JP2023511985A - 紙または板紙ベースのパッケージのための閉鎖装置 - Google Patents

紙または板紙ベースのパッケージのための閉鎖装置 Download PDF

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Abstract

本発明は、注ぎ口(100)と、キャップ(200)とを備える閉鎖装置(1)に関する。キャップは、蓋部(300)と、ヒンジ部(500)と、保持部(500)とを有し、ヒンジ部は、蓋部を保持部に永続的に連結し、保持部は、注ぎ口の周囲に永続的に保持され、蓋部は、注ぎ口に再封止可能に配置されて閉鎖装置を開放位置と閉鎖位置との間で移動させることを可能にする。注ぎ口は、供給開口(118)における第1の軸方向端部(104)から第2の軸方向端部(106)まで軸方向(z)に沿って延在する環状長手方向ネック部(102)を備えている。ネック部は、第1の平面(P1)と第2の平面(P2)の間に位置する領域(109)を軸方向(z)に占める複数の雄ねじ(108)をさらに有している。第2の平面(P2)は、第1の平面(P1)と第2の軸方向端部との間に配置されている。ヒンジ部は、回動軸(AP)を有し、これを中心として蓋部が回動移動可能である。回動軸(AP)は、第1の平面(P1)と第2の平面(P2)との間に位置している。本発明はまた、紙または板紙ベースのパッケージ(50)と、このような閉鎖装置(1)とを有する組立体に関する。【選択図】図1

Description

本発明は、注ぎ口と、再封止可能な蓋部を有するキャップとを備えた閉鎖装置に関する。特に、本発明は、ヒンジ式閉鎖装置、例えば、蓋部がヒンジを介して注ぎ口に永続的に保持される閉鎖装置に関する。
本発明はまた、パッケージとヒンジ式閉鎖装置とを有するアセンブリに関する。特に、本発明は、パッケージが紙または紙ベースのパッケージからなる組立体に関する。紙ベースのパッケージは、「カートン」と呼ばれることがあり、注入可能な製品、例えば、ミルクなどの乳製品やフルーツジュースなどの液体消耗品を配給するために一般的に使用される。
パッケージやカートンは、例えば、積層パッケージング材料から製造され、これは、例えば、液体などの注入可能な製品を保持するための、および/または、紙または板紙シートを介した空気および風味劣化物質の移動を防止するための、1つまたは複数のバリア層が積層された多層紙または板紙シートを有している。バリア層は、例えば、ポリエチレン層またはアルミニウム層を含むことができる。
パッケージにヒンジ式閉鎖装置を使用することにより、パッケージを操作する際、例えば、パッケージから液体を注ぐときに、ユーザが蓋部を置き忘れたり紛失したりすることが防止される。
当技術分野において、様々なタイプのヒンジ式閉鎖装置が知られている。
特許文献1は、長いネック部を有する包装容器のためのストッパ/ヒンジ式閉鎖装置を開示している。ストッパは、ねじ結合式のストッパが開いているか否かを確認するためのブリッジと、内側凹溝が形成されたヒンジ部とを含み、これにより、ストッパ本体/蓋と、開放時にストッパ本体の設定開口角を維持するための固定リングとの安定した連結が可能となり、ストッパ本体の垂れ下がりや揺れを防止することができ、それにより、開閉動作を弾性的に行うことができる。
特許文献2は、容器の開口を画定する容器部分に軸方向に保持されたリングを有するキャップと、円弧状の2つのアームとを有する閉鎖装置を開示している。アームのそれぞれは、フィルムヒンジと折り曲げ可能な部品とにより、一方でキャップに連結され、他方ではリングに連結されている。これらのアームは、キャップが容器の開口から解放されるように容器に対して外側に傾斜することを可能にするが、アームは薄く、容易に損傷または変形する。閉鎖装置の構造が複雑であるため、製造が広範囲に亘るものになってしまう。
米国特許公開第2012/0298666号明細書 米国特許第6474491号明細書
本発明の目的は、開閉が容易で、公知の閉鎖装置よりも損傷および/または変形を受け難い液密閉鎖装置を提供することである。
本発明のさらなる目的は、製造が簡単で経済的な閉鎖装置を提供することである。
本発明の目的はまた、開放位置にあるとき、供給操作、例えば注出操作を阻害しない閉鎖装置を提供することである。
本発明のさらに他の目的は、先行技術と比較して開閉機能性が改善されたことにより、使い易い閉鎖装置を提供することである。
本発明は、回転およびフリップ(跳ね上げ式)開閉が可能であり、消費者が使い易いようにした、紙または板紙ベースのパッケージのためのヒンジ式閉鎖装置を提供する。蓋部と保持部との間にヒンジが設けられ、キャップが跳ね上げられて注ぎ口から離れるように回動するときでさえも、これら2つの部品が一緒に保持されることを確実にする。ヒンジ式閉鎖装置は、液密であってもよい。
例示的な態様によれば、本発明は、
注ぎ口およびキャップを有する閉鎖装置であって、
前記注ぎ口は、前記注ぎ口の軸方向z、周方向cおよび径方向rを規定する長手方向中心軸Aを有し、
前記注ぎ口は、
供給開口における第1の軸方向端部から第2の軸方向端部まで前記軸方向zに沿って延在する環状長手方向ネック部であって、前記ネック部は、前記軸方向zにおいて第1の平面Pと第2の平面Pとの間に位置する領域を占める複数の雄ねじをさらに含み、前記第2の平面Pは、前記第1の平面Pと前記第2の軸方向端部との間に配置されているネック部と、
前記閉鎖装置を前記パッケージに取り付けるための環状フランジ部であって、前記ネック部の前記第2の軸方向端部から外側に前記径方向rに延在する環状フランジ部と、を有し、
前記キャップは、
前記雄ねじと解放可能に相互作用するように構成された少なくとも1つの雌ねじを有する環状長手方向スカートを有する蓋部と、
前記ネック部の周囲に回転可能に保持された保持部と、
前記蓋部を前記保持部に永続的に連結するヒンジ部であって、回動軸Aを有し、前記回動軸Aの周囲に前記蓋部が回動可能であるヒンジ部と、を有する閉鎖装置が得られる。
前記蓋部は、前記蓋部が前記供給開口を密封状態で覆う第1の位置と、前記蓋部が前記供給開口を非密封状態で覆う第2の位置と、前記蓋部が前記供給開口の側面に少なくとも部分的に位置する第3の位置との間で動作可能である。
さらに、前記ヒンジ部の回動軸Aは、前記第1の平面Pと、前記ネック部の前記第2の軸方向端部との間に位置している。
他の例示的な態様において、前記ヒンジ部の前記回動軸Aは、前記第2の平面Pと同じ高さに、または、前記第1および前記第2の平面P、Pの間に位置することができる。
さらに他の例示的な態様において、前記ヒンジ部の前記回動軸Aは、前記第2の平面Pと、前記第2の軸方向端部との間に配置されてもよい。
さらなる例示的な態様において、前記ヒンジ部の前記回動軸Aは、前記第2の平面Pに近接してあるいは同じ高さに配置されてもよい。
前記蓋部が前記第1の閉鎖位置に配置されると、前記キャップは前記注ぎ口の前記長手方向中心軸Aに対応する長手方向中心軸を有している。前記キャップは、この位置において、前記環状長手方向スカートと前記保持部とを含み、前記注ぎ口の前記第1および前記第2の軸方向端部の間に延在する軸方向範囲(軸方向長)を有している。
前記ヒンジ部は、前記ヒンジ部の下方に配置される前記保持部の軸方向範囲が、前記周方向において前記ヒンジ部と反対の位置にある前記保持部の軸方向範囲よりも、100%~200%長く、好ましくは100%~150%長くなるように、所謂高揚位置に配置されてもよい。さらに、前記保持部は、前記ヒンジ部の下方にドーム状に形成されてもよい。
このような高揚したヒンジ部は、前記蓋部が消費者によって操作されるときに前記注ぎ口の周囲に容易に配置されるという点において、前記蓋部の容易な開閉を可能にする。仮に前記ヒンジ部が高揚していないと、前記蓋部を前記第3の位置から前記第2の位置に操作するときに、前記注ぎ口が障害物となって前記蓋部が前記注ぎ口の周囲に配置されることが妨害される。
前記環状長手方向ネック部は、貫通する供給チャネルを画定することができる。前記ネック部の前記第1の端部は、前記供給チャネルの入口開口を画定し、また、前記ネック部の前記第2の端部は、前記供給開口を形成する前記供給チャネルの出口開口を画定し、供給操作中に前記閉鎖装置を介して内容物を供給することを可能にする。
前記入口開口は、前記ネック部の入口開口平面を画定し、また、前記出口開口は、前記ネック部の出口開口平面を画定することができる。前記回動軸Aは、前記第1の平面Pと前記出口開口平面との間に位置してもよい。
前記回動軸Aは、長手方向軸Aに直交していてもよい。
前記回動軸Aは、第3の平面Pに配置されてもよく、また、前記第3の平面Pは、前記第1の平面Pおよび/または前記第2の平面Pおよび/または前記注ぎ口の前記出口平面および/または前記注ぎ口の前記入口平面と平行であってもよい。
前記第3の平面Pは、前記蓋部が3つの位置のいずれにあるときも、即ち、前記蓋部が前記注ぎ口の前記供給開口を密封状態で覆う前記第1の位置と、前記蓋部が前記供給開口を非密封状態で覆う前記第2の位置と、前記蓋部が前記供給開口の側面に少なくとも部分的に位置する前記第3の位置にあるとき、同じであってもよい。換言すれば、前記回動軸Aは、前記第1、前記第2および前記第3の位置にあるとき、同一平面内に配置されてもよい。
前記蓋部が前記注ぎ口の前記開口部を密封/液密状態で覆う第1の位置に配置されるときに、前記雌ねじは前記雄ねじと相互作用するため、前記長手方向中心軸Aを中心として第1の方向、例えば反時計回りに前記キャップを回転させることによってのみ前記蓋部を第2の位置に移動させることができる。前記第2の位置においては、前記雌ねじは前記雄ねじと相互作用しないため、前記蓋部が前記第2の位置に到達すると、前記蓋部は、前記ヒンジ部の前記回動軸Aを中心に前記第3の位置に向かって跳ね上げることができる。好ましい実施形態において、前記蓋部は、前記回動軸Aの周りで前記第2の位置から前記第3の位置まで少なくとも80°跳ね上げられる。
前記蓋部が前記第3の位置/開放位置に配置されると、前記蓋部を前記回動軸Aを中心として前記第2の位置に戻し、その後、前記第1の位置/閉鎖位置になるまで、長手方向中心軸Aを中心として前記第1の方向とは反対の第2の方向、例えば時計回りに回転させることができる。
前記雄ねじは、前記注ぎ口の外表面に沿って螺旋状に延在している。尚、前記雄ねじは、前記第1の平面Pと前記第2の平面Pとの間に位置する前記領域内に離散的かつ均等に分布していてもよい。前記注ぎ口は、4~10個の雄ねじ、好ましくは5~8個の雄ねじ、より好ましくは6個の雄ねじを有していてもよい。
前記雄ねじは、前記注ぎ口の外表面の周囲に周方向範囲(周方向長)を有していてもよく、各雄ねじの前記周方向範囲は、50°~140°の範囲内、70°~120°の範囲内、80°~100°の範囲内、および90°のいずれかであってもよい。
前記注ぎ口の前記周方向において、隣接する雄ネジ同士が部分的に重なっていてもよい。
前記雄ネジおよび前記雌ネジは、螺旋状に配置されてもよい。前記雌ねじと前記雄ねじの螺旋角度は、5.0°~10.0°の範囲内、6.0°~9.0°の範囲内、7.0°~8.0°の範囲内、および7.5°のいずれかであってもよい。
少なくとも1つの前記雌ねじは、前記蓋部の前記環状長手方向スカートの内表面の周囲に周方向範囲を有することができ、ここで、少なくとも1つの前記雌ねじの周方向範囲は、20°~100°の範囲内、30°~90°の範囲内、60°~80°の範囲内、および70°のいずれかであってもよい。少なくとも1つの前記雌ねじは、前記雄ねじよりも短い周方向範囲を有することが好適である。
少なくとも1つの前記雌ねじは、前記ヒンジ部の接線中心点から周方向距離をおいて位置する接線中心点を有する雌ねじを含み、前記周方向距離は、160°~200°の範囲内、170°~190°の範囲内、175°~185°の範囲内、180°のいずれかであってもよい。
少なくとも1つの前記雌ねじは、あるいは、もしくは、追加で、前記ヒンジ部の前記接線中心点から周方向距離をおいて位置する接線中心点を有する雌ねじを含み、前記周方向距離は、60°~120°の範囲内、70°~110°の範囲内、80°~100°の範囲内、90°のいずれかであってもよい。
少なくとも1つの前記雌ねじは、あるいは、もしくは、追加で、前記ヒンジ部の前記接線中心点から周方向距離をおいて位置する接線中心点を有する雌ねじを含み、前記周方向距離は、240°~300°の範囲内、250°~290°の範囲内、260°~280°の範囲内、270°のいずれかであってもよい。
前記環状スカートは、正確に1つの雌ねじを含んでもよい。さらに、前記ヒンジ部は、前記蓋部の環状長手方向スカートの周囲に配置されてもよい。前記ヒンジ部は、前記雌ねじの接線中心点から約180°の周方向距離に配置された接線中心点Cを有していてもよい。
あるいは、前記環状スカートは、正確に2つの雌ねじ、即ち第1の雌ねじと第2の雌ねじとを含んでもよい。前記第1の雌ねじは、前記第2の雌ねじの接線中心点Cから周方向距離をおいて位置する接線中心点Cを有していてもよい。前記周方向距離は、150°~185°の範囲内、170°~180°の範囲内、175°~180°の範囲内、180°のいずれかであってもよい。
さらに、前記ヒンジ部は、前記第1の雌ねじの前記接線中心点Cから周方向距離に配置された接線中心点Cを有していてもよい。前記周方向距離は、60°~85°の範囲内、65°~80°の範囲内、70°のいずれかであってもよい。
他の代替例では、前記環状スカートは、正確に3つの雌ねじ、即ち、第1、第2および第3の雌ねじを有していてもよい。前記第1の雌ねじは、前記第2の雌ねじの接線中心点Cから周方向距離に位置する接線中心点Cを有していてもよい。前記周方向距離は、150°~185°の範囲内、160°~180°の範囲内、170°~180°の範囲内、175°のいずれかであってもよい。
前記ヒンジ部は、前記第1の雌ねじの前記接線中心点Cから周方向距離に配置された接線中心点Cを有していてもよい。前記周方向距離は、60°~110°の範囲内、70°~90°の範囲内、および85°のいずれかであってもよい。前記第3の雌ねじの接線中心点Cは、前記ヒンジ部の前記接線中心点Cに対向して配置されてもよく、または前記ヒンジ部の前記接線中心点Cから170°~180°の位置に配置されてもよい。
さらに、前記第1の雌ねじと前記第2の雌ねじとは、前記第3の雌ねじの周方向範囲よりも大きく、かつ、互いに同じ周方向範囲を有していてもよい。例えば、前記第1および前記第2の雌ねじの前記周方向範囲は、40°~80°の範囲内であってもよく、前記第3の雌ねじの前記周方向範囲は、10°~45°の範囲内であり、前記第1および前記第2の雌ねじの周方向範囲よりも小さいことが好ましい。
前記第3の雌ねじは、前記蓋部を第2の位置から前記第1の位置へ移動させるときに、前記閉鎖装置に追加の締め付け力を加える役割を果たすことができる。さらに、前記第3の雌ねじは、2つの雌ねじを有する実施形態と比較して、前記閉鎖装置の閉鎖の際に前記注ぎ口への前記蓋部の案内を強化する役割を果たすことができる。
前記ヒンジ部は、中央部によって離間された一対の離間台形端部を有するバタフライ構造を有していてもよい。前記中央部は、例えば矩形またはダンベル形などの任意の形状を有していてもよい。
前記ヒンジ部は、前記第2の位置と前記第3の位置との間に位置する前記蓋部の平衡位置を規定することができる。前記ヒンジ部は、前記蓋部が前記第2の位置と前記平衡位置との間に位置するとき、前記蓋部を付勢して前記第2の位置に向かって回転させるように構成されてもよい。前記ヒンジ部は、前記蓋部が前記平衡位置と前記第3の位置との間に位置するとき、前記蓋部を付勢して前記第3の位置に向かって回転させるように構成されてもよい。したがって、前記蓋部の位置に応じて、前記ヒンジ部は、前記蓋部を付勢して、前記第2の位置または前記第3の位置に向かって回転させるように構成することができる。これにより、前記蓋部が前記第2の位置と前記第3の位置との間で静止しないこと、すなわち、固定されないことを保証することができる。
前記注ぎ口は、前記第2の軸方向端部に配置された環状封止舌片を備えてもよい。前記封止舌片は、前記径方向rにおいて前記注ぎ口の長手方向中心軸Aに向かって延在してもよい。
前記封止舌片は、前記注ぎ口の前記第1の軸方向端部に向かう方向に傾斜してもよい。
前記キャップの前記蓋部は、前記環状長手方向スカートとの共通中心軸Aを有する環状長手方向ボアシールを備えることができ、前記ボアシールと前記スカートの両方が、同じ長手方向に延在し、前記蓋部が前記第1の位置にあるとき、前記注ぎ口の前記第2の軸方向端部が前記スカートと前記ボアシールとの間に配置されるように、配置されている。換言すれば、前記ボアシールおよび前記スカートは、前記蓋部が前記第1の位置/閉鎖位置にあるとき、前記注ぎ口の前記第2の軸方向端部を受容するように構成された環状空間をそれら自身の間に画定する。前記環状長手方向スカートの前記長手方向は、前記蓋部が前記第1の位置/閉鎖位置にあるときに前記注ぎ口の前記軸方向zに平行である。
前記注ぎ口の前記封止舌片の径方向範囲(径方向長)は、前記環状長手方向スカートの内表面と前記蓋部の前記ボアシールとの間の径方向距離以下であってもよい。
前記ボアシールは、前記ヒンジ部に近接する前記ボアシールの第1の位置から、前記ヒンジ部の遠位にある前記ボアシールの第2の位置に向かって徐々に増大する長手方向範囲(長手方向長)を有していてもよい。前記ボアシールは、前記蓋部を前記開放位置/第3の位置から前記第2の位置に持っていくときに、前記蓋部を前記注ぎ口上に案内し整列させるのに寄与する。
前記ヒンジ部に近接する前記ボアシールの前記第1の位置は、前記蓋部が前記第1の位置にあるときに、前記注ぎ口の前記第2の軸方向端部と前記ヒンジ部の前記回動軸Aの第3の平面Pとの間に延在する長手方向範囲を有していてもよい。
前記注ぎ口の前記封止舌片の径方向範囲は、前記環状長手方向スカートの内表面と前記蓋部の前記ボアシールとの間の前記径方向距離以下として、漏れ止め閉鎖装置を提供することができる。
前記閉鎖装置は、さらに、前記ヒンジ部をその間に規定する第1の端点と第2の端点との間に、前記キャップの周囲に周方向に延在する分離線/破断可能区間をさらに有していてもよい。前記分離線は、前記蓋部を前記第1の位置から前記第2の位置に持っていくときに、前記蓋部を前記保持部から分離させるように構成されてもよい。
前記注ぎ口は、前記注ぎ口の前記供給開口に向かう、前記注ぎ口に沿った保持部の軸方向移動を拒否するように構成された環状の径方向に延在するリップをさらに備えていてもよい。前記分離線は、前記閉鎖装置が前記閉鎖位置にあるとき、前記リップと前記供給開口との間の前記軸方向距離よりも大きい、前記供給開口からの軸方向距離に配置されることが好適である。
前記雌ねじは、前記蓋部が前記第1の閉鎖位置に配置されたときに、前記雌ねじの少なくとも大部分(bulk portion)が前記分離線よりも前記蓋部の端壁寄りに配置されるように構成されてもよい。
前記蓋部と前記保持部は共に前記注ぎ口の周囲に回転可能に配置され、前記注ぎ口の周囲の全ての位置から前記閉鎖装置の前記蓋部を閉鎖/跳ね戻しおよび閉鎖することを可能にする。したがって、消費者は、使用中に注出を向上するために前記注ぎ口の周囲で前記蓋部を自由に移動させることができる。
他の例示的態様によれば、本発明は、紙または板紙ベースのパッケージと、上記のような閉鎖装置とを有する組立体を提供する。
前記閉鎖装置の開示された実施形態は、液体を保持しおよび/または板紙を介した空気および風味劣化物質の移動を防止するための、1つまたは複数のバリア層が積層された多層紙または板紙シートを有する液体包装カートンやパッケージに使用されるように構成されてもよい。このような液体包装容器は、例えばミルクなどの乳製品や、ジュースを配給するために一般に使用される。例えば、このような用途のための閉鎖装置はポリエチレンから作られ、本発明の開示された閉鎖装置はこの材料から作られることが好ましい。
各態様の上述した好ましいおよび/または任意の特徴は、本発明の他の態様において、単独でまたは適切な組み合わせで使用することができる。
本発明の理解を容易にするために、以下の図面を添付する。
蓋部が第3の位置に配置された、本発明に係る閉鎖装置の斜視図である。 図1に示す閉鎖装置の注ぎ口の側面図である。 図2Aに示す注ぎ口の断面側面図である。 図2Aおよび図2Bの注ぎ口の環状長手方向ネック部の、各方向を示す幾何学的な図である。 図1の閉鎖装置のキャップの側面図である。 図3Aのキャップの断面側面図である。 蓋部が第1の位置に配置された、図1の閉鎖装置の斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るヒンジ部付き蓋部の環状長手方向スカートの断面上面図である。 蓋部が第1の位置に配置された、図1の閉鎖装置の断面図である。 蓋部が第2の位置に配置された、図1の閉鎖装置の断面図である。 蓋部が第3の位置に配置された、図1の閉鎖装置の断面図である。 蓋部が第1の位置に配置された、図1の閉鎖装置の斜視図である。 蓋部が第2の位置に配置された、図1の閉鎖装置の斜視図である。 蓋部が第3の位置に配置された、図1の閉鎖装置の斜視図である。 閉鎖装置を備えた板紙ベースのパッケージの斜視図である。 本発明の第2実施形態に係るヒンジ部付き蓋部の環状長手方向スカートの断面上面図である。
図面において、同様の参照番号は、特に明示的に述べない限り、または文脈から暗示的に理解されない限り、同様の部品、要素または特徴を示すために使用されている。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。しかし、本発明は、本明細書に含まれる実施形態および例示に限定されるものではなく、以下の請求の範囲の範囲内に入るような、実施形態の一部および異なる実施形態の要素の組み合わせを有する、実施形態の変更形態を有することが意図される。
明確化のために、個別の実施形態の文脈において上述した本発明のいくつかの特徴は、単一の実施形態において組み合わせて提供されてもよいことを理解されたい。逆に、簡潔にするために、単一の実施形態の文脈において説明した本発明の様々な特徴は、個別に、または任意の適切なサブコンビネーションとして提供されてもよい。特に、1つの特定の実施形態に関連して説明した特徴は、他の実施形態に関連して記載した特徴と入れ替え可能であることが理解されよう。
以下、本発明に係る閉鎖装置1の実施形態について、図1~図7を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の閉鎖装置1の例示的な実施形態を示している。閉鎖装置1は、概して、注ぎ口100とキャップ200とを備えている。キャップ200は、注ぎ口100の周囲に周方向に配置された保持部400と、蓋部300と、蓋部300を保持部400に永続的に連結するヒンジ部500とを備えている。
図1に示した閉鎖装置1は、閉鎖装置1が取り付けられたパッケージ(図示せず)内の内容物を閉鎖装置1の供給開口118を通して注出することができるような開放位置にある。
注ぎ口100は、中心軸Aを有する供給チャネル120を形成する内表面124を有する環状長手方向ネック部102を有している。環状長手方向ネック部102は、管状シリンダの形状を有している。注ぎ口100の外表面122上には、複数の雄ねじ108が配置されている。
蓋部は、2つの雌ねじ322を有する環状長手方向スカート320を有している。
キャップ200の保持部400は、ネック部102の周囲に、雄ねじ108と重ならない位置に、周方向に配置されている。
ヒンジ部500は、蓋部300を保持部400に永続的に連結し、蓋部300がヒンジ部500の回動軸Aを中心に回動することを許容する。
図示の実施形態では、蓋部300は、閉鎖装置1の供給開口118から離れるように回動し、キャップ200は注ぎ口100の供給開口118の側面に位置する。そこで、蓋部300は、閉鎖装置1のこの開放位置において、回動軸Aを中心として注ぎ口100の中心軸Aから離れるように、注ぎ口100の供給開口118を通る内容物のほぼ無制限の排出(disposal)を可能にするよう十分遠くまで移動される。
図2Aは、図1の注ぎ口100の側面図であり、図2Bは、同じ注ぎ口100の断面側面図である。
図2Aおよび図2Bを参照すると、注ぎ口100は、軸方向の貫通チャネル120(図1参照)を規定するネック部102を有し、ネック部102がチャネルの第1の底部入口開口116を呈する第1の軸方向底端104と、ネック部102がチャネルの第2の頂部出口開口118を呈する第2の軸方向頂端106を有し、この第2の開口118は封止舌部112によって画定され、注ぎ口100の供給開口118を形成する。
注ぎ口100は、紙または板紙ベースのパッケージ/カートンの形態で容器に取り付けられるように構成された環状の径方向および外側に延在するフランジ部110をさらに備える(図8参照)。フランジ部110は、ネック部102の底端104から延在している。
便宜上、以下の説明では、「上向き」という用語は、注ぎ口100の中心軸Aにほぼ平行であり、第1の開口116から第2の開口118に向かう軸方向長手方向(z)に対応し、「下向き」という用語は、反対方向に対応するものとする。「頂」-「底」および「上」-「下」という用語は、この方向を基準とした相対位置に対応し、「内」-「外」という用語は、この方向に直交する方向を基準とした相対位置に対応している。
ネック部102は、内表面124(図1参照)と外表面122とを呈する。内表面124(図1参照)は、注ぎ口100の長手方向中心軸Aを中心として概ね回転対称であり、チャネル120の内側側壁を規定している。ネック部102の下部において、外表面122には、環状の径方向に延在するブロッキング舌片/隆起114が設けられ、これは「ビーズリング」と呼ばれることがある。ブロッキング舌片114は、ほぼ平面状かつ注ぎ口100の長手方向中心軸Aに垂直な、環状の下向き表面を呈する。フランジ部分110と共に、この表面は、図6に関して以下により詳細に説明するキャップの保持部を受容して回転可能に保持するように構成された環状凹部126を画定する。
外表面122にはまた、第2の平面Pにおいて封止舌片112に隣接して下側で始まり、第1の平面Pまでブロッキング舌片114に向かって外表面122に沿って螺旋状に延在する雄ねじ108が設けられている。したがって注ぎ口の長手方向において、雄ねじ108は、第1の平面Pと第2の平面Pとの間の領域109を占める。第1および第2の平面PおよびPは、長手方向中心軸Aに直交している。
本実施形態では、注ぎ口100のネック部102は、領域109の周方向cにおいて離散的かつ均等に分布した合計6個の同一の雄ねじ108を有している。各雄ねじ108は、中央部108aと、第1および第2の端部108b、108cとを有している。第1の端部108aは、第2の平面Pに近接して配置され、第2の端部108cは、第1の平面Pに近接して配置されている。雄ねじ108の第1の端部108bは、隣接する雄ねじ108の第2の端部108cと周方向cにおいて重なり合って配置されており、軸方向zにおいては重なり合って配置されていない。各ねじ108の中央部108aは、周方向cと軸方向zの両方において他の雄ねじ108とは重ならないように配置されている。したがって隣接するねじ108が重なる領域では、ネック部102の側壁の断面側面図は、一方が他方の上に位置する2つのねじを示すことになる。一方、重なり合うねじの間の領域では、側壁の断面側面図は、図2Bに示すように、唯一のねじ108のみを示すことになる。
雄ねじ108の中央部108aは、雄ねじ108の全長の25%~35%または27%~33%または30%の周方向範囲を有していてもよい。第1の端部108bは、第2の端部108cと同じ周方向範囲を有していてもよい。
図2Cは、図2Aおよび図2Bの注ぎ口100の環状長手方向ネック部102の幾何学的な図であり、周方向c、径方向rおよび軸方向zを示している。
図3Aは、図1のキャップ200の側面図であり、図3Bは同じキャップ200の断面側面図である。
キャップ200は、蓋部300と、ヒンジ部500と、保持部400(図1をも参照)とを備えている。ヒンジ部500は、蓋部300を保持部400に永続的にヒンジ結合するように構成されている。保持部400は、図1に示すように、注ぎ口100の周囲に回転可能に保持されている。
蓋部300は、その底端において開放され、その頂端において端壁321によって閉鎖され、その外周には、環状長手方向/管状スカート320が軸方向下向きに延在し、この環状長手方向スカート320は中心軸Aに中心を置き、円形の基部を有している。
開示された実施形態では、蓋部300には、長手方向スカート320の内側の中心軸Aに中心を置くように端壁321から軸方向下向きに延在する環状長手方向ボアシール310が設けられている。そこで、環状長手方向ボアシール310は、環状長手方向スカート320と共通の中心軸を共有している。
図3Bに示されるように、ボアシール310は、ヒンジ部500に近接する第1の位置312からヒンジ部500の遠位の第2の位置314に向かって徐々に増加する長手方向範囲を有している。ボアシールの長手方向範囲は、図6A~6Cを参照して以下にさらに説明するように、蓋部300を第3の位置/開放位置から第2の位置に向けて操作するとき、ボアシール310と注ぎ口の封止舌片との間の衝突を回避するように適合されている。
図1に示すように、キャップ200のヒンジ部500は、蓋部300を保持部400に永続的に連結し、蓋部300がヒンジ部500の回動軸Aを中心として回動することを許容する。図3Bから分かるように、図2Aに示す第1および第2の平面P、Pと同じ高さの、または、それらの間の第3の平面Pに回動軸Aが配置されている。図6Bには、第1および第2の平面P、Pの間に第3の平面Pが配置されていることが示されている。
環状スカート部320は、複数の平行なスパイン(針状部)328を有する外表面324と、複数の雌ねじ322を有する内表面326とを有している。スパイン328は、ユーザのグリップを改善して蓋部300を回転しやすくするために設けられる。雌ねじ322は、雌ねじ322が注ぎ口100の雄ねじ108と相互作用することを許容するように、内側壁314に沿って螺旋状に延在する(図6A参照)。
図3Aおよび3Bにおいて、キャップ200の蓋部300は、第3の位置/閉鎖位置に配置されている。分離線600が、蓋部300の環状長手方向スカート部320と保持部400との間に周方向に延在している。
保持部400は、第1の外側区間402と、下端において外側区間402に接続された第2の内側区間/リップ404とを有している。この構成は、図6Aに関してさらに説明する。
複数のブリッジ部606は、閉鎖装置が全く最初に解放される前に、保持部400を蓋部300に連結する分離線600に沿って周方向に配置されている。ブリッジ部606のそれぞれは、例えば、0.2~0.5mmの範囲内の幅を有していてもよい。2つのブリッジ部606の間で、キャップ200は、例えば、貫通スリット608を示し、したがって、ブリッジ部606が破断点を越えて変形するまでユーザがキャップ200をねじって外すことによって、最初の開放を達成することができる。
したがって、分離線600は、最初の開放の際に、保持部400と蓋部300との間のきれいな破断を提供する。一旦破断されると、分離線600は、閉鎖装置1が開放されたという証拠を提供し、所謂「タンパーエビデンス(開封証拠)」を提供する。
図4は、中央部506によって離間された一対の離間台形端502、504を有するバタフライヒンジシステムを有するヒンジ部500を示し、中央部506はダンベル形を有している。ヒンジ部500は、第2の位置と第3の位置との間に位置する蓋部300の平衡位置を規定するように構成されている。ヒンジ部500はまた、蓋部300が第2の位置と平衡位置との間に位置するとき、蓋部300を付勢して回動軸Aを中心として第2の位置に向かって回転させるように構成されている。ヒンジ部500はさらに、蓋部300が平衡位置と第3の位置との間に位置するとき、蓋部300を付勢して回動軸APを中心として第3の位置に向かって回転させるように構成されている。これにより、蓋部300の位置に応じて、ヒンジ部500は、蓋部300を付勢して第2の位置または第3の位置に向けて回転させるように構成されている。その結果、蓋部300が第2の位置と第3の位置との間の位置で静止しないこと、すなわち、固定されないことが確保される。
図4は、ヒンジ部500によって分離された、分離線600の端点602、604をさらに示している。分離線600は、円を描き、かつ、図4において符号Sで示される位置からヒンジ部500の他側の対応する位置(図4では見えない)まで時計回りに延在する部分を備えている。分離線600はさらに、端点602および604からそれぞれヒンジ部500に延在する部分を有している。
ヒンジ部500は、環状長手方向スカート部320の周囲で蓋部300に連結され、70°~110°の範囲内の周方向範囲を有していてもよく、このことは、分離線600の周方向範囲が290°~250°の範囲内であってもよいことを意味する。
保持部400は、図4において符号Sで示す位置から、ヒンジ部500の他側の対応する位置(図4では見えない)まで時計回りに延在する第1の区間400aを有している。保持部400は、図4において符号Sで示す位置から、ヒンジ部500の他側の対応する見えない位置まで反時計回りに延在する第2の区間400bをさらに有している。保持部400の第1の区間400aは、長手方向中心軸Aの方向に、高さ、即ち、範囲を有し(例えば、図6B参照)これは一定である。しかし、第2の区間400bでは、保持部400の高さが増加し、その最高域Rにおいて保持部400がヒンジ部500に連結する。ただし、保持部400は、例えば、図6Bに示すように、ピボット軸Aを第1の平面P1よりも上方または第1および第2の平面P1、P2の間に位置させることを可能とする他の形状を有していてもよい。
図1~図7に示す閉鎖装置の実施形態は、図5に示した第1の実施形態による2つの雌ねじを有している。しかし、他の第2の例示的な実施形態によれば、図1~7に示す閉鎖装置は、図9に示す3つの雌ねじを有していてもよい。図5および図9は、いずれも、図3AのA-A線に沿った断面上面図であり、雌ねじを備えた蓋部を示している。図5において、蓋部300は、2つの雌ねじ、即ち第1および第2の雌ねじ322’、322”を有している。第1の雌ねじ322’は、第1の接線中心点Cを有し、第2の雌ねじ322”は、第2の接線中心点Cを有し、第1及び第2の接線中心点C、Cとの間の周方向距離は、実質的に180°である。さらに、ヒンジ部分500は、第1の雌ねじ322’の第1の接線中心点Cから実質的に70°に配置された接線中心点Cを有することが示されている。
雌ねじ322’、322”のそれぞれは、雄ねじ108のそれぞれの周方向範囲よりも小さい周方向範囲を有していてもよい。雌ねじ322’、322”のそれぞれの周方向範囲は、20°~100°の範囲内、30°~90°の範囲内、60°~80°の範囲内のいずれかであってもよい。
図5はまた、図4に示すようにヒンジ部500によって分離された分離線600の終端位置602、604を示している。さらに、図3Bに示すボアシール310も図5に開示されている。
図9において、蓋部300は、3つの雌ねじ、即ち、第1、第2および第3の雌ねじ322’、322”、322”’を有している。第1の雌ねじ322’は、第1の接線中心点Cを有し、第2の雌ねじ322”は、第2の接線中心点Cを有し、第3の雌ねじ322”’は、第3の接線中心点Cを有している。第1および第2の接線中心点C、Cとの間の周方向距離は、約170°である。さらに、ヒンジ部分500は、第1の雌ねじ322’の第1の接線中心点Cから約85°に配置された接線中心点Cを有することが示されている。ヒンジ部500の接線中心点Cは、第3の雌ねじ322”’の接線中心点Cから約175°である。
雌ねじ322’、322”、322”’のそれぞれは、図1に示した雄ねじ108のそれぞれの周方向範囲よりも小さい周方向範囲を示している。第1および第2の雌ねじ322’、322”の周方向範囲は、等しくかつ約70°であることが示されている。
第3の雌ねじ322”’の周方向範囲は、第1および第2の雌ねじ322’、322”の両方の周方向範囲よりも小さく、約40°である。
図9はまた、図4に示すようにヒンジ部500によって分離された分離線600の終端位置602、604をも示している。
図6A、図6Bおよび図6Cは、閉鎖装置1の断面側面図であり、図7A、図7Bおよび図7Cは閉鎖装置1の斜視図である。
図6Aおよび図7Aは、蓋部300が注ぎ口100の供給開口118を密封状態で覆う第1の位置にある閉鎖装置を示している。
図6Bおよび図7Bは、蓋部300が注ぎ口100の供給開口118を非密封状態で覆う第2の位置にある閉鎖装置を示している。
図6Cおよび7Cは、蓋部300が注ぎ口の供給開口118の側面に配置されている、図1にも示した第1の位置にある閉鎖装置を示している。
蓋部300が第1の閉鎖位置に配置されると、注ぎ口の長手方向中心軸Aは、環状長手方向スカート320の中心軸Aと同一である。この位置では、蓋部300の端壁321(図3A参照)が注ぎ口100の供給開口118の上方に供給開口118を横切って延在し、長手方向環状スカート320がネック部102を外側から囲み、注ぎ口100の封止舌片112が注ぎ口100の中心軸A(図2B参照)に向かって径方向に、環状長手方向スカート320とボアシール310との間に延在し、漏れ止め閉鎖装置1を提供する。
蓋部300は、注ぎ口100に再封止可能に配置される。蓋部300の雌ねじ322(図1参照)は、注ぎ口100の雄ねじ108と相互作用するように構成され、蓋部300が注ぎ口100の中心軸Aを中心に回転/捻転すること、蓋部300が注ぎ口100から捻じり外され第1の位置/閉鎖位置から供給開口118を非密封状態で覆う第2の位置に閉鎖装置1を持っていき、また、注ぎ口100にねじ止めされて閉鎖装置1を第2の位置から第1の位置/閉鎖位置に持っていくことを可能としている。第2の位置では、蓋部300の環状長手方向スカート320の中心軸Aは、注ぎ口100の長手方向中心軸Aとは異なる。
閉鎖装置1が第1の位置/閉鎖位置から第2の位置に移動されると、蓋部300は、雌ねじ322が雄ねじ108との非相互作用位置に解放されるまで回転され、蓋部300をヒンジ部500(図1参照)の回動軸Aの周りに跳ね上げ/回動させることにより、注ぎ口100の供給開口118を通して内容物が供給できるように、蓋部300を注ぎ口100から離れて第3の位置に移動させることができる。
保持部の内側区間404は、外側区間402の下端から上向きに延在し、自由な上端406において終端し、ブロッキング舌片114に対向する上向きの環状面を呈し、この環状面は、概ね平面状であり、注ぎ口の中心軸Aに直交する。その結果、内側区間404は、外側区間402から環状凹部126(図2B参照)内に上向きに延在し、内側区間404の自由端406の上向き面は、注ぎ口100のブロッキング舌片114の下向き面と相互作用して、保持部400が注ぎ口100の供給開口118に向かって軸方向に移動するのを防止するように構成されている。注ぎ口のフランジ部110は、保持部400が注ぎ口100の底部開口116に向かって軸方向に移動するのを防止する(図2Aをも参照)。
ただし、内側区間404は、環状凹部126の内側側壁と緊密に相互作用しないように構成され、保持部400が注ぎ口100の中心軸Aを中心に回転することを可能にする。その結果、保持部400は、注ぎ口100およびブロッキング舌片114により画定される環状凹部126(図2A参照)の周囲に周方向に延在し、フランジ部110は、保持部400が注ぎ口100に対して軸方向zに移動するのを防止し、保持部100の中心軸Aを中心として回転することを許容する保持手段を形成する。よって、蓋部300が第1の位置と第2の位置との間で捻転されたとき、保持部400は注ぎ口100を中心として回転可能に保持される。
図8は、上述の閉鎖装置1を備えた板紙ベースのパッケージ50の斜視図であり、蓋部300が第3の位置/開放位置にある。
注ぎ口のフランジ部は、パッケージ50内の貫通開口52を囲む、パッケージ50の内側環状壁部に固定されているため、図8では見ることができない。
閉鎖装置が第1の閉鎖位置にあるとき、ネック部102の雄ねじ108とスカート320の雌ねじとが相互作用し、図6Aに開示されているように、注ぎ口100の第2の軸方向端部106と蓋部300との間に緊密な封止を提供する。
図6A~図6Cに開示されているように、閉鎖装置の開放、即ち、閉鎖装置を第1の閉鎖位置から第3の開放位置へと持っていくことは、概して、以下の各ステップを有している。
・閉鎖装置1を閉鎖組立位置に提供し、
・分離線600の連結ブリッジ606が破断するまで、キャップ200を、第1の回転方向、即ち、反時計回りの回転方向に約20~35°回転/捻転させ、
・蓋部300を第2の位置に向かって約55°まで回転させ続け、即ち、スカート320の雌ねじ322がネック部102の雄ねじ108から離脱するまで、キャップ200を第1の回転方向に中心軸Aを中心として回転させ、蓋部300が供給開口118を覆うが注ぎ口100の第2の軸方向端部106と緊密な封止を提供しない位置である第2の位置に閉鎖装置を持っていき、そして、
・蓋部300が少なくとも部分的に供給開口118の側面に持っていかれるまで、蓋部300を回動軸Aを中心にして第2の回転方向に回動または跳ね上げる。
閉鎖装置の最初の開放に際し、閉鎖装置を開放することはまた、蓋部300を分離線600に沿って保持部400から分離させることを含み得る。このことは、ブリッジ606(図3A参照)を破断するために雌ねじと雄ねじとの間の相互作用に由来する反作用力を利用することによって、キャップ200を第1の回転方向に回転させるステップ中に実施することができる。
閉鎖装置を閉鎖すること、即ち、閉鎖装置を第3の開放位置から第1の閉鎖位置に持っていくことは、概して、次の各ステップを有している。
・蓋部300が供給開口118を覆うまで、第2の回転方向とは反対の第3の回転方向に回動軸Aを中心として蓋部300を回動または跳ね上げ、
・スカート320の雌ねじ322がネック部102の雄ねじ108と係合してキャップ200の蓋部300を注ぎ口100の第2の軸方向端部106と密閉状態にするまで、第1の回転方向とは反対の第4の回転方向に中心軸Aを中心としてキャップ200を回転させる。
雌ねじおよび雄ねじのピッチ、数および周方向範囲は、比較的限られた回転運動、例えば、最大50°以下の回転運動によって、閉鎖装置を第1の位置と第2の位置との間で移動できるように構成されてもよい。

Claims (15)

  1. 紙または板紙ベースのパッケージ(50)のための閉鎖装置(1)であって、
    前記閉鎖装置は、注ぎ口(100)と、キャップ(200)とを有し、
    前記注ぎ口(100)は、前記注ぎ口(100)の軸方向(z)、周方向(c)および径方向(r)を規定する長手方向中心軸(A)を有し、
    前記注ぎ口(100)は、
    供給開口(118)における第1の軸方向端部(104)から第2の軸方向端部(106)まで前記軸方向(z)に沿って延在する環状長手方向ネック部(102)であって、前記ネック部(102)は、前記軸方向(z)において第1の平面(P)と第2の平面(P)との間に位置する領域(109)を占める複数の雄ねじをさらに含み、前記第2の平面(P)は、前記第1の平面(P)と前記第2の軸方向端部(106)との間に配置されているネック部と、
    前記閉鎖装置デバイス(1)を前記パッケージ(50)に取り付けるための環状フランジ部(110)であって、前記ネック部(102)の前記第2の軸方向端部(106)から外側に前記径方向(r)に延在する環状フランジ部と、を有し、
    前記キャップ(200)は、
    前記雄ねじ(108)と解放可能に相互作用するように構成された少なくとも1つの雌ねじ(322)を有する環状長手方向スカート(320)を有する蓋部(300)と、
    前記ネック部(102)の周囲に回転可能に保持された保持部(400)と、
    前記蓋部(300)を前記保持部(400)に永続的に連結するヒンジ部(500)であって、回動軸(A)を有し、前記回動軸(A)を中心として前記蓋部(300)が回動可能であるヒンジ部(500)と、を有し、
    前記蓋部(300)は、前記蓋部(300)が前記注ぎ口(100)の前記開口(118)を密封状態で覆う第1の位置と、前記蓋部(300)が前記開口(118)を非密封状態で覆う第2の位置と、前記蓋部(300)が前記開口(118)の側面に少なくとも部分的に位置する第3の位置との間で動作可能であり、
    前記回動軸(A)は、前記第1の平面(P)と前記ネック部(102)の前記第2の軸方向端部(106)との間に位置している、閉鎖装置(1)。
  2. 前記回動軸(A)は、前記第2の平面(P)と同じ高さに、または、前記第1および第2の平面(P、P)の間に位置する、請求項1に記載の閉鎖装置(1)。
  3. 前記注ぎ口(100)は、均等に分布され周方向に延在する4~10個の雄ねじ(108)、または5~8個の雄ねじ(108)、または6個の雄ねじ(108)のいずれかを有する、請求項1または2に記載の閉鎖装置(1)。
  4. 前記雄ねじ(108)のそれぞれは、50°~140°または70°~120°または80°~100°または90°のいずれかの周方向範囲を有する、請求項1~3のいずれか一項に記載の閉鎖装置(1)。
  5. 前記雄ねじおよび前記雌ねじ(108、322)のそれぞれは、5.0°~10.0°または6.0°~9.0°または7.0°~8.0°または7.5°のいずれかである螺旋角度を有する、請求項1~4のいずれか一項に記載の閉鎖装置(1)。
  6. 雌ねじ(322)のそれぞれは、20°~100°または30°~90°または60°~80°のいずれかの周方向範囲を有する、請求項1~5のいずれか一項に記載の閉鎖装置(1)。
  7. 前記環状スカート(320)は、第1の雌ねじ(322’)と、第2の雌ねじ(322”)とを有し、前記第1の雌ねじ(322’)は、前記第2の雌ねじ(322”)の接線中心点(C)から、150°~185°または170°~180°または175°~180°または180°のいずれかの周方向距離に位置する接線中心点(C)を有する、請求項1~6のいずれか一項に記載の閉鎖装置(1)。
  8. 前記ヒンジ部(500)は、前記環状スカート(320)の周囲に配置され、前記ヒンジ部(500)は、接線中心点(C)を有し、前記第1の雌ねじ(322’)は、前記ヒンジ部(500)の前記接線中心点(C)から60°~85°または65°~80°または70°の周方向距離に配置された接線中心点(C)を有する、請求項7に記載の閉鎖装置(1)。
  9. 前記注ぎ口(100)の前記第2の軸方向端部(106)は、前記注ぎ口(100)の前記中心軸(A)に向かって延在する封止舌片(112)を有する、請求項1~8のいずれか一項に記載の閉鎖装置(1)。
  10. 前記封止舌片(112)は、前記注ぎ口(100)の前記第1の軸方向端部(104)に向かう方向に傾斜している、請求項9に記載の閉鎖装置(1)。
  11. 前記蓋部(300)は、前記環状長手方向スカート(320)との共通中心軸(A)を有する環状長手方向ボアシール(310)を含み、前記スカート(320)と前記ボアシール(310)の両方は同じ長手方向に延在し、前記蓋部(300)が前記第1の位置にあるとき、前記注ぎ口(100)の前記第2の軸方向端部(106)が前記スカート(320)と前記ボアシール(310)との間に配置されるように配置されている、請求項1~10のいずれか一項に記載の閉鎖装置(1)。
  12. 前記ボアシール(310)は、前記ヒンジ部(500)に近接する第1の位置(312)から、前記ヒンジ部(500)の遠位にある前記ボアシール(310)の第2の位置(314)に向かって徐々に増大する長手方向範囲を有する、請求項11に記載の閉鎖装置(1)。
  13. 前記ヒンジ部(500)に近接する前記ボアシール(310)の前記第1の位置(312)は、前記蓋部(300)が前記第1の位置にあるときに、前記注ぎ口(100)の前記第2の軸方向端部(106)と前記回動軸(A)が配置される平面(P)との間に延在する長手方向範囲を有する、請求項12に記載の閉鎖装置(1)。
  14. 第1の端点(602)と第2の端点(604)の間で前記キャップ(200)の周囲に周方向に延在する分離線(600)をさらに含み、前記第1および第2の端点(602、604)は、それらの間に前記ヒンジ部(500)を画定し、前記分離線(600)は、前記閉鎖装置(1)の最初の開放時に前記蓋部(300)が前記第1の位置から前記第2の位置に持っていかれたときに、前記蓋部(300)を前記保持部(400)から分離させるように構成された、請求項1~13のいずれか一項に記載の閉鎖装置(1)。
  15. 紙または板紙ベースのパッケージ(50)と請求項1~14のいずれか一項に記載の閉鎖装置(1)とを有する組立体。
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