JP2023503860A - 電子たばこ - Google Patents

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Abstract

電子たばこ(1)は、制御回路(7)と、気化ユニット(16)と、リキッド貯蔵部(18)とを備える。気化ユニット(16)は、リキッド貯蔵部(18)からリキッドを受け取るよう構成される複数の流体チャネル(20)を備える単一式要素である。流体チャネル(20)は複数の群(G1~Gi)に分けられ、流体チャネル(20)の各群(G1~Gi)は別個の発熱体(19)に熱的に接続される。制御回路(7)は、発熱体(19)の1つ以上を選択的に動作させて、流体チャネル(20)の1つ以上の対応する群(G1~Gi)を選択的に加熱するよう構成される。

Description

本開示は、電子たばこに関し、特に、電子たばこのための気化ユニットに関する。
電子たばこ、即ちe-たばこという用語は、通常、従来の紙巻きたばこでたばこを吸う感覚又は体験をシミュレートする手持ち式の電子デバイスに適用される。一般的なe-たばこは、エアロゾル発生液を加熱して、冷却及び凝縮してユーザがその後吸入するエアロゾルを形成する蒸気を発生させることにより動作する。
従って、e-たばこを用いることは、「ベイピング」と称されることもある。電子たばこ内のエアロゾル発生液は、通常、ニコチン、プロピレングリコール、グリセリン、及び着香料を含む。
典型的な電子たばこ気化器、即ち、リキッドを気化させるためのシステム又はサブシステムは、綿芯及び発熱体を利用して、カプセル又はタンクに貯蔵されたリキッドから蒸気を生成する。ユーザがe-たばこを操作すると、ウィックに染み込んだリキッドが発熱体によって加熱され、冷却及び凝縮してその後吸入されてもよいエアロゾルを形成する蒸気を生成する。電子たばこの使い易さを促進するため、カートリッジが多くの場合用いられる。これらのカートリッジは、「カトマイザー」として構成されており、リキッド貯蔵部、流体移送要素(ウィック)、ヒーター、及び発熱体と電力供給ユニットとの間の接続を確立するよう電気コネクタから形成される一体型コンポーネントを意味する。これらの従来のカートリッジの複雑さは、多くの場合、ある期間にわたる一貫性のない蒸気発生(従って、ユーザへの一貫性のないエアロゾル送達)及び一貫性のない性能等の欠点と関連している。
上記に鑑みて、本開示は、蒸気発生及びある期間にわたる一貫した性能に関して高い制御性を有する電子たばこを提供しようとするものである。本開示の実施形態は、特に、様々なリキッドの気化を改善するよう可変且つ最適化された加熱温度を提供することができるか、及び/又は生成される蒸気の体積に対する制御を提供することができるか、及び/又は気化ユニットの自動洗浄が促進される電子たばこを提供しようとするものである。
本開示の第1の態様によれば、制御回路と、気化ユニットと、リキッド貯蔵部とを備える電子たばこであって、気化ユニットは、リキッド貯蔵部からリキッドを受け取るよう構成される複数の流体チャネルを備える単一式要素であり、流体チャネルは複数の群に分けられ、流体チャネルの各群は別個の発熱体に熱的に接続され、制御回路は、発熱体の1つ以上を選択的に動作させて、流体チャネルの1つ以上の対応する群を選択的に加熱するよう構成される、電子たばこが提供される。
発熱体のうちの1つ以上を選択的に作動させ、それによって流体チャネルの対応する群のうちの1つ以上を選択的に加熱することによって、流体チャネル内のリキッドの加熱を慎重に制御して、ある期間にわたって一貫した蒸気発生及び性能を確実にすることができる。例えば、発熱体は、制御回路によって操作されて、気化ユニット内にバックアップ能力を提供し、及び/又は、デブリ/堆積物によって閉塞された1つ以上の流体チャネルを洗浄することができる。更に、気化ユニットを単一式要素として設けることによって、単純な構造が実現され、電子たばこの製造及び/又は組み立てが容易となる可能性がある。「単一式要素」とは、気化ユニットが単一のユニットを備え、例えば、複数の個々の気化ユニットを備えていないことを意味する。
本明細書中で用いるように、用語「電子たばこ」とは、喫煙のためのエアロゾルを含むエアロゾルをユーザに送達するよう構成される電子たばこを含んでいてもよい。喫煙のためのエアロゾルは、粒径が0.5~10μmのエアロゾルを指すことがある。粒径は、10又は7μm未満であり得る。電子たばこは、携帯可能であってもよい。
一般論として、蒸気とは、臨界温度よりも低い温度で気相である物質であり、これは、温度を低下させることなくその圧力を増加させることにより、蒸気をリキッドに凝縮させることができることを意味する。一方、エアロゾルは、空気中又は別のガス中の微細な固体粒子又は液滴の浮遊物である。しかしながら、本明細書では、「エアロゾル」及び「蒸気」という用語は、特に、ユーザによる吸入のために生成される吸入可能媒体の形態に関して互換的に用いられてもよいことに留意されたい。
電子たばこは、電力供給ユニットを含んでいてもよい。各発熱体は、電力供給ユニット及び/又は制御回路への別個の接続を有していてもよい。気化ユニットは複数の発熱体を備えていてもよく、発熱体は電力供給ユニットに並列に接続されてもよい。電子たばこは複数の加熱回路を備えていてもよく、各加熱回路は、発熱体のうちの1つと、スイッチと、電力供給ユニットと、制御回路とを備えていてもよい。従って、各加熱回路は、電力供給ユニットへの別個の接続を有することが理解されよう。かかる配置は、各発熱体を対応する加熱回路によって個々に制御することができることを確実にする。
流体チャネルは、それらの全長に沿って加熱されてもよい。発熱体は、各流体チャネルの全長に沿って延在して、その全長に沿って流体チャネルを加熱してもよい。この配置は、リキッドが流体チャネルに沿って流れる際にその気化を促進してもよい。
流体チャネルは、それらの出口において加熱されてもよい。発熱体は、各流体チャネルの出口において位置決めされて、それらの出口において流体チャネルを加熱してもよい。この配置は、リキッドが流体チャネルの出口において加熱され、気化されるだけであるという事実に起因して、流体チャネルの内側でそれらの長さに沿って堆積物及びデブリが蓄積する可能性を低減してもよい。
上述したように、気化ユニットは単一式要素であり、一実施例において、モノブロック要素を備えていてもよい。例えば、流体チャネルは、ブロック形状のコンポーネントの内側に形成されてもよい。流体チャネルは円形断面を有していてもよい。
別の実施例において、気化ユニットは、複数のコンポーネント部品によって形成される単一式要素である。例えば、複数のプレートが気化ユニットを形成するために用いられてもよい。流体チャネルは、複数の毛細管チャネルを形成するよう並んで配置されるプレートによって形成されてもよい。かかる配置は、電子たばこの構造を単純化し、毛管作用によって流体チャネルに沿ったリキッド貯蔵部からのリキッドの流れを促進してもよい。
更なる実施例において、気化ユニットは、単一式要素であり、それらの間に気化チャンバを形成するように互いに距離を置いて配置されてもよい第1の水平層及び第2の水平層を備えていてもよい。第1の水平層は、リキッド貯蔵部に流体的に接続されてもよく、第2の水平層は、気化チャンバ内で発生する蒸気が第2の水平層の表面から出ることを可能にするよう構成されてもよい。
気化ユニットは、微小電気機械システム(MEMS)気化ユニットであってもよい。
気化ユニットは、第1の発熱体、第2の発熱体、及び第3の発熱体を備えていてもよい。各発熱体は、流体チャネルの別個の群と関連付けられてもよい。制御回路は、流体チャネルの各群に関連付けられる発熱体を選択的且つ独立して動作させて、起動、待機、及び停止を含む異なる動作状態を提供するよう構成されてもよい。かかる配置は、蒸気発生に対する強化された制御を提供する。
制御回路は、更に、タイマと、プログラムを格納するメモリとを備えていてもよい。プログラムは、動作状態の選択及びその持続時間に関する命令を含んでいてもよい。かかる構成は、発熱体の動作状態の持続時間が予め特定されているプログラムの自動実行を容易にする。これは、流体チャネルの1つ以上の群が、流体チャネルがデブリ又は堆積物で閉塞されていると見なされ、無効にされるべきである前に、適切な持続時間にわたって対応する発熱体によって加熱されることを確実にすることに役立つ可能性がある。
制御回路は、リキッドの種類に従って加熱プロファイルを選択するよう構成されてもよい。例えば、異なるリキッドは、リキッドが気化する異なる沸点を有し、適切な加熱プロファイルの選択は、異なる種類のリキッドの最適な加熱及び気化を確実にする。
電子たばこは、カートリッジ検出ユニットを含んでいてもよい。制御回路は、カートリッジ検出ユニットから加熱プロファイルデータを受信し、受信した加熱プロファイルデータに基づいて加熱プロファイルを特定するよう構成されてもよい。かかる構成は、適切な加熱プロファイルの自動選択を容易にする。
制御回路は、気化ユニットを較正して、どの発熱体又は発熱体の群を作動させるべきかを特定するよう構成されてもよい。最適な蒸気発生を、かかる較正により達成することができる。
制御回路は、発熱体への電流供給を測定するよう構成されてもよい。制御回路は、発熱体の電気抵抗を測定するよう構成されてもよい。制御回路は、発熱体の温度を測定するよう構成されてもよい。かかる配置は、流体チャネル内の蒸気発生及びリキッドの存在の両方が監視されることを可能にする。
制御回路は、少なくとも2つの発熱体を動作させて、流体チャネルの少なくとも2つの対応する群を異なる温度に同時に加熱するよう構成されてもよい。かかる配置は、デブリ/堆積物によって閉塞される流体チャネルの群が、流体チャネルの別の閉塞されていない群よりも低い温度に加熱されることを可能にしてもよい。これは、閉塞された流体チャネルが、例えば、リキッドの気化が生じる温度への閉塞された流体チャネル内のエアロゾル発生リキッドの加熱を防止することによって、「洗浄モード」においてエアロゾル発生リキッドによってすすがれることを可能にし、それによって、デブリ/堆積物がエアロゾル発生リキッドによって流体チャネルから洗い流されることを可能にしている。一方、蒸気生成は、流体チャネルの1つ以上の閉塞されていない群内を流れるエアロゾル発生リキッドを、リキッドの気化が生じる温度まで加熱することによって依然として保証される。
電子たばこは、更に、制御回路に接続されるスイッチを備えていてもよい。制御回路は、第1の発熱体に供給される電流及び第1の発熱体の電気抵抗のうちの一方又は両方の測定に基づいて、例えばスイッチによって第1の発熱体を無効にし、1つ以上の更なる発熱体を作動させるよう構成されてもよい。かかる配置は、発熱体のセグメント化された動作、従って流体チャネルの群のセグメント化された加熱を提供し、流体チャネルの加熱は、加熱がその所望の性能範囲から逸脱すると無効にされる。これは、ひいては、乾燥又は閉塞した流体チャネルの局所的な過熱を回避することができるという利点を提供する。
交換可能なカートリッジを受け入れ、封入するよう構成される本開示の一実施形態による電子たばこの略図である。 交換可能なカートリッジを受け入れ、封入するよう構成される本開示の一実施形態による電子たばこの略図である。 図1a及び1bの電子たばこの断面略図である。 交換可能なカートリッジをマウスピース部分内部に受け入れるよう適合される本開示の別の実施形態による電子たばこの略図である。 詰め替え式リキッド貯蔵部及び別個の気化ユニットを備える本開示による電子たばこの別の実施形態の略図である。 それぞれ、本開示による電子たばこにおける使用に適した気化ユニットの異なる実施例の斜視略図及び側面略図である。 本開示による電子たばこの1つ以上の発熱体を制御するための電気回路の略図である。
ここで、本開示の実施形態について、あくまで例として、同じ特徴が同じ参照符号で示される添付の図面を参照しながら説明する。
図1a~1cを参照すると、本開示の一実施形態による電子たばこ1を示している。電子たばこ1はマウスピース部分2、電力供給部分4、及び外装ハウジング5を備えている。電力供給部分4は、電子たばこ1の本体4と称することもでき、有利には再利用可能なユニットとして構成される。本体4は、電子たばこ1を動作させる電力供給ユニット9及び制御回路7を備えている。
マウスピース部分2は、エアロゾル発生リキッドを収容するリキッド貯蔵部18と、蒸気又はエアロゾルをユーザに送達するための出口8を有するマウスピース6とを備えている。マウスピース部分2は、更に、リキッド貯蔵部18を含む交換可能なカートリッジ12を受け入れるよう構成されるカートリッジ台座10を備えている。
マウスピース部分2は、カートリッジ12が電子たばこ1のハウジング5の内側に封入されるように、別個の本体ハウジング5bに接続するよう構成される別個のマウスピースハウジング5aを備えることができる。マウスピース部分2及び本体4は、解放可能接続部14によって互いに接続可能である。解放可能接続部14は、例えば、ねじ接続部又は差込み接続部とすることができる。
図2に示す別の実施形態において、カートリッジ12は、マウスピース6と、電子たばこ1の本体4のカートリッジ台座10に解放可能に取り付けるためのカートリッジコネクタ11とを備えていてもよい。
代替として、図3a及び3bに示すように、電子たばこ1は、カートリッジ台座10及びカートリッジ12の代わりに、電子たばこ1のマウスピース部分2に位置する詰め替え式リキッド貯蔵部18を備えていてもよい。
リキッド貯蔵部18の内側に収容されるリキッドは、例えば、プロピレングリコール又はグリセリンとすることができ、ニコチン、添加剤(酸等)、及びフレーバー等の他の活性成分を追加として含有していてもよい。
電子たばこ1は、更に、気化が生じる温度(通常、190℃~290℃の間)までリキッドを加熱することによって、リキッド貯蔵部18からのリキッドを気化させるよう構成される気化ユニット16を備えている。気化ユニット16は、図2に示すように、リキッド貯蔵部18と共にカートリッジ12内側に一体化することができる。代替として、図3bに示すように、気化ユニット16は別個のコンポーネントとすることができる。
図1~3を参照して上で説明した電子たばこ1と共に用いるのに好適な気化ユニット16の異なる実施例を示す図4a及び4bで最良に見られるように、気化ユニット16は、リキッド貯蔵部18に流体的に接続可能であり、少なくとも1つの発熱体19、好ましくは複数の発熱体19を備える。気化ユニット16はまた、複数の流体チャネル20、例えば毛細管チャネルも備えている。気化ユニット16は、単一式要素であり(即ち、単一のユニットによって構成され)、図3bに示すように、カートリッジ12とは別個の部品として、及び本体4の気化器台座22に取り付け可能な交換可能な使い捨てユニットとして構成することができる。カートリッジ12から気化ユニット16を除外することは、これにより、カートリッジ12の構造を単純化し、作製をより経済的にし、リサイクルを容易にする(限られた量の金属により、より均質な材料構造に起因して)ため、有利であり得る。しかし、カートリッジ12に複合リキッド貯蔵部18と一体型気化ユニット16とを設けることも可能である。
図4a及び4bに示すように、流体チャネル20を異なる方法によって形成することができるため、異なる形態の気化ユニット16が可能である。図示した全ての実施形態に共通するのは、気化ユニット16が単一式要素であり、複数の流体チャネル20が複数の群G1、G2、G3・・・Giに分離されることであり、ここで流体チャネルG1~Giの各群は、個々に加熱して流体チャネル20の表面20aを加熱することができる別個の発熱体19に熱的に接続される。この構成は、同時に加熱され、別々に加熱することができる群に分割されない流体チャネル20を有する先行技術の気化ユニットと比較して、気化ユニット16の高い制御性、並びにより長い期間にわたる気化ユニット16の一貫した能力及び性能を確実にするため、有利である。これは、リキッド貯蔵部18から流体チャネル20を通るエアロゾル発生リキッドの流れが、流体チャネル20内にある期間にわたって蓄積するデブリ/堆積物に起因して、気化ユニット16の作動時間の関数として減少するという事実に起因する。
図4aに示す第1の実施例において、流体チャネル20は、ブロック形状のコンポーネント24の内側に配置される管状(閉じた)チャネル20として構成することができる。ブロック形状コンポーネント24は、単一式要素、好ましくはモノブロック要素であり、シリコン、ドープドセラミック、金属セラミック、フィルタセラミック、半導体、ゲルマニウム、グラファイト、半金属、及び/又は金属等の導電性材料から形成されてもよい。流体チャネル20は、それらの外面20aを介してそれらの全長に沿って加熱することができ、代替としてそれらの出口26においてのみ加熱することができる。前者の場合、抵抗発熱体19は、それらが流体チャネル20の長さに沿って延在し、それと略平行であるように、ブロック形状コンポーネント24に埋め込むことができる。気化ユニット16はまた、気化ユニット16を電力供給ユニット9及び制御回路7に電気的に接続するよう構成される電気コネクタ(図示せず)を備えていてもよい。
図4bに示す第2の例では、流体チャネル20は、プレート32によって形成することができる。プレート32は、毛管作用によってリキッド貯蔵部18から流体チャネル20内にリキッドを引き込むのに十分な間隙を作成するために、互いから距離dにおいて設けられる。プレート32のうちの1つ以上は、加熱可能であることが好ましく、高抵抗材料、例えばチタン、ニッケル、クロム、ステンレス鋼、又はこれらの材料のうちの少なくとも1つを含む合金で提供することができる。プレート32は、電力供給ユニット9及び制御回路7への電気的接続のために構成される第1の端部34と、蒸気出口として構成される第2の端部36とを備える。気化ユニット16は、従って、加熱可能プレート32の細長い延在部として形成することができる。プレート32は、少なくとも1つの絶縁要素40によってスタックとして共に保持されてもよい。積層構造は、並んで積層されるプレート32として容易に組み立てることができ、小さな流体チャネル20を簡単な製造プロセスで正確に形成することを可能にする。この構成により、気化ユニット16は、再度、単一式要素として形成される。
流体チャネル20の群が別々に加熱されることを可能にするため、気化ユニット16は、少なくとも3つの異なる群、即ち第1の群G1、第2の群G2、及び第3の群G3において共に熱的に接続される流体チャネル20を備える。しかし、必要に応じて、例えば図4aに示すように、3つを超える群があってもよい。各群G1~Giは、任意の所望の数の流体チャネル20を備えていてもよい。
気化ユニット16の正確な制御を達成するため、気化ユニット16及び制御回路7は、微小電気機械システム(MEMS)コンポーネントとして構成されてもよい。MEMSコンポーネント構造は、流体チャネル20からの流れ及び気化を制御するコンパクトな制御回路を提供する。これは更に、電子たばこ1が蒸気体積及び粒子径等のパラメータを正確に制御することを可能にする。
流体チャネル20の各群G1~Giは、均一な方法で動作(又は加熱)させるよう構成されることが好ましい。この趣旨で、流体チャネル20の各群G1~Giは、発熱体19(H1~Hi)のうちの対応する1つによって加熱されることが好ましい。
制御回路7は、更に、発熱体H1~Hiを異なる動作状態に設定するよう構成され、動作状態は、起動、待機、及び停止を含む。制御回路7はまた、異なる発熱体H1~Hiの動作状態をある期間にわたって変更するよう構成される。
流体チャネル20の複数の群G1~Giは、電子たばこ1がある期間にわたって一貫した量及び組成の蒸気を提供することを可能にする。これは、ある期間にわたって、流体チャネル20の幾つかが、流体チャネル20内部に蓄積するデブリ/堆積物に起因して閉塞される可能性があるという問題に対処する。閉塞された流体チャネル20が加熱され続ける場合、減少した量の蒸気が生成される一方で、温度は上昇し(流体チャネル20を通るエアロゾル発生リキッドの減少した流れに起因する)、蒸気の組成が劣化し、ユーザにとって不快となる可能性がある。流体チャネル20の複数の群G1~Giを有することにより、逐次作動が可能となり、従って、気化ユニット16内にバックアップ能力をもたらす。
図5に示す電気回路の略図を参照すると、これは、発熱体H1~Hiのうちの対応する1つに接続されるスイッチS1~Siに接続され、それらを選択的に作動させるよう構成される制御回路7内のコントローラ50によって達成される。制御回路7は、対応する第1の群G1内の流体チャネル20が閉塞されていると特定される場合に、発熱体H1を自動的に停止させる第1のスイッチS1を備えることができる。
最初に、流体チャネル20の第1の群G1は、スイッチS1を閉じて対応する発熱体H1を作動させることができる一方で、流体チャネル20の第2の群G2及び第3の群G3は停止される。次いで、流体チャネル20の第1の群G1が閉塞されていると特定されると、流体チャネル20の第1の群G1と熱接触している少なくとも1つの発熱体H1は、スイッチS1を開くことによって停止/待機状態に切り替えることができ、流体チャネル20の第2の群G2と熱接触している第2の発熱体H2は、スイッチS2を閉じることによって作動させることができる。この時間の間、流体チャネルの第3の群G3は、別の後の時間間隔のために蒸気の生成を確実にする待機モードにあることができる。
制御回路7は、流体チャネル20の各群G1~Giが対応する発熱体H1~Hiによって加熱されるべき時間量を特定するよう構成することができる。
第1の実施形態によれば、コントローラ50は、流体チャネル20の各群G1~Giが加熱された期間を測定することによって、流体チャネル20の閉塞を特定することができる。制御回路7は、更に、時間閾値を格納するよう構成されるメモリ52を備える。時間閾値は、有利には、流体チャネル20が閉塞されるまでに通常かかる平均時間に関する閾値データを提供するよう、気化ユニット16の履歴データ及び異なる種類のエアロゾル発生リキッドに基づいてもよい。加えて、より正確な推定を提供するため、適用された温度設定及びある期間にわたるその変化は、コントローラ50によって測定され、閾値データと比較されるようデータ内に含めることができる。用いられる温度が高いほど、より多くのデブリが通常流体チャネル20内に形成されるため、温度は閉塞に影響を及ぼす。
代替として、制御回路7のメモリ52は、動作モードの種類及び持続時間の選択に関する命令を含んでいてもよい。これは、流体チャネル20の各群G1~Giが、閉塞されていると見なされ、コントローラ50によって無効にされるべきである前に、どれくらい長く加熱される可能性があったかの省略時プログラムを特定するプログラムの実行を自動的に可能にする。従って、コントローラ50は、複数の特性(例えば、温度設定及びリキッド種類を含む)に基づいて許容可能な動作時間量を計算し、時間が経過すると、対応するスイッチS1~Siを介して対応する発熱体H1~Hiを無効にするよう構成される。これは、時間以外の連続測定を必要としないため、制御回路7からの処理能力を節約する。
別の代替として、制御回路7は、動作中の流体チャネル20の群G1~Giのそれぞれに関連する加熱回路の電気抵抗を測定し、測定した抵抗値Rmを基準値Rvと比較するよう構成されてもよい。測定した抵抗値Rmは、流体チャネル20内の閉塞のレベルを示す。加熱回路の電気抵抗は、温度が高くなるにつれて増加する。従って、流体チャネル20内に存在するリキッドは、発熱体H1~Hiへのエネルギーがリキッドの気化において消費されるにつれて発熱体H1~Hiを冷却する傾向があるため、上昇した温度(及び増加した抵抗)は、流体チャネル20内のリキッドの欠如又は閉塞を示す。コントローラ50は、従って、加熱回路の各群の電流及び/又は電気抵抗を測定するよう構成されてもよい。これは、蒸気生成及びリキッドの存在の両方を正確に監視することができるという利点を有する。
コントローラ50が発熱体H1~Hiの電気抵抗を測定するよう構成される実施形態において、メモリ52は、測定した抵抗が閾値に対応する場合に、コントローラ50が発熱体H1~Hiを無効にすることができるように、抵抗閾値を含む。
更に別の実施形態において、電子たばこは、更に、通信ユニット56を備えていてもよく、それを介して、発熱体H1~Hiに対する動作命令を備えるデータを、コンピューティングデバイスからコントローラ50に転送することができる。
本開示の別の利点は、蒸気体積をコントローラ50が修正することができることである。ユーザは、例えば、電子たばこ1によって送達される蒸気又はエアロゾルの量を変化させたいと思う可能性がある。コントローラ50はまた、従って、発熱体19の可変数の群H1~Hiを作動させて流体チャネル20の複数の群G1~Giを同時に加熱するよう構成されてもよい。
電子たばこ1はまた、流体チャネル20の異なる群G1~Giを同時に、しかし異なる温度で加熱するよう構成されてもよい。これは、主蒸気体積が流体チャネル20の1つ以上の他の群G1~Giを通って流れるエアロゾル発生リキッドを加熱することによって発生している間に、「洗浄モード」で幾つかのチャネル20をすすぐことを可能にする。
電子たばこ1は、更に、異なる種類のリキッド及びフレーバーに対して異なる加熱プロファイルを提供するよう構成されてもよい。エアロゾル発生リキッドは、一般的には、プロピレングリコール(PG)と植物性グリセリン(VG)との混合物を備えている。これらのリキッドが混合される場合、組成物の沸点は、それぞれの沸点の組合せに対応する。組み合わされたリキッド配合物の新しい沸点は、従って、元のリキッドの個々の沸点とは異なる。
一般的に、プロピレングリコールは、188.2℃の沸点及び0.042Pa・sの粘度を有する。グリセリンは、一方で、290℃の沸点及び1.412Pa・sの粘度を有する。流体チャネル20における毛管浸透は、粘性力によって抵抗を受ける。これらの有意差は、リキッドが流体チャネル20を通って流れることができる容易さに影響を与える。
リキッド間の気化温度のばらつきのため、発熱体19の温度設定は、リキッド組成物の気化温度に適合されるべきであることが好ましい。
異なる粘度を有するエアロゾル発生リキッドを収容するため、流体チャネル20を群G1~Giに配置することができ、各群は異なる断面積を備える。例えば、流体チャネル20の1つの群G1は、第1のリキッドと最良に機能し、別の群G2は、第2のリキッドと最良に機能することができる。プロピレングリコール及び植物性グリセリン並びにそれらの組合せが、広く拡散した異なる粘度及び沸点を有するため、これは、気化器が異なるリキッド組成物に適合することを可能にする。流体チャネル20の異なる群G1~Giのそれぞれは、異なる直径を有するチャネル20を含んでいてもよい。
電子たばこ1の制御回路7は、更に、リキッドの種類に応じてチャネル群G1~Giの選択的な作動を可能にするよう構成される。
リキッドの種類は、電子たばこ1の制御インターフェース54上又は有線若しくは無線リンクを介して電子たばこ1の制御回路7に接続される遠隔コンピューティングデバイス(例えば、Bluetooth接続を有するスマートフォン型装置)上のどちらか一方で手動入力することができる。代替として、電子たばこ1は、カートリッジの種類、従ってリキッドの種類を感知するよう構成されるカートリッジ検出ユニット60を備えていてもよい。例えば、カートリッジ検出ユニット60は、カートリッジ12上のしるし(コンピュータ読み取り可能コード等)を読み取り、カートリッジ12の種類に関する命令をコントローラ50に送信するよう構成されるカートリッジ読取装置を備えていてもよい。
更に、異なるフレーバーの使用はまた、各種類のフレーバーが異なる理想的な気化温度を有するため、気化温度に影響を及ぼす。これは、より大きい粒径がユーザの口の中の知覚野に留まる一方で、より小さい粒径の粒子がユーザの肺の中により深く移動するためである。
異なる粒径は、以下の任意の1つ以上を制御することによって達成することができる。
流体チャネル20の大きさ(例えば、断面積)、
流体チャネル20の長さ、
発熱体19の温度(従って、気化温度)、
発生した蒸気の温度(温度が低下すると粒子同士が互いに付着することによって蒸気が凝縮するため)、及び、
蒸気の流れ、例えば、流体チャネル20内の蒸気の速度。
異なる比率のプロピレングリコール及び植物性グリセリンと組み合わせた異なるフレーバーの使用は、体感効果を最良に実感する異なる最適温度を有する。
気化ユニット16は、一貫して制御された粒径を生成するよう構成される。流体チャネル20の出口26の温度及び大きさは、粒子径を画成する。気化ユニット16は、従って、異なる大きさ(例えば、直径)の出口26を有する流体チャネル20の群G1~Giを備えることができる。流体チャネル20の長さはまた、チャネル20の群ごとに異なっていてもよい。
メモリ52はまた、どのリキッド種類がどの発熱体H1~Hiと共に、即ち流体チャネル20のどの群G1~Giと共に用いられるべきかの指示も含むことができる。
代替として、コントローラ50は、気化ユニット16を較正して、エアロゾル発生リキッドを加熱するためにどの発熱体H1~Hiを用いるべきかを特定するよう構成することができる。これは、発熱体H1~Hiの全てが作動されて流体チャネル20の対応する群G1~Giの全てを加熱し、抵抗及び温度が定義される較正サイクルによって達成することができる。代替として、ユーザが最も満足のいくモードを選択することができるテストランを起動することができる。
当業者は、本開示が、説明した例示的な実施形態に決して限定されるものではないことを理解するであろう。ある特定の対応策が互いに異なる従属クレームにおいて挙げられているという単なる事実は、これらの対応策の組合せを有利に用いることができないことを示すものではない。更に、「備える」という表現は、他の要素又はステップを排除しない。他の非限定的な表現は、「1つの(a)」又は「1つの(an)」が複数を排除しないこと及び単一のユニットがいくつかの手段の機能を満たし得ることを含む。特許請求の範囲におけるいずれの参照符号も範囲を限定すると解釈されるべきではない。最後に、本開示を図面及び前述の説明において詳細に例証してきたが、かかる例証及び説明は、限定的ではなく、例証的又は例示的なものと見なされ、本開示は、開示された実施形態に限定されない。

Claims (15)

  1. 制御回路(7)と、気化ユニット(16)と、リキッド貯蔵部(18)とを備える電子たばこ(1)であって、
    前記気化ユニット(16)は、前記リキッド貯蔵部(18)からリキッドを受け取るよう構成される複数の流体チャネル(20)を備える単一式要素であり、前記流体チャネル(20)は複数の群(G1~Gi)に分けられ、流体チャネル(20)の各群(G1~Gi)は別個の発熱体(19)に熱的に接続され、前記制御回路(7)は、前記発熱体(19)の1つ以上を選択的に動作させて、流体チャネル(20)の1つ以上の対応する群(G1~Gi)を選択的に加熱するよう構成される、
    電子たばこ。
  2. 前記流体チャネル(20)は、それらの全長に沿って加熱される、請求項1に記載の電子たばこ。
  3. 前記流体チャネル(20)は、それらの出口(26)において加熱される、請求項1に記載の電子たばこ。
  4. 前記流体チャネル(20)は、ブロック形状基材(24)で形成される、請求項1~3のいずれか一項に記載の電子たばこ。
  5. 前記流体チャネル(20)は、複数の毛細管チャネルを形成するよう並んで配置されるプレート(32)によって形成される、請求項1~3のいずれか一項に記載の電子たばこ。
  6. 前記流体チャネル(20)は円形断面を有する、請求項1~5のいずれか一項に記載の電子たばこ。
  7. 前記気化ユニット(16)は微小電気機械システム(MEMS)気化ユニット(16)である、請求項1~6のいずれか一項に記載の電子たばこ。
  8. 前記気化ユニット(16)は第1、第2、及び第3の発熱体(H1~H3)を備え、各発熱体(H1~H3)は流体チャネル(20)の別個の群(G1~G3)に関連付けられ、前記制御回路(7)は、流体チャネル(20)の各群に関連付けられる前記発熱体を選択的且つ独立して動作させて、起動、待機、及び停止を含む異なる動作状態を提供するよう構成される、請求項1~7のいずれか一項に記載の電子たばこ。
  9. 前記制御回路(7)は、更に、タイマと、プログラムを格納するメモリ(52)とを備え、前記プログラムは、前記動作状態の選択及びその持続時間に関する命令を含む、請求項8に記載の電子たばこ。
  10. 前記制御回路(7)は前記リキッドの種類に従って加熱プロファイルを選択するよう構成される、請求項1~9のいずれか一項に記載の電子たばこ。
  11. 前記制御回路(7)は、カートリッジ検出ユニット(60)から加熱プロファイルデータを受信し、前記加熱プロファイルを特定するよう構成される、請求項10に記載の電子たばこ。
  12. 前記制御回路(7)は、前記気化ユニット(16)を較正して、どの発熱体(19)又は発熱体(H1~Hi)の群を作動させるべきかを特定するよう構成される、請求項8~11のいずれか一項に記載の電子たばこ。
  13. 前記制御回路(7)は、前記発熱体(H1~Hi)への電流供給を測定するよう構成される、請求項8~12のいずれか一項に記載の電子たばこ。
  14. 前記制御回路(7)は、少なくとも2つの発熱体(H1、H2)を動作させて、流体チャネル(20)の少なくとも2つの対応する群(G1、G2)を異なる温度に同時に加熱するよう構成される、請求項1~13のいずれか一項に記載の電子たばこ。
  15. 更に、前記制御回路(7)に接続されるスイッチ(S1~Si)を備え、前記制御回路(7)は、第1の発熱体(H1)に供給される電流及び前記第1の発熱体(19)の電気抵抗のうちの一方又は両方の測定に基づいて、前記第1の発熱体(H1)を無効にし、発熱体の第2の群(H2、H3)を作動させるよう構成される、請求項1~14のいずれか一項に記載の電子たばこ。
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