本願の実施形態は、ターゲットアイコンを複数のウィジェットを含むウィジェットセットに切り替え、ウィジェットが電子装置のホーム画面に素早く追加されるようにする、ウィジェット処理方法及び関連する機器を提供する。
本願の実施形態の第1の態様はウィジェット処理方法を提供する。前記方法は、以下を含む:電子装置がターゲットアイコンを表示する。ユーザが、ターゲットアイコンに対して第1操作を実行してよい。電子装置が、ターゲットアイコンに対して実行された第1操作を受信する。電子装置が、第1操作に応答して、ターゲットアイコンをウィジェットセットに切り替える。ウィジェットセットは、複数のアプリケーションの複数のウィジェットを含む。電子装置はウィジェットセットを表示する。ターゲットアイコンは、複数のアプリケーションに対応し、複数のアプリケーションの各々はウィジェットに対応する。従って、ターゲットアイコンに対応する複数のアプリケーションの複数のウィジェットは、ターゲットアイコンに基づき決定されてよい。言い換えると、ターゲットアイコンが複数のウィジェットに対応するとき、電子装置は、ターゲットアイコンを、複数のウィジェットを含むウィジェットセットに切り替えてよい。ターゲットアイコンを操作することにより、ターゲットアイコンは、複数のウィジェットを含むウィジェットセットに切り替えられる。従って、複数の異なるウィジェットが、電子装置上に表示でき、操作は簡単且つ迅速である。
ターゲットアイコンをウィジェットセットに切り替える可能な方法では、電子装置は、ターゲットアイコンに対して実行されたタッチアンドホールド操作を受信する。電子装置は、タッチアンドホールド操作に応答して、ターゲットアイコンの端にフレームを表示し、例えば、ターゲットアイコンの端に、ターゲットアイコンのサイズ及び形状と一致するフレームを表示する。電子装置が、フレームに対して実行されたストレッチ操作を受信する。電子装置が、ストレッチ操作に応答して、ターゲットアイコンをウィジェットセットに切り替える。
ターゲットアイコンは、アプリケーションのアイコン又はフォルダのアイコンであってよい。
ターゲットアイコンが第1アプリケーションのアイコンであるとき、ユーザは、第1アプリケーションのアイコンをウィジェットセットに切り替えるために、電子装置上に表示された第1アプリケーションのアイコンに対して第1操作を実行してよい。この場合、複数のアプリケーションは、第1アプリケーションに関連付けられた1つ以上のアプリケーションを含む。例えば、第1アプリケーションは、ウォレットアプリケーションであってよく、ウォレットアプリケーションは複数の支払いタイプのアプリケーションに関連付けられてよく、電子装置は、ウォレットアプリケーションのアイコンをウィジェットセットに切り替えてよく、ウィジェットセットに含まれる複数のウィジェットは、ウォレットアプリケーションに関連付けられた複数の支払いタイプのアプリケーションのウィジェットである。更に、複数のアプリケーションは、第1アプリケーションを更に含んでよい。例えば、複数のアプリケーションは、第1アプリケーション、及び第1アプリケーションと同じタイプの別のアプリケーションであってよい。言い換えると、ウィジェットセットに含まれる複数のウィジェットは、第1アプリケーションのウィジェットを更に含む。第1アプリケーションのカテゴリは、限定ではないが、支払いカテゴリ、娯楽カテゴリ、教育カテゴリ、読書カテゴリ、及び健康カテゴリを含む。第1アプリケーションのアイコンがウィジェットセットに切り替えられるとき、ウィジェットセットは、第1アプリケーションに関連付けられた複数のアプリケーションのウィジェットを含み、その結果、第1アプリケーションに関連する複数のウィジェットが電子装置に素早く追加できる。これは、ユーザが第1アプリケーションに関連する複数のアプリケーションを決定し、次に複数のアプリケーションに対応するウィジェットを1つずつ電子装置に追加する煩雑な処理を回避し、ユーザ操作を削減する。
ターゲットアイコンが任意のフォルダのアイコンであるとき、ユーザは、フォルダのアイコンをウィジェットセットに切り替えるために、電子装置上に表示されたフォルダのアイコンに対して第1操作を実行してよい。この場合、複数のアプリケーションは、フォルダに含まれる複数のアプリケーションであり、ウィジェットセットに含まれる複数のウィジェットは、フォルダの中のアプリケーションのウィジェットである。例えば、フォルダは、アプリケーションA及びアプリケーションBを含んでよい。この場合、フォルダのアイコンがウィジェットセットに切り替えられるとき、ウィジェットセットに含まれる複数のウィジェットは、アプリケーションAのウィジェット及びアプリケーションBのウィジェットである。フォルダのアイコンがウィジェットセットに切り替えられるとき、ウィジェットセットは、フォルダの中の複数のアプリケーションのウィジェットを含み、その結果、フォルダの中のアプリケーションのウィジェットが電子装置に素早く追加できる。これは、ユーザが、フォルダ内のアプリケーションのウィジェットを便利に閲覧し又は操作することを助け、ユーザがフォルダ内のアプリケーションのウィジェットを1つずつ電子装置に追加する煩雑な処理を回避し、ユーザ操作を削減する。
ウィジェットセットが比較的多数のウィジェットを含むとき、ウィジェットセットはウィジェットセットの中の全部のウィジェットを表示できない可能性があることが理解できる。この場合、電子装置は、以下の幾つかの方法で、ウィジェットセットの中の表示されるウィジェットを決定してよい。例えば、電子装置は、ウィジェットセットの中のウィジェットを使用する順序で、ウィジェットセットの中の表示されるウィジェットを決定してよい。具体的に言うと、ウィジェットセットの中でユーザにより最後に使用されたウィジェットの表示順序が最初であり、ウィジェットセットの中でユーザにより使用された最後の1つのウィジェットの表示順序が2番目である、等である。別の例では、電子装置は、ウィジェットセット使用頻度に基づき、ウィジェットセットの中の表示されるウィジェットを決定してよい。具体的に言うと、特定の時間範囲内で(例えば、1日又は1週間)、ウィジェットセットの中で最も高い使用頻度でユーザにより使用されたウィジェットの表示順序が最初であり、ウィジェットセットの中で2番目に高い使用頻度でユーザにより使用されたウィジェットの表示順序が2番目である、等である。別の例では、電子装置は、代替として、ユーザ定義設定を通じて、ウィジェットセットの中の表示されるウィジェットを決定してよい。
更に、電子装置は、ウィジェットセットの中の表示されるウィジェットを変更してよい。別の可能な設計では、電子装置がターゲットアイコンをウィジェットセットに切り替えた後に、方法は以下を更に含む:電子装置が、ウィジェットセットに対して実行された第2操作を受信する。第2操作に応答して、電子装置は、ウィジェットセットの中の表示されるウィジェットを変更する。第2操作は、具体的に、スライド操作を含んでよい。
可能な方法では、電子装置は、ウィジェットセットの中の表示されるウィジェットを順番に変更してよく、電子装置は、使用時間、使用頻度、又はアプリケーションタイプに基づき、ウィジェットセットに含まれる複数のウィジェットの順序を決定してよい。
別の可能な方法では、電子装置は、スライド操作の方向に基づき、ウィジェットセットの中の表示されるウィジェットを変更する方法を決定してよい。具体的に、第2操作が第1方向のスライド操作である場合、電子装置は、ウィジェットセットの中の表示される第1ウィジェットを第1ウィジェットと同じタイプの第2ウィジェットに変更する。留意すべきことに、ウィジェットA及びウィジェットBが同じタイプであることは、ウィジェットAに対応するアプリケーションAとウィジェットBに対応するアプリケーションBが同じタイプであることを意味する。具体的に、第2操作が第2方向のスライド操作である場合、電子装置は、ウィジェットセットの中の表示される第1ウィジェットを第1ウィジェットと異なるタイプの第3ウィジェットに変更する。複数のアプリケーションが異なるタイプであるとき、ユーザは、表示されるべきウィジェットを素早く変更できる。
ウィジェットセットの中の表示されるウィジェットを変更する前述の2つの方法は、組み合わされてよい。
可能な設計では、電子装置がターゲットアイコンをウィジェットセットに切り替えた後に、方法は以下を更に含んでよい:電子装置が、ターゲットウィジェットに対して実行された第3操作を受信する。ターゲットウィジェットは、ウィジェットセットの中の表示されるウィジェットである。第3操作に応答して、電子装置は、ターゲットウィジェットに対応するアプリケーションインタフェースを表示する。第3操作は、具体的に、タップ操作であってよい。言い換えると、ウィジェットセットの中の表示されるウィジェットに対して実行されたタップ操作に応答して、電子装置は、ターゲットウィジェットに対応するアプリケーションインタフェースを表示してよい。
可能な設計では、電子装置がターゲットアイコンをウィジェットセットに切り替えた後に、方法は以下を更に含んでよい:電子装置は、ウィジェットセットに対して実行される第4操作を受信し、電子装置は、第4操作に応答して、ウィジェットセットをターゲットアイコンに切り替える。具体的には、電子装置は、ウィジェットセットに対して実行されたタッチアンドホールドジェスチャ操作を受信し、電子装置は、タッチアンドホールドジェスチャ操作に応答して、ウィジェットセットの端にフレームを表示し、電子装置は、フレームに対して実行された縮小ジェスチャ操作を受信し、電子装置は、縮小ジェスチャ操作に応答して、ウィジェットセットをターゲットアイコンに切り替える。ウィジェットセットは、第4操作を実行することにより、ターゲットアイコンに切り替えることができる。従って、ユーザがウィジェットを使用する必要がないとき、大きな空間を占有するウィジェットセットを、相対的に小さな空間しか占有しないターゲットアイコンに切り替えることができる。これは、電子装置の表示領域において空間を節約する。
可能な設計では、電子装置がターゲットアイコンをウィジェットセットに切り替えた後に、方法は以下を更に含んでよい:電子装置は、ウィジェットセットに対して実行された第5操作を受信し、電子装置は、第5操作に応答して、ウィジェットセットの表示領域のサイズを変更し、例えば、相対的に小さな表示領域を有するウィジェットセットを相対的に大きな表示領域を有するウィジェットセットに変更し、又は相対的に大きな表示領域を有するウィジェットセットを、相対的に小さな表示領域を有するウィジェットセットに変更する。
本願の第2の態様は、ディスプレイとプロセッサとメモリとを含む電子装置を提供する。メモリは、コンピュータプログラムを格納するよう構成され、コンピュータプログラムは命令を含み、命令がプロセッサにより実行されると、電子装置は以下のステップを実行可能にされる:電子装置がターゲットアイコンを表示する。ユーザが、ターゲットアイコンに対して第1操作を実行してよい。電子装置が、ターゲットアイコンに対して実行された第1操作を受信する。電子装置が、第1操作に応答して、ターゲットアイコンをウィジェットセットに切り替える。ウィジェットセットは、複数のアプリケーションの複数のウィジェットを含む。電子装置はウィジェットセットを表示する。ターゲットアイコンは、複数のアプリケーションに対応し、複数のアプリケーションの各々はウィジェットに対応する。従って、ターゲットアイコンに対応する複数のアプリケーションの複数のウィジェットは、ターゲットアイコンに基づき決定されてよい。言い換えると、ターゲットアイコンが複数のウィジェットに対応するとき、電子装置は、ターゲットアイコンを、複数のウィジェットを含むウィジェットセットに切り替えてよい。
ターゲットアイコンをウィジェットセットに切り替える可能な方法では、電子装置は、ターゲットアイコンに対して実行されたタッチアンドホールド操作を受信する。電子装置は、タッチアンドホールド操作に応答して、ターゲットアイコンの端にフレームを表示し、例えば、ターゲットアイコンの端に、ターゲットアイコンのサイズ及び形状と一致するフレームを表示する。電子装置が、フレームに対して実行されたストレッチ操作を受信する。電子装置が、ストレッチ操作に応答して、ターゲットアイコンをウィジェットセットに切り替える。
ターゲットアイコンは、アプリケーションのアイコン又はフォルダのアイコンであってよい。
ターゲットアイコンが第1アプリケーションのアイコンであるとき、ユーザが電子装置上に表示された第1アプリケーションのアイコンに対して第1操作を実行した後に、電子装置は第1アプリケーションのアイコンをウィジェットセットに切り替える。この場合、複数のアプリケーションは、第1アプリケーションに関連付けられた1つ以上のアプリケーションを含む。例えば、第1アプリケーションは、ウォレットアプリケーションであってよく、ウォレットアプリケーションは複数の支払いタイプのアプリケーションに関連付けられてよく、電子装置は、ウォレットアプリケーションのアイコンをウィジェットセットに切り替えてよく、ウィジェットセットに含まれる複数のウィジェットは、ウォレットアプリケーションに関連付けられた複数の支払いタイプのアプリケーションのウィジェットである。更に、複数のアプリケーションは、第1アプリケーションを更に含んでよい。例えば、複数のアプリケーションは、第1アプリケーション、及び第1アプリケーションと同じタイプの別のアプリケーションであってよい。言い換えると、ウィジェットセットに含まれる複数のウィジェットは、第1アプリケーションのウィジェットを更に含む。第1アプリケーションのカテゴリは、限定ではないが、支払いカテゴリ、娯楽カテゴリ、教育カテゴリ、読書カテゴリ、及び健康カテゴリを含む。
ターゲットアイコンが任意のフォルダのアイコンであるとき、ユーザが電子装置上に表示されたフォルダのアイコンに対して第1操作を実行した後に、電子装置は、フォルダのアイコンをウィジェットセットに切り替える。この場合、複数のアプリケーションは、フォルダに含まれる複数のアプリケーションであり、ウィジェットセットに含まれる複数のウィジェットは、フォルダの中のアプリケーションのウィジェットである。例えば、フォルダは、アプリケーションA及びアプリケーションBを含んでよい。この場合、フォルダのアイコンがウィジェットセットに切り替えられるとき、ウィジェットセットに含まれる複数のウィジェットは、アプリケーションAのウィジェット及びアプリケーションBのウィジェットである。
ウィジェットセットが比較的多数のウィジェットを含むとき、ウィジェットセットはウィジェットセットの中の全部のウィジェットを表示できない可能性があることが理解できる。この場合、電子装置は、以下の幾つかの方法で、ウィジェットセットの中の表示されるウィジェットを決定してよい。例えば、電子装置は、ウィジェットセットの中のウィジェットを使用する順序で、ウィジェットセットの中の表示されるウィジェットを決定してよい。具体的に言うと、ウィジェットセットの中でユーザにより最後に使用されたウィジェットの表示順序が最初であり、ウィジェットセットの中でユーザにより使用された最後の1つのウィジェットの表示順序が2番目である、等である。別の例では、電子装置は、ウィジェットセット使用頻度に基づき、ウィジェットセットの中の表示されるウィジェットを決定してよい。具体的に言うと、特定の時間範囲内で(例えば、1日又は1週間)、ウィジェットセットの中で最も高い使用頻度でユーザにより使用されたウィジェットの表示順序が最初であり、ウィジェットセットの中で2番目に高い使用頻度でユーザにより使用されたウィジェットの表示順序が2番目である、等である。別の例では、電子装置は、代替として、ユーザ定義設定を通じて、ウィジェットセットの中の表示されるウィジェットを決定してよい。
更に、命令がプロセッサにより実行されると、電子装置は、以下のステップを更に実行可能にされてよい:電子装置は、ウィジェットセットの中の表示されるウィジェットを変更してよい。別の可能な設計では、電子装置がターゲットアイコンをウィジェットセットに切り替えた後に、方法は以下を更に含む:電子装置が、ウィジェットセットに対して実行された第2操作を受信する。第2操作に応答して、電子装置は、ウィジェットセットの中の表示されるウィジェットを変更する。第2操作は、具体的に、スライド操作を含んでよい。
可能な方法では、電子装置は、ウィジェットセットの中の表示されるウィジェットを順番に変更してよく、電子装置は、使用頻度、タイプ、等に基づき、ウィジェットセットに含まれる複数のウィジェットの順序を決定してよい。
別の可能な方法では、命令がプロセッサにより実行されると、電子装置は、以下のステップを更に実行可能にされてよい:電子装置は、スライド操作の方向に基づき、ウィジェットセットの中の表示されるウィジェットを変更する方法を決定してよい。具体的に、第2操作が第1方向のスライド操作である場合、電子装置は、ウィジェットセットの中の表示される第1ウィジェットを第1ウィジェットと同じタイプの第2ウィジェットに変更する。留意すべきことに、ウィジェットA及びウィジェットBが同じタイプであることは、ウィジェットAに対応するアプリケーションAとウィジェットBに対応するアプリケーションBが同じタイプであることを意味する。具体的に、第2操作が第2方向のスライド操作である場合、電子装置は、ウィジェットセットの中の表示される第1ウィジェットを第1ウィジェットと異なるタイプの第3ウィジェットに変更する。複数のアプリケーションが異なるタイプであるとき、ユーザは、表示されるべきウィジェットを素早く変更できる。
ウィジェットセットの中の表示されるウィジェットを変更する前述の2つの方法は、組み合わされてよい。
可能な設計では、命令がプロセッサにより実行されると、電子装置は、以下のステップを更に実行可能にされてよい:電子装置がターゲットアイコンをウィジェットセットに切り替えた後に、電子装置は、ターゲットウィジェットに対して実行された第3操作を受信する。ターゲットウィジェットは、ウィジェットセットの中の表示されるウィジェットである。第3操作に応答して、電子装置は、ターゲットウィジェットに対応するアプリケーションインタフェースを表示する。第3操作は、具体的に、タップ操作であってよい。言い換えると、ウィジェットセットの中の表示されるウィジェットに対して実行されたタップ操作に応答して、電子装置は、ターゲットウィジェットに対応するアプリケーションインタフェースを表示してよい。
可能な設計では、命令がプロセッサにより実行されると、電子装置は、以下のステップを更に実行可能にされてよい:電子装置がターゲットアイコンをウィジェットセットに切り替えた後に、電子装置は、ウィジェットセットに対して実行される第4操作を受信し、電子装置は、第4操作に応答して、ウィジェットセットをターゲットアイコンに切り替える。具体的には、電子装置は、ウィジェットセットに対して実行されたタッチアンドホールドジェスチャ操作を受信し、電子装置は、タッチアンドホールドジェスチャ操作に応答して、ウィジェットセットの端にフレームを表示し、電子装置は、フレームに対して実行された縮小ジェスチャ操作を受信し、電子装置は、縮小ジェスチャ操作に応答して、ウィジェットセットをターゲットアイコンに切り替える。
可能な設計では、命令がプロセッサにより実行されると、電子装置は、以下のステップを更に実行可能にされてよい:電子装置がターゲットアイコンをウィジェットセットに切り替えた後に、電子装置は、ウィジェットセットに対して実行された第5操作を受信し、電子装置は、第5操作に応答して、ウィジェットセットの表示領域のサイズを変更し、例えば、相対的に小さな表示領域を有するウィジェットセットを相対的に大きな表示領域を有するウィジェットセットに変更し、又は相対的に大きな表示領域を有するウィジェットセットを、相対的に小さな表示領域を有するウィジェットセットに変更する。
本願の第3の態様は、命令を含むコンピュータプログラムプロダクトを提供する。命令がコンピュータ上で実行されると、該コンピュータは、第1の態様の実装のうちのいずれか1つの方法を実行可能にされる。
本願の第4の態様は、コンピュータプログラム命令を含むコンピュータ可読記憶媒体を提供する。コンピュータプログラム命令がコンピュータ上で実行されると、該コンピュータは、第1の態様の実装のうちのいずれか1つによる方法を実行可能にされる。
第2の態様による電子装置、第3の態様によるコンピュータプログラムプロダクト、及び第4の態様によるコンピュータ可読記憶媒体は、全て、上述の対応する方法を実行するよう構成されることが理解できる。従って、電子装置、コンピュータプログラムプロダクト、及びコンピュータ可読記憶媒体により達成可能な有利な効果については、上述の対応する方法における有利な効果を参照のこと。詳細はここに説明されない。
以下は、本願の実施形態における添付の図面を参照して、本発明の実施形態における技術的ソリューションを説明する。本願の実施形態の説明では、「/」は、特に断りのない限り、「又は」を意味する。例えば、A/BはA又はBを表してよい。本明細書では、「及び/又は」は、関連付けられたオブジェクト間の関連付け関係のみ記述し、3つの関係が存在し得ることを表す。例えば、A及び/又はBは、以下の3つの場合を表してよい。Aのみが存在する、A及びBの両方が存在する、並びに、Bのみが存在する。更に、本願の実施形態の説明では、「複数の」は、2つ又は2より多くを意味する。
以下の用語「第1」及び「第2」は、単に説明の目的を意図しており、相対的な重要性の指示又は示唆、又は示される技術的特徴の量の暗示的示唆として理解されるべきではない。従って、「第1」又は「第2」により限定される特徴は、明示的又は暗示的に1つ以上の特徴を含んでよい。実施形態の説明では、特に断りの無い限り、「複数の」は、2つ又は2より多くを意味する。
本願の実施形態で提供される方法は、電子装置に適用され得る。電子装置は、携帯電話機、タブレットコンピュータ、ウェアラブル装置、車載装置、拡張現実(augmented reality, AR)装置/仮想現実(virtual reality, VR)装置、ノートブックコンピュータ、ウルトラモバイルパーソナルコンピュータ(ultra-mobile personal computer, UMPC)、ネットブック、又はパーソナルデジタルアシスタント(personal digital assistant, PDA)のような装置を含んでよい。電子装置の特定のタイプは、本願の実施形態において限定されない。
例えば、電子装置は携帯電話機である。図1は、本願の実施形態に関連する携帯電話機100の部分的構造のブロック図である。図1に示されるように、携帯電話機100は、無線周波数(radio frequency, RF)回路110、メモリ120、別の入力装置130、ディスプレイ140、センサ150、オーディオ回路160、I/Oサブシステム170、プロセッサ180、及び電源190のようなコンポーネントを含む。当業者は、図1に示される携帯電話機の構造が携帯電話機に対する限定を構成しないことを理解できる。携帯電話機は、図に示されているものよりも多くの又は少ないコンポーネントを含み、又は幾つかのコンポーネントを組み合わせ、又は幾つかのコンポーネントを分割し、又は異なるコンポーネント配置を有してよい。当業者は、ディスプレイ140がユーザインタフェース(User Interface, UI)に属し、携帯電話機100が図に示されたものより多くの又は少ないユーザインタフェースを含んでよいことを理解できる。
以下は、図1を参照して、携帯電話機100の各コンポーネントを詳細に説明する。
RF回路110は、情報受信又は送信処理又は呼処理において、信号を受信及び送信するよう構成されてよい。特に、基地局からダウンリンク情報を受信した後に、RF回路は、ダウンリンク情報を処理のためにプロセッサ180へ送信する。更に、RF回路は、設計したアップリンクデータを基地局へ送信する。通常、RF回路は、限定ではないが、アンテナ、少なくとも1つの増幅器、トランシーバ、カプラ、低雑音増幅器(low noise amplifier, LNA)、デュプレクサ、等を含む。更に、RF回路110は、ネットワーク及び別の装置と無線通信を通じて更に通信してよい。無線通信は、限定ではないが、グローバルシステムフォーモバイルコミュニケーションズ(global system for mobile communications, GSM)、汎用パケット無線サービス(general packet radio service, GPRS)、符号分割多元接続(code division multiple access, CDMA)、広帯域符号分割多元接続(wideband code division multiple access, WCDMA)、ロングタームエボリューション(long term evolution, LTE)、電子メール、ショートメッセージサービス(short message service, SMS)、等を含む任意の通信標準又はプロトコルを使用してよい。
メモリ120は、ソフトウェアプログラム及びモジュールを格納するよう構成されてよい。プロセッサ180は、メモリ120に格納されたソフトウェアプログラム及びモジュールを実行して、携帯電話機100の種々の機能アプリケーションを実行し及びデータを処理する。メモリ120は、主にプログラム記憶領域及びデータ記憶領域を含んでよい。プログラム記憶領域は、オペレーティングシステム、少なくとも1つの機能(例えば、音声再生機能及び画像再生機能)により必要とされるアプリケーション、等を格納してよい。データ記憶領域は、携帯電話機100が使用されるときに生成されるデータ(例えば、オーディオデータ及び電話帳)等を格納してよい。更に、メモリ120は、高速ランダムアクセスメモリを含んでよく、又は不揮発性メモリ、例えば、少なくとも1つの磁気ディスク記憶装置、フラッシュメモリ、又は別の揮発性固体記憶装置を含んでよい。
別の入力装置130は、入力デジタル又はキャラクタ情報を受信し、ユーザ設定及び携帯電話機100の機能制御に関連するキー信号入力を生成するよう構成されてよい。具体的に、別の入力装置130は、限定ではないが、物理的キーボード、機能ボタン(例えば、音量制御ボタン、又はオン/オフボタン)、トラックボール、マウス、ジョイスティック、光学式マウス(光学式マウスは視覚出力を表示しないタッチ感応表面であるか、又はタッチスクリーンを含むタッチ感応表面の拡張である)、等を含んでよい。別の入力装置130は、I/Oサブシステム170の別の入力装置制御部171に接続され、別の入力装置制御部171の制御下でプロセッサ180と信号相互作用を実行する。
ディスプレイ140は、ユーザにより入力された情報又はユーザのために提供される情報、及び携帯電話機100の種々のメニューを表示するよう構成されてよく、更にユーザ入力を受信してよい。具体的に、ディスプレイ140は、ディスプレイパネル141、及びタッチパネル142を含んでよい。ディスプレイパネル141は、液晶ディスプレイ(liquid crystal display, LCD)、有機発光ダイオード(organic light-emitting diode, OLED)、等の形式で構成されてよい。タッチパネル142は、タッチスクリーン、タッチ感応スクリーン、等とも呼ばれ、タッチパネル142上の又はその近くのユーザの接触又は非接触操作(例えば、指又はスタイラスのような任意の適切なオブジェクト又はアクセサリを用いることによる、タッチパネル142上の又はその近くのユーザの操作、又は動き感知操作。操作は単一点制御操作、複数点制御操作、又は別のタイプの操作を含む。)を収集し、予め設定されたプログラムに基づき対応する接続機器を駆動してよい。任意で、タッチパネル142は、2つの部分:タッチ検出機器及びタッチ制御部、を含んでよい。タッチ検出機器は、タッチ方向及びユーザの姿勢を検出し、タッチ方向によりもたらされる信号を検出し、該信号をタッチ制御部へ転送する。タッチ制御部は、タッチ検出機器からタッチ情報を受信し、タッチ情報をプロセッサにより処理可能な情報に変換し、該情報をプロセッサ180へ送信する。タッチ制御部は、プロセッサ180により送信されたコマンドを受信し実行することもできる。更に、タッチパネル142は、抵抗性タイプ、容量性タイプ、赤外線タイプ、及び表面音響波タイプのような複数のタイプを用いて実装されてよく、或いは、タッチパネル142は、将来開発される任意の技術を用いて実装されてよい。更に、タッチパネル142は、ディスプレイパネル141をカバーしてよい。ユーザは、ディスプレイパネル141上に表示されたコンテンツに基づき(表示されるコンテンツは、限定ではないが、ソフトキーボード、仮想マウス、仮想ボタン、アイコン、等を含む)、ディスプレイパネル141によりカバーされるタッチパネル142上で又はその近くで操作を実行してよい。タッチパネル142上で又はその近くで実行されたタッチ操作を検出した後に、タッチパネル142は、ユーザ入力を決定するためにタッチイベントタイプを決定するよう、I/Oサブシステム170を用いてタッチ操作をプロセッサ180へ転送する。次に、プロセッサ180は、タッチイベントタイプ及びユーザ入力に基づき、I/Oサブシステム170を用いて、対応する視覚出力をディスプレイパネル141上で提供する。図1では、タッチパネル142及びディスプレイパネル141は、携帯電話機100の入力及び入力機能を実施するために、2つの独立したコンポーネントとして使用される。しかしながら、幾つかの実施形態では、タッチパネル142及びディスプレイパネル141は、携帯電話機100の入力及び出力機能を実施するために、統合されてよい。
携帯電話機100は、少なくとも1つのタイプのセンサ150、例えば、光センサ、動きセンサ、及び別のセンサを更に含んでよい。具体的に、光センサは、周囲光センサ及び近接センサを含んでよい。周囲光センサは、周囲光の明るさに基づき、ディスプレイパネル141の輝度を調整してよい。近接センサは、携帯電話機100が耳へと移動すると、ディスプレイパネル141及び/又はバックライトをオフにしてよい。動きセンサのように、加速度センサは、種々の方向の(通常は3軸上の)加速度の値を検出してよく、携帯電話機が静止しているとき重力の値及び方向を検出してよく、携帯電話機の姿勢を認識するためのアプリケーション(例えば、ランドスケープモードとポートレートモードとの間の切り替え、関連するゲーム、又は磁力計姿勢較正)、振動認識に関連する機能(例えば、歩数計又はキーストローク)、等に適用されてよい。携帯電話機100上で更に構成され得る別のセンサ、例えばジャイロスコープ、気圧計、晴雨計、温度計、又は赤外センサについては、詳細は本願明細書に記載されない。
オーディオ回路160、スピーカ161、及びマイクロフォン162は、ユーザと携帯電話機100との間のオーディオインタフェースを提供してよい。オーディオ回路160は、スピーカ161へ、受信したオーディオデータから変換された信号を送信してよい。スピーカ161は、信号を出力のために音声信号に変換する。更に、マイクロフォン162は、収集した音声信号を信号に変換する。オーディオ回路160は、信号を受信し、信号をオーディオデータに変換し、次に、オーディオデータを例えば別の携帯電話機へ送信するためにオーディオデータをRF回路108に出力するか、又はオーディオデータを更なる処理のためにメモリ120へと出力する。
I/Oサブシステム170は、入力及び出力のために外部装置を制御するよう構成され、別の入力装置制御部171、センサ制御部172、及びディスプレイ制御部173を含んでよい。任意で、1つ以上の別の入力制御装置制御部171は、別の入力装置130から信号を受信し、及び/又は信号を別の入力装置130へ送信する。別の入力装置130は、物理的ボタン(プレスボタン、ロッカーボタン、等)、ダイヤル、スライダスイッチ、ジョイスティック、クリックスクロールウイール、及び光学式マウス(光学式マウスは視覚出力を表示しないタッチ感応表面であるか、又はタッチスクリーンを含むタッチ感応表面の拡張である)を含んでよい。留意すべきことに、別の入力制御装置制御部171は、前述の装置のうちの任意の1つ以上に接続されてよい。I/Oサブシステム170の中のディスプレイ制御部173は、ディスプレイ140から信号を受信し、又はディスプレイ140へ信号を送信する。ディスプレイ140がユーザ入力を検出した後に、ディスプレイ制御部173は、人間-機械相互作用を実施するために、検出したユーザ入力をディスプレイ140上に表示されたユーザインタフェースオブジェクトとの相互作用に変換する。センサ制御部172は、1つ以上のセンサ150から信号を受信し、及び/又は1つ以上のセンサ150へ信号を送信してよい。
プロセッサ180は、携帯電話機100の制御センタであり、種々のインタフェース及び線を通じて携帯電話機の各部分に接続される。プロセッサは、携帯電話機に対する全体的モニタリングを実行するために、携帯電話機100の種々の機能を実行し、メモリ120に格納されたソフトウェアプログラム及び/又はモジュールを走らせ又は実行し、メモリ120に格納されたデータを呼び出すことにより、データを処理する。任意で、プロセッサ180は、1つ以上の処理ユニットを含んでよい。望ましくは、プロセッサ180は、アプリケーションプロセッサ及びモデムプロセッサを統合してよい。アプリケーションプロセッサは、主に、オペレーティングシステム、ユーザインタフェース、アプリケーション、等を処理する。モデムプロセッサは、主に、無線通信を処理する。前述のモデムプロセッサはプロセッサ180に統合されなくてよいことが理解できる。
携帯電話機100は、各コンポーネントに電力を供給する電源190(例えば、バッテリ)を更に含む。任意で、電源は、電力管理システムを通じて、プロセッサ180に論理的に接続されてよく、電力管理システムを通じて充電管理、放電管理、及び電力消費管理のような機能を実施する。
携帯電話機100は、図中に示されないが、カメラ、Bluetoothモジュール、等を更に含んでよい。詳細はここに説明されない。
現在、ユーザが電子装置のホーム画面にウィジェットを追加する必要があるとき、ユーザは、通常、電子装置のホーム画面をピンチアンドストレッチ、又はタッチアンドホールドして、電子装置のホーム画面編集インタフェースに入る必要があり、次に、ホーム画面にウィジェットを追加するために、ホーム画面編集インタフェースの最下部にあるツールバー上のウィジェットの制御をタップする。ユーザが複数の異なるウィジェットを追加する必要があるとき、ユーザは、通常、更に、ツールバー上のスライド選択を実行し、ツールバー上の複数のウィジェットから、追加する必要のあるウィジェットを選択する必要がある。操作方法は煩雑であり、ユーザがウィジェットを追加するのに不便である。
これに鑑み、本願の実施形態はウィジェット処理方法を提供する。電子装置のホーム画面上のターゲットアイコンを操作することにより、ターゲットアイコンは、ウィジェットに切り替えられてよく、その結果、ウィジェットを電子装置のホーム画面に素早く追加でき、操作は簡単且つ迅速である。更に、ターゲットアイコンが複数のウィジェットに対応するとき、ターゲットアイコンを操作することにより、ターゲットアイコンは複数のウィジェットを含むウィジェットセットに切り替えられてよい。従って、複数の異なるウィジェットが、電子装置のホーム画面上に追加される。
以下は、添付の図面を参照して、本願の実施形態において提供されるウィジェット処理方法を詳細に説明する。説明を簡単にするために、以下は、説明のために電子装置が携帯電話機である例を用いる。
図2は、本願の実施形態によるウィジェット処理方法の概略フローチャートである。図2に示すように、ウィジェット処理方法は、以下のステップを含んでよい。
201:携帯電話機は、ターゲットアイコン上の操作1を受信する。
ユーザが携帯電話機のホーム画面上にウィジェットを追加する必要があるとき、ユーザは、ターゲットアイコンをウィジェットに切り替えるよう携帯電話機をトリガするために、携帯電話機のホーム画面上のターゲットアイコンに対する操作1を実行してよい。言い換えると、操作1は、ターゲットアイコンをウィジェットに切り替えるために使用される。操作1は、ユーザにより入力されるプリセットジェスチャ操作又は音声命令であってよい。本願の本実施形態において、操作1は限定されない。
ターゲットアイコンは、アプリケーションのアイコン又はフォルダのアイコンのように携帯電話機のホーム画面上に設定されてよい、アプリケーション又はフォルダに入るためのショートカットとして使用されるアイコンを含む。代替として、ターゲットアイコンは、別のインタフェース上のアイコンであってよい。例えば、ターゲットアイコンは、制御センタインタフェース上のボタンアイコンを更に含んでよく、機能を有効にするためのショートカットとして使用される。本願の本実施形態において、ターゲットアイコンは限定されない。
可能な実装では、ターゲットアイコンは、携帯電話機のホーム画面上のアプリケーションのアイコンであってよく、ユーザにより入力されるプリセットジェスチャは、タッチアンドホールド操作及びストレッチジェスチャ操作であってよい。例えば、図3(a)に示されるように、「ウォレット」のアイコン(以下ではウォレットアイコンと呼ばれる)が、携帯電話機のホーム画面上に表示される。ユーザは、ウォレットアイコンをタッチアンドホールドしてよく、携帯電話機は、ウォレットアイコンに対してユーザにより実行されたタッチアンドホールド操作を受信する。図3(b)に示されるように、携帯電話機は、ウォレットアイコンに対してユーザにより実行されたタッチアンドホールドジェスチャ操作に応答して、ウォレットアイコンの周囲にフレームを表示する。フレームは、ユーザに、フレームをストレッチするよう指示するために使用される。ユーザは、ウォレットアイコンの周囲のフレームをタップし、フレームをストレッチしてよい。携帯電話機は、ウォレットアイコンの周囲のフレームに対してユーザにより実行されたストレッチジェスチャ操作を受信する。言い換えると、携帯電話機は、ウォレットアイコンに対して実行された操作1を受信する。
可能な実装では、ユーザにより入力された音声命令がターゲットアイコンに対する音声のセグメントであってよい。例えば、ユーザは、音声「ウォレットアイコンをウォレットセットに切り替える」を入力してよい。携帯電話機が、マイクロフォンを用いて、ユーザにより入力された音声を受信すると、携帯電話機は、ウォレットアイコンに対して実行された操作1を受信する。
202:電子装置が、第1操作に応答して、ターゲットアイコンをウィジェットに切り替える。
ターゲットアイコンが1つのウィジェットに対応するとき、ターゲットアイコンは1つのウィジェットに切り替えられる。
ターゲットアイコンが複数のウィジェットに対応するとき、ターゲットアイコンはウィジェットセットに切り替えられる。ウィジェットセットは複数のウィジェットを含み、複数のウィジェットは複数のアプリケーションに各々対応する。
ウィジェットは、携帯電話機のホーム画面上に埋め込まれたマイクロアプリケーションビューであってよい。或いは、ウィジェットは、携帯電話機のディスプレイインタフェース上に埋め込まれアプリケーション情報、例えばカードを含む別のマイクロウィンドウであってよい。言い換えると、ウィジェットは、携帯電話機のディスプレイインタフェース上にアプリケーション情報を表示するために使用される表示モードであるか、又はウィジェットは別の表示モードであってよい。本願の本実施形態では、特定のウィジェット表示モードは限定されない。
具体的に、携帯電話機がホーム画面上のターゲットアイコンに対してユーザにより実行された操作1を受信した後に、携帯電話機は、操作1に応答して、ホーム画面上のターゲットアイコンをウィジェットセットに切り替える。ウィジェットセットは、複数の異なるウィジェットを含む。携帯電話機は、ウィジェットセットにより占有される表示領域に、ウィジェットセットの中の1つ以上のウィジェットを表示してよい。
例えば、図3(c)に示すように、ウォレットアイコンは、「Alipay支払いコード」ウィジェット及び「WeChat支払いコード」ウィジェットに関連付けられる。この場合、ウォレットアイコンに対してユーザにより実行された操作1に応答して、携帯電話機は、ウォレットアイコンを「Alipay支払いコード」ウィジェット及び「WeChat支払いコード」ウィジェットを含むウィジェットセットに切り替える。
留意すべきことに、携帯電話機がターゲットアイコンをウィジェットセットに切り替える実装は、限定ではないが、以下を含む:携帯電話機が操作1を受信した後に、携帯電話機上のホーム画面処理は、ターゲットアイコンに対応するアプリケーションに関連付けられた複数のウィジェットを決定し、ホーム画面上にウィジェットセットを表示するために、複数のウィジェットをAppWidgetHostコンテナにバインドする。AppWidgetHostコンテナは、ウィジェットを収容し、ホーム画面上のコンテナ内にウィジェットを表示するよう構成される。AppWidgetHostコンテナ内で、ウィジェットセットの中の複数のウィジェットは、上から下へスタックされてよい。
携帯電話機は、ウィジェットセットにより占有される表示領域にウィジェットセットの中の1つのウィジェットを表示してよいことが理解できる。例えば、図3(c)に示すように、携帯電話機は、ウィジェットセットの表示領域にウィジェットセットの中の「Alipay支払いコード」ウィジェットを表示する。代替として、携帯電話機は、ウィジェットセットにより占有される表示領域に、ウィジェットセットの中の複数のウィジェットを表示してよい。例えば、図3(e)に示すように、携帯電話機は、ウィジェットセットの表示領域にウィジェットセットの中の「Alipay支払いコード」ウィジェット及び「WeChat支払いコード」ウィジェットを表示する。
幾つかの実施形態では、携帯電話機がターゲットアイコンをウィジェットセットに切り替えた後に、携帯電話機は、ターゲットウィジェットに対して実行された操作2を受信してよい。ターゲットウィジェットは、ウィジェットセットの中のウィジェットであってよい。操作2に応答して、携帯電話機は、ターゲットウィジェットに対応するアプリケーションインタフェースに入る。言い換えると、操作2は、ターゲットウィジェットに対応するアプリケーションインタフェースを表示するために使用される。操作2は、ユーザにより入力されるプリセットジェスチャ操作又は音声命令であってよい。例えば、ユーザに入力されたプリセットジェスチャは、タップジェスチャ、圧力認識ジェスチャ、タッチアンドホールドジェスチャ、面積変更ジェスチャ、ダブルプレスジェスチャ、及びダブルタップジェスチャ、のうちのいずれか1つであってよい。
可能な実装では、ユーザに入力されたプリセットジェスチャは、タップジェスチャであってよい。例えば、ユーザが図3(c)においてウィジェットセットの中の表示される「Alipay支払いコード」ウィジェットをタップする操作2に応答して、図3(d)に示すように、携帯電話機は、「Alipay支払いコード」ウィジェットに対応する支払いインタフェースに入り、言い換えると、2次元コード形式で「Alipay」における対応する支払いコードを表示する。別の例では、ユーザが図3(e)においてウィジェットセットの中の表示される「WeChat支払いコード」ウィジェットをタップする操作2に応答して、図3(f)に示すように、携帯電話機は、「WeChat支払いコード」ウィジェットに対応する支払い収集インタフェースに入り、言い換えると、2次元コード形式で「WeChat」における対応する支払いコードを表示する。
ユーザは、通常、日常生活で携帯電話機内の幾つかのアプリケーションの機能を頻繁に使用することが理解できる。例えば、携帯電話機内の異なる支払いアプリケーションの支払い機能では、商品を購入する又はレストランで消費するとき、ユーザは、携帯電話機内の「Alipay」の支払い機能を使用する必要があってよく、具体的には、「Alipay」の支払いインタフェースを店員に提示する必要があってよい。別のユーザとのトランザクションを実行するとき、ユーザは、代替として、携帯電話機内の「WeChat」の支払い収集又は支払い機能を使用する必要があってよく、具体的には、「WeChat」の支払い収集又は支払いインタフェースを別のユーザに表示する必要があってよい。本実施形態では、操作1を受信することにより、携帯電話機は、ウォレットアイコンを、複数のウィジェットを含むウィジェットセットに切り替える。従って、複数のウィジェットは、携帯電話機のホーム画面上に迅速に且つ簡単に追加されることができる。これは、ユーザがホーム画面上のウィジェットを操作し、対応するアプリケーションインタフェースに素早く入ることを助けることができる。
ウィジェットセットを表示するために使用される空間が比較的小さいとき、言い換えると、ウィジェットセットにより占有される表示領域の面積が比較的小さいとき、ウィジェットセットは、携帯電話機のホーム画面上のウィジェットセットの中に全部のウィジェットを同時に表示することができなくてもよい。ユーザがウィジェットセットの中に表示されない別のウィジェットをプレビュー又は操作するのを助けるために、ウィジェットセットに対してユーザにより実行された操作3に応答して、携帯電話機は、ウィジェットセットの中の表示されるウィジェットを変更してよい。言い換えると、操作3は、ウィジェットセットの中の表示されるウィジェットを変更するために使用される。
例えば、図4(a)~図4(c)に示すように、ウォレットアイコンは、操作1に応答して、図4(c)に示されるウィジェットセットに切り替えられる。特定の切り替え処理については、図3(a)~図3(c)に対応する説明を参照する。詳細はここで再び記載されない。図4(d)に示すように、ユーザはウィジェットセットに対してスライド操作を実行し、具体的には、ユーザはウィジェットセットの中の表示される「Alipay支払いコード」ウィジェットをプレスしホールドし、右へスライドする。図4(e)に示すように、ウィジェットセットに対してユーザにより実行されたスライド操作に応答して、携帯電話機は、ウィジェットセットの中の表示されるウィジェットを、「WeChat支払いコード」ウィジェットに変更する。切り替えの後、ユーザは、ウィジェットセットの中の「WeChat支払いコード」ウィジェットに対するタップ操作を実行して、対応する支払い収集インタフェースに入ってよい。図4(f)に示すように、ウィジェットセットの中の「WeChat支払いコード」ウィジェットに対してユーザにより実行されたタップ操作に応答して、携帯電話機は、「WeChat支払いコード」ウィジェットに対応する支払い収集インタフェースに入る。
留意すべきことに、ウィジェットセットがAppWidgetHostコンテナを用いて表示されるとき、携帯電話機がウィジェットセットの中の表示されるウィジェットを変更する方法は、限定ではないが、最上位層ウィジェットに対してユーザにより実行された右スライド操作に応答して、最上位層ウィジェットのスライドアウトアニメーションを表示すること、及び最上位層にある次のアプリケーションのウィジェットを表示すること、を含む。
前述の実施形態では、操作3が右スライド操作である例が説明のために使用される。本願の本実施形態において、操作3は限定されないことが理解できる。例えば、図5(a)~図5(c)に示すように、操作3は、図5(a)に示される上スライド操作又は下スライド操作、又は図5(b)に示される左スライド操作又は右スライド操作、又は図5(c)に示される斜めスライド操作、であってよい。別の例では、携帯電話機は、ウィジェットセットの中の表示されるウィジェットを変更するための仮想ボタンを表示してよい。この場合、操作3は、仮想ボタンをタップすることであってよい。仮想ボタンは、異なる位置に表示されてよい。例えば、仮想ボタンは、図5(d)に示されるウィジェットセットの上側又は下側に、又は図5(e)に示されるウィジェットセットの左側又は右側に、又は図5(f)に示されるウィジェットセットの2つの斜めの角に表示されてよい。
携帯電話機のホーム画面上に表示されるウィジェットセットのサイズについて、異なるユーザが異なる要件を有してよい。何人かのユーザは、ウィジェットセットがユーザにより頻繁に使用される複数のウィジェットを同時に表示できるように、携帯電話機のホーム画面上に表示されるウィジェットセットが可能な限り大きくなり得ることを望んでよい。何人かのユーザは、ウィジェットセットが携帯電話機のホーム画面上で過度に大きな空間を占有するために他のアプリケーションアイコンの通常の分布が影響されるのを防ぐために、携帯電話機のホーム画面上に表示されるウィジェットセットが可能な限り小さくなり得ることを望んでよい。従って、本実施形態では、携帯電話機は、ターゲットアイコンに対してユーザにより実行される異なる操作に基づき、ターゲットアイコンを、異なるサイズのウィジェットセットに切り替えてよい。
幾つかの実施形態では、携帯電話機がターゲットアイコンに対して実行された操作1を受信した後に、携帯電話機は、操作1に基づきウィジェットセットの面積を決定し、言い換えると、ウィジェットセットの表示領域の面積サイズを決定してよい。携帯電話機がターゲットアイコンをウィジェットセットに切り替えるとき、携帯電話機は、ウィジェットセットの決定された面積に基づき、ターゲットアイコンを、プリセットサイズのウィジェットセットに切り替えてよい。
例えば、図6(a)に示すように、ユーザがウォレットアイコンに対してタッチアンドホールド操作を実行した後に、ウォレットアイコンに対してユーザにより実行されたタッチアンドホールド操作に応答して、携帯電話機は、ウォレットアイコンの周囲に、ウォレットアイコンのサイズ及び形状に適合するフレームを生成する。1つ以上の点がフレームの4辺の各々に表示されて、フレームをストレッチするために点をプレスアンドホールドするようユーザを促してよい。図6(b)に示すように、ユーザがフレームをストレッチするためにウォレットアイコンのフレーム上の点をプレスアンドホールドする処理において、携帯電話機のホーム画面上で、フレームに対してユーザにより実行されたストレッチ操作に応答して、携帯電話機は、フレームをストレッチするアニメーション処理を表示してよい。ユーザがフレームに対してストレッチ操作を実行するのを停止した後に、言い換えると、ユーザがフレームをリリースした後に、携帯電話機は、ストレッチの後にユーザにより取得されたフレームの面積を検出してよい。フレームの面積がプリセット条件を満たすとき、携帯電話機は、ウォレットアイコンを対応するサイズのウィジェットセットに切り替える。図6(b)に示すように、ストレッチの後にユーザにより取得されたフレームは、比較的小さい面積の正方形フレームである。図6(c)に示すように、携帯電話機が、ストレッチの後に取得されたフレームの面積が第1閾値に達することを検出すると、携帯電話機は、ウォレットアイコンを、「2×2」ウィジェットセット(単一のアプリケーションアイコンの面積単位が1である、つまりアプリケーションアイコンの面積が「1×1」である)に切り替え、「2×2」ウィジェットセットは1つのウィジェットを表示できる。
別の例では、図6(b)に示すように、ユーザがフレームをストレッチした後に、ストレッチの後にユーザにより取得されたフレームは、比較的大きい面積の長方形フレームである。図6(e)に示すように、携帯電話機が、ストレッチの後に取得されたフレームの面積が第2閾値に達することを検出すると、携帯電話機は、ウォレットアイコンを、「4×2」ウィジェットセットに切り替え、「4×2」ウィジェットセットは2個のウィジェットを同時に表示できる。
第1閾値及び第2閾値は、プリセット値であってよい。例えば、携帯電話機のホーム画面上の単一のアプリケーションアイコンに対応する面積が1であると仮定すると、第1閾値は4であってよく、第2閾値は8であってよい。
幾つかの可能な実装では、複数の閾値が、携帯電話機上に予め設定されてよい。ストレッチの後に取得されたフレームの面積が対応する閾値に達するとき、携帯電話機は、ターゲットアイコンを、閾値の下の対応するサイズのウィジェットセットに切り替えてよい。例えば、ストレッチの後に取得されたフレームの面積が6に達すると、携帯電話機は、ターゲットアイコンを、「2×3」又は「3×2」ウィジェットセットに切り替えてよい。或いは、ストレッチの後に取得されたフレームの面積が12に達すると、携帯電話機は、ターゲットアイコンを、「4×3」又は「3×4」ウィジェットセットに切り替えてよい。閾値及び量は、本願の本実施形態において限定されない。
言い換えると、本実施形態では、ユーザがフレームをストレッチした後に、携帯電話機は、フレームの面積に基づきウィジェットセットのサイズを決定するために、ストレッチの後に取得されたフレームに対応する面積を決定してよい。その結果、携帯電話機は、ターゲットアイコンをプリセットサイズのウィジェットセットに切り替えることができる。
幾つかの実施形態では、携帯電話機が、ターゲットアイコンに対して実行された操作1を受信した後に、携帯電話機は、操作1に基づき、ウィジェットセットの面積、及び長さ-幅比(つまり、ウィジェットセットの幅に対する長さの比)を決定してよい。携帯電話機がターゲットアイコンをウィジェットセットに切り替えるとき、携帯電話機は、ウィジェットセットの決定された面積及び長さ-幅比に基づき、ターゲットアイコンを、プリセットサイズのウィジェットセットに切り替えてよい。
例えば、ユーザがターゲットアイコンのフレームをストレッチした後に、フレームの面積が6に達し、長さ-幅比が3/2に達すると、携帯電話機は、ウィジェットセットの面積が6であり、長さ-幅比が3/2であると決定し、言い換えると、携帯電話機は、ターゲットアイコンを「3×2」ウィジェットセットに切り替えてよい。別の例では、フレームの面積が8に達し、長さ-幅比が4/2に達すると、携帯電話機は、ウィジェットセットの面積が8であり、長さ-幅比が4/2であると決定し、言い換えると、携帯電話機は、ターゲットアイコンを「4×2」ウィジェットセットに切り替えてよい。
言い換えると、本実施形態では、ユーザがフレームをストレッチした後に、携帯電話機は、ストレッチした後に取得されたフレームに対応する面積、及び長さ-幅比を決定してよい。フレームの面積及び長さ-幅比の両方が特定の条件を満たすとき、携帯電話機は、ウォレットアイコンをプリセットサイズのウィジェットセットに切り替える。
幾つかの場合には、ユーザがターゲットアイコンをウィジェットセットに切り替えた後に、ユーザは、ウィジェットセットをアイコンへと切り替えて戻す必要があってよい。例えば、ユーザが新たに別のアプリケーションを携帯電話機にインストールした後に、ウィジェットセットが携帯電話機のホーム画面上で比較的大きな空間を占有するために、携帯電話機のホーム画面上の空間が不十分であるとき、ユーザは、ウィジェットセットを、比較的小さい空間を占有するアイコンへと切り替える必要があってよい。別の例では、ユーザがウィジェットセットの中のウィジェットをあまり頻繁に使用しないとき、ユーザは、ウィジェットセットをアイコンに切り替える必要があってもよい。これは、携帯電話機のホーム画面の美的外観を保証する。
従って、幾つかの実施形態では、ユーザは、ウィジェットセットに対して第4操作を実行してよく、携帯電話機は、操作4に応答して、ウィジェットセットをターゲットアイコンに切り替える。言い換えると、操作4は、ウィジェットセットをターゲットアイコンに切り替えるために使用される。
幾つかの可能な実装では、ウィジェットセットをアイコンに切り替えるために使用される操作4は、タッチアンドホールドジェスチャ操作、及び縮小ジェスチャ操作であってよい。例えば、図7(a)に示すように、ユーザは、携帯電話機のホーム画面上のウィジェットセットに対してタッチアンドホールド操作を実行し、携帯電話機は、ウィジェットセットに対してユーザにより実行されたタッチアンドホールド操作を受信する。例えば、図7(b)に示すように、ウィジェットセットに対してユーザにより実行されタッチアンドホールド操作に応答して、携帯電話機は、ウィジェットセットの周囲に、ウィジェットセットのサイズ及び形状に適合するフレームを生成する。1つ以上の点がフレームの4辺の各々に表示されて、フレームのサイズを制御するために点をプレスアンドホールドするようユーザを促してよい。ユーザは、左下角へ向かって縮小するようフレームを制御するために、フレーム上の点をプレスアンドホールドし、携帯電話機は、ウィジェットセットに対してユーザにより実行された縮小操作を受信してよい。図7(c)に示されるように、携帯電話機は、ウィジェットセットに対してユーザにより実行された縮小操作に応答して、ウィジェットセットをウォレットアイコンに切り替える。
幾つかの他の可能な実装では、ウィジェットセットをアイコンに切り替えるために使用される操作4は、タッチアンドホールドジェスチャ操作、及びピンチジェスチャ操作であってよい。例えば、図8(a)に示すように、ユーザは、携帯電話機のホーム画面上のウィジェットセットに対してタッチアンドホールド操作を実行し、携帯電話機は、ウィジェットセットに対してユーザにより実行されたタッチアンドホールド操作を受信してよい。図8(b)に示すように、ウィジェットセットに対してユーザにより実行されたタッチアンドホールド操作に応答して、携帯電話機は、ウィジェットセットの周囲にウィジェットセットのサイズ及び形状に適合するフレームを生成し、ウィジェットセットの形状を変更するようユーザを促す。ユーザは、ウィジェットセットに対してピンチ操作を実行し、携帯電話機は、ウィジェットセットに対してユーザにより実行されたピンチジェスチャ操作を受信してよい。図8(c)に示されるように、携帯電話機は、ウィジェットセットに対してユーザにより実行されたピンチ操作に応答して、ウィジェットセットをウォレットアイコンに切り替える。
幾つかの場合には、ユーザは、ウィジェットセットの表示領域のサイズを変更する必要があってよい。例えば、ウィジェットセットが携帯電話機のホーム画面上で比較的大きな空間を占有するとき、ユーザは、ウィジェットセットを比較的小さな形状に変更する必要があってよい。別の例では、ウィジェットセットが比較的少数のウィジェットを表示できるとき、ユーザは、ウィジェットセットを比較的大きな形状に変更する必要があってよい。
幾つかの実施形態では、ユーザは、ウィジェットセットに対して操作5を実行してよく、携帯電話機は、ウィジェットセットに対してユーザにより実行された操作5を受信し、携帯電話機はウィジェットセットの表示領域のサイズを変更し、例えば、比較的小さなウィジェットセットを比較的大きなウィジェットセットに変更するか、又は比較的大きなウィジェットセットを比較的小さなウィジェットセットに変更する。言い換えると、操作5は、ウィジェットセットの表示領域のサイズを変更するために使用される。
幾つかの可能な実装では、ウィジェットセットのサイズを変更するために使用される操作5は、タッチアンドホールドジェスチャ操作、及び縮小ジェスチャ操作であってよい。例えば、図9(a)に示すように、ユーザは、携帯電話機のホーム画面上のウィジェットセットに対してタッチアンドホールド操作を実行し、携帯電話機は、ウィジェットセットに対してユーザにより実行されたタッチアンドホールド操作を受信してよい。図9(b)に示すように、ウィジェットセットに対してユーザにより実行されたタッチアンドホールド操作に応答して、携帯電話機は、ウィジェットセットの周囲にウィジェットセットのサイズ及び形状に適合するフレームを生成する。ユーザは、1個のウィジェットが表示できるまで、フレーム上の点をプレスアンドホールドして、フレームを左へ縮小するよう制御する。携帯電話機は、ウィジェットセットに対してユーザにより実行された縮小操作を受信してよい。図9(c)に示されるように、携帯電話機は、ウィジェットセットに対してユーザにより実行された縮小操作に応答して、「4×2」ウィジェットセットを「2×2」ウィジェットセットに変更する。図9(d)に示されるように、ユーザは、より小さなウィジェットセットに対して縮小操作を実行し続けてよく、携帯電話機は、より小さなウィジェットセットに対してユーザにより実行される縮小操作を受信してよい。図9(e)に示されるように、携帯電話機は、より小さなウィジェットセットに対してユーザにより実行された縮小操作に応答して、ウィジェットセットをウォレットアイコンに切り替える。
前述の例は、ウォレットアイコンを例として使用することにより説明されたことが理解できる。しかしながら、ウィジェットセットへの切り替えが可能なアイコンはそれに限定されず、任意のタイプのアプリケーションのアイコン、音楽を再生するために使用されるアプリケーション又は通信のために使用されるアプリケーションに対応するアイコンであってよい。
例えば、図10(a)~図10(c)に示されるように、「音楽」のアイコン(以下では音楽アイコンと呼ばれる)が、携帯電話機のホーム画面上に表示される。音楽アイコンは、「音楽1」ウィジェット及び「音楽2」ウィジェットに対応する。携帯電話機が、第1操作に応答して、音楽アイコンを図10(c)に示されるウィジェットセットに切り替える。ウィジェットセットは、「音楽1」ウィジェット及び「音楽2」ウィジェットを表示する。特定の切り替え処理については、図3(a)~図3(c)に対応する説明を参照する。詳細はここで再び記載されない。
ターゲットアイコンをウィジェットセットに切り替える処理において、携帯電話機は、通常、先ず、ウィジェットセットの中の複数のウィジェットを決定する必要がある。幾つかの可能な実装では、携帯電話機は、ターゲットアイコンに基づき、ウィジェットセットに対応する複数のウィジェットを自動的に決定してよい。或いは、携帯電話機は、ユーザ設定に基づき、ウィジェットセットに対応する複数のウィジェットを決定してよい。
携帯電話機が、ターゲットアイコンに対応する複数のウィジェットを自動的に決定する方法は、限定ではないが、以下の複数の方法を含む:
例えば、ウォレットアイコンは、携帯電話機のホーム画面上に表示され、ウォレットに対応する「ウォレット」は、「Alipay」及び「WeChat」に関連付けられ、「Alipay」は「Alipay支払いコード」ウィジェットを有し、「WeChat」は「WeChat支払いコード」ウィジェットを有する。この場合、ウォレットに関連付けられた「Alipay支払いコード」ウィジェット及び「WeChat支払いコード」ウィジェットは、ウォレットアイコンに基づき決定されてよい。言い換えると、ターゲットアイコンがアプリケーションのアイコンであるとき、携帯電話機は、ターゲットアイコンに対応するアプリケーションに基づき、該アプリケーションに関連付けられた複数の他のアプリケーションを決定し、次に、複数の他のアプリケーションに対応する複数のウィジェットを決定してよい。複数のウィジェットは、ウィジェットセットに対応するウィジェットである。
別の例では、フォルダアイコンが、携帯電話機のホーム画面上に表示され、フォルダは「Alipay」及び「WeChat」を含み、「Alipay」は「Alipay支払いコード」ウィジェットを有し、「WeChat」は「WeChat支払いコード」ウィジェットを有する。この場合、フォルダ内のアプリケーションに対応する「Alipay支払いコード」ウィジェット及び「WeChat支払いコード」ウィジェットは、フォルダのアイコンに基づき決定されてよい。言い換えると、ターゲットアイコンがフォルダのアイコンであるとき、携帯電話機は、先ず、フォルダに含まれるアプリケーションを決定し、次に、ウィジェットセットに対応する複数のウィジェットを決定するために、フォルダに含まれるアプリケーションに対応するウィジェットを決定する。
別の例では、ウォレットアイコンが携帯電話機のホーム画面上に表示され、「WeChat」及び「Alipay」が携帯電話機にインストールされている。この場合、携帯電話機は、ウォレットアイコンに基づき、「ウォレット」と同じタイプである「WeChat」及び「Alipay」を決定し、次に、ウォレットアイコンに対応する「Alipay支払いコード」ウィジェット及び「WeChat支払いコード」ウィジェットを決定してよい。代替として、音楽アイコンが携帯電話機のホーム画面上に表示され、「音楽1」及び「音楽2」が携帯電話機にインストールされている。この場合、携帯電話機は、音楽アイコンに基づき、「音楽」と同じタイプである「音楽1」及び「音楽2」を決定し、次に、音楽アイコンに対応する「音楽1」ウィジェット及び「音楽2」ウィジェットを決定してよい。言い換えると、ターゲットアイコンがアプリケーションのアイコンであるとき、携帯電話機は、先ず、ターゲットアイコンに対応するアプリケーションのタイプ(例えば、支払いタイプ、音楽タイプ、又はゲームタイプ)を決定し、次に、携帯電話機の中のターゲットアイコンと同じタイプの他のアプリケーションを決定し、最後に、他のアプリケーションに対応する複数のウィジェットを決定する。複数のウィジェットは、ウィジェットセットに対応するウィジェットである。
携帯電話機が、ユーザ設定に基づき、ウィジェットセットに対応する複数のウィジェットを決定し得る方法は、限定ではないが、以下の方法を含む:
例えば、図11(a)に示すように、ユーザはウォレットアイコンをタップし、携帯電話機は、ウォレットアイコンに対してユーザにより実行されたタップ操作を受信する。図11(b)に示すように、携帯電話機は、ウォレットアイコンに対してユーザにより実行されたタップ操作に応答して、「ウォレット」のホームページインタフェースに入り、ユーザは、ホームページインタフェース上の「支払いコード」コンポーネントに対してタップ操作を実行してよい。図11(c)に示すように、携帯電話機は、「支払いコード」コンポーネントに対してユーザにより実行されたタップ操作に応答して、支払いコードインタフェースに入り、支払いコードインタフェースは、「ウォレット」に関連付けられた支払いコードを表示してよく、ユーザは、支払いコードインタフェース上の「設定」コンポーネントに対するタップ操作を実行してよい。図11(d)に示すように、携帯電話機は、支払いコードインタフェース上の「設定」コンポーネントに対してユーザにより実行されたタップ操作に応答して、支払いコード設定インタフェースに入り、支払いコード設定インタフェースは、「ウィジェット関連付け設定」コンポーネントを表示し、ユーザは、「ウィジェット関連付け設定」コンポーネントに対するタップ操作を実行してよい。図11(e)に示すように、携帯電話機は、支払いコード設定インタフェース上の「ウィジェット関連付け設定」コンポーネントに対してユーザにより実行されたタップ操作に応答して、ウィジェット関連付け設定インタフェースに入り、ウィジェット関連付け設定インタフェースは、「WeChat支払いコード」ウィジェット及び「Alipay支払いコード」ウィジェットのような「ウォレット」に関連付けることができるウィジェットを表示してよい。ユーザは、「ウォレット」を「WeChat支払いコード」ウィジェット及び「Alipay支払いコード」ウィジェットに関連付けるために、ウィジェット関連付け設定インタフェース上のの「全て」コンポーネントをタップして、ウィジェット関連付け設定インタフェース上の現在の全部のウィジェットを選択してよい。ユーザが「ウォレット」を「WeChat支払いコード」ウィジェット及び「Alipay支払いコード」ウィジェットに関連付けた後に、携帯電話機は、ウォレットアイコンに対応する「ウォレット」に基づき、「WeChat支払いコード」ウィジェット及び「Alipay支払いコード」ウィジェットを決定してよい。この場合、「WeChat支払いコード」ウィジェット及び「Alipay支払いコード」ウィジェットは、ウォレットアイコンに対応するウィジェットである。言い換えると、ユーザは、ターゲットアイコンに対応するアプリケーションを、携帯電話機上の他のアプリケーションのウィジェットに関連付けてよい。このように、ターゲットアイコンに対応するアプリケーションに関連付けられた複数のウィジェットは、ウィジェットセットに対応する複数のウィジェットである。
留意すべきことに、本願の本実施形態におけるウィジェットセットに対応する複数のウィジェットを決定する場合は、限定ではないが、前述の複数の場合を含む。これは、本願の本実施形態において限定されない。
幾つかの実施形態では、ウィジェットセットの中のウィジェットは、1つ以上のコンポーネントを表示してよい。ユーザは、ウィジェット上のコンポーネントに対して操作を実行してよい。ウィジェット上のコンポーネントに対してユーザにより実行された操作に応答して、携帯電話機は、ウィジェットに対応するアプリケーションにおける特定のインタフェースに入るか、又は対応する機能を実施する。
例えば、図12(a)に示すように、再生コンポーネントは、携帯電話機のホーム画面上のウィジェットセットの中の「音楽2」ウィジェット上に表示され、再生コンポーネントは三角形の仮想ボタンであり、ユーザは再生コンポーネントに対してタップ操作を実行してよい。図12(b)に示すように、携帯電話機は、「音楽2」ウィジェット上の再生コンポーネントに対してユーザにより実行されたタップ操作に応答して、「音楽2」における音楽再生インタフェースに入る。同様に、図12(c)に示すように、再生コンポーネントは、携帯電話機のホーム画面上のウィジェットセットの中の「音楽1」ウィジェット上に表示され、ユーザは再生コンポーネントに対してタップ操作を実行してよい。図12(d)に示すように、携帯電話機は、「音楽1」ウィジェット上の再生コンポーネントに対してユーザにより実行されたタップ操作に応答して、「音楽1」における音楽再生インタフェースに入る。
別の例では、図12(a)に示すように、再生コンポーネントは、携帯電話機のホーム画面上のウィジェットセットの中の「音楽2」ウィジェット上に表示される。ユーザは、再生コンポーネント上でタップ操作を実行してよく、携帯電話機は、「音楽2」ウィジェット上の再生コンポーネントに対してユーザにより実行されたタップ操作に応答して、「音楽2」の中の音楽を再生し、「音楽2」の中の音楽を再生する機能を実施する。
幾つかの実施形態では、ウィジェットセットの中のウィジェットは、1つ以上のコンポーネントを表示してよい。ユーザは、ウィジェット上に表示されたコンポーネント以外の領域で操作2を実行してよい。ウィジェット上のコンポーネント以外の領域でユーザにより実行された操作2に応答して、携帯電話機は、ウィジェットに対応するアプリケーションにおけるメインインタフェースに入る。
例えば、図13(a)に示すように、再生コンポーネントは、携帯電話機のホーム画面上のウィジェットセットの中の「音楽2」ウィジェット上に表示され、ユーザは「音楽2」ウィジェット上の再生コンポーネント以外の領域(これは、残りのヒート領域とも呼ばれてよい)でタップ操作を実行してよい。図13(b)に示すように、携帯電話機は、「音楽2」ウィジェット上の残りのヒート領域に対してユーザにより実行されたタップ操作に応答して、「音楽2」におけるメインインタフェースに入る。例えば、図13(c)に示すように、再生コンポーネントは、携帯電話機のホーム画面上のウィジェットセットの中の「音楽1」ウィジェット上に表示され、「音楽1」ウィジェット上の再生コンポーネント以外の領域は残りのヒート領域であり、ユーザは「音楽1」ウィジェット上の残りのヒート領域に対してタップ操作を実行してよい。図13(d)に示すように、携帯電話機は、「音楽1」ウィジェット上の残りのヒート領域に対してユーザにより実行されたタップ操作に応答して、「音楽1」におけるメインインタフェースに入る。言い換えると、操作2は、具体的に、ターゲットウィジェットに対応するアプリケーションインタフェースに入ることをトリガするために使用されてよい。
前述の実施形態は、ターゲットアイコンがアプリケーションのアイコンである例を用いて説明されたことが理解され得る。しかしながら、ウィジェットセットに切り替え可能なアイコンはそれに限定されない。例えば、ターゲットアイコンは、代替として、複数のアプリケーションを含むフォルダのアイコンであってよい。
例えば、図14(a)に示すように、携帯電話機のホーム画面は支払いフォルダを含み、ユーザは、支払いフォルダ上でタップ操作を実行して、支払いフォルダに入ってよい。或いは、ユーザは、支払いフォルダに対してタッチアンドホールド操作を実行した後に、支払いフォルダに対してストレッチ操作を実行して、支払いフォルダアイコンをウィジェットセットに切り替えてよい。図14(e)に示すように、ユーザが支払いフォルダに対してタップ操作を実行した後に、携帯電話機は、支払いフォルダに対してユーザにより実行されたタップ操作を受信してよく、携帯電話機は、ユーザにより実行されたタップ操作に応答して、支払いフォルダのインタフェースに入り、支払いフォルダに含まれるアプリケーション、支払いフォルダに含まれるアプリケーション、例えば「Alipay」及び「WeChat」を表示する。図14(b)に示すように、ユーザは、支払いフォルダに対してタッチアンドホールド操作を実行してよく、携帯電話機は、支払いフォルダに対してユーザにより実行されたタッチアンドホールド操作を受信し、ユーザにより実行されたタッチアンドホールド操作に応答して、携帯電話機は、支払いフォルダアイコンの周囲に支払いフォルダアイコンの寸法及びサイズに適合するフレームを表示して、支払いフォルダアイコンをストレッチするようユーザに示す。図14(c)に示すように、ユーザは、支払いフォルダアイコンのフレームに対してストレッチ操作を実行してよい。携帯電話機は、支払いフォルダアイコンに対してユーザにより実行されたストレッチ操作を受信し、携帯電話機は、ユーザにより実行されたストレッチ操作に応答して、支払いフォルダアイコンをウィジェットセットに切り替える。ウィジェットセットは、「WeChat支払いコード」ウィジェット及び「Alipay支払いコード」ウィジェットを含み、ウィジェットセットは、「WeChat支払いコード」ウィジェットを表示する。図14(d)に示すように、ユーザは、ウィジェットセットに対してストレッチ操作を更に実行してよい。携帯電話機は、ウィジェットセットに対してユーザにより実行されたストレッチ操作を受信し、携帯電話機は、ユーザにより実行されたストレッチ操作に応答して、ウィジェットセットを新しいウィジェットセットに変更する。新しいウィジェットセットの表示領域はより大きく、「WeChat支払いコード」ウィジェット及び「Alipay支払いコード」ウィジェットを同時に表示できる。
可能な実装では、フォルダは、同じタイプの複数のアプリケーションを含んでよい。図14(e)に示すように、支払いフォルダは、2つの支払いタイプアプリケーション:「Alipay」及び「WeChat」を含む。
別の可能な実装では、フォルダは、代替として、異なるタイプの複数のアプリケーションを含んでよい。図15(a)に示すように、携帯電話機のホーム画面はフォルダを含み、ユーザは、フォルダを共通フォルダと命名し、共通フォルダはユーザにより頻繁に使用されるアプリケーションを含む。図15(e)に示すように、ユーザが共通フォルダ上でタップ操作を実行した後に、携帯電話機は、ユーザにより実行されたタップ操作に応答して、共通フォルダのインタフェースに入り、共通フォルダに含まれるアプリケーション、つまり、「Alipay」、「WeChat」、「音楽1」、及び「音楽2」を表示する。「Alipay」及び「WeChat」は支払いタイプアプリケーションであり、「音楽1」及び「音楽2」は音楽タイプアプリケーションである。図15(b)に示すように、ユーザは、共通フォルダに対してタッチアンドホールド操作を実行してよく、ユーザにより実行されたタッチアンドホールド操作に応答して、携帯電話機は、共通フォルダアイコンの周囲に共通フォルダアイコンの寸法及びサイズに適合するフレームを表示して、共通フォルダアイコンをストレッチするようユーザに示す。図15(c)に示すように、ユーザは、共通フォルダアイコン上のフレームに対してストレッチ操作を実行してよい。携帯電話機は、ユーザにより実行されたストレッチ操作に応答して、共通フォルダアイコンをウィジェットセットに切り替える。ウィジェットセットは、「WeChat支払いコード」ウィジェット及び「Alipay支払いコード」ウィジェットを表示する。図15(d)に示すように、ユーザは、ウィジェットセット上のページスライド操作を実行してよく、ウィジェットセットに対してユーザにより実行されたページスライド操作に応答して、携帯電話機は、ウィジェットセットの中の表示される「WeChat支払いコード」ウィジェット及び「Alipay支払いコード」ウィジェットを、「音楽1」ウィジェット及び「音楽2」ウィジェットに変更する。
幾つかの実施形態では、フォルダが複数の異なるタイプのアプリケーションを含むとき、ユーザは、ウィジェットセットに対して前述の操作3を実行してよく、ウィジェットセットに対してユーザにより実行された操作3に応答して、携帯電話機は、ウィジェットセットの中の表示されるウィジェットを変更する。言い換えると、操作3は、ウィジェットセットの中の表示されるウィジェットを変更するために使用されてよい。具体的には、図5(a)~図5(f)に対応する説明を参照する。詳細はここで再び記載されない。
幾つかの実施形態では、フォルダが複数の異なるタイプのアプリケーションを含むとき、ユーザは、代替として、ウィジェットセットに対して異なる操作6を実行してよく、ウィジェットセットの中の表示されるウィジェットのタイプを変更する。言い換えると、携帯電話機はウィジェットセットに対してユーザにより実行された異なる操作6を受信してよく、ウィジェットセットに対してユーザにより実行された異なる操作6に応答して、携帯電話機は、ウィジェットセットの中の表示されるウィジェットを変更する。変更されるウィジェットのタイプは、ジェスチャ操作に対応する。操作6は、ウィジェットセットの中の表示されるウィジェットのカテゴリを変更するために使用される。
例えば、図16(a)に示すように、携帯電話機のホーム画面上のウィジェットセットは、異なるタイプの複数のウィジェットを含み、ウィジェットセットの中の表示されるウィジェットは、「WeChat支払いコード」ウィジェットであり、ユーザはウィジェットセットに対してページ右スライド操作を実行してよい。図16(b)に示すように、携帯電話機は、ウィジェットセットに対してユーザにより実行されたページ右スライド操作を受信してよい。携帯電話機は、ウィジェットセットに対してユーザにより実行されたページ右スライド操作に応答して、ウィジェットセットの中の表示されるウィジェットを「Alipay支払いコード」ウィジェットに変更する。図16(c)に示すように、ユーザは、ウィジェットセットに対してページ右スライド操作を更に実行してよい。携帯電話機は、ウィジェットセットに対してユーザにより実行されたページ右スライド操作を受信し、携帯電話機は、ウィジェットセットに対してユーザにより実行されたページ右スライド操作に応答して、ウィジェットセットの中の表示されるウィジェットを「WeChat支払いコード」ウィジェットに変更する。言い換えると、ページ右スライド操作又はページ左スライド操作を実行することにより、ユーザは、ウィジェットセットの中の表示されるウィジェットを変更してよい。更に、各変更されたウィジェットは、支払いタイプウィジェットである。言い換えると、ページ右スライドジェスチャ操作又はページ左スライドジェスチャ操作を実行することにより、ユーザは、ウィジェットセットの中の表示される支払いタイプウィジェットを変更してよい。
図16(d)に示すように、ウィジェットセットは、「WeChat支払いコード」ウィジェットを表示し、ユーザは、ウィジェットセットに対してページ下スライド操作を更に実行してよい。図16(e)に示すように、携帯電話機は、ウィジェットセットに対してユーザにより実行されたページ下スライド操作を受信してよい。携帯電話機は、ウィジェットセットに対してユーザにより実行されたページ下スライド操作に応答して、ウィジェットセットの中の表示されるウィジェットを「音楽1」ウィジェットに変更する。図16(f)に示すように、ユーザは、ウィジェットセットに対してページ下スライド操作を更に実行してよい。携帯電話機は、ウィジェットセットに対してユーザにより実行されたページ下スライド操作を受信し、携帯電話機は、ウィジェットセットに対してユーザにより実行されたページ下スライド操作に応答して、ウィジェットセットの中の表示されるウィジェットを「音楽2」ウィジェットに変更する。言い換えると、ページ下スライド操作又はページ上スライド操作を実行することにより、ユーザは、ウィジェットセットの中の表示されるウィジェットを変更してよい。更に、各変更されたウィジェットは、音楽タイプウィジェットである。
本実施形態では、ウィジェットセットの中の表示されるウィジェットを変更するために使用されるジェスチャ操作は、代替として、別のジェスチャ操作、例えば斜めスライドジェスチャ操作であってよい。本実施形態は、ジェスチャ操作に制限を課さない。ジェスチャ操作と変更されるウィジェットのタイプとの間の対応も、本実施形態で限定されない。左又は右スライドジェスチャ操作は、支払いウィジェットに対応してよく、或いは、上又は下スライドジェスチャ操作は、支払いタイプウィジェットに対応してよく、或いは、斜めスライドジェスチャ操作は、支払いタイプウィジェットに対応してよい、等である。
留意すべきことに、フォルダのアイコンに対応するウィジェットセットが操作3及び操作6の両方をサポートするとき、混乱を回避するために、ウィジェットセットの中の表示されるウィジェットを変更するようトリガするジェスチャ操作、及びウィジェットセットの中の表示されるウィジェットのカテゴリを変更するようトリガするジェスチャ操作は、異なるジェスチャ操作に設定されてよい。言い換えると、操作3及び操作6は異なる操作であってよい。例えば、操作3が左又は右スライド操作であり得る場合、操作6は上又は下スライド操作であってよい。或いは、操作3が上又は下スライド操作である場合、操作6は左又は右スライド操作である。
幾つかの実施形態では、フォルダが複数の異なるタイプのウィジェットを含むとき、携帯電話機は、異なるタイプの各々のウィジェットの数に基づき、ウィジェットセットの中の表示されるウィジェットのサイズを調整してよい。
例えば、図17(a)に示すように、携帯電話機のホーム画面は共通フォルダを含み、共通フォルダは、2個の支払いタイプウィジェット、及び3個の音楽タイプウィジェットを含み、ユーザは、共通フォルダ上でストレッチ操作を実行してよい。図17(b)に示すように、携帯電話機は、共通フォルダに対してユーザにより実行されたストレッチ操作を受信してよく、携帯電話機は、共通フォルダに対してユーザにより実行されたストレッチ操作に応答して、共通フォルダアイコンをウィジェットセットに切り替える。ウィジェットセットは、2つの支払いタイプウィジェット:「WeChat支払いコード」ウィジェット及び「Alipay支払いコード」ウィジェットを同時に表示する。図17(c)に示すように、ユーザは、ウィジェットセットに対してページスライド操作を実行してよい。携帯電話機は、ウィジェットセットに対してユーザにより実行されたページスライド操作を受信し、携帯電話機は、ウィジェットセットに対してユーザにより実行されたページスライド操作に応答して、ウィジェットセットの中の表示されるウィジェットを3個の音楽タイプウィジェットに変更する。
具体的に、携帯電話機は、異なるタイプの各々のウィジェットの数に基づき、ウィジェットセットが可能な限り多くの同じタイプのウィジェットを表示できるように、ウィジェットセットの中の表示されるウィジェットのサイズを調整してよい。例えば、携帯電話機のホーム画面が「4×2」ウィジェットセットを表示するとき、携帯電話機は、ウィジェットセットが同じタイプの2個又は3個のウィジェットを同時に表示できるように、ウィジェットサイズを調整してよい。例えば、2個のウィジェットのうちの2又は複数が同じタイプであるとき、携帯電話機は、ウィジェットサイズを「2×2」に調節し、つまり、ウィジェットセットの中に同じタイプの2個のウィジェットを同時に表示する。別の例では、3個のウィジェットのうちの3又は複数が同じタイプであるとき、携帯電話機は、ウィジェットサイズを「1.3×2」に調節し、つまり、ウィジェットセットの中に同じタイプの3個のウィジェットを同時に表示する。
実際の適用の間、ウィジェットの数に基づきウィジェットセットの中のウィジェットのサイズを調整する方法は、代替として、実際の要件に従い相応して設定されてよく、ウィジェットサイズを調整する方法は本実施形態で限定されない。
幾つかの実施形態では、携帯電話機がターゲットアイコンをウィジェットセットに変更した後に、ウィジェットセットの中の表示されるウィジェットの順序が調整されてよい。ユーザは、ターゲットアイコンに対して操作7を実行してよい。携帯電話機は、ターゲットアイコンに対してユーザにより実行された操作7を受信し、ターゲットアイコンに対してユーザにより実行された操作7に応答して、ウィジェットセットの中のウィジェット表示順序を調整する。言い換えると、操作7は、ウィジェットセットの中のウィジェットの表示順序を調整するために使用される。
例えば、図18(a)に示すように、ユーザは、ウォレットアイコンに対してタップ操作を実行してよい。図18(b)に示すように、携帯電話機は、ウォレットアイコンに対してユーザにより実行されたタップ操作を受信し、携帯電話機は、ウォレットアイコンに対してユーザにより実行されたタップ操作に応答して、「ウォレット」のホームページインタフェースに入り、ユーザは、ホームページインタフェース上の「支払いコード」コンポーネントに対してタップ操作を実行してよい。図18(c)に示すように、携帯電話機は、「支払いコード」コンポーネントに対してユーザにより実行されたタップ操作を受信し、携帯電話機は、「支払いコード」コンポーネントに対してユーザにより実行されたタップ操作に応答して、支払いコード提示インタフェースに入り、ユーザは、支払いコード提示インタフェース上の「設定」コンポーネントに対してタップ操作を実行してよい。図18(d)に示すように、携帯電話機は、「設定」コンポーネントに対してユーザにより実行されたタップ操作を受信し、携帯電話機は、「設定」コンポーネントに対してユーザにより実行されたタップ操作に応答して、設定インタフェースに入り、ユーザは、設定インタフェース上の「ウィジェット順序設定」コンポーネントに対してタップ操作を実行してよい。図18(e)に示すように、携帯電話機は、「ウィジェット順序設定」コンポーネントに対してユーザにより実行されたタップ操作を受信し、携帯電話機は、「ウィジェット順序設定」コンポーネントに対してユーザにより実行されたタップ操作に応答して、ウィジェット順序設定インタフェースに入り、ウィジェット順序設定インタフェースは、ウィジェット表示順序を調整する複数のコンポーネントを含み、ユーザは、異なるコンポーネントをタップすることにより、ウィジェット表示方法を選択してよい。
例えば、ユーザは、ウィジェットセットの中の表示されるウィジェットを、使用順序に配置するよう選択してよい。具体的に言うと、ウィジェットセットの中でユーザにより最後に使用されたウィジェットの表示順序が最初であり、ウィジェットセットの中でユーザにより使用された最後の1つのウィジェットの表示順序が2番目である、等である。別の例では、ユーザは、ウィジェットセットの中の表示されるウィジェットを、使用頻度で配置するよう選択してよい。具体的に言うと、特定の時間範囲内で(例えば、1日又は1週間)、ウィジェットセットの中で最も高い使用頻度でユーザにより使用されたウィジェットの表示順序が最初であり、ウィジェットセットの中で2番目に高い使用頻度でユーザにより使用されたウィジェットの表示順序が2番目である、等である。別の例では、ユーザは、ユーザの実際の要件に従い、ウィジェットセットの中のウィジェット表示順序をカスタマイズしてよい。
図19は、本願の実施形態によるウィジェット処理方法の別の例の概略フローチャートである。図19に示すように、本願の実施形態で提供されるウィジェット処理方法は以下のステップを含んでよい。
1901:電子装置がターゲットアイコンを表示する。
例えば、電子装置は、ホーム画面上にターゲットアイコンを表示してよく、又は制御センタのようなインタフェース上にターゲットアイコンを表示してよい。
1902:電子装置が、ターゲットアイコンに対して実行された第1操作を受信する。
例えば、第1操作は、前述の実施形態における操作1であってよい。電子装置が、ターゲットアイコンに対して実行された第1操作を受信することは、具体的に以下を含んでよい:電子装置は、ターゲットアイコンに対して実行されたタッチアンドホールド操作を受信し、電子装置は、タッチアンドホールド操作に応答して、ターゲットアイコンの端にフレームを表示し、電子装置は、フレームに対してストレッチ操作を実行する。
1903:電子装置は、第1操作に応答して、ターゲットアイコンをウィジェットセットに切り替える。ウィジェットセットは、複数のアプリケーションの複数のウィジェットを含む。
ターゲットアイコンは、複数のアプリケーションに対応し、複数のアプリケーションの各々はウィジェットに対応する。従って、ターゲットアイコンに対応する複数のアプリケーションの複数のウィジェットは、ターゲットアイコンに基づき決定されてよい。
1904:電子装置はウィジェットセットを表示する。
任意的な実施形態では、電子装置がターゲットアイコンをウィジェットセットに切り替えた後に、方法は以下を更に含む:電子装置が、ウィジェットセットに対して実行された第2操作を受信する。第2操作に応答して、電子装置は、ウィジェットセットの中の表示されるウィジェットを変更する。例えば、第2操作は、具体的に、前述の操作3であってよい。
任意的な実施形態では、ターゲットアイコンは第1アプリケーションのアイコンであり、複数のアプリケーションは、第1アプリケーションに関連付けられたアプリケーションを含む。言い換えると、第1アプリケーションは、複数のアプリケーションに関連付けられてよい。この場合、電子装置が第1アプリケーションのアイコンをウィジェットセットに切り替えるとき、ウィジェットセットに含まれる複数のウィジェットは、第1アプリケーションに関連付けられた複数のアプリケーションのウィジェットである。
任意的な実施形態では、複数のアプリケーションは第1アプリケーションを含む。言い換えると、ウィジェットセットに含まれる複数のウィジェットは、第1アプリケーションのウィジェットを更に含む。第1アプリケーションは、電子装置内の第1アプリケーションと同じタイプのアプリケーションに関連付けられてよい。例えば、第1アプリケーションが支払いタイプアプリケーションである場合、第1アプリケーションは、電子装置内の別の支払いタイプアプリケーションに関連付けられてよい。
任意的な実施形態では、ターゲットアイコンはフォルダのアイコンであり、複数のアプリケーションは、フォルダに含まれるアプリケーションである。言い換えると、フォルダは複数のアプリケーションを含む。この場合、電子装置がフォルダのアイコンをウィジェットセットに切り替えるとき、ウィジェットセットに含まれる複数のウィジェットは、フォルダ内の複数のアプリケーションのウィジェットである。例えば、フォルダは、アプリケーションA及びアプリケーションBを含んでよい。この場合、電子装置がフォルダのアイコンをウィジェットセットに切り替えるとき、ウィジェットセットに含まれる複数のウィジェットは、アプリケーションAのウィジェット及びアプリケーションBのウィジェットである。
任意的な実施形態では、複数のウィジェットは、第1ウィジェット、第2ウィジェット、及び第3ウィジェットを含む。電子装置が、ウィジェットセットの中の表示されるウィジェットを変更することは、以下を含む:第2操作が第1方向のスライド操作である場合、電子装置は、ウィジェットセットの中の表示される第1ウィジェットを第2ウィジェットに変更する。第2ウィジェット及び第1ウィジェットは同じタイプである。代替として、第2操作が第2方向のスライド操作である場合、電子装置は、ウィジェットセットの中の表示される第1ウィジェットを第3ウィジェットに変更する。第3ウィジェット及び第1ウィジェットは異なるタイプである。第1方向及び第2方向は異なる方向である。
任意的な実施形態では、電子装置がターゲットアイコンをウィジェットセットに切り替えた後に、方法は以下を更に含んでよい:電子装置が、ターゲットウィジェットに対して実行された第3操作を受信する。ターゲットウィジェットは、ウィジェットセットの中の表示されるウィジェットである。第3操作に応答して、電子装置は、ターゲットウィジェットに対応するアプリケーションインタフェースを表示する。例えば、第3操作は、具体的に、前述の操作2であってよい。第3操作は、具体的に、タップ操作であってよい。言い換えると、ウィジェットセットの中の表示されるウィジェットに対して実行されたタップ操作に応答して、電子装置は、ターゲットウィジェットに対応するアプリケーションインタフェースを表示してよい。
任意的な実施形態では、電子装置がターゲットアイコンをウィジェットセットに切り替えた後に、方法は以下を更に含んでよい:電子装置は、ウィジェットセットに対して実行される第4操作を受信し、電子装置は、第4操作に応答して、ウィジェットセットをターゲットアイコンに切り替える。例えば、第4操作は、具体的に、前述の操作4であってよい。具体的に、第4操作は、タッチアンドホールド操作、及び縮小ジェスチャ操作であってよい。電子装置は、ウィジェットセットに対して実行されたタッチアンドホールドジェスチャ操作を受信し、電子装置は、タッチアンドホールドジェスチャ操作に応答して、ウィジェットセットの端にフレームを表示し、電子装置は、フレームに対して実行された縮小ジェスチャ操作を受信し、電子装置は、縮小ジェスチャ操作に応答して、ウィジェットセットをターゲットアイコンに切り替える。
任意的な実施形態では、電子装置がターゲットアイコンをウィジェットセットに切り替えた後に、方法は以下を更に含んでよい:電子装置は、ウィジェットセットに対して実行された第5操作を受信し、電子装置は、第5操作に応答して、ウィジェットセットの表示領域のサイズを変更し、例えば、相対的に小さな表示領域を有するウィジェットセットを相対的に大きな表示領域を有するウィジェットセットに変更し、又は相対的に大きな表示領域を有するウィジェットセットを、相対的に小さな表示領域を有するウィジェットセットに変更する。例えば、第5操作は、具体的に、前述の操作5であってよい。
便宜上及び簡潔な説明を目的として、前述のシステム、機器、及びユニットの詳細な作動プロセスについては、前述の方法の実施形態における対応するプロセスを参照することが当業者により明確に理解され得る。詳細はここで再び記載されない。
本願において提供された幾つかの実施形態では、理解されるべきことに、開示のシステム、機器、及び方法は他の方法で実装されてよい。例えば、記載の機器の実施形態は単なる例である。例えば、ユニットへの分割は、単なる論理的機能分割であり、実際の実装の間、他の分割であってよい。例えば、複数のユニット又はコンポーネントは、結合され又は別のシステムに統合されてよく、或いは、幾つかの機能は、無視され又は実行されなくてよい。更に、示された又は議論された相互結合又は直接結合又は通信接続は、幾つかのインタフェースを通じて実装されてよい。機器又はユニット間の間接結合又は通信接続は、電子的、機械的、又は他の形式で実装されてよい。
別個の部分として説明されたユニットは、物理的に別個であってよく又はそうでなくてよい。ユニットとして示された部分は、物理的ユニットであってよく又はそうでなくてよく、具体的に、1つの場所に置かれてよく、又は複数のネットワークユニットに分散されてよい。ユニットのうちの一部又は全部は、実施形態のソリューションの目的を達成するために、実際の要件に従い選択されてよい。
更に、本願の実施形態における機能ユニットは、1つの処理ユニットに統合されてよく、又は、ユニットの各々は物理的に単独で存在してよく、又は、2つ以上のユニットが1つのユニットに統合される。統合されたユニットは、ハードウェアの形式で実装されてよく、又はソフトウェア機能ユニットの形式で実装されてよい。
統合されたユニットがソフトウェア機能ユニットの形式で実装され、独立した製品として販売され又は使用されるとき、統合されたユニットは、コンピュータ可読記憶媒体に格納されてよい。このような理解に基づき、基本的に本願の技術的ソリューションは、又は従来の技術に貢献する部分は、又は技術的ソリューションのうちの全部又は一部は、ソフトウェアプロダクトの形式で実装されてよい。コンピュータソフトウェアプロダクトは、記憶媒体に格納され、本願の実施形態で記載された方法のステップのうちの全部又は一部を実行するようコンピュータ装置(これは、パーソナルコンピュータ、サーバ、又はネットワーク装置であってよい)に指示するための幾つかの命令を含む。前述の記憶媒体は、USBフラッシュドライブ、取り外し可能ハードディスク、読み出し専用メモリ、ランダムアクセスメモリ、磁気ディスク、又は光ディスクのような、プログラムコードを格納できる任意の媒体を含む。