JP2023511224A - モジュール式引っ張り脊髄用ネジ - Google Patents

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Abstract

モジュール式引っ張り脊髄用ネジが、ネジ山付きの細長いシャフトと、前記シャフトの上端にある球状の頭部と、を有する骨留め具を備える。前記骨留め具の頭部に多軸取り付けするためのモジュール式ヨークが、内孔と、連結ロッドを受け入れるように構成された上端と、骨留め具の頭部を受け入れるように構成された下端と、を有する。軸方向に移動可能で径方向に拡張可能なソケット環体と、ロッド受入クレードルを有する鞍状部と、がヨーク孔の中で支持される。ヨークに固定される保持ピンが、鞍状部および引っ張り部材を孔の中で移動可能に支持する。引っ張り部材は、骨留め具の頭部を鞍状部と前記ソケット環体との間において仮保持位置で圧縮するために、前記鞍状部の上向きの軸方向移動が前記鞍状部に対する下向きの付勢力を生成するように配向された弾性付勢要素を備える。

Description

関連出願への相互参照
本出願は、2020年4月8日に出願された米国仮特許出願第16/843,160号の便益を主張し、その出願の全体の内容は、本明細書において参照により組み込まれている。
主題の発明は、脊髄用ネジに関し、より詳細には、ネジ山付き骨留め具に多軸で取り付け可能であるヨークであって、脊髄連結ロッドで固定する前に仮位置でヨークと骨留め具とを摩擦で保持するような手法で引っ張られるヨークを備えるモジュール式脊髄用ネジに関する。
従来の多軸椎弓根ネジは、端におけるネジ山付きの細長いシャフトと、他端にある典型的には球状面を有する頭部と、を備える。脊髄固定ロッドを受け入れるためのU字形の開口を有するヨークが、典型的には、ネジ山付きシャフトに対するヨークの関節移動を許容するような手法で、ネジ頭部にあらかじめ組み込まれている。特定の従来の多軸椎弓根ネジでは、骨ネジの球状の頭部をヨーク内で係止する前に骨ネジ胴部を所望の角度配向で維持させることができるように、構造が、球状の頭部とヨークとの間に十分な摩擦を提供するように構成されることが知られている。このような構成は、例えば、Konieczynskiらへの2006年8月8日に公開された「Polyaxial Bone Screw」という名称の特許文献1に示されている。
モジュール式椎弓根ネジの構成では、ヨークは、椎弓根へのネジ山付きシャフトの捩じ込み設置の後、その場でネジ頭部に関節で取り付けられるように構成される。脊髄の椎骨の椎弓根への骨ネジの捩じ込み設置の後、その場でヨークを保持して骨ネジの頭部に適切に取り付けるために挿入具が使用され得る。仮の保持のための十分な摩擦でモジュール式ヨークが椎弓根ネジの球状の頭部に取り付けられ得るモジュール式引っ張り椎弓根ネジを提供するための取り組みが成されてきた。このような構造の一例が、Lovellらへの2016年11月22日に公開された「Translational Pedicle Screw Systems」という名称の特許文献2に示され、記載されている。Lovellらは、鞍状部および取り外し可能な骨ネジ頭部に付勢する摩擦力を増加させるために提供される付勢要素を備えるヨークまたは鞍状部を記載している。
それでもなお、脊髄連結ロッドと係止する前にモジュール式ヨークを仮位置で保持するための効果的な仮の摩擦を提供するモジュール式引っ張り多軸ネジへの要求がある。
米国特許第7,087,057号明細書 米国特許第9,498,255号明細書
本発明の目的は、モジュール式引っ張り脊髄用ネジを提供することである。本発明のさらなる目的は、脊髄手術の間にその場で骨ネジの頭部に多軸引っ張り取り付けするためのモジュール式ヨーク組立体を提供することである。本発明の別の目的は、複数のモジュール式ヨーク組立体と複数の骨ネジとを備える、脊髄手術で使用するための部品のキットを提供することである。
細長い連結ロッドと連通して示された、本発明の実施形態によるモジュール式引っ張り多軸椎弓根ネジを利用する脊髄固定システムの上方からの斜視図である。 図1のモジュール式引っ張り多軸椎弓根ネジの構成要素を示す、モジュール式引っ張り多軸椎弓根ネジの上方からの分解斜視図である。 図2のモジュール式引っ張り多軸椎弓根ネジのヨークの断面図である。 図2のヨークの上方からの斜視図である。 図2のヨークの上方からの平面図である。 図2のモジュール式引っ張り多軸椎弓根ネジのヨークのソケット環体の側方からの立面図である。 図2の鞍状部の上方からの斜視図である。 図2の鞍状部の上方からの平面図である。 図2のモジュール式引っ張り多軸椎弓根ネジの引っ張り部材の第1の実施形態を示す図である。図9Aは、引っ張り部材の側方からの立面図である。図9Bは、引っ張り部材の前方からの斜視図である。図9Cは、引っ張り部材の後方からの斜視図である。図9Dは、図9Aの視線IX-IXに沿って見られたときの引っ張り部材の断面図である。 椎弓根ネジへのモジュール式連結の前のモジュール式ヨーク組立体の断面図である。 図10のモジュール式ヨーク組立体の上方からの斜視図である。 図10のモジュール式ヨーク組立体の上方からの平面図である。 モジュール式多軸椎弓根ネジを椎骨に取り付けるステップを示す患者の脊髄の一部分の断面図である。 モジュール式引っ張り多軸椎弓根ネジに引っ張りを提供するような手法での図9の引っ張り部材の移動の段階を示す図である。 モジュール式引っ張り多軸椎弓根ネジに引っ張りを提供するような手法での図9の引っ張り部材の移動の段階を示す図である。 モジュール式引っ張り多軸椎弓根ネジに引っ張りを提供するような手法での図9の引っ張り部材の移動の段階を示す図である。 椎弓根ネジに組み付けられた状態でのモジュール式ヨーク組立体の断面図である。 脊髄ロッドに取り付けられたモジュール式引っ張り多軸椎弓根ネジの断面図である。 引っ張り部材の第2の実施形態を示す、引っ張り部材の側方からの立面図である。 引っ張り部材の第2の実施形態を示す、引っ張り部材の前方からの斜視図である。 引っ張り部材の第2の実施形態を示す、引っ張り部材の後方からの斜視図である。 引っ張り部材の第3の実施形態を示す図である。図18Aは、引っ張り部材の側方からの立面図である。図18Bは、引っ張り部材の前方からの斜視図である。図18Cは、引っ張り部材の後方からの斜視図である。 引っ張り部材の第4の実施形態を示す図である。図19Aは、引っ張り部材の側方からの立面図である。図19Bは、引っ張り部材の前方からの斜視図である。図19Cは、引っ張り部材の後方からの斜視図である。 引っ張り部材の第5の実施形態を示す図である。図20Aは、引っ張り部材の側方からの立面図である。図20Bは、引っ張り部材の前方からの斜視図である。図20Cは、引っ張り部材の後方からの斜視図である。 引っ張り部材の第6の実施形態を示す図である。図21Aは、引っ張り部材の側方からの立面図である。図21Bは、引っ張り部材の前方からの斜視図である。図21Cは、引っ張り部材の後方からの斜視図である。
本発明の原理の理解を促す目的で、ここで、図面において示され、以下の記載された明細書に述べられている実施形態が参照される。それによって本発明の範囲への限定が意図されないことが理解される。本発明が図示されている実施形態への任意の変更および改良を含み、本発明が関連する当業者が通常想到する本発明の原理のさらなる適用を含むことがさらに理解される。
本発明は、図1に描写されているシステム10などの脊髄固定システムにおいて特に便益を有する。技術的に知られているように、このような脊髄固定システム10は、脊髄の連続した椎骨同士の間に架かる。連結ロッド12などの細長い部材が、脊髄の長さに沿って延び、各々の椎骨をシステム10に連結するための係留点を提供する。典型的にはステンレス鋼から形成されるロッド12は、特定の搭載脊髄区分についての脊髄の通常の湾曲に近似するように、曲げることで形成される。係留デバイスが、椎骨区分の各々をロッド12に連結するために提供される。これらの係留デバイスは、椎骨に係合するためのフック、ボルト、ネジ、または他の手段を備え得る。本発明の目的には、脊髄の係留デバイスは多軸骨ネジ14である。より具体的には、多軸骨ネジ14はモジュール式引っ張り多軸椎弓根ネジである。具体的な例では、モジュール式引っ張り椎弓根ネジ14が、椎骨の椎弓根との捩じ込み係合のために、後方向から脊髄の胸-腰の領域への連結のための構成および大きさとされる。脊髄の他の領域で使用するための構成、および、他の方向から使用するための構成も検討されている。
ここで図2を参照すると、モジュール式引っ張り多軸椎弓根ネジ14の要素が分解図で示されている。モジュール式引っ張りネジ14は、ネジ山付き骨留め具16と、ヨーク18と、拡張可能なソケット環体20と、鞍状部22と、連結するヨークピン24の対と、係止ネジの形態での留め付け要素26と、ある構成では、対向して配置された引っ張り部材100の対と、を備える。
特定の構成における留め具16は、骨ネジであり、好ましくは椎弓根ネジである。ネジ山付きシャンク28は、椎弓根などの椎骨の一部分の中でのネジ係合のために構成されたネジ山28aを有する。しかしながら、骨ネジ16は、特に脊髄の胸-腰の領域で使用されるとき、椎骨の内側の皮質様態の中に導入されてもよい。ネジ頭部30は、特定の構成において、球状の構成を有する外面30aを有する。ネジ頭部30は、六角形、または、ネジ16を椎骨に挿入するためのドライバ器具(図示略)の受け入れのために六角形または他の適切な構成を有するように形成された内部ソケット30bを備える。ある構成では、ネジ頭部30は、外部の隆起を有するか、または、説明されるように、外面30aをざらざらにさせてしっかりと係止する係合を高めるために、グリットブラストなどの適切な表面処理で処理される。
また、ここで図3~図5を見ると、ヨーク18の詳細が描写されている。ヨーク18は、上端18aと、反対の下端18bと、を有する概して円筒形の構成である。ヨーク18は、ヨークの上端18aを通じて延びるU字形のヨーク通路34を間に定める離間した対向するアーム32aおよび32bの対を備える。アーム32aおよび32bの間の間隔は、通路34の幅を定め、(図16において最も良く見られるように)脊髄ロッド12の外側直径に密に適合する大きさとされている。ヨーク18は、上端18aおよび下端18bを貫いて長手方向に延びるヨーク軸38を定め、長手方向に貫いて延びる孔直径によって定められる内側中心孔36を有する。ヨーク18は、通路34の底に対向する表面40の対を備え、表面40は、ヨークのアーム32aおよび32bの間に延びてそれらアームを結合し、中心孔36と連通する。ある構成における底の表面40は、湾曲した表面として形成される。切り欠き42が、底の表面40の各々に一直線に並んで形成されており、説明されるように、鞍状部22の一部分を受け入れるために通路34と連通している。アーム32aおよび32bは、留め付け要素26に係合するための雌ネジ山44を定めている。特定の構成において、ネジ山44は、広がり防止構造を提供するために、留め付け要素26における同様の蝶ネクタイ状の雄ネジ山の構成と協働する従来から知られている蝶ネクタイ状の構成で形成される。孔46が、説明されるように、連結ピン24の受け入れのために、ヨーク軸38に対して横断し、通路34と連通して、アーム32aおよび32bの各々を貫いて形成されている。ある構成では、各々のピン24は、長手方向軸に沿った長さと、それぞれの孔46を通じて比較的密に適合するための外側直径と、を有する円筒形の柱(図2参照)として形成され、各々の孔46は、円形の直径を有するように形成されている。各々のピン24は、各々の孔46と連通する座ぐり46aに適合するために、孔46の直径より大きい拡大した直径を伴う頭部24aをさらに備え得る。各々のピン24の長さは、それぞれの孔46へのピン24の挿入、および、座ぐり46aにおける頭部24aの配置において、(図10に示されているように)各々のピン24の遠位端がヨーク18の内側中心孔36の中に延びるように構成される。
図3をさらに参照すると、ヨーク18の反対の下端18bは、下開口48および下方内部空所50を有するように形成されており、下方内部空所50は下開口48および中心孔36と連通している。下開口48は、頭部30が下開口48を通じて底に備え付けられ得るように、骨ネジ16の頭部30の最大直径より大きい直径を有する。外下向きに広がった面取り48aが、下開口48の底に形成され得る。下方内部空所50は、第1の領域52と、第2の領域54と、第3の領域56と、を有する。第1の領域52は、下開口48と連通しており、好ましくは第1の曲率半径を有する第1の部分的に球状の内部面52aを有する。第1の領域52は、開口48の直径より直径方向に幅広い部分を有する。第2の領域54は、第1の領域52と連通しており、好ましくは第2の曲率半径を有する第2の部分的に球状の内部面54aを有する。第2の内部面54aの第2の曲率半径は、ある構成では、第1の内部面52aの第1の曲率半径より小さい。第2の領域54は、領域52の最も大きい直径より直径方向に幅広い部分を有する。第3の領域56は、第2の領域54と連通しており、好ましくは円筒形の内部面56aを有する。第3の領域56は、第2の領域54の最も幅広い部分と実質的に同じ幅であり、ヨーク孔36を定める直径より大きい。第3の領域56は、表面56aとヨーク孔36との間においてヨーク軸38に対して横断して延びる内部停止面58において、下方内部空所50の内部で途切れる。円筒形の領域56の形成は、説明されるように、ソケット環体20の拡張を可能とし、ヨーク18の下端18bが、後で骨ネジ16の頭部30に取り付けるのに十分な強度を有することを可能とする。
ここで図6を参照すると、ソケット環体20の詳細が記載されている。環体20は、概して円形の中心開口62を有する概して円形の構成の輪状部60を備える。輪状部60は、ある構成では実質的に平行である上面60aおよび下面60bを備える。開口62は、第1の部分64と、第2の部分66と、第3の部分68と、を有する。第1の部分64は好ましくは、輪状部60の下面60bに形成された第1の外下向きに広がった面取り64aを有する。第2の部分66は好ましくは、第1の部分64と連通し、中心点60cの周りに延びる曲率半径Rを有する部分的に球状の内部面66aを有する。部分的に球状の内部面66aの曲率半径は、ある構成では、骨ネジ頭部30の外側球状面30aの曲率半径と実質的に同じである。第3の部分68は好ましくは、第2の部分66と連通し、上面60aへと延びる円錐台形の内部面68aを有する。輪状部60は、輪状部60の下面60bから上面60aに向けて延びる部分的に球状の外部面70aを好ましくは備える外面70を有する。部分的に球状の外部面70aは、内部面66aの曲率半径Rより大きい曲率半径Rを有し、中心点60cの周りに延びる。外部の部分的に球状の外部面70aの曲率半径は、ある構成では、ヨーク18の下端18bにおいて、下方内部空所50における第1の部分的に球状の面52aの曲率半径と実質的に同じである。輪状部60の上面60aに隣接して、外面70は、輪状の周縁70bを定める概して円筒形の表面を含む。好ましい構成では、輪状部60は、輪状部60を貫いて斜めに延びる隙間72によって定められるように分割される。隙間72は、輪状部60の特定の大きさの径方向の拡張および収縮を許容する。広がった面取り64aと部分的に球状の面66aとの交差は、開口62の最も細い寸法62aを定める。ソケット環体20の拡張されていない状態において、寸法62aは、ソケット環体20が拡張されていない場合に頭部30がそこを通って通過することができないように、骨ネジ16の頭部30の最大直径より小さい。
ここで図7~図8を参照すると、鞍状部22の詳細がさらに記載されている。鞍状部22は、上端22aと、孔22cが貫いて延びている反対の下端22bと、を有する概して円筒形の構成のものである。鞍状部22は、上端22aの方を向く湾曲したクレードル76を間に定め、孔22cの対向する側に延びる、離間した対向する壁74aおよび74bの対を備える。各々の壁74aおよび74bの上端は平坦な上面75aおよび75bにおいてそれぞれ途切れ、上面75aおよび75bは、説明されるように引っ張り部材100のための接触面として機能する。湾曲したクレードル76は、図1に示されているように、脊髄ロッド12を受け入れる大きさおよび構成とされている。軸方向に細長い凹部78の対が、説明されるように、連結ピン24の受け入れのために、壁74aおよび74bの外部表面の中に入るが、それを貫くことはなく形成されている。細長い凹部の軸方向の長さはピン24の直径より大きく、それによって、説明されるように、組み立てられると、ピン24に対する鞍状部22の限られた度合いの軸方向の移動を許容する。図8において最も良く見られるように、鞍状部22は、鞍状部22から外方へ一直線に並んで突出し、湾曲したクレードル76と好ましくは結合する丸形突出部80の対を備える。丸形突出部80同士の間の外部において、鞍状部22は、ヨーク孔36を定める直径より若干小さい直径を有する概して円筒形の本体22dを備える。鞍状部22の下端22bの下面82(図10参照)は、ある構成において、骨ネジ頭部30の外側球状面30aの曲率半径と実質的に同じである曲率半径を有する部分的に球状の凹面を有するように形成されている。
ここで図9および図9A~図9Dを見ると、第1の実施形態による引っ張り部材100の詳細が描写されている。引っ張り部材100は、上端102aと、反対の下端102bと、を有する本体102を備える。上端102aは、実質的に平坦な表面104aにおいて途切れており、下端102bは、実質的に平坦な底面104bで途切れている。上面104aと底面104bとの間に延びるのは、第1の外面106および第2の表面108である。ある構成では、第1の外面106は実質的に平坦であり、第2の外面108は、図9Bおよび図9Cに示されているように、その縁が内面106と交差する状態で湾曲している。それによって、引っ張り部材の本体102は、概して断ち切られた半円形の構成を有する。第2の外面108の曲率半径は、説明されるように、組み立ての際に、外面108が内側中心孔36の内面に密に隣接して位置するように、ヨーク18の内側中心孔36の曲率半径に近づけて構成される。
ポケット110が第1の外面106内に延びるように形成されており、ポケット110は、図9Cおよび図9Dに示されているように、第1の外面106に対して横断して延びる圧力面112によって部分的に定められている。ポケット110と連通して、引っ張り部材の本体102は、引っ張り部材102の底面104bにおいて、より細い喉部116で途切れる保持部材開口114を有する。開口114は、説明されるように円筒形のピン24の受け入れのために、円筒形のピン24の外側直径より大きい寸法を有する。しかしながら、喉部116の最大拡張寸法は、ピン24が滑り通ることができないように、円筒形のピン24の直径より小さい。開口114の各々の側部において引っ張り部材の本体102を貫いて形成されるのは、スロット118aおよび118bであり、スロット118aおよび118bの各々は、底面104bにおいて開放しており、引っ張り部材の本体102の上端102aに向かってある距離にわたり延びている。引っ張り部材100のこの第1の実施形態では、図9に示されているように、各々のスロット118aおよび118bが引っ張り部材の本体102の上端102aに向かって延びるにつれて、スロット118aおよび118bはより狭い幅へと先細になる。開口114とスロット118aおよび118bとは、弾性的に偏向可能に離間したバネ指部122aおよび122bの対を備える弾性付勢部材120を一緒に定めている。バネ指部122aおよび122bの各々は、引っ張り部材の本体102の上端102aに隣接して、スロット118a、118bと開口114との間でそれぞれ延びる弾性的に柔軟なヒンジ124aおよび124bによって、引っ張り部材の本体102に取り付けられている。開口114の内部で、各々のバネ指部122aおよび122bは、説明されるように、付勢力を生成するために円筒形のピン24に接触するためのそれぞれのピン接触面126aおよび126bを備える。ピン接触面126aおよび126bは、この構成では湾曲したものであり得る。引っ張り部材100は、PEEK、もしくはチタン、または任意の他の適切な生体適合性材料から形成され得る。
モジュール式引っ張り多軸椎弓根ネジ14の構成要素の詳細を記載してきたが、ここで、骨ネジ16への取り付けの前にモジュール式ヨーク組立体84を形成するための構成要素の組み立てが、図10~図12を参照して説明される。ヨーク組立体84は、ヨーク18と、ソケット環体20と、鞍状部22と、引っ張り部材の対100と、円筒形のピンの対24と、を備える。ソケット環体20と、鞍状部22と、引っ張り部材100と、は上に載せていく工程で、順にヨーク18の中に導入される。最初に導入されるソケット環体20は、ソケット環体20の上面60aおよび下面60bが、対向するヨークのアーム32aおよび32bの内部面におけるネジ山44にそれぞれ対向するように、90°回転させられる。このようにして、ソケット環体20は、必要な場合には若干収縮して、ソケット環体20がヨーク18の下端18bにおいてより幅広な下方内部空所50に到達するまで、環体20の径方向の先端が切り欠き42を貫いて延びる状態でヨーク孔36を通過することができる。次に、ソケット環体20が、図10に示されている位置に戻るように下方内部空所50内で90°回転させられ、ソケット環体20は、下方内部空所領域52の第1の部分的に球状の内部面52aに浮いたように置かれる。次に、鞍状部22は、図12に示されているように、上に載せていく工程で内側中心孔36の中に導入され、それによって、図12に示されているように、丸形突出部80はヨークの切り欠き42と一直線に並んで配向される。この配向において、湾曲したクレードル76はヨークの通路34と一直線に並ぶ。
次に、引っ張り部材100が、鞍状部22の外部で適切な工具によって一度に1つずつ、おおよそ直径方向に離されて導入される。各々の引っ張り部材100は、鞍状部の円筒形の本体22dの反対部分が引っ張り部材100のそれぞれのポケット110に受け入れられるように位置決めされる。このような位置では、各々の鞍状部22の上面75a、75bがそれぞれの引っ張り部材100の圧力面112と並んでおり、各々の引っ張り部材100の外面108が、図10および図11に示されているように、ヨーク18の内側中心孔36と密に並んでいる。適切な工具が鞍状部22および引っ張り部材100を所定位置で保持する状態で、ピン24が、ヨークの壁18aおよび18bにおける孔46を貫き、それぞれの引っ張り部材100の保持部材開口114を貫き、鞍状部22のそれぞれの凹部78へと、ピン24の拡大した頭部24aがそれぞれの座ぐり46aにおいて底付きするまで挿入される。次に、ピン24は、レーザ溶接などによってヨーク18にしっかりと固定され、それによって、鞍状部22および引っ張り部材100をヨーク18に閉じ込めて保持し、ヨーク18に対する鞍状部22の回転を防止する。先に記されているように、それぞれのピン24の直径より大きい軸方向に沿った凹部78の細長さのため、鞍状部22は、説明されるように、骨ネジ16がヨーク18に対して所定位置で係止される前に、ヨーク孔36の中で、小さな限られた大きさの軸方向の移動が可能である。それによって、そのように形成されたヨーク組立体84は、外科処置の間、様々な異なる大きさから選択され得る骨ネジ16への取り付けに使用できる状態となる。2つの引っ張り部材100が、ヨーク組立体84の特定の構成において本明細書で開示されているが、単一の引っ張り部材、または3つ以上の引っ張り部材が、所望のヨーク組立体84に含まれ得るように、引っ張り部材が本明細書で記載されているような手法で構成され得ることが理解されるべきである。ピン24は、鞍状部22および引っ張り部材100を支持するための、ならびに、引っ張り部材100の付勢要素120が作動させられる横断の表面を提供するための保持部材として、本明細書では記載されているが、これらの機能が、ひだ、または、ヨーク内孔内に延びる他の表面26によって達成されてもよいことが理解されるべきである。
脊髄手術のための使用において、複数の骨ネジ16と、本明細書で先に記載されているような1つ以上のヨーク組立体84と、を備えるキットが提供されてもよい。キットの骨ネジ16は、異なる長さ、谷底部直径、および/またはネジ山ピッチを有してもよい。しかしながら、各々のネジ16の頭部30は、任意の選択されたネジ16が選択されたヨーク組立体84に取り付けることができるように、同じ大きさおよび構成を有する球状面を有するように共通に形成される。ヨークの通路34の各々は、異なる直径を有する脊髄ロッド12をそれぞれ受け入れるための異なる幅寸法を有するように構成されてもよい。しかしながら、各々のヨーク18の下開口48は、異なる長さ、谷底部直径、および/またはネジ山ピッチを有するが、同じ大きさの頭部30を有するネジ16の受け入れのために、同じ寸法を有するように構成される。手術において、選択された骨ネジ16が、図13に示されているように、椎弓根88などで、椎骨86に捩じ込まれる。適切なヨーク組立体84が、挿入された骨ネジ16の頭部30へのその場でのモジュール式の取り付けのために選択される。取り付けの前、ヨーク組立体84における引っ張り部材100の状態が図14Aに示されている。使用前のこの位置において、円筒形のピン24は、各々の引っ張り部材の保持部材開口114を通じて自由に延びている。開口114がピン24の直径より大きい寸法を有する状態で、開口114の上方の内面128は、ピン24と接触しており、引っ張り部材100を支持している。この静止した位置において、ピン24とピン接触面126aおよび126bとの間には実質的に接触がない。そのため、バネ指部122aおよび122bによって加えられる引っ張りはない。また、鞍状部22は、この段階で鞍状部22の各々の上面75aおよび75bとそれぞれの引っ張り部材100の圧力面112との間に若干の空間がある状態で、各々の引っ張り部材100に対して限られた度合いだけ独立して移動可能である。
次に、選択されたヨーク組立体84が、骨ネジ16の頭部30へのその場での取り付けのために、挿入工具に搭載される。挿入工具は、2019年5月29日にEugene Avidanoらによって出願された「Modular Spinal Screw Yoke Inserter」という名称の、同一出願人による米国仮特許出願第62/853,831号で開示されているものなどの工具であり得、この特許出願の全体の内容は、本明細書において参照により組み込まれている。挿入具に適切に搭載されると、ヨーク組立体84は、図15に示されているように、組み立てられたモジュール式引っ張り多軸椎弓根ネジ14を形成するために、挿入具によって骨ネジ16の頭部30に押され得る。ヨーク組立体84が頭部30へと下向きに移動したとき、頭部30は、弛緩した拡張していない状態の環体の開口62を通過することができないため、ソケット環体20を下方内部空所50のより幅広な領域54および56へと軸方向上向きに移動させる。頭部30の上向きの移動とヨーク組立体84の下向きの移動とのさらなる相対移動が起こると、環体の周縁70bは、下方内部空所50の中で内部停止面58に最終的に接触する。次に、ヨーク組立体84の下向きの引き続きの移動が、頭部30を環体の開口62へと押して、ソケット環体20を分割部72を介して径方向に拡張させる。この移動の間、骨ネジ頭部30は鞍状部22の下面82と係合し、上面75aおよび75bが各々の引っ張り部材の圧力面112に接触するまで鞍状部22を上向きに押す。その後、鞍状部22の上向きの移動は、各々の引っ張り部材100をそれぞれのピン24に対して上向きに移動させる。各々の引っ張り部材100のこの上向きの移動は、図14Bに示されているように、ピン24と、バネ指部122aおよび122bのピン接触面126aおよび126bとの間の接触を引き起こす。
骨ネジ16の球状の頭部30が環体の開口62を通過すると、ソケット環体20がその応力のない半径に戻るときに、聞き取り可能なクリック音が感触と共に聞こえる。骨ネジ16のさらなる上向きの移動は、鞍状部22および引っ張り部材100をそれぞれのピン24に対して一緒に上向き移動させ、図14Cに示されているように、弾性的に柔軟なヒンジ124aおよび124bの周りでのバネ指部122aおよび122bの弾性的な撓みをもたらす。バネ指部122aおよび122bの撓みは、各々のスロット118aおよび118bを潰れさせ、喉部116を拡張させ、各々のバネ指部122aおよび122bに弾性的な下向きに付勢力Fを生成する。喉部116の最大拡張寸法は前記円筒形のピン24の直径より小さい。それぞれの付勢力Fは、その力Fが鞍状部22の上面75aおよび75bに及ぼされて、鞍状部22を弾性的に下向きに付勢するように、各々の引っ張り部材100の圧力面112に伝達される。この時点で、ソケット環体20は、図10に示されているように、頭部30の最大直径の下方に配置される。次に、ヨーク組立体84を上向きに付勢するように挿入具を操縦して、ソケット環体20を、頭部30の下面と、ヨーク18の下端18bにおける第1の部分的に球状の内部面52aと、の間で下向きに移動させることができる。そのように位置決めされるため、環体20の拡張が防止され、骨ネジ16は開口62を通じて引き込むことができない。このように組み立てられたが係止されていない構成において、骨ネジ16の頭部30は、脊髄連結ロッド12との係止の前にヨーク18および骨ネジ16を仮位置で保持するために、引っ張り部材100によって加えられる十分な摩擦によって鞍状部22と環体20との間で圧縮される。しかしながら、ヨーク18は、摩擦力を克服するために、適切な手の力を加えると、骨ネジ16に対して多軸で回転において移動させられ得る。
次に、ロッド12または他の固定デバイスが、図16に示されているように、鞍状部22のクレードル76において、U字形のヨークの通路34に挿入され得る。次に、係止ネジ26が、ヨーク18の上端18aにおけるネジ山44に捩じ込まれ得る。係止ネジ26は、ある構成では、ヨークのアーム32aおよび32bにおける蝶ネクタイ状の雌ネジ山44と相補的な蝶ネクタイ状の構成の雄ネジ山90を有するように形成され得る。協働するネジ山44および90の蝶ネクタイ状の構成は、係止ネジ26の捩じ込み連結の間にアーム32aおよび32bの広がりを防止するまたは最小限にするように支援する。係止ネジ26は、六角形、または、係止ネジ26をヨークのネジ山44に捩じ込むためのドライバ器具(図示略)の受け入れのために六角形または他の適切な構成を有するように形成された内部ソケット26aを備える。ヨーク18への締め付けにおいて、係止ネジ26は、鞍状部22の湾曲したクレードル76に着座されるロッド12と係合することになる。引き続き締め付けると、鞍状部22を連結ピン24に沿ってさらに下向きに押し、鞍状部22の下凹面82を骨ネジ16の頭部30に強制的に係合させる。これはさらに、ヨーク18が相対的に上向きに移動するにつれて、頭部30をさらに下向きに移動させる。このような相対的な移動は、頭部30の底をソケット環体20と強制的に係合させ、環体20をヨーク18の下端18bにおいて第1の部分的に球状の内部面52aに当ててしっかりと楔止めし、引っ張り部材100によって加えられる付勢力Fを克服し、それによって頭部30を鞍状部22とソケット環体20との間で係止する。係止ネジ26の完全な締め付けにおいて、ロッド12と骨ネジ16とはヨーク18にしっかりと固定され、それによってそれらの間の相対移動を防止する。
本発明は、図面および前述の記載において詳細に図示および記載されたが、これらは例示として見なされるべきであり、特徴における制約として見なされるべきではない。例えば、本明細書に記載されているような引っ張り部材100の構成は、例示であり、モジュール式引っ張り脊髄用ネジにおいて所望の引っ張りを提供するために、他の適切な構成で形成され得る。図17~図21は、主題の発明の状況で使用され得る引っ張り部材のさらなる5つの例示の実施形態を示しており、さらなる変更が検討されてもよいことは理解される。これらのさらなる例示の実施形態は、上記で述べられ、図9A~図9Dに示されている引っ張り部材100の第1の実施形態と共通である特徴を含み、そのため、それらの共通の特徴は同様の符号を有する。5つのさらなる実施形態の各々が、引っ張り部材100と同様の断ち切られた半円形の断面を有するように形成されていることも留意される。また、各々のさらなる実施形態は、第1の外面106内に延びるように形成されたポケット110を有し、ポケット110は、第1の外面106に対して横断して延びる圧力面112によって部分的に定められている。先に記載されているように、圧力面112は、引っ張り部材100によって生成される下向きの力を鞍状部22に加えるように、鞍状部22の上面に接触するように構成されている。
ここで図17および図17A~図17Cを見ると、第2の実施形態による引っ張り部材200の詳細が描写されている。引っ張り部材200では、バネ部材222aおよび222bが、保持部材開口214と連通している比較的直線的なピン接触面226aおよび226bを有し得る。バネ指部222aおよび222bは弾性付勢要素220を一緒に定めている。開口214は、先に記載されているように、円筒形のピン24の受け入れのために、円筒形のピン24の外側直径より大きい寸法を有する。スロット218aおよび218bは各々、それぞれの長さにわたって実質的に一定の幅を有し得る。バネ指部222aおよび222bの各々は、引っ張り部材の本体202の上端202aに隣接して、スロット218a、218bと開口214との間でそれぞれ延びる弾性的に柔軟なヒンジ124aおよび124bによって、引っ張り部材の本体202に取り付けられている。
ここで図18および図18A~図18Cを見ると、第3の実施形態による引っ張り部材300の詳細が描写されている。引っ張り部材300では、保持部材開口314が比較的丸められた構成を有する。開口314は、先に記載されているように、円筒形のピン24の受け入れのために、円筒形のピン24の外側直径より大きい寸法を有する。バネ指部322aおよび322bは、引っ張り部材の本体302の上端302aに隣接して、スロット318a、318bと開口314との間でそれぞれ延びる弾性的に柔軟なヒンジ224aおよび224bによって、引っ張り部材の本体302にそれぞれ取り付けられている。バネ指部322aおよび322bは弾性付勢要素320を一緒に定めている。バネ部材322aおよび322bが、保持部材開口314と連通している比較的直線的なピン接触面326aおよび326bを有し得る。スロット318aおよび318bは長さにわたって実質的に一定の幅を有することができ、それらの長さは、引っ張り部材200のスロット218aおよび218bの長さより短い。また、開口314の上内面328と引っ張り部材300の上面104aとの間の引っ張り部材300の厚さは、バネ部材322aおよび322bに追加的な柔軟性を提供するために比較的薄くできる。
ここで図19および図19A~図19Cを見ると、第4の実施形態による引っ張り部材400の詳細が描写されている。引っ張り部材400は、1つだけのスロット418aが設けられていることを除いて引っ張り部材300と同様であり、それによって、スロット418aと開口414との間に延びる弾性的に柔軟なヒンジ424aによって、引っ張り部材の本体402に取り付けられた第1のバネ指部422aを定めている。第2のバネ指部422bが、開口414の上内面428と引っ張り部材の本体402の上面104aとの間の弾性的に柔軟なヒンジ424bによって、引っ張り部材の本体402に取り付けられており、ヒンジ424bは、バネ指部422bに柔軟性を提供するだけの十分な薄さである。バネ指部422aおよび422bは弾性付勢要素420を一緒に定めている。開口414は、先に記載されているように、円筒形のピン24の受け入れのために、円筒形のピン24の外側直径より大きい寸法を有する。
ここで図20および図20A~図20Cを見ると、第5の実施形態による引っ張り部材500の詳細が描写されている。引っ張り部材500は、スロットが設けられていないことを除いて引っ張り部材400と同様である。開口514は、先に記載されているように、円筒形のピン24の受け入れのために、円筒形のピン24の外側直径より大きい寸法を有する。バネ部材522aおよび522bが、保持部材開口514と連通している比較的直線的なピン接触面526aおよび526bを有し得る。開口514の上内面528と引っ張り部材500の上面104aとの間の引っ張り部材500の厚さは、バネ部材522aおよび522bが周りで弾性的に撓む弾性的に柔軟なヒンジ518を提供するために比較的薄くできる。バネ指部522aおよび522bは弾性付勢要素520を一緒に定めている。
ここで図21および図21A~図21Cを見ると、第6の実施形態による引っ張り部材600の詳細が描写されている。引っ張り部材600は、柔軟な付勢部材620と連通する保持部材開口614を有する。開口614は、先に記載されているように、円筒形のピン24の受け入れのために、円筒形のピン24の外側直径より大きい寸法を有する。引っ張り部材600は、保持部材開口614と一緒に弾性的に柔軟なヒンジ624aおよび624bの対を定める斜めに配置されたスロット618aおよび618bの対を備える。柔軟な付勢部材620は、保持部材開口614と連通しているピン接触面626を備える。保持部材開口614を貫いて延びる円筒形のピン24との係合の際、柔軟な付勢部材620は、撓み点630aおよび630bの周りで底面104bの方へ下向きに曲がることができ、スロット618aおよび618bの収縮を引き起こし、ヒンジ624aおよび624bの周りでさらに撓ませる。
したがって、好ましい実施形態だけが提示されていること、ならびに本発明の主旨内にあるすべての変更、改良、およびさらなる用途が保護されるように望まれることが理解されるべきである。
10 脊髄固定システム
12 連結ロッド、脊髄ロッド
14 多軸骨ネジ、モジュール式引っ張り多軸椎弓根ネジ
16 ネジ山付き骨留め具
18 ヨーク
18a 上端
18b 下端
20 ソケット環体
22 鞍状部
22a 上端
22b 下端
22c 孔
22d 本体
24 ヨークピン、連結ピン
24a 頭部
26 留め付け要素、ひだ、ヨーク内孔内に延びる他の表面、係止ネジ
26a 内部ソケット
28 ネジ山付きシャンク
28a ネジ山
30 ネジ頭部
30a 外面、外側球状面
30b 内部ソケット
32a、32b アーム
34 通路
36 内側中心孔、ヨーク孔
38 ヨーク軸
40 底の表面
42 切り欠き
44 雌ネジ山
46 孔
46a 座ぐり
48 下開口
48a 面取り
50 下方内部空所
52 第1の領域、下方内部空所領域
52a 第1の部分的に球状の内部面
54 第2の領域
54a 第2の部分的に球状の内部面
56 第3の領域
56a 円筒形の内部面
58 内部停止面
60 輪状部
60a 上面
60b 下面
60c 中心点
62 開口
62a 開口62の最も細い寸法
64 第1の部分
64a 第1の外下向きに広がった面取り
66 第2の部分
66a 部分的に球状の内部面
68 第3の部分
68a 円錐台形の内部面
70 外面
70a 部分的に球状の外部面
70b 輪状の周縁
72 隙間、分割部
74a、74b 壁
75a、75b 上面
76 クレードル
78 凹部
80 丸形突出部
82 下面、下凹面
84 モジュール式ヨーク組立体
88 椎弓根
90 雄ネジ山
100 引っ張り部材
102 本体
102a 上端
102b 反対の下端
104a 表面、上面
104b 底面
106 第1の外面、内面
108 第2の外面
110 ポケット
112 圧力面
114 保持部材開口
116 喉部
118a、118b スロット
120 弾性付勢部材
122a、122b バネ指部
124a、124b ヒンジ
126a、126b ピン接触面
200 引っ張り部材
202 本体
202a 上端
214 保持部材開口
218a、218b スロット
220 弾性付勢要素
222a、222b バネ部材、バネ指部
224a、224b ヒンジ
226a、226b ピン接触面
300 引っ張り部材
302 本体
302a 上端
314 保持部材開口
318a、318b スロット
320 弾性付勢要素
322a、322b バネ指部、バネ部材
326a、326b ピン接触面
328 上内面
400 引っ張り部材
402 本体
414 開口
418a スロット
420 弾性付勢要素
422a 第1のバネ指部
422b 第2のバネ指部
424a ヒンジ
424b ヒンジ
428 上内面
500 引っ張り部材
514 保持部材開口
518 ヒンジ
522a、522b バネ部材
526a、526b ピン接触面
528 上内面
600 引っ張り部材
614 保持部材開口
618a、618b スロット
620 付勢部材
624a、624b ヒンジ
626 ピン接触面
630a、630b 撓み点
F 付勢力
内部面66aの曲率半径
外部面70aの曲率半径

Claims (19)

  1. ネジ山付きの細長いシャフト、および、前記シャフトの上端にある頭部を備える骨留め具であって、前記頭部は球状面を有する、骨留め具と、
    前記骨留め具の前記頭部に多軸取り付けするためのモジュール式ヨークであって、軸を定める内孔、連結ロッドを受け入れるように構成された上端、および、前記骨留め具の前記頭部を受け入れるように構成された下端を有するモジュール式ヨークと、
    前記ヨークに対する多軸移動のために前記骨留め具の前記頭部を受け入れて保持するために前記ヨークの前記下端に隣接して前記内孔に配置される、軸方向に移動可能で径方向に拡張可能なソケット環体と、
    前記ヨーク内孔の中で軸方向の移動のために支持される鞍状部であって、ロッド受入クレードルと、前記骨留め具の前記頭部に係合するように構成された反対側表面と、を有する鞍状部と、
    前記ヨークによって固定的に支持され、前記鞍状部を前記ヨークの中で移動可能に維持するために前記ヨークの前記内孔内に延びる保持部材と、
    前記保持部材によって前記ヨーク内孔の中で軸方向の移動のために支持される引っ張り部材であって、前記引っ張り部材は、弾性付勢要素を備え、前記弾性付勢要素は、前記鞍状部の上向きの軸方向移動が前記弾性付勢要素を前記保持部材と弾性的に係合させ、それにより前記鞍状部に対して下向きの付勢力を生じさせて、前記骨留め具の前記頭部を前記鞍状部と前記ソケット環体との間において仮保持位置で摩擦圧縮するように、配向されている、引っ張り部材と、
    を備えるモジュール式引っ張り脊髄用ネジ。
  2. 前記保持部材は外側寸法を有し、前記引っ張り部材は、内部への前記保持部材の受け入れのために、前記保持部材の前記外側寸法より大きい寸法を有する保持部材開口を有する、請求項1に記載のモジュール式引っ張り脊髄用ネジ。
  3. 前記弾性付勢要素は、弾性的に柔軟なヒンジによって前記引っ張り部材に取り付けられる、請求項2に記載のモジュール式引っ張り脊髄用ネジ。
  4. 前記保持部材は、前記保持部材開口の前記寸法より小さい外側直径を有する円筒形のピンである、請求項3に記載のモジュール式引っ張り脊髄用ネジ。
  5. 前記弾性付勢要素は、前記保持部材開口と連通しているピン接触面を有する、請求項4に記載のモジュール式引っ張り脊髄用ネジ。
  6. 前記保持部材は、第1の外面と、第2の外面と、前記第1の外面の中へと延びるポケットと、を備え、前記ポケットは、前記第1の外面に対して横断して延びる圧力面によって一部が定められる、請求項5に記載のモジュール式引っ張り脊髄用ネジ。
  7. 前記鞍状部は、少なくとも前記ヨークの前記上端に向かう方向への前記鞍状部の軸方向の移動の際に、前記引っ張り部材の前記圧力面と係合するために構成された上面を有する、請求項6に記載のモジュール式引っ張り脊髄用ネジ。
  8. 前記引っ張り部材の前記第2の外面は、湾曲しており、前記ヨークの前記中心孔の中への受け入れのために構成される、請求項7に記載のモジュール式引っ張り脊髄用ネジ。
  9. 前記鞍状部は、部分的に円筒形の部分を有する外面を備え、前記ポケットは、前記圧力面と益を享受するように横断して延びる湾曲した内面によってさらに定められ、前記鞍状部の前記部分的に円筒形の部分は、前記鞍状部の前記上面が前記引っ張り部材の前記圧力面に隣接している状態で、前記引っ張り部材の前記ポケットに受け入れられる、請求項8に記載のモジュール式引っ張り脊髄用ネジ。
  10. 前記弾性付勢要素は、弾性的に柔軟なヒンジによって前記引っ張り部材に各々が取り付けられるバネ指部の対を備え、各々のバネ指部は、前記円筒形のピンの前記直径より小さい最大拡張寸法を有する拡張可能な喉部によって隔てられている、請求項7に記載のモジュール式引っ張り脊髄用ネジ。
  11. 前記引っ張り部材はスロットの対を有し、前記スロットの各々1つがそれぞれの前記バネ指部と連通している、請求項10に記載のモジュール式引っ張り脊髄用ネジ。
  12. 前記スロットの各々が先細りになっている、請求項11に記載のモジュール式引っ張り脊髄用ネジ。
  13. 前記引っ張り部材と同じ大きさおよび構成を有するように構成された第2の引っ張り部材をさらに備え、前記第2の引っ張り部材は、ヨーク軸の反対側において前記ヨーク内孔の中に配置され、前記第2の引っ張り部材は、第2の保持部材によって、前記ヨーク内孔の中での軸方向の移動のために支持され、前記第2の引っ張り部材は、第2の弾性付勢要素を備え、前記第2の弾性付勢要素は、前記鞍状部の上向きの軸方向移動によって前記第2の弾性付勢要素を強制的に前記第2の保持部材と弾性的に係合させることで前記鞍状部への下向きの付勢力を生成するように配向されている、請求項1に記載のモジュール式引っ張り脊髄用ネジ。
  14. 前記引っ張り部材と前記第2の引っ張り部材とは、少なくとも一方の軸方向において前記鞍状部から独立してそれぞれ移動可能である、請求項1に記載のモジュール式引っ張り脊髄用ネジ。
  15. 前記骨留め具が椎弓根ネジである、請求項1に記載のモジュール式引っ張り脊髄用ネジ。
  16. 脊髄手術の間にその場で骨ネジの頭部に多軸引っ張り取り付けするためのモジュール式ヨーク組立体であって、
    上端、反対側の下端、および内部を貫通して延びる内側中心孔を有するヨークであって、前記上端は、幅によって離間され、かつ細長い脊髄ロッドの受け入れのための通路をそれらの間に定める対向するアームの対を備え、前記ヨークの前記下端は、前記骨ネジの前記頭部の多軸受け入れのために構成される下方開口を有する、ヨークと、
    前記内側中心孔の中に延びる保持部材と、
    前記内側中心孔の中の前記保持部材によって支持される鞍状部であって、前記鞍状部は、前記ヨークの前記下方開口内に前記骨ネジの前記頭部を受け入れたときに、前記ヨークの前記上端に向けて軸方向に移動可能であり、前記鞍状部は、上面およびその反対の下面を有し、前記下面は、前記骨ネジの前記頭部と接触するように構成される、鞍状部と、
    内部における軸方向の移動のために前記保持部材によって前記内側中心孔の中で支持される引っ張り部材であって、圧力面と、弾性付勢要素と、を備え、前記弾性付勢要素は、前記ヨークの前記上端に向かって前記鞍状部が軸方向に移動したときに、前記弾性付勢要素と前記保持部材との間に弾性的な係合を引き起こし、前記圧力面による付勢力を前記鞍状部の前記上面に加えるように動作可能である、引っ張り部材と、
    を備えるモジュール式ヨーク組立体。
  17. 前記保持部材は、外側直径を有する円筒形のピンであり、前記引っ張り部材は、前記ピンの一部分を自身を通じて受け入れるために、前記ピンの前記外側直径より大きい寸法を有するピン開口を備える、請求項16に記載のモジュール式ヨーク組立体。
  18. 前記鞍状部は、前記ピンの一部分の受け入れにおいて前記鞍状部の外部表面に形成された細長い凹部を有する、請求項17に記載のモジュール式ヨーク組立体。
  19. 前記弾性付勢要素は、前記ヨークの前記上端に向かって前記鞍状部が軸方向に移動したときに、前記ピンに弾性的に係合するように構成される保持部材開口と連通しているピン接触面を有する、請求項18に記載のモジュール式ヨーク組立体。
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