JP2023507335A - カートンおよびそのためのブランク - Google Patents

Abstract

本開示の態様は、１つ以上の物品を包装するためのカートン、およびカートンを形成するためのブランクに関する。本発明の態様は、端縁部および側縁部によって画定されるコーナを有する第１のパネルを備えたコーナ折畳配置を提供する。第２のパネルは、第１の折り目に沿って第１のパネルの端縁部にヒンジ接続される。第３のパネルは、第２の折り目に沿って第１のパネルの側縁部にヒンジ接続される。第４のパネルおよび第５のパネルは、第２のパネルを第３のパネルに結合する。第４のパネルは、第３の折り目に沿って第２のパネルにヒンジ接続され、第５のパネルは、第４の折り目に沿って第３のパネルにヒンジ接続される。切断線が、第１の折り目と第４の折り目との間、または第２の折り目と第３の折り目との間に延びる。折り畳まれていないブランク形態では、切断線は、第１の折り目および第２の折り目の想像上の交差点を迂回し、それにより、想像上の交差点は第４のパネルおよび第５のパネルから間隔を置いて配置された切断線の一方の側に配置されている。

Description

関連出願の相互参照
本出願は、２０１９年１２月１６日出願の米国仮特許出願第６２／９４８，４７１号の利益を主張し、その開示は全体的に参照として本明細書に組み込まれている。

本発明は、カートンまたはキャリアに関し、これを形成するためのブランクに関する。排他的ではないが、より詳細には、本発明は、コーナ折畳構造およびこれを備えたキャリアに関する。

包装の分野では、多数の物品を運ぶためのカートンを提供することが知られている。カートンは、当業界でよく知られており、消費者が一群の消費者用物品を輸送し、貯蔵し、利用することを可能にするのに有用である。費用および環境的検討事項では、このようなカートンまたはキャリアは、できるだけ少ない材料で形成し、形成される材料内にできるだけ少ない廃棄物を生じさせる必要がある。さらなる検討事項は、大きな重量の物品を保持し輸送するためのカートンの強度およびその安定性である。カートンの内容物はカートン内で安全であることが望ましい。

米国特許第２０１５０２２５１５５号明細書

本開示の目的は、改良された機械処理特徴を有する物品キャリアを提供することである。

本発明は、典型的に、厚紙などから形成されたカートンの分野での改良を行おうとする。

本発明の一態様は、第１のパネル、第２のパネルおよび第３のパネルを備えたコーナ折畳配置を提供する。第１のパネルは、端縁部および側縁部によって画定されるコーナを有する。第２のパネルは、第１の折り目に沿って第１のパネルの端縁部にヒンジ接続されてもよい。第３のパネルは、第２の折り目に沿って第１のパネルの側縁部にヒンジ接続されてもよい。そこにヒンジ連結された第４のパネルおよび第５のパネルは、第２のパネルを第３のパネルに結合してもよい。第４のパネルは、第３の折り目に沿って第２のパネルにヒンジ接続される。第５のパネルは、第４の折り目に沿って第３のパネルにヒンジ接続される。切断線が、第１の折り目と第４の折り目との間、または第２の折り目と第３の折り目との間に延びる。折り畳まれていないブランク形態では、切断線は、第１の折り目および第２の折り目の想像上の交差点を迂回し、それにより、想像上の交差点は第４のパネルおよび第５のパネルから間隔を置いて配置された切断線の一方の側に配置されている。

本発明の別の態様は、内部を有する管状構造の壁面を形成する複数のパネルを備えた、１つ以上の物品を包装するためのカートンを提供する。複数のパネルは、第１のパネル、第２のパネル、および第３のパネルを含む。第１のパネルは、端縁部および側縁部によって画定されるコーナを有する。第２のパネルは、第１の折り目に沿って第１のパネルの端縁部にヒンジ接続されてもよい。第３のパネルは、第２の折り目に沿って第１のパネルの側縁部にヒンジ接続されてもよい。そこにヒンジ連結された第４のパネルおよび第５のパネルは、第２のパネルを第３のパネルに結合する。第４のパネルは、第３の折り目に沿って第２のパネルにヒンジ接続される。第５のパネルは、第４の折り目に沿って第３のパネルにヒンジ接続される。第４のパネルおよび第５のパネルは、カートンの内部に配置されてもよい。切断線が、第１の折り目と第４の折り目との間、または第２の折り目と第３の折り目との間に延びる。折り畳まれていないブランク形態では、切断線は、第１の折り目および第２の折り目の想像上の交差点を迂回し、それにより、想像上の交差点は第４のパネルおよび第５のパネルから間隔を置いて配置された切断線の一方の側に配置されている。

本発明の別の態様は、内部を有する管状構造の壁面を形成する複数のパネルを備えた、１つ以上の物品を包装するためのカートンを提供する。カートンは、端縁部および端縁部に隣接する側縁部を有する第１の壁面と、第１の折り目に沿って第１の壁面の端縁部にヒンジ接続された第２の壁面と、第２の折り目に沿って第１の壁面の側縁部にヒンジ接続された第３の壁面と、を備えている。切断線が、少なくとも第１の折り目と第２の折り目との間に延びている。切断線は、第１の壁面と一体化された突起を少なくとも部分的に画定するように、第１の折り目または第２の折り目の一方に関して分岐して配置され、前記突起は第１の折り目または第２の折り目の前記一方から外向きに延びる。

任意選択では、カートンは、第５の折り目によって互いにヒンジ接続された１対のガセットパネルを備え、１対のガセットパネルは第２の壁面を第３の壁面に結合し、１対のガセットパネルはカートンの内部に配置されている。

任意選択では、カートンは、第３の折り目に沿って第２の壁面の側縁部にヒンジ接続された第１のガセットパネルを備え、切断線の一部は、少なくとも第１の折り目と第３の折り目との間に延び、第２の壁面と一体化され、第３の折り目から外向きに延びる突起を少なくとも部分的に画定するように、第３の折り目に関して分岐して配置されている。

任意選択では、カートンは、第４の折り目に沿って第３の壁面の端縁部にヒンジ接続された第２のガセットパネルを備え、切断線の一部は、少なくとも第４の折り目と第２の折り目との間に延び、第３の壁面と一体化され、第４の折り目から外向きに延びる突起を少なくとも部分的に画定するように、第４の折り目に関して分岐して配置されている。

本発明のさらに別の態様は、カートンを形成するためのブランクを提供し、ブランクは内部を画定する管状構造の壁面を形成する複数のパネルを備え、複数のパネルは、第１のパネル、第２のパネル、および第３のパネルを含む。第１のパネルは、端縁部および側縁部によって画定されるコーナを有する。第２のパネルは、第１の折り目に沿って第１のパネルの端縁部にヒンジ接続されてもよい。第３のパネルは、第２の折り目に沿って第１のパネルの側縁部にヒンジ接続されてもよい。そこにヒンジ連結された第４のパネルおよび第５のパネルは、第２のパネルを第３のパネルに結合する。第４のパネルは、第３の折り目に沿って第２のパネルにヒンジ接続される。第５のパネルは、第４の折り目に沿って第３のパネルにヒンジ接続される。第４および第５のパネルは、起立したカートンの内部に配置されてもよい。切断線が、第１の折り目と第４の折り目との間、または第２の折り目と第３の折り目との間に延びる。折り畳まれていないブランク形態では、切断線は、第１の折り目および第２の折り目の想像上の交差点を迂回し、それにより、想像上の交差点は第４のパネルおよび第５のパネルから間隔を置いて配置された切断線の一方の側に配置されている。

本発明のさらに別の態様は、カートンを形成するためのブランクを提供する。ブランクは、端縁部および側縁部によって画定されるコーナを有する第１のパネルを備えている。端部フラップは、カートンの端部を少なくとも部分的に閉じるための第１の折り目に沿って、第１のパネルの端縁部にヒンジ接続されている。側部パネルは、第２の折り目に沿って第１のパネルの側縁部にヒンジ接続されている。１対のヒンジ連結された第１のガセットパネルおよび第２のガセットパネルは、カートンが起立された場合に端部フラップおよび側部パネルの一方の下へ配置されるように、端部フラップと側部パネルとの間に延びている。第１のガセットパネルは、第３の折り目に沿って端部フラップにヒンジ接続され、第２のガセットパネルは、第４の折り目に沿って側部パネルにヒンジ接続される。切断線が、第１の折り目と第４の折り目との間、または第２の折り目と第３の折り目との間に延びる。切断線は、第１の折り目および第２の折り目の想像上の交差点を迂回し、それにより、想像上の交差点は第１のガセットパネルおよび第２のガセットパネルから間隔を置いて配置された切断線の一方の側に配置されている。

本発明のさらに別の態様は、カートンを形成するためのブランクを提供する。ブランクは、端縁部および側縁部によって画定されるコーナを有する第１のパネルを備えている。端部フラップは、カートンの端部を少なくとも部分的に閉じるための第１の折り目に沿って、第１のパネルの端縁部にヒンジ接続されている。側部パネルは、第２の折り目に沿って第１のパネルの側縁部にヒンジ接続されている。１対のヒンジ連結された第１のガセットパネルおよび第２のガセットパネルは、カートンが起立された場合に端部フラップおよび側部パネルの一方の下へ配置されるように、端部フラップと側部パネルとの間に延びている。第１のガセットパネルは、第３の折り目に沿って端部フラップにヒンジ接続され、第２のガセットパネルは、第４の折り目に沿って側部パネルにヒンジ接続される。切断線が、第１の折り目と第４の折り目との間、または第２の折り目と第３の折り目との間に延びる。切断線は、第１の交差点で少なくとも第３の折り目または第４の折り目と交差し、それにより、第１の交差点は、第１の折り目および第２の折り目の想像上の交差点より第１のガセットパネルに近い位置に配置されている。

任意選択では、切断線は直線である。

任意選択では、切断線は非直線である。任意選択では、切断線は曲線である。任意選択では、切断線は弧状である。任意選択では、切断線は、互いに関して分岐して配置された少なくとも２つの部分を備えている。任意選択では、切断線は、互いに関して分岐して配置された少なくとも２つの連続部分を備えている。

任意選択では、端部フラップは、１つ以上の追加の折り目を備えている。任意選択では、第１のパネルは、１つ以上の追加の折り目を備えている。

任意選択では、切断線は第１のパネル中に延びている。任意選択では、第１のパネルは頂部パネルまたはベースパネルである。

任意選択では、切断線は側部パネル中に延びている。任意選択では、切断線は端部フラップ中に延びている。

任意選択では、切断線は、第１のガセットパネルから見た場合に凸である。任意選択では、切断線は、第１のガセットパネルから見た場合に凹である。

任意選択では、第２のガセットパネルはアンカパネルを形成する。

本出願の範囲内で、前述の節、特許請求の範囲、および／または以下の説明および図面に記載された様々な態様、実施形態、例、特性および代替形態は、独立して、またはそのあらゆる組合せで検討または理解されてもよいことが考えられるまたは意図される。

一実施形態に関して、または関連して記載された特性または要素は、特性の不適合性がない限り、全ての実施形態に適用可能である。一実施形態による１つ以上の特性または要素は、本明細書に開示された他の実施形態のいずれかに組み込まれる、またはこれと組み合わせてもよく、前記一実施形態から抽出された前記特性または要素は、前記他の実施形態の１つ以上の特性または要素に加えて、またはその代わりに含めてもよい。

本明細書で開示された実施形態の特性、または特性の組合せは、その実施形態の他の特性とは別に抽出されてもよい。別の方法では、実施形態の特性、または特性の組合せは、その実施形態から省略されてもよい。

本発明の実施形態を次に、添付の図面を参照して記載する。

第１の実施形態による、カートンを形成するためのブランクの上部からの平面図である。 図１のブランクから形成されたカートンの一部の上部からの斜視図である。 第２の実施形態による、カートンを形成するためのブランクの上部からの平面図である。 図３のブランクの一部の拡大図である。 図３のブランクから形成された部分的に組み立てられたカートンの一部の上部からの斜視図である。 図３のブランクから形成されたカートンの部分の上部からの斜視図である。 第３の実施形態による、カートンを形成するためのブランクの上部からの平面図である。 図６のブランクの一部の拡大図である。 図６のブランクから形成された部分的に組み立てられたカートンの一部の上部からの斜視図である。 図６のブランクから形成されたカートンの一部の上部からの斜視図である。 第４の実施形態による、カートンを形成するためのブランクの上部からの平面図である。 第５の実施形態による、カートンを形成するためのブランクの上部からの平面図である。 図１０のブランクの一部の拡大図である。 第６の実施形態による、カートンを形成するためのブランクの一部の上部からの平面図である。 第７の実施形態による、カートンを形成するためのブランクの上部からの平面図である。 第８の実施形態による、カートンを形成するためのブランクの一部の上部からの平面図である。 図９のブランクから形成されたキャリアの部分の上部からの斜視図である。 図９のブランクから形成されたキャリアの部分の上部からの斜視図である。 図１０のブランクから形成されたカートンの一部の上部からの斜視図である。 図１１のブランクから形成されたキャリアの部分の上部からの斜視図である。 図１１のブランクから形成されたキャリアの部分の上部からの斜視図である。 第９の実施形態による、カートンを形成するためのブランクの一部の上部からの平面図である。 第１０の実施形態による、カートンを形成するためのブランクの一部の上部からの平面図である。

パッケージ、ブランクおよびカートンの特定の実施形態の詳細な説明が、本明細書に開示されている。開示された実施形態は、本発明の特定の態様を実施することができる方法の単なる例であり、本発明が具体化されてもよい方法の全ての排他的リストを示していないことを理解されたい。本明細書で使用されるように、「例示的な」という語は、図、実例、モデル、またはパターンとして働く実施形態に言及するために広範囲に使用される。実際、本明細書に記載されたパッケージ、ブランクおよびカートンは、様々なおよび代替形態で具体化されてもよいことを理解されたい。図面は必ずしも等尺ではなく、いくつかの特性は、特定の構成部品の詳細を示すために誇張され、または最小限に抑えられてもよい。よく知られている構成部品、材料または方法は、本開示を分かりにくくするのを防ぐために、必ずしも詳細に記載されない。本明細書に開示されたあらゆる特定の構造および機能的詳細は、限定するものと解釈されるものではなく、単に、特許請求の範囲の基礎として、および本発明を様々に利用するために当業者に教示するための代表的基礎として解釈されるものとする。

図１を参照すると、これに限らないが、図２に示すような、これ以降物品Ｂと称するボトルまたは缶などの一群の一次製品を入れて運ぶための、図２に示すようなカートンまたはキャリア９０を形成することを可能にするブランク１０の平面図が示されている。ブランク１０は、少なくとも１つの一次製品容器またはパッケージを包装するための二次パッケージを形成する。

図３を参照すると、一群の一次製品を入れて運ぶための、図４および図５に示すような、カートンまたはキャリア１９０を形成することが可能なブランク１１０の平面図が示されている。

図６を参照すると、一群の一次製品を入れて運ぶための、図７および図８に示すような、カートンまたはキャリア２９０を形成することが可能なブランク２１０の平面図が示されている。

図９、図１０、図１０Ｃ、図１１、図１２および図１７を参照すると、一群の一次製品を入れて運ぶための、図１３Ａ、図１３Ｂ、図１４、図１５Ａおよび図１５Ｂに示すような、カートンまたはキャリア３９０、４９０、６９０を形成することが可能なブランク３１０、４１０、５１０、６１０、７１０、８１０の平面図が示されている。

本明細書で詳述された実施形態では、「カートン」および「キャリア」とう用語は、本発明の様々な特性を図示する非限定的目的で、一次製品容器Ｂなどの物品Ｂに係合しこれらを運ぶための、容器９０、１９０、２９０、３９０、４９０、６９０のことを言う。本発明の教示は、テーパ状および／または円筒形であってもよいし、またはそうでなくてもよい、様々な製品容器Ｂに適用することができることが考えられる。例示的容器は、ボトルＢ（例えば、金属、ガラスまたはプラスチックボトル）、缶（例えば、アルミニウム缶）、ブリキ缶、小袋、小さな包みなどが挙げられる。

ブランク１０、１１０、２１０、３１０、４１０、５１０、６１０、７１０、８１０は、適切な基板のシートから形成されている。本明細書で使用されるように、「適切な基板」という用語は、厚紙、段ボール、ボール紙、プラスチック、その組合せなどの折畳可能シート材料の全ての形を含むことを理解されたい。適切な場合に、例えば、以下により詳細に記載するキャリア構造を提供するために、１つまたは他の数のブランクが利用されてもよいことを認識すべきである。

本明細書に記載される包装構造またはカートンは、その強度を増加させるための材料で作られる、またはこれで被覆されてもよい、厚紙などのシート材料から形成されてもよい。このようなシート材料の例は、ＷｅｓｔＲｏｃｋ Ｃｏｍｐａｎｙによって作られた耐引裂性ＮＡＴＲＡＬＯＣＫ（登録商標）厚紙である。耐引裂性材料は、パッケージの耐引裂性を改善するのを助けるために、２つ以上の層によって提供されてもよいことに留意すべきである。典型的には、シート材料の１つの表面は、他の表面に対して異なる特徴を有してもよい。例えば、完成パッケージから外向きに面するシート材料の表面は特に円滑であってもよく、優れた印刷適正を提供するためにクレーコーティングまたは他の表面処理などのコーティングを有してもよい。もう一方で、内向きに面するシート材料の表面は、コーティング、層、処理を備えてもよいし、あるいは耐引裂性、優れた接着性、熱密封性、または他の所望の機能性状の１つ以上などの性状を提供するように調製されてもよい。

図１、図３、図６、図１１および図１２に図示された実施形態では、ブランク１０、１１０、２１０、６１０、７１０は、例示的物品Ｂの例示的配置を包装するためのカートンまたはキャリア９０、１９０、２９０、６９０を形成するように構成されている。図示した実施形態では、配置は３ｘ２マトリックスまたはアレイであり、図示した実施形態では、３つの物品Ｂの２列が提供される。図１の実施形態では、物品Ｂは１２オンス（約３５５ｍｌ）アルミニウム飲料缶である。図３、図６、図１１および図１２の実施形態では、物品Ｂは１２オンス（約３５５ｍｌ）ガラスボトルである。

図９、図１０および図１０Ｃに図示された実施形態では、ブランク３１０、４１０、５１０、８１０は、例示的物品Ｂの例示的配置を包装するためのカートンまたはキャリア３９０、４９０を形成するように構成されている。図示した実施形態では、配置は２ｘ２マトリックスまたはアレイであり、図示した実施形態では、２つの物品Ｂの２列が提供され、物品Ｂは１６オンス（約４７３ｍｌ）飲料缶である。

別の方法では、ブランク１０、１１０、２１０、３１０、４１０、５１０、６１０、７１０、８１０は、他のタイプ、数およびサイズの物品Ｂを包装するため、および／または異なる配置または構成で物品Ｂを包装するためのキャリアを形成するように構成することができる。

本発明は概して、物品Ｂを包装するためのカートン９０、１９０、２９０、３９０、４９０、６９０に関し、カートン９０、１９０、２９０、３９０、４９０、６９０はコーナ折畳構造を備えている。

図１を参照すると、第１の実施形態によりカートン９０を形成するためのブランク１０が図示されている（図２を参照）。ブランク１０は、管状構造を形成するための複数のメインパネル１２、１４、１６、１８、２０、２２、２４を備えている。複数のメインパネル１２、１４、１６、１８、２０、２２、２４は、第１のベースパネル１２、第１のコーナパネル１４、第１の側部パネル１６、頂部パネル１８、第２の側部パネル２０、第２のコーナパネル２２、および第２のベースパネル２４を備えている。複数のパネル１２、１４、１６、１８、２０、２２、２４は、対応する折り目１３、１５、１７、１９、２１、２３によって互いにヒンジ連結された直線で一連に配置されてもよい。

代替実施形態では、第１のコーナパネル１４および第２のコーナパネル２２を省略してもよく、折り目１５、２１を省略してもよい。

第１のコーナパネル１４および第２のコーナパネル２２は、ヒンジ接続される第１の側部パネル１６または第２の側部パネル２０のそれぞれの下部を形成するように考えられてもよい。

ブランク１０は、図２に図示するようなパッケージ９０を形成するように折畳可能である。第１のベースパネル１２および第２のベースパネル２４は、カートン９０の合成ベース壁面１２／２４を形成するために、重なり合う関係で互いに係合可能である。ブランク１０は、第２のベースパネル２４を第１のベースパネル１２に固定するための相補的係止機構を備えてもよい。第１のベースパネル１２は、相補的係止機構の少なくとも１つの第１の部分Ｍを備えてもよい。第２のベースパネル２４は、相補的係止機構の少なくとも１つの第２の部分Ｆを備えてもよい。図示した実施形態では、第２のベースパネル２４は、第１のベースパネル１２内に開口を画定する複数の雌タブＦを備えている。第１のベースパネル１２は複数の雄タブＭを備え、第２のベースパネル２４内の開口は雄タブＭのそれぞれを受けるように構成されている。雌タブＦは、その中に受けられる場合に、開口を形成し、雄タブＭに耐えるように、第２のベースパネル２４から変位されるように配置されている。いくつかの実施形態では、相補的係止機構Ｍ／Ｆが省略されてもよく、第１のベースパネル１２および第２のベースパネル２４は、これに限らないが、接着剤またはホチキスなどの他の手段によって互いに固定されてもよい。

任意選択では、第１のベースパネル１２および第２のベースパネル２４は、少なくとも１つの第１の開口部Ａ１を備えてもよい。図示した実施形態では、第１のベースパネル１２および第２のベースパネル２４はそれぞれ、２つの第１の開口部Ａ１を備えている。任意選択では、第１のベースパネル１２および第２のベースパネル２４は、少なくとも１つの第２の開口部Ａ２を備えてもよい。図示した実施形態では、第１のベースパネル１２は１つの第２の開口部Ａ２を備えている。第１の開口部Ａ１および第２の開口部Ａ２は、カートン９０の構築を容易にするために利用されてもよい。包装機械構成部品は、複数のパネル１２、１４、１６、１８、２０、２２、２４を一群の物品Ｂ周りに締め付けることを可能にするように、第１の開口部Ａ１および第２の開口部Ａ２に係合してもよい。第１の開口部Ａ１および第２の開口部Ａ２はまた、互いに対する第１のベースパネル１２および第２のベースパネル２４の位置合わせを容易にする、または相補的係止機構の第１の部分を相補的係止機構の第２の部分を位置合わせするために利用されてもよい。図示および記載した相補的係止機構は全体的に任意である。

ブランク１０は、物品Ｂのヒールまたは下部と係合するための少なくとも１つのヒール係合構造を備えてもよい。図１に図示したブランク１０は、それぞれの物品Ｂと係合するためにそれぞれ提供される６つのヒール係合構造を備えている。各ヒール係合構造は構築において実質的に同様であり、第２の側部パネル２０および第２のコーナパネル２２に設けられたヒール係合構造を参照して記載される。

ヒール係合構造は、開口を備えてもよい。開口は、部分的にヒール開口部Ａ３によって、部分的にヒールタブ４０によって画定される。ヒールタブ４０は、折り目４１によって第２のベースパネル２４にヒンジ接続される。ヒールタブ４０は、存在する場合に第２のコーナパネル２２から、または第２の側部パネル２０から少なくとも部分的に打ち抜かれてもよい。ヒールタブ４０は、第２のベースパネル２４から少なくとも部分的に打ち抜かれてもよい。

折り目４１は、第２のベースパネル２４を第２のコーナパネル２２にヒンジ接続する折り目２３を遮断する。折り目４１は非直線あってもよく、図示した実施形態では、折り目４１は、曲線または弧状の形状であってもよく、他の実施形態では、互いに分岐して配置され、互いに連続する少なくとも２つの直線の切れ目から形成されてもよい。

ヒールタブ４０は、ヒールタブ４０の折畳可能コーナ部分を画定してもよい１対の分岐して配置された折り目（図示せず）を備えてもよい。

頂部パネル１８は、任意ハンドル構造Ｈを備えてもよい。ハンドル構造Ｈは、１対の折畳可能フィンガタブ６０ａ、６０ｂを備えている。フィンガタブ６０ａ、６０ｂは互いに間隔を置いて配置されている。フィンガタブ６０ａ、６０ｂは、折り目６１ａ、６１ｂによって頂部パネル１８にヒンジ接続され、切れ目または切断線６３ａ、６３ｂによって部分的に画定される。第１のフィンガタブ６０ａは、第２のフィンガタブ６０ｂに対向して頂部パネル１８にヒンジ接続される。

パネル１２、１６、１８、２０、２４のそれぞれには、１対の切り込みまたは窪みが形成される。切り込みは、ブランク１０の対向する端縁部に画定される。切り込みは、第１の側部パネル１６、第２の側部パネル２０および頂部パネル１８内に完全な主要切り込み、ならびに第１のベースパネル１２および第２のベースパネル２４内に部分的または小さな切り込みを備えている。

第１の切り込みは、その対向する端縁部それぞれに沿った中間周りで頂部パネル１８に画定される。第２の切り込みは、第１の側部パネル１６の各端縁部に画定される。第３の切り込みは、第２の側部パネル２０の各端縁部に画定される。

部分的または小さな切り込みは、第１のベースパネル１２および第２のベースパネル２４それぞれの対向する端縁部それぞれに画定される。

その結果、ブランク１０は、切り込みの隣接するものの間にそれぞれ介在する４つのタブまたは突起をそのいずれかの長手縁部に沿って備えている。

図１に示すように、第１の上部突起は隣接する折り目１７にまたがって位置決めされる。第２の上部突起は隣接する折り目１９にまたがって位置決めされる。

第１の下部突起は、隣接する折り目１３、１５にまたがって位置決めされる。第２の下部突起は、隣接する折り目２１、２３にまたがって位置決めされる。

第１の上部突起および第２の上部突起は、前記ブランク１０がカートン９０内に起立している場合、カートン９０の内容物がカートン９０から取り除かれるのを防ぐための端部保持構造を形成する、または形成するのを助けるための材料を提供した。第１の上部突起および第２の上部突起それぞれは、折り目に沿って折り畳まれる場合に、上部係合構造を形成するための切り目および折り目を備えている。

より詳細には、各上部突起は、折り目２５ａ、３５ｂ、３９ａ、３９ｂに沿って隣接する側部パネル１６、２０にヒンジ接続されたアンカパネル２６ａ、２６ｂ、３６ａ、３６ｂを備えている。各上部突起は、折り目２７ａ、２７ｂ、３７ａ、３７ｂに沿ってアンカパネル２６ａ、２６ｂ、３６ａ、３６ｂにヒンジ接続されたガセットパネル２８ａ、２８ｂ、３４ａ、３４ｂを備えている。

各上部突起は、折り目１７、１９のそれぞれの延長線２９ａ、２９ｂ、３５ａ、３５ｂに沿ってガセットパネル２８ａ、２８ｂ、３４ａ、３４ｂにヒンジ接続されたウェブパネル３０ａ、３０ｂ、３２ａ、３２ｂ（本明細書では頂端部クロージャパネルとも呼ばれる）を備えている。各上部突起は、頂部パネル１８と一体化して形成されるカバー部を備えている。各ウェブパネル３０ａ、３０ｂ、３２ａ、３２ｂは、折り目３１ａ、３１ｂ、３３ａ、３３ｂによってそれぞれのカバー部にヒンジ接続されている。

ブランク１０は、型抜きされた開口がない、ガセットコーナ配置が設けられた図示した実施形態では、コーナ折畳配置を備えている。開口または開口部は普通、ガセットパネルの折畳を容易にするために、コーナガセットパネルに配置され、例えば、Ｉｋｅｄａの特許文献１を参照されたい。このような開口は、高速金型切断およびブランキングプロセスで、ブランク１０から分離させる必要があるスクラップ厚紙の片を作り出し、スクラップ片はブランク１０を吊るすまたは引っかける傾向があってもよいし、または金型切断ステーション周りで散乱させてもよい。これらの粗いスクラップ片は、アセンブリプロセスと干渉して、詰まることまたはダウンタイムを生じさせることがある、その後の包装機械内へたどり着いてもよい。これらは、機械または包装への損傷を生じさせてもよい。

ブランク１０は、頂部パネル１８の各コーナで４つのコーナ折畳配置を備え、コーナ折畳配置は実質的に同じであり、図１に示すコーナ配置の１つの拡大図に関して記載される。

コーナ折畳配置は、切れ目の形で切断線７０を備えている。切断線７０は、頂部パネル１８と第２の側部パネル２０との間で折り目１９にわたって延びる、またはこれと交差し、この折り目はまた、本明細書では、第２の折り目１９と呼ばれる。

切断線７０は、第２の側部パネル２０とアンカパネル３６ｂとの間で折り目３９ｂから延び、折り目３９ｂはまた、本明細書では、第４の折り目３９ｂと呼ばれる。

切断線７０は、頂部パネル１８と端部フラップ３２ｂとの間で折り目３３ｂに向けて延びる。切断線７０は、頂部パネル１８と端部フラップ３２ｂとの間で折り目３３ｂまで延びてもよい。切断線７０は、頂部パネル１８内に延びるように、頂部パネル１８と端部フラップ３２ｂとの間で折り目３３ｂを越えてまたは通して延びる。折り目３３ｂはまた、本明細書では、第１の折り目３３ｂと呼ばれる。

切断線７０は、頂端部クロージャパネル３２ｂとガセットパネル３４ｂとの間で折り目３５ｂにわたってまたはこれを通して延び、この折り目はまた、本明細書では、第３の折り目３５ｂと呼ばれる。

切断線７０は、アンカパネル３６ｂとガセットパネル３４ｂとの間で折り目３７ｂにわたってまたはこれを通して延び、この折り目はまた、本明細書では、第５の折り目３７ｂと呼ばれる。

切断線７０は、第１の折り目３３ｂ、第２の折り目１９、第３の折り目３５ｂ、第４の折り目３９ｂおよび第５の折り目３７ｂのそれぞれを交差するまたは終端させると考えることができる。

図示した実施形態では、切断線７０は非直線であり、曲線であってもよい。他の実施形態では、切断線７０は、互いに対して分岐して配置された２つ以上の直線部分によって画定されてもよい。さらに他の実施形態では、切断線７０は直線であってもよい。切断線７０が直線である実施形態では、切断線７０は、第１の折り目３３ｂおよび／または第４の折り目３９ｂに対して分岐して配置されてもよい。切断線７０は、第２の折り目１９に関して分岐して配置され、それに対して斜めに配向されてもよい。

切断線７０は、第１の折り目３３ｂと第４の折り目３９ｂとの間に延びる。

切断線７０は、第１の折り目３３ｂの想像上の延長線と第２の折り目１９との間で想像上の交差点または交点Ｖを迂回し、それにより、想像上の交差点Ｖは切断線７０の一方側に配置されている。想像上の交差点Ｖは、切断線７０の第１の側に配置され、アンカパネル３６ｂおよびガセットパネル３４ｂは切断線７０の第２の対向する側に配置される。想像上の交差点Ｖは、アンカパネル３６ｂおよびガセットパネル３４ｂから間隔を置いて配置されてもよい。

第３の折り目３５ｂは、想像上の交点Ｖと交差する、またはこれを通過してもよい。第４の折り目３９ｂおよび第５の折り目３７ｂの想像上の延長線は、想像上の交点Ｖと交差する、またはこれを通過してもよい。

第５の折り目３７ｂは、そうでなければガセットパネル３４ｂを形成する材料から打ち抜かれるタブ部を画定するように、「Ｕ」字形切れ目４３ｂによって遮断されてもよい。タブ部は、アンカパネル３６ｂと一体である。

切断線７０は、第１の交差点Ｐで第３の折り目３５ｂと交差する。第１の交差点Ｐは、第１の折り目３３ｂおよび第２の折り目１９の想像上の交差点Ｖより、ガセットパネル３４ｂにより近い位置に配置される。

図１６は、図１に示すコーナ折畳配置の代替実施形態を示す。本実施形態では、切断線７０は延長線７０ａを備え、延長線７０ａは切断線７０を頂部パネル１８内にさらに延ばす。図１の実施形態では、切断線７０は第４の折り目３９ｂの想像上の延長線Ｎ１上に実質的にある位置で頂部パネル１８内で終端し、図１６の第９の図示した実施形態では、延長線７０ａは、第４の折り目３９ｂの想像上の延長線Ｎ１を越えて切断線７０を延ばす。

代替実施形態では、切断線７０は他の位置で終端してもよく、第１の折り目３３ｂによって画定される頂部パネル１８の端縁部で終端してもよい。いくつかの実施形態では、切断線７０は第２の側部パネル２０内に延びてもよい。

各上部タブの折畳は、カートンの起立中に達成される。各上部タブの頂端部クロージャ構造を形成するために、アンカパネル２６ａ、２６ｂ、３６ａ、３６ｂは、隣接する側部パネル１６、２０の内側表面と面接触関係にするために、約１８０度折り畳まれる。アンカパネル２６ａ、２６ｂ、３６ａ、３６ｂは、隣接する側部パネル１６、２０に対して包装された物品Ｂの１つにより押されることによって、折畳位置に保持される。アンカパネル２６ａ、２６ｂ、３６ａ、３６ｂの折畳により、ガセットパネル２８ａ、２８ｂ、３４ａ、３４ｂが折り目２７ａ、２７ｂ、３７ａ、３７ｂ周りで外向きに折り畳まれ、したがって、ガセットパネル２８ａ、２８ｂ、３４ａ、３４ｂは、１つの包装された物品Ｂの側壁に沿って折り目２７ａ、２７ｂ、３７ａ、３７ｂから外向きに延びる。同時に、ウェブパネル３０ａ、３０ｂ、３２ａ、３２ｂは、折り目３１ａ、３１ｂ、３３ａ、３３ｂに沿って下向きに折り畳むようにされ、それにより、折り目３１ａ、３１ｂ、３３ａ、３３ｂとガセットパネル２８ａ、２８ｂ、３４ａ、３４ｂの外縁部との間に延びる折畳位置にされる。そのように完成された頂端部クロージャ構造が図２に図示され、構造は１つの物品Ｂの上部としっかり係合するように示されている。

各下部突起は、隣接する最端ヒール開口部Ａ３が画定される十分な材料を提供するように働く。より詳細には、各下部突起に隣接するヒール開口部Ａ３は、ヒール開口部Ａ３がその下部突起内に延びる場合でさえ、十分な材料がヒール開口部Ａ３を囲むように位置決めされている。物品Ｂの起立および包装中、ブランク１０は、各ヒール開口部Ａ３がカートン９０内に前記物品Ｂを保持するために、それぞれの物品Ｂの底部を受けるように操作される。ヒールタブ４０はまた、物品Ｂを保持するのを助けるように折り畳まれる。

図２に示すようなカートン９０の構築を参照すると、カートン９０は、直線機械で一連の連続折畳動作によって形成することができ、それによって、カートン９０はその構築を完了させるために回転または逆転させる必要がない。折畳プロセスは、以下に記載したものに限らず、特定の製造要件により変更させてもよい。

一群の物品Ｂが組み立てられ、図２に図示した実施形態では、６つの物品Ｂは３ｘ２アレイで配置される。ブランク１０の頂部パネル１８は、カートン９０の頂部壁面１８を提供するために、一群の物品Ｂの上に配置される。

第１の側壁１６および第２の側壁２０は、一群の物品Ｂの対向する側周りに配置されるように、一群の物品Ｂの対向する側周りで、それぞれ折り目１７、１９周りに頂部パネル１８に対して折り畳まれる。

アンカ部２６ａ、２６ｂ、３６ａ、３６ｂは、上に記載した頂端部クロージャ構造を形成するように、頂部パネル１８に関して第１の側部パネル１６および第２の側部パネル２０を折り畳むのと実質的に同時に、第１の側壁１６および第２の側壁２０のそれぞれ１つと面接触関係に折り畳まれてもよい。

別の方法では、頂部係合構造は、管状形へのカートン９０の起立の後に形成されてもよい。アンカ部２６ａ、２６ｂ、３６ａ、３６ｂは、ヒンジ接続される第１の側部パネル１６および第２の側部パネル２０のそれぞれ１つと隣接して配置された物品Ｂとの間に押し込まれてもよい。

第１のコーナパネル１４および第２のコーナパネル２２は、隣接して配置された物品Ｂのヒールまたは下部周りで、それぞれ、折り目１５、２１周りで第１の側壁１６および第２の側壁２０のそれぞれ１つに関して折り畳まれる。

ヒールタブ４０は、第１のコーナパネル１４および第２のコーナパネル２２、第１の側壁１６および第２の側壁２０のそれぞれ１つを折り畳む前に、折り目４１周りで第１のコーナパネル１４および第２のコーナパネル２２の平面から折り畳まれてもよい。

第２のベースパネル２４は、一群の物品Ｂの基部に隣接して配置されるように、折り目２３周りに折り畳まれ、第１のベースパネル１２はその後、第２のベースパネル２４と少なくとも部分的に重なり合う関係となるように、折り目１３周りで折り畳まれ、そうする際に、各ヒールタブ４０は、それぞれの物品Ｂの基部と係合するようにされてもよい。

第１のベースパネル１２および第２のベースパネル２４は互いに固定される。各雄タブＭは、第１のベースパネル１２の平面から内向きに変位される。そうする際に、各雌タブＦは内向きに変位されて、第２のベースパネル２４内に対応する開口を作り出す。雄タブＭは、第１のベースパネル１２および第２のベースパネル２４を互いに係止するように、開口のそれぞれに受けられる。このように、管状構造は一群の物品Ｂ周りに形成される。

組み立てられたカートン９０、または少なくともその部分が図２に示されている。

次に図３から図５を参照して、本開示の代替実施形態が示されている。第２の図示した実施形態では、同様の数字は、可能である場合、これらの特性が第２の実施形態に属することを示すように、頭に「１００」を加えているが、同様の部品を示すために使用されている。

次に図３を参照すると、第１の実施形態によるカートン１９０を形成するためのブランク１１０が図示されている。ブランク１１０は、管状構造を形成するための複数のメインパネル１１２、１１４、１１６、１１８、１２０、１２２、１２４を備えている。複数のメインパネル１１２、１１４、１１６、１１８、１２０、１２２、１２４は、第１のベースパネル１１２、第１の下側パネル１１４、第１の上側パネル１１６、頂部パネル１１８、第２の上側パネル１２０、第２の下側パネル１２２、および第２のベースパネル１２４を備えている。複数のパネル１１２、１１４、１１６、１１８、１２０、１２２、１２４は、対応する折り目１１３、１１５、１１７、１１９、１２１、１２３によって互いにヒンジ連結された直線の一連で配置されてもよい。

第１のベースパネル１１２は、折り目１１３の形でヒンジ接続によって、第１の下側パネル１１４にヒンジ連結されている。第１の下側パネル１１４は、折り目１１５の形でヒンジ接続によって、第１の上側パネル１１６にヒンジ連結されている。第１の上側パネル１１６は、折り目１１７の形でヒンジ接続によって、頂部パネル１１８にヒンジ連結されている。頂部パネル１１８は、折り目１１９の形でヒンジ接続によって、第２の上側パネル１２０にヒンジ連結されている。第２の上側パネル１２０は、折り目１２１の形でヒンジ接続によって、第２の下側パネル１２２にヒンジ連結されている。第２の下側パネル１２２は、折り目１２３の形でヒンジ接続によって、第２のベースパネル１２４にヒンジ連結されている。

第１の上側パネル１１６および第１の下側パネル１１４は、カートン１９０の第１の側壁１１４／１１６を形成する。第２の上側パネル１２０および第２の下側パネル１２２は、カートン１９０の第２の側壁１２０／１２２を形成する。

ブランク１１０は、図４および図５に図示するように、パッケージ１９０を形成するように折畳可能である。第１のベースパネル１１２および第２のベースパネル１２４は、カートン１９０の合成基部壁面１１２／１２４を形成するために、重なり合い関係で互いに係合可能である。ブランク１１０は、図１の第１の実施形態に関して実質的に記載されるように配置された、第１のベースパネル１１２に第２のベースパネル１２４を固定するための相補的係止機構を備えてもよい。

第１のベースパネル１１２および第２のベースパネル１２４は、少なくとも１つの第１の開口部Ａ１を備えてもよい。図示した実施形態では、第１のベースパネル１１２は３つの第１の開口部Ａ１を備え、第２のベースパネル１２４は２つの第１の開口部Ａ１を備えている。第２のベースパネル１２４は、少なくとも１つの第２の開口部Ａ２を備えてもよい。図示した実施形態では、第２のベースパネル１２４は、１つの第２の開口部Ａ２を備えている。第１の開口部Ａ１および第２の開口部Ａ２を利用して、カートン１９０の構築を容易にしてもよい。

ブランク１１０は、複数のパネル１１２、１１４、１１６、１１８、１２０、１２２、１２４によって画定された管状構造の端部を少なくとも部分的に閉じるための少なくとも１つの端部クロージャ構造を備えている。

図示した実施形態では、端部クロージャ構造は、管状構造の各端部を部分的に閉じるために提供される。

各端部クロージャ構造は、これに隣接して配置された１つ以上の物品Ｂの表示のための表示ウィンドウを提供または画定するように、管状構造の端部を部分的に閉じるように配置されてもよい。

ブランク１１０は、複数の端部クロージャパネル１２６ａ、１２８ａ、１３０ａ、１３２ａ、１３４ａ、１３６ａ、１３８ａ、１４０ａ、１４２ａ、１４４ａ、１４６ａ、１４８ａ、１５０ａを備えた第１の端部クロージャ構造を備えている。

第１の端部クロージャ構造は、折り目１３９ａによって頂部パネル１１８にヒンジ接続された第１の頂端部クロージャフラップ１３８ａ／１４０ａを備えている。第１の頂端部クロージャフラップ１３８ａ／１４０ａは、折り目１４１ａの形のヒンジ接続によって下部１４０ａにヒンジ接続された上部１３８ａを備えている。

第１の上端部クロージャフラップ１３４ａは、第１の上部ウェブパネル１３２ａによって第１の上側パネル１１６に結合される。第１の上部ウェブパネル１３２ａは、折り目１３１ａによって第１の上側パネル１１６にヒンジ接続される。第１の上端部クロージャフラップ１３４ａは、折り目１３３ａによって第１のウェブパネル１３２ａにヒンジ接続される。

第１の上端部クロージャフラップ１３４ａは、第１のガセットパネル１３６ａによって第１の頂端部クロージャフラップ１３８ａ／１４０ａにヒンジ接続されている。第１の上端部クロージャフラップ１３４ａは、折り目１３５ａの形のヒンジ接続によって第１のガセットパネル１３６ａにヒンジ接続されている。第１のガセットパネル１３６ａは、折り目１３７ａの形のヒンジ接続によって第１の頂端部クロージャフラップ１３８ａ／１４０ａにヒンジ接続されている。

ブランク１１０は、第１のガセットパネル１３６ａに近接して頂部パネル１１８の第１のコーナでコーナ折畳配置を備え、コーナ折畳配置を以下にさらに詳細に記載する。

第２の上端部クロージャフラップ１４４ａは、第２の上部ウェブパネル１４６ａによって第２の上側パネル１２０に結合される。第２の上部ウェブパネル１４６ａは、折り目１４７ａによって第２の上側パネル１２０にヒンジ接続される。第２の上端部クロージャフラップ１４４ａは、折り目１４９ａによって第２のウェブパネル１４６ａにヒンジ接続される。

第２の上端部クロージャフラップ１４４ａは、第２のガセットパネル１４２ａによって第１の頂端部クロージャフラップ１３８ａ／１４０ａにヒンジ接続されている。第２の上端部クロージャフラップ１４４ａは、折り目１４５ａの形のヒンジ接続によって第２のガセットパネル１４２ａにヒンジ接続されている。第２のガセットパネル１４２ａは、折り目１４３ａの形のヒンジ接続によって第１の頂端部クロージャフラップ１３８ａ／１４０ａにヒンジ接続されている。

ブランク１１０は、第２のガセットパネル１４２ａに近接して頂部パネル１１８の第２のコーナでコーナ折畳配置を備え、コーナ折畳配置を以下にさらに詳細に記載する。

任意選択では、第１の端部クロージャ構造は、第１の下部ウェブパネル１３０ａによって第１の下側パネル１１４にヒンジ接続された第１の下側端部クロージャフラップ１２６ａを備えている。第１の下側端部クロージャフラップ１２６ａは、折り目１２５ａの形のヒンジ接続によって、第１の下部ウェブパネル１３０ａにヒンジ接続されている。第１の下部ウェブパネル１３０ａは、折り目１２９ａの形のヒンジ接続によって第１の下側パネル１１４にヒンジ接続されている。

任意選択では、第２の下側端部クロージャフラップ１５０ａは、第２の下部ウェブパネル１４８ａによって第２の下側パネル１２２にヒンジ連結される。第２の下側端部クロージャフラップ１５０ａは、折り目１５３ａの形のヒンジ接続によって第２の下部ウェブパネル１４８ａにヒンジ接続されている。第２の下部ウェブパネル１４８ａは、折り目１５１ａの形のヒンジ接続によって第２の下側パネル１２２にヒンジ接続されている。

任意選択では、第１の底端部クロージャフラップ１２８ａは、折り目１２７ａの形のヒンジ接続によって第１のベースパネル１１２にヒンジ連結される。第１の下側端部クロージャフラップ１２６ａ、第２の下側端部フラップ１５０ａ、および第１の底端部クロージャフラップ１２８ａは、管状構造の開口端部の下側領域を部分的に閉じるように配置されている。

ブランク１１０は、複数の端部クロージャパネル１２６ｂ、１２８ｂ、１３０ｂ、１３２ｂ、１３４ｂ、１３６ｂ、１３８ｂ、１４０ｂ、１４２ｂ、１４４ｂ、１４６ｂ、１４８ｂ、１５０ｂを備えた第２の端部クロージャ構造を備えている。

第２の端部クロージャ構造は、折り目１３９ｂによって、その第２の端部において頂部パネル１１８にヒンジ接続された第２の頂端部クロージャフラップ１３８ｂ／１４０ｂを備えている。第２の頂端部クロージャフラップ１３８ｂ／１４０ｂは、折り目１４１ｂの形のヒンジ接続によって下部１４０ｂにヒンジ接続された上部１３８ｂを備えている。

第３の上端部クロージャフラップ１３４ｂは、第３のウェブパネル１３２ｂによって第１の上側パネル１１６に結合される。第３のウェブパネル１３２ｂは、折り目１３１ｂによって第１の上側パネル１１６にヒンジ接続される。第３の上端部クロージャフラップ１３４ｂは、折り目１３３ｂによって第３のウェブパネル１３２ｂにヒンジ接続される。

第３の上端部クロージャフラップ１３４ｂは、第３のガセットパネル１３６ｂによって第２の頂端部クロージャフラップ１３８ｂ／１４０ｂにヒンジ接続されている。第３の上端部クロージャフラップ１３４ｂは、折り目１３５ｂの形のヒンジ接続によって第３のガセットパネル１３６ｂにヒンジ接続されている。第３のガセットパネル１３６ｂは、折り目１３７ｂの形のヒンジ接続によって第２の頂端部クロージャフラップ１３８ｂ／１４０ｂにヒンジ接続されている。

ブランク１１０は、第３のガセットパネル１３６ｂに近接して頂部パネル１１８の第３のコーナでコーナ折畳配置を備え、コーナ折畳配置を以下にさらに詳細に記載する。

第４の上端部クロージャフラップ１４４ｂは、第４のウェブパネル１４６ｂによって第２の上側パネル１２０に結合される。第４のウェブパネル１４６ｂは、折り目１４７ｂによって第２の上側パネル１２０にヒンジ接続される。第４の上端部クロージャフラップ１４４ｂは、折り目１４９ｂによって第４のウェブパネル１４６ｂにヒンジ接続される。

第４の上端部クロージャフラップ１４４ｂは、第４のガセットパネル１４２ｂによって第２の頂端部クロージャフラップ１３８ｂ／１４０ｂにヒンジ接続されている。第４の上端部クロージャフラップ１４４ｂは、折り目１４５ｂの形のヒンジ接続によって第４のガセットパネル１４２ｂにヒンジ接続されている。第４のガセットパネル１４２ｂは、折り目１４３ｂの形のヒンジ接続によって第２の頂端部クロージャフラップ１３８ｂ／１４０ｂにヒンジ接続されている。

ウェブパネル１３２ａ、１３２ｂ、１４６ａ、１４６ｂは任意であり、省略されてもよく、このような実施形態では、折り目１３１ａ、１３１ｂ、１４７ａ、１４７ｂが省略される。第１の上端部クロージャフラップ１３４ａ、第２の上端部クロージャフラップ１４４ａ、第３の上端部クロージャフラップ１３４ｂおよび第４の上端部クロージャフラップ１４４ｂは、第１の上側パネル１１６および第２の上側パネル１２０のそれぞれ１つに直接ヒンジ連結される。

ブランク１１０は、第４のガセットパネル１４２ｂに近接して頂部パネル１１８の第４のコーナに第４のコーナ折畳配置（図３Ｂに最もよく示す）を備え、各コーナ折畳配置は構築において実質的に同じであり、図３および図３Ｂに示す第４のコーナ配置の拡大図に関して記載される。

第４のコーナ折畳配置は、切れ目の形の切断線１７０を備えている。切断線１７０は、第４の上端部クロージャフラップ１４４ｂと第４のウェブパネル１４６ｂとの間で折り目１４９ｂにわたって延びる、またはこれと交差し、折り目１４９ｂはまた、本明細書では第４の折り目１４９ｂと呼ばれる。

切断線１７０は、頂部パネル１１８と第２の側部パネル１２０との間で折り目１１９から延び、折り目１１９はまた、本明細書では、第２の折り目１１９と呼ばれる。

切断線１７０は、第２の頂端部クロージャフラップ１３８ｂ／１４０ｂと第４のガセットパネル１４２ｂとの間で折り目１４３ｂに向けて延びる。切断線１７０は折り目１４３ｂまで延びてもよい。切断線１７０は、第２の頂端部クロージャフラップ１３８ｂ／１４０ｂ内に延びるように、折り目１４３ｂを越えてまたは通過して延びる。折り目１４３ｂはまた、本明細書では、第３の折り目１４３ｂと呼ばれる。

切断線１７０は、第４のガセットパネル１４２ｂと第４の上端部クロージャフラップ１４４ｂとの間で折り目１４５ｂにわたってまたはこれを通して延び、この折り目はまた、本明細書では、第５の折り目１４５ｂと呼ばれる。

頂部パネル１１８と第２の頂端部クロージャフラップ１３８ｂ／１４０ｂとの間の折り目１３９ｂは、切断線１７０に向けて延びる。折り目１３９ｂはまた、本明細書では、第１の折り目１３９ｂと呼ばれる。

第１の折り目１３９ｂおよび第２の折り目１１９は、想像上の交差点または交点Ｖを画定する。

切断線１７０は、第１の折り目１３９ｂ、第２の折り目１１９、第３の折り目１４３ｂ、第４の折り目１４９ｂおよび第５の折り目１４５ｂのそれぞれと交差するまたは終端させると考えることができる。

切断線１７０は、図示した実施形態では、非直線であり、曲線であってもよい。他の実施形態では、切断線１７０は、互いに対して分岐して配置される２つ以上の直線部によって画定されてもよい。さらに他の実施形態では、切断線１７０は直線であってもよい。切断線１７０が直線である実施形態では、切断線１７０は、少なくとも第２の折り目１１９および／または第３の折り目１４３ｂに関して分岐して配置されてもよい。

切断線１７０は、第２の折り目１１９と第３の折り目１４３ｂとの間に延びる。

切断線１７０は、想像上の交差点または交点Ｖを迂回し、それにより、想像上の交差点Ｖは切断線１７０の一方側に配置されている。想像上の交差点Ｖは、切断線１７０の第１の側に配置され、第４の上端部クロージャフラップ１４４ｂおよび第４のガセットパネル１４２ｂは切断線１７０の第２の対向する側に配置される。想像上の交差点Ｖは、第４の上端部クロージャフラップ１４４ｂおよび第４のガセットパネル１４２ｂから間隔を置いて配置されてもよい。

第４の折り目１４９ｂは、想像上の交点Ｖと交差する、またはこれを通過してもよく、第１の折り目１３９ｂと交差するまたは合流してもよい。第３の折り目１４３および第５の折り目１４５ｂの想像上の延長線Ｎ４、Ｎ３は、想像上の交点Ｖと交差する、またはこれを通過してもよい。

切断線１７０は、第１の交差点Ｐ２で第４の折り目１４９ｂと交差する。第１の交差点Ｐ２は、第１の折り目１３９ｂおよび第２の折り目１１９の想像上の交差点Ｖより、第４の上端部クロージャフラップ１４４ｂおよび／または第４のガセットパネル１４２ｂにより近い位置に配置される。

任意選択では、第１の端部クロージャ構造は、第３の下部ウェブパネル１３０ｂによって第１の下側パネル１１４にヒンジ接続された第３の下側端部クロージャフラップ１２６ｂを備えている。第３の下側端部クロージャフラップ１２６ｂは、折り目１２５ｂの形のヒンジ接続によって、第３の下部ウェブパネル１３０ｂにヒンジ接続されている。第３の下部ウェブパネル１３０ｂは、折り目１２９ｂの形のヒンジ接続によって第１の下側パネル１１４にヒンジ接続されている。

任意選択では、第４の下側端部クロージャフラップ１５０ｂは、第４の下部ウェブパネル１４８ｂによって第２の下側パネル１２２にヒンジ連結される。第４の下側端部クロージャフラップ１５０ｂは、折り目１５３ｂの形のヒンジ接続によって第４の下部ウェブパネル１４８ｂにヒンジ接続されている。第４の下部ウェブパネル１４８ｂは、折り目１５１ｂの形のヒンジ接続によって第２の下側パネル１２２にヒンジ接続されている。

任意選択では、第２の底端部クロージャフラップ１２８ｂは、折り目１２７ｂの形のヒンジ接続によって第１のベースパネル１１２にヒンジ連結される。第３の下側端部クロージャフラップ１２６ｂ、第４の下側端部クロージャフラップ１５０ｂ、および第２の底端部クロージャフラップ１２８ｂは、管状構造の開口端部の下側領域を部分的に閉じるように配置されている。

ブランク１１０は、任意の担持ハンドル構造Ｈを備えている。ハンドル構造Ｈは、１対の折畳可能タブ１６０ａ、１６０ｂを備えている。タブ１６０ａ、１６０ｂは、互いに間隔を置いて配置されている。タブ１６０ａ、１６０ｂは、折り目１６１ａ、１６１ｂによって頂部パネル１１８にヒンジ接続され、切り目または切断線１６３ａ、１６３ｂによって部分的に画定される。各切断線１６３ａ、１６３ｂは、第１の上側パネル１１６および第２の上側パネル１２０の１つまたは両方に延びてもよい。第１のタブ１６０ａは、第２のタブ１６０ｂに対向して頂部パネル１１８にヒンジ接続される。

図４および図５に図示するようにカートン１９０の構成を参照すると、カートン１９０は直線機械内で一連の連続折畳動作によって形成することができ、それによって、カートン１９０はその構築を完了させるために回転または逆転させる必要はない。折畳プロセスは、以下に記載するものに限らず、特定の製造要件によって変更させてもよい。

一群の物品Ｂが組み立てられ、好ましい実施形態では、６つの物品Ｂは３ｘ２アレイで配置される。ブランク１１０の頂部パネル１１８は、カートン１９０の頂部壁面１１８を提供するために、一群の物品Ｂの上に配置される。

第１の側壁１１４／１１６および第２の側壁１２０／１２２は、一群の物品Ｂの対向する側周りに折り畳まれ、第２のベースパネル１２４は、一群の物品Ｂの基部に隣接して配置されるように、折り目１２３周りに折り畳まれる。第１のベースパネル１１２はその後、第２のベースパネル１２４と少なくとも部分的に重なり合う関係となるように、折り目１１３周りに折り畳まれる。第１のベースパネル１１２および第２のベースパネル１２４は互いに固定される。各雄タブＭは、第１のベースパネル１１２の平面から内向きに変位される。そうする際に、各雌タブＦは内向きに変位されて、第２のベースパネル１２４内に対応する開口を作り出す。雄タブＭは、第１のベースパネル１１２および第２のベースパネル１２４を互いに係止するように、開口のそれぞれに受けられる。このように、管状構造は一群の物品Ｂ周りに形成される。

いくつかの実施形態では、ブランク１１０は、管状構造に形成され、その後に、少なくとも１つのそれの開口端を通して物品Ｂが装填されてもよい。

第１の端部クロージャ構造および第２の端部クロージャ構造は、管状構造の開口端周りで折り畳まれる。第１の端部クロージャ構造および第２の端部クロージャ構造それぞれの折畳シーケンスは、実質的に同じであり、第１の端部クロージャ構造のみへの言及によってより詳細に記載される。

第１の上部ウェブパネル１３２ａおよび第２の上部ウェブパネル１４６ａならびに第１の上側端部クロージャフラップ１３４ａおよび第２の上側端部クロージャフラップ１４４ａは、管状構造の第１の開口端を部分的に閉じるように、折り目１３１ａ、１３３ａ、１４７ａ、１４９ａ周りで折り畳まれる。

第１のガセットパネル１３６ａおよび第２のガセットパネル１４２ａは少なくとも部分的に、第１の上側端部クロージャフラップ１３４ａおよび第２の上側端部クロージャフラップ１４４ａを折り畳むのに応じて折り畳まれる。第１の頂端部クロージャパネル１３８ａ／１４０ａは、少なくとも部分的に、第１のガセットパネル１３６ａ、および第２のガセットパネル１４２ａの折畳に応じて折り畳まれる。

第１のガセットパネル１３６ａおよび第２のガセットパネル１４２ａは、第１の頂端部クロージャパネル１３８ａ／１４０ａと結合される第１の上側端部クロージャフラップ１３４ａおよび第２の上側端部クロージャフラップ１４４ａのそれぞれ１つの間で折り畳まれる。

第１の頂端部クロージャパネル１３８ａ／１４０ａは、第１の上側端部クロージャフラップ１３４ａおよび第２の上側端部クロージャフラップ１４４ａと第１のガセットパネル１３６ａおよび第２のガセットパネル１４２ａとの対面関係にされるように、折り目１３９ａ周りで折り畳まれる。

第１の頂端部クロージャパネル１３８ａ／１４０ａの第２の部分または下部１４０ａは、折り目１４１ａ周りの折畳によって、第１の頂端部クロージャパネル１３８ａ／１４０ａの第１の部分または上部１３８ａに対して外向きに折り畳まれる。

糊または他の接着処理は、第１の上側端部クロージャフラップ１３４ａおよび第２の上側端部クロージャフラップ１４４ａそれぞれに塗布される。他の実施形態では、糊は第１の頂端部クロージャパネル１３８ａ／１４０ａの第２の部分の内側表面の対応する領域に塗布されてもよい。

第１の頂端部クロージャパネル１３８ａ／１４０ａの第２の部分１４０ａは、第１の頂端部クロージャパネル１３８ａ／１４０ａの第２の部分１４０ａを第１の上側端部クロージャフラップ１３４ａおよび第２の上側端部クロージャフラップ１４４ａと面接触関係にするように、折り目１４１ａ周りでの折畳によって、第１の頂端部クロージャパネル１３８ａ／１４０ａの第１の部分１３８ａに関して広げられる。

第１の頂端部クロージャパネル１３８ａ／１４０ａは、第１の上側端部クロージャフラップ１３４ａおよび第２の上側端部クロージャフラップ１４４ａに固定される。

第１の下部ウェブパネル１３０ａおよび第２の下部ウェブパネル１４８ａ、第１の下側端部クロージャフラップ１２６ａおよび第２の下側端部クロージャフラップ１５０ａは、それぞれ、折り目１２５ａ、１２９ａ、１５１ａ、１５３ａ周りに折り畳まれる。

いくつかの実施形態では、第１の下側端部クロージャフラップ１２６ａおよび第２の下側端部クロージャフラップ１５０ａは、少なくとも部分的に重なり合う配置で配置されるような寸法をしていてもよい。第１の下側端部クロージャフラップ１２６ａは、第２の下側端部クロージャフラップ１５０ａに固定されてもよい。糊または他の接着処理は、互いに固定するように、第１の下側端部クロージャフラップ１２６ａおよび第２の下側端部クロージャフラップ１５０ａの１つに塗布されてもよい。

糊または他の接着処理は、第１の下側端部クロージャフラップ１２６ａおよび第２の下側端部クロージャフラップ１５０ａそれぞれに塗布される。他の実施形態では、糊は底端部クロージャフラップ１２８ａの内側表面の対応する領域に塗布されてもよい。

底端部クロージャフラップ１２８ａは、第１の下側端部クロージャフラップ１２６ａおよび第２の下側端部クロージャフラップ１５０ａと面接触関係となるように、折り目１２７ａ周りに折り畳まれる。

底端部クロージャフラップ１２８ａは、第１の下側端部クロージャフラップ１２６ａおよび第２の下側端部クロージャフラップ１５０ａに固定される。

次に、図６から図８を参照すると、本開示の代替実施形態が示されている。第３の図示した実施形態では、同様の番号が、可能な場合、これらの機構が第３の実施形態に属することを示すように、頭に「２００」を加えているが、同様の部品を示すために使用されている。第３の実施形態は、図３から図５の実施形態と多くの共通の機構を共有し、それにより、図３から図４に示す実施形態との差異のみが、より詳細に記載される。

図３は、キャリアを形成するためのブランク２１０を示し、管状構造を形成するための複数のメインパネル２１２、２１４、２１６、２１８、２２０、２２２、２２４を備えている。複数のメインパネル２１２、２１４、２１６、２１８、２２０、２２２、２２４は、第１のベースパネル２１２、第１の下側パネル２１４、第１の上側パネル２１６、頂部パネル２１８、第２の上側パネル２２０、第２の下側パネル２２２、および第２のベースパネル２２４を備えている。複数のパネル２１２、２１４、２１６、２１８、２２０、２２２、２２４は、対応する折り目２１３、２１５、２１７、２１９、２２１、２２３によって互いにヒンジ連結された直線で一連に配置されてもよい。

ブランク２１０は、複数のパネル２１２、２１４、２１６、２１８、２２０、２２２、２２４によって画定された管状構造の端部を少なくとも部分的に閉じるための少なくとも１つの端部クロージャ構造を備えている。

図示した実施形態では、端部クロージャ構造は、管状構造の各端部を部分的に閉じるために提供される。

各端部クロージャ構造は、これに隣接して配置された１つ以上の物品Ｂの表示のための表示ウィンドウを提供または画定するように、管状構造の端部を部分的に閉じるように配置されてもよい。各端部クロージャ構造は２つのコーナ折畳配置を備え、端部クロージャ構造は、構築において実質的に同じであり、第２の端部クロージャ構造への言及によってより詳細に記載される。

ブランク２１０は、複数の端部クロージャパネル２２６ｂ、２２８ｂ、２３０ｂ、２３２ｂ、２３４ｂ、２３６ｂ、２３８ｂ、２４０ｂ、２４２ｂ、２４４ｂ、２４６ｂ、２４８ｂ、２５０ｂを備えた第２の端部クロージャ構造を備えている。

第２の端部クロージャ構造は、折り目２３９ｂによって、その第２の端部において頂部パネル２１８にヒンジ接続された第２の頂端部クロージャフラップ２３８ｂ／２４０ｂを備えている。第２の頂端部クロージャフラップ２３８ｂ／２４０ｂは、折り目２４１ｂの形のヒンジ接続によって下部２４０ｂにヒンジ接続された上部２３８ｂを備えている。

第３の上端部クロージャフラップ２３４ｂは、第３のウェブパネル２３２ｂによって第１の上側パネル２１６に結合される。第３のウェブパネル２３２ｂは、折り目２３１ｂによって第１の上側パネル２１６にヒンジ接続される。第３の上端部クロージャフラップ２３４ｂは、折り目２３３ｂによって第３のウェブパネル２３２ｂにヒンジ接続される。

第３の上端部クロージャフラップ２３４ｂは、第３のガセットパネル２３６ｂによって第２の頂端部クロージャフラップ２３８ｂ／２４０ｂにヒンジ接続されている。第３の上端部クロージャフラップ２３４ｂは、折り目２３５ｂの形のヒンジ接続によって第３のガセットパネル２３６ｂにヒンジ接続されている。第３のガセットパネル２３６ｂは、折り目２３７ｂの形のヒンジ接続によって第２の頂端部クロージャフラップ２３８ｂ／２４０ｂにヒンジ接続されている。

ブランク２１０は、第３のガセットパネル２３６ｂに近接して頂部パネル２１８の第３のコーナでコーナ折畳配置を備え、ブランク２１０に設けられるコーナ折畳配置は、構築において実質的に同じであり、頂部パネル２１８の第４のコーナに配置されたコーナ折畳配置を参照して、さらに詳細に記載する。

第４の上端部クロージャフラップ２４４ｂは、第４のウェブパネル２４６ｂによって第２の上側パネル２２０に結合される。第４のウェブパネル２４６ｂは、折り目２４７ｂによって第２の上側パネル２２０にヒンジ接続される。第４の上端部クロージャフラップ２４４ｂは、折り目２４９ｂによって第４のウェブパネル２４６ｂにヒンジ接続される。

第４の上端部クロージャフラップ２４４ｂは、第４のガセットパネル２４２ｂによって第２の頂端部クロージャフラップ２３８ｂ／２４０ｂにヒンジ接続されている。第４の上端部クロージャフラップ２４４ｂは、折り目２４５ｂの形のヒンジ接続によって第４のガセットパネル２４２ｂにヒンジ接続されている。第４のガセットパネル２４２ｂは、折り目２４３ｂの形のヒンジ接続によって第２の頂端部クロージャフラップ２３８ｂ／２４０ｂにヒンジ接続されている。

ウェブパネル２３２ａ、２３２ｂ、２４６ａ、２４６ｂは任意であり、省略されてもよく、このような実施形態では、折り目２３１ａ、２３１ｂ、２４７ａ、２４７ｂが省略される。第１の上端部クロージャフラップ２３４ａ、第２の上端部クロージャフラップ２３４ｂ、第３の上端部クロージャフラップ２４４ａおよび第４の上端部クロージャフラップ２４４ｂは、第１の上側パネル２１６および第２の上側パネル２２０のそれぞれ１つに直接ヒンジ連結される。

ブランク２１０は、第４のガセットパネル２４２ｂに近接して頂部パネル２１８の第４のコーナに第４のコーナ折畳配置（図７Ｂに最もよく示す）を備えている。

第４のコーナ折畳配置は、切れ目の形の切断線２７０を備えている。切断線２７０は、頂部パネル２１８と第２の側部パネル２２０との間で折り目２４９ｂにわたって延びる、またはこれと交差し、この折り目はまた、本明細書では第２の折り目２１９と呼ばれる。

切断線２７０は、第４のウェブパネル２４６ｂと第４の上端部クロージャフラップ２４４ｂとの間で折り目２４９ｂから延び、折り目２４９ｂはまた、本明細書では第４の折り目２４９ｂと呼ばれる。

切断線２７０は、頂部パネル２１８と第２の頂端部クロージャフラップ２３８ｂ／２４０ｂとの間で折り目２３９ｂに向けて延びる。切断線２７０は、頂部パネル２１８と第２の頂端部クロージャフラップ２３８ｂ／２４０ｂとの間で折り目２３９ｂまで延びてもよい。切断線２７０は、頂部パネル２１８内に延びるように、頂部パネル２１８と第２の頂端部クロージャフラップ２３８ｂ／２４０ｂとの間で折り目２３９ｂを越えてまたは通過して延びる。折り目２３９ｂはまた、本明細書では、第１の折り目２３９ｂと呼ばれる。

切断線２７０は、第２の頂端部クロージャフラップ２３８ｂ／２４０ｂと第４のガセットパネル２４２ｂとの間で折り目２４３ｂにわたってまたはこれを通して延び、この折り目はまた、本明細書では、第３の折り目２４３ｂと呼ばれる。

切断線２７０は、第４の上端部クロージャフラップ２４４ｂと第４のガセットパネル２４２ｂとの間で折り目２４５ｂにわたってまたはこれを通して延び、この折り目はまた、本明細書では、第５の折り目２４５ｂと呼ばれる。

切断線２７０は、第１の折り目２３９ｂ、第２の折り目２１９、第３の折り目２４３ｂ、第４の折り目２４９ｂおよび第５の折り目２４５ｂそれぞれと交差するまたは終端させると考えることができる。

切断線２７０は、図示した実施形態では、非直線であり、曲線であってもよい。他の実施形態では、切断線２７０は、互いに対して分岐して配置される２つ以上の直線部によって画定されてもよい。さらに他の実施形態では、切断線２７０は直線であってもよい。

切断線２７０は、第１の折り目２３９ｂと第４の折り目２４９ｂとの間に延びる。

切断線２７０は、第１の折り目２３９ｂの想像上の延長線と第２の折り目２１９との間で、想像上の交差点または交点Ｖを迂回し、それにより、想像上の交差点Ｖは切断線２７０の一方側に配置されている。想像上の交差点Ｖは、切断線２７０の第１の側に配置され、第４の上端部クロージャフラップ２４４ｂおよび第４のガセットパネル２４２ｂは切断線２７０の第２の対向する側に配置される。想像上の交差点Ｖは、第４の上端部クロージャフラップ２４４ｂおよび第４のガセットパネル２４２ｂから間隔を置いて配置されてもよい。

第４の折り目２４９ｂ、またはその想像上の延長線は、想像上の交点Ｖと交差する、またはこれを通過してもよい。第３の折り目２４３ｂおよび第５の折り目２４５ｂの想像上の延長線Ｎ４、Ｎ３は、想像上の交点Ｖと交差する、またはこれを通過してもよい。

切断線２７０は、第１の交差点Ｐで第３の折り目２４３ｂと交差する。第１の交差点Ｐは、第１の折り目２３９ｂおよび第２の折り目２１９の想像上の交差点Ｖより、第４の上端部クロージャフラップ２４４ｂおよび／または第４のガセットパネル２４２ｂにより近い位置に配置される。

次に、図９、図１３Ａおよび図１３Ｂを参照すると、本開示の代替実施形態が示されている。第４の図示した実施形態では、同様の番号が、可能な場合、これらの機構が第４の実施形態に属することを示すように、頭に「３００」を加えているが、同様の部品を示すために使用されている。

図９は、キャリアを形成するためのブランク３１０を示し、ブランク３１０は、管状構造を形成するための複数のメインパネル３１２、３１４、３１６、３１８、３２０、３２２、３２４を備えている。複数のメインパネル３１２、３１４、３１６、３１８、３２０、３２２、３２４は、第１のベースパネル３１２、第１の側部パネル３１４、第１の上部コーナパネル３１６、頂部パネル３１８、第２の上部コーナパネル３２０、第２の側部パネル３２２、および第２のベースパネル３２４を備えている。複数のメインパネル３１２、３１４、３１６、３１８、３２０、３２２、３２４は、対応する折り目３１３、３１５、３１７、３１９、３２１、３２３によって互いにヒンジ連結された直線で一連に配置されてもよい。

第１の上部コーナパネル３１６および第２の上部コーナパネル３２０は、頂部パネル３１８と一緒にキャリア３９０の頂部壁面の一部を形成すると考えることができる。別の方法では、第１の上部コーナパネル３１６および第２の上部コーナパネル３２０は、第１の側部パネル３１４および第２の側部パネル３２２のそれぞれ１つの上部を形成すると考えることができる。

いくつかの実施形態では、第１の上部コーナパネル３１６および第２の上部コーナパネル３２０は省略されてもよく、このような実施形態では、折り目３１５、３２１が省略されてもよい。

ブランク３１０は、第２のベースパネル３２４を第１のベースパネル３１２に固定するための相補的係止機構を備えてもよい。第２のベースパネル３２４は、相補的係止機構の少なくとも１つの第１の部分Ｍを備えてもよい。第１のベースパネル３１２は、相補的係止機構の少なくとも１つの第２の部分Ｆを備えてもよい。

第１のベースパネル３１２および第２のベースパネル３２４は、少なくとも１つの第１の開口部Ａ１を備えてもよい。図示した実施形態では、第１のベースパネル３１２は１つの第１の開口部Ａ１を備え、第２のベースパネル３２４は１つの第１の開口部Ａ１を備えている。第１のベースパネル３１２および第２のベースパネル３２４は、少なくとも１つの第２の開口部Ａ２を備えてもよい。図示した実施形態では、第１のベースパネル３１２は１つの第２の開口部Ａ２を備え、第２のベースパネル３２４は１つの第２の開口部Ａ２を備えている。第１の開口部Ａ１および第２の開口部Ａ２を利用して、カートン３９０の構成を容易にしてもよい。

ブランク３１０は、任意の担持ハンドル構造Ｈを備えている。ハンドル構造Ｈは、単一の折畳可能タブ３６０を備えている。タブ３６０は、折り目３６１によって頂部パネル３１８にヒンジ接続され、切れ目または切断線３６３によって部分的に画定される。

ブランク３１０は、複数のパネル３１２、３１４、３１６、３１８、３２０、３２２、３２４によって画定された管状構造の端部を少なくとも部分的に閉じるための少なくとも１つの端部クロージャ構造を備えている。ブランク３１０は、複数の端部クロージャパネル３２６ａ、３２８ａ、３３０ａ、３３２ａ、３３４ａ、３３６ａ、３３８ａ、３４０ａ、３４２ａ、３４４ａ、３４６ａを備えた第１の端部クロージャ構造を備えている。

第１の端部クロージャ構造は、折り目３３９ａによって頂部パネル３１８にヒンジ接続された第１の頂端部クロージャフラップ３３６ａを備えている。

第１の底端部クロージャフラップ３３６ａは、折り目３２５ａの形のヒンジ接続によって第１のベースパネル３１２にヒンジ接続される。

第１のガセットパネル３２８ａは、折り目３２７ａの形のヒンジ接続によって第１の底端部クロージャフラップ３３６ａにヒンジ接続される。

第１のアンカパネル３３０ａは、折り目３２９ａの形のヒンジ接続によって第１のガセットパネル３２８ａにヒンジ接続されている。第１のアンカパネル３３０ａは、折り目３３１ａの形のヒンジ接続によって第１の側部パネル３１４にヒンジ接続される。

第１のコーナ端部クロージャフラップ３３４ａは、折り目３３７ａの形のヒンジ接続によって第１の頂端部クロージャフラップ３３６ａにヒンジ接続される。第１のコーナ端部クロージャフラップ３３４ａは、折り目３３５ａの形のヒンジ接続によって第２のガセットパネル３３２ａにヒンジ接続される。第２のガセットパネル３３２ａは、折り目３３３ａの形のヒンジ接続によって第１のアンカパネル３３０ａにヒンジ接続される。

第２のコーナ端部クロージャフラップ３３８ａは、折り目３４１ａの形のヒンジ接続によって第１の頂端部クロージャフラップ３３６ａにヒンジ接続される。第２のコーナ端部クロージャフラップ３３８ａは、折り目３４３ａの形のヒンジ接続によって第３のガセットパネル３４０ａにヒンジ接続される。

第２のガセットパネル３３２ａは、折り目３４５ａの形のヒンジ接続によって第２のアンカパネル３４２ａにヒンジ接続される。第２のアンカパネル３４２ａは、折り目３４７ａの形のヒンジ接続によって第２の側部パネル３２２にヒンジ接続される。

第４のガセットパネル３４４ａは、折り目３４９ａの形のヒンジ接続によって第２のアンカパネル３４２ａにヒンジ接続される。

第２の底端部クロージャフラップ３４６ａは、折り目３５３ａの形のヒンジ接続によって第２のベースパネル３２４にヒンジ接続される。第２の底端部クロージャフラップ３４６ａは、折り目３５１ａの形のヒンジ接続によって第４のガセットパネル３４４ａにヒンジ接続される。

ブランク３１０は、複数の端部クロージャパネル３２６ｂ、３２８ｂ、３３０ｂ、３３２ｂ、３３４ｂ、３３６ｂ、３３８ｂ、３４０ｂ、３４２ｂ、３４４ｂ、３４６ｂを備えた第２の端部クロージャ構造を備えている。第２の端部クロージャ構造は、折り目３３９ｂによって頂部パネル３１８にヒンジ接続された第２の頂端部クロージャフラップ３３６ｂを備えている。

第３の底端部クロージャフラップ３３６ｂは、折り目３２５ｂの形のヒンジ接続によって第１のベースパネル３１２にヒンジ接続される。

第５のガセットパネル３２８ｂは、折り目３２７ｂの形のヒンジ接続によって第３の底端部クロージャフラップ３３６ｂにヒンジ接続される。

第１のアンカパネル３３０ｂは、折り目３２９ｂの形のヒンジ接続によって第５のガセットパネル３２８ｂにヒンジ接続されている。第１のアンカパネル３３０ｂは、折り目３３１ｂの形のヒンジ接続によって第１の側部パネル３１４にヒンジ接続される。

第３のコーナ端部クロージャフラップ３３４ｂは、折り目３３７ｂの形のヒンジ接続によって第２の頂端部クロージャフラップ３３６ｂにヒンジ接続される。第３のコーナ端部クロージャフラップ３３４ｂは、折り目３３５ｂの形のヒンジ接続によって第６のガセットパネル３３２ｂにヒンジ接続される。第６のガセットパネル３３２ｂは、折り目３３３ｂの形のヒンジ接続によって第１のアンカパネル３３０ｂにヒンジ接続される。

第４のコーナ端部クロージャフラップ３３８ｂは、折り目３４１ｂの形のヒンジ接続によって第２の頂端部クロージャフラップ３３６ｂにヒンジ接続される。第４のコーナ端部クロージャフラップ３３８ｂは、折り目３４３ｂの形のヒンジ接続によって第７のガセットパネル３４０ｂにヒンジ接続される。第７のガセットパネル３３２ｂは、折り目３４５ｂの形のヒンジ接続によって第４のアンカパネル３４２ｂにヒンジ接続される。第４のアンカパネル３４２ｂは、折り目３４７ｂの形のヒンジ接続によって第２の側部パネル３２２にヒンジ接続される。

第８のガセットパネル３４４ｂは、折り目３４９ｂの形のヒンジ接続によって第４のアンカパネル３４２ｂにヒンジ接続される。

第４の底端部クロージャフラップ３４６ｂは、折り目３５３ｂの形のヒンジ接続によって第２のベースパネル３２４にヒンジ接続される。第４の底端部クロージャフラップ３４６ｂは、折り目３５１ｂの形のヒンジ接続によって第８のガセットパネル３４４ｂにヒンジ接続される。

ブランク３１０は、４つのコーナ折畳配置を備え、第１の対のコーナ折畳配置は、第１の側部パネル３１４に隣接して第１のベースパネル３１２のコーナに配置されている。第２の対のコーナ折畳配置は、第２の側部パネル３２２に隣接して第２のベースパネル３２４のコーナに配置されている。コーナ折畳配置は実質的に同じであり、図９に示される、第２のベースパネル３２４と第２の側部パネル３２２との間のコーナ配置の１つの拡大図に関して記載される。

コーナ折畳配置は、切れ目の形で切断線３７０を備えている。切断線３７０は、第２のベースパネル３２４と第２の側部パネル３２２との間で折り目３２３にわたって延びる、またはこれと交差し、この折り目はまた、本明細書では第２の折り目３２３と呼ばれる。

切断線３７０は、第２の側部パネル３２２と第４のアンカパネル３４２ｂとの間で折り目３４７ｂから延び、折り目３４７ｂはまた、本明細書では第４の折り目３４７ｂと呼ばれる。

切断線３７０は、第２のベースパネル３２４と第４の底端部クロージャフラップ３４６ｂとの間で折り目３５３ｂに向けて延びる。切断線３７０は、第２のベースパネル３２４と第４の底端部クロージャフラップ３４６ｂとの間で折り目３５３ｂまで延びてもよい。切断線３７０は、第２のベースパネル３２４内に延びるように、第２のベースパネル３２４と第４の底端部クロージャフラップ３４６ｂとの間で折り目３５３ｂを越えてまたはこれを通して延びる。折り目３５３ｂはまた、本明細書では第１の折り目３５３ｂと呼ばれる。

切断線３７０は、第４の底端部クロージャフラップ３４６ｂと第８のガセットパネル３４４ｂとの間で折り目３５１ｂにわたってまたはこれを通して延び、この折り目はまた、本明細書では、第３の折り目３５１ｂと呼ばれる。

切断線３７０は、第４のアンカパネル３４２ｂと第８のガセットパネル３４４ｂとの間で折り目３４９ｂにわたってまたはこれを通して延び、この折り目はまた、本明細書では、第５の折り目３４９ｂと呼ばれる。

切断線３７０は、第１の折り目３５３ｂ、第２の折り目３２３、第３の折り目３５１ｂ、第４の折り目３４７ｂおよび第５の折り目３４９ｂそれぞれと交差するまたは終端させると考えることができる。

切断線３７０は、図示した実施形態では、非直線であり、曲線であってもよい。他の実施形態では、切断線３７０は、互いに対して分岐して配置される２つ以上の直線部によって画定されてもよい。さらに他の実施形態では、切断線３７０は直線であってもよい。

切断線３７０は、第１の折り目３５３ｂと第４の折り目３４７ｂとの間に延びる。

切断線３７０は、第１の折り目３５３ｂの想像上の延長線と第２の折り目３２３との間で、想像上の交差点または交点Ｖを迂回し、それにより、想像上の交差点Ｖは切断線３７０の一方側に配置されている。想像上の交差点Ｖは、切断線３７０の第１の側に配置され、第４のアンカパネル３４２ｂおよび第８のガセットパネル３４４ｂは切断線３７０の第２の対向する側に配置される。想像上の交差点Ｖは、第４のアンカパネル３４２ｂからおよび第８のガセットパネル３４４ｂから間隔を置いて配置されてもよい。

第３の折り目３５１ｂ、またはその想像上の延長線は、想像上の交点Ｖと交差する、またはこれを通過してもよい。第４の折り目３４７ｂおよび第５の折り目３４９ｂの想像上の延長線は、想像上の交点Ｖと交差する、またはこれを通過してもよい。

切断線３７０は、第１の交差点Ｐで第３の折り目３５１ｂと交差する。第１の交差点Ｐは、第１の折り目３５３ｂおよび第２の折り目３２３の想像上の交差点Ｖより、第８のガセットパネル３４４ｂにより近い位置に配置される。

次に、図１０、図１０Ｂおよび図１４を参照すると、本開示の代替実施形態が示されている。第５の図示した実施形態では、同様の番号が、可能な場合、これらの機構が第５の実施形態に属することを示すように、頭に「４００」を加えているが、同様の部品を示すために使用されている。

図１０は、キャリアを形成するためのブランク４１０を示し、ブランク４１０は、管状構造を形成するための複数のメインパネル４１２、４１４、４１６、４１８、４２０、４２２、４２４、４２６、４２８を備えている。複数のメインパネル４１２、４１４、４１６、４１８、４２０、４２２、４２４、４２６、４２８は、第１のベースパネル４１２、第１の下部コーナパネル４１４、第１の側部パネル４１６、第１の上部コーナパネル４１８、頂部パネル４２０、第２の上部コーナパネル４２２、第２の側部パネル４２４、第２の下部コーナパネル４２６、および第２のベースパネル４２８を備えている。複数のメインパネル４１２、４１４、４１６、４１８、４２０、４２２、４２４、４２６、４２８は、対応する折り目４１３、４１５、４１７、４１９、４２１、４２３、４２５、４２７によって互いにヒンジ連結された直線で一連に配置されてもよい。

第１の上部コーナパネル４１８および第２の上部コーナパネル４２２は、頂部パネル４２０と一緒にキャリア４９０の頂部壁面の一部を形成すると考えることができる。別の方法では、第１の上部コーナパネル４１８および第２の上部コーナパネル４２２は、第１の側部パネル４１６および第２の側部パネル４２４のそれぞれ１つの上部を形成すると考えることができる。

第１の下部コーナパネル４１４および第２の下部コーナパネル４２６は、第１のベースパネル４１２および第２のベースパネル４２８と一緒にキャリア４９０の底壁面の一部を形成すると考えることができる。別の方法では、第１の下部コーナパネル４１４および第２の下部コーナパネル４２６は、第１の側部パネル４１６および第２の側部パネル４２４のそれぞれ１つの下部を形成すると考えることができる。

いくつかの実施形態では、第１の上部コーナパネル４１８および第２の上部コーナパネル４２２は省略されてもよく、このような実施形態では、折り目４１７、４２３が省略されてもよい。いくつかの実施形態では、第１の下部コーナパネル４１４および第２の下部コーナパネル４２６は省略されてもよく、このような実施形態では、折り目４１５、４２５が省略されてもよい。

ブランク４１０は、第２のベースパネル４２８を第１のベースパネル４１２に固定するための相補的係止機構を備えてもよい。第１のベースパネル４１２は、相補的係止機構の少なくとも１つの第１の部分Ｍを備えてもよい。第２のベースパネル４２８は、相補的係止機構の少なくとも１つの第２の部分Ｆを備えてもよい。

第１のベースパネル４１２および第２のベースパネル４２８は、少なくとも１つの第１の開口部Ａ１を備えてもよい。図示した実施形態では、第１のベースパネル４１２は１つの第１の開口部Ａ１を備え、第２のベースパネル４２８は１つの第１の開口部Ａ１を備えている。第１のベースパネル４１２および第２のベースパネル４２８は、少なくとも１つの第２の開口部Ａ２を備えてもよい。図示した実施形態では、第１のベースパネル４１２は１つの第２の開口部Ａ２を備え、第２のベースパネル４２８は１つの第２の開口部Ａ２を備えている。第１の開口部Ａ１および第２の開口部Ａ２を利用して、カートン４９０の構成を容易にしてもよい。

ブランク４１０は、任意の担持ハンドル構造Ｈを備えている。ハンドル構造Ｈは、単一の折畳可能タブ４６０を備えている。タブ４６０は、折り目４６１によって頂部パネル４２０にヒンジ接続され、切れ目または切断線４６３によって部分的に画定される。

ブランク４１０は、複数のパネル４１２、４１４、４１６、４１８、４２０、４２２、４２４、４２６、４２８によって画定された管状構造の端部を少なくとも部分的に閉じるための少なくとも１つの端部クロージャ構造を備えている。

ブランク４１０は、複数の端部クロージャパネル４３０ａ、４３２ａ、４３４ａ、４３６ａ、４３８ａ、４４０ａ、４４２ａ、４４４ａ、４４６ａ、４４８ａを備えた第１の端部クロージャ構造を備えている。第１の端部クロージャ構造は、折り目４２９ａの形のヒンジ接続によって第１のベースパネル４１２にヒンジ接続された第１の底端部クロージャフラップ４３０ａを備えている。

第１のガセットパネル４３２ａは、折り目４３１ａの形のヒンジ接続によって第１の底端部クロージャフラップ４３０ａにヒンジ接続される。

第１のアンカパネル４３４ａは、折り目４３３ａの形のヒンジ接続によって第１のガセットパネル４３２ａにヒンジ接続されている。第１のアンカパネル４３４ａは、折り目４３５ａの形のヒンジ接続によって第１の側部パネル４１６にヒンジ接続される。

第２のガセットパネル４３６ａは、折り目４３７ａの形のヒンジ接続によって第１のアンカパネル４３４ａにヒンジ接続される。

第１の頂端部クロージャフラップ４３８ａは、折り目４３９ａの形のヒンジ接続によって第２のガセットパネル４３６ａにヒンジ接続される。第１の頂端部クロージャフラップ４３８ａは、折り目４４１ａの形のヒンジ接続によって頂部パネル４２０にヒンジ接続される。第１の端部クロージャ構造は、折り目４５５ａの形のヒンジ接続によって第２のベースパネル４２８にヒンジ接続された第２の底端部クロージャフラップ４４８ａを備えている。

第３のガセットパネル４４６ａは、折り目４５３ａの形のヒンジ接続によって第２の底端部クロージャフラップ４４８ａにヒンジ接続される。

第２のアンカパネル４４４ａは、折り目４５１ａの形のヒンジ接続によって第３のガセットパネル４４６ａにヒンジ接続されている。

第４のガセットパネル４４２ａは、折り目４４７ａの形のヒンジ接続によって第２のアンカパネル４４４ａにヒンジ接続される。

第２のアンカパネル４４４ａは、折り目４４９ａの形のヒンジ接続によって第２の側部パネル４２４にヒンジ接続されている。

第２の頂端部クロージャフラップ４４０ａは、折り目４４５ａの形のヒンジ接続によって第４のガセットパネル４４２ａにヒンジ接続される。第２の頂端部クロージャフラップ４４０ａは、折り目４４３ａの形のヒンジ接続によって頂部パネル４２０にヒンジ接続される。

ブランク４１０は、複数の端部クロージャパネル４３０ｂ、４３２ｂ、４３４ｂ、４３６ｂ、４３８ｂ、４４０ｂ、４４２ｂ、４４４ｂ、４４６ｂ、４４８ｂを備えた第２の端部クロージャ構造を備えている。第２の端部クロージャ構造は、折り目４２９ｂの形のヒンジ接続によって第１のベースパネル４１２にヒンジ接続された第３の底端部クロージャフラップ４３０ｂを備えている。

第５のガセットパネル４３２ｂは、折り目４３１ｂの形のヒンジ接続によって第３の底端部クロージャフラップ４３０ｂにヒンジ接続される。

第３のアンカパネル４３４ｂは、折り目４３３ｂの形のヒンジ接続によって第５のガセットパネル４３２ｂにヒンジ接続されている。第３のアンカパネル４３４ｂは、折り目４３５ｂの形のヒンジ接続によって第１の側部パネル４１６にヒンジ接続される。

第６のガセットパネル４３６ｂは、折り目４３７ｂの形のヒンジ接続によって第３のアンカパネル４３４ｂにヒンジ接続される。

第３の頂端部クロージャフラップ４３８ｂは、折り目４３９ｂの形のヒンジ接続によって第６のガセットパネル４３６ｂにヒンジ接続される。第３の頂端部クロージャフラップ４３８ｂは、折り目４４１ｂの形のヒンジ接続によって頂部パネル４２０にヒンジ接続される。第１の端部クロージャ構造は、折り目４５５ｂの形のヒンジ接続によって第２のベースパネル４２８にヒンジ接続された第４の底端部クロージャフラップ４４８ｂを備えている。

第７のガセットパネル４４６ｂは、折り目４５３ｂの形のヒンジ接続によって第４の底端部クロージャフラップ４４８ｂにヒンジ接続される。

第４のアンカパネル４４４ｂは、折り目４５１ｂの形のヒンジ接続によって第７のガセットパネル４４６ｂにヒンジ接続されている。第４のアンカパネル４４４ｂは、折り目４４９ｂの形のヒンジ接続によって第２の側部パネル４２４にヒンジ接続されている。

第８のガセットパネル４４２ｂは、折り目４４７ｂの形のヒンジ接続によって第４のアンカパネル４４４ｂにヒンジ接続される。

第４の頂端部クロージャフラップ４４０ｂは、折り目４４５ｂの形のヒンジ接続によって第８のガセットパネル４４２ｂにヒンジ接続される。第４の頂端部クロージャフラップ４４０ｂは、折り目４４３ｂの形のヒンジ接続によって頂部パネル４２０にヒンジ接続される。

ブランク４１０は、８つのコーナ折畳配置を備え、第１の対のコーナ折畳配置は、存在する場合、第１の側部パネル４１６または第１のコーナパネル４１４に隣接して第１のベースパネル４１２のコーナに配置されている。第２の対のコーナ折畳配置は、存在する場合、第２の側部パネル４２４または第４のコーナパネル４２６に隣接して第２のベースパネル４２８のコーナに配置されている。

第３の対のコーナ折畳配置は、存在する場合、第１の側部パネル４１６または第２のコーナパネル４１８に隣接して頂部パネル４２０のコーナに配置されている。第４の対のコーナ折畳配置は、存在する場合、第２の側部パネル４２４または第３のコーナパネル４２２に隣接して頂部パネル４２０のコーナに配置されている。

コーナ折畳配置は実質的に同じであり、図１０Ｂに示される、頂部パネル４２０、第２の側部パネル４２４および第３のコーナパネル４２２の間のコーナ配置の１つの拡大図に関して記載される。

コーナ折畳配置は、切れ目の形で切断線４７０を備えている。切断線４７０は、第３のコーナパネル４２２と頂部パネル４２０との間で折り目４２１にわたって延びる、またはこれと交差し、この折り目はまた、本明細書では第２の折り目４２１と呼ばれる。

切断線４７０は、第２の側部パネル４２４と第４のアンカパネル４４４ｂとの間で折り目４４９ｂから延び、折り目４４９ｂはまた、本明細書では第４の折り目４４９ｂと呼ばれる。

図示した実施形態では、第３のコーナパネル４２２と第２の側部パネル４２４との間の折り目４２３は、切断線４７０と折り目４４９ｂとの間の接触点と交差するまたはここで終端する。いくつかの実施形態では、折り目４２３は、切断線４７０と折り目４４９ｂとの間の交点と接触しなくてもよいが、その想像上の直線延長線が前記交点を通過するように一列に並べられてもよい。

切断線４７０は、頂部パネル４２０と第４の頂端部クロージャフラップ４４０ｂとの間で折り目４４３ｂに向けて延びる。切断線４７０は、頂部パネル４２０と第４の頂端部クロージャフラップ４４０ｂとの間で折り目４４３ｂまで延びてもよい。切断線４７０は、第４の頂端部クロージャフラップ４４０ｂ内に延びるように、頂部パネル４２０と第４の頂端部クロージャフラップ４４０ｂとの間で折り目４４３ｂを越えてまたはこれを通して延びる。折り目４４３ｂはまた、本明細書では第１の折り目４４３ｂと呼ばれる。

切断線４７０は、第４の頂端部クロージャフラップ４４０ｂと第８のガセットパネル４４２ｂとの間で折り目４４５ｂにわたってまたはこれを通して延び、この折り目はまた、本明細書では、第３の折り目４４５ｂと呼ばれる。

切断線４７０は、第４のアンカパネル４４４ｂと第８のガセットパネル４４２ｂとの間で折り目４４７ｂにわたってまたはこれを通して延び、この折り目はまた、本明細書では、第５の折り目４４７ｂと呼ばれる。

切断線４７０は、第１の折り目４４３ｂ、第２の折り目４２１、第３の折り目４４５ｂ、第４の折り目４４９ｂおよび第５の折り目４４７ｂそれぞれと交差するまたは終端させると考えることができる。

切断線４７０は、図示した実施形態では、非直線であり、曲線であってもよい。他の実施形態では、切断線４７０は、互いに対して分岐して配置される２つ以上の直線部によって画定されてもよい。さらに他の実施形態では、切断線４７０は直線であってもよい。

切断線４７０は、第１の折り目４４３ｂと第４の折り目４４９ｂとの間に延びる。

切断線４７０は、第１の折り目４４３ｂの想像上の延長線Ｎ２と第２の折り目４２１との間で、想像上の交差点または交点Ｖを迂回し、それにより、想像上の交差点Ｖは切断線４７０の一方側に配置されている。想像上の交差点Ｖは、切断線４７０の第１の側に配置され、第４のアンカパネル４４４ｂおよび第８のガセットパネル４４２ｂは切断線４７０の第２の対向する側に配置される。想像上の交差点Ｖは、第４のアンカパネル４４４ｂからおよび第８のガセットパネル４４２ｂから間隔を置いて配置されてもよい。

切断線４７０は、第２の側から見た場合に凹に見える。これに対して、前述の実施形態の切断線７０、１７０、２７０、３７０は、第２の側から見た場合に凸に見える。

第３の折り目４４５ｂ、またはその想像上の延長線は、想像上の交点Ｖと交差する、またはこれを通過してもよい。第４の折り目４４９ｂおよび第５の折り目４４７ｂの想像上の延長線は、想像上の交点Ｖと交差する、またはこれを通過してもよい。

切断線４７０は、第１の交差点Ｐで第３折り目４４５ｂと交差する。第１の交差点Ｐは、第１の折り目４４３ｂおよび第２の折り目４２１の想像上の交差点Ｖより、第８のガセットパネル４４２ｂにより近い位置に配置される。

次に、図１０Ｃを参照すると、本開示の代替実施形態が示されている。第６の図示した実施形態では、同様の番号が、可能な場合、これらの機構が第６の実施形態に属することを示すように、頭に「５００」を加えているが、同様の部品を示すために使用されている。第６の実施形態は、図１０、図１０Ｂおよび図１４の実施形態と多くの共通の機構を共有し、それにより、図１０、図１０Ｂおよび図１４に示す実施形態との差異のみが、より詳細に記載される。

図１０Ｃは、ブランク５１０の一部を示している。ブランク５１０は、図１０の実施形態のコーナ折畳配置と実質的に同様な配置で、少なくとも１つのコーナ折畳配置を備えている。図１０Ｃの実施形態では、コーナ折畳配置は追加の折り目５５７ｂを備えている。折り目５５７ｂは、頂部パネル５２０に設けられ、第２の折り目５２１と実質的に垂直に延びてもよい。折り目５５７ｂは、第４の折り目５４９ｂと実質的に同一線上に延びてもよい。折り目５５７ｂは、第１の折り目５４３ｂおよび第２の折り目５２１の想像上の延長線Ｎ２によって画定される想像上の交点Ｖで第２の折り目５２１に向けて延びる、またはこれと交差してもよい。

次に、図１７を参照すると、本開示の代替実施形態が示されている。第１０の図示した実施形態では、同様の番号が、可能な場合、これらの機構が第１０の実施形態に属することを示すように、頭に「８００」を加えているが、同様の部品を示すために使用されている。第１０の実施形態は、図１０、図１０Ｂおよび図１４の実施形態と多くの共通の機構を共有し、それにより、図１０、図１０Ｂおよび図１４に示す実施形態との差異のみが、より詳細に記載される。

図１７は、ブランク８１０の一部を示している。ブランク８１０は、図１０の実施形態のコーナ折畳配置と実質的に同様な配置で、少なくとも１つのコーナ折畳配置を備えている。図１７の実施形態では、コーナ折畳配置は非直線切断線８７０を備えている。切断線８７０は、頂部パネル８２０を第４の頂端部クロージャフラップ８４０ｂから分離させ、第３のコーナパネル８２２を第８のガセットパネル８４２ｂおよび第４のアンカパネル８４４ｂから分離させる。

切断線８７０は、第２の側部パネル８２４と第４のアンカパネル８４４ｂとの間で折り目８４９ｂ（本明細書では、第４の折り目８４９ｂとも呼ばれる）から延び、第４の折り目８４９ｂに対して斜めに配向された第１の直線部８７０ａを備えている。

切断線８７０は、第１の直線部８７０ａと連続する第２の直線部８７０ｂを備えている。第２の部分８７０ｂは、非直線切断を画定するように、第１の直線部８７０ａに関して分岐して配置されている。第２の部分８７０ｂは、第３の折り目８４５ｂに実質的に垂直に配向されてもよい。

第２の部分８７０ｂは、第３のコーナパネル８２２と頂部パネル８２０との間で折り目８２１にわたって延びる、またはこれと交差する。

第２の部分８７０ｂは、第４の頂端部クロージャフラップ８４０ｂと第８のガセットパネル８４２ｂとの間で第３の折り目８４５ｂにわたって延びる、またはこれと交差する。

第１の折り目８４３ｂおよび第２の折り目８２１の想像上の延長線Ｎ２によって画定される想像上の交点Ｖは、切断線８７０の第２の部分８７０ｂの第１の側に配置されている。想像上の交点Ｖは、切断線８７０の第２の部分８７０ｂから間隔を置いて配置されている。

切断線８７０の第２の部分８７０ｂは、交差点Ｐで第３の折り目８４５ｂと交差する、またはこれを横切る。交差点Ｐは、想像上の交点Ｖから間隔を置いて配置されている。

第２の部分８７０ｂは、第１の折り目８４３ｂを終端させるまたはこれと交差してもよい。

図１７の実施形態では、第３のコーナパネル８２２と第２の側部パネル８２４との間の折り目８２３は、第１の部分８７０ａと第４の折り目８４９ｂとの間の交差点より第２の折り目８２１に近く配置される。

次に、図１１、図１５Ａおよび図１５Ｂを参照すると、本開示の代替実施形態が示されている。第７の図示した実施形態では、同様の番号が、可能な場合、これらの機構が第７の実施形態に属することを示すように、頭に「６００」を加えているが、同様の部品を示すために使用されている。

図１１は、キャリアを形成するためのブランク６１０を示し、ブランク６１０は、管状構造を形成するための複数のメインパネル６１２、６１４、６１６、６１８、６２０、６２２、６２４を備えている。複数のメインパネル６１２、６１４、６１６、６１８、６２０、６２２、６２４は、第１のベースパネル６１２、第１の下部コーナパネル６１４、第１の側部パネル６１６、頂部パネル６１８、第２の側部パネル６２０、第２の下部コーナパネル６２２、および第２のベースパネル６２４を備えている。複数のメインパネル６１２、６１４、６１６、６１８、６２０、６２２、６２４は、対応する折り目６１３、６１５、６１７、６１９、６２１、６２３によって互いにヒンジ連結された直線で一連に配置されてもよい。

第１の下部コーナパネル６１４および第２の下部コーナパネル６２２は、第１のベースパネル６１２および第２のベースパネル６２４と一緒にキャリア６９０の底壁面の一部を形成すると考えることができる。別の方法では、第１の下部コーナパネル６１４および第２の下部コーナパネル６２２は、第１の側部パネル６１６および第２の側部パネル６２０のそれぞれ１つの下部を形成すると考えることができる。いくつかの実施形態では、第１の下部コーナパネル６１４および第２の下部コーナパネル６２２は省略されてもよく、このような実施形態では、折り目６１５、６２１が省略されてもよい。

ブランク６１０は、第２のベースパネル６２４を第１のベースパネル６１２に固定するための相補的係止機構を備えてもよい。第２のベースパネル６２４は、相補的係止機構の少なくとも１つの第１の部分Ｍを備えてもよい。第１のベースパネル６１２は、相補的係止機構の少なくとも１つの第２の部分Ｆを備えてもよい。

ブランク６１０は、任意の担持ハンドル構造Ｈを備えている。ハンドル構造Ｈは、１対の折畳可能タブ６６０ａ、６６０ｂを備えている。タブ６６０ａ、６６０ｂは、互いに間隔を置いて配置されている。タブ６６０ａ、６６０ｂは、折り目６６１ａ、６６１ｂによって頂部パネル６１８にヒンジ接続され、切れ目または切断線６６３ａ、６６３ｂによって部分的に画定される。各切断線６６３ａ、６６３ｂは、第１の上側パネル６１６および第２の上側パネル６２０の１つまたは両方に延びてもよい。第１のタブ６６０ａは、第２のタブ６６０ｂに対向して頂部パネル６１８にヒンジ接続される。

ブランク６１０は、複数のパネル６１２、６１４、６１６、６１８、６２０、６２２、６２４によって画定された管状構造の端部を少なくとも部分的に閉じるための少なくとも１つの端部クロージャ構造を備えている。ブランク６１０は、複数の端部クロージャパネル６２６ａ、６２８ａ、６３０ａ、６３２ａ、６３４ａを備えた第１の端部クロージャ構造を備えている。

第１の端部クロージャ構造は、折り目６３７ａによって頂部パネル６１８にヒンジ接続された第１の頂端部クロージャフラップ６３０ａを備えている。

第１のガセットパネル６２８ａは、折り目６２９ａの形のヒンジ接続によって第１の頂端部クロージャフラップ６３０ａにヒンジ接続される。

第１のアンカパネル６２６ａは、折り目６２７ａの形のヒンジ接続によって第１のガセットパネル６２８ａにヒンジ接続されている。第１のアンカパネル６２６ａは、折り目６２５ａの形のヒンジ接続によって第１の側部パネル６１６にヒンジ接続される。

第２のガセットパネル６３２ａは、折り目６３１ａの形のヒンジ接続によって第１の頂端部クロージャフラップ６３０ａにヒンジ接続される。

第２のアンカパネル６３４ａは、折り目６３３ａの形のヒンジ接続によって第２のガセットパネル６３２ａにヒンジ接続されている。第２のアンカパネル６３４ａは、折り目６３５ａの形のヒンジ接続によって第２の側部パネル６２０にヒンジ接続されている。ブランク６１０は、複数の端部クロージャパネル６２６ｂ、６２８ｂ、６３０ｂ、６３２ｂ、６３４ｂを備えた第２の端部クロージャ構造を備えている。

第２の端部クロージャ構造は、折り目６３７ｂによって頂部パネル６１８にヒンジ接続された第２の頂端部クロージャフラップ６３０ｂを備えている。

第３のガセットパネル６２８ｂは、折り目６２９ｂの形のヒンジ接続によって第２の頂端部クロージャフラップ６３０ｂにヒンジ接続される。

第３のアンカパネル６２６ｂは、折り目６２７ｂの形のヒンジ接続によって第３のガセットパネル６２８ｂにヒンジ接続されている。第３のアンカパネル６２６ｂは、折り目６２５ｂの形のヒンジ接続によって第１の側部パネル６１６にヒンジ接続される。

第４のガセットパネル６３２ｂは、折り目６３１ｂの形のヒンジ接続によって第２の頂端部クロージャフラップ６３０ｂにヒンジ接続される。

第４のアンカパネル６３４ｂは、折り目６３３ｂの形のヒンジ接続によって第４のガセットパネル６３２ｂにヒンジ接続されている。第４のアンカパネル６３４ｂは、折り目６３５ｂの形のヒンジ接続によって第２の側部パネル６２０にヒンジ接続されている。

ブランク６１０は、頂部パネル６１８の各コーナに４つのコーナ折畳配置を備え、コーナ折畳配置は実質的に同じであり、図１１に示される、コーナ配置の１つの拡大図に関して記載される。

コーナ折畳配置は、切れ目の形で切断線６７０を備えている。切断線６７０は、頂部パネル６１８と第２の側部パネル６２０との間で折り目６１９にわたって延びる、またはこれと交差し、この折り目はまた、本明細書では第２の折り目６１９と呼ばれる。

切断線６７０は、第２の側部パネル６２０と第４のアンカパネル６３４ｂとの間で折り目６３５ｂから延び、折り目６３５ｂはまた、本明細書では第４の折り目６３５ｂと呼ばれる。

切断線６７０は、頂部パネル６１８と第２の頂端部クロージャフラップ６３０ｂとの間で折り目６３７ｂに向けて延びる。切断線６７０は、頂部パネル６１８と第２の頂端部クロージャフラップ６３０ｂとの間で折り目６３７ｂまで延びてもよい。切断線６７０は、頂部パネル６１８内に延びるように、頂部パネル６１８と第２の頂端部クロージャフラップ６３０ｂとの間で折り目６３７ｂを越えてまたはこれを通して延びる。折り目６３７ｂはまた、本明細書では第１の折り目６３７ｂと呼ばれる。

切断線６７０は、第２の頂端部クロージャフラップ６３０ｂと第４のガセットパネル６３２ｂとの間で折り目６３１ｂにわたってまたはこれを通して延び、この折り目はまた、本明細書では、第３の折り目６３１ｂと呼ばれる。

切断線６７０は、第４のアンカパネル６３４ｂと第４のガセットパネル６３２ｂとの間で折り目６３３ｂにわたってまたはこれを通して延び、この折り目はまた、本明細書では、第５の折り目６３３ｂと呼ばれる。

切断線６７０は、第１の折り目６３７ｂ、第２の折り目６１９、第３の折り目６３１ｂ、第４の折り目６３５ｂおよび第５の折り目６３３ｂそれぞれと交差するまたは終端させると考えることができる。

切断線６７０は、図示した実施形態では、非直線であり、曲線であってもよい。他の実施形態では、切断線６７０は、互いに対して分岐して配置される２つ以上の直線部によって画定されてもよい。さらに他の実施形態では、切断線６７０は直線であってもよい。

切断線６７０は、第１の折り目６３７ｂと第４の折り目６３５ｂとの間に延びる。

切断線６７０は、第１の折り目６３７ｂの想像上の延長線と第２の折り目６１９との間で、想像上の交差点または交点Ｖを迂回し、それにより、想像上の交差点Ｖは切断線６７０の一方側に配置されている。想像上の交差点Ｖは、切断線６７０の第１の側に配置され、第４のアンカパネル６３４ｂおよび第４のガセットパネル６３２ｂは切断線６７０の第２の対向する側に配置される。想像上の交差点Ｖは、第４のアンカパネル６３４ｂおよび第４のガセットパネル６３２ｂから間隔を置いて配置されてもよい。

第３の折り目６３１ｂ、またはその想像上の延長線は、想像上の交点Ｖと交差する、またはこれを通過してもよい。第４の折り目６３５ｂおよび第５の折り目６３５ｂの想像上の延長線は、想像上の交点Ｖと交差する、またはこれを通過してもよい。

第５の折り目６３３ｂは、そうでなければ第４のガセットパネル６３２ｂを形成する材料から打ち抜かれたタブ部を画定するように、「Ｕ」字形切れ目によって遮断されてもよい。タブ部は、第４のアンカパネル６３４ｂと一体である。

切断線６７０は、第１の交差点Ｐで第３の折り目６３３ｂと交差する。第１の交差点Ｐは、第１の折り目６３７ｂおよび第２の折り目６１９の想像上の交差点Ｖより、第４のガセットパネル６３２ｂにより近い位置に配置される。

次に、図１２を参照すると、本開示の代替実施形態が示されている。第８の図示した実施形態では、同様の番号が、可能な場合、これらの機構が第８の実施形態に属することを示すように、頭に「７００」を加えているが、同様の部品を示すために使用されている。第８の実施形態は、図１１、図１５Ａおよび図１５Ｂの実施形態と多くの共通の機構を共有し、それにより、図１１、図１５Ａおよび図１５Ｂに示す実施形態との差異のみが、より詳細に記載される。

図１２は、キャリアを形成するためのブランク７１０の一部を示し、ブランク７１０は、管状構造を形成するための複数のメインパネル７１６、７１８、７２０を備えている。複数のメインパネル７１６、７１８、７２０は、第１の側部パネル７１６、頂部パネル７１８、および第２の側部パネル７２０を含む。複数のメインパネル７１６、７１８、７２０は、対応する折り目７１７、７１９によって互いにヒンジ連結された直線で一連に配置されてもよい。

ブランク７１０は、任意の担持ハンドル構造Ｈを備えている。ハンドル構造Ｈは、１対の折畳可能タブ７６０ａ、７６０ｂを備えている。

ブランク７１０は、複数のパネル７１６、７１８、７２０によって画定された管状構造の端部を少なくとも部分的に閉じるための少なくとも１つの端部クロージャ構造を備えている。ブランク７１０は、複数の端部クロージャパネル７２６ａ、７２８ａ、７３０ａ、７３２ａ、７３４ａ、７３６ａ、７３８ａを備えた第１の端部クロージャ構造を備えている。第１の端部クロージャ構造は、折り目７３７ａによって頂部パネル７１８にヒンジ接続された第１の頂端部クロージャフラップ７３０ａを備えている。

第１のウェブパネル７３６ａは、折り目７３７ａの形のヒンジ接続によって第１の頂端部クロージャフラップ７３０ａにヒンジ接続される。第１のガセットパネル７２８ａは、折り目７２９ａの形のヒンジ接続によって第１のウェブパネル７３６ａにヒンジ接続される。

第１のアンカパネル７２６ａは、折り目７２７ａの形のヒンジ接続によって第１のガセットパネル７２８ａにヒンジ接続されている。第１のアンカパネル７２６ａは、折り目７２５ａの形のヒンジ接続によって第１の側部パネル７１６にヒンジ接続される。

第２のウェブパネル７３８ａは、折り目７３９ａの形のヒンジ接続によって第１の頂端部クロージャフラップ７３０ａにヒンジ接続される。第２のガセットパネル７３２ａは、折り目７３１ａの形のヒンジ接続によって第２のウェブパネル７３８ａにヒンジ接続される。

第２のアンカパネル７３４ａは、折り目７３３ａの形のヒンジ接続によって第２のガセットパネル７３２ａにヒンジ接続されている。第２のアンカパネル７３４ａは、折り目７３５ａの形のヒンジ接続によって第２の側部パネル７２０にヒンジ接続される。

ブランク７１０は、複数の端部クロージャパネル７２６ｂ、７２８ｂ、７３０ｂ、７３２ｂ、７３４ｂ、７３６ｂ、７３８ｂを備えた第２の端部クロージャ構造を備えている。第２の端部クロージャ構造は、折り目７３７ｂによって頂部パネル７１８にヒンジ接続された第２の頂端部クロージャフラップ７３０ｂを備えている。

第３のウェブパネル７３６ｂは、折り目７３７ｂの形のヒンジ接続によって第２の頂端部クロージャフラップ７３０ｂにヒンジ接続される。第３のガセットパネル７２８ｂは、折り目７２９ｂの形のヒンジ接続によって第３のウェブパネル７３６ｂにヒンジ接続される。

第３のアンカパネル７２６ｂは、折り目７２７ｂの形のヒンジ接続によって第３のガセットパネル７２８ｂにヒンジ接続されている。第３のアンカパネル７２６ｂは、折り目７２５ｂの形のヒンジ接続によって第１の側部パネル７１６にヒンジ接続される。

第４のウェブパネル７３８ｂは、折り目７３９ｂの形のヒンジ接続によって第２の頂端部クロージャフラップ７３０ｂにヒンジ接続される。第４のガセットパネル７３２ｂは、折り目７３１ｂの形のヒンジ接続によって第４のウェブパネル７３８ｂにヒンジ接続される。

第４のアンカパネル７３４ｂは、折り目７３３ｂの形のヒンジ接続によって第４のガセットパネル７３２ｂにヒンジ接続されている。第４のアンカパネル７３４ｂは、折り目７３５ｂの形のヒンジ接続によって第２の側部パネル７２０にヒンジ接続される。

図１２はブランク７１０の一部を示している。ブランク７１０は、図１１の実施形態のコーナ折畳配置と実質的に同様の配置である４つのコーナ折畳配置を備えている。図１２の実施形態では、コーナ折畳配置はそれぞれ、追加の折り目７５７ａ、７５７ｂ、７５７ｃ、７５７ｄを備えている。折り目７５７ａ、７５７ｂ、７５７ｃ、７５７ｄは、第１の頂端部クロージャパネル７３０ａおよび第２の頂端部クロージャパネル７３０ｂのそれぞれに設けられ、第３の折り目７２９ａ、７２９ｂ、７３１ａ、７３１ｂに関して分岐して延びる。折り目７５７ａ、７５７ｂ、７５７ｃ、７５７ｄは、第２の折り目７１７、７１９のそれぞれ１つ、および第１の折り目７３７ａ、７３７ｂの１つによって（または、少なくとも第１の折り目７３７ａ、７３７ｂの想像上の延長線で）画定された想像上の交点Ｖに向けて延びてもよい。

本開示は、第１のパネル１８、１１８、２１８、３２４、４２０、５２０、６１８、７１８、８２０、第２のパネル３２ｂ、１３８ｂ、３２８ｂ、３４６ｂ、４４０ｂ、５４０ｂ、６３０ｂ、７３０ｂ、８４０ｂ、および第３のパネル２０、１２０、２２０、３２２、４２２／４２４、５２２／５２４、６２０、７２０、８２２／８２４を備えたコーナ折畳配置を提供する。第１のパネル１８、１１８、２１８、３２４、４２０、５２０、６１８、７１８、８２０は、端縁部および側縁部によって画定されたコーナを備えている。第２のパネル３２ｂ、１３８ｂ、３２８ｂ、３４６ｂ、４４０ｂ、５４０ｂ、６３０ｂ、７３０ｂ、８４０ｂは、第１の折り目３３ｂ、１３９ｂ、２３９ｂ、３５３ｂ、４４３ｂ、５４３ｂ、６３７ｂ、７３７ｂ、８４３ｂに沿って第１のパネルの端縁部にヒンジ接続される。第３のパネル２０、１２０、２２０、３２２、４２２／４２４、５２２／５２４、６２０、７２０、８２２／８２４は、第２の折り目１９、１１９、２１９、３２３、４２１、５２１、６１９、７１９、８２１に沿って第１のパネルの側縁部にヒンジ接続される。第４のパネル３４ｂ、１４２ｂ、２４２ｂ、３４４ｂ、４４２ｂ、５４２ｂ、６３２ｂ、７３２ｂ、８４２ｂは、第５のパネル３６ｂ、１４４ｂ、２４４ｂ、３４２ｂ、４４４ｂ、５４４ｂ、６３４ｂ、７３４ｂ、８４４ｂにヒンジ連結される。第４のパネルおよび第５のパネル（本明細書では、１対のガセットパネルと呼ばれる）は、第２のパネルを第３のパネルに結合する。第４のパネル（また、本明細書ではガセットパネルと呼ばれる）は、第３の折り目３５ｂ、１４３ｂ、２４３ｂ、３５１ｂ、４４５ｂ、５４５ｂ、６３１ｂ、７３１ｂ、８４５ｂに沿って第２のパネル３２ｂ、１３８ｂ、３２８ｂ、３４６ｂ、４４０ｂ、５４０ｂ、６３０ｂ、７３０ｂ、８４０ｂにヒンジ接続される。第５のパネル（また、本明細書ではアンカパネルと呼ばれる）は、第４の折り目３９ｂ、１４９ｂ、２４９ｂ、３４７ｂ、４４９ｂ、５４９ｂ、６３３ｂ、７３３ｂ、８４９ｂに沿って第３のパネル２０、１２０、２２０、３２２、４２２／４２４、５２２／５２４、６２０、７２０、８２２／８２４にヒンジ接続される。切断線７０、１７０、２７０、３７０、４７０、５７０、６７０、７７０、８７０は、第１の折り目と第４の折り目との間、または第２の折り目と第３の折り目との間に延びる。折り畳まれていないブランクの形では、切断線７０、１７０、２７０、３７０、４７０、５７０、６７０、７７０、８７０は、第１の折り目および第２の折り目の想像上の交差点Ｖを迂回し、それによって、想像上の交差点Ｖは、第４のパネルおよび第５のパネルから間隔を置いて配置された切断線７０、１７０、２７０、３７０、４７０、５７０、６７０、７７０、８７０の１つの側に配置されている。

有利には、コーナ折畳配置はコーナ構造の折畳を容易にし、審美的外観を提供する。コーナ折畳配置は、重なり合った配置で、コーナ折畳配置のパネルを維持する。配置は、内部に大きな開口を生成するのを防ぐ。切断線７０、１７０、２７０、３７０、４７０、５７０、６７０、７７０、８７０は、僅かに開いてもよいが、このような開口はコーナ折畳配置のパネルの１つ以上の突起Ｔ１、Ｔ２によって実質的に隠されるまたは偽装される。

第１のパネル１８、１１８、２１８、３２４、４２０、５２０、６１８、７１８、８２０および第３のパネル２０、１２０、２２０、３２２、４２２／４２４、５２２／５２４、６２０、７２０、８２２／８２４は、管状構造を部分的に画定してもよく、第２のパネル３２ｂ、１３８ｂ、３２８ｂ、３４６ｂ、４４０ｂ、５４０ｂ、６３０ｂ、７３０ｂ、８４０ｂは、管状構造の端部を少なくとも部分的に閉じてもよい。

本開示は、物品Ｂを包装するためのカートン９０、１９０、２９０、３９０、４９０、６９０を提供する。カートン９０、１９０、２９０、３９０、４９０、６９０は、任意選択では直線で一連に互いにヒンジ接続された、頂部壁面１８、１１８、２１８、３１８、４２０、５２０、６１８、７１８、８２０、第１の側壁１６、１１４／１１６、２１４／２１６、３１４、４１６、６１６、７１６、ベース壁面１２／２４、１１２／１２４、２１２／２２４、３１２／３２４、４１２／４２８、６１２／６２４、および第２の側壁２０、１２０、２２０、３２２、４２４、５２４、６２０、７２０、８２４を含む管状構造の複数のパネル形成壁面を備えている。カートン９０、１９０、２９０、３９０、４９０、６９０は、複数のパネルの少なくとも１つ内に画定された担持ハンドルＨを備えてもよい。

複数のパネルは、１つ以上の物品を受けるために管状構造の内部を画定する。複数のパネルは、端縁部および側縁部によって画定されたコーナを有する第１のパネル１８、１１８、２１８、３２４、４２０、５２０、６１８、７１８、８２０を含む。第２のパネル３２ｂ、１３８ｂ、３２８ｂ、３４６ｂ、４４０ｂ、５４０ｂ、６３０ｂ、７３０ｂ、８４０ｂは、第１の折り目３３ｂ、１３９ｂ、２３９ｂ、３５３ｂ、４４３ｂ、５４３ｂ、６３７ｂ、７３７ｂ、８４３ｂに沿って第１のパネル１８、１１８、２１８、３２４、４２０、５２０、６１８、７１８、８２０の端縁部にヒンジ接続される。第３のパネル２０、１２０、２２０、３２２、４２２／４２４、５２２／５２４、６２０、７２０、８２２／８２４は、第２の折り目１９、１１９、２１９、３２３、４２１、５２１、６１９、７１９、８２１に沿って第１のパネル１８、１１８、２１８、３２４、４２０、５２０、６１８、７１８、８２０の側縁部にヒンジ接続される。第４のパネル３４ｂ、１４２ｂ、２４２ｂ、３４４ｂ、４４２ｂ、５４２ｂ、６３２ｂ、７３２ｂ、８４２ｂは、第５のパネル３６ｂ、１４４ｂ、２４４ｂ、３４２ｂ、４４４ｂ、５４４ｂ、６３４ｂ、７３４ｂ、８４４ｂにヒンジ連結される。第４のパネルおよび第５のパネルは、第２のパネルを第３のパネルに結合する。第４のパネルおよび第５のパネルは、カートン９０、１９０、２９０、３９０、４９０、６９０の内部に配置されている。第４のパネル３４ｂ、１４２ｂ、２４２ｂ、３４４ｂ、４４２ｂ、５４２ｂ、６３２ｂ、７３２ｂ、８４２ｂは、第３の折り目３５ｂ、１４３ｂ、２４３ｂ、３５１ｂ、４４５ｂ、５４５ｂ、６３１ｂ、７３１ｂ、８４５ｂに沿って第２のパネル３２ｂ、１３８ｂ、３２８ｂ、３４６ｂ、４４０ｂ、５４０ｂ、６３０ｂ、７３０ｂ、８４０ｂにヒンジ接続される。第５のパネル３６ｂ、１４４ｂ、２４４ｂ、３４２ｂ、４４４ｂ、５４４ｂ、６３４ｂ、７３４ｂ、８４４ｂは、第４の折り目３９ｂ、１４９ｂ、２４９ｂ、３４７ｂ、４４９ｂ、５４９ｂ、６３３ｂ、７３３ｂ、８４９ｂに沿って第３のパネル２０、１２０、２２０、３２２、４２２／４２４、５２２／５２４、６２０、７２０、８２２／８２４にヒンジ接続される。切断線７０、１７０、２７０、３７０、４７０、５７０、６７０、７７０、８７０は、第１の折り目と第４の折り目との間、または第２の折り目と第３の折り目との間に延びる。折り畳まれていないブランクの形では、切断線７０、１７０、２７０、３７０、４７０、５７０、６７０、７７０、８７０は、第１の折り目および第２の折り目の想像上の交差点Ｖを迂回し、それによって、想像上の交差点Ｖは、切断線７０、１７０、２７０、３７０、４７０、５７０、６７０、７７０、８７０の１つの側に配置されて、第４のパネルおよび第５のパネルから間隔を置いて配置されている。

本開示はまた、物品Ｂを包装するためのカートン９０、１９０、２９０、３９０、４９０、６９０を提供する。カートン９０、１９０、２９０、３９０、４９０、６９０は、内部を有する管状構造の複数のパネル形成壁面を備えている。カートン９０、１９０、２９０、３９０、４９０、６９０は、端縁部および端縁部に隣接する側縁部を有する第１の壁面１８、１１８、２１８、３２４、４２０、５２０、６１８、７１８、８２０を備えている。第２の壁面３２ｂ、１３８ｂ、３２８ｂ、３４６ｂ、４４０ｂ、５４０ｂ、６３０ｂ、７３０ｂ、８４０ｂは、第１の壁面１８、１１８、２１８、３２４、４２０、５２０、６１８、７１８、８２０に隣接している。第２の壁面３２ｂ、１３８ｂ、３２８ｂ、３４６ｂ、４４０ｂ、５４０ｂ、６３０ｂ、７３０ｂ、８４０ｂは、第１の折り目３３ｂ、１３９ｂ、２３９ｂ、３５３ｂ、４４３ｂ、５４３ｂ、６３７ｂ、７３７ｂ、８４３ｂに沿って第１の壁面１８、１１８、２１８、３２４、４２０、５２０、６１８、７１８、８２０の端縁部にヒンジ接続される。第３の壁面２０、１２０、２２０、３２２、４２２／４２４、５２２／５２４、６２０、７２０、８２２／８２４は、第１の壁面１８、１１８、２１８、３２４、４２０、５２０、６１８、７１８、８２０、および第２の壁面３２ｂ、１３８ｂ、３２８ｂ、３４６ｂ、４４０ｂ、５４０ｂ、６３０ｂ、７３０ｂ、８４０ｂに隣接している。第３の壁面２０、１２０、２２０、３２２、４２２／４２４、５２２／５２４、６２０、７２０、８２２／８２４は、第２の折り目１９、１１９、２１９、３２３、４２１、５２１、６１９、７１９、８２１に沿って第１のパネル１８、１１８、２１８、３２４、４２０、５２０、６１８、７１８、８２０の側縁部にヒンジ接続されてもよい。切断線７０、１７０、２７０、３７０、４７０、５７０、６７０、７７０、８７０は、少なくとも第１の折り目と第２の折り目との間に延びる。切断線７０、１７０、２７０、３７０、４７０、５７０、６７０、７７０、８７０は、第１の壁面１８、１１８、２１８、３２４、４２０、５２０、６１８、７１８、８２０と一体であり、第１の折り目または第２の折り目の一方から外向きに延びる突起Ｔ１を少なくとも部分的に画定するように、第１の折り目または第２の折り目の前記一方に関して分岐して配置されている。

１対のガセットパネルは、第５の折り目によって互いにヒンジ接続されてもよい。１対のガセットパネルは、第２のパネルを第３のパネルに結合する。１対のガセットパネルは、カートンの内部に配置されてもよい。

第１のガセットパネル３４ｂ、１４２ｂ、２４２ｂ、３４４ｂ、４４２ｂ、５４２ｂ、６３２ｂ、７３２ｂ、８４２ｂは、第３の折り目３５ｂ、１４３ｂ、２４３ｂ、３５１ｂ、４４５ｂ、５４５ｂ、６３１ｂ、７３１ｂ、８４５ｂに沿って第２の壁面３２ｂ、１３８ｂ、３２８ｂ、３４６ｂ、４４０ｂ、５４０ｂ、６３０ｂ、７３０ｂ、８４０ｂの側縁部にヒンジ接続されてもよい。切断線７０、１７０、２７０、３７０、４７０、５７０、６７０、７７０、８７０の一部は、少なくとも第１の折り目と第３の折り目との間に延び、切断線７０、１７０、２７０、３７０、４７０、５７０、６７０、７７０、８７０の前記一部は、突起Ｔ２を少なくとも部分的に画定するように、第３の折り目３５ｂ、１４３ｂ、２４３ｂ、３５１ｂ、４４５ｂ、５４５ｂ、６３１ｂ、７３１ｂ、８４５ｂに関して分岐して配置される。突起Ｔ２は、第２の壁面３２ｂ、１３８ｂ、３２８ｂ、３４６ｂ、４４０ｂ、５４０ｂ、６３０ｂ、７３０ｂ、８４０ｂと一体であり、第３の折り目３５ｂ、１４３ｂ、２４３ｂ、３５１ｂ、４４５ｂ、５４５ｂ、６３１ｂ、７３１ｂ、８４５ｂから外向きに延びる。

第２のガセットパネル３６ｂ、１４４ｂ、２４４ｂ、３４２ｂ、４４４ｂ、５４４ｂ、６３４ｂ、７３４ｂ、８４４ｂは、第４の折り目３９ｂ、１４９ｂ、２４９ｂ、３４７ｂ、４４９ｂ、５４９ｂ、６３３ｂ、７３３ｂ、８４９ｂに沿って第３の壁面２０、１２０、２２０、３２２、４２２／４２４、５２２／５２４、６２０、７２０、８２２／８２４の端縁部にヒンジ接続されてもよい。切断線７０、１７０、２７０、３７０、４７０、５７０、６７０、７７０、８７０の一部は、少なくとも第４の折り目と第２の折り目との間に延び、切断線７０、１７０、２７０、３７０、４７０、５７０、６７０、７７０、８７０の前記一部は、突起Ｔ２を少なくとも部分的に画定するように、第４の折り目３９ｂ、１４９ｂ、２４９ｂ、３４７ｂ、４４９ｂ、５４９ｂ、６３３ｂ、７３３ｂ、８４９ｂに関して分岐して配置される。突起Ｔ２は、第３の壁面２０、１２０、２２０、３２２、４２２／４２４、５２２／５２４、６２０、７２０、８２２／８２４と一体であり、第４の折り目３９ｂ、１４９ｂ、２４９ｂ、３４７ｂ、４４９ｂ、５４９ｂ、６３３ｂ、７３３ｂ、８４９ｂから外向きに延びる。

本開示はまた、カートン９０、１９０、２９０、３９０、４９０、６９０を形成するためのブランク１０、１１０、２１０、３１０、４１０、５１０、６１０、７１０、８１０を提供する。ブランク１０、１１０、２１０、３１０、４１０、５１０、６１０、７１０、８１０は、内部を画定する管状構造の複数のパネル形成壁面を備えている。複数のパネルは、端縁部および側縁部によって画定されるコーナを有する第１のパネル１８、１１８、２１８、３２４、４２０、５２０、６１８、７１８、８２０を含む。第２のパネル３２ｂ、１３８ｂ、３２８ｂ、３４６ｂ、４４０ｂ、５４０ｂ、６３０ｂ、７３０ｂ、８４０ｂは、第１の折り目３３ｂ、１３９ｂ、２３９ｂ、３５３ｂ、４４３ｂ、５４３ｂ、６３７ｂ、７３７ｂ、８４３ｂに沿って第１のパネル１８、１１８、２１８、３２４、４２０、５２０、６１８、７１８、８２０の端縁部にヒンジ接続される。第３のパネル２０、１２０、２２０、３２２、４２２／４２４、５２２／５２４、６２０、７２０、８２２／８２４は、第２の折り目１９、１１９、２１９、３２３、４２１、５２１、６１９、７１９、８２１に沿って第１のパネル１８、１１８、２１８、３２４、４２０、５２０、６１８、７１８、８２０の側縁部にヒンジ接続される。第４のパネル３４ｂ、１４２ｂ、２４２ｂ、３４４ｂ、４４２ｂ、５４２ｂ、６３２ｂ、７３２ｂ、８４２ｂは、第５のパネル３６ｂ、１４４ｂ、２４４ｂ、３４２ｂ、４４４ｂ、５４４ｂ、６３４ｂ、７３４ｂ、８４４ｂにヒンジ連結される。第４のパネルおよび第５のパネルは、第２のパネルを第３のパネルに結合する。第４のパネルおよび第５のパネルは、カートン９０、１９０、２９０、３９０、４９０、６９０の内部に配置されている。第４のパネル３４ｂ、１４２ｂ、２４２ｂ、３４４ｂ、４４２ｂ、５４２ｂ、６３２ｂ、７３２ｂ、８４２ｂは、第３の折り目３５ｂ、１４３ｂ、２４３ｂ、３５１ｂ、４４５ｂ、５４５ｂ、６３１ｂ、７３１ｂ、８４５ｂに沿って第２のパネル３２ｂ、１３８ｂ、３２８ｂ、３４６ｂ、４４０ｂ、５４０ｂ、６３０ｂ、７３０ｂ、８４０ｂにヒンジ接続される。第５のパネル３６ｂ、１４４ｂ、２４４ｂ、３４２ｂ、４４４ｂ、５４４ｂ、６３４ｂ、７３４ｂ、８４４ｂは、第４の折り目３９ｂ、１４９ｂ、２４９ｂ、３４７ｂ、４４９ｂ、５４９ｂ、６３３ｂ、７３３ｂ、８４９ｂに沿って第３のパネル２０、１２０、２２０、３２２、４２２／４２４、５２２／５２４、６２０、７２０、８２２／８２４にヒンジ接続される。切断線７０、１７０、２７０、３７０、４７０、５７０、６７０、７７０、８７０は、第１の折り目と第４の折り目との間、または第２の折り目と第３の折り目との間に延びる。折り畳まれていないブランクの形では、切断線７０、１７０、２７０、３７０、４７０、５７０、６７０、７７０、８７０は、第１の折り目および第２の折り目の想像上の交差点Ｖを迂回し、それによって、想像上の交差点Ｖは、切断線７０、１７０、２７０、３７０、４７０、５７０、６７０、７７０、８７０の１つの側に配置されて、第４のパネルおよび第５のパネルから間隔を置いて配置されている。

本開示はまた、カートン９０、１９０、２９０、３９０、４９０、６９０を形成するためのブランク１０、１１０、２１０、３１０、４１０、５１０、６１０、７１０、８１０を提供する。ブランク１０、１１０、２１０、３１０、４１０、５１０、６１０、７１０、８１０は、端縁部および側縁部によって画定されるコーナを有する第１のパネル１８、１１８、２１８、３２４、４２０、５２０、６１８、７１８、８２０を備えている。端部フラップ３２ｂ、１３８ｂ、３２８ｂ、３４６ｂ、４４０ｂ、５４０ｂ、６３０ｂ、７３０ｂ、８４０ｂは、カートン９０、１９０、２９０、３９０、４９０、６９０の端部を少なくとも部分的に閉じるために、第１の折り目３３ｂ、１３９ｂ、２３９ｂ、３５３ｂ、４４３ｂ、５４３ｂ、６３７ｂ、７３７ｂ、８４３ｂに沿って第１のパネル１８、１１８、２１８、３２４、４２０、５２０、６１８、７１８、８２０の端縁部にヒンジ接続される。側部パネル２０、１２０、２２０、３２２、４２２／４２４、５２２／５２４、６２０、７２０、８２２／８２４は、第２の折り目１９、１１９、２１９、３２３、４２１、５２１、６１９、７１９、８２１に沿って第１のパネル１８、１１８、２１８、３２４、４２０、５２０、６１８、７１８、８２０の側縁部にヒンジ接続される。１対のヒンジ連結された第１のガセットパネルおよび第２のガセットパネルは、カートン９０、１９０、２９０、３９０、４９０、６９０が起立された場合に端部フラップ３２ｂ、１３８ｂ、３２８ｂ、３４６ｂ、４４０ｂ、５４０ｂ、６３０ｂ、７３０ｂ、８４０ｂおよび側部パネル２０、１２０、２２０、３２２、４２２／４２４、５２２／５２４、６２０、７２０、８２２／８２４の一方の下へ配置されるように、端部フラップ３２ｂ、１３８ｂ、３２８ｂ、３４６ｂ、４４０ｂ、５４０ｂ、６３０ｂ、７３０ｂ、８４０ｂと側部パネル２０、１２０、２２０、３２２、４２２／４２４、５２２／５２４、６２０、７２０、８２２／８２４との間に延びる。第１のガセットパネル３４ｂ、１４２ｂ、２４２ｂ、３４４ｂ、４４２ｂ、５４２ｂ、６３２ｂ、７３２ｂ、８４２ｂは、第３の折り目３５ｂ、１４３ｂ、２４３ｂ、３５１ｂ、４４５ｂ、５４５ｂ、６３１ｂ、７３１ｂ、８４５ｂに沿って端部フラップ３２ｂ、１３８ｂ、３２８ｂ、３４６ｂ、４４０ｂ、５４０ｂ、６３０ｂ、７３０ｂ、８４０ｂにヒンジ接続される。第２のガセットパネルは、第４の折り目３９ｂ、１４９ｂ、２４９ｂ、３４７ｂ、４４９ｂ、５４９ｂ、６３３ｂ、７３３ｂ、８４９ｂに沿って側部パネル２０、１２０、２２０、３２２、４２２／４２４、５２２／５２４、６２０、７２０、８２２／８２４にヒンジ接続される。切断線７０、１７０、２７０、３７０、４７０、５７０、６７０、７７０、８７０は、第１の折り目と第４の折り目との間、または第２の折り目と第３の折り目との間に延びる。切断線７０、１７０、２７０、３７０、４７０、５７０、６７０、７７０、８７０は、第１の折り目および第２の折り目の想像上の交差点Ｖを迂回し、それによって、想像上の交差点Ｖは、第１のガセットパネルおよび第２のガセットパネルから間隔を置いて配置された切断線７０、１７０、２７０、３７０、４７０、５７０、６７０、７７０、８７０の１つの側に配置されている。

本開示はまた、カートン９０、１９０、２９０、３９０、４９０、６９０を形成するためのブランク１０、１１０、２１０、３１０、４１０、５１０、６１０、７１０、８１０を提供する。ブランク１０、１１０、２１０、３１０、４１０、５１０、６１０、７１０、８１０は、端縁部および側縁部によって画定されるコーナを有する第１のパネル１８、１１８、２１８、３２４、４２０、５２０、６１８、７１８、８２０を備えている。端部フラップ３２ｂ、１３８ｂ、３２８ｂ、３４６ｂ、４４０ｂ、５４０ｂ、６３０ｂ、７３０ｂ、８４０ｂは、カートン９０、１９０、２９０、３９０、４９０、６９０の端部を少なくとも部分的に閉じるために、第１の折り目３３ｂ、１３９ｂ、２３９ｂ、３５３ｂ、４４３ｂ、５４３ｂ、６３７ｂ、７３７ｂ、８４３ｂに沿って第１のパネル１８、１１８、２１８、３２４、４２０、５２０、６１８、７１８、８２０の端縁部にヒンジ接続される。側部パネル２０、１２０、２２０、３２２、４２２／４２４、５２２／５２４、６２０、７２０、８２２／８２４は、第２の折り目１９、１１９、２１９、３２３、４２１、５２１、６１９、７１９、８２１に沿って第１のパネル１８、１１８、２１８、３２４、４２０、５２０、６１８、７１８、８２０の側縁部にヒンジ接続される。１対のヒンジ連結された第１のガセットパネルおよび第２のガセットパネルは、カートン９０、１９０、２９０、３９０、４９０、６９０が起立された場合に端部フラップ３２ｂ、１３８ｂ、３２８ｂ、３４６ｂ、４４０ｂ、５４０ｂ、６３０ｂ、７３０ｂ、８４０ｂおよび側部パネル２０、１２０、２２０、３２２、４２２／４２４、５２２／５２４、６２０、７２０、８２２／８２４の一方の下へ配置されるように、端部フラップ３２ｂ、１３８ｂ、３２８ｂ、３４６ｂ、４４０ｂ、５４０ｂ、６３０ｂ、７３０ｂ、８４０ｂと側部パネル２０、１２０、２２０、３２２、４２２／４２４、５２２／５２４、６２０、７２０、８２２／８２４との間に延びる。第１のガセットパネル３４ｂ、１４２ｂ、２４２ｂ、３４４ｂ、４４２ｂ、５４２ｂ、６３２ｂ、７３２ｂ、８４２ｂは、第３の折り目３５ｂ、１４３ｂ、２４３ｂ、３５１ｂ、４４５ｂ、５４５ｂ、６３１ｂ、７３１ｂ、８４５ｂに沿って端部フラップ３２ｂ、１３８ｂ、３２８ｂ、３４６ｂ、４４０ｂ、５４０ｂ、６３０ｂ、７３０ｂ、８４０ｂにヒンジ接続される。第２のガセットパネルは、第４の折り目３９ｂ、１４９ｂ、２４９ｂ、３４７ｂ、４４９ｂ、５４９ｂ、６３３ｂ、７３３ｂ、８４９ｂに沿って側部パネル２０、１２０、２２０、３２２、４２２／４２４、５２２／５２４、６２０、７２０、８２２／８２４にヒンジ接続される。切断線７０、１７０、２７０、３７０、４７０、５７０、６７０、７７０、８７０は、第１の折り目と第４の折り目との間、または第２の折り目と第３の折り目との間に延びる。切断線７０、１７０、２７０、３７０、４７０、５７０、６７０、７７０、８７０は、第１の交差点Ｐ、Ｐ２で少なくとも第３の折り目または第４の折り目と交差し、それによって、第１の交差点Ｐ、Ｐ２は、第１の折り目および第２の折り目の想像上の交差点Ｖより第１のガセットパネル３４ｂ、１４２ｂ、２４２ｂ、３４４ｂ、４４２ｂ、５４２ｂ、６３２ｂ、７３２ｂ、８４２ｂに近い位置に配置されている。

様々な変更は本発明の範囲内で行われてもよいことを理解されたい。例えば、パネルおよび開口部のサイズおよび形状は、異なるサイズまたは形状の物品を収納するために調節されてもよい。

本明細書で使用されるように、「頂部」、「底部」、「基部」、「前」、「後」、「端部」、「側部」、「内側」、「外側」、「上側」および「下側」などの方向的言及は、それぞれのパネルをこのような配向に必ずしも限定するものではなく、単にこれらのパネルを互いに区別するように働いてもよい。

本明細書で使用されるように、「ヒンジ接続」および「折り目」という用語は、ブランクのヒンジ機構を画定する、互いに対するブランクの部分の折畳を容易にする、あるいはブランクの任意のパネル折畳部分を示す線の全ての方法のことを言う。「ヒンジ接続」へのあらゆる言及は、単一の折り目に必ず言及するものと解釈されるべきではなく、実際、ヒンジ接続は、２つ以上の折り目それぞれが、真っすぐ／直線であるまたは湾曲している／曲線の形状のいずれかであってもよい、２つ以上の折り目から形成することができる。直線の折り目がヒンジ接続を形成する場合、互いに平行に配置される、または互いに対して僅かに角度付けされてもよい。曲線の折り目がヒンジ接続を形成する場合、曲線の折り目によって囲まれた領域内で成形されたパネルを画定するように、互いに交差してもよい。このようなヒンジ接続の典型的な例は、その間に楕円形パネルを画定するように、２点で交差する１対のアーチ状または弧状折り目を備えてもよい。ヒンジ接続は、１つ以上の直線の折り目および１つ以上の曲線の折り目から形成されてもよい。このようなヒンジ接続の典型的な例は、その間に半月形パネルを画定するように、２点で交差する直線の折り目およびアーチ状または弧状折り目の組合せを備えてもよい。

本明細書で使用されるように、「折り目」という用語は、分割線、エンボス線、デボス線、穿孔の線、短いスリットの線、半分切り取り線、単一の半分切り取り、遮断切断線、一列に並んだスリットの線、分割の線、および前述の選択肢のあらゆる組合せの１つのことを言ってもよい。

ヒンジ接続および折り目は、穿孔、穿孔の線、短いスリットの線、半分切り取り線、単一の半分切り取り、切断線、遮断切断線、スリット、分割、そのあらゆる組合せなどを含む、ブランクの基板内に形成された要素をそれぞれ含むことができることを理解されたい。要素は、所望の機能性を提供するような寸法をしておりそのように配置することができる。例えば、穿孔の線は、折り目および／または切断線を画定するように、脆弱性の程度の寸法または設計されることができる。穿孔の線は、折畳を容易にして破断に耐える、折畳を容易にしてより多くの労力で破断を容易にする、または少ない労力で破断を容易にするように設計することができる。

本明細書で使用されるような「一致して」という語句は、２つの重なり合ったパネルの第１のものに形成された開口部、および２つの重なり合ったパネルの第２のものに形成された第２の開口部などの、起立したカートン内の２つ以上の要素の整列のことを言う。互いに一致したこれらの要素は、重なり合ったパネルの厚さの方向に互いに整列されてもよい。例えば、第１のパネル内の開口部が、第１のパネルと重なり合った配置に置かれた第２のパネル内の第２の開口部と「一致している」場合、開口部の縁部は第２の開口部の縁部の少なくとも一部に沿って延びてもよく、第２の開口部と、第１のパネルおよび第２のパネルの厚さの方向に整列されてもよい。

１０ ブランク
１２ メインパネル
１４ メインパネル
１６ メインパネル
１８ メインパネル
２０ メインパネル
２２ メインパネル
２４ メインパネル
９０ カートンまたはキャリア、容器
１１０ ブランク
１９０ カートンまたはキャリア、容器
２１０ ブランク
２９０ カートンまたはキャリア、容器
３１０ ブランク
３９０ カートンまたはキャリア、容器
４１０ ブランク
４９０ カートンまたはキャリア、容器
５１０ ブランク
６１０ ブランク
６９０ カートンまたはキャリア、容器
７１０ ブランク
８１０ ブランク
Ｂ 物品

Claims (23)

1. 端縁部および側縁部によって画定されたコーナを有する第１のパネルと、
   第１の折り目に沿って前記第１のパネルの前記端縁部にヒンジ接続された第２のパネルと、
   第２の折り目に沿って前記第１のパネルの前記側縁部にヒンジ接続された第３のパネルと、
   第４のパネルと、
   前記第４のパネルにヒンジ連結された第５のパネルであって、前記第４のパネルおよび第５のパネルが前記第２のパネルを前記第３のパネルに結合する、第５のパネルと、
   を備え、
   前記第４のパネルは、第３の折り目に沿って前記第２のパネルにヒンジ接続され、前記第５のパネルは、第４の折り目に沿って前記第３のパネルにヒンジ接続され、切断線が、前記第１の折り目と前記第４の折り目との間、または前記第２の折り目と前記第３の折り目との間に延び、折り畳まれていないブランク形態では、前記切断線は、前記第１の折り目および前記第２の折り目の想像上の交差点を迂回し、それにより、前記想像上の交差点は前記第４のパネルおよび前記第５のパネルから間隔を置いて配置された前記切断線の一方の側に配置されている、コーナ折畳配置。
2. 内部を有する管状構造の壁面を形成する複数のパネルを備えた、１つ以上の物品を包装するためのカートンであって、前記複数のパネルは、
   端縁部および側縁部によって画定されるコーナを有する第１のパネルと、
   第１の折り目に沿って前記第１のパネルの前記端縁部にヒンジ接続された第２のパネルと、
   第２の折り目に沿って前記第１のパネルの前記側縁部にヒンジ接続された第３のパネルと、
   第４のパネルと、
   前記第４のパネルにヒンジ連結された第５のパネルであって、前記第４のパネルおよび第５のパネルが前記第２のパネルを前記第３のパネルに結合し、前記第４のパネルおよび第５のパネルが前記カートンの前記内部に配置されている、第５のパネルと、
   を含み、
   前記第４のパネルは、第３の折り目に沿って前記第２のパネルにヒンジ接続され、前記第５のパネルは、第４の折り目に沿って前記第３のパネルにヒンジ接続され、切断線が、前記第１の折り目と前記第４の折り目との間、または前記第２の折り目と前記第３の折り目との間に延び、折り畳まれていないブランク形態では、前記切断線は、前記第１の折り目および前記第２の折り目の想像上の交差点を迂回し、それにより、前記想像上の交差点は前記第４のパネルおよび前記第５のパネルから間隔を置いて配置された前記切断線の一方の側に配置されている、カートン。
3. 内部を有する管状構造の壁面を形成する複数のパネルを備えた、１つ以上の物品を包装するためのカートンであって、
   端縁部および前記端縁部に隣接する側縁部を有する第１の壁面と、
   第１の折り目に沿って前記第１の壁面の前記端縁部にヒンジ接続された第２の壁面と、
   第２の折り目に沿って前記第１の壁面の前記側縁部にヒンジ接続された第３の壁面と、
   を備え、
   切断線が、少なくとも前記第１の折り目と前記第２の折り目との間に延び、前記切断線は、前記第１の壁面と一体化され前記第１の折り目および前記第２の折り目の一方から外向きに延びる突起を少なくとも部分的に画定するように、前記第１の折り目および前記第２の折り目の前記一方に関して分岐して配置される、カートン。
4. 前記カートンは、第５の折り目によって互いにヒンジ接続された１対のガセットパネルを備え、前記１対のガセットパネルは前記第２の壁面を前記第３の壁面に結合し、前記１対のガセットパネルは前記カートンの前記内部に配置されている、請求項３に記載のカートン。
5. 前記カートンは、第３の折り目に沿って前記第２の壁面の側縁部にヒンジ接続された第１のガセットパネルを備え、前記切断線の一部は、少なくとも前記第１の折り目と前記第３の折り目との間に延び、前記切断線の前記一部は、前記第２の壁面と一体化されかつ前記第３の折り目から外向きに延びる突起を少なくとも部分的に画定するように、前記第３の折り目に関して分岐して配置されている、請求項３に記載のカートン。
6. 前記カートンは、第４の折り目に沿って前記第３の壁面の端縁部にヒンジ接続された第２のガセットパネルを備え、前記切断線の一部は、少なくとも前記第４の折り目と前記第２の折り目との間に延び、前記切断線の前記一部は、前記第３の壁面と一体化され前記第４の折り目から外向きに延びる突起を少なくとも部分的に画定するように、前記第４の折り目に関して分岐して配置されている、請求項３に記載のカートン。
7. カートンを形成するためのブランクであって、前記ブランクは、内部を画定する管状構造の壁面を形成する複数のパネルを備え、前記複数のパネルは、
   端縁部および側縁部によって画定されるコーナを有する第１のパネルと、
   第１の折り目に沿って前記第１のパネルの前記端縁部にヒンジ接続された第２のパネルと、
   第２の折り目に沿って前記第１のパネルの前記側縁部にヒンジ接続された第３のパネルと、
   第４のパネルと、
   前記第４のパネルにヒンジ連結された第５のパネルであって、前記第４のパネルおよび第５のパネルが前記第２のパネルを前記第３のパネルに結合し、前記第４のパネルおよび第５のパネルが、前記カートンが起立された場合に前記カートンの内部に配置される、第５のパネルと、
   を含み、
   前記第４のパネルは、第３の折り目に沿って前記第２のパネルにヒンジ接続され、前記第５のパネルは、第４の折り目に沿って前記第３のパネルにヒンジ接続され、切断線が、前記第１の折り目と前記第４の折り目との間、または前記第２の折り目と前記第３の折り目との間に延び、前記切断線は、前記第１の折り目および前記第２の折り目の想像上の交差点を迂回し、それにより、前記想像上の交差点は前記第４のパネルおよび前記第５のパネルから間隔を置いて配置された前記切断線の一方の側に配置されている、ブランク。
8. カートンを形成するためのブランクであって、前記ブランクは、
   端縁部および側縁部によって画定されるコーナを有する第１のパネルと、
   前記カートンの端部を少なくとも部分的に閉じるために第１の折り目に沿って、前記第１のパネルの前記端縁部にヒンジ接続された端部フラップと、
   第２の折り目に沿って前記第１のパネルの前記側縁部にヒンジ接続された側部パネルと、
   前記カートンが起立された場合に前記端部フラップおよび前記側部パネルの一方の下へ配置されるように、前記端部フラップと前記側部パネルとの間に延びている１対のヒンジ連結された第１のガセットパネルおよび第２のガセットパネルと、
   を備え、
   前記第１のガセットパネルは、第３の折り目に沿って前記端部フラップにヒンジ接続され、前記第２のガセットパネルは、第４の折り目に沿って前記側部パネルにヒンジ接続され、切断線が、前記第１の折り目と前記第４の折り目との間、または前記第２の折り目と前記第３の折り目との間に延び、前記切断線は、前記第１の折り目および前記第２の折り目の想像上の交差点を迂回し、それにより、前記想像上の交差点は前記第１のガセットパネルおよび前記第２のガセットパネルから間隔を置いて配置された前記切断線の一方の側に配置されている、ブランク。
9. カートンを形成するためのブランクであって、前記ブランクは、
   端縁部および側縁部によって画定されるコーナを有する第１のパネルと、
   前記カートンの端部を少なくとも部分的に閉じるために第１の折り目に沿って、前記第１のパネルの前記端縁部にヒンジ接続された端部フラップと、
   第２の折り目に沿って前記第１のパネルの前記側縁部にヒンジ接続された側部パネルと、
   前記カートンが起立された場合に前記端部フラップおよび前記側部パネルの一方の下へ配置されるように、前記端部フラップと前記側部パネルとの間に延びている１対のヒンジ連結された第１のガセットパネルおよび第２のガセットパネルと、
   を備え、
   前記第１のガセットパネルは、第３の折り目に沿って前記端部フラップにヒンジ接続され、前記第２のガセットパネルは、第４の折り目に沿って前記側部パネルにヒンジ接続され、切断線が、前記第１の折り目と前記第４の折り目との間、または前記第２の折り目と前記第３の折り目との間に延び、前記切断線は、第１の交差点で少なくとも前記第３の折り目または前記第４の折り目と交差し、それにより、前記第１の交差点は、前記第１の折り目および前記第２の折り目の想像上の交差点より前記第１のガセットパネルに近い位置に配置されている、ブランク。
10. 前記切断線は直線である、請求項８または９に記載のブランク。
11. 前記切断線は非直線である、請求項８または９に記載のブランク。
12. 前記切断線は曲線である、請求項１１に記載のブランク。
13. 前記切断線は弧状である、請求項１１に記載のブランク。
14. 前記切断線は、互いに関して分岐して配置された少なくとも２つの部分を備えている、請求項１１に記載のブランク。
15. 前記切断線は、互いに関して分岐して配置された少なくとも２つの連続部分を備えている、請求項１１に記載のブランク。
16. 前記端部フラップは、１つ以上の追加の折り目を備えている、請求項８または９に記載のブランク。
17. 前記第１のパネルは、１つ以上の追加の折り目を備えている、請求項８または９に記載のブランク。
18. 前記切断線は前記第１のパネル中に延びている、請求項８または９に記載のブランク。
19. 前記切断線は前記側部パネル中に延びている、請求項８または９に記載のブランク。
20. 前記切断線は前記端部フラップ中に延びている、請求項８または９に記載のブランク。
21. 前記切断線は、前記第１のガセットパネルから見た場合に凸である、請求項８または９に記載のブランク。
22. 前記切断線は、前記第１のガセットパネルから見た場合に凹である、請求項８または９に記載のブランク。
23. 前記第２のガセットパネルはアンカパネルを形成する、請求項８または９に記載のブランク。

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