500aおよび/またはプレイヤード1000bから除去され得るということを示している。具体的には、図51Aは、バシネットモードにおけるプレイヤード1000bを示しており(すなわち、バシネットアクセサリー500aは、プレイヤード1000bの上に据え付けられている)、マットレス510が、ハブ550および支持チューブ540の上に配設されている。図51Bは、プレイヤードモードにおけるプレイヤード1000bを示しており(すなわち、バシネットアクセサリー500aがプレイヤード1000bから除去されている)、マットレス510が、ソフトグッズ300のフロア部分304の上に配設されている(たとえば、マットレス510は、地面の上に載っている)。マットレス510は、折り畳み可能なコンポーネントであることが可能であり、それは、伸長されているときには、子供が遊ぶおよび/または眠るための平坦なクッション付きの表面511を提供し、折り畳まれているときには、プレイヤード1000bの他のコンポーネントとともに保管するためにコンパクトな構造体を提供する。
いくつかの実装形態において、マットレス510は、複数のパネル512を備えたセグメント化されたマットレスであることが可能であり、複数のパネル512は、隣接するパネル512の間に形成された対応する折り目に沿って、互いに対して折り畳まれる。たとえば、図51Aおよび図51Bは、マットレス510が4つのパネル512を含むことが可能であり、1つのパネル512が実証のために折り畳まれた状態になっているということを示している。子供を支持するための平坦なクッション付きの表面511を提供することに加えて、マットレス510は、プレイヤード1000bが保管のために折り畳まれるときに、フレーム100b、ソフトグッズ300、および支持構造体520に巻き付けられることも可能である(たとえば、図54Aを参照)。いくつかの実装形態において、マットレス510は、1つ以上のストラップ514を含むことが可能であり、1つ以上のストラップ514は、クッション付きの表面511の反対側の底部側部に配設されており、マットレス510の対向するパネル512を一緒にしっかりと連結し、フレーム100bを拘束し、したがって、折り畳まれた構成においてプレイヤード1000bを維持する。マットレス510は、介護者がバシネットアクセサリー500aとともにプレイヤード1000bを運ぶためのハンドル516をさらに含むことが可能である。
図52は、マットレス510が除去された状態のバシネットアクセサリー500aを示しており、したがって、ハブ550、支持チューブ540、および、バシネットソフトグッズ522の残りの部分を露出させている。バシネットソフトグッズ522の側部表面524および底部表面526は、柔軟な材料(ファブリック、メッシュ、およびプラスチックを含むが、それに限定されない)から形成され得る。いくつかの実装形態において、側部表面524の少なくとも一部分は、透明および/またはシースルーになっていることが可能である。そのうえ、バシネットソフトグッズ522の透明なおよび/またはシースルーの部分は、ソフトグッズ300の透明なおよび/またはシースルーの部分とオーバーラップし、部分的に囲まれたスペース501の中の自分の子供を監視するための1つ以上のウィンドウを介護者に効果的に提供することが可能である。
いくつかの実装形態において、側部表面524の上部部分は、バシネットアクセサリー500aをソフトグッズ300に取り付けるためにファブリック材料から形成され得、一方では、側部表面524の底部部分は、透明なおよび/またはシースルーの材料から形成され得る。バシネットアクセサリー500aに関して、バシネットソフトグッズ522の底部表面526は、ユーザーがプレイヤード1000bの底部部分301aを通しておよびその中へ手を挿入するのに十分に大きな開口部を含まなくてもよい。別の言い方をすれば、バシネットアクセサリー500aにおけるバシネットソフトグッズ522は、ユーザーがプレイヤード1000bの底部部分301aにアクセスすることを防止することが可能である。しかし、他の実装形態において、底部表面526は、バシネットアクセサリーおよびプレイヤードを一緒に折り畳むことを促進させるために、部分的に開口部を含むことが可能である(たとえば、バシネットアクセサリー500bを参照)ということが認識されるべきである。
バシネットアクセサリー500aは、一般的に、連結メカニズムを介してソフトグッズ300に(または、フレーム100bに直接的に)連結され得、連結メカニズムは、たとえば、子供が大きくなってバシネットアクセサリー500aを卒業するときに、バシネットアクセサリー500aがプレイヤード1000bから容易に除去可能になることを可能にする。バシネットアクセサリー500aは、一般的に、いくつかの方式で(ジッパーメカニズムおよびストラップを含むが、それに限定されない)ソフトグッズ300および/またはフレーム100bに連結され得る(たとえば、バシネットアクセサリー500aに接続されている1つのストラップは、コーナー部130をカバーするソフトグッズ300の一部分の上に延在することが可能であり、バックルを介してフレーム100bに連結されている対応するストラップの上にクリップすることが可能である)。
たとえば、図53Aは、バシネットアクセサリー500aがジッパーメカニズム527を介してソフトグッズ300に連結され得るということを示している。示されているように、側部表面524の上部縁部は、1セットのジッパー歯529と、ソフトグッズ300の上部部分302の内部底部縁部に配設されている別のセットのジッパー歯340に連結するジッパーハンドル528とを支持することが可能である。したがって、バシネットアクセサリー500aは、バシネットソフトグッズ522を介して、ソフトグッズ300の上部部分302の内部側部から吊り下がることが可能である。別の言い方をすれば、ジッパーメカニズム527は、バシネットソフトグッズ522および上部部分302の内部側部に沿って、部分的に囲まれたスペース501の中に配設され得、ジッパーメカニズム527がプレイヤード1000bの外部から観察可能でないようになっている。
図52は、バシネットソフトグッズ522が、バシネットアクセサリー500aの高さht,1よりも小さい高さhsgを有することが可能であるということを示している。しかし、他の実装形態において、バシネットソフトグッズ522は、ソフトグッズ300の上部部分302の上に延在することが可能であり、プレイヤード1000bの外部に沿ってソフトグッズ300および/またはフレーム100bに連結することが可能であるということが認識されるべきである。これらの実装形態に関して、高さhsgは、バシネットアクセサリー500aの高さht,1におおよそ等しくなっているかまたは等しくなっていることが可能である。
介護者は、ジッパーハンドル528を介してジッパー歯340および529を位置合わせして取り付け、バシネットアクセサリー500aをプレイヤード1000bの上に据え付けることが可能である。追加的に、介護者は、ジッパー歯340および529を離脱させるためにジッパーハンドル528を引っ張ることによって、バシネットアクセサリー500aをプレイヤード1000bから容易に除去することが可能である。バシネットアクセサリー500aがプレイヤード1000bから除去されると、バシネットアクセサリー500aは、図53Bに示されているように折り畳まれ、別個に収納され得る。
ジッパーメカニズム527は、一般的に、側部表面524の少なくとも一部分に広がっており、バシネットアクセサリー500aをソフトグッズ300にしっかりと連結することが可能である。いくつかの実装形態において、バシネットアクセサリー500aおよびソフトグッズ300は、複数のジッパーメカニズム527を含むことが可能であり、複数のジッパーメカニズム527は、側部表面524の異なる部分にそれぞれ広がっており、集合的に、複数のジッパーメカニズム527が、側部表面524の上部縁部の全体に広がるようになっている。ジッパーメカニズム527は、一般的に、側部表面524と上部部分302との間に形成される望まれない開口部を低減させるか、または、いくつかの場合において、それを排除することが可能である。
上記に説明されているように、支持チューブ540およびハブ550は、折り畳み可能な構造体を形成することが可能であり、それは、一般的に、バシネットソフトグッズ522の底部表面526の上に配設されており、バシネットアクセサリー500aをフレーム100bとともに折り畳むことおよび/または伸長させることを促進させる。図43に示されているように、ハブ550は、底部表面526の中央にまたはその近くに配設され得、支持チューブ540は、ハブ550からバシネットソフトグッズ522の底部表面526のそれぞれのコーナー部分537へ半径方向に延在することが可能である。別の言い方をすれば、支持チューブ540は、底部表面526の対角線セグメントに沿って配設され得る(すなわち、同じ縁部を共有しない底部表面526のコーナー部を接続する線セグメント)。
バシネットアクセサリー500aを折り畳むことおよび/または伸長させることを促進させるために、それぞれの支持チューブ540は、ハブ550に回転可能に連結され得る。とりわけ、それぞれの支持チューブ540は、ハブ550に回転可能に連結されている第1の端部542aと、バシネットソフトグッズ522の1つのコーナー部分537に配設されている、第1の端部542aの反対側の第2の端部542bとを有することが可能である。追加的に、支持チューブ540および/またはハブ550は、1つ以上の取り付けメカニズムを介してバシネットソフトグッズ522に直接的に連結され得、バシネットソフトグッズ522が、バシネットアクセサリー500aを折り畳むときおよび/または伸長させるときに、支持チューブ540および/またはハブ550とともに移動するようになっている。取り付けメカニズムは、ストラップ、スクリュー締結具、ウェビングタブ、およびファブリックトンネルを含むことが可能であるが、それに限定されない。
いくつかの実装形態において、取り付けメカニズムは、それぞれの支持チューブ540の対向する端部542aおよび542bにまたはその近くに配設されており、バシネットソフトグッズ522の底部表面526の中央部分および側部部分が、支持チューブ540およびハブ550とともに折り畳まれることを保証することが可能である。たとえば、図52は、バシネットソフトグッズ522の底部表面526がストラップ530を含むことが可能であり、ストラップ530はファブリックトンネルを形成しており、支持チューブ540がファブリックトンネルを通して挿入されるということを示している。ストラップ530は、支持チューブ540の第1の端部542aの近くに配設され得、バシネットソフトグッズ522の底部表面526の上に直接的に縫い付けられ得る。たとえば、支持チューブ540は、長さLを有することが可能であり、ストラップ530は、長さLの50%未満の距離だけ、支持チューブ540の端部542aからオフセットされ得る。いくつかの実装形態において、ストラップ530は、ハブ550の十分に近くに位置決めされ得、ストラップ530の少なくとも一部分が、ハブ550に物理的に接触するようになっている。図53Bは、それぞれの支持チューブ540の第2の端部542bがスクリュー締結具534aを介してバシネットソフトグッズ522に直接的に締結され得、スクリュー締結具534aは、コーナー部分537における開口部532を通して底部表面526の底部側部から挿入されるということをさらに示している。
伸長された構成では、支持チューブ540およびハブ550は、図52に示されているように、マットレス510を支持するために平坦なプラットフォームを提供しており、ここで、支持チューブ540は、バシネットソフトグッズ522の底部表面526に沿って実質的に水平方向にまたは水平方向に配向されている。折り畳まれた構成では、支持チューブ540は、ハブ550に対して回転し、支持チューブ540が、実質的に垂直方向にまたは垂直方向に配向されるようになっている。バシネットアクセサリー500aに関して、ハブ550は、バシネットアクセサリー500aを伸長させるときに上向きに移動し、逆に、バシネットアクセサリー500aを折り畳むときに下向きに移動する。
いくつかの実装形態において、それぞれの支持チューブ540の端部542bは、地面90に対して静止したまままたは実質的に静止したままであることが可能である(たとえば、バシネットソフトグッズ522が変形し、上記に説明されているように、端部542bおよび/またはコーナー部分537がわずかに変化することを引き起こすことが可能である)。換言すれば、バシネットアクセサリー500aが折り畳まれるおよび伸長されるときに、端部542bが横方向に変位するときでも、それぞれの支持チューブの端部542bは、地面90から高さhに留まることが可能である。したがって、ハブ550が垂直方向に変位されるときに、支持チューブ540は、ハブ550に対して回転することが可能であり、それぞれの支持チューブ540の端部542bは、横方向のみに移動するように制約されている枢動ポイントとして機能する(たとえば、スライダージョイントの中に配設されているピンジョイント)。
いくつかの実装形態において、バシネットアクセサリー500aおよびプレイヤード1000bは、折り畳まれた構成および伸長された構成の両方において、ハブ550および支持チューブ540が、実質的に内部スペース102の中に留まるか、または、完全に内部スペース102の中に留まるように、形状決めおよび/または寸法決めされ得る。換言すれば、バシネットアクセサリー500aは、折り畳み可能なプレイヤード1000bの全体的なサイズを増加させない。これは、伸長された構成において地面90から底部表面526を分離する底部部分301aの高さhとおおよそ等しいかまたはそれ以下となるように、それぞれの支持チューブ102の長さLを調整することによって達成され得る。それぞれの支持チューブ540の端部542bは、地面90から同じ高さまたは同様の高さhに留まるので、支持チューブ102が、伸長された構成に対応する水平方向の配向から、折り畳まれた構成に対応する垂直方向の配向へ回転するときに、支持チューブ102は、フレーム100bの足部114を越えて延在することはない。いくつかの実装形態において、高さhは、支持チューブ540の長さLよりも十分に大きくなっていることが可能であり、折り畳まれた構成において、ハブ550も内部スペース102の中に完全に収容されるようになっている。
バシネットアクセサリー500aの支持チューブ540およびハブ550は、部分的に囲まれたスペース501の比較的により浅い高さ、ht,1に部分的に起因して(それは、プレイヤード1000bの所与の高さHに対して、底部部分301aのためのより大きい高さhを結果として生じさせる)、プレイヤード1000bの内部スペース102の中に留まることが可能であるということが認識されるべきである。結果として、支持チューブ540は、単一の剛性のコンポーネントから形成され、バシネットアクセサリー500aの製造および組み立てを簡単化することが可能である。しかし、他の実装形態において、支持チューブの長さは、折り畳まれた構成と伸長された構成との間で変化され、バシネットアクセサリーがプレイヤード1000bの内部スペース102の中に実質的に閉じ込められたままであることを保証することが可能である(たとえば、バシネットアクセサリー500bにおけるテレスコープ式の支持チューブ540を参照)ということが認識されるべきである。
図54A~図54Cは、折り畳み可能なプレイヤード1000bおよびバシネットアクセサリー500aを伸長させるプロセスを図示する一連の図を示している。具体的には、図54Aは、折り畳まれた構成における折り畳み可能なプレイヤード1000bを示している。示されているように、バシネットアクセサリー500aは、プレイヤード102の内部スペース102の中に完全に収容されており、したがって、図54Aでは観察可能でない。そのうえ、図54Aは、マットレス510がフレーム100bに巻き付けられ、折り畳まれた構成においてプレイヤード1000bを維持することが可能であるということを示している。
バシネットアクセサリー500aを備えたプレイヤード1000bを伸長させるために、マットレス510が最初にフレーム100bから除去される。次いで、介護者は、1つの脚部支持アッセンブリ110aのコーナー部130に向けてスライダー120を引っ張り、フレーム100bを少なくとも部分的に伸長させることが可能である。いくつかの実装形態において、介護者は、ラッチ200aが係合されるまで、スライダー120を引っ張ることが可能であり、したがって、伸長された構成においてフレーム100bをロックすることが可能である。バシネットソフトグッズ522はソフトグッズ300に連結されているので、フレーム100bが伸長させることに応答して、バシネットアクセサリー500aも少なくとも部分的に伸長させることが可能である。しかし、支持チューブ540およびハブ550の重量(すなわち、重力)は、展開されかつ伸長された構成においてフレーム100bがロックされたときでも、バシネットアクセサリー500aが下向きにたるむことを引き起こす可能性がある。
支持チューブ540およびハブ550が下向きにたるむことを防止するために、ハブ550は、解放ハンドル576を備えたハブラッチ570を含むことが可能であり、それは、ロックされた状態にあるときに、支持チューブ540がハブ550に対して回転することを防止する。その代わりに、バシネットアクセサリー500aを伸長させている間に、ハブラッチ570は、アンロックされた状態にあり、介護者がハブラッチ570を引っ張ること、そして、支持チューブ540を回転させることを可能にすることができる。図54Bおよび図54Cに示されているように、支持チューブ540は、ハブラッチ570が上向きに引っ張られるときに(図54CのAを参照)、伸長された構成に対応する水平方向の配向に向けて回転することが可能である。バシネットアクセサリー500aが伸長されると、ハブラッチ570が回転させられ(図54CのBを参照)、ハブラッチ570をアンロックされた状態からロックされた状態へ変化させることが可能であり、したがって、所望の伸長された構成において支持チューブ540およびハブ550を維持することが可能である。ハブ550は、一体化された機械的なストップ554をさらに含み、ハブ550および支持チューブ540が展開されかつ伸長された構成になると、ハブ550がさらに上向きに移動することを防止することが可能である。これは、所望の伸長された構成を超えて介護者がハブ550を移動させることができないことを保証する。
追加的に、従来のプレイヤードは、典型的に、フレームとともに折り畳む底部支持構造体を含む。プレイヤードを伸長させるときに、介護者は、底部支持構造体が適正に伸長されることを保証するために、前かがみになってバシネットソフトグッズの中の開口部を通して手を伸ばし、底部支持構造体を押し下げるべきである。それとは対照的に、プレイヤード1000bは、上記に説明されているような別個の底部支持構造体を含まなくてよい。これは、プレイヤード1000bとともにバシネットアクセサリー500aを伸長させるときに、介護者が前かがみになってソフトグッズ300のフロア部分304に向けて下に手を伸ばす必要がないということを意味している。むしろ、介護者は、ハブラッチ570を引っ張ることが可能であり、ハブラッチ570は、フレーム100bを伸長させることに応答して、バシネットアクセサリー500aが部分的に伸長されているときに、すでに地面90の上方に位置決めされている。このように、介護者は、バシネットアクセサリー500aを伸長させるときに、より少ない身体的負担を経験することが可能である。
プレイヤード1000bおよびバシネットアクセサリー500aを折り畳むために、介護者は、ハブラッチ570(および、ラッチ200a)を解放し、ハブ550を押し下げ、および/または、1つの脚部支持アッセンブリ110aのスライダー120を対応する足部114に向けて下向きに移動させることが可能である。このように、従来のバシネットアクセサリー(たとえば、バシネットアクセサリー60における支持チューブアッセンブリ64)とは異なり、バシネットアクセサリー500aは、バシネットアクセサリー500aの一部分を組み立てることおよび分解することなく、それぞれ伸長されおよび折り畳まれ得る。
図55Aおよび図55Bは、ロックされた状態におけるハブ550およびハブラッチ570のいくつかの図を示している。図56Aおよび図56Bは、アンロックされた状態におけるハブ550およびハブラッチ570のいくつかの図を示している。示されているように、ハブ550は、それぞれの支持チューブ540を受け入れるためのチャネル552を備えたベース551を含むことが可能である。ハブ550は、それぞれのチャネル552のための1対のスナップフィットフック555をさらに含むことが可能であり、ここで、スナップフィットフック555のそれぞれの対は、対応するチャネル552の対向する側部に、および、ハブ550の底部側部に配設されている。スナップフィットフック555は、支持チューブ540の回転を促進させるために、支持チューブ540に連結されているピン544を受け入れるように形状決めされている。したがって、スナップフィットフック555のそれぞれの対は、回転軸線556を画定しており、支持チューブ540が、ハブ550に対して回転軸線556の周りに回転する。
チャネル552は、ベース551の縁部から、ベース551の中央の近くに配置されている端部567へ延在することが可能である。チャネル552は、ベース551の縁部と端部567との間の距離に対応する長さLを有することが可能である。示されているように、チャネル552は、ベース551の上部側部の上にノッチ状の開口部を有することが可能であり、それは、ベース551の縁部から延在しており、端部567に到達する前に終端している。チャネル552の底部側部は、ベース551の縁部に配設されている機械的なストップ554(たとえば、支持チューブ540の周りにチャネル552を横切って延在するハブ550のセクション)と、機械的なストップ554からチャネル552の端部567へ延在する開口部553とを有することが可能である。
チャネル552の特徴(たとえば、ノッチ状の開口部、機械的なストップ554、開口部553)は、支持チューブ540の回転運動を制約するように形状決めされ、寸法決めされ、および位置決めされ得る。とりわけ、バシネットアクセサリー500aを折り畳むときまたは伸長させるときに、チャネル522は、支持チューブ550が水平方向の配向と垂直方向の配向との間で回転することのみを可能にすることができる。たとえば、ノッチ状の開口部は、バシネットアクセサリー500aを折り畳むときに、端部542bがハブ550の上方に配設され得るように、支持チューブ540が回転することを可能にする。別の例において、機械的なストップ554は、支持チューブ540が水平方向に配向されると、支持チューブ540に物理的に接触するように形状決めされ得る。このように、機械的なストップ554は、バシネットアクセサリー500aを伸長させるときに、所望の伸長された構成を超えてハブ550が移動することができないように、支持チューブ540の回転を制限することが可能である。
上記に説明されているように、ハブ550は、ハブラッチ570をさらに含むことが可能である。ハブラッチ570がロックされた状態にあるときに、ハブ550およびハブラッチ570の組合せは、支持チューブ540がハブ550に対して移動することを防止し、したがって、ハブ550がプレイヤード1000bに対して移動することを防止する。このように、ハブラッチ570は、伸長された構成においてバシネットアクセサリー500aをロックする。
ハブラッチ570は、ベース551の中央に配設されているロールドリベット566を介して、ベース551に回転可能に連結され得る。図55Aに示されているように、ハブラッチ570は、ベース551の中央開口部558の中に配設されているベース572を含むことが可能である。ハブラッチ570は、バシネットアクセサリー500aを伸長させるときに介護者が掴んで引っ張るための解放ハンドル576を含むことが可能である。ハブ550は、複数のフック560をさらに含むことが可能であり、複数のフック560は、ベース551の底部側部に、および、ハブラッチ570のベース572の周辺の周りに配設されており、追加的な機械的な支持をハブラッチ570に提供する。とりわけ、フック560は、ハブラッチ570をロールドリベット566の周りでの回転運動のみに制限する機械的な制約を課すことが可能である。
支持チューブ540をロックするために、ハブラッチ570は、ベース572から半径方向に延在するそれぞれの支持チューブ540のためのアーム574を含むことが可能である。図55Bは、ロックされた状態において、それぞれのアーム574が、対応するチャネル552の開口部553の上に配設され得るということを示している。したがって、アーム574および機械的なストップ554の組合せは、ハブ550に対する支持チューブ540の移動を制約および防止するクランプのために効果的であり得る。図56Aおよび図56Bは、ハブラッチ570がアンロックされた状態まで回転させられるときに、アーム574がもはやそれぞれのチャネル552の開口部553をカバーしていないということを示しており、それは、折り畳まれた構成に向けて支持チューブ540がハブ550に対して回転することを可能にする。
いくつかの実装形態において、ハブ550は、スプリングエレメント565(たとえば、捩じりスプリング)をさらに含むことが可能であり、スプリングエレメント565は、ロックされた状態に向けてハブラッチ570を回転させるためのスプリング付勢力を発生させる。ハブラッチ570がロックされた状態を超えて移動しないことを保証するために(たとえば、アーム574が開口部553を越えて移動する)、ハブ550は、アーム574が寄り掛かるための機械的なストップ562を含むことが可能である(たとえば、ベース551から下向きに突き出ているリブ)。機械的なストップ562は、アーム574が対応する開口部553の上に配設されるように、ベース551の上に位置決めされている。
図57は、プレイヤード1000bに連結されている別の例示的なバシネットアクセサリー500bを示している。示されているように、バシネットアクセサリー500bは、伸長された構成において子供を収容するための部分的に囲まれたスペース501を画定する支持構造体520を含むことが可能である。支持構造体520は、部分的に囲まれたスペース501の少なくとも一部分を取り囲む側部表面524および底部表面526を備えたバシネットソフトグッズ522を含むことが可能である。支持構造体520は、ハブ550および支持チューブ540をさらに含むことが可能であり、それらは、バシネットアクセサリー500bを折り畳むことおよび伸長させることを促進させるための折り畳み可能な構造体を形成する。伸長された構成では、支持チューブ540およびハブ550は、マットレス(図示せず)を支持するための平坦なプラットフォームを形成することが可能である。
また、バシネットアクセサリー500bは、他のプレイヤードの上に据え付けられ得るということが認識されるべきである。たとえば、図61は、バシネットアクセサリー500bが、上記に説明されているプレイヤード1000cの上に据え付けられ得るということを示している。
バシネットアクセサリー500bのバシネットソフトグッズ522、支持チューブ540、およびハブ550は、バシネットアクセサリー500aに関して上記に説明されている同様の機構を組み込むことが可能である。簡潔にするために、これらの機構は、下記では繰り返されない。追加的に、バシネットアクセサリー500bの形状および寸法(高さht,1、h、およびhを含む)は、バシネットアクセサリー500aに関して上記に説明されている寸法と同様であるかまたは同じであることが可能である。また、バシネットアクセサリー500bは、バシネットアクセサリー500aに関係して上記に説明されているようなさまざまな消費者安全標準(たとえば、ASTM F2194)を満たすことが可能である。
図57は、ハブ550が底部表面526の中央にまたはその近くに配設され得、支持チューブ540は、バシネットアクセサリー500aと同様に、ハブ550からバシネットソフトグッズ522の底部表面526のそれぞれのコーナー部分537へ半径方向に延在することが可能であるということを示している。支持チューブ540は、ハブ550に回転可能に(たとえば、枢動可能に)連結され、バシネットアクセサリー500bを折り畳むことおよび伸長させることを促進させることが可能である。また、支持チューブ540は、1つ以上の取り付けメカニズムを介してバシネットソフトグッズ522に直接的に連結され得、バシネットアクセサリー500bを折り畳むときおよび伸長させるときに、バシネットソフトグッズ522が、支持チューブ540およびハブ550とともに移動するようになっている。他の実装形態において、バシネットソフトグッズ522は、ハブ550に連結され得るということが認識されるべきである。
この例では、ハブ550は、バシネットアクセサリー500bを折り畳むときに上向きに移動し、逆に、バシネットアクセサリー500bを伸長させるときに下向きに移動する。このアプローチの利益は、バシネットアクセサリー500bが、別個のロッキングメカニズム(たとえば、ハブラッチ570)なしに、展開されかつ伸長された構成を維持することが可能であり、したがって、ハブ500を簡単化することが可能であるということである。伸長された構成では、支持チューブ540およびハブ550は、繰り返しになるが、マットレス510を支持するための平坦なプラットフォームを提供することが可能であり、そこでは、支持チューブ540が、バシネットソフトグッズ522の底部表面526に沿って実質的に水平方向にまたは水平方向に配向されている。折り畳まれた構成では、支持チューブ540は、ハブ550に対して回転し(たとえば、枢動する)、支持チューブ540が実質的に垂直方向にまたは垂直方向に配向されるようになっており、また、折り畳まれた構成において、支持チューブの端部542bがハブ550の下方に配設されるようになっている。
繰り返しになるが、ハブ550は、一体化された機械的なストップ554を含み、支持チューブ540が水平方向に位置合わせされると、伸長された構成を超えてハブ550が移動することを防止することが可能である。しかし、バシネットアクセサリー500aと比較して、ハブ550および/または支持チューブ540の重量は、バシネットアクセサリー500bが伸長させることを引き起こさない。むしろ、ハブ550、支持チューブ540、子供、および/またはマットレス510の重量は、バシネットアクセサリー500bを伸長させ、その後に、伸長された構成においてバシネットアクセサリー500bを維持する力を印加する。このように、バシネットアクセサリー500bを伸長させるプロセスが簡単化され得る。
しかし、1つの課題は、バシネットアクセサリー500bが、比較的に浅い部分的に囲まれたスペース501を提供することが可能であるということである。たとえば、折り畳まれた構成において、支持チューブ540の長さLt,1は、バシネットアクセサリー500bの高さht,1よりも長い。バシネットアクセサリー500aと同様に、バシネットアクセサリー500bにおけるそれぞれの支持チューブ540の遠位端部542bは、地面90に対して静止したまままたは実質的に静止したままであることが可能である。換言すれば、それぞれの支持チューブの遠位端部542bは、バシネットアクセサリー500bが折り畳まれるおよび伸長されるときに、端部542bが横方向に変位するときに、プレイヤード1000bの上部水平方向平面92から高さht,1に留まることが可能である。支持チューブ540の長さが一定のままである場合には(たとえば、支持チューブが単一の剛性のコンポーネントから形成されている)、伸長された構成における水平方向の配向から折り畳まれた構成における垂直方向の配向への支持チューブ540の回転は、折り畳まれた構成においてハブ550および支持チューブ540の一部分がプレイヤード1000bの上部水平方向平面92の上方に突出することを引き起こすこととなり、したがって、折り畳まれた構成における折り畳み可能なプレイヤード1000bの全体的なサイズを増加させる。
折り畳まれた構成においてバシネットアクセサリー500bがプレイヤード1000bの上部水平方向平面92上方に突出する程度を低減させるために、支持チューブ540は、テレスコープ式になっていることが可能であり、伸長された構成における支持チューブ540の長さLt,1が、折り畳まれた構成におけるより短い長さLt,2に変化するようになっている。したがって、いくつかの実装形態において、伸長された構成における支持チューブ540の長さLt,1は、バシネットアクセサリー500bの高さht,1よりも大きく、一方では、折り畳まれた構成における支持チューブ540の長さLt,2は、高さt,1におおよそ等しいかまたはそれよりも小さい。いくつかの実装形態において、バシネットアクセサリー500bの高さは、折り畳まれた構成と伸長された構成との間で変化することが可能であるということが認識されるべきである。たとえば、図61は、バシネットアクセサリー500bが、折り畳まれた構成において高さht,2を有することが可能であり、それは、たとえば、バシネットソフトグッズ522の変形に起因して、伸長された構成における高さht,1とは異なっているということを示している。これらの実装形態に関して、伸長された構成における支持チューブ540の長さLt,1は、高さht,1よりも大きいままであり、折り畳まれた構成における支持チューブ540の長さLt,2は、高さht,2におおよそ等しいかまたはそれよりも小さい。
バシネットアクセサリー500bを備えたプレイヤード1000bを伸長させるために、介護者は、前と同様に、フレーム100bに巻き付けられているマットレス510を除去することが可能である。次いで、介護者は、1つの脚部支持アッセンブリ110aのコーナー部130に向けてスライダー120を移動させ、フレーム100bを伸長させることが可能である。スライダー120がラッチ200aに係合するように十分に動作させられると、フレーム100bは、伸長された構成でロックされる。前と同様に、フレーム100bを伸長させることは、バシネットアクセサリー500bが少なくとも部分的に伸長させることを引き起こすことが可能である。いくつかの実装形態において、ハブ550および支持チューブ540の重量は、介護者によって印加される外力なしにバシネットアクセサリー500bが伸長させることを保証するのに十分であることが可能である。いくつかの実装形態において、介護者は、バシネットアクセサリー500bを伸長させるために、ハブ550を単に押し下げることが可能である。いくつかの実装形態において、介護者は、マットレス510をハブ550の上に置くことが可能であり、マットレス510の重量は、バシネットアクセサリー500bが伸長された構成にあることを保証することが可能である。バシネットアクセサリー500aと同様に、バシネットアクセサリー500bは、介護者がフロア部分304に向けて下に手を伸ばす必要なしに伸長され得、それはバシネットアクセサリー500bを伸長させるときに介護者によって経験される身体的負担を低減させることが可能である。
図58A~図58Dは、プレイヤード1000bおよびバシネットアクセサリー500bを折り畳むプロセスを図示する一連の図を示している。図58Aは、ハブ550が中央開口部558を含むことが可能であり、バシネットソフトグッズ522の底部表面526が中央開口部536を含むことが可能であるということを示している。プレイヤード1000bおよびバシネットアクセサリー500bを折り畳むために、介護者は、最初に、フレーム100bの上のラッチ200aを離脱させることが可能である。次いで、介護者は、中央開口部558および536を通して自分の手/腕を伸ばし、プレイヤード1000bの底部部分301aにアクセスすることが可能である。図58Bは、ソフトグッズ300のフロア部分304がストラップ342を含むことが可能であるということを示している。介護者が底部部分301aの中へ手を伸ばすときに、介護者は、ソフトグッズ300のフロア部分304とともにストラップ342を上向き方向に引っ張ることが可能である。図58Cは、介護者が中央開口部536および558を通してストラップ342を引っ張り続けることが可能であるということを示しており、それは、フロア部分304がバシネットソフトグッズ522および/またはハブ550の一部分に接触することを引き起こす。介護者がストラップ342をさらに引っ張り続けるとき、フロア部分304とバシネットソフトグッズ522および/またはハブ550との間の接触は、ハブ550が上向きに移動すること、および、支持チューブ540が回転することを引き起こし、端部542bがハブ550に対して下向きに移動するようになっている(図58Cの矢印を参照)。介護者は、図58Dに示されているように、プレイヤード1000bおよびバシネットアクセサリー500bが折り畳まれるまで、ストラップ342を引っ張り続けることが可能である。
いくつかの実装形態において、プレイヤード1000bおよびバシネットアクセサリー500bは、介護者が中央開口部536および558を通して自分の手/腕を挿入する必要なしに折り畳まれ得る。その代わりに、介護者は、ハブ550を引っ張り上げ、および/または、スライダー120を足部114に向けて下に移動させ、プレイヤード1000bおよびバシネットアクセサリー500bを折り畳むことが可能である。プレイヤード1000bが折り畳まれると、介護者は、プレイヤード1000bを横に寝かせることが可能であり、マットレス510をフレーム100bに巻き付ける前に、内部スペース102の中へフロア部分304を押し込むことが可能である。このように、介護者は、前かがみになってフロア部分304に下に手を伸ばす必要がない。
いくつかの実装形態において、折り畳まれた構成における支持チューブ540の長さLt,2は、ハブ550が内部スペース92の中に完全に配設されるように調整され得る(すなわち、ハブ550は、有意に上部水平方向平面92を越えて延在しない)。いくつかの実装形態において、支持チューブ540の長さLt,2は、ハブ550の底部側部が上部水平方向平面92に対して同一平面上にある状態で、ハブ550が上部水平方向平面92の上方に突出するように調整され得る。この構成は、ハブ550の外部幅が、折り畳まれた構成における内部スペース102の幅よりも大きいかまたはそれに等しいときに、優先的である可能性がある。これらの条件の下で、ハブ550が内部スペース102の中に配設される場合には、プレイヤード1000bの横方向の寸法が増加する可能性があり、それは、望ましくない可能性がある。したがって、プレイヤード1000bの直ぐ上方にハブ550を位置決めすることによって、折り畳まれた構成におけるフレーム100bの横方向の寸法は、折り畳まれた構成におけるプレイヤード1000bの高さをそれほど増加させることなく、小さく維持され得る(すなわち、プレイヤード1000bがバシネットアクセサリー500bを含まないときに、横方向の寸法は同じになることとなる)。いくつかの実装形態において、ハブ550の上部側部は、1インチ以下の距離だけ、プレイヤード1000bの上部水平方向平面92の上方に延在することが可能である。
図59A~図59Cは、プレイヤード1000bから除去されたバシネットアクセサリー500bのいくつかの図を示している。示されているように、バシネットソフトグッズ522の中央開口部536は、ハブ550の中央開口部558と位置合わせされ得る。いくつかの実装形態において、中央開口部536は、ハブ550の外部幅に等しいかまたはそれよりも小さい幅を有することが可能である。換言すれば、中央開口部536は、中央開口部558のみからアクセス可能であり得、ハブ550の側部からはアクセス可能でない。他の実装形態において、ハブ550および/またはバシネットソフトグッズ522は、中央開口部536および558をそれぞれ含まなくてもよいということが認識されるべきである。その代わりに、介護者は、上記に説明されているようにハブ550を引っ張ることによって、バシネットアクセサリー500bを折り畳むことが可能である。
図59Aは、それぞれの支持チューブ540が、ハブ550に連結されている第1の支持チューブ546aと、第1の支持チューブ546aにテレスコープ式に連結されている第2の支持チューブ546bとを有することが可能であるということをさらに示している。示されているように、第1の支持チューブ546aは、より大きな幅(または、直径)を有することが可能であり、第2の支持チューブ546bの一部分が、第1の支持チューブ546aの中に配設され得るようになっている。しかし、他の実装形態において、第1の支持チューブ546aは、第2の支持チューブ546bよりも小さな幅を有することが可能であり、第1の支持チューブ546aの一部分が、第2の支持チューブ546bの中に配設されるようになっているということが認識されるべきである。第1および第2の支持チューブ546aおよび546bの相対的な長さは、伸長された構成において所望の長さLt,1を提供し、折り畳まれた構成において所望の長さLt,2を提供するように選ばれ得る。たとえば、長さLt,1は、端部542bがコーナー部分537まで延在するように選ばれ得、長さLt,2は、上記に説明されているように、高さht,1(または、高さht,2)におおよそ等しいかまたはそれよりも小さくなっていることが可能である。
いくつかの実装形態において、支持チューブ540は、スプリングエレメント(図示せず)を含むことが可能であり、スプリングエレメントは、第1の支持チューブ546aの中に配設されており、支持チューブ540の長さを延長する付勢力を付与する(たとえば、スプリングエレメントは、第1の支持チューブ546aから離れるように第2の支持チューブ546bを移動させることが可能である)。追加的に、支持チューブ546aおよび546bのうちの一方または両方は、機械的なストップ(図示せず)を含むことが可能であり、機械的なストップは、第2の支持チューブ546bが第1の支持チューブ546aから延在する程度を制限する。そのうえ、第1の支持チューブ546aおよび第2の支持チューブ546bは、伸長された構成においてオーバーラップすることが可能である。たとえば、図60Aは、オーバーラップセクション548を示している。いくつかの実装形態において、オーバーラップセクション548は、約1.5インチの長さを有することが可能であり、伸長された構成において、支持チューブ540がバシネットアクセサリー500bを支持するのに十分な機械的な剛性を有することを保証する。
図59Aおよび図59Bは、それぞれの支持チューブ540が、第1の支持チューブ546aの端部542aの近くに配設されている締結具534bを備えたストラップ530を介して、バシネットソフトグッズ522の底部表面526に直接的に連結され得るということをさらに示している。図60Aに示されているように、ストラップ530は、ストラップ530を第1の支持チューブ546aに連結するための締結具534aを含むことが可能である。ストラップ530は、底部表面526の中へ直接的にさらに縫い付けられ、ハブ550に物理的に接触するファブリックトンネルを形成することが可能である。図60Bは、締結具534aがバシネットソフトグッズ522を第2の支持チューブ546bの端部542bに連結することが可能であるということをさらに示している。示されているように、締結具534aは、底部表面526の底部側部から、コーナー部分537におけるまたはその近くにおける開口部(図示せず)を通して挿入され得る。
バシネットアクセサリー500aと同様に、バシネットアクセサリー500bは、複数のジッパーメカニズム527を介して、ソフトグッズ300の上部部分302に連結され得る。このように、介護者は、クリーニングまたは保管のために、バシネットアクセサリー500bをプレイヤード1000bから容易に除去することが可能である。図59Cは、保管のために折り畳まれたバシネットアクセサリー500bを示している。繰り返しになるが、ハブ550は、支持チューブ540を受け入れるための複数のチャネル552を備えたベース551を含むことが可能である。チャネル552は、ハブ550に対する支持チューブ540の回転を促進させるために、それぞれの支持チューブ540に装着されているピン544のための支持を提供することが可能である。図59Cに示されているように、チャネル552の上部側部は、機械的なストップ554に対応するベース551のセクションによってカバーされ得、一方では、チャネル552の底部側部は露出され得る。したがって、支持チューブ540は、バシネットアクセサリー500bを折り畳むときに、支持チューブ540の端部542bがハブ550の下方に配設されるように回転することが可能である。伸長された構成において支持チューブ540が水平方向に配向されているときに、機械的なストップ544は、支持チューブ540に物理的に接触し、したがって、ハブ550が伸長された構成を超えて移動することを防止することが可能である。
図61は、バシネットアクセサリー500bが、プレイヤード1000bと同様の様式でプレイヤード1000cの上に据え付けられ得るということを示している。明確化のために、バシネットソフトグッズ522は示されていない。その代わりに、図61は、参考のために、バシネットソフトグッズ522のそれぞれの底部コーナー部分537に対応する平面538を示している。示されているように、ハブ550は、プレイヤード1000cの上部水平方向平面92の上方に配設され得、ハブ550の底部側部が、上部水平方向平面92と同一平面上にあるようになっている。上記に説明されているように、この配置は、バシネットアクセサリー500bの追加に起因してプレイヤード1000cの高さをそれほど増加させることなく、フレーム100cがその最小の横方向の寸法まで折り畳まれることを保証することが可能である。また、図61は、その収縮状態における支持チューブ540を示しており、第2の支持チューブ546bは、第1の支持チューブ546aの中にほぼ完全に配設されている。
結論
本明細書で説明されているすべてのパラメーター、寸法、材料、および構成は、例示的なものであることを意味しており、実際のパラメーター、寸法、材料、および/または構成は、本発明の教示が使用される特定の用途または応用に依存することとなる。先述の実施形態は、主に例として提示されているということ、および、添付の特許請求の範囲およびその均等の範囲内において、本発明の実施形態は、具体的に説明および特許請求されているもの以外の方法で実践され得るということが理解されるべきである。本開示の本発明の実施形態は、本明細書で説明されているそれぞれの個々の特徴、システム、物品、材料、キット、および/または方法に向けられている。
加えて、2つ以上のそのような特徴、システム、物品、材料、キット、および/または方法の任意の組合せは、そのような特徴、システム、物品、材料、キット、および/または方法が相互に矛盾しない場合には、本開示の発明範囲の中に含まれる。本開示の範囲から逸脱することなく、例示的な実装形態のそれぞれのエレメントの設計、動作条件、および配置において、他の置換、修正、変更、および省略が行われ得る。数値範囲の使用は、同じ結果を生み出すために同じ方式で同じ機能を満たす範囲の外側に入る均等物を排除しない。
また、さまざまな発明概念は、1つ以上の方法として具現化され得、その少なくとも1つの例が提供されてきた。方法の一部として実施される行為は、いくつかの場合において、異なる方式で順序付けられ得る。したがって、いくつかの本発明の実装形態において、所与の方法のそれぞれの行為は、具体的に図示されているものとは異なる順序で実施され得、それは、(そのような行為が、例示目的の実施形態においてシーケンシャルな行為として示されている場合であっても)いくつかの行為を同時に実施することを含むことが可能である。
本明細書で述べられているすべての刊行物、特許出願、特許、および、他の参考文献は、その全体が参照により本明細書に組み込まれている。
本明細書で定義および使用されているようなすべての定義は、辞書の定義、参照により組み込まれた文献における定義、および/または、定義された用語の通常の意味を支配するものと理解されるべきである。
本明細書および特許請求の範囲において使用されているような不定冠詞「a」および「an」は、明確に反対の指示がない限り、「少なくとも1つ」を意味するように理解されるべきである。
本明細書および特許請求の範囲において使用されているような「および/または」という語句は、そのように結合されたエレメント(すなわち、いくつかのケースでは接続的に存在しており、他のケースでは離接的に存在しているエレメント)の「いずれかまたは両方」を意味するように理解されるべきである。「および/または」によって列挙されている複数のエレメントは、同じ方式で解釈されるべきである(すなわち、そのように結合されたエレメントのうちの「1つ以上」)。具体的に識別されているそれらのエレメントに関係しているか関係していないかにかかわらず、「および/または」節によって具体的に識別されているエレメント以外に、他のエレメントが、随意的に存在することも可能である。したがって、非限定的な例として、「Aおよび/またはB」への言及は、「含む(comprising)」などのようなオープンエンドの言語とともに使用されるときには、1つの実施形態では、Aのみを指し(随意的に、B以外のエレメントを含む);別の実施形態では、Bのみを指し(随意的に、A以外のエレメントを含む);さらに別の実施形態では、AおよびBの両方(随意的に、他のエレメントを含む)などを指すことが可能である。
本明細書および特許請求の範囲において使用されているように、「または」は、上記に定義されているような「および/または」と同じ意味を有するように理解されるべきである。たとえば、リストの中のアイテムを分離するときに、「または」または「および/または」は、包含的なものとして解釈されるべきである(すなわち、複数のエレメントまたはエレメントのリストのうちの少なくとも1つ(2つ以上も含む)、および、随意的に、追加的な列挙されていないアイテムを含む)。明確に反対を指示する用語のみ(たとえば、「のうちの1つのみ」または「のうちの正確に1つ」、または、特許請求の範囲において使用されるときには、「からなる(consisting of)」など)は、複数のエレメントまたはエレメントのリストのうちの正確に1つのエレメントを含むことを指すこととなる。一般的に、本明細書で使用されているような「または」という用語は、排他性の用語(たとえば、「いずれか」、「のうちの一方」、「のうちの一方のみ」、または「のうちの正確に一方」など)によって先行されるときには、排他的な二者択一の選択肢(すなわち、「一方または他方であるが、その両方ではない」)を示すものとしてのみ解釈されるものとする。「本質的に~からなる(consisting essentially of)」は、特許請求の範囲において使用されるときに、特許法の分野において使用されるようなその通常の意味を有するものとする。
本明細書および特許請求の範囲において使用されているように、1つ以上のエレメントのリストに関する「少なくとも1つ」という語句は、エレメントのリストの中のエレメントのうちの任意の1つ以上から選択される少なくとも1つのエレメントを意味するように理解されるべきであるが、必ずしも、エレメントのリストの中に具体的に列挙されているそれぞれのエレメントおよびすべてのエレメントのうちの少なくとも1つを含むとは限らず、エレメントのリストの中のエレメントの任意の組合せを除外しない。また、この定義は、具体的に識別されているそれらのエレメントに関係しているかまたは関係していないかにかかわらず、「少なくとも1つ」という語句が参照するエレメントのリストの中に具体的に識別されているエレメント以外に、そのエレメントが随意的に存在している可能性があるということを可能にする。したがって、非限定的な例として、「AおよびBのうちの少なくとも1つ」(または、等価的に、「AまたはBのうちの少なくとも1つ」、または、等価的に、「Aおよび/またはBのうちの少なくとも1つ」)は、1つの実施形態では、少なくとも1つのA(随意的に、2つ以上を含む)であって、Bは存在していない(および、随意的に、B以外のエレメントを含む)ことを指すことが可能であり;別の実施形態では、少なくとも1つのB(随意的に、2つ以上を含む)であって、Aは存在していない(および、随意的に、A以外のエレメントを含む)ことを指すことが可能であり;さらに別の実施形態では、少なくとも1つのA(随意的に、2つ以上を含む)および少なくとも1つのB(随意的に、2つ以上を含む)(および、随意的に、他のエレメントを含む)などを指すことが可能である。
特許請求の範囲において、および、上記の明細書において、すべての移行句(たとえば、「含む(comprising)」、「含む(including)」、「担持する(carrying)」、「有する(having)」、「含む(containing)」、「含む(involving)」、「保持する(holding)」、および「から構成される(composed of)」など)は、オープンエンドである(すなわち、「を含むがそれに限定されない」を意味する)ように理解されるべきである。米国特許庁の特許審査便覧の章2111.03に記載されているように、「からなる(consisting of)」および「本質的に~からなる(consisting essentially of)」という移行句のみ、それぞれクローズドまたはセミクローズドの移行句であるものとする。
[節1]
折り畳み可能なプレイヤード(1000a)のためのフレーム(100e)であって、前記フレームは、前記フレームの保管のためのコンパクトな折り畳まれた構成と、前記折り畳み可能なプレイヤードの内部スペース(102)の中に子供(50)を収容するために、前記折り畳み可能なプレイヤードを地面表面(90)の上に支持するための展開されかつ伸長された構成と、を有しており、前記フレームは、
前記内部スペースのそれぞれの側面(106)に位置決めされている複数のX形フレームアッセンブリであって、前記複数のX形フレームアッセンブリのそれぞれのX形フレームアッセンブリは、複数のX形フレームチューブ(142a、142b)を含み、前記複数のX形フレームチューブのそれぞれのX形フレームチューブは、真っ直ぐなチューブである、複数のX形フレームアッセンブリと;
前記複数のX形フレームアッセンブリに連結されている複数の脚部支持アッセンブリ(110e)と、
を含み、
前記複数の脚部支持アッセンブリのそれぞれの脚部支持アッセンブリは、
前記内部スペースの側縁部(104)に沿って位置決めされている中心線軸線(111a)を有する脚部チューブ(112)と;
コーナー部(130)であって、前記コーナー部(130)は、前記脚部チューブの上部端部(113a)に連結されており、第1のコーナー部アーム(134)および第2のコーナー部アーム(136)を有している、コーナー部(130)と;
スライダー(120)であって、前記スライダー(120)は、前記脚部チューブにスライド可能に連結されており、第1のスライダーアーム(124)および第2のスライダーアーム(126)を有している、スライダー(120)と、
を含み、
前記複数の脚部支持アッセンブリの第1の脚部支持アッセンブリの前記第1のコーナー部アーム、および、前記複数の脚部支持アッセンブリの第2の脚部支持アッセンブリの前記第2のコーナー部アームは、前記第1の脚部支持アッセンブリの前記第1の中心線軸線および前記第2の脚部支持アッセンブリの前記第2の中心線軸線と交差する前記内部スペースの側面(106)から、水平方向にそれぞれオフセットされており、前記フレームが前記コンパクトな折り畳まれた構成にあるときに、前記第1の脚部支持アッセンブリの前記第1のコーナー部アームの少なくとも一部分が、前記側面に沿って前記第2の脚部支持アッセンブリの前記第2のコーナー部アームの少なくとも一部分とオーバーラップするようになっており;
前記第1の脚部支持アッセンブリの前記第1のスライダーアームおよび前記第2の脚部支持アッセンブリの前記第2のスライダーアームは、前記側面からそれぞれの水平方向にオフセットされており、前記フレームが前記コンパクトな折り畳まれた構成にあるときに、前記第1の脚部支持アッセンブリの前記第1のスライダーアームの少なくとも一部分が、前記側面に沿って前記第2の脚部支持アッセンブリの前記第2のスライダーアームの少なくとも一部分とオーバーラップするようになっており;
前記複数の脚部支持アッセンブリのそれぞれのスライダーは同一であり;
前記複数の脚部支持アッセンブリのそれぞれのコーナー部は同一である、フレーム(100e)。
[節2]
前記複数のX形フレームチューブのそれぞれのX形フレームチューブは、前記複数の脚部支持アッセンブリのうちの少なくとも1つの脚部チューブに回転可能に連結されており、前記コンパクトな折り畳まれた構成、前記展開されかつ伸長された構成、および、前記コンパクトな折り畳まれた構成と前記展開されかつ伸長された構成との間の構成、のそれぞれにおいて、それぞれのX形フレームチューブのどの部分も、前記少なくとも1つの脚部チューブから1.5インチ未満のギャップによって分離されることはないようになっている、節1に記載のフレーム。
[節3]
前記複数の脚部支持アッセンブリのそれぞれの第1および第2のスライダーアームは、1.5インチ以上の長さ(lsr)をそれぞれ有している、節2に記載のフレーム。
[節4]
前記複数の脚部支持アッセンブリのそれぞれの第1および第2のコーナー部アームは、1.5インチ以上の長さ(lcr)をそれぞれ有している、節2または3に記載のフレーム。
[節5]
前記第1の脚部支持アッセンブリの前記第1のスライダーアームは、前記内部スペースから離れるようにオフセットされており;
前記第1の脚部支持アッセンブリの前記第2のスライダーアームは、前記内部スペースに向けてオフセットされている、節1に記載のフレーム。
[節6]
前記第1の脚部支持アッセンブリの前記第1および第2のスライダーアームは、前記内部スペースに向けて一緒にオフセットされているか、または、前記内部スペースから離れるように一緒にオフセットされているかの一方である、節1に記載のフレーム。
[節7]
前記第1の脚部支持アッセンブリの前記第1のコーナー部アームは、前記内部スペースから離れるようにオフセットされており;
前記第1の脚部支持アッセンブリの前記第2のコーナー部アームは、前記内部スペースに向けてオフセットされている、節1、5、または6に記載のフレーム。
[節8]
前記第1の脚部支持アッセンブリの前記第1および第2のコーナー部アームは、前記内部スペースに向けて一緒にオフセットされているか、または、前記内部スペースから離れるように一緒にオフセットされているかの一方である、節1、5、または6に記載のフレーム。
[節9]
前記複数のX形フレームチューブのそれぞれのX形フレームチューブは、一定の断面を有している、節1に記載のフレーム。
[節10]
それぞれのX形フレームアッセンブリの前記複数のX形フレームチューブは、
第1のX形フレームチューブ(142a)と;
前記第1のX形フレームチューブに回転可能に連結されている第2のX形フレームチューブ(142b)であって、前記第2のX形フレームチューブは、0.625インチから1.5インチの間の範囲にある距離(w)だけ、前記第1のX形フレームチューブから水平方向にオフセットされている、第2のX形フレームチューブ(142b)と、
を含む、節1に記載のフレーム。
[節11]
前記フレームは、前記展開されかつ伸長された構成において前記フレームを維持するための1つのみのラッチ(200a)をさらに含み、前記ラッチ(200a)は、前記複数のX形フレームアッセンブリのうちの1つのX形フレームアッセンブリ、および/または、前記複数の脚部支持アッセンブリのうちの1つの脚部支持アッセンブリに連結されている、節1に記載のフレーム。
[節12]
前記フレームは、前記コンパクトな折り畳まれた構成において前記フレームを維持するための保管ラッチ(600a~600c)をさらに含み、前記保管ラッチ(600a~600c)は、前記複数の脚部支持アッセンブリのうちの1つの脚部支持アッセンブリに連結されている、節1に記載のフレーム。
[節13]
前記フレームは、前記コンパクトな折り畳まれた構成において前記フレームを維持するための前記保管ラッチのみを含む、節12に記載のフレーム。
[節14]
前記1つの脚部支持アッセンブリの前記スライダーは、前記フレームが前記展開されかつ伸長された構成にあるときに、前記1つの脚部支持アッセンブリの前記脚部チューブの前記上部端部に近接して配設されており;
前記保管ラッチは、前記スライダーの上部表面(129)に物理的に接触することによって、前記1つの脚部支持アッセンブリの前記スライダーが前記脚部チューブの前記上部端部に向けて移動することを防止し、それによって、前記コンパクトな折り畳まれた構成において前記フレームを維持する、節12に記載のフレーム。
[節15]
前記保管ラッチは、
前記脚部チューブの底部端部(113b)の近くに配置されている開口部(113d)を通って部分的に突出するプッシュボタン(610)であって、前記プッシュボタンは、前記1つの脚部支持アッセンブリの前記スライダーの前記上部表面に物理的に接触するための拘束表面(612)を有しており、前記スライダーが前記脚部チューブの前記上部端部に向けて移動することを防止するようになっており、前記プッシュボタンは、押圧されるときに、前記開口部を通して挿入され、前記脚部チューブのキャビティー(113c)の中に配設され、前記スライダーが前記脚部チューブの前記上部端部に向けて移動することができるようになっている、プッシュボタン(610)と;
スプリングエレメント(620)であって、前記スプリングエレメント(620)は、前記脚部チューブの前記キャビティーの中に配設され、前記プッシュボタンに直接的に連結されており、前記プッシュボタンにスプリング付勢力を印加し、前記プッシュボタンが前記開口部を通って突出することを引き起こし、前記プッシュボタンが押圧されていないときに、前記プッシュボタンの前記拘束表面が前記スライダーの前記上部表面に接触することができるようになっている、スプリングエレメント(620)と、
を含む、節14に記載のフレーム。
[節16]
前記プッシュボタンは、傾斜の付いた表面(616)を含み;
前記フレームが前記展開されかつ伸長された構成から前記コンパクトな折り畳まれた構成へ移行するときに、前記スライダーの底部表面(127)が、前記プッシュボタンの前記傾斜の付いた表面に物理的に接触し、前記プッシュボタンが前記脚部チューブの前記キャビティーの中へ挿入されることを引き起こし、それによって、前記スライダーが前記プッシュボタンの下方に移動することを可能にし、前記スライダーの前記上部表面が前記プッシュボタンの前記拘束表面の下方に位置決めされるようになっている、節15に記載のフレーム。
[節17]
前記保管ラッチは、
ベース(640)であって、前記ベース(640)は、前記1つの脚部支持アッセンブリの前記脚部チューブに連結されており、前記1つの脚部支持アッセンブリの前記スライダーの下方に配設されている、ベース(640)と;
ラッチ部材(642)であって、前記ラッチ部材(642)は、前記ベースに連結されており、前記脚部チューブに沿って延在しており、前記フレームが前記コンパクトな折り畳まれた構成にあるときに、前記ラッチ部材の端部(643)が前記スライダーの上方に配設されるようになっている、ラッチ部材(642)と;
フック(644)であって、前記フック(644)は、前記タブの前記端部に配設されており、前記1つの脚部支持アッセンブリの前記スライダーの前記上部表面に物理的に接触し、前記スライダーが前記脚部チューブの前記上部端部に向けて移動することを防止するようになっている、フック(644)と、
を含み;
前記ラッチ部材は、引っ張られるときに曲がり、前記フックが前記スライダーから物理的に分離されるようになっており、それによって、前記スライダーが前記脚部チューブの前記上部端部に向けて移動することを可能にする、節14に記載のフレーム。
[節18]
前記保管ラッチの前記ベースは、前記脚部チューブの底部端部(113b)に配設されている足部(114)とともに一体的に形成されている、節17に記載のフレーム。
[節19]
前記フックは、傾斜の付いた表面(646)を含み;
前記フレームが前記展開された伸長された構成から前記コンパクトな折り畳まれた構成へ移行するときに、前記スライダーの底部表面(127)が、前記フックの前記傾斜の付いた表面に物理的に接触し、前記ラッチ部材が曲がることを引き起こし、それによって、前記スライダーが前記フックの下方に移動することを可能にし、前記スライダーの前記上部表面が前記ラッチ部材の前記フックの下方に配設されるようになっている、節17に記載のフレーム。
[節20]
折り畳み可能なプレイヤード(1000a)のためのフレーム(100e)であって、前記フレームは、前記フレームの保管のためのコンパクトな折り畳まれた構成と、子供(50)を収容するために前記折り畳み可能なプレイヤードを地面表面(90)の上に支持するための展開されかつ伸長された構成と、を有しており、前記フレームは、
複数の脚部支持アッセンブリ(110e)であって、前記複数の脚部支持アッセンブリのそれぞれの脚部支持アッセンブリは、脚部チューブ(112)を含む、複数の脚部支持アッセンブリ(110e)と;
前記複数の脚部支持アッセンブリに連結されている複数のX形フレームアッセンブリ(140c)であって、前記複数のX形フレームアッセンブリのそれぞれのX形フレームアッセンブリは、少なくとも1つのX形フレームチューブ(142a、142b)を含み、前記少なくとも1つのX形フレームチューブ(142a、142b)は、前記複数の脚部支持アッセンブリのうちの少なくとも1つの脚部支持アッセンブリの前記脚部チューブに回転可能に連結されており、前記コンパクトな折り畳まれた構成、前記展開されかつ伸長された構成、および、前記コンパクトな折り畳まれた構成と前記展開されかつ伸長された構成との間の構成、のそれぞれにおいて、前記少なくとも1つのX形フレームチューブのどの部分も、前記脚部チューブから1.5インチ未満のギャップによって分離されることはないようになっている、複数のX形フレームアッセンブリ(140c)と、
を含む、フレーム(100e)。
[節21]
前記複数の脚部支持アッセンブリのそれぞれの脚部支持アッセンブリは、スライダー(120)をさらに含み、前記スライダー(120)は、前記脚部チューブにスライド可能に連結されており、第1のスライダーアーム(124)および第2のスライダーアーム(126)を有しており;
前記複数の脚部支持アッセンブリの第1の脚部支持アッセンブリの前記第1のスライダーアーム、および、前記複数の脚部支持アッセンブリの第2の脚部支持アッセンブリの前記第2のスライダーアームは、前記第1の脚部支持アッセンブリの第1の中心線軸線(111a)および前記第2の脚部支持アッセンブリの第2の中心線軸線(111a)と交差する第1の平面(103)から水平方向にそれぞれオフセットされており、前記フレームが前記コンパクトな折り畳まれた構成にあるときに、前記第1の脚部支持アッセンブリの前記第1のスライダーアームの少なくとも一部分が、前記第1の平面に沿って前記第2の脚部支持アッセンブリの前記第2のスライダーアームの少なくとも一部分とオーバーラップするようになっており;
前記第1の脚部支持アッセンブリの前記第2のスライダーアーム、および、前記複数の脚部支持アッセンブリの第3の脚部支持アッセンブリの前記第1のスライダーアームは、前記第1および第3の脚部支持アッセンブリの前記それぞれの中心線軸線と交差する第2の平面(103)から水平方向にそれぞれオフセットされており、前記フレームが前記コンパクトな折り畳まれた構成にあるときに、前記第1の脚部支持アッセンブリの前記第2のスライダーアームの少なくとも一部分が、前記第2の平面に沿って前記第3の脚部支持アッセンブリの前記第1のスライダーアームの少なくとも一部分とオーバーラップするようになっている、節20に記載のフレーム。
[節22]
前記複数の脚部支持アッセンブリのそれぞれの脚部支持アッセンブリは、コーナー部(130)をさらに含み、前記コーナー部(130)は、前記脚部チューブに堅固に連結されており、第1のコーナー部アーム(134)および第2のコーナー部アーム(136)を有しており;
前記第1の脚部支持アッセンブリの前記第1のコーナー部アーム、および、前記第2の脚部支持アッセンブリの前記第2のコーナー部アームは、前記第1の平面から水平方向にそれぞれオフセットされており、前記フレームが前記コンパクトな折り畳まれた構成にあるときに、前記第1の脚部支持アッセンブリの前記第1のコーナー部アームの少なくとも一部分が、前記第1の平面に沿って前記第2の脚部支持アッセンブリの前記第2のコーナー部アームの少なくとも一部分とオーバーラップするようになっており;
前記第1の脚部支持アッセンブリの前記第2のコーナー部アーム、および、前記第3の脚部支持アッセンブリの前記第1のコーナー部アームは、前記第2の平面から水平方向にそれぞれオフセットされており、前記フレームが前記コンパクトな折り畳まれた構成にあるときに、前記第1の脚部支持アッセンブリの前記第2のコーナー部アームの少なくとも一部分が、前記第2の平面に沿って前記第3の脚部支持アッセンブリの前記第1のコーナー部アームの少なくとも一部分とオーバーラップするようになっている、節20または21に記載のフレーム。
[節23]
前記複数の脚部支持アッセンブリのそれぞれの脚部支持アッセンブリは、
前記脚部チューブにスライド可能に連結されているスライダー(120)と;
前記脚部チューブに堅固に連結されているコーナー部(130)と、
をさらに含み;
前記複数の脚部支持アッセンブリのそれぞれのスライダーは同一であり;
前記複数の脚部支持アッセンブリのそれぞれのコーナー部は同一である、節20に記載のフレーム。
[節24]
前記複数のX形フレームアッセンブリのそれぞれのX形フレームアッセンブリの前記少なくとも1つのX形フレームチューブは、真っ直ぐなチューブである、節20に記載のフレーム。
[節25]
折り畳み可能なプレイヤード(1000a)のためのフレーム(100e)であって、前記フレームは、前記フレームの保管のためのコンパクトな折り畳まれた構成と、子供(50)を収容するために、前記折り畳み可能なプレイヤードを地面表面(90)の上に支持するための展開されかつ伸長された構成と、を有しており、前記フレームは、
複数のX形フレームアッセンブリ(140c)と;
前記複数のX形フレームアッセンブリに連結されている複数の脚部支持アッセンブリ(110e)と、
を含み、
前記複数の脚部支持アッセンブリは、
第1の脚部支持アッセンブリと、
第2の脚部支持アッセンブリと、
を含み、
前記第1の脚部支持アッセンブリは、
第1の中心線軸線(111a)を有する第1の脚部チューブ(112)と;
第1のスライダー(120)であって、前記第1のスライダー(120)は、前記第1の脚部チューブにスライド可能に連結されており、第1のスライダーアーム(124)を有しており、前記第1のスライダーアーム(124)は、前記複数のX形フレームアッセンブリの第1のX形フレームアッセンブリに回転可能に連結されている、第1のスライダー(120)と、
を含み、
前記第2の脚部支持アッセンブリは、
第2の中心線軸線(111a)を有する第2の脚部チューブ(112)と;
第2のスライダー(120)であって、前記第2のスライダー(120)は、前記第2の脚部チューブにスライド可能に連結されており、第2のスライダーアーム(126)を有しており、前記第2のスライダーアーム(126)は、前記第1のX形フレームアッセンブリに回転可能に連結されている、第2のスライダー(120)と、
を含み、
前記第1および第2のスライダーアームは、前記第1および第2の中心線軸線と交差する第1の平面(103)から水平方向にオフセットされており、前記フレームが前記コンパクトな折り畳まれた構成にあるときに、前記第1の脚部支持アッセンブリの前記第1のスライダーアームの少なくとも一部分が、前記第1の平面に沿って前記第2の脚部支持アッセンブリの前記第2のスライダーアームの少なくとも一部分とオーバーラップするようになっている、フレーム(100e)。
[節26]
前記第1の脚部支持アッセンブリは、第1のコーナー部(130)をさらに含み、前記第1のコーナー部(130)は、前記第1の脚部チューブに堅固に連結されており、第1のコーナー部アーム(134)を有しており、前記第1のコーナー部アーム(134)は、前記第1のX形フレームアッセンブリに回転可能に連結されており;
前記第2の脚部支持アッセンブリは、第2のコーナー部(130)をさらに含み、前記第2のコーナー部(130)は、前記第2の脚部チューブに堅固に連結されており、第2のコーナー部アーム(136)を有しており、前記第2のコーナー部アーム(136)は、前記第1のX形フレームアッセンブリに回転可能に連結されており;
前記第1および第2のコーナー部アームは、前記第1の平面から水平方向にオフセットされており、前記フレームが前記コンパクトな折り畳まれた構成にあるときに、前記第1の脚部支持アッセンブリの前記第1のコーナー部アームの少なくとも一部分が、前記第1の平面に沿って前記第2の脚部支持アッセンブリの前記第2のコーナー部アームの少なくとも一部分とオーバーラップするようになっている、節25に記載のフレーム。
[節27]
前記第1および第2のスライダーアームは、1.5インチ以上の長さ(lsr)をそれぞれ有している、節25に記載のフレーム。
[節28]
前記第1の脚部支持アッセンブリは、前記複数のX形フレームアッセンブリの第2のX形フレームアッセンブリに回転可能に連結されている第3のスライダーアーム(126)をさらに含み;
前記第1のスライダーアームは、前記折り畳み可能なプレイヤードの内部スペース(102)から離れるようにオフセットされており;
前記第3のスライダーアームは、前記内部スペースに向けてオフセットされている、節25に記載のフレーム。
[節29]
前記第1の脚部支持アッセンブリは、第3のスライダーアーム(126)をさらに含み、前記第3のスライダーアーム(126)は、前記複数のX形フレームアッセンブリの第2のX形フレームアッセンブリに回転可能に連結されており;
前記第1および第3のスライダーアームは、内部スペース(102)に向けて一緒にオフセットされているか、または、前記内部スペースから離れるように一緒にオフセットされているかの一方である、節25に記載のフレーム。
[節30]
前記複数のX形フレームアッセンブリのそれぞれのX形フレームアッセンブリは、複数のX形フレームチューブ(142a、142b)を含み、前記複数のX形フレームチューブのそれぞれのX形フレームチューブは、真っ直ぐなチューブである、節25に記載のフレーム。
[節31]
前記フレームは、前記展開されかつ伸長された構成において前記フレームを維持するための1つのみのラッチ(200a)をさらに含み、前記ラッチ(200a)は、前記複数のX形フレームアッセンブリのうちの1つのX形フレームアッセンブリ、および/または、前記複数の脚部支持アッセンブリのうちの1つの脚部支持アッセンブリに連結されている、節25に記載のフレーム。
[節32]
前記フレームは、前記コンパクトな折り畳まれた構成において前記フレームを維持するための保管ラッチ(600a~600c)をさらに含み、前記保管ラッチ(600a~600c)は、前記第1の脚部支持アッセンブリに連結されている、節25に記載のフレーム。
[節33]
前記第1の脚部チューブは、上部端部(113a)を有しており;
前記第1のスライダーは、前記フレームが前記展開された伸長された構成にあるときに、前記第1の脚部チューブの前記上部端部に近接して配設されており;
前記保管ラッチは、前記スライダーの上部表面(129)に物理的に接触することによって、前記1つの脚部支持アッセンブリの前記スライダーが前記脚部チューブの前記上部端部に向けて移動することを防止し、それによって、前記コンパクトな折り畳まれた構成において前記フレームを維持する、節32に記載のフレーム。
[節34]
折り畳み可能なプレイヤード(1000a)のためのフレーム(100e)であって、前記フレームは、前記フレームの保管のためのコンパクトな折り畳まれた構成と、子供(50)を収容するために、前記折り畳み可能なプレイヤードを地面表面(90)の上に支持するための展開されかつ伸長された構成と、を有しており、前記フレームは、
複数のX形フレームアッセンブリ(140c)と;
前記複数のX形フレームアッセンブリに連結されている複数の脚部支持アッセンブリ(110e)と、
を含み、
前記複数の脚部支持アッセンブリのそれぞれの脚部支持アッセンブリは、
上部端部(113a)を有する脚部チューブ(112)と;
スライダー(120)であって、前記スライダー(120)は、前記脚部チューブにスライド可能に連結されており、前記複数のX形フレームアッセンブリのうちの少なくとも1つのX形フレームアッセンブリに回転可能に連結されており、前記スライダーは、前記フレームが前記展開されかつ伸長された構成にあるときに、前記脚部チューブの前記上部端部に近接して配設されている、スライダー(120)と、
を含み、
また、前記フレームは、
前記コンパクトな折り畳まれた構成において前記フレームを維持するための保管ラッチ(600a)であって、前記保管ラッチ(600a)は、前記複数の脚部支持アッセンブリのうちの1つの脚部支持アッセンブリの前記脚部チューブに連結されており、前記保管ラッチは、前記スライダーの上部表面(129)に物理的に接触することによって前記1つの脚部支持アッセンブリの前記スライダーが前記脚部チューブの前記上部端部に向けて移動することを防止する、保管ラッチ(600a)、
を含む、フレーム(100e)。
[節35]
前記フレームは、前記コンパクトな折り畳まれた構成において前記フレームを維持するために、前記保管ラッチのみを含む、節34に記載のフレーム。
[節36]
前記保管ラッチは、
前記脚部チューブの底部端部(113b)の近くに配置されている開口部(113d)を通って部分的に突出するプッシュボタン(610)であって、前記プッシュボタンは、前記1つの脚部支持アッセンブリの前記スライダーの前記上部表面に物理的に接触するための拘束表面(612)を有しており、前記スライダーが前記脚部チューブの前記上部端部に向けて移動することを防止するようになっており、前記プッシュボタンは、押圧されるときに、前記開口部を通して挿入され、前記脚部チューブのキャビティー(113c)の中に配設され、前記スライダーが前記脚部チューブの前記上部端部に向けて移動することができるようになっている、プッシュボタン(610)と;
スプリングエレメント(620)であって、前記スプリングエレメント(620)は、前記脚部チューブの前記キャビティーの中に配設され、前記プッシュボタンに直接的に連結されており、前記プッシュボタンにスプリング付勢力を印加し、前記プッシュボタンが前記開口部を通って突出することを引き起こし、前記プッシュボタンが押圧されていないときに、前記プッシュボタンの前記拘束表面が前記スライダーの前記上部表面に接触することができるようになっている、スプリングエレメント(620)と、
を含む、節34に記載のフレーム。
[節37]
前記プッシュボタンは、傾斜の付いた表面(616)を含み;
前記フレームが前記展開されかつ伸長された構成から前記コンパクトな折り畳まれた構成へ移行するときに、前記スライダーの底部表面(127)が、前記プッシュボタンの前記傾斜の付いた表面に物理的に接触し、前記プッシュボタンが前記脚部チューブの前記キャビティーの中へ挿入されることを引き起こし、それによって、前記スライダーが前記プッシュボタンの下方に移動することを可能にし、前記スライダーの前記上部表面が前記プッシュボタンの前記拘束表面の下方に位置決めされるようになっている、節36に記載のフレーム。
[節38]
前記保管ラッチは、
ベース(640)であって、前記ベース(640)は、前記1つの脚部支持アッセンブリの前記脚部チューブに連結されており、前記1つの脚部支持アッセンブリの前記スライダーの下方に配設されている、ベース(640)と;
ラッチ部材(642)であって、前記ラッチ部材(642)は、前記ベースに連結されており、前記脚部チューブに沿って延在しており、前記コンパクトな折り畳まれた構成において、前記ラッチ部材の端部(643)が前記スライダーの上方に配設されるようになっている、ラッチ部材(642)と;
フック(644)であって、前記フック(644)は、前記タブの前記端部に配設されており、前記1つの脚部支持アッセンブリの前記スライダーの前記上部表面に物理的に接触し、前記スライダーが前記脚部チューブの前記上部端部に向けて移動することを防止するようになっている、フック(644)と、
を含み;
前記ラッチ部材は、引っ張られるときに曲がり、前記フックが前記スライダーから物理的に分離されるようになっており、それによって、前記スライダーが前記脚部チューブの前記上部端部に向けて移動することを可能にする、節34に記載のフレーム。
[節39]
前記保管ラッチの前記ベースは、前記脚部チューブの底部端部(113b)に配設されている足部(114)とともに一体的に形成されている、節38に記載のフレーム。
[節40]
前記フックは、傾斜の付いた表面(646)を含み;
前記フレームが前記展開されかつ伸長された構成から前記コンパクトな折り畳まれた構成へ移行するときに、前記スライダーの底部表面(127)が、前記フックの前記傾斜の付いた表面に物理的に接触し、前記ラッチ部材が曲がることを引き起こし、それによって、前記スライダーが前記フックの下方に移動することを可能にし、前記スライダーの前記上部表面が前記ラッチ部材の前記フックの下方に配設されるようになっている、節38に記載のフレーム。
[節41]
前記複数のX形フレームアッセンブリのそれぞれのX形フレームアッセンブリは、少なくとも1つのX形フレームチューブ(142a、142b)を含み、前記少なくとも1つのX形フレームチューブ(142a、142b)は、前記複数の脚部支持アッセンブリのうちの少なくとも1つの脚部支持アッセンブリの前記脚部チューブに回転可能に連結されており、前記コンパクトな折り畳まれた構成、前記展開されかつ伸長された構成、および、前記コンパクトな折り畳まれた構成と前記展開されかつ伸長された構成との間の構成、のそれぞれにおいて、前記少なくとも1つのX形フレームチューブのどの部分も、前記脚部チューブから1.5インチ未満のギャップによって分離されることはないようになっている、節34に記載のフレーム。
[節42]
前記複数の脚部支持アッセンブリのそれぞれの脚部チューブは、中心線軸線(111a)をそれぞれ有しており;
前記複数の脚部支持アッセンブリのそれぞれのスライダーは、第1のスライダーアーム(124)および第2のスライダーアーム(126)をそれぞれ有しており;および
前記複数の脚部支持アッセンブリの第1の脚部支持アッセンブリの前記第1のスライダーアーム、および、前記複数の脚部支持アッセンブリの第2の脚部支持アッセンブリの前記第2のスライダーアームは、前記第1の脚部支持アッセンブリの第1の中心線軸線(111a)および前記第2の脚部支持アッセンブリの第2の中心線軸線(111a)と交差する第1の平面(103)から水平方向にそれぞれオフセットされており、前記フレームが前記コンパクトな折り畳まれた構成にあるときに、前記第1の脚部支持アッセンブリの前記第1のスライダーアームの少なくとも一部分が、前記第1の平面に沿って前記第2の脚部支持アッセンブリの前記第2のスライダーアームの少なくとも一部分とオーバーラップするようになっている、節34に記載のフレーム。
[節43]
前記複数の脚部支持アッセンブリのそれぞれの脚部支持アッセンブリは、コーナー部(130)をさらに含み、前記コーナー部(130)は、前記脚部チューブの前記上部端部(113a)に連結されており、第1のコーナー部アーム(134)および第2のコーナー部アーム(136)を有しており;
前記第1の脚部支持アッセンブリの前記第1のコーナー部アーム、および、前記第2の脚部支持アッセンブリの前記第2のコーナー部アームは、前記第1の平面から水平方向にそれぞれオフセットされており、前記フレームが前記コンパクトな折り畳まれた構成にあるときに、前記第1の脚部支持アッセンブリの前記第1のコーナー部アームの少なくとも一部分が、前記第1の平面に沿って前記第2の脚部支持アッセンブリの前記第2のコーナー部アームの少なくとも一部分とオーバーラップするようになっている、節34または42に記載のフレーム。
10a プレイヤード
10b プレイヤード
10c プレイヤード
10d プレイヤード
11 内部スペース
12 ソフトグッズ
13 部分的に囲まれたスペース
14 ウェビング
16 ラッチ
16a ラッチ
16b ラッチ
20a X形フレームアッセンブリ
20b X形フレームアッセンブリ
22a X形フレームチューブ
22b X形フレームチューブ
24 脚部支持アッセンブリ
25 脚部チューブ
26a スライダー
26b スライダー
28 コーナー部
30 脚部
32 上部レール
34 底部支持構造体
36 ヒンジ
40 キャノピーカバー
42 キャノピークリップ
44 キャノピーボウ
46 フレーム
47 上部部分
50 子供
60 バシネットアクセサリー、プローブ
62 バシネットソフトグッズ
64 支持チューブアッセンブリ
64a 支持チューブ
64b 支持チューブ
64c 支持チューブ
90 地面
91 底部水平方向平面
92 上部水平方向平面
92A 上部水平方向平面
100a フレーム
100b フレーム
100c フレーム
100d フレーム
100e フレーム
102 内部スペース
103 平面
103a 平面
103b 平面
103c 平面
104 側縁部
105 上部頂点
106 側面
107 底部頂点
108 上部部分
109 上部周囲構造体
110a 脚部支持アッセンブリ
110b 脚部支持アッセンブリ
110c 脚部支持アッセンブリ
110d 脚部支持アッセンブリ
110e 脚部支持アッセンブリ
110f 脚部支持アッセンブリ
110g 脚部支持アッセンブリ
111a 長手方向軸線
111b 軸線
112 脚部チューブ
113a 上部端部
113b 底部端部
113c キャビティー
113d 開口部
113e-1 開口部
113e-2 開口部
114 足部
115 開口部
116 Dリング
117 D字形状の開口部
118 中心線軸線
119 開口部
120 スライダー
120a スライダー
120b スライダー
121 ベース
122 貫通孔開口部
124 延長部分、アーム
124a アーム、凹んだ開口部
124b アーム
125a 端部
125b 端部
126 延長部分、アーム
126-1 延長部分
126a アーム、凹んだ開口部
126b アーム
127 底部表面
128 スロット状開口部
129 上部表面
130 コーナー部
130a コーナー部
130b コーナー部
131 ベース
132 開口部
133 フック
134 延長部分、アーム
134a アーム、凹んだ開口部
134b アーム
135a 端部
135b 端部
136 延長部分、アーム
136a アーム、凹んだ開口部
136b アーム
138 タブ部分
139 スナップフィットコネクター
140a X形フレームアッセンブリ
140b X形フレームアッセンブリ
140c X形フレームアッセンブリ
141a 第1の軸線
141a-1 中心線軸線
141b 第2の軸線
141a-2 中心線軸線
142a X形フレームチューブ
142b X形フレームチューブ
142c X形フレームチューブ
142d X形フレームチューブ
142e X形フレームチューブ
142f X形フレームチューブ
143a 第1の端部
143b 第2の端部
144 中央部分
145 ピンジョイント
146a ピンジョイント
146b ピンジョイント
146c ピンジョイント
146d ピンジョイント
146e ピンジョイント
146f ピンジョイント
146g ピンジョイント
146g-1 ピンジョイント
146h ピンジョイント
146i ピンジョイント
146j ピンジョイント
147 開口部
148 平坦なセクション
150a 水平方向平面
150b 水平方向平面
151 ホイールアッセンブリ
152 ベース
153 ホイール
154 ホイールカバー
160 トッパー
161 トッパーサポート
170 丸みを帯びた底部セクション
171 チャネル
172 湾曲した側部
190 スナップフィットコネクター
200a ラッチ
200b シングルアクションラッチ
200c ラッチ
200d ラッチ
200e ラッチ
200f ラッチ
200g ラッチ
200h ラッチ
200i ラッチ
200j ラッチ
210 ラッチ部材
211a 第1の端部
211b 第2の端部
212 開口部
214 ラッチ開口部
216 タブ
218 スロット
220 タブ
222 リードイン機構
224 装着ベース
230 ラッチボス
232 アンダーカット部分
234 リブ
236 端部部分
240a ノッチ
240b フック構造体
241a 第1の端部
241b 第2の端部
242 ラッチフック
243 ラッチ部材
244 ラッチ開口部
250a 第1のハウジング
250b 第2のハウジング
251a ノッチ
251b ノッチ
252 回転軸線
253 リターンスプリング
254 ロッキングギア
256 ラッチキーセクション
257a 内部側壁部
257b フロント部分
257c チャネル
258 スロットガイド
259 凹んだ開口部
260 解放ボタン
262 タブ
270 ラッチ
271 カラー
272 リターンスプリング
273 ラッチ開口部
274 ピン
275 開口部
280 ラッチベース
281 ラッチキャッチ
282 タブ
283 ラッチ開口部
284 ラッチ部材
291 ラッチキャッチ
300 ソフトグッズ
301 部分的に囲まれたスペース
301a 底部部分
302 ソフトグッズ上部部分
304 フロア部分
306 側部部分
310 タブ
312 スナップフィットコネクター
320 テザー
322 スナップフィットコネクター
330 補剛材
331 ポケット
340 ジッパー歯
342 ストラップ
400a キャノピーカバーアッセンブリ
400b キャノピーカバーアッセンブリ
400c キャノピーカバーアッセンブリ
410 キャノピーサポートアッセンブリ
412 キャノピーボウ
413a 第1の端部
413b 第2の端部
414 弾性的なコード
415 コネクター
416 ボウセクション
420a キャノピークリップ
420b キャノピークリップ
422 ベース
424 スナップフィット機構
425 リードイン機構
426 キャノピーボウ開口部
428 フック
430 アライメントリブ
432 開口部
434 開口部
440 キャノピーカバー
442 テザー
450a ハブ
450b ハブ
450c ハブ
450d ハブ
451 ベース
452 開口部
453 スロット
454 ピン
455 開口部
456 開口部
457 リップ
460 回転軸線
461 軸線
500a バシネットアクセサリー
500b バシネットアクセサリー
501 部分的に囲まれたスペース
510 マットレス
511 上部表面
512 パネル
514 ストラップ
516 ハンドル
520 支持構造体
522 バシネットソフトグッズ
524 側部表面
526 底部表面
527 ジッパーメカニズム
528 ジッパーハンドル
529 ジッパー歯
530 ストラップ
532 開口部
534a スクリュー締結具
534b スクリュー締結具
536 中央開口部
537 コーナー部分
538 平面
540 支持チューブ
542a 第1の端部
542b 第2の端部
544 ピン
546a 第1の支持チューブ
546b 第2の支持チューブ
548 オーバーラップセクション
550 ハブ
551 ベース
552 チャネル
553 開口部
554 機械的なストップ
555 スナップフィットフック
556 回転軸線
558 中央開口部
560 フック
562 機械的なストップ
565 スプリングエレメント
566 ロールドリベット
567 端部
570 ハブラッチ
572 ベース
574 アーム
576 解放ハンドル
600a 保管ラッチ
600b 保管ラッチ
600c 保管ラッチ
610 プッシュボタン
612 拘束表面
616 傾斜の付いた表面
620 スプリングエレメント
622 ベース
624 アーム
640 ベース
641 締結具開口部
642 ラッチ部材
643 端部
644 フック
645 底部表面
646 傾斜の付いた表面
647 開口部
648 D字形状の開口部
650 2次ラッチ
650a 2次ラッチ
650b 2次ラッチ
650c 2次ラッチ
652 プッシュボタン
653 アーム
654 アーム
656 ベース
657 タブ
658 外部表面
660 圧縮スプリング
1000a 折り畳み可能なプレイヤード
1000b 折り畳み可能なプレイヤード
1000c 折り畳み可能なプレイヤード
高さ
高さ
高さ
高さ
sg 高さ
t,1 高さ
L 全長
長さ
長さ
t,1 長さ
t,2 長さ
cr 長さ
長さ
sr 長さ
オフセット距離
オフセット距離
c1 外部幅
c2 外部幅
s1 外部幅
s2 外部幅
横方向オフセット
オフセット距離
オフセット距離
オフセット距離
θ 角度

Claims (19)

  1. 折り畳み可能なプレイヤード(1000a)のためのフレーム(100e)であって、前記フレームは、前記フレームの保管のためのコンパクトな折り畳まれた構成と、前記折り畳み可能なプレイヤードの内部スペース(102)の中に子供(50)を収容するために、前記折り畳み可能なプレイヤードを地面表面(90)の上に支持するための展開されかつ伸長された構成と、を有しており、前記フレームは、
    前記内部スペースのそれぞれの側面(106)に位置決めされている複数のX形フレームアッセンブリであって、前記複数のX形フレームアッセンブリのそれぞれのX形フレームアッセンブリは、複数のX形フレームチューブ(142a、142b)を含み、前記複数のX形フレームチューブのそれぞれのX形フレームチューブは、真っ直ぐなチューブである、複数のX形フレームアッセンブリと;
    前記複数のX形フレームアッセンブリに連結されている複数の脚部支持アッセンブリ(110e)と、
    を含み、
    前記複数の脚部支持アッセンブリのそれぞれの脚部支持アッセンブリは、
    前記内部スペースの側縁部(104)に沿って位置決めされている中心線軸線(111a)を有する脚部チューブ(112)と;
    コーナー部(130)であって、前記コーナー部(130)は、前記脚部チューブの上部端部(113a)に連結されており、第1のコーナー部アーム(134)および第2のコーナー部アーム(136)を有している、コーナー部(130)と;
    スライダー(120)であって、前記スライダー(120)は、前記脚部チューブにスライド可能に連結されており、第1のスライダーアーム(124)および第2のスライダーアーム(126)を有している、スライダー(120)と、
    を含み、
    前記複数の脚部支持アッセンブリの第1の脚部支持アッセンブリの前記第1のコーナー部アーム、および、前記複数の脚部支持アッセンブリの第2の脚部支持アッセンブリの前記第2のコーナー部アームは、前記第1の脚部支持アッセンブリの前記第1の中心線軸線および前記第2の脚部支持アッセンブリの前記第2の中心線軸線と交差する前記内部スペースの側面(106)から、水平方向にそれぞれオフセットされており、前記フレームが前記コンパクトな折り畳まれた構成にあるときに、前記第1の脚部支持アッセンブリの前記第1のコーナー部アームの少なくとも一部分が、前記側面に沿って前記第2の脚部支持アッセンブリの前記第2のコーナー部アームの少なくとも一部分とオーバーラップするようになっており;
    前記第1の脚部支持アッセンブリの前記第1のスライダーアームおよび前記第2の脚部支持アッセンブリの前記第2のスライダーアームは、前記側面からそれぞれの水平方向にオフセットされており、前記フレームが前記コンパクトな折り畳まれた構成にあるときに、前記第1の脚部支持アッセンブリの前記第1のスライダーアームの少なくとも一部分が、前記側面に沿って前記第2の脚部支持アッセンブリの前記第2のスライダーアームの少なくとも一部分とオーバーラップするようになっており;
    前記複数の脚部支持アッセンブリのそれぞれのスライダーは同一であり;
    前記複数の脚部支持アッセンブリのそれぞれのコーナー部は同一である、フレーム(100e)。
  2. 前記複数のX形フレームチューブのそれぞれのX形フレームチューブは、前記複数の脚部支持アッセンブリのうちの少なくとも1つの脚部チューブに回転可能に連結されており、前記コンパクトな折り畳まれた構成、前記展開されかつ伸長された構成、および、前記コンパクトな折り畳まれた構成と前記展開されかつ伸長された構成との間の構成、のそれぞれにおいて、それぞれのX形フレームチューブのどの部分も、前記少なくとも1つの脚部チューブから1.5インチ未満のギャップによって分離されることはないようになっている、請求項1に記載のフレーム。
  3. 前記複数の脚部支持アッセンブリのそれぞれの第1および第2のスライダーアームは、1.5インチ以上の長さ(lsr)をそれぞれ有している、請求項2に記載のフレーム。
  4. 前記複数の脚部支持アッセンブリのそれぞれの第1および第2のコーナー部アームは、1.5インチ以上の長さ(lcr)をそれぞれ有している、請求項2または3に記載のフレーム。
  5. 前記第1の脚部支持アッセンブリの前記第1のスライダーアームは、前記内部スペースから離れるようにオフセットされており;
    前記第1の脚部支持アッセンブリの前記第2のスライダーアームは、前記内部スペースに向けてオフセットされている、請求項1に記載のフレーム。
  6. 前記第1の脚部支持アッセンブリの前記第1および第2のスライダーアームは、前記内部スペースに向けて一緒にオフセットされているか、または、前記内部スペースから離れるように一緒にオフセットされているかの一方である、請求項1に記載のフレーム。
  7. 前記第1の脚部支持アッセンブリの前記第1のコーナー部アームは、前記内部スペースから離れるようにオフセットされており;
    前記第1の脚部支持アッセンブリの前記第2のコーナー部アームは、前記内部スペースに向けてオフセットされている、請求項1、5、または6に記載のフレーム。
  8. 前記第1の脚部支持アッセンブリの前記第1および第2のコーナー部アームは、前記内部スペースに向けて一緒にオフセットされているか、または、前記内部スペースから離れるように一緒にオフセットされているかの一方である、請求項1、5、または6に記載のフレーム。
  9. 前記複数のX形フレームチューブのそれぞれのX形フレームチューブは、一定の断面を有している、請求項1に記載のフレーム。
  10. それぞれのX形フレームアッセンブリの前記複数のX形フレームチューブは、
    第1のX形フレームチューブ(142a)と;
    前記第1のX形フレームチューブに回転可能に連結されている第2のX形フレームチューブ(142b)であって、前記第2のX形フレームチューブは、0.625インチから1.5インチの間の範囲にある距離(w)だけ、前記第1のX形フレームチューブから水平方向にオフセットされている、第2のX形フレームチューブ(142b)と、
    を含む、請求項1に記載のフレーム。
  11. 前記フレームは、前記展開されかつ伸長された構成において前記フレームを維持するための1つのみのラッチ(200a)をさらに含み、前記ラッチ(200a)は、前記複数のX形フレームアッセンブリのうちの1つのX形フレームアッセンブリ、および/または、前記複数の脚部支持アッセンブリのうちの1つの脚部支持アッセンブリに連結されている、請求項1に記載のフレーム。
  12. 前記フレームは、前記コンパクトな折り畳まれた構成において前記フレームを維持するための保管ラッチ(600a~600c)をさらに含み、前記保管ラッチ(600a~600c)は、前記複数の脚部支持アッセンブリのうちの1つの脚部支持アッセンブリに連結されている、請求項1に記載のフレーム。
  13. 前記フレームは、前記コンパクトな折り畳まれた構成において前記フレームを維持するための前記保管ラッチのみを含む、請求項12に記載のフレーム。
  14. 前記1つの脚部支持アッセンブリの前記スライダーは、前記フレームが前記展開されかつ伸長された構成にあるときに、前記1つの脚部支持アッセンブリの前記脚部チューブの前記上部端部に近接して配設されており;
    前記保管ラッチは、前記スライダーの上部表面(129)に物理的に接触することによって、前記1つの脚部支持アッセンブリの前記スライダーが前記脚部チューブの前記上部端部に向けて移動することを防止し、それによって、前記コンパクトな折り畳まれた構成において前記フレームを維持する、請求項12に記載のフレーム。
  15. 前記保管ラッチは、
    前記脚部チューブの底部端部(113b)の近くに配置されている開口部(113d)を通って部分的に突出するプッシュボタン(610)であって、前記プッシュボタンは、前記1つの脚部支持アッセンブリの前記スライダーの前記上部表面に物理的に接触するための拘束表面(612)を有しており、前記スライダーが前記脚部チューブの前記上部端部に向けて移動することを防止するようになっており、前記プッシュボタンは、押圧されるときに、前記開口部を通して挿入され、前記脚部チューブのキャビティー(113c)の中に配設され、前記スライダーが前記脚部チューブの前記上部端部に向けて移動することができるようになっている、プッシュボタン(610)と;
    スプリングエレメント(620)であって、前記スプリングエレメント(620)は、前記脚部チューブの前記キャビティーの中に配設され、前記プッシュボタンに直接的に連結されており、前記プッシュボタンにスプリング付勢力を印加し、前記プッシュボタンが前記開口部を通って突出することを引き起こし、前記プッシュボタンが押圧されていないときに、前記プッシュボタンの前記拘束表面が前記スライダーの前記上部表面に接触することができるようになっている、スプリングエレメント(620)と、
    を含む、請求項14に記載のフレーム。
  16. 前記プッシュボタンは、傾斜の付いた表面(616)を含み;
    前記フレームが前記展開されかつ伸長された構成から前記コンパクトな折り畳まれた構成へ移行するときに、前記スライダーの底部表面(127)が、前記プッシュボタンの前記傾斜の付いた表面に物理的に接触し、前記プッシュボタンが前記脚部チューブの前記キャビティーの中へ挿入されることを引き起こし、それによって、前記スライダーが前記プッシュボタンの下方に移動することを可能にし、前記スライダーの前記上部表面が前記プッシュボタンの前記拘束表面の下方に位置決めされるようになっている、請求項15に記載のフレーム。
  17. 前記保管ラッチは、
    ベース(640)であって、前記ベース(640)は、前記1つの脚部支持アッセンブリの前記脚部チューブに連結されており、前記1つの脚部支持アッセンブリの前記スライダーの下方に配設されている、ベース(640)と;
    ラッチ部材(642)であって、前記ラッチ部材(642)は、前記ベースに連結されており、前記脚部チューブに沿って延在しており、前記フレームが前記コンパクトな折り畳まれた構成にあるときに、前記ラッチ部材の端部(643)が前記スライダーの上方に配設されるようになっている、ラッチ部材(642)と;
    フック(644)であって、前記フック(644)は、前記タブの前記端部に配設されており、前記1つの脚部支持アッセンブリの前記スライダーの前記上部表面に物理的に接触し、前記スライダーが前記脚部チューブの前記上部端部に向けて移動することを防止するようになっている、フック(644)と、
    を含み;
    前記ラッチ部材は、引っ張られるときに曲がり、前記フックが前記スライダーから物理的に分離されるようになっており、それによって、前記スライダーが前記脚部チューブの前記上部端部に向けて移動することを可能にする、請求項14に記載のフレーム。
  18. 前記保管ラッチの前記ベースは、前記脚部チューブの底部端部(113b)に配設されている足部(114)とともに一体的に形成されている、請求項17に記載のフレーム。
  19. 前記フックは、傾斜の付いた表面(646)を含み;
    前記フレームが前記展開された伸長された構成から前記コンパクトな折り畳まれた構成へ移行するときに、前記スライダーの底部表面(127)が、前記フックの前記傾斜の付いた表面に物理的に接触し、前記ラッチ部材が曲がることを引き起こし、それによって、前記スライダーが前記フックの下方に移動することを可能にし、前記スライダーの前記上部表面が前記ラッチ部材の前記フックの下方に配設されるようになっている、請求項17に記載のフレーム。
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