JP2023506774A - Iab多重化及びタイミング関係に対する方法及び前記方法を用いるノード - Google Patents

Iab多重化及びタイミング関係に対する方法及び前記方法を用いるノード Download PDF

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Abstract

本明細書は無線通信システムにおけるノードによって実行されるIAB(Integrated Access and Backhaul)動作を実行する方法において、他のノードと初期アクセス動作を実行し、前記他のノードに前記ノードがサポートする能力に関する情報を送信するが、前記能力に関する情報は複数のタイミングアライメントケースのうち、前記ノードがサポートする少なくとも1つのタイミングアライメントケースを知らせる情報であり及び前記少なくとも1つのタイミングアライメントケースに基づいて前記IAB動作を実行することを特徴とする方法及びこれに対する装置を提供する。【選択図】図19

Description

本明細書は無線通信に関連する。
より多くの通信機器がより大きな通信容量を要求するようになって、既存の無線アクセス技術(radio access technology;RAT)に比べて向上したモバイルブロードバンド(mobile broadband)通信に対する必要性が台頭している。また、多数の機器及び事物を接続していつでもどこでも多様なサービスを提供するマッシブMTC(massive Machine Type Communications)も次世代通信において考慮される主要イシューの1つである。それだけでなく、信頼度(reliability)及び遅延(latency)に敏感なサービス/端末を考慮した通信システムデザインが議論されている。このように拡張されたモバイルブロードバンドコミュニケーション(enhanced mobile broadband communication)、massive MTC、URLLC(Ultra-Reliable and Low Latency Communication)などを考慮した次世代無線アクセス技術の導入が議論されており、本開示においては便宜上該当技術(technology)をnew RAT又はNRと呼ぶ。
その一方で、統合アクセス及びバックホールリンクが提供され、以下のように、本明細書ではIAB(Integrated Access Backhaul)に対する構成を提供する。
本明細書の一実施例によれば、他のノードに前記ノードがサポートする能力に関する情報を送信するが、前記能力に関する情報は複数のタイミングアライメントケースのうち、前記ノードがサポートする少なくとも1つのタイミングアライメントケースを知らせる情報であり、及び前記少なくとも1つのタイミングアライメントケースに基づいて前記IAB動作を実行する方法が提供される。
本明細書によれば、ノードがIAB動作を実行するとき、どのタイミングアライメントケースを基準にIAB動作を実行するかが明確になるため、無線通信の安定性及び効率が高まる。
本明細書の具体的な一例を介して得られる効果は、以上に列挙した効果に限られない。例えば、関連する技術分野の通常の知識を有するもの(a person having ordinary skill in the related art)が本明細書より理解かつ誘導できる様々な技術的な効果が存在する場合がある。したがって応じて本明細書の具体的な効果は本明細書に明示的に記載されたことに限らず、本明細書の技術的な特徴から理解かつ誘導できる様々な効果を含むことができる。
無線通信システムの例を示す。 ユーザプレーン(user plane)に対する無線プロトコル構造(radio protocol architecture)を示したブロック図である。 制御プレーン(control plane)に対する無線プロトコル構造を示したブロック図である。 NRが適用される次世代無線接続ネットワーク(New Generation Radio Access Network:NG-RAN)のシステム構造の例を示す。 NG-RANと5GC間の機能的分割の例を示す。 NRにおいて適用できるフレーム構造の例を示す。 新しい無線接続技術に対するフレーム構造の一例を示したものである。 本明細書の技術的な特徴が適用される5G使用シナリオの例を示す。 統合アクセス及びバックホールリンクに対する一例を模式的に示したものである。 DgNB、RN、及びUE間のリンクに対する一例を模式的に示したものである。 バックホールリンク及びアクセスリンクの例を模式的に示したものである。 親リンクと子リンクの例を模式的に示したものである。 IABノードが特定のリソースのリンク方向を決定する一例を示す。 ノード間の設定に対して模式的に示したものである。 DU及びMTでのCCの一例を模式的に示したものである。 タイミングアライメントケース1の例を模式的に示したものである。 タイミングアライメントケース6の例を模式的に示したものである。 タイミングアライメントケース7の例を模式的に示したものである。 本明細書の一実施例に係る、能力に関する情報を送信する方法の順序図である。 本明細書の他の実施例に係る、能力に関する情報を送信する方法の順序図である。 本明細書のまた他の実施例に係る、能力に関する情報を送信する方法の順序図である。 本明細書の一実施例に係る、(ノードの観点から)能力に関する情報を送信する方法の順序図である。 本明細書の一実施例に係る、(ノードの観点から)能力に関する情報を送信する装置の一例に対するブロック図である。 本明細書の一実施例に係る、(他のノードの観点から)能力に関する情報を受信する方法の順序図である。 本明細書の一実施例に係る、(他のノードの観点から)能力に関する情報を受信する装置の一例に対するブロック図である。 本明細書に適用される通信システム(1)の例を示す。 本明細書に適用される無線機器の例を示す。 本明細書に適用される無線機器の他の例を示す。 送信信号のための信号処理回路の例を示す。 本明細書に適用される無線機器の他の例を示す。 本明細書に適用される携帯機器の例を示す。 本明細書に適用される車両または自律走行車の例を示す。
本明細書において「A又はB(A or B)」は「Aのみ」、「Bのみ」又は「AとBの両方」を意味し得る。言い換えると、本明細書において、「A又はB(A or B)」は「A及び/又はB(A and/or B)」と解釈できる。例えば,本明細書において「A、B又はC(A,B or C)」は,「Aのみ」、「Bのみ」、「Cのみ」又は「A、B及びCの任意の全ての組み合わせ(any combination of A, B and C)」を意味し得る。
本明細書において使用されるスラッシュ(/)やコンマ(comma)は、「及び/又は(and/or)」を意味し得る。例えば、「A/B」は「A及び/又はB」を意味し得る。これにより、「A/B」は「Aのみ」、「Bのみ」、又は「AとBの両方」を意味し得る。例えば、「A、B、C」は「A、B又はC」を意味し得る。
本明細書において「少なくとも1つのA及びB(at least one of A and B)」は、「Aのみ」、「Bのみ」又は「AとBの両方」を意味し得る。また、本明細書において「少なくとも1つのA又はB(at least one of A or B)」や「少なくとも1つのA及び/又はB(at least one of A and/or B)」という表現は、「少なくとも1つのA及びB(at least one of A and B)」と同様に解釈され得る。
また、本明細書において、「少なくとも1つのA、B及びC(at least one of A, B and C)」は、「Aのみ」、「Bのみ」、「Cのみ」又は「A、B及びCの任意の全ての組み合わせ(any combination of A, B and C)」を意味し得る。また、「少なくとも1つのA、B又はC(at least one of A, B or C)」や「少なくとも1つのA、B及び/又はC(at least one of A, B and C)」は「少なくとも1つのA、B及びC(at least one of A, B and C))」を意味し得る。
また、本明細書において用いられる括弧は「例えば(for example)」を意味し得る。具体的に、「制御情報(PDCCH)」と表示されている場合、「制御情報」の一例として「PDCCH」が提案されているものであり得る。言い換えると、本明細書の「制御情報」は「PDCCH」に制限(limit)されることなく、「PDCCH」が「制御情報」の一例として提案されるものであり得る。また、「制御情報(すなわち、PDCCH)」と表示されている場合にも、「制御情報」の一例として「PDCCH」が提案されているものであり得る。
本明細書において1つの図面内において個別に説明される技術的特徴は、個別に実現されてもよく、同時に実現されてもよい。
図1は、無線通信システムを例示する。これは、E-UTRAN(Evolved-UMTS Terrestrial Radio Access Network)、又はLTE(Long Term Evolution)/LTE-Aシステムとも呼ばれる。
E-UTRANは、端末10(User equipment:UE)に制御平面(control plane)とユーザ平面(user plane)を提供する基地局20(Base Station:BS)とを含む。端末10は、固定されるか、または移動性を有することができ、MS(Mobile station)、UT(User Terminal)、SS(Subscriber Station)、MT(mobile terminal)、無線機器(Wireless Device)など、他の用語で呼ばれることができる。基地局20は、端末10と通信する固定された支点(fixed station)をいい、eNB(evolved-NodeB)、BTS(Base Transceiver System)、アクセスポイント(Access Point)など、他の用語で呼ばれることができる。
基地局20は、X2インタフェースを介して互いに接続されることができる。基地局20は、S1インタフェースを介してEPC(Evolved Packet Core)30、さらに詳細には、S1-MMEを介してMME(Mobility Management Entity)とS1-Uを介してS-GW(Serving Gateway)と接続される。
EPC30は、MME、S-GW及びP-GW(Packet Data Network-Gateway)から構成される。MMEは、端末の接続情報または端末の能力に関する情報を有しており、このような情報は、端末の移動性管理に主に使用される。S-GWは、E-UTRANを終端点として有するゲートウェイであり、P-GWは、PDNを終端点として有するゲートウェイである。
端末とネットワークとの間の無線インタフェースプロトコル(Radio Interface Protocol)の層は、通信システムにおいて広く知られた開放型システム間相互接続(Open System Interconnection:OSI)基準モデルの下位3個層に基づいてL1(第1層)、L2(第2層)、L3(第3層)に区分されることができるが、この中で第1層に属する物理層は、物理チャネル(Physical Channel)を利用した情報送信サービス(Information Transfer Service)を提供し、第3層に位置するRRC(Radio Resource Control)層は、端末とネットワークとの間に無線リソースを制御する役割を行う。このために、RRC層は、端末と基地局との間のRRCメッセージを交換する。
図2は、ユーザ平面(user plane)に対する無線プロトコル構造(radio protocol architecture)を示すブロック図である。図3は、制御平面(control plane)に対する無線プロトコル構造を示すブロック図である。ユーザ平面は、ユーザデータ送信のためのプロトコルスタック(protocol stack)で、制御平面は、制御信号送信のためのプロトコルスタックである。
図2及び3を参照すると、物理層(PHY(physical)layer)は、物理チャネル(physical Channel)を利用して上位層に情報送信サービス(information transfer service)を提供する。物理層は、上位層であるMAC(Medium Access Control)層とは送信チャネル(transport channel)を介して接続されている。送信チャネルを介してMAC層と物理層との間にデータが移動する。送信チャネルは、無線インタフェースを介してデータがどのようにどんな特徴で送信されるかによって分類される。
互いに異なる物理層の間、即ち、送信機と受信機の物理層の間は、物理チャネルを介してデータが移動する。前記物理チャネルは、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)方式で変調されることができ、時間と周波数を無線リソースとして活用する。
MAC層の機能は、論理チャネルと送信チャネルとの間のマッピング及び論理チャネルに属するMAC SDU(service data unit)の送信チャネル上へ物理チャネルに提供される送信ブロック(transport block)への多重化/逆多重化を含む。MAC層は、論理チャネルを介してRLC(Radio Link Control)層にサービスを提供する。
RLC層の機能は、RLC SDUの接続(concatenation)、分割(segmentation)及び再結合(reassembly)を含む。無線ベアラ(Radio Bearer:RB)が要求する多様なQoS(Quality of Service)を保障するために、RLC層は、透明モード(Transparent Mode:TM)、非確認モード(Unacknowledged Mode:UM)及び確認モード(Acknowledged Mode:AM)の3通りの動作モードを提供する。AM RLCは、ARQ(automatic repeat request)を介してエラー訂正を提供する。
RRC(Radio Resource Control)層は、制御平面においてのみ定義される。RRC層は、無線ベアラの設定(configuration)、再設定(re-configuration)及び解除(release)と関連して、論理チャネル、送信チャネル及び物理チャネルの制御を担当する。RBは、端末とネットワークとの間のデータ伝達のために、第1層(PHY層)及び第2層(MAC層、RLC層、PDCP層)により提供される論理的経路を意味する。
ユーザ平面でのPDCP(Packet Data Convergence Protocol)層の機能は、ユーザデータの伝達、ヘッダ圧縮(header compression)及び暗号化(ciphering)を含む。制御平面でのPDCP(Packet Data Convergence Protocol)層の機能は、制御平面データの伝達及び暗号化/整合性保護(integrity protection)を含む。
RBが設定されるということは、特定サービスを提供するために無線プロトコル層及びチャネルの特性を規定し、各々の具体的なパラメータ及び動作方法を設定する過程を意味する。RBは、またSRB(Signaling RB)とDRB(Data RB)の2通りに分けられることができる。SRBは、制御平面においてRRCメッセージを送信する通路として使用され、DRBは、ユーザ平面においてユーザデータを送信する通路として使用される。
端末のRRC層とE-UTRANのRRC層との間にRRC接続(RRC Connection)が確立されると、端末は、RRC接続(RRC connected)状態にあるようになり、そうでない場合、RRCアイドル(RRC idle)状態にあるようになる。
ネットワークにおいて端末にデータを送信するダウンリンク送信チャネルには、システム情報を送信するBCH(Broadcast Channel)とその以外にユーザトラフィックまたは制御メッセージを送信するダウンリンクSCH(Shared Channel)がある。ダウンリンクマルチキャストまたはブロードキャストサービスのトラフィックまたは制御メッセージの場合、ダウンリンクSCHを介して送信されることもでき、または別のダウンリンクMCH(Multicast Channel)を介して送信されることもできる。一方、端末においてネットワークにデータを送信するアップリンク送信チャネルには、初期制御メッセージを送信するRACH(Random Access Channel)とそれ以外にユーザトラフィックまたは制御メッセージを送信するアップリンクSCH(Shared Channel)がある。
送信チャネル上位にあり、送信チャネルにマッピングされる論理チャネル(Logical Channel)には、BCCH(Broadcast Control channel)、PCCH(Paging Control channel)、CCCH(Common Control channel)、MCCH(Multicast Control channel)、MTCH(Multicast Traffic Channel)などがある。
物理チャネル(Physical Channel)は、時間領域で複数のOFDMシンボルと周波数領域で複数の副搬送波(Sub-carrier)とから構成される。1つのサブフレーム(Sub-frame)は、時間領域で複数のOFDMシンボル(Symbol)から構成される。リソースブロックは、リソース割り当て単位であって、複数のOFDMシンボルと複数の副搬送波(sub-carrier)から構成される。また、各サブフレームは、PDCCH(Physical Downlink Control channel)即ち、L1/L2制御チャネルのために該当サブフレームの特定OFDMシンボル(例えば、第1番目のOFDMシンボル)の特定副搬送波を利用できる。TTI(Transmission Time Interval)は、サブフレーム送信の単位時間である。
以下、新しい無線接続技術(new radio access technology:new RAT,NR)について説明する。
さらに、たくさんの通信機器がさらに大きい通信容量を必要とするにつれて、既存の無線接続技術(radio access technology;RAT)に比べて向上したモバイルブロードバンド(mobile broadband)通信に対する必要性が台頭している。また、多数の機器及び物体を接続していつでもどこでも様々なサービスを提供する超大量MTC(massive Machine Type Communications)も次世代通信において考慮される主な話題のうちの1つである。のみならず信頼度(reliability)及び遅延(latency)に敏感なサービス/端末を考慮した通信システムデザインが議論になっている。このような拡張モバイルブロードバンドコミュニケーション(enhanced mobile broadband communication)、massive MTC、URLLC(Ultra-Reliable and Low Latency Communication)などを考慮した次世代無線接続技術の導入が議論されており、本明細書では便宜上、該当技術(technology)をnew RATまたはNRと称する。
図4は、NRが適用される次世代無線接続ネットワーク(New Generation Radio Access Network:NG-RAN)のシステムの構造を例示する。
図4を参照すると、NG-RANは、端末にユーザ平面及び制御平面プロトコル終端(termination)を提供するgNB及び/又はeNBを含む。図4では、gNBのみを含む場合を例示する。gNB及びeNBは、相互にXnインタフェースで接続されている。gNB及びeNBは、5世代コアネットワーク(5G Core Network:5GC)とNGインタフェースを介して接続されている。より具体的に、AMF(access and mobility management function)とはNG-Cインタフェースを介して接続され、UPF(user plane function)とはNG-Uインタフェースを介して接続される。
図5は、NG-RANと5GCとの間の機能的な分割を例示する。
図5を参照すると、gNBは、インターセル間の無線リソース管理(Inter Cell RRM)、無線ベアラ管理(RB control)、接続移動性制御(Connection Mobility Control)、無線許容制御(Radio Admission Control)、測定設定及び提供(Measurement configuration & Provision)、動的リソース割り当て(dynamic resource allocation)などの機能を提供する。AMFは、NASセキュリティ、アイドル状態移動性処理などの機能を提供する。UPFは、移動性アンカリング(Mobility Anchoring)、PDU処理などの機能を提供する。SMF(Session Management Function)は、端末IPアドレス割り当て、PDUセッション制御などの機能を提供する。
図6はNRにおいて適用できるフレーム構造の例を示す。
図6を参照すると、フレームは10ms(millisecond)で構成され、1msで構成されたサブフレーム10個を含むことができる。
サブフレーム内には副搬送波間隔(subcarrier spacing)によって1つまたは複数のスロット(slot)が含まれる。
次の表1は、副搬送波間隔設定(subcarrier spacing configuration)μの例を示す。
Figure 2023506774000002
次の表2は副搬送波間隔設定(subcarrier spacing configuration)μによって、フレーム内のスロット数(Nframeμ slot)、サブフレーム内のスロット数(Nsubframeμ slot)、スロット内のシンボル数(Nslot symb)などの例を示す。
Figure 2023506774000003
図6では、μ=0、1、2に対して例を示す。
PDCCH(physical downlink control channel)は次の表3のように1つまたはそれ以上のCCE(control channel element)で構成される。
Figure 2023506774000004
すなわち、PDCCHは1、2、4、8または16個のCCEで構成されるリソースを介して送信される。ここで、CCEは6個のREG(resource element group)で構成され、1つのREGは周波数領域において1つのリソースブロック、時間領域において1つのOFDM(orthogonal frequency division multiplexing)シンボルで構成される。NRでは、次の技術/特徴が適用される。
<自己完結型サブフレーム構造(Self-contained subframe structure)>
図7は新しい無線接続技術に対するフレーム構造の一例を示したものである。
NRでは遅延(latency)を最小化するための目的として図7のように、1つのTTI内に、制御チャネルとデータチャネルが時分割多重化(Time Division Multiplexing:TDM)される構造がフレーム構造(framestructure)の1つとして考慮される。
図7において斜線領域はダウンリンク制御(downlink control)領域を示し、黒色部分はアップリンク制御(uplink control)領域を示す。表示がない領域はダウンリンクデータ(downlink data;DL data)送信のために用いられることもあり、アップリンクデータ(uplink data;UL data)送信のために用いられる。このような構造の特徴は1個のサブフレーム(subframe)内においてダウンリンク(DL)送信とアップリンク(uplink;UL)送信が順次に進んで、サブフレーム(subframe)内においてDL dataを送り、UL ACK/NACK(Acknowledgement/Not-acknowledgement)も受け取ることができる。その結果、データ送信エラー発生時にデータ再送までかかる時間を減らし、このため、最終データ伝送の遅延(latency)を最小化することができる。
このようなデータ及び制御領域がTDMされたサブフレーム構造(data and control TDMed subframe structure)において基地局と端末が送信モードにおいて受信モードへの転換過程または受信モードにおいて送信モードへの転換過程のためのタイムギャップ(time gap)が必要である。このため、自己完結型サブフレーム構造においてDLからULに転換される時点の一部のOFDMシンボルがガード区間(guard period:GP)に設定される。
図8は本明細書の技術的な特徴が適用される5G使用シナリオの例を示す。図8に示された5G使用シナリオはただ例であり、本明細書の技術的な特徴は図8に示されていない他の5G使用シナリオにも適用される。
図8を参照すると、5Gの3つの主な要件領域は(1)改善された移動広帯域(eMBB;enhanced mobile broadband)領域、(2)超大量の端末通信(mMTC;massive machine type communication)領域及び(3)超高信頼及び低遅延通信(URLLC;Ultra-Reliable and Low Latency Communications)領域を含む。一部の使用例は最適化のために多数の領域を要求することができ、他の使用例はただ1つの重要業績評価指標(KPI;key performance indicator)にのみフォーカスできる。5Gはこのような様々な使用例を柔軟かつ信頼できる方法としてサポートすることである。
eMBBはデータの速度、遅延、ユーザの密度、移動広帯域接続の容量及びカバレッジの全体的な向上に重点を置く。eMBBは10Gbps程度の処理量を目標とする。eMBBは基本的なモバイルインターネット接続をはるかに上回り、豊富な双方向作業、クラウドまたは拡張現実においてメディア及びエンターテインメントアプリケーションをカバーする。データは5Gの核心動力のうち1つであり、5G時代において初めて専用音声サービスを見ることができない。5Gにおいて、音声は単に通信システムによって提供されるデータ接続を使用してアプリケーションとして処理されることを期待される。増加したトラフィック量の主な原因はコンテンツサイズの増加及び高いデータレートを要求するアプリケーション数の増加である。ストリーミングサービス(オーディオ及びビデオ)、対話式ビデオ及びモバイルインターネット接続はより多くの装置がインターネットに接続するほど、さらに広く使用される。このような多くのアプリケーションはユーザにリアルタイム情報及び通知をプッシュするために常にオンになっている接続性を必要とする。クラウドストレージ及びアプリケーションはモバイル通信プラットフォームにおいて急速に増加しており、これは、タスク及びエンターテインメント全てに適用される。クラウドストレージはアップリンクデータレートの成長を牽引する特別な使用例である。5Gはまた、クラウド上の遠隔作業にも使用され、触覚インタフェースが使用されたとき、優れたユーザ経験を維持するようにさらに低い端から端まで(end-to-end)遅延を要求する。エンターテインメントにおいて例えると、クラウドゲーム及びビデオストリーミングは移動広帯域能力に対する要求を高めるまた他の重要な要素である。エンターテインメントは電車、車及び飛行機のような高いモビリティ環境を含めてあらゆる場所でスマートフォン及びタブレットにおいて必須である。また他の使用例はエンターテインメントのための拡張現実及び情報検索である。ここで、拡張現実は非常に低い遅延と瞬間的なデータ量を必要とする。
mMTCはバッテリーによって駆動される多量の低コスト装置間の通信をできるようにするために設計され、スマート計量、物流、現場及び人体センサーのようなアプリケーションをサポートするためのものである。mMTCは10年程度のバッテリー及び/または1km2当り百万個程度の装置を目標とする。mMTCは全ての分野において埋め込み型センサーをスムーズに接続できるようにし、最も多く予想できる5G使用例のうち1つである。潜在的に2020年までIoT装置は204億個に至ると予測されている。産業IoTは5Gがスマートシティ、資産追跡(asset tracking)、スマートユーティリティ、農業及びセキュリティインフラをできるようにする主な役割を実行する領域のうち1つである。
URLLCは装置及び機械が非常に信頼性があり非常に低い遅延及び高い可用性で通信できるようにすることで車両通信、産業制御、工場自動化、遠隔手術、スマートグリッド及び公共安全アプリケーションに最適である。URLLCは1msの程度の遅延を目標とする。URLLCは主なインフラの遠隔制御及び自律走行車のような超高信頼/低遅延リンクを介して産業を変化させる新しいサービスを含む。信頼性と遅延のレベルはスマートグリッド制御、産業自動化、ロボット工学、ドローン制御及び調整に必須である。
次に、図8の三角形の中に含まれた多数の使用例に対してさらに具体的に示している。
5Gは毎秒数百メガビットからギガバイト毎秒に評価されるストリームを提供する手段としてFTTH(fiber-to-the-home)及びケーブルベース広帯域(または、DOCSIS)を補完することができる。このような速い速度は仮想現実(VR;virtual reality)と拡張現実(AR;augmented reality)のみならず、4K以上(6K、8K及びそれ以上)の解像度にTVを伝送するのに要求される。VR及びARアプリケーションはほぼ没入型(immersive)スポーツ競技を含む。特定のアプリケーションは特別なネットワーク設定が要求される。例えば、VRゲームの場合、ゲーム会社が遅延を最小化するためにコアサーバをネットワークオペレータのエッジネットワークサーバと統合する必要がある。
自動車(Automotive)は車両に対するモバイル通信のための多くの使用例とともに5Gにおいて重要な新しい動力になると予想されている。例えば、乗客のためのエンターテインメントは高い容量と高い移動広帯域を同時に要求する。その理由は将来のユーザはその位置及び速度に関係なく高品質の接続を継続して期待しているためである。自動車分野の他の使用例は拡張現実ダッシュボードである。運転者は拡張現実ダッシュボードを介してフロントウィンドウを介して見ているものの上に暗闇中で物体を識別することができる。拡張現実ダッシュボードは物体の距離と動きに対して運転者に知らせる情報を重ねてディスプレイする。将来に、無線モジュールは車両間の通信、車両とサポートするインフラ構造の間で情報交換及び自動車と他の接続された装置(例えば、歩行者が伴う装置)の間で情報交換をできるようにする。安全システムは運転者がさらに安全な運転ができるように行動の代替コースを案内して事故の危険を軽減させる。次のステップは、遠隔操縦車両または自律走行車になる。これは互い異なる自律走行車間及び/または自動車とインフラの間で非常に信頼性のありかつ非常に速い通信を要求する。将来に、自律走行車が全ての運転活動を実行し、運転者は車両自体が識別できない交通異常にのみ集中するようになる。自律走行車の技術的な要件はトラフィック安全を人が達成できない程度のレベルまで高めるように超高信頼低遅延を要求する。
スマート社会として言われるスマートシティとスマートホームは高密度無線センサーネットワークとして埋め込まれる。知能型センサーの分散型ネットワークは都市または家のコスト及びエネルギー効率的な維持に対する条件を識別するようになる。同様の設定が各家庭のために実行される。温度センサー、ウィンドウ及び暖房コントローラ、盗難警報器及び家電製品は全て無線で接続される。このようなセンサーのうち多くが典型的に低いデータ送信速度、低電力及び低コストを要求する。しかし、例えば、リアルタイムHDビデオは監視のために特定のタイプの装置において要求される。
熱またはガスを含むエネルギーの消費及び流通は高度に分散され、分散型センサーネットワークの自動化された制御が要求される。スマートグリッドは情報を収集ししたがって応じて行動するようにデジタル情報及び通信技術を使用してこのようなセンサーを相互接続する。この情報はサプライヤーと消費者の行動を含めるため、スマートグリッドが効率性、信頼性、経済性、生産の持続可能性及び自動化方法として電気のような燃料の分配を改善するようにすることができる。スマートグリッドは低遅延の他のセンサーネットワークとして見られる。
健康部門はモバイル通信のベネフィットを楽しめる多くのアプリケーションを保有している。通信システムは遠く離れた場所において臨床診療を提供する遠隔診療をサポートすることができる。これは距離に対する障壁を下げることに役立ち、遠い農村において継続的に利用できない医療サービスへのアクセスを改善することができる。これはまた、重要な診療及び緊急状況において命を救うために用いられる。モバイル通信ベースの無線センサーネットワークは心拍数及び血圧のようなパラメータに対する遠隔モニタリング及びセンサーを提供することができる。
無線及びモバイル通信は産業応用分野においてますます重要になっている。配線は設置及び維持コストが高い。したがって、ケーブルを再構成できる無線リンクへの交換可能性は多くの産業分野において魅力的な機会である。しかし、これを達成するには、無線接続がケーブルと同様の遅延、信頼性及び容量で動作すること、管理の単純化を要求する。低遅延と非常に低いエラー確率は5Gに接続する必要がある新しい要件である。
物流及び貨物追跡は位置ベース情報システムを使用してどの場所でもインベントリ(inventory)及びパッケージの追跡ができるようにするモバイル通信に対する重要な使用例である。物流及び貨物追跡の使用例は典型的に低いデータ速度を要求するが、広い範囲と信頼性のある位置情報が必要である。
図9は統合アクセス及びバックホールリンクに対する一例を模式的に示したものである。
このような統合アクセス及びバックホールリンクがあるネットワークの例が図9に示されており、ここでリレーノード(rTRP)は時間、周波数または空間(例:ビームベース作業)においてアクセス及びバックホールリンクを多重化することができる。
互い異なるリンクの動作は同一であるか他の周波数(「帯域内」及び「帯域外」リレーとも言える)にある。帯域外リレーの効率的なサポートは一部のNR配置シナリオにおいて重要であるが、デュプレックス制約条件を受け入れ干渉を防止/軽減するために同じ周波数において動作するアクセスリンクとの緊密な相互作用を意味する帯域内動作要件を理解することが非常に重要である。
また、mmWaveスペクトルにおいてNRシステムを運営することは、短期ブロック(short term blocking)に比べて手順を完了させるのに必要な時間がさらに長いため、現在のRRCベースハンドオーバメカニズムによって簡単に軽減できない深刻な短期間ブロックを経験することを含むいくつか独特な挑戦を提示することができる。
mmWaveシステムにおいて短期ブロックを克服するためには、rTRP間の転換のために(コアネットワーク(core network)の介入が必ず必要ではない)速いRANベースのメカニズムが必要な場合がある。
セルフバックホールされたNRセルのさらに容易な配置に対する要求とともにmmWaveスペクトルでのNR動作に対する短期間ブロックを軽減する必要があるということがアクセス及びバックホールリンクの迅速なスウィッチができるようにする統合されたフレームワークの開発に対する必要性を引き起こす場合がある。
さらに、rTRP間のOTA(Over-the-Air)調整は干渉を軽減しエンドツーエンド経路(end-to-endroute)選択及び最適化をサポートすることと見なす。
次の要件及び側面はNRに対する統合アクセス及び無線バックホール(IAB)によって解決する必要がある。
-屋内及び屋外シナリオにおいて帯域内及び帯域外中継のための効率的で柔軟な運営
-マルチホップ及び重複接続
-エンドツーエンド経路(end-to-endroute)選択及び最適化
-高いスペクトル効率にバックホールリンクサポート
-レガシーNR UEサポート
レガシーNR(new RAT)はハーフデュプレックス(half-duplex)装置をサポートするように設計された。また、IABシナリオのハーフデュプレックスがサポートされ対象にする価値がある。また、フルデュプレックス方法のIAB装置も研究できる。
IABシナリオにおいて、各リレーノード(RN)がスケジューリング能力を持っていなければ、ドナーgNB(DgNB)はDgNB、関連RN及びUE間の全体リンクをスケジューリングする必要がある。つまり、DgNBは全ての関連RNにおいてトラフィック情報を収集して全てのリンクに対するスケジューリング決定をした次の各RNにスケジューリング情報を知らせることができる。
図10はDgNB、RN、及びUE間のリンクに対する一例を模式的に示したものである。
図10によれば、例えば、DgNBとUE1間のリンクはアクセスリンクであり、RN1とUE2間のリンクまた、アクセスリンク、RN2とUE3間のリンクも同様にアクセスリンクを意味する。
同様に、図10によれば、例えば、DgNBとRN1間のリンク、RN1とRN2間のリンクはバックホールリンク(backhaul link)を意味する。
例えば、図10の例のように、バックホール及びアクセスリンクが構成され、この場合、DgNBはUE1のスケジューリング要求を受信するだけでなく、UE2及びUE3のスケジューリング要求を受信することができる。以後、2個のバックホールリンクと3個のアクセスリンクのスケジューリング決定をしてスケジューリング結果を知らせることができる。したがって、この集中型スケジューリングには遅延スケジューリングと待機時間問題が含まれている。
その一方で、分散型スケジューリングは各RNがスケジューリング能力を持つ場合、行うことができる。そうすれば、UEのアップリンクスケジューリング要求に対して即時スケジューリングができ、周辺交通状況を反映してバックホール/アクセスリンクがさらに柔軟に活用される。
図11はバックホールリンク及びアクセスリンクの例を模式的に示したものである。
図11に示されたようにドナー(donor)ノード(node)とIABノード間のリンク(link)またはIABノード間のリンクをバックホール(backhaul)リンクと呼ぶ。その一方で、ドナーノードとUE間のリンクまたはIABノードとUE間のリンクをアクセス(access)リンクと呼ぶ。すなわち、MTと親(parent)DU間のリンクまたはDUと子(child)MT間のリンクをバックホールリンクと呼び、DUとUE間のリンクをアクセスリンクと呼ぶ。
図12は親リンクと子リンクの例を模式的に示したものである。
図12に示されたようにIABノードと親ノード間のリンクを親リンクと呼び、IABノードと子ノード/UE間のリンクを子リンクと呼ぶ。すなわち、MTと親DU間のリンクを親リンクと呼び、DUと子MT/UE間のリンクを子リンクと呼ぶ。
しかし。解釈によってまたは観点によってIABノードと親ノード間のリンクをバックホールリンクと呼び、IABノードと子ノード/UE間のリンクをアクセスリンクとも呼べる。
このような議論に基づいて、以下では本明細書において考慮できるIABノード(node)に対するMT設定方法について説明する。
以下では、本明細書の提案について説明する。
IABノードは親(parent)ノードとのコミュニケーション(communication)のために親ノードと自身間の親リンク(link)に対するリンク方向(direction)情報を知らせるMT設定(configuration)が設定される。また、IABノードは子(child)ノードとのコミュニケーションのために子ノード/アクセス(access)UEと自身間の子リンクに対するリンク方向及びリンク有効性(availability)情報を知らせるDU設定が設定される。このとき、IABノードはDU設定とMT設定によって自身が特定の時点に親リンクと子リンクのうちどのリンクでコミュニケーションで実行できるか判断する方法を提案する。
図13は、IABノードが特定のリソースのリンク方向を決定する一例を示す。
図13によれば、IABノードは親ノードとIABノード間(親リンク)の通信のための、リソース関連設定情報(例えば、リンク方向を知らせる情報)であるMT設定を受信することができる(S101)。これに対して、さらに具体的な実施例は先に説明したもの(そして、後述する)と同じであり、説明の便宜上、重複する内容の繰り返し説明は省略する。
IABノードは子ノードと前記IABノード間(子リンク)の通信のための、リソース関連設定情報(例えば、リンク方向を知らせる情報、リンク可用性情報など)であるDU設定を受信することができる(S102)。これに対して、さらに具体的な実施例は先に説明したもの(そして、後述する)と同じであり、説明の便宜上、重複する内容の繰り返し説明は省略する。
IABノードはMT設定及びDU設定のうち、少なくとも1つに基づいて特定の時点において前記親リンクと前記子リンクのうち、どのリンクを介して通信するか判断することができる(S103)。これに対して、さらに具体的な実施例は先に説明したもの(そして、後述する)と同じであり、説明の便宜上、重複する内容の繰り返し説明は省略する。
本明細書の追加の利点、目的及び特徴は次の説明において部分的に説明され、下記を検討するとき当業者に明白、かつ部分的に本明細書の実施から学べる。本明細書の目的及び他の利点は添付された図面のみならず本明細書の請求範囲及び請求範囲において、特に指摘された構造によって実現され、達成できる。
本明細書の構成、動作及びその他の特徴は添付された図面を参照することができ、説明された本明細書の実施例によって理解できる。
本明細書の内容は帯域内(in-band)環境を仮定して内容を記述するが、帯域外(out-band)環境でも適用でも。また、本明細書の内容はドナー(donor)gNB(DgNB)、リレー(relay)ノード(RN)、UEがhalf-duplex動作をする環境を考慮して記述されるが、ドナーgNB(DgNB)、リレーノード(RN)、and/orUEがfull-duplex動作をする環境でも適用できる。
本明細書では説明の便宜上、RN1とRN2が存在するとき、RN1がRN2とバックホール(backhaul)リンクに接続されRN2に送受信されるデータをリレーするときにRN1をRN2の親ノードといい、RN2をRN1の子ノードRNという。
本明細書において用いられる用語は以下の通りである。
-IABノード(IAB-ノード):端末(ら)に対する無線アクセスをサポートしアクセストラフィックを無線にバックホール(backhaul)することをサポートするRANノード。
-IABドナー(IAB-donor):コアネットワークにUE′sインタフェースとIABノード(ら)に無線バックホール機能を提供するRANノード。
以下、各略語は以下の用語の略語に該当する。
-IAB:統合アクセス及びバックホール(Integrated Access and Backhaul)
-CSI-RS:チャネル状態基準信号(Channel State Information Reference Signal)
-DgNB:ドナーgNB(Donor gNB)
-AC:アクセス(Access)
-BH:バックホール(Backhaul)
-DU:分散ユニット(Distributed unit)
-MT:モバイル端末(Mobile terminal)
-CU:集中ユニット(Centralized Unit)
-IAB-MT:IABモバイル端末(IAB mobile terminal)
-NGC:次世代コアネットワーク(Next-Generation Core network)
-SA:Stand-alone
-NSA:non-stand-alone
-EPC:Evolved Packet Core
その一方で、IABノードMTの観点から、次のタイプ(ら)の時間ドメインリソース(ら)は親リンクに対して指示される。
-ダウンリンク時間リソース;
-アップリンク時間リソース;
-フレキシブル時間リソース。
IABノードDUの観点から、子リンクは次のタイプ(ら)の時間ドメインリソース(ら)を有する。
-ダウンリンク時間リソース;
-アップリンク時間リソース;
-フレキシブル時間リソース;
-利用できない時間リソース(ら)(DU子リンク(ら)上において通信のために使用できないリソース(ら))。
DU子リンクのダウンリンク、アップリンク、フレキシブル時間リソースタイプ(ら)は以下の2つのカテゴリのうち、1つに属する。
-ハード:該当時間リソースは常にDU子リンクに対して使用可能である;
-ソフト:DU子リンクに対する該当時間リソースの可用性は明示的に及び/または暗示的に親ノードによって制御される。
-使用できない時間リソース(ら)(DU子リンク(ら)上においてコミュニケーションのために使用できないリソース(ら))
IABノードDUの観点から子リンクにはダウンリンク(DL)、アップリンク(UL)、フレキシブル(F)の種類の時間リソースがある。
DU子リンクのダウンリンク、アップリンク及びフレキシブル時間リソースそれぞれはハード、ソフトまたはNAリソースである。ここで、使用できない(NA)リソースはリソースがDU子リンク(ら)上の通信に使用されないことを意味する。先に説明したもののように、ハードリソースは常にDU子リンクにおいて通信できることを意味する。しかし、ソフトリソースの場合、DU子リンクでの通信可用性は親ノードによって明示的及び/または暗示的に制御される。
このような状況において、DU子リンクに対する時間リソースのリンク(リソース)方向(DL/UL/F)及びリンク(リソース)可用性(ハード/ソフト/NA)上での設定を「DU設定」と称することができる。
この設定は、IABノード(ら)のうちの効果的な多重化及び干渉処理に使用される。例えば、この設定は、親リンクと子リンク間の時間リソースに対してどのリンクが有効であるかを指示することに使用される。
また、子ノード(ら)のサブセット(subset)だけを構成することは、DU動作に対する時間リソースを活用することができるため、子ノード(ら)の中の干渉を調整することに使用することができる。
このような側面を考慮すれば、DU設定はDU設定が半静的でありIABノードを特定して設定されるとき、より効果的である。
ソフトリソースの可用性はL1ベースの暗黙的/明示的信号を介して動的に構成することができる。「IA」はDUリソースが使用可能なものに明示的または暗黙的と表示されたことを意味し、「INA」はDUリソースが使用不可能なものに明示的または暗黙的と表示されたことを意味する。動的L1ベースシグナリングはDUソフトリソースが「IA」であるか「INA」であるかを示すことができる。
その一方で、アクセスリンクに対するSFI設定と同様にIABノードMTは親リンクに対してダウンリンク(DL)、アップリンク(UL)及びフレキシブル(F)の3種類の時間リソースを持つ。
図14はノード間の設定に対して模式的に示したものである。
図14の(1)のように、IABノードは親ノードとのコミュニケーションのために親ノードと自身間の親リンクに対するリンク方向情報を知らせるMT設定が設定される。また、図14の(2)のように自身の子リンクへのコミュニケーションに使用できるリンク方向及びリンク使用有効性情報を知らせるDU設定が設定される。
同じIABノード内に存在する(または、co-locatedされている)DUとMTはイントラ(intra)ノード干渉(interference)、スロット(slot)/シンボル(symbol)境界(boundary)ミスアライメント(misalignment)、電力分配(power sharing)などの理由で同時に動作できずTDMされ動作することができる。
その一方で、DUとMT間にSDM/FDMの多重化(multiplexing)が使用される。これは、例えば、DUとMTが互い異なるパネル(panel)を使用して、パネル間に干渉影響がほぼない場合に適用可能である。このような場合、同じIABノード内に存在する(または、co-locatedされている)DUとMTは同時に送信または受信が可能であり、DUとMTがそれぞれ送信と受信または受信と送信を同時に実行することは不可能である。
または、DUとMT間にFD(Full duplexing)が使用される。これは、例えば、DUが動作する周波数(frequency)領域とMTが動作する周波数領域が離れている場合のように、DUとMT間の干渉影響がほぼない場合に適用可能である。このような場合、同じIABノード内に存在する(または、co-locatedされている)DUとMTは同時に送受信が自由に可能である。DUとMTは同時に送信または受信が可能であり、DUとMTがそれぞれ送信と受信または受信と送信を同時に実行することも可能である。
図15はDU及びMTでのCCの一例を模式的に示したものである。
IABノードのMT及びDUは複数個のCC(component carrier)で構成される。このとき、互い異なるCCは互い同じまたは他の周波数領域において動作するか互い同じまたは他のパネルを使用することができる。例えば、図15のようにIABノード内のMTとDUがそれぞれ3個のCCが存在する場合がある。図面においてMTに存在する3個のCCをそれぞれMT-CC1、MT-CC2、MT-CC3と称し、DUに存在する3個のCCをそれぞれDU-CC1、DU-CC2、DU-CC3と称する。
このとき、MTの特定のCCとDUの特定のCC間にはTDM、SDM/FDM、FDのうち、1つの多重化方法が適用する。例えば、特定のMT-CCとDU-CCが互い異なるinter-bandの周波数領域に位置した場合、該当MT-CCとDU-CC間にはFDが適用される。その一方で、互い同じ周波数領域に位置したMT-CCとDU-CC間にはTDM方法が適用する。
図15において、MT-CC1、MT-CC2、DU-CC1、DU-CC2はf1を中心周波数として持っており、MT-CC3、DU-CC3はf2を中心周波数として持っており、f1とf2は互いinter-band内に位置する。この場合、MT-CC1の立場(または、MT-CC2の立場)においてDU-CC1、DU-CC2とはTDMして動作するが、DU-CC3とはFDとして動作することができる。その一方で、MT-CC3の立場においてDU-CC1、DU-CC2とはFDとして動作するが、DU-CC3とはTDMとして動作することができる。
その一方で、同じCC内でもMTとDU間、他の多重化方法が適用する。例えば、MT及び/またはDUのCC内に複数個のパート(part)が存在する場合がある。このようなパートは例えば中心(center)周波数は同じであるが物理的な位置(location)の差があるアンテナ(antenna)や互い異なるパネルに送信されるリンクを意味する。または、例えば、中心周波数は同じであるが互い異なるBWPを介して送信されるリンクを意味する。このような場合、例えば、DU-CC1内に2個のパートが存在するとき、パートごとに特定のMT-CCまたは特定のMT-CC内の特定のパートと動作する多重化タイプ(type)が異なる場合がある。下記明細書の内容はMTのCCとDUのCCのペアごとに適用される多重化タイプが異なる場合に対して記述するが、明細書の内容がMT及びDUが複数個のパートに区別されMTのCC及びパートとDUのCC及びパートのペア(pair)ごとに適用される多重化タイプが異なる場合にも拡張適用される。
前記DU-CCはDU-セル(cell)に代替して解釈される。
図16はタイミングアライメントケース1の例を模式的に示したものである。
-タイミング(Timing)アライメント(alignment)ケース(case)1
IAB-ノード(ら)及びIAB-ドナー(ら)を横切るDL送信(transmission)タイミングアライメントである。IABノード間、DUのDL Txタイミングがアライメント(align)されている方法に、Rel-16 IABノードが使用するタイミングアライメント方法である。
親ノードにおいてDL送信とUL受信が適切にアライメントされない場合、子ノードが適切に子ノードのOTAベースタイミング及び同期に対するDL Txタイミングを設定するためのアライメントに関する追加の情報が必要な場合がある(If DL TX and UL RX are not well aligned at the parent node、additional information about the alignment is neededfor the child node to properly set its DL TX timing for OTA based timing&synchronization)。
MT TxタイミングはMT Rxタイミング-TAと表示され、DU TxタイミングはMT Rxタイミング-TA/2-T_deltaと表示される。T_delta値は親ノードから得た値である。
図17はタイミングアライメントケース6の例を模式的に示したものである。
-タイミングアライメントケース6
全てのIABノードに対するDL送信タイミングは親IABノードまたはドナーDLタイミングと一致する。IABノードのUL送信タイミングはIABノードのDL送信タイミングと一致する(The DL transmission timing for all IAB-nodes is aligned with the parent IAB-node or donor DL timing。The UL transmission timing of an IAB-node can be aligned with the IAB-node′s DL transmission timing)。
IABノードのMT UL TxタイミングとDU DL Txタイミングがアライメントされている方法である。
MTのUL Txタイミングが固定されるためこれを受信する親DUのUL RxタイミングはMTのUL Txタイミングに比べて親DUとMTの伝搬(propagation)遅延(delay)だけ遅延する。ULを送信する子MTによってMTのUL Rxタイミングが異なる。IABノードがタイミングアライメントケース6を使用する場合、親ノードのUL Rxタイミングが既存に比べて異なるため、IABノードがタイミングアライメントケース6を使用しようとすれば親ノードも該当情報を認識する必要がある。
図18はタイミングアライメントケース7の例を模式的に示したものである。
-タイミングアライメントケース7
全てのIABノードに対するDL送信タイミングは親IABノードまたはドナーDLタイミングと一致する。IABノードのUL受信タイミングはIABノードのDL受信タイミングと一致する(The DL transmission timing for all IAB-nodes is aligned with the parent IAB-node or donor DL timing。The UL reception timing of an IAB-node can be aligned with the IAB-node′s DL reception timing)。
DL TX及びUL RXが親ノードにおいて適切にアライメントされない場合、子ノードがOTAベースタイミング及び同期のためにDL TXタイミングを適切に設定するためにはアライメントに対する追加情報が必要な場合がある(If DL TX and UL RX are not well aligned at the parent node,additional information about the alignment is needed for the child node to properly set its DL TX timing for OTA based timing&synchronization)。
IABノードのMT DL RxタイミングとDU UL Rxタイミングがアライメントされている方法である。
MT観点での送受信タイミングは既存のIABノード(Rel-16 IABノード)と同じであり、DUのUL RxタイミングをMTのDL Rxタイミングに合わせる。IABノードは自身のUL Rxタイミングに合わせて子MTがUL信号を送信するように子MTのTAを調整する必要がある。
したがって、このようなタイミングアライメント方法は既存のタイミングアライメント方法(ケース1)に比べIABノードのspecification動作上の差が明らかにならない場合がある。したがって、本明細書において記述するタイミングアライメントケース7はタイミングアライメントケース1に代替/解釈される。
本明細書においてタイミングアライメントというのはスロットレベルアライメントまたはシンボルレベルアライメントを意味する。このとき、タイミングアライメントというのはMTのUL TxとDUのDL Tx間のタイミングアライメント、及び/または、MTのDL RxとDUのUL Rx間のタイミングアライメントを意味する。この場合、さらに具体的には、次のようにタイミングアライメントが実行される。
-Alt 1.実際のMTとDUがTx動作を実行する時間区間に対してMT ULとDU DL間、タイミングアライメントを行うことができる。及び/または、MTとDUがRx動作を実行する時間区間に対してMT DLとDU UL間、タイミングアライメントを行うことができる。
-Alt 2.特徴的にRRC/F1-APなどで設定されたリソース(resource)方向情報によって、
MTのULリソースとDUのDLリソース間、Txタイミングのアライメントを行うことができる。
及び/または、MTのDLリソースとDUのULリソース間、Rxタイミングのアライメントを行うことができる。
及び/または、MTのフレキシブル(flexible)リソースとDUのフレキシブルリソース間、タイミングアライメントを行うことができる。
下記内容はMTがシングルCCで構成され、DUがシングルセル(cell)で構成された場合に基づいて説明する。本明細書の内容はMTが複数(multiple)CCで構成された場合に拡張適用される。この場合、MTとDUはそれぞれMT CCとDUセルに解釈される。
A.多重化(Multiplexing)タイプを分ける方法
IABノード(node)のMTとDU間の多重化方法を示す方法には次のような方法が考慮される。本明細書においてno-TDMというのはTDMを実行しない動作を意味し、これはSDM、FDM、FD動作などで代替/解釈される。
1.Alt 1.MT CC/DUセルペア(pair)ごとにMTとDUのTx/Rx方向(direction)の組み合わせ(combination)によってTDM/no-TDMを指示(indication)
MTとDUのTx/Rx方向の組み合わせによってTDMまたはno-TDMの多重化方法を持つ。すなわち、MT Tx/DU Tx、MT Tx/DU Rx、MT Rx/DU Tx、MT Rx/DU Rxの4つの組み合わせの場合に対してそれぞれがTDMまたはno-TDMの多重化方法を持つ。このとき、デフォルト(default)にTDMの多重化方法を持っており別途の設定や要求がある時にno-TDMの多重化方法を持つ。
2.Alt 2.MT CC/DUセルペアごとにMTとDUのTDM/no-TDM組み合わせを指示
MTとDUの間のTx/Rx方向の組み合わせに係るTDM/no-TDM有無がいくつかのsetに定義され、該当setのうち、1つの多重化方法を持つ。このようなTDM/no-TDM組み合わせは次のうち、全体または一部を含むことができる。
(1)TDM/no-TDM組み合わせ1:TDM
DUとMT間にTDM動作を考慮して、TDM/no-TDM組み合わせ1ではDUとMTの全てのTx/Rx方向の組み合わせに対してTDMに動作することができる。すなわち、次のようにDUとMTの送受信方向の組み合わせに対してそれぞれTDMが適用される。このようなTDM/no-TDM組み合わせを便宜上、DUとMT間の「TDM」と呼ぶ。
-MT Tx/DU Tx:TDM
-MT Tx/DU Rx:TDM
-MT Rx/DU Tx:TDM
-MT Rx/DU Rx:TDM
特徴的にこのようなTDM/no-TDM組み合わせではIABノードのDU及びMTのTx/Rxタイミング(timing)の設定方法が特定の方法に定義されなくてもスムーズに送受信動作が実行される。この場合、特徴的にレガシー(legacy)タイミングアライメント(alignment)動作であるタイミングアライメントケース1が適用される。
(2)TDM/no-TDM組み合わせ2:Tx no-TDM
DUのDLとMTのUL間にSDM/FDM動作を考慮して、TDM/no-TDM組み合わせ2ではDUとMTが全てTxの方向を持つ組み合わせに対してno-TDMに動作することができる。この場合、例えば、DUとMTが互い同じパネルを使用し、動作してDUのDL TxとMTのUL Tx間に互いシンボル(symbol)境界(boundary)が合ってこそ同時に送信または受信が可能になる。この場合、DUとMTが同時に送信する場合、TDMを実行せず(i.e.,no-TDM)動作することができる。このとき、DUとMTが全てRx動作を実行する場合にはSDM/FDMが実行されない場合がある。すなわち、次のようにDUとMTの送受信方向の組み合わせによってTDMまたはno-TDMが適用される。DUとMTのTx/Rx方向が全てTxである組み合わせに対してno-TDMが適用される当該構成を便宜上、DUとMT間の「Tx no-TDM」と呼ぶ。
-MT Tx/DU Tx:no-TDM
-MT Tx/DU Rx:TDM
-MT Rx/DU Tx:TDM
-MT Rx/DU Rx:TDM
特徴的にこのようなTDM/no-TDM組み合わせでは、IABノード内のDUのDL TxのタイミングとMTのUL Txのタイミングが互いアライメント(align)される必要がある。特徴的にDUのDL TxのタイミングとMTのUL Txのタイミング間のアライメントのためにタイミングアライメントケース6が適用される。
(3)TDM/no-TDM組み合わせ3:Rx no-TDM
DUのULとMTのDL間にSDM/FDM動作を考慮して、TDM/no-TDM組み合わせ3ではDUとMTが全てRxの方向を持つ組み合わせに対してno-TDMに動作することができる。この場合、例えば、DUとMTが互い同じパネルを使用し、動作してDUのUL RxとMTのDL Rx間に互いシンボル境界が合ってこそ同時に送信または受信が可能になる。この場合、DUとMTが同時に受信する場合TDMを実行せず(i.e.,no-TDM)動作することができる。このとき、DUとMTが全てTx動作を実行する場合にはSDM/FDMが実行されない場合がある。すなわち、次のようにDUとMTの送受信方向の組み合わせによってTDMまたはno-TDMが適用される。DUとMTのTx/Rx方向が全てRxである組み合わせに対してno-TDMが適用される当該構成を便宜上、DUとMT間の「Rx no-TDM」と呼ぶ。
-MT Tx/DU Tx:TDM
-MT Tx/DU Rx:TDM
-MT Rx/DU Tx:TDM
-MT Rx/DU Rx:no-TDM
特徴的にこのようなTDM/no-TDM組み合わせでは、IABノード内のDUのUL RxのタイミングとMTのDL Rxのタイミングが互いアライメントされる必要がある。特徴的にDUのUL RxのタイミングとMTのDL Rxのタイミング間のアライメントのためにタイミングアライメントケース7が適用される。
(4)TDM/no-TDM組み合わせ4:Tx/Rx no-TDM
DUとMTのTx間またはDUとMTのRx間にSDM/FDM動作を考慮して、TDM/no-TDM組み合わせ4ではDUとMTが全てTxの方向を持つ組み合わせ、そしてRxの方向を持つ組み合わせに対してno-TDMに動作することができる。すなわち、次のようにDUとMTの送受信方向の組み合わせによってTDMまたはno-TDMが適用される。DUとMTのTx/Rx方向が全てTxであるかRxである組み合わせに対してno-TDMが適用される当該構成を便宜上、DUとMT間の「Tx/Rx no-TDM」と呼ぶ。
-MT Tx/DU Tx:no-TDM
-MT Tx/DU Rx:TDM
-MT Rx/DU Tx:TDM
-MT Rx/DU Rx:no-TDM
このとき、特徴的にIABノードのタイミングアライメント方法によってTDM/no-TDM組み合わせ4は4-1と4-2の2つの組み合わせに分割できる
-TDM/no-TDM組み合わせ4-1
TDM/no-TDM組み合わせ4-1において、例えば、DUとMTが互い異なるパネルを使用し、動作して互いシンボル境界が合わなくても同時に送信または受信が可能になる。このような場合、IABノードのDU及びMTのTx/Rxタイミングの設定方法が特定の方法に定義されなくてもスムーズに送受信動作が実行される。この場合、特徴的にレガシータイミングアライメント動作であるタイミングアライメントケース1が適用される。
-TDM/no-TDM組み合わせ4-2
TDM/no-TDM組み合わせ4-1において、例えば、DUとMTが互い同じパネルを使用してDUとMTのTx間にそしてDUとMTのRx間に互いシンボル境界が合ってこそ同時に送信または受信が可能になる。このような場合、IABノード内のDUのUL RxのタイミングとMTのDL Rxのタイミングが互いアライメントされる必要がある。特徴的にDUのUL RxのタイミングとMTのDL Rxのタイミング間のアライメントのためにDUのUL Rx and/or MTのDL RXが動作するリソースにおいてタイミングアライメントケース7が適用される。また、DUのDL Tx and/or MTのUL Txが動作するリソースにおいてタイミングアライメントケース6が適用される。
(5)TDM/no-TDM組み合わせ5:no-TDM
DUとMT間にfull duplexing動作を考慮して、TDM/no-TDM組み合わせ1においてDUとMTの全てのTx/Rx方向の組み合わせに対してno-TDMに動作することができる。すなわち、次のようにDUとMTの送受信方向の組み合わせに対してそれぞれno-TDMが適用される。このようなTDM/no-TDM組み合わせを便宜上、DUとMT間の「no-TDM」と呼べる。
-MT Tx/DU Tx:no-TDM
-MT Tx/DU Rx:no-TDM
-MT Rx/DU Tx:no-TDM
-MT Rx/DU Rx:no-TDM
特徴的にこのようなTDM/no-TDM組み合わせにおいてIABノードのDU及びMTのTx/Rxタイミングの設定方法が特定の方法に定義されなくてもスムーズに送受信動作が実行される。この場合、特徴的にレガシータイミングアライメント動作であるタイミングアライメントケース1が適用される。
B.タイミングアライメント方法を分ける方法
IABノードのMTとDUのTx/Rxタイミングを合わせる方法を示す方法には次のような方法が考慮される。
1.Alt 1.MTとDUのTx/Rxタイミング方法を一度で知らせる
IABノードのMT及びDUのTx/Rxタイミングアライメント方法を一度で知らせることができる。この場合、IABノードは(特定の時点に)例えば、次のタイミングアライメントケースのうち、1つの方法を持つ。
-タイミングアライメントケース1
-タイミングアライメントケース6
-タイミングアライメントケース7
2.Alt 2.MTのTx/Rxタイミング方法とDUのTx/Rxタイミング方法を独立して通知する
IABノード内のMTのTx/Rxタイミングアライメント方法とDUのTx/Rxタイミングアライメント方法を独立して知らせることができる。
MTは(特定の時点に)例えば、次のタイミングアライメントケースのうち、1つの方法を持つ。
-MTタイミングアライメントケース1
親DUのDL信号の受信タイミングがMTのRxタイミングになる。
MTのTxタイミングはMTのRxタイミングからTA値だけを変更した(早まるか遅れる)タイミングになる。
これはタイミングアライメントケース1または7でのMT Tx/Rxタイミングに該当するMTタイミングアライメント方法である。
-MTタイミングアライメントケース2
親DUのDL信号の受信タイミングがMTのRxタイミングになる。
MTはMTのTxタイミングは同じIABノードのDUのDL Txタイミングと同じになるように設定する。または、MTのTxタイミングはMTのRxタイミングからTA値だけを変更した(早まる)タイミングになり、親ノードからMTのTxタイミングがDUのDL Txタイミングと同じになるようにTA値が設定される。
これはタイミングアライメントケース6でのMT Tx/Rxタイミングに該当するMTタイミングアライメント方法である。
DUは(特定の時点に)例えば、次のタイミングアライメントケースのうち、1つの方法を持つ。
-DUタイミングアライメントケース1
IABノード間、DUのDL Txタイミングがアライメントできるように、DUのTxタイミングはDU TxタイミングはMT Rxタイミング-TA/2-T_deltaと表示される。T_delta値は親ノードから得た値である。
DUのRxタイミングはDUのTxタイミングにおいてオフセット(offset)値だけ早まるか遅れる。このようなオフセット値は1)specificationに定義されるか、2)implementationによって特定の値に固定されるか、3)IABノードが暗黙的(implicit)に決定して設定する値である。
これはタイミングアライメントケース1、6、または7でのDU Tx/Rxタイミングに該当するDUタイミングアライメント方法である。
-DUタイミングアライメントケース2
IABノード間、DUのDL Txタイミングがアライメントできるように、DUのTxタイミングはDU TxタイミングはMT Rxタイミング-TA/2-T_deltaと表示される。T_delta値は親ノードから得た値である。
DUのRxタイミングはMTのDL Rxタイミングと同じになるように設定する。すなわち、DUのRxタイミングはDUのTxタイミングにおいてオフセット値だけ早まるか遅れ、このとき、MTのDL Rxタイミングと同じになるようにオフセット値が決定される。
これはタイミングアライメントケース7でのDU Tx/Rxタイミングに該当するDUタイミングアライメント方法である。
-DUタイミングアライメントケース3
IABノード間、DUのDL Txタイミングがアライメントできるように、DUのTxタイミングはDU TxタイミングはMT Rxタイミング-TA/2-T_deltaと表示される。T_delta値は親ノードから得た値である。
子MTのUL Txタイミングを受信タイミングがDUのRxタイミングと同じである。このためにDUのRxタイミングはDUのTxタイミングにおいてオフセット値だけ早まるか遅れ、このとき、ULを送信する子MTとの伝搬遅延(propagation delay)値がまたはULを送信する子MTに適用されるTA値がオフセット値に決定される。
これはタイミングアライメントケース6においてDU Tx/Rxタイミングに該当するDUタイミングアライメント方法である。
3.Alt 3.DUとMT間のタイミングアライメント有無を通知する
IABノード内のDUとMT間のタイミングアライメント有無を知らせることができる。
DUとMT間のタイミングがアライメントされていないというのはDUとMTのTx間のタイミングとRx間のタイミングがアライメントされていないことを意味する。これはタイミングアライメントケース1が適用されることを意味する。MTとDUのタイミングアライメント方法が独立して設定される場合、MTとDUにそれぞれMTタイミングアライメントケース1とDUタイミングアライメントケース1が適用されることを意味する。
DUとMT間のタイミングがアライメントされているというのはDUとMTのTx間のタイミングがアライメントされていることand/or DUとMTのRx間のタイミングがアライメントされていることを意味する。これはDUとMT間SDM/FDM動作を実行時、シンボルand/orスロット(slot)境界が合う必要がある場合に適用される。
このとき、特徴的にDUのRxとMTのRxの多重化方法がno-TDMである場合、DUとMT間のタイミングがアライメントされているというのはタイミングアライメントケース6が使用されることを意味する。MTとDUのタイミングアライメント方法が独立して設定される場合、MTとDUにそれぞれMTタイミングアライメントケース2とDUタイミングアライメントケース3が適用されることを意味する。
または、特徴的にDUのTxとMTのTxの多重化方法がno-TDMである場合、DUとMT間のタイミングがアライメントされているというのはタイミングアライメントケース7が使用されることを意味する。MTとDUのタイミングアライメント方法が独立して設定される場合、MTとDUにそれぞれMTタイミングアライメントケース1とDUタイミングアライメントケース2が適用されることを意味する。DUのUL RxタイミングをDUが任意に設定できる値であるためDUタイミングケース2が定義されない。この場合、MTとDUにそれぞれMTタイミングアライメントケース1とDUタイミングアライメントケース1を適用すると判断することができる
または、特徴的にDUのTxとMTのTxの多重化方法とDUのRxとMTのRxの多重化方法が全てno-TDMである場合、DUのUL Rx and/or MTのDL RXが動作するリソースではタイミングアライメントケース7が適用され、DUのDL Tx and/or MTのUL Txが動作するリソースではタイミングアライメントケース6が適用される。MTとDUのタイミングアライメント方法が独立して設定される場合、MTとDUにそれぞれMTタイミングアライメントケース1とDUタイミングアライメントケース2を適用すると判断することができる。DUのUL RxタイミングをDUが任意に設定できる値であるためDUタイミングケース2が定義されない。この場合、MTとDUにそれぞれMTタイミングアライメントケース1とDUタイミングアライメントケース1を適用すると判断することができる。
4.Alt 4.MTとDU間のTDM/no-TDM組み合わせによって決定
DUとMT間の多重化方法によってIABノード内のDUとMT間のタイミングアライメント有無を判断することができる。前記セクション「A.多重化タイプを分ける方法」のAlt 2において定義したTDM/no-TDM組み合わせのうち適用される方法によってタイミングアライメントケースを暗黙的に判断することができる。このとき、TDM/no-TDM組み合わせによって次のようなタイミングアライメント方法が適用すると判断することができる。
-TDM/no-TDM組み合わせ1:TDM
この場合、タイミングアライメントケース1を適用すると判断することができる。MTとDUのタイミングアライメント方法が独立して設定される場合、MTとDUにそれぞれMTタイミングアライメントケース1とDUタイミングアライメントケース1を適用すると判断することができる。
-TDM/no-TDM組み合わせ2:Tx no-TDM
この場合、タイミングアライメントケース6を適用すると判断することができる。MTとDUのタイミングアライメント方法が独立して設定される場合、MTとDUにそれぞれMTタイミングアライメントケース2とDUタイミングアライメントケース3を適用すると判断することができる。
-TDM/no-TDM組み合わせ3:Rx no-TDM
この場合、タイミングアライメントケース7を適用すると判断することができる。MTとDUのタイミングアライメント方法が独立して設定される場合、MTとDUにそれぞれMTタイミングアライメントケース1とDUタイミングアライメントケース2を適用すると判断することができる。DUのUL RxタイミングをDUが任意に設定できる値であるためDUタイミングケース2が定義されない。この場合、MTとDUにそれぞれMTタイミングアライメントケース1とDUタイミングアライメントケース1を適用すると判断することができる。
-TDM/no-TDM組み合わせ4-1:Tx/Rx no-TDM withoutシンボル境界アライメント
この場合、タイミングアライメントケース1を適用すると判断することができる。MTとDUのタイミングアライメント方法が独立して設定される場合、MTとDUにそれぞれMTタイミングアライメントケース1とDUタイミングアライメントケース1を適用すると判断することができる。
-TDM/no-TDM組み合わせ4-2:Tx/Rx no-TDM withシンボル境界アライメント
この場合、DU and/orMTがTx動作を実行する区間においてタイミングアライメントケース6を適用すると判断することができる。MTとDUのタイミングアライメント方法が独立して設定される場合、MTとDUにそれぞれMTタイミングアライメントケース2とDUタイミングアライメントケース3を適用すると判断することができる。
DU and/orMTがRx動作を実行する区間においてタイミングアライメントケース7を適用すると判断することができる。MTとDUのタイミングアライメント方法が独立して設定される場合、MTとDUにそれぞれMTタイミングアライメントケース1とDUタイミングアライメントケース2を適用すると判断することができる。DUのUL RxタイミングをDUが任意に設定できる値であるためDUタイミングケース2が定義されない。この場合、MTとDUにそれぞれMTタイミングアライメントケース1とDUタイミングアライメントケース1を適用すると判断することができる。
-TDM/no-TDM組み合わせ5:no-TDM
この場合、タイミングアライメントケース1を適用すると判断することができる。MTとDUのタイミングアライメント方法が独立して設定される場合、MTとDUにそれぞれMTタイミングアライメントケース1とDUタイミングアライメントケース1を適用すると判断することができる。
C.多重化方法とタイミングアライメントのためのシグナリング(signaling)詳細(detail)(ら)
IABノードのDUとMT間の多重化方法及びタイミングアライメント方法を決定するために親ノードとの情報交換が必要な場合がある。IABノードが適用するDUとMT間の多重化タイプと親ノードが理解するIABノードの多重化タイプが同じであるとき親ノードとIABノード間円滑なデータ送受信が実行される。また、IABノードと親ノードが仮定するIABノードのTx/Rxタイミングが同じであるとき円滑なデータ送受信が実行される。このために本明細書ではIABノードと親ノード間に次のようなシグナリングが伝送されることを提案する。次において提案するシグナリングのうち一部のみがサポートされる。
下記において親ノードというのは親ノードのみならずCUまたはネットワークを意味するように解釈することができる。すなわち、下記内容においてIABノードが親ノードに知らせるというのはIABノードがCUまたはネットワークに知らせるということを含むことができる。親ノードがIABノードに設定(configure)するというのはCUまたはネットワークがIABノードに設定することを含むことができる。
以下、本明細書の例に対するさらに円滑な理解のため、図面を介して本明細書の開示について説明する。以下の図面は本明細書の具体的な一例を説明するために作成された。図面に記載された具体的な装置の名称や具体的な信号/メッセージ/フィールドの名称は例として提示したことであるため、本明細書の技術的な特徴が以下の図面に用いられた具体的な名称に限られない。
図19は本明細書の一実施例に係る、能力に関する情報を送信する方法の順序図である。
図19によれば、ノードは前記他のノードに前記ノードがサポートする能力に関する情報を送信することができる(S1910)。ここで、前記能力に関する情報は複数のタイミングアライメントケースのうち、前記ノードがサポートする少なくとも1つのタイミングアライメントケースを知らせる情報である。これに対して、さらに具体的な実施例は先に説明したもの(そして、後述する)と同じであり、説明の便宜上、重複する内容の繰り返し説明は省略する。
ノードは前記少なくとも1つのタイミングアライメントケースに基づいて前記IAB動作を実行することができる(S1920)。これに対して、さらに具体的な実施例は先に説明したもの(そして、後述する)と同じであり、説明の便宜上、重複する内容の繰り返し説明は省略する。
例えば、前記IAB動作はMT(mobile terminal)動作及びDU(distributed unit)動作を含み、前記MT動作は前記ノードと前記親ノード間の通信に関連する動作であり、及び前記DU動作は前記ノードと子ノード間の通信または前記ノードと端末との通信に関連する動作である。これに対して、さらに具体的な実施例は先に説明したもの(そして、後述する)と同じであり、説明の便宜上、重複する内容の繰り返し説明は省略する。
例えば、レガシーIABノードが使用するレガシータイミングアライメントケースとは他のタイミングアライメントケースを使用しようとする場合、前記ノードは前記能力に関する情報を前記他のノードに送信することができる。ここで、例えば、前記レガシータイミングアライメントケースは前記ノード及び前記親ノード間の前記DU動作のダウンリンク送信タイミングがアライメントされた方法であるタイミングアライメントケース1である。これに対して、さらに具体的な実施例は先に説明したもの(そして、後述する)と同じであり、説明の便宜上、重複する内容の繰り返し説明は省略する。
例えば、前記ノードは前記ノードが実際適用するタイミングアライメントケースに関する情報を前記他のノードから受信することができる。ここで、例えば、前記ノードがレガシーIABノードが使用するタイミングアライメントケースとは他のタイミングアライメントケースを使用する場合、前記ノードは前記他のノードから前記実際適用するタイミングアライメントケースに関する情報を受信することができる。ここで、例えば、前記ノードが前記他のノードから前記実際適用するタイミングアライメントケースに関する情報を受信しない場合、前記ノードは前記ノードが適用するタイミングアライメントケースを前記ノード及び前記親ノード間の前記DU動作のダウンリンク送信タイミングがアライメントされた方法であるタイミングアライメントケース1に判断することができる。これに対して、さらに具体的な実施例は先に説明したもの(そして、後述する)と同じであり、説明の便宜上、重複する内容の繰り返し説明は省略する。
例えば、前記タイミングアライメントケースはタイミングアライメントケース1、タイミングアライメントケース6、タイミングアライメントケース7のうち、いずれか1つであり、前記タイミングアライメントケース1は前記ノード及び前記親ノード間の前記DU動作のダウンリンク送信タイミングがアライメントされた方法であり、前記タイミングアライメントケース6は前記ノード及び前記親ノード間の前記DU動作のダウンリンク送信タイミングがアライメントされ及び前記ノードの前記MT動作のアップリンク送信タイミングと前記DU動作のダウンリンク送信タイミングがアライメントされた方法であり、前記タイミングアライメントケース7は前記ノード及び前記親ノード間の前記DU動作のダウンリンク送信タイミングがアライメントされ及び前記ノードの前記MT動作に対するダウンリンク受信タイミングと前記DU動作に対するアップリンク受信タイミングがアライメントされた方法である。これに対して、さらに具体的な実施例は先に説明したもの(そして、後述する)と同じであり、説明の便宜上、重複する内容の繰り返し説明は省略する。
例えば、前記ノードは前記他のノードから前記他のノードがサポートするタイミングアライメントケースに関する情報を受信することができる。これに対して、さらに具体的な実施例は先に説明したもの(そして、後述する)と同じであり、説明の便宜上、重複する内容の繰り返し説明は省略する。
例えば、前記ノードは前記ノードがサポートする多重化関連情報を前記他のノードに送信することができる。これに対して、さらに具体的な実施例は先に説明したもの(そして、後述する)と同じであり、説明の便宜上、重複する内容の繰り返し説明は省略する。
前記他のノードは親ノード、ドナーノードまたはCU(Centralized Unit)である。ここで、上記の能力に関する情報は親ノードに送信されることもあり、または、ドナーノードまたはCUに送信される。その一方で、能力に関する情報がドナーノードまたはCUに送信される場合、(物理的には)親ノードを介して前記ノードに送信される場合もある。さらに、実際適用するタイミングアライメントケースに関する情報は親ノードまたは、ドナーノードまたはCUから送信される場合もある。その一方で、実際適用するタイミングアライメントケースに関する情報がドナーノードまたはCUから送信される場合、親ノードを介して送信される。
以下、本明細書の実施例に対してさらに具体的に説明する。以下の本明細書での構成は、相互に分離または組み合わせることができる。
1.親ノードがサポートする能力(capability)に対するシグナリング
親ノードは自身の子ノードに自身がサポートする多重化関連情報及びタイミングアライメント関連情報を知らせることができる。
親ノードがサポートする多重化関連情報というのは次の通りである。
-親ノードはMTとDUのTx/Rx方向の組み合わせごとにno-TDMのサポート有無を知らせることができる。このとき、特徴的にno-TDMをサポートするTx/Rx方向の組み合わせの情報を知らせることもできる。この場合、no-TDMをサポートするTx/Rx方向の組み合わせはTDMとno-TDMを全てサポートすることを意味し、no-TDMをサポートしないTx/Rx方向の組み合わせまたはno-TDMをサポートすると知らせないTx/Rx方向の組み合わせに対してはTDMのみをサポートすることを意味する。
-親ノードは前記セクション「A.多重化タイプを分ける方法」のAlt 2において定義したTDM/no-TDM組み合わせのうち、サポートするTx/Rx方向の組み合わせの情報を知らせることができる。
-親ノードはDUとMT間のno-TDMサポート有無を知らせることができる。このとき、no-TDM動作をサポートするというのは全てのMTとDUのTx/Rx方向の組み合わせに対してno-TDM動作をサポートすることを意味する。またはspecificationにおいて一部Tx/Rx方向の組み合わせ(s)に対してのみno-TDM動作をサポートする場合、specificationにおいてサポートする全てのMTとDUのTx/Rx方向の組み合わせに対してno-TDM動作をサポートすることを意味する。
親ノードがサポートするタイミングアライメント関連情報というのは次の通りである。
-親ノードは複数個のタイミングアライメントケースのうち、親ノードがサポートするタイミングアライメントケースに関する情報を知らせることができる。例えば親ノードがサポートする全てのタイミングアライメントケースのインデクスを知らせることができる。
-親ノードはタイミングアライメントケース6 and/or 7のサポート有無を知らせることができる。この場合、タイミングアライメントケース1はデフォルトにサポートすることを仮定することができる。または親ノードはタイミングアライメントケース6のサポート有無を知らせることができる。この場合、タイミングアライメントケース1 and/or 7はデフォルトにサポートすることを仮定することができる。
-親ノードは前記セクション「B.タイミングアライメント方法を分ける方法」のAlt 2において定義したMTタイミングアライメントケース及びDUタイミングアライメントケースに対して、サポートするケースに関する情報を知らせることができる。例えば、親ノードがサポートする全てのMTタイミングアライメントケースとDUタイミングアライメントケースのインデクスを知らせることができる。
-親ノードはMTタイミングアライメントケースに対して、MTタイミングアライメントケース2のサポート有無を知らせることができる。この場合、MTタイミングアライメントケース1はデフォルトにサポートすることを仮定することができる。
親ノードはDUタイミングアライメントケースに対して、DUタイミングアライメントケース2 and/or 3のサポート有無を知らせることができる。この場合、DUタイミングアライメントケース1はデフォルトにサポートすることを仮定することができる。または親ノードはDUタイミングアライメントケース3のサポート有無を知らせることができる。この場合、DUタイミングアライメントケース1 and/or 2はデフォルトにサポートすることを仮定することができる。
-親ノードはDUとMT間のタイミングアライメント有無を通知することで適用されるタイミングアライメント方法を暗黙的に知らせることができる。親ノードがIABノード内のDUとMT間のタイミングアライメント有無を設定すれば、前記セクション「A.多重化タイプを分ける方法」のAlt 3でのように親ノードがサポートするIABノードのDUとMT間の多重化方法によってサポートされるタイミングアライメント方法を判断することができる。
-親ノードが前記セクション「A.多重化タイプを分ける方法」のAlt 2において定義したTDM/no-TDM組み合わせのうち、サポートするTDM/no-TDM組み合わせの情報を通知することでサポートするタイミングアライメントケースを暗黙的に知らせることができる。このとき、前記セクション「A.多重化タイプを分ける方法」のAlt 4でのようにTDM/no-TDM組み合わせによって適用されるタイミングアライメント方法が判断することができる。
このような情報はRRCを介してMTが受信して、MTが同じIABノード内のDUに伝送することができる。または、このような情報はF1-APとRRCを介してDUとMTがそれぞれ受信することができる。または、MTとDUにそれぞれMTタイミングアライメントケースとDUタイミングアライメントケースを設定する場合、MTタイミングアライメントケースとDUタイミングアライメントケースに関する情報はそれぞれRRCとF1-APシグナリングを介してMTとDUに伝送される。
2.IABノードがサポートする/使用する能力に対するシグナリング
IABノードは自身がサポートするまたは使用する多重化関連情報及びタイミングアライメント関連情報を親ノードに知らせることができる。
IABノードがサポートするまたは使用する多重化関連情報は次の通りである。以下では説明の便宜上、サポートまたは使用または要求をサポートと呼ぶ。
-IABノードはMTとDUのTx/Rx方向の組み合わせごとにno-TDMのサポート有無を知らせることができる。このとき、特徴的にno-TDMをサポートするTx/Rx方向の組み合わせの情報を知らせることもできる。この場合、no-TDMをサポートするTx/Rx方向の組み合わせはTDMとno-TDMを全てサポートすることを意味し、no-TDMをサポートしないTx/Rx方向の組み合わせまたはno-TDMをサポートすると知らせないTx/Rx方向の組み合わせに対してはTDMのみをサポートすることを意味する。
-IABノードは、親ノードは前記セクション「A.多重化タイプを分ける方法」のAlt 2において定義したTDM/no-TDM組み合わせのうち、サポートするTx/Rx方向の組み合わせの情報を知らせることができる。
IABノードがサポートするまたは使用するタイミングアライメントケース関連情報は次の通りである。以下では説明の便宜上、サポートまたは使用または要求をサポートと称する。
-IABノードが使用するタイミングアライメント情報を親ノードに知らせる(要求する)ことができる。このとき、具体的に次のような方法を使用することができる。
-IABノードが使用するタイミングアライメントケースに関する情報を知らせることができる。
-IABノードが使用するMTタイミングアライメントケースand/or DUタイミングアライメントケースに関する情報を知らせることができる。
-IABノードはレガシーIABノードが使用するタイミングアライメント方法と他のタイミングアライメント方法を使用しようとする場合、他のタイミングアライメント方法を使用する情報を親ノードに知らせる(要求する)ことができる。このとき、具体的に次のような方法を使用することができる。
-IABノードが使用するタイミングアライメントケースに関する情報を知らせることができる。このとき、レガシーIABノードが使用するタイミングアライメント方法はタイミングアライメントケース1を意味する。このとき、さらに、タイミングアライメントケース7を使用する場合には、親ノードとの情報交換することなくIABノード独自の対応するタイミングアライメントケースを適用することができる。したがってタイミングアライメントケース6を使用しようとする場合に、このような情報を親ノードに知らせる(要求する)ことができる。
-IABノードが使用するMTタイミングアライメントケースand/or DUタイミングアライメントケースに関する情報を知らせることができる。レガシーIABノードが使用するタイミングアライメント方法はMTタイミングアライメントケース1とDUタイミングアライメントケース1を意味する。このとき、DUタイミングアライメントケース2を使用する場合には、親ノードとの情報交換することなくIABノード自体に該当DUタイミングアライメントケースを適用することができる。したがってDUタイミングアライメントケース3を使用しようとする場合にこのような情報を親ノードに知らせる(要求する)ことができる。
-IABノードはタイミングアライメント方法に関する情報なしに、タイミングアライメントが必要であるという情報を親ノードに知らせることができる。この場合、前記セクション「A.多重化タイプを分ける方法」のAlt 3において記述した方法のようにIABノードが要求したタイミングアライメントの適用有無及びIABノードが要求したDUとMT間の多重化方法によって要求するタイミングアライメント方法が判断される。
-IABノードが適用としているタイミングアライメント方法は別途独立したシグナリングなしで自身がサポートするまたは使用する多重化関連情報を送信することで暗黙的に知らせることができる。この場合、前記セクション「A.多重化タイプを分ける方法」のAlt 2において定義したTDM/no-TDM組み合わせのうち自身がサポートするまたは使用するTx/Rx方向の組み合わせの情報を通知することで適用するタイミングアライメント方法を暗黙的に知らせることができる。このとき、IABノードが知らせるタイミングアライメント方法は前記セクション「A.多重化タイプを分ける方法」のAlt 4でのようにIABノードが自身がサポートするまたは使用するTDM/no-TDM組み合わせによって判断される。
3.IABノードが適用する多重化及びタイミングアライメント方法に対するシグナリング
IABノードは親ノードから自身が適用する多重化関連情報及びタイミングアライメント関連情報が設定される。
IABノードが設定された多重化関連情報は次の通りである。
-親ノードはIABノードにIABのMTとDUのTx/Rx方向の組み合わせごとのno-TDMの適用有無を知らせることができる。このとき、特徴的にno-TDMを適用するTx/Rx方向の組み合わせの情報を知らせることもできる。
-親ノードはIABノードに前記セクション「A.多重化タイプを分ける方法」のAlt 2において定義したTDM/no-TDM組み合わせのうち適用されるTx/Rx方向の組み合わせの情報を知らせることができる。
-親ノードはIABノードが前記「IABノードがサポートする/使用する能力に対するシグナリング」を介して要求した多重化方法を確認(confirm)する信号を送信することができる。親ノードがIABノードが要求した多重化方法を確認した場合、IABノードは自身が要求した多重化方法の通りに動作することができる。その一方で、親ノードがIABノードが要求した多重化方法を確認する以前や、確認をしない場合、IABノードは全てのMTとDUのTx/Rx方向の組み合わせに対してno-TDMを仮定し動作することができる。
IABノードが設定されたタイミングアライメント関連情報というのは次の通りである。
-親ノードはIABノードに適用されるタイミングアライメント情報を知らせることができる。このとき、具体的に次のような方法を使用することができる。
--IABノードが適用するタイミングアライメントケースに関する情報を知らせることができる。
--IABノードが適用するMTタイミングアライメントケースand/or DUタイミングアライメントケースに関する情報を知らせることができる。
-親ノードはIABノードがレガシーIABノードが使用するタイミングアライメント方法と他のタイミングアライメント方法を使用する必要がある場合、使用するタイミングアライメント方法を知らせることができる。このとき、具体的に次のような方法を使用することができる。
--IABノードが適用するタイミングアライメントケースに関する情報を知らせることができる。このような設定がなければIABノードは自身が適用するタイミングアライメント方法をタイミングアライメントケース1に判断することができる。このとき、さらにタイミングアライメントケース7の場合にはIABノードが独自の対応するタイミングアライメントケースを適用することができる。したがってタイミングアライメントケース6を適用する場合にこのような情報を知らせることができる。
--IABノードが適用するMTタイミングアライメントケースand/or DUタイミングアライメントケースに関する情報を知らせることができる。このような設定がなければIABノードは自身が適用するタイミングアライメント方法をMTタイミングアライメントケース1とDUタイミングアライメントケース1に判断することができる。このとき、さらにDUタイミングアライメントケース2を使用する場合には親ノードとの情報交換なくIABノード独自に該当DUタイミングアライメントケースを適用することができる。したがってDUタイミングアライメントケース3を適用する場合にこのような情報を知らせることができる。
-親ノードはIABノードにタイミングアライメント方法に関する情報なしで、タイミングアライメントが適用されるという情報を知らせることができる。この場合、前記セクション「A.多重化タイプを分ける方法」のAlt 3において記述した方法のようにタイミングアライメントの適用有無及びIABノードに適用されるDUとMT間の多重化方法によって適用するタイミングアライメント方法が判断される。
-IABノードに適用されるタイミングアライメント方法は別途独立したシグナリングなしで自身に適用される多重化関連情報によって暗黙的に決定される。この場合、前記セクション「A.多重化タイプを分ける方法」のAlt 2において定義したTDM/no-TDM組み合わせのうち、自身に適用されるTx/Rx方向の組み合わせの情報が設定されることで自身に適用されるタイミングアライメント方法を暗黙的に判断することができる。このとき、IABノードに適用されるタイミングアライメント方法は前記セクション「A.多重化タイプを分ける方法」のAlt 4でのようにIABノードが自身に適用されるTDM/no-TDM組み合わせによって判断される。
このような情報はRRCを介してMTが受信して、MTが同じIABノード内のDUに伝送することができる。または、このような情報はF1-APとRRCを介してDUとMTがそれぞれ受信することができる。または、MTとDUにそれぞれMTタイミングアライメントケースとDUタイミングアライメントケースを設定する場合、MTタイミングアライメントケースとDUタイミングアライメントケースに関する情報はそれぞれRRCとF1-APシグナリングを介してMTとDUに伝送される。
先に説明した本明細書の実施例によれば、ノードがIAB動作を実行するとき、どのタイミングアライメントケースを基準にIAB動作を実行するかが明確になり、無線通信の安定性及び効率が高まる。
本明細書の具体的な一例を介して得られる効果は以上に列挙した効果に限られない。例えば、関連する技術分野の通常の知識を有する者(a person having ordinary skill in the related art)が本明細書から理解するか誘導できる様々な技術的な効果が存在する場合がある。これに応じて、本明細書の具体的な効果は本明細書に明示的に記載されたことに限らず、本明細書の技術的な特徴から理解されるか誘導できる様々な効果を含むことができる。
図20は本明細書の他の実施例に係る、能力に関する情報を送信する方法の順序図である。
図20によれば、ノードは親ノードがサポートする能力に関する情報(例えば、多重化関連情報及びタイミングアライメント関連情報)を受信することができる(S2010)。これに対して、さらに具体的な実施例は先に説明したもの(そして、後述する)と同じであり、説明の便宜上、重複する内容の繰り返し説明は省略する。
ノードはノードがサポートするか使用しようとしている能力に関する情報(多重化関連情報及びタイミングアライメント関連情報)を送信することができる(S2020)。これに対して、さらに具体的な実施例は先に説明したもの(そして、後述する)と同じであり、説明の便宜上、重複する内容の繰り返し説明は省略する。
ノードはノードに適用する多重化及びタイミングアライメント方法を知らせる設定情報を受信することができる(S2030)。これに対して、さらに具体的な実施例は先に説明したもの(そして、後述する)と同じであり、説明の便宜上、重複する内容の繰り返し説明は省略する。
ノードは設定情報をノードのMTにおいて受信した場合、ノードのDUに伝送することができる(S2040)。これに対して、さらに具体的な実施例は先に説明したもの(そして、後述する)と同じであり、説明の便宜上、重複する内容の繰り返し説明は省略する。
図21は本明細書のまた他の実施例に係る、能力に関する情報を送信する方法の順序図である。
図21によれば、他のノードと初期アクセス動作を実行することができる(S2110)。これに対して、さらに具体的な実施例は先に説明したもの(そして、後述する)と同じであり、説明の便宜上、重複する内容の繰り返し説明は省略する。
前記他のノードに前記ノードがサポートする能力に関する情報を送信することができる(S2120)。ここで、前記能力に関する情報は複数のタイミングアライメントケースのうち、前記ノードがサポートする少なくとも1つのタイミングアライメントケースを知らせる情報である。これに対して、さらに具体的な実施例は先に説明したもの(そして、後述する)と同じであり、説明の便宜上、重複する内容の繰り返し説明は省略する。
ノードは前記少なくとも1つのタイミングアライメントケースに基づいて前記IAB動作を実行することができる(S2130)。これに対して、さらに具体的な実施例は先に説明したもの(そして、後述する)と同じであり、説明の便宜上、重複する内容の繰り返し説明は省略する。
その一方で、先に説明した例が適用される内容を様々な主体の観点から説明すると以下の通りである。
以下の図面は本明細書の具体的な一例を説明するために作成された。図面に記載された具体的な装置の名称や具体的な信号/メッセージ/フィールドの名称は例として提示されたことであるため、本明細書の技術的な特徴が以下の図面に用いられた具体的な名称に限られない。
図22は本明細書の一実施例に係る、(ノードの観点から)能力に関する情報を送信する方法の順序図である。
ノードは前記他のノードに前記ノードがサポートする能力に関する情報を送信することができる(S2210)。ここで、前記能力に関する情報は複数のタイミングアライメントケースのうち、前記ノードがサポートする少なくとも1つのタイミングアライメントケースを知らせる情報である。これに対して、さらに具体的な実施例は先に説明したもの(そして、後述する)と同じであり、説明の便宜上、重複する内容の繰り返し説明は省略する。
ノードは前記少なくとも1つのタイミングアライメントケースに基づいて前記IAB動作を実行することができる(S2220)。これに対して、さらに具体的な実施例は先に説明したもの(そして、後述する)と同じであり、説明の便宜上、重複する内容の繰り返し説明は省略する。
図23は本明細書の一実施例に係る、(ノードの観点から)能力に関する情報を送信する装置の一例に対するブロック図である。
図23によれば、プロセッサ2300は情報送信部2310及びIAB動作実行部2320を含むことができる。ここで、プロセッサ2300は後述する図26から図32でのプロセッサに該当する。
情報送信部2310は前記他のノードに前記ノードがサポートする能力に関する情報を送信するように前記トランシーバを制御するように構成される。ここで、前記能力に関する情報は複数のタイミングアライメントケースのうち、前記ノードがサポートする少なくとも1つのタイミングアライメントケースを知らせる情報である。これに対して、さらに具体的な実施例は先に説明したもの(そして、後述する)と同じであり、説明の便宜上、重複する内容の繰り返し説明は省略する。
IAB動作実行部2320は前記少なくとも1つのタイミングアライメントケースに基づいてIAB(Integrated Access and Backhaul)動作を実行するように構成される。これに対して、さらに具体的な実施例は先に説明したもの(そして、後述する)と同じであり、説明の便宜上、重複する内容の繰り返し説明は省略する。
別途示してはいないが、本明細書は以下のような実施例も提供することができる。
一実施例によれば、ノードは、トランシーバ、少なくとも1つのメモリ及び前記少なくとも1つのメモリ及び前記トランシーバと動作できるように結合された少なくとも1つのプロセッサを含むが、前記プロセッサは、他のノードと初期アクセス動作を実行するように構成され、前記他のノードに前記ノードがサポートする能力に関する情報を送信するように前記トランシーバを制御するように構成されるが、前記能力に関する情報は複数のタイミングアライメントケースのうち、前記ノードがサポートする少なくとも1つのタイミングアライメントケースを知らせる情報であり及び前記少なくとも1つのタイミングアライメントケースに基づいてIAB(Integrated Access and Backhaul)動作を実行するように構成されることを特徴とするノードである。
他の実施例によれば、装置は、少なくとも1つのメモリ及び前記少なくとも1つのメモリと動作できるように結合された少なくとも1つのプロセッサを含むが、前記プロセッサは、他のノードと初期アクセス動作を実行するように構成され、前記他のノードに前記ノードがサポートする能力に関する情報を送信するようにトランシーバを制御するように構成されるが、前記能力に関する情報は複数のタイミングアライメントケースのうち、前記ノードがサポートする少なくとも1つのタイミングアライメントケースを知らせる情報であり及び前記少なくとも1つのタイミングアライメントケースに基づいてIAB(Integrated Access and Backhaul)動作を実行するように構成されることを特徴とする装置である。
また他の実施例によれば、少なくとも1つのプロセッサ(processor)によって実行されることに基づく命令(instruction)を含む少なくとも1つのコンピュータ可読記憶媒体(computer readable medium)において、他のノードと初期アクセス動作を実行するように構成され、前記他のノードに前記ノードがサポートする能力に関する情報を送信するようにトランシーバを制御するように構成されるが、前記能力に関する情報は複数のタイミングアライメントケースのうち、前記ノードがサポートする少なくとも1つのタイミングアライメントケースを知らせる情報であり及び前記少なくとも1つのタイミングアライメントケースに基づいてIAB(Integrated Access and Backhaul)動作を実行するように構成されることを特徴とする記録媒体である。
図24は本明細書の一実施例に係る、(他のノードの観点から)能力に関する情報を受信する方法の順序図である。
図24によれば、ノードは子ノードから前記子ノードがサポートする前記能力に関する情報を受信することができる(S2410)。ここで、前記能力に関する情報は複数のタイミングアライメントケースのうち、前記子ノードがサポートする少なくとも1つのタイミングアライメントケースを知らせる情報である。これに対して、さらに具体的な実施例は先に説明したもの(そして、後述する)と同じであり、説明の便宜上、重複する内容の繰り返し説明は省略する。
図25は本明細書の一実施例に係る、(他のノードの観点から)能力に関する情報を受信する装置の一例に対するブロック図である。
図25によれば、プロセッサ2500は情報受信部2510を含むことができる。ここで、プロセッサ2500は後述する図26から図32でのプロセッサに該当する。
情報受信部2510は子ノードから前記子ノードがサポートする前記能力に関する情報を受信するように前記トランシーバを制御するように構成される。ここで、前記能力に関する情報は複数のタイミングアライメントケースのうち、前記子ノードがサポートする少なくとも1つのタイミングアライメントケースを知らせる情報である。これに対して、さらに具体的な実施例は先に説明したもの(そして、後述する)と同じであり、説明の便宜上、重複する内容の繰り返し説明は省略する。
図26は本明細書に適用される通信システム(1)の例を示す。
図26を参照すると、本開示に適用される通信システム1は無線機器、基地局及びネットワークを含む。ここで、無線機器は、無線アクセス技術(例えば、5G NR(New RAT)、LTE(Long Term Evolution))を用いて通信を行う機器を意味し、通信/無線/5G機器と称されてもよい。これに限られるものではないが、無線機器は、ロボット100a、車両100b-1、100b-2、XR(eXtended Reality)機器100c、携帯機器(Hand-held device)100d、家電100e、IoT(Internet of Thing)機器100f、AI機器/サーバ400を含む。例えば、車両は、無線通信機能が備えられた車両、自律走行車、車両間通信が可能な車両などを含む。ここで、車両はUAV(Unmanned Aerial Vehicle)(例えば、ドローン)を含む。XR機器は、AR(Augmented Reality)/VR(Virtual Reality)/MR(Mixed Reality)機器を含み、HMD(Head-Mounted Device)、車両に備えられたHUD(Head-Up Display)、TV、スマートフォン、コンピュータ、ウェアラブルデバイス、家電機器、デジタルサイネージ(signage)、車両、ロボットなどの形態で実現できる。携帯機器は、スマートフォン、スマートパッド、ウェアラブル機器(例えば、スマートウォッチ、スマートグラス)、コンピュータ(例えば、ノートパソコンなど)などを含む。家電はTV、冷蔵庫、洗濯機などを含む。IoT機器はセンサー、スマートメーターなどを含む。例えば、基地局、ネットワークは無線機器で実現されることもでき、特定無線機器200aは、他の無線機器に基地局/ネットワークノードとして動作することもできる。
無線機器100a~100fは、基地局200を介してネットワーク300と接続される。無線機器100a~100fにはAI(Artificial Intelligence)技術が適用され、無線機器100a~100fはネットワーク300を介してAIサーバ400と接続される。ネットワーク300は3Gネットワーク、4G(例えば、LTE)ネットワーク又は5G(例えば、NR)ネットワークなどを利用して構成される。無線機器100a~100fは、基地局200/ネットワーク300を介して互いに通信することもできるが、基地局/ネットワークを介さずに直接通信(例えば、サイドリンク通信(sidelink communication))することもできる。例えば、車両100b-1、100b-2は直接通信(例えば、V2V(Vehicle to Vehicle)/V2X(Vehicle to everything) communication)をすることができる。また、IoT機器(例えば、センサー)は、他のIoT機器(例えば、センサー)又は他の無線機器100a~100fと直接通信することができる。
無線機器100a~100f/基地局200、基地局200/基地局200の間には無線通信/接続150a、150b、150cが行われることができる。ここで、無線通信/接続はアップ/ダウンリンク通信150aとサイドリンク通信150b(又は、D2D通信)、基地局間通信150c(例えば、relay、IAB(Integrated Access Backhaul)のような多様な無線アクセス技術(例えば、5G NR)を介して行われる。無線通信/接続150a、150b、150cにより無線機器と基地局/無線機器、基地局と基地局は互いに無線信号を送信/受信できる。例えば、無線通信/接続150a、150b、150cは様々な物理チャネルを介して信号を送信/受信できる。このために、本開示の様々な提案に基づいて、無線信号の送信/受信のための多様な構成情報の設定過程、多様な信号処理過程(例えば、チャネルエンコード/デコード、変調/復調、リソースマッピング/デマッピングなど)、リソース割り当て過程などの少なくとも一部が行われる。
その一方で、NRは様々な5Gサービスをサポートするための多数のヌメロロジー(numerology)(または、subcarrier spacing(SCS))をサポートする。例えば、SCSが15kHzである場合、伝統的なセルラー帯域での広い領域(wide area)をサポートし、SCSが30kHz/60kHzである場合、密集した都市(dense-urban)、さらに低い遅延(lower latency)及びさらに広いキャリア帯域幅(wider carrier bandwidth)をサポートし、SCSが60kHzまたはそれより高い場合、位相雑音(phase noise)を克服するために24.25GHzより大きい帯域幅をサポートする。
NR周波数帯(frequency band)は2つのタイプ(type)(FR1、FR2)の周波数範囲(frequency range)に定義される。周波数範囲の数値は変更し、例えば、2つのtype(FR1、FR2)の周波数範囲は下記表4と同じである。説明の便宜上、NRシステムにおいて用いられる周波数範囲のうちFR1は「sub 6GHz range」を意味し、FR2は「above 6GHz range」を意味し、ミリ波(millimeter wave,mmW)と呼べる。
Figure 2023506774000005
上述したように、NRシステムの周波数範囲の数値は変更する場合がある。例えば、FR1は下記表5のように410MHzから7125MHzの帯域を含むことができる。すなわち、FR1は6GHz(または、5850、5900、5925MHzなど)が上の周波数帯域を含むことができる。例えば、FR1内において含む6GHz(または、5850、5900、5925MHzなど)が上の周波数帯域は無免許帯(unlicensed band)を含むことができる。無免許帯は様々な用途に用いられ、例えば、車両のための通信(例えば、自律走行)のために使用される。
Figure 2023506774000006
以下では、本明細書が適用される無線機器の例について説明する。
図27は本明細書に適用できる無線機器の例を示す。
図27を参照すると、第1無線機器100と第2無線機器200は様々な無線アクセス技術(例えば、LTE、NR)により無線信号を送受信できる。ここで、{第1無線機器100、第2無線機器200}は図1の{無線機器100x、基地局200}及び/又は{無線機器100x、無線機器100x}に対応できる。
第1無線機器100は、1つ以上のプロセッサ102及び1つ以上のメモリ104を含み、追加的に、1つ以上の送受信機106及び/又は1つ以上のアンテナ108をさらに含んでもよい。プロセッサ102は、メモリ104及び/又は送受信機106を制御し、本文書に開示された説明、機能、手順、提案、方法及び/又は動作フローチャートを実現するように構成される。例えば、プロセッサ102は、メモリ104内の情報を処理して第1情報/信号を生成した後、送受信機106を介して第1情報/信号を含む無線信号を送信する。また、プロセッサ102は、送受信機106により第2情報/信号を含む無線信号を受信した後、第2情報/信号の信号処理から得られた情報をメモリ104に格納する。メモリ104はプロセッサ102と接続され、プロセッサ102の動作に関する様々な情報を格納する。例えば、メモリ104は、プロセッサ102により制御されるプロセスのうちの一部又は全部を行うか、本文書に開示された説明、機能、手順、提案、方法及び/又は動作フローチャートを行うための命令を含むソフトウェアコードを格納する。ここで、プロセッサ102とメモリ104は無線通信技術(例えば、LTE、NR)を実現するように設計された通信モデム/回路/チップの一部であり得る。送受信機106はプロセッサ102と接続され、1つ以上のアンテナ108を介して無線信号を送信及び/又は受信する。送受信機106は送信機及び/又は受信機を含む。送受信機106はRF(Radio Frequency)ユニットと混用されてもよい。本開示において、無線機器は通信モデム/回路/チップを意味することもある。
第2無線機器200は、1つ以上のプロセッサ202、1つ以上のメモリ204を含み、追加的に、1つ以上の送受信機206及び/又は1つ以上のアンテナ208をさらに含んでもよい。プロセッサ202は、メモリ204及び/又は送受信機206を制御し、本文書に開示された説明、機能、手順、提案、方法及び/又は動作フローチャートを実現するように構成される。例えば、プロセッサ202は、メモリ204内の情報を処理して第3情報/信号を生成した後、送受信機206を介して第3情報/信号を含む無線信号を送信する。また、プロセッサ202は、送受信機206を介して第4情報/信号を含む無線信号を受信した後、第4情報/信号の信号処理から得られた情報をメモリ204に格納する。メモリ204は、プロセッサ202と接続され、プロセッサ202の動作に関する様々な情報を格納する。例えば、メモリ204は、プロセッサ202により制御されるプロセスのうちの一部又は全部を行うか、本文書に開示された説明、機能、手順、提案、方法及び/又は動作フローチャートを行うための命令を含むソフトウェアコードを格納する。ここで、プロセッサ202とメモリ204は無線通信技術(例えば、LTE、NR)を実現するように設計された通信モデム/回路/チップの一部であり得る。送受信機206はプロセッサ202と接続され、1つ以上のアンテナ208を介して無線信号を送信及び/又は受信する。送受信機206は送信機及び/又は受信機を含む。送受信機206はRFユニットと混用されてもよい。本開示において無線機器は通信モデム/回路/チップを意味することもある。
以下、無線機器100、200のハードウェア要素についてより具体的に説明する。これに限られるものではないが、1つ以上のプロトコル層が1つ以上のプロセッサ102、202により実現されることができる。例えば、1つ以上のプロセッサ102、202は1つ以上の層(例えば、PHY、MAC、RLC、PDCP、RRC、SDAPなどの機能的層)を実現することができる。1つ以上のプロセッサ102、202は、本文書に開示された説明、機能、手順、提案、方法及び/又は動作フローチャートに従って1つ以上のPDU(Protocol Data Unit)及び/又は1つ以上のSDU(Service Data Unit)を生成する。1つ以上のプロセッサ102、202は、本文書に開示された説明、機能、手順、提案、方法及び/又は動作フローチャートに従ってメッセージ、制御情報、データ又は情報を生成する。1つ以上のプロセッサ102、202は、本文書に開示された機能、手順、提案及び/又は方法に従ってPDU、SDU、メッセージ、制御情報、データ又は情報を含む信号(例えば、ベースバンド信号)を生成して、1つ以上の送受信機106、206に提供する。1つ以上のプロセッサ102、202は、1つ以上の送受信機106、206から信号(例えば、ベースバンド信号)を受信し、本文書に開示された説明、機能、手順、提案、方法及び/又は動作フローチャートに従ってPDU、SDU、メッセージ、制御情報、データ又は情報を取得する。
1つ以上のプロセッサ102、202は、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ又はマイクロコンピュータと呼ばれてもよい。1つ以上のプロセッサ102、202は、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア又はこれらの組み合わせにより実現できる。一例として、1つ以上のASIC(Application Specific Integrated Circuit)、1つ以上のDSP(Digital Signal Processor)、1つ以上のDSPD(Digital Signal Processing Device)、1つ以上のPLD(Programmable Logic Device)又は1つ以上のFPGA(Field Programmable Gate Arrays)が1つ以上のプロセッサ102、202に含まれる。本文書に開示された説明、機能、手順き、提案、方法及び/又は動作フローチャートはファームウェア又はソフトウェアを使用して実現でき、ファームウェア又はソフトウェアはモジュール、手順、機能などを含むように実現できる。本文書に開示された説明、機能、手順、提案、方法及び/又は動作フローチャートを実行するように設定されたファームウェア又はソフトウェアは1つ以上のプロセッサ102、202に含まれるか、1つ以上のメモリ104、204に格納されて1つ以上のプロセッサ102、202により駆動される。本文書に開示された説明、機能、手順、提案、方法及び/又は動作フローチャートはコード、命令語及び/又は命令語の集合の形態でファームウェア又はソフトウェアを使用して実現できる。
1つ以上のメモリ104、204は1つ以上のプロセッサ102、202と接続され、多様な形態のデータ、信号、メッセージ、情報、プログラム、コード、指示及び/又は命令を格納する。1つ以上のメモリ104、204はROM、RAM、EPROM、フラッシュメモリ、ハードドライブ、レジスタ、キャッシュメモリ、コンピュータ読み取り格納媒体及び/又はこれらの組み合わせで構成される。1つ以上のメモリ104、204は1つ以上のプロセッサ102、202の内部及び/又は外部に位置する。また、1つ以上のメモリ104、204は有線又は無線接続のような多様な技術により1つ以上のプロセッサ102、202と接続される。
1つ以上の送受信機106、206は、1つ以上の他の装置に本文書の方法及び/又は動作フローチャートなどにおいて言及されているユーザデータ、制御情報、無線信号/チャネルなどを送信する。1つ以上の送受信機106、206は、1つ以上の他の装置から本文書に開示された説明、機能、手順、提案、方法及び/又は動作フローチャートなどにおいて言及されているユーザデータ、制御情報、無線信号/チャネルなどを受信する。例えば、1つ以上の送受信機106、206は、1つ以上のプロセッサ102、202と接続され、無線信号を送受信する。例えば、1つ以上のプロセッサ102、202は、1つ以上の送受信機106、206が1つ以上の他の装置にユーザデータ、制御情報又は無線信号を送信するように制御する。また、1つ以上のプロセッサ102、202は、1つ以上の送受信機106、206が1つ以上の他の装置からユーザデータ、制御情報又は無線信号を受信するように制御する。また、1つ以上の送受信機106、206は1つ以上のアンテナ108、208と接続され、1つ以上の送受信機106、206は1つ以上のアンテナ108、208を介して本文書に開示された説明、機能、手順、提案、方法及び/又は動作フローチャートなどで言及されているユーザデータ、制御情報、無線信号/チャネルなどを送受信するように設定される。本文書において、1つ以上のアンテナは複数の物理アンテナであるか、複数の論理アンテナ(例えば、アンテナポート)であり得る。1つ以上の送受信機106、206は受信されたユーザデータ、制御情報、無線信号/チャネルなどを1つ以上のプロセッサ102、202を用いて処理するために、受信された無線信号/チャネルなどをRFバンド信号からベースバンド信号に変換(Convert)する。1つ以上の送受信機106、206は、1つ以上のプロセッサ102、202を用いて処理されたユーザデータ、制御情報、無線信号/チャネルなどをベースバンド信号からRFバンド信号に変換する。このために、1つ以上の送受信機106、206は、(アナログ)オシレータ及び/又はフィルタを含む。
図28は本明細書に適用できる無線機器の他の例を示す。
図28によれば、無線装置は少なくとも1つのプロセッサ102、202、少なくとも1つのメモリ104、204、少なくとも1つのトランシーバ106、206、1つ以上のアンテナ108、208を含むことができる。
先に図27において説明した無線装置の例と、図28での無線装置の例の差は、図27はプロセッサ102、202とメモリ104、204が分離されているが、図28の例ではプロセッサ102、202にメモリ104、204が含まれているという点である。
ここで、プロセッサ102、202、メモリ104、204、トランシーバ106、206、1つ以上のアンテナ108、208に対する具体的な説明は先に説明したものと同じであり、記載の不要な繰り返しを避けるために、繰り返し説明の記載は省略する。
以下では、本明細書が適用される信号処理回路の例を説明する。
図29は送信信号のための信号処理回路の例を示す。
図29を参照すると、信号処理回路1000は、スクランブラ1010、変調器1020、レイヤマッパ1030、プリコーダ1040、リソースマッパ1050、信号生成器1060を含む。これに制限されるものではないが、図3の動作/機能は図2のプロセッサ102、202及び/又は送受信機106、206において行われることができる。図3のハードウェア要素は図2のプロセッサ102、202及び/又は送受信機106、206において実現できる。例えば、ブロック1010~1060は図2のプロセッサ102、202において実現できる。また、ブロック1010~1050は図2のプロセッサ102、202において実現でき、ブロック1060は図2の送受信機106、206において実現できる。
コードワードは図3の信号処理回路1000を経て無線信号に変換される。ここで、コードワードは情報ブロックの符号化されたビットシーケンスである。情報ブロックは送信ブロック(例えば、UL-SCH送信ブロック、DL-SCH送信ブロック)を含む。無線信号は様々な物理チャネル(例えば、PUSCH、PDSCH)を介して送信される。
具体的には、コードワードはスクランブラ1010によりスクランブルされたビットシーケンスに変換できる。スクランブルに使用されるスクランブルシーケンスは初期化値に基づいて生成され、初期化値には無線機器のID情報などが含まれる。スクランブルされたビットシーケンスは、変調器1020により変調シンボルシーケンスに変調される。変調方式は、pi/2-BPSK(pi/2-Binary Phase Shift Keying)、m-PSK(m-Phase Shift Keying)、m-QAM(m-Quadrature Amplitude Modulation)などを含む。複素変調シンボルシーケンスは、レイヤマッパ1030により1つ以上の送信レイヤにマッピングされる。各送信レイヤの変調シンボルは、プリコーダ1040により当該アンテナポート(ら)にマッピングされる(プリコーディング)。プリコーダ1040の出力zは、レイヤマッパ1030の出力yをN*Mのプリコーディング行列Wと掛け算して得られる。ここで、Nはアンテナポートの数、Mは送信レイヤの数である。ここで、プリコーダ1040は、複素変調シンボルに対するトランスフォーム(transform)プリコーディング(例えば、DFT変換)を行った後にプリコーディングを行うことができる。また、プリコーダ1040はトランスフォームプリコーディングを行わずにプリコーディングを行うことができる。
リソースマッパ1050は、各アンテナポートの変調シンボルを時間-周波数リソースにマッピングする。時間-周波数リソースは、時間ドメインにおいて複数のシンボル(例えば、CP-OFDMAシンボル、DFT-s-OFDMaシンボル)を含み、周波数ドメインにおいて複数の副搬送波を含む。信号生成器1060はマッピングされた変調シンボルから無線信号を生成し、生成された無線信号は各アンテナを介して他の機器に送信される。このために、信号生成器1060はIFFT(Inverse Fast Fourier Transform)モジュール及びCP(Cyclic Prefix)挿入器、DAC(Digital-to-Analog Converter)、周波数アップリンク変換器(frequency uplink converter)などを含む。
無線機器において受信信号のための信号処理過程は図3の信号処理過程(1010~1060)の逆に構成されることができる。例えば、無線機器(例えば、図2の100、200)はアンテナポート/送受信機を介して外部から無線信号を受信する。受信された無線信号は信号復元機を介してベースバンド信号に変換される。このために、信号復元機は周波数ダウンリンク変換機(frequency downlink converter)、ADC(analog-to-digital converter)、CP除去機、FFT(Fast Fourier Transform)モジュールを含む。その後、ベースバンド信号はリソースデマッパ過程、ポストコーディング(postcoding)過程、復調過程、デスクランブル過程を経てコードワードに復元される。コードワードは復号(decoding)を経て元の情報ブロックに復元できる。従って、受信信号のための信号処理回路(図示せず)は、信号復元機、リソースデマッパ、ポストコーダ、復調機、デスクランブラ及び復号機を含む。
以下では、本明細書が適用される無線機器活用例について説明する。
図30は本明細書に適用される無線機器の他の例を示す。無線機器は使用例/サービスによって様々な形態に実装される(図26参照)。
図30を参照すると、無線機器100、200は図2の無線機器100、200に対応し、様々な要素(element)、成分(component)、ユニット/部(unit)、及び/又はモジュール(module)から構成される。例えば、無線機器100、200は、通信部110、制御部120、メモリ部130及び追加要素140を含む。通信部は、通信回路112及び送受信機(ら)114を含む。例えば、通信回路112は、図2の1つ以上のプロセッサ102、202及び/又は1つ以上のメモリ104、204を含む。例えば、送受信機(ら)114は、図2の1つ以上の送受信機106、206及び/又は1つ以上のアンテナ108、208を含む。制御部120は、通信部110、メモリ部130及び追加要素140と電気的に接続され、無線機器の諸動作を制御する。例えば、制御部120は、メモリ部130に格納されたプログラム/コード/命令/情報に基づいて無線機器の電気的/機械的動作を制御する。また、制御部120は、メモリ部130に格納された情報を通信部110を介して外部(例えば、他の通信機器)に無線/有線インタフェースを介して送信するか、通信部110を介して外部(例えば、他の通信機器)から無線/有線インタフェースを介して受信された情報をメモリ部130に格納する。
追加要素140は、無線機器の種類に応じて多様に構成できる。例えば、追加要素140は、パワーユニット/バッテリー、入出力部(I/O unit)、駆動部及びコンピューティング部の少なくとも1つを含む。これに制限されるものではないが、無線機器は、ロボット(図1、100a)、車両(図1、100b-1、100b-2)、XR機器(図1、100c)、携帯機器(図1、100d)、家電(図1、100e)、IoT機器(図1、100f)、デジタル放送用端末、ホログラム装置、公共安全装置、MTC装置、医療装置、フィンテク装置(又は、金融装置)、セキュリティ装置、気候/環境装置、AIサーバ/機器(図1、400)、基地局(図1、200)、ネットワークノードなどの形態で実現できる。無線機器は使用例/サービスに応じて移動可能であるか、固定場所で使用される。
図30において、無線機器100、200内の様々な要素、成分、ユニット/部、及び/又はモジュールは全体が有線インタフェースを介して互いに接続されるか、少なくとも一部が通信部110を介して無線で接続される。例えば、無線機器100、200内において制御部120と通信部110は有線で接続され、制御部120と第1ユニット(例えば、130、140)は、通信部110を介して無線で接続される。また、無線機器100、200内の各要素、成分、ユニット/部、及び/又はモジュールは1つ以上の要素をさらに含んでもよい。例えば、制御部120は1つ以上のプロセッサ集合で構成されてもよい。例えば、制御部120は、通信制御プロセッサ、アプリケーションプロセッサ(Application processor)、ECU(Electronic Control Unit)、グラフィック処理プロセッサ、メモリ制御プロセッサなどの集合で構成されてもよい。他の例として、メモリ部130は、RAM(Random Access Memory)、DRAM(Dynamic RAM)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ(flash memory)、揮発性メモリ(volatile memory)、非揮発性メモリ(non-volatile memory)及び/又はこれらの組み合わせで構成されてもよい。
以下、図30の実装例に対して図面を参照し、さらに詳細に説明する。
図31は本明細書に適用される携帯機器の例を示す。携帯機器は、スマートフォン、スマートパッド、ウェアラブル機器(例えば、スマートウォッチ、スマートグラス)、携帯用コンピュータ(例えば、ノートパソコンなど)を含む。携帯機器は、MS(Mobile Station)、UT(user terminal)、MSS(Mobile Subscriber Station)、SS(Subscriber Station)、AMS(Advanced Mobile Station)又はWT(Wireless terminal)と呼ばれてもよい。
図31を参照すると、携帯機器100は、アンテナ部108、通信部110、制御部120、メモリ部130、電源供給部140a、インタフェース部140b及び入出力部140cを含む。アンテナ部108は通信部110の一部として構成されてもよい。ブロック110~130/140a~140cはそれぞれ図4のブロック110~130/140に対応する。
通信部110は、他の無線機器、基地局と信号(例えば、データ、制御信号など)を送受信する。制御部120は、携帯機器100の構成要素を制御し、様々な動作を行うことができる。制御部120はAP(Application Processor)を含んでもよい。メモリ部130は、携帯機器100の駆動に必要なデータ/パラメータ/プログラム/コード/命令を格納する。また、メモリ部130は、入/出力されるデータ/情報などを格納する。電源供給部140aは、携帯機器100に電源を供給し、有線/無線充電回路、バッテリーなどを含む。インタフェース部140bは携帯機器100と他の外部機器の接続をサポートする。インタフェース部140bは、外部機器との接続のための様々なポート(例えば、オーディオ入/出力ポート、ビデオ入/出力ポート)を含む。入出力部140cは映像情報/信号、オーディオ情報/信号、データ、及び/又はユーザから入力される情報を入力又は出力することができる。入出力部140cはカメラ、マイクロフォン、ユーザ入力部、ディスプレイ部140d、スピーカ及び/又はハプティックモジュールなどを含む。
一例として、データ通信の場合、入出力部140cはユーザから入力された情報/信号(例えば、タッチ、文字、音声、イメージ、ビデオ)を取得し、取得した情報/信号はメモリ部130に格納される。通信部110は、メモリに格納された情報/信号を無線信号に変換し、変換された無線信号を他の無線機器に直接送信するか、基地局に送信する。また、通信部110は、他の無線機器又は基地局から無線信号を受信した後、受信された無線信号を元の情報/信号に復元することができる。復元された情報/信号はメモリ部130に格納された後、入出力部140cを介して様々な形態(例えば、文字、音声、イメージ、ビデオ、ヘプティック)で出力される。
図32は本明細書に適用される車両または自律走行車の例を示す。車両または自律走行車は移動型ロボット、車両、電車、有/無人航空機(Aerial Vehicle,AV)、船舶などに実装される。
図32を参照すると、車両または自律走行車100はアンテナ部108、通信部110、制御部120、駆動部140a、電源供給部140b、センサー部140c及び自律走行部140dを含むことができる。アンテナ部108は通信部110の一部で構成される。ブロック110/130/140a~140dはそれぞれ図30のブロック110/130/140に対応する。
通信部110は他の車両、基地局(e.g.基地局、路辺基地局(RoadSide unit)など)、サーバなどの外部機器と信号(例えば、データ、制御信号など)を送受信することができる。制御部120は車両または自律走行車100の要素を制御して様々な動作を実行することができる。制御部120はECU(Electronic Control Unit)を含むことができる。駆動部140aは車両または自律走行車100を地上で走行するようにできる。駆動部140aはエンジン、モーター、パワートレイン、車輪、ブレーキ、ステアリング装置などを含むことができる。電源供給部140bは車両または自律走行車100に電源を供給し、有/無線充電回路、バッテリーなどを含むことができる。センサー部140cは車両状態、周辺環境情報、ユーザ情報などを得ることができる。センサー部140cはIMU(inertial measurement unit)センサー、衝突センサー、車輪センサー(wheel sensor)、速度センサー、傾斜センサー、重量センサー、ヘディングセンサー(heading sensor)、位置モジュール(position module)、車両前進/後退センサー、バッテリーセンサー、燃料センサー、タイヤセンサー、ステアリングセンサー、温度センサー、湿度センサー、超音波センサー、照度センサー、ペダル位置センサーなどを含むことができる。自律走行部140dは走行中である車線を維持する技術、適応クルーズ制御のように速度を自動に調整する技術、定められた経路に沿って自動に走行する技術、目的地が設定されれば自動に経路を設定して走行する技術などを実装することができる。
一例として、通信部110は外部サーバから地図データ、交通情報データなどを受信することができる。自律走行部140dは獲得されたデータをベースに自律走行経路とドライビングプランを生成することができる。制御部120はドライビングプランによって車両または自律走行車100が自律走行経路に沿って移動するように駆動部140aを制御することができる(例えば、速度/方向調整)。自律走行途中に通信部110は外部サーバから最新交通情報データを非/周期的に獲得し、周辺の車両から周辺の交通情報データを獲得することができる。また、自律走行途中にセンサー部140cは車両状態、周辺の環境情報を獲得することができる。自律走行部140dは新しく獲得されたデータ/情報に基づいて自律走行経路とドライビングプランを更新することができる。通信部110は車両位置、自律走行経路、ドライビングプランなどに関する情報を外部サーバに伝送することができる。外部サーバは車両または自律走行車から収集された情報に基づいて、AI技術などを利用して交通情報データを予め予測することができ、予測された交通情報データを車両または自律走行車に提供することができる。
本明細書に記載された請求項は様々な方法で組み合わせることができる。例えば、本明細書の方法の請求項の技術的な特徴が組み合わされ装置に実装することができ、本明細書の装置の請求項の技術的な特徴が組み合わされ方法として実装することができる。また、本明細書の方法の請求項の技術的な特徴と装置の請求項の技術的な特徴が組み合わされ装置に実装することができ、本明細書の方法の請求項の技術的な特徴と装置の請求項の技術的な特徴が組み合わされ方法として実装することができる。

Claims (16)

  1. 無線通信システムにおける、ノードによって実行されるIAB(Integrated Access and Backhaul)動作を実行する方法において、
    他のノードと初期アクセス動作を実行し、
    前記他のノードに前記ノードがサポートする能力に関する情報を送信するが、
    前記能力に関する情報は複数のタイミングアライメントケースのうち、前記ノードがサポートする少なくとも1つのタイミングアライメントケースを知らせる情報であり、及び
    前記少なくとも1つのタイミングアライメントケースに基づいて前記IAB動作を実行することを特徴とする方法。
  2. 前記IAB動作はMT(mobile terminal)動作及びDU(distributed unit)動作を含み、
    前記MT動作は前記ノードと親ノード間の通信に関連する動作であり、及び
    前記DU動作は前記ノードと子ノード間の通信または前記ノードと端末との通信に関連する動作であることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. レガシーIABノードが使用するレガシータイミングアライメントケースとは他のタイミングアライメントケースを使用しようとする場合、前記ノードは前記能力に関する情報を前記他のノードに送信することを特徴とする、請求項2に記載の方法。
  4. 前記レガシータイミングアライメントケースは前記ノード及び前記親ノード間の前記DU動作のダウンリンク送信タイミングがアライメントされた方法であるタイミングアライメントケース1であることを特徴とする、請求項3に記載の方法。
  5. 前記ノードは前記ノードが実際適用するタイミングアライメントケースに関する情報を前記他のノードから受信することを特徴とする、請求項2に記載の方法。
  6. 前記ノードがレガシーIABノードが使用するタイミングアライメントケースとは他のタイミングアライメントケースを使用する場合、前記ノードは前記他のノードから前記実際適用するタイミングアライメントケースに関する情報を受信することを特徴とする、請求項5に記載の方法。
  7. 前記ノードが前記他のノードから前記実際適用するタイミングアライメントケースに関する情報を受信しない場合、前記ノードは前記ノードが適用するタイミングアライメントケースを前記ノード及び前記親ノード間の前記DU動作のダウンリンク送信タイミングがアライメントされた方法であるタイミングアライメントケース1に判断することを特徴とする、請求項6に記載の方法。
  8. 前記タイミングアライメントケースはタイミングアライメントケース1、タイミングアライメントケース6、タイミングアライメントケース7のうち、いずれか1つであり、
    前記タイミングアライメントケース1は前記ノード及び前記親ノード間の前記DU動作のダウンリンク送信タイミングがアライメントされた方法であり、
    前記タイミングアライメントケース6は前記ノード及び前記親ノード間の前記DU動作のダウンリンク送信タイミングがアライメントされ及び前記ノードの前記MT動作のアップリンク送信タイミングと前記DU動作のダウンリンク送信タイミングがアライメントされた方法であり、
    前記タイミングアライメントケース7は前記ノード及び前記親ノード間の前記DU動作のダウンリンク送信タイミングがアライメントされ及び前記ノードの前記MT動作に対するダウンリンク受信タイミングと前記DU動作に対するアップリンク受信タイミングがアライメントされた方法であることを特徴とする、請求項2に記載の方法。
  9. 前記ノードは前記他のノードから前記他のノードがサポートするタイミングアライメントケースに関する情報を受信することを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  10. 前記ノードは前記ノードがサポートする多重化関連情報を前記他のノードに送信することを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  11. 前記他のノードは親ノード、ドナーノードまたはCU(Centralized Unit)であることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  12. ノードは、
    トランシーバ、
    少なくとも1つのメモリ、及び
    前記少なくとも1つのメモリ及び前記トランシーバと動作できるように結合された少なくとも1つのプロセッサを含むが、前記プロセッサは、
    他のノードと初期アクセス動作を実行するように構成され、
    前記他のノードに前記ノードがサポートする能力に関する情報を送信するように前記トランシーバを制御するように構成されるが、
    前記能力に関する情報は複数のタイミングアライメントケースのうち、前記ノードがサポートする少なくとも1つのタイミングアライメントケースを知らせる情報であり、及び
    前記少なくとも1つのタイミングアライメントケースに基づいてIAB(Integrated Access and Backhaul)動作を実行するように構成されることを特徴とするノード。
  13. 装置は、
    少なくとも1つのメモリ、及び
    前記少なくとも1つのメモリと動作できるように結合された少なくとも1つのプロセッサを含むが、前記プロセッサは、
    他のノードと初期アクセス動作を実行するように構成され、
    前記他のノードに前記装置がサポートする能力に関する情報を送信するようにトランシーバを制御するように構成されるが、
    前記能力に関する情報は複数のタイミングアライメントケースのうち、前記装置がサポートする少なくとも1つのタイミングアライメントケースを知らせる情報であり、及び
    前記少なくとも1つのタイミングアライメントケースに基づいてIAB(Integrated Access and Backhaul)動作を実行するように構成されることを特徴とする装置。
  14. 少なくとも1つのプロセッサ(processor)によって実行されることに基づく命令(instruction)を含む少なくとも1つのコンピューター可読記憶媒体(computer readable medium)において、
    他のノードと初期アクセス動作を実行するように構成され、
    前記他のノードに前記記録媒体がサポートする能力に関する情報を送信するようにトランシーバを制御するように構成されるが、
    前記能力に関する情報は複数のタイミングアライメントケースのうち、前記記録媒体がサポートする少なくとも1つのタイミングアライメントケースを知らせる情報であり、及び
    前記少なくとも1つのタイミングアライメントケースに基づいてIAB(Integrated Access and Backhaul)動作を実行するように構成されることを特徴とする記録媒体。
  15. 無線通信システムにおけるノードによって実行される能力に関する情報を受信する方法において、
    子ノードと初期アクセス動作を実行し、及び
    前記子ノードから前記子ノードがサポートする前記能力に関する情報を受信するが、
    前記能力に関する情報は複数のタイミングアライメントケースのうち、前記子ノードがサポートする少なくとも1つのタイミングアライメントケースを知らせる情報であることを特徴とする方法。
  16. ノードは、
    トランシーバ、
    少なくとも1つのメモリ、及び
    前記少なくとも1つのメモリ及び前記トランシーバと動作できるように結合された少なくとも1つのプロセッサを含むが、前記プロセッサは、
    子ノードと初期アクセス動作を実行するように構成され、及び
    前記子ノードから前記子ノードがサポートする前記能力に関する情報を受信するように前記トランシーバを制御するように構成されるが、
    前記能力に関する情報は複数のタイミングアライメントケースのうち、前記子ノードがサポートする少なくとも1つのタイミングアライメントケースを知らせる情報であることを特徴とするノード。
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