JP2023513873A - 美容機器および美容機器システム - Google Patents

Abstract

本開示の実施例に係る美容機器は、メインボディと、メインボディに脱着可能なヘッドモジュールと、メインボディに装着されたヘッドモジュールを認識する制御部と、認識されたヘッドモジュールに対する情報を移動端末機に伝送する通信部と、を含み、制御部は、移動端末機から受信された情報に応じてメインボディに装着されたヘッドモジュールの動作を異ならせて制御することができる。

Description

本開示は、美容機器および美容機器システムに関するものである。

美容に対する人々の関心の増加に伴い化粧品、化粧道具等が多様化しているだけではなく、美容機器の種類も徐々に増加する傾向である。特に、以前は、人々が美容機器を使用するためには、皮膚科専門医がある病院や、美容専門ショップ等に訪れなければならない不便があった。しかし、最近携帯が可能であるか、比較的小型の美容機器が発売されることで、人々が家でも簡単に美容機器を使用できる環境が造成されている。

一方、美容機器は、その用途によって違うように製作されるので、人々は用途別に美容機器を購入しなければならない不便がある。例えば人々は、頭皮ケア用美容機器、皮膚ケア用美容機器、シワ改善用美容機器等をそれぞれ購入しなければならず、この場合、購買費用が増加し、保管のために広い空間が必要であり、管理が煩わしい不便を経ることになる。

本開示は、１つの機器で診断および多様なケアが可能な美容機器および美容機器システムを提供しようとする。

本開示は、装着されたヘッドモジュールに応じて提供可能な機能をユーザに案内する美容機器および美容機器システムを提供しようとする。

本開示は、美容機器の状態が移動端末機を通じて確認可能な美容機器および美容機器システムを提供しようとする。

本開示は、ユーザの状態を診断およびケアが両方とも可能な美容機器および美容機器システムを提供しようとする。

本開示は、診断結果に基づいて多様なケア機能を提供する美容機器および美容機器システムを提供しようとする。

本開示は、アンプルを提供可能な美容機器および美容機器システムを提供しようとする。

本開示の実施例に係る美容機器は、メインボディと、メインボディに脱着可能なヘッドモジュールと、メインボディに装着されたヘッドモジュールを認識する制御部と、認識されたヘッドモジュールに対する情報を移動端末機に伝送する通信部と、を含み、制御部は、移動端末機から受信された情報に応じてメインボディに装着されたヘッドモジュールの動作を異ならせて制御することができる。

制御部は、メインボディに装着されたヘッドモジュールが同一である場合にも、移動端末機から受信された情報に応じてヘッドモジュールの動作を異ならせて制御することができる。

制御部は、メインボディに診断モジュールが装着された後にケアモジュールが装着された場合、診断モジュールの診断結果に基づいてケアモジュールを制御することができる。
ヘッドモジュールは、診断モジュール、皮膚ケアモジュール、頭皮ケアモジュールまたはアンプルケアモジュールのうち少なくとも１つを含むことができる。

診断モジュール、皮膚ケアモジュール、頭皮ケアモジュールおよびアンプルケアモジュールのそれぞれは、互いに異なる抵抗値を有する抵抗素子を備え、制御部は、メインボディに装着されたヘッドモジュールに備えられた抵抗素子の抵抗値を算出することによりヘッドモジュールを認識することができる。

アンプルケアモジュールには、カートリッジが装着される空間とカートリッジに収容されたアンプルが通過するホールが形成されてもよい。

本開示の実施例に係る美容機器システムは、ヘッドモジュールが脱着可能な美容機器と、美容機器に装着されたヘッドモジュールに対する情報を基に美容機器の動作方法を決定し、決定された動作方法に対する情報を美容機器に伝送する移動端末機と、を含み、美容機器は、移動端末機から受信された情報に応じてヘッドモジュールの動作を異ならせて制御することができる。

美容機器は、装着されたヘッドモジュールが同一である場合にも、移動端末機から受信された情報に応じてヘッドモジュールの動作を異ならせて制御することができる。
移動端末機は、ヘッドモジュールに対する情報に基づいてヘッドモジュールが提供する動作モードを表示することができる。

移動端末機は、ヘッドモジュールに対する情報が異なる場合、動作モードを異ならせて表示することができる。

移動端末機は、診断モジュールに対する情報を受信した後にケアモジュールに対する情報を受信した場合、ケアモジュールが提供する動作モードと動作モードのうち診断モジュールの診断結果に応じて推薦される動作モードを表わすアイコンを表示することができる。

移動端末機は、診断モジュールに対する情報を受信した後にケアモジュールに対する情報を受信した場合、ケアモジュールが提供する機能と診断モジュールの診断結果を基に推薦される動作モードを生成することができる。

移動端末機は、診断モジュールに対する情報を受信した後にケアモジュールに対する情報を受信した場合、診断モジュールの診断結果を基にケアモジュールが提供する複数の動作モードが連続して実施されるように動作方法を決定することができる。

移動端末機は、ヘッドモジュールの動作方法を設定するユーザ入力を受信し、ユーザ入力に対応する動作モードを生成することができる。

移動端末機は、美容機器に装着されたヘッドモジュールに応じて設定可能なヘッドモジュールの動作方法を異ならせて表示することができる。

本開示の実施例によれば、１つの美容機器だけで診断機能および多様なケア機能を提供可能な利点がある。

本開示の実施例によれば、美容機器に装着されたヘッドモジュールに応じて作動可能な動作モードをユーザに案内可能であり、ユーザは、ヘッドモジュールの動作方法を容易に選択可能な利点がある。

本開示の実施例によれば、美容機器は、診断結果に応じて動作モードを推薦することで、ユーザに適合なケアを提供可能な利点がある。

本開示の実施例によれば、多様な種類のヘッドモジュールが装着可能な美容機器において、各ヘッドモジュールの種類をユーザが別に入力しなくても、ヘッドモジュールに応じて動作方法が異なるように決定されるので、動作エラーを最小化できる利点がある。

本開示の実施例に係る美容機器システムのブロック図である。 本開示の実施例に係る美容機器の制御ブロック図である。 本開示の実施例に係る移動端末機の制御ブロック図である。 本開示の実施例に係る美容機器が図示された斜視図である。 図４に図示された美容機器のメインボディが図示された斜視図である。 図５に図示された装着部をＸ方向から見た場合の様子が図示された図面である。 本開示の実施例に係る診断モジュールの斜視図である。 本開示の実施例に係る皮膚ケアモジュールの斜視図である。 本開示の実施例に係る頭皮ケアモジュールの斜視図である。 本開示の実施例に係るアンプルケアモジュールの斜視図である。 図１０に図示されたアンプルケアモジュールの断面図である。 本開示の実施例に係る美容機器システムの動作方法が図示されたフローチャートである。 本開示の実施例に係る移動端末機が美容機器の動作方法を決定するために表示する画面の第１例が図示された図面である。 本開示の実施例に係る移動端末機が美容機器の動作方法を決定するために表示する画面の第２例が図示された図面である。 本開示の実施例に係る移動端末機が美容機器の動作方法を決定するために表示する画面の第３例が図示された図面である。 本開示の実施例に係る移動端末機が美容機器の動作方法を決定するために表示する画面の第３例が図示された図面である。

以下、添付された図面を参照して、本明細書に開示された実施例を詳しく説明するが、図面符号に関係なく同一または類似する構成要素は、同じ参照番号を付し、それに対する重複説明は省略することにする。

以下の説明で用いられる構成要素に対する接尾辞「モジュール」及び「部」は、明細書の作成を容易にするために付与また混用されるものとして、それ自体で相互区別される意味または役割を有するものではない。

また、本明細書に開示された実施例の説明において、係る公知技術に対する具体的な説明が本明細書に開示された実施例の理解を妨害すると判断される場合には、その詳細な説明は省略する。また、添付された図面は、本明細書に開示された実施例を容易に理解できるようにするためのものであり、添付された図面によって本明細書に開示された技術的思想が制限されるものではなく、本発明の思想及び技術範囲に含まれる全ての変更、均等物ないし代替物を含むものと理解されるべきである。

第１、第２等の序数を含む用語が多様な構成要素を説明するために用いることができるが、前記構成要素は、前記用語によって限定されるものではない。前記用語は、１つの構成要素を他の構成要素から区別する目的でのみ用いられる。

単数の表現は、文脈上明白に異ならせて意味しない限り、複数の表現を含む。

本出願で、「含む」または「有する」等の用語は、明細書に記載された特徴、数字、ステップ、動作、構成要素、部品またはこれらを組合せたものが存在することを指定しようとするものであり、１つまたはそれ以上の他の特徴や数字、ステップ、動作、構成要素、部品またはこれらを組合せたもの存在または付加可能性を予め排除するものではないと理解されるべきである。

図１は、本開示の実施例に係る美容機器システムのブロック図である。

本開示の実施例に係る美容機器システムは、美容機器１と移動端末機３を含むことができる。美容機器１と移動端末機３は、互いに信号を送受信することができる。

美容機器１は、ユーザの状態を診断したり、ケア機能を提供したりする機器であってもよい。

美容機器１は、多様なヘッドモジュールを装着できるヘッド交替型構造として、装着されたヘッドモジュールに対する情報を移動端末機３に伝送することができる。

移動端末機３は、美容機器１に対する情報を表示することができる。例えば、移動端末機３は、美容機器１からヘッドモジュールに対する情報を受信すると、受信された情報に基づいて美容機器１が現在提供可能な動作モードを表示することができる。

ユーザは、移動端末機３を通じて美容機器１の動作方法を決定することができる。移動端末機３は、決定された動作方法に応じて美容機器１が動作するように美容機器１に制御信号を伝送することができる。

移動端末機３は、携帯が可能な移動型端末機であってもよい。例えば、移動端末機３は、スマートフォン等のような携帯電話、スマートワッチ等のようなウェアラブルデバイス、ノートブック、タブレット等のようなコンピュータ等を含むことができるが、これは例示的なものに過ぎず、これに制限されるものではない。

図２は、本開示の実施例に係る美容機器の制御ブロック図である。

美容機器１は、制御部１１、入力部１３、ヘッドモジュール認識部１５および通信部１７のうち少なくとも一部または全てを含むことができる。

制御部１１は、美容機器１の全般的な動作を制御することができる。制御部１１は、入力部１３、ヘッドモジュール認識部１５および通信部１７のそれぞれを制御することができる。

入力部１３は、美容機器１の動作を制御する入力を受信することができる。入力部１３は、物理的なキーボタンで構成されてもよく、タッチ入力の受信が可能なタッチパッド等の形態で具現されてもよい。

例えば、入力部１３は、美容機器１の電源をオン／オフするように制御する入力を受信できるが、これは例示的なものに過ぎず、美容機器１の動作を制御する多様な入力を受信することができる。

ヘッドモジュール認識部１５は、美容機器１に装着されたヘッドモジュール２００（図４参考）を認識することができる。ヘッドモジュール認識部１５は、ヘッドモジュール２００（図４参考）の装着の有無を認識するだけではなく、ヘッドモジュール２００（図４参考）の種類も認識することができる。即ち、ヘッドモジュール認識部１５は、メインボディ１１０（図４参考）にヘッドモジュール２００（図４参考）が装着された状態であるのか否かと、メインボディ１１０（図４参考）にヘッドモジュール２００（図４参考）が装着された場合、ヘッドモジュール２００（図４参考）の種類を認識することができる。例えば、ヘッドモジュール２００（図４参考）は、その種類によって抵抗値が異なる抵抗素子を備え、ヘッドモジュール認識部１５は、装着されたヘッドモジュール２００（図４参考）の抵抗値を算出することによりヘッドモジュールの種類を認識することができる。

通信部１７は、外部機器と通信することができ、外部機器は、移動端末機３であってもよいが、これに制限されるものではない。

通信部１７は、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈモジュール、Ｗｉ－Ｆｉモジュール等のような通信モジュールを備えることができる。

一方、図２では、美容機器１の構成として、制御部１１、入力部１３、ヘッドモジュール認識部１５および通信部１７のみが図示されているが、これは説明の便宜を図り例示したものに過ぎず、図２に図示された構成の一部が省略されたり、他の構成がさらに追加されたりしてもよい。

図３は、本開示の実施例に係る移動端末機の制御ブロック図である。

移動端末機３は、制御部３１、入力部３３、通信部３５およびディスプレイ部３７のうち少なくとも一部または全てを含むことができる。

制御部３１は、移動端末機３の動作を制御することができる。制御部３１は、入力部３３、通信部３５およびディスプレイ部３７のそれぞれを制御することができる。

入力部３３は、移動端末機３の動作を制御する入力を受信することができる。入力部３３は、物理的なキーボタンで構成されてもよく、タッチ入力の受信が可能なタッチパッド等の形態で具現されてもよい。

通信部３５は、外部機器と通信することができ、外部機器は、美容機器１であってもよいが、これに制限されるものではない。

通信部１７は、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈモジュール、Ｗｉ－Ｆｉモジュール、移動通信モジュール等のような通信モジュールを備えることができる。

ディスプレイ部３７は、多様な情報を表示することができる。ディスプレイ部３７は、美容機器１に対する情報を表示することができる。

一方、図３では、移動端末機３の構成として、制御部３１、入力部３３、通信部３５およびディスプレイ部３７のみが図示されているが、これは説明の便宜を図り例示したものに過ぎず、図３に図示された構成の一部が省略されたり、他の構成がさらに追加されたりしてもよい。

図４は、本開示の実施例に係る美容機器が図示された斜視図であり、図５は、図４に図示された美容機器のメインボディが図示された斜視図であり、図６は、図５に図示された装着部をＸ方向から見た場合の様子が図示された図面である。

美容機器１は、メインボディ１１０とメインボディ１１０に脱着可能なヘッドモジュール２００を含むことができる。美容機器１には、ヘッドモジュール２００が脱着可能である。

メインボディ１１０は、サポーター１０１と装着部１０３を含むことができ、ヘッドモジュール２００は、装着部１０３に脱着することができる。即ち、ヘッドモジュール２００は、装着部１０３に装着または分離することができる。

サポーター１０１は、装着部１０３の下部に配置される。

サポーター１０１は、円柱形状を有することができる。サポーター１０１は、美容機器１のハンドルであってもよい。

サポーター１０１には、少なくとも１つのボタン１０２が形成され、ボタン１０２は、入力部１３の一構成であってもよい。入力部１３は、ボタン１０２を通じてユーザ入力を受信することができる。例えば、ボタン１０２は、美容機器１の電源をオン／オフする電源ボタンであってもよいが、これは例示的なものに過ぎない。

サポーター１０１の内部と装着部１０３の内部は連通することができ、これにより、サポーター１０１の内部に配置された構成と装着部１０３の内部に配置された構成は、ワイヤー等を通じて連結される。

装着部１０３は、サポーター１０１の上部に配置される。装着部１０３には、ヘッドモジュール２００が脱着できる。装着部１０３には、ヘッドモジュール２００の一部が収容される収容部１０４が形成される。例えば、ヘッドモジュール２００は、一部が装着部１０３の内部に挿入された状態で時計周り或は反時計回りに回転しながら装着部１０３に装着されてもよい。このとき、ヘッドモジュール２００に形成された突出部２０２（図７～図１０参考）は収容部１０４に収容され、これにより、ヘッドモジュール２００が装着部１０３に固定される。

そして、ヘッドモジュール２００が装着部１０３に装着される場合、ヘッドモジュール２００のうち少なくとも一部は基板１０５に接触することができる。特に、ヘッドモジュール２００が装着部１０３に装着される場合、ヘッドモジュール２００の抵抗素子（図示されない）が基板１０５の接触ピン１０６に接触することができる。

基板１０５は、ヘッドモジュール認識部１５と連結される。基板１０５には抵抗を認識する少なくとも１つの接触ピン１０６が形成される。ヘッドモジュール認識部１０５は、接触ピン１０６を通じて認識された抵抗素子の抵抗値を算出することができる。

制御部１１、入力部１３、ヘッドモジュール認識部１５、通信部１７のそれぞれは、サポーター１０１または装着部１０３に配置される。例えば、制御部１１およびヘッドモジュール認識部１５は、装着部１０３の内部に配置され、入力部１３および通信部１７は、サポーター１０１の内部に配置されるが、これは例示的なものに過ぎず、これに制限されるものではない。

そして、図４および図５に図示されたサポーター１０１と装着部１０３の形状および配置は、例示的なものに過ぎないので、これに制限されるものではない。

一方、装着部１０３に装着可能なヘッドモジュール２００の種類は多様である。ヘッドモジュール２００は、診断モジュール、ケアモジュール等を含むことができ、ケアモジュールは、皮膚ケアモジュール、頭皮ケアモジュール、アンプルケアモジュール等を含むことができる。また、皮膚ケアモジュールは、顔全般の皮膚にケアを提供する第１皮膚ケアモジュール（一般皮膚ケアモジュール）、顔のうち予め決められた部位のみにケアを提供する第２皮膚ケアモジュール（局所部位皮膚ケアモジュール）等を含むこともできる。しかし、上述したヘッドモジュールは、説明の便宜を図り例示したものに過ぎないので、これに制限されるものではない。例えば、ヘッドモジュール２００は、ローラマッサージモジュール等を含むこともできる。

そして、ヘッドモジュール２００は、その種類によって抵抗値が異なる抵抗素子を備えることができる。例えば、診断モジュール、第１皮膚ケアモジュール、第２皮膚ケアモジュール、頭皮ケアモジュールおよびアンプルケアモジュールのそれぞれは、互いに異なる抵抗値を有する抵抗素子を備えることができる。

次に、図７～図１１を参照して、本開示の実施例に係るヘッドモジュールの種類を説明する。

図７は、本開示の実施例に係る診断モジュールの斜視図であり、図８は、本開示の実施例に係る皮膚ケアモジュールの斜視図であり、図９は、本開示の実施例に係る頭皮ケアモジュールの斜視図であり、図１０は、本開示の実施例に係るアンプルケアモジュールの斜視図であり、図１１は、図１０に図示されたアンプルケアモジュールの断面図である。

図７に図示された診断モジュール２１０は、ヘッドモジュール２００の一種であってもよい。診断モジュール２１０は、コネクター２０１と診断部２１１を含むことができる。コネクター２０１は、装着部１０３に連結される。コネクター２０１は、装着部１０３に固定されるための突出部２０２が形成される。突出部２０２は、コネクター２０１の外面に形成される。

診断部２２１は、皮膚、頭皮等に接触することができる。診断部２１１は、カメラ（図示されない）、油分センサー（図示されない）、水分センサー（図示されない）、ＬＥＤ（図示されない）等を含むことができる。制御部１１は、カメラ（図示されない）、油分センサー（図示されない）、水分センサー（図示されない）、ＬＥＤ（図示されない）等を通じて、診断部２１１に接触した皮膚、頭皮等の状態を診断することができる。

図８に図示された皮膚ケアモジュール２２０は、ヘッドモジュール２００の一種であってもよい。皮膚ケアモジュール２２０は、コネクター２０１とケア部２２１を含むことができる。コネクター２０１は、装着部１０３に連結される。コネクター２０１は、装着部１０３に固定されるための突出部２０２が形成される。突出部２０２は、コネクター２０１の外面に形成される。

ケア部２２１は、ＬＥＤ（図示されない）、高周波レーザー（図示されない）、イオン発生部（図示されない）、振動発生部（図示されない）、ガルバニック部（図示されない）、冷却部（図示されない）、温熱部（図示されない）等を含むことができる。制御部１１は、ＬＥＤ（図示されない）、高周波レーザー（図示されない）、イオン発生部（図示されない）、振動発生部（図示されない）、ガルバニック部（図示されない）、冷却部（図示されない）、温熱部（図示されない）のうち少なくとも１つを作動させて、ケア部２２１に接触した皮膚にケア機能を提供することができる。

このような皮膚ケアモジュール２２０は、顔のあらゆる部位にケア機能を提供することができる。一方、実施例により、皮膚ケアモジュールは、目じり、口元等のような特定部位に合うように製作され、この場合、図８に図示されたものと形状等を違うようにすることができる。即ち、目じりは、他の部位よりシワが発生しやすい等のような特定部位毎の特性に基づいて当該部位に合う特殊ケア機能を提供する皮膚ケアモジュールが別途存在してもよい。例えば、顔全般に適用可能な皮膚ケアモジュールが第１皮膚ケアモジュールである場合、目の部位に特殊ケア機能を提供する第２皮膚ケアモジュール、口部位に特殊ケア機能を提供する第２皮膚ケアモジュール等が別途存在してもよい。この場合、第１皮膚ケアモジュール、第２皮膚ケアモジュールおよび第３皮膚ケアモジュール等は、それぞれその形状が異なってもよい。

図９に図示された頭皮ケアモジュール２３０は、ヘッドモジュール２００の一種であってもよい。頭皮ケアモジュール２３０は、コネクター２０１とケア部２３１を含むことができる。コネクター２０１は、装着部１０３に連結される。コネクター２０１は、装着部１０３に固定されるための突出部２０２が形成される。突出部２０２は、コネクター２０１の外面に形成される。

ケア部２３１には、複数の櫛の歯２３２が形成される。そして、ケア部２３１は、振動発生器（図示されない）、ＬＥＤ（図示されない）、イオン発生器（図示されない）等を含むことができる。

実施例により、イオン発生器（図示されない）は、複数の櫛の歯２３２のうち少なくとも一部に形成される。特に、イオン発生器（図示されない）は、複数の櫛の歯２３２のうち少なくとも一部の先に配置される。この場合、櫛の歯２３２でイオンが発生でき、これによりイオン発生器（図示されない）で発生したイオンがユーザの頭皮または毛髪等によりよく伝達され、これにより静電気防止等の効果が向上する利点がある。

図１０に図示されたアンプルケアモジュール２４０は、ヘッドモジュール２００の一種であってもよい。アンプルケアモジュール２４０は、コネクター２０１とケア部２４１を含むことができる。コネクター２０１は、装着部１０３に連結される。コネクター２０１は、装着部１０３に固定されるための突出部２０２が形成される。突出部２０２は、コネクター２０１の外面に形成される。

診断モジュール２１０のコネクター２０１、皮膚ケアモジュール２２０のコネクター２０１、頭皮ケアモジュール２３０のコネクター２０１およびアンプルケアモジュール２４０のコネクター２０１は、いずれもその大きさと形状が同一であってもよい。

ケア部２４１は、ユーザの皮膚、頭皮等にアンプルを塗布することができる。

ケア部２４１には、カートリッジｃが装着される空間Ｓとカートリッジｃに収容されたアンプルが通過するホールｈが形成される。そして、ケア部２４１の内部には、カートリッジｃに収容されたアンプルをカートリッジｃの外部に吐出するモータ２４３が配置される。モータ２４３は、エアレスポンプを備えることができる。

カートリッジｃにはアンプルが収容され、ケア部２４１の内部に脱着することができる。即ち、カートリッジｃは、ケア部２４１に交替できる形態であってもよい。

ホールｈは、ケア部２４１の内部に装着されたカートリッジｃのアンプルが皮膚、頭皮等に塗布されるように形成された孔であってもよい。ケア部２４１には、ユーザの皮膚、頭皮等と接触する接触面２４２が形成され、接触面２４２に少なくとも１つのホールｈが形成される。従って、モータ２４３によりカートリッジｃから吐出されたアンプルは、ホールｈを通過してユーザの皮膚、頭皮等に塗布される。

アンプルは、皮膚と頭皮の両方ともに使用されるアンプルが存在し、皮膚用アンプルと頭皮用アンプルが別個で存在し得る。

従って、実施例により、図１１とは違い、ケア部２４１には、皮膚に使用されるアンプルが収容されたカートリッジと頭皮に使用されるアンプルが収容されたカートリッジのそれぞれが装着されてもよい。この場合、ケア部２４１の接触面２４２には、皮膚に使用されるアンプルが通過するホールと頭皮に使用されるアンプルが通過するホールが別個で形成される。

また、ケア部２４１には、頭皮に使用されるアンプルが収容されたカートリッジと毛髪に使用されるアンプルが収容されたカートリッジがそれぞれ装着されてもよい。この場合、ケア部２４１は、頭皮と毛髪を区分するセンサー（図示されない）をさらに備えることができる。例えば、センサー（図示されない）は、振動パターンを認識することができ、認識された振動パターンによって頭皮と毛髪を認識することができる。ケア部２４１は、センサー（図示されない）によって認識された位置に応じて頭皮用アンプルを吐出したり、毛髪用アンプルを吐出したりすることができる。例えば、ケア部２４１は、センサー（図示されない）によってホールｈが頭皮に位置していると認識されると、頭皮用アンプルを吐出し、センサー（図示されない）によってホールｈが毛髪に位置していると認識されると、毛髪用アンプルを吐出することができる。

ケア部２４１には、カートリッジｃが装着されるだけではなく、ガルバニック部（図示されない）、温熱部（図示されない）、振動発生部（図示されない）等を含むことができる。従って、制御部１１は、カートリッジｃに収容されたアンプルを塗布しながらガルバニック部（図示されない）、温熱部（図示されない）または振動発生部（図示されない）のうち少なくとも１つを駆動させることができる。

次に、図１２は、本開示の実施例に係る美容機器システムの動作方法が図示されたフローチャートである。

美容機器１は、ヘッドモジュール２００の装着の有無を感知することができる（Ｓ１１）。
制御部１１は、メインボディ１１０に装着されたヘッドモジュール２００を認識することができる。

制御部１１は、ヘッドモジュール認識部１５を通じてヘッドモジュール２００がメインボディ１１０に装着されたのか否かを認識することができる。例えば、ヘッドモジュール認識部１５は、基板１０５の接触ピン１０６に抵抗素子の接触の有無を感知することができる。ヘッドモジュール認識部１５は、基板１０５の接触ピン１０６に抵抗素子が接触したことを感知されると、メインボディ１１０にヘッドモジュール２００が装着されたと認識し、基板１０５の接触ピン１０６に抵抗素子が接触していないと感知されると、メインボディ１１０にヘッドモジュール２００が装着されていないと認識することができる。

そして、制御部１１は、ヘッドモジュール２００がメインボディ１１０に装着された場合には、ヘッドモジュール２００の種類も認識することができる。制御部１１は、メインボディ１１０に装着されたヘッドモジュール２００に備えられた抵抗素子の抵抗値を算出することによりヘッドモジュール２００を認識することができる。具体的に、ヘッドモジュール認識部１５は、基板１０５の接触ピン１０６を通じて接触した抵抗素子の抵抗値を算出することによりヘッドモジュール２００の種類を認識することができる。例えば、ヘッドモジュール認識部１５は、接触ピン１０６に接触した抵抗素子の抵抗値が第１値であれば、ヘッドモジュール２００を診断モジュール２１０と認識し、接触ピン１０６に接触した抵抗素子の抵抗値が第２値であれば、ヘッドモジュール２００を皮膚ケアモジュール２２０と認識し、接触ピン１０６に接触した抵抗素子の抵抗値が第３値であれば、ヘッドモジュール２００を頭皮ケアモジュール２３０と認識し、接触ピン１０６に接触した抵抗素子の抵抗値が第４値であれば、ヘッドモジュール２００をアンプルケアモジュール２４０と認識することができる。

美容機器１は、ヘッドモジュール２００が装着されていない状態では、継続的にヘッドモジュール２００の装着の有無を感知することができる。

美容機器１は、ヘッドモジュール２００の装着を感知すると、ヘッドモジュール２００に対する情報を移動端末機３に伝送することができる（Ｓ１３）。

制御部１１は、ヘッドモジュール２００の装着が感知されると、ヘッドモジュール２００に対する情報を移動端末機３に伝送するように通信部１７を制御することができる。通信部１７は、認識されたヘッドモジュール２００に対する情報を移動端末機３に伝送することができる。

ヘッドモジュール２００に対する情報は、現在メインボディ１１０に装着されたヘッドモジュール２００と関連した情報を意味することができる。例えば、ヘッドモジュール２００に対する情報は、ヘッドモジュール２００の種類に対する情報、ヘッドモジュール２００の認識情報等を含むことができる。

ヘッドモジュール２００の種類に対する情報は、ヘッドモジュール２００に備えられた抵抗素子の抵抗値であるか、ヘッドモジュール２００のモデル名、機器名、機能情報等を含むことができる。

ヘッドモジュール２００の認識情報は、診断モジュール２１０が診断した状態情報、ケアモジュール２２０、２３０、２４０が行ったケア結果情報等を含むことができる。

移動端末機３は、美容機器１からヘッドモジュール２００に対する情報を受信することができる。移動端末機３の制御部３１は、通信部４５を通じて美容機器１からヘッドモジュール２００に対する情報を受信することができる。

移動端末機３は、美容機器１の動作方法を決定することができる（Ｓ１５）。

移動端末機３は、美容機器１からヘッドモジュール２００に対する情報を受信すると、ヘッドモジュール２００の情報に基づく美容機器１の動作方法を決定することができる。

次に、図１３～図１６を参照して、本開示の実施例に係る美容機器システムにおいて美容機器の動作方法が決定される方法を説明する。

図１３は、本開示の実施例に係る移動端末機が美容機器の動作方法を決定するために表示する画面の第１例が図示された図面である。

移動端末機３は、ヘッドモジュール２００に対する情報を受信すると、ヘッドモジュール２００に対する情報に基づいてヘッドモジュール２００が提供する動作モードを表示するように、ディスプレイ３７を制御することができる。

例えば、制御部３１は、ヘッドモジュール２００が一般皮膚ケアモジュール２２０である場合には、皮膚ケアモジュール２２０が提供する動作モード（例えば、シワ弾力モード、美白光彩モード、保湿鎮静モード等）を図１３の（ａ）に図示されたように表示し、ヘッドモジュール２００が局所部位皮膚ケアモジュールである場合には、局所部位皮膚ケアモジュールが提供する動作モード（例えば、目じりケアモード、スマイルラインケアモード等）を図１３の（ｂ）に図示されたように表示し、ヘッドモジュール２００が頭皮ケアモジュール２３０である場合には、頭皮ケアモジュール２３０が提供する動作モード（例えば、脱毛管理モード、静電気防止モード、ツヤ保湿モード等）を図１３の（ｃ）に図示されたように表示するように、ディスプレイ３７を制御することができる。

即ち、移動端末機３は、ヘッドモジュール２００に対する情報が異なる場合、動作モードを異ならせて表示することができる。このように、移動端末機３は、ヘッドモジュール２００に対する情報に基づいてヘッドモジュール２００が提供する機能を自動で表示するので、ユーザが美容機器１にどんなヘッドモジュール２００が装着されたのかを別途に入力する必要がなく、ヘッドモジュール２００の機能の案内を容易に受けることができる利点がある。

制御部３１は、図１３のようにディスプレイ３７に表示された動作モードのうちいずれか１つの選択命令を受信すると、選択された動作モードを美容機器１の動作方法として決定することができる。

例えば、制御部３１は、シワ弾力モード、美白光彩モードまたは保湿鎮静モードのうちいずれか１つを美容機器１の動作方法として決定することができ、それぞれの動作モードに応じた動作方法は、以下の表１のようであるが、これは例示的なものに過ぎないので、これに制限されるものではない。

図１４は、本開示の実施例に係る移動端末機が美容機器の動作方法を決定するために表示する画面の第２例が図示された図面である。移動端末機３は、ヘッドモジュール２００に対する情報として、診断モジュール２１０に対する情報とケアモジュール２２０、２３０、２４０に対する情報を受信することができる。即ち、移動端末機３は、診断モジュール２１０に対する情報とケアモジュール２２０、２３０、２４０に対する情報を連続して受信することができる。このために、ユーザは、メインボディ１１０に診断モジュール２１０を装着して現在の状態を診断した後、メインボディ１１０にケアモジュール２２０、２３０、２４０を装着することができる。逆に、ユーザは、メインボディ１１０にケアモジュール２２０、２３０、２４０を装着した後メインボディ１１０に診断モジュール２１０を装着することもできる。

移動端末機３は、診断モジュール２１０に対する情報を受信した後にケアモジュール２２０、２３０、２４０に対する情報を受信した場合、ケアモジュール２２０、２３０、２４０が提供する動作モードと動作モードのうち診断モジュール２１０の診断結果に応じて推薦される動作モードを表わすアイコンを表示するように、ディスプレイ３７を制御することができる。

例えば、制御部３１は、診断モジュール２１０に対する情報として皮膚状態の診断結果を受信した後、皮膚ケアモジュール２２０に対する情報を受信することができる。制御部３１は、皮膚ケアモジュール２２０が提供する動作モードのうち皮膚状態の診断結果において点数が最も低い状態に関連した動作モードを推薦動作モードとして認識することができる。図１４の（ａ）の例示において、制御部３１は、シワ、美白、保湿のうちシワ状態の点数が最も低いと認識することができる。この場合、図１４の（ａ）のように制御部３１は、皮膚ケアモジュール２２０が提供する動作モード１４０１、１４０２、１４０３を表示し、表示された動作モード１４０１、１４０２、１４０３のうち診断結果に応じて推薦される動作モードに推薦アイコン１４００が表示されるように、ディスプレイ３７を制御することができる。

一方、推薦アイコン１４００は、１つ以上の動作モードに表示されてもよい。例えば、制御部３１は、皮膚状態の診断結果においてシワ状態と美白状態の点数が低い場合、図１４の（ａ）とは違うように２つの動作モード１４０１、１４０２に推薦アイコン１４００を表示するように、ディスプレイ３７を制御することができる。

制御部３１は、２以上の動作モードを選択する命令を受信することもできる。制御部３１は、２以上の動作モードを選択する命令を受信すると、選択された複数の動作モードが順次実施されるように美容機器１の動作方法を決定することができる。

移動端末機３は、診断モジュール２１０に対する情報を受信した後にケアモジュール２２０、２３０、２４０に対する情報を受信した場合、診断モジュール２１０の診断結果を基にケアモジュール２２０、２３０、２４０が提供する複数の動作モードが連続して実施されるように動作方法を決定することもできる。

別の例として、制御部３１は、診断モジュール２１０に対する情報として皮膚状態の診断結果を受信した後、局所部位皮膚ケアモジュールに対する情報を受信することができる。制御部３１は、局所部位皮膚ケアモジュールが提供する動作モードのうち皮膚状態の診断結果において点数が最も低い状態に関連した動作モードを推薦動作モードとして認識することができる。図１４の（ｂ）の例示において、制御部３１は、目じり、口元のうちの目じり状態の点数が最も低いと認識することができる。この場合、図１４の（ｂ）のように制御部３１は、局所部位皮膚ケアモジュールが提供する動作モード１４０４、１４０５を表示し、表示された動作モード１４０４、１４０５のうち診断結果に応じて推薦される動作モードに推薦アイコン１４００が表示されるように、ディスプレイ３７を制御することができる。

さらに別の例として、制御部３１は、診断モジュール２１０に対する情報として頭皮状態の診断結果を受信した後、頭皮ケアモジュール２３０に対する情報を受信することができる。制御部３１は、頭皮ケアモジュール２３０が提供する動作モードのうち頭皮状態の診断結果において点数が最も低い状態に関連した動作モードを推薦動作モードとして認識することができる。図１４の（ｃ）の例示において、制御部３１は、脱毛、静電気、ツヤのうち脱毛状態の点数が最も低いと認識することができる。この場合、図１４の（ｃ）のように制御部３１は、頭皮ケアモジュール２３０が提供する動作モード１４０６、１４０７、１４０８を表示し、表示された動作モード１４０６、１４０７、１４０８のうち診断結果に応じて推薦される動作モードに推薦アイコン１４００が表示されるように、ディスプレイ３７を制御することができる。

このように、図１４の例示によれば、現在メインボディ１１０に装着されたケアモジュールが提供する動作モードをユーザに案内するだけではなく、動作モードのうちユーザに推薦される動作モードも案内可能であるので、ユーザに美容機器１の使用の便宜性を提供することができる。

制御部３１は、図１４のようにディスプレイ３７に表示された動作モードのうちいずれか１つの選択命令を受信すると、選択された動作モードを美容機器１の動作方法として決定することができる。図１４の例示によれば、ユーザは推薦アイコン１４００を通じて動作モードを容易に選択することができる。

一方、図１４の例示において、制御部３１は、ケアモジュール２２０、２３０、２４０の動作モードのうちいずれか１つを推薦したが、実施例によって制御部３１は、予め提供されるケアモジュール２２０、２３０、２４０の動作モードと別途の推薦動作モードを生成することもできる。

具体的に、移動端末機３は、診断モジュール２１０に対する情報を受信した後にケアモジュール２２０、２３０、２４０に対する情報を受信した場合、ケアモジュール２２０、２３０、２４０が提供する機能と診断モジュール２１０の診断結果を基に推薦される動作モードを生成することができる。例えば、制御部３１は、診断モジュール２１０に対する情報を基にシワおよび美白管理が必要な状態であると判断し、ヘッドモジュール２００に対する情報として皮膚ケアモジュール２２０に対する情報を受信すると、皮膚ケアモジュール２２０を通じてシワおよび美白をそれぞれ改善するための動作モードを生成することができる。即ち、制御部３１０は、診断モジュール２１０に対する情報を基に皮膚ケアモジュール２２０に備えられたＬＥＤ（図示されない）、振動発生器（図示されない）、高周波レーザー（図示されない）等が駆動されるようにする動作モードを新に生成することができる。

例えば、制御部３１は、ヘッドモジュール２００が皮膚ケアモジュール２２０である場合、以下の表２のｍｏｄｅ１、ｍｏｄｅ２またはｍｏｄｅ３のような動作モードを生成したり、ヘッドモジュール２００が頭皮ケアモジュール２３０である場合、以下の表２のｍｏｄｅ１、ｍｏｄｅ２またはｍｏｄｅ３のような動作モードを生成したりすることができる。このようなｍｏｄｅ１、ｍｏｄｅ２またはｍｏｄｅ３は、診断結果に応じて予め決められた動作モードの組合せであるか、新に生成されたモードであってもよい。

図１４で説明したように、美容機器１の制御部１１は、メインボディ１１０に診断モジュール２１０が装着された後にケアモジュール２２０、２３０、２４０が装着された場合、診断モジュール２１０の診断結果に基づいてケアモジュール２２０、２３０、２４０を制御することができる。

図１５および図１６は、本開示の実施例に係る移動端末機が美容機器の動作方法を決定するために表示する画面の第３例が図示された図面である。

移動端末機３は、ヘッドモジュール２００の動作方法を設定するユーザ入力を受信し、ユーザ入力に対応する動作モードを生成することもできる。

具体的に、移動端末機３は、ヘッドモジュール２００に対する情報を受信すると、ヘッドモジュール２００が提供する動作モードと動作モード生成アイコンを表示するように、ディスプレイ３７を制御することができる。動作モード生成アイコンは、カスタマイジング動作モードを生成するためのアイコンとして、ユーザ一人一人が好む美容機器１の動作方法を設定するためのアイコンであってもよい。

例えば、図１５に図示されたように、制御部３１は、皮膚ケアモジュール２２０に対する情報を受信すると、皮膚ケアモジュール２２０が提供する動作モード１５０１、１５０２、１５０３と動作モード生成アイコン１５００を表示するように、ディスプレイ３７を制御することができる。別の例として、図１６に図示されたように、制御部３１は、頭皮ケアモジュール２３０に対する情報を受信すると、頭皮ケアモジュール２３０が提供する動作モード１６０１、１６０２、１６０３と動作モード生成アイコン１６００を表示するように、ディスプレイ３７を制御することができる。

制御部３１は、動作モード生成アイコン１５００、１６００の選択命令を受信すると、図１５の（ｂ）または図１６の（ｂ）に図示されたような動作モード生成画面を表示するように、ディスプレイ３７を制御することができる。

動作モード生成画面は、動作モード生成アイコンが選択されることで表示される画面として、ヘッドモジュール２００に対する情報に応じて異なって表示される。

移動端末機３は、美容機器１に装着されたヘッドモジュール２００によって設定可能なヘッドモジュール２００の動作方法を異ならせて表示することができる。動作方法は、動作時間、振動のオン／オフおよび強度、微細電流供給のオン／オフおよび強度、高周波供給のオン／オフおよび強度等を含むことができる。

制御部３１は、美容機器１に皮膚ケアモジュール２２０が装着された場合、皮膚ケアモジュール２２０が動作可能な範囲内で動作方法が設定されるように動作モード生成画面を表示し、美容機器１に頭皮ケアモジュール２３０が装着された場合、頭皮ケアモジュール２３０が動作可能な範囲内で動作方法が設定されるように動作モード生成画面を表示することができる。

例えば、制御部３１は、美容機器１に皮膚ケアモジュール２２０が装着された場合、図１５の（ｂ）に図示されたように、動作時間、振動のオン／オフ、高周波強度、微細電流強度およびＬＥＤ色のうち少なくとも１つを設定可能な動作モード生成画面を表示し、美容機器１に頭皮ケアモジュール２３０が装着された場合、図１６の（ｂ）に図示されたように、動作時間、振動のオン／オフ、微細電流強度およびＬＥＤ色のうち少なくとも１つを設定可能な動作モード生成画面を表示するように、ディスプレイ３７を制御することができる。また、図１５の（ｂ）および図１６の（ｂ）のように、制御部３１は、美容機器１に装着されたヘッドモジュール２００に応じて設定可能な微細電流強度の範囲を異ならせて表示することもできる。即ち、制御部３１は、美容機器１に皮膚ケアモジュール２２０が装着された場合には、微細電流が１００～４００にて設定されるように動作モード生成画面を表示すると共に、美容機器１に頭皮ケアモジュール２３０が装着された場合には、微細電流が１００～７００にて設定されるように動作モード生成画面を表示するように、ディスプレイ３７を制御することができる。

即ち、移動端末機３は、美容機器１に装着されたヘッドモジュール２００に応じて動作モード生成画面を異ならせて表示することができる。

これにより、移動端末機３は、ヘッドモジュール２００に応じて動作可能な範囲内で美容機器１の動作モードが生成されるように動作モード生成画面を表示するので、ヘッドモジュール２００の性能を超えて動作モードが生成される場合を防止し、ヘッドモジュール２００の動作エラーを最小化できる利点がある。

制御部３１は、図１５または図１６のようにディスプレイ３７に表示された動作モードのうちいずれか１つの選択命令を受信すると、選択された動作モードを美容機器１の動作方法として決定することができる。図１５または図１６の例示によれば、移動端末機３は、ユーザが生成した動作モードを美容機器１の動作方法として決定することができる。
再び、図１２を説明する。

制御部３１は、決定された動作方法に対する情報を美容機器１に伝送することができる（Ｓ１７）。

美容機器１の制御部１１は、移動端末機３から受信された情報に応じて動作することができる（Ｓ１９）。

制御部１１は、移動端末機３から受信された情報に応じてメインボディ１１０に装着されたヘッドモジュール２００の動作を異ならせて制御することができる。

制御部１１は、メインボディ１１０に装着されたヘッドモジュール２００が同一である場合にも、移動端末機３から受信された情報に応じてヘッドモジュール２００の動作を異ならせて制御することができる。例えば、制御部１１は、メインボディ１１０に皮膚ケアモジュール２１０が装着された場合、移動端末機３からシワ弾力モードを動作方法として受信した時の皮膚ケアモジュール２１０の動作を、移動端末機３から美白光彩モードを動作方法として受信した時の皮膚ケアモジュール２１０の動作と異ならせて制御することができる。即ち、ユーザは、同じヘッドモジュール２００が装着されても、移動端末機３を通じてユーザが必要とする動作モードで皮膚または頭皮のケアを受けることができる。

本開示の一実施例によれば、前述した方法は、プログラムが記録された媒体にプロセッサが読み込むことのできるコードとして具現することが可能である。プロセッサが読み込むことのできる媒体の例としては、ＲＯＭ、ＲＡＭ、ＣＤ‐ＲＯＭ、磁気テープ、フロッピーディスク、光データ貯蔵装置等がある。

以上の説明は、本発明の技術思想を例示的に説明したものに過ぎず、本発明が属する技術分野で通常の知識を有した者であれば、本発明の本質的な特性を逸脱しない範囲で多様な修正および変形が可能であろう。

従って、本発明に開示された実施例は、本発明の技術思想を限定するためのものではなく説明するためのものであり、このような実施例によって本発明の技術思想の範囲が限定されるものではない。

本発明の保護範囲は、以下の請求の範囲によって解釈されるべきであり、それと同等な範囲内にある全ての技術思想は、本発明の権利範囲に含まれると解釈されるべきである。

１ 美容機器
２ 保湿鎮静
３ 移動端末機
１１ 制御部
１３ 入力部
１５ ヘッドモジュール認識部
１７ 通信部
３１ 制御部
３３ 入力部
３５ 通信部
３７ ディスプレイ部
４５ 通信部
１０１ サポーター
１０２ ボタン
１０３ 装着部
１０４ 収容部
１０５ 基板
１０６ 接触ピン
１１０ メインボディ
２００ ヘッドモジュール
２０１ コネクター
２０２ 突出部
２１０ 診断モジュール
２１１ 診断部
２２０ 皮膚ケアモジュール
２２１ 診断部
２２１ ケア部
２３０ 頭皮ケアモジュール
２３１ ケア部
２３２ 櫛の歯
２４０ アンプルケアモジュール
２４１ ケア部
２４２ 接触面
２４３ モータ
３１０ 制御部

Claims (15)

1. メインボディと、
   前記メインボディに脱着可能なヘッドモジュールと、
   前記メインボディに装着されたヘッドモジュールを認識する制御部と、
   前記認識されたヘッドモジュールに対する情報を移動端末機に伝送する通信部と、
   を含み、
   前記制御部は、前記移動端末機から受信された情報に応じて前記メインボディに装着されたヘッドモジュールの動作を異ならせて制御する、美容機器。
2. 前記制御部は、前記メインボディに装着されたヘッドモジュールが同一である場合にも、前記移動端末機から受信された情報に応じて前記ヘッドモジュールの動作を異ならせて制御する、請求項１に記載の美容機器。
3. 前記制御部は、前記メインボディに診断モジュールが装着された後にケアモジュールが装着された場合、前記診断モジュールの診断結果に基づいて前記ケアモジュールを制御する、請求項１に記載の美容機器。
4. 前記ヘッドモジュールは、診断モジュール、皮膚ケアモジュール、頭皮ケアモジュールまたはアンプルケアモジュールのうち少なくとも１つを含む、請求項１に記載の美容機器。
5. 前記診断モジュール、皮膚ケアモジュール、頭皮ケアモジュールおよびアンプルケアモジュールのそれぞれは、互いに異なる抵抗値を有する抵抗素子を備え、
   前記制御部は、前記メインボディに装着されたヘッドモジュールに備えられた抵抗素子の抵抗値を算出することにより前記ヘッドモジュールを認識する、請求項４に記載の美容機器。
6. 前記アンプルケアモジュールには、カートリッジが装着される空間と、前記カートリッジに収容されたアンプルが通過するホールが形成される、請求項４に記載の美容機器。
7. ヘッドモジュールが脱着可能な美容機器と、
   前記美容機器に装着されたヘッドモジュールに対する情報を基に前記美容機器の動作方法を決定し、決定された動作方法に対する情報を前記美容機器に伝送する移動端末機と、
   を含み、
   前記美容機器は、前記移動端末機から受信された情報に応じて前記ヘッドモジュールの動作を異ならせて制御する、美容機器システム。
8. 前記美容機器は、装着されたヘッドモジュールが同一である場合にも、前記移動端末機から受信された情報に応じて前記ヘッドモジュールの動作を異ならせて制御する、請求項７に記載の美容機器システム。
9. 前記移動端末機は、前記ヘッドモジュールに対する情報に基づいて前記ヘッドモジュールが提供する動作モードを表示する、請求項７に記載の美容機器システム。
10. 前記移動端末機は、前記ヘッドモジュールに対する情報が異なる場合、前記動作モードを異ならせて表示する、請求項９に記載の美容機器システム。
11. 前記移動端末機は、診断モジュールに対する情報を受信した後にケアモジュールに対する情報を受信した場合、前記ケアモジュールが提供する動作モードと前記動作モードのうち前記診断モジュールの診断結果に応じて推薦される動作モードを表わすアイコンを表示する、請求項９に記載の美容機器システム。
12. 前記移動端末機は、診断モジュールに対する情報を受信した後にケアモジュールに対する情報を受信した場合、前記ケアモジュールが提供する機能と前記診断モジュールの診断結果を基に推薦される動作モードを生成する、請求項９に記載の美容機器システム。
13. 前記移動端末機は、診断モジュールに対する情報を受信した後にケアモジュールに対する情報を受信した場合、前記診断モジュールの診断結果を基に前記ケアモジュールが提供する複数の動作モードが連続して実施されるように前記動作方法を決定する、請求項９に記載の美容機器システム。
14. 前記移動端末機は、前記ヘッドモジュールの動作方法を設定するユーザ入力を受信し、前記ユーザ入力に対応する動作モードを生成する、請求項７に記載の美容機器システム。
15. 前記移動端末機は、前記美容機器に装着されたヘッドモジュールに応じて設定可能なヘッドモジュールの動作方法を異ならせて表示する、請求項１４に記載の美容機器システム。

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