JP2023514177A - アップリンク送信中断 - Google Patents

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Abstract

本開示の様々な態様は概して、ワイヤレス通信に関する。いくつかの態様では、ユーザ機器(UE)は、第1のアップリンク送信と第2のアップリンク送信との間の衝突を識別することであって、第1のアップリンク送信は高優先度アップリンク送信であり、第2のアップリンク送信は低優先度アップリンク送信である、ことと、定義された時間期間中に第2のアップリンク送信を取り消すことであって、定義された時間期間は、処理時間およびオフセットに少なくとも部分的に基づく終了点、ならびに第1のアップリンク送信のためのトリガイベントまたはUE能力に少なくとも部分的に基づく開始点を有する、こととを行ってよい。数多くの他の態様が提供される。

Description

関連出願の相互参照
本特許出願は、参照により本明細書に明確に組み込まれる、「UPLINK TRANSMISSION INTERRUPTION」と題する、2020年2月14日に出願された米国仮特許出願第62/977,011号、および「UPLINK TRANSMISSION INTERRUPTION」と題する、2021年2月11日に出願された米国非仮特許出願第17/174,013号の優先権を主張する。
本開示の態様は、概してワイヤレス通信に関し、アップリンク送信中断のための技法および装置に関する。
ワイヤレス通信システムは、電話、ビデオ、データ、メッセージング、およびブロードキャストなど、様々な電気通信サービスを提供するために広く展開されている。典型的なワイヤレス通信システムは、利用可能なシステムリソース(たとえば、帯域幅、送信電力など)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることが可能な多元接続技術を利用する場合がある。そのような多元接続技術の例は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC-FDMA)システム、時分割同期符号分割多元接続(TD-SCDMA)システム、およびロングタームエボリューション(LTE)を含む。LTE/LTEアドバンストは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP(登録商標))によって公表されたユニバーサルモバイル電気通信システム(UMTS)モバイル規格への拡張のセットである。
ワイヤレスネットワークは、いくつかのユーザ機器(UE)のための通信をサポートすることができる、いくつかの基地局(BS)を含み得る。ユーザ機器(UE)は、ダウンリンクおよびアップリンクを介して基地局(BS)と通信し得る。ダウンリンク(または、順方向リンク)は、BSからUEへの通信リンクを指し、アップリンク(または、逆方向リンク)は、UEからBSへの通信リンクを指す。本明細書においてより詳細に記載するように、BSは、ノードB、gNB、アクセスポイント(AP)、無線ヘッド、送信受信ポイント(TRP)、新無線(NR)BS、5GノードBなどと呼ばれる場合がある。
上記の多元接続技術は、都市レベル、国家レベル、地域レベル、さらには世界レベルで様々なユーザ機器が通信することを可能にする共通プロトコルを提供するために、様々な電気通信規格において採用されている。新無線(NR)は、5Gと呼ばれることもあり、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP(登録商標))によって公表されたLTEモバイル規格に対する拡張のセットである。NRは、スペクトル効率を改善すること、コストを減らすこと、サービスを改善すること、新たなスペクトルを利用すること、およびサイクリックプレフィックス(CP)付き直交周波数分割多重化(OFDM)(CP-OFDM)をダウンリンク(DL)上で使用し、CP-OFDMおよび/またはSC-FDM(たとえば、離散フーリエ変換拡散OFDM(DFT-s-OFDM)とも呼ばれる)をアップリンク(UL)上で使用して、他のオープン規格とよりよく統合すること、ならびにビームフォーミング、多入力多出力(MIMO)アンテナ技術、およびキャリアアグリゲーションをサポートすることによって、モバイルブロードバンドインターネットアクセスをよりよくサポートするように設計されている。モバイルブロードバンドアクセスに対する需要が増大し続けており、LTE、NR、および他の無線アクセス技術におけるさらなる改善が有用なままである。
いくつかの態様では、ユーザ機器(UE)によって実施されるワイヤレス通信の方法は、第1のアップリンク送信と第2のアップリンク送信との間の衝突を識別するステップであって、第1のアップリンク送信は高優先度アップリンク送信であり、第2のアップリンク送信は低優先度アップリンク送信である、ステップと、定義された時間期間中に第2のアップリンク送信を取り消すステップであって、定義された時間期間は、処理時間および構成可能な値に少なくとも部分的に基づく終了点、ならびに終了点およびUE能力に少なくとも部分的に基づく開始点を有する、ステップとを含み得る。
いくつかの態様では、ユーザ機器(UE)によって実施されるワイヤレス通信の方法は、第1のアップリンク送信と第2のアップリンク送信との間の衝突を識別するステップであって、第1のアップリンク送信は高優先度アップリンク送信であり、第2のアップリンク送信は低優先度アップリンク送信である、ステップと、定義された時間期間中に第2のアップリンク送信を取り消すステップであって、定義された時間期間は、第1のアップリンク送信および第2のアップリンク送信の第1の重複シンボルの前の終了点を有し、第1の重複シンボルは処理時間およびオフセットに少なくとも部分的に基づき、定義された時間期間は、第1のアップリンク送信のためのトリガイベントまたはUE能力に少なくとも部分的に基づく開始点を有する、ステップとを含み得る。
いくつかの態様では、UEによって実施されるワイヤレス通信の方法は、第1のアップリンク送信と第2のアップリンク送信との間の衝突を識別するステップであって、第1のアップリンク送信は高優先度アップリンク送信であり、第2のアップリンク送信は低優先度アップリンク送信である、ステップと、過渡持続時間中に第2のアップリンク送信を取り消すステップであって、過渡持続時間(transient duration)は、送信取消し終了点に近接して生じる閾値時間である、ステップとを含み得る。
いくつかの態様では、ワイヤレス通信のためのUEは、メモリと、メモリに動作可能に結合された1つまたは複数のプロセッサとを含み得る。メモリおよび1つまたは複数のプロセッサは、第1のアップリンク送信と第2のアップリンク送信との間の衝突を識別することであって、第1のアップリンク送信は高優先度アップリンク送信であり、第2のアップリンク送信は低優先度アップリンク送信である、ことと、定義された時間期間中に第2のアップリンク送信を取り消すことであって、定義された時間期間は、処理時間および構成可能な値に少なくとも部分的に基づく終了点、ならびに終了点およびUE能力に少なくとも部分的に基づく開始点を有する、こととを行うように構成されてよい。
いくつかの態様では、ワイヤレス通信のためのUEは、メモリと、メモリに動作可能に結合された1つまたは複数のプロセッサとを含み得る。メモリおよび1つまたは複数のプロセッサは、第1のアップリンク送信と第2のアップリンク送信との間の衝突を識別することであって、第1のアップリンク送信は高優先度アップリンク送信であり、第2のアップリンク送信は低優先度アップリンク送信である、ことと、定義された時間期間中に第2のアップリンク送信を取り消すことであって、定義された時間期間は、第1のアップリンク送信および第2のアップリンク送信の第1の重複シンボルの前の終了点を有し、第1の重複シンボルは処理時間およびオフセットに少なくとも部分的に基づき、定義された時間期間は、第1のアップリンク送信のためのトリガイベントまたはUE能力に少なくとも部分的に基づく開始点を有する、こととを行うように構成されてよい。
いくつかの態様では、ワイヤレス通信のためのUEは、メモリと、メモリに動作可能に結合された1つまたは複数のプロセッサとを含み得る。メモリおよび1つまたは複数のプロセッサは、第1のアップリンク送信と第2のアップリンク送信との間の衝突を識別することであって、第1のアップリンク送信は高優先度アップリンク送信であり、第2のアップリンク送信は低優先度アップリンク送信である、ことと、過渡持続時間中に第2のアップリンク送信を取り消すことであって、過渡持続時間は、送信取消し終了点に近接して生じる閾値時間である、こととを行うように構成されてよい。
いくつかの態様では、非一時的コンピュータ可読媒体は、ワイヤレス通信のための1つまたは複数の命令を記憶し得る。1つまたは複数の命令は、UEの1つまたは複数のプロセッサによって実行されると、1つまたは複数のプロセッサに、第1のアップリンク送信と第2のアップリンク送信との間の衝突を識別することであって、第1のアップリンク送信は高優先度アップリンク送信であり、第2のアップリンク送信は低優先度アップリンク送信である、ことと、定義された時間期間中に第2のアップリンク送信を取り消すことであって、定義された時間期間は、処理時間および構成可能な値に少なくとも部分的に基づく終了点、ならびに終了点およびUE能力に少なくとも部分的に基づく開始点を有する、こととを行わせてよい。
いくつかの態様では、非一時的コンピュータ可読媒体は、ワイヤレス通信のための1つまたは複数の命令を記憶し得る。1つまたは複数の命令は、UEの1つまたは複数のプロセッサによって実行されると、1つまたは複数のプロセッサに、第1のアップリンク送信と第2のアップリンク送信との間の衝突を識別することであって、第1のアップリンク送信は高優先度アップリンク送信であり、第2のアップリンク送信は低優先度アップリンク送信である、ことと、定義された時間期間中に第2のアップリンク送信を取り消すことであって、定義された時間期間は、第1のアップリンク送信および第2のアップリンク送信の第1の重複シンボルの前の終了点を有し、第1の重複シンボルは処理時間およびオフセットに少なくとも部分的に基づき、定義された時間期間は、第1のアップリンク送信のためのトリガイベントまたはUE能力に少なくとも部分的に基づく開始点を有する、こととを行わせてよい。
いくつかの態様では、非一時的コンピュータ可読媒体は、ワイヤレス通信のための1つまたは複数の命令を記憶し得る。1つまたは複数の命令は、UEの1つまたは複数のプロセッサによって実行されると、1つまたは複数のプロセッサに、第1のアップリンク送信と第2のアップリンク送信との間の衝突を識別することであって、第1のアップリンク送信は高優先度アップリンク送信であり、第2のアップリンク送信は低優先度アップリンク送信である、ことと、過渡持続時間中に第2のアップリンク送信を取り消すことであって、過渡持続時間は、送信取消し終了点に近接して生じる閾値時間である、こととを行わせてよい。
いくつかの態様では、ワイヤレス通信のための装置は、第1のアップリンク送信と第2のアップリンク送信との間の衝突を識別するための手段であって、第1のアップリンク送信は高優先度アップリンク送信であり、第2のアップリンク送信は低優先度アップリンク送信である、手段と、定義された時間期間中に第2のアップリンク送信を取り消すための手段であって、定義された時間期間は、処理時間および構成可能な値に少なくとも部分的に基づく終了点、ならびに終了点およびUE能力に少なくとも部分的に基づく開始点を有する、手段とを含み得る。
いくつかの態様では、ワイヤレス通信のための装置は、第1のアップリンク送信と第2のアップリンク送信との間の衝突を識別するための手段であって、第1のアップリンク送信は高優先度アップリンク送信であり、第2のアップリンク送信は低優先度アップリンク送信である、手段と、定義された時間期間中に第2のアップリンク送信を取り消すための手段であって、定義された時間期間は、第1のアップリンク送信および第2のアップリンク送信の第1の重複シンボルの前の終了点を有し、第1の重複シンボルは処理時間およびオフセットに少なくとも部分的に基づき、定義された時間期間は、第1のアップリンク送信のためのトリガイベントまたはUE能力に少なくとも部分的に基づく開始点を有する、手段とを含み得る。
いくつかの態様では、ワイヤレス通信のための装置は、第1のアップリンク送信と第2のアップリンク送信との間の衝突を識別するための手段であって、第1のアップリンク送信は高優先度アップリンク送信であり、第2のアップリンク送信は低優先度アップリンク送信である、手段と、過渡持続時間中に第2のアップリンク送信を取り消すための手段であって、過渡持続時間は、送信取消し終了点に近接して生じる閾値時間である、手段とを含み得る。
態様は、全体的に、図面を参照して本明細書で十分に説明し、図面および本明細書によって示すような、方法、装置、システム、コンピュータプログラム製品、非一時的コンピュータ可読媒体、ユーザ機器、基地局、ワイヤレス通信デバイス、および/または処理システムを含む。
上記は、以下の発明を実施するための形態がよりよく理解され得るように、本開示による例の特徴と技術的利点とをかなり広範に概説している。追加の特徴および利点が以下で説明される。開示される概念および具体例は、本開示の同じ目的を遂行するための他の構造を変更または設計するための基礎として容易に使用されてよい。そのような等価な構造は、添付の特許請求の範囲から逸脱しない。本明細書で開示される概念の特性、それらの編成と動作方法の両方が、添付の図面に関連して検討されれば、以下の説明から、関連する利点とともにより良く理解されるであろう。図の各々は、特許請求の範囲の限定の定義としてではなく、例示および説明のために提供される。
本開示の上述の特徴が詳細に理解され得るように、添付の図面にその一部が示される態様を参照することによって、上記で簡潔に要約した内容について、より具体的な説明を行う場合がある。しかしながら、本説明は他の等しく効果的な態様を許容する場合があるので、添付の図面が、本開示のいくつかの典型的な態様しか示さず、したがって、その範囲の限定と見なされるべきではないことに留意されたい。異なる図面における同じ参照番号は、同じかまたは類似の要素を識別し得る。
本開示の様々な態様によるワイヤレスネットワークの例を示す図である。 本開示の様々な態様による、ワイヤレスネットワークにおけるUEと通信している基地局の例を示す図である。 本開示の様々な態様による、アップリンク送信中断に関連付けられた例を示す図である。 本開示の様々な態様による、アップリンク送信中断に関連付けられた例を示す図である。 本開示の様々な態様による、アップリンク送信中断に関連付けられた例示的プロセスを示す図である。 本開示の様々な態様による、アップリンク送信中断に関連付けられた例示的プロセスを示す図である。 本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のための例示的装置を示すブロック図である。
本開示の様々な態様について、添付の図面を参照して以下でより十分に説明する。しかしながら、本開示は、多くの異なる形態で具現化されてもよく、本開示全体にわたって提示される任意の特定の構造または機能に限定されるものと解釈されるべきでない。むしろ、これらの態様は、本開示が網羅的で完全になり、本開示の範囲を当業者に十分に伝えるように構成される。本明細書の教示に基づいて、本開示の範囲は、本開示の任意の他の態様とは無関係に実装されるにせよ、本開示の任意の他の態様と組み合わせて実装されるにせよ、本明細書で開示する本開示の任意の態様を包含するものであることを、当業者は諒解されたい。たとえば、本明細書に記載する任意の数の態様を使用して、装置が実装されてよく、または方法が実践されてよい。加えて、本開示の範囲は、本明細書に記載する本開示の様々な態様に加えて、またはそれらの態様以外の、他の構造、機能性、または構造および機能性を使用して実践される装置または方法を包含するものである。本明細書で開示する本開示のいかなる態様も、特許請求の範囲の1つまたは複数の要素によって具現され得ることを理解されたい。
次に、様々な装置および技法を参照して、電気通信システムのいくつかの態様を提示する。これらの装置および技法は、以下の詳細な説明において説明され、様々なブロック、モジュール、構成要素、回路、ステップ、プロセス、アルゴリズムなど(「要素」と総称される)によって添付図面に示される。これらの要素は、ハードウェア、ソフトウェア、またはそれらの組合せを使用して実装され得る。そのような要素がハードウェアとして実装されるか、ソフトウェアとして実装されるかは、具体的な適用例および全体的なシステムに課される設計制約に依存する。
態様について、5GまたはNR無線アクセス技術(RAT)に一般的に関連付けられた用語を使用して本明細書で説明する場合があるが、本開示の態様は、3G RAT、4G RAT、および/または5Gに続くRAT(たとえば、6G)など他のRATに適用され得ることに留意されたい。
図1は、本開示の様々な態様による、ワイヤレスネットワーク100の例を示す図である。ワイヤレスネットワーク100は、他の例の中でも、5G(NR)ネットワークおよび/またはLTEネットワークの要素であるか、またはそれらを含んでよい。ワイヤレスネットワーク100は、いくつかの基地局110(BS110a、BS110b、BS110c、およびBS110dとして示される)と、他のネットワークエンティティとを含み得る。基地局(BS)は、ユーザ機器(UE)と通信するエンティティであり、NR BS、ノードB、gNB、5GノードB(NB)、アクセスポイント、送信受信ポイント(TRP)などと呼ばれる場合もある。各BSは、特定の地理的エリアに通信カバレージを提供し得る。3GPP(登録商標)では、「セル」という用語は、用語が使用される文脈によって、BSのカバレージエリア、および/またはこのカバレージエリアにサービスするBSサブシステムを指すことができる。
BSは、マクロセル、ピコセル、フェムトセル、および/または別のタイプのセルのための通信カバレージを提供し得る。マクロセルは、比較的大きい地理的エリア(たとえば、半径数キロメートル)をカバーしてよく、サービスに加入しているUEによる無制限アクセスを可能にすることがある。ピコセルは、比較的小さい地理的エリアをカバーしてよく、サービスに加入しているUEによる無制限アクセスを可能にし得る。フェムトセルは、比較的小さい地理的エリア(たとえば、自宅)をカバーしてよく、フェムトセルとの関連付けを有するUE(たとえば、限定加入者グループ(CSG)の中のUE)による制限付きアクセスを可能にし得る。マクロセルのためのBSは、マクロBSと呼ばれることがある。ピコセルのためのBSは、ピコBSと呼ばれることがある。フェムトセルのためのBSはフェムトBSまたはホームBSと呼ばれることがある。図1に示す例では、BS110aはマクロセル102a用のマクロBSであってよく、BS110bはピコセル102b用のピコBSであってよく、BS110cはフェムトセル102c用のフェムトBSであってよい。BSは、1つまたは複数(たとえば、3つ)のセルをサポートし得る。「eNB」、「基地局」、「NR BS」、「gNB」、「TRP」、「AP」、「ノードB」、「5G NB」、および「セル」という用語が、本明細書では互換的に使用されてよい。
いくつかの態様では、セルは、必ずしも静止しているとは限らない場合があり、セルの地理的エリアは、モバイルBSの位置に従って移動する場合がある。いくつかの態様では、BSは、任意の適切なトランスポートネットワークを使用して、直接物理接続または仮想ネットワークなどの様々なタイプのバックホールインターフェースを通して、互いと、および/またはワイヤレスネットワーク100の中の1つもしくは複数の他のBSもしくはネットワークノード(図示せず)に相互接続されてよい。
ワイヤレスネットワーク100はまた、中継局を含んでよい。中継局は、上流局(たとえば、BSまたはUE)からデータの伝送を受信でき、そのデータの伝送を下流局(たとえば、UEまたはBS)に送ることができるエンティティである。中継局はまた、他のUEのための送信を中継できるUEであってよい。図1に示す例では、中継BS110dは、マクロBS110aとUE120dとの間の通信を容易にするために、BS110aおよびUE120dと通信し得る。中継BSは、中継局、中継基地局、リレーなどと呼ばれる場合もある。
ワイヤレスネットワーク100は、マクロBS、ピコBS、フェムトBS、中継BSなどの異なるタイプのBSを含む異種ネットワークであってよい。これらの異なるタイプのBSは、ワイヤレスネットワーク100において、異なる送信電力レベル、異なるカバレージエリア、および干渉に対する異なる影響を有する場合がある。たとえば、マクロBSは、高い送信電力レベル(たとえば、5~40ワット)を有する場合があるが、ピコBS、フェムトBS、および中継BSは、より低い送信電力レベル(たとえば、0.1~2ワット)を有する場合がある。
ネットワークコントローラ130は、BSのセットに結合してよく、これらのBSのための協調および制御を行ってよい。ネットワークコントローラ130は、バックホールを介してBSと通信し得る。BSはまた、たとえば、ワイヤレスまたはワイヤラインバックホールを介して、直接または間接的に互いと通信し得る。
UE120(たとえば、120a、120b、120c)はワイヤレスネットワーク100全体にわたって分散されることがあり、各UEは固定式または移動式であることがある。UEは、アクセス端末、端末、移動局、加入者ユニット、局などと呼ばれることもある。UEは、セルラーフォン(たとえば、スマートフォン)、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレスモデム、ワイヤレス通信デバイス、ハンドヘルドデバイス、ラップトップコンピュータ、コードレスフォン、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、タブレット、カメラ、ゲームデバイス、ネットブック、スマートブック、ウルトラブック、医療デバイスもしくは医療機器、生体センサー/デバイス、ウェアラブルデバイス(スマートウォッチ、スマートクロージング、スマートグラス、スマートリストバンド、スマートジュエリー(たとえば、スマートリング、スマートブレスレット))、エンターテインメントデバイス(たとえば、音楽もしくはビデオデバイス、または衛星ラジオ)、車両構成要素もしくはセンサー、スマートメーター/センサー、産業用製造機器、全地球測位システムデバイス、または、ワイヤレスもしくはワイヤード媒体を介して通信するように構成される任意の他の好適なデバイスであり得る。
いくつかのUEは、マシンタイプ通信(MTC)UE、または発展型もしくは拡張マシンタイプ通信(eMTC)UEと見なされてよい。MTC UEおよびeMTC UEは、たとえば、基地局、別のデバイス(たとえば、リモートデバイス)、またはいくつかの他のエンティティと通信し得る、ロボット、ドローン、リモートデバイス、センサー、メーター、モニタ、および/またはロケーションタグを含む。ワイヤレスノードは、たとえば、ワイヤードまたはワイヤレスの通信リンクを介して、ネットワーク(たとえば、インターネットまたはセルラーネットワークなどのワイドエリアネットワーク)のための接続性またはネットワークへの接続性を提供し得る。いくつかのUEは、モノのインターネット(IoT)デバイスと見なされてよく、かつ/またはNB-IoT(狭帯域モノのインターネット)デバイスとして実装されてよい。いくつかのUEは、顧客構内機器(CPE)と見なされ得る。UE120は、プロセッサ構成要素および/またはメモリ構成要素など、UE120の構成要素を収容するハウジングの内部に含まれてよい。いくつかの態様では、プロセッサ構成要素とメモリ構成要素は互いに結合されてよい。たとえば、プロセッサ構成要素(たとえば、1つまたは複数のプロセッサ)とメモリ構成要素(たとえば、メモリ)は、動作可能に結合され、通信可能に結合され、電子的に結合され、かつ/または電気的に結合されてよい。
一般に、任意の数のワイヤレスネットワークが、所与の地理的エリアの中で展開され得る。各ワイヤレスネットワークは、特定のRATをサポートしてよく、1つまたは複数の周波数で動作してよい。RATは、無線技術、エアインターフェースなどと呼ばれることもある。周波数は、キャリア、周波数チャネルなどと呼ばれることもある。各周波数は、異なるRATのワイヤレスネットワーク間の干渉を回避するために、所与の地理的エリアの中で単一のRATをサポートし得る。いくつかの場合、NRまたは5G RATネットワークが展開され得る。
いくつかの態様では、2つ以上のUE120(たとえば、UE120aおよびUE120eとして示される)は、1つまたは複数のサイドリンクチャネルを使って(たとえば、互いに通信するための媒介として基地局110を使わずに)直接通信してよい。たとえば、UE120は、ピアツーピア(P2P)通信、デバイス間(D2D)通信、(たとえば、車車間(V2V)プロトコルまたは路車間(V2I)プロトコルを含んでよい)ビークルツーエブリシング(V2X)プロトコル、および/またはメッシュネットワークを使用して通信し得る。この場合、UE120は、スケジューリング動作、リソース選択動作、および/または基地局110によって実施されるものとして本明細書の中の他の場所で説明する他の動作を実施し得る。
ワイヤレスネットワーク100のデバイスは、電磁スペクトルを使って通信する場合があり、このスペクトルは、周波数または波長に基づいて、様々なクラス、帯域、チャネルなどに下位分割され得る。たとえば、ワイヤレスネットワーク100のデバイスは、410MHzから7.125GHzにわたり得る、第1の周波数範囲(FR1)を有する動作帯域を使って通信する場合があり、かつ/または24.25GHzから52.6GHzにわたり得る第2の周波数範囲(FR2)を有する動作帯域を使って通信する場合がある。FR1とFR2との間の周波数は、中間帯域周波数と呼ばれることがある。FR1の一部分は6GHzより高いが、FR1はしばしば、「サブ6GHz」帯域と呼ばれる。同様に、FR2は、国際電気通信連合(ITU)によって「ミリメートル波」帯域として識別される極高周波(EHF)帯域(30GHz~300GHz)とは異なるにもかかわらず、しばしば、「ミリメートル波」帯域と呼ばれる。したがって、別段に明記されていない限り、「サブ6GHz」などの用語は、本明細書において使われる場合、6GHz未満の周波数、FR1内の周波数、および/または中間帯域周波数(たとえば、7.125GHzよりも大きい)を広く表し得ることを理解されたい。同様に、別段に明記されていない限り、「ミリメートル波」などの用語は、本明細書において使用される場合、EHF帯域内の周波数、FR2内の周波数、および/または中間帯域周波数(たとえば、24.25GHz未満)を広く表し得ることを理解されたい。FR1およびFR2に含まれる周波数は修正されてよいことが企図され、本明細書に記載する技法は、それらの修正された周波数範囲に適用可能である。
上記で示したように、図1は例として与えられる。他の例は、図1に関して説明される例とは異なってよい。
図2は、本開示の様々な態様による、ワイヤレスネットワーク100における、UE120と通信している基地局110の例200を示す図である。基地局110は、T個のアンテナ234a~234tを装備してよく、UE120は、R個のアンテナ252a~252rを装備してよく、ここで、一般にT≧1およびR≧1である。
基地局110において、送信プロセッサ220は、1つまたは複数のUE向けのデータをデータソース212から受信し、UEから受信されたチャネル品質インジケータ(CQI)に少なくとも部分的に基づいて、UEごとに1つまたは複数の変調およびコーディング方式(MCS)を選択し、UE用に選択されたMCSに少なくとも部分的に基づいて、UEごとにデータを処理(たとえば、符号化および変調)し、データシンボルをすべてのUEに提供してよい。送信プロセッサ220はまた、(たとえば、半静的リソース区分情報(SRPI)のための)システム情報、および制御情報(たとえば、CQI要求、許可、および/または上位レイヤシグナリング)を処理してよく、オーバーヘッドシンボルおよび制御シンボルを提供してよい。送信プロセッサ220はまた、基準信号(たとえば、セル固有基準信号(CRS)または復調基準信号(DMRS))および同期信号(たとえば、1次同期信号(PSS)または2次同期信号(SSS))のための基準シンボルを生成してよい。送信(TX)多入力多出力(MIMO)プロセッサ230は、適用可能な場合、データシンボル、制御シンボル、オーバーヘッドシンボル、および/または基準シンボルに対して空間処理(たとえば、プリコーディング)を実施してよく、T個の出力シンボルストリームをT個の変調器(MOD)232a~232tに提供し得る。各変調器232は、(たとえば、OFDMのために)それぞれの出力シンボルストリームを処理して、出力サンプルストリームを取得し得る。各変調器232は、出力サンプルストリームをさらに処理(たとえば、アナログにコンバート、増幅、フィルタリング、およびアップコンバート)して、ダウンリンク信号を取得し得る。変調器232a~232tからのT個のダウンリンク信号は、それぞれT個のアンテナ234a~234tを介して送信され得る。
UE120において、アンテナ252a~252rは、基地局110および/または他の基地局からダウンリンク信号を受信してよく、それぞれ、受信された信号を復調器(DEMOD)254a~254rに提供してよい。各復調器254は、受信された信号を調整(たとえば、フィルタリング、増幅、ダウンコンバート、およびデジタル化)して、入力サンプルを取得し得る。各復調器254は、入力サンプルを(たとえば、OFDMのために)さらに処理して受信シンボルを取得し得る。MIMO検出器256は、すべてのR個の復調器254a~254rから受信シンボルを取得し、適用可能な場合、受信シンボルに対してMIMO検出を実施し、検出されたシンボルを提供してよい。受信プロセッサ258は、検出されたシンボルを処理(たとえば、復調および復号)し、UE120のための復号されたデータをデータシンク260に提供し、復号された制御情報およびシステム情報をコントローラ/プロセッサ280に提供し得る。「コントローラ/プロセッサ」という用語は、1つもしくは複数のコントローラ、1つもしくは複数のプロセッサ、またはそれらの組合せを指す場合がある。チャネルプロセッサは、他の例の中でも、基準信号受信電力(RSRP)パラメータ、受信信号強度インジケータ(RSSI)パラメータ、基準信号受信品質(RSRQ)パラメータ、および/またはチャネル品質インジケータ(CQI)パラメータを判断し得る。いくつかの態様では、UE120の1つまたは複数の構成要素は、ハウジング284に含まれ得る。
ネットワークコントローラ130は、通信ユニット294、コントローラ/プロセッサ290、およびメモリ292を含んでよい。ネットワークコントローラ130は、たとえば、コアネットワークの中の1つまたは複数のデバイスを含み得る。ネットワークコントローラ130は、通信ユニット294により基地局110と通信してよい。
アンテナ(たとえば、アンテナ234a~234tおよび/またはアンテナ252a~252r)は、他の例の中でも、1つまたは複数のアンテナパネル、アンテナグループ、アンテナ要素のセット、および/またはアンテナアレイを含んでよく、またはそれらの内部に含まれてよい。アンテナパネル、アンテナグループ、アンテナ要素のセット、および/またはアンテナアレイは、1つまたは複数のアンテナ要素を含み得る。アンテナパネル、アンテナグループ、アンテナ要素のセット、および/またはアンテナアレイは、共平面アンテナ要素のセットおよび/または非共平面アンテナ要素のセットを含み得る。アンテナパネル、アンテナグループ、アンテナ要素のセット、および/またはアンテナアレイは、単一ハウジング内のアンテナ要素および/または複数のハウジング内のアンテナ要素を含み得る。アンテナパネル、アンテナグループ、アンテナ要素のセット、および/またはアンテナアレイは、図2の1つまたは複数の構成要素など、1つまたは複数の送信および/または受信構成要素に結合された1つまたは複数のアンテナ要素を含み得る。
アップリンク上では、UE120において、送信プロセッサ264は、データソース262からのデータおよびコントローラ/プロセッサ280からの(たとえば、RSRP、RSSI、RSRQ、および/またはCQIを含む報告用の)制御情報を受信し、処理し得る。送信プロセッサ264はまた、1つまたは複数の基準信号のための基準シンボルを生成し得る。送信プロセッサ264からのシンボルは、適用可能な場合、TX MIMOプロセッサ266によってプリコーディングされてよく、変調器254a~254rによって(たとえば、DFT-s-OFDM、またはCP-OFDM用に)さらに処理されてよく、基地局110へ送信されてよい。いくつかの態様では、UE120の変調器および復調器(たとえば、MOD/DEMOD254)は、UE120のモデムに含まれてよい。いくつかの態様では、UE120はトランシーバを含む。トランシーバは、アンテナ252、変調器および/または復調器254、MIMO検出器256、受信プロセッサ258、送信プロセッサ264、および/またはTX MIMOプロセッサ266のどの組合せを含んでもよい。トランシーバは、たとえば、図3~図6に関して記載するように、プロセッサ(たとえば、コントローラ/プロセッサ280)およびメモリ282によって、本明細書に記載する方法のいずれかの態様を実施するのに使われてよい。
基地局110において、UE120および他のUEからのアップリンク信号は、アンテナ234によって受信され、復調器232によって処理され、適用可能な場合、MIMO検出器236によって検出され、受信プロセッサ238によってさらに処理されて、UE120によって送られた、復号されたデータおよび制御情報を取得し得る。受信プロセッサ238は、復号データをデータシンク239に、また復号された制御情報をコントローラ/プロセッサ240に提供し得る。基地局110は、通信ユニット244を含み、通信ユニット244を介してネットワークコントローラ130と通信し得る。基地局110は、ダウンリンクおよび/またはアップリンク通信のためにUE120をスケジュールするためのスケジューラ246を含み得る。いくつかの態様では、基地局110の変調器および復調器(たとえば、MOD/DEMOD232)が、基地局110のモデムに含まれてよい。いくつかの態様では、基地局110はトランシーバを含む。トランシーバは、アンテナ234、変調器および/または復調器232、MIMO検出器236、受信プロセッサ238、送信プロセッサ220、および/またはTX MIMOプロセッサ230のどの組合せを含んでもよい。トランシーバは、たとえば、図3~図6に関して記載するように、プロセッサ(たとえば、コントローラ/プロセッサ240)およびメモリ242によって、本明細書に記載する方法のいずれかの態様を実施するのに使われてよい。
基地局110のコントローラ/プロセッサ240、UE120のコントローラ/プロセッサ280、および/または図2の任意の他の構成要素は、本明細書の他の箇所でより詳細に説明するように、アップリンク送信中断に関連する1つまたは複数の技法を実施し得る。たとえば、基地局110のコントローラ/プロセッサ240、UE120のコントローラ/プロセッサ280、および/または図2のどの他の構成要素も、たとえば、図5のプロセス500、図6のプロセス600、および/または本明細書で説明されるような他のプロセスの動作を実施または指示し得る。メモリ242およびメモリ282は、それぞれ、基地局110およびUE120のためのデータおよびプログラムコードを記憶し得る。いくつかの態様では、メモリ242および/またはメモリ282は、ワイヤレス通信のための1つまたは複数の命令(たとえば、コードおよび/またはプログラムコード)を記憶する非一時的コンピュータ可読媒体を含んでよい。たとえば、1つまたは複数の命令は、基地局110および/またはUE120の1つまたは複数のプロセッサによって(たとえば、直ちに、またはコンパイルし、コンバートし、かつ/もしくは解釈した後)実行されると、1つもしくは複数のプロセッサ、UE120、および/または基地局110に、たとえば、図5のプロセス500、図6のプロセス600および/または本明細書で説明するような他のプロセスの動作を実施または指示させてよい。いくつかの態様では、命令を実行することは、他の例の中でも、命令を稼動すること、命令をコンバートすること、命令をコンパイルすること、および/または命令を解釈することを含み得る。
いくつかの態様では、UEは、第1のアップリンク送信と第2のアップリンク送信との間の衝突を識別するための手段であって、第1のアップリンク送信は高優先度アップリンク送信であり、第2のアップリンク送信は低優先度アップリンク送信である、手段、定義された時間期間中に第2のアップリンク送信を取り消すための手段であって、定義された時間期間は、第1のアップリンク送信および第2のアップリンク送信の第1の重複シンボルの前の終了点を有し、第1の重複シンボルは処理時間およびオフセットに少なくとも部分的に基づき、定義された時間期間は、第1のアップリンク送信のためのトリガイベントもしくはUE能力に少なくとも部分的に基づく開始点を有する、手段、または定義された時間期間中に第2のアップリンク送信を取り消すための手段であって、定義された時間期間は、第1のアップリンク送信および第2のアップリンク送信の第1の重複シンボルの前の終了点を有し、第1の重複シンボルは処理時間およびオフセットに少なくとも部分的に基づき、定義された時間期間は、第1のアップリンク送信のためのトリガイベントもしくはUE能力に少なくとも部分的に基づく開始点を有する、手段を含む。本明細書に記載する動作をUEが実施するための手段は、たとえば、アンテナ252、復調器254、MIMO検出器256、受信プロセッサ258、送信プロセッサ264、TX MIMOプロセッサ266、変調器254、コントローラ/プロセッサ280、またはメモリ282のうちの1つまたは複数を含み得る。
いくつかの態様では、ユーザ機器(UE)は、アップリンク取消しインジケータの受信に少なくとも部分的に基づいて衝突を識別するための手段を含む。
いくつかの態様では、ユーザ機器(UE)は、第1のアップリンク送信と第2のアップリンク送信との間の衝突を識別するための手段であって、第1のアップリンク送信は高優先度アップリンク送信であり、第2のアップリンク送信は低優先度アップリンク送信である、手段、または過渡持続時間中に第2のアップリンク送信を取り消すための手段であって、過渡持続時間は、送信取消し終了点に近接して生じる閾値時間である、手段を含む。本明細書に記載する動作をユーザ機器(UE)が実施するための手段は、たとえば、アンテナ252、復調器254、MIMO検出器256、受信プロセッサ258、送信プロセッサ264、TX MIMOプロセッサ266、変調器254、コントローラ/プロセッサ280、またはメモリ282のうちの1つまたは複数を含み得る。
図2の中のブロックは異なる構成要素として図示されるが、ブロックに関して上記で説明した機能は、単一のハードウェア構成要素、ソフトウェア構成要素、もしくは組合せ構成要素で、または構成要素の様々な組合せで実装され得る。たとえば、送信プロセッサ264、受信プロセッサ258、および/またはTX MIMOプロセッサ266に関して説明した機能は、コントローラ/プロセッサ280によって実施されてよく、またはコントローラ/プロセッサ280の制御下にあってよい。
上記で示したように、図2は例として与えられる。他の例は、図2に関して説明するものとは異なる場合がある。
いくつかの通信システムでは、異なるアップリンクチャネルが、異なる優先度レベルに関連付けられてよい。たとえば、UEが、高優先度物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)などの高優先度アップリンクチャネル、および低優先度物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)などの低優先度アップリンクチャネルを識別する優先度指示を受信する場合がある。BSは、動的許可PUSCH、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)肯定応答メッセージ(ACK)(HARQ-ACK)に関連付けられたPUCCHなど向けの優先度指示を伝えるためにダウンリンク制御情報(DCI)を使ってよい。同様に、BSは、優先度指示を伝えるために無線リソース制御(RRC)構成情報を使ってよい。いくつかのアップリンクチャネルがデフォルト優先度に関連付けられてよく、UEは、デフォルト優先度をオーバーライドするための明示的インジケータが受信されない限り、デフォルト優先度を使ってよい。たとえば、定期的または半永続的チャネル状態情報(CSI)が、デフォルト状態として、低優先度に関連付けられてよい。同様に、定期的または半永続的サウンディング基準信号(SRS)が、デフォルト状態として低優先度に関連付けられてよい。
異なる優先度の複数のアップリンクチャネルが時間ドメインにおいて衝突するとき、UEは、複数のアップリンクチャネルを送信用に一緒に多重化することができない場合がある。同様に、UEは、複数のアップリンクチャネルを同時に送信することができない場合がある。その結果、UEは、高優先度チャネルの送信を可能にするために、低優先度チャネルをドロップしてよい。たとえば、UEは、同じまたは異なるキャリア上での高優先度PUCCHの送信を可能にするために、低優先度PUSCHをドロップしてよい。同様に、UEは、同じキャリア上での高優先度PUCCHの送信を可能にするために、低優先度PUCCHをドロップしてよい。
UEが、高優先度チャネルと低優先度チャネルとの間の衝突を(たとえば、高優先度チャネル向けの受信された動的許可に基づいて)識別すると、UEは、低優先度チャネルおよび関連付けられた低優先度アップリンク送信を、仕様によって定義されたときにドロップしてよい。たとえば、UEは、低優先度チャネルを、式
Tdrop=Tproc,2+d1 (1)
によって表される時間に取り消してよく、上式で、Tdropは、たとえば、低優先度チャネルと衝突する高優先度チャネルをスケジュールする物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)の終了の後で、低優先度チャネルがドロップされるべきである時間を表し、Tproc,2は、低優先度チャネルがその上で伝えられるべきであるキャリアについてのUE処理時間能力を表し、d1は、UEがUE能力メッセージの中で報告し得るオフセット(本明細書では、構成可能値と呼ばれることがある)(たとえば、0個のシンボル、1つのシンボル、2つのシンボルなど)である。このように、UEおよびBSは、低優先度チャネルがドロップされるべきであるときに関して同期されたままである。ただし、その結果、UEは、最大でTdropの時間期間は、低優先度チャネルの使用を続けてよい。この結果として、UEの複雑さ、ネットワークリソースの使用率などが増し得る。
本明細書に記載するいくつかの態様は、早期アップリンク送信中断を可能にする。たとえば、UEは、低優先度送信および関連付けられた低優先度チャネルをUEが取り消すことができる、Tdropの前に始まり、Tdropにおいて終わる、定義された時間期間を識別し得る。この場合、BSは、Tdropよりも遅れることなく生じる、低優先度送信の取消しに少なくとも部分的に基づいて、UEと同期されたままである。その上、より早期の取消しを可能にしたことに少なくとも部分的に基づいて、UEの複雑さの低減ならびにネットワークリソースの使用率の低減が可能にされる。その上、定義された時間期間は、動的許可なしのシナリオのために使われてよく、そうすることによって、ネットワークにおけるチャネル優先のための柔軟性が増す。さらに、UEは、連続する短いサブスロット(たとえば、1つまたは2つのシンボルをもつサブスロット)の間のほぼ境界において過渡時間を定義してよく、過渡時間中の低優先度送信を取り消してよい。このようにして、UEの複雑さが低減される場合もある。
図3は、本開示の様々な態様による、アップリンク送信中断の例300を示す図である。図3に示すように、例300は、BS110およびUE120を含み得る。
図3に、および参照番号310によってさらに示すように、UE120は、高優先度アップリンク送信と低優先度アップリンク送信との間の衝突を検出し得る。たとえば、UE120は、いくつかの態様では、高優先度PUCCHのための、BS110からの許可(たとえば、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)通信)を受信する場合があり、高優先度PUCCHが、同じキャリア上で生じることになっている低優先度PUSCHと衝突すると判断してよい。追加または代替として、UE120は、アップリンク送信(たとえば、PUSCHなどの低優先度アップリンク送信)を取り消すことをUE120に判断させ得るアップリンク取消しインジケータ(ULCI)を、BS110から受信し得る。
図3に、および参照番号320によってさらに示すように、UE120は、低優先度アップリンク送信を取り消してよい。たとえば、低優先度アップリンク送信と高優先度アップリンク送信との間の衝突を検出したことに少なくとも部分的に基づいて、UE120は、低優先度アップリンク送信を取り消してよい。追加または代替として、BS110からULCIを受信したことに少なくとも部分的に基づいて、UE120は低優先度アップリンク送信を取り消してよい。
いくつかの態様では、UE120は、定義された時間期間中に低優先度アップリンク送信を取り消してよい。たとえば、UE120は、定義された時間期間についての開始点および終了点を識別することができ、開始点と終了点との間に低優先度アップリンク送信を取り消してよく、そうすることによって、BS110との同期を維持する。いくつかの態様では、UE120は、処理時間またはオフセットのうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づいて、終了点を判断してよい。たとえば、上述したように、終了点は、Tdrop=Tproc,2+d1の所にあってよい。追加または代替として、UE120は、固定値(たとえば、仕様において定義され、データ構造中に記憶される)に少なくとも部分的に基づいて、終了点を判断してよい。この場合、終了点は、高優先度アップリンク送信と低優先度アップリンク送信の第1の重複シンボルの前に生じてよい。追加または代替として、終了点は、トリガイベント(たとえば、衝突の検出、高優先度アップリンク送信のための許可の受信、ULCIの受信、許可を伝える制御リソースセット(CORESET)の終了、など)の、閾値時間だけ後に生じてよい。
いくつかの態様では、UE120は、終了点に少なくとも部分的に基づいて開始点を判断してよい。たとえば、UE120は、終了点の、閾値時間だけ前に生じるものとして開始点を判断してよい。この場合、UE120は、固定値(たとえば、仕様において定義され、データ構造中に記憶される)に少なくとも部分的に基づいて、閾値時間を判断してよい。追加または代替として、UE120は、UE能力に少なくとも部分的に基づいて、閾値時間を判断してよい。たとえば、開始点は、式
TStart=Tproc,2+d1-X (2)
に少なくとも部分的に基づいて定義されてよく、上式で、TStartは開始点であり、Xは、UE能力、仕様定義値などに少なくとも部分的に基づく値である。
いくつかの態様では、UE120は、遅くとも、高優先度アップリンク送信の第1の重複シンボル(たとえば、衝突の第1のシンボル)の前に低優先度アップリンク送信を取り消してよく、高優先度アップリンク送信のための許可を伝えるCORESETまたはPDCCHの終了後のどのときに低優先度アップリンク送信を取り消してもよい。この場合、Tdropは、衝突が生じ得る最も早い時間を表し得る。したがって、定義された時間期間は、高優先度アップリンク送信のための許可を伝えるCORESETまたはPDCCHの終了の所に開始点を、および高優先度アップリンク送信の第1の重複シンボルの所に終了点を有すると見なされてよい。
いくつかの態様では、UE120は、定義された時間期間のためのサブキャリア間隔および/またはUE能力(たとえば、Xを算出するのに使われる)を判断してよい。たとえば、UE120は、定義された時間期間のためのサブキャリア間隔を、Tproc,2用に使われる同じサブキャリア間隔として判断してよい。追加または代替として、UE120は、UE120用に構成されたすべてのダウンリンクおよび/またはアップリンクキャリアのサブキャリア間隔(たとえば、最小サブキャリア間隔)に少なくとも部分的に基づいて、サブキャリア間隔を判断してよい。追加または代替として、UE120は、低優先度アップリンク送信がその上で伝えられるべきである、高優先度アップリンク送信の許可がその上で受信されるべきである、高優先度チャネルがその上で伝えられるべきである、などのすべてのダウンリンクおよび/またはアップリンクキャリアのサブキャリア間隔に少なくとも部分的に基づいて、サブキャリア間隔を判断してよい。追加または代替として、UE120は、低優先度アップリンク送信がその上で伝えられるキャリアのサブキャリア間隔に少なくとも部分的に基づいて、サブキャリア間隔を判断してよい。
上記で示したように、図3は例として与えられる。他の例は、図3に関して説明される例とは異なってよい。
図4は、本開示の様々な態様による、アップリンク送信中断の例400を示す図である。図4に示すように、例400は、BS110およびUE120を含み得る。
図4において、および参照番号410によってさらに示されるように、UE120は衝突を検出し得る。たとえば、上述したように、UE120は、高優先度アップリンク送信のための許可を受信したことに少なくとも部分的に基づいて、高優先度アップリンク送信と低優先度アップリンク送信との間の衝突を検出してよい。追加または代替として、UE120は、低優先度アップリンク送信が取り消されるべきであることを示すULCIを受信し得る。
図4に、および参照番号420によってさらに示すように、UE120は、低優先度アップリンク送信を取り消してよい。たとえば、UE120は、過渡期間中に低優先度アップリンク送信を取り消してよい。いくつかの態様では、過渡期間は、トリガイベント(たとえば、UE120が許可を受信する、UE120がULCIを受信する、など)の後のほぼTproc,2における特定の時間期間であってよい。たとえば、過渡期間は、低優先度アップリンク送信を取り消すことに関連付けられた、電源オフから電源オンまでの期間中であってよい。たとえば、過渡期間は、取消し時間が過渡期間内であるような、取消し時間の所にあってよい。追加または代替として、過渡期間は、過渡期間の終了点がほぼ取消し時間の所であるような、取消し時間の直前であってよい。
上記で示したように、図4は例として与えられる。他の例は、図4に関して説明される例とは異なってよい。
図5は、本開示の様々な態様による、たとえばUEによって実施される例示的プロセス500を示す図である。例示的なプロセス500は、UE(たとえば、UE120など)が、アップリンク送信中断に関連付けられた動作を実施する例である。
図5に示すように、いくつかの態様では、プロセス500は、第1のアップリンク送信と第2のアップリンク送信との間の衝突を識別することであって、第1のアップリンク送信は高優先度アップリンク送信であり、第2のアップリンク送信は低優先度アップリンク送信であること(ブロック510)を含んでよい。たとえば、UE(たとえば、受信プロセッサ258、送信プロセッサ264、コントローラ/プロセッサ280、メモリ282などを使う)が、上述したように、第1のアップリンク送信と第2のアップリンク送信との間の衝突を識別してよい。いくつかの態様では、第1のアップリンク送信は高優先度アップリンク送信であり、第2のアップリンク送信は低優先度アップリンク送信である。
図5にさらに示すように、いくつかの態様では、プロセス500は、定義された時間期間中に第2のアップリンク送信を取り消すことであって、定義された時間期間は、第1のアップリンク送信および第2のアップリンク送信の第1の重複シンボルの前の終了点を有し、第1の重複シンボルは処理時間およびオフセットに少なくとも部分的に基づき、定義された時間期間は、第1のアップリンク送信のためのトリガイベントまたはUE能力に少なくとも部分的に基づく開始点を有する、こと(ブロック520)を含んでよい。たとえば、UE(たとえば、受信プロセッサ258、送信プロセッサ264、コントローラ/プロセッサ280、メモリ282などを使う)が、上述したように、定義された時間期間中に第2のアップリンク送信を取り消してよい。いくつかの態様では、定義された時間期間は、処理時間およびオフセットに少なくとも部分的に基づく終了点と、終了点またはUE能力に少なくとも部分的に基づく開始点とを有する。いくつかの態様では、定義された時間期間は、第1のアップリンク送信および第2のアップリンク送信の第1の重複シンボルの前の終了点を有し、第1の重複シンボルは処理時間およびオフセットに少なくとも部分的に基づき、定義された時間期間は、第1のアップリンク送信のためのトリガイベントまたはUE能力に少なくとも部分的に基づく開始点を有する。いくつかの態様では、オフセットは、本明細書では構成可能値と呼ばれる。オフセットは、UEによって判断され、ネットワークに報告されてよい。第1の重複シンボルは、処理時間およびオフセットに少なくとも部分的に基づいてよい。たとえば、第1の重複シンボルは、処理時間およびトリガイベントに相対したオフセットに、またはその後に(たとえば、トリガイベントに続いてTproc,2+d1だけ後に)生じ得る。
プロセス500は、以下でおよび/または本明細書の他の箇所に記載する1つもしくは複数の他のプロセスに関して説明する、任意の単一の態様または態様の任意の組合せなど、追加の態様を含んでよい。
第1の態様では、衝突を識別することは、アップリンク取消しインジケータの受信に少なくとも部分的に基づいて衝突を識別することを含む。
第2の態様では、単独で、または第1の態様との組合せで、定義された時間期間は、第1のアップリンク送信および第2のアップリンク送信の第1の重複シンボルの前である。
第3の態様では、単独で、または第1および第2の態様との組合せで、終了点は、第1のアップリンク送信のためのトリガイベントの閾値時間だけ後であり、閾値時間は、処理時間およびオフセットに少なくとも部分的に基づく。
第4の態様では、単独で、または第1~第3の態様のうちの1つもしくは複数との組合せで、トリガイベントは、UEが第1のアップリンク送信のための許可をその中で受信する制御リソースセットの終了であり、開始点は、制御リソースセットの終了時またはその後である。
第5の態様では、単独で、または第1~第4の態様のうちの1つもしくは複数との組合せで、開始点は、閾値時間だけ終了点の前であり、閾値時間は、固定値であるか、またはUE能力に少なくとも部分的に基づく。
第6の態様では、単独で、または第1~第5の態様のうちの1つもしくは複数との組合せで、開始点または終了点のうちの少なくとも1つは、第1のアップリンク送信および第2のアップリンク送信の第1の重複シンボルに少なくとも部分的に基づいて判断される。
第7の態様では、単独で、または第1~第6の態様のうちの1つもしくは複数との組合せで、UE能力に少なくとも部分的に基づいて、定義された時間期間を定義する第1の量のシンボルと、処理時間に少なくとも部分的に基づいて、定義された時間期間を定義する第2の量のシンボルは、共通サブキャリア間隔を有する。
第8の態様では、単独で、または第1~第7の態様のうちの1つもしくは複数との組合せで、定義された時間期間を定義するシンボルの量は、UE用に構成されたダウンリンクもしくはアップリンクキャリアのセットの最小サブキャリア間隔、第2のアップリンク送信がその上で搬送されるべきであるアップリンクキャリアのセットと、第1のアップリンク送信のための許可がその上で受信されるダウンリンクキャリアのセットの最小サブキャリア間隔、第1のアップリンク送信がその上で搬送されるべきであるアップリンクキャリアのサブキャリア間隔、または第2のアップリンク送信がその上で搬送されるべきであるアップリンクキャリアのサブキャリア間隔のうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づくサブキャリア間隔を有する。
図5は、プロセス500の例示的ブロックを示すが、いくつかの態様では、プロセス500は、図5に図示されるブロックと比べて、追加のブロック、より少ないブロック、異なるブロック、または異なるように並べられたブロックを含んでよい。追加または代替として、プロセス500のブロックのうちの2つ以上が並行して実施されてよい。
図6は、本開示の様々な態様による、たとえばUEによって実施される例示的プロセス600を示す図である。例示的なプロセス600は、UE(たとえば、UE120など)がアップリンク送信中断に関連付けられた動作を実施する例である。
図6に示すように、いくつかの態様では、プロセス600は、第1のアップリンク送信と第2のアップリンク送信との間の衝突を識別することであって、第1のアップリンク送信は高優先度アップリンク送信であり、第2のアップリンク送信は低優先度アップリンク送信であること(ブロック610)を含んでよい。たとえば、UE(たとえば、受信プロセッサ258、送信プロセッサ264、コントローラ/プロセッサ280、メモリ282などを使う)が、上述したように、第1のアップリンク送信と第2のアップリンク送信との間の衝突を識別してよい。いくつかの態様では、第1のアップリンク送信は高優先度アップリンク送信であり、第2のアップリンク送信は低優先度アップリンク送信である。
図6にさらに示すように、いくつかの態様では、プロセス600は、過渡持続時間中に第2のアップリンク送信を取り消すことであって、過渡持続時間は、送信取消し終了点に近接して生じる閾値時間である、こと(ブロック620)を含んでよい。たとえば、UE(たとえば、受信プロセッサ258、送信プロセッサ264、コントローラ/プロセッサ280、メモリ282などを使う)が、上述したように、過渡持続時間中に第2のアップリンク送信を取り消してよい。いくつかの態様では、過渡持続時間は、送信取消し終了点に近接して生じる閾値時間である。
プロセス600は、以下でおよび/または本明細書の他の箇所に記載する1つもしくは複数の他のプロセスに関して説明する、任意の単一の態様または態様の任意の組合せなど、追加の態様を含んでよい。
第1の態様では、送信取消し終了点は、固定値または処理時間に少なくとも部分的に基づいて定義される。
第2の態様では、単独で、または第1の態様との組合せで、過渡持続時間は、送信取消し終了点の直前に生じる。
第3の態様では、単独で、または第1および第2の態様との組合せで、過渡持続時間は、送信取消し終了点の直後に生じる。
第4の態様では、単独で、または第1~第3の態様のうちの1つもしくは複数との組合せで、過渡持続時間は、送信取消し終了点の少なくとも部分的に前に、および少なくとも部分的に後で生じる。
第5の態様では、単独で、または第1~第4の態様のうちの1つもしくは複数との組合せで、送信取消し終了点に相対した、過渡持続時間の時間位置は、送信取消し終了点に相対した、第1のアップリンク送信の時間位置に少なくとも部分的に基づく。
図6は、プロセス600の例示的ブロックを示すが、いくつかの態様では、プロセス600は、図6に図示されるブロックと比べて、追加のブロック、より少ないブロック、異なるブロック、または異なるように並べられたブロックを含んでよい。追加または代替として、プロセス600のブロックのうちの2つ以上が並行して実施されてよい。
図7は、ワイヤレス通信のための例示的な装置700のブロック図である。装置700はUEであってよく、またはUEが装置700を含み得る。いくつかの態様では、装置700は、(たとえば、1つもしくは複数のバス、および/または1つもしくは複数の他の構成要素を介して)互いに通信中であり得る、受信構成要素702と、送信構成要素704とを含む。図示のように、装置700は、受信構成要素702および送信構成要素704を使用して、別の装置706(UE、基地局、または別のワイヤレス通信デバイスなど)と通信し得る。さらに示すように、装置700は、他の例の中でも、識別構成要素708または取消し構成要素710のうちの1つまたは複数を含み得る。
いくつかの態様では、装置700は、図3~図4に関して本明細書で説明した1つまたは複数の動作を実施するように構成され得る。追加または代替として、装置700は、図5のプロセス500、図6のプロセス600、またはそれらの組合せなど、本明細書で説明した1つまたは複数のプロセスを実施するように構成され得る。いくつかの態様では、装置700、および/または図7に示した1つもしくは複数の構成要素は、図2に関して上記で説明したUEの1つまたは複数の構成要素を含み得る。追加または代替として、図7に示された1つまたは複数の構成要素は、図2に関して上記で説明した1つまたは複数の構成要素内で実装され得る。追加または代替として、構成要素のセットのうちの1つまたは複数の構成要素は、メモリに記憶されたソフトウェアとして少なくとも部分的に実装されてよい。たとえば、構成要素(または構成要素の部分)は、非一時的コンピュータ可読媒体に記憶されるとともに、構成要素の機能または動作を実施するようにコントローラまたはプロセッサによって実行可能な命令またはコードとして実装されてよい。
受信構成要素702は、装置706から、基準信号、制御情報、データ通信、またはそれらの組合せなどの通信を受信し得る。受信構成要素702は、装置700の1つまたは複数の他の構成要素に、受信された通信を提供し得る。いくつかの態様では、受信構成要素702は、受信された通信に対して信号処理(他の例の中でも、フィルタリング、増幅、復調、アナログ-デジタルコンバージョン、逆多重化、デインターリーブ、デマッピング、等化、干渉除去、または復号など)を実施してよく、処理された信号を、装置706の1つまたは複数の他の構成要素に提供してよい。いくつかの態様では、受信構成要素702は、図2に関して上記で説明したUEの、1つもしくは複数のアンテナ、復調器、MIMO検出器、受信プロセッサ、コントローラ/プロセッサ、メモリ、またはそれらの組合せを含み得る。
送信構成要素704は、基準信号、制御情報、データ通信、またはそれらの組合せなどの通信を、装置706へ送信し得る。いくつかの態様では、装置706の1つまたは複数の他の構成要素は、通信を生成してよく、生成された通信を、装置706への送信のために送信構成要素704に与えてよい。いくつかの態様では、送信構成要素704は、生成された通信に対して信号処理(他の例の中でも、フィルタリング、増幅、変調、デジタル-アナログコンバージョン、多重化、インターリーブ、マッピング、または符号化など)を実施してよく、処理された信号を装置706へ送信してよい。いくつかの態様では、送信構成要素704は、図2との関連で上述したUEの、1つもしくは複数のアンテナ、変調器、送信MIMOプロセッサ、送信プロセッサ、コントローラ/プロセッサ、メモリ、またはそれらの組合せを含み得る。いくつかの態様では、送信構成要素704は、トランシーバにおいて受信構成要素702とコロケートされ得る。
識別構成要素708は、第1のアップリンク送信と第2のアップリンク送信との間の衝突を識別してよく、第1のアップリンク送信は高優先度アップリンク送信であり、第2のアップリンク送信は低優先度アップリンク送信である。取消し構成要素710は、定義された時間期間中に第2のアップリンク送信を取り消してよく、定義された時間期間は、第1のアップリンク送信および第2のアップリンク送信の第1の重複シンボルの前の終了点を有し、第1の重複シンボルは処理時間およびオフセットに少なくとも部分的に基づき、定義された時間期間は、第1のアップリンク送信のためのトリガイベントまたはUE能力に少なくとも部分的に基づく開始点を有する。
識別構成要素708は、第1のアップリンク送信と第2のアップリンク送信との間の衝突を識別してよく、第1のアップリンク送信は高優先度アップリンク送信であり、第2のアップリンク送信は低優先度アップリンク送信である。取消し構成要素710は、過渡持続時間中に第2のアップリンク送信を取り消してよく、過渡持続時間は、送信取消し終了点に近接して生じる閾値時間である。
図7に示される構成要素の数および配置は例として与えられる。実際には、図7に示す構成要素と比べて、追加の構成要素、より少ない構成要素、異なる構成要素、または異なって配置された構成要素があってよい。さらに、図7に示す2つ以上の構成要素が、単一の構成要素内に実装されてよく、または図7に示す単一の構成要素が、複数の分散された構成要素として実装されてもよい。追加または代替として、図7に示される(1つまたは複数の)構成要素のセットは、図7に示される構成要素の別のセットによって実施されるものとして説明する1つまたは複数の機能を実施し得る。
以下は、本開示のいくつかの態様の概要を提供する。
態様1:ユーザ機器(UE)によって実施されるワイヤレス通信の方法であって、第1のアップリンク送信と第2のアップリンク送信との間の衝突を識別するステップであって、第1のアップリンク送信は高優先度アップリンク送信であり、第2のアップリンク送信は低優先度アップリンク送信である、ステップと、定義された時間期間中に第2のアップリンク送信を取り消すステップであって、定義された時間期間は、第1のアップリンク送信および第2のアップリンク送信の第1の重複シンボルの前の終了点を有し、第1の重複シンボルは処理時間およびオフセットに少なくとも部分的に基づき、定義された時間期間は、第1のアップリンク送信のためのトリガイベントまたはUE能力に少なくとも部分的に基づく開始点を有する、ステップとを含む方法。
態様2:衝突を識別するステップは、アップリンク取消しインジケータの受信に少なくとも部分的に基づいて衝突を識別するステップを含む、態様1の方法。
態様3:定義された時間期間は、第1のアップリンク送信および第2のアップリンク送信の第1の重複シンボルの前である、態様1~2のいずれかの方法。
態様4:終了点は、第1のアップリンク送信のためのトリガイベントの閾値時間だけ後であり、閾値時間は、処理時間およびオフセットに少なくとも部分的に基づく、態様1~3のいずれかの方法。
態様5:トリガイベントは、UEが第1のアップリンク送信のための許可をその中で受信する制御リソースセットの終了であり、開始点は、制御リソースセットの終了時またはその後である、態様4の方法。
態様6:開始点は、閾値時間だけ終了点の前であり、閾値時間は、固定値であるか、またはUE能力に少なくとも部分的に基づく、態様1~5のいずれかの方法。
態様7:開始点または終了点のうちの少なくとも1つは、第1のアップリンク送信および第2のアップリンク送信の第1の重複シンボルに少なくとも部分的に基づいて判断される、態様1~6のいずれかの方法。
態様8:UE能力に少なくとも部分的に基づいて、定義された時間期間を定義する第1の量のシンボルと、処理時間に少なくとも部分的に基づいて、定義された時間期間を定義する第2の量のシンボルは、共通サブキャリア間隔を有する、態様1~7のいずれかの方法。
態様9:定義された時間期間を定義するシンボルの量は、UE用に構成されたダウンリンクもしくはアップリンクキャリアのセットの最小サブキャリア間隔、第2のアップリンク送信がその上で搬送されるべきであるアップリンクキャリアのセットと、第1のアップリンク送信のための許可がその上で受信されるダウンリンクキャリアのセットの最小サブキャリア間隔、第1のアップリンク送信がその上で搬送されるべきであるアップリンクキャリアのサブキャリア間隔、または第2のアップリンク送信がその上で搬送されるべきであるアップリンクキャリアのサブキャリア間隔のうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づくサブキャリア間隔を有する、態様1~8のいずれかの方法。
態様10:ユーザ機器(UE)によって実施されるワイヤレス通信の方法であって、第1のアップリンク送信と第2のアップリンク送信との間の衝突を識別するステップであって、第1のアップリンク送信は高優先度アップリンク送信であり、第2のアップリンク送信は低優先度アップリンク送信である、ステップと、過渡持続時間中に第2のアップリンク送信を取り消すステップであって、過渡持続時間は、送信取消し終了点に近接して生じる閾値時間である、ステップとを含む方法。
態様11:送信取消し終了点は、固定値または処理時間に少なくとも部分的に基づいて定義される、態様10の方法。
態様12:過渡持続時間は、送信取消し終了点の直前に生じる、態様10~11のいずれかの方法。
態様13:過渡持続時間は、送信取消し終了点の直後に生じる、態様10~12のいずれかの方法。
態様14:過渡持続時間は、送信取消し終了点の少なくとも部分的に前に、および少なくとも部分的に後で生じる、態様10~13のいずれかの方法。
態様15:送信取消し終了点に相対した、過渡持続時間の時間位置は、送信取消し終了点に相対した、第1のアップリンク送信の時間位置に少なくとも部分的に基づく、態様10~14のいずれかの方法。
態様16:デバイスにおけるワイヤレス通信のための装置であって、プロセッサと、プロセッサと結合されたメモリと、メモリ内に記憶され、態様1~9のうちの1つまたは複数の態様の方法を装置に実施させるようにプロセッサによって実行可能な命令とを備える、装置。
態様17:メモリと、メモリに結合された1つまたは複数のプロセッサとを備える、ワイヤレス通信のためのデバイスであって、メモリまたは1つもしくは複数のプロセッサは、態様1~9のうちの1つまたは複数の態様の方法を実施するように構成される、デバイス。
態様18:態様1~9のうちの1つまたは複数の態様の方法を実施するための少なくとも1つの手段を備える、ワイヤレス通信のための装置。
態様19:ワイヤレス通信のためのコードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、コードは、態様1~9のうちの1つまたは複数の態様の方法を実施するようにプロセッサによって実行可能な命令を備える、非一時的コンピュータ可読媒体。
態様20:ワイヤレス通信のための命令のセットを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、命令のセットは、デバイスの1つまたは複数のプロセッサによって実行されると、デバイスに、態様1~9のうちの1つまたは複数の態様の方法を実施させる1つまたは複数の命令を含む、非一時的コンピュータ可読媒体。
態様21:デバイスにおけるワイヤレス通信のための装置であって、プロセッサと、プロセッサと結合されたメモリと、メモリ内に記憶され、態様10~15のうちの1つまたは複数の態様の方法を装置に実施させるようにプロセッサによって実行可能な命令とを備える、装置。
態様22:メモリと、メモリに結合された1つまたは複数のプロセッサとを備える、ワイヤレス通信のためのデバイスであって、メモリまたは1つもしくは複数のプロセッサは、態様10~15のうちの1つまたは複数の態様の方法を実施するように構成される、デバイス。
態様23:態様10~15のうちの1つまたは複数の態様の方法を実施するための少なくとも1つの手段を備える、ワイヤレス通信のための装置。
態様24:ワイヤレス通信のためのコードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、コードは、態様10~15のうちの1つまたは複数の態様の方法を実施するようにプロセッサによって実行可能な命令を備える、非一時的コンピュータ可読媒体。
態様25:ワイヤレス通信のための命令のセットを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、命令のセットは、デバイスの1つまたは複数のプロセッサによって実行されると、デバイスに、態様10~15のうちの1つまたは複数の態様の方法を実施させる1つまたは複数の命令を含む、非一時的コンピュータ可読媒体。
上記の開示は、例示および説明を提供するものであり、網羅的なものでもなく、または開示する厳密な形態に態様を限定するものでもない。修正および変形が、上記の開示に照らして行われてよく、または態様の実践から獲得され得る。
本明細書で使用する「構成要素」という用語は、ハードウェア、および/またはハードウェアとソフトウェアの組合せとして広く解釈されるものとする。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語、またはそれ以外として呼ばれるかどうかにかかわらず、他の例の中でも、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行ファイル、実行スレッド、プロシージャ、および/または関数を意味するものと広く解釈されるものとする。本明細書で使用するとき、プロセッサは、ハードウェア、および/またはハードウェアとソフトウェアの組合せにおいて実装される。本明細書で説明するシステムおよび/または方法は、様々な形のハードウェア、および/またはハードウェアとソフトウェアとの組合せで実装されてよいことが明らかであろう。これらのシステムおよび/または方法を実装するために使用される実際の専用の制御ハードウェアまたはソフトウェアコードは、態様を限定するものではない。したがって、システムおよび/または方法の動作および挙動が、特定のソフトウェアコードを参照することなく本明細書で説明された。ソフトウェアおよびハードウェアが、本明細書での説明に少なくとも部分的に基づいてシステムおよび/または方法を実装するように設計され得ることを理解されたい。
本明細書で使用する「閾値を満たすこと」は、文脈に応じて、値が、閾値よりも大きいこと、閾値以上であること、閾値未満であること、閾値以下であること、閾値に等しいこと、閾値に等しくないことなどを指す場合がある。
特徴の特定の組合せが特許請求の範囲において記載され、かつ/または本明細書の中で開示されても、これらの組合せは、様々な態様の開示を限定するものではない。実際には、これらの特徴の多くが、特許請求の範囲において具体的に記載されないやり方で、および/または本明細書で開示されないやり方で組み合わされてよい。以下に列挙する各従属クレームは、1つのクレームのみに直接従属する場合があるが、様々な態様の開示は、クレームセットの中のあらゆる他のクレームと組み合わせた各従属クレームを含む。本明細書で使用する項目のリスト「のうちの少なくとも1つ」を指す句は、単一のメンバーを含む、それらの項目の任意の組合せを指す。例として、「a、b、またはcのうちの少なくとも1つ」は、a、b、c、a-b、a-c、b-c、およびa-b-c、ならびに複数の同じ要素を有する組合せ(たとえば、a-a、a-a-a、a-a-b、a-a-c、a-b-b、a-c-c、b-b、b-b-b、b-b-c、c-c、およびc-c-c、または、a、b、およびcの任意の他の順序)を包含するものとする。
本明細書で使用する要素、行為、または命令はいずれも、そのように明示的に説明されない限り、重要または必須として解釈されるべきでない。また、本明細書で使用するとき、冠詞「a」および「an」は、1つまたは複数の項目を含むものであり、「1つまたは複数の」と互換的に使用されてよい。さらに、本明細書で使用する冠詞「the」は、冠詞「the」とともに言及される1つまたは複数の項目を含むものとし、「1つまたは複数の」と互換的に使用されてもよい。さらに、本明細書で使用するとき、「セット」および「グループ」という用語は、1つまたは複数の項目(たとえば、関連する項目、関連しない項目、または関連する項目と関連しない項目との組合せ)を含むものとし、「1つまたは複数の」と互換的に使用されてよい。1つの項目だけが意図される場合、「ただ1つの」という句または類似の言葉が使用される。また、本明細書で使用するとき、「有する(has、have)」、「有すること(having)」などの用語は、オープンエンドな用語であるものとする。さらに、「に基づいて」という句は、明示的に明記されていない限り、「に少なくとも部分的に基づいて」を意味するものとする。また、本明細書で使用する「または(or)」という用語は、連続して使用されるときには包含的であるものとし、別段に明記されていない限り(たとえば、「いずれか(either)」または「のうちの1つのみ(only one of)」と組み合わせて使用される場合)、「および/または(and/or)」と互換的に使用されてもよい。
100 ワイヤレスネットワーク
110 BS、基地局
110a BS、マクロBS
110b BS
110c BS
110d BS、中継BS
120 UE
120b UE
120c UE
120d UE
120e UE
130 ネットワークコントローラ
212 データソース
220 送信プロセッサ
230 送信(TX)多入力多出力(MIMO)プロセッサ
232 変調器(MOD)、復調器
234 アンテナ
236 MIMO検出器
238 受信プロセッサ
239 データシンク
240 コントローラ/プロセッサ
242 メモリ
244 通信ユニット
246 スケジューラ
252 アンテナ
254 復調器(DEMOD)、変調器
256 MIMO検出器
258 受信プロセッサ
260 データシンク
262 データソース
264 送信プロセッサ
266 TX MIMOプロセッサ
280 コントローラ/プロセッサ
282 メモリ
284 ハウジング
290 コントローラ/プロセッサ
292 メモリ
294 通信ユニット
300 例
400 例
500 プロセス
600 プロセス
700 装置
702 受信構成要素
704 送信構成要素
706 装置
708 識別構成要素
710 取消し構成要素

Claims (30)

  1. ユーザ機器(UE)によって実施されるワイヤレス通信の方法であって、
    第1のアップリンク送信と第2のアップリンク送信との間の衝突を識別するステップであって、
    前記第1のアップリンク送信は高優先度アップリンク送信であり、前記第2のアップリンク送信は低優先度アップリンク送信である、ステップと、
    定義された時間期間中に前記第2のアップリンク送信を取り消すステップであって、
    前記定義された時間期間は、前記第1のアップリンク送信および前記第2のアップリンク送信の第1の重複シンボルの前の終了点を有し、前記第1の重複シンボルは処理時間およびオフセットに少なくとも部分的に基づき、前記定義された時間期間は、前記第1のアップリンク送信のためのトリガイベントまたはUE能力に少なくとも部分的に基づく開始点を有する、ステップと
    を含む方法。
  2. 前記衝突を識別するステップは、
    アップリンク取消しインジケータの受信に少なくとも部分的に基づいて前記衝突を識別するステップを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記定義された時間期間は、前記第1のアップリンク送信および前記第2のアップリンク送信の第1の重複シンボルの前である、請求項1に記載の方法。
  4. 前記終了点は、前記第1のアップリンク送信のための前記トリガイベントの、閾値時間だけ後であり、
    前記閾値時間は、前記処理時間および前記オフセットに少なくとも部分的に基づく、請求項1に記載の方法。
  5. 前記トリガイベントは、前記UEが前記第1のアップリンク送信のための許可をその中で受信する制御リソースセットの終了であり、
    前記開始点は、前記制御リソースセットの終了時または終了後である、請求項4に記載の方法。
  6. 前記開始点は、閾値時間だけ前記終了点の前であり、
    前記閾値時間は、固定値であるか、または前記UE能力に少なくとも部分的に基づく、請求項1に記載の方法。
  7. 前記開始点または前記終了点のうちの少なくとも1つは、前記第1のアップリンク送信および前記第2のアップリンク送信の第1の重複シンボルに少なくとも部分的に基づいて判断される、請求項1に記載の方法。
  8. 前記UE能力に少なくとも部分的に基づいて、前記定義された時間期間を定義する第1の量のシンボルと、前記処理時間に少なくとも部分的に基づいて、前記定義された時間期間を定義する第2の量のシンボルとは、共通サブキャリア間隔を有する、請求項1に記載の方法。
  9. 前記定義された時間期間を定義するシンボルの量は、
    前記UE用に構成されたダウンリンクキャリアもしくはアップリンクキャリアのセットの最小サブキャリア間隔、
    前記第2のアップリンク送信がその上で搬送されるべきであるアップリンクキャリアのセットと、前記第1のアップリンク送信のための許可がその上で受信されるダウンリンクキャリアのセットとの最小サブキャリア間隔、
    前記第1のアップリンク送信がその上で搬送されるべきであるアップリンクキャリアのサブキャリア間隔、または
    前記第2のアップリンク送信がその上で搬送されるべきであるアップリンクキャリアのサブキャリア間隔、
    のうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づくサブキャリア間隔を有する、請求項1に記載の方法。
  10. ユーザ機器(UE)によって実施されるワイヤレス通信の方法であって、
    第1のアップリンク送信と第2のアップリンク送信との間の衝突を識別するステップであって、
    前記第1のアップリンク送信は高優先度アップリンク送信であり、前記第2のアップリンク送信は低優先度アップリンク送信である、ステップと、
    過渡持続時間中に前記第2のアップリンク送信を取り消すステップであって、
    前記過渡持続時間は、送信取消し終了点に近接して生じる閾値時間である、ステップと
    を含む方法。
  11. 前記送信取消し終了点は、固定値または処理時間に少なくとも部分的に基づいて定義される、請求項10に記載の方法。
  12. 前記過渡持続時間は、前記送信取消し終了点の直前に生じる、請求項10に記載の方法。
  13. 前記過渡持続時間は、前記送信取消し終了点の直後に生じる、請求項10に記載の方法。
  14. 前記過渡持続時間は、前記送信取消し終了点の少なくとも部分的に前に、および少なくとも部分的に後で生じる、請求項10に記載の方法。
  15. 前記送信取消し終了点に相対した、前記過渡持続時間の時間位置は、前記送信取消し終了点に相対した、前記第1のアップリンク送信の時間位置に少なくとも部分的に基づく、請求項10に記載の方法。
  16. ワイヤレス通信のためのユーザ機器(UE)であって、
    メモリと、
    前記メモリに動作可能に結合された1つまたは複数のプロセッサと
    を備え、前記メモリおよび前記1つまたは複数のプロセッサは、
    第1のアップリンク送信と第2のアップリンク送信との間の衝突を識別することであって、
    前記第1のアップリンク送信は高優先度アップリンク送信であり、前記第2のアップリンク送信は低優先度アップリンク送信である、識別することと、
    定義された時間期間中に前記第2のアップリンク送信を取り消すことであって、
    前記定義された時間期間は、前記第1のアップリンク送信および前記第2のアップリンク送信の第1の重複シンボルの前の終了点を有し、前記第1の重複シンボルは処理時間およびオフセットに少なくとも部分的に基づき、前記定義された時間期間は、前記第1のアップリンク送信のためのトリガイベントまたはUE能力に少なくとも部分的に基づく開始点を有する、取り消すことと
    を行うように構成される、UE。
  17. 前記1つまたは複数のプロセッサは、前記衝突を識別するとき、
    アップリンク取消しインジケータの受信に少なくとも部分的に基づいて前記衝突を識別するように構成される、請求項16に記載のUE。
  18. 前記定義された時間期間は、前記第1のアップリンク送信および前記第2のアップリンク送信の第1の重複シンボルの前である、請求項16に記載のUE。
  19. 前記終了点は、前記第1のアップリンク送信のためのトリガイベントの閾値時間だけ後であり、
    前記閾値時間は、前記処理時間および前記オフセットに少なくとも部分的に基づく、請求項16に記載のUE。
  20. 前記トリガイベントは、前記UEが前記第1のアップリンク送信のための許可をその中で受信する制御リソースセットの終了であり、
    前記開始点は、前記制御リソースセットの終了時または終了後である、請求項19に記載のUE。
  21. 前記開始点は、閾値時間だけ前記終了点の前であり、
    前記閾値時間は、固定値であるか、または前記UE能力に少なくとも部分的に基づく、請求項16に記載のUE。
  22. 前記開始点または前記終了点のうちの少なくとも1つは、前記第1のアップリンク送信および前記第2のアップリンク送信の第1の重複シンボルに少なくとも部分的に基づいて判断される、請求項16に記載のUE。
  23. 前記UE能力に少なくとも部分的に基づいて、前記定義された時間期間を定義する第1の量のシンボルと、前記処理時間に少なくとも部分的に基づいて、前記定義された時間期間を定義する第2の量のシンボルとは、共通サブキャリア間隔を有する、請求項16に記載のUE。
  24. 前記定義された時間期間を定義するシンボルの量は、
    前記UE用に構成されたダウンリンクキャリアもしくはアップリンクキャリアのセットの最小サブキャリア間隔、
    前記第2のアップリンク送信がその上で搬送されるべきであるアップリンクキャリアのセットと、前記第1のアップリンク送信のための許可がその上で受信されるダウンリンクキャリアのセットとの最小サブキャリア間隔、
    前記第1のアップリンク送信がその上で搬送されるべきであるアップリンクキャリアのサブキャリア間隔、または
    前記第2のアップリンク送信がその上で搬送されるべきであるアップリンクキャリアのサブキャリア間隔、
    のうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づくサブキャリア間隔を有する、請求項16に記載のUE。
  25. ワイヤレス通信のためのUEであって、
    メモリと、
    前記メモリに動作可能に結合された1つまたは複数のプロセッサと
    を備え、前記メモリおよび前記1つまたは複数のプロセッサは、
    第1のアップリンク送信と第2のアップリンク送信との間の衝突を識別することであって、
    前記第1のアップリンク送信は高優先度アップリンク送信であり、前記第2のアップリンク送信は低優先度アップリンク送信である、識別することと、
    過渡持続時間中に前記第2のアップリンク送信を取り消すことであって、
    前記過渡持続時間は、送信取消し終了点に近接して生じる閾値時間である、取り消すことと
    を行うように構成される、UE。
  26. 前記送信取消し終了点は、固定値または処理時間に少なくとも部分的に基づいて定義される、請求項25に記載のUE。
  27. 前記過渡持続時間は、前記送信取消し終了点の直前に生じる、請求項25に記載のUE。
  28. 前記過渡持続時間は、前記送信取消し終了点の直後に生じる、請求項25に記載のUE。
  29. 前記過渡持続時間は、前記送信取消し終了点の少なくとも部分的に前に、および少なくとも部分的に後で生じる、請求項25に記載のUE。
  30. 前記送信取消し終了点に相対した、前記過渡持続時間の時間位置は、前記送信取消し終了点に相対した、前記第1のアップリンク送信の時間位置に少なくとも部分的に基づく、請求項25に記載のUE。
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