JP2023504425A - 微生物の逆流を阻止する飲料分配組立体 - Google Patents

微生物の逆流を阻止する飲料分配組立体 Download PDF

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Abstract

飲料分配組立体200は、飲料を保持するように構成された飲料チャンバを画定する容器本体202を備える飲料容器201と、飲料を分配するための分配開口部を備えるディスペンサ230と、飲料チャンバと分配開口部との間で延びて、飲料チャンバから分配開口部へと飲料の流動を可能にする流路を形成する分配管路とを備える。分配管路は、容器本体202に取り付けられた第1の分配管路部分211と、ディスペンサ230に取り付けられた別の第2の分配管路部分220とを備え、第1及び第2の部分は、取外し可能な結合手段210と互いにしっかりと流体結合される。第1の分配管路部分は、第2の分配管路部分における下流の流路セクションから飲料チャンバへの微生物移動率を少なくとも低減するように構成された上流流路セクションを画定する。

Description

本発明は、飲料を分配するための分配組立体、飲料を分配するためのシステム、飲料容器及び流体導管に関する。
公知の飲料分配組立体においては、飲料は、通常、例えば、注出口などのディスペンサに分配管路を介して流体結合される加圧可能なケグなどの飲料容器内に保持される。ディスペンサは、飲用グラスまたはコップなど、適切な容器に飲料を分配するために、所望に応じて、ある量の飲料を容器から分配管路を介してディスペンサの分配開口部に流すように動作させることができる。通常、飲料容器は、飲料容器を交換できるようにするために、分配管路及びディスペンサに取外し可能に結合される。例えば、飲料容器が空になった後、すなわち、分配するために残っている飲料を有しない、または十分ではなくなった後、このような容器は、ディスペンサを用いて飲料をさらに分配できるようにするために、分配管路から外されて、ある量の新鮮な飲料を保持する飲料容器により置き換えられ得る。使用時におけるその寿命中に、分配組立体は、分配組立体の環境に存在する微生物にさらされる。例えば、外された分配管路がその結合端部で環境に対して開いているとき、飲料容器の交換中に、これらの微生物が、特に分配管路に侵入する危険を生じる。分配管路を、ある量の新鮮な飲料を保持する新しい飲料容器に結合した後、増殖により微生物が急速に拡大するための栄養素の適切かつ十分な供給源を形成する飲料容器内に保持された飲料の中に、このような微生物が分配管路から移動することができる。これは、飲料を汚染する問題を提供する。その結果、飲料容器内に含まれたこのような飲料の保存期間、すなわち、容器内の飲料が、通常、適切に消費され得る期間が減少する可能性があり、かつ/または飲料は、その他の形で時期尚早に損なわれるおそれがある。さらに、飲料が体積百分率で低アルコールを有する場合、または完全に無アルコールである、かつ/または何らかの無アルコールのビールなど、比較的高い糖含有量を有する場合、飲料は、特に、野生酵母などの微生物を発酵させることによる汚染を受けやすく、それは、発酵に起因して、飲料におけるアルコール含有量の望ましくない増加を生ずる可能性がある。
公知の分配組立体は、飲料容器及びその中に保持されている飲料の冷却を使用して、容器の汚染が生じた場合、加えられた低温が、飲料内の微生物の成長及び繁殖率を最小化する、または阻止し、汚染レベルを受け入れ可能な限度内に維持する。
公知の飲料分配組立体は、したがって、少なくとも飲料容器を特に4℃以下の温度に冷却するように構成された冷蔵庫などの冷却手段を必要とする。これらの公知の組立体の欠点は、飲料容器の近くにこのような冷却手段を提供するために必要となる余分なスペースであり、それは利用できないことが多い。さらに、飲料を有する飲料容器全体を冷却することはまた、時間がかかりエネルギーを消費するが、それは、容器が、比較的大きな体積を有し、かつ/または定期的に置き換える必要がある場合、特に不利である。
本発明の目的は、飲料を損なう速度を低下させる飲料分配組立体を提供することである。特に、このような飲料分配組立体の飲料容器の微生物汚染を阻止することが、本発明の目的である。より詳細には、飲料容器を冷却する必要がなく、飲料容器におけるアルコールの形成を阻止する飲料分配組立体を提供することが本発明の目的である。
したがって、本発明の第1の態様では、飲料分配組立体が提供され、飲料分配組立体は、飲料を保持するように構成された飲料チャンバを画定する容器本体を有する飲料容器と、飲料を分配するための分配開口部を有する、特に栓を外すハンドルを備えた注出口であるディスペンサと、飲料チャンバと分配開口部との間で延びて、飲料チャンバから分配開口部へと飲料の流動を可能にする流路を形成する分配管路であって、容器本体に取り付けられる第1の分配管路部分及びディスペンサに取り付けられる別の第2の分配管路部分を備え、第1及び第2の部分は、取外し可能な結合手段と互いにしっかりと流体結合される、分配管路とを備え、第1の分配管路部分は、飲料チャンバから結合手段への飲料の流動に対する上流流路セクションを画定し、また第2の分配管路部分は、結合手段からディスペンサの分配開口部への飲料の流動に対する下流の流路セクションを画定し、第1の分配管路部分における上流流路セクションは、下流の流路セクションから飲料チャンバへの微生物の移動率を少なくとも低減するように構成される。
分配管路の第1の部分は、微生物が、飲料チャンバに保持された飲料へと、分配管路内に侵入するための主な「ホットスポット」である結合端部から微生物が移動するための、増加させた距離、すなわち、上流流路セクションの長さを提供する。したがって、侵入された分配管路に結合されたときの飲料チャンバ内における飲料のほぼ即時の汚染が阻止される。
特に上流流路セクションは、飲料容器を冷却する必要なく、飲料容器に含まれる飲料の保存期間が少なくとも大部分影響されないままであり、かつ飲料が普通であれば時期尚早に損なわれてしまうことがないように構成される。上流流路セクションは、微生物が、飲料容器の中に移動するのを完全に阻止するように構成されることが好ましい。
上流流路セクションは、使用時に、飲料チャンバから結合手段へと水平に、または下方の流動方向に延びる分配管路の第1の部分を通る飲料流動チャネルを備えるよう構成され得る。容器から結合手段への流動方向に水平または下方に延びる分配管路におけるこのような流動チャネルは、微生物の移動率を低減するのに有効であるが、反対の方向、すなわち、水平または上方にこのようなチャネルを通って移動することは、それにより、飲料チャンバの中への重力に支援された微生物の動きが阻止されるので、微生物の増殖による拡大に完全に依存して行われる。流動チャネルは、したがって、微生物が、流動チャネルの下流から、流動チャネルの上流方向に飲料チャンバに向けて移動することに対する障壁手段として働く。微生物は、特に、容器に達するために流動チャネルの長さを通って、水平方向に、または重力に抗して上方向に移動する必要がある。使用時に、飲料分配組立体は、飲料チャンバにおける飲料の汚染の十分な抑制または低減を提供し、上流流路セクションに微生物を含むとき飲料の変質が生ずる前に、平均の消費速度での飲料の全体量の消費を可能にする、すなわち、微生物汚染に起因する飲料の時期尚早の劣化が阻止される。通常、飲料分配組立体において、飲料容器は、ディスペンサの下に設けられる。例えば、飲料容器は、バーのカウンタの下に設けることができ、ディスペンサは、カウンタの上に設けられる。このような場合、分配管路における流路は、容器からディスペンサに向けた流動方向に対して上方に延びる。そうではなくて、分配管路の第2の部分への結合の上流である、分配管路の第1の部分において下方に延びる流動チャネルを提供することにより、分配管路の第2の部分に侵入している微生物は、飲料容器の飲料チャンバから離れた分配管路の低い領域、例えば、局所的な最小部に定着することになる。水平または下方に延びる流動チャネルは、第1の分配管路部分における上流流路セクションの全体長さにわたって設けることができるが、または、その一部とすることができ、上流流路セクションの他の部分は、例えば、飲料チャンバから結合手段への上方向の流動方向など、別方向に延びることができる。
飲料分配組立体で使用するのに適した飲料容器の実施形態において、第1の分配管路部分は、容器本体に封止して取り付けられ、したがって、容器本体と第1の分配管路部分との間の取付けインターフェースを通って飲料チャンバの中に微生物が入ることが阻止される。例えば、第1の分配管路部分は、容器本体と一体に、または少なくともその一部とすることができる。微生物による容器本体及び第1の分配管路部分を介する飲料チャンバへの直接の侵入は、それにより阻止され、第1の分配管路部分は、飲料容器をディスペンサの第2の分配管路部分に結合したとき、飲料チャンバの中への微生物の移動に対抗するように働く。
第1の分配管路部分は、流動チャネルを画定する管を備えると便利であり、その管は、容器本体の一端に取り付けられ、また管の反対側の端部は、第2の分配管路部分に結合するための結合手段を備える。第1の分配管路部分または少なくとも管は、例えば、使い捨ての本体として設計された、容器本体から分離された本体とすることができる。使い捨てであることは、第1の分配管路部分または管が比較的安価であり、かつ/または製作が容易であること、かつそれを使用した後に処分する、例えば廃棄できることを示唆し得る。したがって、第1の分配管路部分または管は、全体的に、例えば、シリコーンなど、飲料分配組立体に適したポリマーから作ることができる。したがって、第1の分配管路部分は、プラスチック管を備える、またはプラスチック管から作ることができる。第1の分配管路部分は、任意選択で再生利用可能である、または再生利用可能な材料から作ることができる。第1の分配管路部分は、容器本体に取り付けるための取付け手段を備えることができる。例えば、第1の分配管路部分は、容器本体の流体出口において、容器本体上に嵌合されるように構成された結合器本体を備えることができる。上流流路セクションを画定するプラスチック管または他の流体導管は、結合器本体から、第2の分配管路部分に結合するための結合端部へと延びる。第1の分配管路部分は、第2の分配管路部分に結合するための結合手段を備えることができる。例えば、結合手段は、第2の分配管路部分の対応するスナップ嵌合手段に結合するためのスナップ嵌合コネクタを備えることができる。例えば、第1の分配管路部分は、第2の分配管路部分の結合端部における結合手段のスナップ空洞部の中への解放可能な、または可逆的なスナップ嵌合手段を備える結合端部と嵌合することができ、第1及び第2の分配管路部分の結合及び結合解除を可能にする。好ましくは、飲料分配組立体は、容器本体に取り付けられた第1の分配管路部分を備える飲料容器を第2の分配管路部分に結合することによって提供される。第1の分配管路部分及び容器本体は、飲料容器を形成するために事前に組み立てることができる。第1の分配管路部分及び容器本体は、その事前組立の後、殺菌することができ、かつ/または無菌環境において事前に組み立てられることが好ましい。第1の分配管路部分及び容器本体は、飲料分配組立体を形成するために、第2の分配管路部分及びディスペンサにそれが結合されるまで無菌状態に維持されること、すなわち、環境から分離されることが好ましい。例えば、第2の分配管路部分に結合するための第1の分配管路部分の自由な結合端部は、結合する前に、例えば、シールにより閉じることができる。シールは、第1の分配管路部分及び第2の分配管路部分を結合した後、分配管路を通して飲料の流動を可能にするために、少なくとも部分的に開放可能である、または取外し可能にすることができる。シールは、例えば、第1の分配管路部分の自由な結合端部に、かつその上にわたって取り付けられる金属箔を備えることができる。金属箔は、例えば、分配管路を通る流路を開くために、第2の分配管路部分に結合されると穴が開けられ得る、または第2の分配管路部分に結合する前に、第1の分配管路部分の結合端部を手動で剥がすことができる。
第2の分配管路部分は、例えば、分配開口部を備える注出口などのディスペンサに接続される通常のビール管により形成することができる。第2の分配管路部分は、ディスペンサに取外し可能に接続することができる。第2の分配管路部分及びディスペンサは、事前に組み立てることができる。
前述のものによる飲料分配組立体は、分配管路の第2の部分またはディスペンサ内に存在し得る微生物、または結合中に、分配管路の第2の部分の中に入る可能性のある微生物が、結合された飲料容器の飲料チャンバの中に移動する危険を低減させた状態で、バーなどの現場に存在するディスペンサに対して結合及び結合の解除を、すなわち、飲料容器の交換を可能にする。
任意選択で、上流流路セクションは、飲料チャンバから結合手段への流動方向に下方に延びるベンドを備える。ベンドに沿って、分配管路は、微生物に対する適切な移動障壁を生成するために、勾配を変化させることもできる。
任意選択で、ベンドは、上流流路セクションにおいて、ほぼ360°回転を画定し、また好ましくは、第1の分配管路部分におけるループとして提供される。360°回転は、微生物が飲料容器の中に移動するのを低下させるための適切な障壁を生成する。特に、ほぼ360度の回転において、分配管路は、垂直に方向付けられた流路セクション及び突き出した流路セクションを画定し、それらは微生物が横断して移動するのが特に困難なものである。
任意選択で、第1の分配管路部分は、上流流路セクションに沿って連続的に設けられる複数のループを備える。分配管路内の大多数の微生物は、例えば、結合手段に対する第1の360度回転部の最も低い部分など、低い領域に存在することになる。いくつかの微生物が、前記第1の360度回転部を移動して通過する場合、連続する360度回転部は、このような微生物が、飲料容器の飲料チャンバの中に移動することを有効に阻止する。
任意選択で、ループまたはルーピングは、流路の渦巻セクションを画定する。渦巻セクションにおいて、ループまたはルーピングは、同じループ径を備えることができる、すなわち、複数のループのうちの2つ以上のループは、同じ寸法を有する、または変化するループ径を有する、すなわち、複数のループの内の2つ以上のループは、異なる寸法を有する。渦巻セクションにおいて、ループまたはルーピングは、同じ平面内に提供され得る、または三次元で提供され得る、すなわち、螺旋セクションもしくは螺旋を形成することができる。任意選択で、流路の渦巻セクションは、流路の螺旋セクションを画定する。渦巻セクションは、微生物がそこを通って移動するのを阻止するのに有効であるが、飲料容器と結合手段との間に最小の空間を必要とする。渦巻セクションもしくは螺旋セクションの中心軸、すなわち、ループまたはルーピングがその周囲で回転する軸は、結合手段に対する第1の360度回転部の下流の流路方向に対して任意の方向に延びることができる。任意選択で、渦巻セクションまたは螺旋セクションの中心軸は、結合手段に対する第1の360度回転部の下流の流路と同じ方向、すなわち一直線に延びる。渦巻セクションまたは螺旋セクションの中心軸は、そうではなくて、結合手段に対する第1の360度回転部の下流の流路に対して、角度を有して、すなわち、一直線ではなく延びる、例えば、結合手段に対する第1の360度回転部の下流の流路に対して横断するように延びることもできる。
任意選択で、分配管路の第1の部分は、可撓性管、または他の可撓性のある液体導管を備える。管または他の液体導管の可撓性は、上流流路の容易な構成を可能にし、例えば、可撓性管または他の液体導管を曲げることにより、飲料チャンバから結合手段への水平または下方の流動方向に延びる飲料流動チャネルを備えることができる。管または他の液体導管は、下流部分からそこを通って飲料チャンバの中への微生物の移動率を十分に低下させるのに適した長さで提供され、したがって、微生物汚染に起因する飲料の時期尚早の変質が阻止されるようになる。適切な長さは、消費され、かつ飲料容器に保持される飲料の合計体積に応じることができる。管または他の液体導管の長さは、少なくとも5cmであることが好ましい。管または他の液体導管の長さは、管または他の液体導管におけるループを提供するのに十分であることが好ましく、また管または他の液体導管において、複数のループもしくは渦巻セクションを提供するのに十分であることがより好ましい。管または他の液体導管の長さは、例えば、少なくとも30cmとすることができる。保管、移送及び取り扱いの便宜上、管または他の液体導管の長さは、過度に長くないことが好ましい。例えば、管または他の液体導管が、容器本体と事前に組み立てられる場合、その長さは、1メートル~2メートルを超えないことが好ましいが、必要に応じて、または何らかの理由で望ましい場合、より長い長さを使用することができる。管または液体導管の長さは、上流流路セクション及び/または飲料流動チャネルの長さを決定することができる。すなわち、ベンド、またはループもしくは複数のループを備える可撓性管もしくは可撓性のある他の液体導管の長さは、このような管または液体導管の真っ直ぐな形態において、上流流路セクション及び/またはその中で画定される飲料流動チャネルの長さと同一であり得る。したがって、管または他の液体導管は、例えば、渦巻セクションを備え、約100cmの長さを有することができるが、管または他の液体導管の一端の容器本体と管または他の液体導管の反対側の端部における分配管路の第2の部分の結合端部との間の距離は、単に数センチメートルに過ぎない。
任意選択で、上流流路セクションは、酵母トラップを備える。酵母トラップは、特に酵母が飲料チャンバの中に移動することに対して、上流流路セクションにさらなる障壁を提供する。酵母トラップは、例えば、飲料が、それを通って飲料チャンバからディスペンサへと流動することのできる主飲料流動チャネルに加えて、例えば、チャンバもしくはサイドチャネルなどの1以上の空間を備え、それは、主飲料流動チャネルから、飲料チャンバに向けた微生物の移動方向に分岐し、1以上の空間は、微生物を捕捉するように適合されるが、飲料チャンバからディスペンサへの主飲料流動チャネルを通る流体流動を妨げることはない。例えば、第1の分配管路部分における上流流路セクションは、高さ方向で1回または複数回、分岐することができ、上側分岐経路は、主飲料流動チャネルの一部として続き、また下側分岐経路は、例えば、袋小路を有することによるなど、酵母細胞を捕捉するように適合され、それは、重力下で下側分岐経路内で沈殿し、したがって、飲料チャンバに向けて、上側分岐経路を介してさらに移動することが阻止されることになる。
任意選択で、酵母トラップは、遠心力手段など、酵母を流体から積極的に分離するための手段を備えることができる。例えば、遠心力手段は、酵母が、遠心力により外方向に積極的に強制されるように、上流流路セクションにおける流体を旋回させるように提供され、かつ構成された磁気素子などの、磁気手段を備えることができる。代替的に、またはさらに、酵母を上流方向にさらに移動しないように閉じ込めるために、酵母捕捉空間を、上流流路セクションに沿って第1の分配管路部分内に設けることができる。例えば、第1の分配管路部分は、使用時に、加圧流体が、遠心力の影響下で、それを通って流動することのできる上流流路セクションにおける飲料流動チャネルを画定する中心流体管腔を有する管などの本体を備えることができ、第1の分配管路の本体は、中心流体管腔の長さに沿って設けられた1以上の酵母捕捉チャンバを備え、1以上の酵母捕捉チャンバは、使用時に、加圧流体の流動方向が、チャンバを通り過ぎて中心流体管腔を通るように、すなわち、チャンバ内を加圧流体の流動がないように構成され、一方、遠心力の手段により、チャンバ内における酵母の捕捉を可能にすることができる。
飲料分配組立体の好ましい実施形態では、流路の少なくとも流動チャネルを冷却するために冷却手段が設けられ、かつ構成され、したがって、微生物が、流動チャネル内に存在するある量の飲料を通って移動し、飲料容器に入ることが阻止される。上流流路セクションのさらなる冷却は、前記流路セクションの中に進んでいる可能性のある副次的な微生物の成長及び繁殖を抑制して、これらの微生物が、増殖により拡大し、飲料容器に達することを阻止する。
任意選択で、冷却手段は、液体冷却システム、空気冷却システム及び蒸気冷却システムからなる群から選択された1以上の冷却システムを備える。このような冷却手段は、特に、飲料分配組立体の上流流路セクション、または飲料流動チャネルを冷却するように構成することができる。飲料分配組立体の他の部分の冷却は、任意選択である。上流流路セクションまたは飲料流動チャネルだけを冷却することは、分配管路のそのセクションを冷却するだけのため、冷却手段を比較的簡単かつ小型にすることができる。
任意選択で、冷却手段は、内側冷却チャンバを画定するハウジングを備え、分配管路の少なくとも上流流路セクションは、内側冷却チャンバ内に設けられる。任意選択で、例えば、冷却液が通って流動する回路などの冷却液手段が、分配管路の上流流路セクションと共に熱交換領域に設けられて、上流流路セクションを熱交換により冷却することができる。例えば、分配管路の第1の部分は、冷却液回路と接触する熱交換における冷却手段の内側冷却チャンバ内で、複数のループで、または渦巻セクションとして構成され得る。
任意選択で、冷却手段は、分配管路の流路セクションを、6℃以下の温度に冷却するように構成される。6℃以下では、微生物の代謝が低下し、微生物の成長及び繁殖率を低減する。流路セクションを通る微生物の移動は、4℃以下の温度において有効に停止される。分配管路の流路セクションは、流路セクションに存在する飲料の凍結を防ぐために、0℃~3℃の間で冷却されることが好ましい。
任意選択で、分配管路の第1の部分と容器本体との間に提供される結合インターフェースは、分配管路の第1の部分と分配管路の第2の部分との間の結合インターフェースとは異なっており、したがって、分配管路の第1の部分を用いずに、分配管路の第2の部分を容器本体に直接結合することはできない。
任意選択で、飲料容器は、体積百分率で2%以下、好ましくは、1.2%以下、またより好ましくは、0.5%以下のアルコールを有する飲料を含む。汚染を阻止することは、低アルコール含有量の飲料にとって特に重要であるが、それは、これらのものが、酵母などの微生物に対して特に適した成長環境を形成するからである。さらに、酵母及び/または他の微生物が、飲料の味に悪影響を与える可能性のある、飲料に存在する糖分を変換することができ、また酵母は、特に発酵によって糖分をアルコールに変換し、そのアルコール含有量を増加させるので不利である。
任意選択で、飲料は本質的に無アルコールである。
任意選択で、飲料は、例えば、無アルコールビールなど、無アルコールの麦芽飲料、または例えば、無アルコールのサイダーなど、無アルコールの発酵果物飲料である。
本発明の第2の態様によれば、前述のものによる飲料分配組立体を備え、かつ1以上のさらなる飲料容器を備える飲料分配システムが提供され、さらなる各飲料容器は、容器本体に事前に組み立てられた可撓性管を備え、可撓性管は、飲料分配組立体の分配管路の第2の部分に結合されるように構成され、飲料分配組立体の飲料容器は、システムにおける飲料容器を交換できるように、分配管路の第1の部分としての可撓性管を用いて、分配管路の第2の部分に相互に交換可能に結合される。システムが、第2の分配管路部分及びディスペンサに対して、例えば、空になった飲料容器などの使用された飲料容器を、例えば、ある量の新鮮な飲料を有する容器などの新しい飲料容器に交換すると、新しい飲料容器に保持された飲料の微生物汚染率を低減するが、それは、容器本体に対して事前に組み立てられた可撓性管が、結合端部から、飲料チャンバに保持された飲料まで、微生物が移動する距離を増加させるためである。
本発明の別の態様では、第1の態様による飲料分配組立体で使用される、または第2の態様による飲料分配システムで使用される飲料容器が提供され、飲料容器は、飲料を保持する飲料チャンバを画定する容器本体と、分配管路の第1の部分としての可撓性管であって、その一端が封止されて容器本体に取り付けられ、したがって、飲料は、飲料チャンバから可撓性管へと流動することができるが、微生物が、容器本体と可撓性管との間の取付けインターフェースを介して飲料チャンバの中に入ることが阻止されるようにし、また可撓性管の反対側の端部は、ディスペンサに結合される分配管路の第2の部分に結合するように構成される、可撓性管とを備える。
任意選択で、容器本体及び可撓性管は、使用する前に取外し可能なシールにより閉じられた、可撓性管の反対側の端部と事前に組み立てられる。
実験データ
実験設定において、透明な配管である分配管路は、無アルコールのビール飲料で満たされた飲料容器に、開放された流体連通状態で取り付けられる。分配管路には、特に、一般に見られる野生酵母の菌株である微生物を用いて接種される。特に、この「野生酵母」として使用されたサッカロミセス・セレビシエ・ディアスタティクスは、ビールなどの飲料のよく公知の汚染物質である。実験では、分配管路は、単一の360°ベンドまたは二重の360°ベンドを備えた流路セクションを用いて、接種位置と飲料容器との間に設けられた。2つの構成のそれぞれにおいて、流路セクションを通る酵母の移動が、冷却されない、すなわち、室温または21℃の分配管路に対して、ならびに約4℃に冷却された分配管路に対して調査された。
接種位置において、酵母を分配管路に接種した後、酵母の堆積及び酵母により生成されたCO2の気泡の視覚的な検査が、分配管路の配管において毎日行われた。飲料のサンプリング及び微生物解析が、14日の接種後に行われた。サンプリングは、飲料容器からビール飲料を100ml採取することであり、サンプル内の酵母細胞の量を解析することを含む。クリーンサンプルとは、飲料の100ml当たり検出された酵母細胞が0であることを意味する。代替的に、飲料におけるアルコールレベルは、飲料を発酵させる酵母細胞を示すものとして解析され得る。しかし、飲料中の酵母細胞の限られた数において、飲料におけるアルコールレベルの変化は非常に遅く、かつ/または検出するのが困難であるため、この方法は感度が低いことを示している。
実験の結果は、以下の表で示される。
表1は、流路セクションが、分配管路において単一の360度の回転、すなわち、単一のループを備える分配管路の第1の試験設定の結果を示しており、ここで、分配管路は、約21℃の周囲温度で維持された。この第1の試験設定を用いた実験は、6回繰り返され、その結果は、サンプル1~6として表1で示されている。
Figure 2023504425000002
接種位置における分配管路の接種後、酵母は、分配管路の最も低い点に、すなわち、配管の底部に存在し、接種位置から、飲料容器に向けて上流方向に移動することが示される。接種後の数日で、流路セクションにおけるベンドの開始点の直ぐ前に、最大濃度の酵母細胞が集まっていることが視覚的に観察される。したがって、流路セクションにおけるベンドは、移動障壁として働き、その場合、ベンドを通る酵母細胞の移動率は、ベンドがある前の移動率と比較して低減される。ループの最高点における酵母細胞によって生成された観察可能な二酸化炭素(CO2)の気泡により、また飲料組成の14日の解析において、ループならびに容器内で見出された検出可能な量の酵母細胞により、すべての6サンプル(すなわち、100%)において明示されたように、酵母細胞は、ベンド流路セクションを通って移動することが完全には阻止されていない。したがって、約21℃において、接種位置と飲料チャンバとの間の流路セクションにおける単一のループは、飲料チャンバの中に入る酵母細胞の移動率を低減するが、酵母細胞が、流路セクションを通って飲料容器の中に移動することを最終的に阻止していない。
表2は、分配管路に単一の360度の回転を、すなわち、単一ループを備える流路セクションを備える第1の試験設定と同じ分配管路の第2の試験設定の結果を示しているが、分配管路は、それに代えて約4℃の温度まで冷却され、かつ維持された。この第2の試験設定を用いた実験は、10回繰り返され、その結果が、サンプル1~10として表2に示されている。
Figure 2023504425000003
表2で示されるように、酵母細胞が流路セクションを通って移動するのを阻止する移動障壁として、流路セクションにおけるループの有効性は、流路セクションを4℃に冷却することにより大幅に増加している。10サンプルのうちの2サンプルだけが、すなわち、サンプル5及びサンプル9が、接種後に、冷却されたループを介して、酵母細胞が飲料容器の中に移動できることを示しており、それは、第1の試験設定における100%侵入結果に対して大きな改善である。
表3は、分配管路において、二重ループ、すなわち、2つの360度回転部を備えた流路セクションを含む分配管路を用いた第3の試験設定の結果を示しており、この設定が、単一ループを有する第1の試験設定と比較して、酵母細胞が流路セクションを介して飲料容器の中に移動するのをより困難にするかどうかの試験を行う。分配管路は、約21℃の温度に維持された。実験は、10回繰り返され、その結果は、サンプル1~10として表3に示されている。
Figure 2023504425000004
表3で示されるように、さらなるループの追加は、障壁の有効性をわずかに増加し、10サンプルのうちの2サンプルにおけるように、CO2の気泡及び細胞培養を視認することができず、飲料組成の14日後の解析は、これらのものはクリーンサンプルであることが示された。そうではあるが、10サンプルのうちの8サンプルである大部分は、酵母細胞が、なお飲料チャンバ内の飲料に侵入できることが示された。
表4は、二重ループを有する、第3の試験設定と同じ分配管路の第4の試験設定の結果を示し、ここで、分配管路は、それに代えて、約4℃の温度で冷却され、かつ維持された。この第4の試験設定を有する実験は、10回繰り返され、その結果は、サンプル1~10として表4で示されている。
Figure 2023504425000005
表4で示されるように、微生物が、流路セクションを通過して飲料チャンバへと移動することを阻止する障壁として、4℃の冷却温度における二重ループを有する分配管路の有効性は、表2で示された単一ループの設定と比較して増加している。10サンプルすべてが、飲料組成の14日解析においてクリーンな状態に留まっている。ループを冷却することは、酵母細胞の代謝、成長率及び繁殖率を低下させる。結果として、第1の冷却されたルーピングを通過して移動した比較的わずかな酵母細胞は、おそらく、冷却温度に起因して、繁殖による拡大が阻止され、第2のルーピングが、これらのわずかな酵母細胞が飲料容器の中に移動することに対する十分有効な障壁を提供させるものと思われる。
さらなる実験では、本明細書の上記において述べられたものと類似する実験設定が、視覚的な検査により、酵母の飲料容器への移動率を試験するために使用された。しかし、この実験では、設定は、それぞれ、a)第1の分配管路部分がない、すなわち、酵母は、飲料容器開口部の近くの結合手段において接種された、b)真っ直ぐな水平流路セクションを形成する、接種点と飲料容器開口部との間の第1の分配管路部分、c)単一ループを有する流路セクションを画定する接種点と飲料容器開口部との間の第1の分配管路部分及びd)二重ループを有する流路セクションを画定する接種点と飲料容器開口部との間の第1の分配管路部分を有する。移動率は、静的な条件、すなわち、飲料流体のアクティブな、または加圧された流動がなく、かつ温かい(室温もしくはそれより高い)、または冷たい(3℃)温度である、静的条件下で少なくとも4倍試験された。分配管路のない設定では、温かい温度及び冷たい温度の両方で、接種後数時間以内に、酵母が、飲料容器内で視覚的に検出可能であった。設定b)の温かい温度において、真っ直ぐで水平な流路セクションを用いると、水平流路の端部における検査点において、最も早い酵母の視覚的な検出は、接種後3日であり、すべての実施された試験にわたる平均の検出は、3.5日であった。これは、従来の飲料容器をディスペンサの分配管路に直接結合するものと類似するa)の設定と比較して、ディスペンサの分配管路部分と飲料容器の結合手段との間で水平に延びる数センチメートルに過ぎない長さの簡単な1個の管が、酵母の飲料容器の中への移動率に大幅な低減をすでに提示していることを示す。単一ループの場合、設定c)は、温かい温度において、単一ループの直ぐ上流の検査点における酵母の視覚的な検出の平均時間は、4.7日であった。これは、流路におけるループが、設定b)の水平な流路セクションと比較して、飲料容器の中への酵母の移動率を、さらに著しく低減する。二重ループの場合、設定d)は、温かい温度において、二重ループの直ぐ上流の検査点にて、酵母の視覚的な検出の平均時間は6日であった。これは、流路における二重ループは、設定c)の単一ループと比較して、飲料容器の中への酵母の移動率をさらに一層低減することを示している。冷たい温度における二重ループ設定の場合、検査点における酵母の最も早い視覚的な検出は、11日であり、この設定d)における飲料容器のいくつかに対して、実験の展開中、酵母を視覚的に検出できなかったため、視覚検出の平均時間は決定されていない。これは、冷たい温度におけるこの設定d)による分配管路内に存在する酵母の移動率は、従来の飲料容器をディスペンサの分配管路部分に直接結合することに対して、大幅に低減されることを示している。
本発明のこれらのまた他の態様は、以降で、本出願の一部を形成する添付図面及び対応する実施形態によってさらに明らかにされる。図面は、明確かつ明示的に示されない限り、決して本発明の範囲の限定を示すことを意味するものではない。
飲料分配組立体の実施形態の一部を示す図である。 本発明による飲料分配組立体の第2の分配管路部分の結合端部に結合された第1の分配管路部分の端部の結合インターフェースの実施形態の詳細な斜視図である。 図2Aの実施形態の詳細な横断面図である。 本発明による飲料分配組立体の他の実施形態の概略図である。 本発明による飲料分配組立体の他の実施形態の概略図である。 本発明による飲料分配組立体の他の実施形態の概略図である。 本発明による飲料分配組立体の他の実施形態の概略図である。 本発明による飲料分配組立体の他の実施形態の概略図である。
本出願では、同様のまたは対応する機能は、同様のまたは対応する参照記号により示される。諸実施形態の記述は、図で示された例に限定されず、また詳細な説明及び特許請求の範囲で使用される参照符号は、諸実施形態の記述に限定されるようには意図されていないが、図で示された例を参照することにより諸実施形態を明確にするために含まれている。
図1は、飲料分配組立体200の実施形態の一部を示す。飲料分配組立体200は、飲料容器としてのケグ201を備得ており、このケグ201は、飲料として、例えば、無アルコールビールを収容するための容器本体としてのケグ本体202を備える。ケグ201は、ケグ流体出口206を提供する抽出器管204を備え、またケグ本体202から外に延びるヘッド208を備える。
ケグ201をビール管路220に結合するように配置された結合器210は、ケグ本体202のヘッド208に嵌合され、ビール管路220は、概略的に表現された、注出口もしくは栓などのディスペンサ230に結合されるように構成された第2の分配管路部分を構成する。結合器210は、組立体200が組み立てられたとき、ケグのヘッド208に嵌合される結合器本体231を備える。
結合器210は、第1の分配管路部分として可撓性管211を備え、その管は、結合器本体231からケグへと延び、結合器210がケグ201に結合されたとき、ケグ流体出口206と流体接続される。結合器210は、ケグ201からディスペンサ230への飲料の流動に対する分配管路を形成するように、可撓性管211をビール管路に結合できるようにする。結合器210は、さらに可撓性管211をビール管路から外すことができ、したがって、ケグは、例えば、空になった後、ある量の新鮮な飲料で満たされた新しいケグに交換することができる。可撓性管211は、例えば、組立体におけるケグの早期の交換の結果、結合器210及び/またはビール管路220に侵入して、ケグ内で保持される飲料まで移動するおそれのある微生物に対して距離を増加させる。したがって、侵入された分配管路に結合したときの、ケグ内の飲料のほぼ即時の汚染が阻止される。
微生物によるケグ内の飲料の汚染を阻止するためのさらなる手段は、ビール管211の遠位端における結合器210に設けられ、したがって、閉じた状態でここに示された流動制限モジュールとしてダックビル弁104の形態で、使い捨て結合器210を通る飲料の流路に設けられる。ディスペンサ230が対応して活動化された場合、例えば、ケグ本体202内の飲料に対するガス圧により、加圧された飲料が、可撓性管211からビール管路220へと流動すると、ダックビル弁104が開くように構成され、したがって、ディスペンサへの飲料の流動が妨げられないようにする。ディスペンサ230が再度非活動化される、または閉じた場合、飲料の流動は停止し、ダックビル弁104の両側にかかる圧力は、実質的に等しくなる。ダックビル弁104の弾性材料により、ダックビル弁は閉じた状態に戻り、この閉じた状態において、弁の下流から弁の上流への微生物の通過を実質的に、または完全に阻止する。したがって、ケグ201が長時間使用されない場合、またケグ201が冷却されない場合であっても、微生物がケグ201の中に移動するための経路は提供されない。
図2A及び図2Bは、飲料分配組立体の実施形態の一部を示し、飲料分配組立体の第2の分配管路部分の結合端に結合された第1の分配管路部分の端部の結合インターフェースが、それぞれ、斜視図及び横断面図で示される。図1の実施形態と同様に、結合インターフェースは、ビールケグなどの容器本体に嵌合されるように構成され、かつ注出口または栓などのディスペンサに結合されるように構成された第2の分配管路部分を構成するビール管路220に容器本体を結合するように構成された結合器210を備える。結合器210は、容器内の飲料を加圧するために、容器にガスを供給するためのガス管路240に、容器本体を結合するようにさらに構成される。結合器210は、第1の分配管路部分として、本発明による流体導管211を備え、導管211は、結合器本体から飲料容器へと延びる。流体導管211の一端212は、飲料容器流体出口(図示せず)と流体接続状態にある飲料容器に組み立てるように構成される。図示のように、例えば、可撓性管などの流体導管211には、この場合、流体導管211の一端212と反対側の端部213との間に渦巻セクションが設けられ、その反対側の端部213は、結合器210と結合するように構成される。例えば、反対側の端部213は、図2Bで示されるように、結合器210の結合端部に設けられた空洞部の中に解放可能に、または可逆的に嵌合され得る。
結合器210は、可撓性管211を、ビール管路220に結合できるようにし、飲料容器からディスペンサへの飲料の流動に対する分配管路を形成する。結合器210は、さらに、可撓性管211をビール管路から外すことができ、したがって、結合されている飲料容器を、例えば、空になった後、ある量の新鮮な飲料で満たされた新しい飲料容器に交換することができる。手動の回転可能なレバー300が、流体導管211の結合器210への結合に応じて、飲料容器からディスペンサへの飲料の流動に対する分配管路を開閉するための便利な、かつ直感的な手段として、結合器210に結合される。レバーはまた、結合器との流体導管の接続を確保することもできる。
渦巻セクションは、飲料容器へと移動する微生物の移動率を有効に低減し、したがって、飲料の汚染は実際に阻止される。したがって、ビール管路220または結合器210に存在し得る特に微生物である、望ましくない汚染物質は、流体導管の渦巻セクションを通って飲料容器へと移動することが阻止されることになり、例えば、使用された飲料容器が空になった後、新しく結合された飲料容器内の新鮮な飲料を時期尚早に損なう危険を生ずることなく、飲料容器の交換を可能にする。渦巻セクションは、この目的に対する流体導管の比較的小型の形態をさらに提供し、飲料容器及び結合器の近くに限られたスペースを必要とするだけである。
図3Aで示されるように、分配組立体の別の実施形態は、飲料を保持するための飲料チャンバを画定する飲料容器201と、注出口もしくは栓(図示せず)などのディスペンサに結合されるように構成された第2の分配管路部分220と、飲料容器201の飲料チャンバと第2の分配管路部分220との間で延び、飲料容器からディスペンサへの飲料の流動を可能にする第1の分配管路部分211とを備える。第1の分配管路部分211は、分配管路部分220が直接飲料容器201に直接結合される普通の従来の分配組立体に追加されたものである。第1の分配管路部分211及び第2の分配管路部分220は、このため従来の分配組立体における第2の分配管路部分220と飲料容器201との間の結合手段と少なくともほぼ同一の、または同様のものとすることのできる取外し可能な結合手段215と、互いにしっかりと流体結合される。この実施形態では、第1の分配管路部分211は、使用時にそこを通って流動する流体の視覚的な検査を可能にする透明な流体管であり、その管は、第1の分配管路部分により画定される下流の流路セクションにおいて単一ループ214を備える。ループ214は、例えば、管の生産中になど、飲料分配組立体で使用する前に、管に事前に形成することができる。代替的に、流体管は、可撓性管とすることができ、したがって、ループは、簡単にかつ適切に可撓性管を曲げることにより、飲料分配組立体における飲料容器の取付け、または置き換え中に、手動で管に形成することができる。ループ214は、第2の分配管路部分220及び/または結合手段215に存在する可能性のある微生物の飲料チャンバの中への移動率を有効に低減する。この実施形態でさらに示されているのは、試験設定として使用するために、微生物は、結合手段215の近くの第2の分配管路部分220における、または結合手段215における接種点216を介して、分配管路を通って流動する飲料流体に接種され得ることである。このような接種点は、実際に分配組立体を使用する実施形態においては存在しない可能性があることが理解されよう。第1の分配管路の視覚的な検査(矢印及び目の記号で示されている)は、静的な状態で、すなわち、飲料流体の加圧された流動がない状態で、微生物が単一ループ214を通って移動するのに必要な時間を決定することができる。このようにして得られた視覚的データは、飲料容器内の飲料をサンプリングし、かつ解析することにより、微生物が飲料を汚染させたかどうかを検出することがサポートされ得る。
図3Bから図3Eで示されるように、図3Aで示された例に関して、分配組立体で使用可能な第1の分配管路部分211の代替の実施形態は、下流の流路セクションにおける単一ループに代えて、それぞれ、下流の流路セクションにおいて、二重ループ、螺旋の多重ループ、渦巻形状、または波形状を有する。
その他の形で規定されない限り、本明細書で使用されるすべての技術的かつ科学的な用語は、本発明の当業者により一般に理解されるものと同じ意味を有する。本発明で使用するための方法及び材料が本明細書で述べられている。しかし、当技術分野で公知の他の適切な方法及び材料もまた使用することができる。材料及び例は、例示的なものに過ぎず、そのように示されない限り、限定することは意図されていない。明確化及び簡潔な記述のために、同じまたは別の態様及びその好ましい実施形態の一部として、特徴が本明細書で述べられているが、本発明の範囲は、述べられた特徴のすべて、またはいくつかの組合せを有する実施形態も含み得ることが理解されよう。
104 ダックビル弁、200 飲料分配組立体、201 ケグ,飲料容器、202 ケグ本体,容器本体、204 抽出器管、206 ケグ流体出口、208 ヘッド、210 結合器、211 可撓性管,流体導管,第1の分配管路部分、212 流体導管211の一端、213 反対側の端部、214 ループ、215 結合手段、216 接種点、220 ビール管路,第2の分配管路部分、230 ディスペンサ、231 結合器本体、240 ガス管路、300 レバー

Claims (27)

  1. 飲料分配組立体であって、
    特に無アルコールのビールなどの無アルコール飲料である飲料を保持するように構成された飲料チャンバを画定する容器本体を備える飲料容器と、
    前記飲料を分配するための分配開口部を有する、特に栓を外すハンドルを備えた注出口であるディスペンサと、
    前記飲料チャンバと前記分配開口部との間で延びて、前記飲料チャンバから前記分配開口部へと飲料の流動を可能にする流路を形成する分配管路と、
    を備え、
    前記分配管路は、前記容器本体に取り付けられる第1の分配管路部分と、前記ディスペンサに取り付けられる別の第2の分配管路部分とを備え、
    前記第1及び第2の部分は、取外し可能な結合手段と互いにしっかりと流体結合され、
    前記第1の分配管路部分は、前記飲料チャンバから前記結合手段への飲料の流動に対する上流流路セクションを画定し、
    前記第2の分配管路部分は、前記結合手段から前記ディスペンサの前記分配開口部への飲料の流動に対する下流の流路セクションを画定し、
    前記第1の分配管路部分における前記上流流路セクションは、前記下流の流路セクションから前記飲料チャンバの中への微生物の移動率を少なくとも低減するように構成される、飲料分配組立体。
  2. 前記第1の分配管路部分における前記上流流路セクションは、前記飲料チャンバから前記結合手段への下方のまたは水平の流動方向における前記第1の分配管路部分を通る飲料の流動に対する飲料流動チャネルを備える、請求項1に記載の飲料分配組立体。
  3. 前記第1の分配管路部分は、前記容器本体に封止して取り付けられており、それにより、前記容器本体と前記第1の分配管路部分との間の取付けインターフェースを介して微生物が前記飲料チャンバの中に入ることが阻止される、請求項1または2に記載の飲料分配組立体。
  4. 前記上流流路セクションは、前記飲料チャンバから前記結合手段への流動方向において下方に延びるベンドを備える、請求項1から3のいずれか一項に記載の飲料分配組立体。
  5. 前記ベンドは、前記上流流路セクションにおいて少なくともほぼ360度の回転部を画定し、好ましくは、前記第1の分配管路部分におけるルーピングとして提供される、請求項4に記載の飲料分配組立体。
  6. 前記第1の分配管路部分は、前記上流流路セクションに沿って連続的に提供される複数のループを備える、請求項5に記載の飲料分配組立体。
  7. 前記ルーピングは、前記流路の渦巻セクションを画定する、請求項6に記載の飲料分配組立体。
  8. 前記上流流路セクションは、酵母トラップを備える、請求項1から7のいずれか一項に記載の飲料分配組立体。
  9. 前記出口開口部における前記飲料の分配の前に、前記飲料を冷却するように構成された冷却手段を備え、
    前記冷却手段は、前記分配管路の前記第1の部分における少なくとも前記上流流路セクションを冷却するように構成され、それにより、前記流路セクションを通る前記飲料容器の中への微生物の移動率は低減される、請求項1から8のいずれか一項に記載の飲料分配組立体。
  10. 前記冷却手段は、内側冷却チャンバを画定するハウジングを備え、
    前記分配管路の少なくとも前記上流流路セクションは、前記内側冷却チャンバの温度で冷却するために前記内側冷却チャンバ内に設けられる、請求項9に記載の飲料分配組立体。
  11. 前記冷却手段は、前記分配管路の前記上流流路セクションを、6℃以下、好ましくは4℃以下、より好ましくは、0℃~3℃の間の温度に冷却するように構成される、請求項9または10に記載の飲料分配組立体。
  12. 前記分配管路の前記第1の部分は、可撓性管を備え、
    前記可撓性管は、前記飲料チャンバから前記結合手段への流動方向において下方に延びるベンドで構成され、
    前記ベンドは、好ましくは、前記上流流路セクションにおいて、ほぼ360度の回転部を画定し、好ましくは、前記可撓性管におけるルーピングとして提供される、請求項1から11のいずれか一項に記載の飲料分配組立体。
  13. 前記可撓性管は、一端を用いて前記容器本体に取り付けられ、反対側の端部において前記分配管路の前記第2の部分に結合されるように構成される、請求項12に記載の飲料分配組立体。
  14. 前記分配管路の前記第1の部分は、前記分配管路の前記第2の部分への結合とは異なる結合を用いて前記容器本体に事前に組み立てられる、請求項1から13のいずれか一項に記載の飲料分配組立体。
  15. 前記分配管路の前記第1の部分と前記分配管路の第2の部分との間の結合手段は、前記分配管路の前記第2の部分を前記容器本体に直接結合することを阻止する、請求項14に記載の飲料分配組立体。
  16. 前記飲料容器は、2%以下、好ましくは1.2%以下、より好ましくは、0.5%以下の体積百分率によるアルコールを有する飲料を含む、請求項1から15のいずれか一項に記載の飲料分配組立体。
  17. 前記飲料は、本質的に無アルコールである、請求項16に記載の飲料分配組立体。
  18. 前記飲料は、例えば無アルコールビールなどの無アルコールの麦芽飲料、または、例えば無アルコールのサイダーなど無アルコールの発酵果物飲料である、請求項17に記載の飲料分配組立体。
  19. 請求項1から18のいずれか一項に記載の飲料分配組立体を備え、1以上のさらなる飲料容器を備える飲料分配システムであって、
    前記さらなる飲料容器のそれぞれは、容器本体に取り付けられた可撓性管を備え、
    前記可撓性管は、前記飲料分配組立体の前記分配管路の前記第2の部分に結合されるように構成され、
    前記飲料分配組立体の前記飲料容器は、前記分配管路の前記第1の部分としての可撓性管を用いて、前記分配管路の前記第2の部分に相互に交換可能に結合されており、前記システムにおいて可撓性管を有する飲料容器の交換を可能にする、飲料分配システム。
  20. 請求項1から18のいずれか一項に記載の飲料分配組立体において、または、請求項19に記載の飲料分配システムにおいて使用される飲料容器であって、
    飲料を保持する飲料チャンバを画定する容器本体と、
    分配管路の第1の部分としての可撓性管であって、一端が、前記容器本体に封止されて取り付けられ、それにより、飲料は、前記飲料チャンバから前記可撓性管へと流動することができる一方で、微生物が、前記容器本体と前記可撓性管との間の取付けインターフェースを介して前記飲料チャンバの中に入ることが阻止され、前記可撓性管の反対側の端部は、前記分配管路の前記第2の部分に結合されるように構成される、可撓性管と
    を備える、飲料容器。
  21. 前記容器本体及び前記可撓性管は、前記可撓性管の前記反対側の端部が、使用する前に取外し可能なシールによって閉じられた状態で、事前に組み立てられる、請求項20に記載の飲料容器。
  22. 請求項1から18のいずれか一項に記載の飲料分配組立体における第1の分配管路部分として使用するための、または、請求項20もしくは21に記載の飲料容器において使用するための流体導管であって、
    具体的には管である中空の導管本体を備え、
    前記導管本体は、前記導管本体の一端と前記導管本体の反対側の端部との間で中空の前記導管本体を通る飲料の流動に対する流路を画定し、
    前記流路は、前記流路に沿って連続的に設けられた複数のループを備える、流体導管。
  23. 前記ループは、前記流路の渦巻セクションとし提供される、請求項22に記載の流体導管。
  24. 前記流路は、酵母トラップを備える、請求項22または23に記載の流体導管。
  25. 前記流路は、前記流路を通る微生物の通過を制限するように構成されたフィルタ及び/または弁を備える、請求項22から24のいずれか一項に記載の流体導管。
  26. 前記中空の導管本体は、少なくとも5cmの長さを有する管により形成される、請求項22から25のいずれか一項に記載の流体導管。
  27. 前記導管本体の両端は、使用する前に前記流路を封止するためのシールを備える、請求項22から26のいずれか一項に記載の流体導管。
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