JP2023504685A - 神経系障害を治療するためのレボキセチンを含む組成物 - Google Patents

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Abstract

本明細書には、カタプレキシーを伴うナルコレプシーの治療を必要とするヒトにレボキセチン(エスレボキセチンを含む)を投与することを含む、カタプレキシーを伴うナルコレプシーを治療する方法が記載されている。また、レボキセチン(エスレボキセチンを含む)は、カタプレキシーを伴うナルコレプシーを治療するための医薬品製造に用いてもよい。また、本明細書には、レボキセチン(エスレボキセチンを含む)を含む医薬組成物と、ヒトにおいてカタプレキシーを伴うナルコレプシーを治療するために医薬組成物を使用するための指示書と、を含むキットが開示されている。【選択図】なし

Description

(関連出願の相互参照)
本出願は、2020年1月10日に出願された米国特許出願番号第16/740,329号、2020年1月11日に出願された米国特許出願番号第16/740,409号、2020年1月11日に出願された米国特許出願番号第16/740,410号、2020年1月11日に出願された米国特許出願番号第16/740,411号、2019年12月3日に出願された米国特許出願番号第62/943,077号、および2019年12月10日に出願された米国特許出願番号第62/946,295号に基づき優先権を主張し、これらのすべては全体が参照により本明細書に援用される。
ナルコレプシーは、睡眠覚醒サイクルの調節不全を引き起こす、深刻かつ疾患性の高い神経学的状態であり、日中の過剰な眠気(EDS)、カタプレキシー、入眠時幻覚、金縛り、および夜間睡眠の乱れを臨床的特徴とする。ナルコレプシーは、米国で、推定185,000人が罹患していると推定されている。カタプレキシーは、ナルコレプシー患者の推定70%に見られ、通常、笑い、恐怖、怒り、ストレス、または興奮等の強い感情によって、患者が起きている間に、突然の筋緊張の低下または喪失を引き起こす。1型ナルコレプシーには、カタプレキシーが含まれるが、2型ナルコレプシーには、カタプレキシーは含まれない。ナルコレプシーは、認知的、心理的、社会的機能不全を起こさせ、仕事と運転に関連する事故のリスクを高め、死亡率は1.5倍高くなる。うつ症状は、患者の約57%に報告されている。残念なことに、過小診断による希少疾病のため、承認されている治療法はほとんどなく、患者ごとの効果のばらつき、許容性の問題、および麻薬取締局(DEA)のスケジュール管理の必要性によって制限されている。
本明細書に記載されるのは、選択的ノルエピネフリン阻害剤、たとえば、アトモキセチン、エディボキセチン、レボキセチン、またはS,S-レボキセチン等の抗うつ剤を、治療を必要とするヒトに投与することを含む、神経系障害の治療方法である。
本明細書に記載されるのは、選択的ノルエピネフリン阻害剤、たとえば、アトモキセチン、エディボキセチン、またはレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等の抗うつ剤を、治療を必要とするヒトに投与することを含む、カタプレキシーを伴うナルコレプシーを治療する方法である。
いくつかの実施形態は、カタプレキシーを伴うナルコレプシーの治療のための医薬の製造における、選択的ノルエピネフリン阻害剤、たとえば、アトモキセチン、エディボキセチン、またはレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等の抗うつ剤の使用を含む。
いくつかの実施形態は、選択的ノルエピネフリン阻害剤、たとえば、アトモキセチン、エディボキセチン、またはレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等の抗うつ剤を含むヒトにおいてカタプレキシーを伴うナルコレプシーを治療するための医薬組成物、および医薬組成物の使用説明書を含むキットを含む。
いくつかの実施形態では、選択的ノルエピネフリン阻害剤、たとえば、アトモキセチン、エディボキセチン、またはレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等の抗うつ剤は、少なくとも1日1回、2週間超投与される。いくつかの実施形態では、ヒトは、治療の結果として、1週間のカタプレキシー発作の回数の減少、エプワース眠気尺度(Epworth Sleepiness Scale、ESS)スコアの減少、覚醒維持検査(Maintenance of Wakefulness Test、MWT)スコアの減少、ナルコレプシー症状評価(Narcolepsy Symptom Assessment Score、NSAQ)スコアの減少、重症度の患者全般印象(Patient Global Impression of Severity、PGI-S)スコアの減少、変化の患者全般印象(Patient Global Impression of Change、PGI-C)における4未満のスコア、もしくはハミルトンうつ病評価尺度(Hamilton Depression Rating Scale、HAM-D)の減少、または集中力向上(たとえばNSAQで)を経験する。
いくつかの実施形態は、約8mg~約10mgのレボキセチンを、毎日、少なくとも2週間、治療を必要とするヒトに投与することを含む、カタプレキシーを伴うナルコレプシーを有するヒトにおけるカタプレキシー発作の回数を迅速に減少させる方法を含み、治療開始1週間後に、該ヒトは、ベースラインと比較して少なくとも30%カタプレキシー発作が減少し、カタプレキシー発作の回数の減少は、プラセボを投与した場合と比較して、p<0.01で統計的に有意である。いくつかの実施形態では、カタプレキシー発作の回数の減少は、プラセボと比較して、p<0.001で統計的に有意である。
いくつかの実施形態は、選択的ノルエピネフリン阻害剤、たとえば、アトモキセチン、エディボキセチン、またはレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等の抗うつ剤を、治療を必要とする哺乳類またはヒトに投与することを含む、集中力を改善する方法を含む。
いくつかの実施形態は、約8mg~約10mgのレボキセチンを、毎日、少なくとも2週間、治療を必要とするヒトに投与することを含む、カタプレキシーを伴うナルコレプシーを有するヒトにおける集中力を改善する方法を含み、ナルコレプシー症状評価質問票の集中力の項目で判定した場合、治療開始前に、該ヒトは、「平均的な」、「乏しい」または「非常に乏しい」集中力を有し、治療開始2週間後に、該ヒトは、「良い」または「非常に良い」集中力を有する。いくつかの実施形態では、レボキセチンはラセミ体レボキセチンである。いくつかの実施形態では、レボキセチンはエスレボキセチンである。
いくつかの実施形態は、約8mg~約10mgのレボキセチンを、毎日、少なくとも2週間、治療を必要とするヒトに投与することを含む、カタプレキシーを伴うナルコレプシーを有するヒトにおける意図しない居眠りの回数を減少させる方法を含み、治療開始2週間後に、該ヒトは、患者がレボキセチンを初めて受けた前の1週間と比較して、1週間当たりの意図しない居眠りが少なくとも20%減少する。いくつかの実施形態では、レボキセチンはラセミ体レボキセチンである。いくつかの実施形態では、レボキセチンはエスレボキセチンである。
いくつかの実施形態は、約8mg~約10mgのレボキセチンを、毎日、少なくとも2週間、治療を必要とするヒトに投与することを含む、カタプレキシーを伴うナルコレプシーを有するヒトにおける睡眠の質を改善する方法を含み、治療開始2週間後に、該ヒトは、患者がレボキセチンを初めて受けた前の1週間と比較して、睡眠の質の改善を報告する。いくつかの実施形態では、レボキセチンはラセミ体レボキセチンである。いくつかの実施形態では、レボキセチンはエスレボキセチンである。
いくつかの実施形態は、約8mg~約10mgのレボキセチンを、毎日、少なくとも2週間、治療を必要とするヒトに投与することを含む、カタプレキシーを伴うナルコレプシーを有するヒトにおける夜間の覚醒を減少させる方法を含み、治療開始2週間後に、該ヒトは、患者がレボキセチンを初めて受けた前の1週間と比較して、夜間の覚醒の減少を報告する。。いくつかの実施形態では、レボキセチンはラセミ体レボキセチンである。いくつかの実施形態では、レボキセチンはエスレボキセチンである。
いくつかの実施形態は、約8mg~約10mgのレボキセチンを、毎日、少なくとも2週間、治療を必要とするヒトに投与することを含む、カタプレキシーを伴うナルコレプシーを有するヒトにおける睡眠麻痺を減少させる方法を含み、治療開始2週間後に、該ヒトは、患者がレボキセチンを初めて受けた前の1週間と比較して、睡眠麻痺エピソードの減少を報告する。。いくつかの実施形態では、レボキセチンはラセミ体レボキセチンである。いくつかの実施形態では、レボキセチンはエスレボキセチンである。
いくつかの実施形態は、約8mg~約10mgのレボキセチンを、毎日、少なくとも2週間、治療を必要とするヒトに投与することを含む、カタプレキシーを伴うナルコレプシーを有するヒトにおける入眠時幻覚を減少させる方法を含み、治療開始2週間後に、該ヒトは、患者がレボキセチンを初めて受けた前の1週間と比較して、入眠時幻覚の減少を報告する。。いくつかの実施形態では、レボキセチンはラセミ体レボキセチンである。いくつかの実施形態では、レボキセチンはエスレボキセチンである。
いくつかの実施形態は、治療を必要とするヒトにレボキセチンを投与することを含む、ナルコレプシーで苦しんでいるヒトにおける集中力を改善する方法を含む。いくつかの実施形態では、レボキセチンはラセミ体レボキセチンである。いくつかの実施形態では、レボキセチンはエスレボキセチンである。
いくつかの実施形態は、治療を必要とするヒトにレボキセチンを投与することを含む、カタプレキシーを伴うナルコレプシーの治療方法を含み、レボキセチンは少なくとも1日1回、2週間超投与され、治療開始2週間後に、該ヒトは、治療の結果として、1週間のカタプレキシー発作の回数の減少、エプワース眠気尺度スコアの減少、ウラリーナナルコレプシー尺度(Ullanlinna Narcolepsy Scale、NUS)におけるカタプレキシーサブスコアの減少、または覚醒維持検査スコアの減少を経験する。
いくつかの実施形態は、カタプレキシーを伴うナルコレプシーの治療のための医薬の製造におけるレボキセチンの使用を含み、レボキセチンは、少なくとも1日1回、少なくとも3週間投与される。いくつかの実施形態では、レボキセチンはラセミ体レボキセチンである。いくつかの実施形態では、レボキセチンはエスレボキセチンである。
いくつかの実施形態は、レボキセチンを含むヒトにおけるカタプレキシーを伴うナルコレプシーを治療するための医薬組成物、および医薬組成物の使用説明書を含むキットを含み、レボキセチンは、少なくとも1日1回、少なくとも3週間投与される。いくつかの実施形態では、レボキセチンはラセミ体レボキセチンである。いくつかの実施形態では、レボキセチンはエスレボキセチンである。
いくつかの実施形態は、治療を必要とするヒトにエスレボキセチンを投与することを含む、線維筋痛症を治療する方法を含み、約1mg~約2mgの1日用量のエスレボキセチンが少なくとも6週間投与され、該ヒトは、治療期間中に、視覚的アナログ尺度(visual analog scale、VAS)による測定として線維筋痛症疼痛の減少を経験し、これは、該ヒトがプラセボの投与により経験するであろう疼痛の減少よりも大きい。
いくつかの実施形態は、治療を必要とするヒトにエスレボキセチンを投与することを含む、線維筋痛症を治療する方法を含み、約2mg~約4mgの1日用量のエスレボキセチンが少なくとも6週間投与され、該ヒトは、治療期間中に、視覚的アナログ尺度(VAS)による測定として疼痛の減少を経験し、これは、該ヒトがプラセボの投与により経験するであろう疼痛の減少よりも大きい。
いくつかの実施形態は、治療を必要とするヒトにエスレボキセチンを投与することを含む、線維筋痛症を治療する方法を含み、約0.5mg~約1mgの1日用量のエスレボキセチンが少なくとも6週間投与され、該ヒトは、治療期間中に、視覚的アナログ尺度(VAS)による測定として疼痛の減少を経験し、これは、該ヒトがプラセボの投与により経験するであろう疼痛の減少よりも大きい。
実施例22に記載のように、レボキセチンおよびプラセボを受容したヒト患者の1週間のカタプレキシー発作の変化を示す。 実施例22に記載のように、1週間のカタプレキシー発作が50%以上減少した、レボキセチンおよびプラセボを受容したヒト患者の数を示す。 実施例22に記載のように、1週間のカタプレキシー発作が75%以上減少した、レボキセチンおよびプラセボを受容したヒト患者の数を示す。 実施例22に記載のように、レボキセチンおよびプラセボを受容したヒト患者のエプワース眠気尺度スコアの変化を示す。 実施例22に記載のように、レボキセチンおよびプラセボを受容したヒト患者の意図しない居眠りの1週間の頻度の減少を示す。 実施例22に記載のように、意図しない居眠りが50%以上減少した、レボキセチンおよびプラセボを受容したヒト患者の数を示す。 実施例22に記載のように、レボキセチンおよびプラセボを受容したヒト患者の集中力の改善を示す。 実施例22に記載のように、「非常に良い」または「良い」集中力を有する、レボキセチンおよびプラセボを受容したヒト患者の数を示す。 睡眠の質、夜間の覚醒、睡眠麻痺エピソード、および入眠時幻覚の改善を示すヒト患者の割合を示す
レボキセチン、S,S-レボキセチン等の抗うつ剤は、依存性障害(アルコール、ニコチン、および他の精神活性物質によるものを含む)を含む神経系障害、離脱症候群、適応障害(抑うつ気分、不安、不安と抑うつ気分の混合、行動障害、行動と気分の混合障害を含む)、うつ病(大うつ病性障害を単独で、または他の抗うつ薬と組み合わせて含む)、加齢に伴う学習障害または精神障害(アルツハイマー病を含む)、神経性食欲不振、一般的な疾患による注意欠陥(または他の認知)障害、注意欠陥多動性障害(ADHD)、双極性障害、神経性過食症、慢性疲労症候群、慢性または急性ストレス、慢性疼痛、行動障害、周期性障害、うつ病(思春期うつ病、および小うつ病を含む)、気分変調性障害、線維筋痛症および他の身体表現性障害(身体化障害、転換性障害、疼痛障害、心気症、身体醜形障害、未分化身体表現性障害、身体醜形NOSを含む)、全般性不安障害(GAD)、失禁(すなわち、ストレス性失禁、真性ストレス性失禁、および混合性失禁)、ストレス性尿失禁、吸入障害、中毒障害(アルコール中毒)、躁病、片頭痛、肥満(たとえば、肥満または過体重の患者の体重を減少させる)、強迫性障害または関連するスペクトラム障害、反抗挑戦性障害、パニック障害、末梢神経障害、外傷後ストレス障害、月経前不快気分障害(すなわち、月経前症候群および黄体期後期の不機嫌性障害)、精神障害(統合失調症、統合失調症陰性症状、統合失調感情障害または統合失調症様障害を含む、単独または補助療法)、季節性情動障害、睡眠障害(ナルコレプシーまたは遺尿症等)、社会不安障害(社交不安障害を含む)、特定の発達障害、選択的セロトニン再取り込み阻害(SSRI)「耐性(poop out)」症候群(すなわち、SSRI療法に満足な反応を示した最初の期間の後、満足な反応を維持できない患者)、TIC障害(たとえば、トゥレット病)、帯状疱疹後疼痛、痛みを伴う糖尿病性末梢神経障害、帯状疱疹後神経痛、失神、および/または血管迷走神経性失神等の症状を治療するために使用され得る。いくつかの実施形態では、S,S-レボキセチンは、線維筋痛症を治療するために使用される。いくつかの実施形態では、レボキセチンは、線維筋痛症を治療するために使用される。
レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)での治療は、疾患の症状の改善をもたらし得る。たとえば、線維筋痛症等の疼痛症状では、患者は、0~100mm等の視覚的アナログ尺度(VAS)で測定される疼痛の減少を経験することができ、これはプラセボを投与した場合に経験するであろう減少より大きい。いくつかの実施形態では、VASスコアの改善は、プラセボを投与した場合に経験するであろう改善より、少なくとも約10%、少なくとも約20%、少なくとも約30%、少なくとも約40%、少なくとも約50%、少なくとも約60%、少なくとも約70%、少なくとも約80%、少なくとも約90%、約1~5%、約1~10%、約10~20%、約20~30%、約30~40%、約40~50%、約50~60%、約60~70%、約70~80%、約80~90%、約90~100%、約1~25%、約25~50%、約50~75%、または約75~100%、たとえば、少なくとも約50mm、少なくとも約40mm、少なくとも約30mm、少なくとも約20mm、少なくとも約10mm、約0~10mm、約10~20mm、約20~30mm、約30~40mm、約40~50mm、約0~25mm、または約25~50mm大きい。いくつかの実施形態では、VASスコアの改善は、ベースライン(たとえば、治療開始直前)と比較して、少なくとも約10%、少なくとも約20%、少なくとも約30%、少なくとも約40%、少なくとも約50%、少なくとも約60%、少なくとも約70%、少なくとも約80%、少なくとも約90%、約1~5%、約1~10%、約10~20%、約20~30%、約30~40%、約40~50%、約50~60%、約60~70%、約70~80%、約80~90%、約90~100%、約1~25%、約25~50%、約50~75%、または約75~100%、たとえば、少なくとも約50mm、少なくとも約40mm、少なくとも約30mm、少なくとも約20mm、少なくとも約10mm、約0~10mm、約10~20mm、約20~30mm、約30~40mm、約40~50mm、約0~25mm、または約25~50mmである。
アトモキセチン、エディボキセチン、またはレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン再取り込み阻害剤を含む、ブプロピオン、ヒドロキシブプロピオン、エリスロヒドロキシブプロピオン、スレオヒドロキシブプロピオン、クロミプラミン、ドキセピン、フルオキセチン、ミアンセリン、イミプラミン、2-クロロイミプラミン、アミトリプチリン、アモキサピン、デシプラミン、プロトリプチリン、トリミプラミン、ノルトリプチリン、マプロチリン、フェネルジン、イソカルボキサジド、トラニルシプロミン、パロキセチン、トラゾドン、シタロプラム、セルトラリン、アリールオキシインダナミン、ベナクチジン、エスシタロプラム、フルボキサミン、ベンラファキシン、デスベンラファキシン、デュロキセチン、ミルタザピン、ネファゾドン、セレギリン、シブトラミン、ミルナシプラン、テソフェンシン、ブラソフェンシン、モクロベミド、ラサギリン、ニアラミド、イプロニアジド、イプロクロジド、トロキサトン、ブトリプチリン、ドスレピン、ジベンゼピン、イプリンドール、ロフェプラミン、オピプラモール、ノルフルオキセチン、ダポキセチン、ケタミン等の抗うつ剤は、ナルコレプシーの症状を治療する可能性がある。
ノルエピネフリン再取り込み阻害剤等の多くの抗うつ剤、たとえば、アトモキセチン、エディボキセチンまたはレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)は、DEAスケジュールがなく、この症状と共に生きる患者にとって大きな利益があるであろう。
ヒトは、基準Aおよび基準Bを満たした場合、1型ナルコレプシーである可能性がある。
A.毎日、抗いがたい眠気を感じる、または日中に居眠りをするという症状が3カ月以上続いている。
B.以下のうち、1つまたは両方の症状があること。
1.カタプレキシー(必須の症状(EssentialFeatures)で定義)を有し、標準的な手法で実施された反復睡眠潜時検査(Mean Sleep Latency Test、MSLT)において、平均睡眠潜時が8分未満であり、かつ、2回以上の睡眠開始時レム期(SOREMP)が認められること。直前の実験室ベースの睡眠ポリグラフ(PSG)のSOREMP(入眠から15分以内)が、MSLTの2回以上のSOREMPの1つの代わりになることがある。
2.免疫反応で測定されたCSFヒポクレチン-1濃度が110pg/mL未満、または同一測定法による健常者の平均値の1/3未満であること。
幼児のナルコレプシーでは、夜間睡眠時間が過度に長くなったり、以前に中断していた昼寝が再開されたりすることがある。また、臨床的に1型ナルコレプシーが強く疑われるが、基準B2を満たさない場合には、取りうる戦略としてMSLTを繰り返し行うことが考えられる。
レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、毎日の抗いがたい眠気と日中の居眠りを起こす期間が、少なくとも約3カ月間、少なくとも約4カ月間、少なくとも約5カ月間、少なくとも約6カ月間、少なくとも約7カ月間、少なくとも約8ヵ月間、少なくとも約9ヵ月間、少なくとも約10ヵ月間、少なくとも約11カ月間、少なくとも約12カ月間、少なくとも約13カ月間、少なくとも約14カ月間、少なくとも約15カ月間、少なくとも約16カ月間、少なくとも約17カ月間、少なくとも約18カ月間、少なくとも約2年、少なくとも約3年、少なくとも約4年、少なくとも約5年、少なくとも約10年、少なくとも約15年、少なくとも約20年、少なくとも約25年、少なくとも約30年、少なくとも約40年、少なくとも約50年。少なくとも約60年、約3~9カ月、約9~18カ月間、約18カ月~2年、約2~5年、約5~10年、約10~15年、約15~20年、約20~25年、約25~30年、約30~35年、約35~40年、約40~50年、約50~60年、またはそれ以上である、および/またはそのような期間であるために選択され得る。
レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、平均睡眠潜時が、約1分未満、約2分未満、約3分未満、約4分未満、約5分未満、約6分未満、約7分未満、約8分未満、約0.1~1分、約1~2分、約2~3分、約3~4分、約4~5分、約5~6分、約6~7分、約7~8分、約1分、約2分、約3分、約4分、約5分、約6分、約7分、または約8分である、および/またはそのような時間であるために選択され得る。
レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、標準的な手法で実施されるMSLT(反復睡眠潜時検査)において、少なくとも2つ、少なくとも3つ、または少なくとも4つのSOREMPが認められる、および/またはそのようなテスト結果であるために選択され得る。直前の夜間PSGにおける入眠から15分以内のSOREMPが、MSLTでの少なくとも2つのSOREMPの1つに置き換わることがある。
レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、免疫反応で測定したCSFヒポクレチン-1濃度が、約40pg/mL未満、約50pg/mL未満、約60pg/mL未満、約70pg/mL未満、約80pg/mL未満、約90pg/mL未満、約100pg/mL未満、約110pg/mL未満である、および/またはそのような濃度であるために選択され得る。
レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、免疫反応で測定したCSFヒポクレチン-1濃度が、同一測定法を用いた健常者の平均値の約1/10未満、約1/9未満、約1/8未満、約1/7未満、約1/6未満、約1/5未満、約1/4未満、または約1/3未満である、および/またはそのような濃度であるために選択され得る患者が含まれる場合がある。
レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、過剰な夜間睡眠時間を症状として有する幼児である、および/またはそのような幼児であるために選択され得る。
レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者には、以前に中断していた昼寝が再開した幼児である患者、および/またはそのような幼児であるために選択され得る患者が含まれる場合がある。
レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、国際睡眠障害分類第3版(ICSD-3)の基準を満たす、カタプレキシーを伴うナルコレプシーの診断を受けている、および/または診断を受けているために選択され得る。
レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、ウランリンナナルコレプシー尺度(UNS)のカタプレキシーサブスコアが、少なくとも1、少なくとも約2、少なくとも約3、少なくとも約4、少なくとも約5、少なくとも約6、少なくとも約7、少なくとも約8、少なくとも約9、少なくとも約10、約11、約1~2、約2~3、約3~4、約4~5、約5~6、約6~7、約7~8、約8~9、約9~10、約10~11、約2~4、約4~6、約6~8、約8~10、約2~6、または約6~10、または1~11の間の任意の数値である、および/またはそのようなサブスコアであるために選択され得る。
レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、エプワース眠気尺度(ESS)スコアが、少なくとも約10点、約10点超、少なくとも約11点、少なくとも約12点、少なくとも約13点、少なくとも約14点、少なくとも約15点、少なくとも約16点、少なくとも約17点、少なくとも約18点、少なくとも約19点、少なくとも約20点、少なくとも約21点、少なくとも約22点、少なくとも約23点、少なくとも約24点、約10~11点、約11~12点、約12~13点、約13~14点、約14~15点、約15~16点、約16~17点、約17~18点、約18~19点、約19~20点、約20~21点、約21~22点、約22~23点、約23~24点、約10~13点、約13~16点、約16~19点、約19~22点、または約22~24点である、および/またはそのようなスコアであるために選択され得る。
レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、1週間あたりのカタプレキシー発作が、少なくとも約7、少なくとも約8、少なくとも約9、少なくとも約10、少なくとも約11、少なくとも約12、少なくとも約13、少なくとも約14、少なくとも約15、少なくとも約16、少なくとも約17、少なくとも約18、少なくとも約19、少なくとも約20、少なくとも約21、少なくとも約28、少なくとも約35、約7~14、約14~21、約21~28、約28~35、約35~49、または約49~70回である、および/またはそのような回数であるために選択され得る。
レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、覚醒維持テスト(MWT)スコアが、約1分未満、約2分未満、約3分未満、約4分未満、約5分未満、約6分未満、約7分未満、約8分未満、約9分未満、約10分未満、約11分未満、約12分未満、約13分未満、約14分未満、約15分未満、約16分未満、約17分未満。約18分未満、約19分未満、約20分未満、約0~1分、約1~2分、約2~3分、約3~4分、約4~5分、約5~6分、約6~7分、約7~8分、約8~9分、約9~10分、約10~11分、約11~12分、約12~13分、約13~14分、約14~15分、約15~16分、約16~17分、約17~18分、約18~19分、約19~20分、約0~4分、約4~8分、約8~12分、約12~16分、約16~20分、または約0~19分である、および/またはそのようなスコアであるために選択され得る。
いくつかの実施形態では、患者は、レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤を受ける前に、約1~5年、約5~10年、約10~15年、約15~20年、約20~25年、約25~30年、約30~35年、約35~40年、約40~45年、約45~50年、約50~55年、約55~60年、約60~65年、約65~70年、約70~75年、または75年超、ナルコレプシーの症状を発症している、および/またはそのような症状を発症しているために選択され得る。
いくつかの実施形態では、患者は、レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤を受ける前に、約0~18歳、約18~100歳、約0~5歳、約5~10歳、約10~15歳、約15~18歳、約18~20歳、約15~20歳、約18~25歳、約20~25歳、約25~30歳、約30~35歳、約35~40歳、約40~45歳、約45~50歳、約50~55歳、約55~60歳、約60~65歳、約65~70歳、約70~75歳、または75歳超である、および/またはそのような年齢であるために選択され得る。
ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、女性である、または女性であるために選択され得る。いくつかの実施形態では、患者は、女性であり、非授乳中であり、非妊娠中であるために選択され得る。
ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、男性である、または男性であるために選択され得る。
ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、睡眠障害を併発していない、および/または睡眠障害を併発していないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、安定した治療が行われている、軽度の睡眠時無呼吸症候群(<15回/時未満)または軽から中度睡眠時無呼吸症候群(<30回/時)以外の睡眠障害を併発していない、および/またはそのような睡眠障害を併発していないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、EDSを引き起こす可能性のある臨床的に重要な疾患がない、および/またはそのような疾患がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、臨床的に重要な精神疾患がない、および/またはそのような疾患がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、ナルコレプシーに起因しないあらゆる種類のうつ病がない、および/またはそのようなうつ病がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、ナルコレプシーに起因しないうつ病による眠気がない、および/またはそのような眠気がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、感情障害がない、および/または感情障害がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、精神障害がない、および/または精神障害がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、脳機能障害がない、および/または脳機能障害がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、運動障害がない、および/または運動障害がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、認知症がない、および/または認知症がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、運動ニューロン疾患がない、および/または運動ニューロン疾患がないために選択され得る。
ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、オキシベートナトリウムを同時に摂取することができない場合がある。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、興奮剤を同時に摂取することができない場合がある。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、抗痙攣剤を同時に摂取することができない場合がある。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、クロニジンを同時に摂取することができない場合がある。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、選択的セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI)を同時に摂取することができない場合がある。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、セロトニン・ノルエピネフリン再取込阻害剤(SNRI)を同時に摂取することができない場合がある。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、モノアミン酸化酵素阻害剤(MAOI)を同時に摂取することができない場合がある。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、三環系抗うつ剤(TCA)を同時に摂取することができない場合がある。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、催眠剤を同時に摂取することができない場合がある。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、抗不安剤を同時に摂取することができない場合がある。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、鎮静作用のある抗ヒスタミン剤を同時に摂取することができない場合がある。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、抗精神病薬を同時に摂取することができない場合がある。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、ナルコレプシーまたはカタプレキシーの治療のための他の医薬を同時に摂取することができない場合がある。
ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、神経変性疾患がない、および/または神経変性疾患がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、発作性障害がない、および/または発作性障害がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、けいれん性障害がない、および/またはけいれん性障害がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、過去5年以内に、癌(基底細胞癌の可能性を除く)の診断をされていない、および/またはそのような診断をされていないために選択され得る。
ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、ビリルビン値が正常値上限の2倍超でない、および/または正常値上限の2倍超でないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、アラニンアミノトランスフェラーゼ値が正常値上限の2倍超でない、および/または正常値上限の2倍超でないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ値が正常値上限の2倍超でない、および/または正常値上限の2倍超でないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、アルカリフォスファターゼ値が正常値上限の2倍超でないる、および/または正常値上限の2倍超でないために選択され得る。
ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、臨床的に重要な高血圧症がない、および/または臨床的に重要な高血圧症がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、非制御性高血圧がない、および/または非制御性高血圧がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、心血管疾患の病歴がない、および/または心血管疾患の病歴がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、心筋梗塞がない、および/または心筋梗塞がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、狭心症がない、および/または狭心症がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、不整脈がない、および/または不整脈がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、心不全がない、および/または心不全がないために選択され得る。
ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、狭角緑内障の病歴がない、および/または狭角緑内障の病歴がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、胃ろうがない、および/または胃ろうがないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、薬物の吸収に影響を及ぼすと予想されるであろうあらゆる状態がない、および/またはそのような状態がないために選択され得る。
ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、頭痛がない、および/または頭痛がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、うつ病がない、および/またはうつ病がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、大うつ病がない、および/または大うつ病がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、治療抵抗性うつ病がない、および/または治療抵抗性うつ病がないために選択され得る。
ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、治療抵抗性の双極性うつ病がない、および/または治療抵抗性の双極性うつ病がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、双極性障害がない、および/または双極性障害がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、気分循環症がない、および/または気分循環症がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、季節性情動障害がない、および/または季節性情動障害がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、気分障害がない、および/または気分障害がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、慢性うつ病(たとえば、気分変調)がない、および/または慢性うつ病がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、精神病性うつ病がない、および/または精神病性うつ病がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、精神病エピソードの病歴がない、および/または精神病エピソードの病歴がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、自傷行為、自殺、他者への攻撃性等の重大な危険がない、および/またはそのような危険がないために選択され得る。
ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、産後うつ病がない、および/または産後うつ病がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、月経前不快気分障害(PMDD)がない、および/またはPMDDがないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、状況性うつ病がない、および/または状況性うつ病がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、非定型うつ病がない、および/または非定型うつ病がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、躁病がない、および/または躁病がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、不安障害がない、および/または不安障害がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、注意欠陥障害(ADD)がない、および/またはADDがないために選択され得る。
ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、多動性注意欠陥障害(ADDH)がない、および/またはADDHがないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、注意欠陥/多動性障害(AD/HD)がない、および/またはAD/HDがないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、躁状態でない、および/または躁状態でないために選択され得る。および/またはAD/HDがないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、強迫性障害がない、および/または強迫性障害がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、過食症でない、および/または過食症でないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、肥満もしくは体重増加でない、および/または肥満もしくは体重増加でないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、慢性疲労症候群でない、および/または慢性疲労症候群でないために選択され得る。
ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、月経前症候群でない、および/または月経前症候群でないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、薬物依存もしくは乱用していない、および/または薬物依存もしくは乱用していないでないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、ニコチン中毒でない、および/またはニコチン中毒でないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、心理的性機能障害がない、および/または心理的性機能障害がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、情動調節障害がない、および/または情動調節障害がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、情緒不安がない、および/または情緒不安がないために選択され得る。
ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、不安障害がない、および/または不安障害がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、恐怖症がない、および/または恐怖症がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、全般性不安障害がない、および/または全般性不安障害がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、社交不安障害がない、および/または社交不安障害がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、パニック障害がない、および/またはパニック障害がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、広場恐怖症がない、および/または広場恐怖症がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、強迫性障害がない、および/または強迫性障害がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、心的外傷後ストレス障害(PTSD)がない、および/またはPTSDがないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、躁病がない、および/または躁病がないために選択され得る。
ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、躁うつ病がない、および/または躁うつ病がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、軽躁病がない、および/または軽躁病がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、単極性うつ病がない、および/または単極性うつ病がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、ストレス障害がない、および/またはストレス障害がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、身体表現性障害がない、および/または身体表現性障害がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、人格障害がない、および/または人格障害がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、精神病がない、および/または精神病がないために選択され得る。
ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、統合失調症がない、および/または統合失調症がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、妄想性障害がない、および/または妄想性障害がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、統合失調性感情障害がない、および/または統合失調性感情障害がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、統合失調症傾向がない、および/または統合失調症傾向がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、攻撃性がない、および/または攻撃性がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、アルツハイマー病による攻撃性がない、および/またはアルツハイマー病による攻撃性がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、興奮がない、および/または興奮がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、アルツハイマー病による興奮がない、および/またはアルツハイマー病による興奮がないために選択され得る。
ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、薬物依存症がない、および/または薬物依存症がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、コカイン中毒がない、および/またはコカイン中毒がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、覚醒剤中毒もしくは依存症がない、および/または覚醒剤中毒もしくは依存症がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、クラック中毒もしくは依存症がない、および/またはクラック中毒もしくは依存症がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、コカイン中毒もしくは依存症がない、および/またはコカイン中毒もしくは依存症がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、スピード中毒もしくは依存症がない、および/またはスピード中毒もしくは依存症がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、メタンフェタミン中毒もしくは依存症がない、および/またはメタンフェタミン中毒もしくは依存症がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、ニコチン中毒もしくは依存症がない、および/またはニコチン中毒もしくは依存症がないために選択され得る。
ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、アルコール中毒もしくは依存症がない、および/またはアルコール中毒もしくは依存症がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、オピオイド中毒もしくは依存症がない、および/またはオピオイド中毒もしくは依存症がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、抗不安薬および/もしくは催眠薬中毒もしくは依存症がない、および/または抗不安薬および/もしくは催眠薬中毒もしくは依存症がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、大麻(マリファナ)中毒もしくは依存症がない、および/または大麻(マリファナ)中毒もしくは依存症がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、アンフェタミン中毒もしくは依存症がない、および/またはアンフェタミン中毒もしくは依存症がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、幻覚剤中毒もしくは依存症がない、および/または幻覚剤中毒もしくは依存症がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、フェンシクリジン中毒もしくは依存症がない、および/またはフェンシクリジン中毒もしくは依存症がないために選択され得る。
ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、揮発性溶剤中毒もしくは依存症がない、および/または揮発性溶剤中毒もしくは依存症がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、揮発性亜硝酸塩中毒もしくは依存症がない、および/または揮発性亜硝酸塩中毒もしくは依存症がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、老人性認知症がない、および/または老人性認知症がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、アルツハイマー型認知症がない、および/またはアルツハイマー型認知症がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、記憶喪失がない、および/または記憶喪失がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、健忘/健忘症候群でない、および/または健忘/健忘症候群でないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、てんかんがない、および/またはてんかんがないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、意識障害がない、および/または意識障害がないために選択され得る。
ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、昏睡状態でない、および/または昏睡状態でないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、注意力低下がない、および/または注意力低下がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、言語障害がない、および/または言語障害がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、声帯痙攣がない、および/または声帯痙攣がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、パーキンソン病がない、および/またはパーキンソン病がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、レノックス・ガストー症候群でない、および/またはレノックス・ガストー症候群でないために選択され得る。
ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、自閉症でない、および/または自閉症でないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、多動症候群でない、および/または多動症候群でないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、統合失調症でない、および/または統合失調症でないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、卒中がない、および/または卒中がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、脳梗塞がない、および/または脳梗塞がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、脳出血がない、および/または脳出血がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、脳動脈硬化症がない、および/または脳動脈硬化症がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、脳静脈血栓症がない、および/または脳静脈血栓症がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、頭部外傷がない、および/または頭部外傷がないために選択され得る。
ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、無動症がない、および/または無動症がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、アテトーシスがない、および/またはアテトーシスがないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、運動失調症がない、および/または運動失調症がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、バリズムがない、および/またはバリズムがないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、片側バリズムがない、および/または片側バリズムがないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、動作緩慢でない、および/または動作緩慢でないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、脳性麻痺がない、および/または脳性麻痺がないために選択され得る。
ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、舞踏病がない、および/または舞踏病がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、ハンチントン病がない、および/またはハンチントン病がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、リウマチ性舞踏病がない、および/またはリウマチ性舞踏病がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、シデナム舞踏病がない、および/またはシデナム舞踏病がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、運動障害がない、および/または運動障害がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、遅発性ジスキネジアがない、および/または遅発性ジスキネジアがないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、ジストニアがない、および/またはジストニアがないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、眼瞼けいれんがない、および/または眼瞼けいれんがないために選択され得る。
ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、痙性斜頸がない、および/または痙性斜頸がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、ドーパミン応答性ジストニアがない、および/またはドーパミン応答性ジストニアがないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、レストレスレッグス症候群(RLS)でない、および/またはRLSでないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、振戦がない、および/または振戦がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、本態性振戦がない、および/または本態性振戦がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、トゥレット症候群でない、および/またはトゥレット症候群でないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、ウィルソン病がない、および/またはウィルソン病がないために選択され得る。
ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、血管性認知症がない、および/またはウィルソン病がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、レビー小体型認知症がない、および/またはレビー小体型認知症がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、混合型認知症がない、および/または混合型認知症がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、前頭側頭型認知症がない、および/または混合型認知症がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、クロイツフェルト・ヤコブ病がない、および/またはクロイツフェルト・ヤコブ病がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、正常圧水頭症がない、および/または正常圧水頭症がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、ウェルニッケ・コルサコフ症候群でない、および/またはウェルニッケ・コルサコフ症候群でないために選択され得る。
ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、ピック病がない、および/またはピック病がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、進行性球麻痺がない、および/または進行性球麻痺がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、原発性側索硬化症(PLS)がない、および/またはPLSがないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、進行性筋萎縮症がない、および/またはPLSがないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、ポリオ後症候群(PPS)がない、および/またはPPSがないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、脊髄性筋萎縮症(SMA)がない、および/またはSMAがないために選択され得る。
ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、脊髄性運動萎縮症がない、および/または脊髄性運動萎縮症がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、テイ・ザック病がない、および/またはテイ・ザック病がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、サンドフ病がない、および/またはサンドフ病がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、遺伝性痙性対麻痺がない、および/または遺伝性痙性対麻痺がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、アルツハイマー病がない、および/またはアルツハイマー病がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、プリオン関連疾患がない、および/またはプリオン関連疾患がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、小脳失調症がない、および/または小脳失調症がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、脊髄小脳失調症(SCA)がない、および/またはSCAがないために選択され得る。
ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、脊髄性筋萎縮症(SMA)がない、および/またはSMAがないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、延髄性筋萎縮症がない、および/または延髄性筋萎縮症がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、フリードリヒ運動失調症がない、および/またはフリードリヒ運動失調症がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、レビー小体病がない、および/またはレビー小体病がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、筋萎縮性側索硬化症(ALSまたはルー・ゲーリック病)がない、および/または筋萎縮性側索硬化症がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、多発性硬化症(MS)がない、および/またはMSがないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、多系統萎縮症がない、および/または多系統萎縮症がないために選択され得る。
ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、シャイ・ドレーガー症候群がない、および/またはシャイ・ドレーガー症候群がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、皮質基底核変性症がない、および/または皮質基底核変性症がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、進行性核上性麻痺がない、および/または進行性核上性麻痺がないために選択され得る。
ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、ウィルソン病がない、および/またはウィルソン病がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、メンケス病病がない、および/またはメンケス病がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、副腎白質ジストロフィーがない、および/または副腎白質ジストロフィーがないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、皮質下梗塞および白質脳症を伴う常染色体優性脳動脈症(CADASIL)がない、および/またはCADASILがないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、筋ジストロフィーがない、および/または筋ジストロフィーがないために選択され得る。
ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、シャルコー・マリー・トゥース病(CMT)がない、および/またはCMTがないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、家族性痙性対麻痺)がない、および/または家族性痙性対麻痺がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、神経線維腫症がない、および/または神経線維腫症がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、小脳萎縮症もしくは変性症がない、および/または小脳萎縮症もしくは変性症がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、線条体黒質変性症がない、および/または線条体黒質変性症がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、ギラン・バレー症候群がない、および/またはギラン・バレー症候群がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、痙性麻痺がない、および/または痙性麻痺がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、てんかん発作がない、および/またはてんかん発作がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、非てんかん発作がない、および/または非てんかん発作がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、てんかんがない、および/またはてんかんがないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、熱性けいれんがない、および/または熱性けいれんがないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、部分発作がない、および/または部分発作がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、単純部分発作がない、および/または単純部分発作がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、ジャクソン発作がない、および/またはジャクソン発作がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、複雑部分発作がない、および/または複雑部分発作がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、持続性部分てんかんがない、および/または持続性部分てんかんがないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、全身性発作がない、および/または全身性発作がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、全身性強直性間代性発作がない、および/または全身性強直性間代性発作がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、欠神発作がない、および/または欠神発作がないために選択され得る。
ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、アトニック発作がない、および/またはアトニック発作がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、ミオクローヌス発作がない、および/またはミオクローヌス発作がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、若年性ミオクローヌス発作がない、および/または若年性ミオクローヌス発作がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、点頭てんかんがない、および/または点頭てんかんがないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、てんかん重積症がない、および/またはてんかん重積症がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、レット症候群がない、および/またはレット症候群がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、耳鳴症がない、および/または耳鳴症がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、意識障害の乱れがない、および/または意識障害の乱れがないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、性機能障害がない、および/または性機能障害がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、制御不能な喉頭筋の痙攣による発声障害がない、および/またはそのような発声障害がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、外転筋痙攣性発声障害がない、および/または外転筋痙攣性発声障害がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、内転筋痙攣性発声障害がない、および/または内転筋痙攣性発声障害がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、筋緊張性発声障害がない、および/または筋緊張性発声障害がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、声帯振戦がない、および/または声帯振戦がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、糖尿病性神経障害がない、および/または糖尿病性神経障害がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、化学療法誘導神経毒性がない、および/または化学療法誘導神経毒性がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、メトトレキサート神経毒性がない、および/またはメトトレキサート神経毒性がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、緊張性尿失禁がない、および/または緊張性尿失禁がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、切迫性尿失禁がない、および/または切迫性尿失禁がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、便失禁がない、および/または便失禁がないために選択され得る。ナルコレプシー(たとえば、カタプレキシーおよび/またはEDSを伴う)のためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、勃起不全がない、および/または勃起不全がないために選択され得る。
カタプレキシーとは、患者が起きているときに突然筋緊張が低下または喪失することをいい、まぶた、頭の下がり具合、顔のたるみおよび/または痙攣、言語の乱れ、あごの脱力、腕、肩または手の脱力、および/または膝の屈伸等、体の特定の部分や全身に影響を及ぼすことがある。カタプレキシーは、ナルコレプシーの病因となる場合がある。カタプレキシーは、笑い、高揚感、驚き、怒り等の強い感情が引き金となることがある。カタプレキシーは、約75%の症例において、部分的または局所的に発生し、通常持続期間は短い。カタプレキシーの発生頻度には、大きな差がある。カタプレキシーを伴うナルコレプシーは、社会的に無力かつ孤立した状態にさせることがある。
レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、CNSのヒポクレチン(オレキシン)産生ニューロン欠損をもたらす自己免疫障害である、カタプレキシーを伴うナルコレプシー(1型)を有する、および/または有するために選択され得る。ヒポクレチン(オレキシン)は、視床下部に特異的に存在する、神経興奮作用のあるペプチドである。カタプレキシーを伴うナルコレプシーのためにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者は、ヒト白血球抗原(HLADQB1/06:02)および/またはT細胞受容体アルファバリアントを含む特定の遺伝子マーカーを持つ素因がある個体であり、そのような個体であるために選択され得る。レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、ヒポクレチン神経細胞欠損に関連するナルコレプシーがない、またはそのようなナルコレプシーがないために選択され得る。レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤で治療を受ける患者の一部は、遺伝的素因のある個人において、季節性連鎖状球菌感染症、H1N1インフルエンザ、および/またはH1N1ワクチン接種によって誘発されるナルコレプシーがない、またはそのようなナルコレプシーがないために選択され得る。
既存のナルコレプシーの治療法は、症状の一部にしか対応しておらず、効果にばらつきがあり、副作用も大きい。また、既存の治療法は、すべて規制薬物によるものである。
FDAによると、「患者の日常機能を向上させるためには、さらに効果的で許容できる治療法の選択肢が引き続き必要である」としている(The Voice of the Patient, A series of reports from the U.S. Food and Drug Administration’s (FDA’s) Patient-Focused Drug Development Initiative, Narcolepsy, June 2014. p.25)。
いくつかの実施形態では、レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤の投与により、たとえば、ベースライン、プラセボ、または他の適切な対照(興奮剤(メチルフェニデート、アンフェタミン等)、モダファニル、アルモダファニル、オキシビン酸ナトリウム、三環系抗うつ剤、選択的セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI)、選択的ノルエピネフリン再取り込み阻害剤(SNRI)等の活性対照を含む)と比較して、昼間の眠気が、少なくとも約1%、少なくとも約5%、少なくとも約10%、少なくとも約20%、少なくとも約30%、少なくとも約40%、少なくとも約50%、少なくとも約60%、少なくとも約70%、少なくとも約80%、少なくとも約90%、約1~5%、約5~10%、約10~20%、約20~30%、約30~40%、約40~50%、約50~60%、約60~70%、約70~80%、約80~90%、約90~100%、約1~25%、約25~50%、約50~75%、または約75~100%、減少し得る。この改善は、たとえば、レボキセチンによる治療の1週間、2週間、全体、または1カ月間、6カ月間、1年、2年間等の任意の他の関連する時間で観察され得る。
いくつかの実施形態では、レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤の投与により、たとえば、ベースライン、プラセボ、または他の適切な対照(興奮剤(メチルフェニデート、アンフェタミン等)、モダファニル、アルモダファニル、オキシビン酸ナトリウム、三環系抗うつ剤、SSRI、SNRI等の活性対照を含む)と比較して、カタプレキシーが、少なくとも約1%、少なくとも約5%、少なくとも約10%、少なくとも約20%、少なくとも約30%、少なくとも約40%、少なくとも約50%、少なくとも約60%、少なくとも約70%、少なくとも約80%、少なくとも約90%、約1~5%、約5~10%、約10~20%、約20~30%、約30~40%、約40~50%、約50~60%、約60~70%、約70~80%、約80~90%、約90~100%、約1~25%、約25~50%、約50~75%、または約75~100%、減少し得る。この改善は、たとえば、レボキセチンによる治療の1週間、2週間、全体、または1カ月間、6カ月間、1年、2年間等の任意の他の関連する時間で観察され得る。
いくつかの実施形態では、レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤の投与により、たとえば、ベースライン、プラセボ、または他の適切な対照(興奮剤(メチルフェニデート、アンフェタミン等)、モダファニル、アルモダファニル、オキシビン酸ナトリウム、三環系抗うつ剤、SSRI、SNRI等の活性対照を含む)と比較して、部分的なカタプレキシー発作の回数が、少なくとも約10%、少なくとも約20%、少なくとも約30%、少なくとも約40%、少なくとも約50%、少なくとも約60%、少なくとも約70%、少なくとも約80%、少なくとも約90%、少なくとも約95%、約1~10%、約10~20%、約20~30%、約30~40%、約40~50%、約40~45%、約45~50%、約50~60%、約60~70%、約70~80%,約80~90%、約90~100%、約1~25%、約25~50%、約50~75%、または約75~100%、少なくとも週に約1回、少なくとも週に約2回、少なくとも週に約3回、少なくとも週に約4回、少なくとも週に約5回、少なくとも週に約6回、少なくとも週に約7回、少なくとも週に約8回、少なくとも週に約9回、少なくとも週に約10回、少なくとも週に約12回、少なくとも週に約13回、少なくとも週に14回、少なくとも週に約15回、少なくとも週に約16回、少なくとも週に約18回、少なくとも週に約20回、少なくとも週に約22回、少なくとも週に約24回、少なくとも週に約26回、少なくとも週に約28回、少なくとも週に約30回、少なくとも週に約40回、少なくとも週に約50回、週に約1~2回、週に約2~3回、週に約3~4回、週に約4~5回、週に約5~6回、週に約6~7回、週に約7~8回。週に約8~9回、週に約9~10回、週に約10~11回、週に約11~12回、週に約12~13回、週に約13~14回、週に約14~15回、週に約15~16回、週に約16~17回、週に約17~18回、週に約18~19回、週に約19~20回、週に約1~10回、週に約10~20回、週に約20~30回、週に約30~40回、週に約40~50回、週に約50~60回、またはそれ以上、減少し得る。この改善は、たとえば、レボキセチンによる治療の1週間、2週間、全体、または1カ月間、6カ月間、1年、2年間等の任意の他の関連する時間で観察され得る。レボキセチンの治療でのこの改善は、プラセボの投与と比較して統計的に有意であり得る(p≦0.05)。この改善は迅速であり得る。たとえば、ヒトにおけるレボキセチンでの治療の1週間以内で、カタプレキシー発作の減少の平均は、少なくとも少なくとも約10%、約10~20%、約20~0%、約30~40%、約40~50%、約40~45%、約45~50%、または約50~60%であり得る。
いくつかの実施形態では、レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤の投与により、たとえば、ベースライン、プラセボ、または他の適切な対照(興奮剤(メチルフェニデート、アンフェタミン等)、モダファニル、アルモダファニル、オキシビン酸ナトリウム、三環系抗うつ剤、SSRI、SNRI等の活性対照を含む)と比較して、完全なカタプレキシー発作の回数が、少なくとも約10%、少なくとも約20%、少なくとも約30%、少なくとも約40%、少なくとも約50%、少なくとも約60%、少なくとも約70%、少なくとも約80%、少なくとも約90%、少なくとも約95%、約1~10%、約10~20%、約20~30%、約30~40%、約40~50%、約40~45%、約45~50%、約50~60%、約60~70%、約70~80%,約80~90%、約90~100%、約1~25%、約25~50%、約50~75%、または約75~100%、少なくとも週に約1回、少なくとも週に約2回、少なくとも週に約3回、少なくとも週に約4回、少なくとも週に約5回、少なくとも週に約6回、少なくとも週に約7回、少なくとも週に約8回、少なくとも週に約9回、少なくとも週に約10回、少なくとも週に約12回、少なくとも週に約13回、少なくとも週に14回、少なくとも週に約15回、少なくとも週に約16回、少なくとも週に約18回、少なくとも週に約20回、少なくとも週に約22回、少なくとも週に約24回、少なくとも週に約26回、少なくとも週に約28回、少なくとも週に約30回、少なくとも週に約40回、少なくとも週に約50回、週に約1~2回、週に約2~3回、週に約3~4回、週に約4~5回、週に約5~6回、週に約6~7回、週に約7~8回。週に約8~9回、週に約9~10回、週に約10~11回、週に約11~12回、週に約12~13回、週に約13~14回、週に約14~15回、週に約15~16回、週に約16~17回、週に約17~18回、週に約18~19回、週に約19~20回、週に約1~10回、週に約10~20回、週に約20~30回、週に約30~40回、週に約40~50回、週に約50~60回、またはそれ以上、減少し得る。この改善は、たとえば、レボキセチンによる治療の1週間、2週間、全体、または1カ月間、6カ月間、1年、2年間等の任意の他の関連する時間で観察され得る。レボキセチンの治療でのこの改善は、プラセボの投与と比較して統計的に有意であり得る(p≦0.05)。この改善は迅速であり得る。たとえば、ヒトにおけるレボキセチンでの治療の1週間以内で、カタプレキシー発作の減少の平均は、少なくとも少なくとも約10%、約10~20%、約20~0%、約30~40%、約40~50%、約40~45%、約45~50%、または約50~60%であり得る。
いくつかの実施形態では、レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤の投与により、たとえば、ベースライン、プラセボ、または他の適切な対照(興奮剤(メチルフェニデート、アンフェタミン等)、モダファニル、アルモダファニル、オキシビン酸ナトリウム、三環系抗うつ剤、SSRI、SNRI等の活性対照を含む)と比較して、カタプレキシー発作の回数の合計(部分的+完全)が、少なくとも約10%、少なくとも約20%、少なくとも約30%、少なくとも約40%、少なくとも約50%、少なくとも約60%、少なくとも約70%、少なくとも約80%、少なくとも約90%、少なくとも約95%、約1~10%、約10~20%、約20~30%、約30~40%、約40~50%、約40~45%、約45~50%、約50~60%、約60~70%、約70~80%,約80~90%、約90~100%、約1~25%、約25~50%、約50~75%、約75~100%、約40~60%、少なくとも週に約1回、少なくとも週に約2回、少なくとも週に約3回、少なくとも週に約4回、少なくとも週に約5回、少なくとも週に約6回、少なくとも週に約7回、少なくとも週に約8回、少なくとも週に約9回、少なくとも週に約10回、少なくとも週に約12回、少なくとも週に約13回、少なくとも週に14回、少なくとも週に約15回、少なくとも週に約16回、少なくとも週に約18回、少なくとも週に約20回、少なくとも週に約22回、少なくとも週に約24回、少なくとも週に約26回、少なくとも週に約28回、少なくとも週に約30回、少なくとも週に約40回、少なくとも週に約50回、少なくとも週に約60回、少なくとも週に約70回、少なくとも週に約80回、少なくとも週に約90回、少なくとも週に約100回、少なくとも週に約110回、少なくとも週に約120回、少なくとも週に約130回、少なくとも週に約140回、週に約10~20回、週に約12~18回、週に約14~16回、週に約1~2回、週に約2~3回、週に約3~4回、週に約4~5回、週に約5~6回、週に約6~7回、週に約7~8回。週に約8~9回、週に約9~10回、週に約10~11回、週に約11~12回、週に約12~13回、週に約13~14回、週に約14~15回、週に約15~16回、週に約16~17回、週に約17~18回、週に約18~19回、週に約19~20回、週に約1~10回、週に約10~20回、週に約20~30回、週に約30~40回、週に約40~50回、週に約50~60回、週に約60~70回、週に約70~80回、週に約80~90回、週に約90~100回、週に約100~120回、週に約120~140回、またはそれ以上、減少し得る。この改善は、たとえば、レボキセチンによる治療の1週間、2週間、全体、または1カ月間、6カ月間、1年、2年間等の任意の他の関連する時間で観察され得る。レボキセチンの治療でのこの改善は、プラセボの投与と比較して統計的に有意であり得る(p≦0.05)。この改善は迅速であり得る。たとえば、ヒトにおけるレボキセチンでの治療の1週間以内で、カタプレキシー発作の減少の平均は、少なくとも少なくとも約10%、約10~20%、約20~0%、約30~40%、約40~50%、約40~45%、約45~50%、または約50~60%であり得る。
いくつかの実施形態では、、レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤の投与により、たとえば、ベースライン、プラセボ、または他の適切な対照(興奮剤(メチルフェニデート、アンフェタミン等)、モダファニル、アルモダファニル、オキシビン酸ナトリウム、三環系抗うつ剤、SSRI、SNRI等の活性対照を含む)と比較して、50%以上、すなわち、約40~50%、約50~60%、約50~55%、55~60%、約60~70%、約60~95%、約70~80%、約70~75%、約75~80%、または約74~78%の1週間のカタプレキシー発作の回数の減少を達成する患者の割合をもたらし得る。この改善は、たとえば、レボキセチンによる治療の1週間、2週間、全体、または1カ月間、6カ月間、1年、2年間等の任意の他の関連する時間で観察され得る。レボキセチンの治療でのこの改善は、プラセボの投与と比較して統計的に有意であり得る(p≦0.05)。
いくつかの実施形態では、、レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤の投与により、たとえば、ベースライン、プラセボ、または他の適切な対照(興奮剤(メチルフェニデート、アンフェタミン等)、モダファニル、アルモダファニル、オキシビン酸ナトリウム、三環系抗うつ剤、SSRI、SNRI等の活性対照を含む)と比較して、75以上、すなわち、約15~20%、約20~30%、約20~25%、約25~30%、約30~40%、約40~50%、約40~45%、約45~50%、約50~60%、約60~70%、約60~95%、または約70~80%の1週間のカタプレキシー発作の回数の減少を達成する患者の割合をもたらし得る。この改善は、たとえば、レボキセチンによる治療の1週間、2週間、全体、または1カ月間、6カ月間、1年、2年間等の任意の他の関連する時間で観察され得る。レボキセチンの治療でのこの改善は、プラセボの投与と比較して統計的に有意であり得る(p≦0.05)。
いくつかの実施形態では、、レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤の投与により、たとえば、ベースライン、プラセボ、または他の適切な対照(興奮剤(メチルフェニデート、アンフェタミン等)、モダファニル、アルモダファニル、オキシビン酸ナトリウム、三環系抗うつ剤、SSRI、SNRI等の活性対照を含む)と比較して、のエプワース眠気尺度(ESS)スコア、少なくとも約10%、少なくとも約20%、少なくとも約30%、少なくとも約40%、少なくとも約50%、少なくとも約60%、少なくとも約70%、少なくとも約80%、少なくとも約90%、少なくとも約95%、約1~10%、約10~20%、約20~30%、約30~40%、約40~50%、約50~60%、約60~70%、約70~80%、約80~90%、約90~100%、約1~25%、約25~50%、約50~75%、または約75~100%、少なくとも約1、少なくとも約2、少なくとも約3、少なくとも約4、少なくとも約5、少なくとも約6、少なくとも約7、少なくとも約8、少なくとも約9、少なくとも約10.少なくとも約11、少なくとも約12、少なくとも約13、少なくとも約14、少なくとも約15、少なくとも約16、少なくとも約17、少なくとも約18、少なくとも約19、少なくとも約20、少なくとも約21、少なくとも約22、少なくとも約23、約24、約1~2、約2~3、約3~4、約4~5、約5~6、約6~7。約7~8、約8~9、約9~10、約10~11、約11~12、約12~13、約13~14、約14~15、約15~16、約16~17、約17~18、約18~19、約19~20、約20~21、約21~22、約22~23、約23~24、約1~4、約4~8、約8~12、約12~16、約16~20、約20~24、約1~12、または約12~24減少し得る。この改善は、たとえば、レボキセチンによる治療の1週間、2週間、全体、または1カ月間、6カ月間、1年、2年間等の任意の他の関連する時間で観察され得る。レボキセチンの治療でのこの改善は、プラセボの投与と比較して、p値が≦0.05、0.01~0.05、<0.01、0.005~0.01、0.001~0.005、または約0.003であり、統計的に有意であり得る。
いくつかの実施形態では、、レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤の投与により、たとえば、ベースライン、プラセボ、または他の適切な対照(興奮剤(メチルフェニデート、アンフェタミン等)、モダファニル、アルモダファニル、オキシビン酸ナトリウム、三環系抗うつ剤、SSRI、SNRI等の活性対照を含む)と比較して、1週間の意図しない居眠りの回数が、少なくとも約少なくとも約10%、少なくとも約20%、少なくとも約30%、少なくとも約40%、少なくとも約50%、少なくとも約60%、少なくとも約70%、少なくとも約80%、少なくとも約90%、少なくとも約95%、約1~10%、約10~20%、約20~30%、約30~40%、約40~50%、約50~60%、約60~70%、約70~80%、約80~90%、約90~100%、約1~25%、約25~50%、約50~75%、約75~100%、約20~40%、約30~35%、または約30~33%、少なくとも週に約1回、少なくとも週に約2回、少なくとも週に約3回、少なくとも週に約4回、少なくとも週に約5回、週に約1~3回、週に約2~4回、週に約3~4回、週に約3~5回、週に約4~6回、週に約5~6回減少し得る。この改善は、たとえば、レボキセチンによる治療の1週間、2週間、全体、または1カ月間、6カ月間、1年、2年間等の任意の他の関連する時間で観察され得る。レボキセチンの治療でのこの改善は、プラセボの投与と比較して、p値が≦0.05、0.03~0.05、0.01~0.05、<0.01、0.005~0.01、0.001~0.005、約0.003、または<0.001であり、統計的に有意であり得る。患者は、ナルコレプシー(カタプレキシーを伴う、または伴わない)に関連する意図しない居眠り等の意図しない居眠りの問題を有することに基づき、治療のために選択され得る。
いくつかの実施形態では、、レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤の投与により、たとえば、ベースライン、プラセボ、または他の適切な対照(興奮剤(メチルフェニデート、アンフェタミン等)、モダファニル、アルモダファニル、オキシビン酸ナトリウム、三環系抗うつ剤、SSRI、SNRI等の活性対照を含む)と比較して、50%以上、すなわち、約15~20%、約20~30%、約30~40%、約30~35%、約35~40%、約40~50%、約50~60%、約60~70%、または約70~80%の1週間の意図しない居眠りの回数の減少を達成する患者の割合をもたらし得る。この改善は、たとえば、レボキセチンによる治療の1週間、2週間、全体、または1カ月間、6カ月間、1年、2年間等の任意の他の関連する時間で観察され得る。レボキセチンの治療でのこの改善は、プラセボの投与と比較して統計的に有意であり得る(p≦0.05)。
いくつかの実施形態では、、レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤の投与により、たとえば、ベースライン、プラセボ、または他の適切な対照(興奮剤(メチルフェニデート、アンフェタミン等)、モダファニル、アルモダファニル、オキシビン酸ナトリウム、三環系抗うつ剤、SSRI、SNRI等の活性対照を含む)と比較して、覚醒維持テスト(MWT)スコアが、少なくとも約10%、少なくとも約20%、少なくとも約30%、少なくとも約40%、少なくとも約50%、少なくとも約60%、少なくとも約70%、少なくとも約80%、少なくとも約90%、少なくとも約95%、約1~10%、約10~20%、約20~30%、約30~40%、約40~50%、約50~60%、約60~70%、約70~80%、約80~90%、約90~100%、約1~25%、約25~50%、約50~75%、または約75~100%、少なくとも約1分、少なくとも約2分、少なくとも約3分、少なくとも約4分、少なくとも約5分、少なくとも約6分、少なくとも約7分、少なくとも約8分、少なくとも約9分、少なくとも約10分、少なくとも約11分、少なくとも約12分、少なくとも約13分。少なくとも約14分、少なくとも約15分、少なくとも約16分、少なくとも約17分、少なくとも約18分、少なくとも約19分、少なくとも約20分、約1~2分、約2~3分、約3~4分、約4~5分、約5~6分、約6~7分、約7~8分、約8~9分、約9~10分、約10~11分、約11~12分、約12~13分、約13~14分、約12~13分、約13~14分、約14~15分、約15~16分、約16~17分、約17~18分、約18~19分、約19~20分、約20~21分、約21~22分、約22~23分、約23~24分、約24~26分、約1~4分、約4~8分、約8~12分、約12~16分、約16~20分、約1~10分、または約10~20分、減少し得る。この改善は、たとえば、レボキセチンによる治療の1週間、2週間、全体、または1カ月間、6カ月間、1年、2年間等の任意の他の関連する時間で観察され得る。
いくつかの実施形態では、レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤の投与により、NSAQの集中力の項目により測定される認知機能を、たとえば、1週間または2週間にわたって改善し得る。たとえば、5点スケール(1=非常に良い、2=良い、3=平均的な、4=乏しい、5=非常に乏しい)の集中力スコアの改善は、たとえば、ベースライン、プラセボ、または他の適切な対照(興奮剤(メチルフェニデート、アンフェタミン等)、モダファニル、アルモダファニル、オキシビン酸ナトリウム、三環系抗うつ剤、SSRI、SNRI等の活性対照を含む)と比較して、少なくとも約-0.1、少なくとも約-0.2、少なくとも約-0.3、約-0.05~約-0.5、約-0.05~約-0.2、約-0.2~約-0.3、約0.3~約-0.4、約-0.4~約-0.5、約-0.5~-0.6、約-0.6~約-0.7、または約-0.7~約-0.8であり得、「-」は集中力スコアの減少を表す。いくつかの実施形態では、「非常に良い」または「良い」集中力を有する患者の数は、たとえば、ベースライン、プラセボ、または他の適切な対照(興奮剤(メチルフェニデート、アンフェタミン等)、モダファニル、アルモダファニル、オキシビン酸ナトリウム、三環系抗うつ剤、SSRI、SNRI等の活性対照を含む)と比較して、少なくとも約20%、少なくとも25%、少なくとも約30%、少なくとも約40%、少なくとも約50%、少なくとも約60%、少なくとも約70%、少なくとも約80%、少なくとも約90%、少なくとも約95%、約20~30%、約30~40%、約30~35%、約35~40%、約40~50%、約40~45%、約45~50%、約50~60%、約60~70%、約70~80%、約80~90%、約90~100%、約1~25%、約15~25%、約25~50%、約50~75%、または約75~100%、約40~60%、約35~40%、または約40~45%であり得る。この改善は、たとえば、レボキセチンによる治療の1週間、2週間、全体、または1カ月間、6カ月間、1年、2年間等の任意の他の関連する時間で観察され得る。レボキセチンの治療でのこの改善は、プラセボの投与と比較して、たとえば、p=0.01~0.05、<0.01、0.001~0.01、0.001~0.005、0.005~0.01、0.002または0.007であり、統計的に有意(p≦0.05)であり得る。患者は、ナルコレプシー(カタプレキシーを伴う、または伴わない)に関連する認知機能の低下等の認知機能の低下を有することに基づき、治療のために選択され得る。
いくつかの実施形態では、治療開始前に、ヒトは、「平均的な」、「乏しい」、または「非常に乏しい」集中力を有し、治療開始の1週間後に該ヒトは「良い」または「非常に良い」集中力を有する。
いくつかの実施形態では、治療開始前に、ヒトは、「平均的な」集中力を有し、治療開始の1週間後に該ヒトは「良い」集中力を有する。
いくつかの実施形態では、治療開始前に、ヒトは、「平均的な」集中力を有し、治療開始の1週間後に該ヒトは「非常に良い」集中力を有する。
いくつかの実施形態では、治療開始前に、ヒトは、「乏しい」集中力を有し、治療開始の1週間後に該ヒトは「良い」集中力を有する。
いくつかの実施形態では、治療開始前に、ヒトは、「乏しい」集中力を有し、治療開始の1週間後に該ヒトは「非常に良い」集中力を有する。
いくつかの実施形態では、治療開始前に、ヒトは、「非常に乏しい」集中力を有し、治療開始の1週間後に該ヒトは「良い」集中力を有する。
いくつかの実施形態では、治療開始前に、ヒトは、「非常に乏しい」集中力を有し、治療開始の1週間後に該ヒトは「非常に良い」集中力を有する。
いくつかの実施形態では、治療開始前に、ヒトは、「平均的な」、「乏しい」、または「非常に乏しい」集中力を有し、治療開始の2週間後に該ヒトは「良い」または「非常に良い」集中力を有する。
いくつかの実施形態では、治療開始前に、ヒトは、「平均的な」集中力を有し、治療開始の2週間後に該ヒトは「良い」集中力を有する。
いくつかの実施形態では、治療開始前に、ヒトは、「平均的な」集中力を有し、治療開始の2週間後に該ヒトは「非常に良い」集中力を有する。
いくつかの実施形態では、治療開始前に、ヒトは、「乏しい」集中力を有し、治療開始の2週間後に該ヒトは「良い」集中力を有する。
いくつかの実施形態では、治療開始前に、ヒトは、「乏しい」集中力を有し、治療開始の2週間後に該ヒトは「非常に良い」集中力を有する。
いくつかの実施形態では、治療開始前に、ヒトは、「非常に乏しい」集中力を有し、治療開始の2週間後に該ヒトは「良い」集中力を有する。
いくつかの実施形態では、治療開始前に、ヒトは、「非常に乏しい」集中力を有し、治療開始の2週間後に該ヒトは「非常に良い」集中力を有する。
いくつかの実施形態では、レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤の投与により、睡眠の質が改善し得る。たとえば、患者は睡眠の質の改善を報告し得る。いくつかの実施形態では、睡眠の質の改善を報告する患者の数は、たとえば、ベースライン、プラセボ、または他の適切な対照(興奮剤(メチルフェニデート、アンフェタミン等)、モダファニル、アルモダファニル、オキシビン酸ナトリウム、三環系抗うつ剤、SSRI、SNRI等の活性対照を含む)と比較して、少なくとも約20%、少なくとも約30%、少なくとも約40%、少なくとも約50%、少なくとも約60%、少なくとも約70%、少なくとも約80%、少なくとも約90%、少なくとも約95%、約20~30%、約30~40%、約40~50%、約50~60%、約60~70%、約70~80%、約80~90%、約90~100%、約1~25%、約25~50%、約50~75%、または約75~100%、約40~60%、約42~47%であり得る。いくつかの実施形態では、患者は、たとえば、ベースライン、プラセボ、または他の適切な対照(興奮剤(メチルフェニデート、アンフェタミン等)、モダファニル、アルモダファニル、オキシビン酸ナトリウム、三環系抗うつ剤、SSRI、SNRI等の活性対照を含む)と比較して、睡眠の質が、少なくとも約20%、少なくとも約30%、少なくとも約40%、少なくとも約50%、少なくとも約60%、少なくとも約70%、少なくとも約80%、少なくとも約90%、少なくとも約95%、約10~20%、約20~30%、約30~40%、約40~50%、約40~45%、約45~40%、約50~60%、約60~70%、約70~80%、約80~90%、約90~100%、約1~25%、約25~50%、約50~75%、または約75~100%、約40~60%、約42~47%、または約45%改善され得る。この改善は、たとえば、レボキセチンによる治療の1週間、2週間、全体、または1カ月間、6カ月間、1年、2年間等の任意の他の関連する時間で観察され得る。レボキセチンの治療でのこの改善は、プラセボの投与と比較して、たとえば、p=0.01~0.05、<0.01、0.001~0.01、0.001~0.005、0.005~0.01、または0.007であり、統計的に有意(p≦0.05)であり得る。患者は、ナルコレプシー(カタプレキシーを伴う、または伴わない)に関連する睡眠の質の問題等の睡眠の質の問題を有することに基づき、治療のために選択され得る。
いくつかの実施形態では、レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤の投与により、たとえば患者により報告される夜間の覚醒の回数が減少し得る。たとえば、夜間の覚醒の回数の減少を報告する患者の数は、たとえば、ベースライン、プラセボ、または他の適切な対照(興奮剤(メチルフェニデート、アンフェタミン等)、モダファニル、アルモダファニル、オキシビン酸ナトリウム、三環系抗うつ剤、SSRI、SNRI等の活性対照を含む)と比較して、少なくとも約20%、少なくとも約30%、少なくとも約40%、少なくとも約50%、少なくとも約60%、少なくとも約70%、少なくとも約80%、少なくとも約90%、少なくとも約95%、約20~30%、約30~40%、約40~50%、約50~60%、約60~70%、約70~80%、約80~90%、約90~100%、約1~25%、約25~50%、約50~75%、または約75~100%、約40~60%、約42~47%であり得る。いくつかの実施形態では、患者は、たとえば、ベースライン、プラセボ、または他の適切な対照(興奮剤(メチルフェニデート、アンフェタミン等)、モダファニル、アルモダファニル、オキシビン酸ナトリウム、三環系抗うつ剤、SSRI、SNRI等の活性対照を含む)と比較して、夜間の覚醒の回数が、少なくとも約20%、少なくとも約30%、少なくとも約40%、少なくとも約50%、少なくとも約60%、少なくとも約70%、少なくとも約80%、少なくとも約90%、少なくとも約95%、約10~20%、約20~30%、約30~40%、約40~50%、約50~60%、約60~70%、約70~80%、約80~90%、約90~100%、約1~25%、約25~50%、約50~75%、または約75~100%、約40~60%、約42~47%、または約30%減少し得る。この改善は、たとえば、レボキセチンによる治療の1週間、2週間、全体、または1カ月間、6カ月間、1年、2年間等の任意の他の関連する時間で観察され得る。レボキセチンの治療でのこの改善は、プラセボの投与と比較して、たとえば、p=0.01~0.05、0.04~0.05、または0.044であり、統計的に有意(p≦0.05)であり得る。患者は、ナルコレプシー(カタプレキシーを伴う、または伴わない)に関連する夜間の覚醒の問題等の夜間の覚醒の問題を有することに基づき、治療のために選択され得る。
いくつかの実施形態では、レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤の投与により、たとえば患者により報告される睡眠麻痺エピソードの回数が減少し得る。たとえば、睡眠麻痺エピソードの回数が減少した患者の数は、たとえば、ベースライン、プラセボ、または他の適切な対照(興奮剤(メチルフェニデート、アンフェタミン等)、モダファニル、アルモダファニル、オキシビン酸ナトリウム、三環系抗うつ剤、SSRI、SNRI等の活性対照を含む)と比較して、少なくとも約20%、少なくとも約30%、少なくとも約40%、少なくとも約50%、少なくとも約60%、少なくとも約70%、少なくとも約80%、少なくとも約90%、少なくとも約95%、約20~30%、約30~40%、約40~50%、約50~60%、約60~70%、約70~80%、約80~90%、約90~100%、約1~25%、約25~50%、約50~75%、または約75~100%、約50~70%、約52~57%であり得る。いくつかの実施形態では、患者は、たとえば、ベースライン、プラセボ、または他の適切な対照(興奮剤(メチルフェニデート、アンフェタミン等)、モダファニル、アルモダファニル、オキシビン酸ナトリウム、三環系抗うつ剤、SSRI、SNRI等の活性対照を含む)と比較して、睡眠麻痺エピソードの回数が、少なくとも約20%、少なくとも約30%、少なくとも約40%、少なくとも約50%、少なくとも約60%、少なくとも約70%、少なくとも約80%、少なくとも約90%、少なくとも約95%、約10~20%、約20~30%、約30~40%、約40~50%、約50~60%、約60~70%、約70~80%、約80~90%、約90~100%、約1~25%、約25~50%、約50~75%、または約75~100%、約50~70%、約52~57%、または約55%減少し得る。この改善は、たとえば、レボキセチンによる治療の1週間、2週間、全体、または1カ月間、6カ月間、1年、2年間等の任意の他の関連する時間で観察され得る。患者は、ナルコレプシー(カタプレキシーを伴う、または伴わない)に関連する睡眠麻痺の問題等の睡眠麻痺の問題を有することに基づき、治療のために選択され得る。
いくつかの実施形態では、レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤の投与により、たとえば患者により報告される入眠時幻覚の回数が減少し得る。たとえば、入眠時幻覚の回数が減少した患者の数は、たとえば、ベースライン、プラセボ、または他の適切な対照(興奮剤(メチルフェニデート、アンフェタミン等)、モダファニル、アルモダファニル、オキシビン酸ナトリウム、三環系抗うつ剤、SSRI、SNRI等の活性対照を含む)と比較して、少なくとも約10%、少なくとも約20%、少なくとも約30%、少なくとも約40%、約20~30%、約30~40%、約40~50%、約50~60%、約60~70%、約70~80%、約80~90%、約90~100%、約1~25%、約25~50%、約50~75%、または約75~100%、約30~50%、約35~45%であり得る。いくつかの実施形態では、患者は、たとえば、ベースライン、プラセボ、または他の適切な対照(興奮剤(メチルフェニデート、アンフェタミン等)、モダファニル、アルモダファニル、オキシビン酸ナトリウム、三環系抗うつ剤、SSRI、SNRI等の活性対照を含む)と比較して、入眠時幻覚の回数が、少なくとも約10%、少なくとも約20%、少なくとも約30%、少なくとも約40%、約10~20%、約20~30%、約30~40%、約40~50%、約50~60%、約60~70%、約70~80%、約80~90%、約90~100%、約1~25%、約25~50%、約50~75%、または約75~100%、約30~50%、約35~45%、または約40%減少し得る。この改善は、たとえば、レボキセチンによる治療の1週間、2週間、全体、または1カ月間、6カ月間、1年、2年間等の任意の他の関連する時間で観察され得る。患者は、ナルコレプシー(カタプレキシーを伴う、または伴わない)に関連する入眠時幻覚等の入眠時幻覚の問題に基づき、治療のために選択され得る。
いくつかの実施形態では、レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤の投与により、UNSにおけるカタプレキシースコアが、たとえば、ベースライン、プラセボ、または他の適切な対照(興奮剤(メチルフェニデート、アンフェタミン等)、モダファニル、アルモダファニル、オキシビン酸ナトリウム、三環系抗うつ剤、SSRI、SNRI等の活性対照を含む)と比較して、少なくとも約10%、少なくとも約20%、少なくとも約30%、少なくとも約40%、少なくとも約45%、少なくとも約50%、少なくとも約60%、少なくとも約70%、少なくとも約80%、少なくとも約90%、少なくとも約95%、約1~10%、約10~20%、約20~30%、約30~40%、約40~50%、約45~50%、約50~60%、約60~70%、約70~80%、約80~90%、約90~100%、約1~25%、約25~50%、約50~75%、または約75~100%、少なくとも約1、少なくとも約2、少なくとも約3、少なくとも約4、少なくとも約5、少なくとも約6、少なくとも約7、少なくとも約8、少なくとも約9、少なくとも約10、約11、約2~3、約3~4、約4~5、約5~6、約6~7、約7~8、約8~9、約9~10、約2~4、約4~6、約6~8、約8~10、約10~11、約2~6、または約6~10、約5~11減少し得る。この改善は、たとえば、レボキセチンによる治療の1週間、2週間、全体、または1カ月間、6カ月間、1年、2年間等の任意の他の関連する時間で観察され得る。
いくつかの実施形態では、レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤の投与により、MSLTにおける睡眠潜時が、たとえば、ベースライン、プラセボ、または他の適切な対照(興奮剤(メチルフェニデート、アンフェタミン等)、モダファニル、アルモダファニル、オキシビン酸ナトリウム、三環系抗うつ剤、SSRI、SNRI等の活性対照を含む)と比較して、少なくとも約30%、少なくとも約50%、少なくとも約60%、少なくとも約70%、少なくとも約80%、少なくとも約90%、少なくとも約95%、約50~60%、55%超、約60~70%、約70~80%、約80~90%、約90~100%、約50~75%、または約75~100%、少なくとも約1分間、少なくとも約2分間、少なくとも約3分間、3分間超、少なくとも約4分間、少なくとも約5分間、少なくとも約6分間、少なくとも約7分間、少なくとも約8分間、少なくとも約9分間、少なくとも約10分間、少なくとも約11分間、少なくとも約12分間、少なくとも約13分間、少なくとも約14分間、少なくとも約15分間、少なくとも約16分間、少なくとも約17分間、少なくとも約18分間、少なくとも約19分間、少なくとも約20分間、約1~2分間、約2~3分間、約3~4分間、約4~5分間、約5~6分間、約6~7分間、約7~8分間、約8~9分間、約9~10分間、約10~11分間、約11~12分間、約12~13分間、約13~14分間、約14~15分間、約15~16分間、約16~17分間、約17~18分間、約18~19分間、約19~20分間、約1~4分間、約4~8分間、約8~12分間、約12~16分間、約16~20分間、約1~10分間、または約10~20分間増加し得る。この改善は、たとえば、レボキセチンによる治療の1週間、2週間、全体、または1カ月間、6カ月間、1年、2年間等の任意の他の関連する時間で観察され得る。
いくつかの実施形態では、レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤の投与により、重症度の患者全般印象(PGI-S)スコアが、たとえば、ベースライン、プラセボ、または他の適切な対照(興奮剤(メチルフェニデート、アンフェタミン等)、モダファニル、アルモダファニル、オキシビン酸ナトリウム、三環系抗うつ剤、SSRI、SNRI等の活性対照を含む)と比較して、少なくとも約10%、少なくとも約20%、少なくとも約30%、少なくとも約40%、少なくとも約50%、少なくとも約60%、少なくとも約70%、少なくとも約80%、少なくとも約90%、少なくとも約95%、約1~10%、約10~20%、約20~30%、約30~40%、約40~50%、約50~60%、約60~70%、約70~80%、約80~90%、約90~100%、約1~25%、約25~50%、約50~75%、約75~100%、少なくとも約0.1、少なくとも約0.5、少なくとも約1、少なくとも約1.5、少なくとも約2、少なくとも約2.5、少なくとも約3、少なくとも約3.5、約0.1~0.5、約0.5~1、約1~1.5、約1.5~2、約2~2.5、約2.5~3、約3~3.5、または約3.5~4減少し得る。この改善は、たとえば、レボキセチンによる治療の1週間、2週間、全体、または1カ月間、6カ月間、1年、2年間等の任意の他の関連する時間で観察され得る。
いくつかの実施形態では、レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤の投与により、変化の患者全般印象(PGI-C)スコアが、約1~2、約2~3、または約3~4となるか、または、たとえば、ベースライン、プラセボ、または他の適切な対照(興奮剤(メチルフェニデート、アンフェタミン等)、モダファニル、アルモダファニル、オキシビン酸ナトリウム、三環系抗うつ剤、SSRI、SNRI等の活性対照を含む)と比較して、少なくとも約10%、少なくとも約20%、少なくとも約30%、少なくとも約40%、少なくとも約50%、少なくとも約60%、少なくとも約70%、少なくとも約80%、少なくとも約90%、少なくとも約95%、約1~10%、約10~20%、約20~30%、約30~40%、約40~50%、約50~60%、約60~70%、約70~80%、約80~90%、約90~100%、約1~25%、約25~50%、約50~75%、約75~100%、少なくとも約0.5、少なくとも約1、少なくとも約2、少なくとも約3、少なくとも約4、少なくとも約5、約0.5~1、約1~2、約2~3、約3~4、約4~5、または約5~6減少し得る。この改善は、たとえば、レボキセチンによる治療の1週間、2週間、全体、または1カ月間、6カ月間、1年間、2年間等の任意の他の関連する時間で観察され得る。
いくつかの実施形態では、レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤の投与により、ハミルトンうつ病評価尺度(HAM-D)スコアが、たとえば、ベースライン、プラセボ、または他の適切な対照(興奮剤(メチルフェニデート、アンフェタミン等)、モダファニル、アルモダファニル、オキシビン酸ナトリウム、三環系抗うつ剤、SSRI、SNRI等の活性対照を含む)と比較して、少なくとも約10%、少なくとも約20%、少なくとも約30%、少なくとも約40%、少なくとも約50%、少なくとも約60%、少なくとも約70%、少なくとも約80%、少なくとも約90%、少なくとも約95%、約1~10%、約10~20%、約20~30%、約30~40%、約40~50%、約50~60%、約60~70%、約70~80%、約80~90%、約90~100%、約1~25%、約25~50%、約50~75%、または約75~100%、少なくとも約1、少なくとも約2、少なくとも約3、少なくとも約4、少なくとも約5、少なくとも約6、少なくとも約7、少なくとも約8、少なくとも約9、少なくとも約10、少なくとも約11、少なくとも約12、少なくとも約13、少なくとも約14、少なくとも約15、少なくとも約16、少なくとも約17、少なくとも約18、少なくとも約19、少なくとも約20、少なくとも約21、少なくとも約22、少なくとも約23、少なくとも約30、少なくとも約40、約1~2、約2~3、約3~4、約4~5、約5~6、約6~7、約7~8、約8~9、約9~10、約10~11、約11~12、約12~13、約13~14、約14~15、約15~16、約16~17、約17~18、約18~19、約19~20、約20~21、約21~22、約22~23、約23~27、約27~30、約30~35、約35~40、約40~45、約45~50、約1~4、約4~8、約8~12、約12~16、約16~20、約20~24、約24~30、約30~40、約40~50、約1~12、約12~24、約24~36、または約36~50減少し得る。この改善は、たとえば、レボキセチンによる治療の1週間、2週間、全体、または1カ月間、6カ月間、1年間、2年間等の任意の他の関連する時間で観察され得る。
いくつかの実施形態では、レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤の投与により、悪夢または不快な夢(頻繁な悪夢および頻繁な不快な夢等)が、少なくとも約1%、少なくとも約10%、少なくとも約20%、少なくとも約30%、少なくとも約40%、少なくとも約50%、少なくとも約60%、少なくとも約70%、少なくとも約80%、少なくとも約90%、少なくとも約95%、約1~10%、約10~20%、約20~30%、約30~40%、約40~50%、約50~60%、約60~70%、約70~80%、約80~90%、約90~100%、約1~25%、約25~50%、約50~75%、または約75~100%、減少し得る。この改善は、たとえば、レボキセチンによる治療の1週間、2週間、全体、または1カ月間、6カ月間、1年間、2年間等の任意の他の関連する時間で観察され得る。患者は、ナルコレプシー(カタプレキシーを伴う、または伴わない)に関連する悪夢または不快な夢(頻繁な悪夢および頻繁な不快な夢等)を含む悪夢または不快な夢(頻繁な悪夢および頻繁な不快な夢等)の問題を有することに基づき、治療のために選択され得る。
いくつかの実施形態では、レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤の投与により、幻覚が、少なくとも約1%、少なくとも約10%、少なくとも約20%、少なくとも約30%、少なくとも約40%、少なくとも約50%、少なくとも約60%、少なくとも約70%、少なくとも約80%、少なくとも約90%、少なくとも約95%、約1~10%、約10~20%、約20~30%、約30~40%、約40~50%、約50~60%、約60~70%、約70~80%、約80~90%、約90~100%、約1~25%、約25~50%、約50~75%、または約75~100%、減少し得る。この改善は、たとえば、レボキセチンによる治療の1週間、2週間、全体、または1カ月間、6カ月間、1年間、2年間等の任意の他の関連する時間で観察され得る。患者は、ナルコレプシー(カタプレキシーを伴う、または伴わない)に関連する幻覚等の幻覚の問題を有することに基づき、治療のために選択され得る。
いくつかの実施形態では、レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤の投与により、睡眠麻痺が、少なくとも約1%、少なくとも約10%、少なくとも約20%、少なくとも約30%、少なくとも約40%、少なくとも約50%、少なくとも約60%、少なくとも約70%、少なくとも約80%減少、少なくとも約90%、少なくとも約95%、約1~10%、約10~20%、約20~30%、約30~40%、約40~50%、約50~60%、約60~70%、約70~80%、約80~90%、約90~100%、約1~25%、約25~50%、約50~75%、または約75~100%、減少し得る。この改善は、たとえば、レボキセチンによる治療の1週間、2週間、全体、または1カ月間、6カ月間、1年間、2年間等の任意の他の関連する時間で観察され得る。患者は、ナルコレプシー(カタプレキシーを伴う、または伴わない)に関連する睡眠麻痺等の睡眠麻痺の問題を有することに基づき、治療のために選択され得る。
いくつかの実施形態では、レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤の投与により、夜間睡眠障害が、少なくとも約1%、少なくとも約10%、少なくとも約20%、少なくとも約30%、少なくとも約40%、少なくとも約50%、少なくとも約60%、少なくとも約70%、約1~10%、約10~20%、約20~30%、約30~40%、約40~50%、約50~60%、約60~80%、約80~90%、約90~100%、約1~25%、約25~50%、約50~75%、または約75~100%、減少し得る。この改善は、たとえば、レボキセチンによる治療の1週間、2週間、全体、または1カ月間、6カ月間、1年間、2年間等の任意の他の関連する時間で観察され得る。患者は、ナルコレプシー(カタプレキシーを伴う、または伴わない)に関連する夜間睡眠障害等の夜間睡眠障害の問題を有することに基づき、治療のために選択され得る。
いくつかの実施形態では、レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤の投与により、ナルコレプシーに関連する事故が、少なくとも約1%、少なくとも約10%、少なくとも約20%、少なくとも約30%、少なくとも約40%、少なくとも約50%、少なくとも約60%、少なくとも約70%、少なくとも約80%、少なくとも約90%、少なくとも約95%、約1~10%、約10~20%、約20~30%、約30~40%、約40~50%、約50~60%、約60~70%、約70~80%、約80~90%、約90~100%、約1~25%、約25~50%、約50~75%、または約75~100%、減少し得る。この改善は、たとえば、レボキセチンによる治療の1週間、2週間、全体、または1カ月間、6カ月間、1年間、2年間等の任意の他の関連する時間で観察され得る。患者は、ナルコレプシーに関連する事故(カタプレキシーを伴う、または伴わない)を有することに基づき、治療のために選択され得る。
いくつかの実施形態では、レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤の投与により、ナルコレプシーに関連する傷害が、少なくとも約1%、少なくとも約10%、少なくとも約20%、少なくとも約30%、少なくとも約40%、少なくとも約50%、少なくとも約60%、少なくとも約70%、少なくとも約80%、少なくとも約90%、少なくとも約95%、約1~10%、約10~20%、約20~30%、約30~40%、約40~50%、約50~60%、約60~70%、約70~80%、約80~90%、約90~100%、約1~25%、約25~50%、約50~75%、または約75~100%、減少し得る。この改善は、たとえば、レボキセチンによる治療の1週間、2週間、全体、または1カ月間、6カ月間、1年間、2年間等の任意の他の関連する時間で観察され得る。
いくつかの実施形態では、レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等のノルエピネフリン阻害剤を含む抗うつ剤の投与により、ナルコレプシーに関連する死亡事故が、少なくとも約1%、少なくとも約10%、少なくとも約20%、少なくとも約30%、少なくとも約40%、少なくとも約50%、少なくとも約60%、少なくとも約70%減少、少なくとも約80%、少なくとも約90%、少なくとも約95%、約1~10%、約10~20%、約20~30%、約30~40%、約40~50%、約50~60%、約60~70%、約70~80%、約80~90%、約90~100%、約1~25%、約25~50%、約50~75%、または約75~100%、減少し得る。この改善は、たとえば、レボキセチンによる治療の1週間、2週間、全体、または1カ月間、6カ月間、1年間、2年間等の任意の他の関連する時間で観察され得る。患者は、ナルコレプシーに関連する死亡事故の危険があることに基づき、治療のために選択され得る。
レボキセチン(以下に示す構造)(S,S-レボキセチン、たとえば以下に示す構造)は、非常に選択的かつ強力なノルエピネフリン再取り込み阻害剤であり、カタプレキシーやEDS等のナルコレプシーの主要な症状を改善する可能性がある。ナルコレプシーの既存の治療薬とは異なり、レボキセチンは規制物質ではない。そのため、レボキセチンによる治療は、スケジュール管理されない。
Figure 2023504685000001
特に言及のない限り、本明細書では、レボキセチン等の化合物を構造、名称、またはその他の手段で言及する場合、かかる言及には、医薬的に許容される塩、遊離酸または遊離塩基、多形体、溶媒和物、水和物等の代替固体形態、互変異性体、エナンチオマー、重水素修飾レボキセチン等の重水素修飾化合物、または本明細書に記載された、化合物を使用する条件下で、本明細書に記載された化合物に急速に変換されうる、いかなる化学種を含む。
いくつかの実施形態では、レボキセチンは、塩の形態、遊離塩基の形態であるか、または、過剰(たとえば、少なくとも60%、少なくとも70%、少なくとも80%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも97%、もしくは少なくとも99%)の、S,S-レボキセチンもしくはエスレボキセチンとも呼ばれる(+)-レボキセチン、または、過剰(たとえば、少なくとも60%、少なくとも70%、少なくとも80%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも97%、もしくは少なくとも99%)の(-)-レボキセチンを含んでもよい。
ナルコレプシーの治療において、レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)は、1)レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)の血漿濃度における第1局所最大値、および2)レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)の血漿濃度における第2局所最大値をもたらす方法で投与されてもよい。
レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)の血漿濃度における第1局所最大値およびレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)の血漿濃度における第2の局所最大値をもたらす方法でレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)を投与する、多くの潜在的方法がある。本明細書に記載の局所最大値とは、個々の患者における注目期間における血漿濃度の最大値であり、必ずしもCmaxではない。局所最大値は、Cmaxより低くても同じでもよい。レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)の血漿濃度における第1局所最大値およびレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)の血漿濃度における第2局所最大値をもたらす方法でレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)を投与する1つの潜在的な方法は、レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)を含む第1剤形を投与し、その後に、レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)を含む第2剤形を投与することである。これらの投薬は、レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)の血漿濃度における第1局所最大値およびレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)の血漿濃度における第2局所最大値をもたらす時にそれぞれ行われる。たとえば、第2剤形の投与は、第1剤形の投与から半日以内に行ってもよく、たとえば、第1剤形の投与後、約1~8時間後、約8~12時間後、約2~6時間後、約1~2時間後、約2~3時間後、約3~4時間後、約4~5時間後、約5~6時間後、約6~7時間後、約7~8時間後、約1~3時間後、約2~4時間後、約3~5時間後、約4~6時間後、約5~7時間後、約6~8時間後、または約7~10時間後、またはこれらの値のいずれかの範囲内の任意の時間で行ってもよい。
別の方法では、第1放出成分および第2放出成分を含む単一の剤形を投与する。第1放出成分および第2放出成分の両方がレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)を含む。
いくつかの実施形態では、ある日に投与される第1剤形、その日中に投与される唯一の剤形、または日中に投与される2つ以上剤形のうち1番目の剤形は、起床後すぐに、たとえば夜間睡眠から起床後、約3時間以内、約2時間以内、約1.5時間以内、約1時間以内、約30分以内、または約15分以内に投与される。
第1放出成分および第2放出成分を含む単一の剤形をある日に投与する場合、第1放出成分は、レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)を放出してもよく、レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)の放出を開始してもよく、または、レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)の血漿濃度における第1局所最大値をもたらしてもよく、剤形が経口投与されてから約0~30分後、約30~60分後、約60~90分後、または約90~120分後、またはこれらの値のいずれかの範囲内の任意の時間であることができる。第2放出成分は、第1放出成分がレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)を放出した後に、レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)を放出してもよいし、レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)血漿濃度またはの血漿濃度における第2局所最大値を上昇させてもよく、それは、第1放出成分からレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)が最初に放出された後またはレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)の血漿濃度における第1局所最大値後約1~10時間、約2~6時間、約1~2時間、約2~3時間、約3~4時間、約4~5時間、約5~6時間、約6~7時間、約1~3時間、約2~4時間、約3~5時間、約4~6時間、約5~7時間、約6~8時間、または約7~10時間後またはこれらの値のいずれかの範囲内の任意の時間帯であることができる。
第1放出成分および第2放出成分は、1つの単一の剤形(錠剤、タブレット、カプセル、カプレ、または口中香錠等)に含まれていてもよい。一つの実施形態において、第1放出成分は、剤形の外層の1つに位置し、第2放出成分は、同じ剤形の内層の1つに位置する。
別の実施形態では、第1放出成分は、剤形の第1層に配置され、第2放出成分は、同じ剤形の第2層に配置される。2つの層は別個のものであり、互いに接触していても、していなくてもよい。いくつかの実施形態では、2つの層は、重なり合っており、2層構造で物理的に結合している(たとえば、2つの層の最大の表面が互いに接触しているか、または2つの層が他の2つの層の厚さに比べて薄い)。いくつかの実施形態では、2つの層は、隣り合って配置され、2層構造で物理的に結合されている(たとえば、2つの層が他の層の厚さに比べて厚い)。
別の実施形態では、第1放出成分および第2放出成分は、それぞれの特定の顆粒、粒子等に別々に構成されていてもよく、第1放出成分粒子が、第2放出成分粒子のレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)放出前にレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)を放出するように構成され、第1放出成分粒子および第2放出成分粒子の両方が、共に組み合わされて、カプセル、錠剤、タブレット、カプレ、口中香錠等の単一の剤形になっており、2つの放出成分は互いに物理的に結合していても、していなくてもよい。
いくつかの実施形態では、レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)の血漿濃度における第1局所最大値には、単一の剤形または第1剤形の投与後、約1~30分、約30~60分、約1~2時間、約2~3時間、または約3~4時間、またはこれらの値のいずれかの範囲内の任意の時間に到達する。一般的に、レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)の血漿濃度における第2局所最大値には、レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)の血漿濃度における第1局所最大値到達後半日以内、たとえば、レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)の血漿濃度における第1局所最大値到達後約1~10時間、約1~2時間、約2~6時間、約2~3時間、約3~4時間、約4~5時間、約5~6時間、約6~7時間、約7~8時間、約1~3時間、約2~4時間、約3~5時間、約4~6時間、約5~7時間、約6~8時間、約7~10時間等、またはこれらの値のいずれかの範囲内の任意の時間に到達する。
第1放出成分と第2放出成分を含む剤形において、第1放出成分が、レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)の血漿濃度における第1局所最大値に寄与するレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)を放出するという点で、第1放出成分は、レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)の血漿濃度における第1局所最大値と関連する。たとえば、第1放出成分は、第2放出成分よりも速く、またはよりただちに、レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)を放出することができるため、第1放出成分から放出された、レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)の血漿濃度における第1局所最大値に寄与するレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)のほとんどは、第1放出成分から放出されたものである。
第1放出成分と第2放出成分を含む剤形において、第2放出成分が、レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)の血漿濃度における第2局所最大値に寄与するレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)を放出するという点で、第2放出成分は、レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)の血漿濃度における第1局所最大値と関連する。たとえば、レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)血漿濃度が、第1局所最大値後に減少しているときに、第2放出成分が、十分な量のレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)を放出し、レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)血漿濃度を再び増加させ、レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)の血漿濃度における第2局所最大値に到達させるように、第2放出成分は、自身のレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)放出を遅らせている。
第1放出成分および第2放出成分を含む剤形において、第1放出成分は、任意の適切な量、たとえば、約1~10mg、約0.1~2mg、約0.5~1.5mg、約1~2mg、約1.5~2.5mg、約2~3mg、約2.5~3.5mg、約3~4mg、約3.5~4.5mg、約4~5mg、約4.5~5.5mg、約5~6mg、約6~7mg、約7~8mg、約8~9mg、約9~10mg、約1~3mg、約2~4mg、約3~5mg、約4~6mg、約5~7mg、約7~10mg、約4mg、約5mg、約0.0003~0.006mmol、約0.006~0.009mmol、約0.009~0.012mmol、約0.012~0.015mmol、約0.015~0.018mmol、約0.018~0.021mmol、約0.021~0.024mmol、約0.024~0.027mmol、約0.027~0.03mmol、約0.03~0.033mmol、またはこれらの値のいずれかの範囲内の任意の量のレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)を含んでもよい。
第1放出成分と第2放出成分を含む剤形において、第2放出成分は、任意の適切な量、たとえば、約0.1~2mg、約0.5~1.5mg、約1~3mg、約1~2mg、約1.5~2.5mg、約2~3mg、約2.5~3.5mg、約3~4mg、約2~4mg、約3~5mg、約3.5~4.5mg、約4~5mg、約4.5~5.5mg、約5~6mg、約4~6mg、約6~7mg、約7~8mg、約8~9mg、約9~10mg、約5~7mg、約7~10mg、約4mg、約5mg、約0.0003~0.006mmol、約0.006~0.009mmol、約0.009~0.012mmol、約0.012~0.015mmol、約0.015~0.018mmol、約0.018~0.021mmol、約0.021~0.024mmol、約0.024~0.027mmol、約0.027~0.03mmol、約0.03~0.033mmol、またはこれらの値のいずれかの範囲内の任意の量のレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)を含んでもよい。
いくつかの実施形態では、第1放出成分は、第2放出成分より約10~20%多い、約20~30%多い、または約30~40%多いレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等の、第2放出成分より多くのレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)を含んでもよい。
上述の投与スケジュールが多くの状況で有用である一方、日ごとの投与スケジュールは上述とは異なってもよい。たとえば、1日1回の用量を投与してもよい。1日2回の用量が、朝と夕方に上述の方法で、またはいくつかの他の方法で行う等、任意の適切な方法で投与されてもよい。
いくつかの実施形態では、レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)の日ごとの用量は、約0.5~1mg、約1~1.5mg、約1.5~2mg、約1~2mg、約2~3mg、約3~4mg、約4~5mg、約5~6mg、約6~7mg、約7~8mg、約8~9mg、約9~10mg、約10~11mg、約11~12mg、約12~13mg、約13~14mg、約14~15mg、約15~16mg、約16~17mg、約2~5mg、約5~8mg、約8~11mg、約11~14mg、約14~17mg、約17~20mg、約8~10mg、約8~12mg、約0.0015~0.003mmol、約0.003~0.0045mmol、約0.0045~0.006mmol、約0.003~0.006mmol、約0.006~0.009mmol、約0.009~0.012mmol、約0.012~0.015mmol、約0.015~0.018mmol、約0.018~0.021mmol、約0.021~0.024mmol、約0.024~0.027mmol、約0.027~0.03mmol、約0.03~0.033mmol、約0.033~0.036mmol、約0.036~0.039mmol、約0.039~0.042mmol、約0.042~0.045mmol、約0.045~0.048mmol、約0.048~0.051mmol、約0.051~0.054mmol、約0.054~0.057mmol、約0.057~0.06mmol、約0.06~0.063mmol、約0.063~0.066mmol、約0.066~0.069mmol、約0.006~0.01mmol、約0.01~0.02mmol、約0.02~0.03mmol、約0.03~0.04mmol、約0.04~0.05mmol、約0.05~0.06mmol、約0.06~0.07mmol、または約0.07~0.08mmolであってもよい。日ごとの用量は、1日に投与されるレボキセチンの総量である。日ごとの用量は、少なくとも約1週間、少なくとも約2週間、少なくとも約3週間、少なくとも約4週間、少なくとも約5週間、少なくとも約6週間、少なくとも約7週間、少なくとも約8週間、少なくとも約9週間、少なくとも約10週間、少なくとも約11週間、少なくとも約12週間、少なくとも4カ月間、少なくとも5カ月間、少なくとも約6カ月間、少なくとも約7カ月間、少なくとも約8カ月間、少なくとも約9カ月間、少なくとも約10カ月間、少なくとも約11カ月間、少なくとも約12カ月間、少なくとも1.5年間、少なくとも2年間、少なくとも約3年間、少なくとも約4年間、少なくとも約5年間、少なくとも約10年間、少なくとも約20年間、またはさらに長期間投与されてもよい。いくつかの実施形態では、日ごとの用量は、最大約6カ月間、最大約1年間、最大約2年間、最大約5年間、最大約10年間、最大約20年間、最大約40年間、最大約60年間、または最大約90年間投与される。
レボキセチンの用量を、1日、2日、3日、4日、5日、6日、または7日等の時間をかけて徐々に増加させ、毎日の全投与総量である維持量としてもよい(たとえば、10mgの維持量は、1日1回の10mgの用量、朝の用量6mgおよび午後の用量4mg、または1日2回の5mgの用量で、1日の総量が10mgになることをさす)。いくつかの実施形態では、維持量は、2~3mg、約3~4mg、約4~5mg、約5~6mg、約6~7mg、約7~8mg、約8~9mg、約9~10mg、約10~11mg、約11~12mg、約12~13mg、約13~14mg、約14~15mg、約15~16mg、約16~17mg、約2~5mg、約5~8mg、約8~11mg、約11~14mg、約14~17mg、約17~20mg、約8~10mg、約8~12mg、約0.006~0.009mmol、約0.009~0.012mmol、約0.012~0.015mmol、約0.015~0.018mmol、約0.018~0.021mmol、約0.021~0.024mmol、約0.024~0.027mmol、約0.027~0.03mmol、約0.03~0.033mmol、約0.033~0.036mmol、約0.036~0.039mmol、約0.039~0.042mmol、約0.042~0.045mmol、約0.045~0.048mmol、約0.048~0.051mmol、約0.051~0.054mmol、約0.054~0.057mmol、約0.057~0.06mmol、約0.06~0.063mmol、約0.063~0.066mmol、約0.066~0.069mmol、約0.006~0.01mmol、約0.01~0.02mmol、約0.02~0.03mmol、約0.03~0.04mmol、約0.04~0.05mmol、約0.05~0.06mmol、約0.06~0.07mmol、または約0.07~0.08mmolであってもよい。いくつかの実施形態では、たとえば朝に投与される第1用量は、たとえば午後に投与される第2用量より多くのレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)を含んでもよい。たとえば、たとえば朝に投与されるその日の第1用量は、たとえば午後に投与されるその日の第2用量より約10~20%より多い、約20~30%より多い、または約30~40%より多いレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)を含んでもよい。維持量は、少なくとも約1週間、少なくとも約2週間、少なくとも約3週間、少なくとも約4週間、少なくとも約5週間、少なくとも約6週間、少なくとも約7週間、少なくとも約8週間、少なくとも約9週間、少なくとも約10週間、少なくとも約11週間、少なくとも約12週間、少なくとも4カ月間、少なくとも5カ月間、少なくとも約6カ月間、少なくとも約7カ月間、少なくとも約8カ月間、少なくとも約9カ月間、少なくとも約10カ月間、少なくとも約11カ月間、少なくとも約12カ月間、少なくとも1.5年間、少なくとも2年間、少なくとも約3年間、少なくとも約4年間、少なくとも約5年間、少なくとも約10年間、少なくとも約20年間、またはさらに長期間投与されてもよい。いくつかの実施形態では、維持量は、最大約6カ月間、最大約1年間、最大約2年間、最大約5年間、最大約10年間、最大約20年間、最大約40年間、最大約60年間、または最大約90年間投与される。
いくつかの実施形態では、患者は、2週間の期間にわたって110~130mgのレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)を受容する。
いくつかの実施形態では、第1放出成分は、レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)を即時放出する。いくつかの実施形態では、第1放出成分は、レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)を遅延放出する。いくつかの実施形態では、第1放出成分は、レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)を徐放的に放出する。
いくつかの実施形態では、第2放出成分は、レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)を即時放出する。いくつかの実施形態では、第2放出成分は、レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)を遅延放出する。いくつかの実施形態では、第2放出成分は、レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)を徐放的に放出する。
いくつかの実施形態では、第1放出成分は、レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)を即時放出し、第2放出成分は、レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)を遅延放出する。いくつかの実施形態では、第1放出成分は、レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)を即時放出し、第2放出成分は、レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)を徐放的に放出する。
レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)が、レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)を含む第1剤形およびレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)を含む第2剤形で投与される方法に関して、任意の適切な量のレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)が、たとえば、約1~10mg、約0.1~1mg、約0.1~2mg、約0.5~1.5mg、約1~3mg、約1~2mg、約1.5~2.5mg、約2~3mg、約2.5~3.5mg、約3~4mg、約3.5~4.5mg、約4~5mg、約4.5~5.5mg、約5~6mg、約6~7mg、約7~8mg、約8~9mg、約9~10mg、約2~4mg、約3~5mg、約4~6mg、約5~7mg、約7~10mg、約4mg、約5mg、約0.0003~0.006mmol、約0.006~0.009mmol、約0.009~0.012mmol、約0.012~0.015mmol、約0.015~0.018mmol、約0.018~0.021mmol、約0.021~0.024mmol、約0.024~0.027mmol、約0.027~0.03mmol、約0.03~0.033mmol、またはこれらの値のいずれかの範囲内の任意の量で、第1剤形に含まれていてもよい。
レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)が、レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)を含む第1剤形およびレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)を含む第2剤形で投与される方法に関して、任意の適切な量のレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)が、たとえば、約0.1~1mg、約0.1~2mg、約0.5~1.5mg、約1~3mg、約1~2mg、約1.5~2.5mg、約2~3mg、約2.5~3.5mg、約3~4mg、約3.5~4.5mg、約4~5mg、約4.5~5.5mg、約5~6mg、約6~7mg、約7~8mg、約8~9mg、約9~10mg、約2~4mg、約3~5mg、約4~6mg、約5~7mg、約7~10mg、約4mg、約5mg、約0.0003~0.006mmol、約0.006~0.009mmol、約0.009~0.012mmol、約0.012~0.015mmol、約0.015~0.018mmol、約0.018~0.021mmol、約0.021~0.024mmol、約0.024~0.027mmol、約0.027~0.03mmol、約0.03~0.033mmol、またはこれらの値のいずれかの範囲内の任意の量で、第2剤形に含まれていてもよい。
いくつかの実施形態では、第1剤形は、第2剤形より約10~20%多い、約20~30%多い、または約30~40%多いレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等、剤形より多くのレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)を含み得る。
いくつかの実施形態では、第1剤形は、レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)を即時放出する。いくつかの実施形態では、第1剤形は、レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)を遅延放出する。いくつかの実施形態では、第1剤形は、レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)を徐放的に放出する。
いくつかの実施形態では、第2剤形は、レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)を即時放出する。いくつかの実施形態では、第2剤形は、レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)を遅延放出する。いくつかの実施形態では、第2剤形は、レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)を徐放的に放出する。
第1放出成分と第2放出成分の両方を含む単一の剤形に関して、いくつかの実施形態では、単一の剤形は、夜間睡眠から起床後2時間以内に投与される。
2つ以上の剤形が与えられるいくつかの実施形態では、第1剤形は、夜間睡眠から起床後2時間以内に投与されてもよい。
レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等の薬物が、ヒトに完全に吸収される、および/または最大血漿濃度に達するまでの時間には、さまざまな要因が影響を与える。たとえば、これらの要因には、ヒト患者の年齢、体重、性別、ストレスレベル、胃内容物、胃のpH、他の薬物治療の存在等が含まれる。レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等の薬物の最大血漿濃度に到達するために必要な時間は、レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等の薬物を服用した時間帯、および患者の身体活動のレベルによっても影響を受けうる。レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等の薬物の最大血漿濃度に到達するまでの時間に影響を与えうるもう一つの要因は、レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等の薬物の放出制御コーティングの有無である。
放出制御には、レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等の薬物を、特定の時間または体内の特定部位に即時放出する方法、薬物を遅延放出する方法、薬物を特定の時間または体内の特定部位に徐放的に放出する方法、レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等の薬物を、延長放出する方法等が含まれる。
レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)は、通常、ヒトでは速やかに吸収され、約2~4時間で最大血漿濃度に到達する。最大血漿濃度に到達するまでに必要な時間を遅らせるために、放出制御コーティングまたは混合物を採用してもよい。
遅延放出とは、一般的等ラッグデリバリー用語で、患者の口および胃の中で、すぐにはその活性薬物成分を放出しない経口薬の形態を表す。遅延放出を達成する方法は数多くあるが、レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)の遅延放出は、飲み込んでもすぐには溶解しないコーティングまたは層(たとえば、内側の放出制御コーティング)で、レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)(たとえば、第2放出成分)を、完全にまたは部分的に覆うことで達成できる。たとえば、コーティングまたは層の原料は、胃の中でゆっくりと溶解され、および/または、加水分解等の化学反応によって胃の中でゆっくりと分解され、層がもはやレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)が胃液と接触するのを防ぐことができなくなるまで、ゆっくりと溶解させてもよい。
いくつかの実施形態では、遅延放出コーティングは、胃から腸への輸送を確実にする。十二指腸に入ると、コーティングが分解され、レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)が放出され始める。場合によっては、レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)は、十二指腸で完全に放出される。いくつかの実施形態では、レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)は、十二指腸で部分的に放出され、空腸で部分的に放出される。いくつかの実施形態では、レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)は、空腸で完全に放出される。場合によっては、レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)は、空腸で部分的に放出され、腸骨で部分的に放出される。場合によっては、レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)が腸内で完全に放出される。いくつかの実施形態では、レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)は、十二指腸、空腸、および腸骨で部分的に放出される。いくつかの実施形態では、レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)は、腸骨で部分的に放出され、大腸で部分的に放出される。いくつかの実施形態では、レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)は、大腸で完全に放出される。
遅延放出の時間、たとえば、第1レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)成分放出と第2レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)成分放出との間の時間は、消化器系で程度の差はあるがゆっくりと溶解または分解される原料を使用すること、コーティング層またはコーティング原料の厚さを調整すること(たとえば、より厚い層はより長い時間を提供する)、および/または、pH感応性特性を有する原料を使用することによって調整することができる。たとえば、酸性のpHでの安定性が低い、または酸性のpHに溶けやすい原料は、胃のpHが腸のpHよりも低いため、胃の中でより早く溶解または分解される。反対に、低いpHでは安定しているが、高いpHでは安定性が低くなる原料は、剤形が消化管を通過するのに時間がかかるため、溶解や分解が遅れる。
レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)を含む制御放出型製剤は、1つ以上の機能性または非機能性コーティングでコーティングすることができる。機能性コーティングの例には、制御放出ポリマーコーティング(すなわち、制御放出コート)、水分バリアコーティング、腸溶性ポリマーコーティング等が含まれる。
放出制御ポリマーは、剤形の構造に応じて、徐放性放出または遅延放出の両方に用いることができる。たとえば、レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)を放出制御ポリマー全体に散在させることで、ポリマーがGI管内に存在する限り薬剤が放出されるため、徐放的な放出が可能となる。遅延放出は、より短い時間(たとえば、12時間未満、10時間未満、6時間未満、3時間未満等)で徐放するように意図されたコーティング等のバリアを形成することによって達成することができ、バリアが浸透されたときにレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)が自由に放出されるようになる。バリアの厚さは、遅延時間を制御するために使用することができる。
任意の適切な放出制御ポリマーとして、たとえば、アクリル酸およびメタクリル酸共重合体およびその様々なエステル、たとえばメタクリル酸メチル共重合体、メタクリル酸エトキシエチル、メタクリル酸シアノエチル、メタクリル酸アミノアルキル共重合体、ポリ(アクリル酸)、ポリ(メタクリル酸)、メタクリル酸アルキルアミン共重合体、ポリ(メタクリル酸メチル)、ポリ(メタクリル酸)(無水物)、ポリアクリルアミド、ポリ(メタクリル酸無水物)、メタクリル酸グリシジル共重合体等を使用してもよい。
他の適切な放出制御ポリマーには、重合可能な第4級アンモニウム化合物、たとえばアクリル酸およびメタクリル酸の第4級アミノアルキルエステルおよびアミノアルキルアミド、たとえばβ-メタクリルオキシエチルトリメチルアンモニウムメトサルフェート、β-アクリロキシプロピルトリメチルアンモニウムクロリド、およびトリメチルアミノメチルメタクリルアミドメトサルフェートが含まれる。また、4級アンモニウム原子は、メタクリルオキシエチルメチルモルホリニウム塩化物や対応するピペリジニウム塩のように、ヘテロ環の一部であってもよいし、ポリグリコールエーテル基のようなヘテロ原子を含む基を介して、アクリル酸基やメタクリル酸基に結合していてもよい。さらに好適な重合性第4級アンモニウム化合物としては、メチルビニルピリジニウム塩等の4級ビニル置換窒素複素環、4級アミノカルボン酸のビニルエステル、スチリルトリアルキルアンモニウム塩等が含まれる。その他の重合性第4級アンモニウム化合物としては、ベンジルジメチルアンモニウムエチルメタクリレート塩化物、ジエチルメチルアンモニウムメチルアクリレートおよび-メタクリレートメトサルフェート、N-トリメチルアンモニウムプロピルメタクリルアミド塩化物、N-トリメチルアンモニウム-2,2-ジメチルプロピル-1-メタクリレート塩化物等が含まれる。
遅延放出は、適切な喫食状態または絶食状態の場合に、特定のpHが投与後の特定の時間に対応することを理解したうえで、特定のpHをターゲットにした放出制御ポリマーを使用することで達成できる。
いくつかの放出制御ポリマーにおいて、アクリルまたはメタクリルポリマーは、1つ以上のアンモニオメタクリレートコポリマーを含む。アンモニオメタクリレートコポリマー(エボニック社が商標「EUDRAGIT(登録商標)」RSおよびRLで販売しているもの等)は、第4級アンモニウム基の含有量が少なく、アクリル酸エステルおよびメタクリル酸エステルの完全重合共重合体である。アンモニウム基は、メタクリル酸のエステル部分に付加されている(2-トリメチルアンモニウム-エチルエステルのように)。これらのポリマーに含まれる帯電したアンモニウム基は、これらのポリマーを、不溶性にし、pH非依存の膨張性および高透湿性をもたせる。これらの特性により、これらのポリマーは、コーティングされた薬剤のカスタマイズされた、時間制御放出に有用となる。レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)のような治療に有効な所与の物質の好ましい放出プロファイルを得るために、異なる物理的特性を有する2つ以上のアンモニオメタクリレートコポリマーを含有させることができる。たとえば、第4級アンモニウム基を含む予備重合原料に対する、電荷を持たない中性のメタクリル酸エステルまたはアクリル酸エステルを含む予備重合原料のモル比を変更することで、得られるコーティングの透湿特性を変更できることが知られている。
他の実施形態では、制御放出コートは、メタクリル酸およびメタクリル酸メチルエステルから合成されたアニオン性ポリマー等の、浸透性がpH依存性のポリマーをさらに含む。このようなポリマーは、たとえば、エボニック社からEUDRAGIT(登録商標)LおよびEUDRAGIT(登録商標)Sという商品名で、市販されている。遊離カルボキシル基対エステルの比率は、EUDRAGIT(登録商標)Lでは1:1、EUDRAGIT(登録商標)Sでは1:2であることが知られている。EUDRAGIT(登録商標)Lは、酸および純水に不溶であるが、pH5.0超では浸透性が増す。このため、EUDRAGIT(登録商標)Lは、コーティングされたレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)のようなコーティングされた薬剤物質を、小腸の十二指腸および空腸において放出するのに適している。したがって、EUDRAGIT(登録商標)Lでコーティングされた薬剤物質は、コーティングされていない薬剤物質や即時放出型の薬剤物質(たとえば、第1放出成分中のレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む))と比較して、最大血漿濃度への到達を、約30分から約1時間、約1~1.5時間、約1.5~2時間、約2~2.5時間、約2.5~3時間、または約3.5~4時間、遅らせることができる。
EUDRAGIT(登録商標)Sは、pH7超で浸透性が高まることを除けば、EUDRAGIT(登録商標)Lと類似している。このため、EUDRAGIT(登録商標)Sは、コーティングされたレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)のようなコーティングされた薬剤物質を、小腸の回腸および大腸において放出するのに適している。このように、EUDRAGIT(登録商標)Sでコーティングされた薬剤物質は、コーティングされていない薬剤物質や即時放出型の薬剤物質(たとえば、第1放出成分中のレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む))と比較して、最大血漿濃度への到達を、約1~2時間、約2~3時間、約3~4時間、約4~5時間、約5~6時間、約6~7時間、約7~8時間、約8~9時間、または約9~10時間、遅らせることができる。
疎水性アクリルポリマーコーティングは、ジメチルアミノエチルメタクリレートと中性メタクリル酸エステルをベースにしたポリマー(エボニック社から市販されているEUDRAGIT(登録商標)E等)も含む。EUDRAGIT(登録商標)Eは、唾液には不溶だが(この特性は、味や匂いのマスキングにも有効である)、pH5以下の胃液には可溶であるため、胃の中で薬剤が即時放出される。EUDRAGIT(登録商標)Eでコーティングされたレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)は、剤形が経口投与されてから、約0~30分後、30~60分後、60~90分後、または90~120分後、あるいはこれらの値の範囲内の任意の時間帯に、レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)を放出するか、レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)の放出を開始するか、またはレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)の血漿濃度における第1局所最大値に到達する。
疎水性アクリルポリマーコーティングには、エボニック社から市販されているEUDRAGIT(登録商標)NE(NE=中性エステル)のような、ポリメタクリレートをベースとした中性共重合体が含まれる。EUDRAGIT(登録商標)NE30Dラッカーフィルムは、水や消化液には不溶だが、浸透性と膨潤性を有し、時間制御放出の別の選択肢を提供する。EUDRAGIT(登録商標)NEは、pH非依存性徐放効果があり、レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等の薬剤物質を一定期間にわたって放出することができ、あるいは一定期間放出を遅らせることができ、一定期間の放出または遅延の時間は、約1~24時間、約1~18時間、約1~12時間、約1~8時間、または約1~6時間である。
いくつかの実施形態では、制御放出コートは、エチルアクリレート対メチルメタクリレートの比率を、2:1の比率で含むポリマーを含む(KOLLICOAT(登録商標)EMM30D、BASF社)。KOLLICOAT(登録商標)EMM30Dは、pH非依存性徐放効果があり、レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等の薬剤物質を一定期間にわたって放出することができ、または一定期間放出を遅らせることができ、一定期間の放出または遅延の時間は、約1~24時間、約1~18時間、約1~12時間、約1~8時間、または約1~6時間である。
いくつかの実施形態では、制御放出コートには、KOLLICOAT(登録商標)SR30D(BASF)等の、ポリビニルピロリドンおよびラウリル硫酸ナトリウムで安定化されたポリビニルアセテートが含まれる。溶解プロファイルは、コーティングに含まれる異なるアクリル樹脂ラッカーの相対的な量を変更することによって変更することができる。また、重合可能な浸透性向上剤(たとえば、第4級アンモニウム化合物)対中性メタクリル酸エステルのモル比を変更することで、得られるコーティングの浸透性特性(これが溶解プロファイルに影響する)を変更することができる。KOLLICOAT(登録商標)SR30Dは、pH非依存性徐放効果があり、レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等の薬剤物質を一定期間にわたって放出することができ、または一定期間放出を遅らせることができ、一定期間の放出または遅延の時間は、約1~24時間、約1~18時間、約1~12時間、約1~8時間、約1~6時間、約1~4時間、または約1~2時間である。
いくつかの実施形態では、制御放出コートは、使用前に有機溶媒に可溶化した乾燥ポリマー(ETHOCELTM(DowChemicalCompany)等)として、または水性分散液として使用することができる、エチルセルロースが含まれる。市販されているエチルセルロース水性分散液としては、Aquacoat(登録商標)(Danisco社)が好ましい。Aquacoat(登録商標)ECD(エチルセルロース水性分散液)、Aquacoat(登録商標)ARC(耐アルコール性エチルセルロース水性分散液)、Aquacoat(登録商標)CPD(セルロースアセテートフタレート水性分散液)は、すべて市販の放出制御型コーティング剤である。別の好ましいエチルセルロース水性分散液は、Surelease(登録商標)(Colorcon,Inc)として市販されている。この製品は、製造過程において、可塑剤を分散液に組み込むことで調製できる。ポリマー、可塑剤(セバシン酸ジブチル等)、および安定剤(オレイン酸等)のホットメルトを、混合、均一混合物として調製し、これをアルカリ溶液で希釈して水性分散液を得、これを基材に直接塗布することができる。これらのコーティングは、pH非依存性徐放効果があり、レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)等の薬剤物質を一定期間にわたって放出することができ、または一定期間放出を遅らせることができ、一定期間の放出または遅延の時間は、約1~24時間、約1~18時間、約1~12時間、約1~8時間、約1~6時間、約1~4時間、または約1~2時間である。
制御放出コートに使用できるポリマーの他の例には、セルロースアセテートフタレート、セルロースアセテートトリマレート、ヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレート、ヒドロキシプロピルメチルセルロースアセテートサクシネート、ポリビニルアルコールフタレート、シェラック、ヒドロゲルおよびゲル形成材料、たとえばカルボキシビニルポリマー等、アルギン酸ナトリウム、カルメロースナトリウム、カルメロースカルシウム、カルボキシメチルデンプンナトリウム、ポリビニルアルコール、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロース、エチルセルロース、ゼラチン、デンプン、セルロース系の架橋ポリマーであって、水の吸着とポリマーマトリックスの膨張を容易にするために架橋度が低いもの、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ポリビニルピロリドン、架橋デンプン、微結晶セルロース、キチン、プルラン、コラーゲン、カゼイン、寒天、アラビアゴム、カルボキシメチルセルロースナトリウム、(膨潤性親水性ポリマー)ポリ(ヒドロキシアルキルメタクリレート)(分子量5k~5000k)、ポリビニルピロリドン(分子量10k~360k)、アニオン性およびカチオン性ハイドロゲル、ゼイン、ポリアミド、酢酸残量の少ないポリビニルアルコール、寒天とカルボキシメチルセルロースの膨潤性混合物、無水マレイン酸とスチレン、エチレン、プロピレン、イソブチレンの共重合体、ペクチン(分子量30k~300k)、寒天、アカシア、カラヤ、トラガカント、アルギン、グアー等の多糖類、ポリアクリルアミド、POLYOX(登録商標)ポリエチレンオキサイド(分子量100k~5000k、Dow社製)等、アクアキープ(登録商標)アクリレートポリマー(アクリル酸ポリマー、ナトリウム塩を主成分とする)、ポリグルカンのジエステル、架橋ポリビニルアルコール、ポリN-ビニル-2-ピロリドン、多糖類等の親水性ポリマー、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウムまたはカルシウム、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース,ヒドロキシエチルセルロース、ニトロセルロース、カルボキシメチルセルロース、セルロースエーテル、メチルエチルセルロース、エチルヒドロキシエチルセルロース、酢酸セルロース、酪酸セルロース、プロピオン酸セルロース、ゼラチン、デンプン、マルトデキストリン、プルラン、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコール、ポリビニルアセテート、グリセリン脂肪酸エステル、ポリアクリルアミド、ポリアクリル酸、天然ガム、レシチン、ペクチン、アルギン酸塩、アルギン酸アンモニア、アルギン酸ナトリウム、アルギン酸カルシウム、アルギン酸カリウム、アルギン酸プロピレングリコール、寒天、およびアラビア、カラヤ、ローカストビーン、トラガカント、カラギーナン、グアー、キサンタン、スクレログルカン等のガム類、およびそれらの混合物やブレンド物が含まれる。
いくつかの実施形態では、消化管内での粘膜付着を促進するために、レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)の剤形が、ポリマーでコーティングされている。粘膜付着に使用できるポリマーの非限定的な例には、カルボキシメチルセルロース、ポリアクリル酸、Carbopol(商標)(Lubrizol社)、ポリカルボフィル、ゼラチン、および他の天然または合成ポリマーが含まれる。
本開示のポリマーコーティングは、レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)放出の望ましい放出プロファイルを達成するために、本明細書に記載されたコーティングのうち任意の1つであってもよく、本明細書に記載されたコーティングのうち2つ以上の組み合わせであってもよい。
本明細書に記載された変更された放出剤形に加えて、本開示の変更された放出製剤、すなわち、ヒト患者にたとえば経口または他の投与様式で投与したときに、本明細書に記載の薬物および/または他の薬物動態パラメータの平均Tmaxを提供する製剤を実現するために、当業者に知られている他の変更された放出技術を使用することができる。このような製剤は、当業者に知られている適切な錠剤または多剤式製剤の修正放出経口製剤として製造することができる。いずれの場合も、変更された放出剤形は、任意に、薬物とともにマトリックスに組み込まれるか、または制御放出コーティングとして適用される制御された放出キャリアを含むことができる。
有効量のレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)を含む任意の剤形には、結合剤、潤滑剤、および他の従来の不活性賦形剤がさらに含まれ得る。
結合剤(接着剤と呼ばれることもある)は、薬物と充填剤の混合物に加えることで、製剤時の顆粒や錠剤の機械的強度を高めることができる。結合剤は、下記のさまざまな方法、(1)乾燥粉末として、湿式造粒の前に他の成分と混合する方法、(2)溶液として、湿式造粒の際に造粒液として使用する方法、および(3)乾燥粉末として、圧縮成形の前に他の成分と混合する方法、で製剤に加えることができる。この形態では、結合剤は乾燥結合剤と呼ばれる。溶液結合剤は、顆粒に結合剤を配合する一般的な方法である。特定の実施形態において、錠剤に使用される結合剤は、溶液結合剤の形態である。有用な結合剤の非限定的な例には、水素化植物油、ヒマシ油、パラフィン、高級脂肪族アルコール、高級脂肪族酸、長鎖脂肪酸、脂肪酸エステル、脂肪アルコール、脂肪酸エステル、脂肪酸グリセリド等のワックス状物質、水素化脂肪、炭化水素、通常のワックス、ステアリン酸、ステアリルアルコール、炭化水素骨格を有する疎水性ポリマーおよび親水性ポリマー、およびこれらの混合物、が含まれる。水溶性ポリマー結合剤の具体例には、変性デンプン、ゼラチン、ポリビニルピロリドン、セルロース誘導体(たとえば、ヒドロキシプロピルメチルセルロース(HPMC)およびヒドロキシプロピルセルロース(HPC))、ポリビニルアルコール、およびこれらの混合物、が含まれる。任意の適切な量の結合剤が存在してもよく、たとえば、錠剤乾燥重量の約0.5~5重量%、約5~10重量%、約10~15重量%、約15~20重量%、約20~25重量%、約0.5~25重量%、約0.5~15重量%、約1~6重量%、または約3重量%である。いくつかの実施形態では、結合剤はポリビニルアルコールである。
錠剤製造時に固体と金型の壁の間に生じる摩擦を減少させるために、医薬品製剤に潤滑剤を添加することができる。錠剤製造中の高い摩擦は、不十分な錠剤品質(排出中の錠剤のキャッピングまたは断片化、および錠剤端の垂直方向の傷)を含む一連の問題を引き起こす可能性があり、製造停止を引き起こし得る。したがって、潤滑剤を錠剤製剤に添加してもよい。有用な潤滑剤の非限定的な例としては、ベヘン酸グリセリル、ステアリン酸、水素化植物油(水素化綿実油(STEROTEX(登録商標))、水素化大豆油(STEROTEX(登録商標)HM)、水素化大豆油&ヒマシロウ(STEROTEX(登録商標)K)等)。ステアリルアルコール、ロイシン、ポリエチレングリコール(MW1450、好ましくは4000、およびそれ以上)、ステアリン酸マグネシウム、モノステアリン酸グリセリル、ステアリン酸、ポリエチレングリコール、エチレンオキシドポリマー(たとえば、UnionCarbide,Inc.の登録商標CARBOWAX(登録商標)で入手可能なもの、Danbury,Conn.)の登録商標CARBOWAX(登録商標))、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸マグネシウム、オレイン酸ナトリウム、フマル酸ステアリルナトリウム、DL-ロイシン、コロイダルシリカ、それらの混合物等、当技術分野で知られているものが含まれる。いくつかの実施形態では、潤滑剤は、ベヘン酸グリセリル(たとえば、COMPRITOL(登録商標)888)である。任意の適切な量の結合剤が、たとえば、錠剤乾燥重量の約0.5~5%、約5~10%、約10~15%、約15~20%、約20~25%、約0.5~25%、約0.5~15%、約1~6%、または約3%で含まれてもよい。
いくつかの実施形態では、レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)は、少なくとも約3週間、少なくとも約4週間、少なくとも約5週間、少なくとも約6週間、少なくとも約7週間、少なくとも約8週間、少なくとも約9週間、少なくとも約10週間、1日1回または1日2回、少なくとも約11週間、少なくとも約12週間、少なくとも約4カ月間、少なくとも約5カ月間、少なくとも約6カ月間、少なくとも約7カ月間、少なくとも約8カ月間、少なくとも約9カ月間、少なくとも約10カ月間、少なくとも約11カ月間、少なくとも約12カ月間、少なくとも1.5年間、少なくとも約2年間、少なくとも約3年間、少なくとも約4年間、少なくとも約5年間、約0.1~5年間、約5~10年間、少なくとも約10年間、約10~15年間、少なくとも約15年間、約15~20年間、少なくとも約20年間、またはそれ以上、投与される。いくつかの実施形態では、レボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)は、最大約6カ月間、最大約1年間、最大約2年間、最大約5年間、最大約10年間、最大約20年間、最大約40年間、最大約60年間、または最大約90年間投与される。
本開示の範囲を限定しようとするものではないが、約5~10mgのレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)を含む剤形に有用な組成物の例を以下の表1に示す。
Figure 2023504685000002
本明細書記載のレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)剤形によるカタプレキシーを伴うナルコレプシーの治療は、既存の治療法のような重大な副作用を伴わない可能性がある。本明細書記載のレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)剤形によるカタプレキシーを伴うナルコレプシーの治療は、ヒト等の哺乳類において十分に許容され得る。
いくつかの実施形態には、1つ以上の単位の剤形(たとえば、約1~30、約30~60、約60~90、約90~120、約120~180、約180~360、または約360~720単位の剤形)を含む医薬組成物であって、剤形の1単位が約0.1~5mgのレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)を含む医薬組成物と、ヒトにおけるカタプレキシーを伴うナルコレプシーを治療するために医薬組成物を使用する指示書と、を含むキットが含まれる。
いくつかの実施形態には、1つ以上の単位の剤形(たとえば、約1~30、約30~60、約60~90、約90~120、約120~180、約180~360、または約360~720単位の剤形)を含む医薬組成物であって、剤形の1単位が約5~10mgのレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)を含む医薬組成物と、ヒトにおけるカタプレキシーを伴うナルコレプシーを治療するために医薬組成物を使用する指示書と、を含むキットが含まれる。
いくつかの実施形態には、1つ以上の単位の剤形(たとえば、約1~30、約30~60、約60~90、約90~120、約120~180、約180~360、または約360~720単位の剤形)を含む医薬組成物であって、剤形の1単位が約10~15mgのレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)を含む医薬組成物と、ヒトにおけるカタプレキシーを伴うナルコレプシーを治療するために医薬組成物を使用する指示書と、を含むキットが含まれる。
いくつかの実施形態には、1つ以上の単位の剤形(たとえば、約1~30、約30~60、約60~90、約90~120、約120~180、約180~360、または約360~720単位の剤形)を含む医薬組成物であって、剤形の1単位が約15~20mgのレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)を含む医薬組成物と、ヒトにおけるカタプレキシーを伴うナルコレプシーを治療するために医薬組成物を使用する指示書と、を含むキットが含まれる。
いくつかの実施形態には、1つ以上の単位の剤形(たとえば、約1~30、約30~60、約60~90、約90~120、約120~180、約180~360、または約360~720単位の剤形)を含む医薬組成物であって、剤形の1単位が約5~20mgのレボキセチン(S,S-レボキセチンを含む)を含む医薬組成物と、ヒトにおけるカタプレキシーを伴うナルコレプシーを治療するために医薬組成物を使用する指示書と、を含むキットが含まれる。
以下の実施形態が具体的に想定される。
実施形態1.
治療を必要とするヒトにレボキセチンを投与することを含む、カタプレキシーを伴うナルコレプシーの治療方法であって、レボキセチンは少なくとも1日1回、2週間超投与され、治療開始2週間後に、前記ヒトは、治療の結果として、1週間のカタプレキシー発作の回数の減少、エプワース眠気尺度スコアの減少、ウラリーナナルコレプシー尺度(NUS)におけるカタプレキシーサブスコアの減少、または覚醒維持検査スコアの減少を経験する、方法。
実施形態2.
カタプレキシーを伴うナルコレプシーの治療のための医薬の製造におけるレボキセチンの使用であって、レボキセチンは、少なくとも1日1回、少なくとも3週間投与される、使用。
実施形態3.
レボキセチンを含む医薬組成物、およびヒトにおいてカタプレキシーを伴うナルコレプシーを治療するための医薬組成物の使用説明書を含むキットであって、レボキセチンは、少なくとも1日1回、少なくとも3週間投与される、使用。
実施形態4.
レボキセチンが1日2回投与され、第1の剤形は朝に投与され、第2の剤形は約2時間~約6時間後に投与される、実施形態1、2、または3の方法、使用、またはキット。
実施形態5.
第2の剤形は、第1の剤形の約2時間~約3時間後に投与される、実施形態4の方法、使用、またはキット。
実施形態6.
第2の剤形は、第1の剤形の約3時間~約4時間後に投与される、実施形態4の方法、使用、またはキット。
実施形態7.
第2の剤形は、第1の剤形の約4時間~約5時間後に投与される、実施形態4の方法、使用、またはキット。
実施形態8.
第2の剤形は、第1の剤形の約5時間~約6時間後に投与される、実施形態4の方法、使用、またはキット。
実施形態9.
単一の剤形が1日1回投与され、前記単一の剤形は、レボキセチンを含む第1放出成分およびレボキセチンを含む第2放出成分を含み、前記第1放出成分は、レボキセチンの血漿濃度における第1局所最大値を提供し、前記第2放出成分は、レボキセチンの血漿濃度における第2局所最大値を提供し、レボキセチンの血漿濃度における前記第1局所最大値は、レボキセチンの血漿濃度における前記第2局所最大値の約2~約6時間前に生じる、実施形態1の方法、使用、またはキット。
実施形態10.
レボキセチンの血漿濃度における前記第2局所最大値は、レボキセチンの血漿濃度における前記第1局所最大値の約2~約3時間後に生じる、実施形態9の方法、使用、またはキット。
実施形態11.
レボキセチンの血漿濃度における前記第2局所最大値は、レボキセチンの血漿濃度における前記第1局所最大値の約3~約4時間後に生じる、実施形態9の方法、使用、またはキット。
実施形態12.
レボキセチンの血漿濃度における前記第2局所最大値は、レボキセチンの血漿濃度における前記第1局所最大値の約4~約5時間後に生じる、実施形態9の方法、使用、またはキット。
実施形態13.
レボキセチンの血漿濃度における前記第2局所最大値は、レボキセチンの血漿濃度における前記第1局所最大値の約5~約6時間後に生じる、実施形態9の方法、使用、またはキット。
実施形態14.
前記ヒトは、うつ病で苦しんでいないために選択される、実施形態1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、または13の方法、使用、またはキット。
実施形態15.
レボキセチンの用量は、1~7日間増量され、その後、約0.006mmol~約0.01mmolの一日総用量で一定に維持される、実施形態1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、または14の方法、使用、またはキット。
実施形態16.
レボキセチンの用量は、1~7日間増量され、その後、約0.01mmol~約0.02mmolの一日総用量で一定に維持される、実施形態1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、または15の方法、使用、またはキット。
実施形態17.
レボキセチンの用量は、1~7日間増量され、その後、約0.02mmol~約0.03mmolの一日総用量で一定に維持される、実施形態1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、または15の方法、使用、またはキット。
実施形態18.
レボキセチンの用量は、1~7日間増量され、その後、約0.03mmol~約0.04mmolの一日総用量で一定に維持される、実施形態1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、または15の方法、使用、またはキット。
実施形態19.
レボキセチンの用量は、1~7日間増量され、その後、約0.04mmol~約0.05mmolの一日総用量で一定に維持される、実施形態1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、または15の方法、使用、またはキット。
実施形態20.
レボキセチンの用量は、1~7日間増量され、その後、約0.05mmol~約0.06mmolの一日総用量で一定に維持される、実施形態1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、または15の方法、使用、またはキット。
実施形態21.
レボキセチンの用量は、1~7日間増量され、その後、約0.06mmol~約0.07mmolの一日総用量で一定に維持される、実施形態1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、または15の方法、使用、またはキット。
実施形態22.
レボキセチンの用量は、1~7日間増量され、その後、約0.07mmol~約0.08mmolの一日総用量で一定に維持される、実施形態1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、または15の方法、使用、またはキット。
実施形態23.
レボキセチンは剤形であり、前記剤形は約5mgのレボキセチンを含む、実施形態1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、または22の方法、使用、またはキット。
実施形態24.
レボキセチンは剤形であり、前記剤形は約10mgのレボキセチンを含む、実施形態1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、または22の方法、使用、またはキット。
実施形態25.
前記剤形は、1日1回または1日2回、少なくとも3週間投与される、実施形態23の方法、使用、またはキット。
実施形態26.
前記剤形は、1日1回または1日2回、少なくとも3週間投与される、実施形態24の方法、使用、またはキット。
実施形態27.
前記ヒトは、反復睡眠潜時検査(MSLT)において睡眠潜在の増加を経験する、実施形態1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、または26の方法、使用、またはキット。
実施形態28.
前記ヒトは、MSLTにおいて、少なくとも10%の睡眠潜在の増加を経験する、実施形態27の方法、使用、またはキット。
実施形態29.
前記ヒトは、MSLTにおいて、少なくとも20%の睡眠潜在の増加を経験する、実施形態27の方法、使用、またはキット。
実施形態30.
前記ヒトは、MSLTにおいて、少なくとも30%の睡眠潜在の増加を経験する、実施形態27の方法、使用、またはキット。
実施形態31.
前記ヒトは、MSLTにおいて、少なくとも40%の睡眠潜在の増加を経験する、実施形態27の方法、使用、またはキット。
実施形態32.
前記ヒトは、MSLTにおいて、少なくとも50%の睡眠潜在の増加を経験する、実施形態27の方法、使用、またはキット。
実施形態33.
前記ヒトは、MSLTにおいて、少なくとも70%の睡眠潜在の増加を経験する、実施形態27の方法、使用、またはキット。
実施形態34.
前記ヒトは、UNSにおいて、少なくとも15%のカタプレキシーサブスコアの減少を経験する、実施形態1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、または33の方法、使用、またはキット。
実施形態35.
前記ヒトは、UNSにおいて、少なくとも20%のカタプレキシーサブスコアの減少を経験する、実施形態34の方法、使用、またはキット。
実施形態36.
前記ヒトは、UNSにおいて、少なくとも30%のカタプレキシーサブスコアの減少を経験する、実施形態34の方法、使用、またはキット。
実施形態37.
前記ヒトは、UNSにおいて、少なくとも40%のカタプレキシーサブスコアの減少を経験する、実施形態34の方法、使用、またはキット。
実施形態38.
前記ヒトは、UNSにおいて、少なくとも50%のカタプレキシーサブスコアの減少を経験する、実施形態34の方法、使用、またはキット。
実施形態39.
前記ヒトは、UNSにおいて、少なくとも60%のカタプレキシーサブスコアの減少を経験する、実施形態34の方法、使用、またはキット。
実施形態40.
前記ヒトは、UNSにおいて、少なくとも70%のカタプレキシーサブスコアの減少を経験する、実施形態34の方法、使用、またはキット。
実施形態41.
前記ヒトは、カタプレキシーサブスコアが約0である、実施形態34の方法、使用、またはキット。
実施形態42.
治療を必要とするヒトにレボキセチンを投与することを含む、ナルコレプシーで苦しんでいるヒトにおける集中力を改善する方法。
実施形態43.
前記ヒトは、集中力の改善を必要としているため、または集中力不足であるために選択される、実施形態42の方法。
実施形態44.
任意のレボキセチンが投与される前と比較して、前記ヒトは、NSAQの集中力の項目が、少なくとも-0.1改善される、実施形態42または43の方法。
実施形態45.
治療を必要とするヒトにエスレボキセチンを投与することを含む、線維筋痛症を治療する方法であって、約1mg~約2mgの1日用量のエスレボキセチンが少なくとも6週間投与され、前記ヒトは、治療期間中に、視覚的アナログ尺度(VAS)による測定として線維筋痛症疼痛の減少を経験し、これは、前記ヒトがプラセボの投与により経験するであろう疼痛の減少よりも大きい、方法。
実施形態46.
約1mg~約2mgのエスレボキセチンが1日1回投与される、実施形態45の方法。
実施形態47.
約0.5mg~約1mgのエスレボキセチンが1日2回投与される、実施形態45の方法。
実施形態48.
前記ヒトは、総合倦怠感尺度スコアが少なくとも8であるために選択される、実施形態45、46、または47の方法。
実施形態49.
エスレボキセチンが6週間毎日投与された後に、前記ヒトの線維筋痛症疼痛のVASスコアが、最初のエスレボキセチンの投与直前の前記ヒトの線維筋痛症疼痛のVASスコアと比較して、少なくとも20%減少する、実施形態45、46、47、または48の方法。
実施形態50.
エスレボキセチンが6週間毎日投与された後に、前記ヒトの線維筋痛症疼痛のVASスコアが、最初のエスレボキセチンの投与直前の前記ヒトの線維筋痛症疼痛のVASスコアと比較して、少なくとも50%減少する、実施形態45、46、47、48、または49の方法。
実施形態51.
治療を必要とするヒトにエスレボキセチンを投与することを含む、線維筋痛症を治療する方法であって、約2mg~約4mgの1日用量のエスレボキセチンが少なくとも6週間投与され、前記ヒトは、治療期間中に、視覚的アナログ尺度(VAS)による測定として疼痛の減少を経験し、これは、前記ヒトがプラセボの投与により経験するであろう疼痛の減少よりも大きい、方法。
実施形態52.
約1mg~約2mgのエスレボキセチンが1日1回投与される、実施形態51の方法。
実施形態53.
約0.5mg~約1mgのエスレボキセチンが1日2回投与される、実施形態51の方法。
実施形態54.
前記ヒトは、総合倦怠感尺度スコアが少なくとも約8であるために選択される、実施形態51、52、または53の方法。
実施形態55.
エスレボキセチンが6週間毎日投与された後に、前記ヒトの線維筋痛症疼痛のVASスコアが、最初のエスレボキセチンの投与直前の前記ヒトの線維筋痛症疼痛のVASスコアと比較して、少なくとも20%減少する、実施形態51、52、53、または54の方法。
実施形態56.
エスレボキセチンが6週間毎日投与された後に、前記ヒトの線維筋痛症疼痛のVASスコアが、最初のエスレボキセチンの投与直前の前記ヒトの線維筋痛症疼痛のVASスコアと比較して、少なくとも50%減少する、実施形態51、52、53、54、または55の方法。
実施形態57.
治療を必要とするヒトにエスレボキセチンを投与することを含む、線維筋痛症を治療する方法であって、約0.5mg~約1mgの1日用量のエスレボキセチンが少なくとも6週間投与され、前記ヒトは、治療期間中に、視覚的アナログ尺度(VAS)による測定として疼痛の減少を経験し、これは、前記ヒトがプラセボの投与により経験するであろう疼痛の減少よりも大きい、方法。
実施形態58.
約1mg~約2mgのエスレボキセチンが1日1回投与される、実施形態57の方法。
実施形態59.
約0.5mg~約1mgのエスレボキセチンが1日2回投与される、実施形態57の方法。
実施形態60.
前記ヒトは、総合倦怠感尺度スコアが少なくとも約8であるために選択される、実施形態57、58、または59の方法。
実施形態61.
エスレボキセチンが6週間毎日投与された後に、前記ヒトの線維筋痛症疼痛のVASスコアが、最初のエスレボキセチンの投与直前の前記ヒトの線維筋痛症疼痛のVASスコアと比較して、少なくとも20%減少する、実施形態57、58、59、または60の方法。
実施形態62.
エスレボキセチンが6週間毎日投与された後に、前記ヒトの線維筋痛症疼痛のVASスコアが、最初のエスレボキセチンの投与直前の前記ヒトの線維筋痛症疼痛のVASスコアと比較して、少なくとも50%減少する、実施形態61の方法。
(実施例)
(実施例1)
40歳の男性は、カタプレキシーを伴うナルコレプシーに罹患していると診断された。患者は、レボキセチンを投与され、レボキセチン5mgを午前8時に、レボキセチン5mgを午後1時に、3週間服用するように指示された。患者は、治療前および毎週、MWTスコア、カタプレキシー発作の回数、PGI-Cスコア、HAM-Dスコア、ESSスコア、NSAQスコア、およびNSAQにおける集中力を測定され、評価された。治療開始1週間後には、カタプレキシー発作の回数が10~30%減少した。
(実施例2)
20歳の女性は、カタプレキシーを伴うナルコレプシーに罹患していると診断された。患者は、レボキセチンを投与され、レボキセチン5mgを午前8時に、レボキセチン5mgを午後1時に、3週間服用するように指示された。患者は、治療前および毎週、MWTスコア、カタプレキシー発作の回数、PGI-Cスコア、HAM-Dスコア、ESSスコア、NSAQスコア、およびNSAQにおける集中力を測定され、評価された。治療開始1週間後には、カタプレキシー発作の回数が30~60%減少した。
(実施例3)
60歳の男性は、カタプレキシーを伴うナルコレプシーに罹患していると診断された。患者は、レボキセチンを投与され、レボキセチン5mgを午前8時に、レボキセチン5mgを午後1時に、3週間服用するように指示された。患者は、治療前および毎週、MWTスコア、カタプレキシー発作の回数、PGI-Cスコア、HAM-Dスコア、ESSスコア、NSAQスコア、およびNSAQにおける集中力を測定され、評価された。治療開始1週間後には、カタプレキシー発作の回数が60~100%減少した。
(実施例4)
50歳の女性は、カタプレキシーを伴うナルコレプシーに罹患していると診断された。患者は、レボキセチンを投与され、レボキセチン5mgを午前8時に、レボキセチン5mgを午後1時に、3週間服用するように指示された。患者は、治療前および毎週、MWTスコア、カタプレキシー発作の回数、PGI-Cスコア、HAM-Dスコア、ESSスコア、NSAQスコア、およびNSAQにおける集中力を測定され、評価された。治療開始1週間後には、ESSスコアが10~30%減少した。
(実施例5)
25歳の男性は、カタプレキシーを伴うナルコレプシーに罹患していると診断された。患者は、レボキセチンを投与され、レボキセチン5mgを午前8時に、レボキセチン5mgを午後1時に、3週間服用するように指示された。患者は、治療前および毎週、MWTスコア、カタプレキシー発作の回数、PGI-Cスコア、HAM-Dスコア、ESSスコア、NSAQスコア、およびNSAQにおける集中力を測定され、評価された。治療開始1週間後には、ESSスコアが30~60%減少した。
(実施例6)
47歳の女性は、カタプレキシーを伴うナルコレプシーに罹患していると診断された。患者は、レボキセチンを投与され、レボキセチン5mgを午前8時に、レボキセチン5mgを午後1時に、3週間服用するように指示された。患者は、治療前および毎週、MWTスコア、カタプレキシー発作の回数、PGI-Cスコア、HAM-Dスコア、ESSスコア、NSAQスコア、およびNSAQにおける集中力を測定され、評価された。治療開始1週間後には、ESSスコアが60~100%減少した。
(実施例7)
19歳の男性は、カタプレキシーを伴うナルコレプシーに罹患していると診断された。患者は、レボキセチンを投与され、レボキセチン5mgを午前8時に、レボキセチン5mgを午後1時に、3週間服用するように指示された。患者は、治療前および毎週、MWTスコア、カタプレキシー発作の回数、PGI-Cスコア、HAM-Dスコア、ESSスコア、NSAQスコア、およびNSAQにおける集中力を測定され、評価された。治療開始1週間後には、MWTスコアが10~30%減少した。
(実施例8)
42歳の女性は、カタプレキシーを伴うナルコレプシーに罹患していると診断された。患者は、レボキセチンを投与され、レボキセチン5mgを午前8時に、レボキセチン5mgを午後1時に、3週間服用するように指示された。患者は、治療前および毎週、MWTスコア、カタプレキシー発作の回数、PGI-Cスコア、HAM-Dスコア、ESSスコア、NSAQスコア、およびNSAQにおける集中力を測定され、評価された。治療開始1週間後には、MWTスコアが30~60%減少した。
(実施例9)
33歳の男性は、カタプレキシーを伴うナルコレプシーに罹患していると診断された。患者は、レボキセチンを投与され、レボキセチン5mgを午前8時に、レボキセチン5mgを午後1時に、3週間服用するように指示された。患者は、治療前および毎週、MWTスコア、カタプレキシー発作の回数、PGI-Cスコア、HAM-Dスコア、ESSスコア、NSAQスコア、およびNSAQにおける集中力を測定され、評価された。治療開始1週間後には、MWTスコアが60~100%減少した。
(実施例10)
54歳の男性は、カタプレキシーを伴うナルコレプシーに罹患していると診断された。患者は、レボキセチンを投与され、レボキセチン5mgを午前8時に、レボキセチン5mgを午後1時に、3週間服用するように指示された。患者は、治療前および毎週、MWTスコア、カタプレキシー発作の回数、PGI-Cスコア、HAM-Dスコア、ESSスコア、NSAQスコア、およびNSAQにおける集中力を測定され、評価された。治療開始3週間後には、カタプレキシー発作の回数が10~30%減少した。
(実施例11)
27歳の女性は、カタプレキシーを伴うナルコレプシーに罹患していると診断された。患者は、レボキセチンを投与され、レボキセチン5mgを午前8時に、レボキセチン5mgを午後1時に、3週間服用するように指示された。患者は、治療前および毎週、MWTスコア、カタプレキシー発作の回数、PGI-Cスコア、HAM-Dスコア、ESSスコア、NSAQスコア、およびNSAQにおける集中力を測定され、評価された。治療開始3週間後には、カタプレキシー発作の回数が30~60%減少した。
(実施例12)
52歳の男性は、カタプレキシーを伴うナルコレプシーに罹患していると診断された。患者は、レボキセチンを投与され、レボキセチン5mgを午前8時に、レボキセチン5mgを午後1時に、3週間服用するように指示された。患者は、治療前および毎週、MWTスコア、カタプレキシー発作の回数、PGI-Cスコア、HAM-Dスコア、ESSスコア、NSAQスコア、およびNSAQにおける集中力を測定され、評価された。治療開始3週間後には、カタプレキシー発作の回数が60~100%減少した。
(実施例13)
66歳の女性は、カタプレキシーを伴うナルコレプシーに罹患していると診断された。患者は、レボキセチンを投与され、レボキセチン5mgを午前8時に、レボキセチン5mgを午後1時に、3週間服用するように指示された。患者は、治療前および毎週、MWTスコア、カタプレキシー発作の回数、PGI-Cスコア、HAM-Dスコア、ESSスコア、NSAQスコア、およびNSAQにおける集中力を測定され、評価された。治療開始3週間後には、ESSスコアが10~30%減少した。
(実施例14)
34歳の男性は、カタプレキシーを伴うナルコレプシーに罹患していると診断された。患者は、レボキセチンを投与され、レボキセチン5mgを午前8時に、レボキセチン5mgを午後1時に、3週間服用するように指示された。患者は、治療前および毎週、MWTスコア、カタプレキシー発作の回数、PGI-Cスコア、HAM-Dスコア、ESSスコア、NSAQスコア、およびNSAQにおける集中力を測定され、評価された。治療開始3週間後には、ESSスコアが30~60%減少した。
(実施例15)
35歳の女性は、カタプレキシーを伴うナルコレプシーに罹患していると診断された。患者は、レボキセチンを投与され、レボキセチン5mgを午前8時に、レボキセチン5mgを午後1時に、3週間服用するように指示された。患者は、治療前および毎週、MWTスコア、カタプレキシー発作の回数、PGI-Cスコア、HAM-Dスコア、ESSスコア、NSAQスコア、およびNSAQにおける集中力を測定され、評価された。治療開始3週間後には、ESSスコアが60~100%減少した。
(実施例16)
19歳の男性は、カタプレキシーを伴うナルコレプシーに罹患していると診断された。患者は、レボキセチンを投与され、レボキセチン5mgを午前8時に、レボキセチン5mgを午後1時に、3週間服用するように指示された。患者は、治療前および毎週、MWTスコア、カタプレキシー発作の回数、PGI-Cスコア、HAM-Dスコア、ESSスコア、NSAQスコア、およびNSAQにおける集中力を測定され、評価された。治療開始3週間後には、MWTスコアが10~30%減少した。
(実施例17)
70歳の女性は、カタプレキシーを伴うナルコレプシーに罹患していると診断された。患者は、レボキセチンを投与され、レボキセチン5mgを午前8時に、レボキセチン5mgを午後1時に、3週間服用するように指示された。患者は、治療前および毎週、MWTスコア、カタプレキシー発作の回数、PGI-Cスコア、HAM-Dスコア、ESSスコア、NSAQスコア、およびNSAQにおける集中力を測定され、評価された。治療開始3週間後には、MWTスコアが30~60%減少した。
(実施例18)
57歳の男性は、カタプレキシーを伴うナルコレプシーに罹患していると診断された。患者は、レボキセチンを投与され、レボキセチン5mgを午前8時に、レボキセチン5mgを午後1時に、3週間服用するように指示された。患者は、治療前および毎週、MWTスコア、カタプレキシー発作の回数、PGI-Cスコア、HAM-Dスコア、ESSスコア、NSAQスコア、およびNSAQにおける集中力を測定され、評価された。治療開始3週間後には、MWTスコアが60~100%減少した。
(実施例19)
20歳の女性は、カタプレキシーを伴うナルコレプシーに罹患していると診断された。患者は、レボキセチンを投与され、レボキセチン5mgを午前8時に、レボキセチン5mgを午後1時に、3週間服用するように指示された。患者は、治療前および毎週、MWTスコア、カタプレキシー発作の回数、PGI-Cスコア、HAM-Dスコア、ESSスコア、NSAQスコア、およびNSAQにおける集中力を測定され、評価された。治療開始3週間後には、HAM-Dスコアが10~30%減少した。
(実施例20)
69歳の男性は、カタプレキシーを伴うナルコレプシーに罹患していると診断された。患者は、レボキセチンを投与され、レボキセチン5mgを午前8時に、レボキセチン5mgを午後1時に、3週間服用するように指示された。患者は、治療前および毎週、MWTスコア、カタプレキシー発作の回数、PGI-Cスコア、HAM-Dスコア、ESSスコア、NSAQスコア、およびNSAQにおける集中力を測定され、評価された。治療開始3週間後には、HAM-Dスコアが30~60%減少した。
(実施例21)
56歳の女性は、カタプレキシーを伴うナルコレプシーに罹患していると診断された。患者は、レボキセチンを投与され、レボキセチン5mgを午前8時に、レボキセチン5mgを午後1時に、3週間服用するように指示された。患者は、治療前および毎週、MWTスコア、カタプレキシー発作の回数、PGI-Cスコア、HAM-Dスコア、ESSスコア、NSAQスコア、およびNSAQにおける集中力を測定され、評価された。治療開始3週間後には、HAM-Dスコアが60~100%減少した。
(実施例22)
レボキセチンの、第2相、二重盲検、無作為化、プラセボ対照、クロスオーバー、多施設試験が、ナルコレプシーを有する患者で行われた。カタプレキシーを伴うナルコレプシーの診断を受けた計21名の患者は、レボキセチンまたはプラセボで2週間治療され、続いて1週間のダウンタイトレーションおよびウオッシュアウト期間の後、他の治療とクロスオーバーさせた。週1にレボキセチンは1日2回、8mgの総1日量で経口投与され、週2に10mgに増量した。患者は、レボキセチンの後プラセボで治療(1群)、またはプラセボの後レボキセチンで治療(2群)に1:1の比で無作為に振り分けられた。ベースラインでのカタプレキシー発作の回数の平均は30であった。主要な評価は、電子日誌を用いて作成された。事前に設定した主要評価項目は、2週間の治療期間について平均した1週間毎のカタプレキシー発作の回数の変化(全治療効果)であった。副次評価項目には、意図しない居眠りの回数、認知力、およびエプワース眠気尺度の変化を含めた。認知は、患者が報告する評価尺度である、ナルコレプシー症状評価質問票の集中力の項目を用いて評価した。この項目は、この項目は5段階(1=非常に良い~5=非常に乏しい)で評価される。すべての解析は治療意図ベースで行った。
図1に示すように、レボキセチンは、2週間の治療期間について平均した1週間毎のカタプレキシー発作の回数の平均(全治療効果)が、プラセボと比較してベースラインから統計的に非常に有意に減少したことを示し、事前に設定した主要評価項目を達成した。2週間目に、プラセボではカタプレキシー発作が1週間当たり2.6回減少したのと比較して、レボキセチンでは平均14.6回減少し(p=0.002)、それぞれベースラインからレボキセチンでは平均48.7%およびプラセボでは平均8.7%の減少を示している(図1)。さらに、レボキセチン治療はカタプレキシー発作の迅速な減少をもたらした。1週間の治療の後、プラセボではカタプレキシー発作が0.3回減少したのと比較して、レボキセチンでは平均13.0回減少し(p<0.001)、それぞれベースラインからレボキセチンでは平均43.3%およびプラセボでは平均1.0%の減少を示している(図1)。2週間目において、1週間のカタプレキシー発作の回数が50%以上減少した患者の割合は、プラセボでは30.0%であったのと比較して、レボキセチンでは76.2%であった(p=0.003)(図2)。2週間目において、1週間のカタプレキシー発作の回数が75%以上減少した患者の割合は、プラセボでは10.0%であったのと比較して、レボキセチンでは42.9%であった(p=0.018)(図3)。カタプレキシーの改善は迅速であり、レボキセチンでは早くも1週間目でプラセボよりも有意な効果を示した(p<0.001)。
レボキセチンは、プラセボと比較して、エプワース眠気尺度(ESS)、および意図しない居眠りの頻度により測定される日中の過剰な眠気(EDS)の症状を有意に改善する。図4に示すように、ベースラインからのESSスコアの減少は、レボキセチンおよびプラセボでそれぞれ6.0および3.1(p=0.003)であり、レボキセチン治療でのEESの改善はプラセボで見られたものの2倍であった。2週間目に、プラセボでは平均で5.3%の減少であるのに対し、レボキセチン治療により、1週間の意図しない居眠りの平均回数がベースラインから平均で31.8減少した。図6に示すように、意図しない居眠りが50%以上減少した患者は、プラセボ(10.0%)と比較して、レボキセチン治療で非常に多かった(38.1%)(p=0.036)。意図しない居眠りの頻度の改善は迅速であり、レボキセチンでは早くも1週間目でプラセボよりも有意な効果を示した。
レボキセチンは、プラセボと比較して、毎日評価されるナルコレプシー症状評価(NSAQ)の集中力の項目により測定されるような2週間の治療期間で認知機能を有意に改善する(p<0.01)(図7~8)。この評価では、患者の集中力を5段階(1=非常に良い、2=良い、3=平均的な、4=乏しい、5=非常に乏しい)で評価される。2週間の治療期間の終了時に、プラセボでは25.0%の患者、ベースラインでは0%の患者であったのと比較して、レボキセチンの治療では42.9%の患者が、「良い」~「非常に良い」集中力を有していた。集中力の改善はレボキセチンで迅速であり、早くも1週間目で、プラセボよりも有意な改善を示した(38.1%対15.0%)(p=0.007)。
レボキセチンは、プラセボと比較して、全体的な改善および夜間の覚醒の回数により測定されるような睡眠の質を有意に改善し、睡眠関連症状を減少させる。図9に示すように、プラセボでは5.3%の患者であったのに対し、レボキセチン治療により45.0%の患者が睡眠の質の改善を報告した(p=0.007)。プラセボでは5.3%の患者であったのに対し、レボキセチン治療により30.0%の患者が夜間の覚醒の回数の減少を報告した(p=0.044)。また、レボキセチン治療により、睡眠麻痺エピソード、および入眠時幻覚が減少する患者の割合がプラセボと比較して多かった。
レボキセチンは安全であり、忍容性が良好である。試験において深刻な有害事象はなく、有害事象による中止はなかった。有害事象を経験した患者の全体的な割合は、レボキセチンで42.9%、プラセボで40.0%であり、レボキセチン治療で最も多く報告された有害事象は、不安、便秘、および不眠であった。完遂率は、治療群1(レボキセチンの後にプラセボ)に無作為に振り分けられた患者では91%であり、群2(プラセボの後にレボキセチン)に無作為に振り分けられた患者では100%であった。
別段の記載がない限り、明細書および特許請求の範囲で使用されている成分量、量などの性質、パーセンテージを表すすべての数字は、すべての場合において、示されたとおりの正確な値と、「約」という用語によって修正された値の両方を示していると理解されるべきである。したがって、矛盾する記載がない限り、明細書および添付の特許請求の範囲に記載されている数値パラメータは、得ようとする所望の性質に応じて変化し得る近似値である。均等論の適用を特許請求の範囲に限定するものではないが、各数値パラメータは、少なくとも記録された有効数字の数に基づき、通常の丸め方を適用したと、少なくとも解釈されるべきである。
本実施形態を説明する文脈で(特に以下の請求項の文脈で)使用される用語「a」、「an」、「the」および同様の参照語は、本明細書で別段の記載がない限り、または文脈によって明らかに矛盾しない限り、単数形および複数形の両方をカバーするように解釈される。本明細書に記載されたすべての方法は、本明細書で別段の指示がない限り、または文脈によって明らかに矛盾しない限り、任意の適切な順序で行うことができる。本明明細書に記載のあらゆる例または例示的な記載(たとえば、「~等」)の使用は、単に実施形態をより明らかにするためのものに過ぎず、いずれかの特許請求の範囲に限定するものではない。本明細書のいかなる記載も、特許請求の範囲の実施に必須の、特許請求の範囲に未記載の要素を示すものと解釈されるべきではない。
本明細書に記載された代替的要素または実施形態のグループ分けは限定として解釈されるべきではない。各グループメンバーは、個別に、または、そのグループの他のメンバーもしくは本明細書に記載の要素との任意の組み合わせで、参照され、特許請求の範囲に記載され得る。利便性および/または特許性のために、あるグループの1つ以上のメンバーが、あるグループに包含されたり、あるグループから削除されたりし得る。こうした包含または削除が生じた場合、本明細書は、そのように修飾されたグループを含むと考えられるので、添付の特許請求の範囲で用いられた全てのマーカッシュグループの記載要件を満たす。
特許請求の範囲にかかる実施形態を実施する際の発明者にとってのベストモードをはじめとする、いくつかの実施形態が本明細書に記載されている。当然ながら、前述の記載に触れた当業者にとって、特許請求の範囲にかかる実施形態の変形例は明らかである。発明者等は、当業者であればこうした変形例を適宜採用すると期待し、本明細書に具体的に記載したもの以外の特許請求の範囲にかかる実施形態が実施されることを意図するものである。したがって、特許請求の範囲は、関連法令が許す限り、特許請求の範囲に記載の主題の全ての変形例および均等物を含む。さらに、本明細書に特記がなくかつ文脈と明白に矛盾しない限り、本発明の全てのあり得る変形例において上述の要素の任意の組み合わせが考えられる。
最後に、本明細書に記載の実施形態は特許請求の範囲の原理を説明するためのものと理解されたい。採用され得る他の修正例も特許請求の範囲に含まれる。そのため、これに限定されるわけではないが、例として、代替的実施形態を本明細書の教示に従って採用してもよい。したがって、特許請求の範囲は、厳密に提示および開示の通りの実施形態に限定されるわけではない。
(付記)
(付記1)
約8mg~約10mgのレボキセチンを、毎日、少なくとも2週間、治療を必要とするヒトに投与することを含む、カタプレキシーを伴うナルコレプシーを有するヒトにおけるカタプレキシー発作の回数を迅速に減少させる方法であって、治療開始後1週間に、前記ヒトは、ベースラインと比較して少なくとも30%カタプレキシー発作が減少する、方法。
(付記2)
カタプレキシー発作の回数の前記減少は、プラセボを投与した場合と比較して、統計的にp<0.01で有意である、付記1に記載の方法。
(付記3)
約8mg~約10mgのレボキセチンを、毎日、少なくとも2週間、治療を必要とするヒトに投与することを含む、カタプレキシーを伴うナルコレプシーを有するヒトにおける集中力を改善する方法であって、ナルコレプシー症状評価質問票の集中力の項目で判定した場合、治療開始前に、前記ヒトは、「平均的な」、「乏しい」または「非常に乏しい」集中力を有し、治療開始2週間後に、前記ヒトは、「良い」または「非常に良い」集中力を有する、方法。
(付記4)
約8mg~約10mgのレボキセチンを、毎日、少なくとも2週間、治療を必要とするヒトに投与することを含む、カタプレキシーを伴うナルコレプシーを有するヒトにおける意図しない居眠りの回数を減少させる方法であって、治療開始2週間後に、前記ヒトは、患者がレボキセチンを初めて受けた前の1週間と比較して、1週間当たりの意図しない居眠りが少なくとも20%減少する、方法。
(付記5)
約8mg~約10mgのレボキセチンを、毎日、少なくとも2週間、治療を必要とするヒトに投与することを含む、カタプレキシーを伴うナルコレプシーを有するヒトにおける睡眠の質を改善する方法であって、治療開始2週間後に、前記ヒトは、患者がレボキセチンを初めて受けた前の1週間と比較して、睡眠の質の改善を報告する、方法。
(付記6)
約8mg~約10mgのレボキセチンを、毎日、少なくとも2週間、治療を必要とするヒトに投与することを含む、カタプレキシーを伴うナルコレプシーを有するヒトにおける夜間の覚醒を減少させる方法であって、治療開始2週間後に、前記ヒトは、患者がレボキセチンを初めて受けた前の1週間と比較して、夜間の覚醒が減少する、方法。
(付記7)
約8mg~約10mgのレボキセチンを、毎日、少なくとも2週間、治療を必要とするヒトに投与することを含む、カタプレキシーを伴うナルコレプシーを有するヒトにおける睡眠麻痺を減少させる方法であって、治療開始2週間後に、前記ヒトは、患者がレボキセチンを初めて受けた前の1週間と比較して、睡眠麻痺エピソードが減少する、方法。
(付記8)
約8mg~約10mgのレボキセチンを、毎日、少なくとも2週間、治療を必要とするヒトに投与することを含む、カタプレキシーを伴うナルコレプシーを有するヒトにおける入眠時幻覚を減少させる方法であって、治療開始2週間後に、前記ヒトは、患者がレボキセチンを初めて受けた前の1週間と比較して、入眠時幻覚が減少する、方法。
(付記9)
治療を必要とするヒトにレボキセチンを投与することを含む、ナルコレプシーで苦しんでいるヒトの集中力を改善する方法。
(付記10)
少なくとも最初の1週間に、約4mgのレボキセチンが1日2回、前記ヒトに投与される、付記1、2、3、4、5、6、7、8、または9に記載の方法。
(付記11)
少なくとも2回目の1週間に、毎日、約4mgのレボキセチンが朝に前記ヒトに投与され、約4mgのレボキセチンが午後に前記ヒトに投与される、付記10に記載の方法。
(付記12)
少なくとも2回目の1週間に、毎日、約6mgのレボキセチンが朝に前記ヒトに投与され、約4mgのレボキセチンが午後に前記ヒトに投与される、付記10に記載の方法。
(付記13)
前記ヒトは、国際睡眠障害分類第3版の基準を満たす、カタプレキシーを伴うナルコレプシーの診断を受けている、付記1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、または12に記載の方法。
(付記14)
前記ヒトは、レボキセチンを受容する前に、1週間あたり最少で7回のカタプレキシー発作がある、付記1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、または13に記載の方法。
(付記15)
前記ヒトは、レボキセチンを受容する前に、エプワース眠気尺度スコアが10超である、付記1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、または14に記載の方法。
(付記16)
前記ヒトは、集中力の改善を必要としているため、または集中力不足であるために選択される、付記1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、または15に記載の方法。
(付記17)
任意のレボキセチンが投与される前と比較して、前記ヒトは、NSAQの集中力の項目が、少なくとも0.1減少する、付記1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、または16に記載の方法。

Claims (17)

  1. 約8mg~約10mgのレボキセチンを、毎日、少なくとも2週間、治療を必要とするヒトに投与することを含む、カタプレキシーを伴うナルコレプシーを有するヒトにおけるカタプレキシー発作の回数を迅速に減少させる方法であって、治療開始後1週間に、前記ヒトは、ベースラインと比較して少なくとも30%カタプレキシー発作が減少する、方法。
  2. カタプレキシー発作の回数の前記減少は、プラセボを投与した場合と比較して、統計的にp<0.01で有意である、請求項1に記載の方法。
  3. 約8mg~約10mgのレボキセチンを、毎日、少なくとも2週間、治療を必要とするヒトに投与することを含む、カタプレキシーを伴うナルコレプシーを有するヒトにおける集中力を改善する方法であって、ナルコレプシー症状評価質問票の集中力の項目で判定した場合、治療開始前に、前記ヒトは、「平均的な」、「乏しい」または「非常に乏しい」集中力を有し、治療開始2週間後に、前記ヒトは、「良い」または「非常に良い」集中力を有する、方法。
  4. 約8mg~約10mgのレボキセチンを、毎日、少なくとも2週間、治療を必要とするヒトに投与することを含む、カタプレキシーを伴うナルコレプシーを有するヒトにおける意図しない居眠りの回数を減少させる方法であって、治療開始2週間後に、前記ヒトは、患者がレボキセチンを初めて受けた前の1週間と比較して、1週間当たりの意図しない居眠りが少なくとも20%減少する、方法。
  5. 約8mg~約10mgのレボキセチンを、毎日、少なくとも2週間、治療を必要とするヒトに投与することを含む、カタプレキシーを伴うナルコレプシーを有するヒトにおける睡眠の質を改善する方法であって、治療開始2週間後に、前記ヒトは、患者がレボキセチンを初めて受けた前の1週間と比較して、睡眠の質の改善を報告する、方法。
  6. 約8mg~約10mgのレボキセチンを、毎日、少なくとも2週間、治療を必要とするヒトに投与することを含む、カタプレキシーを伴うナルコレプシーを有するヒトにおける夜間の覚醒を減少させる方法であって、治療開始2週間後に、前記ヒトは、患者がレボキセチンを初めて受けた前の1週間と比較して、夜間の覚醒が減少する、方法。
  7. 約8mg~約10mgのレボキセチンを、毎日、少なくとも2週間、治療を必要とするヒトに投与することを含む、カタプレキシーを伴うナルコレプシーを有するヒトにおける睡眠麻痺を減少させる方法であって、治療開始2週間後に、前記ヒトは、患者がレボキセチンを初めて受けた前の1週間と比較して、睡眠麻痺エピソードが減少する、方法。
  8. 約8mg~約10mgのレボキセチンを、毎日、少なくとも2週間、治療を必要とするヒトに投与することを含む、カタプレキシーを伴うナルコレプシーを有するヒトにおける入眠時幻覚を減少させる方法であって、治療開始2週間後に、前記ヒトは、患者がレボキセチンを初めて受けた前の1週間と比較して、入眠時幻覚が減少する、方法。
  9. 治療を必要とするヒトにレボキセチンを投与することを含む、ナルコレプシーで苦しんでいるヒトの集中力を改善する方法。
  10. 少なくとも最初の1週間に、約4mgのレボキセチンが1日2回、前記ヒトに投与される、請求項1、2、3、4、5、6、7、8、または9に記載の方法。
  11. 少なくとも2回目の1週間に、毎日、約4mgのレボキセチンが朝に前記ヒトに投与され、約4mgのレボキセチンが午後に前記ヒトに投与される、請求項10に記載の方法。
  12. 少なくとも2回目の1週間に、毎日、約6mgのレボキセチンが朝に前記ヒトに投与され、約4mgのレボキセチンが午後に前記ヒトに投与される、請求項10に記載の方法。
  13. 前記ヒトは、国際睡眠障害分類第3版の基準を満たす、カタプレキシーを伴うナルコレプシーの診断を受けている、請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、または12に記載の方法。
  14. 前記ヒトは、レボキセチンを受容する前に、1週間あたり最少で7回のカタプレキシー発作がある、請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、または13に記載の方法。
  15. 前記ヒトは、レボキセチンを受容する前に、エプワース眠気尺度スコアが10超である、請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、または14に記載の方法。
  16. 前記ヒトは、集中力の改善を必要としているため、または集中力不足であるために選択される、請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、または15に記載の方法。
  17. 任意のレボキセチンが投与される前と比較して、前記ヒトは、NSAQの集中力の項目が、少なくとも0.1減少する、請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、または16に記載の方法。
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